転生してみてわかった遊戯王原作事情 (ノリの人)
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オープニング
初期転生者(以下初期男)
「はい、というわけで始まりました遊戯王各世代転生者座談会。司会進行的なポジションは私、遊戯王初期シリーズに転生したOCGプレイヤーこと初期男が担当します。
先ずは私の自己紹介。名前はこの際どうでもいいのて初期男で固定。
使用デッキはまぁ、安価ビートって言ったらいいのかな?
兎に角安くてそこそこ戦えるデッキを作るプロデュエリストとして特に子供達に人気だった。
戦績はそこそこ。プロって言ってもどちらかといえばキワモノ枠だったし、プロデュエリストとのデュエルよりイベントでアマとのデュエルの方が多かったかなぁ…
私の自己紹介はここまでにして次はは皆さんGX期の方からアニメの放送時期順に自己紹介をお願いします」
GX転生者(以下GX子)
「では私から。名前の方は初期男先輩に倣って、GX子で。
使用デッキは影の方の六武衆。デュエリストとしてはプロには行ったけど下位ランカー止まり。女性プロデュエリストってだけで結構注目されてましたけど学生時代は明日香ちゃんよりプロポーションも成績も負けてましたからねー。
あと時代的に離れてたり引退してたりして知らない皆さんに言っておきますが初期男先輩バケモノですからね。私達の時代で、子供でも揃えられるレベルのカードっていうのは大抵攻撃力が低すぎたり外れレベルの使いづらい能力ばっかりですから。それを使って毎度毎度周りのブルジョワジーデッキ達とやり合って上位ランカーかつ20位台をキープしてる。しかもスポンサーもちゃっかりI2社ですし」
初期男
「いや、GX子ちゃんそれ程の事じゃないって。それに手札誘発とかは軒並み安いか捨てられるほどの値段だったから組めただけさ」
GX子
「それでも初期男さんはバケモノです」
初期男
「あはは…じゃぁ次の人よろしくね」
5D's転生者(以下5D男)
「名前は先達と同じような感じで5D男とでも。
使用デッキはXセイバー。デュエリストとしてよりもショップ経営の方が主だったかなぁ。あ、出身は一応トップスね。主人公達との絡みはそこそこかなぁ。一応龍亜くん龍可ちゃん絡みで主人公勢にちょこちょことカード提供してたくらいかな?初期男さんについては知ってますし、尊敬しています。ある意味デュエリストの目指す1つの完成系みたいな人ですし」
初期男
「はは、尊敬してくれてるなんて嬉しいですね。でも主人公勢ですかぁ…私全然お会いした事ないんですよね。強いて言うならスポンサーの関係でペガサス社長はもちろんのこと、海馬社長副社長兄弟にお会いしたくらいですかね。あとはアカデミア卒業後に正式にプロ入りした万丈目君と対戦したくらいでしょうか?彼のおじゃまデッキも値段という意味で非常に私に近い部分があったので親近感みたいなのは湧いてましたね。あとは引退後に少年時代の遊星君やジャック君、クロウ君とデュエルしてたくらいです。」
GX子
「私は同学年だったのでがっつり関わってたですね〜。実力も周りに比べたら強い感じだったので主に十代君に絡まれましたし。その繋がりでちょくちょく協力はさせていただきました。5D's時代はガッツリライディングデュエルもやってましたよ。その頃は真六武衆使ってましたけど。」
初期男
「自己紹介含めそのあたりぐだぐだになってしまいましたが次の方から原作勢との関わり含めてお願いします」
ZEXAL転生者(以下Z男)
「名前は短くZ男でおなしゃーっす。
自分の使用デッキは
原作勢との関わりはまぁまぁがっつり。因みに自分バリアン側だったんで2回転生してるんですよね…デュエルができると思ったらまさかの決闘の方のデュエルですからね。えぇ、自分の国の王様とご主人様の顔を確認しなかったら完全に別の世界だと思ってました。あとベクターは許すけどドンサウザンドはマジで許さねー」
初期男
「2回転生とは中々稀有な体験をされましたね。しかも1回目はドンサウザンドとベクターのせいで悲惨な最期を遂げてしまったと…
では次の方お願いします」
Arc-V転生者(以下Ar男)
「俺の名前は
使用デッキはジャンド。原作当時はユースのプロデュエリスト兼遊勝塾非常勤職員かな?
原作後はそのままユースでプロデュエリストを続けつつ時たま遊勝塾で特別講座開いてた。
一応榊遊勝の弟子。ただアニメでの勝ち確エンタメがあんまし好きじゃなかったからもっぱらやってたのはデュエル自体を白熱した展開に引き上げる感じのエンタメを目指してたかなぁ…
原作勢との関わりはもちろんガッツリ。なんなら榊遊勝が失踪したあのデュエルを代理で引き受けたし。ただその当時はまだ勝ちが全てなデュエルしてたから先行1ターンでシフル、スターダストウォーリアー、シューティングクェーサー、コズミックブレイザー並べてドヤァしたからその後別の意味で叩かれた。
原作期間では遊矢シリーズと柚子シリーズの融合を止めるためにちょこっと精霊チート使いました。結局ズァークは出ちゃったけど融合してあいつらが実質消滅してないからモーマンタイ」
初期男
「そら満足したら叩かれますよ。正直、相手の動きを阻害しまくるロックって結構観客受け悪いですし。私の場合は安いカードを使ったデッキだから許された行為でしたし」
GX子
「いや初期男先輩全く許されてませんでしたからね。最初のうちは結構色々と文句言われてたって他の先輩プロデュエリストから聞きましたよ」
5D男
「遊戯王プロデュエル史にもちゃんと載ってましたよ。安価デッキという名のロックビート使いって」
初期男
「あはは、私そんな言われ方してたんだその頃はもう引退して隠居してたからなぁ…自分の評判なんて調べる事なかったし。まぁその辺りは別の機会にという事で。最後にVRINSの方よろしく」
VRINS転生者(以下V子)
「うちはV子で。
そんで使用デッキはヴェンデッド。ブレインズ内ではそこそこ名の知れたデュエリストとして通ってた。
うちは葵ちゃんの姉やったから原作との関わりはめっちゃがっつり。ちょこっと原作ブレイクしてもうてイグニスは光のクソ野郎以外は生存。風のイグニスはうちの相棒や。
その関係で3期のアイとの決戦とか諸々はなし。その代わりにイグニスを構成する時に使われた感情データの負の部分がAI化したロストっちゅー敵と戦うことになったんや。そいつに関しては頑張って勝ったで。その後は色々とあったけど何とかなったわ」
初期男
「Ar男さんとV子さんは原作ブレイクの独自ルートでしたか。なるほどなるほど。まぁ最終的にハッピーエンドならいいでしょう。転生というジャンル界隈では時たま原作ブレイクするのはいいもののデッドエンドとかザラですからね。いい方向に向ったのならそれはそれでいいことです。
まぁそもそも我々という異分子が話の根幹を担う人間達の中に混ざっている時点で正しい歴史に向かうことは不可能と言えますがね。なので私としてはなるべく関わらないようにしてバッドエンド全力回避がオススメですね。そもそも力を手にしても元パンピーなわけですからドロー運インフレデュエリスト達の力になれるわけないですよ。特に私のいた時代はそうでした。カードプールも少ないので如何に自分の欲しいカードを引き込むかが重要視されてましたし」
GX子
「ドロー運とかに関しては言わないでください初期男先輩、トラウマなんで」
Z男
「自分も…」
V子
「うちも。」
初期男
「まぁ、その辺りの話についても語っていく予定ですのでお三方は心の準備をしておいてくださいね。「えっ」「ちょっ」「まっ」
というわけで、今回から数回にわたって『転生してみてわかった遊戯王事情』についてこのメンバーでやっていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。
司会は初期男が担当させていただきました。ではまた次回〜」
なおAr男のやらかし満足についてはリアル身内にやられた経験あり
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