ハイスクールd×d〜サソリの剣士〜 (日光助真)
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サソリ・転生

初投稿です。 小説書くのって難しい。 楽しんでくれると嬉しいです。


「お主死んだから転生なのじゃ」

 

八丈一間の和室でコタツに入り、蜜柑を食べながら自分にそう告げたのは、白髪のお爺さんだった。

 

「ほれ、いつまでもそんな所で立っとらんでこっちにこんか」

 

お爺さんに促されるまま、自分は部屋に入り襖を閉めコタツに入った。

 

「暖かい」

 

思わず口から出た言葉にお爺さんは笑いながら頷き

 

「ほれ蜜柑食べるか、大福も茶もあるぞい」

 

コタツの真ん中にドン、と山積みにされていた蜜柑の他にいつの間にか

大福とお茶が出現していた。

山積みの蜜柑を一つ取り、皮を剥き食べてみる。

 

「甘くて、美味しい」

 

その言葉を聞きお爺さんは嬉しそうにウンウンと何度も頷き

 

「そうじゃろう、そうじゃろう。なんと言ってもワシ自らの手で育てたからのう、さて食べながらで良いからワシの話を聞くのじゃぞ」

 

俺は、蜜柑と大福を交互に食べながら頷いた。

 

「うむ、ではまずは軽く確認からじゃ」

 

そう言うお爺さんの手にはいつの間にか、数枚のプリントがあり、それらを読み上げて行く。

 

「瀬田侑大、24歳、フリーター、死因は落雷じゃな。」

 

肯く。

 

「うむ。では次は転生先じゃな、このボックスから一枚紙を取るのじゃ

其処に書かれておるところがお主が転生する世界じゃ」

 

お爺さんに渡されたのは、赤色の四角い箱でそこには金色で"転生先”

という文字が書かれていた、俺は箱に手を入れ一枚の紙を取りお爺さん

に渡した。

 

「ハイスクールd×d……悪魔や天使、堕天使なんかがおる世界じゃな、

さぁ、次は転生特典じゃ今度は此方の方のボックスから三枚引くのじゃ」

 

“転生特典“と書かれた青色の四角い箱に手を入れ三枚引きお爺さんに渡した。

 

「ふむ。一つ目は"仮面ライダーサソードの変身セット"か」

 

サソード、良いと思う。坊っちゃま好き。

 

 

「では次、二つ目じゃ。"原作キャラの家族として転生出来る"(ランダム)じゃ」

 

面白そう。OK。

 

「三枚目、ハーレム特権Cじゃ、良かったのうモテモテじゃぞい】

 

良かった……のか?

 

「何はともあれ、これで良い」

 

そう言い、お爺さんは手を差し出す。

 

「ホレ、握手じゃ」

 

そう言われ自分も手を差し出し、お爺さんと握手する。

 

「良い来世を」

 

体が淡く金色に輝いていき、握手している手が粒子となって消えていく

驚きはしたが、不思議と恐怖はない。

 

「ありがとう。行ってきます」

 

そうお爺さんに言い、俺は金色の粒子となって消えて行った。

 

 

 

★ ★ ★ ★ ★

 

 

 

〜16年後〜

 

夕暮れ時の公園のベンチに腰掛けながら、コンビニで買った唐揚げを食べている。どうやら最近この廃れた公園でバケモノが出ると自称凄腕の情報屋の友人"久利原"が言ていた。

 

真偽はどうあれ火のない所になんとやら、取り敢えず確かめにやって来

たのだが……。

 

かれこれ1時間くらい待ってはいるが何も起きず、やはりデマだったのかと思いベンチから立ち上がり近くあったゴミ箱にゴミを捨て帰ろうと

立ち上がった時、不快な嗤い声が聞こえて来た。

 

「キヒャヒャヒャヒャッも〜う帰ってシマウのかイ?かえれる?かえれナイヨ?お前は今日のゴハン!ひさしぶりノニンゲンの肉ダァァァ」

 

 

現れたのは、上半身が男下半身が百足の全長8m位はあるであろう文字道理のバケモノだった。

 

俺は落ちていた木の棒を拾い上へ投げる、すると落ちて来たのは木の棒では無く、サソードヤイバーであった。

 

「ギギッ!オマエ、マジュツシノ類いカァ!」

 

バケモノは驚いた素振りを見せたが直ぐに気を取り直したのか、カサカサと無数にある百足の脚を動かし近付き、左腕を甲殻類の鋏のように変化させ攻撃して来た。

 

バケモノが仕掛けて来た攻撃を横に跳び回避。

 

《STAND-BY》

 

サソードヤイバーから電子音が流れ出し、地中からサソードゼクターが現れる。プルプルと体を揺らし土を払う姿に戦闘中にも関わらず、可愛いと思ってしまう。

 

手に向かって跳んで来たサソードゼクターを掴み、サソードヤイバーにセット。

 

「…変身」

 

《HENSHIN》

 

六角形が身体を覆いアーマーを構築。

 

【サソードマスクドフォーム】に変身した。

 

「ナンダァァ、そノ姿は〜オマエェ神器使いだったノかァァ!」

 

バケモノは、変化させた左腕の鋏を力任せに振り下ろしてくる。

 

振り下ろされた左腕の鋏をサソードヤイバーで斬り落としバケモノとの距離を一気に詰め、跳躍する。

 

「グギャャアアアッ!」

 

斬り落とされた部位から黒い血液を流し絶叫するバケモノ。

 

「……終わりにする」

 

バケモノを優に超える高さから、サソードヤイバーを構え、振り下ろす。

 

「ギギッ!?ユ、ユルジーー」

 

バケモノが許しを乞うが……もう遅い。

 

振り下ろされた刃はバケモノを捉え一刀両断にし、綺麗に二つに分かれたのち粒子となって消えて行った。

 

「……ダイナミックスラッシュ、なんて」

 

ぼそっと今思い付いた必殺技名を呟いてみる。

 

そんな事をしているとサソードゼクターがサソードヤイバーから分離し変身が解除され、ゼクターは何処かに行ってしまった。

 

辺りはすっかり暗くなっていた。

 

「俺も帰ろ」

 

今日の晩ご飯に思いを馳せながら家に帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 




描写難しい。 かっこいい戦闘シーン書きたい。


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サソリ・聖女

2話目です。  楽しんくれたら嬉しいです。
   
     


〜駒王学園2年教室〜

 

「いや〜やっぱり居たか〜、最近目撃情報多かったしもう何人かは、あの公園で行方不明にになってたし、こりゃ仁村っちの出番っしょって思って、教えて正解だったにゃ〜」

 

俺の前の席に陣取りそう話すのは、茶髪のスパイキーヘアでいつも首から一眼レフカメラをぶら下げている自称・凄腕情報屋の久利原と言う男子学生で俺の数少ない友人の一人である。

 

昨日の出来事を久利原に事後報告していると、閉まっていた教室のドアが開き一人の男子学生が入ってくる。

 

「おはよう。諸君」

 

クラスメート達と挨拶を交わしつつこちらに近付いて来るのは、野井と言う男子学生でミディアムヘアに伊達眼鏡を掛けていて、コイツも俺の友人の一人である。母親が科学者らしく本人もその道を目指しているのか様々なモノを発明しては、実験と称して大小問わず騒ぎを起こしている。

 

「お、のいちん。オース」

 

「おはよう」

 

二人で野井に挨拶をする。

 

「あぁ、おはよう。仁村、久利原」

 

野井が久利原の居座っている席の机の上にカバンを置き。

 

「久利原、ここは俺の席だ早く退け」

 

野井の言葉を聞き久利原は、『しょうがないにゃ〜』と言って席を立ちそのまま、トイレに行ってくると告げて教室を出て行った。

 

「ふふん仁村よ、昨日は良い働きをしたそうじゃないか。そんなお前に天才の俺から恵みをやろう」

 

「えっ?いらないけど」

 

久利原からのメールか何かで知ったのだろうか、こちらの断りの言葉を軽くスルーし野井は不敵な微笑みを浮かべ、鞄の中から2つのインカムの様なモノを取り出して来た。どうやら俺に拒否権は無いらしい。

 

「これは俺が発明したモノで、"言語を共通のものとして"聴き、話す事が出来るのだ。くくく、ハハハハハッ!流石は俺!ア〜自分の溢れんばかりの才能が恐ろしいな!」

 

つまりは、相手がどの言葉で話しても理解できて、自分が話した言葉も相手が理解できるって事……なのか。

 

「おー、すごい」

 

「ハハハハハッ!そうだろう。そうだろう」

 

「ほら、お前ら席につけー朝のホームルームを始めるぞ」

 

チャイムが鳴り、担任の先生がドアを開けて教室に入ってくる。野井は笑うのをやめ席につき、クラスメート達も各々の席に戻って行くが、久利原だけが帰って来なかった。

 

 

 

★ ★ ★ ★ ★

 

〜放課後・部活動中〜

 

「キングクリムゾン」

 

突然に頭に浮かんだ言葉を言ってみる。近くを歩いていた幼稚園児位の兄妹が仲良くてを繋いだままこちらに近づいて来て、キョトンとした顔で俺を見上げてくる。うん、可愛い。

 

俺はポケットからミルク味のキャンディを取り出し、兄妹にあげた。

 

兄妹はキャンディの包みを開きその小さな口に入れコロコロと転がし、嬉しそうに礼を言う。

 

「コウイチ!すずめ!」

 

母親だろうか、その声を聞き兄妹は声の主である女性に駆け寄り抱き付き、その女性も兄妹の頭を愛おしげに撫でている。

 

その光景を見ていた俺に気づいたのか、女性はこちらに頭を下げ、兄妹と手をそれぞれ繋ぎ歩いて行く、兄妹は手を引かれながらもこちらに手を振ってくれた。

 

俺も手を振り返し、その場を後にした。

 

暫く歩いていると、ヴェールを被り道行く人に声を掛けるが相手にされず、何らかの紙を持ちオロオロとしているシスター服を着た人を見つけた。

 

もしかしてあの持っているのは地図で、道を聞こうとしているけど言葉が通じないのだろうか。

 

そんな事を考えていると突然突風が吹き、シスターさんの被っていたヴェールがこちらに向かって飛ばされて来た。

 

ヴェールをキャッチして、シスターさんに返そうと近づいて行く。

 

綺麗な金髪に宝石みたいな碧色の瞳をしたシスターさんにヴェールを渡す。

 

ヴェールを受け取り、何度も頭を下げるシスターさん。

 

どうにか助けてあげたいが、どうしたものかと考えていると、不意に朝の野井とのやり取りを思い出す。そうだ、野井に押し付け……もとい天才からの恵みだ、有り難く使わせて貰おう。

 

そう思い立ち俺は朝、野井に貰ったインカム型翻訳機を装着し同じ様に、不思議そうな表情でこちらを見つめていたシスターさんにも装着。早速試してみる事に。

 

「こんにちは、シスターさん、こちらの言葉が分かりますか?」

 

「……!はい!わかります!」

 

余程困ってたのか、心細かったのか、瞳にうっすら涙を溜め何度も頷くシスターさん。

 

「何かお困りですか?」

 

「は、はいぃ〜、あのですね」

 

シスターさんは、一枚の地図を俺に見せて、ここに行きたいだと目的地を指でさす。

 

「……はぅぅ、分かりますか?」

 

こちらの保護欲を掻き立てる様な上目使いに、一瞬クラッとなりながらも何とかいつものポーカーフェイスで乗り切り、頷く。

 

「この協会の場所は知ってる……でも……」

 

あの協会は今はもう使われてなく、野良猫達の住処になってたはず。

 

「あの、どうかしましたか?」

 

いや、今はこのシスターさんを協会に送り届けるのが先決だ。

 

「何でも無い、そうだ、自己紹介をしてなかった。俺は、仁村留衛よろしく」

 

「はい、アーシア・アルジェントです。よろしくお願いします。

 

パァと可憐な花が咲く様にアルジェントさんは微笑んでくれた。

 

 

 

★ ★ ★ ★ ★

 

〜協会前〜

 

「ここだよ」

 

「はい、ありがとうございます!何かお礼を……あっ!協会の中に来て頂けますか?中でお礼を……」

 

アルジェントさんはそう言ってくれるが、こちらもそろそろ学校に戻り部長に活動結果を報告しなければならない。

 

「今日の所は遠慮しておくよ。まだやる事があるし」

 

「そう……ですか……」

 

アルジェントさんの寂しげな表情に俺は。

 

「代わりって言うのも変だけど、俺と友達になって欲しい」

 

「え?」

 

「自慢じゃ無いけど、友達が少ないんだ。せっかくこうして出会えた訳だし俺は、アルジェントさん……いや、アーシアさんと友達になりたいんだ。勿論。アーシアさんが嫌じゃ無ければ……だけど……」

 

勢いで言ってみたは良いものの段々と自信が無くなって行く俺の言葉にアーシアさんは。

 

「……はい……はい!嬉しい、嬉しいです!こちらこそよろしくお願いします!リューエーさん」

 

『それじゃあ、アーシアさん遊びに来るから」

 

「はい!お待ちしていますね」

 

そう言ってアーシアさんは、協会の中へと入って行った。

 

俺はアーシアさんが協会の中へ入って行くのを見送った後、踵を返し部長達が待っている部室へと帰って行ったーー。

 

 

 

 




天使も裸足で逃げ出す。聖女さま。アーシア降☆臨!



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サソリ・悪魔

3話目です。  取り敢えず、2000文字を目標に書いてます。

楽しんで頂けると嬉しいです。

  


アーシアさんを協会へと送り届け部室へと向かう途中、顔見知りの男子学生に声を掛けられた。

 

「よ!仁村」

 

声をかけて来たのは同級生、匙元士郎。見た目ヤンキーだが良いヤツで生徒会に所属し、書記を務めている。

 

「この前は生徒会の仕事、手伝ってくれてサンキューな」

 

この前……あぁ、生徒会の仕事と言っても、空き教室の片付けを手伝った程度だけど。

 

「あれくらいなら、いつでもOK」

 

「おぉ、ありがとな。じゃ、また頼むな!」

 

そう言うと匙は右手を上げ、職員室の方へと歩いて行く。

 

匙を見送り、俺も部室へと歩を進めた。

 

 

 

★ ★ ★ ★ ★

 

〜第六奉仕部・部室〜

 

ガララッと部室の引き戸を開け中に入ると、いつものメンバーが揃っている様だった。

 

「やぁ、おかえり」

 

始めに声を掛け出迎えてくれたのは、銀髪の美少年ヴァーリ・ルシファー。椅子に腰掛け、ラーメン雑誌を読んでいる。

 

実は、憑依転生者であるらしく。その証拠にヴァーリの足元では黒猫が

()()()()()()()と戯れあって?いる。何故、憑依転生者である事を知っているかと言うと……まぁ早い話しが何度か殴り合って友情を深めた?からだ。

 

「うふふ〜、お帰りなさ〜い」

 

ニコニコとコチラが思わず見惚れてしまう程の笑顔を向けてくれるのは『第六奉仕部』の部長、黒白院清羅先輩である。

 

才色兼備でカリスマ性も高く、あのグレモリー先輩や姫島先輩、生徒会長の支取先輩をも抑えて、三期連続人気女子ランキング不動の1位を誇っている。

 

そう言えばヴァーリは、人気男子ランキング1位だってクラスの女子達が昼休みに言ってたなぁ、俺は……ランキング外ですね、ハイ。知って

ました。

 

などと、昼休みの時のクラスの女子達の生々しい会話を思い出し、少しばかり凹んでいると突然『えい』と言う可愛らしい掛け声と共に、部長が抱きついて来た。

 

「!!ッぶっ部長、急にどうしたんですか」

 

突然の出来事に驚きつつも、女の子特有の良い香りだったり、押し付けられる胸の柔らかな感触だったりで、凹んでいた気持ちが一気にどうでもよくなって来た。うぅ、我ながら悲しいくらい単純である。

 

「どうですか?少しは元気になりましたか〜」

 

どうやら俺を慰めてくれたらしい。 分かりやすいのかなぁ俺。

 

「ありがとうございます。部長、スッゴく元気出ました」

 

「うふふ〜、良かったです〜」

 

そんな会話を部長としていると。

 

ーーパタンと、ヴァーリが読んでいた雑誌を閉じ、鞄に大事そうにしまい席を立つ。

 

「最終下校時間も近いから俺は帰る。部長と留衛(りゅうえい)

イチャ付いて無いで早く帰るといい」

 

そう言い残しヴァーリは、部室を出て行く、その後を追う様にザビーゼクターが、気絶した黒猫の首根っこを器用に持ちぶら下げながら出て行った。

 

「べ、別にいちゃ付いては、ねぇ、部ちょーーってあれ?」

 

今の今まで俺に抱きついていた部長がいつの間にか出入り口に立って居た。

 

「それでは私も帰りますね〜、戸締まりの方もお願いします〜」

 

そう言い残して部長も部室を出て行った。

 

俺は戸締まりをしてから家に帰った。

 

★ ★ ★ ★ ★

 

〜廃墟〜

 

深夜。サソードゼクターに起こされ、ママチャリを漕いでやって来たのは、古びた廃墟。

 

その廃墟の中に突き進んで行くサソードゼクターを追い、俺もまた廃墟へと足を踏み入れた。

 

蜘蛛の巣をサソードヤイバーで、払い退けながら歩く事数十分、かなり開けた空間に辿り着いた。多分ここがこの廃墟の最深部だろう。

 

「美味そうなニオイがするぞ、甘いのかな?苦いのかな?」

 

現れたのは、上半身が女性、下半身が四足獣のバケモノだった。

 

《STAND-BY》

 

「…変身」

 

《HENSHIN》

 

サソードヤイバーにサソードゼクターをセット、六角形が身体を包み。

 

【サソードマスクドフォーム】に変身完了。

 

バケモノに駆け寄ろうとした次の瞬間。

 

ーーバケモノの頭部が鮮血を撒き散らしながら宙に舞った。

 

血を吹き出しながら、ゆっくりと倒れていくバケモノのカラダ。

 

グチャッと宙を舞っていたバケモノの頭部が地面に落ち、黒いシミになる。

 

(他のヤツがいる)

 

自身の警戒レベルを上げ、周囲を見渡す。活性化された視力が高速移動しているヤツを捉えた。

 

(そこだっ!!)

 

ーー真横から振り下ろされた西洋剣をサソードヤイバーで受け止め、そのまま鍔迫り合いへと持ち込んで行く。

 

「ヘー、俺の速度に付いて来れるなんてお前ヤルじゃん?コロシ甲斐があるぜぇぇ!」

 

そう言い鍔迫り合いから離脱しーーこちらを撹乱する様に高速移動を始める。

 

「ははっ"眼"は良いみてぇだがそれだけじゃあ俺には勝てねぇよ!」

 

俺の首目掛け、鋭くしかし真っ直ぐに西洋剣の刺突が迫る!

 

「キャストオフ」

 

《CAST OFF》

 

サソードヤイバーにセットしているサソードゼクターの尾【サソードニードル】を押し込み、マスクドフォームの装甲(アーマー)飛散(パージ)させ。

 

《CHANGE SCORPION》

 

【サソードライダーフォーム】に変身。

 

「なにっ!?……ウッ!ぐあああァァァァッ!」

 

パージされたアーマーに弾き飛ばされる西洋剣の男。壁に激突し大きなクレーターをつくった。

 

「ぷっ……くくっ!ハハハハハハハハッ!これだ!こーゆー戦いを待ってたんだよぉぉぉ!!」

 

男は自力でクレーターから出てくると、両腕を鋭利なブレードへと変化させ高速移動で迫ってくる。

 

「……悪いけど、これで終わり」

 

「ライダースラッシュ」

 

【サソードニードル】を引き上げ、もう一度押し込む。

 

《RIDER SLASH》

 

ヤイバーから【サソードアンテナ】へと経由した【ポイズンブラッド】【タキオン粒子】を刃先に集約。

 

「クロックアップ」

 

《CLOCK UP》

 

電子音声と同時に自分以外の全てが停止した様になり、男へと高速で接近し、ヤイバーで何度も斬撃を喰らわせる。

 

《CLOCK OVER》

 

電子音声と同時に自分以外が動き出す。

 

「がっ……う、そ……だろ」

 

男の体は綺麗に6分割に分かれ地面へと崩れ落ち、ぶくぶくと気泡を立てながら溶ける様に消えて行った。

 

ふーっ。と一息ついて、さて帰るかと思っていた矢先。

 

ーー地面に赤い魔法陣が発光しながら現れ、数人のシルエットが浮かび上がる。

 

光が消え、現れたのは、オカルト研究部の面々だった。

 

「こんばんわ。サソリの剣士さん、会えて嬉しいわ」

 

オカルト研究部、部長。リアス・グレモリーはそう優美に微笑んだ。

 

どうやら、夜はまだ続きそうだーー。

 

 

 




まだ寒い日が続くのでお体に気をつけてください。




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