25人が恋したら。 (ミルキィ箱寄りのネロ推しミルキアン)
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5人の恋バナ~Poppin’Party~

はじめましてです!今回から初心者ですが、ガルパの二次創作を書いてみようと思います!投稿頻度はなかなかにスローペースだと思いますが、気長に見ていただけると嬉しいです!
今回はポピパ5人の恋バナ。一人一人の恋愛観を想像してみました。かすみが何気に想像つかん。


「ねぇ、みんなって好きな人いる?」

「…また随分急だね、おたえ…」

「え、そう?」

「好きな人?いるよ!私はねー、ありさにさあやにりみりんにおたえ!それから蘭ちゃんにモカちゃんに…」

「あーはいはい。そのままだと結局ガールズバンドパーティーのメンバーになるだろ。そういう事じゃないだろ。」

「そうなの?じゃあどういうこと?」

「は!?おたえがそれを聞くのかよ!くそ!はめられた!」

「あ、ありさちゃん落ち着いて…」

「まぁまぁありさ、ありさはあれだよね?男の子のことだと思ったんだよね?」

「……」

「ありさ〜?」

「ありさ、顔赤い。」

「〜〜!!ああそうだよ!恋愛関係のこと聞いてるのかと思ったんだよ!つーか急にそんなこと聞かれたら誰だって思うだろ!」

「ありさが爆発した〜!」

「うるせぇ!」

「へ〜そうだったんだ。」

「お前がとぼけるな!」

「まぁまぁ落ち着いてってば。ありさ。可愛いなぁ。」

「…さあや、バカにしてるだろ。」

「してないよ笑」

「絶対してる!」

「…恋愛かぁ。」

「りみりん?」

「あ…!ごめんね!なんでもないの!!」

「りみりん、もしかして好きな人いるの!?」

「そうだったのか?全然気づかなかった…」

「ち、ちがうよ!そんな人いないけど!」

「え?いないの?私とは遊びだったの?」

「へ…?おたえちゃん!?」

「お前はさっきからややこしいこと言うな!」

「あはは…んー、じゃあ恋愛に興味があるとか?」

「それは…うん…。」

「うわぁ!りみりん可愛い!!」

「だ、だって、少女漫画とか、すごい素敵だなって…思って…うぅ…めっちゃ恥ずかしい〜〜……」

「恥ずかしがることないよりみりん。恋したいって思うのは女の子なら普通のことなんだから。」

「さあやも恋する乙女だもんな〜?」

「…ありさ、からかってる?」

「さっきのお返し〜」

「さあやの好きな人って、和樹くん?」

「か、かすみ…」

「かすみにしては鋭いな。」

「だって〜さあや、和樹くんと話してる時すごく可愛いんだもん!」

「ど、どういうこと?」

「あーなんか、分かる。乙女〜って顔してるよな。」

「それ、めっちゃ分かる〜!」

「確かにあの顔は和樹にしか見せないね。」

「だよな。幼なじみを思い続けるってホント一途だよな〜」

「……私はそういうありさの方が乙女だと思うけど?」

「な、なんでだよ。」

「だってありさ、よく少女漫画とか恋愛映画とか見てるよね?憧れてたりするんじゃないの?」

「はぁ!?そんなわけねぇだろ!!」

「ホントに〜?」

「そ、そんなことより!今はりみの話だろ!」

「え…?でも、私も気になるな、ありさちゃんの話。」

「りみ!?」

「ほらほら〜りみりんもこういってるんだし〜!私も聞きたいな〜ありさの恋愛の話〜」

「うん。気になる。」

「お、お前らな…はぁ…。私には恋愛なんて無理だよ。」

「え〜、なんで?」

「そもそも、私達女子高っていう時点で男子と接点が無さすぎるんだよ。さあやはともかく…。それに私なんて特に、男子となんて話さなすぎて、恋愛なんて出来るわけないし。」

「でも、ありさはしてみたいんでしょ?恋」

「そうだよ〜!素直になりなってありさ〜!」

「あぁもううるせぇな!」

「…でも、私も分かるな。ありさちゃんの気持ち。」

「りみ…」

「確かに恋してみたいなって思うけど…やっぱり自信無いし…きっと私も、もし誰かを好きになっても、何も出来ないと思うから…」

「自分の気持ちに素直になればいいんじゃない?」

「おたえちゃん…」

「私だったらそうするよ。」

「あのな、みんながみんなお前みたいに考えられるわけじゃないんだぞ」

「うん。でも何もしないで最初から願いが叶わないことが分かってる方が私は嫌だから。」

「……」

「それにりみは可愛いよ。すっごく。私が保証する。」

「おたえちゃん…ありがとう。なんか私、めっちゃ感動しちゃった…」

「おたえってこういう所、なんというかすごいよね…」

「ホント。油断ならないな。」

「え?何が?」

「でも、恋ってすごいね〜!こんなに人それぞれ考え方違うなんて!」

「…そういえばかすみはどうなんだよ?」

「あ、私も気になる!」

「え?私?…うーん………わかんない…?」

「え?わかんない?」

「うーん…私ってどうなんだろうね?」

「こっちに聞くな!お前の気持ちだろ!」

「でも、そういえば今まで考えたこと無かったな〜。ポピパの活動とか、ガールズバンドパーティーとか、学校とか今すごく楽しいから全然頭になかった!」

「あはは…なんとなくかすみはそうだろうと思った…」

「うん。すごく分かる。私もバンドのことだけ考えて生きてる。」

「それは言い過ぎだろ…」

「あ、間違えた。ウサギのことも考えてる。」

「あはは、おたえちゃんらしいね。」

「やっぱりおたえもそうだよね!バンドってホント楽しいんだもん!でも、恋愛か〜。私もいつかしてみたいな〜」

「ま、結局男子と接点がないから難しいんだよな。」

「そうだね。それに私もやっぱり今のままでも充分すぎるくらい楽しいもん!」

「私達は高校生という貴重な青春時代をバンドに捧げてるんだね。」

「…おい!お前なんでこのタイミングでそういう言い方するんだよ!」

「え?何が?」

「だから…!」

「まぁまぁありさ落ち着いて。みんな、今思い出したんだけど、接点、作ろうと思えば作れるよ。」

「え?さあや、それってどういうこと?」

「これ見て。」

「このポスター…ライブの?」

「そうなんだ。和樹がバンドに所属してるのは知ってるよね?実はこのイベント和樹のバンドが主催でやるらしいんだけど、ポピパも出ないかって、誘われたんだ。」

「「「「ぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!!!」」」」

「な、なんでそんな大事なこと忘れてたんだよ!!」

「え、あータイミングがなんとなく無くて。」

「そういう問題じゃないだろ!普通に無理だ…」

「ど、どうしよ…男の子と…うう…」

「えーっとありさとりみりんは微妙な感じ?かすみとおたえは?」

「「出る!!!!!!!」」

「乗り気だね。」

「もちろん出たい!!!新しく友達出来そうだし!!ライブやりたかったし!!!」

「私も会場でギターが弾きたくてうずうずしてた。」

「い、いやちょっと待て落ち着け2人とも。ちょっと待てばライブなんていくらでも出来るだろ。ガールズバンドパーティーのメンバーでやることだって出来るし。そんな急にやること…」

「でもせっかく和樹くんが誘ってくれたんだよ!?こんなチャンス滅多にないよ!!」

「で、でも向こうだってよく知らない人達と一緒じゃやりずらくないかな…?」

「それは大丈夫だと思うよ。和樹がみんな同意の上で誘ったって言ってたし。」

「じゃあ大丈夫だ。これは参加するしかない。」

「いやでも…」

「お願いありさーーー!!!!!りみりーーーん!!!!!」

「か、かすみちゃ…」

「私からも、お願いします。ハンバーグ交換してあげるから。」

「おたえがハンバーグを交換だと…!?」

「…ふふっ。いいよ。参加しよう。」

「りみ!?」

「みんながこんなに言ってるのに出ないのはもったいない気がしてきちゃった。」

「ありがとうりみりん!!!!ありさは!?」

「……はぁ。この状況で何を言ってももう無理だろ。降参。ただし!その…私の様子がいつもと違くても、そこは突っ込むな。」

「え?いつもと違うって?」

「さあやは分かるだろ。頼むから察してくれ…。」

「あはは、了解。それじゃあ和樹には参加するって伝えとくね〜」

「ありがとうさあや!ライブ、楽しみだなぁ!!!」

 




どうでしたでしょうか?
さあやの幼なじみという設定で出した和樹というキャラですが、ポピパ全員和樹とはよく話す仲です。詳しくはお楽しみにして頂けると幸いです!
次回からオリジナルキャラを出していこうと思うのでお楽しみに!
本日もありがとうございました!


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