ずっと同じ風 (珀愛)
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ずっと同じ風

新しい中学校で譲葉 玲は教室のドアの前で緊張をかくしきれなかった。

 

(やばいって!どうしようかな、)

彼女は、中途半端な6月からの転校生だったのだ。

 

(大丈夫かな、優しい人たちだったらいいなぁ)

いろんなことを考えていると、先生が、大丈夫。と言ってくれた。

先生は、後で呼ぶと言って先に教室へ入って行った。

 

先生が教室に入って行くと

おーいみんな静かにしろ!と言ってその後に、今日は転校生がいる入って来い。といわれた。

 

私は爆発しそうな心臓を落ち着かせ

教室に入って行った。

玲は、黒い髪の毛をなびかせ

美しい声で名前を行った。「譲葉 玲」ですと。

玲は、徐々に慣れてきてスラスラと

自己紹介をした。

 

無事自己紹介がおわり、質問タイムになった。クラスの人たちは優しく

たくさん玲に質問していて、

玲はみんな優しいなあとおもっていた

すると、みんなが自己紹介をしてくれることになった。

 

「私は、桜井 花奏だよ!」

などたくさんの自己紹介をしてもらった。

男子では、「俺は、舞原 諒」など、笑顔で言ってもらった

ある程度自己紹介が終わったら、女の子に

部活はどんなのあるか教えてあげる?

と言われたので私は、陸上ってあるかな?

と聞いた。女の子はあるよって言って陸上部に入りたいの

と聞かれたので玲は、笑顔でうん。と頷いた

前の学校でもやってたから、とつけたして。

そしたら、諒が「俺、陸上部だから放課後連れてってあげる。」と言ってくれた。玲は、またうんと頷いた。

そして、放課後になり。

玲は、陸上部の見学をするために

陸上部の諒に案内をしてもらっていた。

「えぇとっ玲って呼んでいい?」

突然諒に言われたのでビックリしたが玲は、頬を赤く染めて頷いた。その後は、以前居た学校の事を話ながら歩いていると結構近くから諒の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。

「諒!誰だ?その後の女の子は?」

と1人の先輩が話しかけてきた。その先輩は玲をジロジロ見て諒に話しかけていた。先輩が諒に何かを言っているので首をかしげて待っていた。

その頃先輩が諒に「あれ、彼女?」

と言われて、顔を赤く染めながら大声で「違います!!」と急に叫んだ。その叫びに、玲はビックリして諒を見ていた。

それにきずいた諒は顔を赤くしたまま、なっなんでもないよ!と言った。玲は、すぐ笑顔に戻って頷いた。その姿が可愛いと思ってしまった諒はさらに顔を赤くした。

赤面してる諒を見ていた先輩は、面白そうに笑っていたが、

「ところで彼女は、なんで来たの?」と聞かれたので玲は、「陸上部に入りたいので見学しにきました。」と言ったら先輩は、どうぞ、どうぞ。と言ってくれた。それから数分後に先輩達や同級生、そして後輩たちが次々と集まってきて最後に先生が来た。それから玲は部活を見学して帰りに入部届けをもらいに行った。(やっぱり陸上っていいなぁ)と思いながら昇降口に諒がいたので玲は、諒君と名前を呼んだら

少し驚いたが笑顔で返事をしてくれた。そして、「一緒に帰らない?」と誘われたので玲はまた顔を赤く染めて頷いた。



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