カフェ プレシアにようこそ (モフモフ狸)
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絶望と光

最愛の娘アリシアと幻の都アルハザードを目指す為虚数空間

に身を投げたプレシア そしてついに目的の場所に着いた

しかしプレシアは目の前に広がる光景に絶句した

一体どんな風景が広がってたのだろうか?


アリシアと幻の都アルハザードを目指す為虚数空間に身を

 

投げついに目的の地アルハザードに到着した。

 

しかしプレシアは目の前に広がる光景に絶句した。

 

壊れた実験機器に割れた生体ポット 極めつけはおびただしい

 

血の後 そして古代ベルカ文字の書かれた無数の書類

 

これを見たプレシアはこう思った。

 

 

「何が幻の都よ ここはただの古代の違法研究施設じゃない

私はこんな所を目指す為にこんな苦労をしたというの?」

 

 

そうプレシアが人生をかけて目指した場所は古代ベルカ時代

 

に使われていた違法研究施設だったのだ それを見たプレシア

 

は今まで自分がやってきたことを全て否定され絶望した。

 

しかしその絶望が皮肉なことに狂気染みていたプレシアを

 

正気に戻す良い機会となってしまった。

 

正気に戻ったプレシアは

 

 

「やっぱり 死者の蘇生なんて夢物語だったのよね

アリシアごめんなさい やっぱりムリだったみたい

後あの子にも散々酷いことをしてしまったわね

ごめんなさいねフェイト」

 

 

と自分のもう一人の娘であるフェイトにも懺悔した。

 

するとプレシアの足元にある小瓶が落ちていた 小瓶には

 

☠️マークがついており中身が毒であることはすぐにわかった。

 

その小瓶を手にするとプレシアは

 

 

「私に出来ることはなくなった せめてこの子が悲しまない

ように私もここで命を絶とう」

 

 

と考えたプレシアは小瓶の蓋を開け一気に飲み干した。

 

すると意識が朦朧となりそして意識を失った。

 

 

「プレシア、プレシア、起きてくださいもういつまで

寝てるんですか?」

 

 

と自分に声をかけてくる人物に気付きプレシアは目を開けた。

 

するとそこには彼女が想像もしない人物が立っていた。

 

 

「貴女 まさかリニス?どうして貴女がここにあーそうか

私あの毒を飲んで死んだんだ だから貴女がいるのね

ということはここは天国それとも地獄かしら?」

 

 

と聞いてくるプレシアにリニスは呆れたようにこう言った。

 

 

「ここは天国でも地獄でもありません ここは天界です

あそこで眠っていた貴女を私がここに連れてきたんです

もちろんアリシアも一緒です」

 

 

と答えた。するとプレシアはこれが夢ではないかと頬を

 

つねってみるがちゃんと痛みがあることが分かりこれが

 

現実であることを確認した。

 

すると二人の目の前にある美しい女性が現れたすると

 

 

「リニス 目的の人物は連れてこれましたか?」

 

 

と聞くとリニスは

 

 

「はい 貴女様のお陰で目的の人物二人とも連れてくること

が出来ました 感謝いたします」

 

 

と頭を下げた その様子を見ていたプレシアはリニスに

 

 

「ねぇリニス あの美しい女性は誰?後どうして貴女はここに

いるの?」

 

 

と質問してきた。その質問にリニスは

 

 

「貴女との契約が切れて私は消滅する運命でした しかし

消滅する直前この女神様に導かれこの天界にやって来ました」

 

 

と答えた。すると女神と呼ばれた女性がもう一人の女性を

 

連れてやってきた。

 

 

「はじめましてプレシア 私はこの世界で神をしている者です

貴女と貴女の娘をここに連れてくることが出来て本当に

良かったです」

 

 

と話した。するとプレシアは女神にこう質問した。

 

 

「あの女神様 なぜ貴女は私達親子をこの天界に連れて

こられたのでしょうか?私はあそこで自らの命を絶とう

としていたのです」

 

 

と話すと女神は

 

 

「貴女はあそこで絶望のどん底に突き落とされた しかし

その結果皮肉にも貴女は正気を取り戻した 違いますか?」

 

 

と聞かれたプレシアは軽く頷いた。 すると女神は

 

 

「そこで貴女達には転生してもらい もう一度新しい人生

を謳歌して欲しいのです 貴女達三人とこのリインフォース

を含む四人で」

 

 

と言われある女性を紹介された。すると紹介された女性が

 

 

「はじめましてプレシア 私はリインフォース元々はある

魔導書の管制融合騎だったんだがある事件がきっかけで

私は消滅するという道を選んだ そして消滅する直前リニス

同様この女神に導かれこの天界で暮らしていたんだ」

 

 

と話した。すると女神が

 

 

「さてそろそろ貴女の娘が目を覚ます頃ですよ 」

 

 

と話し女神を含む四人はアリシアの眠る部屋へと案内された。

 

部屋に着くとアリシアは今目覚めたみたいに目を擦りながら

 

 

「おはようママ ねぇここどこ?」

 

 

と聞いてきた。その光景を見たプレシアはアリシアに抱きつき

 

泣き崩れた。アリシアはなぜ自分の母親がこんなにも泣いて

 

いるのか分からず少し困惑していた。

 

そしてアリシアを含む四人が集められ女神からこれからの

 

ことの説明を受けた。

 

 

「いいですか? 貴女達には新しい家族として生活して

もらいます 生活する家や貴女達の身分はあらかじめ決めて

おきます あと貴女達には暫く地球のある街で生活してもらい

それからミッドチルダに引っ越してもらいますね」

 

 

と話した。それを聞いたプレシアは女神に質問した。

 

 

「なぜ 地球にどうせミッドに引っ越しするなら早い方が

良いのではないですか?」

 

 

と聞いてくるプレシアに女神はこう答えた。

 

 

「そうですね それも悪くはないですが貴女達には少し地球で

修行をしてもらいたいのです」

 

 

と言われ四人は頭に?マークを浮かべながら考えていた。

 

すると女神が

 

 

「地球で私の知り合いが喫茶店をやっているのです

その喫茶店で腕を磨いてから最終的に貴女達にはミッドで

カフェを開いてもらおうと思っています

そのための修行です 主にプレシア貴女は入念に後の三人は

学校に通って貰うので修行はその合間にお願いします」

 

 

と言われた。そしていよいよ転生する時がきた四人は女神に

 

深々と頭を下げ新しい人生を歩むべく地球へと旅立った。

 

女神が用意してくれた家に着くとそこには三人が通う学校

 

の制服とプレシアが修行する喫茶店の場所の載った地図が

 

置いてあった。あとは生活用品一式に四人分のスマホ

 

プレシア名義の通帳と印鑑が置いてあり中身を確認すると

 

四人で暮らすには十分すぎる金額が振り込まれていた。

 

するとリインフォースが家の窓から外を見るととても懐かしい

 

感じがしてならなかった。 まさかと思い周りに気をつけながら

 

空に上がるとそこに見えてきたのは懐かしい思い出の街海鳴市

 

の風景だった。

 




第1話書かせていただきました

この四人のキャラがもし家族になったらどんな風に

なるのかなぁと思い書かせていただきました

これからよろしくお願いいたします("⌒∇⌒")


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修行初日 はじめてのお仕事

転生した四人が生活することになったのはなんと

地球の海鳴市であった。 そして翌日プレシアは修行の為

女神にもらった地図に載っていた喫茶店に向かうのであった




新しい生活の初日の朝を迎えたプレシアは一人朝早く

 

起きると三人分の弁当を作っていた。 三人分の弁当

 

を作り終えた頃リニス、アリシア、リインフォースが

 

二階から降りて来た。 するとリニスが

 

 

「すみません プレシア貴女に朝ご飯の準備どころか

お弁当の準備までしていただいいて」

 

 

と謝るとプレシアはこう答えた。

 

 

「気にしないで 今からは私が作るわよ 貴女達には

これ位しかできないんだから」

 

 

と笑顔で話した。 そして四人揃ってプレシア手作りの

 

朝食を食べるとアリシアはウキウキとした顔だったが

 

リインフォースはアリシアとは逆で緊張しているのか

 

顔が少しひきつっていたそんなリインフォースにリニスが

 

 

「リインフォース 何をそんなに緊張しているんですか?」

 

 

と聞かれたリインフォースは

 

 

「すまない  ⤵️ 私は今まで学舎というものに通った

ことがない だからちゃんとやっていけるか少し不安に

なって」

 

 

という不安な気持ちを吐露した するとアリシアが

 

 

「大丈夫だよリインフォース だって私達が通う学校は

なのはやフェイトそれにはやてだって通っていた学校

だよ いい学校に決まってるよ」

 

 

と笑顔でエールを送った。そのエールを受けた

 

リインフォースはアリシアに

 

 

「ありがとう  ✨アリシア だいぶ楽になったよ」

 

 

と話すとアリシアはリインフォースに駆け寄りハイタッチ

 

(`・ω・)人(・ω・´)をしてお互いに笑顔になっていた。

 

その光景にリニスも笑顔になりプレシアは自分のスマホの

 

ムービー機能で動画撮影をしていた。

 

そして三人は学校の制服に着替えてプレシアの作ってくれた

 

手作り弁当を鞄に詰めて学校に揃って向かっていった。

 

三人を見送ったプレシアは朝食の後片付けをして

 

着替えると自分が今日からお世話になる喫茶店に向かった。

 

地図を元に道を歩きながらお店を探しているとある一軒

 

の喫茶店を見つけた 「喫茶 翠屋」

 

 

「ここね 私が今日からお世話になる喫茶店はさて

今日から頑張らなくちゃ」

 

 

と自分に気合いを入れるとドアノブに手をかけ扉を開けた

 

するとこの喫茶店の店主高町士郎と士郎の妻でパティシエ

 

の高町桃子と二人の娘の高町美優紀がプレシアを出迎えた

 

すると士郎が

 

 

「あー 貴女が今日から働いてもらうプレシアさんですね

話しはあの方から聞いています 今日からよろしくお願い

しますね」

 

 

と言われ二人から握手を求められた。するとプレシアは

 

士郎にある質問をした。

 

 

「すみません 少しお聞きしても宜しいでしょうか

貴方達は私のことを知っているみたいですがそれは

どうしてですか?」

 

 

と質問した。その質問に士郎はこう答えた。

 

 

「あの女神様には自分も昔お世話になったことがあるんです

昔自分はある仕事の任務中に事故にあい生死の境を

さまよったことがあったんです

そして死への道を歩いていた自分を救って下さったのが

あの女神様だったんです」

 

 

と自分も昔その女神に世話になったことを説明した。

 

そして昨晩その女神様が自分の夢の中に現れて

こう言われたのです

 

 

「久しぶりです 士郎元気そうでなによりです

実は貴方に頼みたいことがあるのです 明日の朝ある女性

がここに訪ねてきます その女性をここで働かせて欲しい

のです どうかよろしくお願いいたします

 

と女神によって自分の事を頼まれていたことが判明した。

 

士郎の言葉を聞いてプレシアは改めて女神に感謝した。

 

すると桃子がプレシアに翠屋のロゴの入ったエプロンを

 

渡されいよいよプレシアの修行が始まった。

 

それと同じ時刻リニス達三人はそれぞれ自己紹介を

 

していた。 リニスはいつもの様にとても丁寧に挨拶をした

 

アリシアは元気一杯に眩しい笑顔で挨拶した

 

そして家ではド緊張していたリインフォースもアリシア

 

との(`・ω・)人(・ω・´)ハイタッチのお陰が緊張

 

なく丁寧に自己紹介できた。

 

休み時間に入ると転校生のさがともいえる質問攻めに

 

あってしまった。

 

なんと転校してきたその日に三人とも友人が何人かできた。

 

そして三人とも相当な美少女だった為数日後にはそれぞれ

 

三人のファンクラブができるほどの有名人になっていた。

 

プレシアは三人がそんな事になっている事とは露知らず

 

桃子にパティシエの事を習いながら士郎にもコーヒーや

 

紅茶のいれかたを習いながら勉強し接客の仕方は美優紀

 

に習い勉強した。

 

そして初日の勉強が終わると桃子が

 

 

「プレシアさんって確か娘さんがいるのよね

もし迷惑でなかったらこれ持って帰って」

 

 

と翠屋のロゴの入った箱を渡された。するとプレシアは

 

 

「こんなもの受けとれません 私は此処で働かせて

もらっているのにお店の商品をお土産に頂くなんて」

 

 

と断ると桃子が首を横に振り

 

 

「気にしないでください それにプレシアさんにはウチ

の味を覚えてもらえるいい機会だわ だからね」

 

 

と話し人数分のケーキ とシュークリームの入った箱

 

を渡された。 そしてプレシアの修行初日は終了し

 

商店街で夕食の買い物をして家路に着いた。

 

家に着くとリニスとアリシアが出迎えた。

 

リインフォースが居ないことに気付いたプレシアは

 

 

「リニス リインフォースはどこ?まだ学校から帰って

来てないの?」

 

 

と聞くとリニスが

 

 

「リインフォースなら私達と一緒に帰ってきましたよ

心配は無用でした その日に友人ができたと喜んで

いましたから あとリインフォースがいないのは

魔法の訓練がしたいと言って出かけたからですよ」

 

 

と答えた。するとアリシアがプレシアの持つ箱に気付いた。

 

 

「ねぇ ママその箱なーに?」

 

 

と聞くとプレシアが

 

 

「今日から修行させてもらった 喫茶店の奥様にみんな

にって頂いたの 中身はケーキ とシュークリームよ」

 

 

それを聞いたアリシアは

 

 

「ねぇ そのケーキ いつ食べるの 早く食べたいな 」

 

 

と聞いてきた。するとプレシアは

 

 

「夕食後にデザート で頂きましょうか? 皆で食べた

方が美味しいしね(^^)」

 

 

と話した。それからプレシアとリニスが夕食の準備を

 

始める頃リインフォースが帰ってきた。

 

そして四人で夕食を食べリニスとリインフォースが後片付け

 

をしていよいよケーキ を食べる時がきた。

 

そして四人は桃子からもらった翠屋の特製ケーキ 

 

と士郎に教えてもらった美味しいコーヒー☕の入れ方で入れた

 

コーヒーと共にちなみにアリシアはミルクティーで

 

舌鼓を打ちながらケーキ を頂き今日あった出来事を

 

お互いに話し四人の新生活の初日は幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 




第2話書かせていただきました。

一応設定としてはアリシアは小学三年生、リインフォースは

中学一年生そしてリニスは高校一年生という設定で今書いて

います もしこんな美少女三姉妹がいたら学校生活が楽しく

てしょうがないじゃないでしょうか?

これからもよろしくお願いいたします((o(^∇^)o))


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プレシアにとっての思わぬ再会

プレシアが翠屋で修行を始めて6ヶ月程がたった。

ある日デリバリーを頼まれたプレシアは配達先で

予想だにしない人物と再会することになる

一体その人物とは誰なのか?


プレシアが翠屋で修行をはじめて6ヶ月程がたった。

 

6ヶ月も経つとプレシアのパティシエの腕も少しずつ

 

ではあるが上達しはじめていた。そんなある日プレシア

 

は桃子にスイーツのデリバリー配達を頼まれた。

 

その渡された地図を元に配達先の家に向かっていた。

 

翠屋には老若男女たくさんのファンがいて

 

中には訳あって店に足を運べない人もいるために

 

デリバリーのサービスがある。 いつもは士郎か美優紀が

 

いくのだが今日に限って店に人が沢山来店してしまい

 

デリバリーの方に手が回らなかった なのでプレシアに

 

デリバリーの配達が頼まれたのだ。

 

地図を見ながら目的地の家を探していると一棟のマンション

 

にたどり着いた。

 

 

「このマンションね この地図に書いてある場所とも

一致しているし 早く届けて店の手伝いに戻らなきゃ」

 

 

と思いながら配達先の部屋に向かった。配達先の部屋

 

ではこんな会話が交わされていた。

 

 

「あー 早く来ないかなぁ翠屋のケーキとシュークリームは

絶品だからたまに無性に食べたくなるんだよなぁ」

 

 

と話すのは元アースラの通信士長を務め今は幼なじみの

 

クロノ提督の奥様となった旧姓エイミー・リミエッタこと

 

エイミー・ハラオウンとその義母で元時空管理局提督の

 

リンディ・ハラオウンそしてフェイトの使い魔で今は

 

ハラオウン家のお手伝い役になったアルフの三人が

 

翠屋のスイーツデリバリーを待っていた。

 

本当は三人で翠屋に行ってケーキを食べたり桃子や美優紀

 

と話したいと思っていたのだがそれが出来ない理由が

 

あった。そうエイミーは妊娠していてしかも臨月だった

 

なのでスイーツデリバリーを頼んだのだ。すると

 

 

「お待たせしました 翠屋のデリバリーです」

 

 

と声がしてリンディが

 

 

「私が行ってくるわ 二人は待ってて」

 

 

と話しデリバリーを受け取るために玄関に向かった。

 

するとリンディはその声に少し疑問を持った。

 

 

「あれ?この声士郎さんでも美優紀さんでもない誰かしら?」

 

 

と思いながら玄関の扉を開けるとそこにはリンディの予想

 

を遥かに超える人物が立っていた。

 

見た目は少し変わっていたが見間違うはずのない人物だった。

 

 

「貴女 まさかプレシアじゃないわよね?」

 

 

と声をかけられた本人は少しパニック状態になった。

 

 

「何でこんなところにリンディ提督がまさか地球に住んで

いたなんて思ってもみなかたったわ どうしたら?」

 

 

と考えているとその思いが顔に出ていたのか

 

 

「プレシア今は深い事は聞かないわ また時間がある時

に連絡してくれないかしら?」

 

 

と自分の連絡先を渡してきた。 その連絡先の書かれた紙

 

を受け取りそれと交換するように翠屋の箱を渡して

 

ハラオウン宅を後にした。

 

 

「プレシアが生きていたなんて思ってもみなかたった

さてこれからどうしたらいいのかしら?」

 

 

と考えたリンディはとりあえず受け取った箱を持って

 

エイミーとアルフの待つリビングに向かった。

 

三人でケーキとシュークリームを食べた後これからの事を

 

考えているとリンディの端末にプレシアから連絡がきた。

 

 

「お久しぶりですリンディ提督 今度二人きりでお話しが

したいのですが宜しいでしょうか?」

 

 

と書いてあった。 それを読んだリンディは

 

 

「分かったわ なら場所と時間はまた教えて」

 

 

と返すとプレシアから了解の返事が帰ってきた。

 

それから数日後翠屋が定休日の日にプレシアの家に

 

リンディが招待され二人きりでの話し合いの場が持たれた。

 

すると第一声にプレシアが

 

 

「お久しぶりですリンディ提督 あの時は多大なご迷惑

をおかけして申し訳ありませんでした」

 

 

と土下座をした。 それを見たリンディは我が目を疑った。

 

 

「あのプレシアが土下座? それにこの変わりようは

何? まるで別人じゃない」

 

 

と考えていた。 するとリンディが慌てた口調で

 

 

「プレシアさん 頭を上げてください これでは

話しも出来ません」

 

 

と言ってプレシアを椅子に座らせ話し合いを始めた。

 

そして自分が体験したことを全て話しリンディも最初は

 

疑っていたもののプレシアの真剣な顔つきを見て話す

 

内容に嘘がないことを確認した。

 

するとプレシアはリンディにある事を頼んできた

 

 

「リンディ提督 私はどんな罰でも受けるわ

でも私の娘達三人はどうか見逃してくれないかしら」

 

 

と話した。するとリンディは首を横に振ると

 

 

「いいえ プレシアさん私はもう提督ではないの

だから貴女を裁く必要もないのよ 今は三人の娘さんの

母親でしょ それでいいじゃない」

 

 

と話しそれを聞いたプレシアは一瞬呆気にとられた顔

 

をしたあとに涙ぐんで

 

 

「ありがとうございます リンディ提督」

 

 

と話した。 するとリンディが

 

 

「もうさっきも言った通り私はもう提督ではないわ

でももし先々ミッドに移るならまた連絡して貴女達四人

の生活をサポートする位の力はまだあるから」

 

 

と言った。それを聞いたプレシアは

 

 

「何から何までありがとうございます リンディさん」

 

 

と話しお互いに笑顔で握手をした。するとプレシアが

 

 

「あのリンディさん 私が地球にいることはフェイト

には黙っててもらえませんか? 時が来たら私から

でも会いに行きますから」

 

 

と話しリンディもそれを了解した。するとプレシアは

 

 

「リンディさん もうひとつだけ頼まれてくれないかしら

今から言う人物と私の対面の場所を作って欲しいの」

 

 

と言われたリンディは

 

「えぇ 構わないわよ 一体誰かしら?」

 

 

と話すリンディにプレシアは

 

 

「私が対面したいのは・・・よ」

 

 

とそれを聞いたリンディは驚愕の顔になり

 

 

「貴女正気なの? もしかしたら殺されるわよ」

 

 

と話すリンディにプレシアは

 

 

「えぇ 構わないわ あの子にもちゃんと償いを

しなくちゃいけない」

 

 

と話すプレシアにリンディはある種の覚悟を確認し

 

一言

 

 

「分かったわ」

 

 

と短く返事をしプレシアも深々と頭を下げた。

 

それから数日後プレシアは海鳴市の海浜公園に来ていた。

 

リンディに頼んでいた人物と会う為である。

 

暫くするとリンディと一緒にある人物がやってきた。

 

赤い髪に獣の耳を生やした若い女性そう「アルフ」である

 

アルフはプレシアを確認すると一瞬驚くもすぐに怒りで

 

爆発しそうになっていた。

 

 

「おい プレシアまさかあんたが生き返ったとわね

正直驚いたよ でなんだいあたしに話しって今さら

許してくれなんて言うんじゃないだろうね」

 

 

と話すアルフにプレシアは

 

 

「そんな事言わないわ 貴女にはフェイト同様酷い事を

したと思ってる だから貴女には貴女にしか頼めない

ことをお願いするわ アルフ私を 「殺して」それぐらい

しか貴女への謝罪は思いつかないの」

 

 

と話した。 それを聞いたアルフは最初冗談だと思った。

 

しかしプレシアからの言葉には嘘偽りは一切感じられず

 

本気で自分を殺して欲しいという思いがひしひしと

 

伝わってきた。するとリンディが

 

 

「何言ってるのよプレシア 冗談にも程があるわ」

 

 

と怒りを込めて話すとプレシアはこう答えた。

 

 

「冗談でも何でもない 私は本気よ本気でアルフに殺される

つもりでここにきたの もし私がここで死んだら悪いけど

娘達のことお願いねリンディさん」

 

 

と話し改めてアルフに向き直った。するとアルフが

 

 

「さて話しは終わったみたいだね じゃあお望み通りあんた

を殺してやるよ あたしも積年の恨みがやっと晴らせる

ってもんだよ」

 

 

と話すとプレシアとリンディにバインドをかけ身動きを

 

封じるとプレシアに向かって歩を進めた。

 

そしてプレシアを地面に押し倒すと力一杯に拳を握りしめ

 

顔面に向かって拳を振り下ろした。

 

死を覚悟したプレシアは三人の娘とフェイトそしてアルフ

 

への謝罪の気持ちを胸の中に抱きながら目を閉じた。

 

だがその拳はプレシアの顔のすぐ横の地面に叩き

 

つけられていた。 するとアルフが

 

 

「あたしが殺したかったのはあの狂気染みたあんただ

しかし今のあんたはまるで別人だ そんなあんたを殺した

ところであたしにゃ何の価値もありゃしないよ」

 

 

と少し呆れたように話した。そう話すアルフにプレシアは

 

 

「アルフそれじゃ 私の気がすまないのだからお願い」

 

 

というとアルフはプレシアの頬をおもいっきビンタした。

 

 

「いい加減にしなよ 謝罪の気持ちは充分に伝わったし

今のビンタで全てチャラだ これからは一人の友人として

付き合っていこうじゃないか ねぇプレシア」

 

と右手を差し出し握手を求めた。するとプレシアも

 

差し出された右手を両手でしっかりと握り熱い握手をした。

 

明くる日翠屋にプレシアが大きい絆創膏を頬に張って

 

出勤し士郎や桃子、美優紀に心配されたのは余談である。




第3話書かせていただきました。

プレシア達が地球で暮らすなら

この三人は書いていた方がいいと思って

書かせていただきました。

アルフとプレシアのわだかまりが解ける

場面が書けたので良かったです。

これからもよろしくお願いいたします(о´∀`о)


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プレシア一家始めての夏

プレシアが修行を始めて一年半程がたった

そしてプレシア一家は二年目の夏を迎えた

そんなある日プレシア一家をあるトラブルが襲う

果たして一体そのトラブルとは一体?






 

 

プレシアはいつものように朝食の準備をするため

 

台所に向かい水道の蛇口をひねるが水が出なかった。

 

不思議に思ったプレシアが外に出ると工事の看板が

 

立っていてその看板にはこう書かれていた。

 

 

「誠に申し訳ありません 水道菅の破裂による工事

の為数日間水道を停止します」

 

 

と書いてあった。それを見たプレシアは

 

 

「えー こんな季節に水道が使えないなんてあり得ない」

 

 

と話すとプレシアの声が聞こえたのかリニスが家の中から

 

出てきた。

 

 

「どうしたんですかプレシア? 何かきこえましたが」

 

 

と聞いてくるリニスにプレシアは

 

 

「大変よリニス こんな暑い季節に水道が使えない

ですって どうしたらいいかしら?」

 

 

「落ちついてください 朝食の準備はウォーターサーバー

の水を使いましょう それに私達三人は今日は半日

ですから大丈夫ですよ」

 

 

と話した。 そうリニス達三人は明日から夏休みに入る

 

なので心配ないと答えた。それから二人で朝食の準備

 

をして起きてきた二人と共に朝食を食べた。

 

洗濯等の水を使う家事は諦め着替えて翠屋に向かった。

 

そして翠屋に着いて扉を開けるといつもはエプロン

 

を着て開店準備をしている士郎と桃子が困った表情

 

をして椅子に座っていた。

 

 

「どうしたの? 二人共開店準備しなくていいの?」

 

 

と聞くと士郎が困った表情で

 

 

「店の準備をしたいのは山々なんだけど水道とガスが

工事で数日間使えなくなってね 暫く休むことに

したんだ」

 

 

と話した。それを聞いたプレシアは

 

 

「ここもそうなのね ウチも水道工事のせいで水道が

数日間止まることになったの お互い困ったものね」

 

 

と話していると桃子がある提案をしてきた。

 

 

「そうだプレシアさん 私達明後日から

旅行に行くのだけど一緒にどうかしら娘さん達も一緒に」

 

 

と話しそれを聞いたプレシアは

 

 

「そんなの悪いわ 家族団らんの邪魔にならないかしら」

 

 

そう答えたプレシアに

 

 

「邪魔なんてとんでもない 逆に大歓迎よ だから一緒にね」

 

 

と話した桃子にプレシアは

 

 

「じゃあ 御言葉に甘えようかしら宜しくお願いします」

 

 

と頭を下げ今日のところは帰ることになってしまった。

 

家に戻って昼食の準備をしているとアリシアとリニスが

 

揃って帰ってきた。

 

 

「あれ? プレシア今日は仕事は休みだったんですか?」

 

 

と聞いてくるリニスにプレシアが

 

 

「えぇ 翠屋もウチと同じで水道とガスの工事で

厨房が使えなくなってね 暫く休むことになったの」

 

と説明するとプレシアが

 

 

「あのね二人共 桃子さんに一緒に旅行に行かないか?

って誘われたの 貴女達も含めてどうかしら?」

 

 

と聞いてきたそれを聞いたアリシアが

 

 

「行く行く 絶対に行く みんなで行こうよ」

 

 

とテンションが爆アゲになっていた。

 

そんなアリシアを見たリニスが

 

 

「わかりました 私も一緒にお邪魔させてもらいますね」

 

 

と話した。それから暫くするとリインフォースが帰って

 

来たので旅行の話しをするととても喜んですぐに了解した。

 

そして翌日四人は旅行の買い物に来ていた。

 

旅行先が海の近くということなので海で着る水着を

 

買いにきたのだ。デパートで水着を選んでいると

 

プレシア達に声をかける人物がいた

 

 

「あらプレシアさん 家族揃って買い物いいわね」

 

 

と話しかけてきたのはリンディだった。すると

 

 

「あらリンディさん 珍しいわねこんなところで会う

なんて貴女も買い物?」

 

と聞かれたリンディは

 

 

「えぇ 桃子さんに旅行に誘われたの だから旅行に着て

いく洋服や水着を見にきたの」

 

 

と話した。 それを聞いたプレシアは

 

 

「えー 貴女も誘われたの? なら一緒に見ない?」

 

 

と話すプレシアにリンディは

 

 

「いいわね じゃあ一緒に行きましょうか」

 

 

と意気投合しリンディも含めて五人で買い物をした。

 

そして各々に自分に合う洋服や水着を買い別れた。

 

次の日いよいよ旅行に行く日が訪れた。

 

旅行に行くのはプレシア一家に高町家から士郎と桃子

 

と美優紀、ハラオウン家からリンディが参加すること

 

になった。エイミーは子供がまだ小さいということで

 

今回は断りアルフも子供たちの世話をするために残った。

 

結局この八人で旅行に行くことになった。

 

海鳴駅から電車に乗り目的地を目指した。

 

目的地に着くとそこは海が目の前のキレイな別荘だった。

 

桃子の話しによるとこの別荘はなのはの幼なじみ

 

月村すずかの両親が持つ別荘で旅行の話しを桃子がすると

 

二つ返事で貸してくれたというのだ。

 

別荘に荷物を置いたプレシア達は早速水着に着替えて海に

 

向かった。桃子と士郎はご飯の準備をしておくと言って

 

別荘に残った。プレシアもご飯の準備を手伝うと言った

 

のだが士郎と桃子に押し切られる感じで海に向かった。

 

海に着くとそこはエメラルドグリーンのキレイな海だった。

 

アリシアが元気に海に飛び込みそのあとリニスや美優紀、

 

リインフォースが続けて入っていった。

 

プレシアはリンディと共に砂浜にビーチパラソルを立て

 

その下で休んでいた。

 

するとリンディがプレシアに

 

 

「この前買った水着似合ってるじゃない キレイよ」

 

 

と話したそれを聞いたプレシアは

 

 

「貴女だって 似合ってるじゃない キレイだわ」

 

 

とお互いに誉めあっていた。

 

ちなみにプレシアは上下紺色水玉のビキニ、リンディは

 

上下青のチェックの水着であった。

 

アリシアはピンクのワンピースタイプ、リニスは水色の

 

美優紀は黄色の千鳥柄のビキニそしてリインフォースは

 

胸に黒の可愛いリボンのついたビキニだった。

 

そしてひとしきり海を満喫した

 

メンバーは別荘に戻った。昼ご飯を食べた後リニスや

 

アリシア、リインフォースは夏休みの課題をこなし

 

大人達は別荘にあるプールで各々に楽しんでいた。

 

そして夕飯の時間になると外から肉を焼くいい匂い

 

がし始めた。そうバーベキューである。

 

各々に好きなモノを焼きとても楽しい夕飯となった。

 

そしてデザートとして出てきたのは桃子特製のゼリー

 

であった。やはり桃子の作るデザートは絶品で皆で

 

舌鼓をうちながら味わった。

 

そして旅行初日は幕を閉じた。

 

二日目の朝アリシア達が目を覚ますとリビングから

 

いい匂いが漂ってきていた。

 

テーブルを見て見ると桃子やプレシア、リンディ手作り

 

の豪華な朝ご飯が並んでいた。

 

朝ご飯をみんなで食べたあと士郎が

 

 

「今日はここにあるクルーザーでマリンスポーツを

楽しもうじゃないか? 別荘にあるものは自由に使って

構わないと許可はもらっているからさ」

 

 

と話しみんなでマリンスポーツをするために大海原に

 

飛び出した。そして各々スキューバダイビングをしたり

 

シュノーケリングをしたり中には釣りを楽しむメンバー

 

もいて一日楽しく楽しんだ。夕方になると近くから祭り

 

囃子が聞こえてきた。すると近くで祭りをやっていると

 

情報を聞いたメンバーは浴衣に着替え祭りに向かった。

 

ちなみに浴衣はすずかが毎年この時期に祭りがあるのを

 

覚えていたため使用人に頼んで届けてもらっていたらしい

 

それを聞いたアリシア達はすずかに感謝しつつ祭り会場

 

に向かった。祭り会場では出店の食べ物をたくさん食べ

 

祭りのクライマックスには大きな花火が何発も上がり

 

存分に祭りを楽しんで二日目の幕は閉じた。

 

そして最終日みんなで朝食を食べた後別荘を後にして

 

駅の近くの観光通りを歩いた。そこで士郎達は家で留守番

 

をしてくれた恭矢のお土産を見てリンディは同じく留守番

 

をしてくれたエイミーやアルフそして可愛い孫のために

 

なるお土産を見ていた。それから観光通りの先にある神社

 

にお参りをしたあとめぼしをつけていたお土産を買い

 

また駅から電車に乗り海鳴市に帰ってきた。

 

リンディとは駅で別れプレシア達と士郎達はとりあえず

 

翠屋に向かったすると工事は既に終わっており士郎達は

 

とりあえず胸を撫で下ろした。それから翠屋でお茶をご馳走

 

になりプレシア達も我が家に帰った。

 

プレシア達の家も水道が使えるようになっており

 

溜まっていた洗濯物を一気に洗濯機に投げ込みボタンを

 

押した。そして洗濯が終わり洗濯物を干しながら

 

 

「楽しい 夏の思い出ができたわ("⌒∇⌒")」

 

 

と一人太陽に向かって微笑むのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 




第4話書かせていただきました。

この四人には地球で色んな楽しい思い出を作って欲しい

という思いで書きました。

これからもよろしくお願いいたします(≧▽≦)


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プレシア一家のクリスマス

プレシアが修行を始めて二年程が経ちパティシエ

の腕も相当上げていた。 そしてプレシア達は

二度目の冬の季節を迎えた。


楽しい夏の旅行から半年程が経ちプレシア達に

 

二度目の冬が訪れた。夏の旅行から戻ってから

 

アリシアやリニスそしてリインフォースも

 

夏休みの間に翠屋に通いリニスはプレシア同様

 

お菓子やケーキ造りを中心にアリシアと

 

リインフォースは接客を中心に士郎や美優紀に

 

習いながら少しずつ勉強していった。

 

そして秋が過ぎて冬の季節になり街の商店街も

 

冬の装いになっていた。

 

学校帰りにアリシアは学校の友達と待ち合わせ

 

をして翠屋にお茶を飲みに行く事にした。

 

翠屋に行く途中にリインフォースとリニスに会い

 

 

「あー リニスとリインフォースだ 二人共今帰り?」

 

 

と聞かれた二人は

 

 

「はい(ああ) 今さっきそこで偶然会ったんだ(ですよ)

アリシアこそこんなところで何をしている(んですか)?」

 

 

と質問された二人にアリシアは

 

 

「学校の友達と今から翠屋に

お茶を飲みに行こう

って話しになってね 今向かってたところだよ」

 

 

と答えた。するとその友達がアリシアに

 

 

「ねぇ アリシアちゃんその人達誰?」

 

 

と聞いてきた。 するとアリシアは自慢気に

 

 

「二人共私のお姉ちゃんだよ キレイでしょ」

 

 

と語った。するとその友人達が

 

 

「もしかしてあのリインフォースさんとリニスさん

ですか? 噂には聞いてます二人共ファンクラブが

存在する位の人気だって」

 

 

それを聞いた二人は顔を真っ赤にして

 

恥ずかしがっていた。

 

するとアリシアが

 

 

「ねぇ 二人共良かったら一緒に翠屋に行かない?

みんなはどうかな? 構わない?」

 

 

と聞くとその友人達は

 

 

「いいの? 逆にこっちがお願いしたい位だよ

あのリインフォースさんとリニスさんと一緒に

お茶が飲めるなんて幸せだよ(≧▽≦)」

 

 

と話し二人が加わったグループは一路翠屋に

 

向かった。翠屋に着くと外装がクリスマス仕様に

 

なっていた。 クリスマス仕様になっていた翠屋

 

の扉を開けると店の中も外同様クリスマス仕様

 

になっており店内には大きなクリスマスツリー

 

が立っておりクリスマスムードを一段と

 

引き立てていた。席について注文をしようと

 

するとプレシアがアリシア達に気付いて来て

 

くれた。

 

 

「あら 貴女達どうしたの? もしかしてお茶しに

来てくれたの?」

 

 

と聞くプレシアにアリシアが

 

 

「うん(o⌒∇⌒o) みんなでお茶を飲みにきたの」

 

 

と話した。 それを聞いたプレシアは

 

ありがとうねみんな(*^.^*) ゆっくりしていって」

 

 

と話すと全員分の注文を取り厨房に伝えに言った。

 

そして注文したケーキとシュークリームが紅茶と

 

共にアリシア達の元に運ばれてきた。

 

 

「さあどうぞ ゆっくり楽しんでね("⌒∇⌒")」

 

 

と話しプレシアは厨房の方に戻っていった。

 

厨房の入り口からアリシア達の様子を見ていると

 

プレシアがメンバーの一人の様子が少しおかしい

 

ことに気がついた。 そのメンバーとは自分の娘で

 

あるリインフォースであった。 他のメンバーは

 

注文したスウィーツを楽しむ中リインフォース一人が

 

何か過去の思い出を懐かしむような様子を見せる娘に

 

プレシアは

 

 

「リインフォース 何か悩み事でもあるのかしら

ウチに帰ったら聞いてみましょうか」

 

 

と思っていた。 アリシア達が先に帰りプレシアも

 

その日の仕事を終えてウチに帰った。

 

プレシアが帰るとアリシアとリニスが夕食の準備

 

をしていた。 プレシアが

 

 

「ねぇリニス リインフォースはどこ?」

 

 

とリニスに聞くと

 

 

「リインフォースなら自分の部屋にいますよ

何か思うところがあるみたいでウチに帰って来て

からずっと部屋から出てこないんです」

 

 

と答えた。 その答えにプレシアが

 

 

「分かったわ ありがとうリニス」

 

 

と話しプレシアは一旦リインフォースの部屋に

 

向かった。 そして部屋のドアをノックした。

 

すると部屋の中から

 

 

「誰だ? リニスか?」

 

 

と話すリインフォースにプレシアが

 

 

「いいえ 私よリインフォース開けていいかしら?」

 

 

と尋ねると短く了承の返事が帰ってきた。

 

中に入るとリインフォースが部屋の電気も付けず

 

ベッドの上でプレシアに背を向けるように

 

横になっていた。 するとプレシアはリインフォース

 

のベッドに座るとある変化に気付いていた。

 

 

「リインフォース もしかして貴女泣いてるの?

私で良ければ相談にのるわよ」

 

 

と話すとリインフォースはプレシアと向き合うように

 

座り直した。 やはりプレシアの予想通り

 

リインフォースは泣いていたみたいで目の周りが赤く

 

腫れていた。 するとプレシアが

 

 

「どうしたの? リインフォースもしかして

学校で嫌な事があったの? 私で良ければ相談に

のるから どんな小さな事でもいいから私に教えて」

 

 

と話すプレシアにリインフォースが静かに口を開いた。

 

 

「私はお前の知ってる通り元は魔導書の管制融合騎

だった しかし魔導書の暴走を防ぐために自らの消滅

という選択をした そして女神の手によって転生した」

 

 

と話すリインフォースにプレシアは

 

 

「えぇ それは知ってるわ そして私達は家族になった」

 

 

するとリインフォースが

 

 

「ああそうだなプレシア あと一つ私はお前達に話して

いなかった事があるんだ 私が消滅をした日それは

地球のクリスマスの日だったんだ」

 

 

衝撃の事実を聞いたプレシアは

 

 

「ごめんなさい 悲しい思い出を思い出させてしまった

わね でも今は私達がそばにいるわ 心配しないで今度

は貴女に悲しいクリスマスを過ごさせたりしないわ

絶対に約束する」

 

 

と話しプレシアはリインフォースを自分の胸に優しく

 

抱きしめた。 抱きしめられたリインフォースは

 

プレシアの温かい胸の中で声を殺しながら泣いていた。

 

そして二人は指切りげんまんをした。

 

泣き終わりスッキリしたリインフォースはプレシア

 

と共にリビングに降り夕飯をみんなで食べた。

 

次の日翠屋に着くとプレシアは桃子にあるお願いをした。

 

 

「桃子さん お願いがあるのもし良かったら翠屋で

クリスマスパーティーをさせてくれないかしら?」

 

 

と話した。 すると桃子が

 

 

「別に構わないわよ どうしたの?」

 

 

と聞いてくる桃子に

 

 

「私の娘のリインフォースにクリスマスの楽しい思い出

を作ってあげたいの もし良かったら桃子さん達も

協力してくれないかしら」

 

 

と話すプレシアに桃子は

 

 

「えぇ 喜んで協力させてもらうわ リインフォースちゃん

が忘れられない思い出のパーティーにしましょう」

 

 

と快諾してくれた。 そしてクリスマスパーティー当日

 

を迎えた。アリシアとリニスにリインフォースを

 

買い物に連れ出してもらいプレシアは翠屋に向かった。

 

翠屋に着くと桃子と士郎と美優紀がパーティーの準備

 

をしていてくれた。そこにプレシアも加わり料理を作ったり

 

してパーティーの準備は着実に進んでいった。

 

するとそこにある人物達がやってきた

 

その人物を確認した桃子やプレシアが声をかけた。

 

 

「ありがとう リンディさん、エイミーさん、アルフ

今日はありがとう よく来てくれたわね」

 

 

と話すプレシアと桃子に

 

 

「こちらこそ 今日はお招きいただき

ありがとうございます 良かったのかしらお邪魔じゃ」

 

 

と話すリンディに

 

 

「お邪魔なんてとんでもない 来てくれて嬉しいわ」

 

 

と話し笑顔で握手をした。 準備が終わるとリニスに

 

翠屋に来るようにメールをした。

 

メールを受けたリニスは買い物をきりあげパーティー

 

会場の翠屋に向かった。翠屋に着いて扉を開けると

 

中は暗く様子が伺えなかった。 すると突然明かり

 

がつきクラッカーが鳴り響いた。 ビックリしている

 

リインフォースにプレシアが

 

 

「リインフォース 貴女が消滅してしまった日も

クリスマスだった だけど今日からは楽しいクリスマス

を過ごしましょう みんな一緒にね」

 

 

と話しそれを聞いたリインフォースは

 

 

「ありがとうプレシア とても嬉しい最高の

クリスマスプレゼントだ」

 

 

と言ってプレシアをおもいっきり抱きしめた。

 

それからみんなで準備した手料理やプレシアと

 

桃子による合作の巨大クリスマスケーキを食べ

 

思う存分パーティーを楽しんだ。

 

パーティーが終わり自宅に戻るとプレシア

 

から三人に改めてクリスマスプレゼントが渡された。

 

プレゼントの中身はプレシアが編んだ手編みの手袋

 

とマフラーだった

 

そうプレシアは修行が忙しい中時間を見て三人分の

 

マフラーと手袋を編んでいたのだ。

 

すると今度はリニス達三人からプレシアにプレゼント

 

が入った紙袋が渡された。中身を見るとそこには三人

 

がお金を出しあって買ったであろうカシミア製の

 

ストールと手袋と帽子が入っていた。

 

それを見たプレシアは三人に感謝の気持ちを伝え

 

三人はプレシアにかけよりぎゅっとプレシアを

 

抱きしめて感謝を伝えるのであった。

 

そしてリインフォースにもアリシアとリニスに

 

とってもなによりプレシアにとっての最高の

 

クリスマスが静かに幕を閉じたのであった。

 

 

 

 




第5話書かせていただきました。

リインフォースにとってクリスマスはやはり

悲しい思い出があると思うのでそんな悲しい

思い出を吹き飛ばすようなエピソードを

書きたくて書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします(≡^∇^≡)


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プレシア一家のお正月

楽しいクリスマスを過ごしたプレシア一家

そして冬の季節のもう一つのイベントお正月を

迎えた 果たしてプレシア達はどんなお正月を

過ごすのであろうか?



楽しいクリスマスも過ぎてリニス達は冬休みを

 

迎えていた。冬休みに入ると三人共に冬の宿題

 

を早々終わらせ夏休み同様に翠屋の仕事の勉強

 

に励んでいた。 午前中の営業を終えお昼の休憩

 

時間になった時プレシア達に桃子が声を

 

かけてきた。

 

 

「プレシアさん お正月はどう過ごすつもり?」

 

 

と聞かれたプレシアは少し考えて

 

 

「恐らく家で過ごすと思うわ 近くの神社に初詣位

には行くつもりだけど 」

 

 

と話すプレシアに桃子が

 

 

「プレシアさん達さえ良かったらウチで一緒に

年越ししない? だってプレシアさん達地球で迎える

お正月は今度が最後でしょ 思い出作りにどうかしら?」

 

 

とプレシアに対して話す桃子にアリシアが

 

 

「桃子さんの言う通りだよ(*´ω`*) ママ

私達は今度の春にはミッドに引っ越すんだよ

最後の思い出作りにはいい機会だよ」

 

 

と話すアリシアに

 

 

「そうね じゃあ御言葉に甘えて高町家で年越しを

過ごさせてもらいましょうか? 悪いわね桃子さん」

 

 

と話すプレシアに桃子は

 

 

「いいわよ 私達にもいい思い出になるわ」

 

 

と話した。そして12月31日の大晦日の日を

 

迎えた。通常営業より少し早く店を閉め泊まりの

 

準備して店に来ていたプレシア達と共に高町家に

 

向かった。高町家につきお風呂などをもらって

 

夕食にみんなで年越しそばを食べた。

 

年越しそばを食べた後年末のバラエティー番組を

 

見て時間を過ごした後除夜の鐘を鳴らす為に近く

 

のお寺に向かった。お寺に着いたプレシア達は

 

先に来ていた人達の列に並び順番が来るのを待った。

 

いよいよプレシア達の順番になり一人ずつ除夜の鐘

 

をおもいっきり叩いた。鐘を鳴らした後はまた家に

 

戻り朝までぐっすり眠った。

 

1日の元旦の朝を迎えたメンバーは新年の挨拶を

 

し朝食に桃子とプレシア手作りの雑煮を食べた。

 

それから女性陣は桃子に着付けを手伝ってもらい

 

プレシアは桃子が持っている振り袖を着てリニスは

 

美優紀が持っている振り袖を着て

 

リインフォースとアリシアはなのはが子供の頃に

 

着ていた振り袖を着た後最後に桃子と美優紀も

 

振り袖に着替えて神社に向かった。

 

ちなみに士郎は袴を着て全員和服でバッチリ決め

 

ていた。

 

神社に着くと参拝客の視線が全てプレシア達に

 

集まった。そして参拝客みんながまるで宝石をでも

 

見る様な眼差しで見ていた。その視線に気づいた

 

プレシア達は気恥ずかしくなり参拝を終えると

 

そそくさと神社を後にした。高町家に戻ると

 

アリシアとリインフォースそしてリニスに

 

士郎と桃子からお年玉が渡された。お年玉を貰った

 

三人は二人に

 

 

「ありがとうございます」

 

 

と感謝の気持ちを伝えプレシアも同じく感謝の意を

 

伝えた。するとプレシアが桃子に

 

 

「桃子さん 振り袖まだ余ってるかしら?」

 

 

と聞いてくるプレシアに桃子は

 

 

「えぇ 余ってるわよ どうしたの?」

 

 

と聞いてきたので

 

 

「振り袖を着せたい人達がいるの良かったら

桃子さんに着付けを手伝って欲しいのだけど」

 

 

と話すプレシアに桃子は

 

 

「えぇ 喜んで協力するわよ」

 

 

と言ってくれプレシアはある人物に連絡を取った。

 

連絡した人物とはリンディであった。リンディ達は

 

ミッドからの移住者の為日本のお正月についてあまり

 

詳しくは知らなかった。そこでプレシアはリンディ達

 

に自分達同様日本のお正月を楽しんでもらうために

 

桃子に頼んで振り袖を着せてあげたいと思ったのだ。

 

高町家に到着したリンディとエイミーとアルフは桃子の

 

先導で次々に振り袖に着替えていった

 

その間エイミーの子供達はアリシアやリニスと一緒

 

に仲良く遊んでいた。

 

三人共に振り袖姿が似合っておりとても喜んでいた。

 

お昼になると桃子と士郎とプレシアが三人で作った

 

手作りのおせちを食べゆっくり休んでいた。

 

するとある美女二人が高町家を訪れた。

 

その二人とはなのはやフェイトそしてはやての

 

幼なじみ月村すずかとアリサ・バニングスだった。

 

アリサもすずかもキレイな振り袖姿であった。

 

毎年こうやって二人で新年の挨拶にくるのだ。

 

 

「明けましておめでとうございます 今年も宜しく

お願いします」

 

 

と全員に挨拶するとアリサが

 

 

「ねぇ 士郎さんリンディさん なのはとフェイトは

お正月こっちに帰ってこないの?」

 

 

と聞かれた二人は

 

 

「ああ(えぇ) あっちでの仕事が忙しくてお正月は

悪いけど帰れないってこの間連絡を貰ったわ(よ)」

 

 

それを聞いた二人は少し残念な顔をしたがすぐさま

 

開き直った顔をして

 

 

「ならしょうがないね(わ) そうだ良かったら貴女達

ウチに遊びに来る」

 

 

とアリシア達とアルフを誘った。

 

するとすぐにアリシアが

 

 

「いいの(≧▽≦) 行く行くねぇリニス達も行こうよ」

 

 

と誘ってきた。するとリニスが

 

 

「あまり大勢で押しかけても迷惑ですよ

私はいいですから貴女達だけで行ってきて下さい」

 

 

と話した。それに対しアリサが

 

 

「別に構わないわよ それに遊ぶのは人数が多い

方が面白いしね」

 

 

と話しそれを聞いたプレシアが

 

 

「リニス せっかくアリサさんそう言ってくれてるん

だからたまには貴女も楽しんできたら」

 

 

と言われリニスも

 

 

「わかりました じゃあ御言葉に甘えて楽しんできます

アリサさんお世話になります」

 

 

と話しアリサも

 

 

「じゃあ行くわよ 」

 

 

と言って先に外に出た。

 

リニス達は一旦振り袖からいつもの洋服に着替えて

 

家の前の道路で迎えが来るのを待っていた。

 

すると家の前にリムジンが止まりドライバーが車

 

のドアを開けてくれた。早速車に乗り込むと一旦

 

アリサの自宅に向かった。アリサの家に着くと

 

あまりの広さにアリシア達は言葉を失った。

 

呆然としているアリシア達をしりめにアリサとすずか

 

は普通に家の中に入っていった。

 

廊下を歩いてアリサの部屋に着くと中には沢山の犬

 

がいた。 そうアリサは筋金入りの愛犬家なのだ。

 

アリシアやアルフはすぐに犬と仲良くなりずっと

 

遊んでいた。それに比べてリニスとリインフォース

 

は少し怯えていた。そうリニスは元々山猫が素体

 

だったためやはり犬は少し怖い((( ;゚Д゚)))のだ。

 

リインフォースというと犬をこんな沢山見たことが

 

なかったので少しパニックになっていたのだ。

 

それを見たすずかが

 

 

「二人共大丈夫よ アリサちゃんちのワンちゃんは

みんなお利口さんだから」

 

 

と話しコミュニケーションを取るように促すと二人共

 

ゆっくりではあるがワンちゃんと遊ぶようになった。

 

それからテレビゲームで対決したりみんなで色々と

 

楽しんだあと美味しいお茶やお菓子を

 

食べたりして楽しい時間を過ごした。

 

するとアリサが夕飯に誘ってくれた。夕飯は一流シェフ

 

によるディナーでどの料理も一級品の美味しさだった。

 

夕飯を食べ終わると外は真っ暗になっていた。

 

それを見たアリサが

 

 

「あんた達さえ良かったら今日泊まっていけば

明日の朝になのはの家に送り届けるわよ」

 

 

と提案してくれた。その提案にリニスが

 

 

「いいんですか? ご迷惑になるんじゃ?」

 

 

と聞くとアリサが

 

 

「迷惑なんてとんでもない 私もすずかもまだまだ

貴女達とお話したいんだから ねぇすずか」

 

 

と聞くとすずかも

 

 

「うん 私もまだまだお話したいし 出来たら魔法

に関するお話しなんかも教えて貰えると嬉しいな」

 

 

と話した。 するとリニスがプレシアのスマホに

 

電話をし今晩アリサの家に泊めてもらうということを

 

伝えた。それを聞いたプレシアはアリサとすずか

 

に感謝の意を伝えリニス達の思い出に残る楽しい夜は

 

いつまでも終わらずに続いていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第6話書かせていただきました。

リリカルなのはの女性キャラは多分全員和服が

似合うだろうという思いを込めて書かせて

ました。

これからもよろしくお願いいたします( ^∀^)


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プレシア一家いよいよミッドへ

プレシアが修行を始めて三年程がたった。

冬が過ぎていよいよ地球で暮らす最後の春を

迎えた。果たしてどんな春になるのだろうか?


プレシアが翠屋で修行を始めて三年程がたった。

 

そして最近は修行のおかけでパティシエの腕も

 

相当上げその腕前は桃子が太鼓判を押す程だった。

 

 

「プレシアさん パティシエの腕相当上げたわね

これなら安心して送り出せるわ」

 

 

と話しそれを聞いたプレシアも

 

 

「今まで本当にありがとうございます桃子さん」

 

 

と話してお互いにしっかりと握手をした。

 

プレシアの娘達も卒業を迎えるだけとなりその間

 

三人共翠屋で各々最後の勉強に励んでいた。

 

すると翠屋にアリシアとリインフォースとリニスの

 

友人達がやってきた。

 

 

「アリシアちゃん、リインフォースさん、リニスさん

先生に聞いたけど卒業したら遠くの国に行くって本当なの?」

 

 

と聞いてくる友人にアリシアとリインフォースと

 

リニスがそれぞれの友人に

 

 

「うん(ああ)(えぇ) 学校卒業したら日本からずっと遠い国

に引っ越すんだ(です) 言わなくてごめんね(なさい)」

 

 

と答えた。 それを聞いた友人たちは

 

 

「寂しくなるね せっかくお友達になれて今からも一緒

に勉強したり遊んだりできると思ってたのに」

 

 

に話す友人達に三人は

 

 

「大丈夫だ(よ)(ですよ)(≧▽≦) 一生会えなくなる訳

ないからたまにこっちに戻ってくるからその時はまた

遊ぼう(ね)(びましょう)」

 

 

と話しながらみんなでお茶を楽しんだ。

 

友達とのお茶を楽しんだあと翠屋にリンディが訪れた。

 

そう前にリンディが約束していたミッドでの暮らしに

 

関する書類を持ってきてくれたのだ。

 

 

「リンディさん ごめんなさい貴女も忙しいのにわざわざ

足を運んでもらって」

 

 

と話すプレシアに

 

 

「大丈夫、大丈夫 気にしないで私だって今は事務方の方

だから前程忙しくないのよ これ例の書類ね」

 

 

と言って渡された書類はプレシア一家の家族構成やミッド

 

でどういう暮らしをするのかなど色々細かく書いてあった。

 

そしてプレシアとアリシアの事はリンディが友人のレティ・

 

ローラン提督や息子で今や提督のクロノ・ハラオウンに

 

頼み込み管理局のデータを一部改ざんしてもらい二人共に

 

普通にミッドでの生活ができるように力を尽くしてくれた。

 

この改ざんはリンディとレティそしてクロノだけの中

 

で処理され他にこの事を知る者は誰もいなかった。

 

そしてプレシアが翠屋で修行する最後の日がやってきた。

 

この日は翠屋で出すケーキやシュークリームは全て

 

プレシア一人で作ることになった。そして接客も

 

リインフォースとアリシアがコーヒーや紅茶を入れる

 

のもリニスと今日1日プレシア達四人で翠屋を営業

 

してもらうということになった。

 

桃子曰く

 

 

「ある意味 今日は卒業試験よ 貴女達が今まで

うちで勉強してきた事を全て生かして営業して

特にプレシアさん貴女は今自分が作れる

最高のスウィーツを作って お願いね(^_^)」

 

 

と言われプレシアは桃子や士郎の気持ちに答えるため

 

自分の持てる最高の技術を使ってスウィーツを作った。

 

お客さんに出す前に桃子と士郎でケーキと

 

シュークリームとコーヒーの味見をした。

 

その様子を息を飲んで待つプレシアとリニスに二人は

 

 

「美味しいよ(わ)プレシアさんリニスさん

これならお客さんに出しても問題ないよ(わ)

それにリニスさんが入れてくれたコーヒーともよく

あってるわ(よ)」

 

 

と二人からのお墨付きをもらいプレシアとリニスは

 

一安心していつものように開店準備を始めた。

 

いよいよ開店となったが四人は今まで翠屋で勉強した

 

ことを参考にしてとどとおりなく営業した。そのため

 

桃子と士郎は厨房裏でゆっくりと四人の様子を

 

観察しているだけで済んだ。

 

そして四人の卒業試験を兼ねた営業も閉店時間を

 

迎えた。四人がそれぞれ後片付けをしていると

 

桃子と士郎にフロアーに呼ばれ

 

 

「プレシアさんみんな 今まで本当によく頑張ったね(わね)

今の貴女達ならミッドに店を開いても十分やって

いけるはずよ(さ)」

 

 

とエールを送ってくれある物が入った紙袋を

 

渡してくれた。その中身は翠屋のロゴの入った

 

四人分の新品のエプロンだった。

 

 

「これは私達から貴女達への感謝とこれからの

貴女達の未来が明るくなるように願いを込めた

ある意味お守りみたいなものだ よかったら使って」

 

 

と話した。それに対してプレシア達は

 

 

「士郎さん、桃子さん 今まで本当にありがとう

ございました 」

 

 

と頭を下げアリシアとリインフォースは二人に

 

駆け寄るとぎゅっと抱きしめ泣いていた。

 

それを見た桃子と士郎は

 

 

「二人共 今から明るい未来が待ってるんだ

泣いてちゃダメだよ」

 

 

と明るい声で励ました。 その声に二人は

 

 

「ありがとうございます 元気出ました(#^.^#)」

 

 

と改めて明るい挨拶をした。プレシアとリニスも

 

桃子と士郎に歩み寄りお互いに固い握手を交わして

 

翠屋をあとにした。

 

それから数日後リニスの卒業式がありそのあと

 

リインフォース、アリシアと続いて卒業式があり

 

いよいよ地球で過ごす最後の日を迎えた。

 

 

「明日からはミッドかー やっぱ地球とはだいぶ

違うんだろうな?」

 

 

と話すアリシアにリニスが

 

 

「そりゃもちろん 地球とミッドじゃあ色々と文化

も違いますからね でも大丈夫すぐに慣れますよ」

 

 

と答えた。そして次の日自分達の荷物をスーツケース

 

に詰め迎えを待った。生活用品や家電は新しく暮らす家

 

に揃っているらしいので置いていくことにした。

 

玄関を出ると家の前にはリニスやリインフォース

 

アリシアの友人達や桃子や士郎そしてアリサやすずか

 

が見送りにきてくていた。

 

そしてプレシア達は迎えにきてくれたリンディ達と一緒に

 

ミッドに向かって旅立っていった。




第7話書かせていただきました。

次回からはいよいよミッド編を書かせていただきます。

これからもよろしくお願いいたします(^o^)/


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プレシア一家ミッドの生活始まる

地球を旅立ったプレシア達がいよいよミッドに到着した。

果たしてプレシア達家族はこれからどんな生活

を送っていくのであろうか?


 

リンディと共にミッドに到着した

 

プレシア達はリンディの案内で

 

自分達が今から住む街にあるという店舗兼住居

 

に向かっていた。 店舗に着くとそこは街の

 

商店街の近くで立地的には申し分なかった。

 

店舗の大きさはほぼ翠屋と同じ位だったが翠屋

 

が昔ながらの喫茶店ならこれからプレシア達が

 

営業する店舗はカフェそのものだった。

 

店舗と住居の鍵は転生した際に女神から地球で

 

の生活に使うものと一緒に送られていた。

 

その鍵を使い店舗の扉を開けるとその中はとても

 

キレイでテーブルや椅子そしてケーキなどを

 

並べるショーケースそれにコーヒーや紅茶を

 

入れるサイフォンやポットに食器類も

 

ピカピカの新品だった。

 

 

「まぁ なんて素敵なところなのかしら」

 

 

と話すプレシアにリニスが

 

 

「えぇプレシア 本当にステキです 女神様には

感謝してもしきれないです」

 

 

と話し改めてこの店舗兼住居を用意してくれた

 

女神に感謝をするのであった。

 

店舗をある程度見たあとプレシア達はこれから

 

自分が住む住居の方に移動した。

 

ミッドの住居は地球と違ってカードキーみたい

 

な鍵で玄関の扉にある小さな画面にそれをかざすと

 

ロックが解除され扉が開いた。家の中はほぼ地球

 

で暮らしていた住居と変わらない間取りだった。

 

家電や生活用品も地球とあまり変わらず使い方

 

もほぼ一緒だった。使い方などを一通り確認

 

するとプレシアが

 

 

「家電や生活用品はほぼ地球と一緒ね

これなら安心だわ」

 

 

と胸を撫でおろした。そしてプレシア達はリビング

 

に集まりこれからの生活について話しあった。

 

話し合いが終わると各々の部屋に移動し中を確認

 

すると自分が地球からスーツケースに入れて持って

 

きた荷物を出し片付け始めた。

 

プレシア達がミッドに引っ越してきた季節は

 

ちょうど新学期が始まる時期だったためアリシアと

 

リインフォースの部屋には二人が今から通うこと

 

となったザンクトヒルデ魔法学院の中等部と

 

高等部の制服がきれいにかけてあった。

 

 

「へぇ これが今度通うことになる学校の制服か?

結構可愛いじゃん」

 

 

といいながらかけてあった制服を試着し部屋に

 

にあった姿見で自分の制服姿を確認した。

 

リインフォースもアリシアと同様かけてあった

 

制服を試着し姿見で自分の姿を確認していると

 

自然に可愛いポーズを取っていたらしくその姿

 

をよりによってアリシアに見られ思う存分に

 

からかわれ真っ赤になっていた。

 

それからまたリビングに集まりリンディから

 

今日するべきことについて教えてもらった。

 

 

「今から皆さんにはミッドの役所に行って

住民登録やカフェを営業するための許可を

もらいにいきましょうか」

 

 

と話しになりリンディの先導でプレシア達

 

は地球でいうところの市役所に向かった。

 

そして地球にいるときにリンディから

 

渡された書類を見せ住民登録などは

 

とどとおりなく終わった。

 

しかし営業の方では少し問題が起きた。

 

プレシアは一応地球で衛生管理に関する免許

 

や調理師免許は修行の合間に勉強し取得していた。

 

しかし役所でその免許を見せると

 

 

「すみませんがこちらの免許ではミッドでの

営業は許可出来ません

ミッドで営業をするならミッドの法律

に沿った免許を取ってもらわないと」

 

 

という話しになりプレシア達がミッドにカフェを

 

開くのはしばらくお預けになってしまった。

 

それを聞いたリンディは

 

 

「ごめんなさいプレシアさん 私の認識不足

だったわ」

 

 

と話すリンディにプレシアは

 

 

「いいの、いいの 気にしないで気づかなかった

私も悪かったんだしリンディさんのせいじゃないわ」

 

 

と話しリンディを気遣った。

 

リンディとはそこで別れそこからは四人で行動した。

 

それから家に戻ったプレシアはカフェを開くべく

 

ミッドの衛生管理や調理師に関する法律を猛勉強し

 

見事にカフェを開くために必要な免許を

 

取得した。あと地球から持ってきたプレシア名義の

 

通帳のお金もミッドの銀行に行きミッドの通貨に

 

両替してもらった。

 

両替したお金をある程度下ろすとプレシア達は

 

自分達がこれから家で使う日用品やカフェでお客さん

 

に出すケーキやシュークリームに合うコーヒーの豆

 

や紅茶の葉を買うため街のスーパーマーケットに

 

向かった。 しかしスーパーマーケットには日用品は

 

あったがプレシア達の求めるコーヒー豆や紅茶の葉は

 

なかった。 スーパーマーケットを出て街を歩いて

 

いるとコーヒー豆専門店そしてその隣には茶葉専門店

 

と書かれた看板の店を発見し最初にコーヒー豆専門店

 

に入るとローストされた色々なコーヒー豆があり

 

店員に頼めば試飲もできた。 コーヒーや紅茶に

 

に関してはプレシアよりリニスの方が士郎から

 

多くを学んでいたため一杯一杯試飲しながらカフェ

 

で出すコーヒーの豆を選んでいった。そしてほぼ

 

全てのコーヒーを試飲したあとリニスが

 

 

「プレシア 貴女が作るスウィーツに合うコーヒー

はこれとこれですね」

 

 

と二つのコーヒーの豆が入った袋を渡してきた。

 

すると店主が

 

 

「姉ちゃん 若いのにわかってるね その二つの袋の

豆は俺がスウィーツにも合うようにブレンドした豆だ」

 

 

と話しスウィーツ全般に合うと太鼓判を押してくれた。

 

そしてその二つの袋のコーヒー豆を買い次にその隣に

 

ある茶葉専門店に入っていった。 中に入ると色々な

 

紅茶の茶葉やハーブティの入った袋も置いてあった。

 

紅茶はコーヒー同様リニスが吟味しハーブティに

 

関してはプレシアやリインフォース、アリシアの意見

 

も聞いてその中からリニスが試飲していいと思った

 

ものを買っていった。すると茶葉専門店の女性店主が

 

コーヒー豆専門店の袋を見て

 

 

「なんだい 旦那の店でも買い物してくれたのかい

ありがとうね」

 

 

と話した。それに対しプレシアが

 

 

「あのどういうことでしょう? もしかして

このコーヒー豆専門店と茶葉専門店って夫婦で経営

してるんですか?」

 

 

と話すプレシアに

 

 

「ああ あの人はコーヒー私は紅茶やハーブティに

目がなくてね ついには専門店まで開いちまったって事」

 

 

と苦笑い気味に話した。 するとプレシアとリニスが

 

 

「でもお陰でうちのカフェに出すコーヒーや紅茶を

見つける事ができました ありがとうございます」

 

 

と頭を下げた。

 

カフェで出すコーヒーや紅茶なども整いいよいよ

 

プレシア一家によるカフェの開店準備がちょくちょく

 

と進んでいくのであった。

 

 

 




第8話書かせていただきました

翠屋で修行しただけあってやはりコーヒーや紅茶

には並々ならぬこだわりを持っているんだろうな

と思って書きました。

これからもよろしくお願いいたしますo(⌒‐⌒)


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アリシア&リインフォースザンクトヒルデに登校する

カフェ開店まで一週間となった日

アリシアとリインフォースはいよいよザンクトヒルデ

に登校する日を迎えた。


プレシア達がミッドに引っ越して二週間程がたった。

 

ミッドも春になりザンクトヒルデ魔法学院も新学期

 

を迎えた日真新しい中等部と高等部の制服を着た

 

二人の美少女が学院に向かって歩いていた。

 

その二人とはアリシアとリインフォースである。

 

登校初日の朝いつものように四人で朝食を食べて

 

二人の登校初日ということで家の玄関前で記念写真

 

を撮りそれから登校した。

 

学院についた二人は学園長に挨拶に行き部屋で待って

 

いるとアリシアとリインフォースの担任が迎えに来た。

 

するとそれぞれの担任が

 

 

「初めまして アリシアさん リインフォースさん

私達が貴女達の担任になります これからよろしく

お願いしますね」

 

 

と丁寧に挨拶しその挨拶に対しアリシアと

 

リインフォースも丁寧に挨拶を返した。

 

二人は学園長の部屋を担任に共に後にすると

 

それぞれ今から自分が勉強する中等部と

 

高等部の教室に向かった。

 

それぞれ教室の入り口に着くと

 

先に担任が教室に入り

 

それからアリシアとリインフォースを呼んだ。

 

 

「皆さん これから一緒に勉強する方を紹介します

入ってきてください」

 

 

と言われアリシアとリインフォースは中等部と高等部

 

の教室に入っていった。 すると担任が自己紹介を

 

するように促された二人は中等部と高等部の教室で

 

 

「初めまして アリシア・テスタロッサです

これからよろしくお願いします」

 

 

と頭を下げた。リインフォースも高等部も教室で

 

 

「アインス・テスタロッサ・リインフォースです

よろしくお願いします」

 

 

とアリシア同様頭を下げた。二人を見て教室に居た

 

クラスメートはみんな同じ気持ちになった。

 

 

「うぁー 可愛い」

 

 

という気持ちになった。 自己紹介が終ったあと

 

授業が始まった。 しかしそこで二人に問題が起きた

 

学校で使う教科書が間に合わず困ってしまっていた。

 

するとそれに気づいた担任が

 

 

「隣の人悪いけど教科書を見せてあげてちょうだい」

 

 

と言われアリシアの隣の生徒が机を一緒にくっ付け

 

教科書を見ることになった。

 

 

「ゴメンね 見せてくれてありがとう」

 

 

と話すとその生徒は

 

 

「ううん 気にしないで困った時はお互い様だよ

アリシアちゃん そうだ私高町ヴィヴィオだよ

これからよろしくね」

 

 

と明るく返した。それを聞いたアリシアは

 

 

「高町? もしかして高町家に関係する娘かな?」

 

 

と考えながら授業を受けていた。

 

高等部の方でもリインフォースが隣の生徒と机を

 

くっ付け一緒教科書を見ていた

 

 

「すまない 迷惑をかけるな」

 

 

と話すリインフォースに

 

 

「いいえ 気にしないでください 私はアインハルト

ストラトス・イングヴァルトと申します これから

よろしくお願いしますね リインフォースさん」

 

 

と静かに自己紹介してくれた。紹介を受けた

 

リインフォースは

 

 

「イングヴァルト? まさかあの覇王家か?」

 

 

とアリシア同様に考えながら授業を受ける

 

のだった。 昼休みになりアリシアと

 

リインフォースはヴィヴィオとヴィヴィオの

 

友達であるリオとコロナそして

 

アインハルトの誘いでお昼を一緒に

 

中庭で食べることになった。

アリシアとリインフォースは自分が気に

 

なっていたことを質問することにした。

 

先にアリシアが

 

 

「ねぇ ヴィヴィオちょっと聞きたいんだけど

ヴィヴィオの名字って高町だよね もしかして

士郎さんや桃子さんの知り合い?」

 

 

と話すアリシアにヴィヴィオが

 

 

「え? 何でアリシアちゃん士郎おじいちゃんと

桃子おばあちゃんのこと知ってるの?」

 

 

と聞いてくるヴィヴィオに

 

 

「やっぱり そうなんだ 私地球からの移住者でね

その時に士郎さんや桃子さんにお世話になったんだ」

 

 

と話しそれを聞いたヴィヴィオは

 

 

「そうなんだ 二人は元気かな?」

 

 

と話すヴィヴィオにアリシアが

 

 

「うん 元気だよ」

 

 

と笑顔で返した。 今度はリインフォースが

 

 

「アインハルト ちょっと聞くがお前は

もしかしてあの覇王家と関係があるのか?」

 

 

と話すリインフォースにアインハルトが

 

 

「はい 私は覇王直系の子孫なんです」

 

 

と話した。それを聞いたヴィヴィオが

 

 

「どうしてアインハルトさんが覇王家の人間と

わかったんですか?」

 

 

と聞かれリインフォースは

 

 

「これは出来れば秘密にしてほしいのだが私は

元々魔導書の管制融合騎だったんだ その時に

一度だけ目にしたことがあったんだ覇王の姿と

聖王の姿をな」

 

 

と話し今度はヴィヴィオの方を見た

 

 

「ヴィヴィオといったな お前は聖王家と何か

関係があるのか?」

 

 

と質問されたヴィヴィオは

 

 

「はい 私は聖王オリヴィエのクローンなんです」

 

 

と話しその答えを聞いたリインフォースは

 

 

「すまない 悪いことを聞いてしまったな」

 

 

と謝った。するとヴィヴィオは

 

 

「いえいえ 大丈夫です 謝らないで下さい」

 

 

と明るく返した。そのあとみんなで連絡先

 

交換をしたり一緒に写メを撮ったりして

 

昼休みを楽しんだ。

 

昼休みが終わるとまたそれぞれの教室に戻って

 

いった。

 

それと同じ頃リニスとプレシアは街の商店街で

 

店で出すケーキやシュークリームの材料や夕飯

 

の材料を買っていた。するとある人物が二人を

 

見つけ驚愕の顔をしていた。

 

 

「何で? あの二人がこのミッドに ていうか

生きてたの?」

 

 

と疑問に思いながら二人の様子を伺っていた。

 

そう二人を見つけたのは仕事の休日を利用して

 

日用品を買い物に来ていた時空管理局のエース

 

オブエースこと高町なのはであった。そして

 

二人の買い物が終わるのを確認すると距離を

 

取りながらあとをつけた。

 

商店街の道を歩いている二人がある建物の中に

 

入るのを確認すると念のためになのはの愛機

 

レイジング・ハートをいつでも起動できるように

 

していた。建物の扉をこっそりと開けると中は

 

暗く様子がよく分からなかった。 すると急に

 

明かりがつきなのはの目の前にプレシアとリニス

 

が現れた。 急に現れた二人になのははビックリ

 

してしまい尻餅をついてしまった。 すると

 

プレシアが

 

 

「久しぶりね高町なのは 元気そうじゃない」

 

 

と話すとなのはが

 

 

「プレシアさん どうして貴女がここに

貴女はあの時に」

 

 

と話すとリニスがプレシアを嗜めるように

 

 

「プレシア いい加減にしてください 全く」

 

 

と呆れた顔をしていた。するとプレシアが

 

 

「ごめんなさい なのはさん 懐かしい顔を

見たらつい気分を悪くしたならごめんなさいね」

 

 

と先程とは全く違う声色で謝った。

 

その様子を見たなのははこう思った。

 

 

「これがあのプレシアなの? まるで別人だよ

彼女に一体何があったっていうの?」

 

 

と考えているとその考えが顔に出ていた

 

のかプレシアが静かに語りだした。

 

プレシアの話しの全てを聞いたなのはは

 

 

「そうだったんですか 良かったですね」

 

 

と話し満天の笑みでプレシアと握手をした。

 

するとなのはが

 

 

「ならフェイトちゃんにも連絡するんですよね」

 

 

と話すと二人の顔が少し曇り

 

 

「なのはさん 悪いんだけどフェイトにはまだ連絡

しないでお願い 時期が来たら私からでも行くから」

 

 

と話しなのはもそれを了承した。 その訳は

 

なのはも二人との間にはまだ埋められない

 

溝があるということを理解していたからで

 

あった。

 

するとなのはがあるアイデアを提案した。

 

そのアイデアを聞いたプレシアとリニスは

 

 

「それなら大丈夫じゃないですか? プレシア」

 

 

と話すリニスに

 

 

「そうね これなら気軽にいけるわ ありがとう

なのはさん」

 

 

と言ってなのはにお礼をいった。 それを聞いた

 

なのはは

 

 

「いえいえ 気にしないでください うまくいく

ように私も協力しますから」

 

 

と話しなのはも協力しフェイトに再会サプライズ

 

を仕掛けることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第9話書かせていただきました。

そろそろリリカルなのはのメインキャラクターを

出し始めようかなと思っています。

これからもよろしくお願いいたします("⌒∇⌒")


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娘との再会

なのはとプレシア達はフェイトとの再会の段取り

を進めていた。そしてその対象になるフェイトは

執務官の仕事を終えミッドに戻る船に乗っていた。


フェイトより先にプレシアとの再会したなのはは

 

プレシアとフェイトの再会の段取りをプレシアの

 

カフェで行っていた。するとカフェの扉が開き

 

プレシアの娘アリシアとリインフォースが帰って

 

来た。ヴィヴィオ達は別の用事があるというので

 

学院の校門で別れた。

 

その二人を見たなのははこの日二度目の驚き

 

に襲われた。 その二人を確認する為になのはが

 

 

「もしかして アリシアちゃんとリインフォース

さんなの?」

 

 

と聞くと

 

 

先にアリシアが

 

 

「うんそうだよ(#^.^#) こうやって会うのは初めてだね」

 

 

と話した後リインフォースが

 

 

「久しぶりだな 小さな勇者高町なのはよ 立派に

なったな」

 

 

と声をかけられ思わずなのはは二人に抱きついた。

 

そのあとみんなでお茶を飲みながら再会の段取り

 

を進めていた。そして段取りをした次の日

 

いよいよ作戦が実行されることになった。

 

作戦を実行する日はフェイトが別次元の世界で

 

起きていた事件を解決しミッドに帰還した後

 

数日間の休暇をもらったその日の翌日に

 

実行することになった。

 

なのはは夕方ジムから帰ってきたヴィヴィオ

 

にプレシア達と打ち合わせた内容を伝え協力

 

してもらうことにした。そのあとフェイトが夜に

 

なのはとヴィヴィオの暮らす家に1ヶ月ぶり

 

位に帰ってきて久しぶりに三人で夕飯を食べた。

 

そしていよいよその日になり昨日の手筈通りに

 

なのはとヴィヴィオは朝から出かけることに

 

成功し家にはフェイト一人となった。

 

すると今度は入れ代わるようにプレシア達が

 

なのはの家に向かった。家に向かう途中に

 

なのはとヴィヴィオに会い

 

 

「プレシアさん 大丈夫ですよ きっと上手く

いきますよ」

 

 

と二人から心強いエールをもらい気持ち

 

が少しだけ楽になるのを感じた。

 

なのはとヴィヴィオが出かけた後フェイトは

 

一人リビングでコーヒーを飲みながらテレビを

 

見ていた。 テレビを見ながら今日から

 

数日間ある休日の予定を考えていた。

 

 

 

「うーん 今日から何しようかな?

せっかく休みが数日間あるんだしおもいきって

地球のリンディ母さんのところに遊びに行こう

かな? それからみんなで翠屋に行って

ケーキやシュークリームを食べるのもいーな

それにアリサやすずかとも会いたいし」

 

 

などと予定を考えていると

 

 

「ピンポーン」

 

 

と家の呼び鈴が鳴った。

 

 

「誰だろう? もしかしてアインハルトかリオ

かコロナかな? ヴィヴィオはなのはと出かけて

ていないからちゃんと伝えなきゃ」

 

 

とリビングから廊下を歩いて玄関に向かった。

 

そして玄関の扉を開け来客の顔を見たフェイトは

 

驚愕の顔になり言葉を失った。

 

 

「嘘 まさか母さんなの?」

 

 

と話すフェイトにプレシアが

 

 

「えぇ 私よ久しぶりねフェイト 立派に

なったわね」

 

 

と話すプレシアにフェイトが

 

 

 

「本当に母さんなの? だって母さんは

あの時に」

 

 

と話しまだ現実を受け入れられないでいた。

 

するとプレシアはフェイトをゆっくりと自分

 

の胸に抱きしめた。

 

抱きしめられたフェイトは最初過去のトラウマ

 

から身体が一瞬強ばったが母の温もりが伝わっ

 

てくると

 

 

「母さん、母さん逢いたかった あれからずっと

母さんに逢いたくて逢いたくてしかたなかった」

 

 

とプレシアの胸の中で嗚咽を漏らしながらしばらく

 

泣いていた。 すると後ろから

 

 

「まったく フェイトはいつまでたっても子供

だね」

 

 

と話す少女がいた。 その言葉に対し

 

 

「ダメですよアリシア そんな事言ってはフェイト

に失礼ですよ」

 

 

という二人の女性の声がフェイトは聞こえてきた。

 

聞こえてきた二人の声にまさかと思い声がした方を

 

みるとそこにはフェイトが母同様には逢いたがって

 

いた自分のクローンの元でフェイトにとって姉

 

にあたるアリシアとフェイトの教育係兼ある意味

 

育ての親にあたるリニスが目の前に立っていた。

 

 

「まさか アリシアとリニスなの?」

 

 

と聞かれた二人は

 

 

「うん(はい) 久しぶりだね(ですね)フェイト

しばらく見ない間にずいぶん立派になったね

(なりましたね)」

 

 

と頭を撫でられたフェイトはまたもや

 

嗚咽を漏らしながら号泣した。

 

暫く泣いて泣き止んだフェイトは三人を家に

 

招き入れリビングに通した。それから四人で

 

お茶を飲みながらプレシアが持参した手作りの

 

ケーキとシュークリームを食べていると

 

フェイトの中にある疑問が頭の中に浮かんだ。

 

 

「あれこの味 なのはの実家の翠屋と同じ味が

する? なんでだろう( ・◇・)?」

 

 

とそんな疑問を解決するためにフェイトは

 

おもいきってその疑問をプレシアにぶつけた。

 

 

「ねぇ 母さんこのケーキやシュークリーム

翠屋と同じ味がするんだけどどうして?」

 

 

と聞かれたプレシアは

 

 

「あー それはね私がミッドでカフェを開くのに

必要なパティシエの腕を磨くのに翠屋で修行

させてもらってたの 桃子さんや士郎さんには

だいぶとお世話になったわ」

 

 

と話しそれを聞いたフェイトは

 

 

「そうなんだ でも翠屋と同じ味ならミッドでも

受け入れられること間違いないよ」

 

 

と話した。 四人はお茶を飲んだあとリビングで

 

ゆっくりしていた。 するとフェイトがプレシア

 

にもじもじと恥ずかしながらあるお願いをした。

 

 

「あの母さん お願いがあるんだけどいいかな?」

 

 

と話すフェイトにプレシアは

 

 

「えぇ いいわよ何かしら?」

 

 

と話すプレシアにフェイトは

 

 

「あのひ、ひ、膝枕をしてほしくていいかな?」

 

 

と顔を赤めながらお願いした。

 

するとプレシアは笑顔で

 

 

「いいわよ いらっしゃい」

 

 

と話しフェイトを手招きした。 するとフェイト

 

はプレシアの太ももに頭を置き横になると

 

プレシアが昔幼いアリシアにしてあげたように

 

フェイトの頭を優しく撫でてあげた。

 

するとフェイトの中にあるアリシアの記憶が

 

甦りフェイトはアリシアと同じように撫でて

 

くれたプレシアに感謝にした。そのあと

 

四人でプレシアとフェイト手作りの昼食を食べ

 

またくつろいでいた。すると今度はアリシアが

 

フェイトを呼び自分の太ももを叩くと

 

 

「おいでフェイト さっきはママに膝枕して

もらったでしょ 今度はお姉ちゃんが膝枕して

あげるよ」

 

 

と自慢気に胸を張った。しかしフェイトは

 

 

「いいよ いいよ大丈夫 気持ちだけもらっとくね」

 

 

と遠慮した。そんなフェイトにアリシアは

 

 

「何? ママはよくてお姉ちゃんはダメなの(。>д<)

あーあ 悲しいなお姉ちゃんは悲しいよ(T_T)」

 

 

とわざと嘘泣きの演技をした。 するとフェイトは

 

 

「あー お姉ちゃんが泣いちゃう(;>_<;)

どうにかしなきゃ」

 

 

と考え

 

 

「あ、あ、あのお姉ちゃんやっぱりお姉ちゃん

にも膝枕してもらおうかな( ̄▽ ̄;)」

 

 

と答えるとさっきまでの態度が嘘のように

 

 

「うんうん そうこなくっちゃ( ☆∀☆)」

 

 

と話しフェイトを招き横にさせると膝枕をした。

 

膝枕を最初は断っていたフェイトもアリシアに

 

髪や頭を優しく撫でられると本人も知らない

 

うちに眠ってしまっていた。

 

この光景を見たプレシアやリニスはこう思った。

 

 

「ずいぶん時間がかかってしまったけどやっと

この子の願いが叶えられたわ」

 

 

「そうですね」

 

 

そうその願いとは小さい頃アリシアがプレシア

 

にお願いした

 

 

「私妹が欲しい」

 

 

という願いアリシアがフェイトを膝枕する姿を

 

を見て二人は胸が熱くなるのを感じた。

 

そして夕方になりプレシア達は自分達の家に

 

帰る時間になってしまった。 帰り際に三人から

 

 

「いつでも遊びにきてね 待ってるから」

 

 

と言われフェイトは

 

 

「うん 必ずいくね」

 

 

元気よく返事をした。

 

 

そしてフェイトへの再会サプライズは大成功を

 

を納めたのであった。




第10話書かせていただきました。

やっとフェイトとプレシア親子の仲直りエピソード

や姉妹揃ってのエピソードが書けて良かったです。

これからもよろしくお願いいたします(* ̄∇ ̄*)


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リインフォース主との再会

プレシア達がフェイトに会いにいく日

リインフォースは同じクラスで転校初日

に仲良くなったアインハルトとある場所

に向かっていた。

果たしてその場所とは一体?


プレシア達三人がなのはの家にフェイトに会い

 

に行く日リインフォースは一人別行動をとって

 

いた。転校初日に仲良くなったアインハルトと

 

ある場所に向かう為待ち合わせをしていた。

 

待ち合わせ場所で待っているとアインハルトが

 

向こうからやってきて

 

 

「すみません 待たせてしまいましたか?」

 

 

と話すアインハルトに

 

 

「いや 私も今さっき来たばっかりだよ」

 

 

と答えた。それを聞いたアインハルトは

 

 

「なら良かったです では向かいましょうか?」

 

 

と話し二人は目的地に向かって歩きだした。

 

そして暫く歩くと二人の目の前にあるビルが

 

出現しアインハルトはそのビルの入り口の前で

 

足を止めた。 するとアインハルトが

 

 

「リインフォースさん ここが目的の場所です

さぁ 上がりましょうか」

 

 

と話しビルの入り口から中に入りエレベーター

 

で目的の階に向かった。

 

エレベーターが目的の階に着き扉が開くと

 

目の前に 「ナカジマジム」と書かれたガラス

 

のドアがありそれを見たリインフォースが

 

 

「アインハルト ここがお前やヴィヴィオ達が

いつも来て身体や魔法の鍛練をしている場所か?」

 

 

と聞かれたアインハルトは

 

 

「はい ここが私達のナカジマジムです」

 

 

と話しそれからジムの会長であるノーヴェ・ナカジマ

 

に挨拶に行った。

 

ノーヴェのいる部屋に行きリインフォースの事

 

を紹介した。

 

 

「ノーヴェさん この方がこの前話した新しい

クラスメイトになったリインフォースさんです」

 

 

と紹介され紹介されたリインフォースは

 

 

「はじめまして ノーヴェ会長 私の名は

リインフォースだ これならよろしく頼む」

 

 

と言うとノーヴェが

 

 

「あー お前が話しに聞いてたリインフォース

か これならよろしくな」

 

 

と話しお互いに握手をした。 するとアインハルト

 

かノーヴェにあるお願いをしてきた。

 

 

「あのノーヴェさん もし良ければジムのリング

を使わせて欲しいのですが大丈夫ですか?」

 

 

と話すアインハルトにノーヴェが

 

 

「あー 別に構わねぇよ なんだ誰かとスパーでも

すんのか?」

 

 

と聞かれたアインハルトは

 

 

「はい リインフォースさんと何本かスパーを

するつもりです」

 

 

と話した。それを聞いたノーヴェは

 

 

「おいおい 大丈夫かよ? 」

 

 

と話すノーヴェにリインフォースが

 

 

「あー 大丈夫だ 今日のスパーリングは私から

アインハルトに頼んだんだ」

 

 

と話した。 その答えにノーヴェは

 

 

「まあ 頼んだ本人が言うなら大丈夫だろう

けどお互いムリはするなよ」

 

 

と一応くぎは差しておいた。

 

そして二人は身体を動かしやすい格好に着替え

 

リングに上がった。

 

模擬戦とはいえ真剣勝負の為ノーヴェが審判に

 

なりどちらかが戦闘不能になるまで続けると

 

いうスタイルで行うことになった。

 

 

「試合始め」

 

 

と号令がかかると素早くアインハルトが

 

リインフォースに突っ込んでいった。

 

しかしリインフォースはアインハルトの動き

 

を冷静に見定め紙一重のところでかわしていた。

 

リインフォースはアインハルトの動きを

 

かわしながらこんな事を思っていた。

 

 

「やはり地球での修行はムダじゃなかった

士郎さんや恭矢そして美優紀には感謝しなく

ては」

 

 

とそうリインフォースは地球に住んでいる間に

 

接客の勉強と平行して士郎が師範を務める

 

御神流の稽古を受けていたのだ。

 

転生した時リインフォースは昔程の力を持ち

 

合わせていなかった。しかし翠屋での勉強が

 

終わり夕飯に誘われ高町家にお邪魔した時に

 

美優紀と恭矢が道場で真剣勝負をしているのを

 

見つけた。 それを見たリインフォースは

 

 

「これだ 私が探していたものは」

 

 

と言ってその場で士郎に弟子入りを頼んだ。

 

最初は断わっていた士郎もついにはリインフォース

 

の熱意に押され弟子入りを許可した。

 

それからほぼ毎日学校帰りに道場に通い休日は

 

営業時間まで働いた後に道場に行くというねつ

 

の入れようだった。そしてその生活は一家がミッド

 

に引っ越しをする約3年程続いた。

 

そして今その成果が思う存分に発揮されていた。

 

アインハルトの攻撃を全て見切りすぐに拳や足

 

での反撃に移ることができた。

 

それを見ていたノーヴェは

 

 

「こりゃ ダメだなアインハルトの攻撃は全て

見切られてる あたしでさえ かなうかどうか?」

 

 

と思いながら試合を見ていた。

 

するとアインハルトが戦闘体制を解除し

 

 

「ありがとうございました 今の私では貴女に

拳1つ当てられない」

 

 

と潔く負けを認めた。

 

その行動にリインフォースは

 

 

「いや お前の動きは素晴らしかった

今日はいい試合ができたよ」

 

 

とお互いを誉めあい固い握手をした。

 

試合の後シャワーを浴び汗を流した二人は

 

ジムを後にしアインハルトがある用事を

 

頼んでいた人物の元へと向かった。

 

その人物の家の前に着きアインハルトが

 

インターホンを鳴らすと

 

 

「はーいヽ( ・∀・)ノ どなたですか?」

 

 

と声が聞こえてきた。

 

帰ってきたその声にアインハルトが

 

 

「すみません アインハルトです ティオ

を迎えに来ました」

 

 

と話すと

 

 

「あー アインハルト ティオならもう

調整終わってるよ 今玄関開けるから

良かったら上がってって」

 

と言われ二人は玄関の前で待っていた。

 

すると玄関の扉が開き中からこの家の主

 

である八神はやてが出て来た。

 

 

「あー アインハルト ティオなら奥に

いるよ」

 

 

とアインハルトに声をかけた後ふと横を

 

見ると子供の頃に別れもう一生会えない

 

と思っていたもう一人の家族がそこに

 

立っていた。

 

 

「う、う、嘘もしかしてリインフォースなん」

 

 

と話すはやてに

 

 

「はい 我が主 立派になられて」

 

 

と答えた。 そんなリインフォースにはやては

 

 

「リインフォースどうして? どうしてあんた

がここにおるん?」

 

 

とどうにか涙を堪えながら質問した。

 

はやての質問にリインフォースは全て答え

 

それを聞いたはやては

 

 

「ならこれからはずっと一緒にいれるんやね」

 

 

と話すはやてにリインフォースが

 

 

「はい もう別れることはありません我が主」

 

 

と話すとはやてはおもいっきりリインフォース

 

を抱きしめながら

 

 

「おかえり(*´ー`)ノ リインフォース」

 

 

と話すとリインフォースも

 

 

「はい ただいま戻りました 主はやて」

 

 

とお互いに涙を流しながら再会の喜びを

 

分かちあった。

 

暫く喜びを分かちあった後三人は家の中

 

に入りリビングに通された。

 

するそこにはリインフォースを少しだけ

 

小さくした空色の髪をしたかわいらしい

 

少女とマゼンダピンクの髪をしたやんちゃ

 

そうな小さな少女がソファーに座っていた。

 

するとその二人の少女がリインフォース

 

に気付きはやてに

 

 

「はやてちゃん(マイスター) その女の人

誰(ですか)?」

 

 

と聞かれたはやは

 

 

「あー そっか二人はアインスのこと

知らんかったんやもんね」

 

 

と話し

 

 

 

「この子はリインフォース・アインスって

いうてなウチが子供の頃に別れた

八神家最後の一人の家族や」

 

 

と嬉しそうに話すと空色の髪をした少女

 

リインフォースツヴァイが

 

 

「もしかして貴女があのアインスお姉ちゃんですか?

噂ははやてちゃんからたくさん聞いてます」

 

 

そのあともう一人の少女アギトも

 

 

「へぇ あんたがあのアインスか 噂はシグナム

やヴィータの姉御から聞いてるぜ 相当やんちゃ

だったてな」

 

 

と目をキラキラさせながら二人がアインスの手を

 

握ってきた。 その様子にアインスは念話で

 

 

「主 一体ツヴァイとアギトに私の事をどう伝えて

いたんですか?」

 

 

と少し慌てた口調でしゃべりかけ

 

しゃべりかけられた当のはやては

 

 

 

「何? そんなに慌ててるん? ありのまま

の事をそのまま伝えただけやで」

 

 

と念話で返した。 それを聞いたアインス

 

は頭が痛くなるのを感じた。

 

はやてとの念話が終わった後アインスが

 

 

「主 他の騎士たちはどこですか?」

 

 

と聞かれたはやては

 

 

「ごめんな(´・ω・`) アインス

みんな出張仕事でおらんねん ウチも

偶然休みでいただけやから」

 

 

と残念そうに話した。

 

それを聞いたアインスは

 

 

「そうですか(;>_<;)

なら仕方ないですね 騎士たちには

また会えるでしょう」

 

 

と話しアインハルトと共に帰る

 

準備をした。するとはやてが

 

 

「なあ アインハルト、アインス

良かったら夕飯食べていかへん?」

 

 

と夕飯の誘いを受けた。アインハルト

 

はすぐに快諾したがアインスは

 

 

「主 ちょっと待ってください プレシア

に聞いてみるので」

 

 

と自分のスマホからプレシアのスマホに

 

メールを送ると

 

 

「久しぶりの再会なんだからゆっくり

してきなさい(⌒‐⌒)」

 

 

というオッケーの返事が返ってきた。

 

それから五人でお風呂に入りはやて手作り

 

の料理をたくさん食べた。

 

するとついついおしゃべりが盛り上がっ

 

てしまい外は真っ暗になってしまった。

 

それを見たはやてが

 

 

「二人とも良かったら今日泊まっていく?

強いとはいえこの夜道を女の子二人で帰る

のは危ないで」

 

 

と話しになりアインスはまたもやプレシアに

 

メールで確認した。するとさっきと同じ内容が

 

返ってきた為アインスははやての提案を受け

 

入れアインハルトもその意見に同意した。

 

そして就寝の時間になりアインハルトは

 

ツヴァイとアギトと三人ではやてとアインス

 

ははやてのたっての希望で一緒のベッドで

 

眠ることになった。布団に入るとはやてが

 

 

「昔は私の方が小さかったのに今は逆転

してしもうたね」

 

 

と笑いその笑いにつられるようにアインス

 

 

 

「そうですね(#^.^#) でも私は立派に

なられた主が見られて嬉しいです」

 

 

と話しながら一緒に眠りにつくのだった。

 

そして朝五人ではやて手作りの朝食を食べ

 

アインハルトとアインスは帰っていった。

 

するとアインスが帰り際に

 

 

「ではまた 我が主、ツヴァイ、アギト

良かったら我が家のカフェにも遊びに

来てくれ(来てください)

あと騎士たちにもよろしく伝えておいて

ください(くれ)」

 

 

と伝言を頼みアインハルトとアインス

 

は八神家を後にするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第11話書かせていただきました。

はやてとアインスの別れはやっぱり寂しかった

のでこんな風に再会できたらいいなと思って

書きました。

これからもよろしくお願いいたします(〃^ー^〃)


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守護騎士たちとの再会

はやてと感動の再会を果たしてアインス

そしていよいよプレシアのカフェがオープン

の日を迎えた。



アインスがはやての家を訪れはやてと再会した日

 

の翌日の朝アインスは我が家に帰ってきた。

 

帰ってきたアインスにプレシアが

 

 

「おかえりなさいリインフォース はやてさん

たちとはゆっくりできた」

 

 

と聞くと

 

 

「ああ 主はやてにも会えたし私の妹にあたる

二人の少女にも会えた プレシア昨日は宿泊

の許可をくれてありがとう(^ー^)」

 

 

と話すリインフォースに

 

 

「何言ってるの 久々に愛しい主と会うんだから

それくらいの許可はするわよ」

 

 

と優しい口調で答えた。

 

それを聞いたアインスは改めてプレシアに感謝

 

の意を伝えた。

 

そしていよいよプレシアの経営するカフェの

 

オープンの初日を迎えた。オープン初日の日は

 

アリシアもアインスも学院が試験休みだった為

 

家族総出で店の準備を整えた。

 

オープン初日は今までお世話になった人達

 

つまり身内を歓迎する形での御披露目と

 

なった。 準備も着々と終わり後はお客が来る

 

だけになっていた。 それから暫くすると

 

カフェの扉が開きなのはとフェイトそして

 

ヴィヴィオにアインハルトの四人がやって来た。

 

 

「プレシアさん(母さん) カフェオープン

おめでとうございます これよかったら店に

飾ってください」

 

 

と大きくてきれいな花束とそれを入れる花瓶

 

をプレゼントされた。それを見たプレシアは

 

 

「まぁ 素敵な花束に花瓶だことなのはさん

フェイト本当にありがとう」

 

 

と笑顔で話すプレシアに今度はヴィヴィオが

 

 

「あ、あ、あのプレシアさん カフェのオープン

おめでとうございます」

 

 

と少しぎこちない話し方で挨拶した。

 

その様子を見たプレシアがヴィヴィオに

 

 

「ヴィヴィオ もしかして別に私に伝えたいことが

あるんじゃない よかったら言ってみて」

 

 

と尋ねると恐る恐るヴィヴィオが

 

 

「あの プレシアさんってフェイトママのお母さん

なんですよね だからこれからもし良ければプレシア

お婆ちゃんって呼んでもいいですか?」

 

 

と聞きそれを聞いた全員が一瞬固まった。

 

するとフェイトが

 

 

「まずい それはまずいよヴィヴィオ(>_<)」

 

 

と念話を飛ばすと

 

ヴィヴィオも慌てて

 

 

「やっぱりまずかったかな? でも私はプレシア

お婆ちゃんって呼びたいな( ´△`)」

 

 

と話した。するとプレシアから思いもよらない

 

言葉が返ってきた。

 

 

「えぇ いいわよだって事実だもの これから

はプレシアお婆ちゃんと呼びなさいヴィヴィオ」

 

 

と笑顔で答えた。

 

その笑顔を見たヴィヴィオはプレシアに抱きつき

 

フェイトもふっと胸を撫で下ろした。

 

するとまた扉が開き今度は地球でお世話になった

 

リンディにエイミーにエイミーの子供達そして

 

アルフその後ろにはプレシア達の師匠で

 

なのはの両親の士郎と桃子の姿があった。

 

 

プレシアさん カフェのオープンおめでとう

やっと貴女の夢がかなうわね」

 

 

と話すリンディと桃子と士郎に

 

 

「えぇ 皆さんのおかげでどうにかここまで

これたわ」

 

 

と話し三人に感謝の意を伝えた。

 

フェイトはアルフを見つけると慌てて

 

念話を飛ばしこう伝えた。

 

 

「ねぇアルフ大丈夫? アルフはもう母さん

のこと恨んでないの?」

 

 

と話すフェイトにアルフは

 

 

「何言ってるんだいフェイト あたしとプレシア

はとっくに仲直りしてるし今では家族ぐるみ

の付き合いだぞ(  ̄▽ ̄)」

 

 

とそれを聞いたフェイトは驚愕した。

 

そうフェイトはアルフとプレシアが地球で

 

とっくにアルフとプレシアがわだかまりを

 

解消し今では家族のように付き合っている

 

ことを知らなかったのだ。

 

それを聞いたフェイトは

 

 

「良かった(*≧∀≦*) 本当に良かった」

 

 

と涙を流して喜んだ。

 

プレシアと桃子達の話しが終わると今度

 

はなのはが桃子と士郎に話しかけた。

 

 

「久しぶりだね お父さんお母さんお店

の方は大丈夫なの?」

 

 

と話すなのはに士郎が

 

 

「お店は数日間休みをもらった 家には

恭矢に美優紀それに忍ちゃんがいる」

 

 

と話した。そう忍とはなのはの幼なじみ

 

の月村すずかの姉で恭矢の恋人 月村忍

 

二人は長年付き合っていて最近入籍した

 

ばかりの新婚さんであった。

 

フェイトもアルフとの念話が終わると

 

リンデ達に話しかけた。

 

 

「リンディ母さん、エイミー達もみんな

元気そうだね 良かった("⌒∇⌒")」

 

 

と話すフェイトにエイミーが

 

 

「うん元気、元気、元気過ぎて困ってる

位だよ」

 

 

と苦笑いを浮かべるとエイミーの二人

 

の子供達がフェイトにかけより

 

抱きついた。

 

その後各々に時間を過ごしていると

 

また扉が開いた。 すると

 

 

「プレシアさん オープンおめでとう

ございます」

 

 

と言いながら九人程のグループが入って

 

きた。そのうちの三人はなのはとフェイト

 

の幼なじみ八神はやてに月村すずかそして

 

アリサ・バニングスその後ろには前日

 

八神家で会えずにいた守護騎士たちがいた。

 

守護騎士の姿を確認したアインスが

 

 

「よく来てくれたなみんな あと久しぶり

だな守護騎士達よ」

 

 

と話しかけると

 

 

「あー 久しぶりだリインフォース

よく帰ってきてくれた(な)(わね)」

 

 

と涙を堪えながら久しぶりの家族との

 

再会を喜んだ。

 

招待メンバーがほぼ揃いいよいよ

 

オープン記念パーティーが始まった。

 

テーブルには数多くの料理が並んで

 

いた。並んでいる料理はほぼリニスと

 

プレシアの手作りで他に何品か並んで

 

いる料理はなのはとフェイトがカフェ

 

の厨房を借りて作ったモノもあった。

 

パーティーが始まると料理を食べながら

 

それぞれのグループに分かれて料理を

 

食べながらトークにはなを咲かしていた。

 

プレシアは士郎や桃子そしてリンディと

 

お酒を飲みながらトークをし

 

アリシアとリニスはエイミーにアルフ

 

そしてエイミーの子供達と一緒に

 

ご飯を中心に楽しんだ。

 

なのは達幼なじみチームにヴィヴィオ

 

とアインハルトはお酒と料理を

 

ヴィヴィオとアインハルトはジュース

 

をバランスよく飲食しながら

 

トークを弾ませていた。

 

アインスは守護騎士達と改めて再会

 

の喜びを分かちあい昔の思い出

 

を懐かしみながらトークに花を

 

咲かせた。 トークの中でシグナムが

 

 

「ならばお前は今プレシア殿の娘と

いう立場なのだな」

 

 

と話すシグナムにアインスが

 

 

「ああ だから今はテスタロッサの姓

を名乗りプレシア家の次女としても

優しくしてくれている」

 

 

と嬉しそうに話していた。

 

その表情を見たシグナム達は改めて

 

アインスの復活を喜び復活させて

 

くれた女神に感謝をした。

 

幼なじみチームはアリサが

 

 

「へぇ この子がヴィヴィオの憧れ

のアインハルトか 可愛いじゃない」

 

 

と言われたアインハルトは頬を真っ赤

 

にして恥ずかしがりヴィヴィオも

 

アインハルト同様に真っ赤になっていた。

 

その様子を見たはやてとすずかが

 

 

「なんか 昔のなのはちゃんとフェイト

ちゃんをみてるようでういういしいわ」

 

 

「ねぇ 二人とも可愛いから絵になるよ」

 

 

 

と話しその二人の声が聞こえたなのは

 

とフェイトは昔を思いだし少しだけ

 

頬を赤くした。

 

そしてパーティーもいい時間になり

 

そろそろ解散することになった。

 

最後にプレシアが代表して締めの挨拶

 

をした後全員で記念写真を撮った。

 

これにてプレシアのカフェのオープン

 

パーティーはを閉じた。

 

 




第12話書かせていただきました。

やっとアインスも守護騎士達と再会できた

エピソードが書けて良かったです(^○^)

これからもよろしくお願いいたします( ・∇・)


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マテリアルズ&紫天の盟主来店

カフェがオープンして一週間程が経った。

四人がいつも通りにカフェを営業していると

扉が開きある人物達が入ってきた。

果たしてその人物達とは一体誰なのだろうか?


プレシアのカフェがオープンして一週間程が

 

経ち初めての週末を迎えた。

 

アリシアとリインフォースは学校が休みだった

 

為にプレシアのカフェを手伝っていた。

やはり週末になるとカフェの中はお客さんで

 

賑わっており楽しい雰囲気になっていた。

 

するとカフェの扉が勢いよく開きアリシア

 

と同じ位の少女が三人とその三人より少し

 

背の低い少女が一人入ってきた。

 

三人の少女の見た目は多少髪型や顔立ちは

 

違いはあれど管理局が誇るトリプルエース

 

高町なのは、フェイト・T・ハラオウン

 

、八神はやてを中学生位にまで幼くしたよう

 

な容姿をしていた。

 

そして四人目の少女は金髪の髪にウェーブが

 

かかっており顔立ちも他の三人と比べても

 

幼さを感じる見た目であった。

 

するとはやてと同じ見た目をした少女が

 

 

「久しいなリインフォースよ また会うこと

ができて嬉しいぞ」

 

 

と話す少女にリインフォースが

 

 

「もしかしてお前達 マテリアルか?」

 

 

と話すアインスに今度はなのはに似た少女と

 

フェイトに似た少女が

 

 

「えぇそうです 久しぶりですね」

 

「うん 久しぶりだねクロハネ」

 

 

と話した。するとプレシア達が念話で

 

 

「ねぇ リインフォースこの子たちは何?

貴女とはどんな関係があるの(んですか)?」

 

 

と聞かれたリインフォースは

 

 

「すまない(>_<")プレシア、リニス、

アリシア この子達の話しは

出来れば秘密にしてもらいたいんだ

だから客のいないカフェが休憩中の時に

でも話したいと思うのだがどうだろうか?」

 

 

と話すリインフォースの顔つきが真剣

 

だった為プレシアはその思いを汲み取り

 

 

「えぇ 分かったわ なら真相は休憩に

入った時にでも教えてちょうだい」

 

 

と話しマテリアルズ達を一旦店の

 

裏の自宅に連れて行き待たせていた。

 

そして午前中の営業が終わりカフェが

 

昼休憩に入りプレシア達とマテリアルズ達

 

四人だけになってやっとリインフォースが

 

閉じていた重い口を開いた。

 

 

「お前達も知ってる通り私はある魔導書の

管制融合騎だった その魔導書は最後の主

である八神はやてに会うまでその魔導書

は「闇の書」と言われ代々の所有者を呪い

殺してきた だが最後の主である八神はやて

がこの闇の書を本来の夜天の書に戻して

くれた だが私はもう二度夜天の書を

闇の書にしない為に消滅の道を選んだ」

 

 

と話してくれた。それを聞いたプレシアは

 

 

「そんなつらいことがあったのね(ノ_・,)

ごめんなさいρ(・・、) 貴女の悲しみの

全てを分かってあげられなかったみたいで」

 

 

と話すプレシアにリインフォースが

 

 

「大丈夫だ(^^)v 今私には皆がいる」

 

 

と笑顔になって話した。

 

その後またリインフォースが

 

 

「私が消滅した後に微かに残って

いた闇の書の残滓が消滅を望まずに

我が主やなのはやフェイトを

模した三体のマテリアルズを作った

だが本人達と守護騎士の手によって

倒され消えるはずだった」

 

 

とその事件を天界で見ていた

 

リインフォースが答えたあと

 

なのはに似た少女のシュテルが

 

 

「我々も消える事を覚悟していました

しかし消えるどころか今度は

本人達そして守護騎士達と共に

ここにいるユーリを助ける戦いに

身を投じたのです そしてユーリを

本来の姿に戻すことに成功しました」

 

 

と語りその後にまたその少女が

 

 

「のちに最初の事件が「闇の残滓事件」

そしてその次に起きた事件が

「砕け得ぬ闇事件」と呼ばれることに

なりました」

 

と語った。その後はやてに似た目の少女

 

ディアーチェが

 

 

「事件の後我々四人は事件の責任を取る

為レティ提督の元で管理局の委託職員

となり事件解決などを手伝っている」

 

 

と話しそれを聞いたリインフォースは

 

 

「すまない(;_・) 私がちゃんと書を

管理していればお前達にも迷惑をかける

こともなかったんだか」

 

 

と話すリインフォースにディアーチェが

 

 

「何を言う お前が居なければ我々も

存在出来なかったのだ 感謝こそすれど

お前を責めようなどとは一切思わん」

 

 

と話しそれを聞いていた他の三人も

 

同じ意見だったらしくリインフォースに

 

 

「そうですよ(だぞ)リインフォース(^○^)

(クロハネ) 私達(僕)は貴女(お前)に感謝

しているのですよ(んだぞ)(⌒‐⌒)」

 

 

と話しそれを聞いたリインフォースは

 

 

「そうか(^.^) そう言ってもらえる

と私も嬉しいよ」

 

 

と言って涙を流した。

 

その後プレシアがディアーチェ達四人に

 

ケーキやコーヒーなどをご馳走し

 

それを食べた四人は顔をほころばせ

 

その顔を見たプレシア達も自然に

 

笑顔((o(^∇^)o))になった。

 

その後四人は暫くプレシア達と

 

トークを弾ませカフェをあと

 

にした。帰り際にプレシアが

 

 

 

「良かったらこれみんなで食べて」

 

 

と今度からメニューに載せようと

 

試作していたマカロンとクッキー

 

の入った紙袋を渡された。

 

ディアーチェ達はプレシアに

 

改めてお礼を言った。

 

それからまた暫くすると

 

また四人がカフェを訪れてきた。

 

 

「あら久しぶりね ディアーチェちゃん

達今日はどうしたの?」

 

 

と聞かれたディアーチェは

 

 

「あぁ 今日は私達が正式に局員になった

ことを報告にきたのだ」

 

 

と話しそれを聞いたリインフォースが

 

 

「良かったじゃないか("⌒∇⌒")

それでどんな部署に配属になったんだ」

 

 

と質問するとディアーチェが

 

 

「シュテルとレヴィはなのはと同じ

教導隊、レヴィの場合は隊員の訓練

より新兵器の試運転などが主だがな

ユーリは今までに培った知識を生かす為

にユーノのいる無限書庫にそして我は

不名誉にも子鴉からの誘いを受けてな

奴の副官となったのだ」

 

 

と最後は少し不機嫌気味に答えた。

 

しかしリインフォースは心の中で

 

 

「我が主とディアーチェが手を組んだ

となればこれは管理局きっての

最強のコンビになるな」

 

 

と思うのであった。

 




第13話書かせていただきました。

マテリアルズとユーリはリリカルなのは

でも割と重要なキャラクターだと思うので

書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします(^◇^)


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アリシア&リインフォース初めての参観日

プレシアのカフェがオープンして1ヶ月程が経った

ある日の平日アリシアとリインフォースが一枚の紙

を見せてきたその紙とは一体?


プレシアのカフェがオープンして1ヶ月程経った

 

ある日の夕方アリシアとリインフォースが一枚

 

の紙をプレシアに見せてきた。

 

それは参観日の案内状でしかもそれは平日だった。

 

するとアリシアとリインフォースが

 

 

「ねぇママ(プレシア) 今度参観日がある

のだが来れるかな?(だろうか?)」

 

 

と話す二人にプレシアが

 

 

「ごめんなさい(..) 二人共平日はムリだわ

本当にごめんなさいね」

 

 

と話すプレシアに

 

 

「大丈夫だ(だよ) 仕事ならしょうがない(よ)」

 

 

と話しアリシアとリインフォースは学校の課題

 

をする為カフェの裏にある自宅に帰っていった。

 

それからまたプレシアとリニスでカフェを営業

 

しているとカフェの扉が開きある二人の人物が

 

入ってきた。 そのうちの一人はプレシアの娘

 

であるフェイトそしてもう一人ははやての

 

守護騎士での一人であるシグナムであった。

 

 

「あら いらっしゃいフェイト、シグナムさん

二人だけで来るなんて珍しいわね」

 

 

と話すプレシアにフェイトが

 

 

「うん(⌒‐⌒) さっきそこで偶然会ってね

良かったらお茶でもしない?って言って

誘ったんだ」

 

 

と話した。それを聞いてプレシアが

 

 

「ありがとう(^ー^) 二人共 ゆっくり

していってね」

 

 

と話したあとリニスが注文を取りにきた。

 

 

「二人共何を食べますか? 今日のオススメ

はイチゴのショートケーキとチョコクリーム

とコーヒークリームを使ったミルフィーユ

ですよ」

 

 

と話すリニスに二人は

 

 

「じゃあ 私はミルフィーユにしようかな?

シグナムはどうする?」

 

 

と話しかけられたシグナムは

 

 

「すまないリニス殿 私はアレを頂けるかな?」

 

 

と話すとリニスは

 

 

「はいわかりました いつものアレですね」

 

 

と笑顔で答えプレシアのいる厨房に入っていった。

 

暫くするとリニスが注文の品を持ってきた

 

 

「はい これがフェイトのミルフィーユです

そしてこれがシグナムさんの注文のイチゴパフェ

です あとコーヒーとアップルティーです」

 

 

と言ってまた厨房の中に戻って行った。

 

シグナムのイチゴパフェを見たフェイトが

 

 

「へぇ シグナムこんな可愛いモノ食べるんだ」

 

 

と話すとシグナムが少し恥ずかしながら

 

 

「わ、わ、悪いか 前に一人で来た時にその日

のオススメで食べたらこのパフェの虜になって

しまったんだ」

 

 

と話すシグナムにフェイトが笑顔で

 

 

「ううん 悪くわないよ私の知らないシグナム

の一面が見れて嬉しいんだ」

 

 

と話すフェイトにシグナムが

 

 

「テスタロッサ すまないがこのことは我が主

や他の奴らには黙っててくれないか?」

 

 

と話すシグナムにフェイトが

 

 

「別に構わないけど どうして?別に秘密にする

ことでもないと思うけど」

 

 

と話すとシグナムが

 

 

「我が主やシャマル特にヴィータにばれると

必ずからかう為のネタにするからな」

 

 

と話すとフェイトはその時の場面が容易に

 

想像でき苦笑い(;^∀^)になっていた。

 

二人でゆっくりお茶を楽しんでいると

 

フェイトが一枚の紙を見つけた。

 

 

「アレ?何この紙参観日の案内状?」

 

 

と話すとそれに気づいたリニスが

 

 

「えぇ 今度アリシアとリインフォースが

通う学校で参観日があるんです

だけど平日なのでプレシアも私も行けない

んです(/。\)」

 

 

と話すとフェイトとシグナムは紙に書いて

 

ある日付を見ると偶然その日はフェイトも

 

シグナムも休日であった。 するとフェイト

 

がリニスとプレシアに

 

 

「良ければその日私が行こうか?

ヴィヴィオにも私が行くって伝えておいた

から確かお姉ちゃんってヴィヴィオと

同じクラスだよね」

 

 

と話すとリニスが

 

 

「えぇ確かそうですよ ならすみませんが

フェイト頼めますか?」

 

 

と言われフェイトは

 

 

「うん(⌒‐⌒) いいよ 私もお姉ちゃんの

授業受ける姿みたいし」

 

 

と言って参観日の日にはフェイトが行くこと

 

になった。 するとフェイトが

 

 

「シグナム 良かったらリインフォースの

参観日貴女が行ってあげたらどうですか?」

 

 

とフェイトが聞くとシグナムは

 

 

「うーん どうだろうな 恥ずかしがったり

しないだろうか?」

 

 

と話すとリニスとプレシアが

 

 

「大丈夫 きっと喜ぶわ(ますよ)」

 

 

と話しそれを聞いたシグナムも

 

 

「なら帰って主と相談してみよう」

 

 

となりフェイトとシグナムはカフェを

 

あとにした。

 

自宅に戻ったシグナムははやてに参観日

 

の件を話した。 するとはやてが

 

 

「参観日かー アインスの制服姿を見れる

滅多にないチャンスなんやけどなー

その日はどうしても抜けられん仕事が

あるさかいシグナム悪いけど頼めるか」

 

 

と話すはやてにシグナムが

 

 

「はい 主に変わってちゃんとアインス

の勉強する姿をこの目に焼き付けてきます」

 

 

と言ってアインスの参観日はシグナムが

 

行くことに決定した。

 

そして参観日当日家を出るアリシアと

 

リインフォースに改めて行けないことを

 

謝罪し二人を見送った。

 

八神家ではシグナムに着せていく洋服の

 

チョイスが行われていた。

 

シグナムは顔も美しいしスタイルも抜群

 

なのにファッションにはてんで無頓着である。

 

そこで仕事にいく前にはやてやシャマルが

 

シグナムに似合う格好を探していた。

 

そして最終的に桜色の七分丈スカートに

 

薄い水色のプルオーバーそしてアウター

 

にはアイボリーのケーブルニットという

 

普段の凛々しいシグナムからは想像できない

 

可愛い感じの雰囲気に仕上がった。

 

髪もいつもは縛っているのだがファッション

 

にあわせていつものポニーテールから

 

ストレートの髪にした。

 

それに対しフェイトはなのはの家で気合い

 

十分なファッションをしていた。

 

下は黒の膝丈のミニスカート上はオフホワイト

 

の七分丈シャツそしてアウターは黒の

 

テーラージャケットというフェイトの美しさ

 

を最大限に生かすモノとなった。

 

そして二人はそれぞれの教室に向かった。

 

フェイトが教室の後ろから入ると何人かの

 

保護者が来ておりフェイトを見るや否や

 

 

「まあ キレイな人 どのお子さんの親御さん

かしら 本当にキレイ(*≧∀≦*)」

 

 

と声が上がった。その声に気づいたのは

 

割と後ろの席にいたアリシアとその隣の

 

ヴィヴィオだった。すると二人は念話で

 

 

「ねぇアリシアちゃん あの人達絶対フェイト

ママのこと噂してるよね」

 

 

「うん(  ̄▽ ̄) 十中八九フェイトのことだね

ていうか気合い入れすぎでしょ 私達への

プレッシャーが半端ないよ」

 

 

と話しながらフェイトからの期待の眼差しに

 

心の中で冷や汗を流しながら授業を受けていた。

 

フェイトが教室に入った同じ頃シグナムも

 

教室の後ろから入るとやはりフェイト同様

 

 

「まあキレイな人(*^▽^)/★*☆♪

コーディネートもこの人の美しさを

引き立ててるわね」

 

 

と声が上がった。 シグナムは普段そのような

 

褒め言葉をあまり聞き慣れなかった為

 

恥ずかしい気持ちを抑えながら授業を受ける

 

アインスの姿を見ていた。するとアインスが

 

 

「おい 将よなぜお前がここにいる(;゜゜)

あとなぜお前が参観日の日付けを知ってるんだ」

 

 

と念話を飛ばしてきた。それに対しシグナムが

 

 

「この前 テスタロッサとカフェに行った時に

案内状を見てな 本当は主が来る予定だったんだ

がどうしても抜けられない仕事があってな

代わりに私がきたんだ」

 

 

と話すとアインスが

 

 

「ありがとう(^ー^)将よ お前が来てくれて

嬉しいよ 頑張って答えるから期待していて

くれよ(〃^ー^〃)」

 

 

と話すアインスにシグナムは

 

 

「あぁ 期待しているぞ(〝⌒∇⌒〝)」

 

 

と話しアインスを優しく見守っていた。

 

一方アリシアとヴィヴィオはフェイトから

 

 

 

「ヴィヴィオ、お姉ちゃん頑張ってね

応援してるよ」

 

 

と無言のプレッシャーが飛んで来て二人共に

 

 

 

「お願い 今日だけは今日だけは私達を

指さないで(/≧◇≦\)」

 

 

と先生に必死に願うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第14話書かせていただきました。

もしフェイトが二人の参観日に行ったら

アリシアとヴィヴィオはプレッシャーで

押し潰されるじゃないかと思ってこの

エピソードを書きました。 あとシグナムの

意外な一面が書きたくて書かせていただき

ました。

これからもよろしくお願いいたします(´∇`)


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ユーノ司書長の災難

管理局のデータベース別名無限書庫そこの

司書長を勤める男ユーノ・スクライア彼

には無限書庫の司書しか知らない秘密が

あった果たしてその秘密とは一体



時空管理局のデータベース別名を無限書庫

 

というその無限書庫の司書長を勤めるのが

 

このユーノ・スクライアである。

 

このユーノ・スクライアという男はなのはや

 

フェイトそしてはやての幼なじみでありこの

 

無限書庫をほぼ一人で開拓した凄腕の持ち主

 

であった。最初無限書庫ははっきり言って

 

管理局のお荷物と誰もが思っていた。

 

誰もデータ整理ができずただただデータだけが

 

蓄積されていくという無限ループに陥って

 

いたのだがそれを一から改善し今となっては

 

管理局きっての重要部署にしたのがこのユーノ

 

なのだ。そしてそのユーノの努力が認められ

 

管理局からも多額の予算を貰えるようになり

 

最初ユーノ一人だった司書も徐々に増えた。

 

しかし他の部署に比べると比類なき激務で

 

ユーノ以外の司書にははっきりいって大変

 

で倒れる者も続出した。

 

それを危惧したユーノは司書達に休むように

 

頼んだが司書達のほぼ全員が

 

 

「司書長には言われたくありません( ̄^ ̄)」

 

 

と言って休むのを拒否した。

 

司書達からすればユーノの方が自分達より

 

毎日ハードに働いてるのに疲れた顔一つ

 

見せずに頑張っているのを見ているから

 

こそ休まず頑張っていたのだ。

 

そんな司書達をどうにかして労ってあげたい

 

と考えたユーノは前に司書達に向かって

 

行ったアンケートを思い出した。

 

そのアンケートの中にユーノの女装姿が

 

見たいというものがあったのだ。

 

どうしてその様な案が出てきたというと

 

ユーノの幼なじみであるはやてが無限書庫

 

に書類を貰いに来た時にあまりにも疲れた

 

司書達の姿を見て可哀想に思ったのか

 

 

「これ見て 誰だがわかる? これユーノ

司書長やで(о´∀`о)」

 

 

と言ってユーノが少年時代に無理矢理

 

女装させられた写真を見せたのだ。

 

それを見た司書達はもしチャンスがあれば

 

自分達の前に女装姿で現れて1日その姿

 

で仕事をして欲しいという気持ちを持ち

 

ながら日々激務を頑張っていたのだ。

 

そしてユーノがその願いを見つけ

 

 

「しょうがない(´・ω・`) 皆の為だ」

 

 

と思い自宅にあった数枚の女性物スーツを

 

取り出し職場に向かった。ちなみに

 

その女性物のスーツは地球の幼なじみ

 

月村すずかとアリサ・バニングスから

 

送られた物であった。

 

司書長室で女性物のスーツに着替え

 

少年時代に散々幼なじみに着せ替え人形

 

の如く女の子の格好をさせられた為に

 

化粧も否応なしに覚えてしまった。

 

 

「まさか またこれを使う事になるとは(T_T)」

 

 

と言って女性物のスーツと一緒に持ってきた

 

化粧道具で軽くメイクアップをした。

 

そして着替えとメイクが終わり司書長室に

 

ある洗面台の鏡を見るとまるで別人の自分

 

がいた。 朝の朝礼の時間になり司書達の

 

前に立つと司書達全員があまりの美しさに

 

ため息をついた。すると一人の司書が

 

 

「ス、ス、スクライア司書長 その格好は

一体?」

 

 

と話す司書にユーノが

 

 

「皆はいつも頑張ってくれているからね

休みは頼んでも取らないから前に実施した

アンケートに書いてあった私の女装姿を

見て少しでも頑張る力になってくれれば

と思って着てみたの 似合うかな?」

 

 

と口調も女性風にして今日だけは男の

 

ユーノではなく女性のユーノがそこに

 

いた。それを見た司書達全員が

 

 

「ありがとうございます(〝⌒∇⌒〝)

スクライア司書長 本当に今日1日その

格好で仕事をしてくれるんですか?」

 

 

と聞かれたユーノは

 

 

「うん(⌒‐⌒) 今日だけはこの格好で

仕事をする約束だったからね」

 

 

と笑顔で話した。すると他の司書が

 

 

「あ、あ、あのスクライア司書長 写真

を撮ってもよろしいですか?」

 

 

と恐る恐る話すとユーノは

 

 

「別に構わないよ でも何枚も撮らないでね」

 

 

とお願いすると司書達は自分のベストショット

 

を探す為ユーノを囲い撮影会が始まった。

 

そしてその写真は司書達の宝物になった。

 

その日の仕事が終わった後司書達が

 

 

「すみません スクライア司書長ムリに

こんな格好をさせてしまって(;_・)」

 

 

と謝る司書達にユーノは優しく

 

 

「ううん ムリなんてしてないよ(^_^)

みんなが少しでも頑張る力が出たなら

この格好をして正解だったよ((*^.^*)」

 

 

と話した。すると一人の司書が

 

 

「あのスクライア司書長 司書長さえ

良ければたまにその格好をしていただけ

ますか?」

 

 

と話す司書にユーノは

 

 

「うーん(・・;) どうしよう なら週一

はムリだけど月二回位でいいかな?」

 

 

と話すユーノに司書達は

 

 

「ありがとうございます(*^▽^)/★*☆♪

これからも一生懸命頑張ります」

 

 

と感謝するのであった。

 

無限書庫内でその習慣が根付いた頃

 

ユーノにとって思いがけない出来事に

 

遭遇してしまった。

 

その日もちょうどユーノが1日女性の

 

格好で過ごす日でユーノも司書達も

 

いつも通り無限書庫の仕事をしていた。

 

するとそこに

 

 

「すみません ユーノ司書長居ますか?」

 

 

と言って四人の少女が入ってきた。

 

その少女とはヴィヴィオとアリシア

 

アインハルトとアインスであった。

 

ヴィヴィオは無限書庫の司書の資格を

 

持っているので度々調べ物に訪れていた。

 

ヴィヴィオを確認した一人の司書が

 

 

「あらヴィヴィオ司書 スクライア司書長

なら奥に居ますよ(^o^)」

 

 

と教えてもらい無限書庫の奥に進んだ。

 

奥に進むと一人の女性がマルチタクスを

 

利用し物凄いスピードで

 

データ整理をしている姿が見えた。

 

するとヴィヴィオが

 

 

「あれ ユーノ司書長いないよ (>_<)

そうだあの女性に聞いてみようかな?」

 

 

と話し女性に声をかけてみた。

 

するとその女性が

 

 

「あれ? その声はヴィヴィオかな?

今そっちに行くからちょっと待ってて」

 

 

と言ってヴィヴィオ達に振り向いた。

 

その時ユーノは最大の過ちを犯した。

 

ユーノは自分が女装していたのをすっかり

 

忘れていたのだ(ー_ー;)

 

ヴィヴィオ達は振り向いた女性が最初

 

誰だか分からなかった。

 

するとユーノが

 

 

「あれ? ヴィヴィオにアリシア

アインハルトにアインスみんな揃って

どうしたの? 何か調べ物?」

 

 

とその声を聞いて初めて目の前にいる

 

のがユーノ・スクライア司書長だと

 

理解でき四人は盛大に声を上げた。

 

その驚きように始めてユーノは今日

 

自分が女装しているのに気づいた。

 

それに気づいたユーノは断末魔のような

 

雄叫びを上げた。

 

すると今度はそのユーノの声を聞きつけ

 

ある一人の少女が現れた。

 

その少女はユーノと同じスーツをきた子で

 

ユーノの横に並ぶとまるで姉妹のように

 

思えた。 そうこの少女は「砕け得ぬ闇事件」

 

の原因になったユーリ・エーベルヴァイン

 

であった。 事件が解決した後ユーリは

 

今迄の自分の経験を生かしたいと自ら

 

無限書庫の司書となり今ではユーノの

 

アシスタントを勤める迄になっていた。

 

ユーリはユーノに落ち着くように促し

 

ながら四人を司書長室に案内した。

 

部屋に入るとユーノが事情を説明して

 

四人はユーノの説明に納得した。

 

ユーリが無限書庫に来てからもユーノの

 

月二回位の女装の日の習慣が続き

 

最初は驚いていたユーリも徐々に慣れ

 

最近ではユーノとユーリで同じような服

 

を着たりして司書達を労っていた。

 

ある女性司書は

 

 

「ユーノ司書長とユーリ司書は可愛いすぎ

本当に姉妹みたい(*^▽^)/★*☆♪」

 

 

と目をハートにしながら語っていた。

 

司書長室の四人はユーノに

 

 

「写真を撮らせてお願い( ☆∀☆)」

 

 

と懇願した。するとユーノが

 

 

「写真は別に構わないけど一つだけ約束

してこの写真は絶対に他の人には見せない」

 

 

と約束するよう頼まれた。

 

その約束に四人は

 

 

「はい(うん) 大丈夫絶対に見せないから

約束する」

 

 

と言ってユーノ1人の写真やユーリとの

 

まるで姉妹のようなツーショット写真など

 

色々と撮影した。撮影した写真は各々の

 

デバイスに保存し四人以外絶対見れないように

 

した。しかしある日ヴィヴィオが家で自分の

 

デバイスであるクリスでユーノの画像を

 

こっそり見ているとそこになのはとフェイト

 

が現れユーノの写真を見られてしまった。

 

するとなのはとフェイトは自分の愛機である

 

レイジング・ハートとバルディツシュにその

 

画像を強制的に転移させ時間があるとその画像

 

を見ては笑顔になっていた。

 

そしてアインハルトもはやての家にティオの

 

メンテナンスに行った時によりによってはやて

 

に画像が見つかってしまい速攻夜天の書に画像を

 

蒐集されなのはやフェイト同様に時間があるとき

 

その画像を見てにやけていた。

 

ヴィヴィオとアインハルトから幼なじみ三人娘

 

に画像が渡ったと知らされ謝罪されたユーノは

 

またもや雄叫びをあげるのであった。




第15話書かせていただきました。

ユーノくんがもし女装したら相当なレベル

の美人になるんだろうなと想像してこの

エピソードを書きました。

これからもよろしくお願いいたします(^_^)


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ヴィヴィオのお泊まり大作戦

ヴィヴィオはジムでのトレーニングが終わった後

友達であるリオやコロナやアインハルトそして最近

ジムメンバーになったミウラにお泊まり会を提案した。




とある週末ヴィヴィオはジムでのトレーニング

 

が終わった後四人の親睦を深める為お泊まり会

 

を提案した。

 

 

「ねぇ 今度の週末にさ皆でお泊まり会しない

ミウラさんもジムメンバーになったんだし

これから今迄以上に仲良くなる為に」

 

 

と話すと皆喜んで賛成した。そして泊まる家は

 

話し合いの結果ヴィヴィオの家になった。

 

家に帰ったヴィヴィオはなのはにお泊まり会の

 

事を伝えなのはからも了解を貰った。

 

そしてその日になりリオやコロナやミウラは

 

お泊まりの準備をしてジムに向かった。

 

ジムに着くといつもいるジムメンバーの

 

アインハルトがいないことに気づいた。

 

ヴィヴィオがジム会長であるノーヴェに

 

居ない理由を聞いてみると

 

 

「あー あいつならリインフォースと地球

に行ったよ なのはさんの実家に伝わる

格闘技を習いに行ったんだ」

 

 

と話した。 それを聞いたヴィヴィオは

 

 

「へぇ そうなんだ(⌒‐⌒) 確かリイン

フォースさんも習ってるって聞いたこと

がある」

 

 

と話した後トレーニングを開始した。

 

朝のトレーニングを終え昼休憩をみんなで

 

しているとなのはから連絡が入った。

 

 

「ゴメン(ー_ー;) ヴィヴィオ今日のお泊まり

会別の日にできないかな? 急な仕事が入って

ね 家に戻れなくなったの 本当にごめん」

 

 

と通信画面越しに両手をあわせて謝罪した。

 

それを見たヴィヴィオは

 

 

「どうしよう( ̄▽ ̄;) フェイトママは出張

で居ないし みんなの予定が合う

のが今日と明日だけなんだけど(>.<)」

 

 

と考えているとヴィヴィオの脳裏にある人物

 

の顔が浮かんだ。

 

ヴィヴィオはクリスからその人物に連絡を

 

入れ通信画面にその人物が映った。

 

 

「あのプレシアお婆ちゃん ヴィヴィオだけど

今大丈夫かな?」

 

 

と話した。 そうヴィヴィオが連絡を入れた

 

のはフェイトの母でヴィヴィオの祖母に

 

あたるプレシアであった。 ちょうど昼休み

 

だったプレシアは

 

 

「ええ 大丈夫よ どうかしたの?」

 

 

と答えた。 するとヴィヴィオが

 

 

「あのね 今日ウチでお泊まり会をする予定

だったんだけどママに急な仕事が入って

帰ってこれなくなったのm(。≧Д≦。)m

 

それでねもしお婆ちゃんさえ良ければ

今日の夜お婆ちゃんの家に皆で泊まりに

来てもいいかな( ・◇・)?」

 

 

と聞いてきたヴィヴィオにプレシアが

 

 

「ええ いいわよ(*^。^*) 友達と一緒に

いらっしゃい」

 

 

と優しく答えてくれた。それを聞いた

 

ヴィヴィオは

 

 

「ありがとうお婆ちゃん(*´ω`*)

楽しみにしてるね」

 

 

と言って連絡を切った。その後なのはに

 

プレシアの家に泊まりにいく事を伝える

 

とひと安心したような顔をしていた。

 

昼休憩が終わりまたトレーニングを始めて

 

いると会長のノーヴェがやって来てこう告げた。

 

 

「わりー 今からジムのスポンサー関係の人と

会うことになったんだ だから今日は少し

早いがここらへんで切り上げだ」

 

 

と話しヴィヴィオ達もシャワーを浴び汗を

 

流した後ジムを後にした。

 

プレシアとの約束には少し早かったが家に

 

向かうことにした。カフェに到着するとやはり

 

まだ中はお客さんがいて賑わっていた。

 

すると注文取りをしていたアリシアが

 

ヴィヴィオ達に気づき声をかけてきた。

 

 

「あれどうしたの皆(  ̄▽ ̄) お茶しに

来てくれたの」

 

 

と話すアリシアにヴィヴィオが

 

 

「ううん 違うよヾ(・д・`;) 今日の夜

お婆ちゃんの家にみんなで泊めてもらう

為にきたの( ・∇・)」

 

 

と話した。するとアリシアが

 

 

「そうなんだ("⌒∇⌒") 知らなかった

もし良かったら閉店迄時間あるし

スウィーツとお茶でも楽しみながら

待っててよ(≧∇≦)」

 

 

と言ってヴィヴィオ達にお茶を楽しんで

 

ゆっくりするように伝え他の人の注文を

 

取りに行った。それからヴィヴィオ達は

 

食べたいスウィーツと飲みたいお茶を決め

 

アリシアを呼んだ。

 

 

「はーい 何がいいかな?」

 

 

と聞かれた四人は

 

 

「えーと私はイチゴのショートケーキ

私はチョコレートケーキ

私はレアチーズケーキ

ぼくはフルーツタルトで飲み物は全員

アップルティーで」

 

 

と注文した。それを聞いたアリシアは

 

 

「じゃあ確認するね ヴィヴィオがイチゴ

のショートケーキ リオがチョコケーキ

コロナがレアチーズケーキでミウラが

フルーツタルトで飲み物は皆アップルティー

だね」

 

 

と注文を確認し厨房にいるプレシアとリニス

 

に伝えに行った。 暫くするとアリシアが

 

注文の品を運んで来てヴィヴィオ達は

 

ゆっくりとお茶を楽しんだ。

 

ヴィヴィオ達がカフェでお茶を楽しんでいる頃

 

アインハルトとアインスはなのはの実家である

 

翠屋でこちらもお茶を楽しんでいた。

 

 

「うーん やっぱり翠屋のスウィーツとコーヒー

は絶品です」

 

 

とリインフォースが話すと士郎と桃子が

 

 

「ありがとうリインフォースちゃん

アインハルトちゃんって言ったわね緊張しない

でゆっくりして」

 

 

と桃子が笑顔で話すとアインハルトも緊張が

 

少しだけ和らぎ出されたシュークリームを食べる

 

とあまりの美味しさに顔が綻んでしまった。

 

翠屋の営業が終わりリインフォースと

 

アインハルトは翠屋の裏にある本家に案内された。

 

本家の横にある道場に通された二人の前には1人の

 

男性と二人の女性がいて女性のうち1人は赤ちゃん

 

を抱いていた。 そう道場の中にいたのは御神流の

 

師範代でなのはの兄である高町恭矢とその妹である

 

美優紀そして赤ちゃんを抱いているのは恭矢の

 

奥さんでなのはの幼なじみである月村すずかの姉

 

で旧姓月村現姓高町忍である。

 

そこに士郎も加わり御神流の稽古が始まった。

 

リインフォースはミッドに移ってからも月二回

 

程地球にやって来てはこうやって恭矢や美優紀と

 

御神流の稽古をしていた。

 

しかし今回はアインハルトが一緒だった為

 

士郎にお願いして御神流の基礎をアインハルト

 

に教えて欲しいと頼んだのだ。

 

リインフォースが恭矢達と稽古をする横で

 

アインハルトは士郎直々に御神流の基礎を

 

みっちりと叩きこまれていた。

 

稽古が終わるとアインハルトはその場で

 

膝まづき額には大量の汗をかいていた。

 

その様子を見ていたリインフォースが

 

 

「大丈夫か? アインハルト立てるか?」

 

 

と声をかけるとアインハルトは

 

 

「大丈夫です( ̄ー ̄) 立てます」

 

 

と言って立ち上がろうとしたが足がもつれて

 

立つことが出来なかった。すると士郎が

 

 

「ほらおいで 家迄おぶってあげるから」

 

 

と言ってアインハルトの前に腰を下ろした。

 

最初はアインハルトも断ったが最後には士郎

 

の言葉に甘えおぶってもらうことにした。

 

おぶわれている最中アインハルトは

 

こんなことを思っていた。

 

 

「お父さんにおんぶされるってこんな気持ち

なんだろうな(*^_^*)」

 

などと思っていると玄関につき皆で家の中に

 

上がった。それから美優紀とリインフォース

 

とアインハルト三人でお風呂に入りその後

 

皆で夕食を食べた後恭矢の子供を抱っこ

 

したり毎日の日課である魔法の訓練を

 

した後リインフォースと同じ部屋で床に

 

ついた。翌朝朝ご飯前に朝の稽古をし

 

その後皆で朝食を食べた後士郎と桃子は

 

翠屋の準備に美優紀と恭矢には昼前迄稽古に

 

付き合って貰い昼過ぎに高町家を後にした。

 

それからアインハルトはリインフォースが

 

御神流の稽古に地球に行く時は一緒に

 

ついて行くようになった。

 

アインハルトとリインフォースが高町家で

 

お世話になっている頃プレシア家では

 

プレシアとリニスが腕によりをかけた料理

 

が所狭しと並んでいた。それを見た

 

ヴィヴィオ達は

 

 

「ス、ス、すごい(゜ロ゜) それにみんな

全部美味しそう 早く食べたい」

 

 

とはやる気持ちを押さえながら待っていた。

 

そして全員が揃い楽しい夕食が始まった。

 

二人の手作り料理は美味しく全ての料理に

 

舌鼓をうちながら食事を楽しんだ。

 

夕食の後に2人ずつお風呂に入りその後は

 

アリシアの部屋に行きゲームなどを楽しんだ。

 

それからヴィヴィオとミウラがアリシアの部屋

 

コロナとリオがリインフォースの部屋で

 

眠った。アリシアは久しぶりにリニスと共に

 

一緒のベッドで眠った。

 

翌朝全員で朝食を食べた後ヴィヴィオ達は

 

遊びに行く予定を立てていた為一旦家に帰って

 

また集まることにした。

 

それを聞いたアリシアが

 

 

「いいなー 私も行きたいなー」

 

 

と話すとプレシアとリニスが

 

 

「いいわよ(ですよ)(^〇^) ヴィヴィオ達と

遊んでらっしゃい」

 

 

と声をかけてくれた。

 

その声にアリシアは

 

 

「いいの((o(^∇^)o)) やったー」

 

 

と言ってヴィヴィオ達と一緒に出掛けて

 

行った。 アリシアが出掛けた後カフェの

 

開店準備をしていると仕事終わりの

 

なのはがやってきた。

 

なのははプレシアとリニスにお礼を言い

 

いつもは店にいるアリシアが居ないこと

 

に気がついたなのは

 

は二人にその理由を聞いてみた。

 

そしてその理由を聞いたなのはは

 

今日1日アリシアの代わりに店を手伝わせて

 

欲しいと申し出た。

 

プレシアもリニスも最初は断ったが最後には

 

なのはの熱意に押され手伝いを頼んだ。

 

なのはが代わりにいてくれたおかげでカフェ

 

は順調に営業が出来アリシアもヴィヴィオも

 

友達と共に楽しい1日を過ごすことが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第16話書かせていただきました。

やはりプレシアさんから見てもやっぱり

ヴィヴィオは可愛いんでしょうねそんな

エピソードが書けたと思います。

これからもよろしくお願いいたします(*´∇`*)


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ハロウィンを楽しもう

プレシアがカフェを始めて半年程が経ち

ミッドにも秋の気配が訪れた頃

プレシア達はハロウィンに向けて

色々と準備を開始するのであった。


プレシアがミッドでカフェを営業し始めて半年程

 

が経った頃街並みも秋模様になってきた。

 

そのためカフェに出すメニューも秋に関係する

 

果物などを使ったスウィーツなど出すようになった。

 

そんなある日リニスがプレシアにこんな事を

 

聞いてきた

 

 

「プレシア 確か地球ではそろそろハロウィン

の時期ですね」

 

 

とそう言われたプレシアは

 

 

「そう言えばそうね 地球にいた頃は家族で参加

してたわね」

 

 

と去年参加したハロウィンを思い出していた。

 

しかしプレシアとリインフォースには少しばかり

 

ハロウィンに苦い思い出があった。

 

ハロウィン当日アリシアとリニスは早々衣装が

 

決まったがリインフォースとプレシアは中々

 

決められずにいた。 それをリニスに相談すると

 

 

「何言ってるんですか? プレシアとリインフォース

にはとっておきの衣装があるでしょ( ^∀^)」

 

 

と言われまさかと思った二人はリニスに

 

 

「もしかしてバリアジャケットを着れというの?」

 

 

と聞いてくる二人にリニスは

 

 

「はい そうですよ(^〇^) 二人にはぴったりな

衣装じゃないですかo(^o^)o」

 

 

と言われ二人はバリアジャケットを着て街を歩く

 

自分の姿を想像すると顔が真っ青になった。

 

するとプレシアがリニスに

 

 

「リニス 貴女はどんな衣装を着るの? 私達に

バリアジャケットを着せるのだから貴女も

バリアジャケットなんでしょうね」

 

 

と聞くとリニスは普通に

 

 

「はい("⌒∇⌒") 私のバリアジャケットは普通

ですし耳やしっぽを出してもコスチュームの一部

と思われますからね 問題ありません」

 

 

と笑顔で返された。 するとリニスが

 

 

「大丈夫ですよヾ(・д・`;) プレシアも

リインフォースも似合ってますから」

 

 

と言われたがやはり恥ずかしい気持ちが勝り

 

結果ハロウィンには参加せず翠屋でお菓子配り

 

の手伝いをしていた。

 

そして今年またこの季節がやってきたのだ。

 

元々ミッドにはハロウィンの文化はなかった

 

しかし地球から移住してきた人達が徐々に増え

 

このようなイベント的行事も行われるように

 

なってきたのだ。 カフェのある商店街でもその

 

文化が根付き始めここ数年この時期にハロウィン

 

イベントをするようになっていた。

 

ハロウィン前日プレシアはカフェをいつもより

 

少しだけ早く閉め当日に子供達に配るお菓子を

 

リニスと一緒に作り始めた。

 

出来たお菓子は小袋に詰めラッピングをした。

 

そしてハロウィン当日になり商店街には色々な

 

衣装を着た子供や大人が歩いていた。

 

プレシアとリニスはカフェに来た子供達にお菓子

 

を配る為に残ったが衣装は一応着ることになった。

 

リニスは去年と同じバリアジャケットそして

 

プレシアは昔着ていたバリアジャケットをだいぶ

 

リニューアルした露出抑えめのドレスを着て

 

てお菓子を配った。

 

プレシア達がお菓子を配っていると

 

 

「お婆ちゃん来たよ(≧∇≦) 」

 

 

と言ってヴィヴィオとその友人達がやってきた。

 

その中には娘であるアリシアやリインフォース

 

もいて皆色々なハロウィン衣装を着ていた。

 

アリシアは小悪魔をイメージした衣装で

 

リインフォースは昔のバリアジャケットを

 

リニューアルしアリシアとは真逆の天使の

 

イメージ、ヴィヴィオは自分のデバイスである

 

クリスの着ぐるみ、アインハルトはヴィヴィオ

 

同様自分のデバイスであるティオの着ぐるみ、

 

リオは自分のふるさとで飼っている虎を可愛く

 

イメージした衣装、コロナは某夢の国に出て

 

きそうなお姫様のイメージそしてミウラは

 

自分の師匠であるザフィーラをイメージし

 

た狼耳としっぽを着けた可愛い狼になった。

 

それを見たプレシアとリニスは目をハートにし

 

 

「可愛いわー 皆 お菓子をあげる前に皆の写真

を撮らせて宝物にするからー(*^ー^)ノ♪」

 

 

と言って二人でヴィヴィオ達全員の写真を何枚

 

も撮り全てを自分達のデバイスに保存した。

 

そのあともカフェにやってきた子供達にお菓子

 

を配りお菓子を貰った子供達は皆笑顔になって

 

いた。商店街でのハロウィンが終わると

 

ヴィヴィオ達はまたカフェに戻ってきた。

 

ヴィヴィオ達が戻って来て暫くするとカフェの

 

扉が開きバリアジャケットを着たなのはや

 

フェイトそして騎士甲冑を着たはやて

 

それと同じく騎士甲冑を着たシグナムや

 

ヴィータなどの守護騎士達がやってきた。

 

普通にバリアジャケットや騎士甲冑を着て

 

やってきたなのはやフェイト、はやて達を

 

 

を見たリニスとプレシアが

 

 

「ねぇ 貴女達バリアジャケットをそんな風に

衣装感覚で着ていいの(ですか)? 私やリニス達は

闘わないからいいけど(ですけど)σ(^_^;)?」

 

 

と話すプレシアとリニスにはやてが

 

 

「いいんです(*´∇`*) こういうイベント

やからこそバリアジャケットや騎士甲冑

着てイベントを楽しむんですよ(^w^)」

 

 

とはにかみながら話した。

 

それを顔を見たプレシアとリニスは

 

 

「それもそうね(ですね)(^.^) 毎日緊張状態じゃ

疲れちゃうわよね(いますからね)(#^.^#)」

 

 

と話し日頃の苦労を労う言葉をかけた。

 

そのあとなのはやフェイト、はやてそして

 

守護騎士達が子供達の写真を撮りアインスに

 

関しては妹にあたるツヴァイのたっての希望

 

でアインスとツヴァイのツーショットを皆で

 

撮り撮った全ての写真は各々のデバイスに保存

 

して皆の宝物になった。

 

写真撮影会が終わると大人組はバリアジャケット

 

や騎士甲冑を解除して局の制服になり子供達も

 

カフェの裏にある家に置いておいた普段着に

 

着替えた後カフェでハロウィンパーティーが

 

開催された。 子供達がパーティーの準備を

 

している間にプレシアやリニス、なのはに

 

フェイトそしてはやての五人で料理を作り

 

シグナムやヴィータ達は揃って近くのスーパー

 

にジュースやお酒を買いに行った。

 

そしてどちらの準備も整ったところで

 

パーティーが始まった。

 

五人の手作り料理はかなり量があったが子供

 

達がどんどん食べて行き次々に大皿が空になった。

 

そして最後にプレシアが準備していてくれた

 

デザートを皆で美味しくいただきパーティーは

 

お開きとなった。 そしてそれぞれが帰路に

 

着いた。ヴィヴィオとアインハルトはなのは

 

とフェイトとミウラははやて達とリオとコロナは

 

プレシアの家に泊まり翌朝帰ることになった。

 

ヴィヴィオは帰る途中なのはとフェイトに

 

 

「ねぇ 今日の商店街パレードもカフェでの

パーティーもどっちも楽しかったな(*≧∀≦*)」

 

 

と話しとても喜んでアインハルトもそれは同意見

 

だった。そして今年過ごしたハロウィンの日は

 

皆にとって忘れられない楽しい1日となった。

 

 

 

 

 




第17話書かせていただきました。

リリカルなのはのキャラが着ているバリアジャケット

や騎士甲冑ってハロウィン衣装で着ていても違和感

ないんじゃないと思って書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします( ・∇・)


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ミッドでのクリスマス

秋の楽しかったハロウィンが過ぎミッドにも

冬の季節がやってきた。

そしてこの季節を特別な気持ちで迎える家族

がいた。


秋のハロウィンを楽しく過ごしたプレシア一家に冬

 

の季節がやってきた。カフェのメニューも冬の季節

 

にあわせてホットドリンクの種類を増やしたりした。

 

プレシアの娘であるアリシアとリインフォースも

 

学院が冬休みに入っていたため平日ではあるが

 

カフェに出てウェイトレスの仕事をしていた。

 

冬休みに入って数日が経ちリインフォースにとって

 

特別な日がやってきた。そうクリスマスである。

 

十数年前のクリスマスの日に愛しい主や家族と

 

悲しい別れをしそして去年は今の家族が自分の為

 

に地球で楽しい思い出のクリスマスパーティーを

 

開いてくれた。そして今年は家族全員でミッドに

 

引っ越して初めてのクリスマスを迎えた。

 

クリスマス当日カフェには子供連れの親子や

 

親のおつかいでやってきた兄弟や姉妹などが予約

 

していたクリスマスケーキを取りに来ていた。

 

ケーキの種類は定番のイチゴの生クリームケーキ、

 

チョコレートケーキ、チーズケーキそして

 

クリスマスの定番ブッシュドノエルなどが

 

あった。プレシアとリニスはカフェの厨房が

 

忙しかった為リインフォースが予約ケーキの

 

受け渡しを担いケーキを渡された子供達は

 

皆笑顔でカフェを後にするのであった。

 

プレシアのカフェもクリスマスの為にいつもより

 

少しだけ早く閉め家族で過ごす為に自宅に上がった。

 

するとリインフォースが出掛ける準備をし

 

 

「じゃあ 皆行って来るよ(*^▽^*)」

 

 

と言ってプレシアの手作りのクリスマスケーキを

 

を手土産に主である八神はやての自宅に向かった。

 

はやての家に着きインターホンを鳴らすと

 

アインスの妹であるツヴァイとアギトが揃って

 

玄関のドアを開けアインスの元に走ってきた。

 

 

「こんにちは(⌒‐⌒) お姉ちゃん(アインス)

みんな待ってるですよ(ぜ)ヾ(・д・`;)」

 

 

と話しアインスを家の中に案内した。

 

案内されたアインスは玄関に向かう途中アギトに

 

 

「アギト これはプレシアからお前達への

お土産で中身はクリスマスケーキだ だから

早めに冷蔵庫に入れておいてくれ( ・∇・)」

 

 

と伝え渡されたアギトは一足早く家の中に入り

 

ケーキを冷蔵庫の中に入れに行った。

 

アギトの後を追うように家の中に入ったアインス

 

とツヴァイは一旦皆がいるリビングに向かった。

 

リビングに着くとそこには主であるはやてや

 

シグナム達守護騎士達が全員揃っていた。

 

アインスを確認したはやてが

 

 

「よう きたなアインス まあゆっくりしてって

ーな(●^o^●)」

 

 

と話しアインスも

 

 

「ありがとうございます 我が主 今日は

お世話になります(≡^∇^≡)」

 

 

と言って頭を下げた。 それからはやてと共に

 

皆で食べる料理を作りながら会話などを

 

楽しんだ。 アインスがはやての家で楽しい

 

時間を過ごしている時プレシアの家には二人

 

の人物が訪れていた。

 

その人物とはプレシアの娘のフェイトと孫の

 

ヴィヴィオである。なぜ二人がプレシアの家を

 

訪れたかというとヴィヴィオのもう1人の母

 

である高町なのはが仕事で家に戻れなくなった

 

からである。いつもはなのはの家でもなのは、

 

フェイトそしてヴィヴィオ三人でクリスマスを

 

過ごすのだが今年はちょうどクリスマスの日に

 

ちょうどヴィータに仕事が舞い込んでしまい

 

困ってしまっていた時になのはが

 

 

「ヴィータちゃん もし良ければその日代わろ

うか? クリスマスは皆で集まるんでしょう?」

 

 

と話しクリスマス当日にシフトを代わって

 

もらうようにしたのだ。そのためなのはの家

 

では別次元の事件を解決しミッドに戻って来て

 

数日の休みをもらったフェイトと冬休みに

 

入ったヴィヴィオだけになった。

 

その事をフェイトがプレシアに相談すると

 

 

「なら クリスマスはうちに来たら二人だけ

で過ごすより楽しいでしょう(*^▽^)/★*☆♪」

 

 

と言ってプレシア家に誘ってくれた。

 

プレシア家に着くとアリシアが玄関に

 

出迎えてくれ三人で家の中に入った。

 

家の中に入るとプレシアとリニスが夕食の

 

準備をしていい匂いが漂っていた。

 

ヴィヴィオがプレシアの元に向かい

 

 

「お婆ちゃん来たよ(≧∇≦) 今日は

誘ってくれてありがとーo(^o^)o」

 

 

と言うとプレシアが

 

 

「あらヴィヴィオにフェイトよく来たわね

今日は腕によりをかけてご飯を作るから

ゆっくりしていってね(^◇^)」

 

 

と言われアリシアとヴィヴィオはテレビ

 

を見たりゲームをしたりして時間を

 

潰していた。フェイトはプレシアやリニス

 

と共に料理の手伝いをし色々な料理を作った。

 

そしてどちらの家でも食事の準備が整った

 

のでクリスマスパーティーが始まった。

 

はやてとアインス手作りの料理はどれも

 

美味しく皆で楽しい会話などをしながら

 

食事を楽しんだ。するとはやてが

 

 

「なんか嬉しいな まさかアインスも一緒に

皆でこうやって食事を囲む事ができる

なんて夢にも思わなかったわ(#^.^#)」

 

と笑顔になって話していた。すると

 

はやてがふいにこう呟いた

 

 

「はあー このままアインスがうちにいて

くれるといいんやけどなー」

 

 

と話しそれを聞いたアインスは

 

 

「主は私に戻って来て欲しいのか?

だが私には今プレシア達がいるどうすれば」

 

 

という気持ちを持ちながら食事をしていた。

 

食事の後プレシアが渡してくれた手土産の

 

クリスマスケーキを食べパーティーは

 

お開きになった。

 

はやては翌日から出張だった為早めに床に

 

つきアインスは守護騎士達とパーティーの

 

後片付けをしていた。

 

アインスとシグナムが後片付けをしていると

 

 

「アインスよ さっきの主の言葉が気になって

いるのか?」

 

 

とシグナムが話しかけるとアインスは

 

 

「あー もしさっきの言葉が主の本心なら

叶えてあげたいという気持ちもある」

 

 

と話しそれを聞いたシグナムも

 

 

「我々も本心を言えばお前には我が家族に

戻って来て欲しいという気持ちはあるが」

 

 

と少し最後には少し言葉を濁す形になった。

 

濁す形になったのはシグナムもアインスが

 

プレシア達との生活を楽しんでいることを

 

理解していたからであった。

 

そんな会話がされている時にプレシア家

 

ではプレシア手作りのケーキを食べていた。

 

ケーキを食べた瞬間アリシアとヴィヴィオが

 

 

「美味しい(^○^) やっぱりお婆ちゃん(ママ)

のケーキは最高だね( ☆∀☆)」

 

 

と話しながら食べていた。

 

ケーキを食べた後はプレシアとフェイトから

 

アリシアとヴィヴィオにクリスマスプレゼント

 

が送られもらった二人は満点の笑みになった。

 

そしてフェイトとヴィヴィオはプレシア家に

 

泊まることになりフェイトはアリシアと一緒

 

のベッド、ヴィヴィオはプレシアと同じベッド

 

で眠った。はやての家でも後片付けが終わり

 

それぞれの部屋で眠りについたアインスは

 

もう眠っているはやての邪魔にならないように

 

妹のツヴァイのベッドで一緒に眠ることにした。

 

そしてアインスは布団に入った後もはやての

 

言っていた言葉が忘れられずにいたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第18話書かせていただきました。

やっぱりこのクリスマスに関するエピソードは色々な

考えが浮かぶなと思いながら書きました。

これからもよろしくお願いいたします(* ̄∇ ̄*)


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リインフォースの答え

はやての家に泊まり翌朝を迎えたリインフォース

昨夜のはやての言葉を気にかけながらはやての家

を後にし我が家に戻るのであった。


はやての家で朝を迎えたリインフォースははやてや

 

守護騎士達と朝食を食べた後はやてや守護騎士達が

 

仕事に行く時間になったのでリインフォースも

 

それに合わせてはやての家を後にした。

 

我が家に帰り着くとプレシアとリニスそして

 

フェイトとヴィヴィオが一緒に朝食を食べていた。

 

帰って来たリインフォースに気づいたプレシアが

 

 

「お帰りなさい リインフォース 昨日は

楽しかった("⌒∇⌒")」

 

 

と話すとリインフォースは

 

 

「あー楽しかったよ(*^_^*) ありがとう

フェイトにヴィヴィオ来てたのか?」

 

 

と話しかけるとフェイトが

 

 

「うんo(^o^)o なのはがヴィータとシフトを

代わってね 私とヴィヴィオ二人だけになった

事を母さんに伝えたらこっちに来るように

誘ってくれたの(●^o^●)」

 

 

と話しそれを聞いたリインフォースは

 

 

「それはすまないことをしたな( ´△`)

お前達の貴重な時間を奪ってしまった」

 

 

と謝罪するとフェイトが

 

 

「うんうん 全然大丈夫だよ(^^)

クリスマスはリインフォースにもはやての

家族にも特別な日だもん それに私達も母さん

やお姉ちゃん達と特別な時間が過ごすことが

できたから良かったよ(#^.^#)」

 

 

と話しそれを聞いたリインフォースは

 

 

「そう言ってもらえるとありがたいな」

 

 

と言ってフェイトにお礼を言った。

 

朝食を食べ終えたプレシア達はフェイトを

 

見送りヴィヴィオはカフェを手伝うと言って

 

くれたのでアリシアやリインフォースと一緒に

 

ウェイトレスの仕事を手伝ってもらうことにした。

 

午前中のカフェの仕事を終え昼休憩に入った時に

 

リインフォースは悩みながらもおもいきって昨日

 

はやてが話していたことをプレシアに相談してみた。

 

 

「プレシア 相談があるのだがかまわないか?」

 

 

と言われそのリインフォースの顔を見たプレシアは

 

 

「あの顔は何か大切な事を伝えるつもりね

なら私もちゃんと受け止めなきゃ」

 

 

と考えリインフォースが話し出すのを待った。

 

するとリインフォースが

 

 

「プレシア 私は昨日主や守護騎士達と久々に

食事などをした そして思ったんだ出来れば

これからも主や守護騎士達と一緒にいたい」

 

 

とそれを聞いたプレシアは少し考え笑顔で

 

 

「そう 貴女がそう考えるなら私は止めないわ

だって貴女の幸せを止める権利なんて誰に

もないもの」

 

 

と話しそれを聞いたリインフォースは

 

 

「ありがとうプレシア (^○^)」

 

 

とお礼を言った。するとアリシアが

 

 

「へぇ リインフォースこの家出てくんだ

散々ママにお世話をなったのにね(-.-)」

 

 

と少し怒りを込めたような言葉をなげかけた。

 

それを聞いたリインフォースは俯きながら

 

 

「すまないアリシア お前達にも世話に

なったのに」

 

 

と話すとアリシアが

 

 

「いいよ別に リインフォースがいなくても」

 

 

と怒りを込めたように話した。するとプレシアが

 

 

「いい加減にしなさいアリシア この答えは

リインフォースが悩みに悩んで出した答えよ」

 

 

と珍しくアリシアを怒った。するとアリシアが

 

 

「へぇ 母さんもリインフォースが出てっても

かまわないんだ 以外と薄情だね」

 

 

と話すと「バチン」という音が鳴り響いた。

 

その音はプレシアがアリシアの頬をぶった音

 

であった。するとぶたれた頬をおさえ

 

ながらプレシアを睨み付けこう言った。

 

 

「何するのよ(`□´)」

 

 

と怒りながら言うとプレシアが

 

 

「謝りなさいアリシア リインフォースに」

 

 

と話した。するとぶたれたアリシアは

 

 

「大嫌いママもリインフォースも皆大嫌い」

 

 

と叫びながらカフェを飛び出した。

 

するとアリシアを追いかけようとした

 

リインフォースとヴィヴィオにプレシアが

 

 

「いいのよリインフォース ヴィヴィオ

頭を冷やさせなきゃ あの子の為にならない」

 

 

と話し昼の営業の準備を始めた。

 

その日の営業が終わるとプレシアが

 

 

「それじゃ リインフォース今日から

貴女ははやてさんの家族よ 頑張ってね」

 

 

とエールを送りリインフォースを見送った。

 

はやての家に着いたリインフォースは

 

家にいたシグナム達守護騎士達に今から

 

は一緒の家で暮らすことを伝えた。

 

するとシグナムがリインフォースに

 

 

「そうか 今の家族より我々を選んで

くれてありがとう(⌒‐⌒)」

 

 

とお礼を言った。するとアインスも

 

 

「ああ これから宜しく頼む」

 

 

と言って固い握手を交わした。

 

リインフォースを見送ったプレシアは

 

リニスとヴィヴィオと共にアリシアを

 

探しに出かけた。しかし友達の家や

 

ゲームセンターなどアリシアの行き

 

そうな場所をあたってみたが見つからず

 

その日に見つけることは出来なかった。

 

次の日はなのはが休みだった為なのはの

 

家に行っていないかと思い連絡するが

 

なのはの家にもいなかった。

 

カフェの営業準備をしているとプレシア

 

の端末に意外な人物から電話が入った。

 

その電話に出ると

 

 

「もしもしプレシアさん 久しぶり

桃子です」

 

 

という声が聞こえて来た。そう電話の

 

声の主はなのはの母でプレシア一家が

 

地球にいる時にお世話になった高町桃子

 

であった。プレシアは不思議に思い

 

 

「本当に久しぶりね どうしたの桃子さん」

 

 

と聞くと桃子が

 

 

「今日の朝 うちの店にアリシアちゃんが

来たの で事情を聞いたら昨日プレシアさん

やリインフォースちゃんと大喧嘩して家を

飛び出したって」

 

 

と話した。それを聞いたプレシアは

 

 

「あの子ったら桃子さんにまで迷惑かけて」

 

 

と話すと桃子が

 

 

「プレシアさん アリシアちゃんを怒らない

であげてきっとリインフォースちゃんが

いなくなることが寂しかったのよ だって

あんなに仲良しだったもの」

 

 

と優しくプレシアに告げた。すると桃子が

 

 

「ねぇプレシアさん アリシアちゃんの事

暫く預かっていいかしら アリシアちゃん

も久々の地球で嬉しそうだから」

 

 

と話しそれを聞いたプレシアは

 

 

「じゃあすみませんが暫くアリシアの事

宜しくお願いします」

 

 

と言って桃子にアリシアの事を頼んだ。

 

そのアリシアはというと桃子の隣で電話の

 

内容を聞いていた。そして暫く高町家に

 

いられると分かると喜んでいた。

 

アリシアはお世話になるということで

 

翠屋でウェイトレスの仕事を手伝ったり

 

していた。そして翠屋の営業が終わり裏の

 

本家に向かう途中に恭矢と美優紀が御神流

 

の稽古をしている姿を見つけた。

 

すると士郎がアリシアに

 

 

「あれは我が家に代々伝わる御神流と

呼ばれる古流武術だよ 気になるなら

見てみるかい?」

 

 

と言われ士郎と共に恭矢と美優紀の稽古

 

を見学することになった。

 

するとアリシアは二人の稽古姿を見ていく

 

うちにどんどん魅了され二人の稽古が

 

終わる頃には士郎に弟子入りを志願

 

していた。そのアリシアの姿を見て士郎は

 

 

「やっぱりリインフォースちゃんとアリシア

ちゃんは姉妹だね やっぱり似てるよ」

 

 

と言われアリシアは少し複雑な気分になった。

 

嬉しさ半分そして

 

 

「リインフォースとは違う」

 

 

という否定の気持ち半分がアリシアの心の

 

中に渦巻いていた。翌朝道場には恭矢に

 

美優紀に士郎そして胴着に着替えたアリシア

 

が精神統一の正座をしていた。

 

今日からアリシアも御神流を習うことになり

 

御神流の基本を士郎から習うことになった。

 

朝稽古が終わり皆で朝食を食べた後

 

今度は翠屋のエプロンをつけウェイトレス

 

の仕事を手伝っていた。

 

そして翠屋の営業が終わると道場に行き

 

御神流の稽古を行うという日々を毎日

 

こなし二週間程が経った日の週末にある

 

二人の人物が高町家を訪れた。

 

その週末から2日間は水道工事で翠屋が休み

 

になりアリシアは朝から道場で士郎と美優紀

 

と三人で稽古をしていた。

 

恭矢は妻である忍の実家月村家に

 

自分の子供を連れて遊びに行っていた。

 

高町家を訪れた二人は道場を訪れ士郎

 

に挨拶をした。その二人のうちの一人

 

の顔を見たアリシアは少し不機嫌な顔

 

になった。そうその二人とは

 

アインハルトともう一人はこの間別れた

 

リインフォースであった。

 

不機嫌そうなアリシアの顔を見た

 

リインフォースは声をかけてるのをやめた。

 

アインハルトがリインフォースの顔を

 

見るとその顔は寂しげに見えた。

 

二人が合流し五人で稽古を始めると士郎が

 

 

「今日は一対一で組手方式の稽古をしたい

からお互いに相手を選んで」

 

 

と話しアインハルトは美優紀とアリシアは

 

リインフォースという形になった。

 

お互いに礼をするとリインフォースが

 

 

「久しぶりだなアリシア 元気だったか?」

 

 

と聞くとアリシアは素っ気なく

 

 

「まあね 元気だったよ」

 

 

と返した。 それからアリシアが

 

 

「リインフォースさん お互い全力で

いきましょうよ」

 

 

と他人行儀で話すアリシアにリインフォース

 

は少しだけ悲しくなった。

 

そしていよいよ対戦が始まりお互いに

 

自分の持てるすべての力をぶつけあった。

 

その横ではアインハルトと美優紀が対戦し

 

圧倒的な差をつけ美優紀が勝っていた。

 

アリシアとリインフォースの対戦は

 

やはりリインフォースの方が年上で稽古

 

も長く続けていた為リインフォースの

 

勝利となった。

 

対戦が終わるとリインフォースはアリシア

 

に向かってこう言った。

 

 

「アリシア 稽古の後二人で散歩でも

しないか?」

 

 

と言われたアリシアは

 

 

「別に構わないよ( ・ε・)」

 

 

と短く返事をした。

 

稽古が終わり二人はある公園の高台にやって来た。

 

するとリインフォースが

 

 

「懐かしいな ここは全然変わっていない」

 

 

と話しその場に腰をおろした。

 

 

「アリシアも座ってくれ」

 

 

と話し自分のハンカチを地面に

 

広げそこに座るように促した。

 

ハンカチの上に座ったアリシアに

 

リインフォースがここでの思い出を語りだした。

 

 

「アリシア 私はこの高台で主や守護騎士そして

なのはやお前の妹フェイトに見送れながら

消滅したんだ」

 

と話した。それを聞いたアリシアは はっ と

 

なり初めてリインフォースがどれだけ辛い別れ

 

をしたのかそしてどれだけ自分がリインフォース

 

に向かって酷い言葉を言ってしまったことに

 

気づいた。するとリインフォースが

 

 

「アリシア 私はプレシア家を出て八神家の

人間になった だがもし許されるならばこれから

もアリシア お前の姉としていさせてくれ」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアは

 

 

「ごめんなさいリインフォース 酷い事言って〜」

 

 

と泣きながらリインフォースに抱きついた。

 

そんなアリシアをリインフォースは優しく

 

抱きしめ姉妹は無事仲直りができた。

 

そしてリインフォースとアインハルトが

 

ミッドに戻る日アリシアも一緒に帰った。

 

カフェに着くとプレシアとリニスに謝罪し

 

リインフォースとも仲直りしたことを伝えた。

 

次の日カフェにリインフォースがやって来て

 

こんなことを言ってきた。

 

 

「プレシア すまないがもう少しだけここの

娘としておいてくれないか(・・;)」

 

 

と話しプレシアがその理由を聞くと

リインフォースはこう答えた。

 

 

「「うちの家に戻って来るのはアインスが

高等部を卒業して社会人になってからでも

ええんよ 皆待ってるから(о´∀`о)

でもクリスマスの日は必ずうちの家に

来てな 約束やで( ^∀^)」」

 

 

と主が言ってくれたのであんなことを言って

 

おいてなんなんだがこれからもよろしく

 

お願いします(*´-`)」

 

 

と頭を下げそれを見たプレシアは

 

 

「何水くさいこと言ってんの 私達家族

でしょ(*^。^*) お帰りなさいアインス」

 

 

と初めてリインフォースのことをアインス

 

と呼んだ。この件がきっかけでアリシアや

 

リニスもリインフォースのことをアインス

 

と呼ぶようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第19話書かせていただきました

やっぱり姉妹は最後仲良りするのが一番いい

と思ってこの話しを書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします(* ̄∇ ̄*)


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プレシア家ミッドでのお正月〜前編〜

アインスが戻って来てまた四人の生活を始めた

プレシア家そしてミッドで初めてのお正月を

迎えることになった。

果たしてどのようなお正月を過ごすので

あろうか?


年末になり街の商店街もお正月に向け色々と

 

準備を始めていた。そんな中プレシアのカフェ

 

はいつも通りに営業していた。するといつも

 

お世話になっているコーヒー豆屋の夫婦が

 

カフェにやって来てアリシアにある券を

 

渡してくれた。

 

 

「おはよう アリシアちゃん今度うちの商店街

で福引きやるからその券をあげるよ(*^_^*)」

 

 

と言い福引き券を十枚程くれた。

 

それを見たプレシアが申し訳なさそうに

 

 

「いいんですか? こんなにいただいて

お宅の分がないんじゃ(>_<)」

 

 

と話すと奥さんの方が

 

 

「なーに 気にしないでどうせうちは二人

だしプレシアさんにはいつもうちの店で豆

や茶葉を買ってもらってるしね(^^)」

 

 

と言われた為素直に受け取ることにした。

 

午前の営業が終わり昼休憩の時にアリシアと

 

アインスの二人で福引き会場に行き景品を

 

見ると特賞は車で一等はミッド郊外にある

 

高級温泉旅館の宿泊券二泊三日分であった。

 

景品棚を見たアリシアはアインスに

 

 

「ねぇ見た 一等は宿泊券で特賞は車だって」

 

 

と話すとアインスが

 

 

「うーん車が当たってもな プレシアもリニス

も自動車の免許は持ってないしな( ̄▽ ̄;)」

 

 

と話し狙えば一等の宿泊券か二等の商品券

 

あたりにしようという話しになった。

 

貰った福引き券は十枚一回につき二枚使うので

 

チャンスは5回であった。

 

最初はアリシアが受付に券を四枚渡して二回

 

ガラポンを回し二回とも参加賞の生活用品の

 

詰め合わせだった。 そのため流れを変えよう

 

と今度はアインスが福引き券を四枚渡し二回

 

ガラポンを回すことになった。 すると

 

一回目にいきなり二等の商品券が当たり

 

 

「すごいじゃんアインス このまま行けば

一等の宿泊券だって狙えるよ(*≧∀≦*)」

 

 

と話しそれを聞いたアインスは

 

 

「そ、そ、そうだろうか? ならば

狙ってみるか(  ̄▽ ̄)」

 

 

と話し二回目を回した。するとその欲が

 

裏目に出たのか二回目は参加賞だった。

 

最後の一回となった為最後は二人一緒に

 

ガラポンを回すことにした。

 

二人でハンドルを握りゆっくりとガラポン

 

を回すとコロンとひとつの銀色の玉が

 

出てきた。 それを見た受付の女の人が

 

 

「おめでとう二人共 一等の宿泊券だよ

中々予約の取れない宿だよ やったね(^^)v」

 

 

と教えてくれた。福引きを終えた二人は

 

カフェに戻りプレシアに福引きの結果を

 

報告した。 その結果を聞いたプレシアは

 

 

「すごいじゃない(゜ロ゜) 二人共

どうせお正月はカフェを休むから大晦日

の日からみんなで行きましょうか」

 

 

と話しその案に皆賛成した。

 

するとアインスがプレシアに

 

 

「プレシア この宿泊券なんなんだが

人数の制限がないらいしんだ」

 

 

と話すとプレシアが

 

 

「まあ それはなんとも太っ腹ね なら

色々なひとに声をかけてみましょ」

 

 

と話し最初になのはとフェイトそして

 

ヴィヴィオに声をかけた。

 

三人共にその期間は休みなので大丈夫

 

だと連絡をもらった。

 

そのあとアインスはアインハルトに連絡

 

するとアインハルトもオッケーだった。

 

それからはやてに連絡するとはやては

 

オッケーだったがシグナムは旅行の前

 

の日から出張、ヴィータはクリスマスに

 

なのはにシフトを代わってもらった為に

 

行けずシャマルはシグナムと共に医療班

 

として同行しザフィーラはシャマルの

 

ボディガードとしていく事になり家に

 

残るのははやてとリインフォースツヴァイ

 

そしてアギトだけとなった。

 

そのため最初ははやても断ろうと思ったが

 

シグナムやヴィータ達家族から

 

ゆっくり身体を休めるのもたまには

 

いいと言ってくれたので参加することに

 

した。その為八神家からははやてとツヴァイ

 

そしてアギトが参加することになった。

 

旅行の前日ヴィヴィオからプレシアに

 

連絡がありあるお願いをしてきた。

 

 

「あのね お婆ちゃん今度の旅行なんだけど

私の友達を誘いたいんだけどいいかな?」

 

 

と話すヴィヴィオにプレシアは笑顔で

 

 

「えぇいいわよ 楽しい旅行は皆で

楽しまなきゃね("⌒∇⌒")」

 

 

と言ってくれた。それを聞いたヴィヴィオ

 

はとても喜んでいた。

 

そして旅行当日出発場所にはプレシア家

 

になのはとフェイトとヴィヴィオ、八神家

 

からははやて、ツヴァイ、アギトそして

 

ヴィヴィオとアインスの友人リオ、コロナ

 

ミウラ、アインハルトそして最近アインハルト

 

を通じてアインスの友人となったユミナ・

 

アンクレイブという総勢15人という

 

団体になってしまった。

 

出発場所で待っていると宿泊する旅館の

 

送迎バスが迎えに来てくれた。

 

 

「送迎つきなんてほんま太っ腹やね

行きも帰りも世話してくれるなんて

いたでりつくせりやわー\(^_^)/」

 

 

とはやてが関心し皆もその意見に

 

同意していた。

 

バスの中では色々な人とおしゃべり

 

をしながら楽しい時間を過ごした。

 

お昼ご飯は旅館系列のレストランが

 

行く途中にありそこで美味しい

 

ランチバイキングを食べた。

 

そのあとはまたバスに乗りいよいよ

 

泊まる旅館に着いた。旅館はとても

 

大きく旅館の敷地内にはゲームセンター

 

やボーリング場、ジムそして大人数で

 

カラオケが楽しめるカラオケボックス

 

に大人向けのバーまで完備されている

 

というまさに高級旅館にふさわしい

 

佇まいだった。

 

皆が旅館の迫力に圧倒されているとふと

 

声がかけられた。

 

 

「あれ プレシアさんになのは達じゃない

どうしたのこんなところで?」

 

 

とその方向を向くとそこにはなのは達の

 

幼なじみのアリサとすずかがいた。

 

それに驚いたなのは達も

 

 

「あれ? 何でアリサちゃんとすずかちゃん

がここにいるの?」

 

 

と聞かれた二人は

 

 

「この旅館ね 私とすずかが立ち上げた

会社とミッドの建設会社が共同で作った

のよ 前に別の場所にも建てたんだけど

その時にここのオーナーが私達の仕事を

気にいってね ここも頼まれたの( ^∀^)」

 

 

そうアリサとすずかは二人で新しい会社

 

を立ち上げていたのだ。二人の会社は

 

時空管理局を通しミッドの色々な会社と

 

協力して事業を行っていくという二人の

 

実力だからこそできる努力の賜物だった。

 

それを聞いたなのは達はやはりこの二人

 

はただ者じゃないと改めて思った。

 

二人に関心しているとアリサが

 

 

「そうだ 皆にこれ渡しておくわね」

 

 

と言って大人組には赤のリストバンド

 

子供組には青のリストバンドが渡され

 

そのリストバンドは帰るまで外さない

 

ように言われた。アリサいわく

 

 

「そのリストバンドはこの旅館すべてで

使えるの だから絶対なくさないでね」

 

 

と言われた皆はすぐにリストバンドを

 

手首にはめた。

 

各々の部屋に行き荷物を下ろすと早速

 

子供たちはゲームセンターに行き

 

プレシアやリニス達大人組は各部屋で

 

ゆっくりしていた。

 

アインスやアインハルト、ユミナは旅館

 

にあるというジムに行ってみることにした。

 

ジムに着き中を見るとアインス達は度肝を

 

抜かれた。 置いてあるトレーニングマシンは

 

超一流のアスリートが使う一級品ばかり

 

マシン以外にもヨガやダンスエクササイズ

 

ができるスタジオもありしかもそれぞれの

 

場所のトレーナーも充実していた。

 

それを見た三人はただただ

 

 

「すごい(゜ロ゜;ノ)ノ」

 

 

という言葉を連発していた。

 

一方ゲームセンターに着いたアリシアや

 

ヴィヴィオ達もその広さとゲームの種類

 

と数に圧倒されていた。

 

さらに驚いたのが宿泊客はリストバンドを

 

ゲームの画面に読み込ませればほぼ全ての

 

ゲームがタダで遊べるというものだった。

 

それはアインス達が見に行ったジムも同じで

 

受付の人にリストバンドを見せればいつでも

 

ジムを自由に使用できるというものだった。

 

アインス達はせっかく自由に使えるのだから

 

と早速ジムでトレーニングウェアを借りて

 

マシンを使ったトレーニングや色々な要素

 

を取り入れたヨガを体験しいい汗をかいた。

 

その頃プレシア達はプレシアの部屋に集まり

 

お茶やお菓子を楽しんでいた。

 

置いてある飲み物も豊富で緑茶や紅茶

 

各部屋に置いてある冷蔵庫にはジュースや

 

ミネラルウォーターなども充実していた。

 

コーヒーに関しては一杯ずつ好きな豆を挽いて

 

くれるというコーヒーマシンが各部屋に

 

置いてありそれぞれ好きな飲み物を飲んでいた。

 

他にも各部屋にあるタブレットを操作すると

 

自分の好きな食べ物や飲み物が頼めて部屋

 

まで届けてくれるいうルームサービス付き

 

のお部屋だった。

 

プレシア達がお茶やお菓子を食べながら

 

トークに花を咲かせていると部屋のベル

 

が鳴り皆を代表してリニスが出るとそこには

 

アリサとすずかがいた。

 

リニスが中に招き入れると

 

 

「どうかしら? 私とすずかが設計から

中の設備まで監修したこのお宿は(^ー^)」

 

 

と話すと幼なじみであるなのは達が

 

 

「すごい( ゜o゜)の一言だよ 流石

アリサちゃんとすずかちゃんだね」

 

 

と話し二人を心の底から尊敬した。

 

そんな褒め言葉をもらった二人は

 

 

「まあ すずかと私にかかればこんな

もんよ(o≧▽゜)o」

 

 

と胸を張りすずかは

 

 

「ありがとう(#^.^#) 気にいって

もらえてなによりだよ」

 

 

と話していた。

 

暫くするとアリシア達が戻ってきて

 

 

「あーアリサさんとすずかさんだ

ありがとう ゲームセンター滅茶苦茶

楽しかった」

 

 

と満点の笑みで話した。

 

その顔を見た二人も心の底から笑顔になった。

 

アリシア達が帰ってきてから暫くすると

 

アインス達が浴衣姿で部屋に帰ってきた。

 

その姿を見たアリシアとヴィヴィオが

 

 

「もしかして三人共先にお風呂に入ったの

ズルいよ 誰もまだ入ってないのに( ̄^ ̄)」

 

 

と話す二人にアインスが

 

 

「それはすまない(・_・; 私達三人はジム

に行って汗をかいたのでお前達には悪いが

先に入ってきてしまった(>_<")」

 

 

と三人を代表してアインスが皆が謝った。

 

その姿を見たプレシアが

 

 

「ちょっと貴女達そこら辺で許しあげなさい

それでアインスお風呂はどうだった?」

 

 

と聞かれたアインスは

 

 

「あぁ 凄く良かったよ種類も多いしお湯の泉質

も申し分ない この旅館を建ててくれたアリサ

とすずかには感謝しかないよ(≡^∇^≡)」

 

 

と話した。

 

それを聞いたヴィヴィオやアリシア達は

 

いてもたってもいられずプレシアに

 

 

「ママ(お婆ちゃん) 私達もお風呂行ってきて

いいかな?」

 

 

とワクワクした顔で聞いてきたので

 

 

「えぇ いいわよ貴女達で行ってらっしゃい」

 

 

と言うと早速着替えを取りに各部屋に行き

 

全員でお風呂に向かった。

 

お風呂に着くとアインスのいう通り種類も

 

多くとにかく広かった。

 

内にある大浴場の他に打たせ湯やジェットバブ

 

に薬湯、サウナに水風呂など色々とあった。

 

外には大浴場に負けない程の露天風呂があり

 

内湯を楽しんだヴィヴィオ達は暫く露天を

 

楽しんだ。外には露天以外にも洞窟風呂や

 

地球に昔あった五右衛門風呂などもあり

 

ヴィヴィオやアリシア達は全ての風呂を

 

満喫した。お風呂から上がると脱衣場に

 

牛乳とコーヒー牛乳とフルーツ牛乳があり

 

アリサに風呂上がりに飲んでいいと言われて

 

いたので各々好きな牛乳を取り飲んだ。

 

部屋に戻るとプレシア達も浴衣に着替え

お風呂に行く準備をしていた。

 

お風呂を楽しみにしていたプレシア達も

 

お風呂を見てテンションが上がってしまって

 

いた。子供組同様に内湯と外湯をまんべんなく

 

堪能し風呂上がりの牛乳もしっかり飲んだ。

 

部屋に戻って暫くすると仲居さんがやってきて

 

夕食会場に案内してくれた。

 

会場には和食中心の御膳が並べてあり料理に

 

使ってある食材も新鮮でどれも美味しかった。

 

料理を食べたプレシアやリニスは

 

 

「アリサさん すずかさんお部屋やお風呂も

最高だけど料理も負けず劣らずの味ね(ですね)」

 

 

と褒めると二人は

 

 

「ありがとうございます(^○^) やっぱり

料理も旅館の一部ですからね ここに来る

お客様には美味しいものを食べてもらいたい

ですから」

 

 

と話しそれを聞いたプレシアとリニスは

 

 

「やっぱり この二人はただ者じゃない」

 

 

と改めて思うのであった。

 

食事が終わると子供組はまたゲームセンター

 

に行き今度はアインス達もついて行く事にした。

 

大人組は部屋に戻り部屋にあるタブレットで

 

お酒数種類と適当なおつまみを頼んで二次会

 

を始めた。そしてヴィヴィオやアリシア達

 

が戻って来るまで宴は続きついには全員

 

酔いつぶれて眠ってしまった。

 

その為アリシア達子供組とアインス達は

 

各々好きなメンバーでその夜は床についた。

 

明くる朝プレシアやリニスなのは達幼なじみ

 

組は二日酔いによる頭痛で目を覚ますことに

 

なった。

 

 

 

 

 

 




第20話書かせていただきました。

ミッドでもやはり福引きなどはあるだろう

と思いこのエピソードを書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします( ・∇・)


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プレシア一家ミッドでのお正月〜後編〜

街の福引きで高級旅館の宿泊券を当て家族や

友人などを誘い楽しい旅行の1日目が終了した。

果たして2日目以降はどんな楽しいことが待っている

のであろうか?


2日目の朝を迎えたプレシアは二日酔いの頭痛に

 

よって目が覚めた。 昨夜は幼なじみが全員集まり

 

つい酒が進んで飲み過ぎてしまった。

 

プレシアとリニスも最初は控えめに飲んでいたが

 

場の空気に飲まれどんどん酒が進んでしまった。

 

 

「頭いたーい ついつい飲み過ぎちゃったわね(>_<)」

 

 

とプレシアがリニスに言うと

 

 

「そうですね ついついなのはさんやフェイトに

進められて飲み過ぎてしまいました(-_-;)」

 

 

プレシアとリニスはどうにか目を覚ましたが

 

幼なじみ五人衆はまだ夢の中であった。

 

するとプレシアが寝ていた部屋に元気よく

 

 

「ママ(お婆ちゃん) おはよう朝だよ ご飯

食べにいこうよ(#^.^#)」

 

 

とアリシアとヴィヴィオが入ってきた。

 

その声でなのは達も目が覚め

 

 

「うぇー 頭いたーい ゴメンアリシアちゃん

ヴィヴィオ少し声のボリューム下げて頭に響く(TT)」

 

 

と涙声で訴えた。 するとアリシアとヴィヴィオが

 

 

「それはママ達が加減なしに飲むから悪いんでしょ(-.-)」

 

 

と朝から娘に説教されるという最悪の朝を迎えた。

 

それから水などを飲むとだいぶ頭痛が緩和された為

 

みんなで朝食を食べに行った。

 

朝食の場所は昨夜晩御飯を食べた所だった。

 

朝食は和食か洋食か選べるスタイルだった。

 

アリシアやヴィヴィオ達は洋食を選び主食は数種類

 

のパンだった。そこにサラダやスープにメインの

 

おかずというものだった。

 

プレシア達は和食を選び主食は白米か玄米か雑穀米

 

かお粥だった。それに味噌汁にお新香にメインの

 

おかずというものだった。

 

ヴィヴィオ達は自分の好きなパンを選びプレシア達

 

は全員お粥を選んだ。

 

 

「二日酔いの朝にはお粥とこのお味噌汁のコンビ

は最高やね」

 

 

とはやてが話し大人組は皆頷いていた。

 

朝食を食べた皆が一旦部屋に戻り今日の行動を確認

 

した。予定では旅館近くの観光地をめぐるつもりだった

 

のだがあいにくの雨になってしまい観光地めぐりは

 

お預けになってしまった。 するとアインス達が

 

 

「ならみんなで昨日私達が行った ジムにいかないか?

汗をかくのも気持ちいいぞ\(^o^)/」

 

 

というアインスの提案に皆が

 

 

「そうね たまには身体も動かないとね じゃあ

みんなで行きましょう(^_^)」

 

 

と話しになり全員でジムに向かった。

 

このジムには女性専用フロアーがありそこの

 

スタッフやトレーナーは全て女性だった。

 

専用フロアーに着くとヴィヴィオやアリシア達は

 

マシンになのはやフェイト達はダンスエクササイズ

 

をするスタジオ向かいプレシアはヨガをするスタジオ

 

に一人向かった。

 

マシンを見たヴィヴィオ達は

 

 

「すごいよ(*≧∀≦*) ここのマシンテレビに

出てくるアスリートが使ってるのと同じモデルだよ」

 

 

と話しウキウキしながら身体を鍛えていた。

 

ダンスエクササイズに向かったなのは達幼なじみ五人

 

とリニスは色々なダンスの要素を取り入れたエクササイズ

 

を体験した。なのはやフェイトはやはり仕事柄身体を

 

動かす為難なくこなしていた。すずかは元々身体能力

 

が抜群なので問題なかった。リニスもいつもカフェで

 

動き回っているのでどうにかついていっていた。

 

大変だったのはアリサとはやてアリサは会社を

 

立ち上げてから事務仕事が増え同じくはやても部下を

 

持つようになってから事務仕事され増えた為身体を

 

動かす機会がなくなっていた。

 

四人がリズムに乗って身体を動かすのに比べて

 

二人はやっとついて行く感じで最後には息が上がり

 

肩で息をしていた。

 

一つ目のエクササイズでアリサとはやてはリタイア

 

しあとの四人は二つ目のエクササイズを体験

 

していた。 二つ目のエクササイズは音楽にあわせて

 

パンチやキックなどの動作を入れた割とハードな

 

ものだった。 だが四人はこのエクササイズも

 

難なくこなしトレーナーからも褒めらていた。

 

エクササイズが終わった六人はプレシアの様子を

 

見るべくヨガのスタジオに移動した。

 

そのスタジオでは数種類のヨガをやっていてプレシア

 

が行った時にはホットヨガをやっておりスタジオの

 

中は結構暑くヨガをやっているプレシアもプレシア

 

以外の女性も汗びっしょりになっていた。

 

なのは達に気づいたプレシアが

 

 

「ふー いい汗かいたわ(⌒‐⌒) 普段こんなに

汗かかないからいい機会になったわ」

 

 

と笑顔で話していた。

 

プレシアもヨガが終わったのでなのは達と一緒に

 

アリシア達やアインス達のいるマシンのフロアーに

 

行ってみた。 すると皆ウェイトトレーニングや

 

ランニングマシンなどに乗り身体を鍛えていた。

 

それを見たなのは達やプレシアもヴィヴィオ達と

 

一緒に自分の好きなトレーニングマシンを使い身体

 

を鍛えた。ジムでいい汗をかいた皆は全員で温泉に

 

行き汗を流した。温泉から上がった皆は昼ご飯を

 

食べる為旅館内にあるファミリーレストランに行った。

 

そのファミレスで各々好きなものを食べ昼からは旅館

 

にあるボーリング場でボーリング大会を開催した。

 

メンバーを四つのグループに分けチーム対抗戦に

 

なった。なのはのチームにはなのは、アインハルト、

 

リオ、アギトフェイトチームはフェイト、ヴィヴィオ

 

ユミナ、ミウラはやてチームははやて、アインス、

 

ツヴァイ、すずかアリサチームにはアリサ、コロナ

 

アリシア、リニスというグループ分けになった。

 

プレシアは見学することになりいよいよチーム戦の

 

火蓋が切って落とされた。

 

9ゲーム程対戦しお互いのチームが2勝ずつし最後の

 

9ゲーム目はなのはチームが勝ち

 

 

「やはり勝負になるとなのは(さん)(ママ)は強いな」

 

 

と皆が思うのであった。

 

ボーリング大会を終えた皆は各々好きな所に行き

 

夕食までの時間を潰していた。

 

夕食はビュッフェスタイルで色々な食べ物が

 

並んでいた。会場に着くと各々が好きな物を取り

 

食事を楽しんだ。夕食を食べた後なのは達幼なじみ

 

組はバーに行きヴィヴィオやアリシア達はユミナと

 

一緒にカラオケに行った。アインハルトとアインス

 

はツヴァイとアギトと一緒にお風呂に行った。

 

アインハルトとアギトは内湯に大浴場にゆっくり入り

 

外の露天風呂にはアインスとツヴァイが姉妹で

 

入っていた。 するとツヴァイが

 

 

「お姉ちゃん ちょっとお願いがあるのですが

いいですか?」

 

 

と聞いてきたので

 

 

「ああ 構わないよ("⌒∇⌒") なんだい?」

 

 

と聞くアインスに

 

 

「今日の夜一緒の布団で寝たいんですう(〃^ー^〃)」

 

 

というツヴァイにアインスが

 

 

「あー それぐらいならお安いごようだよ(*^_^*)」

 

 

と話しそれを聞いたツヴァイは喜びその後も

 

外にある洞窟風呂や五右衛門風呂に入り姉妹は

 

思う存分に温泉を楽しんだ。

 

部屋に戻るとプレシアとリニスがいてテレビを

 

見ていた。それからテレビを見ながら話しを

 

しているとバーに行っていた幼なじみ組やカラオケ

 

に行っていたヴィヴィオ達も戻ってきたので

 

眠ることにした。

 

はやてが泊まる部屋にアインスが行きアインスと

 

ツヴァイが一緒の布団で眠った。

 

アギトは滅多にないのではやてにお願いしてツヴァイ

 

と同じようにはやてと一緒の布団で眠った。

 

他のメンバーも自分の好きな大人組の部屋に行き

 

一緒に眠った。

 

そして最終日の朝は眩しい朝日を浴びながら皆目を

 

覚ました。 それから皆で朝食を食べる会場に向かった

 

この日の朝食はバイキングで各々好きなものを食べ

 

朝食を食べ終わると各部屋に戻り帰り支度をした。

 

それから着替え皆でフロントに行き腕にはめていた

 

リストバンドを返しホテルの入り口に向かった。

 

ホテルの入り口でアリサとすずかが

 

 

「私達はまだ仕事があるからあんた達とはここで

お別れだけど良ければまた来てよ(o≧▽゜)o」

 

 

と話すアリサに全員が

 

 

「うん( ^∀^) また必ず来るね(来ます)」

 

 

 

と元気に返事をした。

 

入り口で待っていると送迎バスが来てそのバスに乗り

 

ホテルの下にある商店街に向かった。

 

その商店街で家族へのお土産を買った後も店巡りを

 

したりして楽しんだ。

 

店巡りを終えた後はまたバスに乗り帰る道の途中で

 

行きの時とは別のレストランで昼ご飯を食べ初日に送迎

 

バスが迎えに来てくれた場所に送ってくれた。

 

そこで皆とは別れプレシア達も我が家に戻ってきた。

 

 

「あー楽しい旅行だったね( ☆∀☆) また行きたいな」

 

 

 

と話すアリシアにプレシアが

 

 

「そうね( ・∇・) また皆で一緒に行きたいわね」

 

 

と笑顔で話しリニスもアインスも同じく笑顔で頷いて

 

いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第21話書かせていただきました。

やはり勝負になるとなのはの全力全開が発揮

されるんだろうなとの思いやなのはやフェイト達が

エクササイズする姿はきっとカッコ可愛いんだろうな

と思いこのエピソードを書かせていただきました

これからもよろしくお願いいたします( ´∀`)


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バレンタインデーは乙女の日

お正月の旅行を楽しんだ1月そして

2月になりミッドにも地球と同じように

バレンタインデーの時期がやってきた。




楽しい旅行を過ごした1月が終わり今度はバレンタイン

 

デーのある2月がやってきた。

 

バレンタインデーが近くなりプレシアのカフェでは

 

プレシアとリニスがバレンタインデーにカフェの店頭

 

でならべるチョコレートを試作品を作っていた。

 

するとカフェに二人の女性がやってきた。

 

二人の顔を見たプレシアは珍しい組み合わせに少し

 

驚きながらも声をかけた。

 

 

「あらシグナムさんにヴィータちゃんどうしたの

珍しいわね二人一緒なんて?」

 

 

と声をかけると二人は

 

 

「あのプレシア殿(さん) 私達にお菓子作りを教えて

くれないか(ないだろうか)?」

 

 

と少し顔を赤くしながら話してきた。

 

それを聞いたプレシアは

 

 

 

「えぇそれは構わないけど どうして急にお菓子作り

なんて習いたいと思ったの?」

 

 

と聞くプレシアに二人は絶対に秘密にするように

 

念押しして語り出した。

 

 

「私とヴィータは二週間ぐらい前の同じ日に

自分の部隊の副官を務める男性隊員から告白されたんだ

しかし最初は私もヴィータも断った しかしその二人

は断っても断っても諦めずに告白してきた その熱意

に押されてしまいついに付き合うことになったんだ」

 

 

と話す二人の顔は茹でだこのように真っ赤でプレシア

 

とリニスはその二人を見てキュンキュンしていた。

 

するとリニスが二人に

 

 

「お二人が男性隊員さんとお付き合いしているのは

はやてさんは知っているんですか?」

 

 

と聞くとシグナムが

 

 

「主はやてには伝えました すると主は「えぇやん

ついに八神家にも春がきたんやね」と喜んで下さい

ました(⌒‐⌒)」

 

 

と話した。 するとプレシアが

 

 

「それは良かったわね でもどうして私にお菓子作りを

はやてさんに教えてもらったら("⌒∇⌒")」

 

 

と話すプレシアにヴィータが

 

 

「最初ははやてに教えてもらおうと思ったけど

はやてに「人に教えてもらう前に自分でやってみ」と

言われて だけど私もシグナムもお菓子作りなんて

やったことないからプレシアのところに来たんだ(^-^;)」

 

 

と話した。 それを聞いたプレシアは

 

 

「分かったわ で作ったお菓子はいつ渡すの?」

 

 

と聞いてきたプレシアにシグナムが

 

 

「今度のバレンタインデーにその日は私もヴィータ

もデートの約束をしていてその時に渡そうと」

 

 

 

と話すシグナムに

 

 

「分かったわ ならバレンタインデーの前日仕事終わり

にうちに寄って二人のチョコ作り手伝うから(^_^)」

 

 

と話し二人は帰って行った。

 

そしてバレンタインデー前日の夜シグナムとヴィータ

 

がカフェにやってきた。 するとアインスが

 

 

「あれ? シグナムにヴィータじゃないか?

どうしたんだ? こんな時間にしかもエプロンを着けて?」

 

 

と話すアインスにプレシアが

 

 

「あのね シグナムさんとヴィータちゃんに彼氏が出来たの

だから明日のバレンタインデーにね 手作りのチョコを

渡すんですって(#^.^#)」

 

 

と嬉しそうに話すプレシアにアインスが

 

 

「何? シグナムとヴィータに彼氏が出来たのか(^^)v

良かったじゃないか 今度会わせてくれ」

 

 

と話すアインスにシグナムとヴィータは

 

 

「機会があったらな(>.<)」

 

 

と照れながらも嬉しそうに話していた。

それから二人はプレシアやリニスに協力してもらい

 

美味しそうな手作りトリュフチョコレートが出来あがった。

 

そしてデート当日シグナムとヴィータは別々の場所で

 

デートをしていた。ヴィータの方は動物園に行き色々な

 

動物を見た後ふれあい広場に行きヴィータの一番好きな

 

ウサギを抱っこしながら思う存分楽しんでいた。

 

シグナムの方は二人で前から見たかった映画を見る為

 

映画館に来ていた。二人は仲良くカップル限定のシート

 

に座り映画を思う存分楽しんだ。

 

その後もそれぞれ今流行りのレストランでランチを

 

食べたりデパートでお互いに似合う服をプレゼント

 

しあうなどデートを楽しんでいた。

 

するとその二人の様子をそれぞれ監視する人物がいた。

 

 

「ほら見てよリイン あんなヴィータちゃんなかなか

見れないよ(*≧∀≦*)」

 

 

と念話で話しかけると

 

 

「そうですね( ☆∀☆) なのはさん永久保存版ですぅ」

 

 

と同じく念話で返すこの二人はヴィータの親友の

 

高町なのはとヴィータの妹分の一人リインフォース

 

ツヴァイである。二人は離れたところからヴィータ達

 

の様子を最初の方から行動を監視していたのだ。

 

一方シグナムの方にも監視役がいた。

 

 

「さてアギトシグナムを見失わないように後を

つけようね( ^∀^)」

 

 

と念話で話しかけると

 

 

「あぁフェイトさん でもあのシグナムがあんな

乙女とはなぁ はっきりいって驚いたぜΣ(゜Д゜)」

 

 

と念話で返すこの二人はシグナムの親友兼ライバルの

 

フェイトとシグナムの相棒であるアギトであった。

 

二人もなのは達同様に最初の方から二人の行動を監視

 

していたのだ。

 

買い物を終えたヴィータとシグナムはそれぞれ別の公園

 

で一休みしていた。すると二人は

 

 

「昨日 知り合いのパティシエに手伝ってもらって作った

トリュフだ 良かったら食べてくれ(よ)(●^o^●)」

 

 

と昨日の夜に頑張って手作りしたトリュフを渡した。

 

それを受け取った彼はもの凄く喜んでいた。

 

それから公園のベンチに座りヴィータとシグナムは

 

それぞれの彼と一緒に手作りトリュフを食べた。

 

その様子もなのはチームとフェイトチームはこっそり

 

監視してついでにそれぞれのデバイスにも記録して

 

いた。そしてその公園でシグナムもヴィータも彼と別れ

 

お互いに帰路に着くことにした。

 

なのはとリインもバレるとマズイと思いこっそり帰ろう

 

とするとそこには騎士服に愛機であるグラーフアイゼン

 

をギガントモードにしたヴィータが仁王立ちで立っていた。

 

するとなのはが

 

 

「あれヴィータちゃん 何をそんなに怒ってるの?

私達たまたま通りかかっただけだよねーリイン(・・;)」

 

 

と話すなのはにリインが

 

 

「は、は、はいです なのはさんの言う通りですよ(*_*)」

 

 

と二人揃って誤魔化した。 するとヴィータが

 

 

「おいなのは、リイン今なら許してやるから

正直に言えじゃないと二人まとめて星屑にしてやる( ̄^ ̄)」

 

 

と話すヴィータになのはとリインは速攻土下座を

 

して謝った。それを見たヴィータは

 

 

「分かったもういいよ(´-ω-`) 次からはこんな真似

しないでくれよ そのうちちゃんと紹介するからよ(*^_^*)」

 

 

と話しなのはとリインは許された。

 

一方シグナムの方も彼と別れたのを確認したフェイトと

 

アギトがこっそり帰ろうとすると

 

 

「おい テスタロッサにアギトいるのはわかっている

んだ さっさと出てこい((( ̄へ ̄井)」

 

 

と仁王立ちで二人を睨むシグナムの姿があった。

 

観念した二人はシグナムの前に立つと深々と頭を下げた。

 

 

「ゴメンなさいシグナム 貴女のデートを監視するような

真似をして(´・ω・`)」

 

 

と二人揃って謝った。その二人の姿を見たシグナムは

 

 

「もういい(* ̄ー ̄) どうせお前らのことだ

私のことを思ってした行動なのだろう」

 

 

と言ってこちらもおとがめなしだった。

 

それから数日後プレシアのカフェにシグナムとヴィータ

 

が自分の彼氏を連れて来て改めてお菓子作りのお礼を

 

したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第22話書かせていただきました。

もしこの二人に恋人ができたら多分こんなふうな

のかなぁ?と思いこのエピソードを書かせて

いただきました。

これからもよろしくお願いいたします(  ̄▽ ̄)


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教え子達の来店

いつものようにプレシアとリニスがカフェの営業を

していると娘であるフェイトから連絡がきた

果たしてその内容とは一体


ミッドチルダも春の季節を迎えた。フェイトはなのはと

 

ヴィヴィオと一緒に住んでいる家で自分の子供にあたる

 

エリオとキャロといつもの定期連絡をしていた。

 

 

「久しぶり元気だった エリオ、キャロ」

 

 

と聞くとエリオとキャロは

 

 

「はい(^^)v 元気です 」

 

 

と返事をするとエリオが

 

 

「そうだ(^_^) フェイトさん僕とキャロ春から

ミッドでまた仕事をすることになりました(#^.^#)」

 

 

とフェイトも知らないサプライズを聞かされた。

 

それを聞いたフェイトは

 

 

「え(゜ロ゜) どういうこと 今の職場はどうするの?」

 

 

と聞かれた二人の横からある人物が出て来た。

 

 

「お世話になりますハラオウン執務官 私は二人の

上司をしているものです 実は二人のおかげで私達の

悩みの種だった密猟者や違法な研究者の摘発が出来

たので私達の職場も今いる職員だけで運営できるように

なりました("⌒∇⌒")」

 

 

とフェイトに向かって深々と頭を下げた。

 

それを見たフェイトは慌てて

 

 

「いえいえ 頑張ったのはエリオとキャロなので

お礼をいうならその二人にお願いいたします(^_^)」

 

 

と丁寧に返した。するとエリオとキャロが

 

 

「実は僕スバルさんからレスキュー隊に来ない?って

誘われててキャロも一緒にどうかなって?」

 

 

それを聞いたフェイトは

 

 

「そうなんだ(⌒‐⌒) 二人がそれでいいなら私は

応援するよ\(^.^)/」

 

 

と話した。それを聞いたエリオとキャロは

 

 

「ありがとうございますフェイトさん また詳しい

ことが分かったら連絡しますね(≡^∇^≡)」

 

 

と伝え連絡を切った。フェイトは連絡画面を見つめ

 

ながら

 

 

「そっかまた一緒にミッドで仕事が出来るんだ

なんだか嬉しいな(o⌒∇⌒o)」

 

 

と一人で笑顔になっていた。その日の夕方

 

仕事とジムから戻ってきたなのはとヴィヴィオに

 

昼間のことを伝えた。するとなのはが

 

 

「へぇ エリオとキャロレスキュー隊に来るんだ

あの二人ならきっと活躍してくれるよ(^_^)v

フェイトちゃんも会える機会が増えて良かったね」

 

 

と話すとフェイトは

 

 

「うん それでねエリオとキャロがミッドに戻って

来た日に母さんのカフェに一緒に行こうかな?と

思って二人にお姉ちゃんやリニスも紹介したいしね」

 

 

と話すとヴィヴィオが

 

 

「ねぇフェイトママ その時私も行っていいかな?

久々にエリオお兄ちゃんとキャロお姉ちゃんに

会いたいし」

 

 

とフェイトに聞いてきた。するとフェイトは

 

 

「全然いいよ そうだなのはも一緒にどうかな?」

 

 

となのはに聞いてみると

 

 

「うーん その日になってみないとわからないけど

もし行けそうならカフェに行くね(*^_^*)」

 

 

と返事をした。次の日フェイトは仕事場で自分の

 

元副官で最近執務官になったティアナに会った。

 

 

「ティアナあのね 今度エリオとキャロがミッドに

戻ってくるんだ それでねもしティアナが良かったら

その日私の母さんのカフェで同窓会みたいなことを

するから来て欲しいんだけどどうかな?」

 

 

と聞かれたティアナは

 

 

「へぇエリオとキャロミッドに戻ってくるんですか

私も久々に会いたいし休みが合えば行かせてもらい

ますね(o^-^o)」

 

 

といい返事をもらった。するとそこに

 

 

「テスタロッサ、ティアナ久しぶりだな」

 

 

と声がかけれらた。声のした方を見るとそこには

 

シグナムがいてこちらに歩いてきた。

 

二人の前に来たシグナムにフェイトが

 

 

「ご苦労様ですシグナム 実は今度エリオとキャロが

ミッドに戻ってくるんです もしシグナムが良ければ

母さんのカフェで同窓会みたいなことをするので

良ければ来てください( ^∀^)」

 

 

と話すとシグナムが

 

 

「ほぅあの二人がまたミッドにそれはいいな

エリオがどれだけ強くなったか 確認してやろう」

 

 

と別の意味でワクワクしていた。するとティアナが

 

 

「そういえば シグナム副隊長噂の彼とはどうなんです

か? 」

 

 

とティアナが嬉しそうに聞くとシグナムが

 

 

「ま、ま、まだ何にもない(・・;)」

 

 

と明らかに焦った感じになり顔も真っ赤になっていた。

 

それを見たフェイトとティアナは

 

 

「これは何かある( ̄~ ̄;)」

 

 

とシグナムに気づかれないように指先を見た。

 

するとシグナムの左の薬指に銀色の指輪が控えめに

 

輝いていた。それを見たフェイトとティアナは

 

 

 

「シグナム(副隊長)その指輪ってもしかして彼から

もらったんですか? まさかプロポーズされたんですか?」

 

 

と聞かれたシグナムは観念したように静かに

 

 

「あぁ この前のデートの時にな 私もびっくりしたが

でも嬉しかった だからこの指輪を受け取った」

 

 

と顔を真っ赤にしながら話すシグナムに二人は

 

 

「あんなシグナム(副隊長)見たことない きっと

その彼氏さんって相当いい人なんだろうなぁ」

 

 

と心の中で思った。

 

それと同じ頃なのはは同じ教導隊のシュテルと

 

休憩所でお茶を飲みながら話しをしていた。

 

するとそこに

 

 

「よう なのはにシュテル久しぶりだな 元気だった

か?」

 

 

との声が聞こえその方を見るとヴィータがこちらに

 

向かって歩いて来ていた。 二人の前に来たヴィータに

 

なのはが

 

 

「ヴィータちゃん 今度ねエリオとキャロがミッドに

戻ってくるんだって だからねエリオとキャロが戻って

来た日にプレシアさんのカフェで同窓会するから

良かったら来てよ(o≧▽゜)o」

 

 

と言われたヴィータは

 

 

「へぇ エリオとキャロこっちに戻って来るのか

また楽しくなりそうだな」

 

 

と笑顔で話していた。するとシュテルが

 

 

 

「ヴィータその左指に輝く指輪は彼からのものですか?」

 

 

と言われヴィータは慌てて左手を隠した。

 

するとなのはが

 

 

「えぇ ヴィータちゃんプロポーズされたの(*^ー^)ノ♪

隠さないでいいじゃん 見せてよ(^w^)」

 

 

と言って半ば強引に見る感じになった。

 

するとヴィータが

 

 

「何すんだよ(>_<) 恥ずかしいだろ」

 

 

と言ってまた隠してしまった。するとなのはとシュテルが

 

 

「ヴィータ(ちゃん) おめでとう(ございます)」

 

 

と二人が祝福してくれたそれを聞いたヴィータは

 

 

「あ、あ、ありがとよ」

 

 

と顔を真っ赤にしながら答えていた。

 

その頃エリオとキャロをレスキュー隊にスカウトした

 

スバルは自分の仕事場で事務仕事をしていた。

 

するとスバルの前に画面が開き向こうの画面には

 

フェイトが映っていた。

 

 

「フェイトさんお久しぶりです どうしたんですか?」

 

 

と聞くとフェイトが

 

 

「スバル エリオとキャロをレスキュー隊にスカウト

したの?」

 

 

と聞かれたスバルは

 

 

「はい(^o^) もしかしてダメだったですか?」

 

 

と聞かれたフェイトは

 

 

「うんうん エリオもキャロも楽しみにしてるみたい

だからこれから二人のことよろしくね(〃⌒ー⌒〃)ゞ」

 

 

と言われたスバルは

 

 

「はい(*^。^*) 任せてください」

 

 

と言ってそれを聞いたフェイトも安心した。

 

するとフェイトがスバルに

 

 

「スバルはさぁ エリオとキャロがミッドに戻って来る

日休みは取れるかな?」

 

 

と聞かれたスバルは

 

 

「どうしたんですか?何かするんですか?」

 

 

と聞かれたフェイトが

 

 

「あのね エリオとキャロが帰って来た日に私の母さん

のカフェで同窓会するから良かったら来て」

 

 

と伝えた。 それを聞いたスバルは

 

 

「いいですね 行けたら必ず行きますね(o^-^o)」

 

 

とこちらもいい返事をもらった。

 

その日の夕方フェイトの端末にエリオから連絡が来た。

 

 

「フェイトさん ミッドには一週間後に戻ります

キャロも一緒です」

 

 

と書いてあった。それを見たフェイトは母である

 

プレシアに同窓会の事を相談した。

 

するとプレシアは

 

 

「分かったわ ならその日は貴女達の為に貸し切りに

するわね(゜∇^d)!!」

 

 

と言ってくれた。そんなプレシアにフェイトは

 

何度もお礼を言った。そして一週間後プレシアのカフェ

 

には元機動六課の隊長達やスバルやティアナも休みが取れ

 

ヴィヴィオ達も来ていたので久しぶりの再会を喜んで

 

話しをしながらエリオとキャロを待っていた。

 

するとカフェの扉が開きエリオとキャロと迎えに行って

 

いたフェイトが一緒に入って来た。

 

するとフェイトはエリオとキャロを自分の母であるプレシア

 

の前に連れて行き姉であるアリシアも呼びプレシアの横に

 

並んでもらった。

 

 

 

「エリオ、キャロこの人は私のお母さんで隣にいる

のが私のお姉ちゃんだよ」

 

 

と話した。すると二人は

 

 

「初めましてプレシアさんアリシアさん エリオです

キャロです」

 

 

と言って頭を下げた。 するとプレシアとアリシアは

 

 

「そんなに固くならいで 二人はフェイトの子供なんでしょ

なら私達とっても家族みたいなものよ(だよ)(o⌒∇⌒o)」

 

 

と話すとエリオとキャロは満面の笑顔になった。

 

するとキッチンの方から料理を持ったリニスとアインス

 

が出てきて二人に挨拶した。

 

それからどんどん料理を運ばれパーティーの準備は

 

整った。乾杯の音頭ははやてがとり同窓会パーティーが

 

始まった。そしてパーティーは進み最後にエリオとキャロ

 

がみんなにこれからお世話になることを伝えパーティーは

 

お開きになった。

 

そしてこのパーティーではシグナムとヴィータの婚約

 

が発表されみんなから祝福される二人がいた。

 

 




第23話書かせていただきました。

エリオとキャロがもしレスキュー隊に入ったら

きっと頼もしいだろうなって思って書かせて

もらいました。

これからもよろしくお願いいたします("⌒∇⌒")


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ユーノの告白

ユーノは自分の仕事場である司書長室である一枚の写真を

 

見つめながらこんなことを呟いていた。

 

 

「あのシグナムとヴィータが結婚かー(・o・)」

 

 

と考えながらユーノはある幼なじみの女性の事を考えていた。

 

 

「もし僕がなのはに告白したらなのははどう答えて

くれるかな? もしかしたら断れるかな?」

 

 

などと考えていると司書長室にある女性が訪ねてきた。

 

 

「お疲れ様ユーノ 頼んでた書類が出来たってユーリに

連絡もらったから貰いにきたよ(^^)」

 

 

とそう話すのはユーノの幼なじみの一人であるフェイト

 

である。執務官であるフェイトはたまに無限書庫に大事

 

な書類を直接取りに来ることがある。

 

普通仕事に関するデータは直接端末に送るのだが

 

凶悪事件や凶悪犯罪者などの重要なデータは司書長である

 

ユーノが手渡しするようにしていた。 万が一重要なデータが

 

外部からの不正アクセスで盗み見されない為の対策であった。

 

するとフェイトはユーノが飾っていた同窓会の時の写真を見て

 

 

「あ、この写真この前の同窓会の写真だね まさかあの

シグナムとヴィータが結婚だなんて驚いたなー(*≧∀≦*)」

 

 

と話しそれを聞いたユーノも

 

 

「うん まさかあの二人がね でも旦那さんになる人は

いい人みたいだね(〃^ー^〃)」

 

 

と話すとフェイトが

 

 

「うん シグナムとたまに会って旦那さんの話しをすると

顔を真っ赤にして照れながらも嬉しそうに話してくれるんだ

その顔を見るとこちらも幸せになるんだ(*^ー^)ノ♪」

 

 

と話した。それを聞いていたユーノは

 

 

「もし今フェイトに僕がなのはに告白することを伝えたら

どう思うかな? もしかしたらバルディッシュのザンバーで

速攻ぶっ飛ばされた後サンダーレイジで丸焦げの刑に

されるかも(×_×)」

 

 

と心の中で考えていた。 そんなことを考えると切り出す

 

ことが出来なかった。 ユーノはフェイトに書類を渡すと

 

 

「フェイト 良かったらお茶でもどうかな? この前

プレシアさんのカフェで美味しそうなお菓子を見つけてね」

 

 

と話すとフェイトは

 

 

「え いいの(#^.^#) ありがとう じゃあお言葉に甘えて

ご馳走になろうかなΨ( ̄∇ ̄)Ψ」

 

 

と話すとユーノは手際よく二人分のティーカップを出し

 

フェイトにはコーヒーをユーノは紅茶を入れ淹れたコーヒー

 

とカフェで買って来たお菓子を一緒に差し出した。

 

フェイトは差し出されたコーヒーを一口飲み

 

 

「美味しいね(*^。^*) このコーヒー 母さんのカフェで

買ったっていうこのお菓子ともよくあうね」

 

 

と話し笑みをこぼしていた。

 

その顔を見たユーノは

 

 

「よし今なら告白の事をフェイトに話しても大丈夫かな?

もしぶっ飛ばされたらその時考えよう(>_<)」

 

 

と考え思い切ってフェイトに告白の事を伝えた。

 

 

「あのねフェイトよく聞いてね 僕なのはに告白しよう

と思うんだ(^_^)」

 

 

とユーノから聞かされたフェイトはしばらく黙ってしまった。

 

そんなフェイトの姿を見たユーノは

 

 

「あー これは丸焦げの刑だけじゃあすまないな(゜゜;)

最後にソニックモードの高速切り刻みでお陀仏かな?」

 

 

と内心冷や汗をダラダラかいているとフェイトからは

 

ユーノの予想だにしない言葉が出て来た。

 

 

「へぇ ユーノなのはに告白するんだ(о´∀`о)

いいじゃない きっとなのはも喜ぶよ(o≧▽゜)o」

 

 

というユーノの予想とは真逆の言葉が出て来たのだ。

 

そんなフェイトにユーノは

 

 

「本当にいいの? なのはに告白してフェイトは

怒らない?」

 

 

と聞くユーノにフェイトは静かに語り出した。

 

 

「ねぇユーノ 私最近思うんだ 母さんやお姉ちゃんそして

リニスが近くにいてくれるのがどれだけ幸せかってね」

 

 

それを聞いたユーノは

 

 

「それはきっと今までフェイトが何倍も何倍も人より努力

して得た対価だと思うよ」

 

 

と話しそれを聞いたフェイトは

 

 

「ありがとう(^^)v でもそんなふうに考えられるように

してくれたのはなのはとそしてユーノだよ」

 

 

と感謝の言葉を伝えた。

 

その言葉を聞いたユーノは

 

 

「ううん( ´・_ゝ・) 僕は何もしてないさ 君が変われ

たのはなのはと君自身の強さがあったからさ」

 

 

と謙遜しそんなユーノにフェイトは

 

 

「ううん 違うよ私やはやて、守護騎士達のみんなが

どれだけユーノに助けられたか(´・ω・`) 今でも

感謝してるんだから 」

 

 

と話すフェイトにユーノが

 

 

「ありがとうフェイト(⌒‐⌒) でももしかしたら僕には

なのはを幸せにする資格なんてないのかもしれないね」

 

 

と語るユーノにフェイトは言葉をかけられずにいた。

 

 

「やっぱりまだあの事件の事気にしてるの( ´△`)」

 

 

とフェイトが聞くと

 

 

「うん たまに思い出すんだよね(´・c_・`) もし僕が

なのはに助けを求めずに一人でジュエルシードを集め

ればなのはにあんな思いをさせずにすんだって」

 

 

そう語るユーノを見るとフェイトの心は張り裂けそうだった。

 

その事件とはなのはが当時管理局の悩みの種だった

 

ガジェットドローンによって撃墜され一時期はまともに

 

歩けず空を飛ぶのは不可能とまで言われてしまった。

 

そんななのはも自ら血の滲むような努力をしてまた大好き

 

な空を飛べるまでに回復し今では管理局のトリプルエース

 

と呼ばれるまでになった。なのはは自分の責任だと話しだが

 

しかしユーノはあの事件の責任は全て自分にあると話し

 

重い重い十字架を背負う事を自ら選んだのだ。

 

それからのユーノは自らの事はお構い無しに身体を酷似

 

して働いた。まるで罪を償うようにそんなユーノを

 

見て仲間達は心を痛めていた。

 

するとフェイトがこう語りかけた。

 

 

「ねぇユーノ もういいんじゃないかな?ユーノはあれから

身を粉して働いてきたじゃない そろそろユーノだって

幸せになってもバチは当たらないよ そうでしょ(ノ_・,)」

 

 

と涙声で語るフェイトにユーノは

 

 

「ありがとうフェイト(〃^ー^〃) 頑張って告白して

みるよ(^w^)」

 

 

と笑顔で話すユーノに

 

 

「うん ("⌒∇⌒") 頑張って応援してるね」

 

 

とエールを送りフェイトは司書長室を後にした。

 

その日の仕事を終えたユーノはなのはに連絡を入れた。

 

 

「お疲れ様なのは 今日の夜久々にご飯一緒にどうかな?」

 

 

と聞くとなのはは

 

 

「うん(*^O^*) いいよちょうどヴィヴィオもプレシアさん

の所に泊まるみたいだしフェイトちゃんは帰ってこれない

みたいだから」

 

 

と話し仕事終わりに二人で食事をすることとなった。

 

なのはの仕事場の近くで待ち合わせをしてあらかじめ

 

ユーノが予約していたイタリアンのお店に入った。

 

そのお店はパスタが有名らしく二人はパスタとピザを

 

頼み美味しいワインを飲みながら食事を楽しんだ。

 

食事をした後は軽く酔い覚ましにと近くの公園まで二人

 

で歩いた。公園のベンチに二人で座ると今日のご飯の

 

感想や最近のお互いの仕事の愚痴などを話していた。

 

そしていよいよユーノは本題を切り出した。

 

 

「なのはよく聞いてね もし良かったら僕とお付き合い

してくれないかな?」

 

 

となのはに告白した。

 

するとなのはは

 

 

「ありがとうユーノくん (*^▽^)/★*☆♪ ユーノくん

がそう言ってくれるの ずっと待ってたよ」

 

 

と笑顔で返事をした。

 

その日から二人の交際が始まり2ヶ月後にはプロポーズ

 

をして婚約指輪も送り二人は晴れて夫婦となった。

 

 

 

 

 

 




第24話書かせていただきました。

ユーノくんの真面目さとフェイトちゃんの優しさが

溢れるエピソードが書きたくて書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします(^_^)


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お花見に行こう

ミッドも本格的な春になりプレシアのカフェの近くでも

綺麗な花が咲きはじめていた。そんな中アリシアとアインス

は帰り道歩道に落ちている一枚のさくらの花びらを見つける。



アリシアとアインスは学院帰りの道にピンクの花びらが

 

落ちていることに気付きふと上をみると道沿いの家の庭に

 

大きな桜の木が植えてあることに気づいた。

 

それを見たアリシアが

 

 

「へぇ こっちにも桜ってあるんだね(^_^) 地球にいた時は

結構見てたけどミッドに来てからは初めてかも」

 

 

と話すアリシアにアインスが

 

 

「そうだな あっちにいた頃は私も見る機会は多かったが

こっちに来てからは私も初めてかもしれない(^.^)」

 

 

と二人で話しながら自宅に戻った。 カフェの裏にある自宅

 

に着くと自分の荷物を自らの部屋に置き学院の制服から普段着

 

に着替えプレシアとリニスのいるカフェに二人は向かった。

 

カフェの裏口から入るとプレシアはケーキの注文があった

 

らしくケーキを作っていた。リニスはプレシアの作っている

 

ケーキと一緒に出すコーヒーをサイフォンで淹れていた。

 

アリシアがキッチンの入り口から客席をのぞくと何人かの

 

お客さんがプレシアの作ったケーキとリニスの淹れたコーヒー

 

に舌鼓を打っていた。

 

その中にアリシアの親友のヴィヴィオとアリシアの妹のフェイト

 

そしてアインスの親友でアリシアとも親友のアインハルトが

 

三人で楽しく話しをしながらお茶をしていた。

 

その三人を見つけたアリシアは三人がお茶をしている席に

 

歩いて行き話しかけた。

 

 

「やっほー(^^)/ ヴィヴィオ、フェイト、アインハルト

三人揃ってウチのカフェでお茶とはありがたいね(*^_^*)」

 

 

とユーモアな挨拶をすると三人がクスクス笑い出した。

 

するとフェイトが

 

 

「お姉ちゃん私達お茶飲んでるんだから 笑わせないで(#^.^#)」

 

 

と話しアリシアもフェイトの言葉に対し

 

 

「ゴメンね でもカフェに来てくれた感謝の気持ちは

本当だよ(*^▽^)/★*☆♪」

 

 

といつものまぶしい笑顔でそう答えた。

 

するとアリシアが

 

 

「今日の帰り道に桜を見たんだけどミッドにも桜って

あるんだね((o(^∇^)o)) なんだか地球が懐かしいなー」

 

 

と話すとフェイトが

 

 

「桜かー 確かに地球にいた頃は春になると学校への通学路が

桜のトンネルになってて綺麗だったなー」

 

 

とフェイトが地球の学校に通っていた頃の懐かしい思い出

 

を思いだしていた。 するとヴィヴィオが

 

 

「そっか いいなー私ミッドではさくら見たことあるけど

地球ではないもんなー」

 

 

と少しがっかりしたような感じで話した。

 

そんなヴィヴィオの様子を見たフェイトは

 

 

「そっか ヴィヴィオは地球の桜を見たことがないんだ

よね 出来ることならヴィヴィオにも地球の桜を見せて

あげたいなー(⌒‐⌒)」

 

 

と考えていた。その日の夜カフェの営業が終わり自宅で

 

夕飯の準備をしているプレシアの元に愛娘であるフェイトから

 

連絡が入った。

 

 

「どうしたのフェイト?」

 

 

とプレシアが聞くとフェイトが

 

 

「あー母さんゴメンね(  ̄▽ ̄) ちょっと相談があるんだ

けどいいかな?」

 

 

と話すとプレシアは

 

 

「えぇいいわよ("⌒∇⌒")」

 

 

と笑顔で答えその顔を見たフェイトは安心して話し出した。

 

 

「あのね今日カフェでお茶をしている時に桜の話しが出てね

ヴィヴィオが地球の桜を見てみたいって言ったんだ だから

ヴィヴィオに地球の桜を見せてあげたいんだよね」

 

 

と話すとプレシアが

 

 

「そうヴィヴィオは地球の桜を見たことないの(´・ω・`)

それは可哀想ね いいわ私達も協力するわね」

 

 

と笑顔で返事をした。 それを聞いたフェイトは

 

 

「ありがとう母さん なのはには私から話しておくから」

 

 

と話しヴィヴィオには内緒でお花見会の設定が進められた。

 

それから一週間後ヴィヴィオはなのはやフェイトそして

 

プレシア一家7人で地球に遊びに来ていた。

 

地球に着いたヴィヴィオ達はまずなのはの実家である

 

翠屋に向かった。翠屋に着くとなのはの父である士朗と

 

母である桃子が皆を優しく出迎えた。

 

 

「久しぶりだね皆 ヴィヴィオも随分大人らしくなって」

 

 

と嬉しそうにヴィヴィオの頭を撫でた。

 

それから暫くすると桃子と士朗が店じまいの準備を始めた。

 

それを見たヴィヴィオが

 

 

「ねぇどうしてもう翠屋閉めちゃうの? まだお昼だよ」

 

 

と不思議そうにヴィヴィオが尋ねると士朗が

 

 

「今日はちょっと用事があってね 午前中だけの営業に

したんだよ(〝⌒∇⌒〝)」

 

 

と話しそれを聞いたヴィヴィオは不思議そうな顔をしていた。

 

翠屋を閉め店の前で待っているとヴィヴィオ達の前に白く

 

長い車いわゆるリムジンが止まり車のドアがあいた すると

 

 

「久しぶりねなのは、フェイト、ヴィヴィオそれにプレシア

さん達も元気そうでなりよりだわ さぁみんな乗って」

 

 

と話しそこにはなのはとフェイトの幼なじみであるアリサが

 

乗っておりそこにいた全員を車に乗せ出発した。

 

するとヴィヴィオが

 

 

「え 何でアリサさんがここにて言うか今からどこにいくの?」

 

 

と不思議な顔でアリサに質問すると

 

 

「さぁ どこかしらねそれはまぁ着いてのお楽しみよ(*^O^*)」

 

 

とイタズラぽい笑顔ではぐらかされた。

 

車で走る事30分ついに目的の場所に着いた。

 

車から降りる時にヴィヴィオはなのはからリボンで目隠しを

 

されフェイトに誘導されながら目的地に向かった。

 

そして目的地に着きヴィヴィオが目隠しを外すとそこには

 

桜が満開に咲いている木が何本もありこんなに多くの桜を

 

一度に見たことのないヴィヴィオはもの凄く感動していた。

 

ヴィヴィオが地球の桜に感動しているとさっきヴィヴィオ達

 

の乗って来た車の横に一台のバスが止まった。

 

ヴィヴィオがそのバスをみているとバスの中から

 

ヴィヴィオの親友達や八神家全員そして最後に幼なじみの

 

月村すずかが降りて来た。

 

初めて地球の桜を見た親友であるアインハルトやリオ、

 

コロナ、ミウラそしてユミナもヴィヴィオ同様に感動していた。

 

全員が揃ったところでフェイトが今日のお花見会の主役である

 

ヴィヴィオにこう話しかけた。

 

 

「ヴィヴィオ この前母さんのカフェで地球の桜を見たいって

言ってたでしょ だからヴィヴィオに内緒で今日の作戦を

進めてたんだ(#^.^#) 喜んでくれたかな?」

 

 

と話すフェイトにヴィヴィオは満面の笑みで

 

 

「ありがとうフェイトママ 最高の思い出になったよ(*^ー^)ノ♪

協力してくれた皆もありがとう(≧∇≦)」

 

 

と笑顔で話しそれから本格的にお花見会が始まった。

 

料理はアリサとすずかがヴィヴィオ達の為にと出張料理人

 

を頼みその場で一流の料理を作ってもらい全員で楽しんだ。

 

料理を楽しみ最後にデザートとして出て来たのは桃子特製の

 

スイーツその一つ一つがまさに芸術品のような輝きを

 

放っていた。 スイーツを食べながらアリサとすずかが

 

シグナムとヴィータに婚約した彼の事を聞いてみた。

 

 

「そういえばシグナムとヴィータって最近婚約したん

でしょ ちょっと指輪見せてよ(^w^)」

 

 

とアリサが聞くとヴィータが慌てた様子で

 

 

「何でアリサが私達の婚約知ってんだよ 誰から聞いた

んだよ!!(゜ロ゜ノ)ノ」

 

 

と問い詰めるとアリサは

 

 

「あー この前ミッドではやてとなのはとフェイトとすずか

と私で久しぶりに飲んだのよΨ( ̄∇ ̄)Ψ

その時に偶然話題に上がってね まさかあの二人が私達

より先に結婚とはねー」

 

 

とその場で話した内容をヴィータに伝えた。

 

するとヴィータは

 

 

「おいはやて、なのは、フェイトお前ら何で喋っちまうん

だよ」

 

 

とため息をはきながらアリサとすずかに薬指の指輪を見せ

 

そのあとシグナムも二人に頼まれ恥ずかしながらも指輪を

 

見せた。その後ヴィータとシグナムは士朗と桃子に夫婦円満

 

の秘訣を聞きこれからの夫婦生活の参考にしようと決めた。

 

そしてお花見もお開きになり来た時と同じようにアリサの家

 

の車とバスで帰ることになったのだが家に着く頃には暗く

 

なっておりミッドに戻るのは翌日になった。

 

その為ヴィヴィオやアリシア達はアリサの家に泊めて

 

もらえることになった。八神家は久しぶりに地球の家に泊まり

 

アインスも八神家に泊まることになった。 プレシアやフェイト

 

達はなのはの実家に泊まることとなった。

 

そして翌日の朝アリサの家に全員集まるとアリサとすずかに

 

感謝の意を伝えた後全員でミッドに帰っていった。

 

 

 

 




第25話書かせていただきました。

ヴィヴィオやアインハルト達みたいなミッドで育った

子ども達はきっと地球の桜を見たらきっと感動するん

だろうなと思ってこのエピソードを書きました。

これからもよろしくお願いいたします( ´,_ゝ`)


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天界からの呼び出し

アリシアとアインスは学院での学業は全て終え卒業を迎える

だけとなっていた。そして二人の卒業式の日の朝自宅の電話

が鳴りリニスが出るとその相手は四人の大恩人である女神から

であった。果たして女神の用とは一体?


アリシアとアインスは学院での学業を終え卒業を迎えるだけ

 

となっていた。そして卒業式の日を迎えた朝プレシア達の

 

自宅の電話が鳴りリニスが電話に出ると声の主はプレシア達

 

がお世話になった女神からであった。すると女神が

 

 

「久しぶりね(^_^)リニス皆元気かしら?」

 

 

と聞かれたリニスは

 

 

「はい(^^)v おかげさまでところでどうしたんですか?」

 

 

と聞かれた女神は

 

 

「あのね 貴女達に頼みたいことがあるの 出来たら今から

天界に来てもらうことはできないかしら? 急でゴメンなさい」

 

 

と話す女神にリニスは

 

 

「すみません女神様(>_<) 今日はアリシアとアインスの

卒業式があるんです その後二人の卒業記念のお祝いをする

つもりなんです なので今日はすみませんが無理です」

 

 

と話すリニスに女神は

 

 

「それなら仕方ないですね(´・ω・`) なら翌日なら大丈夫

ですか?」

 

 

と話す女神にリニスは

 

 

「はい(^o^) 大丈夫ですよ なら翌日に天界に伺いますね」

 

 

と話し電話を切った。

 

するとプレシアが

 

 

「ねぇ さっきの電話誰からだったの?」

 

 

と聞かれたリニスは

 

 

「女神様からですよ 何か私達に頼みたいことがあって

今から天界に来れないかしら?っていう事だったんですけど

今日はアリシアとアインスの卒業式があるので女神様には

悪いですが翌日にしてもらいました(⌒‐⌒)」

 

 

と話すリニスにプレシアが

 

 

「それは悪いことをしたわね(・・;)」

 

 

と話すプレシアにリニスは

 

 

「大丈夫ですよ 明日でも大丈夫って言ってください

ましたから」

 

 

と話すリニスにプレシアは

 

 

「なら今日は二人の卒業をお祝いしましょうか(〝⌒∇⌒〝)」

 

 

と話しそれを聞いたアインスとアリシアは

 

 

「ありがとう(≧∇≦)ママ、プレシア」

 

 

と話し学院に向かっていった。

 

そして卒業式を終えたアリシアとアインスは親友達と一緒

 

にカフェに向かった。カフェの扉を開けると中には母である

 

プレシアやリニスそしてなのはやフェイトが料理を作って

 

待っていてくれた。それから皆で料理を食べながらお祝い

 

をした。そして翌日プレシア達四人は天界からの使いに

 

連れられ再び天界を訪れた。

 

女神のいる間に案内された四人は暫く女神が来るのを

 

待っていた。すると女神ともう一人の女性が一緒にやって

 

来た。その女性は女神にはない綺麗な純白の羽が生えて

 

いて髪は綺麗な銀髪のロングヘアにウェーブのかかって

 

いてまさにその見た目はまさに天使であった。

 

するとその女性は

 

 

「お久しぶりですね(#^.^#) リニス、リインフォース

お元気そうでなによりです そういえば貴女達二人とは

初対面ですね」

 

 

と話しかけ話しかけられたプレシアは

 

 

「はい そうですね失礼ですが貴女様は一体?」

 

 

と聞かれた女性は

 

 

「はい 私はこの天界で天使長をしている者です(*^_^*)

名を撫子と申します」

 

 

と話すとリニスが

 

 

「プレシア この方は私とアインスが天界に来て何も

わからなかった私達に何から何まで教えくださった

お方なのです(〃^ー^〃)」

 

 

と話しそれを聞いたプレシアは

 

 

「それはありがとうございます(≡^∇^≡) 私の娘が

だいぶお世話になったみたいで」

 

 

とプレシアがお礼を言うと

 

 

「いえいえ二人は優秀だったので教えるこちらも楽でした」

 

 

と話しそれを聞いていたリニスとアインスは照れていた。

 

すると今まで静かにしていたアリシアが天使長である

 

撫子に質問をした。

 

 

「もしかして私達に頼みがあるのは女神様じゃなくて

天使長なんですか?」

 

 

と聞かれた撫子は

 

 

「はい 実は今回の依頼は女神様に私が頼んで貴女達を

此処に呼んでもらったのです」

 

 

するとプレシアが

 

 

「私達に何をお願いしたいんでしょうか? 出来るだけ

協力させていただきます(〃^ー^〃)」

 

 

と話すプレシアに撫子は

 

 

「ありがとうございます(o^・^o) 頼みたいのは

アリシアとリインフォースの二人なのです」

 

 

指名された二人は撫子の意図が分からず頭の上に?マーク

 

を浮かべていた。

 

すると撫子が

 

 

「あの昔リニスとリインフォースには話しましたが私には

二人の子どもがいるんですが娘はある不思議なカードが

起こす事件を解決するという任務をしていたんです」

 

 

と話した。するとそれを聞いていたアインスが

 

 

「撫子様 私もリニスもそのお話は撫子様から聞いた事

があります。しかしその任務は数年前娘さんが完全に解決

したはずでは?」

 

 

と話すアインスに撫子は

 

 

「はい 確かに数年前に解決したはずだったんですが

どうやらまたあの娘の周りで不思議な事件が起こりそう

なんです それに今度起こる事件は今までのようには

うまく対処できないかもしれないんです なので

アリシアとリインフォースには出来れば娘の近くにいて

事件解決に力を貸して欲しいんです」

 

 

と言って二人に向かって頭を下げた。

 

するとアインスとアリシアは慌てて

 

 

「撫子様 頭を上げてください 私は構いませんが

アリシアはどうだ? お前はまだ高等部でヴィヴィオ達

と一緒に過ごしたいんじゃないか?」

 

 

と聞かれたアリシアはあっさりと

 

 

「あたしもいいよ( ^∀^) それに何だか面白そう

だもん ねぇいいよねママ」

 

 

とプレシアに向かって話しかけそれに対しプレシアは

 

 

「そうね 貴女がいいなら私は構わないわよ どうせ

止めてもムリでしょうしね」

 

 

と苦笑いを浮かべていた。それを聞いた撫子は

 

 

「ありがとうございます(o^・^o) 住む所など

貴女達に必要な物こちらで用意しますからあとこれを」

 

 

と言ってアリシアとアインスにペンダントを渡してきた。

 

アリシアのペンダントには星がアインスのペンダントには

 

三日月がついておりそのことを撫子に聞くと

 

 

「これは貴女達が今から行く世界で使える貴女達の世界

でいところのデバイスです バリアジャケットはありません

が十分貴女達を守ってくれます」

 

 

と話した。それを受け取ったアリシアとアインスは早速

 

そのペンダントを首にかけ四人は天界を後にした。

 

自宅に戻ると早速アリシアは妹であるフェイトそして

 

親友達アインスももう一つの家族である八神家や親友で

 

あるアインハルトやユミナにこの事を話した。

 

その話しを聞いたヴィヴィオ達は最初は悲しんでいたが

 

アリシアが

 

 

「また会えるよ(*^ー^)ノ♪ だから笑顔で見送ってよ(^w^)」

 

 

と話しそれを聞いたヴィヴィオ達も笑顔になった。

 

そして二人が旅立つ日見送りにはなのはやフェイト

 

ヴィヴィオに親友達そしてはやて達八神家の面々が

 

二人の新たな旅立ちを見守った。

 

そして二人は撫子からの使いと共に新たな世界へと

 

旅立った。

 

 

〜とある少女の夢〜

 

とある少女が眠っているとある不思議な夢を見た。

 

自分の目の前に二人の少女が現れたのだ。一人は自分と

 

同じ位の背丈しかしもう一人は自分よりもだいぶと高い

 

 

「貴女達は誰?」

 

 

と手を伸ばしたところでその少女は目を覚ました。

 

すると少女はある違和感を覚え自分が頑張って集めた

 

カードの入っている本を開いた。するとカードがすべて

 

透明になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第26話書かせていただきました。

わかる人はにわかると思いますが次回からある作品との

コラボさせていただきます。

良ければこれからも読んでいただけばありがたいです(*^_^*)


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二人の新しい生活

撫子に頼まれミッドから旅立ち見知らぬ世界で新しい生活

を始めたアインスとアリシア果たして二人を待ち受けるものと

は?


撫子の使いと共にアインスとアリシアが以前生活していた

 

地球とは別世界の地球、街の名を友枝町という。

 

使いとアインスとアリシアの三人は友枝のある公園に

 

降り立った。その公園は地元の人からはペンギン公園と

 

呼ばれる児童公園でそう呼ばれる由縁は公園の中央に鎮座

 

するペンギン大王と呼ばれる王冠を被ったペンギンの滑り台

 

から来ている。

 

その公園にある屋根付きのベンチに座り二人は使いから

 

新しく二人が生活するマンションの鍵を渡されこの世界

 

での二人の設定が伝えられた。

 

二人の両親は外資系の会社で今は両親共に外国で仕事を

 

しているそして二人は訳あって両親と別れ日本に戻り

 

二人で生活をしているという設定だった。

 

ペンギン公園で使いと別れると鍵と一緒に渡された紙

 

に書いてある住所に二人でスーツケースを引きながら

 

向かった。 紙に書いてある住所の場所には10階建ての

 

高級マンションが立っておりマンションの入り口には

 

管理人らしき女性が立っており二人が入り口に着くと

 

その女性が声をかけてきた。

 

 

「すみませんがもしかしてテスタロッサさんですか?」

 

 

と声をかけられそれに対し

 

 

「はい テスタロッサは私達ですが」

 

 

と話すと管理人の女性が

 

 

「お待ちしておりましご案内しますので

ついて来て下さいね(^_^)」

 

 

と言われ二人は管理人と共に今から二人で住むことに

 

なる部屋に向かう為にエレベーターに乗った。

 

エレベーターに乗ると管理人は最上階である10階への

 

ボタンを押した。それを見ていた二人は

 

 

「まさか(゜ロ゜) このマンションの最上階なの(か)?」

 

 

と心の中で考えていると最上階である10階に到着した。

 

エレベーターをおりた三人は部屋の入り口に向かった。

 

アインスとアリシアはマンションの廊下を歩きながら

 

頭の中に疑問が浮かんだ。

 

てっきり二人は同じ階にはいくつかの部屋があり

 

そのうちの一つの部屋に住むのだと思っていた。

 

しかし実際は一つの階の左右の端に玄関があり一つの階

 

に住むのはその二部屋だけというものだった。

 

部屋の玄関につき鍵でドアを開けると中は二人で住むには

 

十分すぎる広さと設備が揃っていた。

 

すると管理人が

 

 

「では私はこれで失礼しますので何か気になることが

あれば備え付けの電話を鳴らしていただけばいつでも

対応しますので」

 

 

と話し部屋を後にした。

 

部屋に残された二人はまずリビングに向かった。

 

リビングも広く二人でゆっくりするには申し分ない広さ

 

だった。キッチンもバスルームもオシャレでこれからの

 

生活が楽しみで仕方なくなっていた。

 

リビングの机を見ると二つのスマホとテスタロッサ名義の

 

通帳と印鑑とキャッシュカードが置いてありそのカードの

 

隣には暗証番号が書いてある紙があった。

 

それから二人は各々自分の部屋に向かった。

 

部屋には二人が通うことになる友枝中学校の制服と高校の

 

制服が掛けてあった。

 

自分の部屋を確認した二人は夕食の準備をするために

 

近くの商店街に買い物に行くことにした。

 

同じ頃ある少女が小学校からの親友と共に家路についていた。

 

少女の名は「木之本さくら」そして桜の親友である「大道寺知世」

 

二人は小学校からの幼なじみで今でもその仲の良さは

 

変わらないそして知世はさくらがカードキャプターであること

 

も知っていて桜がカードを集める時に着るコスチュームは

 

全て知世の手作りである。

 

知世の家はさくらの家よりも離れているため二人は帰り道の

 

途中で別れた。

 

知世と別れたさくらは一人で帰り道を歩いていた すると

 

 

「わぁ 綺麗」

 

 

とさくらは街路樹である桜の花が満開になっている歩道を

 

見ながらそう思った。

 

さくらがまるで桜のトンネルのようになった歩道を歩いて

 

いると突然突風が吹き道に落ちている桜の花びらを巻き上げた。

 

さくらは最初ただの強い風だと気にも止めなかった。

 

しかし次に吹いた強い風が地面を抉るのを見た瞬間その甘い考え

 

はすぐにくつがえされた。

 

突風はまるでさくらを狙うかの如く吹きだがさくらも持ち前の

 

運動神経で巧みによけていた。

 

だが突風によって街路樹である桜の木が倒れその倒れた木に

 

足を取られ倒れてしまった。

 

すると倒れているさくらに向かってまた突風が襲いかかろう

 

とすると今までさくらと共にカード集めをしてきた星の鍵が

 

さくらの胸元で輝き今までとは違う形の鍵になっていた。

 

その鍵がさくらの前に浮かび突風からさくらを守った。

 

するとさくらの心の中にある言葉が出てきた。

 

さくらがその言葉を唱えると新しい鍵が光り新しい杖へと

 

変化した。

 

しかし突風は相変わらずさくらを狙い隙を見て封印しよう

 

とするさくらの考えを潰していた。

 

 

 

「どうしよう(>_<)このままじゃ封印できない」

 

 

と考えていると突風が今度は正面でなく全方位から

 

さくらを襲おうと吹き荒れた。

 

 

「ダメ((;>_<;)このままじゃこの突風にやられちゃう」

 

 

と目をつむっているとどこからか

 

 

「スフィアプロテクション!!」

 

 

という聞き慣れない言葉が聞こえ薄いピンク

 

のバリアがさくらを突風からの攻撃から守った。

 

さくらが恐る恐る目を開けるとさくらの目の前に

 

二人の少女が立っていた。

 

すると二人の少女のうちさくらと同じ位の年の女の子が

 

 

「大丈夫? ケガしてない?」

 

 

と聞きそれに対しさくらは

 

 

「ありがとうございます 大丈夫です(*^_^*)」

 

 

と笑顔で返すともう一人の女の子が

 

 

「悪いが私達では封印できない 私達があいつの動きを

止めるからその隙に封印してくれ」

 

 

とさくらに指示した。

 

それを聞いたさくらは

 

 

「どうしてこの人は私が封印できることを知っているん

だろう?」

 

と考えながらも指示に従いいつでも封印できる体制を

 

とっていた。

 

すると二人は首から下げた星と三日月に向かって

 

 

「シューティングスター」

「クレセント・ムーン」

 

 

と叫ぶとアリシアとアインスの右手左手の人差し指から

 

薬指六本にアリシアにはネイルリング、アインスには

 

アーマーリングが装着されそのリングによって色々な

 

魔法が使えるようになっていた。

 

さくらにスフィアプロテクションをかけたまま二人は

 

この突風の原因を捕えるためアリシアとアインスは

 

捕縛魔法を使った。

 

 

「マジカルストリング」

「フェアリーチェーン」

 

 

と二人同時に放ち放たれた魔法で生成された糸と

 

白銀色に輝く鎖が突風を起こしていたと思われる小さな

 

小鳥のようなものを捕えた。

 

捕えられた小鳥のようなものは二人の魔法から脱出しよう

 

とするが徐々に糸と鎖が球状になり最後には完全に包み

 

込んだそれを確認した二人はさくらに

 

 

「もう大丈夫だ(よ) 封印してくれ(るかな)」

 

 

と声をかけ声をかけられたさくらは

 

 

「はい(≡^∇^≡) 」

 

 

と元気に返事をし新しくなった杖で包み込んだ突風の

 

原因である小鳥のようなものを封印した。

 

 

するとさくらの手に封印された小鳥の書いてあるカードが

 

あった。

 

封印が終わるとさくらは助けてくれた二人の女の子に

 

女の子にお礼を言った。

 

 

「ありがとうございます(o^・^o) おかげで助かりました」

 

 

と深々と頭を下げた。 それを見た二人は

 

 

「頭上げて(〝⌒∇⌒〝) 困ったときはお互い様だよ」

 

 

と話し笑顔で握手をした。

 

するとアインスがばつが悪そうに

 

 

「悪いがこの現状をどうにかしないとな(ー_ー;)」

 

 

と話し目の前の惨状を見たさくらは

 

 

 

「ほぇーーー(@ ̄□ ̄@;)!!」

 

 

 

と叫びアリシアもどうしたものかと考えていた。

 

するとアインスが

 

 

「しょうがない 私が一肌脱ごう」

 

 

 

と話すともう一度クレセント・ムーンを起動させると

 

 

「時の精霊よ 時を戻しこの場を元に戻せ」

 

 

と唱えると三人の目の前の惨状は何もなかったように

 

綺麗になっていた。

 

事件を無事解決した二人は商店街に買い物に行くためまた

 

歩き出した。

 

するとさくらが

 

 

「あのありがとうございました 良かったら名前を

教えてください(o⌒∇⌒o)」

 

 

と話すと二人は

 

 

「私はアリシア・テスタロッサこっちのカッコいいのは

私のお姉ちゃんのアインス・テスタロッサ・リインフォース

だよ(〃^ー^〃)」

 

 

と話した。

 

そしてアインスとアリシアとさくらはそこで別れた。

 

商店街で夕飯の買い物を終え家に帰ってきた二人は

 

今日のことを思い出し

 

 

「あの娘がきっと撫子様の言ってたさくらって娘だよね

可愛かったねアインス(≧▽≦)」

 

 

と話すアリシアに

 

 

「そうだな(^_^)さすが撫子様の娘さんだ」

 

 

と話しさくらの可愛いさとさくらの秘めたる魔力を

 

改めて確認したアインスはそう答えた。

 

そして次の日いよいよアリシアとアインスが

 

友枝中学校と高校に通う日がやってきた。




第27話書かせていただきました。

コラボさせてもらったのはカードキャプターさくらです

後アリシアはミッド式の魔法を使いますがアインスは

天界で会得した精霊を使役する魔法を使う予定です

これからもよろしくお願いいたします(^-^)v


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新しい学校生活

いよいよ友枝中学校そして高校での生活の初日を迎えた

アインスとアリシア一体どんな生活が二人を待っている

のであろうか?


さくらはあの事件のあと真っ直ぐ家に戻り自分の部屋で

 

TVゲームをしていた封印の獣ケルベロス通称ケロちゃんに

 

今日の事件のことそして自分を助けてくれたアリシアと

 

アインスそして二人が使う魔法についてまで事細かく話した。

 

するとケロちゃんが不思議な事を言った。

 

 

「おい さくら冗談キツイわぁいくらワイがゲームに

夢中になってたとはいえ そんな魔力の強い奴らが

魔法を使えばいくらワイでも気付くでぇ」

 

 

と話すケロちゃんに対しさくらは事件の時に星の鍵から姿

 

を変えた新しい形態の魔法の鍵を見せその鍵の封印を解除

 

し新しく生まれ変わった魔法の杖をケロちゃんに見せた。

 

その後その事件の原因で無事封印しカード化に成功した

 

今までのさくらカードとは違うデザインのカードを

 

ケロちゃんに見せ封印の獣しての意見を求めた。

 

しかしケロちゃんから返ってきた答えはさくらの求める

 

答えとは正反対のものだった。

 

 

「さくら悪いがワイにはそのカードから魔力を感じひん」

 

 

というものだった。

 

それを聞いたさくらは

 

 

「なら何で私とあの二人にはこのカードを封印できたの(´・ω・`)?

 

 

と聞いてくるさくらにケロちゃんは

 

 

「多分このカードはさくらとその二人にしか対処できんひん

のや 多分ワイにはどうにも出来ひん恐らく月(ユエ)も」

 

 

と聞いたさくらは少し考え

 

 

「そっかケロちゃんにも対処できないならしょうがないね

(^o^;)」

 

 

と話しその日はバイトから帰ってきた兄桃矢と共に夕飯を

 

食べ自分の部屋に戻り眠りにつくのだった。

 

次の日の朝目覚めたさくらは友枝中学校の制服に着替え

 

二階にある自分の部屋からリビングのあるのある一階に

 

降り桃矢が作ってくれたパンケーキとサラダを食べ

 

学校へと向かった。学校に行く道の途中で親友の知世と

 

待ち合わせをし二人で一緒に学校に向かった。

 

校舎内に入り教室に入るとさくらと知世の友人達に声

 

をかけられた。自分の席についてから暫くすると

 

担任の先生が入って来て朝の朝礼を始めた。

 

すると担任の先生が

 

 

「今日は皆さんにお知らせがあります

今日から皆さんと共に勉強するお友達が増えます

どうぞ入った来て(⌒‐⌒)」

 

 

と話すと

 

 

「はい(o⌒∇⌒o)」

 

 

と元気に返事をしある一人の少女が教室に入ってきた。

 

その少女を見たさくらは

 

 

「あれもしかしてアリシアちゃん?」

 

 

と声をあげるとその声に気づいたアリシアが

 

 

「あれもしかしてさくら?(*≧∀≦*)」

 

 

とお互いを改めて確認しその様子を見ていた先生が

 

 

「テスタロッサさん木之本さんと知り合いだったのなら

ちょうど良かったわ 木之本さんテスタロッサさんに

色々教えてあげて テスタロッサさんの席は木之本さん

の隣が空いてるわね あそこに座ってちょうだい」

 

 

と言われアリシアはさくらの隣の席に座った。

 

授業が始まるとアリシアは授業内容に少しばかり

 

物足りなさを感じていた。

 

異世界とはいえ一応は高卒のアリシアにとって中学生の

 

勉強はやはり退屈だった。

 

さくらはアリシアとは反対に苦手な分野の

 

授業が何個かあり今はその分野の一つ数学だった。

 

アリシアがさくらの方を見るとわからない数式があった

 

らしく悪戦苦闘していた。

 

するとアリシアは

 

 

「さくら ここの数式はこうやって解くんだよ」

 

 

と分かりやすく教えてあげた。 解き方を教えてもらった

 

さくらは

 

 

「ありがとうアリシアちゃん 物凄く分かりやすかった(*^_^*)」

 

 

と感謝されアリシアは柄にもなく照れてしまった。

 

そして授業が終わり休み時間になると転校生にとって

 

一つの試練ともいえる質問攻めにあった。

 

アリシアが担任の先生に紹介されている頃アインスも

 

担任の先生から教室に招き入れられ自己紹介の挨拶をした。

 

そのあと授業を受け休み時間にはやはりアリシアと一緒で

 

クラスメイトから質問攻めにあった。

 

昼休みになりアリシアがアインスと二人で手作りした

 

お弁当を教室で食べようとしていると

 

 

「ねぇ アリシアちゃん良かったら私達と一緒に外の中庭

で食べない?」

 

 

とさくらが声をかけてくれた。その声に

 

 

「ありがとうさくら(#^.^#) さくら達さえ良ければ

ご一緒されてもらうね」

 

 

と話しアリシアはさくらと知世と二人の友人達と一緒に

 

中庭に向かった。

 

アリシアやさくら達は中庭の芝生にシートを轢いて

 

各々のお弁当を食べながらアリシアに色々と質問した。

 

その頃アインスも教室でお弁当を食べていた。

 

アインスの席は窓際の後ろの席だったので窓から街の景色

 

を眺めながらお弁当を味わった。

 

お昼休みが終わり午後の授業もそつなくこなし放課後を迎えた

 

アリシアとアインスは真っ直ぐ家に帰ることにした。

 

アリシアが校門を出ようとすると校舎の方から声が

 

かけられた。

 

 

「待ってアリシアちゃん!」

 

 

と聞こえ後ろを振り返るとさくらと知世がこっちに走って

 

くるのが見えた。さくらと知世はアリシアに追い付くと

 

 

「ねぇアリシアちゃん 良かったら今からウチにこない?

昨日のお礼もしたいし(〃⌒ー⌒〃)ゞ良かったら

お姉さんも一緒に」

 

 

と話すとアリシアは

 

 

「うーん(^_^;)ちょっと待ってねお姉ちゃんに聞いて

みる」

 

 

と話しカバンからしスマホを取り出しアインスに連絡した。

 

電話をもらったアインスは校門を出て家路に着く途中だった。

 

アリシアの提案にアインスは

 

 

「すまないが私はいい せっかく誘ってくれたんだお前

だけでも行ってこい」

 

 

と話し結局さくらの家に行くのは知世とアリシアだけに

 

なった。さくらの家に着くとさくらはアリシアを自分の

 

部屋に案内し知世と共にお茶を入れる準備をする為一階に

 

降りた。さくらの部屋でアリシアがさくら達が戻ってくる

 

のを待っていると不意に声がかけられた。

 

 

「へぇ あんたがさくらの言っとった不思議な魔法を使う

姉ちゃんかいな 確かにさくらとは違うがかなりの魔力を

持ってるみたいやな」

 

 

と声が聞こえその方向を見ると黄色いぬいぐるみが

 

こちらに向けて話しかけていた。

 

それを見たアリシアは

 

 

「そう言う貴方も結構な力を持ってるみたいじゃない

貴方のその今の格好仮の姿でしょ」

 

 

と一瞬にしてケロちゃんが仮の姿であることを見抜いた。

 

するとケロちゃんが

 

 

「あんた達の目的はなんや? 答えによってはただじゃ

すまさへんぞ」

 

 

と話すケロちゃんに対し

 

 

「安心して私達はある方からさくらを守るように頼まれたの」

 

 

 

と話すアリシアにケロちゃんが

 

 

「その方って誰やねん 」

 

 

と聞かれたアリシアは

 

 

「今は言えないでもそのうち話すわさくらにも貴方にもね」

 

 

と話しその言葉にケロちゃんが反論しようとしたところで

 

さくらと知世がお茶とお菓子を持って部屋に戻ってきた。

 

そして三人はお茶を飲みながら昨日の事件の事を知世に

 

話した。 すると知世は

 

 

「ということはカードキャプターさくら復活ですわねー」

 

 

と目をキラキラさせながら喜んでいた。

 

すると知世は

 

 

「もしかしてアリシアちゃんやアリシアちゃんの御姉様も

魔法をお使いになるのですか(*´∀`)♪」

 

 

と聞いてきた知世にアリシアは

 

 

「うん私とお姉ちゃんもさくらとは違うけど魔法を使うよ

それがどうかしたの( ・◇・)?」

 

 

と聞かれた知世は

 

 

 

「もしお二人が良かったら私の手作りコスチュームを

着ていただいて出来ればそのコスチュームを着て

戦う場面を撮影させていただければ」

 

 

というお願いを知世からされてしまった。

 

それを聞いていたさくらは

 

 

「アリシアちゃん嫌なら断ってもいいからね」

 

 

と話すとアリシアは

 

 

「ありがとう知世 楽しみにしてるね(o≧▽゜)o」

 

 

と話しその言葉を聞いた知世も

 

 

「任せてください\(^^)/ お二人に合う最高の

コスチュームを作って差し上げますわぁ」

 

 

と話しそんな知世の様子を見てさくらは

 

 

「アリシアちゃんはノリノリだな ゴメンなさい

リインフォースさん(^_^;」」

 

 

と心の中で謝罪するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第28話書かせていただきました

いよいよ新しい学校での生活を始めた二人これからどんな

出来事が待ち受けているんでしょうか

これからもよろしくお願いいたします(*_*)


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知世からの招待

アインスとアリシアが友枝中学校と高校に入学して

初めての週末を迎えた。 その週末アリシアとアインスは

知世の家に招待された


アインスとアリシアが友枝中学校と高校に入学して

 

初めての週末を迎えた。アリシアが土日の休みのことを

 

考えているとさくらと知世がアリシアの元にやってきた。

 

 

「おはようさくら、知世どうしたの?」

 

 

と聞いてくるアリシアに知世が

 

 

「アリシアちゃん 今度の日曜日私の家に遊びに来ませんか

出来たら御姉様も一緒に」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアは

 

 

「うん(^.^) それはいいけど何かあるの?」

 

 

と聞いてくるアリシアに知世が

 

 

「はい("⌒∇⌒") このあいださくらちゃんの家で話した

コスチュームの件についてですわ やはり着てもらう

ならお二人の意見も取り入れたいですから」

 

 

と話した。知世の話しを聞いたアリシアは

 

 

「オッケー なら今度の日曜知世の家にお邪魔するね」

 

 

と話しそれを聞いた知世は

 

 

「はい お待ちしておりますわね」

 

 

と話し知世とさくらは自分の席に戻っていった。

 

そしてその日の授業を全て終えさくらと知世は自分が

 

入部したクラブに向かいアリシアは真っ直ぐ家に帰った。

 

その頃アインスもその日の授業を終え学校を後にした。

 

アインスが高校の校門を出て家路を歩いていると

 

二人の男性が歩いておりアインスはその二人のうち

 

の一人から強力な力を感じた。

 

 

「この男ただの人間じゃないな 普通の人間にこんな

力はないはず」

 

 

と考えながらその二人の男性とすれ違った。

 

すれ違った後二人組のうちの一人の男性が

 

 

「桃矢どうしたの? 難しい顔してさっきすれ違った

女の子に不思議なものでも感じた?」

 

 

と聞かれた桃矢と呼ばれた男性は

 

 

「あぁ さくらや雪とは違うが強力な魔力を感じた」

 

 

と話した。それを聞いたもう一人の男性雪こと月城雪兎

 

は桃矢に向かってこう話した。

 

 

「僕は何も感じなかったけど桃矢にはどう感じたの?」

 

 

と聞かれた桃矢は

 

 

「悪い感じはしなかった」

 

 

と話しそれを聞いた雪兎は

 

 

「なら大丈夫だね 桃矢の勘はあたるから」

 

 

と話しながら二人はバイトに向かった。

 

桃矢と雪兎とすれ違ったアインスは帰り道でアリシア

 

に会い二人で一緒に夕飯の買い物をするために

 

商店街に寄ってから家に帰ることにした。

 

家に帰ってきたアリシアとアインスは

 

自分の部屋に行き制服を脱ぐと普段着に着替え

 

二人はリビングに向かった。

 

リビングに来たアインスにアリシアが

 

 

「あのね(^○^) 今度の日曜日私の同級生の家に招待

されたの アインスも一緒にってどうかな?」

 

 

と話すアリシアにアインスは

 

 

「日曜日か 日曜日なら大丈夫だぞそれよりも相手方に

迷惑にならないか?」

 

 

と話すアインスにアリシアが

 

 

「うん(^o^) それは大丈夫だよアインスも一緒に

どうぞって言ってくれたから」

 

 

と話した。それを聞いたアインスは

 

 

「ならお世話になるとしようか(^_^)」

 

 

と話し姉妹で知世の家にお世話になることにした。

 

そしてその日になりアリシアとアインスは知世の家に

 

に行く途中にさくらと落ち合いさくらの案内で知世の

 

家に向かった。

 

知世の家の門の前に着いた二人はあまりの家の広さに

 

驚いていた。

 

さくらは何度か知世の家には遊びに来たことがあった

 

ので普通に門にあるインターフォンを鳴らした。

 

すると知世が応答し

 

 

「はい(#^.^#) 大道寺ですどちら様ですか?」

 

 

と聞かれたさくらは

 

 

「さくらです(*^。^*) その声は知世ちゃん?

アリシアちゃんとリインフォースさん連れてきたよ」

 

 

と話すと知世が

 

 

「ありがとうございますさくらちゃん 今門を開けます

から」

 

 

と話すと目の前の門が開き三人は中に入っていった。

 

玄関の扉の前で待っていると扉が開き中から普段着姿の

 

知世が現れ三人を中に招き入れた。

 

すると知世は屋敷で働くメイドに

 

 

「すみませんが私の部屋に5人分のお茶とお菓子を

持ってきてくださいな」

 

 

と話しそれを聞いたメイドは

 

 

「は? 5人分ですか?」

 

 

と聞いてくるメイドに知世は

 

 

「はい(o⌒∇⌒o) 5人分で」

 

 

と笑顔で話しさくら達を連れて自分の部屋に向かった。

 

部屋の中に入るとさくらのバックの中からケロちゃん

 

が飛び出した。

 

 

「はぁやっと出れたわぁ そして久しぶりやな

姉ちゃん 後そっちの姉ちゃんははじめましてやな」

 

 

とアリシアとアインスにそれぞれ挨拶した。

 

するとアインスが

 

 

「あぁ はじめまして私はアインス・テスタロッサ・

リインフォースだ よろしく」

 

 

と軽く挨拶した。すると知世が

 

 

「では早速アリシアちゃんとリインフォースさんの採寸

を取らせてもらいますね」

 

 

と話しそれを聞いたアインスが

 

 

「え 採寸って何の採寸を取るんだ?」

 

 

と聞いてくるアインスにアリシアが

 

 

「あー ゴメンアインスには言うの忘れてたんだけど

知世がね私とアインスのバトルコスチュームを作って

くれるんだって(*≧∀≦*)」

 

 

と話すアリシアにアインスは

 

 

「バ、バ、バトルコスチューム? 何だそれは?」

 

 

と話すアインスにさくらが

 

 

「私がカード集めの時に着てたいわばユニフォーム

みたいなものです(*^。^*)」

 

 

と話しそれを聞いていた知世が

 

 

「この前さくらちゃんの家でお茶をした時アリシアちゃん

とリインフォースさんも魔法を使うと聞いたので是非とも

お二人に合うバトルコスチュームを作らせてくださいと

アリシアちゃんにお願いしたんです( ^∀^)」

 

 

と笑顔で話す知世にアインスはただらなぬ圧力を感じた。

 

そしてアインスからも了承を得た知世は早速二人の採寸

 

をとり自分のクローゼットにしまってあるさくら用の

 

コスチュームを出しその中からアリシアとアインスの

 

コスチュームのヒントになりそうなものはないかと

 

探していた。するとアリシアがさくら用のコスチューム

 

を見て知世に

 

 

「ねぇ知世 そのコスチューム着てみてもいいかな?

多分私とさくらって背丈とかもほぼ同じだし多分入る

と思うんだ( ・∇・)」

 

 

と話すアリシアに知世は

 

 

「すみませんがそれは出来ませんわ このコスチュームは

さくらちゃん用ですわ きっとアリシアちゃんにはアリシア

ちゃん向けのデザイン そしてリインフォースさんには

リインフォースさん向けのデザインがあるはずなんです

ですからいくらさくらちゃん用のコスチュームを

アリシアちゃんが着れたとしてもそれはきっといわば偽物

私はお二人にはわたくしが一から作ったいわば本物を

着てほしいんです(〃^ー^〃)」

 

 

と真剣に話す知世にアインスとアリシアは

 

 

「すごいなぁ(@ ̄□ ̄@;)!!」

 

 

とびっくりすると同時に知世の熱意に感心してしまった。

 

そして二人の採寸がとり終わりお茶とお菓子を待っていると

 

急に知世の部屋全体が謎の正方形の空間に閉じ込められて

 

しまった。さくらはあの突風の時と同じ感覚を感じ首から

 

下げている鍵を出すと鍵が輝いていた。

 

それを見たアリシアとアインスは自分の愛機である

 

「シューティングスター」と「クレセント・ムーン」を

 

起動させいつでも対処できるようにしていた。

 

そしてさくらも鍵の封印を解き杖に変化させた。

 

そしてさくらがアリシアとアインスに

 

 

「どうしよう(・・;) どうにかして脱出しなきゃ」

 

 

と話すさくらに

 

 

「そうだね アインス何かいい方法ないかな?」

 

 

と聞かれたアインスは

 

 

「今ちょっと魔法を使って調べてみたがこの壁は相当

頑丈だ 並みの魔法では傷すらつかん」

 

 

と話し困り果てているとさくらが

 

 

「この前封印したあの突風を起こすカード使えないかな?」

 

 

と話しポケットから「疾風」と書かれたカードに新しい杖

 

を当て魔法を発動させた。

 

すると風の刃が飛び出し壁に向かって飛んでいったが

 

かすり傷すらつけることが出来なかった。

 

それを見たアリシアは

 

 

「次は私がやってみるねo(`^´*)」

 

 

と話し自分の前に複数の高密度魔力スフィアを出現

 

させると壁に向かって射出する射撃魔法を放った。

 

さくらの時より傷がつきが壁にところどころヒビが

 

入ったが壁を破るまでにはいかなかった。

 

するとアインスがアリシアに

 

 

「アリシア今から私が少し強力な魔法を使うだから

お前はさくらと知世にスフィアプロテクションをかけた後

お前もあのぬいぐるみと共にスフィアプロテクションを

かけて身を守ってくれ」

 

 

と話しそう言われたアリシアはさくらと知世と自分に

 

スフィアプロテクションをかけケロちゃんはアリシア

 

が抱っこして身を守る準備をした。

 

アリシアの準備が終わったのを確認したアインスは

 

呪文を唱えた。

 

 

「大気の精霊よ この空間の空気を膨張させこの空間を

破壊せよ」

 

 

と唱えると空間の中の空気がみるみるうちに膨張し

 

アリシアの射撃魔法で入ったヒビをさらに広げついには

 

空間の壁を破壊することに成功した。

 

するとアインスが

 

 

「さくら 早く封印するんだ多分この空間はまた復活する」

 

 

と言うとさくらは破壊された壁の破片の中に一つだけ

 

輝く破片を見つけその破片に向けて杖を当てると

 

その破片はカードに変化し無事封印することができた。

 

それからみんなでお茶とケーキを楽しみ帰り際に

 

 

「アリシアちゃん、リインフォースさん

バトルコスチューム楽しみにしててくださいね(*´∀`)♪」

 

 

と知世に言われ

 

 

「あぁ 楽しみにしているよ(ね)(*^ー^)ノ♪」

 

 

と話し大道寺家を後にするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第29話書かせていただきました。

多分知世ちゃんならこの姉妹にもきっとピッタリな

バトルコスチュームを作ってくれるだろうと思って

このエピソードを書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします(  ̄▽ ̄)


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大切な人との再会

さくらと知世はアリシアからある遊びの誘いを受ける

その誘いを受けたさくらと知世はその日が来るのを

楽しみにしていた。

そんな中さくらは自分が一番に大切に思っている人物

と再会する


さくらと知世が登校し席に着いて二人で話しをしていると

 

アリシアが二人に話しかけてきた

 

 

「おはよう(*・∀・*)ノさくら、知世今度の週末何か

予定ある?」

 

 

と聞かれたさくらと知世は

 

 

「今のところ何もないよ(^_^)」

「わたくしも何もありませんわ」

 

 

と返事をもらった。 するとアリシアが

 

 

「あのね マンションの管理人さんから遊園地の入場券

とフリーパスを貰ったんだけど私とお姉ちゃん二人だけ

だとつまらないから良かったらどうかなと思って(^-^)v」

 

 

と言われその遊園地の入場券を見せてもらうとその

 

遊園地は最近隣町の郊外に出来たもので敷地内には

 

アトラクションの他に隣には水族館もあり今一番の

 

人気スポットになっていた。

 

するとさくらが

 

 

「ねぇアリシアちゃん その入場券とフリーパスって

何人分あるの?」

 

 

と聞かれたアリシアは

 

 

「確か5人分 私とお姉ちゃん、さくらと知世で4人だから

良かったら後1人はさくらか知世が決めていいよ」

 

 

と言われたさくらは

 

 

「ありがとうアリシアちゃん考えとくね」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアは自分の席に戻っていった。

 

すると担任の先生が教室に入ってきて朝の朝礼が

 

始まった。

 

その日の授業が終わりアリシアはさくらの誘いで入部した

 

チアリーディング部のある部室に向かった。

 

クラブでは先輩やさくらに優しく教えてもらいながら

 

メキメキと実力をつけていった。元々運動神経はいい方

 

だったのですぐに色々な技が出来るようになっていた。

 

その日のクラブが終わりさくらとアリシアが校門に向かって

 

歩いていると後ろから同じくクラブを終えた知世が

 

こちらに向かって走ってきた。

 

 

「あー知世、知世も今までクラブだったんだねちょうど

良かった 一緒に帰ろう(*^O^*)」

 

 

と話すアリシアに

 

 

「はい(o⌒∇⌒o)」

 

 

と笑顔で返事をし3人は仲良く帰ることにした。

 

帰り道の途中で最初にアリシアとその後知世とも別れた

 

さくらが桜の並木道の通学路を歩いていると自分の向こう

 

側にある人物を発見した。

 

その人物を発見したさくらは涙ぐみながらその人物に

 

向かって走りだしそして思い切り抱き締めた。

 

さくらが抱き締めたその人物はさくらが一番逢いたいと

 

思いなからも逢えずにいた大切な恋人「李 小狼」であった。

 

さくらと小狼は二人でさくらの家に向かい家の前まで

 

さくらを送りながらこれからはずっと友枝町にいられる

 

こと明日からさくら達と一緒の友枝中学校に通うことを

 

伝えそれを聞いたさくらはものすごく喜んだ。

 

さくらを家の前まで送った小狼は前住んでいたマンション

 

にまた住むことになったのでそのマンションに向かった。

 

マンションに着くと入り口で管理人と話す女の子2人を

 

見つけた。 すると小狼を見つけた管理人が

 

 

「あら 小狼くんまたうちのマンションに暮らしくれる

みたいね ありがとう」

 

 

と話しそれを聞いた小狼は

 

 

「はい またお世話になります」

 

 

と丁寧に頭を下げそれを見た管理人は

 

 

「いえいえこちらこそ あ、そういえば小狼くんは

この2人と会うのは初めてよね こちら最近このマンション

に引っ越してきたテスタロッサさん テスタロッサさん

こちらは前このマンションに住んでて今度また住むように

なった李 小狼(リ シャオラン)くんです」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアとアインスは

 

 

「へぇ そうなんだよろしくね何て呼べばいいかな?

とりあえず「李くん」で後私の名前はアリシアそして

私の隣にいるのは私のお姉ちゃんで名前はリインフォース

だよ」

 

 

と話すアリシアは笑顔で小狼に握手を求めた。

 

それに対し小狼も

 

 

「あぁ 宜しく(⌒‐⌒)」

 

 

と笑顔で握手を受け入れると小狼はある違和感を感じた。

 

 

「あれなんだこの力?さくらとも俺とも違う力だが

魔力はさくらや俺の比じゃない」

 

 

と心の中で思いながら握手をした。

 

するとその様子を見ていたアインスも

 

 

「これから宜しく頼むよ少年 良かったら遊びに来てくれ」

 

 

と小狼に握手を求め小狼もアリシア同様に握手を

 

受け入れた。

 

アインスと握手をした小狼はアリシアと握手した時の

 

様にさくらとも自分ともそしてアリシアとも違う力に戸惑い

 

 

「なぜ こんな強い力を持った人間が2人もこの

友枝町に? またこの町で俺の知らないことが起きている

のか?」

 

 

と考えながら管理人に自分がまた住む部屋に案内して

 

もらいアリシアとアインスはいつも通り夕飯の買い物を

 

するため商店街に向かった。

 

買い物を終えうちに戻ってきたアインスとアリシアは

 

2人で仲良く夕飯を食べたあと順番でお風呂に入り

 

リビングでテレビを見ながらリラックスしていた。

 

すると突然部屋のインターフォンが鳴りアリシアが

 

備え付けのモニターを見ると小狼が自分の家の玄関

 

のドアの前に立っていた。

 

するとアインスが

 

 

「どうしたアリシア お客さんか?」

 

 

と話すアインスに

 

 

「うん さっき入り口で管理人さんに紹介してもらった

李くんがうちの玄関のドアの前に立ってるの

どうするアインス(;・ω・)」

 

 

と聞かれたアインスは少し考えてから

 

 

「そうか あの少年がじゃあ上がってもらってもらおう

か 悪いがアリシア 迎えに行ってくれるか(*^。^*)」

 

 

と言われたアリシアは

 

 

「オッケー じゃあ行ってくるね(^_^)/」

 

 

と話しリビングから玄関へと歩いて行き玄関の

 

ドアを開けた。

 

ドアを開けるとそこには普段着の格好で立っている

 

小狼の姿があった。

 

 

「こんばんは☆⌒(*^∇゜)v 李くんうちに何か

用かな? とりあえず上がりなよ」

 

 

と話すアリシアに

 

 

「すまない じゃあお邪魔するよ(^^;」

 

 

と話しアリシアと共にリビングに向かった。

 

リビングに着くとアインスが小狼に出すお茶の準備

 

をしていてリビングに来た小狼を発見すると

 

 

「あー 来たか少年そんなところに立ってないで

そこのソファーにでも腰をかけてくれ」

 

と話しそれを聞いた小狼は素直にソファーに座った。

 

ソファーに座りアインスが出しくれたお茶を一口

 

飲んだあと自分の中にある疑問を2人にぶつけた。

 

 

「率直に聞く貴女達の目的はなんだ? こんな強い力

を持った人間が2人もこの町に来ているなんて

もしかして新たな事件がまたこの町で起きているのか?

教えてくれ頼む」

 

 

と話し2人に向かって頭を下げる小狼を見てアインスは

 

 

「まったくさくらは幸せ者だな(*≧∀≦*)

この子になら私達のことを話しても大丈夫だろう」

 

と考え自分達は異世界から来たことそして自分達が

 

この町に来た目的は今は亡きさくらの母親である撫子に

 

さくらを守って欲しいと頼まれ2人でこの町に来たと

 

いうことを全て隠さず小狼に話した。

 

アインスの話しを聞いた小狼は最初は疑い気味だったが

 

アインスとアリシアの真剣な顔つきを見てアインス

 

の話しが全て本物であることを理解した。

 

話し終えるとアインスは

 

 

「酷なことをいうが多分今起きてる事件を解決できる

のはさくらとアリシアと私だけだ 最初起きた事件の時

カードの守護獣であるケルベロスが何も感じなかった

んだ 多分もう1人の守護者も同じはずだったはずだ」

 

 

と話しそれを聞いた小狼は

 

 

「なんだって あのケルベロスが何も感じなかっただと」

 

 

と話す小狼にアインスは静かに頷いた。

 

それを聞いた小狼は

 

 

「そうか 教えてくれてありがとう だが俺は

諦めない 俺はあいつをさくらを守る為にこの友枝町

に戻ってきたんだ」

 

 

と熱く話す小狼にアインスとアリシアは

 

 

「本当にさくらは幸せ者だな こんなにも思ってくれる

恋人がいるんだから 羨ましい限りだよ」

 

 

と話すアインスに小狼は自分が言ったことを思い出し

 

真っ赤になってしまった。

 

すると小狼が2人にある提案をしてきた

 

 

「あの2人が良ければ俺に修行をつけてくれないか?

2人の話しを聞いた感じだと今の俺の実力じゃあ

きっとさくらを守ることができないだから頼む」

 

 

と話しそれを聞いた2人は二つ返事で返した。

 

そしてこの日から小狼はアリシアとアインスの2人

 

から修行を受けることになった。

 

小狼が2人の家をあとにした後アインスとアリシアは

 

マンションのベランダに出ると夜空を眺めながら

 

 

「撫子様 貴方の娘であるさくらは恵まれていますよ(#^.^#)

多くの友人 そしてさくらのことをいつも一番に考えてくれて

いる騎士(ナイト)がついていますから安心してください」

 

と天界にいる撫子に届くように語るのだった。

 

 




第30話書かせていただきました。

やっと小狼くんを登場させることが出来ました

今回の話しはわりとカードキャプターさくらより

の話しになってしまいましたがまた色々なエピソード

が書ければいいなと思っております



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アインスの友達

アインスはいつも通り自分の席でお昼を食べよう

としていると1人の女の子が声をかけてきた




アリシアと違いアインスは未だにお昼ご飯を自分の

 

席で教室の窓から外を眺めなからお弁当を広げて

 

いると1人のクラスメイトが話しかけて来た。

 

 

「あのリインフォースさん もし良かったらお昼

一緒に食べない?」

 

 

と声をかけてくれそれを聞いたリインフォースは

 

 

「いいのか? 迷惑じゃないか(・・;)」

 

 

と話すアインスに

 

 

「いいよ そんなこと気にしないで(*^_^*) 」

 

 

と話しリインフォースとそのクラスメイトは学校の

 

屋上に上がった。屋上に着くとそこには声をかけて

 

くれたクラスメイトより少し年上だが見た目がそっくり

 

な女性がコンクリート製の床の上に可愛い柄のレジャー

 

シートを敷いてクラスメイトとリインフォースを

 

手招きし手招きされた2人もそのシートに座り

 

3人でお昼ご飯を食べることにした。

 

するとアインスが

 

 

「ありがとう(#^.^#) お昼ご飯に誘ってくれて

すまないが名前はなんだかったな?」

 

 

と話すアインスにそのクラスメイトは

 

 

「ゴメン(^o^;) 自己紹介がまだだったね私の名前は

桃井小春だよ そして私の隣にいるのが私のお姉ちゃん

で桃井百合子だよ 私より2つ上の高3」

 

 

と紹介されたアインスは

 

 

「初めまして 桃井先輩すみません姉妹の大切な時間

にお邪魔してしまって(>.<)」

 

 

と話すアインスに対し小春の姉である百合子は

 

 

「いいえ 気にしないでそれに私も貴女のこと

気になってたの( ^∀^)」

 

 

と話す百合子にアインスが

 

 

「それはどういうことでしょうか?」

 

 

と話すアインに対し百合子が

 

 

「だっていつもこの子が貴女のことばかり家に

帰ってくると話すんですもの ねぇ小春?」

 

 

と悪戯ぽい笑顔で妹である小春に話しかけると

 

 

「お姉ちゃん そんな事本人の前で話さないでよ(>_<)

恥ずかしいじゃない(*/□\*)」

 

 

と顔を真っ赤し両手をブンブン振る仕草を見ながら

 

アインスと百合子はそんな小春の可愛さに笑顔に

 

なるのを抑えられなかった。

 

すると小春がアインスに

 

 

「ねぇ リインフォースさんは部活には入らないの?」

 

 

と聞かれたアインスは

 

 

「あぁ そうだな今のところ決めてない 桃井は何か

部活には入っているのか?」

 

 

と聞かれた小春は

 

 

「うん 私は文芸部に入ってるお姉ちゃんも文芸部

で部長をしてるんだ」

 

 

と話す小春にアインスは

 

 

「本当に2人は仲がいいんだな」

 

 

と話すアインに小春が

 

 

「うん(⌒‐⌒) だってお姉ちゃんは優しいし

綺麗だし私の憧れ」

 

 

と話しそれを聞いた百合子は恥ずかしそうに顔を

 

赤らめていた。

 

すると百合子がアインスに

 

 

「リインフォースさん 貴女がもし良かったら小春の

友人になってくれないかしら? この子小さい頃から

内気でなかなか友達が出来なかったのだからお願い」

 

 

と話す百合子にアインスは

 

 

「私で良ければ喜んで それに私も今日お昼ご飯に

誘ってもらって嬉しかったですから」

 

 

と笑顔で答えそれを聞いていた小春も

 

 

「本当にいいの? ありがとう((o(^∇^)o))」

 

 

と話し

 

 

「ならこれから私のことは桃井じゃなくて小春って

呼んでね(*´∀`)♪」

 

 

と話しそれに対しアインスも

 

 

「なら私のこともこれからはアインスと呼んでくれ

私の家族にはそう呼ばれているから」

 

 

と話しそれを聞いていた百合子も

 

 

「もし良ければ私も貴女のことアインスと呼んでも

構わないかしら」

 

 

と話す百合子に

 

 

「はい(o⌒∇⌒o) 是非」

 

 

と話すアインスに対し百合子が

 

 

「じゃあ 私のことも百合子って呼んでちょうだい」

 

 

と話した。すると小春が

 

 

「ねぇ アインスもしアインスさえ良ければ文芸部に

入らない?」

 

 

と言われアインスは数日前に担任の先生から言われた

 

ことを思いだした。

 

 

「おい テスタロッサお前部活には入らないのか?

せっかくの高校生活楽しまんと損だぞ」

 

 

と話していたことを思い出し

 

 

「そういえばあっちの世界では部活動みたいなもの

はなかったからな いい機会かもしれないな」

 

 

と考えたアインスは

 

 

「小春、百合子先輩良ければ文芸部に入部させて

もらえませか? 私も元々本を読むのは好きなので」

 

 

と話すアインスに対し小春と百合子は

 

 

「本当に? ありがとう(*≧∀≦*) じゃあ放課後に

と図書室に来てそこが私達の部室だから」

 

 

と百合子が話し仲良くお昼ご飯を食べた3人は

 

自分達の教室に戻り午後の授業を受けた。

 

放課後アインスと小春は百合子が待つ図書室に行き

 

入部届けを書いた後部の活動内容を聞いた。

 

その日の内容は図書室の本を担当の先生と片付ける

 

というものでジャンル別の本をちゃんと綺麗に並べて

 

いった。 すると図書室担当の女性の先生が

 

 

「あら 貴女見られない顔ねもしかして新入部員

かしら」

 

 

と話す先生にアインスは

 

 

「はい 今日からこの文芸部に入部しました

アインス・テスタロッサ・リインフォースです

これから宜しくお願いします」

 

 

と頭を下げそれに対しその先生も

 

 

「そうなの 入部してくれて嬉しいわ私の名前は

佐々木優衣こちらこそ宜しくね」

 

 

と話し一緒に本を片付けながらその日の部活動は

 

終えた。

 

その日の部活動を終え小春と百合子と共に校舎から

 

出ようとすると外は曇っており

 

 

「あれさっきまで晴れてたのに変な天気だね」

 

 

と話す百合子と小春に対しアインスは心の中で

 

 

「うん この気配は確かあのカードの気配だ」

 

 

と思いながら3人で帰っていると急に物凄い量の雨

 

が降りだし3人は慌てて目の前にあるペンギン公園

 

の屋根のあるベンチに避難した。

 

その光景を見た小春と百合子は

 

 

「何この雨 全然やまないしどうしよう(´・ω・`)」

 

 

と考えているとさらに雨足が強くなると

 

急にその雨の中から水で出来た腕が伸び3人に

 

向かって飛んで来た。

 

アインスはとっさに避けることが出来たが百合子

 

と小春は避けられずにその水の腕に掴まれ雨の中に

 

飲み込まれた。

 

 

「小春、百合子先輩」

 

 

と叫ぶも返事はなく2人は気を失っていた。

 

するとそんなアインスの元に

 

 

「アインス(リインフォースさん)大丈夫?」

 

 

とアリシアとさくらと知世と小狼がやって来た。

 

するとアインスが

 

 

「あの雨の中に私の友人と先輩が飲み込まれたんだ

早く助けないと」

 

 

と話すアインスにアリシアが

 

 

「落ち着いてアインス とりあえず私とアインスと

さくらの魔法で水の中の2人を助け出したあとあの

水の対処をしよう」

 

 

と話しそれぞれの愛機を起動させ

 

 

最初にさくらが「疾風」のカードを強さを調整して

 

放つと2人を飲み込んでいた水が切り裂かれ中に2人が

 

解放されたが解放された場所が空中だった為アリシアが

 

すぐにスフィアプロテクションで小春と百合子を

 

包み込みゆっくりと地面に下ろした。

 

すぐにアインスが2人に駆け寄ると2人は命に別状

 

はないがまた気を失ったままだった。

 

その2人の姿を見たアインスはアリシアに

 

 

「アリシア すまないが小春と百合子先輩を

頼む あとお前達もアリシアの側から絶対に離れるなよ」

 

 

と話すとアリシアは自分が今使える魔法の中で一番

 

強力な防御魔法を発動しアインスもそれを確認した。

 

アインスは公園に被害が出ないように全体に

 

結界を張ると

 

 

「炎の精霊よ 目の前の雨を全て焼き尽くせ

フレアー サークル(爆炎陣)」

 

 

と叫ぶと地面に巨大な魔法陣が現れそこから

 

とてつもない炎が何本も立ち上がり一瞬にして豪雨を

 

蒸発させてしまった。

 

すると蒸発していく水の中に煌めく光の欠片を見つけた

 

アインスはさくらに

 

 

「さくら あれがこの大雨の原因だ」

 

 

と叫びそれを聞いたさくらは

 

 

「うん わかった」

 

 

と叫び魔法の杖でその煌めく光の欠片を封印して

 

無事カードにすることに成功した。

 

ベンチで2人を休めていると小春と百合子が目を覚まし

 

 

「あれアインス 私達確か水で出来た腕に飲み込まれ

て気を失ったような」

 

 

と話す百合子と小春にアインスは慌てて

 

 

「あぁ あれは夢だ急に2人が倒れたからこの公園

のベンチに運んで休ませたんだ きっと2人共

疲れてたんじゃあないか はは」

 

 

と上手いこと理由をつけて誤魔化した。

 

そして次の日からまたお昼ご飯は百合子と小春と3人

 

で食べ放課後は文芸部の活動に励むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第31話書かせていただきました。

オリジナルキャラクターを出させていただきました。

アインスにこんな優しい友人がいたらいいなと思って

このエピソードを書かせていただきました。

これからも宜しくお願いします(⌒‐⌒)


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遊園地へ行こう

週末になりアリシアに誘われていた遊園地に行くこと

になったさくら達果たしてどんな楽しみが待っている

のか


いよいよ遊園地に遊びに行く日になりさくらと知世は

 

隣町に行くバスのバス停でアリシアとアインスを待って

 

いると向こうの方から

 

 

「さくら、知世ゴメン待ったー( *・ω・)ノ」

 

 

とアインスとアリシアが小狼と一緒にやって来た。

 

そうさくらは最後の1人に小狼を選んだのだ。

 

そのことをアリシアに伝えると

 

 

「うん 構わないよさくらか知世に選んでって頼んだ

のはこっちだし李くんならさくらも嬉しいでしょ」

 

 

と悪戯ぽい笑顔でさくらを見るとさくらは

 

 

「ちょっとアリシアちゃんからかわないでよ(;>_<;)」

 

 

と顔を茹でだこのように真っ赤にするさくらを

 

知世とアリシアは優しい笑顔で見つめるのだった。

 

バス停でしばらく待っていると隣町行きのバスが

 

来てみんなはそのバスに乗りいちろ隣町に向かった。

 

バスの中で隣同士になったさくらは恥ずかしながら

 

も小狼に向かって

 

 

「あのね小狼くん 今から行く遊園地にはね

水族館もあるんだって もし小狼くんが良ければ

遊園地のあとでもいいんだけど私と水族館も一緒

に回ってくれると嬉しいな(*^▽^)/★*☆♪」

 

 

と話すさくらに小狼も

 

 

「俺で良ければ構わないよ(o^・^o)」

 

 

と笑顔で話しさくらの提案を快く快諾してくれそれを

 

聞いたさくらは物凄い笑顔になりそのまぶしいさくら

 

の笑顔は知世のビデオカメラにばっちり撮影されていた。

 

隣町に着いた5人はバス停から少し歩き遊園地から定期的

 

に出ているシャトルバスに乗り遊園地に向かった。

 

暫くバスに揺られていると遊園地の目玉である大観覧車

 

が見えてきていよいよ遊園地に到着した。

 

入場口で入場券とフリーパスを見せ遊園地の中に入った。

 

最初はみんなでジェットコースターに乗ることにした。

 

やはりジェットコースターは人気のアトラクション

 

なので5人は列に並び2回目の番に全員が乗れた。

 

だがここで問題が起きた。 正直いうとさくらはこの

 

ような絶叫マシーンが苦手でしかもさくらとアリシアは

 

一番目の列の最後のすぐ後ろにいたため2番目の列の

 

一番最初つまりはジェットコースターの一番先頭に

 

なってしまったのだ。

 

ジェットコースターに乗ったさくらはアリシアに

 

 

「アリシアちゃんは怖くないの(・・;)」

 

 

と話すさくらにアリシアは

 

 

「何で? 楽しいじゃん私こういうアトラクション

だーい好き( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆」

 

 

と話すアリシアに

 

 

「ねぇアリシアちゃん アリシアちゃんの手握ってて

いい(´・ω・`)」

 

 

と話すさくらを見たアリシアは

 

 

「あー なんて可愛いの(#^.^#) こんな可愛い彼女が

いる李くんが羨ましいよ」

 

 

と心の中で考えながらさくらの手を握ってあげるの

 

だった。

 

それからいくつかのアトラクションに乗っていたら

 

お昼ご飯の時間になったので遊園地内のレストランで

 

好きなものを食べた。

 

そして昼からは遊園地の隣にある水族館にみんなで

 

向かうことにした。

 

水族館に着くとさくらは小狼と2人で回らせて欲しい

 

とアインス達に頼み3人もその願いを受け入れた。

 

さくらと小狼はまずこの水族館の目玉である大水槽

 

のあるフロアーに行き大水槽の中には様々な魚が

 

泳いでおりさくらと小狼が目をキラキラさせなから

 

水槽を見ているとこの水槽の一番の目玉である

 

ジンベイザメが泳いできてそれを見たさくらは

 

 

「すごいね小狼くん 私テレビでは見たことあるん

だけど実物は初めてだよ(≡^∇^≡)」

 

 

と話すさくらを見た小狼はそのあまりの可愛さに

 

顔を真っ赤して俯いてしまった。

 

そんな小狼をさくらは不思議そうに見ていた。

 

それから2人は同じフロアーに設置してある案内板を

 

見ると屋外のステージでペンギンとイルカのショーが

 

あると書いてありペンギンのショーがもうすぐ始まる

 

時間だった。

 

それを見たさくらは時計を確認しすぐさま小狼に

 

 

「ねぇ小狼くん すぐ行こう早く行こう(*≧∀≦*)」

 

 

と小狼の腕を引っ張りながら慌ててペンギンショーの

 

行われる屋外のステージへと向かった。

 

ステージの見える客席に着くと2人で隣同士で座り

 

暫くするとショーが始まった。

 

ペンギンショーが終わるとペンギンショーのステージの

 

横に海の動物とのふれあいプールというものがあり

 

さっきショーに出てたペンギンやその隣にはイルカと

 

触れあえるプールそしてその隣には今人気の

 

コツメカワウソとも触れあえるプールがありさくら

 

と小狼は十分に動物と触れあい楽しい時間を過ごした。

 

その後さくらと小狼は水族館内にあるカフェでお茶を

 

していた。その頃アインス達もさくらと小狼が最初に

 

行った大水槽で魚などを眺めているとアインスとアリシア

 

は水槽の中から不思議な感覚がし大水槽のガラスを見る

 

とガラスにヒビが入りそのヒビが徐々に広がっていく

 

のが見えた。それを確認したアインスとアリシアは

 

柱の死角に入るとそれぞれの愛機を起動させた。

 

その瞬間大水槽のガラスが割れ中の水が流れだし

 

そうになった。その瞬間アリシアが

 

 

「ラウンドシールド」

 

 

と叫び割れたガラスからの水の流出を防いだ。

 

すると他に来ていた客が

 

 

「あれ? 何でガラス割れてるに水が流出してないの?」

「水族館のスタッフに言った方がいいかな?」

 

 

などと声が周りから聞こえだした。

 

その声を聞いたアリシアは

 

 

「どうしようアインス(´д`|||) このままじゃ

まずいよ(-_-;)」

 

 

 

と念話を飛ばすアリシアに

 

 

「大丈夫だ 今対処する」

 

 

と念話で返し

 

 

「時の精霊よ 周りの人々に一時の眠りを与えよ」

 

 

と話すと小さい妖精が現れると人々の頭上を飛び回り

 

ながら綺麗な粉を振り撒くと周りの人々が次々に

 

眠りについていった。

 

アリシアの隣でビデオを回していた知世も

 

アインスの魔法にかかってしまい眠ってしまった。

 

そして周りの人々が全て眠りをついたのを確認

 

すると今度は

 

 

「水の精霊よ この水槽の水を全てを氷結させよ」

 

 

と叫ぶとプールの水が全て氷つきそれを確認した

 

アインスはアリシアに

 

 

「ありがとうアリシア もう解除して大丈夫だ」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアはラウンドシールドを

 

解除した。

 

するとアインスとアリシアの元に

 

 

「アリシアちゃん、リインフォースさん大丈夫?」

 

 

と言いながらさくらが魔法の杖を携えながらやって来た。

 

その後ろからは小狼もやって来た。

 

するとアインスが

 

 

「さくら 悪いが「包囲」のカードでこの水槽全体を覆って

くれないか? 今は私の氷結魔法で氷せてあるがこのまま

では中の生き物が全て死んでしまう」

 

 

と聞いたさくらは慌てて「包囲」のカードを使い大水槽

 

全てを覆った。それを確認したアインスは氷結の魔法を

 

解除したが「包囲」で覆われていた為水槽から水が流出

 

することなく水槽の生き物は無事だった。

 

その後アリシアとアインス、さくらの3人はアリシアに

 

スフィアプロテクションをかけてもらい「包囲」に

 

囲まれた水槽の中に潜りガラスにヒビを入れた原因を

 

探しながら水槽の中を泳いでいた。

 

すると水の中に今までカードを封印した時に見つけた

 

輝く欠片を見つけさくらがその欠片に魔法の杖を

 

当てると無事カードにすることができた。

 

そのあとアインスが時の精霊を使い水槽が割れる前

 

までに戻しヒビがないのを確認し眠りの魔法を解除した。

 

すると周りの客やスタッフそして知世も目を覚ました。

 

その頃には外は割と暗くなってきたので最後に観覧車

 

に乗ることにした。

 

アリシアとアインスはさくらと小狼に気をつかい

 

さくらと小狼を2人で1つのゴンドラに乗せ

 

アインスとアリシアと知世は3人で一緒のゴンドラに

 

乗った。

 

するとさくらが今日の出来事を思い出し

 

 

「今日は色々あったけど楽しかったね小狼くん」

 

 

と話すさくらに

 

 

「あぁ 楽しかったな」

 

 

と話す小狼だったが心の中では

 

 

「俺にはカードの気配が感じられなかった

これが今さくら達が集めているカードの特徴か」

 

 

と心の中で考えながら観覧車からの美しい夜景を

 

さくらと一緒に見つめるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第32話書かせていただきました。

このメンバーでの楽しいエピソードが書きたかった

のでこのエピソードを書かせていただきました。

これからも宜しくお願いします(⌒‐⌒)


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我が家にようこそ

とある平日家でアリシアとアインスがゆっくりくつろいで

いると突然アリシアのスマホが鳴った果たしてその相手とは

一体


とある平日アリシアとアインスが家でくつろいでいると

 

突然アリシアのスマホが鳴った。

 

この日は前日に日曜参観がありその翌日である月曜日が

 

アリシアもアインスも休日になったのだ。

 

アリシアがスマホの番号を確認するとそれは知世から

 

であった。

 

 

「もしもし知世どうしたの?」

 

 

と質問してくるアリシアに知世は

 

 

「前に話していたお2人用のバトルコスチュームが

さっき完成しましたの(*^▽^*) なので今から

さくらちゃんとアリシアちゃんのお宅にお邪魔

していいでしょうか?」

 

 

と話す知世にアリシアは

 

 

「うん(*^.^*) 構わないよ私も知世が作ってくれた

コスチューム楽しみにしてたもん」

 

 

と話しそれを聞いた知世も

 

 

「それは良かったですわ(#^.^#) それでは後ほど」

 

 

と言って電話を切った。

 

するとアインスが

 

 

「アリシア 今の電話誰から誰からだったんだえらく

楽しそう話していたが」

 

 

と話すアインスに

 

 

「あぁ 知世だよ前に知世のおうちに行った時に

私とアインスのバトルコスチュームを作ってくれるって

話してたでしょ そのコスチュームが完成したから

今からさくらと一緒にうちに持ってきてくれるんだって」

 

 

と話すアリシアにアインスは

 

 

「そ、そ、そうか(^_^;) それは楽しみだな」

 

 

と話しながらも心の中では

 

 

「いよいよ出来たか(・・;) どうしようさくらが

着ているような物凄く可愛い路線の服がきたら(>_<)」

 

 

と内心冷や汗をダラダラかいていた。

 

するとそれが顔に出ていたのかアリシアが

 

 

「アインス 何にそんなにびくびくしてるのさ

知世がさくら用に作ってたコスチューム見たでしょ

そんなに怖がらなくも大丈夫だって( ・∇・)」

 

 

と話しそれを聞いたアインスも

 

 

「そうだな 見る前から「あーだこーだ」と言うのは

一生懸命私達の為に作ってくれた知世に失礼だな」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアも一安心した。

 

するとアインスが

 

 

「そう言えば昨日小春から美味しいシフォンケーキの

作り方を習ったんだ せっかくさくらと知世が来るなら

焼きたてのシフォンケーキと美味しいお茶でおもてなし

しようじゃないか (〃^ー^〃)」

 

 

と話すアインスにアリシアも

 

 

「そうだね 2人にもママ直伝の美味しいお茶飲んで

欲しいし(*≧∀≦*)」

 

 

と話しそれから2人で小春に習ったシフォンケーキを

 

焼きお茶を入れる準備をしてさくらと知世を待っていた。

 

すると部屋のインターフォンが鳴りさくらと知世が

 

映っていた。 するとさくらが

 

 

「アリシアちゃん来たよ だけどマンションの入り口が

開かないの? どうしてかな?」

 

 

と話すさくらに

 

 

「大丈夫だよ ちょっと待っててね今ロック解除するから」

 

 

と言うと

 

突然マンションのドアが開き中に入れるようになった。

 

それからエレベーターに乗り2人の住む階のボタンを押し

 

目的の階に着くとアリシアが迎えにきてくれていた。

 

 

 

「ゴメンね うちのマンションセキュリティに厳しくて

外からは気軽に入れないんだ マンションの住人か管理人

がロック解除しないと」

 

 

と話すアリシアにさくらは

 

 

「ほぇー」

 

 

と少し驚いた感じの返事をした。

 

そのあとさくらと知世はアリシアに案内され2人の住む

 

部屋に案内された。

 

玄関のドアを開け2人をリビングに案内する途中

 

リビングからケーキの焼けるいい匂いがするのに

 

さくらは気付いた。

 

 

「あれ? アリシアちゃんケーキ焼いたの?」

 

 

と聞いてくるさくらにアリシアが

 

 

「うん("⌒∇⌒") 昨日ねアインスが友達から美味しい

シフォンケーキの作り方を習ってね 今焼きあがった

ところだよ(o^・^o)」

 

 

と話すとさくらのバックの中から

 

 

「はぁ ええ匂いやわーもう我慢できひん」

 

 

と言ってケロちゃんが飛び出してきた。

 

それからアリシアがお茶を入れその後アインスが

 

粗熱の取れたシフォンケーキにアイシングをかけた

 

見た目にも美しいシフォンケーキを持ってきた。

 

するとアインスが

 

 

「やあ さくら、知世よく来てくれた(^_^)

おや君を招待した覚えはないんだかな?」

 

 

とケロちゃんに向かっていうとケロちゃんも

 

 

「相変わらずいい度胸してるな わいは美味しいもん

には鼻が敏感なんや」

 

 

と胸を張るケロちゃんに

 

 

「それって食い意地が張ってるっていうんじゃ(^_^;)」

 

 

と話すさくらに

 

 

「まあ そうとも言うな( ̄ー ̄)」

 

 

と話すケロちゃんに

 

 

「そうとしか言わないよ 」

 

 

静かにつっこむさくらであった。

 

それからアインスがケーキを切り分けさくらと知世

 

に渡してくれた。

 

さくらはそのケーキにフォークを入れるとケーキは

 

簡単に切れ口に運べばケーキはあっという間に溶けて

 

なくなるというまさに絶品のシフォンケーキだった。

 

ケーキとお茶を楽しんだあとはいよいよ2人の

 

コスチュームの御披露目となった。

 

知世がアインスとアリシアをアリシアの部屋に連れて行き

 

持ってきたコスチュームを2人に着せた。

 

するとアリシアの部屋から

 

 

「まあ お2人共素敵ですわ 私の目に間違いはなかった

ということですわ(*^▽^)/★*☆♪」

 

 

という知世の叫び声が聞こえさくらはビックリして

 

しまった。

 

するとアリシアの部屋のドアが開き知世特製の

 

コスチュームに身を包んだアリシアとアインスが

 

揃って出てきた。

 

アリシアのコスチュームは某魔法少女まど◯まぎ◯に

 

出てくるような正統派の魔法少女が着るような作りで

 

アリシアの可愛さを数倍高めるものとなっていた。

 

アリシアのコスチュームを見たさくらは

 

 

「アリシアちゃん可愛いね アリシアちゃんにぴったり

だよ」

 

 

と話すさくらに知世が

 

 

「ええさくらちゃんのいう通りですわ あれからどの

ようなタイプのコスチュームが似合うかというのを思案

してくる時に偶然あのアニメを見まして「これです」と

私の頭の中にアイデアが浮かびプラス今アリシアちゃん

チアリーディングクラブで着ているで着ている

ユニフォームの動き易さを取り入れたのが

を取り入れたのがこのコスチュームですわ((o(^∇^)o))」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアも

 

 

「ありがとう知世(≧∇≦) こんな可愛いコスチューム

作ってくれて」

 

 

と話すアリシアに

 

 

「喜んでもらえてなによりですわ(*^_^*)」

 

 

と笑顔で答えた。

 

そしてアリシアの隣には某有名RPGに出てくる賢者が羽織る

ようななローブをきたアインスの姿があった。

 

 

「リインフォースさんは精霊を使役する魔法を使うと

聞いたのでそれを頭に入れながら色々資料を探さしていたら

前遊んでいたTVゲームの中でリインフォースさんに

ぴったりのローブを着たキャラクターを見つけその

キャラクターが着ているローブをわたくし流にアレンジ

したのが今リインフォースさんが着ているコスチューム

ですわ((o(^∇^)o))」

 

 

と話す知世にアインスも

 

 

「ありがとう知世(⌒‐⌒)このコスチュームはデザイン

も良いし何より動き易い」

 

 

と話し隣で見ていたアリシアも

 

 

「格好いいじゃんアインス だから言ったでしょ知世に

任せておけば大丈夫だって( ・∇・)」

 

 

と話すアリシアにアインスが

 

 

「あぁ お前のいう通りだったな」

 

 

と話しているとマンションのベランダからあのカードが

 

発する不思議な感覚が現れた。

 

 

「さくら、アインスあのカードの気配だ でも今日は

いつもと違ういつもは1つなのに今日は2つある」

 

 

と話し愛機であるシューティングスターを起動させ

 

「あぁ(うん) 私にもわかった」

 

 

と話すアインスも愛機であるクレセント・ムーンを

 

起動しさくらも魔法の鍵の封印を解き杖に変化させた。

 

するとアインスは

 

 

「精霊よ このベランダ全体に結界を張れ」

 

 

と話すとベランダ全体に虹色の結界が張られ

 

それを確認したアインスは

 

 

「もう大丈夫だ このベランダ全体に結界を張った

まず逃げ出すのは無理だろう」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアとさくらは

 

 

「さすがアインスやるねぇ」

「凄いです リインフォースさん」

 

 

と2人揃ってアインスに尊敬の念を抱くのだった。

 

そんな3人の様子を知世は1つ漏らさずビデオカメラ

 

に収めながら

 

 

「やっぱりさくらちゃんもアリシアちゃんも

リインフォースさんも最高ですわ(///∇///)」

 

 

と叫んでいたちなみにさくらもカードの気配が現れた

 

時に知世からバトルコスチュームに着替えるように

 

言われていたので知世からすれば目の前は正に天国だった。

 

結界内にいる2つの気配に向かってさくらは「疾風」

 

アリシアはスフィアを放った。 するとさくらとアリシア

 

の魔法が跳ねかってきたのだ。

 

それを見たアインスは

 

 

「これは一筋縄ではいかないな ならば」

 

 

と考えたアインスはアリシアに

 

 

「アリシア結界内にマジカルスレッドを網の目状に

張ってくれ」

 

 

と言われたアリシアは言われた通りにマジカルスレッド

 

を網の目状に張ると

 

案の定アリシアのマジカルスレッドに2つのうちの1つが

 

引っ掛かりうまく捕獲できた。

 

まず捕獲できた方を先にさくらが封印した。

 

するともう1つの方からさくらは2人と違った感覚を

 

感じた。

 

 

「あれ? この子怯えてる」

 

 

という感じを受けたさくらはアリシアとアインスに

 

マジカルスレッドと結界を解除してもらい代わりに

 

アインスへ空を翔べる魔法をかけてくれないかと

 

頼んだ。

 

さくらの頼みを聞いたアインスは

 

 

「空の精霊よ この少女に空を自由に飛び回る為の

美しい羽根を与えよ」

 

 

と話すとさくらの背中にまるで天使の翼のような

 

純白の羽根が生えその羽根を確認したさくらは

 

もう1つの気配のする場所へと飛びたった。

 

するとさくらもう1つの気配の近くに行き

 

 

「大丈夫だよ 怖くないよ私と友達になってくれる?」

 

 

と優しく話しかけるともう1つの気配を出していた

 

ものが実態化し嬉しそうにさくらの周りを飛び回って

 

いた。 それを見たアインスとアリシアは

 

 

「凄いね(な) さくらは流石撫子様の娘(だよ)だけある」

 

 

と話しそのさくらはアインスが与えてくれた翼で

 

暫く実態化したもう1つの気配と遊んだ後静かに

 

封印した。

 

その後部屋に戻ってきた3人は知世が持ってきていた

 

他のコスチュームも着せられその姿を撮影されるという

 

無限ループを体験することになるのだった。

 

 

 

 

 

 

 




第33話書かせていただきました。

今回のエピソードはアリシアとアインスがさくらと

知世を自宅に招待するというものでした。

これからもよろしくお願いいたします(^◇^)


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夏の怪事件

アインスとアリシアが住み始めた友枝町にも夏の足音が

一歩一歩と訪れていた。

しかしアインスの通う友枝高校ではある噂が生徒のなか

で流れていた一体その噂とは?


アインスとアリシアが住む友枝町にも夏の足音が近づいていた

 

そんなある日チアリーディング部の活動を終えアリシアと

 

さくらがチアで練習着から学校の制服に着替えていると

 

2人の友達で一緒にチームを組んでいる千春が話しかけてきた。

 

この千春という子はさくらやアリシアと同じクラスで

 

たまにさくらや知世を介して話すことはあったが

 

さくらの誘いでアリシアがチア部に入部したのをきっかけ

 

により話すようになり今ではアリシアにとって

 

かけがいのない友人の1人となっていた。

 

 

「さくらちゃん、アリシアちゃんお疲れ(^_^) 今日も良い

技が出来て良かったね やっぱりさくらちゃんとアリシア

ちゃんとチームを組んで正解だったよ(o^・^o)」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアは

 

 

「それはこっちのセリフだよ さくらと千春は小学生から

やってるのに私はつい最近始めたばかりだからさ

2人に迷惑かけてないかなってたまに思うんだ( -_・)?」

 

 

と話した。それを聞いた千春とさくらは

 

 

「何言ってるの 私達チアに関しては一切妥協しないよ

つまりアリシアちゃんを私とさくらちゃんのチームに

誘ったのはアリシアちゃんの持ってるポテンシャルを

私とさくらちゃんが見抜いたからだよ(^o^)v」

 

 

と話しそれを聞いたアリシアは笑顔で感謝するのだった。

 

すると今度はアリシアが2人に向かって不敵な笑みを

 

浮かべながらこんな話しをしだした。

 

 

「ねぇ知ってる 高校の方である噂が流れてるの」

 

 

と話しそれを聞いた千春はアリシアの話しが聞きたくなり

 

アリシアに

 

 

「え 何々どんな噂? もったいぶらないで教えてよ」

 

 

と聞いてくる千春にアリシアは

 

 

「この噂わね お姉ちゃんから聞いたんだけど一週間位前

の夜にね警備員さんが学校の警備の為に学校内を見回って

たら図書室から淡い光が漏れてるのに気づいたんだって

気になって図書室に入ったんだけど誰もいなくてでも一応

図書室内を見回ったら見ちゃんたんだって本が何冊も

浮かんでてしかもその本が本来あるべき場所に戻って

いったんだって(@ ̄□ ̄@;)!!」

 

 

と話しそれを聞いたさくらは

 

 

「やめてよアリシアちゃん 私そういう話し苦手

なんだから(´・ω・`)」

 

 

と涙声で話しそんなさくらを見てアリシアと千春は

 

 

「もうさくら(ちゃん)は可愛いなぁ」

 

 

と思うのであった。

 

中学校の制服に着替えた3人は部室をあとにし校門に

 

向かっていると後ろから

 

 

「さくらちゃん、アリシアちゃん、千春ちゃん一緒に

帰りましょう(#^.^#)」

 

 

と後ろから声がし校舎から部活終わりの知世が走ってきた。

 

4人で仲良く帰り最初に千春と別れた後さくらと知世と

 

アリシア3人になるとアリシアがまたさっきの図書室での

 

話しをしだした。だが今度は真剣な顔つきで話し出した。

 

 

「さくら、知世千春には話さなかったけどアインスの話し

じゃ幽霊とかそういうじゃなくて例のカードが関係してる

みたいなんだ その怪事件があった翌日アインスが図書室

に行ったらわずかだけど例のカードの気配を感じたみたい」

 

 

と話しそれを聞いたさくらは

 

 

「なーんだ(*^_^*) 幽霊とかじゃなくて良かった

でももし例のカードの仕業だとしたらどうする?

封印は私にしか出来ないし昼間はムリだから行動するなら

やっぱり夜しかないよね(>_<)」

 

 

と話すさくらに

 

 

「うん(⌒‐⌒)それでね 2人には悪いんだけど今夜

学校に忍びこんでそのカードを封印しようってアインス

と話しをしてたんだ」

 

 

と話すアリシアにさくらは

 

 

「え(゜ロ゜) 夜の学校に忍びこむの もし見つかったら

怒られちゃうよ(・・;)」

 

 

と話すさくらにアリシアが

 

 

「そこは大丈夫( ^∀^)学校に忍びこむ前に私達の姿

が見えなくなる魔法をかけるから」

 

 

と話した。

 

するとさくらは

 

 

「ならさ昼間でもいいんじゃない 姿が見えないなら別に

わざわざ夜の学校に忍びこまなくても(´・ω・`)」

 

 

と話すさくらを見てアリシアは

 

 

「あー もしかしてさくら夜の学校に忍びこむの怖いの

大丈夫だよ 私達もついてるからね(^o^)v」

 

 

と話すアリシアにさくらは安心して作戦に参加することに

 

決めた。

 

その日の夜兄である桃矢には「友達の家にお泊まりに行く」

 

嘘をついたが桃矢はさくらの嘘など簡単に見破っていた。

 

それでもさくらを行かせたのはさくらの周りにはアリシア

 

やアインスそして気に食わないが小狼がついていること

 

を理解していたからであった。

 

学校の校門前に集合した5人は知世が持ってきたそれぞれ

 

のバトルコスチュームに着替え知世がビデオカメラを回す

 

なかアリシアとアインスがそれぞれの愛機を起動させ

 

 

「空の精霊よ 我々の身を隠せ」

 

 

とアインスがクレセント・ムーンに命じるとまるで

 

全員が透明人間になったかのように姿が見えなくなった。

 

そして図書室のある三階の窓までそれぞれの魔法で飛び

 

知世はアリシアが小狼はさくらが運び目的地である

 

図書室にたどり着いた。

 

図書室の窓は今日図書室の当番だったアインスが一ヶ所

 

だけ鍵を掛けずにおいたのでそこから易々と入れた。

 

しかし図書室に入ったはいいがこの前アインスが感じた

 

カードの気配が一切しなくなっていた。

 

 

「どうしてだ この前は確かにあのカードの気配が

したのに今日は全然気配がないσ(^_^;)?」

 

 

と話すアインスにアリシアが

 

 

「アインス 落ちついてアインスがカードの気配を感じた

日と今日で何か違いはない?」

 

 

と聞かれたアインスはあのカードの気配を感じた日の事を

 

思い出していたすると

 

 

「思い出したぞ 確かあの日は私が日直で小春が先に

図書室に来て本の整理をしていたんだ そのあと私が

図書室に来た時にはそのカードの気配は僅かにしか

感じられない位になっていた」

 

 

その話しを聞いていたさくらとアリシアは

 

 

「ていうことはそのカードはもしかして小春さん

を手伝いたくてわざわざ夜にこっそりと本の整理を

していた けどその噂を聞きつけた私達がこの図書室に

やってきたから完全に気配を消したっていうことかなぁ」

 

 

と話していた。すると図書室に面する廊下から懐中電灯

 

の明かりがしさくら達は慌てて隠れた。

 

するとアインスが

 

 

「となると少し困ったことになる つまりこのカードを

封印するには小春の力が必要になってくる

小春は私やアリシアそしてさくらが魔法を使う事を

知らないだからと言ってただカードをおびき出すための

エサとして使うのも親友としては心が痛い(´・ω・`)」

 

 

と話すアインスにアリシアが

 

 

「ならさ 思いきって話しちゃいなよその方がアインスの

気持ちも楽になるし何より小春さんはアインスの親友

でしょ きっと分かってくれるよ(o^・^o)」

 

 

と笑顔で話すアリシアの顔を見て

 

 

「ありがとうアリシア(^.^)」

 

 

と話し自分の秘密を小春に話す決心をするのであった。

 

それから2日後の土曜日小春はアインスから話しがある

 

と言われアインスの家を訪れていた。

 

 

「そう言えばアインスの家来るの初めてかも綺麗な家だね

それで私に伝えたいことって何?」

 

 

と聞かれたアインスは小春の目の前で初めてクレセント・

 

ムーンを起動させた。

 

それを見た小春は

 

 

「待って待って 何今のトリックトリックだよね(;゜゜)」

それとも私は夢でも見てるの?」

 

 

と話す小春にアインスは

 

 

「悪いが小春 これはトリックでも夢でもない お前が

見ているのはまぎれもない現実だ」

 

 

と話すアインスの真剣な顔を見た小春もそれを理解した。

 

それからアインスは自分達姉妹が異世界から来た事

 

不思議なカードを集めている事そして今回のカードを

 

集めるのに小春の力が必要なことを包み隠さず伝えた。

 

最後までアインスの話しを聞いた小春は

 

 

「分かった("⌒∇⌒") いいよその役承ったあと

私に全てを教えてくれてありがとう アインス」

 

 

と話し小春はアインスを強く抱きしめた。

 

そして次の日の日曜日アインス達6人は昼間の学校に

 

やって来た。

 

小春が学校の警備員に「学校に忘れものをした」

 

と話して注意をそらしている間にアインスやアリシア

 

さくら達は魔法で屋上まで飛ぶと屋上の出入口のドアを

 

魔法で開け校舎内に侵入した。

 

小春も警備員に許可をもらい校舎内に入ることが出来た。

 

小春は一直線に図書室に向かった。

 

運よく図書室の鍵はかかっておらず普通に入れた。

 

そして作戦どうりいつものように本の整理を始めた。

 

アリシア、アインス、そしてさくらはアインスの魔法で

 

完全に気配を消しこっそりと図書室に侵入した。

 

しばらく小春が本の片付けをしていると2人の小さな

 

精霊らしきものが現れ小春からは見えない場所の本を

 

片付け始めた。そしてもう1人の方は昔の2眼式カメラ

 

を構え小春を撮影していた。

 

それを確認したアインスとアリシアはそれぞれ気配を

 

消しながら近づくと

 

 

「マジカルスレッド」

「フェアリーチェーン」

 

 

と叫びそれぞれ妖精らしきものを捕獲した。

 

するとアインスが小春にも見えるようにし

 

 

「そっか貴女達がこっそり私達のお手伝いをしてくれて

いたんだね でも大丈夫私には最高の親友がいるからさ」

 

 

と話すとその2人の妖精らしきものは自らさくらの元に

 

飛んで行きそれを見たさくらは解除していた魔法の杖で

 

静かに封印した。

 

こうして夏の怪事件は静かに幕を下ろすのであった。

 

 

 

 

 

 




第34話書かせていただきました

夏の怪談ぽっい話しを書けたらなぁと思いこの

エピソードを書かせていただきました。

これかも宜しくお願いいたします(*^ー^)ノ♪


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キャンプに行こう

アインスとアリシアはさくらからキャンプに誘われる。

そのキャンプに行った先でアインス達はある不思議な

体験をする

果たしてその体験とは一体


友枝町にも本格的な夏が訪れアインス達も日々暑さと戦い

 

ながら生活していた。そして2人の通う友枝中学校と高校

 

では夏休みに入り2人はその夏休みを満喫していた。

 

そんなある日アインスとアリシアはさくらと知世と共に

 

アインスとアリシアの住むマンションの近くにある喫茶店

 

に来ていた。

 

 

「きたよ~(*^ー^)ノ♪ これがこの前テレビで紹介されてた

この喫茶店の夏の名物「特製 白熊 」美味しそう

早く食べよう」

 

 

と話すアリシアにさくらが

 

 

「うん(⌒‐⌒) すごく美味しそう見た目も綺麗で可愛い

し食べるのがもったいないなぁ でも大きいね!(゜ロ゜)」

 

 

と話した。

 

 

それから4人は2つの白熊をアインスとアリシア

 

さくらと知世で仲良く分けて食べながら話しをしていた。

 

するとさくらがアインスとアリシアに

 

 

「ねぇ アリシアちゃん、リインフォースさん今度の土日

何か予定ある?」

 

 

と聞かれた2人は

 

 

「ううん(いいや) 今のところ別に用事はないよ」

 

 

と話す2人にさくらが

 

 

「あのね 今度の土日うちのお父さんと私とお兄ちゃん

と知世ちゃんでね キャンプに行こうって話してるんだけど

良かったら2人もどうかな一緒に行かない?」

 

 

とキャンプに誘ってくれた。

 

それを聞いたアリシアは

 

 

「え いいの\(^^)/ 行く行くねぇアインスさくらが

こう言ってくれてるんだし行こうよアインス」

 

 

と話すアリシアにアインスが

 

 

「本当にいいのか?さくら 家族団欒に私達がお邪魔

して迷惑じゃないか?(・・;)」

 

 

と話すアインスにさくらが

 

 

「迷惑だなんてとんでもない それにこういうイベントは

みんなで行くほうが楽しいですよ("⌒∇⌒")」

 

 

と話してくれたさくらに アインスは

 

 

「そう言ってもらえるならお邪魔しようかな( ・∇・)」

 

 

と話しアインスとアリシアもキャンプに行くことになった。

 

そして帰り際さくらはお土産用の白熊を買って帰り

 

先に家に帰って来ていた父である藤隆にアリシアとアインス

 

がキャンプに参加することを伝えたところ藤隆は笑顔で

 

了承してくれた。

 

そしてキャンプ当日になりアインスとアリシアと知世は

 

お泊まりグッズを詰めたボストンバックを持ちながら

 

さくらの家に向かった。

 

さくらの家に着くとそこにはさくらと兄である桃矢

 

桃矢の親友の雪兎と父である藤隆が待っていた。

 

するとアインスが

 

 

「今日はキャンプにお誘い頂きありがとうございます

私はアインス・テスタロッサ・リインフォースと申します

こっちは妹のアリシア・テスタロッサです」

 

 

と2人で父である藤隆と兄である桃矢と雪兎に頭を下げた。

 

すると藤隆も

 

 

「丁寧な挨拶ありがとうございます 今日と明日は宜しく

お願いしますね(^^)/」

 

 

と話しそれを見ていた桃矢と雪兎も

 

 

「あー 俺は木之本桃矢あとこいつは月城雪兎だ宜しくな」

 

 

と軽く挨拶しそれから藤隆が借りて来たレンタカーに乗り

 

キャンプをするキャンプ場に向かった。

 

キャンプ場に向かう車の中でも知世はビデオカメラを

 

回しさくらやアリシアそしてアインスを撮りそれは

 

キャンプ場に着くまで続いた。

 

キャンプ場に着くとそこには立派はコテージが立っており

 

藤隆から今夜はここに泊まると教えてくれた。

 

 

「さくらさん 荷物は僕や桃矢くん月城くんで運んでおくから

みんなは散歩でもしてきたらどうですか?」

 

 

と藤隆が言ってくれたのでさくら達はその言葉に甘え

 

キャンプ場にある森を散歩することにした。

 

森を散歩し始めるとさくらは不思議な感覚を覚えた。

 

その感覚はアインスもアリシアも感じたらしく

 

 

「ねぇ さくら、アインスこの森なんか変な感じしない?」

 

 

とアリシアが話すと

 

 

「あぁ(うん) ちょっと不思議な感じがする(ね)」

 

 

と話し3人共に同じ感覚を味わっていた。

 

コテージに戻って来たさくら達は藤隆や桃矢が作っていて

 

くれた昼御飯を食べしばらくコテージでゆっくりしていた。

 

アリシアとアインスが一緒の部屋で休んでいると突然部屋の

 

ドアがノックされ外から

 

 

「俺だ 木之本桃矢だちょっと話しがあるんだがいいか?」

 

 

との声が聞こえアリシアがドアを開けるとそこには桃矢

 

と雪兎が立っていた。

 

するとアリシアからアインスに念話で

 

 

「話しってなんだろう? まさか私達の正体がバレたの

(゜ロ゜;ノ)ノ」

 

 

と少し慌てたように話してきたので

 

 

「落ちつけアリシア まだ正体がバレたとは限らない

まずは話しを聞こう」

 

 

ということになりとりあえず2人の話しを聞くことにした。

 

 

「ここじゃなんだから散歩しながらでも話さないか?」

 

 

と桃矢が話したのでアインスとアリシア、桃矢と雪兎は

 

コテージを出て森に向かって歩き出した。

 

森の中を歩いていると一対のベンチがありアインスとアリシア

 

桃矢と雪兎が向き合うように座った。

 

すると桃矢が2人に向かって

 

 

「お前達のことは他の奴には絶対言わないだから

正直に答えてくれ お前達はどこから来たんだ? そして

お前達の目的はなんだ?」

 

 

と真剣に話す桃矢にアリシアとアインスは目線を合わせ

 

頷き合うと

 

 

「分かった 私達のことを話す代わりにそちらのことも

教えてくれ 君の隣にいるのは只の人ではないだろう?」

 

 

とアインスが話すと今度は桃矢と雪兎が目線を合わせ

 

頷き合うと

 

 

「分かった」

 

 

と短く返事をすると雪兎は足元に魔法陣を出し雪兎は自らを

 

大きな羽根に包むとその羽根の中から真の姿である「月(ユエ)」

 

が現れた。

 

月(ユエ)の姿を確認したアインスとアリシアは

 

 

「そちらが誠意を見せてくれたんだ(もん) こちらもちゃんと

見せないとな(ね)」

 

 

と話しアインスとアリシアは

 

 

「クレセント・ムーン」 「シューティング・スター」

 

「セートアップ」

 

 

と叫びそれぞれの愛機を2人の前で起動させた。

 

2人の魔法を見た桃矢と月(ユエ)は

 

 

「本当にお前達は何者だ そんな魔法見たことないぞ」

 

 

と話す月(ユエ)にアインスが自分達の魔法のことを

 

話そうとすると4人の座っていたベンチがまるで泥沼

 

にでも沈んで行くかのように沈み始めた。

 

慌ててアインスとアリシアは桃矢と月(ユエ)を抱え

 

 

「フェアリーチェーン」

「マジカルスレッド」

 

 

と叫び森の中の一番大きな木に魔法を巻き付け脱出を

 

図ろうとしたが沼に引きずり込まれる力の方が数段強く

 

遂にはどちらの魔法も引きちぎられてしまった。

 

そして4人はその謎空間に飲み込まれてしまった。

 

飲み込まれた4人は落ちていく途中で2人一組ずつに

 

分けられ別々の空間に落とされた。

 

2人が落ちた空間を見た桃矢とアインスは同じ考えを

 

持っていた。

 

 

「この空間まるで迷宮だな 下手に動くと出れなくなる」

 

 

そうこの空間はまさに迷宮というにふさわしいもので

 

階段が上下左右縦横無尽に広がっており下手に動くと

 

平衡感覚を失い自分達が何処にいるのか分からなる

 

と考えた2人はしばらくその場にとどまることにした。

 

それはもう一組のアリシアと月(ユエ)の方でも同じだった。

 

桃矢は今この空間でアインスと2人きりになったので

 

さっきの話しの続きを聞くことにした。

 

 

「リインフォースつったけお前 良ければさっきの話し

の続きを教えてくれないか?」

 

 

と聞かれたアインスは

 

 

「あぁ 構わないよ魔法は見せたねなら私達が何処から

来たかを教えるよ 私と妹のアリシアは此処とは違う世界

いわゆる異世界から来たんだ ミッドチルダというね」

 

 

と話しそれを聞いた桃矢は

 

 

「それを聞いて逆に納得した お前達が俺や月(ユエ)さえ

知らない魔法を使えるということに」

 

 

に話した。 すると桃矢が

 

 

「しかし何でお前達姉妹はこの友枝に来たんだ?こっちに

だって魔法が使える奴はいるさくらに月(ユエ)、あの

黄色いぬいぐるみそしてあの小僧もな(・ε・` )」

 

 

と話す桃矢にアインスは

 

 

「確かにこっちの世界にも少なからず魔法を使える人間

はいるだが今さくらが解決している事件に関しては

解決できる人間が限られるんだ だから私とアリシアは

あるお方から今友枝で起きている事件解決の手助けを

して欲しいと頼まれたのだ」

 

 

と話した。それを聞いた桃矢は

 

 

「そのお方って誰だ? 俺やさくらの知ってる人間か?」

 

 

と聞いてくる桃矢にアインスは

 

 

「あぁ 君も知っている 君やさくらそして君たちの父上

にとっても大事なお人だ 勘のいい君ならわかるだろう」

 

 

とアインスが話した瞬間桃矢の顔が驚きの色に変わった。

 

 

「まさか母さんか!!Σ(゜Д゜)」

 

 

と話す桃矢にアインスは静かに頷いた。

 

 

「そうだ君たち家族にとって最愛の人そして我ら家族に

とっては恩人にあたる木之本撫子様その人だ」

 

 

と話した。 すると桃矢は

 

 

「何で母さんがお前達に事件の解決の手助けを頼んだんだ

だってお前達はミッドチルダっていう異世界から来たんだ

ろう なら天国にいる母さんとお前達が接点を持つ

なんてムリだろう? 違うか?」

 

 

と桃矢が話すとアインスが

 

 

「実は私には姉がいてなその姉と共に暫く撫子様の暮らし

ている天界で神官見習いとして働いていたんだ

その後妹であるアリシアと私達の母で名をプレシアという

のだがその2人が天界にやって来て私達4人は家族になった

その時天使長である撫子様には返しきれない程の恩を受けた

だから撫子様からこの依頼を受けた時は2つ返事で返したよ」

 

 

と話した。

 

 

「それに撫子様はさくらが小学校三年生の頃から

カードキャプターとしていくつもの事件を解決してきた

ことも知っている だが今さくらが集めているカードに

関してはカードを見つけることそして封印できるのも

さくら1人それに今までさくらを護っていた

ケルベロスと月(ユエ)さえもそのカードの気配は感じ

られない それを心配した撫子様が私達姉妹に白羽の矢

を立てたんだ これが私の口から語られる嘘偽りない全て

信じる信じないは君次第だ 後さくらにはこの事は

黙っていてくれ まださくらに話すには時期尚早だ」

 

 

と今アインスが桃矢に話せることは全て話した。

 

それを聞いた桃矢は

 

 

「信じる信じないもそこまで言われて信じないという方

がおかしいぜ 後妹共々ありがとうなさくらの為に

わざわざ異世界から来てくれてよ 改めて礼を言う

後さっきお前が言ってた天使長ってなんだ? 長が付く

だけあって偉いのか?」

 

 

と話す桃矢に

 

 

「あぁ 天使長というのは天界を統べる女神の次に偉い

立場だ いわば天界のナンバー2だな」

 

 

と話すアインスに

 

 

「おい(@_@) 本当に母さんがそんな偉い立場なのか?」

 

 

と聞いてくる桃矢に

 

 

「あぁ 君の母上である撫子様はナンバー2という立場で

ありながら誰にでも別け隔てなく接する素晴らしいお方だ」

 

 

という話しを聞いた桃矢は

 

 

「母さんも天界で頑張ってるんだ 俺も負けてられねぇな」

 

 

と話す桃矢を見て

 

 

「やはり彼も撫子様の息子だ これなら撫子様も安心

できるというものだ」

 

 

と心の中で考えるのであった。

 

一方アリシアと月(ユエ)の方もアインスが桃矢に話した

 

こととほぼ同じ内容を月(ユエ)に伝えそれを聞いた月(ユエ)

 

は最初はアリシアの話しを疑い気味に聞いていたが最後の

 

方では疑う事をやめ真剣にアリシアの話しを聞いてくれた。

 

アインスとアリシアは桃矢と月(ユエ)に自分達の事を全て

 

話し終わると早速この空間からの脱出にとりかかった。

 

 

 

「すまないが(すみませんが) ケガをするといけないから

(ので) 私からは少しだけ離れてくれ(くださいね)」

 

「あと月(ユエ)さん 多分この空間は今さくらが集めて

いるカードの中だと思うんですだから月(ユエ)さんの魔法

は無効になると思うんですだから此処は私に任せてください」

 

 

 

と話しそれを聞いた桃矢と月(ユエ)はそれぞれアインス

 

とアリシアから距離を取った。それを確認したアインスと

 

アリシアは自分達の前にある空間の壁に向かい攻撃を始めた。

 

 

「プラズマスマッシャー」

「水の精霊よ 氷の槍を以て我の前に立ち塞がる壁を破壊

せよ アイスランスクルショット」

 

 

アリシアは妹であるフェイトの技を使いアインスは水の

 

精霊を使った攻撃魔法を使った。

 

すると攻撃された壁には大人が余裕で抜けられる程の穴が

 

開きアリシアとアインスはその攻撃を続け順調に進んでいた。

 

するとアリシアとアインスはお互いの気配が徐々に近づいて

 

いることに気づいた。そして2人がちょうど五発目の攻撃を

 

壁に向かって放った瞬間空いた穴からお互いを確認しそして

 

4人は合流できた。するとまたもや空間が変形を始めようと

 

したのでアリシアとアインスは

 

 

「強制転移 場所森の入り口」

「時の精霊よ 我らを森の入り口まで転移せよ」

 

 

と2人同時に転移魔法を使い4人揃って元の世界である

 

キャンプ場の森の入り口まで戻ることに成功した。

 

それから桃矢と月(ユエ)には仮の姿である雪兎に戻って

 

もらい何事もなかったかのようにコテージに戻ってもらい

 

夕飯の準備をしていた藤隆と共に準備作業をしてもらった。

 

その後アリシアからスマホでさくらを呼び出してもらい

 

知世も一緒にカードの封印に向かった。

 

すると早速知世がアインスとアリシアとさくらにそれぞれの

 

バトルコスチュームを着せビデオカメラで撮影を始めた。

 

まずアインスがベンチの周りに結界を張るとアインス達を

 

閉じ込めた迷宮のミニチュア版のようなものが出てきた

 

そうこの迷宮のような空間は森に漂う不思議な力と

 

取り込んだ者の魔力などを利用して悪さをしていたのだ。

 

するとアインスは結界の前に行き

 

 

「時の精霊よ 次元を切り裂く刃を我が元に」

 

 

と叫ぶとアインスの右手にプラチナ色に輝く剣が握られて

 

いた。そしてその剣を迷宮のミニチュア版に向かって

 

上下左右縦横無尽に振りかざすと結界内の迷宮は細かく

 

切り刻まれ切り刻まれた中から輝く欠片を見つけ

 

 

「さくら あれがこのカードの本体だ早く封印するんだ」

 

 

と叫び魔法の鍵の封印を解き杖にしていたさくらが

 

手早く封印することに成功した。

 

夕方になり夕飯は外でBBQをして楽しんだ。

 

そして夜はキャンプ場に来る途中のホームセンターで

 

買っていた花火をしながら冷やしておいたスイカや

 

ラムネを飲んで真夏の夜を楽しんでいた。

 

そんな様子を二階のコテージの窓から羨ましそうにこちら

 

を覗くケロちゃんの姿を確認したさくらはスイカとラムネ

 

を自分達の部屋に運びケロちゃんにも食べさせてあげた。

 

そして次の日の朝皆でゆっくり朝食を食べた後もう一度

 

森の中を散歩すると昨日は気付かなかったが綺麗な花が

 

咲いている小さな池を見つけ来た記念にスマホで写真に撮った。

 

それから皆は帰り支度しキャンプ場を後にした。

 

その帰り道道路沿いにショッピングモールを見つけた皆は

 

そこに寄り個人個人で楽しい時間を過ごした。

 

そして藤隆の運転する車で自分達のマンションまで送って

 

もらったアインスとアリシアは藤隆に御礼を言い

 

自分達の部屋に帰ってきた。

 

こうして楽しいキャンプの幕は静かに下ろされるので

 

あった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第35話書かせて頂きました。

今回のエピソードは初めて桃矢や雪兎との本格的な

出会いを書かせて頂きました。

これからも宜しくお願いいたします(〃⌒ー⌒〃)ゞ


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体育祭の予行練習にて

夏休みが終わり友枝町にも少しずつ秋の気配が訪れていた。

2学期の始まったさくら達は体育祭に向けての練習を

日々頑張っていた。


夏休みが終わり2学期を迎えたさくら達は少し先に開催

 

される友枝中学校と高校の合同体育祭に向けて練習を頑張って

 

いた。体育祭本番の3日前友枝中学校の校庭には生徒が休む

 

テントや放送に使う機材を設置し本番に向けて着々と準備が

 

進んでいた。

 

そして次の日には本番同様の予行練習が行われることと

 

なった。そして予行練習の日アリシアやさくらは生徒の休む

 

テントにいた。テントはクラス別々になっておりさくらや

 

アリシアのいるテントの隣には小狼のいるテントがあり

 

アリシアとさくらが小狼に向かって手を振ると小狼も笑顔で

 

手を振り返してくれた。

 

さくらやアリシア達中学生の休むテントの向こう側には

 

アインスや小春達高校生が休むテントがありアインスと

 

小春を発見したさくらとアリシアは小狼同様に笑顔で手を

 

振るとアインスと小春も笑顔で手を振り返してくれた。

 

その様子を体育祭の放送委員に選ばれた知世がいつもの様に

 

ビデオカメラで撮影し笑顔になっていた。

 

本番同様に最初全生徒がクラス別に一列ずつ行進し校庭の

 

中央に並んだ。

 

その後中学校と高校の生徒代表が1人ずつ朝礼台の前に立ち

 

朝礼台に立つ中学校と高校の校長の前で選手宣誓をした。

 

選手宣誓が終わると生徒は各クラスのテントに行き自分の

 

出る競技が来るまで待機することとなった。

 

すると外に設置してあるスピーカーから知世の綺麗な声で

 

競技進行の案内がされた。

 

 

「最初の競技は全生徒による徒競走です 中学生は

100メートル 高校生は200メートル走ります」

 

それを聞いたアリシアは

 

 

「徒競走かぁ 私足そんなに早くないからなぁ(T_T)」

 

 

と話すアリシアにさくらが

 

 

「えΣ(゜Д゜) そうなの?」

 

 

と聞いてくるさくらに

 

 

「まぁね さくら位運動神経が良ければねぇ( ´△`)」

 

 

と話すアリシアにさくらが

 

 

「大丈夫だよ(^○^) アリシアちゃんだって運動神経

いいんだから」

 

 

と話すさくらに

 

 

「ありがとうさくら(^ー^)頑張るよ」

 

 

と話しお互いの健闘を祈った。

 

各クラスから2人ずつ走り計6人で走ることになった。

 

さくらは6人中ずば抜けの一位で走りきりいよいよ

 

アリシアの番がやってきた。

 

するとアリシアの隣に小狼が立っていた。

 

 

「え(゜ロ゜; 嘘でしょまさか私李君と一緒に走るの?」

 

 

と考えていると小狼が

 

 

「テスタロッサ 練習だろうと一生懸命走ろうな」

 

 

と声をかけてくれそれを聞いたアリシアは

 

 

「そうだね お互いに全力を尽くそう\(^^)/」

 

 

と話し結果的には小狼が一位アリシアは二位になった。

 

その後今度は高校生の番になりさくらとアリシアは

 

アインスと小春の走りを見ることにした。

 

アインスの隣には陸上部で活躍中の女子生徒がいてその生徒は

 

 

「まあ 練習とはえ陸上部の人間が負ける訳にもいかない

から 悪いけど本気で走らせてもらうわ」

 

 

と考えながらスタートを待っていた。

 

そしてスタートの瞬間女子生徒は得意のスタートダッシュ

 

を決め他の生徒との距離をぐんぐん離していった。

 

すると後ろからもの凄いスピードで走ってくる人の気配

 

を感じチラッと後ろを見ると綺麗な銀髪の生徒があっという

 

まに自分の横に並ぶと瞬く間に追い抜き一位でゴールした。

 

アインスのすぐ後にゴールしたその生徒はすぐさまアインス

 

の元に行くと

 

 

「貴女 陸上部に入らない? その脚力陸上で生かさない

なんてもったいないないわよ」

 

 

と話す生徒にアインスは

 

 

「悪いが私は文学部に入っているから陸上部に入れない

悪いな でももし助っ人が必要な時にはいつでも言って

くれ(⌒‐⌒)」

 

 

と話すアインスにその生徒は

 

 

「ならしょうがないわね もし良かったら名前を教えて」

 

 

と聞かれたアインスは

 

 

「私の名前はアインス・テスタロッサ・リインフォースだ」

 

 

と答えその生徒も

 

 

「リインフォースね わかったわ私は桃井 美花宜しくね

もし助っ人が必要な時は頼らせてもらうわ( ・∇・)」

 

 

と笑顔で握手をして自分のクラスのテントに戻っていった。

 

その後小春も走ったのだがやはり脚が早く陸上部の女子生徒

 

と互角に渡りあっていた。

 

その後も障害物競走やクラス全員参加の競技大玉転がしなど

 

を行いいよいよ午前中最後競技であるクラス対抗リレー

 

を残すだけとなった。

 

クラス対抗リレーは各クラスから男女2人が選ばれ1人

 

100メートルを走るというものだった。

 

さくらとアリシアのいるクラスはさくらとアリシア、

 

後クラスの中で1番2番に足の速い男子生徒を選んだ。

 

隣のクラスもやはり健脚自慢の男女2人が選ばれ

 

小狼のいるクラスは健脚自慢の女子2人と健脚自慢の男子1人

 

そして小狼が選ばれた。

 

走る順番は各クラス自由だった為隣のクラスと

 

小狼のいるクラスは1番手に男子2番3番に女子そして

 

アンカーに隣のクラスの一番の健脚の男子生徒と

 

小狼が選ばれた。

 

しかしさくら達のクラスは他のクラスとは異なる順番で

 

走ることにした。1番手にアリシア2番3番に男子生徒

 

そしてアンカーにさくらを置いてきたのだ。

 

隣のクラスも小狼のクラスもこれには驚いていた。

 

そしていよいよスタートやはりさくらのクラスは

 

いくら足の速いアリシアとは言えども男子にはかなわず

 

3位で2番手の男子にバトンをつないだ。

 

しかしさくら達の作戦が上手くいき2番手が2位3番手

 

が1位まで順位をあげアンカーであるさくらにつないだ。

 

この時の順位はさくらが1位隣のクラスが2位そして

 

小狼のクラスは3位だった。

 

だが3位でバトンを受けた小狼がもの凄い足の速さで

 

2位のクラスを抜き2位に上がった。

 

さくらも後ろから走ってくる小狼のスピードに内心

 

驚きながらも負けじと全力疾走で走りギリギリの差で

 

1位でゴールすることができた。

 

そして午前中の部は終了した。

 

昼食を兼ねたお昼休みは中高生の交流をはかる為中学校

 

の中庭と食堂が解放され自由に好きな場所でお昼を食べる

 

ことができた。

 

さくらとアリシアと知世はアインスと小春と一緒にお昼

 

を食べる為中庭で合流し楽しく昼食を食べていた。

 

小狼も誘おうとしたのだがクラスの男子生徒達に誘われて

 

いたみたいなのでこの5人で食べることにした。

 

すると小春とアインスが

 

 

「しかしさっきのクラス対抗リレーは見ごたえがあった(ね)」

 

 

と話すと知世も

 

 

「はい(*^_^*) 私も放送席から見てましたが最後の李君と

さくらちゃんのデッドヒートは流石のお2人でしたわー」

 

 

とビデオカメラを再生しながら答えていた。

 

そんな風に楽しく昼食を食べていると中庭で1人お弁当を

 

食べている美花を発見しアインスが声をかけた。

 

 

「桃井 良かったら私達と一緒にお昼ごはん食べないか

無理にとは言わないが 迷惑だったか( ´△`)」

 

 

と話すアインスに美花は

 

 

「別に迷惑ではないんだけど貴女達こそ迷惑じゃない

私貴女以外知らない子ばっかりだし」

 

 

と話す美花にアインスは

 

 

「なーに(〝⌒∇⌒〝) そんな事気にする必要なんてない

私の友達と私の妹の友達だけだ」

 

 

と笑顔で話しそれを聞いた美花は

 

 

「じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ」

 

 

と話しアインスと一緒にさくら達の所にいくとアインスが

 

 

「みんなこの子も仲間に入れてくれ 名前は桃井美花

私の新しい友達だ( ・∇・)」

 

 

と話すアインスに最初は呆気にとられた顔をしていた

 

美花も直ぐに笑顔になりさくら達に自己紹介しその後

 

さくら達も1人1人自己紹介をし改めて楽しい昼休み

 

時間を過ごした。

 

そして午後の部最初の競技は友枝中チアリーディング部

 

による演技だった。

 

本番で着る衣装を身に着けたさくらやアリシア達チア部

 

のメンバーがグラウンドの中央に集まり練習の成果を

 

幾分になく発揮していた。

 

その様子を知世は放送席からまたもやビデオカメラで撮影

 

し恍惚の表情を浮かべていた。

 

すると今まで綺麗な青空だった空が急に曇りだし雲の中

 

から拳大の雹が降ってきた。

 

チアの演技をしていたメンバーは慌てて近くのテントに

 

避難した。

 

この急激な変化に違和感を覚えた2人は目を閉じ集中

 

するとカードの気配を感じた。

 

すると今度は丸だった雹が形を変え矢印のような形になり

 

テントの屋根やグラウンドに突き刺さり始めたのだ。

 

それを見た先生達は直ぐに全生徒を校舎内に避難させた。

 

校舎内で合流したアリシアとさくらとアインスは先生の

 

目を盗み途中で知世と小狼とも合流して校舎内から

 

グラウンドに出た。グラウンドを見るとボロボロになった

 

テントや地面に雹がそのままの形で突き刺ささっていた。

 

 

「リインフォースさん、アインスどうしよう(*_*)」

 

 

とさくらとアリシアに聞かれたアインスは

 

 

「まずこの雹を降らす雲をどうにかしないと(>_<)」

 

 

と話していると校舎の方から

 

 

「キャー キャー危ない 窓から離れて早く」

 

 

などの声が聞こえ校舎の方を見ると雹が校舎のガラスを

 

割ったり屋根にも突き刺さり始めていた。

 

するとアリシアとアインスは「シューティング・スター」

 

と「クレセント・ムーン」を起動させさくらも魔法の鍵

 

の封印を解き杖の状態に変化させた。

 

するとアインスは

 

 

「精霊よ 校舎をこの雹から守れ」

 

 

と叫び校舎全体にバリアを張りバリアを張られた瞬間

 

校舎は雹からの猛攻から守られた。

 

すると今度は雹が校舎からさくら達に目標を変えてきた

 

為アリシアが5人に

 

 

「スフィアプロテクション」

 

と叫んだあと

 

「悪いけど私は李君やさくらのサポート

できそうにない この雹相当な威力があるから

他の魔法を使うと多分皆を守れないよ」

 

 

するとアインスが小狼に

 

 

「少年 君は炎の魔法が使えるか?」

 

 

と聞かれた小狼は

 

 

「あー 使えることは使えるがそれがどうしたんだ」

 

 

と話す小狼に

 

 

「ならここは任せていいか 私はカードが封印されたら

直ぐに時の魔法を使い昼休み終わりまで時を巻き戻す

そうすれば校舎もグラウンドもテントも元通りだが

流石にそこまで時を戻すとなるとバリアに使っている

魔力以外はほぼ全て時の魔法に充てなければならなく

なってしまうだからここは君に任せる」

 

 

と言われた小狼は

 

 

「わかった」

 

 

と短く返事をすると足元に魔法陣を出し魔法を使う時に

 

使う剣を召還し体操服のポケットの中から赤く輝く玉を

 

取り出しその玉を剣で突き立てた。

 

すると小狼の足元から炎の龍が出現し雹を降らす原因

 

の雲に向かって一直線に向かっていった。

 

炎の龍は一瞬にして雲を消し去り消えた雲の中心には

 

星のように輝く欠片があり

 

 

「さくら あれがこの雹を降らした真犯人だ」

 

 

と小狼が叫ぶとさくらは「飛翔」のカードで空に

 

飛び雹を降らした原因を無事封印した。

 

さくらが封印したのを確認したアインスは

 

 

「時の精霊よ 時を昼休み終わりまで巻き戻せ」

 

 

と叫ぶと時が巻き戻り何事もなかったかのように

 

校舎もグラウンドもテントも元通りになった。

 

それから午後の部の競技は百々止めなく進み午後の部

 

最後はフォークダンスを踊ることになった。

 

フォークダンスは自分の好きな子と踊って構わないと

 

いうものだったのでさくらは小狼をダンスに誘った。

 

アリシアは同じチア部の千春とアインスは小春と

 

踊り皆笑顔でフォークダンスを楽しんだ。

 

そして開会式同様にグラウンド中央にクラス別に並び

 

中学校と高校の校長先生が閉会宣言をし体育祭の予行

 

練習は幕を閉じたのだった。

 

 

 

 

 




第36話書かせていただきました

久しぶりに投稿させていただきす

やはりこの季節なので体育祭に関するエピソードを

書かせていただきました(^∇^)



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