にゃんこファンタジア (ラグ・ミミル)
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第1章 参上!にゃんこ軍団!
にゃんこ軍団エトワリア侵略!!


ついにハーメルン活動を始めました。
きららファンタジアとにゃんこ大戦争はあまりにも好き過ぎてコラボさせました。
アプリでもにゃんこ大戦争コラボ希望です。
後書きに、妄想上の「にゃんこ大戦争」からの敵キャラ設定を書きます。


とある日のこと。

エトワリアの召喚の館。

 

クレア「きららさん、開きますよ〜」

 

きららが召喚するのを手伝うクレア。

魔法陣の中心にネコマークが浮かび上がる。

 

クレア「これはなんでしょう?見たことがないです」

きらら「ネコみたいだけど…」

 

と、その時、まばゆい光が走った。

 

きらら、クレア「きゃあっ!」

 

きららとクレアはその光を受け、バタッ!と倒れた。

 

エトワリアの里、入口。

 

???「ここは…どこにゃ?」

 

丸い体に小さな足とネコミミを生やした生き物、ネコが辺りを見回す。その数はたくさん。

そう、このネコたちが「にゃんこ軍団」だ。

 

ネコA「看板だにゃ、なに…エトワリア?ここのことかにゃ?」

ネコB「きっとそうだにゃ!早速行ってみるにゃ!」

 

にゃんこ軍団は早速エトワリアの里に駆け込んだ。

 

ネコA「なかなかいい場所だにゃ!侵略のしがいがありそうだにゃ!」

ネコB「ここを我々の街にするにゃ!」

 

こうして、にゃんこ軍団のエトワリア侵略が、今始まった。

 

召喚の館。

 

きらら「う…うーん…」

 

きららとクレアが起き上がる。

 

きらら「さっきのはなんだったんだろう…」

クレア「きららさん、外が騒がしいですよ」

 

クレアに言われ、外を見るきらら。そこはにゃんこ軍団に制圧されている里が。

 

かおす「あばばばば!ネコでいっぱいですよ!?(普通のネコならかわいいのに…)」

 

そのネコたちを見て慌てる萌田薫子、通称かおす。

 

栄依子「こ〜ら、侵略はやめなさい」

 

かおすとは反対に、冷静ににゃんこ軍団に立ち向かう十倉栄依子。

 

ネコ「敵だにゃ!」

栄依子「言ってもわからないなら…こうよ!」

 

栄依子はまほうつかい特有の全体攻撃をにゃんこ軍団目掛けて放つ。

 

ネコ「にゃああああ!!」

 

複数のネコが吹っ飛ばされ、魂を天に昇らせる。

 

ネコ「にゃにゃ!邪魔する奴は許さないにゃ!」

 

他のネコたちが大勢できららたちのもとへ向かう。

 

きらら「数が多いよ…2人だけじゃ苦戦しそうだね」

 

ネコの大群にあせるきらら。その時!

 

???「私も協力します!」

???「私も援護するわ!」

 

2人のまほうつかい、涼風青葉と小路綾が助けに来た。

 

綾「侵略はやめなさい!これ以上エトワリアを侵略するなら手加減しないわ!」

 

綾は強気でネコたちに言った。

 

ネコ「にゃにゃ!わかったにゃ!ならば大戦争にゃ!!」

 

クリエメイトとにゃんこ軍団の戦争劇が、今幕を開けた!

 

青葉「当たってください!」

綾「真面目にやりなさ〜い!」

栄依子「駄々をこねる子には…こうよ!」

 

まほうつかい3人の全体攻撃がネコたちを襲う!

 

ネコたち「ぎにゃあああああ!!」

 

ネコたちは昇天していった。

 

ネコたち「まずいにゃ…ひとまず撤退にゃ!覚えてろにゃ!」

 

生き残ったネコたちはいつの間にか里の空き地に建てられたネコ基地に逃げ出した!

 

栄依子「ふぅ、お疲れ様でした〜」

青葉「私たちの勝ちです!けど、また懲りずに現れそうですね」

 

戦いを終えた青葉たちは腹ぺこ。ライネの料理を食べてにゃんこ軍団に備えるのであった。

 

ネコ基地。

 

ネコ「にゃにゃ…ファンタジーに勇者は欠かさないにゃ…次はそいつで応戦にゃ」

 

To be continued...




にゃんこファンタジアエネミーファイル1

ネコ

ゲージ4

特徴:弱さはクロモン並。


・噛みつく
単体にダメージ

・ネコカン
自分を小回復

・ハングリーであれバカであれ
ゲージ技。単体にダメージ+はらぺこを付与


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ファンタジーと言えば…勇者ネコ!!

きらら「きららファンタジア2周年!」
ネコ「にゃんこ大戦争7周年!」
きらら「これからもよろしくお願いします!」
ネコ「だにゃ!」


エトワリアの里。

きんいろ大使館やスロウライフリゾートなど、コンテンツ施設が建てられている。

そこに突如として建てられた謎のコンテンツ施設(?)、ネコ基地。

ネコたちはこの基地で作戦を立て直すのだ。

 

ネコ「にゃにゃ…手強い相手だったにゃ…」

 

ネコは猫型PC、ニャンピューターを使って戦い方を調べる。

 

ネコ「にゃに?ファンタジーの世界に勇者は欠かさない…にゃ?」

???「にゃるほど、オレの出番かにゃ」

 

それを聞いた1匹のネコが立ち上がる。そのネコは剣と盾を持った「勇者ネコ」だ。

 

ネコ「よし、勇者ネコがいれば戦力アップにゃ!早速リベンジにゃ!にゃんこ軍団、出撃〜!!」

 

一方、きらら一行はライネの料理を食べてにゃんこ軍団に備えるのだった。

 

かおす「あばば!漫画の締切が迫ってるので失礼します!」

青葉「私も、ゲームのイラストの仕事がありますので、失礼します」

 

かおすと青葉はきらら一行から離脱する。

きらら、栄依子、綾は噴水のある広場に向かった。

 

綾「え!?なんなのよ…あれ…」

 

綾が何かを目撃し、一瞬怯む。そこにあるのは、土台の上にアンテナと砲を取り付けられたネコの頭を乗せた『にゃんこ城』が。

 

ネコ「にゃにゃにゃ!オマエら!さっきはよくもやってくれたにゃ!」

きらら「この声、さっきのネコだね」

 

にゃんこ城からネコの声が。

 

ネコ「今度はそう簡単にはいかないにゃ!勇者ネコ出撃にゃ〜!!」

 

にゃんこ城から剣と盾を持った、勇者ネコが出撃した。

 

栄依子「あらあら、剣と盾を装備しても同じ目に遭うだけよ?」

 

栄依子は少しも怯まず魔法攻撃を放とうとするが…

 

勇者ネコ「遅いにゃ!」

 

勇者ネコが一瞬の隙を見て栄依子を斬りつけた。

 

栄依子「いった〜!」

きらら「栄依子さん!」

 

栄依子は勇者ネコの一撃にノックバックし、きららに受け止められる。

 

勇者ネコ「にゃにゃ!引き返すなら今のうちにゃ!」

栄依子「悔しいけど…ここは一旦引き下がるしかないわね…」

 

栄依子が弱気発言をして諦めかけたその時!

 

???「諦めたらそこでゲームオーバーですよ!」

 

どこからともなくかわいい声が聞こえる。

 

栄依子「その声…もしかして…」

 

栄依子には聞き覚えのあるような声だ。

 

勇者ネコ「誰にゃ!?」

???「とうっ!」

 

ツインテールの美少女が飛び出し、勇者ネコに斬撃をお見舞いしてノックバックさせた!

 

勇者ネコ「ぎにゃ!…キサマ!」

???「百地のたまちゃん!百地のたまちゃんですよ!」

栄依子「たま!?」

 

そう、この剣を持ったツインテールの女の子は百地たまてだ。

 

たまて「ファンタジーに勇者の存在は必須…勇者たまちゃんがお相手いたします!」

勇者ネコ「小癪にゃ!勇者ネコの力を思い知れにゃ!」

 

たまてと勇者ネコの一騎打ちが始まった!

 

たまて「あたっく・おん・ざ・あたっく〜!」

勇者ネコ「にゃにゃにゃにゃにゃ!!」

 

剣と剣がぶつかり合い、火花を散らす。

 

たまて「ぷきー!」

勇者ネコ「ぎにゃっ!」

 

勇者ネコは吹っ飛ばされ、天に返された。

 

たまて「やったったですよ!やったったですよ!!」

 

たまては勝利を確信し、喜んだ。しかし…

 

ネコ「今だにゃ!!」

 

城の中のネコがチャンスを見計らい、スイッチを押した!

にゃんこ城からにゃんこ砲が放たれる!

 

たまて「ぷきー!これが敗北フラグってやつですか〜!」

 

たまては吹っ飛ばされ、栄依子に受け止められる。

 

栄依子「たま!大丈夫!?」

たまて「油断しちゃいました…」

 

栄依子は反撃の準備をした。

 

栄依子「ネコちゃんたち、お仕置きが必要かな?」

 

栄依子はとっておきを使った!

超強力な魔法攻撃がにゃんこ城を襲う!

 

ネコ「やばいにゃ!基地に逃げるにゃ!この城はもうダメにゃ!」

 

ネコたちは急いで城から抜け出し、基地に逃げ出した。

そして…

 

どーん!!

 

にゃんこ城は爆発し、木っ端微塵に砕け散った。

 

たまて「えーこちゃん!頑張った!よく頑張りましたよ!」

 

そして、日が沈み、辺りは暗くなった。

きららたちはたまての手料理を食べ、明日に備えて眠りについた。

 

一方その頃。

 

泥棒ネコ「にゃにゃ…人間どもが寝てるこの時間が盗みのチャンスにゃ…」

 

ベルトにほっかむりを装備した1匹のネコが泥棒をしようとした。

 

泥棒ネコ「ここの建物ならお宝の1つや2つありそうだにゃ」

 

ネコはそっと建物に侵入した。

 

???「迷い猫か…珍しい」

泥棒ネコ「ぎにゃっ!?」

 

少女に見つかってしまった。少女の名前はコルク。エトワリアを巡る旅商人だ。

 

コルク「用件は?」

泥棒ネコ「あ…えっと…ネコカンありますかにゃ?」

コルク「これのことか」

 

コルクはネコカンを取り出した。

 

泥棒ネコ「小判500両でくださいにゃ!」

コルク「本来なら交換メダル50枚のはずだが…特別に小判500両でいい」

泥棒ネコ「ありがとにゃ!」

 

盗みをするはずが買い物をしちゃったネコだった。

 

コルク「また来い」

 

To be continued...




にゃんこファンタジアエネミーファイル2

勇者ネコ

ゲージ3

特徴:全体的にネコより少し優れる


・勇者の剣
単体にダメージ

・勇者の盾
自分のDEFとMDFを小アップ

・ちからため
次のターンのみATKが大アップ

・やくそう
味方1体のHPを小回復

・必殺の一撃
ゲージ技。単体に大ダメージ

にゃんこファンタジアエネミーファイル3

にゃんこ城

ゲージ3

特徴:MATが高め。HPもやけに高く、ほとんどの状態異常を受けない


・にゃんこ砲
全体にダメージ

・スロウ砲
全体のSPDを大ダウン

・鉄壁砲
味方全体に1度だけダメージを防ぐバリアを張る

・かみなり砲
単体にダメージ+かなしばりを付与

・キャノンブレイク砲
単体にダメージ+DEFとMDFを大ダウン

・超にゃんこ砲
ゲージ技。全体に大ダメージ


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神さま降臨!!数の暴力ベビーラッシュ!!

ネコからの一言。

泣きたい時には泣けばいい。
逃げたい時には逃げればいい。
人は、そんなに強い生き物じゃないにゃ。


夜が明けた。

エトワリアに突如建てられた謎のコンテンツ施設(?)、ネコ基地。

ネコたちは再び作戦会議をするのだった。

 

ネコA「このネコ基地、少し強化したほうが良さそうにゃ」

ネコB「ネコ基地の強化?」

ネコA「そうにゃ、ここのコンテンツ施設はレベルを上げることでその作品のキャラが強くなると建築屋のお姉さんから聞いたにゃ」

ネコB「にゃるほど」

ネコC「強化にはコインときららポイントが必要らしいにゃ、しかし、にゃんこ基地は小判とにゃんこポイントで強化可能にゃ!」

ネコA「早速強化しようにゃ!」

 

ネコ基地

Lv.2/10

 

ネコA「よし、強くなった気がするにゃ!」

ネコC「早速出撃にゃ!今度こそ新しいメンバーでエトワリアを制圧…」

???「はむはむ…!」

 

ネコたちは謎の気配に振り向く。そこにはハンバーガー工場のそばで製造されたハンバーガーをすごいスピードで食べるピンク髪の少女が。

 

???「ここの施設ってすごいね!丁度食糧に困ってたから助かるよ」

ネコA「誰にゃ!?」

???「丈槍由紀だよ」

ネコA「別に名前聞いてないにゃ…とにかくここのハンバーガーを食べたからにはそれなりのことをしてもらうにゃ!」

 

ネコは由紀を利用しようとする。

 

ネコA「ここのポテトとドリンクも分けてやるからネコカンをこそどろしてくるにゃ!」

由紀「ネコカン!?なんだか美味しそうだね、わかったよ!」

 

由紀はこそどろをしに行った。

 

ネコA「ふふふ…クリエメイトもちょろいにゃ。まあ、本来こそどろで取ってくるのはネコカンではなく小判にゃ」

 

その頃、きららご一行。

にゃんこ軍団の侵略を阻止するべく、旅を続ける。

綾はきんいろ大使館に帰っていったが…

 

ここは言の葉の樹の近くの街。

エトワリア最大の都市だ。

 

栄依子「とても賑やかね」

たまて「エトワリアの大都会ですな!」

 

栄依子とたまてはなんだか楽しそう。

しかし、その楽しみは緊張に変わる。

 

きらら「栄依子さん、たまてさん、またあの建物です!」

 

そう、この街にもにゃんこ城が建てられているのだ。

 

ネコ「にゃにゃ!よくここまで来たにゃ!」

 

にゃんこ城に取り付けられたケルベロスピーカーからネコの声が。

 

ネコ「ここに来たからには洗礼を受けてもらうにゃ!ウシネコ出撃にゃ!」

 

にゃんこ城からネコの顔をした牛、ウシネコがすごいスピードできららたちに向かう。

 

たまて「ぷきー!何をするですか!」

 

ウシネコがたまてにヘッドシェイク。

 

きらら「たまてさん!」

栄依子「たま!」

 

ウシネコは半端ない攻撃回数でヘッドシェイクを繰り返す。

 

きらら「このままではたまてさんが…」

 

きららは慌てず冷静になる。と、そこへ…

 

???「もう、だらしがないわね…」

 

背の小さい女の子が現れ、たまてに回復魔法をかける。

この子は星川麻冬だ。

 

たまて「おお〜!助かりました!」

 

たまてはスタッ!と立ち上がり、反撃にかかろうとするが。

 

きらら「待ってください!たまてさん!」

 

きららが止める。なぜなら…

 

きらら「これで決めましょう!そ〜れ!」

 

そう、きららスキル。

これを使うことでたまての攻撃力を上げられるのだ。

 

たまて「ふははは!油断しましたね!」

ウシネコ「ぎにゃ〜!!」

 

たまての斬撃で、ウシネコは昇天した。

 

ネコ「にゃんだと〜!あの女から力を借りるにゃんて〜!!」

 

城の中のネコは頭にきたようだ。

 

ネコ「こうなったら、あの手を使うにゃ!」

 

ネコは城から出る。そして…

 

ネコ「神さま〜!!」

 

天空に向かって叫んだ。

すると、突然眩い光が生じ、顔は髪?の生えたネコ、体は全裸のすごい肉体を持つ男の姿をした神さまが現れた!

 

神さま「呼んだ?ボク、神さまだけど」

 

神さまはネコに声をかけた。ネコはお願いをする。

 

ネコ「神さま!助けてほしいのにゃ!あいつがパワーアップしたのなら、こっちは数の暴力、ベビーラッシュで攻めたいにゃ!」

神さま「いいよ」

ネコ「オヤツのネコカンも神さまにあげちゃうのにゃ!」

神さま「神の力、とくとご覧あれ!」

 

神さまはネコに力を与えた。

 

ネコ「にゃにゃ!我々を怒らせた罪はカヲルさんよりも重いにゃ!ウシネコ総突撃にゃ!!」

 

にゃんこ城からたくさんのウシネコが飛び出し、たまてたちに襲いかかる!

 

たまて「なんということですか!神さまスキルを使ってきました!」

ネコ「そっちの世界をパクったかのように言うにゃ!」

 

そんなことを言ってるうちにウシネコの大群が既に迫っている!

 

栄依子「あらあら、数の暴力で責めたって無駄よ」

 

栄依子は取り乱すこともなく攻撃の準備に入る。

 

栄依子「なぜなら…全体攻撃があるからね!」

 

栄依子のとっておき!強力な魔法攻撃がウシネコたちを襲う!

 

ウシネコたち「ぎにゃあああああ!!」

 

ウシネコたちは遥か彼方に吹っ飛ばされた。

 

たまて「あとは城を壊すだけですよ!」

 

たまてもとっておきを使った!

 

たまて「イベントスチル〜!ぷきー!!」

 

水着ギャルのイベントスチルを見れなかった腹いせににゃんこ城を真っ二つにぶった切った!

 

ネコ「ひとまず退散にゃ!覚えてろにゃー!」

 

ネコたちは一目散にネコ基地に撤退した。

 

たまて「強いから勝つ、それだけです」

 

それから日が暮れて。

 

きらら「お腹空きましたね、ライネさんの所に行きましょうか」

麻冬「その必要はないわ」

 

麻冬が止める。

 

麻冬「ついてきて」

 

麻冬に案内され、ついていくきららたち。

 

麻冬「ここよ」

 

そこは、大きなポットが特徴的な、ブレンド・Sのコンテンツ施設「スティーレ2号店」だ。

きららたちは早速中に入る。

 

麻冬「仕事モード、ON」

 

麻冬は接客に向かった。

 

麻冬「わーい!みんなお疲れ様〜♡」

 

麻冬は普段は見せない満面の笑みで、甘えるかのように接する。

 

麻冬「お姉ちゃん♪今日はオムライスがおすすめなの♪」

たまて「おおー!妹キャラですね!」

 

ギャルゲ好きのたまてにとってはすぐビビっときた。

それからみんなでオムライスを食べ、キャッキャウフフの一時を過ごした。

 

麻冬「明日も頑張ろうね!お姉ちゃん♪」

 

一方その頃、ネコ基地。

 

ネコ「なんでまだ勝てないんだにゃ…」

タンクネコ「周りのコンテンツ施設を見てみるにゃ」

 

ネコは見張り台から軍用双眼鏡で確認する。

スロウライフリゾートやスティーレ2号店には、せんし訓練所や、まほうつかい訓練所などが建てられている。

 

ネコ「恐らく、その周りの施設で強くなってるにゃ!こっちも何か建てるにゃ!」

 

ネコたちは急いで建築作業を開始した。そして建てられたのが…

 

基本キャラ訓練所

Lv.1/10

 

ネコ型の屋根の基本キャラ訓練所だ。よく見ると、側面に「野生の底力」と書かれた掛け軸が。

 

ネコ「これで勝つるにゃ!」

タンクネコ「いや、お宝はいいのかにゃ…」

 

基地の本部に戻るネコたち。そこへ。

 

由紀「ただいま〜」

 

由紀が基地に戻ってきた。

 

ネコ「ご苦労にゃ!ネコカンは取ってきたにゃ?」

由紀「うん!取ってきたよ〜!」

 

由紀がネコカンを見せびらかす。が!中身は空っぽの空きカンだ。

 

ネコ「にゃー!!オマエ!ネコカン食べたにゃ!?」

由紀「うん、あまりにもはらぺこで…」

ネコ「こんなダメ女に頼むんじゃなかったにゃ!」

 

ネコはショックのあまり夜も寝付けないのだった。

 

To be continued...




にゃんこファンタジアエネミーファイル4

ウシネコ

ゲージ4

特徴:SPDがコリス並み


・ヘッドバット
単体にダメージ

・ダッシュアタック
単体にダメージ

・ヘッドシェイク
ゲージ技。単体に5回ダメージ。


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ファンタジーの定番!ネコドラゴン!!

ついににゃんこ大戦争未来編第2章をクリアしました。
第3章をクリアすれば覚醒ネコムートですね。


ネコ基地。

いつものようにネコたちが作戦会議をする。

 

ネコ「ここまで負け続けるとさすがにムカつくにゃ、アイツを連れて戦うしかなさそうにゃ。ネコノトリ!」

 

ネコは羽根の生えたネコ、ネコノトリを呼んだ。

 

ネコノトリ「呼んだにゃ?」

ネコ「アイツらを倒すにはキミの力が必要にゃ!」

ネコノトリ「にゃ〜…今日は空のお散歩の日だからまた今度にゃー」

 

ネコノトリは基地から出て飛んでいった。

 

ネコ「そんにゃー、あ!アイツなら!」

 

ネコはスズメの涙ほどの時間がっかりしたが、名案を思いついたようだ。

 

その頃、きららご一行。

 

麻冬「私は仕事があるから、一緒には行けないけど、頑張りなさい」

 

麻冬はスティーレ2号店に残り、バイトを続ける。

きららたちはネコ基地を目指して旅を続ける。

 

きらら「にゃんこ軍団も本気を出してきましたね」

たまて「良からぬフラグが立ちそうですよ!」

 

きららたちは進む。ネコ基地を目指して進む。とにかく進む。

 

栄依子「きらら!たま!またにゃんこ城よ!」

 

再びにゃんこ城が。

 

きらら「しかも、あのにゃんこ城、前と違いますね」

 

にゃんこ城は、稲妻模様の土台、避雷針を取り付けたネコの砲台が。

 

ネコ「にゃにゃ!今度こそおしまいにゃ!」

 

城に取り付けられたケルベロスピーカーからネコの声。

 

ネコ「ゆけっ!ネコドラゴン!」

 

城から背の高い二足歩行の爬虫類の形をしたネコ、ネコドラゴンが現れた!

 

栄依子「あらあら、ドラゴンの割には翼がないわね」

 

栄依子はちょっと笑いつつ、魔法攻撃を仕掛けようとするが…

 

ネコドラゴン「ファイアにゃー!」

 

ネコドラゴンが口から炎を飛ばしてくる。

 

栄依子「きゃっ!」

 

間一髪、栄依子は炎をかわした。

 

ネコ「避けられたにゃー…だが、ネコでも遠距離攻撃はできるにゃ!」

たまて「そうですかな?近づかれると剣のほうが炎の強さを上回りますよ!」

 

たまてはネコドラゴンに近づこうとするが…

 

キモネコ「よいしょにゃ…」

 

足だけ長いネコ、キモネコが茂みからなめたけの瓶を置く。

 

たまて「なめたけ!私の大好物ですよー!!」

 

たまてはなめたけの瓶にまっしぐら。

 

ネコ「今だにゃ!かみなり砲、発射にゃ!」

 

城の中のネコがスイッチを押す。

避雷針から雷が天空に放たれ、たまてに落下する!

 

たまて「ぷきー!」

 

たまては痺れて動けなくなった。

 

ネコドラゴン「にゃにゃ!」

たまて「熱いです!熱いですよ〜!!」

 

無抵抗なたまてに容赦なく炎を吐くネコドラゴン。

 

ネコ「これはもう勝ったも同然にゃ!」

 

ネコたちは勝利を確信している。その時だった!

 

???「そぉい!!」

 

球のような何かがネコドラゴンに直撃した!

 

ネコドラゴン「ぎにゃっ!!」

 

ネコドラゴンは思わずノックバック。そしてスタンした。

 

ネコ「何者にゃ!?」

???「九条カレンと申すデース!!」

 

建物の屋根から金髪の少女が飛び込んできた!

 

ネコ「おのれ!小癪にゃ!かみなり砲で止めてやるにゃ!」

 

ネコはかみなり砲のスイッチを押した!が!

 

しーん…

 

かみなり砲は放たれない。

 

タンクネコ「ま、まだチャージ中にゃ!」

 

カレンは隙を見てとっておきを使った。

 

カレン「月夜の、鬼コーチザムライ!」

 

カレンはお月見団子を食べ、攻撃に入る。

 

カレン「そぉい!!」

 

剣から出た球体がネコドラゴンに直撃した!

 

ネコドラゴン「ぎにゃー!!」

 

ネコドラゴンは吹っ飛ばされ、星になった。

 

カレン「つまらぬものを斬ってしまった…ぜよ」

 

カレンは決めゼリフを言った。

 

たまて「カレンちゃん!あとは城を壊すだけですよ〜!」

 

たまてに言われ、城を壊しにかかろうとするカレン。

 

ネコ「こうなったら、神さまにお願いするしかないにゃ!!神さま〜!!」

 

ネコは急いで神さまを呼ぶ。

すると、雷鳴が響き、落雷と同時に神さまが現れた!

 

神さま「呼んだ?ボク、神さまだけど」

ネコ「神さま!お願いにゃ!」

 

たまてたちはまた何か仕掛けてくると思い、警戒する。

 

栄依子「あれはどう見ても最後の手段で攻めてくるわね…」

ネコ「ネコ基地に一瞬で逃げさせてにゃ!」

きららたち「ズコー!!」

 

たまてたちは全員ずっこける。

 

神さま「いいよ」

 

ネコはネコカンを捧げ、神さまにお願いをした。

すると、時空の歪みが発生し、ネコとにゃんこ城が吸い込まれていく。

 

ネコ「今回は勘弁するにゃ!さらばにゃ!」

 

ネコとにゃんこ城はネコ基地へワープしていった。

 

たまて「最後、オチでしたね…」

 

たまてたちは呆然とにゃんこ城が綺麗になくなった広場を見ていた…

 

ネコ基地。

時空の歪みからネコとにゃんこ城が出てくる。

 

ネコ「今回は城が無事だったにゃー」

 

ネコは基地の本部に戻る。

 

ネコA「なんだったにゃ…あの金髪女は…」

ネコB「ウワサでは、あの金髪は崇められているらしいにゃ」

ネコA「にゃんだって?」

 

別のネコのウワサ話に、ネコは頭から?マークが出る。

 

???「そうですよ〜、金髪は崇められるべき存在です〜」

 

どこからかこけしのような少女が入り込んでいた。

 

ネコ「誰にゃ?オマエ」

???「大宮忍です、金髪こそ正義ですよ!」

ネコ「にゃにゃ…金髪のどこがいいのにゃ…吾輩は食事にするにゃ…」

 

ネコは呆れてネコカンを食べ始めた。

この後も忍の金髪の熱い語りにネコたちはよくわからなくて寝つけなかった。

 

その頃、遥か彼方の天空。

 

神さま「ボクも髪を金色に染めようかな?」

 

神さまがそう呟いていた。

 

To be continued...




にゃんこファンタジアエネミーファイル5

ネコノトリ

ゲージ3

特徴:全体攻撃を連発する


・にゃんこ返し
全体にダメージ

・追い風
味方全員のSPDが中アップ

・縦横無尽
ゲージ技。全体にダメージ

にゃんこファンタジアエネミーファイル6

ネコドラゴン

ゲージ4

特徴:MATが高い


・にゃんこファイア
単体にダメージ

・息を吸い込む
自分のMATが1度だけ大アップ

・はげしいほのお
ゲージ技。全体にダメージ

にゃんこファンタジアエネミーファイル7

神さま

ゲージ4

特徴:極クエストに出現。BGMが壮大すぎる(ビッグバン組曲)


・ボク、神さまだけど
自分のクリティカル率が大アップ

・裸が神さまのユニフォームなんだよね
自分のSPDが大アップ

・神のくしゃみ
全体にダメージ

・癒しの楽園
自分をリカバリー状態にする。

・ベビーラッシュ
全体にダメージを与えるスキルカードを追加。スキルカード発動メッセージは「無数のネコの大群が襲いかかる!」

・神の怒り
ゲージ技。全体にダメージ+かなしばりを付与


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破壊の巨神ネコ!!

神さま「やあ、神さまだよ。今回は超激レアキャラからみんな大好きあのキャラが出るよ。楽しみだね」


ネコ「そろそろ本気を出さないとにゃ」

 

ネコたちはいつものようにネコ基地で作戦を立てる。

 

ネコ「にゃにゃ…でっかいやつであやつらを倒すまでにゃ…」

 

ネコはにやけ顔。

 

ねこタツ「ん?出撃?寒いからパスするにゃ」

 

こたつに入った人型のネコ、ねこタツが口走る。

 

ネコ「誰もキミには出撃しろなんて言ってないにゃ…」

 

その頃、きらら御一行。

 

カレン「にゃんこの城デース!またバトルデスか!?」

 

カレンがにゃんこ城を指差して言った。

 

ネコ「その通りにゃ!」

 

城の中のネコが返事をする。

 

ネコ「にゃにゃ!今回は簡単にはいかないにゃ!ゆけい!巨神ネコ!!」

巨神ネコ「ニャッスルゥ!!」

 

にゃんこ城から大きな人型のネコ、巨神ネコが姿を現した!

 

きらら「何あれ…」

巨神ネコ「滅びるにゃ!!」

 

巨神ネコがパンチを繰り出す。

 

カレン「そぉい!」

 

カレンはひょいっ!とパンチをかわす。

 

巨神ネコ「すばしっこいにゃ」

カレン「成敗しマース!!」

 

カレンは動きが遅いところを利用して、隙を見て件で斬る。

 

巨神ネコ「ぎにゃっ!」

ネコ「巨神は力はあるものの動きが遅いことが欠点にゃ…」

 

カレンは巨神ネコのパンチを華麗にかわし、剣で斬りまくる。

 

カレン「しぶといデス、なかなか倒れまセン」

ネコ「にゃにゃ!動きが遅い反面、体力は高いにゃ!ちょっとやそっとの攻撃では簡単に倒れないにゃ!」

きらら「ここは私の出番だね」

 

きららが前に出て、きららスキルを使う。

 

カレン「力がみなぎるデース!!」

 

カレンはきららの助けを受け、巨神ネコに攻撃する。

 

栄依子「私も援護するわ」

 

栄依子も遠距離から魔法攻撃を放つ。

 

巨神ネコ「にゃっ!?」

 

巨神ネコはひるみ、どしーん!と倒れる。

 

ネコ「またあの手を使うかにゃ!こっちだって!神さまー!!」

 

ネコは天に向かって叫んだ。

雷鳴と同時に神さまが現れる。

 

神さま「呼んだ?ボク、神さまだけど」

ネコ「巨神ネコがピンチにゃ!ネコカンあげるから助けてにゃ!!」

神さま「いいよ」

 

ネコはネコカンを神さまに捧げる。

 

神さま「神の力、とくとご覧あれ!!」

 

神さまは巨神ネコに神の力を与える。

すると、巨神ネコが狂乱化し、起き上がった!

 

ネコ「にゃにゃにゃ!こいつはただの巨神ネコじゃないにゃ!狂乱化したこいつに勝てるかにゃ!?」

 

狂乱の巨神ネコは再びカレン目掛けてパンチをかます。

 

カレン「これくらい回避デース!」

 

カレンは華麗に回避するが…巨神ネコのパンチが地面にかまされると同時に波動が放たれる。

 

カレン「アーウチ!!」

 

カレンは波動に吹っ飛ばされる。

 

ネコ「いいぞ巨神ネコ!そのまま追い込むにゃ!」

 

カレンは倒れ、起き上がれない。

 

きらら「私のスキルもしばらく使えないし…どうしよう…」

 

きららは焦っている。

 

きらら「神さま…助けて…」

 

きららは小さな声で呟いた。その時だった!

きららの周囲に雷鳴が走り、神さまが現れた!

 

神さま「呼んだ?ボク、神さまだけど」

きらら「え?」

 

きららは唖然とする。

 

神さま「ん〜、よく見たらキミかわいいね」

 

神さまはきららの顔を見て惚れる。

きららは神さまにお願いをする。

 

きらら「あの、カレンさんが大変です!どうか助けてくれませんか!?」

神さま「いいよ」

 

神さまは神の力を与えようとするが…

 

神さま「…とその前に…ネコカンは持ってるかい?」

きらら「ネコカン?私、そんなものは…」

神さま「あ、いいよ気にしないで、別の物を代用するから」

きらら「別の物?これは?」

 

きららは虹色の綺麗な石、星彩石を神さまに捧げる。

 

神さま「うん、これでいいよ」

 

星彩石を受け取った神さまはカレンに神の力を与える。

 

カレン「力がみなぎってきまシタ!!」

たまて「おおー!私にも神の力が!」

栄依子「私も強くなったみたい!」

 

たまてと栄依子にも神の力がかかった!

 

ネコ「にゃー!!神さまが裏切ったにゃ!!」

きらら「みんな!一気に決めるよ!」

 

カレン、たまて、栄依子は一斉にとっておきを使った!

 

カレン「そぉい!!」

栄依子「お仕置きが必要かな〜?うふふ♪」

たまて「イベントスチル〜!!ぷきー!!」

 

3人のとっておきが巨神ネコに炸裂!さらに栄依子のとっておきがにゃんこ城を巻き込んだ!

 

ネコ「にゃー!!これは無理にゃ!撤退にゃ!!」

 

ネコたちは逃げようとするが、にゃんこ城の大爆発で吹っ飛ばされた。

もちろん、巨神ネコも吹っ飛ばされる。

 

きらら「神さまが力を貸してくれるなんて…」

 

きららは再び唖然とした。

 

きらら「神さま…どうして…」

神さま「かわいいキミがボクを呼んでくれた、ボクはかわいい子はほっとけないからね。あ、一応名前聞かせてよ」

きらら「はい、きららです」

神さま「きららちゃん、素敵な名前だね」

 

神さまは惚れ顔をする。

 

神さま「じゃ、また何かあったらよろしく」

 

神さまは天まで昇り去っていく。

 

きらら「神さま…」

 

きららは上を見上げる。神さまがまた力を与えると信じて。

夜、泊まる場所を見つけ、たまての手作り料理を食べ、明日に備えて寝た。

 

その日の深夜。

 

???「ここはどこだにゃ?それに、お腹空いたにゃ」

 

笠をかぶり、お地蔵さんを背負ったネコが道に迷う。

そう、彼は「かさじぞう」。

 

かさじぞう「でかいポットのような建物…カフェかにゃ?」

 

かさじぞうはスティーレ2号店に入る。

 

???「なんで来たのですか?この侵略ネコ…」

 

目付きの悪い少女、桜ノ宮苺香がドSな顔をしてかさじぞうに接客する。

 

かさじぞう「にゃ…」

苺香「はぁ?無駄吠えうるさいですよ…」

かさじぞう「にゃ!?」

 

かさじぞうは恐ろしさにブルブル震える。

 

かさじぞう「失礼しましたにゃ…」

苺香「2度と来ないでくださいね♪」

 

かさじぞうは逃げ、苺香は笑みを浮かべながらドSなことを言うのだった。

 

To be continued...




にゃんこファンタジアエネミーファイル8

巨神ネコ

ゲージ4

特徴:HPとATKが高い



・巨神パンチ
単体にダメージ

・ニャッスルゥ!!
自分のATKとDEFを中アップ

・大地揺るがす巨神パンチ
全体にダメージ

・巨神の底力
ゲージ技。全体に大ダメージ


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蘇る、超古代兵器ネコムート!!

前回の投稿から絶大な間が空いてしまい大変申し訳ないです。
最近カリファちゃんを引き当てすごく喜んでいます。

消滅都市コラボのBGMが壮大すぎる…


ネコ基地。

ネコたちは作戦会議のついでに雑談をしていた。

 

ネコA「どうしたにゃ?顔が赤羅我王(あからがお)色だにゃ」

ネコB「吾輩、初音ミクに惚れてしまったにゃ、また会えるかにゃ…」

 

と、その時。

 

ネコC「にゃははははは!ついにアレの封印を解いたにゃ!!」

 

1匹のネコが何かの封印を解き、高らかに笑っている。

 

ネコA「にゃ!?ついに封印が解けたにゃ!?」

ネコB「吾輩にも見せるにゃ!」

 

他のネコやタンクネコ、キモネコもぞろぞろと集まる。

 

ネコA、B「こ、こいつは…超古代兵器にゃ!?」

 

その頃、きらら御一行。

きらら、カレン、栄依子、たまてはネコ基地を目指していた。

 

きらら「なんだろう…さっきまでなかった邪悪な気配を感じるんだけど…」

 

きららは震え始める。

 

栄依子「きっと、ネコ基地はこの先ね」

たまて「絶対ラスボスの予感ですよ!」

 

たまては何故かワクワクしてる。

それから恐れつつも先に進むと…

 

きらら「来た…ネコ基地だよ…」

 

きららはおぞましい気配に恐れる。

 

ネコ「にゃははははは!!よくぞここまで来たにゃ!褒めてやるにゃ!!」

 

基地のケルベロスピーカーからネコの声が。

 

ネコ「だがオマエたちもここで最後にゃ!いくにゃ!総員突撃〜!!」

 

基地からネコやタンクネコ、勇者ネコにキモネコ、ネコドラゴンに巨神ネコなどが一斉に出撃する。中にはねこファイターやネコアーチャー、ネコジェンヌの姿も。

 

きらら「こんなにたくさん!?」

 

きららは一瞬引き下がろうとしたが…

 

青葉「私たちで戦えば、怖いものなしですよ!」

???「数にビビったら終わりだぞ!」

 

屋根から青葉と、黒いツインテールの少女、恵飛須沢胡桃(えびすざわくるみ)が飛び出してきた。

 

ネコ「にゃ!?まだいたのかにゃ!?」

くるみ「あたしの斬撃を受けてみろ!てやー!!」

 

くるみはシャベルでネコを襲うが…

 

ネコカベ「にゃ」

 

ネコカベがくるみのシャベル攻撃を受け止める。

 

くるみ「なに!?」

ネコカベ「吾輩、体力には自信があるにゃ。そんな攻撃では吾輩を倒すことはできないにゃ」

くるみ「くそっ!」

ネコドラゴン「スキありにゃ!」

 

ネコカベの後ろからネコドラゴンがくるみ目掛けて炎を吐く。

 

くるみ「うわっ!」

 

間一髪、一瞬の判断で後ろに下がった。

 

くるみ「よし!」

 

くるみは何か思いついた。

 

くるみ「みんな!こいつらはあたしが引きつける!その間に一斉攻撃だ!」

 

くるみは他のクリエメイトたちに指示する。

 

くるみ「さあ来い!ネコども!」

ネコたち「突撃にゃ〜!!」

 

ネコたちはくるみに襲いかかる。

 

くるみ「今だ!」

青葉「はい!」

栄依子「いくわよ〜!」

 

魔法使いの青葉と栄依子は全体魔法を2人で放つ。

 

ネコたち「にゃー!!」

 

ネコたちはたまらず天に還る。

 

ネコ「にゃかにゃかやるにゃ!だが、オマエら!これで終わりだにゃ!」

 

ネコたちは一斉に叫ぶ。

 

ネコ「いでよ!超古代兵器ネコムート!!」

 

すると、基地の壁が壊れ、バハムートのようなドラゴンが現れた!胸元にはネコの顔が。こいつがネコムートだ!

 

ネコムート「我こそが超古代兵器、ネコムート!」

 

ネコムートが現れた拍子の衝撃波に、きららたちはふっとばされる。

 

ネコ「これでオマエらに勝ち目はにゃい!滅びるがよいにゃ!!」

 

ネコが勝利を確信し、ネコムートがきららにどんどん近づく。

なんとかきららは立ち上がった。

 

きらら「みんな!怯まないで!」

 

きららはそうりょのオーブを装備し、回復魔法を唱える。

そして、クリエメイトたちが一斉に立ち上がった。

だが、ネコムートが攻撃の準備に入る。

両腕を上げ、エネルギー弾を生成する。

 

ネコムート「滅びろ!!」

 

ネコムートのエネルギー弾が今まさにきららに直撃する時だった!

 

???「神の力!」

 

突然、きららに聖なるバリアが張られ、ネコムートのエネルギー弾を打ち消した!そして、そこには…

 

神さま「呼んだ?ボク、神さまだけど」

 

別に呼んでないけど神さまが現れた!

 

きらら「神さま?」

神さま「やあ、きららちゃん、また会ったね☆」

 

神さまはノリノリできららに声をかけた。

 

ネコ「にゃー!またこいつらに手を貸すつもりかにゃ!!」

神さま「キミたち、宇宙侵略してる時のことを忘れたのかい?ビッグバンで、ボクと戦っただろう」

 

そう、ネコたちは昔、宇宙侵略時に神さまと戦ったのだ。

 

ネコ「にゃ…」

神さま「さあ、あの時の頃を思い出すんだ!」

 

神さまは腕を上げ、怒りの雷をネコたちに落とした。

もちろん、ネコムートも。

 

ネコたち「にゃああああああ!!」

 

ネコたちは神の怒りを受け、黒焦げになってしまった。

 

きらら「神さま…」

神さま「あ、いいよ気にしないで、緊急事態だったからタダでいいよ」

 

神さまは星彩石の受け取りを拒んだ。

 

たまて「とにかく、きららちゃん!ネコムートも倒したことですし、ハッピーエンドですよ!」

 

たまてがにこにこにこにこしながら喜んだ。

しかし、きららは何かの異変を感じる。

 

きらら「待って、パスを感じるよ。なんだろう…今までにない邪悪な気配が…」

くるみ「またにゃんこ軍団か?」

たまて「隠しボスですか?」

きらら「なんだろう…にゃんことは違う恐ろしいパスが、神殿から感じるよ…みんな!神殿に向かうよ!」

 

きららたちは急いで神殿に向かった。

果たして神殿には何が待ち構えているのか。

 

一方その頃、神殿。

 

ランプ「おはようございます!アルシーヴ先生!」

アルシーヴ「おはよう、ランプ」

ランプ「おはようござ…」

???「体罰は愛情だ!」

 

To be continued...




にゃんこファンタジアエネミーファイル

ネコムート

ゲージ4

特徴:超強敵クエストに出現


・衝撃波
敵全体に高確率でこりつを付与、最初に必ず使う

・貴様に…滅びを与えてやろう…
自分のMATが大アップ

・古代の波動
全体にダメージ

・ネコフレア
ゲージ技。全体に大ダメージ


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体罰教師ぶんぶん先生!!

ネコ「今回は西表島のアイツが現れるにゃ!」


きらら「神殿から今までにない邪悪なパスを感じるよ…」

 

きららは恐れるが、怯まず神殿に向かう。

 

青葉「あ、皆さん、また仕事に戻らないと行けませんので失礼します!」

くるみ「あたしも一旦抜ける!」

 

青葉とくるみは撤退した。

 

カレン「ワタシ、最後まで付き合うデース!」

たまて「私も最後まで付き合います!」

栄依子「私も行くわ」

 

カレン、たまて、栄依子は最後まできららについていくことを決心した。

 

きらら「よし、行こう!神殿へ!」

 

4人は神殿に向かう。と、そこへ…

 

わんこ「わん!」

きらら「あっ!」

???「危ない!」

 

わんこがきらら目掛けて襲ってきたが、くるみによく似たツインテの少女が攻撃を防いだ。

その少女はリゼ。ラビットハウスで働く少女だ。

 

リゼ「私に不意打ちなど効かん!」

わんこ「お…覚えてろわん!」

 

わんこは逃げ出した。

 

リゼ「道中は敵がウヨウヨいる、気を抜くな!」

きらら「はい!」

 

リゼが加わり、再び神殿に向かう。

 

???「わぁー!!うさぎー!!噛まれるー!!」

 

少女の悲鳴が聞こえた。見ると、金髪のお嬢様風の少女、シャロが赤いうさぎ、ウサ銀に追いかけられている。

 

リゼ「やめろ!!」

 

リゼはウサ銀を槍で突き、ウサ銀は昇天した。

 

シャロ「リゼせんぱーい!!一生ついていきます!!」

リゼ「よし、仲間は増えた、行くぞ!」

 

シャロを仲間に加え、再び神殿に向かう。

 

そして…

 

きらら「みんな…着いたよ…邪悪なパスも強まってる…」

 

ついに神殿に着いたきらら御一行。

 

きらら「みんな!準備はできた!?」

カレン「もちろんデース!」

たまて「準備バッチリですよ!」

栄依子「私も!」

リゼ「当然だ!」

シャロ「もちろんよ!」

 

みんなはやる気に満ち溢れた顔で返事する。

 

きらら「行くよ…」

 

きららは神殿の扉を開けた。

 

ランプ「きららさぁーん!!」

 

きららを呼ぶ声。

 

きらら「ランプ!?どうしたの!?その傷…」

ランプ「先生が…すれ違うだけで殴ってきました!」

きらら「そんな…!アルシーヴさんがそんなことするはずが…!」

ランプ「違います!白い巨体の、太い腕の先生です!」

きらら「え?」

 

きららは困惑している。

 

ランプ「ああっ!きららさん!後ろです!」

きらら「え?」

 

きららは振り向く。

 

???「体罰は愛情だ!」

 

大きな巨体の先生が、きらら目掛けて拳を振り下ろす。

 

きらら「きゃっ!」

 

間一髪、きららは拳を避けた。

 

ネコ「おーい!」

 

神殿の外からネコの声が。

 

きらら「ネコ?」

ネコ「こいつはぶんぶん先生だにゃ!気をつけるにゃ!」

きらら「ぶんぶん先生?」

栄依子「個性的な名前ね」

 

ネコは説明する。

 

ネコ「ぶんぶん先生はにゃんこ界でもものすごく恐れられてるにゃ!「体罰は愛情だ!」と叫びながらすれ違うだけで殴ってくるめっぽう危険な先生にゃ!」

リゼ「なんて教師だ!教育委員会も黙ってられないぞ!」

きらら「みんな!ぶんぶん先生を倒すよ!」

 

クリエメイトとぶんぶん先生の戦いが始まった。

 

ぶんぶん先生「お前たちには愛のムチをくれてやる!体罰は愛情だ!」

 

ぶんぶん先生が拳を振り下ろす。

 

栄依子「きゃっ!」

カレン「アーウチッ!」

 

栄依子とカレンが殴られた。

 

たまて「これだったらいかがでしょうか!」

 

たまてはぶんぶん先生の横から剣で斬ろうとする。

 

ぶんぶん先生「体罰は愛情だ!」

たまて「ぷきっ!?」

 

ぶんぶん先生の鉄拳に、たまてははじき飛ばされる。

 

きらら「つ…強い…ぶんぶん先生…どうすれば倒せるの…」

 

きららは呆然と見ていた。その時だった。

 

ネコ「にゃっ!」

きらら「どうしたの?」

 

ネコが何かを思いついたように叫んだ。

 

ネコ「…ネコムートにエトワリマタタビを使えば、なんとかなりそうにゃ…」

きらら「エトワリマタタビ?」

ネコ「ニャンピューターによると、エトワリアに古くから伝わるマタタビにゃ。エトワリアのどこかにあるらしいにゃ」

 

ネコはニャンピューターを使って説明した。

 

リゼ「エトワリマタタビか…わかった!私に任せろ!」

シャロ「私も行く!」

 

リゼとシャロはマタタビ探しをすることを決心した。

 

ネコ「ネコノトリを付けておくにゃ!これで空からも探索ができるにゃ!」

リゼ「よし!エトワリマタタビを探すぞ!シャロ!」

シャロ「はい!リゼ先輩!」

 

リゼとシャロ、ネコノトリはエトワリマタタビを探しに行った。

 

ネコ「タンク!少女たちを守るにゃ!」

タンクネコ「任せるにゃ!」

 

タンクネコはぶんぶん先生の攻撃を受け止めにかかった。

 

ネコ(みんな…任せたにゃ…)

 

クリエメイトとぶんぶん先生の激しい戦いは続くのだった。

 

To be continued...




にゃんこファンタジアエネミーファイル

ぶんぶん先生

ゲージ4

特徴:超強敵クエストその2に出現、BGMがこれまた壮大(にゃんこ大行進 raid remix)


・体罰は愛情だ!
単体にダメージ

・これが愛のムチだ!
全体にダメージ

・パニッシュメンタル
単体にダメージ+確率でよわき、こりつを付与

・愛ゆえにおまえを天に返すのだ!
ゲージ技。全体にダメージ。波動のエフェクトがある。


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進化のエトワリマタタビ 前編

きららファンタジア(にゃんこ大戦争)で使いたい曲

・ストーリー
日本侵略
スロウバトル
未知なる世界へ
未来の侵略者

・バトル
なにわの恋人(道中中ボス)
西表島の戦い(ネコムート戦)
にゃんこ大行進 raid remix(ぶんぶん先生戦)
ビッグバン組曲(神さま戦)


きららたちがぶんぶん先生と戦ってる中、エトワリマタタビを探しに行くリゼとシャロ、ネコノトリ。

 

ネコノトリ「一応自己紹介するにゃ、吾輩はネコノトリだにゃ」

リゼ「ネコノトリか、私はリゼだ!」

シャロ「後輩のシャロよ」

 

自己紹介を済ませた2人と1匹。

ネコノトリは粗悪な地図を見ている。

 

ーひらけた野原ー

 

ネコノトリ「地図によると、ここを指してるようだにゃ」

リゼ「よし!探索開始だ!」

 

リゼたちは野原の草むらを歩き、探索する。

 

???「誰だ!勝手に足を踏み入れるのは!」

 

叫び声と同時に、大きな蛾が飛び出してきた。

 

リゼ、シャロ「蛾!?」

ネコノトリ「こいつはガガガガだにゃ!蝶だと思って蛹から出たら蛾だったことにショックを受けた蛾だにゃ!」

 

ネコノトリはニャンピューターを見ながら説明する。

 

ガガガガ「俺の寝床に足を踏み入れるとは、許せん!」

 

ガガガガはリゼたち目掛けて襲う。

 

リゼ「遅い!」

ガガガガ「うぐっ!」

 

リゼの攻撃に、ガガガガは怯む。

 

シャロ「このっ!」

 

シャロはフラスコをガガガガ目掛けて投げた。

 

ガガガガ「ぐへっ!」

 

ガガガガは地面に伏した。

しかし、突然羽音が響く。見上げると、大量の鳩がリゼたち目掛けて突撃してくる。

 

リゼ「今度は鳩!?」

ネコノトリ「ド鳩・サブ・レーだにゃ!」

 

ド鳩・サブ・レーはリゼとシャロに頭突きをかます。

 

シャロ「いたっ!」

リゼ「しまった!」

 

ピンチ!リゼとシャロは、身動きがとれない!

 

ネコノトリ「やばいにゃー!リゼとシャロが!」

 

ネコノトリはあたふたする。その時だった!突然、剣が降ってきて、ド鳩・サブ・レーを追い払った!

 

ネコノトリ「にゃ!その剣は…」

 

初音ミクのような少女がネコノトリに向いて言う。

この少女は冥界のXXカリファだ!

 

ネコノトリ「カリファさん!」

カリファ「害鳥は逃げたわ、行きなさい」

 

カリファはリゼたちを見つめて言う。

 

リゼ「誰かは知らないが、助かった!」

シャロ「あー!リゼ先輩!これを見てください!」

 

シャロが叫んだ。そこにはエトワリウムのようなマタタビの種が。

 

リゼ「なんだそれは!?新種のエトワリウムか!?」

ネコノトリ「これがエトワリマタタビの種にゃ!それを5つ集めるにゃ!」

 

ネコノトリは次の粗悪な地図を確認する。

 

ー深紅の館ー

 

ネコノトリ「ここだにゃ」

リゼ「真っ赤な館だな」

 

名前の通り、赤い、深紅の館だ。

 

リゼ「気を抜くな、敵が隠れて…」

シャロ「わあっ!」

 

突然、黒い腕が飛び出し、シャロが悲鳴をあげた。

 

???「仔猫どもが入り込んでいたのか…」

 

声が聞こえる。

そこにはコーヒーゼリー入りのワイングラスを手にした赤い悪魔が。

 

リゼ「誰だ!?」

ネコノトリ「こいつは悪の帝王ニャンダムだにゃ!」

ニャンダム「どういうつもりでここに来たかは知らんが、この館に足を踏み入れたことを後悔するがいい!ものども出会え!」

 

ニャンダムが叫ぶと、ブタヤロウやゴマさま率いる赤い敵たちが一斉に飛び出してきた。

 

シャロ「わぁー!うさぎー!!」

 

ウサ銀も例外なくいるので、シャロが悲鳴をあげる。

 

リゼ「うさぎは私に任せろ!シャロは豚とアザラシを頼む!」

シャロ「はい!」

ネコノトリ「吾輩も援護するにゃ!」

 

リゼたちは手分けしてニャンダムの取り巻きを倒す。

 

リゼ「やった!」

ネコノトリ「あとはオマエだけにゃ!」

ニャンダム「こざかしい!!」

 

ニャンダムは大量の黒い腕を飛ばす。

 

ネコノトリ「ぎにゃっ!」

シャロ「きゃあっ!」

リゼ「しまった!」

 

2人と1匹、まとめて飛ばされる。

 

ネコノトリ「さすがは超遠距離タイプにゃ…」

 

その時だった。魚のようなネコが館に潜入した。

 

ネコノトリ「ネコフィッシュ!」

ネコフィッシュ「どうやら吾輩の出番のようだにゃ」

 

ネコフィッシュはニャンダムに近づく。

 

ニャンダム「貴様が来たところで私のディナーが1品増えるだけだ」

ネコフィッシュ「それはどうかにゃ?」

 

ニャンダムは黒い腕をネコフィッシュ目掛けて飛ばした。

 

ネコフィッシュ「にゃ…くすぐったいにゃ」

ニャンダム「なにっ!?」

 

ニャンダムは驚く。

 

ネコフィッシュ「吾輩、オマエみたいな赤い敵にめっぽう強いにゃ!しかも、おまけを連れてきたにゃ!入るにゃ!」

 

突然、窓ガラスが割れ、大量の暗黒ネコが飛び込んできた!

 

ネコフィッシュ「これで、終わりにゃー!!」

 

ネコフィッシュと暗黒ネコたちはどっと飛びかかった!

 

ニャンダム「グワアァァァ!!」

リゼ「トドメだ!」

 

最後はリゼが槍でトドメを刺す。

 

ニャンダム「グワアアァァァァァァ!!」

 

ニャンダムは魂となって天に昇り、エトワリマタタビの種を落としていった。

 

リゼ「みんな!よくやった!」

ネコノトリ「2個目のエトワリマタタビの種、ゲットにゃ!」

 

ネコノトリはエトワリマタタビの種を手に入れた。しかし、それだけじゃない。

 

リゼ「な、なんだこれは!?」

 

リゼが何かを見つけた。

 

ネコノトリ「これは…『ドニャグーンパーツ』!」

リゼ「ドニャグーンパーツ?」

ネコノトリ「伝説のエアライドマシン『ドニャグーン』のパーツにゃ!これも集められれば、もしかしたら…!」

リゼ「カービィのエアライドか!」

 

リゼがツッコミを入れる。

 

ネコノトリ「吾輩のカンではエトワリマタタビと同時に見つかりそうにゃ!さあ、次の目的地に向かうにゃ!」

 

リゼたちは館から出て、ネコノトリは今度は普通の地図を見て次の場所に向かうのだった。

 

誰もいなくなった深紅の館。

 

赤羅我王「ふぅ…誰もいなくなった、これで心置き無く歌える…」

 

真っ赤な顔、赤羅我王が現れ、館中にプロ級の歌声が響き渡るのだった。

 

赤羅我王「And the very last day in 2020 in the midst of the global confusion there...♪」

 

To be continued...




進化のエトワリマタタビ 妄想でステージ作ってみた。

ひらけた野原 激ムズ

ガガガガ
ド鳩・サブ・レー
ツバメンズ
カオル君(BOSS)

深紅の館 超激ムズ

ブタヤロウ
ゴマさま
ウサ銀
赤羅我王
イノシャシ
悪の帝王ニャンダム(BOSS)


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進化のエトワリマタタビ 後編

最近加入したキャラ

皇獣ガオウダーク
伊達政宗
真田幸村

ラグ・ミミル「黒ガオウに真田は強いよな!」
ネコ「そうだにゃ!」
ラグ・ミミル「さて、今回はとんでもない敵どもが現れるぞ!」
ネコ「超激レアも豪華な奴が出るにゃ!」
クレア「さあ、物語の鍵を開きますよ!」


エトワリマタタビを探すリゼたち。

ネコノトリが普通の地図を見て、着いた先は…

 

ー暗黒の墓場ー

 

リゼ「なんだここは…」

 

そこはおぞましい墓場だった。石碑からは黒い霧が放たれている。

 

ネコノトリ「にゃ!?この気配は…!」

 

ネコノトリは何かの気配を感じた。その時だった!

 

くるみ「気をつけろ!何かでてくるぞ!」

 

墓場にいたくるみが注意喚起した。すると、地面が盛り上がり、ゾンビと化したゴリラが現れた!

 

???「ウホッ…」

リゼ「なんだこいつは!?」

ネコノトリ「にゃ!こいつはゴリ・ンジュだにゃ!」

シャロ「うっ…顔が怖い…」

ネコノトリ「こいつはヤバいにゃ!用心して戦うにゃ!」

 

ゴリ・ンジュは襲いかかってきた!

 

くるみ「くっ!」

 

くるみはシャベルで受け止める。しかし!

 

???「そこだ!」

くるみ「…ッ!」

 

くるみはスキをつかれて殴られた。そこにいるのは、ボクシングのグローブを身につけた真っ黒なカンガルーだ。

 

ネコノトリ「シャドウボクサー!」

シャドウボクサー「闇の世界ではライセンスなんかいらねえ、殺しでさえも正当化されるのがこの世界さ…」

 

シャドウボクサーはリゼ目掛けて素早く立ち向かう。

 

リゼ「おっと!」

 

間一髪、リゼは盾で受け止めた。

 

シャドウボクサー「チッ、防がれたか…」

ゴリ・ンジュ「ウッホ!」

 

ゴリ・ンジュは今度はシャロに立ち向かう。

 

ネコノトリ「させにゃい!」

 

ネコノトリがゴリ・ンジュにアタックをかまし、ゴリ・ンジュはホネとなって崩れ落ちた。

 

リゼ「あとはこのカンガルーだけだ!」

シャドウボクサー「…フフフ」

リゼ「何がおかしい!」

シャドウボクサー「フハハハハハ!その程度で勝ったつもりか!」

 

シャドウボクサーが狂ったような笑い声をあげる。すると、さっきの崩れ落ちたホネが動き出し、ゴリ・ンジュが蘇った!

 

ゴリ・ンジュ「ウッホー!」

リゼ「うわっ!」

 

ゴリ・ンジュはリゼに飛びかかる!

 

くるみ「させるか!」

 

くるみはシャベルでゴリ・ンジュを弾き飛ばし、ゴリ・ンジュは魂となって昇っていく。

 

シャドウボクサー「おのれ!使えん能無しめ!こうなったら俺がじきじきにぶちのめすまでだ!」

 

シャドウボクサーは猛スピードでリゼたち目掛けてパンチをかまそうとする。

 

リゼ「くっ!」

 

リゼは前に出ようとするが、あまりの速さに受け止められそうになさそうだ。

 

シャドウボクサー「終わりだ!」

 

シャドウボクサーがパンチを今まさにぶちかますその時だった!

 

ズバッ!!

 

シャドウボクサーに何かが飛んでき、動きが止まる。

 

シャドウボクサー「ぐっ…なんてスピード…だ…見え…なかっ…た…」

 

シャドウボクサーは倒れ、魂となって昇っていく。

その横には、鳥の姿をした何かが。

 

ネコノトリ「あれは…飛翔の武神・真田幸村!」

真田「間一髪…」

くるみ「すげえ…あいつより素早い攻撃を繰り出すとは…」

 

くるみたちは驚きのあまり口を開く。

 

???「カット!」

 

突然、声がした。振り向くと…

 

リゼ「ニャンダム!?」

シャロ「待って!こいつ、黒いですよ!」

???「私はクロサワ監督だ、今の戦いでいいものを見させてもらったよ」

 

黒いニャンダム…クロサワ監督の手にはワイングラス…ではなく、エトワリマタタビの種とドニャグーンパーツBが!!

 

クロサワ監督「これはギャラだよ、受け取りたまえ」

 

クロサワ監督はエトワリマタタビの種とドニャグーンパーツBを手渡した!

 

シャロ「あら、すんなり渡してくれるのね」

リゼ「ありがとう!先を急ぐぞ!」

 

リゼたちは次の目的地へ向かおうとしたその時!

 

クロサワ監督「スキあり!!スカルボクサーどもよ!撮影の時間だ!アクション!!」

 

クロサワ監督が叫んだ!と同時に地面からゾンビと化したカンガルー、スカルボクサーの大群が現れた!

 

スカルボクサー「クリエメイト…タオス…」

リゼ「なにっ!?」

 

リゼたちはスカルボクサーに囲まれてしまった!これでは逃げられない!

 

くるみ「みんな!ここはあたしたちに任せろ!」

真田「お主らは先にゆけ!拙者らでこやつらを食い止めん!」

スカルボクサーたち「カカッテコイ!」

リゼ「すまない!」

 

リゼたちは逃げ出し、次の目的地を確認する。

 

ネコノトリ「この地図で最後にゃ!」

 

ネコノトリは最後に残った最高の地図を確認した。

 

リゼ「これで最後?」

シャロ「だって、エトワリマタタビはまだ3つ…」

ネコノトリ「ふふふ…この地図は特別製だにゃ」

 

最高の地図で辿り着いた場所は…

 

ーラビットハウス通りー

 

リゼ「ここは…ラビットハウス!まさかここにエトワリマタタビが!?」

ネコノトリ「そうにゃ、ここにエトワリマタタビが…」

???「あー!リゼちゃんだ!!」

???「ココアさん!仕事中です!」

 

ラビットハウスから2人の少女が出る。

 

リゼ「おう!ココアにチノ!」

 

リゼは2人に声をかける。

 

ネコノトリ「吾輩、チェックしてくるにゃ!」

 

ネコノトリはラビットハウスに入店する。

 

ネコノトリ「すみませんにゃー!」

???「ん?変わったネコだな、鳥の羽根がついてるね」

 

そこには見るからにダンディな男、香風タカヒロと、もふもふの丸っこいうさぎ、ティッピーが。

 

タカヒロ「人の言葉を話すとは…親父、いつの間に同類ができたんだね」

ティッピー「わしと一緒にするでない!」

ネコノトリ「あのー…話を…」

ココア「きゃっ!!」

 

突然、ココアの悲鳴が聞こえた!

 

タカヒロ「ココアくん!?」

ネコノトリ「行ってみるにゃ!」

 

ネコノトリとタカヒロは慌てて外に出る。

頭を抑えているココアの前に…ダチョウが!

 

ネコノトリ「ダ…ダチョウ同好会!!」

ダチョウ同好会「ケッケッケッケ!ココアちゃんよォ…姉気取りでラビットハウスでバイトか?あめェんだよォ!」

ネコノトリ「あわわ…まさかこいつと会うにゃんてぇ…」

 

ネコノトリは動揺する。ネコノトリにとって…いや、にゃんこ軍団にとってはトラウマの敵だ。

 

ネコノトリ「…にゃ…オマエなんか怖くないにゃ!リゼたちがいれば百人力にゃ!」

ダチョウ同好会「ほう、随分デカい口たたくじゃねェか、こりゃ黙ってらんねェなあ…野郎ども!」

 

ダチョウ同好会は叫ぶ、と、空からツバメ…ツバメンズが3羽降ってき、2羽は地面に着地し、もう1羽はココアに直撃してくるくる回転しながら着地した!

 

ココア「きゃっ!」

ツバメンズA「お呼びですか?好会さま」

ツバメンズB「おお!あれはにゃんこ軍団とクリエメイトじゃないですか!」

ダチョウ同好会「こいつらをじきじきにやっちまいな!」

ツバメンズたち「ラジャー!!」

 

ツバメンズは返事とともにリゼたちを襲う!

 

リゼ「くっ!速い!」

シャロ「こんなの避けられるわけないじゃない!」

ネコノトリ「リゼ!シャロ!ツバメンズは攻撃後がチャンスにゃ!地面に着地したところを狙うにゃ!」

 

ネコノトリはスキを見てツバメンズに体当たりする。

 

ツバメンズA「ぐへっ!」

リゼ「そこだ!」

ツバメンズB「あひゃっ!」

シャロ「うさぎじゃないだけ、怖くないわ!」

ツバメンズC「ぎゃっす!」

 

ツバメンズトリオは3羽とも魂となって昇っていく。

 

ダチョウ同好会「おのれェェェェ!!こうなったら全員まとめてあの世に送ってやる!!」

 

ダチョウ同好会は激昂し、見境なくクチバシでつつきまくる!

リゼ、シャロ、ココア、チノともにダチョウ同好会のクチバシのサビに!

 

ネコノトリ「あわわわ…こいつを怒らせてはもう手も足も出ないにゃ…」

 

ネコノトリは絶望し、地面にへたばろうとしたその時だった!

突然、ダチョウ同好会の足元から氷のようなトゲが飛び出してきた!

 

ダチョウ同好会「ぐわぁぁ!!」

ネコノトリ「あ!あれは!!」

 

なんと!ラビットハウスの屋根の上に大きな黒い獣と、その上にまたがってるネコが!

 

ネコノトリ「皇獣ガオウダーク!!」

ネコ「だらしないにゃ!ネコノトリ!クリエメイトのみんな!シャキっとするにゃ!」

ダチョウ同好会「なにッ!?黒ガオウだと!?」

 

今度はダチョウ同好会が動揺する。

 

黒ガオウ「ダチョウ同好会よ、お前がどれだけユーザーたちに叩かれてるのかわかってるのか?」

ネコ「これを見るにゃ!」

 

黒ガオウにまたがるネコはニャンピューターを見せる。そこにはダチョウ同好会に対するコメントがびっしり。

 

『生きてはいけない奴』

『存在自体が罪』

『人でなし』

『肥溜めう○こマン』

『クソハゲ』

『ファッキンアニマル』

 

ダチョウ同好会「ふざけるな!!笑わせるな!!オレは偉大なるダチョウ同…」

ネコ「名前なんてどうでもいいにゃ、オマエはクソダチョウで充分にゃ」

クソダチョウ「ク、クソダチョウだとォォ!!?」

ネコ「にゃ!?まだ黒ガオウの攻撃を受けたいのかにゃ!?」

黒ガオウ「お前の批判の嵐はエトワリアでも降り注ぐだろう…」

クソダチョウ「じ、冗談じゃねェ!覚えてろォォォ!!」

 

クソダチョウは逃げ出した!

 

リゼ「すげー…あのおっかないダチョウを撃退した…」

シャロ「それにしても、かなり威厳があるわね…」

ネコノトリ「…あ!クソダチョウがいた辺りに何か落ちてるにゃ!」

 

なんと!エトワリマタタビの種が2つとドニャグーンパーツCが!

 

ネコノトリ「やったにゃ!吾輩のカンが当たったにゃ!」

リゼ「これでエトワリマタタビの種は5つだ!」

 

5つ揃ったエトワリマタタビの種が、エトワリマタタビに成長した!

 

シャロ「やったわ!」

ネコノトリ「しかもドニャグーンパーツも3つ揃ったにゃ!組み合わせるにゃ!」

 

ネコノトリはドニャグーンパーツを組み合わせた!

そして、ついに伝説のエアライドマシン、ドニャグーンが完成した!!

 

ネコ「キタキタキター!!ドニャグーン!!吾輩、先に行くにゃ!!」

 

黒ガオウにまたがったネコはドニャグーンに飛び乗り、神殿に向かって飛んでいった!

 

ネコノトリ「黒ガオウを差し置いてドニャグーンを選ぶとは…とんだ浮気者にゃ…」

 

とその時!エトワリマタタビとドニャグーンが完成した騒ぎを聞きつけたガガガガとド鳩・サブ・レー、ツバメンズとブラックマの大群がこちらに向かってきた!

 

黒ガオウ「乗れ!」

 

黒ガオウはリゼたちを乗せる。

 

黒ガオウ「しっかりつかまってろ!」

 

黒ガオウは素早いスピードで神殿まで逃げ出した。

 

リゼ「ついに決戦か…」

ネコノトリ「ネコムート!今行くにゃ!」

 

神殿に着けば、ぶんぶん先生との決戦!さあ、クリエメイトとにゃんこ軍団はぶんぶん先生を倒すことができるのか!?

 

その頃、ラビットハウス。

 

青山ブルーマウンテン「エトワリマタタビを探し求める少女たちを題材に小説を書こうと思いますが、どうですか?赤井さん」

赤井ブン太郎「うむ、良いと思うぞ、青山よ」

 

To be continued...




にゃんこファンタジア妄想コラボステージ

暗黒の墓場 極ムズ

殺意のわんこ
ゾンビワン
ブラッゴリ
ゴリ・ンジュ
シャドウボクサー
スカルボクサー
クロサワ監督(BOSS)
墓手太郎
ブラックブンブン

ラビットハウス通り 超極ムズ

ウサ銀
まゆげどり
ド鳩・サブ・レー
ツバメンズ
アヒルンルン
チキランラン
ダチョウ同好会
赤井ブン太郎(BOSS)


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最後の戦い!さらば友よ!

ネコ「ついに最終回だにゃ!」
きらら「思えばこの小説、長い戦いだったね」
たまて「ハッピーエンドになるのでしょうか!?」
クレア「さあ、物語の鍵を開きますよ!」


神殿の壮絶な戦いはまだ続いている。

 

ぶんぶん先生「体罰は愛情だ!」

ネコカベ「クリエメイトたちに手を出すにゃ!」

 

タンクネコとネコカベはぶんぶん先生の攻撃を受け止める。

 

たまて「あたっくー!」

栄依子「大人しくしなさい!」

カレン「体罰は撲滅デース!」

 

たまてたちはぶんぶん先生に攻撃する。しかし、ぶんぶん先生はかすり傷を負ったくらいで、怯まない。

 

ぶんぶん先生「フン!この程度の傷など、ツバつけときゃ治るわ!」

 

ぶんぶん先生がたまてたちを3人まとめて殴ろうとする!

 

ぶんぶん先生「受けてみよ!これが愛のムチだ!!」

 

ぶんぶん先生の拳が今まさにたまてたちに直撃するその時だった!

 

アルシーヴ「そこまでだ!ぶんぶん先生!」

ぶんぶん先生「うォッ!!?」

 

ぶんぶん先生が突然ふっとんだ!

 

ぶんぶん先生「き…貴様…!」

アルシーヴ「お前の好きにはさせない!」

 

アルシーヴは杖から黒い光線を放つ!

 

ぶんぶん先生「うぐっ!」

 

ぶんぶん先生は引き下がるも、すぐに立ち向かう。

 

ぶんぶん先生「愛情!心情!ド根性!!」

 

アルシーヴはぶんぶん先生の拳にふっとばされる!

 

アルシーヴ「くっ!」

 

アルシーヴは立つことができなくなった。そこにぶんぶん先生が近づく。しかも周りはシャドウボクサーやド鳩・サブ・レーたちに囲まれてる!

 

ぶんぶん先生「これが貴様の最後の授業だ!!」

 

ぶんぶん先生が今にも無抵抗なアルシーヴを殴るその時だった!

 

ぶんぶん先生「ガハッ!!」

 

ぶんぶん先生の頭に何かがぶつかる。

 

ネコ「きららたち!お待たせにゃ!」

 

ドニャグーンに乗ったネコ、ネコのエアライドが現れた!

 

きらら「ネコ!」

ネコのエアライド「リゼたちももうすぐ来るにゃ!」

 

ネコのエアライドに続いて、黒ガオウに乗ったリゼとシャロも戻ってきた!

 

リゼ「待たせたな!」

黒ガオウ「リゼ!エトワリマタタビをネコムートに!」

 

リゼはエトワリマタタビをネコムートに捧げた!

すると、ネコムートの体が輝きだす!

 

リゼ「な、なんだ!?」

シャロ「ネコムートの体に何か変化が!?」

 

ネコムートの体がスマートな体型に変化した!

 

ネコ「ネコムートが覚醒したにゃ!」

 

ネコムートは覚醒のネコムートに進化した!

 

ネコムート「我は超古代兵器…覚醒のネコムートなり!」

 

ネコムートは素早い勢いでシャドウボクサーやド鳩・サブ・レーを駆逐する。

 

ぶんぶん先生「なっ…!?」

 

ぶんぶん先生は怯む。そこへネコムートとネコのエアライドが素早い勢いで接近する!

 

ネコのエアライド「終わりにゃー!!」

 

ネコのエアライドとネコムートの突撃は同時にぶんぶん先生に直撃した!

 

ぶんぶん先生「うおおおあぁぁぁぁぁ!!」

 

ぶんぶん先生は転がり、地に伏した。

 

ぶんぶん先生「くそ…このチビどもに…この俺が…ガクッ」

 

ぶんぶん先生は気を失った。

 

たまて「やりました…ついにやりましたよ!!」

栄依子「長い戦いだったわね」

カレン「これにて一件落着デース!」

 

たまてたちはぴょんぴょん跳ねて喜んだ!その時だった!

 

ネコ「たすけてにゃー!」

 

ネコの叫び声が聞こえる、見ると、ネコがクリエケージに閉じ込められてる。

 

きらら「この檻…もしかして…」

 

きららはクリエケージの光ってる部分を叩く。

そして、クリエケージは破壊された。

 

ネコ「助かったにゃー!ありがとにゃー!」

 

ネコはきららに飛び込み、懐いた。

 

きらら「もう、くすぐったいよ!」

 

その時、カーン。

ネコたちの体が光った。

 

ネコ「な、なんだにゃ!?吾輩、光ってるにゃ!!」

タンクネコ「吾輩もにゃ!?」

黒ガオウ「我々にゃんこ軍団全員、光ってるぞ」

きらら「はい、ネコさんたちは、元の世界に戻ろうとしています」

ランプ「残念ですが、元の世界に戻ったら、ここでの記憶は消えてしまうはずです…」

ネコ「にゃー…吾輩、所詮はネコにゃ、忘れてしまって当然にゃ…」

ネコのエアライド「でも、もしかしたら覚えてるかもしれないにゃよ?」

 

ネコはちょっと悲しげな顔。

 

ネコ「吾輩…キミたちと別れるのは名残惜しいにゃ…」

ランプ「はい…ネコさん!あなたたちのことは忘れません!」

ネコ「キミ…最後に名前を教えてにゃ…」

ランプ「はい!私はランプです!」

ネコ「ランプ…いい名だにゃ…」

???「ボクのことも忘れないでね」

 

どこからともなく声が聞こえる。

 

きらら「その声、もしかして、神さまですか?」

神さま「そうだよ、きららちゃん、ボクが元の世界に戻っても、ここでの思い出は忘れないからね☆」

ランプ「でも、元の世界に戻ったら、ここでの記憶は…」

神さま「消えないよ、ボクは神さまだからね☆」

 

ネコたちは今まさに別れの時が来た。

 

ネコ「吾輩、元の世界に戻ったら…異世界を侵略するにゃ!」

ランプ「ネコさんは夢を持ってるのですね!頑張ってください!」

ネコ「わかったにゃ!ランプも頑張ってにゃ!応援するにゃ!」

 

そして、ネコとタンクネコ、ネコのエアライド、覚醒のネコムートは元の世界に戻った。

 

黒ガオウ「礼を言おう、リゼ、そなたの貢献でこの世界を救えたことを…」

リゼ「あはは、よせ、一番の功労者はにゃんこ軍団だ」

黒ガオウ「そなたたちは更なる強みを得る、それが私の望むことだ」

 

黒ガオウも元の世界に戻った。

 

ランプ「ああ…ネコさんたちが帰ってしまいました…」

たまて「ネコさんたちにとっては、元の世界に戻れてハッピーエンドってやつですよ」

栄依子「ふふ、そうね」

たまて「でも…ネコさんたち…ぐすっ…うええぇぇ…」

 

たまては泣き出す。

 

栄依子「たま!?」

たまて「うあぁぁぁん!ネコさん!離れちゃ嫌ですぅー!」

ランプ「私も…うあぁぁぁん!」

きらら「ランプ…たまてさん…」

カレン「元気出してくだサイ!ネコさんたち、きっとまた会えマース!」

 

カレンはにこにこする。

 

きらら「うん、きっとまた会えるよ」

カレン「さあ!帰ってのんびりしまショウ!シノたちが待ってますヨ!」

 

こうして

エトワリアはにゃんこ軍団によって

完全に救われた

 

にゃんこ軍団の

にゃんこ軍団による

エトワリアでの新生活が

今、始まるのだ!

 

…と思っていたけれど、

けっきょく

ボク達の生活が変わることは

まったく無かった

 

変わったことと言えば

なんとなく

友達が増えた

 

それぐらいだ

 

あ、そうそう

 

この前、1人のクリエメイトが

遊びに来ていた

 

そのクリエメイトは

ボクを見て

 

「きん、ぱつ!」

 

と言ってた

 

金色に輝く

モザイクと言ったところかな?

 

どちらにせよ

 

おめでとう

にゃんこ軍団!

ありがとう

にゃんこ軍団!

 

にゃんこ軍団よ

新境地へ!

 

The END

Thank you for reading !!




にゃんこファンタジア妄想ステージ

神殿 超極ムズ

メタルわんこ
ド鳩・サブ・レー
ゴマサーマン
シャドウボクサー
天使ゴンザレス
天使スレイプニール
アルパッカ
ちびぶんぶん
ぶんぶん先生(BOSS)

ランプ「はうぅ〜…この小説終わってしまいました…」
ネコ「そこ、よーく見てみるにゃ」
ランプ「え?1章?」
ネコ「そうにゃ、この度、にゃんこファンタジアは、第2章を書くことにしたにゃ!」
ランプ「嬉しいです!!」
ネコ「というわけで、第2章をお楽しみに!」


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第2章 体罰教師の逆襲!!帰ってきたにゃんこ軍団!!
エトワリアに戻ってきたにゃんこ軍団


ネコ「吾輩は…帰ってきた!!」
ラグ・ミミル「かわわっぱとチワワン倒した!!」
ネコ「吾輩をスルーにゃ!?」
きらら「というわけで、今回から第2章です!」
クレア「さあ、第2章の扉を開きますよ!」
ネコ「人の話を聞くにゃー!」


ぶんぶん先生を倒してはや1ヶ月。

平和を取り戻したエトワリア。

そこに、あの軍団が帰ってきた。

 

召喚の館。

魔法陣が出現し、そこからネコたちが戻ってきた。

 

ネコ「にゃ?ここは…」

タンクネコ「どこにゃ?」

黒ガオウ「……………」

 

ネコたちは辺りを見回す。

 

きらら「よかった!戻ってきた!」

クレア「す、凄かったです!」

 

きららとクレアは喜んだ。

 

ネコ「にゃ?キミは…」

タンクネコ「誰にゃ?」

 

ネコたちはやはり記憶がないようだ。

 

きらら「やっぱり記憶が無いみたいだね、私はきららだよ」

クレア「クレアです!」

ネコ「きらら?どこかで聞いたような…」

 

ネコはうっすら思い出す。

 

ネコ「まあいいにゃ、吾輩はネコにゃ」

タンクネコ「タンクネコにゃ、よろしくにゃ」

黒ガオウ「皇獣ガオウダークだ、お前たちのことは覚えている」

黒ガオウのお供ネコ「うぅ…吾輩のドニャグーン…」

 

どうやら黒ガオウはエトワリアの出来事を覚えているようだ。そして、このお供ネコはネコのエアライドだったネコだ。にゃんこ界に戻った時、ドニャグーンが大破したらしい。

 

きらら「そうだ、せっかく戻ってきたんだから、エトワリアの案内するね」

ネコ「エトワリア…なんか懐かしい気がするにゃ」

 

ネコは思い出しながら、きららに案内してもらう。

 

ランプ「あー!ネコさんだ!戻ってきたのですね!!」

ネコ「ぎにゃぁぁ!?」

 

小さな少女、ランプがネコに駆け寄り、抱きしめる。

 

ネコ「苦しいにゃぁ…ところで…誰にゃ?」

ランプ「ランプですよ!あの時の記憶はやっぱり忘れたのですね!」

ネコ「ランプ…聞き覚えある気がするにゃ」

 

ネコの記憶が少しずつ戻ってきた。

その時だった。

 

???「やあ、きららちゃん、また会えたね☆」

 

どこからともなく声が聞こえてくる。

 

きらら「その声は…神さま?」

神さま「当たり☆」

 

神さまが姿を現す。でもやっぱり裸だ。

 

神さま「呼んだ?ボク、神さまだけど」

きらら「はぁ…久しぶりです」

神さま「ボクのこと覚えててくれたんだね!嬉しいよ☆」

 

神さまは表情はそのままだが、嬉しそうだ。

 

きらら「じゃあランプ、ネコさんたちにエトワリアの案内してくるね!」

ランプ「それでしたら私もご一緒します!」

 

きららとランプはネコたちにエトワリアの案内をし始めた。

 

きらら「まず、今いる場所が召喚の館。私はここでクリエメイトの召喚をしてます」

クレア「私はきららさんのお手伝いをしてます」

ネコ「にゃるほど」

タンクネコ「次行くにゃ」

 

きららとランプは次の場所へ案内する。

 

ランプ「ここが鍛冶屋ですよ」

きらら「あれ?パスを感じる…もしかして…」

黒ガオウ「どうした?」

きらら「あ…なんでもありません、ガオウダークさん」

 

とりあえず鍛冶屋に入る。

 

きらら「ポルカ〜?いる?」

ポルカ「お、きららじゃん!らっしゃい!」

 

ポルカという少女は鍛冶屋で働いている。

 

ポルカ「今、このネコの剣を鍛え上げてるんだ」

ネコ「え?」

 

それを聞いて、ネコは辺りを見回す。そこには…

 

ネコ「勇者ネコ!こんなところで何してるにゃ?」

勇者ネコ「ああ、ポルカって少女にオレの剣を強化してもらってるにゃ」

ポルカ「しかし珍しいな、せんしのシンボルだけでなく、レンガや鋼の歯車も素材にできるとは…」

勇者ネコ「にゃんこ界の強化素材だからにゃ」

 

勇者ネコとポルカは話し込んでいる。

 

きらら(今のパス…やっぱりネコさんたちの仲間だったんだ…他にも仲間がどこかにいそうだね…)

ポルカ「ほら!できたぜ!」

勇者ネコ「これが勇者の剣の輝き!うーん、素晴らしい!」

 

勇者ネコとポルカの仲は深まっていくのだった。

 

鍛冶屋を出て、次の場所へ行く。

 

きらら「ここがコルクの店だよ」

コルク「いらっしゃい」

 

コルクの店は、炎の新芽や水の新芽などのアイテムが売られている。

 

ネコ「あ!トレジャーレーダーがあるにゃ!」

 

ネコはトレジャーレーダーを発見した。

 

ネコ「トレジャーレーダー、くださいにゃ」

コルク「星彩石40個と交換」

ネコ「え?」

コルク「星彩石40個」

ネコ「セイサイセキ?そんなの知らないにゃ、ネコカン40個じゃダメにゃ?」

きらら「あ…あはは…私が交換します」

 

きららは星彩石40個をコルクに手渡した。

 

コルク「交渉成立」

ネコ「ありがとにゃー!」

 

こうして、きららのおかげでネコはトレジャーレーダーを手に入れた。

 

案内から約2時間。

 

ネコ「お腹空いたにゃ」

タンクネコ「吾輩もにゃ」

黒ガオウ「ああ」

お供ネコ「はらぺこにゃ」

きらら「ライネさんのお店に行こうか」

ランプ「はい!」

 

きららたちはライネのお店に行く。

 

きらら「ライネさん」

 

きららはライネの店に入店する。

 

ライネ「ごめんなさいね、今はお客さんがこんなにいっぱいで待ち時間かかりそうだわ」

きらら「そうですか…」

ネコ「はらぺこにゃ…あ!そうだにゃ!アレを使えば、待ち時間短縮にゃ!」

 

ネコは何かを思いついた。

ネコはニャンピューターを使い、ビデオ通話する。

 

ネコ「もしもし、ネコウエイトレス?」

ネコウエイトレス『どうしたにゃ?』

ネコ「至急ライネさんの店に行くにゃ!お客さんがいっぱいで、ライネさん1人じゃ手に負えないにゃ!」

ネコウエイトレス『それは大変にゃ、今行くにゃ!』

 

ネコはニャンピューターの通話を切る。

 

ランプ「私、麻冬様を呼んできますね!」

 

ランプは麻冬を呼びに行った。

 

それから1人と1匹がそろった。

 

麻冬「お兄ちゃん♡バナナクレープおすすめなの♡」

ネコウエイトレス「今日はなにになさいますにゃ?」

 

麻冬とネコウエイトレスの頑張りで、お客が減り、空きができた。

 

ライネ「すごいわ!」

きらら「空きができたね!」

ネコ「ようやく食べられるにゃ!」

 

きららたちは空いてる席に座る。

 

ライネ「おかげで助かったわ!はい!たくさん食べてね!」

 

ライネは料理をたっぷりと持ってきた。

 

ライネ「はい、ネコちゃんたちはお魚大盛りね!」

ネコ「やったにゃー!」

 

ネコたちは喜んで魚を食べる。

 

ライネの料理を食べ終わったきらら御一行。

 

きらら「あそこにあるのが神殿、女神ソラ様が治めてるの」

ランプ「ネコさんたちはあそこでぶんぶん先生を倒したのですよ!」

ネコ「ぶんぶん先生…!」

タンクネコ「そうだったにゃ…!吾輩、ぶんぶん先生と戦ったにゃ!」

ネコ「思い出したにゃー!!!」

 

ネコはエトワリアのすべての出来事を思い出し、叫んだ。

ネコの叫び声がエトワリア中に響き渡る。

 

???「その声は…ネコくんですね!!」

 

誰かが飛び出してきた。ツインテールに白いリボン。この少女は…

 

ネコ「もしかして…たまて?」

たまて「おおー!覚えててくれたのですね!!嬉しいです!!」

 

たまてはネコを抱きしめる。

 

ネコ「またまた苦しいにゃ…」

たまて「ネコくん!再びよろしくですよ!」

ネコ「よろしくにゃ…」

 

ようやくたまてから手放されたネコは…

 

ネコ「モテるのもツラいにゃぁ…」

 

こう呟くのだった。

 

それから辺りは暗くなり、夜になった。

 

ネコ「ネコ基地、まだ残ってるにゃ?」

 

きららご一行はネコ基地のある方向に向かう。

 

ネコ「よかったにゃ!まだ残ってるにゃ!」

タンクネコ「ん?誰かいるにゃ」

 

そこにはネコ基地の不備を直している女性が。

 

きらら「あ、カンナさん」

カンナ「ん?きららか、今このネコたちの基地を修理しているところだ」

ネコ「誰かは知らないが、ありがたいにゃ!」

タンクネコ「それにしても、お腹空いたにゃ…」

ネコ「よし、基地で晩ごはんにゃ!」

 

きららたちは基地に入る。

 

ネコ「何食べようかにゃ?」

タンクネコ「ネコデリバリーにピザを運んでもらうにゃ?」

ネコ「いや、アイツはダメにゃ…配達用のピザを食べてしまうにゃ…」

タンクネコ「そうだったにゃ…」

ネコ「そうだにゃ!にゃんこそばにざるそばを頼むにゃ!」

 

ネコは電話を取り出す。

 

にゃんこそば『はい、にゃんこそばですにゃ』

ネコ「ざるそば8人分、よろしくにゃ」

 

それから数分後。

 

にゃんこそば「お待たせしましたにゃ!ざるそば8人分ですにゃ!」

ネコ「ありがとにゃ!」

 

きららたちはざるそばを啜る。

 

きらら「美味しい」

ランプ「はうぅー、ネコさんのざるそば、染み渡りますねぇ〜!」

たまて「ネコなのに料理上手ですね!」

カンナ「うん、いい味だ」

ネコ「吾輩のお腹にクリティカルにゃ〜」

 

ネコは思わずお腹からクリティカルの音を出す。

 

タンクネコ「そんな音をメタルネコが出したら即死にゃ…」

 

ざるそばを食べ終えたきららたち。

ネコはテレビをつける。

 

ネコ「あ!コントやってるにゃ!」

 

テレビには2匹の犬、チワワン伯爵とプドール夫人が映っている。

 

チワワン伯爵『最近、ネコックマに第三形態が追加されましたよ』

プドール夫人『その第三形態とは?』

チワワン伯爵『ネコメタックマと言うらしいです』

プドール夫人『ゲームバランス崩壊し過ぎやろ!』

 

ネコ「にゃははは!それが本当なら是非実装求むにゃ!」

 

一方、黒ガオウのお供ネコはたまてと格ゲーをしている。

 

たまて「コンボを決めますよ!」

お供ネコ「にゃー!ハメ殺しされたにゃ!」

 

それから楽しい時間は過ぎ…

 

ネコ「今日は泊まってにゃ」

タンクネコ「遠慮はいらないにゃ」

きらら「はい!」

ランプ「ネコさん、おやすみなさい!」

たまて「ゆっくり寝て元気回復しますよ!」

 

きららたちは布団に入り、寝息をたてた。

 

ネコ「きららたち…明日も遊ぼうにゃ…スヤァ…」

 

ネコもうとうとして寝始めた。

明日も楽しい日が来ると願って。

 

一方その頃。

 

???「ニャンコグンダンノケハイヲサッチ…」

???「ここだな…」

 

ネコ基地の外には蒼く染まったわんことカンガルーが覗いていた。

 

To be continued...




ネコ「今回は敵がほとんど出なくて平和だにゃ」
きらら「いつもは戦ってばかりでしたね」
ネコ「けど次回からまたヤバそうにゃ…」
ランプ「大丈夫です!ネコさんなら乗り越えられますよ!!」
ネコ「そうだにゃ!吾輩ならいけるにゃ!!」
たまて「次回をお楽しみに〜!」


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海の家 オブザニャンコ

ネコ「最近作者の更新スピードが早くなったみたいにゃ」
カレン「今日はなんと!水着回デース!」
たまて「イベントスチル!」


朝を迎えたエトワリアのネコ基地。

 

きらら「おはよう、ネコさん」

ランプ「おはようございます!」

たまて「ネコくん!おはようございます!!」

ネコ「おはようにゃ」

タンクネコ「よく眠れたにゃ?」

 

ネコは朝が来ても暇そうにゴロゴロする。

 

ネコ「暇にゃ、どこか出かけたいにゃ」

たまて「それなら海に行きませんか!?」

 

たまては目を光らせながら提案する。

 

ランプ「海!いいですね!」

ネコ「賛成にゃ!!」

たまて「そうと決まれば、水着ショップに行きましょう!!」

 

きららたちは水着ショップに向かう。

 

栄依子「たま!奇遇ね!」

たまて「えーこちゃん!!」

カレン「ワタシもいマース!」

 

栄依子とカレンも来ていた。

 

栄依子「ネコもいるじゃない!戻ってきたのね!」

カレン「お久しぶりデース!」

ネコ「栄依子…カレン…お久しぶりにゃー!」

 

ネコは喜んでぴょんぴょん跳ねる。

 

栄依子「今試着するから、ネコ、覗いちゃダメよ」

ネコ「誰が覗くかにゃ!」

 

栄依子は水着を試着した!

 

栄依子「どう?」

カレン「ワオ!エーコの水着、紐デスか!?大胆デスねー!」

栄依子「いやいやいや!結ぶところが紐なだけで、ちゃんとあるから布!」

たまて「あー///あー///」

ネコ「どうしたにゃ?」

たまて「エロい」

栄依子「ストレートね…」

 

次はカレンが試着する。

 

カレン「どうデスか?」

栄依子「かわいいわね」

ネコ「似合ってるにゃ」

 

カレンの水着はピンクのパレオだ。

 

次はたまての試着。

 

たまて「ばばーん!」

 

たまての水着は星模様の水着だ。

 

たまて「星ですよ!スターですよ!」

ネコ「うんうん、似合うにゃ…」

栄依子「けど、ネコの言い方、なんか否定的ね…」

たまて「ひどっ!」

ネコ「素直に答えてるにゃよ!?つ、次は吾輩の試着にゃ!!」

栄依子「ネコも水着選んだの!?」

ネコ「ふっふっふ…見て驚くにゃ…」

 

ネコは試着し、カーテンを開ける。

 

ネコ「見よ!!」

 

そこにはサングラスをかけたネコが。

 

栄依子「まあっ!これには負けたわね!」

カレン「まさしく夏のネコデスね!」

たまて「海のオトコならぬネコですね!」

ネコ「にゃははは!照れるにゃ!」

 

ネコは照れるあまり赤羅我王色に染まる。

 

たまて「それではレッツゴーですよ!」

ネコ「黒ガオウ!この子たちを乗せて出発にゃ!」

黒ガオウ「了解した」

 

黒ガオウにまたがり、海に向かうきらら御一行。

 

その後の水着ショップ。

 

正体不明の生き物「じー…」

 

そこにはネコなのかなんなのかわからない正体不明の生き物、ネコルガが水着を眺めていた。

 

ネコルガ「海…行きたい…」

 

海に着いたきらら御一行。

 

たまて「ついに来ました!!海と言えば水着ギャル!!」

 

たまてはものすごいテンションだ。

 

ネコ「すげーテンションにゃ…」

栄依子「けど、さすが夏の海ね」

カレン「人がいっぱいいマスね」

きらら「私、海の家でライネさんのお手伝いしに行きますね」

ネコ「吾輩は日焼けするにゃ」

たまて「さあ、思いっきりはしゃいじゃいましょう!!」

 

きららはライネのお手伝いしに、ネコはのんびり日焼けし、たまて、栄依子、カレンは海で遊び始める。

 

たまて「水鉄砲!受けてください!」

カレン「ワーオ!」

栄依子「やったわね!私からもお返し!」

 

3人がはしゃぐ中、サングラスをかけたネコはこんがりと焼け、黒っぽくなった。

 

ネコ「ちょっと日焼けし過ぎたにゃ…」

 

そこへ、はしゃぐ3人からの水が飛んでくる。

 

ネコ「ぎにゃっ!」

 

ネコは水を受けた。サングラスがずれている。

 

ネコ「にゃにゃー!反撃にゃー!」

 

ネコはいつの間にやら建てたにゃんこ城から水鉄砲を放つ!

 

栄依子「きゃっ!」

たまて「ぷきっ!」

カレン「ワオ!」

ネコ「どにゃ!これが本物の水鉄砲にゃ!」

 

ネコはサングラス越しにドヤ顔。

 

ネコ「にしても、お腹空いたにゃ」

たまて「海の家に行きましょう!」

 

たまてたちは海の家に向かう。

 

きらら「みんなお疲れ!」

ライネ「いらっしゃい!ご飯にする?」

???「あっついラーメンもあるにゃ!」

ネコ「にゃ!?」

 

海の家では、きららとライネ、そして見知らぬ誰かが働いていた。いや、ネコにとっては知ってる誰かだ。

 

ネコ「ねこラーメン道!」

ねこラーメン道「へい!そこの日焼けネコ!ラーメンはいかがにゃ!?」

カレン「ヘイ!大将!ラーメン1つ!」

ねこラーメン道「ラーメン1丁!」

カレン「ホットでお願いしマス!!」

ネコ「ラーメンはもともとホットにゃ…いや、夏は冷麺もあるにゃね」

 

それから数分後。

お昼を食べ終わり、いつもの服に着替えてネコ基地に戻るきららたち。

ネコはテレビをつける。

 

ネコ「にゃ!?わんこ軍団がまた現れたにゃ!?」

タンクネコ「にゃんだって!?」

キモネコ「しかも、今テレビに映ったのって…ぶんぶん先生にゃ!?」

 

ネコたちはぶんぶん先生に怯える。

 

カレン「怯んじゃダメデス!相手がぶんぶん先生だろうと、ワタシたちで倒せばいいのデス!」

栄依子「そうよ!ネコ!ぶんぶん先生なら、この前倒したじゃない!」

ネコ「あ…にゃははは!吾輩がぶんぶん先生に負けるはずないにゃ!」

たまて「調子に乗ってると負けフラグですよ」

 

きららたちは冒険の準備をする。

相手はぶんぶん先生だ。しかし、ここで怯むわけにはいかない!

エトワリアの平和を取り戻すために!

 

ゆけゆけクリエメイト!

ゆけゆけにゃんこ軍団!

 

To be continued...




ネコ「今回も平和な…しかもサービス回にゃ」
ラグ・ミミル「だが、ねこぞうくん、次回は久々のバトルだぜ、しかも相手は強襲ボス」
栄依子「強襲ボス?なにかしら?」
ネコ「バトるたびに30分待たなければいけない強敵にゃ」
キョセーヌ「突然ですがクイズの時間です」
ラグ・ミミル、ネコ、栄依子「!?」
キョセーヌ「問題!次回の強襲ボスは誰でしょう」

1.ヒュージゴマ
2.メシエ
3.ギガガガ
4.U.F.O.軍団

栄依子「さすがに難しいわね」
ラグ・ミミル「まったくわからない…」
ネコ「嘘つけ、作者のくせに」
キョセーヌ「正解発表は次回!」


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超生命体、強襲!

ラグ「メルクストーリアコラボがキター!!」
ネコ「わわっ!びっくりしたにゃ!」
ラグ「今ならぶっ壊れキャラが手に入るぞ!!」
ネコ「ユウ(癒術師)のことだにゃ」
ラグ「コラボが終わらんうちに手に入れようぜ!!」
ネコ「さあ、今回は強襲ボスが現われるにゃ!」
クレア「さあ、物語の鍵を開きますよ!」


冒険の準備を整えたきららたち。

強力な敵に備えて、いざ出発!

 

きらら「やたらとパスを感じるね…」

ネコ「恐らくわんこ軍団にゃ、ぶんぶん先生も近くにいるはずにゃ」

カレン「相手がぶんぶん先生だろうと、恐れることはありまセン!」

栄依子「そうよ!ぶんぶん先生は1度敗れたんだから、同じ相手に負けるはずがないわ」

たまて「でも、かなり強化されて戻ってるかも知れませんよ?大体同じ相手は強化された状態で現れますし」

ネコ「にゃ…」

 

ネコは不安そうになる。

 

きらら「!? 伏せて!」

 

きららは突然叫び、みんなは伏せた。

すると、ガガガガの大群がきららの真上を飛んでいく。

 

ネコ「危なかったにゃ…」

ガガガガ「チッ、仕留め損なったか」

 

ガガガガたちはまた襲いかかる!

 

栄依子「懲りない子ね…悪い子にはお仕置きよ!」

 

栄依子はオーブから魔法の弾を飛ばした!弾がガガガガたちを巻き込む!

 

ガガガガ「ぐあぁぁぁ!」

 

ガガガガたちは一掃され、全員魂となって昇っていく。

 

ネコ「思ったより弱いにゃ」

黒ガオウ「!? また来たぞ!」

 

ガガガガの大群がまた飛んでくる。

 

栄依子「何度来ても同じよ!」

 

栄依子はまた魔法で一掃する。

しかしまた別のガガガガたちが襲う。

 

栄依子「もう!」

 

栄依子はまた魔法で一掃する。

それでも別のガガガガは現われる。

 

栄依子「きりがないわね!」

ネコ「にゃ!?」

 

ネコは何かを見て驚く。

 

たまて「どうしたのですか?ネコくん」

ネコ「あ…あれを見るにゃ!」

 

ネコが手(前足?)を指す。そこにはなんと、1匹だけ大きなガガガガが!

 

タンクネコ、たまて「でかっ!!」

カレン「ビッグサイズデス!!」

ガガガガ?「よくも俺の部下どもを倒してくれたな!」

ネコ「オマエは…ギガガガ!!」

 

そう、この大きな蛾こそがギガガガだ!

 

ネコ「にゃにゃ…資金源だからって甘く見たようだにゃ…」

ギガガガ「部下どもを散々いたぶってくれた例だ…受け取れ!」

 

ギガガガは(はね)をばたつかせ、竜巻を巻き起こした!

 

ネコ「ぎにゃー!!」

栄依子「きゃあー!!」

たまて「わぁー!!」

カレン「ノォー!!」

 

ネコたちはどこかへ吹っ飛ばされていった。

 

きらら「ああっ!」

黒ガオウ「つかまれ!」

 

きららは吹っ飛ばされそうなところを黒ガオウにつかまり、助かった。

 

黒ガオウ「私にふっとばしは効かないのだ」

 

そう、黒ガオウは持ち前のふっとばし無効で竜巻が効かないのだ。

 

ギガガガ「くそ!ふっとばし無効だと!?」

きらら「なんとか攻めたいところだけど…皆さん、ふっとんでしまいました…」

 

その時だった!

 

神さま「ボクが力を貸すよ」

きらら「その声は…!」

 

どこからともなく声が聞こえたと同時に神さまが現れた!

しかも、きららの杖のオーブは見たことのないオーブに変化している!

 

きらら「あれ?オーブが…」

 

きららはオーブを見る。

そのオーブは青く、神さまの顔が浮かび上がっている。

 

神さま「それは「にゃんこ大戦争のオーブ」だよ」

きらら「にゃんこ大戦争のオーブ?」

神さま「すごい力を使えるようにしたから「ハングリーであれバカであれ」と言ってみて☆」

きらら「えっと…ハングリーであれバカであれ」

 

すると、オーブが突然輝いた!

 

きらら「え!?な…なに…」

神さま「まあ見てて」

 

すると、後ろから何かざわざわしてるので、きららは振り向いた。

 

きらら「え?」

 

なんと、ネコと栄依子、たまてにカレンの大群がこっちに向かってきた!

 

きらら「ええぇぇ!?」

神さま「ベビーラッシュだよ、これできららちゃんはベビーラッシュを習得したんだ」

 

たまてたちの大群がギガガガを襲う!

 

栄依子「お仕置きよ!」

たまて「イベントスチルー!」

カレン「そぉい!」

ネコ「数の暴力を思い知れにゃー!!」

 

ギガガガはボコスカ状態に。

 

ギガガガ「ぐわあぁぁぁぁ!!」

 

ギガガガはこれにはたまらず魂となって昇っていく。

 

きらら「すごい…これが神さまの力!」

 

きららが目を輝かせていると、ベビーラッシュによるたまてたちの大群は消滅し、それぞれ1人だけ残る。

 

神さま「時間切れになると、本物以外は全部消えるからね」

きらら「あ…はい!」

神さま「それと、ベビーラッシュは使った後は12時間かからないと使えないよ」

きらら「はい!」

 

それを伝えて、神さまは天界に戻っていった。

 

きらら「ベビーラッシュ…使いこなしていこう」

 

その時、ドーン!

遠くで轟音が聞こえた。

 

きらら「え?」

たまて「何事ですか!?」

ネコ「まさか…」

 

きららたちは恐れ始める。

 

黒ガオウ「怪しい気配を感じる…」

きらら「でも、恐れている場合じゃないよ!行こう!」

 

きららたちは黒ガオウに乗り、轟音の聞こえた場所へ向かう。

果たしてその先には何が待ち構えているのか!?

 

To be continued...




キョセーヌ「前回のクイズの答えは「ギガガガ」でした!」
ラグ「しっかしでっかいなあ…俺、蛾は苦手…」
ネコ「作者はヤママユガとかクスサンとかシャクガ科などが嫌いらしいにゃ!」
きらら「次回は第1期にちょろっと出たあのキャラが…!?」


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狂乱の衝撃波

ネコ「にゃんこ大戦争8周年!さらに初音ミクコラボにゃ!」
黒ガオウ「作者が初音ミク マジカルミライ2020 大阪を引き当てたぞ!」
たまて「ミクちゃんにみくみくにされたいですー!」
きらら「今回は第1章にちょろっと出たあのクリエメイトが!?」
クレア「さあ、物語の扉を開きますよ〜!」


轟音の響いた所へ、黒ガオウに乗って進むきららたち。

 

きらら「待って!邪悪なパスを感じる…」

 

きららはパスを感じた。

 

きらら「うん…行こう!」

 

きららたちはパスを感じる場所に着いた。と!そこには!

 

カレン「アヤヤ!?」

ネコ「待つにゃ!様子が変にゃ!」

 

小路綾だ!

しかし、なんか違う。体と服の一部にカビのような黒い模様が。

目は丸い白目だ。

 

ネコ「まさか…狂乱化にゃ!?」

きらら「狂乱化!?」

黒ガオウ「きらら!こいつは狂乱化して我を失っている!呼びかけても無駄だぞ!」

 

そう話してるうちに、綾が何やら口走る。

 

綾「何が金髪よ…金髪の何がいいっていうのよ!!」

 

綾は叫んだ!同時に黒い衝撃波が放たれる!

 

黒ガオウ「避けろ!」

きらら「えいっ!」

たまて「とりゃー!」

栄依子「見えた!」

カレン「ヤアッ!」

 

きららたちは避けた!が!

 

キモネコ「ぎにゃあああああ!!」

 

キモネコに直撃した!

 

ネコ「ああっ!キモネコ!」

 

キモネコはなんとか立ち上がった。が!黒いカビのような模様が!

 

ネコ「まさか今のは…」

黒ガオウ「狂乱の衝撃波だ!これを受けた者は狂乱化する!」

全員「ええぇーー!?」

綾「何をごちゃごちゃ言ってるのよ…散りなさい!!」

 

狂乱の綾はオーブから魔法弾を放った!

 

カレン「アーウチ!」

 

カレンは魔法弾を喰らい、ふっとぶ。

 

たまて「カレンちゃん!」

綾「あなたも消えなさい!!」

 

綾はたまて目掛けて魔法弾を放つ!

 

たまて「えーい!遅いですよ!」

 

たまては軽やかな動きで避けた!が!たまての背後から狂乱のキモネコが足で蹴ってきた!

 

たまて「わあっ!」

 

たまては飛ばされる!さらに!

 

栄依子「きゃあっ!」

 

キモネコから放たれる波動が栄依子に当たる!

 

ネコ「しまったにゃ!キモネコは狂乱化すると波動を放つことを忘れてたにゃ!」

黒ガオウ「波動…」

 

黒ガオウは何やら思いついたようだ。

 

黒ガオウ「タンクネコ!力を貸してくれ!」

タンクネコ「了解にゃ!」

 

タンクネコはキモネコの前に立つ!

 

キモネコ「ガルルル!!」

タンクネコ「にゃ!」

 

波動が放たれる!しかし!黒ガオウは波動無効のおかげでダメージを受けない!

 

黒ガオウ「そこっ!」

 

黒ガオウは一瞬のスキを見て激しい攻撃をかました!

 

キモネコ「グアァァァ!!」

 

キモネコは気絶した。

 

綾「何よ…何よ何よ何よ!使えないネコね!」

 

綾は何やら風を巻き起こす。すると…

 

きらら「浮いた!?」

 

綾が宙に浮いた!

 

綾「こうなったら!何もかも消し去るわ!!」

 

綾は強力な魔法を狂乱化の衝撃波と同時に放とうとする!

 

たまて「大変ですよ!こんな時は正義のヒーローが来て逆転劇ですよ!!」

栄依子「たま!?そんな子供じみたことが…」

たまて「助けに来てー!キャットマーン!!」

 

たまては助けを呼んだ。

 

???「ハッ!」

 

なんと!正義のヒーローが本当に現れた!

 

???「悪をくじき、弱気を助ける正義のヒーロー、キャットマンダディ、参上!」

ネコ「たまて!でかしたにゃ!」

タンクネコ「ナイスだにゃ!」

 

ネコたちは大喜び。

 

キャットマン「狂乱の小路綾よ!我の正義の鉄拳を受けてみよ!」

綾「ふん!」

 

キャットマンは姿を消す。

 

綾「消えた!?」

キャットマン「キャットマンパーンチ!!」

 

キャットマンは綾に一撃をかました!

 

綾「きゃああああああ!!」

 

綾はその一撃にたまらず倒れた。

 

ネコ「やったにゃ!「浮いてる敵に超ダメージ」が炸裂にゃ!」

たまて「キャットマン!ありがとうございます!」

キャットマン「困った時はお互い様だ」

綾「う、うーん…」

 

綾が起き上がる。黒いカビのような模様はもうない。

 

綾「あれ?私、何してたの?」

ネコ「キミは狂乱化して我を失ってたにゃ」

綾「え?全然覚えがないわ…」

キモネコ「吾輩もにゃ…」

綾「何かわからないけど…ありがとう」

 

綾はにこ…と微笑む。

 

きらら「それにしても、狂乱化…恐ろしいね」

 

きららたちは前に進む。

ぶんぶん先生の戦いに向けて進む。

この先には何が待っているのか。

 

To be continued...




ネコ「まさかのダークヒーローズの登場にゃ!」
カレン「あれが正義の味方なんデスね!」
クレア「次回はエイリアン初登場ですよ!」


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エイリアン現る!ぶんぶん先生再び!

きらら「大晦日だね」
ネコ「今年ともうお別れにゃ」
たまて「さあ、今回はエイリアン初登場ですよ!」
クレア「今年最後の物語の鍵を開きますよ!」


きららたちはパスを感じる方向へ進む。

 

ネコ「パスを感じる方向に…ぶんぶん先生がいるにゃね…」

きらら「うん、間違いないよ」

 

その時。

 

???「ニャンコグンダン、ミツケタ」

???「クリエメイトともども覚悟しろ」

 

わんことカンガルーが。しかし、身体は蒼く染まっている!

 

きらら「え?」

ネコ「にゃ!こいつらはエイリアンだにゃ!かなり強いヤツにゃ!」

たまて「なるほど、冒険も進んだということですね!」

栄依子「どういう例え方なのよ」

 

タコ足わんこはエイリワン、ハサミのようなグローブを身につけたカンガルーはハサミーマンだ。

 

エイリワン「ワン!」

 

エイリワンはカレンに飛びかかる!

 

カレン「アイタッ!ワンコのくせに強いデス!」

ハサミーマン「受けてみろ!」

 

ハサミーマンはグローブから怪光線を放つ!

 

たまて「ぷきー!」

 

たまてはふっとばされた。

 

栄依子「強いわね…」

ネコ「だから言って…」

???「体罰は愛情だ!」

ネコ「ぎにゃあああああああ!?」

 

ネコが殴られた!と同時に…

 

栄依子「きゃあ!」

 

栄依子も波動を喰らった!

 

???「この間はよくもやってくれたな…」

 

そこにはぶんぶん先生…のような蒼い巨体が!腹は裂けており、背中から寄生獣のような目玉が飛び出ている。

 

ネコ「オマエは…パラサイトブンブン!」

きらら「パラサイトブンブン!?」

ネコ「ぶんぶん先生に寄生した恐るべきエイリアンにゃ!」

タンクネコ「こうなれば!覚醒のネコムート出撃にゃ!」

 

ネコは覚醒のネコムートを出撃させる。

 

ネコムート「我は覚醒の…」

パラブン「体罰は愛情だ!」

 

パラサイトブンブンの一殴りで、覚醒のネコムートは魂となって昇っていく。

 

ネコ「ウソだにゃ!!?」

黒ガオウ「これは…何かしらの力を秘めている…!?」

 

黒ガオウは何かに気づく。

 

ネコ「わかったにゃ!クリスタルだにゃ!」

きらら「クリスタル!?」

ネコ「もしかしたら、エトワリアにも…」

 

ネコはニャンピューターを取り出して調べる。

 

ネコ「おおっ!レッドクリスタルがエトワリアに存在するらしいにゃ!」

タンクネコ「冴えてるにゃ!」

ネコ「早速レッドクリスタルを探すにゃ!」

カレン「ハイ!ワタシに任せるデス!」

ネコ「ネコノトリを連れていくにゃ!」

黒ガオウ「時間がない、乗れ!」

 

カレンとネコノトリは黒ガオウに乗ってレッドクリスタルを探しに向かう。

果たしてレッドクリスタルは見つかるのか、そしてエイリアンはどうなるのか!?

 

カレン「待っててくだサイ!必ず見つけるデス!」

 

To be continued...




きらら「2020年、ご愛読ありがとうございました!」
ネコ「来年も、にゃんこファンタジアをよろしくにゃ!」
きらら、ネコ「よいお年を!」


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エイリアン弱体化の秘宝

きらら「新年、あけましておめでとうございます!」
ネコ「今年もにゃんこファンタジアをよろしくお願いしますにゃ!」
たまて「新年はゲーム三昧にしましょう!」
クレア「さあ、新年最初の物語の鍵を開きますよ!」


黒ガオウに乗り、レッドクリスタルを探すお供ネコとカレンとネコノトリ。

 

ネコノトリ「えっと、この辺に…」

???「誰だぁ、ここに足を踏み入れるのは」

 

声がした。そこには蒼く染まった大きなカバが。

 

黒ガオウ「デッカーバチャンだ!今は勝ち目がない!逃げるぞ!」

 

黒ガオウは引き返し、別の道を探す。すると…

 

???「あー!ダチョウを倒した伝説の生き物だ!」

 

また声が。見ると、ラビットハウスの少女、ココアが。

 

カレン「ココア!」

ココア「カレンちゃん!私も連れてって!」

お供ネコ「どうするにゃ?」

黒ガオウ「いいだろう、ただし条件がある」

ココア「え?」

黒ガオウ「レッドクリスタルを探すことに協力してほしい」

ココア「わかった!レッドクリスタルだね!」

黒ガオウ「よし、乗れ」

 

ココアは黒ガオウに乗り、レッドクリスタルを探す。

 

ココア「ところで伝説の獣さん、君は誰なの?」

黒ガオウ「皇獣ガオウダークだ、黒ガオウと呼んでくれ」

ネコノトリ「この辺だにゃ!」

 

ニャンピューターが激しく反応する。と!そこには!

 

???「ククク、よく来たな、クリエメイトとにゃんこ軍団ども…」

 

お腹に黒いコアを持つ巨大な赤いアザラシが!

 

お供ネコ「オマエは、ヒュージゴマ!」

カレン「アザラシなど、楽勝デス!」

 

カレンは剣でヒュージゴマを斬ろうとする。

 

黒ガオウ「近寄るな!」

カレン「え?」

ヒュージゴマ「バカめ!」

 

ヒュージゴマに噛まれた!

 

カレン「アーウチ!…う、動けまセン!」

 

カレンは動けなくなってしまった!

 

ココア「あー!アザラシさん!よくもカレンちゃんを!」

ネコノトリ「だから近寄るにゃ!」

ヒュージゴマ「愚か者め!」

ココア「きゃっ!」

 

ココアも噛まれて動けなくなってしまった!

 

ヒュージゴマ「ククク…さて、どこから噛みちぎろうか?」

 

動けなくなったカレンとココアにヒュージゴマがどんどん近づく。

そしてヒュージゴマが大口を開けたその時だった!

 

ヒュージゴマ「グハッ!」

 

魔法の弾がヒュージゴマに命中した!

 

???「まったく、1人で突っ込むのは危ないですよ」

 

そこには白っぽいロングの少女が。

 

ココア「チノちゃん!?」

チノ「近づくのが駄目なら、遠くから攻撃するまでです」

ヒュージゴマ「おのれ!魔法使いが!」

チノ「あと、協力者がいますよ」

 

チノの横には、胸がとても大きな雷神の少女が。

 

???「私は迅雷神のサンディアβ」

ヒュージゴマ「げっ!」

 

ヒュージゴマはサンディアの姿を見て怯む。

 

サンディア「クリエメイトにかわって、お仕置きです!」

 

サンディアは強力な雷をヒュージゴマに落下させた!

 

ヒュージゴマ「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ヒュージゴマは体が赤いせいで超ダメージを受け、真っ黒になってしまう。

 

ヒュージゴマ「なんて…とんでも…ない…雷…なん…だ…ガクッ」

 

ヒュージゴマは倒れ、魂となって昇っていった。

 

サンディア「危ないところでしたね」

ココア「チノちゃあぁぁん!助けてくれてありがとおぉ!私、お姉ちゃん失格だぁ!」

 

ココアは泣いてチノに抱きつく。

 

カレン「見てくだサイ!アザラシがいたところに何か落ちてマス!」

 

カレンは何かを拾った。宝石のように、とても綺麗な赤いキラキラしたものだ。

 

ネコノトリ「それだにゃ!まさにレッドクリスタルにゃ!」

お供ネコ「これでパラサイトブンブンを倒せるはずにゃ!」

黒ガオウ「よし、カレン、ココア、チノ、ゆくぞ!」

 

カレンたちはレッドクリスタルを持ってパラサイトブンブンの所へ向かう。

 

黒ガオウ「しっかり捕まってろ!」

 

エイリアンを弱体化させるレッドクリスタルの効果やいかに!?そしてパラサイトブンブンを倒すことはできるのか!?

 

いけいけ

クリエメイト!

頑張れ

にゃんこ軍団!

 

エトワリアのために!!

 

To be continued...




きらら「春から縁起のいい小説だね!」
ネコ「ここで1曲にゃ!」
たまて「おおー!」
ネコ「にゃん!にゃん!にゃんこいしょ!にゃんこ大戦争8周年♪だーいだいだい大サービス♪一富士二にゃんこ…♪」
クロサワ監督「はいカット!」
ネコ「え゛!?」
栄依子「次回お楽しみにね!」
ネコ「ちょ!吾輩の歌を〜!」


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レッドクリスタル発動!逆襲のぶんぶん先生との決戦!!

きらら「第2章はこれが最終回だよ!」
ネコ「いよいよパラサイトブンブンもこれで最後にゃね…」
たまて「倒してイベントスチル見ましょう!!」
クレア「それでは物語の鍵を開きますよ〜」


黒ガオウに乗って、カレンたちはレッドクリスタルを手にして進む!

パラサイトブンブンのもとへ!

 

一方、きららたちは。

 

エイリワン「ワン!」

ハサミーマン「遅い!」

たまて「ぷきっ!しぶといですね!」

 

パラサイトブンブンどころか、取り巻きのエイリアンにすら苦戦している。

 

栄依子「エイリアン、なかなか倒せないわね…」

カレン「お待たせいたしまシター!」

 

カレンたちが戻ってきた!

 

黒ガオウ「カレン!レッドクリスタルを!」

カレン「OK!」

 

カレンはレッドクリスタルを取り出し、上に掲げた。

すると、赤い光が飛び出し、エイリアンの体を貫く。

 

パラブン「うおっ!?なんだこれは!?」

ハサミーマン「なんか、体が弱ってきた気がするぜ…」

エイリワン「ワン…」

 

エイリアンの様子がおかしくなった。どうやら弱体化してるようだ。

 

ネコ「今だにゃ!」

栄依子「お仕置きが必要かな?うふふっ!」

 

栄依子はとっておきを発動した!

 

エイリワン「ワオォォォン!!?」

ハサミーマン「ぐわあぁぁぁぁぁ!!」

 

エイリワンとハサミーマンは遥か彼方へ吹っ飛ばされた!

 

きらら「そこまでだよ!パラサイトブンブン!」

パラブン「もう許さんぞ!ついに俺を怒らせたな!」

 

レッドクリスタルの影響で弱っているようだが、それにも動じず拳を振り下ろす。

 

パラブン「体罰は愛情だ!」

たまて「ぷきっ!」

カレン「アイタッ!」

ココア「もう許さな…!」

パラブン「体罰は愛情だ!」

ココア「きゃっ!」

黒ガオウ「ここは私が…」

パラブン「体罰は愛情だ!」

黒ガオウ「くっ!」

 

レッドクリスタルの光を受けてもまだまだ強いパラサイトブンブンだった。

その時だった。突然、雷が鳴り出し、パラサイトブンブンに直撃した!

 

パラブン「ガハッ!」

 

パラサイトブンブンは強烈な一撃を受けた。それだけじゃない。

 

きらら「あれ?止まってる?」

パラブン(動けんッ!馬鹿なッ!)

 

パラサイトブンブンの動きが止まったのだ!

 

???「危ないところだったね」

ネコ「キミは…ギガボルト!」

 

そこには杖を持ち電気を纏った黄色い精霊、天雷の精霊王ギガボルトがいた。

 

パラブン「エレメンタルピクシーズだと!?小癪な!粉砕してやる!」

 

動けるようになったパラサイトブンブンは拳をギガボルト目掛けて振り下ろす。

 

パラブン「ふんっ!」

ギガボルト「お前の拳はその程度か?」

 

ギガボルトはまったく平然としている。

 

ネコ「にゃにゃ!ギガボルトは「エイリアンに撃たれ強い」の特性を持つにゃ!そう簡単にはやられないにゃ!」

ギガボルト「くらえ!」

 

ギガボルトは再び雷をパラサイトブンブン目掛けて落とす。

 

パラブン「ぐあぁ!」

ギガボルト「今だ!一斉に攻撃を仕掛けろ!」

 

クリエメイトたちは全員でとっておきを発動した!

 

黒ガオウ「くらえ!」

たまて「イベントスチルー!」

栄依子「お仕置きが必要かな?」

カレン「月夜の鬼コーチザムライ!」

チノ「お姉ちゃんのねぼすけ…」

ココア「チノちゃんは私の妹なの!!」

 

クリエメイトたちのとっておきがパラサイトブンブンに炸裂した!

 

パラサイトブンブン「グワァァァァァァ!!」

ネコ「これでトドメにゃ!」

 

ネコはスイッチを押した!

 

???「それでは…トドメいきます!」

 

上から謎の少女が掃除機のようなキャノン砲を放った!

 

パラブン「グワアァァァァァァ!!」

 

パラサイトブンブンは超ダメージを受け、地に伏した。

 

パラブン「く…そ…エイリアンの力を…借りても…勝てぬ…か…ぐふっ!」

 

パラサイトブンブンは魂となって昇っていった。

 

たまて「やりました!!ついにぶんぶん先生を倒しましたよ!!」

ココア「やったね!!」

 

みんなは喜ぶ。一部除いて。

 

チノ「最後にトドメを刺したあの人は誰なんでしょうか…」

???「私ですか?私は疾風神のウィンディ‪α‬です!浮いてる敵に超ダメージを与えます!」

きらら「ぶんぶん先生も倒したことだし、帰りましょう!」

ネコ「吾輩、ライネさんのお魚料理が食べたいにゃ!」

タンクネコ「吾輩もにゃ!」

きらら「はいはい、わかりました」

 

ぶんぶん先生がエイリアン化しようと、クリエメイトたちが絶対倒す。

さあ、次の難関へ…

 

ゆけゆけ

クリエメイト!

頑張れ

にゃんこ軍団!

 

その頃、宇宙の遥か彼方。

 

未確認宇宙生命体「チキュウ、カクニン…タダチニチョッコウスル」

 

The END

Thank you for reading !!




きらら「次回から第3章だよ!」
栄依子「思えば第3章も早いわね…」
ネコ「次の相手は…スターエイリアン!?」
ココア「スターエイリアンってなに?」
タンクネコ「普通のエイリアンよりすごく強いにゃ!」
きらら、ネコ「「それでは第3章をお楽しみに!」にゃ!」


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