ダーウィンズゲーム~全ライダー&英霊の宝具と武器を受け継ぎし青年in紅の鎖姫~ (常磐カナメ)
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EP:00 Mの器/始まりの夢

初投稿です。
よろしくお願いします。


青年は夢を見ていた。

遠い昔の記憶という名の夢を…

仮面の戦士達が異形の軍団と戦っていた。

 

ー要視線ー

 

そして、異形の化け物が謎の言語を喋りながら金髪のツインテールの少女に襲いかかろうとしていたので俺は

 

「や…やめろー!!」

 

と叫びながら、少女の前に移動し手にいつの間にか現れた備前長船長光を構え異形の化け物に

 

『「無名とは言え剣に捧げた我が人生だ! 死力を尽くせぬのならその信念…力づくでこじ開けようか……秘剣・燕返し!!』

 

言葉を放つと異形の化け物を3つの斬撃が襲いかかると異形の化け物は消滅する。

 

すると、オレンジ色の鎧武者の様な戦士が

 

「すげぇ、オーバーロードを一撃で倒しやがった」

 

呟くがそれを無視して俺は金髪のツインテールの少女に

 

「無事か!?」

 

問い掛けると少女は

 

「えぇ、ありがと」

 

顔を少し赤くしながら呟くので

 

「良かった」

 

と言うと目の前が真っ暗になり次に目を覚ますと、そこには先程戦っていた仮面の戦士達の銅像が一人の青年の石像を囲む様に並んでいたので

 

「これは…一体!?」

 

と呟くと背後から

 

 

「とうとう来たか、若き日の私よ」

 

声がするので振り向くとそこには顔に『ライダー』と文字がある仮面の戦士が立っていたので

 

「若き日の私?それってどういう?」

 

仮面の戦士にと質問すると

 

「少々早いが、これもまた運命と言うものか?それとも・・・」

 

と何やら呟いてから俺に向かって

 

「若き日の私よ。一つ質問しよう」

 

言い放つとその瞬間、俺にとてつもない圧が俺に襲いかかると

 

「最高最善の魔王になるか、最低災厄の魔王になるか、どちらか選ぶがいい」

 

俺に向かって言い放つので俺は

 

「お、俺がなりたいのは!!最高最善の魔王でも最低災厄の魔王でもない!!」

 

と叫びながら何とか体を動かし立ち上がると仮面戦士は俺を見ながら

 

「ほぅ、この圧の中立ち上がるか!ならば、若き日の私は何を目指す?」

 

言って来るので俺は十年前の事を思い出す。

 

ー十年前ー

公園で金髪の少女と一人の青年が楽しうそうに話していた。

すると、金髪の少女が悲しそうに俺を見ながら

 

「ねぇ、カナメくん」

 

と呟くので僕は

 

「何、???ちゃん」

 

と答えると???ちゃんは

 

「もし、私が死んだらカナメくんは悲しんでくれる?」

 

半泣きで俺に言ってくるので

 

「当たり前だよ!!」

 

思わず僕は叫んでしまうと、???ちゃんは

 

「そっか、良かった!」

 

と急に笑顔になると僕に向かって

 

 

「じゃあ、また明日!!」

 

と言い放つと僕は

 

「ーッ!!」

 

何故か嫌な予感がしたがそのまま

 

「う…うん、また明日!!」

 

手を振って、???ちゃんと別れてしまう。

そして、次の日から???ちゃんとは連絡も取れず、家に行くが家は無くなっており、それから???ちゃんとは会うことが無かった。

 

 

ー現在ー

 

(そう、俺があの時にシュカを追いかけていれば、声を掛けていれば、後悔なんてしなかったのかもしれない)

 

心の中で呟くと、俺は立ち上がり目の前の仮面の戦士に向かって

 

「俺がなりたいのは!!大切な者を守れる、

最強最善の英雄(英霊)だ!!」

 

叫ぶと仮面の戦士はいきなり「そうか、」

と呟き同時に手を大きく広げ

 

 

「祝え!!今此処に全仮面ライダーと全英霊の力を受け継ぎし、過去と現在そして、未来どの時間に置いても最強!!その名も常磐要!!新たなる英雄が誕生した瞬間である。」

 

叫ぶと同時に俺の中に色々な記憶が流れ込んでくる。

すると、仮面の戦士は

 

「若き日の私よ。これだけは忘れるな。我々仮面ライダー(英霊)の力はもう汝の中にある」

 

 

と呟くので俺は

 

 

「それって、どう言う意味」

 

頭を抑えながら聞くと、仮面の戦士は

 

 

「大事なのはイメージだ。最強の自分(我々)の勝利するイメージ。何が合ってもこれだけは忘れるではないぞ」

 

と言った瞬間、俺は目が覚める。

 

 

 

 

 

 

 



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EP:01 パンダ男と初勝利

投稿が遅くなり本当にすいませんでした。
それでは、本編どうぞ!!


あの夢から一週間が経ち現在、常磐要こと俺は今何をしているかというと

 

「最悪だ」

 

包丁を持ったパンダの着ぐるみ野郎から隠れていた。

 

「マジで何なんだよ、あの着ぐるみ野郎!!」

 

すると、いきなり

 

『チャララ〜チャチャチャ♪』

 

メール音が鳴り響く。

 

(しまった!!携帯の音切るの忘れてた!!)

 

 

咄嗟に外にいるパンダ男の様子を確認すると、

 

「・・・」

 

周りの様子を確認していたので

 

(良かった、気づかれて無い。)

 

俺は一安心してからメールを見ると俺は差出人の名前を見ると思わず

 

「え、シュカ!?」

 

と呟いてしまうが俺は取り敢えず落ち着くとその文の内容にも驚いてしまう。

 

【隠れてても意味ないよ?アプリでサーチされて見つかっちゃう】

 

まさかと思い外を確認するとパンダ男がこちらを見ていたので急いでその場から走り出す。

 

一方、要にメールを送った張本人は

 

「もー早く私に助けを求めればいいのに!」

 

と言いながらスマホを見ると

 

「このままだと本当に殺されちゃうよ?カナメくん」

 

と笑顔で言っているがその表情は何故か悲しそうだった。

 

ー要視線ー

 

「ハァハァ、俺は死ぬのか?」

 

俺は今、トイレの掃除用具入れの中に隠れていた。

 

「まぁ、人を殺すよりかはマシかな?」

 

すると、いきなり周り一帯がが光り出すので目を瞑り次に目を開けるとそこは、何処か懐かしい感じのする草原だった。

 

「ここは一体?」

 

周りを見回すが誰もいないので数分歩いていると、一人の女性が空を見ていたので、声を掛けようとすると

 

「人を殺すのが怖いですか?」

 

と俺がさっきまで一人で考えていた事を言い放つので俺は

 

「そうだよ!!」

 

と叫ぶと女性はこちらを見ながら

 

「ですが、此処で殺さねば貴方は死んでしまいますよ?」

 

と心配そうに言い放つので俺は

 

「でも、此処で殺したら俺は!!」

 

泣きそうになるのを我慢しているのを察したのか女性は

 

「はい、貴方の考えている様に犯罪者になるでしょう」

 

と言い放つので俺は泣きながら

 

「なら!!俺はどうしたらいいんだよ!!」

 

と叫ぶと女性は俺を急に抱き締めると

 

「なら、私が変わりに殺りましょう」

 

と優しく言い放つので俺は

 

「ぇ!?」

 

と思わず間の抜けた声を漏らしてしまう。

すると、女性は泣いているのか震えた声で

 

「貴方の罪も全部背負います!!貴方の辛さも」

 

と叫んだ瞬間、俺の頭の中に映像の様なものが映り出される。

 

「マスター、どうでしょうか?この服似合ってますか?」

 

「私は貴方の剣になります」

 

「それでも私は最後まであの人達とありたかった────」

 

「良く今まで頑張ったね」

 

「私は、私は────」

 

「もう、無理しなくていいんだ!!沖田さんの罪も、辛かった事も全部俺が背負えからさ」

 

と此処で映像が途切れると俺は泣きながら

 

「沖田さん、ありがとう」

 

と笑顔で言うと沖田さんは

 

「えっ!?マスター記憶が戻ったんですか!?」

 

驚愕の表情をするので俺は

 

「うん、一部だけね」

 

と言うと沖田さんは

 

「そうですか」

 

安堵の表情をするので俺は

 

「沖田さん、俺に力を貸して」

 

沖田さんに頭を下げると沖田さんは

 

「ーッ!?マスター!?」

 

呟くので俺は

 

「人を殺すのは怖くないって言ったら嘘だけど、此処で殺さなきゃ俺は助からないから」

 

と震え声で言うと沖田さんは真剣な表情で

 

「分かりました」

 

呟くと俺の横に来ると俺を見ながら

 

「私はマスターの剣です。この身がなくなろうと私は貴方の力になりましょう」

 

言い放つので俺は

 

「ありがとう」

 

とだけ言うと周りをがもう一度光り出すので目を瞑りもう一度開くと掃除用具入れに戻っていたので俺は一度息を吐くと真剣な表情で

 

「―――告げる!

汝の身は我に! 汝の剣は我が手に!

聖杯のよるべに従い この意この理に従うならば応えよ!

 

誓いを此処に!

我は常世総ての善と成る者! 我は常世総ての悪を敷く者――!

 

汝 三大の言霊を纏う七天!

抑止の輪より来たれ 天秤の守り手―――!

 

夢幻召喚(インストール)!!!」

 

と言うと俺(私)は掃除用具入れから出て駐車場に出るとパンダ男が「死ねぇぇぇ!!」と叫びながら走って来るので

「『一歩音超え、二歩無間、三歩絶刀……!』」

 

『平晴眼』の構えから踏み込みの足音が一度しか鳴らないその間に

 

「『無明三段突き』! 」

 

パンダ男に3発の突きを繰り出すとパンダ男は吹き飛ぶと同時にスマホから音が鳴るので画面を見ると

『WIN!!』と表情されているのを確認すると俺の意識は途切れる。

 

 

 

 

 



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