理性が蒸発したセイバーによる指揮官生活 (エルテューヌ)
しおりを挟む

サーヴァント達の設定

一応、今のところ出てくるのが確定している子だけ。


藤丸立香

 

カルデアに所属する最後のマスターであり、この小説における【脇役】。本来なら従うべきサーヴァント達が自らの意思で行動しているのを嬉しく感じ、現在は聖杯探しのためDr.ロマンと聖杯の存在地点の情報収集に当たっている。

 

 

マシュ・キリエライト

 

クラス:シールダー

 

藤丸立香の最初のサーヴァントであり、【ナインサーヴァンツ】の一人。その朗らかな立ち回りや何でもそつなくこなすその様子から指揮官の補佐を主に受け持っている。秘書担当。

 

 

アストルフォ(セイバー)

 

クラス:セイバー

 

理性が蒸発した【ナインサーヴァンツ】の一人でクリスマスイベントの際に自らの願いを聖杯によって具現化した姿。一時聖杯の力を失い、茫然自失の状態にあったが、事を視かねた優しいサンタが再びこの力を永久にもたらし今のアストルフォがいる。この物語の主人公であり、指揮官でもある。階級は准将、同じバカ仲間のサンディエゴとは毎日何かしらの事をしては説教の繰り返し。指揮担当。

 

 

ジャック・ザ・リッパー

 

クラス:アサシン

 

立香のことを兄様と慕う自称妹であり【ナインサーヴァンツ】の一人。気配を消し近付くステルス技術は随一でその能力を持って自ら裏方仕事に回ることを提案した策略家。補給、及び諜報部担当。

 

 

クロエ・フォン・アインツベルン

 

クラス:アーチャー

 

みんなのお姉さん的な役回りに位置し【ナインサーヴァンツ】の一人。その実力を持って艦船達の実力養成を手伝っている。実力養成担当。悪戯が大好きでアストルフォと組んでは度々被害を巻き起こす。

 

 

ギルガメッシュ

 

クラス:アーチャー

 

宝物庫に様々な武器をしまっている射撃の名手で【ナインサーヴァンツ】の一人。近接においてはクロエには劣るがその分射撃に関しては彼の方が上で精密射撃などの養成を担当している。実力養成担当。本人は知らず知らずのうちにやっているが貯金が得意らしく、現時点での貯蓄は世界予算3年分だとか。

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチちゃん

 

クラス:ライダー

 

ダ・ヴィンチが自ら作り出した人工英霊で【ナインサーヴァンツ】の一人。とはいっても中身はダ・ヴィンチそのものなので開発や機械に強く、主に艤装の整備を受け持つ。整備担当。尚、明石とは仲がよく、度々意味不明なものを作り出す。

 

 

ジャック・ザ・リッパー

 

クラス:アサシン

 

皆から好かれている少女の英霊で【ナインサーヴァンツ】の一人。しかしその中身は凶悪殺人鬼.....なのだが、徐々に出会っていく子を見ていくにつれ、少女に対する殺意は完全に消え失せている。しかし、その先頭能力は健在で、気配を察知する方法や奇襲の方法などを伝授している。諜報部担当。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1話 それは必然に

性懲りもなく始めていくスタイル


だけどセイバーアストルフォだから実質ノーカン


それは、大昔の事である。

 

聖杯戦争。

 

 

【聖杯】と呼ばれるものを手にした者は何でも願いがひとつ叶う、と。それを聞き付けた偉人は、その力を我が物へとすべく争い、殺しあい、生き残りをかけた戦争に身を投じた。そうして起きた世界滅亡の危機。この危機に立ち向かったのは唯一残された2人の少年少女とそれに寄り添う8人のサーヴァントと呼ばれる偉人が英霊として現界した者達。これらの働きによって世界は秩序を保ち、だんだんと立ち直りつつあった。

 

 

 

 

 

 

そして、はや461年後、世界はようやく歩みを取り戻し始め未来は本来の軸へと戻ろうとしていた。

 

 

 

だが。

 

 

 

突如現れた謎の存在。平和だった世界は一瞬にして消え去り廃人と化した町並みをその化け物は乗っ取っていった。そんな矢先、世界はその敵を滅ぼすべく対未確認生物に対する調査部を設立させあらゆる対策をたててきた。しかし、意見の食い違いから調査部は二分し世界の歩む道は今再び不安定になろうとしていた。

 

これは、とある研究所で10人で動いていた少女達の物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー人理継続保障機関【フィニス・カルデア】ー

 

「マースター!おはよ!今日も早くいこ!」

 

開幕この有り様。その声の主はカルデアナインサーヴァントと呼ばれる9人のサーヴァントの一人、クラスセイバー【アストルフォ】である。クリスマスの時に自ら聖杯で具現化したそれは今も尚続いている。そのアストルフォがマスターと呼ぶ今まさに寝ている少年、【藤丸立香】。現在立香はアストルフォによってたたき起こされてかけていた。あまりにうるさいのか立香は漸くその身を起こした。

 

「うるさいなぁアストルフォ、もう少し寝かせてくれよ.....。」

 

「ダメですよ先輩!今日は新しく見つかった特異点のミーティングがあるんですよ!」

 

「マシュまで.....もう分かった分かった!起きるよ!」

 

立香を起こしたその少女、ナインサーヴァントの一人クラスシールダー【マシュ・キリエライト】。その声につられて立香も漸くベッドから体を離す。その光景を見たアストルフォは漸く、といった表情でニコニコしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、今回の特異点はここだ。2017年の9月、場所は日本海岸沿いの廃墟。かつて何者かが使っていた軍事基地のようなものだ。」

 

そう言うのはカルデアの現最高所長の座についていながらレイシフトのサポートを行っている【Dr.ロマン】だった。

 

「軍事基地?何故そんなところが特異点に?」

 

「それは今目下捜査中さ。何しろ突如現れた特異点だ。何もかもが不明なんだ。」

 

「なるほど....行ってみないことには何もわからない、ですね。」

 

「そう言うことさ。それじゃ、早速レイシフトの準備を始めてくれ。」

 

「分かりました。ところでその特異点に聖杯の存在は?」

 

「・・・・・在るよ。それも最低15個は確認した。今も尚増え続けている。」

 

「えっ!?ひとつの特異点に聖杯が確認できるだけで15個!?」

 

「これは相当めんどくさくなりそうですね....。」

 

「心配要らないさ!何せカルデアにはこの私と忠実なる助手がいるからね!」

 

マシュの呆れ声に被せるようにして聞こえた声。ナインサーヴァントの一人、クラスはライダーの【レオナルド・ダ・ヴィンチちゃん】である。彼女はこのカルデアの頭脳にして技術顧問。彼女に任せれば解決できないもんだいなぞない。

 

「ダヴィンチちゃんの言葉を信じてみます。Dr.ロマン、レイシフト準備をお願いします。」

 

「ああ、分かった。二人もすぐに。」

 

「「はい!!!」」

 

そう同時に言うとマシュと立香はレイシフトするべく、シバの装置へと向かっていくのであった。

 

 

 

 

そして二人は、特異点を埋めるべく、その特異点へ飛んだ。

 

 

 

 

今、理性が吹っ飛んだセイバーとの戦いが、今始まる!! 

 

 




( ;´・ω・`)次回からアズールレーンの世界に飛びますよー飛ぶ飛ぶ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2話 サーヴァントが指揮官になるのは間違っているだろうか?

はい、タイトルでわかるよね?


「レイシフト完了、場所は......軍事基地の目の前か。」

 

立香が見たのは巨大な軍事基地.....しかし廃れた軍事基地の目の前である。おそるおそる立香はその基地の内部へと入っていく。中はほとんど腐敗が進んでいて、とてもではないが使えたものではない。そう感じていた立香だったが、ただひとつ、新品のごとく鎮座している物を見かけた。

 

 

「Dr.ロマン、この部屋って.....。」

 

『ふむ、これは炉だね。それも鉄を溶かすための。』

 

「炉、ですか。なぜここだけ新品なんだ・・・・?」

 

『恐らくそこが霊脈の根元なんだろう。その地点から強い霊力が観測できる。間違いないよ。』

 

「了解です。取り敢えずアストルフォ達をこちら側に呼び寄せて探索を開始します。」

 

『分かった。此方でも観測は続けるけどくれぐれも無理のない範囲でね?』

 

「分かってますよ、それでは。」

 

通信を切った立香は小型の召喚ゲートを開くと自らの相棒で、家族であるサーヴァント達を呼び出す。

 

 

「告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ!!」

 

その言葉と共に目映い光が小型の召喚ゲートから溢れ、幾つもののサーヴァントが出てくる。

 

「遅いよーマスター!」

 

「済まないな。....ん?アストルフォ、その帽子は?」

 

「軍事基地なんでしょ?ここ。だからちょちょいっと霊基を弄って軍帽を具現化させてみちゃった!」

 

そう高らかに宣言するのは【ナインサーヴァンツ】の一人。クラスはセイバーのアストルフォである。その服装はメイド服に似た基調の服でありながら頭には軍帽が被られているというよく分かんないものと化していた。立香は苦笑いをすると隣で呆れている少女に声を掛ける。

 

「悪いな、呼び出しちゃって。」

 

「良いよ、お兄ちゃんが呼び出したなら、どんなことだってやりとげて見せるもん。」

 

「期待してる。」

 

やっぱり相変わらずだなと苦笑いをした立香。その相手は【ナインサーヴァンツ】にして四大幹部の一人、クラスはアサシンのジャック・ザ・リッパーである。因みに他の四大幹部は後述するクラスシールダーのマシュ、クラスアーチャーのギルガメッシュ、クラスセイバーのアーサー王であり、その頂点に君臨するのが他ならぬクラスセイバーのアストルフォだったりする。これまで数々の裏手仕事に回ってきた彼女だったが、なぜか今回はジャックは自分のいつもの武装である短剣を両手に持っていない。不審に思った立香は再びジャックに声を掛ける。

 

「そう言えばジャック、いつもの短剣はどうしたんだ?」

 

「奇襲も出来ない環境なのに短剣は要らないよ。だから霊基を弄って軍服みたいなのと拳銃を具現化させてみたよ?」

 

「それもはやアーチャーじゃないか?」

 

前言撤回、アーチャージャック・ザ・リッパーの誕生である。ジャックまでノリノリな今回のレイシフト。ただ一人冷静に事を見据えている人物はそこにいた。

 

「マスターよ。この状況、妙だとは思わないか?」

 

「メッシュ卿?どう言うことですか?」

 

「この軍事基地は確かに放棄されたのであろう。だが、何故この区画だけがきれいさっぱりな状態で残っているのだ、おかしいとは思わんのか?」

 

 

「つまり・・・

?」

 

 

「ここの維持に聖杯の力が使われているかもしれない、と見たほうがよさそうだ。」

 

 

なるほど、メッシュ卿の言いたいこともわかる。確かにここだけきれいな状態で残されているというのも何らかの力が関わっている可能性は高い。つまり聖杯が私達を呼び寄せたことになる?立香はますます困惑する。

 

「とにかく、今は現状の状態の把握が先か。」

 

「だね。」

 

「分かった。ジャックとメッシュ卿は北側を、アストルフォと俺で南を探索する。一時間後にまたここで落ち合う、よろしいか?」

 

「「「了解。」」」

 

そして彼らは探索を始めた。

 

To be continued....





次回、いよいよ邂逅!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。