IS フォーク使いのTさん (腰の弱い人)
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1話
短いけど許してください。
拙いけど許してください。
暖かい目で見てくれたら嬉しいです。
命懸けの冒険に今日も旅立つモノが居る...。
未だ見えぬ数々の秘宝を手に入れるために
目の前に立ちはだかるあらゆる困難を乗り越え進む
冒険者たち...
────────────────────────
時は西暦20XX年。某国のとある山奥の遺跡に二人の親子がいた。彼等の服装は如何にも冒険家と100人中90人以上が言うようなモノだ。
そして彼等は、とある超古代文明が神を祀っていたという祠にある、黄金の宝剣の前にいる。それはかんlアーサー王が王権の証を引き抜いたように、その宝剣は岩に突き刺さっている。そして宝剣は引き抜いた者に忠誠を誓い、付き従うらしい。それを求めて彼等はやって来たのだ。
「よし、お前が引き抜くんだ、その剣を。お父さんが手伝ってやるから。」
「うん、わかった。おとうさん…。」
少年は緊張の余り、震えながら宝剣の柄を手に取る。
しっか掴んで引き抜こうとするも少年は齢5。到底ひき抜く力もなく、しかめっ面して何度も踏ん張っていたそれを見て父親も少年の手ごと宝剣を掴み取り岩の台座からせーのと発破をかけ、宝剣を引き抜いた。
「やった!」
「成し遂げたぞ!やったな!暁!!」
「うん!」
宝剣をひき抜けたことに二人は大喜びだった。そして宝剣を持って触っているうちに宝剣のエメラルドの埋まっているところが回せることに気がついた。それに二人は恐る恐る手をかけ、回転させた。するとどうした事だろうか。宝剣は眩い黄金の光を放ち、瞬く間にヒトの形になってしまったではないか。それを見た親子は感じた。圧倒的な輝きに宿る強さを。
『ズバッ、ズ、ズバッ!』
そして彼は二人を認識したのか二人の前に跪いた。
「お前は忠義深いんだな、これから暁を宜しく頼むぞ。」
「よろしくね!」
『ズッズバッ!ズバーン!』
挨拶をした二人に彼は立ち上がり応えた。そして二人を両腕に担ぎ上げる。そしてあっと言う間に遺跡の外へ走って行ってしまったのだ。その最中、ある物の設計図を回収して。
「「うわぁーーーーーーー!?」」
『ズバーーーーーーン!!』
スタイリッシュ着地。格好よく決めた彼は二人をそっと降ろした。
「ありがとう。大剣人ズバーン。」
「ありがとうズバーン!」
『ズッ、ズバッ...//』
二人が満面の笑顔で礼を言うと彼は礼を言われ慣れていないのか、照れているようだ。
「よーし、今日はズバーンも仲間入りしたことだし、母さんのとこに速いとこ戻ってちょっと豪華に行くか!」
「えっ、ホントおとうさん!?」
「あぁ、今日は暁も頑張ったからな。」
「やったぁ!じゃぁいこっ!おとうさん!ズバーン!」
『ズッズバッ!』
「『肉焼くのは任せろバリバリ~!』って?ハハッ、期待してるぜ!じゃ、しゅっぱーつ!!」
「おー!『ズバッ!』」
そうして父に肩車されながら、少年は母の待つ拠点の元へ行くのだった。
とある山の麓の森に止まっているキャンピングカー。それを前にバーベキューセットやテーブルを並べて一人の女性が座っていた。彼女は遺跡へ向かった愛しの夫と息子を待っているのだ。
「さーてと、フォークを...... っと、よーし、後ちょっとね。お父さんと暁君上手くいったかしら?どちらにしろ暁君はまだ五歳だし、お風呂とか準備しとかないと。~~~♪」
~40分後~
「「おーい!!」」
ん?やっと戻ってきたのかしら。ちょっと速く見積もりすぎたわね。さてと、......何あの黄金のメカ!?えっ、何あれ!?アタシキイテナイッ!?
「「ただいまー」」
「お帰りなさい暁君、お父さん。でそれ何?」
「ズバーンだよ。まさかヒトの形になるとは思ってなかった。」
「えっ、ズバーン!?今回のターゲットの?」
「うん。」
「そうだよ!ズバーンがいせきからそとにつれてきてくれたの!」
「へー、ありがとねズバーン。私は暁君の母親よ。宜しくね!」
『ズッ、ズバッ!』
良いお返事ねズバーン。
「今日はちょっと豪華に行こう。暁も頑張ってくれたからな。」
「そうね。疲れたでしょ暁君?」
「うん、かえりはおとうさんにかたぐるましてもらったけどへとへと~。」
「じゃぁド派手にいきましょ!」
「ズバーンが手伝ってくれるってさ。」
『ズバッ!ズッズバッ!!』
「あら、そうなの?ならお願いしようかしら。」
『ズッズバッ!ズバーーーーーーン!!(≧ω≦)b』
「ふふっ。(〃⌒ー⌒〃)∫゛ナデナデ」
『ズー......///』
「あはは、またズバーンてれてる。」
「照れ屋さんだな~ハハハ。」
ワイワイガヤガヤ
ヤイノヤイノ
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これはとある宝剣のマスターな少年が女尊男卑の風潮などが蔓延る世界で冒険家として生きる物語である。まだIS<インフィニット・ストラトス>出てないけど。
明石暁
どっかのチーフと同姓同名だけど別人。不滅の牙じゃない。大剣人ズバーンの持ち主<マスター>
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秘密基地
とある場所の地下空間に大きな整備された謎の基地のような空間に3人とズバーンはいた。それも東京ドーム1つ分そこは何故かコンクリートやアスファルトで整備された場所であり、そこには10の作りかけの巨大ビークルのようなものが所々に存在し、その周辺にはそれぞれに必要であろうパーツのような物や組み立てるための工具入れが点在していた。
「さてと、エンジンの設計図は集まった。これを使ってエンジンを作り上げる。」
「やっと、始まるの?やったー!」
「そうね。長かったわ~。」
「ああ、ホントにね。5年掛かった。もう待ちきれないよ。」
そう、パラレルエンジンの設計図完成に5年の歳月をかけた。それだけ、多くの遺跡を巡ったのだ。
「さてと、暁、貴方に頼みたいことがあるのよ。」
ピットの中央に到着して抱き上げていた暁を降ろして母親はしゃがみ込み、こう言った。
「な~に~?おかーさん。」
少年は首をかしげ、つぶらな瞳で母親に問う。
「貴方にはね、この特別な刷毛を持ってテープで囲まれた場所を塗りつして欲しいのよ。」
そう、どこからともなく少し不思議な一風変わったデザインの刷毛を取り出してそう言った。それを、少年に握らせる。
「うん、わかった!」
少年は無邪気に首を縦に振り、そう言う。
「後ね、危ないだろうし、汚れちゃうから......」
それを見て、母親はここぞとばかりにどこからともなくヘルメットと大小2組のパッドを取り出した。
「よーしあった!これをこうして、ここに付けて、
....、っと、出来た!!これでよし!」
自分の息子にそう言って母親はアーマーを手早くマジックテープで取り付けた。そこにあったのは暁少年の自転車に補助輪なしで乗れるように練習をする幼稚園児のような格好をした姿。
「んもー、可愛い!!」
「ああ、もう最ッ高だ!!」
それを見た両親は親馬鹿炸裂!思わず息子を抱きしめる。それに少年はいきなりすぎて訳も分からず、抱きしめられるままだった。
「うわわ、ちょ、おかーさん、おとーさん。ま、まt、うわー!?」
「ああ、満足。」
「ホント、天使よね~。」
最愛の息子を抱きしめたり可愛さを堪能した二人の顔はとてもだらけていた。しばらくして復活した二人は息子に激励かける。
「じゃぁ、いってらっしゃい!」
「うん、行ってきまーす!」
それを受けた暁少年は特別な刷毛を片手にトテトテと走り出していった。それを二人は見送った後、
「ところであの刷毛、大丈夫なの?」
「ああ、問題ないさ。あれはインクを特殊な次元空間に蓄積できるようにしてある。以前の秘宝のテクノロジーさ。」
「なるほど。なら、問題ないか。で、あのアーマーどの位バッテリー保つのどの位なの?」
少し眉を寄せ夫に問えば
「ああ、24時間は保つので問題ないよ。」
「ホント!?凄いわね~。」
驚きの大容量化バッテリーの事実を知り困惑しかけたが、すぐに立ち直った。うちの物が物理法則を超越してるのは昔からだったことを彼女は思い出した。
暁少年は少し走って指定の場所にたどり着いた。そして、刷毛を持って作業を始めるのであった。
「よーし、頑張るぞ~。おおおぉ~!」
そして、少年は少しづつ端から塗りつぶしていく。ただ、塗ったところには塗りムラなどが全く無かった事だけ記しておく。
「よーし、終わった。つぎはあっちか。...って、うわぁ!?」
一カ所丸ごと塗り終えた暁少年の体が突然浮かび上がる。そして、少し移動して塗る場所の前に着いて止まったかと思えばゆっくりと地面に降りた。
「すごーい、なにこれ。今の。でもちょっと怖いなぁ。」
それに対して等の本人は驚きを露わにするが、少し怖いと言うぐらいだった。流石は冒険ばかりやっている一家といったところか。
「あズバーンにも手伝ってもらおっと!おーい!ズバーン!!」
少年がその名を呼ぶとどこからともなく剣状態のズバーンが飛んできて人型に変形して、少年に目線を合わせた。目線を合わせたのは少年の母親に『子供と話をするときは目線を合わせること』が大切なのだと教えられたからである。それをズバーンはしっかりと理解していた。これから先、彼(彼女?)が子供から怖がられることは殆ど無いだろう。
「ズバーン!!.........ズバッ?」
「えーっとね、ズバーンに、ぬるのてつだってほしいんだ。」
ズバーンはそんな自分の主人たる少年の言葉に首を傾げる。そして問う。〔何を?そしてどこにその道具があるの?〕と。
「えっとね、じめんのテープで囲まれたところを、おとーさんたちからはけを貰ってきて、ぬるの手伝って?」
少年の言葉を聞いて
「ズバッ!ズバババババババー!!」
そしてズバーンは\ガシャガシャ/と音をたてながら走って行った。
そして少年はその日の内にズバーンという相方と共に塗っていくのだった。
明石暁 性別:男性
身長:110cm 体重:■■kg
特徴
<フォーク投げ>:いつも暇があればフォーク磨いて、それを投げる。
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