ヤンデレムゲンダイナ見たいんだけど誰か書いてくれよ (ばけのかわ)
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1
昔、ボクが小さい頃の話だ、母さんとワイルドエリアでキャンプしていた時の話。母さんがボクの好物のカレーを作っているときに少し抜け出したんだ。
「______」
原っぱに座り込み空を見ていた、そんな空に輝く星々、満点の星空に見惚れていた、広大な宇宙、その宇宙にもポケモンはいるのだろうか、そんな思いとその前日に見たチャンピオンダンデのバトル、迫力のあるリザードンの活躍、オノノクスの圧倒的さ、その他にも色々とあっただろう、いろんな思いがごっちゃになってボクは
そしたらふと、視界に動く何かがあったんだ、いや動いていたより大きくなっていたのほうが正しいだろう。
その後のことは覚えていない、多分気づかないうちに寝てしまったんだと思う。母さんがカレーを作り終わってボクを呼ぶ声で目が覚めたんだ、ただ.
あの時聞こえた声は何だったんだろうか
______
その後ボクは近所に住むホップやユーリ達と遊びに行ったりして過ごしていたんだ。
そして.
「ホップ! ユーリ! おはよう」
今日はチャンピオンダンデが帰ってくる日、しかもボク達にポケモンをくれるらしい
「おう! カイおはよう!」
「おーカイ今日は寝坊しなかったじゃん」
「いつの話してんのさ、だいたいボクが寝坊した理由は昔三人でホラー映画見たときに夜中ユーリが」
「わーストップストップ! よしそれじゃホップの家かな? 行くぞー!」
「お! 競争だな! 負けないぞ!」
そういうとユーリとホップは走って行ってしまった
「っちょ、待ってよー」
走っていく二人をボクは追った
「かーちゃんアニキは帰ってきてるか!」
ホップは家に着くなり母親に尋ねた
「まだよ、けどそろそろブラッシータウンの駅に着くころじゃないかしら?」
「わっかった! カイ、ユーリ次はブラッシータウンまで競争だ! 行くぞ!」
「え~また競争? 私疲れたんだけど」
「あはは、ホップは勝負が好きだからね.」
「あ! 二人とも草むらには入るなよ! 俺にはウールーがいるけどお前達はまだポケモン持っていないからな!」
そういうとホップはまた駆け出して行った
「さて、ユーリ行こ?」
「はぁ、そうね行こうかカイ」
僕たちはブラッシータウンへと向かった
~ブラッシータウン~
ザワ、ザワ
「・・・ッフ」
バーン
「「「うおおおおお」」」
ブラッシータウンに着くとそこには普段ならない人混みが出来ていた。
「アニキー!」
人混みをかき分けてホップはダンデさんを呼びに行った
「ホップ! 世界一のチャンピオンファンがわざわざ迎えに来てくれたか! ホップ、お前また背が伸びたな! そうだな...ズバリ3センチ!」
「正解! さすがアニキ無敵の観察力だな!」
そんな兄弟のやり取りをボク達が見ていると
「む、君達...その瞳の色...そうか君たちがユーリくんとカイくんだね! 弟からあれこれ聞いているぜ! オレはガラル地方で最強そしてリザードン大好きなポケモンチャンピオン人呼んで無敵のダンデだ!」
「アニキ! ユーリとカイ! 家まで競争だぞ!」
そういうとホップはまた走っていてしまった。
「アイツまた競争かよ...」
「ホップの奴は勝負が好きだからな...いい競争相手がいればアイツももっと強くなるのにな」
~ホップの家~
「さて、アニキ! オレ達にどんなポケモンをくれるんだ?」
「そうだな、それじゃどんなポケモンかよくみろよ!」
そういうとダンデさんは3つのモンスターボールを投げた
「くさのポケモンサルノリ!」
「ほのおのポケモンヒバニー!」
「みずのポケモンメッソン!」
光が収まるとそこにはサルノリ、ヒバニー、メッソンと呼ばれたポケモンたちがいた。そして出てすぐに庭にある池や木などで遊び始めた。
「さて、だれを選ぶんだ?」
そうダンデさんは聞いてきた
「オレはウールーがいるから、ユーリ、カイお前たちが先に選べよ!」
「う~んカイ誰にするの?」
「え、ボク? ん~」
ふと、何故だかメッソンと目が合った
「じゃあこの子にするよ」
そう言ってボクはメッソンを抱きかかえた
「よろしくねメッソン」
「ぴゃ~♪」
「カイはその子か.なら私はヒバニー! 貴方にするわ」
「ニー!」
「おし! ならオレはサルノリ! お前だ!」
「キャッキャ♪」
「オレはチャンピオン目指しているからな、ビシバシ鍛えていくからな!」
「わかっているぜホップ! だからお前たちにポケモンをプレゼントしたんだ、3人で競い合いオレを目指して強くなれ!」
「みんなーご飯できたわよー」
パートナー選びが終わったら僕たちの母親が呼びに来てくれた
「はーい、行こうぜアニキ、ユーリ、カイ」
「久々の母さんの飯だからな! 楽しみだ!」
「アニキはもっと帰ってきてもいいんだぜ?」
「チャンピオンは忙しいからな! ハハハ」
ふと、ボクは空を見た
「どうしたのカイ?」
「いや、何でもないよユーリ、ご飯が冷めないうちに行こ!」
そういってボクたちはホップの家の中へと入っていった。
誰かに見られていたような気がしたが気のせいであろう
___もう少し___あ___ね___イ
主人公の姿のイメージは各々で考えてくれると嬉しいな
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2
評価、感想ありがとうございます
翌日.
「相棒のポケモンと長い夜を過ごしたんだ、大事なパートナーへの愛と理解は深まったよな!」
昨日ダンデさんに貰ったメッソンを家に連れて帰って色々と話をしたり様子を見たりとしたのだが、この子は性格がおくびょうで少し大きい物音が立つとびっくりして泣いてしまう。
あと、性別は♀だった他の二人はどうだったんだろうか
「もちろんだぜアニキ! ユーリもカイもすっかりパートナーと仲良し……だぞ!」
「おい、ホップ貴様何故いま間を開けた?」
「いや! ユーリ昨日の夜なんて各々の家にいたから絶対仲良くなった! とは断言できないだろ?」
「むぅ……なんか釈然としない、まあ私とヒバニーの相性はばっちりよ!」
「それを言うならオレとサルノリの相性も最強にばっちりだぜ! カイは?」
「うん、ボクもメッソンとの相性はばっちりさ、ところでみんなのパートナーの性格とか性別とかちゃんと確認した?」
「うげ! そこまでは確認してなかったぜ! 後で見てみなきゃ」
「うーん、ヒバニーの性別が♂ってことぐらいしか判ってないわ」
「そっか、まあそのうちわかるからね」
「よし! いいぞお前達! パートナーとの相性がばっちりか! 互いを信じあい戦い続けていつかは……この無敵のチャンピオンであるオレのライバルとなれ!」
「なんだよ! アニキと戦うのはオレだぞ! よーし! だったらユーリとカイも今からオレのライバルだ! 絶対に負けないぞ!!」
「ボクは今までライバル認定されてたのかと思っていましたよ、何かあれば勝負事を吹っかけてきましたし」
「確かにね~」
「これは改めてだ! いいか! ポケモントレーナはポケモンを戦わせ育てるんだ!」
「お前達がポケモントレーナーかどうかオレが見届けよう、三人で勝負するといい!」
「順番どうする?」
「よし! ならオレとユーリ、カイとユーリ、最後にカイとオレにしよう!」
「おし! なら始めるか各々パートナーのポケモンを信じろ! 心から大事にするんだ!」
「なら、最初はボクらはお休みだからメッソン! 二人のバトルを見て後の勝負を有利にするよ!」
「ぴゃ~」
(やっぱりまだレベルが低いから基本『たいあたり』ぐらいしかないか。いや、いまのウールーとの戦いで『ひのこ』を覚えたな)
「だぁー!? ユーリお前とヒバニー強すぎだぞ」
「えへへ、どんなもんだい!」
二人の対戦が終わるとダンデさんが二人のポケモンを回復してくれた。
「そしたら今度はカイとユーリの試合か! 二人とも頑張れ!」
「ふふん、このまま連勝しちゃうよ! ヒバニー!」
「ニー!」
「いや、ボクとメッソンが勝たせてもらうよ!」
「ぴゃー!」
「それじゃ! バトル開始!」
「ヒバニー! 『ひのこ』!」
「ニー!」
「メッソン躱して『なきごえ』!」
「ぴゃっー!!」
開幕早々ヒバニーは『ひのこ』を出してきた、『ひのこ』はほのおタイプの技、当たってもメッソンはみずタイプならば『なきごえ』で少しでもヒバニーの攻撃力を下げる!
「ッく! ヒバニー! 『たいあたり』!」
「躱してもう一回『なきごえ』!」
「ッニ!」
「ぴっ! っぴゃー!」
ヒバニーの『たいあたり』が当たってしまったが『なきごえ』で少しでも下げていたおかげか余り痛そうに見えない……ちょっと泣きそうだけど、今度はこちらから仕掛ける!
「メッソン『はたく』!」
「っぴゃ!」
「ッヒバニー!」
「ニッ!?」
「隙を逃すなそのまま『はたく』でゴリ押せ!」
「ぴゃっ!」
メッソンはおくびょうだから行動が素早い、このまま押し切る!
「いけ! メッソン!! 『みずでっぽう』!」
「ぴゃ~!!」
「ニー!!」
「そこまで! ヒバニー戦闘不能、メッソンの勝ち!」
「よし! やったな! メッソン!」
「ぴゃ~!」
ボクは初めての勝利をメッソンと喜んだ
「えぇー、最後なんでみずでっぽうなんて使えたのよー」
「そりゃ、ユーリのヒバニーは格上だしメッソンだってバトルの最中に強くなるだろ? あと、なんかいけそうな気がしたから……かな?」
「うーんまあそうだけどさー」
「おっし次はオレとだぞカイ!」
「まあ待ってよホップ、ダンデさん回復お願いしてもいいですか?」
「おう! まかせとけ! また熱いバトルのためだ!」
「さて、始めようかホップ」
「おーし! ユーリには負けたが次は負けねーぞ!」
「二人とも準備はいいな? それじゃ! バトル開始!」
さっきの戦いで見ていたがウールーの次にサルノリ、サルノリは攻撃が高い……ならば
「メッソン! 『みずでっぽう』!」
「ぴゃー!」
「ウールー! 『なきごえ』!」
「しまった! 躱せ! メッソン!」
「ぴゃあ!」
くさタイプのサルノリにみずタイプの『みずでっぽう』は効き目が薄いからはたくで対処しようとしたが攻撃力を下げられた!
「くッ! メッソン『みずでっぽう』!」
「ぴゃー!」
「ウールー!」
「ウールー戦闘不能!」
「くそ! やるなカイ! いけ! サルノリ!」
「ッキ!」
まずい、どうサルノリを倒せばッ!
「メッソン『なきごえ』!」
「サルノリ! 『えだづき』!」
「ぴゃ!」
「ッキー!」
「メッソン!」
まずい、くさタイプの技はメッソンには効果抜群だここは攻めるしかないのか?
「メッソン『はたく』!」
「ッぴゃ!」
「サルノリそのまま受け止めてもう一度『えだづき』!」
「キッキー!」
「まずい! メッソン!」
「ぴゃー」
「そこまで! メッソン戦闘不能サルノリの勝ち!」
「おっしゃー! よくやったサルノリ! ウールー!」
「キッキー!」
「メ~」
「お疲れメッソン」
「ぴゃ~」
「二人ともお疲れー、ほらダンデさんに回復してもらいなよ」
「そうだな、すいませんダンデさんもう一回お願いできますか?」
「おう! 任せとけ!」
バトルから暫くして
「アニキ! オレはもっともっと強くなりたい! ポケモンジムに挑ませてくれ!」
「なるほど……! ガラル地方最大のイベントジムチャレンジに参加したいのか、わかった! 三人とも、もっとポケモンに詳しくなれ! 特にカイ、ユーリ二人はポケモン図鑑を手に入れるんだ! ポケモン図鑑を使えばポケモンの強さなどもわかる! ちなみにポケモン図鑑に詰まっているのはデータではなく愛と情熱なんだぜ!」
「よし! カイ、ユーリ! ポケモン図鑑を貰うならポケモン研究所だ!」
「今のノリの良さ最高だ! 博士にはオレから伝えとくよ」
「このオレホップはチャンピオンになる男! 図鑑を完成させるのも伝説の一ページだぞ! ポケモン図鑑を貰うことおばさんに言っておかないとな」
「じゃあとりあえず各々伝えてからホップの家の前集合にする?」
「おっけーそれじゃ言ってくね」
バゴーン!!
「おい! ユーリ、カイ今の音って?」
「まさか……!」
「何か知っているのかユーリ?」
「とりあえず行ってみよう」
そういうとユーリは走っていった
「オレたちも行くぞカイ!」
「ああ!」
_____足りない____と__が____イ_____
とりあえずヤンデレ候補募集しとくぞ
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3
あ、一匹は決まってますムゲンダイナ以外で。
連続だから短めに。
追記:気づいたら日をまたいでいた...(´・ω・`)
「な!」
そこには閉じてあったまどろみの森へ通じる柵が場所、だが柵が開いてしっまている
「いったい誰が」
「昨日のウールーね」
「昨日何かあったのか?」
「ああ、カイが来る前にここでウールーが何故か柵に体当たりをしていて、多分さっきの音はこの柵が無理やり開いちまった音だな・・・あいつまさか入っちまったのかよ。この先は誰であろうと入っちゃいけないんだぞ、昔ポケモン博士の孫が中でひどい目にあったし、そのあとめっちゃ怒られたって!」
「どうしよう・・・」
「うーんユーリ、カイどうする」
「ボクの意見としてはやめたほうがいいと思いますが・・・行くんでしょ?」
「ああ!ダメだと言われても行かなきゃ行けないシーンだぞ!」
「あまり気が進まないけど私もそう思うわ」
「なら、行きますか!」
「覚悟決めてさビシッといくぞユーリ!カイ!」
「そうね行きましょ!」
こうして僕たちは覚悟を決めてまどろみの森へとウールーを連れ戻しに向かった
今思えばなんであそこで引き返さなかったのだろうか
森の中に入るとそこは鬱蒼としていて霧がでている。ちょっと不気味だ
「ウールーの奴どこに行ったんだろう?・・・霧が出てきたな、早く見つけないとやばいぞ!」
「うぅ~昔見た映画みたい」
「あぁ、あれですか霧が深い夜の森に迷い込んだスクールトレーナー達が一人一人消えていく話。確かあれは」
「あああー!怖くなるから続き禁止!ほら見てホップ行っちゃったじゃない、私たちも追うよ!」
「わかったよ(やっぱりまだ怖いのか)」
草むらの中に入っていくホップとユーリを追いかけていくとふと、目の前にポケモンが立ち塞がった
「確かこのポケモンはココガラ」
「ピ~ヒョロロ」
「メッソン!いくよ!」
「ぴゃー!」
ココガラはひこうタイプ空中にいられると厄介だ・・なら!
「メッソン!ココガラのつばさめがけて『みずでっぽう』!」
「ッぴゃ!」
「ぴ!」
鳥ポケモンはつばさが重くなればうまく飛べないはずそのうちに!
「続けてメッソン『はたく』!」
「っぴゃぁ!」
「ぴ~」
『はたく』が決まるとココガラは倒れた
「よし!よくやったメッソン!」
「ぴゃあ!」
「そういえば母さんからモンスターボールを渡されていたから隙を見つけられれば捕まえることもできたな」
昨日メッソンを母さんに見せたときに母さんからモンスターボールを十個程貰っていた
「よし!先に進まなきゃ」
そう意気込み草むらを駆け出そうとした時だった
「ッ!なんだ!?」
カイの目の前に金色のオーラをまとったココガラが表れた
「ピーヒョロロ!」
「(なんだッこいつ!・・・オーラ?)ッメッソン!『みずでっぽう』!」
「っぴゃ!」
「ピーヒョロロ!」
「(早い!なら)メッソン『なきごえ』!」
「っぴゃぁ!!」
「ピ~ヒョロロ」
『なきごえ』を食らったはずなのに平然としているココガラにカイは違和感を覚える
「(なんだ?何かがおかしい・・・『なきごえ』が当たったはずなのに攻撃が衰えてない?)メッソンみずでっぽう!」
「っぴゃ!」
「ぴ!」
「(よし、今度は当たった、そして怯んだ今なら!)」
カイはバックからモンスターボールを取り出しココガラに向かって投げた
「いけ!」
投げられたモンスターボールにココガラが吸い込まれた が、
「ッピーヒョロロ!」
モンスターボールの中からココガラは飛び出してきてしまった
「ッく!ダメかならメッソンもう一度『みずでっぽう』」
「ぴゃ!」
「ピーヒョロロ!」
ココガラは『みずでっぽう』を躱しメッソンに急接近する
「あれは!?メッソン躱せ!」
「っぴゃ!」
「ピィ~ヒョロロ!」
ココガラは『ゴッドバード』を放ったしかしメッソンは避けた
「(なんだいまの!あれはまずい、けど相手の体力もそう多くないはずココで決める!)メッソン!もう一度『みずでっぽう』!」
「ぴゃあ!」
メッソンが放った『みずでっぽう』はココガラに命中しココガラが再び怯んだ
「いけ!」
カイは再びモンスターボールを投げた
コロン・・・
「(頼む!)」
コロン・・・
「(・・・・)」
コロン・・・
「(・・・!)」
カッチ!
「やった!ココガラゲット!」
カイは見事ココガラをゲットすることができた
「メッソン!ありがとうボールの中で休んでいてくれ。」
「ぴゃ~」
「さて遅くなってしまった、二人に追いつかないと」
再びカイは二人を追った
_____る____イ____やく_____________
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4
あと、感想欄にアンケートの答え求めるのもダメだったの忘れてた(ポンコツ)
じゃあどうやって他のアンケート結果募ろうかな?
「遅い!」
カイが二人に追いついた所は森の奥のほうだった
「悪い、妙に強いココガラに会ってな」
「で、どうしたの? 倒したの?」
「いや、捕まえた。倒すとなるとちょっと厳しかったから隙をついてボールを投げたんだ」
「フツーは捕まえるほうが難しいんだけどなぁ……」
三人はそんな談笑をしながらウールーを探しに奥へ奥へと進んでいった
「……なんか妙な鳴き声しないか?」
「……うん、聞いたことない鳴き声だ」
「気を付けて行こう」
三人が耳を澄ませると普段では聞かないような鳴き声が耳に入ってくる
「……!? なんだ!」
暫く歩いていると辺りが深い霧に包まれていく
「! はぐれるのは不味い、ユーリ、ホップ手を!」
「うん!」
「カイ、そこにいるな!」
「あぁ」
三人が辺りを警戒すると一匹のポケモンが三人の前へ歩いてくる
「なんだ
三人の目の前には青い体と赤い体の狼に似たようなポケモンが歩いてくる
「「ウルウ──ド!!」」
「「「ッ!?」」」
三人はこのポケモンの鳴き声を聞いてさっきの鳴き声の主がこのポケモン達だと確信し各々ポケモンを繰り出した
「いけ! ウールー!」
「お願い! ヒバニー!」
「いくよ! メッソン!」
「メェェ~!」「ニー!」「ぴゃぁー!」
「ウールー『たいあたり』!」
「ヒバニー『ひのこ』!」
「メッソン『みずでっぽう』!」
「メェー!」「ニッー!」「ぴゃぁー!!」
三匹が技を出すが二匹のポケモン達に届いていないように見える
「なんだ!? 効いていない?」
「とくせい……? でも、こんなの見たこと無いよ」
「「ウルウ──ド!!」」
「な、なんだ!? 辺りの霧が濃くなってきているぞ!」
「……長引かせるのは不味いってワケか!」
それからと言うものの三人はひたすらポケモンに技をぶつけようとするが何か見えない力が働いているのか当たる前に消えてしまう
「ッく! 不味い周りが見えなくなってきている!」
「あッ!」
カイと二人の手が離れてしまった
「しまった、二人ともそこにいるな!」
だが返事は帰ってこない
「!? 二人とも返事をしろ!」
_____無駄だよ_____
「!?」
気付くと目の前には二匹のポケモンがいた
_____ここの空間は私達の力で隔離してあるから_______
「なッ!?」
自身に向けられる言葉、これは目の前のポケモンから発せられている事にカイは気づく
_______安心するといい、今回は様子見だ_____________
「どういうことだ?」
_____いずれ分かる、時が来れば_________
________じゃあね私の■■■■■、くれぐれも変な虫は付けちゃイヤよ? __________
「虫? いや、今なんて言ったんだ! 待って!」
視界がどんどん霧に包まれて見えなくなっていく、それと同時に意識がもうろうとしてきた………………
___イ_____カイ_____ろ________
「カイ!」
気づくとボクはまどろみの森の道に倒れていた
「やっと起きたか」
「! ホップ、ユーリ」
「よかった、無事で」
「そうだ、二人ともあのポケモンは?」
「……わからない、俺が気付いた時にはここで気絶していて起きたら近くに二人いたんだ!」
「私も同じだよカイは?」
何か、言われた気がしたが詳しく思い出せないまるで夢を見ていたかのように
「……わからない、ただ何か言われた気がしたんだ」
「それはなんて!」
「……確か……『虫』がどうとか」
「『虫』? なんだ? むしタイプのことか?」
「いや、違うと思う」
「ホップ、ユーリ、カイ!!」
三人がそんな話をしていると三人の元へダンデが走ってきた
「へっ……アニキ? 方向音痴地なのによく来れたな」
「心配させておいて何を言っているんだ! いつまで待っても来ないからお前たちを探しに来たんだぞ!」
「はっ! そうだウールーは……!? ウールーを助けに来たんだよ」
「ッフ、無事だよ」
ダンデが視線を向けた先にはリザードンとウールーがいた
「オレが三人を探しているとき偶々近くにウールーがいてな。事情はわかった……黙って森に入ったのはアウトだがお前たちの勇気は認める! よくやったぞ!」
「おっしゃ! ユーリ、カイ! オレたちが森に入ったりしたことは無駄じゃなかったぞ!」
「ああ」
「まぁウールーはダンデさんが見つけたけどね」
ウールーが見つかったおかげで場には和やかなムードが出来つつあったがここでダンデの一言が入った
「あぁ、そうだお前ら母さんたちに怒られる覚悟はしておけ」
「「「あ」」」
締まらない最後だった
_______姉さま、もう彼には気づかれませんよ______________
________…………_____________
_____姉さま? ________
____________あぁ、愛しのマスター私の私だけのご主人様、ああぁ、ああぁなんて、なんて良いの……あの真剣な表情、顔、肌、瞳全て全て私だけのものにしたい! ふっ、うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ_____________________
(これだから私が傍にいないとあの人も苦労する、
_____ますたぁ、本当はもう待ちきれなかったんですからね? だから……早く、速く、疾くあなた様の
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