従順な大和撫子の神通さんが、少女から女へ成長しつつある危うい魅力を孕んだ身体で堅物提督を挑発するイケない遊びにドハマりする訳がない (高井雲丹)
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従順な大和撫子の神通さんが、少女から女へ成長しつつある危うい魅力を孕んだ身体で堅物提督を挑発するイケない遊びにドハマりする訳がない
深海棲艦、そして艦娘というものが現れてから早数年。
奴らは何者だって?こちらが聞きたい。
俺は偶然彼女達と出会い、なし崩しに指揮を執ることになっただけのしがない軍人だ。
そんな男が第一人者として説明を求められるのが、人類の現状だった。
妖怪の類が婦女子の姿をしているのは奇々怪界だが、共に国の為に戦っている彼女達には礼節を尽くす必要があるだろう。
勲章の納められた箱を、決して落とさぬよう気を引き締めた。
先の作戦で随分稼いだものだ。
提督たる自分が彼女達に渡すことになるが、未だに式典の真似は慣れない。
中々の重みに両手の痺れを感じていると、背後から声がかけられた。
「提督、少しよろしいですか?」
「神通か。どうした」
小走りで近づいてきた神通が、荷物に気付いて持とうとするのを制する。
得体が知れないとはいえ、見た目若い娘に荷を持たせるわけにはいくまい。
「先月の帳簿を改めたく……」
「ああ、鍵はここだ。すまないが、ズボンのポケットから取ってくれ」
腰を捻り、右のポケットを神通の方へ向けるも、やってしまってから後悔した。
婦女子に対し些か配慮に欠ける。とはいえ勲章を床に置くのはまずい。
何処か置き場所は無いものか……。
思案していると、何時の間にか神通がすぐ後ろに立っている。
「では、失礼します」
するり、と両のポケットに神通の手が入った。
細い手指が、太ももをくすぐるように奥へ。鍵を探して中をまさぐる。
第三者が見れば、男女が身体を密着させているような絵面になる。
こんな場面を見られてはまずい。
咄嗟に抵抗しようとするも、手は塞がっている。されるがままだ。
両手で鼠径部をなぞられ、ゾクゾクとした震えが走る。
左手が陰部に、乳房が背中に触れたかと錯覚するほどに、体温を感じる。
熱い吐息が背すじを悩ましげに愛撫し、女の香りが匂い立ち――。
「神通!右だ!」
たまらず声を上げていた。
そうしなければ、何か取り返しがつかなくなるように思われた。
「……失礼しました」
二、三言話してその場は別れた筈だが、よく覚えていない。
ただ、神通のとろけた瞳だけが記憶に焼き付いていた。
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表面上は、俺と神通は今まで通りの関係を保っていた。
秘書艦を務める彼女が俺の隣にいるのも当然のこと。
しかし以前とは何か変わっているように思えた。
例えば机を挟んで対面に座ったとき、頻繁に脚が触れ合うようになった。
周りに誰かいるときほど積極的に。
絡め合うかと思えばスッと離れていき、滑らかな体温だけが脚に残る。
話している最中、髪を耳にかけることも増えた。
印象に残る、白いうなじとうっすら浮かぶ鎖骨。
書類を覗き込むと同時に触れる肩。
襟元を正そうと身を寄せて来たとき、成長途中の少女の肉体から発される、発情した女の香り。
もうずっと本土に帰れていない。
お前は欲求不満から、下卑た妄想に走っているのだ。恥を知れ。
そう自身を戒めるも、年甲斐もなく自慰の回数が増え、最中に彼女の顔がちらつくようになった。
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「夜分に、はしたない格好で申し訳ありません」
神通は浴衣のような、白地に桃色の縦のストライプが入った寝間着を、シンプルな赤の帯できっちりと締めている。
淑やかな着こなしだが、湯上りらしく紅潮した肌はどこか艶っぽい。
「……格好もそうだが、夜中に男の部屋に来るものではないぞ」
「今日中にお見せしなければと思いまして……」
差し出された書類は、なるほど確かに、明日まで放置してはトラブルになる可能性もある。
怪しい言い分だが、可能性がある以上叱責するわけにはいかない。
……この女は、指摘されないギリギリの所で、スリルを楽しんでいるのではないか?
近頃、このような疑念が何度も頭をもたげていた。
実直な彼女に限ってそんなことはあり得ない!と自身に言い聞かせた回数も数え切れない。
型破りな者も多い艦娘の中にあって、軍人らしさを持つ神通は疲れずに会話出来る数少ない相手だった。しかし最近は――。
「この部分が……提督?如何されましたか?」
畳に並んで座る神通から声がかかる。
気の無い返事をするも、視線は一点に釘付けとなっていた。
横から見ると、控えめな乳房が僅かに覗くのだ。しかも、下着を着けていない。
寝間着はそういうものなのだろうか。
女性の事情は分からないし、指摘するわけにもいかない。
時折、色付いた乳輪が見えかける。
もはや膨れ上がった欲望は破裂寸前だった。
寝間着は胸元、脇、裾、何処からでも手が入ってしまう。
隙間から手を差し入れ、穢れなき乙女の柔肌を堪能してやりたい。
この女を手篭めにしてやりたい。
恥じ入って目を伏せたそのとき、確かに見た。
机の下で、神通がボールペンの背の部分を股間に押し付けているのを。
秘所のすじに沿わせるように、ゆっくりと、上下に――。
神通の腕を掴み、無理矢理引きずるように立たせる。
「て、提督?急に何を」
「この淫乱め。上官を誘惑するとは」
「そのようなつもりは……」
「来い!折檻してやる!」
そのまま寝室、畳の上に敷かれた布団に突き飛ばした。
即座に下半身を脱ぎ捨てると、今までに無いほど勃起している。
今朝も抜いたというのに十代の餓鬼のような有様。
目の前の少女、いや売女のせいだ。この女に処理させて何が悪い。
起き上がろうとする神通の寝間着を無理矢理はだけさせ、控えめな乳房を露わにする。
その頂点は淡く色づき、ツンと勃ち上がっていた。
既にグショグショに濡れそぼっている割れ目に男根を乗せ、素股の格好になる。
擦り付けると、卑猥な水音と嬌声が響いた。
「白状しろ。俺にこうされるために来たんだろう!」
神通は唇を固く結んで、イヤイヤをするように首を横に振る。
まだ認めないのか!怒りのままに男根を握り、膣口に亀頭をあてがう。
上官の前で自慰に励んでいたのだ。
蜜壺はもう十分ほぐれているだろう。
「男を惑わす魔性め!二度と舐めた真似が出来ないように躾けてやる!」
「ああ、お許し下さい!どうか!どうかお許しを――」
狭い肉穴を割り開く。途中、僅かな抵抗を亀頭で感じるも、一気に貫いた。
神通は白い喉が見えるほど仰け反って、身悶える。
入れられただけで軽くイったらしい。
膣壁が隙間なく密着し、肉棒の形に広がっているのがよく分かる。
腰を引くと、逃がさないとばかりに膣ひだが絡み付いてきた。
お望み通り根元まで叩き込み、強く結ばれた唇から快楽に濡れた声を引き出してやる。
神通の引き締まった身体は女性的な丸みに乏しいものの、健康美を宿していた。
余計な肉を削ぎ落とし、腰はスラリとくびれてカモシカのような脚に繋がる。
ストイックに鍛えられた下半身が男をきゅうきゅうと締め付けた。
日々の訓練で作られたアスリートのような肉体を、性処理の為に使っていることに興奮する。
神通が両腕を交差させて、顔を隠した。
即座に掴んで抑えつければ、涙とよだれまみれの緩んだ顔と目が合う。
目と口を強く閉じて顔を逸らされるも、ヘソの下を亀頭で擦ってやると簡単に陥落した。
尚も顔を逸らすので、両手で頬を挟んで薄い唇を奪う。
口腔内を陵辱し唾液を流し込みながら、下品なイキ顔をたっぷり観察してやる。
逃がしはしない。こいつの淫乱な本性を暴き立ててやる。
しばらくの間、頭の位置を調整しながら神通の舌を味わい、男を味あわせた。
乏しい酸素に朦朧とするのを、下半身の快楽が繫ぎ止める。
ふと結合部を見ると、半ばまで引き抜かれた肉棒に僅かに破瓜の血がこびり付いていた。
不可侵の領域を犯した証。
ここまで人間に類似しているならあって当然だ。
だというのに、頭が冷え、思わず腰が止まる。
快楽に蕩けた瞳と目が合った。
止まってしまった抜き差しをねだるように、腰を使っている。
いや、ずっと前からこの女は腰を振っていた。なんの遠慮がいるだろうか。
肉と肉のぶつかる音が響く。
胸板で押し潰しながら延々と肉杭を打ち込むと、小柄な身体が布団の中に沈んでいった。
そのまま戻ってこれないようにしてやる。
ピンと立った乳首をひねりながら最奥を小突き回すと、神通はたまらず声を上げた。
理性を失った痴態に、精液がせり上がってくる。
子宮口をさぐって腰を左右に揺すっていると、鈴口が何かに吸い付かれる。
娼婦が唇で輪を作るが如く、子宮口が子種を求めて奉仕していた。
「出るぞ!受け取れ!」
逃げ場の無い子宮に直接、ドクドクと精子を注ぎ込む。
何者も受け入れたことのない聖域を犯す征服感と、全てを吐き出した虚脱感が身体を包んだ――。
酩酊したような脱力感を抜けて、起き上がる。
行為の熱気はまだ部屋に残っていた。
神通が寝返りを打ってうつ伏せになると、女陰から白濁がぼとぼとと零れ落ちる。
艦娘は妊娠するのだろうか?わからないが、されては困る。
指を突っ込みほじくると、神通は獣じみた低い唸り声を上げた。
無視して掻き出すも、性懲りも無く絶頂を貪っている。
無性に腹が立ち、もう一度後ろから犯した。
獣のような体位が気に入ったらしく、しきりに吠えている。
その姿を見て、今までの手ぬるいやり方を反省した。
上下をしっかり躾けないから、この女を調子に乗せてしまったのだ。
飼い主への服従を身体に刻みつけるべく、覆い被さった。
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月明かりの差す廊下を歩く。
まだ寝る時間でもないが、日課もあるので早めに私室まで戻った。
中に入ると、寝間着姿の神通が畳に三つ指をついて頭を下げている。
「お帰りなさいませ」
「恥ずかしながら、今宵もお情けを頂きに参りました」
一連の動作は流麗で、楚々とした魅力がある。
だが、もう見た目には騙されん。
あれ以来、この女は覚えたてのサルのように交尾をねだった。
身体を重ねるごとに、乳房は丸々とし、腰は掴みやすいようにくびれ、尻と太ももは女らしく肉付いた。
そろそろ服を着ても、男好きのする肉体を隠せなくなる頃だ。
やはりこいつは男を誑かす妖に違いない。
屈服させて、己の立場を分からせてやらねば。
神通に後ろを向かせ、寝間着の裾を持ち上げさせる。
下品な肉のついた尻の間、肉壷がよだれをぽたぽたと零していた――。
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