幻想世界のヒーロー科 (ヘタレ寝癖人間)
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少年の名は

目覚ましがなった

???「・・・・・・・・・・・」

少年はまだ寝ている

そしてまだ目覚ましが鳴っている

???「・・・・・」

まだ・・・・・・鳴っている

???「・・・」

まだ

???「うるっせー!もうとっくに起きとるわーーー!」

少年・・・・・・俺は目ざましを叩き壁にぶつけた

???「はぁ、はぁ・・・・」

俺は起き上がると壁に貼ってあるあるヒーローのポスターを見た

今人気のヒーロー、オールマイトではない

???「今日が受験だ。言ってくるぜ萃香・・・」

ナンバー3酒呑童子、本名伊吹萃香である

 

???「言ってきまーす」

???「待って私も~」

俺が出ると同時に俺が受ける雄英高校の二年普通科、宇佐見蓮子が出た」

名前:宇佐見蓮子

個性:時間把握

???「姉ちゃん!走れ!じゃねぇと電車に間に合わねぇ!」

俺は姉ちゃんを引っ張りながら走った

蓮子「ちょ!腕が千切れる!」

姉ちゃんは叫んでいるが無視して走る

しばらく通りを走っていると爆発が起きた

???蓮子「!?」

俺は立ち止まった

見るとどうやら敵(ヴィラン)が暴れているらしい

???「・・・・・・・姉ちゃんはヒーローと警察に連絡してくれ!」

蓮子「分かったけど・・・・あんたは?」

???「敵の注意を反らしながら周りの奴らを避難させる!」

俺は走って敵を横切った

敵の個性はどうやらゴリラで力は強そうだ

ゴリラ敵が目の前の少年を潰そうとしていた

俺はゴリラ化敵に石を投げつけた

ゴリラ「ん?」

???「おいクソゴリラ!餓鬼殺して満足か!あぁ!」

ゴリラ敵がこちらを見た

???「どうせ殺るならもっと強い奴にしろよ!例えば・・・・・俺、とかな」

ゴリラ「ふざけた餓鬼だ。だったら望み道理に殺してやる!」

ゴリラ敵がパンチをしてきた

それを俺は後ろに飛んで避けた

???「さっすがゴリラ。力ある~」

俺は口笛を吹きながら少年を見た

どうやら少年は母親に保護されたらしい

???(個性は法律で禁止されてらぁ。だから・・・・・)

???「個性は使わずテメェに勝つ!」

ゴリラ敵が俺の言葉で動きを止めた

ゴリラ「勝つ?俺に?まだケツの青い餓鬼がいきがってんじゃねぇ!」

ゴリラ敵は近くの工事現場の鉄パイプを俺に投げつけた

俺はそれを全て避け鉄パイプを二本取った

???「いきがる?ちげぇな。・・・・・俺は俺の信念掲げて真っ直ぐに生きてるだけよ!」

俺は左手の鉄パイプを逆手に持ち飛んだ

???「二刀流連撃、回転斬り!」

俺はゴリラ敵の顔前で回転して鉄パイプで何回も殴った

ゴリラ「グハァ・・・・・」

ゴリラ敵が白目を向けて倒れた

俺はそれを確認すると鉄パイプを括っていた鉄線でゴリラ敵を縛り上げた

???「・・・・・・・怪我した奴以外はヒーローが来るまでここで待っとけ!んで怪我した奴は救急車呼んでるからそれまで安静にしてろ!」

俺は目の前の駅に歩きだした

少年「ねぇ!」

さっきの少年だった

少年「お兄ちゃん!ありがとう!」

俺はその言葉を聞き笑った

???「俺の名前は風切秀都だ。お兄ちゃんじゃねえ。助けてほしけりゃ俺の名を叫べ。いつでも助けに行ってやる!」

名前:風切秀都

個性:???

俺は後ろ向きに話してそのまま駅に向かった



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入試試験

ゴリラ敵と戦ったがなんとか入試試験までにたどり着けた

秀都「あのゴリラ野郎・・・・・」

ゴリラ敵にイラつきながらもプレゼントマイクの説明会に足を運んだ

しかしただプレゼントマイクが騒いでいるだけだったので要約しよう

説明会が終わった後はA~Gの演習場にいく

俺はCだがそこには仮想敵が多数配置されていて攻略難易度によってポイントをもうけている

お邪魔虫として0ポイントの敵がいる

倒しても意味がないとか言うなんとも邪魔

てことで演習場Cに来た

周りには知らない奴ばかりだ

俺はジャージで始まるのを待った

秀都「にしてもこの町並みのでかさが後6個もあんのか・・・やっぱすげー」

俺が関心していると

マイク「ハイ、スタート!」

いきなりプレゼントマイクの声が聞こえた

見ると塔にプレゼントマイクがいる

マイク「どうした!実践にカウントダウンなんかねーんだよ!走れ走れ!さいは投げられてんぞ!」

秀都「は?」

俺がスタート地点を見ると全員が出発していた

秀都「ハァーーーーー!?」

俺も急いで走りスタートした

3分後

秀都「二刀流斬撃、鎌鼬!」

3ポイント三体、2ポイント一体を倒した

あれからなんやかんやで向かって来るやつは創った刀で一掃した

秀都「はぁはぁ、きりねーな・・・・・」

俺はビルに登り辺りを確認した

どうやら大体駆逐されたようだ

そう思い一旦降りようとすると地面が揺れ始めた

見ると地面からデカイ敵が現れた

どうやら0ポイントの奴らしい

秀都「こんなの逃げるしか・・・・・・・」

そう思い下を見ると瓦礫に潰された女の子が居た

秀都「あいつヤベェ!」

俺はビルから飛び降りた

そのまま俺は飛び上がった

秀都「二刀流連撃、イマジナリークロス!」

俺がクロスに斬りバラバラにした

秀都「ウッシャーーーー!て、」

俺はデカイ奴を倒し喜んだのも束の間そのまま落ちた

秀都「アァァァァァァァァァァァ!!!!!」

俺は頭から落ちそうになり目を瞑ったがぜんぜん落ちなかった

目を開けると

秀都「んだこのデカイ手ェェェェ!」

???「さっきから絶叫し過ぎじゃない?」

見るとさっきの少女だった

秀都「良かった!無事だったか!」

???「おかげさまでね。私は拳藤一佳。よろしく」

名前:拳藤一佳

個性:大拳

秀都「あぁ、俺は秀都だけど・・・・・後何分?」

拳藤「?もう終わりじゃない?」

等と話していると

マイク「終了ー!」

終了の合図が鳴った

秀都「終わったか。後は筆記試験っと、まぁお互い頑張ろうぜ!」

俺は手を差し出した

拳藤「う、うん・・・・・」

拳藤も手を差し出した

それから筆記試験を終えて帰宅した

 

一週間後

ついに合格届けが出た

蓮子「で、どうなのよ?」

秀都「まだ見てねぇって・・・・・」

俺は封筒を開けた

入って居たのは手紙と

秀都「なんだこれ?」

丸い何か

姉ちゃんがボタンを押すと映像が流れた

???『私が投影された!』

そこに映ったのはオールマイトだった

名前:オールマイト

個性:ワン・フォー・オール

秀都「オールマイトって雄英の教師だったのか!?」

蓮子「私もはじめて知ったわよ!」

オール『宇佐見少年!君は実技も筆記も文句なし!おめでとう!合格だ!』

その言葉で俺は舞い上がった



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個性把握テスト

とうとう入学当日となった

普通ヒーロー科は二クラス20人までである

しかし今年に限ってA組に特別枠で一席あるらしい

秀都「まさかその特別枠が俺とは・・・・・」

俺は一年A組なのでその教室に向かった

ついてドアを開けると視線が全てこちらに向いた

秀都(や、ヤベェ・・・・・)

とりあいず俺は目を反らし席に着いた

説明会で質問していたメガネもこのクラスらしい

後は先生が来るまで

秀都「寝よ・・・・・」

そして寝ていると強い気配を感じた

頭を上げるとそこに居たのは

秀都「なんだあのくたびれた奴・・・・・」

???「担任の相澤だ。よろしくね」

『エーーー!!』

その後相澤に運動着を着せられグラウンドに出た

 

そこでやるのは体力テスト(個性アリ)である

相澤「実技入試成績のトップは風切だったな。中学の時ソフトボール投げ何メートルだった?」

秀都「じ、19メートル・・・・・」

俺は基本体力は無いのだ

相澤「じゃ、個性使ってやってみろ」

俺はボールを持って円の中に入った

相澤「円からでなきゃ何してもいい」

と言われたので

秀都(ボールと同じ直径の口径に詰めて・・・・・爆発しない火力の空気砲)

俺の両手から筒が生えた

秀都「角度、空気量良し!発射!」

ボールが吹き飛んだ

相澤の持っていた機械に500メートルと書かれていた

その後相澤が最下位は除籍処分にすると言い出した

第一種目:五十メートル走

記録:0.73

ただ単に飛んだら行けた

第二種目:握力

記録:100キロ

右に筋肉を圧縮した

第三種目:立ち幅跳び

記録:67メートル

ただ単に飛んだ

第四種目:反復横跳び

記録:123回

時間の流れを緩めた

第五種目:ボール投げ

記録:500メートル

空気砲ドカン!

秀都「次ぎは緑谷か・・・・・」

緑谷がボールを投げる時に腕が光った

秀都「!」

しかし記録は46メートルだった

緑谷が焦っていると包帯を取った相澤が居た

秀都「あいつぁイレイザーヘッド!?」

緑谷が相澤の説教を受けてまた投げようとした

秀都(全力・・・・か・・・・)

しかし腕が光らない

しかし光ったのは

秀都「あいつ!やりやがった!指だけで!」

指だけでボールを本気で投げたのだ

秀都「おもしれぇよ。緑谷出久!」

俺はボソッとそう言い空をみた

秀都(萃香、俺やっていけそうだ)

いきなり爆豪が飛び出した

俺は指から糸をだした

秀都「捕縛術、蜘蛛の糸!」

爆豪を捕まえた

爆豪がこちらを睨み付けた

秀都「睨むなよ・・・俺は単に暴走したお前を拘束しただけよ」

爆豪がおとなしくなると糸を解いた

秀都「緑谷はこれ飲んどけ。風切印の万能薬」

緑谷「あ、ありがとう」

その後体力テスト全種目が終了した

 



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戦闘訓練

体力テストが終わり下校となった

秀都「そう言えばB組はどんな奴が居んのかな?」

てことでB組に来た

ドアを開けて中を覗くとまだ全員残っていた

拳藤「あ!あんた!」

秀都「おぉ、拳藤か!ヒーロー科だったんだな!」

俺は喜びのあまり拳藤を抱き締めていた

拳藤「ちょ!おい!/////」

秀都「んじゃ俺帰るわ!」

そう言って俺は走った

拳藤「何なんだよ。あいつ・・・・・」

俺が外に出ると緑谷と麗日と飯田がいた

秀都「よお!」

緑谷「あ!風切君!」

飯田「君は何でも男子!」

秀都「何でも男子!?」

麗日「今から帰るの?」

秀都「おう」

俺はそのまま走った

緑谷「なんか忙しそうだね・・・・」

麗日「うん・・・・」

 

その次の日

秀都「行ってきまーす」

今日は時間に余裕があるのでゆっくり出た

そして俺と同時に出てきた人物がいた

拳藤「あ」

秀都「おぉ、お前お隣さんだったのか!」

拳藤は何故か顔を赤らめまた家に入って行った

秀都「?」

俺はそのまま駅に歩いて行った

 

 

なんやかんや午後

ヒーロー基礎学である

そしてそれはオールマイトの時間であった

オール「今日は戦闘訓練だ!コスチュームを着たらグラウンドβに集まってくれ!」

『はーい!』

チーム分けはくじ引きで決まった

俺はと言うと

秀都「ひ、一人・・・・・」

チームKの一人チームだった

オール「う、宇佐見少年はそうだな・・・・・緑谷少年のチームに入ってくれ」

てことで緑谷と麗日のチームに入り爆豪と飯田のチームと対決だった

5分後

秀都「俺達はヒーロー側で敵の核を触るか相手を捕まえるかが勝利条件。見取り図はしっかり覚えておけよ」

麗日「うん!」

麗日の返事だけが聞こえた

緑谷を見ると暗い顔をしている

大方爆豪の事だろう

秀都「・・・・・・・・・・・」

そして訓練が始まった

麗日と緑谷、俺で別れて行動することにした

秀都「さてと、まずは核が何処にあるか、か・・・・」

俺は屋上、飛び上から捜す事にした

秀都(ジャンプと同時に足のベクトルを変化してっと・・・・)

屋上に着くとビルが揺れている事が分かった

秀都(爆豪か・・・・・・)

恐らく爆豪は緑谷と戦っているのだろう

秀都「俺は核を見つけるか・・・・」

俺は慎重に階段を降りていった

しかし揺れはどんどん激しくなっている

そうこうしていると飯田の声が聞こえてきた

飯田「俺は!至極悪いぞ!」

秀都「うわ!悪くなさそう!」

俺は飯田の声がする方向まで歩くと核と飯田ついでに麗日を見つけた

飯田「来たか麗日君!」

どうやらばれているようだ

俺は合図で麗日にそのまま注意を反らせと指示した

どうやらそれが分かったらしく麗日は飯田と話始めた

飯田「来たか麗日君!君が一人で来る事は爆豪君が飛び出した時点で分かっていた!触れた対象を浮かしてしまう個性!だから先程!君対策でこのフロアの物を全て片付けておいた!これで君の小細工は出来ない!抜かったなヒーロー!」

秀都麗日((さ、様になっとる・・・・))

俺がどんどん核に近づいた

秀都(後一歩!)

後一歩の所で激しく揺れが起き足を挫いてしまった

飯田「!」

飯田がこちらに気付いた

秀都(ヤベェ!この距離だったら飯田の方が早く来る!)

飯田「爆豪君!応答しろ!いったい何があったんだ!?」

飯田が通信を始めた

すると麗日が走り出した

飯田「させるか!」

俺も行こうとしたが痛みで動けなかった

飯田が麗日を捕まえようとすると麗日は自分を浮かして交わした

飯田「自信もうかせられるのか!」

秀都「行け!麗日!」

麗日は個性を解除して核を触ろうとしたが飯田が核を持って走った

飯田「君の個性は触られない限りない驚異ではない!風切君は動けそうにないしな!」

俺は動けない訳じゃない

床に穴が開いた

緑谷『今だよ!麗日さん!風切君!』

緑谷からの通信が来た

麗日「ごめんね!飯田君!」

麗日は折れた柱を浮かして周りの石を打った

飯田がそれをガードした

秀都「ナイスだ麗日!」

俺は足を修復するとベクトルを変化して核を触った

秀都「うっしゃ!回収!」

オール『ヒーロー・・・・・・ヒーローチーム、ウィーーーーーーン!』

オールマイトの放送で訓練は終了した



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USJ

あれから学級委員長が飯田になったり色々あった

その次の日の12時50分

相澤「今日のヒーロー基礎学だが俺とオールマイト、それともう一人の三人態勢で見る事になった」

今日はレスキュー訓練をするとの事

相澤「今回のコスチュームの着用は個人の判断で構わない。中には行動を限定するコスチュームもあるだろうからな」

そう言うと相澤が壁からコスチュームを取り出した

相澤「訓練場は少し離れた場所にあるからバスで移動する。以上、準備開始!」

俺は個性的にコスチュームはあっても無くてもどっちでも良いためコスチュームを着て行く事にした

 

バス内

上鳴「そう言えば風切の個性って何なんだ?」

切島「お!それは俺も気になるぜ!」

秀都「?んなの何でもいいだろ?」

俺は余り個性の話をしたくないためはぐらかした

上鳴「何でもいいなら教えてくれよ」

しかし上鳴が食い下がらない

秀都「はぁ、俺も個性はよく分からねぇ」

切島「?どういう事だ?」

秀都「例えば切島みたいに固くなることも出来れば上鳴みたいに電気を出すことも出来るし、八百万みたいに創造も出来るが八百万みたいに体の脂質がいるわけじゃ無い」

上鳴「う~ん。よくわかんないな」

秀都「だから言ったろ」

上鳴が諦めたみたいなので俺も止めておく」

等と話していると着いたらしい

そこで俺達を出迎えてくれたのはスペースヒーロー13号

13号「さっそく中に入りましょう」

『よろしくお願いします!』

俺達はそう言って13号に続いて入って行った

中には色々な場所があり色んな状況を再現していてまるでUSJだった

13号「水難事故、土砂災害、火災、暴風、エトセトラ、あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です!その名もウソの災害や事故ルーム!略してUSJ!」

『(本当にUSJだった!)』

全員がそう思った

相澤と13号が何か話した後に説明が行われた

説明が終わり全員が13号に声援を送っていた

相澤「よし、そんじゃまずは・・・・」

相澤が言いかけると電気が消えた」

秀都「?」

辺りを見渡していると中央の噴水辺りに黒い物体が現れた

秀都「なんだあれ?」

黒い物体から男の顔が表れ殺気を感じた

相澤「一塊になって動くな!13号生徒を守れ!」

俺はまだ黒い物体を見つめていると大量の敵が出てきた

切島「なんだあれ?入試の時みたいにもう始まってるパターン?」

緑谷が動こうとした

秀都「動くな!」

全員が俺を見た

飯田「ど、どういう事だ?」

秀都「言葉通りだ。ありゃマジモンの敵だ」

俺が相澤を見ると相澤がアイマスクをしていた

そして一際大きな敵が出てきた

それは脳が丸だしの黒いやつだった

俺はそいつを知っている

秀都「の、脳無・・・・・」

俺は知らない間に剣を造っていた

相澤「よせ」

相澤は俺にそう言った

秀都「あれは・・・・・あんただけでなんとかなる奴じゃねぇ・・・・。化けものの相手は化け物の任せろ」

俺はそれだけ言い階段をかけ下りた

秀都「一刀流斬撃、地震」

俺が木刀を振ると目の前の敵が吹き飛んだ

秀都「捕縛術、蜘蛛の糸」

周りの敵を雁字搦めにして進んだ

敵A「行かせるか!」

秀都「・・・・・・・チ!」

俺は木刀を地面に指した

秀都「エレキフィールド!」

木刀を伝い地面に電気が流れて周りが痺れて倒した

しかしいきなり頭に衝撃が走った

敵B「へ!どうだ!」

どうやら個性が鉄パイプのようで頭を殴られたらしい

秀都「・・・・・・・・・」

俺は木刀を後ろにまわしてそいつを吹き飛ばした

そうこうしていると水難ゾーンで大きな水柱が立った

見ると蛙吹と緑谷と峰田がいた

秀都「スゲェじゃねーか。あいつら!」

また敵が来た

秀都「だから邪魔すんなよ」

俺が木刀を振ると木刀が掴まれて木刀が壊れた

???「君は先生から連れ戻してこいとの指示だからね」

敵が俺を気絶させた

 

俺はいつも一人だった

でも一人だけ俺を拾ってくれた

そいつは自分の事を先生と呼べと行った

俺は嬉しかった始めての家族だと思った

でも違った

奴は俺を実験台にしただけだった

色んな奴の遺伝子を入れられた

俺は只の人間のモルモットだった

 

秀都「・・・・・・・・・・・」

目が覚めると俺は泣いていた

近くで相澤が血塗れで倒れている

辺りを見渡すと敵と脳無が緑谷達を襲っていた

秀都「ふざ、けんな・・・・」

俺は木刀を最大まで硬質化させて脳無まで走った

入口が爆発した

入口から来たのは

秀都「オール・・・・マイト・・・・」

オールマイトだった

オール「もう大丈夫!私が来た!」

オールマイトは相澤を救出して緑谷達も救出した

それを見ているといつの間にか俺は緑谷達の隣に立っていた

秀都「!」

オールマイト「風切少年、君の過去は知っている。だからこそここは私に任せて欲しい」

秀都「・・・・・・・・・・・」

俺はなぜかオールマイトが輝いて見えた

秀都「・・・・・・・・・・分かった」

俺は木刀を戻して力を脱いた

そして俺達はオールマイトを背に相澤を担いで皆の元に歩いた

しかしその途中でオールマイトが脳無に捕まりピンチになった

緑谷「蛙吹さん」

蛙吹「何?緑谷ちゃん?」

緑谷「相澤先生担ぐの代わって」

秀都「峰田も変われ」

峰田「お、おい!」

俺と緑谷は峰田に半分押し付けて脳無に向かって走った

俺が突っ込むと黒い物体の奴が出てきた

秀都(ヤベェ!)

その時爆発が起こった

爆豪「どけ!クソチビ!」

爆豪だった

爆豪は黒い物体の奴を押さえ付けた

次に脳無が凍り始めた

緑谷「轟君!」

轟まで現れた

切島も来てボスの奴を殴ろうとしたが避けられた

切島「クソ!良いとこで!」

爆豪「透かしてんじゃ靄モブが!」

轟「平和の象徴はお前らごときに殺れねぇよ」

俺達はボスの奴を見た

???「行け・・・脳無」

脳無が態勢を戻すと腕と足が千切れたが再生した

そして脳無は爆豪に思いきり殴りかかった

秀都「野郎!」

俺は脳無に走った

オール「止めなさい!」

オールマイトが俺を止めて脳無と真っ正面から殴り合い始めた

それはぎりぎり目に見える程度だった

オールマイトが地面に脳無を叩き付けて跳ねた所をUSJの外まで殴り飛ばした

俺はオールマイトを見た

オール「やはり衰えた。全盛期なら五発打てば十分だったのに・・・・三百発以上も打ってしまった・・・・」

それから硬直状態だった

しかしまわりの敵も起き始めてボスの奴もオールマイトに向かった

緑谷が飛び込んで行った

緑谷「オールマイトに近づくなー!」

しかし黒い物体の奴からボスの奴の手が出た

しかし次の瞬間その腕が撃たれた

秀都「!」

俺が玉が来た方を見るとヒーロー達が沢山いた

それからは一方的で敵がボスと黒い奴以外芋づる式に捕まった

俺はその場で気を失って倒れた

 

保険室

俺が目を覚ますと姉ちゃんがいた

秀都「姉ちゃん・・・・・」

姉ちゃんが俺の胸で泣き始めた

蓮子「あんた!何でこんな無茶したの!」

秀都「・・・・・・・・・・・・」

俺は黙った

これは俺の問題だからだ

蓮子「・・・・・・・・・そう、これ以上聞かない。でも約束して」

俺は姉ちゃんを見た

姉ちゃんは泣いていた

蓮子「もう・・・・・無茶は止めて・・・・」

俺はその言葉に頷いてまた眠りに付いた



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皆楽しみ!雄英体育祭!

この体育祭は雄英の危機管理態勢が磐石だと示す目的があるらしい

まぁつい最近敵の襲撃を受けたのでこれは効果があると思う

オリンピックの代わりにもなっている雄英体育祭はスカウト目的のプロヒーローも来る

もちろん萃香も見に来る

 

昼休み

切島「あんなこともあったけどもテンション上がるな!おい!」

瀬呂「活躍して目立ちゃヒーローのドデケェ一歩が踏み出せる!」

砂藤「雄英に入ったかいがあるってもんだぜ!」

常闇「数少ない機会、物にしない手はない」

秀都「やっぱりそーだよなー・・・・」

瀬呂「ん?どうした?」

俺のテンションに疑問を持ち瀬呂が聞いてきた

秀都「うちには戦闘力でツートップがいるから絶対そっちに全員目が行くだろうなーって・・・・・」

砂藤「あ、確かに・・・・・・」

常闇「だがやるしかない」

切島「そうだせ!気合いだ!」

切島のテンションに俺は戸惑いながらも

秀都「・・・・・だな。よし!やるぞ!」

切島秀都「「ウオォォォォォ!!!!」」

等と和気あいあいと話してる中一人だけ雰囲気が違った

麗日だ

顔がもう麗らかじゃない

芦戸「どうした?全然麗らかじゃないよ?麗日~」

麗日「皆!私頑張る!」

緑谷飯田蛙吹芦戸「オォォォォ!」

麗日「私!頑張る!」

今度はこっちに来た

秀都切島瀬呂砂藤常闇「お、おぉ・・・」

キャラがふわふわし過ぎてついていけない

俺はそのまま廊下に出た

秀都「そう言や戦闘訓練した辺りから拳藤見てねーな・・・・」

てことで隣のB組に来た

秀都「すんませーん・・・・」

???「あれあれあれ~?実技首席の君が何の用かな~?」

なんか人をムカつかせる天才に出迎えられた

秀都「・・・・・・お前は?」

???「僕は物間寧人。君こそB組に何の用?」

秀都「いや、知合いの様子見に来たんだけど・・・・」

俺は中を見たが拳藤はいないようだ

秀都「いないようだから帰るわ」

俺がA組に戻ろうとすると

物間「待ちなよ~。この前の敵襲撃、大変だったね~。A組だとずっと命の危険があるのかな?あー恐い恐い」

少しぶん殴りたくなったが我慢して戻った

物間「・・・・・・・・・帰ったけど、君そんなことする必要あったの?」

物間が後ろに喋ると教卓の中から拳藤が出てきた

拳藤「し、仕方ないだろ!今はちょっと会いづらいんだよ・・・・」

物間「ま、どうでもいいけど・・・」

 

昼休みも終わり放課後

教室の前に人が集まっていた

爆豪がとりあいずしらない奴をモブと言うのを飯田が注意していた

???「噂のA組。どんなもんかと見に来たが随分と偉そうだな。ヒーロー科に在席する奴は皆そうなのか?」

緑谷、麗日、峰田、飯田、俺が首を振った

???「こう言うの見ると幻滅しちゃうなー。普通科とか他の科ってヒーロー科落ちたから入ったって奴だってけっこういるんだ。知ってた?」

それは俺も知っている

姉ちゃんもそうだった

???「そんな俺らにも学校側がチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるって。その逆もまたしかりらしい」

俺は息を飲んだ

色々言ってくる奴と爆豪が睨み合っているとまた誰かが来た

???A「おうおうおう!隣のB組のもんだけどよ!敵と戦ったっつーから話を聞こうと思ったんだがよ!偉く調子ついちゃってんな!おい!」

秀都「・・・・・・・・・・・・・」

???A「待て!何処に行きやがる!」

秀都「家。早く帰って飯つくんねーと・・・・」

『(なんか偉く家庭的なのが来た!)』

???A「それは悪かったな!」

元気のいい奴は理解してくれた

単純でいい

ま、飯作るのは本当だけど・・・・・

その日俺はあまり寝られなかった



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始まりました体育祭!

あれから二週間特訓を重ね体育祭当日

秀都「・・・・・・・・」

俺は拳藤の部屋をしばらく見てから駅に向かった

秀都(俺なんか嫌われる事したかな?)

 

体育祭開会式

控え室で轟が緑谷にケンカごしだったがまぁ置いておこう

入場すると歓声がうるさい

秀都「うるせぇ・・・・」

上鳴「なんか機嫌悪そうだな・・・・」

そりゃあ気になる事が一杯なのだから機嫌も悪くなる

全然が入場して並んだ

ミッド「選手宣誓!選手代表1A風切秀都!」

ミッドナイトに呼ばれ俺は台に上がった

秀都「・・・・・・・・・・・・・・・・」

このとき俺は混乱していた

秀都(これ何いやいいの?え?え?あーもう!どうとでもなれ!)

こうして出た言葉は・・・・・・

秀都「宣誓!優勝は、俺のもんだから・・・・」

A組『(エーーーーーーーー!?)』

A組全員が驚いた

俺も混乱してた為何を言っているのかわからなかった

正気に戻るといきなりブーイングされていた

秀都「は?え?どういう状況?」

訳が分からないので急いでクラスに戻った

後ろから爆豪の呪い事が聞こえるが無視しておこう

ミッド「さーて、それじゃさっそく始めましょ!」

今年の第一種目は障害物競争であった

コースはスタジアム周辺の四キロでコース外れなければ何でもありらしい

ミッド「さぁさぁ位置に着きまくりなさい!」

俺は最後尾に着いた

カウントダウンが始まった

3

2

1

ミッド「スタート!」

スタートと供に入り口が詰まった

俺が最後尾にしたのはこれが理由だ

そこで一番に出たのは轟でどんどんA組が出てくる

秀都「さてと、俺も行きますかね」

俺は羽を生やして詰まっている頭上を飛んだ

入り口を出ると地面が凍っている

秀都「ありゃりゃこりゃ飛んだ方が早そうだな・・・・」

そのまま飛び続けていると峰田と轟が見えた

すると峰田が入試の仮装敵に飛ばされた

マイク『さぁ!いきなり障害物だ!まずは手始め!第一関門!ロボインフェルノ!』

プレゼントマイクの実況放送が聞こえた

秀都「一回倒してんだ。敵じゃねー!」

俺は木刀を創造して轟の方に倒した

しかし轟もそれを凍らせてこちらに向かってくる

マイク『一年風切、轟!攻略も妨害も一位取り!』

次に来たのは

マイク『第二関門!落ちればアウト!それが嫌なら這いずりな!TheFall!』

秀都「飛んでる俺にゃ関係ねぇ!」

轟で綱を凍らせて滑りながら渡ってきた

マイク『なぁぁ!先頭は難なく一抜けしてるぞ!

秀都「そろそろ羽の限界か・・・・・」

俺は下りて走り出すと後ろから爆発音が聞こえた

爆豪「待ちやがれクソチビ!」

爆豪だった

爆豪「何が優勝だ!勝つのは俺だ!」

俺は爆豪と並んで走り出した

マイク『さぁ!早くも最終関門!果たしてその実態は・・・・一面地雷!地雷の位置はよく見りゃ分かる仕様になってんぞ!目と足!酷使知ろ!』

秀都爆豪「「俺は関係ねー!」」

俺と爆豪が轟に並んだ

しかし爆豪は轟にケンカを吹っ掛けている

マイク『ここで先頭が変わったー!』

秀都「ケンカしてる間に・・・・」

轟爆豪「「行かせるか!」」

その時後で大きな爆発が起こった

そして爆発の中から緑谷が出てきた

秀都爆豪轟「「「!?」」」

緑谷が俺達の頭上を通り抜けた

俺達も後をおい始めた

秀都「ベクトル変化!」

爆豪と轟を緑谷が踏んで乗っていた仮想敵の梗塞を地面に叩き付けて爆発を起こした

俺は爆発の中を突き進んで二位に上がった

そしてそのまま二位でゴールした



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騎馬戦します!体育祭!(前編)

四十二位までが集められ次の種目は騎馬戦となった

参加者は二人から四人のチームを組んで騎馬を作る

四十二位から二位までは五ポイントずつ順に上がって振り分けられて一位は一千万ポイント

つまり緑谷のチームを狙えば一位に行ける可能性があるのだ

そしてチーム決めの交渉タイムとなった

秀都「う~ん。・・・・・・機動性は欲しいよな・・・・」

俺は周りを見た

秀都「お、尾白!俺と組もうぜ!

尾白「おぉ!お前が居てくれれば勝てそうだしな!」

てことで一人目は尾白だ

秀都「さてと次は防御性・・・・・・」

と言っても俺は決めていた

秀都「なぁ拳藤!俺らと一緒に組んでくれ!」

拳藤「か、風切・・・・・」

拳藤が少したじろいだ

秀都「?やっぱ駄目かな?俺、お前に嫌われてるっぽいし・・・」

俺が踵を返して別の奴を探そうとすると袖を掴まれた

拳藤「ち、違うんだ!嫌ってるとかじゃなくて・・・・その・・・・」

秀都「?」

途中から声が小さくて聞こえなくなった

拳藤「ち、チームは・・・・組むよ・・・」

秀都「マジか!ありがとう!」

俺は拳藤の手を握って上下に降った

拳藤「!/////」

???「じゃあ俺も入れてもらおうかな」

そこにいたのは二週間前に宣戦布告してきた奴だった

秀都「いいけど名前聞いてなかったな」

???「俺は心操人使だ」

秀都「そうか。よろしく。心操!」

これで決まった

全員が集まり作戦を立てる事にした

秀都「うし!まずは場所だ」

尾白「騎手はお前でいいんじゃないか?」

心操「俺もそれでいいよ」

拳藤「私も」

秀都「じゃあお前らが馬だな。じゃあ尾白にゃ前の馬になって欲しいんだ。お前の尻尾で地面を叩いて飛び上がる。出来るか?」

尾白「あぁ!」

秀都「拳藤には手をでかくして盾を作って貰いたい。心操にはその時のバランスを保って貰いたい」

拳藤「分かった!」

心操「・・・・・・・・」

心操も頷いてくれた

ミッド「タイムアップ!それじゃあいよいよ始めるわよ!」

秀都「よし・・・・・一位狙うぞ!」

尾白拳藤「「おう!」」

マイク『スリー、トゥー、ワン!』

ミッド「スタート!」

秀都「だが、周りの奴の点も取る!」

俺は緑谷に向かう途中に周りのハチマキも捕っていった

しかし周りからを狙われた

尾白「あらよっと」

尾白が尻尾で飛んだ

秀都「ハチマキがあるのは二組!俺は両腕をゴムのように伸ばしてハチマキを捕った

着地してまた走り出す

マイク『さぁ!各チームのポイントはどうなっているのか!7分経過した現在の状況をスクリーンに表示するぜ!」

やはり緑谷が一位で俺が二位で

拳藤「!三位が物間!?」

尾白「爆豪が0!?」

心操「・・・・・・・・・・・」

見ると爆豪が物間と対人していた

そして緑谷は轟と対人している

秀都「よし!頃合いを見計らって緑谷達の所に!」

その時俺は意識を無くした

 

三人称視点

秀都が気を失ったと同時に尾白、拳藤も気を失っていた

心操「ありがとう風切君。君のおかげで俺は四位までに入れそうだよ」



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騎馬戦します!体育祭!(後編)

あれからポイントを持っているのは風切チームと緑谷チーム、物間チームと轟のチームであった

心操「さてと、残り2分だしそろそろ一千万を取ろうかな・・・・」

心操がそう言うと他三人が動いた

尾白が尻尾で飛んび氷の壁を飛び越えた

マイク『タイムアップ!』

プレゼントマイクの実況放送が終わりを告げた

マイク『第二種目!騎馬戦終了!じゃあさっそく上位四チームを見てみようか!四位!ぎりぎりの逆転を見せた緑谷チーム!三位!爆豪チーム!二位!あれ?いつの間に取られてたの?轟チーム!一位!轟チームから何時の間にか一千万奪取!風切チーム!』

 

秀都視点

気付くと緑谷と轟に飛んでいた

緑谷の頭にハチマキが無いことから轟が取った事も分かった

しかしどれか分からない

秀都(あいつがそのまま着けるとは限らねぇ。かといって一番下もねぇ。なら!」

俺は上から二番目のハチマキを腕をゴムのように伸ばして取った

数字を見るとやはり一千万だった

マイク『タイムアップ!』

騎馬戦終了した

秀都(まぁぎりぎりだったけどな・・・・・)

しかしそれまでが何も覚えてなかった

 

昼休み

俺は尾白と拳藤と一緒に昼飯を食べていた

秀都「なぁ尾白。お前騎馬戦の事覚えてるか?」

尾白「いや、思い出せねぇ・・・」

拳藤「私も・・・・・」

どうやら皆覚えていないらしい

拳藤「私悔しいんだ。私の力じゃない。知らない間に一位になってて・・・・」

拳藤は泣いていた

秀都「・・・・・・・」

尾白「・・・・・・・」

俺と尾白は黙っていた

秀都「でもお前の力は最後までじゃなくても俺達を実質敵に一位にしてくれた。ならお前ら二人は最高の騎馬だ!」

俺は二人ね首に腕を巻いた

その行動に二人とも驚いていた

秀都「よし!次はレクリエーションだ!頑張ろうぜ!」

俺はそのまま二人を後にした

 

俺が開場に向かっていると

上鳴「おい風切!」

上鳴と峰田に呼ばれた

峰田「お前にお願いがあるんだ!」

秀都「?」

峰田「B組の女子にもチアリーディングの服を着せたいんだ!」

秀都「・・・・・・はぁ!?」

いきなりすぎて頓狂な声が出た

上鳴「A組の女子はなんとかなったんだけどさ俺達B組に接点ねーからよ・・・・。B組の学級委長と面識があるお前ならと思ってな」

秀都「な、な、なんなんだ!その悪戯!面白そう!分かった協力してやる!」

俺は速効で来た道を戻った

秀都「拳藤拳藤拳藤!」

拳藤「な、なんだよ?」

どうやら尾白は居ないようだ

秀都「実は昼にチアリーディングの服を来て応援合戦があるんだ!」

拳藤「?そんなの聞いた事無いけど・・・・・・」

秀都「全クラス女子対向だからよろしく」

拳藤「分かった。ありがとう!」

 

そして

マイク『さぁ!昼休憩も終わって最終種目発表!と、その前に予選落ちの皆に朗報だ!あくまで体育祭!ちゃんと全員参加のレクリエーション種目は用意してんのさ!本場アメリカからチアリーダーも呼んで一層盛り上げ・・・・なんだ?」

そこに居たのはチアリーダーの姿をしたA組B組の女子

マイク『どーした!A組B組!どんなサービスだそりゃ!」

俺と上鳴と峰田はお互いにGJサインを出す

八百万拳藤「「峰田さん!上鳴さん!騙しましたわね!(風切騙したな!)」」

秀都「悪大成功!」

拳藤「あいつ帰り覚えてろよ・・・・」

マイク『さぁさぁ皆楽しく競えよ!レクリエーション!これが終われば最終種目進出チーム総勢十六人からなるトーナメント形式!一対一のガチバトルだ!』

くじ引きの時に尾白と拳藤が辞退してその代わりに鉄哲と塩崎が繰り上がり出場となった

対戦カードは

風切対心操 ―

       ]―|

轟対緑谷  ―

          ―――|

塩崎対瀬呂 ―

       ]―|  

飯田対発目 ―           優

             ―――――

芦戸対上鳴 ―         勝

       ]―|   

常闇対八百万―

          ―――|

鉄哲対切島 ―

       ]―|

麗日対爆豪 ―

 

と言う感じだ

マイク『よーし!それじゃあトーナメントは一先ず置いといてイッツ束の間ターイム!楽しく遊ぶぞ!レクリエーション!まずは借り物競争だ!』

俺が引いたのは

秀都「スポーツ女子?」

知合いでスポーツ女子

秀都「とりあえずクラス探すか・・・・」

俺は女子に向かった

秀都「こんなかでスポーツ女子ってだれだと思う?」

芦戸「居るかな?」

蛙吹「B組だったら拳藤ちゃんが当てはまるんじゃないかしら?」

俺はそう言われ拳藤を探した

拳藤は拳藤でひねくれ者を探していた

秀都「拳藤!一緒に来てくれ!後ひねくれ者なら物間連れてくぞ!」

と言う事で物間を見つけて強制連行してゴールした

 

マイク『へい!ガイズ!アーユーレディ?』

観客席が沸いた

マイク『いろいろやって来ましたが結局これだぜガチンコ勝負!頼れるのは己のみ!そうでなくてもそんな場面ばっかりだ!分かるよな!心技大義知識!総動員してかけ上がれ!』

とうとう始まった

ここ一番の大勝負が!



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大勝負だよ!体育祭!(第一回戦)

マイク『オーディエンスども!待ちに待った最終勝負が始まるぜ!第一回戦!自分の個性を大盤振る舞い!ヒーロー科!風切秀都!VSごめん!まだ目立った活躍無し!普通科心操人使!ルールは簡単!相手を場外に落とすか行動不能にする!後は参ったとか言わせたら勝ちのガチンコ勝負だ!怪我上等!こちとら我らがリカバリーガールが待機してっから!道徳倫理は一旦捨て置け!だがまぁ命に関わるのはクソだぜ!アウト!ヒーローは敵を捕まえる為に拳を奮うのだ!」

俺は深呼吸をした

心操「参った、か。これは心の強さを問われる戦い。強く想う将来があるならなりふり構ってちゃ駄目なんだ。あの猿と女はプライドがどうとか言ってたけどチャンスをどぶに捨てるなんてバカだと思わないか?」

スタートの合図がなった

俺は木刀で心操を吹き飛ばしたが場外では無かった

秀都「思わねぇ」

マイク『おーと、風切!開始と同時に吹き飛ばした!』

しばらくすると心操が立ち上がった

心操「お前は、恵まれてて良いよな。風切秀都。振り向いてそのまま場外まで行け」

そう言われて俺は後ろを振り向いて場外まで歩いた

マイク『おいおいおいおい!どうした!もっと盛り上げてくれよ!』

秀都(んなこと言われても・・・・体が動かねぇ!)

とうとう俺は場外ギリギリまで来た

俺は今なんとか耐えている

秀都(やっぱ洗脳は強ぇ・・・・・。だがな・・・・)

俺は深呼吸をして

秀都「ダラッシャァァァァァァァ!!!」

心操「!?」

マイク『風切留まったーー!』

動けるようになり心操を向いた

秀都「意思を強くしてりゃあ洗脳には耐えられらぁ!」

心操「な、なんで!」

秀都「・・・・・」

心操「知ってて掛かったのか・・・・」

秀都「・・・・・」

そう知っていた

心操「自分の個性を大盤振る舞い?羨ましいよ」

俺は答えない

心操「俺はこんな個性のおかげでスタートから遅れちまったよ。恵まれた人間には分からないだろう!」

分かる

俺も昔は無個性だった

格好いい個性が羨ましかった

心操「誂え向きの個性に生まれて!望む場所に行ける奴らにはよ!」

でも恵まれた訳じゃない

色んな個性を押し付けられた

俺は心操を押した

心操「なんか言えよ!」

心操に殴られて鼻血を流す

だからと言って負けられない

そして木刀で心操を場外に出した

ミッド「心操君場外!風切君二回戦進出!」

勝った

心操「・・・・・・・・・・・」

秀都「心操」

俺は心操の横に座った

秀都「俺はお前の個性はヒーローに向いてると思う。誰も傷付けずに事件を解決できるしよ」

心操「・・・・・・・・・・・・」

心操がたいそう驚いていた

秀都「憧れちまったんだからさお互い頑張ろうぜ!」

俺はそのままその場を去った

 

轟対緑谷

轟を追い詰めて左を使わせたものも轟の勝利

 

塩崎対瀬呂

瀬呂が塩崎をテープ場外で拘束瀬呂の勝利

 

飯田対発目

発目の発明の紹介が終わると発目の自主退場で飯田の勝利

 

芦戸対上鳴

上鳴がバカになった所を場外で芦戸の勝利

 

常闇対八百万

八百万の盾に集中攻撃して場外に押し出して常闇の勝利

 

鉄哲対切島

勝負が着かないため腕相撲をして切島の勝利

 

麗日対爆豪

麗日が検討したものの爆豪の勝利

 

てことで第二回戦となった



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大勝負だよ!体育祭!(二回戦)

俺は控え室に居た次は俺と轟だ

その控え室に入ってきた人物が居た

秀都「何の用だ。クソデヴァー」

二位のフレイムヒーローエンデヴァーである

エン「次の試合、お前は敵の人格を使え」

秀都「・・・・・」

エン「そもそも敵でありながらヒーローになるなどおこがましい。だが焦凍の経験値には良いだろう」

この男は轟をオールマイトを超すヒーローにしたいのだ

どうしても出来なかった自分の後釜に個性婚で轟を産ませたのだ

エン「あれは最高傑作だ。たとえあらゆる個性を取り入れられたお前だろうとあれには勝てない」

秀都「言ってくれるねぇ・・・・・。だが断る!」

エンデヴァーがビンを取り出し俺を差し押さえた

そのまま俺はビンの中にある赤い液体、血を飲み気を失った

 

三人称視点

マイク『第二回戦!第一試合!今回の大会、両者トップクラスの成績!風切!VS轟!』

お互いが戦闘態勢に入った

マイク『スタート!』

轟が動こうとするとすでに秀都は轟の至近距離に居た

轟「!」

轟は秀都を凍らそうとしたが木刀で氷を砕く

マイク『風切の猛攻!轟!防戦一方だ!』

秀都「・・・・・・・・・・・・・」

秀都は何も言わずにまた轟に向かった

しかし途中で動かなくなった

轟が足を凍らせたのだ

秀都「・・・・・・ッチ!」

秀都は木刀を真剣に変えて凍った足を切り落とした

マイク『なんと!風切自分の足を切り落としたーー?!』

そう言われている途端足が再生していく

秀都「簡単に終わっちゃあつまんないもんなぁ。なぁ?こぉうはぁくぅ~!」

この言葉でA組は何時もの秀都じゃないと分かった

秀都は観客席にいるエンデヴァーを見た

秀都「お前も不幸だなぁ~。エンデヴァーに物の用に扱われて・・・・」

轟「黙れ・・・・・」

秀都「その左、エンデヴァーの個性だろ?」

轟「黙れ・・・」

秀都「くだんない意地張ってないでさぁ、使えよ。個性」

轟「黙れ!」

轟の最大級の氷が出た

秀都「ハハハハハハ!スゴいね!もっとだ!もっと来いよ!出来れば左の個性も使ってさ!」

マイク『これは凄い!こんな戦い今まで在ったかよおい!でも風切!なんかさっきまでと性格変わってないか?!』

プレゼントマイクが実況を聞いた観客も不審に感じていた

相澤『確かにな。だが戦い方は合理的だ』

マイク『おぉ、起きたかミイラマン!』

今まで寝ていた相澤も起きて実況に加わった

相澤『相手に攻撃の隙を与えずに絶え間ない攻撃・・・・。これは並みじゃかわせない』

しかしどんどんエスカレートして木刀が真剣に変わった

剣を舐めて轟に向かう轟は逃げようとするが秀都に倒されて足を踏まれて逃げられなくなった

マイク『おいおいおいおい!ヤベェんじゃねーの!イレイザー!』

相澤『・・・・・・・・・・・・』

秀都が轟を刺しかけるとその手が止まった

その代わり轟の頬に涙が伝った

秀都「や、めろ・・・・・」

轟「!」

秀都が剣をほおりだした

秀都「おいおい何してくれちゃってんの?」

秀都「黙れ・・・・。俺は、お前に、は頼ま、ねぇ!」

秀都「だーかーらーさ、エンデヴァーは俺に用があったんだろ?紅白の左を出させるためにさ」

轟「何!?」

轟がエンデヴァーを見た

秀都「そ、れは轟、が決める、事だ・・・。お前にも・・・・エンデヴァーにも決めていいものじゃ、断じてねぇ!」

轟「風切・・・・・」

秀都「だから、お前は・・・・戻ってろ!」

マイク『な、なんだぁ!いきなり一人で話したと思ったらいきなりケンカして終息しやがった・・・・・」

相澤『・・・・・』

秀都「・・・・・・・・・・よし、じゃあ続きをやるか轟」

轟「あぁ」

轟は緑谷の時同様に炎を出した

秀都「!本気か」

轟は炎を秀都に向けて放ち避けられると今度は氷で動きを封じた

秀都「やっぱ楽しいな!」

秀都は木刀で氷を砕きまた轟に接近した

マイク『これは凄い!さっき見たいに一方的じゃなく!何と周りを飽きさせない戦いかぁ!』

秀都も轟も息を切らせていた

轟「お互いもう限界っぽいな」

秀都「あぁ、だからこれで・・・・」

秀都轟「「最後だ!」」

秀都と轟がぶつかる寸前に何かが挟まり大爆発を起こした

煙が上がると轟も秀都が立っていた

何かの正体はセメントスの作ったセメントの壁だった

秀都「何で止めんだよ!」

セメント「さすがに学生の体育祭の範疇を越えて居たしね。それに・・・・・」

セメントスは轟を見た

セメント「彼はもう気を失ってるよ」

秀都が見ると轟は立ったまま動かなかった

ミッド「轟君戦闘不能!風切君の勝利!」

マイク『うぉーーーー!激闘の末に勝ったのは・・・・・風切秀都だーーーー!』

 

瀬呂対飯田

瀬呂が飯田をテープで巻き付けて勝利

 

芦戸対常闇

芦戸がシャドーに押し出されて常闇の勝利

 

切島対爆豪

爆豪が切島に連続爆撃で勝利

 

俺が席に戻ると

飯田「風切君!大丈夫なのか!?」

秀都「あぁ」

八百万「あの時はいったいどうなさってたのですか?」

上鳴「てか全くの別人だったぞ!」

瀬呂「教えてくれよ!」

質問責めだった

秀都「・・・・・・・分かった。体育祭が終わった後に教えてやる。俺の過去。B組!聞こえてんだろ!聞きたいやつは次の登校日の放課後に聞きに来い!」

物間拳藤鉄哲「「「・・・・・・・・・・・・・」」」



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大勝負だよ!体育祭!(第三・四回戦!)

マイク『さぁ!第三回戦!第一試合!さっき凄絶な戦いをしたにも関わらずまだピンピンしてやがる!風切!VS向かって来る敵をそのテープで無効化!瀬呂!」

俺達はお互いに向かいあった

瀬呂「勝てる気はしねぇけど・・・・・」

マイク『スタート!』

合図と共に縛られた

瀬呂「負ける気もねぇ!」

秀都「!」

このままでは何も出来ないので俺は瀬呂に向かって突然した

しかし途中で転けてしまい勢い良く頭から瀬呂の股間に突撃してしまった

マイク『おーーと!ダイレクトアタック!これは痛い!』

観客の男性陣が股間を押さえ始めた

かんじんの瀬呂はと言うと泡を噴いて倒れていた

ミッド「瀬呂君行動不能!風切君の勝利!」

秀都「え、えっと・・・・・・ドンマイ・・・・」

『ドーンマイ!ドーンマイ!ドーンマイ!ドーンマイ!・・・・・・・』

俺がドンマイと言うと周りからドンマイコールが響いた

 

常闇対爆豪

個性相性より爆豪勝利

 

俺は控え室で爆豪の対策をしていた

秀都(あいつは爆発は汗をニトロにすることで出きる・・・「おい」ならまずは爆発を防ぐ手段か・・・「おい」やっぱ強固な壁か?「おい!」!)

俺はそこでようやく爆豪がいる事に気付いた

爆豪「やっと気づきやがったかクソチビ!」

秀都「爆豪か。どうした?」

爆豪「お前、次の試合は本気で戦え」

本気と言われても全部本気でしている

秀都「本気だけど?」

爆豪「そうじゃねぇ!半分野郎の時みたいに俺と戦え!」

半分野郎とは恐らく轟であろう

秀都「爆豪、あれは俺であって俺じゃねぇ。安心しろ。試合に手は抜かねぇ質だ」

爆豪「・・・・・・・・なら良い・・・・」

爆豪はそれだけ言うと帰って行った

 

マイク『雄英高校体育祭もいよいよラストバトル!1年の頂点がこの一戦で決まる!いわゆる、あ、決勝戦!ヒーロー科!風切秀都!VSヒーロー科!爆豪勝己!スタート!』

爆豪がいきなり爆豪をしてきた

マイク『爆豪!初手に大爆発!ん?』

しかし俺はセメントスの個性を真似て壁を作った

マイク『これは・・・・・まるでセメントスじゃねーか!」

俺は次に壁を飛び越して木刀で爆豪を叩きつけようとしたがかわされる

俺は態勢を建て直して爆豪に向かう

マイク『なんだこれ!見てて飽きねぇぜイレイザー!』

相澤『あいつらはお互いがお互いに警戒しあっているからこそその場で止まる事は考えていない。戦闘のセンス、判断力、どちらもあいつらには備わっている。気を抜くと直ぐに戦況が変わるぞ』

相澤の解説を聞きながらA組とB組は試合に目を離させずにいた

緑谷「やっぱりすごい・・・・・。かっちゃんも風切君も・・・」

麗日「デク君、何?そのノート?」

麗日は緑谷の持っているノートを見た

緑谷「これはヒーロー達の個性とかをまとめてるんだ」

ノートにはNo.14と書かれておりそれまでに13冊も書いたことが分かる

皆がそれに関心していると

物間「あれれ~?A組で強いのって風切君、爆豪君、轟君だけ?あれれ~?それ以外なら僕達でも勝てそうだね~」

そこに物間A組とB組の敷居にへばりついてが煽ってきた

しかし物間がA組とB組の敷居から剥がれた

拳藤「ごめんな」

その代わりに拳藤が首を出した

A組『(今の何・・・・・?)』

一方B組では

鉄哲「うお!あいつらヤベェ!」

鉄哲は俺と爆豪の試合に驚いていた

骨抜「あいつらと言い轟と言いこれがA組トップクラスなのか?」

物間「あれらが化け物じみてるだけじゃないかな?元に他のA組はBと同じ位の成績だろ?」

物間はそう言うが皆思っている

敵との会敵の有無がA組との差になっていると

拳藤(私だってお前と並びたい・・・・何でお前はそこまで強いんだよ。風切・・・・)

拳藤もそう思っていた

爆発はまだ続いている

爆豪「死ねぇ!死ねぇ!死ねぇ!」

爆豪は連続で爆破してくるがそれを避けている

秀都「狙いは良いけどまだ遅い!それなら避けられる!」

爆豪「さっきっからよぉ、ちっとも攻撃しねぇ。テメェ本気でやれって言ったよなぁ!」

マイク『おいおい、どーした風切!さっきから攻撃してねぇぞ!』

「そうだ!戦え!」

「それでもヒーロー目指してんのか!」

周りからも野次が飛んできた

相澤『今戦えっつったのプロか!何年目だ!ヘラヘラ言ってんならもう見る意味ねーから帰れ!帰って転職サイト見てろ!風切はここまで上がってきた爆豪の強さを認めてるから警戒してんだろ!それに風切は爆豪の個性の欠点も見抜いてる。本気で勝とうとしてるからこそ!無闇に近づかずに爆豪の体力が無くなるのを待ってんだろうが!』

爆豪「!」

相澤の言葉を聞くと爆豪の目が変わった

秀都「なーんだ。バレてたのか・・・・。ま、けっこう体力は削れたろ?」

爆豪「このクソナードガァァァァァァァァァ!!!!」

爆豪が飛んできた

どうやら短期決戦に切り替えたようだ

秀都「なら、真っ正面からねじ伏せる!」

爆豪の爆破をかわして俺は爆豪を木刀で場外に飛ばし爆豪は壁にめり込んだ

ミッド「爆豪君場外!風切君の勝利!」

マイク『以上で全ての競技終了!今年度雄英体育祭1年優勝は!A組!風切秀都!』

 

こうして全ての競技が終わり表彰式に移った

ミッド「本年度雄英体育祭1年の全日程が終了!それよりこれから表彰式に移ります!」

地面から表彰台が競り上がってきた

そこに乗っているのは俺、爆豪、轟、瀬呂である

爆豪が二位の台で縛られている

ミッド「それではメダル授与よ!今回メダルを贈呈するのはもちろんこの人!」

屋根から現れたのはオールマイトであった

オールマイトは屋根から飛び降りて着地した

オール「瀬呂少年、轟少年おめでとう」

瀬呂「ありがとうございます!」

轟「・・・・・・・」

オール「瀬呂少年は・・・・ドンマイ!」

やはりドンマイである

オール「轟少年。君は強い。きっとこれからも強くなる」

次にオールマイトは爆豪の所に行った

オール「さて爆豪少年っとこれはあんまりだな」

そう言うとオールマイトは爆豪の口枷を外した

オール「風切少年との戦闘、見事だったな」

爆豪「オールマイト・・・・・二位何て要らねーんだよ!俺が欲しいのは完膚なきまでの一位なんだよ!」

物凄い形相で爆豪が怒鳴った

オール「メダルは受け取っとけよ。傷として決して忘れぬよう」

爆豪「要らねぇっつってんだろが!」

爆豪は頑なに拒み最終的に口に掛けられた

次に来たのは俺の所

オール「風切少年!選手宣誓での伏線回収。見事だったな」

秀都「いや正直あの時の記憶が欠落してんだけど・・・・ま、いっか」

オール「君を保護したのは私とスイカだったな。あの時のトラウマと戦いよく頑張ったね」

そう言うとオールマイトは俺に金メダルを掛けた

オール「さぁ!今回の勝者は彼等だった!しかし皆さん!この場の誰にもここに立つ可能性があった!ご覧頂いた通りだ!競い!高め合い!更に先へと上っていくその姿!次代のヒーローは確実にこの芽を伸ばしている!てか感じで最後に一言!皆さんごしょうは下さい!せーの!」

オール全『お疲れ様でしたーー(プルスウルトラ)!』

等と最後は締まらない感じに終わった

 

そして帰りの電車

拳藤「まさか本当に優勝するなんて驚いたよ」

秀都「だからその宣誓の記憶がねぇって」

正直混乱していてマジでその記憶が無い

優勝出来たのはやはり萃香が子供の時に鍛えてくれたからだと思う

拳藤「お、着いたな」

俺達は電車を降りて駅を出た

秀都「まぁオールマイトの言う通り来年はまた違う奴が優勝するかもしれ、ね」

そのまま俺は倒れた



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体育祭後の休日(一日目)

拳藤「まったく・・・・・」

秀都「いやー、お恥ずかしい・・・・」

今俺は拳藤に背負われている

駅前で倒れた時俺は体力の限界が来ていたのだ

あれからずっと怪我を直していた

怪我を直すにはやはりリカバリーガール同様体力の消費がある

それが限界を迎えて倒れたのだ

拳藤「ほら着いたぞ」

そうこうしている内に着いたようだ

秀都「ありがとよ」

俺は少し回復した体力で家の中に入り玄関が眠った

その後姉ちゃんに叩き起こされ自分の部屋に行って寝た

 

三人称視点

拳藤は秀都を家まで送り隣の自分の家に入った

そしてシャワーを浴びてそのまま眠りに付いた

 

次の日

拳藤は起きて時計を見ると調度12時だった

拳藤「・・・・・・・・・」

拳藤上っていく母親と父親は今日は出張で今日は拳藤一人である

拳藤は外でご飯を済ませようと近くのファミレスに来た

そこにいたのは

???「アタイはアイス!」

???「私はオムライスなのだー」

秀都「ハイハイ」

幼女二人に囲まれている秀都だった

 

秀都視点

俺が寝ているといきなり腹に衝撃が走った

???「起きろー!」

???「起きるのだー!」

目が覚めた

そこにいたのは青い服を来て青い髪に青いリボンを付けた女の子チルノと黒い服に金髪に赤いリボンの女の子ルーミアが上にいた

秀都「お前らいったいどっから入りやがった!」

ルーミア「蓮子が入れてくれたのだー」

又かと思ったがいつものことなのでほっておく

チルノ「そんなことよりご飯を奢れ!」

秀都「それが人に物を頼む奴の態度か?まぁ俺も腹減ってたしちょっと待ってろ」

てな感じで俺はファミレスにいる

秀都「お前ら何頼む?」

チルノ「アタイはアイス!」

ルーミア「私はオムライスなのだー」

秀都「ハイハイ」

俺が店員を呼ぶボタンを押そうとするといきなり視界が暗くなり何処かに連れていかれた

次に見たのは拳藤の形相だった

拳藤「お前!私はがったりした!あいつらを何処で拐った!」

いきなり有らぬ疑いを掛けられた

秀都「あれは姉ちゃんの友達の妹とその友達だ。なんかなつかれた」

拳藤「・・・・・」

秀都「うわ!絶対信じてねえ顔だ」

拳藤「あんた体育祭で私ら騙した事忘れてるだろ」

秀都「あ」

思い出した

確かにささやかな悪戯をしていたしていた

秀都「・・・・・・分かった!じゃあ今日はお前も一緒に居てくれ!」

拳藤「え!?」

今度は俺が拳藤を強制連行した

店に戻り席に戻った

ルーミア「遅かったのかー」

チルノ「先に頼んでるぞ!」

秀都「お前らに心配の二文字はねーのかよ・・・・」

ルーミア「秀都を心配しても無駄なのだー」

チルノ「アタイ達が助けに行った時には全部片付いてたしな」

拳藤「・・・・・・・・・」

拳藤にジトメで見られた

秀都「個性は使ってねぇよ・・・・」

チルノ「そう言えばそっちの奴は誰なんだ?」

ルーミア「確か体育祭で秀都の馬をしてたのだー」

拳藤「あぁ、私は拳藤一佳よろしく」

チルノ「アタイは世界一最強のチルノだ!」

ルーミア「ルーミアなのだー」

二人が椅子に立ってポーズを決めていた

秀都「ちゃんと座って食べろ」

俺がそう言うと二人はちゃんと座って食べ始めた

拳藤「お前ってお兄ちゃんって感じだよな」

秀都「?俺は弟だぞ?」

拳藤「いやそう言う意味じゃなくて・・・・」

秀都「それにお前の方がなんか姉貴って感じた」

拳藤「そうか?」

この会話を聞いていたチルノとルーミアが少し微妙な顔をする

秀都「?どうした?」

ルーミア「秀都は一佳とどういう関係なのだー?」

ルーミアの質問に拳藤は何故か顔を赤くして困惑している

秀都「?お隣さんの同級生だけど?」

俺がそう言うといきなり拳藤に叩かれてチルノとルーミアは溜息を付いていた

チルノ「秀都はもっと乙女心を分かるべきだ」

ルーミア「そーなのだー!」

秀都「訳わかんねぇ事を言うんじゃねー」

こんな感じで昼ご飯を済ませて外で遊ぶ事となった

 

ゲームセンター

チルノルーミア「「おぉ!!」」

二人が目を輝かせてあちこちを見る

ルーミア「色んなゲームがあるのだー!」

チルノ「どんなゲームでもアタイは最強ー!」

二人がはしゃぐ姿に俺と拳藤は和まされていた

拳藤「私も最初来た時はそんな反応だったなー」

秀都「俺はびくついてたな・・・」

そんなこんなでチルノとルーミアに1000円渡して俺はチルノ、拳藤はルーミアと別れた

チルノ「何をやるんだ?」

秀都「そうだな・・・・。太鼓の達人か、マリオカートとかが無難だろ」

チルノ「じゃあ・・・・・あれをやる!」

チルノが指差したのはなんともレトロは格闘ゲームであった

秀都「・・・・・・・・・・」

それに俺は唖然

秀都「お前随分古いのチョイスしたな・・・・俺の言った事絶対流してるよな!」

まぁチルノも楽しんでいるので良しとしよう

そんな時に電話が鳴った

画面には轟と表示されていた

秀都「・・・・・もしもし」

轟『風切、お前家の妹知らないか?』

秀都「?何で俺に聞くんだ?」

轟『姉ちゃんの話だと妹が秀都の所に行ってくると言ったらしい』

秀都「・・・・・・・・ちなみに名前は?」

轟『・・・・・・・・轟チルノ・・・』

秀都「あぁ・・・・いるわ」

そう言うと轟が溜息を付いた

轟『今何処だ?』

秀都「・・・・・・・・渋谷の駅前にあるゲーセン」

轟『・・・・・分かった・・・』

電話が切れると俺はチルノの方に向かった

秀都「おいチルノ。もうすぐ轟が迎えにくっから準備しろ」

チルノ「何言ってるんだ秀都!轟はアタイだぞ!」

秀都「そういやそうだったな。自己紹介でチルノってだけ言ってたからな・・・・。轟焦凍が迎えに来るから準備しろ!」

チルノ「おぉ!!焦凍がくるのか!」

自分の兄を呼び捨てにするチルノ

秀都「じゃあルーミアと拳藤見つけてゲーセンでるぞ」

てことでルーミアと拳藤を探し始めた

そして見つけた

身体とゲームのキャラが連動する格闘ゲームをしていた

俺の周りの女子は戦闘バカ居ないのか

チルノ「おぉ!ルーミア頑張れ!」

チルノがルーミアを応援していると周りのゲーマーが俺に殺意の籠った視線を向けてきた

そんな視線にたじろいでいるとルーミアが負けてしまった

ルーミア「負けたのかー!秀都!敵をとってほしいのだー!」

いきなりこちらにフラれた

このゲームのプレイヤーの個性を判断してゲーム内のキャラにもその個性がつけられる

拳藤「私はこのゲームをけっこうやってるんだ。風切にだって負けないよ!」

秀都「ほぉ・・・・」

周りが風切と言う言葉に反応する

「ま、まさかこいつ雄英体育祭の優勝者か!」

「間違いねぇ!俺はテレビで見たぞ!」

どうやら今まで気付いて無かったようだ

秀都「おーけー、おーけー、じゃあやるか」

俺がお金を入れてステージに立った

しかしスキャンが始まると画面にエラーと表示された

秀都「え、エラーの場合は・・・・・?」

拳藤「・・・・・・無個性と判断される」

秀都「つ、つまり?」

拳藤「無個性キャラで戦わないといけない・・・・」

カウントダウンが始まった

秀都「待て待て待て待て!は?無個性?どうやって戦うの!?」

スタート!

始まった

秀都「タンマ!タンマタンマタンマ!」

結果!秒で負けました

秀都「チキショー、何で無個性なんだよ・・・・」

拳藤「始めて・・・・勝った・・・」

周りから歓声が湧いた

ルーミア「負けちゃったのかー?」

チルノ「アタイの次に強い秀都を倒すとは流石だな・・・」

轟「流石じゃない」

チルノの後ろに轟がいた

チルノ「おぉ!焦凍!」

チルノが気付いた

轟「何風切に迷惑かけてんだ。帰るぞ」

チルノ「嫌だ!アタイは今日は秀都の家に泊まるんだ!」

轟が俺を見たが俺はそんな話を聞いていないので顔を横に振った

秀都「ルーミアは姉ちゃんらの諸事情で泊まるけどチルノは聞いていないぞ?」

チルノ「・・・・・・・・・・・・・・」

チルノが大粒の涙を目に溜めていた

俺は轟を見た

轟「・・・・・・・・はぁ、風切。今日はチルノを泊めてくれないか?」

秀都「あぁ」

てことで皆でお泊まり会となったのだった



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体育祭後の休日(二日目)

さて、昨日は大変だった

チルノとルーミアが来たのでバーベキューを家の駐車場でやっていた訳だが途中からチルノが溶けたりルーミアが何処かに行ったりだった

そして今日・・・

チルノ「頑張れ零!」

ルーミア「絶対に勝つのだー!」

文「いやー、これは良いネタになりそうです!」

一つ言おう

零(どうしてこうなった!)

事の発端は今両隣に立っているチルノの友達、ミスティア・ローレライことミスチーと幻想学院の一年一組の魂魄妖夢である

まず俺とチルノとルーミアがミスチーの店に行きそこで妖夢に出会う

そこからルーミアの誰が一番料理が上手いかになった

そこで来たのがパパラッチで有名ライターの射命丸文と引きこもりライターで有名な姫海堂はたてとこの中で唯一真面目な犬走椛である

文がじゃあ天下一料理大会をしましょうと言って始まった

後は八雲紫に交通整備をお願いしたり萃香が会場を設営したりとトントン拍子に行った

零「なぁミスチー・・・」

ミスチー「何・・・?」

零「俺はお前の八ツ目鰻食いに来たんだよな?」

ミスチー「そうだったね・・・」

零「何でこうなったんだ?」

ミスチー「さぁ・・・・」

そのとき椛の声が聞こえた

椛「さぁ始まりました!天下一料理大会!司会は私犬走椛です!さてまずは採点者の紹介です!一人目はこの場を作って下さった八雲紫さんの部下!八雲藍さん!」

藍は言葉を発さずにお稲荷さんを食っている

妖夢「・・・・大丈夫なんですかね。あれ?」

椛「・・・・・・さて!次はスカーレット家当主!レミリア・スカーレットさん!」

無視!?と言う妖夢の言葉すら無視して椛はレミリアの紹介に移す

レミリア「クックック、私を満足させる料理が出るかしら」

椛「最後に東方学園理事長にして西行寺家当主、西行寺幽々子さん!」

幽々子の言葉が出た途端俺とミスチーは妖夢を見つめた

妖夢「あの・・・その・・・」

零「はぁ、仕方ね。とっとと料理作って大会終わらせよ」

こうしてミスチーは八ツ目鰻の鰻重、妖夢がお節、俺はオムライスを作り出す

三人がそれぞれ食べようとすると爆発が起きた

そこに居たのは巨人の敵だ

巨人「上手そうなもん食ってんな。寄越せ!」

いきなり襲い掛かってくる

俺は一気に走りより向こう脛を蹴る

巨人「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

巨人が俺と妖夢とミスチーを見る

零「お客さん・・・」

妖夢「割り込みは・・・・・」

ミスチー「禁止ですよ・・・・?」

その後警察が来るまでその敵叫び続けた

後に警察の取り調べでトラウマになったと語る



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敵ですか(笑)

さて、登校日

電車では色んな人に握手を求められた

・・・・・等と言う事はない

なぜなら轟との戦いで見せたサイコパスっプリを発揮してしまったからである

秀都「何か泣きそう・・・・」

蓮子「あれはあんたの自業自得でしょ・・・」

俺は校門を潜りながら姉ちゃんと話す

蓮子「じゃ、私こっちだから」

秀都「お~う」

俺はそのまま教室に入る

そこには皆既に居て神妙な顔付きである

しかもそれに留まらずB組の面々や相澤、オールマイトまで居る

・・・・・・何で?

俺は席に座る

青山「えっと・・・話さなくて良いのかい?」

秀都「話す?」

芦戸「忘れたの?宇佐見の過去の話!」

秀都「え?・・・・・あ」

完全に忘れてた

秀都「んじゃあまぁ話すとしますかね・・・」

俺は一息置いて口を開く

秀都「俺は・・・孤児だったんだ。無個性の、な」

緑谷「無個性!?でも、宇佐見君って・・・」

轟「個性を持ってるな」

秀都「そこが肝さ。孤児でホームレスの俺は路上で暮らしてた。そんな時に一人の男が話しかけてきたんだ。そいつは自分の事を先生と呼べって言った。最初は俺も初めての家族で嬉しかった。そこには俺含めて三人の子供が居た。でも嬉しかったのは最初だけだった。俺たちは1日一回注射された。それに入っていたのは他人の遺伝子」

一佳「遺伝子?」

秀都「あぁ・・・。まぁ後の話は・・・」

俺は手錠を作って自分の両手両足に付ける

???「あ?もしかして俺の出番?て何だ?手枷されてらぁ」

明らかに先程とはテンションとは違った

飯田「き、君は本当に宇佐見君なのか?」

零「誰だメガネ!俺は風切零!世間一般でいう敵さ」

爆豪「敵だぁ!」

零「そうだぜ寝癖!」

爆豪「あぁ!?寝癖に寝癖言われたくねぇんだよ!重要なのはテメェが敵って所だろうが!」

零「お、そうだったそうだった。でもまず俺の個性の話をしようか」

八百万「無個性なのでは・・・?」

零「そう思ってたんだよな~最初は。何せ外にも自分にも普通にしてたら何ら影響ねぇんだもん」

切島「で!個性って何なんだよ!」

零「俺の個性は・・・矛盾さ」

緑谷「矛盾?」

零「そうそう。通常他人の個性を入れられると脳無っつうバケモンに何だけど個性の関係でならねぇ奴も要るのよ。で、俺はその口。敵つったのはその個性が暴走しちまって暴れたのと暴れてた敵をぶっ飛ばしたってとっから始まってオールマイトと酒呑童子にやられて終わったのさ。・・・・・・はい、お話終わり!俺寝るからおかさないでね」

こうして零は皆を残して寝るのであった



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