自由気ままに対戦車道~歩兵課、砲兵課、航空課~ (超甲形巡洋艦)
しおりを挟む

対戦車道規則

情報集めてる内に火炎瓶使えないとどうにもならない所があるっぽいので火炎瓶解禁します2/29

あと知り合いからパンジャンドラム使わせろって脅迫されたので解禁します2/29

歩兵課の野砲の持ち込みを少し細かくします3/3


~歩兵、砲兵、航空、戦車側規則~

・第2次世界大戦(1945年8月15日)までに試作、製造されたものとする(一部例外有り)

・乗員への直接加害(殴る等)は厳禁

・兵器の不正改造を禁ずる

・戦死扱い(被弾)した者はそれ以降の行動を禁止。速やかに試合地域を離脱する事 

・規則を破ったチームにはペナルティが設定されている

 

~歩兵課~

・持ち込み可能物は小銃、機関銃、狙撃銃、地雷、爆弾、対戦車ロケット弾、対物ライフル等々。その他物資の持ち込みは食料等を除き協議制

・繰り返すようだが乗員への直接攻撃は厳禁。だが専用の弾(ペイント弾)を用いた攻撃は許可する

・崖崩れ、雪崩など自然を用いて選手へ生命の危機をもたらすような罠を禁止する

・輸送トラック等は物資の輸送でのみ使用が許される

・牽引砲は持ち込みm口径60mmまでの野砲を持ち込み可

 

~砲兵課~

・オープントップ車両の使用を原則とする

・車両から降りて戦うことは禁止。但し砲撃の観測手、偵察は例外とする

・砲弾は戦車道と同じものを使用すること

・戦車からの機銃掃射等で乗員が被弾した場合は乗員が二人未満になった場合に撃破となる

・弾薬運搬車両の戦闘への参加は許可される(砲への弾薬供給のため)

・バイクといった軽車両の持ち込み可。ただし観測手の移動のみとする

 

~航空課~

・原則は単発機。さらに急降下爆撃機、攻撃機のみの使用に限定。戦闘機の使用は禁止する。但し零式艦上戦闘機62型、爆装Fw190等の爆装戦闘機(戦闘機からの派生型のみ)の使用は認める

・地上からの対空砲火で撃墜判定を出された場合は攻撃禁止。速やかに空域を離脱、飛行場に着陸する事

 

~戦車側~

・故意に歩兵を轢くのは禁止

・逆に歩兵による攻撃で戦死(被弾)した戦車の乗員は一切の行動を禁止する

・乗員を一人まで減らされた車両は2人乗りの戦車除き撃破扱いとなる。2人乗りの戦車は全滅で撃破になる

 

その他安全性に対する補足

・試合の際は対戦車道協会の認可が降りた服装をする事

・航空機からの緊急離脱(落下傘降下)は緊急時以外禁止

・武器の試合、練習以外での使用は厳禁。武器、弾薬は必ず専用資格を持った監督者の下、厳重に管理する事

 

 

━━━━━━

使用できない兵器一覧

~歩兵課~

OTO35型手榴弾・・・元の構造に重大な欠陥有り。(いつ起爆するか分からない)

チビ弾・・・あんな化学化合物使わせる訳ねえだろ(簡単に言ってしまえば毒ガスで中の乗員を加害する)

その他安全性が証明されないもの、使用の過程で有毒ガスを発生するものは使用禁止

 

~砲兵課~

アーチャー対戦車自走砲・・・撃ったら操縦者に生命の危機が訪れるため

こちらは戦車道からの派生の為使用禁止車両は少な目

 

~航空課~

・特攻機全般・・・展示、保存、修復請け負い以外で保有していた場合、即座に没収される※桜花等

その他機体設計に欠陥が無ければ使用可能

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラハティ高校vsプラウダ学園

待望?の第一段の内容は噛み砕けばフィンランド歩兵vsソヴィエト機甲隊です

注意
対戦車道履修者に名前はつける予定は有りません。だって数が多いんだもの。ーー高の隊長さん見たいな扱いになります
あと時系列は気にしないで下さい。気にしたらパリ砲に砲撃されます


ープラウダsideー

「カチューシャ様、練習試合の申し込みがありました」

 

「何よ?こんな季節に」

 

今は戦車道のイベントが落ち着き戦車の修理等であまり交流試合はないのだが・・・?

 

「ラハティ高校からです」

 

「ラハティ高校?ああ、対戦車道の歩兵課ね」

 

「いかがされますか?」

 

「うーん、もう少ししたら大洗と聖グロの交流試合あるんだけど・・・いいわ、受けて立ってやろうじゃない!」

 

「了解しました。そのように連絡しておきます」

 

「ノンナ、ついでにラハティの資料を集めておいて頂戴」

 

ラハティ高校対戦車道歩兵課、どんな高校だったろうか?

カチューシャが知っている範囲ではプラウダと同じ雪マップを得意とする高校だ。どの歩兵課高校にも言えることだが奇襲、待ち伏せを得意とする。対戦車ライフルや野砲を用いて戦車を攻撃、遠方に注意を向けた一瞬で近くの生徒が強襲・・・と言うドクトリンの筈だ

 

~ラハティ高校side~

石川県羽咋市の海の近くにあるこの高校、彼らのグラウンドである石川県は森林や市街地が豊富、近くに海があり、ここの生徒は擬似的な強襲上陸すらもやってのける。それに北陸は日本有数の豪雪地帯、雪中戦闘にも慣れている。歩兵課だけをみるなら全国トップクラスのオールラウンダーだ

 

「隊長、プラウダから了承の連絡きたよ」

 

「了解、履修生に連絡しておいてくれ」

 

「練習前の号令で言えば?」

 

「・・・それもそうか。よし、練習始めるぞ」

 

「分かったよー」

 

─交流試合─石川県、河北市高松─

観戦席には多くの人が詰めかけている

この高松周辺は市街地と森林がメインのマップだ。それでも市街地の中にも緑が豊富で潜める場所は多いが今日は雪が降っている。ここ数日猛吹雪で酷く積雪し、除雪が間に合わない位には積もった。めっちゃ積もった。凄く積もったのだがお互い雪は問題ではない

 

「Добрый день」 

 

「カチューシャ様が来てやったわよ」

 

「お、プラウダの人やね。今日はよろしくお願いします」

 

「忙しい時期にも練習試合を受けていただき感謝します」

 

歩兵課の相手は戦車、なので自分の高校で保有している事がある。だが戦車は高価で沢山揃える事は難しく、整備も面倒で多種類を揃えられない。そのため近くの戦車道がある学校に交流試合を頼むことが多い。

 

「隊長は誰よ?」

 

「俺だ。君がプラウダの隊長だね?今日はよろしく頼む」

 

「ええ、カチューシャよ。よろしく頼むわ!」

 

「副隊長さんもよろしく頼みます~」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

ルール、フラッグ戦(拠点防衛的な意味で)

 

※両高校の装備

プラウダ高校

・T-34/76 x8両

・T-34/85 x6両

・Is-2 x1両

 

ラハティ高校

普・M24(カサパノス)手榴弾

普・カチューシャカクテル(モトロフカクテル)火炎瓶

狙・L-39対戦車狙撃銃

普・ボフォース37mm対戦車砲

普・スオミK/-31短機関銃

狙・モシン・ナガン狙撃銃

 

部隊編成

普通部隊 二個小隊

狙撃部隊 一個小隊  合計90人

(一個小隊=三個分隊)

一個分隊で大体10人

 




長い間お待たせしました。自由きままに開幕です!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラハティ高校vsプラウダ学園 2


─狩り──



~カチューシャside~

この地域で戦うとなると必然的に市街地戦となってしまい『待ち伏せ』されると戦車側にとって不利である

 

今は部隊を五両づつの三部隊に分けて進撃していた

 

今更ではあるが一応歩兵側の敗北条件を確認しておこう

今回のルールはフラッグ戦だ。戦車道のフラッグ戦とは違い、歩兵道のフラッグ戦とは拠点を巡る戦いである。

戦車が守る、歩兵が守るの二通りがあるが今回は歩兵側の防衛戦。今回の防衛拠点は高松駅駅前広場だ。侵入後一定時間耐えられたら負け

 

「全車、進撃開始!待ち伏せと狙撃に注意しなさい!」

 

『『『уρаааа!!』』』

 

戦車団が動き出す。それぞれ海側、線路沿い、市街地のど真ん中を突っ切る進行ルートだ

カチューシャは線路沿いの部隊から指揮を取っており

一番危険な市街地の部隊は勘の鋭いノンナが指揮している  

 

┉歩兵第一普通部隊┉┉┉┉┉

「隊長!敵部隊が合計五両、内T-34四両、is-2一両が159号線を進軍中です」

 

「よーし分かった。防衛陣地の用意はいいな?」 

 

「第二分隊準備よし」

 

「第三分隊いつでもいけます」

 

「よし、目先を片付けるぞ。第二狙撃分隊の支援付きだ。やれるぞ。必ず」

 

「敵車両捕捉しました。距離800!」

 

伝令からの通報。各所に配置した3.7cm砲も活動を開始するだろう

 

┉歩兵第二普通部隊┉┉┉┉┉

高松駅駅前広場の人フラッグを守る第二小隊、

 

「小隊長、各隊陣地構築終わりました」

 

「小隊長、第二、第三狙撃分隊から通報です。敵は海沿い、線路沿い、159号線からこちらを目指して進行中です」 

 

「分かった。恐らく159号線の部隊は総隊長指揮の小隊と鉢合わせるだろう。ならばここから貴隊を派遣して海沿いの部隊を足止めして貰う。支援を第三狙撃部隊に頼んでおく」

 

「分かりました。第四分隊、精一杯やらせて頂きますが、別に倒してしまっても構わんのでしょう?」

 

「フフ、構わん!」

 

「第一狙撃分隊がどこに居るか誰かわかるか?」

 

「さあ、それを知ってるのは総隊長だけなので」

 

第一狙撃分隊は副隊長率いる狙撃部隊で色々な所から死神部隊と言われている。中でもその副隊長その人狙撃世界トップクラスで白い死神の再来と言われている程の実力者だ

そして第四分隊は自部隊のハーフトラックで移動、迎撃地点へ向かう

 

『こちら第一狙撃分隊、第二小隊へ。線路沿いの部隊の進行速度が予想以上に早いなぁ。こっちで貰ってもええかい?』

 

「りょ、了解しました」

 

『あんやとなぁ~』

 

┉第一狙撃分隊┉┉┉┉┉┉

ここでは副隊長がモシン・ナガンを、残りの九人でL-39対戦車狙撃銃を五挺を運用している

 

「さあ~、分隊の皆、用意はええな?」

 

「「「「「「「「「Suostumusta!」」」」」」」」」 

「こっちから見たら後ろ晒した瞬間死神分隊の狩りの始まりや」

 

その瞬間副隊長の目が変わった。今までは穏やかな目だったが獲物を狙う目、氷のように冷たく、一切の油断を捨てた眼だ

 

「なー、そっち撃ってこっちに気が向いたら俺撃つわ。頭出したのもこっちで頂くよ」

 

「分かりました」

 

副隊長は現役の猟師である。彼はスコープは猟師を始めた時から使っていない

彼の狙撃は中学の時から始まる。彼の親戚が猟師でありその猟師仲間から技を仕込まれた

 

「観測手、距離は?」

 

「650mです」

 

「じゃあ500で一斉に射撃開始して、全部狩るぞ」

 

死神の狩りが、始まる



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。