ハイスクールD×Dinガリィ (立花キャロル)
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青い人形

GXからガリィちゃんが好きで最近見たXV7話にて復活し大活躍していたので書きました、随分前に小説を書いたきり読み専に戻ってしまい
すっかり駄文なってしまったのですがそれでもいいなら読んでやってください。
好評なら続くかも…?


sideガリィ

「それですよマスター…私たちが欲しかったのは……」

自らのマスターたるキャロル・マールス・ディーンハイムの復活を見届け、

自動人形(オートスコアラー)ガリィ・トゥーマーンの機能は停止した……

 

 

 

 

 

はずだった(・・・・・)

 

 

 

不意に彼女(ガリィ)意識が覚醒(再起動)する

「私は…」

ガリィが辺りを見渡すと周りには数名のローブ姿の人間がいた、

その人間達はガリィの起動に気づき

「成功だ!」「これで今まで我々を馬鹿にしてきたヤツらを!」

等と盛り上がっていたが、ガリィは周りの事など気にせず、なぜ停止したしたはずの自分が今こうして再起しているのか、マスターはあの後どうなったのかと考えていた。するとその時周りにいる人間達の内の一人が話しかけてきた

「おい、挨拶はどうした」

どうやらガリィに挨拶を要求しているらしい、だがガリィにはこいつ(人間)に挨拶をする理由がない、考えを中断させられたガリィは

不機嫌な声で応える

「はぁ?なんでガリィちゃんがアンタに挨拶しないといけないんですかぁ?」

その言葉を聞いた人間は怒った口調でこう言ってきた

「な、何だと!?何だその口の利き方は!?」

「なんだも何も、何で私がアンタに挨拶しなんくちゃいけないんだですかねぇ?」

怒った口調で言ってきた人間に対しガリィも不機嫌な声で応える

更に怒った人間はこう言った

「わ、我々はお前を作ってやった創造主(マスター)だぞ!創造物たるお前が挨拶するのは当たり前だろう!?」

創造主《マスター》その言葉を聞いたガリィの中で何かが音を立てて

切れた

「分かったらさっさと挨拶を…」

自らを創造主《マスター》と言った人間に近づく

人間はまだ何か言っていたが関係ないどうせ何もわからなくなるのだから(・・・・・・・・・・・・・)

「な、何だ、何をする気だ?」

急に静かになり近づいてきたガリィに人間は狼狽える

「いえいえ〜♪挨拶をしろと言われたので挨拶(・・)をと思いまして〜♪」

ガリィは笑い(嘲笑い)ながらそういった

ガリィのその言葉に人間は笑みを浮かべる

「何だやっと自分の立場が分かったか、ならばさっさと…「チュッ♪」んむ!?」

人間はまだ何か言っていたが聞く気は無いとばかりにキスをする

「な、何をしている!?」

周りの人間はガリィが急にキスをした事に驚いらしい、だがガリィには

その言葉に応える義理は無いその人間の声を無視し引き続き思い出を吸い出し(キス)し続ける、時間が経つにつれてキスをされている人間は見る見る痩せていき最後に干からび事切れてしまった。

「ふぅ、ご馳走でした♪」

思い出を吸い出しきり自らを創造主(マスター)と言った愚か者を殺しガリィは満足そうに言った。

周りの人間は最初は狼狽えていたが次第に状況を理解し周りの人間の内の一人がガリィに向かって怒鳴ってきた、が

「きっ貴様、こんな事をしてただで済むと思うn」ザシュッ!

「あぁ、そう言えばまだいたわねぇ?」

その言葉はガリィの氷の剣で頭を貫かれる事で遮られる。

そして人間の死体をそのままに周りの人間達に尋ねる

「まだ、続けますかぁ?」

人間達はガリィのその言葉に顔を引き攣らせ恐怖を隠しきれていなかったが、

「な、舐めるな!」

「わ、我らは一流の錬金術士だ、貴様のような不良品如きに殺されるかぁ!」

このまま逃げるのはプライドが許さないらしくガリィと戦うことにしたらしい、ガリィはその人間達の様子を見て笑う(嘲笑う)

「そう、続けるのね…まぁ、続けても続けなくても結果は分からないんですけどねぇ♪」

そう、変わらない、愚かにも自ら(ガリィ)創造主(マスター)を名乗った時点でこいつらの死という運命は変わらない

「ふ、ふざけるなぁ!?」

叫びながら、攻撃を始める周りの人間達、

「はん、聞かないわよ!」

それに対しガリィは障壁を展開し全ての攻撃を防ぐ

「この程度で、1流の錬金術なんて笑わせるわねぇ♪」

「くっクソッ!?」

半ばヤケクソで攻撃を続ける人間たち、しかし障壁に阻まれガリィには

傷1つつけられない

「ん〜こうしてるのも飽きてきたから、終わりにしちゃいましょうかねぇ♪」

そう言うとガリィは氷の剣を創り周りの人間の内の一人に一瞬で近づき首を跳ねる、首から溢れる血の噴水でガリィは紅く染まる

「さぁ、次は誰ですかぁ?」

「う、うわぁぁぁぁ!?」

紅く染まりながら笑う(嘲笑う)ガリィを見て恐怖が最高超になったのか

人間達の内の一人が、逃げ出す。

「た、助けてくれぇ!?」

「お、おい!?」

1人が逃げ出した事により統率が乱れ、周りいた他の人間達も恐怖に飲まれ

全員が逃げ出し始めた、それを見ていたガリィは、また笑う(嘲笑う)

「あらあら、一流の錬金術が聞いて呆れますよぉ?それにさっき言ったはず何ですけどねぇ♪結果は同じだって♪」

「まぁ、いいですよぉ?逃げてくれた方がガリィちゃんは楽しいですからぁ♪」

自動人形(ガリィ)は嘲笑うこれから始まるのは一方的なゲーム(蹂躙)自らが鬼で奴ら(人間)が獲物のハンティングゲーム自らの創造主(マスター)ずらをした人間たちに対する当然の報い

「サァ、ゲームスタートデスヨォ♪?」

ガリィは、逃げた人間(獲物)を追う為に動くそれから数十分、人間達の悲鳴が続いた…

 

 

 

 

「ふぅ…」

ガリィは息を吐く彼女の周りには干からびた(人間)や首から上がなくなった(人間)が転がっていた

「人数が居たせいで時間がかかっちゃいましたぁ…けど思い出も補給出来たし問題なしでっす♪」

「しかし、これからどうしましょう?」

マスター(キャロル)がいない今、自分に存在価値はない、ならばいっそ自分を壊してしまおうか?それとも世界を滅茶苦茶にしてやろうか?それもいいだろう、今の体ならばそれも可能だろう、しかしマスター(キャロル)がそれを望むだろうか?色々考えてみたが、結論は出ない。

「ん〜…」

ガリィが考えているとふと足元に1冊の本が落ちていることに気がついた、どうやらさっき片付けた(人間)が持っていたらしい、何気なしにガリィはその本を手に取りページをめくる

「ふ〜ん?悪魔、天使、堕天使…ねぇ?」

その本にはこの世界にいる異種族の事が事細かく書かれていた

「なるほど…こいつらはこの悪魔やら天使、堕天使に対抗する為にガリィ()を作ったと…全く反吐が出るわね、私が従うのはキャロル(マスター)だけだっつーの」

ガリィは足元にある骸の1つを蹴り飛ばす、骸は壁にぶち当たり潰れたトマトのように弾ける

「しかし、ここはガリィがいた世界じゃないという事かしらね?もしガリィがいた世界に悪魔だのがいたならマスターが知らないはずがないし…」

「それに、さっきの奴らは錬金術士を名乗ったのに、アルカ・ノイズを使ってこなかった、どんな低級の錬金術士でも一体くらいは持っていてもおかしくは無いはずなのに…」

今までの不振な点をまとめ、ガリィは自分が今いる世界が前いた世界では無いと思い始めていた

「でも、それが分かったとk」

 

 

ドッカーン!!

 

 

ガリィが考えをまとめ終わり改めてこれからどうするか考えようとしていると、近くの壁が吹き飛んだ

「ケホッケホッ、何だって言うのよ!?」

ガリィが咳き込みながら吹き飛んだ壁の方に注意を向けているとそこから大量の人間らしきものが現れた人間らしきもののはガリィを警戒していたがその中から紅髪の女が、ガリィに声をかけてきた

「貴女は…?」

ガリィは心のどこかで面倒事に巻き込まれたと思い苦笑した。

 

 

 

 

 

これは、決して有り得なかったはずのお話

1人の悪魔と一体の人形が出会ったことにより始まった物語

この物語がこれからどう進んでいくのかは神様にすら分からない

 

さぁ、神様も知らない光で物語を描こう

 



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