許されたい多々良小傘 (parui)
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プロローグ【絶対に許早苗】

新シリーズ。
キンクリの『21世紀の精神異常者』(和訳名)を流しながらお読みください。


私が彼女に初めて出会ったのは、空に謎の船が出現し始めた頃だった。

空を飛べることもこの世界では普通なので、空で驚かそうと思い、

空を飛んでいたが、誰も来ないので諦めて里にでもいくかなんてことを私は考えていた。

しかし、今まで待っていたことが報われたのか、近くに人影が見えた。

それに気付いた私は急いで近くの雲に隠れ、その人影を待った。

人影は少しずつ、しかし確実に近づいてきた。

今だ。

そう考えた私は飛び出した。

 

「ばぁ~~~~~!!!驚いたかー!」

 

私は驚かしながらも相手を見た。人影は巫女だった。

前に遠目で見た博麗の巫女の服に少し似ている、

しかし色々と違う巫女の服を着た巫女だった。

一番分かりやすいのは色。博麗の巫女は紅白だがこの巫女は緑と白だった。

札じゃなくて棒を持ってるし、リボンもつけてはいない。

頭に蛙と蛇の髪飾りがあるが気にしなくていいだろう。

どう見ても巫女だし、妖怪ではないな。

それに博麗の巫女じゃなければ問題ないだろう。

 

「あなた、何なんです?」

 

安堵している私にその巫女は質問した。

相手が大したものじゃないと考えていた私は強気に出た。

出てしまった。

それが全ての始まりだとも知らずに。

 

「人に名前を聞くときは自分から名乗るもんじゃないの~?」

「·······················私の名前を東風谷早苗です」

「わちきの名前は多々良小傘!唐傘の妖怪さ!」

 

いつもなら、騒ぎにならないように一目散に逃げるところだった。

しかし、私は逃げずに名乗った。

 

「私が誰だかわかっていて挑発するような態度を取っているんですか?」

「どこかの神社の巫女でしょ?」

「フフフ···········知らないようですね···········。

私の遣えている神は八坂神奈子様と洩矢諏訪子様です!

そして私は二人を奉っている神社、守谷神社の風祝であり、現人神でもあるのです!」

 

それを聞いた私は狼狽えた。

守谷神社の神奈子と諏訪子と言えば最近幻想郷に来た神で、

かなり強いと聞くじゃないか。

それを敵に回してしまったら私は死んでしまう。

太刀打ちも出来ずに、一矢報いることも出来ずに、一瞬で負けてしまうだろう。

少しずつ私の顔は青ざめていった。

 

「ご、ごめんなさい。わちき、そんなこと知らなくて············」

 

この時ばかりは私も神頼みというやつをした。

相手も神なのだからどうしようもないのだけれども。

頭を下げ、謝った私は早苗の顔を伺った。

 

「絶対に許早苗」

 

右に体を少し傾け、棒を右側に向けてニヤニヤという効果音が似合う顔で

早苗は言った。

私は叫んだ。恐怖して、涙を流しそうになりながら逃げようとした。

しかし、後ろを振り向き、少し進んだところで私は頭に強い衝撃を受けた。

恐らく、攻撃されたのだろう。

私は薄れ行く意識の中で、こう思った。

 

『驚かすんじゃなかった』

 

と。

 

その日から私の巫女を恐怖する日々が始まった。




ギャグです。小傘ちゃんは可愛い。
しかし、私の嫁はパルスィです。
頑張ります。


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第一話【人里でも許早苗】

キンクリの『21世紀の精神異常者』を流しながらお読みください。


私が東風谷早苗に「絶対に許早苗」という

謎の言葉を言われて攻撃されてから既に3日間経過していた。

あのあと、私は森の枝に引っ掛かっている状態で目覚め、

そのまま家に帰っていった。

私が住んでいる家は人里の近くにある。

廃墟だった家を私が掃除し、住んでいる場所で、

人里からは歩いて五分程の場所で、便利なのでこのままずっと住む気だ。

今日はようやくあれの恐怖も和らいできたので、人里に出てきていた。

 

「今日はどこで驚かそうかなーっと·······」

 

人里は広く、驚かしやすい場所が多いので、場所には困らない。

有りすぎて悩むほどだ。

傘を一旦置き、どうしようかと考えていると、ある場所が目に留まった。

 

「裏路地だ···········」

 

私は少し気分が高揚した。

その裏路地は、程よく暗く、驚かすには絶好の場所だったのだ。

私は直ぐ様傘を拾い、その裏路地に入り、人を待った。

少し待つとすぐに人影は見えた。

時間はまだ朝の9時だったため、影が長くて見えやすかった。

私はこの場所と時間の組み合わせが、

驚かすことにおいて完璧だったことを神以外の何かに感謝しながら飛び出した。

 

「驚けー!」

 

完璧だった。

相手と自分の距離もよかったし、声もいい感じに出た。

それに噛まずに言えたし、自画自賛出来るほどに良かった。

 

 

『ただ一つ、相手が東風谷早苗だったことを除けば』

 

 

私はかなり動揺した。狼狽え、顔は青ざめ、口元は歪んだ。

理解はしていたが、受け入れることはできないまま、

頭の中を思考でいっぱいのなった。

 

-東風谷早苗だ-

-どうしよう-

-逃げるか?-

-無理だ。逃げ切れない-

-怖い-

-また攻撃される-

-絶対に許早苗ってなんなの?-

-怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い-

-どうしようどうしようどうしようどうしよう-

 

「またあなたですか··········」

 

恐怖で体が動かず、呆然と立ち尽くす私に早苗は言った。

どうやら、買い物しに来たらしい。それらしい鞄を持っている。

私は咄嗟にどうにかしないと。と思い、思いっきり土下座をした。

 

「ごめんなさい·········ご、ごめんなさい··········」

 

許してもらえるのか許してもらえないのか。

どちらになるかはわからなかったが、もう行動に移したのだ。どうしようもない。

ひたすら祈りながら、体を伏せていた。

 

「起き上がってください··············」

 

私は一瞬で起き上がった。

もしかすると、許してもらえたのかも。

そんなことも考えた。

しかし、次の一言で、希望は消え去った。

 

「絶対に許早苗」

 

私の顔はさらに青ざめた。

もしかすると、死人に見えるほど白いかもしれない。

しかし、私は動揺しながらも逃走を試みた。

逃げようとした。逃げないとと考えた。

ただただ逃げることを考えていた。

だが、ダメだった。

私の後頭部に強い衝撃が走り、私は気を失った。

 

意識が途切れる直前、私はこう考えた。

 

『なんでこんなについてないの·········』

 

と。

そして、意識が途切れる瞬間、早苗の静かな笑い声が聞こえた気がした。

 




明明後日入試なので、貯めてあるこのシリーズを
不定期に更新していきます。
因みにこの時間に投稿している理由は、
風邪を引いたからです。

因みにこの小説はとある動画の影響を受けて作られました。


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第二話【夜の道でも許早苗】

そういえば、射命丸の方感想来ませんでしたね。
いいんです。期待してなかったし。
合格率は落ちたけど。


「ばぁ~~~!」

「うわぁーっ!」

「フフフフ·········いい具合に驚かせれた·····」

 

私の気分はすこぶるよかった。

何故か?

あの恐ろしい東風谷早苗にもう五日間会ってないからさ!

あの日人里で攻撃されて夕方目覚めてから私は二日間引きこもった。

引きこもったが!私は勇気を振り絞り外に飛び出した。

初めは怖かった。あぁ、怖かったよ。

でも、それからずっと私はあいつに会ってない!

あれは運が悪かっただけだったのさ!

私は立ち直った。

それから私は毎日人を驚かせている。

今日は夜に人里の近くの道だ。

今、若い男を驚かせた。

悲鳴をあげながら無様に逃げていった。

叫びながら逃げていくのはすごくいい。

気分もいいし、実際存在するのには十分な量のエネルギーだ。

さて、もう帰ってもいいけど調子がいいから次のやつが来るのを待とう

 

===============================================

 

《2時間後》

 

「こ、来ない··················」

 

どれくらい待っただろうか。

もう大分待ってるけど誰も来ない。

もう今夜は人が来ないんじゃないか·············?

そう思っていた矢先、物音が聞こえた。

それは足音のようで、もう少し先から誰かが歩いてきているようだ。

誰か?

わからない。人間のことなんか知らない。

知ってるやつなんて少数だ。

だからどうでもよかった。

問題はない。

あとは、驚かすのみ。

私は息を潜めた。

一秒一秒が何故か長かった。

そうして待っていると来た。

 

行け!

 

私は飛び出した。

 

「当たって砕けろうらめしやー!」

 

どんなやつだ?暗いせいかあまり見えない。

私は振り返った。どうでもよかったから逃げようとした。

まぁ、いいや。あとは逃げるだけだろう。

そう考えていると、言葉が私を引き留めた。

 

「あなたあの傘の妖怪ですか···········?」

 

背筋がぞっとした。

引き留めたとは言うべきではないかもしれない。

固まってしまったという感じだ。

この声。あの声だ。若い、女の声。少し高い声。

東風谷早苗の声。

私は振り替えれなかった。

誰かが分かってしまったから。

逃げようとしたが恐怖のせいか体が硬直してしまっていた。

体が動かない。石のように動かない。自分のものじゃないみたいだ。

どうにか動かそうと頑張っていると、その足音が私の前に来た。

さっきは見えなかったのに今は見える。

やはりその正体は東風谷早苗だった。

私は息を止めてしまいたかった。

もう意識が途切れて欲しかった。

恐怖を味わうくらいならその方が良かった。

 

「ごめんなさい·········」

 

最早期待などしていなかった。

どうせ許されない。期待するだけ無駄だ。

私が絶望していると彼女は言った。

私はその言葉を予想できた。

あぁ、きっとあの言葉を発するんだなと。

理解していた。

そして彼女はその言葉を予想通りに言った。

 

「絶対に許早苗」

 

あぁ、分かっていたよ。

きっとそうだと。

きっと私は許されない運命なんだろう···········。

もういいや·············諦めよう。

 

頭に鈍い痛みが走った。

また攻撃されたのだろう。

私は慣れてしまったのか気絶する寸前に少し考えられるようになっていた。

しかし、そんな時間はいらなかった。一瞬で気絶する方が良かった。

 

しかし、私はその一瞬で考えた。

 

『運命は怖いもんだなぁ········』

 

と。




明日受験です。優しい人は応援してください。


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第三話【命蓮寺では許された】

許されたーッ!
私は↑を書いたら何故か餓狼伝のサクラの
「見つけたーッ!」が思い浮かびました。
末期ですね。


正午過ぎ

 

「ここかぁ···············」

 

厳かな『寺蓮命』(左から読んで)と書いてある木の板が、

門の上にある。

今日、私は命蓮寺にやって来ていた。

この妖怪寺とも呼ばれる寺に。

因みにトラウマや引きこもるなんてことはなかった。

何だろう·························。

慣れてしまった········のか?

自分でもよくわからない。だけどわかることもある。

もうトラウマじゃない。それはわかる。

怖くない訳じゃない。会えば恐怖するだろう。

ただ私は、会うことを運命として、必然的として考えている。

だから大丈夫なのかもしれない。

私はいつも通り驚かし、過ごしている。

もし、会えば運が悪かった。それは運命だった。それだけだ。

話を変えよう。

私は命蓮寺に来ている。

理由は特にない。来てみたかっただけと言えばそうなる。

《妖怪寺》。

面白そうだと私は思う。こう········響きが··············ね。

まぁ、いいや。取り敢えず誰か出てきたら驚かそう。

ずっと待ってやるぜ··········。

___________________________________________________________

 

数時間後

 

あぁ、うん。待つと言いましたよ。

言いましたよ。はい。

でもさ·····················、

お天道様が真上から沈む寸前まではないわー············。

そろそろ辛くなってきた············。

どうしよう············。帰ろうかな···········。

でもなー········。待とうかなー·······。

 

帰るか帰るまいか頭を悩ませていると、

『ジャリッジャリッジャリッジャリッ』という足音が聞こえた。

私は興奮した。

数時間。数時間待ってやっと一人きた!

一人は少なくね?と考えるかもしれないが、

今の私には一人でも歓喜に値する。

もうヤバい。嬉しすぎてヤバい。

思いっきり驚かせてやろう。

ぐへ、ぐへ、ぐへへへへぇ~。

 

私がそんなことを考えていて喜んでいると、

足音はすぐ近くまで迫っていた。

 

私は大急ぎで飛び出した。

 

「うらめしや~!!!」

 

驚かした者は東風谷早苗ではなかった。

グラデーションのかかったような長い髪、綺麗な顔の

美人な女性が立っていた。

しかし、私は何故か恐怖した。

何故かはわからない。しかし、恐怖した。

私は咄嗟に謝った。

 

「ごめんなさい!」

 

その女性は黙ったままだった。

私は何も出来ず、立ち尽くしていた。

しかし、急にその女性が腕を振り上げた。

許されなかったか!?

私はそう思った。

しかし、彼女は次の瞬間こう言った。

 

「許します!」

 

私は一瞬状況が飲み込めなかった。

東風谷早苗のせいか許されないと思う癖がついてしまっていたらしい。

しかし、直ぐに理解し、歓喜した。

そして、次の瞬間私は無意識に叫んでいた。

 

「許されたー!」

 

許された。

それだけで嬉しかった。

私はその女性に名を聞き、感謝した。

その女性、名は『聖白蓮』というらしい。

命蓮寺の住職で、高い理想を掲げていた。

いい人だった。

夕食もごちそうになり、風呂にも入らせてもらった。

命蓮寺の妖怪達も歓迎してくれて、感極まって泣いてしまった。

大丈夫かと聞かれたが大丈夫だといって、やり過ごした。

 

そして私は帰った。

喜びで満ちていながら、鼻唄を唄いながら。

 




次ので書き貯めしておいた分は終了です。
多分、それは明日投稿します。
それが投稿されたら水曜くらいまで書きません。


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番外編1【小傘の驚かせてみた】

番外編1です。貯めておいた分は最後です。また書きます。


№1【博麗霊夢】

 

「ばぁー!!!」

「·················はぁ?」

 

は、博麗霊夢だ。ににに逃げないと············

私は後ずさった。

すると霊夢は懐から札を取り出した。

 

「悪いことをする妖怪はー·····退治しないとねぇ?」

「あわわわわ············」

 

私は走った。逃げるために。

しかし、霊夢の札のスピードは思いの外速く、

一瞬で追い付かれてしまった。

 

そしてその後は···············

 

『ピチューン!』

 

皆の予想通り、弾に当たってしまってピチュった。

__________________________________________________

 

№2【霧雨魔理沙】

 

「ばぁー!!!」

「おー、小傘じゃないか」

「お、驚かない·············」

「そりゃあ、傘見えてたしな」

「へ?」

 

驚きのあまり変な声が出てしまった。

私は隠れれていると思っていたのに隠れれていなかったのだ。

もしかして、ずっと前から·········?

私は恐る恐る聞いた。

 

「ねぇ、魔理沙。もしかして·········見えてるのって·····前から?」

「え、あ、うーん·············いや、さっきが私の知ってる限り初めてだぜ」

「ホント!?よかった·················」

 

本当はいつもだけどなー·······可哀想だから黙っとこう······

魔理沙はそんなことを考えていた。

喜んでいる騒いでいる小傘を苦笑いして見ながら。

_____________________________________________________

 

№3【ルーミア】

 

「ばぁー!!!」

「うわぁー、驚いたー」

「驚いてないじゃない」

「そーなのかー」

「そーなのかーじゃないわよ。そうなのよ」

「そーなのかー」

「か、会話が···············」

 

私は取り敢えず別れを告げ離れた。

人食い妖怪ルーミア·········苦手だ·····かなり·······。

そーなのかーばっかだし········。まぁ、会わないようにしよう。

________________________________________________________

 

№4【チルノ】

 

「ばぁー!!!」

「うぉっ!」

「やったー!驚いたー!」

「うぐぐ、悔しい······。あたいはさいきょーなのよ!しょーぶしなさい!」

「うげ。それはやだ」

「もんどーむよーよ!」

「すたこらさっさと···········」

 

逃げた。思いっきり逃げた。

しかし、チルノは追ってくる。何であいつあんなに元気なの?

ええい!霧の湖の妖精は化け物か!

何て言ってる暇じゃない!逃げないと!

 

 

小傘は数時間チルノに追いかけ回されて、

次の日動けなかったのは別の話。




受験終わりました。合格してると思います。
面白いくらい問題が解けたんです。
英語と数学はマジキチで割りと無理でしたが。


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番外編2【小傘の驚かせてみた】

何故か即興で書いた。


№;5【紅美鈴】

 

「ばぁー!!!」

「ファファッ!?」

「あ、寝てた··············」

「ふえ?え、あー··········寝てませんよ小傘ちゃんー」

 

どう見ても嘘だ。

ヨダレまだ口元に残ってるし、今も必死に弁解してるし。

 

「アハハハー!寝てないなんてどう見ても嘘だよ~!」

「あ!ちょ、静かにし-」

「誰が寝てたのかしらねぇ?」

「あ、咲夜さん·········寝てませんよ~·······」

「じゃあ、何で泥棒鼠は入りこんでたのかしら?」

「そ、それはー············」

「はい。お仕置き決定」

「いやぁ~·····はい······」

 

美鈴はいつ見ても面白い。寝てばっかりだし、お仕置きされてばっかだし。

さぁ、面白いものも見れたし何処かに行こうかなー。

私は歩いて紅魔館を離れる。

離れるにつれてどんどん美鈴の悲鳴は小さくなっていった。

__________________________________________________________

 

№6【パチュリー·ノーレッジ】

 

「ばぁー!!!」

「ひっ!?·······ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」

「やばっ。逃げよう」

 

喘息で死にそうになるパチュリーをほって私は逃げた。

どうなったかは知らない。

_______________________________________________________

 

№7【十六夜咲夜】

 

「ばぁー!!!」

「侵入者ね·········」

「ひっ!?」

 

咲夜にナイフで攻撃されて気を失った私は、

翌朝美鈴によってゴミ箱のなかで発見された。

______________________________________________________

 

№8【レミリア·スカーレット】

 

「ばぁー!!!」

「あら、小傘じゃない」

「レミっちなんで驚いてくれないの?」

「私くらいカリスマを持った優れた者ならそんなことでは驚かないわ」

「レミっちの何処にカリスマがあるの?」

「·························(グサッ)」

「普段はうー☆うー☆言ってるくせに」

「うー··········しゃくやー!」

 

あ、泣いた。

 

「何ですかお嬢様」

「小傘がカリスマがにゃいとかいっていじめりゅー···········」

「へぇー··········」

「あ、ヤバい」

「報復ですわ」

 

咲夜にナイフで攻撃されて気を失った私は、

翌朝、門の上で美鈴によって発見された。




パチュリーと咲夜が短いのはその方が面白いと思ったからです。
(自分が面白いだけで皆は面白くないけど)
ここのレミィはカリスマブレイクです。
うー☆です。


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