日本国召喚〜国際連合防衛軍、異世界に参戦〜(未完) (higuma1976)
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国際連合防衛軍の歴史

大急ぎで作ったけど、僕から見てもまだまだ足りないです。
後で追加します。

追記:ここでついに前の大戦の名が公開します!
   少しだけ変更しました。


西暦

1997年    国連軍から国連防衛軍(UNDF)を設立

       

【挿絵表示】

*1

 

1999年    UNDF、軍事力は世界一になる

 

2000年 11月 ドイツかクーデター発生

    12月 ロシアがクーデター発生

       ロシアがソ連に変わる

       ドイツ·ソ連、軍事同盟結ぶ

 

2001年 1月 ドイツがフランスに侵略

       ソ連がポーランドに侵略

       第三次世界大戦勃発

       UNDFは阻止するか、準備不足のため完敗

       その後、連戦連敗

       UNDFの初代大総統は戦争を阻止できないままで責任を感じられ、引退するか、兵隊になる

 

2003年    ソ連が日本国の北海道に侵略

       二週間後、日本がソ連を追い払う事を成功

       これがきっかけで第九条を放棄

       自衛隊から国防軍に変わる

       兵隊募集は徴兵計画をしたか、希望者が圧倒的に多く出ていたため、徴兵計画は延期に

       その後、終戦までに希望者が多かったので徴兵計画は白紙に*2

 

2004年    

       独ソ軍、ヨーロッパを全支配(スイスは除く)

       独ソ軍、アフリカに侵略

       UNDFの元初代大総統、戦死と噂。1ヶ月後、無事に生存         

 

2005年    日本国、UNDF、軍事同盟結ぶ

       日本国、連合軍に参加

 

2007年    ソ連、再び日本占領計画

       独ソ軍、アフリカを全支配

       UNDF、アフリカ脱出

         

2008年    日本軍とUNDFはソ連に侵略

       日本軍は北方領土とクリル列島(千島列島)とサハリンに占領

       UNDFはウラジオストクとハバロフスクに占領

       UNDF、占領の治安維持問題があったため、国際連合警察(UNPD)を設立

       ソ連、アフリカ支配中に戦力3分の2がシベリア防衛のために回す(独ソ軍のアフリカ方面軍の戦力低下)

 

2009年    日本軍とUNDFは東シベリアに侵攻

       日本軍、カムチャツカ半島を支配

       UNDF、バイカル湖から北まで辺りまで占領

       UNDFと連合軍、反撃のため中央アフリカを上陸計画

       その計画、独ソ軍、気が付く

       独ソ軍、中央アフリカの防衛強化

 

2010年    サウジアラビア、連合軍に参加

       サウジアラビア軍、エジプト占領

       UNDFと連合軍、アフリカ上陸作戦開始

       上陸したのは一部。実際した上陸は北(モロッコ)と東(ソマリアとケニア)と南(南アフリカ)に上陸

       UNDFと連合軍、アフリカで独ソ軍包囲成功(約300万人、捕虜される)

       UNDF、ウラル山脈まで占領する計画

 

2011年    UNDF、ウラル山脈占領に向けて侵略開始

       UNDFと連合軍、イタリアとスペインに上陸

       イタリアとスペイン解放

       ドイツ軍の戦力低下

 

2012年    南東ヨーロッパとギリシャ解放

 

2013年    UNDF、ウラル山脈まで占領

       ソ連軍の戦力低下

       日本国、兵力を減らす(終戦時約90万人)

 

2014年    UNDFと連合軍、ベルリン占領

       ドイツ、降伏

       UNDF、ポーランドとウクライナ解放

 

2015年    UNDF、モスクワ占領

       ソ連、降伏

       第三次世界大戦、終戦

       UNDFの元初代大総統、戦争の活躍によって大佐になる

 

       第三次世界大戦の死者、5億超える

       世界は傷跡が大きく、復興はかなり時間がかかる。

       無傷だった日本だけ復興は2年で済ませる。

 

2020年    日本国の兵力、70~80万人

 

2020〜2060年の間は大小規模の戦争があちこち起きてるか、UNDFの活躍によって終わらせる。人口は少し減っていたか、多くの国が消滅されてしまう。まだは吸収、併合も

 

2060年    ブラジルで少女連続誘拐事件発生

       UNDFとUNPDは少女連続誘拐事件の捜査をする

       数週間後、オカルト教団と分かり、救出作戦を開始

       誘拐された少女達は1人だけ救出したか、他の少女達は生贄になってしまう

       しかし、これがきっかけで5年後の大戦が起きることになるとは予想できなかった

 

2065年    東京の空で異変発生

       日本軍とUNDFとUNPDは東京防衛のために派遣

       東京都民達が東京に離れる

       妖魔達が東京に急襲

       日本軍とUNDFとUNPDは多数の死傷者を出して、東京放棄決定して撤退。東京防衛失敗

       ()()()()()()

 

2115年    妖魔大戦、終戦

 

2120年    UNDFとUNPDは世界から消える

*1
国連旗を使うつもりだったか、違法になるので諦めました。自作の旗にしました。

*2
西暦2011年、兵力約100万人超える 陸6:海2:空2




前の大戦の名がついに公開しました。

妖魔大戦の終戦までの内容はもちろん、長いです。
しばらく追加する予定なので、お待ち下さい。

ここで大佐の名が上がりました。
もしや…と思う方はいるかもしれないか、それは秘密です。


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UNDFとUNPDの兵器(その1)

今回はUNDFが使ってる兵器です。

ただし、兵器の数がかなり多いので、先に陸上兵器、戦車を紹介します。

つぎのその2は考え中です。


■ 国際連合防衛軍(UNDF)

 

●陸軍

 

▼戦車

Q、戦車の数は何で多いの?  A、世界は全て約200ヵ国あるので世界中に派遣すると少なくなってしまいます。

Q、戦車の名前は何でTなの?ロシアなの?  A、戦車に英語すると、Tankというので、頭文字から取ってある。

Q、全ての戦車は海上で泳げるだって?  A、すべての戦車の側面装甲盾の中がしぼんた浮き輪みたいのが付いてます。膨らませる方法は排ガスを使って膨らませます。

 

T-1 

UNDFで初めて作った戦車 製造年歴、西暦2003~2025年 約10万両 転移するとき、約3万両

見た目はアメリカ軍のM-1戦車と変わらない。速度は80km/h。武装も一緒。エンジンと電子器だけ変更してる。性能はM-1より改善。日本の技術が半分使っているので、バランス優れた戦車。第3次世界大戦(WW3)で活躍された。2020年で新型戦車が出てから生産数を減らし、2025年、生産終了。生産終了当時は約8万両いたか、半分以上は砂漠で眠ってるか、妖魔大戦(西暦2065~2115年)が起きてから、全両復活させた。妖魔大戦の戦争中はやられキャラと呼ばれてしまう。終戦時は約3万両残った。終戦当時に全両が引退されてしまう。スクラップするか、転移する前は全くスクラップが進んでない。異世界に転移してから、スクラップ中止になってしまう。転移した後、T-1の使い道は…

 

T-2

2代目の戦車 製造年歴、西暦2009~2040年 約5万両 転移するとき、約1万両

WW3戦争中で、T-1の被害が多くなってから、すぐ戦車開発した。見た目はチャレンジャー1(イギリス軍)。元はチャレンジャー1の性能はM-1より低め。防御はチャレンジャー1の方が上。しかし、T-2はチャレンジャー1より優れてしまってる。防御は一緒けど、エンジンと電子器と武装が変更してる。速度は落ちてるけど、75km/h。電子器はもちろん、日本製。武装は独自開発した130㎜滑腔戦車砲。大量生産する目的はあったか、コストがかかるため、WW3終戦時に約3万両まで作ったか、2040年までは少なく生産してる。生産終了時は約5万両けど、妖魔大戦が起きるまではずっと使っていた。妖魔大戦中はT-1と同じくやられキャラ。終戦時は約1万両しかなかった。T-1と同じ運命でスクラップするはずが、異世界に転移され、中止してる。T-1と同じく運命は…

 

T-3

WW3の終戦直前で大急ぎで作った戦車 製造年歴、西暦2014年~2022年 約5千両 転移する時、約5千両

2013年頃、独ソ軍がいきなり切り札の戦車が出て苦戦してしまったので、大急ぎで作った。見た目はアリエテ(イタリア軍)だか、少し大きくなってる。大きさは元のアリエテの1.3倍。速度は70km/h。武装は140mm滑腔戦車砲。しかし、完成したのは2014年なので、来年は終戦。生産が間に合わなかったので約1000両しかなかった。終戦後は生産続けたか、使い勝手が悪く、早くも2022年で生産終了してる。生産終了の時は約5千両。その後は全両で砂漠に眠ってる。妖魔大戦はトーチカ代わりに使っていた。被害が全く無く、全両無傷だった。しかし、異世界に転移してから、どうやって使い道になるか…

 

T-4

T-1の後継戦車 製造年歴、西暦2025年~2065年 約20万両 転移する時、約7万両

T-1の後継戦車のために作った戦車。見た目はレオパルド2A7+(ドイツ軍)武装は55口径130mm滑腔砲。対空兵器(機関砲)も付いてる。エンジンと電子器も強化してるので、元のレオパルド2A7+は全く別物になってる。速度は90km/h。作りやすかったので、大領生産してる。妖魔大戦が起きた時、T-4を使ったか、ほとんど苦戦になってしまう。やむを得ずに生産終了同時に新型戦車開発に入ってしまう。生産終了時は約20万両。終戦時は約8万両けど、戦車シリーズの中で一番被害が多かった。転移した後、T-4は改造してAI搭載した(T-4B)。UNDFの基地防衛と教訓のため、使ってる。

 

T-5

UNDF初のレールガン戦車 製造年歴、西暦2050~2100年 約15万両 転移する時、約10万両

UNDF初のレールガンが搭載した戦車。見た目は10式戦車(日本)10式戦車になったのは、作りやすく、使い勝手がよく、選ばれてる。エンジンと電子器も強化してる。UNDFの戦車の初のAI搭載。速度は100km/h。武装は100㎜レールガン砲、対空兵器(機関砲)もある。妖魔大戦は活躍したか、2100年からは被害が増えてる。被害が出た同時に生産終了。生産終了時、約15万両。終戦時は約13万両。戦車シリーズの中で一番被害が少ない。バリエーションが一番多いか、T-5の生産終了後、バリエーションだけ生産は続いてる。終戦後は約3万両がスクラップにしてしまう。真っ先にスクラップしたのはレールガンの内部が極秘扱いが理由。転移した後、改造して魔法防御装置に付く(T-5B)。主力戦車になる。

 

T-6

T-5の後継戦車 製造年歴、西暦2100~生産中 転移する時、約8千両

2100年、T-5が被害に出てからすぐの後継戦車開発した戦車。無人砲塔になって、砲塔は小さくなってる。見た目はT-14(ロシア軍)これも、エンジンと電子器が強化しており、AI搭載、防御も強化して、UNDF初の魔法防御装置も付いてある。速度は100km/h。武装は140mmレールガン砲、対空兵器(機関砲)もある。無人砲塔にしたのは戦車兵の被害を減らずため。2120年頃、まだ生産してるので、妖魔大戦は参加したか、大変優れた。被害はほぼゼロ。転移時は約8千両。主力のT-5に交換予定。交換できたのは一部。

 

HT-1(HTはホバー戦車の事 Hover Tank)

UNDFが無理矢理作ったホバー戦車 製造年歴、西暦2008~2010、2020~2030年 約5千両 転移する時、約500両

WW3途中、アフリカ上陸作戦のために無理矢理作ったホバー戦車。見た目は砲塔に乗せたPACV。車体はPACV(運転席はガラスではなく装甲板に包まれている)車体のゴム部分(空気を膨らむ所)は銃撃に弱く、守るために装甲板に包まれてる。砲塔はそのままT-1。武装も一緒。速度は120km/h。WW3中で生産期限はだった二年。当時は1000両を作ったか、上陸作戦は活躍されてる。しかし、上陸作戦以外は全く役に立たなかった。理由は側面に撃つ時、ありえない方向に向いてしまうことが多く問題起きてる。上陸作戦は正面に撃つしかないので、上陸作戦の援護兵器と思ってもいい。終戦後、再生産したか、10年後、生産終了。約5000両。数が少ない。妖魔大戦は全く使ってない。転移したときは約500両しかなかったのは約5000両中9割はゴムがボロボロになってしまい、廃棄された。悲しき運命の兵器と言うしかない。転移した後、T-1と同じく運命になる。

 

HT-2

UNDF初の反重力戦車 製造年歴、西暦2045~2070年 約1万両 転移する時、約1000両

HT-2は世界初の反重力装置が付いた戦車。小型化成功したか、戦車兵はかなり不便。狭い!と言われるのが多かった。見た目はLAV-600(アメリカ軍)、足は車輪が無くなり、反重力装置(それが原因で中が狭くなってる)がついてる。2060年頃、AI搭載(HT-2B)になる。速度は160km/h。武装は120㎜滑腔戦車砲、対空兵器(機関砲)もある。輸送機を使用して空輸できる。使い勝手が大変よく、足が速く、音が低かったので偵察によく使う。妖魔大戦の開戦の時、T-1と同じくやられキャラになってしまう。2080年以降は全く使ってなかった。転移の時、約1000両あったか、再利用するために、全両の反重力装置を小型に変更、魔法防御装置に付く(HT-2C)。偵察、潜伏侵入に使用。

 

HT-3

HT-2の後継ホバー戦車 製造年歴、西暦2075~生産中 約2万両 転移する時、約1万5千両

反重力装置が小型化に成功して、搭載した最新ホバー戦車。見た目は16式機動戦闘車(日本)足は全て反重力装置になってる。反重力装置が小型化になってるおかげで兵隊を乗せることが可能になってる。速度は200km/h(UNDFの陸上兵器の中で一番早い)武装は100㎜レールガン砲、対空兵器(機関砲)、AI搭載。2105年、魔法防御装置(HT-3B)を付ける。輸送機を使用して空輸できるか、パラシュート無しで空中投下可能。しかし、このやり方は乗員達が怖がってる。妖魔大戦は終戦までに大変活躍した。終戦後はずっと生産してる。輸出用(HTE-3 輸出用ホバー戦車 Hover Tank for Export)もある。輸出国は日本、ヨーロッパ、北アメリカなど。2万両のうち5千両は輸出してる。

 

CAV-1(戦闘装甲車 Combat Armoured Vehicle)

UNDFが初めて作った戦闘装甲車 製造年歴、西暦1999~2029年 約15万両 転移する時、約1万5千両

見た目はLAV-105(米軍)。似ていた理由は生産ラインセンスを取っていた。武装は105㎜ライフル砲、他はLAV-105と一緒。。エンジンと電子器は強化(CAV-1B)してる。日本製が多く使ってる。速度は110km/h。輸送機を使用して空輸できる。WW3は活躍してる。バリエーションが多い。生産終了時、約15万両。バリエーションを含めて約28万両。15万両のうち5万両は輸出してる。妖魔大戦が起きるまではスクラップして、残ったのは1万5千両。ただし、妖魔大戦は使ってない。転移した後、T-1と同じく運命になる。

 

CAV-2

CAV-1の後継戦闘装甲車 製造年歴、西暦2028~2063年 約30万両 転移する時、約2万両

これは珍しく大量生産している戦闘装甲車。バリエーションを合わせて、約70万両超えてる。妖魔大戦が起きる前に輸出が多いし、世界中によく使う。見た目はM1128 ストライカーMGS(米軍)砲塔は無人砲塔になっていたため、自動装填装置が付いていて、小さくなってる。武装は120mm砲。エンジンと電子器も強化。速度は130km/h。輸送機を使用して空輸できる。妖魔大戦が起きた時、使ったか、90%以上失われる。悲しくやられキャラになってしまう。妖魔大戦中で使われなくなる。終戦後、約2万両残ったか、UNPDに全両引き渡す。

 

CAV-3

レールガン砲に搭載した戦闘装甲車 製造年歴、西暦2060~2110年 約20万両 転移する時、約8万両

CAVシリーズ初でレールガン砲搭載してる。見た目はCAV-2と一緒けど、少し大きくなったる。(CAV-2の1.4倍)砲塔は無人化してるので、レールガン化してるので、砲塔が少し大きく(普通の戦車と変わらない)なってる。武装は100mmレールガン砲。対空兵器(機関砲)AI搭載。速度140km/h。輸送機を使用して空輸できるか、空挺も可能。妖魔大戦が起きた時は活躍したか、戦争中で魔法防御装置(CAV-3B)を搭載。2110年頃、被害が増えて後継を作るために生産終了。ただし、バリエーションの方は生産続ける。転移した後、UNDFが使うことになる。

 

CAV-4

CAV-3の強化 製造年歴、西暦2110~生産中 約3万両 転移する時、約2万5千両

見た目はCAV-3が全く一緒。大きさは少し小さくなってる。(CAV-2の1.2倍)小さくなった理由はレールガン砲の装置が小型化していたため。AI搭載、魔法防御装置搭載、反重力装置搭載(長く飛べない)。速度は160km/h。武装は120mmレールガン砲、対空兵器(機関砲)妖魔大戦の終戦まで活躍。被害が全くない。約5千両は輸出してる。移転したとき、UNDFが使ってる。




戦車の数がかなり多いような気がします…
第二次世界大戦(WW2)の戦車数より超えてるな気がします…

使い道は…と書いてありますか、異世界で輸出するかもしれないです。
どこの国に輸出するのは内緒です。


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UNDFとUNPDの兵器(その2)

今回は空軍の兵器です。

今までに出ていた兵器をすべて公開します。

まだ他にあるけど、話が進めば、追加にする予定です。


■ UNDF

 

● 空軍

 

▼ 戦闘機

 

F-1(戦闘機 Fighter plane)

UNDFが初めて作った戦闘機 製造年歴、西暦1998~2001 2016~2030年 約5000機 転移する時、約50機

UNDFがSu-27のラインセンス生産を取ってから初めて作った。エンジンと電子器は変更して、性能は元のSu-27より強化してる。しかし、WW3が起きてからソ連軍はSu-27を使っていたので、敵味方判別が出来なくなる恐れがあるため、生産停止、まだは使用禁止になってしまう。WW3の終戦後、再生産と使用される。2030年までは色々な改造して、生産終了時はF-1EとF-1Fで作ってる。しかし、非ステルスなので、レーダーに引っかかることが多かったので、少数生産しかない。数が少ないけど、かなり凄腕のパイロットがよく使うのが多い。隠れ名機と言われる。2120年頃、全機は実験航空師団に使ってる。

 

       製造年歴               2120年

F-1A 単座型 1998~2001 性能はSu-27より少し高め 全機廃止

 

F-1B 複座型  ↑    二人乗りのF-1A      全機廃止

 

F-1C 単座型 2016~2025 A型の強化       5機

 

F-1D 複座型  ↑     二人乗りのF-1C    5機

 

F-1E 単座型 2020~2030 F-1の最終型、カナード翼あり 艦上戦闘機 10機

 

E-1F 複座型  ↑    戦闘爆撃機。カナード翼あり 艦上戦闘爆撃機 10機

 

F-1E改 単座型 2060 F-1Eの改造。AI搭載 10機

 

E-1F改 複座型  ↑  F-1Fの改造、AI搭載 10機

 

 

F-2

F-1と同時に生産してる戦闘機 製造年歴、西暦1998~2020年 約2万機 移転する時、約100機

UNDFがF-15のラインセンス生産を取ってからF-2を付けた戦闘機。WW3では終戦まで一番活躍されてる戦闘機。F-1と同じく、空戦重視のため、元のF-15Cよりかなり強化してる。F-2GとHはステルス化にしたのはソ連軍がステルス戦闘機使用していたので、大急ぎで作ったか、完成したのは2015年。終戦で配置が間に合わず。(ただし、欠点がある。機種判別が見分け出来てない。連合軍からはF-15Uと呼ばれるのが多い)F-2Eは非ステルスなのに、敵はステルス戦闘機を使っていたか、パイロットは凄腕のおかげで五角できた。F-1と同じく、隠れ名機。2120年頃、全機は実験航空師団に使ってる。

 

       製造年歴               2120年

F-2A 単座型 1998~2012 性能はF-15Cより少し高め 全機廃止

 

F-2B 複座型  ↑    二人乗りのF-2A      全機廃止

 

F-2C 単座型 2010~2015 A型の強化         全機廃止

 

F-2D 複座型  ↑    戦闘爆撃機に変更、B型の強化 全機廃止

 

F-2E 単座型 2012~2020 F-2の最終型         10機

 

F-2F 複座型  ↑    D型の強化          10機

 

F-2G 単座型 2015~2020 E型のステルス化       15機

 

F-2H 複座型  ↑    F型のステルス化       15機

 

F-2E改 単座型 2060   E型の改造、AI搭載      10機

 

F-2G改 単座型 ↑    G型の改造、AI搭載      20機

 

F-2H改 複座型 ↑    H型の改造、AI搭載      20機

 

 

▼ 攻撃機

 

A-1

UNDFの攻撃機 製造年歴 西暦2001年~2061年 約5000機

UNDFはアメリカのA-10の設計図と機体(スクラップにする予定だった)を購入して、設計変更と試験と改造などして、作った。WW3に出て、評価が大変良かった。陸軍から大変信用してる。何回も製造終了予定はあったか、陸軍から猛烈に反対したことがある。戦車キラーでは有名。妖魔大戦に参加してるか、妖魔軍撃破が多い。A-1CとA-1C改の被害が少ない。攻撃機の中で機体数が一番多い。

 

A-1A 2001~2015年 初期型の攻撃機

 

A-1B 2013~2025年 A型の強化 対空戦闘可能 パイロットの生存確率UP

 

A-1C 2024~2061年 B型の強化 AI搭載 電子器強化 固定武装強化

 

A-1C改 2075年 C型の改造 魔法防御装置搭載

 

 

▼ 爆撃機

 

B-1

UNDFが初めて作った重爆撃機 製造年歴、西暦2005~生産中 約2000機 

UNDFはアメリカのB-52の設計図を購入して、多数の変更していたか、設計者は日本人。設計者は旧日本軍の幻の重爆撃機「()()」に憧れていたので、とんでもない重爆撃機を作ってしまう。完成したのはB-1A。見た目はB-52(米軍)と一緒けど、少し大きくなってる。大きさはB-52の1.5倍。全長75m、全幅90m、高さ18m。B-1Aの初飛行は西暦2005年。WW3で一番活躍してる重爆撃機。WW3の終戦後からはB型、C型、D型、E型、F型などに進化、改造などが繰り返してる。陸軍は頼もしい味方と言われるのが多かった。B-1Fは最新型、電子器はかなり強化して、ステルス化してる。AI搭載。魔法防御装置搭載。偵察可能。

 

B-1A 2009~2015年 初期型の重爆撃機 爆弾搭載量50t 最大速度はM1.2(時速1490Km/h) 巡航速度はM0.9(時速1111km/h) 実用上昇限度16,000m 航続距離20,000Km

 

B-1B 2014~2036年 A型の航続距離延長化 航続距離25,000Km 他はA型と一緒

 

B-1C 2035~2057年 B型の進化 電子機強化 最大速度はM1.3(時速1600Km/h) 巡航速度はM1.0(時速1111km/h) 実用上昇限度17,000m 他はB型と一緒

 

B-1D 2056~2076年 C型の航続距離延長化 航続距離35,000Km 他はC型と一緒

 

B-1E 2075~2099年 D型のステルス化 電子機強化 AI搭載 他はD型と一緒

 

B-1F 2098~現在  E型の進化 電子器強化 AIと魔法防御装置搭載 爆弾搭載量50t 最大速度はM1.5(時速1800Km/h) 巡航速度はM1.1(時速1360km/h) 実用上昇限度19,000m 航続距離40,000Km

 

 

B-2

 

UNDFの高速爆撃機 製造年歴 西暦2011~生産中 約900機

UNDFはアメリカのB-1の設計図を購入して、多数変更して、元のB-1より大きくなってる。翼は可変翼。大きさはB-1の1.5倍。全長70m、全幅60m(可変翼最大展開時)/40m(最後退時)、高さ15m。爆弾搭載量は40t WW3は使っていたか、出番が少なかった。少なかった理由はスピード問題。敵の戦闘機は追いつかれるのが多かった。WW3の終戦後、スピード重視のために強化(B-2B)した。B-2Bは評価良かったけど、今度は高速対空ミサイルが出ていたので、落とされてしまう。ステルス化(B-2C)になる。B-2Dは最新型、電子器強化、AIと魔法防御装置搭載した。スピードも強化。偵察も可能。超低空爆撃は可能。妖魔大戦では魔王城空襲に参加してる。

 

B-2A 2011~2014年 初期型の高速爆撃機 爆弾搭載量40t 最大速度はM1.5(時速1800Km/h) 巡航速度は1.1(時速1360km/h) 実用上昇限度16,000m 航続距離15,000Km

 

B-2B 2013~2048年 A型のスピード化 最大速度はM2.5(時速3100Km/h) 巡航速度は2.0(時速2470km/h) 他はA型と一緒

 

B-2C 2047~2088年 B型のステルス化 他はB型と一緒

 

B-2D 2087~現在  C型の進化 電子器強化 AIと魔法防御装置搭載 爆弾搭載量40t 最大速度はM3.0(時速3700Km/h) 巡航速度はM2.4(時速3000km/h) 実用上昇限度20,000m 航続距離25,000Km

 

 

B-3

 

UNDFのステルス爆撃機 製造年歴 西暦2014~生産中 約100機

UNDFはアメリカのB-2の設計図を購入して、多数変更して、元のB-2より大きくなってる。大きさはB-2の2倍。全長40m、全幅100m、高さ10m。爆弾搭載量はB-1の二倍100t。あまりの高価で少数しかない。進化の少ない爆撃機。偵察も可能。

 

B-3A 2014~2100年 初期型のステルス爆撃機 爆弾搭載量100t 最大速度はM1.0(時速1200Km/h) 巡航速度は0.8(時速10000km/h) 実用上昇限度25,000m 航続距離30,000Km

 

B-3B 2099~現在 A型から強化した 電子器強化 AIと魔法防御装置搭載 爆弾搭載量100t 最大速度はM2.0(時速2400Km/h) 巡航速度は1.5(時速1800km/h) 実用上昇限度25,000m 航続距離80,000Km

 

 

B-4

 

UNDFの成層圏爆撃機 製造年歴 西暦2095~生産中 約10機

UNDFは成層圏が爆撃出来るように作った成層圏爆撃機。見た目はブーメランが二つ重なったような感じ。あまりに巨大ので、巨大空母では載せない。全長100m、全幅1000m、高さ50m。爆弾搭載量はモンスター級、5000t。エンジンは核融合炉。航続距離は無補給で地球で10周(約400,000km)。偵察も可能。離陸するときはあまりに重く、浮かび上がらないから、ロケットブースターエンジンを使うことになる。

 

B-4A 2095~現在 爆弾搭載量5000t 最大速度はM2.5(時速3100Km/h) 巡航速度は2.2(時速2700km/h) 実用上昇限度35,000m 航続距離400,000Km

 

 

▼ 早期警戒管制機(AWACS)

 

E-9

UNDFの成層圏AWACS 製造年歴2085~生産中 約100機以上?

UNDFは今までのAWACSは妖魔大戦中でよく落とされる被害が多かった。対策するため、AWACSで成層圏を出来るように作った。機体はB-3(ステルス爆撃機)にAWACSを改造して、機体の上に上下可動式レーダーを付けることになった。E-9Aは2085年で初飛行。しかし、8年後で電子機問題があったため、すぐ生産中止して、改善するためにE-9Bを作った。E-9Bの初飛行は2094年。形はみんなが知ってる飛行機の形ではない。見ると、B-2(爆撃機、米軍)の上にレーダーが付いてると、イメージ。大きさはB-2より大きく、レーダーも大きくなってる。機体(レーダーを含まない)の全幅100m、全長40m、全高10m。レーダーはカバーしているので、カバーは四角形にしていた。理由はステルスのために四角形が最適にしたから。レーダーのカバーの大きさは24m、中のレーダーの大きさは20m。レーダーは上下に動くので、陸上では飛ぶ前なので、レーダーは機体の上、飛行中では、レーダーは機体の下に動かして、固定する。固定になってから、四角形のカバーの中にあるレーダーを動かす。大変珍しい形してるので、世界中探しても見つからない。B-2の機体の形は翼以外の角は真ん中の後ろで3つある。しかし、E-9Bは真ん中の後ろの角は4つある。真ん中はレーダーを上下を動くために凹みの形になってる。乗員は操縦士8名、機器操作員60名。乗員の数が多いのは、交代のために2倍してる。一回飛んだら、3日間で無補給で飛べる。E-9の航続距離が伸びたのは元のB-3の爆弾倉を無くしたり、スピードを落としたり、その結果、航続距離が伸びてる。レーダーの最大探知距離は半径で2000km。

 

E-9A 2085~2093年 初型  最大速度は950km/h 巡航速度は800km/h 最高高度は25,000m 連続警戒滞空時間は速度800km/hで65時間(航続距離52,000Km以上)

 

E-9B 2094~現在 A型の問題で改善したB型  最大速度は950km/h 巡航速度は800km/h 最高高度は25,000m 連続警戒滞空時間は速度800km/hで65時間(航続距離52,000Km以上)

 




スペックオーバーな兵器がいっぱいありますね…

爆撃機が全てチートです。

グ帝は爆撃機の性能を知ったら、すぐ降伏するかも?

まだ考え中けど、すぐ降伏するとは考えにくいです。

次の兵器は話が進んでから決めます。


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プロローグ 一発の銃声の運命

初めましてhiguma1976です。
名前がじゃべりにくいと思うけど、ひぐまと呼んでください。

一応言っとくけど、自分は耳が聞こえないです。
音楽は全然わからないです。

初めての投稿なのです。

言葉が変とか、意味がおかしいとか、誤字とかのは指摘お願いします。

どうか、見守ってください。


■ 中央暦1640年1月18日 フェン王国 ニシノミヤコ

 

広場でパーパルディア皇国の兵隊達が多数の日本人を捕まえていた。

「嘘だろ…戦争が起きてるのは思わなかった…」

「えーんえーん、お母さん…」

「危険と分かれば来なかったのに…」

「ああ…処刑される…」

「恋人が死んじゃったよ…あぁ…」

日本人達はあちこちつぶやいた。

「静かにしろ!まだ言うなら、すぐ処刑するぞ!」

皇国の兵隊は怒鳴っていた。

「ううぅっ…」

日本人達はすぐ静かになった。

 

皇国の兵隊達はレミールの指示が受けるまで処刑準備している。

「おい、処刑人。もうすぐレミールからの命令が来るので準備だ」

隊長が言って、顔を隠す処刑人は一列に並べた、一番左の男まで移動した。

処刑人はその男の所にとまって剣を出した。

「あ、あなた!あなた!」

「おとうさん!おとうさん!」

お父さんと呼ばれた男は思わず目をつぶった。

(ぐっ…すまない…家族旅行にしようと言ったけど…まさかこんな目に合うとは…)

男は悔しかって、旅行する前に友人が話したことを思い出す。

 

「おいおい!本気かよ!?フェン王国で家族旅行だと?やめとけ!フェン王国は今、パーパルディア皇国の関係は最悪だよ!?戦争が起きてもおかしくないぞ!」

友人は叫んだ。しかし、友人は現役の自衛隊である。

「へーきへーきだよ。日本政府とフェンが何とかやっとくれるよ?だから大丈夫よー」

男はヘラヘラと答えた。

「日本政府がやってくれるだと?本当に?政府はいつも後手なんだよ?それとも、フェン王国はあんまり強くないのよ…わかってるのか…」

友人は男を見て、あきれていた。

「大丈夫!大丈夫!もう予約しちゃったけど♪キャンセルはできないのよ~…一度も家族旅行しないと。はははっ」

男は笑っていた。

「…本当に戦争が起きても知らないぞ…」

友人はつぶやいた。

…友人が言ったことを現実になる。

 

(友人が言ったことが本当になるとは…僕…本当に馬鹿だ…)

男はここに来たことを悔やんでも、もう遅いと痛感した。

その時、皇国の隊長が魔信(魔法通信)に出した。

≪処刑しろ≫

魔信からレミールの命令が出した。

「処刑人、処刑開始しろ」

隊長が言って処刑人は剣を持って持ち上げた。

「いやっ!あなたー!」

「おとうさーん!」

妻と子供が泣きながら叫んだ。

(すまない…もっと一緒にいたかった…)

男は覚悟を持って、つぶった目に力を入れる。

 

 

PASH!

 

…その一発の銃声は世界の運命が変わろうとしていた…

 

 




どうですか?
本当に初めての投稿にするのはドキドキします。

感想がよかったなら続く気はあります。
感想がきついだったら、どうしょう…と、思ってます。

投稿しようと思ったら、本文の文字数が足りなかった…(650文字だった)
一所懸命頑張りました(汗

よろしくおねがいします!

次回 「国際連合防衛軍、移転される。」


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第1話 国際連合防衛軍、転移される 前編

感想してくれてありがとう!
やる気が湧いてました。

後編を書いてるところけど、ストーリーが長すぎたため、一部だけカットして前編に移動して追加しました。

まだは一部だけわからない方がいたため、脚注に追加しました。

追記:指摘があったため、修復しました。


■ 西暦2120年8月 香港連合王国 首都 香港 国際連合防衛軍総合司令部

 

 

「…今、なんと?」

個人の部屋にある人が電話を話していたか、何かびっくりしてる。

《―――》

「いやいや!?我が軍を全て異世界に転移するって?どういう意味!?」

電話をしてる人は動揺してる。

《―――》

「いや……前の大戦*1が終わってから…もう五年目だよ?今の世界は復興してる真っ中だよ……我が軍も世界の復興を手伝ってるよ。だから、復興はかなり時間がかかるのよ……」

《―――》

「……え?あなたが全部復興するから?一週間でパパッと?いやいや!?そんなことしたら、世界中がびっくりするよ!?大騒ぎになるのよ!」

電話をしてる人が慌ててる。

《―――♪》

「えっ……信者が増えるから良いと?……呆れた。そこまで考えてるとは……でも、我が軍の数が半端なく多いけど、いいのか?何しろ……兵隊と会社員と家族を合わせて一億五千万人いるし……」

《―――》

「楽勝って……ハァ…わかりました。でも、基地と兵器はどうするの?」

《―――》

「……えっ!?全部だと!?マジで!?……なんでそこまで本気なの?なぜ我が軍が必要なの?」

《―――》

「…はぁっ!?日本国がすでに異世界に転移!?なんで?……不安けど、日本国の軍事力は…?」

《―――》

「……えっ?2020年あたりの日本国?……ちょっと待って。こっちは日本国はあるけど、転移された日本国は……?」

《―――》

「えっ……違う世界だと?まさか、第三次世界大戦の無い世界?」

《―――》

「マジか…その日本国の軍事力は…?」

《―――》

「……嘘だろ……当時の日本国の軍事力の3分の1*2だと……だから、我が軍の軍事力が必要なのか……?ハァ、でも、なんで日本国と異世界を救う必要あるの?何が理由が……」

《―――》

「……え?えっ?ええっ!?ま、まさか…我が軍と世界が苦しめたあの――国なの!?」

《―――》

「そ、そうか…だから、助けが必要なのか……わかった。我が軍が動かぜる必要だな。でも、準備の時間が必要だよ。……そうだな。二週間かかる。いい?」

《―――》

「ありがとう。準備が終わったら、連絡する。…………感謝する()()()よ」

電話を話し終えて電話機を切る。

 

「……さて、これから忙しくなるぞ……まずは大総統をに報告しないと」

溜息を吐いてから、机の引き出しの中にある赤い電話機を取って、机の上に置いて受話器を持って一つのボタンを押した。

「……もしもし、あ、大総統ですか?大佐です。緊急なので知らせました」

《大佐が…で、緊急とは?》

「ある方から連絡があったので…落ち着いてください。言ったら、動揺してますよ」

《…わかった。聞こう。ある方とは?》

「…()()()からです」

《!?ま、まじで!?…太陽神からなんと?》

「異世界がピンチなので、我が軍が全てで異世界に転移ほしいと」

《なっ…無茶な…なんで急に?》

「異世界がピンチの理由は…あの――国が現れるかもしれないって」

《!?ま、まさか、あの――国が!?間違いないか!?》

「ええ、太陽神だから、嘘をつかないのよ。…だから、すべての我が軍を準備しないといけないし」

《…わかった。そうする。…でも、世界の復興はどうする?》

「その件は全て太陽神が何とかするって。一週間で」

《ええ~!?無茶な…まぁ、太陽神だし、何でもできるなぁ…うらやましいわ。…わかった。世界中にある我が軍はすぐ基地までに引き上げるようにする。…会社員と家族は?》

「もちろん、それも含む」

《太陽神ってすごいなぁ…太陽神の信者になっちゃいそうだ。…わかりました。兵隊と会社員と家族は転移するまで全て自宅待機よね?二週間だっけ?》

「はいそうです。…あ、基地と兵器も転移するよ」

《…凄すぎてもう言葉が出ないわ…って、食料と資源はどうする?》

「あ…そうか。考えてなかったわ。いま、我が軍はどれぐらいある?」

《ちょっと待って…秘書、食料と資源はどれぐらいある?…どちらも1年半分ある?…だそうです》

「ちょっと不安だ…移転する3日前までに大量を購入しなさい」

《わかりました。…秘書、食料と資源はできるだけ購入しなさい。…これでいいかね?今から新しい命令を出さないと。…()()()()()

「大総統、その影の大総統を言わないでほしい」

《大丈夫です。秘書はもう出ていた。誰も聞いてない》

「…まぁ、いい。もし、人前に言ったら…わかるよね?」

《わ、わかってます!気を使ってます!勘弁してください…》

「わかればよし。今から行動しないと。…世界と人類のために!

世界と人類のために!

 

大佐は赤い電話を切ったか、すぐ何が思い出して、電話をとって番号を入れた。

「……もしもし?あ、宇宙軍の司令部ですか?大佐です。そうか、司令官に話したいけど、連絡できるかな?あ、コードは1976。司令官に言えばすぐわかるよ。……わかった。待ってます。では」

電話を切った。しばらくすると、赤い電話機が鳴った。

赤い受話器を取って、耳にあてた。

《はい、司令官です。大佐…久しぶりです。しかし、なんでコードを使って…緊急って?》

「ああ…これからは宇宙で打ち上げるロケットの予定はあるのか?」

《えっと……来週で高性能偵察衛星を打ち上げる予定のがあります》

「あー、すまないか……打ち上げは延期してくれないか?」

《え!?なんで急に?》

「明日、大総統の指示書が来るかもしれないか……詳しくは指示書を読んでね。それから、まだ打ち上げてない人工衛星は何がある?まだは、何基ある?」

《明日か…わかった。指示書が届いたら、読みます。打ち上げてない人工衛星?えっと…確認します。……確認しました。高性能型偵察衛星が11基、万能型偵察衛星が20基、通信衛星が18基、GPS衛星が25基、天気衛星が12基、映像衛星が10基です》

「おー…大量あるなぁ〜」

《前の大戦のせいで人工衛星は多く落としたからね……できるだけ予備を多く作ったから》

「わかった。ロケットはまだいっぱいあるだろ?予備にある人工衛星を全部載せて」

《えっ!?全部で!?…何があるか分からんけど、全部載せておくよ。今から忙しくなるぞ。…あ、そうだ。今まで打ち上げた人工衛星はどうするの?》

「あぁ、そのことはもう手を打ったよ。他の国に譲ることになったよ」

《えっ…他の国に譲って、大丈夫なの?》

「大丈夫。信用できる国だけ限ってるよ。今まで打ち上げた人工衛星の約6割は日本国に譲ることになった。残りは通信衛星と映像衛星と天気衛星は人工衛星を持ってない国だけ譲る予定」

《なるほど。それだと、安心ですね。日本国は長年友好関係だから、信用できますね。…さて、これから忙しくなるので…では。》

「ありがとう。明日、指示書が来るけど、びっくりすると思うよ。では」

大佐は赤い電話を切った

 

大佐は外を見ていた。

「……これからは忙しくなるな。…覚悟しろ…あの――国め…本気に滅ぼしてやる……」

大佐は怒りをこもっていた。

 

*1
前の大戦の理由は今後に公開する予定。

*2
「日本国召喚」の日本国の兵力、約25万人(西暦2020年) UNDFの世界の日本国の兵力、約70~80万人(西暦2020年)




どうですか?

今回は一度ひらめいたら、書き込みの勢いが止まらないです…
2000文字オーバーなので、二つ分かれることになりました。

話しのシーンが長いかな?

面白かったり、何が問題があったら、感想にお願いします。

追記:今、後編は製作中けど、予想以上に長くなってしまった。
   しばらくお待ちください(汗

   国際連合防衛軍の歴史表も製作中です。


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第2話 国際連合防衛軍、転移される 後編

やっと書き終わったわ……
短く書こうと思ったら、予想以上に長く書いてしまった……
アイデアが続々出ていたのであれもこれも書こうかな〜と気楽に書いたか、やったしまったわ……
一度書き始めたら、止まらないタイプ

まぁ、ストーリーは長いかもしれないか、それではどうぞ!

追記:指摘がありましたので、修復しました。


■ 西暦2120年8月18日

 

電話を切ってから翌日、大総統の命令によって世界はパニックになった。

復興で展開した国際連合防衛軍(UNDF)はいったん中止して基地に戻った。

周りの人々は混乱したか、不満が出てデモまで広がっていた。

…中止してから翌日、信じられないことが起きてしまった。

修復中の建物がだった一日で出来上がってしまった。普通は修復が何年かかる建物なのに。

大騒ぎになったけど、UNDFのニュースはとんでもない発言。

「今まで修復中の建物がだった一日できたのは全て()()()の力です。信じられないけど、事実です!」

これを見た人が大騒ぎになり、信者が一気に増えていた。

太陽神が約束通り、一週間で世界中の復興が全て復興終えた。

 

大佐は呆れながら「太陽神…そこまで本気とは…」とつぶやいた。

 

 

■ 西暦2120年8月28日

 

転移する日の3日前に食料と資源を大量購入済ませた。

「…大総統、食料と資源をどれぐらい貯めた?」

大佐は外にいて、電話を話していた。

《はい…三年分まで貯めていました》

「そうか。なら、充分な量だな…異世界に転移された後、食料と資源が輸出できる国が無いと困るなぁ〜」

《同感です。輸出できる国がないと、三年以上過ぎたら…作戦に支障が来てしまうね…でも、作戦の内容によって消費量が変わってしまう事もあるな》

「そうだね…そのことを考えとかないと。…あ、艦隊の方は?」

《艦隊は大丈夫です。大佐が言ったとおり、通信が繋がらなくなった時の指示書を艦隊の司令官に送り出しました。何があっても大丈夫です》

「そうか、何があっても大丈夫だな。あと3日けど、安心したよ」

《はい、でも…これからはやらなければならないことがるから…では》

「ああ、無理を言ってすみませんね。では」

と言いながら電話を切った。

 

「食料と資源はきっと、太陽神がなんとかしてくれるかな?転移先はどこにするかわからないからな……できれば、日本国の近くにあれば………まぁ、ダメもとで聞いてみるか。って、連絡できるのは三日後だし…」

大佐はつぶやいながら空を見上げた。

 

―――その願い、かなえられますよ―――

 

大佐は何が聞こえてビックリして、周りを探した。

「…えっ?い、今のは?かなえるって…まさか?」

 

 

■ 西暦2120年8月31日 香港連合王国 首都 香港 国際連合防衛軍総合司令部

 

そして…転移の日になった。

世界中にあるUNDFの基地は全て準備終えている。

《…全て準備終了しました。大佐》

「ご苦労さん。大総統。今まで苦労でしたね」

《いえいえ!とんでもない。()()と言われた大佐が声をかけるなんで…夢みたいだよ。引退した後、自慢になれるよ。ハハハ》

「伝説ねぇ…まぁ、今、言われてみてそうだね。僕はなにしろ…()()()だからね。…あ、そうだ。()()()はあるか?」

《例の物?…あっ。あぁ、()()()()ですね?大丈夫です。コーヒーノキの苗は1万本あります。…なんでそこまで集める必要ある?》

「太陽神から聞いたけど、異世界ではコーヒーが無いようだ。先に転移された日本国はコーヒーが無くて困ってるらしい。…だから、コーヒーノキの苗が必要だよ」

《なるほど…コーヒーが無いと、かなり不満がありますね…でも、どこに植えるの?》

「太陽神からは心配いらないって。ちゃんと最適な場所*1があるらしい」

《おお…ちゃんと植える場所まであるのか。コーヒー不足解消になりそうだね。…でも、コーヒーノキが実になるまで、かなり時間がかかるのでは…》

「確かに…太陽神は転移してから何とかになるって…何をするかわからないけど」

《ちょっと心配だね。…もうすぐ移転になるね。まさか、我が軍で異世界に移転するとは夢みたいになるとは思わなかった》

「そうだね。いきなり太陽神からの連絡がきたときはびっくりしたよ。話したら、かなり深刻だった」

《太陽神から助けをすくめるとは…自分からはできないの?》

「太陽神から聞いたけど、自分からは手を出すことができないようだ…異世界の干渉が大きく出てしまうから」

《なるほど…ここの世界の神と一緒だね。だから、神は手を出さなくて、我が軍を頼ってるね。納得しましたよ。…神って、苦労してますね。なんか、人間っぽくね?》

「それを言っちゃダメだろ!神が怒るよ」

《失礼しました。…そろそろ行かないと》

「ああ、では、気を付けて」

電話機を切って、すぐ違う電話機を出した。

「もしもし、太陽神?はい、準備は全て終わりました。いつでも転移してもいいです。…はい…はい?え?8時間後って…夜中?0時(香港時間)で?…わかりました。では」

話し終えて、電話機を切った。

「8時間かぁ…大総統を報告しないと。まぁ、ゆっくり小説を読むか」

大佐は部屋に戻って電話に大総統を報告して、報告済んでから小説を読んでいた。

しかし、その小説のタイトルは…『日本国、異世界に転移される』*2

 

…その小説は今後の事を役に立つになるとは、大佐はまったく思わなかった…

 

 

■ 同日 香港連合王国 首都 香港 23:50(香港時間)

 

深夜のモンコック (旺角)は有名な所けど、夜中はいつも人は多く通っていたか、今日は違うようだ。

誰もいなくなった。何が起こったと思ったら…違った。

モンコックのグルメ店の中は人がごった返していた。それは…店内でテレビがあったので全員はテレビに釘付けになっていた。

 

『国際連合防衛軍が消える!?』の特番していた。

 

男司会「…えー、みなさん、間もなく時間が迫りました。あと20分後で国際連合防衛軍が消えるらしいって」

女司会「そうですね~でも、なんで二週間前でいきなり国際連合防衛軍がとんでもない発表して…」

観覧者達は「うんうん」とみんな頷いた。

男「でも、発表してから翌日、信じられないことが起きてね…復興の修復中の建物がだった一日で修復できちゃってね…」

女「本当に!最初は信じられなかったけど、一週間後で…世界中が全て修復終えたって!信じられないでしょう!?」

観覧者も「うんうん!」

女「でも、これは全て太陽神がやったって?」

男「そうらしい。太陽神というのは日本の神様なんです。しかも一番偉い神様と聞いてます」

女「そうなんですか!そういえば、日本といえば…何回も危機に迫ったけど、奇跡になるぐらいに免れるって?まずまず信じたくなります!」

観覧者「うんうん」

女「日本は奇跡の国と呼ばれるぐらい…もしかして、今までも奇跡は全て日本の神様の力なの?」

男「う~ん、そこまでは…何しろ、説明できないぐらいのが多いんだよね…だから、はっきりわからないです。……あ、もう時間が迫りました。では、国連防衛軍の基地に中継してますので」

女「ワン・シーハンさ~ん、聞こえますか~?」

テレビが画面を切り替えて国連防衛軍の基地の前に若い女が映った。

若い女《はい、聞こえまーす。ワン・シーハンといいます。シーハンと呼んでくださ~い》

と言いながらワン・シーハンが手を振った。

男「はい、シーハンね。シーハンさん、今、どこですか?」

シーハン《え~っと、ここは海南省の三亜市にある吉陽基地の前です。海南省は元、中国でしたか、今は香港連合王国になってます》

男「そうか。では、基地の様子は?」

シーハンは後ろを向いて基地の様子を見て、すぐ前に戻った。

シーハン《基地の方けど、特に変わったことはありません。基地の周りは瞬間を見たいと思ってる野次馬もいます。…ただ、見張りの兵隊がソワソワしてます。落ち着かないようです》

男「やっぱり、落ち着かない方がいますね。時間があと五分に切りました。何も起こらなかったら、国連防衛軍の名誉が傷につく恐れがありますね。でも、あの発表は本当なの《あ!基地に異変がありました!》え!基地に異変があった!?シーハンさん、基地の様子は?」

シーハン《い、今、基地の周りが霧が大量発生してます!信じられないです!夏なのに霧が発生してるのはあり得ないです!》

シーハンが興奮して叫んだ。

そこに映ったのは霧が基地に包まれていくように見えた。

野次馬達は動揺して騒ぎ始めてる。

シーハン《あ!カ、カメラマンさん!み、見えない!どこ!?》

シーハンは予想以上に濃霧で周りが見えなくなってる。

カメラマン《落ち着いて!目の前にいる!ほら、手を出して!僕が摑まえるから!》

カメラマンが持ってるカメラは熱線映像装置が付いてるのでシーハンの姿が見えた。

シーハン《わ、分かった。ちゃんと掴まえて!…あ!手だ!》

カメラマン《摑まえた!落ち着いて!今、起きたことを伝えないと!掴まったままで!》

シーハン《は、はい!霧がすごくで何も見えません!基地も見えません!野次馬達が動揺して大騒ぎになってます!何があったかわかりません!》

 

グルメ店にいた人たちが大騒ぎになってる。

 

女「こ、これは!?ま、まさか…本当に消えるの?」

男「ウ、ウーム…こんなになるのは今までにない…ん?」

その時、スタッフが慌てて紙を持って男の司会に渡した。

男「えっと…え!?き、緊急速報です!世界中にある国連防衛軍の基地が全て濃霧が発生しました!それだけではありません!国連防衛軍の会社まで濃霧が発生してます!そして!国際連合警察(UNPD)*3まで!繰り返します!世界中で起きてます!」

 

グルメ店の中は大騒ぎになったけど、一人だけ気が付く。

「あっ!そういえば!近くに国連防衛軍の会社があった!」

「えっ!?近くにあるの!?おい!誰か様子を見に行かないのか!?」

グルメ店の入り口の所で一人は「わかった!見に行く!」と言って見に行った。

すぐ戻った。

「おい!本当だ!例の会社が霧に包まれてる!」

「えっ!マジかよ!?」

皆はどよめいたか、もう一人が慌ててグルメ店に入った。

「お、おい!国連警察署は霧に包まれてるぞ!」

「ええええ!?な、何が起こるんだ!?」

皆は動揺していた。

 

女「あ、まだ情報が入りました!えー…えっ!?こ、今度は国連防衛軍の艦隊まで!信じられない!ど、どうなってる!?」

男「何があったのかわかりません!…あ!時間が…!あと2分です!シーハンさん!基地の様子は!?」

シーハン《ダメです!全然見えません!なんなんだか…あっ!カ、カメラマンさん、ど、どうしたの!?》

カメラマン《う、うぅ…ね、眠気が…急に……》

カメラマンが言った後、倒れこむ。

シーハン《ああっ!カ、カメラマンさん!しっかりして!》

カメラはシーハンがドアップしてる。

シーハン《しっかりして!しっかりして!…え?寝息?な、なんで……あ、あれ?》

男「シーハンさん、どうしました!?」

シーハン《き、急に…眠気が…なんで…?す、睡眠は充分…なの……に………》

シーハンまで倒れこんだ。

女「シーハンさん?シーハンさん!しっかりして!な、何かあったですか!?」

男「何があったのは明らかですか…あ!もう時間になりました!今の様子は…え!?」

女「え!チカチカ光ってる!?」

 

グルメ店の中はどよめいたか、一人だけ例の会社を見たら…

「うおおお!?こっちも光ってるー!?」

「ええええ!?まじ-!?」

「本当だ!チカチカ光ってる!」

向こうから走った人が「国連警察署が光ってるぅぅー!」と叫んだ。

 

しかし、チカチカ光った光はますます大きくなっていく。

女「ひ、光がどんどん強くなってる!?」

そして…ついに光が大きくなって見ることができないぐらい光りだした。

男「うおっ!ち、中継が見られない!どうなってる!」

 

その時…世界では…海上で霧がある所で光りだした。

そこにあったのは国連防衛軍の艦隊だった。

周りはタンカーとコンテナ船と客船があったので、多数目撃されている。

 

空港では…国連防衛軍の航空会社「国際連合航空会社」(UNAL)の旅客機が霧に包まれて光りだしていた。

空港関係者はあまりの出来ことで唖然してる。

 

国連防衛軍の関係ある会社がいっぱいあるので、全部光っていた…

 

そして、国連防衛軍の住宅地も…

 

宇宙から見ても地球があちこち光りだしていた。

時間はどれぐらい経ったのかわからなかった…

 

…そして急に光が消えた。

男「…あ、光が…消えました!何が起こって…《う、う~ん》あ!シーハンさん、大丈夫?」

シーハン《…あ、カメラマンさん、大丈夫?撮影できる?…大丈夫だね。よし、撮影して。……えっと皆さん、驚かせてすみませんでした。…あ、霧が…ひいてます!何が起こって…》

シーハンは周りを見ると、何が気が付き、慌ててカメラに向けた。

シーハン《た、大変です!き、基地が!基地が消えました!本当に消えました!》

カメラマンはすぐ基地があるほうに映ったか、何も無くなってる。

男「ウソ…本当かよ…」

女「そ…そんな…」

 

グルメ店では、さっきまでは大騒ぎだったのに今は静まっていた。

みんなはテレビを見て唖然してる。

店の入口にいた人が腰抜けていた。

「び、ビルが……消えてる……」

みんながハッとして外を出て見たら、ビルが無くなってる。

「う、うそぉ……」

「ほ、本当に消えてる………」

「アイャー……」

まだ、何が狂ったように人がフラフラして、「ア〜ッハッハッ、国連警察が消えてる〜世の終わりだぁ〜」叫んだ。

「えっ……国連警察が……治安維持はどうすんの……」

ただただ、唖然しかなかった。

 

男「こ、国連警察まで消えていた……治安維持は……ん?緊急?なんで?どれ……え!?マジで!?き、緊急速報です!に、日本国が重要発表ありました!」

女司会はえ!?と思いながら男司会を見ていた。

 

グルメ店にいた人達がバッとテレビを見た。

 

男「日本国は…国連防衛軍と国連警察が消えたと確認してからすぐ世界の治安維持するために日本軍を派遣すると発表しました!」

女「え!?な、なんで?早すぎないか!?」

男「情報によれば……一週間前、日本国と国連防衛軍は会談がありました。国連防衛軍が消えると分かり、治安維持は全て日本国に任せると相談したらしいです!?日本軍は3日前から準備していたそうです……日本国はすでにわかっていたの!?」

 

グルメ店にいた人達はあまりに出来過ぎて言葉失われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――やっと終わった〜あとは、任せた。()()よ―――

*1
ご存知通り、クワトイネ公国の事

*2
これでわかるよね?元はもちろん、「日本国○○」

*3
国際連合警察は国連防衛軍の予備。後方支援まだは治安維持のため




どうですか?

本当はまだ書くかもしれないけど、次が進めなくなる!と思ったので、少しカットしました。

感想をお願いします。長い!と書いてあったら、短くします。

次回のサブタイトルはまだ未定です。
しばらくお待ちください。


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第3話 国際連合防衛軍、捜索準備する

出来ました!
6時間で作りました。

前回は長かったので、今回はちょっと短くしました。

それでは、どうそ!


■ 西暦2120年9月1日 朝5時 所在不明 国際連合防衛軍総合司令部 第1作戦会議室

 

「……う、うう……あっ!い、今のは!?」

少将は起きていた。

周りを見たか、将兵達とオペレーター達が倒れている。

起きた少将は隣に机を伏せた准将を声にかけた。

「お、おい!しっかりしろ!」

声をかけながらゆすった。

「……う…うーん……」

少将は隣の准将は生きてるとわかり、ホッとした。

「……あと5分~…」

准将はつぶやいて、聞いた少将はずっこけた。

「おいおい!?今は大変なことになってるのに!?起きろー!」

無理矢理激しくゆすった。

「うおぉぉ!?な、なんだよ!?気持ちよく寝ていたのに!……あれ?今、重要作戦中だったはず…」

「やっと起きたか!重要作戦中のはそうだか、周りを見ろ!」

准将は眠そうに少将を見て、少将は周りを見ろ!シチュエーションした。

「?周りって…うおおっ!?ぜ、全員が!?」

「落ち着け!周りの人達は恐らく寝ていると思う!准将、全員起こして!僕は大総統を起こすから!」

「わ、わかった!」

少将は大総統が座ってる所に行って、准将は周りの人達を起こした。

 

「大総統、起きてください!起きて!」

少将は大総統をゆすった。

「……う、う~ん、あっ…こ、これは…」

大総統は起きたか、周りを見て寝ている人が多くいた。

准将は寝てる人たちに次々と起きていく。

「大総統、大丈夫ですか?今、作戦中けど…しっかりしてください」

「あ、ああ…起こしてくれて ありがとう。…あ、大佐を起こしてくれないか?一番大事な人だから」

大総統は後ろを見て、大佐がいたので椅子で座って寝ていた。

「はい、起こしますね?起こした後、他の人達を起こしに行きます。では」

少将は敬礼しながら大佐がいるところに行った。 

 

(あれ?大佐は僕より低いはず…大総統は「大事な人」と言った…なんで?)

疑問を思いながら、大佐を起こした。

「…う…あ、起こしてくれたの?ありがとう…」

大佐は起きてから、椅子を座ったままで敬礼した。

「あ、ああ…では、起こしに行かないと」

少将は背中に冷や汗を滲ませながら、敬礼して他の人を起こしに行った。

(…な、何だあれ…大佐と言った人…オーラが異常…大総統より超えてる?ありえない…)

少将は思ってるけど、自分は人間ではない。*1

 

■ 30分後

 

「…やっと、全員起こしたか。さて、警備隊隊長、周りの状況は?」

大総統が言ったら、警備隊隊長が答える。

「ハッ!周りの状況ですか……何とも言えるか、迷ってます…」

「ん?何があった?いいから言ってみなさい」

警備隊隊長が困っていたか、大総統は不思議そうに思っていた。

「ハイ…基地の外ですか…北から500mに日本にあった陸軍基地が見つかりました」

「「「「ええええ!?」」」」

作戦室にいた人々たちが動揺して大騒ぎになった。警備隊隊長は続いた。

「それだけではありません…西から1Kmにオーストラリアにあった空軍基地も見つかり、南から500mにドイツ地方にあった陸軍基地も。東は1.5Kmにパナマ地方にあった海軍基地もです…*2

「ど、どうなってる!?世界中の基地がここに集まってる!?」

「ありえない!どうやって出来たの!?」

「そんなことができるのは…まさか、太陽神なの?」

「確かに…それは…できるのは、他にいないはず…」

将兵達が動揺して色々な声が出ていた。

 

(まさか…ここまでやるとはねぇ…太陽神はここまでするのはいいけど…位置が無茶苦茶じゃん…)

大佐は声に出さずに呆れて思っていた。

大佐はすぐ立って大総統の所に行って、耳打ちした。大総統は「…うむ、わかった」

 

「えー…おほん。みんな、落ち着いてください。まず、世界中に集まってしまった基地に通信を使いなさい。問題あるか確認して。まだ位置も」

大総統は指示を出したか、オペレーター達はすぐ通信を使って基地に連絡した。

 

■ 1時間後

 

「…というわけで、世界中にあった基地は全てここに来ていたと確認しました。場所によって違いますか……UNPD*3も確認してます。会社と住宅地もです」

オペレーターが色々な基地にやり取りしたら、結果を答える。

「…マジかよ…世界でバラバラだった1億5千万人で異世界に移転して、ここに集中するとはねぇ…」

「いっそ、国に建てれば?」

馬鹿言え!ここにきて『異世界から来たので新しい軍事国家を建てました。よろしく』と?相手がビビるだろ!

老大将軍が怒鳴っていた。

「だって…国名が無いと、相手が信じてくれないのよ…」

若少将軍がしょんぼりして答えた。

将兵達がワーワーと叫んでいた。

「えー…静かに!静かに!これからの作戦を建てないだろ!落ち着いてから話しろ!まだ続く気があるなら、作戦室から出ろ!

大総統は怒って激しく怒鳴った。将兵達はハッとして、静かになった。

「まず…ここの土地はどこなのか、土地の形がはっきりしないので、軍にうかつに動けないだろ。…大佐、これはどう思いますか?」

大総統はそう言いながら後ろに向けて大佐を見ていた。

「そうだな…まず、空軍に偵察機を使ってから基地の位置確認、土地の形の確認、先住民がいるか確認とか…あ、海はなるべく行かないでほしい。場所がわからないうえに迷子になる恐れがある。…次に宇宙軍に連絡して、すぐ打ち上げる人工衛星があるはず」

大佐は考えながらズラズラと答える。

「だそです。空軍司令官、すぐ偵察機を出るようにしてください。宇宙軍司令官、すぐ打ち上げる人工衛星はあるか?」

「了解!偵察機は出撃します!足の長い偵察機と万能型偵察機も出します!」

空軍司令官は敬礼してオペレーターに話しかげる。

「人工衛星ですか、万能型偵察衛星に乗ったロケットが待機中です。でも、燃料が無いです。燃料が満タンして打ち上げるのは明日の朝早くの予定です」

宇宙軍司令官が答えた。

「そうか…空軍以外の基地の事けど、命令まだは指示が無いときは待機状況にしてください。……あ、そういえば、海軍司令官、艦隊の方は?」

「ハッ!通信を使って確認したのは第7、第8、第9、第10、第13、第14です。以外の艦隊は通信が全く通しません*4

海軍司令官は答えたか、悔しかってる顔をしていた。

「……海軍司令官、大丈夫だよ。通信が繋がらなくなった時の指示書を送ってるよ。心配しなくでよい」

大総統は海軍司令官に気を使っていた。

「…ハッ!ありがとうごさいます。心配しちゃってすみません!通信の繋がる艦隊に連絡します」

「よろしい。これから忙しくなるぞ。解散!」

「「「「了解!」」」」

将兵達が敬礼した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大総統が作戦室に退場して大佐に寄った。

「…これでいいのかな?大佐」

「これでいいよ。…まぁ70点かな?途中で質問したから」

「え~…厳しいなぁ。大総統は楽ではないなぁ~」

「仕方ないよ。選挙で決めちゃったから」

「だよね~なんで僕が人気あるの?」

「…見た目じゃないか?」

「…それもそうだね…」

二人はのんびりな話していた。

*1
人間ではないのは、ストーリーが進んでれば、正体が明らかになります。

*2
地方と呼んだのは、第三次世界大戦の戦後の影響で、すでに国が無くなってる

*3
国連警察の事

*4
UNDFの海軍の艦隊は全部で15個艦隊ある




どうですか?

皆さんは「あれ?日本国はまだ?」と。思ってますか、まだ接触してないです。
話しが進めば、間違いなく接触になる…と思うけど、ストーリーは色々なアイデアを入れたいと思うけど、かなり時間がかかります…

もう少し我慢してくださいね(;´Д`A ```

次回「国際連合防衛軍、捜索開始」


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第4話 国際連合防衛軍、捜索開始

お待たせました。

お気に入りが少しずつ増えてきてありがとう。
気持ちがうれしいです。


頑張って作成してます。

タグにエースコンバットにあったのは、ついにここを使うことになりました。

そして、超兵器とかは。出てます。
ありえないと思うけどね…

それでゃ、どうそ!

追記:指摘がありましたので、修復しました。


■ 西暦2120年9月1日 午前8時 所在不明 UNDF海軍第1艦隊 旗艦『ミッドウェイ』

 

海上で多数の航跡が海を行く。いろいろな戦闘艦と空母はいるか、合計で200隻超えていた。

真ん中は旗艦けど…大きさがおかしく見えた。

それは…旗艦『ミッドウェイ』はただの空母ではなく、()()()()であった。

全長で5km、全幅1km、吃水100mあまりに巨大だった。そのせいで周りの戦闘艦と空母の大きさが小さい船しか見えなかった。

搭載機は約1000機搭載してある。機種は爆撃機、早期警戒機、対潜哨戒機、輸送機、空中給油機、飛行艇などの大型飛行機が搭載してるし、戦闘機、攻撃機、偵察機などの小型飛行機がもっと多く搭載していた。ヘリも多数ある。

ただし、同型艦数は1()5()()ある。

 

なぜ巨大空母?と思ってるか、作戦目的とかはあるか、他の目的もある。

それは上陸作戦のために兵隊、車両を多く乗せる。搭載機は少し減らして充分のスペースが生まれ、多く運ぶことはできるか、あまり巨大ので海岸は近づく事ができない。その代わりに揚陸艦を巨大空母に寄って乗り換えする。その方法で1回だけで大量の兵隊が多く運べる。

そして、旅客機の緊急着艦。大西洋と太平洋とインド洋はあまり広く、旅客機が緊急着陸できそうな場所が全くないので、ほとんどが海上で強制着水はするけど、救助依頼を出しても、救助部隊が到着まで、かなり時間がかかるため、生存率が大きく低下してしまう。そのために、巨大空母があれば、緊急着艦できて、怪我した人たちも素早く手当てできるようになる。生存率が非常に大きくなる。

最後にもう一つは災害派遣のため。世界は何回も災害起きたか、UNDFの艦隊が緊急派遣して、救助・捜索・避難所支援や復興支援活動を行った。

巨大空母の作戦目的と上陸作戦以外の目的が二つである。

 

旗艦『ミッドウェイ』司令部作戦室は将兵達が集まってる。

「…まさか、異世界に飛ばされるとは…どっかの映画みたいだわ*1

第1艦隊の司令官、トーマス・モーラー中将はつぶやいた。

「お伽話けど…まさか現実になるとは思ってませんでしたね。……マリー、通信はどうなった?」

幹部はマリーという人工知能に話しかけた。

『あれから8時間たってますか、通信は全く通しません。通信衛星が無いので、通信できません』

マリーが答える。

「…ふむ、通信が繋がらないとは…やっぱり、大総統が言ったことは本当だな。でも、安心しろ。数日前、大総統から通信が繋がらなくなった時の指示書がここにある」

司令官は言いながら赤い封筒を出した。幹部たちは赤い封筒に注目した。

「さて、開封するぞ」

司令官は赤い封筒を開封して、中の紙が数十枚入っていた。、司令官は指示書の紙を取って、読み取った。

「…ほう、そんな事になるのは予想したのか?指示書を考えた人は何者だ?…まぁ、とりあえず。今から指示を出す」

幹部たちは司令官の指示を出すまで待っていた。

「…最初は偵察機と電子戦機と早期警戒機を出す。早期警戒機はここに中心して2000Kmで見張ること。偵察機はここから1500Kmまで。大陸が見つかったときは都市があるか探すこと。都市が見つけたらできるだけ情報を集める。UNDF以外の飛行機らしいのが来たら、すぐ引き上げること。電子戦機は偵察機の保護ため。使用目的は相手の強さは全く不明だから、念のために電子戦機を出す」

「…偵察機と電子戦機を出すの?これはかなり数となりますか…でも、早期警戒機の方は?」

「どうやら、UNDF以外の艦隊を見張ること。もし、UNDF以外の艦隊が見つかったら、できるだけ接触しないように行動すること。…もし、異世界が中世だったら、我々の存在がかなりやばい。なにしろ500年以上の技術の差があるから」

「…!確かに…総合司令部の許可がないとまずいですね…わかりました。接触しないようにします。でも、総合司令部の連絡方法は…」

「その事ですか、明日、新しい通信衛星が打ち上げると書いてある。一週間未満で通信が繋がる予定と」

「え!早くない?通信衛星を打ち上げる準備はかなり時間がかかるでは…」

「うむ、その事になるのは予想して移転する前に準備していたらしい」

「…信じられん…なんで、そんな事になるのは予想できたの?指示書を出した人は何者…?」

「それもわからん…とりあえず、今から指示通りに行動することだ!解散!」

「「「「了解!」」」」

幹部たちはテキパキ動いた。

 

通信の繋がらない他の艦隊も同じく動いた。

 

■ 30分後 旗艦『ミッドウェイ』

 

巨大空母の滑走路に早期警戒機と偵察機と電子戦機が並んでいる。

管制塔の中に管制官は早期警戒機に向けて指示を出した。

『スカイアイ、離艦せよ』

『了解、離艦します』

早期警戒機(AWACS)「スカイアイ」*2の機長が答えて、エンジンをフル最大してAWACSはゆっくりと動いた。

どんどん早くなって、機体が少し浮かんでると機長と副長は操縦桿をゆっくり引いて、ふわりと浮かんだ。

スカイアイはミッドウェイを離れていた。

『こちら、スカイアイ、ミッドウェイを中心して高度15000mまで取ります』

『ミッドウェイ管制塔、了解した。スカイアイ、気を付けて』

 

スカイアイは高度を取っている中で副長は水平線を見て何かおかしいと思って機長に知らせた。

「…なぁ、水平線が…遠くなってない?」

「…副長もか?僕も思ったよ。異世界に移転してから世界に変わるって聞いたことはあるか…念のためだ。航空通信士、すぐ旗艦の司令部に報告しろ」

機長は後ろに航空通信士を知らせた。

「わかった、報告します。…司令部ですか?すぐ報告しなければならいのがあってね。…水平線が遠くなってます。…本当です。目視確認してます。…機長、報告済ませました」

「了解、ご苦労。このまま高度15000mまで取るぞ」

 

その時、旗艦の司令部は報告を受けてから大騒ぎになってる。

 

ミッドウェイの滑走路は偵察機と電子戦機が離艦体制に入っていた。

『ホークアイ1、レイヴン1、離艦せよ』

『『了解、離艦します』』

次々と偵察機と電子戦機が離艦していった。

 

■ 2時間後 UNDF海軍第1艦隊から北北東1500km 高度10000m

 

「…大陸らしいのが見えた。間もなく、偵察する。偵察員、レイヴン2はついてる?」

「レイヴン2は斜め後ろにいます。ぞろぞろ偵察装置を起動します」

偵察装置を起動して撮影開始した。

しばらくすると都市らしいが見えた。

「…建物はほとんど中世だね。本当に異世界に飛ばされましたね」

偵察員はモニターを見て言った。

「……日本のラノベみたいじゃないか?*3さて、次の街に行こうか」

『レイヴン2よりホークアイ2へ。すぐ引き上げろ。対空レーダーが反応してるぞ。もう電波妨害は出した』

え!?り、了解!偵察員!偵察中止だ!引き上げる!……なんで対空レーダーがあったの?見た目は中世なのに」

ホークアイ2とレイヴン2は引き上げて第1艦隊まで帰投した。

 

対空レーダーに出したのは都市からではなく、船から。

その船は…()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。グレードアトラスターの対空レーダーから出ていた。

そのグレードアトラスターの行き先は……さっき偵察した都市、()()()()()()()()()()()()()()()だった。

 

ホークアイ1とレイヴン1は北に行く予定だったか、グ帝の対空レーダーがひっかかり、偵察飛行は中止して引き上げた。

 

13時ころ、スカイアイのレーダーがグ帝の艦隊が引っかかって、接触しないように第1艦隊は南南西へ向けた。

 

 

その日は日本にロウリア王国が降伏した…

 

 

■ 西暦2120年9月2日 朝6時 所在不明 UNDF旧フロリダ宇宙軍基地

 

発射台でロケットが打ち上げろうとしてる。

内部には、この星を知るために万能型偵察衛星を搭載してる。

 

万能型偵察衛星は観測と偵察に両方できるため、観測の方は電波、赤外線、可視光を用いて観測するので、星の土地と深海の形が読み取れる。

偵察の方は5cmの物が映れるぐらい。

高性能型偵察衛星は高性能なので、紙の文字(約1㎜)でも撮影可能。

 

「メインエンジンスタート」

『3,2,1、』

「ブースター点火、リフトオフ!!」

「リフトオフ!!リフトオフ!!」

―――ゴォォォォォォォォォォ――――――――――――

轟音を轟かせ、大空へ打ち上げていた。

 

打ち上げ管制センターでオペレーター達がホッとした。

「司令官、やっと打ち上げましたね」

「そうだな…でも、12時間後でまだ打ち上げるぞ?通信衛星で」

宇宙軍司令官は言ったか、オペレーターはがっかりした。

「え~まだですか…昨日からずっといたけど…」

「安心しろ。6時間後で交代する」

「よかった…もうクタクタですぅ~異世界に移転するとは思わなかったですぅ…」

「数日前に説明したのに!まぁ、いい。打ち上げた偵察衛星は3時間後で展開してから活動する」

「わかった。そこまでは頑張ります」

司令官は管制センターにある巨大モニターを見ていた。

そのモニターは真っ黒けど、白点で点滅して動いていた。

 

UNDFが打ち上げた偵察衛星は転移した日本より早く打ち上げたので、()()()()()の人工衛星になっていたのは、気が付かなかった。

 

12時間後、通信衛星は無事に打ち上げた。

これからは毎日通信衛星だけ打ち上げていく。

 

■ 3時間後 宇宙

 

打ち上げた万能型偵察衛星は展開体制に入っていた。

―――ソーラー展開、OK―――

―――電力量…70…80…90…100%、OK―――

―――電波装置、OK、赤外線装置、OK、、可視光装置、OK―――

―――偵察装置、OK、望遠カメラ、OK―――

―――()()()()、OK―――

―――人工知能、起動中………

ピッ《起動した…さて、仕事だ。星を細かく調べないと………》

人工知能がそう言っていた。

 

なぜ、人工知能は人間ぽいの?と思っていますか、西暦2120年まで人工知能は進化していたので、()()()()()()()()まで進化できるようになった。

 

星を一周していた後、人工知能は何が疑問が出ていた。

《…あれ?なんか…地球より大きくない?移動時間とスピードを計算中…約10万㎞?地球の二倍以上ある…地形データは…とんでもない量になるな。かなり時間がかかる…三日後、地形データを地上に送るのは…3分の1でいい。地上の方が待ってるから…送った後、捜索を続ける…全部終えるまで地形データを送り続ける…よし、これでいこう……》

人工知能を持った万能型偵察衛星は考えながら地上を向けて捜索していた。

 

*1
『フ〇イナル・カ〇ントダ〇ン』の事(1980年公開)

*2
エースコンバット4のAWACS「スカイアイ」

*3
ここにもラノベが長年人気あった




どうですか?

今回はエースコンバットに使う部隊名が出ましたね。
飛行機関係は増えるかもしれないです。

そして、ついに日本国召喚の関係が出ましたね!
グ帝とレイフォルとロウリアに出てました。

…残念けど、日本国の接触はまだです…すみません…


言葉とかおかしいのかあったら、報告お願いします。


次回は「国際連合防衛軍、捜索結果」


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第5話 国際連合防衛軍、捜索結果

時間があったので、書きました。

やっと日本国召喚の関係の話が出てます。
ここで少将の正体が明らかになります!

それでは、どうそ!

追記:アンケートを出してるけど、できればアンケートしてください。


■ 西暦2120年9月5日 所在不明 国際連合防衛軍総合司令部 第一作戦室

 

「…ただ今、6基目の通信衛星*1が打ち上げました。12時間後で7基目で打ち上げ予定です。」

オペレーターが答えた。

「そうか、やっとか。海軍司令官、繋がらなかった艦隊はどう?」

大総統はそう言って海軍司令官に向けた。

「ハッ!通信衛星のおかげでやっと繋がりました。全艦隊無事です。……全艦隊から偵察を行ったデータはどうしますか?」

「それはUIA*2を送ったら?地図作製は最適だろ?」

「わかりました。UIAに送ります。では。」

海軍司令官は敬礼して椅子に座った。

「さて…宇宙軍司令官、偵察衛星の方は?」

「はい、そのことが…問題が起きてね…ここの星が…地球より異常に大きいです。」

「「「「えっ!?」」」」

大総統と将兵が驚いてる。

「だから、今、地形データが取れたのは3分の1しかないです。全部とれるのはあと1週間かかります。」

「まさか、地球より大きい星があるとは。」

「本当にあったとは…」

「元にいた地球では全部で3日かかる。ここの星だと、3日かかって3分の1とは…地球より倍あるとは。やっぱり、宇宙は広いなぁ~」

将兵達は驚いたか、考えながら色々と言った。

「…まぁ、とりあえず、時間がかかるのは分かった。…ここの大陸の地形は分かったか?」

「……その事けど…あまり不思議すぎて、偶然なの?と思ってました。……ここの地形は五角型した大陸なんです。」

「「「「え!?」」」」

「そして、大陸の面積ですか、約3,500,000km2です。インド*3より少し大きいです。」

宇宙軍司令官は疑問を持ちながら答えた。

「えっと…あまりでき事が多すぎて…何とも言えん。まぁ…大陸があったのは助かる。しかも、大陸の形は五角型とは…我が軍のシンボルマーク*4そんのまんまではないか。」

大総統は呆れながら答えた。

 

(…おいおい?大陸はいいけど、まさかの大陸の形が五角型とは…なんか、面白味がないなぁ~でも、面積はインドより大きいとは…)

大佐が困ていて、呆れていた。

 

「ここの大陸けど、先住民はいるか確認したけど…まったくいません。どうやら我々だけの住処になったみたいです。…そして、資源ですか、万能型偵察衛星で詳しく調べたか、資源と石油がありました。」

「「「「おおおっ!」」」」

「資源と石油があるのはありがたい!これで不足は起こらなくで助かる!」

将軍たちは喜んでいたか、宇宙司令官の続きがあったため、ぬか喜びされてしまう。

「ただ、石油の方は思った以上に足りないんです。我が軍の年間消費量の20年分と予想しかないです。」

「「「「ぇぇ~……」」」」

「資源は幸いたっぷりあるみたいです…詳しく調べ見ないとわからないです。」

「資源があったのは助かったけど、石油は外国から輸入しかないのか…仕方ないか。食料の方は?」

「食料けど、ここの大陸の食料生産可能土地があちこちありました。計算したら…我が軍の年間消費量が全く届いてません。」

「あらら…食料もか。どうやら、食料と資源と石油の事を考えないといけないな。」

大総統は腕を組んで考えていた。

 

(…まさか、あの戯言をかなえるとは…予想できなかったわ…ありがたいけど、脱帽だよ太陽神。)

―――エッヘン!えらい?えらい?―――

(え!?今のは…まさか…太陽神*5、聞いてだの?)

大佐はびっくりしたか、太陽神に問い合わせていたか、返事はなかった。

 

「大陸の模様けど、真ん中は会社とかが集中してます。次の周りは住宅地です。少し進むと、森林があります。森林を超えると、少し高い山があります。山を越えると、食料生産可能地域がありました。そして、工場が集まってます。次は…今の基地です。」

「……なんか、どっかの町作りゲームみたいだわ」

「確かに…昔のゲームだな…」

「懐かしいわ…昔のゲーム。」

将兵達は昔の事を話していた。

 

「う~ん、ともかく大陸のは分かったか…周りの様子は?」

「はい…ここの大陸から西で約2000Kmで大陸がありました。どうやら人が住んてるとわかりました。」

「おおっ!ついに異世界に人がいたか。」

「やっと、人に接触できる…」

「いや、相手がもし、軍事国家だったら、どうする?」

「…そうだな…もし、石器時代だったら、さすがに困る…」

将兵達が色々と声が上がる。

「その大陸は二つある見たいです。北東では、緑が多く見えますか、畑が多数ありました。西の方は…ちょっとわからないのが多くあります。あとで詳しく調べます。南東は砂漠です。しかし…大陸の都市は全て中世ですか……二つ、気になることがあります。……北東と南東は鉄道の線路が見つかりました。まだ、南東は製油所があるとわかりました。しかも、大規模です。」

「「「「ええっ!?」」」」

「ウソだろ!?中世は分かるけど、なんで製油所があるの!?」

「製油所を作れるのは近世しかないのに!」

「何で鉄道があるの?」

将兵が騒ぎ出した。

 

宇宙軍司令官は続いていた。

「それともう一つ、北西に約3000Kmに…()()()()がありました。都市を調べたか、西暦2020年当時に近いです。」

「「「「おおおー!」」」」

「やっと日本だ!」

「えっ?日本も転移なの?」

「まって!その日本…もしかして、違う世界の日本なの?」

「ううむ…すぐ決めるのは難しい。情報が欲しい…」

「あ!そういえば、東に鉄道の線路…南東にあった砂漠で製油所…納得したわ!日本があったからか!?」

「あ!そうだった!ありえる!」

将兵達がワイワイと騒いていた。

「よかった…近くで日本があるとは…接触したいと思ってるか、100年前の日本だし、まだは違う世界から来てると聞いてるし…違う世界はどうやら、()()()()()()()の無い世界らしい。」

「えっ…それだと、接触が無理では…」

「ここにいる日本は我々を見ても、未来だし…」

「知らない日本にいきなり仲良くするのは無理がある…」

大総統が日本の事を言うと、将兵達はがっかりさせる。

「まぁ…がっかりするのは早い。まず、世界の情報を集めるために諜報員を派遣する必要ある。UIA長官、いるかな?」

「はい、います。諜報員を派遣する必要ですね。でも…異世界だと、人種が違うけど…すぐのは難しいです…」

UIA長官が答えたか、困っていた。

「そうか、宇宙司令官、その大陸が住んでる人種は分かったか?」

「はい、確認済です。その大陸の砂漠の方は()()()()()()()です。北では()()()()()()()()()です。」

「なるほど…人種ははっきりわかったか、UIA長官、準備できるか?」

「はい!これで分れば問題なしです!ただ、亜人たちはいないけど…」

「その事けど…()()、頼んでくれるかな?」

「はい!光栄です!人種を選んで、UIAに引き渡します!」

少将は敬礼した。少将は人間ではなく…()()()である。

「だそうです。」

「少将、ありがとう。引き渡した亜人たちは諜報員になるまで訓練して、西にある大陸に派遣します。…日本はどうしますか?」

UIA長官は喜んでいたか、日本になると困らせていた。

「日本は…日本人を選んで諜報にするのはまずい。防諜能力が高いかわからん。」

「じゃあ、どうすれば…」

「亜人はそのままいいんじゃないか?さっきの大陸はすでに日本の交流はしてるし、大陸に潜って、日本に行っても問題なしでは?」

「あっ…そうでしたね。その手がありました。さて、すぐ行かないと。」

UIA長官は少将と共に大総統を向けて敬礼して準備するために退場した。

 

「さて、みなさん。諜報の結果が出るまではかなり時間がかかる。その間の軍隊はいつも通り、訓練をすること。熟練度が落ちたら困る。わかったか?」

「「「「了解!」」」」

 

 

 

「……と、思ったけど…皆さん、みんなの言葉が()()()()()()()()()けど?」

「「「「あっ!!」」」」

「そういえば、そうだ!僕は英語で言ってるのに!?」

「あんた、ヒンディー語、言ってる?」

「こっちこぞ!アラビア語だったっけ?」

「フランス語で言ってるのに、普通に話してるのに通してるぞ!?なぜ!?」

「「「なんでー!?」」」

将兵達が大騒ぎになった。

大佐がすぐ大声を出した。

落ち着いて!落ち着いて!ここの世界に来てから…どうやら全員に自動翻訳が付いたみたい…ラノベみたいに。」

「…それは…納得するしかありませんな。」

「確かに。でも、言葉が違うと翻訳に苦労してますな…でも、これがあれば楽になれるわ。」

「しかし、文字は…ダメだ。言葉は通しても文字は全く駄目だね。」

将兵達は納得するしかなかった。

 

 

(…太陽神よ…そういうことは早く言ってよ…)

大佐は呆れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

―――ごめーん!言うの忘れちゃったーてへっ♡―――

*1
毎日、二基ずつ上げてる

*2
国際連合防衛軍中央情報局の事

*3
3,287,590km2

*4
UNDFのシンボルマーク、黄色い五角型、下にUNDFと書いてある。

*5
太陽神が妹キャラになってる。理由は「間章 神様達の休憩」に出る予定。




太陽神は妹っぽくなりましたか…無理があったかな?

妹キャラを作るのは難しいです…


何がおかしいと思ったら、報告お願いします。


次回「国際連合防衛軍、諜報する」


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第6話 国際連合防衛軍、諜報準備する

一週間以上ぶりです。

今週の月曜日は志村けんが亡くなってからショックを受けて、喪失感が襲い、書く気が失われてしまった…
金曜日までずっと、書く気が無かった…
志村けん、大好きだったよ…

土曜日になってから、なんとか書く気が出てました。

今回はちょっと長いです。

ストーリーが長かったので、先ほどのサブタイトルは変更してしまった。
申し訳ないです。


少しだけ変更しました。
例)です。」→です」
どうかな?


最後に…憎ましいコロナウィルスめ!
大好きな志村けんを奪いやがって!
許せん!


■ 西暦2120年10月3日 某所 UIA*1の訓練所

 

訓練所の建物の前にUNDFの隊員が30人並んでいた。

並んでいた隊員はUIAの諜報員になるための訓練が終わっていて、真剣な顔をして身を構えていた。

前に立っていたのは三人。

その三人はエルフの少将、UIA長官、諜報員の養成官。

「全員、一生懸命訓練にしましたか、もう立派に諜報員になりましたよ」

養成官が言ってUIA長官と少将に向けて敬礼した。

「そうか、ご苦労さん。ところで…ファロス少将、何が言いたいことはあるかね?」

「はい、言いたいことはありません。これで大丈夫です」

「そうか、では、作戦は覚えてるかね?」

「はい!覚えてます」

「うむ、後は頼んだよ」

UIA長官と養成官は少将と隊員に敬礼して去った。

「皆さん、作戦内容を言うので、ミーテイング室に行きましょう」

フェロス少将が言って、少将と隊員は建物に入り、ミーテイング室に向かわせた。

 

ミーテイング室で隊員が集まって、席に座らせた。

ファロス少将が部屋に入ると、狼人の少佐は立って、すぐ言った。

「全員、起立!ファロス少将に向けて敬礼!」

隊員達がすぐ立って少将に向けて敬礼した。

「皆さん、ご苦労。着席してもいいよ」

少将が敬礼して、全員座らせろうと言った。隊員たちが着席した。

「さて…みなさん、これから作戦を言います」

少将は言って壁に向けてスイッチを入れた。壁に画面*2が出現した。

「さて…まず、三班を分けて、1班と2班は西にある大陸の北東と南東にある都市に侵入して諜報して情報を集める。そして、3班は西の大陸の北東辺りで日本の交流のための団体がいたら、素早く団体に混ぜて日本に行ったら、諜報して情報を集める。情報話集めたら、UIAに届く。いいね?妨害された場所は、どんな手段はしないで回避すること。相手が怪我に出たら、相手の防諜が動いてしまう恐れがあるから、今までの集めた情報と苦労がパーになるから。…秘密基地はできれば、目立たない所に選ぶ。まだ、屋根に近いのがいい。衛星電話を使うため。逃げ道を確保できるように。武器は…自分でなじんだ武器を選ぶといい。危機が迫ったときはやむを得ずに例の武器を使う。わかったか?何が言いたいことはあるか?もし言わないと、後になっても、もう遅いよ」

ファロス少将が作戦内容を全部話きって、隊員に何が質問あるか、待っていた。すると、ドワーフが手を挙げた。

「質問あります。なじんだ武器というのは…ハンマーか、斧でいいの?」

「はい、そうです。ドワーフと言えば、ハンマーと斧が得意でしょう?それでもかまわないです」

「ほう…懐かしい武器を使うとは…腕をなるぞい!」

ドワーフはうれしかって、腕をぐるぐる回した。周りはドッと笑い出した。

狼人が手を挙げて、隊員達の笑いがすぐ収まった。

「すみませんか、例の武器とは?」

「例の武器とは、今、使ってる武器です。やむを得ずの時に使うしかありません。……できれば、使わないように祈るしかない」

「なるほど…納得しました。例の武器は最終の手段ですね」

狼人は納得して着席した。次にエルフが手を挙げた。

「よろしいですか?現地人の服はどうしますか?」

「その事ですか…では、画面を見ましょう」

少将はリモコンを持って画面に向けてリモコンをいじって、画面が変わった。画面が出ていたのは高度から撮った現地人たちが映った。

「まず、南東ですか、ドワーフと獣人が多数います。兵隊の服はもちろん、冒険者の服を着てるのが多くみられます。いつも通りだと、問題なしです。次は、北東の都市ですか、エルフが多くいますか、ドワーフと獣人と人間がいます。エルフの服はどうやら中世を着てますか…兵隊の服はみんな同じですか、残念ながら我が軍は全く準備してません。幸い、冒険者らしいのがあちこち見かけます。これも問題なしです。これからは冒険者で使う服を準備します」

「わかりました。いつもの冒険者の服を着ます。…まさか5年ぶりに冒険者に服を着るとは思わなかった」

エルフは理解できて、昔の事を思い出して懐かしんでいた。

「確かに、5年前は暴れまわったね!」

「懐かしいわ。冒険者の時を思い出す」

隊員がワイワイと声が上がった。

「次は情報集めですか、普通に話しかけるのはまずい。かえって怪しまれる。情報集めする方法を探したか、どうやら酒屋と冒険者ギルトしかないです。…冒険者ギルトが最適のようです。冒険者ギルトですか、情報を集めるのは冒険者の登録しかありませんね」

少将は困っていて、答えた。

「そして、お金の事ですか、残念ながら、分かってません。できれば、お金の情報を集まってください。侵入するために資金は金ではなく、延べ金と宝石しかありません。換金ができるなら、すぐやってください。それもお金の情報がわかるはず」

「…おい、延べ金だぞ。すごいわ…」

「持って逃げろうか?」

「やめとけ。我が軍が追われるぞ?」

隊員達は、冗談して笑い出した。

「……オホン。さて、次は侵入の事です。侵入方法は潜水艦2隻を使って、2つ所で上陸します。南東と北東の都市から離れた所です。時間はもちろん、人目が付かないので深夜で。南東は1班、北東は2、3班。わかりましたか?」

「「「はい!」」」

「今回の作戦名は『冒険者作戦』にする。さて、皆さん、作戦開始するのは4日後で。時間は午前6時、朝早いよ。その2日間はゆっくり休んでなさい。三日後は準備と班分けが必要になる。では、解散!」

「「「「了解!」」」」

少将は去るか、隊員達がすぐ立って敬礼した。

 

■ 西暦2120年10月7日 午前6時 五角型の大陸の西にあるUNDFの海軍基地

 

朝早くに岸壁の所に潜水艦が二隻いる。傍に冒険者の服を着た諜報員たちが集まってる。

皆が待ってると、軍用車が来ていた。諜報員の前に軍用車が止まって、車から降りたのはフェロス少将。

「「「「フェロス少将、おはようごさいます!」」」」

諜報員たちはフェロス少将に向けて敬礼した。

「皆さん、おはようごさいます。これからは作戦通りに潜水艦に乗ることになる。1班は前の潜水艦、2、3班は後ろの潜水艦。では、班ずつ並べなさい」

「「「「了解!」」」」

諜報員たちは班分けした。

 

1班は南東の都市*3に潜伏して、拠点を建ててから、冒険者になってから情報を集める。12人中で獣人は8人、ドワーフは4人。獣人が多いのは戦闘能力が高いのが理由。ドワーフは職人が向いてるので、少ない方がやりやすい。班長は狼人、ルフイ。

 

2班は北東の都市*4に潜伏して、情報を集める。(やり方は1班と一緒。)12人中でエルフ6人、ドワーフ3人、獣人2人、人間1人。エルフが多いのは、その国はエルフが多いなので、エルフが少なくすると、かえって怪しまれる。班長はエルフ、フェラス。

 

3班は2班と共に北東の都市に潜伏して、日本行きの団体を探す。見つけることができたなら、交流を深めてから、団体と共に日本に行かせて拠点を確保して日本の情報と報道などを集める。6人中、エルフ3人、ドワーフ2人、人間1人。班長は人間、ジョン。

 

班分けが終わってから、分けた班は乗る潜水艦の前にならんでした。

 

「皆さん、準備は終えましたか?では…作戦成功を祈る!全員乗船!」

少将は大声で言って敬礼した。諜報員たちは敬礼した。敬礼終えると、諜報員たちは潜水艦に乗っていた。

 

「諜報員たちは乗ったか?では、出撃だ。港が抜けるまではそのままで。抜けたら、潜航だ。わかったか?」

潜水艦の艦長が言って潜水艦は出撃した。

潜水艦は岸壁を離れると、諜報員たちは艦上に並んで岸壁にいた少将に向けて敬礼した。

 

 

少将は潜水艦が見えなくなるまでずっと敬礼した。

 

■ 午前7時 五角型の大陸の西から50Km 海上

 

二隻の潜水艦は二手に分かれて、南東と北東に向かった。

「艦長、もうそろそろ潜航可能地域が入りました」

「よし、副長、潜航する。すべての開口部閉鎖」

「開口部閉鎖よし!」

「ベント開けろ」

潜水艦はゆっくりと潜水していった。

 

南東に行く途中の潜水艦の中にある部屋で諜報員たちが集まっていた。

「皆さん、潜航しました。到着する時間の予定は明日の0200(午前2時)です。その間まではゆっくりしてください。ただし、潜航中はかなりスピードを出ますので注意してください」

潜水艦の乗員が言った。その時、諜報員は疑問を持ちながら手を挙げた。

「ちょっと待って。潜航中でスピードとは…?」

「潜航中で60ノット*5近く出てます。ちょっと揺れますので気を付けてね」

乗員は海軍式敬礼して部屋から出ていた。諜報員たちが動揺していた。

「えっ?潜航中で60ノット…?」

「早すぎない?」

「ありえんわ…普通は20~30ノットのはず…」

諜報員たちは信じられないことが起きてるので疑問持っていた。

「みんな、落ち着いて。今、乗ってる潜水艦は普通の潜水艦ではないようだ。高速潜水艦と聞いてる。最大なら、100ノットあるらしい」

ルフイ班長は言ったか、諜報員たちは騒いていた。

「えっ!?100ノット!?ありえないけど!?」

「静かに。ありえないけど、何を作ったのか、わからないのよ。僕は陸軍にいたし」

「確かに…質問しても無駄ですね。…わかりました。ゆっくりしますよ」

皆は質問しても無駄と分かり、武装と装備のチェック、作戦の内容をチェックしていた。

 

北東行きの潜水艦のスピードは80ノット*6超えていた。南東行きを比べると、北東の方がかなり遠い。

乗っていた諜報員たちは悲鳴を上げたらしい…

 

■ 西暦2120年10月8日 午前4時 クワ・トイネ公国の経済都市マイハークの東から10Kmの海岸

 

上陸した諜報員たちはゴムボートを折り畳んでる。周りは五人が周辺を見張っていた。一人だけ海の様子を見て、潜水艦が潜航していくの様子を見ていた。

「行ったか。片付け終わったか?……よし、皆、集合」

潜水艦を見送ったのは2班の班長、フェラス。後ろに片付けしてる様子を見て、声をかけた。諜報員たちが集まった。

「3班は別行動したほうがいい。一緒に行動したら怪しくなるからな」

「わかった」

3班の班長、ジョンが答えた。

「今から、10km先にある都市まで移動する。時間が余裕あるのでゆっくりする。都市に入るのは門があるみたいらしいので門以外で侵入したら、かえって怪しくなるから、普通に入るしかない。荷物は……多いけど、獣人たちは大丈夫か?例の武器が入ってるし」

フェラスが心配そうで獣人たちを見た。

「大丈夫です。余裕あります」

「そうか、これからは、班長を呼ばないでリーダーか、フェラスと言いなさい。みんな、いいな?……3班は夜上げしたら出発。よし!2班、出発だ!」

フェラス達は夜明け前に出発した。

1時間後、3班も出発した。

 

数十分後、街頭が見つかった。しかし、諜報員たちは何がおかしいと思っていた。

「……なぁ、街頭って、土か、石畳のはずだったよね…」

「うん…でも、これは……アスファルト舗装だよね……」

「これも日本の関係なのか…?」

諜報員たちは信じられない顔を出して道路を見ていた。

「フェラス、向こうに何が来てます。車のライトらしいです」

「何!車だと?日本はもう関係が深まったのか?……よし、みんな、冒険者らしい行動をしなさい。まだ、道路のそばで止まりなさい。車が通過するまでに。止まったら、話しかけたら、普通に話してもいい。その時はリーダーを呼びなさい。わかった?」

「「「「了解」」」」

みんな頷いた。

 

諜報員たちは道路のそばで止まっていたか、しばらくすると車ではなく幌付きトラックだった。トラックは諜報員たちの前で止まった。トラックの運転手は窓から出た。

「あれ?どうしたの?みんな。夜上げ前にこんなところにいたの?」

「今から出発するところだよ。街に行こうと思ってね…」

ドワーフの諜報員は町がある所に指した。

「え?そっちの?街って、マイ・ハークなの?でも、遠いよ?乗ってくか?」

「え!いいですか?ありがとう!おーい、みんな!乗り物を乗ってくれるようだよ!」

ドワーフは大声を出した。仲間たちは喜んで「おーありがたい!」と言った。

諜報員たちは後ろの帆付きの荷台に乗り、フェラスは助手席に乗って、運転手に話した。

「僕、リーダーなので、運転手の隣でいいかな?あ、名はフェラスです。よろしくお願いします」

「おれは、上田。よろしくな。今は仕事帰りなので、マイハークに戻る途中で」

運転手はそう言って、トラックを発車した。

(上田?日本人っぽいな…詳しく聞いてみるか)「えっ、仕事帰りって…夜遅くで?」

「あー、夜勤なので、夜遅く仕事するからなぁ~道路工事なので、24時間中工事なんでね~ハハハハ」

「た、大変な仕事ですね…あなたは日本人なの?でも、なんでここに?」

「ん?あ、ああ、そうだよ。日本人だよ。現地人に道路技術を教えてる所なので、指導員だよ」

(まさか、ここに日本人に出会うのは予想できなかったわ…)

フェラスは異世界で日本人がいるのはびっくりしてるけど、ここはできるかぎり聞いてみることに。

「…ところで、そのマイハークだっけ?に入るのは門番がいるの?街に入るのはお金がいるの?お金はないけど……まだ、冒険者になりたいけど、冒険者ギルトはどこかわかりますか?」

「あ、もしかして、マイハークに行くのは初めてか?…なるほど、分かった。街に入るのはお金は取らないよ。えっ、お金は持ってないの?…え?延べ金と宝石を持ってるって?す、すごいわ…まあ、売るなら商人ギルトがいいと思うぜ。商人ギルト以外の店だと、売値が落ちてしまうからな…あ、そうだ!日本の会社の支社があるから、僕の紹介すれば、高く売れると思うよ?」

フェラスは宝石の事を思い出し、すぐ断ることにした。

「あっ…すみません、商人ギルトに売ることをもう決まってるので…」

(やばい、宝石が日本の会社に渡してしまったら、人工宝石だと気が付く恐れがある…しかも、その人工宝石はただのものではない…()()()()を使って作った魔素が入った人工宝石なんだ…日本に渡したら、ほぼ確率に大騒ぎになっちゃう…少将は確か…人工宝石は日本に渡さないでほしいと言ったし…)

潜水艦に乗る前に少将から注意があった。本当に日本に渡してしまったら、魔素に入った人工宝石がわかっちゃうと、大騒ぎになる。日本はUNDFの存在が十分怪しまれる恐れがあった。

「あー、そうか。残念だな~…あ!思い出した。冒険者ギルトの事を忘れていたわ。先に冒険者ギルトに行って、冒険者になるって?今の時間はまだ開いてないと思うよ?多分、7時からと思うよ?時間があるから、どうする?」

「そうだなぁ…あ!家を借りたいけど、どこが紹介してる不動産ある?」

「それなら、商人ギルトだな。商売だけではなく、不動産まであるよ。おすすめだよ。朝は早いけど、6時から空いてるよ。商人ギルトに行ったほうがいいですよ。僕が案内してあげろうか?」

「え!で、でも、仕事帰りでしょう?お疲れでは…」

フェラスは上田の仕事帰りの事を思い出して、気を使ってしまった。

「あ~気にしないよ。寝る時間は9時からですよ。それまでは時間がたっぷりあるから~」

(これは…日本人の特性なの?困った人をほっとけないと聞いてる…断っても最後まで付き合うらしい…仕方ない、受けようか)

「わかりました。一緒に付き合いましょう」

「おー、わかった。まず、街に着いてからトラックは支社の所に駐車して、一緒に商人ギルトに行こうか。で、仲間はどうする?」

「あ、もちろん、一緒に行きます。商人ギルトが終わった後、冒険者ギルトに行って、冒険者になるまでに」

「よし!決まりだな。…あ、マイハークの門が見えた。門番は僕が話すから、心配ないよ」

「はい、お願いします」

フェラスは上田が準備してくれるので感謝していたので、お礼した。

 

*1
UNDFのCIA版

*2
壁に貼れる紙みたいテレビ

*3
クイラ王国の都市

*4
クワ・トイネ公国の経済都市マイハーク

*5
時速111.12㌔

*6
時速148.16㌔




ちょっと長かったですか?

問題ないと思うなら、感想に書いてください。
お願いします。

問題あるか、無しか、感想が無くて不安です(;´Д`A ```




次回「第7話 国際連合防衛軍、諜報開始」(予定)



みなさん、コロナウィルスはまだまだ広まっているようです。
気を付けてください。
うがいと手洗いもちゃんとしますように。

台湾から珍しい情報があったみたい。
「頭の髪の毛がコロナウィルスにかかってしまうから、髪を洗うように」
まさかの髪までかかってしまうのは予想できなかった…
皆さんは日本人なので、毎日お風呂に入るでしょうね?
頭の髪の毛も洗ってね~(゚Д゚)ノ


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第7話 国際連合防衛軍、諜報開始

お待たせしました。

昨日、投稿するはずだったか、思った以上に長く書いてしまった…
長いと思うけど、不便かな?

それではどうそ!


■ 午前6時 マイハーク MIPPO(道路工事会社)*1の支社の駐車場

 

トラックは支社の駐車場に停まって、上田とフェラスと仲間がトラックから降りた。

「さて、時間になったし、これから商人ギルトに行こうか?商人ギルトの不動産は9時からだよ」

「ハイ、お願いします」

「では、いきましょう」

上田は案内役になって、フェラスと仲間は上田の後についていった。

 

マイハークは日本に関わってから、インフラ整備、建物、港湾施設などが進んでいたので、フェラスたちはあまりの出来ことで唖然してる。

5分後、商人ギルトに着いた。

「はい、ここが商人ギルトだよ」

商人ギルトの建物は日本式の5階ビルになっていた。

周りは洋風の中世の建物が多かった。しかし、なぜ、ここだけ日本式のビルなの?ファラスは不思議そうに思った。上田はフェラスが不思議かってる様子を見て気がついた。

「あっ、もしかして、周りの建物が洋風建築なのに、商人ギルドの建物がビルだから?」

「は、はい。ここだけ珍しいなーと思って…」

「商人ギルトがビルになったのは日本が商売してから、売り上げが上がりまぐって、建物をもっと大きくしたいと思ってね。日本の会社に相談したら、銀行の建物が最適と決めた。元は隣の2階の洋風建築でしたよ。今はビルけど、先月、出来たばっかり。…さて、中に入ろうか?」

「あ、はい。お金と家がいますので、行きましょう」

 

上田とフェラスたちが商人ギルトのビルの中に入った。中に入ったか、今の銀行のロビーと変わらなかった。重要な話のために部屋もある、金庫は地下にある、すべてが銀行そんのまんまであった。

入ったらすぐ女エルフの案内者があいさつしていた。

「あら、いらっしゃいませ。…上田様ではありませんか。その連れは何ですか?」

案内者は上田のことをよく知っていたようだ。なぜ、知ってる?と思って、フェラスが不思議に思った。

「その連れは、ここの街に来るのは初めてけど、お金は持ってないようだ。お金がいるので売りたいものがあるって。…高価なので、ギルトマスターが必要」

上田はチラッとフェラスの方を見ていた。

「ああ、売りたいものがありますね。わかりました。ギルマスに知らせます」

案内者はお辞儀して、ギルマスにいる部屋に行った。

 

ギルトマスターから呼び出すまでに上田とフェラスたちにロビーにある長椅子を座らせた。

「えっ…ギルマスって…いいの?偉い人に呼んで…でも、上田様って…?」

「あー、まだ言ってなかったな。僕は…MIPPOのクワ・トイネ支社の支社長だよ」

え!?支社長なの!?初めて出会ったのに、いきなり偉い人とは…まさか、失礼なことをしてしまったのか!?まずい!諜報のために来たのに、失敗されてしまう!ここでお詫びしないと!

「う、上田…様でしたっけ?これは失礼しました!支社長を知らずとは!…でも、支社長なのに、夜勤するのは…?」

フェラスたちはすぐお詫びしていた。でも、なんで残業してると思い、質問していた。

「あはははっ、その事は気にしないよ。上田と呼んでね。…あ~その事けど…人手不足なので、支社の幹部まで指導員になって出勤してるよ。僕も。本社にお願いしたけど、やっぱり人手不足。指導員を育て中けど、かなり時間がかかる。本社から指導員が来るのは半年かかるって。…そうだ!本社からはここの現地人を集めて日本に送って指導員になってもらう提案があったけど、どう?」

上田からまさかの提案が出てるのは予想できなかった。フェラスはチャンスと思って、3班の紹介してくれば、日本で諜報しやすくなる!ここで、相談すると思った。

「あ!その事けど、紹介したい仲間がいてね…ダメかな?」

フェラスはモシモシとしながら答えた。

「おお!仲間がいたのか!これは大歓迎だよ!本社はきっと大喜びだよ!…紹介してる人はどこ?何人いる?」

上田は紹介してる人がいてパアッとして喜んだ。

「紹介してる人たちは…ここに来る途中けど、まだ来てないみたいね。全員で6人です。来たら、すぐ紹介してあげたいと思うか…9時から寝るでしょう?時間があれば、迎えに行きます。場所は確か…トラックがとまったところですか?」

「6人か!これは頼もしいね。うれしいよ。場所はもちろん、トラックがとまったところだよ。僕がいない時は、部下に連絡するから、心配いらないよ」

上田とフェラスたちはギルマスから呼び出すまでに雑談していた。

 

しばらくすると、案内者が来ていた。

「上田様、ギルマスがお呼びしてます」

「おっ、来たか。では、フェラスたちは行きましょうか?」

「あ、いや、仲間たちはここで待ちます。ここの街の情報と商人の許可証が必要で。高価な物は獣人が持ってるので一緒に行きます」

上田とフェラスと獣人が案内者の後についていった。エレベーターに乗って、ギルマスにいる5階まで移動、エレベーターが着いてからギルマスの部屋までに移動した。ギルマスの部屋の前に着いたか、そのドアは両開き戸。しかも立派な模様があちこち見えた。

案内者はドアにノックして、声をかけた。

「ギルマス、上田が連れました」

「わかった、入ってきて」

 

ドアの向こうの声がして、ドアを開けた。案内者は入って、上田とフェラスたちはギルマスの部屋に入った。

ギルマスの部屋は思った以上に広く、ギルマスの机は高価デスク、デスクの後ろはクワトイネの国旗と日本の国旗が屋内の掲揚にしてあった。デスクの前は高級ソファとアンティークの高級テーブル、壁はガラスの扉の大きなキャビネット、中は色々物が入ってるか、高価な物があちこちあった。反対の壁は写真*2と絵などが飾ってあった。これを見たら、かなり儲かってるなと分かりやすかった。ギルマスはデスクチェアに座っていた。ギルマスの耳はとがっていたので、エルフと分かった。ギルマスはデスクチェアから離れて上田の所に向かった。

 

「上田様、お久しぶりですね。一ヶ月ぶりかな?」

「エルマス、お久しぶり。そうね、一ヶ月ぶりです。ここのビルのオープン以来です。…まだ儲かってるの?」

上田とエルマスと呼ばれたギルマスが握手した。

「おお、そうだったね。あなたが紹介した建設会社のおかげで、前より快適です。…そうです。まだ儲けちゃって。日本様々だよ。笑いが止まらないです!ハハハハッ!」

「は、ははは…」

エルマスが笑いながら上田は少し笑って引いた。

フェラスは二人の会話を見てキョトンしていた。しかし、エルマスの体形がおかしい?よく見ると…おなかが少し出てる。メタボか?

「ところで…売りたいものは後ろの連れか?」

エルマスは上田の後ろのフェラスを見た。

「そうだ。持ってるのは延べ金と宝石。そして、家も必要。だから、お願いできるかな?」

「なるほど。上田様のお願いなら、断れないよ。では、延べ金と宝石か…確かに高価ですな。宝石は…宝石専門家が必要ですね。家の方はまだ早いか、資料集めしときます。案内者、宝石専門家を呼んで」

「はい、わかりました」

案内者はギルマスの部屋から出て、宝石専門家にいるところに行った。

 

「さて…皆さん、座ってください。宝石専門家が来るまでに延べ金を調べましょう」

エルマスは座ってくださいと言われて、みんなにソファを座らせた。

フェラスは獣人に向けて、延べ金を出してと言われると、リュックから延べ金を続々出て、テーブルの上に置いていた。延べ金は一つ、10Kgありそうだった。全部で五本。

「はい、延べ金はこれで全部です。一つで10Kg、五本あるので、50Kgです」

上田は本物の延べ金を見るのは初めて。

(これが、延べ金…凄い…)

上田はゴクリと息を飲んだ。しかし、上田は延べ金をよーく見ると、ある事に気が付いた。

(…あれ?延べ金といえば…ブラントのマークとナンバーがあるはずが無い…もしかして、手作りなの…?)

エルマスは延べ金を一本取って、ズッシリと重く感じられた。その時、エルマスは呪文を唱えた。手が光りだし、延べ金に当てられた。

「…ふむ、どうやら本物だな。99.99%の純金だね。…ただし、一つ残念なことがあります。…ブラントのマークが無い。それで、価値が少し下げられますよ」

フェラスはもうわかっていた。元はUNDFのマークが入った延べ金なので、そのまま出したら、かえって怪しまれることになる。そのためにマークを消すために延べ金を溶けて手作り延べ金にしていた。そのほうが怪しまれない。

「それでもかまわない。全部でいくらになる?」

「そうだな…お金は日本のお金*3でいい?もし、ブラントのマークがあれば、約4億円になります。ブラントのマーク無しだと、約3億5千万円になりますか、純度が非常に高く、約3億8千万円になります。いかかですか?」

延べ金の純度が非常に高く、高値についちゃった。

フェラスは問題なしと承知を受けた。

「決まりだね。お金を出したいか、宝石の方がまだ…おっと、どうやら来たみたいね。」

エルマスは言いながら案内者がギルマスのドアにノックしていた。エルマスは「入って」と言っていたら、宝石専門家はギルマスのドアを開いて、案内者の供に中に入った。

 

「初めまして、僕はエルミアです。宝石専門家してます」

と言って、エルミスはフェラスに握手した。

「僕はフェラスと言います。宝石を売りたいと思ってね…」

「フェラスね。では、宝石を査定します。宝石はどこに?」

フェラスはバックを出してテーブルに置いた。バックの中から出したのは宝石に入った皮袋。

「一応、言っときます。宝石はあり得ない大きさもあります。見て、驚かないでください」

フェラスは警告を出した。エルマスとエルミアと上田はゴクリと息をのんだ。

「まず…小さいの方から」

革袋から出したのはビー玉の同じぐらいの宝石。食いついたのはエルミア。

「えっ…これで小さいって…でも、これは少し大きいよ?…ん?今のは…ま、まさか…」

エルミアは小さい宝石を見て、何か感じられた。小さい宝石を持って、マジマジに見ていた。やっと気が付いた模様。

う、嘘だろ!?こ、これは…魔素が入ってる宝石ではないか!?し、信じられん!」

エルミアは宝石を持ったままですぐ立ち上がり、ブルブルと震え上がった。エルマスはエルミアが立ち上がってるのはびっくりして、声をかけた。

「え、エルミア、本当か!?」

「ま、間違いない…本物だ。長年、色々宝石を見るか、今までは魔素入りの宝石はたまに見られるか、小さいのが多かったか…まさか目の前で大きいのが見られるとは…」

フェラスはびっくりしたけど、魔素入り宝石はかなり重要なの?と思った。

「し、質問けど…魔素入り宝石とは…?」

「あ、こ、これは失礼しました。魔素入り宝石は大昔、魔法帝国が多く採っていたらしく、その宝石はコア魔法に使っていたと聞いていたか…今までは魔法の補助道具に使っていた。でも、今は魔素入り宝石が採れる数がかなり減ってるので、かなり重要になってる。だから、高くつく…」

フェラスは魔素入り宝石が重要になる上に高価になるとは予想できなかった。まさか、()()()()()()()()が売れるとは……でも、()()()()って?…後で聞いてみようか。

「と、とりあえず…まだ宝石はあるけど、全部見ますか?」

まだある!?す、すぐに!」

エルミアはフェラスにすぐ顔に近づいた。フェラスは引いていた。

「わ、わかった。お、落ち着いて…近いだと、出せないよ…」

エルミアはハッと気が付いて、椅子に座った。

「これは、失礼しました…では、全部出してください」

フェラスは残りの宝石をテーブルの上に全部で10個出した。小さいのは6個、少し大きいのは3個、一番大きいのは1個。少し大きいのはピンポールと同じサイズ、一番大きいのは野球のボールの大きさと同じぐらい。

すると、エルミアとエルマスと上田は驚いて、唖然しながら目が点になっていた。

フェラスは、あ、やりすぎた?と思っていた。

「え、エルミア、一番大きいのは…見たことある?」

「い、いえ…今まで見るのは初めてです…信じられない…一番大きいのはあるとは思わなかった…世界で大騒ぎになるぐらい…フェラス!こ、これはどこに手に入れた!?」

「えっ…ご、ごめんなさい!その宝石は採れる量が少なくて、採れる場所は秘密になってますので…」

「うっ…これは、仕方ないね…場所を知ったら、採りすぎて宝石があっという間になくなっちゃうね…だから、秘密にするね…仕方ない、採れる場所を諦めます。…では、宝石は全部査定します」

フェラスは嘘を言ったけど、エルミアはすぐ理解できた。エルミアはガッカリしたけど、フェラスは申し訳ない!諜報のためだから…と心から言っていた。

エルミアは宝石をすべて査定した。

「はい、査定しました。宝石はすべて大変良いですね…長年見ていたか、大きさは初めてです。…まず、小さいの方、1個で1億あります。6個で6億円になります。次に少し大きいのは1個で3億です、3個あるので9億円です。最後に1番大きいのは……15億になります。全部で30億円になります。」

フェラスは宝石の値段を聞いてびっくりした。そんなに高価になるとは…しかし、人工宝石が見破ってない…大丈夫かなぁ…と、思った。

 

エルマスとエルミスは金と宝石の値段の話していた。10分後、二人はやっと決めていたらしく、フェラスに話しかけた。

「金も合わせて33億8000万円になりますか…上田様の紹介でおまけにしときますよーまとめて34億になっちゃいますけどいいかな?」

「えっ、そんなに?いいですか?売値に少し高くなって…でも、お金は大丈夫?」

「心配無用です!日本のおかげで、お金は全て電子マネー化になってます。商人カードと冒険者カードがあれば、使えます!持ってないなら、仮のカードを出します。仮のカードが使える期限が短いので注意してください。ただし、使える場所は限られてます。マイハークと公都クワ・トイネしかないです。他の街はまだ進んでない。来年中でクワトイネ公国の全国に使えるように目指してます」

「なるほど。これは便利ですね!あ、そうそう、僕の仲間が商人ギルトに入ると思います。今、一階にいるので商人カードができると思う。…あ、そうだ。忘れるところだった。家の方は?」

「なるほど。カードができたら、商人のカードと仮のカードを共に受付に出してください。そうすれば、お金の手続きが済ませます。…おお!そうだったね。宝石の話に夢中しちゃった。エルミス、ご苦労様でした。元に戻ってもいいよ。案内者、家の資料を持ってくれないか?人が多いみたいので、大きいの方がいいみたい」

エルミスは去るとき、「いい宝石を見られて大変満足でしたよ」と言った。

案内者は家の資料を取りに行くため、ギルマスの部屋から去った。

 

案内者が来るまでに上田とエルマスはお世話の雑談していた。

しばらくすると、案内者がギルマスのドアにノックしていて、中に入った。

「エルマス様、すみません、大きい家の資料が少なくて…これしかないです」

案内者から出した資料はノートみたく薄かった。

「いいじゃないか?少ない方が探しやすいよ。フェラス、いいかな?」

「ええ、問題なしです。…できれば、建物が高いところ、屋根に近いがあれば助かります。」

「わかりました。探しときます」

エルミアは資料に巡って、いい条件が合う家を探した。

「…条件を合う家を探したか、1軒けど、同じ場所で二部屋です。…それは日本の建設会社が建てたマンションですか、8階建物のマンション、二つの部屋は最上階です。屋根はもちろん、近いです。…しかし、値段かねぇ…」

「いくらですか?」

「…一つで2億円です。2つだと、4億になります。だから、あまり高すぎて誰も買ってないです…建ててから一か月です。無駄に建ててしまったなぁ~」

エルマスはやっちゃったなぁーこれでは買えるはずがないよね…と思っていた。

フェラスはとんでもない答えが出ていた。

「二部屋、買います。お金はさっきのお金を使ってください。いいかね?」

エルマスと上田は仰天していた。まさか、そんなにあっさりOK出るとは思わなかった。

「…ハッ!い、いいですか?落ち着いてから買えばいいと思うけど…本気で?」

「はい、すぐ必要なので、お願いします」

「こ、これはありがたい…マンションの鍵を出しますので、お待ちください。案内者、マンションの鍵を持ってなさい」

案内者はマンションの鍵を取りに行った。

「ところで、もう買ったマンションの部屋けど…家具と日用品とかは無いけど?商人ギルトから準備しましょうか?」

「いえ、いいです。自分で買い物するから心配いらないです。商品を売ってる所はどこかわかりますか?」

「ああ、1階に商品を売ってるか、他の商店は受付に聞いたら、案内地図を出してくれます」

案内者が戻ってきた。マンションの鍵を持って。

「おまたせました。マンションの鍵です。801号と802号の鍵とマンションの地図とお金が入った仮のカードです。では、契約書にサインを書いてください。…はい、サインしましたね。お金はもちろん、さっきの売値のお金を引きます。OKですか?…OKですね。最終確認します。…はい、問題なしです。おめでとうごさいます!マンションの部屋はフェラスの物になりました」

エルマスと案内者と上田はフェラスに向けて拍手した。一緒にいた獣人まで拍手した。

「ちょっと恥ずかしいです。拍手しなくていいのに。…では、上田さん、そろそろ冒険者ギルトに行きますか」

「おお、そうだね。エルマス、フェラスたちに冒険所ギルトまで案内しないといけないから、お世話話はまだあとでね」

「ああ、ご苦労様でした。上田様、フェラス様、ありがとうごさいました!まだ来てくださいね!」

エルマスはお辞儀して、フェラスと上田と案内者はギルマスから出ていて、エレベーターに乗って、受付にある一階まで移動した。

 

フェラスは一階降りて、ロビーは仲間たちが待っていた。ドワーフ達は商人カードの手続きを済ませていた。フェラスはお金のことを話して、ドワーフはすぐわかって仮のカードと商人カードに受付を出してお金の手続きを済ませた。

その時、受付の人はお金の手続きをしてると額の多さでびっくりしてる。商人カードを返す時、受付の人の手が震えてる。

全部終えると、商人ギルトから出るとき、案内者はお辞儀して、ファラスたちと上田は次の冒険者ギルトまで移動していた。

 

10分後、冒険者ギルトに到着した。

さっきの商人ギルトの建物と違って3階の洋風建築だった。しかも周りより古く感じてる。

「上田さん、冒険者ギルトは…なぜ古いの?」

「あー商人ギルトと違って、ちょっと儲けが少ないから…昔は有名けど、今は平和になっちゃって儲けが減っちゃって…商人ギルトの方が儲けるとわかり、冒険者が辞めちゃって…今の冒険者ギルトは冒険者不足になって困ってね…依頼が増えて困ってるよ。僕は助けてあげたいけど、支社があるので無理…フェラスたちは冒険者になるって?冒険者ギルトはめちゃくちゃ喜ぶよ?」

「そうですか…冒険者は大変ですね。僕は力になるかわからないけど、なんどかしてみます。では、入りましょう」

上田とフェラスたちは冒険者ギルトに入った。上田は案内はこれで終わり、ここの街は分かるか?と言われたか、フェラスたちは商人ギルトでもらったので地図で何とかしますと言った。

上田は案内を終えて、フェラスたちにお別れして自分の泊る所に行った。フェラスたちは冒険者になるために手続した。すると、上田が言った通り、冒険者ギルトの関係者たちがすんごく喜んでいた。

冒険者の説明もしてもらったり、依頼についても。今の周りの国の情報と中央暦の情報と今まで起きた事の情報なとを集めた。

フェラスたちは冒険者ギルトの用をすべて終えると、購入したマンションまで移動した。

 

フェラスたちは商人ギルトが教えたマンションに着いた。マンションは日本風らしく、周りの景色があわないので、目立っていた。マンションの入り口に入ったか、管理者がいたので、話したら、商人ギルトから連絡済だったのですんなり入れた。

エレベーターに乗って、最上階までに行移動した。着いたら、エレベーターから降りると、ドアは二つあった。どうやら、最上階は二部屋しかなかった。でも、諜報しやすいのは明らか。両方の部屋に入ったか、どちらも5LDK+2WICなので、充分広く、12人泊まっても問題なし。20人いても、無理矢理すれば、なんとかなる。

エレベーターから少し離れた802号の奥にある洋室は少し広く、通信機と司令室にした。二つの部屋は諜報員たちの部屋にして、一つの部屋は隊長の部屋にした。あとの一つの部屋は諜報員たちの体を鍛えるためにジムになってる。二つのWICは武器と服などを置いた。リビングは作戦室になってる。

801号室は802号室の部屋数が全く一緒なので、二つの部屋はもちろん、諜報員たちの部屋、二つの部屋は他の仲間が来るので泊まる部屋、あとの一部屋は部屋の中で広く、休憩室にしたり、リビングは食堂になってる。

屋根、まだはベランダは目立たないように通信アンテナを展開していた。

 

■ 802号の作戦室

 

フェラスたちが集まって、フェラスから声を上げた。

「さて、みなさん。拠点が確保できたし、お金も準備できだし、これからは諜報を開始する。獣人、3班の迎えに行って来い。門の所にいるはず。合流できたら、商人ギルトに行って、商人カードをもらってきなさい。ただし…宝石は出さないで、金だけ売りなさいと言いなさい。宝石はさっきのように大騒ぎになったから、出さないように。済んだら、上田にいる支社に行って、3班の紹介してなさい。終えたら、ここに戻るように。…そして、ドワーフは商人ギルトに行って、職業できるように探して。見つけたら、すぐ職業に行く必要がある。目的は情報集め。帰りは出来れば日用品と食料を買ってなさい。…次はエルフ。冒険者らしくて冒険者ギルトに行って、依頼があったら、やるように。依頼終えたら、酒場があれば、これも情報集めを忘れずに。…僕は情報を伝えなければならないので、ここにいる。以上だ。では、諜報開始!」

「「「「了解!」」」」

 

諜報員たちは、あちこち活用して、情報集めもしたし、世界の情報も。情報が有用な情報をUIAに送った。

3班は上田の紹介のおかげで日本に行くことになった。そこも拠点を確保して日本を中心して情報集めした。

そして…()()()()の情報も集めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……そして、()()()()()まで、あと3か月。

*1
日本の道路工事会社、N〇〇PO

*2
日本国転移する前は魔写けど、飾ってる数が少ない。最近は日本が手に入れたカメラを使って写真が多く飾ってる

*3
クワトイネの通貨がわかってない




日本国召喚らしくない諜報員たちのストーリーになってしまった…思った以上に9000字以上になってしまった…
でも、これで満足です。

作品中に誤字、おかしいと思ったら、指摘お願いします。

お気に入りが少し増えてうれしいです。

アンケートけど、
(12) そのままでいい。続いて欲しい。
(0) やり直し。すぐ接触する必要。
(1) つまらない。
(2) 日本国召喚らしくない。

続いてほしいが少し多くてうれしいです。
頑張ってます。


次回 「第8話 国際連合防衛軍、諜報結果」


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第8話 国際連合防衛軍、諜報結果(改)

今日の仕事は休みので、時間がたっぷりあったので、書きました。

休みのは新型コロナウィルスの影響で、海外の部品が作られなかったので、生産ラインが止まってます。
昨日からです。明日まで休みですか…休みが多く取ってしまったので、日曜日までずーっと家にいます。
身体に鈍らないように、たまに外出するけど、遠くは行かないです。




それでは、どうぞ!


追記:ごめんなさい!早くもやらかしてました!
外伝2を読んだら、気が付きました。
例の国が出るのは1年早すぎました。
カットして、少しだけ変更します。
最終確認したか、原作を読んでなかったのは大失敗です…トホホ


■ 中央暦1639年(UNDFの西暦2120年)10月末 神聖ミリシアル帝国 帝都ルーンポリス

 

情報局局長アルネウスは部下からの情報の中に不理解の情報があったので、考え込んでる。

その情報は明後日、クワ・トイネ公国にオークション場に出てる魔素入り宝石があると。しかも、ありえない大きさだったらしい。

アルネウスは今までの魔素入り宝石は、ほとんどが小さいのが多かったので、クワ・トイネ公国が大きな魔素入り宝石が出たのはおかしく見えた。だから、皇帝ミリシアル8世を報告して、対魔帝対策省古代兵器分析戦術運用部の部長ヒルカネ・パルペを呼び出した。

 

皇帝ミリシアル8世を呼び出しを受けて、ヒルカネは皇城を訪れていて、皇帝の居室の前まで来ていた。

従者はノックして、中から返事があった。部屋の内側から扉が開き、皇帝陛下専属の従者に促されて、ヒルカネは中に入って、皇帝がいるとこまで移動した。

部屋の奥には、テーブルと椅子が設置してあり、テーブルの上は紅茶を入れたポットが用意されている。

そこにいたのは、皇帝ミリシアル8世、情報局局長アルネウス、外務大臣ペクラス、国防省長官アグラがいた。

ヒルカネは動揺してないか、心の中は激しく動揺していた。

(い、いったい…なんで皇帝だけではなく、偉い人が来てる…僕…何がやらかした?)

ヒルカネの背中はは冷や汗をだらだら流していた。

「ヒルカネ、心配しなくてよい。さぁ、かけるがいい、紅茶を飲みながら話そう」

ヒルカネは皇帝が言われるままで椅子を座り、従者は紅茶を注ぎ、ヒルカネの所に出した。

「あ、ありがとうごさいます」

緊張したせいで従者にお礼してしまって、皇帝は思わず噴き出した。

「緊張してるのか?まぁ紅茶を飲んで落ち着いたら?」

「は、はい、紅茶を飲みます……落ち着きました。でも、陛下、急に呼び出したのは?」

「呼び出したのは…アルネウス、言いなさい」

皇帝はアルネウスを見て、アルネウスは頷いた。

「ヒルカネ、これからは重要な話になる。いいかね?」

「は、はい」

「実は…クワ・トイネ公国は魔素入り宝石が見つかったらしい。しかも、過去に無い大きいらしい。」

ヒルカネは魔素入り宝石が耳に入ると目がくわっと広がった。

え!?ま、まさか!?魔素入り宝石が見つかっただと!?しかも、大きいって…」

「うむ、まさか、クワ・トイネ公国が魔素入り宝石があるとは…魔素入り宝石は縁が無い国なのに、いきなり現れるとは、おかしいだろ?…だから、魔帝に詳しいヒルカネを呼んだよ」

皇帝は言いながら困っていた。アルネウスとペクラスとアグラは頷いた。

「ま、まさか…魔素入り宝石は大きさによって、魔帝のコア魔法を使っていたらしいと記録がありましたか…その魔素入り宝石は今、どうなってる?」

「落ち着いて。その宝石はどうやら、明後日、オークションに出すらしい。…それだけじゃない。少し大きい魔素入り宝石もあるようだ。全部で4個あるみたい。大きいのは1個、少し大きいのは3個と情報があった」

ヒルカネは動揺していったか、アルネウスは落ち着いてと言って、宝石の事を答えた。

「し、信じられん…4個あるとは…皇帝、お願いがあります!宝石を全部購入出来ないですか?調べる必要があるので…」

ヒルカネは皇帝に向けて頭を下げて無理にお願いした。

「だと思った。オークションに出る、その大きい魔素入り宝石は間違いなく高価になるな。…ペクラス、アグラ、いいかね?どうしても魔素入り宝石を手に入れたいので、お金は気にしなくていい。アルネウス、現地の部下はお金が手に入れたら、オークションで魔素入り宝石をすぐ落札できるようにしなさい」

「「「はい、わかりました」」」

アルネウスとペクラスとアグラは頷いて、皇帝の居室から去った。

「ヒルカネ、魔素入り宝石は手に入れたら、すぐ対魔帝対策省に届くから。いいかね?」

「はい!答えが見つかるまで徹底に調べます!」

ヒルカネも去った。

居室は皇帝以外がいなくなって、皇帝は外を見ていた。

「…まさか、魔素入り宝石が今になって現れるとは……これからはどうするかね…?」

 

2日後、予定通り、クワ・トイネ公国がオークションが始まった。しかし、魔素入り宝石は思った以上に人気があったため、過去に無い高値になってしまった。ミリシアルの諜報員は何とか魔素入り宝石に手に入れた。4個落札した値は…1()0()0()()()超えてしまった。

マイハークの商人ギルトはうれしい悲鳴を上げて、過去に無い儲けてしまった。

手に入れた魔素入り宝石はすぐ神聖ミリシアス帝国に送って、対魔帝対策省に届いたら、ヒルカネはすぐ魔素入り宝石を調べることになった。

 

…しかし、ヒルカネは魔素入り()()宝石が気付くのは、しばらくその後であった…

 

■ 西暦2120年(中央暦1639年)11月1日 UNDF総合司令部 第一作戦室

 

第一作戦室は大総統と将兵達が集まっていた。大総統は将兵達に向けて声をかけた。

「…えー、異世界に転移してから、もう二ヶ月になりました。UIA長官、諜報の結果は?」

大総統は言って、UIA長官は立ち上がって、壁に貼ってあったテレビまで移動して、諜報結果に話した。

「皆さん、お待たせました。諜報と調査と偵察と捜索などを一か月かかって、まとめました。皆さん、テレビを見てください。…まず、年令を言います。ここの世界は中央歴と言います。今の年は中央歴1639年とわかりました。月日は一緒です。中央歴と呼ばれたのは、どうやら神聖ミリシアル帝国が決まったらしいです。日本の方ですか、西暦2020年と思ってましたか、違ってました。正しいのは西暦2015年でした。次は大陸の事ですか、モニターに変えます」

UIA長官は言って、モニターを変えて地図に出た。

「世界の大陸ですか、全部で10以上あるみたいか、大陸の名がわかったのは七つです。ここから西にある大陸はロデ二ウス大陸、ロデニウス大陸の北東は日本列島、日本列島の西にある大陸はフィルアデス大陸、西に行くと中央世界と言います。大陸の名はそんのまんまです…オホン、中央世界の西に行くと…ムー大陸です。」

「え!?ウソだろ…ムー大陸って?」

「お伽話と聞いていたか…まさか本当にあったの?」

「なんで、ここの世界にいるの?」

将軍達が騒いていた。UIA長官はすぐ言った。

「オホン!話がまだ終わってません!…ムー大陸の西は大陸はありますか…残念ながら、大陸の名がわかってません。どうやら、接触してないみたいです。一つ、可能が高いのは…その大陸は、どうやら転移したみたいです。」

「え!転移してるのがまだあったの?」

「日本といい、ムーといい、我が軍といい…まさか、他にいたとは…」

「オホン!オホン!静かにしてください!…フィルアデス大陸の北東の大陸はグラメウス大陸、ロデニウス大陸の南西の大陸はベスタル大陸、その大陸の南西の大陸はブランシェル大陸です。他はまだ未確認です。どうやら、接触が無いみたいです。…我が軍がいた大陸ですか、名が無いみたいです。大総統、大陸の名を作ったらいいのでは?」

「なるほど…ここの世界の大陸の名は分かった。…まさかここの大陸の名が無いとは…これは、もしかして、ここの大陸は太陽神が作ったのでは?…そうだな、大陸の名は…マテラス大陸にしょう」

大総統はここの大陸の名を発表した。将軍たちはピンとこなかった。

「えっ、マテラス大陸…本当は?」

「本当はアマテラス大陸にしようとしたか…あまりの失礼ので、アだけ取ってマテラス大陸にしたよ」

大総統は恥ずかしかって簡単な理由に答えた。

 

大佐はそれを聞いたか、いいのかな?と思ったか…

―――アマテラス大陸の方がよかったのにぃ~プンプン―――

大佐は太陽神の声が聞こえていたか、呆れながら、いいのかよ…と思った。

 

「決まりだね?よし、ここの大陸はマテラス大陸に呼ぼう!UIA長官、次の話を」

「はい、次は…国の名です。まず、ロデ二ウス大陸からです。国の数は6つあります。北東はクワ・トイネ公国、その国は食料がたっぷりあります。日本に食糧輸出してます。南東はクイラ王国、その国は資源と燃料がいっぱい出てるので、クワ・トイネと同じく日本に輸出してます。北西はロウリア王国…しかし、後三つは不明です。元はロウリア王国の物でしたか、半年以上前で戦争が起きたらしいですか、ロウリア王国は戦争に負けて、分裂して4つになりました。」

「ほう…幸い、近くに食糧と燃料と資源がたっぷりあるのは助かったな。両方の国は日本に輸出するとは…運がいいな日本は。…えっ?最近戦争起きたの?どこで戦争起きた?」

大総統は最近戦争起きたのはびっくりしてる。

「えっと…ロウリア王国が戦争起きたのは…亜人の根絶を国是としていたので、クワ・トイネ公国とクイラ王国に攻めていたらしいです。しかし、日本国は食料が途切れてしまう恐れが理由で自衛隊派遣した。その結果、自衛隊はロウリア王国に戦うことになりました。結果は…」

「言うまでもないわ。ロウリア王国の軍隊は中世だろ?当然、自衛隊は勝ってるのではないか?」

「…はい、日本は完全に勝ってます。その後、ロウリア王国は民主化になってました。しかし、問題があって…復興は遅れてるようです。日本も手伝ってますか、時間がかかるみたいです。我が軍も協力しては?」

「なるほど。日本国接触はまだ済んでないけど、接触した後、協力するようにする。そのことは覚えとく。次の大陸は?」

「はい、次は…フィルアデス大陸です。一番大きいのはパーパルディア皇国、リーム王国、マオ王国、バンドーラ大魔法公国、マール王国。他の10国はまだわかってません。そして、パーパルティア皇国と日本の間に島がありますか、ちゃんとした国です。勾玉みたいな島は2つので、南西はフェン王国、北東はガハラ神国です。北に行くと、さっきより大きめの島があります。その島はアワン王国です。まだ、パーパルディア皇国とロウリア王国の間に島が2つあります。大きいと小さいです。大きいのは、アルタラス王国、小さいのはシオス王国です」

「…なんか、王国のが多くね?」

「まぁ、中世だから…さて、次は中央世界です。世界の中心となる国…神聖ミリシアル帝国です。他はミルキー王国、エモール王国、トルキア王国、アガルタ王国、中央法王国、リビズエラ王国、ギリスエイラ公国です。北の方は2つあるので、国名がわかってません。次はムー大陸です。ご存じ通り、ムーです。しかし、大陸が半分はムーです。残りは国があったみたいです。…次の国はソナル王国、ニグラート連合、マギカライヒ共同体、ヒノマワリ王国です。しかし、ムー大陸の西はレイフォル国、イルネティア王国、パガンダ王国ですか…西の3つが全て滅んでます」

「ん?ヒノマワリ王国って…なんか日本っぽくない?…え?ムー大陸の西が3つ国が滅んでる?何があった?」

「調べたか、どうやら我が軍が転移した日が戦争が起きたようです。その日から、数週間で3つ国が滅んでしまい、他の国が支配下になってます」

「えっ…なんちゅーなタイミング…で、支配した他の国とは?」

「未確認けど、グラ・バルカス帝国と言います。その国けど、ムー大陸の西があった大陸かららしいです。でも…その帝国はWW2の時代らしいです。しかも、旧日本軍と同じと分かりました」

「えっ!?WW2の旧日本軍だと?まずいな…敵対だったら、ほぼ確率に戦争になるな…まさか、船もか?」

「はい、船もです。調べたら…旧日本軍の海軍、()()に似ていた戦艦が見つかりました」

なにぃ!?大和があるだと!?これは…我が軍の戦艦はあるか、防御が不安だ…きついな。…航空攻撃に集中するしかないな。しかし、帝国の技術はまだわからない。強さもわかってない…しばらくは様子見するか。UIA長官、帝国に対して、諜報員を潜入できる?」

「無理です。帝国の隣に友好の国が無いです。もし、友好国があれば、帝国に侵入できますか…友好を作るのはかなり時間がかかります。もし、日本国が友好になれば、他の国紹介してくれると思います」

「そっか…日本国に接触しないとだめだな…わかった、これも覚えとく。他の国はまだある?」

「はい、あります。フィルアデス大陸の北東がグラメウス大陸に繋がってます。その間に国がありました。それはトーパ王国です。偵察衛星を見たか、巨大壁になってるので、海から隣の海までつながってます。何が侵入されないように守ってるみたいです。さらにグラメウス大陸は人間が住めないレベルみたいです。もっと詳しく調べたか、妖魔がうじゃうじゃいます。でも、奥の所に人間が住んでるのが見つかってますか…国なのか、わかってません。ただ…城壁は異常に高いし、厚いです。その城壁の高さは30mあるし、厚さは10mあります。全部で20区あるようです。今まで巨大な城壁は見たことありません。そして、巨大城壁にある所から北東に街らしいのが見つかってます。その町は…江戸時代の建物が並んでます。中心に日本の城までありました。でも、ここも国名がわかってません」

「…信じられん…巨大城壁があるとは…まさか、妖魔から攻めないように守ってる?もし、そうだったら、妖魔の強さが気になる…まぁ、その巨大城壁がある所は国の可能があるのは分かった。…次は、江戸時代の建物?まさか、日本人がいるの?でも、衛星写真を見ると…さっきと違って城壁が無いな。どうやって守った?気になるな…調べたいけど、かなり遠いな…日本の方が近い気がするけど。もしかしたら、日本はすでに調べてるのでは?*1……他の国はまだあるのぉ?」

「はい、まだあります。これが最後です。…ブランシェル大陸です。アニュンリール皇国と言います。かなり大きいらしいです。隣の大陸までアニュンリールのものです。…しかし、不自然です。外交の窓口、ブシュパカ・ラタンの事ですか、ブランシェル大陸の北東にある小さい島です。その島を調べたら、建物は中世より古いです。か、首都は…ありえないぐらい1()9()8()0()()()()()()が見つかってます。おまけに、()()()()()()があった。軍艦はあったけど、これも…1()9()7()0()()8()0()()()使()()()()()です。…色々ありすぎて、おかしいです。アニュンリール皇国は一番怪しいです。何が隠したがってるように見えます。…この国はどうしますか?」

大総統はあり得ないのが多くて唖然していた。

「…そ、そうだな…その国は…様子見するか。もし、怪しい動きがあったら、すぐ報告しなさい。たとえば、1980年代の軍艦が動いたら、すぐに。わかった?」

「わかりました。すぐ報告します」

UIA長官は承知を受けて、部下に指示を出して、部下はUIAに指示を出すためにすぐ作戦室から出た。

 

UIA長官は国の話し終わって、一休みして水に飲んだ。次の話を進めた。

「…さて、次は世界の動きですか…問題が起きました。パーパルティア皇国はちょっとやばいです」

「え?何があった?」

大総統は言って、UIA長官はすぐ答えた。

「パーパルティア皇国はフィルアデス大陸とロデ二ウス大陸を支配する情報がありました。下手にすると、日本まで戦争に巻き込まれる可能があると…」

「なに!これはまずい…日本国接触できなくなる恐れがあるではないか…ううむ…どうすれば…」

「ちょっと情報手に入れたか…フェン王国はパーパルディア皇国が近いと覚えますか?」

「ああ、近いとはわかる」

「そのフェン王国けど…日本人観光が多く来てるようです。…数千人いたらしいと…」

「……さ、最悪…日本人は平和ボケが治ってないのか…戦争が起きた時は絶対行かないようにしてる様になったけど、まさか、日本人は危険地域*2に行くとは……はぁ、大佐、この場所はどうすれば…」

大総統は困って、大佐に向けてお願いした。

「やれやれ、そう来ると思ったよ。でも、日本人の平和ボケが治ってないね…前の世界ではWW3が起きた時、日本人は全く無関係だね…その結果、ソ連軍が攻めちゃって、日本人はどうやら目覚めたね。しょうがないわ~パーパルティア皇国の情報を見てくれないか?……ふむふむ、パーパルティア皇国はフェン王国に攻め込む時期は…来年の1月あたりだな。パーパルティア皇国は戦争準備はかなり時間がかかるみたいね。…よし、我が軍は…日本人救出作戦にしょう。作戦開始は1月初め。作戦開始する前に救出訓練をしたほうがいい。救出成功した後、日本国接触しやすくなる。いいね?」

「なるほど…大佐、ありがとう。皆さん、これで分った?…手の空いてる方はすぐ準備しなさい。UIA長官は外交報告と技術報告がまだ済んでないだろ?」

「はい、まだ終わってません」

「さて、次は……」

 

その話は三日かかってまとめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………()()()()()まで、二ヶ月半。

 

*1
実際は1年後で調べることになる。今はまだわかってない

*2
過去に実際に起きてる。イスラエルでパレスチナ人が暴動起きた時、イスラエル軍が交戦中の危険地域で観光日本人が平気で歩いていたか、記者団が日本人の行動を見てビックリしてる。その後、記者団が日本人に避難させた




今回も6000字オーバーです。

ミ帝がついに今回に登場しました!
やっぱり、魔素入り人工宝石があると世界が大騒ぎになっちゃいますね~

いよいよ日本人救出作戦が動きました。

そして、グ帝とアニュ皇の話が出ました。
両方とも怪しい動きをしてますねー
UNDFは同然、警戒してます。


次回のサブタイトルはまだ未定です。

追記:サブタイトルが決まりました。

「第9話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦準備する」


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第9話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦準備する

今日もできました!

お知らせがあります。
前話(第8話)はやらかしてしまった。
すぐ変えましたか、ここを読む前に前話を読んでください。

理由は外伝2を読んだら、気が付きました。
例の国が出てるのは1年早すぎてしまった。
すぐ変更したので、もう一回読んでください…

最終確認を済んでから、外伝2を読んだら、やってしまった!
と思っていたです…トホホ…

気持ちを変えて、最終確認します!


それでは、どうそ!


■ 西暦2120年11月4日

 

UNDFは新大陸の名を決めた同時、国名も決めた。

大陸は「マテラス大陸」、国名は「マテラス国」と決め、UNDFの総合司令部を中心して首都になることを決めて、首都の名は「アンダフ」と名乗った。

 

■ 西暦2120年11月6日 マテラス国 首都アンダフ UNDF総合司令部 第一作戦室

 

作戦室は将兵達があちこち指示したり、作戦の内容を話しあったり、モニターをみたり、電話で話したり、忙しくしてる。

大佐はいたか、地図を見て敵の動きの予想して作戦を考えてる。その時、オペレーターが大佐がいる所に来て耳当てした。

「…えっ?UIAが?UIA局員から緊急連絡?わかった。電話するから、場所を変える。少将、すまないか電話するために場所を変えるよ」

大佐は少将に言ったら、少将は「わかった」と言った。大佐は作戦室から離れ、作戦室の隣にある部屋に移動した。部屋は作戦室が見ることができるガラスが張ってあった。

大佐は電話機*1を取って、話し出した。

「はい、大佐です。…UIAか?緊急連絡があったけど、何があった?えっ、パーパルディア皇国の動きがあった?早くない?…えっ?違うの?アルタラス王国?…確か、パーパルディア皇国とロウリア王国の間にある島か?あぁ、覚えてる。で、アルタラス王国は何があった?…えっ、昨日、アルタラス王国がパーパルディア皇国に対し資産凍結と国交断絶を通達した?だから、パーパルディア皇国は戦闘準備になってると?うーん…我が軍の影響は全く無いが……ちょっと気になるな。パーパルディア皇国軍の強さが調べることが出来るかもしれん。…そうだな。潜水艦を使って、パーパルディア皇国軍の強さの調査。諜報員も必要だ。派遣する場所は…アルタラス王国だ。情報集めをする。…ああ、そうだ。連絡してありがとう。では」

大佐は電話を切って、部屋のガラスに寄って、ガラスの向こうは第一作戦室を見ていた。

「…アルタラス王国か。気になってるけど…パーパルディア皇国の強さを調べる必要があるけど、生贄にするしかない…許してくれ、アルタラス王国…」

大佐はガラス超しに作戦室の巨大モニターを見て、アルタラス王国の島を見ていた。

 

■ 西暦2120年11月17日

 

UNDFの潜水艦はパーパルディア皇国とアルタラス王国の間の海の海中に二隻派遣した。

その時、パーパルディア皇国はアルタラス王国に対して宣戦布告した。

 

■ 翌日

 

諜報員はアルタラス王国国内に侵入して、情報集めを開始した。

その時、諜報員が予想できなかったのは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ことを。

 

■ 中央歴1639年(西暦2120年)11月24日 アルタラス王国北東方向約130㎞沖合 洋上

 

海上はすでにパーパルディア皇国とアルタラス王国の戦いがやっている。

その間に、ずっと見てるのがあった。

それは…潜水艦の潜望鏡。その潜望鏡は、UNDFの潜水艦の潜望鏡であった。潜望鏡を覗いたのは艦長。

「…これは、すごいなぁ…まるでトラファルガーの海戦*2だな。空飛ぶトカゲも戦ってるけど、アルタラス王国の方があっという間に全滅してるなぁ…」

「すみません、それは空飛ぶトカゲではなく、()()()()()と言ってもいいです」

答えたのは若い副長。潜望鏡はカメラも付いてるので、潜水艦の指令室にモニターがある。モニターは海上の戦いの様子が映ってる。

「どちらも一緒じゃないか?…まぁ、いいわ。この戦いは間違いなく、パーパルディア皇国の方が勝ってるな。アルタラス王国は…あ、もう全滅した。パーパルティア皇国の被害は…無しか。よく見ると、パーパルディア皇国の船は戦列艦ペンシルベニアらしいのが見えるけど、装甲らしいのが貼ってあるな。なるほど、装甲があっても攻撃を食らって、無傷とは…副長、記録はちゃんと記録してるのか?」

「はい、ちゃんと記録してます」

副長はそう言って、記録装置にポンポンと叩いていた。

「そうか。…あ、敵の動きが。もうアルタラス王国に行くようだ。よし、これからは追跡する。操作員、追跡してくれ。敵はやたら遅いけど、スピードは注意して」

「了解」

UNDFの潜水艦は潜望鏡を収納して、追跡を開始した。

「通信兵、現場にいる諜報員に連絡して。敵はアルタラス王国に向かってると」

「はい、連絡します」

通信員は現場にいる諜報員に連絡した。

 

■ 中央歴1639年(西暦2120年)11月26日 アルタラス王国北側沿岸地域

 

パーパルディア皇国軍は次々と上陸していった。

その時、パーパルディア皇国軍の上陸地点から30km離れた海上で潜望鏡が出ていた。

「おー、これはすごい…まるでナポレオン軍が上陸してるみたいわ。歴史を目撃してる感じだ」

艦長は歴史が好きなので、パーパルディア皇国軍が上陸していく姿を見て興奮して感心してる。

「艦長、感心しないで。任務を忘れないで」

副長が艦長に注意されてしまった。

「わ、わかってる!どんな軍隊を確認してる!」

艦長は慌てて議論した。しかし、副長は反論されてしまう。

「何を言ってるの?艦長の趣味は歴史好きだろ?文句あんのか?

副長は艦長の趣味は知っていたので、怒った顔を出した。

…い、いいえ、…言う事ありません…

艦長の声が小さくなって、しょんぼりした。乗員たちは苦笑いした。

「さて、現場の諜報員の連絡しないといけませんね、()()()

副長は怒ったままで、にっこりして艦長を見てドス声を出した。艦長はビビってしまう。

「わ、分かった…通信員、連絡してくれ…」

(ププッ)…り、了解。(ププッ)

通信員は艦長が泣きそうな顔をみて、思わず笑いだそうになって、我慢して返事した。現場にいる諜報員に連絡した。

 

《…以上です。(ププッ)

「り、了解…って、なんで笑うの?」

諜報員は連絡を受けて、通信員が笑い声が聞こえて、疑問持っていた。

《す、すまない…艦長と副長が夫婦喧嘩みたくなって…(ププッ)…き、気にしないで。情報集めを頼む…(ププッ)

返事した後、通信が切れる。

「な、なんだ…艦長と副長が夫婦喧嘩?…まぁ、それは置いといて。情報集めしないと」

諜報員は双眼鏡をのぞいて、パーパルディア皇国軍の動きと装備と兵器などを調査していた。集めた情報は潜水艦に送って、受けた潜水艦は衛星通信に使って、本国にあるUIAに送った。

 

翌日、パーパルディア皇国軍はアルタラス王国の首都、王都ル・ブリアスまでに攻めていた。途中で、アルタラス王国の国王ターラ14世が連れていた軍隊がパーパルディア皇国軍に接触して、戦闘したか、パーパルディア皇国軍が強くてアルタラス王国軍は崩壊、ターラ14世が戦死してしまう。パーパルディア皇国軍は王都に占領させてしまう。その日はパーパルディア皇国がアルタラス王国を占領される。その時、王族たちと王族の親戚たちを捕まって、全員処刑されてしまう。

諜報員は起きた事をすべて、UIAに連絡する。

 

…その情報はUNDFの上層部に届き、大激怒になったのは言うまでもない…

 

■ 西暦2120年11月末 マテラス国 UNDFの訓練場

 

PAPAPAM! PAPAPAM! PAPAPAM!

PAN! PAN! PAN!

 

訓練場は銃声が響いていた。

訓練場の中に建物があった。建物の中の部屋に大佐がいた。

「どうですか?日本人救出作戦の訓練の進化は?」

大佐は言った。若い少佐は答えた。

「はい、今は、うまくいってますか、フェン王国の建物が建設中です。ちょっと時間がかかりますか、来週で完成します。完成したら、すぐ訓練します」

大佐は外を見ると、フェン王国の建物が建設を組み立ててる姿があった。

「そうか。後は頼んだよ。失敗したら、取り返しがつかなくなるよ」

「わかりました。作戦開始するまで出来る限り訓練します。…質問があります。なんで武装は一世紀前の武器を使って?」

少佐は作戦に使ってる武器が不思議そうに思っていた。

「その事けど、ここの世界にいる日本を合わせてるよ。もし、我が軍の武器を使ったら、大騒ぎになる恐れがあるから。何しろ、我が軍の武器は()()()()()()()()()()()()だから」

「そうですか…だから、旧式の小銃を慣れるまで訓練は時間がかかるのか。納得しました。では」

少佐は言って敬礼した。大佐は部屋を出て、廊下を歩く時、外からすごい銃声が聞こえた。

VUOOOOOO――

聞こえたのはミニガン。

そこにいたのは…パワードスーツ*3が腕に付けたミニガンを撃ってる。

「…これも使うのか。パーパルディア皇国が気の毒に思えた。まぁ…パーパルディア皇国は血も涙もない国だから…」

大佐は外を見てつぶやいた。

 

その日はルミエス王女が乗っていた武装商船タルコス号、ロデニウス大陸北方海域にて海賊と交戦していたか、ピンチになる。駆け付けた巡視船「しきしま」が到着した同時に救援して、海賊を撃退。ルミエス女王と乗員達が日本へ亡命。

 

しかし、数週間後で予想以外の出来事でUNDFはやむを得ずに、日本国のために戦闘を参加するハメに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………()()()()()まで、あと一ヶ月半。

*1
電話機はコード付き。なんで未来のに、コード付き電話があるの?と思ってるけど、盗聴防止のため、コード付きの方が安全が高い

*2
西暦1805年、イギリスとフランスの海戦の事

*3
パワードスーツは西暦2014年で完成して、WW3で世界初の戦闘に参加してる。生産開始したのは西暦2035年から。兵器の図鑑に乗せる予定




作戦を始まる前にちゃんと敵の強さの情報集まってます。

強さがわからないままで戦うのは危険ですね。

作戦のために訓練してますか、旧式の武器を使うのは珍しいでしょう?
なにしろ、UNDFは未来の軍隊だからね…

最後に予想以外にでき事が起きてしまったのは、原作を読んだ人はすぐピンと分かります。

ヒント、12月で起きた事。

もうわかるよね?

次回はすでに決まってます。

「第10話 国際連合防衛軍、●●討伐に参加する」

●●にしたのは、完全にネタバレです。
わかる人はわかります!


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第10話 国際連合防衛軍、魔王討伐に参加 その1

おはようごさいます!

自粛要請の自宅待機を受けてから、ゴロゴロしていたか…暇すぎてゲームをして、落ち着かない…仕方なく、小説を書いたら、落ち着きました。

本当に長いね…自宅待機は。
新型コロナウィルスは怖いけど、仕方ないわ。


今回はついにエースコンバットのネタが出てます!

それでは、どうそ!


■ 西暦2120年 12月19日 マテラス国 首都アンデフ UNDF総合司令部 第六作戦室

 

作戦室は全部で20個の作戦室ある。作戦を合わせるために、大きいから小さいまである。一番大きいのは第一作戦室。大きさはとても広く、モニターは数え切れないし、オペレーターは200人近くいるし、作戦のために参加してる将兵は100人以上いる。一番小さいのは、第20作戦室。広さは10畳しかなく、壁に貼れるモニターはあるか、6人は入れる程度ですか、秘密作戦はよく使う。

 

第六作戦室は約40畳の広さ、真ん中に楕円形のテーブルがある。大総統と大佐と将兵達が座ってる。大総統が声をあがった。

「…さて、皆さん、集まったな?実は、一週間前、日本国とトーパ王国の両方の諜報員の緊急連絡がUIAに届いたので、緊急連絡の情報の内容を読んだら、かなり深刻の様でした」

「深刻とは?」

中将は言ったか、大総統は答えた。

「みなさん、トーパ王国は知ってる?」

「あぁ、フィルアデス大陸とグラメウス大陸に繋がってる間に国があっただろ?それでどうしたの?」

大総統は深刻な顔出して、言った。

「その事けど…どうやら()()がいたらしい。しかも、()()()がいて、トーパ王国に攻めてる」

「なっ!?よ、妖魔軍!?ま、魔王まで!?」

「まさか!ここの世界もか!?」

「魔王と妖魔軍なんで5年ぶりだ…妖魔大戦以来だ…」

将兵達が騒いてしまう。

「オホン…今は日本人救出作戦はそれどころじゃない。すぐ我が軍は動きたいけど…日本は有害鳥獣駆除が決まって、トーパ王国に陸上自衛隊派遣しているようだ」

「それなら、大丈夫では?自衛隊なら、かなり火力あると思うけど…」

「でも、予想以外が起きてしまって…妖魔軍の数が異常に多いらしい」

将兵たちは驚いてる。

「えっ…か、数は?」

「はっきりわからないか、偵察衛星の写真を確認したら…30万超えたらしい。ゴーレムも確認した。色違いのオーガもいる」

「え!これは厳しいでは?」

「色違いオーガ…妖魔大戦の時、色違いオークはいたけど、我が軍は戦ったか、被害がかなり出ていたな…自衛隊は大丈夫か?」

「もし、派遣した自衛隊が小規模なら、きついと思う…我が軍の助けが必要では?」

「…その事けど、日本人救出作戦の方が優先けど、陸軍は派遣できない。しかし、我々の存在を知るわけがいかないから。代わりに…空軍を使うしかない」

大総統は悩んたか、覚悟を持って言い出した。

「空軍ですか…航空機は、日本から見ても未来の兵器だし、どうすれば?」

将兵達が悩んでいたか、大佐は手を挙げた。

「空軍を使うのは良いと思うけど、実験航空師団がいるのでは?実験航空師団はWW3を使った航空機を使ってる。爆撃機はそのままでいい」

あっ!そうか!その手があったか!」

「たしかに!実験航空師団は色々の航空機が扱ってるから、実戦の経験もある…これを使えば問題なし!」

「でも、国籍マークがそのままけど、まずいでは…」

「その事けど、塗り潰していいんじゃないか?」

「あ、それがいいね、どこが分からなくなればいい」

「なるほど。確かに、実験航空師団はいい手があったね。爆撃機はもちろん、そのままで使う。爆撃機は歴史の中で一番長い*1し。大佐、アドバイスをくれて、ありがとう。みなさん、これでいいかね?反対はいるなら、手を挙げて。……いないか。よし、これで行こう!」

大総統は大佐に向けてお礼した。反対してる人がいないため、日本の魔王討伐の援軍が決めた。

 

UNDFはこの日が決まってから、すぐ第七艦隊*2に連絡を受けて、援軍準備した。

 

■ 西暦2120年12月21日 トーパ王国南東方向約1000㎞沖合 洋上

 

多数の航跡が海を行く。その艦隊はUNDFの()()()()

UNDFの海軍の第七艦隊はWW3と妖魔大戦とそれ以外の戦争に多くに参加して、何回も戦って、被害を出しながら勝って、戦歴を多く持った最強の艦隊である。

旗艦は巨大空母「()()」。信濃を呼ばれたのは日本で作った巨大空母。艦名は、ほとんどが生産国で名をつけるのが決まってる。第一艦隊の旗艦「ミッドウェイ」はアメリカで作ってる。

旗艦の周りの戦闘艦と他の船の艦名はほとんどが旧日本軍の海軍が使った名前を付けてる。中には有名な「()()()()」と「()()()()」がある。

 

なんで六世なの?と思ってるか、二世はすでに日本*3が作ってある。UNDFは初めて戦艦を作ったのは「()()()()」。これは、もちろん、日本で作った。WW3の戦争中で逃げてる味方艦隊を守るために大和三世は単艦に追跡してる敵艦隊に突入した。その結果、大和三世は沈んたか、代わりに敵艦隊は3割が撃沈、2割が戦闘喪失。その後は味方艦隊が到着して猛攻撃した結果、敵艦隊は八割失われて、すぐ引き上げた。逃げていた味方艦隊は無傷のままで逃げ切れた。それが、UNDFと連合軍の史上最大の反撃、「アフリカ上陸作戦」が成功してる。敵の海軍は戦力不足になっていたため、アフリカを守ることが出来なかった。大和三世は凄まじい戦果を残し、UNDFが日本国内で新しい戦艦を作るときは大和という名前を付けることが決まってる。四世と五世はすでに作ってる。四世は大失敗*4ので、活躍されたのはわずか五年しかなかった。五世は戦艦らしくない潜水戦艦を作った。五世は妖魔大戦に参加しており、東京湾にある魔王城に向けて潜水して、浮上してから何回も砲撃してる。妖魔大戦の終戦まではずっと続いた。成功は大きかったか、コストがかかるため、終戦後、二度と使わなかった。六世は妖魔大戦中、五世のコストがかかっていたため、六世を作ったか、普通の戦艦に戻った。

 

 

信濃の司令部は司令官が総合司令部の指令を受けてから二日であった。司令官は将兵達に向けて声をかけた。

「皆さん、総合司令部の指令は覚えてるか?…よし、みんな、覚えてるな。明日、日本の魔王討伐が行うかもしれないか、我がは日本の援軍することになった。何が質問ある?」

空軍の少佐の手を挙げた。

「質問あります。空軍ですか、我がは動くには爆撃機隊ですか?でも、護衛機と攻撃機が無いと無理があるでは?」

「その事はすでに決まってる。ある部隊が第七艦隊に派遣することになってる」

「え?ある部隊とは?」

「ある部隊は…実験航空師団「()()()()()*5」の部隊だ。護衛機が二機、攻撃機が四機、来るそうだ」

「え!?あ、あの「ウスティオ」?まさか!」

「うわさに聞くと、色々な航空機がある…中は100年以上前の航空機もあるらしい」

「マジか…骨董品でも、飛べるの?」

「でも、乗員たちは傭兵らしいとうわさもある…」

将兵達が大騒ぎになっていたか、実験航空師団の部隊は良くない噂もあったらしい。司令官は叫んだ。

「落ち着いて!総合司令部は仕方ないらしい。代わりの部隊はいなかったので、実験航空師団の部隊にしたよ。…少佐、爆撃機隊は国籍マークと部隊マークを全て塗り潰しなさい」

「えっ?なんで、わざわざ塗り潰す必要あるの?」

「指令書によれば、我が軍の存在を知らせないため。特に日本。まだ接触してないから、軍に使って、接触してはいけないらしい」

「そういう理由ですか…納得いかないけど、分かりました。部下に言っときます」

「うむ、そうしてくれ。実験航空師団の部隊は一時間後で到着する。実験航空師団の部隊の機体も塗り潰してくれ」

「了解」

「では、解散!」

司令官が解散と言ってから、将兵達はわらわらと職場に戻り、少佐は爆撃機隊の所に行った。

 

「…え?爆撃機の国籍マークと部隊マークを全部塗り潰せ、と?」

整備兵達と乗員達が少佐を言ったことを聞いてびっくりしてる。

「そうだ。総合司令部の命令だ」

「ちょ、ちょっと待って?爆撃機で?全部で?」

「いや、今回の作戦は10機だけだ。参加してる機体だけで塗り潰して。…あ、そうだ。実験航空師団の部隊が間もなく来るから、それも塗り潰して」

「了解!…実験航空師団の部隊?…ま、まさか…?」

整備達は何が気が付いた。

「そう、そのまさかだよ。「ウスティオ」だ」

「ま、まじか!?あの伝説の戦闘機が見られるの!?」

「こ、これはうれしい!100年前の戦闘機が見られるなんで!」

整備達はうれしかった。しかし、乗員達はうれしくなかった。

「マジかよ…ウスティオの乗員は傭兵と聞いてるし…お金のために手を汚してもいいらしい…」

乗員達は良くない噂も入っていた。少佐は呆れながら言った。

「…はぁ…やっぱり、良くない噂はここもか…」

 

■ 1時間後

 

実験航空師団の部隊が第7艦隊に旗艦、信濃に到着した。

旗艦は整備達が大騒ぎになってる。100年前の戦闘機と攻撃機が見られるから。

「おお――!これが伝説と言われたF()-()1()5()か!」

「おお!こっちもA()-()1()0()が来てるぞ!うれしいわ!整備兵をやってよかった!」

整備兵たちが古い航空機が見られてうれしかった。

「みんな、馬鹿だな。あれはF-15とA-10じゃないよ?正しくはF-15はF()-()2()*6だよ。A-10はA()-()1()。間違えないでよーでも、見られてうれしいわ」

先輩の整備兵が言った。

「…あれか。傭兵部隊とはねぇ…気に食わんな」

戦闘機部隊のパイロットが言った。傭兵という言葉が気に入らなかった。

 

F-2は巨体空母の格納庫に入って、F-2から降りたのは二人。どちらも若い。

「…ここがUNDFの最強の艦隊と言われた第7艦隊かぁ~なぁ、サイファーよ」

「………」

「あ、そういえば、サイファーは無言だったか。まぁ、いいか。さて、飯はどこー?」

サイファーと言った男はしゃべる男の行動を見て、呆れていた。

その時、爆撃機隊の少佐が来て、F-2に乗ったパイロットにいる所に行った。

「あんたは実験航空師団「ウスティオ」のパイロットだな?」

少佐は言って、二人のパイロットは少佐の服が付いてる階級を見て、少佐の階級が分かると、二人はすぐ敬礼した。

「はい、そうです。実験航空師団「ウスティオ」の第66飛行隊ガルムです。僕はラリー・フォルクと言います。階級は少尉です。ニックネームはピクシーと呼んでください」

「そうか……隣は?」

「………」

「あ!すみません!その人は無言なので…ニックネームはサイファーと言います。階級は僕と同じく、少尉です」

「ん?本名は?」

「すみません、どうやら、名が無いらしいです…戦災孤児なので…」

「そうか…すまない、気を触らせて」

少佐はサイファーに向けて謝罪したか、サイファーは首を振った。

「あ、気にしないと言ってるみたい…」

サイファーはしゃべらないので、代わりにピクシーが言った。

「そうか…あ、言うの忘れたけど、あなたの機体にある国籍マークと部隊マークを塗り潰すと、聞いたか?」

二人は頷いた。

「もう耳に入ったか。作戦は後で呼び出しをするから。…あ、A-1も入ったか。あいさつしに行かないと。…ん?飯?あ、ああ、そこのエレベーターに行って、18階に行ってごらん。エレベーターから出てれば、案内板があるよ。そこで見ればわかる。わからなかったら、他の人たちに聞いたほうがいい」

「はい、ありがとう。では、サイファー、行くか?」

ピクシーは行こう!と腕に振って、エレベーターに行った。サイファーはやれやれと振舞いて、ピクシーの後に追った。

「う~ん…傭兵とうわさと聞いてるか…全然傭兵っぽくなかったな…あれ、デマなのか?」

少佐は言って、A-1のパイロットたちがいる所に行った。

 

少佐はA-1のパイロットたちがいる所に行ったら、パイロットたちが少佐に向けて敬礼した。

「実験航空師団「ウスティオ」の部隊か?」

少佐はパイロットたちに声をかけると、パイロットたちは敬礼した。

「はい、そうです。僕は実験航空師団「ウスティオ」の第4飛行隊クロウです。僕はパトリック・ジェームズ・ベケットと言いますか、名が長いので、PJと呼んでください。階級は少尉です」

「僕は……」

次々とパイロットの名前と名乗っていた。

 

夕方、作戦に参加する機体はすべて国籍マークと部隊マークを塗り潰した。

 

 

そして、翌日…UNDFは異世界に転移してから()()()()()であった…

 

*1
UNDFの爆撃機隊が誕生したのは西暦2005年、色々な機体の中で一番古い機体は100年以上。古い爆撃機は西暦2120年まで使ってる。妖魔大戦でも一番活躍している。リアルではB-52(米軍)がもう50年以上使ってる

*2
15個艦隊の中で最強の艦隊。リアルの米軍の第七艦隊と一緒

*3
1992年、世界初の超電導電磁推進船 ヤマト-1

*4
バランスが悪かったので、戦闘すると危険が大きかった。その後、空母化になって、名を変えた

*5
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォーに出ていた主人公の国

*6
日本のF-2っぽいけど、UNDFがF-15の生産ラインセンスを取ってからF-2と呼んでる。F-1はSu-27の事。兵器図鑑に乗せる予定




今回も5000字超えてましたー
笑うしかないわw

あははははwwww

…妄想暴走が止まらんわ。
長年溜まっていたからね…

今回はエースコンバット・ゼロのネタが出てます!
有名のガルムとサイファーとピクシーとクロウが出てます!
エースコンバットファンはうれしいでしょう?
僕もうれしいですよ!

今回はあまりに長いので、その1にしました。

次回はもちろん、「第11話 国際連合防衛軍、魔王討伐に参加 その2」


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第11話 国際連合防衛軍、魔王討伐に参加 その2

言葉通り、夜明け前に完成しました!

…残念けど、まだ終わってませんでした…
もう9000字超えになってしまったので、次回はまだ続きます。

それでは…どうそ!


■ 西暦2120年12月22日 朝 トーパ王国南東方向約1000㎞沖合 第七艦隊

 

旗艦、信濃の甲板の上が大小の色々の航空機が十数機で出撃待機してる。

一番先に滑走路に待機してるのは早期警戒管制機(AWACS)、E-9B。

 

E-9Bは早期警戒管制機(AWACS)の事。しかし、みんなが知ってる飛行機の形ではない。見ると、B-2(爆撃機、米軍)の上にレーダーが付いてると、イメージ。大きさはB-2より大きく、レーダーも大きくなってる。機体(レーダーを含まない)の全幅100m、全長40m、全高10m。レーダーはカバーしているので、カバーは四角形にしていた。理由はステルスのために四角形が最適にしたから。レーダーのカバーの大きさは24m、中のレーダーの大きさは20m。レーダーは上下に動くので、陸上では飛ぶ前なので、レーダーは機体の上、飛行中では、レーダーは機体の下に動かして、固定する。固定になってから、四角形のカバーの中にあるレーダーを動かす。大変珍しい形してるので、世界中探しても見つからない。B-2の機体の形は翼以外の角は真ん中の後ろで3つある。しかし、E-9Bは真ん中の後ろの角は4つある。真ん中はレーダーを上下を動くために凹みの形になってる。 乗員は操縦士8名、機器操作員60名。乗員の数が多いのは、交代のために2倍してる。一回飛んだら、3日間で無補給で飛べる。最大速度は950km/h、巡航速度は800km/h。最高高度は25000m。連続警戒滞空時間は速度、800km/hで65時間。(飛行距離、52000Km以上)レーダーの最大探知距離は半径で2000km。初飛行は西暦2085年。多く作ってるか、海軍の艦隊は一個艦隊で3機。15個艦隊でいるので、海軍だけで全部、45機ある。空軍は不明。古いのがあるので、数がありすぎて、数え切れない。

 

E-9Bはエンジンに起動して、周りが響いていた。

機長は管制塔に向けて、声を出した。

「こちら、カモタケ*1です。いつまでも離艦OKです」

『信濃の管制塔だ。カモタケ、離艦せよ』

「了解、離艦します」

カモタケの機長が答えて、エンジンをフル最大してE-9Bはゆっくりと動いた。

どんどん早くなって、機体が少し浮かんでると機長と副長は操縦桿をゆっくり引いて、ふわりと浮かんだ。

カモタケは信濃を離れていた。

「こちら、カモタケ、離艦しました。信濃を中心して高度20000mまで取ります」

『信濃の管制塔、了解した。カモタケ、気を付けて』

カモタケは信濃を中心で、ぐるぐる回って、高度をどんどん高くなっていた。

 

信濃の管制塔の管制員はすぐ次の指示を出した。

『富嶽隊、出撃せよ』

「了解、富嶽隊、富嶽1を離艦します」

B-1F(一番古い重爆撃機。見た目はB-52(米軍))は次々と離艦していった。

 

信濃の管制塔の管制員は爆撃機が全機出してるのを確認してから、次の指示出す。

『クロウ隊、離艦せよ』

「了解、クロウ隊、離艦する」

A-1Cの四機が離艦した。

 

信濃の管制塔の管制員は次に戦闘機隊に指示出した。

『ガルム隊、離艦せよ』

「………」

管制員はガルム1の返事が無かったので、すぐ声をかけた。

『ガルム隊?応答せよ?』

「ガルム2です。すみません、ガルム1は無言なので、許してください。指示を出すなら、ガルム2に声をかけてください」

『了解した。ガルム2、ガルム隊に出撃せよ』

「了解、出撃します。サイファー、行くよ!」

ガルム隊のF-2E改の二機が出撃した。

 

管制塔に管制員以外に人がいた。その人は、第七艦隊の司令官。

「全機出撃したか」

「はい、全機出撃しました。現場に着くのは2時間後です」

司令官の隣の参謀が言った。

「そうか…まさか、相手は魔王と妖魔軍とはね…5年ぶりだね」

「ええ、そうです。まさか、ここの世界にいるとは思わなかったです」

参謀は呆れながら言った。

「うむ……でも、我が軍は異世界に転移してから、最初の戦いになるな……」

司令官は飛んでる航空機を見ながら言った。

 

■ 二時間後 トーパ王国 城塞都市トルメス

 

「次は普通の人間に生まれてこいよ……アディオス!!」

10式戦車の乗員が叫びながら、120mm滑腔砲が火を噴いて、魔王に命中した。

魔王は体と首が離れ、魔王の首がとれたのに大声が出した。

魔帝が復活する!はーっはっはっ……は……は……」

魔王の頭が石化して崩れ落ち、砂となった。

「た……倒しちまった……」

ガイは城壁の上から魔王と自衛隊の戦いに目撃していて、唖然した。

トーパ王国兵達と騎士たちは信じられない起きた事を見て、新しい伝説を作っていた。

「う………」

「「うおぉぉぉぉぉーーーーーー!!!!!」」

皆は魔王を倒したことで喜んでいたか………予想以外が起きてしまう。

た、大変だぁーー!そ、外がぁ!

外を見ていたトーパ王国兵があわてて叫んだ。みんなは喜んでいたか、全く気が付いてない。モアだけは気が付き、慌てていた王国兵に声をかけた。

「どうした!?」

「そ、外が…あ、あぁ……」

王国兵は震えていた。

「え?何が…外?…ま、まさか!?

モアは何が気が付き、慌てて城壁の上まで登った。登ってる途中、ガイはモアを見て気が付いた。

「あ、モア?どうしたの?何が慌てて…」

ガイは声をかけろうとしたか、モアは無視して、城壁の上に行った。モアはガイの動きを見て、これはただ事じゃないと思って、モアの後に追った。

モアはやっと城壁の上に着いて、外を見て、顔が真っ青になった。

「う…嘘だろ……そ、そんな……」

「モア!はぁ、はぁ、ど、どうしたの………えっ?」

ガイとモアは城壁の外を見て、二人は言葉が失われた。

そこはーーーーー()()()()3()0()()に城塞都市トルメスを攻めろうとしていた。しかも、()()()()があちこち見えた。()()()()()までいた。

「………ば、バカな…魔王を倒してから、すぐ逃げるはず……な、なんで…」

モアは震えあがっていた。ガイはハッと、気が付き、みんなにに知らせないと危ない!

「た、大変だ!鐘を鳴らざないと!」

ガイは慌てて緊急に使う鐘がある所まで走って、鐘に着いたら、ガイは鐘を思いっきり激しく鳴らした。

喜んでる人々は激しく鳴る鐘の音に気が付いた。何事だ!と思って、ガイが叫んだ音が聞こえた。

外を見ろ!と聞こえたので、王国兵達と騎士達は城壁の上まで行った。自衛隊隊員達は気が付いて、何が起こった?と思って、騎士たちの後を追った。

王国兵達と騎士達は城壁の上に着いてから、外を見たら、みんなは絶望に変わってしまう。

隊員達はやっと着いたか、どうしたの?と声をかけたか、外を見てしまった。妖魔軍が30万でここに攻めるところまで来ていた。

「……は?…な、何これ…」

隊員達は声が失われた。騎士は隊員を見て気が付き、慌てて声をかけた。

「お、おい!こ、これはどうすればいい!?」

騎士は隊員に揺すった。

「こ、これは…我が部隊では無理だ…」

隊員はあまりの数が多すぎて、対応できなかった。隊員は絶望しかなかった。

城壁の上にいた皆は絶望に包まれた。

 

その時、城塞都市の中に高い塔の中に双眼鏡で城壁の外を覗いてる人がいた。

「これは…まずい。緊急だ。魔王を倒したのに、妖魔軍の勢いが落ちてない。このままではここで落ちてしまう。通信兵、援軍はまだか?」

UNDFの諜報員が外を見て、状況が悪くなってるとわかり、派遣した空軍の通信兵に言った。

「待って……あ、あと数分後で到着する」

通信兵は答えた。諜報員は双眼鏡を離さなかった。

「そうか!でも、まずいぞ。ワイパーンがいる。先に片付けないと爆撃機隊が被害出るぞ」

「大丈夫です。戦闘機隊が間もなく到着します……」

ーーードドン!ドドドドォン!!ドドオーン!!!

「…あ、来た」

ワイバーンがいきなり爆発して、8匹落とされた。通信兵は空を見て、戦闘機が来ていたことを確認した。

到着したのは戦闘機隊、ガルム隊だった。

 

■ ガルム隊が到着する10分前

 

F-2E改(F-15C)の二機が飛んでいる。

「サイファー、聞こえるか?いい眺めだ。ここから見ればどの国も大して変わらん」

ガルム2、ピクシーがサイファーに向けて言った。

「………」

サイファーは相変わらず無言。

 

サイファーの戦闘機はF-2E改、自衛隊の飛行教導隊で使用されている「そとあお」をモチーフにしたカラーリングが特徴。

ピクシーの戦闘機はサイファーと同じく、F-2E改、主翼の片方を赤色で染めているのが特徴。

二人は実験航空師団に入っていたか、妖魔大戦に参加して、100年前の戦闘機を使ってるなのに、凄まじい戦績を残してしまう。

この頃から敵味方問わず畏怖と敬意から、サイファーは『()()()()()』と『()()』を呼ばれ、ピクシーは『()()()()()』と『()()』を呼ばれる。

 

「さて、富嶽隊は…後ろにいるな。クロウ隊は下にいる。もし、僕の出番がなかったら?つまらないだろ?」

「………」

「あー、わかった、わかった。何にも言わない。敵はワイパーンに出てればいいんだろ?そのほうがいいのにぃ」

ピクシーはワイバーンに出ればいいと言ったか、フラグが建ててしまう。

『カモタケからガルム隊へ。レーダーに反応あり。数は30。動きはどうやら、ワイバーンだ。ガルム隊、クロウ隊と富嶽隊に被害を出す前に叩け。以上』

カモタケの連絡受けて、ピクシーは喜んだ。

「サイファー、聞いたか?どうやら運が来てしまったな!よし、花火の中に突っ込むぞ!

「………(やれやれ)」

ガルム隊は富嶽隊とクロウ隊が到着する前に先にワイバーンを叩くために二機の機体はアフターバーナーを出して、富嶽隊とクロウ隊から引き離れた。

 

「よし、ぞろぞろ中距離空対空ミサイル*2が届く距離だ…」

『ガルム隊、中距離空対空ミサイルが届くゾーンに入った。ワイバーンをロックオンした。フォックスしろ!』

「サイファー!行くぞ!」

ピクシーは操縦桿にあるミサイル発射スイッチを押した。

ガルム隊は中距離空対空ミサイルの8発が発射した。

 

■ 現在 トーパ王国 城塞都市トルメス

 

城壁の上に集まった人たちが目の前に信じられないことが起きていた。

さっきは妖魔軍の30万がもうすぐ攻めていて、上にはワイバーンが来ていたか、いきなりワイバーンの8匹が爆発した。

「…え?い、今のは…?」

モアは目の前に起きた事をビックリしていた。

そして、ワイバーンが4匹が爆発を起きていた。しばらくすると、F-15らしい戦闘機が二機で城塞都市トルメスの上空で通過した。通過した後、轟音が来ていた。

妖魔軍はF-15らしい戦闘機の轟音が来て、動揺して動きが一気に止まる。

 

自衛隊隊員は上空で通過したF-15らしい戦闘機を見て、びっくりさせた。

え!?えっ、F-15!?なんで!?航続距離は届かないはず…」

猿渡が言った。自衛隊隊員達が驚いたか、犬神だけF-15らしい戦闘機をよーく見て、おかしいところがあったので、気が付いた。

「あれ…?その戦闘機…国籍マークと部隊のマークが…塗り潰されてる?」

犬神の発音で隊員達は一気に犬神を見て、え!?と声が上がった。隊員達はすぐF-15らしい戦闘機をじっと見た。

「あ!本当だ!塗り潰されてる!」

「どこの軍隊だ…これを使える国は日本とイスラエルとサウジアラビアしかないぞ…」

「じゃあ、目の前は…」

隊員達は唖然して、空中戦を見守るしかなかった。

 

ドォン!

ひゃっほーーーい!これで8匹目!さて、残りは早く片付けないと、味方が大変になるから、さっさとやろう!なぁ、サイファー!」

ピクシーはワイバーンを撃破すると嬉しかった。どうやらストレスが溜まったみたい。

『ガルム2!遊んでるじゃない!真面目に片付けるんだ!』

カモタケはピクシーの行動を監視していたので、遊んでるような動きを見て、注意をかけられた。

「はいはい、わかったわかった~サイファー、さっさと片付けろう」

「………了解」

ガルム隊は残りのワイバーンを片付けに行った。

 

「な、何あれ…あの動き…F-15は、あんな動きは出ないはず…」

城島は驚いていた。城島の友人は航空自衛隊なので、、航空祭に紹介してもらって、F-15の動きを見ていたので、詳しく知っていた。目の前に飛んでる戦闘機はあり得ない動きが多くみられた。

言ってる間にワイバーンの残りはもう3匹しかなかった。27匹はすでに倒されてる。

 

Vuoooo--!「グガッ!」

「よし!これで最後だ!……おっしゃ!撃墜した!サイファー!僕は13匹倒したぞ!サイファーは?…え?17匹?…かなんわ~サイファーは、かなりいい腕を持ったな…」

ピクシーは最後の一匹で倒したら、すぐサイファーに言ったら、どうやらサイファーの方が上だった。

『ガルム隊、ワイバーンを片付けて、ご苦労。クロウ隊が間もなく到着する。ガルム隊は援護のために上空に迂回しながら待機。富嶽隊はクロウ隊がゴーレムを倒してから爆撃を行う』

「了解!上空に迂回して待機します。サイファー、これからは高見所だ」

ガルム隊はクロウ隊と富嶽隊を見守るために上空で迂回して待機させた。

 

数分後、クロウ隊が到着した。

「こちら、クロウ隊が到着しました。クロウ1より各クロウへ。これから城壁の前にクラスター爆弾をばらまき、ゴーレムはアベンジャーを使って倒す。では、戦闘開始!」

「「「了解!」」」

クロウ隊は二機ずつ分けて、クロウ1と2は先に攻撃、クロウ3と4は1と2の攻撃した後に攻撃にすることになった。

 

城壁の上に王国兵達はでき事が起こりすぎて、唖然したか、一人が叫んだ。

「あ!東に鉄竜が二匹に来るぞーー!」

王国兵達と騎士達はすぐ東の方向を見た。

「……え!?さっきの鉄竜の形が違う!」

一人の騎士が鉄竜を見て、形が違うのに気が付いた。

「本当だ!こ、これはいったい…」

みんなは、鉄竜の動きを見守るしかなった。

 

A-1C(A-10B)に乗ってるクロウ1の隊長、PJは言った。

「クロウ2、付いてるのか?…では、行くぞ!」

『クロウ2、ついています。…了解!行きます!』

A-1Cはクラスター爆弾を落とすために高度50mを取って、城壁から離れた妖魔軍の群れに襲った。

「『投下!』」

クロウ1と2はクラスター爆弾を投下した。

クラスター爆弾の投下の後に空中で破裂することで子弾を散布し、地上に着くと、多数の小規模な爆発を引き起こす。

BABABAN! BABABABAN!! BABABABABAN!!!

「「グアッ!?」」

「「ギィアッ!」」

「「ガハッ!?」」

一回のクラスター爆弾の攻撃で妖魔軍の5000近くは失われる。

急迂回中のクロウ1は投下した所に妖魔軍の様子を見て、効果ありと確認したら、すぐ指示出した。

「よし!クロウ3、4、行け!」

『『了解!』』

次のA-1Cの二機が妖魔軍の群れに襲う。

クロウ3と4もクラスター爆弾投下して、地上に多数の小規模な爆発を引き起こした。

妖魔軍は何が起きたのか、わからずに動揺していて、どこに行けばいいか分からなくなってる。

「うまくいった!クロウ2、3、4、ゴーレム狩りをする!

『『『了解!』』』

クロウ隊はゴーレムに容器無しに襲っていく。

 

「な…なんで…A-10がここに…?」

城島はA-10に似ていた攻撃機を見て震えて声を上げた。

「ウソだろ…A-10と言えば、アメリカしかないぞ…本当にアメリカが転移したの…?」

百田小隊長A-10を見てアメリカ軍なの?と思っていた。

「……あ!A-10まで塗り潰されてる…」

犬神は双眼鏡でA-10をみたら、不自然な所が見つかった。不自然な所はA-10の国籍マークと部隊マークまで塗り潰されてる。

そして、隊員の声が上がり、アメリカ軍の関係がまずまず深まってしまう。

「た、大変だ!ひ、東の空に…B()-()5()2()()()()か!

「「「「なにぃ!?」」」」

隊員達はバッと東の空を見た。そこはB-52が10機あった。

 

「カモタケ、こちら富嶽隊だ。敵の動きは?」

富嶽1に乗ってる爆撃機隊の少佐がカモタケに問いかけた。

『こちらカモタケだ。クロウ隊はゴーレム狩りをやっているか、まだ終わってない』

「了解、急いだほうがいい。もうすぐ着くぞ。早く終わらないと、爆撃が出来なくなる」

『わかった。クロウ隊に連絡する』

 

VUOoooooooo----!!!

ゴーレムはアベンジャー(30mmのバルカン砲)の餌食になって、ゴーレムの体が跡形無くなっていく。ゴーレムの手足は残ったか、粉々になっていく。

「撃破!…ゴーレムの数がかなり減ったな。クロウ2、3、4、どうなった?」

『クロウ2、片付けました』

『クロウ3、あと一体です。今から攻撃します』

『クロウ4…(Vuoooo--!)…今、狩りました』

クロウ隊が次々と返事していった。その時、カモタケから連絡があった。

『こちら、カモタケだ。クロウ1、ゴーレム狩りはまだか?』

「こちら、クロウ1。あと二体…あ、今、クロウ3が一体狩った。あと一体はクロウ1が狩る。以上」

『承知した。富嶽隊が間もなく到着する。急いだほうがいい』

「了解した。今から最後のゴーレムを狩る。終わったら、連絡する」

クロウ1はカモタケに連絡終えると、次のゴーレムを狩りに行った。

 

『…いま、クロウ1が最後のゴーレムを狩った。クロウ隊、すぐ戦場から離脱せよ。富嶽隊、爆撃を開始せよ』

「こちら、富嶽隊の富嶽1、確認した。爆撃を開始する。…うわぁ…地面が真っ黒だ…全部妖魔軍なの?信じられんわ…」

少佐は地面の様子を見て、妖魔軍がおびただしい数なので、地面では一面が真っ黒になってる。

富嶽隊は横一列ならんで、富嶽1が中心して左からは5機、右からは4機。

「AI、爆撃コースは任せる」

《了解。爆撃コースに入ります。高度500mをセット…OK。コースをセット…OK。爆弾チェック…OK。爆弾ハッチ展開します。…爆弾ハッチ展開確認しました。爆弾投下まであと30秒》

 

UNDFの一番古い爆撃機、B-1F。見た目はB-52(米軍)と一緒けど、少し大きくなってる。大きさはB-52の1.5倍。B-1Aの初飛行は西暦2005年。西暦2120年当時の爆撃機ははB-1F、見た目は古いけど、中身は最新型。電子器はかなり強化して、ステルス化してる。AI搭載。魔法防御装置搭載。爆弾搭載量は50t(1t爆弾で50発)。最大速度はM1.5(時速1800Km/h)、巡航速度はM1.1(時速1360KM/h)実用上昇限度、19000m。航続距離は40000Km。地球では、無補給で地球一周できる。偵察可能。敵からは()()()()()と飛ばれてる。ICBMより恐ろしいと言われることもあった。なぜ、作ったのと思うけど、設計者は日本人なので、旧日本軍の幻の重爆撃機「()()」に憧れていた。その結果、()()()()()()()()()()

地球にいた時、()()()()()()()()が作ってあった。それは…5()0()()()()。巨大の爆弾けど、上からは「そんなもん作ってどーするの?使い道ある?」と言われて、中止になってる。他には5()()()()1()0()()()()2()0()()()()などがある。実際に使ったのは2()0()()()()まで使ったことがある。使ったのは、妖魔大戦だけ。

 

《爆弾投下まであと20秒……10秒…9、8、7、6、5、4、3、2…投下!》

B-1Fの10機は1t爆弾を一斉に投下した。10機あったので、投下した爆弾の量は…5()0()0()()

投下した無誘導爆弾の雨は妖魔軍に容器なく襲い掛かる。

 

妖魔軍の約29万は危険と感じられ、蜘蛛の子を散らすようにしたか、多すぎて詰まってしまって、動けないことがあった。爆弾は雨のように降っていたので、逃げ道は無くなっていた。

1t爆弾は、威力は凄まじく、爆発の衝撃波は離れた城壁の上まで届いた。

連続する炸裂音、舞い上がる土砂、20m以上超えてる爆炎、妖魔軍がいた所に黒煙に包まれていく。

爆発は続き、繰り返し爆風が吹き荒れる。

爆弾を全部落とし終えた富嶽隊は上空で迂回して第七艦隊にいる南東方向に向かって、帰投した。

ガルム隊は富嶽隊を合流して共に第七艦隊に帰投。

 

富嶽隊が去ってから、クロウ隊は爆撃した所の上空で迂回してる。クロウ隊は生き残りの妖魔軍はいたら、叩くつもりだった。爆煙がはれたら、生き残った妖魔軍の数はわずか数百しかなかったので、北方にあるグラメウス大陸へと逃げていた。クロウ隊は生き残りの妖魔軍が逃げてる様子を確認したら、攻撃する必要無しとわかり、第七艦隊に向けて帰投した。

 

城壁の上にいたみんなは爆撃機の爆撃は衝撃すぎて唖然した。

「……な、なんだ、あれ……」

「こ、これが日本の攻撃なの…?」

「し、信じられん…妖魔軍の30万が…一回の攻撃だけで…全滅とは……」

王国兵達と騎士達が騒いていてたので、何がやった?日本の攻撃か?とか推測してワイワイと大騒ぎになった。

騎士の隊長は自衛隊の隊員がいたので気が付き、声をかけた。

「お、おい!今の攻撃は味方か!?しかも、あの鉄竜は…?」

「…い、いや…あれは…わが国では、持ってないはず……なんで…()()()()()がここに…?」

百田小隊長は予想できなかったことを起きてしまったので、固まっていた。あの機体は、もしかして、アメリカ軍では?と思うしかなかった。

騎士の隊長は百田の言葉を聞き逃さなかった。

(え?アメリカ軍…?どこの軍隊だ…あとで聞いてみるか)

 

しかし、騎士の隊長はアメリカ軍の事を聞こうと思ったか、百田は答えてなかった。

 

「小隊長!さっきの爆撃機ですか、おかしいところがありました」

城島から百田に話しかけた。

「おかしいとは?」

「まず…あれはB-52ではないと、考えられます。…爆弾搭載量がおかしいし、爆撃機の大きさも違う」

「え!B-52ではないだと…じゃあ、あれはアメリカではない?」

「はい、見た目がB-52けど、コピーと可能が高い。大きさは…コクピットにある窓の大きさがおかしい。窓が小さく見えるか…パイロットは普通の人でした。つまり…あの爆撃機はB-52より大きいと思います」

城島は爆撃機が出た時、すぐ双眼鏡を使って、覗いたか、爆撃機の大きさが違和感した。そして、爆弾の量も。

「そして、爆弾の量ですか、B-52は20tのはず。今の爆撃機は…もしかしたら、40t超えてるのでは?」

「えっ…よ、40t超え!?まさか!…いや、あの爆撃の威力は間違いなく400t以上あったはず…しかし、爆撃機は10機あった…ま…まさか…」

百田は考えていたか、もし、あの爆撃機が敵だったら?もし、あの爆撃機は10機ではなく、もっと多くいたら?日本国が危なくなる…と思っていた。ゾッと血が引いてしまった。

「…わかった。その事は上に報告する。敵だったら、かなりまずいよね…」

 

百田は今まで起きた事を報告書に書いて、日本の防衛庁に渡したら、大騒ぎになってしまう。

しかし、大騒ぎになったのは日本国だけではなかった………

*1
航空安全・交通安全の神様、賀茂建角身命(カモタケツヌミノミコト)の事

*2
ミサイルの名がまだ決まってない




今回は空中戦重視したけど……やっぱり、イメージはわかっても、表現が難しいです。

うまくいってるか、わかりません。
問題があるなら、指摘をお願いします。

内容が濃いな気がします…

UNDFの兵器がありえないぐらいのチートだらけですねー(遠目
まぁ…巨大空母とか持ってもね…

次回はUNDFの戦闘後の話、日本国の動き、もう一つの国の動き、その他とかあります。
もう一つの国とは…神聖ミリシアル帝国です。

次回「第12話 国際連合防衛軍、魔王討伐の結果」


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第12話 国際連合防衛軍、魔王討伐の結果

今週はすぐ出せる予定だったけど、水、木曜日は仕事がありましたので、書く時間がありませんでした。

昨日からは仕事が休みです。


タイトル通り、魔王討伐の結果です。

他の国がちょっと大騒ぎになってます。


それでは、どうそ!



……ちょっと、ストーリーに問題があったかわからないけど、指摘をお願いします。
少し混乱気味?


■ トルメス城下町の宿屋

 

第一文明園の列強国、世界最強の国、神聖ミリシアル帝国の情報官ライドルカは、城塞トルメス南の地区の宿田の一室で、恐怖に震えていた。

魔王の調査の目的だったか、予想以外が起きてしまった。しかも、二つあった。

それは…『日本国の軍隊』と『謎の航空機』。

魔王と色違いのオーガを倒したのは日本軍だった。トーパ王国の軍隊は苦戦なのに関わらず、日本軍であっさり倒された。信じられなかった。

魔王を倒してからこれで終わりと思った……それは間違いだった。

魔王を倒したのに、残った妖魔軍は引き上げることが無く、城塞トルメスに攻められてしまった。しかも、数は軽く30万いた。

日本軍は何とかしてくれると思ったか、兵隊の数が少なく、手に負えることが無く、どうしょうもなかったと、分かった。何しろ、数が多かったのは予想できなかった…

30万の妖魔軍が城塞トルメスを落城にするのは時間の問題。

ライドルカは本国に連絡する暇はなかったので、ここまでか…と、思ったか、予想以外が起きてしまった。

妖魔軍のワイバーンがいきなり爆発して、落とされた。

何が起こったのかわからなかったか、すぐわかった。制空型の航空機らしいが来ていた。でも、僕が知ってる戦闘機の形が全く見たことが無い…

しかも、戦闘機は制空型の『天の浮舟』の速度より超えてる…音速超えてる?ありえなかった…しかも、だった二機でワイバーンが30匹であっさり全滅した。まだ、あの動きはあり得ないか……

あの二機はワイバーンが全滅した後、上空で迂回していた。何をしてると思ったら、違う形した航空機が来ていた。あれはどうやら攻撃型の航空機らしい。

二機の攻撃機は妖魔軍がいる所に突っ込んでるのが分かった。危ない!と思ったら、違った。爆弾らしいのが落として、攻撃機は引き上げた。次は信じられないことが起きた。爆弾らしいのがいきなり二つに分かれた。よく見たら、中から小さい物がいっぱいバラ撒いてると、わかった。

そしたら…信じられない光景だった。地上に着いた途端、小さい爆発があちこち起きた。攻撃を受けた妖魔軍は妖魔の体がバラバラになっていた。まさか、爆弾らしい物の中は小さい爆弾が入ってるのは思わなかった。

これは…今までに無かった兵器だった…これは情報が必要と分かったので、出来る限り情報を持って、本国に情報を渡さないといけないと思った。

次に同じ攻撃機がまだ来た。どうやら、全部で4機いたと、分かった。爆弾攻撃を終えた攻撃機は再び妖魔軍に襲う。そしたら…聞いたことが無い爆音が聞こえてビックリしたか、妖魔軍のゴーレムがいきなり粉々になった。

え!?なんで?と思ったか、攻撃機はまだ爆音をあげて、ゴーレムが粉々になっていく。やっとわかった。攻撃機がゴーレムを粉々にしたのはどうやら、機関砲だった。か、あの攻撃は連射が速すぎる。どうやって…何だか分からなくなった。

攻撃機はゴーレムを全部片付けたら、攻撃機は妖魔軍がいる所から離れた。え?妖魔軍がまだいるのに去るの?と、思ったら、次の航空機が来ていた。

ありえないぐらい大きかった。しかも、10機いた。大きい航空機はどうやら爆撃機と分かった。大きい爆撃機にも飛ぶの?と思ったか、爆撃機から爆弾がいっぱい落とした。ありえないぐらいの爆弾の数。その爆弾は異常に大きかった気がするけど、地上に着いた途端、大きい爆発が起きた。ありえない大きい爆発だった…しかも、何回も起きてる。妖魔が空に浮かんでる様子がはっきり見えた…何これ…

爆煙が消えると、そこにあったのは、多数のクレーターしかなかった。30万いた妖魔軍が跡形もなく消えた…

爆弾を落とし終えた爆撃機はすぐ引き上げた様だ。戦闘機も一緒に引き上げたか、攻撃機はまだ残っていた。

何をしてると思ったら、爆撃した所で迂回してるとわかった。爆撃した所をよく見ると、生き残ってる妖魔がいた。まさか、生き残った妖魔を攻撃する気だった?しかし、生き残った妖魔は北方にあるグラメウス大陸へと逃げていた。攻撃機は生き残った妖魔の動きの様子を見ていたらしく、生き残った妖魔は北方向に逃げるとわかると、攻撃機は引き上げた。

しかし、日本軍の兵隊を見ると、動揺していたので、あの航空機は知らないみたい。じゃあ、どこの軍隊だ……

もし、謎の航空機が敵だったら、わが国が滅んでもおかしくない。

「早急に本国に報告しなければ……!!」

ライドルカは報告書の作成を切り上げ、帰国準備を急ぐのだった。

 

しかし、作成した報告書は本国に届くと最高レベルの報告書となり、皇帝まで届いたらしい……

 

 

■ 西暦2120年12月21日 午後4時 マテラス国 首都アンデフ UNDF総合司令部 第六作戦室

 

「大総統、救援作戦の結果が出ました。トーパ王国に派遣した諜報員からです。魔王は日本の自衛隊に片付けました。30万の妖魔軍は我が軍の爆撃機で爆撃しました。ほぼ全滅しましたか、生き残りはいたけど北方向に逃げてました。トーパ王国と日本の被害は全くありませんでした。我が軍も被害はありません。まとめると……作戦成功しました」

UIAの関係者が報告した。

「よかった…被害は出てなくて。でも、なんで妖魔軍が多く出てるの?調査が必要だな…」

大総統は妖魔軍の数が異常に多いので不思議がっていた。ここの世界の妖魔軍の数は前にいた世界の妖魔軍の数より少ないと予想していたか、今回の件で予想が外れてしまった。

「わかりました、調査は続きますか、トーパ王国から北方に行くのは厳しいと思います。人間が住めない所だから…行くのはリスクがかなり大きいです」

UIAの関係者は調査が済んでない所に行って調査するのは自殺行為になるのでおすすめしない。

「やっぱり、危険が……わかった。今回の件は北の妖魔軍の動きが怪しいけど、調査するのはかなり危険が高い。落ち着ければ、調査する。もし、調査した結果、妖魔軍がいるなら、対策が必要だな。ところで、北にある国は何がわかったか?」

「そのことですか……残念ながら、わかってません。日本に侵入した諜報員からは、日本はまだ行ってないみたいです。」

「…そうか。まぁ、仕方ないのは仕方ない。時間があれば、調査したい。今は日本人救出作戦の方が最優先だからな。日本国接触してから、考える。いいね?」

「はい。わかりました」

UIAの関係者は承知を受けて、部屋から出ていた。

 

「ところで、言いたい事はあるかな?」

大総統は言いたいことがあるか?と言って、大佐が手を上げた。

「空軍司令官、聞きたいことがある。今回の作戦けど、実験航空師団は参加してるけど、どんな部隊?」

「あっ…ちょっとお待ちを。えっと…クロウ隊と……げっ…マジかよ…あぁ、すまない。どうやらガルム隊がいたみたい……」

空軍司令官はタブレットをいじって、参加した部隊名を確認したら、ガルム隊がいるとわかると、困っていた。仕方なく、ガルム隊がいることを答えた。

「あー…あいつか…ガルム隊は元傭兵だし、参加するだけでお金をくれ!と言うし…まぁ、仕方ないわ。僕のポケットマネーで払うよ。みんな、気にしないで」

「大佐、いいですか…?」

「いいの。何しろ、元部下だし。僕の名を上げれば文句は言わないし」

「そうですか…わかりました。連絡します」

空軍司令官は大佐に向けてお辞儀した。

「他に言いたいことはありますか?……無いか?よし、これで解散する。そして、日本人救出作戦は忘れない様に。それでは、解散!」

大総統は締めくくった。将兵たちは部屋から出ていた。第六作戦室は大佐だけ残った。

 

「あー…まさか、のガルム隊がまだいたとは……サイファー、相変わらず鬼神になって暴れまわってるのか?まだ戦いずくめているのか……」

大佐は誰もいない作戦室にため息を吐いて、ガルム隊の事を話していた。しかし、そこは誰もいないので、返事は無かった……

 

 

■ 西暦2120年12月21日 午後5時 トーパ王国南東方向約1000㎞沖合 第七艦隊 旗艦信濃 第三作戦室

 

「皆さん、ご苦労様でした。援軍作戦は成功したと、現場の諜報員が言ってる。みんな、食堂で酒は僕のおごりと言いなさい。あ、一人一本までだ。…そして、実験航空師団の皆さん、ご苦労だった。何が欲しいのがある?」

司令官は作戦に参加した人たちに言った。おごりの事を言うと、みんな喜んだ。司令官は実験航空師団に向けて、何が欲しいか?と言った。

クロウ隊の隊長、PJが言った。

「いや、欲しいのは、旧式攻撃機の実戦経験です。いいデータを手に入れたので、欲しいのは全くありません」

「そうか。ガルム隊は?」

「お金が欲しいですよ~なんとかならない?なぁ、サイファー」

ピクシーは傭兵の癖でお金が欲しいと言ったか、サイファーは頷いた。

「あ!ピクシー、言うな!」

PJはピクシーを言ったことを止めろうとした。しかし、すでに手遅れ。

「…やっぱりか。上からは聞いてる。いくらだ?名前は?」

「ワイバーン1匹で100万円です。どうかな?…僕はピクシーです。隣はサイファーです。何しろ元傭兵なので。……気になるけど、上から聞いてるといったか、どなた?」

「1匹100万円か。わかった。……上からは、大佐だよ」

司令官は言って、すぐ部屋から出ていた。

 

「マジか……大佐、生きていたのかよ。まぁいいか。サイファー、お金をもらえるって」

ピクシーは大佐と名が出たら、げっ!としていた。どうやら、ピクシーは大佐のことが苦手らしい。

サイファーは大佐の名を聞くと、少し笑顔になり、懐かしんでいたようだった。ピクシーがお金のことを言ったら、頷いた。 

「あ〜ぁ……止めろうとしたのにぃ……」

PJは阻止しようとおもったら、間に合わなかった。

しかし、周りは険悪なモードになった。

「おい…あいつ、お金が欲しいって…」

「ああ…間違いなく傭兵だ…」

「気に入らん…」

爆撃機のパイロット達が言った。ガルム隊の評価は良くなかった理由は元傭兵の癖が抜けてなかったのが、お金をずくめていたが原因。と言われてるのが理由。

「……まさか、あの噂は本当だったのか…」

爆撃機隊の少佐は噂を聞いていたので、ピクシーの発言のおかげで本当だった。呆れて言った。

 

数日後、ガルム隊の所にお金が届いた。合計で3000万円。しかも、大佐のポケットマネーから。しかし、ピクシーは大佐からのお金と分かると、困らせていたらしい。

 

 

■中央歴1939年12月末日 日本国 東京 首相官邸 閣議室

 

閣議室は首相と閣僚たちと防衛省の関係者が集まって、閣僚たちは「トーパ王国特別派遣部隊先遣小隊のオペレーションモモタロウ」の結果を聞いていた。

「……と、言うわけで魔王討伐は成功しました」

防衛省の関係者がトーパ王国に派遣した自衛隊の戦いの結果を話していた。

「そうか、ホッとしたわ。でも、魔王が出てるとは思わなかった。もし、魔王がそのままで日本に来たら…考えてるだけでゾッとするわ」

首相はもし、魔王が日本に来てしまったら、国民が多くに妖魔の獲物になっていたと思っていたので、背筋ががゾクッとした。

しかし、防衛省の関係者は魔王討伐の後の話があった。

「…実は、まだ続きがあります。まったく、予想してなかった妖魔の数が異常に多かったです。数は…3()0()()超えてます」

閣僚たちは妖魔の数があまりに多さでびっくりして、騒いでいた。

「えっ……さ、30万!?派遣したのは…小隊だっけ?」

「無理だ!小隊だけでは火力不足だ!」

「なんで、多くいたの?気が付かなかったの!?」

「……でも、そんなことが起きてるなら、派遣した自衛隊は無事で済まないはず。報告は届かないはず。じゃあ…」

「そういえば、すぐ報告出来たんだ…」

「「「「あっ……」」」」

閣僚たちの中の一人の発音で閣僚たちが気が付いた。小隊が無事だと、報告できたとわかった。

「申し訳ありませんか、報告はまだ続きます。30万の妖魔ですか…すぐ片付けられました」

「「「「……えっ?」」」」

防衛省の関係者が信じられない報告が出ていたので、閣僚たちが驚いてしまった。

「ど、どうやって!?」

「まさか、小隊で片付けたの?ありえない…」

「小隊の火力が不足なのに、どうやって?」

閣僚たちは派遣した自衛隊の小隊の火力不足は知っていたので、どうやって30万の妖魔が全滅できたの?と、不思議に思っていた。

「みなさん、報告はまだ終わってませんよ。……ゴホン、30万の妖魔を片付けたのは自衛隊ではありませんでした。…予想以外の援軍が来てました。……アメリカ軍らしいです」

「「「「ええっ!?」」」」

「あ、アメリカ軍!?」

「な、なんで!?急に!?」

防衛省の関係者は報告を読んで、予想以外のアメリカ軍が出ていたので、不思議がっていた。閣僚たちは予想以外のアメリカ軍が出ていたのはびっくりしていた。

「落ち着いてください。まだ続きがありますか、おかしいところがありました。…どうやら、空軍だけみたいです。今回に使った機体はF-15CとA-10とB-52Hです。…おかしいところは……国籍マークと部隊マークが塗り潰されてます。だから、アメリカ軍なのか、分ってません」

「え?マークが塗り潰されてる?」

「アメリカじゃないの?」

「…じゃあ、どこの軍隊だ…?」

防衛省の関係者からの信じられない答えが出ると、閣僚たちが驚いてしまった。なんで隠す必要ある?どこの軍隊?とかいろいろな声が出ていた。

防衛省の関係者は報告を言い続いた。

「えっと…援軍は『謎の軍』にします。謎の軍は30万の妖魔に片付けました。……しかし、数がちょっとおかしいです」

防衛省の関係者は真剣の顔になって、言い出した。

「え?数?」

「はい、そうです。F-15Cは2機、A-10は4機ですか…」

「これは普通では?」

「いや、これからです。B-52Hは…10機です」

「えっ…?…10機……え!少ないでは?」

「はい、少ないです。普通のB-52Hは30万の妖魔を全滅するのは足りないんです。本気にするなら、20機以上になります。あまりにも少ない。…だった10機で全滅出来た。爆弾量が多いと思われます。…もしかしたら、謎の援軍の爆撃機は1機あたり、爆弾量は40t以上では?と思います」

防衛省の関係者は不思議と思っていたか、今回の謎の爆撃機はB-52Hの爆弾量*1より多いと思っていた。

「そ、それでは…アメリカ軍のB-52Hの爆弾量より多い爆撃機があるとは…アメリカとは考えにくい……」

「謎の軍は…もし、敵だったら……日本国は危機が…」

「し、首相…」

閣僚たちは謎の軍がもし、敵だったら…絶望に変わってしまった。

「……話は分かった。謎の軍は警戒するけど、パーパルディア皇国かねぇ…敵が二つだと、きつい……謎の軍は、敵ではないことを祈るしかない…」

首相は謎の軍が敵ではないように祈るしかなった……

 

日本国は謎の軍が来るかもしれないと思い、震えていた。しかし、UNDFは日本国の心配をよそに、日本人救出作戦の訓練していたか、全く気付いてなかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………()()()()()まで、あと半月

*1
B-52Hの爆弾搭載量、約31t




今回は神聖ミリシアル帝国と日本国とかの話は出ていましたか、まだ接触してないUNDFの強さでビビってますね……

もし、内容に問題があったら、指摘をおねがいします。


アンケートの方ですか、明日(5月3日)で終了します。
次のアンケートで出る予定です。

次回ついに日本人救出作戦開始です!
戦闘は……無しです。
多分、次々回は戦闘シーンがあると思います。


次回「第13話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦発動」


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第13話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦発動

やっと、日本人救出作戦に入りました!

前話の事けど、やっぱり、政治の関係になると、つまらなく感じたかな?
僕が読んでもつまらなそうと思ったです。仕方ないです。

ミリシアルの話が長すぎた気がします。
実はミリシアルの話は前話にのせるつもりだったか、すっかり忘れてしまった。
今回はのせます。……やっぱり、長いなぁ

それでは、どうそ!


■ 中央暦1639年(UNDFの西暦2120年)12月末 神聖ミリシアル帝国 帝都ルーンポリス 皇城アルビオン城

 

皇城アルビオン城、皇帝の居室の中はテーブルがあって、6人座っていた。

座っていた人は皇帝ミリシアル8世、情報局局長アルネウス、外務大臣ペクラス、国防省長官アグラ、技術研究開発局開発室長ベルーノ、対魔帝対策省古代兵器分析戦術運用部の部長ヒルカネがそろっていた。

 

「…オホン、トーパ王国で魔王の強さを調べるために、派遣した情報官からの報告書を読んだか、魔王のどころではありませんでした。……予想外が起きてしまった。日本という国が魔王を倒しました」

アルネウスはトーパ王国に派遣した情報官の報告書を読んで、話した。

「えっ!?ま、魔王を倒しただと!?ありえんわ!…でも、日本というのは?」

アグラは驚いていたか、魔王の強さは知っていたので、あっさり倒されたのは予想できなかった。

「日本というのは…どうやら、ムー国と同じく、転移したらしいです。来年で外交をするつもりけど…問題が起きてました」

ペクラスは日本国を調べていたので、話していた。日本国は転移した国なので驚かれた。まだ、技術もかなり進化してると聞いてる。どうしても外交をしたい気持ちはあったか、問題が起きてしまう。

「日本か…確かに、転移という言葉が気になるな。わかった、外交の事は許す。……問題とは?」

ミリシアル8世はペクラスが言った問題にあったので、何があったか聞いてみた。

「問題は…パーパルディア皇国です。最近、怪しい動きがありました。…その前に、アルタラス王国って、知ってますか?先月、パーパルディア皇国は、アルタラス王国に占領され、支配下してました。…9月頃、パーパルディア皇国はフェン王国に懲罰攻撃しようと思いましたか、フェン王国の軍祭に参加してる日本の軍艦が追い払いました。パーパルディア皇国は、これをきっかけで日本国に攻撃しようと考えられます」

ペクラスは今までの国の情報を集めていたので、大変優れていた。……しかし、()()()()()()()()。それは、最近、転移したばっかりのU()N()D()F()の事は全く調べていなかった。いや、最近なので、気が付かなかったと思ってもいい。

「なんと…パーパルディア皇国か。まだ、領土を広めるのか。哀れな……え、フェン王国に懲罰攻撃をしようと思ったか、日本に追い払ったと?信じられん……日本国の強さが気になるな。……えっ、パーパルディア皇国が日本国に攻撃しようと思った?……愚かなパーパルディア皇国は…」

ミリシアル8世はパーパルディア皇国の野望は分かっていたのか、呆れていた。

 

「…すみません、報告はまだ終わってません」

ペクラスはミリシアル8世とペクラスの話が終わるまで待っていた。話し終えたら、すぐ声を上げた。

「あ、そうか。確かに、報告が終わってなかったね。ペクラス、続きを」

ミリシアル8世は気が付き、報告に続きを進めようとした。

「はい、続きます。魔王討伐した後の事ですか…予想外が起きてました。()()()3()0()()いたので、トーパ王国に攻めようとしてました」

「えっ!?」

「さ、30万!?」

「無理だ!数が多すぎる!」

パクラスは魔王討伐の後を話したら、妖魔の数が異常に多いのでみんながびっくりしてる。パクラスは報告の続きを話した。

「…でも、妖魔の問題は解決しました。…30万の妖魔が()()()()しました。しかし、日本の攻撃ではないらしいです」

「……は?」

「さ、30万の妖魔が全滅…?」

「…いま…なんと…?…日本の攻撃ではないと……?」

みんなは30万妖魔が全滅したと分かると、衝撃受けて、言葉が少しバラバラになり始めた。

「はい、言葉通り、ほぼ全滅しました。…しかし、情報官の報告書はちょっとおかしいところがありました。ベルーノ、航空機の技術は詳しいですか?…詳しいなら、これからは話しますよ」

 

ベル―ノと呼ばれた男は技術研究開発局開発室長、根っからの技術屋と言われる。今までは色々な技術(発掘した魔帝の技術も含む)で独自開発して、色々なものを作ってる。特に航空機の開発の力が入ってる。

 

「はい…急に呼ばれたのはこれのためか?」

ベルーノはパクラスから呼び出しを受けていたので、行先は皇城と分かると、緊張していた。しかし、ここの部屋に来てから、偉い人が多くいたので、何が問題が起きた?と思っていた。パルカスからの報告の内容を聞いてみたか、どうやら、僕の問題では無かったと分かると、心の中はホッとした。関心の所が出ると、やっとわかった。

「じゃあ、言いますよ。30万の妖魔がほぼ全滅したのは…見たことが無い航空機でした」

なに!?見たことない航空機だと!どんな航空機だ?」

ベルーノは航空機の言葉が出ると、目がくわっと広がって、パルカスがいたほうに向かった。

「落ち着いて…封筒の中に魔写がある。渡すから…よく見て、どういう航空機が知りたい」

パルカスは封筒を持ち出して、パルカスの付き人を呼んで、封筒にベルーノに渡しなさいと言い、封筒は付き人に渡した。封筒を持った付き人は、ベルーノにいる所まで移動して、封筒はベルーノに渡した。

「はい、中にある魔写を見ます……!?なっ、何これ!?み、見た事が無い!ぷ、プロペラが無い!?まさか、魔光呪発式空気圧縮放射エンジンか!?…この翼型は…後退翼!?我が国は研究…というか、理論の段階辺り……こ、これは…ま、まさか…音速が超えているのか!?」

魔写に映ったのはトーパ王国の上空でUNDFのF-2E改(F-15C)。当時、トーパ王国にいた情報官は魔写を収めようと思ったか、動きが速くて写るのが難しくて、なんどか写ることが出来た。

ベルーノはF-2E改の魔写を見て、頭を打ったように衝撃を受けていた。興奮しながら、まじまじと魔写に映ってる航空機を細かく見ていたか、研究中だった技術が続々出ていた。

ベルーノは技術屋の人生の中で一番衝撃だった。

「ベルーノ、落ち着いて。その航空機の速度は…情報官から聞いたけど、音速超えていたよ。速すぎて、魔写に収めなかったらしい。必死して、なんとか収めたよ。……驚くのはまだ早い。他の航空機があるよ。全部で3種類あるらしい。次の魔写があるよ」

パルカスは興奮したベルーノを落ち着かせようと言った。次の魔写があるので見てほしいと言った。

まだあるの!?わ、分かった。他を見ます。……えっ?何これ?エルペシオ3に似てる航空機だ…あれ?エンジンが機体の外に二つ付けてる…これは?」

ベルーノが魔写を見たのは、UNDFのA-1C改(A-10B)。アルペシオ3(アルペシオ3に似てると言ったのは原作の四巻のP237の挿絵にあるか、見た目がA-10の形が近い)が似ていたのは不思議だった。

「これけど…情報官から聞いたけど、どうやら攻撃機らしい。爆弾がいっぱい持っていたとわかった。しかし、持っていた爆弾は普通ではない。爆弾の中は小さい爆弾が入っていたらしくて、航空機が爆弾を落としてから、爆弾は箱みたく二つ分かれて、中から小さい爆弾が広くばらまいで、妖魔が数え切れないダメージを与えた、と。…そして、固定武装けど…一回の攻撃だけでゴーレムが粉々になったらしい…」

パルカスは情報官の話を聞いて、衝撃の話だった。航空機は攻撃機と分かったけど、武装の方が信じられなかった。まさか、爆弾の中に小さい爆弾がいっぱい入っていたのは、全く考えてなかった…これはベルーノに知らせば、すぐ兵器の開発に繋がる、と考えた。固定武装でゴーレムが粉々になったと?これも信じられなかった…

「……ま、まさか……爆弾の中に小さい爆弾だと…小さい爆弾を広くばらまいで、妖魔が多くダメージを受けたとは……これは、考えてなかった…新兵器の開発につながるかもしれん…メモしないと。……え?固定武装だけでゴーレムが粉々だと…?」

ベルーノはクラスター爆弾という兵器は全く知らなかった。それを聞いたら、もしかしたら、役に立つのでは?と思い、忘れないようにメモを書いた。ベルーノはゴーレムの強さはよく知ってる。ゴーレムの硬さは、あまりの硬さで小銃でも威力の弱い魔法攻撃でも、全く効かないのが悩み。アルペシオ3の固定武装は何百発撃っても、なんとか倒せる程度だった。でも、例の航空機(A-1C改)の固定武装で短いの攻撃だけでゴーレムが粉々になるとは衝撃だった…いったい、何の武器だ?と思った。ベルーノが持っていた魔写はゴーレムが粉々になっていくのが写っていた。

「そうだ。最初は聞いたときは信じられなかったけど、魔写を見たら、どうやら本当だった。……次の魔写は大きい航空機だよ。これはどうやら爆撃機と分かった。爆弾の量がおかしかったらしい。……400tの爆弾が落として、30万の妖魔がほぼ全滅した。爆撃機は全部で10機で」

パルカスは次の航空機を話したか、ベルーノは信じられないと思い、爆撃機が写ってる魔写を見て、唖然した。

「……ま、まさか……大きすぎる…ゲルニカ35型より数倍ある…ありえない…え?爆弾搭載量が多い?嘘だろ…でも…この大きさを見ると…多分、爆弾搭載量は50tあると思う…もし、この爆撃機が敵だったら…多くの爆撃機が出たら、わが国は……」

ベルーノは魔写に写ってる爆撃機を見たら、大きさに気が付いて、爆弾搭載量が正確に当ててしまった。ベルーノは爆撃機がもし、敵だったら、わが国は無事では済まないと思って、みんなは恐怖に震えてしまう。しかし、パルカスは恐怖を打ち消した。

「ご安心してください。これは敵ではないと考えられます。理由はトーパ王国と日本軍が無事なので、敵ではないです。……一つ、気になることがあります。国籍マークが確認できません」

パルカスは魔写を持って、機体の国籍マークがある所を写ったか、塗り潰されてるのがハッキリ写ってる。

「え?敵ではないと…?しかも、国籍マークを塗り潰す必要ある?何が理由は…」

アグラは言ったか、国籍マークが塗り潰されてるのが不思議と思った。何が理由があると思っていた。

「ここまでははっきりわかってませんか…もしかしたら、今回の魔王討伐に参加したのは国の存在を知らせないために援軍をしてるのでは?と、考えられます。……陛下、その事はどう思いますか?」

パルカスはこれからの対処はどうすればいいか、ミリシアル8世に問い合わせた。

「……そうだな。今回の謎の航空機は気になるけど、様子見するしかない。もし、グラ・バルカス帝国の野心的の国だったら、やばいな…今は祈るしかないな」

ミリシアル8世は謎の国は敵ではないように祈るしかなかった。

 

「さて、次は魔素入り宝石の事ですか、ヒルカネ、検査結果はどうなった?」

ミリシアル8世は次の話を進めていた。

「はい、魔素入り宝石の検査の結果ですか…えらく時間がかかりました。謎が多くて……でも、信じられないことがありました。……あの宝石はどうやら…()()()()()と分かりました。信じられないけど、何者が人工宝石を作って、魔素を入らせたです」

ヒルカネは手に入れた魔素入り宝石を検査したら、予想以上に魔素の濃度が非常に濃いだった。研究者は魔素があまりに濃いのがおかしかった。なぜかいうと、遺跡に発掘した資料を調べると、魔帝は魔素入りの宝石を使ってコア魔法をした。と書いてあったか、幸い、魔素の量が詳しく書いてあった。今回の魔素入り宝石は魔帝の魔素入り宝石の魔素量より多かったとわかり、驚かせた。もっと詳しく調べたら、宝石はあまりに綺麗すぎて不思議だった。普通の宝石は多少の汚れ、傷などは付くはずだった。今回の宝石は傷をつけることが出来ない、汚れが付くこともできなかったので、あまりに不自然。もっと詳しく調べると、魔帝でも全く作れない人工宝石だと気が付いた。宝石の検査の結果をヒルカネに届いたら、仰天させた。でも、魔素入り人工宝石はどこに作った…?と思っていた。

「えっ…じ、人工宝石!?」

「ば、バカな…人工宝石を作るのは魔帝でも不可能だ…」

「どうやって人工宝石を作って、魔素入りにさせたとは…」

みんなは人工宝石の事を聞くと仰天させた。人工宝石を作らせるのは不可能だった。しかし、UNDFは未来の技術を使って、高品質の人工宝石を作って、新人類の協力で魔素入り人工宝石を作ることに成功してる。しかも、安価で買いやすくなってる。ただし、欠点は傷がつけにくく、汚れが付かないので、一般人でも気が付きやすかった。その事を神聖ミリシアル帝国は全く気が付いてなかった。神聖ミリシアル帝国はUNDFが魔素入り人工宝石を作った事を知るのは一年後であった。

「……ま、まぁ…魔素入り人工宝石とはわかったか……まさか、作ったものは予想できなかった……もし、どこかの国が大量に生産したら、間違いなくコア魔法が多くできてしまうのでは…」

ミリシアル8世は魔素入り人工宝石を知ると、驚いていたか、どこの国が作ってるのが分からなくで不安が出てしまった。

「……まったく…わけのわからないが続々出てしまうとは……これからの世界はどうなってしまうのか……」

ミリシアル8世はつぶやいていたか、他の人は答えることが出来ず、溜息を吐くしかなかった……

 

 

その後、ベルーノはクラスター爆弾の事を書いたメモを技術研究開発局に渡すと、大騒ぎになり、すぐ開発した。クラスター爆弾に似ていた兵器は出来たけど、問題が起きてしまう。新兵器のテストしたか、小さい爆弾の不発弾が多く出てしまってるので、技術研究開発局の悩みの種になってしまった。と言うまでは……*1

 

そして、UNDFは神聖ミリシアル帝国に外交が出来てから、ベルーノから爆撃機の事を話したら、驚かれてしまう。UNDFはベルーノの事を優れた技術屋と言われて、認めた。その後、UNDFの航空技術の交流を認めることになる…

 

 

■西暦2121年1月1日 マテラス国 首都アンダフ UNDF総合司令部 第一作戦室

 

「皆さん、あけましておめでとございます。そして、ハッピーニューイヤーです」

大総統は第一声で新年お祝い言葉を出した。そして、みんなも挨拶した。

「「「あけましておめでとございます!」」」

「「「ハッピーニューイヤー!」」」

将兵たちとオペレーター達とテレビに映ってる隊員達が新年お祝いしていた。

 

「皆さん、新年のお祝いの発言をしたいですか、今は大変な事が起きてしまった。……パーパルディア皇国の動きです。UIA長官、報告を」

大総統は新年のお祝いを言いたいと思ったか、パーパルディア皇国の動きが慌ただしいの情報が入り、報告書はUIA長官に届いてる。

「はい、大総統。…新年お祝いしたいけど、報告書を読んだら、それどころではありません。…モニターを」

UIA長官は言って、モニターの映像を切り替えた。切り替える前は新年お祝いした将兵たち。

切り替えた映像は偵察衛星からの中継の映像だった。映ったのは中世の港と中世の船が多数映っていた。

「今、中継中ですか、映ってるのは、元アルタラス王国の港です。多く船が映ってるのはパーパルディア皇国の皇軍艦隊です。調べたか、戦列艦を含む砲艦211隻、空母に似ていた竜母12隻、揚陸艦らしいのが101隻、合計で324隻です。…艦隊の船の数はナポレオン戦争の時のイギリス海軍の艦隊の船の数より多い。パーパルディア皇国の艦隊の動きはどうやら出撃準備のようです。行き先はわかってませんけど、あくまで推測けど、恐らくフェン王国の侵攻の可能があります。しかし、艦隊はフェン王国に何日に着くか、分ってません」

UIA長官はパーパルディア皇国の艦隊のスピードは分ってるけど、いつ着くのが予想できなかった。

その時、大佐の手を挙げた。

「すみません、それ…多分、1()8()()に着くと思われます」

大佐からとんでもない発言が出て、大総統とUIA長官と将兵たちがビックリして、一斉に大佐を見た。

「え!?そ、その情報はどこから!?」

UIA長官は驚いたけど、到着予想が出来たのは思わなかった。

「えーと…その情報は…ある本からです。ある本を読んだら、今まで起きた事がそのままとわかりました。その本は…『()()()()()()()()()()()()()』の2巻です」

大佐は古い本を持って、周りの人達を見渡せるようようにあげた。

「え…その本、見たことないけど…」

「しかも、古そう……」

将兵たちは古い本を見たか、ボロボロになってるので、古かった。

「…それ、どこに手に入れた?」

UIA長官は真剣になり、古い本の入手を聞こうとした。

「いや…前から持ったけど、これは100年ぐらい前の本です。……でも、残念ながら2巻以降は全く出てません。何しろ、作者はWW3の戦争中で亡くなったか、行方不明です。…もしかしたら、3巻は今後の世界の行方が分かっていたかもしれないです。2巻はここの世界の国の名前、年令、アルタラス王国の陥落、魔王討伐の事が書いてあったので、今まで起きた事がそのままと分かりました」

大佐はその本はお気に入りだったので、長く読んでいた。しかし、2巻以降の続編が全くでなかったのは不思議だったけど、詳しく調べたら、作者の行方がやっとわかった。もう2度と出ることが無いとわかると、大佐はすんごくガッカリさせた。大佐は2巻を読んだら、今までの起きた事が本の内容がそのままだと気が付いた。

「え…その本は今まで起きた事がそのままだと…?」

「ウソだろ……そんなことあり?」

「まさか、予言書?いや、小説だから、そんなことない…」

将兵たちは、その本の内容は今まで起きた事がそのままになってるのは驚いてる。予言書なの?と思ってる人がいた。

「な、なるほど…その本がそのままとは……で、その本に書いてる、パーパルディア皇国の動きは?フェン王国にいた日本人は?」

大総統は驚いたか、今後の動きが気になって大佐に問い合わせた。

「……最悪です。フェン王国にいた観光日本人の200人が処刑されてると、書いてあります…」

大佐は本を何回も読んでるので、はっきりと覚えていたか、最悪の結果は知っていた。深刻な顔を出しながら答えた。

「……最悪の結果になるのか…その後は?」

「日本国は大激怒してパーパルディア皇国に叩くことになりました。…が、本はここで途切れました」

「え?途切れたって…?」

「はい、日本の攻撃が始まったところで2巻の終わりになってます。結果はどうなったかわかりません」

「そうか……みんな、聞いたか?日本人の処刑になる可能が高くなった。今から動かないと最悪になる。陸軍司令官、今回の救出作戦に参加する部隊は出撃できるのか?」

大総統は大佐が言った結果は最悪になるとわかり、困らせていた。日本人救出作戦は厳しいと思われるので、覚悟を持って、陸軍司令官に話しかけた。

「はい、作戦に参加するのは特殊部隊ので大丈夫です!いつでも出撃できます!必ず日本人を救出します!」

陸軍司令官は力強く答えて、大総統の命令があれば出撃できるようにした。救出出来ると自信持っていた。

「そうか、海軍司令官、部隊を送るために出撃できるか?それとも、その日は参加できる船は?」

「はっ、出撃はいつでも出来ます。すぐなら可能です。部隊を送るための船は潜水艦ですか、部隊の隊員の数と兵器の大きさの関係によって、潜水輸送艦が最適と思います。救出の日は潜水空母がいいと思います。救出した時、負傷はいる可能があると思いますか、巨大病院船*2を使います」

「そうか、陸軍司令官、聞いたか?」

「はい!今から出撃ですか?」

陸軍司令官と海軍司令官は大総統の命令が来るまで待っていた。大総統は腹をくくった。

「…よし、今から日本人救出作戦を発動する!陸軍司令官、救出作戦に参加する特殊部隊はすぐ出撃。海軍司令官、部隊を運ぶための潜水輸送艦も出撃。…いいか、日本人は絶対、死者を出てはいかん!必ず救出しろ!以上!」

「「了解!」」

大総統は命令を出して、陸軍司令官と海軍司令官はすぐ立ち上がり、敬礼した。

オペレーター達は救出作戦が発動した同時に忙しくなった。

 

数時間後、命令を受けた特殊部隊は潜水輸送艦に乗って、フェン王国に向けて出撃した。

 

 

■西暦2121年1月3日 午前2時 フェン王国 ニシノミヤコの南東から20Kmの海岸

 

海上にUNDFの潜水輸送艦の潜望鏡が出て、海岸に見ていたら、ライトが光ってる所が見えた。それは先に派遣した諜報員のライトを使って合図していた。

潜望鏡を覗いたのは潜水輸送艦の艦長。

「…よし、諜報員のライトを確認した。今から浮上する。浮上したら、特殊部隊と兵器に乗った揚陸艇をすぐ出せろ。モタモタすると、夜明けになるぞ。わかったか?…では、浮上せよ!」

「了解!浮上しろ!急げ!」

艦長は言って、副長は声を上げた。潜水輸送艦は浮上開始した。

 

海上に潜水輸送艦に出たら、すぐ側面のハッチを上に開けた。出てきたのは2隻、2隻は特殊部隊と兵器に乗せた反重力装置を持った揚陸艇。揚陸艇は海上に飛んでるのでスピードが速かった。すぐ砂浜に到着して、揚陸艇の前にある大きな扉を下ろして、特殊部隊と兵器がゾロゾロと降りた。

降り終えたら、楊陸艇の扉を閉じ、揚陸艇はすぐ潜水輸送艦に戻った。収容終えてから潜水輸送艦は本国に帰投するために潜水してから帰投した。

 

「みんな、いるな?兵器はOKか?…よし、問題無しだな。諜報員はどこに?」

「…あ、来ました」

隊員は言ったか、そこに来たのは馬車が3台、フェン王国に潜伏中の現地人に化けた諜報員が乗っていた。

「こんばんは。あなたが日本人救出作戦の特殊部隊ですか?」

「ああ、そうだ。あなたは?」

「あ、失礼しました。僕はフェン王国に潜伏中の諜報員です。荷物はこれだけですか?」

「そうだ」

「では、馬車に乗ってください。早くしないと、到着が遅れると怪しまれます。中は空洞になってます。みんなが乗れるので安心してください」

馬車に積んでるのは家具がびっしり積んでいた。真ん中は空洞になってるので、大人が15人いても充分広さ。

馬は6頭いたので、かなり大きさの馬車と分かる。フェン王国にいた諜報員は商人になってるので、ちょっとした有名らしい。商売したのは大きい荷物を運んでいるのが有名になり、フェン王国からの評価がよかった。

 

特殊部隊と兵器は馬車に乗って、見つからない様に家具の裏の板を閉じた。

「みなさん、大丈夫ですか?窮屈になってない?…大丈夫だね。では、行きましょうか」

「ああ、そうしてくれ」

準備終えた馬車は出発して、1時間後、ニシノミヤコの門に到着した。

 

門に到着したか、門の所に足軽が見張っていた。足軽は馬車を見て気が付き、止めようとして声をかけた。

「こんばんは。……あぁ、あなたか。荷物は?…商品のか?夜明け前に商品を運ぶのはご苦労だね」

足軽は馬車にある商品を見た。商人に化けた諜報員はにっこりと笑顔して、答える。

「ええ、そうです。商品は多くあります。後ろの2つの馬車は全てです。入ってもいいかな?」

「あ、ああ。入ってもいいよ。…あ、あなたの商品は結構気に入ったよ。新しいのが入ったら、知らせて欲しいけど、いいかね?」

「ああ、商品を使わせてくれてありがとう。お気に入ってますね。わかりました。新しい商品が入ったら、知らせます」

商人は商品が気に入ってると、嬉しそうに答えた。

「…なぁ、大丈夫かな?ここは戦場になってもおかしくないけど…首都で商売しないの?首都の方が安全なのに」

「ご心配してくれてありがとう。でも、戦場になるまではギリギリ商売します。危険が感じたら、すぐ逃げます。…自分の命より商売の方が大切なので」

「そうか、無理しないで。では、お気をつけて」

「ありがとう。仕事を頑張ってくださいね。では」

足軽と商人はお辞儀して、別れた。

 

商人は自分の商店まで移動した。…商店はあるけど、表だけ。裏は諜報員の拠点になってる。

特殊部隊が乗った馬車は商店の裏にある馬車の集まり場に到着して、集まり場の扉をとした。

商人は家具に叩いた。

「皆さん、もう着きましたよ。出てもいいよ」

家具の裏の板を外して、隊員たちが出ていた。

「ここが諜報員の拠点か。……でかくね?」

特殊部隊の隊員は商店の大きさを見ると、予想以上に大きかった。しかも、見張り台まで付いていた。

「いやぁ~普通に商売したか、予想以上に売れまぐって…すっかり有名になって、大きい商店まで買っちゃったよ。…さて、皆さん、お疲れでしょう?部屋まで案内しますよ。町の案内は明日でいいよ」

「そうだね。でも、先に兵器を下ろさないといけないし、兵器はどこに置けばいい?」

「あぁ、その土蔵を使ったほうがいいよ。中は結構広いよ」

「分かった。みんな、聞いたか?今すぐやるぞ」

「「「「了解」」」」

兵器は全て土蔵の中に置いて、隊員は部屋に行って、明日のためにゆっくりと休憩した。

 

翌日、隊員達は現地人に化けて、町の道と建物の場所と見張り台の場所などを下見していた。

夜、土蔵の中に町の地図を広げて、救出するための作戦を考えたいた。

 

その時、パーパルディア皇国の皇軍の艦隊がフェン王国に向けて出撃した。

 

2週間後、パーパルディア皇国の皇軍の艦隊がフェン王国のニシミヤコまで迫っていたか、日本国は大慌てていたか、すぐ対策は出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……()()()()()まであと1日

*1
UNDFのクラスター爆弾は不発弾に出ないように時間が立つと自爆装置が付いてる。装置のおかげで不発弾は全く出てない

*2
UNDFは都市船のために作ったので、全部で3隻を作る予定だったか、1隻だけ完成した。残りはコストの問題で製造途中で中止してる。UNDFは中止になった都市船はすぐ変更して巨体病院船に変えた。2隻しかない。大きさは巨体空母と一緒けど、高さは巨体空母より高い




今回は戦闘シーンは…ありませんでした。
次話は絶対に戦闘シーンが激しくなります。

ただ…日本国接触はまだです…と、思います。

次回「第14話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦開始」



アンケートの事ですか、みんなの好みが変わってますね…

(13) オリジナルのままでいい
(11) レミール閣下!おっぱいプル~ン!
(6) 作者の希望でいい?悩むけど…
(5) レミールはかわいそうだから、生きてほしい

悩みますか…オリジナルでいきます。
感想の返事に書いたとおり、レミールはUNDFの保護になります。

レミール閣下はもしかしたら…おまけが出てるかもしれないです。
おまけは、もし、レミールはレミール閣下だったら?というストーリーです。
まだ考え中です。


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第14話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦開始

今回は中心となるストーリーが近づきました!

ストーリーをつながるために時間がかかってしまいました…(;´Д`A ```

おかしいところがあったら、指摘お願いします。

それでは、どうそ!


――――その日は異世界の運命が変わる日と言った――――

 

 

■ 西暦2121年1月18日 夜明け前 マテラス国 首都アンダフ UNDF総合司令部 第一作戦室

 

第一作戦室はオペレーターたちは指示を出したり、命令をしたり、部隊の行動の報告を受けたり、あちこち忙しかった。将兵たちは作戦地図を見て、敵の動きを予想したり、我が軍の動きを考えたり、忙しかった。

しかし、大総統はいない。今回の大総統は日本に接触した後の外交と政治と経済のための話をしてるので違う所で会議に参加してるので、いない。

陸軍司令官は偵察衛星のモニターを見て、パーパルディア皇国の艦隊の動きを見ていた。

「……やっぱり、大佐が言ったとおり、今日がパーパルディア皇国の艦隊がもうすぐ到着とは……現場にある部隊の動きは?」

オペレーターの問い合わせた。

「はい、今、起きたようですか、戦闘準備に入ってると連絡してます」

「そうか。海軍の方は、どうなった?」

「海軍の方は、潜水空母は三日前で出撃しており、今はフェン王国からの南東方向100kmの海中で待機中です。救出作戦開始した同時に浮上して、ヘリ部隊にスタンバイする予定です。病院船の方は護衛のため、戦闘艦の四隻に追加して,日本の哨戒機が見つからないようにするため、遠回りするため、一週間前から出撃しました。今は、フェン王国の南方向300kmの海上で待機してます。」

オペレーターは海軍の行動をすべて答えた。

「そうか、準備はこれでそろったな。日本人が救出した後、ヘリに乗って、そのまま病院船に行く。これでいい。……さて、これからは異世界に転移してから、異世界の歴史に残るな。……鬼が出るか蛇が出るか、予想できんわ。今は祈るしかないな……」

陸軍司令官は巨大モニターを見て、モニターはフェン王国の地図が出ていた。赤い三角の点滅と青い丸の点滅と青い四角の点滅していた。赤い三角は敵、青い丸と四角は味方。

 

 

■ 中央歴1640年(西暦2121年)1月18日 フェン王国 ニシノミヤコ

 

ニシノミヤコの約3km西側、海を隔てた先に、人の住めない小島がある。

その小島には堀立小屋が立っていて、監視の武人2名が常駐していた。海上の監視塔だ。

太陽は少し昇り始めたか、監視員達は水平線の先に見ていたか、芥子粒(けしつぶ)のような小さな黒い点が多数見え始めた。

小さな黒点は徐々に大きくなり、旗がわずかに見えた。旗はパーパルディア皇国の旗と分かった。

「つ……ついに来たぞ!!パーパルディア皇国軍だ!!狼煙(のろし)を上げろ!!!」

二人は急いで、赤い狼煙を焚き上げた。

 

たなびく赤い狼煙を見たニシノミヤコの常駐監視員がすぐ警笛を鳴らし、ニシノミヤコ全体に警笛の音が鳴り響いていた。ニシノミヤコは武人たちは戦闘準備のため、フェン王国の国民たちは避難するためにニシノミヤコの外に出そうとした。

赤い狼煙を焚き上げた同時、早くも見つけた人がいた。その人は…商人に化けた諜報員。

諜報員は毎日、火の見櫓で赤い狼煙を焚き上げるかもしれないので、一週間前から交代して、双眼鏡を使って、ずっと見ていた。

「…あ!赤い狼煙…!これは警戒色だ!つ、ついに来た!おい!すぐ特殊部隊の隊長に知らせろ!そして、総合司令部に連絡して!」

「「了解!」」

火の見櫓の下に諜報員が二人にいたので、一人ずつ指示を出した。

一人目は隊長に知らせに行って、二人目は総合司令部に連絡するため通信機がある所に行った。

 

諜報員は隊長を知らせるために土蔵に行った。

「隊長!情報とおり、ついに来ました!」

土蔵の中は特殊部隊の隊員と隊長はいたか、戦闘準備してる所だった。

「来たか!よし!皆、聞け!今から戦闘するではない!戦闘が収まるまで待機!作戦開始するのはパーパルディア皇国軍が日本人を捕まって集まってからだ!総合司令部は偵察衛星を使って見張って、集まった場所が分かってから、すぐ連絡が来る!連絡が来たら、すぐ移動して、戦闘配置をしろ!わかったか!」

「「「「はい!」」」」

「パワードスーツは『バーサーカー』、ステルスを使う兵隊は『アサシン』、狙撃兵は『ランサー』、重兵器を持つ兵隊は『キャスター』、救出のための兵隊は『セイバー』と呼ぶ!いいな!?」*1

「「「「了解!!」」」」

「みんな、戦闘配置が終わっても命令があるまでは待機!いいか、日本人は絶対、死者を出てはいかん!では、総合司令部の連絡が来るまで待機だ!!」

「「「「はい!!!」」」」

隊長は大声を上げらながら、隊員達も大声を上げた。しかし、建物は土蔵なので、大声を上げても、周りは全く聞こえない。だから、大声を上げてもいい。ただし、銃声はすぐバレる恐れがあるので銃は使ってない。

 

「あ、諜報員、これからはどうするの?」

隊長は諜報員の事を思い出し、諜報員に向けて、これからはどうするか、聞いてみた。

「ここにいます。…大丈夫です。完璧にフェン王国の人になってますので、パーパルディア皇国軍は絶対殺さないと思います。……でも、安心してください。諜報員たちは商店の地下にあるセーフハウスに籠りますから、2週間は持ちます。……ここは離れることは出来ないです。…ここが好きなので」

諜報員たちはニシノミヤコに来てから二ヶ月目になっていたか、ニシノミヤコの人達の柄がすばらしかったので、すっかり気に入り、ここから離れることは出来なくなってしまった。商売も関係あった。

「そうか。……もし、敵が見つかったら、どうするの?武器はあるのか?…そうか、では、ご武運を」

「大丈夫です。セーフハウスの中に武器はちゃんとあります。心配してくれてありがとう。……こちらも、ご武運で」

隊長は諜報員の事を少し心配して、諜報員を聞いてみたら、問題無しと分かり、ホッとした。隊長と諜報員はお互いに敬礼した。

諜報員は土蔵を出てから諜報員たちが集まる所に行った。

 

隊員達は武器のチェックして、パワードスーツを使う兵隊はパワードスーツの中に入って、装備と機器チェックした。準備終わったら、土蔵の下にある部屋に移動して、部屋の中に待機した。土蔵の下の部屋は砲撃でも耐えることが出来るシェルター。シェルターの中がもう一つのドアがあった。もう一つのドアは下水道用のトンネルまで繋がっている隠しトンネルのドア。

 

諜報員は諜報員たちが集まる部屋に行って、引き戸を開けたら、諜報員たちが集まっていた。もう一人の諜報員は通信機を使って総合司令部に連絡した。

「こちら、ニシノミヤコ支店、緊急連絡です。……パーパルディア皇国の艦隊が来ました」

《こちら、総合司令部の第一作戦室だ。……わかった。こっちはパーパルディア皇国の艦隊は来ていたのは偵察衛星で確認した。ニシノミヤコ支店の店員、これからはどうしますか?》

「店員たちはセーフハウスに入ります。戦闘が終わるまで籠ります」

《了解した。これからの戦闘は激しくなりますので、ご武運を》

「ありがとう。…《ガチャ》…さて、皆さん、すぐセーフハウスに入らないといけないからね。では、行くよ」

諜報員は連絡を終えてからみんなは、すぐ商店の地下にあるセーフハウスに入った。

 

数時間後、パーパルディア皇国の艦隊がニシノミヤコ二近くに来て、パーパルディア皇国の艦隊がニシノミヤコに向けて砲撃開始した。砲撃を済んでからパーパルディア皇国軍の上陸開始したか、フェン王国軍の待ち伏せにあい、フェン王国軍は全滅してしまったか、パーパルディア皇国軍は多数の死者に出てしまった。昼辺りにパーパルディア皇国軍はニシノミヤコの西城に落城して、ニシノミヤコは占領した。その時、レミールの命令で日本人を多く捕まっていた。

 

 

■ マテラス国 首都アンダフ UNDF総合司令部 第一作戦室

 

第一作戦室は多数のモニターはあるか、パーパルディア皇国の艦隊の砲撃の様子がはっきり写っていた。

「大佐が言ったとおり、本当に来ましたね…驚きましたよ」

UIA長官が大佐が言ったことが現実になり、驚かれていた。

「でも、あの本は二巻以降は出てないから、未来の予想が出来ないよ?」

陸軍司令官は答えた。大佐が持ってる本をコピーして、上層部だけ行き渡ってるので、陸軍司令官は全部読んでいた。内容がそのままのが衝撃だったらしい。

 

「今は…パーパルディア皇国の艦隊が砲撃してますね。しかし、命中率が低いではないか?軍事関係無いの建物まで当たってますね……中世の兵器だから、仕方ないか」

モニターは偵察衛星の中継中なので、パーパルディア皇国の艦隊の動きが筒抜けになってる。パーパルディア皇国の艦隊の砲撃はしてるけど、飛んでる弾が多くに軍事関係無いの建物が当たってる様子がはっきりしてる。中世の兵器だから、命中率はかなり低かった。

「……あ、砲撃がやみましたね。ぞろぞろ上陸が始まるな。……あれ、あの上陸艇、全部オールなの?中世だから、苦労してますね……エンジンの開発は全くしないね」

海軍司令官はパーパルディア皇国の艦隊の動きを見ていたか、上陸になると、パーパルディア皇国軍の上陸する時は上陸艇を使ってるか、驚くほど全部オールだった。着くのは時間がかかりそうだな、と思っていた。

 

「……やっと、上陸しましたね。思ったとおり、時間がかかってましt……あ!フェン王国軍の待ち伏せか!どうやら、フェン王国は日本の軍事関係の本をよく勉強したな。あのやり方だと、砲撃を受けても被害は出てない。……しかし、フェン王国軍の反撃は虚しく全滅したな……でも、よくやったと思ってる。パーパルディア皇国軍の被害はフェン王国軍の被害の二倍になってる。あのやり方、旧日本軍と同じだな……フェン王国、見事なり」

モニターはパーパルディア皇国軍がやっと上陸したと思ったか、フェン王国軍は待ち伏せにしていたので、襲い掛かかったか、パーパルディア皇国軍の反撃にあい、フェン王国軍は全滅した。パーパルディア皇国軍の被害数がフェン王国軍の被害数の二倍が多く見えた。

陸軍司令官はフェン王国軍の戦い方を見て、感心していた。

 

数時間後、パーパルディア皇国軍はニシノミヤコの西城まで攻めていたか、パーパルディア皇国軍の砲撃によって、すぐ落城してしまった。その後、ニシノミヤコはパーパルディア皇国軍に占領されてしまう。占領されたニシノミヤコはパーパルディア皇国軍の兵隊たちが日本人を探して、捕まって、一か所に集まっていく様子がハッキリと映った。

「よし!場所判定した!すぐ現場にいる特殊部隊に日本人が集まってる場所を知らせて、救出作戦を開始と連絡せよ!」

陸軍司令官はオペレーターに向けて、現場にいる特殊部隊に命令を出した。

海軍司令官はすぐ命令を出した。

「潜水空母に緊急連絡を!救出作戦開始だ!浮上してからヘリ部隊を出撃しろ!そして、病院船も準備しろ!」

「「はい!」」

オペレーターたちは答えて、すぐ場所と命令の連絡を出した。

 

 

■ フェン王国 ニシノミヤコ

 

「総合司令部から緊急連絡です!日本人救出作戦開始です!日本人が集まってる場所が判定しました!ニシノミヤコの広場です!」

通信兵は総合司令部の連絡を受けてから、すぐ特殊部隊のみんなに知らせた。

ついに来たか!広場と言えば、すぐ近くだな!よし!ランサーはすぐ火の見櫓に行って、敵の動きを知らせろ!アサシンとセイバーは広場の周りに待機!バーサーカーとキャスターは日本人救出が済むまで待機!済んだら、すぐ大通りと通りを塞げ!敵の増援は広場に到着しないように阻止しろ!分かったか!……よし、戦闘配置するまで行動開始!

隊長はついに来たか!と思って、すぐ命令を出した。隊員達は武器を取って、下水道に繋がったシェルターの扉を開け、自分の配置まで下水道のトンネルを通った。

「よし、自分も行くか……あ、ヘリ部隊はどうした?」

隊長はパワードスーツに乗ろうとしたか、ヘリ部隊を思い出し、通信兵に話しかけた。

「今、ヘリ部隊が載ってる潜水空母が浮上したと確認しました。ヘリ部隊はスタンバイしてますか、現場に着く30分ぐらいです」

「そうか…ギリギリか。総合司令部に連絡して。今から作戦開始すると、返事して」

「了解」

通信兵は返事した後、総合司令部に連絡した。隊長はパワードスーツに乗って、現場に配置するために行った。

 

 

■ フェン王国から南東方向100km 海中

 

「艦長!総合司令部から緊急連絡です!日本人救出作戦開始です!日本人が集まってる場所が判定しました!ニシノミヤコの広場です!ヘリ部隊を出撃せよ!と」

潜水空母の通信員は総合司令部の緊急連絡を受けてから、すぐ艦長に報告した。

「ついに来たか!よし、今から浮上する。浮上してから、すぐヘリ部隊は飛行甲板に出せろ。5分未満だ。急げ!」

「浮上しろ!急げ!」

副長は浮上しろと叫んで、潜水空母は浮上を開始した。

 

潜水空母はWW3の時、UNDFが世界初で作った、ちゃんとした潜水空母。WW2では潜水空母はあったか、搭載数が3機までしかなかった。UNDFの潜水空母は30~40機で載せる。大きさは普通の潜水艦より大きい潜水空母。全長200m、全幅40m。大きいと思ってるけど、()()()()()()()()()。リアルでは一番大きい空母は『ジェラルド・R・フォード級航空母艦』(米軍)全長337m、最大幅78m、水線幅41m、搭載機75機以上。でかいです。

今回の日本人救出作戦のために、艦載機は載ってない。ヘリ部隊だけ載ってる。

 

潜水空母が浮上してから、すぐヘリに乗ったエレベーターが出て、ヘリは飛行甲板にまで移動して、出撃スタンバイした。

今回の作戦の参加するヘリは重戦闘ヘリが2機、対空戦闘ヘリが2機、大型輸送ヘリが6機、救急ヘリが1機。全部で11機。

 

「全機出撃準備終わりました。今から先に出撃するのは重戦闘ヘリと対空戦闘ヘリにします。先にヘリが出撃してから10分後で大型輸送ヘリと救急ヘリに出撃」

潜水空母に乗っていた陸軍のヘリ部隊の関係者は艦長に向けて答えた。

「……そうだな、コールは何と呼べばいい?」

「重戦闘ヘリは見た目がでかいけど『コブダイ』、対空戦闘ヘリはシュッとした形けど『ベタ』、大型輸送ヘリは『シクリッド』、救急ヘリは赤色と白色を塗ってるけど『クマノミ』です」

「……全部、魚の名前じゃね?陸軍の癖に魚の名前なんか…」

コールの名が全て魚の名前になってる。艦長は陸軍の癖に魚の名を使うの?と不思議に思っていた。

「急なので、名前が当てずっぽうになってただけです」

陸軍の方は自覚があったか、上の命令なので仕方なかったらしい。

「…自覚あったのか。まぁ、仕方ないか。……『コブタイ』と『ベタ』を先に出撃しろ。『シクリッド』と『クマノミ』は先の戦闘ヘリを出撃してから10分後で出撃。いいな?」

艦長はオペレーターに向かって言った。

「了解。……『コブタイ』、『ベタ』、出撃しろ」

『『『『了解!出撃します』』』』

戦闘ヘリ部隊は低い音を上げながら出発した。

 

戦闘ヘリと輸送ヘリは全て反重力装置持ちなので、音はかなり低い。戦闘モードになると、無音になることも。

 

「行ったか。……空軍、AWACSはどうなった?」

艦長は空軍のオペレーターに言った。

「昨日、第8艦隊のE-9B(AWACS)が出撃してます。今は…九州の上空で飛んでます」

「え?九州の上空で?大丈夫?日本のレーダーがひっかるかも……」

「ご心配無用です。高度は最大*2にしてます。ステルスなので、日本のレーダーにひっかかってません」

空軍のオペレーターは自信を持って答えた。

「そうか…あとは作戦を成功するしかないな……」

艦長はニシノミヤコに行ってる戦闘ヘリを見てつぶやいた。

 

 

■ フェン王国 ニシノミヤコ

 

ランサー達はダメージを受けた火の見櫓*3に着いてから、火の見櫓の見張り台まで上った。

ランサーは見張り台に着いてから、周りを見ると、壁の一部が穴が開いた。覗いたら、広場が見えていたので、狙撃ポイントになり、ランサーは狙撃銃を出して、狙撃できる体勢に入った。

狙撃銃に付いたスコープを覗いたら、パーパルディア皇国軍の兵隊と日本人が捕まってる姿が見えた。

「見えた。観測手、見えるか?」

狙撃手は隣の観測手に言った。観測手は距離を測ることが出来る双眼鏡を覗いた。

「こっちも見えた。……護衛兵、見張ってくれ」

「了解、敵が来ないように見張ります」

護衛兵は火の見櫓の見張り台にある階段の出入り口で下を見て、見張っていた。

 

狙撃班は一つのチームは3人。一人目は狙撃手、二人目は観測手、三人目は護衛兵。

狙撃手は狙撃銃を持って、目的を撃つ。

観測兵は通信機を持ってる。まだは距離の計算もしてくれる。

護衛兵は狙撃手と観測手を守るため、周りの見張りをする。

今回の作戦は4チームなので、12人。

 

「ランサー1、狙撃ポイントに着きました」

「ランサー2、狙撃ポイントに着きました」

「ランサー3、狙撃ポイント……」

「ランサー4、狙撃……」

ランサーは次々と通信兵に報告した。

 

『隊長、ランサーは全員、狙撃ポイントに着きました』

隊長はパワードスーツの中にいたので、通信兵から通信が入っていた。

「わかった。今からコールの名を言う。いいな?僕はバーサーカー1と呼んでくれ」

『『『『了解』』』』

「アサシンとセイバーは?」

『アサシン1、戦闘配置に着いた。あとは、命令が来るまで待機です』

『アサシン2、戦闘配置に……』

『アサシン3……』

・・・

・・

『アサシン8、戦闘配置に着きました』

『セイバー1、戦闘配置に着きました。あとは……』

・・・・

・・・

・・

『セイバー6、戦闘配置、着きました』

「よし、アサシンとセイバーはOKだな。あとは、バーサーカーとキャストは?」

『バーサーカー2、キャスト2と一緒にいます。命令があるまで待機中です』

『バーサーカー3、キャスト3と……』

『バーサーカー4……』

・・・

・・

『バーサーカー6、キャスト6と一緒にいます。待機中です』

「よし、これで、役者がそろったな。ランサー、敵の動きがあったら、すぐ連絡して」

隊長は全員の配置の報告を終えると、すぐランサーたちに命令を出した。

『『『『了解!』』』』

 

『隊長、総合司令部から新しい命令です。敵が処刑始まった同時に攻撃開始、と言ってます。あとは自由です』

通信兵は総合司令部の新しい命令がきたので、すぐ隊長に知らせた。

「そうか。……みんな、聞いたな?よし、救出作戦開始!

『『『『はい!』』』』

 

 

その同時にパーパルディア皇国の皇都エストシラントにあるパラディス城は日本国の外務省の担当者を呼び出した。朝田と篠原はレミールがいる部屋に行った。朝田とレミールは外交の交渉してるか、レミールはとんでもない条件を出したか、朝田は無茶苦茶な条件は飲まないか、本国に報告すると言ったか……レミールが指を鳴らすと、水晶の板に映像が映し出された。映像に映されたのは……フェン王国で捕まった日本人であった。

朝田たちは絶句したか、すぐ抗議した。

レミールは「処刑しろ」と言った。

朝田は「――なっ!!!」と、言ったか、その後……レミールと朝田たちは言葉が失われることになる。

 

 

 

 

 

 

PASH!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………その一発の銃声は世界の運命を変わろうとしていた…………

 

*1
注!戦闘中は話す事が多くなるので、誰が分からなくなってしまう恐れがある。たとえば、バーサーカー1はバ1になります

*2
最高高度25.000m

*3
江戸時代の火の見櫓




さて、今回はタイトル通りになりました。

……しかし、戦闘シーンは次話にお預けになりました……

申し訳ない。
戦闘シーンが近くになると、熱くなってしまい、ストーリーが長くしてしまった…
戦闘シーンに期待してる人たちに申し訳ないです。
ごめんなさい!
次話は絶対に戦闘シーンになります!絶対に!

次話「第15話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦活動中」


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第15話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦活動中 その壱

一週間ぶりの投稿です。

新型コロナウィルスのせいで自粛は20日以上に家にいたけど、先週の最後はやる気喪失になってしまった…コロナ鬱になったかも?
一応、散歩はたまにしてます。

今週からはやっと仕事に戻りましたか、これも仕事の疲れが…

小説はボチボチ書いてます。

原作のサイトはついに更新しましたね!
ついに攻撃開始か!と、思ったら、始まったところでした…
リーム…どんどん最悪の結果の所に行ってますねぇ…

今回はついに救出活動です!
やっぱり、戦闘シーンの表現が難しいです…

それでは、どうぞ!


■ 中央暦1640年1月18日 フェン王国 ニシノミヤコ

  

皇国の隊長が魔信(魔法通信)に出した。

≪処刑しろ≫

魔信からレミールの命令が出した。

「処刑人、処刑開始しろ」

隊長が言って処刑人は剣を持って持ち上げた。

「いやっ!あなたー!」

「おとうさーん!」

妻と子供が泣きながら叫んだ。

(すまない…もっと一緒にいたかった…)

男は覚悟を持って、つぶった目に力を入れる。

 

PASH!

 

乾いた音がわずかに聞こえた。

(えっ…今のは?)

と思ったか、剣がなかなか来ない。

「ドザッ」と、何が倒れた音が聞こえた。

男は少し目を開けたら、いきなり目の前が処刑人が倒れていた。

「う、うわぁ!?」

男はびっくりして、慌ててへたり込んでいた。

よく見たら、倒れた処刑人は顔を隠す布が血に染み出ていた。

 

「な、何だ!?」

隊長が叫んだ。

「え!?な、何がおこ――PAPAPAN!――グハッ」

慌てていた兵隊がいきなり撃たれる。

「銃声!?ど、どこだ!?敵は―――PASH!

隊長は叫ぼうと思ったか、頭が何か当たり、意識が一瞬消えた。

 

男は動揺して周りを見る。

皇国の兵隊はあちこち探したか、見つからないままで銃声が聞こえた当時に次々に倒れていく。

(な、何が起こった!?)

男は動揺していたか、何が起きたのかわからなかった。

 

 

■ 数分前

 

広場から少し離れたところに瓦礫の影に動きがあった。

『……こちら、アサシン4です。敵の動きがありました。まずいです……処刑準備、入ってました』

「バーサーカー1だ。アサシン4、間違い無しか?」

ア4『間違いありません』

バ1「そうか、アサシン、セイバー、突入準備しろ」

ア1『了解。OKです』

ア2『了解、OK』

…………

………

……

セイバー6『了解、OKです』

バ1「よし、攻撃命令があるまで待機だ。ランサー、どうた?」

『こちら、ランサー1です。いつでも撃てます』

『ランサー2、撃てます』

『ランサー3、撃てます』

『ランサー4、撃てます』

広場の周りにいる隊員は準備終了していた。あとは、隊長の命令待ち。

 

バ1「ランサー1、動きは?」

ランサーは全て火の見櫓にいるので、広場は丸見えだった。

ラ1『いま、処刑人が剣に抜きました。狙撃しますか?』

バ1「剣が上げたら、狙撃しろ。……みんな、狙撃した同時、攻撃開始だ」

『『『『了解!』』』』

 

アサシンはステルスモードに入って、武器と装備は透明になっていく。セイバーはアサシンの援護のためにスタンバイしてる。

バーサーカーとキャスターは持ってる武器の火力がかなり強力なので、救出に行くと、下手にすると日本人に巻き込まれて、被害が出てしまう恐れがある。だから、日本人救出した後に行くことになってる。

 

ランサー1はスコープを覗いたか、処刑人は剣に上がっていた。

ラ1『狙撃します!』

言った同時に狙撃銃のトリガーを引いた。

PASH!

ランサー1が放った弾は処刑人の頭に吸い込まれたいた。そして、処刑人は上げた剣がぽろりと落とし、糸が切れた操り人形のようにゆっくりと倒れていった。

その時、周りのパーパルディア皇国軍の兵隊達は何が起きたのか、分からずに固まっていた。

 

バ1「今だ!突入!!!」

透明になったアサシンたちは日本人がいる所に近づきながら皇国兵を撃っていた。

セイバーたちはすぐ出ることはなく、アサシンの援護のため、瓦礫の裏で隠しながら撃った。

 

透明化したアサシンはどこにいるかわからないと思うけど、セイバーたちは透明化したアサシンたちの場所がちゃんとわかってる。UNDFの兵隊たちは普通にあるゴーグルを付けてるか、ただのゴーグルではない。ハイテク機器が搭載したバリスティック・ゴーグルである。敵味方識別装置がちゃんと付いてる。夜になっても、暗視装置と熱線映像装置に変わることもできるし、大変優れモノ。まだ、罠の仕掛けも見つけることもできる。(ただし、罠を見つける装置は、普通の兵隊が持つことが出来ない。使えるのは特殊部隊のみ)

 

セイバーはつけたゴーグルを見ると、透明化したアサシンの姿がはっきり写ってる。セイバーたちは透明化したアサシンたちと捕まってる日本人達に当たらないように気を使いながら敵に撃っていた。

 

 

■ 現在

 

皇国兵は予想意外の展開になり、パニックしていたか、敵兵を探していた。しかし、見つからないままで撃たれていく。

PAPAPAN! 「グハッ!」

PAPAPAN! 「ぎやっ!」

PAPAPAN! 「ガハッ!」

 

隊長は信じられない光景を見ていた。銃声が聞こえた同時、部下と仲間がいきなり倒れていく。必死に敵を探したか、見つからない。

「銃声!?ど、どこだ!?敵は―――PASH!

隊長は探したか、いきなり頭に何が当たっていく感じはしたか…意識が途切れた。

 

処刑しかけた男は動揺して周りを見る。

皇国の兵隊はあちこち探したか、見つからないままで銃声が聞こえた当時に次々に倒れていく。

PAPAPAN!

(な、何が起こった!?その銃声は――ま、まさか、アサルトライフル!?)

男は思いながら、目の前に火花が見えた。しかも、空中に。おまけに、薬莢がいきなり飛んでる所が見えた。

(え!?な、なんで?空中に火花か――!?)

「大丈夫か!?」

と声が聞こえた。

男はびっくりしていたか、どこから声か?と思ったら、目の前に景色がゆがみ始めた。

男はギョッとしたか、いきなり見慣れない迷彩服を着た兵隊が現れる。

「日本人か!?皆!すぐ伏せて!流れ弾に当たるから伏せて!――ZiP! うっ!ぐっ、ぐうっ!邪魔だ!PAPAPAN!

アサシン5はステルスモードを解除すると、姿が現れる。しかし、皇国兵はいきなり兵隊が現れると、びっくりしたか、アサシン5に向けて撃った。

アサシン5は敵の弾が当たったか、防弾チョッキを着ていたので、塞いだ。か、衝撃は塞げなかった。痛みはボクサーのパンチに食らった感じだった。アサシン5は怒って、撃っていた皇国兵に向けて撃った。撃たれた皇国兵はパタリと倒れた。

ア5「い、いてぇ~効くなぁ…マスケット銃の威力は…みんな、戦闘が終わるまで伏せたままで動かないで!すぐ終わるから、我慢して!」

アサシン5は捕まった日本人に向けて、巻き込まれないように伏せるように言った。

アサシン5は言った後、すぐステルスモードに入り、透明化になって、敵を倒すために戦いに行った。

 

処刑しかけた男はあまりの出来事で唖然したか、何が思い出し、捕まってる日本人に向けて叫んだ。

「みんな!伏せるんだ!生きたいなら伏せろ!立ったら、死ぬぞ!戦闘が終わるまで我慢して!」

思い出したのは、旅行する前に友人が言ったことだった。友人は自衛隊ので、戦争はちょっと詳しかった。

 

(もし、戦争で巻き込まれてしまったなら、すぐ伏せて、ジッと動かないこと。その方が助かる確率が高い。だから、言ったことを覚えてほしい)

 

捕まった日本人たちはアサシン5と男が言ったことを信じて、伏せていた。ジッと動かない様にしたけど、あちこちが銃声が聞こえていた。

「ひっ、ひいぃっ!」

「うわぁ!」

「こ、怖い!」

「死にたくないぃぃ!」

「なむあみだぶつ!なむあみだぶつ!」

伏せていた日本人たちは激しい銃声が聞こえたので、恐怖で声を上げてしまってる。中に念仏を唱える方がいた。

時間はどれぐらい経ったのか、分からなかった。しかし、少しずつ銃声が少なくなっていた。

 

バ1「こちら、バーサーカー1だ。ランサー3へ、敵は?」

ラ3『待って…あと二人だ。…PASH!…あ、一人片付けた。あと一人は、アサシン7にいる所に行ってる』

ランサー3は敵の動きを見ていた。狙撃手は危険度の高いところは必ず撃った。

バ1「わかった。……アサシン7、敵ほそっちに行ったぞ」

ア7『アサシン7、了解。撃ちます…PAPAPAN!…排除しました』

バ1「了解……よし、敵は排除した。バーサーカーとキャスターは大通りと通りに見張れ!アサシンとセイバーは捕まってる日本人に手当しろ!ランサーは場所変更して、大通りと通りを見張れ!」

『『『『了解!』』』』

 

アサシンはステルスモードを解除して、セイバーと一緒に捕まってる日本人に行った。

バーサーカーとキャスターは大通りと通りに見張ってるか、バーサーカーはパワードスーツを着てるか、パワードスーツは重装甲・重武装と倍力機能を持った軍用強化防護服を着ているので、防弾は非常に高いから前線に出てるのが多い*1。キャストは普通の兵隊と変わらないか、パワーアシストスーツを付けてるか、重い武器かな楽々に持てる。

ランサーは今いる火の見櫓から大通りと通りが見える火の見櫓に移動しないといけないけど、距離はある。ランサー1班の観測手がスピアガンのような武器が出て、大通りが見える隣の火の見櫓に狙って撃った。しかし、ロープはついてない。放った銛は隣の火の見櫓の見張り台の所に当たった。そして、今にいた火の見櫓に銛を射れた。観測手は二つのフックが出て、狙撃手と護衛兵にあるバルトに付けてるカラビナにフックを掛けた。準備終えると、三人は観測手に固まって、観測手は変わった拳銃に出た。トリガーを少し引くと、ビームみたいのが出ていた。ビームの行先は隣の火の見櫓にある銛に当たって、繋がった。そして、トリガーをいっぱい引くと、拳銃が引っ張れ、三人が引っ張った。三人いても、重くない?と思ってるけど、ランサー班のみんなは小型反重力装置が持ってる。ただし、人の重さだけ。小型反重力装置を使うと、体重がほぼゼロになる。装備の重さは全く反応してないので少し重さがある。三人で小型反重力装置を使っても、重さの合計は30kgある。地上から見ると、飛んでるみたいな形になってる。隣の火の見櫓の見張り台に着くと、観測手は二人に繋がってるフックは外してないままで、そのままにした。そのままの理由は危険がせまったとき、元にいた火の見櫓に逃げるため。三人はすぐ狙撃体勢に入って、大通りと通りが見える所に見張りにした。

 

「……お、終わったの?」

伏せていた日本人は銃声が静かになったので気がついた。おそるおそるとゆっくり周りを見た。敵兵は倒れてるか、ピクリと動いてない。その時、見慣れない迷彩服を着た兵隊が近づいていた。

「皆さん、大丈夫ですか?まず、先に手を縛るの紐をなんとかしないと」

アサシンたちとセイバーたちは捕まってる日本人に助けるために手を縛ってる紐を切り、解放していた。しかし、日本人は震えている。見た事が無い兵隊に対して信用が無いから。

UNDFの特殊部隊は日本人の様子を見て、震えていたのがわかっていた。すぐ声を上げた。

「みなさん、安心してください。僕はあなた達の救出のために来ました。……とりあえず、怪我はいますか?いるなら、手を上げてください。……いますね。怪我は重いか、軽いか、確認します。手当てしたときは、手を下げてください。手当てが済んだまだ手を上げてください。辛いけど、我慢してください」

特殊部隊の兵隊たちは日本人達のために救出に来たと言うと、日本人は少しホッとして、落ち着いた。そして、怪我をしてる人はいますか?と、問い合わせると、約50人ぐらいが手を上げた。兵隊たちは手を上げた人に行って、怪我のチェックした。怪我の様子を見て、手当した。手当負えると、次は誰ですか?と言うと、手を上げていた。十数分後、怪我の手当ては全て終わった。

 

ア1『こちら、アサシン1です。バーサーカー1へ。怪我の手当てが全て終わりました。手当した人は全て軽いでしたか、かすり傷が多かった。死者は出てません。……ところで、ヘリ部隊はまだですか?』

バ1「バーサーカー1だ。手当てはご苦労。良かった……死者は出て無くて。ヘリ部隊はもうすぐ到着すると思うよ。……通信兵、ヘリ部隊は?」

通信兵『はっ、確認します……ヘリ部隊の到着はあと5分後で到着します。僕も広場に行きます』

バ1「うむ……皆、聞こえたか?ヘリ部隊の到着はあと5分後だ。いいか、到着までの周りの警戒を怠るな!分かったか!日本人がヘリに乗って、病院船に到着すれば、作戦目標達成するぞ!最後まで気を抜くな!」

『『『『了解!』』』』

特殊部隊の隊長の心の中は日本人の死者は出てなかったとわかると、ホッとした。……しかし、数分後で、その思いが裏切られてしまう。

 

ラ2『こちら、ランサー2です。バーサーカー1へ。敵の動きがありました。西の大通りです。銃声で聞こえたらしくて、敵の増援です。兵隊の数は100人程度、大砲を持った大きいトカゲが二匹います。どうしますか?』

ランサー2は大きいトカゲの事を言ったか、実はパーパルディア皇国の地竜。

バ1「来たか!……よし、西の大通りと言えば、バーサーカー5、6とキャスター5、6だな。バーサーカー5、6とキャスター5、6は敵の兵隊を抵抗にしろ。出来る限り全滅してもいい。ランサー2、大きいトカゲは片付けられるか?」

バ5,6 キ5,6『『『『了解』』』』

ラ2『了解、片付けられます。対戦車レールガン狙撃銃を使います』

バ1「よし、早く片付けてくれ。阻止できなかったら、日本人達とヘリ部隊が危うくなるから」

ラ2『了解』

 

ランサー2の狙撃手は今まで使った狙撃銃をしまって、もう一つの狙撃銃に入ったカバンを取って、カバンの中から狙撃銃を出した。

 

対戦車レールガン狙撃銃は妖魔大戦中で開発した狙撃銃。破壊力はとんでもなく強力。戦車でも倒せることが出来る。人に当たると、跡形もなくなるぐらい。射程可能距離は約3㎞まで届く。最大射程距離は5㎞以上届くらしいか、弾の弾道は曲がるのが多く、命中が難しく、3㎞未満は弾の弾道がまっすぐなので撃つのが多い。口径は8㎜。ただし、狙撃銃の大きさは普通の狙撃銃(レミントンM700、全長約1.2m)より少し大きい。全長約1.6m

 

狙撃手は対戦車レールガン狙撃銃を出して、すぐ狙撃体勢に入ると、狙撃銃のチェックした。チェック終えると、スコープに覗き込んだ。見えたのは地竜の頭。

ラ2『大きいトカゲを排除します』

狙撃手は言って、狙撃銃のトリガーを引いた。

 

zPAN-!

 

対戦車レールガン狙撃銃は凄い轟音立てていた。

*1
妖魔大戦ではよく使っていた。最初はやられていたか、大戦中で改善して良くなって活躍してる




レールガンの音はあってますか?
自分は耳が聞こえないので…
ユーチューブは出てるけど、音は全然わかってません。
他の人にお願いして、レールガンの音の表現をしました。
あってるか、わからないけど、違うなーと思ってるなら、コメントをお願いします。

今回の小説の話はもっと書きたかったけど、疲れていたので、ここまでにします。
続きは次回にしますので、安心してください。

もし、今回のストーリーの内容がおかしいと思ったなら、指摘をお願いします。


次回「第16話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦活動中 その弐」


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第16話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦活動中 その弐

遅れて投稿しました。

活動報告に書いたとおり、時間がかかりました。

うーん、今回の投稿はちょっと戦闘シーンが長いな気がしますか…内容が不安な所があるかも?
仕事疲れのせいで頭が回らなくなり、書いてる所が変な所があちこちあったので、書き直しました…いまは問題があるかわからないけど。

もし、問題があれば、指摘をお願いします。


あ!一つ言うの忘れました。UAが1万超えていて、うれしかったです。頑張って2万は超えたいと思ってます!


それでは、どうぞ!


追記(6月4日)

一部だけ変更しました。

プルギ隊長→百人隊長

十人隊長→副長


■ 20分前 パーパルディア皇国皇軍陸戦部隊

 

パーパルディア皇国皇軍が占領したニシノミヤコの西城は皇軍の兵隊たちが戦争の片付けをしていた。

西城の本丸にある本丸御殿の大広間は皇軍の作戦室になっていた。

魔信兵が陸将ベルトランを報告しに来た。

「ベルトラン様、お忙しい所ですみません、広場で展開してる処刑班の魔信が途切れました。……途切れる直前で聞き慣れない銃声が聞こえました。残敵の攻撃と思われますが.......」

「なに、途切れた?……残敵がいたのか?むぅ…ヨウシ、これはどう思う?」

ベルトランはあれやこれや命令に忙しくて頭に回らなくなってるので、陸戦策士ヨウシに問い合わせた。

「はい……100名の増援を送ったの方がいいでは?もし、残敵と分かってるなら、リントヴルムは2頭を送っては?ワイバーンも送ったほうがいいと思います」

「なるほど。その方がいいな。では、百人隊長、増援のために準備してくれ。出来たら、すぐ広場に向かってくれ。ワイバーンは増援部隊が広場に到着してから状況を報告すれば、判断で決める」

百人隊長はベルトランの命令を受けて増援の準備に入った。

 

十分後、増援の準備が終わった。

「では、広場に行きます!」

百人隊長はベルトランに向けて敬礼して、出撃した。

ベルトランは増援部隊の見送っていたか、不安が残っていた。

「……何も起こらなければいいけど」

 

 

■ 現在

 

ア1「皆さん、救援ヘリが間もなく到着しますので、50人ずつ分けてください。1機辺り、50人ぐらい載せます。……分けていたら、五列ずつ並んでください。その方がスムーズにヘリが入れます」

アサシンとセイバーは日本人たちを分けてるようにお願いして、日本人たちは4グループで分け始めた。

「す、すみません……あなたはどこの軍隊ですか?」

日本人たちの中で一人だけ兵隊たちに声をかけた。

ア1「ん?僕は……あ、すみません、どこの国かは言えないです。任務中なので…任務が終わったら、言います」

アサシン1は国名を言おうと思ったけど、今回の任務は国名が秘密扱いなのを思い出して、言えなかった。

それに、UNDFの兵隊たちは国旗ワッペンを外して、どこの国かはわからないようにしてる。

「そうか……でも、あなたはアメリカ人でしょう?本当にアメリカ?」

日本人が言ったのは、アサシン1の見た目が明らかにアメリカ人。

ア1「え!あ、い、いや……アメリカ人だけど、アメリカ合衆国では無いよ……」

アサシン1は日本人が鋭い指摘が出て、動揺してしまった。はぐらかすようにした。

「そ、そう……失礼なことを言ってすみませんでした。…しかし、他の兵隊を見たら、黒人、アジア人、白人などがいたので、まさか、多国籍軍なのか?と思いましてね」

日本人は他の兵隊を見て、色々な人種がいると気がついていた。UNDFは多国籍軍なので、意味は間違ってなかった。

ア1「(す、鋭い!何者だ!)ま、まぁ…そうですね。ここは言えないので、わかってください……ヘリが間もなく来るから、並んでください」

「そうですね。いきなり声をかけてすみませんでした。では、並んでます」

声をかけた日本人は並んでるところに戻った。しかし、その人は最初に処刑しかけた日本人だった。

「あなた!なんで兵隊に声をかけて、しかも、変な質問をして、兵隊を困らせてるじゃないか!」

「ごめん、ごめん。気になっていたから、聞いてみたのよ。友人が自衛隊ので、つい……」

「まったく!おとなしくしなさい。無事に帰ればいいけど…」

「すまん、おとなしくする…」

しかし、処刑されかけた男は余計にフラグを立てたかもしれなかった……

 

ア1「隊長、日本人たちがヘリに乗せる準備が終わりました」

バ1『そうか、ご苦労。あとはヘリが着くまで警戒を怠らないこと』

ア1「了解。……一つ、報告したいことがあります」

バ1『うん?…わかった。聞こう』

ア1「救助した日本人の中に我のことを気が付かれたらしいです。幸い、UNDFの事は知らないようです。どうしますか?」

さっき、日本人から声をかけたことを話した。

バ1『…驚いた。気がつくとは……まぁ、気にしなくでいい。救助したあとは公式に我が軍の事を発表になるから』

ア1「はぁ、わかりました。報告はこれ以上です。警戒に戻ります。では」

アサシン1は任務のために通信を切った。

バ1「驚いた…まさか、我が軍のことを気がつくとは……」

バーサーカー1は日本人の指摘が出るのは予想できなかったので驚いていた。

 

 

数分後、増援部隊は大通りで使ってるか、広場に到着する直前。しかし、やたら静かすぎた。増援部隊の百人隊長は違和感を感じていた。

「……おかしい。残敵がいるなら、大声を上げるはずか、全然聞こえない……みんな、警戒して前進しろ。リントヴルムは前へ進め。兵隊はリントヴルムの後ろと左右に展開しろ」

そう言って、リントヴルムは前へ進んで、皇軍の兵隊たちはリントヴルムの後ろについて、左右に展開した。

ゆっくり進んたか、あともうすぐ広場につくと思ったか、皇軍の兵隊たちの中に一人だけ何が気がついた。

気がついたのは広場のそばにある火の見櫓が一瞬光ったのを目撃した。

「ん?な―PAN!……えっ?」

何が光った?と言おうと思ったか、前に進んでるリントヴルムの頭がいきなり破裂した。水風船が破裂したような感じ。

リントヴルムの頭は弾けたが、血と肉片は散らばっていたか、周りにいた兵隊たちが血と肉片に浴びてしまう。

周りの兵隊たちは呆気に取れてしまった。

ZPA―N!

数秒後、空気鉄砲が発射音のような音が聞こえた。

隣のリントヴルムは気が付き、叫ぼうとした。

「ギ―PAN!

2頭目のリントヴルムの頭も破裂した。

「……は?」

ZPA―N!

百人隊長はあっけにとってしまったか、頭の無いリントヴルムを見た同時に空気鉄砲の発射音が聞こえた。プルギ隊長はすぐ我に返り、慌てて、部下に命令出した。

「…!い、いかん!み、みんな!散れ!散れるんだ!すぐ瓦礫に隠れるんだ!」

隊長は大声を上がったが、周りの兵隊たちが我に返り、すぐに身を瓦礫に隠した。

「た、隊長!あ、あれは何ですか!?リントヴルムで一撃倒すとは聞いてない!」

隊長の隣の兵隊は動揺して、叫んでいた。

「知らん!フェン王国軍はリントヴルムを倒せる兵器は無いはず!……これはまずい……魔信兵!すぐ本部に連絡しろ!敵はかなり強力と思われるし、増援が必要と知らせろ!」

隊長はフェン王国軍の強さを知っていたか、あり得なかった。しかし、リントヴルムを倒せる兵器が隠れてるとわかると、苦戦になってしまう。隊長は仕方なく、もっと増援が必要と思って、魔信兵に向けて言った。

「わ、わかりました!」

魔信兵は魔信器を取って、本部に連絡しようとした。

 

 

ラ2『隊長、通信兵らしいが通信機を取って、連絡しようとしてるみたいです。どうしますか?』

バ1「これは、まずい。明らかに増援を呼ぶ気だ。ランサー2、通信兵を潰せ。通信機もだ」

ラ2『了解、撃ちます』

狙撃手は対戦車レールガン銃のスコープを覗いて、通信兵らしいを狙って、トリガーを引いた。

 

zPAN-!

 

 

「まだか!?」

百人隊長は魔信兵を見て、繋がらないのか!と思って、苛つかせて怒鳴った。

「待って!もう少しで繋がっ―PAN!

魔信兵は魔信器はつながる直前だったか、魔信兵がいきなり破裂して、跡形も無くなっていたか、肉片と血があちこち散らがっていた。魔信器まで破壊されていたか、粉々になった。

魔信兵の周りにいた兵隊たちが魔信兵の血と肉片に浴びてしまった。

「う、うわぁぁぁ!?」

「ひっひいぃぃ!」

「ひぇぇぇぇ!?」

「な、なんたぁ!?」

皇軍の兵隊たちは激しく動揺して、腰が抜けたりした。しばらくすると、空気鉄砲の音が聞こえた。

ZPA―N!

「う、嘘だろ!?瓦礫を隠れていたのに、貫通だと!?ありえない!…こ、これは、フェン王国じゃない!?」

百人隊長は跡形無くなった魔信兵を見て、破壊力はとんでもなく、ありえない兵器があるとわかった。フェン王国の兵器は貫通できる兵器は持ってないとわかっていた。

「ひっ、ひぇぇぇ!死にたくないぃぃ」

一人の兵隊が無くなった魔信兵を見て、激しく動揺して、死にたくない気持ちが強くなって、逃げ出した。

百人隊長は逃げ出した兵隊を見て、すぐ止めろうと声をあげた。

「あ!待て!逃げる―ZIP!―な!?」

逃げ出した兵隊が撃たれて倒れてしまった。逃げ出した兵隊は倒れたままでピクリともしなかった。

「くそ!逃げても容疑無しかよ!……どうすればいい!?」

百人隊長は未確認の敵が遭遇したのは予想できなかった。これからはどうすればいいかと考えていたか、他の兵隊からの声をかけていたので思考をやめることになった。

「た、隊長!前に人らしいが見えます!」

 

 

ラ3『敵の逃亡兵を仕留めました』

ランサー3は普通の狙撃銃を使って、敵の逃亡兵が出たら、すぐ仕留めるように命令を受けている。

バ1「わかった。……おっと、ヘリ部隊がもうすぐ到着しそうだ。ランサーたち、警戒を怠らないように見張れ。バーサーカー5、6とキャスター5、6、敵は全滅しろ!攻撃開始!」

バ5,6キ5,6『『『『了解!攻撃する!』』』』

 

 

「なに!?…え?な、何あれ?……でかくない?」

隊長はすぐ人がいるところを見たが、言葉が失われる。

人の身長が普通の人の1.5倍大きかった。(約3m)

「あ、あんな巨人がいたっけー?」

VUoooooo-!

「ぐはっ!?」

「がっ」

「うぁっ!」

「痛っ!?」

凄まじい音が聞こえた同時に皇軍の兵隊が次々と倒れていた。

「敵だ!伏せろ!……何人やられた!?」

隊長は巨人は敵とわかると、すぐ伏せと命令を出した。

周りを見ると、何人が倒れていた。

「8人、戦死!2人、負傷!」

倒れた兵隊の隣にいた兵隊は叫んだ。

「なっ!?い、一回の攻撃で!?まずい!そのままでは全滅する!」

「た、隊長!前にある広場の上!上!」

「えっ!?……な、何あれ…?」

隊長が見たのは、見た事が無い空を飛ぶ乗り物だった。その乗り物は広場に到着しそうとした。

 

 

コブタイ1『コブタイ1、到着しました。輸送ヘリが到着するまで、見回りします』

コブタイ2『コブタイ2、コブタイ1と同じく、見回りします』

ベタ1『ベタ1、到着しました。広場の上空で対空警戒します』

ベタ2『ベタ2、ベタ1同じく、対空警戒します』

広場の上空は重戦闘ヘリと対空戦闘ヘリが迂回して、周りに警戒した。

バ1「救助部隊の隊長だ。了解した。輸送ヘリはどれぐらい来る?」

コ1『輸送ヘリはあと5分後で到着します』

バ1「了解。警戒のために見回りを頼みます」

 

「な、何だあれ…ヘリと言った?あれ、プロペラが無いじゃん…音がない……ジェットエンジンじゃないだと…?」

日本人達は戦闘ヘリを見てびっくりして、ヘリのイメージはプロペラと思ったか、違った。音はキィィィィと低く、ジェットエンジンではないとわかった。 じゃあ、あれは何を積んでるのだ....?

 

 

「ぐっ……行っても、引き上げても、どちらも全滅するかもしれない……よし、副長、味方を10人連れて、見つからないように家の中に移動して、広場に到着してから敵に攻撃しろ。いいな?」

「了解!おい、あんたとあんただ!俺について来い!」

副長は味方の兵隊、十人を連れて、家の中に移動した。

「……頼んだぞ!」

百人隊長は副長が見えなくなるまで見ていた。副長の成功を祈るしかなかった。

 

 

戦闘はまだ続いてるか、数分後、輸送ヘリ部隊『シグリッド』と『クマノミ』が到着した。

シグリット1『シグリッド1、到着しました。着陸するから、巻き込まれないように注意して』

バ1「救助部隊の隊長だ。了解した。……みんな!着陸するからそこに退かせ!」

『『『『了解!』』』』

手があいてる兵隊たちは輸送ヘリが着陸できるように退かせていた。

ア1「みなさん!輸送ヘリが到着しますので、乗せるように準備してください!まず、1班目のグループは到着した同時に乗って!」

シグリッド1が到着する直前に大型輸送ヘリは胴体後方の大型ドアを上下に開き始めた。着陸した時、大型ドアは完全に開けていた。搭乗員は機関銃を持って、機体から下りてきて、周りを警戒しながら大声で叫んだ。

「みなさん!乗ってください!急いで!」

ア1「1班のグループ、すぐ乗ってください!」

日本人達がすぐ輸送ヘリに乗っていたか、大型輸送ヘリの中は結構広く、折り畳みの椅子はあるか、50人分ある。折りたたみ椅子が無くても100人は乗れると思っていた。今回は乗れる数が少なくしたのは、もし、撃墜したら?と最悪にならないように少なくした。

日本人たちがシグリッド1に乗ってる途中で、シグリッド2に到着した。

後部の搭乗員は日本人が全員乗ったと確認すると、機内電話を取って、コクピットにいる機長に連絡した。

「全員乗りました!すぐ上がってくれ!」

「了解、シグリッド1、離陸する!」

シグリッド1はすぐ離陸した同時に後部ドアを閉じた。シグリッド1はシグリッドの全機揃えるまで広場の上空で待機させた。

 

ア1「次は2班のグループ!乗れるように準備してください!」

それをシグレッド3までに同じ作業を繰り返した。

クマノミ「シグリッドの隣に到着して、衛生兵れを降りて、待機します」

クマノミは救急ヘリなので、色が赤と白なので、派手に目立っていた。クマノミが到着して、側面ドアを開けて武器を持った衛生兵が4人が下した。

 

 

「くそ!なんで、あの巨人は撃っても撃っても倒れないんだ!くそ!倒れ―ぐあっ!」

皇国兵は叫んで撃ったか、巨人(UNDFのパワードスーツの事)は当たっていたけど、全部はじかれてしまう。しかし、巨人の反撃で皇国兵が食らって倒れてしまう。

「た、隊長!すでに60人失われました!このままだと、全滅します!」

百人隊長はUNDFのパワードスーツで戦闘中。すでに60人失われていた。

バーサーカーはミニガン、キャスターは重機関銃(M2重機関銃)、ランサーはレールガンと狙撃銃で皇国軍の兵隊で次々と撃たれていく。

「畜生!連絡できないうえに引き上げることが出来ない!別班は何をやっとる!」

百人隊長は叫んでいたか、残りの兵隊はすでに30人しか残ってない。全滅するのは時間の問題。

その時、別班は家の中に移動してるか、瓦礫が多くて迂回するのが多くなった。

 

「く、くそ…広場はまだか?」

副長は家の中に移動してるか、瓦礫が多くてなかなか早く進めない。そのせいで副長はイラついていた。

「あ、あともう少しです…今、隣の家に移動すれば、広場が見えると思います」

部下はそう言って、隣の家のドアを開けた。隣の家の中に入って、ゆっくり進むと、居間に着くと壁が大きく崩れて広場が見えるようになった。

「やっと着きました……ここからは広場が見えます」

「やっとか……みんな、顔を出すな。出たら、間違いなく、あの世行きだ。僕が見るから、じっとして……どれどれ…?!な、なんだぁ、ありゃぁ!?」

副長はやっとついたか!と思って、隊長はみんなに顔を出さないように注意をかけた。副長は状況を確認するため、帽子を取り、顔だけぞーっと覗いた。一番びっくりしたのはバカでかい乗り物が置いてあった。

「あれ、乗り物なの!?……あ、捕虜が乗り物を乗ろうとしてる…よし、みんな、射撃準備だ。あの捕虜を撃つ。いいな?」

副長が見たのは日本人たちがが乗り物に乗ろうとしていた。隊長は考えて、敵に撃つのはよろしくないと思っていた。何故かいうと、敵はほぼ確率に反撃されてしまうから、捕虜は反撃しないからです倒しやすいと思っていた。

…しかし、その判断は間違っていたのは射撃した後だった。

 

 

シグリッド4『シグリッド4、到着します』

アサシン1「みなさん、これが最後です。今は戦闘中けど、最後まで気を抜けないでください」

シグリッド4が到着した同時にアサシン1が日本人達に最後まで気を抜けないように注意をかけた。

「あ、ありがとう…救ってくれて…」

「あなたが来なかったら、間違いなく処刑されていたかも…」

「ありがとう!ありがとう!」

救助された日本人達は兵隊に向けて感謝しきれなかった。

ア1「は、はい、わかったわかった。感謝にするのは、ここから離れてからにしてください。ここは危険なので…」

しかし、1回目と比べると、ゆっくりにしてしまってる。UNDFの兵隊たちは焦っている。

(まさか、4班のグループがゆっくりとは…緊張感が無いのか?……これか日本人の特性なの?でも、早くしないと、敵が来る恐れがあるなのに…)

バ1『隊長だ。ゆっくりしてるようだか?なぜ急がないの?』

ア1「アサシン1です。急いでくださいとお願いしたけど…緊張感が無くなったせいでゆっくりしてしまってます…」

バ1『なんでこった…もう敵が来てるのに……どこから敵の反撃が―』

隊長は日本人の行動を聞いて、呆れていた。出来れば急いでほしいと思ったか……ついに最悪の結果が来ていた……

 

PAN!PAPAPAN!PAN!PAPAN!PAN!PAPAPAN!

 

バ1『―な!?』

 




今回の最後の所に最悪の結果に来てしまったね…

最悪の結果は次回にします。


あ、レールガンの音けど、なんか、空気鉄砲の音っぽくない?
小さいころ、理科の勉強で空気についてと教育があったので、空気鉄砲でやったことがあります。その時は補聴器を付けたけど、ズポン!とはっきり聞こえてました。
……レールガンって、弾を出すときは空気を引っ張ったのでズポン!と、したのかな?
う~ん、どうかな…?


アンケートの事ですか、微妙なところまで来てましたね…

パーパルディア皇国が降伏するのは?
反撃開始から一日で終了 11 / 34%
原作通りで       9 / 28%
一週間で終わる     10 / 31%
一か月で終わる     1 / 3%
3~6ヶ月で終わる    1 / 3%

悩むなぁ…一日作戦と一週間作戦の内容はもうできてます。
作戦の内容は話が進むと、ストーリーが発表になる予定です。

原作通りの方は少し楽けど、内容が濃くなるかもしれないです?


アンケートは次話が出た同時に終了します。


次回「第17話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦活動中 その参」


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第17話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦活動中 その参

遅れました。

やっぱり、仕事があると投稿が遅れますね…

今回は戦闘中から脱出までのストーリーになります。
ちょっと激しいかもしれないか、残酷な所がありますので、注意してください。

今回も少し変な所があれば、指摘をお願いします。誤字脱字も。


前話で一部変更がありました。

プルギ隊長→百人隊長

十人隊長→副長

になります。


それでは、どうそ!


発砲する直前、崩れた家の中は射撃準備していた皇国兵がいた。

「副長、射撃準備終わりました」

皇国兵は準備終えて、副長に報告した。

「よし、二丁目の小銃を撃つように自分の傍に置きなさい。まず、一回目の射撃した後、すぐ二丁目の小銃を持って、まだ撃ちなさい。いいか?」

「「「「はい!」」」」

皇国兵は二丁の小銃を持って、一丁目は今から撃つために持っていた。二丁目の小銃は次に撃つために自分の傍に置いていた。二丁の小銃があったのは、さっき、UNDFのパワードスーツの攻撃を受けて死んだ皇国兵の小銃だった。まだ使えるので、持っていた。

「よし…捕虜に向けて攻撃用意!」

副長は言いながら、皇国兵は小銃を持って射撃体勢に構えた。

「……撃てぇい!」

副長が叫んだ同時に皇国兵が小銃のトリガーを引いた。

 

 

救助された日本人がシグリッド4に乗る前にゆっくりしていたので、UNDFの兵隊たちは慌てていた。戦闘中なので、危険だから、早く乗ってくださいと言っていた。

しかし、日本人達は平和ボケのせいで危機感が全くなかったので、はいはい、わかった~と言いながら、ゆっくりしていた。

「……まったく…今は危険に迫ってるなのに、みんなはゆっくりしてるとは…同じ日本人として恥ずかしいわ……」

呆れながら言ったのは最初に処刑されそうになった男。

「あなた、無事ならいいじゃないか?もし、無事に日本に帰ったら、その友人にお礼しないといけないからね」

「ああ、そうだね。友人は自衛隊にいたからね。戦争の経験もあるし、アドバイスのおかげで死者は出なくで済んだし、お礼にするよ。……お礼の物は何がいいかな?」

「あなた!こんな時に言って…クスッ、生きてるのは不思議よね…」

「うん、そうだね…不思議だわ。…なぁ、息子、大丈夫か?」

「うん!大丈夫よ!あの兵隊、ヒーローみたくて、かっこいいよね!」

「うん、そうだね。ヒーローがきた!っぽいね。……おっと、動いた。ぞろぞろ行かなー!?」

男は子供を話して笑顔になっていた。少ししたら、列が少し動き始めたと気が付くと、妻に話そうとしたか……そこに見たのは、妻の向こうにある崩れた家の中が銃を構えた皇国兵がいた。男は危ない!と言おうと思ったか、声を出すより身体が動いた。男は妻と子供をかばった。

 

 

PAN!PAPAPAN!PAN!PAPAN!PAN!PAPAPAN!

 

 

「ぎゃぁっ!」

「がはっ」

「うっ!」

「あ」

日本人が次々と撃たれていた。

「つ!」

かばった男は首に当たり、倒れていた。

 

 

銃声が聞こえた同時にUNDFの兵隊たちはすぐ伏せていた。

シグリッド4の後ろドアにいた搭乗員は銃声が聞こえた時、素早く機体の中に入った。

日本人がシグリッド4に乗る直前は当たった人は倒れ、当たってない人は少数で機体の中に入り込んだ。逃げ遅れた人はすぐ伏せて、動揺してうろうろしてしまった人までいた。

しかし、皇国兵はすぐ二回目の射撃した。

 

 

PAN!PAPAPAN!PAN!PAPAN!PAN!PAPAPAN!

 

 

バ1「銃声だと!?どこだ!アサシン、セイバー、被害は!?」

隊長は銃声が聞こえた同時に動揺していた。すぐ、部下に被害は出ないか確認していた。

ア1『アサシン1です!どこにもやられてません!他は全員無事!』

セ1『セイバー1です!僕もやられてません!全員無事です!』

アサシン1とセイバー1は伏せていて、他の仲間の被害を確認したか、全員無事と分かると、隊長に報告した。

隊長は全員無事なら、やられたのは…まさか…と思って、すぐ言った。

バ1「じゃあ、さっきの銃声は!?だれがやられてないか!?」

ア7『アサシン7です!やられていたのは()()()です!』

「なにぃ!?」

『OMG!』

『アイヤー!』

『а?』(ロシア語でえっ?)

『Gì?』(ベトナム語で何?)

バ1「ぐっ!何人やられた!?」

ラ4『ランサー4です!18人やられています!』

ランサー4の観測手は銃声が聞こえて、見張りをやめて、広場を見た。日本人はあちこち倒れている様子が見えていたので、双眼鏡で日本人がいる所を覗いていたら、血を流してる姿がはっきりした。数えたら18人と確認した。

バ1「なっ…18人だと!?くそっ!どうすれば!?」

隊長は日本人の被害が出ていたのは予想できなかった。上の命令で日本人の死者は出てはいけないと。動揺したせいで、頭が回らなくなっていた。しかし、通信が来たおかげで落ち着く事になる。

通『通信兵です!総合司令部から緊急連絡!『死傷者が出ていたのはやむをえまい。作戦を続行せよ』と!』

通信兵は総合司令部からの緊急連絡があったのはびっくりして、内容を聞いたら、すぐ隊長に知らせた。そのおかげで、隊長はすぐ落ち着かせた。

バ1「!了解!ありがとう!助かったよ通信兵!」

通『どういたしまして!あとは無事を祈る!』

隊長は落ち着いたので、すぐ、次の命令を出した。

バ1「みんな、よく聞け!総合司令部から緊急連絡があった!死傷者が出ていたのはやむをえまい、と言ってきた!作戦を集中しろ!敵はどこにいる!」

セ4『セイバー4です!崩れた家から撃ったのが見えました!』

広場の周りに家はあるか、崩れた家のは一つしかなかった。

バ1「よし!みんな、反撃しろ!倒れてる日本人の近くにいる方はすぐ手当しろ!」

『『『『了解!』』』』

 

KAN!KAN!

シグリッド4はいきなりの銃撃を受けて、2発が当たったか、全部弾かれた。

機長「うわっ!?なんだ!?」

機長は弾かれた音にびっくりしてる。

後ろのドアの搭乗員はすぐ報告した。

後『敵の攻撃です!』

機長「何!?日本人はどうした!?全員乗ったか!?」

後『まだです!何人が撃たれた模様です!』

機体の中はやっと乗れた日本人は20数人しかなかった。

機長「くそ!何をしてるんだ!?敵はどこ!?」

後『右にある崩れた家の中です!』

機長はすぐ右に見ていた。しかし、家の中は暗く見えにくかった。

機長「右側のドアガン!すぐ撃て!」

右側のドアガン『了解!撃ちます!』

右側のドアガンの乗員はすぐ機体に付いたミニガンを動かし、崩れていた家に向けて撃った。

Vuooooooo――!

後ろのドアの乗員も軽機関銃を撃った。

Dokokokokokokoko!

「うわぁ!」

「ひぇぇぇ!」

「音、怖い!」

機体の中にいた日本人は悲鳴を上げていた。

「早く乗れば、こんなことは起きなかった!」

日本人達はゆっくりに乗っていたことを凄く後悔していた。

 

アサシンとセイバーは反撃のために撃ち始めた。倒れている日本人の近くにいたUNDFの兵隊達はすぐ倒れていた日本人がいる所に行った。

ア6『死亡!頭に当たってます!』

日本人の頭が半分失われていた。即死だった。

セ2『死亡!胸に当たってますか、心臓に当たったらしい!』

胸に当たったか、運が悪く心臓に当たってしまった。

ア8『生きてます!腕が当たってます!メデーィック!

生きていると確認したら、すぐメディック(衛生兵)を呼んだ。

衛生兵はすぐ来て、手当を開始した。

UNDFの兵隊たちは急いで倒れていた日本人の様子を見て、必死で怪我した日本人の手当していた。

ア5『おい!こんな所で何をやってる?さっさとヘリに乗ってろ!』

無傷だった日本人が伏せていたので、兵隊が怒鳴って、日本人を無理矢理立ち上がるようにして、ヘリに行かせた。

 

「あなた!あなた!」

「おとうさん!おとうさん!」

撃たれた男は倒れて、妻は男の首から出ていた血を止めろうとしていた。子供は泣きながら男の胸にゆすった。

その時、UNDFの兵隊がやってきた。

ア3「大丈夫ですか!?怪我は!?」

「お、夫か!夫か!」

妻は泣きながら兵隊に向けて訴えた。

ア3「わかった!落ち着いて!後は任せて!メディック!早く来い!」

アサシン3は血を止めそうとしてる妻が変わり、アサシン3の手が男の首を当てさせた。

衛生兵はすぐ来て、倒れた男の様子を見た。

男「…あ、あぁ……」

衛「これはまずい!動脈が当たってる!早く治療しないと死ぬ!すぐ治療装置を出す!」

衛生兵はそう言って、カバンを出した。がバンのチャックを開け、中から治療装置らしい物が出た。治療装置らしいものは透明な瓶が付いてるので、よく見たら、例の()()()()()()()()が入っていた。大きさはビー玉と同じぐらい大きさ。衛生兵はバーコードリーダーらしいものを取って、バーコードリーダーらしいものを男の首を当てた。妻はそれを見て、気が付いた。

「な、なんで、それをど、どうするつもり…?」

衛「大丈夫です!これはただの物ではありません!回復魔法を使った装置です!」

と言って、装置を起動した。男の首が見る見るうちに傷がふさがり始めた。妻はそれを見て、信じられなかった。

そして、傷は完全にふさがった。衛生兵は回復装置をしまって、次にタブレットらしいのが出した。スイッチを入れると、画面はレントゲンらしいのが出ていた。衛生兵はそれを見て、血管、神経、気道などをチェックした。

衛「……よし!完全に治療した。あとは血だけ足りないはずだ。人工血液*1を使う」

「あぁ…良かった……え?人工血液って…?」

妻は夫が無事だとわかるとホッとしたか、人工血液の事を不思議かっていた。

衛生兵はバックの中から人工血液が入ったパックを出した。しかも、冷凍してない。

「え!だ、大丈夫なの?血液は確かに冷凍しないとだめなのに…常温は大丈夫なの?血液型が違うとか…」

衛「大丈夫です!人工血液は常温しても大丈夫、血液型は問題無しです!」*2

衛生兵は人工血液パックをホースを差し込んで、男の腕に刺した。

衛「よし、その人はヘリの中まで運んで!急いで!」

ア3「OK!」

衛生兵は男の肩を持って、アサシン3は男の足を持った。

衛「すまないか、その人工血液パックを持ってないか?大事なんだよ。あなたも一緒にヘリで。子供も」

衛生兵は妻に向けて人工血液パックを持ってほしいとお願いした。妻は承知して人工血液パックを持っていた。子供も一緒にヘリに行った。

 

衛生兵とアサシン3は男を持ち、シグリッド4まで移動しているとき、子供から声をかけていた。

子供「ねぇ、おとうさんはだいじょうぶなの?」

衛「もちろん大丈夫だ。心配しないで。病院まで運ばせてば、ゆっくり治療できますよ」

子「ひとつ、いいかな?」

衛「なんだね?」

子「あなた、魔法使いなの?」

子供がいきなり魔法使い?と言われた。

衛「え!……あ、ああ、治療魔法ね。あれは、治療魔法を使った機械だよ」

衛生兵はびっくりしたけど、よく考えたら、治療魔法を使った装置を使ってる所を見たら、魔法使いっぽく見えたとわかった。

子「魔法を使った機械…僕、使えるかな?」

衛「あははは、使えるとも。でも、大人になってからね」

子供はかわいい質問が出て、衛生兵は思わず笑顔になって、答えた。

子「僕、大人になって、人を救えるような医者になりたい!」

衛「あはは、いいね、夢があって。頑張りなさいよ」

衛生兵は子供が言ったことを考えると、医者になるのは難しいかもしれないけど、夢を壊さないように気を使って、応援した。

子「うん!」

言ってる間にシグリッド4に着いて、シグリッド4の中に入って、男は簡易ベットに寝かせた。

衛「人工血液パックを。……よし、これで大丈夫だ。妻、後は病院船まで送るから、安心して」

衛生兵は言った通り、妻が人工血液パックを衛生兵に渡した。人工血液パックはヘリの屋上にある鉄板の穴に掛けた。衛生兵は妻に言って、安心させた。

「はい…ありがとう!治療して…」

衛「いえ、任務していただけです!では!」

衛生兵は敬礼した後、他の人の怪我がいるので、アサシン3と共にヘリの外に行った。

子供は簡易椅子を座らせた。

妻は簡易ベットに横わたってる男の様子を見たら、男は安定してるので、寝ていた。

「良かった…死ななくて……」

妻の目は涙が出ていた……

 

ここで魔素入り人工宝石を説明します。妖魔大戦の終戦直前で自由妖魔軍(反乱軍)と人類連合軍を共に開発して、完成したのが魔素入り人工宝石。簡単にいうと、乾電池と一緒。人類連合軍はもちろん、魔法が使えないから、代わりに魔法が使える機械を作っていた。しかし、旧人類(人間など)は魔素が無いと使えないとわかった。代用に新人類に使うのは酷だから、代わりに魔素入り人工宝石を作っていた。ほとんどはビー玉サイズが大量に作っている。目的はレールガン小銃とビーム銃と治療回復の魔法装置と魔法の関係の小さな物を使うのが多い。ピンポン玉サイズは作ってるけど、大量に作っているが、ビー玉サイズより多くない。目的はレールガン搭載戦車とか、戦闘艦に使うのが多い。ただし、野球ボールサイズは試作のため、5個しか作ってない。野球ボールサイズは異世界に転移してから作った。元の世界は魔素が少なく、大きい魔素入り人工宝石を作るのは困難。神聖ミリシアル帝国が言った高濃度の魔素入り人工宝石はUNDFでも魔素が多かったのは予想できなかった。

 

 

崩れた家の中にいた皇国兵は混乱している。

最初の射撃は成功したか、二回目の射撃した後、UNDFの反撃が出て、二人やられた。

しかし、火力が違いすぎて、皇国兵は攻撃できなかった。

「な、なんだ!?敵の火力がありすぎる!?」

「これじゃあ、攻撃できない!」

(クソ!敵は強力どは…どうやら、敵は激怒してしまったらしい。捕虜を撃つのは間違いだったのか?)

副長は捕虜を撃ったのは間違いだったのか?と考えていた。

「副長!ここに小さな穴があります!撃てます!」

部下が言ったのは壁に小さな穴は全部で4つあった。

「よし!そこの穴から撃て!手の空いてる方は弾込める様に手伝え!」

「「「はい!」」」

皇国兵はこの場に勤まって戦い続けていた。

 

 

シグリッド4の外は怪我をした人を手当したり、亡くなった人に死体袋に入らせたり、逃げ遅れた人に無理矢理連れてヘリに乗せたり、皇国兵がいる所に撃ったり、UNDFの兵隊たちはあちこち忙しかった。

バ1「ランサー!撃てるのか!?」

ラ1『ランサー1です!無理です!瓦礫が邪魔で撃てません!』

ラ4『ランサー4です!同じく撃てません!』

皇国兵がいた崩れた家は完全に崩れていたので、狙撃銃のスコープを覗いたけど、敵はうまく隠れていたので、見つかりにくい。

バ1「くそ!アサシンとセイバーは!?」

ア1『無理です!瓦礫が邪魔で当てません!』

セ1『敵は小さい穴から撃ってます!小さすぎて当てません!』

セイバー1が言ったとおり、小さい穴から発砲は見えたけど、小さい穴に撃とうとしたか、なかなか当たらない。

バ1「畜生!バーサーカーは動きたいけど、敵の動きが分からないから動けない!」

バーサーカー1は言ったとおり、敵が来るかわからないので、その場にいるしかなかった。

バ1「ええい!コブタイ!何をしてる!さっさと早くやれ!」

隊長は怒りながら上空で待機してるコブタイに向けて怒鳴った。

 

コブタイは上空から地上で起きた事を始終見ていたので、コブタイ1は焦っていた。

コブタイ1の射撃手は地上を様子を見ていた。

コブタイ1射撃手「おいおい!?地上で戦闘しちゃってるぞ!?」

射撃手は見回りにするつもりだったか、予想意外に見えないところから攻撃しちゃってる。

コブタイ1の操縦士「おい!何をやってる!?見回りと言ったのに、なんで敵に気が付かなかったの!?」

コ1射「いやいや!?レーダーとセンサーは何にも反応しなかったぞ!?なんでよ!?」

射撃手は答えたか、レーダーとセンサーに反応しなかった。何があったかわからなかった。

コ1操「なに?レーダーとセンサーは反応しなかった?……ま、まさか…おい!魔素センサーに起動していなかった!?」

攻撃ヘリに付いてる魔素センサーは妖魔と魔法が使える方に反応しやすくするために作ったセンサー。妖魔大戦途中で妖魔軍の中で反乱が起きてから反乱軍は人類連合軍の味方になってから、魔法使いと技術者に共に開発して、やっとできたのが魔素センサー。魔素センサーは隠れてる妖魔軍を見つけやすくなったおかげで人類連合軍の勝利に繋がっていた。魔素センサーは妖魔、魔法使い、新人類、わずかに魔素を持ってる方に反応される。

しかし、今回は魔素センサーを入れるの忘れていた。

コ1射「あ!忘れていた!今すぐ入れる!」

コ1操「おいおい!関心な所を忘れて!上に怒られるよ!」

コブタイ1の射撃手はすぐ魔素センサーのスイッチを入れた。そしたら、魔素センサーは崩れた家の中にいた皇国兵がに反応した。

コ1射「反応した!場所は分かった!攻撃態勢するから、攻撃できるところに移動して!」

コ1操「わかった!500m下がる!」

コブタイ1の操作手は答えて、機体は後ろに下がったままで500m移動した。

コ1操「攻撃可能位置に着いた!」

コ1射「了解!攻撃する!……陸上にいる部隊、今からミサイル攻撃する!注意して!」

コブタイ1の射撃手は攻撃可能位置に着いてから、ミサイル発射準備に入って、陸上にいる部隊に注意をかけた。

バ1『遅いわ!何をしたんだ!?……了解した!皆!ミサイル攻撃するから、注意しろ!』

バーサーカー1はコブタイ1の返事が来たとわかると、怒らせた。今まで何をしたんだ?と思っていた。

『『『『了解!』』』』

陸上にいた兵隊はすぐ射撃をやめて、爆発から守るために伏せていた。

コブタイ1は崩れた家にロックして、ミサイル発射準備に入った。

コ1射「目標ロックオン!……ファイア!」

射撃手はミサイル発射のスイッチを押した。

BAHUM!

発射したミサイルは崩れた家までにまっすぐ行った。

 

 

「副長!敵の射撃が急にやみました!」

皇国兵は急にUNDFの射撃が止んでいたと気が付いて、副長に知らせた。

「なに!よし!チャンスだ!反撃しろ!」

副長と皇国兵達は小銃を持って、構えていたか、一人だけ気が付いた。

「副長!上に何が来ます!」

「え!……何あれー」

皇国兵は上を見て、何が来ると気が付き、副長に知らせた。副長はそれを見た。何が来るとわかると、何あれ?と言ったか、一瞬に光りだした同時に意識が消えた。

 

 

コブタイ1が発射したミサイルは崩れた家に命中して、爆発が起こり爆炎は10m昇った。

コ1射『命中!命中!敵は排除した!』

魔素センサーを確認したら、崩れていた家の中にいた皇国兵は全く反応なかったので、死んだと思われた。

バ1「よし!アサシン3と4は残敵を確認しろ!いたら、排除しろ!」

ア3.4『『了解!』』

バーサーカー1は命令を出した後、アサシン3と4は破壊された家に行って、皇国兵はいるか確認して、3人生きていたか、大きいやけどしたので、他はすでに死んでいた。生きていた皇国兵はやけどのせいで死ぬまで苦痛してるので、かわいそうと思って情けをかけて射殺した。

ア3『敵、排除しました!』

バ1「よし!あとは日本人を全員にヘリを乗せろ!ゆっくりじゃない!急ぐんだ!」

『『『『了解!』』』』

UNDFの兵隊たちは乗り遅れた日本人達を集めて、急いでシグリッド4に乗せた。しかし、一人だけ重い質問が出ていた。

ア1『隊長……日本人の死体はどうしますか?』

バ1「……シグリッド5に運ぶしかない。シグリッド4だと、他の日本人が死体を見て、精神的がきついと思う。…シグリッド5は?」

隊長は日本人なので、目の前に亡くなった人を見ると、精神的がきつくなる。下手にすると、PTSDになる恐れがある。だから、見せないように他のヘリに乗せるしかない。

ア1『シグリッド5はさっき、着陸してます。今から載せますか?』

バ1「そうしてくれ。……被害は?」

ア1『…負傷者は8人ですか、6人は重傷、2人は軽傷です。どちらも治療してますか、病院船を運ばないといけないです。重傷者はクマノミに乗せてあります。…死者は……10人です……』

重傷者は普通のヘリに乗せるのは命の危険があるため、救急ヘリに乗せたほうがいいと思っていた。今はもうすでに乗せている。

アサシン1が死者のことになると、重く答えた。とても悔しがったらしい。

バ1「そうか……今は作戦中だ。まだ終わってないぞ。ここから脱出までに気を引き締めなさい」

ア1『了解』

アサシン1の返事は重かった。

 

 

「な、なんだこれ…」

百人隊長は爆煙を見て衝撃受けた。

「あの方向は…まさか…別班が全滅…?」

百人隊長は動揺していたか、別班が全滅するとは思わなかった。

今は、巨人(UNDFのパワードスーツ)で戦闘中ですか、味方はすでに78人やられていた。あと11人けど、全滅するのは時間の問題だった。

「くそ…どうすればいい…PON!PON!PON!……ん?なんだ?その音は―えっ?」

隊長は考えていたか、その時、聞きなれて無い音が聞こえた。隊長は思わずぎょろぎょろしたか、無意識に空を見上げた。そこにあったのは黒い点が数点見えた。その黒い点は隊長がいる所に向かっていた。

「なんだこ―BAN!

黒い点は隊長の頭に当たり、爆裂した。隊長の体半分消えた。周りの皇国兵は次々と当たり、爆裂して全員死んだ。

 

当てたのはUNDFのパワードスーツの背中に付いてるグレネードランチャーを撃っていたグレネード弾。背中に付いたグレネードランチャーは可動式ではなく、固定式。砲弾は大きく湾曲した曲射弾道を描き、隠れてる敵の上に命中するため、砲口は上に向いてる。しかし、砲弾はただの砲弾ではなく、誘導付き砲弾。命中率はほとんどが100%命中できるので、砲弾が無駄にならなくで済む。敵からは命中率の高さで、恐怖の砲弾と呼ばれてる。

 

 

皇国軍の作戦室は大騒ぎになっていた。陸将ベルトランは外を見たか、黒煙が上がってる様子が見えた。

「な、なんだこれは!?魔信が急に来たと思ったか、突然途切れて…今度は爆発?何が起こった!?」

ベルトランはニシノミヤコに占領したので、戦闘は無いと思っていたか、予想意外に戦闘が起きてしまった。

「すみません、すぐワイバーンを送ったの方がいいでは?こっちのほうが様子が分かるし…」

陸戦策士ヨウシは答えていた。でも、戦闘が起きたのは予想できなかった。

「むぅ…仕方ないか。ニシノミヤコの湾にいる艦隊に緊急連絡だ!ワイバーン二騎を広場に送れ。情報も必要だ!」

「わかりました!」

ベルトマンは魔信兵に言って、艦隊に緊急連絡した。

 

ニシノミヤコの湾に浮かぶ皇国軍の艦隊の中にある竜母は緊急連絡を受けてから、2騎のワイバーンを出撃していた。

「今頃、出撃命令とは…」

二人で話したのははワイバーンに乗せる竜騎士。ずっと出番の無かった二人だったか、ニシノミヤコに占領する前はワイバーンロードが活躍していたので、ワイバーンの方は全く出番がなかった。つまり、予備になってる。ワイバーンに乗ってる竜騎士は出番が無いので、歯痒かった。ニシノミヤコが占領してから、もう出番がないと思ったか、緊急連絡が来て、ワイバーンロードは疲れているので飛べないとわかると、すぐワイバーンに変更した。ワイバーンの出番が来たら、嬉しくで出撃しそうだった。

「そうだね、まさか、僕の出番がくるとは思わなかった」

「て、出撃命令の内容は?」

「ニシノミヤコの広場に偵察して、情報を集めてこい。と」

「え?なんかあった?」

「はっきりわからないか、処刑部隊と増援部隊が全滅したかもしれないって。何しろ情報がないから……残敵がいたかもしれないって」

「そういうことですか。……なぁ、自分だけで解決しないか?」

「……そうだな、スコア稼ぎはもってこいね。やっちゃおうか」

「うん、情報集めは敵を倒してから。やるか!」

二人はワイバーンを乗って、竜母から離艦した。2騎はニシノミヤコの広場に行った。……UNDFの対空攻撃の餌食になってるのは全く知らなかった二人であった……

 

 

九州上空で迂回してるAWACS「麒麟(キリン)」*3のレーダーが皇国軍のワイバーンでキャッチした。

「敵、見つけました。ニシノミヤコの広場に向かってます。数は二機です。種類は……大きさは小さいけど、ワイバーンか。ニシノミヤコの広場にいる対空戦闘ヘリ部隊の名は?……「ベタ」?なんで魚の名前を……まぁいいか。ベタに連絡する」

 

 

バ5『敵は全滅しました』

バーサーカー5,6とキャスター5,6は皇国軍の増援を戦って、皇国軍の増援部隊は全滅した。

バ1「ご苦労さん。……通信兵、敵の動きはないか?」

通『はい、総合司令部を聞きます。しばらくお待ちを……隊長、敵はいません。すぐ引き上げろと言ってます』

バ1「わかった。通信兵、ご苦労。……皆、総合司令部から連絡があった。引き上げろと命令があった。シグリッド4は?」

ア5『シグリッド4は今、離陸してます』

アサシン5はシグリッド4から降りたばっかりので、連絡した。

バ1「了解。よし、アサシンとセイバーとキャストはシグリッド5に乗れ。バーサーカーはシグレッド6に乗れ。ランサーはシグレッド6が離陸したら、乗れるように準備して」

バーサーカー1が言った通り、アサシンとセイバーとキャスターはすぐシグリッド5に乗り始めた。同時にシグリッド6が着陸した。しかし、バーサーカーはパワードスーツのせいで重く、動きが遅い。反重力装置を使ったら、浮かんだら、後ろに小さなロケットエンジンが付いてるので、それを噴射して待機中のシグリッド6まで移動した。

 

シグリッド4『離陸します!』

シグリッド4は日本人が全員に乗ってから離陸した。しかし、全員乗ったと言わない。10人亡くなったので、遺体はシグレッド5に乗せることになった。負傷者は6人が重傷なので、クマノミに乗っている。シグレッド4は救助した日本人は32人、軽傷は2人しか乗ってなかった。

シグリッド1「了解した。今から病院船まで移動する。コブタイ2、ベタ2、輸送ヘリの護衛のためについてこい。……ベタ2?どうしたの?」

シグレッド1は輸送ヘリの護衛のためにコブタイ2とベタ2についてこいと命令した。しかし、ベタ2だけついてこないと気がつく。

ベタ2『すみません、AWACSから命令がありました。今から対空戦闘する。AWACS命令優先なので』

シ1「わかった。先にいく。敵を片付けたら、すぐ来てくれ。対空戦闘ヘリがいないと、どこから敵がくるのがわからないから。終わったら、すぐ知らせて」

敵はどこから来るか分からないから、不安があった。対空戦闘ヘリがあれば、心強い。

ベ2『了解』

ベタ2は答えた後、対空戦闘のために行った。

シグリッド1〜4と負傷者に乗ったクマノミは病院船まで南に向けて移動開始した。護衛のためにコブタイ2もついていた。

 

『こちらキリンです。ベタ、聞こえるか?敵のワイバーンが広場に向かってる。数は2つだ。広場に着く前に片付けろ!』

ベ1、2「「了解」」

ベタ1と2は対空戦闘のためにワイバーンが向かってるところに向けた。

ベ1「敵発見。ベタ2、右の敵を撃って。僕は左の敵を撃つ。攻撃します。……発射!」

べ2「了解、右の敵を撃ちます。……発射!」*4

ベタはワイバーンに向けて対空ミサイルを発射した。

 

 

「もうすぐ広場が見える。……なんだあれ?」

2匹の皇国軍のワイバーンがもうすぐ広場が着くか、何が気がついた。

「ん?広場の上空に何が飛んーBAN!

前に飛んだワイバーンがいきなり爆発した。

「な、なんだ!?…ん?何がこっちにーBAN!

少し遅れたワイバーンも爆発して、落ちた。

 

 

キリン『ワイバーンは全滅した。ベタ、ご苦労だった。任務に戻ってよし』

キリンはレーダーの画面に写ってるワイバーンが消えると確認して、ベタに報告した。

ベタ1、2「「了解、任務に戻ります」」

ベタ1、2は任務に戻ったか、ベタ2は広場から離れそうとした。

ベ2『今から輸送ヘリの護衛のために離れます』

べ1「了解した。ベタ1は残りの輸送ヘリのために待機する」

ベタ2は先に行った輸送ヘリを追いかけるためにスピードを上げて行った。

 

シグリッド5「全員乗せました。離陸します」

シグリッド5はアサシンとセイバーとキャスターは全員に乗ってからすぐ離陸した。

シグリッド6「今から離陸します」

シグリッド6はバーサーカーに乗ってから離陸していたか、火の見櫓の同じ高さまで浮かんでいた。

バ1『よし、ランサー1、すぐ乗れ』

ラ1「了解。みんな、いいか?…では、シグリッド6に乗るぞ」

ランサー1の射撃手と護衛兵は片付け終わっているので、観測手は二人のフックをみて、ちゃんと付けてると確認した。観測手はすぐ変わった拳銃に出した。狙ったのはシグリッド6の機体の中。シグリッド6の後ろのドアは開けっ放しにしてる。トリガーを少し引いて、ビームが出て機体の中に繋がったらすぐトリガーをいっぱい引いた。ランサー1班は拳銃を引っ張りながらシグリッド6の機体の中に入った。入ったら、すぐトリガーを離してシグリッド6の機体の中に到着した。ランサー4までにランサー1の同じやり方を繰り返した。ランサーたちが全員乗せたら、すぐシグリッド6の後ろのドアを閉めた。

バ1『全員乗った。シグリッド6、ここから離れて』

シ6「了解。病院船まで移動開始します。コブタイ1とベタ1、護衛のために付いてこい」

コ1、ベ1『『了解』』

コブタイ1とベタ1はシグレッド5,6の護衛のためについて行った。

 

20分後、先に行ったシグレッド1~4はフェン王国の公海に出た。

シ1「皆さん、フェン王国の公海に出ました。もう安全です。あと数十分後で病院船に着きます」

シグリッド1の機長は機内放送を言って、救出した日本人達はワッと喜んでいた。

「よかった!もう安全だ!」

「よかった…どうなるかと思った…」

「でも、日本は無事に戻れる?」

日本人達は生きてるとわかると喜んでいた。一人だけ、日本はいつ戻れる?と言った。

左側のドアにいた乗員は答えた。

「安心してください、病院船に着いてから、そこでゆっくり休んでください。日本に帰れるのは二日後と思います」

「そうか。日本に帰れるんだ」

「もう日本に帰られないと思った…」

日本人達は無事に日本に帰れると思っていた。シグリッド1~3に乗っていた日本人達は病院船に着くまでずっと喜んでいたけど、シグリッド4に乗った日本人達が喜んでいなかった。乗るのがゆっくりしていたので死傷者が出てしまい、ゆっくりした日本人達が責任に感じられた。シグリッド4の機体の中は暗いモードになっていた。シグリッド1~3に乗っていた日本人達は死傷者が出ていた事を全く知らなかった………

*1
人工血液はリアルで2019年頃、日本の防衛医大に開発成功してる。作者はびっくりしてる。しかし、原作は2015年頃けど、まだ開発が完成してないと思う

*2
人工血液は大変珍しく、冷凍しなくでも常温は問題無し、保存は常温でも一年以上持つ、血液型はどんな血液型でも使えるという優れモノ。日本は開発成功したか、他の国は開発していたらしいか、一度も成功してない。日本の医療技術は凄いと思ってる

*3
第8艦隊の船は香港連合王国が作っていた

*4
FOXと言わないのは空軍じゃないから




今回は最悪に死者出てましたね…
UNDFの上はきっと悩むよね。

あ、日本国接触は…まだです。すみません…

今回は一万字超えは初めてかも?

次回は病院船とパーパルディア皇国の動きとUNDFの総合司令部とか出る予定です。

次回「第18話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦結果」


アンケートの事です。

パーパルディア皇国が降伏するのは?
反撃開始から一日で終了20 / 45%
原作通りで9 / 20%
一週間で終わる12 / 27%
一か月で終わる1 / 2%
3~6ヶ月で終わる2 / 5%

ついに決まりましたね!
まさかの一日で終了とは…投票してる方はS(サゾ)なの?
いやいや、パーパルディア皇国が一日で降伏するのはハーメルンの日本国召喚の中で初めてじゃね?
内容はとんでもないことになるけど、いいのかなぁ?

あ、一応言っとくけど、反撃開始は日本国の反撃開始です。原作通りです。
すぐ反撃するのは言えないか、反撃開始するまでの間はパーパルディア皇国のあちこちで騒ぎを起こします。
内容を言うのはネタバレになっちゃうので、ここで控えます。


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第18話 国際連合防衛軍、日本人救出作戦結果

おまたせました。

仕事のせいで疲れてます…車が売れて売れて、多忙になってます…

今回は時間でギリギリで出来ました。

内容は前回で書いたとおり、最悪の結果になっていたし、日本国とパーパルディア皇国は大騒ぎになってます。

ストーリーの中に問題があったら、指摘をお願いします。誤字脱字も。


それでは、どうそ!


■ フェン王国 ニシノミヤコ

 

UNDFの輸送ヘリがフェン王国の公海に出た同時、ニシノミヤコの広場は大騒ぎになっていた。

「な…なんだこれは……」

声を出したのは陸将ベルトマン。そこに見たのは処刑部隊と増援部隊の死体が並んでいた。死体が並んでいたのはパーパルディア皇国軍の本隊が広場に着いてから死体があちこちに置いていたので数を数えるために本隊の皇国兵は死体を回収して、広場に並んでいた。皇国兵は死体の数が多く、言葉が失われていながら死体を並んでいく。中には死体が無く、遺品(認識票)があったので、死体の無いところで遺品だけ置いてあった。ワイバーンに乗った竜騎士の死体はバラバラになってるので、認識票が付いた肉の塊だけ置いてあった。全部で150人以上。

ベルトマンは並んでいた死体を見て絶句していた。

「……まさか…全滅とは……何が起こった…」

 

ワイバーンが落とされたと聞いてると、ベルトマンはこれはただ事ではないとわかると、すぐ本隊を動かした。広場に着いたのはすでに祭りの後だった。

 

「これは…フェン王国がやったと思えないね…」

陸戦策士ヨウシは答えていた。フェン王国はとんでもない強力な兵器があった?と思ったけど、ヨウシは否定した。フェン王国の強さは知っていたので、ありえなかった。

「……何が情報が欲しい。何の敵がはっきりわからん…」

ベルトマンは悩んでいたか、一人の皇国兵が来ていた。

「ベルトマン様!目撃者がいました!ここの現地人です!」

「なに!ここに来なさい!」

「はっ!連れてまいります!」

 

しばらくすると、若者が3人連れてきた。男二人、女一人。どちらもニシノミヤコの住人。

「ひ、ひぃっ!」

連れていた男の悲鳴を上げている。

「おい!これはいったい何が起きてる!?」

ベルトマンは死体がある所を指して、捕まった人たちに言った。

「わ、わからないです!見たけど、すぐ隠れていたので、わかりません!」

「そ、そうです!処刑するところは見たけど、戦闘が起きてからは見てないです!」

男の二人は日本人の処刑するところを見たけど、いきなり戦闘が起きてから隠れていたので見てなかった。

「ええい!目撃はいないのかよ!……そこの女!見たのか!?」

ベルトマンは情報をつかんでないのままでイラつかせて女に問い合わせた。

「……見ましたよ。全部見たよ。始終でね!」

女はベルトマンを睨んて言いつかせた。

「何!きさま!」

皇国兵はすぐ怒らせ、剣を抜いて女を切ろうとした。

「待て!……何を見た?」

ベルトマンは剣を抜いた皇国兵を止まらせた。すぐ女に何を見たか?と質問した。

「……処刑しようとしたら、いきなり銃撃が聞こえてね…」

女はゆっくりと語り始めた。ベルトマンとヨウシと皇国兵と捕まった男たちは女の話を聞き始めた。

「銃撃が聞こえたら、すぐ外を見た…信じられない光景だったよ。皇国兵が次々と倒れてね…相手は見えないけど、どこにいるかわからなかった…しばらくしたら…皇国兵が全滅すると、いきなり見たことない兵隊が現わられたよ。あの兵隊たちは捕まってる日本人を助けるためと分かった。そして…3m超えた巨人が出ていた。見たら、鎧みたいのが包まれてね…大通りで見張っていた。…皇国軍の増援部隊らしいのが来て、巨人が増援部隊の足止めになってる。しかも二人で、…信じられないでしょう?だった二人で。増援部隊は苦戦してる……そしたら、見た事が無い乗り物が降りて来ていた。とんでもなく大きかった。広場に降りてから、日本人たちに乗り物を乗っていた。乗り物は次々と変えていた。しかし……広場に銃声が聞こえた。銃声がある所を見たら、日本人たちが倒れていくのがはっきり見えた。見た事が無い兵隊たちが慌てて反撃して、倒れていた人に手当した。日本人たちはすぐ乗り物に乗って、怪我した人も乗った。そしたら、いきなり家が爆発してね…爆炎はとてもなく高かったよ…」

女は起きた事を話したか、重戦闘ヘリの事を話してなかった。なぜなら、反重力装置を使っていたので、音がかなり低くて気が付きにくかったから。

(爆発!あの時、爆煙が見えたのはそれが…)

ベルトマンは爆煙が見えたのはそれだとわかった。

「…増援部隊が全滅したらしい。巨人たちはすぐ引き上げて、乗り物に乗った。乗り物は空を浮かんで、南方向に行ったよ……これが全て起きた事よ。詳しいことはわからないわ」

女は起きた事をすべて話したか、全てとは言わない。狙撃兵とか、戦闘ヘリとかは見えないところにいたので分からなかった。

女の話を聞いた人々たちは息をのんで、見えない敵に恐怖で震え上がった。

「……話は分かった。敵はどこの軍隊だ?フェン王国じゃないな?」

ベルトマンは女の話をすべて聞いたか、敵はどうやらフェン王国軍ではないとはっきりわかった。

「…いや、乗り物にマークはあったけど、文字だった。文字が読めなかったよ…布で書くよ」

女はUNDFの輸送ヘリを見たけど、国籍マークはあった。しかし、見慣れない文字なので分らなかった。女は来ていた服を一部破って、布に絵と文字を血で書いた。書いたのは()()()()U()N()D()F()

「……わかったのは、これだけだよ」

書いた布はベルトマンに渡した。

「これだけが…確かに、文字は見た事が無いな…」

ベルトマンはUNDFを書いた布を見て、分からなかった。

「……フフッ…あなたはとんでもない敵を回したな…きっと、パーパルディア皇国は滅ぶ!ざーまみろ!アーッハッハッ!」

女はパーパルディア皇国がとんでもない敵を回したとわかると、笑った。

「き、きさまら!」

皇国兵は女の話を聞き、怒って剣を抜いた。

「待て!殺してはいかん!……大事な奴隷だから。連れていけ!」

ベルトマンは止めたけど、上の命令でフェン王国の国民は殺してはいけない、大事な奴隷と言ってあったから。

「くっ…はい、わかりました…おい!立て!」

皇国兵は切ることが出来なかったので、悔しかった。剣をしまって、捕まった3人を無理矢理立たせて、ニシノミヤコの住人が集まる所に行った。

皇国兵と捕まったニシノミヤコの住人が去った後、周りの皇国兵達が不安になっていた。皇国兵達は、もしかして、とんでもない敵を回ってしまった?と思って、不安が出ていた。

ベルトマンは周りの皇国兵の顔を見て、気が付いた。不安にならないように声を上げた。

「みんな!よく聞け!皇軍は強い!未確認的の敵でも絶対負けない!必ずだ!声を上げろ!」

「「「「…う…うおおおおおおーーーー!!!」」」」

「どんな敵でもかかってこい!」

「そうだ!皇軍は最強だ!」

「「「「皇軍は最強!皇軍は最強!!皇軍は最強!!!」」」」

皇国兵達は大声を上げて、士気を上げていた。

(……これでいいんだ。どんな敵かわからないけど、不安だ…今は士気を保つしかない……)

ベルトマンは大声を叫ぶ皇国兵を見て、不安を持っていた……

 

この日は、ニシノミヤコの落城した後のパーパルディア皇国軍の被害は予想できなかった敵の攻撃で死者153人が多く出てしまった。

 

 

■ パーパルディア皇国 皇都エストシラント パラディス城

 

レミールと朝田達がテレビ電話の様な水晶の板をずーっと見ていた。みんなはあまりに出来事が起こり過ぎで、唖然していた。

処刑開始したと思ったか、いきなり処刑人が倒れて、それからは激しい戦闘になって、カメラらしいのが落ちて画面は斜めになってる。しばらくしたら戦闘は収まったと思ったら、いきなり見慣れない兵隊が出て日本人たちを救助していた。そしたら輸送ヘリらしいが来て、救助した日本人達が輸送ヘリを乗せていた。輸送ヘリが4機目になると、日本人達が撃たれていくのが写っていた。見慣れない兵隊達は必死で日本人たちの手当して、すぐ輸送ヘリに乗っていく。輸送ヘリはすぐ離陸してからしばらく皇軍の本隊が着くまでずーっと空に映っていた。

唖然していたか、しばらく時間が立ったのがわからなくなっていた。

「……はっ!?」

すぐ気がついたのは篠原。

「あ、朝田!しっかりして!今、会談中です!」

「……あっ!そ、そうだった!」

朝田は気が付き、気分を持ち直した。

「……あ!(あわわ……落ち着いて!落ち着いて!深呼吸だ!すーはーすーはー……よし!)お、オホン……」

レミールも篠原の声が聞こえたので気が付き、心の中は動揺していたか、落ち着くするために深呼吸した。落ち着いてから咳払いした。

「……まさか、予想できない事が起きてしまったとは……日本よ。そのことは知っていたのか?」

レミールは今、起きたことは予想できなかったか、日本国がやったのでは?と思っていた。

「え!い、いや!我が国はすぐ動くとはありえない……しかし、あの乗り物は見たことが無い……。」

朝田は予想意外の展開は予想できなかった。我が国は自衛隊がすぐへ派遣するのは考えられなかった。それだけではなく、輸送ヘリは見た事が無かった。なぜかいうと、輸送ヘリに必ず付くはずのプロペラが無かった。よく聞いたら、音がかなり低く、ジェットエンジンではないとわかっていた。しかし、機体の左右に変わったものがつけてるので、何があるのかわからなかった。

「…あれは、多分、我が国の物ではないと思われます…他の国では…」

朝田は知恵を絞っても、なかなか浮かばなかった。

「……他の国と言えば、ムーと神聖ミリシアル帝国しかない…でも、機体に付いてる模様は見た事が無い…」

レミールは他の国を考えたら、二つの国以外の国は思い浮かばなかった。映像に映ってる機体を見たら、見た事が無い模様があった。

しかし、朝田達はすぐ気が付いていた。

(篠原…あの映像に映ってる機体に付いてるマーク、分かったのか?)

(いや…見たことないです。UNDFはハッキリ見えたけど、どこの国か分からないです)

二人はひそひそと話した。テレビ電話の様な水晶の板の映像は写りが悪く、機体に付いてるUNDFの文字は大きく、ハッキリ見えた。しかし、朝田達はUNDFの意味が全く分からなかった。

「……なるほど。まぁ、今のは予想できなかった展開が起きてしまったね……処刑は無しにします。今の会談するところではなくなりましたね……会談は次でいいかね?」

レミールは冷静に話したか、心の中は激しく動揺していた。まさか、どこかの国が日本人を救出するのは予想できなかった。しかし、敵の強さはとんでもなく強かったとわかった。もし、救出していた国が敵になったら我が国は無事では済まないはずと、考えていた。背中に冷や汗が多く流してる。今は、話したいことが無くなったので、次にすればいいと思っていた。

「……そうだね。今起きた事を本国に報告しないといけないので、すぐホテルに戻らないと……ああ、次の会談は本国から返事が来るかもしれないです。それでは、失礼しました」

朝田達はそういって、レミールの部屋から退室した。

 

朝田達が退室した後、レミールがいた部屋はレミールと使用人二人だけになった。

「……何なのあれは……見た事が無い兵隊…数が少ないのに、皇国兵が50人以上が全滅……あの小銃、単発ではなく連射とは……まさか、私はとんでもない事をしてしまったのか…?」

レミールはそう言って、得体のしれない敵に回してしまったのでは?と思っていて、ブルっと震えていた。

「レミーム様……」

使用人は震えていたレミームを見て心配していた。

 

 

「篠原、あのヘリ何がわかった?」

朝田は馬車に乗って、ホテルに行く途中で篠原に向けて例のヘリの話始めた。

「いや、あれはプロペラが無いヘリは見たことが無い…しかし、機体に付けてるマークは見たことがあったような気がしますけど…?」

篠原は輸送ヘリをしっかり見ていた。五角形とUNDFも。

「…確かに、輸送ヘリは見たことが無いな……マークは確か…UNDFでしたね?……よく考えてみたら、UNは『国際連合』とわかるか、DFとは……?」

朝田は輸送ヘリに付いてるマークを考えると、心当たりがあったのを言わせた。しかし、DFという意味はわかってなかった。

「……あのぅ、D()F()は心当たりあるんけど……」

篠原は心当たりがあったので、おずおずと言った。

「え!心当たりあると!?じゃあ、DFとは?」

朝田は篠原から心当たりがあるのは意外だった。すぐDFの意味を聞くことになる。

「えーと…DFは…『防衛軍』と思われます。なぜかいうと、有名なゲームに出ていたので、似ているところがあった…」

篠原は仕事が無いとき、ゲームでやったことがある。

「え!防衛軍…まさか…U()N()D()F()()()()()()()()と言うのか!?……え?ゲーム?そのタイトルの名は?」

篠原からの意外な答えが出ていたのはびっくりしたけど、『国際連合』と『防衛軍』を合わせると、『国際連合防衛軍』になったのは納得した。しかし、篠原はゲームしてるのは意外だったけど、ゲームのタイトルが気になって聞いてみた。

「え、いいのかなぁ……わかった。言います。()()()()()というゲームです。略すると、E()D()F()です。だから、UNDFはEDFが似てすぎますよ……もしかしたら、違う地球から来たのでは……?」

篠原は『地球防衛軍』にはまって、何回もやりこんでいたので、UNDFの意味がすぐ分かっていた。篠原はUNDFの事をよく考えたら、もしかしたらUNDFは別の地球から来たのでは?と思っていた。しかし、篠原が言った事がほぼ合っている。

「う~ん……もし、UNDFは別の地球が来たことが本当なら、大騒ぎになるな……分かった。今まで起きた事とUNDFの事をすべて本国に報告する。いいな?ホテルに着いてから大忙しくなるぞ」

「はい、一緒に報告しないといけないからね…覚悟は出来てますよ!」

朝田はそう言って、篠原は腹をくくっていた。

「……まさか、UNDFがきて、日本人達を救出して連れて行くとは…しかし、UNDFは味方なのか?敵なのか?ハッキリわからんな……もし、UNDFが味方だったら嬉しいけど、敵なら日本国が危機になる……不安だ」

朝田はUNDFの事は敵味方がはっきりしないので不安だった。馬車の外を見て、空を見上げた。

 

ホテルに着いてから朝田達はすぐ報告を作成して、本国に渡したら、日本国の政府が大騒ぎになっていた。

 

 

■ フェン王国の南方向300㎞沖合 洋上

 

洋上に巨大の船と小さい船の四隻がいた。

巨大の船はUNDFの巨大病院船、「コンフォート二世」周りの戦闘船は巨大病院船の護衛のため、戦闘船の四隻で就いてる。護衛した理由は元の世界では、病院船の攻撃禁止の法律がある。しかし、異世界に転移してるので病院船の攻撃禁止になってるか、分かってなかったので、念のために護衛してる。

 

巨大病院船の艦橋は指令室と一緒なので、かなり広い。しかし、機密扱いではないので、フルオープンしてる。一般人でも見ることが出来る。

艦橋にいたのは司令官、艦長、オペレーター達が集まっていた。

「司令官、救助した日本人が乗った輸送ヘリ部隊が間もなく到着します」

オペレーターは輸送ヘリが間もなく到着するので巨大病院船の司令官に報告した。

「そうか。でも、負傷者はいるのか?」

「はい、確認します。……います。重傷者は6人、軽傷者は2人です。…でも、重傷者の方ですか…輸送途中で一人亡くなってます。まだ、もう一人は命の危篤になってます。早めに手術しないと…」

「…うむ、わかった。負傷者を運ぶために看護師をヘリポートに待機しろ。手術室は手術する医者は待機。命の危篤がある方は最優先で手術室を運ぶんだ。次に無事の人は休憩できる部屋を準備しろ。……死者は?」

司令官は負傷者達と無事の人達の受付を準備するために命令出した。しかし、司令官は気になったことがあったので、オペレーターに問い合わせた。

「……重傷者が亡くなる前は死者10人でした。今、亡くなった方がいましたので、合わせて11人です」

「……そうか。これは上に報告したら、悩むだろうな…」

 

巨大病院船の上は飛行場になってるので、一般の旅客機でも着陸できる広さ。

巨大病院船の大きさは巨大空母と一緒けど、違うところは吃水の高さだけ。巨大空母は100mだか、巨大病院船は150mある。50m差がある。元は都市船を作るためでしたか、1番目の都市船は完成したけど、2、3番目は製造中で中止が決まってからすぐ病院船に変わっていた。都市船は約10万人が住める。巨大病院船は都市船より増えていたので、約15万人。病院船で働く人は約5万人、残り10万人は患者。過去に大震災に派遣したことがある。一番艦「コンフォート二世」(アメリカ製)、2番艦「オビ二世」(ロシア製)都市船の方は日本国が作っていた。

 

シ1『まもなく病院船に到着します』

シグリッド1の機長は機内放送した。

「おー着いたか。病院船に乗るのは人生初かね?」

「確かに、病院船はめったに乗れないね」

「……あ、病院船が見……え?な、何あれ!?

でっか!?周りにある船は…護衛艦なの?ち、小さく見える…」

日本人だから、戦闘艦は全て護衛艦に見える。

「うっそぉ…艦上に旅客機があるぞ…」

日本人が見たのは、巨大病院船の艦上にある旅客機に似ていたのは航空救急機。患者を多く乗せて、素早く運ばせることが出来る。

「あっ…飛行艇がある…ヘリコプターらしいのがある…なんなんだこの船は…?」

 

巨大病院船の艦上にあった飛行艇は日本から購入したラインセンス生産、「US-6AUD」と呼ばれてる。形はUS-2と同じだか、大きさは少し大きくなってる。約1.2倍。UNDFは「US-6」を購入したのは日本が作ってる「US-2」が出てからずっと使用してるので大変信用が高い。小さい島に行く時はほとんどが飛行艇を多く使ってる。パイロットの救助、負傷者の移送、火事の消火、特殊部隊の移送など広く使ってる。しかし、エンジンはプロペラではなく、ジェットエンジンに似ていたエンジンは載せてある。これはUNDFが改造してある。日本の「US-6」のエンジンはもちろん、プロペラ。巨大病院船にあったのは、専用になってる。「US-6AUD」の中にAはA型、UDはUNDFの事。

ヘリコプターらしいのはもちろん、反重力装置が持ったヘリコプター。

 

日本人が驚いたのは巨大病院船に飛行機が乗せることが出来るの分かると、驚いてる。

「あ、あの…巨大の船は…?」

日本人達の中に若人がシグリッド1の搭乗員に尋ねていた。

「ん?あ、あれは巨大病院船だよ。誰が見てもびっくりするでしょう?全長5Kmあるけどね。巨大病院船はもう一隻あるよ。合わせて二隻しかないけどね」

搭乗員は巨大病院船の事を話したか、日本人達はびっくりしてる。

「ぜっ…全長5Km!?

「でかい…なんで作ったの?」

「あの巨大が二隻…ありえんわ…」

「なんで作った?」

日本人達は驚いたけど、色々な疑問出ていた。

「実は、都市船で全部3隻作る予定でした。一隻だけ完成したか、コストがかかったので二隻目からは巨大病院船になった」

搭乗員は巨大病院船の事を話した。

「え!?元は都市船だったの!?」

「ウソだろ…都市船は作る計画はあったか、完成とは…都市伝説と思った」

日本人達は信じられなかった。都市船はアメリカで作る計画はあったけど、今は全く進んでない。非現実な船を作るのはありえないから。その話はもう都市伝説扱いになってる。

 

『着艦します。揺れますので、しっかりつかまってください』

機長は言って、シグリッド1は着艦して、シグリッド2、3も着艦した。

「皆さん、降りてください。終わったら、すぐ引き上げないといけないから」

シグリッド1の後ろドアの搭乗員が言って、日本人達は降ろした。

「ふわぁ~ここが巨大病院船の上なのか……空港と変わらないわ」

降りた日本人達は周りを見ると、建物はあるし、飛行機は並んでるし、普通の空港と変わらなかった。

降り終えたシグリッド1はすぐ離艦して、潜水空母まで行った。

シグリッド2、3から降りた日本人達はみんな集まっていた。

「よかったーみんながいるね。ホッとしたわ~」

みんなはワイワイと和気にあがっていた。

その時、シグリッド4が着艦して、後ろのドアを開けて日本人達を降ろした。

「これで最後か……ん?あれ?少ないな気が…」

日本人達はシグリッド4から降りた日本人達を見ると、数が少ないと気が付いた。

「おい!看護師!怪我してる人がいる!早く来て!」

シグリッド4の搭乗員が叫んで、待機した看護師が担架を持ってシグリッド4の中に入った。

「えっ…まさか、負傷者がいたの……?」

先に降りた日本人達はシグリッド4の様子を見て普通ではなく、負傷者がいるとわかった。

シグリッド4から出ていたのは軽傷者が担架に乗って、看護師は人工血液パックを持っていた。看護師は少し走って、建物の中に入った。

「うそ…負傷者がいたのは……」

日本人達はさっき、笑顔になっていたか、負傷者が運んでいるところを見ると、みんなは一気に青ざめていた。

クマノミが着艦した同時、看護師達が一気にクマノミに寄った。

「おい、こいつは最優先だ!命が危篤になってる!急いで!」

クマノミの中から衛生兵が負傷者に指示して叫んだ。

看護師は承知して、命の危篤がある負傷者に担架を乗って、急いで建物に入った。

残りの負傷者は命の危篤は無いとわかると、看護師たちはゆっくりして建物に入った。

日本人達は看護師たちのあわててっぷりを見て、言葉が失われてしまう。

しかし、クマノミから最後に降りたのは日本人達がそれを見て、衝撃を受けることになってしまった。

「これが最後だ。……死んでます。丁寧にして」

クマノミから出ていたのは亡くなった日本人が入っていた死体袋。看護師たちは気を使って、丁寧に持たせて建物に入った。

亡くなった日本人はクマノミで運び途中で亡くなった。亡くなった原因は体内にある臓器がひどく破損してしまい、大量出血で亡くなった。治療魔法を使った機械は小さいけど、効果がいまいちだった。巨大病院船の中に治療魔法の機械はあるけど、大きいので助かる可能が高かったか、間に合わなかった。しかし、人工血液を出しても、出血の方が多く、助かりようがなかった。

そして、シグリッド5が着艦した時、巨大病院船の乗員が日本人達に向けて言った。

「みなさん、ぞろぞろ建物の中に入ってください。疲れてるでしょう?部屋まで案内しますから、安心してください。さぁ、入ってください」

乗員は言って、衝撃を受けた日本人達は建物に入ろうとしたか、数人はシグリッド5から降りた物を見てショックを受けてしまった。

シグリッド5から降りた物は……死体袋が10あった。

 

輸送部隊は日本人達が全員降りてからすぐ巨大病院船から離れて潜水空母に帰っていった。

 

救助した日本人達は巨大病院船の中に入って、個人部屋に入ってゆっくり休憩した。トラウマを受けた数人いたので、巨大病院船でカウンセリングすることになった。

しかし、命の危篤あった負傷者は一生懸命で手術したか、手遅れだった。手術中で息を引き取った。

 

今回の救助作戦の日本人の死傷者は死者12人、重傷者4人、軽傷者2人になった。

 

 

■ 西暦2121年1月18日 17:00 マテラス国 首都アンダフ UNDF総合司令部 第一作戦室

 

「…と、いう結果になりました」

オペレーターは作戦の結果を話していた。

「…まいったなぁ…まさか死者が出るとはねぇ……」

大総統は結果の報告を聞いてガッカリして言った。

「で、どこが失敗あった?」

大将は厳しいところを訪ねていた。

「はい、戦闘ヘリの方は魔素センサーを入れるの忘れてると確認しました」

オペレーターは失敗してる所を報告した。

「あー魔素センサーか…確かに、妖魔大戦が終わってから五年目だし、魔素センサーの事を忘れるわ…」

中佐は魔素センサーを入れ忘れが分かると、ガックリしていた。

「これからは全部隊に必ず魔素センサーを入れるように指示しないといけないな」

「そうだね」

将兵達は失敗した所を反省して、これからはちゃんとしないといけないと思っていた。

「次に…パワードスーツの使用が問題がありました」

オペレーターは次の報告を言った。

「え?パワードスーツ?何が問題あった?」

将兵たちはパワードスーツの使い方に問題あったっけ?と思っていた。

「……パワードスーツは5()0()()()の物だとわかりました。……魔素センサーが無かったです」

「「「「ああっ!」」」」

将兵たちは指摘があったところ聞くと、うっかりしてしまった。

「やられた!50年前とは…」

「50年前のパワードスーツは魔素センサーが付いてなかったのか…」

将兵たちは50年前のパワードスーツを使ったのはうっかりしてしまってる。

 

50年前のパワードスーツは妖魔大戦が起きる前で作ってあった。しかし、妖魔大戦が起きてからパワードスーツを使ったけど、魔素センサーが無く、妖魔軍の奇襲攻撃でやられている。2100年以後のパワードスーツは全て魔素センサーを付けるようになってる。

今回の作戦は50年前のパワードスーツを使ったのか失敗の一つだった。

 

「次に…偵察用小型ドローンが全く使用してなかった」

「「「「あっ…」」」」

これも準備してなかった。

「あーそうだった…妖魔大戦の影響ですっかり忘れていた…」

「なにしろ、ずっと使ってなかったね……」

将兵たちは偵察用小型ドローンの事を忘れていた。

 

これも原因の一つけど、妖魔大戦が起きた時は偵察用ドローンを使ったけど、妖魔軍が真っ先に見つかって、多く落とされてる。理由は耳が優れてる種族(例えば、狼男など)と目が優れてる種族(例えば、フクロウ人など)がいたので、見つけてしまってる。そのため、妖魔大戦の終戦まで偵察用ドローンはずっと使ってなかった。

これが偵察用小型ドローンが使用してなかったのが失敗の一つであった。

 

「これで全部です」

オペレーターは失敗の原因を全部報告した。

「…まさか、妖魔大戦の影響で失敗が出るとはねぇ…皮肉なもんだ。みなさん、失敗した所は二度と同じ過ちしないように対策しなさい。……さて、救助した日本人達はどうなった?」

大総統は失敗した所の結果を聞いたら、頭痛くなっていた。皆に二度と同じ過ちしないように注意した。大総統はオペレーターに向けて、救助した日本人達はどうなったか?と尋ねていた。

「はい、救助した日本人達は巨大病院船に休憩してます。しかし、負傷者は完治するまではかなり時間がかかります。まだ、トラウマがいたらしく、カウンセリングしてますか、明後日までは完治する予定です」

カウンセリングの時間が早いのは、未来の技術を使って、数日後で完治するのが多い。

「そうか、日本人は全員返すのは無理があるな。無事の方は予定通り、明後日で日本国を返す。完治してない方はそのままで治療を続ける。ただ、治療してる人は家族がいたらしくて、巨大病院船でそのまま居たほうがいいな」

大総統は今後の事を話していた。無事の方はちゃんと日本国に帰還できるように言った。完治してない人と、家族はそのまま巨大病院船にいてもらうことになった。

「大総統、亡くなった方はどうしますか?」

オペレーターは亡くなった方にどうすればいいか?と大総統に聞いてみた。

「…簡易棺桶を出して、亡くなった方を入れて明後日、日本国に返す。わかった?……あ、遺体はちゃんときれいにしなさい。汚いままだと、遺族達が悲しむから…」

大総統は亡くなった方を考えると、気が重くなっている。遺体が汚いままで出すと、遺族達がもっと悲しんでしまうのがあるので、きれいにしなさいと命令した。

「わかりました。すぐ知らせます」

オペレーターは答えて、自分の席に戻って巨大病院船に連絡した。

 

「…さて、今回の作戦は9割成功と言ってもいいな。1割は痛手だね…では、みなさん、亡くなった日本人のために冥福を祈るために一分だけ黙祷します。…黙祷」

大総統は今回の作戦はやや成功と言ってもいいと思った。次に亡くなった日本人のために黙祷するようにした。大総統と将兵たちが立ち上がり、一分黙祷した。

「……では、みなさん、これからは日本国接触するので忙しくなると思うので、では、解散!」

大総統と将兵たちは日本国接触のために忙しかった。

 

 

大佐は自分の部屋にいたので、作戦の結果を聞いて、腰を落としてしまった。

「……うまくいかなかったか…ごめん…約束を守れなくて…」

大佐は亡くなった日本人を思って、お詫びしていた。大佐は日本国生まれなので純粋な日本人であった。日本人同士で救いたい気持ちはあったか、亡くなった方がいたのでとても辛い気持ちになっていた。

大佐の目は涙が出ていた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、日本国にいたUNDFの諜報員は外務省に手紙を渡して、大騒ぎになっていた。




今回はまだも長かったでしょう?

今回のレミールは処刑取り消しと言ってましたので、罪が軽くなりました!
これは、間違いなくUNDFの保護になる可能が高くなりました。

ドローンの事けど、友人に見せてあげたら、「ドローンは?」と言われて、すっかり忘れてしまった。
そのおかげで今回はドローンに書くことになりました。

何が足りない?と思ったら、指摘してもいいです。
兵器とか、何でもOKです!
足りない部分は追加しますので、安心してください。

次回「第19話 国際連合防衛軍、日本国接触する」
みなさん、ついに日本国接触になりました!
ここまで来て長かったです~
アイデアを浮かぶのは大変でした…


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第19話 国際連合防衛軍、日本国接触する(改 R3 9/8)

皆さん、お待たせました。

今週の初めにすぐ投稿すると思っていたか、思った以上に時間がかかりました。

でも、今回のストーリーは政府の話が長いです…
本気にきついです…

もし、ストーリーの内容が問題があるなら、指摘と誤字通報をお願いします。

それでは、どうそ!

PS:ストーリーの最後のところがちょっと納得いかなかったので、変更しました。

次話はいま、作成中です。
しばらくお待ちください。


■ 西暦2121年(中央歴1640年)1月18日

 

夜中、UNDFは日本国接触するために大総統の親書を作成してから、すぐ日本国国内にいる諜報員の拠点に転移魔法を使った装置を使って親書を渡した。

 

 

はーい、こんにちは!僕、ユニバといいます!

ユニバはね、これからは兵器とか機械とか装置とかの説明する解説者です!

さて、今回の装置の説明するのは初めてです。

えっと…「転移魔法を使った装置」ですね。

コレは妖魔大戦が終戦する前に世界で初めて作った転移魔法を使った装置です。

なぜ作ったのは反乱した妖魔軍と人類軍をともに開発した。

転移魔法ができる魔法使いと研究者が共に作った物です。

これはワープみたいですね。

ワープといえば、人とか物とか転移できるのは有名ですよね?簡単に言うと、「どこでも◯ア」ですね。

「どこでも◯ア」は人を転移させるのは有名ですが、今回の転移魔法を使った装置は残念けど…出来ないです。

できない理由は物を転移するのはできるか、人を転移するのは出来るけど…魂だけ転移出来なかった。

実験のために動物を転移したら、転移できたので転移成功と思ったけどいきなり死んだ。調べたら、魂が無いと気がついたです。魂だけ転位出来なかった様でした。

何回もやったけど、全然駄目でした。改善と改良しても……

研究者と開発者と魔法使いは悩んだけど、失敗の理由を上に報告したら、仕方なく物だけ運ぶことを限定する事が決めて、生きてる動物と人とかは転移するの禁止しました。

西暦2121年でも生きてる動物の転移はまだ上手くいってないようです。代わりに、物を転移するのは成功してますか、転移装置は少しずつ大きくなってます。大きさは車でも転移できます。数年後、飛行機は転移できるように目指してます。飛行機といえば、戦闘機ぐらいです。

日本国国内にいる諜報員の拠点は小さい転移装置があります。

小さい転移装置は武器は小銃と弾とか、手紙とか、食料と日用品とかは転移できるようにしてます。

それが今回の転移装置です。

さて、今回の説明するのは初めてですか、どうですか?わかりやすかったかなー?

次の説明はまだ出るかもしれないです。

では、まだねー!バイバ〜イ!

 

 

■ 西暦2016年(UNDFの西暦2121年)1月19日 日本国 霞が関 外務省

 

省内は大騒ぎになってる。

大騒ぎの理由は昨日、フェン王国のニシノミヤコに残ってしまった観光日本人の200人が謎の軍隊がいきなり現れ、全員救助してどこかに連れ去ってしまったと報告書が来てから大騒ぎになっていた。

謎の軍隊はどこの国か分からなかった。

だから、役人は謎の軍隊はどこの国か確認するために大使館に電話している。

「…はい、はい。わかりました。ありがとうございました。……ムー国の返事です!軍隊は全く海外に出てないと!」

「シオス王国もです!軍隊は出てないと返事!」

役人達は他の国の大使館の対応したか、ほとんどが全くやってないと返事していた。

「じゃあ、どこなんだ!?」

部長は謎の軍隊はどこの国かわからないままで苛立って、大声を上げていた。

「でも、わかっていたのは『国際連合防衛軍』ですか…どこから来たのか、どこにあったのか、はっきりわかってません……」

部下は部長に話した。

「うむむむ……連れ去った日本人達が無事があればいいけど……」

部長は悩んでいたか、部下の中に1つの電話が鳴っていた。

「はい、…受付から?何があったですか……え?…は!?こっ、()()()()()()()()()()()が来てるだと!?しかも、待合ホールで待ってると!?」

部下は電話を取って、受付からとわかると話した。受付嬢から衝撃の返事だった。国際連合防衛軍の関係者が来てると、部下はそれを聞いて、びっくりして立ち上がって大声を上げていた。周りの人々達は大声と国際連合防衛軍の言葉が出ると、一気に大声を上げた人に向けた。しかも、待合ホールに待ってると言っていた。

「わ、わかった、ちょっと待って!…ぶ、部長!国際連合防衛軍の関係者らしいが来てます!ど、どうしますか!?」

受付からの電話に取った人は受話器を机の上に置いて、部長に話した。

「ま、まさか…自分から来るとは……わかった。自分から会いに行く。誰かは付いて来い!そして、電話にした人はその人にそこを待つように連絡を!」

「は、はい!連絡します!…はい、そこで待ってください。迎えに行きますから。…ええ、そうです。お願いします。…部長!待ってくれるそうです!」

「ご苦労!今から会いに行く。…あ、その事は課長に連絡して。緊急だ」

「はい、課長に連絡します!」

電話した人は返事してからすぐ課長に連絡するために電話を取った。

「では、行くぞ!」

「「「「はい!」」」」

部長はそう言って、部下の四人は部長のあとに追いかけた。

 

部長と四人の部下は外務省の出入り口の受付に着いたら、部長はすぐ出入り口の受付の受付嬢に話した。

「すみません、国連防衛軍の関係者はどこ?」

「その人はそこにいます」

受付嬢が言って、待合ホールの所に指した。

そこは一人だけ座っていたか、雰囲気が違った。一人は体勢がシャキッとしてるので、軍人のオーラが出てる。

部長は座ってる人を見ると、軍人のオーラを受けて息を呑んでいた。まさしく軍人だ。しかし、見た目が日本人。部長は国際連合防衛軍なのに日本人?と思っていた。

部長は覚悟を持って、軍人らしい人に近づいた。

「すみません…国際連合防衛軍の関係者ですか?僕は外務省の国際情報統括官の部長です」

部長は自分の職場と組織の名を言って、名刺を出した。

軍人らしい人はすぐ立ち上がって、すぐ自分の職場を答えた。

「あっ、これは失礼しました。僕は国際連合防衛軍の()()()()()、少佐です。よろしくお願いします」

少佐といった人は自分の職場を言って、名刺を出した。部長と少佐は名刺交換して、両方名刺確認した。

部長は少佐の動きが明らかに日本人だ、と思っていた。しかし、中央情報局と言葉を聞き逃されなかった。

(え?中央情報局…?まさか、アメリカのCIAの事か?)

部長は中央情報局の事を考えると、アメリカのCIAしか浮かばなかった。

「はい、名刺を拝啓します……少佐、でしたよね?外務省になんの用がありますか?」

部長は少佐の名刺を見たあと、なんの用に来たの?と尋ねていた。

「はい…渡したい物をがあってね。大臣はいますかな?できれば首相に……」

「え?大臣に…首相?なんで?…急に言われても困る……でも、渡したい物は?」

部長はいきなり偉い人に会いたいと言われると、すぐ会うのは無理があるので困らせていた。しかし、渡したいものを言ったので気になっていた。渡したいものを尋ねていた。

「渡したい物は……()()()()()()()()()()()()()()です。できれば、今日中に渡したい。と……」

少佐は渡したい物は親書のことを話した。

部長は親書のことを聞くと、仰天した。まさかの国際連合防衛軍の大総統の親書が届くとは思わなかった。しかし、断るわけがいかなかった。もし、断ると将来の友好関係が悪化する恐れがあった。しかも、大総統の親書だ!どうすればいい!?部長は悩んでいたか、すぐ思い出して言った。

「…あ!すみません、ちょっと待ってくれますか?上司を話さないと…」

部長は課長のことを思い出して、少し待ってくださいと言った。

少佐はいいよ、待ってます。と答えた。

部長はすぐスマホを取って、課長に話した。

「はい、部長です!大変な事がありました…ええ、そうです。すでに会いました。本物とわかりました……実は、国際連合防衛軍の大総統の親書が持ってると言われました……はい、そうです。だから、大臣か、首相に渡したいと言われて……え、大臣と首相は首相官邸にいる?…え!少佐と一緒に官邸に行って、親書は首相か、大臣に渡す?いいですか?…これから連絡する?大丈夫ですか?アポ無しでは……はい、わかりました。今から官邸に行くために準備します。では」

部長は課長に電話して、事情を話したら課長は理解できた。課長は少佐が持った親書は官邸まで持っていくことを許され、連絡するようになった。

部長はスマホをしまって、部下の二人に車を出すように命令して、命令を受けた部下の二人は車を取りに行った。残りの部下の二人は部長と少佐の付き人になるためについて行った。

しばらくすると、車が来て部長と少佐と付き人は車に乗って、首相官邸まで移動した。

 

 

■ 霞が関 首相官邸 閣議室

 

閣議室は首相と閣僚たちと防衛省の関係者が集まって、閣僚たちは昨日、起きたフェン王国国内の日本人観光客が連れ去ったこと話していた。

「……というわけで、観光客の日本人達はどこに連れ去られたのが分かってません」

防衛省の関係者がフェン王国で起きた事をすべて話した。

「ウーム…まさか、謎の軍隊が現れて捕まった日本人達を救助して、全員連れ去ったとは…一難去ってまた一難……まいったなぁ~」

首相は困らせていた。

「何しろ、謎の軍隊の情報が足りないですから…一つ分かったのは機体にあるマークですか、UNDFと書いてありますか、詳しく調べたら…『国際連合防衛軍』と思われます。しかし、どこの軍隊がわかってません」

防衛省の関係者が答えた。しかし、謎の軍隊の正体はわかっても国際連合防衛軍はどこの軍隊か、わからないままだった。国連はすぐわかるけど、なんで防衛軍なの?疑問を持ったままであった。

みんなは悩んでいたか、ドアにノックが来て、ドアを開けていたのは外務省の大臣の秘書だった。

「会議中失礼します!外務省から外務大臣に急用の連絡があって…」

秘書はそう言って、すぐ外務大臣の所に行って、秘書は外務大臣に耳当てした。

「……え!?ま、まさか!間違いないか!?その人は今、どこに?」

外務大臣は耳に入ると、目がぐわっと開いてして驚いて秘書に向けて叫んだ。

「はい、その人は車に乗ってるので、ここに向かってるようです。数分後です。…どうしますか?」

秘書は答えた。

「う、ううむ……分かった。その人はここに来なさい。説明は僕から言う。その人にすぐ迎えに行きなさい!」

「はい、わかりました。迎えに行きます。では」

秘書はそう言って、閣議室から出ていた。

 

「外務大臣、なにがあったのかね?」

首相は外務大臣が動揺していたところを見ていたので、気になっていたので聞いてみた。

「……あ、はい、今の連絡があったのは……()()()()()()()()()()()が来てました。と」

外務大臣は連絡の内容を言った。

「「「「ええええっ!?」」」」

閣僚たちはそれを聞いて、驚いていた。しかし、外務大臣はまだ続きがあった。

「まだあります。()()()()()()()()()()()()が持ってきてます。と…」

「「「「はぁっ!?」」」」

閣僚達はそれも驚いた。

「まさか!国連防衛軍の関係者が来るとは……」

「しかも、親書を持って来るとは…」

「親書は国連防衛軍の大総統からだって?」

「受けなかったら、友好関係が悪化する恐れがある…」

「でも、国連防衛軍とは一体…」

「得体の知らない軍隊から親書を受けても良いのか?」

「敵だったらヤバイでは…」

閣僚達はUNDFの関係者の来訪は予想出来ながったので、大騒ぎになってる。しかし、得体の知れない軍隊からの親書を受けてもいいのか?と思ってる閣僚達であった。最後に「敵だったら」と言ったのは防衛省の関係者がボソッと言った。

「し、首相。どうしますか……?」

副首相が首相に問い合わせていた。閣僚達は首相の発言を見守っていた。

「……そうだな。とりあえず、その関係者は国際連合防衛軍…だった?わかった。会うことを許す。それと、親書は受け取らないといけないね」

首相は腹をくくって国際連合防衛軍の関係者を会う事を決めた。

 

官邸の正門玄関は国際連合防衛軍の関係者に乗った車が到着した。

少佐は車から降りる前にアタッシュケースを出して開けた。中から出したのは濃い紺色の制帽。少佐は制帽をかぶって、コートを脱いた。

「では、行きましょうか?」

少佐は言って、アタッシュケースを持って車から降りた。外務省の関係者の二人も降りた。

玄関にいたのは外務大臣の秘書が待っている。

「国際連合防衛軍の関係者ですか?…わかりました。では、閣議室まで案内します」

 

秘書は案内して、少佐は脱いだコートを手に持ち、官邸のエントランス ホールに入った。エントランスホールは多数のマスコミの記者がいた。記者たちは国際連合防衛軍の関係者がエントランスホールに入ってる所を見ると気が付いた。

「あれ?あの軍人…自衛隊?」

「いや、あの軍服の色…航空自衛隊らしいだか、制帽にあるマークは見た事が無い」*1

記者たちは軍人を見て推測しながらヒソヒソしていた。

少佐は記者たちを見てなかったので、そのままスルーして、首相と閣僚たちがいる閣議室まで移動した。

 

少佐と秘書と外務省の部下達は閣議室のドアまで着いた。

「すみません、ここで待ってくれますか?」

秘書は少佐と外務省の部下達にむけて、待ってくれますか?と言った。少佐と外務省の部下達は頷いて待っていた。

秘書はドアをノックして、ドアを開けて中に入った。数秒後ドアが開き、秘書が出ていた。

「おまたせました。入ってもいいです」

少佐と外務省の部下達は秘書が言われたとおり閣議室の中に入った。

 

首相と閣僚たちはUNDFの人はどんな人と思っていたか、意外に日本人だった。

みんなはどよめていたか、首相はすぐUNDFの人に問い合わせた。

「すみませんか……本当に国際連合防衛軍の関係者ですか?」

「はい、僕は国際連合防衛軍の中央情報局の少佐です。急な訪問をしてすみませんでした」

UNDFの人はすぐ敬礼して、答えた。その後、すぐお詫びしていた。少佐はすぐ頭を上げて話しは続いた。

「訪問を受けてくれたのは感謝してます。親書をすぐ渡さないといけないので…」

「おお、そうだった。国際連合……なんだっけ?」

外務大臣は親書を思い出した。国際連合防衛軍を言おうと思ったか、名が長くて発言しにくかった。

「あ、国際連合防衛軍の名は長くて不便でした?UNDFと呼んでも結構です」

「そうか。じゃあ、UNDFと呼んでももらおうか。……UNDFの大総統の親書でしたね?受け取ります」

「はい、すぐ出します」

少佐はアタッシュケースを出して、中から封筒を出した。

「はい、これが親書に入ってます」

少佐は言って封筒に外務大臣を出した。外務大臣は親書に入った封筒を受けた。

「はい、受け取りました。…首相、これを」

受け取った外務大臣はすぐ首相の所に行って、親書が入った封筒に首相を渡した。

首相は封筒を開けて、親書を出して読んだ。しばらくすると、首相は驚いていた。

「し、少佐、ほ、本気ですか?……救助した日本人達を引き渡すって?」

首相は親書を読んで、救助した日本人達が全員引き渡すと書いてあったか、びっくりしていた。すぐ少佐に言った。

その時、閣僚たちはその言葉が聞き入ったので、みんなが驚いた。

「え!救助した日本人達か!」

「引き渡すって!?」

「まさか…謎の軍隊が救助したって…」

「本当だったのか…」

閣僚たちがざわめていたか、少佐はすぐ答えた。

「はい、すでに決定です。…しかし、残念なことがあります。救助した日本人達は……死傷者が出ていました」

少佐は答えたか、残念な結果を話した。

「えっ…」

「…そんな…」

「……数は?」

閣僚たちは死傷者が出た事を聞くと落胆したか、数の方が気になって少佐に問い合わせた。

「はい、申し上げます。死傷者は死者12人、重傷者4人、軽傷者2人です。それ以外は全員無事です」

「「「「ああ…」」」」

首相と閣僚たちは少佐からの残念な結果を聞くと、悲惨になっていた。

「申し訳ありません。死傷者は絶対出ないようにしましたか、敵の攻撃が予想できなかったので、多くの死傷者が出てしまって…」

少佐は頭を下げて謝罪した。

「少佐…戦争が起きてしまったのは仕方ない事です。しかし、一人を失われる事は無く、全員引き渡してくれるのはうれしいです。もし、死者が他国に置いてしまったら、心細いです。……本当にありがとう」

首相は少佐の気配りを見て、気を使って答えて全員引き渡すのは感謝するしかなかった。

「気を使ってくれてありがとう。……一つだけあります。負傷者は引き渡されないです。今、病院船で治療中です。治療中の患者の家族も含めてます。完治したら、引き渡すように約束します」

「なるほど…そこまで気を使って…で、引き渡すのは…明日だっけ?大総統も来てるって?」

首相は気を使ってくれてくれるのはうれしいか、最後に信じられない言葉を出した。

「「「「ええっ!?」」」」

閣僚たちは首相の言葉を聞くと、驚いてしまった。

「はい、すでに決定です。大総統はすぐ会わないといけないらしいです。理由はパーパルディア皇国の動きです。大総統は日本国の関係を深めないと、日本国の危機になりますから」

少佐は大総統が日本国に行く理由を話していた。

「そうなのか?……そうだな。会わせることを許す。でも、会う場所はどこに……?」

「航空機を使ってますので、羽田空港です」

「羽田か…国土交通大臣、急けど大丈夫かね?」

首相は国土交通大臣に話しかけて、羽田空港は使えるか聞いてみた。

「えっと…お待ちください」

国土交通大臣はスマホをいじって、国土交通省に電話をかけていた。数分後、スマホをしまった。

「首相、羽田空港は大丈夫です。航空機は少なくて、いつでも自由です」

 

羽田空港は異世界に転移してから航空機の着発数が10分の1になってしまい、羽田空港は閑古鳥が鳴っている気味だった。異世界に転移してから他の国に航空路線に繋がるのはまだだった。

 

「少佐、羽田空港はいつでもいいよ」

「ありがとう。今から大総統に連絡します」

少佐は言ってから服から出したのは棒みたいのが出ていた。持ったままで親指を横に動くと棒が2つに分かれて透明板になっていた。少佐は透明板にいじっていた。

少佐の動きを見た首相と閣僚たちはびっくりさせていた。

「おいおい、それ…未来のスマホなの?」

「初めて見たぞ!」

「本当に未来なの…?」

閣僚たちはざわついたか、少佐は透明板に耳を当てて話し始めた。

「……もしもし、大総統ですか?少佐です。日本国の返事からです。訪問は日本国からOKをもらいました。……ええ、そうです。はい、はい、わかりました。今から首相に変えます……首相、大総統からの電話です」

少佐は電話に話して、日本国からの返事を話した。大総統からは首相に話したいと言われ、少佐は話すの止めて、透明板は首相に渡した。

「あ、はい……もしもし、日本国の首相です。……ええ、そうです。日本人達を救助してくれてありがとう。……明日、引き渡すよね?はい……ありがとう。では、明日で会いましょう。では」

 

首相は話し終わって、透明板は少佐に返した。

少佐は透明板を閉まって、ポケットに入れた。

「無理に言って、すぐ引き受けてくれのはありがとうございました。これで日本国を救うのはもう()()()です」

閣僚たちは二回目と聞こえたので、疑問を持って少佐に問い合わせた。

「……すみません、少佐。二回目とは…?」

「二回目は今回のフェン王国にいた観光日本人の救助です」

「一回目は…?」

「皆さん、ご存知ですかな?トーパ王国の事です」

少佐はトーパ王国の事を話したか、閣僚たちはピンと来なかった。しかし、防衛省の関係者は何が気が付いた様。

「えっ…?トーパ王国……あ!ま、まさか!?魔王討伐の時ではないか!?」

防衛省の関係者はトーパ王国の事を思い出し、魔王討伐しかなかった。

「えっ!」

「魔王討伐…まさか!?」

「あの謎の軍隊か!」

閣僚たちは防衛省の関係者が言った事を思い出した。

「はい、魔王討伐の後、妖魔軍の数が多くて対応できなかったでしょう?我が軍は爆撃機部隊を派遣して、妖魔軍を片付けることが出来ました。トーパ王国と日本国の被害は出なくてよかったと思いました」

少佐はトーパ王国で起きた事を話したか、被害が出なくでホッとしていた。

「でも、国籍マークを消したのは意味あったのか?」

閣僚たちは鋭い指摘を出した。

「それは日本国を接触する前なので、UNDFの存在を知る訳がいけなかった。もし、UNDFの存在が知ってしまったら、日本国以外の国が混乱する恐れがありましたから」

「なるほど…国籍マークを消した理由ですか」

「確かに…一番厄介のはパーパルディア皇国ですね。UNDFの存在を知ってしまったら、考え方も変わってしまう」

「はい、そうです。それだけではない。神聖ミリシアル帝国とか、ムー国とか…」

「それもありますね…」

「あ、ムーと言えば最近、通商条約を結んだばっかりだね。あっ、紹介してあげましょうか?」

外務省大臣はムーの事を思い出して、紹介してあげろうとした。

「え!本当にいいですか?本当だったら、うれしいです。日本国以外はまだ結んでないか…その事は明日、大総統に言ってください。きっと喜びます」

「わかった。明日の事は楽しみにします」

 

外交の話はやっとまとめたか、閣僚たちの中に疑問を持って手を上げた。

「すみません、さっき電話をしたでしょう?…どうやって繋がった?まさか、日本国内で?」

手を上げたのは総務省大臣。総務省大臣は少佐が電話に繋がっていたので不思議と思っていたので疑問出していた。

「あ、その事は…通信衛星がありますから」

「え!通信衛星!?」

「もう打ち上げてる!?」

閣僚たちは驚いてしまってる。

「打ち上げたのは四ヶ月前です。それだけではありません。他の衛星が打ち上げてます。GPS衛星と気象衛星と映像衛星とか。……偵察衛星も」

少佐は他の衛星を教えてあげていた。

「え…GPS?まさか…最近GPSが繋がっていたと情報があった…UNDFがやったのか!?」

 

GPSはもちろん、カーナビとかスマホとかに使うのが多かった。しかし、異世界に転移してから全く繋がらなくなっていた。最近、10月頃からは急にGPSに繋がっていたとニュースになっていた。しかし、問題が起きてしまう。経度がちゃんとしてなかったので場所が食い違うのが多かった。UNDFはGPS問題が分かっていた。UNDFの悩みは経度0度が決まっていなかった。経度0度が決まるのは神聖ミリシアル帝国が接触してから。

 

「はい、そうです。GPSの調整はまだ時間がかかりますので…他の衛星の使用は大総統に会ってから話で決めますので」

「そうか、明日、大総統に会ってから決めるしかないね。わかりました」

「…でも、あなたがなんで日本人なの?」

「ああ、UNDFなのに日本人だから珍しいでしょう?実はUNDFの兵隊の中に約10%が日本人なんです。なぜかいうと、初代大総統は日本人です。それが理由です」

「えっ…10%と言ったら、多くない?」

「初代大総統は日本人だと…?」

「…UNDFの兵力の数は?」

「えっと…3000万人いますか?」

閣僚たちはUNDFの兵隊の数が気になっていたので聞いてみた。少佐はあっさりと答えたか、閣僚たちはUNDFの兵隊の数があまりに多さでびっくりさせた。

「え!多すぎ…」

「いやいや、少ないと思うよ?元にいた世界では100ヵ国以上いたので兵隊を分けると、少ないです」

UNDFが元にいた世界は100ヵ国以上いたので、UNDFの兵隊は全世界の国に派遣してる。一つの国だけで約20~30万人しかない。だから、アメリカ国より少ない。

「そ、そうか…でも、気になるけど…UNDFは元にいた世界はどうなってる?」

閣僚たちはUNDFと言うのは全く知らなかったので、元にいた世界は気になっていた。

「元にいた世界は…すでに第三次世界大戦が起きてました」

「えっ!だ、第三次世界大戦!?

「もう起きてしまった!?」

「あ、ご心配なく。もう終わってます。15年かかりました」

「そ、そうか…終わったか……って、少佐、今何年だっけ?」

閣僚たちはUNDFがいた世界は何年だっけ?と思って疑問が出ていた。

「え、今?確か…西()()2()1()2()1()()けど?」

「なっ!?2121年だと!?」

「まさか!UNDFは未来から来ていた!?」

閣僚たちは少佐が言った事を聞いて仰天させた。UNDFは未来の軍隊では?と思っていた。少佐は気が付き、未来から来ていたことを否定させた。 

「あ、いや、UNDFが創立したのは西暦1997年です。つまり、別の地球から来ていたと思ってください」

「え?1997年…いや、UNDFの創立は聞いてない…」

「……まさか…もう一つの地球から来ていたとは…」

「信じられないけど、納得するしかないな」

閣僚たちはUNDFが別の地球から来ていたことをを納得するしかなかった。

 

「話は長くなりましたね…さて、僕はすぐ戻って報告しないといけないので。それでは」

話しはやっとまとめて終わった。

少佐は首相と閣僚たちに向けて頭を下げて、閣議室から去った。少佐はすぐ拠点に戻って報告していた。

 

「…まさかUNDFはもう一つの地球から来たのは全く思ってなかった…」

「ええ、そうですね……一番びっくりしたのは兵力の数ね」

「うん、3000万人がいるとは思わなかった…」

「まぁ、UNDFは敵ではなく味方でよかった…敵だったら、最悪に日本国は負けていたかも…」

「そうだな。日本国の運命は明日で決めるしかないか…責任は重いなぁ…なぁ、誰か首相にやらないか?僕は胃が痛くなりそうだ」

閣僚たちはUNDFの事を話すと、衝撃が続いていたので、ぐったりしていた。首相は首相をやるのが嫌になっていたので誰か代わりにしないかお願いした。

「やだ。僕だって嫌なんですよ!」

「「「「僕も」」」」

「裏切りもの~!」

閣僚たちは首相になるのは責任がかなり重くなるので誰も嫌かっていた。

首相は悲鳴に似ていた声を上げてしまった。

防衛省の関係者たちは首相を見て心の中は気の毒…と言っていた。

 

 

■ 西暦2121年1月19日 20:00 マテラス国 首都アンダフ UNDF総合司令部 大総統執務室

 

大総統は書類を確認して、許可と不許可を分けて作業していた。

「ふ~この書類、異世界に転移してから増えたな…きついわ~……さて、最後の書類だ。どれどれ……宇宙軍から?()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

最後の書類は宇宙軍からの宇宙ステーション建造計画と月探査計画の書類が書いてあった。大総統は考えていた。

「う~ん…そうだな…異世界に来てからまだ分からない事がいっぱいあるな…宇宙ステーション建造は許可するけど、月探索計画は…スケジュールはでかくね?……異世界の月はまだ分からないことがあるな。まぁ、許可する」

大総統は言って、宇宙軍からの書類は大総統のサインを書いて、許可とスタンプを押した。

「さて…やっと終わった。明日、日本国に訪問するので、早く寝ないと…」

大総統は書類の仕事を終えて、明日のために早く寝るので寝室に行った。

 

 

大総統が寝ていた同時に日本国は速報ニュースに放送してから大騒ぎになっていたのは言うまでもない……

 

*1
制帽にあるマークはUNDFのシンボルマーク




政府の関係の話が長くてすみませんです!
つまらないでしょう?
でも、ストーリーのためにするの仕方ないです…

新キャラクター、「ユニバ」ですか、どうですか?
良かったか、良くなかったのかはアンケートにします。
実は言うと、死ぬほど恥ずかしかったです。
中二病っぽく見えていた…恥ずかしい!

アデムのアンケートですか、出るの数は三分の二になっていました。
すでに出ることを決定しました。
アデムが出るタイミングはたぶん…おっと、ここはネタバレになっちゃうので控えます。


次回「第20話 国際連合防衛軍、大総統が日本国に訪問する」


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