能登半島殺人旅行 (新庄雄太郎)
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第1章 L特急「雷鳥13号」

今回、私はゲーセンでスクフェスACを久々にやって来ました。

新たにアクアが加わりました、私の好きな推しメンバーは堕天使ヨハネこと津島善子ちゃんなんです、めっちゃ可愛いです。




京都駅、この日達仁は千歌と梨子と一緒に黄金週間に旅行へ行く事になった。

 

「えーと、次の湖西線経由のL特急「雷鳥13号」は8時39分か。」

 

「まだ時間があるのね。」

 

「うん。」

 

「そう言えば、梨子は。」

 

「お待たせ、千歌ちゃん。」

 

「梨子ちゃん、まだ「雷鳥」はまだ発車時間には十分ありますから。」

 

「そっか。」

 

と、梨子は言った。

 

「そう言えば、善子ちゃんは。」

 

そこへ、廉と善子と茉莉がやって来た。

 

「待ったか。」

 

「うん、先に千歌と梨子が来てたぜ。」

 

「そうか、じゃあまだ発車しないだね。」

 

「はーい、待たせたわね。」

 

「茉莉ちゃんも来てたのか。」

 

「ええ。」

 

今回の旅行のメンバーは南 達仁と橘 廉と高見千歌と桜内梨子と津島善子と小原鞠莉である。

 

「あっ、「雷鳥」が来たぞ。」

 

「新潟行か、これに乗ればいいのね。」

 

京都駅に、8時39分に発車する北陸本線経由のL特急「雷鳥13号」に乗って金沢へ、金沢から七尾線に乗り換えるのだ。

 

ファーンピィーッ!。

 

達仁と廉たちが乗ったL特急「雷鳥13号」は京都を8時39分に発車した、達仁と千歌たちが乗ったL特急「雷鳥」は上沼垂色でヘッドマークには立山に住む雷鳥が描かれている、雷鳥には富山行と金沢行と新潟行に分けている、色は国鉄色と上沼垂色の二つである、達仁と千歌たちが乗ったL特急「雷鳥13号」は大阪8時10分発を発車し 新大阪8時15分 京都8時39分 敦賀9時35分 鯖江10時01分 福井10時10分 芦原温泉10時22分 加賀温泉10時33分 小松10時43分 金沢11時03分 石動11時19分 高岡11時30分 富山11時45分 滑川11時59分 魚津12時06分 黒部12時21分入善12時21分 糸魚川12時46分 直江津13時12分 柏崎13時35分長岡14時00分 見附14時08分 東三条14時17分 加茂14時24分新津14時37分 終着新潟14時49分、約4時間の旅である。新大阪、京都に止まり列車は湖西線に入り、窓の外に琵琶湖を眺めながら近江塩津駅に通過すると右手から北陸本線の線路が近づいてくる、やがて合体し特急「雷鳥13号」は湖西線から北陸本線に入る。

 

L特急「雷鳥13号」の車内にて

 

「廉君と善子ちゃんは一緒の高校なのか。」

 

「うん、レンチと私は幼馴染なの。」

 

「そうなんだ。」

 

「ちなみに、達仁君は。」

 

「実は、音ノ木坂学院なんだ。」

 

「音ノ木坂学院、実は私もそこの学校に在籍したの。」

 

「本当。」

 

「ええ、1年生まではね。」

 

「そうなんだ。」

 

L特急「雷鳥13号」は湖西線に入った。

 

「見て、琵琶湖だわ。」

 

「本当ね。」

 

「うわーっ。」

 

そこへ、車掌がやって来た。

 

「すみません、乗車券を拝見させていただきます。」

 

「はい。」

 

と、達仁は特急券と乗車券を拝見した。

 

「どうも。」

 

そして、ワゴンサービスの車内販売がやって来た。

 

「ジュースやお菓子と駅弁はいかがでしょうか。」

 

「すいませーん。」

 

と、達仁は千歌と梨子と茉莉は車内販売でお菓子とジュースを買った。

 

「ありがとう。」

 

「サンキュー。」

 

ファーン!。

 

そして、達仁たちの旅行が殺人事件が起こるとは何も予想はしなかった。




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事件は能登の旅行から始まった、次々と連続して起きる殺人事件

そして、犯人は。


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第2章 輪島で殺人

達仁と千歌と善子たちは金沢で下車し七尾線に乗り、輪島へ

そして、能登半島で殺人事件が起きた。


旅行の日程は次の通りだ。

 

1日目 京都から北陸本線経由L特急「雷鳥13号」京都発8時39分発

 

    金沢着11時03分 七尾線に乗車 輪島で1泊

 

2日目 朝市見物 輪島市内散策 輪島から能登半島観光 

 

    和倉温泉で1泊

 

3日目 金沢市内観光、山代温泉で1泊

 

 

4日目 金沢駅 金沢発12時43分発特急「かがやき7号」に乗り長岡で新幹線「あさひ318号」で帰京

 

の日程だ。

 

ちなみに千歌と善子は金沢から米原経由のL特急「しらさぎ10号」名古屋行で沼津へ帰るのだ。

 

「おっ、近江塩津だ、そこから北陸本線に入るんだ。」

 

「そこはもう、福井県。」

 

と、梨子は言った。

 

「さすが、梨子ちゃん。」

 

「トンネルを抜けると、そこは北陸だった。」

 

「その通り、善子ちゃん。」

 

「って、善子言うな。」

 

「南、善子じゃなくてヨハネだよ。」

 

「あっ、悪い悪い。」

 

金沢駅 11時03分

 

金沢駅に到着した、達仁と廉と千歌と善子は能登へ行くため七尾線のホームへ。

 

「穴水で乗り換えか、そこから輪島へ行くんだね。」

 

「この七尾線、電気で動くのか。」

 

「よくわかりましたね、その通り、91年のダイヤ改正で七尾線は電化開業になったんだよ。」

 

「それで、電車になったのか。」

 

「おっ、来た。」

 

達仁と千歌たちは七尾線に乗り、輪島へ向った。

 

「ここが輪島か。」

 

「うわぁ。」

 

輪島温泉・ホテル高州園

 

「お世話になります。」

 

「ようこそ、輪島温泉へ。」

 

「いい温泉ね。」

 

「うん。」

 

善子は廉と茉莉と一緒の部屋だ。

 

「すごくいい部屋ね。」

 

「レンチと一緒になるのは南紀と大和路以来だよ。」

 

「おいおい、あまりくっつくなよ。」

 

達仁と廉は、風呂で楽しく会話していた。

 

「ちなみに廉君は何部なんだ。」

 

「俺は運動系だから、野球部に入ってるんだ。」

 

「野球部か。」

 

「ああ。」

 

一方、千歌と梨子と善子と茉莉は露天風呂に入っていた。

 

「はぁー、極楽極楽。」

 

「いい湯ね。」

 

と、千歌と梨子は言った。

 

そして、夕食は今月の旬料理である、能登でとれた魚もある

 

楽しそうに、会話をしながら夕食を食べた。

 

夜には御陣上太鼓の発表を見ていく事にしました。

 

「これは面白いよ。」

 

ドンドンドコドン、ドンドンドン

 

「これが御陣上太鼓か、かっこいい。」

 

「うん、能登へ行ったら見てこい観光スポットなんだ。」

 

「ほう。」

 

俺達は、夜の11時ごろ、達仁と千歌と梨子は、眠りについた。

 

「おやすみっ、千歌ちゃん。」

 

「おやすみっ、梨子ちゃん。」

 

ちなみに、達仁は千歌と梨子と同じ部屋だった。

 

「達仁君と一緒に寝れるなんて嬉しいわ。」

 

「うん、私も。」

 

「ねぇねぇ、好きな子、いる?。」

 

「おいっ、修学旅行の夜みたいな寝たふりはやめろ!」

 

次の日、達仁と千歌たちは輪島温泉を一泊した後輪島朝市をめぐることにした。

 

「こうてくだぁー。」

 

と威勢のいい声が聞こえた。

 

「結構繁盛してるな。」

 

「お客さん、今日はとれたてだよ。」

 

と、干物屋は言う。

 

朝市の活気がみえる。

 

「うわっ、海の臭いがするね。」

 

「ホントだ。」

 

海産物の試食をする達仁。

 

「達仁君、ここよく来るの。」

 

「うん、能登へ行ったら朝市もよろうと。」

 

「結構大繁盛してるんだね。」

 

「朝市は、輪島の他にもね北海道の函館や千葉の勝浦や岐阜の宮川で行っているんだよ。」

 

「そうなんだ。」

 

そして、千歌はイカの塩辛を試食した。

 

「えっ、塩辛ッ。」

 

「アハハ、千歌は辛い物は苦手なんだよな。」

 

「にぎやかだね、輪島朝市。」

 

「威勢がいいね。」

 

「本当だ。」

 

「美味しそうな魚も売ってるわ。」

 

「本当。」

 

「あっ、魚の解体ショーだって。」

 

と、梨子は言った。

 

「ちょっと見に行こうよ。」

 

達仁と千歌と梨子達は魚屋を見物した

 

白米千枚田

 

「もうすぐ、お米が植える時期だね。」

 

「出来たら、私はレンチの嫁になるわ。」

 

「おいおい。」

 

恋路海岸

 

「ここが、恋路海岸ね。ヨハネを撮ってよ。」

 

「わかってるよ、善子笑って。」

 

「ギラン。」

 

と写真を撮る。

 

一報、輪島では。

 

「お客さん、チェックアウトの時間ですが。」

 

とルーム係が息をはずませて駆けつけてきた。

 

「どうした。」

 

「チェックアウトの時間なのに、返事がないんです。」

 

「何だって。」

 

フロント係がドアを開けると。

 

「あれっ、誰もいないぜ。」

 

「本当だ。」

 

「手分けして探そう。」

 

旅館の人は客の捜索をしていると、事件は起きた。

 

バキューン!

 

その時、銃声が響いた。

 

「何、今の音は。」

 

と、達仁は善子と廉と一緒に行って見ることに。

 

「どうしたの、梨子ちゃん。」

 

「大変よ、人が撃ち殺されてるのよ。」

 

「何だって。」

 

達仁と千歌たちが見たのは、それは男性の射殺死体でした。

 

「どう。」

 

「やはり拳銃だ。」

 

「拳銃。」

 

「うん、これは多分リボルバー拳銃だ。」

 

「やっぱり、射殺ね。」

 

「ああ。」

 

 

 

 




「雷鳥」と七尾線に乗って能登半島へ、91年の9月のダイヤ改正で七尾線が電化開業した頃に七尾線に乗って能登半島へ行くのはいい旅になるが、今ではのと鉄道も利用することがあるのでしょうか


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第3章 茉莉 狙われる

そして、能登巡りをしていると、茉莉が狙われた!

善子が行っていた「あいつだ。」と言ってるのは誰なのか。


数分後、石川県警のパトカーが到着した。

 

「石川県警の猪谷です。」

 

と、警察手帳を見せた。

 

「あなたが発見者だね。」

 

「はい。」

 

「警部、死因は銃殺ですね。」

 

と、部下の速水刑事が言う。

 

「で、君は。」

 

「申し遅れてました、南 達仁です。」

 

「確か、高校生探偵の。」

 

「それで、被害者の身元は。」

 

「ああ、被害者は笹島清二さん、32才だ。」

 

「おそらく凶器は拳銃、これはリボルバー拳銃じゃないでしょうか。」

 

「何、リボルバー拳銃。」

 

「はい。」

 

「そうか、犯人は笹島を射殺したのか。」

 

「ようするに、拳銃を使って殺したのね。」

 

と、梨子は言った。

 

「南は旅行すると、事件に巻き込まれたりするのか。」

 

「そうよ、音ノ木坂の高校生探偵なんだよ。」

 

「だから、妙に気付くのね。」

 

「あいつ、シャーロック・ホームズかよ。」

 

と、蓮は言う。

 

「それで、犯人は誰なんだ。」

 

「そこなんだよ、問題は誰が笹島さんを撃ったのか。」

 

「そんな事より、能登巡りしようぜ。」

 

と、蓮は言った。

 

達仁と千歌と善子と蓮たちは輪島から列車に乗り、能登半島へ観光することにした。

 

「おお、これがのと鉄道だ。」

 

次の日、達仁と千歌たちはのと鉄道に乗り継いで能登巡りをすることにした。

 

「ねぇ梨子ちゃん、能登中島へ行ってみないか。」

 

「えっ、何かあるの。」

 

「かつて、国鉄時代に活躍した郵便貨車があるんだよ。」

 

「いいね。」

 

達仁と千歌と莉子は能登中島駅で途中下車した。

 

「善子ちゃんと蓮君もくればいいのね。」

 

「そういえば、善子ちゃんは蓮と茉莉と一緒に見附島へ行くって。」

 

「そうか。」

 

「3人は穴水で乗り換えたのか。」

 

のと中島鉄道公園

 

「ここが、鉄道公園ね。」

 

「ねぇ、すごいでしょ。」

 

「へぇ、これが郵便貨車ね。」

 

「そうだよ、『オユ10』と言って昭和32年~46年の14年間に渡って、合計72両が製造された、代表する郵便客車なんだ、北海道から九州までの全国各地を、郵便物を車内で仕訳しながら活躍していた車両で昭和61年に引退し、現在二両がほぞんされてるんだ。」

 

「へぇ、よく知っているのね達仁君は。」

 

「うん、一度は行ってみたかったんだよ。」

 

「私は内浦だから、能登ってこんな広いなんて思わなかったよ。」

 

一方、善子と蓮と茉莉は能登の観光名所見附島へやってきた。

 

「ここが見附島ね。」

 

「オーッ、すごいです。」

 

と、茉莉は言った。

 

「気をつけろよ、海未は深いから。」

 

「ここって、軍艦島と呼ばれているのね。」

 

「うん、能登でも人気の観光名所さ。」

 

その時、何かが起きた。

 

「あっ、危ない。」

 

蓮は善子と茉莉を抱きついた。

 

「どうしたのよ、一体。」

 

「ちょっとレンチ、離れなさいよっ!。」

 

「今、茉莉を狙われなかったか。」

 

「そう言えば。」

 

「私、何かに狙われてる気がするの。」

 

「ヨハネもか。」

 

その時、蓮は思い出した。

 

「あいつだ。」

 

「あいつって、誰なのよ。」

 

 

 

 




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茉莉を狙った犯人は誰なのか?


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第4章 標的

見附島で茉莉が狙われた、善子と梨子と廉が言ってた「あいつ」って誰なのか


「えっ、茉莉が襲われた!。」

 

と、達仁と千歌たちは驚いた。

 

「ええ、見附島でね。」

 

「それで、何故茉莉を狙ったの。」

 

「そう言えば、レンちがあいつって言ってたわ。」

 

と、善子は言った。

 

「あいつって、誰?。」

 

「善子、廉、知ってるのか。」

 

「ええ、去年の事だわ、リリーが帰りに不良グルーブと思われる20代の男に絡まれたそうなの。」

 

「えっ、からまれた、それいつの事。」

 

「夏休みに入ってからよ。」

 

「なるほど、犯人はその不良グループの仲間か。」

 

「後、私、体罰受けたの。」

 

「じゃあ、もう一人はその教師。」

 

と、達仁は言う。

 

「その先生は、去年懲戒免職なったのよ。」

 

「それいつの事。」

 

「2学期に入る前の事よ。」

 

「なるほど、犯人は善子に体罰した教師とその男は共犯じゃないか。」

 

「うん、間違いないわ。」

 

と、梨子は言った。

 

「そんな事より、和倉を散策しようぜ。」

 

「おう。」

 

能登島大橋を渡って、のとじま水族館へやって来た。

 

「内浦の水族館とあまり変わらないね。」

 

「うん、結構人気みたいだよ。」

 

「あっ、今イルカショーやるって。」

 

「本当。」

 

達仁と千歌と善子たちはイルカショーを見た。

 

「うわぁ。」

 

「すごいやー。」

 

と、拍手をした。

 

達仁と千歌と梨子は案山子窯の体験した。

 

「千歌ちゃん、凄いね。」

 

「梨子ちゃんだって。」

 

「2人とも顔に泥が付いているよ。」

 

と、千歌と梨子は笑った。

 

「そろそろ、和倉を見物したから、次は。」

 

「泊まる場所と言えば。」

 

「和倉温泉!。」

 

和倉温泉街

 

「ここか私達が泊まる宿ね。」

 

「うん、ここは有名旅館「加賀屋」さ。」

 

達仁と廉は、恵比寿の湯でノンビリした。

 

千歌と梨子と善子と茉莉は花神の湯に入っていた。

 

「何か、外国みたいなお風呂だね。」

 

「うん、気分はイタリアへ行った気分だよ。」

 

「オー、デリシャス。」

 

と、茉莉は気持ちよく興奮していた。

 

達仁と千歌たちが寝てる頃、善子は旅の便りを書いていた。

 

「善子、はやく寝なよ、明日は金沢へ観光するんだから。」

 

「待ってよ、今ずら丸に手紙を書いているんだから。」

 

「そうか、善子と花丸は幼稚園と小学校の時からの幼馴染か。」

 

「うん、幼稚園の頃から仲がいいんだよあいつ。」

 

と、廉は言った。

 

「じゃあ、俺寝るぞ。」

 

と、廉は一言を言って眠った。

 

「犯人はなぜ、茉莉を狙ったのか。」

 

と、謎を考えながら1眠りした。

 

次の日、千歌と達仁達は和倉温泉駅から七尾線に乗り、金沢へ向かった。

 

「やっと金沢か。」

 

「ずら丸も行きたかったかな。」

 

「だね、金沢へ来たら観光しないと。」

 

「じゃあ、何処へ行こうか。」

 

「何言ってるの、金沢へ行くんなら尾山神社でしょ。」

 

「さすが、梨子ちゃん。」

 

そう言って、達仁と千歌と善子たちは尾山神社へ向かった。

 




そして、事件の謎がわかりましたね

そして、善子が言ってた「あいつ」とは誰なんだ?


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第5章 金沢ロマン巡り

能登半島を観光した後は、何といっても金沢見物でしょ

金沢へ行くなら兼六園と尾山神社かな 加賀温泉駅へ行ったら山代温泉へ


次の日、能登を観光した達仁と千歌たちは七尾線に乗り次いで金沢へやって来た。

 

「やっと金沢に来たのね。」

 

「ここが北陸の小京都、金沢。」

 

「にぎやかな街何だね。」

 

「うん。」

 

廉と善子は観光案内所で金沢のガイドを貰ってきた。

 

「ガイド貰ってきたよ。」

 

「ありがとう。」

 

「じゃあ、何処廻ろうか。」

 

「金沢と言ったら、あそこよ」

 

と、千歌は言った。

 

「どこなんだよ。」

 

「何と言っても、尾山神社でしょ。」

 

「歩けばすぐよ。」

 

「そうか、駅から歩いていくと武蔵が辻を過ぎる尾山神社ね。」

 

尾山神社

 

「神門に来たな。」

 

「まるで、修学旅行の班別行動みたいね。」

 

「うん。」

 

「じゃあ、撮るよ。」

 

廉は善子と梨子と千歌と一緒に写真を撮った。

 

カシャッ

 

そして、千歌はお参りをした。

 

「千歌ちゃん、そろそろ行くよ。」

 

「待ってよ。」

 

そして、金沢名物の水あめの老舗「あめの俵屋」へ行って見た。

 

「この飴、とろとろしてるね。」

 

と、千歌は言った。

 

「うん、これはじろ飴って言うんだよ。」

 

「私と千歌と行く駄菓子屋の水あめと違うね。」

 

「おー、これはデリシャス。」

 

と、茉莉は言った。

 

「思い出すな、駄菓子屋の水あめを思い出すよ。」

 

「廉は、よく駄菓子屋に行くのか。」

 

「ああ、学校帰りにね。」

 

そして、達仁と千歌たちは金沢の観光名所・兼六園へ行って見る事にした。

 

兼六園

 

「まぁ、素敵ね。」

 

と、茉莉は言った。

 

「うわーっ、紅葉もきれい。」

 

「本当だ。」

 

達仁と千歌と梨子達は、ひがし茶屋街の街をまわって見た。

 

「まぁ、可愛い店ね。」

 

「本当ね。」

 

「金沢と言えば、きんつばだよね。」

 

「そこでお茶しようか。」

 

「うん。」

 

そして、達仁と千歌に行った。

 

「でも、どうして茉莉と善子を狙ったのかな?。」

 

「うん、あんまり言うと記憶を思い出したくないけど、善子は昨日から狙われているんだよ。」

 

「いつ頃、廉。」

 

「確か、去年茉莉と善子と梨子と一緒に南紀白浜へ行ったときの事だ、列車に後を付けられていたんだ。」

 

「なるほど、狙ったのは善子と茉莉だったのか、すると犯人は。」

 

一方、善子と廉は2人だけでひがし茶屋街を歩いていた。

 

「レンチ、こうやって2人で歩くものいいんじゃない。」

 

「う、うん。」

 

と、廉は恥ずかしがっていた。

 

「お待たせ、南。」

 

「どうだった、2人だけのひがし茶屋街は。」

 

「ま、楽しかったかな。」

 

そして、達仁達は金沢市内を観光した後は金沢駅から加賀温泉駅へと向かった。

 

加賀温泉駅

 

「やっと加賀温泉か。」

 

「どこに泊まるの。」

 

と、梨子は言った。

 

「加賀温泉と言えば、山代温泉だよ。」

 

「山代か。」

 

と、千歌は言った。

 

「宿へ行く時間はまだあるからすこし見物して行こうか。」

 

「いいね。」

 

「俺さ、山代温泉の古総湯行ってくるぜ。」

 

「いいけど、長風呂しすぎないようにな。」

 

「わかってるよ。」

 

廉と善子と茉莉は山代温泉の山代温泉の古総湯へ行く事に

 

山代温泉 古総湯

 

「アー、いい湯だな。」

 

「これが加賀の湯ね。」

 

「茉莉も、気持ちいい気分よ。」

 

そして、達仁と千歌と梨子は源泉・足湯に行った

 

「ここ気持ちいいね、梨子ちゃん。」

 

「ええ。」

 

そして、加賀と言えば九谷焼、九谷焼の見学もした。

 

はづちを楽堂

 

「やっと一段落ね。」

 

「ホント。」

 

「うん。」

 

そして、達仁達は山代温泉・ホテル瑠璃光で泊まることにした。

 

「どうして、善子ちゃんと茉莉ちゃんを狙ったのかしら。」

 

「うーむ、本当にあの男が犯人なのかな?。」

 

と言って、達仁は眠った。




金沢と加賀温泉巡りも楽しいじゃないかな?

そして、達仁は金沢から特急「かがやき」と上越新幹線に乗り次いで東京へ帰京するのだ


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第6章 写真の中に

能登半島から帰って来た南は穂乃果と海未にお土産を渡した後に、写真を見せてくれました。そして、善子たちを襲った犯人が。


金沢を見物した達仁は、帰りに長岡経由の特急「かがやき」で東京へ帰る事にした。

 

金沢駅

 

「じゃあ、達仁君も元気でね。」

 

「うん。」

 

「達仁、今度は内浦にも来いよ。」

 

「ああ。」

 

達仁は、15時10分発新潟行の特急「北越7号」に乗り、座席で手を振った。

 

「じゃあ、千歌たちも元気でな。」

 

「達仁君もね。」

 

千歌たちはホームで達仁を見送り、特急「北越7号」は走り去っていった。

 

そして、特急「北越7号」は北陸本線から信越本線に入り長岡から上越新幹線「あさひ326号」に乗り東京へ帰京した。

 

そして次の日、達仁は穂乃果と海未に能登へ行った写真を見せてもらった。

 

「へぇー、達仁君能登半島へ行って来たの。」

 

「うん、輪島へ行って朝市も見てきたよ。」

 

「輪島って結構人気なの。」

 

「ああ、北陸の観光名所何だよ、ちなみに夕方は輪島夕市って言うんだよ。」

 

「よく知ってるんだね、達仁君って。」

 

そして、海未は達仁に行った。

 

「そう言えば、輪島で事件に巻き込まれたんじゃないかな。」

 

「ああ、輪島で殺人が起きてな、今推理しているんだ。」

 

「へぇ。」

 

「私も行って見たいな、能登半島。」

 

と、穂乃果は言った。

 

「それで、行く方法はないの。」

 

「うん、上野から寝台特急「北陸」に乗って金沢から七尾線経由の急行「能登路1号」に乗ると輪島へ行けれるよ。」

 

「新幹線で行くとしたら?。」

 

海未は言った。

 

「新幹線では東海道新幹線「ひかり」に乗って富山行か新潟・金沢行の特急「雷鳥」に乗れば金沢から急行「能登路」に乗って行けれるんだよ。」

 

「なるほど。」

 

「最近では上越新幹線で行くと長岡から金沢までは特急「かがやき」に乗って金沢から七尾線に乗り換える。」

 

「よく知っているのね。」

 

「おお。」

 

ことりは写真を見ていると、何かに気付いた。

 

「あれっ、この人誰。」

 

「あっ、この人は確か。」

 

「どうしたの。」

 

「確か、善子と茉莉を狙われたと言ってたな。」

 

「その男に見覚えありません。」

 

「ああ、廉があいつだと言ってたな。」

 

「あいつって、誰なの?。」

 

「そこまでは。」

 

穂乃果と海未はその写真の男を見ていると恐怖を感じた。

 

「その男は、誰なのかしら。」

 

「ああ、あいつって誰なんだ。」

 

「ねぇ、千歌と梨子に聞いてみたら。」

 

「うん、そうだね。」

 

そして、達仁は千歌に電話し話を聞くことにした。

 

「うん、確か善子の学校の国語教師じゃないかな。」

 

「うん、まず間違いないな。」

 

「千歌、もしかしたら善子と茉莉と廉は。」

 

「うん。」

 

「わかったよ、3人はきっと能登へ。」

 

「そうか。」

 




そして、達仁は穂乃果と海未と千歌と梨子と一緒に再び能登へ向かった。

いよいよ、最終回です

犯人は誰なのか?


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第7章 旅の終わりの果てに

そして、いよいよ事件を解決します。犯人は誰なのか?。

一方、善子と茉莉は2人で又能登半島へ向かっていた、しかし、2人に待ち受けていたのは


上野駅 寝台特急「北陸」

 

その夜、達仁と穂乃果と海未は千歌と梨子と一緒に上野発22時44分発金沢行寝台特急「北陸」に乗って金沢へ向かった。

 

ピィーッ!

 

達仁と穂乃果たちが乗った寝台特急「北陸」は夜の上野駅を発車した。

 

「達仁、金沢には何時に着くの?。」

 

と、海未は言った。

 

「6時33分に着くよ。」

 

「じゃあ、長旅になるのね。」

 

「そうだ、朝に着くと北陸だよ。」

 

「眠いわ、私寝るね。」

 

と、穂乃果は言った。

 

「お休み。」

 

と、言って穂乃果は眠ってしまった。

 

ピィーッ!

 

直江津を過ぎると朝を迎えた、そして終着金沢には6時33分である。

 

6時33分 金沢駅

 

「やっと金沢ね、どうするのこれから。」

 

「8時02分に輪島行の急行「能登路1号」に乗れば輪島には10時16分に着く。」

 

「その前に朝食にしようか。」

 

「そうだな、朝食にするか。」

 

「そうね。」

 

達仁と海未と千歌は金沢名物の「白山そば」を食って七尾線のホームへ向かった、穂乃果は売店で買ったサンドイッチとコーヒーを買った。

 

「やぁ、今日もパンがうまいっ。」

 

「私大好きなの、サンドイッチ。」

 

「そうなの、梨子ちゃん。」

 

そして、8時02分発輪島行急行「能登路1号」が入線してきた。

 

「来たぞ。」

 

「輪島行きか、これに乗ればいいのね。」

 

「乗るぞ。」

 

達仁と穂乃果と千歌たちは急行「能登路1号」に乗った。

 

「金沢と津幡の間は北陸本線に入るのね。」

 

「そうだよ。」

 

「今度、ことりちゃんと花陽ちゃんも誘ってあげようかな。」

 

「うん、2人も行きたかったみたいだし。」

 

「そうか、善子と茉莉は狙う犯人が分かったよ。」

 

「本当ですか、達仁。」

 

「犯人は誰なの?。」

 

「あの人に間違いないわ。」

 

「やっぱり。」

 

終着輪島 10時16分着

 

そして、達仁と穂乃果達が犯人を追い詰めた先は九十九湾遊歩道にやって来た。

 

「善子と茉莉を襲ったのは君か。」

 

「何っ!。」

 

「何だ貴様は。」

 

「あなたね、善子ちゃんを狙ったのは。」

 

「その通りさ、見られたからには行かせておけねぇな。」

 

「ああ、こいつで始末してやるか。」

 

不良グルーブの1人は、SWのチーフ・スペシャルを片手に握っていた。

 

「えっ、拳銃。」

 

バキューン、バキューン。

 

「逃げるぞ。」

 

「うん。」

 

そして、教師と不良男は梨子を狙う。

 

「動くなっ、こいつがどうなってもいいのか?。」

 

「梨子ちゃんと善子ちゃんと茉莉ちゃんを放せっ!。」

 

と、穂乃果は言った。

 

「あなただったのね。」

 

「お前は、一体。」

 

「南 達仁、音ノ木の高校生探偵だ。」

 

「あんたが善子ちゃんと茉莉ちゃんを狙った教師って氷川先生だったのね。」

 

「じゃあ、輪島の殺人の犯人はあなただったのか。」

 

「そうさ、お前たちには能登の海に沈んで魚の餌にしてやるぜ。」

 

「くそーっ、貴様から片付いてやる。」

 

そして、氷川教諭はナイフを取り出した、その時。

 

「そこまでだっ!。」

 

そこへ、石川県警の八木警部がやって来た。

 

「千歌ちゃん、怖かったよ。」

 

「梨子ちゃん、よかった、よかった無事で。」

 

「これで、事件は解決ね。」

 

「茉莉ちゃんも善子ちゃんも無事で良かったよ。」

 

「はぁ、怖かったわ。」

 

「わお、まさにサスペンスでーす。」

 

こうして、達仁と千歌と梨子と一緒に行った能登半島の旅行の事件は解決した。

 

 




劇中の列車時刻は92年のダイヤを使用しています、ご了承ください


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