暗殺教室 白緑の2人 (two-on)
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1.超生物の時間

 

僕達は中学3年に進学した。中学生活最後の時期だ。しかし、僕達は絶望でしかなかった。何故かって?僕達は最底辺(E組)に落とされたんだ。

 

 

 

朝、何事もなかったかのように学校へ登校した。途中、本校の人達に会ったが、軽蔑の言葉しか交わされなかった。傷つくなぁ……

椚ヶ丘中学校本校を通り過ぎ、山を登った。

登り終えると、古びた山小屋の様な建物があった。ここが僕達の学校『椚ヶ丘中学校E組』通称“エンドのE組”。教室に入り、小説を読んでいた。すると、後ろから肩を叩かれた。振り向くと、僕の頬に指が刺さった。

 

「………肌乾燥してるからやめてほしんだけど」

「いや女子か」

 

瑠亜が笑いながらツッコミを入れた。コイツは小学生の頃からの親友だ。僕の髪は白色で、いじめられていた。そんな時助けてくれたのが瑠亜だった。

 

「雪羅は高校どこ行くんだ?」

「まだ一学期だけども。瑠亜はもう決めてるの?」

「いや、全然」

 

なら聞くなよ。そう思っていると、クラスメイトの人たちが絶望した表情でゾロゾロと教室に入ってきた。わぁ〜、みんな怖〜い。その表情を見て瑠亜は

「まぁ、普通はそうなるよな」

と苦笑いしながら言った。ん?なんでこんなに落ち着いてるのかって?そりゃもちろん落ち込んで入るけどね。正直言ってあそこ堅苦しいから嫌いなんだよね。

 

 

 

しばらく時間が経つと、男の人が入ってきた。誰?この人。

 

「俺は防衛省の烏間だ。単刀直入に言う。君達にある生物を殺してほしい」

 

烏間という人がそう言うが、みんなポカンとしていた。そりゃそうでしょ。いきなり来ていきなり殺せとか。みんなが唖然としていることに気づいたのか説明を入れてきた。長ったらしい話だったが、要約すると、『月を破壊した超生物がここ3年E組の担任をすることになるから僕達の手で3月以内に殺せれば賞金100億をプレゼント』と言うことだ。いや、この歳で殺人とか嫌なんだけど。普通に殺し屋に頼んでくださいよ。

 

「今からその超生物を見せる。こい」

 

烏間さんがそう言うと、黄色いタコの様なのが入ってきた。何あれ?

 

「コイツが月を破壊した生物だ。コイツの移動速度はマッハ20。実弾やナイフは効かない……というより擦りもしない」

 

そう言い烏間さんがナイフを振ったが、確かに擦りもしなかった。早っ………

 

「しかし、防衛省が開発したこの拳銃とナイフを使えばダメージを与えることができる」

 

そう言うと、超生物が自分の触手に向かって拳銃を発砲した。すると、触手は千切れ、床でまるで釣り上げられた魚の様にピチピチ跳ねていた。

 

「この様になりますが……まぁ、すぐ再生しますけどね」

 

超生物がそう言うと千切れたところに新しい触手が生えてきた。すごっ………

 

「私はある人との約束でこの教室に来ました………皆さんには期待してますよ。殺せるといいですね……卒業までに…ヌルフフフ」

 

そう笑いながら言った。

 

 

 

 

キャラ説明

 

柊 雪羅(ひいらぎ ゆら)

 

身長:170㎝

性格:穏やかで鈍感。怒るとめっちゃ怖い。

容姿:金木が改名したと思ってください。白髪。

 

 

神崎 瑠亜(かんざき るあ)

 

身長:171㎝

性格:悪戯好き。ドS。

容姿:痩せ型の薄い緑髪。



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2.暗殺の時間

所々で視点が変わります。


朝、瑠亜と一緒に登校していた。学校に着き、教室に入ると、殺せんせーがいた。ちなみに、殺せんせーとは殺せない先生の略である。

 

「おはようございます。殺せんせー」

「にゅや、柊君に神崎君。おはようございます」

 

何事もなかったかのように挨拶をした。通り過ぎる時にナイフで斬ろうとしたが、手元にはナイフがなかった。殺せんせーを見ると、ニヤニヤしながら紙にナイフを包んでいた。見えなかったぞ。

 

クラス全員が揃い、ホームルームを始めた。

「起立」

日直がそう言うと、みんな椅子をしまい、立ち上がった。

「注目」

今度は、手に持っていた銃を殺せんせーに向けた。

「礼」

そう言うと、手に持っていた銃を一斉に発砲した。

 

「そのままでいいので出席をとります。磯貝君」

「はいっ!」

 

発砲したまま名前を呼ばれ、僕達はそれに返事した。5分くらい経つと、みんなが発砲するのをやめた。

 

「今日も命中弾はゼロ………皆さんもまだまだですねぇ…ヌルフフフ」

 

顔をシマシマにしながら言った。腹立つなぁ。

 

「なぁ雪羅。俺卒業までに殺せる自信がないんだけど」

「あははは……それは僕も思ったよ…」

 

瑠亜の言葉に苦笑いするしかなかった。だって当たらないんだもん。

 

「さて、1時間目は数学でしたね。皆さん準備してください」

 

はーいと返事をした。水を飲もうと水道に向かうと、渚君が寺坂君達に呼ばれた。暗殺の計画でも立てるのかな?そうこう思っていると、1時間目の始まりを告げるチャイムが鳴った。

 

昼休み。瑠亜と話していると、渚君が暗い表情をしていた。

 

「どうかしたか?」

 

瑠亜が気にして声をかけた。しかし、渚君は

「なんでもないよ」と言って何処かへ行ってしまった。何があったのだろうか。

 

5時間目。僕は眠気と戦いながら国語の授業を受けていた。

 

「それでは、今から皆さんに短歌を描いてもらいます。できた人から見せに来てください」

 

そう言うと、みんなに縦に長い紙を渡した。

しばらくすると、渚君が席を立った。

 

「にゅや!もうできたのですか?」

 

渚君が先生の元へ歩いて行った。しかし、渚君の紙には何も書いていなかった。紙の裏にナイフを隠し持っていた。先生の元に着くと、渚君は殺せんせーを刺そうとした…が、難なく腕を掴まれて無力化された。

 

「言ったでしょ……もっと工夫して殺しに来なさいと」

 

そう言うと、渚君が先生に抱きついた。まぁ大胆。

 

「おい!待てっ!」

 

瑠亜が立ち上がった瞬間、渚君と先生の間で何かが爆発した。

 

「よっしゃぁ!100億ゲット!」

 

そう言い寺坂君が叫んだ。何これ?みんなが渚君の元に駆け寄った。

 

「寺坂君、これは一体どう言うことなの?」

「あ?おもちゃの手榴弾の中に火薬と弾を入れて爆破させたんだよ」

「渚君を利用して?」

 

さっきから雪羅の機嫌が悪くなっている。どうやら、寺坂君達の行動が気に入らなかったらしい。それもそのはず。雪羅は仲間を見捨てる奴は許さないからな。俺も渚の元へ向かうと、渚は透明な何かに包まれていた。何だこれ?

 

「実は先生、月に一回脱皮をします。この皮は手榴弾の爆風を防ぐこのなど容易いことです」

 

上を見上げると殺せんせーがいた。しかし、顔の色はいつもの黄色ではなく

 

「ところで……」

 

見るまでもなく

 

「寺坂、村松、吉田………首謀者は君達だな?」

 

真っ黒だった。

 

 



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3.説教の時間

 

真っ黒になった先生は怖かった。女子の数名が涙目になっていた。

 

「君達は少し度が過ぎたようですね」

 

先生は少しずつ寺坂達に近づいて行った。その間に雪羅が割り込み、寺坂の胸ぐらを掴んで平手打ちした。

 

「お前ら………何やったかわかってるの?」

 

雪羅は完全にキレていた。それを見た殺せんせーは焦っていた。自分の良いところを持ってかれたからな。

 

「何でこんなことをしたの?」

「し、知らねぇよ。俺たちは関係ない!」

「関係ないわけないよ。さっき自分で手榴弾の説明してたじゃん」

 

雪羅がそう言うと、寺坂達は何も言わなくなった。気が済んだのか、雪羅は手を離し、渚の元へ行った。

 

「大丈夫?」

「うん………大丈夫」

 

そこに殺せんせーが寄ってきた。そして、渚君の肩を叩いた。

 

「渚君、先程の行動。満点です!殺気を立たせずに近寄ってこれるなんて凄いですねぇ…しかし

 

殺せんせーは寺坂君達に顔を向けた。

 

「あなた達は渚君を」

 

次に渚君に顔を向け

 

「渚君は自分を大切にしなかった。そんな人に暗殺する資格はありません」

 

そう言うと殺せんせーは授業を再開した。

 

「なぁ、雪羅」

「うん……あまりにも酷かったからつい………」

「久しぶりにお前がキレたの見たわ」

瑠亜が笑いながら言った。やかましい。

 

 

 

放課後、僕は殺せんせーに呼ばれた。何かしでかしたかな?

 

「失礼します」

「こんにちは柊君。君を呼んだのは少しお話がしたいからです」

 

そう言い、殺せんせーがタピオカミルクティーを机の上に置いた。

 

「話ってなんですか?」

「渚君の暗殺………どう思いましたか?」

「………一言で言うと凄かったです。自分が犠牲になるとわかっているのに恐怖すら感じなかった。渚君には多分………素質があるんだと思います」

「そう………渚君には自分を犠牲にする暗殺の素質があります。しかし、それは間違っています。自分を犠牲にする暗殺者などプロとは言えません」

 

そう言い、殺せんせーはタピオカミルクティーを飲み干した。

 

「………でも、なんで僕に話したんですか?」

「君も同じ“目”をしていたからですよ」

 

そう言い僕を手入れし始めた。

 

「さっきは渚君が誘われていましたが、あれが柊君だった場合受け入れていたでしょう。先生としては危険なことをして欲しくありません」

 

手入れし終わり、触手が頭から離れた。鏡を見ると、七三分けされた僕が映っていた。

 

「………何ですかこれ?」

「ちょっと遊んでみました」

 

ニヤニヤしながら殺せんせーが言った。少し苛立ったのでナイフを投げた………が、当たることは無く、床に落ちた。

 

「無闇に撃っては標的には当たりませんよ。しっかり狙いを定めなければ」

 

そう言い、僕の額に銃口をくっつけた。

 

「………話は終わりですか?」

「えぇ、もう良いですよ」

 

僕は椅子から立ち上がり、殺せんせーに『さよなら』と一言言って帰った。

 

校舎を出ると、倉橋さんがいた。

 

「どうしたんですか?もう5時ですけど」

「あ!雪羅君!ちょっと自習しててね。気付いたらこんな時間だったんだ」

 

そう言い笑顔で答えた。可愛い。

 

「もう遅いですし、送りますよ」

「ほんと?じゃあ、お言葉に甘えて」

 

夜の山はとても暗かったが、スマホのおかげで足元が見やすかった。スマホを作った人に感謝だな。

 

「そういえば、何で雪羅君はあんな遅くまで学校にいたの?」

「殺せんせーと話をしてたんですよ。なんか、渚君と僕は似てるって言われて………」

 

さっきまでの殺せんせーとの会話の内容を全て倉橋さんに話した。

 

「雪羅君は優しいからいつかしそうだよね」

 

苦笑いしながら倉橋さんが言った。僕ってそんなもんなの?しばらくすると倉橋さんの家に着いた。

 

「じゃあまた明日ね!」

「はい、さようなら」

 

手を振り返しながら自分の家へ帰った。

 



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4.集会の時間

冬の朝って布団から出るの惜しいよね


 

 

登校中、ナンパの現場を目撃した。あれは椚ヶ丘の制服か。ていうか倉橋さんだな。

 

「やめて!話して!」

「E組は頭の悪い奴らばっかりだけど顔が整った奴がいて良いなぁ」

 

そう言い、胸に手をかけようとしたので手首を握った。

 

「何すんだよ!」

「嫌がってるんだから辞めてあげたら?人間としてどうかと思うけど」

「お前もE組のやつか?俺が誰だかわかってるのか?俺はA組の生徒だぞ!」

 

何だろう。ものすごくウザい。殴っちゃダメですか?そう思い、軽く握った。

 

「痛い痛い痛い痛い!わかった!悪かった!俺が悪かったから!」

 

反省したらしいので手を離すと、握っていたところが青く変色していた。ナンパ野郎は泣きながら走って行った。

 

「はぁ………大丈夫ですか?倉橋さん」

「うん、助けてくれてありがとう!」

 

そう言うと倉橋さんは満面の笑みを浮かべた。

 

「せっかくだから一緒に学校行こうよ」

「………じゃあ、お言葉に甘えて」

 

そう言い一緒に山へ登った。

 

 

 

登ってる途中、瑠亜と神崎さんに会った。

 

「おはよう瑠亜、神崎さん」

「おはー……朝からイチャイチャしちゃって」

 

瑠亜がニヤニヤしながらそう言うと倉橋さんが顔を赤くした。さっきの会話中に赤面する要素あった?

 

「珍しいね。神崎さんと瑠亜が一緒に登校なんて」

「あぁ、神崎がナンパされてたからな。助けたついでに一緒に行こうってなった」

「へぇ〜、僕達と同じだね」

 

倉橋さんの方に目をやると、神崎さんと一緒に顔を赤くしていた。風邪でも引いたの?

 

 

学校に着くと校庭にみんなが並んでた。今日は確か全校集会か。面倒臭い。せっかく登ってきたのに降りるなんて………最悪だ。山を降っている途中、倉橋さんが足を引きずっていた。

 

「大丈夫ですか?」

「うん、ちょっと足挫いちゃって……気にしないで先行ってて。ペナルティ付いちゃうよ」

 

そんな作り笑顔で言われてもな…仕方ない。

 

「ちょっと我慢しててください」

 

そう言い、倉橋さんをお姫様抱っこした。

 

「ふぇ//?!雪羅君//?!」

 

倉橋さんは顔を赤くしながら口をぱくぱくしていた。

 

「舌噛まないようにしてくださいね!」

 

そう言い走って山を下った。少しすると、黄色い何が僕の横を走っていた。

 

「おやおや、これはどう言う状況なのでしょうか?」

 

殺せんせーが顔を薄ピンクにしてニヤニヤしていた。

 

「倉橋さんが足を挫いちゃったので保健室まで連れて行きます」

 

走りながら喋るとすぐ疲れるって聞くけど、本当なんだね。2割疲れたよ。しばらくすると、本校舎が見えてきた。そのまま保健室に直行した。

 

 

保健室に着いたが、先生がいなかった。

 

「……仕方ないか。倉橋さん、ちょっと足見せてください」

「う、うん……//」

 

そう言い倉橋さんは顔を赤くしながら靴下を脱いだ。なんでそんなに顔赤くするの?怪我したところを見ると腫れていた。

 

「腫れてますね……とりあえずシップ貼って包帯撒きますね」

 

慣れた手つきで手当てをした。何で慣れてるかって?散々自分にしてきたからね。服脱いだら身体中傷だらけだよ……虐待じゃないからね?

 

「よし、これで大丈夫ですかね」

 

手当てが終わると、倉橋さんは立ち上がってみた。

 

「痛みはありませんか?」

「うん!大丈夫みたい!ありがとうね!」

「どういたしまして」

 

無意識に頭を撫でた。

 

「ふぇっ?!////ゆゆゆゆ雪羅君?!////」

 

顔を真っ赤に染めて倉橋さんが驚いていた。可愛い。てか、そんなに驚かれることしたかな?まだ歩けなそうだったので、お姫様抱っこして体育館まで行った。その間、倉橋さんはずっと顔を赤くしていた。

 

 

「皆さんは全国から選ばれたエリートです!この校長が保証します!気を抜いていると…どっかの誰かさん達みたいになっちゃいますよ!」

 

ハゲが言うとみんな笑いだした。迷惑考えろよ。

 

「皆さんは笑いすぎですよ。先生も言いすぎました」

 

しばらく馬鹿にされると、今度は生徒委員の発表が始まった。紙を配られていたが、僕達の元にはこなかった。

 

「あの!E組の分がないんですけど!」

 

磯貝君が言うと、メガネは笑いながら

 

「あっれぇ?おかしいなぁ。ごめんなさーい!E組の分忘れちゃったので覚えて帰ってくださーい!」

 

わざとらしい。イライラしつつも平然とした表情を装っている。僕のイラつきに気づいたのか、瑠亜が僕の肩を押さえた。そして小声で

 

『落ち着け雪羅!イラつくのはわかるから!あのメガネと笑ってくる虫達がうざいのはわかってるから!』

 

最後の方は大声で言った。わざとだろお前。

すると、手元に紙があったのに気づいた。そこには《生徒委員からのお知らせ》と書いてあった。横に目をやると、変装した殺せんせーがいた。

 

「問題ないようですね。先生が“手書き”の印刷を渡したので」

 

殺せんせーが磯貝君に言うと、磯貝君がメガネに言った。するとメガネは

 

「誰だよ!笑いどころ潰したやつ!.あっ、いえ……ゴホン!」

 

咳払いをして話を進めた。関係のない話をするが、僕の手にはレコーダーがある。これで何をするかって?世間に出したら彼らの価値は下がるだろうなぁ…考えただけでニヤニヤしてしまう。

 

 

なんだかんだで集会が終わった。途中、ビッチ先生が殺せんせーを刺してたが、烏間先生に連れて行かれたので笑った。集会中に笑うのは迷惑だって?なら他の組の奴らにも言ってくれ。

 

「雪羅、俺自販機でジュース買うから先行っててくれ」

「わかった………歩けそうですか?」

 

雪羅が倉橋の足を見ながら言った。

 

「えっと……もしかしてまた………?」

「その状態で無理はさせられないです」

 

雪羅がそう言うと、倉橋は顔を赤くしながら「お願いします」と言った。

 

 

自販機でジュースを買い、校舎へ戻ろうとすると、渚がD組の生徒2人に絡まれていた。他所から見ると、小柄のツインテールの女子がナンパされてるように見えた。距離が遠いせいで会話の内容は聞こえなかった。しかし、渚が何か言った瞬間、2人は怯えていた……渚の放つ殺気に対して。用が済んだのか、渚がこちらに向かってきた。

 

「あれ?瑠亜君まだいたんだ」

「おう、自販機でジュース買ってた……さっき何言われたんだ?」

 

買ったジュースを飲みながら聞いた。

 

「なんか………E組のくせに調子乗ってるんじゃねーとか。あと殺すとかかな」

「おう、なんとなくわかった」

 

それ以上聞くとなんか怖いので話を強制的にやめさせた。この子、見た目のわりにめちゃ怖いよ。

 

 

 

 

教室に戻ると、顔を真っ赤にした倉橋とその倉橋に質問攻めするみんなとなんでこんな状況になっているのかわかってない雪羅がいた。



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