アズールレーン 蒼き航路に昇る太陽 (しきん)
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設定集(随時更新予定)
オリジナル兵器一覧(航空自衛隊)


どうも、しきんです。
アズレン11話見ました!一航戦と我らが天城姉様が闇落ちしてしまったぞ・・・。頼むぞ、全てのKAN-SENよ!彼女達の運命は君達に託された!
本作に登場する(または登場予定の)オリジナル兵器の紹介コーナー第1回です!
本作オリジナルのものや、実在の兵器をベースにした派生型を出す予定なので、ご期待ください!
都合上、*のマークを追加しました。詳細はオリジナル兵器一覧(海上自衛隊)の前書きに記載しております。


+戦闘機

 

・F-15JX イーグルプラス

全長:19.7m

武装:20㎜バルカン砲×1

   04式空対空誘導弾×4

  *99式空対空誘導弾×4

  *Mk.82無誘導爆弾×4

F-15Jをエース用に改修した高機動型。カナード翼を取り付け、エンジンノズルを推力偏向が可能なものに換装した事で改修目標である機動性の向上をクリアしたが、元々エース専用機としての改修プランだった為か、ある意味乗り手を選ぶ機体となってしまった。

見た目はF-15S/MTDに似たようなもの。

 

 

・F-3A 心神

全長:21m

武装:20㎜バルカン砲×1

   AIM-120アムラーム×6(ウェポンベイ)

  *04式空対空誘導弾×4(外付け)

  *GBU-31精密誘導爆弾×4

西暦2021年に配備開始された航空自衛隊の最新鋭戦闘機。YF-23をベースに開発した為、高い機動性とステルス性を両立、F-22ラプターを上回る性能となった。主に使用するミサイルはAIM-120アムラームだが、構造上では99式空対空誘導弾のウェポンベイへの装着も可能で、兵器システム用ソフトウェアも対応している為、転移後の問題の一つである使用ミサイルの変更については本機に関しては特に問題無いだろう。更にステルス性を犠牲にする代わりに、外付けで増槽やミサイル、爆弾といった増加装備を搭載できる。

バリエーションは複数あり、A型は制空戦向けの基本型で、F-15Jの上位互換要素が盛り込まれている。

前述の通り、見た目はYF-23に似た感じとなっている。

 

 

・F-3B 心神

全長:A型と同じ

武装:20㎜バルカン砲×1

   AIM-120アムラーム×6(ウェポンベイ)後々99式空対空誘導弾に(ry

  *23式空対艦誘導弾×4(外付け)

  *GBU-31精密誘導爆弾×4

F-3心神のバリエーションの一つ。B型は対地・対艦攻撃向けの支援型で、兵器システム用ソフトウェアも対地・対艦攻撃用にセッティングされている。23式空対艦誘導弾はASM-3に似たもので、恐らく現実のASM-3改といったものだろう。

 

+偵察機

 

・RF-2B

全長:15.5m

武装:20㎜バルカン砲×1

   04式空対空誘導弾×2

F-2Bをベースに偵察・索敵能力を向上させた偵察型。偵察や索敵といった非戦闘任務を想定して改修された為、武装は必要最低限の数しか搭載されておらず、対空・対艦攻撃能力は低くなっているものの、機動力は攻撃能力と比べてあまり低下していないのでF-2乗りも「普通のと比べても機動に違和感が無かった」と高評価する程、その信頼性は高い。

 

+モビルスーツ

 

・MTF-01A 戦雷

全高:17.5m

武装:75㎜バルカン砲『イーゲルシュテルン』×2

   ビームサーベル×2

   23式ビームライフル

   シールド×1

日本初の国産モビルスーツ。『高機動力を以て、戦闘で優位に立つ』というコンセプトで開発された機体である。2021年に開発された新素材『チタン合金・セラミック複合材』を採用した事で高い強度と高い機動性を併せ持つ機体となり、開発・配備された2023年の時点で最も機動性の高い量産型MSとして名を馳せた。2024年に配備開始した航空自衛隊向けの機体は、同年初頭に開発されたフライトローター『シュライク』を装備する事で、空戦能力が向上する。

見た目は機動戦士ガンダムSEEDのM1アストレイ。

 

 

・MTF-01A2 戦雷・壱型乙

全高:17.5m

武装:75㎜バルカン砲『イーゲルシュテルン』×2

   ビームサーベル×2

   23式ビームライフル

   24式ガトリングガン

   シールド×1

戦雷エース専用機。元々は将来の武装の大型化に備えてフレームと各部アクチュエーターを強化した改良型なのだが、アクチュエーターの強化は当初の予想をやや上回る機体稼働時間の低下を招く事となり、その経緯によってエース専用機扱いとなってしまった。

 

 

・MTF-02 月光

全高:18.1m

武装:75㎜バルカン砲『イーゲルシュテルン』×2

   ビームサーベル×2

   24式ビームライフル

   シールド×1

最新鋭国産モビルスーツ。新型フライトユニットとチタン合金・セラミック複合材が採用されており、高い性能と信頼性を併せ持つ。運用開始したのは2025年1月上旬で、ストライクダガーからの機種更新が進められている。




F-3早く配備してくれ・・・このままでは本当に日本の防衛体制がヤバい事になっちゃいますって・・・。(作者ガチの本音)
ところで、アズレン11話を見てたらある方程式を発見いたしました。

赤城のヤンデレ×闇天城の洗脳=伝説の超闇赤城

ヘタレ王子「もう駄目だ、おしまいだぁ・・・」
カカロット「やってみなきゃわかんねぇーーッ!!」
ブロリー「(3人共)か わ い い ♡」


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オリジナル兵器一覧(海上自衛隊)

いよいよ明日はアズレン最終回ですね・・・。
もしもアズレンの劇場版が公開されたら見に行きたいです!皆さんはどうでしょうか?
それではオリジナル兵器紹介コーナー第2回、どうぞー!
*のマークが付いている武装は出撃時に変更可能なものです。


+艦艇

 

・くさなぎ型艦娘搭載護衛艦

全長:238m

定員(艦娘のみ):6名

海上自衛隊の艦娘母艦。転移前の世界では、各国で研究開発が進められていたが、日本が転移した時点では艦娘母艦の実用化に成功したのは日本のみで、しかも1隻のみであった。転移後に2隻建造が始められている。

 

 

・あまぎ型原子力航空護衛艦

全長:335m

艦載機:F-35CJ×30

    F-3C×18

憲法改正により2021年に起工、2023年に就役した日本初の原子力空母。数はあまり多くないが、F-3C心神も配備されている。

見た目はニミッツ級原子力空母に似たようなもの。

 

+航空機

 

・F-3C 心神

全長:21.1m

武装:20㎜バルカン砲×1

   AIM-120×6(ウェポンベイ)A型・B型と同じく(ry

  *04式空対空誘導弾×4

  *23式空対艦誘導弾×4   (いずれも外付け)

  *GBU-31精密誘導爆弾×4

F-3心神のバリエーションの一つ。C型は日本が開発した戦闘機では初となる艦上型であると同時に、兵装は空対空ミサイルや爆弾、空対艦ミサイルまで搭載出来るマルチロール型でもある為、A型・B型よりも臨機応変の戦術が取りやすいというメリットがある。

 

+艦娘用装備

 

・翔電

武装:20㎜機関砲×4(胴体と翼内に2挺ずつ)

烈風の後継機として開発された艦娘用艦載機。元々、艦娘が艦の魂を持つ超能力者である事は公には明かされておらず、国際規模の機密事項だった事もあってか、彼女達の装備は横須賀と呉の二つの基地にある工廠で極秘開発されている。この機体のエンジンはハ44を採用しており、最高速度は時速約720㎞を叩き出す凄まじい速力を誇る。

見た目は烈風と疾風を足して2で割ったような感じ。

 

 

・翔電改

武装:30㎜機関砲×2(翼内)

   13.2㎜機関砲×2(胴体)

翔電の改良型。その名の通り、性能が全体的に底上げされている。最大の改良点は、エンジンがターボプロップに換装されたところで、これによって最高速度において時速776㎞を叩き出す高速戦闘機となった。赤城曰く、『日本初のターボプロップ戦闘機』とのこと。

 

 

・彗星改

武装:7.7㎜機銃×2

   7.7㎜旋回機銃×1

   60㎏爆弾×2

   500㎏爆弾×1

彗星の改良型。エンジンを改造したり、フレームの素材をカーボン複合材に変更したり等、何から何まで強化改修が施されており、見違える程の高性能化を果たした。しかしその一方で、生産性が大幅に低下し、推奨練度が高くなってしまった事が問題となり、今では空母艦娘の中ではトップクラスの練度を誇る一航戦と二航戦だけが本機を運用している。また、この問題が新型装備の開発を急がせる原因にもなった。

 

 

・震電改二

武装:30㎜機関砲×4

震電改のジェット型。開発当初はまだまだ連星が必要だろうと言われていたが、転移後に技術陣が本機を出した(!?)事によって、ペース上昇からわずか3日でテスト段階にこぎつける事が出来た。

 

 

・木星

武装:12.7㎜機関砲×2

   7.7㎜旋回機銃×1

   250㎏爆弾×2

   500㎏爆弾×1

彗星の後継機として開発された艦娘用艦載機。固定機銃は12.7㎜機関砲で、艦上爆撃機としては高い空戦能力を誇る。

 

 

・鬼神

武装:12.7㎜機関砲×2

   7.7㎜旋回機銃×1

   航空魚雷×1

流星の後継機として開発された艦娘用艦載機。固定機銃は木星と同様で、エンジンは護の改良型であるハ48が採用され、艦上攻撃機としては高い高速性能と空戦能力を誇る。




今回は艦娘用装備も紹介しました。他にもこんなのがあったらいいなと思った方は感想に投稿していただければ幸いです。


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本編
第1話 転移


どうも、しきんです。
本作は拙作『大和艦隊、紺碧の世界にて、斯く戦えり。』のストーリーを踏襲しております。何卒宜しくお願い致します。
なお、艦これについては私、プレイした事がございませんのでその点についてはご注意ください。
また、何かご意見やアドバイスをして頂けると幸いです。


4年前、人類を未曾有の災厄が襲った。

 

それらは従来の兵器では全く歯が立たず、人類は次第に制海権を奪われ、やがて人類はこう呼ばれるようになった。

 

『深海棲艦』と。

 

その2年後、少女達のある力が目覚めた。

 

その力・・・かつて第二次世界大戦に身を投じた艦の力を持つ少女達は、世界で初めて深海棲艦を倒した。

 

やがて、彼女達は『艦娘』と呼ばれる事となった。

 

そして、2025年・・・遂に人類は深海棲艦に完全勝利した。

 

民衆も兵士達も皆、盛大に喜んだ。

 

そして、それは艦娘達が海に居場所を無くした事をも意味していた。

 

だが、彼女達は艦娘として、任務を全うしたとして、英雄達として後世に語り継がれる事だろう。鎮守府が役目を終える日も、もうすぐそこまで近づいていた。

 

そんなある日、突如として日本は異世界に転移してしまった。

 

 

西暦2025年 8月11日 午前0時 日本国 とある基地

 

最初に異変に気が付いたのは、航空自衛隊のレーダーサイトを担当していた隊員達だった。

 

「・・・はっ?同時にレーダーロストした・・・・・・?一体どうなってるんだこりゃ?」

 

モニターを見ていた若い隊員が突然起こった不可解な現象に思わず呟いた。それもそのはず、日本の排他的経済水域外を飛行していた全ての航空機がレーダーから消えてしまったのだ。

 

「に、二尉!排他的経済水域外を飛行中の全ての航空機がレーダーから消えました!」

 

隊員は、上司である二尉に報告した。

 

「ダニィ!?それは本当か!?」

「本当です!モニターを見てください!」

 

二尉は半信半疑で隊員が担当しているレーダー画面に駆け寄った。そしてレーダー画面を確認してみると、隊員の言った通り、排他的経済水域外の航空機の反応が1機もなくなっていた。

 

「これは一体どういう事だ・・・?とりあえずSOCに連絡しろ!それとロストした航空機に無線で呼び掛けるんだ!レーダーが故障した可能性もある。誰か確認して来い!」

 

二尉は迅速かつ的確に指示を出すと、指示を聞いた隊員達は即座に動き出した。

 

 

一方、報告を受けた防空指揮所も混乱状態に陥っていた。無理もない、何せ各所に設置されたレーダーサイトからも同じ報告が上がっていたのだ。普段は静かな防空指揮所はこれらの報告により一変し、ロストした航空機に無線で呼び掛ける者、怒鳴り声を上げる者もいた。

 

「ACCには連絡を入れたのか!?」

「はっ!築城からはF-15JXが3機、春日からはF-2Aが2機緊急発進しております!」

 

防空指揮所の指揮官である城阪二佐が副官と話している間も戦闘機がスクランブル発進し、レーダーから航空機が消えた地点に急行していた。

その時、通信士が息も絶え絶えに2人のもとへやって来た。

 

「二佐、航空総隊司令部より緊急通達です!」

「何っ!?」

「何かあったのか?」

 

2人がそう尋ねると、通信士はとんでもない事を言った。

 

「それが・・・大陸からの電波が途絶えたとのことです・・・!」

「「なっ・・・!?」」

 

2人は絶句した。現代において、インターネットは社会を支える柱の一つ。携帯を持つのが当たり前となった今、電波が途絶える事など核攻撃の際に起こるEMPが発生しない限り、どう考えても有り得ない事態なのだ。そもそも、異変の起こる前に大陸に飛んでいく核ミサイルや爆撃機は探知されていなかったので、EMPの可能性はまず無い。

 

「一体、何が起きたというのだ・・・」

 

城阪二佐は胃にじわじわと来る痛みを感じながらそう呟いた。

 

 

同時刻 神奈川県 横須賀鎮守府

 

「何だって!?」

 

ここもこの事態に混乱する者達で溢れかえっていた。尤も、横須賀鎮守府の提督・・・三河勇(みかわ ゆう)二等海佐は今この一言を言う数分程前に叩き起こされたのだが・・・。

 

「排他的経済水域の外側を航行していた船舶と航空機の反応が全て途絶えたって・・・深海棲艦の残党なのか!?」

 

勇は自分を起こした艦娘・・・大淀にそう聞く。

 

「はい。現在、状況を確認しているところです」

「だが、いくつかならともかく、全てなんて・・・」

 

大淀は冷静な口調で話しているが、彼女も恐らく同様しているだろう。勇もこんな事態には遭遇した事は一度も無い。

 

「どうなっているんだ、一体・・・」

 

 

午前1時30分

 

「一体どうなっているというのだ?」

 

現内閣総理大臣の鹿島久雄は不機嫌そうにそう言った。何故なら、深夜1時に叩き起こされた上、海外との通信が取れなくなった、排他的経済水域外を飛行していた航空機と交信出来なくなった等の報告が入ってきたからなのだ。

鹿島はひとまず防災服に着替え、すぐに総理官邸に向かった為に彼は寝不足の状態で緊急会議に赴く羽目になってしまったのだ。

総理執務室に入ると、中には官房長官や財務大臣といった国家安全保障会議を構成する閣僚10名が既にいた。

 

「状況は?」

 

鹿島はテーブルの上座に座るなり、皆に尋ねた。すると早速、防衛大臣が口を開いた。

 

「私から報告させていただきます。午前0時頃、我が国の排他的経済水域外を飛行中の航空機及び航行中の船舶が全て、各地のレーダーサイト及び哨戒中の護衛艦、早期警戒機のレーダーよりロストしました。防衛省情報通信局からの報告によれば、全ての衛星及び海外との通信が取れなくなったとのことです」

 

それに続いて、防衛大臣の隣に座っていた国交大臣も口を開いた。

 

「全国の空港からも同様の報告が上がっています。国交省では海保の警備船と救難機を急行させています」

「それと海外の全ての大使館および総領事館との通信も途絶えています」

 

国交大臣に続く形で外務大臣も報告した。すると経産大臣も報告を始めた。

 

「経産省も海外の証券取引所等との交信ができておりません!」

 

閣僚達からの報告に鹿島は頭を抱える。

 

「(全く、こんな事態は初めてだ・・・)」

 

鹿島はそう思い、顔をしかめる。

 

「とにかく各省庁には引き続き海外との交信を試みるよう伝達するんだ。それと緊急事態対策本部を設置する!準備を急ぐんだ!あと、7時から記者会見を行うからその準備もしてくれ!」

「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

 

鹿島がそう指示すると閣僚達は立ち上がり、一礼した後に執務室を出て行った。

閣僚達が全員出ると、鹿島は1人考え込んでいた。

 

「一体全体、日本はどうしてしまったんだ・・・?」

 

鹿島はそう呟いた。




大幅修正する事になりましたぞ~。シナリオの組み直しが大変だぁ~。

次回予告

異世界に転移してしまった日本。その数時間後に、日本は異世界の住人と初めて接触する。この出会いは何をもたらすのだろうか。

次回『コンタクト』


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