バンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通? (翔斬)
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第1話 普通が良いな①

作者「新しい物に挑戦していきます。ただヤンデレ?なのか言っていいのか分からないんですが初めてなのでそこは許して下さい。」

祥平「本編どうぞ……」

注意!キャラ崩壊、駄文、BanG Dream!キャラがそんなに出るか不明、作者の妄想。それが苦手な方はブラウザバックして下さい。これぐらい大丈夫だぜ!って方だけはゆっくりして行って下さい。


祥平「はぁ…はぁ…はぁ……もう!」

 

いつもは挨拶するんだが今回はすまない皆!俺はある幼馴染から逃げてる……いつもだったら普通何だけど今日は最悪だ。

 

???「何処にいるのかしらね?大人しく出てくればスタンガンは止めて上げるから出てきなさい。」

 

スタンガン持ちながら言う台詞じゃねぇよ!怖い!怖い!……んで何でこうなってるかは簡単に言うと自分以外の女性と話すの駄目、ラ○ン駄目、触れるのも駄目。まだあるんだけど取り敢えずはこの位で勘弁して!

 

???「みぃ~つけた~♪」

 

ん?後ろ?んな訳………凄い殺気を感じる…………

 

祥平「あぶな!千聖さん!それ止めて!まじで死ぬから!」

 

俺はスタンガンをギリギリ避けて話すがまじでギリギリチャンバラって所だな!はい!アルトじゃ~ないと!

 

祥平「うぉ!」

 

スタンガン何とかしないとあそこにまた閉じ込められる。絶対嫌だかんな!

 

千聖「祥平のギャグはまた今度ね?」

 

あれぇ~俺のギャグは心の中で言ったつもりなんだけど心の中

 

千聖「読めますよ?祥平の全部を私は知ってますからね♪昔から。」

 

ハイライトないから余計に怖い!

 

祥平「うそぉ~、うぉい!不意打ち止めなさい!」

 

めっちゃ言い方怖い!取り敢えずここは!

 

祥平「チャーオ!」

 

俺は全速前進だ!を使い何とか振り切った……そう思いたい……千聖がどうして俺の幼馴染が何でヤンデレになってるの……あの時はまだ優しかったのに何で急にヤンデレになってるのかを誰か教えてくれない?ん?誰だよ折角逃げれたのに肩をポンポンする?

 

祥平「しつこいな……」

 

千聖「行きましょうか♪」

 

俺は首根っこ掴まれてしまう……

 

祥平「嫌だー!死にたくない!……死にたくない!」

 

俺はこの後スタンガンで気絶をしてそこから何も覚えてない……

 

~???~

 

……!?、ここは何処だ?それにどのぐらい寝て……あれれぇ~おっかしいぞぉ~?

 

祥平「両手が手錠で両足が縄で縛られてるのかよ!」

 

俺は無理に動くがやっぱり外れないよなぁ……てか

 

祥平「千聖さんやこれを外してくだ「いやよ」なんでや!」

 

千聖「どうせ逃げるでしょ?」

 

うぐ!見破られてる流石は幼馴染!でもよ……

 

祥平「これは良くないと思うんだけど止めてくれはしないですか?」

 

千聖「止めません。他の女と話したり近付くのも許さないわよ。」

 

それはどうしようもないんだが?

 

祥平「じゃあ~俺にどうしろと?」

 

千聖「誓いなさい!」

 

祥平「誓う?何を?」

 

千聖「私以外の女に「いやそれ以外でよろ」手強い……でもそれでこそよ」

 

………まじで皆の前では優しい白鷺千聖何だが俺にはここまで束縛するの?

 

千聖「愛してるからよ?」

 

祥平「しれっと心を読むのを止めてくれませんか?」

 

まじで愛だけでそんなの可能なの?誰か教えてくれない?

 

千聖「なら最後の手段よ。大丈夫、痛くない用にするから安心しなさい♪」

 

おい!待て!その手の動きは何か駄目な奴だよ!この小説R18じゃないし!作者もこれ以上の事は無理だから!

 

祥平「服を脱ごうとするな!まじでアウトだから!ストップ!ストップ!ユア!エンジン!」

 

千聖「大丈夫……これが終わったら解放するわね♪」

 

これ以上はアウトなので割愛!

 

祥平「……もうやだ……」

 

俺は手錠と縄をほどいて貰ったが一言ある

 

祥平「普通が1番だわ……」

 

とまぁ、こんな俺の日常が大変になったのは千聖がヤンデレっぽいのに変化してしまってから俺の日常はいつも大変になってる。え?どうしてこうなったかを知りたい?………あんまり思い出したくないがあれは1週間前の事になるかな?

 

~1週間前~

 

祥平「今日は仮面ライダージオウの映画の日!」

 

改めて俺は高田祥平です。え?知ってる?仮面ライダーエグゼイドになってた?それは気のせいでしょ?俺が仮面ライダーになってる訳ないですよ?(この世界の彼は人並みには訓練してるが仮面ライダーにはなれません)

 

祥平「早くしないとな」

 

???「あのぉ~すみません」

 

え?女性に声をかけられたが……え?サングラスに帽子?……

 

祥平「どちら様?」

 

???「私よ!仮面ライダー好きのしょう君」

 

ん?そのあだ名を知ってるのはただ1人!

 

祥平「ち「待って!」むぐ!」

 

???「こっちに来て!」

 

俺は頷いて人があまり通ってない場所に移動した。

 

???「ここなら大丈夫ね」

 

そう言いながら帽子とサングラス外したがやっぱりだった。

 

祥平「小学生以来だな千聖」

 

千聖「本当に随分久し振りね」

 

祥平「まさか会えるとは思ってなかったわ、ははは」

 

千聖「そうね、それで何をしてたのあそこで?」

 

完全に忘れてた………ジオウの映画時間完全に忘れてた!

 

祥平「実は今日が仮面ライダージオウって映画を見に来たんだけど次の時間まで待つしかなさそうだな、千聖は何してたの?」

 

千聖「私は友達と買い物終わったからその帰りだったの。まさかあんな所でしょう君に会えるとは思わなかったわ♪」

 

千聖は相変わらず笑顔が似合うな……

 

千聖「どうしたの?」

 

祥平「何でもないや、んじゃ俺は暇潰ししてから映画見るとするかな、千聖にも会えたし最高の気分だな」

 

千聖「は?え?最高の気分って……何言ってるの!もう!」

 

祥平「悪い悪い、じゃ俺は行くから気を付けてな」

 

行っちゃった……でもまた会えるわよね?

 

END




作者「バンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第2話 普通が良いな②」

ちょっと1週間前の話しが暫く続きます。まぁ……ヤンデレ難しいっすね、でも暫く書いて行くつもりなのでよろしくです!


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第2話 普通が良いな②

祥平「前回のあらすじ!」

千聖「私がしょう君を追い掛けて行く。」

祥平「スタンガン怖いからね?」

千聖「他の女に近付くしょう君が悪いからね?」

祥平「え!?俺が悪いの!」

千聖「と言う訳で……カクゴ出来てるカナ?」

祥平「覚悟だと?当たり前だ!レッツゴー!覚悟!ゴゴゴゴースト!ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」

作者「………それでは本編どうぞ……」


その後俺は2つ目の時間でジオウの映画が始まるまで時間を潰していた。

 

祥平「んー、何すっかなぁ~」

 

俺は次の時間でのチケットを買ったのを財布にしまう。

 

祥平「最近女の子のバンドが多いな……まぁ、俺には関係ないし良いか」

 

この時の俺は知らなかったまさか千聖にあんな目にあわされる何て思いもしなかった。

 

祥平「およ?電話だ……ん?見た事ない電話番号……」

 

普通なら絶対出ない方が良いんだよな、とりま切ろう……

 

祥平「よし一先ず……またかよ」

 

俺は再び電話を切る。

 

祥平「………」

 

もう……電源オフだ、もう大人しく待とう。

 

祥平「時間までは音楽でも聞いて待とう」

 

俺は映画の時間まで座って音楽を聞いている。あ~やっぱりニブンノイチは最高やなぁ……あ!そうだ!スタービルドストライクガンダムのプラモあるかな?

 

~プラモ屋~

 

祥平「あぶねぇ、残り2つ何とか買えた買えた。んじゃ映画館の所に戻るか。」

 

プラモ屋から出たのは良いんだがもっとも見たくなかった物を見てしまった。

 

不良「姉ちゃん暇何だろ?俺達と楽しい事しようぜ?」

 

???「私はこれでも忙しいの、申し訳ないけど」

 

不良1「兄貴の誘いを断るのか?」

 

うわぁ、ナンパってあるのかよ……仕方ないですかね

 

祥平「はいストップ!これ以上は止めない?あんた恥ずかしくないの?無理矢理この女性を連れて行こうとするの?」

 

不良「おめぇには関係ないだろ?」

 

祥平「まぁ……確かに……でもこんなのほっとく方がもっと恥ずかしいだろうね!」

 

俺は不良の股間を蹴る!

 

不良「ごふ!」

 

不良1「あ!兄貴!」

 

祥平「今のうちに!」

 

俺は女性の手を掴んでその場から走って逃げる!

 

???「ちょっと!」

 

不良達からは何とか離れた場所に逃げきれた。

 

~店の玄関~

 

祥平「店の玄関まで来ちゃったが俺は戻るから気を付けて帰ってな!じゃあな!」

 

俺は映画館の場所に戻って行く。

 

???「男なんて下らないと思ったけどあの人………面白い人だったわね。でもあの男だけは許しちゃいけない……私を………見捨てた男だけは!」

 

~映画館~

 

俺は映画を見終えた!いやぁ~まさかあんな風にバー○○スが倒されるとは笑っちまうや、それに懐かしいのとびっくりだったライダー現れたもんな。

 

祥平「そして次のあの仮面ライダーだよなぁ~、くぅー!楽しみだぜ!」

 

俺の1日は終わった。てか電源オンにしたが……怖いぞ普通に!誰だよたく……だがまだ普通の日常の1日目が終了。

 

~次の日の朝~

 

祥平「zzz~」

 

こいつまだ寝てるのね……ハリセン持ってそして

 

???「いい加減に起きなさいー!」

 

祥平「いてぇぇぇぇ!」

 

大きなハリセンが祥平の頭を叩くがこれが凄く痛かった。

 

祥平「姉さん!痛い!」

 

???「おはよう!」

 

祥平「おはよう!じゃないだろ!そんなドデカイハリセンいらないだろ!」

 

???「いるよ!」

 

祥平「何に!」

 

???「あんたがちゃんと目を覚ます用に!」

 

祥平「いや!それ!洒落にならないからな!痛いから!」

 

こうして俺の朝が始まる。デカイハリセン何てあんなのドMくらいだろ喜ぶのって?

 

???「あんたが喜ぶでしょ?」

 

しれっと心読むの止めてくれないか?まじで何で分かるの?

 

???「え?↑に書い「メタル!」むぅ!」

 

えーと、この人は高田利奈。え?見た事ある?それは仮面絶唱シンフォギアを読んでくれたまえ!え?メタイ?姉さんが言った事の方がメタイからね?

 

利奈「ほら!明日から学校何だからちゃんとしときなさいよ?」

 

あーそう言えばそうだった……え?しかも何処のだよ

 

利奈「場所ならパンフレットをお母さんから貰ったから」

 

へぇ?母さんがか……そこに書いてあったのは花咲川女子学園……

 

祥平「ぶふぅーーー!おい!女子の学園だろ!何でなの!」

 

利奈「お母さんがそこの理事長と友達で今度共同にする事を考えてたらその乗りであんたがそこでお試しで入る事になった、まぁ頑張って……」

 

あの母親め!今は姉さんと生活だが今度帰って来たら覚悟しとけよぉ~~!

 

利奈「あ、今日あんた暇でしょ?」

 

祥平「は?暇じゃ「暇でしょ?」はい暇です」

 

くっそぉ…何でこうなるんだよ!

 

~昨日の店の中~

 

祥平「んで何を買いに来たんだよ?」

 

利奈「え?スタービルドストライクガンダムのプラモに決まってるでしょ?」

 

昨日の俺やん!てか今日はそれで組み立てようとしたんだが

 

利奈「どうせ昨日で買ったんでしょ?しかも2個も?」

 

ばれてる……だとぉぉぉぉ!

 

祥平「なら早く買うんだろ?」

 

利奈「帰ったらさっさと一緒に組み立てるからね!」

 

パーツ混ぜたらまじで駄目な奴だから皆はガンプラやプラモ組む時に友達との混ざらない用に自分で管理ね!これお兄さんとの約束な!え?おじさんだって?ちょっと何を言ってるのかな?

 

~プラモ屋~

 

利奈「良し!早速!」

 

まぁでもスタービルドストライクガンダムって昨日でぎりぎり買えたからもうないだろうなぁ、あれ凄い人気だしな、え?何故2個買ったのか?姉さんが買えないの何となく分かってたんだよね、だから姉さんの分は買ってあるから安心なんだよね。

 

利奈「祥~平~無かったよう~」

 

涙目で抱き付く姉さんの頭を撫でる。

 

祥平「うん、昨日買っといたから帰ったら組もうよ、ね?」

 

利奈「うん…ぐすん」

 

そうして別の店で買い物してから俺と姉さんは家に帰るんだが……

 

千聖「しつこいですよ!」

 

不良「別に姉ちゃん暇何だ……ごっはぁぁぁぁ!」

 

蹴りを入れて不良を吹っ飛ばすんだが………

 

祥平「あ、やべ、力入れすぎた……あいつら昨日も痴漢してた奴だよな?大丈夫か?取り敢えず一旦行こう」

 

俺と姉さんそして千聖は店から出て公園に移動する。

 

~公園~

 

祥平「ほい、水だよ」

 

俺はペットボトルの水を千聖に手渡す。

 

千聖「ありがとう、また会えるとは思わなかったわ。いたっ!」

 

祥平「無事なら良かったが……足!怪我してるじゃん!俺のせいだ!ちょっと待っててくれ!姉さん!……あれ?いないし!」

 

やっぱりしょう君の優しさはあのままね。

 

千聖「……ふふ、変わってないわね」

 

祥平「え?」

 

千聖「だって私の怪我を見て慌ててるのって昔にもあったでしょ?」

 

……あー、そんな事あったな、あん時も慌ててたのは確かだから良いんだけどな

 

祥平「てか千聖は何か用事だった?」

 

千聖「実は友達が来るのを待ってたら」

 

祥平「案の定にナンパされてたもんな……待ってそしたらここにいるの不味くない?その友達の待ち合わせ場所に戻るぞ!」

 

え?何でしゃがむのかしら?

 

祥平「乗れ!」

 

千聖「え!」

 

祥平「乗るんだ!千聖!」

 

千聖「聞こえてるけどもう1回言わなくて良いから!」

 

でもしょう君は自分のせいで追い込む事あるから仕方ないかしらね。

 

千聖「それならお願いするわ。」

 

そのままおんぶするけどやっぱり凄く恥ずかしいわ。

 

祥平「行くぜ!行くぜ!行くぜ!行くぜーーー!」

 

千聖「わぁ!」

 

俺はあるライダーの台詞を言いながら走って行く!

 

祥平「走れば間に合うよな!」

 

千聖「でも気を付けて下さいよ!」

 

しょう君はやっぱり面白い人だけど……やっぱり何処か無理をしてる?

 

~先ほどの店の中~

 

祥平「一先ず足の怪我の方が先だな」

 

一先ず薬局の場所に向かう。

 

~薬局~

 

店員「ありがとうございました!お大事に!」

 

~薬局の外~

 

包帯と塗り薬を買って出て来たしょう君。

 

祥平「それじゃあ、手当てするよ」

 

俺は千聖が足の怪我した所を手当てをする。

 

祥平「そう言えば学校とかは大丈夫なのか?」

 

千聖「学校は言ってるけど私これでも女優とバンドをしてるのよ」

 

へぇ~女優とバンドねぇ……んぅーーー!

 

祥平「え!女優とバンド!」

 

千聖「いたっ!」

 

祥平「あ…ごめん!」

 

俺はびっくりしてしまい力加減を間違えて強く包帯を閉めてしまった。

 

千聖「もう!痛いわよ!」

 

千聖はぽかぽか俺の頭を叩く。10コンボだドン!

 

祥平「ごめん!だから叩くの止めて!」

 

それでようやく包帯は巻き終えた。

 

千聖「……」

 

祥平「そんな頬を膨らませないで下さいよ」

 

先程間違えて強く包帯をやっちゃったから千聖はめっちゃ怒ってるよね?

 

祥平「本当にごめんなさい!だから怒るのは勘弁して!」

 

千聖「ぷっ…あははは!そんなに泣きながら必死なのも本当に久し振りね………分かったわよ、それなら今日私の友達との買い物に付き合ってくれれば、許して上げるわよ」

 

こうして俺はそのまま千聖の友達と買い物に付き合ってくれれば許して貰える事を言ってくれた。これ大丈夫だよね?

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?第3話 普通が良いな③」

まさかお気に入りが増えててびっくりしました( ̄▽ ̄;)戦闘系しか書いた事なかったから不安でしたが読んで貰えて感謝です!次回も待ってて下さい!


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第3話 普通が良いな③

千聖「前回のあらすじです」

祥平「とりま映画始まる前にナンパども何とかしたけどまた次の日に姉さんと買い物に行ったけど千聖がまさかのナンパされてて助けたが怪我をさせてしまい友達との買い物を付き合う事になってしまった。」

千聖がヤンデレっぽいのになる日にち後……5日…

千聖「私がヤンデレな訳ナイデスヨ?」

祥平「ハイライト消すの止めてくれないか?めっちゃ怖いから!」

千聖「それならスタンガンの電流をレベル上げるわね?」

祥平「それはまずいから止めてくれ!」

千聖「レディ?」

祥平「ゴー!いやぁぁぁぁぁぁぁ!それ持って来ないでくれ!」

作者「本編どうぞ……」


俺と千聖は友達の所に向かっているんだが……何か大丈夫なのか?歩きにくそうなんだが?

 

祥平「……なぁ、何かさっきから辛そうだけど大丈夫?」

 

千聖「大丈夫よ、この位なら、いたっ……」

 

はぁー、千聖はこう言うと思ったよ。そんなの納得行かないな

 

祥平「ほら肩に掴まれ」

 

千聖「でも「いいから」……ありがとね」

 

しょう君、いつの間にかこんな風に変わるなんて……誰かと付き合ってるのかしら?

 

祥平「ん?どした?」

 

千聖「いいえ、何でもないわ。」

 

俺達はこのまま千聖に肩を貸しながら歩いているけど友達って何処だ?千聖がここら辺だって言うのだが……

 

千聖「いたわ…」

 

???「あ!千聖ちゃんって大丈夫!」

 

一先ず椅子に座らせてさっきの事を話してくれたけど……

 

祥平「えーと……何か」

 

???「千聖ちゃんを助けてくれてありがとうございます!」

 

頭を下げてお礼を言ってくれたのは良いんだが……

 

祥平「でも俺も怪我をさせてしまったのはこちらのせいだ……千聖を怪我させて本当にすみませ……あだ!何すんだよ!」

 

俺も頭を下げて謝ろうとしたけど千聖にげんこつされた!めっさ痛いからね!

 

千聖「何回も謝らなくて良いから!今日はお願いよ!」

 

千聖が勢いよく立ち上がったのは良いんだがバランスを崩していた!

 

祥平「あ!いきなり立ち上がるな!」

 

千聖「え?きゃっ!」

 

怪我した右足に力が入らずに倒れかけた。

 

彩「千聖ちゃん!」

 

俺が素早く両手で千聖を抱き込み2人同時に倒れるが俺は下になるんだが

 

祥平「いってぇ!くっそぉ……千聖大丈夫か?」

 

千聖「私は大丈夫だけどしょう君の方が大丈夫なの!」

 

あー、思い切り頭をぶつけてたから痛いだけだから平気と言えば平気なんだが……

 

彩「わわわ~///」

 

彩は両手を隠しながら真っ赤にしていたがその理由は千聖が祥平の上に乗っていた為であった。

 

祥平「えーと、千聖?降りてくれないですか?人がめっちゃ見てるからさ……」

 

千聖「へ?……ご!ごめんなさい!///」

 

千聖は素早く降りて反対方向を向いてしまう。

 

祥平「……えーと大丈夫だよな?」

 

千聖「大丈夫……///」

 

流石に怪我もあるし流石に家に帰らせた方が良さそうだな。

 

祥平「えーと彩さんだっけ?」

 

彩「え?はい!」

 

祥平「千聖を家に送るからさ、軽く怪我しててもやっぱり無理させる訳にも行かないんだけど良いですかな?」

 

彩「大丈夫です!私もこの後そうするつもりだったので!」

 

祥平「それだったら塗り薬と包帯だけは渡しとくよ、俺はそのまま帰るけど……千聖どうした?」

 

千聖が俺の服の袖を指で掴んでいた。

 

千聖「だったらせめて送っていくのをお願いしたいんだけど………駄目かしら?」

 

上目遣いと顔を赤くしながらのコンボは卑怯だぞ……怪我させたのもあるし流石に女の子だけってのも危ないか。

 

祥平「分かったよ、家まで送っていくよ」

 

俺は2人を送っていく事にしたが彩さんはどうすんだ?

 

彩「私は大丈夫ですから千聖ちゃんをよろしくお願いします!千聖ちゃんちょっと良いかな?」

 

千聖「何かしら彩ちゃん?」

 

彩ちゃんは私の耳元でこう言って来た。

 

彩「その人の事好きなの?」

 

千聖「!///あ!彩ちゃん!///」

 

なななな!何を言ってるのこの子は!

 

彩「千聖ちゃんをよろしくお願いしますね!」

 

……千聖の顔が赤いが………何があった?

 

祥平「よし千聖……あれ?おーい?千聖さーん?………」

 

固まってるが大丈夫なのか!

 

祥平「おい!千聖!」

 

千聖「は!……えっと、お願いね?」

 

何か千聖は大丈夫なのか?これ?

 

~店の外~

 

祥平「ゆっくり帰るが痛かったら言えよ?休むから」

 

千聖「うん、助かるわ……」

 

どうしよう彩ちゃんが頑張って言うから余計に意識して恥ずかしすぎるわよ……でも……

 

祥平「ん?どうした?」

 

千聖「え!な!何でもないわよ!」

 

えーそんなに怒らなくても……

 

千聖「しょう君に変な質問するけど大丈夫?」

 

祥平「まて、どんな質問する気なの?」

 

千聖「流石にしょう君がいやだと思ってる質問はしないわよ。」

 

それなら大丈夫だが……

 

千聖「それでしょう君ってさ……誰かと付き合ってる人いるの?」

 

祥平「ぶふぅーー!い!いきなり何言ってる!///そ!そんなの………今はいない。」

 

千聖「それなら好きな人は?」

 

祥平「いや…いないが……作る気はない」

 

作る気はない?……聞いて見ないと変わりないわよね。

 

千聖「どうしてなの?」

 

祥平「ごめん、それには答えたくない。」

 

しょう君はやっぱり昔にあったわよね……今は止めときましょう……

 

千聖「ごめんなさい……」

 

祥平「千聖は悪くないよ。ん?またあの不良さんか?」

 

横の道から一昨日と昨日も見た不良が現れた。

 

不良「今度は容赦ないぞ!ボス!お願いします!」

 

何か凄い怒ってるな……千聖もいるから離れると逆に危ないな……えぇぇぇぇ!デカイんだけど!

 

千聖「しょう君大丈夫なの?」

 

祥平「流石に無理だとしか言えない」

 

それって大丈夫じゃないじゃない!

 

ボス「俺は赤城二郎や、もしかしてこの馬鹿が何かしましたか?」

 

祥平「え?……」

 

あれ?何かここでやられるのかと思ったんだけど……あれ?

 

千聖「その不良さんが私をナンパしてきました。」

 

千聖はバッサリ言うんだな

 

二郎「こんのぉー!馬鹿野郎ぉぉぉぉぉ!」

 

不良「ごぉはぁーーー!」

 

うわぁ、あのパンチは痛そう……

 

二郎「うちのもんが本当に迷惑をかけてしまい、すみません!2度とやらないように厳重に言っときますから……ほら!お前ら!」

 

不良達『すみませんでしたーー!』

 

めっちゃ綺麗な土下座をしてるのを初めて見たよ。まぁ、こんな風になるなら助かるな。

 

二郎「それではお気をつけて帰って下さいね」

 

不良達はそのまま二郎さんに連れてかれるが多分……ナンパもうしないよな?

 

祥平「んじゃ行こうか」

 

千聖「そうしましょう……」

 

そして千聖の家に着いたのは良かったけど……

 

~千聖家の門前~

 

祥平「家でっかいな……」

 

千聖「今日は色々ごめんなさい。しょう君に迷惑「いいや」え?」

 

祥平「迷惑なんて思ってない。それに俺も昔は千聖に迷惑かけてたんだ、お互い様だよ。」

 

千聖「でも……やっぱり!」

 

迷惑だと思ってないんだけどな……!、そうだ!

 

祥平「どうしてもと言うなら!」

 

千聖「言うなら?」

 

祥平「今日一緒にガンプラ作るぞ!」

 

………え?ガン…プラ?

 

千聖「ガンプラって何なの?」

 

祥平「ん?確か、ガンダムのプラモデルの略してガンプラって俺はそう呼んでるんだけど、実は俺もガンプラは最近作り始めたばっかなんだよね。」

 

千聖「それって面白いの?」

 

祥平「人によるかな?俺もアニメ見てからガンプラ触れ始めたんだよね!」

 

しょう君の笑顔はやっぱり元気が貰えるわ、ガンプラ……ちょっとやって見ようかな?

 

千聖「しょう君それならしょう君の家にガンプラって何個あるの?」

 

祥平「ある奴は確か……昨日買ったスタービルドストライクガンダムとビルドガンダムMARKⅡとビルドストライクガンダム……それしかないかな?」

 

千聖「名前だけ聞いても何がなんだか分からないわね。何か色んなのがあるの?」

 

祥平「んー、後は昔にやってたSDガンダムのプラモデルとかが売ってれば良いんだけどな………あ!確か中学生の時に同年代の女子から貰ったSDガンダムのプラモある筈!今から持って来るから!」

 

千聖「ちょっと!……行っちゃったわね」

 

しょう君、貰った物を放置って何してるのよ………でも楽しそうね、それより家の中に戻って待ちましょう。

 

???「千聖ちゃん何してるの?」

 

千聖「あれ?日菜ちゃん、どうしたの?今日はお姉さんと用事じゃなかったの?」

 

日菜「それなんだけど聞いてよぉ!お姉ちゃんがあの男がもし見かけたら教えなさい!って言われた。」

 

千聖「そうなの?それでその人の名前とかは聞いてないの?」

 

日菜「聞いたよ!でも千聖ちゃん知らないと思うけど一応聞いとくねぇ♪」

 

一応なのね……

 

日菜「えっとね、確か高田祥平って言う人なんだけど知らないよねぇ~?」

 

え?それってしょう君の名前?どうして日菜ちゃんのお姉さんがしょう君を知ってるの?……一先ずは知らない振りをしましょう。

 

千聖「ごめんなさい日菜ちゃん、私は聞いた事ない名前ね」

 

日菜「………うん!分かった!ありがとね!」

 

日菜ちゃんはそのまま何処かにしょう君を探すけど……何でしょう君を?

 

祥平「千聖どうした?」

 

千聖「ひゃぁぁぁぁ!」

 

俺が軽く肩をトントンしたらめっちゃ叫んだよ。

 

祥平「何か、ごめん、そんなに驚くとは思わなかった。」

 

千聖「いきなりは止めて、本当にびっくりしたから。……」

 

日菜ちゃんの事は言った方が良いのかしら、でもさっきの事もあったし………

 

祥平「さっき話してた子って紗夜の妹だよな?」

 

千聖「そうだけどもしかして知ってるの?」

 

祥平「昔にちょっとな、それよりSDガンダムのプラモだ。」

 

袋に入ってるのを私は渡されそれを見た……

 

千聖「キャプテンガンダム?」

 

祥平「それはそこまで難しくない筈だ。昔にアニメでやってた物でそれ以降なのか分からないけどSDガンダムのプラモデルは出てるんだよな。」

 

俺も実際知らないからガンプラ知ってる人にはすみません、俺はまだにわかなので許して下さい。

 

千聖「そしたらあがって」

 

祥平「え?」

 

千聖「え?じゃないわよ、ほら!」

 

俺は千聖に引っ張られてお邪魔する事になった。

 

~千聖の部屋~

 

千聖「そんなに緊張しなくても大丈夫でしょ?昔はよく此処で遊んでたんだから」

 

いや確かに小学生の時には確かに遊んだよ、でも千聖は途中から遊ばなくなったけど女優をやってるの知って今は納得してる。え?緊張してないか?緊張してるに決まってるからな?

 

祥平「緊張するなって言うけど無理だよ?しかも昔ってその時は小学生だったから良いんだけど久し振りだから緊張はするよ、それに今は高校生なんだからよ」

 

千聖「しょう君は私に何かしようとしても出来ないでしょ?」

 

祥平「ごもっともだわ、んじゃ作り始めるとするか」

 

そして千聖は説明書を取り出してそれを見てからパーツの確認をしていた。SDガンダムって懐かしいな。

 

祥平「一応ニッパーでも使うか?」

 

千聖「ニッパー?これを使うの?」

 

祥平「ニッパーなしでも行けるとは思うけど間違えてパーツ折ったり壊れたら大変だからニッパーはなるべく使った方が良いと思う。」

 

千聖「そうなのね、それなら全部「待って!」え?何?」

 

祥平「パーツ全部切ってから作るのは駄目だからね?組めなくなるから絶対」

 

千聖「そうなの?」

 

祥平「俺も最初のガンプラ作る時にそうしたら番号分からなくなったけどパーツの形を見ながら何とか作れた。」

 

あの時はまじで地獄だったわ、4時間もかかったからな、HGガンプラのビルドストライクガンダムフルパッケージ。まじで疲れたわあれは……

 

祥平「あ!最後に眼鏡ある?」

 

千聖「確かあるけどどうしたの?」

 

祥平「パーツ切ってる時に破片飛ぶのがあるかも知れないからかけて作った方が良い。」

 

千聖「目に入ったら大変だものね、ありがとね。」

 

それからようやくガンプラ組み立てが始まったが俺はそれを眺めていたがやっぱり気になったのは日菜ちゃんだ。紗夜の妹さんが何で俺を探してる?それに今更会ってもどうにも出来ない、俺がした事は許される事じゃない………

 

千聖「やっぱり紗夜さんの事気にしてる?」

 

祥平「え?何でわかる?」

 

千聖「さっきから難しそうな顔をしたり悲しい顔をしてるわよ?」

 

う…バレてる……

 

千聖「でもしょう君には笑ってて欲しいの、そんな悲しい顔じゃなくて」

 

千聖は俺の前に近づいて来たがいきなり頭を優しく撫でて来た!は!え!

 

祥平「い!いや!ち!千聖さん!」

 

千聖「どうしたの?」

 

祥平「何で撫でる!結構恥ずかしいから!」

 

千聖「それなら尚更止めない♪」

 

待ってまじで恥ずかしい///そんなに撫でられるとあかんよ///

 

千聖「照れてるの?」

 

祥平「て!照れてねぇよ!///」

 

顔を赤くして言ってるけど案外可愛い反応ね、これなら暫く楽しめそうね♪

 

祥平「これ楽しんでるだろ!」

 

千聖「え?楽しいわよ?」

 

………あかん、これ以上はまじでやばいから!

 

~数時間後~

 

祥平「はぁ…はぁ…はぁ……どんだけ撫でるんだよ」

 

千聖「しょう君の反応が面白いんだもの、それに照れてる所が可愛かったわよ」

 

祥平「可愛かったって言われても嬉しくないよ……もうこんな時間か、そろそろ帰るとするかな、明日から新しい学校だし」

 

千聖「え?新しい学校?何処なの?」

 

祥平「花咲川女子学園……」

 

千聖「え!そうなの!」

 

祥平「え、まさか千聖、その反応はまさか?」

 

千聖「そこに私通ってるわよ!何で男子が転校生として来るの!」

 

祥平「家の母さんがそこの理事長と友達だからで男子生徒を試しにと言う事で俺が行く事になったんだよ」

 

まぁそれから色々話しをしてSDガンダムのプラモデルを完成させた千聖であった。

 

祥平「もう夕方か、そろそろ帰らないとな」

 

千聖「今日は色々ありがとね、しょう君も明日から学校頑張りなさい」

 

祥平「千聖は女優とかでいそが「この怪我なければね」それはすまん」

 

千聖「冗談よ♪それじゃあね!」

 

祥平「おう!」

 

俺は千聖の家を出て帰る事にした。だが明日が大変そうなんだよな……

 

祥平「紗夜……まだあの時の事を怒ってるよな……」

 

日菜ちゃんで探させたって事は絶対に復讐するんだろうな……俺が悪いからそうなっても仕方ないか。

 

END

 




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?第4話 普通が良いな④」

まさか更にお気に入り追加されるとはまじで驚きました。皆さんありがとうございます!
ちょっと報告活動でお知らせ書きましたので気になる方は見てって下さい!ではまた次回!


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第4話 普通が良いな④

祥平「前回のあらすじ!」

千聖がヤンデレになるまで後……4日……

千聖「しょう君がガンプラを進めてくれて作り終えてあの後はあれをしたよね♪」

祥平「変な言い方止めて!やってないからね!」

『マッテローヨ!』

祥平「待って!千聖さん!何でシンゴウアックス持ってんの!俺を殺したらこの物語は!待て!」

『イッテイーヨ!』

千聖「イッテイイダッテ……」

祥平「待つんだ!千聖!ぎゃぁぁぁぁぁ!」

作者「………本編どうぞ」


~高田家~

 

祥平「おはよー」

 

利奈「おはようって眠そうだけど大丈夫なの?」

 

祥平「ちょっとスタービルドストライクガンダムを最後まで作り上げてたら夜中の12時までかかった」

 

利奈「何でそんな事してんの!」

 

デカイハリセンで俺は叩かれてしまう。

 

祥平「いってぇ!何すんの!それ毎回やるけどまじで意識飛びそうだから止めて!」

 

利奈「それならそんな事してんじゃないわよ!」

 

俺の朝はいつもこんな感じである。やべ!急いで出ないと遅刻する!

 

祥平「行ってきまーす!」

 

利奈「ちょっと!ご飯は!」

 

祥平「悪い姉さん!時間ないから!」

 

俺は走って花咲川女子学園に向かって行く!

 

~花咲川女子学園校門~

 

はぁ…はぁ…間に合った!………やばい目立ってんな、流石は女子の学園だな

 

日菜「あれ?君は誰かな!」

 

げっ!日菜ちゃん!どうしよう………紗夜がいたら不味すぎるだろ!

 

???「日菜なにをしているの?あら?貴方はナンパから助けてくれた人じゃないですか?ここに何しに来たのですか?」

 

紗夜がいたよ!やばい……絶対に俺だと気付かせてはいけない!

 

祥平「えーと、今日はここに転校してきたんですよ!ははは!」

 

流石にあかん……紗夜は多分まだ怒ってる筈だもんな……

 

紗夜「転校?もしかして男子生徒を試しに入れるとは噂してましたが貴方だったんですね。」

 

あれ?まさか気付いてない?……ならこの場から離れよう!…ん?肩をポンポン?

 

日菜「そう言えば名前聞いてないよ?私は氷川日菜!」

 

ウェ?……待て待て待て待て!そんな事したらやべぇんだよ!

 

紗夜「そうよね、私は氷川紗夜。日菜とは姉妹で私が姉で」

 

日菜「私は妹だよ!」

 

うん、知ってるよ!俺も答えなきゃ絶対に終わる!

 

利奈「祥平ー!忘れ物してたから持って来たよー!」

 

えーーーーー!このタイミングで来るなよ姉さん!

 

紗夜「祥……平?……」

 

うわぁ~このタイミングかよ姉さん……

 

利奈「あれ?日菜ちゃんって事は………これやっちゃったよね?」

 

祥平「はぁ……いいよ姉さん、どっちにしろいつかこうなると思ってたから」

 

さてと……紗夜は俺の方を睨んで見てくる。それはそうだよ、昔に俺は紗夜に酷い事したんだ、あれで許すなんて絶対にない……でも……

 

祥平「紗夜、あの時の事は「日菜貴女自分の」紗夜!」

 

やっぱり完全に邪険扱いか……

 

紗夜「その口で私の名前を呼ばないで下さい……」

 

やっぱりこうなるよな、でも謝らなきゃ何も変わらねぇ……

 

~氷川姉妹side~

 

日菜「お姉ちゃんこれで良いの?」

 

紗夜「いいの……それより早く戻らないと遅刻よ?」

 

彼がした事それだけは許せない。絶対に!

 

日菜「うん分かってる!お姉ちゃんも頑張って!」

 

私は自分の高校の方面の戻りながら考えちゃうね。昔はお兄ちゃんとは仲が良かったのは知ってるけど途中から遊ばなくなって笑わなくなったけど今はバンドで楽しくしてるけど……でも何処か悲しそうに見える。

 

~氷川姉妹side end~

 

~高田姉弟side~

 

利奈「祥平大丈夫?」

 

祥平「何とか大丈夫だよ、んじゃ理事長室に行って来るよ。それと弁当ありがとう姉さん……」

 

やっぱり祥平と紗夜ちゃんに言った事をまだ引きずってるか……紗夜ちゃん自信は祥平を許す気なんてなさそう。これは本人達が解決出来れば良いけど祥平はこの事に関しては弱音を吐かないから心に傷が増えてまたあんな状態だけは勘弁してよ。

 

利奈「まぁ~大丈夫だと信じよう……」

 

あの時の祥平は洒落にならない程に自分を追い詰めてたもんね。今回はそれがない事を祈るしかないね。

 

~理事長室前~

 

ここか……良し!気持ちを切り替えて!俺は扉にノックをする。

 

???「どちら様ですか?」

 

祥平「今日お試しでここに通う高田です。」

 

???「入って良いわよ」

 

祥平「失礼します……お久し振りですね遥さん……」

 

ショートヘアーでスーツ着ている女性は俺の母親の友達である橘遥さん。

 

遥「本当に久し振りね!元気にしてた?」

 

祥平「元気にしてはいましたがこんな形で会うとは思ってないですからね?」

 

遥「ま!気にしない!さおりはまだ出張とか?」

 

祥平「母さんは父さんと一緒なので間違ってはないですね」

 

取り敢えず母さんはこの事に関しては説教だかんな!畜生!

 

遥「一先ずは祥平君が入るクラスはここだから」

 

えーと……2年B組か

 

遥「後は頑張れ!」

 

え?適当だな!おい!……担任の先生が後ろに立ってたよ

 

祥平「えっと」

 

先生「それではついてきて」

 

うへぇ……めっちゃ苦手なタイプの人だわ……てかもうクラスについたが……俺は廊下で待つ。大体転校生ってこうだもんな

 

先生「えー、今日は転校生の紹介をします。入って」

 

気を取り直して……元気に行こう!

 

祥平「初めまして高田祥平です!皆さんと仲良く出来れば嬉しいなと思ってますのでよろしくお願いします!」

 

……あれ?凄い静かだけど………!、めっちゃ、きゃぁぁぁぁって言う普通?女子がそんな感じなんだな

 

先生「はい静かにして!それじゃあ高田君の席は……氷川さんの隣だね」

 

………え?

 

紗夜「な……」

 

嘘だろ……でもチャンスか

 

祥平「よ、よろしく」

 

紗夜「……」プイ

 

ぐ!やっぱり朝の事があったから……いやどうしよう!

 

~そして昼休みの屋上~

 

祥平「やっぱり屋上が助かるわ」

 

クラスで食べるとかまじで無理……紗夜とどうやって仲直りすれば良いんだよ………

 

千聖「あれ?しょう君こんな所で何してるの?」

 

祥平「………いたの?」

 

千聖「今、来たところよ?暫くは仕事休みで学校に来る事になったの」

 

祥平「怪我の事はすまない、いてっ!」

 

千聖のデコピンを喰らった俺はおでこを抑える。

 

千聖「それはもうおしまい。それより紗夜さんの事でしょ?」

 

祥平「え?何でそれを!」

 

千聖「日菜ちゃんから連絡あったのよ。どうにかして仲直りをさせたいって」

 

日菜ちゃん………ありがとう

 

祥平「良し!一先ず飯を食ってエネルギーチャージャだ!」

 

千聖「それ昔には良く言ってたわよね」

 

祥平「でもこうすれば前向きに行ける気がするんだよな!」

 

そう言ったしょう君は少し涙を流していた。仲直りしたいのもだけど凄く後悔してたんでしょうね……

 

祥平「ごちそうさまでした………でも無理に出たら結局無視されるもんなー」

 

千聖「そこはしょう君の努力次第でしょ?」

 

祥平「そうなんだよな……千聖ありがとな」

 

千聖「いきなりどうしたのよ?」

 

祥平「いや、ただ、そう言いたくなったんだよ………行って来るか!」

 

千聖「頑張りなさいよ」

 

祥平「おう!」

 

俺は走って紗夜のいる場所に向かう。

 

祥平「ジーットしててもどうにもならねぇからな!」

 

紗夜に否定されても俺は何度でも謝る!例えどんな事があってもだ!

 

紗夜「………」

 

私はお昼を1人で食べていたのですが……何故か土下座をしてきていたのは彼であった。

 

祥平「本当にごめん!俺がした事は取り返しのつかない事なのは充分に分かってる!」

 

紗夜「もう1度言いますが話しをかけないで下さい。貴方の顔を見たくもないのが分かりませんか?」

 

やっぱりそう言ってくるよな………

 

祥平「紗夜が言いたい事も分かる。でも!「今すぐに目の前から消えて下さい」紗夜……」

 

紗夜「だからもう呼ばないでと言いましたよね?」

 

祥平「うん言ってるね」

 

紗夜「それなら早く目の前から消えて下さい。」

 

駄目だ、多分聞く耳ないな、1度下がるか

 

祥平「分かった……でも諦めないからな!」

 

彼は戻って行く……何で1度見捨てた癖にまた仲良くなんて……出来ません!

 

~2年B組~

 

祥平「はぁ……」

 

どうしたら紗夜と仲直り出来るか、考えないとな……でも………やっぱり無理なのかな?

 

そう悩んでいた祥平だがそのまま今日が終わってしまった。

 

祥平「……」

 

駄目だ!全然仲良く出来る方法が思い付かない!………

 

祥平「紗夜……」

 

紗夜「……」

 

もう話しをかけるなって言ってたけどそこまで避けられるとは……やっぱりあれだよな。クラスの人達はもう帰っていたが紗夜も準備をして俺を無視する。

 

祥平「今は最後にしとくよ、あの時はまじでごめん……」

 

彼はそう言って立ち上がった瞬間いきなり咳をし始めた。白々しいわね……

 

祥平「あーまたこれか」

 

え?手には血!何で?

 

紗夜「その血は何なの!」

 

紗夜が怒りながら俺に聞くが……やばいこれだけはばれちゃ駄目だ……

 

祥平「気にするな、そんな大事じゃないから」

 

昼飯食ってる時に口の中を間違えて噛んじゃったからそれで血が出ました、何てふざけて言えないよ?

 

紗夜「気にしますわよ!そんな平気そうな顔をしながら!だからあの時も……そう言えば中学1年の冬で確か同じく咳をしたら手に血が………!、何を隠してるの!」

 

……流石にあの時と同じ所を見られたんだ、そう簡単には逃げられないか……いや!嘘でも突破しなきゃいけないからな……ならば!

 

祥平「いやぁ!実はこれさケチャップ何だよ!紗夜を脅かすのに使ったんだよ!ははははは!」

 

ふっふっふっ……これならいける!

 

紗夜「……なら舐めても構いませんよね?」

 

……は?いやいやいや!待ってくれ!

 

祥平「舐めるの駄目だからな!ほら俺の手にバイ菌あるかも知れないんだぞ?それを舐めるのなんて駄目!」

 

紗夜「目の前で咳をしているのに……そんなので嘘をついてまで逃げられると思いますか?私を見捨てた裏切り者さん!」

 

裏切り者さん……俺が紗夜にした事で付けられたあだ名になってしまった……仲直りは逆に難しいな

 

祥平「紗夜……」

 

千聖「待ちなさい!」

 

いきなり教室に入って来たのは……千聖だった

 

紗夜「白鷺さん何しに!」

 

千聖「彼!しょう君が!紗夜ちゃんに裏切り者さんって言われなきゃいけないの!」

 

紗夜「事実には変わりません!昔の彼は私と日菜を見捨てたような人ですよ!」

 

確かにあの時の俺は2人を見捨てる形になった。……どうする事も出来ない苦しみであの2人を近くにいさせちゃいけないと思ったからそうした。

 

千聖「しょう君の気持ちも知らずに良く言えるわね!」

 

祥平「千聖!言うな!」

 

俺は千聖が言おうとしてるのが嫌な予感したから止めに入るのだが

 

千聖「今は完全に治ってるから良いけど!昔のしょう君は癌があったんだからね!誰にも相談しないで!1人になって!」

 

千聖…それ言うなって前にも言ったのに……

 

紗夜「え?癌?昔に……何を言ってるの?」

 

紗夜の顔は真っ青になっていた。

 

祥平「はぁ…千聖?言うなっていったよね?」

 

千聖「ごめんなさい、でも……」

 

祥平「帰ろう……紗夜また明日……」

 

気まずい空気で俺は千聖を引っ張って行き帰る。

 

紗夜「癌?昔に?……」

 

私はそんなの知らなかった、彼が癌なんて……どうして教えてくれなかったの……

 

~帰り道~

 

千聖「しょう君……怒ってる?」

 

祥平「んー、ちょっとな?」

 

千聖「ごめんなさい!でも何もしらないでしょう君を傷付ける理由にはならないからね?」

 

祥平「そうだけどさ……俺もいつか紗夜に言わないといけないとは思ってたから丁度良い機会かもな。千聖ありがとな」

 

しょう君はそう言いながら私の頭を優しく撫でて来た。

 

千聖「……明日は紗夜ちゃんに聞かれたらどうするの?」

 

正直言うとあんまり嫌なんだがいつまでも逃げる訳にもいかない。

 

祥平「その時にはその時に答えるつもりだよ」

 

千聖「頑張ってね、それでしょう君はいつまで頭を撫でるつもりかしら?」

 

祥平「す!すまない!嫌なら止める!」

 

あ……って私は何を思ってるの!……でも……もうちょっと撫でて欲しかったかな

 

祥平「そう言えば足は大丈夫?まだ歩くの辛いなら俺がおんぶする?」

 

千聖「恥ずかしくないかしら?」

 

祥平「そんな事はないが?」

 

しょう君ってたまの不意打ちで天然あるわよね。

 

祥平「千聖の家もうついたぞ?」

 

千聖「え?……何か反対方向だなぁーって思ってたら」

 

祥平「暫くは送っていくよ。その足だと帰るの大変だろ?」

 

千聖「ありがとね、でも明日からは送り迎えがあるから大丈夫よ」

 

祥平「分かった、それじゃ!また明日な!」

 

しょう君は走りながら手を振って帰る……

 

千聖「紗夜ちゃんと仲良く出来れば良いけど……」

 

~祥平side~

 

祥平「はぁ……」

 

俺は自分の家に帰ってる途中であるんだがちょっと公園で考えていた。勿論……紗夜の事だ。俺が癌になってしまい、それで関わる人達に酷い態度をとって嫌われる方法をしていたんだが紗夜は俺の事を心配していたんだがそれを完全に無視して紗夜に酷い言葉を言ってしまってる。『そんな事されてもお前は気持ち悪いもう関わるな、妹と比べられて残念な姉さんだな』………まじで俺って糞だな……紗夜と仲直り何て絶対に難しいだろ。

 

祥平「まじであの時の俺は糞すぎるだろ……」

 

暗い事を考えても仕方ないか……ちょっと久し振りに鍛えるか……

 

祥平「ふぅ……はっ!やっ!せい!どぉぉぉりゃぁぁぁぁ!」

 

パンチ!蹴り!そして裏拳をする!

 

祥平「はっ!ふっ!せっ!やっ!」

 

パンチ!蹴り!パンチ!足を上に上げっ!

 

祥平「うわ!、いてて……まさか滑るとは思わなかったな……」

 

やっぱりいつもより集中出来ない……やっぱり都合が良すぎるよな。

 

祥平「すっきりしないな……」

 

日菜「何してるのお兄ちゃん?」

 

俺は地面で横になりながらそう思っていたら俺の様子を見る奴がいた。氷川日菜ちゃんだった。

 

祥平「日菜ちゃんこそどうした?」

 

日菜「んーとね、暇だったから散歩してた!」

 

祥平「相変わらず元気でなによりだな」

 

日菜「それでお兄ちゃん聞いて欲しいんだけどさ」

 

祥平「どうした?」

 

日菜「何で昔お姉ちゃんや皆から離れていったの?」

 

祥平「言わなきゃ駄目か?」

 

日菜「うん…」

 

はぁ……日菜ちゃんにはちゃんと説明しなきゃいけないのが嫌なんだが……しゃあないか…

 

祥平「中学1年の冬を覚えてる?」

 

日菜「うん、あの時にお兄ちゃんはお姉ちゃんや皆から嫌われる用にしてたのは良く覚えてるよ。でも中学1年の春に千聖ちゃんに何度も声をかけられてたよね?見てたんだけど?」

 

祥平「良く覚えてるね……日菜ちゃんにも言わないと駄目だな。」

 

日菜「何を?」

 

俺は日菜ちゃんに昔…癌だった事を話したんだがいきなり押し倒して来た。

 

日菜「何で!何で!それをお姉ちゃんにちゃんと言わなかったの!凄く心配してたんだよ!今日帰って来てから凄く酷い顔をしてたのを見て何があったのか聞こうとしたら泣いたんだよ!」

 

祥平「それは……」

 

日菜ちゃんは紗夜の事を心配して怒ってるんだよな……まじでごめんな

 

日菜「お兄ちゃんはどうしたかったの!」

 

祥平「……俺はあの時は生きるのを諦めたんだ。」

 

日菜「生きるのを諦めた?」

 

祥平「怖かったんだ」

 

あの時は死ぬのも怖かったが同時に怖いと思ったことがある。

 

日菜「怖かったのは何となく分かるよ!どうしてあそこまでやるの!自分を傷付けるのは間違ってるよ!」

 

祥平「日菜ちゃん俺はそう言う人間だ!その時の俺はもう誰とも関わるのが全て嫌になった!だからそうやって心配されるのが余計に嫌だったんだよ……」

 

お兄ちゃんは辛そうな声で喋るのを止めなかった。

 

祥平「皆に癌だって知られてみろよ?それで皆の態度が変わるのが怖かったから1人になったんだよ!だから嫌われ者になった!」

 

日菜「そうなんだ……」

 

祥平「それで紗夜にも…酷い事を言った!そんな俺にはもう仲直り何て出来ねぇよ!こんな酷いことをした俺となんて!」

 

お兄ちゃんは回りの皆がそれで変わる事の恐怖から逃げて1人になる為にわざと嫌われ者になるなんておかしいよ。それにお姉ちゃんからもお兄ちゃんに私とお姉ちゃんを比べて更には心配してたお姉ちゃんに気持ち悪いから構うなって聞いた時は納得出来なかったけど……

 

日菜「お兄ちゃんはやっぱり優しい人だよ……」

 

祥平「日菜ちゃん…俺は優しくない。最低な人間だ。」

 

日菜「誰だって怖くなったら逃げるのは当たり前だよ?それにお姉ちゃんに言った事は本心じゃないでしょ?」

 

祥平「本し「本音で答えて!」本心じゃありません!」

 

そして日菜ちゃんは俺に指を指してこう言う。

 

日菜「明日!お姉ちゃんと仲直りしてね!」

 

祥平「………は!んなの無理だろ!」

 

日菜「最初から諦めるな!やってみなきゃわからない事もあるんだよ!お姉ちゃんはあれで怒ってると思ったら違うからね!家ではお兄ちゃんの事を凄く心配してたんだよ!」

 

祥平「でも!」

 

日菜「でもじゃない!そんなの私はるんってしない!お兄ちゃんはお姉ちゃんと仲良くしてるのがるんってするの!」

 

………ありがとな日菜ちゃん

 

祥平「そこまで言うなら俺は紗夜と仲直りをして見せるよ!例え時間がかかっても何とか仲直りしてみる!」

 

日菜「絶対だからね!」

 

日菜ちゃんは強く抱き締めて言うが………これあまりよろしくないよ?柔らかい物が当たってるんだが………

 

日菜「今、変な事を考えてた?」

 

祥平「ソンナコトナイヨ?」

 

日菜「うわ!凄い棒読み!」

 

でもそんなお兄ちゃんだからお姉ちゃんとは仲直りして欲しいと思ったんだよね。

 

~祥平&日菜side end~

 

~紗夜side~

 

紗夜「……」

 

千聖さんの言葉が離れなかった。彼が癌だった事を知って私は頭の中が真っ白になり帰って布団の上に横になって考えてしまいますね……ですが朝には酷い言い方したのに今更……でも彼がした事は何となく分かった。あの時の私と日菜を比べられ心配してたのも気持ち悪いと言われて傷付いたけど癌だった彼は絶対に1人になる選択をすると今では分かります。でもそれは癌を利用していじめる人がいたのかもしれない、だから彼はわざと嫌われ者になった………私の方が最低じゃない。彼はいじめの標的が自分になると思ったけど違う……彼の癌を心配する私と日菜を守ってくれた?でもそこまで考えるのかしら……?

 

紗夜「少し外にでも出ましょう……」

 

私は気分を変えて散歩に出る事にした。

 

~外~

 

ちょっと私は思ってしまう事があった。

 

紗夜「それにしても日菜は何処に行ってるのかしら?」

 

流石に変な事に巻き込まれてはないわよね?

 

紗夜「ん?公園から声?」

 

私はそのまま公園の方に入り声がある方へ向かう。

 

祥平「ソンナコトナイヨ?」

 

日菜「うわ!凄い棒読み!」

 

この声って日菜と……彼?何で日菜と話してるの……だけど何を話してるのか確認ね

 

日菜「お兄ちゃんが私達と縁を切ってからお姉ちゃん大変だったんだよ!」

 

え?日菜何を言ってるの?

 

祥平「え?それって何があったんだ?」

 

待って!聞かないで!日菜!お願いだから言わないで!

 

日菜「んーとね、内緒に言われたけど今は笑い話しになるかも」

 

日菜ぁぁぁぁぁ!

 

祥平「逆にそれ聞いて大丈夫なのか?」

 

そうよ!聞かない方が良いわよ!

 

日菜「えー、お姉ちゃんが此処にいるわけないじゃん?」

 

いるわよ?ここにいるわよ!

 

祥平「確かにいるわけないか?なら聞こうかな…」

 

ちょっと!待ちなさい!何で止めないの!もうこうなったら!

 

~紗夜side end~

 

~祥平&日菜side~

 

祥平「てかそのお兄ちゃんってのはまだ呼ぶのか?」

 

日菜「うん!」

 

いつも元気だがあの時はまじで大変だった。小さい時に日菜ちゃんは紗夜にプレゼントしようとして迷子になったのを必死に探して何とか見付けたけどめっちゃ泣いてたがその時からお兄ちゃんって呼ぶようになってたなぁ……

 

祥平「んじゃ!そろそろかえ「日~菜ぁ~!」!、さ!紗夜!」

 

日菜「お!お姉ちゃん!」

 

俺達は話していてまさか紗夜が現れるとは思わなかった……

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?第5話 普通が良いな⑤」

はい!今回はちょっと紗夜さん回になりましたね(・・;)果たして紗夜さんとはどうなるのか?そしてお気に入りをしてくれた皆さん!ありがとうございます!


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第5話 普通が良いな⑤

祥平「前回のあら!ぎゃぁぁぁぁぁ!」

作者「………とりま前回のあらすじ」

千聖「しょう君が紗夜さんと再開をするのだけど昔に色々あって今は最悪な状態にまだなっている。」

千聖がヤンデレになるまで……後3日……

祥平「でも千聖が紗夜に癌だったことを言ってしまう。そして紗夜は家で1人考えていた。そして気分を変えて散歩に出ていたのだけど!俺と日菜ちゃんが喋ってるのを聞かれてしまった!果たしてどうなるのか!」

千聖「私の出番少ないのはどうして?」

祥平「流石に千聖だけと言う訳にはいかないだろ?」

千聖「むぅ……」

祥平「今回は珍しく大人しいけどどうした?」

千聖「同じことだと飽きると思って趣向を変えて見たのよ?」

『ガシャコンスパロー!』

祥平「それを出しちゃいけない!」

千聖「大丈夫よ♪不要な言葉は絶版するだけだから♪」

祥平「絶版しちゃいけない!それはあかん!まじでアウト!」

千聖「大丈夫よ?私は正常よ?」

祥平「絶対に正常じゃないから!」

作者「お!落ち着くんだ!千聖さん!止めろぉぉぉぉ!」

日菜「2人とも楽しそうだね!るんっするよ♪」

2人『るんってしないから!ぎゃぁぁぁぁぁ!』

紗夜「……皆さん…本編にいってください」


俺達は話しに夢中だったから紗夜がいるなんて気付かなかったぞ……てか

 

祥平「怒ってる?」

 

紗夜「怒るに決まってますよ!日菜は帰ったら覚悟しなさい!」

 

日菜「もしかしてさっきの会話は何処から聞いてたの?」

 

紗夜「ソンナコトナイヨって所からわよ!」

 

祥平「だにぃ!」

 

俺の棒読みやん!恥ずかしいわ!ちくしょう……ちっくしょーーーう!

 

日菜「お兄ちゃんどうする?」

 

祥平「どうするも何も……」

 

怒った紗夜は俺にもどうする事も出来ない……

 

紗夜「……それで何で日菜といたの?」

 

祥平「日菜ちゃんが暇で散歩してたら俺を見掛けてこっちに来て、それで話してた……紗夜本当にごめん!俺にはこうやって謝ることしか出来ない!」

 

今更なにを言っても……

 

日菜「お姉ちゃんの本心はどうなの?お兄ちゃんと仲直りしたくないの?」

 

紗夜「当たり前よ?心配してたのを気持ち悪いと言われ否定していた人を今更「お兄ちゃんがどうしてそう言ったのか知った方が良いよ」聞く気はないわよ」

 

やっぱり駄目か……俺がした事とはいえここまで否定されるとは紗夜の心に傷付けちゃったんだな

 

日菜「お兄ちゃんがそうまでして1人ぼっちになって嫌われ者になった理由を!」

 

紗夜「1人ぼっちになって嫌われ者になった理由?そんなの知りたくもないわよ」

 

私は分かっていたのにいつもの癖で……

 

日菜「そうなんだ……お姉ちゃんの今の言葉だって本心じゃないの分かるよ?」

 

え?それってどういうことだ?

 

紗夜「日菜?」

 

日菜「お姉ちゃんはまだ嘘をつくの?お姉ちゃんだって本当はわかってるよね?お兄ちゃんと仲直りを1番したいのってお姉ちゃんでしょ?前に部屋で言ってたの何回も聞こえてたからね?」

 

日菜ちゃんの真顔で怒った言い方が凄く怖い……

 

紗夜「そんなこと!「そんなことじゃないでしょ!」……」

 

日菜「お姉ちゃん!本当のことを教えてよ!」

 

紗夜「本当のことなんて……」

 

日菜「それならもうお兄ちゃんと会うの止めたら?お姉ちゃんがそのままお兄ちゃんを否定するって言うなら!」

 

え?こっちを見るなよ、チラチラっと見んじゃねぇよ……はぁ、たくよぉー

 

祥平「日菜ちゃん……後は俺から言わせてくれないか?」

 

日菜「分かった……私からはもう何もないからお兄ちゃんに任せるね?」

 

いや、俺も日菜が真顔で怒るの怖いの初めてしったからな?

 

祥平「……さてとそれで紗夜……大丈夫か?」

 

紗夜「何よ?」

 

日菜ちゃんの真顔での怒りで紗夜は少し震えてるが……

 

祥平「日菜ちゃんが言った通り……ちゃんと答えて欲しい……」

 

彼は真剣な顔をしている………確かに私は心の何処かではまたあの時みたいに戻れたらと考えてはいました……ですが

 

紗夜「貴方があの時にいった言葉は確かに嘘かもしれない…ですがそんな直ぐに仲直りは無理ですよ……」

 

何となくはわかっていたが……

 

紗夜「ですが……また戻りたいとは少しだけ思いました……」

 

紗夜……

 

祥平「それだけで充分だよ、ありがとう」

 

紗夜「……日菜帰るわよ」

 

日菜「はーい、お兄ちゃん!またね!」

 

祥平「おう!またな!」

 

日菜ちゃんと紗夜は帰って行くのを見届ける……

 

祥平「……そこで何してるの………姉さん」

 

利奈「千聖ちゃんから聞いたんだよね……血を吐いてたって」

 

まじか、千聖よ姉さんにだけは勘弁してくれよ

 

利奈「無茶はしないように」

 

姉さんは俺の頭を撫でてそう言う………まぁ、実は間違えて口の中を噛んじゃったから血が出ちまったなんて今更言えないんだよなぁ~。そして俺と姉さんは家に帰ったんだが……

 

~高田家~

 

祥平「ふぃーただい「兄さーーーん!」ウェーーーイ!」

 

利奈「え!何!何があった!」

 

いきなり吹き飛ばされた祥平の上に何かいたと思ったら!

 

利奈「ユリ!何でここにいるの!」

 

ユリ「そんな事より兄さんの匂いを嗅ぐのが最優先だから!」

 

いや待て!何でそうなるの!

 

利奈「一先ず離れなさい……」

 

ユリ「嫌だ!」

 

利奈「離れなさい!」

 

ユリ「いーやーだー!」

 

利奈「だーめー!」

 

いつまで俺の上で話してんじゃねーよ、てか姉さんも姉さんで無理矢理にでもユリを引き離してよ。

 

祥平「ユリどいてくれ」

 

ユリ「嫌だ!」

 

祥平「どいて?」

 

ユリ「嫌だ!」

 

俺はユリの顔面を掴みアイアンクローの準備する。

 

祥平「なぁ……ドコウカ?」

 

ユリ「ごめんなさい!それだけは許して!兄さん!」

 

祥平「何だ?最後の言葉か?」

 

ユリ「愛してる!」

 

祥平「感動的だな…我が妹よ……だがな?……無意味だ!」

 

ユリ「いーーーやーーーー!」

 

俺は妹のユリにアイアンクローをしてユリのことをどかしてリビングに行く。当然妹は平気な顔をして入って来る。

 

~リビング~

 

祥平「んでいきなりどうしてこっちに来た?母さん達と一緒だったよな?」

 

ユリ「兄さんが女子の学園にいるって聞いて帰って来たの、それで私もそこに入ることにしたの」

 

真顔で言うなよ……

 

利奈「そんで母さん達は?」

 

ユリ「え?連絡なかった?母さんが兄さんに確か電話を何度してたよ?」

 

祥平「え?何度も電話?………あ!あれ母さんだったのか!」

 

ん?電話?……なんだ母さんか………いや待て母さんかよ!

 

祥平「母さん!一体何してんの!………え?電話したのに俺は出なかった?……」

 

………あ!確かに電話あってしつこいから電源切ったがあれって母さんだったのか……やべぇ完全にやっちまった。

 

祥平「うん……へーい……」

 

俺は大人しく電話を切りユリの方を見る。

 

ユリ「どうしたの?」

 

祥平「まぁ…母さんが頑張れだとよ」

 

ユリ「はーい!」

 

こうして俺の妹、高田ユリが明日から俺と同じ高校に通うことをすると母さんからも言われた。……ユリは紗夜とは仲が悪いんだよな、俺のことになると………

 

~次の日の昼休みの屋上~

 

千聖「それで仲直りは出来たの?」

 

いきなりその話題か、まぁ、隠す用な事じゃないからな

 

祥平「少しだけど仲直りは出来ると思ってる。」

 

なら良いんだけど……そう言えば

 

千聖「昨日の血とかは大丈夫なの?」

 

祥平「あー、午前中に病院には行ったけど何も異常はなかったよ、単なるストレスによるものらしい」

 

千聖「ストレス?しょう君って何でそう言う事を相談しないの?」

 

祥平「俺も無意識にストレス溜まってたのしらんかったんだもん」

 

千聖「それなら無理しないようにね?」

 

祥平「おう……それで千聖」

 

千聖「どうしたの?」

 

……あかん、やっぱり無理だ!

 

祥平「いや、やっぱり何でも「そんな訳ないでしょ?」……いやでも」

 

千聖「しょう君はそうやって無理するでしょ?それに今のしょう君は疲れてる顔をしてるわよ?」

 

祥平「いやでも「だーめ!言いなさい!」……」

 

流石に恥ずかしいだろ?膝枕してくれって言えないからね?

 

千聖「ちょっと頭をかして!」

 

祥平「え!ちょっ!」

 

俺は強制的に千聖に膝枕をされた。

 

祥平「い!いや!待て!待って下さい!誰かに見られたらどうすんの!」

 

千聖「しょう君はほっといたら絶対に自分の中にしまいこむでしょ?」

 

祥平「いやでも」

 

千聖「でもじゃないでしょ?しょう君は本当に無理しないで」

 

私はしょう君の頭を優しく撫でてそう言う……

 

祥平「……やっぱり千聖には敵わないや……ちょっとこのまま寝ても良いかな?」

 

千聖「良いわよ。ちゃんと起こして上げるから」

 

祥平「そうか…なら……お休み………」

 

寝たわね……しょう君は最近疲れてたしたまには甘やかさないトネ♪

 

祥平「………」

 

やべぇ……背中がゾワっとしてきやがった……気のせいだよな?…………まぁ、いいや寝よう。

 

~放課後~

 

祥平「午後の授業出ないで寝てしまった。」

 

千聖「本当にごめんなさい。起こしたんだけど全く起きなくて驚いたわよ。」

 

祥平「いや、まじでごめん、俺も今日はまさかそこまで寝てしまうとは思わなかった……千聖は立てる?数時間もそのままにしちまったからさ」

 

千聖「……ダイジョウブヨ?」

 

めっちゃかたごとになってんだが……ちょっと試しに

 

祥平「本当か?正座だったんだぞ?ちょい」

 

俺は足を軽くツンとしてみた。

 

千聖「ひゃっ!」

 

………これは大人しく止めよう

 

千聖「………ちょっと来なさい」

 

やべ、終わった……

 

千聖「えい!」

 

祥平「ちょっ!いきなりこっちに抱き付くなよ!うわ!」

 

バランスを崩して倒れてしまった。千聖の仕返しがたまに洒落にならないんだが……

 

千聖「しょう君……」

 

顔が近い!しかもさ……胸が当たって色々不味いんだけど……俺が上を向いたらそんな顔をするなよ。

 

祥平「千聖さん?近いからちょっと「嫌よ」………どうしたの?俺も千聖にはいつも助けて貰ってたし何か相談乗るけど?」

 

千聖「……ちょっとこのまま抱き付いてて良い?」

 

祥平「でもちょっと体勢を変えて良いかな?横になってるのあれだから」

 

千聖「そうよね、分かったわ。」

 

1度起き上がり座った状態に直したんだがすぐに抱き付くって……本気でどうした?

 

祥平「千聖なにか悩みあるのか?」

 

やばい心臓がバックバックだぞ?

 

千聖「ちょっとストレスが溜まっちゃったからしょう君に抱き付いてたら落ち着くのよ」

 

祥平「そっか……気の済むまで良いよ」

 

……もうどうにでもなりやがれ。

 

千聖「ありがとね………」

 

ストレスとかなら仕方ないのかな?でも……千聖がストレスって何にそんな風になったんだ?

 

祥平「世の中分かんねぇな」ボソ

 

千聖「……」

 

ストレスって言うのは確かにあるわよ?でもこうやってればしょう君の体温を感じてられるから良いのよ。………でもね、1つだけストレスがあるかと言われると……しょう君って何でなのかしらね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何で他の女達とハナスノ?

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第6話 普通が良いな⑥」

まじですいません……まじで遅くなりました。実は最近前の小説もそろそろ進めないといけなかったのでこちらは遅くなり申し訳ありません!そしてお気に入りがいつの間にか60人いっててビックリしましたね(・・;)
バンドリで新しいバンド出ましたね!それを出すかはまだ秘密ですね(笑)それでは次回まで待ってて下さい!




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第6話 普通が良いな⑥

作者「前回のあらすじ……」

千聖「しょう君どこ?」ハイライトオフ

作者「あ!あっちです!」

千聖「ありがとね♪」ハイライトオフ

作者「………紗夜さんとは少しだけ仲直り?が出来たけど千聖のストレスで凄い抱き締めているが少しずつ様子がおかしい?」

日菜「千聖ちゃん何か手に持っちゃいちゃいけない物があるよ?」

作者「ん?……いや待て!何でメダガブリューがあるの!それはまじで洒落にならないから!」

紗夜「止めた方がいいのでは?」

日菜「るんってするかな♪」

千聖がヤンデレになるまで……後2日

作者「それでは本編どうぞ!」


放課後は特にやる事なく帰ったけど先生に午後の授業を出なかった事で叱られた。それが終わったから今は家に帰っている。千聖は用事があるらしいので帰った。

 

祥平「………」

 

帰ったら今日は何をするか?んー………メールだ、日菜ちゃんか?えーと何々?

 

お兄ちゃん!今暇だよね!暇でしょ!ちょっと家に来て!面白い物あるから!絶対に来るように!利奈ちゃんには話しといたから!

 

祥平「姉さんには話したって一体何をするんだよ、たく、行くか……」

 

俺は氷川家に向かうんだがこの後の数時間大変な目にあうとは俺はこの時には思ってなかった。

 

~氷川家前~

 

祥平「………よくよく考えたら紗夜とはまだ微妙な感じなのに日菜ちゃんに呼ばれるのも何か嫌な予感するな……」

 

俺はインターホンを押そうとしたが日菜ちゃんが出てきた。

 

祥平「何で分かった?」

 

日菜「お兄ちゃんが来るのは大体は分かってたからね!」

 

自信満々に言うな、それより話しを聞くか。

 

祥平「んで何で呼んだ?」

 

日菜「お兄ちゃん明日学校お休みでしょ?お姉ちゃんから聞いたから今日は泊まって貰うね!」

 

おーと用事を思い出したなぁ~あーーーーーー!

 

~日菜の部屋~

 

祥平「それで何がしたいんだ?」

 

日菜「今からお姉ちゃんの部屋に行って貰いまーーす!」

 

………は?

 

祥平「いやいやいやいやいや!紗夜に殺される!それだけは無理だろ!」

 

日菜「お姉ちゃんには了解を貰ったから大丈夫だよ!」

 

いや絶対に了解してないパターンだろ!親とかいないのか!

 

日菜「お母さん達なら今日は帰って来ないって連絡あってお兄ちゃんのことを話したらOK貰えた!」

 

うっそだろおい……

 

祥平「おい!引っ張るなよ!日菜ちゃん!ちょっ!」

 

~紗夜の部屋~

 

待て待て待て待て待て待て!日菜ちゃんに引っ張られて連れて来られてしまったんだけど!

 

祥平「取り敢えず出なくちゃ……あれ?開かないんだが?」

 

…………!、おい!開いてくれ!何で開かないんだよ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!

 

祥平「いや言ってる場合じゃねぇよ!何で開かないんだよ……ん?玄関が開く音?………紗夜が帰って来たのか?」

 

………まずい!流石にこれはあかん!何とかして!

 

祥平「上がって来てる……どうす……」

 

やばい終わった……この後俺はどうなるの……

 

紗夜「な、何をしているのかしら?」

 

怒ってるよな?こ…これはヤベーイ!

 

~祥平side end~

 

~紗夜side~

 

日菜からメールで聞いたけどあの人が泊まりに来るのね………私はどんな顔をすればいいのかしら……

 

紗夜「そう言えばちょっと準備があるから少し遅れて帰って来てと言っていたけど?………少しぶらっとしてから帰りましょう。」

 

そう、この時の私は知らなかったまさか彼とあんな事になるとは思っていなかった。

 

~数十分後の氷川家前~

 

紗夜「さてと少しどころではなく思い切り散歩してしまったわね」

 

私は自分の部屋に鞄を置きに行ったのけれど……

 

紗夜「な、何をしているのかしら?」

 

部屋のドアを開けたら彼が何故かいた……

 

~紗夜side end~

 

祥平「えっと……紗夜さん鞄を投げようとしないでくれませんか!」

 

紗夜「それなら何故いるのですか?」

 

笑ってない!笑顔だけど笑ってないからあかん!……でも紗夜とはこのまま普段通り話せたら良いんだけどな……

 

紗夜「それより貴方は身体の方は本当に大丈夫なの?」

 

祥平「ん?何が?」

 

紗夜「あの時の放課後に口から血を出していたでしょ?」

 

そう言えばいってなかったか?まぁ~隠すことじゃないけどな

 

祥平「病院での診断はストレスって言われたからストレスを溜めない用にはするつもりだ。」

 

紗夜「ストレスならいいのですが……それより私の部屋に何故いるのか教えて下さい?」

 

心配してくれたのは嬉しいんだが普通にそうだよねぇ~

 

祥平「実は日菜ちゃんに案内されました……」

 

紗夜「後でちゃんと説教でもしないと駄目ね……」

 

………あれ?これは気まずいなんてレベルじゃねぇ……

 

祥平「あー…はしっこにいるよ、流石に迷惑だし」

 

と俺がはしっこに移動しようとしたら裾を掴まれていた。

 

祥平「えーと紗夜さん?何でしょうか?」

 

私は少しずつでも……彼と

 

紗夜「迷惑なんて思ってないですよ……」

 

祥平「いやでも「でもじゃありません!」えー…」

 

紗夜「えー…じゃない!」

 

2人『………』

 

祥平「ぷっ…」

 

紗夜「ふふ…」

 

2人は何処か楽しそうな顔をしていた。少しだけ仲が戻ってるのかもしれないわね………祥平も紗夜ちゃんとちゃんと仲直りしなさいよ……

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第7話 普通が良いな コラボ編」

かなり遅くなり申し訳ありません!ちょっとリアルで色々ありすぎて暫くバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?を投稿が遅くなりました。お気に入りがまさかこんなにされるとは思ってなかった。お気に入り登録して頂きありがとうございます!
それで次回はあんどぅーサンシャインさんとのコラボ回になります!


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第7話 仮面ライダークイズ勝負! コラボ編①

作者「今回はコラボ編!ちょっと今回はストーリーとは全く関係ないのです。少し平和なクイズ大会でやろうと思います。」



~???~

 

祥平「手紙を読んでここに来たけど何が始まるんだ?」

 

暗い中で何とか歩いてるんだけど次の瞬間いきなり明るくなった!

 

利奈「皆さん集まりましたね!それではここに来ている人達に入場して頂きます!まずは!あんどぅーサンシャインさんの所からの主人公!柊結愛さん!どうぞ!」

 

結愛「柊結愛!参上!今日はよろしくお願いします!」

 

やばい殺気を感じるが同時に……観客のうおおおお!って凄いな、何か千聖っぽい人が結愛さんの方を見ながら泣いてるし………俺なにをした?

 

利奈「そして!我らの主人公で私の弟!高田祥平!」

 

祥平「高田祥平が来た!こちらこそ今日はよろしくお願いします!」

 

と言ったその時にいきなりナイフ数本飛んで来た。

 

祥平「ナイフ飛ばすとか馬鹿だよな?」

 

俺はそのまま全部のナイフを指に挟んで止める。

 

祥平「……このナイフを投げた奴は………おっと……」

 

俺は後ろからの攻撃を避けるがその人物に結愛さんが驚いてた。

 

結愛「千聖!あんた!何してるの!止めなさい!」

 

成る程な、こっちのじゃなくてコラボ先の千聖か……

 

千聖「結愛…そうはいかないの、結愛の近くにはいさせない!私の結愛なのにね?」

 

………こいつは俺でも少しめんどくさいぞ?

 

結愛「いや!さっさと帰れ!今日は平和に楽しみたいんだから!」

 

うわぁ~マジで嫌になるよな……あんな風に人って変わるのか?

 

千聖「ほら帰るわよ!」

 

結愛「嫌だ!」

 

千聖「帰る!」

 

結愛「い・や・だ!」

 

凄い大変そうだな……ん?睨まれた?

 

千聖「……ならそこのゴミ虫!」

 

千聖が祥平さんの方へ指を差しながらゴミ虫と呼んだ。

 

祥平「ん?ゴミ虫?俺が?はっーはっはっはっ………誰がゴミ虫だ?」

 

利奈「………」

 

その呼び方は完全にアウトだよ。千聖ちゃん無事な事を祈るね。

 

祥平「んーとそっちらの千聖さんや俺はあんまり女性にキレる事はなかったんだがそのゴミ虫って呼んだ事を謝るなら今だぞ?」

 

ごめん、千聖ちゃん無事にはすまないかもしれない………ほら構えて壁目掛けてやろうとしてるよ……

 

千聖「へぇ?もし謝らなかっ………え?」

 

後ろの壁を見たら穴が空いていた……え……え?どうやった?

 

祥平「物なんて使ってないぞ?ただのパンチだぞ?」

 

ただのパンチであんな離れてる壁に穴を開けられるの普通?いや普通じゃないよね!

 

祥平「因みにあれ人のにも出来るぞ?それでもう一度聞くぞ?謝るなら今だぞ?」

 

結愛「……」

 

私は思った……この人は怒らせたら本当にやばい人だよ。だってさ、更にさ…レンガを片手で破壊するとかもう人間じゃないでしょ…あれ……

 

祥平「……」

 

千聖「ご…ごめんなさい……」

 

千聖が素直に謝った…だ…と…

 

祥平「姉さん!始めてくれ!」

 

全く無理矢理なやり方だけど謝らせるとは相変わらずだなぁ~流石は私の弟!

 

利奈「それでは第1回コラボ!仮面ライダークイズ大会を始めます!」

 

結愛「クイズ大会?」

 

利奈「ルール説明はあるから安心してね!」

 

第1回コラボ 仮面ライダークイズ大会ルール説明

 

・クイズに正解したら1ポイント貰えます。(ボーナスクイズでは3ポイント貰えます。)

 

・互いにホワイトボードに答えを書く。(書かなかったらポイントマイナス1します。)

 

・相手に手を出してはいけない。(手を出したらポイントマイナス2します。)

 

利奈「今の所はこの3つを守って貰います!因みにポイントが多い方には豪華な景品が出ます!」

 

それって大丈夫なのか?

 

祥平「姉さん?これ問題は何個あるの?」

 

利奈「全部で15問!」

 

マジで言ってんのか……ん?結愛さん?

 

結愛「負けないからね!」

 

そう拳を前に突き出していたので俺もそれにあわせて拳を軽くコツンとやる。

 

祥平「おう!」

 

こうして俺と結愛さんとのクイズ勝負が始まろうとした。

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第8話 仮面ライダークイズ勝負! コラボ編②」


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第8話 仮面ライダークイズ勝負! コラボ編②

作者「前回のルールを1つ変更になりました。失礼しました。」

・ホワイトボードに答えを書く。(書かなかったらポイントマイナス1します。)←早押しは無理な為これに変更しました。

作者「因みにクイズは分かりやすいのにしてるのとマニアックになります!」


~ステージ~

 

利奈「それでは最初なので簡単な物から!第1問!」

 

・契約モンスターがいない仮面ライダー龍騎がソードベントを使いました。そしてミラーモンスターに突っ込んで行きました。果たしてどうなったでしょうか?

 

祥平「これか……あれだよなぁ~」

 

結愛「これは簡単だねぇ~」

 

2人はホワイトボードに字を書いている。

 

利奈「さぁ!書けたら回答をどうぞ!」

 

祥平の回答

 

あ!折れたぁーー!

 

結愛の回答

 

あ!折れたぁーー!

 

利奈「2人とも正解!」

 

祥平:1ポイント

 

結愛:1ポイント

 

祥平「よし!」

 

結愛「でも外したら恥ずかしい所だったなぁ~」

 

利奈「それでは第2問!」

 

・仮面ライダーディケイドの色はピンク色?それとも違う色?

 

利奈「さぁ!これはどうかな!」

 

祥平「おい!途中ここの小説タイトルになってるぞ!」

 

結愛「凄いタイトルだなぁ~」

 

2人はそう言いながらホワイトボードに答えを書く。

 

利奈「それでは回答をどうぞ!」

 

祥平の回答

 

マゼンタ

 

結愛の回答

 

マゼンタ

 

利奈「2人とも正解!それじゃあ!どんどん行くよー!第3問!」

 

・仮面ライダーカブトの2号ライダーは誰?

 

結愛「これは決まってるかな?」

 

祥平「……これもしかして?」

 

多分だがこれあっちだよな、本来そうだったけど何か出てこなかったもんな……

 

利奈「さぁ!書けたかな!回答をオープン!」

 

結愛の回答

 

仮面ライダーガタック

 

祥平の回答

 

仮面ライダーザビー

 

利奈「祥平が正解!」

 

結愛「え!嘘ぉ!」

 

これはマジで良く考えないと間違える。確かにガタックなんだけど本来はザビーが元々2号ライダーだったがいつの間にかザビーの変身者いなくなったもんなぁー

 

祥平のポイント3

 

結愛のポイント2

 

利奈「今は祥平が1つリード!果たして結愛ちゃんは勝てるのか!」

 

結愛「絶対勝つ!」

 

流石に姉さんの意地悪だなぁ~俺も流石に卑怯だと思うが……仮面ライダークロスが分からない人は後で読んで見て下さい!

 

利奈「第4問!」

 

・仮面ライダージオウでオーマジオウに膝をつかせたのはジオウ○○○○○ →○が当てはまる物は何でしょうか?

 

祥平「これは分かる!」

 

結愛「あれしかない!」

 

2人は素早く答えを書いていた!

 

利奈「それでは回答をどうぞ!」

 

祥平の回答

 

トリニティ

 

結愛の回答

 

トリニティ

 

利奈「両者正解!まだまだ行くよー!第5問!」

 

・ワインで変身する仮面ライダーの名前は?

 

祥平「あれだーーー!」

 

結愛「しゃーーー!」

 

2人は徐々にヒートアップしていた。これ大丈夫なのか?

 

利奈「回答をどうぞ!」

 

祥平の回答

 

仮面ライダーG

 

結愛の回答

 

仮面ライダーG

 

利奈「両者また正解!ではボーナスクイズ発動!これに答えられたら3ポイント貰えます!第6問!」

 

・仮面ライダー電王のイマジン、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス同時に入ったフォームは何でしょう?

 

祥平「これは……待ってあれ?どうだったけ?」

 

結愛「貰った!」

 

利奈「それでは回答をどうぞ!」

 

祥平の回答

 

ライナーフォーム

 

結愛の回答

 

クライマックスフォーム

 

利奈「結愛ちゃん正解!祥平との差が出来たぁーーー!」

 

祥平「ウソダドンドコドーン!」5

 

両手と膝をついて祥平はショックを受けていた。それは仕方ない、頑張れ!

 

結愛「よし!」7

 

利奈「まだまだ終わらないよぉー!第7問!」

 

・仮面ライダーエグゼイドでめっちゃキャラ崩壊したのは誰でしょう?

 

祥平「これは貰ったぞ!」

 

結愛「まぁ~あれは流石に凄かったもんねぇ~」

 

利奈「回答をオープン!」

 

祥平の回答

 

・檀黎斗

 

結愛の回答

 

・檀黎斗

 

利奈「両者正解!第8問!」

 

・仮面ライダー鎧武が巨大なインベスに予想外な防御をしました。さぁ、何でしょう?

 

祥平「これ……覚えてる人いるのか?」

 

結愛「確かに……」

 

2人はゆっくり書いている。確かにこれはちょっと特殊だねぇ~

 

利奈「では回答オープン!」

 

祥平の回答

 

・オレンジスカッシュをしてオレンジを頭に戻して回転させて防ぐ。

 

結愛の回答

 

・オレンジスカッシュをしてオレンジを頭に戻して回転させて防ぐ。

 

利奈「2人とも正解!」

 

祥平のポイント 7

 

結愛のポイント 9

 

利奈「さぁ!……次回に続きます!」

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第9話 仮面ライダークイズ勝負! コラボ編③」

次でコラボラストになります。果たしてどちらが勝つのか!


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第9話 仮面ライダークイズ勝負! コラボ編③

作者「さぁ!今回でラストクイズ!果たしてどちらが勝つか!」


利奈「さぁ!今の2人のポイントは!」

 

祥平のポイント7

 

結愛のポイント9

 

祥平「2ポイントの差か……勝てんのか?」

 

俺はそう考えてたら結愛さんがこっちに声をかけてきた。

 

結愛「このまま絶対に負けないからね!」

 

祥平「おう!こっちもだ!」

 

祥平……これで負けたらあんたは後が大変だから気を付けてねぇ~

 

利奈「では第9問目!」

 

・仮面ライダーウィザードは1度魔法が使えなくなり変身も出来なくなりましたが晴斗の涙から産まれた指輪は何リングでしょう?

 

祥平「待って、俺、その時からウィザード見逃したから………わかんねぇ!」

 

何だっけ!何かめっちゃ銀色のフォームだよな?……全然覚えてない!

 

結愛「やっぱりあのリングだよね?」

 

利奈「祥平はこれ覚えてるかなぁ~?そして結愛ちゃんはやっぱり分かるよね……」

 

待ってウィザードまじで見た記憶があまりないんだけど……

 

利奈「それでは2人とも回答オープン!」

 

祥平の回答

 

・無限リング?

 

結愛の回答

 

・インフィニティリング

 

利奈「結愛ちゃん!正解!」

 

インフィニティかー!その時には見逃したから忘れてるとかの問題じゃないだろ!

 

結愛「これは流石に負ける気がしない!」10

 

祥平「本気でやべぇ……」7

 

利奈「それでは第10問目!」

 

・仮面ライダーディケイドには謎の映画PVがあった?なかった?

 

結愛「これは流石に衝撃的過ぎるから忘れないよ」

 

祥平「あれはあれで見てみたかったかもな……」

 

2人は流石にこれは分かるか……

 

利奈「回答オープン!」

 

祥平の回答

 

・あった

 

結愛の回答

 

・あった

 

利奈「2人とも正解!」

 

結愛「だよね、あの謎の最終回にあの映画のPVには驚いて良く覚えてる。」11

 

祥平「俺も同じだよ」8

 

利奈「それじゃあ!第11問目!」

 

・仮面ライダーオーズの最終回で使われた3つのコンボは何でしょうか?

 

祥平「3つのコンボか……あれだな!」

 

結愛「あれも最終回は良かった!これは流石に分かる!」

 

2人はホワイトボードに書く、果たしてどうかな?

 

利奈「では回答オープン!」

 

祥平の回答

 

・タトバコンボ、プトティラコンボ、タジャドルコンボ

 

結愛の回答

 

・タトバコンボ、プトティラコンボ、タジャドルコンボ

 

利奈「正解!」

 

祥平「良し!でもボーナスポイントないとやっぱり逆転無理そうだな……でもやれるだけやるぞ!」9

 

俺は拳を前に出してそう言う!

 

結愛「このままいけば優勝………頑張るぞ!」12

 

お客さん凄い声だな……俺も頑張らないとな!

 

利奈「第12問目!」

 

・仮面ライダーキバの本来の姿は?

 

結愛「誰もが予想外だったもんね」

 

祥平「俺も後から知ったけどびっくりしたわ」

 

2人はさらっと書く。

 

利奈「さぁ!回答オープン!」

 

祥平の回答

 

・エンペラーフォーム

 

結愛の回答

 

・エンペラーフォーム

 

利奈「正解!」

 

祥平のポイント10

 

結愛のポイント13

 

利奈「第13問目!」

 

・仮面ライダージオウの武器で登場が少なかったのは何?

 

祥平「絶対にあれだろ、悲しいが……」

 

結愛「うん、あれだね……」

 

これは分かるよねぇ~でも祥平、このままで大丈夫なの?

 

利奈「さぁ!回答オープン!」

 

祥平の回答

 

・ライドヘイセイバー

 

結愛の回答

 

・ライドヘイセイバー

 

利奈「2人とも正解!そのまま第14問目!」

 

・感情で発動する仮面ライダー名とフォーム名をフルで

 

祥平「遂にそんな書き方か……」

 

結愛「でも流石にわかるから、よし……」

 

これはどうなるかな?

 

利奈「さぁ!これは正解するかな!回答オープン!」

 

祥平の回答

 

・仮面ライダーゴーストムゲン魂

 

結愛の回答

 

・仮面ライダーゴーストムゲン魂

 

利奈「2人とも正解!それでは最後の問題はボーナス問題になります!今の2人のポイントは!」

 

祥平のポイント12

 

結愛のポイント15

 

利奈「このボーナス問題に正解したら10ポイント貰えます!」

 

祥平「これは勝ちたいな……」

 

結愛「問題次第では勝てる!」

 

利奈「ではいきます!」

 

・オーマジオウを継承した力でジオウは変身しましたがそのフォーム名は何でしょうか?

 

結愛「これは……」

 

祥平「前に映画を見たから分かる!これはあれだ!」

 

果たしてこの問題を2人は正解するのか?そしてどっちが優勝するのか!

 

利奈「それでは最後の回答オープン!」

 

祥平の回答

 

・仮面ライダージオウ オーマフォーム

 

結愛の回答

 

・仮面ライダージオウ オーマフォーム

 

利奈「2人とも正解!そして2人に10ポイント入ります!」

 

祥平のポイント22

 

結愛のポイント25

 

利奈「優勝は結愛ちゃんです!」

 

お客さんの歓声が凄かった、悔しいのもあったけど………楽しかったよ。ありがとう……

 

結愛「えっと……優勝?」

 

利奈「はい!優勝です!それではまずは豪華な景品!」

 

CSMアークル2個を結愛さんに姉さんが渡していた。あれってやばくない?2個とか……

 

結愛「あ!ありがとうございます!」

 

利奈「それではこれにて第1回!コラボ仮面ライダークイズ勝負を終了します!皆さんありがとうございました!」

 

~会場の外~

 

祥平「いや~久し振りに楽しめたぁ~、結愛さん今回のクイズ勝負ありがとうございます。」

 

結愛「こちらこそありがとうございます!………1つ質問良いですか?」

 

祥平「別に構いませんけど?」

 

結愛「アルビノを見ても何でなにも言わないの?」

 

その質問は覚悟してたけど……めっちゃ結愛さんの後ろから殺気がやばいだろ……でも俺の答えは決まってる。

 

祥平「確かに最初はちょっと戸惑いもあるにはあったけど……1番はやっぱり人の中身だとは思ってる。今の世の中、外見で差別とかする奴はいるかもしれないけど結愛さんの身近にはいるんじゃない?アルビノを気にしないって……その人達との時間を絶対に大切にして下さい……時間は永遠じゃないので……」

 

そう言えばそうだったかも……

 

結愛「時間は永遠じゃないか……少し千聖達との時間を大切にしなくちゃ駄目かもね……」

 

そう考えてたらもう時間が過ぎていた。

 

結愛「今日は本当にありがとうございました!また会えたら!」

 

祥平「会いましょう!」

 

俺はフォーゼの友達の証を結愛さんとする。こうして今日の出来事は無事に終わったのであった……

 

END




作者「最後のはちょっとお節介だったかな?あんどぅーさんとのコラボ編はこれにて終了します。あんどぅーさん!コラボをさせて頂きありがとうございます!」

祥平「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通? 第7話 普通が良いな⑦」


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第10話 普通が良いな⑦

作者「前回のあらすじ」

利奈「祥平は日菜ちゃんに呼ばれて強制的に泊まる事になる。」

祥平「まぁ~それでも少しずつだけど元の関係には戻れそう……と思ってる」

千聖「駄目よ♪」

『シャニングストライク!』

祥平「あっぶねぇーーわ!」

千聖「それともこれかしら?」

『オメガドライブ!』

祥平「待って!何でライダーの力を使えるの!」

千聖「答えは聞いてないわ!」

祥平「答えを聞けよ!」

千聖がヤンデレになるまで……後1日

日菜「本編にるんってゴー!」


~紗夜の部屋~

 

紗夜「……」

 

どうしましょう…私は……

 

祥平「おーい、紗夜さーん……」

 

どうやって仲直りをすれば良いの?彼は私と仲直りをしたいといっていたけど今更……

 

祥平「……」

 

めっちゃ悩んでるな……てか部屋から出たいしあの手で姉さんと日菜ちゃん絶対に来るからな……良し!

 

BGM(フュージョンライズ) *(ウルトラマンジードごと朝倉リクが変身する時に掛け声で流れてるBGMです。)

 

祥平「融合!」

 

紗夜「え、何でいきなり!?」

 

その時にドアが開かれ姉さんが左手を上に上げる。

 

利奈「行くわよ!」

 

祥平「アイゴウ!」

 

日菜「るんってきた!」

 

日菜ちゃんも左手を上に上げるのであった。

 

祥平「ヒア!ウィーゴー!2人とも覚悟しろぉぉぉぉ!」

 

2人『し、しまったぁーーーー!』

 

彼は日菜と利奈さんを追い掛けて部屋を出て行くのでしたが………大丈夫なのよね?何か走って来る音がしたと思ったら彼が戻って来ていた。

 

祥平「紗夜、少し外へ散歩に行かないか?昔の事を少し話しがしたいんだけど日菜ちゃんには話した事なんだが紗夜にも話そうと思ったんだ、もう逃げないって……」

 

日菜には話した事って何なの?それだけ大事なことなのよね……少しだけ怖いわ……

 

日菜「お姉ちゃん!」

 

紗夜「ひ、日菜!?」

 

突然だった紗夜の後ろから日菜ちゃんが出てきていた。待って、どうやって気付かれずに紗夜の後ろに行ったの?

 

日菜「お兄ちゃんの話しはちゃんと聞いて欲しいの、私も話しを聞いた時は驚いたけど聞かなかったら絶対に後悔する……」

 

紗夜「それはそうなんだけど、心の準備が出来て「お兄ちゃん!お姉ちゃんを連れていってね!」え!日菜!」

 

私は右手を彼に掴まれていた。

 

祥平「んじゃ日菜ちゃんの命令なら連れていくぜ!」

 

紗夜「ちょっと!そんな引っ張らなくても!」

 

お兄ちゃん……

 

利奈「日菜ちゃんどうしたの?」

 

日菜「お兄ちゃんとお姉ちゃんが2人きりで話すって外に散歩しにいったよ……」

 

そうなのね……もう覚悟して話すんだね……

 

利奈「日菜ちゃんもごめんね、まさかまたこんな事になるなんて」

 

日菜「神様も酷いよね、お兄ちゃんは助かったと思ったら、こんな酷い運命どうすれば良いの……」

 

日菜ちゃんは今にも泣きそうであった。私も悲しかった、辛かった。でも1番辛いのは作り笑いをしている祥平よね……紗夜ちゃん、お願いだから祥平を見捨てないで上げて………

 

~公園付近~

 

祥平「はぁ~、面白かったぜ!」

 

彼は笑いながら親指を立ててこちらに言うけど……

 

紗夜「走らなくても良かったでしょ…はぁ…はぁ……それで話しとは?」

 

一旦、深呼吸をして落ち着かせて話しをする心の準備をする………

 

祥平「んじゃ話すとしますか……」

 

あの笑顔からいきなり真剣な顔をしていた……何か凄く不安で悲しい顔をしていますね、あの時と同じ顔を………まさか?

 

紗夜「ちょっと良いかしら?」

 

祥平「どうした?」

 

もしまたあの時と同じ事を言ってきたら、私は彼とは……

 

祥平「紗夜、先に謝っとくな、ごめん!」

 

紗夜「へ?」

 

私は彼に突然抱き締められていた、しかも真正面から……

 

紗夜「な、なななな、と、突然何をするのですか!?///」

 

祥平「紗夜が震えていたから落ち着くまでこうする」

 

私……震えていたのね……でも何で貴方まで震えているの?

 

祥平「えっとな、このまま話すわ、この間さ病院に行ったんだよ」

 

あの時には千聖にストレスだと嘘をついたのは申し訳ないことを今、思ってる。

 

紗夜「そう言えば遅れて来ましたね?」

 

彼の手は何故か震えていた……

 

祥平「実は話すか最初は悩んだんだけどよ……俺さ……やべぇ、言おうと決心したのになぁー……」

 

私の顔に何か水滴が落ちて来て彼の顔を見てみたら涙を流していた……そして抱き締めていたのを止めて彼はベンチへ座るのでした。

 

祥平「紗夜……」

 

紗夜は俺の手を優しく掴んでいた。温かい……

 

紗夜「ゆっくり落ち着いてから話して下さい。」

 

彼は何かに震えていたのは何なのか、分からない、でも無理に聞くのも逆効果……なら落ち着いてから私は聞きたい……

 

祥平「………ありがとな、少しは落ち着いた。」

 

紗夜「本当にですか?」

 

紗夜は笑顔で言うけど笑ってない!逆に怖い……

 

祥平「本当だよ、話すから覚悟はしててくれ、実は病院で言われた事なんだけど………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また癌が再発した……」

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?第11話 普通が良いな⑧」


作者「次回から千聖さんが動きます……どうなるかお楽しみに!」


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第11話 普通が良いな⑧

作者「前回のあらすじ」

祥平「俺は再び癌が再発した事を紗夜に話した。」

利奈「作者ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!何をしてたのよぉぉぉぉぉぉ!」

『ジカンギレード!』

作者「待って!色々あってマジで小説に手が出せなかったんだ!許してくれ!」

紗夜「内容次第では許します。」

作者「どうも手がつけられない状態が何度もあって書けなかったけどようやく書きました。マジでごめんなさい。」

利奈「で?本当は?」

作者「YouTuber見てましぎゃあああああああ!」

そんな訳で千聖さん何ですが今回でヤンデレだそうと思いましたが次回に変更させて頂きます。

ガチで待ってた皆さんには申し訳ありません。ノンビリ投稿になるのでよろしくお願いします。


紗夜「え、癌って……嘘ですよね?」

 

俺は首を横に振ったんだが紗夜は両手で俺のほっぺを掴む。

 

紗夜「日菜や利奈さんには?」

 

祥平「話したよ。もうあの時みたいに1人になろうとはしない……」

 

震えている………そうですよね、治ったと思った病気が再発して治るのかも分からない。誰だって怖い、ただ祈るしかないと………

 

祥平「紗夜?」

 

紗夜「無事に癌が治りますように………」

 

手を握ってそう言うけど簡単には治るなんて思えない。でも俺は死にたくない……そう思うしかない……

 

祥平「くよくよしてもしょうがない!こんなんで暗くなるなんて俺らしくないな!こう言う時は楽しいことするか!」

 

無理して元気に振る舞ってますがやはり震えていますね……それなら私がやる事は1つだけですね。

 

祥平「ん?電話?誰からだ?ちょっとごめん」

 

電話の相手は日菜か利奈さんのどちらか?「はぁーーーー!」え?どうしたの!

 

紗夜「何がありました?」

 

祥平さんは電話を切り、私は聞きますがその答えにこの後、私まで驚いてしまいます。

 

祥平「病院の先生からなんだが」

 

紗夜「まさか、もう治らないと……」

 

祥平「間違えだって言われたよ……」

 

紗夜「間違え?それってもしかして?」

 

祥平「変わらず健康体だって言われた。」

 

そう教えたら一気に力が抜けて俺は地面に座る。

 

祥平「マジで心臓に悪い……こんな間違いとか流石にキレたい……でも…良かったーーーーーー!」

 

紗夜「本当に全くですよ……」

 

とまぁ、健康体なのはあってるけどマジであの医者め!

 

紗夜「思ったけどあの時の口から出てた赤い液体は何だったんですか?」

 

ある意味こっちも怒られました。テヘペロ!

 

祥平「本当のこと言うとあれ口の中を噛んだから痛めて血が出てました。待って!いや、俺も悪かった!だからさ、その手で何をするつもりだ!待って!いや待て!待てって言ってるだろぉぉぉぉ!」

 

俺は紗夜に数分ぐらいイタズラをされてしまう。

 

~数分後~

 

祥平「はぁ…はぁ…マジであんなイタズラ止めてくれ…はぁ…はぁ…」

 

紗夜「文句は言わせないわよ……」

 

祥平「流石に戻ろうか、日菜ちゃんや姉さんにも病院から連絡があったのを報告だな……」

 

姉さんは怒るけど日菜ちゃんはどうなんだろうか?

 

紗夜「ほら帰りましょう」

 

そう俺と紗夜は氷川家に戻って姉さん達に教えたんだが

 

~氷川家~

 

祥平「いででで!姉さん!痛い!痛いっつぅの!」

 

利奈「医者も悪いけどあんたもちゃんと疑いなさいよ!あの医者は信用出来ないんだから!」

 

姉さんのアイアンクローを喰らうけど姉さんのはマジで痛い!痛いから勘弁してくれ!

 

日菜「もっとやっちゃえー!」

 

祥平「待って!マジで離して!いだだだだ!」

 

アイアンクローが痛くてマジで泣きそうだぜ!畜生!

 

紗夜「利奈さん、流石にそこまでにしませんか?そろそろ晩御飯にしませんか?」

 

利奈「んー、それもそうだったね」

 

姉さんのアイアンクローからやっと解放された、姉さんのアイアンクローマジで苦手だから嫌なんだよな……

 

そして飯を食い終えた俺達は風呂とかに入り後は寝るだけ何だが明日は学校休みなんだよな、てかよぉ!

 

~紗夜の部屋~

 

祥平「何で紗夜の部屋に入れるんだ!日菜ちゃん!おーい!………」

 

俺は頭を抱えて突っ込むしかなかった。まさか日菜ちゃんにここだよって部屋に連れて来られたんだがまた閉じ込められた。

 

祥平「よし俺は床で寝るから、おやす「そんなの駄目に決まってるでしょ!」えぇ~」

 

紗夜「えぇ~、じゃない!風邪を引かれても私が困るわよ。」

 

祥平「いや…別に大丈夫だよ、俺はそんな簡単……えっと紗夜さん?」

 

紗夜さん、笑ってない!笑顔だけど笑ってないから、止めて!

 

紗夜「良いからここに来なさい」

 

祥平「だから!……分かったから!その顔で睨まないで下さい!」

 

結局紗夜の布団で一緒に寝る事になったが流石に距離を開けている。流石に理性を保たないとあかん……

 

紗夜「………祥平、ちょっと良いかしら?」

 

祥平「どうした?」

 

紗夜「手を…握って…貰って……良いですか?」

 

祥平「別に構わないけどどうした?」

 

紗夜「昔はこんな風に寝てたのを思い出していたら握って欲しいと……駄目でした?///」

 

顔を真っ赤に恥ずかしそうにしていた紗夜に俺は何処か安心をしていた。

 

癌だって言われて絶望したけど医者が間違えて別の人を見ていたって言われた時は怒りもあったけど……再発しなくて良かった……

 

祥平「良いよ、ほれ」

 

俺は紗夜の手を掴み、そのまま寝ることにした。

 

紗夜「祥平の手はやっぱり温かくて安心するわ……」

 

祥平「何か小さい時を思い出すな、紗夜がお化けにビビって寝れなくて俺の手を握って寝たよな~」

 

紗夜「そんな恥ずかしい事は思い出さなくて良いから!///」

 

本当に元の生活に戻れて良かったよ、本当に……

 

紗夜「何で泣くの!どうしたの!」

 

え?俺が泣いてる?

 

祥平「え?どうして?おかしいな、はははは、紗…夜…?」ポロポロ

 

紗夜は起き上がって俺を起き上がらせて強く抱き締めていた。

 

紗夜「もう強がりなんていらない、祥平はここまで本当に頑張ったわよ、だから今は泣いて構わない……」

 

紗夜に言われた祥平は今まで抑えていた気持ちの理性が外れて大泣きをする。

 

とても辛かった、寂しかった、怖かった、死にたくなかった、いっぱい俺を不安にさせていたが紗夜の言葉でもう素直に泣くことしか出来なかった。

 

~数十分後~

 

祥平「すげぇ~恥ずかしい、子供みたいに泣くとは思わんかった。」

 

紗夜「1人で辛くなったらまた話しは聞くわよ」

 

祥平「その時は頼むわ」

 

祥平の支えになるなら私は……

 

祥平「寝るか?」

 

紗夜「そうね……」

 

回りの人なんて……

 

~千聖の家~

 

千聖「………」

 

明日しょう君に会えるかしら?ちょっと色々言いたい事があるけどもう我慢なんて出来ないわよね?出会ってからずっと側にいたいのに紗夜ちゃんや日菜ちゃん、利奈さんや他の奴らをしょう君から離れて貰わないといけないわ。

 

もし更に女の子と話してたら私はもう実行するしかない……

 

千聖「無理矢理にでもヤルシカナイ……」

 

~次の日~

 

利奈「お邪魔しました、紗夜ちゃん……日菜ちゃん……これからも家の弟と仲良くして上げてね♪」

 

紗夜「当たり前ですよ、祥平が嘘をつこう何てしない筈ですよ♪」

 

紗夜の笑顔が怖い、いつもより怖いからね!

 

日菜「そのつもりだよ!お兄ちゃんとはずっと仲良くするつもりだよ!」

 

あん時みたいにはしないつもりだけど昨日の紗夜の表情は何か……怖かったの気のせいだよな?別に何もなかったし……

 

祥平「また学校でな、日菜ちゃんもまた遊べた時にな」

 

日菜「うん!」

 

日菜ちゃんの笑顔はマジで癒されるな、たまに日菜ちゃんにも頼もう……

 

祥平「んじゃ姉さん行こう」

 

利奈「だね、じゃあね!」

 

何ででしょうか、胸あたりがムカムカする……利奈さんや日菜と喋ってても大丈夫ですが何故か他の女達を創造したら制御が出来る気がしません……

 

~祥平と利奈の方~

 

祥平「ヴェックション!誰か噂でもしてんのかな?」

 

利奈「それで風邪引いたは無しね?」

 

祥平「分かってるよ………」

 

でも何か嫌な予感がするのは気のせいだよな?

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第12話 普通が良いな⑨」

いよいよ次回から千聖さんが動く!


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第12話 普通が良いな⑨

作者「前回のあらすじ!」

祥平「癌だと思ったら医者からの連絡で間違いだと教えられて俺と紗夜は安心したけど利奈姉さんと日菜ちゃんにも怒られた。」

千聖「しょう君、今度こそは逃がさないわよ♪」

祥平「嫌だぁぁぁぁぁぁ!」

日菜「千聖ちゃん相変わらずだね~♪るんっとするね!」

祥平「るんってしねぇぇぇぇぇぇ!来るなぁぁぁぁぁぁ!」

紗夜「本編が始まります。それではどうぞ」

祥平「見捨てないでくれ!」


紗夜の家で泊まってから数日たってから何か様子がおかしかった。

 

~夜の公園の付近~

 

祥平「んー」

 

マジで昨日からなのか視線を感じる……

 

祥平「気の……せいだよな?……」

 

取り敢えず俺は歩き始めるんだが後を着けてる?………

 

祥平「誰だ!……」

 

後ろを振り返っても誰もいなかった。何なんだよ、一体……

 

その日は帰ったがついてくる気配はなかった。

 

~次の日の学校の屋上~

 

祥平「………」

 

やべぇ視線を感じてから全く寝れてないな……

 

千聖「どうしたの?」

 

祥平「ん?千聖か、いやちょっとな」

 

てかまたスカートの中が見えそうであぶねぇよ。

 

千聖「何か悩んでるの?」

 

~千聖に説明中~

 

千聖「誰かの視線を?それってストーカーじゃないの?」

 

祥平「俺も実際それなのかって疑ってはいるけど何も俺に何もしてきてないから困ってんだよな……」

 

千聖「そうなのね、それは大変ね」

 

………この胸騒ぎは何なんだ……

 

千聖「それより私のスカートの中を見た♪」

 

あ、ばれてるし怒ってるわ……

 

祥平「見てないよ~」

 

千聖「目が泳いでるわよ♪」

 

祥平「悪かったからその手でくすぐろうとするな!」

 

~夕方の学校帰り~

 

祥平「今日の晩飯のおかず買いに行けってマジでなんのつもりだよ、もう……」

 

たくよー姉さんはいきなりなんだからよー……ん?またか?

 

祥平「!、誰だ!俺の後をつけているのは!」

 

マジで紗夜の家に泊まった次の日から精神的におかしくなりそうだ……

 

???「やっぱりもう駄目かしらね……」

 

祥平「お前だったか……千聖」

 

電柱の柱から出てきたのはやっぱり千聖だった……

 

千聖「何で分かったのかしら?」

 

祥平「千聖は何がしたいんだ?俺に何を求めてるんだ?…!、いきなり何をすんだ!」

 

千聖に押され壁に寄せられていた。

 

千聖「他の女と一緒にいるのを見てていつも吐き気がしたわよ!何で今更になって私以外の女といようとするの!貴方は癌だった頃に誰にも頼ろうとしなかったのに何で本当に今更!」

 

昔は確かにそうだった。でも日菜ちゃんや紗夜そして千聖のお陰で今は1人になろうとは思ってない!

 

祥平「昔の頃とは違う!もう1人でいるのは寂しいんだよ!それを誰もより千聖が教えてくれただろ!」

 

それはそうね、でもね……もう我慢なんてしないわ!

 

祥平「おい!何するんだ?」

 

千聖の両手を掴み抵抗するが千聖の力強くない?

 

千聖「しょう君をこの手にするならどんな事もする。」

 

祥平「!、うおっと!」

 

ス、スタンガンだと!マジでやばいぞ、これ……

 

千聖「私から逃げる気?」

 

祥平「流石にスタンガンだけは勘弁だわ!……んじゃ!」

 

流石はしょう君……でもね、私はそんなんじゃ諦めないわよ!

 

~夜~

 

祥平「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

どうするか、今の千聖はいつもと違う……姉さんに相談してもこれは難しい………

 

千聖「何処にいるのかしらね?スタンガンは止めて上げるからね~」

 

スタンガン持ちながら言う言葉じゃねぇ、マジで千聖どうしちまったんだよ……んだよ、邪魔をすんなよ……肩をポンポンするなっつうの……だぁーー!

 

祥平「もう邪魔をするなって!」

 

千聖「み~つ~け~た~♪」

 

ぶっな!今のはガチでギリギリ過ぎるだろ!まさにギリギリチャンバラだな!はい!アルトじゃ~ないとぉ~!うわっと!

 

千聖「しょう君のギャグは後でね~♪」

 

祥平「しれっと心を読むんじゃねぇよ!あぶね!」

 

スタンガン何とかしないと話しが出来ない……

 

千聖「じっとしてなさいよ……」

 

祥平「それは断るぞ!」

 

走って逃げようとしたが千聖の動きが速すぎるだろ!うお!

 

祥平「あぶね!」

 

マジでしつこい………これってヤンデレとかじゃないよな?でもヤンデレとしか思えない。

 

千聖「ふっふっふっ!」

 

祥平「その笑い方は気持ち悪いぞ、流石に……」

 

千聖「少し黙らせた方が良さそうね?」

 

参ったな……どうすっか……ダッシュしたいけど追い付かれるしな……

 

千聖「大人しくするのが懸命な判断よ?」

 

祥平「大人しくしたいけど千聖がスタンガン持ってる以上は無理な相談だな」

 

千聖「なら問答無用にやるわ!」

 

あー仕方ない!こう言うのにはあれだ!

 

祥平「スタンガンを捨てろ!じゃねぇと大嫌いになるぞ!」

 

千聖「調教するから大丈夫よ?」

 

調教って言った!調教って言いやがった!怖いよ!

 

祥平「おい!んなの更に嫌だわ!」

 

千聖「へいき、へっちゃよ!」

 

祥平「それは千聖が言う台詞じゃない!」

 

マジで千聖が壊れたんじゃないのか?

 

千聖「壊れてないから安心しなさい♪」

 

祥平「だから心を読むな!」

 

千聖「愛の力よ!」

 

いや、え?えー、それは流石にドン引きだわ。マジ引くわー……

 

千聖「そんな顔をしない!」

 

祥平「だから止めろ!もう今日は急いでるんだから邪魔すんな!」

 

千聖「内容次第では止めて上げる」

 

あー、まだまともか……

 

祥平「姉さんに買い物を頼まれて「はい駄目よ」うぉい!」

 

千聖「他の女の所なんかに行かせないわよ!」

 

いや待ってまともじゃないよ!そしてスタンガンをしまってマシンガン出して来やがったよ!

 

千聖「あははははは!」

 

怖い!マジで怖いよ!笑顔だけど笑ってないから本気で怖い!

 

千聖「逃がさないわよ~?」

 

祥平「止めて!本気で怖いから!」

 

これから祥平は千聖との鬼ごっこがはじ「始まらねぇからな!」いや、始まります。

 

祥平「んなのごめんだぁーーーーーーーーーーー!」

 

千聖「逃がさないわよ?」

 

ひぇぇぇぇ!何でそんな忍者みたいに速いの!あれか!仮面ライダーシノビか!刃の心を合わせてシノービー!

 

千聖「忍者じゃないわよ……それより逃げないで大人しくしなさい♪」

 

ごめん、みんなこれにてこの作品は今日で最終回みたいだ。あの世でまた会おうぜ!

 

千聖「いや終わらないからね?と言うかメタいわよ!」

 

祥平「だからしれっと心を読むんじゃないよ!あれれぇ~?おかしいぞ~?」

 

千聖がいつの間にか俺の首を掴んで引っ張られる。待ってくんない?逃げられないぞ?

 

千聖「逃がさない用に力を入れてるから諦めてね?」

 

祥平「離せ!離すんだ!」

 

千聖「答えは聞いてない!」

 

祥平「答えを聞けよぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

こうして俺は千聖から逃げる生活が始まってしまう。

 

祥平「俺……無事に逃げられるのか?」

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第13話 普通が良いな⑩」



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第13話 普通が良いな⑩

祥平「前回のあらすじ!俺は千聖に追われてる!以上!」

千聖「安心しなさいよ、逃がす気はないわよ?」

祥平「俺は掴まりたくない!それでは本編どうぞ!」

千聖「あ!待ちなさい!」

紗夜「……無事に逃げれるのかしら?」

利奈「へいき、へっちゃら!だから大丈夫でしょ?それでは本編どうぞ!」



~高田家~

 

利奈「遅い……遅すぎる……」

 

何か無ければ良いけど……まぁー最終的に遅かったら連絡するから良いかな?

 

~その頃の祥平~

 

祥平「しつけーーーー!」

 

俺はあれから1時間も走って千聖から逃げてるんだけどマジで体力が化物レベルだろ!

 

祥平「くっそ!」

 

まっさか…きったぞ、来たぞ!アラレちゃん!なんてないよな?

 

千聖「あるわよ?」

 

祥平「いや!いやいやいやいやいや!何で直ぐに追い付いた!」

 

どうやって来た!?マジで速いぞ!

 

千聖「愛があれば何でも出来るのよ!」

 

祥平「そんな愛は認めねぇ!」

 

と俺はこれを毎日ずっと鬼ごっこ状態なのだ。俺いつそんなフラグ立てた?

 

千聖「フラグは立てて無いわよ?」

 

祥平「また心を読むな!うお!」

 

掴まったら絶対に嫌な予感しかしねぇ!てかスタンガンをまた持ってるのかよ!

 

千聖「ほら安心しなさい、祥平は私と一緒にいるのが決定事項よ?」

 

祥平「だから嫌だって言ってるだろ!」

 

千聖「問答無用よ!」

 

はぁ~、師匠にはもしやばかったら使えって言ってた方法で対抗するしかなさそうだな……これ今の千聖にやって後で殺されるのは覚悟しとこう……

 

祥平「千聖、お前が悪いんだからな!」

 

千聖「何を言って!」

 

と俺は千聖に足払いをし地面に押し倒そうとした!

 

祥平「やべ、ミスった!」

 

千聖の腕を抑え着けるつもりだったんだが間違えて胸を触ってしまった……

 

千聖「えっと、しょう君?」

 

祥平「す、すすすすすまん!わざとじゃないんだ!」

 

土下座をしたけど少し顔を上げてみたら千聖の顔はみんなに見せられない顔をしていた、めっちゃ興奮していた。

 

千聖「謝らなくて良いのよ、だから今のもう1度!」

 

祥平「やらん!絶対にやらないからな!」

 

やっぱり手強いわね、でも諦めないわ!

 

千聖「今日はこの辺にしとくけどまた明日から追い掛けるからね♪」

 

そう言いながら千聖は静に帰って行った。

 

祥平「こ、怖かった……何なのマジで?あの千聖があんなストーカー見たいな事をするとは思わなかった……」

 

これを誰に相談するか、でもそれで大変な目に会ったら大変だもんな……「あれ?高田先輩なにしてるんですか?」ん?この声って……

 

祥平「あれ?沙綾か、どした?」

 

沙綾「いやこっちの台詞ですよ?」

 

この子は後輩の山吹沙綾。千聖や紗夜には絶対に内緒でお互いの悩み事や相談をしている仲だけど楽しい話しもしている。

 

祥平「あー……ちょっと色々な~ははは…」

 

駄目だ、こんなの相談して危ない目にあったら大変だ……

 

沙綾「色々って絶対に危ない事ですよね?」

 

祥平「そ、そんな訳ないぜ!」

 

あー、やっぱり何かあるよ、先輩って分かりやすいよね~?

 

祥平「んじゃ俺は買い物があるから行くわ、気を付けてな!」

 

沙綾「相変わらずだね、さてと私も帰るとしますか…。」

 

でもこの時の私は先輩があんな目にあうなんて知らなかった。

 

~祥平の買い物帰り~

 

祥平「本当に最悪な日だったな…」

 

千聖がまさかあんな事を思ってたとは思わなかった、ちゃんと話し合えれば良いんだが……

 

祥平「ん?電話だ、えーと誰からだ?」

 

俺はスマホを取り出し電話を出る。

 

祥平「もしもし?」

 

出たらいきなり怒鳴られた。姉さんが怒る理由は分かるが早く帰らないとな……

 

祥平「うん…うん、分かった。んじゃ……さてとこれからどうすっか?」

 

千聖に追われてるから帰りは注意しながら帰ろう。

 

千聖「と思ったかしら?」

 

祥平「へあっ!」

 

マジかよ、いつの間にまた来てたのかよ!くそ!

 

千聖「どこへ行くのかしら?」

 

急いで帰ろう!もう流石に相手にしたくねぇ!

 

祥平「何でいるんだよ!明日って言ってたじゃねぇか!」

 

千聖「答えは聞いてないわ!」

 

祥平「いや聞けよ!くっそ!」

 

隠れようとしても見られたら終わりだしどうすれば!

 

???「こっちです!」

 

いきなり手を掴まれた俺はそのまま引っ張られた。

 

千聖「あれ?いなくなっちゃったわ?……今日はここまでにしといて上げるわ。次は絶対に掴まえて上げるからね♪」

 

千聖はそう言いながら本当に帰っていった。

 

祥平「さっきはありがとな、紗夜。」

 

紗夜「何か困っていたのを見ていたので別に良いですよ。」

 

いやマジで助かったぁ~………んーー?

 

祥平「えっと紗夜さん、これはどういうつもりですか~?」

 

何故か紗夜は俺を壁まで追い詰められていた?

 

紗夜「そうですね……貴方が欲しいのでこうします」

 

あ……紗夜も違うけど千聖と似たのを感じたわ、なら逃げたいけど逃げられない!

 

紗夜「逃がしませんよ?」

 

祥平「首の後ろに両手を回すな、顔が近い!」

 

色々とやばい!早く逃げなければ嫌な予感しかしない!

 

紗夜「そう言いながら顔が赤いわよ?」

 

祥平「紗夜!マジで離してくれ!」

 

紗夜「嫌よ?」

 

うっそだろ……なら仕方ないがすまん!

 

紗夜「きゃっ!」

 

俺は脇腹をツンと軽くやり何とか離れる。

 

祥平「紗夜悪いけど説教ならまた今度な!じゃ!」

 

俺はもう全速力で逃げる。あんなの耐えられる訳がないからな!

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第14話 普通が良いな⑪」


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第14話 普通が良いな⑪

作者「前回のあらすじ!」

祥平「千聖がめっちゃヤバい状態だった、そして紗夜もいつもよりおかしかった。」

千聖「気のせいよ?」

紗夜「きっと気のせいですよ?」

祥平「待って気のせいで片付けないでくれない?」

沙綾「先輩はガンバレー…」

日菜「お兄ちゃんガンバってね!」

祥平「助ける気ゼロ!嫌だぁーーー!誰か、助けてくれ!」


祥平「ただい「おっそーい!」ぎぃやああああ!」

 

俺は家に帰ったと思ったら姉さんにアイアンクローを数分も喰らうのであった……

 

~数分後~

 

祥平「いてー」

 

姉さんのアイアンクローはめっちゃ痛いから困るな

 

利奈「それで何で遅くなったの?それと買った物は?」

 

俺は買い物した物を姉さんに渡して自分の部屋に戻る

 

~祥平の部屋前~

 

祥平「ふぅ…しっかし千聖と紗夜には参ったな」

 

取り敢えず今日はもう休もう

 

祥平「さてと寝よ……」

 

と部屋のドアを開けたんだが部屋に千聖がいたんだけど気のせいだよな?

 

祥平「まさかそんな訳……」

 

ドアをもう一度だけ開けたんだがやっぱりいたよ、めっちゃニコニコしながら待ってるんだが……

 

~リビング~

 

利奈「え?千聖ちゃんが部屋にいる?あー、忘れてたわ、今日は泊まりに来たんだって明日の仕事はお休みにしたって言って許可をしたんだけど?」

 

祥平「………」

 

えー、まさかのそんな強引な手段を使って来るのかよ……え?今日の夜は寝たら終わる……

 

利奈「因みに紗夜ちゃんと日菜ちゃんも来るだって」

 

祥平「待ってくれ、いきなり過ぎて理解が追い付かないんだが?」

 

俺は頭の整理をしようとしたんだが姉さんの次の言葉で更に最悪だった。

 

利奈「因みに私は明日から1週間の間は修学旅行だから3人と仲良くね?」

 

え?修学旅行?うっそでしょ……1週間もか……いや、ここで姉さんに迷惑をかける訳にもいかない……

 

祥平「うん、それなら俺が今日は晩飯作るから姉さんは準備をしててくれ、俺が美味しいの作るから!」

 

利奈「祥平が帰って来るの遅かったから最後の確認も終わってるから忘れ物は特にないわよ」

 

ですよねー!

 

利奈「でも祥平の手料理は久し振りに食べたいからお願いするね♪」

 

祥平「おう!」

 

なら6人分を作ろうとすれば作れるが何にするか……

 

利奈「あら、誰かな?はいはーい!」

 

さーて何にすっかな……

 

千聖「放置なんて酷いじゃない?」

 

祥平「ひゃあああああ!」

 

み、耳元で突然囁かれて俺はビビった!

 

祥平「い、いきなりは止めてくれ!」

 

くっそ!マジで危ない、しかも何でいきなり来るんだよ!

 

千聖「そう言う反応を見たかったのよ♪」

 

笑顔で言うんじゃねぇよ!

 

祥平「でも今から飯を作るから今のは止めてくれよ?」

 

千聖「私でも料理中はさっき見たいなのはしないから安心してよ♪」

 

それがどうも信じられねぇんだが……うっし晩飯は決まったな

 

祥平「今日はあれでも作るか」

 

そうして俺は作り始める

 

利奈「祥平~、紗夜ちゃん達も来たよ~!」

 

祥平「分かった!」

 

んで俺が作ったのはカレーだ。何でカレーなのか?少し前に姉さんがカレー食べたいな~って言ってたから思い出したから作った

 

そして紗夜と日菜ちゃんが来てみんなで晩飯を食べ終え俺は食器を洗い自分の部屋に戻る

 

~祥平の部屋~

 

祥平「ふぅ~「しょう~君~♪」だから抱き付こうとするの止めてな?」

 

俺は片手で千聖が抱き付かない用に抑えてたんだが

 

紗夜「白鷺さん彼が困っていますよ?」

 

紗夜は左腕を掴んで離そうとしないんだが?

 

祥平「それを言うなら紗夜さんや何で隣にいるの?」

 

千聖は右で紗夜が左で俺を挟んで隣に座ってるから何か怖いよ

 

日菜「お兄ちゃんなら何とかなるね♪」

 

祥平「いやならないからね?」

 

日菜ちゃんは正面から座ってるからもう身動き出来ないんだけど、どうしよう……色々危ないんだけど

 

千聖「日菜ちゃんその場所はずるくないかしら?」

 

日菜「私の特等席だもんね!」

 

そんなニコニコされると止めろって言えないじゃねぇか……

 

祥平「……」

 

手足が動けねぇ……もうこのまま寝よう……

 

千聖「寝ても安心しててちゃんと面倒は見てるからね♪」

 

祥平「いや千聖からは嫌な気配を感じるわ」

 

千聖「チッ!」

 

いや待って小さな声で舌打ちしやがったよ、女の子怖い!

 

紗夜「それなら私が「いや紗夜も止めてね」私は何もしませんから!」

 

祥平「冗談だよ」

 

こうした何ともない会話をして1日が終わるのだった……と思ってたんだが……夜に大変な出来事が起きるのだった

 

END




作者「次回のバンドリ!自分の幼馴染はヤンデレ?それとも普通?
第15話 普通が良いな⑫」


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第15話 普通が良いな⑫

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 姉さんのアイアンクローを喰らう」

利奈「2つ 千聖ちゃん達が泊まりに来た」

千聖「3つ 夜に嫌な事が起きそう」

日菜「あらすじの仕方がつまらないよ?」

作者「ぐふっ!」

千聖「間があいてたから仕方ないわよ?」

祥平「おいだからそれを言いながらデンガッシャーソードモードを持ってるのはどうする気だ!」

千聖「必殺…私の必殺技でしょう君を掴まえる!」

祥平「いやそれ斬る!?俺が死んじゃう!?」

利奈「頑張れー!」

祥平「頑張れを今 言うんじゃねぇよ!」

紗夜「本編どうぞ…」


~祥平の部屋~

 

祥平「やっと1人になれたが……」

 

俺は1人になった所でゲームをしようとしたんだが

 

日菜「お兄ちゃん、それ面白いの?」

 

祥平「あれ?何でまだいるの、日菜ちゃん?」

 

俺は1人にしてくれって言ったのにどうしているんだ?

 

日菜「んー……面白そうだから♪」

 

うん。そうだよね、日菜ちゃんは面白いと思う事には突っ込む事をするの紗夜から聞いたがまさか、今日されるとは思わなかった……

 

祥平「ん?」

 

電話が鳴ってるが誰だ……凄い珍しい奴からの連絡だな……

 

祥平「どうした紗綾?」

 

マジでいきなりの連絡だな。でもどうしたんだ?

 

紗綾『先輩、遅くに申し訳ありません』

 

祥平「いや別に構わないけど何かあったか?」

 

紗綾『いやぁ~先輩あれから無事なのかの確認をしたくて電話しましたけど迷惑でしたか?』

 

祥平「あー大丈夫。色々あったけど深刻な事では無かったからな……」

 

あー、こうやって心配してくれる後輩がいてくれるのはすげぇ嬉しい。千聖や紗夜が昨日、今日でやっぱり変わりすぎて疲れてたから助かった……

 

紗綾『それで明日とか何か用事とかありませんか?』

 

祥平「いや特にないが何かあるのか?」

 

紗綾『先輩がオススメしてくれたゲームでちょっとどうしても進められなくて私1人じゃ分からなくて』

 

祥平「別に構わないぞ?」

 

紗綾『それじゃ明日お願いします!ではお休みなさい!』

 

元気があって素直な子でマジで良い子すぎるだろ………ん?日菜ちゃん?

 

日菜「お姉ちゃん達には内緒にしとくね♪」

 

祥平「ありがとな」

 

俺は日菜ちゃんの頭を優しく撫でたんだが日菜ちゃんは立ち上がるのだった

 

日菜「それじゃ私はお姉ちゃん達の所に行くね!」

 

そう言って部屋を出ていく日菜ちゃんだった。俺はと言うとゲームを再開させるのだった

 

~別の部屋~

 

千聖「退いてくれない?」

 

紗夜「嫌に決まってるわよ?」

 

あれぇ~?お姉ちゃんと千聖ちゃんが威嚇しあってる?

 

利奈「日菜ちゃん2人ともどうしちゃったの?」

 

日菜「何でかな?」

 

何か2人の間にバチバチしてるのが見えるんだよね。2人って仲が悪かったっけ?

 

利奈「一先ず、落ち着いて、ね?」

 

2人『無理です!』

 

うわ、息ピッタリだよ。それでこの2人は威嚇しあってるの?ん?日菜?

 

日菜「多分だけどお兄ちゃんのことだと思うよ?」

 

利奈「あー納得だわ。祥平のことになると2人共 暴走してそうだもんね。」

 

さてと私は自分の部屋に戻って最後の確認でもしようかな

 

利奈「後は頑張ってね♪」

 

日菜「うん頑張る♪」

 

利奈はそう言いながら部屋を出ていき日菜はこの2人の喧嘩状態をずっと眺めていたが

 

祥平「日菜ちゃん、ちょっと」

 

日菜「ん?」

 

お兄ちゃんが小さな声で私を呼んだのに気が付いて部屋をこっそり出る。

 

祥平「千聖達は何があったんだ、あれ?」

 

歩きながらさっきの千聖と紗夜の事を聞くがこれが嫌な回答を聞いてしまった

 

日菜「多分お兄ちゃんの事だと思うよ?」

 

祥平「マジかよ。でも何で俺のことであんな喧嘩状態になるんだ?」

 

お兄ちゃんってたまに女心を分かってないんだよね。だから私でもたまに苦戦しちゃうんだよね

 

日菜「それより何で私だけ呼び出したの?お姉ちゃんか千聖ちゃんどっちか呼べば良かったのに?」

 

祥平「いや、えっとな2人に言うとまた追い掛けられそうになるから日菜ちゃんにしか頼めないんだが良いか?」

 

日菜「私にしか頼めないこと?それって何?」

 

一先ずお兄ちゃんの部屋に入ろうとドアを開いて部屋を見たけど特に何もないけど?

 

日菜「お兄ちゃんそれで頼みって?」

 

祥平「隣に座ってくれるだけで良いんだが駄目か?」

 

お兄ちゃんが照れながらそう言うんだけど何か その姿を見てると凄いるんってする♪

 

日菜「それぐらいなら良いよ!でも何で座るの?」

 

祥平「千聖と紗夜の2人とはこうやって話しをしてたが日菜ちゃんとはあまり無かったからさ、ほら相談ばかりだったから普通に話しはしてないなって思ったんだ」

 

日菜「………確かにそうかも?お兄ちゃんと楽しく話しなんてもしかしてしてない?」

 

癌の事や昔の事では話しをしたが楽しい会話なんてした覚えがそんなに無い……

 

日菜「でもね、私は別に無理して話そうとしなくても良いと思うよ?」

 

私はさりげなくお兄ちゃんのお膝の上に横になる

 

祥平「いや日菜ちゃん乗るのは止めてくれないかな?」

 

膝に頭を乗せるならまだ良いけどまさかそのまま全身で乗って来るとは思わなかったがちょっと色々とまずい!

 

日菜「え?嫌だ♪」

 

祥平「えっとだから……///」

 

お兄ちゃんもしかして顔が赤くなってるよね?………これはチャンスだよね♪

 

日菜「もしかして照れてる♪」

 

祥平「照れてない!///」

 

日菜「そう言って顔が赤いよぉ~♪」

 

ほっぺをぷにぷにしながら日菜ちゃんは俺をからかって少し楽しんでる。いや楽しむんじゃないよ

 

祥平「ほらいい加減にして降りろ」

 

日菜「んー……嫌だー♪」

 

私はお兄ちゃんを押し倒し抱き締めて逃がさない用にした

 

祥平「待って日菜ちゃん!そんな強く抱き締めないで!///」

 

これは不味い、色々と本当にヤバい!日菜ちゃんは妹的な存在だからそこまで意識してなかったけど流石にこれ以上は駄目!

 

祥平「日菜ちゃん離してくれないか?」

 

日菜「無理……」

 

祥平「んな即答しないでくれ。1回だけ離してくれないか?」

 

日菜「嫌だ……」

 

あれ?日菜ちゃんどうしたんだ?

 

日菜「私さ、何も考えてないと思うでしょ?」

 

マジメな声でいきなりそんな事を言って来た。マジでどうしたんだ?

 

祥平「そんな事はないよ。紗夜と仲直り出来たのって日菜ちゃんのお陰だと思ってる。じゃないと今こうして楽しく遊べてないと思う……」

 

日菜「そう思ってくれてありがとう。でもね 私もう自分の気持ちを抑えるの限界だったからこうしてるんだよ?」

 

自分の気持ちを抑える?それって何のことだ?まさか2人みたいに追い掛けられるのか!?

 

日菜「お兄ちゃんが思ってる用な事じゃないからね?」

 

祥平「だから何で心を読めるの?ま、それは置いとくとして何か悩みがあるのか?」

 

お兄ちゃんは私の頭を撫でながら心配してくれた。だから私はあの時から………

 

日菜「お兄ちゃんの事が好きなの。兄妹みたいな好きとかじゃなくて異性として私は好き……しょう君の返事を聞かせて……」

 

祥平「え?……いや……は?……え?///」

 

待って日菜ちゃんが俺を好き?仲良し兄妹の好きとかじゃなくて異性としての好き?LOVE?………

 

祥平「日菜ちゃん冗談とかではなく?」

 

日菜「本気だよ。今すぐに返事が欲しいけどゆっくり考えて良いよ?お兄ちゃん混乱してるでしょ?」

 

祥平「いやでも……」

 

日菜ちゃんは抱き締めるのを止めて立ち上がる

 

日菜「私はね2人より先にお兄ちゃんを……しょう君を好きになってたんだよ?」

 

祥平「え?は?え?いつからだ?」

 

日菜「迷子になった私を見付けてくれたあの日からお兄ちゃんで私の大好きな人になの……だからお姉ちゃんや千聖ちゃん2人に負けるつもりないから!」

 

あの時から、え?嘘だろ?んな馬鹿な事はないだろ……あーーーーー!もう頭がパンクしそうだ……

 

祥平「ちょっと1人で散歩してくる!」

 

1度 状況整理をしなくちゃ駄目だ……はぁ~どうすれば良いんだよ……

 

~夜の外~

 

祥平「あー頭がいてぇよ、畜生……」

 

まさか日菜ちゃんに告白されるとは思わなかった……マジでどうしよう……俺が昔から好きなのは○○なんだが日菜ちゃんを傷付けたくないけど告白の事は本当に申し訳ないけど。

 

祥平「断るしかないんだよな。でも日菜ちゃんを傷付けたくないし「しょ~う~君~♪」あー千聖か、何だ、まだ俺を狙ってるのか?」

 

千聖「そうだけど何からしくないけどどうしたの?何か悩みがあるなら聞くけど?」

 

祥平「え?押さえ付けて何かされると思ってたんだけど……」

 

何でいきなり優しくなるんだよ。さっきまでのヤバい千聖はどうしたんだ?

 

千聖「失礼ね!しょう君が悩んでる時にそんな事をする訳ないでしょ?」

 

祥平「千聖………ありがとう。」

 

~祥平 説明中~

 

千聖「日菜ちゃんから告白されたけど別に好きな人がいてそれで断るけど日菜ちゃんを傷付けるのが嫌だからどうしたら良いか悩んでたと?」

 

そう言いながらスタンガンを出すのを止めてくれ!

 

千聖「あのね、恋愛ってそう言う物よ?告白して振られる覚悟だってあるし付き合えるかもしれない。だから傷付けない方法なんてないわ………それで告白の返事を長く待たせるのはよろしくないからね?」

 

祥平「だよな……」

 

そうだ。普通はそうなんだよ。俺は何を無茶な事を考えていたんだ………

 

祥平「千聖サンキューな………それとお前に大事な話しがあるから待っててくれ。」

 

まだ家から近いから直ぐに戻ってだ……行こう!

 

~自宅玄関~

 

日菜「戻って来たってことは……」

 

祥平「答えを持ってきた。日菜ちゃん……ごめんなさい。俺は君とは付き合えません。他に好きな人がいるんだ、だからごめんなさい……」

 

だよね。何となくそう思ってたんだけど………私じゃ駄目だったんだ……

 

日菜「お兄ちゃん、ちょっとコンビニでアイスを買ってきて欲しいなー♪」

 

祥平「今からか?「うんどうしても!」分かった…」

 

お兄ちゃんは走ってその場から離れて行き。見えなくなったのを確認した私はその場で座り込んだ。

 

日菜「やっぱりお兄ちゃんからしたら私は妹みたいな感じだよね……何でなのかな、涙が止まらないよ……」

 

紗夜「日菜どうしたの!?」

 

あれ、お姉ちゃんがいつの間にいたんだ。

 

日菜「あのね、お兄ちゃんに告白したんだけど……振られちゃった……」

 

私は静かに日菜を優しく抱き締めて頭を撫で始める。

 

紗夜「日菜……」

 

日菜「何で私じゃ駄目だったのかな?どうして私を選んでくれなかったのかな?どうして……どうしてなの!」ポロポロ

 

紗夜「今は思いきり泣きなさい……」

 

日菜「ああああ……!」ポロポロ

 

この事に関して怒りたいと言いたいけど祥平も辛い気持ちなのよね。日菜を傷付けた自分が許せなくて泣いてそうだけど……

 

祥平「日菜ちゃん、ごめん。でも日菜ちゃんの行動で俺も覚悟は出来た……」

 

千聖の方へ戻ってる途中で俺はそう思いながら向かう……

 

~近くの公園~

 

千聖「やっと来たわね。それで話しって何かしら?」

 

祥平「えっとよ千聖………」

 

いざ言うとなるとかなり緊張しちまうが……男ならちゃんとシャキッとしなきゃ駄目だ!

 

祥平「実は俺、千聖の事が……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~???~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで俺は目を覚ました。どのくらい寝てた?それにここは………病院?

 

俺は隣を振り向きそこには俺の大切な人がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千聖「起きるのが遅いわよ、しょう君♪……」ポロポロ

 

祥平「あーおはよう。そして傍にありがとな……」

 

END




はい。まさかの夢オチと言うエンドで終わらせて頂きました。ここまで読んでくれた皆さんありがとうございます!

正直に言うと話しのネタ切れになってしまいこんな風な終わらせ方になり本当に申し訳ありません!

お気に入りしてくれた皆さん本当にここまで自分の妄想した小説を読んで頂きありがとうございます!これからも翔斬をよろしくお願いします!それではバイバイ!


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