前世は友達ゼロ、今世も友達ゼロ....だと思ってたけど赤ん坊の友達が出来た (ベルフェゴール★)
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1話

アイデアが降ってくた。


僕は死んだ。

普通の交通事故でもうすぐ14才になるという時に。

別によかったけど。

だって、友達いなかったし親とも結構仲悪かったしであんまり話してないから。

そう思ってたのに何時のまにか暗くて狭い空間にいた。

暫くしたら頭から引っ張られる感覚がした

………そして僕は新たな生を授かった。

 

 

 

 

んで今に至る。

現在2才。

名前はテララ・フォン・アインツベルン

性別は女

容姿は白銀の髪に水色と金色のオッドアイ

で可愛い方だと思う。

髪型は前髪も後ろ髪も肩位の長さ。前髪は顔の真ん中辺りで束になってる(ノゲノラの白みたいに)

家はそこそこのお金持ち

今世の親はかなり最悪で両親ともそれぞれ別の家庭を持っている。なのに僕が出来ちゃったから僕が邪魔でほぼ一人暮らしさせられてる。

気味悪がられてるのもあるだろうけど.....。

最初は自分のこと男だと思って心の中で僕って言ってたら癖になってたんだよ。......前世女だったからイメトレしてたんですよ。

あ、そうそう此処イギリスのロンドンなんだよね。

今世の僕はハイスペックらしくてすぐに言葉理解出来たんだよね。

それで思ったんだよハイスペックならアニメとかであったハッキングできるんじゃないかって。

家のパソコン弄ってたら何か近くの喫茶店の監視カメラをハッキング出来ちゃった。

2才でハッキング出来てしまった......。

 

「うそだ…」

 

僕はそう呟いた後そっとハッキングをした形跡をけし、パソコンの電源を切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________________________________________

 

 

 

 

 

 

4年後

 

 

 

ハッキング事件から4年たって6才。

今ではハッキングに慣れて色々な場所にハッキングを仕掛けている。

............自分でもヤバい奴だと思う。

今日は久々に外に出て散歩している。時刻は午後5時である。

服装は黒の膝少し上までのズボンに白の長T、黒のフード付きのカーディガン(長い)。

ダサいかな?……ダサくはないよね?ね?

暗くなってきたからそろそろ帰ろ~っと。

 

 

何か路地におちてる?

暗くて良く見えないな……。寄ってみよ。

…………なぁにコレ??

顔に包帯巻いてシルクハット被った赤ん坊が倒れてた。

えっ、待って待って!!ちょっ死んでんの?!

首に指をあてて確かめる。

生きてるし脈は正常。

寝てるのコレ?周りに親らしき大人はいない。

捨て子?......いやまだ決めつけるのは良くないな。でも、もう辺り暗いのし心配だな。

............ハァ、仕方ない。起きるまで僕の家で寝かせて置くか。

赤ん坊を抱っこしたら抱える型に成った。

うん、僕身長低いから仕方ないよね。

 

 

 

 

赤ん坊を僕のベットに寝かせる事はできた。(結構重かった)

服が少し汚れてるし顔に巻いてる包帯もボロボロ....。

包帯をとって、昔の僕のパジャマに着替えさせた。のに全然起きない。

服は洗濯、包帯とシルクハットは赤ん坊の近くに置いておく。

僕は赤ん坊が起きるまで《どこでもドア》の研究。

《どこでもドア》とは頭が良い人が作りたがるものなので作ってみようと思った。

まぁ、ドラえもん思い出して作りたくなったんですよ。......3日前............。

 

 

~30分後~

 

「ん、ここは」

 

お?起きたか。

 

「僕の家」

「!..君は?」

「テララ」

 

あれぇ~、僕もしかしなくてもコミュ症?

ッチ今世もか。

 

「テララ何故僕を連れて来たんだい?」

「路地で寝てたから」

「...僕の服は?」

「洗濯中」

「そう」

 

何話せば良いの?

つーか、赤ん坊ってこんな流暢に話せるっけ?......まぁいいや。

あ、気になること聞いてもいいよね?

 

「ねぇ、名前は?」

「バミューダだよ」

「なんでバミューダは包帯替えないの?」

「さぁね」

 

軽くウザい。

バミューダを抱えてリビングに降りようとしたら

 

「……なんの真似だい」

「リビングにつれ行く」

「自分で歩けるよ」

「…」

「……下ろしてくれないかい?」

「…」

「…」

 

リビングに着いたので椅子の上に降ろした。

 

「何故リビングに?」

「…君お腹空いてないの?」

「空いてないよ」

「ふ~ん。明日の朝帰るの?」

「服を返してくれたら帰るよ。君の親にも迷惑だろうからね。」

 

ウザイ。

ずっと一人だったからか、すぐイライラしてしまう。

こういう時は笑って返してやれば良いんだ。

 

「安心しなよ。帰って来ないから」

「......どうして?」

「....仕事。僕が2才の頃からずっと。年に二回帰ってくれば良い方で、帰ってきても一時間位したら仕事戻るから」

「...そう」

 

何か雰囲気が暗く....?気のせいか。

そろそろバミューダの服乾く頃だと思うし取ってこよ。

取って来た服と一応新しい包帯を渡す。

バミューダは態々別の部屋にいって着替えてきた。シルクハットも被って....包帯取ったら貴族みたいだな。

 

「テララ...また今度来るよ」

「!」

「じゃあね」

 

バミューダは帰って行った。

また今度って大人が守る気ない時に言う言葉では?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バミューダside

 

 

 

僕は復讐者の牢獄にワープで戻ってきていた。

あの子、テララはフードで良く見えなかったけど僕がみたことない位悲しそうな顔をして親の事をはなしていた。

というか2才で長い間一人で留守番させる親は少しおかしいと思う。

テララは路地で寝てしまった僕を家に入れたと言っていた....かなり危険だ。見ず知らずの奴を入れるなんて......。

明日行ってみようと僕は決めた。

 

 

 

朝になり9時にテララの家にきてチャイムを鳴らした。

……出て来ない。

 

もう一度鳴らしてみる

 

…………待てども出て来る様子がない。

 

僕は仕方なくワープでテララの部屋に入り込んだ。

テララはベットで寝ていた。

もう朝の9時過ぎだ。幾らなんでも寝すぎだ。

僕はテララ揺すって起こそうとする。

 

「テララ朝だよ」

「…」

「テララ起きなよ」

「…ん」

「…ちゃんと起きなさい」

「……うん」

「返事だけじゃないか。早く起きなよ」

「…う~ …ん……」

 

テララがやっと起き上がった。

僕は絶句した。

理由は二つ。

一つはテララが女の子だった事。顔は隠してるし名前が男みたいだったから、……テララが神秘的なほど美しくて可愛いかったから。

二つ目、これが一番驚いた。

テララが下着の姿のままだったからだ。

 

左手はベットに突き、身体を支え。

右手は目を擦っている。

下着のシャツは左の肩紐が際どい所までずり落ちてもう少しで見え……………

 

「ッ!!な、なんていう格好で寝ているのだ君はッ!!///」

「ん~……?」

「着替えて早く降りておいでよッ!///」

 

そう言い僕はテララの部屋を出た。

幼女愛好者がアレを見たら絶対襲っていたぞ。

......テララが色んな意味で心配だ。

 

 

テララが降りて来たので僕はテララがいつも朝どんなものを食べているか聞いてみた。

 

「ほとんど朝は食べない」

「な!では昼食などは何を食べている?!」

「?…カロリーメ○トか10秒○ャージ」

「......」

 

駄目だ。

テララに此れから色々な事を教えていかなくてはいけない。

 

 

それから僕はほぼ毎日テララの家に来るようになった。

 

 

 

 

 




評判良かったら続き書きます(多分)


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ゼロ 2

書きたくなった。


バミューダが家にやって来る様になってから1ヶ月。

バミューダは朝に来てする事は

1 朝食を作る

2 僕を起こす(7時半頃)

3 洗濯

である。

…………本当になんだろうね。バミューダは僕のお母さんか何かなのかな?

つーか3週間目位にイェーガーって言う名前(バミューダと同じ服装)の人連れて来ただけどなんなのさ。

とりま、包帯渡して自分の部屋引きこもってたよ。

3日間位引きこもってたらバミューダが理由聞いてきた。僕は「大人は嫌いなんだよ」って言った。事実だから仕方ないよね。

そしたらバミューダが「イェーガー君は他の大人とは違う」やら「凄く良い人」とか言って来て何が何でも仲良くさせようとしてきた。

だから仕方なく少し話てみた。

結果を言うと良い人だった。でも、すごい頭撫でてくる。

いや……別に良いんだけどさ?嬉しいけどさぁ。今世は親にも撫でられた事ないし照れくさいのでどう反応すればいいのかわかんないんだよ。

 

あ、そうそう部屋に引きこもってた三日間はパソコンでずっとハッキングしてたんだけど面白い奴が居たんだ。

なかなかのセキュリティで突破するのが難しくて大変だったけど凄い楽しかった。めっちゃワクワクした。

名前を聞いたらそいつは【 Ve 】って名乗った。

僕も名前聞かれたからよく名乗ってる【Teto】て名乗った。(ノゲイラの唯一神で遊戯の神の名前)

んで今はそのVeとチャットしてる。

 

 

Ve< そういえば君は何故私にハッキングして来たん

だ?

 

Teto< ?ハッキングのしがいが有りそうだったからハッ

キングした。それが君だっただけだよ?

 

Ve< それだけかッ!!

 

Teto< それだけだね

 

Ve< 全く、……君は何をしているのか分かっているの

か?

 

Teto< ただゲームをしているだけだよ

 

Ve< ハッキングがか?

 

Teto< あぁ

 

Ve< ハァ....まぁいい。

明後日君と直接会って話てみたい

 

Teto< リアルで?

 

Ve< そうだが?

 

Teto< ....いいよ。

でも、人があまりいないカフェでだよ

 

Ve< わかった

 

はぁ~~~。

リアルで会う事になっちゃたよぉ。

..................行くしかないよなぁ。僕、最近人が多かったり嫌いな人が居たりすると呼吸乱れたり吐き気がしたりするから心配だな。

 

 

 

 

________明後日________

 

 

 

(30分早く着いてしまった。………ゲームして待つか)

 

僕は約束の場所のカフェに着いたが早く着いてしまったのでゲームで時間を潰す事にした。

 

 

 

 

ヴェルデside

 

 

【Teto】は私のセキュリティを掻い潜りそれをゲームと読んだ。

調べてみたがTetoは色々な場所にハッキングを仕掛けているらしい。

名前は聞かれるまで言わないらしいがな。

私はTetoとの約束の時間より10分程早くみせに来ていた。

そろそろ約束の時間だが…

そう思っていたときTetoからメッセージがきた。

 

 

Teto< 君、今どこ?

 

Ve< 店だ。

 

Teto< ………君って白衣姿の緑髪の赤ん坊?

 

Ve< あぁそうだが。

君はどこにいる?

 

Teto< 店だよ。

君の席に移動するよ

 

 

チャットが切れたと同時に横から声を掛けられた。

そこには5、6才位の子供がいた。

物珍しい私に興味本位で声を掛けたのだろうと考え無視した。

 

「君が僕と話したいと言ったんだろVe」

 

この子供今私をなんと呼んだ?!

VeとはTetoにしか名乗ってないぞ!

 

「き、君がTetoか?」

 

私はなんとかその疑問を口出した。

 

「そうだよ。ちなみに6才と言っておく」

「!6才だとッ」

「うん。...かなり驚いているみたいだけど君人の事言えないからね」

 

確かに私は赤ん坊だが、それは呪いを受け大人から赤ん坊になったからだ。

私のセキュリティを6才で突破するとは......

それから私達は完全なステルス迷彩について語った。

Tetoは私の理論をとても面白そうに聞いていた。私の話はだいたい困惑するか良くて頭をフル回転させて聞くかのどちらかなのだがな。

 

「Veはステルス迷彩なんだね」

「私は?君も何か作っているのか?」

「うん。僕は《どこでもドア》。理論だけ、だけどね」

「空間を超える奴か?!」

「うん。でも理論出来ても作れない」

「何故だ?」

「...作るお金がない。パソコンも改造したいし....」

「ふむ。ならばパソコンは私が作ろう。どこでもドアも君が良ければ君の設計図どうりに作ろう」

「!い、良いの?」

「あぁ」

「ありがとう…!!」

「!」

 

Tetoの顔がフードと長い前髪の隙間から見えた。

黄金を彷彿とさせる右目と水晶の様な左目……。そして神秘的までの美しさと愛らしさを合わせ持つ容姿…………。

 

「?Ve?」

「ッ!///」

「どうしたの?」

「な、何でもない」

「?」

「そんな事より改めて自己紹介といこう。私はヴェルデ。科学者だ」

「僕はテララ、テララ・フォン・アインツベルン。多分ハッカー」

 

それから暫くして私達は別れた。

テララは女子だったのか....。

テララには天才を狙う輩がいる事を伝えたが少し心配だな。

ん?心配?この私が他人の.....?

......まぁ、いい。

心配なら守れば良いだけだろうしな。

私の話についてこれる者は珍しい、テララのパソコンの性能を上げればもっと楽しそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テララside

 

 

ふっは~~~。

ヴェルデとの話楽しかったなぁ。でも、バミューダとイェーガー以外と直接話すのは久しぶり過ぎて疲れた。

家のソファーにダイブ。

 

「どうしたんだいテララ?」

「何かあったのか?」

 

バミューダとイェーガーが心配して?声を掛けてきた。

 

「別に。楽しかったよ」

「そう。良かったね」

「うん」

 

二人が僕の頭を撫でてくる。

なんとなくバミューダを寝ながら抱きしめてみた。

……………あれ?バミューダが着けてる透明なおしゃぶりヴェルデも持てたような...色違いの緑のおしゃぶりだったよな?

ん~?

何か意味でもあるのか?

とりま、バミューダのおしゃぶりを弄ってみる。

 

――ペシッ!

 

!!?!??

 

「つぅ~ッ!!」

「まったく。いきなりおしゃぶりを触るなんて」

 

僕でこピンされたの?!

全然見えなかったんだけど。

つーか、めちゃくちゃ痛い!!スッゴい痛い!!

僕今世で一回も怪我したことないからか痛みに滅法弱いのにぃ。

泣くぞ!泣いちゃうぞ!!

精神が身体に引っ張られるから我慢出来ないんだぞ?!

 

「いきなりおしゃぶりに触った罰だよ」

「此は仕方ないぞ」

 

知るかバカッ!!アホ!

罪重すぎだろダァホ?!!

もう泣くの我慢出来ないんで帰ってくれませんかねぇ!

ソファーに横に成りながら背もたれに顔を埋める。もうムリ

 

「うッ...ヒック.ヴぅぅ!!」

「「!」」

「テ、テララ?」

「そんなにバミューダのでこピンが痛かったのか?」

「イェーガー君?!僕は力加減をちゃんとしたよ!」

「まだ強かったんだろ?」

「くッ!だ、だが他の可能性moa「ヒック...グス....うっくヒク」.....テララすまない。謝るから泣き止んでくれ」

「テララ泣き止んでやってくれ。バミューダが罪悪感に襲われている」

 

いや知るかよ。

一応起きあがる。

 

「テララ...」

 

バミューダの言葉を無視してイェーガーに抱きつく。

イェーガーが僕を抱っこして頭を撫でてくれる。

バミューダとは暫く口聞かない。絶対。

 

「テ、テララ....?」

 

イェーガー首元に顔を埋めてバミューダの顔を見ない様にする。

てかバミューダどうやって浮いてるの?

 

「イェーガー君!!」

「....俺にはどうにも出来ん。自分でどうにかしろ」

「テララ...?」

「......」

「バミューダ生きろ」

「テララ!返事をしてくれ!!」

 

大袈裟では?と思ったけど言わない。

暫く絶対口聞かない。

 

 

 

 




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