東方最高神[零ZERO]【異世界編(このすば編)】(完結) (神森リョウカ)
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[第1期]第1章 この素晴らしき最高神達に仲間達を!
第1話 最高神達と素晴らしき仲間達【前章】


注意!これは東方最高神シリーズの派生作品です!


タグについて追加事項…【アンチ・ヘイトは念のため・ガバガバの編集と文章・更新不定期及び投稿不定期・時折ギャグとシリアス崩壊・時々変わるタグ・オリジナルヒロイン・敵超強化・原作?ああ…良い奴だったよ…。】の以上です。


※注意!この作品では恒例の後書きコーナーは有りませんのでご了承下さい。(尚、本編で後書きコーナーが無いのは初の事例である…)


【東方最高神[零ZERO]【異世界編(このすば編)】

 

 

 

やあ、何時もの天の声だ…さて、今現在だが…彼女達…最早常連だからもう前置きはよそう…リョウカ達はどうしているのかと言うと…

 

 

艦娘の世界線にて…あの粛正化…と言う名の戦争から…リョウカ達も更に強くなり…戦力も増加した…そんなある日…

 

 

リョウカ(幻想)「ねえ、みなさん!異世界に旅行しませんか!」

 

全員『……え?』

 

 

そう、リョウカが突然異世界に旅行しようと言う話が持ち出された…

 

 

リュウカ(幻想)「一応聞くが…目的は?」

 

リョウカ(幻想)「えーっと…、」

 

リュウカ(幻想)「…はぁ、言わなくても分かる…依頼だな?」

 

リョウカ(幻想)「………はい。」

 

リュウカ(幻想)「んで、どんな依頼だ?」

 

リョウカ(幻想)「うん、ある女神様からの依頼…と言うよりも救援要請ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「救援だぁ?女神が?ってか女神が救援を求めるって…で、名前は?」

 

リョウカ(幻想)「うん…【水の女神のアクア】さんからの救援要請で…内容は…とある転生者の特典で一緒に魔王討伐しに行く事になっちゃったから、助けて下さいお願いします…。……って言う要請です。」

 

リュウカ(幻想)「アクアか…全くあの駄女神…あ、そう言えばメタいが、さっき言っていたあの転生者もアクアの事駄女神って言うな…アホだから仕方ないか…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…流石にそれは酷いですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「へいへい…さて、仕方ないから行ってやるか…ってか待て…確かその世界線って…。」

 

リョウカ(幻想)「…あ…そうだった、大昔に作ったんだった…確か、世界線作りの練習で誕生した世界線でした…。」

 

オウカ(幻想)「へぇ〜…お母さんってそんな感じなの?」

 

リョウカ(幻想)「うん、まあ…それでだけど、何かその世界でありました?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、俺達ってさぁ…何度も確認だけどよ、俺達って…全てにおいててっぺんに君臨しているんだよな?」

 

リョウカ(幻想)「そうですよ。」

 

リュウカ(幻想)「じゃあ、魔王や大魔王よりも偉いって事だよな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、そうだよ。」

 

リュウカ(幻想)「…その世界線の魔王は問題無いよな?」

 

リョウカ(幻想)「え?あ…うん、呼べば来ると思います。」

 

リュウカ(幻想)「成る程…まあ、そうだな…行ってみるか!」

 

アヤカ(幻想)「まあ、たまには異世界旅行も悪くないね〜…。」

 

リョクヨウ(幻想)「あの〜…仕事だから行くんだよ?」

 

アヤカ(幻想)「ははは、まあそうだよ…だけど、たまには羽を伸ばすのも悪くないよ。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、一旦私達の空間に戻って準備を進めましょう。」

 

リュウカ(幻想)「だな。」

 

 

そして、リョウカ達は一旦自身の世界線に戻り準備を進めた…(尚他の世界線の者は、それぞれの世界線にて準備を進める手筈になった…)

 

 

5時間後…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、準備が出来ました。」

 

リュウカ(幻想)「今回は珍しく…この空間ごと異世界に移動するなんてな…まあそれでも準備には時間掛かったが…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…さて、みなさん…準備はいいですか?」

 

 

リョウカは、再度確認を行い全員が返事を返した…

 

 

リョウカ(幻想)「……総員に告ぐ!これより本空間はテレポートします!衝撃に備えて下さい!」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

リョウカは、アナウンスで空間全域に警告を言って…更には、警報を鳴らして…

 

 

リョウカ(幻想)「…テレポート…!!!」

 

 

カチ…!!ピキィィン…!!!ピシュン…!!!

 

 

そして…リョウカはテレポートのスイッチを押し…眩い光と共に…神森空間は…異世界に飛んで行った…

 

 

…更に数時間後…リョウカ達は、目的の異世界空間に到達した…そしてリョウカ達一行が着いた所は…アクセル街より遠く離れた位置だった…しかもよりによって…

 

 

『複数の敵反応確認!!』

 

 

リュウカ(幻想)「何でこうなるんだよぉ…!!!」

 

アヤカ(幻想)「とにかく迎撃よ!撃て!撃て!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

どうやら…どこかの魔物の巣に出てしまい…空間の入り口開けた瞬間に魔物供が侵入し…リョウカ達は迎撃態勢に入り、今…装甲列車艦隊を用いて、強行突破を実施している所だ…

 

 

ドドドドドドドドド…!!!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

ズドォォォン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「キリが無いです…。」

 

リュウカ(幻想)「クソ、運が無い…!」

 

リョウカ(幻想)「…まあ、そんな事だろうと思いまして…能力で早速この世界線に救援要請はしました。」

 

リュウカ(幻想)「ほう!って!落ち着いた様子で…良く言えたな!!ってどんな依頼なんだよ…!?」

 

リョウカ(幻想)「えーっと、この艦隊を護衛する様な依頼で…更に緊急依頼なので確実に受ける様にして…更に…とある人物を確実に来させる様にしました。」

 

リュウカ(幻想)「…は?それって誰よ?」

 

リョウカ(幻想)「……ほら来ましたよ。」

 

 

ピキィィン…!!ピシュン!

 

 

?「…は!ここ何処だ!?」

 

?「はぁ、相変わらずですね。」

 

?「まあまあ、がっぽりお金が手に入るからいいじゃないですか!」

 

?「うむ、まあ何か有るのは間違いない。」

 

リョウカ(幻想)「受注してくれてありがとうございます…【カズマさん・めぐみんさん・ダクネスさん】……そして…依頼主の…【アクアさん。】」

 

 

…そう、これがリョウカの狙っていた四人組だ…

 

 

カズマ「アンタが、依頼主って訳か?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうですよ…カズマさん…いえ、こう言った方が良いですか?…【転生者の…佐藤和真さん。】」

 

カズマ「……!!?何で俺の本名を…!?しかも転生者だって事が…?!」

 

アクア「あ…あ…貴女は…いえ…貴女様は…!」

 

カズマ「知っているのか!?」

 

アクア「知っているも何も…今目の前にいるのは…最高神様ですよ…!!しかも、最高神の中の最高神で…絶対的な存在で最強の存在ですよ!!…つまりは…私の上司です…。」

 

カズマ「えええぇぇ…!!?この子達が…あの伝説の…最高神なのか!?」

 

アクア「え?カズマも知っているのですか?」

 

カズマ「あ…ああ、生では見た事ないが…どっかの小説で…伝説の最強の最高神が暴れていたり…やられていたりもするあの伝説の最高神って言うのは聞いた事ある…確か、その小説名が…【東方最高神[零ZERO]】って言う名前で…作者が神森リョウカって言う名前だけど。」

 

リョウカ(幻想)「へぇ〜…流石元引き篭もりで…ゲーマーだって事はありますね…確かにその小説を書いているのは間違いないです…むしろ、私達が作ったんですよ…その小説を…まあ私達の成長記録みたいな物ですよ…まぁ、それを書いているのは…、」

 

サクカ(幻想)「私ですよ、まあ作者です…。」

 

リョウカ(幻想)「ついでに言えば…この世界は元々…私達の世界線作りの練習で初めて成功した世界線で、まあ作品第一号って言う所ですね。」

 

カズマ「マジかよ…。」

 

リョウカ(幻想)「さて、更についでに言えばだけど…アクアさん。」

 

アクア「は…はい…!!」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…何時もの通りで良いですよ、アクアさん…別に私達は貴方達を消そうなんて思いませんよ、むしろ至って普通の人間らしい生活したいですし…他の人達と平等に仲良く平和になる様な世界にしたいって思ったりします。」

 

アクア「そ…そうですか…。」

 

リョウカ(幻想)「さて…何で私達がこの世界線に来たのかと言うと…貴女が居た空間にこう言う書き置きが置いてありましてね、だから依頼を受けて来たのですよ…まあこの世界も楽しそうだし、ついでに旅行も出来たら良いなって思ったりもしますけど…確か、魔王討伐でしたね?」

 

カズマ「ああ、確かそんな話だったな。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ…もし貴方達の目の前にいるのは…魔王を超えし大魔王を超えた…絶対的な邪神の中の最高神だったら…貴方達はどうしますか?」

 

全員(このすばメンバー)『……!!?』

 

リョウカ(幻想)「まあ、実際にそうですし…この世界線の魔王の上司ですからね…まあカズマさん風に言えば…今目の前に居る私達こそが真のラスボス且つ裏ラスボスでもありますよ…まあ誰にも勝たせる気は無いけどね。」

 

リュウカ(幻想)「言いやがったぞコイツ…まあ間違っちゃいないし、ある意味で俺達に挑むのは腕の有る挑戦者くらいだな。」

 

カズマ「マジかよ…。」

 

めぐみん「む…ならば…!」

 

リョウカ(幻想)「めぐみんさん、一応言っておきますが…今この場で私達を倒すのは絶対に不可能ですよ、まあもし今この場で倒された時の対策として…この世界線諸共完全消滅する様に自爆装置にプログラムされてますから、もし私達全員が倒されたら…全ての苦労が全てパアッと…消えちゃいますよ、もちろんあの世も存在せず…完全な無の世界に閉じ込められてしまいます…完全な零に帰す…私達の本当の最終究極核兵器…【ZERO・END(ゼロ・エンデ】が発動するだけです。」

 

めぐみん「な…!?」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ、それは初耳だが?」

 

リョウカ(幻想)「はい…本当にもしもの時に備えて…ずっと昔から作りあげた物で、ある意味で究極超兵器系の第1作目で…最優先で作りあげた物です…まあ使う用途は、対私達用の壊滅兵器ですね。」

 

リュウカ(幻想)「は?何で俺達が対象なんだ?」

 

リョウカ(幻想)「…もしも、みんなが私みたいに暴走したら…もう誰にも止めれる存在が居ないので…ならばいっその事…私達を完全に確実に殺す事が出来る兵器を最優先で作りました…それがこれで…私達が全員が一斉に死んだ時か…私達が一斉に暴走した時に起動し…全てを完全にZEROに帰す…究極の核兵器を作り上げました…。」

 

リュウカ(幻想)「…お前…ずっと前からお前自身が追い詰められていたのか…?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…私達の力は周りから見れば明らかに異常です…他の神様だって私達と争う事は絶対に避けます…その中で私は異常を超えた何かですよ…それが最高神の中で元最強の最高神って呼ばれた訳ですから…作らなきゃって思った訳ですよ…一人旅の時から…ね。」

 

リュウカ(幻想)「…ごめんな…そこまでお前はずっと前から自分自身を追い詰めていた訳なんだな…本当にすまなかった…。」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ…今はみなさんが居ますからね…でも、もうあれは作った以上…解体も出来ないですし…解除も不可能…だから、私達は死んだら駄目なんです。」

 

カズマ「成る程な…。」

 

リョウカ(幻想)「でも、安心して下さいね…別に世界制服する様な事はしたくないですから、むしろしようとしたら懲らしめてあげますよ。」

 

カズマ「一応、邪神なんだよな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…まあ…って言っても邪神らしさは無いですよ…。」

 

アンクロ(幻想)「寧ろ僕達の方が邪神らしいさ、って言うけど…昔の話さ…更に邪神らしさが有ったのは…完全な孤独の時の時代のリョウカちゃんが邪神らしかったよ。」

 

リョウカ(幻想)「………もうあんな思いになるのは嫌ですよ…。」

 

アンクロ(幻想)「悪かった…辛いよね…。」

 

リョウカ(幻想)「うん、今でも鮮明に覚えていますよ…大昔に…自身の手で大量に…殺した事…。」

 

リュウカ(幻想)「…大丈夫だ…落ち着けって…もう昔の話だろうが、今は今だ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…さてと、長くなりましたけど…依頼の前に…貴方達に渡す物が有ります…私に寄って下さい。」

 

カズマ「ああ、分かった。」

 

 

そして、カズマ達四人組がリョウカに近寄ると…リョウカは、その四人組に触れて…

 

 

リョウカ(幻想)「…貴方達の前世及び能力とステータス…全て返却します…。」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

リョウカは、能力を発動し…カズマ達の全ての記憶と能力及びステータスを返却した…

 

 

カズマ「…!!これは…!!確か俺は魔王を討伐して…!」

 

リョウカ(幻想)「さてと…宜しいですか?」

 

めぐみん「ええ…言って下さい。」

 

 

リョウカ達は、先程の説明を再度して…依頼の方の説明に入った…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、依頼内容は…依頼書通りに…私達はこれより…アクセル街に向けて移動します…貴方達は、今も攻めて来ている魔物から、本軍を護衛して下さい…一応私達も援護はしますけど、ここまで近寄られたら攻撃能力も大幅に落ちます…そこで、貴方達と私達の軍と協力し合って…近付いて来る敵を殲滅しながらアクセル街に向けて強行突破します…。」

 

カズマ「だけど、お前らだけでも良くね?」

 

リョウカ(幻想)「って思いますよね…だけど、確かにここ何十年も修行は続けていますけど…力の制御は難しいです、下手すると消滅オチが待ってますからね…。」

 

めぐみん「あ…そうですか。」

 

リョウカ(幻想)「それに…私達は貴方達の実力を知りたいです…だからこそ貴方達をここに呼びました…ちょっとした調査って言う訳です…あ、勿論依頼ですから報酬は出しますよ…報酬内容は…無事に到着してから言いますね。」

 

カズマ「はぁ…分かったよ。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…ああ、それとめぐみんさんに良い知らせです…私達の近くに居るだけでも、何回でも魔法は撃てますよ。」

 

めぐみん「え…!?マジですか!?爆裂魔法撃ち放題!?」

 

リョウカ(幻想)「はい、撃ち放題です…ただし、あまり被害は出さない事と…この軍の側に居る事…そして…使う時には…そうですね、これを持って行って下さい。」

 

めぐみん「へ?…これは?」

 

リョウカ(幻想)「この世界線用に作った無線です、これで私に使用しても良いですかって聞いて…許可が出たら使っても良いですよ…まあ今回は特例で、何回も使っても良いけど…被害は出さない事を条件なら戦線に立っても良いですよ。」

 

めぐみん「ありがとうございます!」

 

リョウカ(幻想)「カズマさん、めぐみんさんの事を頼みます…一応貴方がめぐみんさんに指示を出して、どこにどんな敵に対して爆裂魔法を使えば良いのか言って、サポートして下さい…今回の依頼の場合は範囲攻撃能力及び一撃で葬る事が可能なのはめぐみんさんくらいです。」

 

アクア「あの〜…一応私も撃てますけど…。」

 

リョウカ(幻想)「アクアさん…気持ちは分かりますけど…確かにめぐみんさんの場合は周りに関係無し…つまりは敵味方関係無しに爆裂してしまいますけど…正確な位置に向けたピンポイントで…尚且つ広範囲に一撃で葬り去る威力を持っています…アクアさんも…巨大なビームが有りますけど、貫通力が有り過ぎて…下手をすると、目的地であるアクセル街にも被害が出る可能性があります。」

 

アクア「うぅ…そうですか…。」

 

リョウカ(幻想)「その代わりに、アクアさんの得意分野である…サポート魔法を担当して下さい、仲間が傷付いたら先ず回復…仲間が状態異常になったら回復を専念して下さい。」

 

アクア「はい!」

 

リョウカ(幻想)「ダグネスさん、確か肉壁での防御が得意って言いましたね?」

 

ダクネス「ええ!勿論ですよ!この身で攻撃を受ける快感!あぁ…受けたい。」

 

カズマ「ああ、気にしないでくれ…コイツは超の付くドMだから。」

 

リョウカ(幻想)「……?ドMって何ですか?」

 

全員『……は?』

 

リュウカ(幻想)「おま…それは知らないのか?」

 

リョウカ(幻想)「うん、分からないです。」

 

カズマ「あ〜…だったら知らない方が良い…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…流石にそれは賛成だ…。」

 

リョウカ(幻想)「……??まあ、取り敢えずは…守りを固めて下さいね?後、一応アクアさん…基本的にダグネスさんに付いていて下さいね。」

 

アクア「分かりました。」

 

リョウカ(幻想)「えーっと、ダグネスさん…ドMって言うのはどう言うのか知りませんけど…無茶だけはしないでね、死にそうになったり危なくなったら本艦に逃げ込んで下さい、あ…みなさんも一緒ですよ。」

 

カズマ「分かった。」

 

リョウカ(幻想)「さて、最後ですけど…今は周りの動きが完全に止まってますけど…私達の能力で時を止めています…だから一番重要な点を言います…先ず、アクセル街まで私達及び本軍を護衛する事…それは分かっていますね?」

 

ダクネス「ああ。」

 

リョウカ(幻想)「それで、アクセル街までこの列車は自動的に移動します…勿論貴方達に合わせてゆっくりと動きます…ただし、ゆっくりと動く関係上、敵からは良い的になってしまいます…それを貴方達と本軍と力を合わせて護衛します……そこまでは良いですね?」

 

カズマ「おう。」

 

リョウカ(幻想)「…では、目の前にあるゲートを見て下さい。」

 

 

リョウカの指示で、列車の前には超巨大な門が堂々と鎮座しているが…門は開いている…が、その門の模様は何処となく…チェッカー柄になっている…

 

 

カズマ「これは?」

 

リョウカ(幻想)「これはチェッカーゲートです…この門はスタート地点及びゴール地点に配備されています…スタート地点に設置されている方は…門を潜ると…スタートと見なして、周りの時が動き出します…そして、スタートと見なされるのは…【この先頭車両が潜った時です…】…反対にゴール地点の方は、門を潜ると敵がどう言う理屈か分かりませんけど…全滅します…ただ、ゴールと見なされるのは…【本艦含む味方が完全に潜り抜けた時にゴールと見なされます。】」

 

リュウカ(幻想)「それと、所々に…保険としてチェックポイントゲートを設置してある…途中でクエスト失敗条件を満たしてしまった際には…このチェックポイントゲートが能力を発動し…【潜った地点まで引き戻されて…スタート時の状態に戻る…と言う完全回復した上でのコンテニューポイントって所だ…】それで、潜ったと言う判定になるのは、スタート地点と同じく…本艦が先頭車両を潜った時に潜ったと言う判定になる…。」

 

リョウカ(幻想)「尚、これらのゲートは…私達が居る且つ…何かしらの乗り物や兵器に乗っている時に現れます…ただし例外として、この…堂々と鎮座していて…如何にも何かいそうだなと言うゲートは…私達が居る事が条件なのは変わりませんけど…でも…【私達がこの世界線に存在している事】で現れて…そのゲートに書いてある条件を満たした時に門が開き…中に入れます。」

 

カズマ「へぇ〜…そんな感じか…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、最後の方は実際に見た時に再度詳しく説明しますね。」

 

カズマ「分かった。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…みなさん!出撃用意!これより我が軍は、アクセル街に向けて強行突破を酷使する!全軍!迎撃態勢に入れ!誰も犠牲者は出すな!」

 

全軍『了解!』

 

リョウカ(幻想)「…移動開始!及び戦闘開始せよ!!」

 

 

そして、リョウカの号令によって…列車は動きだし…同じく全軍も動き出して…スタート地点のゲートを潜った…すると、今まで静かだった敵が一斉に動き出した…

 

 

VS【魔物の大群】

 

 

戦闘方式【移動要塞防衛戦】

 

 

勝利条件【防衛対象(ヤマト)がゴールゲートを潜りきるまで防衛…その後ゴールゲートを潜る】敗北条件【味方の内一体の撃破及び防衛対象(ヤマト)の撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【寄生ジョーカー】曲名【BOSS1】

 

 

【任務開始!!】

 

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!バババババババババ…!!!

 

ドォォォォン…!!

 

 

カズマ「でやぁぁぁ…!!!」

 

ザシュ!

 

 

めぐみん「エクスプロージョン!!」

 

 

ピキィィン…!!!チュドォォォォン…!!!

 

 

めぐみん「おお…!!これなら行けますよ!!ふふふ…!!爆裂♪爆裂♪らんらんら〜ん♪エクスプロージョン!!」

 

 

ピキィィン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

アクア「ゴットブロォォォ…!!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ブォォン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「やってますね…あ!森の出口です!!ついで、チェックポイントですよ!!」

 

 

【神森軍:第1ゲート通過】

 

そして…リョウカ達は、無事に第1のチェックポイントゲートを潜り…森を抜けた…だが相変わらず大量に魔物が攻めて来る…が、そんな時…

 

 

 

ヒュゥゥゥ…!!!ズドォォォン…!!!

 

 

カズマ「な…何だ!?」

 

めぐみん「む…アレを見て下さい!!」

 

リョウカ(幻想)『あれは、味方です!どうやら先行でアクセル街に到着した護衛艦隊と軍…それに外に出たから、艦船からの支援攻撃も可能です!みなさん!もう少しです!』

 

カズマ「お!なら行けるぞ!」

 

ダクネス「あぁ…喰らってみたい…!!」

 

アクア「もう、ダグネスったら!今は真剣にやって下さいよ!」

 

ダクネス「…は!すまんすまん!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

ヤマト「…誤差修正良し!目標!敵魔物軍!一斉斉射!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!バシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォン…!!!

 

 

正に圧巻していた…周りの魔物も、段々と数を減らして行き…更には増援の量も減って行き…

 

 

カズマ「お!見ろ!チェッカーゲートだ!!」

 

リョウカ(幻想)『みなさん!これが最後の関門ですよ!全員が完全に潜らない限りはゴールにはなりません!気をつけて!』

 

カズマ「分かった!

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リョウカ達を乗せた列車が近づくと、警報と共に重々しく門が開き…完全に門が開き放たれた…そしてそこからが防衛戦の最終段階である…

 

 

カズマ「おぉらぁぁ…!!!」

 

 

ザシュ!!

 

 

めぐみん「エクスプロージョン!!更にエクスプロージョン!!」

 

 

ピキィィン…!!チュドォォォォン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

アクア「ゴットブロォォォ…!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ブォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

ダクネス「さぁ!来るが良い!はぁぁ…!!」

 

 

ブォォン…!!スカッ…!!

 

 

ダクネス「な…!」

 

 

バァァァン…!!グチャ…!

 

 

リョウコ(幻想)「ふぅ、危なかったですね。」

 

ダクネス「あぁ…勿体…いえありがとうございます!」

 

 

バババババババババ…!!!グチャ…!ズチャァ…!!

 

 

カズマ「まだなのか!?」

 

リョウカ(幻想)『完全に潜り抜けるまで…後10秒…!…5秒…!!抜けました!!さぁ!貴方達も早く!!』

 

カズマ「いよっしゃぁ…!!!お前ら急いで来い!!」

 

めぐみん「ああ…快感でした…。」

 

アクア「ふぅ…大変でしたね…。」

 

ダクネス「あぁ、もっと味わい…いや、守れて良かった!」

 

 

そして、最後にカズマ達もゲートを潜り抜けると…

 

 

ピキィィン…!!ゴゴゴゴゴ…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

門が突然光ったかと思うと、門が凄い勢いで締まってしまった…

 

 

ピキィィン…!!ボン…!!

 

 

その後直ぐに門は再度光ると…完全に門が跡形も無く消え去り…あれほど大量に居た魔物達が綺麗さっぱりと居なくなっていた…

 

 

めぐみん「本当に消えましたね…。」

 

カズマ「ああ、そうだな…。」

 

 

そして更にリョウカ達は、少し移動すると…アクセル街の門が見えて来た…

 

 

リョウカ(幻想)「…ふぅ…ようやく到着ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…さてと、近くで止めるか。」

 

 

キィィィィ…プシュゥゥゥ…

 

 

リョウカ達を乗せた列車は、アクセル街の門の直ぐ横に止めて…更に他の軍は、同じく門の横に待機する事になった…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん、お疲れ様でした。」

 

カズマ「あ〜…そうだな…ってかダリィ…。」

 

リョウカ(幻想)「すみませんね…さてと、ここが始まりの街…アクセル街ですか。」

 

カズマ「ああ、そうだぜ…めぐみんもアクアもダグネスとはこの街で出会った。」

 

リュウカ(幻想)「成る程な…さてと、さっさと入国して…ここのギルドに俺達を登録しないとな。」

 

全員(このすば全員)『……え?』

 

リュウカ(幻想)「どうした?お前ら?」

 

カズマ「い…いやいや!ちょっと待てって!お前らまさか…家族全員が冒険者になる気か?」

 

リョウカ(幻想)「そうですけど?」

 

カズマ「一応再度確認だが、ラスボスなんだよな?」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

カズマ「ラスボスが、至って普通に冒険者になってどうする!?掟的に大問題だろう!?」

 

リュウカ(幻想)「大丈夫だ、問題無い…ラスボス及び裏ラスボスルール上…確かにラスボスとして君臨しなければならないが…それ以外では特に制限は掛かって無い!だから無問題だ!それに、ラスボスって言っても…何かしらの理由が有ればラスボスとしては機能するから問題無い。」

 

カズマ「大胆且つ適当なルールだな…。」

 

リョウカ(幻想)「さて…もうここまで言えばもう察しが付く筈ですよ…報酬の件で…。」

 

カズマ「…なあまさかだと思うが…俺達のパーティに入る気じゃあ…?」

 

リュウカ(幻想)「…そのまさかだ…お前らの戦いぶりは見事だ…だからお前と一緒に行動するのもまた面白い…まあついでに魔王に【汚話死】しないとね〜…。」

 

めぐみん「おい…お話しが物騒に聞こえた気がしたようですが?」

 

リュウカ(幻想)「気の所為だ…それとだが…拒否権は無い…だが、それなりの安全は保証しよう…後、生活の援助費もだ…。」

 

カズマ「そうか、じゃあこれからも宜しくな!」

 

リョウカ(幻想)「ええ!これからも宜しくです!みなさん!」

 

 

リョウカ達は、カズマ達一行を仲間にした!【一時加入(※この世界線を離れると自動でパーティから外れ…戻ると再加入します)】

 

 

リョウカ(幻想)「あ、そうそうカズマさん…貴方にとって残念なお知らせですけど…私達には全状態異常は効きませんし…そもそもスティールと言う盗み魔法は効きませんよ?」

 

カズマ「マジかよ!!」

 

リョウカ(幻想)「試してみますか?…ただし…した場合には、逆にスティールカウンターが待っていますけどね…。」

 

カズマ「…いや辞めておく…。」

 

めぐみん「スティールカウンターって何です?」

 

リョウカ(幻想)「ん?簡単に説明すると…相手がスティールを使った時のみ発動する…対スティール魔法…又は技で、発動すると…相手のスティールを無効化した上で…逆に相手にスティールを返すと言う物で…更に私達の場合には、カウンタースティールとトラップの組み合わせの技をもう既に取得しています…名付けて…トラップカウンタースティールです。」

 

カズマ「技の名前からすると…まさか、相手にワザとスティールを受けるが…そのスティールした物がトラップで…その間に相手にスティールを返すって技か?」

 

リョウカ(幻想)「あら?良く分かりましたね?その通りです…まあトラップの内容は、優しくても大ダメージ物は避けられません…最悪の場合には…確実に大邪神さえも即死するトラップをプレゼントしますけどね…。」

 

めぐみん「いや怖いですよ!!貴女達なら平気でやり兼ねないから辞めてください!」

 

リュウカ(幻想)「まあ、安心しろ…少なくとも敵にしか使わん予定だ…ああ、確か俺達の場合のスティールは…確実に狙った物を盗む事が出来るぞ。」

 

カズマ「え!?マジですか!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、ただし…狙った物を盗む為には条件って物が有ってな…先ず前提条件として…俺達が何を狙っているのかどうかの正確な情報を得る事…次に、その狙っている物が何処に又は誰が持っているかどうか知ること…以上の条件を満たす事で、距離に関係無しに盗む事が出来る…確実にな。」

 

カズマ「めっちゃ便利だな!それ!つまりは、情報と位置情報さえ有れば良いんだな?」

 

リョウカ(幻想)「そう言う事です、あ…やろうと思えば…相手の急所をまるごと盗む事も出来ますよ。」

 

カズマ「それって…死ぬの?」

 

リョウカ(幻想)「はい、即死です。」

 

カズマ「一応聞くが、お前らって…全ての行動に即死付いたりするのか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、あ…正確に言うと…絶対に即死だろうと言う位のダメージを与えますけど…後、状態異常で色々な即死が付属してます。」

 

カズマ「全部即死のオンパレードじゃねーか!?」

 

リョウカ(幻想)「要約すると、そうなりますね…やろうと思えば、この世界線の全ての存在を即死させる事はお茶の子さいさいですよ?」

 

リュウカ(幻想)「ついでに言えば、それくらい出来なくて最強は名乗れんぞ?」

 

カズマ「…だよな…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…そうだ…このアクセル街の長って誰ですか?直接会って話しをしなければいけない事が有ります。」

 

カズマ「あ〜…それについてだが…。」

 

リュウカ(幻想)「なんか有るんか?」

 

ダクネス「実は…領主に問題が有ってな…名前が…【アレクセイ・バーネス・アルダープ】って言う名前だが…。」

 

カズマ「ああ、そいつは悪そのものだな…実際にダクネスと何が何でも結婚しようとありとあらゆる手段を使う…。」

 

リョウカ(幻想)「えーっと、ちょっと待ってね〜………確かに載ってますね…え?神器を二つも持っているのですか?えーっと…ありとあらゆるモンスターを召喚する神器と…他者と身体を入れ替える神器ですか…へぇ〜…そうですか…分かりました、だったら会いませんよ。」

 

カズマ「良かった…。」

 

リョウカ(幻想)「…ただし…永遠に消えてもらいますけどね…お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「あいよ、…スペル…【死神符【デスノート】…。】」

 

全員(このすばメンバー)『…え?』

 

リュウカ(幻想)「…【我ニ反スル愚カ者ニ…死ヲ…神ニ反逆セシ大罪…ソノ苦シミヲ地獄デ味ワエ…。】」

 

 

ピキィィン…!!!ピシュン…!!

 

 

リュウカは、スペルを発動し…詠唱すると…遠くの方から何がか禍々しい光と共に…転送されてしまった…

 

 

リュウカ(幻想)「やれやれ、ま〜た面倒な奴が地獄に流されたな…。」

 

めぐみん「何をしたんだ?」

 

リョウカ(幻想)「簡単な事です…地獄に送ったのですよ…もう彼方から永遠に戻って来ないし…死んだ扱いになります…。」

 

カズマ「こえ〜…地獄流しかよ…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、領主が居なくなってしまいましたから…勝手に国を建てさせて頂きますよ。」

 

ダクネス「は?」

 

カズマ「え?まさか、話しに行く目的って…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、私達の国を建設する為の許可を頂く事でしたけど…もう居なくなってしまったのなら仕方ないです…あ、忘れる所でした…【スティール。】」

 

 

ピシュン!!

 

 

リョウカ(幻想)「ふ〜ん…これが神器ですか……確かに行方不明になっていた神器二つ…良かったです…さてと、これは厳重に保管しておかないと…また何者かに悪用されちゃいますね…。」

 

 

リョウカは、回収した神器二つを異空間に収納した…

 

 

カズマ「やっぱお前のスティールって便利だな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうでもないですよ?確かに情報さえ分かれば何処に居ても盗めますし…誰にもバレない様に盗む事ができますけど…欠点として…力関係が完全に互角…又はそれ以上の相手には完全にランダムになってしまいます…まあ…運が良ければ、相手の心臓を盗む事が出来て…一撃で終わらせる事が出来ますけど…。」

 

カズマ「…あ〜…つまりは、運悪ければ…相手の四肢を奪ったりする可能性も有るってか?」

 

リョウカ(幻想)「うん…だから、あまり使いたくないですね…余計に相手を苦しめるのは、私だって辛いです。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、そう言っても…やる時は普通にやるからな…これが。」

 

リョウカ(幻想)「………ごめん。」

 

カズマ「…まあ、とりあえず…この後どうするんだ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、さっさと国建てて休む…疲れた。」

 

ダクネス「さっさと国を建てる?どうやってだ?」

 

リュウカ(幻想)「簡単な事だ…ただ召喚すれば良いだけの事だ…だからこそ、アクセル街の外の広い草原地帯が必要なんだよ。」

 

カズマ「ふ〜ん…。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、俺達は失礼する。」

 

リョウカ(幻想)「それではまた明日会いましょう…。」

 

カズマ「おう。」

 

めぐみん「ええ、また会いましょう。」

 

 

そしてリョウカ達は、一旦カズマ達と別れて…国の建設…と言う名の召喚する為に…アクセル街を出た…

 

 

リョウカ&リュウカ『このすば !!』

 

 

そして…次の日には…【超超極要塞級:超要塞国家:神森大連盟国】がアクセル街の側に召喚されていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第2話 最高神達と素晴らしき仲間達【中編】

どうもです!オウカです!えーっと、本体で良いんだっけ?……うん本体です!それでは前回のあらすじは、前回私達は、とある異世界に依頼されてやって来ました…その異世界と言うのはね…お母さんが昔に練習で最初に成功した世界線の第1号なんだって!やっぱりお母さんって凄いですよ!…あ〜…その後、お母さん達から…『危ないからしばらく待っててね…。』って言われたからどうなったか分かりませんけど…最終的に無事にアクセル街って所の近くに国を建てれる事に成功したんだって!やっぱりお母さん達って凄いですよ!あ、それじゃあ今回も見て下さい!


…リョウカ達が国を建設と言う名の召喚してから…次の日には…大量の人々がその国を珍しがって、観光客が賑わっていた…

 

 

リョウカ(幻想)「賑やかですね。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、まあ…俺達の存在自体も珍しいがな…。」

 

カズマ「お〜…賑わってるな〜!」

 

めぐみん「凄い所ですね!」

 

ダクネス「うむ、見た事が無い物でいっぱいだな。」

 

アクア「相変わらず凄いですね。」

 

リュウカ(幻想)「お前ら、いつの間に来たんだ?」

 

カズマ「さっき着いた所だ…それにしても本当に国を召喚したんだな。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、って言うよりも…この世界線に来た時に止む得ず一時隔離状態にして…安全が確認されたから、この場所に転送したまでだ。」

 

カズマ「あ…だからあの時に異空間のゲートが閉じられた訳か…流石にあんなに大量の魔物の所に国召喚なんてしたら…幾らお前らでも厄介過ぎるだろうな。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…さてと、みなさんが揃った所で…場所を変えましょうか。」

 

めぐみん「どちらに連れて行くのですか?」

 

リョウカ(幻想)「来たら分かりますよ。」

 

 

リョウカ達は、カズマ達を連れて…とある所に連れて行った…

 

 

リョウカ(このすば )「このすば !!」

 

 

そして歩いて数十分後に…カズマ達が連れて行かれた所は…

 

 

リョウカ(幻想)「さ、着きましたよ…ここが闘技場です。」

 

全員(このすばメンバー)『…え?』

 

 

 

そう、リョウカ達に連れて来られた場所は…まさかの闘技場…しかも屋敷の最深部の方で…闘技場のど真ん中だ…

 

 

 

リョウカ(幻想)「これから、貴方達四人には…私と戦ってもらいます。」

 

カズマ「え…!?ちょ…ちょっと待て!!いきなり俺達に死刑宣告ですか!?」

 

リョウカ(幻想)「ご…誤解ですよ!確かに私と戦いますけど…別に貴方達を殺す気は更々ないです…貴方達の今の実力を…私に全力でぶつけてみて下さい…まあ所謂、調査目的で…この戦闘によってはこれから貴方達の修行内容が決まるのですから。」

 

めぐみん「へ?修行?」

 

リョウカ(幻想)「はい、これから貴方四人は私達の弟子になってもらいます…少なくとも、この世界の魔王を一撃で倒せるくらいには強くなってもらわないとね…だから、その修行内容を決定する為の調査及び試験です…勿論合格条件は…【私を倒す事…又は、ある程度ダメージを与える事…又は、10分間耐久…逃げ切る事】の以上が合格条件で…失格条件は…【死んでしまう事…ただし、死んだら生き返らせてあげますし…死なないし…動ける程度まで手加減はします。】」

 

カズマ「おいおい…ってか俺達は、お前らの弟子になるって決まった訳じゃねーだろ!?」

 

リョウカ(幻想)「え?ああ…それに関してですけど、いきなり私達が仲間になって…何も情報が無い事や…実力も不明なのは不味いでしょ?」

 

カズマ「ああ…確かにそうだ…。」

 

リョウカ(幻想)「だからこその今…この状況です…私達の条件を自身の身体でみっちりと味合わせて頂きますよ…そして…私達の実力が本物だったと証明されたら、それはそれで…貴方達自身もかなり戦闘能力だって欲しい筈です。」

 

めぐみん「ふむ…確かにそうですね。」

 

リョウカ(幻想)「更に言えば、この世界に居る間に…もしかしたら私達の誰かが暴走する可能性だって有り得ます…それで、今の貴方達を巻き込むのは…死亡フラグ以外何だって言う所です…つまりは絶対に強くならないと、私達を止める何処か…ダメージさえ与える事も出来ないって所ですよ。」

 

ダクネス「確かに…そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「それで、第1試験的な内容で…現在の実力を私に見せる事…分かりました?」

 

カズマ「……分かった。」

 

リョウカ(幻想)「因みに、この戦闘は技及び魔法は使い放題です…つまりはやろうと思えば最後の切り札を連発してもいいですよ…ただし、戦術や戦略的に考えて使って下さいね?」

 

めぐみん「おお!爆裂魔法が撃ち放題…!!」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、俺は審判をやる…俺は危険だと思ったら直ぐに試合を止めに入るからな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ。」

 

カズマ「ああ。」

 

リュウカ(幻想)「…一応聞くがお前ら…覚悟は出来てるな?」

 

カズマ「おう!」

 

めぐみん「当たり前ですよ!」

 

アクア「ええ!やってやりますよ!」

 

ダクネス「勿論!ああ…痛みを味わいたい…!!」

 

リュウカ(幻想)「…約一名が怪しい気がするが…取り敢えず全員の覚悟…確かに認めた…。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、みなさん…私を最後に倒す敵…つまりは魔王だって思って戦って下さい。」

 

カズマ「魔王…ねぇ…。」

 

リョウカ(幻想)「…じゃあ、こうしましょうか。」

 

 

パチン!ピシュン…!!

 

 

カズマ「うお…!?場所が変わった…!?」

 

めぐみん「…如何にも悪そのものですね…。」

 

 

リョウカは、指を鳴らすと…闘技場内のステージが変わり…何処かの塔の頂上に変更された…

 

 

リョウカ(幻想)「ここは、【ダームの塔…700年前の姿の所です…。】」

 

カズマ「あ〜…ゲームに出て来た…あのトラップだらけで…一日掛けて最上階に登らないといけない所か?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…うん…間違ってはいないけど…一日以内に登らないといけないのは、700年後の方ですよ。」

 

カズマ「あ…そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと…気を取直して……え〜こほん…良くぞここまで辿り着きましたね…褒めてあげましょう…ですが貴方達はここで終わりです…この私…最高現人邪神…終焉破壊零神である…神森リョウカ…自らの手で、貴方達を始末してあげましょう…。」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォ…!!!

 

 

全員(このすばメンバー)『……!!!』

 

リョウカ(幻想)「では…行くぞ!!」

 

リュウカ(幻想)「試合開始!!」

 

 

VS【最高現人邪神:神森リョウカ[邪神形態&半人半龍形態][敵仕様&ラスボス仕様(ラスボス仕様とは…敵仕様時の超強化版…正にラスボス又は裏ラスボスらしい能力及び戦闘力になる)&伝説の最強の最高現人神形態]別名:終焉破壊零神】

 

 

戦闘方式【試合形式(殺害禁止)】

 

 

勝利条件【リョウカの撃破又は一定量ダメージを与えてタイムアップ又はタイムアップ】敗北条件【カズマ・めぐみん・アクア・ダクネスのいずれかの撃破】

 

 

地形【神森一家:最深部闘技場【ダームの塔(700年前仕様):頂上ver】】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】使用場面【ダレス戦[オリジンver]】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

 

リョウカ(幻想)「【エクスプロージョン…!!】」

 

全員(このすばメンバー)『……!?』

 

 

ピキィィン…!!チュドォォォォン…!!!!

 

 

リョウカは、開幕早々に不意打ちでエクスプロージョンを放ったが…回避された…だが、カズマ達は悟った…絶対に喰らってはいけない…と…

 

 

めぐみん「ぬぅ〜!爆裂魔法では負けません!エクスプロージョン!!」

 

 

ピキィィン…!!ガキィィィィン…!!!!

 

 

めぐみん「へ?」

 

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

カズマ「ふぅ…間一髪…!!めぐみん!下手に魔法は撃つな!アイツは、結界で魔法を反射してやがる!しかも、跳ね返した際には…威力や効果が倍になって帰って来るぞ!」

 

めぐみん「えぇ!?それじゃあ、私には攻撃が…!?」

 

カズマ「アイツが言ったろ?『戦術や戦略を考えて使ってね?』…とな。」

 

めぐみん「む…ならば相手の隙を見つけて、やるしか無いと言う所ですか。」

 

カズマ「ああ、幾らアイツでも一時的に結界を解かないといけない時が来る!その時がチャンスだ!」

 

リョウカ(幻想)「作戦会議は終わりました?どんどん行きますよ〜!」

 

 

ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

 

ダクネス「む!はぁ…!」

 

カズマ「…!?待て!ダクネス!それを下手に攻撃したり、受けたりするな!避けろ!!」

 

ダクネス「っ…!?」

 

 

ヒュン…!

 

ゴォォォ…!!ピキィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

ダクネス「何て威力だ…!」

 

リョウカ(幻想)「良い判断ですね、でも…これならどうです?…ゴットピット!!」

 

 

今度は、リョウカから約4機のピットが召喚された…

 

 

リョウカ(幻想)「行って来なさい!」

 

ピット全機(AI)『了解。』

 

 

バババババババババ…!!

 

ポォォピィィ…!

 

バシュバシュバシュ…!!

 

ブォン…!

 

 

カズマ「ぐ…!」

 

めぐみん「うわっはぁ…!!何ですかこれは…!?」

 

アクア「嫌ァァァ…!!来ないでぇぇ…!!」

 

ダクネス「っ…!強い!」

 

リョウカ(幻想)「へぇ〜…結構耐えますね…面白いです…。」

 

リュウカ(幻想)「制限時間、残り5分だ。」

 

リョウカ(幻想)「あら?もう5分ですか…さてと、ここまで猛攻を耐えた貴方達に…敬意を捧げて…私自身も本気で行かせてもらいますよ!戻りなさい!ゴットピット!」

 

 

リョウカは、とうとう本気になったか…ゴットピットを全て収納すると…

 

 

スゥゥゥ…

 

 

リョウカ(幻想)「オオオオオオオォォォォォ…!!!!!!!!」

 

 

ダッ…!!キィィン…!!!ピキィィン…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

 

リョウカは、ステージ中央で超音量の咆哮をあげて…天高く舞い上がり…その姿をみるみる変えて行き…

 

 

リョウカ(幻想)「グルルル…!!!グォァァァァァァァァ…!!!!!!!」

 

全員(このすばメンバー)『……!!!?』

 

リュウカ(幻想)「…龍神王形態か…久々に見るな。」

 

 

そして…リョウカのなった姿が、龍神を超えし龍神…最強の龍神王が…現れた…無論だが、サイズは相変わらずデカイ…頭だけでもこの塔が豆粒以下くらいに小さく見えてしまうくらいにデカイ…

 

 

カズマ「な…なんじゃこりゃぁぁ…!?」

 

めぐみん「あ…あ…何ですかあれは…!?」

 

アクア「ひぇぇ…!!!」

 

ダクネス「何て巨大で…何て巨大な力だ…あぁ…それで喰らってみたら、さぞ痛いだろうな〜…。」

 

リュウカ(幻想)「龍神王形態…それが龍化形態の中で最強の形態だ…無論だが、完全に本気にならんと使わん…つまりは完全に本気だって証だ…さぁ、変身の際に2分ぐらい経過したから…残り3分…頑張れよ。」

 

カズマ「ちょ…!えぇぇ…!!?」

 

リョウカ(幻想)「グォォォォォォォン…!!!!」

 

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】使用場面【魔王ダーム戦(オリジンver)】

 

 

リョウカ(幻想)「グルルル…!」

 

 

ブォン…!!

 

 

カズマ「避けろ!!」

 

 

ゴォォォ…!!ズガァァァァァン…!!!!!

 

 

めぐみん「ひぃぃ…!危ないです…!当たればひとたまりも無いです!」

 

カズマ「しかも、この塔全体が攻撃範囲内だぞ…!だが、攻撃が大振りだから…避けれる猶予が有る!」

 

めぐみん「むぅ…このまま耐えているのも嫌です…駄目だろうけど、もう一度だけ試してみる!」

 

カズマ「おい…何をする気だ…!?」

 

リョウカ(幻想)「グォォォォォォォン…!!」

 

 

ピキィィン…!!キュィィィィィィン…!!!

 

 

めぐみん「今です…!!エクスプロージョン…!!!」

 

 

ピキィィン…!!!チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「グォォォォォォォ…!!!?」

 

 

ピキィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「グォォォォォォォン…!!!?」

 

 

カズマ「あ…当たりやがった…!!成る程!!これなら行ける!」

 

リュウカ(幻想)「…やるな…流石だな…。」

 

 

どうやら、めぐみんの狙いが当たり…極大ブレスのチャージ中を狙い…めぐみんのエクスプロージョンが運良く口内に命中し…しかも極大ブレスが溜まりに溜まっていた為か、暴発し…更に大ダメージを与えた…

 

 

カズマ「いや…待てよ、恐らくもう同じ手は使えない…!他のアイツの攻撃の時を狙おう!」

 

めぐみん「分かりました!」

 

リョウカ(幻想)「グォォォォォォォン…!!!!」

 

 

カズマ達が他の作戦を実行しようとした時…

 

 

リュウカ(幻想)「はい!タイムアップだ!!」

 

 

ピキィィン…!!

 

制限時間が経過し…リュウカがストップを入れて、リョウカが元の姿に戻ると、同じくフィールドも元の空間に戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!痛てて…ふぅ…久々にこれほど痛いのを味わいました…はは…衰えましたね…。」

 

カズマ「ふぅ〜…やっと終わった〜…!!死ぬかと思った〜!!」

 

リョウカ(幻想)「やっぱり貴方達は、凄いですよ!本気の私の不意打ちで…大ダメージを与える事が出来るなんて!」

 

めぐみん「え…ああ…うん…ありがとう。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、結果は…勿論合格です、早速修行に入ります。」

 

めぐみん「おお!どんなのでしょうか!?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、先ずは…めぐみんさん、貴女自身の攻撃能力の強化しましょう。」

 

めぐみん「言っておきますけど、爆裂魔法以外は覚えたくありませんよ?幾ら貴女達でも、これは譲りたくないです。」

 

リョウカ(幻想)「知ってますよ、だから…そんな貴女の為の新しい爆裂魔法を覚えていただきます。」

 

めぐみん「…へ?」

 

リョウカ(幻想)「めぐみんさん、貴方の欠点は?」

 

めぐみん「えーっと…エクスプロージョンを撃ったら…しばらく倒れてしまう事です…。」

 

リョウカ(幻想)「それは知ってますよ…でも、それ以外では?」

 

めぐみん「えーっと…あ!室内では、私はほぼ無力です…エクスプロージョンしか撃てないので…下手に室内で撃てば…崩れてしまうから。」

 

リョウカ(幻想)「ええ…だから、最低でも室内での戦闘が出来る様に…みなさんの役に立ちたいでしょ?」

 

めぐみん「ええ!勿論です!」

 

リョウカ(幻想)「では、貴女に覚えてもらう技は…【ミニエクスプロージョン】です。」

 

カズマ「ミニ…エクスプロージョン?」

 

リョウカ(幻想)「はい、エクスプロージョンを室内用に改良…派生させたタイプで、威力…攻撃範囲…それらは本家のエクスプロージョンより遥かに劣るが…消費魔力はエクスプロージョンの千分の一に抑えられていて…破壊力、衝撃力はそのまま…っと言う感じです…ただ、先程言った様に本家のエクスプロージョンは敵全体の攻撃ですけど…ミニバージョンは、敵一体にしか使えないです…まあそれでも戦力的には…これが有るか無いかで大きく違いますよ。」

 

めぐみん「ふ〜む…。」

 

カズマ「確かに、めぐみんにとって覚えてもらった方が良いな…。」

 

リョウカ(幻想)「ああ…そうそう、確かにこの魔法は室内用にされていますけど…相手に避けられて、何処か脆い所に直撃しよう物なら…確実に建物は崩壊しますよ?さっきも言った様に…破壊力や衝撃力はそのままですから…当たり前って言えば当たり前です…むしろ、エクスプロージョンよりも脅威だと思いますよ?だって、消費魔力が千分の一程度です…つまりは、総合火力ではエクスプロージョンよりも遥かに上です。」

 

めぐみん「分かりました!なら覚えましょう!」

 

リョウカ(幻想)「分かりました、では私の真似をしてみて下さい。」

 

めぐみん「はい!」

 

リョウカ(幻想)「良いですか?ミニエクスプロージョンは…エクスプロージョンと違って…ただ解放して放つのではなく…気持ち抑えめ且つ…それを圧縮して放つ感じです……行きますよ…!」

 

めぐみん「はい!」

 

リョウカ(幻想)「爆裂魔法…上級魔法!【ミニエクスプロージョン…!!】」

 

 

ポォォピィィ…!!ピキィィン…!!ボォォォン…!!!!

 

 

カズマ「っく…!」

 

ダクネス「これが、ミニバージョンか…!エクスプロージョンと比べても、やはり衝撃が響く!」

 

めぐみん「凄いです…!」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、次はめぐみんさんです…安心して下さい、もしもの時は私が何とかしますから。」

 

めぐみん「ありがとうございます!お師匠様!」

 

リョウカ(幻想)「し…師匠様…?」

 

めぐみん「はい!やっぱり貴女はお師匠様に相応しいと思いますよ!」

 

リョウカ(幻想)「そ…そうですか…ではめぐみんさん、初めて下さい。」

 

めぐみん「はい!……気持ち抑えみで……杖先に…魔力を圧縮…!行きます!【ミニエクスプロージョン…!!!】」

 

 

ピキィィン…!!ポォォピィィ…!!!ゴォォォ…!!!ピキィィン!!ボォォォン…!!!!

 

 

カズマ「おわ…!!」

 

アクア「おっとっと…!!」

 

リョウカ(幻想)「……。」

 

めぐみん「どうでしょうか…?」

 

リョウカ(幻想)「めぐみんさん…確かに気持ち抑えめでやってはいますけど…まだエクスプロージョンクラスですね…もっと抑える感じです…大丈夫!貴女なら出来ます!」

 

めぐみん「はい!師匠!……もう一回です…!……。」

 

リョウカ(幻想)「めぐみんさん、落ち着いてやってみて下さい…。」

 

めぐみん「はい…すぅ〜…はぁ〜………良し!……もっと…弱く…それで、杖先に魔力を圧縮させて…!!行きます…!!二度目の正直!【ミニエクスプロージョン…!!!】」

 

 

ポォォピィィ…!!!ゴォォォ…!!ピキィィン…!!ボォォォン…!!

 

 

めぐみん「……おお…!師匠!どうでしょうか!?」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…さすがめぐみんさんです!たったの二回で…完璧にミニエクスプロージョンにしてしまうなんてね…お見事です!」

 

めぐみん「ありがとうございます!」

 

リョウカ(幻想)「さて、では連続して…10回連続でミニエクスプロージョンを成功させてみて下さい…それがミニエクスプロージョンを取得する最終試練です。」

 

めぐみん「分かりました!」

 

 

そして…めぐみんは、ミニエクスプロージョンを取得試練の…最終段階を開始した…

 

 

リュウカ(このすば)「このすば!」

 

 

約10分後…

 

 

めぐみん「はぁ…!はぁ…!ど…どうですか!?」

 

リョウカ(幻想)「…お見事です…見事にミニエクスプロージョンをマスターしました!おめでとう!」

 

めぐみん「ありがとうございます…!!」

 

リョウカ(幻想)「さて、本当ならもっと教えてあげたいけど…次の人が居ますから…めぐみんさん…私は貴女の事を信頼して…この装備セットを…貴女に授けます…受け取って下さい!」

 

めぐみん「え?」

 

 

リョウカは、めぐみんに…とある杖をプレゼントした…すると…

 

 

ピキィィン…!!シュゥゥゥ…

 

 

杖を受け取っためぐみんは突然光出し…光が収まると、姿の変わっためぐみんがそこに居た…

 

 

めぐみん「おお…!凄いです!これ!」

 

リョウカ(幻想)「めぐみんさんに先程渡したのは…私が魔法使いとして扱っていた時に愛用していた杖で…その格好も私が当時にしていた物を改良した物です…ああ、あの杖も私達が改造した物です…それと大丈夫です、ちゃんと自分用のが有りますから…めぐみんさんに渡したのは、予備用のセットの一個を渡しました…そして、その杖の名前は…【カミモリゴットロッド】更に、その格好の装備名は…【最高現人魔法神服セット】です…後で名前を変えても良いですよ。」

 

リュウカ(幻想)「因みにだが…魔法使いの神…しかも最高神そのものの装備だ…魔法関連のステータスを全て無限にする…勿論魔法は撃ち放題…しかも俺達の加護が全盛りしている…トドメには…ゴットピットを搭載している。」

 

めぐみん「す…凄いです!」

 

リョウカ(幻想)「後、この魔道書を受け取って下さい…この魔道書には、全ての爆裂魔法…そして、その爆裂魔法の上位魔法…爆神魔法…そして…爆裂魔法の最上級魔法…爆裂神魔法…それらの全ての魔法がぎっしりと詰まっています…勿論発動条件もね…貴女にとっては喜ぶと思って…最後に…今日から、貴女の異名は…【爆裂神:めぐみん】です。」

 

めぐみん「あ…ありがとうございます…!!感激ですよ!!」

 

リョウカ(幻想)「えへへ…さて、めぐみんさんはもう大丈夫です…次は…ダクネスさん!」

 

ダクネス「む、私か?」

 

リョウカ(幻想)「確か…貴女の場合は、見た目は攻撃型に見えますけど…実際には完全な防御型且つタンクタイプって所ですね…攻撃能力は有るには有るけど…命中率は絶望的に低い…だから完全に攻撃能力を殴り捨てで完全防御のみを極めたって言う所ですかね。」

 

ダクネス「まあ…そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、貴女の場合には…装備面でどうにかしましょうか…めぐみんさんと違って…新しく覚えるべき魔法も有るには有りますが…先ずは装備ですね…確かに今の装備でも充分に強度も防御面を確保出来てますけど…私達の前では紙屑当然でしかないです…残念だけど…そこで、この装備セットを授けます。」

 

ダクネス「む…?これは…?」

 

 

ピキィィン…!!シュゥゥゥ…

 

 

先程のめぐみんと同様に…リョウカがダクネスにある装備を渡すと光出して…光が収まると…何か姿の違うダクネスが居た…

 

 

カズマ「何だ?凄くゴツい装備だな〜…。」

 

ダクネス「あの〜…これは?」

 

リョウカ(幻想)「この装備は…【ゴットガーディアン】って言う名前の装備セットです…貴女にぴったりな装備で…その名の通り…完全に防御に特化した装備です…ただ、防御のみに偏っている為か…攻撃能力は壊滅的に低くなります…でも、先程渡した装備…それは、【ゴットガーディアンシールド】と呼ばれる盾で…それらの装備は私達が作りあげた…完全防御型で…拠点防衛型の要塞級の装備…それは本来兵士が装備する物ですけど、一応私達用でも作ってみて…それらの予備を貴女に渡しました…それでその盾は、防御だけで無く…攻撃にも使えます。」

 

ダクネス「…?どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「試しに、私は貴女に対して一回だけ攻撃します…その盾で防いでみて下さい。」

 

ダクネス「分かった。」

 

 

キュィィィィィィン…!ポーピー…!

 

 

ダクネス「はぁ…!」

 

 

ズガァァァァァン…!!ガキィィィィン…!!!

 

ドォォォォン…!!

 

 

カズマ「は…跳ね返っただと…!?」

 

リョウカ(幻想)「これが、盾らしめている能力です…これで防御している間は完全に無敵状態且つ、私達の加護で…私達の扱う全ての結界及びバリアーを展開する…その結界やバリアーの中ではカウンター出来るバリアーや結界が有りますから…先程の様に跳ね返ります。」

 

ダクネス「感謝する…。」

 

リョウカ(幻想)「いえいえ…あ…勿論、めぐみんさんと同様にゴットピットは操れますし…ステータスも防御関連に全て振り込まれています…私達の攻撃でも多少は余裕で耐えれます…後、生命力や体力面も大幅に増加しますから…多少の被弾は余裕で耐えられます。」

 

ダクネス「おぉ…これなら…もっと…!痛みを味わえそうだ…!ぐへへ…。」

 

リョウカ(幻想)「…?」

 

リュウカ(幻想)「はぁ、じゃあダクネス…お前が覚えるべき魔法を教えるぞ。」

 

ダクネス「ああ…分かった。」

 

リュウカ(幻想)「お前が覚えるべき魔法…その名は…【防御魔法:上級魔法:ガーディアン】だ…その装備と同じ名前だと思うが…実際には、この魔法が先程渡した装備の本家に当たる存在だ…その名の通り…発動すると、自身の周囲に結界又はバリアーを展開し…攻撃を防ぐ効果だ…無論その中に味方を入れる事で、味方を守る事が出来る…更に特徴的なのは…防御範囲についてだが、自身の魔力が高ければ高い程…防御範囲が広がり、更には防御力も上がるし…結界やバリアーの耐久力も上がる…俺達が発動させた場合には…全宇宙を覆い尽くす程の巨大な結界やバリアーを余裕で展開出来る。」

 

ダクネス「なるほど…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、お前にとっては打って付けの魔法だ…お前でも覚える事は容易い事だ。」

 

ダクネス「分かった、覚えよう。」

 

リュウカ(幻想)「そうか、んじゃあ早速だが…俺が手本を見せてやる…先ず、発動させる前提条件が…何かしらの武器又は盾…最悪道具や食材でも構わんから、地面に突き立てて構える…。」

 

 

ブォン…ズガァン…!

 

 

リュウカ(幻想)「そして、この状態のまま…【ガーディアン!!】」

 

 

ピキィィン…!!バキィィィン…!!!

 

 

リュウカは、防御魔法…ガーディアンを発動させた…

 

 

リュウカ(幻想)「これがガーディアンだ…360度全方位を完全ブロックする…因みにだが、欠点とするなら…動けないって所だ…動こうとすればガーディアンは解除される…だからこれが上級魔法と呼ばれる訳だ…最上級では無く。」

 

ダクネス「ふむ…そうか。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…そうだ、確かお前にとって最大級の欠点が有る…それはお前が、お前らしい象徴である…自らの身体で受ける防御…ドMアーマーは使えない。」

 

ダクネス「なん…だと!?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、普通に攻撃喰らうなら…普通の状態で喰らうなら話は別だが…。」

 

ダクネス「そうか…。」

 

リュウカ(幻想)「後、念には念をだ…お前の元々の武器は剣だよな?」

 

ダクネス「ああ、そうだ。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、この剣をお前にやる。」

 

ダクネス「む…?」

 

 

リュウカは、いつも自分達が扱う…大刀剣を授けた…

 

 

リュウカ(幻想)「この大刀剣は、簡単に言えば…なんでも切れる、当たればの話だがな…後おまけに、魔力注げば…光波を飛ばせると言う遠距離及び近距離対応の万能刀剣だ。」

 

ダクネス「おお、すまぬ…。」

 

リュウカ(幻想)「何度も言うが、当たらなければ意味が無いからな?しかもその大刀剣は俺達の扱う物の予備だ…更に言えば長年使って無い物だ…まあ気休め程度と思ってくれ。」

 

ダクネス「それでも感謝する…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…さて、とりあえずはダクネスは大丈夫だ…そうだ、お前の今日からの異名は…【絶対ナル守護神:ダクネス】だ…お前らしい名前だろう?」

 

ダクネス「おお、素晴らしい名前だ…!」

 

リュウカ(幻想)「そうかい…さて、アクア…次はお前だ。」

 

アクア「わ…私ですか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、幾ら依頼主だろうが…今は俺達の指示には従ってもらう…んで、確かにお前は女神だな?」

 

アクア「はい、そうですが?」

 

リュウカ(幻想)「……先ずな…言わせてもらうが…お前、女神舐めてんのか?」

 

アクア「…え?」

 

リュウカ(幻想)「女神であろう者が…まさかたかがゲーマー如きに転生特典で連れて来られる始末…お前転生のさせ方、しかも特典付きの場合の奴…習ってんのか?」

 

アクア「えーっと…、」

 

リュウカ(幻想)「はぁ、あのさぁ…幾ら女神の新人だからって…これは普通ならあってはならない事だぞ?何処の女神だって習う事だぞ?…カズマ、確かアクアの事は良く駄目神って呼んでたな?」

 

カズマ「あ…ああ…。」

 

リュウカ(幻想)「…まあカズマの言う駄目神…間違ってはいない…寧ろ的を射抜いているな。」

 

アクア「うぅ〜…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、先ずお前の処分について決定させてもらおう…。」

 

アクア「え…!?」

 

カズマ「おいおい…どうする気だ?」

 

リュウカ(幻想)「…アクア、お前の処遇についてだが…まあお前が新人だから軽めにしてやる…だが本来なら、即刻クビもんだぞ?…神界の中でクビになるイコールは…死刑と同じ意味だ…つまりは死んでもらう…本来ならお前はクビの予定だったが…まあ一回だけなら許してやろう…。」

 

アクア「うぅ〜…ありがとうございます…!」

 

リュウカ(幻想)「話を最後まで聞け!馬鹿者が!」

 

アクア「ひう!す…すみません!」

 

リュウカ(幻想)「アクア、確かお前は女神になる前は…水の神だったな?」

 

アクア「は…はい…。」

 

リュウカ(幻想)「…アクア…今日をもって、【女神としての権限を…一時的に完全に封じさせてもらう。】」

 

アクア「そ…そんなぁ〜…。」

 

リョウカ(幻想)「アクアさん…確かに私だって助けたいけど…今回ばかりはお姉ちゃんに賛成です…本当にごめんなさい…。」

 

アクア「うぅ〜…。」

 

リュウカ(幻想)「だが、あくまでも女神としてだ…前の職…水の神としてはそのままだぞ?それに女神時代で得た魔法や技はそのままだ…ただし女神としての能力は一時的に完全に封じさせてもらうがな…まあ浄化能力は俺達が代用してやる…お前の事だ、どうせ敵味方関係無しに…魔物だろうがモンスターだろうが…何でもかんでも浄化させようとするからな…あの魔王幹部…ウィズだっけ?あいつの事も浄化しようとしたらしいな?あの優しい奴を…しかも何処ぞの交番に配属している原始人みたく…金に目が無い……アクア、いっぺんに出直して来やがれ!女神としての端くれも無いわ!」

 

アクア「すみませんでした〜!!」

 

リュウカ(幻想)「問答無用!ふん!」

 

 

ガチ…!!ピキィィン…!!!

 

 

アクア「あうぅぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「ふん、せいぜい頭を冷やして…女神としての基礎を学んで来い…そしたら俺達が直々に女神としての復帰試験をしてやる…そこで見事に合格したら、女神に戻してやる…。」

 

アクア「は…はいぃ…。」

 

リュウカ(幻想)「…はぁ、さて…今超弱体化したお前に…まあ水の神としての能力や女神時に取得した技とステータス…それらは問題無い…だが肝心の頭脳をどうにかしないと不味い…しかも装備面でもな…だが最優先事項は頭脳だ、そこが欠落しているからこそ女神としての権限を剥奪せざるを得ない最も重要な理由だ…そのままだと、俺達の直接行う試験は永遠に合格は不可能だぞ?」

 

アクア「うぅ…そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、だから今から…俺達が短時間でみっちりとお前の頭脳を大幅に改善させてやる…無論荒事だがな…覚悟しとけよ?」

 

アクア「は…はい…。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、俺はアクアをどうにかしとくから…リョウカ、後の事頼んだぞ?」

 

リョウカ(幻想)「分かりました。」

 

 

そして、リュウカはアクアを引き摺って行きながら…何処かに行った…

 

 

リョウカ(幻想)「さて…悲しんでばかりはいられませんね…最後に…カズマさん。」

 

カズマ「俺か?」

 

リョウカ(幻想)「はい、貴方はこのパーティー内でリーダーですね?」

 

カズマ「まあ、そうなるな。」

 

リョウカ(幻想)「…確かに貴方はこのパーティー内でリーダーシップも抜群で…チーム内での司令塔ですね…でも、パーティー内で永遠に駆け出し冒険者と言う肩書きを掲げるのも…寂しい気がしますね…。」

 

カズマ「う…五月蝿いやい…気に入ってるからな。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…まあ人それぞれですからね…さて、貴方はこの世界の前世では見事に魔王を討伐に成功しました…それは褒めましょう。」

 

カズマ「お…おう。」

 

リョウカ(幻想)「ただ、この世界線の魔王はどうなのか分かりません…何せ私達の存在が突然現れましたから…敵が強くなったり…又は弱くなったり…色々ですけど、タイムパラドックスは確実に発生しました…でも、悪い意味ではないのは確かですから安心して下さい。」

 

カズマ「そっか。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね〜…貴方の場合は…装備面をどうにかしましょうか…リーダーだから、遠距離武器や近接武器等…各距離対応型のオールラウンダータイプですから…先ずは近接武器は…この二刀の刀剣を貴方に授けます。」

 

カズマ「これって…確か読んだ事有るけど、お前の一番愛用してる武器だろう?良いのか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ、貴方に渡したのは勿論予備ですから安心して下さい。」

 

カズマ「そ…そうか…二刀流か…扱えるかな〜…?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ、それにもしもの時は一刀だけで扱うのも良しです…後、性能は先程お姉ちゃんが渡したのと比べて平均的なサイズで、性能もバランス良くって所です…大刀剣はパワー型で、これが通常タイプで…バランス対応型ですよ。」

 

カズマ「ほ〜、そうか。」

 

リョウカ(幻想)「後、その二つの刀剣…好きに名前を付けても良いですよ…もう貴方の物ですから…そうですね…じゃあめぐみんさん、貴女がカズマさんに先程渡した刀剣に名前を付けてみて下さい。」

 

めぐみん「い…良いのですか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、良いですよ…だって、カズマさんとめぐみんさんって…このパーティー内で1番の良いコンビですからね…。」

 

めぐみん「な…な何を言ってるのですか…!?べ…別に…カズマの事なんか…。」

 

カズマ「お!照れてんな?」

 

めぐみん「う…五月蝿い!爆裂されたいのですか!?」

 

カズマ「冗談だって。」

 

めぐみん「…ったく!んじゃあ、そうですね〜…では!この二刀には…【ちゅんちゅん丸(二世&三世)】となってもらいます!」

 

カズマ「ちゅんちゅん丸か…久々に聞いた名前だな〜…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…まあ私は直接聞くのは初めてですけど…カズマさんの元々の持っていたあの刀の名前も…ちゅんちゅん丸でしたよね?」

 

カズマ「ああ、そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「なら、丁度良いじゃ無いですか?久々にちゅんちゅん丸と再会…いえ正確には全く違う武器ですけど…めぐみんさん直々にちゅんちゅん丸の名を受け継いだ武器です…大事に使って下さいね?未来の…めぐみんさんの永遠のパートナーさん…。」

 

カズマ&めぐみん『…んな!?』

 

リョウカ(幻想)「応援してますよ…私も…お姉ちゃんと結婚した身ですから…。」

 

めぐみん「あ…貴女って…女ですよね…?」

 

リョウカ(幻想)「そうですよ?」

 

めぐみん「貴女がお姉ちゃんと言う…先程…アクアを何処かに連れて行った人も女ですよね?」

 

リョウカ(幻想)「うん、そうだよ?」

 

めぐみん「…同性同愛で…結婚出来るのですか!?」

 

リョウカ(幻想)「ん〜…普通なら、異性同士が主流です…勿論神界でも同様ですけど…私達みたいなのは…そんな常識外れの事を平然とやります…それに…愛や絆さえ有れば…例え、同じ性別でも愛し合えますし…結婚する事だって出来ます…。」

 

めぐみん「…貴女が言うと説得力がありますね…。」

 

リョウカ(幻想)「それに…事実として、私達の子供も出来てますよ?…ほら。」

 

カズマ&めぐみん『え?』

 

オウカ「ほらほら、私はここですよ?」

 

レイカ「う〜…たぁ…!」

 

ユウカ「えーい!」

 

ハナカ「お姉ちゃん〜…!かくご〜…!…ぶべ!」

 

めぐみん「……あの子達が…?」

 

リョウカ(幻想)「はい、私達の子供です…私は母です…こんな見た目でもね…お姉ちゃんは父です。」

 

カズマ「はぁ…もうツッコムのも疲れた…まあおめでとう…。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとう…さてと、話が逸れましたね…カズマさん、確か貴方は遠距離攻撃で弓を扱ってますよね?」

 

カズマ「おう、そうだが?」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、銃の扱いはどうですか?」

 

カズマ「ふ〜む…何度かリアルの世界では銃を取り扱うゲームはやってはいるが…実際には無いな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…じゃあ、狙撃銃向きですね…。」

 

カズマ「ああ…スキルで、狙撃って言うのが有るからな…。」

 

リョウカ(幻想)「……ではカズマさん…この二種の銃を授けましょう。」

 

カズマ「お?…確かこれって…一つはただの対物ライフルに見えるが…もう一つって…お前らが扱う武器で…最終兵器の…ゴットアースレールガンじゃねーか!?」

 

リョウカ(幻想)「はい、先ずこのスナイパーライフルは…勿論私達が愛用する物の一つで…ありとあらゆる弾種を装填可能で…連射も出来ますし…スナイパーライフルと言う特性上…遠距離及び超遠距離対応型です…尚、この銃は貴方用に改造したもので…実際には弾は込められてません。」

 

カズマ「は?じゃあ、どうやって撃つんだ?

 

リョウカ(幻想)「ええ、この世界線に対応して…新たに光弾を放つ用にして…撃ち方は、銃をコッキングすれば弾は込められてませんが…発射可能になります、そしてそのまま引き金を引けば撃てます…威力や射程距離…それらのステータスは私達が扱うのと同じですが…弾数…つまり、残弾数は…自身の魔力量で決定されます…まあ貴方の場合は…多くて【一日1000発程度です。】」

 

カズマ「多いな!…じゃあ、この銃に取られる魔力って少ないのか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、本当に微量程度です…誰も気づかないくらいにはね…後、もしもの時は実弾モードに変更が出来ます…そこに付いている…セーフティーレバーの所…そこに実弾モード…エネルギー弾モード…セーフティー…の三つが付いてます、尚実弾は弾薬はこの銃専用の弾が自動で装填されます…性能は先程説明した通りです…勿論、残弾数は無限です…ただ、この世界では実弾が効く敵が居るって言われたら、居るには居ますが…基本的に物理系には強い傾向が多いです…基本的に光弾で対応して、魔力切れした時には最後の手段で実弾を撃つ…って言う戦法が基本です。」

 

カズマ「分かった。」

 

リョウカ(幻想)「さて、このレールガンについてですけど…貴方がリーダーであると言う事で渡します…私達が携行用の銃火器で最終兵器と言うだけ…その威力…射程距離…破壊力…貫通力…衝撃力…それらは全てに極まってます…1発当てれば確実に敵を仕留める事が出来ます…扱う弾種は、このレールガン専用の弾薬です…勿論弾数は無限ですけど…力の代償っと言った感じの欠点が有って…先ず、チャージが必要で…最低でも…【レベル1まで溜めなければ撃てないです…】その関係上、連射能力は壊滅的に低い事…次に…確かに当たればどんな敵でも1発で仕留める事が可能って言いましたけど…それは【レベルMAX…つまりは、レベル5の状態にならなければ真価を発揮出来ないと言う物です…】そして…何より携行武器の中で最大級と言う物で…重量も馬鹿に出来ません、貴方でもギリギリ何とか持って撃てるくらいに重いです…勿論、歩きながら撃つのは不可能で…基本的に、立ち止まって撃つ必要が有ります…勿論、撃った時の反動も有りますから…しゃがんで撃つか…伏せて撃つ必要も有ります。」

 

カズマ「なるほどな…。」

 

リョウカ(幻想)「そして…この銃の最大級の欠点は…この世界線に対応して…魔力を持ってチャージをしますけど…その最大まで溜めて撃つ際の消費魔力が…何と…【めぐみんさんがベストコン状態且つ最大火力のエクスプロージョン…その2倍〜3倍位の消費量です…】つまりは…幾ら貴方でも、最大レベルで撃った場合には確実に前のめぐみんさん同様に戦闘不能になります。」

 

カズマ「マジかよ…まあ一撃で葬るがこっちもやられる…ハイリスクハイリターンも覚悟の上だな…。」

 

リョウカ(幻想)「はい、因みにチャージ時間は…レベルMAXまでの時間は1分もかかります…ただレベル1は5秒で溜まります…がレベル1でも、上級魔法クラスの魔法を数発分位には取られますけどね…。」

 

カズマ「分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「後、この武器だけは撃つ際には…私達の許可が必要です…流石にこんなリスクを抱えて好きな時に撃ったとしても迷惑なだけです、だから私達の許可が降りない限りはセキリュティによって引き金を引く何処か…チャージさえも出来ないです。」

 

カズマ「まあ、そうだろうな…最終兵器なだけあって、警備も厳重と言う事は有る。」

 

リョウカ(幻想)「はい、まあ基本的に…めぐみんさんがエクスプロージョンの使用許可が降りた際にはこれが使えると思った方が良いです…だって、めぐみんさんの場合はそれが最大火力…更に最後の切り札だから許可が必要になりましたが…それ以下の爆裂魔法なら大丈夫です…って言う感じで、エクスプロージョン及びゴットアースレールガンはある意味で同期してます…例外は無いです…だから本当に危険だって思った際には許可を下ろします。」

 

カズマ「分かった。」

 

リョウカ(幻想)「めぐみんさんも良いですね?」

 

めぐみん「はい。」

 

リョウカ(幻想)「さて、多分このままだと少し不安です…流石にレールガンを1発撃って戦闘不能になる位なら…撃てる回数を増やしますか…何回も撃っても大丈夫な位で…。」

 

カズマ「おいおい…気の代わりに早いな!」

 

リョウカ(幻想)「ははは…すみません…でもめぐみんさんみたく、動けなくなるのは流石に不味いでしょ?司令塔が潰れるのと同じですから。」

 

カズマ「おお、確かにそうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「…じゃあ、少しそこでじっとしていて下さい…えーっと…。」

 

 

リョウカは、能力は発動し…カズマのステータスの設定を始めた…

 

 

カズマ「このすば !」

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ〜…はいこれで大丈夫です…結局全てのステータスを超大幅に引き揚げました…後、ついでに他のメンバーもね…。」

 

カズマ「おお…そうか…って!他のメンバーってまさか…アクアもか…?」

 

リョウカ(幻想)「うん、多分の多分今は気づかないと思いますけど…もうじきです…さてと、カズマさん…取り敢えずは大丈夫です…技や魔法も誰かから覚えますから…まあ充実してますから大丈夫ですね…回復能力は無いけど…。」

 

カズマ「そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「さて、みなさん…今日の所はお疲れ様でした、明日から本格的な修行をしますよ…良いですね?」

 

ダクネス「ああ!」

 

めぐみん「ええ!」

 

カズマ「おう!」

 

リョウカ(幻想)「元気が良くて良かったです…さて、今日からこの私達の家がみなさんの宿です…食事や部屋…風呂等の生活は充実してますし…部屋は私達が後で案内しますし…食事は私達が用意します。」

 

カズマ「おお!サンキュー!」

 

めぐみん「ほぉ…!最高神様万歳ですね!」

 

ダクネス「うむ…感謝する!」

 

リョウカ(幻想)「…さてと、それじゃあ行きましょうか。」

 

カズマ「ああ。」

 

 

そして…今日からカズマ達のリョウカ達を師匠とした修行の日々が開始された…

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第3話 最高神達と素晴らしき仲間達【後編】

おっす!何時ものリュウカだ!んじゃあ、前回のあらすじ…簡単に纏めれば、俺達に弟子が出来た…んで弟子にする試験としてリョウカと戦ってもらった…更に弟子達に装備や魔法や技を伝授させた…って所だな…んじゃあ今回も見ろよ!


カズマ達がリョウカ達の所で修行してから…半年以上の時が過ぎて…数ヶ月の間に…新たな弟子…【ウィズとクリスとゆんゆんとあるえ】の以上4名が志願して来た…

 

 

今回は、弟子達の最後の試練…つまりは卒業試験を行うと言う話だ…尚、場所は屋敷の最深部の闘技場だ…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、みなさん…本当に良くここまで頑張りましたね…今日これから、貴方達に…最後の試練…私達からの直接の卒業試験を行います!後、ついでに…アクアさんの女神復帰試験としての試練も兼ねてます…見事に合格すれば、私達の修行から卒業出来て…私達の保有する…最強の部隊…特殊部隊として任命しましょう…特殊部隊になれば殆ど私達と変わらない権限を永久に取得出来ますし…私達からの加護を最大限に受けれますし…他を上げればキリが無いのですけど…最大の特徴は…私達と一緒に、他の世界線の移動が可能になる点です…勿論貴方達の意思を優先しますから、私達と共に他の世界線にワープするか否かは自身の手で決めて下さい…ですが…勿論合格しなければ意味はありませんよ?」

 

カズマ「だろうな…。」

 

めぐみん「やってやりましょう!」

 

リュウカ(幻想)「後、アクア…今のお前なら上手く行く筈だ…俺達に本当に女神として…そして特殊部隊としての素質があるのかどうか…証明して見せろ。」

 

アクア「はい!みっちりとしごかれた分…見せてあげますよ!」

 

リョウカ(幻想)「では、最終試験の内容は…私とお姉ちゃんを倒す事です。」

 

全員(このすばメンバー)『……!!』

 

リュウカ(幻想)「寧ろ当たり前だと思うだろう?なんせ…卒業試験だ…簡単に行く訳無かろう?」

 

リョウカ(幻想)「…今回は何時ものと違って、始めから本気で行きますよ…それにお姉ちゃんも追加です…お姉ちゃんも始めから本気で行きます、貴方達は8人…対してこっちは2人…数の差では貴方達が有利です…でも貴方達にはまだ対人戦の実戦経験は少ないです…対して私達は対人戦も勿論の事…ありとあらゆる戦闘及び戦争を圧勝する程の実力…百戦錬磨の2人…数と絆の力が勝つか…私達の2人だけの絆と力が勝つか…私達にそれを証明して見せて…。」

 

カズマ「分かった。」

 

 

パチン!ピシュン…!

 

 

リョウカは、指を鳴らすとフィールドが変わり…最初に戦った所と違い…完全な異空間世界に変わった…そして、リョウカとリュウカの服装が変化し…戦闘スーツを着ていた…

 

 

 

リョウカ(幻想)「ではみなさん…、」

 

リュウカ(幻想)「最後の試練…卒業試験を始める…。」

 

リョウカ(幻想)「貴方達の全てを…、」

 

リュウカ(幻想)「お前らがこの期間得た物全てを…、」

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

リョウカ&リュウカ『私達(俺達)に見せなさい!(見せてみろ!)オオオオオオオォォォォォ…!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

リョウカとリュウカが同時に魂の咆哮と共に、半人半龍形態を発動させ…カズマ達に襲い掛かった…

 

 

【神森一家特性:修行期間最終日:最終試練(卒業試験)】

 

 

VS【最高神:神森リョウカ[敵仕様&ラスボス仕様&本気仕様&伝説の最強最高現人神仕様][半人半龍形態&完全神化形態]異名:始焉創造無限神】&【最高神:神森リュウカ[敵仕様&ラスボス仕様&本気仕様&伝説の最強最高現人神仕様][半人半龍形態&完全邪神化形態]異名:終焉破壊零神】

 

 

戦闘方式【決闘試合(殺害禁止)】

 

 

勝利条件【リョウカ及びリュウカの撃破】敗北条件【味方の全滅】

 

 

地形【神森家:最深部:楽園の楽園【最深部】】

 

 

推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【英雄の証[MHXXver]】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リョウカ(幻想)「はぁぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「おぉらぁぁ…!!」

 

ダクネス「仲間はやらせん!【ゴットガーディアン!!】」

 

 

ビキィィン…!!ガキィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「やりますね、ダクネスさん!」

 

リュウカ(幻想)「ふ…良い判断だ…。」

 

ダクネス「今だ!めぐみん!アクア!」

 

めぐみん「喰らえ!!【エンデノヴァ!!】」

 

アクア「行きますよ!【ゴットアクアキャノン!!】」

 

 

ピキィィン…!!ポォォピィィ…!!!

 

キュィィィィィィン…!!ビィィィィィィ…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「…!!」

 

リュウカ(幻想)「おわ…!?」

 

 

ピキィィン…!!!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「成る程、考えましたか…!まさか不意を突くとはね!」

 

リュウカ(幻想)「ん?おい…奴が居ないぞ!!」

 

リョウカ(幻想)「え!?」

 

めぐみん「今です!カズマぁぁ…!!!」

 

カズマ「いっけぇぇぇ…!!!!」

 

 

カチ…!!ピギャァァァァァァァァァ…!!!ドギャァァァン…!!!!

 

 

リョウカ&リュウカ『……な…!?』

 

 

ガキィィン…!!!

 

 

 

リョウカ(幻想)「ぐぅぅ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「っち…!!流石だな…!!!まさかの、二段構えか…!!!」

 

ゆんゆん「まだですよ!!【ゴットネメシス!!】」

 

ウィズ「行きますよ!【アブソリュートゼロ!!】」

 

 

ゴロゴロ…ピシャァァン…!!!

 

ゴォォォ…!!!ピキィィン…!!!ボォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「何…!?」

 

リュウカ(幻想)「挟み打ちだと…!?不味い…!!」

 

 

ビキビキ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……!?結界が…!?」

 

リュウカ(幻想)「破れる…!!」

 

カズマ「トドメだぁ…!!めぐみん!!アクア!!」

 

めぐみん「えぇ!!トドメですよ!!最終奥義!!【ゴットマスターファイナルノヴァ!!!】」

 

アクア「終わりですよ!!【ゴットレクイエム:ゼロ…!!!】」

 

 

ピキィィン…!!!ポォォピィィ…!!!

 

ピギャァァァァァァァァァ…!!!ドキュゥゥン…!!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「………まさか…ここまでとはね……ふふふ…まさか私達が秒殺されるなんてね…。」

 

リュウカ(幻想)「……ふ…全くだ……2人揃って弟子に負けるのも…また一環だな…。」

 

リョウカ(幻想)「……本当に…強くなりました…みなさん。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…本当に…最高だぜ…お前ら…。」

 

 

 

ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!!ピキィィン…!!!!ズドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

 

そして…戦闘開始から1分と経たずに、カズマ達の猛攻と連携によって…神森一家最強姉妹である…リョウカとリュウカの撃破に成功した…

 

 

リョウカ(幻想)「きゅ〜…。」

 

リュウカ(幻想)「ごふ…あ〜…クソいて〜…。」

 

カズマ「………。」

 

リュウカ(幻想)「安心しろ…お前ら、俺達の負けだよ…だからこれ以上どうこうする気は無い。」

 

めぐみん「え…!?と言う事は…!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、試験に合格だ…おめでとう、お前ら。」

 

カズマ「いよっしゃぁぁ…!!!」

 

めぐみん「やりましたよ!」

 

ダクネス「ふぅ、一時はどうなるかと思ったぞ…。」

 

リュウカ(幻想)「それと、アクア…お前も合格だ…ほれ。」

 

 

ピキィィン…!

 

 

アクア「あ…ありがとうございます…!!」

 

 

リュウカは、アクアに女神の能力と権限を返却した…

 

 

めぐみん「…?そう言えば、リョウカさん…大丈夫なのですか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?おーい、リョウカ?大丈夫…って!やばい…!俺よりも大ダメージもんじゃねーか…!?お前、大丈夫か!」

 

リョウカ(幻想)「げほ…だ…大丈夫ですよ…これくらいの傷位…。」

 

 

ピキィィン…!

 

 

リョウカは、よれよれながらも立ち上がって…能力で何とかダメージを完全回復させた…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ〜…っと…っと…危ない危ない…。」

 

リュウカ(幻想)「…あ〜…こりゃあ、大分弱ってるな…。」

 

めぐみん「…へ?」

 

カズマ「おいおい…本当に大丈夫なんか?」

 

リュウカ(幻想)「怪しい物だ…実はな、お前らの修行内容や日常生活の世話…それを殆どリョウカがやっている…まあ俺もやってはいるが…俺は無茶はするなって言ってるがな…徹夜しながらも、お前らの為に色々と準備を進めていた…しかも今日まで殆ど休まず…寝てもいない…。」

 

全員(このすばメンバー)『……!?』

 

リュウカ(幻想)「まあ、それでも俺達がやられたのは事実だし…合格と言う事実も変わらん…結果は変更不可能だ。」

 

めぐみん「……ここまで聴くと…正直言って、先程喜んでいた自分が後悔して来ました…本当にすみませんでした、お師匠様。」

 

リョウカ(幻想)「だ、大丈夫ですよ…気にしないで下さい。」

 

カズマ「そうは言ってもな〜…あ〜…だったら、弟子としての頼みだ…もう休んでくれないか?それだったら良いだろう?」

 

リョウカ(幻想)「……はい…分かりました…。」

 

アクア「師匠…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…部屋まで行けそうか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ……それじゃあ、後をお願い出来ますか…?」

 

リュウカ(幻想)「え…?あ…ああ…分かっ」

 

 

リュウカは、最後まで言えなかった…何故なら…

 

 

ドサ…

 

 

全員『……!?』

 

 

目の前で…とうとうリョウカが倒れてしまった…

 

 

 

めぐみん「お…お師匠様ぁぁぁぁ…!!!」

 

カズマ「リョウカが死んだ!」

 

リュウカ(幻想)「この人で…って!!何言わせようとしてんだ!!馬鹿もん!!おい!しっかりしろ!」

 

リョウカ(幻想)「うぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「……っ!熱い!…無茶し過ぎて、高熱で倒れたか…!」

 

カズマ「おい、確か全状態異常は無効って言わなかったか?」

 

リュウカ(幻想)「確かに全状態異常は無効だ…だが、病気類は状態異常とは全くの別だ…まあそれの全病気無効は付いているが…自然に掛かる物は防ぎようが無いし…そもそも、完全に非戦闘状態時…尚且つ完全な人間状態時は、ありとあらゆる攻撃には弱くなるし…状態異常には掛かるわ…病気にも掛かるわ…これでもか位に絶望的に弱くなる…。」

 

カズマ「つまりは、今は完全に弱体化状態なんだな?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、そうだが?…言っとくが変な気は起こすなよ?今のリョウカには確かにスティールは効くだろう…だがそんな事はさせん…何せ俺が居る目の前でやる様な馬鹿は居ない。」

 

カズマ「わ…分かっているって…。」

 

?「隙ありぃぃ…!!スティー…」

 

リュウカ(幻想)「おぉらぁぁ…!!!」

 

 

バキィィィン…!!

 

 

?「ぐふ…!」

 

リュウカ(幻想)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ…!!!おおおぉらぁぁぁ…!!!!!」

 

 

ドコドコドコドコドコドコドコドコドコ…!!!バキィィィン…!!!

 

 

?「ひでぶぅぅ…!!!!」

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「おい…リュウコ…お前俺の嫁に何しようとしてんだ?あ?」

 

リュウコ(幻想)「ぐふ…コイツらに実際に…スティールが効く所を見せてやろうと…!」

 

リュウカ(幻想)「馬鹿野郎が!!」

 

 

バキィィィン…!!!

 

 

リュウコ(幻想)「どわぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「あのさぁ…スティールをしたとしても、何も得が無かろうが?俺は有るかもしれんが…ってかさっき言ったよなぁ?俺の目の前でスティールをしようとする馬鹿は居ないって言ったが…家族内で居たわ…ま、とりあえず一回俺にやられろ。」

 

リュウコ(幻想)「勘弁してくれぇ!?」

 

リュウカ(幻想)「問答無用!エクスプロージョン!!」

 

リュウコ(幻想)「へ?ギャァァァァァァ…!!!!」

 

 

ピキィィン…!!!デデーン!!!

 

 

突如として乱入して来てリョウカに対してスティールしようとしたリュウコは、呆気なくリュウカの手により…デデられた…

 

 

全員(このすばメンバー)『……。』

 

リュウカ(幻想)「ふぅ、スッとしたぜ…さてと、さっさとリョウカを安心して寝かせてやらんとな…。」

 

めぐみん「…え…あ…お供します!」

 

アクア「私も行きます!」

 

ウィズ「私も付いて行きます。」

 

リュウカ(幻想)「そうか、助かる…。」

 

 

そして、リュウカ達はリョウカを部屋に運んで…ベットに寝かせてあげた…

 

 

因みにリュウコは、リョウコによって回収されて…変な気を起こさない様にリョウコに見張られている…リョウカの方は、どうやら思った以上に深刻で…徹夜だけでなく…能力も酷使し過ぎたそうで…完全に寝た切りになってしまったそうだ…無論だが、1日経っても目覚める事はなかった…

 

 

2週間後…

 

 

リョウカ(幻想)「……ん…ん〜!…良く寝ました…。」

 

リュウカ(幻想)「お!起きたか!」

 

リョウカ(幻想)「すみません…突然倒れてしまって…それよりも、どれ位寝てしまってました?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、2週間位だ…。」

 

リョウカ(幻想)「2週間…ですか…みなさんは?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…待ってろ、呼んで来る。」

 

 

リュウカは、そう言い…カズマ達を呼びに行った…

 

 

オウカ(幻想)「こ」

 

ハナカ「の」

 

レイカ「す」

 

ユウカ「ば!」

 

 

数十分後に、カズマ達がリョウカとリュウカの部屋に集まった…

 

 

カズマ「2週間ぶりだな…。」

 

めぐみん「お師匠様…大丈夫ですか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、寝たお陰でもう大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「って言うがよ…お前の場合はどうせ何回言っても無理しまくった挙句、こうしてベット送りにされるのは見え見えなんだよなぁ…これが…。」

 

リョウカ(幻想)「うぅ…すみません…。」

 

リュウカ(幻想)「それに、ずっと能力発動状態をしていたから発症しなかったが…どえらい量の病気に発症していたぞ?また…しかも全部命に関わる重病の物に危篤の物…お前どう言う体質なんだ?」

 

リョウカ(幻想)「さ…さぁ…?」

 

めぐみん「え…?お師匠様って…ずっと病気を抱えたまま戦っていたのですか!?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、そうなるな…が、能力発動中は発症しないが…解除すると再び発症する仕掛けで…しかも発動状態時に本来病気には掛からないが…病気に関わると…発症はしないが、体内で蓄積されて行き…能力解除をすると…その掛かる病気に発症してしまう…つまりは、金で例えるなら…利息が付いて…それを支払わなず…どんどん利息は増えて来て…それが借金となって返って来るって所か…。」

 

カズマ「ふ〜む…更にややこしいな…。」

 

リュウカ(幻想)「じゃあ簡単に言えば…人間貯金箱…って所だ…ただし、貯金するのは病気だがな…。」

 

カズマ「確かに怖えぇよ!!だが…的を射ているな…。」

 

リュウカ(幻想)「更に言えば…リョウカは、元々完全な人間状態時は…神森一家の中で…完全人間状態時の中で…最弱中の最弱…最早ランキング外だ…。」

 

めぐみん「ど…どう言う事ですか…!?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、今は最強に帰り咲いているが…この完全人間状態…現人神仕様では無く本当に完全な人間状態時は…元々、物凄く壊滅的に身体が弱い…些細な事でも大怪我負う…更には壊滅的に病弱…ありとあらゆる病気や状態異常に確実に掛かり…しかも重症化又は危篤化にほぼ確実になってしまう……更に色々有るが…とことん最弱を極まってしまった…最早最弱以上の何かだ…どこぞの配管工の世界線のキング・オブ・雑魚以上に最弱だ…。」

 

リョウカ(幻想)「うぅ…酷いです…でも事実です……本当に私って弱いですね…本当にごめんなさい…。」

 

めぐみん「な…だ…大丈夫ですよ…!!」

 

カズマ「そうそう、気にしない。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとう…ございます…。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…本当に悪いって思っているが…実際に言えば…最近またこの状態時のリョウカの弱体化が酷くなっている一方だ…ほんの数日…いや数十時間後には再び病気に掛かっていたりする…んで、これが完全人間状態時のリョウカのステータスだ…。」

 

 

リュウカは、完全人間状態時のリョウカのステータスを見せた…

 

 

カズマ「おっふ…。」

 

めぐみん「な…なんですかこれは…!?」

 

ダクネス「…全ステータスが…いや…知力や保有能力は良いが…それ以外が…【0〜1しか無いだと…!?】」

 

カズマ「…確かにこれは酷い…んでこれで更に弱体化するのか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…これでもまだ優しい方だ…ってかこれがまだ可愛い方だ…んで…弱体化時…更に完全人間状態時の時のリョウカだ…。」

 

全員(このすばメンバー)『……!?』

 

 

そこに載っていたのは…

 

 

カズマ「な…なんじゃこりゃぁぁ…!!?体力及びスタミナ及び生命力や知力…保有能力はそのまま1のままだが…それ以外が…【マイナス無限】だとぉぉ…!?」

 

めぐみん「お師匠様…。」

 

リョウカ(幻想)「うぅ…恥ずかしいです…死にたいです…。」

 

リュウカ(幻想)「本当に悪いって…!だから落ち込むなって!」

 

リョウカ(幻想)「だけど…これでみなさんも分かった筈ですよ…私は能力も無ければ…数日も待たずに…それどころか1日も経たない内に死んでしまう程に弱いって所が…。」

 

カズマ「………。」

 

リュウカ(幻想)「んで、これが本当の意味でここまで防御やセキリュティ…お前らが必要な理由がこれだ…この弱体化時のリョウカは、どんな攻撃でも…いや…たかが赤ちゃん如きに1発小突かれただけで戦闘不能になる程弱くなる…無論、毒に掛かってみろ?その瞬間に即死だ…カズマ、お前の所風に言えば…スペランカー先生顔負け…しかもクリボー如きにも勝てない…って言われたら分かりやすいだろう?」

 

カズマ「うん…酷いを通り越した何かだな…常識外れも弱さまで追求するのか…。」

 

リュウカ(幻想)「う〜む…段々と酷くなる一方…ならこれも能力による呪いが原因だろう…お前も小説で多分見ただろう?俺達には…時間経過と共に、全ステータスが爆発的に上昇する能力が有るって…。」

 

カズマ「お〜…!それか…知ってるぞ?…んで、それがどうした?」

 

リュウカ(幻想)「…多分…リョウカにだけ、完全人間状態時に…これとは完全に逆の能力が発動し…常に全ステータスが一気にマイナス無限に引き下げられてしまっていると思う…んで病気や状態異常も同様に…完全人間状態時には、全状態異常及び全病気…確定発症と言う感じになっているな…完全人間状態時になると…どうやら、リョウカの能力が一部逆転して…この酷い有り様を作り出しているのだと思う…。」

 

カズマ「ふむ…確かにそれなら納得行くが…何で逆転するんだ?お前らは平気だけど、何故リョウカだけなんだ?」

 

リュウカ(幻想)「そこだ…これが俺達でも分からん所だ…原因は不明…だが発症してるのは事実…根本的に解決出来れば楽に出来るが…俺達でも解除は難しいな、下手にやればリョウカが死ぬからな…。」

 

カズマ「なるほどな…所で、その弱体化までの時間って決まってるのか?」

 

リュウカ(幻想)「お〜…確か、大体1週間毎に弱体化のデバフが掛かる…まあ能力酷使しまくると更に短くなるかもな?」

 

カズマ「こえ〜よ!ってか弱体化怖すぎだろ!?」

 

リュウカ(幻想)「まあな…んで今現在じゃあ、こう言う時には血を服用させて何とかって所だがな。」

 

めぐみん「……血…?」

 

リュウカ(幻想)「おう、俺達の血は物凄く優秀でな…万能薬になったり、俺達みたいな神になれたりも出来るって言う血だが…昔の場合は、家族同士の場合はかなり服用の際に気を付けなければならなかったがな…誰かと間違えて服用させたら入院物だったからなぁ…これが…。」

 

カズマ「これも見た事あるな…確か、使い道としては劇薬みたいな物か?」

 

リュウカ(幻想)「そう言うもんだ…が、敵に与えてしまうと…拒絶反応で即死する様にしてあるからセキリュティ的には問題無い。」

 

めぐみん「怖いですよ!敵に血を服用させると即死って!」

 

カズマ「いや、今更それ言うか?ってか今の俺達でも、殆どの敵倒せるだろ?」

 

めぐみん「…あ…確かにそうですね。」

 

リュウカ(幻想)「…まあ、とりあえず…リョウカに何らかの症状が現れたらこれを服用させて、何とか凌いでいる…。」

 

ダクネス「ふむ…だが、その台詞的には…もう効かなくなって来てるって言う言い草ですが?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…まあ間違ってはいない…だが効かなくなると言うのではなくてな…だんだんと弱体化そのものがエスカレートして行ってるんだよな…これが…。」

 

めぐみん「……まさか…最悪の場合…お師匠様、死んじゃうの…?」

 

リュウカ(幻想)「……ああ、まあ可能性としては有り得ないって言うのが存在しない…つまりは、自身の能力の代償によって殺される可能性も出て来る…まあ、だったら肉体捨てて…精神体でどうにかしろって言うなら話は別だが…。」

 

カズマ「あ…そう言えば有ったな…精神体形態が…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、それなら少なくとも死ぬ事は無い…そう…死ぬ事はな…。」

 

アクア「う〜ん…じゃあ、死なないけど…弱体化そのものはそのままって所ですかね?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、そうなるだろう…さて…困った物……いや待てよ…有るわ、どうにか出来る方法が…。」

 

めぐみん「へ?本当ですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、今思い出した…今丁度目の前に居るじゃないか?呪い専門の神が…。」

 

 

リュウカがそう言い…全員の視線が…

 

 

アクア「…え?私ですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、丁度女神が居るじゃないかってな…だから女神復帰としての初仕事だ…リョウカの呪いそのものをどうにか出来そうか?」

 

アクア「う〜ん、やってみるね。」

 

 

そして、アクアがリョウカの側に寄って…

 

 

ピキィィン…!!

 

 

リョウカに対して浄化をしてみた…すると…

 

 

リョウカ(幻想)「っ…あ…あぁ…!?ぐぅぅ…!!」

 

 

リョウカが、もがき苦しみ始めた…

 

 

リュウカ(幻想)「……は…!!し…しまった…!!思い出したぁ…!!アクア!!作戦中止!!浄化は辞めだ!!」

 

アクア「え…!?あ…はい!!」

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!」

 

カズマ「なぁ…何で浄化作戦を中止したんだ?」

 

リュウカ(幻想)「思い出したんだよ…最も重要な事を忘れていた…そもそも俺達は、最高神でもあると同時に…最高邪神だった…だから浄化をすれば、大ダメージを受けるんだった…。」

 

アクア「えぇぇ…!?」

 

カズマ「そうだった…確かにそんな事有ったな…。」

 

リュウカ(幻想)「すまなかった…リョウカ…大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「だ…大丈夫…です…ごほ…!」

 

アクア「……!?血が…!!」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫…です…貴女の所為なんか…じゃないです…元々、こんなに身体の弱い…私が悪いから…気にしないで…。」

 

リュウカ(幻想)「……なら、リョウカ…一回肉体と魂を分離出来るか?」

 

リョウカ(幻想)「え…?…あ…うん…出来ますけど…どうします?」

 

リュウカ(幻想)「お前の肉体と魂を別々に検査して…どの能力が原因かどうか探す…んで原因が分かったら、その能力に対して俺自身の手で直接浄化を掛けてみる…無論だが、荒事だ…俺がしくじればお前自身に何が起こるか分からん…成功すれば、身体が弱い事は変わらんが…死ななくなるし…これ以上弱体化する事は無くなる筈だ。」

 

リョウカ(幻想)「……分かりました…それじゃあ、みなさん…もしもの時は…あの子達の事を頼みますね…。」

 

カズマ「……ああ…分かった…。」

 

めぐみん「お師匠様……。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

ピキィィン…!パァァン…!

 

 

リョウカは、静かに眼を閉ざして…肉体と魂を分離させた…無論だが、肉体の方は完全にピクリとも動かなくなった…

 

 

リョウカ(魂)『ふぅ…分離に成功しました。』

 

カズマ「……見た目完全に幽霊だな…。」

 

リョウカ(魂)『ははは…まあこの状態になるのは、基本的に死んだ時にしかなりません…死んで復活までの間は暇ですからね…。』

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、先ずは肉体の方だ…えーっと……はぁ!?どんだけ呪われてんだよ…!!色々な大邪神供が居座ってやがる…!!…はぁ、そりゃあ…呪われる訳か…ほら、シッシ!さっさと消えろ。」

 

 

ピキィィン…!!!シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「……ふぅ、取り敢えずは…肉体の方はもう異常は無いな…。」

 

カズマ「いとも簡単に大邪神供を浄化するって…どんだけ強いんだよ…。」

 

リュウカ(幻想)「ま、何時もの事だ…気にすんな…さて、お前の方を調べる。」

 

リョウカ(魂)『はい…お手柔らかにお願いします…。』

 

リュウカ(幻想)「あいよ…どれどれ〜…あ〜…お前自身もあの邪神供の所為で、随分と巻き込みの感じで呪われてるな…ジッとしてろよ…。」

 

 

ピキィィン…!!!シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「…はい、お終い…これで良い筈だ…元に戻ってみてくれ。」

 

リョウカ(魂)『はい。』

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「………っ…う〜ん…。」

 

カズマ「…どうやら、大丈夫そうだな…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…そうだな…。」

 

 

リュウカの活躍によって…リョウカの呪いの浄化に成功した…が、超弱体化した状態はそのままだ…

 

 

リョウカ(幻想)「…ははは…やっぱり、完全な人間状態だと…動けませんね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…人間状態時には、リハビリは必須だな…。」

 

リョウカ(幻想)「……うん…。」

 

 

バタン…!!!

 

 

兵士隊長1「お…お嬢様!!」

 

リュウカ(幻想)「何だ?騒々しい…何が有った?」

 

兵士隊長1「は!この国及び…アクセル街に向けて…超超極弩要塞級と思われる…モンスターが接近しております…!!!」

 

リョウカ(幻想)「何ですって…!っ…!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!…で、そのモンスターの詳細は!?」

 

兵士隊長2「は!それは私が報告します!そのモンスターの名前は…【超機動要塞:スーパーゴットデストロイアーです!】」

 

リュウカ(幻想)「何!?デストロイアーだと!?しかも…その名前からして…超強化されてんな!?カズマ、確か前世では…通常個体のデストロイアーを倒したんだよな?」

 

カズマ「あ…ああ。」

 

リュウカ(幻想)「ふむ…早速俺達の影響受けて、超強化されるとはな…。」

 

めぐみん「か…勝てるのでしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「大丈夫だ…俺達なら絶対に勝てる…自分を信じろ。」

 

めぐみん「はい!」

 

リュウカ(幻想)「んで、外の状況は?」

 

兵士隊長1「は!もう既にアクセル街にはデストロイアーの接近の報は済ませており…避難の方を進めております!本国の方でも緊急非常事態宣言を発令し、一般市民や非戦闘員等の避難をしております!尚、もう既に全軍の出撃準備は完了し…本国は第一次戦闘配備によって、全迎撃装置の用意は出来ております!」

 

リュウカ(幻想)「そうか…で、奴の到達時間は?」

 

兵士隊長1「は!こちらの最低射程距離まで…残り【1時間です!】」

 

リュウカ(幻想)「1時間か…リョウカ、その間に寝ていろ…本当に悪いって思ってはいる…だが、どうやらお前の力が必要だ…だから寝て…力を蓄えてくれ…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…分かりました…。」

 

リュウカ(幻想)「時間になるか…何か有ったら起こす…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…それじゃあ、一旦…休む…ね……………すぅ……すぅ…。」

 

 

そして…リョウカは、力を回復させる為に…眠りについた…

 

 

リュウカ(幻想)「さて、俺達は迎撃の準備を進めるぞ…恐らく、行動パターンはあまり変化は無いと思うが…何らかの攻撃手段は追加されていると思った方が良い…。」

 

カズマ「ああ。」

 

 

一方リュウカ達は、デストロイアーの迎撃の為の準備を始めた…

 

 

40分後…

 

 

迎撃の準備を整えて…リョウカを起こして、作戦会議が行われていた…無論、アクセル街に居る全冒険者も集まっていた…

 

 

リョウカ(幻想)「これより、超機動要塞:スーパーゴットデストロイアーの討伐作戦会議を始めます。」

 

「圧倒的な物量で攻める!」

 

「いいや!圧倒的な火力で倒す!」

 

リョウカ(幻想)「静粛に!…確かに、圧倒的な物量…圧倒的な火力…それらが有れば何とかなりますね…でも、それだったら火力に関しては、厳選も必要です…物量って言っても…相手は超巨大で…今の所、どんな攻撃をしてくるかどうか分からないですし…通常種のデストロイアーなら、まだ何もして来ずに…充分に倒せる可能性は有りますが…敵は、何らかの影響で突然変異して超強化されています…数の量で攻めても返り討ちに遭い兼ねません……でも…そこで、貴方達の案は最も重要でもあります……。」

 

カズマ「なんか作戦有るんか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、恐らく…このデストロイアー戦での主力は…私達です、そして…私達の弟子の…カズマさんとめぐみんさんとウィズさん…最後にアクアさん…の以上が完全討伐に必須のメンバーで…相手の特性上…ただ、主力の攻撃だけだと…結界やバリアーによって防がれてしまう可能性も有りますし…相手がただ黙ってやられる筈がありませんので…みなさんの役目は…私達の軍と協力し合って…敵の翻弄及び時間稼ぎ…後…願わくばって所で、結界及びバリアーの破壊が出来たら最高です…。」

 

カズマ「ん?それって…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、貴方達も一度やったあのデストロイアー戦でやった戦法を…もう一度…アレンジを加えてやってみましょうって言う感じです…今回の場合は更に大規模な飽和攻撃を実行しなければなりません…カズマさんやめぐみんさんやアクアさんやウィズさんだけでは足りませんので…そこで私とお姉ちゃん…そして…私達の保有する艦…大和及び武蔵も出撃させ…更に、ジ・アースを出撃させます…つまり…攻撃メンバーは…【私・お姉ちゃん・カズマさん・めぐみんさん・アクアさん・ウィズさん・大和・武蔵・ジ・アース】の以上8体で実行します…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、つまるところだ…その内一体欠ければ…それだけで、勝利出来る可能性がガクンと下がるって訳だ…だが、かと言って、お前らがやられるのも俺達のプライドが許さん…もしもの時は、お前らには…一般市民や非戦闘員を連れて…本国とアクセル街を離れろ。」

 

リョウカ(幻想)「…そして、本国の自爆装置を起動させて…敵諸共完全消滅させます…勿論、アクセル街もこの自爆範囲に入ってしまいますから…消滅は避けられません…。」

 

カズマ「…なら、やってやろうぜ!相手が超強化されてんなら…こっちだって超強化されてんだ!勝率が五分五分程度だろうが!」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…お前の言う通りだ…ならば、野郎供!!今一度…総力を結集し…本国やアクセル街を滅ぼさんとばかりとする愚かな奴を撃滅するぞ!!」

 

全員『おおおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!』

 

兵士隊長1『お嬢様!!目標が接近しました!!』

 

リュウカ(幻想)「ふ…どうやらお客が来たそうだ…行くぞ!!野郎供!緊急クエスト開始だぁ!!!」

 

全員『おおおおおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!』

 

 

そして…リュウカの号令と共に…神森大連盟軍と冒険者達が…国の存亡を掛けた戦いに向かった…

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

『敵の襲来!!敵の襲来!!全軍出撃せよ!!繰り返す!全軍出撃せよ!!これは演習ではない!繰り返す!!これは演習ではない!!』

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

国の方は、けたましい音量でサイレンが鳴り響き…続々と軍が迎撃配置に着き…

 

 

ズゥゥン…!ズゥゥン…!

 

 

兵士隊長4「目標!!目視しました!!」

 

カズマ「うわぁ…!?なんじゃありゃぁ…!?デカイぞ…!?」

 

リョウカ(幻想)「…確かに通常個体よりも、超巨大で強いですけど…それだけです…!行きますよ!みなさん!」

 

 

ズゥゥン…!ズゥゥン…!

 

 

デストロイアー『オオオオオオオオオォォォォ…!!!!!!!!!』

 

 

デストロイアーが、咆哮を上げて…完全に敵意を示して…

 

 

兵士隊長2「目標!射程距離に入りました!!」

 

リョウカ(幻想)「……みなさん!戦闘開始です!!!」

 

全員『おおおおおおおおぉぉぉ…!!!』

 

 

 

そして…人類とデストロイアーとの戦いが始まった…

 

 

【緊急クエスト:難易度[ゴットZ級クエスト(至天征討伐戦&無双襲撃戦&アルティメットハードコアモード…の組み合わせ…)】

 

 

【第1章:最終ボス:最終ラウンド】

 

 

VS【超超極弩要塞級:超生物要塞兵器:スーパーゴットデストロイアー】

 

 

戦闘方式【要塞防衛戦】

 

 

勝利条件【デストロイアーが最終防衛ラインを突破するまでに撃破する】敗北条件【味方の内一体の撃破又は最終防衛ラインの陥落(拠点の陥落)】

 

 

【制空権確保】

 

 

 

 

リョウカ(幻想)「……行こう…!お姉ちゃん!」

 

リュウカ(幻想)「ああ!絶対に勝とうぜ!!」

 

 

推奨BGM:作品名【この素晴らしい世界に祝福を!(以後…このすば …と略します…)】曲名【fantastic dreamer(フルver)】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リョウカ(艦娘)『迎撃砲台!最前線から攻撃開始!!』

 

リュウカ(艦娘)『なるべく時間を稼げ!!主力の攻撃が整うまでだ!!』

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!バババババババババ…!ドドドドドドドドド…!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!カァオ…!カァオ…!

 

 

ガキィィン…!!ズドォォォン…!!

 

 

兵士隊長1「目標!!結界によって、攻撃が届きません…!!!」

 

リョクヨウ(幻想)「攻撃を続けて!!」

 

戦車隊師団長「戦車隊!!攻撃を続行せよ!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

航空部隊師団長『全航空機!あの化け物の頭部に攻撃を集中せよ!!』

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!バババババババババ…!!!

 

 

リョクヨウ&アヤカ『スペルカード…!!【神符!!【ゴットマスタースパーク…!!!!】』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

デストロイアー『オオオオオオオオオォォォォ…!?』

 

リョウカ(幻想)「……!!今です!!第1次攻撃実行!!先ずは厄介な結界を破壊します!後、出来ればデストロイアーの弱点部位に大ダメージを与えます!カズマさん!ジ・アーク!!」

 

カズマ「ああ!喰らえ!!【ゴットアースレールガン…!!】」

 

ジ・アース(AI)『了解、【ゴットアースレールキャノン…フルチャージ。】』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドギャァァァン…!!!

 

ピキィィン…!!ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!ズドォォォン…!!

 

 

デストロイアー『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!?』

 

 

リョウカ(幻想)「良し!結界を破壊出来て…デストロイアーのコアに直撃です!!今ですよ!!第2次攻撃実行!!アクアさん!大和!武蔵!大和及び武蔵は、全武装の制限解除!!超重力波動神砲!!」

 

アクア「はい!!喰らいなさい!【セイクリッドォォォ!!!ブレイクスペルぅぅぅぅぅ…!!!!】」

 

ヤマト&ムサシ『了解!【最大出力!!超重力波動神砲…!!発射…!!!』

 

 

ピキィィン…!!ピギャァァァァァァ…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

キィィィィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

デストロイアー『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

リョウカ(艦娘)『デストロイアー…!!甚大なダメージ!!スピードが大幅に低下!!でも、まだ進行してます…!!!』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…次!!これで決まってくれたらいいんだけれど…第3次攻撃実行!!めぐみんさん!!ウィズさん!!お姉ちゃん!!」

 

リュウカ(幻想)「おう!!めぐみん!!ウィズ!!全権限解除!!ありったけの火力の爆裂魔法をぶち当てるぞ!!同時攻撃だ!」

 

めぐみん「はい!!」

 

ウィズ「ええ!」

 

リュウカ&めぐみん&ウィズ『爆裂神魔法…最上級魔法!!【ファイナルマスターゴットノヴァ…!!!】』

 

 

キュィィィィィィン…!!!!ポォォピィィ…!!!!!

 

 

デストロイアー『オオオオオオオオオォォォォ…!!!!』

 

 

ピキィィン…!!!ガキィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「ぐうぅ…!!!リョウカぁぁぁ…!!!!最後の仕上げだぁぁ…!!!!」

 

リョウカ(幻想)「はい!…これで…終わりです…!!私達の絆の力を…見せてあげます!!神森家最強…最終奥義…!!ラストスペル…!!!【終止符…!!親愛なる…ファイナルマスターぁぁぁ…!!ゴットスパァァァァクぅぅぅぅぅ…!!!!!】」

 

 

ピキィィン…!!!ピギャァァァァァァ…!!!!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!!

 

ゴォォォォォォォ…!!!!

 

 

デストロイアー『オオオオオオオオオォォォォ…!!!!!!?』

 

 

ガキィィン…!!!!

 

 

全員『いっけぇぇぇぇぇぇ…!!!!!』

 

 

ビキビキ…!ビキビキ…!ガッシャァァン…!!!!!

 

 

デストロイア『ギィヤァァァァァァァァァァ…!?!?!?!』

 

 

ピキィィン…!!!!!ズドォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「…やった…!やりましたよ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「ああ!!俺達の…勝利だぁぁ…!!!!」

 

全員『おおおおおおおぉぉ…!!!!』

 

 

……リョウカ達の作戦により…見事に、デストロイアーは…完全に消滅した…

 

 

【メインターゲットを達成しました】

 

 

【任務完了!】

 

 

 

 

【スーパーゴットデストロイアー迎撃戦:報告書】

 

 

・需要:本来…通常個体のデストロイアーが、アクセル街に襲来する予定だったが…リョウカ達の存在によって、通常個体よりも更に強大になり…超巨大化したデストロイアーに突然変異し…アクセル街及び神森大連盟国に侵略…それにアクセル街及び神森大連盟国と二国と共闘し…この作戦が実行され…無事にスーパーゴットデストロイアーが撃滅された…

 

 

・報告:被害内容については、大規模に広がっていた草原地帯は…攻撃により…大部分が消滅…所々に大規模なクレーターが発生した…尚、現在は完全に修復された…尚、負傷者は居ないし…それ以外の損害は無かった…最後に、例のデストロイアーについては…デストロイアーの身体の一部と思われる部分を神森大連盟国によって回収し…今後の対策及び戦力増加の為のサンプルになった…

 

 

…以上が報告内容だ…

 

 

そして…迎撃戦から、2週間が経過した…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…今回も大量ですね〜…これで食材は問題無いです。」

 

リュウカ(幻想)「だな…まさかジャイアント・ドードが食材に出来るなんて知らなかったからな…。」

 

カズマ「なあ…それって、食うのか?」

 

リョウカ(幻想)「え?うん、そうだよ?」

 

めぐみん「あの…巨大カエルが…食材にされるなんて…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、俺達もそれ知った時は驚いたさ…だが料理にした時は美味いぞ?それに…俺達が作るんだ…何も問題無いだろう?」

 

めぐみん「確かにそうですね!お師匠様達が作る料理は最高です!!」

 

カズマ「まあ、そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、今日もパァっと行きましょう!」

 

リュウカ(幻想)「おー!って、言っておくが…酒やワイン類はお前は飲めないからな?」

 

リョウカ(幻想)「え?あ…うん、分かりました。」

 

めぐみん「…そう言えば、お師匠様って…何でお酒は飲めないのですか?」

 

リュウカ(幻想)「…少し、耳を貸せ…実はな…リョウカにもし…一滴でも酒やワインやビールを飲ませてしまうと…暴走を超えた大暴走を引き起こす。」

 

めぐみん「えぇ…!?大暴走…!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…それぐらい、酒に滅法弱い…それで俺が殺されかけた…無論…周りを巻き込んでな…だから、特にリョウカは…いや、正確には妹達には絶対に飲ませたら駄目なんだよ…そもそも、飲ませる以前から未成年者だから駄目だ…。」

 

めぐみん「…?未成年?」

 

リュウカ(幻想)「20歳未満奴の事を未成年者って言う…無論だが、未成年者の場合には…そう言う類は絶対にしてはならない…そう言う法律なんでな…。」

 

カズマ「あ〜…有ったな…。」

 

アクア「でも、この世界じゃあ…その未成年に関する法律は存在しないですよ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…それは充分に理解している…だが、幾ら酒やビールやワインを飲めるって言っても…絶対に飲ませたら駄目だ…言っとくが…完全人間状態で飲ませてしまったら…どうなるかは知らんが…死ぬ可能性だって有り得る。」

 

カズマ「おいおい…普通の状態で飲ませても、暴走はする…かと言って人間状態で飲ませてしまっても、死んでしまう…完全に詰みじゃねーか!」

 

リュウカ(幻想)「……そうだな…だから、代わりにジュースで何とかしている…まあ俺達もだがな…流石にリョウカだけ飲ませないって言うのは可哀想だからな…だったら俺達もリョウカ達と同様にジュースを飲んでいる…ま…一部の特殊部隊や兵士達は、普通に酒類やビールを飲むけどな…。」

 

ダクネス「そうであったか…。」

 

カズマ「ん〜…だったら、」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが…能力で、酒類を飲ませたら良いんじゃね?…って思うかもしれんが…答えは否だ…確かに酔うって言う状態も状態異常の一種だが…この状態でしか発動出来ない技も存在すると言う奴が居る為か…対象外ってなってしまっているし…何かしらのアレルギーも持っているからなぁ…アレルギーは、病気類の一種だからどうにか出来る可能性も有るが…俺達でも今の所アレルギーそのものを抑える能力は現時点で存在しない…しかも、例え飲めたとしても…どう言う理屈で大暴走状態になるのかどうか判明しない限りは治せないんだよ…。」

 

カズマ「…そうなのか…。」

 

リュウカ(幻想)「…さて、重苦しい話は終わりだ…さっさとこの100匹以上のジャイアント・ドードを運び込むぞ。」

 

カズマ「おう!って!100匹!?」

 

めぐみん「100匹…いつの間にそんなに狩っていたのですか…。」

 

リュウカ(幻想)「多いって思うかもしれんが…これでも足りるかどうか怪しいくらいだ…だからと言ってこれ以上狩れば絶滅するからなぁ…だからこれで我慢しているんだよ…。」

 

リョウカ(幻想)「…?みなさん〜!どうしましたか?早く運ばないと、腐りますよ?」

 

リュウカ(幻想)「おう!今始める!…そんじゃあ、始めるぞ。」

 

カズマ「へいへい…。」

 

 

 

そして、デストロイアーからの危機を救い…何時も通りにクエストを受けるカズマ達とリョウカ達…リョウカ達の旅はまだまだ続く…

 

 

 

【第1章:完】

 

 

 

【続く】



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[第1期]第2章 最高神達と素晴らしき仲間達の異世界大陸及び天空の神殿調査【Ye:1&2】
第4話 最高神達と素晴らしき仲間達の異世界の大陸調査【前章・前編】


(「良い?言えそうですか?」「うん!大丈夫です!」「初仕事だけど…頑張ってね!」「うん!」)

はい!みなさん!初めまして!私は、ハナカです!前回のあらすじです!えーっと…纏めて言いますね、お母さん達がカズマさん達の卒業試験をした事と…緊急クエストで…お母さん達が、デストロイアーって言うモンスターと戦って、国を救ったんだよ!やっぱり、お母さん達って凄いです!!今回も見てね〜!

(「どうだった?」「はい!上手いですよ!」「うわ〜い!ありがとうございます!」「それじゃあ、行こうか。」「うん!」)


デストロイアーからの防衛戦から…約1カ月経過した…

 

 

リョウカ達とカズマ達は、いつも通りクエストをこなす日々を送っていると…

 

 

ジョイ「お嬢様、報告があるわよ。」

 

リョウカ(幻想)「ん?どうしましたか?ジョイさん?」

 

ジョイ「は、実は先日に…イレギュラーと思われる大陸が遥か彼方の海のど真ん中に、現れて…しかも嵐の結界に守られているのを発見したわ。」

 

リュウカ(幻想)「…嵐の結界付きの大陸か…ん?どっかで聞いた事あるな…その話…。」

 

カズマ「ああ…って言うか、多分それ…【エステリア地方】じゃねーか?」

 

リュウカ(幻想)「エステリア地方…は!思い出した!確か、天空の島である…イースが存在したって言う…あのエステリアだ!ジョイ…確認だが…その上空には何か有ったか?」

 

ジョイ「ええ…その大陸と同時に…その大陸の超高度を保ったまま、その大陸付近で鎮座しているわ。」

 

リョウカ(幻想)「…エステリアにイースですか…良し!みなさんを集めて下さい!そこの大陸と天空の島の事件を攻略しましょう!」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、あのまま放って置いたら…もう一体の魔王が追加される様な感じになっちまうからな…さっさと片付けよう。」

 

めぐみん「おお!面白くなりそうです!」

 

リョウカ(幻想)「さて、そうと決まったら今すぐ向かいましょう!あ…めぐみんさん?一応、こめっこさんやちょむすけちゃんは…ここでお留守番しておいた方が良いですね…。」

 

めぐみん「おお…ありがとうございます!」

 

リョウカ(幻想)「オウカちゃん。」

 

オウカ(幻想)「ん?どうしたのお母さん?」

 

リョウカ(幻想)「これから、遠出のお仕事だから…長い間帰って来ないです…だから、あの子達の事と…めぐみんさんの妹とペットの事をお願い出来ますか?」

 

オウカ(幻想)「うん!良いよ!」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…ありがとうございます、無事に帰って来たら腕をより掛けて美味しい料理を作ってあげますから。」

 

オウカ(幻想)「うん!」

 

リョウカ(幻想)「後、一応この世界の私達にここのお留守番のお手伝いをさせますから…仲良くしてね?」

 

オウカ(幻想)「はーい!」

 

リョウカ(幻想)「…それじゃあ、行って来るね〜!」

 

オウカ(幻想)「行ってらっしゃい!」

 

 

リョウカ達とカズマ達は…軍と共に出撃準備を進めて、国を出た…

 

 

【特殊調査クエスト:難易度【不明】依頼内容:異世界からやって来た謎の大陸及び謎の天空に浮かぶ島の調査】

 

【制限時間:無制限(自分の気が済むまで)】

 

 

 

めぐみん「このすば !」

 

 

1時間後…

 

 

ザァァァ…!!ザッパァァン…!!

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!

 

 

今現在、リョウカ達を乗せた大和…及び軍を載せた大艦隊は…例の嵐の結界の中を進んでいた…

 

 

ピシャァァン…!!

 

 

めぐみん「ひぅ…!?だ…大丈夫なんですかぁ…!?」

 

リョウカ(幻想)「だ…だ…大丈夫な…筈です…。」

 

 

ピシャァァン…!!

 

 

めぐみん&リョウカ『ひぅ…!?』

 

 

ぎゅぅ…

 

 

リュウカ(幻想)「……おい、何で俺に抱き着く?ってか…お前、いつの間に雷が苦手になったんだ?」

 

リョウカ(幻想)「え…えーっと…無意識に…つい…それに…こんな大嵐は…全く経験してないので…ね?」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「はは…すみません…。」

 

カズマ「しかし…本当にこの艦って大丈夫なんか?転覆はしないんだよな?」

 

リョウカ(幻想)「分かりません…最悪の場合は、一か八か…ブースターを使って飛行して強行突破も考えてますけど…今、こんな大波でブースターは起動は出来ません…。」

 

カズマ「だよな…。」

 

 

艦内は、取り敢えずは何時も通りの様だが…その数分後…

 

 

ザッパァァン…!!!!ゴォォォ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「おわ…!?」

 

リョウカ(幻想)「あら…!?」

 

 

ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「きゃぁ…!!!」

 

 

ガッシャァァン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……!!?リョウカぁぁぁぁ…!!!!」

 

めぐみん「お師匠様ぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

…大和が、巨大な波によって…着水の際の衝撃で…リョウカは、艦橋の窓ガラスを突き破って…そのまま荒れ狂う海に転落してしまった…

 

 

リョウカ(幻想)「がは…!ごほ…!(…息が…出来…無い…!!あぁ…お…ねぇ…ちゃん……。)」

 

 

そして…海に転落したリョウカは…溺れてしまい…何処かに流されて行った…

 

 

リュウカ(幻想)「…くそ…!!!必ずリョウカは助ける…!!だが、こんなに荒れていたら…助けれない…!!…すまん…!許してくれ…!……全艦隊!!進路そのまま!!ヨーソロー!!」

 

 

リュウカ達は…絶対にリョウカを助ける事を胸に誓いながら…とにかく先に進んだ…

 

 

5時間後…

 

 

リュウカ達は、何とか嵐の結界を抜けた…だが、すっかりと夜になってはいたが…月明かりが良く照らしてくれている…そして…真正面に、例の大陸が見えて来た…

 

 

リュウカ(幻想)「見えて来た…あそこだ…。」

 

めぐみん「お師匠様…無事なのでしょうか…?」

 

リュウカ(幻想)「今は信じるしか…ん?何だ…?」

 

 

リュウカは、例の島の砂浜の所に目を凝らして見ると…そこに…

 

 

リュウカ(幻想)「……!!!居た…!!リョウカだ…!!!」

 

めぐみん「え!?何処!?」

 

リュウカ(幻想)「あそこだ…!!って…!!ヤバイ!!魔物だ…!!」

 

 

リュウカ達は、確かに砂浜に倒れているリョウカを見つけたが…同時に…魔物もリョウカの近くに居た…

 

 

リュウカ(幻想)「っち!大和!!!ブースター起動!!急げ…!!」

 

ヤマト「了解!ブースター起動!!ブースター出力全開!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ゴォォォ…!!

 

 

大和は、リュウカの指示でブースターを全開にして…リョウカの居る砂浜に急行し…

 

 

リュウカ(幻想)「やらせるかぁぁ…!!!喰らいやがれぇぇ…!!!」

 

 

バァァァン…!バァァァン…!

 

グチャァ…グチャァ…

 

 

リュウカ(幻想)「良し!仕留めた!大和!緊急停止!」

 

ヤマト「了解!緊急ブレーキ作動!!」

 

 

ゴォォォ…!!ズズゥゥゥン…!!!キィィィィ…!!!

 

 

…そして、リョウカの危機に迫っていた魔物を全て討伐したリュウカは、即座に大和に緊急ブレーキを掛けさせて…無事に上陸した…尚、他の艦船も同様に大和の側に到着し…続々と軍を下ろしている…

 

 

リュウカ(幻想)「おい!リョウカ…!!大丈夫か!?」

 

リョウカ(幻想)「う…うぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「不味いな…イベント攻撃って奴には弱いって事忘れてた…!!かなり衰弱している…えーっと…何処かに医者を探さんと…!」

 

 

どうやら、リョウカは…溺れていた関係上…かなりの大ダメージを負っていた…しかも衰弱し…危篤状態だった…リュウカ達が困っていると…

 

 

?「おーい!!どうした!?」

 

?「何だ!?何の騒ぎだ…って!なんじゃありゃぁ…!?」

 

リュウカ(幻想)「…!?なぁ…!!頼みが有る!!医者は何処か知らんか!?」

 

めぐみん「今すぐにでも、医者がいるんです!!急がないと…お師匠様が…!!」

 

?「えーっと…分かった!状況は後で聞くから…今はその子の方が大事だな!こっちだ!!」

 

リュウカ(幻想)「済まん!感謝する!!」

 

 

どうやら、この島の住民によって…リョウカは、何とかバルバト村の医者に運んだ…

 

その後、リュウカ達は…あの救助に来てくれた者達に全ての事情を明かし…自身達の正体についてとこの大陸が異世界に飛ばされた事…それらを全て話した…尚、艦隊の方は…港に入れようにも巨大過ぎた為…一部の軍を下ろした後、島より少し離れた所に停泊した…

 

 

アクア「このすば !」

 

 

島に着いて2日が経過…

 

 

リョウカ(幻想)「……っ!げほ…!げほ…!……あれ…?ここは…何処…?」

 

リュウカ(幻想)「お!リョウカ!目が覚めたんだな!」

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん…っ!げほ…!げほ…!すみません…私の…不注意で、こんな事になりました…。」

 

リュウカ(幻想)「いやいや…もう済んだ事だ…気にすんなって…さて、此処はバルバトのブルドーの診断状だ…んで、お前は、この付近の砂浜で打ち上げられていて…そこに魔物が襲い掛かってきたが…間一髪俺達が助けた…だが、肝心のここを紹介したのは俺達じゃねぇ…この村で自衛団をやってる者達に助けられた…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…じゃあ、礼を言いに行かない…っぅぅ…!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ、お前はまだ動ける状態じゃない…まあ流石イベントダメージって所か…全身中の至る所の骨を粉砕骨折されて…しかも長時間溺れ続けていた…だから今は休んでいろ…安心しろ…少なくとも、お前が回復するまでは俺達はこの村に滞在する…。」

 

リョウカ(幻想)「そう…ですか…。」

 

リュウカ(幻想)「…そんじゃあ…今はゆっくり休んでな…俺が代わりにお礼を言って来る…。」

 

リョウカ(幻想)「ごほ…すみません…ありがとう…ございます…。」

 

 

リョウカは、案の定入院の日々を続けて…1週間経過した時には…

 

 

リョウカ(幻想)「復活です!」

 

リュウカ(幻想)「おう、流石だな…。」

 

めぐみん「お師匠様、本当に大丈夫なんですか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ!ほら、この通り。」

 

 

リョウカは、その場で元気である動作をした…

 

 

めぐみん「確かに元気ですね。」

 

カズマ「まあ、何時もの事だな…。」

 

リョウカ(幻想)「…えーっと、ここの医者にお礼を言って…行きましょうか。」

 

リュウカ(幻想)「だな…。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、ブルドーさんに看護師さん…ありがとうございました…あ、これ…代金です。」

 

ブルドー「ふむ…本当に子供の癖に大した回復力じゃ…しかもあんなにバキバキに粉砕骨折した挙句、長時間の溺れた状態…普通の子なら即死は免れ無いじゃろう…じゃが其方様達なら有り得る話じゃな…確かに代金は頂いた…お大事にな…。」

 

リョウカ(幻想)「はい、お世話になりました。」

 

 

そして、ブルドー診断状を出たリョウカ達は…先ず自衛団の所に行き…その隊長である、スラフと話をして…軍を連れてバルバトを出た…無論、軍を連れて出るって言う事は…あの艦達はどうなるかと言うと…空を飛んで移動する…勿論、バルバトの者達はビックリ仰天していたそうだが…

 

 

数分後…

 

 

リュウカ(幻想)「そう言えば…お前、戦闘能力は大丈夫なのか?」

 

リョウカ(幻想)「さぁ?入院中は、殆ど寝た切りでしたから…どうなっているか知らないです。」

 

リュウカ(幻想)「…ちょっと、待ってろ…えーっと…ああ、どうやら能力的には問題無い…そうだ、丁度良い…あそこに居る魔物と戦ってみろ。」

 

リョウカ(幻想)「え?うん。」

 

 

リョウカは、リハビリの為にそのターゲットにされた魔物に近付き…

 

 

魔物「グァァ…!!」

 

リョウカ(幻想)「ごめんね…【リョウカ弱パンチ。】」

 

 

パチン!…バァァァン…!

 

 

全員『………。』

 

 

一撃…そう一撃で跡形も無く弾け飛んだのだ…

 

 

リュウカ(幻想)「あ…うん…いつも通りだな…ってか相手が弱過ぎたな…。」

 

リョウカ(幻想)「すみません…。」

 

カズマ「ワンパンで消し飛ぶって、何処ぞのワンパンヒーローなんだよ…。」

 

リョウカ(幻想)「ワンパンマンですか…悪く無いですけど…私の趣味でやりたくないですね…ワンパン…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…苦戦する様な相手が俺達の相手に丁度良い…。」

 

めぐみん「そうっすね。」

 

リュウカ(幻想)「取り敢えず、周りの奴らをリョウカの手で蹴散らすのも悪く無いな…リハビリも兼ねてな。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました。」

 

 

そして…ミネアの街までの道のりに居る魔物達を…

 

 

リョウカ(幻想)「リョウカ弱パンチ!リョウカ弱デコピン!リョウカ弱ビンタ!」

 

 

パチン!パチン!パチン!

 

 

バァァァン…!バァァァン…!バァァァン…!

 

 

正にリョウカ無双…リョウカに挑む愚かな魔物達が…リョウカの最弱の攻撃で…尚且つ必要最低限の動きで一撃の元に屠って行った…尚、これでも尚リハビリ程度らしい…がリョウカ自身はかなり罪悪感を抱いていた…リョウカ自身は、心の中で死んで行った魔物達に冥府を祈った…

 

 

数分後…リョウカ達は、ミネアの街に到着した…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、着きましたね…エステリアでは唯一の都会みたいな所です…道具屋…武器屋…防具屋…色々と有ります…まあ、道具類や武器は私達がどうにかしますけどね…今回ここに来た目的は…この街に有る、占い師に用が有ります。」

 

カズマ「お〜…そうだな、確か…そこで依頼受けるんだったな?」

 

リョウカ(幻想)「はい、そうです…あ〜…カズマさん…少し宜しいですか?」

 

カズマ「ん?ああ。」

 

リョウカ(幻想)「えーっと…有った、これを装備して下さい。」

 

カズマ「ん?これって…!」

 

リョウカ(幻想)「はい…【クレリアシールドとクレリアアーマーです。】」

 

カズマ「へぇ、実物で見るのは初めてだなぁ!確か…女神が許した者だけが装備出来るんだっけ?」

 

リョウカ(幻想)「うん、後…この装備を装着すると…私が渡した、例の刀剣は属性が変わって、クレリア属性に変わります…クレリア属性とは、まあ簡単に言えば…対魔属性です。」

 

カズマ「へぇ…分かった。」

 

 

ダクネス「このすば !」

 

 

 

カズマ「良し!こんなもんだ!」

 

リョウカ(幻想)「うん、ピッタリです!」

 

めぐみん「おぉ…!綺麗ですね〜…!」

 

リョウカ(幻想)「因みに、ゲームだと…クレリア系のこの装備は最強装備ってなってます。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、現実だとどうなのか知らんが…使い手にもよるが…お前なら使いこなせるんじゃないか?」

 

カズマ「おう!サンキューな!」

 

リョウカ(幻想)「えーっと…防具の方は、勿論対魔効果で…魔物及び魔族…殆どのモンスターの攻撃を激減します…ただ無効化じゃないですから、痛い物は痛いです…まあ呪い系は無効化しますけどね…。」

 

カズマ「ふ〜ん…そっか。」

 

リュウカ(幻想)「さて、これで依頼を受注出来る条件が整ったな。」

 

カズマ「あ〜…そう言えば、そう言う条件だった様な…。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、行きましょう…一応占い師だから…私達の正体や今の現状を知っている筈だと思うので…手短に済ませましょうか。」

 

カズマ「だな。」

 

 

数分後…リョウカ達は、例の占い店に着き…【サラ】と呼ばれる占い師から、【イースの本】を六つ集めて欲しい…と言う依頼がされたので勿論受注した…因みに、リョウカの言った通り…本当にリョウカ達の事を知っていたらしいし…今現状の事を知っていたので…リョウカ達から、警告で…イースの本の在り処を言ったら、さっさとこの街から逃げる様に…っと言う事を伝えた…勿論、受注した際に…クリスタルを貰った…(因みにリョウカ達の手によって完全に量産されてしまったようだがな…)

 

 

【依頼内容更新:イースの本を全て入手し…解読せよ![緊急クエスト]】

 

 

リュウカ(幻想)「さて、どうする?」

 

リョウカ(幻想)「先ずは神殿側から攻略しましょう…でもその手前の村に用が有ります。」

 

カズマ「ゼピック村か…。」

 

アクア「確か、そこの村だけは銀の鈴のお陰で魔物が寄り付かないって有名なんだって。」

 

リョウカ(幻想)「うん、でもその銀の鈴が無くなったらしいからどうにかしないとね…それと、その神殿の奥深くに入る為のもう一つの鍵が必要です。」

 

ダクネス「ふむ…成る程…。」

 

ウィズ「えーっと…その…私がその銀の鈴…触れても大丈夫…?」

 

リュウカ(幻想)「ん〜…一応対魔属性の効果を持った音波と音を常に飛ばし続けるが…そもそも、こちらの世界の魔物…って言うかモンスターと…この異世界の方の魔物とは根本的に違うからな…恐らく、その対魔属性はこの世界専用の効果だろう…だから問題無い。」

 

カズマ「え!?じゃあ、この装備って…、」

 

リュウカ(幻想)「いや、確かにこの世界の物だが…性質的には…どの魔物及びモンスターにも対応している…だから問題無い…が、つまりだ…ウィズにとっては今カズマが装備しているのを下手に触れたらダメージを喰らう…。」

 

ウィズ「そ…そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、一々フレンドリーファイアーで大ダメージを受けてしまうのは流石に不味いから…もう既に味方の攻撃全て…当たらなくしてあるし…そもそも当たってもダメージも受けないし…全く効果を受けなくしてあるがな…。」

 

カズマ「やっぱりとんでもないチート能力だな!」

 

めぐみん「カズマ、今更気にしても仕方ないですよ?そもそもお師匠様達だからこそ許される事なのです!」

 

リュウカ(幻想)「言っとくが、俺達だってあんまりそんなチート行為はしたくはない…まあダクネスみたいな感じで…あまり自分の立場を使った権限を悪用して使うのは、俺達の流儀に反する事だ…そんな外道はさっさと死んでもらうしかないがな…。」

 

カズマ「こえぇよ!?サラッと殺害予告したぞこいつ!?」

 

アンクロ(幻想)「まあ、気にしたらアウトだよ?君…。」

 

カズマ「へ?うわぁぁ…!?ど…何処から現れた!?」

 

リュウカ(幻想)「ん?お前らも来たのか?」

 

アンカ(幻想)「ええ、流石にこう言うのが野放しにされるとね…邪神界でも流石に困るんだよね〜…何でこっちの世界にやって来たのか知りたいし…それに…内の妹にちょっかい掛けた礼をたっぷりとしないとねぇ?」

 

カズマ「おいぃぃぃ…!!!こっちの世界のラスボスさん!!何やらかしてんだよぉぉ…!!?」

 

リョウカ(幻想)「ちょっかいを掛けられた…?」

 

アンカ(幻想)「ええ、まあ幸い私が側に居たから何とかなったし…ピンピンしてるけど…確か…タームかな?いや…ターレだっけ?まあよく分からない黒真珠如きの雑魚が…内の嫁に直接襲撃して来たんだよねー…馬鹿なの?死ぬの?…だから…ちょっとカチンって来てね…それに丁度良いタイミングで、貴女達がこの大陸に来たって聞いたから…貴女達と一緒に行動すればいずれ分かるんじゃないかな〜…って事と…あのクソッタレな黒真珠に…ケジメ付けさせる事だって出来るしね〜…。」

 

リョウカ(幻想)「…あの…アンカさん…?」

 

アンカ(幻想)「ん?どうしたの?」

 

リョウカ(幻想)「その…怖いですよ…?言い方が…。」

 

アンカ(幻想)「あ…すまないね…でも…今の私は…凄く機嫌が悪い…奴を見つけたら…殺したい位に最高に苛々しているから…今こうして平常で居られるのも…ある意味で貴女達のお陰かもね…。」

 

リョウカ(幻想)「…あの…大丈夫…でしょうか?」

 

アンカ(幻想)「ん?ええ…何とかね…。」

 

めぐみん「あの〜…お師匠様?その人達は一体?」

 

リョウカ(幻想)「あ…そう言えば紹介し忘れましたね…基本的にアンカさん達は、偶に実家の…私達の世界とは正反対の空間…【闇神森空間】って言う世界に帰って、邪神界の仕事をこなしています…その邪神界の最高神なのが…闇神森一家って言う…私達を正反対にした感じの完全に邪神化した私達って所です…。」

 

アンカ(幻想)「説明ありがとうね…で、私は…神森アンカ…勿論邪神の中の最高神の最高現人邪神よ。」

 

クロカ(幻想)「どうもです、私は神森クロカです…えーっと…お姉ちゃんと同じで、最高現人邪神です。」

 

アンクロ(幻想)「さて、僕はこの娘達の親…まあお父さんってって所かな?まあ女だけどね…神森アンクロだよ…宜しく。」

 

クロアン(幻想)「えーっと…ぼ…僕は…この子達の…母の…神森…クロアンです…よ…宜しくお願いします…!」

 

カズマ「ああ!取り敢えず宜しくな!」

 

アンクロ(幻想)「ああ、こちらこそ宜しく…それにしても驚いたなぁ…まさかリョウカ達がまた弟子を作るなんてね…。」

 

アンカ(幻想)「ええ、確かに驚いたわ…基本的に弟子は自然に出来る感じの方法でやったのだけれど…今回は珍しく自らの手でスカウトする方針なんだ。」

 

リョウカ(幻想)「うん、だって…一応はメタい事を言うけど…主役で主人公だからね…それに…実力も良いですし…もしかしたら、私達に対抗出来る唯一の逸材ですよ。」

 

カズマ「確かにメタイな…だがそんなに俺達って信用されてんだな?」

 

アンカ(幻想)「ああ、寧ろ大ニュースになってるわよ?リョウカ達特性修行コースの卒業試験及びアクアの女神復帰試験で…まさかの最強姉妹の秒殺…って言う大々的にニュースになってるわ。」

 

アンクロ(幻想)「ぶ…!流石に…それは、僕も大笑いだったよ…!!ひひ…!!リョウカちゃんとリュウカちゃんが…まさか弟子に秒殺…!!アッハッハ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「わ…笑うなぁぁぁ…!!!死にたくなかったら笑うなぁ…!!!」

 

アンクロ(幻想)「あ〜…ごめんごめん…ま、正直確かに驚いたさ…完全に本気だったとは言え…1%にも満たない状態の彼女達を秒殺なんて…僕達を知る限りじゃあ…本当に珍しいケースだよ…まさか不正をしたんじゃないのか?って思ったけど、そんな事はなかったよ…まあこのカズマって言う司令塔が居た事や…このメンバーだからこそ、秒殺の秘訣なんだと思うよ…見事なまでの連携…彼女達に絶対に攻撃チャンスをやらんとばかりの猛攻…見事だよ。」

 

リュウカ(幻想)「良かったな、お前ら…アンクロ達からのお墨付きをもらえてな…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、実質闇神森一家の総大将からの感想は絶対みたいな物ですよ…あ…そう言えば珍しいですね?アンクロさん?」

 

アンクロ(幻想)「ん?何がだい?」

 

リョウカ(幻想)「…非常に言いずらいけど…どうしたのですか?その…服装…?」

 

アンクロ(幻想)「え?…ああ、これのことかい?まあ、確かに仇討ち…死んでもいないしピンピンしてるけど…まあそれに来たのは間違いないけど…本来なら、君が最初に作ったこの世界線をのんびりと満喫したかったんだよね〜…これが…それで、急な依頼で…この服装のままって言う訳さ。」

 

 

そう、アンクロの服装は…リョウカ達が偶にお出掛け用に着る事がある例のワンピースを着込んでいた…

 

 

 

カズマ「えーっと、つまりは焦ってしくじったって事か?」

 

アンクロ(幻想)「はは、まあそんな感じだね〜…まあ…君が指摘してくれたから今気付けたから…今すぐに着替える事は可能さ…ほら。」

 

 

パチン…!

 

 

アンクロが、指を鳴らすと何時もの服装に変わった…

 

 

アンクロ(幻想)「うん、やっぱりこれがしっくりくるね。」

 

カズマ「ってか、どうやって着替えてんだ?」

 

アンクロ(幻想)「ん?何時もの様に能力で早着替えしてるだけさ…まあ君風に言えば…大人の事情って物だよ。」

 

カズマ「そうかよ…は!まさかだけど…、」

 

アンクロ(幻想)「言っておくけど、僕等もリョウカちゃん達と同じく…スティールは効かないよ?試してみるかい?まあ、その場合は…ねぇ…。」

 

カズマ「いや!しねぇよ!!しかも何しようとしてんだよ!?」

 

アンクロ(幻想)「ん?別に?ただ、少し懲らしめようかなぁ〜…何て思っているけどね。」

 

カズマ「アンタか言うと、懲らしめる=死んでもらう…しか思いつかねぇよ!!」

 

アンクロ(幻想)「ははは、嫌だなぁ…幾ら僕達でもそこまでしないさ…まあしなければ良いだけの事だよ。」

 

リョウカ(幻想)「ま…まぁ、取り敢えず先に急ごうよ。」

 

アンクロ(幻想)「そうだねぇ…で…、」

 

斬駆「ヒャハハハハハハハハハ…!!!!!ほらほらどうしたぁ!?魔物ってこの程度かよ!?」

 

零月「斬駆…あまり暴れたら不味いよ…。」

 

斬駆「あ?何が不味いんだ?」

 

零月「呪われるから…それに、魔物が集まって面倒だから。」

 

斬駆「…っち!分かったよ…。」

 

めぐみん「…誰?」

 

リョウカ(幻想)「え?ああ…零月お姉ちゃんと斬駆お兄ちゃんです。」

 

めぐみん「へ?お姉ちゃんにお兄ちゃんなの!?」

 

カズマ「…まあ、名前は変わっているけど…元々の名前は…レイチェル・ガードナーとアイザック・フォスターって言う名前だと…。」

 

アクア「更に言えば…この2人は現実だと…何も加入が無ければ、2人共物凄い大物でしたね…悪い意味で…。」

 

ダクネス「何をしたんだ?」

 

アクア「あの大男の方のアイザックは…大量殺人…最重要指名手配犯って言う事になっているし…レイチェルの方は、流石にアイザックには及ばないけど…多くの人を殺めているわ…でも、その事実を一般市民は知らないわ…だって、常にアイザックが側にレイチェルが居るから…アイザックがレイチェルの身代わりになっているし…それに、このレイチェルって子は…辛い過去の所為で殺人鬼になってしまったそうで…まあアイザックの方も同様って言えば同様だね。」

 

めぐみん「ふ〜ん…そうなんだ…って!私達が居ても大丈夫なんですか!?」

 

カズマ「そう言えばだけど、リョウカもリュウカも…大昔にリョウカは、レイチェルの方…んでリュウカは、アイザックの方で世話になったらしいぞ?」

 

めぐみん「…え!?じ…じゃあ…お師匠様って…。」

 

リュウカ(幻想)「おう、殺人鬼だ…いや殺人鬼を超えた殺人鬼…殺戮神として名を轟かせたがな…まあ今じゃあそんな名を轟かせる程…落ちぶれてねぇよ…。」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「…大丈夫だって、そんなに悲しい顔すんなって…過去と違ってそんなに世紀末な生活はもう無いだろ?」

 

リョウカ(幻想)「うん…。」

 

リュウカ(幻想)「取り敢えず、この話は終わりだ…おーい!お前ら!とっとと行くぞー!」

 

斬駆「おう!」

 

零月「うん。」

 

シオリ「うん!」

 

須賀「(コクリ…)」

 

 

リョウカ達は重々しい雰囲気に包まれながらも…先を急いだ…

 

 

カズマ「こ」

 

めぐみん「の」

 

アクア「す」

 

ダクネス「ば!」

 

 

更に数十分後…リョウカ達は、相変わらずリョウカ無双しながらも…ゼピック村に到着した…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、先ずは…少し寄り道で、村長さんの所に行きますか。」

 

リュウカ(幻想)「ん?あ〜…そう言えば、確か銀の鈴盗まれたって話だったな…その依頼受けるんだよな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、その後にジェバさんの所に行って…依頼を受けた事を伝えましょう。」

 

カズマ「分かった…。」

 

 

リョウカ達は、先ずは村長の家に行き…村長が予想通りに銀の鈴が盗まれたって言う事なので、依頼を受けた…次にジェバの言えに向かい…サラから依頼を受けたと言う事を報告したら…神殿の奥に入る為の鍵を入手した…

 

 

【サブクエスト受注:ゼピック村の守り鈴:銀の鈴を探し出し…村長に届ける】

 

 

…数十分後…

 

リョウカ達は、ゼピック村を北上し…山の所の神殿に到着した…

 

 

リョウカ(幻想)「ここが神殿です。」

 

めぐみん「おぉ…!爆裂したくなるような、大きさと…硬さが有りそうです!」

 

リュウカ(幻想)「おい馬鹿辞めろ、あ〜…そうそう…勿論、この中から…規模のデカイ攻撃は一切禁止だ…つまりは、めぐみん…ミニエクスプロージョンが輝く所だぞ?」

 

めぐみん「ふむ…確かにそうですね…まあ、普通のエクスプロージョンが使えないのは寂しいけど…仲間の為なんだよね…。」

 

リョウカ(幻想)「本当にすみませんね…でも、後で気が済むまで私特性の的にエクスプロージョンを連発しても良いですから…ね?」

 

めぐみん「はい!分かりました!喜んでやりましょう!」

 

リョウカ(幻想)「え、あ…うん…でも、無茶だけはしないでね?」

 

めぐみん「はい!」

 

リョウカ(幻想)「あ、言い忘れましたけど…ゴットピット系は別に使っても大丈夫ですけど…大規模な攻撃にならなければ大丈夫ですよ。」

 

カズマ「おう、分かった。」

 

めぐみん「ええ。」

 

アンクロ(幻想)「さて、行きますかね…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ。」

 

 

そして、リョウカ達は…神殿に入り…一体だけ金色に輝いている女神の像に触れて…テレポートした…

 

 

更に数十分後…

 

 

全員『…………。』

 

 

リョウカ達は、神殿の奥に…堂々と鎮座してある…前に見た事がある、例の門が鎮座していた…

 

 

カズマ「なぁ…これって…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、この先に確実にボスが居ますね…そう…これがこの門の役割で…通称…強敵の門って呼ばれてます…まあ、強敵の門にも色々と種類が有りますけどね…さて、どうやらこの門は…イースの紋章が刻まれている事以外には…特に無いですね…えーっと…鍵は…有った!これで…。」

 

 

リョウカは、神殿の鍵を使った…すると…

 

 

ギィィィ…!!!ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

重々しく…轟音をたてながら門が開いた…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、この中に入ってしまうと…勝負が付くまでは絶対に門の外には出れませんよ?因みに…他の所から出ようとしても…門の能力で完全に結界で守られてしまって出れなくなってしまいます…確実に勝負が付くまでは門は開かないし…結界も解けないって言うのがこの門の能力です…因みに、これは入り口及び出口両方に作用してますから取り敢えずは、一方通行って言う事はないので安心して下さい。」

 

カズマ「分かった。」

 

めぐみん「腕が鳴りますね…!」

 

リュウカ(幻想)「油断はしない方が良い、何せ…この世界線に突然入り込む程の実力は持ってる…恐らく俺達の力の影響も受けているだろう…舐めて掛かればこっちが秒殺されるかもしれんがな…。」

 

ダクネス「そうだな…。」

 

リュウカ(幻想)「もう一度だけ確認だ…本当に大丈夫だな?」

 

 

リュウカは、最後の確認をして…全員は力強く頷いた…

 

 

リュウカ(幻想)「…良し!行くぞ!」

 

リョウカ(幻想)「うん!」

 

 

そして…リョウカ達は、その門を潜り…全部入り切ると…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

門が凄い勢いで閉ざされてしまった…無論、全員は即座に戦闘体制に移行した…すると…

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「ふ…どうやらお出ましだ!!」

 

リョウカ(幻想)「第1の強敵…【煉獄の魔術師…ジェノクレスです!!】」

 

めぐみん「む!一応聞きますけど、相手は魔法使いですよね?」

 

リュウカ(幻想)「ん?あ…ああ、そうだが?」

 

めぐみん「…同じ魔法使いとして、負ける訳に行かないのです!」

 

ウィズ「ええ、流石に私も負けたくないですから!」

 

リュウカ(幻想)「じゃあ、お前らに任せよう…確かに相性的には…ウィズは効果が有りそうだ…んで、ウィズの攻撃で動きを確実に止まった時がめぐみんにとって最大の攻撃チャンスだ!いいな?相手は瞬間移動魔法を使い、このフィールドを移動する…んで、相手の能力で…あそこの左右に3つずつ石像が有るが…そこから火を吐いたり消したりを繰り返している…奴は、その間を瞬間移動を繰り返しながら移動を続ける…がだ、ジェノクレス自身からは攻撃能力は無い…石像の攻撃に気を付けながら、奴を討伐してみろ。」

 

めぐみん「はい!」

 

ウィズ「ええ!」

 

リョウカ(幻想)「気をつけてね!あの石像の炎は…触れたら大ダメージを受けますよ!それだけに気を付けて下さい!」

 

めぐみん&ウィズ『はい!』

 

 

【イースⅠ:第1のボス】

 

 

VS【煉獄の魔術師:ジェノクレス】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ジェノクレスの討伐】敗北条件【めぐみん又はウィズのいずれかの撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Holders of power[エターナル(PC-88&MIDI)]ver】

 

 

地形【神殿(イースⅠ)1階:深部】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

ボォォォォォォ…!ピシュン…!

 

 

めぐみん「どうしますか?」

 

ウィズ「取り敢えず…相手の動きを止めてみますわ!めぐみんさん、攻撃の用意を。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

ボォォォォォォ…!ピシュン…!

 

 

ウィズ「…!!今です!【アブソリュート・ダイアモンド・ゼロ!!】」

 

 

キュィィィィィィン…!!ゴォォォ…!!!

 

 

ジェノクレス『……!!!!?!?』

 

 

ピキィィン…!!ガチゴチ…!!

 

 

ウィズの魔法により…完全にジェノクレスは凍結してしまった…

 

 

ウィズ「今です!」

 

めぐみん「行きますよ!【ゴットミニエクスプロージョン…!!】」

 

 

キュィィン…!!ポォォピィィ…!!ピキィィン…!!ボォォン…!!!

 

 

めぐみん「………。」

 

ウィズ「………。」

 

リュウカ(幻想)「あらら…一撃必殺だったな…。」

 

めぐみん「おぉ、上手く行きました!」

 

 

…どうやら、ガチゴチに完璧に内部まで凍らされた為か…めぐみんの爆裂魔法によって…一撃で木っ端微塵に粉砕された様だ…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

ビキビキ…ズガァァァァァン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「あ、道が出来ました!」

 

リュウカ(幻想)「まあ、撃破出来たし…当然だな…あの趣味の悪い石像の炎も消えたし…門の能力が解除されたから…さっさと先に急ごうぜ。」

 

リョウカ(幻想)「うん!…ん?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「………!!閃きました!!…新しい天啓を思い付きました!!」

 

全員『…え?』

 

 

リョウカが突然、天啓を思い付いたと叫ぶと…

 

 

リョウカ(幻想)「はぁぁぁ…!」

 

 

ギチギチ…!

 

 

リョウカは、その場で半人半龍形態になり…

 

 

リョウカ(幻想)「もういっちょです!ふんぬぅ…!!」

 

 

ギチギチ…!!

 

 

全員『…!!』

 

 

リョウカは、その状態で更に変化を加わり…腕と脚部が完全に魔物っぽく変化した…頭部の方は、明らかに角が長く禍々しく歪に生えている…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ、成功ですね…これが新しい形態…半人半魔神龍形態[ノーマルモード]です。」

 

リュウカ(幻想)「…これって、あのデュラーン形態を…超攻撃型にした奴か?」

 

リョウカ(幻想)「うーん、あっちの場合は…完全なサポート型で…こっちは完全に戦闘型の魔物モードって感じですよ。」

 

めぐみん「おお!やっぱりお師匠様って凄いお方ですね!」

 

カズマ「…そう言えば、お前…これをノーマルモードって言ってたようだが?」

 

リョウカ(幻想)「良く気付きましたね?このノーマルモードは…全体的にステータスをバランス良く配分したモードで…他に…圧倒的な攻撃能力に極振りしたモード…パワーアタッカーモード…圧倒的な防御能力に極振りしたモード…ディフェンスモード又はシールドモード…圧倒的な機動能力に極振りしたモード…スピードアタッカーモード…そして…ノーマルモードの極地…全ての能力を極振りにしたモード…オールフルパワーモード…の以上のモードが有ります…まあ、今回の場合は…ふん…!」

 

 

ギチギチ…!

 

 

リョウカ(幻想)「うん、パワーアタッカーモードで充分ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「…腕がとんでもなく巨大だな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうそう、この魔物形態時に…それ専用の装備が自動生成されます…まあ後で見せますよ。」

 

カズマ「なんか嫌な予感しかしねぇな…敵がな…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…敵カワイソス…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、行きましょうか…。」

 

 

 

そして、新しい形態を取得したリョウカを先陣に…リョウカ達は、先に進んで行った…

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第5話 最高神達と素晴らしき仲間達の異世界の大陸調査【前章・中編】

どうもです!えーっと…ユウカです!前回のあらすじを簡単に言うよ!えーっと、お母さん達が…未確認の大陸の調査に行って…そこでとある本を集めて真実を知って来て欲しいって頼まれて…神殿の方で巨大な魔物と戦って勝ったんだって!凄いよ!お母さん!それじゃあ、今回も見てね!


【神殿:地下1階】

 

 

リョウカ(幻想)「さて、どうしましょうかな…。」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「うん、この階には…誰かが囚われていたのを思い出しましたけど…実際にはどうなんだろうって思った所です。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…確か、女神の片割れが居たんだったな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…でも本当にこの階に居るのかどうか知りたいし…もし居たら…そこで2チームに分かれて行動する事になります。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…んじゃあ、先ずは例の牢屋に行ってみるか…有ればだけどな。」

 

カズマ「そうだな。」

 

魔物1「グォォォォ…!」

 

リョウカ(幻想)「さて、行きますか!実験です…ふん!」

 

 

ブォォン…!!グチャァ……!

 

 

リョウカの放った凶腕は…呆気なく魔物を引き裂いた…

 

 

リョウカ(幻想)「ごめんね…でも、私達は止まりませんよ!…【魔神龍の凶神刀剣】!」

 

 

バキバキ…!!シャキン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「これが、その形態の専用武器の一個か?」

 

リョウカ(幻想)「うん、まあ愛用している刀剣を腕と一体化したって思った方が良いですね…勿論、大刀剣化する事も可能ですよ?」

 

魔物2「グァァァ…!」

 

 

シュン…!ブシャァァァァ…!グチャァ…!

 

 

カズマ「凄まじい切れ味だな…!」

 

リョウカ(幻想)「ほら!行きますよ!」

 

 

リョウカ達は、その牢屋が有るであろう所に向かってみた…が…

 

 

リョウカ(幻想)「可笑しいです…確かに牢屋は有りましたけど…彼女が居ない!」

 

リュウカ(幻想)「別の所に移動されたか…!」

 

リョウカ(幻想)「でも、宝箱は有りますね…ただ、どうやって牢屋を…あ…だったら………【魔神龍の凶神巨鉤爪!!】」

 

 

ギチギチ…!ブォォン…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

リョウカは、即座に閃き…その形態の第2の武器で牢屋を破壊した…

 

 

リュウカ(幻想)「これが第2の武器か?」

 

リョウカ(幻想)「はい、まあ普通の素手状態を更に破壊特化してパワーに極振りした物で…ある意味で、パワーアタッカーモードの専用武器です…ありとあらゆる物を力任せに引き裂き破壊する…勿論そのまま殴る事も出来ますよ…ただ、この武器はかなり大振りで隙が大きいのが欠点で…しかも…ご覧の通り…巨大過ぎて常に地面に着いている状態なので…スピードは遅いし…敵から狙われやすいですね…。」

 

カズマ「ですよね〜…まあそれぐらい欠点が有っても不思議じゃないな…。」

 

リョウカ(幻想)「でも、こういう室内且つ…狭い所だと、これが輝く所ですよ…まあスピードアタッカーモードも捨てがたいですけどね…勿論、ディフェンスモードもそうですけどね…ただ、このダンジョンではこのモードが有効です。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…さて、宝箱の中身は何だ?」

 

 

リョウカ達は、その宝箱を開けて…中身を取り出すと…

 

 

リョウカ(幻想)「これは…【マスク・オブ・アイズ】ですね。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、確か生命ある物は見えなくなる代わりに…本来なら見えない物が見えるって言う代物だな。」

 

カズマ「ん〜…だけどよぉ…それって、お前らに必要な物なんか?能力でどうにか出来そうじゃねぇか?」

 

リョウカ(幻想)「確かにそうですね…まあ、持っておきましょうか…役に立ちそうですし…。」

 

 

リョウカ達は、【マスク・オブ・アイズ】を入手した!マスク・オブ・アイズはリョウカの異次元に収納した…

 

 

リョウカ(幻想)「…さて、多分居るとするなら…もうこの神殿の地下深くの最深部辺りですね…。」

 

カズマ「まさか…あの例の大ムカデの居る所にか…?」

 

リュウカ(幻想)「そこしか考えれんだろう…まあ流石に隠し部屋に移してると思うがな…。」

 

カズマ「まあ、どっちにしろ奴とは戦わないといけんだろう?」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

めぐみん「所で…大ムカデって言うのは?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、この神殿の大ボスだ…名前は…【古代大百足:ニグティルガー】って言う大ムカデだ…侵入者が現れると壁画から覚醒し…侵入者に襲い掛かると言う化け物だ。」

 

ダクネス「大ムカデか…あぁ…喰らってみたい!」

 

リュウカ(幻想)「辞めとけ、そいつ…強力な毒持ってるから…被弾して掛かろう物なら、普通なら死んでしまう…んで奴に食われてジ・エンド…って言う感じだ。」

 

アクア「ひえぇぇ…やっぱり怖いですね…大ムカデってだけで…。」

 

アンカ(幻想)「ええ、流石に私達でもあんな気色悪いのと戦うのは嫌だよ?ある意味であの引きニートムカデを戦うのは苦戦するよ。」

 

リュウカ(幻想)「引きニート…ぶ!まあ普段は、地下深くに壁画の状態でずっと籠ってるからな…侵入者が来ない限りはあのままだしな…間違っちゃいないな!!ぶ…!!ひひ…!!」

 

カズマ「むか…!おい、それって俺もそうだって言いたいのか!?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…まあ少なくとも、お前よりはヒデェと思うぞ?だから安心しろよ。」

 

カズマ「嫌良くねぇよ!!俺とあのムカデと一緒にされるのは心外だぞ!!」

 

リュウカ(幻想)「だから一緒じゃないって言ってるだろ?」

 

カズマ「…はぁ、取り敢えずあの大ムカデ野郎…なんかムカつくからブチのめす!」

 

めぐみん「もしもーし?カズマ?」

 

カズマ「何だめぐみん?」

 

めぐみん「……本当にカズマ何ですか?何時ものカズマなら、そんなにやる気は無いし…そんな挑発程度で乗るような人じゃ無いって思っていますけど?」

 

カズマ「あ…確かにそうだわ…なんか馬鹿らしく思えて来た。」

 

めぐみん「うん、何時ものカズマですね。」

 

クロカ(幻想)「あの〜…。」

 

アンカ(幻想)「どうしたんだい?」

 

クロカ(幻想)「…牢屋の外…もう大量の魔物が…!」

 

リョウカ(幻想)「……どうやらさっさと来いって事でしょうかね…これ程大量なら……パワーアタッカーモード専用…第2の武器…!【魔神龍の凶神大鎌…!】」

 

 

ギチギチ…!シャキン…!

 

 

リョウカがそう言うと…腕全体が変形し…蟷螂みたいな大鎌になった…

 

 

リュウカ(幻想)「これが、パワーアタッカーモードの第2武器か…少し格好良さが欠けるな…まあ内容的には…それで薙ぎ払うって事か?」

 

リョウカ(幻想)「まあそうですけど…まあ見てて下さい…はぁぁ…!!」

 

 

ブォォン…!ブシャァァァァ…!

 

 

めぐみん「な!?」

 

リュウカ(幻想)「おいおい、こいつはまさか…カマイタチか!?」

 

リョウカ(幻想)「これがこの武器の能力…私が腕を振るった方向に見えない斬撃を飛ばします…ただ、刀剣形態よりは切れ味は落ちますし…そこまで射程距離は長くは無いです…まあこの距離なら充分射程圏内です。」

 

カズマ「そうか…。」

 

 

ギチギチ…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、じゃあ先を急ぎましょうか…あ…そうそう、一応寄り道はしながら先に進みますよ…この神殿に…銀の鈴が眠っていますからね…それに…ある一つの装備を回収します。」

 

カズマ「分かった。」

 

 

そして、リョウカ達は移動を開始し…更に地下に降りる階段を見付けて…降りて行った…

 

 

【神殿:地下2階】

 

 

ここでは、殆ど寄り道だったので…纏めると…

 

 

サブターゲット:銀の鈴入手

 

宝箱の鍵入手

 

 

の以上で…そそくさに地下3階に降りて行った…

 

 

【神殿:地下3階】

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…はぁ…やっとです…ね…。」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…さっきから苦しそうじゃねぇか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫…ですよ…それよりも、ここ地下3階が…例のボスが居る階です…ただ、特殊なルートを通らない限りは絶対に通れ無いです。」

 

カズマ「そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「さて、ここで入手するべき物を言うと…【大理石の鍵・象牙の鍵・シルバーシールド】の以上3点です。」

 

カズマ「ん?鍵の2種は分かるけど…何でシルバーシールドが出て来るんだ?俺が装備してんのは…その上位互換の奴だろう?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、でも一応は入手は必要です…何せ…ダームの塔に入る為のある意味で許可証となりますからね…。」

 

カズマ「なるほどな…例え、この装備でも信用に欠けるって訳か…分かったよ。」

 

リョウカ(幻想)「すみませんね…それじゃあ急ごう。」

 

 

リョウカ達は、その三種を求めて探索を開始した…

 

 

リョウカ&リュウカ&カズマ&めぐみん『このすば !』

 

 

数十分後…ようやく三種を見つけ出して…先に進んで行き…例の特殊なルートを通って…最深部までの道のりに出た…そして…

 

 

全員『………。』

 

 

通路の奥深くに…例の紋章が刻まれた門が有った…ご丁寧に、それぞれ二種の鍵を差し込む鍵穴が有った…

 

 

リョウカ(幻想)「この先に…居ますね…。」

 

リュウカ(幻想)「………そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「開けますよ…。」

 

 

ガチャ…ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカが二種の鍵を使用し…門を開けた…

 

 

リョウカ(幻想)「……さぁ…行こう…。」

 

カズマ「ああ…。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

リョウカ達は、門を潜って行き…全員が門を潜ったが…

 

 

リョウカ(幻想)「…あれ?閉まりませんね?」

 

リュウカ(幻想)「確かにそうだな…いや…待て…そう言う訳か…。」

 

リョウカ(幻想)「どうしたんですか…?」

 

リュウカ(幻想)「目の前にある…この壁画を調べると…あの門は閉まる…良いな?調べた瞬間に…壁画から離れろ。」

 

リョウカ(幻想)「………うん。」

 

リュウカ(幻想)「……良いな?調べるぞ…。」

 

 

リュウカは、そっと…その大ムカデの壁画に触れると…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「案の定閉まりやがった…!!構えろ!!」

 

リョウカ(幻想)「……!!?っ…!!うぅ…!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!?クソ…!!」

 

 

リュウカは、突然苦しみ出したリョウカを即座に抱えて壁画から離れた…すると…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!メキメキ…!!

 

 

?『ギシャァァァァァァ…!!!!!』

 

リュウカ(幻想)「ほら来やがった!【ニグティルガーだ!】」

 

リョウカ(幻想)「っ…!!あああぁぁ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「おい!しっかりしろ…!」

 

リョウカ(幻想)「ぐぅぅ…!!!あああああぁぁぁ…!!!!」

 

 

ゴォォォ…!!!メキメキ…!!

 

 

突如として苦しんでいたリョウカが…更に禍々しいオーラを放ちながら姿が変わって行き…

 

 

リョウカ(?)『グォォォォォォォン…!!!!』

 

全員『……!!!』

 

ニグティルガー『……!!?』

 

 

…今のリョウカの姿は…完全にリョウカとは掛け離れた姿で…完全に禍々しい黒いオーラに紫のオーラで身を包んだ…半分人型の龍化で…半分が魔神化した…半龍半魔神化って言う所だが…先程の形態を、半人半魔神龍形態で言うなら…恐らくこれが…【魔神龍化形態】って言う所だろう…まあ、ざっくり言うなら…あのジ・グランを更に人型っぽくし…魔神化ぽくイメチェンしてみました…って所だろう…

 

 

リュウカ(幻想)「やっぱり…あの形態は呪われてやがったな…!!あん時にリョウカを無理にでも止めてれば良かった…!」

 

カズマ「だけどよぉ…!この状況…どうする!?」

 

めぐみん「お師匠様…!!お願いですから落ち着いて下さいよ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「めぐみん!?」

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

ニグティルガー『ギィィィ…!!!』

 

 

そして…魔神龍化し…暴走したリョウカと…ニグティルガーの戦いが始まった…

 

 

【イースⅠ:第2のボス】

 

 

【最高現人神:神森リョウカ[魔神龍化形態【制御不能(暴走)】・邪神化形態]別名:[終焉ヲ誘ウ魔龍神王]】VS【古代大百足:ニグティルガー】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ニグティルガーの撃破】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【エヴァンゲリオンシリーズ】曲名【the beast II[旧ver]】

 

 

地形:【神殿:地下3階:最深部】

 

 

 

【戦闘開始!】

 

 

リョウカ(暴走)『グルルル…!!!』

 

 

ギチギチ…!!ズガァァァァァン…!!!

 

リョウカは、腕をあの鉤爪形態にして…

 

 

リョウカ(暴走)『オオオオオオオオォォォォ…!!!!!』

 

 

ズガァァァァァン…!!キィィン…!!!ブォォン…!

 

 

ニグティルガー『……!!?』

 

 

リョウカは、けたましい咆哮を上げて…そのままニグティルガーに弾丸以上の速さでニグティルガーに迫り…大きく振りかぶったが…流石長年も侵入者と戦って来た歴戦の個体…来ると分かった瞬間に即座に回避した…が…

 

 

バキィン…!

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!?』

 

 

キィィン…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

…そう、例え暴走していようとも…リョウカは、ニグティルガー以上に長年の月日や年を重ねて…戦闘をしていた…だから回避されるのは分かっていた…ならばどうするのかと言うと……【腕を更に巨大に…長くすれば良い…】と言う発想に至り…命中はしたけど…致命傷にはならなかったが…大ダメージを与えた…

 

 

ニグティルガー『ギィィィ…!!!ギシャァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

ギチギチ…!!

 

 

そして、今度は反撃とばかりにニグティルガーはリョウカに突進して来た…無論だが、ニグティルガーは長大な身体…無論大きさではリョウカに勝ってはいるし…重量も勝ってもいる…だが…相手が幾らなんでも悪過ぎた…

 

 

ゾクゥゥ…!!!

 

 

ニグティルガー『………!!!?』

 

 

ギチギチ…!!ブォォン…!

 

 

ニグティルガーは、自分の身にものすごい悪感を感じ…けたましい程の音の警鐘が鳴り響いていた…ニグティルガーは、即座に方向転換し…先程の位置に引き返した……ニグティルガー自身に、初めて死ぬ恐怖を知った…もしあのまま突っ込んでいたら…自身は確実に身体を引き裂かれて殺されてしまう…って言う感覚を感じた…ニグティルガー自身もあの回避も間違ってはいなかったと感じた…だが…もうニグティルガー自身は…これ以上何も出来なかった…何故なら…

 

 

リョウカ(暴走)『オオオオオオオオォォォォ…!!!!』

 

 

ブォォン…!!!ズガァァァァァン…!!!!!!

 

ザン…!ザン…!ザン…!ザン…!ザン…!グサグサグサグサグサ…!!!!

 

ニグティルガー『…………!?!?!』

 

 

そう…リョウカが…目の前で大きな咆哮を上げて…地面に向けてその巨大な腕を殴り付けて…そのニグティルガーの真下から…無数の触手の槍がニグティルガーを貫いたのだ…

 

 

ズシャ…!ズズゥゥゥン…!!!ブシャァァァァ…!!!!

 

 

そして…触槍は、リョウカの腕が地面から引き抜いた時に触槍はニグティルガーから引き抜かれ…貫かれた所から大量の血を吹き出して…息絶えた…

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!』

 

 

ズン…ズン…ガチ…!

 

 

リュウカ(幻想)「おい…何をする気だ…?」

 

カズマ「おい…なんか嫌な予感がするぞ…!?」

 

 

リョウカは、その息絶えたニグティルガーに近付き…そのニグティルガーを掴んだと思うと…

 

 

ガリ…グチャ…グチ…ガリ…

 

 

全員『………!!?』

 

 

何と…全員が居る目の前で、ニグティルガーを食い始めたのだ…しかも生でだ…更に何も加工もされてもいない…いや重要なのはそこじゃなく…あのニグティルガーを食らい始めたのだ…

 

 

めぐみん「う…うぶ…!おえぇぇぇ…!!」

 

アクア「…あ…ああ…し…師匠…様…!」

 

カズマ「…うわぁ…エグすぎだ…!」

 

 

案の定だが…神森一家を除いて、このすば メンバーは…盛大に引いたそうで…特にめぐみんは、気持ち悪すぎて吐いてしまう程酷い惨状を見せつけたのだ…

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…。』

 

 

ポイ…ズズゥゥゥン…!

 

 

リョウカ(暴走)『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

ピキィィン…!!パァァン…!!!ドサ…

 

 

そして…ニグティルガーを頭だけ残して…その頭をポイ捨てにした後に、けたましい咆哮をあげて…それと同時に眩く輝き出して…破裂音と共に、元の通常のリョウカに戻ったが…案の定気を失って倒れてしまった…

 

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

 

リュウカは、そっとリョウカに近づいて…

 

 

リュウカ(幻想)「……止められなくて…ごめんな…。」

 

 

リュウカは、気を失ったリョウカにそう言い…優しく抱き上げて回収した…

 

 

めぐみん「お師匠様……大丈夫…なのでしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「分からん…だが、あの形態は…少なくとも俺達姉である俺達が扱うべき形態だって事が分かった…いや…厳密には…邪神である俺達と闇神森一家が扱うのが正攻法だろう…どうやらリョウカには相性が悪過ぎたな…せっかく覚えたのに悪いが…俺達が頂いて行くぞ…それとその形態は完全消去させてもらう…。」

 

 

リュウカは、そっとリョウカの頭に手をやって…能力で先程の形態をリュウカ達姉サイドの者と闇神森一家の者にあげて…リョウカのその形態を完全消去させた…

 

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…これ疲れるんだよなぁ…。」

 

カズマ「まあ、もうその形態で暴走する事は無いんだから良いだろ?それより…この頭どうする?」

 

リュウカ(幻想)「…そこどいてろ…。」

 

カズマ「え?ああ…。」

 

リュウカ(幻想)「……ふん!」

 

 

ポォォピィィ…!!ボォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ、証拠隠滅完了っと…。」

 

カズマ「エゲツ無いな…そこまでするか?」

 

リュウカ(幻想)「仕方ないだろう?もし、リョウカに…ニグティルガーに何をしたか教えたら…精神的にどうなるか想像しなくても分かるだろう?」

 

めぐみん「……確かにそうですね…お師匠様の為にはそうするしかないですしね…ある意味で良かったです。」

 

リュウカ(幻想)「……さてと、確かこの奥だったな?」

 

アンクロ(幻想)「ああ、多分そうだよ…どれ?確か……お!ここだな…はぁ!」

 

 

バキィン…!!ズガァァァン…!!

 

 

アンクロは、閉ざされた隠し通路を見つけ出して…リュウカ達は先に進むと…

 

 

?「誰ですか…?」

 

リュウカ(幻想)「ん?お前は…いや…えーっと俺達はただの通りすがりの冒険者気取りの最高神だ…とりあえず、ここから出す。」

 

?「え…あ…はい。」

 

リュウカ(幻想)「……アンカ、やってくれ。」

 

アンカ(幻想)「あいよ…さてと、少し離れていてね。」

 

?「はい…。」

 

 

ガチ…ギギギギギ…!!

 

 

アンカ(幻想)「はい、これで出れるよ。」

 

?「あ…ありがとうございます!」

 

リュウカ(幻想)「いや、礼には及ばん…ん?お前…その手に持っている本は?」

 

?「あ…これでしょうか?実は、この牢に移った時に置かれていた本で…名前はイースの本って言うんだって…これは…[ハダルの書]らしいです。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…。」

 

?「とりあえず…助けて頂いたお礼にあげますね。」

 

リュウカ(幻想)「お!サンキュー…。」

 

 

リュウカ達は、イースの本の…【ハダルの章】を手に入れた!

 

 

リュウカ(幻想)「さて、ここは危ない…俺達の側にいろ…ここから脱出するぞ。」

 

?「はい…、あ…私の名前は…【フィーナです。】」

 

リュウカ(幻想)「フィーナだな?分かった…そんじゃあ、行くぞ…お前らも側に居ろ。」

 

カズマ「おう。」

 

めぐみん「ええ。」

 

リュウカ(幻想)「行くぞ…テレポート!」

 

 

ピシュン…!!

 

 

リュウカはテレポートを発動し…近くの村…そうゼピック村にテレポートした…そして、その直後に…今まで捕まっていたのか原因なのか…フィーナは倒れて、アンクロが運び係りをして…近くのジェバの家にフィーナを預けた…後、ついでにリョウカも預ける事にした…(因みに、リョウカの寝かせられている位置はあろう事かフィーナと同じベットだ…ああ…羨ましい…)

 

尚、サブクエストである…銀の鈴はちゃんと渡した…んでそのお礼の報酬が…パワーリングと言うはめると力が上がると言う優れ物だと言う…

 

 

そしてリュウカ達は…リョウカの知識も無ければ攻略に困るか…リョウカの回復を待つ事にした…

 

 

数時間後…

 

 

リョウカ(幻想)「…ん…ん〜…あれ…?ここは…?」

 

?「おや…目が覚めたかい?」

 

リョウカ(幻想)「貴女は…ジェバさん…?じゃあ…ここは…ジェバさんの家ですか…。」

 

リュウカ(幻想)「おう、そうだ…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…お姉ちゃん……その…本当にごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「ん?何がだ?」

 

リョウカ(幻想)「…私の所為で…みなさんに迷惑を掛けてしまいました…。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…まあ、もう慣れた事だ…気にすんな…ただ…あの神殿で覚えたあの形態…幾ら何でもお前にとっては危険過ぎた…だからそれは俺達が頂いた…無論だが…もうお前にはその形態は発動は出来ん…あんな形態で毎回暴走されたら堪らんからな…まあそれがせめての罰だと思った方が良い。」

 

リョウカ(幻想)「……うん…あ…あの大ムカデは?」

 

リュウカ(幻想)「ん?あ〜…俺達がどうにかしておいた…まあトドメはな…後の事はご想像に任せる…ま、深く考えない方が良い…。」

 

リョウカ(幻想)「そう…ですか…。」

 

リュウカ(幻想)「それよりも…身体は大丈夫そうか?」

 

リョウカ(幻想)「分からないです…でも…何故か分からないけど…あまり力が出ませんね…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…まあそうなるな…今のお前は、俺達の能力で一時的に能力封印をしているから…完全な人間状態…と言う訳じゃないが…人間状態ではある状態だ…まあ一般市民の半分以下ぐらいの強さだな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、これからミネアの街の方に向かう…まあその先の事は俺達でもあんまし知らないからな…だからお前の知恵が必要だ…まあ思い出す事も有るがな……と言う訳だ…行くぞリョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

リュウカは、リョウカを再び抱き上げた…

 

 

リュウカ(幻想)「よいしょっと…本当に軽いな…。」

 

リョウカ(幻想)「あはは…すみませんね…相変わらずの貧相な身体で…。」

 

リュウカ(幻想)「いや…はぁ…まあ良い…取り敢えず世話になったな…ジェバ…。」

 

ジェバ「ええ…気を付けるんじゃぞ…この娘の事は任せておきなさい。」

 

リョウカ(幻想)「うん、ありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「じゃあな…また来るかもな…。」

 

 

そして、リョウカとリュウカは、ジェバの家を出て…全員と合流し…再びミネアの街に引き返した…

 

 

カズマ&めぐみん&アクア&ダクネス『このすば !』

 

 

移動してから数十分後…再びミネアの街に到着し…サラの所に向かったが…そこに居たのは、そのサラの助手である老人が居るだけだった…どうやら話を聞く限りでは…来た時にはサラは失踪してしており…『廃坑に…』と言う置き手紙と…イースの本を残して居なくなっていた…そして、そのイースの本をリョウカ達は授かった…

 

 

リョウカ達は、イースの本…【トバの章】を入手した!

 

 

リュウカ(幻想)「…廃坑にか…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…あそこにダームの塔を除いて…最後のイースの本が有ります…名前は、【ダビーの章です。】」

 

リュウカ(幻想)「廃坑と言う闇に…ダビーと言う光を司る六神官の一人の書物が眠ってる訳か…。」

 

カズマ「なんか、洒落てんな。」

 

リョウカ(幻想)「……行こう、廃坑に…。」

 

リュウカ(幻想)「あぁ、行くぞ…。」

 

カズマ「…あ~…まあ…言っちゃあ悪いが、お前らがそう言う格好で言われてもな~。」

 

リョウカ(幻想)「あ…すみません…あの~お姉ちゃん?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、返す。」

 

 

そして、リュウカはリョウカの能力封印を解いて…リョウカ達は廃坑に向かった…だが、この廃坑攻略で…リョウカ達の身に悲劇が起きる事はまだ誰も知らない……そして…あの削除された筈のリョウカのあの形態…アレの本当の脅威を思い知らせるだろう…

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第6話 最高神達と素晴らしき仲間達の異世界の大陸調査【前章・後編】

よう!カズマだぜ!さて、前回のあらすじを簡単にまとめると…神殿を攻略した…んで、リョウカは新形態によって結局暴走しちまった…まあ、人質とイースの本を2冊入手は出来たがな…んじゃあ、今回も見ろよ!


リョウカ達は、再び数十分移動し…とうとう廃坑の所に来たが…

 

 

全員『………。』

 

 

最早恒例となっている、全員が沈黙…そう、廃坑の入り口に例の門が封鎖されていた…そう入り口でだ…

 

 

リュウカ(幻想)「なあ、どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「分からないです…明らかにこれは異常だと思います、それに何故か分からないけど…嫌な予感がします…。」

 

リュウカ(幻想)「…取り敢えず見てみるか…えーっと…鍵穴は無い…は?出る為の条件は…【廃坑ノ奥ニ眠リシ絶対ノ夜ノ帝王ヲ撃滅シ…魔龍神王ヲ封ジラレシ幼キ最高神ヲ救エ】……っと書いてあるな…。」

 

リョウカ(幻想)「廃坑の主人なら分かりますけど…最後の条件って…。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…お前の事らしいな…。」

 

全員(このすばメンバー)『……!!』

 

リョウカ(幻想)「ねぇ、お姉ちゃん…もう一度だけ、今の私の能力や形態変化を調べてもらえないでしょうか…?」

 

リュウカ(幻想)「……分かった…少しジッとしてろよ。」

 

 

リュウカは、リョウカを検査してみると…

 

 

リュウカ(幻想)「おいおい…嘘だろ!?何で消えたはずのあの形態が蘇ってんだよ…!?」

 

リョウカ(幻想)「え…?確か完全消去した筈ですよね…?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、間違いない…。」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん…みなさん…私から頼みが有ります…。」

 

リュウカ(幻想)「…何だ?」

 

リョウカ(幻想)「……(位置は大丈夫…。)………【スティール…。】」

 

 

ピキィィン…!

 

 

リョウカは、当然目の前でスティールを発動し…とある物を3つ取って来た…

 

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん…これらを持って行って下さい…【ダームの鍵とロダの種とシルバーアーマーです。】」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「……恐らく…いえ…確実にだけど…あの廃坑に入って、あの門が閉まったら…私が私でいられなくなります…あの廃坑から、禍々しい力が溢れています…あの門がの開く条件は私も必要です…だから…お願いです…。」

 

全員『………。』

 

リョウカ(幻想)「……【私を置いて…一直線に最深部を目指して下さい…そして…絶対に振り返ったら駄目です。】」

 

リュウカ(幻想)「……っ…!」

 

めぐみん「お師匠様…。」

 

リョウカ(幻想)「そして…もう一つ…【みなさんなら…絶対に私を止めれる筈です…私は…信じてますよ…でも…絶対に誰も死なないでね…。】」

 

リュウカ(幻想)「………分かった………だが、最深部に着いた時に…痛い目合うが構わんな?」

 

リョウカ(幻想)「うん…良いですよ…私を殺す気で止めに来て下さい…そうしないと…私に掛かっているこの呪いは絶対に出て来ないと思いますから…。」

 

リュウカ(幻想)「………分かった……お前らも良いな…?」

 

めぐみん「ええ…!お師匠様…辛いと思いますけど…必ず私達が救ってみせます!」

 

カズマ「ああ、これでも仲間だからな!」

 

アクア「私達に任せなさい!」

 

ダクネス「しっかり耐えてくれよ…。」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…ありがとうございます……。」

 

リュウカ(幻想)「……良いな?入って…門が閉まった瞬間にダッシュだ…絶対に立ち止まるなよ?」

 

カズマ「ああ…。」

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ達は、意を決して…門に近付き…轟音をたてて開かれた門を…潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!?あ…あああああぁぁぁ…!!!!」

 

リュウカ(幻想)「…許せ…!リョウカ…!!必ず救ってやるからな…!!!ダァァッシュゥゥ…!!!!!」

 

 

リュウカ達は、予定通りにリョウカを置いて…最深部に向けて全力疾走を開始した…

 

 

リョウカ(幻想)「ぐ…うぅぅ…!!!ぐああああああぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!」

 

 

ゴォォォ…!!!!ギチギチ…!!!!

 

 

リョウカ(暴走)『グルルル…!!!!グォァァァァァァァァ…!!!!!!!!』

 

 

そして…あの魔龍神王化し…禍々しいオーラを撒き散らしながら…廃坑内に響き渡る程の咆哮をあげて…絶対の死の殺気を撒き散らしながら…リュウカ達の後を追って行った…

 

 

VS【最高現人邪神:神森リョウカ[魔龍神王化形態【制御不能(暴走)】・完全邪神化形態]※撃破不能】

 

 

戦闘方式【逃亡方式】

 

 

勝利条件【誰一人としてやられる事なく…尚且つリョウカに追い付かれない様に廃坑最深部まで逃げ切れ!】敗北条件【味方内一体の撃破又はリョウカに追い付かれてしまう事】

 

 

推奨BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【迷走】

 

 

【逃亡開始!】

 

 

 

リョウカ(暴走)『オオオオオオオオォォォォ…!!!!!』

 

 

ピキィィン…!!ズガァァァン…!!!

 

 

魔物供『ギィヤァ…!!』

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

廃坑内は…暴走したリョウカの撒き散らされる絶対の死の殺気の影響で…壁や地面が真っ赤な血の様な色合いに染め上がられていた…無論、僅かな光さえも紅く光っていた…

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!どうなってる…!?」

 

アンクロ(幻想)「あらら…!かなり不味いね!距離的にはかなり遠くだけど…少しずつ近付いて来てる感じだよ!まあ、所々で魔物供がリョウカの目の前に現れては蹴散らされてるの繰り返しだけどね…!」

 

リュウカ(幻想)「そうか…!こう言う時は、魔物も便利だな…!」

 

 

リュウカ達は、順調に逃げ続けている様だ…

 

 

リュウカ(幻想)「お!外の光だ!恐らく、次の階層に行くための橋が掛けられてる筈だ…!急いで渡るぞ!」

 

 

そして、リュウカ達は次の階層に続く橋を渡り切ると…

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!!!』

 

リュウカ(幻想)「っち!来やがった!めぐみん!橋を落とせ!ついでにここの入り口を封鎖しろ!!」

 

めぐみん「わ…分かった!ミニエクスプロージョン!!」

 

 

ポォォピィィ…!!ボォォン…!!ズガァァァン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グオォォォォォォ…!!!』

 

 

めぐみんは、現在橋を渡ろうとしていたリョウカを橋ごと爆破して…リョウカを谷底に叩き落とした…

 

 

めぐみん「ごめんなさい…お師匠様…ミニエクスプロージョン!」

 

 

ポォォピィィ…!!ボォォン…!!ズガァァァン…!!

 

 

そして、再度ミニエクスプロージョンを発動し…完全に入り口を閉鎖した…

 

 

逃亡開始から…約20分後…

 

 

リョウカ(暴走)『……ぐ…グゥゥゥゥ…!!!』

 

 

谷底に墜落し…暴走したリョウカが目を覚ました様だ…どうやら叩き落とされた所は丁度リュウカ達が向かおうとしていた最深部の様で…神秘的な所で…正に地下神殿って言う所だ…そこに…

 

 

?『ギィィィ…!ギィィィ…!』

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!グオォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

……この廃坑の絶対の王者がリョウカの目の前に現れた…リョウカも即座に臨戦態勢に入り…廃坑の絶対の王者…【召喚魔獣:ヴァジュリオン】との戦いが始まった…

 

 

そして…時間を5分進めて…一方リュウカ達は…ようやく最深部前の所に着いた…無論、例の門が有る…だが…

 

 

『オオオオオオオオォォォォ…!!!!』

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

『ギシャァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「…っち!どうやら…もう既にリョウカ対ヴァジュリオンと戦い始めてる様だな…!!急ぐぞ…!!」

 

 

ガチャ…!!ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカは、リョウカから貰っていた鍵を使い…門を開けて、リュウカ達はその決戦の地に足を踏み入れた…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

そして、安定と信頼で門は固く閉ざされてしまった…

 

 

 

【イースⅠ:第3のボス】

 

 

 

VS【召喚魔獣:ヴァジュリオン】

 

 

推奨BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【夢幻魔神:ベラムー戦[第1形態]】

 

 

リュウカ(幻想)「どうなってる…!?」

 

めぐみん「……!?お師匠様…!!」

 

カズマ「おいおい…ありゃあ…ヤバくねぇか…!?前よりもリョウカが更にヤバイ状態までなってねぇか!?」

 

リュウカ(幻想)「不味いな…!」

 

零月「リョウカちゃん…!もう…辞めて…!」

 

めぐみん「お師匠様…!!!もう辞めて下さい…!!!これ以上やったら…!!」

 

ヴァジュリオン『……!!!ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

ッダ…!!キィィン…!!

 

 

そして、零月やめぐみんの叫びが聞こえたのか…ヴァジュリオンは方向を変えて、真っ直ぐリュウカ達の方にターゲットを変えた…が…

 

 

シュル…!!ガチ…!!

 

 

ヴァジュリオンの片足に突如として触手が絡まった…

 

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!?』

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

ブォォン…!!ズガァァァン…!!

 

 

 

そう、リョウカがヴァジュリオンの足に触腕を伸ばして絡めたまま…勢い良く頭から地面に叩きつけた…

 

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

キィィン…!!ガチ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『……!?』

 

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!ギィィィ…!ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

ブォォン…!ブォォン…!ズガァァァン…!!!ガラガラ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

どうやらヴァジュリオンも黙ってやられてる訳じゃなく…ヴァジュリオンもリョウカを掴み…数回転した後に、柱に向けてリョウカを勢い良く投げつけて…見事に柱に叩きつけられたリョウカ…更に追い討ちで倒壊した柱の下敷きになった…

 

 

めぐみん「……!!!?お師匠様あぁぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

ヴァジュリオン『…ギィィィ…!!』

 

 

そして…リョウカを撃破したと思ったヴァジュリオンは、再び侵入者であるリュウカ達に狙いを変えた…

 

 

リュウカ(幻想)「クソが…!!ただじゃおかねぇ…!!」

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!ギシャァァァァァァ…!!』

 

 

ッダ…!!

 

 

そして、ヴァジュリオンがリュウカ達に襲い掛かろうとした時…

 

 

キィィン…!!!ズガァァァァァン…!!!ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

全員『……!!?』

 

 

突然…ヴァジュリオンの真上から何かが降って来て、ヴァジュリオンは…そのまま一番下の階まで硬い地面に何度も叩き付けられて…ヴァジュリオンは、完全に沈黙した…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…なのか…?」

 

めぐみん「お師匠様…!」

 

 

どうやら、ヴァジュリオンを強襲したのはリョウカだった…確かに下敷きになったが…流石歴戦…瞬間移動で、即座にヴァジュリオンの真上を取って、強襲したのだった…

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

リョウカも、ヴァジュリオンを撃破したと思い…勝利の咆哮を上げた…が…

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!』

 

 

そして、本来のターゲットである…リュウカ達に狙いを戻して…

 

 

ッダ…!!キィィン…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

リュウカ(幻想)「リョウカ……。」

 

リョウカ(暴走)『グオォォォォォォ…!!!!』

 

 

ッダ…!!キィィン…!!

 

 

リョウカは…リュウカに襲い掛かろうとした…だが…

 

 

めぐみん「……。」

 

 

突然、リュウカの前にめぐみんが立ち塞がった…

 

 

リュウカ(幻想)「何をやっている!?早く退け!!」

 

めぐみん「嫌です!!私は…お師匠様を救いたいのです…!!」

 

リュウカ(幻想)「お前の気持ちは分かる!!だが!!」

 

めぐみん「分かっていますよ…!!今だって…恐怖で…もう動けないですよ…でもね…それでも…!私は、お師匠様を救いたいのです…!!だって…!!大事な仲間なんせすから…!!!!」

 

カズマ「…ああ!!そうだ…!!」

 

リュウカ(幻想)「カズマ…!!お前もか…!?」

 

アクア「私だって…!!」

 

ダクネス「ああ…!私もだ…!!」

 

ウィズ「私もです…!」

 

クリス「アタイだって…!」

 

ゆんゆん「わ…私だって…!救いたい…!!」

 

あるえ「ええ!私もね…!!」

 

リュウカ(幻想)「お前ら…!!あ〜もう…!!仕方ねぇなぁ…!!死ぬなよ…!!」

 

めぐみん「ええ!」

 

リョウカ(暴走)『グオォォォォォォ…!!!』

 

 

全員の決意が固まり…リョウカを迎撃しようとした時…

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(暴走)『……!!?』

 

 

ピタリ…

 

 

全員『……?』

 

 

ドクン…!

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!?オオオォォ…!!!?』

 

リュウカ(幻想)「何だ…!?突然苦しみ出した…!?」

 

 

ドクン…!!

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(暴走)『グオォォォォォォ…!!ギィィィ…!!!?』

 

 

ギチギチ…!!

 

 

めぐみん「……!!お師匠様の姿が…!」

 

リュウカ(幻想)「徐々に戻って行ってる…!!……リョウカ……お前も頑張っているんだな……。」

 

 

突如として、リョウカが苦しみ出してその姿が徐々に元のリョウカの姿に近付いていた…だが、完全に元に戻ると言う事は無かった…まだ半人半魔神龍王形態のままだ…

 

 

リュウカ(幻想)「………リョウカ……今楽にしてやる…。」

 

リョウカ(暴走)『…!?グオォォォォォォ…!!』

 

めぐみん「…!お師匠様…!」

 

 

ブォォン…!!

 

 

リュウカは、リョウカを元に戻そうと近付いたが…案の定苦しみながらもリュウカにその凶腕を振るったが…

 

 

ガチ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『……!?グオォォォォォォ…!!』

 

リュウカ(幻想)「…もう…離さないぜ、絶対に……。」

 

 

リュウカは、その腕を簡単に掴み…そのままリョウカに抱き付いて拘束した…リョウカも必死にリュウカを引き剥がそうとするが、今のリョウカは謎の苦しみの所為で抵抗力が足らず…引き剥がせれなかった…

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(暴走)『グオォォォォォォ…!!!』

 

リュウカ(幻想)「………リョウカ……前に言ったよな?もう、お前は一人じゃないって…みんなが居るって…それでもお前は、一人で突っ走って、殆ど何でもこなしちまうが…結局は、戦い事になればいっつも入院する…ほんと…世話の掛かる嫁で……俺の愛する妹だよ…そんなお前でも、俺は絶対に見捨てないし…もう死なせたくない…もう…傷付いて欲しくない……なあ…お願いだから……元のお前に戻ってくれ……。」

 

リョウカ(暴走)『……!!?』

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ……。』

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『………。』

 

 

ザーッ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……愛してるぜ……リョウカ……。」

 

 

リュウカの必死の説得によって徐々にリョウカの抵抗能力が減って行き…完全に動きが止まった時に…トドメとして、リュウカは…

 

 

 

クチュ…

 

 

リョウカ(暴走)『……!?』

 

全員(リュウカ除く)『……!?』

 

 

リョウカに深めのキスをした…すると…

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リョウカの今まで放っていた、殺気は消え失せ…禍々しいオーラが消え失せ…

 

 

リョウカ(幻想)「ありがとう……みなさん……お姉ちゃん……。」

 

リュウカ(幻想)「……ああ…お帰り…リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……うん…ただいまです…。」

 

めぐみん「…やりました…!元に戻りましたよ…!!」

 

カズマ「ああ…良かったな…!ふぅ…一時はどうなるかって思ったぜ…。」

 

アクア「……ふぅ〜…怖かった…!」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…本当にごめんなさい…!」

 

カズマ「はぁ、もう済んだ事だし…それに何時もの事だろ?」

 

リョウカ(幻想)「う…すみません…。」

 

リュウカ(幻想)「…さてと、リョウカの呪いも解けた事だし…奴も倒せた事だし…さっさと本を回収して帰ろっか!」

 

リョウカ(幻想)「うん!」

 

 

リョウカ達が、安心しきって…イースの本のある所に近付こうとした時…

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

キィィン…!!ブォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「んな…!?」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…!!!危ない…!!!!」

 

 

沈黙した筈のヴァジュリオンが再び立ち上がり…リュウカに向けて、その凶腕を構えながら突進…リョウカは、リュウカの前に立ち塞がり…

 

 

ザシュ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……え…?」

 

リョウカ(幻想)「…………っ…!!!ごふ…!!」

 

めぐみん「あ…あ…お師匠様ぁぁぁ…!!!」

 

 

ヴァジュリオンの凶爪は、リュウカの代わりにリョウカの胴体を貫いていた…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!お前…!!」

 

リョウカ(幻想)「ごふ…!ごめん…ね…やっぱり…私の悪い癖…取れなかった…ですね……。」

 

リュウカ(幻想)「馬鹿野郎…!今引き剥がして…!!」

 

リョウカ(幻想)「来たら駄目…!ゲホ…!ヴァジュリオンは…今完全に私が拘束しました…!ぐぅぅ…!!」

 

リュウカ(幻想)「おい…何をする気だ…!?」

 

リョウカ(幻想)「…ゴット…ピット…!!」

 

ピット(AI)『お呼びでしょうか?』

 

リョウカ(幻想)「ヴァジュリオンを…完全に拘束して…!」

 

ピット(AI)『了解。』

 

 

シュル…!ガチガチ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「もう…逃げれませんよ!!…ごふ!はぁ…!はぁ…!ゴット…ピット…!」

 

ヴァジュリオン『……!!ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

グググ…!!バサ…!キィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「が…!あああぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

リョウカがせっかくヴァジュリオンをゴットピットで拘束し…何かしようとした時…無理矢理、翼をはためかせて…急上昇…リョウカを貫いたまま…高速飛行を続けて…

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

キィィン…!!!ズガァァァン…!!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「が……あ……!」

 

ヴァジュリオン『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ブシュ…!ブシャァァァァ…!!

 

 

…そして…ヴァジュリオンは、リョウカを勢い良く…地面に叩きつけて…更に深く貫き…それを引き抜いた…無論、リョウカの胴体から血が吹き出し…

 

 

ピット(AI)『せ…生命…維持に…以上は…発生…活動を…停止します……。』

 

 

シュル…ゴト…

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

 

……ゴットピットは活動を完全に停止し…ヴァジュリオンの拘束は完全に解けて…リョウカは、完全に沈黙してしまった…

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!!!!』

 

めぐみん「………お……お…お師匠様……。」

 

カズマ「リョウカ……!リョウカぁぁぁ…!!!!」

 

アクア「い…嫌ァァァァァァ…!!!リョウカ様ぁぁぁぁ…!!!!」

 

ダクネス「師匠…!!!」

 

リュウカ(幻想)「………………。」

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!!ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

リョウカを倒したヴァジュリオンは…再びリュウカ達の方にターゲットを絞り…

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

キィィン…!!

 

再び、襲い掛かって来た…が…

 

 

ゾクゥゥ…!!!

 

 

全員『……!!!?』

 

ヴァジュリオン『……!!?』

 

 

突然、この場を完全に支配する様に…完全に冷酷に…更に絶対の死を感じさせる様な殺気が一瞬で広がった…その殺気を放っていたのは…

 

 

めぐみん「……お…お師匠様…?」

 

リュウカ(幻想)「…………お前ら…。」

 

めぐみん「は…はい!?」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカと、奥に置いてあるイースの本とハーモニカを今すぐ回収しろ…。」

 

カズマ「あ…ああ。」

 

 

リュウカは、尋常じゃない殺気を放ちながらも…リョウカとイースの本とハーモニカを回収する様に指示を出して…

 

 

ヴァジュリオン『……!!ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

流石にヴァジュリオンもそうはさせないとばかりに向かおうとしたが…

 

 

リュウカ(幻想)「行かせねぇよ?」

 

 

ザシュ…!!ブシャァァァァ…!!

 

 

ヴァジュリオン『…!?!?ギシャァァァァァァ…!?』

 

 

突然、ヴァジュリオンの前にリュウカが現れて…何をされたか分からない位の速度で、ヴァジュリオンを切り裂いた…

 

 

リュウカ(幻想)「簡単に死ねると思うなよ?あ?俺は…お前を……、」

 

 

ギチギチ…!!!ゴォォォ…!!!!

 

 

リュウカ(幻想)「…【コロシテヤル…!!】グォァァァァァァァァ…!!!!!!!」

 

 

ギチギチ…!!メキメキ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リュウカ(激昂)『グォァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

愛する…守るべきリョウカを倒された事で…リュウカは、完全に怒り狂い…リョウカの魔龍神王形態よりも更に巨大で…強大で…更に禍々しく…真っ赤に赤く血走った様な輝きを見せる眼光……無論だが、明らかにヴァジュリオンよりは巨大…いや超巨大だ…最早ヴァジュリオンは何処にいるのか?って言う位にはデカかった…(まあその巨体が普通に自由に行き来出来る位にデカイ最深部も大概だが…)

 

 

【イースⅠ:第3のボス】

 

 

【最高現人邪神:神森リュウカ[激昂状態・魔龍神王化形態【激昂覚醒】・完全邪神化形態・龍神王化形態]】VS【召喚魔獣:ヴァジュリオン(超強化個体&歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ヴァジュリオンの完全討伐】敗北条件【リュウカの撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【最強の敵[フェルガナver]】

 

 

地形【廃坑:最深部:地下神殿】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

キィィン…!!!ブォォン…!!ガキィィン…!!!

 

 

ヴァジュリオン『…!!?』

 

 

ヴァジュリオンは、リュウカに大きく腕を振り下ろしたが…結界によって完全に守られてしまった…

 

 

リュウカ(激昂)『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ブォォン…!!バキィン…!!

 

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!!?』

 

 

キィィン…!!ズガァァァン…!!!

 

 

リュウカは、反撃とばかりに長大な腕をヴァジュリオンにブチ当てて…凄い勢いで奥まで突き飛ばして…

 

 

リュウカ(激昂)『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ポォォピィィ…!!!

 

 

更に追撃で、口からエクスプロージョンキャノンを放った…因みに…地下が崩壊しない程度には手加減はされている…

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

カズマ「……っ…!!なんつー規模だよ!それよりも…有った!イースの本!それに銀のハーモニカだ!」

 

ダクネス「うむ!さ!早く入り口に戻るぞ!」

 

めぐみん「お師匠様…。」

 

アクア「………どうしよう…。」

 

アンクロ(幻想)「……大丈夫…まだ微かに生きてはいるよ…でも急がないと不味いよ…!早く退避させて治療した方が良い!今のリョウカには、甚大なダメージの所為と…さっきまで暴走していた影響で、回復能力は完全に停止している…リョウカ自身の能力による自己回復は望めそうにない…だから、能力による回復まで何かしらの方法で治療するよ。」

 

めぐみん「はい!あ…私が運びます!」

 

アンクロ(幻想)「分かったよ。」

 

?『本当にすみませんね。』

 

めぐみん「いえいえ…って!お師匠様…!?どうしたのですか!?その姿!?」

 

リョウカ(魂)『あ…これは魂です…流石にずっと痛いのは嫌です…それにさっき拘束して自爆しようとしましたけど…失敗しました…。』

 

アンクロ(幻想)「それで失敗して、そのザマって言う所かい…本当に馬鹿なんだね…。」

 

リョウカ(魂)『う…すみません…それよりも、私の身体を…私が何とかしてみますから、入り口まで…お願い出来ますか?』

 

めぐみん「…ええ!分かりましたよ!」

 

 

そして、カズマ達は、予定通りにイースの本とハーモニカを回収し…リョウカの身体を回収した…

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

ピキィィン…!!パァァン…!!

 

バサバサバサバサバサ…!

 

 

リュウカ(激昂)『……?』

 

 

ヴァジュリオンは、自身の能力で無数の蝙蝠形態になり…リュウカに纏わりつこうとしたが…

 

 

リュウカ(激昂)『グゥゥゥゥ…。』

 

 

スゥゥゥ…!!ボォォォォォォ…!!!

 

 

リュウカは、邪魔だとばかりに口から火炎放射を実行し…無数の蝙蝠は呆気無く燃え出して…

 

 

バサバサバサバサ…!

 

ピキィィン…!!ボン…!!

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!?!?』

 

 

案の定元の姿に戻ったヴァジュリオン…

 

 

リュウカ(激昂)『グォォォォ…!!!!』

 

 

ガブ…!!

 

 

ヴァジュリオン『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!?!?』

 

 

リュウカは、ヴァジュリオンの胴体に噛み付き…そのまま噛み千切る位の力で、牙を食い込ませた…

 

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!!?!ギィィィ…!!』

 

 

ブォォン…!ガキィィン…!

 

 

ヴァジュリオンも必死に抵抗するが…余りにも硬すぎて全くダメージが入らない…それどころか、傷も付かないし…逆に…

 

 

ギチギチ…!!

 

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!!!!』

 

 

リュウカの怒りを逆撫でする形に捉えてしまい…更に牙が深く刺さり…ヴァジュリオンはもがいていた…

 

 

リュウカ(激昂)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

 

ブォォン…!ブォォン…!ブォォン…!

 

 

ヴァジュリオン『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!?!』

 

 

リュウカは、最早拷問とばかりに…未だにヴァジュリオンを噛んだまま…豪快に頭を振り回して、更にヴァジュリオンを苦しめた…(もう辞めてー!!ヴァジュリオンのライフはもう0よ!!)

 

 

カズマ「……ヒデェな…。」

 

めぐみん「……うん…でも、本当に大丈夫なんですか?」

 

リョウカ(魂)『大丈夫ですよ。』

 

 

一方カズマ達は、入り口の所で…リョウカの治療をしようとしていた…その治療を魂の状態となったリョウカがするって言う事だ…

 

 

リョウカ(魂)『……確かに、酷いですね…完全に治しても、流石にこの戦闘には参加は不可能です…だから、最低限まで治します…【再生…[自己修復]】…。』

 

 

ピキィィン…!!

 

 

魂の状態のリョウカは、肉体に触れて…能力を発動して、何とか死ぬと言う事は回避されたが…まだ完全に傷は治せれてはいない…だが、一応は自然回復能力の圏内ギリギリ入ったって言う感じだ……が…流石に能力の酷使…及びに暴走による物と…致死級のダメージ及びその治療のお陰で、自然回復能力はかなり低下しているとの事だ…

 

 

ピキィィン…!

 

 

リョウカ(幻想)「………っ…!げほ…!げほ…!…あ…ああ…ま…だ痛み…ますね…。」

 

めぐみん「お師匠様……もう良いですから……もう寝て休んでいて下さい……。」

 

リョウカ(幻想)「………すみ…ません…ね……みな…さん……っ…うぅ………。」

 

 

元の肉体に戻ったが、物凄い激痛と…異常な倦怠感に襲われ…呆気なく気を失った…

 

因みに…傷が開いたら不味いか…傷の箇所には、もう包帯は巻いてある…

 

 

 

ズガァァァン…!!

 

 

ヴァジュリオン『ギィアァァァァァァ…!!?』

 

 

そして、リュウカはゴミの様にヴァジュリオンを地面に吐き捨てて…

 

 

リュウカ(激昂)『オオオオォォォォォォォォ…!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

ヴァジュリオン『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!!!』

 

 

ピキィィン…!!!!ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

最後に、リュウカの極大レーザーブレスによって…ヴァジュリオンは消滅した…

 

 

ピキィィン…!!ボン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……クソが…二度とその面見せんな…。」

 

 

戦闘が終わったのか、リュウカは元の姿に戻り…カズマ達の所に戻った…

 

 

カズマ「お…お疲れ…リュウカ。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…それよりも回収したんだろうな?」

 

カズマ「ああ、勿論…。」

 

リュウカ(幻想)「…そうか…で…肝心のリョウカは?」

 

めぐみん「え?あ…魂の状態のお師匠様が、自分の手で致死のダメージは回復をしましたけど…致命傷のままです…。」

 

リュウカ(幻想)「そうなのか……すまんな…リョウカをこっちに。」

 

めぐみん「は…はい…。」

 

 

めぐみんは、リュウカにリョウカを渡した…

 

 

リュウカ(幻想)「…はぁ、いっつも俺は守られてばかりだな…俺がリョウカを守るって言うのに…俺自身がリョウカに守られてばかりだな…だが、いつまでもうじうじしてられん…今動けないリョウカを今度こそ守る…何が何でもな…。」

 

めぐみん「ええ…。」

 

リュウカ(幻想)「さ、行くぞ…。」

 

カズマ「おう。」

 

 

リュウカ達はこの廃坑を脱出しようとした時…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「何だ!?」

 

カズマ「おいおい…!不味いぞ!」

 

リュウカ(幻想)「…!そうだ!しまった…!俺とリョウカとヴァジュリオンが暴れに暴れまくったせいか…この廃坑が崩れて来ている…!!急いで脱出するぞ!!」

 

カズマ「お…おう!」

 

リュウカ(幻想)「徒歩だと間に合わん…!列車を使う!おーい!ヤマトぉぉ…!!!」

 

 

リュウカは、咄嗟の判断で…装甲列車のヤマトを呼び出した…

 

 

ヤマト「お嬢様!お早く!!」

 

リュウカ(幻想)「お前ら!早く乗れ!!」

 

めぐみん「はい!!」

 

 

そして、全員を収容し終えて…

 

 

リュウカ(幻想)「ヤマト!緊急発進!!エンジン全開でこの廃坑を強行突破しながら、外に脱出する!!」

 

ヤマト「了解!ヤマト!緊急発進します!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォ…!!ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

ヤマトは、車両に搭載してあるブースターを吹かせながら発進し…脱出を急いだ…

 

 

 

めぐみん「このすば !」

 

 

 

数分後…

 

 

ボォォォォォォ…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ズガァァァン…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガラガラ…!!ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

リュウカ達を乗せたヤマトは、間一髪廃坑を脱出に成功した…その直ぐ後に、廃坑は完全に崩壊し…更には、あの門も完全に封鎖され…二度と入れない様になってしまった…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…間一髪だったな…。」

 

めぐみん「そうですね…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、このままミネアの街に直行してくれ…ああ、ゆっくりでも構わん。」

 

ヤマト「了解です。」

 

 

そして、更に数分後…ヤマトは、ミネアの街に到着し…リュウカ達はそこで降りた

 

 

リュウカ(幻想)「さて、これで何度目だろうな…。」

 

アクア「多分、三度目じゃないでしょうか…。」

 

リュウカ(幻想)「多分そうだな…さて、先ずはこの銀のハーモニカを誰に渡せばいいんだっけ?」

 

カズマ「えーっと…確か…、」

 

リョウカ(幻想)「…………っ…げほ…!げほ…!……おね…えちゃん……その…ハーモニカは……城壁の…上に居る…茶色いフードを被った…女性の人に…ごほ……渡す物です……名前は……レア…さん…です……げほ…!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ………すまん……起こしてしまったのか…?」

 

リョウカ(幻想)「ううん……気にして……ないです……。」

 

リュウカ(幻想)「……もう少しだけ耐えてくれよ…リョウカ…後で必ずお前を治してやる…。」

 

リョウカ(幻想)「………うん……げほ…!げほ…!」

 

 

無理してまで目覚めたリョウカの助言で、リュウカ達は城壁の上に居る…フードを被っていた女性…レアと接触し…ハーモニカを渡して、レアはお礼に一曲を奏でてくれた…んで、聴き終えたリュウカ達は達は…リョウカの助言で、ミネアの街の側にあるロダの木に向かい…廃坑に入る際に渡されたロダの種(もう既に量産済み)を食べて…ロダの木の言葉が分かる様にして…ロダの木の話を聞き…【シルバーソード】を授けてもらった…

 

 

アクア「このすば !」

 

 

そして数十分後…またゼピック村にリュウカ達は訪れて…ジェバの家に訪れると、眠っていたフィーナは回復していて…目が覚めていたそうだ…が代わりに今度は治療の為にリョウカを寝かせる事にして…リュウカ達は、集めたイースの本3冊を読んでもらった…が、どうやら話によれば…残りの3冊は、あのダームの塔に有ると言う事で…ジェバがあの塔に入る為に息子のゴーハンに話を付けたそうだが…すぐには出発はせず、案の定リョウカの回復を優先させて…リョウカが回復次第出発すると言う事になった…

 

 

ウィズ「このすば !」

 

 

約数日後…何とか普通に戦闘が出来るレベルまで回復に成功したリョウカ…が、完全でもなく…基本的に寝ている必要がある為か、戦闘時及び助言以外では誰かに背負って移動すると言う形になり…リュウカ達はゴーハンの所に向かい…ゴーハンに入る為の装備…シルバーシリーズの装備を見せて…とりあえず入る事は許されたが…安定と信頼の制限時間付きで…たったの1日しか無く…例え、イースの本が入手出来なくとも絶対に戻って来いとの事と言う条件で入る事にした……そして…この大陸調査での終盤戦に入る事になったのだ…果たして…リョウカ達は、無事にイースの本を全て集めることが出来るのか?リョウカ達の戦いは、続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第7話 最高神達と素晴らしき仲間達の異世界の大陸調査【終章・前編】

我が名は爆裂神めぐみん!究極の爆裂魔法を操る者!そして!最高神である神森リョウカ様に仕える特殊部隊の一人!さぁ!前回のあらすじ!前回、私達は…廃坑を攻略したんです、けど…お師匠様の一人…私の最も懐いているリョウカ様が…呪いで暴走して、最深部まで追いかけっこして…更に最深部で、ヴァジュリオンって言う魔物とお師匠様が戦って…それで、最初はお師匠様が圧勝して…何とか説得して、呪いを解いたのですけど…それがヴァジュリオンはまだ生きていて、不意打ちでリュウカ様を攻撃しようとした所をリョウカ様が…自の身体で守ったんです……それで……お師匠様が……負けてしまいました……それに激昂したリュウカ様が、今度は完全にヴァジュリオンを圧倒して…最終的に消滅させました…その時私達は、リョウカ様と本とハーモニカを回収しました…その後、リョウカ様を最低限治療して…崩れて行く廃坑から脱出して、何やかんや有りながらも、残り3冊となったイースの本を探し求めて、ダームの塔に突入しました、それでは今回も見るが良い!


【ダームの塔:攻略戦】

 

 

注意事項について…

 

・制限時間は1日…戦闘中及び休憩中等…如何なる状況でも制限時間は動きます。

 

最重要事項…

 

・本体のリョウカに関しては、基本的に戦闘時及び謎解き及び助言…の以上の行動以外は絶対に行動は出来ず…誰かに背負ってもらい移動すると言う形になる…更に、戦闘時にはリョウカは絶対参加……なのだが、戦闘時には直接参加はせず…バックアップとして参加する…そして、基本的にリョウカは…戦闘開始時から【チャージ行動を開始する。】このチャージが完了するまでは絶対に何も行動は出来ず…更に移動も不可能…挙句チャージが完了しても…行動回数は、一回の戦闘につき【5回のみ】更に一回行動すると、そのチャージに必要時間が増える…最初は、1分…2回目からは、1分ずつ増えて行く…(最大は5分必要)トドメに、行動後…オーバーダウン状態(めぐみんのエクスプロージョンを放った後の状態と捉えた方が良い)になり…行動不能及び、チャージ行動は完全停止する…尚オーバーダウン状態の回復時間は、リョウカの現在の体力量による…無論…体力が少なければ少ない程ダウン状態が長くなる…。次に、リョウカの行動は…基本的に最大級の行動を実行する…更に、戦闘開始時、背負っていた人によっては連携技を発動させる事が出来る…尚、戦闘開始時に誰ともペアを組んでない場合は敵の弱点属性を使った最大級の技をランダムで使う…最後に、基本的に敗北条件は、味方の全滅であるが…リョウカが撃破された場合は強制敗北となるので注意!(尚、このリョウカの弱体化の期間は…恐らくダームの塔攻略戦の中盤になると思われる…弱体化が治ればこの注意事項は失脚される…)

 

 

以上が内容だ…

 

 

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「…さて、どうした物かな?」

 

カズマ「どうした?」

 

リュウカ(幻想)「いや、どう攻略したら良いかなぁ…なんて…。」

 

リョウカ(幻想)「……ん……ん〜…お姉ちゃん……。」

 

リュウカ(幻想)「ん?どうした?」

 

リョウカ(幻想)「一応、この下の階には牢屋が有って…そこに一人囚われている人がいますから助けてあげて下さい…後、牢屋は複数有りますから…その全ての牢屋を壊して下さい…後々に、この塔ではトラップで強制的に牢屋に入れられてしまうのが有りますから…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…分かった。」

 

 

リュウカ達は、リョウカの助言で下の階に移動し…牢屋が複数ある所に着いた…

 

 

リョウカ(幻想)「……ここですね…この一番手前側の牢屋に囚われている人が居ます…壊す時は手加減してね…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった、めぐみん!出来そうか?」

 

めぐみん「任せて下さい!そこに囚われている人!離れて下さいね!ミニ!エクスプロージョン!!」

 

 

ポォォピィィ…!!ボォォォン…!!ガラガラ…

 

 

リョウカ(幻想)「流石ですね…めぐみんさん…。」

 

めぐみん「はい!ありがとうございます!」

 

?「あの〜…貴方達が、この牢屋を壊してくれましたよね?」

 

リョウカ(幻想)「はい…そうです…それと初めまして…【ルタ=ジェンマさん…。】」

 

ルタ「…!!どうして私の名を?」

 

リョウカ(幻想)「実は、貴方の住んでいる村の方で聞いた事が有りましてね……まあそれも有りますけど…そもそも私達は神様ですから…知っていますけどね…。」

 

ルタ「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「…まあ、貴方の事ですから…貴方の患っている…夢遊症で…魔物に見つかって、呆気なく捕まってしまったって言う所ですかね…。」

 

ルタ「……うん…そうなんだ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうでしょうね……あ、そうそう…私達は、イースの本を集めていますけど…残りの3冊は、この塔の中にあるらしいんです…勿論…貴方の名前の由来である…ジェンマの章もね…。」

 

ルタ「……!!そうなのですか!?あの章は…ジェンマ家で代々伝わる代物でして…そうでしたか…。」

 

リョウカ(幻想)「だから、その先に進む為にはどうしても貴方の力が必要です…力になれそうですか?」

 

ルタ「…申し訳無いけど…私自身は戦う力は無い…でも、代わりにこれを持って行ってくれ。」

 

リョウカ(幻想)「……これは…【ブルーアミュレットですか?】」

 

ルタ「うん、これはジェンマ家の代々伝わる…ありとあらゆる呪いを受け付けないと言う物で…恐らくこれなら今まで通れなかった所も通れる筈だよ…。」

 

リョウカ(幻想)「……本当にありがとうございます…!なら、私達から何か貴方の身を守る為のを渡しますね…ダクネスさん。」

 

ダクネス「はい。」

 

リョウカ(幻想)「……本当に申し訳無いって思っていますけど…その盾を、ルタさんに授けて下さい…今度私が代わりの何かを用意しますから。」

 

ダクネス「分かった…ほら…大事に使ってくれ。」

 

ルタ「…!!ありがとうございます…!!」

 

リョウカ(幻想)「この盾を持って構えていれば、少なくとも…盾で守っている範囲内は確実に守ってくれますし…ありとあらゆる攻撃も無力化します…更に、この盾は魔力と私達の力と加護が込められています、盾を信じれば…きっと貴方を守ってくれます…。」

 

ルタ「…何から何まで本当にありがとう!」

 

リョウカ(幻想)「いえいえ…じゃあ、私達は急いでいますので…お姉ちゃん、他の牢屋を!」

 

リュウカ(幻想)「おう!めぐみん!」

 

めぐみん「ええ!ミニエクスプロージョン!」

 

 

ポォォピィィ…!ポォォピィィ!ポォォピィィ…!

 

 

ピキィィン…!!ボォォォン…!!

 

 

めぐみん「これで全部です!」

 

リョウカ(幻想)「流石です!さ、行きますよ!もうブルーアミュレットは量産してありますから、それを持っていて下さいね。」

 

ルタ「……。(やっぱり、凄いお方達なのでしょうか?…この恩は必ず返しますから…。)」

 

 

そして、ルタからブルーアミュレットを等価交換で手に入れたリョウカ達(相変わらずリョウカはリュウカに背負ってもらっているがな…)は…上へ目指した…途中…6階にて、例のトラップが有ったが…ブルーアミュレットのお陰で全員が素通りした…無論だが、念には念をリョウカの指示でそのトラップを破壊した…

 

 

【ダームの塔:8階】

 

 

リュウカ(幻想)「良し、8階だ…ここはどうする?」

 

リョウカ(幻想)「うん、この階にボスが居ます…そのボスの名前は…【斬殺大蟷螂:ピクティモス】です…。」

 

カズマ「お〜…確か、ブーメラン方式の斬撃飛ばす奴か?」

 

リョウカ(幻想)「うん…そうだよ、でも…700年前の方は…完全に使い捨てですけどね…けど、斬撃だけでなく…色々とアグレッシブに動き回り…背中からピット擬きを撃ったり…敵を召喚したり…着地の際に地面から棘型の衝撃波飛ばしたりもします…。」

 

カズマ「うわ〜…すんげぇ変化だな…いや、老化したんか…。」

 

リョウカ(幻想)「そう……です…ね……。」

 

リュウカ(幻想)「ん?どうした?」

 

リョウカ(幻想)「すぅ…すぅ……。」

 

リュウカ(幻想)「寝ちまったな……まあ、とりあえず…あのカマキリ野郎をどうにかしないとな…どうせ奴がイースの本隠し持ってるのは見え見えなんだよ。」

 

カズマ「だな。」

 

 

そして更に2分後…リュウカ達は堂々と鎮座する門の前に来て…その門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「早速来たか…。」

 

めぐみん「ど…どこから!?」

 

リュウカ(幻想)「……!上だ!」

 

 

ガラガラ…!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

?『ピギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

リョウカ(幻想)「……っ…起きなくちゃ…!みな…さん!あの魔物が…ピクティモスです!鎌や鎌から飛ばして来る斬撃には…気をつけて!」

 

リュウカ(幻想)「分かった!だが…お前、一応言っておくが…お前の身体はまだ回復途中だ!だから、せいぜいどんな攻撃も5回までだぞ!更には、基本的にお前は誰かに背負ってもらわないと…移動と移動での回避は不可能だろ?」

 

リョウカ(幻想)「うん……本当にごめんね……あと少しだけの辛抱だから…それと…私が…攻撃出来る時が来たら……また……おこ…して……下さい……。」

 

 

リョウカは、そう言い…再び眠ってしまったが…同時にピットのアナウンスが入り…攻撃可能まで、【残り1分】との事らしい…

 

 

リュウカ(幻想)「へ…そりゃあどうも!お前ら!時間を稼いでくれ!」

 

カズマ「あいよ!」

 

めぐみん「ええ!お師匠様が無理してまでやるんです!私達が頑張らないと!」

 

ピクティモス『ピギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

【イースⅠ:第4のボス】

 

 

VS【斬殺大蟷螂:ピクティモス】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ピクティモスの討伐】敗北条件【味方の全滅又はリョウカの撃破(尚、5回行動して戦闘不能になった場合も同様に敗北となる為注意!)】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadow[完全版ver]】

 

 

地形【ダームの塔:8階:斬魔の間(ピクティモスの部屋)】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

ピクティモス『ギィィィ…!!!』

 

 

シュン…!シュン…!シュン…!

 

ブゥゥン…!

 

 

リュウカ(幻想)「避けろ!斬撃飛ばして来たぞ!」

 

 

リュウカの指示で即座にピクティモスのブーメラン方式のカマイタチを回避した…

 

 

カズマ「っく!このぉぉ…!!!」

 

 

ブォォン…!!ザシュ…!

 

 

ピクティモス『ギィィィ…!!?ピギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ブォォン…!

 

 

カズマ「おわ…!?」

 

めぐみん「カズマ!ええい…!ミニエクスプロージョン!」

 

 

ポォォピィィ…!!ボォォォン…!!

 

 

ピクティモス『ギィィィ…!!?』

 

 

リュウカ(幻想)「よし!効いてるぞ!」

 

ピクティモス『ギィィィ…!!!』

 

 

ブォォン…!ブォォン…!ブォォン…!ブォォン…!ブォォン…!

 

 

ブゥゥン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「また来たぞ!」

 

 

ピクティモスは、先程の攻撃で怒り状態に移行しブーメラン方式のカマイタチの5連射して来たが、避け方を知っていたのであっさり避けた…そして…

 

 

ピキィィン…!

 

 

ピット(AI)『チャージ完了、いつでもどうぞ。』

 

リョウカ(幻想)「……!!」

 

リュウカ(幻想)「行けるな!」

 

リョウカ(幻想)「ええ!この一撃で決めます!お姉ちゃん!私を下ろして下さい!」

 

リュウカ(幻想)「あいよ!トドメの一撃をぶっ放せ!」

 

 

チャージ完了した為、リュウカは一旦リョウカを下ろして…リョウカはトドメの一撃を発動させる…

 

 

リョウカ(幻想)「行きますよ!…スペル!【斬殺神!【ピクティモス!】」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

リョウカがスペルを発動すると、場所が変わり…700年前のダームの塔のピクティモスの居る所にピクティモスも含めて全員が転送されて…

 

 

 

?『ピギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

何と、リュウカ達の前からもう一体のピクティモスが降って来た…しかも700年前の姿だ…

 

 

カズマ「ピクティモスがもう一体だと!?」

 

リュウカ(幻想)「待て!700年前の方は…リョウカだ!」

 

 

そう、700年前の方のピクティモスはリョウカだ…それを分からせる様に…リョウカは、リュウカ達の方に向き…敬礼をしてみせた…そして、再びピクティモスの方に向き直り…

 

 

リョウカ(幻想)『ピギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

ビィィィィィィ…!!!

 

 

ブォォンブォォンブォォンブォォンブォォンブォォンブォォン…!!!

 

 

ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ…!!!

 

 

ピクティモス『ピギィヤァァァァァァァァァァ…!!!?』

 

 

リョウカは、怒涛のピット攻撃と4本の鎌腕で連続斬撃を行い…

 

 

リョウカ(幻想)『ピギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

シャキン…!!キュィィィィィィン…!!!ブォォン…!!!

 

ブォォン…!!!ザシュゥゥ…!!!!

 

 

ピクティモス『……!!?!?!?』

 

 

リョウカは、トドメに4本の鎌腕にエネルギーを注ぎ込み…そのエネルギーが込められた4本の鎌腕を同時に十字に振り払う…ジェノサイドクロスを発動し…ピクティモスを十字に斬り裂いた…

 

 

ピキィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「きゅぅ〜…。」

 

 

無論だが、攻撃を終了した直後に元の空間に戻って来て…同じく元の姿に戻ったリョウカは強制的にダウン状態になった…それと同時に…

 

 

グチャァ……

 

 

ピクティモスは、バラバラになって死亡した…

 

 

リュウカ(幻想)「お疲れ様…リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「………は…い……みなさん…も…流石です…ね…。」

 

カズマ「まあ……殆ど最後のお前に取られたけど…ありがとな…。」

 

めぐみん「ええ…ゆっくり寝て休んでいて下さい…お師匠様…。」

 

リョウカ(幻想)「……う……ん…………すぅ……すぅ…。」

 

 

そして、疲れ果てたリョウカは再び眠りについた…

 

 

めぐみん「今度は私が背負いますね。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、分かった。」

 

 

背負うメンバー交代【リュウカ→めぐみん】

 

 

リュウカ(幻想)「さてと、あの扉の先に有るのは分かるが…このピクティモスの死体…ふ〜む……この鎌腕…使えそうだな…まあ加工すればの話だがな…。」

 

アクア「持って行くのですか?」

 

リュウカ(幻想)「まあな、無事なのはこの腕一本だけだし…これを加工すればなんか凄い斬れ味の良い物が出来そうじゃねーか…って感じだがな…。」

 

 

リュウカはそう言い…ピクティモスの鎌腕を回収した…

 

 

リュウカ達は【ピクティモサイス】を手に入れた!

 

 

リュウカ(幻想)「さて、行くか…。」

 

 

リュウカ達は、先に進み…その奥の方で…イースの本を入手し…更に…

 

 

リュウカ(幻想)「あ?何故にハンマー?」

 

めぐみん「さぁ?まあ有るって言う事は、何処かで使うのでしょうね…まあお師匠様達なら、ハンマーが無くともどうにか出来そうですけど…。」

 

リュウカ(幻想)「だな、まあ武器の強化材料として使おうか…。」

 

 

 

リュウカ達は【イースの本:メサの章とハンマー】を入手した!

 

 

そして、リュウカ達は更に上の階を目指して…10階に着いた…

 

 

リュウカ(幻想)「10階か…ここだけなんか嫌〜な音が漏れてるな…どっかにトラップが有るんか?」

 

リョウカ(幻想)「……ん……ん〜…お姉ちゃん…。」

 

めぐみん「お師匠様?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「うん、この先に…【悪魔の回路】って言う所に出ます…もし、このまま先に進んでしまいますと…悪魔の回路のトラップで狂死してしまいます…だから、その手前の所の階段が有りますよね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、あっこの外に出る方か?」

 

リョウカ(幻想)「うん、先ずはそこに行って下さい。」

 

めぐみん「分かりました。」

 

 

そしてリュウカ達は、リョウカの助言で…その階段を登り…11階の外に出た…

 

 

リョウカ(幻想)「ここのどれかの柱に悪魔の回路に繋がるのが有ります…それを破壊して下さい…めぐみんさん…一旦私を下ろして下さい…。」

 

めぐみん「あ…はい…大丈夫ですか?」

 

リョウカ(幻想)「すみません…正直に言うと…物凄くふらふらしますけど…大丈夫です…謎を解く位の力は有りますよ…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ……。」

 

リョウカ(幻想)「はぁ…はぁ………えーっと…………確か……、」

 

 

リョウカは、通風口となっている柱を調べ始めて…その内の一本の所で…

 

 

リョウカ(幻想)「……!!ここですね…お姉ちゃん!」

 

リュウカ(幻想)「あいよ!めぐみん、リョウカを頼む!」

 

めぐみん「はい!」

 

 

めぐみんは、リョウカを再び背負って…

 

 

リュウカ(幻想)「…このくそったれな回路にはとっととその汚い騒音を消してもらわんとなぁ…!!おぉらぁぁぁ…!!!」

 

 

ギチギチ…!!ブォォン…!!!ズガァァァァァン…!!

 

 

リュウカは、半人半魔龍神王化して…巨大な凶腕を振るい…その柱を破壊した…

 

 

リュウカ(幻想)「……嫌な雰囲気が消えたな…。」

 

リョウカ(幻想)「これで…先に進める筈…げほ…!げほ…!…さぁ…先に……進み……ましょう………っうぅ……。」

 

めぐみん「お師匠様…?」

 

リュウカ(幻想)「不味いな…かなり深刻だな…早く対策しないと……って有るわ…俺の血を与えたら良いだけじゃねーか。」

 

カズマ「冷静に対策しるなぁ…!?」

 

 

リュウカは、自分の血を取り出して…

 

 

リュウカ(幻想)「めぐみん、少しだけリョウカ借りるぞ。」

 

めぐみん「あ…はい。」

 

 

めぐみんは、リョウカを渡して…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ、少しだけ痛いと思うが我慢してくれ…。」

 

 

リュウカは、そう言い…

 

 

プス…

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…うぅ…。」

 

 

リョウカにリュウカの血を投与した…

 

 

リュウカ(幻想)「はい…これで少ししたら完全に回復する筈だ…めぐみん、また頼む。」

 

めぐみん「うん、分かりました。」

 

 

リュウカは、再びめぐみんにリョウカを託して…リュウカ達は先に進んだ…

 

 

数十分後…

 

 

リュウカ達は、悪魔の回路を抜け…13階に来たが…リョウカの助言で、この階を突破する為にはとあるアイテムが必要との事で…14階に向かった…

 

 

【ダームの塔:14階】

 

 

めぐみん「さ、着きましたよ。」

 

リョウカ(幻想)「ん…ん〜…!そうですか…この階にはボスが居ます…そのボスの名前は、【核魂岩魔:コンスクラード】が待ち伏せています…そのボスの居る所の奥に、イースの本と先程の階の鏡の間を突破する為のアイテム…ロッド…が有ります…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…ありがとな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん……どう…致しまして…………すぅ……すぅ……。」

 

カズマ「コンスクラードか…思い付くのは、あの岩を飛ばす方しか無いな…今回の場合は…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…だが、困ったな…確か飛ばす方のコンスクラードは…岩を機関砲の如しに全方位にぶっ放すからな…リョウカを守りながら…尚且つ誰も撃破されたら駄目と言う条件は厳しいな……。」

 

ダクネス「なら、私が盾に…!」

 

リュウカ(幻想)「駄目だ…そもそも俺達の条件が守れなくなる…それだけは駄目だ……岩を纏って…岩飛ばして来る位なら…いっそのこと全て吹き飛ばすのも有りか……ん?吹き飛ばす……?………これだ!誰も犠牲にならず尚且つリョウカを守れる方法が!」

 

カズマ「お!なんか有るんか!?」

 

リュウカ(幻想)「めぐみん、お前だ…。」

 

めぐみん「え!?私ですか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、俺達が時間を稼ぐ…この塔が壊れない程度尚且つ…奴を一撃で仕留める火力を…リョウカと一緒にぶっ放せ!」

 

めぐみん「…はい!」

 

カズマ「と言う事は、制限解除って事なのか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、そうだ…まあこの塔が壊れなければの話だがな…。」

 

めぐみん「分かりました!最高の物を見せてあげましょう!」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん……さすがでしゅ………ナイス……爆裂……すぅ……すぅ……。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、行くぞ…。」

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ達は、ボスの居る門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「さて…!今度はどっから来るかな!」

 

めぐみん「…!!前からです…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガラガラ…!!

 

 

リュウカ達の目の前から突然巨大な球体状のコアが現れ…そのコアに無数の岩を纏った…

 

 

コンスクラード『………!!!』

 

リュウカ(幻想)「…来るぞ!!」

 

 

【イースⅠ:第5のボス】

 

 

VS【核魂岩魔:コンスクラード】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【コンスクラードの討伐】敗北条件【味方の全滅又はリョウカの撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of shadow[完全版ver]】

 

 

地形【ダームの塔:14階:剛魔の間】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

ピット(AI)『攻撃可能まで…残り【30秒。】」

 

リュウカ(幻想)「早いな…!だが、有り難いな!」

 

 

バンバンバンバンバン…!!

 

 

コンスクラードは、侵入者であるリュウカ達に機関砲の如しに岩を連射して来た…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカとめぐみんはやらせん…!!結界…!!」

 

 

ピキィィン…!!ガキィィン…!!

 

 

リュウカは、即座にリョウカとリョウカを背負っているめぐみんの側に行き…完全反射結界を貼り、二人を守った…

 

 

ピット(AI)『チャージ完了まで…5…4…3…2…1……行けます。』

 

リョウカ(幻想)「……!!ありがとうございます…!!お姉ちゃんにめぐみんさんに、みなさん!…私は、もう大丈夫だから…。」

 

リュウカ(幻想)「え?」

 

リョウカ(幻想)「めぐみんさん!私に合わせて!」

 

めぐみん「分かりました!」

 

リョウカ&めぐみん『【黒より黒く闇より暗き漆黒に、我が真紅の金光を望みたもう!覚醒の時来たれり無謬の境界に堕ちし理、無暁の歪みと成りて現出せよ…!!!これが我々の誇る!最強の攻撃魔法を超えし魔法!!】』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ピキィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「不味いな…!結界…!!!」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

リュウカは、咄嗟の判断で…味方全体及びに部屋に結界を貼って…

 

 

リョウカ&めぐみん『【最上級爆裂神魔法…!!!ファイナルマスターエクスプロージョン…!!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!!!ピキィィィィン…!!!!!

 

 

コンスクラード『………!?!?!?!』

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

二人の連携魔法により、一瞬の閃光の後…超超規模の大爆発が発生し…コンスクラードは呆気なく消滅した…尚、二人は放って爆裂の寸前にリュウカによって結界の中に引き込められた為無傷だった…

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ…全く危うく塔諸共消し飛ぶ所だったぞ?」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…。」

 

めぐみん「すみません…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…まあとりあえず、コンスクラードは倒せた事だし…二人もみんな無事で万々歳だな。」

 

リョウカ(幻想)「うん!」

 

リュウカ(幻想)「それでだが、リョウカ…もう大丈夫なんだな?」

 

リョウカ(幻想)「はい、お姉ちゃんのお陰で完全に治りました。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…なら良かった…だが一応は病み上がりだから、無理はするなよ?いいな?」

 

リョウカ(幻想)「うん…あ…そう言えばだけど、さっきの爆裂…カズマさん風に言えば大体何点位ですか?」

 

リュウカ(幻想)「…そうだな……二人の息の合った連携…本当にすげぇよ…しかも完全な詠唱…そしてあの威力と爆発…感服物だぜ…俺でも認める…最高の物だった……100点中…パーフェクトの100点満点だぜ。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…!ありがとうございます…!!」

 

めぐみん「お師匠様!本当にありがとうございます!ナイス爆裂ですよ!」

 

リュウカ(幻想)「ふ…そうだな…偶には気晴らし及びストレス発散に爆裂するのも悪くないな。」

 

カズマ「お前もか…まあ良いか…。」

 

リョウカ(幻想)「……さて、目の前の扉を潜った先にイースの本とロッドが置いてありますから回収しましょう。」

 

リュウカ(幻想)「だな。」

 

 

そして、リョウカ達は…扉を潜って、イースの本とロッドを入手した…

 

 

リョウカ達は、【イースの本:ジェンマの章とロッド】を入手した!

 

 

リョウカ:完全復活!【リョウカに掛かっていた戦闘制限は解除された…】

 

 

そして再びリョウカ達は、13階に戻り…既にリョウカによって量産されたロッドを使い…数十分も掛けて、ようやく全員が鏡の間を抜けた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第8話 最高神達と素晴らしき仲間達の異世界の大陸調査【終章・後編】

ヒャハハハ…!俺は斬駆だ!さぁ!前回のあらすじを聞きな!前回俺達は、何とかの塔って言う馬鹿デカイ塔を攻略する事になった、んで簡単に纏めるとだ、でっけぇ化け物を2体ぶっ殺した事と、例の本を2冊手に入れた事と…リョウカが完全に復活したって事位だなぁ、んじゃあ今回も見てくれよな!


リョウカ達は、現在15階に居た…

 

 

リュウカ(幻想)「で、どうする?」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん、ミネアの街でレアさんと会ったのは覚えていますか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、いたな…それで、そいつがどうした?」

 

リョウカ(幻想)「うん、この階で…ラドの塔って言う空中監獄って言う塔が有る所と…そのまま17階に進む方の分岐点と言う階ですが…今の私達ではまだイースの本を解読する専用の能力は有りません…そこで、ラドの塔に何故か囚われているレアさんの所に行きます…レアさんなら、何かしらイースの本を解読する為の何かを知っている筈です。」

 

カズマ「そうか…って!何で囚われているのを知ってるんだよ!?」

 

リョウカ(幻想)「決まってるじゃないですか…私達ですよ?」

 

カズマ「あ…そうだな。」

 

めぐみん「急に冷静になりますね…。」

 

リョウカ(幻想)「さて、先ずはラドの塔に行きますよ…こっちです。」

 

 

リョウカ達は、レアの居る…ラドの塔に向かった…

 

 

ハナカ「このすば !」

 

 

 

【ラドの塔】

 

 

リュウカ(幻想)「うわ〜…空中監獄って言うって言うだけあって、薄気味悪い所だな…それに物凄く嫌な雰囲気だな。」

 

リョウカ(幻想)「まあね……さて……。」

 

 

リョウカ達は、ラドの塔を登って行き…最上階らしき所の前に…禍々しい門が鎮座していた…

 

 

リュウカ(幻想)「何だ?この門?」

 

リョウカ(幻想)「この門は、邪悪な者でしか開けられない門です…その門の奥にレアさんが囚われています…みなさん、どいて下さい。」

 

リュウカ(幻想)「え?ああ…無茶だけはするなよ?」

 

リョウカ(幻想)「うん………ふん…!!」

 

 

ゴォォォ…!!!ギチギチ…!!

 

 

リョウカは、その場で魔龍神王化形態[陸上形態&パワーアタッカーモード]と完全邪神化形態になった…

 

 

リョウカ(幻想)『スゥゥゥ…!グォォォォォォォン…!!!!!』

 

 

リョウカは、その門に向けて超大音量の禍々しい咆哮をぶち当てた…無論だが、忠実だと…今のリョウカの状態でも開く…んで、リョウカは何も躊躇無しに魔龍神王ノ咆哮を放った…そんな事すればどうなるかと言うと…

 

 

ズガァァァァァン…!!!ガラガラ…

 

 

その門は呆気なく破壊された…が、門の元々の頑丈さが幸をなして…中には被害は無かった…

 

 

シュゥゥゥ…

 

リョウカは、何事も無く元に戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…こんな物ですかね…あ…しまった…!張り切り過ぎて、壊してしまいました…あの姿のまま近付けば良かった…!」

 

リュウカ(幻想)「あのな…!!はぁ…おーい!中に居る奴!大丈夫かぁ〜…!?」

 

?「は…はい!大丈夫です!」

 

リョウカ(幻想)「その…すみませんね…怪我は無いですか?レアさん?」

 

レア「はい!大丈夫です!それよりも、良くここまで来ましたね。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、まあ……で、貴女が囚われている原因は…この塔の主人である…神官の一人の子孫で…魔に染まってしまった…【ダルク=ファクトさん】が貴女をさらったんですよね?」

 

レア「…!?どうしてそれを?」

 

リョウカ(幻想)「私達ですから、殆ど何でも知ってますし…全てを見通してます…貴女が双子の女神の一人のレアさんだって事を知ってますよ。」

 

レア「…貴女達は、一体…?」

 

リョウカ(幻想)「貴女も一応は女神ですから名前どころか…女神になる際の試験で会った筈ですよ?」

 

レア「……!!まさか…貴女は…いえ…貴女様は…!リョウカ様!?」

 

リョウカ(幻想)「思い出しましたか?…えーっと、まあ…もう片方の女神である…フィーナさんも…いえ、今は記憶を失ってますけどね…いつかは取り戻すと思いますよ…近い内にね…後、ファクトさんに関しては…私達…大邪神界では、後輩中の後輩ですから…まあ新入りの一人ですね…まあ役目自体はやってはいますから問題無いですね…。」

 

レア「あの〜…まさか…貴女様達って…最高神でもあり…邪神でも最高神をやっているのですか…?」

 

リュウカ(幻想)「おう!バリバリの現役だぜ!あ、言っとくが…神のルール的には問題無いからな?」

 

レア「あ…そうですか…。」

 

リョウカ(幻想)「とりあえず…私達は勇者って言う名目になっていますから…本当にすみませんね…さ、とりあえず貴女も役目を…。」

 

レア「あ…は…はい…え〜…こほん…あのファクトについてですけど、殆どの攻撃はあのファクトの羽織っているクレリア性のマントによって殆ど無効化されてしまいます…だから、それを打ち破る為には…同じクレリア性の攻撃でしか効きません…。」

 

リョウカ(幻想)「うん、知ってますよ…まあ…そのマント渡したのは私ですけどね…。」

 

 

ズコォ…!!!

 

 

何故かリョウカの言葉で全員がずっこけた…それどころか、ラドの塔に居た魔物全体もずっこけた…

 

 

カズマ「お前かよ…!!あの厄介な能力を付けたの!!」

 

リョウカ(幻想)「ええ…そうですね…まあ殆どは私の技を真似てアレンジした物ですけどね…まあ、ラスボスとして相応しい感じにはなりました…だからこの大陸に送り出した訳ですよ…まあここの場合は、別の時間軸の別の個体ですけどね…まあ…ラスボス界の新人だからまだまだあれでも弱い方です…。」

 

カズマ「あ…そうだな……。」

 

レア「あの〜…?話を進めても良いですか?」

 

リョウカ(幻想)「あ…すみません…どうぞ、続けて下さい。」

 

レア「はい…では、確か貴女様達は…イースの本を集めていますよね?」

 

リョウカ(幻想)「うん、それで…今の私達にはこの本専用の解読する能力はまだ持っていないです…まあ正確に言えば…まだアップデートの最中で、使えない状態ですけどね…。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…なるほどな…だから、解読能力が使えないって言う訳か…。」

 

レア「そうですか…じゃあ…これを使って下さい、これはこのイースの本を解読する為の物です。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…レアさん。」

 

レア「いえいえ…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…先に進みたいけど…その前に……、」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「レアさん、私達の側に居て下さい…死にたくなかったらね…。」

 

レア「あ…はい。」

 

 

リョウカは、唐突にレアにリョウカ達の側に居るように指示を出して…

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

 

ゴォォォ…!!キュィィィィィィン…!!ギチギチ…!!

 

 

 

全員『……!!!?』

 

 

リョウカは、その場で半人半魔龍神王形態と完全邪神化形態を発動…更には、完全な戦闘形態及びフルパワーモードになった…

 

 

リョウカ(幻想)『さっきからこそこそと…ダームの塔最上階で覗き見ているんでしょう?更には、今までの会話は筒抜けだって事も知ってますよ?…大人しくさっさと出て来なさい…でないと…、」

 

 

キュィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカは、その場で超巨大な禍々しい光弾を生成し…

 

 

リョウカ(幻想)『…貴方も塔諸共…完全に消し飛ばしてあげましょうか?』

 

 

ゾクゥゥ……!!!!!!

 

 

この場…いや…ダームの塔を包み込む程の邪悪で…禍々しいく…絶対零度以上の絶対の冷酷…更には、絶対の死を落としめる程の殺気をまき散らした…すると…

 

 

?『た…頼むから…!それだけは辞めて下さいいぃぃ…!!!今…今出ますから…!!!』

 

 

何処からともなく慌ただしい男の声が聴こえて来て…

 

 

ピキィィン…!!バサ…!

 

 

リョウカ(幻想)『来ましたね、ファクトさん。』

 

全員『……!!』

 

 

その場に突然現れたのは、あのファクトだ…

 

 

ファクト『あの〜…何故私を……?』

 

リョウカ(幻想)『ええ…本来なら私達は、今ここで貴方を呼び出す事は無いのですけど……実はね…邪神界とラスボス界でね…聞き捨てならない報告と…私達の方で被害が出ていてね…だから今貴方を呼び出したのですよ…。』

 

ファクト『…え…!?私は…一体何をしたって言うのですか…!?』

 

リョウカ(幻想)『まあ、落ち着いて下さい…別に今ここで殺し合いをする訳じゃないです…ただ…貴方の身の潔白を…証明して欲しいだけです…先ずは、邪神界及びラスボス界の報告で…【最近…妙に反乱…いえ…クーデター騒ぎが多いのですが…】貴方は知りませんか?』

 

リュウカ(幻想)「何…!?クーデターだとぉ…!?」

 

アンクロ(幻想)「へぇ…それは初耳だねぇ…それはそれは…見つけたら極刑物だよねぇ…?」

 

リョウカ(幻想)『…まあ、別にそこまではしないです…でも…邪神界…そして…ラスボス界としては…私達の命令は絶対です…まさかこそこそとクーデター計画を企てようとは…そこまで堕ちた物ですね…それで…貴方は何か知りませんか?』

 

ファクト『し…知りませんよ!!いくら私でも貴方様達には絶対敵わないって事位承知ですよ!!』

 

リョウカ(幻想)『そうでしょうね…まあ後々に邪神界とラスボス界の合同の大会議を行う予定ですから黒幕は割り出せる筈ですけどね…。』

 

ファクト『は…はぁ…。』

 

リョウカ(幻想)『最後に…私達の家族に…手を出したのは…まさか貴方じゃないですよねぇ…?』

 

ファクト『ひ…!ち…違います…!!』

 

リョウカ(幻想)『……そうですか…なら良かったです…あ、一応確認ですけど…貴方の上司は一応ダームさんですよね?』

 

ファクト『は?はぁ、そうでありますが?』

 

リョウカ(幻想)『……じゃあ、戻った際にダームさんに伝言を頼みますね。』

 

ファクト『何を伝えれば…?』

 

リョウカ(幻想)『こうです……【ダームさん…貴方がやった事は裏切りに値します…だから…首を洗って待っていて下さいね?近い内に……【汚話死するか…今この場で消されたいか…粛清されたいか】そのどれかを決めて待っていて下さいね?邪神界…そして…ラスボス界の掟を破った罰を…その命で支払いなさい。】……って伝えて下さいね?ファクトさん?』

 

ファクト『は…はいぃ…!!』

 

リョウカ(幻想)『はい、それじゃあ、所定の所で待機して…私達を迎撃出来る様に準備はしていて下さいね?』

 

ファクト『は…はぁ。』

 

リョウカ(幻想)『あ…そうそう……貴方の使い魔……本当に強かったですよ…私達でも認める程にね…頑張ってもっと修行すれば、もっと強くなれますよ…勿論…貴方もね…。』

 

ファクト『…!!ありがとうございます…!!』

 

リョウカ(幻想)『さ…早く行って下さいね。』

 

ファクト『は!それでは最上階にてお待ちしております…お嬢様…。』

 

 

ピキィィン…!!ピシュン…!!

 

 

話を終えたファクトはそのままダームの塔最上階に帰って行った…

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…こんな物ですかね…久々ですね…。」

 

アンクロ(幻想)「…なるほどね…流石、全ての邪神界及び全てのラスボス…そして裏ラスボス界の絶対的な存在でカリスマって呼ばれるだけは有るって言う訳だね?」

 

リョウカ(幻想)「まあ、昔の話ですよ…今では殆ど堅気みたいな物ですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「って言ってもなぁ…本当に誰からも絶対の信頼を得ているからなぁ…これを堅気って呼ぶのはどうか?って所だがな…。」

 

リョウカ(幻想)「う…すみません……あ…それよりも、みなさん?大丈夫ですか…?」

 

カズマ「あ…ああ…何とかな……それよりも、お前ほんまに邪神やった方が良いんじゃね?って思っているんだが…。」

 

めぐみん「こ…怖かったです…でも、流石お師匠様ですね!」

 

リョウカ(幻想)「…どうやら大丈夫ですね…レアさん?大丈夫ですか?」

 

レア「あ……はい…大丈夫です…。」

 

リョウカ(幻想)「すみませんね…見苦しい所を見せてしまって…。」

 

レア「だ…大丈夫ですよ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…。」

 

カズマ「そう言えば、…ダーム…あれ死ぬな…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…死ぬな…確実にな…俺達を…いや、邪神界やラスボス界に喧嘩を売ったのも当然の事をしたんだ…だったらそれ相応のバチが当たるのも当たり前だ…。」

 

カズマ「確かになぁ…。」

 

リュウカ(幻想)「そういや、お前らも…俺達の会議の奴は見た事無いよな?」

 

カズマ「ああ、無いな…。」

 

リュウカ(幻想)「丁度良い、お前らも参加するぞ…言っとくが特殊部隊及び家族は基本的に絶対参加だ…。」

 

めぐみん「おお!お師匠様の会議がいよいよ見れるのですね!?」

 

リュウカ(幻想)「まあな…大体は仕事関連だが…邪神界及びラスボス界の場合は、大体が俺達が居ないと碌な事が起きん…ってか何が起きるか分からん…まあ、そこが面白い所だがな…。」

 

カズマ「おい…まさか、乱闘騒ぎになる場合が有るんか?」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん…偶にそう言う事が起きる事は有りますけど…大体が口論やら暴言やら罵倒やら論破…殆ど口喧嘩みたいな物ですよ…どうしても乱闘騒ぎになる時は私達が止めに入りますけどね。」

 

カズマ「なるほどな…そう言う時が起きた際の俺達って言う訳か…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…でも、基本的に私達のサポートで…死ぬ事は私達が絶対にさせませんから大丈夫です…ただ怖いと思いますけど我慢してね?」

 

カズマ「はぁ…分かったよ…。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと、それじゃあ今度こそ私達は行きますね…レアさん、頃合いを見てこの塔を脱出して…フィーナさんと合流して…イースに向かって下さいね?もう、ここでは会いません…イースにて…また会いましょう…。」

 

レア「はい…どうか、御武運を…。」

 

リュウカ(幻想)「おう、じゃあな。」

 

 

そして、リョウカ達は…レアと別れて、ラドの塔を出て、再びダームの塔を攻略を再開した…んで大幅に省略し…

 

 

【ダームの塔:21階】

 

【制限時間:残り[3時間]】

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ、やっとここまで来ましたね…さて、いよいよ大詰めです…ある意味でここが最後に攻略するエリアです、そして…ファクトさんに仕える使い魔…つまりはボスが居ます…名前は、【双頭幻魔:ヨグレクス&オムルガン】です。」

 

リュウカ(幻想)「ん?ボスが2体なのか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、でも正確には…私達が攻撃出来るのは一体だけ…しかも急所ですから、その急所を破壊するともう一体も倒れると言う訳ですから…一体だけって言う考えも間違いないです。」

 

リュウカ(幻想)「ふーん…そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「とりあえず、実際に見た方が早いですね…まあ、人にもよりますけど…ある意味で、みなさんは…ジェノクレスと戦った事は覚えていますよね?」

 

めぐみん「ええ、覚えていますよ。」

 

リョウカ(幻想)「ある意味で…ジェノクレスより簡単だと思いますよ?ジェノクレスは、左右の石像の所の攻撃のみですけど…体力が減れば減る程…ジェノクレスは厄介な位置に出て来ますし…石像の攻撃も激化します…でも、ヨグレクスとオムルガンは…常に攻撃判定を持ったピットぽいのをただ回転させて守っているだけです…しかも、体力が減れば減る程…その回っている攻撃判定持ちのピットぽいのは一つずつ消えます…更に、最悪の場合だけど…最弱の個体で…後一撃で倒せる時の場合は、完全に攻撃能力は無くなる個体も居ます。」

 

カズマ「あ…そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、ボーナス的な存在です…私達から見ればだけど…でも、ボスはボスです…何が起きても不思議じゃないです、それに私達の影響を受けて超強化されてる場合もあり得ます。」

 

リュウカ(幻想)「だな、んじゃあ…さっさと行こうぜ!」

 

リョウカ(幻想)「うん!このエリアを突破すれば…後は一直線にファクトさんの居る所に行けます!私に着いて来て下さいね。」

 

 

そしてリョウカ達は、リョウカの案内もあり…すんなりと鏡の間を抜けて…再び門が有り、そこを潜ったら…

 

 

リュウカ(幻想)「何だ?目の前にただ鏡しかねぇな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、この鏡を抜けた先にボスが居ます…そして、この鏡を突破すると…門の能力で、門自体は一応は機能して…門は閉まりますが…同時に、この鏡とあちらに繋がる鏡とは完全に封鎖されます…勿論、戦闘が終わるまでは絶対に戻っては来れません。」

 

カズマ「成る程な…。」

 

リョウカ(幻想)「カズマさん、少し刀剣を…。」

 

カズマ「え?ああ。」

 

 

カズマは、リョウカに刀剣を全て渡すと…

 

 

リョウカ(幻想)「………はい、これで大丈夫な筈です。」

 

カズマ「これって…?」

 

リョウカ(幻想)「属性を一時的に変えました、このボス戦専用で…一時的に全てを焼き尽くして…神様さえも燃やし尽くす絶対の炎…神滅炎魔属性です…まあ、この刀剣風に言うと…神滅炎魔刀剣:ちゅんちゅん丸…って言う名前ですね。」

 

リュウカ(幻想)「ぶ…!はははは…!!やっぱ最後の名前が全てをぶち壊しにして…!ひひひ…!!」

 

 

ゴッチィィン…!

 

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん?めぐみんさんに何か言う事は?」

 

リュウカ(幻想)「ふぁい…すみませんでした…。」

 

めぐみん「い…いえ、気にしてはいませんよ?」

 

リョウカ(幻想)「良かったですね…お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「いや、良くねぇよ…!!俺!殴られ損じゃねぇか!?」

 

リョウカ(幻想)「え?」

 

リュウカ(幻想)「すみません、調子に乗りました、マジですまんから…!それだけは辞めてくれ!」

 

リョウカ(幻想)「……まあ良いですよ…さてと、茶番は終わりですよ…さっさと倒して…ファクトさんの所にカチコミに行きますよ。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…やれやれ…ま、やってやろうじゃねぇか!」

 

 

ピキィィン…!!ピシュン…!!

 

 

そして、リョウカ達は…その鏡を抜けて行った…

 

 

ピシュン…!

 

キュィィィィィィン…!ピキィィン…!!

 

 

リョウカ達が入ると同時に、何かが瞬時に集まり…光と共に、そこから二頭出現した…

 

 

リョウカ(幻想)「早速ですよ!あれが、ヨグレクスとオムルガンです。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜ん…で、どっちがヨグレクスでオムルガンだ?」

 

リョウカ(幻想)「え?えーっと…詳しくは分からないです…でもそう言う名前なのは絶対です。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ、まあ良い…んでさっきお前は言ったな?ダメージ与えれるのは一体だけ…そうだな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、あの【黄色の方の敵がコアです。】」

 

リュウカ(幻想)「成る程…じゃあ!」

 

リョウカ(幻想)「待って!このボスは、確かに私達から見れば弱いですけど…この敵は、コアに攻撃加えると…コアの位置を入れ替えます…まあ黄色の敵と青色の敵の位置が入れ替わるだけですけどね…。」

 

リュウカ(幻想)「成る程…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、実際にお手本でやってみますね。」

 

全員『え?』

 

 

リョウカは、お手本で…ヨグレクスとオムルガンの攻略のレクチャーをする事にした…(ヨグレクス&オムルガン『解せぬ。』)

 

 

リョウカ(幻想)「さてと………ん!今です!はぁ…!!」

 

 

ザシュ…!

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(幻想)「よっと…さて、こう言う感じで、ただ間を抜けて…コアに攻撃するだけですよ。」

 

リュウカ(幻想)「成る程な…じゃあ、お前らだけでも充分に行けるって事か?」

 

リョウカ(幻想)「うん、ただ…、」

 

リュウカ(幻想)「ただ?」

 

リョウカ(幻想)「うん、私はここ最近…ずっと寝込んでいたので…リハビリがしたいです。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…。」

 

カズマ「ん?じゃあ、まさか…、」

 

リョウカ(幻想)「ええ、この敵は…どんなに頑張っても一撃では倒せず…入れ替えを繰り返すって言うのを逆手にとって…私の良い運動及びリハビリとして私自ら相手になりましょう。」

 

リュウカ(幻想)「分かった、なら…思いっきりやって来い!だが、しつこい様だが何度でも言うが…絶対に無理がするな。」

 

リョウカ(幻想)「うん、それじゃあ行って来るね。」

 

 

そして、リョウカによるある意味で準備運動及びリハビリと言う名目での戦闘が始まった…

 

 

【イースⅠ:第6のボス】

 

 

VS【双頭幻魔:ヨグレクス&オムルガン】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ヨグレクス&オムルガンの討伐(※1体討伐すると、もう片方も同時に討伐される)】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

推奨BGM【イースシリーズ】曲名【Chase of shadow [PS2:エターナルver]】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リョウカ(幻想)「カズマさん!あの刀剣を!」

 

カズマ「え?お…おう!」

 

 

カズマは、リョウカに二つの刀剣を投げる形で渡した…

 

 

リョウカ(幻想)「…やっぱりしっくり来ますね…さて…行きましょうか…!」

 

 

シャキン…!ピシュン…!!

 

 

カズマ「早…!?」

 

 

リョウカは、その場で抜刀した瞬間に…その場から一瞬にして消えて…

 

 

ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ…!!!!

 

ピシュンピシュンピシュンピシュンピシュン…!

 

 

突然の斬撃が、コアである一頭に襲い掛かり…位置の入れ替えを行うが…その瞬間にまた斬られ…そして入れ替え…斬られ…の繰り返しを…何と1秒間に…【数百回以上も斬られ続け…】

 

 

ピキィィン…!!ゴォォォ…!!バァァァン…!!

 

 

リョウカによる連続斬撃には耐え切れず…秒殺と言う形で、光と共に二頭共消滅した…

 

 

ビキビキ…!ガッシャァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…やっぱり、衰えてますね…はい、カズマさん…ありがとうございます。」

 

カズマ「え…?あ…ああ。」

 

リュウカ(幻想)「…確かにこれは深刻になってるな…何時もなら…1秒間に…【数百兆回】も斬り裂いてるからな…。」

 

めぐみん「いやいや!そこまでするのですか!?」

 

リョウカ(幻想)「うん…私達にとっては何時もの事ですけどね…やっぱりずっと寝込んでいたのが仇になりました…もっとリハビリが必要ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……。」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん…分かってはいますよ…絶対に無理はしたら駄目だって、でも…少しの無茶はしないと…みなさんを守れないです…だから私は今までずっと最強に君臨していた訳ですよ…みなさんを守りたい…そして…みなさんが仲良く平和に過ごせる為にね…。」

 

リュウカ(幻想)「…………リョウカ…。」

 

めぐみん「そう…だったのですか…そう聞くとやっぱり確かにお師匠様が凄いのは分かります…ただ、リュウカお師匠様の言う事に同情してしまいますね…。」

 

リョウカ(幻想)「…ごめんね…みなさん…やっぱり私はこの悪い癖は治せそうにありませんね…みなさんを守りたい…例え自身がどうなってもね…だから、みなさん…どうしても私を守りたいって思っているのは分かっています…そこで、私はみなさんを守ります…勿論お姉ちゃんも家族みなさんも…全てを守ります…そして、みなさんは…そんな身体を張って、無茶をしまくってしまう…こんな私を守って見せて下さい…そして、これが本当の意味での修行って言う感じで試練でもありますよ…私を守る為に…私を真の意味で超えてみて下さい。」

 

めぐみん「………。」

 

リュウカ(幻想)「……ふ!上等だ…なら俺だって、姉としての意地を見せてやるぜ…!だよなぁ!お前ら!」

 

めぐみん「ええ!例えお師匠様でも…私達の意地で貴女様を守ってみせますよ!」

 

カズマ「たく…!しょうがねぇなぁ…!絶対に守ってやるさ!お嬢様…!」

 

リョクヨウ(幻想)「私だって、貴女の親です…!親である私達が…娘を守れないって言うのが一番の屈辱物ですよ…!私だってやりますよ!」

 

アンクロ(幻想)「おやおや、面白くなって来ましたねぇ…やってやりましょうか。」

 

リョウカ(幻想)「みなさん……ふふふ…やっぱり私って幸せ者ですね……こんな私でも…こんなにも信頼してくれるみなさんが居てくれて…本当に幸せですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「ふ…そうかよ…。」

 

リョウカ(幻想)「…もう一度だけ言いますよみなさん…私を守りたかったら…本当の意味で私の全てを超えてみなさい…つまりは…私の本当の全力を…フルパワーの私をも下してみる事です…それがみなさんの…目的ですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ。」

 

リョウカ(幻想)「……さて…行きましょうか…あの先に、ファクトさんが待っていますよ…。」

 

リュウカ(幻想)「いよいよ、この攻略戦も終わりが近付いて来たって言う事か…。」

 

リョウカ(幻想)「うん、みなさん…私が渡してある…ブルーアミュレットは有りますよね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、有るぞ?」

 

リョウカ(幻想)「それが、あのファクトさんの待つ…その決戦の地の前に立ちはだかる最後の門を開く為の鍵です…。」

 

カズマ「分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、行きましょう。」

 

 

そして、リョウカ達は…あの割れた巨大な鏡の奥に抜けて…一直線に登る階段を登り…この塔の主人の居る所の入り口であろう最後の門が有った……その門は今までに見たあの門と比べて更に禍々しさと重圧感も有る感じだ…やはりラスボスの門と言うだけあると言う事だ…

 

 

ピキィィン…!!!ギィィィ…!!!!ゴゴゴゴゴゴゴ…!!!ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

最後の門と言うだけあって…何と、10重式のロックを使っており…その門は重々しく轟音をたてながら…ゆっくりと開いて行き…リョウカ達はその門を潜って行った…

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ達が潜って行った後…その門は、ゆっくりと閉ざされて行き…完全にロックが掛かった…

 

 

全員『………。』

 

 

【ダームの塔:最上階(25階)】

 

 

【制限時間:残り50分】

 

 

そしてとうとう、最上階に辿り着いたリョウカ達は…あのファクトと対峙しようとしていた…

 

 

リョウカ(幻想)「…また会いましたね?ファクトさん?」

 

ファクト『ああ…。』

 

リョウカ(幻想)「それで、連絡はどうでした?」

 

ファクト『ええ…何故かダーム様が凄く怯えていました…余程効いたのでしょうね…貴女様自らのクビ又は殺害宣告ですからね…。』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…さて…そろそろ私達と貴方の役目を果たしましょうか…もう時間は無いです。」

 

ファクト『うむ…そうだな。』

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

 

キュィィィィィィン…!!ピキィィン…!!ゴォォォ…!!

 

 

リョウカは、その場で完全神化形態を発動し…更に半人半龍形態…に似た何かを発動させた…どうやら、あの半人半龍形態は…あの半人半魔黒龍神王形態の正反対の…【半人半聖白龍神王形態】と言う物らしい…

 

そして、それにつられるかの様に…全員は戦闘態勢になったり…覚醒形態を発動させた…

 

 

リョウカ(幻想)『さぁ…ファクトさん…いえ…ダルク・ファクト…貴方を一人のラスボスとして…そして…魔王界の住民として…その役目を果たして…そして私達は…全ての邪神界…ラスボス界…魔王界…その他色々だけど…今は貴方に挑む勇者としての立場…それを果たさせていただきます…。』

 

ファクト『…分かった…来るが良い!!我は…神官の一人のダルク=ファクト…!そして…師匠である貴女様達を…絶対に迎え伐とうではないか…!超えてみますよ…師匠様…!』

 

リョウカ(幻想)『…来なさい!ファクト!例え、貴方が部下だとしても…容赦はしませんよ!貴方の全てを…私にぶつけてみろ!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!ピキィィン…!!!

 

 

二人の会話が終わると…その場に眩い光が包んで…決戦の地である…あの700年前のダームの塔の頂上に飛ばされた…そしてそこには…ファクトとリョウカと…何故か観客席が用意されてた所にリュウカ達が居た…

 

 

リュウカ(幻想)「おいコラ、俺達は観戦か?」

 

カズマ「どうやらそうみたいだな…信じろよ…自分の妹をな…。」

 

めぐみん「勝って…無事に帰って来て下さい…お師匠様…。」

 

 

そして、二人…いや、2体は…しばらく沈黙し…

 

 

ファクト『………。』

 

リョウカ(幻想)『………。』

 

ファクト『…行くぞ!!』

 

リョウカ(幻想)『来い!ファクトォォォ…!!!!オオオオオオォォォォォォォォ…!!!!!!』

 

 

ダッ…!!!キィィン…!!!

 

 

二人だけの…師弟対決が始まった…

 

 

【緊急クエスト:前半戦:最終段階】

 

 

【イースⅠ:最終ボス:最終ラウンド】

 

 

VS【魔に堕ちし神官ファクトの子孫:ダルク=ファクト[超強化個体&歴戦王個体][邪神化形態]】

 

 

戦闘方式:【決闘試合(殺害有り)】

 

 

勝利条件【ダルク=ファクトの撃破】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【final battle[クロニクルver]】

 

 

【FINALE BATTLE!!】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リョウカ(幻想)『グォォォォ…!!!』

 

ファクト『おおおぉ…!!!』

 

 

ブォォン…!!!ガキィィン…!!!

 

ピキィィン…!!ズガァァァァァン…!!!!

 

 

カズマ「おわ…!なんつぅ衝撃だ…!!」

 

めぐみん「ただ、ぶつかり合っただけで…!」

 

リュウカ(幻想)「流石だな…流石は、ラスボスらしいって所だな…しかも弟子とはな…。」

 

めぐみん「ええ…驚きました…。」

 

 

二体の最初のぶつかり合いが物凄い衝撃となり…観客席でもあるリュウカ達を驚かせた…

 

 

ギギギギギ…!!

 

 

リョウカ(幻想)『やりますね…!』

 

ファクト『ふ…!お褒めに感謝しますよ…!』

 

リョウカ(幻想)『でも…まだ詰めが甘いですよ…!』

 

 

ヒュン…!ガチ…!!

 

 

ファクト『なぬ…!?』

 

リョウカ(幻想)『そぉれ…!!』

 

 

ブォォン…!ブォォン…!

 

 

リョウカは、自ら生えていた尻尾を巧みに使い…ファクトを捕らえてそのままブンブンと振り回して…

 

 

リョウカ(幻想)『そぉれ!!』

 

 

ブォォン…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

ファクト『グフ…!流石ですね…!師匠…!!』

 

リョウカ(幻想)『さぁ、もっと楽しみましょうか…!はぁぁ…!!!』

 

ファクト『はぁ…!!』

 

 

ガキィィン…!!!

 

 

ファクト『ぐぬぬ…!!そこだぁ…!!!』

 

 

ザシュ…!!ポォォピィィ…!!ズドォォォン…!!

 

 

リョウカ(幻想)『ぐぅぅ…!!げほ…!やりますね…!成長したわね…!だが、まだまだですよ!』

 

 

ポォォピィィ…!!

 

ズドォォォン…!!

 

 

ファクト『どわぁぁ…!!』

 

リョウカ(幻想)『おまけですよ!はぁ…!!』

 

 

シャキン…!!ザシュ…!!

 

 

ファクト『グハ…!!?』

 

 

正に圧巻の一言だ…二体の戦いは凄まじい物で、超高速での戦闘が行われていた…

 

 

めぐみん「凄い…!」

 

リュウカ(幻想)「ああ、本当にすげぇよ…ファクト…本当にお前は強い…だが…これも運命か…。」

 

めぐみん「え?」

 

リュウカ(幻想)「…本当に惜しいな……ファクトは…もっと修行に励めば、リョウカを超えれたかもしれん…だが無理だ…見ろ。」

 

 

ズガァァァァァン…!!!

 

 

ファクト『はぁ…!!はぁ……!!』

 

リョウカ(幻想)『…ファクトさん…貴方は本当に強くなりました……だけど、もう終わりです…もっと楽しみたかったけど……時間切れです……本当にすみません…。』

 

ファクト『グフ…!そう…ですか……なら…ひと思いに……やってくれ…。』

 

リョウカ(幻想)『………分かりました……それじゃあ…もうゆっくり彼方の世界で…休んでいて下さいね……そして…貴方の健闘……本当に見事でした…だから私から敬意を払い………この一撃で…終わらせます……。」

 

ファクト『………。』

 

リョウカ(幻想)『…本当に楽しかったですよ…ファクトさん……また会いましょうね…。』

 

 

そしてリョウカは…

 

 

ザシュゥゥ…!!!ピキィィン…!!!バァァァン…!!!

 

 

……ファクトにトドメを刺した…

 

 

ピキィィン…!!ピシュン…!!

 

シュゥゥゥ…

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「………お疲れ……リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「…うん…ねぇ、お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「……少しだけ…抱いても良いですか…?」

 

リュウカ(幻想)「……ああ……良いぜ……。」

 

 

リョウカは、そのままリュウカに抱き付いて…

 

 

リョウカ(幻想)「おね…えちゃん…ぐす…本当に……これで…良かったのかな…?」

 

リュウカ(幻想)「……ああ……ファクトだって…本当は、役目なんて事はしたく無いと思うかもしれんが…お前にやられて…本望だったんだろう……。」

 

リョウカ(幻想)「……っ…うぅ……!ファクト…さん……本当に……ごめん…なさい…!あ…ああああぁぁぁぁ…!!!!」

 

めぐみん「………お師匠様……。」

 

カズマ「……そっとしといてやれ……多分だが…リョウカだって…いや俺達だって、役目なければ自由なんだ…ある意味で…リョウカも…いや…お嬢様も……自由気ままって言うけど……この最高神と言う名の牢獄に囚われたままだ……それを捻じ曲げる為のお嬢様達と俺達の仕事だろう……だからこそ…あの時言ったんだよ…『私を守りたかったら…全てを超えてみなさい。』…ってな……。」

 

アクア「…カズマ…。」

 

ダクネス「うむ…絶対に、超えてみせよう!そして…お嬢様に本当の自由と笑顔を見せてあげようではないか!」

 

カズマ「…そうだな!それが…俺達にとっての最大級の難易度のクエストだろう…やってやりうぜ!」

 

めぐみん「はい!」

 

 

そして…カズマ達…いや、その場に居る家族全員と仲間全員が(リョウカ除く)…リョウカの本当の自由と平和…そして…最高の笑顔を見せてあげようと…心に誓った…

 

 

リョウカ(幻想)「えぐ…ぐす……ふぇぇ…。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「…ふえ?」

 

リュウカ(幻想)「…ほら……ファクトが使っていたマントと剣…そして…最後のイースの本だ…。」

 

リョウカ(幻想)「……うん……そう…ですね……このまま泣いていても…仕方ないですね……ファクトさん…貴方の力…私が…いえ…私達が引き継ぎます…だからゆっくり休んで…また蘇って下さいね…。」

 

 

リョウカは、立ち上がり…リュウカから…ファクトのマントと…ファクトの剣を身に付けた…

 

 

リョウカ達は、【ファクトマントと魔神剣:クレリア=ファクト=ソードとイースの本:ファクトの章】を入手した!

 

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…なんかかっこいいな…。」

 

リョウカ(幻想)「え?そ…そうですか?」

 

リュウカ(幻想)「まあな、さて…最後のイースの本…一体何て書いてある?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね……あ……最後の章を見る前に…艦隊に戻って見た方が良いです…何故か分からないけど…嫌な予感がします。」

 

リュウカ(幻想)「は?…まあ良いや…じゃあさっさと艦に戻って、例のイースって所に向かおうか。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね。」

 

 

そして、リョウカ達は…艦隊を呼び寄せて…リョウカ達全員は、大和に乗り込み…ダームの塔…そして…エステリア大陸から離れた…

 

 

リョウカ(幻想)「…さて、見て見ましょうか…どれどれ…………う〜ん…どうやら要約すると、『このイースの本を全て集めた者は、優秀な指導者として…イースを救ってくれ。』って言う内容ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「成る程な…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…ん?」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

突然、リョウカの持っていた6冊のイースの本が光を纏ってリョウカの周りに集まり…

 

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん…嫌な予感が当たりました…。」

 

リュウカ(幻想)「…は?どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「どうやらこのイースの本の力で…私は強制的にイースに飛ばされます…。」

 

カズマ「は…?おい…まさか…。」

 

リョウカ(幻想)「………本当にごめんね…先に待ってるから…。」

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

全員『……!!?』

 

 

ピシュン…!!ガッシャァァン…!!

 

 

リョウカは、イースの本の力で…またしても艦橋の窓ガラスをブチ破って…強制的にイースに連れて行かれた…

 

 

リュウカ(幻想)「は!し…しまった…!!全艦!!急いでリョウカを追え!!今ならまだ間に合う…!!ヤマト!!自動操縦!!目標地点は、リョウカだ!!」

 

ヤマト「了解!ブースター全開!自動操縦装作動!目標地点!リョウカお嬢様!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ゴォォォ…!!!!

 

 

全艦隊も、ブースターを吹かして…リョウカの飛行速度以上の速さで追いかけ始めた…

 

 

リュウカ(幻想)「今度こそ…絶対に失ってたまるか…!!お前ら!!後で落ち合おう!!」

 

カズマ「は!?」

 

めぐみん「お…お師匠様!?」

 

リュウカ(幻想)「待ってろ…!!リョウカ…!!!」

 

 

ゴォォォ…!!!ダッ…!!キィィン…!!!!

 

 

リュウカは、先導でリョウカの後を追い…

 

 

リュウカ(幻想)「……っ…!なんつぅ速さだ…!!リョウカ…!!!」

 

 

リュウカは、何とかリョウカを捕捉し…

 

 

リョウカ(幻想)「もうちょい…!!………!!」

 

 

ガチ…!!ぎゅぅ…

 

 

リュウカ(幻想)「…何とか…捕まえた…!あ…イースだ…ってヤバい…!!リョウカ…!!!!」

 

 

ゴォォォ…!!キィィィィィン…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リュウカは、リョウカを捕まえたが…もうイースに到達し…墜落寸前の所…リュウカは、決死の覚悟で身体全体を使い…リョウカを庇った…そしてここからが…リョウカ達のこのクエストの後半戦に入る事になった…果たして、この世界の真相は如何に…

 

 

 

 

【イースⅠ編:完】

 

 

 

【続く】



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第9話 最高神達と素晴らしき仲間達の天空の神殿の調査【前章・前編】

どうも!私は、女神アクアです!さぁ、前回のあらすじよ!簡単にまとめると、ダームの塔をようやく攻略した事と…イースの本を全て集めて真相を知った事と…お師匠様とファクトの師弟対決して、お師匠様が勝利し…ファクトの装備を手に入れた事ですね…さて、今回からいよいよ調査クエストは後半戦よ!今回も見てね!


【天空の神殿:イース】

 

 

?『…し…しょう…!』

 

?『……め…さま…り……!!』

 

?『……だい…ぶ……?』

 

リョウカ(幻想)『……あれ……?私は……?』

 

 

リョウカは、どうやら意識を失って…精神世界に居る様だが…

 

 

リョウカ(幻想)『…みなさん…そうだ…こんな所で立ち止まる訳には…行きません!…待ってて……下さい……みな…さん……。』

 

 

そして、リョウカは…意識を現実に引き寄せた…

 

 

リョウカ(幻想)「……ん……あ…れ?」

 

リュウカ(幻想)「よう…気が付いたか?」

 

めぐみん「……!!お師匠様あぁぁ…!!」

 

リョウカ(幻想)「…みなさん…そうだ……ここは?」

 

?「ここはイースって言う…空を飛ぶ大陸みたいな所ですよ…。」

 

リョウカ(幻想)「…貴女は…?」

 

?「私は、【リリア】丁度空から貴女達二人が落ちて来て…そこに…空を飛ぶ船がいっぱいやって来たの…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…とりあえず…介護をして…くれて……あり……がとう……。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ?」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「不味いな…せっかく庇ったって言うのに…衝撃で大ダメージを受けたか?…まあ…良いや…すまんな…悪いって思ってはいる…お前の所の村に案内してくれんか?」

 

リリア「え?ええ…大丈夫です…それよりも…貴女の方が…もっと危険だと思いますけど……。」

 

リュウカ(幻想)「へ?……あ〜…本当だ…って!!痛ってぇぇぇ…!!!!やっぱあのイースの本…!!ふざけんなよ…!!痛えじゃねぇか!は!?まさか…入念に作られたリョウカを墜落死させる為の罠か…!!」

 

カズマ「いや違ぇし…!」

 

リリア「あの〜…本当に大丈夫ですか?」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…まあ痛いのは本当だが…これくらいの傷やダメージは……ほら。」

 

 

リュウカは、そう言うと…能力であっさりとダメージと傷と汚れを治した…

 

 

リリア「すっごいです!」

 

リュウカ(幻想)「まあな…まあ俺達の事は、リョウカが起きた時にゆっくり話そう…とりあえず案内を…。」

 

リリア「あ…はい、こちらです。」

 

 

そして、リュウカ達は…リリアに連れられて…リリアの住む村…【ランスの村】にやって来た…尚例の艦隊は、一応リュウカの命令でこの浮遊大陸の側を巡航飛行を続けて厳戒体制を敷くようにしてある…それでリョウカはと言うと…そのランスの村のリリアの家にて寝かしてもらっている様だ…どうせリョウカが目覚めないと動けないリュウカ達とは言うと…その村の人達に挨拶周りをした…

 

 

ファクト(魂)『このすば !』

 

 

一日後…

 

 

リョウカ(幻想)「……ん…ん〜…!良く寝ました…って…何処でしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「目が覚めたんだな?リョウカ?」

 

リョウカ(幻想)「あ…お姉ちゃん…その…、」

 

リュウカ(幻想)「いや、謝らんでも良い…んで、ここはランスの村って言う所で…リリアの家だ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…はは…また私は、人様の家に世話になってしまいました…早くお礼を言って……あ…れ?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…お前…イースに墜落した際に…一応俺がクッション代わりになったんだが…どうやら外傷は無いが…内側のダメージが尋常じゃない位に受けてしまっってるから…だからしばらくは世話になっとけ…。」

 

リョウカ(幻想)「…そ…う…ごめん…ね……。」

 

 

そして少しだけ目が覚めたリョウカは、ダメージのお陰で再び意識を失った…

 

 

そして、リョウカは…時折目覚めてはリハビリをして…そしてまた意識失って…また目覚めて…リハビリして…気を失って…の繰り返しをして徐々に回復して行き…約2週間経過した…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ〜…ようやく復活です。」

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…今回は、えらく長引いたなぁ…まあ…リハビリしてそのダメージで気を失って…俺が毎回リリアの家に運び込むを繰り返してたからな…こっちも大体は体力面で成長はした…。」

 

リョウカ(幻想)「あはは…すみません…。」

 

リリア「あの〜…?もう大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、みなさんのお陰でこの通りですよ。」

 

リリア「そう…良かった…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、こいつはいっつも無茶しまくって…即座にぶっ倒れる大馬鹿な妹だがな…。」

 

リョウカ(幻想)「……すみません…。」

 

リリア「…あの〜…前々から思っていましたけど…貴女達って…何者ですか?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…世話になった御礼です…教えましょう、実は私達はこう見えてね…ただの最高現人神ですよ。」

 

リリア「へぇ〜…そうなん…って!え…!?最高現人神…!?」

 

リョウカ(幻想)「まあ、簡単に言うと…現人神と最高神が混ざった様な物ですよ…まあ私達は人間ですけど…。」

 

リリア「そうなんだ…え…でも、人間が神様になるのって…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…基本的にどう頑張ったって無理だな…しかも最高神や現人神と言うクラスで人間がなるのは絶対に不可能だ…まあ例外は除くがな…んで確かに有り得ないって思うかもしれないが…現実じゃあ…有り得ない方が有り得ないって言うのが常識だ…悪いがな…。」

 

リリア「えーっと…じゃあ…その例外って言うのは…?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、基本的に最高神になる方法は私達が知る限りじゃあ…3つ有ります…一つは…【その最高神から認められて、その座を譲る事】二つ目は…【その最高神を実力で奪い取る事…】三つ目は…ある意味でイレギュラーだと思いますけど…【何らかの理由で、突然変異で最高神になってしまう事】…の以上が方法で…私達の場合は、その3番目の方法です。」

 

パノア「それでは…どうしてそうなってしまいました?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、俺達も好きでなった訳じゃない…まあ俺達は人間で元々は、現人神だった…しかも最高神に余裕で勝てる程だった…だから最強の現人神って呼ばれる様になった…だが、ある日に突然…とある能力の所為で強制的に最高神になっちまったんだよ…そう、強制的にな…ある意味で最大級の呪いみたいな物だぞ?これ?んで、その能力が…ありとあらゆる設定が出来るって言う能力だがな…。」

 

リリア「そうなんだ…。」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが、神様に憧れるのは辞めた方が良い…まあ信じるのは勝手だが…神界じゃあ…何故か知らんが、超と言う程の危険地帯化してやがるがな…いつかは俺達をぶっ倒そうと躍起になって、超と言う程の戦闘狂もわんさか居る…まあ俺達は、ワンパンで蹴散らしてるがな…で、下手に入り込めば喧嘩吹っ掛けられて即座に終わりだ…終わりイコールは…死だけだ…。」

 

リリア「そんな…。」

 

リュウカ(幻想)「まあそれは昔の話だ…今じゃあ俺達が統制して戦闘狂の集まりは物凄く減ったが…代わりに色々な界が出来てな…んで俺達はそれらの管理って言うか…まあボスって言う感じだな…全ての…。」

 

パノア「そうですか…それはそれは、大変でしょうに…。」

 

リュウカ(幻想)「まあな…まあ、俺達は自由気ままの最高現人神として…ほぼ最高神の癖して何でも屋をしているがな…ああ、安心しろ…別に報酬はいらん…ただ、俺達にとって役に立ちそうな物なら何だって構わん…最悪、ゴミを渡しても良い…が、恩を仇で返す者には容赦はしないがな…。」

 

リリア「へぇ…そうなんだ。」

 

リュウカ(幻想)「……さてと、とりあえずは以上だ…まあ何か有ったら俺達の方に相談に来ると良い、無償で相談に乗る…んで仕事もしてやるよ。」

 

リリア「うん、分かりました。」

 

パノア「行くのかい?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…本当に世話になりました…あ…そうだ…リリアさん…私を助けて、介護をしてくれた御礼です…受け取って下さい。」

 

 

リョウカは、リリアにあるペンダントを渡した…

 

 

リリア「…このペンダントは?」

 

リョウカ(幻想)「これは私達の加護のこもったペンダントです…ありとあらゆる障害や状態異常や病気を無効化して…更にそれらを跳ね除けてしまい…絶対の魔除け…まあ他にも色々と有りますが、これを付けていれば少なくとも…このイースにも魔物が居ますよね?」

 

パノア「……ええ…。」

 

リョウカ(幻想)「…大丈夫ですよ…このペンダントがきっと守ってくれますよ…そして…私達を信じて下さいね…もしかしたら、近いうちに何処かで会うかもしれないです…。」

 

リリア「…はい、ありがとうございます!えーっと…、」

 

リョウカ(幻想)「あ、普通にリョウカで良いですよ。」

 

リュウカ(幻想)「俺も普通にリュウカで良いぜ?」

 

リリア「はい、それじゃあ…またね…リョウカちゃんに…リュウカさん。」

 

リョウカ(幻想)「はい。」

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

 

そしてリョウカ達は、カズマ達と合流し…村長の所に行って、話を付けてもらったが…代わりに依頼で、【フレア】と言う医療の先生がラスティーニの廃坑にて遭難したらしいと言う事で助けて欲しいと言う事と…そしてどうやら、リリアはああ見えて重い病気を患っている様で…このまま放っておいたら死んでしまうと言う事なので…何とかして欲しいと言う事だ…病気に関してだが、確かにあのペンダントは病気も無効化するが初めから発症しているのは、治してはくれない…なので治す必要があるので…リョウカ達は、リリアに助けてもらった恩が大きい…だから喜んで承諾した…

 

 

それでリョウカ達は、ムーンドリアの廃坑に向かい…

 

 

リュウカ(幻想)「で?どうする?」

 

リョウカ(幻想)「とりあえず、ここに入手するべき物を回収しましょうか。」

 

リュウカ(幻想)「だな。」

 

リョウカ(幻想)「先ずは、リリアさんを治す為の一つを回収しましょうか…ん?確か……位置は変わってなければ良いけど……。」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「……!捉えた!【スティール…!!】」

 

 

ピキィィン…!!パシ…!!

 

 

リョウカは、スティールを発動させると…リョウカの手には、少し大きめな緑の果実が掴まれていた…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ、それは?」

 

リョウカ(幻想)「これは、ロダの実です…まあゲーム風に言うと…MPを完全回復させるアイテムです…これがリリアさんを助ける為のアイテムの一つです…味は結構美味しいですよ?後で量産させておきますから。」

 

カズマ「おお!マジか!」

 

リョウカ(幻想)「さて、もう一方の方を回収しましょうか…こっちです。」

 

 

リョウカ達は、もう一方のアイテムを回収する為に…リョウカに案内されて来た所は…2体の石像…に模した魔物が奥にいる宝箱を守っている所に来た…

 

 

リョウカ(幻想)「この2体の奥にある宝箱の中に進行上どうしても必要ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、このゴーレムどうする?」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん…ちょっと私の実験に付き合ってもらいましょうか。」

 

リュウカ(幻想)「実験?」

 

リョウカ(幻想)「まあ、見て下さい…。」

 

 

ギチギチ…!!

 

 

リョウカは、そう言いみるみる姿が変わって行き…半人半魔黒龍神王化形態した…だが、フォルムが違う様だ…姿は、あのパワーモードに…大きく変わった翼…その翼が翼脚となり…その翼脚は…先端部が、まるで何かを発射する為の巨大な砲口となっていた…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…そのモードは?」

 

リョウカ(幻想)「これは【キャノンモード】…まあ他にも遠距離射撃攻撃を追加しました…今回は実験ですから…性能が知りたい…。」

 

リュウカ(幻想)「成る程な…手加減はしろよ…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…お姉ちゃん、一応だけど…念には念を…私を支えてもらえないでしょうか?まだ実験段階ですから…反動もどれ位かかるかも分からないですから。」

 

リュウカ(幻想)「あいよ。」

 

 

ガチ…

 

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…さてと……方位は大丈夫…距離も大丈夫……角度は…少し上かな…?……これで良し…!発射用意完了!」

 

リュウカ(幻想)「分かった…!敵は動いてないな…撃て!」

 

リョウカ(幻想)「はい!……ジェノサイドキャノン…発射…!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドギャァァァン…!!!

 

ピキィィン…!!ボォォォン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「っ…!!」

 

リュウカ(幻想)「どわ…!?っと危ねぇ…!何つう反動だ…!」

 

カズマ「うへ〜…木っ端微塵だな…宝物は無事だが…ゴーレム2体は跡形も無く消滅してるな…。」

 

リョウカ(幻想)「…ふぅ…やっぱり最大限まで手加減したのに…これ程とはね…しかも反動も凄まじいし…一瞬だけですけど、私の魔力は完全に無くなっていました…どうやら、力加減に関係無しに全魔力を使うって言う事ですか…。」

 

リュウカ(幻想)「…このキャノンモードは、めぐみんタイプのモードだな…魔力が無限状態じゃなかったら、1発撃って戦闘不能だな…。」

 

めぐみん「ほぉ…!凄い火力ですね!」

 

リュウカ(幻想)「ただ…ここぞの時以外は使わん方が良いな…これはある意味で切り札に成り得る…。」

 

リョウカ(幻想)「うん、そうですね…あ…これ…一応【ノーマルモードです。】」

 

リュウカ(幻想)「はぁ!?これがノーマルだとぉ…!?」

 

リョウカ(幻想)「はい、それで…このキャノンモードには…圧倒的な火力と範囲で敵を殲滅する…超パワータイプ且つ範囲型の…【パワーボンバーモード】…圧倒的な射程距離で、更に貫通力と弾速に長けたモード…【ロングスナイパーモード】圧倒的な連射能力を持って、近づく者全てを蜂の巣に変えてしまう…【ガドリングモード】……そして……この遠距離射撃攻撃形態において絶対的の破壊と範囲…爆破力…衝撃力…射程距離…そう…パワーボンバーモードとロングスナイパーモードを融合させて…それらを極振りにした…最終兵器として相応しい究極の砲撃モード…【ファイナルキャノンモード】…の以上がキャノン形態のモードです、まあ他にも射撃形態が有りますけど…どれもこのイースに来て思い付き…即席で編み出して作り出した形態です…どれも実験段階ですから…まだ碌に実戦に出せる様な形態じゃないです…まだ調整段階ですし…それに…あのファイナルキャノンモードさえ、調整どころか…先程編み出したばかりですから…。」

 

リュウカ(幻想)「成る程、分かった…俺達がどうにかしてやる…まあここだと不味い…場所を変えるぞ。」

 

 

パチン!ピシュン…!

 

 

リュウカは、指を鳴らすと…何時ぞやのトレーニングルームに全員がやって来た…

 

 

リュウカ(幻想)「さて、とりあえずは…まあ何も知らない…ファイナルキャノンモードをやってみてくれ…ただし、最低の力でな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん、分かりました…。」

 

 

ギチギチ…!!ガチ…!

 

 

リョウカは、更に腕を巨大化させて…更に安定性を上げて…翼脚…ならぬ…翼脚砲は…更に巨大化し…もはや小さな身体に、巨大な大砲を背負ってる感じだ…

 

 

リュウカ(幻想)「でかいな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…それ相応ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「…成る程、この形態になると…確実に身体が固定されてしまうから…移動は不可能っと言う訳か…あの形態も、俺達が背負ってしまえば一応は移動撃ちが可能だな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

リュウカ(幻想)「だが、これは確実に地面に固定する必要があるから…背負って移動は不可能…そもそもがっちりと地面に引っ付いてしまってるから、引き剥がすのも無理だな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…。」

 

リュウカ(幻想)「だが、それでも反動が凄まじいだろうな…念には念をだ…おい、リョウカを支えるぞ。」

 

めぐみん「え?あ…はい!」

 

アクア「はい!」

 

ダクネス「うむ!」

 

 

そして、四人がかりで、リョウカを支えて…

 

 

リュウカ(幻想)「よーし!撃ってくれ!」

 

リョウカ(幻想)「はい!……リミッター解除…!最終砲撃形態を実行…!!」

 

 

ギチギチ…!!ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リョウカの宣言と共に、更に翼脚砲が巨大化…そして大気が震え出して…

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「最終安全解除!!アームアンカーの設置確認完了…!!発射まで!5!4!3!2!1!……【ファイナルマスターゴットジェノサイドキャノン…!!!発射ぁぁぁぁ…!!!!】」

 

 

ピキィィン…!!ピギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!ドギャァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「っ…!!?」

 

リュウカ(幻想)「おおお…!!?」

 

 

リョウカと四人は…発射の際に大きく吹き飛ばされてしまった…

 

 

 

ピキィィン!!!ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカの放った砲撃は、遥か彼方に着弾し…一瞬の閃光と静音の後…全てを破壊尽くすばかりの超規模の大爆発が発生した…

 

 

リュウカ(幻想)「これが…ファイナルキャノンモード…!」

 

めぐみん「お〜…!!!凄まじい大きさですよ!!」

 

リュウカ(幻想)「…ある意味で、これは禁忌の形態だな…絶対に使ったら駄目だな…許可無しでな…まあこれはこのままで良い…ってリョウカ?」

 

リョウカ(幻想)「きゅ〜……。」

 

リュウカ(幻想)「…!?おい!大丈夫か!?」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい……どうやらこのモード……ありとあらゆるエネルギーを全消費してしまうようです…例え、全エネルギーが無限だろうと関係無しで…全消費した挙句…私が前のめぐみんさんみたくの状態になってしまう様です…更には、確かに直ぐに全回復しますけど……物凄く疲れますし…身体が物凄く軋む感じで…今は全てのエネルギーは回復してますけど……動ける程の体力は完全に奪われてしまいました。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…こりゃあ、禁忌の技として認定して良かったな…こんなの博打頼みの形態じゃねぇか…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね……まあここがトレーニングルームで助かりました…被害が無くて良かったです…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ俺達からしたら、お前が被害を受けてるみたいな物だが…。」

 

リョウカ(幻想)「う…すみません…。」

 

リュウカ(幻想)「…さてと、リョウカ…そのまま寝てろ…その間にお前の取得した射撃形態の全てを調整してやる…お前ら手伝ってくれ。」

 

アンカ(幻想)「ええ。」

 

クロカ(幻想)「うん。」

 

リョクヨウ(幻想)「はい。」

 

アヤカ(幻想)「あいよ。」

 

リョウカ(幻想)「すみません……ね……ありがとう……ございます……すぅ……すぅ…。」

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

(リョウカが力尽きました:復活可能数:残り2回……(嘘です!))

 

 

リョウカがファイナルキャノンモードを使用し発射した影響で一瞬の内に…全ての全エネルギーが消費された挙句…体力も全て持って行かれた為…リョウカは強制的に形態が解除されて、眠りについてしまった…(所謂…ドラクエで出てくる…マダンテとメガンテを融合させた物で更に超強化バージョンって言う所だ…)

 

 

数時間後…リュウカ達は何度も試行錯誤をして…数々のトラブルに巻き込まれながらも、何とか調整が終わった…無論だが、リュウカ達も使える様になっている…

 

 

リョウカ(幻想)「……ん…う〜ん…。」

 

リュウカ(幻想)「よう、ゆっくり寝れたか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、ありがとうございます。」

 

リュウカ(幻想)「調整は終わったぞ、これで大丈夫だ…後、俺達も使える様にしてあるし…例のファイナルキャノンモードについてだが…何も条件無しで発動されたらたまらんから…ある条件を満たした時のみ、封印が解かれて発射可能って言う仕様に変えておいた…まあその条件が…俺達家族全員が、許可を出した上で…最後の一撃で決めれそうだなって言う時か…どうしても一撃で仕留めなければならない時のどちらか一方と…最後に、このファイナルキャノンが撃てるのはお前だけだ…が…どう考えても、無茶が過ぎる物だ…普通に禁忌中の禁忌で…オーバードウェポンクラス以上に認定…だから最も厳重なセキュリティに掛かっているから…解除の権限は一応お前でも解けるが…それはもしもの時だ…基本的には俺自身の手でしか解けない様にしてある…んで、俺の身に何か有った場合には、自動でその権限がお前に移るって言う感じだ…。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…ただ、使わないで済めば良いのですけど…。」

 

リュウカ(幻想)「だな、あんな危険しかない最終兵器ならぬ…最終大砲を何発も制限無しでぶっ放してみろ…即座に全部消滅オチだし…そもそもお前自身が1発撃つだけでああなるから…不老不死無しで撃ったら…確実に死ぬな。」

 

カズマ「おっふ…まあそうだろうな……。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、せいぜい…お前にぴったりな遠距離射撃形態で何もデメリットも無い物は…少なくとも…【ランチャーモード(ガドリングも含むしスナイパーライフルも含む)以内で…ライフル又はマシンガンモード以上…まあキャノンモード以上で、ファイナルキャノンモード以外は…まあデメリットはまだ多少は有るが…俺達のフォローでどうにかする…。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…本当に無茶をさせちゃって…すみません…。」

 

リュウカ(幻想)「いやいや、お前程無茶はしてないぞ?まあ調整中にトラブルは多発したがな…ま、暴発事故も有ったけどよ…何も被害無くて良かったって思ってるけどな。」

 

リョウカ(幻想)「えっと…その…ごめんね…大丈夫?」

 

リュウカ(幻想)「だから大丈夫だって…さて、そろそろ行くぞ。」

 

リョウカ(幻想)「うん…よいしょ…っと…っと危ないですね…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…ほら…。」

 

リョウカ(幻想)「え?」

 

リュウカ(幻想)「背負ってやるよ…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…すみません…。」

 

リュウカ(幻想)「…よいしょっと…ほんまに軽いな…ただ、俺の両腕が塞がれるから直接攻撃能力が激減するがな…。」

 

リョウカ(幻想)「…やっぱり降りましょうか?」

 

リュウカ(幻想)「いや、良い…そうだ、これならデメリット無しでキャノンモードで移動撃ちが可能だ…俺の代わりにやってくれないか?」

 

リョウカ(幻想)「分かりました。」

 

リュウカ(幻想)「あ、ただな…流石にキャノンモードで貯め撃ちするのは移動しながらは無理だ、確実に当てる為に…必ず動きを止めた上で構える必要が有るがな。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

リュウカ(幻想)「無論だが、改善はされたとは言え…無防備なのはどうにもならん…だから盾が必要だ…。」

 

ダクネス「む!なら私を使ってくれ!!」

 

リュウカ(幻想)「…分かった、良いだろう。」

 

ダクネス「おお!感謝する!」

 

リュウカ(幻想)「ただし!庇うのは、確実に直撃コースが確定した時で尚且つ…自身も助かると言う見込みが有ると言う事と絶対に無茶や死なない事を条件なら良いぞ。」

 

ダクネス「分かった。」

 

リュウカ(幻想)「そんじゃあ、行こっか…。」

 

 

そして、リュウカ達は…空間を抜け出した…あれほど時間が経ったのに一切時間が変化してないのはお約束だ…

 

 

リュウカ(幻想)「で、あのゴーレムが守っていた宝って何だ?」

 

リョウカ(幻想)「開けたら分かりますよ、えーっと…ゴットピット!」

 

ピット(AI)『何でしょうか?』

 

リョウカ(幻想)「すみませんけど、あの宝箱の中身を取って来てもらえないでしょうか?」

 

ピット(AI)『了解。』

 

 

リョウカの命令を受けて…ピットは、宝箱の中から杖を取り出して…戻って来た…

 

 

リョウカ(幻想)「はい、ありがとうございます…また宜しくね…。」

 

ピット(AI)『了解。』

 

 

ピシュン…!

 

 

役目を終えたピットは、即座に消えて行った…

 

 

カズマ「便利だなぁ…。」

 

リョウカ(幻想)「うん、万能過ぎて…私達の役目が無くなり兼ねない能力です…まあある意味で、私がこうなっている理由の一つでもあるかもしれないですね…。」

 

リュウカ(幻想)「おいこら…はぁ…まあ間違っちゃいない…まあそれでも使う時は容赦なく使うがな…ま、基本的に出来るだけ使わないって言うのが基本だ…下手に出せば、相手に警戒されるからなぁ…まあ俺達同士での戦いにおいても重要な戦術や戦略にもなって来る…相手の不意を突く形で使うか…本体と連動して使うか…陽動に使って、本体による奇襲…他にあげればきりが無いが…まあ考えて使う事だな…。」

 

めぐみん「へぇ、勉強になりますね。」

 

リョウカ(幻想)「……これが神界の杖ですか…実物を見るのはかなり久々ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「久々?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、何で私がここまで詳しいのかって言えば…やっぱり私が一人旅を続けていた時に…エステリア大陸やこのイースを攻略しました…だから殆ど何でも知ってます…ただ、今回はどうなのかは知りませんけど…まあ私が一人旅した時と大体は一緒ですね…例外は有りましたけど…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか…なんかすまん…。」

 

リョウカ(幻想)「え?何か謝らせる事言いましたか?」

 

リュウカ(幻想)「いやな……もっと早く俺が、お前の事に気付いて合流出来ていれば…お前があんまり悲しい思いはしなくて済んだのにな〜…って思っただけだ…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん……だ…大丈夫ですよ?私は、気にしてないから…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか……まあ…取り敢えず、それはどうするんだ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、あの先に女神の石像が有るはずですから…この杖を持った状態で触れてみて下さい…って言っても、今杖を持っているのは私ですけどね…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

 

そして、リョウカ達は…先に進んで…リョウカの言っていた女神の石像の所に着き…リョウカが杖を持って…それに触れると…

 

 

ピキィィン…!!シュゥゥゥ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……!!」

 

リュウカ(幻想)「…大丈夫か…?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です、って言うよりも…もう下ろしても大丈夫ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「へ?本当に大丈夫なのか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…。」

 

 

リュウカは、リョウカを下ろした…

 

 

リョウカ(幻想)「ん〜…!やっぱりすごいですね、あっという間にここまで万全になるなんて…。」

 

リュウカ(幻想)「なあ、その神界の杖と女神の石像って…どんな関係だ?」

 

リョウカ(幻想)「まあ、簡単にまとめると…この神界の杖を手にした者は…あのイースの本に書かれていた…指導者になる為のアイテムで…さっき杖を持った状態で触れた時に…私の魔力が急激に増えて…回復速度が上がりました…つまりは、女神様から認めてもらった者が指導者として…この地を救ってもらうって言う事です…まあ、私の場合はただの完全回復ですけど…普通の人がやった場合には…魔法が使える様になるって言う効果です。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…って!おい!指導者になって…この地を救うって言ったな?」

 

リョウカ(幻想)「はい、言いましたけど?」

 

リュウカ(幻想)「…これって要するにだ…お前が指導者になってしまった…それは間違いないな?」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

リュウカ(幻想)「…じゃあ実質強制的に緊急クエストを受けたみたいな物じゃねぇか!で…その指導者みたいな効果は…いつまで続く?」

 

リョウカ(幻想)「はい、効果が出たって言う事は…ダームさんをどうにかしないと解けないと思います。」

 

リュウカ(幻想)「良し分かった…とりあえず、あの変態ア◯ゴボイズの黒真珠野郎をブチ殺す…いや、絶対に殺す…。」

 

リョウカ(幻想)「え?あ…うん……そう…だね…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ〜…!さて、次はどうする?」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、いよいよラスティーニの廃坑の所に向かいます…後、この集めたイースの本は…トールの聖域の所にある…神官像に全て返却します…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…そんじゃあ、行こうぜ!」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

そして、リョウカ達は…門番に事情を説明し…扉を開けてもらって…いよいよ中の攻略を開始した…

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第10話 最高神達と素晴らしき仲間達の天空の神殿の調整【前章・中編】

よう!何時ものリュウカだぜ!前回のあらすじを簡単に言えば…俺達は、無事にイースに到着し…いや無事じゃ無いが…そんで、すぐにイースって言う大陸の住民から依頼を受けて…廃坑に向かう事になり…んでそこで、リョウカが何故かイースを救う指導者になっちまった…って言う訳で今回も見てくれよな!


リョウカ達が扉を潜った先には…

 

 

リョウカ(幻想)「おかしいですね。」

 

リュウカ(幻想)「…おかしい?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、本来なら…ここはトールの聖域の筈です…そして、何でここがラスティーニの廃坑にすり替わっているのかな…?」

 

リュウカ(幻想)「さぁ…?」

 

リョウカ(幻想)「まあ、良いです…先に行こうか。」

 

 

リョウカ達は、とりあえず気にすること無く先に進む事にした…

 

 

ゆんゆん「このすば !」

 

 

数十分後…

 

 

リョウカ(幻想)「ん?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「…何か聞こえますね……静かにしてみて下さい……何か聞こえる筈です…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった……どれ……。」

 

 

リョウカ達は…突然何かが聞こえた様なので…注意深く聞いてみると…

 

 

?『…す……て…くれ……!!!』

 

全員『…!!』

 

 

どうやら、奥のから誰かが叫んでる様だ…

 

 

リョウカ(幻想)「…急いだ方が良いですね…声の方角は……こっちです!」

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

 

リョウカ達は、声がした方に急いで急行した…

 

 

リョウカ(幻想)「…ここですね…だけど、この通路…崩落して通れなくなってますね……あの〜…!誰かそこに居ますか〜!?」

 

 

リョウカが、その崩落した通路の方に向けて叫んでみると…

 

 

?『おお!そこに誰か居るのか!!』

 

リョウカ(幻想)「…その声は…フレア先生ですか!?私達です!!貴方達に助けてもらった者です!!貴方を助ける依頼を受けて来ました!!」

 

?『おお!君達か!!そうか、依頼を受けたのか…良く子供がここまで来れたんだな…。』

 

リュウカ(幻想)「いやいや、俺達舐めたらあかんで?こう見えて…大体の魔物くらいは蹴散らす事位容易い事だ…んで、何でお前が、こんな所に居る?それに…何でここが崩落してる?」

 

フレア『ああ!リリアの薬の材料を取りに来て…突然大きく揺れ出してな!!丁度ここが崩落してしまって、抜け出せなくなってしまったんだ!!』

 

リュウカ(幻想)「……大きく揺れた?おーい!大きく揺れたって…大体いつ位だ!?」

 

フレア『えーっと…大体【1時間前位だ!】次の場所を探そうとした矢先にね!!」

 

リュウカ(幻想)「分かった!!……なあ、リョウカ…あのゴーレム破壊したのは…大体いつ位だ?」

 

リョウカ(幻想)「え?えーっと…【1時間前位かな?】」

 

全員(リョウカとフレアは除く)『……。』

 

 

そう…リュウカ達の中でようやく合点が行った…確かにフレアが全く戻って来ないのは…まだ材料を探していたのは事実…だが、崩落を起こして…フレアを閉じ込めたのは…間接的だが……リョウカだった…

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ〜…!お前…やっぱとんでもない能力や技や武器を作りやがるな……全くお前は…。」

 

リョウカ(幻想)「え…!?私…何かしたの…!?」

 

リュウカ(幻想)「大有りだ!あのさ…フレアが言ったのは…1時間前だ…んで、お前がゴーレムをあのキャノンモードでぶっ壊したのも…また1時間前だ…この意味…分かるな?」

 

リョウカ(幻想)「……!!?そんな…!私……何て事を…!!命の恩人を…仇で返すなんて…!!私にとって…最大の屈辱です……あ…ああ……私…何で生きてるんだろ…?」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…?」

 

リョウカ(幻想)「そうだ…私が…生きてるから…みなさんに迷惑をいつまでも掛けてしまうんだ…は…ははは…。」

 

リュウカ(幻想)「おい…!リョウカ…!!早まるな…!!冷静になれって…!!」

 

フレア『…?どうしたんだい?何か有ったのか?』

 

リュウカ(幻想)「あ…?えーっと…何でもねぇよ…!!この崩落をどうしようかな〜…何て考えていた所だ…もうちょっとだけ掛かる…少しだけ待ってくれ。」

 

フレア『ああ!分かった!私の方でも、何か抜け出せそうな所を探してみる!』

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

 

リュウカは、とりあえず何とかフレアを誤魔化す事が出来たが…

 

 

リョウカ(幻想)「…いっそ、私を殺して下さい…!」

 

リュウカ(幻想)「だから…!早まるなって!まだ死んだ訳じゃないだろ…!!それに…まだバレた訳じゃないだろう…!?バレる前に助けてやれば…万々歳だろ…!?な…!?」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「…はぁ…!お前…いい加減にしろよ!!お前はどんだけ自分自身を責めてんだよ!!んで…!そんなんで死のうなんて考えんじゃねぇよ!!幾ら自分を責めたってな…事実は変わらん!だが…その後の事をどうにかすれば良いだけの事だろう!?…リョウカ…お前は頑張り過ぎなんだよ!!たった一人で…俺達の為に…どんだけ自身を犠牲にする必要あるんだよ!?お前は…俺達を信用してんだろ!?だったら何で、もっと俺達を頼らんのか!?それでも俺達は仲間で家族だろ!!お前と俺達の絆は…その程度の物なんか!?」

 

リョウカ(幻想)「……!!?」

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

 

ぎゅぅ…

 

 

リュウカは、リョウカに言うだけ言うと…そのままリョウカを抱いて…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……もっと俺達を信用しろ…そして…俺達とお前の絆ってのはな…そう易々と砕かれる事も…切られる事はねぇんだよ……だから…裏切る事なんて無いから安心しなって……な?リョウカ…?」

 

リョウカ(幻想)「…ごめん…なさい……。」

 

リュウカ(幻想)「ん?」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…!本当に……ごめん…なさい…!本当に…私って……馬鹿ですね……私は……、」

 

リュウカ(幻想)「だからこそのお前なんだ……だからこそ…俺はそんなお前が好きで…結婚したんだろう…な?」

 

リョウカ(幻想)「……うん……そうだね………。」

 

リュウカ(幻想)「……ふぅ……さて…リョウカ…立ち直って早々悪いが……この崩落…どうする?…お前の力が欲しい…頼む…。」

 

リョウカ(幻想)「…はい…分かりました…!……この瓦礫の量…さっきのフレア先生の声の距離から考えて…浅い方ですね…まあマトックレベルの攻撃を当てれば簡単に破壊する事が出来ます…。」

 

リュウカ(幻想)「マトックレベルなぁ…俺らの場合は…マトックどころか…最悪デコピンだけで全宇宙の中で最も硬く巨大で耐久力が有る惑星を消滅させるレベルだぞ?」

 

カズマ「怖えな!?威力!?デコピンだけで惑星破壊とか、破壊神でさえ難しいぞ!…って言っても、仕方ないか…。」

 

めぐみん「一瞬で冷静に戻る貴方も大概ですね。」

 

リョウカ(幻想)「…なら…私のキャノン……いえ…何でもない…です…。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……大丈夫だ…確かにあの時は実験段階だった…んでそれが原因で崩落した…だが……今度はそうはいかん…大丈夫だ……俺達がついてるから…心配するなって…俺達を信じて撃て…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…。」

 

カズマ「大丈夫だ!自分を…俺達を信じろ!」

 

めぐみん「そうです!お師匠様!」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…、うん!分かりました!なら…私の新しくなったキャノンモードで…吹き飛ばしてあげましょう!フレア先生〜!!」

 

フレア『ん?どうした!!』

 

リョウカ(幻想)「今から、そこの瓦礫吹き飛ばしますから!!奥に逃げて下さい!!」

 

フレア『ああ…!!分かった!!』

 

 

立ち直ったリョウカは、意を決して…半人半魔黒龍神王形態のキャノンモードによる…崩落現場の破壊作戦を実施した…

 

 

ギチギチ…!ガチ…!

 

 

リョウカ(幻想)「キャノンモードの準備完了です!お姉ちゃん、何処がベストな位置ですか?」

 

リュウカ(幻想)「少し待ってろ、えーっと……ここだな……良し!ここに目掛けて撃て!」

 

リョウカ(幻想)「はい!みなさん…一応離れて下さいね。」

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

 

リョウカの指示で、リョウカの背後に退避した…

 

 

リョウカ(幻想)「……大丈夫…きっと上手く行く筈……良し!行きますよ!…弾種!徹甲弾…!!装填完了!最終調整完了…!発射角…及び…火力調整異常無し…最終安全解除!発射準備完了!お姉ちゃん!発射指示を!」

 

リュウカ(幻想)「了解!キャノン砲!てぇぇ…!!」

 

リョウカ(幻想)「【グレネードキャノン…!!発射ぁぁ…!!】」

 

 

ドォォォォン…!!ピキィィン…!!ボォォォン…!!ガラガラ…!

 

 

リョウカの砲撃によって、瓦礫は完全に破壊された…

 

 

リュウカ(幻想)「上手く行ったぞ!やったぜ!」

 

リョウカ(幻想)「ふぅ、緊張しました…あ…フレア先生!大丈夫ですか!?」

 

フレア「おお!君達がやったのかい!ありがとう!お陰で助かった!」

 

リョウカ(幻想)「そうですか、良かったです…。」

 

フレア「それにしても…君達は一体何者なんだ?」

 

リュウカ(幻想)「ん?俺達は、ただの冒険者気取りの者達だ…まあ気にする事は無い…さ、ここは危険だ…早く帰った方が良い…。」

 

フレア「そ…そうか…ああ…そうそう!確か君達は、私を助ける様に依頼されたって言われたんだよね?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうですけど?まあ、他に…リリアさんを助けて欲しいって言う大事な依頼を受けてますけどね。」

 

フレア「おお!そうか、なら…リリアの薬の材料を言っておく!【ロダの実とセルセタの花】の2種類が有ればリリアの薬が作れる!」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…それじゃあ気を付けて帰って下さいね。」

 

フレア「ああ、君達も気を付けてな!」

 

 

そして、フレアは帰って行った…

 

 

リュウカ(幻想)「第1の任務は完了だな…さて、後はリリアだけだ…。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

リュウカ(幻想)「確か、俺達ってもう既に一個は手に入ってるんだよな?」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

リュウカ(幻想)「もう一個の方って…何処か知らんか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、確か廃坑の奥深くに…水辺に青く咲いているのがセルセタの花ですけど…そこに行く為には…恐らく居るであろうこのイースの第1のボス…【鋼鉄の剛腕:ベラガンダー】を倒さないといけないです。」

 

リュウカ(幻想)「ふーん…そうか…あ、そういやだが…ベラガンダーって…確か、個体にもよるが…蟹っぽく見えるが…そう言う個体って、食えたりも出来るんか?」

 

リョウカ(幻想)「え?さ…さぁ…確かに蟹っぽい個体のベラガンダーは居ますけど…食べれるって言うのは聞いた事無いです…。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜ん…まあ、とりあえずそう言う個体だったら…試してみるか…。」

 

カズマ「おい、まさかそいつ食うんか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、そう言う個体で…食べれるって知ったら…とんでもない食材にもなるだろう?」

 

カズマ「なるほど…って!大丈夫なんか!?」

 

リュウカ(幻想)「知らん、まあなる様になる…ま…毒味として、リュウコに食わせて…大丈夫そうなら俺達でも行けるって事だ。」

 

リュウコ(幻想)「なんだとぉ…!?俺に毒味をさせる気か!?ってか俺を殺す気か!?」

 

リュウカ(幻想)「大丈夫だ問題無い…そもそも俺達は、死ねないから問題無い。」

 

リュウコ(幻想)「いや、それとこれは別だろぉ…!?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、大丈夫ならの話だ…まあ、大人しくそいつを食ってみてくれ…。」

 

リュウコ(幻想)「嫌だぁ…!!死にたくないぃ…!!死にたいない…!!」

 

めぐみん「あの〜…お師匠様?嫌がってる様ですが?」

 

リュウカ(幻想)「気にするな、何時もの事だ…まあある意味で…俺達の所のダクネスって所だ…まあダクネスよりは活発的で、抵抗は激しいが…正真正銘のやられキャラで…サンドバックポジションだ…更に言えば…リョウカよりやられ易い…まあギャグ補正で死なないが…。」

 

リュウコ(幻想)「何ぃ…!?勝手な事言うんじゃねぇよ!?」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

 

リュウコ(幻想)「クソマァ…!!!」

 

 

デデーン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…スッとしたぜ…。」

 

リュウコ(幻想)「おいぃぃ…!!いきなり何しやがる!?危うく死ぬ所だったろ!?」

 

リュウカ(幻想)「ん?実験だが?まあ、これで証明された訳だ…。」

 

めぐみん「確かに、ピンピンしてますね…。」

 

ダクネス「ん!?まさか…同士か…!!」

 

リュウコ(幻想)「いや、良くねぇよ!!一緒にするんじゃねぇよ!!」

 

リュウカ(幻想)「はぁ、ま…取り敢えず先に行こうか。」

 

めぐみん「そうですね。」

 

リュウコ(幻想)「完全にスルーかよ…!!っ…!あ〜!クソ!」

 

 

ある意味で味方から完全な被害に有ったリュウコ…コントみたいな展開でやられながら…更にツッコミながらも…今回もギャグ補正でピンピンしていた…

 

 

数分後…

 

 

リョウカ達が更に廃坑奥深く探査していると…少し開けた所に出て…綺麗な湖が広がっている様だ…

 

 

リョウカ(幻想)「綺麗な所ですね…こう言う所にセルセタの花が咲きそう……って有りました!!」

 

リュウカ(幻想)「ん?どれだ!?」

 

リョウカ(幻想)「この花ですよ!これが、セルセタの花です。」

 

リュウカ(幻想)「おお!でかした!って…ちょい待ち!」

 

リョウカ(幻想)「どうしたのですか?」

 

リュウカ(幻想)「確かに有った…それは良い事だ…だが、俺達はボスと戦ってない…これはどう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「…は!た…確かにそうですね…そう言えば…エステリアの大陸と良い…イースと良い…変な事ばかりです…。」

 

リュウカ(幻想)「…そうなのか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、先ず…エステリアの方から言うと…あの神殿…あの地下牢の所からおかしかった…あそこでは本来ならフィーナさんが捕まっている筈なのに…何故かわざわざニクディルガーの居る所に移っていた…そして、私の知る限りじゃあ…ニクディルガーが居る所にフィーナさんが捕まっていたケースは有りました…勿論経験済みです…次に…廃坑については、最深部とヴァジュリオンがおかしかったですね…最深部は、地下神殿になってました…そして、ヴァジュリオン…あれも…確かに無数の蝙蝠化は出来ますけど…あそこまで肉弾戦が得意個体……明らかに異常です…そして最後には、ファクトさん…確かにマントは付けてましたけど…剣も使って来るなんて…まあそこは認めてますけど…。」

 

リュウカ(幻想)「…どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…まあカズマさん風に言えば…私が知る限りじゃあ…【ゲーム版…そしてアニメ版…】その二種類を私は経験してます…完全にね…まあめぐみんさん達には分からないと思います…カズマさんなら…分かりますよね?」

 

カズマ「…ああ、分かるぜ…。」

 

リョウカ(幻想)「…これでようやく合点が行きましたよ…私でさえ予測って言うよりも…予想外の事態が頻繁に起きた理由がね…。」

 

リュウカ(幻想)「…何?」

 

めぐみん「教えて下さい!お師匠様!」

 

リョウカ(幻想)「はい、恐らく…いえ…この世界にやって来たエステリアとイースは…【ゲーム版とアニメ版の二種類が融合した物】…と言う事になります…そうでないと辻褄が全く合いません。」

 

カズマ「…確かに言われてみればそうだな…。」

 

リュウカ(幻想)「じゃあ、まさかだと思うが…この廃坑のボスは…?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…でも確かにベラガンダーが相手なのは間違いないです…ただ…どんなベラガンダーなのかは完全に分からなくなりました。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…残念だな…せっかくの調理材料が無くなってしまったと言う訳か…。」

 

カズマ「まだ諦めてなかったんだ…。」

 

リョウカ(幻想)「…多分…トールの聖域のある場所は…位置が変わってると思いますね…そして、イースの本の返却は…確実に全冊同時に返されると思う…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…まあ、とりあえずこの廃坑内を探索してみようぜ。」

 

リョウカ(幻想)「うん、そうですね。」

 

 

そして更に数十分経過した…リョウカ達は今…あの例の門の前に来ていた…

 

 

リョウカ(幻想)「居ますね…。」

 

リュウカ(幻想)「居るな…さて、リョウカ…聞くが…リョウカの知ってるベラガンダーって…どんな奴だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、先ずゲーム版の場合は…2種類居まして…700年前のと…700年後の姿と有ります…まあ、700年の方がよっぽど迫力が有って…正に鋼鉄の剛腕って言う肩書きが合いそうな魔物で…700年後の方は…一応剛腕なのはそうですけど…見た目がその…蟹っぽいって言う感じです…そして…アニメ版の方は…普段は、ローブを被って…人化していて…本気を出すと…本来の姿に戻って、火球を連射して来る様になります…そして、私達が戦うのは…700年後の方か…アニメ版の方ですね…私的には、アニメ版の方がよっぽど厄介です…人化してる時はちょこまかと動き回って…隙あらば剣で切って来るって言う感じで…キャノンモードを撃つ暇が無いと思います。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…まあ取り敢えず入ってみようぜ。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…行きますよ、みなさん。」

 

 

ギィィィ…!!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ達は、開かれた門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

?『ほう…とうとうやって来たか…。』

 

リョウカ(幻想)「……喋れるって言う事は…アニメ版ですね……。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「…ベラガンダーさん…姿を見せてもらいましょうか?」

 

?『ほう、我の名を知っている様だな…良かろう…。』

 

 

リョウカに言われて出て来たのは…白いローブに包まれて…人型で…モノアイの瞳…間違いなくリョウカの言う…アニメ版のベラガンダーだ…

 

 

 

リョウカ(幻想)「…へぇ…やっぱりですか…まあ良いです、とりあえず聞きます…トールの聖域は何処です?」

 

ベラガンダー『ふん、それを易々と教える馬鹿はおるまい…。』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…じゃあ…魔王ダームって知ってますよぇ?」

 

ベラガンダー『……!?何故あのお方の名前を…!?貴様らは一体何者だ…!?』

 

リョウカ(幻想)「あら?それを易々と教えるつもりはないですよ?まあ…どっちにしろ…貴方には消えてもらわないといけないのです…。」

 

ベラガンダー『…何?』

 

リュウカ(幻想)「まあ、要するにだ…俺達にとって…まあ奴もだが…粛清対象として…見せしめとして、お前には死んでもらうって所だ…。」

 

ベラガンダー『ふ…戯れ事を…貴様らに我に勝てるとでも?」

 

 

ゴォォォ…!!!ギチギチ…!!!

 

 

ベラガンダー『……!!?』

 

リョウカ(幻想)「…我に勝てるって?どっちが戯れ事を言ってるのですかね?ベラガンダーさん?…一つだけ…冥土の土産に教えてあげますよ…私達は…まあ最も弱い人でも、ダームさん程度…蹴散らす事は容易い事ですよ?だから…上には上が居るって思いながら…大人しくやられて下さい…貴方を出来れば無残には死なせたく無いのですよ。」

 

カズマ「いや…その見た目で言われてもな…説得力に欠ける…。」

 

ベラガンダー『…ふ…ふざけるな…!!貴様らが何者であろうともう関係無い!ここで始末してくれようぞ…!!ウォォォォォ…!!』

 

 

ギチギチ…!!

 

 

ベラガンダーは、挑発された怒りで本来の姿に変えていった…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん、下がってください…ここは私が何とかしましょう…。」

 

リュウカ(幻想)「やるんだな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、それに分かっていますよ…無茶はしませんよ。」

 

リュウカ(幻想)「…分かった…なら行って来い。」

 

リョウカ(幻想)「はい。」

 

ベラガンダー『フハハハハ…!これが真の姿だ…!さぁ…!捻り潰してくれるわ…!!』

 

リョウカ(幻想)「…貴方がそう来るなら…私もそうするだけです……ふん…!!んぎぎ…!!グォォォォ…!!!!」

 

 

ゴォォォ…!!ピキィィン…!!

 

 

リョウカもベラガンダー同様に姿を変えて行き…ベラガンダーよりも巨大な巨龍…(見た目は、あのガルヴァ=ロアを更に巨大化させた物…)

 

 

リュウカ(幻想)「あの姿は…初めてみるな…。」

 

カズマ「…ありゃあ…龍神兵の完全体の奴じゃねぇか…!」

 

リュウカ(幻想)「知ってるのか?」

 

カズマ「ああ、何でも…あのガルバラン強化してみました…って感じで…まあ…俺の知る限りじゃあ、オリジナルのガルバランより弱いけどよ……まあ龍神兵にガルバランを足してみた副作用って事だろうな…。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜ん…で、その龍神兵の名前は?」

 

カズマ「ああ、ガルヴァ=ロア…それが、今のお嬢様のなっている姿の名前だ…

 

リュウカ(幻想)「…なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)『グォォォォォォォン…!!!』

 

ベラガンダー『馬鹿な…!…ええい…!なる様になって見せるわ…!!』

 

 

 

 

【イースⅡ:第1のボス】

 

 

VS【鋼鉄の剛腕(仮):ベラガンダー(アニメ版ver)】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ベラガンダーの討伐】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Protectors(完全版ver)】

 

 

 

地形【ラスティーニの廃坑:深部】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

リョウカ(幻想)『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

突然、リョウカのコアから光が漏れ出し…その光がこの空間を支配し…光が収まると…空間が変わっていた、どうやら見通しの良く…丁度リョウカが乗っても大丈夫な高台がゴロゴロ存在する、岩壁の広場に変わっていた…

 

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…確かにこれなら、崩落の危険が無いな…。」

 

リョウカ(幻想)『………。』

 

リュウカ(幻想)「…何だ?」

 

 

リョウカは、頭だけをリュウカ達の方に向けて…

 

 

リョウカ(幻想)『……聞こえますか?』

 

リュウカ(幻想)「……!聞こえるが…どうする気だ?」

 

リョウカ(幻想)『…みなさんに…頼みが有ります。』

 

カズマ「…言ってくれ…。」

 

めぐみん「ええ、頼みなら聞きますよ。」

 

リョウカ(幻想)『ありがとうございます……今の私の姿に関してですけど…これは実験でなってみましたが…一応は上手く行きましたが…この姿は重大な欠点が有りましてね……この姿になっている間…私の内包する全エネルギーは急激に爆発的に増えて行きます…勿論このまま放っておいてしまうと…暴走する可能性が出て来ました…しかも、一度この姿になってしまうと…とある技を放たない限りは、絶対に元には戻れないです…。』

 

リュウカ(幻想)「何だと…!?それを早く言え…!!」

 

リョウカ(幻想)『ごめんなさい…それで、元に戻る為の技は…この形態専用の最後の切り札…【最大出力:ジェノサイド=ガルヴァ=キャノン】を撃つしか無いです…無論ですけど、まだ撃った事も無い技です…だからわざわざ空間を変えました…ここなら幾らやっても壊れないです…ただ、それを撃って…元に戻れたとしても…最大級の物ですから…ただでは済まないって思っています…でも、元に戻れず暴走するくらいなら…いっそ撃ってしまう方が良いって思いました…。」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…お前…!」

 

ベラガンダー『さっきから何をしている?そっちが来ぬなら…我から行くぞ!!』

 

 

キュィィン…!!ポォォピィィ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)『グォォォォ…!!』

 

 

バシィン…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)『オオオオオォォ…!!!』

 

 

キュィィン…!!ポォォピィィ…!!!

 

ズドォォォン…!!!

 

 

ベラガンダー『グォォォォ…!!!?』

 

 

キィィン…!!!ズガァァァン…!!!

 

 

 

リョウカ(幻想)『……もう時間が無いですね…ベラガンダーさんももう待ってはくれないです…みなさん…お願いです…私がチャージの間…時間を稼いでくれませんか?』

 

リュウカ(幻想)「…どれ位いる?」

 

リョウカ(幻想)『邪魔が入らなかったら…1分有れば撃てます。』

 

リュウカ(幻想)「…分かった…んで…元に戻れたら…そん時…まあどうにかしてやる…俺達がその形態に気づけなかった事もある…しかも最大級の欠点を抱えてた事も知らなかった事…責任は俺達が取る…。』

 

リョウカ(幻想)『…お姉ちゃん…違うの…私が…、』

 

リュウカ(幻想)「いいや…違う…お前の所為じゃない…だが…お前が俺達をあまり頼らなかった事も有る…どっちもどっちだ…。」

 

リョウカ(幻想)『…お姉ちゃん……っ…!グゥ…!!』

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!?」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

リョウカ(幻想)『…!!?グォォォォ…!!!』

 

 

バキィン…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

ベラガンダー『く…流石だな…!だが…此処からだ…!!』

 

リョウカ(幻想)『…後は頼みました…みなさん…信じてますよ……。』

 

 

ブツ…!

 

 

リョウカ(幻想)『グォォォォン…!!!!!』

 

 

ギチギチ…!!ダッ…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカは、その場で大跳躍し…最も見晴らしの良い高台まで行き…

 

 

キュィィィィィィン…!!!!

 

 

ベラガンダー『ふん…!堂々とあそこから…やろうとしている事は見え見えだ…!!喰らえ…』

 

 

バキィン…!!!

 

 

ベラガンダー『グォォォォ…!?』

 

 

キィィン…!!!ズガァァァン…!!!

 

 

ベラガンダー『グゥゥゥゥ…!何者だ…!?』

 

リュウカ(幻想)「ふん!誰が邪魔をさせるかよ!!テメェの相手は…俺達だ!!喰らえ!!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

ベラガンダー『小癪な…!!』

 

 

ピキィィン…!!ボォォォン…!!!

 

 

ベラガンダー『グォォォォ…!!?』

 

 

ズドォォォン…!!

 

 

めぐみん「やらせませんよ…!!お師匠様は…私達が守る!!」

 

カズマ「行くぞおらぁ…!!!」

 

 

ブォン…!!ザシュ…!!

 

 

ベラガンダー『グォォォォ…!!』

 

 

ブォン…!ブォン…!

 

 

カズマ「おわ…!?」

 

めぐみん「カズマ!どいて下さい!」

 

カズマ「ああ…!!どぉりゃぁぁ…!!!」

 

めぐみん「お師匠様!!」

 

リュウカ(幻想)「良いだろう!制限解除!ぶっ放せ!!」

 

めぐみん「ありがとうございます…!!喰らえ!我が一族の誇る最強の攻撃魔法を!!エクスプロージョン…!!!」

 

 

キュィィン…!!!ポォォピィィ…!!!!

 

ピキィィン…!!!ズドォォォン…!!!

 

 

ベラガンダー『ぐぁぁぁぁ…!!?』

 

リュウカ(幻想)「へ!どんな物だ…!!リョウカぁぁ…!!1分時間稼いだ!!」

 

リョウカ(幻想)『はい…!ありがとう…っ…!!みなさん…!!早く…離れて…!!!』

 

リュウカ(幻想)「分かった…!!お前ら!!作戦完了だ!!俺の側に寄れ!!」

 

めぐみん「はい!」

 

ダクネス「ああ!」

 

リュウカ(幻想)「テレポート!!」

 

 

ピシュン…!!

 

 

1分時間を稼いだリュウカ達は、テレポートを発動し…リョウカの元に瞬間移動した…

 

 

リュウカ(幻想)「トドメだ!撃て!!」

 

リョウカ(幻想)『…!!オオオオオォォ…!!!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

 

ベラガンダー『グォォォォ…!!!?!何故だ…!!何故…!敗れるのだぁぁぁ…!!?グォァァァァァァァァ…!!!?!?』

 

 

 

キィィィィィン…!!!ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカの放った最大級の熱線が…ベラガンダーに直撃し…超広範囲の地形諸共完全に消しとばした…

 

 

リュウカ(幻想)「……っ…!最大級の切り札って所ある…!殆ど消滅しやがった…!」

 

カズマ「ああ…!全くだ…!」

 

 

ピキィィン…!!ピシュン…!!

 

 

リュウカ達は、それぞれリョウカの技の感想を述べていると、突然…一瞬にして元の空間にリョウカ達は戻って来た…

 

 

リュウカ(幻想)「…どうやら戻って来れた様だ…って!リョウカ!?」

 

 

ジリジリ…!!ピシャァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)『グォァァァァァァァァ…!!?!?』

 

全員『……!!?』

 

 

突然、リョウカの身体から…赤黒い稲妻が出て来て…リョウカが苦しみ出した…

 

 

ジリジリ…!!

 

 

リョウカ(幻想)『グゥゥゥゥ…!!!オオオオオォォ…!!!!!!』

 

 

ピシュン…!ピシュン…!ピキィィン…!ジリジリジリジリ…!!!ピキィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)『グォォォォォォォ…!!?!?!』

 

 

バァァァァン…!!!ドサ…!

 

 

リョウカが苦しみ続け…更に稲妻の量が増えて、最終的に眩い光と断末魔みたいな咆哮の後に…その巨龍は爆発四散し…倒れ伏したリョウカが残された…

 

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!!?」

 

 

リュウカが、リョウカに駆け寄り…触れようとしたら…

 

 

バチィン…!!ジリジリ…!

 

 

リュウカ(幻想)「……っ…!!」

 

リョウカ(幻想)「ぐぅぅ…!あ…ああ…!!」

 

めぐみん「お師匠様…!!大丈夫ですか…!!?」

 

リョウカ(艦娘)『あ〜…!あ〜…!聞こえますか!?』

 

リュウカ(幻想)「…!!その声は、艦娘側のリョウカか…!?」

 

リョウカ(艦娘)『ええ!そうです!本体のリョウカさん…どうやらエネルギーが溜まり過ぎて…臨界を超え掛かっています!このままだと…その弱った身体に…その強大な力の影響で…爆発して死にますよ!!』

 

リュウカ(幻想)「何だと!?エネルギーの超過で自爆するってのか!?」

 

リョウカ(艦娘)『はい…早くなんとかしないと…!!』

 

めぐみん「どうすれば良いのですか…!?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、基本的には…超過による暴走を引き起こしそうな時は…その超過した分のエネルギー以上を抜き取れば事無きを得ます…ただ、今回の場合は…暴走を引き起こす以上のエネルギーの超過です…だからもう少しすると…自爆を決行すると思います…。』

 

リュウカ(幻想)「……ならば…そのエネルギーを無理矢理奪い取るだけだ…。」

 

リョウカ(艦娘)『…え!?でも…直接触れたら…!!』

 

リュウカ(幻想)「分かっている…!!ふん!俺達を舐めるなよ?こんなバチバチ程度で…俺を止めれると思うなよ…!!カズマ!!お前のドレインタッチを借りるぞ…!!」

 

カズマ「え!?」

 

リュウカ(幻想)「行くぞ!!【ゴットドレイン…!!タッチ…!!】」

 

 

ガチ…!!ピシャァァン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「っ…!!!なんのこれしき…!!!はぁぁぁ…!!!」

 

 

キュィィン…!!!

 

 

リュウカは、エネルギーが暴走状態のリョウカに対して強行手段でゴットドレインタッチを使い…無理矢理リョウカの超過したエネルギーをごっそりと急速に奪って行った…

 

 

数分後…

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!上手く…行った…ぜ…!」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「……ふぅ…大丈夫だ…気を失ってるだけだ…あ〜…くそ…くそ痛いし…どっと疲れた……悪いが…少しだけ…休ませてくれ…。」

 

めぐみん「はい…お疲れ様です…大丈夫です、私達が見張っておきますから。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…すまん…な…。」

 

 

リュウカは、リョウカを抱き締めながら…そのまま眠ってしまった…

 

 

アクア「師匠……。」

 

カズマ「…大丈夫さ…お嬢様の事だ…しばらく待てば元気良く復活するさ。」

 

めぐみん「…ええ…そう言う人達ですもんね…。」

 

カズマ「……ん?待てよ…ひょっとすれば…今なら…グヘヘ…!」

 

めぐみん「おい、カズマ…その企んだ顔…まさか…。」

 

カズマ「ふ…そのま…」

 

リュウコ(幻想)「スティール…!!!!」

 

 

カズマが、リョウカ又はリュウカにスティールを仕掛けようとした時…丁度良いのか悪いのか…リュウコが代わりにスティールを掛けてみると…

 

 

ジジジジジジジジジジ…!!

 

 

リュウコ(幻想)「……へ?」

 

 

ピキィィン…!!!!デデーン…!!!

 

 

リュウコ(幻想)「…だからよぉ…下手にスティールを掛けるんじゃねぇぞ……。」

 

 

どうやら、リョウカ&リュウカの自動発動していた…カウンタースティールトラップが発動し…リュウコは呆気なくトラップの爆弾にやられ…希望の華を咲かせた…

 

 

めぐみん「うん…知ってました…。」

 

カズマ「……だな…する気が失せた…今ここで死ぬのは嫌だし…まあ俺達はもう不老不死だけどよ…。」

 

めぐみん「え!?私達って…不老不死なんですか!?」

 

カズマ「ああ、どうやらそうらしいぞ?なんでも…完全不老不死って言ってな…普通の不老不死の場合だと、年齢は上がって行くし…若干老けて行ったりするが…これの場合だと、年齢も一切上がらんし…老けたりもしないって事だ…まあただ…一生その姿のままだって事になるけどな…。」

 

めぐみん「何ですとぉ…!?あぁ…私は…一生このままなんですか…はぁ…。」

 

カズマ「まあまあ…そう落ち込むなって…俺はそのままのめぐみん…可愛いって思うけどなぁ…。」

 

めぐみん「カズマ…それはどう言う意味で言っているのですか?まさか…私をロリっ娘と愚弄する意味で言ってるのですか?」

 

カズマ「ち…違うよ!めぐみんはめぐみんだなぁ…って言う感じだから良かったって意味で…!決してそんな事を思っている訳じゃない!それ、本当!」

 

めぐみん「…なら良いです…。」

 

カズマ「ふぅ、んでどうするか…。」

 

めぐみん「何がです?」

 

カズマ「暇だ!暇過ぎて死にそうだ!」

 

めぐみん「そうは、言ってもお師匠様達が目覚めるまで私達が見張らないと。」

 

カズマ「だとしても暇だ!だから、どうにか暇つぶせないかな~。」

 

めぐみん「知りませんよ、まあ…分からなくもないです、ただ任務は任務…下手に動けないです。」

 

カズマ「そうかよ…ん?そういや俺達って最終的にトールの聖域に行かないと行けないんだよな?」

 

アンクロ(幻想)「ああ、その筈だよ?それがどうしたんだい?」

 

カズマ「……それ…何処にあるか聞いてないよな?奴に…。」

 

全員(リョウカ及びリュウカ除く)『……あ…。』

 

 

そう此処に来てまさかの失態…ベラガンダーを殺してしまった事によってトールの聖域の在り処は不明になってしまった…

 

 

ダクネス「困ったな…。」

 

めぐみん「ん〜…あ…あそこの門の先って…何かあるのでしょうか?」

 

カズマ「そう言えばそうだな…。」

 

リュウカ(幻想)「…ん…ふぁ〜…あ〜…良く寝た…。」

 

 

カズマ達が会話してると、最初にリュウカが目覚めた…

 

 

カズマ「お!リュウカ起きたのか!」

 

リュウカ(幻想)「おう…だが、リョウカはまだ無理だな…仕方ない…このまま抱いて行こっか…この廃坑の主人は死んだ…統制する奴も居ないだろうから、少なくとも突破はしやすくなる…。」

 

カズマ「分かった…。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、あの門の先に行ってみるか…行かぬよりましってか…恐らくトールの聖域はあの門の先だろうな…行くぞ。」

 

ウィズ「はい。」

 

 

そして、リュウカ達はベラガンダーが守っていた門の先を潜って行くと…何処か神聖な広い場所に出た…中央には、イースを象徴する紋章が有り…壁の巨大なくぼみには…神官の石像が計6体堂々と鎮座していた…

 

 

リュウカ(幻想)「…どうやらビンゴだ…此処がトールの聖域か…。」

 

リョウカ(幻想)「……っ…う…ぐぅ……げほ…!げほ…!……お姉ちゃん…みなさん……。」

 

リュウカ(幻想)「…起きたか?リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……うん…それと…本当にごめんなさい…げほ…!…みなさんにここまで迷惑を掛けてしまって…ごほ…!ごほ…!」

 

リュウカ(幻想)「あんまり喋るな…リョウカ…それに迷惑だなんて…今更…何時もの事だ…俺達はほぼお前のやってる事の尻拭いみたいな感じだ…。」

 

リョウカ(幻想)「そ…そんなつもりは…っ…げほ…!ごほ…!っ…!!ごは…!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!?……不味いな……やっぱあの形態…呪い持ちは確定だ…!まあ俺が余分に吸い過ぎた事も有るが…人間状態と超弱体化状態…それになっちまってる…セーフティが作用したお陰でな…。」

 

アクア「セーフティ…?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…実はあの調整の時…なんか嫌な予感がしたから…全ての形態変化にセーフティを掛けておいた…暴走しそうな際には…セーフティが作動し…強制的に全能力を…まあ生命に関係有る物は除くが…一時的に完全封印して…しかも完全な人間状態にするってシステムの筈だが…不味った…そもそもリョウカは…能力無しだと、もう生きてはいけない身体だった…たかが生命の維持だけの能力だけ残しても…どっちにしろ死んしまう事に変わり無い…!今回は完全に俺の凡ミスだ…!早く…セーフティを解かないと…えーっと……待ってろ…リョウカ…直ぐに楽になるから……これだ!」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!……あれ…?私…生きてます…?」

 

リュウカ(幻想)「……すまなかった!リョウカ…!危うく俺の所為で…お前を死なしてしまう所だった…!」

 

リョウカ(幻想)「あ…の…おねえ…ちゃん…気持ちは…良く分かり…ましたから…!強く抱き締め…ないで…!」

 

リュウカ(幻想)「すまん…本当に…すまない…!」

 

 

ギチギチ…ビキ…

 

 

リョウカ(幻想)「が…あ…!おね……え…ちゃ……ん…!」

 

 

 

ギチギチ…グキ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……!!?」

 

めぐみん「お師匠様…!!リョウカ様が…!!貴女様が強く抱き締め過ぎた所為で…一番聞こえたらいけない所から、音が聞こえて来ましたよ…!?」

 

リュウカ(幻想)「は!し…しまった…!はぁ…悪い癖だな…パニック起こしてから、リョウカが無事だと…抱き締め過ぎる癖が出ちまった…!!おい…!リョウカ…!大丈夫……っ…!!?」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

リョウカは…リュウカの手によって…弱った身体であった故に、身体の骨を完璧にへし折られて…ピクリとも動かなくなってしまった…

 

 

【リョウカが力尽きました:復活可能数:不明】[リョウカ死亡数:約5回目](尚…これは強制死亡イベントなので必然的にリョウカは死ぬ…)

 

 

リュウカ(幻想)「…………っ…!!!」

 

 

ピキィィン…!!バァァァン…!!

 

 

リュウカは、自身のやってしまった事を完全に後悔してしまった時に…リョウカの身体から案の定魂が出て来た…

 

 

リョウカ(魂)『…お姉ちゃん…私に何か言う事有りますか?』

 

リュウカ(幻想)「……!!?リョウカ……!!?お前…。」

 

リョウカ(魂)『うん…残念だけど…弱っていた私に…あんなに強く抱き締め過ぎて…ボッキリって言って…肉体が死にました…だから私は、強制的に追い出されました…まあ肉体が治ったら元の肉体に戻れますけど…。』

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…本当に…すまなかった…!!!俺の所為で…お前が完全に死なせてしまった…!!」

 

リョウカ(魂)『もう大丈夫ですよ…まあ死んでしまったのなら…蘇らせるだけの事ですし…自分でどうにかしますか、え〜っと…先ずは、この幽体状態だと不便だから…【肉体再構築実行。】』

 

 

ピキィィン…!!シュゥゥゥ…

 

 

魂の状態になったリョウカは、能力を発動し…自身の肉体を再び作った…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…久々にこの肉体に戻りましたね…さて…さっさと治しますか…こんな神聖な場所で私の死体が置いて有るのは色々と不味いですしね…【パーフェクトリザレクション。】」

 

 

ピキィィン…!!シュゥゥゥ…

 

 

リョウカは、自身の死んだ肉体に対してリザレクションを発動させると、完璧な形でリョウカの肉体が治った…

 

 

リョウカ(幻想)「はい、治りました…あ…丁度今…自身が死んだ時の新しい技が思い付きました。」

 

リュウカ(幻想)「は?」

 

リョウカ(幻想)「…丁度私達って、自由に魂の状態からこの状態まで自由になれるじゃないですか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「なら、それを利用させてもらいます…死んだら…相手も道連れの技…【死囮神[ゴットデスデコイ]】…これが私達の新しい技です…。」

 

めぐみん「……何故か不吉な予感がします…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、内容に関しては後で詳しく説明しますけど…簡単に言えば…殺されたら殺し返すって言う内容です…勿論…自身が殺された同じ方法でね…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…とりあえず元に戻ってくれ……あの…本当に悪かった…。」

 

リョウカ(幻想)「だからもう、大丈夫ですよ…それじゃあ戻りますね…。」

 

 

そしてリョウカは、元の肉体に戻り…その後だが、突然6冊のイースの本が飛び出して…それぞれの神官像に取り込まれて…神官の代表として…あのファクトが出て来て…要約すると…『サルモンの神殿に向かい…女神を救い…ダームを倒してくれ…。』って言う物だった…そしてリョウカ達はテレポートでランスの村に帰って行った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第11話 最高神達と素晴らしき仲間達の天空の神殿の調査【前章・後編】

おっす!御馴染みのリュウカだぜ!んじゃあ前回のあらすじを簡単にまとめると…ラスティーニの廃坑を攻略し…フレアも救出し…んでリリアの薬の材料を回収して…更にトールの聖域に辿り着き…イースの本全てを返却した…って所だな…ああ、後ベラガンダーだっけ?…ああ…いい奴だったよ…冗談だ…始末した、んじゃあ今回も見てくれよな!


リョウカ達が、ランスの村に戻って…戻っていたフレアにリリアの薬を作ってもらい…無事にリリアの薬を入手して、それでリリアの家に向かい…リリア達に最初はあのペンダントの効果についての謝罪をしてから薬を渡して…リリアを完全に回復させた…その後、リョウカ達は…完全にランスの村と別れて…サルモンの神殿に向けて移動を始めた…

 

 

 

 

サイドチェンジ:【???】

 

 

丁度同時刻…サルモン神殿のとある場所にて…

 

 

?『…【ダーム様…ベラガンダーが倒されました…如何致しましょうか?】』

 

 

その場に居た…黒い装衣を纏った如何にもボスっぽい奴…彼の名はダレス…どうやらダームに連絡をしてるようだ…

 

 

ダーム『…勝てる訳がない…彼奴らは…伝説の超最高現人神なんだぞ…!もう駄目だぁ…御仕舞いだ…!!』

 

ダレス『だ…ダーム様…!?どうされたのですか…!?あの小娘如きに何を怯えているのですか?最高現人神?あの小娘共如きが?ダーム様も御冗談も上手で…。』

 

ダーム『貴様には分かるまい…!あの娘達は…我よりも圧倒的に強い…!それどころか…我よりも圧倒的に偉いお方だぞ!我なんぞ足元にも及ばん位だぞ!…このままだと…確実に我は殺される…!!」

 

ダレス『左様ですか…では…どうされるのですか?』

 

?『そうそう、どうしたいのですか?ダームさん?』

 

ダーム&ダレス『………!!?』

 

 

突然、その場から一番聞きたく無い声が響き渡ると…

 

 

ピキィィン…!!ピシャァァン…!ピシャァァン…!!ゴゴゴゴゴ…!!ピシュゥン…!!!

 

 

声の直後に…部屋の中央のイースの紋章から超巨大な魔法陣が出て来て…そこから一人の幼い少女が…物凄く禍々しいオーラと姿になって現れた…

 

 

?『…やぁ…御機嫌よう…ダームさんに、ダレスさん…?』

 

ダーム『…あ…あ…【リョウカ…様…!!?】』

 

 

そう…リョウカだ…しかも本体自らだ…尚リョウカがその場所に行く前に…『少し用事が出来ましたから、待ってて下さい。』…って言って…完全邪神化形態になった挙句フルパワー形態になって、わざわざ此処に来た…

 

 

ダレス『何者だ…!?』

 

ダーム『よせ!ダレス…!!あのお方こそが…全ての魔の中…いや全ての闇の業界にとっての…総会長で…大邪神の中の大邪神…その最高現人神の…最高現人邪神の神森リョウカ様だぞ…!貴様も我から聞いた筈だ…!』

 

ダレス『え…ええ…確か、絶対に手を出してはいけないお方だと…でもダーム様…そんな事を言っておきながら、最近少し出掛けたそうではありませんか?』

 

ダーム『……!!?き…貴様…!?』

 

リョウカ(幻想)『へぇ…ダレスさん…その話をじっくりと教えてもらいましょうか?』

 

ダレス『え?…え…ええ…実は最近…ダーム様が、『暇だから少し出掛けて来る。』って言い出して…仕事を破棄して…数時間後して…慌てた様子で帰って来たのです…。』

 

リョウカ(幻想)『なるほどねぇ…ありがとうございます…ダレスさん、良い情報ですねぇ…実はね…私達の方でつい最近…家族の中で…襲撃を受けて被害を受けたって言う事が有りましてね…。』

 

ダレス『…ダーム様…もしや貴方様…自分が私に散々手を出すなって言っておきながら…まさか手を出されたのですか?』

 

ダーム『…!!?』

 

リョウカ(幻想)『そうですか…これではっきりとしました…ダームさん…これで貴方が犯人だって事が証明されました…まあ本来なら今ここで消してあげても良いですけど…まあ私は、時間をあげた訳です…私達と汚話死したいか…今ここで消されたいか…クビにされた挙句…完全な絶縁にされたいかをね…まあ、どれを選んでも…貴方が無事に生きて帰れる保証は一切無いですし…だって…私達の仲間や家族に手を出した…それだけじゃなくて…ダーム界の親のダームさんにも反抗したらしいじゃないですか?こそこそと…私達を殺そうと計画していた事も知ってますよ?』

 

ダーム『……!?!』

 

ダレス『ダーム様?どう言う事です?』

 

リョウカ(幻想)『まあ、貴方には知らなくても良いです…貴方は一応はダームさんの忠実な下部ですし…ただ、出来れば情報提供をした貴方にはご褒美として私達が保護しても良いですけどね…。』

 

ダレス『保護…と言いますと?ダーム様はどうなるのですか?』

 

リョウカ(幻想)『そうですね…今回はただの確認で来ただけです…まあいずれは此処に再び現れますよ…近い内にね…それで今ここでダームさんの答え次第によっては…まあ考え直しても良いですけど…ただ、仲間や家族に手を出した事実だけは許す気はありません…私達に手を出すイコールは…【全てを敵に回すのと同義です…】つまりは…貴方は私達に対して全面戦争を仕掛けたって言う事ですよ…。』

 

ダーム『あ…あ…。』

 

ダレス『ダーム様…流石にこれは擁護出来ません…それどころか、日々私に全ての仕事を押し付けて…しかも私にあれはするなやこれはするなや…と言いながら…自分だけ堂々とやるとは…ダーム様…いえ…ダーム…今までありがとうございました…。』

 

ダーム『だ…ダレス…!?貴様…!!』

 

リョウカ(幻想)『へぇ…そう言う事ですか…貴方も苦労していた訳ですか…やっぱり人選ミスですね…私達も衰えた物です…まさかここまで堕ちてしまった者を配属させてしまって…本当にすみませんね、ダレスさん…。』

 

ダレス『は…はぁ…。』

 

リョウカ(幻想)『…ダームさん、これでもう答えは決まりました…もう話し合いの余地はありません…今を持って…貴方をクビにします…そして…私達に喧嘩を売った事を後悔して下さい…だから今を持って…貴方達に対して宣戦布告を言い渡します…。』

 

ダーム『そ…そんなぁ…!!待って下さい…!!』

 

リョウカ(幻想)『ダレスさん…貴方はどうしますか?決めるなら今です…ダームさんの元に残り…負ける事が決まった上で…私達に挑むか…私達に着いて行き…絶対の安全を保証した上で…貴方にとっての立派な上司を今度こそ申請しましょう…どうしますか?』

 

ダレス『…貴女様に着いて行きましょう…リョウカ様…。』

 

ダーム『ダレス…!?』

 

リョウカ(幻想)『そうですか…それじゃあ行きましょうか…ダレスさん。』

 

ダレス『はい、リョウカ様。』

 

ダーム『ま…待ってくれぇ…!!?』

 

ダレス『…今までお世話になりました…ダーム様…いや、もう上司でもありませんか…ダーム…お別れです…さらばだ。』

 

リョウカ(幻想)『それじゃあ、首を洗って待っててね?あ…首じゃなくて…黒真珠ですか…まあどっちでも良いですけどね…それじゃあね〜…。』

 

 

ピキィィン…!!!ピシュゥン…!!

 

 

ダーム『ちきゅしょうめぇぇぇぇ…!!!!!』

 

 

そして…リョウカはダレスを連れて、みんなの元に戻って行った…

 

 

サイドチェンジ:【リョウカ】

 

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「お!戻って来たか!って…誰だ?コイツ?」

 

リョウカ(幻想)「この人はダレスさんですよ…まあ私達の所にもダレスさんは居ますけど…あのダームさんをクビにしたから、上司が居ない状態なので…新しいまともな上司を決めるまでは私達が代わりに臨時の上司として雇いました。」

 

ダレス『宜しくお願いします…お嬢様。』

 

リュウカ(幻想)「おう、宜しくな!ダレス!まあ、闇の業界に関しては俺の方がリョウカより詳しい…知らない事は一応聞いて来てくれ。」

 

ダレス『ありがとうございます。』

 

リョウカ(幻想)「後…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「えーっと…その…ダームさんをクビにした際に…結局私達と戦争する事になりました…すみません。」

 

リュウカ(幻想)「…はぁ…しょうがねぇなぁ…んで…奴はどうやって調理する?」

 

リョウカ(幻想)「うん…それについてだけど…私達の拠点に誘導して…そこで決着を付けようと考えてます…ただ、こことこの下の大陸…そこから私達の拠点までは物凄く距離が有り過ぎますので…イースとエステリアを…強制転送し…私達の住む大陸…そこまで転送します…まあ、流石に近くまでやるのは不味いので…かなり遠くの方に置いて…そこから誘導しようと考えてます…まあ、ダームさんには瞬間移動が有りますし…挑発に乗れば簡単に誘導が出来ますよ。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…だが、それだと周りが危険じゃないのか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、だからこの後連絡を入れますから…その時に非戦闘員や一般市民を私達の国へ一時的に隔離避難させます…更に緊急非常事態宣言を発令させて…魔王ダームの迎撃準備をさせます…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「ただし…先ず前提条件として…このイースを大部分を攻略しないと意味が無いです…ダームさんの精神的に大ダメージを与えて…私達がサルモン神殿に辿りついて…そこで大暴れする…そこまでが前提条件で…その後に、こっそりとこのイースとエステリアを強制転送します。」

 

カズマ「なるほどな…。」

 

ダレス『ふむ…見事な作戦ですな…相手が強大な個の力に対して…圧倒的な物量を持って倒す…そう言う感じでしょうか?』

 

リョウカ(幻想)「ええ、そう言う事です…いえ…正確に言えば…そもそもダームさんは私だけでも充分に倒す事が可能です…ただ…それだとみなさんの力が有ってこその魔王討伐と言う意味が無いですし…私達の管理する、闇の業界にとっては示しが全く足りないです…だから裏切りの代償として…みなさんの力を使って…まあ殆ど集団リンチをしようって感じです…戦略的な作戦って事です…。」

 

リュウカ(幻想)「確かにな…最近じゃあ物騒になり過ぎてるから…ここでつぼみを摘むって事か…ダームを集団リンチにして惨殺…それで晒して闇業界にもうクーデターを引き起こせない様にする…そう言う事か?」

 

リョウカ(幻想)「そう言うわけですよ…まあ私にしては…あまり良い考えじゃないです…もっと平和的に解決したい物ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…まあ、リョウカ自身も物騒過ぎる言葉を連発してるからな…。」

 

リョウカ(幻想)「う…ごめんなさい…最近戦ってばかりなので…。」

 

ダレス『あの〜…お嬢様…大体どれ位戦っておられたのですか?』

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、まあ少なくとも…お前よりも多い…無論使える魔法の量もお前よりも上…全てにおいて絶対的に頂点に君臨している以上はそうだ…だが、相変わらず戦闘が多いんだがなぁ…相手を誰だって思ってるのか?それが知りたい物だぜ全く…んでリョウカ…今気付いたが…お前…何で味方仕様を解いてるんだ?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…すみません…私も味方仕様にしてたつもりだったけど…外れてましたね…何でだろうね…勝手に外れる事が多い気がしますね…。」

 

リュウカ(幻想)「いや、知らねぇよ!お前自身の事だろう?」

 

リョウカ(幻想)「うん…そうだね……あ…そう言う事ですか…分かりましたよ、毎回味方仕様の状態が解けてしまうのが…。」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、どうやら一戦毎毎回…セーフティによって強制解除されてしまうって事です…だから気付けないのです…すみません。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…って言う事は俺達もそうなってってか…さっさと味方仕様に戻してセーフティそのものを解かないとな…。」

 

 

リュウカは、そう言い…再び味方仕様を発動…それと同時にリョウカ達も同様に味方仕様を発動…が…

 

 

リョウカ(幻想)「……ん?可笑しいですね?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?さっさと発動させんと?」

 

リョウカ(幻想)「…発動しません…何故か…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ?何で?」

 

リョウカ(幻想)「…何故か知らないけど…私の味方仕様だけ、お姉ちゃん達と違って…尋常じゃない位の強大な力の所為で下手に発動が出来ない様に強固なセーフティが掛かってしまっています…どうにかなりませんか?」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…ったくしょうがねぇなぁ…じっとしてろよ…あ〜…確かに強固になってやがるが…この程度でセーフティだと、笑わせてくれる…俺達に掛かれば………、」

 

 

ピキィィン…!

 

 

リュウカ(幻想)「はい、こんなもんだ…お〜…近くに存在してるだけでも…お前から溢れ出ている強大な力で…全ての味方に…尋常じゃない位の力を与えてるようだな…能力もな…まあ新たに技も形態も増えてる様だがな…今は下手に使わん方が良い…幾ら味方仕様でも、自身の能力で死ぬなんて真似はしたくないだろう?」

 

リョウカ(幻想)「うん…そうですね…それで、この毎回掛かるセーフティをどうにかしないと…私のは流石に自身の手では不可能です…ごめんね…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…お前らは、自身でもどうにか出来るだろう?」

 

アンカ(幻想)「ムカ…なんかイラってするわね…ねぇ、一発殴っても良いよねぇ?」

 

リュウカ(幻想)「嫌々…!!そ…そんなつもりは無いって…!って!マジで殴る体制になるなって!すまん!すまんから…!!」

 

アンカ(幻想)「問答無用!覚悟ぉぉ…!!!」

 

 

バキィン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「ぐぉぉ…!!!」

 

リュウコ(幻想)「YOU WIN!アンカ!perfect!」

 

アンカ(幻想)「ふぅ…久々にすっとしましたけど…ついでだからあんたも殴らせろ。」

 

リュウコ(幻想)「WATS…!!!?ふざけるなぁぁ…!!!誰を殴ってる…!!?」

 

アンカ(幻想)「ん?お前。」

 

リュウコ(幻想)「ちきゅしょうめぇぇぇぇぇぇ…!!!!」

 

 

バキィン…!!!

 

 

リュウコ(幻想)「ひでぶぅぅ…!!!」

 

アンカ(幻想)「ふぅ、こんな物ですか…さてやりますかね。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…クソ痛いな…まあ良い…さっさとやって被害増える前に終わらそ…怖い…。」

 

カズマ「何コレェ?」

 

アヤカ(幻想)「ふざけてるの?」

 

アンクロ(幻想)「全く度し難いなぁ…。」

 

 

そしてなんやかんやありながらも味方仕様に関する全セーフティを何とか全て解除したリョウカ達は、サルモン神殿に向けて移動を再開した…

 

 

数時間後…

 

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…相変わらず寒い所ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…ほら…リョウカ、風邪引くからこれ着とけ。」

 

リョウカ(幻想)「あ…ありがとうございます…でも…お姉ちゃんが…。」

 

リュウカ(幻想)「安心しな…こんな事もあろうとほれ。」

 

リョウカ(幻想)「あ…有るのですか…良かったです…。」

 

 

リョウカは、リュウカから貰った防寒コートを着込んで…リュウカ達も同様に防寒装備をした…

 

 

カズマ「…相変わらずリョウカとリュウカって…目の前でイチャイチャしてるなぁ…とほほ…。」

 

めぐみん「…カズマ…。」

 

カズマ「何だ?この永遠の独身で…灰色の薔薇みたいな青春をして傷付いた俺に何の様だ…?」

 

めぐみん「いや…その…大丈夫ですよ!世の中にはカズマの事を好きになってくれる物好きな人が現れますって…!だからその…そんなに落ち込まないで下さいよ。」

 

カズマ「はは…俺は物好きな奴にしか居ないのか…はぁ…幸せになりたい…!」

 

めぐみん「あぁ…カズマぁ…そんなにがっくりとして落ち込まないで下さいよ…!」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…なんか……すまん…。」

 

リョウカ(幻想)「本当にすみません…カズマさん…そこまで落ち込ませる様な事をしてしまって…ただ、私は分かりますよ?貴方はきっと幸せになれますって…私が言うからには大丈夫です…多分…。」

 

カズマ「おいコラ…最後の一言が完全にアウトじゃねぇか…!」

 

リョウカ(幻想)「す…すみません…でも、事実ですから…まあ大抵は絶対に当たります…まあ極稀に外れますけど…。」

 

リュウカ(幻想)「が、その極稀が最も危険なんだよなぁ…絶対に当たらないって思ったら当たるって言うコントじみた事は平然と起こるからな…ま…うん…大丈夫だ、きっとな…。」

 

カズマ「はぁ…もう突っ込む事に疲れて来た…さっさと行こうぜ。」

 

リョウカ(幻想)「あ…うん…。」

 

 

そして更に数十分後…

 

 

ゴソゴソ…

 

 

リョウカ(幻想)「………お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…見られてるな…ダレス…一応お前は元帥みたいな物だろう?ここの主人は?」

 

ダレス『ええ、【雹脚魔獣:ティアルマス】が居ます…ただ…そいつは少し性格が異常でしてね…。』

 

リュウカ(幻想)「は?どう言う事だ?」

 

?『ヒャッホーウ…!!!ロリだぁぁ!!!』

 

 

シェア…!!キィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ!!避けろ!!」

 

リョウカ(幻想)「へ?うわ…!?」

 

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リュウカが叫ぶも時すでに遅し…リョウカの真上から巨大な魔物が何処ぞの怪盗三世の例のダイブでリョウカに覆い被さった…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!!!!」

 

?『ぐへへ…!幼女!幼女!これは幼女の中で最高の可愛いなぁ…!!ふひひ…!!』

 

リョウカ(幻想)「っ…!!離して…!!ティアルマス…!!」

 

リュウカ(幻想)「何…!?コイツがティアルマスだと!?…おいダレス…コイツはさっきから異常な行動してるが…?」

 

ダレス『ええ…コヤツは重度のロリコンです…どうしようもない程にね…だから幼女を見掛けると真っ先に最優先で襲いかかり…そのまま連れ去って…あんな事やこんな事を…う…!思い出してくもないわ…!!』

 

リョウカ(幻想)「……!!!?嫌です…!!私は、お姉ちゃんと以外は絶対にシたくないですよ…!!」

 

ティアルマス『ぐへへ…!関係無いね、相手が誰であっても…お前は幼女だ…だから…俺にヤられろ!!さぁ…!!』

 

 

ブチ…!!!

 

 

全員(リョウカとティアルマスとリュウカは除く)『…あ。』

 

 

ティアルマスの行動と言動によって…一番聞きたくない声が聞こえて来た…

 

 

リュウカ(幻想)「……おい…このクソロリコンが…今何て言った?」

 

ティアルマス『ん?何だお前?…っけ!テメェには分かるまい!ロリとは最高の存在だ!ロリこそ最高の俺にとっての犯し甲斐のある存在さ!!あ〜!ダーム様!俺にロリって言う存在を教えてくれてありがとございます…!!今…最高に幸せですぞ…!!』

 

リュウカ(幻想)「へ〜…ロリコン化したのはダームか…やっぱりアイツ殺す…まあその前に……、」

 

 

ゾクゥゥ…!!!!

 

 

ティアルマス『……!!!?』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リュウカは、完全にブチ切れて…完全な邪神化形態と半人半魔黒龍神王化形態になって…絶対零度以上の冷たく冷酷で…絶対にブチ殺すとばかりの絶対の死が混ざった殺気がブチ撒けられて…更には、憤怒の怒り以上の怒りのオーラが出ていて…リュウカの目が完全に赤く血走った光を放ち…禍々しさ全開にした…

 

 

 

リュウカ(幻想)『絶対に許さんぞこの雑魚が!!じわじわと嬲り殺しにしてくれるわ覚悟しろ!!このロリコン共め!!絶対に生かして帰さん!!グォォォォォォォン…!!!!!』

 

カズマ「ティアルマス終了のお知らせ…ティアルマス、お前はいい奴だったぜ…。」

 

めぐみん「何を言ってるのですかカズマ?」

 

ティアルマス『な…何だコイツは!?化け物か!?』

 

リュウカ(幻想)『ふん!テメェも人の事言えんだろうが…あ…そもそも人じゃないか…まあ良い…このロリコン外道が…さっさと死んでもらおうか…!!!』

 

 

【イースⅡ:第2のボス】

 

 

VS【雹脚魔獣:ティアルマス】

 

 

戦闘方式【討伐及び防衛クエスト】

 

 

勝利条件【リョウカを守りながらティアルマスを討伐】敗北条件【リュウカの撃破又は防衛対象の撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Protectors[完全版ver]】

 

 

地形【ノルティア氷壁】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リュウカ(幻想)『まずはその汚い脚を斬り落としてくれる…!!ふん!』

 

 

ブォォン…!!ザシュゥゥ…!!ゴト…

 

 

ブシャァァァァ…!!!

 

 

ティアルマス『グォォォォ…!!!?痛えぇ…!!』

 

リュウカ(幻想)『リョウカ…!!今だ!逃げろ!!』

 

リョウカ(幻想)「う…うん…!」

 

 

リュウカは、開幕早々にティアルマスの最大の武器である利き脚の一本を斬り落として…機動力及び攻撃能力を激減させて…更には、捕まっていたリョウカを救出した…

 

 

 

ティアルマス『ま…待ってくれぇ…!!ぐぅ…!!』

 

リュウカ(幻想)『どうした?笑えよ?んでさっさと再生してみせろよ?んで再生した瞬間に…別の所を切り飛ばしてやるよ…。』

 

ティアルマス『ぐぬぬ…!小癪なぁ…!!』

 

 

ビキビキ…!!ガチゴチ…!!

 

 

ティアルマスは、切り飛ばされた脚を氷を生成し…脚の形になって再生した…氷だが…

 

 

ティアルマス『どうだ…!?これな…、』

 

 

ザシュゥゥ…!!!ゴト…!

 

ブシャァァァァ…!!!

 

 

ティアルマス『ギィヤァァァ…!!!!!?コイツぅ…!!やりやがったなぁぁ…!?』

 

リュウカ(幻想)『ふん、大邪神の最高神だから当たり前だろう?有言実行じゃい!ボケェ!!ほら、さっさと再生してみろよ?』

 

ティアルマス『……!!?ぐぬぬ…!!グォォォォ…!!』

 

 

ビキビキ…!ガチゴチ…!

 

 

ザシュゥゥ…!ザシュゥゥ…!ゴト…!ゴト…!

 

 

ティアルマス『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!?!こ…こいつぅ!!!二本同時に切り落としやがったぁぁ…!!!ちきゅしょうめぇぇ…!!!』

 

リュウカ(幻想)『ほらほら、休んでる場合じゃねぇぞ?さっさとやってみろよ?』

 

アンクロ(幻想)「わぁお…エゲツないね…全ての脚を切り落としたよ…まあそれでも再生しようと躍起になってるティアルマスも大概だけど…さっさと死んでもらった方が良いんじゃない?」

 

リュウカ(幻想)『何を言ってる?こう言う輩には…壮絶な痛みを味合わせながら…じわじわと嬲り殺しにする方が良い薬だ…。』

 

アンクロ(幻想)「わぁお…言ってる事完全に邪神だねぇ…ま、元々邪神だから良いけどね…。」

 

 

ギチギチ…!ガチゴチ…!

 

 

ティアルマス『グゥゥゥゥ…!!よくもやりやがったな…!?お陰で俺の脚が全部無くなってしまったじゃないか…!!だが、これならば切り飛ばせ」

 

 

シュン…!!ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

ティアルマス『なにぃぃ…!!!?ぐふ…!?』

 

リュウカ(幻想)『ふん、脆いな…あ〜…もう良いや…さっさと死ね。』

 

ティアルマス『何…!?』

 

 

キュィィィィィィン…!!!!ポォォピィィ…!!!!

 

 

ティアルマス『くそがぁ…!!!ロリコン万歳ぃぃぃ…!!!!ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォン…!!!!

 

 

そして、最早つまらんと言われたティアルマスは…呆気なくリュウカの手により消滅した…

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「ふん…このロリコンが…二度とその面見せるな…。」

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん…大丈夫ですか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ…大丈夫だ…それよりもお前は大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「うん、平気ですよ…何処も怪我はしてないです。」

 

リュウカ(幻想)「そ…そうか…良かった……はぁ…何だ…この苛々は…?」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん……少し耳を貸して下さい…流石に周りに聞かれると…恥ずかしいから…。」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん……多分それは嫉妬で…ティアルマスに私が取られるって思ったから…そうなってると思う……でも大丈夫だよ…私は絶対にお姉ちゃん以外と…えっと…その…シたくないから…安心して?……後…もし無事にクエストを終えたら……私をどうしてくれても良いですよ…。」

 

 

 

ブチ…

 

 

 

リョウカの耳打ちで…リュウカの中で何かが切れた様だ…

 

 

リュウカ(幻想)「良し分かった……んじゃあ…無事にあのクソダームをぶっ倒してクエスト終えたら…覚悟しとけよ?」

 

リョウカ(幻想)「……うん。」

 

カズマ「おーい?どうした?」

 

リュウカ(幻想)「ん?何でもねぇよ。」

 

リョウカ(幻想)「うん、大丈夫ですよ。」

 

アヤカ(幻想)「……。(やれやれ…リョウカちゃんも大胆だね〜…そりゃあリュウカちゃんも守りたくなる訳か…まあ出来ればヤるんだったら二人きりの時にやりなさいな…。)」

 

アンクロ(幻想)「………。(全部聞こえてるんだよなぁ…まあ、止めはしないよ…ただ、本当に幸せになれるんだったら応援するよ…。)」

 

零月「ねぇ、早く行こう。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…ダレス、サルモン神殿って…この氷壁を超えた先にも他に何か障害有るんか?」

 

ダレス『ええ、まあ…この先にバーンドブレスっと言う溶岩地帯が有ります…そこを抜けると一つの集落が有りまして…その先にサルモン神殿に着きます。」

 

リュウカ(幻想)「分かった、まあさっさと行ってみようぜ。」

 

リョウカ(幻想)「うん、行きましょう…みなさん。」

 

 

そしてなんやかんやありながらも…氷壁を抜ける事に成功したのであった…

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第12話 最高神達と素晴らしき仲間達の天空の神殿の調査【中章】

やあ、私はアンカだよ…さて前回のあらすじを簡単にまとめると…リョウカさんがダームをクビにして更に戦争吹っ掛けて…更にダーム側の陣営からダレスを引き抜きに成功して一時的に仲間にした事と…サルモンの神殿に向かう過程でノルティアの氷壁を進んでたら…ティアルマスって言う大のロリコンの魔物が襲い掛かって来て…ブチ切れたリュウカさんの手によって呆気なく倒されたよ…まあ、ティアルマスに対して言う事は…このロリコン共め!…って感じよ…それじゃあ今回も見てね!


【バーンドブレス】

 

 

リョウカ達は、ノルティアの氷壁を攻略し…そのまま灼熱地帯である…バーンドブレスに到達した…

 

 

リョウカ(幻想)「は…はっくしょん…!!」

 

リュウカ(幻想)「どうした?風邪か?」

 

リョウカ(幻想)「すみません…急な温度変化に身体が慣れてないです…少ししたら慣れますから大丈夫です。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…。」

 

カズマ「しっかしここクソ熱いな…これがバーンドブレスか…。」

 

ダレス『ええ…まあそうです、ある意味でこの環境こそが侵入者にとっては地獄の様な物です…まあそれでも、ここに慣れた住民も居ますがな。』

 

リョウカ(幻想)「住民?あ…そう言えば、このバーンドブレスにも一応集落が有ります…後、この付近には…ルー…って呼ばれる聖獣の巣が存在します。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…んで俺達は、この地帯を超えるにはどうする?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、まあ私達の場合はそのまま直行するだけなら…普通にテレポートで突破するのが一番早いです…ただ今回は調査とダームの軍の将軍クラスを確実に倒す事と大暴れが目的です…だからテレポートは使いません…それで、ルートに関しては…まあ言える事は…人里の有る…溶岩村には確実に行かないといけないです…出口までのルート上はそうなってます。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…。」

 

リョウカ(幻想)「ただ…もしその溶岩村で人攫いの事件が起きてたら…更に行く所が増えます…。」

 

リュウカ(幻想)「どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、それじゃあこれからカズマさんの所風に説明すると…ゲーム版の世界で…溶岩村に到着した際には、もう人が攫われていました…しかもその橋の門番の人の子供です…だから橋を架けて貰う条件として、その子を助ける事にしました…その子を助けるルートは…先ず、先程言っていたルーの住処に行って…そこからこのバーンドブレスにおいて毒ガスの空間を突破する為のアイテムを入手して…それでそれを使って例の毒ガス空間を抜けて…それで分岐があって、先ず助ける為のアイテムを入手して…先程の分岐で行かなかった所にてその子供を助けてあげて…無事に溶岩村に送り届けてようやく橋を架けてもらいました……って言う感じのルートを辿りました…因みにアニメ版では…先程のノルティアの氷壁を抜けたらそのバーンドブレスって言う地帯が存在しせず…壊滅していたサルモンの神殿前の集落に出ました。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…そりゃあ厄介だな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…まあ今回はどうなってるのかは完全に分かりません…ただ、余計な事が起きなければ挨拶して素通り出来ますけどね…ねぇ?ダレスさん?」

 

ダレス『…はい…。』

 

リョウカ(幻想)「一応確認ですけど…攫ってはいませんよね?」

 

ダレス『……実は…攫ってしまいました…本当に申し訳ない!』

 

リョウカ(幻想)「……そうですか…まあそうなってしまうって予想はしてましたよ…だからこんな事もあろうかと…実はノルティアの氷壁に来る前の連絡で…既に一部の分身組をこちらに寄越して貰う様に連絡を入れてます…。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…そう言う事か…だからこそこそ何を話してるのか分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「因みにもう内容は説明してますから、合流は取り敢えず溶岩村に着いてからです…恐らくもう救出に動いてる筈ですから…私達より先にね…。」

 

リュウカ(幻想)「は?もう俺達の先にいるのか?」

 

リョウカ(幻想)「うん、その筈ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…そんじゃあ、行くか…溶岩村に…。」

 

 

そしてリョウカ達は、溶岩村に向けて移動を再開した…

 

 

サイドチェンジ:【分身組:リョウカ】

 

 

時は遡り…本体組がバーンドブレスにやって来る前…リョウカ達からの連絡を受けて応援に駆け付けた分身組は、先行でバーンドブレスの奥にやって来ていた…

 

 

リュウカ(このすば)「暑ちぃぃ…!!!何だよこの暑さは!?」

 

リュウカ(ハンター)「仕方ないだろ!我慢しろ!」

 

リュウカ(モンハン)「そうは言ってもなぁ…お前もそう言いながら暑いんだろ?」

 

リュウカ(ハンター)「ああ、そうだよ!暑いさ!」

 

リョウカ(このすば)「あの〜…大丈夫ですか?」

 

リョウカ(ダン戦)「暑いのでしたら私達がどうにかしましょうか?」

 

リュウカ(ダン戦)「………すまん…頼む…。」

 

リョウカ(このすば)「はい、分かりました。」

 

 

リョウカ達は、能力で耐暑及び耐熱の加護を発動させた…

 

 

リュウカ(このすば)「ふぅ…これなら行けるぜ。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね。」

 

リュウカ(ハンター)「んで聞くが…本体組がこのクエストで裏切り者のダームって奴を始末するって事になって…その本体組の作戦の支援に来た訳だが…どうなんだ?」

 

リョウカ(ハンター)「ん〜…その支援については具体的に分かってないけど…全面的にサポートするって事になってます…後…、」

 

アンカ(このすば)「そうそう、うちの本体組の私達の所の私の妹があのクソ黒真珠雑魚に被害を受けたからねぇ…それで報復として始末するって事です。」

 

リョウカ(ハンター)「そう言う事です…。」

 

リュウカ(このすば)「なるほどな…んで、先ずは…聞いた話によればだが…このバーンドブレスで黒真珠を回収して…更に攫われた溶岩村の子供を助けて来いって話だったな…。」

 

リョウカ(ダン戦)「うん、そしてその子供についてだけど…名前は【タルフ】って言ってね…どうやら神官の一人の子孫だって。」

 

リュウカ(ダン戦)「だから助けるって事か?」

 

リョウカ(モンハン)「ううん…確かにその子は必要なのも有りますけど…ただ単純に攫われた人は助けないといけないって…それに困ってる人達は助けるのが私達ですよ?」

 

リュウカ(モンハン)「そうだな…んじゃあ行こうぜ!」

 

リョウカ(DB)「うん!」

 

 

そして、バーンドブレスにやって来て作戦について説明し溶岩村に向かう本体組と同時刻…分身組も動き出した…

 

 

※注意、このバーンドブレス地帯[タルフ救出作戦完了まで…]では基本的に分身組がメインとなります…(尚本体組は、ガチで溶岩村に向かうだけの為か見栄えが無い為って言わないのはお約束…)

 

 

リョウカ(DB)「そう言えば、思い出しましたけど…このバーンドブレスには強力な毒ガス地帯が有りますけど…大丈夫かな…?」

 

リュウカ(このすば)「俺達は大丈夫かもしれんが…そもそもリョウカ…お前らは元々身体弱いから…大丈夫なんか?」

 

リョウカ(このすば)「う…それは…、」

 

リュウカ(このすば)「はぁ…そうだと思った…おい、一応良く聞け…【その毒ガス地帯に来たら俺らは真っ先にお前らを抱き抱える…んで全力ダッシュでその地帯を駆け抜ける…その間だけ、お前らは息を止めて俺達にしっかりとしがみ付け】…いいな?」

 

リョウカ(ダン戦)「う…うん…。」

 

リュウカ(ダン戦)「おりこーさん…んじゃあ…行こっか…。」

 

 

そして数十分後…リョウカ達の前に如何にもこの先に危険地帯が有るぞ…って言う位の分かりやすい門が鎮座していた…その門の名は【dangerゲート(通称:危険な門)】…その名の通り、その先にリョウカ達にとって最も危険なトラップがわんさか有る…又は何かしら対策しない限りは確実に死ぬって言う為にわざわざこの門が出て来たって言う事だ…

 

 

ガチ…ぎゅぅ…

 

 

リュウカ達は、咄嗟にリョウカ達を抱えて…

 

 

リュウカ(このすば)「良いな?この門が完全に開いたら…目を瞑って…それで息を止めて…俺にしっかり掴まれ…良いな?絶対だぞ?」

 

リョウカ(このすば)「うん…。」

 

リュウカ(このすば)「…お前らも、しっかりと妹達を抱えろよ?んでしくじるなよ?門開けたら全速力で強行突破だ…。」

 

アンカ(このすば)「あいよ、任せなさい。」

 

リュウカ(このすば)「良し…カウントするぞ…3…2…1…、」

 

 

ギィィィ…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リュウカ(このすば)「今だ…!!!【ダッシュぅぅ…!!!!】」

 

リョウカ(このすば)「……っ…!!!」

 

 

ダッ…!!キィィン…!!!

 

 

リュウカ達は、門を開けて…その中から毒ガスが漏れ出すと同時に駆け出し…更にリョウカ達妹達も作戦通りに息を止め…リュウカ達を信じた…そして…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン!!!

 

 

リュウカ(このすば)「はぁ…!はぁ…!お前ら…大丈夫か?」

 

リュウカ(DB)「おう、大丈夫だ。」

 

リョウカ(このすば)「げほ…!げほ…!っ…!!」

 

リュウカ(このすば)「……!?おい!大丈夫か!?」

 

リョウカ(このすば)「だい…じょうぶです……ほんの少しだけ……吸っちゃったけど…これくらい……っ…うぷ…!?う…うぇぇ…!!」

 

 

ビチャァ…

 

 

リュウカ(このすば)「おいおい…!全然大丈夫じゃねぇじゃねぇか!あれほど言った筈だぞ!絶対に息を止めろって!」

 

リョウカ(このすば)「う…ん…分かっていました…でも…突破の際に…凄い衝撃が有って……げほ…!げほ…!その際に…一瞬だけ…吐いてしまって…咄嗟に再び息を止めようとした時…誤って…げほ…!」

 

リュウカ(このすば)「なるほど……すまんかった…確かに全速力で突破しようとしたが……肝心の守るべき者に対する掛かる負担をもうちょっとだけ考えるべきだった…すまん……。」

 

リョウカ(このすば)「大丈夫…です…気にしないで…。」

 

リュウカ(このすば)「……お前がそこまで言うなら…だけど…確かにこの毒ガス地帯はやばい…辛うじて俺も効かない位だからな…とりあえず、お前が危険な状態だ…だから治す…えーっと…有った、これだ。」

 

 

リュウカは、異空間から自身の改良された血を取り出して…

 

 

リュウカ(このすば)「リョウカ、口を開けろ。」

 

リョウカ(このすば)「う…うん…。」

 

 

リュウカは、リョウカに口を開けて待つ様に指示して…そのタイミングでリュウカは、自身の口の中にその血を含ませて…(おい…まさか…安定と信頼のあの黄金パターンなのでは…?)

 

 

クチュ…

 

 

リョウカ(このすば)「ん…んぅ…。」

 

リュウカ(このすば)「ふ…ん……ぷは…。」

 

リョウカ(このすば)「はぁ…はぁ……。」

 

リュウカ(このすば)「どうだ?これで大丈夫だろ?」

 

リョウカ(このすば)「あ…うん、大丈夫ですけど……。」

 

リュウカ(このすば)「だけど…何だ?」

 

リョウカ(このすば)「…あの〜…非常に言いずらいけど……周り…見てもらえないですか?」

 

リュウカ(このすば)「ん?……あ…。」

 

全員『………。』

 

 

そう…確かに口移しの方法で治したは良いが…がだ…それを堂々と家族と他の分身組全員の目の前でやった…そのお陰で…周りから何故か物凄く痛そうな視線が突き刺さった…

 

 

リュウカ(このすば)「お…おい!な、なんか言えよ!何だ…俺が危ない奴にしか見えないだろうが!?」

 

アヤカ(このすば)「ええ、もし貴女が男なら間違いなくロリコン認定された上で…んで通報物だったねぇ…。」

 

アンカ(ダン戦)「同じく…まあアンタの気持ちは分からなくも無いよ…ただね…目の前で堂々とそれをやって…んで、最悪一線越えるなんて真似…それを目の前でやられるのもどうかと思うけどね。」

 

リュウカ(このすば)「うぐ…善処はする…ただ、これが一番効果が出やすいだろう?」

 

アヤカ(このすば)「ええ、間違ってはいない…ただね、さっきから言うけど…それを目の前でやるのはやめた方が良い…特にこの地帯じゃあ…魔物がわんさかいるんだよ?その間に襲われたら堪らないでしょ?」

 

リュウカ(このすば)「そう…だな…。」

 

リョウカ(このすば)「その…すみません…。」

 

アヤカ(このすば)「はぁ…まあとりあえずだけど、リュウカちゃんは、そのままリョウカちゃんをしっかりと抱いて守ってなさい…幾ら血を飲ませたからって言っても、完全に回復するには少し時間が掛かるよ…無論その間はリョウカちゃんには悪いけど…治るまではそのままよ?良いね?あ、もちろん移動もリュウカちゃんに任せる事。」

 

リュウカ(このすば)「ああ…分かったよ。」

 

アヤカ(このすば)「ん?珍しいね、今回は反論しないんだ。」

 

リュウカ(このすば)「しても碌な事が無いだろう?まあ、正直言えば…今は切迫詰まった状況なんだし…さっさと急がんとな…。」

 

アヤカ(忍者)「なるほどねぇ…それで、他の子は大丈夫なの?」

 

リョウカ(ダン戦)「ええ、問題無いです。」

 

リョウカ(忍者)「うん、こっちも大丈夫ですよ。」

 

アヤカ(ダン戦)「う〜ん…つまりは、毒ガスでやられたのは…貴女達の所だけって事ね…少し被害が出てしまったかな…。」

 

リョウカ(このすば)「すみません…不甲斐ないばかりで…。」

 

アヤカ(ダン戦)「う〜ん…いや、気にする事無いよ…まあ寧ろ予想だと、もうちょっと被害が出るんじゃないのかな?って思ってたけど…これだけで済んで…まあ対策の方法は、アレだったけど…何とかなったのは幸いだよ。」

 

リュウカ(このすば)「ふ〜ん…そうか…で、ルートはどうする?」

 

リョウカ(このすば)「はい、先ずは黒真珠を取りに行きましょう…助け出す為の必須アイテムです。」

 

リュウカ(DB)「黒真珠ねぇ…それがダームだったら今すぐにでもブチ殺してやりてぇが…生憎だが…ただの膨大な魔力がこもっただけのただの黒真珠なんだよなぁ…これが…。」

 

リョウカ(忍者)「うん、間違ってはいないです…ただ、これを使う場面は…バーンドブレスの地帯と私達が最終的に行き着く…サルモンの神殿…計2回も使います。」

 

リュウカ(このすば)「そうか…まあどうでも良い…とりあえずその黒真珠を盗って来るぞ。」

 

リョウカ(このすば)「う…うん、そうだね。」

 

 

リョウカ達は、黒真珠を取りに向かった…

 

 

ダレス『このすば!』

 

 

数十分後…

 

 

ポォォピィィ…!!ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

 

リュウカ(このすば)「おいぃぃ…!!!何でこうなるんだよぉ…!!!」

 

リュウカ(ダン戦)「俺達は、ただ黒真珠を取っただけだろ…!!?何でこうなるんだよ!?」

 

 

今現在のリョウカ達の状況を説明すると…確かに黒真珠が埋め込まれてる石像から黒真珠を引っこ抜いた…そこまでは良い…が、トラップが作動し…遠距離攻撃主体で…火属性が全く効かない魔物がわんさか現れて…光弾をブッパされ追われてる…今に至る訳だ…

 

 

リョウカ(このすば)「お姉ちゃん!この先にあの子が囚われている所に出ますから…その入り口を突破したら出入り口を完全に破壊して下さい。」

 

リュウカ(このすば)「あいよ!分かったぜ…!!」

 

 

そして追われながらも…更に数十分経過し…

 

 

リョウカ(このすば)「着きました!早く!」

 

アンクロ(忍者)「これで全員だよ!」

 

リョウカ(忍者)「みなさん!退いて下さい!【神遁![神焉光弾]!】はぁぁ…!!」

 

 

キュィィン…!!!ポォォピィィ…!!!!

 

ズドォォォォォォン…!!!!ガラガラ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカの技によって、出入り口は完全封鎖され…追っ手は来れなくなった…

 

 

さて少し場面変わって…あの技が直撃した時…本体組の反応はっと言うと…

 

 

ズドォォォォォォン…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

どうやら遠くに居ても響く位の強大な攻撃だった様で…少しふらついたそうだ…

 

 

リュウカ(幻想)「…何だ!?」

 

リョウカ(幻想)「どうやら…魔物に追われて追っ手を振り切る為にやったのでしょう…派手にやりますね…まあ、私達も言えた立場じゃないけど…。」

 

めぐみん「分かるのですか?」

 

リョウカ(幻想)「私の分身ですよ?何処に居ても分身体から得ている物や見ている物…殆ど全て私には筒抜けですよ…まあそれが仇となるケースが多いけどね…あ…因みにだけど、確かに追っ手は振り切ったそうだけど…その出入り口は完全に封鎖されたそうです…まあどうにかなりそうですけど…あ…一応確かに殆ど筒抜けって言いましたけど…実際にはあまり機能はしません…って言うよりもしません…ただ今回は偶々使ってみてそう言う場面になったのが見えましたけどね…まあ何度も言いますけど…何とかなりますよ…同じ私達ならね…。」

 

カズマ「偉く大見得きれるな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、だって…私自身で、私達自身だからね。」

 

めぐみん「え?」

 

リョウカ(幻想)「さて、行きますよ?後少しですよ。」

 

リュウカ(幻想)「おう。」

 

 

本体組は溶岩村に向けて移動を再開した…そして再び分身組へ視点を戻す…

 

 

 

リョウカ(忍者)「ふぅ…みなさん?大丈夫ですか?」

 

リュウカ(忍者)「おう、大丈夫だ。」

 

リョウカ(このすば)「大丈夫です…一応…。」

 

リョウカ(忍者)「そう…良かったです。」

 

リュウカ(このすば)「んで聞くが…ここがそうなんだな?」

 

リョウカ(このすば)「うん、あそこの壁の向こうがそうです…一応耳が良く聞こえる様に加護はしてあります…あそこの壁の亀裂が有りますよね?」

 

リュウカ(ドラクエ)「ん?ああ、有るな…。」

 

リョウカ(このすば)「そこから呼び掛けてみて下さい。」

 

リュウカ(このすば)「分かった。」

 

 

リョウカ達は、その壁の所に行き…少し空いた亀裂に向かって…

 

 

リュウカ(このすば)「おーい!!聞こえるか!?」

 

?『ん!?そこに誰か居るの!?さっきすぐ側の方で爆発が起きた感じがしたから…魔物が争っているのかな…って思ってたんだけど…助けなの!?』

 

リュウカ(このすば)「ああ!そう言う事だ!!んで確認だけど…お前の名はタルフ…で間違いないんだな!?」

 

?『え!?そうだけど!何で知っているの!?』

 

リュウカ(このすば)「まあ、話せば長くなる!だがこっちは時間が無い!更に確認だが…そこの中にもう一体いる様な感じがするが…他に誰が居る!?」

 

タルフ『よく、もう一体捕まってるって分かったね!えーっと…実は捕まってるのは…人じゃなくて…魔物なんだ!!だけどいい奴なんだ!名前はキースって言うんだって!!』

 

リュウカ(このすば)「分かった!まあとりあえず助ける!!良いな!?出来る限り…壁から離れろ!!」

 

タルフ『う…うん!!』

 

 

一通り会話を済ませて壁破りを実行する様だ…

 

 

リュウカ(このすば)「リョウカ…一応聞くが動けそうか?」

 

リョウカ(このすば)「うん…大丈夫です…。」

 

リュウカ(このすば)「なら、少しの間だけ降りてもらうぞ…少し我慢しろ。」

 

リョウカ(このすば)「うん。」

 

 

リュウカは、抱いていたリョウカを下ろして…

 

 

リュウカ(このすば)「ふ〜む…成る程な…確か…えーっと…有った!ここだな?……【キャノンモード…起動!】」

 

 

ギチギチ…!!ガチ…!

 

 

リュウカは、半人半魔黒龍神王形態のキャノンモードになって…

 

 

リュウカ(このすば)「火力問題なし…んで、力加減は最低っと…角度及び距離問題無し…最終安全解除確認っと…アンカーは…大丈夫…さて、俺が撃つのは初めてだな…上手く行ってくれよ…キャノン砲…てぇ…!!!」

 

 

ドォォォォン…!!!キィィン…!!ズドォォォォォォン…!!ガラガラ…!

 

 

ギチギチ…!

 

 

リュウカ(このすば)「ふぅ…おーい!大丈夫か!?」

 

 

リュウカは、キャノンモードで壁を破壊し…二人…いや…1人と1匹だが…の生存の確認をすると…

 

 

タルフ「うん!大丈夫だよ!それよりも、凄いね!どうやって壊したの!?」

 

リュウカ(このすば)「ん?ああ、そうだな…説明の前にだが…あの前にある牢屋の扉…あの先にも一応出口が有るんだな?」

 

タルフ「うん、そうだけど?」

 

リュウカ(このすば)「丁度良い…見せてやるよ…まあ、あそこの出入り口は俺達が破壊したから仕方ないからな…。」

 

 

ギチギチ…!ガチ!

 

 

タルフ「うわ〜…おねーさん達も実は魔物なの?

 

リュウカ(このすば)「む…失敬だな?言っておくが、確かにこの姿は魔物や龍神王や魔神王やその他色々の邪悪な存在や闇や魔に染まったのをほぼ全て融合させた物だが…これは能力であってだ…俺達は人間だぞ?」

 

リュウカ(ハンター)「いや、その姿でそのセリフは完全にフラグだから止めろ…さっさとあの牢屋の扉をぶっ壊したらどうなんだ?」

 

リュウカ(このすば)「やかましいわい…!まあ、とにかく見てろよ…あ、一応その扉から離れろ…死にたくなかったらな?」

 

タルフ「う、うん…キース!アンタも離れた方が良いよ!」

 

 

そして、二人が退避したのを確認すると…

 

 

リュウカ(このすば)「第二射…!キャノン砲…ファイア…!!」

 

 

ドォォォォン…!!

 

 

タルフ「おわ…!?」

 

 

ガチ…!

 

 

タルフ「あ…キース…ありがとう。」

 

 

ピキィィン…!!ズドォォォォォォン…!!

 

 

リュウカの第二射のキャノン砲によって、牢屋の扉は完全に破壊された…

 

 

ギチギチ…!

 

 

リュウカ(このすば)「ふぅ…結構疲れるな…。」

 

リョウカ(このすば)「お疲れ様です…お姉ちゃん。」

 

リュウカ(このすば)「おう…ほら、リョウカ…。」

 

リョウカ(このすば)「え?あ…うん…。」

 

リュウカ(このすば)「よいしょっと…。」

 

 

役目を終えたのか、リュウカは再びリョウカを抱き抱えた…

 

 

タルフ「うわ〜…やっぱり…って!キース!?行っちゃうの!?キース!!」

 

 

どうやらキースは、リョウカ達の破壊した牢屋の扉を抜けてさっさと行ってしまった…

 

 

リュウカ(このすば)「はぁ、礼の一つも言えんのか?アイツ?」

 

リョウカ(このすば)「まあ、仕方ないですよ…あれでも結構急いでた様ですし…あ…そう言えばキースさんも…一応は神官の子孫で…ファクトさんの血を引く者です。」

 

リュウカ(忍者)「へぇ…そうか…。」

 

タルフ「あの〜…君達って…確かに凄いのは分かるけど…オイラ以上に幼い子を連れて回れるって…君達って、本当に何者なんだ?人間って言うけどさ…。」

 

リョウカ(このすば)「じゃあ…ヒントだけ言いますね…ってその前に…もし、目の前に居るのが神様だったら…貴方は信じますか?」

 

タルフ「ん?まあ状況にもよるけどさ…普通なら信じないって思うよ…ただ、今の君達を見てると…本当に神様なんじゃないのかなって思うんだな…これが。」

 

リョウカ(このすば)「……そうですか、まあこのイースって言う大陸には女神様が讃えられてますからね…一応聞きますけど…貴方って、口は軽い方ですか?」

 

タルフ「え?まあ…うん、多分軽いんじゃないかな?」

 

リョウカ(このすば)「そうですか…じゃあ一応は言っておきますけど…その女神様よりは偉いですし…ほら、魔物が居るじゃないですか?」

 

タルフ「うん、そこら辺にわらわら居るね…。」

 

リョウカ(このすば)「…じゃあ、あの黒装衣の魔術師は知ってますね?」

 

タルフ「うん、そいつに攫われたんだ。」

 

リョウカ(このすば)「…それじゃあ、これだけは言っておきますね…これでも私達は…ありとあらゆる存在の中で頂点に君臨してますよ…もちろん、あの女神様も…実際の所は…仕事で言うなら部活に当たりますね…。」

 

タルフ「へ〜!やっぱり君達って凄いんだね!」

 

リョウカ(このすば)「まあ、その分…私がいっつもこうなってしまいますけどね…私の悪い癖ですよ…いっつも私が前に出て…いっつも無茶をしますからね…。」

 

タルフ「あ…だからおねーさん…っぽい男かな?」

 

リュウカ(このすば)「失礼だな!これでも俺は女だぞ!?まあ…この完全に男口調は一生治りそうになさそうだがな…まあ、リョウカの言う通り…この馬鹿は…いっつも無茶しまっくって…いっつも大怪我負うわ…いっつも死に掛けるわ…仕事無茶しまくって倒れるわ…本当に馬鹿な妹だよ…。」

 

タルフ「………。」

 

リュウカ(このすば)「だがな、そんな妹を俺は何が何でも守りたいんだよ…いや…俺達はな…そして、無茶はしまくるが殆ど一人で何でもこなしてしまう程の超優秀な神様なんだよ…が、その代償がこの有様だ…万能である故の代償だ…まあ俺達にしてみれば…さっさと神の仕事降りて…平和に人間らしい生活をしたいんだよ。」

 

タルフ「…そう…なんだ…。」

 

リュウカ(このすば)「…幾らお前が子供でも分かるだろ?俺達は、永い時を掛けながらも死線を越えながらも…今が存在する…この世界を完全な平和にする為に…そして…本当の幸せと自由を手に入れる為に…これが俺達の何でも屋の目標だ。」

 

タルフ「そうなんだ…って!神様なのに何でも屋やってるの!?」

 

リュウカ(このすば)「ん?何か問題でも有るんか?ってか、人間世界で神やら邪神やらが…商売やバイト…その他色々有るが…人間世界での人間の仕事をしたら駄目って言うルールは存在しない…それどころか…リョウカは神で…俺は邪神だぞ?それで俺達は普通に付き合って普通に生活しているぞ?」

 

タルフ「あ…そうなんだ…やっぱり神様って凄いんだね。」

 

リュウカ(忍者)「憧れるのは勝手だが…神になってみようなんて考えない方が良い…俺達は好きでやってる訳じゃないし…勝手にやらされてる様な物だ…んで、ある意味で俺達の人生が狂った原因でもあるからな…俺達は現人神をやってただけなのに突然変異で能力で神の中で最も最高の存在の最高神になっちまったよ…畜生が…。」

 

タルフ「えっと…大丈夫なの?」

 

リュウカ(忍者)「大丈夫だったら俺達が神なんて名乗らんわい!…はぁ…もう説明するのも疲れた…とりあえず聞くが、動けそうって言ったら動けそうなのか?」

 

タルフ「う〜ん…何日も何も食べてないから…走るのは無理。」

 

リュウカ(ダン戦)「だろうな…。」

 

リョウカ(このすば)「う〜んじゃあ、列車使って移動しますか?それならある程度は安全ですし…纏まって移動も可能で…移動中の本体組のみなさんと合流出来る可能性が有ります。」

 

リュウカ(このすば)「なるほど、じゃあそれを使うか…。」

 

リョウカ(このすば)「分かりました、……来て!ヤマト!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ポォォォォ…!!!

 

 

タルフ「うわ〜…すごいね!これってなんて言うの?」

 

リョウカ(このすば)「この乗り物ですか?」

 

タルフ「うん、そうだよ。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね、まあとりあえず説明は中に入ってからにしますね。」

 

タルフ「分かった!」

 

 

 

 

リョウカの考えで装甲列車で移動する事になったリョウカ達は、リョウカの呼び寄せたヤマトに乗り込んだ…

 

 

リョウカ(このすば)「ヤマトさん!溶岩村に向けて発進です!あ…もし道中で本体組と遭遇したら、乗せますから。」

 

ヤマト「了解です!ヤマト!発進します!」

 

 

ポォォォォ…!!ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リョウカ達とタルフを乗せたヤマトは溶岩村とついでに本体組のリョウカ達の回収する為に移動を開始した…

 

 

そして同時刻…本体組は…

 

 

リョウカ(幻想)「……どうやら上手く行った様ですね…みなさん、恐らく分身組のみなさんが列車を使ってこっちに来る筈ですから…合流しますよ。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな。」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ポォォォォ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「どうやら噂をすれば来ましたね…みなさん!乗り込みますよ!」

 

カズマ「は!?まさか、飛び乗るのか!?」

 

リュウカ(幻想)「当たり前だ!行くぞ!!」

 

めぐみん「はい!お師匠様!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

 

リョウカ(幻想)「……!あそこですね…!みなさん!早く!」

 

リュウカ(幻想)「あいよ!」

 

 

そしてだが、何とか分身組の操る列車に全員が乗り込む事が出来た…

 

 

数分後…

 

 

リョウカ(このすば)「あ、みなさん!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、中々スリリングでしたけど…何とか全員乗り込めましたよ…後、良く来てくれました…ありがとうございます。」

 

リュウカ(このすば)「いやいや、気にする事ねぇよ…。」

 

タルフ「えーっと…。」

 

リョウカ(幻想)「あ、タルフさんですね?」

 

タルフ「うん、そうだよ。」

 

リョウカ(幻想)「…まあ大体の説明は他のみなさんが説明したと思いますけど…一応言っておきますけど…私達が、本体です…って言っても…分身組のみなさんも完璧に身体や魂も宿ってますから…死んじゃったらそのまま残りますし…痛い物も痛いです…要するに、一生消えない分身…又はクローンって言う所ですね。」

 

タルフ「あ…そうなんだ。」

 

リョウカ(このすば)「まあ、そうですね…実際痛いですし…。」

 

リュウカ(幻想)「そう言えば…良く列車がここが走れますね…。」

 

リョウカ(このすば)「はい、まあ多分大丈夫だと…思いますよ…うん。」

 

リュウカ(幻想)「おい、それって……。」

 

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

『正面障害物に衝突!!損害無し!』

 

 

魔物1『グアァァァ…!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!バキィィィン…!!

 

 

魔物1『グォォォォ…!?』

 

『魔物供が正面衝突!異常無し!』

 

リュウカ(幻想)「はぁ…もうヤダこれ……カオスじゃねぇか…とほほ…。」

 

タルフ「あはは…。」

 

 

そして障害物や魔物を蹴散らしながらも…何とか溶岩村に到達し…タルフを返却して…事情を説明して…橋を掛けてもらって、先に進ませてもらった…因みに、案の全員が驚いたし…困惑はしていたそうだ…

 

 

数分後…リョウカ達はまだ徒歩で移動していた…

 

 

リュウカ(幻想)「なあ、ここのボスって何だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、私の知る限りだと…【魔神巨頭:ゲラルディ】が居ると思います…因みにだけど…700年前だと、完全に身体が有りましたけど…700年経過した姿は、頭だけの存在になってしまってます。」

 

カズマ「一体どうしたらそうなるんだろうな…。」

 

めぐみん「さぁ…分かりませんね。」

 

リョウカ(このすば)「まあ、700年前にやられたから…復活の代償として身体を失ったのでしょう。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜ん…で?そいつどうする?」

 

リョウカ(幻想)「…少し私の実験に付き合ってもらいましょうか…あのデスデコイを試さないと。」

 

リュウカ(幻想)「そう言えばそうだな…ちょっとしか聞かなかったが…実際にはその技の内容は?」

 

リョウカ(幻想)「うん、一応前に説明したと思いますけど…詳しく言いますと…【死囮神:ゴットデスデコイ】…まあその前期の方は、【死囮:デスデコイ】が有ります…解説しますね。」

 

 

そしてリョウカから、デスデコイの技を説明した…

 

 

要約すると…

 

 

・デスデコイ発動中は、自身は専用の肉体に変わり…ステータス及び能力は専用の状態になり…1発もらったら即死してしまうが…同時に相手を強制的に絶対に殺す事が出来る。

 

・発動回数は制限が有って1ヶ月10回まで…そして、10回使うと月を跨ぐまで使えなくなってしまう事…。

 

・自身が殺された際に…相手を道ずれで殺す際に…自身が何で殺されたかによって相手も自身が死んだ方法で相手を殺す。

 

・欠点は…ステータスの面で言ったが…全ステータスは完全に弱体化のと同じ…つまりは発動者によっては誰かの助け無しでは行動不能になってしまう事…更に、どんな発動者関係無しに自身の全攻撃及び能力は封じられる…つまり攻撃も能力も使えない為、自身の足で逃げる事しか出来ない…更に、幾ら専用の肉体だからと言っても…痛い物は痛いとの事…次に…確かにどんな相手も殺す事が出来るが効かない相手も存在する事も有る為…その相手に使っても無意味で自身が無駄にダメージを受けるわ…使用回数も減らされるで踏んだり蹴ったりになるので使用する時は良く考えて使う事…そしてだが、頑張れば一応は敵全体を殺す事が出来るが…基本的に敵一体しか殺せない時が多い……。(因みにデスデコイの効果時間は、約1分継続する。)

 

 

の以上だ…

 

 

リョウカ(幻想)「と言う訳です。」

 

リュウカ(幻想)「…確かに死なない対策はしてると思うが…はっきり言おう…お前馬鹿か?死んで発動するじゃあ意味無いだろう?死なない対策で死ぬ必要有る技作って何のつもりだ?」

 

リョウカ(幻想)「えっと…駄目ですか?」

 

リュウカ(幻想)「駄目に決まってるだろう?ったく…まあ無いよりマシだし…発動させない方がお利口な物だし…そもそも死なせなければ意味が無いだろうし…しかも使用回数制限付きで…リロードに1ヶ月も掛かるのはある意味で論外レベルだ…まあ効果だけ見れば脅威過ぎるし…1ヶ月は妥当だろう…だがな、俺達にとって効果やその欠点も見れば明らかに一番やりたくない系の…デスカウンター系…そんなのを使うのはある意味でご法度物だぞ?」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…でも、少しでももっと役に立ちたい…だから私の欠点でもある…いっつも死に掛ける所をどうにかしようと考えたんです…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…あのな、お前は充分に役に立ってんだよ…いや、役に立ち過ぎなんだよ…過激な程にな、だからお前が死に掛けるんだよ…正直に言えばだ…もうお前に何もして欲しく無いんだよ…お前がこれ以上無理し過ぎれば…幾ら味方仕様だろうが限界が来て…確実にお前が死ぬ…そんな最悪な事態になっても俺達は喜ぶと思うか?」

 

リョウカ(幻想)「ごめん…。」

 

リュウカ(幻想)「…だがな…お前の頑張りや気持ちは痛い程…悲しい事位よぉーく理解してる…だからそんな悲しい顔すんな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…。」

 

リュウカ(幻想)「………それに、俺は分かっているぞ…お前がお前らしく無くなって来てる位はな…お前自身が心の奥底で自分自身の存在に悩んで…俺達の役に立とうと…まあその他色々と有るが…お前は自身自身に厳し過ぎるんだし…お前がお前で無くなってしまうのも…分かってるんだよ…。」

 

リョウカ(幻想)「………お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「……大丈夫だ…俺が…いや……俺達が…お前以上に役に立ってやるし…元のお前らしさを戻してやるさ…だからそう焦るなって…。」

 

リョウカ(幻想)「………うん…。」

 

リョウカ(このすば)「大丈夫ですよ!私達も付いてますって!」

 

リュウカ(このすば)「そうそう!大船に乗ったつもりでいろよ!」

 

リュウコ(このすば)「ん?泥舟の間違いでは?」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

リュウコ(このすば)「ギャァァァ…!?」

 

 

デデーン…!!

 

 

リュウカ(このすば)「空気を読め、馬鹿。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…とりあえずゆっくりで良いから、自分らしさを見つめなおそうぜ?な?」

 

リョウカ(幻想)「…うん。」

 

リュウカ(幻想)「さてだが…こんな技があったら不味いから…残念だが、完全に消去させてもらうぞ…良いな?」

 

リョウカ(幻想)「……うん…良いですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

 

ピキィィン…!

 

 

リュウカの能力でリョウカ達は、デスデコイが完全に消去され…使えなくなった…

 

 

リュウカ(幻想)「…大丈夫だって…俺達が何が何でも守ってやる…安心しろ。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

リュウカ(忍者)「おーい!お前ら!あそこに例のデカイ門が有ったぞ!」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ!分かった!…ほら、行こうぜ。」

 

リョウカ(幻想)「はい!」

 

 

そしてリョウカ達は、忍者組が見つけたあのボスが居る門の所に行き…その門を潜って行った…

 

 

全員『………。』

 

?『グォォ…。』

 

リュウカ(幻想)「……なぁ…本当にあいつなんか?ここのボス?」

 

リョウカ(幻想)「うん、間違いなくゲラルディです…700年後の方ですね…ただ…。」

 

リュウカ(ハンター)「寝てるな…どう言う事だ?」

 

ダレス『は…実はその…こやつは、ダームに似たのか…いっつもここでサボっては寝ています…まあ起きた時には幾ら私でも手が負えない程に暴れますけどね…。』

 

リュウカ(モンハン)「爆睡してるが…何時もはどう起こしてる?」

 

ダレス『はぁ…殆どは、自身が食べたい時に起きる程度で…無理矢理起こすのは至難の事でして…柔な攻撃程度じゃあ起きてはくれませんぞ…。』

 

リュウカ(幻想)「じゃあ、要するには…こいつを叩き起こして無理矢理やる気にさせるって事、」

 

リュウコ(幻想)「ひゃあ!!もう我慢出来ねぇ!!ヒャハハハハハハハハハ…!!!!!」

 

 

リュウコが突然叫んだと思ったら…懐から…ガドリングロケットランチャーを取り出して…

 

 

ウィィィィン…!!

 

 

リュウコ(幻想)「テメェなんか怖くねぇ!!!!野郎ぶっ殺してやるぅぅぅぅぅ…!!!!!!!」

 

 

ドドドドドドドドド…!!!!!

 

 

シュゥゥゥ…!!!ドォォォォン…!!!

 

 

リュウコ(幻想)「ヒャハハハハハハハハハ!!!イッツパァァァァリィィィ…!!!!」

 

 

ポポポポポポポォォピィィ…!!!!

 

 

キィィン…!!ズドォォォン…!!

 

 

リュウコの放った連続攻撃は全て命中した…が…

 

 

ゲラルディ『グゥゥゥゥ…グォォォォ…。』

 

リュウコ(幻想)「な…!?」

 

リュウキ(幻想)「ぶ!はっはははは…!!!馬鹿め!このトリガーハッピー如きが!そんな程度でコイツが起きる訳無いだろう!!ばっかじぇねぇの!?頭おかしくなったか!?ヒャハハハハハハハハハ…!!!」

 

リュウコ(幻想)「何だとぉ…!?テメェ!?だったらテメェがやってみろよ!この脳筋特攻野郎が!!ボケェ!!」

 

リュウキ(幻想)「あ?起こせれねぇ分際で何をほざいてる?やってやろうじゃんかぁぁぁ…!!!」

 

 

シャキン…!!

 

 

 

今度はリュウコに挑発されて相当御立腹な様子のリュウキがゲラルディを起こしてみようとしてみた…

 

 

シュン…!ガキィィン…!!

 

 

リュウキ(幻想)「っち!硬ぇな…!!だったら!おらぁぁ…!!!」

 

 

バキィン…!ドカ…!ガキィィン…!!

 

リュウキも、リュウコと同様に連続の近接攻撃をしてみるが…

 

 

ゲラルディ『グォォォォ…グゥゥゥゥ…。』

 

リュウキ(幻想)「馬鹿な…!」

 

リュウコ(幻想)「ぶ!はっはははは…!!!やっぱりテメェも駄目じゃねぇか!!やっぱ脳筋は脳筋だったな!ヒャハハハハハハハハハ…!!」

 

リュウキ(幻想)「何ぃぃ…!?テメェ…!今すぐぶっ殺してやろうか!?」

 

リュウコ(幻想)「あ!?テメェこそ…今ここでぶっ殺してやろうか?」

 

リュウカ(幻想)「おい!お前ら!」

 

リュウキ&リュウコ『テメェはすっこんでろ!!このロリシスコンが!!』

 

 

ブチ…!!

 

 

ポポポポポポポォォピィィ…!!!

 

 

リュウコ&リュウキ『あ?』

 

 

デデーン…!!!

 

 

ゲラルディ『……グ?』

 

リュウカ(幻想)「テメェら…何か俺に言う事あるか?あ?」

 

リュウコ&リュウキ『はい、調子に乗り過ぎました…すみませんでしたからお許し下さい。』

 

リュウカ(幻想)「ふん!次ふざけた事……を?」

 

リュウコ(幻想)「ん?」

 

リュウキ(幻想)「あ?」

 

リュウカ(幻想)「………。(黙って後ろを指刺す。)」

 

リュウコ&リュウキ『……あ。』

 

ゲラルディ『グゥゥゥゥ…!』

 

 

どうやら、先程のやり取りの所為で完全にゲラルディが起きてしまった様で…どうやら無理矢理起こされた事に相当御怒りの様子だ…

 

 

リュウカ(幻想)「じゃあ、そう言う事で…責任取れよ?」

 

リュウコ&リュウキ『ちきしょうめぇぇぇぇ…!!!!!』

 

ゲラルディ『グォォォォォォォン…!!!!!!』

 

 

【イースⅡ:第3のボス】

 

 

VS【魔神巨頭(別名:サボり魔巨頭):ゲラルディ[激昂状態]】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ゲラルディの討伐】敗北条件【リュウコ又はリュウキの撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ)曲名【Protectors[完全版ver]】

 

 

地形【バーンドブレス:深奥】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

ゲラルディ『グボァァァァ…!!!』

 

 

グバァ…!ニチニチ…!

 

 

リュウカ(幻想)「うげぇ…!コイツ!口からデカイ芋虫みたいな触手吐き出しやがったぞ!」

 

リョウカ(幻想)「うん、これが700年後のゲラルディの攻撃方法です…あの触手があのゲラルディにとっての武器ですので…撃破出来ればゲラルディ本体の体当たりと噛み付きのみになります…ただ、ゲラルディを倒す為には…あの触手を出す時としまう時に開くあの巨大な口…あそこの内部が弱点です。」

 

リュウコ(幻想)「おい!それを早く言えって!早いなおい!」

 

リュウキ(幻想)「ええい!鬱陶しいデカイ芋虫型触手の分際で!くたばりやがれ!!」

 

 

ザシュゥゥ…!!ブシャァァァァ…!!

 

 

リュウキの怒りの斬撃はあのゲラルディの触手を切り裂いて…撃破出来た様だ…

 

 

リュウカ(幻想)「ほぅ、やるなぁ…。」

 

リョウカ(幻想)「いえ…まだです…あの触手は…。」

 

リュウキ(幻想)「…んな!?」

 

 

ニチニチ…!ギチギチ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……切り裂かれて切断された対策で…再生するんですよ…この触手は…だから倒す場合は完全に消滅させないと無理です。」

 

リュウコ(幻想)「っち!厄介だなぁ!!」

 

 

ガチャ…!!

 

 

リュウコ(幻想)「はっはははは…!!!完全消滅なら…これでも喰らいやがれぇぇ…!!!」

 

 

バシュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

リュウコの放った最大級の遠距離射撃武器の一つの超大型携行用ミサイルランチャー(因みに弾種は通常弾の専用ミサイル弾)を放ち、触手に命中した…

 

 

リュウコ(幻想)「ふふふ…!はははははは!!やったぞ!」

 

リョウカ(幻想)「……いえ…これでも駄目です…。」

 

リュウカ(幻想)「あ?どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「確かに私は、触手を何とかすればゲラルディの攻撃方法は本体だけに絞る事が出来るって言いました…だけど、倒せるならばの話で…私達が能力無しであの触手を討伐が出来るのかって言われたら…答えは否です…通常攻撃や強力な攻撃も…あの触手にはあまり効果は示さなかったです…最終的に能力で完全消滅させてどうにかしましたけど…。」

 

リュウコ&リュウキ『何ィィィ…!!?』

 

 

ニチニチ…!!

 

 

そう…あの巨大触手は普通にピンピンしていた…そして案の定…

 

 

ギチギチ…!!

 

 

リュウキ(幻想)「追って来たじゃねぇか!!どうしてくれる!!」

 

リュウコ(幻想)「知るかよ!!テメェがさっさとどうにか出来なかったからこうなってるだろうが!!」

 

リュウキ(幻想)「何だとぉ…!?」

 

ゲラルディ『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

そして、中々しぶとく生き残っている事に苛々し…完全に怒り狂ったゲラルディは…

 

 

ゲラルディ『グバァ…!!!』

 

 

リョウカ(幻想)「……!!リュウコお姉ちゃん!リュウキお姉ちゃん!!危ないです!!」

 

リュウコ&リュウキ『は?…あ。』

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!」

 

リュウカ(幻想)「あ…!?おい…!!」

 

 

リョウカは、二人がゲラルディに食べられそうなった為…急いで救出しに行った…

 

 

リョウカ(幻想)「……逃げてぇぇ…!!」

 

 

ドン…!

 

 

リュウコ(幻想)「おわ…!?」

 

リュウキ(幻想)「うお…!?」

 

 

リョウカは、そのまま二人をゲラルディの攻撃範囲から何とか弾き出したが…

 

 

ゲラルディ『グォォォォォォォ…!!!!』

 

リョウカ(幻想)「そう易々とやられて…!!」

 

 

ギチギチ…!!ガキィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「たまるものですかぁぁぁぁ…!!!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカぁぁぁ…!!!」

 

 

リョウカは、すかさず形態を変えて…半人半魔黒龍神王形態のパワーモードで…ゲラルディの閉じる口を押さえ混んでいた…

 

 

リョウカ(幻想)「っ…!!!く…うぅ…!!!何…しているの…!!早く…!!ゲラルディを…!!」

 

リュウコ(幻想)「っ…!!!おらぁぁ…!!この糞頭が…!!!さっさとくたばりやがれぇぇ…!!!」

 

 

バシュゥゥゥ…!!!

 

 

リュウキ(幻想)「おらぁぁ…!!口ん中切り刻んでやるよ…!!」

 

 

ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ…!!!

 

 

ブシャァァァァ…!!!

 

 

ゲラルディ『グ…オオオォ……!!!!?』

 

 

シュゥゥゥ…!!!ゴクン…!

 

 

リョウカ(幻想)「もう…だ…め…!」

 

 

ギチギチ…!シュ…!

 

 

リュウカ(幻想)「っ…!!間に合え…!!リョウカ…!!!」

 

 

ガチ…!!ガチィン…!!

 

 

リュウコとリュウキの攻撃がゲラルディの口内に入り…それと同時にリョウカの身体が限界に来て、元に戻った…無論それはゲラルディの支えていた口を閉じさせるのと同じ…リョウカはそのままゲラルディに食べられると思っていたら間一髪リュウカによって助けられて…即座に離れた…

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

ゲラルディ『グォォォォン…!!!?!?!』

 

 

バァァァァン…!!!!

 

 

ゲラルディは、道連れにも失敗し…そのまま体内で大爆発して…爆発四散した…尚触手は、本体がやられたのか消滅した…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…何とかなった…おいリョウカ…無茶はするな……って…!?大丈夫か…!?」

 

リョウカ(幻想)「っ…!!うぅ…!」

 

めぐみん「どうしたんですか!?何が…ってお師匠様ぁぁ…!?う…腕が…!?」

 

 

そう…確かに間一髪リュウカの手でリョウカは助け出されたが…運悪く…ゲラルディによって…リョウカの片腕が噛み千切られてしまったのだ…(あれ?一応味方仕様の筈…って…あ…イベントダメージだから仕方ないか…って良くねぇからな!?)

 

 

リョウカ(幻想)「っ…!!ふぅ…!ふぅ…!!へ…いきですよ…!これぐらい…!」

 

リュウカ(幻想)「馬鹿…全然大丈夫じゃねぇだろ…!!全く…!!どんだけ無茶が過ぎるんだよ…!!」

 

リョウカ(幻想)「ごめん…なさい…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…!とにかく今は片腕をどうにかする!リョウカ…大人しく横になってろ。」

 

リョウカ(幻想)「うん…。」

 

リュウカ(幻想)「かなり痛いが…我慢しろよ。」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…。」

 

リュウカ(幻想)「良いな?我慢出来なくなったら俺に噛み付くなり何とか踏ん張ってくれよ…そんじゃあ始める…。」

 

リョウカ(幻想)「は…い…。」

 

リュウカ(幻想)「……急速再生能力作動…!」

 

 

ピキィィン…!!ニチニチ…!ギチギチ…!

 

 

リョウカ(幻想)「っ……!!?!あ…!あぁ…!!っ…!!く…うぅ…!!ご…め…んな…さい……おね…っあ!?」

 

 

ぎゅぅ…!ガリ…

 

 

リュウカ(幻想)「……っ…。」

 

 

リュウカは、リョウカの失った片腕を能力で再生させてみたが…案の定リョウカは想像以上の痛みや苦しみが発生し…リュウカを強く抱き締めたりしたり…噛み付いたりしたりして…必死に耐えていた…

 

 

数分後…

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…ようやく治ったぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「……気を失ったか……すまんな……リョウカ、少し助けるのが遅かったからこんな目に遭わせてしまって…リョウカ…多分お前の事だろうから……目が覚めたら…治療中に俺に酷い事をした事を謝ると思うし…罪悪感も背負ってしまうだろうから…えーっと…これで良いや。」

 

 

リュウカは、能力でリョウカに傷付けられた所を治して…リョウカの壊れた服を直してあげた…

 

 

リュウカ(幻想)「よいしょっと……これで少しは楽になる筈だ…。」

 

リュウコ(幻想)「えっと…その…本当にすまなかった…。」

 

リュウキ(幻想)「俺も悪かった…すまん…俺達の不注意でお前の妹が…そんな目に遭わせてしまった…すまん!」

 

リュウカ(幻想)「ああ…全くだ…あのさぁ…お前ら二人揃って喧嘩しまくって…その結果がこの不注意でこうなったんだぞ?…まあ今回の戦闘でお前らメインで、倒せた事…今回だけは大目に見てやるが…頼むからもう戦闘中に喧嘩引き起こしてそう言う事故起こさせる発端になるのを辞めてくれ…。」

 

リュウコ(幻想)「……すまん…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…もう良い、行くぞ。」

 

 

そして…二人は若干罪悪感に包まれながらも、リュウカ達は傷付いて案の定瀕死のリョウカを抱えて…何とかバーンドブレスから抜け出すことに成功した…そして、いよいよ決戦の時が近い…リョウカ達の旅は続く…

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第13話 最高神達と素晴らしき仲間達の天空の神殿の調査【終章・前編】

よう!カズマだぜ!さて、前回のあらすじを簡単に言えば…バーンドブレスを攻略した位だな…あ、本体のリョウカが重傷負った事と他の分身組が途中参戦して来たって所だな…んじゃあ、今回も見てくれよ!


リュウカ達は、バーンドブレスを攻略し…その先にある集落…ラミアの村にやって来ていた…

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…!う…ぅぅ…あれ?」

 

リュウカ(幻想)「目…覚めたんだな。」

 

リョウカ(幻想)「うん……それと…あの時は本当にごめんなさい…お姉ちゃんが必死に私を治してくれてたのに…私は…お姉ちゃんを傷付けてしまったの…本当にごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「傷?何の事だ?寝惚けてるのか?」

 

リョウカ(幻想)「え?でも…確かに私は…、」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…あのさ…お前は疲れてんだよ…な?お前ら?」

 

カズマ「え?あ…ああ!そうだな!疲れてるだけだ!」

 

めぐみん「そ…そうですよ!」

 

リョウカ(このすば)「うん…私だって疲れて倒れる時が良く有りますからね…。」

 

リュウカ(このすば)「まあ、あまり気にする事じゃなくねぇか?」

 

リョウカ(幻想)「……そう…なのかな…じゃあ…私が腕を失ったのは…?ゲラルディは?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、ちゃんと倒してあるし…腕なんて有るだろう?」

 

リョウカ(幻想)「……そうですね…。」

 

リュウカ(幻想)「…はぁ…まあとりあえず、お前はこのまま大人しく背負われていろ…本当にこうでもしないとなお前の身に何が起こるか分からん…。」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…んで、村に来たは良いが…確認するが…この村の先があの神殿が有るんだな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、そうです…そして…ダームさんの拠点でもあります…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…じゃあ、例の作戦の発動の時が近いな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…でも、発動のタイミングは、私達がイースの中枢に乗り込んだタイミングでやります…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…じゃあ、その転送の準備はした方が良いな?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…本当に絶妙なタイミングで更には誰にも気付かずに…私達の拠点が有る大陸に…エステリアとイースを同時に転送する必要が有ります…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…って言う事は…ここからは、分身組であるお前らとは別行動だ…。」

 

リョウカ(このすば)「分かりました。」

 

リュウカ(このすば)「おう。」

 

リュウカ(幻想)「お前らのやるべき事は…このイースとエステリアの転送先の座標設定と転送準備…そしてタイミング良く転送する事だ…言うだけなら簡単だろうと思うが難しく責任が重いぞ?しかも…このイースだけならまだ良いが…これの本体であるエステリアも同時に尚且つその転送先にピッタリはまる所に転送しないといけないぞ。」

 

リョウカ(忍者)「ええ…やってみます。」

 

リュウカ(ハンター)「ああ、任せな。」

 

リュウカ(幻想)「…そうか…それじゃあ早速だが行動開始だ…それじゃあ決戦の時にまた会おう。」

 

リョウカ(このすば)「うん、そっちも無事に会いましょうね。」

 

 

ピシュン…!

 

 

そして、本体組と分身組とそれぞれ分かれて…決戦に向けた作戦が開始された…

 

 

【サルモン神殿攻略戦及び魔王ダーム討伐戦】

 

 

成功条件【サルモンの神殿の完全制圧及び総大将:魔王ダームの討伐】失敗条件【味方の内一体の撃破又は拠点の陥落】

 

 

【注意事項】

 

 

今回の作戦において…あのエステリア大陸のダームの塔と同様に本体リョウカに関する注意事項についてだが…具体的にはダームの塔攻略戦と同様なのだが…今回はかなりハンデが厳しくなっており…先ず…チャージ完了までの時間が5分に増えた事…そして…一回の戦闘につき一回しか行動出来ない…無論、それで決着が着かない場合は敗北である…が、チャージ時間と行動回数を犠牲にして尋常じゃない力を得ている為…例外を除き一撃で葬る事が出来る……が、先程述べた様に一撃で葬れない敵も存在する事も有るので注意……尚、この弱体化及び療養状態は…魔王ダーム戦まで続き…魔王ダーム戦になれば回復しますので耐える事…

 

 

 

以上が注意事項と作戦需要だ…

 

 

 

リョウカ(幻想)「…作戦はこう言う感じです。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…言っておくが、お前はダームとの戦いで絶対に必要だ…だから他の戦闘では本当ならお前は温存しないといけん…がだ…一撃で葬るのなら一回だけで行動する事は良いだろう…が今回はダームの塔とは違う…お前の為だ…。」

 

 

リュウカは、リョウカの身体に触れて能力を発動した…

 

 

リョウカ(幻想)「あ…れ?力が出ない…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…今のお前は不老不死の能力を除いて…全ての能力を一時的に封じて…更にステータスも一時的に普通の完全な人間と同じに弄らせてもらった…無論だが、今のお前の攻撃手段はゴットピットだけだ…他の武器は今のお前にとっては重すぎるから使えん…だが、これは一時的な物だ…戦闘時…そうだな5分も経っても決着が着かない場合は封印が解かれて…一回分だけの行動は許される…。」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!…そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「何度も言うが俺達にとってもこの作戦で…お前が万全な状態でなければダームとはまともに戦えれないぞ…言わばお前が切り札だ…だからこそお前をこうするしかないんだよ…下手に行動されて重傷負うか…瀕死にでもなれば作戦は破綻する…。」

 

リョウカ(幻想)「ぐふ…げほ…!……分かりました…。」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが…この封印を解く権限は俺とアヤカとリョクヨウにしか出来ん…お前には出来ない様にしてある…安全対策だ。」

 

リョクヨウ(幻想)「大丈夫だから…私達がリョウカちゃんを……貴女を絶対に守るから…。」

 

アヤカ(幻想)「そうそう…だから決戦に備えて…ゆっくりリュウカちゃんに背負ってもらいながら寝ていなって…。」

 

めぐみん「任せて下さい!お師匠様!私達がしっかりとお守り致しますよ!」

 

リョウカ(幻想)「そう…ありがと…ございます…みなさん……すみません…何か聞きたい事や…何か有ったら……起こし…て…下さい…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…。」

 

リョウカ(幻想)「………すぅ…すぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「寝たな…あ…一応リョウカにこのマント付けさせておくか…ファクトのマントを…まあ御守りの代わりだ…。」

 

 

リュウカは、そっと眠ったリョウカにファクトのマントを羽織らせた…

 

 

リュウカ(幻想)「さてと、ダームの塔攻略以来のリョウカ背負い状態での作戦だな…まあ時折何回か有ったが…今回は規模が大きい…まあリョウカが眠る前に大体の事は聞いた…倒すべきボスの情報や攻略方法もな…まあ、あくまでもリョウカの知る限りの事だからな…この変化した世界じゃあどうなのか知らん…行くぞ。」

 

カズマ「ああ…決着を着けに行こうぜ!」

 

リュウカ(幻想)「ふ…そうだな…なあカズマ、お前…次期全特殊部隊の副隊長になる気はないか?」

 

カズマ「え!?俺が!?いやぁ、流石にそれは無理だぞ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ…そうだろうな…まあまだ時間はたっぷり有る…ゆっくり考えると良い、別にならなくても問題は無いしな…有っても無くても一緒だからなぁ…内の特殊部隊はな…それぞれ個人的に動いているからな…。」

 

カズマ「え?それって…、」

 

リュウカ(幻想)「安心しろ、少なくとも野放しじゃないし…ちゃんと俺達の事は守ってる…更には命令すればちゃんと指示には従うし…集結させる事も出来る…ただな、俺達は立場を使って悪用する事はしたくないんだよ…幾ら特殊部隊だろうが…仲間でもあり…家族だからな…大事にしないとな。」

 

カズマ「だろうな…。」

 

リュウカ(幻想)「さてと、今度行くか…もう拠点の方には連絡は入れてあってな…大体【今日の夕方まで】に転送を完了し…ダームとの総力戦を仕掛ける予定だ…今は朝っぱらだから…【約8〜10時間】がリミットだ…あのダームの塔攻略戦より短い…手間は取れん…。」

 

アクア「はい!」

 

リュウカ(幻想)「……良し、準備は出来た…全軍に通達!これよりサルモンの神殿に侵攻し…神殿を制圧せよ!尚、中には人間が迷い混んでる者や捕まってる奴も居る!そ言う奴らを助けながら魔王ダームの所に向けて突き進むぞ!いいか!もう戦争は始まってる!裏切り者であるダームをコテンパンにしばき倒すぞ!」

 

全軍『おおおおおぉぉぉ…!!!!』

 

リュウカ(幻想)「…全軍!作戦開始!侵撃せよ!」

 

全軍『は!』

 

 

リュウカの号令と共に、ありとあらゆる軍がラミアの村の門を潜って行き…リュウカ達を先頭に…サルモンの神殿に進軍して行った…(因みにラミアの村の住民の反応は…最早この世の終わりみたいな顔をしている者や…讃える者…その他色々有るが…取り敢えずすごく驚いていたそうだ…)

 

 

魔物1『ム!何奴ダ!?』

 

魔物2『ココカラ先ニハイカセナイゾ!』

 

リュウカ(幻想)「はぁ…。」

 

 

ゴォォォ…!!!ピキィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)『おい…誰に向かって口聞いてんだ?あ?ぶっ殺すぞ?この大邪神の命令だ…さっさと此処を通せ…でないと…、』

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

魔物1『ヒィィ…!!?』

 

魔物2『ア…ア…!?』

 

リュウカ(幻想)『…【この神殿諸共消滅させてやっても良いがなぁ?あ?』

 

魔物1『ワ…ワカリマシタ!!ス…スグニアケマスカラ…!!』

 

 

ギィィィ…!

 

 

魔物2『サ…ド…ドウゾ…!邪神様…!オ通リ下サイ…!』

 

リュウカ(幻想)『ふん…それで良い…行くぞお前ら…。』

 

 

リュウカは、門番と思われる魔物2体を邪神化して脅迫して…門を開けて通してもらった…そんな時…

 

 

リュウカ(幻想)『あ〜…そうだ…ふん!』

 

 

ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

 

魔物1『ウ…ウワァァァ…!!!』

 

魔物2『ギィアァ…!!?』

 

 

ズドォォォン…!!!

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ、こんな物だな…。」

 

カズマ「うわ〜…えげつねぇな…開けてもらってから殺すか…。」

 

リュウカ(幻想)「仕方ないだろ?全滅だからな…後、話が変わるが…俺が攻撃出来たのもゴットピットで優しく俺にしっかりと固定させてもらっている…だからある程度の攻撃なら可能だ…ただし、激しい動きは出来んし…下手にダッシュも出来ん…激しい動きすれば身体の弱いリョウカの事だから…些細な事でも重傷は負う…。」

 

ダクネス「じゃあ、そもそも安全な所に置いて行った方が良いのでは?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、実はそう考えてみたものの…そもそもこの作戦の成否は確かに俺達にも掛かるが…肝心な戦力で戦略も戦術的にも絶対にリョウカは外す事が出来ない…残念ながらな…まあ、艦に乗せてそこから指揮や支援を行うって言う手段も考えたが…リミットも有る事から一々連れて行ったり…戻したりするのは大変だ…しかも結構体力を使うからな…。」

 

ダクネス「む…そうか…。」

 

リュウカ(幻想)「だが、ダームの塔攻略戦とは違って…殆ど野外での戦闘が多い…まあボス供は中だがな…それに伴って…航空兵器や航空超兵器等…空からの支援は期待出来る…更には、さっきも言ったが…今回はリョウカを背負うのは俺だけに固定されるが…完全に俺もフリーな状態…まあある程度の戦闘が可能って事…んでリョウカが戦闘で封印が解かれた時の最終行動は基本的に一撃で終わらせろって事になってはいる…まあ戦闘面では心配無いな…。」

 

めぐみん「確かにそうですね…ただ、最後の方…一撃で終わらせるって事は…相当負担が掛かりそうですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、ある意味でこれが最大級の俺達に課せられた試練みたいな物だ…5分…それまでに戦闘を如何に終わらせる事が出来るかが重要なんだよ…無論…5分経過してリョウカが目覚めて行動すればぶっ倒れる…そうこの一回の行動だけでも絶大な負担が掛かる…本当なら1日1回ぐらいしか出来ない事を戦闘毎に1回行動だけに無理矢理短縮化させた物だ…もうここまで言えば分かるだろ?リョウカが戦闘に入って5分経つまでは封印状態で超弱体化状態…だがそこから5分経過して封印が解かれた際にいきなり身体にその封印されてた物が一気に戻る…それだけでも身が持たない位にはな…んで行動後…再び封印状態に戻る…そんなの繰り返してみろ…いずれは確実にリョウカが如何に不老不死だと元々身体の弱さが仇となって死ぬぞ?」

 

めぐみん「そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…だからリョウカの封印が解かれる条件をボス戦のみにしてある…がだ…出来れば解かれる前に決着を着けるのが望みだがな。」

 

めぐみん「そうですね、お師匠様の為にもなりますね。」

 

リュウカ(幻想)「だな。」

 

 

プルプル…!プルプル…!

 

 

リュウカ(幻想)「ん?何だ?作戦中だぞ?一体誰だ…?」

 

 

ガチャ…!

 

リュウカの元に突然無線機からコールが鳴り出して…それに応答すると…

 

 

リョウカ(艦娘)『お姉ちゃん!大変な事が起きました…!!』

 

リュウカ(幻想)「ん?艦娘の方のリョウカか?何が有った?」

 

リョウカ(艦娘)『実は…ダームについてだけど…本体のリョウカさんがダームをクビにした以来…一切反応が無くなってしまって…代わりに想像以上の巨大な反応が確認しました…この巨大な反応は…私達と同レベルです!』

 

リュウカ(幻想)「何!?詳しく教えろ!」

 

リョウカ(艦娘)『うん…みなさんは、ベラガンダーと…海賊組が倒した…ゴットマスター・マザーコア…その2体は知ってますか?』

 

リュウカ(幻想)「おう、知っている…って!おい!ベラガンダーなら分かるが…何でマザーコアが出て来る!?」

 

リョウカ(艦娘)『……はい…どうやらそのマザーコアが…私達に再び敗れた事に復讐する為に…突然変異で能力で蘇って…更に最高神化したのです!』

 

リュウカ(幻想)「はぁ!?マザーコアが最高神化しただと!?」

 

リョウカ(艦娘)「ええ…でも詳しい事は分からないけど…そのマザーコアは、先ずベラガンダーを蘇らせて…リョウカさんがダームと別れた後に一緒に現れて…ダームとマザーコアとベラガンダーが…【融合したのです。】』

 

全員『………!?』

 

 

艦娘側のリョウカ達からの緊急無線によって全員が物凄く緊張が走った…そう、まだベラガンダーなら分かる…が、せっかく海賊組の手によって完全消滅した筈のマザーコアが復讐の為に突然変異で得た能力で蘇り…更に同等になる為に、最高神化して戻って来たのだ…更には、あの裏切り者のダームと蘇らせたベラガンダーと融合し…究極の力を得たと言う物らしい…

 

 

リュウカ(幻想)「なるほど、道理であそこからすげぇ巨大な反応が出て来た訳か…かなり不味いな…。」

 

リョウカ(艦娘)『どうするのですか?』

 

リュウカ(幻想)「作戦変更だ!急いで転送の準備を終わらせて…大至急そっちの大陸に転送する!んでだ、その後は出来る限り拠点から防衛戦力を除いて出せるだけの軍を全て出撃させて俺達の支援に回せ!良いな?」

 

リョウカ(艦娘)『分かりました!こちらでも準備を進めますね!それじゃあ待ってますよ!』

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

カズマ「大変な事になったな…小説で見たが…大苦戦してようやく倒せた相手なんだな?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、そうだ…んで今回は更に強大になって復活しやがったな…んじゃあ転送の準備を進めている奴らに連絡を入れる…その後に俺達はこのまま進軍するぞ。」

 

めぐみん「作戦は続行ですね?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…だが作戦上ではダームは倒さないといけないが…そのダームは取り込まれて死んだ…まあ無様な最後だったが…同情はするぜ…。」

 

ダクネス「ふむ…そう言えばマザーコアってなんだ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ要約するとだ…人類の手で生み出された究極の生物最終超兵器って所で…んで俺達に一度敗れて復讐に燃えて俺達の前に現れて、んで苦戦してようやく倒せた俺達の中で最も強敵の一体って所だ…無論だが、今のお前らでも束に掛かって挑んで勝てる相手じゃない…だが、俺達が居る…俺達と一緒にやれば勝てる筈だ。」

 

ダクネス「ほう…では…、」

 

リュウカ(幻想)「言っとくが、自らの身体で受けてみたいなんて馬鹿な真似はよせ…今のマザーコアの攻撃は幾らお前でも1発貰えば戦闘不能になる程だぞ?」

 

ダクネス「むう…そうであるか…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、んじゃあ連絡入れるから待ってろ。」

 

 

ティアルマス(魂)『このすば!ヒャッハァァァァ…!!ロリコン万歳!』

 

 

 

数分後…リュウカは、連絡を入れた…まあ分身組の方も尋常じゃない位の緊迫した感じで急いで転送準備を進める事にしたのだった…(全く持って遺憾であるのだった…己マザーコアめ!ちきしょうめぇぇ…!!!)

 

 

リュウカ(幻想)「さて、連絡は入れた…行くぞ!お前ら!!サルモンの神殿にカチコミだぁぁ…!!!」

 

全員『おおおおおおおぉ…!!!!』

 

 

リュウカの号令と共に開き放たれた門を潜って行き…魔物の軍との戦争が始まった…

 

 

VS【元魔王ダームの魔軍[総大将:最高邪神:ゴットマスター・マザーダームガンダーコア(仮名)]】

 

 

地形【サルモンの神殿全域】

 

 

【制空権確保】

 

 

魔物供『ぐぉぉ…!!』

 

兵士1「GO!GO!GO!」

 

兵士2「move…!!」

 

 

ドドドドドドドド…!!

 

 

魔物3「グァァ…!?」

 

魔物4「グォォ…!?」

 

 

キィィン…!!

 

 

航空機兵隊長機「こちらゼロ航空隊!現場に到達!各機!お嬢様の進路を確保しろ!!散開!!」

 

航空機全機『了解!』

 

キィィン…!!

 

バババババババババ…!!

 

バシュゥゥゥ…!!ズドォォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「雑魚供が!俺達の邪魔をするなぁ!!」

 

 

ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

ピキィィィィン…!!ズドォォォン…!!!

 

 

魔物供『グァァァ…!!!』

 

 

リュウカ(幻想)「よし!ここからは、俺達と闇神森一家の奴らと別行動する!お前らは、右方面!俺達は左方面を攻める!良いな!1時間後にこの中央に集結しろ!」

 

アンカ(幻想)「分かったわ!行くよ!」

 

クロカ(幻想)「うん!」

 

アンクロ(幻想)「さてと、暴れますかな!」

 

クロアン(幻想)「あの…御武運を!」

 

リョクヨウ(幻想)「行きますよ!」

 

アヤカ(幻想)「さてさてさーって…やってやりましょうか!」

 

リュウカ(幻想)「行くぞ!行動開始!」

 

 

どうやら、リュウカチームとアンカチームと別れて制圧するようだ…

 

 

※ここから合流までは基本的にリュウカチームの方をメインにします

 

 

ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

ザシュザシュザシュ…!!

 

 

リュウコ(幻想)「っち!多いな!」

 

リュウキ(幻想)「おい!文句を言ってる暇が有るなら戦え!」

 

リュウコ(幻想)「ふん!言われなくともさっきからやってるだろうが!テメェもさっさと戦えよ!」

 

リュウキ(幻想)「ああ!?当たり前だろうが!行くぞおらぁぁ!!」

 

 

ザシュザシュザシュ…!!

 

ドドドドドドドドドドドド…!!!

 

 

魔物供『グギャァァ…!!?』

 

リュウカ(幻想)「えーっと…聞いた話だと…こっちだ!!って!門が邪魔だな…。」

 

魔物5『ココカラ先ニハ通サ…』

 

リュウカ(幻想)「邪魔だぁぁ…!!!」

 

 

バキィィィン…!!

 

 

魔物5『グギャァァ…!!?』

 

リュウカ(幻想)「門諸共消えろ!」

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

ズガァァァァァン…!!!!

 

 

 

めぐみん「流石です!」

 

リュウカ(幻想)「急ぐぞ…聞いた話だと、地下水路に行く為の建物がある筈だ…その地下水路の何処かに生贄から脱走した者達が居る筈だ…探し出して保護しろ。」

 

カズマ「おう!」

 

 

そしてそんなこんなで数十分後…リュウカ達は、無事に地下水路を見つけて…それで地下水路を探索してると…どうやら例の脱走者達を見つけたそうだ…が、そこには何故かキースも同時にやって来たのだ…因みにそのキースの姿について説明は遅れたが…どうやらアニメ版の方のキースだそうだ…

 

 

リュウカ(幻想)「……キースか…。」

 

キース『………。』

 

リュウカ(幻想)「……お前の事だからもう俺達の事は分かっているだろう?」

 

キース『…そうだ…貴女様達がやろうとしている事もな…。』

 

リョウカ(幻想)「…げほ…!げほ…!キース…さん…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…?」

 

リョウカ(幻想)「…貴方は…神官の一人の子孫で…ファクトの血を引く者ですよね…?」

 

キース『……!ああ…そうだ…。』

 

リョウカ(幻想)「……私は知っていますよ…あの事件の事を…でも私達は…ううん…私は助けれなかった…事件が起きない様にはしようとしたけど…結局は失敗して……魔物が進行して来て…貴方の妹さんを死なせてしまいました……。」

 

キース『………マール……。』

 

リョウカ(幻想)「……だけど…今の私達なら…貴方の妹のマールさんを生き返らせる事は出来ます…完全にね…。」

 

キース『……!!それは…本当だろうな…?』

 

リョウカ(幻想)「私は…嘘が嫌いですし…つくのは嫌いですよ…私もお姉ちゃんもね……ただ、少し頼みが有ります…ここに居る脱走者達を保護するのを手伝って欲しいです…後…私達の決戦の時…無事に私達が勝てる事を…祈ってもらえないでしょうか?」

 

キース『…分かった…協力しよう…。』

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…キース……さん…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「…眠ってしまったか……。」

 

キース『…では私は失礼する…約束は必ず守ろう…それと…これを持って行くが良い…神殿の鍵と水路を操作する所の扉を開ける鍵だ…。』

 

リュウカ(幻想「おう、サンキューな…。」

 

?「あの…その声はリュウカさん?」

 

リュウカ(幻想)「ん?…!お前は…リリアか!?何でここに居る!」

 

リリア「ごめんなさい…どうしてもみなさんの役に立ちたいって思って付いて行ったら…目の前に二人の女神様が現れて…気が付いたら…ここの神殿の女神の王宮に居たのだけれど…その時うっかりリョウカちゃん達から渡されたお守りを落としてしまって…魔物に攫われてここに…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…別にお礼は良いのに…御守りを紛失したのは仕方ない…。」

 

キース『お主が言っている、御守りって言うのはこれなのか?』

 

リリア「…!!それです!」

 

キース『そうか…失くすんじゃないぞ…リリア。』

 

リュウカ(幻想)「良かったな…リリア…んで、何故お前が御守りを?」

 

キース『偶々通り掛かったら拾った物だ…持ち主が見つかって良かった…。』

 

リュウカ(幻想)「…まあ良い…取り敢えず頼んだ…ああ、そうそう…キース…強く生きろよ…お前の為に…そして、お前の妹の為にもな…。」

 

キース『…分かった…。』

 

リュウカ(幻想)「じゃあな、あ…リリア…一応言っておくが…これ以上俺達に関わるのはよせ…碌な事が起きんぞ?」

 

リリア「え?どう言う事なのですか?」

 

リュウカ(幻想)「今な、俺達は魔物の軍と俺達の軍と戦争の真っ最中だ…俺達は、リョウカの指示で最優先でお前らを保護しに来た……まあキツイ言い方すれば…お前らは邪魔なんだよ…俺達にとっても強大な敵との戦いも有る…下手すれば全てが終わってしまう、無論そんな中でお前らを守りながら戦うのは先ず不可能…だからさっさとお前らを保護して家に帰ってもらわんと困る…。」

 

リリア「……そうなのですか…。」

 

リュウカ(幻想)「リリア、お前のやっている事や思っている事は良く分かってはいる…だがなこれは理解しろ…俺達は何でも屋だ…無論依頼されたら絶対にこなしてみせるさ…無論だが、依頼主が善意を持って依頼するのであれば無償で引き受けてやる…だがな、悪い奴の依頼はまっぴら御免だ…そん時はそれ相応の代償を支払ってもらうだけだ……リリア……この意味分かるな?」

 

リリア「え?」

 

リュウカ(幻想)「………リリア、今だけ俺達に依頼が出来る…最後の時間だ…どうする?」

 

リリア「……じゃあ…必ず…必ず絶対に生きて元気にみなさんと会おうね!後…絶対に…負けないでね!」

 

リュウカ(幻想)「…ふ!交渉成立だ…この最高神でもあり…最高邪神でもあり…元最強現人神の名に掛けて…成功してみせるさ!行くぞ!お前ら!依頼の時間だ!さっさと行くぞ!」

 

めぐみん「ええ!」

 

カズマ「おう!」

 

リョウカ(幻想)「……ん…ま…か…せ…て…下さい……すぅ……すぅ……。」

 

キース『うむ…ここは任せろ…お主達も早く行くのだ!』

 

リュウカ(幻想)「おう!んじゃあな!生きてまた会おう!」

 

 

そしてリュウカ達は、リリア達と別れて…再び制圧行動を再開した…後、キースから貰った鍵を使い…水路制御室に入って…水路を操作した…これにより、両チームも水路の移動が楽になった…

 

 

1時間後…リュウカチームとアンカチームも左右両方を制圧し…残るは本館とその中央の所と中枢のみとなった…

 

 

リュウカ(幻想)「さて…状況は?」

 

アンカ(幻想)「ええ、あっさりと制圧出来たわ…。」

 

リュウカ(幻想)「おう、こっちは予定通り人質は全て保護した…が、マリアって言う奴とサダって奴は居なかったそうだ…。」

 

アンクロ(幻想)「どうやら、本館の方をやらないといけないみたいだねぇ。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…一応聞くが、例の物は?」

 

アンクロ(幻想)「ああ、ちゃんと手に入れたよ…ほら、銀のペンダント。」

 

リュウカ(幻想)「おお、流石だな…さて待ってろ……出来たぞ、ほら全員分だぞ。」

 

カズマ「へぇ…相変わらず便利な能力…完全に本物だな…。」

 

リュウカ(幻想)「本物だぞ?本物じゃなかったら…分身組はどう説明するつもりなんだ?って言う話になる訳だぞ?」

 

めぐみん「確かにそうですね…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、先ずは中央だ…中央の所にはリョウカの話によれば…【古代魔神蜘蛛:ドルーガー】って言う大将クラスが居る筈だ…んでニクディルガーに続いての引きニート昆虫型魔物だな…。」

 

カズマ「おいおい…ドルーガーも引きニート認定されたのか?」

 

アンクロ(幻想)「ん?だってそうじゃないか?実際…あの場所から出た所見た所が無いし、侵入者が来た時だけ動く程度で…それで出入り口が狭すぎて通れない…だからニート生活なんだよなぁ…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…じゃああだ名付けるなら…ドニートー…で良くね?そんなに引き篭もるならな。」

 

カズマ「おいコラ…ド直球な名前じゃねーか!…はぁ…もう良いや…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、冗談は置いといて…さっさと引き篭もり蜘蛛をヌッコロしてさっさと制圧行動を再開しないとな。」

 

アクア「そうですね。」

 

 

そして、リュウカ達は中央の建物に入り…その直後に例の門を見つけて…キースから貰った鍵を使い…門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「さて、どっから来る?」

 

アヤカ(幻想)「ん?……前よ!あそこから何か動きだそうとしてるよ!」

 

 

リュウカ達は、アヤカの言う所を見ると…巨大な何かが包まった蜘蛛の巣…そこが動きだして全員が臨戦態勢に入った…

 

 

ギチギチ…!ズガァァァァァン…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

?『ギシャァァァァァァ…!!!!!』

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカの言う…あいつがドルーガーだ!…まあドニートーだがな…ニートだからな。」

 

アンカ(幻想)「まあ、名前は関係ないね…さっさと害虫駆除はしないとね。」

 

リュウカ(幻想)「だな…行くぞ!お前ら!」

 

ドルーガー『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

【イースⅡ:第4のボス】

 

 

VS【古代魔神蜘蛛:ドルーガー(別名:引きニート蜘蛛:ドニートー)】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ドルーガーの撃破】敗北条件【味方の全滅又はリョウカの撃破及びリョウカの攻撃が失敗する】アナザーメイン目標【5分以内に撃破達成】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadow[完全版ver]】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ピット(AI)『全制限一時解除まで、残り5分。』

 

リュウカ(幻想)「あいよ!だったら5分で決着を着ける!はぁ…!!」

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

ズドォォォン…!!!

 

 

ドルーガー『ギシャァァァァァァ…!!?』

 

めぐみん「効いてますね!ならついでに喰らえ!ミニエクスプロージョン!」

 

 

ポォォピィィ…!!ピキィィン…!!

 

ボォォォン…!!!

 

 

ドルーガー『ギィアァ…!!?』

 

カズマ「おおらぁぁ…!!」

 

 

ブォォン…!!ザシュゥゥ…!!ブシャァァァァ…!!

 

 

ドルーガー『ギシャァァァァァァ…!!!?!?』

 

リュウカ(幻想)「おいおい…やっぱ引き篭もりのお陰で随分と弱いな?」

 

ドルーガー『ギィィィ…!!!』

 

 

ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

 

リュウカ(幻想)「ふん!電撃纏った誘導光弾か!小癪な!打ち消してやるぜ!ほらよ!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

ドルーガー『ギィィィ…!?』

 

リュウカ(幻想)「ふん…弱い…めぐみん!制限解除だ!やれ!」

 

めぐみん「はい!トドメです!スーパーノヴァ…!!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ピキィィン…!!ポォォピィィ…!!!

 

 

ドルーガー『ギシャァァァァァァ…!!?!?』

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォン…!!!

 

 

…戦闘開始から2分も経たず…リュウカ達の言う通り、引き篭もり過ぎた影響で弱かったのか…呆気なくドルーガーは撃破された…

 

 

リュウカ(幻想)「お疲れ…さて…、」

 

 

プルプル…!プルプル…!」

 

 

リュウカ(幻想)「ん?こんな時に…まさか…、」

 

 

ガチャ…

 

 

リュウカ(幻想)「はい、こちらリュウカどうぞ。」

 

 

リュウカは、その無線に出てみると…

 

 

リョウカ(このすば )『お姉ちゃん!予定通りに準備が出来ましたよ!』

 

リュウカ(幻想)「早いな!因みに聞くが…転送先には問題無いだろうな?」

 

リョウカ(このすば )『はい!問題無いです!ちゃんと丁度いい所に転送が出来ます!後、拠点からの支援攻撃や…誘導作戦にも比較的に完全に好都合な所です!』

 

リュウカ(幻想)「分かった!始めてくれ!」

 

リョウカ(このすば )『了解です!!』

 

 

ブツ…ツー…ツー…

 

 

リュウカ(幻想)「準備が出来たか…ならば外に居る航空兵器も移動させんとな…。」

 

 

ガチャ…プルプル…プルプル…

 

 

ヤマト『はい、どうしましたか?』

 

リュウカ(幻想)「ヤマトか?俺達はまもなく予定通り大陸諸共転送される!お前らも俺達の所にやって来れるな!」

 

ヤマト『はい!大丈夫です!反応を追尾出来ますから!』

 

リュウカ(幻想)「分かった!それじゃあな!無事に来いよ!」

 

ヤマト『はい!お嬢様達も御武運を!!』

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

そして、その通信の後…イースとエステリアは…リョウカ達の拠点が有る大陸に転送された…無論だが取り残された全航空兵器や艦隊はリョウカ達の所へ直ぐに急行した…そしてここからが…本当の戦いの始まりだった…果たして、この戦争にリョウカ達は勝てるのか…戦いはまだまだ続く…

 

 

 

 

 

 

【続く】



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第14話 最高神達と素晴らしき仲間達の天空の神殿の調査【終章・中編】

やあ、アンクロだよ…さて前回のあらすじを簡単に言えば…サルモンの神殿の攻略戦が開始されたけど…どうやら随分と前にダームは、蘇ったマザーコアによって取り込まれてしまったらしいよ…それで、作戦を変更して準備が終わり次第さっさと転送する事にした…それで順調に作戦が進み、無事に転送が完了した…って所かな?さて、今回も見てくれよ。


リュウカ達の作戦通りに無事に転送が完了された…

 

 

リュウカ(幻想)「……っ…おーい!大丈夫か!」

 

めぐみん「ええ、大丈夫ですよ!」

 

アンクロ(幻想)「どうやら全員無事のようだね…上手く行ったようだ。」

 

 

プルプル…!プルプル…!ガチャ…!

 

 

リョウカ(このすば )『みなさん!無事に転送が終わったけど…私達はどうしますか?』

 

リュウカ(幻想)「ああ、俺達と合流して制圧を手伝ってくれ…後、拠点の方に連絡を入れて予定通り支援攻撃を開始してくれ。」

 

リョウカ(このすば )『分かりました!後で会いましょう!』

 

 

ブツ…ツー…ツー…

 

プルプル…!プルプル…!ガチャ…!

 

 

リュウカ(幻想)「今度は誰だ?」

 

ヤマト『私です!ヤマトです!たった今現場に到着しました!これより支援攻撃を再開します!』

 

リュウカ(幻想)「早いな!どうやったらこんなに早くこれる?」

 

ヤマト『はい、一旦全航空兵器を収容して…その後、全艦隊を一斉にテレポートでここまで来ました。』

 

リュウカ(幻想)「なるほど、道理で早い訳だ…んじゃあ宜しく頼むぞ!」

 

ヤマト『は!了解です!』

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ、さて攻略戦の続きだ…行くぞ!」

 

 

リュウカ達が、移動を再開しようとした時…

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(このすば )「ふぅ、お待たせしました。」

 

リュウカ(忍者)「やれやれ、結構疲れるな…。」

 

リュウカ(幻想)「早いな…お前ら。」

 

リョウカ(このすば )「うん、結構早く集合出来て…それで一気にみなさんと一緒にテレポートしました。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…あ、そうだ…ほら、お前らの分だ。」

 

リョウカ(このすば)「これは、銀のペンダントですか…ありがとうございます、これで本館に行けます。」

 

リュウカ(幻想)「だな、行くぞ。」

 

 

そして、リョウカ達は…ドルーガーの部屋の先にある女神像に触れて…本館にワープした…

 

 

数十分後…

 

 

ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

ズドォォォン…!!

 

 

 

リュウカ(幻想)「おい!どっちに行けば良いんだっけ!?」

 

リョウカ(このすば)「こっちですよ!はぁ!」

 

 

ザシュ…!

 

 

リュウカ(このすば)「っち!数が多いな!全く!」

 

リュウカ(ダン戦)「しゃーないだろ!ここは敵の本拠地で本丸なんだぞ!これぐらい居て当然だろ!まあ、俺達は普通に蹴散らすがな!」

 

リュウカ(幻想)「急ぐぞ!まだ人質の件が終わった訳じゃない!」

 

 

更に1時間後…

 

 

リョウカ達は、ようやく大部分を制圧し…残るは女神の王宮付近の所とイースの中枢付近だけだ…そしてリョウカ達は鐘つき堂に辿り着き…例の門がリョウカ達の前に現れた…

 

 

リョウカ(このすば )「さて…本来ならここには【妖魔女帝:ザバ】が待ち伏せてる筈です…ただ、妙な反応ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「妙?」

 

リョウカ(このすば )「はい…ザバと比べて魔力が弱いですね…ここは大事な所の筈です…。」

 

リュウカ(幻想)「なあ…俺の直感になるが…良いか?」

 

リョウカ(このすば )「うん、良いですよ。」

 

リュウカ(幻想)「多分だが…マザーコアによってベラガンダーが蘇った例が有ったとするなら…恐らく…ここに何か蘇った奴が待ち伏せてるんじゃないのか?」

 

リョウカ(このすば )「確かにそうですね…じゃあ取り敢えず行ってみましょう。」

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ達は、不安を抱えながら…その門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「どこから来る…!来やがれ…!」

 

 

バサバサバサバサ…!!

 

 

リョウカ(このすば )「……!!みなさん!!上です!!」

 

全員『……!!』

 

 

リョウカ達が目にしたのは…

 

 

?『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

リュウカ(幻想)「アイツは…!!【ヴァジュリオン…!!?】何故ここに居る…!!」

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!!!』

 

 

どうやら、リュウカの言った感が当たって…出て来たのは…リョウカ達の手で倒した筈のヴァジュリオンだ…しかも同じ個体の様だ…

 

 

リョウカ(このすば)「……どうやらこのヴァジュリオンは…相当怒っていますね…!私達を本気で復讐する為にマザーコアにひっそりと引っ付いて蘇ったのでしょう…巨大な力と殺気がドッシリと来ますね…!」

 

リュウカ(幻想)「ふん!だったら、もう一回ブチ殺すまでだ…!!今度は容赦しない…!!覚悟しろよ!このクソ蝙蝠が!!」

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

【イースⅡ:第5のボス】

 

 

VS【復讐の召喚魔獣:ヴァジュリオン[超強化個体・歴戦王個体・リベンジ仕様]】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ヴァジュリオンの撃破】敗北条件【味方の全滅又はリョウカの撃破及びリョウカの攻撃が失敗する】アナザーメイン目標【5分以内撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadow[完全版ver]】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

ピット(AI)『全制限一時解除まで…残り5分。』

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

 

リュウカ(幻想)「コイツ…!!遠距離攻撃を…!!」

 

 

リュウカ達は、ヴァジュリオンの放った開幕攻撃を回避した…

 

 

アクア「お返しよ!アクアキャノン!!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

ズドォォォン…!!

 

 

アクア「やったの!?(盛大なフラグ)」

 

リュウカ(幻想)「馬鹿野郎!!それを言ったら終わりだ!!見ろ!!」

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!!!』

 

アクア「あはは…これは…その〜…失礼致しましたぁぁぁぁ…!!!!」

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

キィィン…!!!

 

 

ヴァジュリオンは、先程のアクアの攻撃にカチンと来たのか…アクアを追いかけ始めた…

 

 

アクア「いやぁぁぁ…!!!来ないでぇぇ…!!!」

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

リョウカ(このすば)「アクアさん!!ヴァジュリオン!!こっちを向きなさい!!はぁぁ…!!!」

 

 

ポォォピィィ…!!!ズドォォォン…!!!

 

 

ヴァジュリオン『ギィアァ…!!?』

 

リョウカ(このすば)「アクアさん!早く離れなさい!!」

 

アクア「は…はい!!」

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!!!』

 

 

ピキィィン…!!!バァァァン…!!バサバサバサバサバサ…!!!

 

 

リョウカ(このすば)「分離しましたか!!だけど…その程度で!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(このすば)「私達を…舐めないで…!!エクスプロージョン!!」

 

 

ポォォピィィ…!!!ピキィィン…!!!

 

ズドォォォン…!!!!

 

バサバサバサ…!ピキィィン…!!ボン…!!

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!?!』

 

リュウカ(幻想)「ぶ!はっははは…!!!無様だなぁ…!!!お前!ねぇねぇ!今どんな気持ち!最大の武器の分離状態を悉く無残な形で破られるのはどんな気分だ!?NDK?NDK?ヒャハハハハハハハハハ…!!!」

 

 

ブチ…!!!

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!!!』

 

アンクロ(幻想)「あらら?完全にブチ切れた様だね…煽りに煽られて…完全に激昂したみたいだよ。」

 

ヴァジュリオン『ギィィィ…!!!ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

キィィン…!!!ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!ブォォン…!ブォォン…!

 

 

リュウカ(幻想)「よっと…危ねぇ…おいおい?そんな物か?俺はハンデ抱えてんだぞ?そんなんで俺に攻撃が当たるとでも?」

 

 

プッチン…!!!

 

 

ヴァジュリオン『……ギ…ギシャァァァァァァ…!!!!!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…やっとまともなのが来たな…がだ、そんな技が…、」

 

 

ガキィィン…!!!シュゥゥゥ…!!

 

 

ヴァジュリオン『………!!!?!』

 

リュウカ(幻想)「俺に効くとでも?取り込ませてもらった!もう、俺達の物だぜ?さて、もうつまらんから…さっさと死ね。」

 

 

キュィィィィィィン…!!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

キィィン…!!!!

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!!!?!?』

 

 

ピキィィン…!!!!ズドォォォン…!!!!

 

 

リュウカの技によって…蘇って尚も…ヴァジュリオンには運が無かった様で…呆気なくまた消滅オチしてしまった…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…良し!急ぐぞ!」

 

リョウカ(このすば )「あの、大丈夫ですか?」

 

リュウカ(幻想)「おう、問題無いぜ!」

 

リョウカ(このすば )「そうですか……ん?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(このすば)「……何ですか…この禍々しい反応は…?」

 

リュウカ(幻想)「確かにな…どこからだ…?いや…すぐ側に居る感じだな……。」

 

リョウカ(このすば)「……まさか、……!!お姉ちゃん!!リョウカさんが!!」

 

リュウカ(幻想)「何!!…!?おい!これはどう言う事だ!リョウカの身体から…ドス黒いオーラが溢れ出てるんだけど…!!?」

 

リョウカ(このすば)「…分からない…けど、何かこの先に確実に今のリョウカさんを暴走させるに十分な何かが起きるのは間違いないですね…急ごう!リョウカさんが暴走する展開が起きるくらいなら…早くその展開を壊そう!」

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

 

そして、リョウカ達は…鐘つき堂を登り始めた…

 

数分後…リョウカ達の前に…脱走者の一人のマリアが囚われていた…要するに…早く逃げないと貴女達も生贄にされてしまうから逃げて…との事らしい…が、更に聞いた話だと…サダって言う奴が数分前にこの鐘つき堂を登って行ったとの事…

 

 

ゴーン…!ゴーン…!

 

 

リョウカ(このすば)「不味いです!弔いの儀式が始まろうとしてます!後4回です!」

 

リュウカ(幻想)「分かった!ならテレポートで…ってあれ?何故だ!何故発動しない!!」

 

リョウカ(このすば)「お姉ちゃん!テレポートは…確かに行った事が有る場所なら行く事が出来ますけど…場所が場所です!特殊な力の影響でテレポートが使えません!」

 

リュウカ(幻想)「っち!仕方ない…!リョウカ…苦しいと思うが耐えてくれよ……お前ら!ダッシュだ!!」

 

カズマ「おう!」

 

 

そして、ダームの塔攻略戦以来の全力疾走での登りが始まった…

 

 

(もう面倒くさいので…)

 

 

数分後…

 

 

現在…鐘が鳴った回数は…3回目…今リョウカ達は、頂上に来ていた…そこには…

 

 

?『オッホッホッホッホ…!!良くここまで登って来たわね!褒めてあげるわ!」

 

リョウカ(このすば)「貴女は…【700年前の…ザバ…!!何でここに居るのですか…!!?】」

 

リュウカ(幻想)「何!?コイツが700年前の方のザバか!?」

 

リョウカ(このすば)「…やはり私達の影響は少なくとも出ていたみたいね…!ザバさん!もう一度聞きますよ!何でここに居ますか!!それに…サダさんはどうしたのですか!?」

 

ザバ『オッホッホッホッホ…!!!決まってるじゃないの?ここの鐘を鳴らして…儀式を行なってるのよ!それと…あの邪魔な虫ケラは…そこで石になってもらったわ!!」

 

リュウカ(幻想)「何…!!テメェ…!!」

 

 

ゴーン…!ゴーン…!

 

 

全員『……!!?』

 

ザバ『オッホッホッホッホ!!さぁ、これで4回目!!さぁ!どうする!?私を止めてみなさいよ!?』

 

リュウカ(幻想)「なら!このクソッタレな鐘を…!!喰らえぇぇ…!!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ポォォピィィ…!!!

 

キィィン…!!バキィィィン…!!!

 

 

 

リュウカ(幻想)「な!?魔王結界だと!?」

 

ザバ『オッホッホッホッホ!!残念だったねぇ…!!時間切れ〜!!』

 

 

ゴーン…!ゴーン…!

 

 

全員『……!!?』

 

 

そして…リョウカ達の頑張りも虚しく…無慈悲に5回目の弔いの鐘が鳴らされた…

 

 

ザバ『オッホッホッホッホ…!!!残念でした〜!』

 

リュウカ(幻想)「野郎…!!!」

 

 

ブチ…!!

 

キュィィィィィィン…!!ゴォォォ…!!!

 

 

全員『……!!?』

 

 

その場から…一番聞きたく無い何かが切れる音が聞こえて…

 

 

ピット(AI)『強制ハッキング確認…全権限強制解除…全リミッター解除…全エネルギー量…臨界点突破…危険域到達…デストロイモード起動…。』

 

リョウカ(幻想)「………!!!!ぐぅぅ…!!…オオオオォォォォォォォォ…!!!!!!』

 

リュウカ(幻想)「おわ…!!?」

 

 

…どうやら…眠っていようが…リョウカには全て筒抜けの様で…完全に激昂したようで…暴走してしまったようだ…

 

 

めぐみん「お師匠様…!!!?」

 

リョウカ(暴走)『……グゥゥゥゥ…!!!グォォォォォォォン…!!!!』

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ピシャァァン…!!!ピシャァァン…!!!

 

 

暴走したリョウカの影響で…天候が一気に悪化して…大量の雷が発生して…更に天変地異が発生し…

 

 

ヒュゥゥゥ…!!!ズドォォォン…!!ヒュゥゥゥ…!!ズドォォォン…!!

 

ピキィィン…!!ズドォォォン…!!

 

 

周りに小型のメテオが降り始めて…ザバの周りの空間が一瞬歪んだと思うと小規模の爆発が発生する…等その他色々有るが…カオスだ…途轍もなくカオスだ…

 

 

リュウカ(幻想)「お…おい!落ち着けって!!リョウカ…!!!」

 

リョウカ(このすば)「待って!お姉ちゃん!……今のリョウカさん…確かに激昂してるし…暴走してるけど…様子がおかしいです、幾ら怒り狂っているって言っても…天変地異が起きているって言っても…周りに被害があまり出ていないです…それに…私達には感じませんけど…殺気も感じないです。」

 

リュウカ(幻想)「何…?」

 

ザバ『………ふ〜ん…!面白いわ!オッホッホッホッホ!!』

 

リョウカ(暴走?)『グォォォォォォォン…!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

ザバ『……っく!!はぁ…!』

 

 

バキィィィン…!!!ビキビキ…!!

 

 

ザバ『……!!?結界が…!!!』

 

リョウカ(暴走?)『オオオオオォォ…!!!』

 

 

ガッシャァァン…!!!

 

 

ザバ『……!!』

 

 

ピシュン…!!!

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォン…!!

 

 

リョウカ(暴走?)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

ザバ『フッフッフ…!!オッホッホッホッホ…!!!やるわねぇ!!今回は退くわ…!!魔王様の結界が意図も簡単に壊されたのですもの!!また会いましょう!!』

 

ピキィィン…!!!

 

 

リョウカ(暴走?)『オオオオオォォ…!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

ピシュン…!!!

 

キィィン…!!!ピキィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「やべ!!結界…!!!!」

 

 

バキィィィン…!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!ガラガラ…!!ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リョウカの攻撃は虚しくもザバには命中せず…代わりに鐘に命中し…消滅して…リョウカの攻撃に耐え切れずに…鐘つき堂が崩壊し出した…

 

 

ビリビリ…!!!ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

 

リョウカ(暴走?)『オオオオオォォ…!!?グゥゥゥゥ…!!ギィィィ…!!!』

 

リュウカ(幻想)「リョウカぁぁぁ…!!!」

 

リョウカ(このすば)「お姉ちゃん!!もう持ちません!!せめて…サダさんを回収して…テレポートでこの建物から離脱しますよ!!」

 

リュウカ(幻想)「……っち!!許せ…!!リョウカ…!!」

 

めぐみん「お師匠様…!!許して下さい…!!」

 

 

そして…暴走したリョウカを鐘つき堂の上空に残して…リョウカ達は、石化されたサダを回収し…鐘つき堂をテレポートで脱出した…それと同時に…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

……鐘つき堂が完全に崩壊した…更に…

 

 

リョウカ(暴走?)『グゥゥゥゥ…!!?……!!!グォォォォォォォ……!!!!』

 

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!ピキィィン…!!ボォォン…!ボォォン…!ボォォン…!バァァァァン…!!!!

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

暴走したリョウカは、とうとう身体の限界に達して…爆発四散し…再び酷く傷付き…気を失ってるリョウカがサルモンの神殿外に放り出されてしまった…が…間一髪…急いでテレポートで脱出したリュウカが放り出されるリョウカを救出した…

 

 

……数十分後…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…俺に何か言う事有るか?」

 

リョウカ(魂)『…ごめんなさい。』

 

 

今現場の様子を説明すると…あの後、案の定肉体が死亡判定が出てしまった為…女神の王宮に運び混んで…蘇生作業…その間に魂状態のリョウカがリュウカとめぐみんに説教されてる…

 

 

リュウカ(幻想)「全く…お前は…どんだけ無茶すれば気が済むんだよ…!!俺達がどれだけ心配したか…分かってるのか!?」

 

めぐみん「そうですよ!!幾らお師匠様だからって言った…私達にも限度って物が有ります!!私だって…お師匠様に何か有ったら…どうしたら良いのか分からないです…お願いですから…もう無茶はしないで下さい…。」

 

リョウカ(魂)『ごめんなさい……。』

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…何故あの時暴走した?しかもどうやってハッキングした?」

 

リョウカ(魂)『え?私はハッキングはしてないです…気が付いたらあの状態になってました…。」

 

リュウカ(幻想)「どう言う事だ…?確かに俺やリョクヨウやアヤカにしか解けず…尚且つ権限は無いし…そもそも解くにも時間が掛かる筈だ…一体どうなってる……まさか、ハッキングの能力か…?それならば有り得るが…そもそも意識が無い状態で発動は至難の技だ…一体…何だ?」

 

リョウカ(魂)『……お姉ちゃん…私も確かでは有りませんけど…やっぱり…何かが私を乗っ取っている感じがします…。」

 

リュウカ(幻想)「………おい、リョウカの身体を。」

 

アクア「は…はい。」

 

 

リュウカは、リョウカの身体を持って来させて…

 

 

リュウカ(幻想)「………ふーん……やっぱりか……お前がお前で無くなって来てるのは…呪われているからだよ…今のお前は呪われてる…だが、負ける訳にはいかないだろう?」

 

リョウカ(魂)『うん…私だって…何度も言いますけど…自由にもなりたいですし…平和にもなりたい…でも、それで何かを犠牲にするのは嫌なんですよ…。』

 

リュウカ(幻想)「ああ…だがな、その中にお前が入ってなければ意味が無い…分かるな?」

 

リョウカ(魂)『うん…私だって理解してるから……でもそう言っても…この有様だから言えないですね…私は大馬鹿ですよ…どうしようもない程にもね…。』

 

リュウカ(幻想)「ああ…だからこそ、お前にとっての良い所でもある…馬鹿は馬鹿でも…大馬鹿なら何とかなる事も有る…例え理論上だとしてもだ…。」

 

めぐみん「そうですね…だから今まで乗り越えて来たじゃないですか。」

 

リョウカ(魂)『……そう…ですね。』

 

リュウカ(幻想)「………リョウカ…まあとりあえず、今目の前の事を集中しようか。」

 

リョウカ(魂)『うん。』

 

リュウカ(幻想)「で、あのザバの野郎…何でアイツだけ700年前の姿でその力を持ってやがる?」

 

リョウカ(魂)『分からないです…ダレスさん、貴方もザバさんの事は分かりますか?」

 

ダレス『いえ、それが分からぬのです…私が見たのは…あの人間ぽい感じではなかったです。』

 

リュウカ(幻想)「なるほど…じゃあやはりマザーコアか…奴なら出来るな…。」

 

ダレス『あの〜…マザーコアという奴はそれほど力を持っておられるのですか?』

 

リョウカ(魂)『ええ、普通に私達が苦戦する程ですから…それぐらいを持っても不思議じゃないですね…。』

 

ダレス『では、どうするつもりで?』

 

リョウカ(魂)『恐らく、先ずはザバさんとは必ず決着は着けないといけないですね…マザーコアを守る最後の番人ですから。』

 

リュウカ(幻想)「まあ、そう来ると思っていたぞ…さて、治ったぞ。」

 

リョウカ(魂)『あ…ありがとうございます…。』

 

 

そして魂の状態のリョウカが再び肉体に戻って行き…何とか復活した…

 

 

リョウカ(幻想)「っ…やっぱりあちこち身体が痛みますね……まあ……仕方ないですよね…どっちにしろ…私が暴走したからこうなってしまったからね…。」

 

リュウカ(幻想)「……何度も言うが、今回の作戦の成否はお前にも掛かっている…良いな?無駄な戦闘でお前が出張って無茶されたら堪らん…それだけは絶対に理解しろ…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、あのクソアマは…俺達がケリを付けてやるから安心して眠ってろ…俺達には奴に散々舐めなれたからな…その落とし前を付けてもらうからな…。」

 

リョウカ(幻想)「……そうですか…そう言えば…マリアさんや…サダさんは…?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…サダなら呪いを解いてるが……マリアは…どうなったか分からん…倒壊してしまったからな…あの建物がな。」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ、そんな悲しい顔するなって…ひょっとしたらだ…誰かに助け出された可能性だって有り得るからな…。」

 

リョウカ(幻想)「……そう…ですか…。」

 

リュウカ(幻想)「………ん?」

 

リョウカ(幻想)「どうしたのですか?」

 

リュウカ(幻想)「……いつの間にか…イースが地上に降りてる…。」

 

リョウカ(幻想)「え!?幾らなんでも…地上に降りるのは早すぎじゃ…っうぐ…!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…無理はするな、さっきお前自身言ったろ?身体中が今甚大なダメージを受けてるんだ…更には、さっき再び一時的に封印状態に戻しておいた…だから絶対安静にしとかんとヤバイ身体だ…。」

 

リョウカ(幻想)「…そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「…だが、このまま回復を待っている暇は無いな…急ぐぞ…イースの中枢に…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…。」

 

リュウカ(幻想)「……実はな、さっき此処に運びこんだ時にレアとフィーナの幻影が現れて…それでそのイースの中枢に行ける金のペンダントを貰った…もう既に量産してある…。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…。」

 

リュウカ(幻想)「…よいしょっと……うん、今の状態なら抱いて運んだ方が良いな…まあ背負っている時と違って今度は完全に俺自身も攻撃が出来なくなるがな…。」

 

リョウカ(幻想)「えっと…降りましょうか…?」

 

リュウカ(幻想)「駄目に決まってるだろう?そもそも今は重傷の身だ…んで移動しながら俺が能力で完全な治療を図る…まあ上手く行けば決戦まで間に合う筈だ。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…あ…そう言えば、確か私が暴走した時…天変地異が起きたと思うけど…被害は?」

 

リュウカ(幻想)「大丈夫だ、奇跡的に被害が出てない…まあその天変地異は奴には当たらなかったがな…。」

 

リョウカ(幻想)「……そう…良かったです……っ…。」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「…すみません……やっぱり思った以上にダメージが酷いです……ごめんなさい……決戦の時まで…私は…眠ります…ね……。」

 

リュウカ(幻想)「おう…今度こそ大人しくゆっくり寝てろ…。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

そして、リョウカは深く傷付いて…そのまま眠ってしまった…

 

 

本体:神森リョウカ【一時戦闘続行不能(最終戦まで完全に戦闘から離脱)】

 

 

リュウカ(幻想)「………また…間に合わなくて…ごめんな…リョウカ……。」

 

めぐみん「お師匠様…。」

 

リュウカ(幻想)「…んじゃあ、行くか…奴の所に…この屈辱…必ず返す…。」

 

アヤカ(幻想)「ええ…流石にカチンと来たわ…。」

 

リョウカ(このすば)「仇は討ちますよ…絶対に…。」

 

 

…本体のリョウカの無念を晴らすべく…あのザバを討伐する事を決意したリョウカ達は、イース中枢を目指して移動を再開した…

 

 

更に1時間後…リョウカ達は、再び女神像の所に行き…今度は金のペンダントを使って…イースの中枢へ向かい…その手間…そう、元ダレスの部屋の前にて…例の巨大な門が待っていた…

 

 

リョウカ(このすば)「お姉ちゃん…この先に…確実にザバが居ます。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜ん…まあ良い…行くぞ。」

 

 

ギィィィ…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ達は、覚悟を決めて…門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

?『…やっと来たのねぇ?貴方達?』

 

リュウカ(幻想)「ふん!テメェの御託に付き合う程…俺達は暇じゃねぇんだよ…たかだか裏切り者を始末しに来ただけなのだが…その裏切り者が取り込まれちまって死んじまったがな…まあ…だが、俺達の脅威となる奴は死んでもらうだけだ…がその前に…俺達は先ずテメェを血祭りにあげないと気が済まん…なぁ?貴様…。」

 

ザバ『オッホッホッホッホ…!!あらぁ?私に勝てるとでも?』

 

リュウカ(幻想)「ふん、勝てるさ…あの時はそもそも顔合わせ程度だし…場所が狭すぎだからな…まあ此処ならば丁度良い…お前もたかが魔王になったくらいで…調子乗るなよ?俺達…先輩としての…恐ろしさを思い知らせてくれる…。」

 

ザバ『フッフッフ…!!オッホッホッホッホ…!!上等よ!!良いわ!受けて立ってあげる!!さぁ!!来なさい!我が最強の僕!!』

 

 

ピキィィン…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

?『オオオオオォォ…!!!』

 

?『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

ザバは、召喚魔法を発動し…中央の紋章を中心に巨大な魔法陣が出て来て…そこから…2体…何処かで見た事がある巨大な魔物が召喚された…

 

 

リョウカ(このすば)「なるほど…【700年前の…ヨグレクスとオムルガン】ですか!」

 

リュウカ(幻想)「お前ら、気を付けた方が良い…今度のこの2体は…強いぞ?あの雑魚のヨグレクスとオムルガンと別物と見た方が良いぞ!」

 

ザバ『あら?良く分かったねぇ?』

 

リョウカ(このすば)「ええ、だって戦った事も有りますし…そもそも貴女と戦った事も有りますからね…まあ別の個体のようだけど……勝たせてもらいますよ?」

 

ザバ『オッホッホッホッホ…!!!さぁ!我にその血肉を捧げなさい!!』

 

リュウカ(幻想)「行くぞ!!」

 

 

【イースⅡ:第6のボス】

 

 

VS【大魔王:妖魔女帝:ザバ[700年前ver][超強化個体&歴戦王個体]】&【双頭雹焔幻魔:ヨグレクス&オムルガン[700年前ver][超強化個体&歴戦王個体]】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ザバの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【My Lord,Our,Brave】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

ヨグレクス『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ボォォォォォォ…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「おっと!危ねぇ!やりやがったな!ゴットピット!!やれ!!」

 

ピット(AI)『了解…ターゲット確認排除開始。』

 

 

ビィィィ…!!ズドォォォン…!!

 

 

ヨグレクス『グゥゥゥゥ…!?』

 

リョウカ(このすば)「みなさん!!ヨグレクスとオムルガンに幾ら攻撃しても無駄です!ザバをやらない限りは倒せないです!」

 

リュウカ(忍者)「そうか!なら喰らいやがれぇ!!風神遁!!【螺旋神焉手裏剣!!】」

 

 

キュィィン…!!ブゥゥン…!!キィィン…!!

 

 

ザバ『やるわね!でも、これならどう!?行きなさい!!』

 

オムルガン&ヨグレクス『オオオオオォォ…!!!』

 

 

キュィィン…!!!

 

 

リョウカ(このすば )「みなさん!2体から離れて!!火属性と氷属性の融合爆発…メドローア擬きの爆発を起こそうとしてますよ!!」

 

カズマ「っく!!」

 

 

ピキィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

ザバ『ふ〜ん…やるわねぇ!』

 

リョウカ(このすば)「…随分と余裕そうにしている所…悪いって思っていますけど、もっと周りには気を付けた方が良いですよ?」

 

ザバ『はぁ!?何を…何これ?』

 

リュウカ(幻想)「馬鹿め!!今更気付いた時にはもう遅い!!活…!!!!」

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

ザバ『な!?』

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

ザバ『っく…!!自爆攻撃…!!』

 

リョウカ(このすば)「言った筈ですよ?周りには気を付けた方が良いって…。」

 

ザバ『……!!もう側に!?』

 

リョウカ(このすば)「カズマさん!!貴方の技借りますよ!!【ゴットドレインタッチ!!】」

 

 

ガチ…!!キュィィン…!!

 

 

ザバ『な…!が…!私の…力と魔力が…!!』

 

リョウカ(このすば )「所詮は…貴女も、魔力だけの頼りの者です…ならその魔力を奪わせて貰いますよ!!」

 

ザバ『や…やめてぇぇ…!!!』

 

リョウカ(このすば)「ついでです!!ゴットピット!!ザバを拘束しなさい!!」

 

ピット(AI)『了解。』

 

 

シュル…!ガチ…!ギチギチ…!!

 

 

ザバ『う…動けない…!!』

 

リョウカ(このすば)「本体の私…ううんリョウカさんを…悲しませたり…傷付けた報い…その命で支払いなさい!!ゴットピット…!!そのまま拘束したまま…最大級の火力で自爆しなさい!!」

 

ザバ『な!?』

 

ピット(AI)『了解…自爆モード起動…レベル最大…。』

 

ザバ『あ…はっはっは…じょ…冗談だよね?』

 

リュウカ(幻想)「俺達に嘘を吐くのか?下らん…それに、お前の僕は…見ろ。」

 

ヨグレクス&オムルガン『グルル…。』

 

ザバ『あ…貴方達…!!私が主人なのよ!!私を裏切る気!?』

 

アンクロ(幻想)「いやぁ…久々に洗脳能力を使わせてもらったよ…はははは!!ねぇ?どんな気分だい?さっきまで味方だったのが…裏切られた気分は?愉快な物だよ!!お前のその絶望した顔!!最高だよ!!……はぁ…全くつまらない最後だったよ…あの時の方がよっぽど良かったのに…今じゃあこの有様かぁ……ま、うちの家族傷付けた報いだからね?仕方ないね?…だからさっさと死んでくれよ。」

 

 

ピキィィン…!!!!

 

 

ザバ『い…嫌ァァァァァァ…!!死にたくない!!死にたくない…!!!』

 

リョウカ(このすば)「……さようなら……だけど、貴女の事はもう思い出したくないです。」

 

ピット(AI)『5…4…3…2…1…………。』

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

…ほんの数分…本当に数分程度で大魔王クラスに進化した…いや退化して超強化されたザバがあっさりと爆死して消滅した…

 

 

ヨグレクス&オムルガン『グォォォォォォォン…!!!?!?』

 

 

ピキィィン…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

リョウカ(このすば)「あ…そうでした…ザバが死んだら…この2体も消えちゃんでしたね…ごめんね…貴方達には恨みは無いけど…ごめんね。」

 

 

そして、ある意味でザバの道ずれでヨグレクスとオムルガンも…突然足元から現れた魔法陣に取り込まれてしまい…消滅した…

 

 

リュウカ(幻想)「仇は討った事だし…行くか…奴の所に…。」

 

リョウカ(このすば)「うん、恐らくあの先に…もっと深い所に居ると思います。」

 

リュウカ(幻想)「ふ…上等だ…行くぜ!」

 

 

ピキィィン…!ピシュゥン…!

 

 

そしてリョウカ達は、壁に描かれていた輝いている紋章に触れて…イースの中枢にワープした…リョウカ達とマザーコアとの決戦は近い…果たして、無事に勝利することが出来るのか?…決戦の時を…彼女達の勝利を祈り…この彼女達に勝利の為の祝福を…

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】



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[第1期:最終回]第15話 最高神達と素晴らしき仲間達の天空の神殿の調査【終章・後編】

やあ、私はシンカだよ…さて、前回のあらすじを簡単にまとめたら…サルモンの神殿攻略戦は大部分完了して…復活したヴァジュリオン…そして何故か居る700年前のザバを討伐したよ…さて、こんな所かな?それじゃあ今回も見てよね。


…とうとうリョウカ達は、イースの中枢にやって来た…リョウカ達は道なりを進んで行き…数々の神官の子孫達と出会って…先に進んで行った…無論だが、例のマリアは案の定無事だったそうだ…何でも、崩れる前にキースに助け出されたとの事らしい…更にだが、またしても此処にリリアが来ていた…が今回は女神様に呼ばれて此処に来たとの事で…それでだが、リリアに渡していたペンダントはリョウカ達の手元に返却されて…女神の指輪が手渡された…そして、更に道なりを進んで行き…最終的に行き着いた所は…あのエステリア大陸にて…ヴァジュリオンと死闘を繰り広げた場所…あの巨大な地下神殿にやって来た…

 

 

リュウカ(幻想)「……此処は、あの地下神殿か…。」

 

リョウカ(このすば)「その様ですね…でも…見た所、崩壊した筈なのに復活してますね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ良い…さて…おい、リョウカ…着いたぞ。」

 

リョウカ(幻想)「……ん…ん〜…!あ…すみませんでした…。」

 

リュウカ(幻想)「いや、気にするな…それで身体は?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…まあ少し疲れてますけど、大丈夫です。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか…だが、無理だけはするな…じゃあ、全制限を解除する…。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

ピット(AI)『セキリュティの解除を確認…全制限を解除致します…能力解放…ステータス解放…。』

 

リョウカ(幻想)「お…っとっと…ふぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…ありがとうございます。」

 

リュウカ(幻想)「そっか…さて、この神殿の奥からすげぇ巨大な力を感じるな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね……ん?待って……これは……どう言う事…?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「…どうやらあちらから来るみたいですよ!!構えて!!」

 

 

ピキィィン…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!ピシュゥン…!!!

 

 

?『フッフッフ…!!!ハッハッハッハッハ…!!!とうとうここまで来たか!!褒めてやろう!!見ろ!!我は完全に復活したぞ!!』

 

リョウカ(幻想)「……マザー…!!」

 

カズマ「あいつが…マザーコアか…!!どっからどう見ても…リョウカお嬢様の邪神化形態そっくりじゃねぇか!!」

 

リュウカ(幻想)「ああ…!奴こそが、ある意味で宿敵の一体でもあるからな…!コイツは!」

 

マザーコア『永かった…実に永かった…あの時破れて以来…我は力を付けて…復活の時を待った…そして今!!復讐の為に地獄の底から這い戻って来たぞ!!』

 

リョウカ(幻想)「貴女のやっている事は…ただの八つ当たりです!!こんな事をして…何になるんです!!?」

 

マザーコア『ふん!貴様にやられた恨み…忘れたとは言わせないぞ!!我は貴様を殺す為に蘇った!!だが…そうだな…先ずは前哨戦と行こうか!!』

 

リュウカ(幻想)「何!?」

 

 

 

ピキィィン…!!ゴゴゴゴゴ…!!ピシャァァン…!ピシャァァン…!!

 

 

マザーコア『さぁ!!蘇るが良い!!ザバよ!!』

 

 

ピキィィン…!!ピシュゥン…!!!

 

 

全員『……!!!』

 

 

マザーコアの手により、蘇り…召喚されたのは…先程倒した筈のザバだ…

 

 

ザバ『オッホッホッホッホ…!!マザー様!!感謝しますわ!!今度こそ…あの小娘供を始末して差し上げますわ!!』

 

マザーコア『ふん…まあ期待はしてないが、最後のチャンスだ…やれ!!ザバ!!』

 

ザバ『かしこまりましたわ!!オッホッホッホッホ!!』

 

マザーコア『では…最深部でまた会おう!!まあ、コイツを倒せたらな!!ハッハッハッハッハ!!』

 

 

ピキィィン…!!!ピシュゥン…!!!

 

 

そして、マザーコアは…再び最深部へ戻って行った…

 

 

リュウカ(幻想)「ザバ…!!」

 

ザバ『オッホッホッホッホ!!さっきはよくもやってくれたわねぇ!?今度はそうは行かないわ!!さっきは不覚を取ったけど…フフフフフ…!!ハッハッハッハッハ…!!見せてあげるわ!!私を…本気で怒らせたのは貴方達が初めてよ!!私の本当の姿を…!!見せてやるわ…!!オッホッホッホッホ…!!!』

 

 

ピキィィン…!!!ギチギチ…!!

 

 

ザバは、能力を解放し…リョウカ達の言う…700年後の姿のザバが地下神殿中央を陣取る形で現れた…

 

 

リョウカ(幻想)「なるほど…それが真の姿ですか!」

 

ザバ『オッホッホッホッホ!!この姿になったからには…お前達を生かしておく訳に行かないわ!!こんな姿を晒させた罪を…!!その命を我に捧げなさい!!』

 

リュウカ(幻想)「来るぞ!!」

 

ザバ『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

【イースⅡ:第7のボス】

 

 

VS【大魔王:復讐の妖魔女帝:ザバ[700年後ver][超強化個体・歴戦王個体・激昂状態・リベンジ仕様]】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【ザバの完全撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

地形【イース中枢(エステリア大陸:廃坑最深部):地下神殿】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【My Lord,Our,Brave】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

ザバ『行って来なさい!我が僕供!!』

 

コウモリ1『ギィィィ…!』

 

コウモリ2『ギシャァァァァァァ…!!』

 

リョウカ(幻想)「コウモリを召喚しましたか…みなさん!!私達は、本体を叩きます!!みなさんは、ザバが召喚してくる魔物達を!!」

 

カズマ「おう!」

 

めぐみん「任せてください!!」

 

リュウカ(幻想)「行って来るぜ!!」

 

 

そして、リョウカ達と特殊部隊の2チームに分かれて戦闘を行う様だ…リョウカチームがザバ本体を…特殊部隊チームは、ザバの召喚した魔物達を相手取る…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、第2ラウンドと行きましょうか!!ザバ!!」

 

ザバ『オッホッホッホッホ!!調子に乗らない事ねぇ!!』

 

リョウカ(幻想)「勘違いしてるようだけど…変身が出来るのも私達も同じ事…むしろ変身能力は私達が先輩です…身の程を思い知りなさい!!はぁぁぁ…!!!」

 

 

ピキィィン…!!!ギチギチ…!!

 

 

リョウカ(幻想)『グォォォォォォォン…!!!』

 

リュウカ(幻想)「なら、俺も行くぜ!!はぁぁぁ…!!」

 

 

ピキィィン…!!ギチギチ…!!

 

 

リュウカ(幻想)『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

リョウカとリュウカは、同時に魔黒龍神王化形態を発動した…

 

 

 

ザバ『へぇ…面白くなって来たわねぇ!!』

 

リョウカ(幻想)『グゥゥゥゥ…!!(行きますよ!お姉ちゃん!)』

 

リュウカ(幻想)『グゥゥゥゥ!(おう!俺達の実力を見せてやろうぜ!)』

 

 

リョウカ&リュウカ『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

ブォォン…!ポォォピィィ…!!

 

 

ザバ『ふん!』

 

 

ピキィィン…!!ガキィィン…!!

 

 

ザバ『無駄よ!今度の結界はとても強力!その程度で壊れないし…傷一つ付かないわ!!』

 

リョウカ&リュウカ『………。(不気味な程にニヤついた…)』

 

 

ビキビキ…!!

 

 

ザバ『な!?何故!?結界が!!』

 

 

ガッシャァァン…!!!

 

 

ザバ『…貴女達…!!何をしたの!?』

 

アンクロ(幻想)「知りたいかい?まあ知った所であんたは勝てないよ…もうね…。」

 

ザバ『何…!?』

 

アンクロ(幻想)「そもそもあんた…所詮その形態…相当無茶をしてる様だねぇ?ほら…魔力がダダ漏れ…よっぽど屈辱だったんだねぇ…それ程怒り狂っていたのかい?」

 

ザバ『……!!!』

 

アンクロ(幻想)「まあ、どうでも良いけど…ただ言わせてもらうよ…あんたは…ただ運が悪過ぎたんだよ…相手が悪過ぎた…ただそれだけの事だよ…。」

 

ザバ『ま…まだよ!!勝手に…我が負けると決め付けるなぁ…!!』

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

アンクロ(幻想)「おっと!はははは!その程度かい?まああの子達が手を出さなくとも…あんたは勝手に死ぬよ…。」

 

ザバ『何…?』

 

アンクロ(幻想)「まだ分からないのかい?だってあのマザーコアの事だから、今この状況は筒抜けだよ…所詮はあんたは捨て駒だよ…だからそろそろ、潮時なんだよ。」

 

ザバ『…は…?ば…馬鹿を言わないで!!』

 

アンクロ(幻想)「……はぁ…どうやら時間切れだよ。」

 

ザバ『…え?』

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

ザバ『な…何これ!?わ…私が…消えて行く…!?』

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「…やっぱりな…マザーの事だ…ただでは召喚してはくれなかった様だな?使い物にならないとなったら…即座に処分する…奴のやりそうな事だな。」

 

ザバ『い…嫌よ!!まだ私は負けて無い!!マザーコア様ぁぁ…!!お助け下さいぃぃ…!!!』

 

リュウカ(幻想)「無駄だ…言ったろ?所詮はお前は捨て駒だと…だから大人しくさっさと消えろ。」

 

ザバ『嫌ァァァァァァ…!!!マザーコア様ァァァァァァ…!!!』

 

 

ピキィィン…!!ピシュゥン…!ピシュゥン…!キィィィィィン…!!!バァァァァン…!!!

 

 

正に…出オチの極みであった…戦闘開始から更に1分短く…ほぼ1分以内に…ザバが勝手にマザーコアの罠によって消滅させられてしまった…(ザバよ、お前は泣いても良い…)……因みにだが、ザバの召喚した魔物達は全て全滅させられていた…

 

 

リョウカ(幻想)「なんか…可愛そうに思えて来ましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあな…一回戦の時は全魔力奪われた挙句拘束からのゴットピットの自爆攻撃…んで今回は殆ど何もせずとも…マザーコアの罠で完全消滅した……不運だな…本当に…まともに戦って貰えず殺されるなんてな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

めぐみん「お師匠様!!」

 

カズマ「おーい!大丈夫か!」

 

リョウカ(幻想)「あ、みなさん。」

 

リュウカ(幻想)「無事だったんだな。」

 

めぐみん「ええ、本体が倒されたと同時に消えましたからね。」

 

カズマ「…まあ、そんなには苦戦はしなかったが…突然消えた時にはびっくりしたぞ。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、私達は殆ど手は出してなかったけどね…。」

 

アクア「どう言う事ですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、マザーコアの野郎の罠で…用済みとばかりに消滅させやがった…一体何を考えてる?」

 

めぐみん「マザーコアがザバをやったのですね…?」

 

リョウカ(幻想)「そうなりますね…まあとにかく、先を急ぎましょう。」

 

リュウカ(幻想)「だな…奴との決着も近い…急ぐぞ。」

 

 

そしてリョウカ達は、更に神殿の奥深くに向かい…あのファクトの所で見た…重々しく禍々しい…巨大な門が鎮座していて、その横には…女神の2人が封じられている…

 

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですか!?今、解いてあげますから!」

 

 

ピキィィン…!!パァァン…!!

 

 

リョウカは、二人の女神の封印を解いて助けてあげた…

 

 

レア「あ…ありがとうございます!」

 

フィーナ「ありがとうございます…!」

 

リョウカ(幻想)「いえいえ、気にしないで下さいよ…さて…一応確認しても良いですか?…貴女達二人を封印したのは?」

 

レア「はい…ダームが私達を封印しました…それでずっとこのままでした…。」

 

フィーナ「私も…不意を突かれて…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…でも、残念なお知らせが有って…そのダームについてですけど…貴女達は知らないと思いますけど…マザーコアに取り込まれてしまいました。」

 

レア&フィーナ『……!!』

 

リュウカ(幻想)「やっぱり知らんか…まあ良いや…そんで、この門…開けても大丈夫か?」

 

レア「ええ…大丈夫です…あ…その前に…私達の加護を受けて下さい…私達の残った力を…貴方達に授けます。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…あ、もしだけど…無事に、勝利出来た時に一応パーティーをやりますけど…来ますか?」

 

フィーナ「そうですね…分かりました…是非参加しますね。」

 

レア「私も参加しますね…貴方達の勝利を祈りますね…。」

 

リョウカ(幻想)「はい。」

 

 

そして、リョウカ達は女神達からの加護を受けて…

 

 

ピキィィン…!!!ギィィィ…!!ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん…みなさん…これが多分このクエストの最後の戦いです…覚悟は出来てますか?」

 

リュウカ(幻想)「当たり前だ…んなの、出来てるに決まってるだろ?」

 

カズマ「ああ!勿論だぜ!」

 

めぐみん「やってやりましょう!お師匠様の命を狙う奴に1発!でかい物をぶちかましてやりますよ!!」

 

アクア「私だって!やる時はやりますよ!」

 

ダクネス「うむ!行くぞ!」

 

リョウカ(幻想)「…そうですか、さて…入る前に作戦を言いますね…その後、拠点に連絡をいれます…その後に突入です。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…言ってくれ。」

 

リョウカ(幻想)「はい、それじゃあ説明しますね。」

 

 

リョウカは、全員にマザーコア戦の作戦を説明した…

 

 

リョウカ(幻想)「と言う内容です…勿論、この作戦は…恐らく筒抜けの可能性が有りますけど……詳しい事は戦闘中に頭の中に直接指示を出します…良いですね?」

 

リュウカ(幻想)「分かった…だが、最初…マザーコアと接触についてだが…本当にお前一人で行くのか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…だって…やっと…私の答えが分かりましたから…だから、信じてますよ?みなさん…。」

 

リュウカ(幻想)「……!!…ああ!」

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん、手筈通りに…みなさんと一緒に全軍と共に拠点に帰還して…即座に戦闘配置について下さい…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった、だが…絶対に生きてまた会おうな…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…それじゃあね…お姉ちゃん…みなさん。」

 

リュウカ(幻想)「……行くぞ、お前ら。」

 

カズマ「ああ、…決戦で会おうな。」

 

めぐみん「待ってますからね…お師匠様。」

 

 

ピキィィン…!!ピシュゥン…!!

 

 

そして…リュウカ達は、本体のリョウカを残して…全軍と共に拠点に帰還し…作戦通りにリョウカとマザーコアが拠点に現れるまで待機する事になった…

 

 

リョウカ(幻想)「……必ず…貴方を止めますからね…マザー…。」

 

 

ギィィィ…!!ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

そして、リョウカは門を潜り…マザーコアの待つ最深部へ…歩みを進めた…

 

 

数分後…

 

 

マザーコア『ほう…お前だけか?』

 

リョウカ(幻想)「ええ、貴方を止める為にね…。」

 

マザーコア『ふん…まあ良い…我の目的はお前を殺す事だからな…お前一人なら都合が良い…面倒な護衛が付いて厄介だからな…お前らはな…。』

 

リョウカ(幻想)「貴方はやっぱり間違ってますよ…貴方のやろうとしてる事は最早八つ当たりで…ただの迷惑ですよ…。」

 

マザーコア『何とでも言うが良い…所詮はお前ももうじき我に殺される運命なのだからな!』

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

マザーコア『さぁ…お喋りはここまでだ!この我自らの手で!!今度こそ貴様を殺してやるぞ!!フッハッハッハッハッハ…!!貴様一人で来た事を後悔するが良い!!』

 

リョウカ(幻想)「貴方…何か勘違いしてませんか?」

 

マザーコア『ふん?何の事だ?』

 

リョウカ(幻想)「私は…いつから【一人で戦う】って言いましたか?」

 

マザーコア『……何?』

 

リョウカ(幻想)「言った筈です…今度こそ…【私達が…貴方を止めるってね…。】」

 

マザーコア『………!!!?』

 

 

パチン!!ピキィィン…!!!ピシュゥン…!!!

 

 

リョウカはすかさず能力を発動し…自身とマザーコアを強制的にテレポートさせた…そう…リュウカ達の待つ拠点に…

 

 

そして、リョウカ達がテレポートする数十秒前…拠点の方では…

 

 

ウォォォォォ…!!ウォォォォォ…!!

 

 

『敵最高邪神襲来!!繰り返す!!敵最高邪神襲来!!全軍!!戦闘配備に付け!!我々の全勢力と…命運を掛けて!!最高邪神!!マザーコアを撃滅せよ!!』

 

 

ウォォォォォ…!!ウォォォォォ…!!

 

 

ピキィィン…!!ゴゴゴゴゴ…!!ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!ピシュゥン…!!!

 

 

全員『…!!!!』

 

 

そして…拠点の前の上空から巨大な魔法陣が出て来て…その中から…リョウカとマザーコアが現れた…

 

 

マザーコア『己ぇぇ…!!小癪な真似を…!!!もう良い!!こうなったら貴様ら全員直々我が殺してやるぞ…!!!グォォォォォォォン…!!!』

 

 

ピキィィン…!!!ギチギチ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

マザーコアは姿を変えた…その姿は…魔王ダーム(オリジン)をメインに…更にベラガンダー(同じくオリジン)の腕とモノアイを追加した姿だ…が更に巨大であるが、その代わりに…頭部の所に常にコアが露出している…

 

 

マザーコア『フッハッハッハッハッハ…!!!さぁ!!これが我の進化した姿だ…!!今度こそ貴様らを殺してやるぞ…!!!』

 

リョウカ(幻想)「みなさんはやらせません!!でも…私達が…必ず貴方を止めてみせます!!」

 

リュウカ(幻想)「そう言う事だ!!覚悟しろよ!!」

 

マザーコア『グォォォォォォォン…!!!!』

 

 

そして…リョウカ達とマザーコアの最後の戦いが始まった…

 

 

【緊急クエスト:難易度:ファイナルUゴットZ級(最高難易度)】

 

 

 

【第2章:最終ボス・イースⅡ:最終ボス・最終ラウンド】

 

 

【緊急クエスト:終盤戦:最終段階】

 

 

VS【最高邪神:復讐の真・究極超寄生生物最終決戦兵器:ゴットマスター・マザーダームコア[完全邪神化形態・究極融合形態・最終形態][超強化個体・歴戦王個体・リベンジ仕様]】

 

 

戦闘方式【要塞防衛戦及び大討伐クエスト】

 

 

勝利条件【マザーコアの討伐又は撃退】敗北条件【味方の内一体の撃破又は拠点の陥落】

 

 

【制空権確保】

 

 

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…言わなくても分かるぜ…勝とうぜ!リョウカ!」

 

リョウカ(幻想)「うん!!行こう!お姉ちゃん!!」

 

 

 

推奨BGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(フルver)】

 

 

【FINAL ROUND!!】

 

 

【戦闘開始!!】

 

 

リョウカ(艦娘)『全砲台!!マザーコアに向けて攻撃開始です!!』

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!ドドドドドドドドド…!!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!ドギャン…!ドギャン…!カァオ…!カァオ…!

 

 

マザーコア『無駄だ!』

 

 

ピキィィン…!!ガキィィン…!!ズドォォォォォォン…!!

 

 

兵士隊長1『駄目です!!奴の結界の所為で攻撃が通りません!!』

 

リュウカ(艦娘)『なら、対結界及び対バリアー攻撃を実施しろ!!本体の俺達の攻撃が希望だ!!活路を見出せ!!』

 

兵士隊長1『は!!』

 

航空隊1『目標ロック!最高邪神だろうが関係無い!お嬢様達に手を出す敵は何であろうと敵だ!!喰らえ!!FOX2!!』

 

 

バシュゥ…!!

 

 

戦車隊1『喰らえ!化け物が!!ファイア!!』

 

 

ドォォォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ!【ファイナルキャノンモードの準備をしろ!】」

 

リョウカ(幻想)「え!?でも…、」

 

リョクヨウ(幻想)「大丈夫です!私達が許可しますし…私達が責任は取ります!」

 

アヤカ(幻想)「だけど…必ず一撃で奴を葬ってね!」

 

リョウカ(幻想)「はい!」

 

リュウカ(幻想)「良し!ファイナルキャノンモードの制限解除!良いな!この1発でケリを付けるぞ!しくじるなよ?」

 

リョウカ(幻想)「はい!勿論ですよ!」

 

リョクヨウ(幻想)「私達は、マザーコアの注意を引きます!リュウカちゃんは、リョウカちゃんの護衛と砲撃のサポートを!」

 

リュウカ(幻想)「おう!お前らも、俺の手伝いをしてくれ!」

 

カズマ「ああ!」

 

めぐみん「任せて下さい!」

 

アヤカ(幻想)「頼んだよ!リョクヨウ!行くよ!」

 

リョクヨウ(幻想)「ええ!子を守る親の力の実力を思い知らせますよ!」

 

リョウカ(幻想)「…みなさん…ありがとうございます……全リミッター解除!禁忌コマンド解放!!フルパワー!!…最終禁断コード…ファイナルキャノンモード…起動!!」

 

 

ゴォォォ…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ギチギチ…!!ガチ…!!

 

 

マザーコア『……!!何だ…!あれは…!!やらせる…、』

 

 

ポォォピィィ…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

マザーコア『グゥゥゥゥ…!!誰だ!?』

 

リョクヨウ(幻想)「貴方の相手は私達よ!!」

 

マザーコア『小癪なぁぁ…!!』

 

 

ブォォン…!!バキィン…!!

 

 

マザーコア『グォォォォ…!?』

 

リョウカ(このすば)「余所見はいけませんよ!マザー!!」

 

リョウカ(忍者)「例え分身体である私達でも…!私達自身だって事に変わりないです!!覚悟して下さいよ!!」

 

マザーコア『おのえぇぇ…!!』

 

 

ピット(AI)『最大チャージまで…残り2分…。』

 

リョウカ(幻想)「…頑張って…みなさん…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…俺達からの力を、お前に渡す!」

 

リョウカ(幻想)「え!?だ…大丈夫なんですか!?」

 

カズマ「大丈夫だ!さ!使ってくれ!これで…奴を倒してくれ!」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

リュウカ達は、リョウカにある程度のエネルギーを注いだ…

 

 

リュウカ(幻想)「………。(上手く行ってくれよ…!)」

 

リョウカ(幻想)「……。(上手く【引っかかって下さいね…!】)」

 

 

ドォォォォン…!!

 

 

兵士隊長1『報告!報告!マザーコアの猛攻により!無人砲台が多数大破!!』

 

兵士隊長2『報告…!!マザーコアの攻撃により!!被害甚大!【最終防衛ライン中破!!】』

 

リョウカ(艦娘)『…っ…!!耐えて下さい…!!みなさんが頑張ってますから…!!私達だって!負ける訳には行きませんよ…!!私達の大和魂を見せて上げましょう!!』

 

全軍『おおおおおおおぉぉぉ…!!!』

 

 

神森軍が大損害(今のところ死傷者は居ない)を出しているが…それでもまだまだ士気は落ちて無い…それどころか士気が高まっている…

 

 

マザーコア『小癪なぁ…!!!』

 

ピット(AI)『チャージ完了…最終安全解除…アンカー射出確認…ターゲットロック完了…撃てます。』

 

リョウカ(幻想)「やっとですか…!来て!!大和と武蔵と信濃と紀伊…!!」

 

 

ピキィィン…!!ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リョウカに呼ばれて出て来た…神森大連盟艦隊の…元大和型戦艦の4隻がこの場に現れた…

 

 

リョウカ(幻想)「全艦!リミッター解除!!神化形態!更に霧神化形態!最後に…最大チャージの超電磁重力波動神砲!!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカの指示に答えて…全艦は同時に神化形態と霧神化形態を発動し…超電磁重力波動神砲を発射準備に入り…

 

 

リョウカ(幻想)「全艦!目標!マザーコアのコア!!私の攻撃と同時に同時発射です!!」

 

全艦『了解!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「5…4…3…2…1…!!ファイナルマスター!!クレリアバースト…!!」

 

全艦『超電磁重力波動神砲…発射!!』

 

 

ピキィィン…!!!ピギャァァァァァァ…!!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

 

マザーコア『何…!!!?グゥゥゥゥ…!!!!』

 

 

ピキィィン…!!!!ガキィィン…!!!!

 

 

リュウカ(幻想)「……!!やはりか…!!リョウカの読み通りだ…!!今だ!リョウカ…!!!」

 

リョウカ(幻想)「はい…!!!…持ち堪えて下さいね…!!私の身体…!!ゴット…ピット…!!私の肉体を強制的に自動操作にして下さい…!!」

 

ピット(AI)『了解…自動人形モードに変更。』

 

リョウカ(幻想)「…魂強制離脱…!!」

 

 

ピキィィン…!!パァァン…!!

 

 

そこで、何とリョウカは…自身の肉体の事をゴットピットの操作に任せて、魂の状態になり…

 

 

リョウカ(魂)『肉体再構築…!!』

 

 

ピキィィン…!!

 

 

そして、更に肉体を再構築して…

 

 

リョウカ(幻想)「行きますよ…!!お姉ちゃんにカズマさん…!!」

 

リュウカ(幻想)「おう…!!」

 

カズマ「ああ!」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

マザーコア『……何ぃぃ…!!!!?!』

 

 

そして、リョウカとリュウカとカズマは…マザーコアが正面から攻撃を防いでいる所の不意を突く為に…一気に瞬間移動でマザーコアの懐に潜り込んで…

 

 

リョウカ(幻想)「マザー…!!今度こそ…終わりですよ…!!みなさん…!!!」

 

リュウカ(幻想)「おう…!!終わりだぁ…!!」

 

カズマ「行くぜぇぇ…!!」

 

リョウカ(幻想)「…ファクトさん…貴方の力…使わせて貰います…はぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

リョウカとリュウカとカズマは、リョウカの持っているファイトの愛剣をマザーコアのコアに思いっきり突き立てた…

 

 

シュン…!!ガキィィン…!!!

 

 

マザーコア『グォォォォ…!!!?』

 

 

ビキビキ…!!!

 

 

マザーコア『………!!!?!結界が…!!!?しまった…!?』

 

リョウカ(幻想)「はぁぁ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「終わりだぁぁ…!!」

 

カズマ「うおぉぉぉ…!!!」

 

 

グググ…!!ザシュゥゥ…!!!

 

 

マザーコア『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!?!?!』

 

 

そして、三人の力で…ファクトの愛剣がマザーコアのコアに深く刺さり…

 

 

 

ビキビキ…!!!ガッシャァァン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「…テレポート…!!!」

 

 

 

ピシュゥン…!!!

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

マザーコア『グォォォォ…!!!何故だ…!!!我は…究極の力を…手に入れた筈だ…それが…何故…!!!我は…負けるのだぁぁぁ…!!!!グオァァァァァァ……!!!!!』

 

 

ピシュン…!!ピシュン…!ピシュンピシュンピシュン…!!ピキィィン…!!!ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!ゴゴゴゴゴ…!!!ビキビキビキビキ…!!!ガッシャァァン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

そして…最後に肉体だけのリョウカと四隻からの攻撃により…マザーコアのコアが完全に破壊され…マザーコアは倒された…因みに、着弾直前にリョウカの力で全員がテレポートで離脱した為被害は無かった…

 

 

シュゥゥゥ…!

 

 

マザーコア『ぐ…うぅぅ…!!な……ぜ…だ…?な…ぜ…我に……トドメを…刺さん…?』

 

 

が…確かにマザーコアは倒されたが…完全と言わず…元のリョウカに似た姿に戻り…力無く倒れていた…

 

 

リョウカ(幻想)「……もう…終わりですよ…マザー…でも…もう戦争は終わりですよ。」

 

マザーコア『……何故だ…?我は…まだ死んでいないぞ…!貴様達なら…今の我くらい…トドメを刺すのは容易だろう…!!何故だ…!?』

 

リョウカ(幻想)「……やっと…貴方の事が理解出来たのですよ…マザー…ううん…【マザーさん…。】」

 

マザーコア『……!!?』

 

リョウカ(幻想)「……貴方は…ううん…貴女は、本当は…周りから…自分の存在を認めて欲しかったんじゃないですか?更に言えば…私達みたいな家族や仲間が欲しかったんじゃないですか?」

 

マザーコア『……!!違う…!!!我は…!!!そんな事は絶対に思わん…!!!』

 

リョウカ(幻想)「違いませんよ…だって…貴女は、昔の私と本当に瓜二つです…昔の私も、周りからお姉ちゃんを除いて私を…ううん…私とお姉ちゃんの存在意義を含む全てが否定されていて…私達は殺されかけたり…殺されたりもした…でも、そんな私を変えてくれたのは…お姉ちゃんです…私はお姉ちゃんが居たからこその私です…お姉ちゃんが居て、今の私が出来て…今の私が出来て…今のみなさんが出来ました…それが私の宝物ですよ…。」

 

マザーコア『………。』

 

リョウカ(幻想)「……マザーさん…貴女の口からどれだけ否定しても…貴女の心の奥底では…本当は今の私みたいになりたいんじゃないですか…?」

 

マザーコア『……!!黙れ…!!』

 

 

ブォォン…!!ガチ…!!

 

 

マザーコア『……!!?』

 

リョウカ(幻想)「……大丈夫ですよ……マザーさん……だって、もう貴女を否定する存在はもう居ないです…もう周りから…貴女を拒絶する存在は居ないです……それに貴女は勘違いしてますよ……。」

 

マザーコア『……?』

 

リョウカ(幻想)「……もう…【敵としての貴女は死にました…そう敵としてはね…。】」

 

マザーコア『……え?』

 

リョウカ(幻想)「…………これからは……私達の…【家族としての…マザーさん…貴女を迎え入れますよ…。】」

 

マザーコア『……!!何故…我を?我は…貴様らと今まで敵対した身だぞ!いつかは…、』

 

リョウカ(幻想)「……大丈夫ですよ…もう私だって分かりますよ…だって、今の貴女から敵意は無いから…それに…もし、これでも貴女を否定や拒絶する者が居るなら…私達が守ってあげますから…貴女を傷付けようとするなら…私達が守ってあげますから……だから…もう安心しても…良いんだよ?」

 

マザーコア『……っ…!!…………全く……貴様らは…本当に甘いな……道理で…我が勝てない訳か……我の…完全に敗北だ………あ…あぁ……!ああああぁぁぁぁぁぁ…!!!!』

 

リョウカ(幻想)「辛かったんだね…本当に辛かったんだね…本当に今まで気付けなくて…ごめんなさい…マザーさん……。」

 

 

そしてその後……マザーコアの敗北宣言により…神森大連盟軍が大損害が珍しくも大被害が出ているが…勝利を収める事が出来た…無論だが、被害が出ていた所の修復作業…更には、人命救助…その他色々だが…本当に大損害を出した物だった…幸いにも一人も死傷者が出なかったのが良かった…

 

 

【第二回神森大連盟国及びアクセル街大防衛戦:報告】

 

 

・被害報告:神森大連盟国:最終防衛ライン…最終被害率【80%(大破)】アクセル街…最終被害率【10%(小破)】

 

・最重要報告:マザーコアについてだが…リョウカ達の要望により…保護入院させ…正式に家族入りさせた…のだが、マザーコアの能力で分身が出来て…自身がリョウカそっくりの為か…【マザーリョウカ】と名乗る事になった…

 

・クエストの製品の結果だが…一応、最終目標は達成された為…クエストはクリア…ただ、まだ完全に調査自体は終わってない為か保留になった…しかし魔物の親玉が完全に倒された事により…そこからもう魔物が出て来る事も現れる事は無い…だからその調査クエストの難易度が調整が入り…初心者でも受けれる事が出来る程に難易度が落ち着いた…

 

 

以上が報告だ…

 

 

数週間後〜

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん!食事が出来ましたよ!」

 

リュウカ(幻想)「おお!今日も美味そうだなぁ!!」

 

マザーリョウカ(幻想)「ふむ…これがカラアゲって言う食べ物か?ふ〜む…。」

 

マザーリュウカ(幻想)「とりあえず食って見れば分かるんじゃないのか?」

 

マザーリョウカ(幻想)「ほう…そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「みなさん!揃いましたね!それじゃあ、今日もいただきます!」

 

全員『いただきます!』

 

リュウコ(幻想)「お!も〜らい!!」

 

マザーリュウキ(幻想)「む!?消えただと!?何が起きた!?」

 

マザーリュウコ(幻想)「馬鹿者!これが摘み食いって言う物だぞ!」

 

マザーリュウキ(幻想)「なにぃ!?あの伝説の芸当!つまみ食い…!!やはり侮れんな…。」

 

リュウコ(幻想)「あ…それは…どうも…。」

 

リュウキ(幻想)「掛かったな馬鹿め!!もらったぁぁ…!!!」

 

リュウコ(幻想)「なにぃぃ…!!!?テメェ!!それはお前のそっくりさんから奪った奴だぞ…!!それをよくも…!!」

 

マザーリュウキ(幻想)「む?我は取られたのか?」

 

リュウキ(幻想)「ん?ああ、そうだが?…アイツに。」

 

リュウコ(幻想)「な!?」

 

マザーリュウキ(幻想)「なるほど…流石だなぁ…相変わらずお前らは…。」

 

リュウコ&リュウキ『は?』

 

マザーリュウキ(幻想)「これが取られる事やつまみ食い…それを受ける屈辱…素晴らしい物だなぁ…!!」

 

マザーリュウコ(幻想)「お前?欲に言う…ドMって言うのになってないか?」

 

マザーリュウキ(幻想)「ドM?ふむ…は!!誰がドMだ!!我は断じてドMでは無い!」

 

リョウカ(幻想)「平和ですね〜…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…【カズマとめぐみんも結婚したしな…。】」

 

リョウカ(幻想)「…そうですね…。」

 

 

そう…実はだが、この数週間の間に…カズマとめぐみんの関係が更に良好になり…リョウカとリュウカのお陰で…カズマとめぐみんも決心が決まり…恋人になり…更にその夜にヤり有ったり…(因みにリョウカとリュウカも同じ日にヤりあったらしい尚危険日らしかったが果たして……)して…正式に恋人になって…結婚したと言う…

 

 

リョウカ(幻想)「…ねえ、お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「ん?何だ?」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…愛してますよ…お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「……ああ…俺も愛してるぜ…リョウカ。」

 

 

そして、リョウカとリュウカはその場で再び深く口づけをした…一方カズマとめぐみんは…

 

 

カズマ「な…なあめぐみん…。」

 

めぐみん「はい?何ですか?」

 

カズマ「俺達って…結婚したんだよな?」

 

めぐみん「ええ、そうですけど?」

 

カズマ「…いつもとあまり変わらなくね?」

 

めぐみん「…そうですね…でも…この方がしっくりと来ると思いますよ?カズマ…。」

 

カズマ「……ああ…確かにそうだな…お嬢様も…あんなに何時も変わらずにイチャイチャしてますもんね…。」

 

めぐみん「そうですね…じゃあ、カズマ。」

 

カズマ「ん?何…!!?」

 

 

めぐみんは、唐突にその場でカズマにキスをした…

 

 

めぐみん「えっへへ…どうですか!」

 

カズマ「いや!いきなりそれは反則だぞ…!…ま…まあ…嬉しいけど…。」

 

めぐみん「…やっぱりカズマらしくて良かったですね……私は嬉しいですよ…カズマと出会えて…。」

 

カズマ「……ああ…俺もめぐみんに出会えてよかったぜ……本当に…めぐみん。」

 

めぐみん「はい、何ですか?」

 

カズマ「お返しだぜ。」

 

めぐみん「…!!?」

 

 

カズマも先程のお返しとばかりに深めのキスを返した…

 

 

カズマ「…愛してるぜ、めぐみん。」

 

めぐみん「……ええ、こっちこそね…カズマ…。」

 

 

そして、今日もまた何時もと変わらない平和な日々を過ごすだろう…だがそれでもリョウカ達の旅は終わった訳じゃない…これからも先終わり無き旅が続くだろう……だが…リョウカ達にいつか素晴らしき本当の自由を求めた平和の世界を求めて………リョウカ達に…素晴らしき幸福の世界に祝福を……リョウカ達に…この素晴らしい世界に祝福を……そして……リョウカ達に……真の素晴らしい自由の世界に祝福を……

 

 

 

【第2章及び第1期:完】

 

 

 

 

【第2期へ…続く】



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[第2期]第1章 最高神達と素晴らしき仲間達の温泉旅行
第16話 最高神達と素晴らしき仲間達の雪精討伐…そして…絶対ノ終焉破壊零神ノ逆鱗


よう!俺はカズマだ!前回のあらすじって言いたい所だが…先ず先に言う事は、例の日本国召喚の世界線での依頼はリタイアした…まあいずれはリベンジするさ…んじゃあ、前回のあらすじを簡単に纏めると、とうとう例のマザーコアって奴の所に辿り付き…最初に復活したザバと戦ったが数分も経たずにマザーコアの能力で消滅して…んで、その後リョウカお嬢様から作戦で一旦拠点に戻ってマザーコアを迎撃準備をして…それで予定通りにマザーコアが現れて、総力戦を実行して…多少の被害が出たが無事に倒せたぜ!んでそのマザーコアは…今はリョウカお嬢様達の家族入りして…何故か能力で分離して…マザー一家が完成した訳だ…んじゃあ今回も見ろよ!


OPBGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

例の日本国召喚の依頼をリタイアし…しばらく療養して…再びこのこのすばの世界線に戻って来たリョウカ達…それで冬になったある日の事…

 

 

リョウカ(幻想)「ん?雪精討伐ですか…。」

 

リュウカ(幻想)「雪精?何だそりゃ?」

 

リョウカ(幻想)「うーん…冬の時に現れる可愛い小さい妖精ですね…初心者の冒険者でもあっさり倒せますよ…ただ、この雪精には護衛として…冬将軍が存在しますから、結構難易度高いですね…。」

 

めぐみん「どうするのですか?」

 

リョウカ(幻想)「受けましょうか…今回はみなさんも居ますし…そう易々とやられる…いえ何でもないです…とりあえず気をつけて行こうかな……あ…雪精を幾らか捕まえて…娘達にプレゼントしようかな…喜ぶかな…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…受けるか…。」

 

カズマ「なんか…フラグが立った気がするが…気の所為…だよな?」

 

 

そして…そんなこんなでリョウカ達は依頼を受けた…

 

 

 

【討伐クエスト:雪精の討伐(ついでに捕獲)】

 

 

成功条件【雪精を20体討伐(雪精を10体以上捕獲)】

 

 

制限時間【2週間】

 

 

【クエストスタート!】

 

 

 

 

それで依頼を受けたリョウカ達とカズマ達一行大雪原地帯にやって来た…がこの時のリョウカ達にはまだ知らない…この後…最狂を超える最凶の大災悪な事態になろうとはまだ知る余地も無かった…

 

 

リョウカ(幻想)「着きましたね。」

 

リュウカ(幻想)「なあ、あのちっこくてふわふわしてる奴がそうなのか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、そうですよ…先ず討伐の前に幾らか捕獲しましょうか。」

 

リュウカ(幻想)「だな…んじゃあ、早速頂くか…!」

 

 

そして数十分後…リョウカ達一行は目的の数以上を捕獲に成功した…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…こんだけ集めれば充分だろう…さて、めぐみん!一気に片付けるぞ!」

 

めぐみん「お!まさか久々のエクスプロージョン…!!良いですか!?」

 

リュウカ(幻想)「良いぞ!やってやれ!」

 

めぐみん「ありがとうございます!ああ〜!ここまで待たされて…この感じ!!デカイの行けます…!!さぁ!!我が一撃を持って消滅するが良い!!エクスプロージョン…!!!」

 

リョウカ(幻想)「結界…!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!チュドォォォォン…!!!!

 

 

めぐみんの放った溜まりに溜まったエクスプロージョンを放ちたい気持ちがこれにより一気に解放され…普通のエクスプロージョンより強大な爆発を引き起こし…約数十匹以上の雪精は消滅した…

 

 

めぐみん「ふぅ…快感…です。」

 

カズマ「おーい、いるか?」

 

めぐみん「はい…お願いします。」

 

 

んで、カズマはめぐみんを回収した…その直後に…

 

 

?『オオオオオオォォォォォォォォ…!!!!』

 

全員『……!!!』

 

 

突然、咆哮が聞こえて来て…更に吹雪が酷くなり…数十秒後に吹雪が収まると…そこに居たのは…

 

 

リョウカ(幻想)「……【冬将軍…!!】」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜ん…こいつが冬将軍か…。」

 

カズマ「あ…さ…寒気が…コイツと戦うのは不味い…!」

 

リョウカ(幻想)「………っ…案の定…凄く怒っていますね…。」

 

アクア「ど…どうするのですか…!?」

 

リュウカ(幻想)「分からん…下手に仕掛けたら何をして来るか分からん…様子を確認して攻め…、」

 

めぐみん「……!!お師匠様…!!後ろぉぉ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「……は?……あ…。」

 

リョウカ(幻想)「……!!!?お姉ちゃんは…やらせない………!!!っ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「どわ…!?ぶべ…!(あれ…?この…パターンは…?ま…まさか…!?)」

 

 

リョウカは、反射神経を生かして…咄嗟にリュウカを突き飛ばして…冬将軍の攻撃範囲からリュウカを逃れさせたが…代わりにリョウカが入りこんだ…

 

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん……みなさん……どうか…生きて…。」

 

 

ブォォン…!!ザシュゥゥ…!!!ボト…ブシャァァァァ…!!ドサ…

 

 

全員『………!!!?!』

 

 

リョウカの最期の言葉の後に…冬将軍の一撃をもって…その首が刎ねられた…(強制リョウカ死亡イベント)

 

【神森リョウカ:死亡[死亡回数:7回目]】

 

 

冬将軍『オオオオオオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

めぐみん「あ…あ…お…お…お師匠様あぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

リュウカ(幻想)「……………。」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「…何だよ…こんな…、」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「終わり方……、俺が…絶対にリョウカを死なさないって言ったのに…何故、」

 

 

ザーッ…!!ビキビキ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……何故…俺はリョウカに何時も守られている…ああ…そうか……俺が…俺が…弱いからか…は…ははは…、」

 

 

ザーッ…!!ビキビキ…!ビキビキ…!!

 

 

 

リュウカ(幻想)「……ゆ…る…さ…ね…え……。」

 

 

ザーッ…!!ビキビキ…!!ビキビキ…!!

 

ガッシャァァン…!!!

 

ゾクゥゥ…!!!

 

 

全員『………!!!!!?』

 

冬将軍『……!!!?』

 

 

そして…リュウカ自身の中で酷く自身を責めて…リョウカを何回も守れなかった…それが負として溜まりに溜まって…リュウカの中で何かが完全に砕けちり…

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

処刑用BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【心火の紅炎】

 

 

リュウカ(?)『……ユルサネェ……!!!ブッ殺シテ…ヤル…!!!クックック…ヒッヒッヒ…!!ヒャハハハハハハハハハ…!!!アーッハッハッハッハッハ…!!!』

 

 

最早狂気に染まった笑いと憤怒の怒りに染まったリュウカの姿が…そこに居た…いや、本当にリュウカなのかどうか怪しい程に…リュウカは怒り狂ってしまった…見た目は完全邪神化形態と半人半魔神黒龍神王形態だが…最も変化が大きいのは顔だ…普通の怒り狂った状態なら…まだ原型を留めていた表情で…生気も微塵に感じない程に血走った赤く怪しく輝く瞳をしてたが…今回の場合は…それ以上に狂っていて…狂気じみた生気を感じない笑みに…眼球が無くなって…そこから大量の血涙を流している…これを見て何処をどう見たらリュウカだ?って言う感じだ…

 

 

ザーッ…!!

 

 

めぐみん「あ…あ…あ…。」

 

カズマ「こ…こ…怖え…!!殺される…!!」

 

アンクロ(幻想)「……っ…!!何ておぞましさ…!!これが…大切な者を失い…完全に負に染まった…リュウカちゃんの本当の力…!!」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リュウカ(暴走)『オオオオオオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

冬将軍『………!!!?』

 

 

ブォォン…!!ガキィィン…!!

 

 

早い…あまりにも早過ぎる異常な速度…リュウカの動きは誰にも捉える事が不可能な速度…冬将軍は辛うじで、最初の一撃を捉えたが…愛する者を失い…更には自身の愚かさに怒り狂い…強大な負のエネルギーを解放している絶対の終焉破壊零神…その一撃の重さは明らかに冬将軍が受けても良い威力じゃない…つまり…

 

 

ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!

 

 

冬将軍『…!!!?』

 

リュウカ(暴走)『アーッハッハッハッハッハ…!!!』

 

 

グサ…!!ブシャァァァァ…!!!

 

 

冬将軍『グォォォォォォォ…!!!!?』

 

 

リュウカの攻撃により大氷刀は破壊されて…更に追撃に、冬将軍の片目に刀をブッ刺した…

 

 

冬将軍『オオオオオオォォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ブォォン…!ブォォン…!ブォォン…!

 

 

リュウカ(暴走)『ヒーッヒッヒッヒ…!!ヒャハハハハハハハハハ…!!!アーッハッハッハッハッハ…!!!』

 

 

 

ザシュザシュザシュザシュザシュザシュ…!!!

 

 

冬将軍『グォォォォォォォ…!!!!?!』

 

めぐみん「す…凄い…!!圧倒してる…!!」

 

カズマ「…だけど…本当にこのまま勝って…無事にお嬢様は元に戻るのか?…あの感じは…幾ら何でもヤバイ…!!」

 

リョクヨウ(幻想)「…あの姿…たった一回だけ見た事が有ります…。」

 

カズマ「知っているのか!?」

 

アヤカ(幻想)「ええ…!あの姿…大昔…まだリュウカちゃんが、リュウカ・フォスターの時代…無論、リョウカちゃんもリョウカ・ガードナーの時代に…その大切な存在となっていたリョウカちゃんが最初の一回目に死んだ時…怒り狂って…その世界線を完全に消滅させたわ…勿論…リョウカちゃん諸々ね…。」

 

このすばメンバー全員『………!!!』

 

アヤカ(幻想)「まあ…そのすぐ後にその世界線を蘇らせたけど…その時のリョウカちゃんは完全に人間と同じ…不老不死も無い……。」

 

めぐみん「え…じゃあ…今死んで…ってあれ…!?お師匠様は…!?」

 

カズマ「な…!?何処に行った…!?」

 

リョウカ(幻想)「此処ですよ。」

 

全員『うわぁぁ…!?』

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…本当にごめんね…。」

 

めぐみん「お…お師匠様…!?ど…どうやって生き返ったのですか…!?」

 

リョウカ(幻想)「実はね…あのクエストで消された筈のデスデコイ…それが何故か復活していて…咄嗟に発動させましたけど…流石に咄嗟だから即死効果の無いただのデコイですけど…それで…身代わりの人形を使って助かりました…ただ、その人形は…あのリュウコお姉ちゃん特性の1分の1等身大の私そっくりに出来ていた人形で…中身には血のりをたっぷりと入った物です…ほら。」

 

めぐみん「え…あ…。」

 

 

リョウカは、その人形を出してみると…見事に首が切断されて…頭と胴体から血のりがたっぷりと出ている…

 

 

めぐみん「ひぃぃ…!!怖いですよ…!!」

 

カズマ「早く仕舞えって…!!」

 

リョウカ(幻想)「ご…ごめんなさい…!!…それで…デコイ発動後に…瞬時に安全な所にワープされました…まあここまで戻って来るのは大変でしたけど…。」

 

めぐみん「…は!!そ…それよりも!!お師匠様が…!!貴女様が死んだ事に完全に怒り狂って暴走してますよ…!!」

 

リョウカ(幻想)「……うん……知っています…本当にごめんなさい…私が本当に愚かだったです…だから…私が…お姉ちゃんを止めます…!!それが私の償いです…!!お姉ちゃんを暴走させてしまった…私の責任…ごめんね…お姉ちゃん…今…!」

 

 

ピキィィィィン…!!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「絶対に助けます…!!」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

【緊急クエスト:難易度:アルティメットゴットZ級クエスト】

 

 

VS【最高現人邪神:神森リュウカ[完全邪神化形態(暴走)・半人半魔黒龍神王形態・完全狂魔神化(暴走)・タタリ神化(暴走)・完全終焉破壊零神化(暴走]別名:怒り狂う絶対の終焉破壊零神】[推奨戦力:計測不能及びerror!]

 

 

勝利条件【リュウカの暴走を鎮圧せよ!】敗北条件【リョウカの撃破又はリュウカの撃破】

 

 

戦闘方式【特殊】

 

 

戦闘BGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【決戦、変革の境界にて】

 

 

地形【大雪原地帯】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リュウカ(暴走)『アーッハッハッハッハッハ…!!!』

 

 

ブォォン…!!

 

 

冬将軍『……!!!』

 

 

ガチ…!!

 

 

リュウカ(暴走)『……!!!』

 

リョウカ(幻想)「もう…やめて…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!!』

 

 

バキィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「くぅ…!」

 

リュウカ(暴走)『オオオオオオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…!私が分からないのですか…!!?お姉ちゃん…!!!」

 

リュウカ(暴走)『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

 

ブォォン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「はぁぁ…!!!」

 

 

バキィン…!!!ギギギギギ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「く…ぅぅ…!!お…お姉ちゃん…!!!お願い…だから…!!もう辞めて…!!もう…これ以上苦しまないで…!!!私が…私が悪かったから…!!」

 

リュウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!!』

 

 

バキィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「か…あ…!」

 

 

キィィン…!!ズドォォォン…!!!

 

 

めぐみん「お師匠様…!!!」

 

リュウカ(暴走)『グォォォォォォォン…!!!!』

 

 

ッダ…!!!キィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「っく…!!はぁぁぁ…!!!」

 

 

バキィン…!!!

 

 

リュウカ(暴走)『グォォォォ…!!?』

 

 

キィィン…!!!ズドォォォン…!!

 

ピシュゥン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「おまけぇ…!!!」

 

 

ポォォピィィ…!!!ズドォォォン…!!!

 

 

リュウカ(暴走)『グァァ…!?』

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん…貴女の気持ちは痛い程理解してますよ…ずっと…苦しかったんだよね…?辛かったんだよね…?」

 

リュウカ(暴走)『グ…グゥゥゥゥ…!!』

 

リョウカ(幻想)「…………ごめんね……お姉ちゃんの本当の気持ちを見れなくて……本当にごめんね…。」

 

リュウカ(暴走)『グアァァァ…!!!』

 

 

ブォォン…!!ガチ…!!

 

 

リュウカ(暴走)『………!!!?』

 

リョウカ(幻想)「……大丈夫…大丈夫だから…もう…お姉ちゃんを一人にしない…もう…お姉ちゃんや…みなさんを悲しませる事はしないから……お願いです……元の…お姉ちゃんに戻って……。」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リュウカ(暴走)『………!!?』

 

 

ザーッ…!!

 

 

リュウカ(暴走)『……??』

 

 

ザーッ…!!

 

 

『…お姉ちゃん…。』

 

 

リュウカ(魂)『…何だ……この声は…?』

 

 

『ねぇ…お姉ちゃん…。』

 

『お姉ちゃん…どうしたの?』

 

 

リュウカ(魂)『………何だ……この温もりは…?』

 

 

『お姉ちゃん!だーれだ?』

 

『あははは!!待ってよ〜!お姉ちゃん!』

 

『面白そうですよ!お姉ちゃん!』

 

 

リュウカ(魂)『……何だ…この懐かしい感じは…?』

 

 

『…お姉ちゃん…。』

 

 

ドクン…!

 

 

リュウカ(魂)『……!?』

 

 

『お姉ちゃん…帰ろう…。』

 

 

ドクン…!!

 

 

リュウカ(魂)『……ああ……。』

 

 

『お姉ちゃん…一緒に帰ろう…。』

 

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!

 

 

リュウカ(魂)『……そうか……分かったぞ……。』

 

 

『お姉ちゃん……愛してるよ…。』

 

 

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!

 

 

 

リュウカ(魂)『そうだ…そうだったのか……俺が間違っていた……なるほどな……だから…勝てない訳か………リョウカに……ありがとう……リョウカ……。』

 

 

ピシュン…!ピシュン…!ピシュン…!ピキィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……う…!!」

 

めぐみん「うわ…!?」

 

カズマ「眩しい…!!」

 

 

リョウカの必死の呼び掛けに答えたのか…リュウカを中心に眩い光を放ち…光が収まると……

 

 

リュウカ(幻想)「……ただいま…リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……おかえりなさい…お姉ちゃん…。」

 

 

…元の姿に戻ったリュウカの姿がそこに有った…

 

 

カズマ「ふぅ…!何とかなったな…。」

 

めぐみん「ええ……お師匠様が本当に死んでいたらどうなっていた事やら……。」

 

リュウカ(幻想)「えっと…その……。」

 

リョウカ(幻想)「本当にごめんなさい…!!お姉ちゃん…!!私のした事が…お姉ちゃんを余計に苦しめちゃって…本当にごめんなさい…!!」

 

リュウカ(幻想)「…もう済んだ事だ…気にするなって…それに…リョウカが生きてた事…それだけで万々歳さ…。」

 

リョウカ(幻想)「そ…そうですか……あ、それよりも大丈夫?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ…大丈夫……だ…ぜ………。」

 

リョウカ(幻想)「……?お姉ちゃん…?どうしたのですか?」

 

リュウカ(幻想)「……!!!リョウカ…!!!避けろぉぉぉ…!!!」

 

 

 

グサ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「………ごは…!!!」

 

冬将軍『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

リュウカの叫びも虚しくも、あれだけリュウカの手により瀕死の状態だった冬将軍の一撃の突きが…リョウカの身体を貫いた…しかもその貫いていたのは…破壊した筈の大氷刀だ…更には、あれだけ損傷や損失したのに…何故か治っていた…

 

 

グググググ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「が…あ…ああ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「……!!!野郎…!!!」

 

リョウカ(幻想)「だ…め…お…お姉ちゃん…!!もう…闇に……染まらない…げほ…!げほ…!はぁ…!はぁ…!…もう…お姉ちゃんが…闇に染まるのは…もう嫌…なの…もう…あんな悲しい顔を見るのは…もう嫌なの…。」

 

 

グググググ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「っっ…!!!ごは…!!」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…!!」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん……げほ…!げほ…!絶対に……闇に…染まらない…で……。」

 

 

ブシュ…!

 

 

リョウカ(幻想)「が…は……っく…うぅ…!!これ…しきの…事で……げほ…!げほ…!私を…倒せると……!!思わないで…!!!」

 

リュウカ(幻想)「頼むから…リョウカ…お前ももう辞めてくれ…!!」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!はぁぁぁ…!!!」

 

 

シュン…!!ガキィィン…!!!

 

グググググ…!!!

 

 

冬将軍『オオオオオオォォォォォォォォ…!!!』

 

リョウカ(幻想)「がは…!げぼ…!!っっ…!!!」

 

 

バキィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「ああぁ…!!」

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「っっ…!!はぁぁ…!!」

 

 

バス…!!ズザァァ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「っ…ぅぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「もういい…もう休んで寝てろ……おい、めぐみん。」

 

めぐみん「は…はい!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカを頼む……待ってなリョウカ…直ぐに終わらせるからな…。」

 

 

 

 

リュウカは、リョウカをめぐみんに預けて…

 

 

リュウカ(幻想)「…お前ら…手を貸せ…。」

 

リョクヨウ(幻想)「ええ…久々に…幾ら私でも…本気で怒っても良いよね…?」

 

アヤカ(幻想)「やれやれ……あの外道武者には…消えてもらおうかな?」

 

アンクロ(幻想)「流石に今回は……キレても良いよね?」

 

クロアン(幻想)「ゆ…許さないです…!!」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカの仇を取るぞ!こいつを完全に消滅させろ!!ちょっとやそっとの損壊程度じゃあ再生されるぞ!!徹底的にやれ!!」

 

アヤカ(幻想)「言われなくても分かっているよ…!全く使徒みたいな奴だねぇ…!!」

 

 

VS【雪精の絶対の守護神:冬将軍[超強化個体・歴戦王個体]】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト】

 

 

勝利条件【制限時間内に冬将軍の討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破又は制限時間超過によるリョウカの死亡】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【死神の電撃(フェルガナver)】

 

 

地形【大雪原地帯】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

冬将軍『オオオオオオォォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ブォォン…!

 

 

リュウカ(幻想)「ふん!遅いぞ!喰らいな!!」

 

 

ポォォピィィ…!!ズドォォォン…!!

 

 

冬将軍『グォォォォ…!!?』

 

アヤカ(幻想)「おっと?そんなんで死なれたら困るねぇ!!おまけでもらいな!!」

 

 

ポォォピィィ…!!ズドォォォン…!!

 

 

冬将軍『グ…グォアァァ…!!』

 

アンクロ(幻想)「お〜…無様な物だなぁ?冬将軍さんよぉ?まさかその程度か?」

 

 

ブチ…!!

 

 

冬将軍『オオオオオオォォォォォォォォ…!!!!』

 

 

ブォォン…!ブォォン…!ブォォン…!

 

 

アンクロ(幻想)「ん〜…さっきより早くなったけど…、」

 

 

ザシュゥゥ…!!ボト…

 

 

冬将軍『……!?……グ…グォォォォォォォ…!!?!?』

 

アンクロ(幻想)「おやおや?すまないねぇ?うっかりとお前の利き腕を斬り落としてしまった…さて…次は何処をうっかり斬り落としてあげようか?」

 

冬将軍『……!!?』

 

アンクロ(幻想)「ま…そんな事言っても…お前はもう死んでいるよ…ほら。」

 

冬将軍『……?』

 

 

ザシュゥゥ…!!ボト…ブシャァァァァ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

冬将軍『…!!?!?!』

 

 

アンクロ(幻想)「…まさか、リョウカちゃんと同じ死に方をするとはねぇ…ま…良いけど…お見事だよ、リュウカちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…褒められた物じゃねぇな…まあ念には念をだ…完全に消滅しとけ……破壊。」

 

 

ピキィィィィン…!!!シュゥゥゥ…!!

 

 

そして…リュウカ達の猛攻によって…冬将軍は完全に討伐された…

 

 

リュウカ(幻想)「まあ、頭だけは持って帰るか…こいつは確か賞金首モンスターって言うカテゴリーだった気がするからな…ま…俺達には無用の堅物だがな…。」

 

アンクロ(幻想)「そうだね…。」

 

めぐみん「お師匠様!大丈夫ですか!?」

 

リュウカ(幻想)「おう、問題無いぜ…ってリョウカは?」

 

めぐみん「うん…一応必要最低限しか出来なかったです…一応包帯を巻いて…少し回復をさせましたけど…思った以上に深刻な傷で…、」

 

リュウカ(幻想)「ありがとな…それだけでも充分だ…後は俺達が何とかする…。」

 

めぐみん「は…はい。」

 

 

リュウカは、めぐみんから深く傷付いた瀕死の状態のリョウカを受け取り…

 

 

リュウカ(幻想)「依頼は達成だ…急いで戻るぞ。」

 

カズマ「おう。」

 

アクア「ええ。」

 

リュウカ(幻想)「…テレポート!」

 

 

ピキィィィィン…!!ピシュゥン…!!

 

 

リュウカの能力でテレポートして…拠点に帰って来て、先ずリョウカを急いで部屋に運んで入院させて…直ぐに治療を行なった…それは約数時間に及び…何とか死ぬ事は無くなったが…それでも深刻なダメージを受けている事には変わらず…しかもまだ試作段階だったあのデスデコイ(今回はただのデコイ)の副作用で…しばらくの間人間状態且つ超弱体化状態になってしまった…そこにあのダメージも重なり…絶対安静にする必要があった…それでその後…クエスト完了の報告をして…更には例の冬将軍の頭を提出したら…何故かギルドは盛り上がったそうだが…リュウカ達にとってはあまり良い気分ではない物だった…何せ…本当ならその場にリョウカが居たら良かったのだが…そのリョウカは入院で完全に動けない…更には、確かにクエストは完了して…冬将軍は討伐したのだが…リュウカ達の求める完全な成功とは言わず…寧ろ…リョウカがやられてしまった…それも有ってか…クエストには成功したが…リュウカ達の中では失敗扱い…っと言う結果になった…

 

 

【クエスト結果報告】

 

今回は、雪精の討伐及び乱入して来た冬将軍戦についての報告をします…先ず、クエストの成否は成功ですが…後述しますが…リョウカの戦闘不能により…ある意味でクエストは失敗と同じ扱いですね…。

 

 

最終被害報告

 

 

敵:雪精【数十体捕獲及び数十体討伐】冬将軍【討伐】

 

 

味方:リュウカ【一時的に暴走…尚鎮圧された…異常無し。】リョウカ【深刻なダメージ…冬将軍により腹部を貫かれ…更に自身がその状態で無理に行動をした為…更に深く傷付き…クエスト終了後に緊急入院し…現在も入院中。】

 

 

以上が報告だ…

 

 

一週間後…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…大丈夫か?」

 

オウカ(幻想)「お母さん……大丈夫…?」

 

ハナカ「お母さん…!」

 

レイカ「お母さん…!死んじゃ嫌だよ…!!」

 

ユウカ「大丈夫…なの…?お母さん……?死なない…よね?」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!…だ…大丈夫だよ……お…お姉ちゃん…にみなさん…ぐふ……!!げほ…!!ごほ…!」

 

リュウカ(幻想)「…やっぱり大丈夫じゃないな……本当にごめんな…リョウカ…俺が弱いばかりで…お前をこんな姿にさせてしまった…。」

 

リョウカ(幻想)「そんな事…ない…っ…!!げほ…!げほ…!っ…はぁ…!はぁ…!」

 

リュウカ(幻想)「……!?リョウカ…!?」

 

ユウカ「うぅ…!お母さん…死んじゃうよぉ…!!うわぁぁぁん…!!」

 

レイカ「あああぁぁ…!!お母さんが…!!お母さんが死んじゃう…!!うわぁぁん…!!」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!…大丈夫…です…お母さん…絶対に死なないから…大丈夫だよ…ほら…泣かないで…笑って下さい…それが…私にとって力になりますから…ごほ…!」

 

ユウカ「ぐす…うん……。」

 

ハナカ「うん…私…私…泣かないから…!」

 

リョウカ(幻想)「ふふ…ありがとう…お母さんちょっと元気になったよ…げほ…あ…みなさんに…少し遅くなったけど…はい…私からのプレゼントです…。」

 

オウカ(幻想)「……??お母さん…この瓶の中に入っているふわふわ…何?

 

リョウカ(幻想)「これは…雪精って言ってね…この冬の間に出て来る…妖精ですよ…ほら…そのまま瓶の中にいても…ひんやりってしますよ。」

 

ユウカ「うわ〜…冷た〜い!」

 

リュウカ(幻想)「これが…お母さんからのプレゼントだぜ…どうだ?」

 

レイカ「うん!ありがとう!!お母さん!」

 

ハナカ「嬉しいです!お母さんありがとう!」

 

ユウカ「ありがとう!お母さん!」

 

オウカ(幻想)「嬉しい…です!お母さん!」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…喜んでくれて嬉しいですよ…ごほ…ごほ…。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ…また来るぜ、リョウカ。」

 

オウカ(幻想)「元気になってね、お母さん。」

 

リョウカ(幻想)「はい、絶対に元気になりますよ…それじゃあね…。」

 

 

 

そして、更に1カ月辺りが過ぎて……一応退院レベルまでは回復出来た…(相変わらず傷の有る所は包帯を付けてるが…)

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…退院ですね…これで何回目でしょうか…。」

 

リュウカ(幻想)「全くだな…が、リョウカ…退院って言っても…今のお前は完全に治り切った訳じゃ無いし…更には大分弱っている…幾ら味方仕様になっても…味方仕様の俺と戦ったら先ず負ける位に弱くなっている…ってか神森一家の中で最弱化してしまっているからな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…そうだよね…私はずっと寝たきりで…更に娘達の事も有るから…弱くなったよね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、それだったら能力を弄れば元に戻れるだろうが…俺にとってはそのままで居て欲しいんだがな……。」

 

リョウカ(幻想)「そう…だよね…私が迷惑ばかり掛けたからね…仕方ないよね…。」

 

リュウカ(幻想)「おいおい…あまり悲しい顔するなって…まあ暴走した俺も悪い…俺自身も弱かった件も有る……ただ、このまま弱いままで居るのも癪だ…一応は元の全盛期の状態のステータスに戻しておいてやる…ほれ。」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「え…あ…ありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「言っとくが…確かに戻しておいたが……今のお前は完全な人間状態…まあ相変わらず不老不死能力と…一応ゴットピット出せる事と…自由に自身の武器を操る能力…後それぞれの加護能力や結界やバリアー能力と……それぐらい…いや、体力(スタミナや生命力も含む)や防御力(全耐性も含む)や速度と力(物理能力)は見た目相当以上にあのキング・オブ・雑魚の称号を得ているク◯ボーの何倍以上に弱いが…それ以外は味方仕様と同じだ…。」

 

リョウカ(幻想)「…え?じゃあ…今私は…ってあれ?っとっと…!」

 

リュウカ(幻想)「おっと…大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「……しばらくはお姉ちゃんに世話になっちゃいますね……これは…。」

 

リュウカ(幻想)「おうおう、そうしろそうしろ…もっと頼っても…ってふざけてる場合じゃねぇな…肝心の事だが…その状態の意味だが…戦闘の時は…基本的俺達が戦闘をやる…んでお前は指示を出す事と…サポート位だ…が…俺達がどうしようも無い時に限りだが…何時も通りのお前に一時的に解放される…自動的にな…それ以外では、俺達でしか解除出来ない様にしている……もうこれだけ言えば…分かるだろう?」

 

リョウカ(幻想)「…うん…。」

 

リュウカ(幻想)「……お前は戦闘の時の最後の切り札だ…切り札って物は最後に取っておく物で…そして…今までお前に守られた借りは返す…今度は…俺達がお前を守る番だ……良いな?」

 

リョウカ(幻想)「…ふふふ……そう来ましたか……うん…良いですよ…でもね、私もみなさんを守りますから…守り守られの存在で在り続けるから…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…あんまし変わらないな…結局何時も道理ってか…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…まあ、あまり戦えないって所だけですけどね…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…んじゃあ、今日から張り切って行こうか。」

 

リョウカ(幻想)「うん!」

 

 

そして、今日も何気無い一日が始まり…何時もと変わらない日が始まった…が、この世界線の魔王の脅威は…まだ誰も知らない…それの一角が迫っている事が…

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【三位一体】



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第17話 最高神達と素晴らしき仲間達の温泉旅行【前編】

よう!何時ものリュウカだぜ!んじゃあ、前回のあらすじを簡単に言えば…俺達は最初…雪精の討伐…後ついでに娘達にその雪精をプレゼントする為に捕獲…をする予定だった…が、そのクエストの途中で冬将軍が乱入して、リョウカの首を刎ねやがった…!…まあ後に本人に聞いたが…その時に刎ねられたのはリョウカそっくりの人形で血のりがたっぷりと入った奴を何故か俺が消した筈のデスデコイ能力で入れ替わったそうだが…まあ更に聞いた話だと…咄嗟に発動させたからただのデコイ効果しか無いとの事だが…まあでも…その時はガチで俺も騙されたからな…んでそれをリョウカ本人だと誤認して暴走しちまって…んでリョウカに止めてもらったのは良いが、追い詰めた筈の冬将軍の一撃を不意打ちでリョウカが喰らって瀕死の重傷を負ってしまった…んで、その後は何とか冬将軍は討伐出来た…ああ、ちゃんと入院はさせたし…その雪精は娘達にちゃんとプレゼントはしたぜ…んじゃあ今回も見てくれよな!


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

リョウカが退院して…約一週間が経過したある日…

 

 

リュウカ(幻想)「……なあリョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「ん?何?」

 

リュウカ(幻想)「偶には…この世界線の名物の温泉旅行に行かないか?みんなでな…。」

 

リョウカ(幻想)「温泉旅行ですか…うん!良いですよ!」

 

めぐみん「温泉ですか!?行こうではありませんか!!」

 

カズマ「う〜む、偶には有りかな…。」

 

アクア「行こうよ!温泉!」

 

ダクネス「温泉か…うむ…悪くない…。」

 

リョウカ(幻想)「所で…どこの温泉旅行に行きますか?」

 

リュウカ(幻想)「ふ…良く聞いてくれた…実はな、その行く所は…【アルカンレティア】って言う水と温泉の都だ…俺達はそこに旅行に向かう。」

 

カズマ「げ…!!そこって…確か…!」

 

めぐみん「ええ…忘れたくないですよ…。」

 

リョウカ(幻想)「……?そこで何か有ったのですか?」

 

カズマ「ああ…実はその都はな…アクシズ教団の本拠地の一つで…んでそこで魔王幹部の一人…ハンスと戦った所だ…んで最終的に、ハンスはやったが…全ての温泉がただのお湯に変貌してしまったんだよ…。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜ん…アクシズ教団は現場に行かんと分からんが…魔王幹部に関しては、もう既に手は打ってある…。」

 

めぐみん「へ?何をしたのですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…つい先日…ちょっとこの世界線の魔王幹部と魔王を集めてな…それで…【俺達は、アルカンレティアって所に旅行に行くから…絶対にその都に俺達が居る間にちょっかいかけたら…殺すぞ?】…って念には念を押して言っておいたぞ。」

 

カズマ「怖えよ…!!そりゃあ誰もちょっかいかけねぇわ…!!ってか普通に脅迫してねぇか!?」

 

リュウカ(幻想)「何言っている?俺達の本質を忘れた訳じゃないよな?…一応あまりしたくなかったが…親の命令は絶対って言う感じで、命令はしてある…だから一応は問題無い…が、攻めて来たらどうなるかは…ご想像にお任せするがな。」

 

めぐみん「お師匠様が言うと、おぞましく聞こえるのは気のせいだろうか…。」

 

リュウカ(幻想)「そういやお前ら…前々から思ったんだが…一応、もう弟子は卒業して…んで特殊部隊入り及び家族入りしたんぞ?普通に名前で呼んでも良いんだぞ?」

 

めぐみん「え…?う〜ん…じゃあ、リュウカお嬢様やリョウカお嬢様って呼べば良いのですか?」

 

リュウカ(幻想)「いや、まあ…間違ってはいないが…特殊部隊以上で…家族クラスなら…普通に名前で呼んでも良い…だから普通に俺の事はリュウカで良いし…リョウカの事はリョウカで良い。」

 

めぐみん「そ…そうですか…じゃあ、リュウカさん?」

 

リュウカ(幻想)「なんだ?」

 

めぐみん「先程の話に戻りますけど、魔王幹部は良いとして…アクシズ教団は現場に行かないと分からないって…大丈夫ですか?」

 

カズマ「それに、アクシズ教団には変質者の集まりの極みって感じだしな…。」

 

アクア「ちょ…ちょっと〜!それってどう言う意味なの…!?私の何処に問題が有るの!?」

 

カズマ「ん?馬鹿。」

 

リュウカ(幻想)「んで、不運の極みで、我儘の極みで…敵呼び寄せの極み…ありとあらゆる悪影響を呼び寄せる女神…って言うのが定着しているな…残念ながら。」

 

アクア「ひ…酷いですよ〜…!リュウカ先輩!」

 

リュウカ(幻想)「は?俺は先輩になったつもりは無いが?それに…俺は大邪神だぞ?一応は事実を言ったまでだが?まあ…それらを言うなら、俺達もある意味で不運の極みで…敵を呼び寄せたり…危機を呼び寄せたり…まあ色々とあり過ぎて異常だが…少なくとも…アクア…お前の方がよっぽどマシに思えてくるぞ?」

 

アクア「そ…そうなんだ…。」

 

めぐみん「そう言えばリョウカちゃん。」

 

リョウカ(幻想)「ん?どうしたのですか?」

 

めぐみん「ええ、今の貴女は…一応人間状態で超弱体化状態…更には怪我人で間違いないですよね?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

めぐみん「…怪我人…って言うのは置いといて…そもそも、その人間状態且つ超弱体化状態で…普通に温泉に入っても大丈夫なのですか?まさか…超弱体化状態の影響で…お風呂で溺れてしまうって感じになってないでしょうね?」

 

リュウカ(幻想)「…………めぐみん。」

 

めぐみん「はい、何でしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「…それについてだが……まあ…うん…合っている…ってか…それ以上にヤバイ…。」

 

めぐみん「……へ?」

 

リョウカ(幻想)「……実はな…入院していた時に、偶に身体を洗ってあげないと臭うだろうな…って思って…風呂に入れてあげたんだが…、」

 

 

時は、その時に遡る…(退院する一週間前…)

 

 

リュウカ(幻想)「おーい…リョウカ、一応入院している身とはいえ…一応風呂には入らんと不味いだろ?」

 

リョウカ(幻想)「う…ん、そうだね…。」

 

リュウカ(幻想)「…んじゃあ、俺が入れてやるから身体洗うぞ。」

 

リョウカ(幻想)「分かった…げほ…!」

 

 

そして、数十分後…リョウカとリュウカは、風呂に来た…が、今のリョウカは動けない身体なのでリュウカに抱っこされている…

 

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ洗うぞ…言っとくが、流石に今回はする気は無いから安心しろ…いやしたい気も山々だがな…。」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!…じゃあ…しても…良いよ?」

 

 

ブチ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ…じゃあ、リョウカ…流石に今回は…手だけで我慢しろ…こんな体じゃあ…俺自身が辛い…。」

 

リョウカ(幻想)「それで良いよ…。」

 

 

 

そしてリョウカとリュウカはその場で身体の洗いっこ(意味深)をやった…その後…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…さて、入ろうか…。」

 

リョウカ(幻想)「そうだね…。」

 

 

そして…風呂に入ってみると…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぃ〜…リョウカ、どうだ?」

 

リョウカ(幻想)「ゴボゴボ…!ガボ…!ゲボ…!」

 

リュウカ(幻想)「……!!!?おい!!リョウカ!?」

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!どう…なっているの…?ただの…お風呂なのに…溺れてしまうなんて…。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜む…そこまで酷くなってしまったか…じゃあ…。」

 

リョウカ(幻想)「ん?うわ…!」

 

リュウカ(幻想)「うん、これなら大丈夫だろう…。」

 

 

そして、その状態で入ってみたら…

 

 

リュウカ(幻想)「おーい、リョウカ?大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「うん、大丈夫です…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…こりゃあ、この超弱体化状態時には…絶対に誰かと一緒に入るか…何か浮く物を一緒に持って入らんと溺れて死ぬな…。」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「いやいや…別に謝る事は無い…それに軽いから問題無いだろう?」

 

リョウカ(幻想)「そう…。」

 

リュウカ(幻想)「……さて、そろそろ出ようか。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

そして、リョウカとリュウカは風呂を出て…部屋に戻った…

 

で…時は現在に戻る…

 

 

めぐみん「大体は分かりました……で?」

 

リュウカ(幻想)「何だ?…おい…なんか目が怖いぞ?」

 

めぐみん「……リュウカさん、一応リョウカちゃんは怪我人ですよね?」

 

リュウカ(幻想)「お…おう…。」

 

めぐみん「……で…結局風呂場であんな事やそんな事をしたのですか?」

 

リュウカ(幻想)「え〜っと…その…、」

 

めぐみん「………アヤカさん。」

 

アヤカ(幻想)「あら?奇遇だねぇ…どうやら同じ考えみたいだね……。」

 

リュウカ(幻想)「お…おい…ちょ…ちょっと待て…!!俺は最初は否定したんだぞ!?」

 

めぐみん&アヤカ(幻想)『問答無用!!』

 

 

 

キュィィィィィィン…!!!ピキィィィィン…!!!ポォォピィィ…!!!

 

 

 

リュウカ(幻想)「嫌ァァァァァァ…!!!死にたくないぃぃ!!死にたくないぃぃ…!!ギャァァァァァァ…!!!」

 

 

 

ドォォォォン…!デデーン…!!!

 

 

そして、めぐみんとアヤカの説教用のミニエクスプロージョンがリュウカに炸裂し…デデーンされた…

 

 

チーン…

 

 

アヤカ(幻想)「全く…一応リョウカちゃん…言っておくけどね、ヤるのだったら…その身体の怪我を治してからヤるんだよ?良いね?」

 

リョウカ(幻想)「う…うん…。」

 

アヤカ(幻想)「で?リュウカちゃん?幾らリョウカちゃんから誘われたとは言え…んで否定したとは言えだ…流石に怪我人で弱った身体の実の妹とヤりあうのは些か不味いんじゃないのか?」

 

リュウカ(幻想)「……すんませんでした…。」

 

アヤカ(幻想)「はぁ…全くこの子達は…隙あらばヤりあう様な関係まで上昇したか…まあ悪くは無いけど…、」

 

カズマ「おいコラ…!それはそれで、かなりメタいけどこの作品のシリーズ全てにR-18指定の物に変貌するだろうが…!!」

 

アヤカ(幻想)「確かにそうだね…まあだったら別のシリーズで見れば良いだけの事…って、うちがそんな事言ったら不味いね…まあ取り敢えあんな事やそんな事をした件はもう良い…それで、風呂に入って溺れてしまう位まで超弱体化状態の影響が悪化して…普通に温泉に入ってもどうせ溺れてしまうのは目に見えるよ…。」

 

リョウカ(幻想)「すみません…。」

 

アヤカ(幻想)「まあ、だったら誰かに抱いてもらって一緒に入れてもらうって言う手が有効だね…ってかそれしかないよ…家にはそんなに浮く物は無いし…そもそも温泉に浮き輪は不味いだろうしね。」

 

めぐみん「そうですね…で、誰がリョウカちゃんを抱いて入るのですか?」

 

アヤカ(幻想)「ん?そりゃあ、リュウカちゃんしか居ないでしょ?…まあ…流石に私達の目の前であんな事やそんな事はしないと思うけどね…もし、目の前でしたら…分かるね?」

 

リュウカ(幻想)「ハイ…モチロンデス…。」

 

めぐみん「何故に片言…!?って言うよりも怖いですよ…!」

 

アヤカ(幻想)「まあ、とりあえず出発の準備をしようか…旅行にね。」

 

めぐみん「そうですね。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、私も手伝わないと…、」

 

全員『駄目です。(駄目だ。)』

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

リョウカ(このすば )「このすば !」

 

 

そんなこんなで、リョウカ達は旅行の準備が終えて…いざアルカンレティアに向けて出発しようとしていた…

 

 

【神森艦隊:装甲列車艦隊:総旗艦[ヤマト]ブリッジ】

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん?準備は出来ましたか?」

 

リュウカ(幻想)「おう、問題無いぞ。」

 

めぐみん「こっちも大丈夫ですよ。」

 

リョクヨウ(幻想)「うん、こっちも大丈夫ですよ…久々にこんなにゆったりと満喫出来そうですね。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…さてと、みなさん!出発ですよ!!」

 

リュウカ(幻想)「おう!神森艦隊…装甲列車艦隊!全車両!!出発!!」

 

 

ポォォォォォォォ…!!!

 

 

そして…早朝において、リョウカ達を乗せた装甲列車艦隊の総旗艦ヤマトが発進し…それに続き…続々と装甲列車は発進して行き…念には念を…バックアップとして、神森艦隊全艦と神森全軍も…拠点防衛艦隊と拠点防衛軍を残して出発して行った…(因みに、艦船の方は上空を飛行…安定と信頼の影の存在と化して存在意義が無くなりそうな潜水艦は…潜航状態で移動していた…後、闇神森一家やマザー一家(何故か新たにダークマザー一家も誕生した…)も旅行に付いて行った…無論軍も付けてな…)

 

 

リュウカ(このすば)「このすば !」

 

 

艦隊は順調に移動しており…特に目立った戦闘はせず…(尚、移動中にアンデットやモンスターに襲撃されたが…呆気なく返り討ちにしたそうだが…)…1日経過して、アルカンレティアに到着した…(無論だが、安定と信頼の市民の反応は驚愕の顔をしていたそうだが…尚、流石に街中に止めるのは不味いので…その手間側の入り口付近にて停車した…)

 

 

キィィィィ…!プシュゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…やっと着いたか…色々と有ったが。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…モンスターやアンデットにも襲撃されましたけどね。」

 

カズマ「まあ、俺達の出る幕でもなかったがな…大体が装甲列車に到達する前に撃破されてしまったしよ。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、強くてもその程度って所だろう…んじゃあ取り敢えず行こっか。」

 

リョウカ(幻想)「うん!楽しみですね!」

 

リュウカ(幻想)「期待しとけよ?なんてたって…水と温泉の…、」

 

 

めぐみん「このすば !」(リュウカ(幻想)「おい!!最後まで言わせろよぉ〜…!!!」(正にスルーの極み…))

 

 

アルカンレティアに入って…数十分経過…現在のリョウカ達は…

 

 

アクシズ教団1「ねぇねぇ!?そこの君達!!アクシズ教団に入らないかい!?」

 

アクシズ教団2「アクシズ教団に入ればもれなく石鹸や洗剤が付いてくるよ!!」

 

アクシズ教団4「さぁ!!アクシズ教団に入ろうではないか!?」

 

全員『…………。』

 

 

今現在の様子を簡潔に纏めれば…ほんの少しだけ進んだら大量のアクシズ教団に絡まれて、逃げている状態だ…

 

 

リュウカ(幻想)「ウゼェェェェェェェ…!!!!なんなんだ!?コイツらは…!!?ウザさ半端ないじゃねぇか!?」

 

マザーリョウカ(幻想)「ふむ、この鬱陶しさ…戦いの時以上に鬱陶しい…何だコイツらは?」

 

マザーリュウカ(幻想)「おい、コイツらがあのアクシズ教団ではないのか?」

 

マザーリョウカ(幻想)「ほう…成る程…じゃあ…、」

 

カズマ「いや駄目だからな…!?絶対に大ごとにする気だろう!?」

 

マザーリョウカ(幻想)「ん?何を言う?我はちょっと追い払おうとしただけだぞ?…まあちょっと死傷者が出る可能性も有るがな…フッフッフ!!ハーッハッハッハッハッハ…!!!」

 

マザーリュウカ(幻想)「おい馬鹿辞めろ…それは些かやり過ぎだろう。」

 

マザーリョウカ(幻想)「むぅ…ならどうする?このまま逃げ続けても追って来るだろう?」

 

リュウカ(幻想)「だろうな…おい、この世界線の教団って現在何種類有ったっけ!?」

 

アクア「え!?今聞く事!?」

 

リュウカ(幻想)「今!早く!」

 

アクア「ええッと…今現在は…アクシズ教団と…エリス教団と…最近出来た…神森教団…って言う3種類です。」

 

 

ズザァァ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「なにぃぃぃ…!!?1番最後の奴…何て言った!?」

 

アクア「え…!?ええッと…神森教団…って言ったわ…。」

 

リョウカ(幻想)「神森教団?何ですか?」

 

アクア「さ…さぁ…詳しくは分からないけど…神森教団は最近出来たばっかりなのに…エリス教団とタメ貼る位の規模になっていて…神体が、リョウカちゃんとリュウカさんになっていますから…性格はまともで人助けは基本的にやる事と…無償で殆どの依頼を受ける事と…変わらない…って位だわ…。」

 

リュウカ(幻想)「俺達って…そこまで有名になってるのか?…ってか!!神森教団作ったの誰!?」

 

?『それは私達ですわ…お師匠様。』

 

全員『………!!』

 

 

突然その場から声が聞こえて来た…すると…目の前が突然【裂けた】

 

 

リュウカ(幻想)「これは…【スキマ…!!】」

 

リョウカ(幻想)「まさか…【紫さん!?】」

 

カズマ「紫!?確か聞いた話だと…確か幻想郷の住民だよな!?何でここに!?」

 

 

そう…出て来たのは、幻想郷の住民の紫だ…が、どうやら紫だけでなく…

 

 

?「よう!来たぜ!」

 

?「やれやれ、この世界線に居たのね?」

 

リョウカ(幻想)「…霊夢さんに、魔理沙さん…それに他のみなさんも…!?何でみなさんがこの世界線に…?」

 

紫「ええ…実はずっと長年前から見ていたのですが……お師匠様…あまりにも無茶をしまくっていますので……それで、少しこの世界線で楽が出来ます様に…お師匠様を象った教団をこっそりと作りました…でもあまり効果は無かった様でしたので…もう仕方ないので…私達が自ら手伝いに行く事にしたわ…これからも宜しくお願いしますわ。」

 

リュウカ(幻想)「そう言う事か…って!!俺達やお前らが良いって言っても…幻想郷!誰が管理してるんだ!?」

 

紫「えーっと、ご安心ください…一応龍神様も見ていましたので…『ここは任せてくれたまえ。』…って張り切って言って…OKしてくれたわ…。」

 

リュウカ(幻想)「あ…そう…それで、その龍神…大丈夫なんだろうな?殆どの幻想郷の住民…しかもよりによって強豪が揃いも揃って…しかも絶対に必要な…明快や三途の川の所…んで幻想郷が幻想郷たらしめる為の博麗神社…その他色々有るけど…それを全て龍神に任せて大丈夫なんか?」

 

紫「だ…大丈夫ですよ…多分…。」

 

リュウカ(幻想)「…はぁ…分かった…少し待ってろ、俺は少しの間幻想郷に行って来る…すぐに戻る。」

 

めぐみん「それじゃあ、リョウカちゃんは私が預かりますね。」

 

 

そしてリュウカは、紫が開けたスキマを通り…幻想郷に向かった…

 

 

……約数分後…

 

 

リュウカ(幻想)「戻ったぞ。」

 

めぐみん「はい、それじゃあ返しますね。」

 

リュウカ(幻想)「おう…すまんな…。」

 

紫「あの〜…お師匠様…何しに行ったのですか…?」

 

リュウカ(幻想)「ん?幻想郷の全ての時を完全に止めて…んで、結界を弄って…俺達が戻るまでの間…絶対に幻想郷に干渉を出来なくした…試しに紫…幻想郷に通じるスキマが開くかどうかやってみろ。」

 

紫「え?あ…はい。」

 

 

紫が能力でスキマを作ろうとしたが…うんともすんとも言わない…

 

 

紫「通じなくなってるわ…。」

 

霊夢「ねぇ?ちゃんと帰れるよね?」

 

リュウカ(幻想)「安心しろ、俺達は普通に行ける…んで、その結界の効果は俺達が戻れば自動的に解除されて…同じく幻想郷の時も元に戻る…ただし、俺達が居る間だけだ…俺達が居なくなれば再び時は止まり…結界も再び元に戻る。」

 

魔理沙「そ…そうか、良かったぜ…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…龍神も巻き添えを喰らったがな…まあ仕方ない…セキリュティの為だ…許せ。」

 

美鬼「段々と龍神様が哀れに思えてしまいますね…。」

 

リョウカ(幻想)「…今度戻って来た時に、龍神様に何かプレゼント送ろうかな…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…流石に気の毒だしな…さて、一応は聞く…確かお前はずっと前から見ていたって言ってたな?」

 

紫「は…はい…そうです。」

 

リュウカ(幻想)「……はぁ、取り敢えずは知ってるって事だし……んで、今現在の俺達は何をしているかも理解しているな?」

 

紫「え?ええ、偶にはゆったりとしたいから…この世界の町…アルカンレティアって所で温泉旅行に来ている…って事ですね?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…あ…だったらお前らも来るだろう?この世界線の温泉…。」

 

魔理沙「へぇ〜…温泉か…良いな!行こうぜ!」

 

霊夢「そうね…まあ偶には良いわね。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…それじゃあ早速…って言いたい所だが…一応お前らに、この世界線の事を一から頭に叩き込む…まあ一瞬の事だが、知っておかんとこの世界線じゃあ生き残れないぞ。」

 

紫「お願いします…お師匠様。」

 

 

そして紫達に能力を使って、この世界線の事を一からありとあらゆる事や情報を叩き込んだ…尚その間…約1分以内に完了した…

 

 

リュウカ(幻想)「…さて、こんな物だが…情報量が多いだろうから…まあ要するに慣れろ…って所だ…まあ今はゆっくりで良い。」

 

霊夢「そうね、そうするわ…それにしても…この世界はある意味でヤバい所なんだね…魔王って言うのが居て、そいつがこの世界線を支配しようとしてるなんてね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、それは表向きだ…実際にはそんなに大した事はしない…まあ魔王らしい行動はするにはするが…基本的に冒険者がその魔王の城に来た時に始めて動くタイプだ…基本的にそっちから動くって事は無いがな…だからある意味で厄介なのは、魔王幹部の連中だ…アイツらは好き放題に動き周る奴も居れば…その場でじっと固める奴も居る…個性的な奴らの揃いだな……どっかの引きニート化としてる魔王もまともに動いたら、少しは俺達を苦戦出来そうだがな…。」

 

魔理沙「おいおい…ん?そう言えばさっきから思ったんだが…何でさっきからリョウカを抱いてるんだ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…実はな、今のリョウカの状態は…人間状態と超弱体化状態だ…まあ人間状態って言うのは分かるだろ?」

 

霊夢「ええ、少しだけならね…それで…超弱体化状態って言うのは?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、まあ簡単に言えば…ありとあらゆる面で絶対の最弱を極めた感じだ…まあステータスを見せた方が早いな…ほれ、これが今のリョウカの状態だ…。」

 

 

リュウカは、リョウカの状態に関しての状態と現在のステータスと能力を見せた…

 

 

霊夢「これは…余りにも酷いわね…なるほどね、確かにこれは抱いている理由も分かる気がするわ…。」

 

魔理沙「おいおい…これじゃあ、生きてるのか死んでるのかさっぱり分からないぜ!?…ってか…この状態って…病弱化した時よりも悪くねぇか!?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、お前らが驚くも無理は無い…それに…あの病弱の原因は…この超弱体化状態のお陰だ…この呪いの能力の所為でリョウカは人間状態時や完全人間状態時に…この超弱体化状態が発動し…全ステータスが逆転するわ…能力も一部逆転して…とにかく最弱化した挙句…殆ど行動が出来なくなった…まあ必要最低限の移動や物を持つ…ただ…移動能力は…たったの数十メートルの距離を歩いただけで大量の吐血して倒れる…挙句には…ただの風呂で溺れてしまう位のカナヅチ化……無論だが、皿を持たせてしまえば普通に落として割ってしまう……それぐらいにまで悪化している…。」

 

紫「お師匠様…本当に大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(幻想)「分からないです……お姉ちゃん達に迷惑ばかり掛けてしまっていますし…世話になっていますから………罪悪感が物凄く有ります……。」

 

紫「そうですか……。」

 

リョウカ(幻想)「……あ…取り敢えずだけど、みなさん…これだけは言っておきますね…私達に着いてくる…って言う事は、後々に絶対に戦闘になると思います…その場合は、まあ…例えばこの世界線の場合は…弾幕ごっこ程度の威力は一切通じませんよ?最低でも、【弾幕勝負…つまりはリミッターを完全に解いた状態で相手の息の根を止めるつもりで行かないとこっちがやられますよ。】」

 

霊夢「ええ、分かったわ。」

 

魔理沙「おう、って!?それって…相手が人でもか!?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、が…良ければ弾幕ごっこ程度でも大丈夫だが…まあ基本的に弾幕勝負位の威力は必要だろう…それくらいしなければやってやれんぞ?………まあ、絶対とは言わん…無理なら時には戦略的撤退も有りだし…俺達が代わりに仕留めるだけだがな。」

 

魔理沙「だ…大丈夫だって!」

 

リュウカ(幻想)「……そうか…あ〜…一応言い忘れたが…まあ一応予定通りに旅行は続行するが…旅行が終わったら、お前ら全員を強くする為の修行をさせる…無論その過程で…俺達の特殊部隊入りもしないといけない…良いな?」

 

藍「はい!リュウカ様!」

 

紫「勿論です!お師匠様!」

 

霊夢「良いわ、付き合ってあげるわ。」

 

魔理沙「良いぜ…所で…特殊部隊入りしないと着いて行けれないって感じか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…まあ最低でも兵士隊長クラスでも一応は世界線を飛び越えも可能だが全ては無理だ…管轄外の所には行けれん…んで、全ての世界線の行き来出来る様になり…その世界線の管理が可能になるのは特殊部隊入りが絶対条件だ…特殊部隊に入らずに更に兵士隊長クラス以下で許可無く世界線を飛び越える事は…法に触れる行為だがな…まあ、今回は一応あっちの方で来る前に検査をして許可を得たから大丈夫だな…。」

 

紫「そ…そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、勝手に世界線を飛び越える俺達も大概だが…同様にあの宇宙戦艦供…アイツらは一応同盟国だが特殊部隊でもなく…それで兵士隊長クラス以下……それで普通にワープ航行してるが…俺達は特に気にしてはいない…ってか気にしたらアウトだ…。」

 

魔理沙「え?どうしてだ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ例えばで挙げたが…何も許可無く勝手に世界線に飛んでも罪にならない方法は幾らか有る…先ず、救難信号…又は救援要請…その他色々だが…俺達や国家や空間そのものの存亡が掛かった危機的状況下に置いての世界線移動は特例的に許可している…まあ簡潔に言えば…全員集結の場合はその場所に対しての世界線の移動は認める…って所だ…次に…何らかの原因で世界線を移動してしまうか…突然変異で、俺達みたいに最高神クラスになるか…の以上のパターンなら世界線を勝手に移動しても構わないが。」

 

霊夢「へぇ…結構複雑な条件ね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあな…が基本的に罪犯してまでする様な馬鹿は居ない…したらしたで大問題だ…世界のバランスが崩れる可能性が高い…更には、俺達に戦争吹っ掛ける馬鹿も居るだろうしな…。」

 

魔理沙「おいおい…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、取り敢えず話は以上だ…取り敢えずは旅行を楽しもうぜ。」

 

レミリア「そうね、そうしましょう。」

 

フラン「楽しみだね!」

 

 

そしてリョウカ達はこの世界線に突然やって来た霊夢達一行を仲間にして…旅行を続行した…

 

 

リョウカ達は…【霊夢達一行(幻想郷の住民全て)】を仲間にした!

 

 

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【三位一体】



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第18話 最高神達と素晴らしき仲間達の温泉旅行【後編】

どうも、私は零月…前回のあらすじを簡潔に纏めると…リョウカ達は温泉旅行に行く事になって…アルカンレティアって所に行く事になって…リョウカ達は旅行の準備をして…旅行に向かったよ…それでそこで何故か霊夢達と合流して…一緒に共に行動する事になったよ…それじゃあ今回も見てね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

リョウカ達が霊夢達と合流してから…数分後…

 

 

紫「ねぇ、お師匠様?」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?」

 

紫「ええ…さっきから気になったのですが…あの子達は一体どうしましたか?」

 

リョウカ(幻想)「え?あ〜…私達のそっくりの方は…マザー一家って言って…それで、闇神森一家にそっくりなのがダークマザー一家って言って…元々は私達と完全に敵対してましたけど…もう仲間にして…それで家族にしました…。」

 

紫「そ…そうなんですか…それで…もう一方の方は?見覚えの無い子達で…赤ちゃんまでいらっしゃいますけど?」

 

リョウカ(幻想)「はい…私達の娘達です。」

 

紫「…あの〜…聞き間違いじゃないかと思いますけど…もう一度言ってもらえないでしょう…、」

 

リョウカ(幻想)「私達の娘達です…産んじゃいました…。」

 

紫「…え?」

 

魔理沙「へ?」

 

霊夢「え?」

 

幻想郷の住民全員『えええええぇぇぇぇ…!!?』

 

 

アルカンレティアで…霊夢達の驚きの声が響きわたった…

 

 

リュウカ(幻想)「おいおい…そんなに驚く事か?」

 

紫「それは驚きますよ!!お師匠様!!いつから子供を産んだのですか!?それに…どうやって産んだのですか!?」

 

リュウカ(幻想)「質問が多いわ!!まあ、産んだのはだいぶ前だし…どうやって産んだのかは教えん…それに娘達には平和にすくすくと育って幸せにする気だ…だから下手に娘達の前で戦闘事はする気は無い。」

 

紫「そうなんですか…。」

 

霊夢「しっかし驚いたわね…まさか子供まで作っちゃうなんて…。」

 

永琳「ええ…そうだね。(はぁ…まあ私の感じゃあ…この子達の場合は…危険日にヤりあったんだね…だから生まれた訳ね…全くつくづく困った子達ね…。)」

 

紫「う〜ん…と言う事は…当初の予定だと…家族旅行って感じかしら?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね。」

 

リュウカ(幻想)「まあな…まあ人数増えた所で問題無いし…俺達は旅行を楽しんでゆっくりとするけどな。」

 

リョウカ(幻想)「そうだね…所でお姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「私達が行こうとしている旅館って何処ですか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、確かこの街の山の麓に有る。」

 

カズマ「分かった。」

 

リュウカ(幻想)「…さてと……む?」

 

霊夢「…どうしたの?」

 

リュウカ(幻想)「……今になって思い出した…これは嫌な予感だが……実はな、俺がこの旅行に行く前にこの世界線の魔王と全魔王幹部を集めて話をした…確かそう言ったな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、言ったね。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…実は…その時だけ、一人だけ参加しなかった奴が居た事を思い出した…まあ参加出来なかったそうだが…仕事関連でな…。」

 

カズマ「……なあ…まさか…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうだ、その魔王幹部の一人と鉢合わせする可能性があるって事だ…ったく!何で俺達の行く所に厄介な事ばかり起こるだろうな…!!」

 

リョウカ(幻想)「どうしますか?」

 

リュウカ(幻想)「いや…もしかしたら、魔王の能力で話がついてる可能性も有り得るな…いや…どっちだ…?…ええい、取り敢えずあっちが何かしら事が起きない限りは行動出来ん。」

 

永琳「そうだね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、今は放っておいて旅館を目指そう。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

 

さとり&こいし『このすば !』

 

 

数十分後…リョウカ達は、山の麓の高級旅館に到着し…一泊二日をする事にした…(尚、お金はリョクヨウとアヤカが支払うそうだ…)

 

そして…読者のみなさんのお待ちかねの…リョウカ達の入浴だ…ぐへへ…!(マザーリョウカ&マザーリュウカ『このロリコン供め!!死ぬが良い!!』ポォォピィィ…!!)……へ?ギャァァァァァァ…!!!(ドォォォォン…!!デデーン!!)【天の声死亡(何度でも蘇る)】

 

 

リュウカ(幻想)「ん?なんかの悲鳴が聞こえた気がするな…。」

 

霊夢「気の所為じゃない?ほら、さっさと行くよ。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

 

脱衣所にて、リョウカ達が脱衣を済ませて入浴準備をして、温泉に入った…

 

 

カポーン…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぃ〜…生き返る…おーい、リョウカ…気持ち良いか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、気持ち良いですよ…確かに普通の風呂と比べると…とても良い感じですね…偶には温泉も有りですね…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…。」

 

霊夢「そう言えばだけど……リョウカ…アンタ本当に大丈夫なの…その包帯の傷?」

 

リョウカ(幻想)「あ…うん、大丈夫ですよ…ちょっと深傷を負っただけだから…。」

 

リュウカ(幻想)「………本当にすまんって思っている…俺が力が無い限りでな……この世界線の賞金首のモンスターにリョウカがやられた…だからこの有り様だ…。」

 

魔理沙「そ…そうなのかだぜ…。」

 

霊夢「ふ〜ん…アンタらが苦戦する程って事は…私達も相当強くならなきゃヤバいって事ね…。」

 

紫「そうだわ…私達が強くならなきゃ、いつまで経ってもお師匠様を守れないもの…。」

 

魔理沙「そうだな…ん?今更話変わるけど…お前らって…風呂入る時は普通に頭の帽子は外すんだな…。」

 

リュウカ(幻想)「そりゃあそうだろ?常識だろ?」

 

魔理沙「ふ〜ん…リョウカって…帽子外すとそんなに髪が長いんだな…。」

 

霊夢「…確かに長いわね……ある意味で誰もが好かれる訳だわ…納得したわ…。」

 

リョウカ(幻想)「えっと…ど…どうもです…。」

 

魔理沙「それで…本当にリョウカって今の状態って…カナヅチなのか?」

 

リュウカ(幻想)「…まさか実験しろとでも言いたいのか?」

 

リョウカ(幻想)「私は大丈夫ですよ…何とかしてみますから…。」

 

魔理沙「え…いや…そこまでしなくても…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…お願いします…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…だが、ほんの少しだけだぞ?」

 

リョウカ(幻想)「うん…。」

 

リュウカ(幻想)「そんじゃあ行くぞ…せーの…。」

 

 

リュウカは、リョウカを離すと…

 

 

リョウカ(幻想)「むぐ…!?ゴボ…!ガボ…!?」

 

全員(リュウカ以外)『……!!?』

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…!」

 

 

ザッパァァン…!

 

 

リョウカ(幻想)「ゲボ…!ゲボ…!はぁ…!はぁ…!」

 

リュウカ(幻想)「……大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「だい…丈夫です…。」

 

魔理沙「本当に溺れてたぞ…。」

 

霊夢「確かに重症だわ…。」

 

紫「お師匠様……。」

 

めぐみん「リョウカちゃん…大丈夫ですか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…落ち着きました…。」

 

リュウカ(幻想)「ごめんな…リョウカ…危険な目に遭わせて…。」

 

リョウカ(幻想)「ううん…気にしてないから…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか……ん?」

 

めぐみん「どうしたのですか?」

 

リュウカ(幻想)「……はぁ…覗きをするとは良い度胸だな…どうやら相当しばかれたいそうだな?」

 

全員『……!!?』

 

 

リュウカの発言で…一斉に男性の方の浴場に視線が向き…

 

 

リュウカ(幻想)「……はぁ…この覗き魔の変態が!!身の程を知れィィィ…!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「爆神魔法…上級魔法!!【イオグランテ…!!】」

 

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

同時刻…男性の方は…丁度覗いてたのは…例の問題児のスネーク達だ…因みに、カズマはもう出たそうだ…そして…

 

 

スネーク(ネイギット&ソリッド)『む?』

 

 

ピキィィィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

スネーク(ネイギット&ソリッド)『ぐわぁぁぁ…!!』

 

?『スネーク!!覗きをしては駄目だ!!タイムパラドックスだ…!!』

 

?『全く度し難いな…任務中だぞ?』

 

 

 

……っとまあ見事にリュウカの放ったイオグランテが命中し…スネーク達はぶちのめされた…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ〜…スカッとしたぜ…。」

 

紫「流石です…お師匠様。」

 

リュウカ(幻想)「さてと、身体洗ってさっさと出るか…リョウカ、身体洗うぞ。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

そしてリョウカ達は身体を洗って…温泉を出た…

 

 

リュウカ(幻想)「あ〜…気持ち良かったなぁ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね、偶にはまた来ようね。」

 

霊夢「そうだね…。」

 

アクア「ねぇ、旅館って言ったら…宴会しない?せっかく霊夢さん達もこの世界線に来て…合流出来たんだし…歓迎会でも開かない?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…良し!やろうか!!」

 

リョウカ(幻想)「うん!」

 

 

そして夜になり…リョウカ達主催の霊夢達の歓迎会の宴会が開いた…

 

 

リョウカ(幻想)「それではみなさん!霊夢さん達が合流出来た事を祝って…歓迎会を開きます!!みなさん!!乾杯!!」

 

全員『乾杯!!』

 

マザーリョウカ(幻想)「おぉ…!!何という高級な料理…!!最高だ!!」

 

マザーリュウカ(幻想)「うぉぉぉ…!!!美味すぎる!!もっと食わせろ!!」

 

リュウカ(幻想)「お!霜降り蟹じゃねぇか…!そうだ、おーいリョウカ…蟹だぞ…ほらあーん。」

 

リョウカ(幻想)「あ…あーん…むぐ…美味しいです…あ、お姉ちゃんも、ほらあーん。」

 

リュウカ(幻想)「あーん…む…美味い!」

 

アクア「あぁ〜…!このシュワシュワ美味い!!もっと飲みたいわ〜…!」

 

カズマ「こらこら、そんなに飲むと二日酔いするぞ?」

 

めぐみん「楽しそうで何よりですね…。」

 

カズマ「そうだな…。」

 

紫「ねぇ、貴方達ってこの世界線の住民だよね?」

 

カズマ「ん?ああ、そうだが…まあ俺は転生者だがな…。」

 

紫「ええ、知っているわ…ねぇ貴方達ってお師匠様の特殊部隊に入って…その後家族入りしたそうだけど…どんな感じ?」

 

めぐみん「ええ、とても大変な所ですけど…とても楽しい所ですよ…祝いの時には大いに祝ってもらえますし…まあ色々有りますよ。」

 

紫「そう…。」

 

カズマ「まあ、色々大変な時も有ったけど…それでも…何故かほっておけないんだよな…。」

 

紫「確かにそうだね…。」

 

 

それで、宴会が終盤に向かい…大いに盛り上がった時…

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

ガチャ…!

 

 

リュウカ(幻想)「どうした!!今は俺達は宴会中だぞ!!」

 

兵士隊長1『は!!そ…それが!!アルカンレティアを警戒していた所…魔王幹部の一体に動き有りまして…!!このアルカンレティアの全ての温泉と水が汚染されてしまい…更に、魔王幹部の一体…【ハンス】が正体を現して…アルカンレティアに現在進行中です!!』

 

リュウカ(幻想)「何だと!?…止むえん!!まだ偵察は続けろ!!手は出すな!!」

 

兵士隊長1『は!!』

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

リョウカ(幻想)「…緊急事態ですね…!」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…おい!!お前ら!!宴会は中止だ!!例の魔王幹部の一体が動き出した!!戦闘準備をしろ!!」

 

全員『了解!!』

 

 

そして、リョウカ達の号令により…即座に戦闘準備をして、旅館を出て行き…

 

 

リョウカ(幻想)「えーっと…何処か広い所は…!!有った!!……私達の拠点を召喚…!!来なさい!!神森大連盟国!!」

 

 

ピキィィィィン…!!ピシュゥン…!!

 

 

カズマ「おい、拠点をここに持って来て…アクセル街は大丈夫なんか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です!この拠点は、もう一個の方ですよ!だから問題無いです!!…さて、早速連絡をしないと…!!」

 

 

プルプル…!プルプル…!

 

ガチャ…!

 

 

リョウカ(艦娘)『はい、こちらリョウカですけど?』

 

リョウカ(幻想)「あ、艦娘側のリョウカさんですか?大至急だけど…今すぐ全迎撃施設と防衛施設を起動させて下さい!魔王幹部の一体のハンスさんが攻めて来ました!!」

 

リョウカ(艦娘)『…!!分かりました!!えーっと…有った!!アルカンレティア側の神森大連盟国の全設備を起動!!更に私達の居る…アクセル街側の方も全設備を起動させます!!』

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…!!」

 

リョウカ(艦娘)『ええ、こちらも支援攻撃を実行しますから…気を付けて戦闘をして下さい!』

 

リョウカ(幻想)「うん!ありがとうございます!」

 

 

ガチャ…ツー…ツー…

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

『警報!警報!魔王幹部が進行中!繰り返す!魔王幹部が進行中!全迎撃施設作動!!及び全軍出撃せよ!!尚!現時刻を持って、アルカンレティアに緊急非常事態宣言を発令する!!一般市民及びに非戦闘員は本国に退避せよ!繰り返す!一般市民及び非戦闘員は、本国に退避せよ!』

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

……アルカンレティア側の神森大連盟国から国全域に響き渡る程のサイレンを鳴らし…更に避難勧告の放送を流した…その直後にアルカンレティアの住民は一斉に神森大連盟国に避難を開始しだした…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…これで一応は大丈夫だな…さて…!」

 

 

『オオオオオオオオォォォォ…!!!!!』

 

 

リョウカ(幻想)「…絶対に止めてやりましょう…!!」

 

リュウカ(幻想)「おう!ってお前は…あ〜!もう仕方ない!制限解除!…リョウカ、共に戦うぞ!」

 

リョウカ(幻想)「うん!ありがとうございます…!」

 

 

そして…リョウカ達は、アルカンレティアを出て…魔王幹部の一体…デットリーポイズンスライムへと姿を変えたハンスと決戦を挑む事にした…

 

 

【第1章(2):最終ボス:最終ラウンド】

 

 

VS【魔王幹部の一体:死毒魂魔:ハンス(&デットリーポイズンスライム)[超強化個体・歴戦王個体・魔神化形態・魔獣化形態]】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト及び超要塞防衛戦】

 

 

勝利条件【ハンス(デットリーポイズンスライム)の討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破又は最終防衛ラインの陥落】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(フルver)】

 

 

地形【アルカンレティア及び神森大連盟国:正面門前[最終防衛ライン]】

 

 

【制空権確保】

 

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

ハンス『オオオオオオオオォォォォ…!!!』

 

 

チュポン…!チュポン…!シュゥゥゥ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「っち!コイツ!触れた物消化しやがる!!」

 

リョウカ(幻想)「相変わらずの消化力ですね…。」

 

美鬼「どうしますか?これですと…近接攻撃や物理攻撃は一切通じないですよ!」

 

リョウカ(幻想)「…物理が効かないなら…魔法攻撃や特殊な攻撃を実行するだけです!!…さて…!ならば…私達に喧嘩を売るとどうなるか…思い知らせてあげます…!!ふん…!!ぬぅぅぅぅぅ…!!グォォォォ…!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!ゴォォォ…!!!ギチギチ…!!!

 

 

リョウカは、早速形態変化をして…魔黒龍神王化(ガルヴァ=ロア型)になった…

 

 

リョウカ(幻想)「グゥゥゥゥ…!!!」

 

紫「これがお師匠様の新しい形態ですか…!生で見るのは初めてです!」

 

リョウカ(幻想)『…みなさん、聞こえますか?』

 

リュウカ(幻想)「ああ…聞こえたいるぞ…。」

 

リョウカ(幻想)『…私と防衛設備と兵器が囮になります…その間に急いで最大級の特殊攻撃又は魔法攻撃の準備をして下さい!』

 

紫「それではお師匠様が危険です!」

 

リョウカ(幻想)『大丈夫です!もう無茶はしないですよ…さ!早く!!』

 

ハンス『オオオオオオオオォォォォ…!!!』

 

 

シュ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「グォォォォォォォン…!!!」

 

 

スゥゥゥ…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「すまねぇ!リョウカ!!おい!急ぐぞ!!おい!魔理沙にめぐみん!!俺に合わせろ!!」

 

魔理沙「おう!」

 

めぐみん「ええ!」

 

リュウカ(幻想)「ウィズ!チルノ!リョウカが奴の動きを止めたら最大級の凍結攻撃を実行しろ!!」

 

ウィズ「ええ!!」

 

チルノ「あたいに任せろ!!あたいは最強だ!!」

 

リュウカ(幻想)「霊夢!!紫!!そしてカズマ!!もしかしたら俺達の攻撃で完全に仕留める事が出来ん可能性が有る!その場合は…奴の本体が出て来る!!奴の本体を…霊夢!紫!お前らの結界で拘束して…んでトドメはカズマ!!お前の狙撃スキルとレールガンで狙撃しろ!!」

 

 

霊夢「ええ!任せなさい!」

 

紫「勿論ですわ!お師匠様!!」

 

カズマ「任せとけ!!」

 

 

リュウカ(幻想)「残った奴らは、リョウカの援護!!行くぞ!!作戦開始!!」

 

全員『了解!!』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!!

 

 

兵士隊長1「ドンドン撃て!!例え効かなくても構わん!!奴の動きを封じろ!!」

 

戦車部隊隊長「戦車部隊!攻撃準備完了!!全車両!!砲撃開始!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

チュポン…!チュポン…!シュゥゥゥ…!

 

 

戦車部隊隊員1『駄目です!!全く効果が有りません!!』

 

戦車部隊隊長「構わん!!攻撃続行!!お嬢様達の努力を無駄には出来ん!!なんとしてでも時間を稼げ!!ただし!!死ぬな!!」

 

戦車部隊隊員2『了解!』

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(エスコン)「目標確認です!!全機!!今のハンスさんには一切の通常兵装は効果は無いです!!それでも…みなさんの攻撃の時間を稼ぎます!!一斉攻撃実行です!!」

 

航空部隊全機『了解!!』

 

 

キィィィィィン…!!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュポン…!チュポン…!シュゥゥゥ…!!

 

 

ハンス『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ピギャン…!ピギャン…!ピギャン…!

 

 

リョウカ(エスコン)「……!!対空攻撃です!!全機退避して!!」

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

正に激戦…リョウカ達の攻防戦が続いているが、ハンスの現在の特徴上…やはり通常物理攻撃は通じない…が…その希望の道筋の時がついにやって来た…

 

 

リョウカ(幻想)「オオオオオオオオォォォォ…!!!!」

 

 

ブォォン…!!ズガァァァァァン…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ザンザンザンザンザンザン…!!!

 

ズシュズシュズシュズシュズシュズシュ…!!!

 

 

ハンス『………!!!?』

 

リュウカ(幻想)「……!!!今だ…!!全員!!作戦実行!!第1波攻撃実行!!」

 

ウィズ「行きますよ!チルノさん!」

 

チルノ「行くよ!!」

 

ウィズ「氷結魔法…最上級魔法…!!【カースド・アブソリュート・クリスタルプリズン・ゼロ】…!!」

 

チルノ「ラストスペル!!【パーフェクトフリーズ!!】」

 

ウィズ&チルノ『合体技!!【パーフェクトカースド・アブソリュート・クリスタルプリズン・フリーズゼロ】!!』

 

 

ピキィィィィン…!!キュィィィィィィン…!!!ピギャァァァ…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

ピキィィィィン…!!ドォォォォン…!!ガチゴチ…!!!

 

 

ハンス『……!!?!?』

 

 

リュウカ(幻想)「行くぞ!!魔理沙にめぐみん!!俺に合わせろ!!」

 

魔理沙「おう!」

 

めぐみん「ええ!」

 

リュウカ&魔理沙&めぐみん『最大合体技!!【ファイナルマスター・アルティメットノヴァ…!!】』

 

 

ピキィィィィン…!!キュィィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

キィィィィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

ハンス『グアァァァ…!!!?!?』

 

 

リュウカ(幻想)「っち!案の定だな…!!霊夢!!紫!!」

 

霊夢「分かったわ!!…あれが本体ね…!!紫!!しくじらないでよ!!」

 

紫「ええ!!逃がさないわ!!」

 

霊夢&紫『連携スペル!【博麗弾幕結界!!】』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

ハンス『……!!!?』

 

リュウカ(幻想)「トドメだ!!カズマ!!決めろ!!」

 

めぐみん「カズマ!!」

 

アクア「カズマさん!」

 

ダクネス「カズマ!」

 

リョウカ(幻想)『カズマさん!』

 

全員『いっけぇぇぇぇ…!!!』

 

カズマ「これで終わりだぁ…!!【ゴットアースレールガン…!!フルチャージ…!!狙撃…!!…ターゲットロック…!!発射ぁぁ…!!】」

 

 

カチ…!!ピギャァァァ…!!!ドッギャァァァン…!!!!

 

キィィィィィン…!!!ガキィィィィン…!!ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!!

 

 

ハンス『……!!!?!?』

 

 

ピキィィィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

そして…見事な連携によって…魔王幹部の一体である…ハンスは討伐された…しかも犠牲者も被害を出さずに…

 

 

【魔王幹部迎撃戦:最終報告】

 

 

・今回の報告は…温泉旅行に行っていたリョウカ達がその行き先のアルカンレティアにて…魔王幹部の一体…ハンスが襲撃して来た為、戦闘が発生…本作戦が実施され…魔王幹部の一体…ハンスを撃滅に成功した…

 

 

被害報告

 

 

味方:【被害無し…尚、襲撃の際に…アルカンレティア側の全ての温泉と水が汚染されたが…戦闘後…元の温泉及びに水に修復された…】

 

 

敵:【目標:魔王幹部:ハンス[死亡]】

 

 

以上が報告だ…

 

 

その後のリョウカ達についてだが…翌日に全ての温泉と水を直して…更には避難していた住民達を元の生活に戻す等した…尚、住民の人達からは…まあ褒められたそうで…リョウカ達はもう一度一から旅行を楽しむ事にした…

 

 

そして1日が経過して…

 

 

リョウカ(幻想※再び超弱体化状態及び人間化)「ふぅ…さてみなさん!帰りましょう!アクセルの街に!」

 

リュウカ(幻想)「おう!帰るぞ!」

 

カズマ「色々有ったが、今回は楽しめたな…。」

 

めぐみん「ええ、今回は水や温泉が汚染状態にされた際に…リョウカちゃん達に直してもらいましたから、元の温泉や水に戻りましたからね…。」

 

アクア「…私出番無かったよ…。」

 

カズマ「なーに言ってんだ…お前らは一般市民を守ったって言う重大な事をやり遂げたんだぞ?」

 

アクア「…そうだよね!さっすが私!」

 

カズマ「……。(ちょろいな…。)」

 

めぐみん「……。(ちょろいですね。)」

 

 

…30分後…リョウカ達は帰宅準備を終えて…装甲列車のヤマトに全員を収容を終わらせて…

 

 

リョウカ(幻想)「さ!帰りましょう!ヤマトさん!アクセル街の私達の拠点に帰還しますよ!」

 

ヤマト「了解!任務完了!ヤマト発進します!」

 

 

ポォォォォ…!!

 

 

そして…リョウカ達を乗せたヤマトは発進し…それに続く様に同じく装甲列車艦隊…艦船艦隊及び潜水艦艦隊…軍も続いて発進して…アクセル街に帰って行った…

 

 

 

その後についてだが…1ヶ月経過した今…予定通りに霊夢達一行は無事にリョウカ達の特殊部隊入りを果たしていた…無論その強さは本物だ……が、それでも…リョウカ達に襲い掛かる脅威はまだまだ現れるだろう…だがリョウカ達は、止まる訳には行かない…リョウカ達の求める平和を求める旅はまだまだ続く……そして……この素晴らしき最高神達一行に…祝福の世界を…あらんことを…

 

 

 

 

 

 

【第1章(2):完】

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ)曲名【三位一体】



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[第2期]第2章 最高神達と素晴らしき仲間達の異世界四大地調査【ゼルダの伝説:大地の汽笛】
第19話 神森大連盟国の異世界四大地調査:前章【前章・前編】


よう、俺だ…リュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…アルカンレティアで温泉旅行に来ていて…そこで安定と信頼の不運で魔王軍幹部の一体が襲撃して来てブチ殺してやった…まあそんな感じだ…んじゃあ今回も見ろよな。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

 

約1年の時が過ぎた時…リョウカ達一行はこのすばの世界線に居た…それでだが、この1年の間にとんでもない事が起きた…それは……【魔王幹部の一人…デュラハンの死亡だった…】何故死亡したのかと言うと……原因はリョウカだった…

 

 

さて、ではその時の状況を見てみよう…

 

 

時は遡り……数ヶ月前…丁度この頃にリョウカ達一行はこのすばの世界線に戻って来た…その1週間前後に…

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

ZERO「……ふふふ…さぁ……絶望を味合わせに行って来るわ…私の恐ろしさを…思い知らせて上げるわ…!!」

 

 

ゴォォォ…!!キィィィィィン…!!!

 

 

……そう、リョウカが何故か戦鬼姫神化して…デュラハンの居る廃城に飛んで行ったのだ…無論…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!!クソ…!!」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

INFINITY「待て…!!」

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

リュウカも戦鬼姫神化して…ZEROリョウカの後を追い…その後に続く形でINFINITYリュウカがリョウカを追って行った…

 

 

そして……

 

 

キィィィィィン…!!シュゥゥゥゥ…!!

 

 

ZERO「……み〜つけた…逃がさないわ……ふふふ…!!!さてと……この力の実験体として……死んで下さいね?……変態ロリコン糞騎士さん?」

 

 

ウィィィン…!ガコン…!!

 

キュィィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

キィィィィィン…!!!ピキィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

 

……ZEROリョウカの艤装から放たれたエネルギー砲は…デュラハンの滞在する廃城に命中し……デュラハン諸共跡形も無く完全消滅したのだった…

 

 

ZERO「あらら?確か魔王結界も有った筈?まあ有っても無くても…私の前じゃあ無意味な物よ…所詮は紙切れにも満たない超貧弱な程度ですね…っぷ…!はーっはっはっはっは…!!!!」

 

 

キィィィィィン…!!!ゴッチィィン…!!!

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「きゅぅ〜…。」

 

INFINITY「馬鹿者…!!勝手に好き放題するんじゃ…ってあー…!!!?」

 

めぐみん「……これは…!?」

 

カズマ「あ〜あ……完全に消滅してら…。」

 

 

どうやら一足遅かったが…INFINITYリュウカの不意打ちの拳骨でZEROリョウカは元のリョウカに強制的に戻らされた…

 

 

INFINITY「っ…!!はぁ〜…!!全く……どうなってるのやら……あの姿になれば本当に戦闘狂になるし…しかも残虐性も増して…んで超の付く程のドSになるわ……正に悪魔…いや魔王か…いや邪神か…?これは面倒な事になった……。」

 

リョウカ(幻想)「……い…!?っ〜…!……あれ?ここ何処でしょうか……?いつの間に私は此処に来たのかな…?」

 

 

ピキィィィィン…!

 

 

リュウカ(幻想)「おいコラリョウカ。」

 

リョウカ(幻想)「あ、お姉ちゃん?どうしましたか?」

 

リュウカ(幻想)「どうしたも何も……あ〜……何も覚えてないか…はぁ…リョウカ…あそこ見てみろ。」

 

リョウカ(幻想)「あそこって……何も……な…い……あれ…?確かあそこには……デュラハンさんの廃城が有った筈……いつの間に無くなって…………無く……なって…?」

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

リョウカ(幻想)「……!!?……あぁ…………やってしまいました………ごめん…なさい……デュラハンさん……ごめん…ね…私の手で……貴方を殺しちゃった…更に……貴方の城まで消滅させちゃった……ごめんなさい……。」

 

リュウカ(幻想)「…………リョウカ…。」

 

カズマ「なぁ…直せたり…蘇らせたり出来ないのか?」

 

めぐみん「そ…そうですよ…!今の貴女の力なら…!」

 

リュウカ(幻想)「はっきり言おう…無理だ…。」

 

めぐみん「え!?どうしてですか!?」

 

リュウカ(幻想)「…そうだな……ただの死亡や…最悪消滅してようが…蘇らせる事は可能だ……しかしだ……ZEROの力……その力で殺された者は……完全に無になり…零へ還る……。」

 

めぐみん「……まさか……。」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…そこまでされたら残念ながら幾ら俺達での不可能だ……しかも完全体じゃないから尚更不可能だ…。」

 

めぐみん「……そう……ですか……。」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……。」

 

リュウカ(幻想)「………あの姿の制御……もっと頑張らないとな……このままだとリョウカがもたないし……精神的にも……もう持たない……。」

 

めぐみん「………。」

 

リュウカ(幻想)「……ほら……リョウカ帰るぞ……。」

 

リョウカ(幻想)「………うん……。」

 

 

それでリョウカ達は帰って行った……これがデュラハンの正に出オチ…いや見せる価値も無い当然の扱いとなった死亡の真相だった…纏めれば…運悪くZEROリョウカになった時暴走…それで廃城及びデュラハンを消滅させた……これがそうだった……

 

それでその形態の修行等して1年が経過……っと言う訳なのだ…

 

 

リュウカ(幻想)「……まあ…かなり大分マシになって来たな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん………。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ……あのデュラハンの件は確かに間接的に…いや根本的にリョウカが悪い……しかし事故だ……運悪く……暴走……んでデュラハンがターゲットにされ…ボン!……だからこそのこの形態の修行だ……そうすれば多分リョウカの意思が濃厚に残り…暴走し難いし……リョウカらしさが残る……んでそれでいて圧倒的な力を振るえる訳だ。」

 

リョウカ(幻想)「……そうですね……。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…もっと頑張ろうな…俺達も頑張るからさ…。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます……。」

 

兵士元帥1「お嬢様、お忙しい中の所申し訳ありません…実は超最重要の報告が届きました。」

 

リュウカ(幻想)「何?言ってくれ。」

 

兵士元帥1「は!実はですが……ほんの数日前にこの世界線にイレギュラーが再び発生し…現れました。」

 

リュウカ(幻想)「イレギュラーだと?今度はどんなだ?」

 

兵士元帥1「は、衛星からによれば…【中央にそびえ立つ超巨大な塔を中心に…四つに分断され…繋がった大地…いえ正確には五つですが…変わった大陸が現れた…。】との報告です。」

 

リョウカ(幻想)「中央に超巨大な塔…。」

 

リュウカ(幻想)「んでそれを中心として…四っつに…いや五つだが…変わった大地と言うよりも大陸が現れたなぁ…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…これって…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…ひょっとしなくとも……あの世界線だな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん……【ゼルダの伝説の世界線……その一つの時間軸の終着点……大地の汽笛ですね…。】」

 

ダクネス「そこはどんな場所だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、そこは…神の塔と呼ばれる超巨大な塔を中心として…森の大地…雪の大地…火の大地…海の大地…最後に正規な大地と言う訳じゃないけど砂の大地…以上の五つの大地が構成された大陸ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「んで基本的の移動手段は、汽車や列車を使う…それがその大陸の特徴だ。」

 

リョウカ(幻想)「まあ…時に船を使った移動手段も無い訳じゃないけどね…。」

 

めぐみん「ふむ…そう聞かれると…異国っぽいのですね。」

 

リョウカ(幻想)「まあ異国ですね、勿論その大陸には魔物は居ます…更には魔王まで居ます。」

 

ダクネス「何!?」

 

めぐみん「では、尚更行かなければいけないですね。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、そういや聞きそびれたが…その大陸の状況はどうだ?」

 

兵士元帥1「は、どうやら徐々にでありますが…線路が消え掛かってる…との報告です。」

 

リュウカ(幻想)「不味いな…魔王が復活する前の兆候で…事件が起きる前じゃないか…。」

 

ダクネス「魔王の復活?」

 

リョウカ(幻想)「はい、実はですが神の塔の本当の存在意義は魔王の封印です…その世界線で約100年前に、神々対魔王マラドーが争い…何とか封印する事に成功して…神の塔の力で今も封印が保たれてます…謂わば神の塔は封印結界の一種です…そしてその神の塔の結界の維持には4つの神殿からのエネルギー供給が欠かせないのです…一つでも欠けただけでアウトです。」

 

リュウカ(幻想)「が…結局は封印が解かれてしまう訳だ…やれやれ。」

 

めぐみん「…色々と厄介そうな相手ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、何せ神々と戦争してやっと封印出来た位だからな…この世界の魔王とは…まあ互角かそれ以下だろうな…まあ挑むなら本当の最後の戦いだと思って挑まないと負けるぞ?」

 

カズマ「おう。」

 

アクア「そうね!」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ今日にでも出発する…全軍の出撃用意だ!」

 

 

そして数時間後に…リョウカ達一行は…全軍を乗せた神森大連盟艦隊を引き連れ…例の大陸に出撃して行った…因みにだが…これは正規のクエストとして発注され…受託してある物だ…無論リョウカ達が作り…リョウカ達自身が受託したのだ…

 

 

 

【神森大連盟艦隊:出撃】

 

 

難易度【アルティメットハードコアZ級クエスト】

 

 

緊急クエスト:【異世界四大地の調査】成功条件【魔王マラドーの討伐】アナザーターゲット【全線路修復完了】

 

 

 

…2時間後…艦隊は、現在海の上に居た…それで何故かリョウカが戦鬼姫神化して…艦隊の最前線…完全に先頭に立つ形となって警戒していた…

 

 

ZERO「……………。」

 

リュウカ(幻想)『おいおい…そんなに警戒しなくても大丈夫じゃないのか?』

 

ZERO「どうかな?こう言う時…毎回毎回襲撃されてますからね…だから警戒して当然ですよ。」

 

リュウカ(幻想)『……確かにそうだが……何もお前が最前線に立たなくても良くねぇか?』

 

ZERO「いえ、こうでもしないと分かりづらいのですよ…一応この形態では本艦隊の倍以上の索敵能力を持ってますが…それでも毎回毎回襲撃に遭う時に…大体が前方から現れる時が多いのですよ…だから今は前方一帯に索敵能力を強化してる訳です…。」

 

リュウカ(幻想)『なるほどな……。』

 

ZERO「…………!!どうやら…噂をすれば何とやらです……全艦!!方位左25度!!距離67万!!数は……多い!!500!!魔物の反応の大編隊です!!」

 

リュウカ(幻想)『予想道理か!!全艦!!戦闘用意!!及び対空戦闘用意!!』

 

全艦『了解!』

 

 

【神森大連盟艦隊:戦闘用意完了・対空戦闘用意完了】

 

 

リュウカ(幻想)『全艦!最大戦速!』

 

 

『ぜんそぉぉく…!!』

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

 

ZERO「………。」

 

 

フワァ…シュゥゥゥゥ…!

 

 

ZEROリョウカは、神森大和の方へ戻り…

 

 

ZERO「……神森大和…リミッター解除……ZERO…起動。」

 

 

ピキィィィィン…!!ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

ザッパァァン…!!

 

 

【超戦艦:神森大和[戦鬼姫神化(ZEROモード)]

 

 

…神森大和ZEROとは…ZEROリョウカの力によって発動出来る…絶対の破壊と終焉を司る超戦艦…見た目は霧化形態と最終決戦形態の姿をZEROリョウカカラーに染め上げ…主砲部分は、砲口部分にZEROリョウカが艤装で付けてる巨大な装置が装甲として…一つ一つに囲む様に装着され…甲板は鋼鉄製に変わり…真っ赤に染め上がってる…更に、ミラーリングシステムやゴットピット…それらもZEROリョウカ風になっており…禍々しくなって……それで常に紅いオーラが本艦に纏っていた…

 

 

全艦『……!!』

 

ZERO「……神森大和ZERO…起動完了…。」

 

リュウカ(幻想)『おい…どうする気だ?』

 

ZERO「ん?少し試したいのですよ…この形態となった大和ZEROの力を知りたいです。」

 

リュウカ(幻想)『…一応聞く…大丈夫なのか?』

 

ZERO「分かりませんよ?何せ…この形態では初めての戦闘ですからね…まあ実験ですよ……。」

 

リュウカ(幻想)『……はぁ……。」

 

 

そして数分後…

 

 

バサバサバサバサ…!!

 

 

兵士元帥1「……!!左35度!!鳥型の魔物!!シザード…!!500体…!!突っ込んで来る!!」

 

兵士1『対空戦闘…!!』

 

兵士2『対空戦闘用意良し…!!』

 

 

【神森大連盟艦隊:対空戦闘開始】

 

 

ZERO「……主砲!ZERO式融合三式弾!!砲撃始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!!

 

キュィィィィィン…!!ドドォォォォン…!!!

 

ピキィィィィン…!!!ズドォォォォォン…!!!!!

 

 

リュウカ(幻想)『ぐぅ…!!』

 

ZERO「………。」

 

 

……正に一撃だった……あれだけ大量に…空を埋め尽くしていた魔物の大群勢はたったの一斉射で完全に無に…消滅したのだった…

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥゥゥ…!

 

 

そして…戦闘が終わったのか、大和ZEROとZEROリョウカは元の姿に戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「……なるほど…ね…戦闘が終わると強制的に解除…ですか。」

 

リュウカ(幻想)『……リョウカ、戻ってきてくれ。』

 

リョウカ(幻想)「はい!今行きます!」

 

 

それでリョウカは、艦橋に戻って行った…

 

 

リョウカ(幻想)「お疲れ様です。」

 

リュウカ(幻想)「お疲れ…っで…あの砲撃は何だったんだ?今までのと比べたら…明らかに異常な感じだったぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん……何となくって感じでしたので…まさか本当に反映されるなんて思ってもみませんでしたよ…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか……っでだ…リョウカとこの大和が元に戻ったって事は…敵はもう来ないって事かな?」

 

リョウカ(幻想)「多分そうじゃないですか?……私達に戦闘を仕掛けようとすれば自動的に何らかの形態が発動して…それで戦闘が終われば元に戻る……って感じですね…。」

 

カズマ「これって安易的にだけど…敵探知機の役割になってねぇか?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…私の場合にはそうなりますね…他のみなさんはまだ良い方ですよ…自分の意思で自由に発動出来るのですから…私の場合には…まあ自分の意思で発動は可能ですけど…時折勝手に自動で発動しますからね…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか…。」

 

兵士元帥2「お嬢様、間も無く例の大陸に到着します。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました、それじゃあ上陸用意をして下さいね。」

 

ダクネス「分かった。」

 

ジョイ「一応全艦にも伝えておくわ。」

 

 

 

そして2時間後…神森大連盟艦隊は、無事に例の大陸に到着した…

 

 

【神森大連盟艦隊:目標地点に到着】

 

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

リョウカ(幻想)「………感じますね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…嫌って言う程にな…魔王の感じが濃厚だ…。」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ピキィィィィン…!!ガッシャァァン…!!!

 

 

全員『……!!!』

 

 

どうやら上陸と同時に…例の塔が…4つに完全に分離してしまった…その影響で…その塔の上空は真っ黒な暗雲に閉じ込められた…

 

 

リョウカ(幻想)「……急がないと…!!仕方ないです…!!このまま艦隊で飛行し…現場に急行!!」

 

リュウカ(幻想)「良し!!全艦!!急速浮上!!神の塔へ直行せよ!!」

 

全艦「了解!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!キュィィィィィン…!!!ゴォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「全艦!!戦闘用意して待機…!!………!!」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

ZERO「……来るか…!」

 

 

【神森リョウカ:ZEROモード化】

 

 

【神森大連盟艦隊:戦闘用意完了】

 

 

 

数分後…

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ガタゴトガタゴト…!

 

 

?『ウオォォォォォォォ…!!!!!』

 

めぐみん「あ…あれは何ですか…!?私達の所に居る…装甲列車艦隊と同じ…空を飛んで…顔も付いてる!?」

 

ZERO「あれは【魔王直属超巨大戦闘用装甲列車:魔列車】です!でも…一両だけですか…。」

 

ダクネス「魔王直属…まさか…!」

 

ZERO「その通りです、奴…魔王マラドーのまあ愛用の移動手段の列車ですね…言っておきますが…私達のとは全くの別物…アレと比べられるのは心外ですよ…いや恥晒しですね…。」

 

リュウカ(幻想)「……酷い言われようの魔列車…乙だな…。」

 

ZERO「さてさて…あ…!居ましたよ!!姫さんのゼルダ姫ですほ!後…えーっと…誰だっけ?」

 

リュウカ(幻想)「おぃぃぃ…!!!忘れてどうする!?シロクニだろうが!!」

 

ZERO「あ〜…そうでしたね…ごめんなさい…すっかりと忘れてましたよ。」

 

カズマ「…流石のど鬼畜な形態だな…。」

 

ZERO「あら?それは褒め言葉として…受け取らせてもらいますわ…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…っで?どうする?」

 

ZERO「しばらく様子見しましょうか…今行っても歴史が大きく変わりますし…相手は弱いって言っても魔王は魔王です…どんな手で来るか分かった物じゃないですね。」

 

めぐみん「つまりは…このまま放っておけ…と?」

 

ZERO「そうなりますね、残念ながら…今回も史実通りに…身体奪われて下さいな。」

 

ダクネス「身体を奪うだと!?…っくぅ…想像しただけで…!!んん…!」

 

ZERO「あら?それで欲情するとは…ふふふ…まさか貴女が思ってるのは…身体を奪う(意味深)でしょう?…流石のドMの想像力…実に面白いわ…!!」

 

ダクネス「んん…!!?」

 

 

ゴッチィィン…!!

 

ピキィィィィン…!!

 

 

 

 

 

リョウカ(幻想)「……っ〜…!!…あれ?私…何言ってましたっけ…?」

 

ダクネス「あぁ……残念……いや良かった。」

 

カズマ「お前…さっき元に戻って残念がってたろ?」

 

ダクネス「してない!断じて残念がって…残念がって……ない!」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…おーい、リョウカ?一応聞くが…何も覚えてないな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、あの形態になって少しした辺りから全く覚えてないですね…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…それなら良い。」

 

カズマ「そうだな…それが良いな…。」

 

めぐみん「ええ…そうですね…。」

 

リョウカ(幻想)「……は!!そうだった…!!えーっと…!あれ…?何処にも居ない…!?何処に行ったのです…!?」

 

リュウカ(幻想)「…残念ながら、もう身体奪って行ったぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「……あぁ…何て事してしまったのですか…まさか私の所為で余計な時間取っちゃったから取られちゃったのね……ん?そう言えば……リンクさんは見ませんでしたか?」

 

リュウカ(幻想)「いや?見てないが?」

 

リョウカ(幻想)「……リンクさんが存在しない世界線……確か…あの大陸でもアドルさんも存在しなかった……この世界線にイレギュラーとして現れる際に…主人公が初めから存在しない事になり……まさか…私達がその代役をするのかな…?」

 

リュウカ(幻想)「……ああ…そうなるだろう……な……ん?じゃあ待てよ…じゃあ…誰がリンク役やる……待てよ……まさか……な…。」

 

リョウカ(幻想)「へ?」

 

めぐみん「……ええ…認めたく有りませんが……確実にリョウカちゃんがそうなりますね……あまり無理させたくないです…更に例の形態もまだ制御出来れてないのです…余計にやらせたくないですよ。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…だからこその俺達も居る訳だ…まあいつも通りに行くしか無いな。

 

リョウカ(幻想)「えーっと……よく…分からないけど…これって?」

 

リュウカ(幻想)「要約すれば…リョウカ、お前が居ないリンクの役やれ…って事だ。」

 

リョウカ(幻想)「へぇ〜…私がリンクさんの役を……ん?ちょっと待って下さいね…えーっと…一応確認してもいいですか?」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「リンクさんは居ないのですよね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、居ないな。」

 

リョウカ(幻想)「……ではどうやって…ゼルダさんは、こんな場所まで出て来れたのですか?まだ私達の加入はしてない筈です。」

 

リュウカ(幻想)「確かにな…まあ取り敢えず、直接会って確認しよう…一応俺達全員はアイツの魂の姿が見える筈だ…取り敢えずあそこのハイラル城下町に向かう…んで直接ハイラル城に行く。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが俺達の存在はまだこの大陸ではまだ誰も知らない…出来ればステルスで行くぞ。」

 

カズマ「おう。」

 

 

 

 

…でな訳で……1時間後には…既にリョウカ達一行は、ハイラル城に来ていた…因みにだが…警備していた兵士とは言うと…(尚、この時点で神森大連盟艦隊は既に戦闘態勢は解除した…)

 

 

ハイラル兵士1「ぐぉ〜…。」

 

ハイラル兵士2「すぴ〜…ぐが〜…。」

 

 

…リョウカ達の能力で全員眠らされていた…

 

 

 

リョウカ(幻想)「ごめんね、でもしばらくすれば必ず起きれるようにするから…眠っていて。」

 

リュウカ(幻想)「…リアル版無能な兵士完成だな…さて行くぞ。」

 

 

そしていよいよ一行は姫の部屋にたどり着いた…

 

 

?『ひく…ぐす……もう誰にも私の姿なんて見えないのですね…。』

 

リュウカ(幻想)「っと思うだろ?亡霊姫…。」

 

リョウカ(幻想)「だから悲しむ必要は無いですよ、ゼルダさん。」

 

ゼルダ『……!!私の姿が…見えるのですか?それよりも…貴女達は一体誰…?凄く神々しい力を感じますけど…?』

 

リョウカ(幻想)「私達ですか?私達は、通りすがりの何でも屋を経営している…ただの自由気ままの最高神ですよ。」

 

ゼルダ『…そうなんですか……え!?最高神様…!?』

 

リョウカ(幻想)「ええ、何か問題でも有るのですか?取り敢えず…貴女がそうなった事情は知ってます…あの大臣…キマロキさんでしたっけ?その人は実は魔物で…ある目的の為に貴女の身体を奪ったのですよね?」

 

ゼルダ『……はい…。』

 

リュウカ(幻想)「さてだが、まあ急ぎなのは分かるが…一応聞きたい…どうやって城の外まで出れた?あの警備の中…俺達の何も加入してないのにどうやって城から出れた?」

 

ゼルダ『そうですね……実はですが…こっそりと抜け道を作っていたのです…それで城下町まで出れて…偶々偶然機関士に神の塔に連れて行って欲しいって頼みました…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…それでのザマとなった訳か…まあ勇敢と言うか…無謀と言うか…一部始終を全て見てたが…案の定史実通りに身体奪われたし…神の塔が崩壊…やれやれ…まあ予定通りに事が進んでやがるな…流石は魔王だな…。」

 

ゼルダ『…魔王…?何の話ですか?」

 

リョウカ(幻想)「あ、言い忘れてましたけど…私達…最高神でもありますし…それと同時に最高邪神もやってますから…確かこの世界じゃあ…魔王マラドーさんでしたっけ?まあ…仕事風に言えば…全魔王及び大魔王界…まあ闇業界では…絶対的の存在で頂点に君臨し……総会長として存在してますから…まあマラドーさんは……部下に当たりますけど…私直属の者では無いですし…そもそも魔王らしい仕事をしてる訳ですね…彼はね…。」

 

ゼルダ「……ええええぇぇぇぇぇ…!!!!?あ…貴女達が…!?まさか…あの方達が言っていた魔王って言うのはマラドーって事だけど…その上は貴女達なの!?」

 

リュウカ(幻想)「そうなるな…だがルールだ…出来る限り歴史を大改変させるのは駄目だ…まあ俺達の命令は絶対だ…俺達が返せ…って言えば返してはくれるとは思うが…確かこの世界の場合のマラドーは…えーっと何代目だっけ?」

 

リョウカ(幻想)「少し待って下さいね……えーっと……あ…【89代目:魔王マラドーですね。】」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…よりによってそいつか…そいつは俺達の事知らないからなぁ…しかも好きがってするわ…ルール違反は日常茶飯事…んで最終的に俺達の能力で追放した訳だが…まさかこうなってしまうとはな…。」

 

ゼルダ『じゃあどうするのですか!?』

 

リュウカ(幻想)「どうするもこうするも…あの馬鹿はどっちにしろ追放して…何らかの変化が出た可能性も有る…現にだ…お前らは知らんと思うが…この世界は世界諸共…俺達の能力の影響で…この世界線に転移してしまった訳…まあ俺達からすればお前ら含めてイレギュラーの存在だから対処しないといけない訳だ…しかしだ…幾ら俺達でも元の世界線に…正確な時間軸や正確な場所に的確に元の場所に戻すのは不可能…最高神とは言え人間だからな。」

 

ゼルダ『そんな…。』

 

リュウカ(幻想)「まあ良い…取り敢えずあの問題児がこの世界の魔王になってたのは好都合だ…何せ…マラドー界じゃあ…色々とそいつの問題の解決に忙しかったからな…んで文句も多かったし…色々と大変な訳だ…。」

 

ゼルダ『えーっと…つまり?』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

ZERO「……決まってるだろう…?親の命令は…絶対の闇業界…それに逆らう事…私達に対する反逆罪として…始末してくれようぞ!っくっくっく…!はーっはっはっはっは…!」

 

 

ゴッチィィン…!!

 

ピキィィィィン…!

 

 

リュウカ(幻想)「あ〜…お見苦しい所見せて悪かったな…最近俺の妹があの姿手に入れてからまだ日が浅いからな…だから勝手に自動で発動する時がある…無論ほぼその場合は、大体が暴走に成りかけてる…まあこっちが本当に大邪神らしいがな…俺にとってはあんましなって欲しくないのだがな。」

 

リョウカ(幻想)「すみません…。」

 

ゼルダ『えーっと…だ…大丈夫ですよ…?』

 

リュウカ(幻想)「………まあ時期に上手くなる……筈だと信じたい……。」

 

リョウカ(幻想)「………なんか……すみません…。」

 

ゼルダ『色々とそちらでも苦労が多いのですね……。』

 

リュウカ(幻想)「まあな、まあ現に今のこの状況が最優先だがな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあさっさとバラバラ殺人事件とばかりのバラバラ状態の神の塔に凸って行こっか。」

 

ゼルダ『へ?』

 

リョウカ(幻想)「ゼルダさん、そこの笛借りますよ。」

 

ゼルダ『え?え…ええ。』

 

リュウカ(幻想)「良し、丁度良い感じの窓が有るな…んじゃあ開けてっと…。」

 

 

リュウカは窓を開けて…

 

 

リュウカ(幻想)「来い!神森装甲列車艦隊!」

 

 

ポォォォォ…!!ゴゴゴゴゴ…!!!

 

キィィィィ…!プシューッ…!

 

 

ゼルダ『…!!列車が…空を飛んで…まさか…!!』

 

リュウカ(幻想)「おっと?勘違いするな、あんなパチモンの顔面付きの装甲列車擬きと一緒にするな…こっちは味方だ…安心しろ…まあついでに言えば俺達も味方だ。」

 

ゼルダ『そ…そうですか…。』

 

リュウカ(幻想)「さて今更だが…自己紹介はしとく…俺はリュウカだ…神森リュウカ…リュウカで良い。」

 

リョウカ(幻想)「私は、リョウカ…神森リョウカです…リョウカでも良いですよ。」

 

ゼルダ『リョウカさんに…リュウカさん…宜しくお願いします!私は、ゼルダです。』

 

リュウカ(幻想)「ああ、知ってるが…短い間だが…宜しく頼む…後他にも大勢の仲間も居るが…自己紹介はまた後にやる…今は神の塔に向かうぞ…んじゃあ着いてこい。」

 

 

そしてリョウカ達一行はゼルダを乗せ…

 

 

リョウカ(幻想)「神森装甲列車艦隊!神の塔に出発です!」

 

 

ポォォォォ…!ガタゴト…!ガタゴト…!ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

……神森装甲列車艦隊は、神の塔に向け出発して行った…そしてこれがこの大陸での異変の始まりだ…果たしてリョウカ達の運命は如何に?

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:序章)】



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第20話 神森大連盟国の異世界四大地調査:前章【前章・中編】

ん?ああ、私はZEROだ…は?何故私がこの姿なのかだと?ふん、決まってるだろう?勝手になったのだよ…さてと…じゃあ前回のあらすじを簡単にまとめれば、この世界線にイレギュラーとなる世界線が転移して来た…まあ十中八九私達が原因だろう…まあそれで私達は、そのイレギュラーとなる世界を調査しに行く事にしたわ…それで案の定事件…いえ異変だっけ?まあどっちでも良いわ…それで起きたわ…それでこの世界のお姫様の身体が奪われたそうよ?可哀想にねぇ…まさかあの変態ロリコン魔王に狙われるとはね…っぶ!ハーッハッハッハ!!あ〜…失礼…それでそのお姫様の様子見に行って…それでお姫様仲間にして、バラバラ殺人事件の状態になった神の塔に突撃して行ったわ…さてと、それじゃあさっさと見るなら見るが良いわ…だけど、邪魔するなら容赦しないわ?ふふふ…アーッハッハッハッハ…!!!

(ゴッチィィン…!!)

(おい、何をしてる?さっさと帰るぞ。)

(っ〜…あれ?私…説明したっけ?…まあ良いか…。)


OPBGM :作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

ハイラル城を出て…数分後に装甲列車艦隊は、神の塔に到着した…

 

 

 

リュウカ(幻想)「さて着いた訳だが……。」

 

リョウカ(幻想)「………シャリンさんは?」

 

リュウカ(幻想)「取り敢えず、シャリンを呼ばないとな…。」

 

?「呼ばなくとも此処に居るよ…。」

 

全員『……!』

 

 

神の塔に到着し…リョウカ達がシャリンと呼ばれる者を探そうとした時…シャリンが自ら現れた…

 

 

リョウカ(幻想)「貴女がシャリンさんですね?」

 

シャリン「ええ…そうじゃ。」

 

リュウカ(幻想)「…此処も災難な事になったな…全ての状況は理解している…このバラバラ殺人事件状態となった神の塔を蘇らせて…んで、結界を蘇らせて…んであの変態ロリコン魔王となった…えーっと…バカドーだっけ?」

 

リョウカ(幻想)「マラドーです。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…そうそう…あの馬鹿が復活するのを阻止する事…そうだろう?」

 

シャリン「ええ…そうなりますな…しかしよく知っておるのぉ…あの魔王マラドーの事を…平気で馬鹿に出来るとはな…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…ある意味でアイツはまあ…下の下とは言え…闇業界の魔王所属だから…まあ部下に当たるな…まああの馬鹿が想定外の事して無ければ…今も予定通りに進行はしてるだろうが…史実とは全く大きく違う動きされたら…完全消滅させざる得ない事になるがな…部下の不始末は俺達が付ける…まあ元部下だがな…追放してトチ狂ったらどうしたものか…。」

 

シャリン「……貴女様達は、もしやとんでもない存在なのでは?」

 

ゼルダ『実はそうなのですよ!この方様達は、実は最高神でもあって…最高邪神でもありますのよ!シャリン様!』

 

シャリン「これはこれは…!何と…生で最高神様と会えるのは…奇跡かのぉ…。」

 

リョウカ(幻想)「ははは…さてと…先ずは、石版を取りに行かないと…そうしないと一部の線路が復活しないのでしたよね?」

 

シャリン「ええ…そうじゃよ。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、それじゃあ急ぎますよ…ゼルダさん、貴女も行きますよ。」

 

ゼルダ『え?わ…私もですか?』

 

リュウカ(幻想)「そうだ、居るのと居ないのとじゃあこの塔を攻略難易度はかなり変わる…そう言う物だろう?シャリン。」

 

シャリン「そうじゃな…この塔の攻略は協力し合わないと攻略は不可能じゃ…。」

 

リュウカ(幻想)「そう言う事だ…行くぞ。」

 

ゼルダ『は…はい!』

 

 

ってな訳で…

 

 

【神の塔:第一層】

 

 

リュウカ(幻想)「さて、第一層に来た訳だが…。」

 

リョウカ(幻想)「………静かですね。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、だが魔の気配はピンピンする…まだ現れてないが…スタンばってるな…。」

 

カズマ「どうする?」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

ピキィィィィン…!

 

 

ZERO「どれ、私に任せてみろ。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…。」

 

 

ヒュゥゥ…ピキィィィィン…!ポワァァン…!

 

 

?「………。」

 

ZERO「ふん、やっぱり出て来たか…ファントムが…。」

 

ゼルダ『あ…アレは何ですか…!?』

 

ZERO「あれは、ファントム…本来はこの神の塔の守護者だけど、あの魔王の力で魔の力で魔物化した哀れな存在だ…因みにだが、ファントムには色々種類が有るが…それは後に直接出逢ったら解説する…コイツはノーマルだ…単純に能力は無い…だから基本的に何も苦も無く逃げる事は可能だ…しかし基本的にファントム系は背中以外の攻撃は一切通用しない…そこは気を付けろ。」

 

ゼルダ『へぇ…そうなんですか…。』

 

ファントム『……❗️』

 

ZERO「ほぅ?どうやら遣り合いたいのか?ふ…良いだろう…お前のその力を見せてみろ。」

 

 

ガシャガシャ…!

 

 

ファントム『……!!』

 

 

ブォォン…!ガチ…!!

 

 

ファントム『………!?』

 

ZERO「ふん、弱いな…おーいゼルダさん?さっさとコイツの背中から憑依してみろ。」

 

ゼルダ『えぇ!?ファントムに憑依ですか!?』

 

ZERO「そうですよ?ほら早くしないと…そうですね、今頃貴女の身体があんなことやそんな事されてしまいますよ?」

 

ゼルダ『…!!?分かりましたから…!!えーい!どうにでもなれ〜!!』

 

 

シュゥゥ…!ピキィィィィン…!!

 

 

そしてゼルダは、ZEROリョウカが押さえている間にファントムの背後を取り…ファントムと憑依した…

 

 

 

 

ゼルダ『……あれ?』

 

ZERO「ふむ、上手く行った様だな。」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……ん?あれ?ゼルダさん?いつの間にファントムさんと憑依したのですか?」

 

ゼルダ『……元に戻ると何も覚えてないのですね…。』

 

リュウカ(幻想)「まあある意味で欠点でもあるがな…っで?感覚はどうだ?」

 

ゼルダ『はい、動き易いと言えば動き易いけど…ファントムでもある故に、かなり遅いですし…空も飛べません…でもこれで戦える筈ですよ。』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…でも幾ら憑依したとしても…ファントムさんは無敵って言う訳じゃないですよ…それだけは忘れないで…。」

 

ゼルダ『分かりました。』

 

リュウカ(幻想)「さて、目の前に二人で開けるドアが有るな…。」

 

リョウカ(幻想)「では私とゼルダさんで開けますね。」

 

ゼルダ『えーっと?大丈夫…でしょうか?』

 

リョウカ(幻想)「だ…大丈夫ですよ…!」

 

 

それでリョウカとゼルダが開ける事にした……そして読者の諸君なら…この程度の仕掛けが解ける…っと思うであろう?無論…リョウカ達も余裕だろう…っでこんな仕掛けでリョウカが怪我するとは思わない……誰もがそう思った……が…

 

 

ゼルダ&リョウカ(幻想)『せーのー…!!』

 

ゼルダ『ふんぬぅ…!!』

 

リョウカ(幻想)「くぅぅ…!!!」

 

 

ギギギギ…!ゴゴゴゴゴ…

 

 

リュウカ(幻想)「良し…順調だ…。」

 

めぐみん「……何でしょう…さっきから嫌な予感がプンプンするのですが。」

 

リュウカ(幻想)「おいおい…そこでそれ言ったら…ガチで…、」

 

 

ズル…!

 

 

ゼルダ&リョウカ(幻想)『……あ…。』

 

 

ズゥゥゥゥ…!!!ズズゥゥゥン…!!!!

 

ヒュゥゥ…!!ズガァァァン…!!

 

 

ゼルダ『…っ〜…!あれ?痛くないですね…。』

 

リュウカ(幻想)「そりゃあ、爆弾でさえも無傷なんだからその程度は効果無いだろう……っで…おーいリョウカ…大丈夫……じゃねぇわ…!!」

 

リョウカ(幻想)「…っ……!っ…ぁ……っぁ…!」

 

ゼルダ『だ…大丈夫ですか…!?』

 

リュウカ(幻想)「………不味いな…完璧に身体と片足と片腕がヤバイ…。」

 

 

(推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【帰らざる海】)(この…()…内に入ったBGMは、例外でリョウカ達全員に聞こえる…味方だけだが…)

 

 

リュウカ(幻想)「ん?おい!?何故曲が流れてくる…!?しかもどっからどう聞いても死ぬしか無い曲じゃねぇか!?」

 

リョウカ(幻想)「ごふ…!お…お姉ちゃん……ごめん…なさい…まさか扉でさえも勝てれない程……私が弱くて…ごめんね…。」

 

リュウカ(幻想)「え…!?ちょ…おま…!?」

 

リョウカ(幻想)「どうやら私は……ここまでの様です………。」

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「お…おい!?」

 

リョウカ(幻想)「…………さようならです……みなさん……お姉ちゃん……。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!?おい…ふざけた事言ってんじゃ…!?」

 

 

ピキィィィィン…!!パァァァァン…!!!

 

 

……そしてリョウカは、眩い光と共に…跡形も無く消滅した…

 

 

リュウカ(幻想)「……………。」

 

ゼルダ『……リョウカ…様…!?』

 

めぐみん「嘘……嘘だと言って下さいよ…!?冗談だって言って下さいよ…!!!?」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!」

 

 

そして……リョウカ達の旅も終わってしまったのだった…

 

 

 

【GAME OVER】

 

 

 

……っと思っていたのか?

 

 

 

リュウカ(幻想)「……は…!!?はぁ…!!はぁ…!!」

 

めぐみん「どうしたのですか!?リュウカさん!?さっきからボーッとして!?」

 

リュウカ(幻想)「え!?…あ………はぁ…良かった…ただの夢か…。」

 

 

どうやら夢オチだった様であった…現に…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

ゼルダ『ふぅ…こんな物ですね。』

 

リョウカ(幻想)「そうですね、でも結構重いですから…うっかりと開ける途中で力を抜けば…一気に閉ざしてしまい…その重い扉が凄い勢いで戻ろうとして…それが私達に直撃して…ゼルダさんは良いとして…私に当たればただでは済まないですね…私は家族の中で一番脆いですから…直撃=死…の可能性も十分に高いです。」

 

ゼルダ『そ…そうなのですか…。』

 

リョウカ(幻想)「ん?お姉ちゃん?どうしましたか?何か恐ろしい物でも見たような顔をしてますけど…大丈夫?」

 

リュウカ(幻想)「あ…ああ……大丈夫だ。」

 

リョウカ(幻想)「…………お姉ちゃん……。」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「……言わなくても分かりました………お姉ちゃん……私があの扉に直撃して…私が死んだ夢でも見ましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「…!!?」

 

めぐみん「え?そうなのですか?」

 

リュウカ(幻想)「………ああ……ボーッとして気付いたら…お前らがヘマやって…んで扉に突き飛ばされ…んでリョウカが完全に死んで…消滅する夢を見た…。」

 

リョウカ(幻想)「………お姉ちゃん……。」

 

めぐみん「………そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「はっきりと言えばだ…俺は今でも…後何年…後何日……後何時間……後何分……後何秒後……いつ何処でお前が死んでしまうのが怖い……それで俺がお前を守れないのももっと怖い……俺は何度も言うが……俺はもうお前を失うのはもう嫌だ…失う位なら死んでしまった方がマシな位だ……。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「……………。」

 

リョウカ(幻想)「………大丈夫ですよお姉ちゃん……。」

 

リュウカ(幻想)「え?」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…貴女は何時も言ったじゃないですか、『俺が何が何でもお前を絶対に守ってやる。』…ってね…だから私は何時も信じてますよ……だからこその今の私が居るのです……お姉ちゃん…もっと自分に自信を持って…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか…そうだよな…ありがとな…リョウカ。」

 

リョウカ(幻想)「えへへ……。」

 

ゼルダ『…本当に仲の良いのですね…。』

 

めぐみん「ええ、そうですよ…寧ろあの二人が居てこその私達です…あの二方が居なければ今の私達は絶対に存在しません…勿論貴女もね…それほどまでにあの二方は深い絆と愛が繋がっているのです…もう誰にもあの二方の仲を引き裂くのは不可能です…勿論私達だってあの二方の仲を引き裂く行為は絶対に許しませんよ…それに私達は絶対にリョウカちゃんを守ってあげないといけないのです…放っておけば何時も戦いで傷付いて行ってるのです…だから放っておけないのです。」

 

ゼルダ『そうなのですか…と言うと色々と複雑な事情を抱えているのですね…。』

 

めぐみん「ええ、何せ私達含めて…全員が死線を超えて来ましたから…それでリュウカさんやリョウカちゃんは…死線以上の事…共に死を経験した者同士で…過去に大きな災悪の事件に巻き込まれた…特にリョウカちゃんは過去の事で今でも大きく傷付いてるのです…大切な仲間達や家族を一気に失ったのです…そしてリョウカちゃんの他にもここまで生き残った者まで居ます…その者達もリョウカちゃん達と同等の深い絆で結ばれてます…だから全兵士や全特殊部隊は全員連携を大事に…そして命を大事にしなければいけないのです…それが神森魂です。」

 

ゼルダ『……そう……ですか…。』

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?行かないのですか?」

 

めぐみん「あ?今行きますね!」

 

ゼルダ『はい!今行きますよ!』

 

めぐみん「…まあ兎も角…我々は…本当の平和を目指しましょう…そして…リョウカちゃんに本当の平和を見せて…本当の自由の身にさせるのです…これが我々の出来る事なのです、さぁ…頑張りますよ!」

 

ゼルダ『ええ!』

 

 

そしてリョウカ達一行は階段を登り…上の階に辿り着いた…

 

 

 

リュウカ(幻想)「さて、史実では此処が第一層の最後のフロアだが…どうだ?」

 

リョウカ(幻想)「どうやら今は史実通りです…大丈夫そうです…まああそこの最奥の階段のところにファントムさんが見張っていますから…更に聖域があそこの階段しか無いので…見つかったら逃げるのは苦労しますよ。」

 

リュウカ(幻想)「だろうな…。」

 

リョウカ(幻想)「……っとまあ普通でしたらそうでしょうけど…こんな事もあろうかと…よいしょっと…!!」

 

 

シャキン…!ズガァァァン…!

 

 

リュウカ(幻想)「うお!?危ねぇな!?ってか何だ!?その超巨大な刀剣は!?」

 

 

リョウカが背中から召喚したのは、何時もリョウカ達が扱う何時もの刀剣…の倍以上の巨大な刀身を誇る超巨大大刀剣だ…因みに持ち手を除いた刀剣の長さは、リョウカの1.5倍以上の長さだ…持ち手を含めれば明らかにリョウカの2倍以上の巨大だ…

 

 

リョウカ(幻想)「よいしょっと…この超大刀剣は…全てを切断する事に完全に極振りした結果がこれです…圧倒的な巨大で重く…更に最高の斬れ味で…全てを両断し尽くす……それがこの超大刀剣の能力です…ただし、弱点は…さっきから分かると思いますけど…完全に両手で持たないと扱い切れないですし…かなり大振りで…しかも移動速度もかなり遅くなります。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど、要するに完全に超パワー型の武器って事で良いんだな?」

 

リョウカ(幻想)「そうなりますね…さてですけど、これは試作段階ですので…まだまだ調整が必要になります…だからこそ、あのファントムさんで試してもらいたいと思います。」

 

ゼルダ『へ〜…ファントムの絶対防御と…超大刀剣の絶対切断…!良い迫力ですね!」

 

リュウカ(幻想)「…因みに聞くが…どれ位重い?」

 

リョウカ(幻想)「はい、私でも一応は何とか扱えれる程ですから…実質かなり重いです…持ってみますか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ。」

 

 

リョウカは、リュウカに超大刀剣を渡した…

 

 

リュウカ(幻想)「…っ…!やっぱり重いな…だが…やろうと思えば何とか片手でも扱えれそうだ…。」

 

リョウカ(幻想)「へ〜…お姉ちゃん凄いですね…私でさえ両手で扱うのがやっとなのに…やっぱりお姉ちゃんは凄いですよ。」

 

リュウカ(幻想)「あ……そ…そうか…所でだが…鞘は無いのか?」

 

リョウカ(幻想)「いえ…残念ながらありません…さっきも言いましたがこれはまだ試作品で試作段階です…だから鞘を付けるとすれば…完成して量産可能になった時ですね。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…なあ、この超大刀剣…俺が使っても大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「良いですよ…ただ、気をつけて運用して下さいね…弱点でも言いましたけど…兎に角巨大ですから…味方にも当たる可能性も高いです…気をつけて下さいね。」

 

リュウカ(幻想)「おう、まあ使って行けば時期に慣れる…んじゃあ行こっか。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

それでリョウカ達一行は順調に仕掛けを解いて行き…いよいよ例のファントムの前まで来た…

 

 

ファントム『…………。』

 

リュウカ(幻想)「……完全に待ち構えてるな…。」

 

リョウカ(幻想)「気をつけて下さい……お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「おう…んじゃあ行ってくるぜ!」

 

 

シャキン…!

 

リュウカは、例の超大刀剣を構えて…ファントムの真正面に堂々と出て来た…

 

 

 

ファントム『……❗️』

 

リュウカ(幻想)「今更遅い…!!くたばれぇぇ…!!!」

 

 

ッダ…!ブォォン…!!ザシュゥ…!

 

ズガァァァン…!!!

 

 

ファントム『……!!?』

 

 

ギィィィィ…!ガッシャァァン…!

 

ポワァァン…!

 

 

……ファントムは、リュウカの持っていた超大刀剣の一振りによって呆気なく縦真っ二つにされ…消滅した…

 

 

リュウカ(幻想)「おお…凄い斬れ味だな…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん?大丈夫ですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、問題無いぜ?さてだが、まあこの超大刀剣…もう少し短くしたりして…んでもうちょい軽く出来る様にすればお前でも片手で扱えれると思うぞ。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…分かりました。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃ、この超大刀剣は返す…ありがとな。」

 

リョウカ(幻想)「はい、どう致しましてです。」

 

 

リュウカは、試作型の超大刀剣をリョウカに返却して…リョウカ達一行は先に進んで行って…石版の有る最深部に到着した…

 

 

リョウカ(幻想)「着きましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな。」

 

 

ピキィィィィン…!ガッシャァァン…!

 

ポワァァン…!

 

 

ゼルダ『あら?どうやらこの部屋ではファントムは入って来れないから…強制的に憑依状態を解除されてしまいましたわ。』

 

リョウカ(幻想)「そうですね、こう言う部屋は神聖な場所ですから基本的にどんな魔物も入って来れないです……まあ流石に強大過ぎる存在となった魔物は入って来る可能性も有りますが…まあ一応は此処は安全地帯ですよ。」

 

ゼルダ『へ〜…そうなのですか。』

 

リョウカ(幻想)「さてと、それじゃあ石版を取りますね。」

 

リュウカ(幻想)「おう。」

 

 

そしてリョウカ達は…森の大地の石版を入手した…すると…

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

突如として眩い光を放った……が直ぐにその光は消えて行った…

 

 

ゼルダ『先程の光は一体…?』

 

リュウカ(幻想)「多分だが、この森の大地の線路が一部蘇ったのだろう…さてと、さっさとシャリンの所に戻るぞ…おーいリョウカ。」

 

リョウカ(幻想)「あ、はい。」

 

リュウカ(幻想)「良し、揃ったな?……テレポート!」

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ達一行はテレポートでターミナルに帰還した…

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカ(幻想)「おーい、戻ったぞ。」

 

シャリン「お〜…結構早かったのじゃな…やはりお主達は凄いのですな…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、それで線路は森のホコラまでの道のりだけですよね?」

 

シャリン「そうじゃ。」

 

リョウカ(幻想)「…っと言うと、やはりホコラで賢者の人と協力して神殿までの線路を開通しないといけないですね。」

 

シャリン「そうじゃな…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、そうと決まれば早速…っと言いたいが…さっきから気になったんだが…この中央の汽車の形をした石像は何だ?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…それ…神の汽車って呼ばれる車両ですよ…何でも神様が扱う車両だから神の汽車って呼ばれているそうです…それで基本的には神様が認めた者以外には絶対に乗る事が出来ず…此処に安置されてますけどね。」

 

シャリン「お〜…正にその通りじゃ…良く知っておるの〜…。」

 

リョウカ(幻想)「え〜っと…実はだけど…私が超大昔の頃にね…そうですね…まだ私が子供の頃の時代に…この汽車を作ったのを…思い出しました。」

 

全員『………え?』

 

リョウカ(幻想)「……?どうしましたか?私…変な事を言いましたか?」

 

リュウカ(幻想)「いやいや…そりゃあそうだろ?何で子供の頃…って言うよりも今も子供のままだが…その時何で作ったんだ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、実はとある神様が誕生日なので…その神様が大の機関車好きだったので…喜んでくれるかな?って思って…作りました…私の力作です…。」

 

リュウカ(幻想)「……因みに聞くが…その神は?」

 

リョウカ(幻想)「……………残念ながら……私の封印戦争の時……、」

 

リュウカ(幻想)「……!!そうか……分かった……辛い事思い出させてすまん…。」

 

リョウカ(幻想)「ううん…大丈夫ですよ……。」

 

ゼルダ『………お気の毒……でしたね……折角のプレゼントなのに…。」

 

めぐみん「そう…ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「………シャリン、一応聞くが…この汽車は動くのか?」

 

シャリン「ええ、そりゃあ勿論動くさ…。」

 

リュウカ(幻想)「……じゃあ、頼む…この汽車を…リョウカに返してやってはくれんか?……恐らくだが…あの汽車には本当の持ち主の元に返してやれば…きっと喜んでくれると思うぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「………頼む…。」

 

シャリン「…どうかお顔を上げて下さい…最高神様があろう事かこんな老いぼれに頭を下げる事はしなくとも良いのに…。」

 

リュウカ(幻想)「……え?」

 

シャリン「……ええ…勿論貴女様達に返却しましょう…どうか受け取って下さい。」

 

リョウカ(幻想)「あのシャリンさん…元に戻す作業…私に任せてくれませんか?」

 

シャリン「え?ええ…構わんよ…?」

 

リョウカ(幻想)「……ありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ?」

 

 

リョウカは、汽車の石像の前に来て…

 

 

リョウカ(幻想)「……………。」

 

 

『……出来たー!』

 

『あら?良く出来ましたね〜…。」

 

『えへへ、これなら喜ぶかな〜?』

 

『うん、きっと喜んでくれるよ。』

 

『それで?この汽車の名前は?』

 

『う〜んっとね…名前は…、』

 

 

 

リョウカ(幻想)「………どうか…私の想いに応え……蘇って……【旧型大和型装甲列車[戦艦型]:一番列車[ヤマト]。】」

 

 

推奨BGM:作品名【宇宙戦艦ヤマトシリーズ】曲名【宇宙戦艦ヤマト:メインテーマ(初代ver)】

 

 

 

ピキィィィィン…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

ポォォォォ…!!!!!

 

 

全員(リョウカ以外)『………!!!』

 

リョウカ(幻想)「………今まで孤独にしてごめんなさい………そして……お帰りなさい………ヤマト…。」

 

 

 

リョウカの想いにより…現世に蘇った……子供時代のリョウカの力作…旧型大和型装甲列車…ヤマト…その見た目は、石像化した時より大きく違い……リョウカ達の操るあの装甲列車の大和…それを旧型にして…更に超コンパクトになった姿だ…簡単に言えば、大昔の装甲列車の大和を小型化し…武装や装甲を必要最低限にして…更に、編成数も少なくした…(基本的な装甲列車艦隊の編成数は、100〜50両…この列車の場合は通常の10分の1の10両)

 

(因みにサイズは、普通に現実的なサイズで線路は一車線だけで充分なサイズだ…)

 

 

リュウカ(幻想)「これがある意味で……いや…本当の意味で、初代装甲列車艦隊の旗艦ヤマト…って所か…?」

 

リョウカ(幻想)「……うん…本当に久々です……私の中で完全に忘れ去られていましたけど……さっき思い出しました……本当にお帰りなさい…ヤマト。」

 

リュウカ(幻想)「……良し!んじゃあ早速コイツに乗って…行くとしようか…ホコラにな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん!それじゃあまたね…シャリンさん。」

 

シャリン「ええ、気をつけるんじゃぞ。」

 

 

そしてリョウカ達はヤマトに乗り込み…

 

 

リョウカ(幻想)「ヤマト!発進!!」

 

 

 

ポォォォォ…!!!!ガシャン…!ガタゴト…!ガタゴト…!

 

 

………リョウカ達を乗せた…旧型大和型装甲列車…そして…初代装甲列車艦隊総旗艦…ヤマトは神の塔を出発した…そして…このヤマトを使った…この世界の長旅が始まったのだった…

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:前章)】



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第21話 神森大連盟国の異世界四大地調査:前章【前章・後編】

あ、どうもです…私はゼルダです、さて前回のあらすじを言いますね…前回私達は神の塔に来て…そこでシャリン様と出会って…私達は神の塔を攻略する事にしました…それで攻略に関しては結構簡単に終わりましたね…ただ第一層と言う事なのでこれから先かなり厳しいと思いますね…それで無事に攻略して…森の大地の石版を入手出来ました…その後私達は、再びシャリン様の元に戻って…いざ出発しようとした時に、神の塔に来た時から気になっていた汽車の石像は実は超大昔にリョウカ様が作った汽車だったのです…それで私達はその汽車に乗り…新たなスタートを切った訳です…それでは今回もご視聴くださいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

リョウカ達は、神の塔を出て…直ぐに装甲列車艦隊と合流した…

 

 

リュウカ(幻想)「どうする?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…一旦今の私達に合わせたいし…じゃあ…改造しましょうか。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…旧型とは言え…強大な存在になりうるなら…更に強大にするか…あ〜…あ〜…こちらリュウカ、ヤマト…聞こえるか?」

 

ヤマト『はい、聞こえますよ…それよりも、その装甲列車は一体何ですか?』

 

リュウカ(幻想)「説明は後でする…今はこの列車を格納して直ぐに改造したい…構わんな?」

 

ヤマト『え?ええ、大丈夫です…それじゃあこれより回収作業に入りますね。』

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

 

その後、リョウカ達を乗せたヤマトは無事に大和に収容され…大改造及び大改装作業に入った…(因みに装甲列車艦隊は、停車している)

 

 

ヤマト「それで、あの車両は一体何でしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…あれは、旧型大和型装甲列車:1番列車:ヤマトだ。」

 

ヤマト「え!?ヤマト…なのですか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…コイツは超大昔にリョウカが子供時代…そうだなまだリョクヨウ達が世話してた…まだ平和の時にな…リョウカが大の機関車好きの神にこのヤマトをプレゼントしたが……結局はリョウカの封印戦争の時にその神は戦死……その前にその神がこの世界に保管したんだろう……んでだ……コイツが正真正銘の……初代装甲列車艦隊の総旗艦だ…。」

 

ヤマト「…!!そ…そうなのですか!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、間違いない…んでだ、だからこそ今大改造や大改装してる…因みにだが…予定では今後、俺達はそのヤマトに乗艦する…んで一時的だが装甲列車艦隊の総旗艦はヤマトに受託される…分かった?」

 

ヤマト「分かりました…それで私は?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、同じヤマトの名だし…良しお前も来い…因みに聞くが…お前らは分身体は出せるな?」

 

ヤマト「はい、勿論ですとも。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…さてと、そろそろ終わる筈だ。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん、みなさん…出来ましたよ。」

 

リュウカ(幻想)「おお、そうか…んじゃあ行くぞ。」

 

ヤマト「ええ。」

 

 

そしてリョウカに連れられ…ヤマトが格納されてる所に来ると…

 

 

 

リュウカ(幻想)「おお、正にコンパクトになったこの本艦と同じだな…。」

 

リョウカ(幻想)「はい、ただ名前に関しては変えてはいません…それとおまけで…追加で艦隊も作りました…名前は…【旧式神森装甲列車艦隊】です。」

 

リュウカ(幻想)「ほぅ…んで?」

 

リョウカ(幻想)「はい、本艦隊をそのままコンパクトにした姿で名前も旧型にして全てカタカナ表記で神森やカミモリ…と言う名は使われていません…利点は、コンパクトになり…現実的なサイズになったので一応は誤魔化せやすくなりますし…重量そのものも減りました…ただ輸送能力や攻撃能力は本艦隊には及ばないけど…それ以外には変化はないです…あ…移動能力は本艦隊より上でしたね…移動速度や機動力…それらは本艦隊の約2倍から5倍以上です。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…んじゃあ早速出発準備だ…無論例の旧型装甲列車艦隊の出発準備もな。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました。」

 

 

……そして収容して…約5時間後に…旧型神森装甲列車艦隊と呼ばれる新たな装甲列車艦隊は、大和から出て来た…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと…それじゃあ出発です!…旧型神森装甲列車艦隊!全車両発進!」

 

 

ポォォォォ…!!!

 

ガタゴト…!ガタゴト…!

 

 

リョウカの号令を受けた旧型装甲列車艦隊は再出発した…

 

 

【旧型神森装甲列車艦隊:出撃】

 

 

因みにだが、普通の装甲列車艦隊は…その旧型装甲列車艦隊の護衛として、常に随伴している…尚巨体である故に…旧型装甲列車艦隊は三列陣形で…3路線を使ってるが…普通の装甲列車艦隊は、二列陣形で旧型装甲列車艦隊を挟んでるが…何と一つで3路線使ってるので…合計6路線である…(尚この世界の線路は常に最低でも3路線分ので一応は狭い所でも普通の装甲列車艦隊は入れる…が一列陣形するしかないのである…)

 

 

出発してから10分…

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「……?おーい、リョウカ?」

 

リョウカ(幻想)「ふぇ?…ど…どうしましたか?」

 

リュウカ(幻想)「はぁ……あのさぁ、今の内にさっさと休んだらどうだ?さっきからボーッとして…碌に休んで無いのは分かってる…だから休め。」

 

リョウカ(幻想)「えーっと…、」

 

ヤマト「大丈夫ですよ、リョウカさん…大体のこの列車の操作方法は覚えました…あの神森大和とそう操作感覚は変わりませんから問題ありませんよ。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…それじゃあ少しだけ仮眠でもして来ますね…。」

 

カズマ「おう、ゆっくり休んで来いよ。」

 

めぐみん「ええ、休んでて下さいね…何か有れば起こしますから。」

 

リョウカ(幻想)「うん、それじゃあね…。」

 

 

それでリョウカは、今までの疲労が溜まってたのか…部屋にて仮眠を取る事にした…

 

 

ゼルダ『……大丈夫なのでしょうか…?』

 

リュウカ(幻想)「……大丈夫か大丈夫じゃないと言われたら…はっきり言おう……全然大丈夫じゃない…寧ろ、元々滅茶苦茶身体の脆い身体で無理矢理自身の能力で動いてる…それで僅かな疲労だけでも相当の命取りだ……。」

 

めぐみん「ええ、今まで見て来ましたから…最悪の時は本の数歩歩いただけで大量の吐血をして緊急入院する程までに弱っていた時期も有りました…まあ今では多少改善はされましたけど…徐々に再び弱体化して行ってます…。」

 

永琳「ええ、はっきり言えば生命を維持する為に常に能力を自身に発動し続けてるから…能力の使い過ぎで徐々に弱って行ってるわ…そして…最近手に入れたと言うあの禁忌とも呼ばれる形態で…更に負担が掛かってもいるわ……この際だからはっきり言うわ…医者としての最善の方法だけど……今後一切絶対にリョウカには戦闘には関わらせない事や絶対に働かせてはいけない事を言うわ…。」

 

リュウカ(幻想)「まあそうなるな……がリョウカの事だ…絶対に動くだろう。」

 

ゼルダ『……でも何故そこまで無理してまで動こうと思われるのですか?』

 

リョウカ(幻想)「それりゃあ決まってるだろう?これはリョウカの意思だ…んでリョウカの性格上…絶対に自分よりも相手を優先にする…自分がどうなろうとな…だからこそリョウカはいっつも戦闘では最前線に立ち…いっつも重傷を負ったり瀕死にもなったりもする…だからこそリョウカを放っては置けない…いや絶対に守らないといけない…リョウカが動くなら俺達も動く…リョウカが戦うのなら俺達も戦う…そう言う物だ。」

 

ゼルダ『……そうですか…。』

 

ヤマト「……!!本艦隊に接近中の敵反応確認!!数2!!飛行型です!!」

 

リュウカ(幻想)「飛行型か…なら対空戦闘用意!撃ち落とせ!…こんな時に敵襲か…折角リョウカが一時的とは言え仮眠している…それを邪魔するとはいい度胸だ…リョウカの事だから戦闘の音が聞こえるだけで目覚めるだろうし…リョウカに感付かれる前に撃破しろ。」

 

ヤマト「了解です!」

 

リュウカ(幻想)「静かに且つ…迅速にやれるとすれば…主砲クラスは駄目…且つ対空砲系は駄目…銃声の音が連続で響くから駄目だから……ならば…全艦!VLS解放!シースパロー!!発射始め!!」

 

ヤマト「了解です!VLS解放!シースパロー!ファイア!!」

 

 

バシュ…!バシュ…!

 

シュゥゥ…!!チュドォォォォン…!

 

 

ヤマト「目標!全て喪失!」

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…本当に厄介な世界だな…んじゃあさっさと…そうだな、ホコラに行くにしても確か迷いの森を抜けないといけないから…先ずはサクーヨ村に向かい、情報を収集するぞ。」

 

カズマ「そうだな。」

 

ヤマト「了解しました、全艦…サクーヨ村に進路を変更せよ。」

 

全車両『了解。』

 

 

そして30分後…神森大連合装甲列車艦隊はサクーヨ村に停車して情報収集を始めた…

 

 

…更に10分後…

 

 

リュウカ(幻想)「良し、んじゃあお前ら…迷いの森についての情報をまとめるぞ。」

 

めぐみん「ええ…先ず私が聞いた話では…どうやら迷いの森には【8つの分岐点が存在する。】…っと聞きました。」

 

リュウカ(幻想)「何?8つだと?本当か?」

 

めぐみん「ええ、間違いないそうです。」

 

リュウカ(幻想)「……妙だな…史実では4つだけのはずだ…やはりこの世界じゃあ少し歴史が違うのか…。」

 

紫「私の方も良いでしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、良いぞ。」

 

紫「ええ…先程のめぐみんさんからの分岐点についてですけど…どうやらその前に…木が有りまして…その枝の向いている方角に曲がるそうです…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…そこは同じだな…それで?」

 

紫「はい…実はその枝の中に…【嘘吐き】が混ざってるそうです。」

 

リュウカ(幻想)「そこも同じだな…。」

 

大石「お嬢様、その嘘吐きの枝についての情報だが…村人の話によれば…【3番目・4番目・6番目・8番目】の以上が嘘吐きだと言うのが判明した。」

 

リュウカ(幻想)「おお!流石だな…長年元帥をやってた事は有るな…。」

 

大石「とんでもない…これもお嬢様方からの教えと特訓の成果ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「そうか……さてだが…もう一つ…これから先についての話だが…本艦隊と通常の装甲列車艦隊…それぞれの陣形についてだが…判明した限りじゃあ、どんなに狭くても3路線分しか確保出来ん……更にだ…旧型装甲列車艦隊と装甲列車艦隊との名前による識別も難しい…だから今決める。」

 

カズマ「まあ取り敢えず先に名前だな…。」

 

参謀長「旧型と通常の識別の名前ですか…。」

 

マザーリョウカ(幻想)「ふむ、ならばいっそ…普通の奴はそのまま神森装甲列車艦隊って呼び…旧型は……神森旧型列車艦隊でも呼んではどうだ?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、じゃあそうするか…まあ旧型はまあ普通の装甲列車艦隊より弱めだからな…が移動能力ではこっちが完全に上だがな…。」

 

ダクネス「それで陣形は?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、実はだが…既に決まってるのだが…決まってるのだが………独断で決めるのはいささかどうかと思ってな…。」

 

アヤカ(幻想)「なるほどね…それで?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…色々と複数作ってある…先ず移動陣形は…【3(1)二:徐列陣形又は一(二)3:徐列陣形】……この陣形は、最もシンプルな陣形で…今もやってる様に、装甲列車艦隊が旧型列車艦隊を挟む形で走行する…んで…その逆バージョンは…旧型列車艦隊が装甲列車艦隊を挟む様にして走行する…。」

 

カズマ「一応聞くけどさ…名前の数字…これってどう言う意味だ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、これが1番の大事な所だ…お前ら、装甲列車艦隊と旧型列車艦隊のとで…それぞれの車両の名前…どんな感じか覚えてるか?」

 

めぐみん「えーっと、装甲列車艦隊が漢字で書いてあって…この本艦隊はカタカナで書いてありました…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…そこなんだよ……さてだが…あの陣形で…数字表記で…通常と漢字…それぞれの違いは覚えてるな?」

 

カズマ「おう………ってまさか?」

 

大石「なるほど……そう言う事か。」

 

アヤカ(幻想)「へぇ〜…そう言う事ね。」

 

リュウカ(幻想)「そう言う事だ……んじゃあよく聞け……例えるなら……俺が…『…【2一:徐列陣形になれ!』……って言ったら?その時…装甲列車艦隊と旧型列車艦隊は……どう動くのかと言うと…装甲列車艦隊が一列に並び…旧型列車艦隊が挟む形で2列になる……分かったな?」

 

カズマ「なるほどな…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、だがデメリットとしてはだ…この名前表記……実際にどう伝えるのかと言うのが問題だ…まあ映像や書いてで送るならまだ良いが…そんな事が出来ない時も有る…。」

 

カズマ「あ〜…確かにそうだな…言葉だけなら絶対に分からないな。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、だからそれ無しでやるなら完全に連携が取れる様な状態じゃないと不可能な芸当だ…だからこそ全員に聞いてもらった訳だ…。」

 

アヤカ(幻想)「なるほどね〜…確かに厄介な事態だね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…だが陣形をどうにかせんと碌に機能は出来ん…それどころか移動もままならない…まだ艦船系なら分かる…が今回は列車系だ…そう簡単じゃない…物凄く複雑な感じなのだ。」

 

ヤマト「……では…その伝令を私達に任せてくれませんか?」

 

リュウカ(幻想)「…ヤマト?………!!あ〜…そう言う事か…確か元々お前は、メンタルボディ…んで今は俺達の能力で完全に人間になっちまったが…メンタルボディ時代の能力はそのまま…だから…通信や操作も可能…。」

 

アヤカ(幻想)「なるほど…確かにそれならどうにかなるわね…殆どの通信妨害や連絡手段を妨害されたとしても問題無く可能に出来るのは貴女達だけだもんね。」

 

ヤマト「はい…だからお任せ下さい…みなさんがその陣形変更の指示を出したら私の能力で即座に全員に命令内容が届き…更に精密な内容も届けますよ。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…ならお前らに任せる…寧ろお前らしか居ない…頼んだぞ。」

 

ヤマト「はい。」

 

ダクネス「さてだが…他にも陣形は有ったと思うだろう?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…そうだったな…んじゃあ次は肝心の戦闘陣形だ…先ず…通常戦闘陣形は…【3四:通常戦闘陣形・4三:通常戦闘陣形】…これは、前者側は…旧型列車艦隊が堂々と中央の3路線を幅広く使い旧型列車艦隊が突出し…その後に装甲列車艦隊が続く形…まあ扇型だな…んで後者は、装甲列車艦隊が堂々と中央…んでその挟みが旧型列車艦隊…ただし…旧型列車艦隊が突出するので…逆扇型の陣形だ…これが基本的な戦闘の陣形だ…。」

 

大石「なるほど…確かに聞いてみれば理になってるな…旧型列車艦隊は小柄…それ故に装甲列車艦隊が巨体である故に旧型列車艦隊の攻撃の邪魔になり兼ねない…だからこそのこの扇型か…無論後者側でもその陣形で邪魔にはなってないと…見事だな…。」

 

リュウカ(幻想)「……んで次は…狭い所又での戦闘陣形…通称…挟撃戦闘陣形は…【1〜3一〜二:挟撃戦闘陣形】だ…気になってると思うが…この数の幅が有るのは、場所による数の変化だと思った方がいい…最も狭い所でも最低でも1一:挟撃戦闘陣形は可能…最も広い狭い所では最大の3二挟撃戦闘陣形になる…まあ幅広い…んでだ…内容についてだが…1〜3二の方は…さっきの通常戦闘陣形の幅を狭くした感じだが…1〜3の一挟撃戦闘陣形は特殊だ…よく聞け…この陣形が発令した時は、装甲列車艦隊及び旧型列車艦隊は同じ路線で縦一列陣形…まあ装甲列車艦隊がデカイから路線3つ使うから一応は一列陣形だな…それで装甲列車艦隊の間に旧型列車艦隊が入り走行する…その逆バージョンで旧型列車艦隊の間に装甲列車艦隊が入る……と言う陣形だ…がだ…最大級の欠点は…通常側の装甲列車艦隊に旧型列車艦隊が入る……その場合に限り…旧型列車艦隊の攻撃能力は前後に対しての攻撃は壊滅的に低くなる…何せ前後には装甲列車艦隊…その巨体が完全に攻撃能力を剥奪されてしまう…だからその時の攻撃能力は完全に左右又は上下のみに限定される。」

 

大石「なるほどな…これなら一応は狭い場所でも戦える訳か…が最大級の欠点も有ると言う訳か…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、あくまでも一応は狭い場所にでも戦えると言うだけだ…無論まだまだ改善は出来なくは無いが今は出来ん…それで我慢するしかない…んで最後は、特殊戦闘陣形…対空戦闘は【4〜8二〜四:対空戦闘陣形】これは通常戦闘陣形を幅広く…対空戦闘に特化した…が形は扇型ではなく、輪形陣だ…堂々と装甲列車艦隊が中央の場合と旧型列車艦隊が中央の場合にある…んでその周りに装甲列車艦隊と旧型列車艦隊がバランス良く配備される………次に対水中及び空中戦闘陣形…この世界では海の大地に該当するが……まあ説明する…対水中及び空中戦闘陣形は…【3〜4・2〜3一〜二対水中戦闘陣形】…これはかなり複雑な陣形で…これは水中だからか…左右だけでなく上下にも対応した陣形だ…中央に装甲列車又は旧型列車艦隊が配備し…上下左右にそれぞれ旧型列車艦隊又は装甲列車艦隊が配備される……尚この陣形では最も攻撃能力が発揮出来る陣形だ…上下左右に全方位に対応出来るのである程度は射線には問題無い…が誤射にも注意だがな…が水中の場合は弾速に大きく影響が出る…そこは気をつけてくれ。」

 

アヤカ(幻想)「分かったわ…。」

 

リュウカ(幻想)「取り敢えずは以上だ…他には?」

 

カズマ「いや…充分だろう。」

 

めぐみん「ええ、そうですね。」

 

リュウカ(幻想)「そっか……ん?………なあリョクヨウとアヤカ…前々から今更だが聞きたい事が有る。」

 

リョクヨウ(幻想)「ええ、良いですよ。」

 

アヤカ(幻想)「構わないよ、答えれる範囲ならね。」

 

リュウカ(幻想)「俺達って…何代目の最高神で最高邪神だっけ?」

 

アヤカ(幻想)「へ?……まあ良いけど…私とリョクヨウは2代目で…貴女達は3代目よ…それがどうしたの?」

 

リュウカ(幻想)「へぇ〜…俺達が3代目で…お前らが2代目…って言うと初代の最高神や最高邪神は誰なんだ?」

 

めぐみん「確かにそうですね…それだけでも聞きましょうか…知っているのですか?」

 

アヤカ&リョクヨウ(幻想)『…………。』

 

リュウカ(幻想)「………沈黙……つまりは知っているのだな?……誰だ?恐らくだが、この忌々しい呪われたこの人生を解き放つ鍵にもなると思うのだが……答えれそうか?」

 

アヤカ(幻想)「………答えれるけど……良いの?後悔しない?」

 

リュウカ(幻想)「構わん、それ以前にも後悔する様な事は山程して来た…今更どうって事ないだろう?」

 

アヤカ(幻想)「分かったわ…それじゃあ言うけど……初代最高神及び最高邪神は……【INFINITYとZEROよ。】」

 

全員(アヤカ及びリョクヨウは除く)『………!?』

 

アヤカ(幻想)「それでだけど、その人達は私達と同じく人間だったけど…そうだね、今の貴女達みたいな感じでの最強の存在だった…いやそれ以上かな…それでその人達は姉妹で…INFINITYが妹…ZEROが姉だった…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…それで?」

 

アヤカ(幻想)「ええ、最初は仲はとっても良かったけどね……でもね…その力に恐れた一部の神々によってクーデターが発生…ZERO及びINFINITYに襲い掛かった…無論高々神々程度がこの二人には敵わなかったが…姉のZEROがそこから狂い…邪神としての力を周りに振り回し始めた…それでINFINITYは暴走するZEROを止める為に…最初で最後の姉妹喧嘩…と言う名の最初の最高神対最高邪神同士の戦争が勃発し…相討ちで共に死亡……だけど、伊達に長年の月日が経ち…歴戦なのか辛うじて魂は生き残った…互いにね……その後は行方不明になったわ。」

 

参謀長「……まさかそんな事が有ったのですね…。」

 

大石「全くだ…しかしだ…行方不明になったZERO及びINFINITYの魂…それが何故リュウカお嬢様やリョウカお嬢様に宿っているのですか?」

 

アヤカ(幻想)「ええ、多分私達に悟られる前に…産まれる前のリョウカちゃんやリュウカちゃんにそれぞれの魂が入った…無論共に封印されてたけどね…それでリュウカちゃんにはINFINITYが…そしてリョウカちゃんにはZEROが…それぞれ宿っているわ…ただ、リュウカちゃんやリョウカちゃんはそれぞれ最初は全くの真逆の事…リュウカちゃんは邪神を…リョウカちゃんは神としてだけどね……が……前にも言ったあの最悪と呼ばれた封印戦争…多分だけど…敵の狙いはリョウカちゃん……ではなくリョウカちゃんの中に宿っているZEROを抹殺しようとしたんじゃないのか…って少し前に考え付いたんだ…。」

 

めぐみん「…何だって…!?それじゃあ…!?大昔のあの戦争の事の発端はZEROが原因じゃないですか!?」

 

アヤカ(幻想)「そうなるね…でもね、本当の原因は…大昔にZEROとINFINITYを裏切った神々が原因だったのよ…裏切らずにそのままそっとしておけば良かったのに余計な事をしたから邪神に堕ちたのよ…。」

 

リュウカ(幻想)「……確かにそうだな……ん?待てよ…じゃあ何か?今まで復讐に蘇って最高邪神となった奴らって?」

 

リョクヨウ(幻想)「多分、ZEROが目覚める前に殺す為に無理矢理なったのだと思う…ZEROが目を覚ませば絶対に勝てなくなる…だからその前にリョウカちゃんを殺せばZEROも死ぬ…って踏んだのだと思います…。」

 

アヤカ(幻想)「そう言えば…狂った時からある意味で番長で邪神界の中で邪神だから…同じ邪神仲間にも手を上げてたからねぇ…それで復讐に走ったのだと思うよ…。」

 

リュウカ(幻想)「……はぁ…とんでもない事聞いた……だが…原因はZEROだ…って言ってもそいつは被害者だ…本当の黒幕は狂わせたあの糞神々だって事だ…んでその神々は?」

 

アヤカ(幻想)「全員戦死したわ。」

 

カズマ「そりゃあそうだろうな…。」

 

大石「…自業自得とはこの事か……。」

 

アヤカ(幻想)「そう言う事よ……。」

 

リュウカ(幻想)「それで、何故お前らはそれを知ったんだ?」

 

アヤカ(幻想)「あ〜…言い忘れてたけどね…私達は、その時期最高神及び最高邪神だったから…全てを知れたわ…無論その人達から色々と教えて貰えたし…シゴいてももらったわ…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな………んでこの話…リョウカが聞いたらどうなる?」

 

めぐみん「多分リョウカちゃんの事だから……大昔の事を思い出して…また鬱になるかもしれませんね…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうだよな……んじゃあ内密にしてくれ。」

 

?「その必要は無いですよ、みなさん。」

 

全員『……!!』

 

 

リュウカ達の所に現れたのは…寝てた筈のリョウカだった…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!?まさか全て聞いてたのか?」

 

リョウカ(幻想)「うん…始めから終わりまで全てです…すみません…止まった時に起きて…それで少ししたらみなさんが作戦会議をしていて…それからこっそりと聞いてました…。」

 

アクア「じゃ…じゃあ…初代最高神や最高邪神の事も…?」

 

リョウカ(幻想)「はい……そしてごめんなさい…私と私の中に宿っているこのZEROの魂の所為で今まで迷惑を掛けて来ました…あの大昔の戦争の件……これも私とZEROの所為です……。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…誰もお前の事なんて…、」

 

リョウカ(幻想)「ええ、分かっています…だから最後まで聞いて…その話を聞いた時…私は一瞬だけど死のうかなって思う程に鬱になり掛けていました……でも…今までお姉ちゃん達が必死になって私の事を思って行動してくれて…私の事を思ってくれていたから……私は踏み止まりました……だから私は、ZEROさんと運命を共に生きますよ…例えどんな事が有ってもね…私はみなさんやZEROさんを守ります…それが私の使命です…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか……。」

 

めぐみん「ふぅ…どうやら余計な心配だった訳ですね…。」

 

リョウカ(幻想)「ううん、みなさんの今まで一緒に居たから私は私でいられましたよ…?みなさんが居なかったら私は鬱にもなってましたし…今この場にももう存在しなかったと思いますよ…だから改めて言わせて下さい……本当に私なんかの為に…ありがとうございました…みなさん…これからもまだまだ先は長いですし…これからずっと私自身が迷惑を掛けるかも知れませんけど…宜しくお願いしますね…。」

 

リュウカ(幻想)「へ…当たり前だ…なぁ?お前ら?」

 

アヤカ(幻想)「ええ、勿論よ。」

 

リョクヨウ(幻想)「はい、良いですよ。」

 

大石「無論だ。」

 

ヤマト「大丈夫ですよ。」

 

カズマ「問題無いぜ?」

 

紫「大丈夫ですよ、お師匠様。」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…本当にありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「……さてとだ…ん?なあ聞くがよ…そのZEROとINFINITYの魂は今も宿ってるんだよな?…それを引き剥がすって事は出来るのか?」

 

アヤカ(幻想)「出来なくは無いわ…でも、最早一心同体…貴女は良くてもリョウカちゃんの場合は…引き剥がしたら死んでしまうわ…完全にね…無論蘇らせる事も出来ないわ…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「…大丈夫ですよ、いつかきっと…私とZEROさんと和解出来ますって…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…良し!ちょっと長居し過ぎたし…とっとと行こうぜ!森のホコラに!」

 

リョウカ(幻想)「はい!……総員及び全艦!発進準備!」

 

全員『了解!』

 

 

 

その30分後に…サクーヨ村を出発し…神森大連合装甲列車艦隊は、迷いの森に突入して行った…尚この時の陣形は、【3一:警戒徐列陣形】をとっての突入を図った…旧型列車艦隊が先頭に…後方から一列走行で装甲列車艦隊が続いて行った…

 

 

ガタゴトガタゴト…!

 

 

リュウカ(幻想)「総員及び全艦、周囲の警戒は怠るな…特に分岐前は最大限に警戒しろ…間違えれば最悪一生この森の中に彷徨う事になり兼ねないぞ。」

 

全艦『了解!』

 

ヤマト「……2番列車のムサシからの入電!第1の分岐前の木を確認!方角…右方向!」

 

リュウカ(幻想)「分かった、全艦!分岐点は右方向へ!」

 

全艦『了解!』

 

 

 

そして神森大連合装甲列車艦隊は第1分岐点を突破し…続いて第2の分岐点を突破した…

 

 

リュウカ(幻想)「さて、次が嘘吐きだ…どう出る?」

 

ヤマト「……!!目標視認!方角…右方向!」

 

リュウカ(幻想)「右方向…ならば…全艦!左方向へ!!」

 

 

そして…神森大連合装甲列車艦隊は難無くと迷いの森を無事に突破したのだった…

 

 

キィィィィ…!!

 

プシューッ…!!

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊:森のホコラに到達】

 

 

リュウカ(幻想)「良し、着いたぞ。」

 

リョウカ(幻想)「……此処が森のホコラですか。」

 

 

リョウカ達のたどり着いた場所は、正に自然に溢れ返っていた…が所々には石畳や石像が有ったり等…古代感が感じられる…

 

 

ゼルダ『……この奥にいらっしゃるのですね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、居る…んじゃあ行くぞ。」

 

 

そして…1時間後……結果を言うと、森のホコラの最奥地に到着し…無事に森のホコラに居る森の大地の賢者であるバルブと出会い…そこでリョウカとリュウカ…そしてバルブによるセッションを行い無事に大成功し…森の大地の線路が何と90%%以上復活したのだ…尚史実ではそこまでは絶対に回復せず…神殿までの道のりしか開通しないが…リョウカ達とのセッションが絶大な効果を示したそうで…ほぼ完治に近いくらいの復活を果たした…が、完全復活にはどうしても神殿の攻略が必須との情報との事なので…

 

 

 

リュウカ(幻想)「良し!次は森の神殿に向かうぞ!」

 

リョウカ(幻想)「はい!」

 

 

……リョウカ達一行は森の神殿を目指す事にしたのだった…果たしてリョウカ達一行は無事に森の神殿の攻略に成功するだろうか?……次回に続く…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:序章)】



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第22話 神森大連盟国の異世界四大地調査:前章【中章・前編】

我はめぐみん!アークウィザードにして爆裂を愛する者!…まあそれは昔の話だけど、まあ今も爆裂魔法は好きです…でも、それ以外にも私にはリョウカちゃんの側に居てあげて…リョウカちゃんの支えになってあげたいのですよ、さてと前置きが長くなりましたね…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…私達は、手に入れた旧型装甲列車を大改造や大改装したり新たな装甲列車艦隊である旧型列車艦隊を産み出したりしましたね…その後サクーヨ村で情報収集して、作戦会議をしたりしました…その時に衝撃的な事実が判明して、リョウカちゃんやリュウカさんに宿っているあの力は…何と初代最高神と初代最高邪神の力と魂が宿っていた事やその初代の事を全て知りました…初代も初代で…大昔のリョウカちゃんと同じ位の壮絶な過去を持っていましたね…驚きました…さてだけど、話は逸れましたね…その後に、私達は森のホコラに辿り着いて無事にセッションが完了して…私達はいよいよ森の神殿に向かう所です…さてと、今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

リョウカ達が森のホコラにて無事にセッションが成功し…いざ第1の関門である森の神殿に向かった…

 

 

ガタゴトガタゴト…!

 

 

リュウカ(幻想)「さて、神殿はどう攻略するか…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…地道に仕掛けを解いて行くのも有りですけど、それですと突破が出来ない人も出て来ますから…私はこんな事もあろうかと…ミニ神森大連盟艦隊を大幅にリニューアルして…新たにミニ神森旧型列車艦隊も加えました。」

 

リュウカ(幻想)「…なあ、まさかだが…。」

 

リョウカ(幻想)「はい、そのまさかです…神殿内部をミニ神森大連合装甲列車艦隊に乗り強行攻略を実施します…勿論ある程度の仕掛けを無視して強行突破して攻略します。」

 

ゼルダ『あの〜…そんな事して大丈夫なのですか?』

 

リョウカ(幻想)「多分…大丈夫だと思いますよ?……多分…まあある程度って言いましたけど…敵を全滅させないといけない所は流石に攻略しないといけないです…勿論最後に待ち構える巨大な魔物も含めてですけど…ただ理論上は乗ったままでも攻略は出来ます…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…まあ、それも有りか…だがな、忘れてないだろ?結局は神殿は一種のダンジョン…無論室内だ…主砲クラスはまあ場所にもよるが基本的に主砲クラス以上の攻撃は不可能だぞ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、だからこその大幅なリニューアルをしたのですよ…攻撃能力面で…攻撃力を室内及びダンジョン用に大幅に制限を掛ける事に成功しました…勿論、主砲クラス以上の攻撃をバンバン撃っても問題無いです。」

 

リュウカ(幻想)「おお…流石だな…。」

 

リョウカ(幻想)「ただ、制限されてるのはあくまでも室内又はダンジョンで…ダンジョン又は室内で…完全な室内と判断…そうですね私達にとって災害が発生する場合の可能性が有る場合には制限が掛かりますが…同じ室内又はダンジョンで…災害の危険が無いと判断した場合は全ての制限が解除されます…そこは気をつけて下さい。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…まあ…取り敢えずはそれで行くか…。」

 

ゼルダ『ええ?貴女さまも…?……大丈夫なのですか?』

 

めぐみん「何時もの事です、それに心配しなくとも…私達に掛かれば問題は無いですよ。」

 

ゼルダ『…そうですか。』

 

ヤマト「…みなさん、装甲列車艦隊の旗艦:神森大和から…間も無く森の神殿に到着しますとの報告が出てます…。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、突入後…もう既に新しく…神森大連盟艦隊全ての艦と全車両にミニモードを搭載しました…所謂…ミニ神森大連盟艦隊モードになれますよ。」

 

カズマ「何て言うか何と言うか…もうお前が…某宇宙戦艦のこんな事もあろうかと…と言う人にもなり掛けてねぇか?」

 

リュウカ(幻想)「奇遇だな…同じ考えが出た…なあリョウカ…まさかだが?そのミニモードも、大幅リニューアルの?」

 

リョウカ(幻想)「はい、そうです…ただ…ミニモードは本来は元々全艦に乗せる予定でしたけど…まあ使わないんじゃないかな?……って思って大昔の時に没になりました…まさか今になって再びお見えになるって思ってもみませんでした…。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…なるほどな…確かにそうだったな…が今がその時だな…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…勿論随伴として…ミニ神森大連盟艦隊も随伴しますよ…これなら問題無いです…ただこちらの場合のミニモードはミニ神森大連盟艦隊のより1.5倍以上のサイズなのでそこは気をつけて下さい…まあ大の大人サイズですね…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…んじゃあ全艦にもその事を…、」

 

ヤマト「もう伝えましたよ。」

 

リュウカ(幻想)「お前も早いな…!?」

 

リョウカ(幻想)「あはは…まあ多分長年一緒に居ましたからね…。」

 

ヤマト「そうですね、そう言う事かもしれないですね。」

 

リュウカ(幻想)「……さてと、んじゃあひと暴れするかな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね……見えて来ましたよ…森の神殿です。」

 

リュウカ(幻想)「良し、んじゃあ全艦!突入せよ!ただ突入せよ!俺達の力を魔物供に思い知らせるのだ!!」

 

全艦『おおおおおおぉぉぉ…!!!』

 

 

ポォォォォォ…!!!

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

 

そして神森大連合装甲列車艦隊とミニ神森大連盟艦隊は森の神殿内部に突入して行った…

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊及び神森大連盟艦隊:森の神殿に到達及び攻略開始】

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊及びミニ神森大連盟艦隊:戦闘開始】

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ】

 

 

 

 

バババババババババ…!!!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

ズドォォォン…!!!

 

 

兵士元帥1「左方向!新たな敵!!数4!」

 

リョウカ(幻想)「その方位に、対空砲の斉射を!副砲及び主砲は、各敵に自由攻撃!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!バババババババババ…!!

 

チュドォォォォン…!チュドォォォォン…!

 

 

正に無双だった…神殿内部を堂々とミニ神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊が蹂躙していた…更に堂々と仕掛けを破壊をして強行突破を繰り返した…そんな時に…

 

 

リョウカ(幻想)「ん?少し待って下さい。」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「あそこに、何か使えそうなアイテムが落ちてます…拾って来ますね。」

 

リュウカ(幻想)「ああ。」

 

 

そしてリョウカは、そのアイテムを取りに行って戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「戻りました。」

 

リュウカ(幻想)「んで、何のアイテムだ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、疾風プロペラです…このプロペラを介して息を吹くと小型でありますけど竜巻を発生させ…敵や物を遠くまで強制的に運ぶアイテムです…更に場合によっては敵の一部の攻撃の迎撃のも持ってます。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…だが俺達にとっては宝の持ち腐れだな…まあそのまま使っても良いが俺達が使えばどうなるか分かった物じゃない…。」

 

リョウカ(幻想)「……いえ、多分使えると思いますね…でもこのままだと使えないので恐らく私達にとっては強化アイテムですね…。」

 

リュウカ(幻想)「だろうな…。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと……じゃあ早速この疾風プロペラを分析して…っと…後はそれを元にすれば……はい出来ました。」

 

リュウカ(幻想)「早いなおい…。」

 

リョウカ(幻想)「これで、私達は風属性の能力が大幅に強化されました…更に風の結界系が強化され…龍神王の巣の結界に強化されました…。」

 

カズマ「おいおい、そこまで強化されるのかよ…。」

 

リュウカ(幻想)「因みに、その結界…どんなだ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…ほらあの何処その天空の城の龍の巣の結界があるじゃないですか?あれの超強化バージョンで…間違った所を通ったら絶対即死する効果になります…因みに元々は大昔にもこれを張ろうかって考えましたけど…人類との共存もしたいし…一応は観光地としていた為か即座に没となり…代わりにあれだけ大量の検問となる要塞や島を設置しました…それでですけど、これを私達に纏わせた場合には…この結界に触れた敵はどんな敵であっても即死級の大ダメージを与えるだけでなく大きく吹き飛ばします…更に一定確率で例外を除いて全ての敵を絶対即死させます…因みに味方には効果は無いです…が私達に有害なトラップの場合は吹き飛ばせる物であれば強制的に無力化し…雷撃で破壊可能な物は一定確率で更に一定間隔で超強力な雷撃を浴びせ破壊します…因みにこの雷撃は敵にも反応します。」

 

リュウカ(幻想)「色々と便利だな…。」

 

リョウカ(幻想)「因みに、もう既に発動してますよ?全艦。」

 

全員(リョウカ除く)『……え?』

 

 

ピシャァァン…!!ズガァァァァァン…!!

 

キィィィィィン…!ズガァァァァァン…!

 

 

リュウカ(幻想)「………滅茶苦茶だな…。」

 

リョウカ(幻想)「でも、この結界のもう一つの効果は敵の攻撃の自動迎撃能力です…雷撃と嵐の二重の護りによって敵の攻撃を防ぐ効果が有ります…無論敵が突進して来たらついでに倒せる可能性も有ります……因みに言い忘れましたけど…この雷撃は…私の能力によって、私の雷撃能力をそのまま結界に置き換えたのです…。」

 

ゼルダ『ええっと…つまり?』

 

リョウカ(幻想)「……あまり言いたくないけど…場合と例外を除いて相手は死にます…絶対に死にます。」

 

リュウカ(幻想)「だろうな…。」

 

 

そしてそんなこんなで…数十分後に…リョウカ達一行はいよいよ最深部に到着した…

 

 

ギィィィィ…!!ズズゥゥン…!!

 

 

ヤマト「……!!上空から超巨大な敵反応!!」

 

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「あれは…!【甲殻巨大種:デグクレス】です!全身が硬く…どうやら計算上…横は40cm主砲を10回は耐える程で…最も硬い真正面は…何と51cm主砲を30回は耐えました!」

 

リュウカ(幻想)「何だと!?そこまで硬いのか!?」

 

リョウカ(幻想)「はい!ただ、史実通りお尻の所はどんな攻撃も効果が大です。」

 

リュウカ(幻想)「どうするか…。」

 

リョウカ(幻想)「……!みなさん、此処は私にやらせてはくれませんか?」

 

リュウカ(幻想)「何をする気だ?」

 

リョウカ(幻想)「少しね…ZEROさんから頼まれてです…この戦闘を私に任せてはくれないか?…って事です。」

 

リュウカ(幻想)「何?ZEROからだと?」

 

めぐみん「大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…それにあのさっきの会話…ZEROさんも聞いてた様ですので、多少は心が開いてはいますよ…だから私に任せてはくれませんか?…もしもの時は私を止めて下さいね…。」

 

リュウカ(幻想)「……分かった…なら行って来い!」

 

リョウカ(幻想)「はい!」

 

 

そしてリョウカは、ヤマトから出て…中央の決戦場に降り立ち…

 

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン…!!ズズゥゥン…!!

 

 

デグクレス『ゴワァァァァ…!!!』

 

 

…デグクレスも同様にその決戦場に降り立った…ミニ神森大連盟艦隊や神森大連合装甲列車艦隊は、その決戦場を取り囲む形でいつでも支援攻撃が出来る様に照準を向けていた…

 

 

リョウカ(幻想)「………ねぇ…ZEROさん…多分今聞こえてるかどうか分からないけど……私達は絶対にもう貴女達の事は傷付けたく無いです…絶対に守ってあげます……今は信じなくても良いですよ……今はゆっくりで良いですから……でもお願いです……どうかその力を貸して下さい……ZEROさん……。」

 

 

ピキィィィィン…!!ピシャァァン…!ピシャァァン…!!ゴゴゴゴゴ…!!

 

キュィィィィィィン…!!』ピキィィィィン…!!ゴォォォォォ…!!!

 

 

デグクレス『……!!!』

 

全員『………!!!』

 

 

リョウカは、ZERO形態(名前変更…以前は戦姫鬼神形態)になった…が…明らかに様子が違い…あの艤装で…背後に更に巨大な同型のが一機追加されて…合計9機に増え…髪も更に伸びて…地面に着くか付かないかの長さで…髪の色も少し明るい赤に変わり…目の色は更に赤く輝きを増していた…服装面でも…戦鬼服型(蒼藍の誓いのあの戦鬼側の赤さんの服装をチョイス)…それに変わった…因みに何故か微妙に身長が伸びて…まあ幼女サイズか少女サイズか微妙な…約140cmだ…

 

 

 

ZERO「…………ふふふ……守ってあげますか……か……INFINITY……お前も最後まで同じ事を言ってたな…………INFINITY…………はぁ……私も変わってしまったな…大昔の事………あれから私は狂った……それ故に私は実の妹と戦争をして、相打ちで死んだ筈だったが…それで私はこのリョウカの身体に宿り生き延びた……それでも尚私の事を狙って来る者も居た…一時期復讐しようとも考えた…しかしこの身体のリョウカの意思は完全にINFINITYと同じ……だからそれ故に私は時々甘くなったし…その周りにも甘くなって行った…が…それ故にこの身体のリョウカ自身は元々身体が強くなる筈であったのに私の所為で逆に弱くなり…不運体質にもなってしまった……がそれでも…リョウカは戦い続けた…平和の為に…自分の為でない…他人の幸せの為に…自分を犠牲にしてまでも…とことんINFINITYと同じだ……そしてさっきと……今……私は……本当の意味を知った……私はZERO……破壊と終焉でZEROに還す絶対の破壊……しかし本当は……始まりの意味する…創造の神…ZERO……全てをZEROから始める…それがZEROの意味……そしてその力を…破壊と創造に使うのが本当のZEROの由来です……。」

 

全員『………。』

 

ZERO「………今までの失態と無礼……到底許される事じゃないのは分かっている…でも……私はみんなを信じる…いえ…仲間を信じます……私がここまで変えれたのは貴女達のお陰だよ……だから……。」

 

デグクレス『ゴアァァァ…!!!』

 

 

ギギギギ…!!ッダ…!

 

 

ZERO「……この力を…!みんなの助けになる為に…!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

全員『………!!』

 

 

ガチ…!ブォォン…!!

 

キィィィィィン…!!!ズズゥゥン…!!!

 

 

ZEROリョウカの身体が再び光って…姿がまた変わり…今度は赤がメインなのは変わらないが…黒の所が青に変わっていた…更に目はドットアイ…片方が青く…片方が赤く輝いていた…

 

 

ZERO「私は…!絶対にみなさんを守ってみせる!その為ならこの身がどうなろうと構わない!しかし、この精神は絶対に曲げない!もう曲げたくない!これが……私の意思です!」

 

デグクレス『ギギギギ…!ゴワァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

ZERO「……さぁ…来なさい!この初代最高邪神…ZERO自ら相手になってあげます!!高々デカイカブトムシ如きで…私を止められると思うな!!」

 

 

そして、ZEROとデグクレスの一騎打ちが始まった…が……

 

 

ZERO「申し訳ないけど…!時間何て無いのですから!とっととくたばって下さい!主砲!斉射!」

 

 

ウィィィン…!ガコン…!キュィィィィィィン…!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

ピキィィィィン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

デグクレス『ゴワァァァァ…!!?!?』

 

 

ピキィィィィン…!!パァァァァン…!!

 

 

……呆気なく主砲の斉射の一撃で即死した…更に言えば、デグクレスの会話の最中に堂々と真正面からの突進を軽く投げ飛ばした時点で即死は決定的だったので…この始末であった…更に言えば、このZEROの覚醒の発端はある意味でデグクレスのお陰でもあった…(デグクレスは泣いても良い…)

 

その後、デグクレスから超巨大な緑のフォースが出て来て…その中央から現れた台座に安置され……第1の結界が修復された…

 

 

【森の神殿:結界復活】

 

 

ピキィィィィン…!!ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥン…!!

 

 

そして第1の結界が修復された事により神の塔の一部が元に戻った…

 

 

【神の塔:第1結界修復完了】

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥ…

 

 

リョウカ(幻想)「……っ……ふぅ……。」

 

リュウカ(幻想)「よっと…大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「平気です……少しフラってしただけですから。」

 

リュウカ(幻想)「ばーか…無理すんなって…ほら、さっさと戻るぞ…んでまた神の塔の攻略も有るからな。」

 

リョウカ(幻想)「…うん。」

 

 

リョウカは、リュウカに支えられながらヤマトに戻り…神森大連合装甲列車艦隊とミニ装甲列車艦隊はそのまま森の神殿を脱出し…神の塔へ向かって行った…因みに結局リョウカは、その後倒れたそうだ…過度な疲労と能力の多様によってのそうだ…が命に別状は無いがしばらくは寝てないといけないそうだ…

 

 

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…だから無茶するなって言ったのにな…まあええけど…。」

 

ダクネス「…ふむ…リョウカ殿がいつも味わっている疲労や痛み…どんな物か…あ〜…感じずには…!」

 

リュウカ(幻想)「おい馬鹿止めろ…多分お前でも死ぬんじゃ無いのか?ってかそれで感じるのは止めてくれ。」

 

ダクネス「むぅ…そうか…。」

 

カズマ「おい、残念がってるだろ?」

 

ダクネス「いやしてない…断じて残念がってないぞ。」

 

カズマ「……はぁ…。」

 

ゼルダ『それで…次の神の塔の攻略…どうしましょうか?』

 

リュウカ(幻想)「決まってるだろ?リョウカ無しで行く…頑張り過ぎだからな…言っとくが流石に神の塔は無理だからな?あのミニモードによる強行突破作戦は。」

 

ゼルダ『あ…そうですか。』

 

リョクヨウ(幻想)「流石に神聖な所を破壊する様な事は避けたいですね。」

 

リュウカ(幻想)「だな。」

 

アヤカ(幻想)「まあ、そう言うとあの森の神殿も神聖な所だけどね。」

 

リュウカ(幻想)「………まあ、兎に角神の塔では使えない…だから待機だ…。」

 

ヤマト「分かりました。」

 

アヤカ(幻想)「……話を逸らされた気がするけど…まあ良いわ…。」

 

リュウカ(幻想)「……さてだが、お前らはお留守番だ…リョウカの面倒を見てくれ。」

 

めぐみん「分かりました。」

 

カズマ「おう。」

 

 

そして1時間後に神森大連合装甲列車艦隊は、神の塔に戻って来て…リョウカを除く神森一家は再び神の塔を登る事にした…

 

 

【神の塔:第2層】

 

 

リュウカ(幻想)「さて着いたな。」

 

ゼルダ『そうですね…。』

 

?「ふむ、この層は少し暑い気もするがまあいい…。」

 

全員『……!?』

 

?「む?どうした?私の顔になんか付いてるのか?」

 

リュウカ(幻想)「お前…!まさかZEROか!?何で此処に!?リョウカはどうした!?」

 

ZERO「安心しろ、この身体は分身だ…魂はちゃんとリョウカの身体に残っている…。」

 

リュウカ(幻想)「………そうか…それでどうだ?」

 

ZERO「何がだ?」

 

リュウカ(幻想)「俺達の事やリョウカの事…んでみんなの事だ。」

 

ZERO「ああ…まあアレだ…さっきも聞いたと思うだろう?私はもうどうこう出来る身じゃない…私は私だ、だから私はお前らを守ってやるし力になってやろうって言っているのだが?」

 

リュウカ(幻想)「……そうか……だが幾ら初代の最高神だからと言って…無茶はするなよ?無論先走ってリョウカみたいな事にはなるなよ?リョウカだって悲しむし、俺達だって悲しむ。」

 

ZERO「安心しろ、私はそこまでの特攻精神じゃない…まあ寧ろお前寄りだけどな…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか…んじゃ行こっか。」

 

 

神の塔:第2層攻略戦開始から……20分後…

 

 

プルルルル…!プルルルル…!

 

 

リュウカ(幻想)「ん?誰だ?…あ〜…こちらリュウカ、どうした?」

 

めぐみん『あ、リュウカさん!丁度良かったです!今どの辺に居ますか!?』

 

リュウカ(幻想)「え?ああ、もうちょいしたら終わる位だが?なんか有ったのか?」

 

めぐみん『ええ…それがリョウカちゃんが…!』

 

リュウカ(幻想)「…!リョウカに何が有った!?」

 

めぐみん『はい…実はさっき確認したら…リョウカちゃんが物凄く苦しんでいて…酷い高熱が出てます…!しかも…時々酷い咳と共に吐血も出てます…!どうしたら良いのですか!?』

 

リュウカ(幻想)「分かった!後5分は耐えれるか?」

 

めぐみん『えーっと…分からないです…でも兎に角急いで下さい!』

 

リュウカ(幻想)「分かった!可能な限り急ぐ!」

 

 

ブツ…!

 

 

リュウカ(幻想)「お前ら緊急事態だ!リョウカの容体が悪化した!このままだと不味い!」

 

ZERO「何!?」

 

リョクヨウ(幻想)「リョウカちゃん…!」

 

リュウカ(幻想)「兎に角急ぐぞ!急いで石版を回収し…急いでリョウカの元に戻るぞ!」

 

 

そしてリュウカ達は何と強引に強行突破を繰り返しながら…僅か4分後に第2層の最深部に到達し…雪の大地の石版を手に入れた…

 

 

 

【雪の大地の石版入手:雪の大地の線路一部復活】

 

 

リュウカ(幻想)「良し!戻るぞ!テレポート!!」

 

 

ピシュゥン…!!!

 

 

リュウカ達はすかさずテレポートで脱出し…リョウカの元に急いだ…

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リュウカ(幻想)「今戻った!リョウカは!?」

 

めぐみん「こっちです!」

 

 

リュウカ達は急いでめぐみんに案内され…リョウカの元に着いたら…

 

 

リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!ごほ…!!がは…!!」

 

兵士元帥1「お嬢様…!」

 

兵士元帥2「おい!急いで新しいシーツを持ってこい!!」

 

兵士1「元帥閣下!新しいシーツです!それと新しい冷水です!」

 

リュウカ(幻想)「…!!リョウカ…!?」

 

兵士元帥1「……!!お嬢様…!!よくぞお戻りに…!お嬢様が!!」

 

リュウカ(幻想)「分かってる…!……おい!リョウカ…!!しっかりしろ…!!」

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!!はぁ…!!げほ…!げほ…!」

 

リュウカ(幻想)「……あっつ…!!?尋常じゃない位に熱い…!!まさか…弱った所になんかの病気が掛かったのか…!永琳!」

 

永琳「ええ!もう診察の結果は出てるわ!どうやら…あの時に…いえ…今日一日中ほぼ休み無しで、動き過ぎた挙句に…負担の掛かる能力を多用した挙句に長時間の形態変化……!どう考えても無理のし過ぎのレベルでは無いわよ!今すぐにでも絶対安静が必要…無論能力の使用も禁止…何が有っても絶対に動かしたら駄目よ。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…。」

 

めぐみん「取り敢えず今は、リョウカちゃんが安全な所で休めれそうな所を探さないといけないです。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…時間帯的にも今日は此処までだ…一旦神の塔を出て…この森の大地のハイラル城下町前の所に新たな拠点を召喚して…休むとしよう。」

 

永琳「そうした方が良いわ…拠点なら色々な医療器具も有るわ…。」

 

リュウカ(幻想)「良し…ヤマト、急ぎ発進してくれ…目的地はハイラル城下町前だ…その後に拠点を召喚する…それで全艦隊は拠点に入り…今日の旅は終了だ。」

 

ヤマト「分かりました。」

 

ゼルダ『リョウカ様…どうか持ち堪えて!』

 

 

そして1時間後に…予定通りにハイラル城下町前に新しい神森大連盟国が召喚され…そこでリョウカ及びリュウカ達一行は今日の旅を終えた…無論だが、リョウカは緊急入院…最低でも2日〜4日は寝た切りにしないといけないそうだ……なので…今後の行動は…本体組は一旦此処でリョウカの看病をして…変わりに分身体のリョウカ達一行が代行する事になった…

 

 

次の日…

 

 

 

リュウカ(幻想)「それじゃあ頼んだぞ…。」

 

リョウカ(このすば)「はい、任せて下さいね。」

 

リュウカ(忍者)「久々に呼ばれたと思ったら本体のリョウカが倒れたからか…。」

 

リョウカ(ハンター)「仕方ないと思いますよ…あの一応聞きますけど、そちらのリョウカさんの看病に必要なのが有りましたら連絡下さいね…まあ今はっきりとした必要なのは…そうですね…【最高級のデラゴオリ】が必要ですね。」

 

リュウカ(幻想)「……すまん感謝する…。」

 

リョウカ(モンハン)「まあまあ…気にしないでくださいね…そちらのリョウカさんの事はしっかりと見ててね…。」

 

リュウカ(幻想)「おう。」

 

めぐみん「それじゃあ我々は行きますね。」

 

リュウカ(幻想)「気を付けて行って来いよ…後、もし雪の大地に着いたら…安全な場所で新しい拠点を作ってくれたらありがたい…その方が移動が少し楽になる。」

 

リョウカ(このすば)「分かりました、任せて下さいね。」

 

リュウカ(このすば)「んじゃあ行ってくる。」

 

 

そして、分身組のリョウカ達一行は…本体組の代行として再度出撃した…

 

 

【本体組:依頼中断】

 

 

【全分身組:本体組の依頼受託及び代行開始】

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊及び神森大連盟艦隊:再出撃】

 

 

 

 

カズマ「それでどうする?」

 

リョウカ(このすば)「そうですね、多分時期的にはそろそろ彼が目覚める筈です…ハイラル城下町のハイラル城にて。」

 

リュウカ(忍者)「あ〜…確か最序盤で惨敗した…伝説の剣士(笑)だっけ?」

 

リョウカ(忍者)「お姉ちゃん、シロクニさんですよ…それに(笑)は失礼だと思いますよ?…まあ歳の所為も有りますからね…うん。」

 

リュウカ(このすば)「んで?まさかそいつを連れて行くのか?」

 

リョウカ(このすば)「その通りです…まあこの世界限定ですけど一時的に仲間になってもらいますけどね。」

 

リュウカ(このすば)「分かった…あ〜…でもそいつゼルダは見えないんじゃないのか?」

 

リョウカ(ハンター)「大丈夫ですよ、私達の能力で見える様にしますよ。」

 

リュウカ(ハンター)「そうだな。」

 

 

そしてリョウカ達一行はハイラル城下町に到着し…ハイラル城に来て…在ろう事か…時間停止能力でシロクニを誘拐…に限りなく近く連れ出したのだった…果たしてどうなるのだろうか?……次回へ続く…

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:序章)】



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第23話 神森大連盟国の異世界四大地調査:前章【中章・中編】

どうもです!リョウカです!あ…私はこの世界の方です…本体の私は後で言いますが…出れる身体じゃないです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと…私達は森の神殿を攻略して…神の塔の第2層の攻略をしましたが…問題の本体のリョウカさんは森の神殿の攻略後に倒れて…お姉ちゃん達が神の塔の攻略の最中に容体が悪化しちゃいました…本当に大丈夫だと良いのですけど……それで全分身組の私達がこの世界の攻略を任された訳です…さてこんな感じですか…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

リョウカ達一行がハイラル城にてシロクニを誘拐……じゃなく連れ出して30分後…リョウカ達一行はもう既にシロクニに全ての事情を話し終えていた…

 

 

リョウカ(このすば )「……っと言う訳ですので…勝手ながらもすみません…どうか協力はしてくれませんか?」

 

シロクニ「ああ…そりゃあ構わんが…こんな俺でも大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(このすば )「大丈夫ですよ、私達も居ますし…旅の仲間は多い方が良いです。」

 

シロクニ「…そうですか…でも俺は姫様をお守り出来なかった…。」

 

リョウカ(ハンター)「でも、貴方のその勇気有る行動は本当に立派ですよ…流石元伝説の剣士って言った所ですよ。」

 

シロクニ「そ…そりゃあ…どうも……それで…奴等は姫様の身体がどうのこうの言ってた様だが…。」

 

リュウカ(このすば )「ああ、その件だが…奴等は魔王を復活させる…ゼルダの神聖な身体が必要だと。」

 

シロクニ「な…何ですと!?」

 

リュウカ(ハンター)「ああ、このままだと確実に魔王は復活する…無論幾ら俺達でもどんなに急いでも魔王復活の阻止は厳しい…まあ奴等をブチ殺すのは簡単だが…ゼルダの身体を取り戻した上で魔王の討伐…まあ少し厳しいな…。」

 

シロクニ「ではどうすれば?」

 

リュウカ(このすば)「まあどっちにしろ…神の塔の復活が出来ないとこっちも奴等の所には行けれないし…奴等も動けない。」

 

シロクニ「なるほど…む?奴等も動けんとはどう言う意味ですか?」

 

リュウカ(このすば)「そのままの意味だ…実際には史実通りに動いてるからな…つまりはどんなに急いでも間に合わないが…逆にどんなに遅かろうが俺達が神の塔を復活させた上で奴等の元に着かない限りは魔王の復活はしないって事だ…。」

 

シロクニ「ええ…?大丈夫なのですか?」

 

リュウカ(幻想)「何、俺達は最高邪神だからな…史実通りに行動する様に指示は出してる…が奴等はの場合は別だが…まあ兎に角は大丈夫だ…今はな。」

 

シロクニ「……所で、確か聞いた話では…姫様の魂が今も居るって聞きましたが?」

 

リョウカ(このすば)「あ、そうでしたね…まってて下さいね…今見える様にしますよ。」

 

 

そしてリョウカの能力で普段は見えない存在が見える様になった…

 

 

ゼルダ『……あの〜…大丈夫ですか?』

 

シロクニ「……!!ひ…姫様…ですか!?」

 

ゼルダ『ええ…そうですよ。』

 

シロクニ「…すみませんでした…!俺の不甲斐ないばかりに貴女様がこんな姿になられてしまいました!」

 

ゼルダ『大丈夫ですよ…貴方は立派な事をしました…それだけでも充分ですよ…。」

 

シロクニ「しかし…それでは…!」

 

ゼルダ『そうですね、ならば共に一緒に旅の同行をしてくれませんか?そうすれば、多分私の身体は取り戻せる筈ですよ。』

 

シロクニ「……!はい!勿論です…!」

 

リュウカ(このすば)「…取り敢えずは大丈夫そうだな…。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね…さてとみなさん…さっきもお姉ちゃんは言いましたけど…確かにどんなに急いでも遅くてもマラドーさんは復活します…でも、私達が来ない限りは絶対に復活はしないです…ならばその間にやれる事は全て済ませましょう…そうする事でマラドーさんに対抗出来るかもしれませんよ。」

 

ゼルダ『なるほど…確かにそうですね…。』

 

リュウカ(このすば)「まあ奴等からすれば物凄く暇になるだろうな…する事無いだろうしな。」

 

シロクニ「はぁ…大丈夫…なのですか…?」

 

ゼルダ『多分…大丈夫だと思いますよ…多分。』

 

 

…10分後…まだ森の大地…丁度サクーヨ村辺りの所…

 

 

ヤマト「……ん?…!!レーダーに敵反応…!!地上型…!!これは……旧型の木製砲撃戦車…!!数…100両…!!距離1万!!」

 

リュウカ(このすば)「どうやらそう易々と雪の大地には行かせたくない訳か…んで木製砲撃戦車となると…ブリン海賊か…。」

 

ゼルダ『ブリン海賊…確か!?』

 

リョウカ(このすば)「ええ、知ってますよ…ブリン海賊…基本的にブリン一族で構成された海賊…無論その規模は凄まじく広い…何処の大地に居ても現れます…無論狙いは金品財宝と人を狙ったりします…ブリン海賊の拠点は本来の世界ならあちこちに大量に建設されてますが…今回の場合はこの世界のみなので…海の大地に存在する海賊アジトって言う所のみですね。」

 

ゼルダ『よく知ってますね…それで…どうしますか?』

 

リョウカ(このすば)「このまま放置したら不味いです…最悪私達の拠点にも被害が出る可能性も出ます…仕方ないです……全艦!!戦闘配置!!及び戦闘陣形に移行せよ!!」

 

全艦『了解』

 

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:戦闘態勢に移行】

 

 

 

リョウカ(このすば)「とーりかーじ!!最大戦速!」

 

ヤマト「了解!とーりかーじ!!最大戦速!!」

 

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

ゼルダ『……思いっきり線路を抜けて走ってますね…。』

 

リュウカ(このすば)「ああ、これが俺達の装甲列車艦隊の特権だ…他の列車や汽車供には真似は出来ん…あ〜…あの魔列車って言う俺達みたいに線路無しでも走れるが…あんなパチモンの顔面偏差値最低のト○ースと一緒にしないで欲しい…こっちこそが真の存在だ…。」

 

リョウカ(このすば)「はぁ……お姉ちゃん、今はふざけてる場合じゃないですよ…私は戦闘指揮所に上がります。」

 

めぐみん「私も着いて行きます。」

 

カズマ「俺も行くぜ。」

 

兵士元帥1「私もご同行します。」

 

兵士元帥2「我々も行きます。」

 

 

そしてリョウカとめぐみんとカズマと兵士元帥の2人が戦闘指揮所に向かった…

 

 

……そして…5分後…

 

 

ガラガラガラガラ…!!!

 

 

兵士1「……!!!右20度…ブリン戦車大隊100両…!!突っ込んで来る!!」

 

 

『対陸上戦闘…!!』

 

『対陸上戦用意良し…!!』

 

 

めぐみん「距離…3千…!方角…右32度…!高角…−3度!!」

 

リョウカ(このすば )「ありがとうございます…!………主砲0式三式弾…!!!砲撃始め!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ガコン…!!

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

旧型装甲列車のヤマトから放たれた0式三式弾が先頭を走る戦車10両を巻き込み破壊せしめた…

 

 

VS【ブリン戦車大隊×90両】

 

 

戦闘方式【艦隊迎撃戦(対陸上戦)】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

地形【森の大地:大草原地帯】

 

 

【戦闘開始】

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:戦闘開始】

 

 

リュウカ(このすば)『全艦!!全直掩航空機発艦せよ!!敵を一体たりとも逃すな!!全滅させろ!!』

 

全艦『了解!』

 

ヤマト『了解!全直掩航空機!!発艦!!』

 

 

リュウカの指示で全艦から航空機が発艦して行った…

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:全直掩機発艦】

 

 

【神森大連盟航空隊:戦闘開始】

 

 

 

ドドドドドドドド…!!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

 

【敵:残り60両】

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

『…!み…右舷敵砲弾飛来…!!直撃コース…!!』

 

 

 

リョウカ(このすば)「取舵いっぱ〜い…!!急いで!!」

 

ヤマト『了解!取舵いっぱ〜い!!!』

 

 

ポォォォォ…!!ゴゴゴゴゴ…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(このすば)「もどーせ!!」

 

カズマ「右舷攻撃強化!!急げ!!」

 

兵士元帥2「は!!」

 

 

ドドドドドドドド…!!!バァァァン…!バァァァン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

【敵:残り50両】

 

 

 

キィィィィィン…!!

 

バババババババババ…!!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

ガコン…!ヒュゥゥゥ…!!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

【敵:残り30両】

 

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

バババババババババ…!!!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

【敵:残り10両】

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

カズマ「……!!やばい…!!敵砲弾…!!直撃コースだ…!!回避は…間に合わねぇ…!!」

 

リョウカ(このすば)「総員!!衝撃に備えて…!!!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!危ないです…!!!」

 

リョウカ(このすば)「え…!?うわ…!?」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

ボォォォン…!!

 

 

『どわぁぁ…!!!?』

 

『ぐあぁぁ…!!!』

 

 

カズマ「ぐぅぅ…!!」

 

めぐみん「……っ…!!」

 

リョウカ(このすば)「……!!」

 

兵士元帥1「本艦の3両目及び4両目の砲車及び対空車両に被弾!!火災発生…!!」

 

兵士元帥2「本艦の先頭車両にも被弾!損害無し…!!」

 

ヤマト『本艦の戦闘に支障無し!損害軽微!残り耐久力99%!』

 

リョウカ(このすば)「……そうですか…良かった…被害の対策を急いで!それと負傷者が居たら急いで治療を!!」

 

ヤマト『了解です!急ぎ対策します!』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドドドドドドドド…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

キィィィィィン…!!

 

ガコン…!ヒュゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

バシュゥ…!!バシュゥ…!!バババババババババ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

【敵:残り0両】

 

 

【敵の全滅を確認】

 

 

【戦闘終了】

 

 

戦闘開始から約1時間……何とか死傷者無しでリョウカ達の第一次ブリン海賊軍戦に大勝利した…

 

 

リョウカ(このすば)「……ふぅ…どうにかなりましたね……後…めぐみんさん…ありがとうございます…。」

 

めぐみん「いえ、気にしないで下さいよ…最早貴女は家族みたいな物ですし…私にとっては貴女の事を実の妹みたいに思えてしまいますしね…。」

 

リョウカ(このすば)「め…めぐみんさん……えっと…。」

 

めぐみん「…貴女にはリュウカさんが居ますけどね…まあ私的にはどうしてもそう思えてしまいますからね…まあ気にしないで下さいね……。」

 

リョウカ(このすば)「……そうですか……。」

 

カズマ「…まあ取り敢えずみんなの所に戻ろうぜ。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね、それじゃあ戻りましょうか。」

 

めぐみん「はい……っ…!!」

 

リョウカ(このすば)「ん?めぐみんさん?どうしました……?…!!めぐみんさん…!!?大丈夫…!?」

 

めぐみん「だ…大丈夫ですよ…ただの擦り傷ですから…。」

 

カズマ「いや大丈夫じゃねーよ…!!ったくお前もとうとうリョウカと似たのか…。」

 

めぐみん「失敬な…私は、そこまで似てはいません…ただ守りたいだけですよ…。」

 

リョウカ(このすば)「めぐみん…さん…。」

 

カズマ「兎に角動いたら駄目だ…!多分守った際に…足をやっちまったんだろ?」

 

めぐみん「……ええ…そうですよ…先程から全く左足が動けないですし…それに右腕も動かせないです。」

 

リョウカ(このすば)「……ごめんなさい…私の不甲斐ない所為でめぐみんに大怪我負わせてしまいました…。」

 

めぐみん「大丈夫ですよ…貴女を守れるならこれくらい大丈夫……な筈です。」

 

カズマ「おいコラ、1番最後で空気ぶち壊しじゃねぇか!……兎に角…みんなの所に戻るぞ…頼む、めぐみんを運ぶのを手伝ってくれ。」

 

兵士元帥1「は!…おい!手伝ってくれ!」

 

兵士元帥2「担架だ!担架を持ってこい!」

 

 

そしてリョウカ達はリュウカ達の所に戻ったが…めぐみんの大怪我と言う結果が残ってしまった…

 

 

【めぐみん:左足骨折・右腕骨折・腹部強打】

 

 

リュウカ(このすば)「……そうか…めぐみんがか…。」

 

リョウカ(このすば)「………。」

 

リュウカ(このすば)「大丈夫だって…誰もお前の事は責めたりしねぇって…寧ろめぐみんやカズマじゃなくて…俺が行けば良かった…って思った…その方があいつらより頑丈だしな…。」

 

リョウカ(このすば)「……そうですか……。」

 

リュウカ(このすば)「…それでめぐみんの容体は?」

 

兵士元帥3「は、診断によれば命に別状は無いとの事です…今は安静にして寝ています…現在はカズマ様がめぐみん様の看病を懸命にしております。」

 

リュウカ(このすば )「分かった、カズマには程々に休む様に伝えてくれ…それと交代でめぐみんの治療に優先する様に医療班に伝えてくれ…まあそれ以外に負傷者が居るならそいつらを優先しても構わん…ただ、出来る限りはめぐみんの方を優先する様にしてくれ。」

 

兵士元帥5「は!」

 

 

そして1時間後…修理を終え…神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は何とか雪の大地に到着した…

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:雪の大地到達】

 

 

その頃には…

 

 

めぐみん「我!復活です!」

 

リュウカ(このすば)「お前…!早いな!?どんな回復力何だよ!?」

 

めぐみん「ふ…伊達に紅魔族をやってる訳じゃないですし…今は神様ですからね…これくらい当然です。」

 

カズマ「まあ、正直に言えばアクアの魔法で治ったけどな。」

 

めぐみん「余計な事は言わなくても良いですって…!」

 

リュウカ(このすば)「はぁ…まあ良い…が…お前は病み上がりだからな?それだけは忘れるな…まあリョウカも同じ事が言えるがな。」

 

めぐみん「ええ、勿論ですよ。」

 

リョウカ(このすば)「……はい…。」

 

リュウカ(このすば)「んでどうする?」

 

リョウカ(このすば)「先ずは、ユキワロシ村に向かいますよ…そこで雪のホコラに向かう為の道を聞きます…後、多分そこでデラゴオリが手に入ると思いますけど…今は無理です…帰り際に再度また寄って…その時にデラゴオリを購入しましょう。」

 

リュウカ(このすば)「分かった…んで拠点はどうする?」

 

リョウカ(ハンター)「そうですね…この雪の大地では人口は少ないですし…村と呼べる所はそこだけだから…そこの近くに新しく拠点を召喚しますね…ただ…やっぱり今は無理です…先に雪の大地を攻略しないと拠点設置は不可能です。」

 

リュウカ(忍者)「まあ、そうなるな。」

 

リョウカ(このすば)「…それでユキワロシ村までにどれ位掛かりそうですか?」

 

ヤマト「はい、このまま行けば後10分後に到着します。」

 

リョウカ(このすば)「ありがとうございます…それじゃあ、その間にユキワロシ村で向かうメンバーでも決めますか。」

 

リュウカ(このすば)「だな。」

 

 

そして10分後に…神森大連合装甲列車艦隊は、ユキワロシ村に到着し…情報収集を始めた…後ついでにデラゴオリの件についても情報を集める事にした…

 

 

……更に30分後…

 

 

リュウカ(このすば)「良し、んじゃあ情報をまとめるぞ…どうやら雪のホコラは史実通りの場所に存在するが…問題なのはその道だ…。」

 

リョウカ(モンハン)「はい、今現在で線路は…トンネル内を通る道しかないのですが…困った事に…村人のみなさんの話では…一つ目の大目玉の巨大な化け物が住み着いて通れない…って言ってます…。」

 

ゼルダ『一つ目の大目玉の巨大な化け物…?』

 

リュウカ(このすば)「ああ、コイツだ。」

 

 

リュウカは、モニターでその魔物の姿を見せた…

 

 

ゼルダ『な…何ですか…!?む…虫ですか…!?』

 

リョウカ(このすば)「う〜ん…種族関係的にはあのデグクレスと近縁種…なのか不明ですけど、弱点部位以外ではとことん硬いのは一緒です…まあ見た目的には蜘蛛と蟹を併せ持ったキメラの巨大な魔物です……そしてこの魔物の名前は……【単眼甲殻種[成体]:ダイテクタ】です。」

 

リュウカ(このすば)「……まあコイツは基本的にトンネル内や洞窟内に生息していて…んでテクタイトと言うコイツの幼体の魔物が成長した姿だ…無論トンネル内や洞窟内に入った侵入者に襲い掛かる…コイツの攻撃手段は突進のみだが…さっきも言ったが…コイツは固いし巨大だ…並大抵の装甲程度は問答無用で大破するか…最悪破壊される…因みに別の時間軸では大多数の挑戦者がコイツの事を嫌う…まあみんなのトラウマ枠に入る魔物だ…理由とすれば…さっきも言った様に、コイツの生息地はトンネル内や洞窟内しか居ない事も有って…兎に角暗い…んでその背後からコイツが迫って来たとすれば……?」

 

ゼルダ『そんなの当たり前じゃないですか!怖いに決まってますよ!』

 

リュウカ(このすば)「その通り…初心者の場合にはいきなりコイツが現れ…んで恐怖のあまりに攻撃を外しまくって…んで最終的にあっさりと敗北する…これが主な要因だ…更にもう一つ…コイツは追い詰められると更に力を発揮し…猛スピードで迫って来る…無論巨大な存在で…長年の歴戦も有る故か…普通の攻撃で弱点部位を1発ブチ込んで倒せる相手じゃないし何回も攻撃を強いられる…無論初心者はこの手にまんまとはまって……敗北……と言う事が大量に起きてる…無論俺達が知る中で最も敗北数が多いのはこのダイテクタだ…因みにマラドーの場合にはそんなには難しく無いし…初心者でも…まあ大体は撃破出来る…って言うのが実情だがな…俺達的にはダイテクタこそが真の魔王じゃないのかって決めたい位だがな…。」

 

ゼルダ『そ…そうなのですか…。』

 

シロクニ「それでどうするのですか?」

 

リョウカ(このすば)「このまま放置したら被害が更に増えるだけですから…もう既に村長さんにはそこのトンネル内に入る為の扉は開ける様に頼んであります。」

 

ゼルダ『え!?まさか行くのですか!?』

 

リョウカ(このすば)「行かなかったら誰があのダイテクタを退治出来る者が居ますか?それに…確かにこの装甲列車艦隊は線路が無くても走行は容易い事です…勿論このまますんなりとホコラに行っても良いです…しかしそれではあのダイテクタの脅威を排除が出来ない事を意味します……ゼルダさん…悪いって思ってますけどあえて言わせてもらいます……貴女はそれでも姫を名乗っているのですか?国民の為にも脅威の排除も姫としての仕事の一つです…まさかこの世界全体で…こんな脅威が野放しにされたままにされるのはあの方達にとっては堪った事じゃないです…それを放置するのは姫として…些かどうかって思いますよ?私達なら即座に対応しますよ?寧ろ私自ら出向いて行きますけどね。」

 

ゼルダ『………。』

 

シロクニ「お…お嬢様閣下…!流石にそれは言い過ぎかと…!?」

 

リョウカ(このすば)「シロクニさん…気持ちは分かります…私は本当はこんな事は言いたく無いのです…幾ら私は優し過ぎるって言っても怒る時は本気で怒りますよ…だから今は黙ってて…。」

 

シロクニ「は……はぁ…。」

 

リョウカ(このすば)「……ゼルダさん…もしこのまま野放しにして…このまま貴女の身体が戻って…それでマラドーさんを倒した事にします…まあ大半の魔物は消滅すると思いますが……それでももしかしたら生き延びる魔物だって居ます…そんな時にこのダイテクタが生き延びてしまったら…貴女…どう責任をとるおつもりですか?………この際だからはっきりと言います…ただ…この先は私にとっては絶対に言いたく無いと思いますが…過激に…キツく言いますけど…………もしそのまま放置するなら私達は止めはしませんし責めもしません……ただしその場合には……貴女には居ない者当然として扱いますけどね。」

 

ゼルダ『……!!?』

 

リョウカ(このすば)「だって当然の対応でしょう?寧ろ…そうしない方がおかしいです…無論私達は一生貴女の事は…【姫様】とは思いませんし助けようとも思いません……そうですね、私達は別にマラドーさん側についても良いのですよ?……まあ有り得ない話ですけどね……まあもしかしたらそうなるかもしれませんね?ねぇ?ゼルダさん?」

 

リュウカ(このすば)「………。(こえぇぇ…!!)」

 

カズマ「…………。(リョウカって…あんなに怒ると怖かったっけ?すげぇ怖いんですけど…!?)」

 

リョウカ(このすば)「……さて長話はそれくらいにして…そろそろ決めてもらわないとね?……貴女に此処で最後の選択肢を与えますよ…私達と共にあのダイテクタの居るトンネル内に突入してダイテクタを討伐するか…それとも安全な道を通って攻略するけど…その場合には事実上貴女には完全に消えてもらうか……さぁ…どっちですか?」

 

ゼルダ『……えっと…それは……。』

 

リョウカ(このすば)「ゆっくりで構いません…ただ、私達も時間が押してるのです…本体のリョウカさんの身が心配なのです…そこは理解して欲しいです……。」

 

ゼルダ『……分かりましたよ……私は、貴女の指示に従いますよ…あのダイテクタを討伐しに行きましょう…それでホコラに行きましょう。』

 

リョウカ(このすば)「……それで良いです…まあさっきまでは完全に私は脅迫紛いな事をしてましたけど…大丈夫ですか?」

 

ゼルダ『えーっと…多分大丈夫です……でも本気で死ぬと思いました…貴女様の事ですから…間違った事を言えば本気で消滅させられるのかって思いました…。』

 

リョウカ(このすば)「ははは……まあ多分そうならないと思いますけど…多分消されていたと思いますよ…私も実際にはヒヤヒヤしましたよ…あの時の私は感情的に動いてましたし…多分本気で消していたと思うと…正直に言えば私自身も怖いって思いましたよ。」

 

リュウカ(このすば)「にしても本気で俺でも怖かったぞ?リョウカ?」

 

リョウカ(このすば)「あはは……ごめんなさい…。」

 

カズマ「まあ…うん…下手すれば本当にラスボスにでもなれるんじゃないのか?」

 

リョウカ(このすば)「え?…あ〜…まさか忘れてませんか?私やお姉ちゃん達は元からラスボスで裏ラスボスですよ?だから何も問題ないですよ?」

 

ゼルダ『……え!?』

 

カズマ「あ〜…そうだったな…。」

 

ゼルダ『…えっと…ラスボスや裏ラスボスって…どう言う意味でしょうか?』

 

リュウカ(このすば)「簡単に言えばだ…そうだなこの世界で言うなら最後に戦うのはマラドーなのは間違いない…それは分かるな?」

 

ゼルダ『ええ…。』

 

リュウカ(このすば)「それがラスボスの一般的な常識のルールだ…裏ラスボスも同様…んで俺達は全ての世界線での絶対的の頂点に君臨している為か…俺達は究極の倒すべき最終目標って所だ…まあ…殆ど返り討ちにしてるがな。」

 

リョウカ(このすば)「そう言えば今じゃあもう挑戦者が来なくなりましたね…どうなってますかね…?」

 

リュウカ(このすば)「知らん…まあ超絶メタイ事を言えば…多分今も見てると思う視聴者が俺達の事を何故か哀れみに感じて作者の野郎に文句や批判が殺到したんじゃないのか?」

 

カズマ「………確かに超絶メタイな…んで毎回毎回作者がやられてるな…。」

 

リュウカ(このすば)「まあ、アイツも結構タフだ…俺達がフルボッコにしてもすぐにピンピンしてるからな…弱い癖な…。」

 

カズマ「まあそれが作者の特権だろう…。」

 

リュウカ(このすば)「まあ兎に角…挑戦者が来なくなったのは好都合だ…有難い事だ…。」

 

めぐみん「……まあ取り敢えず、行かないのですか?」

 

リュウカ(このすば)「そういやそうだな…さてどう攻略する?」

 

リョウカ(このすば)「……私に考えが有ります…ただ、みなさん…乗り換えますよ。」

 

リュウカ(このすば)「乗り換え?何にだ?」

 

リョウカ(このすば)「勿論…神森艦隊…そして神森大連盟艦隊の総旗艦の神森大和にですよ。」

 

全員『……!』

 

 

その場に居る全員が驚愕の顔をした…何故神森大和に変更するのか?更に言えば…完全に地上戦闘で…超狭いトンネル内で…どうやって入り…あのダイテクタと戦うのか?……それならまだ装甲列車艦隊ならまだ分かる…が何故…艦船型が選ばれたのかと言うのが謎で仕方なかった…

 

 

それでリョウカ達はテレポートで神森大和に乗艦した…

 

 

リュウカ(このすば)「それでどうする気だ?まだ装甲列車艦隊の方が分かる…だが何故コイツが?」

 

リョウカ(このすば)「ええ、普通ならそうなります…無論私も当初はそうしようかっと思いました…まあそれでも普通に勝てるのですが…少し面白い事をします…ヤマトさん。」

 

ヤマト「はい、何でしょうか?」

 

リョウカ(このすば)「本艦の【後進の速度はどれ位ですか?】」

 

ヤマト「は…?はぁ…全力でやれば…【1万ノット以上位ですが…?】」

 

リョウカ(このすば)「そうですか…じゃあダイテクタの最大の速力は…30ノット以下だから…ヤマトさん…20〜30ノットでの後進で、あのトンネル内に侵入し…ダイテクタに対して砲雷撃戦を仕掛けますよ。」

 

リュウカ(このすば)「何!?ダイテクタの居るトンネル内に後進の状態で侵入して砲雷撃戦するのか!?」

 

リョウカ(このすば)「そうですよ?あ〜…勿論入る際にはそれ相応のサイズにまで縮小しますけどね…。」

 

ゼルダ『船が…地上のトンネル内に入るなんて…何でも有りなんですね…。』

 

リョウカ(このすば)「私達だからこそ出来る芸当です…少し私自身も面白い戦い方を編み出したのでね…まさか敵にとっては…本来なら海に居る筈の船がこの地上のトンネル内に入って来るなんて考えてもみないでしょうね?」

 

リュウカ(このすば)「……!は〜ん…なるほどな…お前…中々大胆且つ超強引な作戦を考えるな。」

 

めぐみん「私も理解しましたよ。」

 

ゼルダ『え?え…?どう言う事ですか?』

 

リョウカ(このすば)「取り敢えず説明しますね…先ずは本艦はトンネル内に入れるギリギリのサイズまで縮小し…単艦で後進で突入…それで慎重に速度と進路を調整しながらダイテクタに対して決戦を挑みます…尚もしもの時に備えて…両方側の出入り口側に本艦を除く全艦を待機し…私達がもし出て来ず撃沈した場合は総特攻を仕掛け…内部にてダイテクタにトドメを刺し…私達の存在を隠蔽する為に総自爆を敢行します…この作戦の成否は私達に掛かってます…失敗すれば全員戦死し…私達は事実上神森一家全滅で…軍も全滅です…そこは理解して下さい。」

 

リュウカ(このすば)「…!!……はぁ…まあ結局はそうだな、まあ面白い作戦だがしくじれば全滅…無論俺達諸共全員戦死だ…。」

 

めぐみん「やれやれ…そうですか…でも私達はどこまでも最後まで着いて行きますよ。」

 

兵士元帥1「無論…我々も最後まで共に居ます。」

 

リョウカ(このすば)「…みなさん…分かりました…それじゃあ始めましょうか…因みに作戦名は…【冥滅作戦です。】」

 

リュウカ(このすば)「なるほど…確かに場所関係的に内容的にもピッタリだな…冥土の土産に目の物見せてやろうぜ!」

 

リョウカ(このすば)「はい!…それじゃあヤマトさん、全艦にも作戦内容を。」

 

ヤマト「分かりました。」

 

 

 

 

そして神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は作戦を開始し…神森大和はいよいよこの依頼での本格的な…尚且つ異質な環境での戦闘を実施しようとする…果たして命運は如何に?……次回へ続く…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:先日名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編(序章)】



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第24話 神森大連盟国の異世界四大地調査:前章【中章・後編】

よう、安心と信頼のリュウカだ…おっと言っておくがこの世界のリュウカだ…そこは分かってくれ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと…俺達は雪の大地に向かう途中にて第一次ブリン海賊戦を行った…無論熾烈な戦いだった…そん時にヤマトに被弾した挙句めぐみんが負傷と言う結果が残ってしまった…まあその後回復し…何とか無事に雪の大地に到着し…ユキワロシ村で情報収集をして作戦会議をした…因みにその時リョウカがゼルダに対して説教をしていたな…そん時すんげぇ怖い…はっきり言おう…絶対に本気でブチ切れさせたら怖いっと本気で思った…まあこんな所だろう…んじゃあ今回も見てくれよ。


OPBGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は冥滅作戦を開始した…そして神森大連盟艦隊の総旗艦であり…リョウカ達の乗る超戦艦…神森大和…本艦はリョウカの奇策の壮絶な作戦で…ダイテクタの居るトンネル内に何と後進で…尚且つトンネル内に入れるギリギリのサイズに縮小して…入って行った…

 

 

【冥滅作戦:開始】

 

 

【神森大和:戦闘態勢に移行】

 

 

 

ゴォォォォォ…!!

 

 

リョウカ(このすば)「…………。」

 

リュウカ(このすば)「…………。」

 

 

今回リョウカとリュウカが戦闘指揮所(防空指揮所)に上がって艦に指示を出す事になっていた…因みに今回は流石に危険なのか…リョウカとリュウカ以外に護衛の兵士や兵士元帥も居ない…完全の二人きりだ…更におまけだが…艦尾側は、ゴットピットの能力で先を照らしている…それでリョウカとリュウカは………天井に巨大な物体が張り付いているのを捕捉した……

 

 

そして…

 

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

ダイテクタ『グギャァァ…!!!!』

 

 

ズン…!ズン…!ズン…!

 

 

リョウカ(このすば)「動きましたか…本艦正面に火力を集中!!一気にケリを付けますよ!!」

 

リュウカ(このすば)「良いな!此処が正念場だ!絶対に打ち倒すぞ!総員!戦闘開始!!」

 

全員『了解!』

 

 

そして、暗い闇のトンネル内での壮絶な戦いが始まった…

 

 

VS【単眼甲殻種[成体:雪ver]:ダイテクタ】

 

 

戦闘方式【特殊戦闘(シューティング式)】

 

 

勝利条件【ダイテクタの撃破】敗北条件【神森大和の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌(戦闘ver)】

 

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リュウカ(このすば)「……全前面主砲及び副砲!対空砲対空機銃!!攻撃始め!!」

 

ヤマト『了解!!全武装!!薙ぎ払え!!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

 

ダイテクタ『ギィアァァァァァァ…!!!?!』

 

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

ダイテクタも一撃で死ぬ程までの恐怖を感じた…しかも相手は列車や汽車では無く船…全くもって異質な謎の存在に勝てるのか?……そう思っていた……無論逃げる事は出来ない…逃げようとすれば背後から一斉斉射…更に出口付近にはリョウカ達の罠でもう既に神森大連盟艦隊や神森大連合装甲列車艦隊によって完全封鎖されていた…このダイテクタは歴戦だ…嫌でも出入り口にて待ち伏せが居る事は瞬時に理解した…しかしどれもこれも勝てる相手じゃない事は容易に想像出来た……そしてダイテクタは更に…いや理解してしまった…何故列車や汽車では無く船が…それも空を飛ぶと言う異質な敵の目的を……そう完全に自分がターゲットだと言うのが分かった…更にその意図も読めた……その船なよる大火力を持って自身を滅ぼすつもりだと言う事を……この時点で普通のダイテクタなら恐怖…又は先程の攻撃で即死してただろう…がこのダイテクタは歴戦…しかも歴戦王クラス…それ故に怒りを感じた…屈辱を味わった…列車や汽車なら分かる…がわざわざ海の乗り物がこんな陸上の世界で悠々とこんな場所に現れ…しかも狙いは自分だと思うと……舐められてると分かり…

 

 

 

ブチ…!!

 

 

ダイテクタ『………ギィアァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

………ダイテクタは咆哮し…怒り狂った…正々堂々と真正面から武装した列車や汽車で攻めて来れば良い物を空飛ぶ船と言う異質な存在に舐められ…本気でブチ切れて…神森大和に襲い掛かった…ブチ切れ怒り狂ってる関係上…その速力はリョウカの想像を遥かに超える…約50ノット…最大の力を発揮して迫って行った…

 

 

全員『……!!!』

 

ダイテクタ『ギィアァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ズンズンズンズンズン…!!!

 

 

リュウカ(このすば)「おいおい…!!幾ら何でも早すぎじゃねぇか…!!?」

 

リョウカ(このすば)「……あのダイテクタは…完全に怒り狂っていますね…。」

 

リュウカ(このすば)「あ?何故怒ってる?」

 

リョウカ(このすば)「簡単な事です…寧ろ私は誤算でしたよ…まさかあの個体は歴戦王クラスです…だから様々な侵入者を相手にしたのでしょう……それ故に戦いが楽しみで仕方ないです…しかしです…私達はダイテクタからすれば空を飛ぶ船と言う認識です…ダイテクタにとっては正々堂々と戦いたかった…ですが私達はその正々堂々をぶち壊す…まさかの船と言う選択をしてしまった……。」

 

リュウカ(このすば)「………まさか?」

 

リョウカ(このすば)「そのまさかですよ…私達はダイテクタのプライドに対する反逆をしている物です…怒り狂わない方が可笑しいですよ…それで怒り狂って火事場の馬鹿力を発揮して…今の力を発揮しているのでしょう。」

 

リュウカ(このすば)「なるほど…ってヤバい!!主砲!!てぇぇ…!!」

 

 

ドドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

ダイテクタ『ギギギギ…ギィアァァァァァァ…!!!!』

 

ヤマト『ダイテクタの生命力が後僅か…!!しかし…先程よりも更に強大な存在になっています…!!』

 

 

ギチギチギチギチ…!!ビキビキ…!!

 

バリィィィィン…!!!

 

 

戦闘BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【心火の紅炎】

 

 

?『ギシャァァァァァァ…!!!!!!!』

 

全員『…!!!!?』

 

 

何とダイテクタは憤怒の限界を超え…火事場の馬鹿力のその力…それによりその場でその巨大な甲殻を…内側からぶち壊し…本当の正体が現れた…見た目はダイテクタの面積は残っているが…それでも蠍(サソリ)型に変化した(見た目は、スカウォのモルドガットと風タクのゴーマ(甲殻無し)の融合した姿…まあモルドガットの頭部部分と腕部がゴーマ(甲殻無し)の頭部と腕部に差し替えて…無理矢理サソリ型になってると言っても言いだろう…)

 

 

ゼルダ『な…な…何なのですか…!!?姿が変わりましたよ…!!?』

 

リュウカ(このすば)「リョウカ…!どうなってる!?」

 

リョウカ(このすば)「分からないです…!もしかしたら…歴戦王だから成せる究極の姿って所ですか…!この魔物は見た事は無いですから…名付けるとしたら…【千年単眼甲殻種[モルド・ゴーマ]】って言う所ですね!」

 

リュウカ(このすば)「なるほど…って!!さっきよりも早くね…!!普通に100ノット出てるぞ…!!?」

 

リョウカ(このすば)「どうやらモルゴはそこまで怒り狂って…自身がどうなろうと構わないのでしょう……もう死んでも可笑しくないのです。」

 

リュウカ(このすば)「……つまりはもう奴は瀕死って所か?」

 

リョウカ(このすば)「はい…もう可愛そうです…もう私でも見てられませんよ…そこまでプライドを傷付けられ…それで怒り狂って…そこまでしてまで私達を殺そうとしてるのです…ならばせめてです…後は主砲の一斉斉射でトドメを刺してあげましょう…。」

 

リュウカ(このすば)「そうだな…だが…あそこまで機敏な動きに…素早く動いてる奴に当たるのか?」

 

リョウカ(このすば)「…………。」

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

リョウカはその場で何とZEROモードを発動した…

 

 

リュウカ(このすば)「……!!」

 

ZERO「当たる当たらないの問題じゃないです…意地でも一撃で当てるのですよ!……神森大和ZERO…起動!!」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

ZEROリョウカによって神森大和はZEROモードを発動した…

 

 

ZERO「弾種…ZERO式ショックキャノン!用意!!」

 

ヤマト「了解!ZERO式ショックキャノン!用意…!!」

 

 

ウィィィン…!ガコン…!

 

 

ヤマト「目標…ロックオン…!!ZEROエネルギー…チャージ完了!」

 

ZERO「ZERO式ショックキャノン…!!てぇぇ…!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

キィィィィィン…!!!!

 

 

モルゴ『……ギィアァァァァァァ…!!!!?!?』

 

 

ピキィィィィン…!!!チュドォォォォン…!!!

 

 

神森大和ZEROから放たれたZERO式ショックキャノンは、モルド・ゴーマに命中し…断末魔を上げながら消滅した………が…リョウカ達はまだ知らない…確かに消滅はしたが…その魂は生きている事を…それが今後に大きく影響が出る事をまだ知らない…果たして…?

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥ…!

 

 

ZEROリョウカと神森大和ZEROは戦闘が終わったのか元に戻った…

 

 

リョウカ(このすば)「はぁ…はぁ…ふぅ……やっぱり本体のリョウカさんと…分身体の私じゃあ…大きく違いますね…。」

 

リュウカ(このすば)「そりゃあそうだ……あれだけの事したんだし…それに分身組で発動させるのは始めだろう?」

 

リョウカ(このすば)「そうですね…げほ…げほ……。」

 

リュウカ(このすば)「やれやれ……ほら…よっと…。」

 

リョウカ(このすば)「すみません……ありがとうございます……。」

 

リュウカ(このすば)「気にすんなって……まあしばらく休め……何、ホコラの件は他の分身組に任せる…お前はゆっくり寝てろ…まあ雪の神殿までの間だがな…。」

 

リョウカ(このすば)「そうですか……すみませんね……それじゃあ少し……休み…ますね…………すぅ………すぅ……。」

 

リュウカ(このすば)「……寝たか……んじゃあ戻って寝かさんとな…。」

 

 

そしてリョウカは、リュウカに抱き抱えられ…そのままあの力による物による疲労により眠ってしまった…リュウカは眠ったリョウカを抱えて艦橋内に戻った…

 

 

それと同時に…神森大和は無事にトンネルを抜けたのだった…

 

 

リュウカ(このすば)「やれやれ…どうやら無事に外の光を浴びれるとはな…。」

 

めぐみん「お疲れ様です…リュウカさんにリョウカちゃん…。」

 

リュウカ(このすば)「おう…悪いがこれからリョウカをベットに運ぶ…後は任せたぞ。」

 

リュウカ(モンハン)「あいよ、まあ上手く行くだろうと思うから心配はしなくとも良いぞ。」

 

リョウカ(モンハン)「お姉ちゃん、それはフラグですか?」

 

リュウカ(モンハン)「いや違うし!断じてフラグじゃない!」

 

めぐみん「………まあ取り敢えず、ゆっくりと寝かせておきましょうね…本体のリョウカちゃんの二の舞いにならない事を祈るばかりですね。」

 

リュウカ(このすば)「だな……あ〜…そうだったな…取り敢えず全員を集めてくれ…テレポートで再びヤマトに戻る。」

 

リョウカ(モンハン)「分かりました。」

 

 

そして10分後にテレポートでヤマトに帰還し…リュウカは即座にリョウカを部屋に運び…寝かせた…

 

 

リュウカ(このすば)「はぁ〜…なんか色々と疲れた…。」

 

めぐみん「まあ仕方ない事ですよ、さっきは壮絶な死闘をしたばかりですから…。」

 

ヤマト「…でしたらリュウカさんも少しの間寝てても大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(このすば)「そうだな、俺もリョウカみたいに二の舞いになるのは御免だし…んじゃあ少し仮眠でも取るか…何か有ったら起こしに来てくれ…あ〜…言っておくが俺はリョウカの所に居るからな。」

 

めぐみん「分かりました。」

 

 

それでリュウカも仮眠を取る事にして…その間に別の分身組のリョウカ達は雪のホコラに向かった…

 

一方で…

 

 

 

リョウカ(このすば)「…………。」

 

リュウカ(このすば)「ぐぉ〜…すぴ〜…。」

 

リョウカ(このすば)「…………っ…。」

 

リュウカ(このすば)「…ぐぴ〜………ん…?」

 

リョウカ(このすば)「…………っ……っ…。」

 

リュウカ(このすば)「…………。」

 

 

リョウカは、何かにうなされていた…

 

 

リュウカ(このすば)「…………リョウカ……お前がどんな夢見てるのか見なくとも想像が出来ちまう……やっぱり苦しんだよな…悲しいんだよな……………大丈夫だよ……リョウカ……俺……いや……私が絶対にお前の側から離れないし…もう死なせないからな……。」

 

リョウカ(このすば)「………すぅ………すぅ……。」

 

 

リュウカはそう言い…リョウカの頭を撫でながらそのまま抱いて眠りについた…不思議な事に…リョウカはリュウカが触れた事で身体の震えが消え…安心した様に可愛らしい寝息が聞こえ始めた…

 

 

………1時間後……他の分身組の方は無事に雪のホコラでのセッションが大成功し…雪の大地の線路が9割復活した…

 

 

リョウカ(モンハン)「ふぅ…戻りましたよ…。」

 

めぐみん「……おやおや…。」

 

リョウカ(このすば)「すぅ〜…すぅ〜…。」

 

リュウカ(このすば)「ぐぉ〜…すぴ〜…。」

 

カズマ「……完璧に仲良く抱き合って寝てるな。」

 

リョウカ(モンハン)「……このままそっとしておきましょう…神殿に着いたら起こせば良いのですから。」

 

めぐみん「そうですね…。」

 

 

その後、神森大連合装甲列車艦隊と神森大連盟艦隊は雪のホコラを静かに出発し…慎重にゆっくりとだが雪の神殿を目指した…

 

 

……30分後…

 

 

全員『…………。』

 

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!

 

 

現在神森大連合装甲列車艦隊と神森大連盟艦隊は猛吹雪の結界の前まで来ていた…

 

 

カズマ「なあ、これどうする?」

 

リョウカ(モンハン)「そうですね、この猛吹雪の結界は正しい所を通らないと…どう言う原理か知りませんけど外に追い出されます。」

 

リュウカ(モンハン)「んでだ…本艦隊なら突破は出来るかもしれんが…神森大連盟艦隊は流石に無理だ…此処からは着いては来れん…正しい道を通らないと追い出されるからな…飛行は駄目だ…。」

 

リョウカ(モンハン)「ええ…さて進路は私達は全員知ってます…しかしこの猛吹雪の結界の中で敵が出てこないと限らないですし…この猛吹雪です…レーダー系も異常が起きます…だから目視による敵の索敵をしないといけません…。」

 

リュウカ(モンハン)「そうだったな…んで?誰がやるんだ?」

 

?「此処は私達がやりますよ。」

 

リョウカ(モンハン)「…!リョウカさん…起こしてしまいましたか?」

 

リョウカ(このすば)「今さっき起きました…状況は理解していますよ…目視による索敵がしたいのですよね?」

 

めぐみん「ええ…そうですが…?」

 

リョウカ(このすば)「それじゃあ私達がやりますよ…私達がみなさんの眼になります。」

 

リュウカ(このすば)「っと言っても…無茶は出来んぞ?何せさっきから嫌な予感がプンプンするからな…。」

 

全員『……?』

 

リョウカ(このすば)「どうしましたか?」

 

リョウカ(モンハン)「あの…嫌な予感って言うのは?」

 

リョウカ(このすば)「はい、実はですけど…起きた直後に…予知能力が発動しました…どうやらこの雪の大地でも…ブリン海賊軍が攻めて来るのが見えました…しかも今度は…空からです。」

 

リュウカ(モンハン)「何!?空だと!?確か幾ら奴らでも空を飛ぶ様な兵器は作ってない気がするが?」

 

リョウカ(このすば)「分かりませんよ?…何せさっきのダイテクタの件や…いえ…あの森の大地のブリン海賊軍が攻めて来た時点でこの世界は可笑しくなっています…更に言えばです…本来なら森の神殿を攻略した時点で現れる筈のボンバー列車等の魔物化した列車系が一切現れないし…そもそも通常の魔物も現れなくなりました…。」

 

リョウカ(モンハン)「確かにこれは異常ですね……。」

 

リュウカ(モンハン)「……確かにそうだな…一応全艦にも警戒を厳にする様に言って…んで森の大地の拠点にも最大級の警戒を伝えてくれ。」

 

ヤマト「そう言うと思いましてもう伝えました。」

 

リュウカ(このすば)「早いな…やる事が。」

 

ヤマト「それほどでも無いです…みなさん譲りですよ。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね…さてと…、」

 

カズマ「……あ…そういやだけどよ…今更になるんだが、俺達っていつの間に冬服に変わってるんだ?」

 

リョウカ(このすば)「あ〜…言い忘れていましたけど…今回の依頼では気温の変化が激しいから…そんなに着替える時間が無いと思いますのでだったらいっその事…能力で自動で瞬時にその時に合った服装になる能力を味方全体に掛けてます…因みにやったのは本体の私達ですよ。」

 

カズマ「なるほどな…後で礼でも言っとかないとな…。」

 

めぐみん「そうですね…。」

 

リュウカ(このすば)「んじゃあ行くぞ…神森大連合装甲列車艦隊は特殊移動陣形に移行し…本艦を先頭に後に続け。」

 

全車両『了解。』

 

リュウカ(このすば)「尚、それ以外の神森大連盟艦隊全艦は結界の外にて俺達が無事に攻略するまで待機する様にしてくれ…後警戒は怠るな。」

 

全艦『了解。』

 

 

 

そして…神森大連合装甲列車艦隊は、神森大連盟艦隊に見守る中…大吹雪の結界の中に侵入して行った…

 

 

 

(キマロキ『このすば…!…ってあれ?私目の出番は?』)

 

(マラドー『心配するな…どうやら台本では当分は…いやほぼ最後の所まで出番は無い…。』)

 

(キマロキ『そんな〜…!!』)

 

(リュウカ(幻想※邪神化)「あ〜…言い忘れたが…キマロキお前出番無くなったぞ?」)

 

(キマロキ『え〜…!!?何故ですか…!!?』)

 

(リュウカ(幻想)「…この台本見てみろ。」)

 

(キマロキ『え?……そ…そんな〜…!!出番もなく…リョウカお嬢様に巻き添えで御退場ですか〜…!!?』)

 

(リュウカ(幻想)「ああ…いや正確には…マラドー…お前にはまだ出番は有る…なに…キマロキはマラドーの手で捕食され…んでその経緯でマラドーがマラドーらしく無くなる為だ…まあマラドー…なのは間違いないがキマロキとマラドーの融合…んでだ…最後の戦いで特別ゲストも来る…だから派手にやれよ?マラドー?」)

 

(マラドー『勿論ですとも…お嬢様。』)

 

(キマロキ『そんな殺生な〜…!!』)

 

(マラドー『ほらさっさと配置に戻るぞ…な〜に…どうせどっちにしろ我々の出番は最後まで無い。』)

 

(リュウカ(幻想)「すまんな…んじゃあな…。」)

 

 

……裏で何かしらやり取りが有った気がするが気にしなくてもいい…いや気にしたらアウトだ…

 

 

…一方で…

 

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

ポォォォォォ…!!!

 

 

リュウカ(モンハン)「『今の所順調だな…。』

 

リョウカ(モンハン)『油断はしないで…何が来るか分からないのですから。』

 

リョウカ(このすば)「……!!」

 

 

この時、リョウカが感じ取ったのは敵意だった…リョウカはその方角を見ると…

 

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

ボォォォォォォ…!!

 

 

リョウカ(このすば)「全艦!!気をつけて!!この猛吹雪の結界内に…敵の列車が居ます…!!」

 

リュウカ(モンハン)「何!?全艦!!最大限に警戒せよ!!見つけ次第に即座に攻撃せよ!!」

 

全車両『了解!

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊:厳戒態勢及び戦闘態勢に移行】

 

 

 

リョウカ(このすば)「………。(……この感じと音……そして速度から考えると……。)」

 

リュウカ(このすば)「何か分かったのか?」

 

リョウカ(このすば)「……どうやらこんな時にとんでもない厄介な敵を配置しましたね……みなさん!良く聞いて!恐らくこの猛吹雪の結界内で動いている魔物の列車は…【自爆特攻装甲強化列車:自動追尾型:キラー列車】です!恐らく今でもこの本艦隊を目指して正確に追尾しています!!幾ら装甲が硬くても…防御が高くても…相手は異世界の存在…だからどれほど被害が出るのかは不明です…だから見つけたら絶対に逃げるか撃破して下さい!」

 

リュウカ(モンハン)『分かった!全艦!聞いたな!敵は今でもこっちに向かってるだろう…だが奴は線路が有る所しか来れん!ならばそこを突く!全艦は、真正面及びに真後ろ…並びに左右も警戒されたし!!』

 

全艦『了解!!』

 

ヤマト「…!!装甲列車の神森大和から入電!!後方より敵反応接近!!キラー列車の反応と同一です!!」

 

リュウカ(このすば)「全艦!!最大戦速!尚移動は移動ルートを入力し…自動操縦に切り替え!その後全艦総員は至急迎撃に入れ!!」

 

全艦『了解!』

 

ヤマト『移動ルート入力完了!!自動移動開始!!全艦も移動ルート入力完了し…自動移動開始しました…!総員!!迎撃せよ!!』

 

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

ボォォォォォォ…!!!

 

 

そして…背後から案の定キラー列車が3台やって来た…無論リョウカ達は事前に察知して…更には迎撃態勢が整っていたので…

 

 

ヤマト『…攻撃開始!!』

 

 

ドドドドドドドド…!!!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(このすば)「2両撃破!!後1両!!」

 

 

ドドドドドドドド…!!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

ギィィィィ…!!ガッシャァァン…!!

 

ズガァァァァァン…!!ボォォォォォォン…!!!

 

 

ヤマト『目標!!全車両撃破!!』

 

リョウカ(このすば)「………!!!!不味い…!!!真正面…!!!更に1両!!本艦に接近…!!!駄目…!!!間に合わない…!!!」

 

ヤマト『…!!!総員!!衝突に備えて…!!!』

 

 

ジリリリリリリ…!!!

 

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

ボォォォォォォ…!!!

 

 

ムサシ『……!!お姉様達はやらせないわ…!!全艦!!最優先で守れ…!!撃てェェェェェェ…!!!』

 

 

ドドドドドドドド…!!!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

シナノ『駄目…!!間に合わない…!!お姉ちゃん…!!みなさん…!!!』

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

ピキィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

全艦(ヤマト除く)『………!!!?』

 

 

そして…神森大連合装甲列車艦隊の迎撃の死角を突いた1両のキラー列車がヤマトに特攻を決め…自爆してしまった…流石にもう駄目だ…っと誰もが思った……しかし…

 

 

ポォォォォォ…!!!

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

 

リョウカ(このすば)「……っ…!何とか…無事みたいですね…。」

 

リュウカ(このすば)「全くだ…しかし本当にこの装甲は凄い物だ…真正面から衝突したのに大規模な衝撃以外には傷一つ付いて無いな…。」

 

ヤマト『……助かり…ましたね。』

 

リュウカ(このすば)「ああ…そうだな…。」

 

リョウカ(このすば)「……取り敢えず各部と各艦に被害報告をして下さい…。」

 

ヤマト『了解です、全艦…及び各部被害報告を。』

 

 

 

その後…1時間後に、ようやく神森大連合装甲列車艦隊は雪の神殿に到着し…雪の神殿の攻略を始めた…

 

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊及びミニ神森大連盟艦隊:雪の神殿攻略開始】

 

 

 

………更に1時間後……リョウカ達は無事に雪の神殿を攻略した…内、雪の神殿のボスである氷炎幻術師:フリブレイズは呆気なく即死したそうだ…因みに、死因は…有ろう事か、リョウカの能力で某フリーの有名な格ゲーの大人気の即死ルール…【9条流】をフリブレイズに対して発動した…それでだが…9条流のルールで適応したのは…【浮いたら即死】…のルールだった…フリブレイズは残念な事に体質的に常に浮いていたので…適応した瞬間に死亡したのだった…

 

(フリブレイズ『解せぬ。』)

 

 

ピキィィィィン…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ジリジリジリジリ…!!ズズゥゥン…!!

 

 

【雪の神殿:結界復活】

 

 

【神の塔:第2結界修復完了】

 

 

 

ガタゴトガタゴト…

 

 

 

リョウカ(このすば)「今回はあっさりと攻略出来ましたね…。」

 

リュウカ(このすば)「そうだな…まあ最後はアレだったがな…。」

 

めぐみん「ええ…まあどう言うのを発動したのかは分かりませんが…少し同情してしまう位に可愛そうですね。」

 

リョウカ(このすば)「すみません…。」

 

 

その後、大吹雪の結界が解けて…天候が快晴になった為か待機していた神森大連盟艦隊が合流した…

 

 

(零月「このすば。」)

 

 

リョウカ(このすば)「………さてと……来るとすれば恐らく今が絶好なチャンスだと思いますね。」

 

リュウカ(このすば)「どう言う事だ?」

 

リョウカ(このすば)「お姉ちゃん、忘れたのですか?…ブリン海賊軍ですよ…敵にとっては…今正に天候が回復し…ある程度自由が効き始める頃で…しかも私達は神殿を攻略した後……それ以前に、まだ戦いの傷自体は治った訳じゃないです…そこを狙わない理由は存在しないと思いますよ。」

 

リュウカ(このすば)「……そう言えばそうだな。」

 

カズマ「ああ…確かに今正にいつ襲って来ても不思議じゃないな。」

 

リョウカ(モンハン)「そうですね…。」

 

兵士元帥5『……!!』

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

兵士元帥5『左35度!!【マーチン2機】!!!』

 

リュウカ(このすば)「何だと…!!?マーチンって…あの昔に米国が使っていたあのマーチン偵察機か!?」

 

兵士元帥5『は!!間違いないです!!』

 

ヤマト「…!!識別信号反応無し!!敵勢力です!!」

 

リュウカ(このすば)「仕方ない…先ずは…対空戦闘!!」

 

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

兵士1『対空戦闘!!』

 

兵士2「対空戦闘…!!』

 

リュウカ(このすば)「様子見だ…主砲三式弾!!砲撃始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!バァァァン…!!!

 

 

ヤマトから放たれた三式弾は、マーチン2機をただ追い払っただけで収まった…

 

 

リョウカ(このすば)「……ブリン海賊軍の技術力は本当に恐ろしい限りです……さてと、もうこのままでは下手に何処にも行けれないです……丁度このエリア一帯を戦場にしますか…。」

 

リュウカ(このすば)「そうだな…全艦にも伝えろ…至急対空戦闘を用意しろと…それと直掩機は即座に発艦するようにな。」

 

ヤマト「分かりました。」

 

リョウカ(このすば)「さてと、このまま進路を変更!!全艦!!とーりかーじ!!」

 

『とーりかーじ!!』

 

リュウカ(このすば)「全そぉぉく…!!!」

 

ヤマト「了解!!最大戦速!!」

 

 

ポォォォォォ…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:対空警戒態勢】

 

 

リョウカ(このすば)「私は防空指揮所に上がります。」

 

リュウカ(このすば)「俺も行く。」

 

兵士元帥1「私も行きます。」

 

兵士元帥2「我々もお供します。」

 

 

それでリョウカとリュウカと兵士元帥の二人を連れ防空指揮所に上がった…

 

 

リョウカ(このすば)「………マーチン偵察機ですか……っと言うと攻めて来るとすれば…。」

 

リュウカ(このすば)「ああ…多分アベンジャー雷撃機型の攻撃機が大量に確実にやって来るぞ…。」

 

リョウカ(このすば)「……確かに作る技術は凄いですけど…あそこまで技術が凄いのは全くもって想定外で…更に言えば…マーチンやアベンジャー雷撃機の設計図無しで再現なんて良く出来た物なのですね…って思っていましたね。」

 

リュウカ(このすば)「…まあつくづく怪しいがな…そもそも米国の航空機で…更に言えばこの時代の世界に航空機は存在しない…何か有ったのだろう…イレギュラーな事がな…。」

 

リョウカ(このすば)「……多分そうかな……。」

 

 

そうこう会話をしていると…

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

兵士3「……!右35度…!!!アベンジャー雷撃機と似た機が100機以上…!!突っ込んで来る…!!」

 

リュウカ(このすば)「全艦!!対空戦闘…!!!」

 

兵士4『対空戦闘…!!!』

 

兵士5『対空戦闘用意良し…!!』

 

兵士隊長1『高角30度ォォォ…!!』

 

 

 

ブロロロロロロ…!!!!

 

 

リョウカ(このすば)「……主砲三式融合弾!!!砲撃始め!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!!

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ピキィィィィン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

ヤマトから放たれた三式融合弾により半数の敵機を撃墜したが…以前として敵機は撤退はせずに攻撃を敢行しようとしていた…神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊は、第2次ブリン海賊軍戦との戦いが始まった…

 

 

【第2次ブリン海賊軍戦】

 

 

VS【ブリン海賊軍:航空大隊】

 

 

戦闘方式【特殊対空戦闘】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

地形【雪の大地:大雪原地帯】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

ヤマト『…!!敵機!!全て本艦の方に向きました!!我々を集中攻撃する気です!!』

 

リョウカ(このすば)「そんな気はしてましたよ…向こうも先に指揮官を先にやる方を選びましたか…ならばその前に一気に決着を付けます!!」

 

リュウカ(このすば)「全対空攻撃敢行!!てぇぇぇ…!!!」

 

 

ドドドドドドドド…!!バシュゥ…!バシュゥ…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ヤマト『敵機!!先程の攻撃により8割撃墜!!残り20機!!増援の気配は有りません!!』

 

リュウカ(このすば)「良し!一気に畳み掛けろ!!」

 

兵士元帥1「は!」

 

兵士元帥2「…!!敵機直上!!急降下!!」

 

リョウカ(このすば)「取舵いっぱ〜い!!いそ〜げ〜!」

 

ヤマト『取舵いっぱ〜い!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ブロロロロロロ…!!チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(このすば)「もどーせー!」

 

 

ドドドドドドドド…!!!

 

キィィィィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!

 

キィィィィィン…!!!

 

ドドドドドドドド…!!!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!キィィィィィン…!!ズドォォォォォォン…!!

 

 

ヤマト『敵機!!全機撃墜!!周辺に敵反応無し!!』

 

リョウカ(このすば)「ふ〜…どうにかなりましたね…全艦、状況終了です…戦闘態勢解除です…各艦及び各部は被害報告を…その後ユキワロシ村に再度向かいますよ。」

 

全艦『了解。』

 

 

そして、第2次ブリン海賊軍戦との戦いはまたしても神森大連盟国の勝利で終わった…

 

 

【戦闘終了】

 

 

(カズマ「このすば!」)

 

 

その後、予定通りに神森大連合装甲列車艦隊は再度ユキワロシ村に来て…最高級のデラゴオリを手に入れ…更にその側に新しく神森大連盟国を召喚した…

 

 

【雪の大地:神森大連盟国召喚完了】

 

 

そして…その頃にはもう完全に夕陽が落ち始め…夜になろうとしていた…

 

 

リョウカ(このすば)「さ…今回の旅は終わりですよ、全艦…この拠点に戻りますよ…今日はお疲れ様です…ゆっくりと休んで下さいね。」

 

全艦『了解。』

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:神森大連盟国(雪の大地版)に帰還】

 

 

その後に、森の大地側に居る本体組のリョウカ達を雪の大地側の拠点にテレポートで移し…

 

 

リョウカ(このすば)「はい、これがデラゴオリですよ。」

 

リュウカ(幻想)「おお…本当にすまんな…どうやら大変な目に遭ったな…ブリン海賊軍に二度も襲撃…更にはダイテクタが姿を変える…んでキラー列車の襲撃…災難だったな。」

 

リュウカ(このすば)「まあ何とかなったがな…ほらこれをお前ん所のリョウカに使ってやれ…それで楽になれるぞ。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、ありがとな…。」

 

 

それでリュウカは、早速リョウカに最高級のデラゴオリを使い熱冷ましの為の氷袋に加工し…それを使用した…

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…はぁ…けほ……けほ……。」

 

リュウカ(幻想)「……少しは楽になったか……リョウカ……もうちょっとの辛抱だからな…。」

 

リョウカ(幻想)「……………。」

 

 

そして…今日の旅は終了した…はてさてリョウカの旅はどうなるか?…次回に続く…

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:序章)】



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第25話 神森大連盟国の異世界四大地調査:前章【終章・前編】

っよ!俺はカズマだ!んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば、俺達はダイテクタ…の皮被った化け物と戦った…アイツはとんでもない個体だったからな…尋常じゃない位につえぇ…んでその後、雪の大地の大吹雪の結界内でキラー列車に襲われたが…何とか突破し…その後雪の神殿を攻略したぜ…後最後に、ブリン海賊軍が今度は航空機で攻めて来て第2次ブリン海賊軍戦に勝利したぜ…その後に予定通りにデラゴオリを手に入れて…んで雪の大地に新しく拠点を召喚した…まあこんな所か…んじゃ今回も見ろよな。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

……翌日の朝…

 

 

リョウカ(幻想)「…ん…ん〜…!!」

 

リュウカ(幻想)「ん…ふぁ〜…あ…良く寝た…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…起きましたか?」

 

リュウカ(幻想)「おう…って…リョウカ…大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「はい…みなさんのお陰でこの通りですよ。」

 

リュウカ(幻想)「…そうか…だが、もう少しだけこのままで居てくれ…まあ出発までの間だがな…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…。」

 

 

 

2時間後…

 

 

リョウカ(このすば)「治って良かったです…リョウカさん。」

 

リョウカ(幻想)「はい、ありがとうございます…。」

 

リュウカ(このすば)「さてと、俺達の出番はここまでかな。」

 

リョウカ(幻想)「いえ、お願いが有ります…今後共に行動を共にしてくれませんか?」

 

リョウカ(モンハン)「良いのですか?」

 

リョウカ(幻想)「多い方が冒険は楽しいですよ。」

 

リュウカ(幻想)「…お前も言う様にはなったな…んじゃあ行くか。」

 

 

 

 

そして雪の大地の拠点から…3日目となる神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は出撃して行った…

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:出撃】

 

 

神森大連合装甲列車艦隊と神森大連盟艦隊は、3度目となる神の塔へやって来た…無論第3層の攻略の為である…

 

 

【神の塔:第3層攻略戦】

 

 

リョウカ(幻想)「さてと…完璧に真っ暗ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「だな。」

 

シロクニ「あの〜…どうするのですか?」

 

リョウカ(幻想)「簡単な事ですよ、暗いなら明るくすれば良いのですよ…ゴットピット!私達の周りを明るくして!」

 

 

ピシュン…!

 

 

ピット(AI)『了解、ライトモード起動…最大出力。』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカの命令により、ゴットピットの能力でリョウカ達の周りが完全に明るくなった…(因みに効果範囲はこの階層全域である為…闇の中でしか活動出来ない魔物は涙目であった…)

 

 

シロクニ「お〜…明るくなりましたね。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと行きますよ…あ〜…そうだ…シロクニさん…貴方は剣術は得意でしたね?」

 

シロクニ「ええ、勿論です…ただ昔の話ですので…かなり鈍っていますが…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…まあ取り敢えず…はい、シロクニさん…遅れましたけどこれを。」

 

シロクニ「……!!これは…!俺の剣…!ん?これは一体…?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…でもただの剣じゃないですよ…私達が直々に更に強化した神剣です…名は【魔神剣:白久弐】…この剣はシロクニさん用に合わせた神剣でもあり…魔剣でもあります…だから魔神剣です…白久弐の由来は勿論貴方です…性能の方は流石に私達の保有する刀剣には遠くには及びませんが…人類が扱う中では絶対の最強とも言える性能です…勿論これならマラドーさんにも対等以上に戦えますよ。」

 

シロクニ「こんなに凄い物をこんな俺に与えてもよろしいでしょうか…?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ、それにその剣はそもそも貴方の剣を強化した物って言いましたから元から貴方の剣ですから何も問題じゃないですよ?…あ、因みにだけど幾ら強化したって言ってもこれが限界ですから…私達には絶対に敵わないですし…そもそもこの剣自体も私達が無理矢理強化した物ですから長くは保ちませんよ…でもマラドーさんとの戦いに決着が付くまでは絶対に持つ様には能力で補っていますからバシバシ使っても問題無いですよ。」

 

シロクニ「あ…ありがとうございます…!」

 

リョウカ(幻想)「さてと、それじゃあ行きますよ。」

 

 

そして…一気に飛び…1時間後…リョウカ達一行は海の大地の石版を手に入れた…

 

 

 

【海の大地の石版入手:海の大地の線路一部復活】

 

 

その後リョウカ達は神の塔から森の大地に戻り…海の大地を目指して移動を開始した…が…

 

 

……約30分後の事…現在海の大地まで目と鼻の先の橋の前まで迫ろうとしていた…(現在はヤマトが先頭を走っている…)

 

 

リョウカ(幻想)「……ん?……!!全艦!!今すぐ止まって…!!」

 

リュウカ(幻想)「何…!?何が有った!?」

 

リョウカ(幻想)「は…橋が壊れています…!!早く…!!」

 

リュウカ(幻想)「何だと…!?ってやばい…!!全艦!!緊急停止!!」

 

ヤマト「了解…!!全艦!!緊急停止!!総員!!衝撃に備えよ!!」

 

全艦『了解!』

 

 

キィィィィィ…!!!!プシューッ…!!

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊:緊急停止作動】

 

 

リュウカ(幻想)「……あ〜あ…完璧に壊れてるな…これじゃあ幾らなんでも突破は厳しいな…。」

 

リョウカ(幻想)「直すしかないですね…でも勝手に直すのはちょっとね…。」

 

リョウカ(モンハン)「そうですね。」

 

リョウカ(このすば)「…あそこのほとりの駅ね確か彼が居た筈ですよね?」

 

リョウカ(幻想)「彼…あ〜…ラインバック三世でしたっけ?…彼に一応言っておきますかね…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…まあ奴の事だから、タダではやらせてくれるとは思えんが…一応断りは言わないとな…。」

 

 

その後だが…一応リョウカ達はその人に実際に会った…それで橋が壊れている事を報告した…それで自分達が直すから許可しようとした……が案の定だが…とある条件付きで許可するとの事で…その内容は…

 

 

リョウカ(幻想)「宝探しですか、久々ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…まあ良いや。」

 

ゼルダ『お宝探しをした事が有るのですか?』

 

リョウカ(幻想)「有りますよ?まあ…私がお宝探しをすると度々とんでもない事が起きたりとんでもない事が手に入ったりしますけどね…毎回…。」

 

全員『……え?』

 

リョウカ(幻想)「……?何か不味い事言いましたか?」

 

リュウカ(幻想)「……大有りだ…まあうん……どうにかするしかないな……。」

 

ゼルダ『…………本当に大丈夫なのでしょうか…。』

 

カズマ「……そうだな…。」

 

シロクニ「……ええ…。」

 

 

……1時間後…リョウカ達はお宝探しでそのお店を手に入れた…がそのお宝と言うのは…

 

 

リョウカ(幻想)「これは…!やっと見つけましたよ…!!」

 

リュウカ(幻想)「なあ…これは何だ?」

 

リョウカ(幻想)「これですか?……話すと長くなるのですが…実はこれ…超大昔時代に子供の頃に私がうっかりと無くしていた…ゴットピットの原となった…えーっと何て言えば良いのでしょうか…本当の意味でのゴットピットコアの初代に当たりますね…私の力作の…。」

 

全員『…えええええぇぇぇ…!!?』

 

リョウカ(幻想)「そ…そんなに大声出す事ですか?」

 

リュウカ(幻想)「そりゃあそうだろ!?ゴットピットコアの初代なんだろ?」

 

リョウカ(幻想)「うん…たださっきも言いましたからこれは私の力作だから共鳴するかどうかも怪しいし…。」

 

ZERO(幻想※分離及び常に出せれる様になった)「なら試せば良い…もしもの時は我々が止めよう。」

 

INFINITY(幻想※上と同様)「だから…えっとやってみてください…。」

 

クロアン(幻想)「面白そうじゃないか?試してみなよ?」

 

リュウカ(幻想)「うお!?びっくりした…いつの間に出て来た?」

 

ZERO(幻想)「さっきから出てたぞ?何か問題でも?」

 

アンカ(幻想)「私達は、丁度面白そうだから来たよ。」

 

マザーリョウカ(幻想)「我々も同じくな。」

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…でも、ラインバックさんの件の事考えると…う〜ん…じゃあこうしましょうか…。」

 

 

リョウカは、先程入手した物とそっくりの物を能力で作り出した…

 

 

リョウカ(幻想)「…うん、完璧にそっくりですね…さてと……あ…共鳴してますね…………永い間待たせてごめんね……そしてお帰りなさい……。」

 

 

それで先程手に入れた初代ゴットピットコアとリョウカ達のゴットピットコアと融合した…これにより更に強大な存在へと進化を遂げたリョウカ達だった…

 

 

リュウカ(幻想)「本当にこの世界にはリョウカの子供の頃の時の思い出の品が色々と出てくるな…。」

 

リョウカ(幻想)「……そうですね……そうだ…だったらです……私のもう一つの目標が出来ましたよ。」

 

リュウカ(幻想)「ん?何だ言ってみろ?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、まだまだ大昔時代に私の中では…無くなった物が有りますから…そうですね…全部とは言いませんけど…出来れば全部集めたいな…って思っています。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、どうせ平和になっちまえばやる事なくなるしな…それも良いな…。」

 

アヤカ(幻想)「リョウカちゃんの無くした思い出の物探しか〜…それも良いわね…。」

 

リョウカ(幻想)「……まあ…取り敢えず戻ろっか…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、んじゃあさっさと戻るぞ。」

 

 

そしてリョウカ達は先程入手した初代ゴットピットコアの偽物(ゴットピットコアとしての能力は無く完全なただの宝石程度だがな)を渡した…それで彼からようやく橋の修理の許可が出て修理を始めた…

 

 

リョウカ(幻想)「さてどう直しますかな…?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…一部分を鉄橋にして…頑丈にするのも手だな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…ただ一部分を鉄骨化するとすれば何処が……そうだ橋の支えな所が良いですね…後ついでにです……こうしましょうか…。」

 

 

それで更に3時間後…

 

 

リョウカ(幻想)「はい、完成ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「ふぅ、まあ様にはなったな…。」

 

 

リョウカ達は何とか橋を修理した…それだけでなく…更に補強を施した…これにより、大体の災害が起きようと意図的に壊そうとしない限りは絶対に壊れない橋になった…

 

 

その後、リョウカ達は再度神森大連合装甲列車艦隊を率いて…完成した橋を通って行き…海の大地へ向かった…

 

 

数十分後…神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は海の大地にやって来た…

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:海の大地到達】

 

 

 

めぐみん「へ〜…此処が海の大地ですか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、そうですよ…まあ此処はある意味でバカンス目的や…貿易にも最適な場所です…因みにこの大地なら神森大連盟艦隊は充分な性能を発揮出来ます。」

 

カズマ「そういやそうだな…。」

 

ゼルダ『……ん?あの〜…また服装が変わってますね。」

 

めぐみん「………そう言えばそうですね……ふむ…良いですね…これ…。」

 

リョウカ(幻想)「……………。」

 

めぐみん「……?どうしましたか?リョウカちゃん?」

 

リョウカ(幻想)「………可愛……良いです…!やっぱりめぐみんさん…!似合ってますよ…!」

 

めぐみん「え…?えぇ…?可愛いに…似合ってる…?どう言う事でしょうか…?」

 

リュウカ(幻想)「その服装か?あ〜…俺達の服装をよく見てみろ。」

 

めぐみん「………なるほど…まあ色は違いますけど…ペアルックって所でしょうか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、そうですよ?…これも私の力作で、めぐみんさん用のワンピースドレスですよ…ちゃんと貴女用のカラーに染めてありますよ。」

 

めぐみん「お〜…!ありがとうございます…!大事にしますね!」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…あ…ちゃんと零お姉ちゃんのとシオリお姉ちゃんの分も有りますよ。」

 

零月「ありがとう、リョウカちゃん。」

 

シオリ「わぁ〜…ありがとう!リョウカちゃん…!」

 

めぐみん「……ふむ…。」

 

リョウカ(幻想)「ん?どうしましたか?めぐみんさん?」

 

めぐみん「……ええ、改めて見れば、リョウカちゃんも結構可愛いと思いますね…。」

 

リョウカ(幻想)「そ…そうですか…?」

 

カズマ「おお…良く似合ってるぜ?」

 

ゼルダ『はい、似合ってますよ?』

 

リュウカ(幻想)「ああ、俺でも可愛いって思うぜ?それにだ…リョウカの場合には…帽子を取ったら更に破壊力が増すぞ。」

 

めぐみん「……あ〜…確かにそうですね…まあ折角の機会ですし、試しに取ってみてくれませんか?」

 

リョウカ(幻想)「良いですよ、はい。」

 

 

バサ…フサァ…

 

 

リョウカは、帽子を外した…すると中から更に長めの髪が出て来た…その長さは普通に地面に到達するかしないか位の長さで…可愛さを引き立てる様にアホ毛が立っていた…

 

 

全員『………。』

 

リョウカ(幻想)「あの〜…みなさん?何か言ってくれないと…反応に困る……って言うか……どうしたら良いのか分からないです…。」

 

全員『か…可愛い…!!』

 

リョウカ(幻想)「……え…?えーっと……そ……そうですか……って!?大丈夫ですか!?みなさん!?鼻血が出てますけど!?」

 

全員『……!?』

 

 

どうやらリョウカのその姿は本当に破壊力は抜群の様で…ほぼ全員が鼻血を出す程の破壊力だった…しかも一部の人はそれだけでなく…気を失う者も居れば…真っ白に燃え(萌え)尽きたかのような状態になる者まで…正にカオスでシュールな光景がリョウカの目に映った…

 

 

……数分後…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん…落ち着きましたか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…危うくあっちの世界に逝きかけた…。」

 

めぐみん「本当に貴女は尋常じゃない位に可愛いですよ…私でも鼻血が出る位ですから。」

 

ヤマト「…………。」

 

リュウカ(幻想)「ん?おーい、ヤマト?って…!まだ鼻血出した状態で気絶してる…!?……しかも完全に満ちた顔だぜ…。」

 

リョウカ(幻想)「……ヤマトさん…しっかりして…大丈夫ですか?」

 

ヤマト「……は…!!?私は今まで何を…!?」

 

カズマ「……ここまで凄いとはな…。」

 

アンクロ(幻想)「そうだね〜…僕達でさえも甚大なダメージを与え…あのヤマトでさえも気絶させる程だ…絶対に無事じゃあ済まないよ…。」

 

ゼルダ『……なるほどね…確かに誰だってリョウカ様の事を思う人達が沢山居ても可笑しくないですね…。』

 

めぐみん「そうですね…ん?あの〜…リョウカちゃん、失礼だと思いますけど…確かにリョウカちゃんはリュウカさんと付き合って…結婚してるのは分かります…ただ、異性で好きな人って居ますか?」

 

リョウカ(幻想)「異性で…ですか……。」

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

カズマ「…?どうした?何か言えれない事でも?」

 

リョウカ(幻想)「……いえ…そう言う訳じゃないですけど…実の所です…私は、大昔に異性に対して恋はした事も有りました…。」

 

めぐみん「へ〜…それで?」

 

リョウカ(幻想)「………私が知る限りじゃあ…数人は居ました……でも……。」

 

めぐみん「……でも?」

 

リョウカ(幻想)「…………その私と付き合った男性は…全員……私の目の前で無残にも戦死しました……。」

 

全員『………!!』

 

 

この場に居る一部の神森一家以外の全員が衝撃的な事実を知った…そうリョウカは、あのメタルギアの世界線に居るあのオタコンと真逆で…付き合っていた男性は全員目の前で死んでしまうと言う体質だった事だった…

 

 

リョウカ(幻想)「……だから私は…もう男性とは付き合う事はしたくは無いです…もう目の前で死ぬのは嫌だから…。」

 

リュウカ(幻想)「………そう言う事だ…まあ俺もやろうと思えば男にもなれるが…それで俺が死ねば今度こそリョウカが壊れるから基本的にはならないがな…。」

 

めぐみん「その……ごめんなさい……また悲しい事聞きました…。」

 

カズマ「すまない……。」

 

リョウカ(幻想)「だ…大丈夫ですよ?でも…さっきも言いましたけど、私と付き合うのは辞めた方が良いですよ…私にはお姉ちゃんが居るから…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…そう言う事だ…まあリョウカにとっては、俺は女性でもあるが…唯一の男性にもなれて…死なない存在だからな。」

 

零月「そうなんだ…確かに大切にしたくなる気持ちは分かるね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、俺的には…本当にリョウカが異性と付き合っても問題無いのなら陰ながら応援してやりてぇがな…まあもう付き合っている身だしな…。」

 

カズマ「……そうか…そう言えば、リョウカにとってその付き合っていた男性って…代表で言えば誰だ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…確か、【ディーゴさんとグレイ・フォックスさん】…位ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうだったな…んで付き合っていて…目の前で殺された…そん時はマジでヤバかったがな…。」

 

めぐみん「………暴走…したのですか…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ……しかもガチで一番ヤバい暴走形態を発動していた…止めるのは大変だったがな…。」

 

ゼルダ『………本当に災難でしたね……。』

 

リュウカ(幻想)「ああ…あ〜…因みにだが、そのリョウカの恋人を殺した奴はリョウカの暴走によって全員殺されたがな。」

 

紫「……自業自得って所ですか……。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…殺したら殺し返す…殺し返しも良い所だ…。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「………すまん、少し言い過ぎた…だからそんなに落ち込むなって…。」

 

リョウカ(幻想)「……大丈夫ですよ…それよりも今後…どうすしましょうか…確かこの大地には…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…あのブリン海賊軍の本拠地の一つが有ったな…。」

 

リョウカ(幻想)「……じゃあ先にそこをどうにかしましょうか…先に神殿の方の攻略をしようとすれば線路が邪魔になってしまいます…それだけでなく…ブリン海賊軍にとっても活動領域を更に広げてしまい…移動し易くしてしまいます…。」

 

リュウカ(このすば)「なるほどな…。」

 

リョウカ(幻想)「だからその関係上…今まではその大地を攻略してから拠点を召喚して設置しますが…今回は例外的に最初からこの大地に設置をします…その後…一気に出せるだけの戦力を出して一気に拠点を叩く…と言う手を考えています。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね…確かにそれが有力です。」

 

リョウカ(モンハン)「それじゃあ先に拠点の設置をしましょうか…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね。」

 

 

それで1時間後…海の大地に…新たな神森大連盟国を召喚した…(位置は…パプチア村と海のホコラの中間地点に堂々と設置…)

 

 

【海の大地:神森大連盟国召喚完了】

 

 

それで一旦その拠点に戻り…作戦を考えていた…

 

 

リュウカ(幻想)「さて、出せるだけの戦力を出して叩くって言っても…真正面から行けば犠牲者が出る可能性も有るな…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…だから、この海の大地と言う特徴を生かして…背後から迂回し…奇襲及び特攻を仕掛けます。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…だが、敵もそんなには甘くは無いと思うぞ?」

 

リョウカ(幻想)「はい…恐らく敵の技術的に考えれば恐らく…超兵器の存在も否定が出来ませんね…更に言えば…艦隊も存在しますからね…だから奇襲は絶対にバレます…。」

 

リュウカ(幻想)「だよな…。」

 

リョウカ(幻想)「ならばいっそで…特攻作戦を実施しようと考えてます…けど今度こそ沈ませたりはしません…必ず全員と全艦が生き残って戻る様にします…。」

 

リュウカ(このすば )「……取り敢えず言ってみろ…作戦を。」

 

リョウカ(幻想)「はい、この特攻作戦は…私達全員は…神森大和に乗艦し…大和型超戦艦のみを主力とした…特攻艦隊を結成…大和型の攻撃力と防御力を生かして敵の拠点に特攻し…浮き砲台として一気に拠点を壊滅…制圧を行います…勿論その道中は過酷でしょう…敵艦隊…敵航空機…敵超兵器の存在もあり得ます…それらを突破し…一気に叩くのが目的です…勿論全て撃破しないといけませんがね…一体だけでも存在すれば新たな拠点が出来上がり…新たな脅威が出てきて…挙句私達と言う存在に対抗しようと考えてしまいます…。」

 

シロクニ「確かにそうですな…。」

 

リョウカ(幻想)「……因みにこの特攻艦隊の護衛については…勿論何時もの護衛艦隊は付けます…更に言えば航空機も付けますが…今回の場合は総力戦です…こちらも全ての超兵器を投入し…更には最悪の場合に備えて禁忌兵器系や禁忌超兵器の使用します……ただし、この作戦の失敗条件は勿論一人でも犠牲者が出る事……それに加えて一機や一隻が撃破された時点で作戦は失敗です。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「最後にですが…確かに特攻艦隊には私達全員乗艦しますが…犠牲者が出ない為にも必要最低限のみの超精鋭の人のみを全員参加させます…それ以外は拠点にて支援攻撃を実施する様にします。」

 

リョウカ(艦娘)「分かりました。」

 

リュウカ(艦娘)「それで作戦名は?」

 

リョウカ(幻想)「はい…作戦名は………【正式名称は菊水作戦で…通称の名前は……天一号作戦です…】今回の作戦名は何時もの様に通称名で…天一号作戦と命名します。」

 

リュウカ(幻想)「天一号作戦か……そう言えば、天一号作戦を使った作戦って…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…確か、ラチェットさん達の世界線で…最後の特攻作戦でもその作戦を使いましたね…今回は完全な水上戦闘がメインですので…ある意味で史実通りのぴったりな名前です。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…だが…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…今度はヘマはしたく無いですよ…さぁ…みなさん!出撃準備です!」

 

全員『了解!』

 

 

そして…リョウカの号令により、神森大連盟国は出撃用意をして…二度目となる…天一号作戦が開始された…その1時間後には…神森旗と最高神旗と不動明王旗が掲げ…神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は神森大連盟国を出発した…目指すは…ブリン海賊軍の拠点だ…

 

 

 

【神森大連盟国:天一号作戦開始】

 

 

成功条件【敵の全滅及び敵拠点の陥落】敗北条件【味方の内一体の撃破又は味方拠点の陥落】

 

 

 

 

 

 

……出発から20分…神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊はやはり迂回しながら海賊アジトを目指していた…尚この時の天候は何故か不気味に厚い雲に覆われて…今にも雨が降りそうな状態だった…

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

 

今回の作戦では…流石にリョウカ達も本気の様で…例の戦闘スーツを着ていた…

 

 

兵士元帥5『………!!』

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

兵士元帥5『左30度!マーチン4機!!』

 

リュウカ(幻想)「偵察か…対空戦闘!!」

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:対空戦闘態勢】

 

 

リョウカ(幻想)「今回は確実に落としますよ!主砲三式融合弾!!砲撃始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

神森大和から放たれた三式融合弾は、確実にブリン海賊軍版のマーチン4機を撃墜した…がもう既に此方の場所は送られていたそうだ…

 

 

リョウカ(幻想)「……これ以上航路を偽装しても意味は無いですね…真っ直ぐ敵拠点に向かいましょう。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…ヤマト、ブリン海賊軍の拠点に向けよ…全艦にも打電。」

 

ヤマト「了解、ブリン海賊軍の拠点に向けます……とーりかーじ!!」

 

『とーりかーじ!!』

 

『全そぉぉく…!!』

 

 

キュィィィィィン…!!ザッパァァン…!!ザザァァン…!!!

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

 

料理長『敵が来る前に飯を運べ!!もたもたするなぁ…!!敵は待ってくれねぇぞ…!!!』

 

『はい…!!!』

 

 

リョウカ達は念には念を…戦飯を頂いた…

 

 

10分後…

 

 

リョウカ(幻想)「……私は防空指揮所に上がります。」

 

リュウカ(幻想)「……いや、今回は俺が変わろう…リョウカ、此処で指揮をやってくれ…。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…分かりました……大和を…頼みましたよ。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…お前らも来い。」

 

兵士元帥1&2『はい!』

 

 

リュウカは、兵士元帥の二人を連れて防空指揮所に上がった…

 

 

……その更に5分後…

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

兵士隊長1「…!!!左35度!!!アベンジャー雷撃機…!!!500機…!!突っ込んで来る!!」

 

兵士1『対空戦闘…!!』

 

兵士2『対空戦闘用意良し…!!!』

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

……ブリン海賊軍のアベンジャー雷撃機(リョウカ達は結局この機をアベンジャー機と認定)が空を埋め尽くすかの様に神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊に迫って来た…無論即座に全艦は対空戦闘を用意し…迎撃準備を整えた…

 

 

リュウカ(幻想)「…主砲三式融合炉号弾!!砲撃始め…!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ガコン…!!

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

神森大和から放たれた砲弾は、敵の大編隊の中心で爆破…約400機以上を巻き込み…消滅させた…そしてこれがこのブリン海賊軍殲滅作戦でもある…天一号作戦の第1関門とも呼べる戦いの火蓋が落とされた…

 

 

 

【天一号作戦:第1段階】

 

 

【第三次ブリン海賊軍戦:最終戦[第1ラウンド]】

 

 

VS【ブリン海賊軍:航空大隊】

 

 

地形【海の大地:大海原】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:対空戦闘開始】

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:全航空機発艦及び神森大連盟航空大隊:戦闘開始】

 

 

 

ドドドドドドドド…!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

キィィィィィン…!!ザッパァァン…!!

 

 

キィィィィィン…!

 

バババババババババ…!!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

バババババババババ…!!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

【敵:残り70機】

 

 

キィィィィィン…!!ブロロロロロロ…!!

 

ガコン…!ヒュゥゥゥ…!バシャン…!!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

 

兵士3『…!!ひ…左舷魚雷接近…!!!』

 

リュウカ(幻想)「取舵いっぱ〜い!!急げ!!」

 

ヤマト『了解!取舵いっぱ〜い!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザザァァン…!!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「もど〜せ!!」

 

 

ドドドドドドドド…!!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

【敵:残り40機】

 

 

キィィィィィン…!!ブロロロロロロ…!!

 

 

兵士元帥1「……!!敵機直上!!急降下…!!本艦に直撃コース…!!回避は間に合いません!!」

 

リュウカ(幻想)「何!!総員!直撃に備えろ…!!」

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

ガコン…!!ヒュゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「ぐぅぅ…!!」

 

兵士元帥1「ぐ…!!」

 

兵士元帥2「……っ…!」

 

ヤマト『本艦の前甲板に被弾!!損害無し…!乗組員に被害無し!!』

 

リュウカ(幻想)「そうか…良かった…!…クソ!やりやがったな!?喰らえ!!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊と神森大連盟航空大隊による必死の対空戦闘を続け…1時間後に…

 

 

チュドォォォォン…!!

 

キィィィィィン…!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

【敵:残り0機】

 

 

……最後の機を撃墜し…第1関門を突破した…

 

 

 

【戦闘終了】

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ〜…取り敢えずは第1関門は突破したな…おい、各艦と各部は被害報告を!」

 

全艦『了解!』

 

 

第1関門での被害は何と皆無だった…因みに神森大和にアベンジャー雷撃機の搭載してた爆弾が直撃していたが何も問題無かったそうだ…

 

 

1時間20分後…

 

 

ヤマト『……!!レーダーに感有り!!数は…1000!!どれも砲艦か戦艦クラスです!!距離は…8万!!』

 

リョウカ(幻想)『……久々にあれをやりましょう…全超戦艦クラスは…超兵器形態を発動せよ!!以後は、作戦終了までその形態を維持えいます!』

 

全艦『了解!』

 

ヤマト『神森大和!超兵器形態起動!【超超超巨大決戦超弩要塞級超戦艦!カミモリファイナル(F)・ヤマト】…起動!!』

 

 

神森大和テーマ曲:作品名【宇宙戦艦ヤマトシリーズ】曲名【夕陽に眠るヤマト】

 

 

神森大和を含む大和型超戦艦は、全艦超兵器モードを起動した…神森大和と神森武蔵と神森信濃と神森紀伊以外は超巨大航空戦艦で…この4艦は先のヤマトの言う通りに超巨大戦艦に変貌した…(尚その時の姿はラチェクラの世界線の時より1.5倍以上に巨大化してる…)尚性能面では…あのラチェクラの世界線よりも強大な存在になっていた…

 

 

リュウカ(幻想)「…ほぅ…面白くなって来たぜ…!」

 

リョウカ(幻想)『さぁ…!行きますよ…!!』

 

 

ボォォォォォォ…!!!

 

ザザァァン…!!!

 

 

そして、超兵器形態となったFヤマトが先頭に神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は…敵艦隊に突撃していった…無論だが…こんな強大になった存在にただ数だけの存在の貧弱の武装しかしてない艦隊は…

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!ザッパァァン…!!

 

 

……ものの数十分足らずでブリン海賊軍の誇る主力艦隊は全滅…残るは拠点のみを残していた…(ブリン海賊軍:主力艦隊『解せぬ。」)

 

 

……約30分後…(尚この時点でリュウカ達は艦橋に戻った…)

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ザッパァァン…!!!

 

 

全員『……!!!』

 

 

何とブリン海賊軍の拠点の眼前に…海中から超超巨大な要塞超兵器が現れた…(見た目は完全にリアルの方の映画で出て来るバトルシップの最後の敵の宇宙人側の超巨大超兵器だ…

 

 

リュウカ(幻想)「やはり出て来たか…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…ヤマトさん、どうですか?」

 

ヤマト「はい、やはり超兵器のノイズを確認します…完全に超兵器です。」

 

カズマ「おいおい、完全に見た目はあのバ○ルシップのエイリアンの超兵器じゃねーか!?」

 

リョウカ(幻想)「……なるほど…そう言う事ですか…ようやく確信しましたよ…。」

 

リュウカ(幻想)「なんか分かったのか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…どうやら私は勘違いしてました…そもそもブリン海賊軍でもここまでこんなに近未来の兵器を作れる技量や物質は存在しないのです…あのアベンジャー雷撃機やマーチン偵察機と言い…あの艦隊と言い…幾ら何でも度が過ぎてました…あの艦隊戦の時点で疑問はしてました…だから今確信しました…どうやらこれらは…私達の能力の影響で…イレギュラーが発生し易い状態となり…それ故に、新品のアベンジャー雷撃機やマーチン偵察機と例の艦隊…そして今目の前に居る超兵器…それらは無人のままブリン海賊軍の拠点に召喚され…試験運用みたいな事をしようとした時に丁度良く私達がターゲットにされた訳ですよ…あの時の大量の戦車大隊がやられた事で私達に相当な恨みを抱いていたと思っていたと思います…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…です…そもそもこの超兵器には正式な名前は無いですから…名付けるとすれば…【超兵器:超巨大迫撃砲要塞艦:バルディア・ハルク】って所ですね…由来は完璧に適当ですけど…無いよりはマシです。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…まあどっちにしろ奴は此処で破壊する!あんな物を残せばこの世界は危険に晒される!その前に撃破するぞ!神森魂を見せてやれ!」

 

全艦『了解!』

 

バルディア『……!!!』

 

 

そして…神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊がブリン海賊軍の残す最後の兵器…超兵器:バルディア・ハルクとの…最後の戦いが始まった…

 

 

【天一号作戦:最終関門】

 

 

【第三次ブリン海賊軍戦:最終戦[最終ラウンド]】

 

 

VS【ブリン海賊軍:超兵器:超巨大迫撃砲要塞艦[バルディア・ハルク](ブリン海賊軍仕様)】&【ブリン海賊軍:本拠地】

 

 

勝利条件【バルディアの撃破後、敵拠点の陥落】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘方式【特殊海戦バトル[ファイナルアタック有り]】

 

 

戦闘BGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(決戦ver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

【味方:ファイナルオーブ:チャージ率[30%]】

 

 

バルディア『……!』

 

 

ザザァァン…!!

 

バンバンバンバンバン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

バルディアは、先制攻撃でFヤマトに大型の対艦榴弾砲を連射して来た…が…

 

 

リョウカ(幻想)「とーりかーじ!!」

 

ヤマト「とーりかーじ!」

 

 

ザザァァン…!!

 

ザッパァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

超巨大な戦艦の癖して機敏な足で見事に第1波の攻撃を回避した…

 

 

バルディア『……!……!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!

 

バンバンバンバンバン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

今度は偏差射撃で再度Fヤマトに攻撃を敢行…しかも…

 

 

ヤマト「不味いです!避けきれません!」

 

リョウカ(幻想)「総員!直撃に備えて…!!!」

 

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ガン…!!ピキィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……っぅあ…!!」

 

リュウカ(幻想)「ぐぅぅ…!!」

 

ヤマト「本艦の左舷対空砲陣地に被弾…!!大部分の対空砲沈黙!!残った対空砲は辛うじて動きます!!艦尾にも被弾!火災発生!!消化開始!!艦尾側の主砲に直撃…!!1基完全に沈黙…!!修復までに数時間は掛かります!残りの主砲は…後8機のみです!乗員は…左舷対空砲陣地側は重傷者多数!死傷者無し!!艦尾及び艦尾主砲は…重軽傷者多数!!死傷者無し!!…本艦の被害を纏めると…小破です…!!」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…!!」

 

リュウカ(幻想)「クソったれが…!!やはりあの超兵器は異常だ…!元々地球上の兵器じゃないからな…どれもこれもどれが耐えれるかどうか分からん…!」

 

めぐみん「このままじゃあ…!我々は呆気なく轟沈ですよ…!!」

 

リョウカ(幻想)「もう…みなさんを失いたく無いのに…!またみなさんを失うのはもう嫌…!これ以上……これ以上…!!私の仲間や家族に手を出さないでぇぇ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!!?」

 

 

ピキィィィィン…!!ピシャァァン…!ピシャァァン…!ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

【味方:ファイナルオーブ:チャージ率[100%]】

 

 

リョウカは、その場で尋常じゃない位のエネルギーを解放し…再び…

 

 

ZERO「……ぶっ壊してあげますよ…!!貴方だけはねぇ…!!!」

 

 

…ZERO形態に発動した…今度は完全にブチ切れている様だ…(この時リョウカは、何故かいつの間にか外に瞬間移動した…)

 

 

【ZEROリョウカ:ファイナルアタック敢行】

 

 

ファイナルアタック専用BGM:作品名【このすば 】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

バルディア『……!!?』

 

ZERO「ふん!私の仲間達や家族を傷付けた罪は重い…!!此処で…!!!」

 

 

ウィィィン…!ガコン…!

 

キュィィィィィン…!!!ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

 

ZEROリョウカは、ZEROリョウカ時の専用の艤装の全砲門に超膨大なエネルギーを貯めて…

 

 

ZERO「何のかも…消えて無くなってしまぇぇぇぇ……!!!!スペル…!!!【ZERO式…!!!アルティメットファイナルエンドグラビティバースト…!!!!】」

 

 

キュィィィィィン…!!!ピキィィィィン…!!!

 

ピギャァァァァァァァ…!!!!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!!!

 

キィィィィィン…!!!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!!

 

 

ZEROリョウカの艤装から放たれた超圧縮された全てを零に還す絶対の死の超巨大なエネルギー砲が…一瞬…全ての音と色を消し去り…敵拠点諸共…ブリン海賊軍の誇る最終超兵器は完全に消滅したのだった…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥゥゥ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!っ…ぁぁ…。」

 

 

ヒュゥゥゥ…!ボフ…!

 

 

リョウカは、流石に病み上がりの関係と例の橋の修理の作業…そして例の力の酷使によって…力を使い果たして、元に戻って…呆気なく力無く墜落していたが…間一髪リュウカによって受け止められた…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ〜…危ねぇ…大丈夫か…?リョウカ………?」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!………おねえ…ちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「……待ってろ…今部屋に運んでやる…!」

 

リョウカ(幻想)「おねえ…ちゃん……私………みなさんの……役に……立てましたか…?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…もう充分過ぎる程に頑張った!だからもう喋るな…!体力が消耗する…!」

 

リョウカ(幻想)「そう………げほ…!げほ…!がは…!……良かった…です…役に立てて……良かった………。」

 

リュウカ(幻想)「………っ…!!」

 

 

リョウカはそのまま意識を失い…リュウカは急いでリョウカを部屋に運び込んで緊急治療を行った…リュウカは、後の事を永琳達に任せて艦橋に戻った…

 

 

リュウカ(幻想)「………全艦と総員…良く頑張ってくれた…作戦は大成功だ…さ…拠点に帰投するぞ。」

 

全艦『了解!』

 

 

そして、リュウカの作戦終了の号令が掛かり…全艦は拠点に戻って行った…

 

 

尚、この天一号作戦での味方の被害を纏めると…

 

 

・神森大和【左舷対空砲陣地壊滅・艦尾側主砲1基大破・艦尾被弾[火災発生]・乗員約数千人[重軽傷]】[小破(尚元に戻った際に…一気に中破以上で大破未満にまで悪化した)]

 

 

・神森リョウカ[エネルギー完全枯渇・極度の過労・体質による弱体化】[瀕死級の重症]

 

 

 

…の以上が被害に遭ったそうだ…少ない様に見えて実施にはこれが大きな痛手となったのだ…いやむしろ失敗寸前の所まで追い込まれていたのだった…恐ろしやブリン海賊軍の底力とイレギュラー兵器軍の恐ろしさ……しかしこれらは何とかリョウカ達の手により完全に撃滅された…残るは魔王マラドーのみ……リョウカ達の旅はまだまだ続く…

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:序章)】



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第26話 神森大連盟国の異世界四大地調査:前章【終章・後編】

えーっと、私はZEROさんの妹で…初代最高神のINFINITYです…え?どうやって出ているのですかって?えーっと…能力で実体を得ました…ちゃんとした身体です…勿論攻撃を受けたら痛いですし…死ぬ時は本当に死んでしまいます…その時はリュウカさんも死んでしまいますから死ぬのは嫌です…さてと、それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと、そうですね…目立った事と言えば…やっぱり最後のブリン海賊軍との戦いですね…私達はそのブリン海賊軍を撃滅する為の…特攻作戦…天一号作戦を展開して…壮絶な死闘の末に辛くも作戦は成功し…ブリン海賊軍は殲滅しました…ただ、やはり少なくない被害は出ていました…けど全艦の生存や全員の生存しているだけで万々歳です…さてと今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

神森大連盟国の展開したブリン海賊軍の殲滅作戦である…天一号作戦は犠牲者が出なかったものの…大きな被害を出してしまったが何とか無犠牲且つ全艦生存の目標は達成した……が……

 

時間は天一号作戦を終了し…拠点に戻った際の事…丁度リュウカ達は、負傷者を搬送して…それが完了し…全員が退艦した時の事…

 

 

ピキィィィィン…!!ボォォォン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

全員『…!!!?』

 

 

突然、神森大和の被弾した左舷側の対空砲陣地と艦尾側の主砲が大爆発した…

 

 

リュウカ(幻想)「おい…!どうなっている!?」

 

ヤマト「……やはり元の姿に戻った際に…ダメージの引き継ぎが発生して…恐らく私達が退艦するまで持ち堪えてくれたのだと思います…それでです…あの時は小破程度でしたけど…元に戻った際には…中破以上又は大破まで悪化します……残念ながら…でも沈没はしてないです…今ならまだ間に合うかと思います。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…!おーい!誰か!!手伝ってくれ…!!急げ!!」

 

 

そして…賢明な消化作業後に…神森大和はドック入りしてしまった…無論大破未満だ…沈没しないだけで奇跡的だったそうだ……

 

 

一方で…リョウカ側は…

 

 

ッピ…ッピ…ッピ…

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…はぁ………っ…ぁ……ぁ…。」

 

 

リョウカは…案の定入院していた…無論何時もの緊急クラスの為か…ありとあらゆる医療機材や医療機器がリョウカのベットの周りを囲って…更にリョウカ自身にも様々な機材や器具を取り付けられていた…

 

 

めぐみん「……リョウカちゃん…。」

 

岬(何故か呼ばれてやって来た…)「永琳さん…リョウカちゃんの容体は…大丈夫なのでしょうか…?」

 

永琳「はぁ…はっきり言えば折角退院したばっかりなのに病み上がりの身体で無茶し過ぎだわ…勿論入院よ…勿論最低でも1日は絶対に安静にさせる様にね?」

 

めぐみん「はい…分かりました…。」

 

岬「何時もありがとうございます…永琳さん。」

 

永琳「気にしなくても良いわ…それよりも気になってたけど…どうして貴女がこちらに来ているの?」

 

岬「え?えーっと実はです…私達は呼ばれて此方に来たのです…勿論他のみんなも一緒だよ。」

 

めぐみん「呼ばれた…?誰にです?」

 

岬「うん、リュウカさんからです。」

 

めぐみん「リュウカさんですか……恐らく貴女達を呼んだのは…多分リョウカちゃん関連だと思いますよ…。」

 

岬「そうだよね……だって今あんな姿になっちゃってるから…あ…一応だけど…リョウカちゃん達の子供達も連れて来たよ…流石にみんなが居ない時は危ないって思って連れて来たよ。」

 

めぐみん「そうですか…多分その方が良いと思いますよ…それで…娘達は?」

 

岬「うん、他の世界線のリョウカちゃん達が遊び相手をしているよ。」

 

永琳「そうなの?……まあ良いわ…取り敢えず私は他の患者を相手にするわ…それじゃあね。」

 

めぐみん「はい…頑張って下さいね…。」

 

 

永琳は、他の患者の治療に向かった…

 

 

リュウカ(幻想)「ん?お〜…此処に居たか。」

 

めぐみん「あ、リュウカさん。」

 

岬「リュウカさん…。」

 

リュウカ(幻想)「……済まんな、岬…お前らまで巻き込んで…。」

 

岬「ううん、気にしてないよ…だって私達は家族当然じゃない。」

 

リュウカ(幻想)「…そうだよな…さてだが、実はお前らを呼んだのは確かにリョウカ関連でもあるが…実はもう一つ…実は神森大和が先のブリン海賊軍の殲滅作戦でもある天一号作戦において沈没は免れたが…大破してしまった…無論最低でも修理には1日から1週間は掛かる…だからその間は神森大連盟艦隊の総旗艦が完全に不在で…しかもその司令塔でもあるリョウカもあの状態だ…結論を言えば神森大連盟艦隊は機能不全となった……だから本当に済まんと思うが…その総旗艦と司令塔を一時的としてやってもらいたい。」

 

岬「え…?わ…私達がですか?」

 

リュウカ(幻想)「済まん…お前らしか居ないのだ…一応俺達の分身組がお前らの護衛に当たる予定だが…臨時の艦隊総旗艦の役の期限は神森大和の修復完了までだ…それまで耐えて欲しい…やれるか?」

 

岬「…うん!任せて!」

 

めぐみん「勿論私達も、貴女達の事は守ってあげますよ。」

 

岬「ありがとう!」

 

リュウカ(幻想)「因みにだが、神森大和及びリョウカが復帰するまでの間はこの依頼自体は停止する…だから基本的に艦隊の仕事はこの拠点の防衛及び警戒任務に当たってもらいたい。」

 

岬「分かったよ。」

 

リュウカ(幻想)「…それじゃあ頼んだぞ…お前ら。」

 

岬「うん!それじゃあ行って来るね!」

 

 

1時間後…総旗艦を超駆逐戦艦の神森晴風を中心とした司令直衛直接護衛艦隊を主力とした神森大連盟艦隊を臨時結成し…神森大連盟国の周辺を巡回航行を始めた…無論神森大連合装甲列車艦隊も同様に神森大連盟艦隊の護衛の為に出撃して行った…

 

 

さてと、一方で神森大和側は…

 

 

ヤマト「………。」

 

 

ヤマトは、相変わらず堂々と鎮座して…今も尚修理されている神森大和を見つめていた…

 

 

リュウカ(幻想)「ん?おーい、ヤマト?どうしたんだ?」

 

ヤマト「あ、リュウカさん…ええ…ただ私(神森大和)を眺めていただけでして…。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜ん……そっか……そういやだが…確かにお前とリョウカの出会いは分かったが…具体的に言えばどんなだったっけ?」

 

ヤマト「……そうですね…確か超大昔の頃ですね…リョウカちゃんがまだ一人旅の時です…。」

 

 

ヤマトは、自身の過去の話を始めた…

 

 

時は遡り…約9550兆7580万年前…【神森リョウカ:孤独期(森リョウカ時代):はいふりの世界線及びアルペジオの世界線】

 

 

【はいふりの世界線:ブルーマーメイド旗艦時代】

 

 

(ヤマト「あの時の私は、まだまだ故郷でもある世界線で…ブルーマーメイドの旗艦を務めていたのです…。)

 

(リュウカ(幻想)「ああ…そこは知ってる。」)

 

(ヤマト「それで、ある日の事…私は乗員を乗せて…何時もの様に巡航航行をしてたのです…天候はその日に限って何故か嵐でした…。」)

 

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!

 

ザザァァン…!!ザッパァァン…!!

 

 

(ヤマト「……そして…私に巨大な雷が落ちて来て…眩い光に包まれました…。)

 

 

ピキィィィィン…!!ピシャァァン…!!!!

 

 

【アルペジオの世界線】

 

 

(ヤマト「……そして気が付けば…私の姿が変わっていて…自身の身体がその時から身体を持っていました…だけど…何処を探しても乗員も誰も居なかったです…。)」

 

(リュウカ(幻想)「お〜…そこも知ってる…それで?」)

 

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

ヤマト(旧)「……!!?」

 

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

(ヤマト「その時は丁度…私は戦いに巻き込まれていました…勿論何が何だか分からなかったです…周りは謎の艦船に取り囲まれて…その中で私と同等の巨大な艦船が居ました…。」)

 

(リュウカ(幻想)「………なるほど……超戦艦ムサシか…。」)

 

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

バシュウ…!バシュウ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ムサシ(旧)「ほらほらどうしたのヤマト?まさかその程度?ふん!同じ超戦艦の大和型の癖に…見損なったわ…さっさと沈んでしまえ!!ヤマトは二体も要らないわ!!」

 

 

ガコン…!!ウィィィン…!!ガシャン…!!キュィィィィィィン…!!!

 

ピキィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

 

ヤマト(旧)「……!!?!?」

 

 

ピキィィィィン…!!チュドォォォォン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

…超戦艦ムサシからの超重力砲を全て直撃してしまった転移してもう一隻の超戦艦ヤマトに姿を変えた大和は呆気なく轟沈してしまった…

 

 

(ヤマト「……それで沈んでしまい…私が私で無くなって…コアって呼ばれる物のお陰で何とか命は助かりましたが…もうそこから動く事が出来なかったです…しかし…。」)

 

 

……大和(ヤマト)が轟沈して…その海域が完全に静まり帰った時…

 

 

ピキィィィィン…!!ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

ピシュゥン…!!

 

 

?「…………着きましたか……此処がアルペジオの世界線…ですか…ん?……此処でついさっきまで争ったのかな…?一体何と戦ったのかな…?」

 

 

そう此処に派手に現れたのは…孤独時代のリョウカだった…

 

 

リョウカ「……やっぱり海中深くにまだ微かに反応が有りますね…行ってみますか。」

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

リョウカは、海中に潜り…その反応が有った場所に行ってみた…

 

 

リョウカ「……!!これは…超戦艦…ヤマトと…そのコア…!?なんでこんな場所に沈んでいるのですか…?……って言っても分かりませんよね…取り敢えずこのままにしとくと不味いから…持って行きますね…貴女と貴女の船体もね…。」

 

 

(ヤマト「……これがリョウカちゃんとの初めての邂逅でした…その後に私はリョウカちゃんに運ばれて…拠点らしき所に運ばれました。」)

 

 

リョウカは、安全の為に一旦異空間に戻り…拠点にてヤマトの残骸とコアを調べたり修復をしていた…

 

 

リョウカ「……やっぱり謎ですね…本来なら超戦艦ヤマトは、北極に沈んでたのに…何故…日本の坊ノ岬沖に沈んでしまったのかな…?」

 

 

リョウカはこの頃はまだまだ未熟の所が有った為か…ヤマトは本当は別世界線の艦船だった事は知らない…無論イレギュラーの事も…

 

そしてあれから一年経過し…

 

 

リョウカ「良し!!出来ました!!」

 

 

何とリョウカは、見事にヤマトを完全に修復したのだった…

 

 

ヤマト(旧)「……っ…此処は…何処ですか…?」

 

リョウカ「あ…目を覚ましましたか?ヤマトさん?」

 

ヤマト(旧)「…貴女は…?」

 

リョウカ「私は、森リョウカです…通りすがりのただのお人好しの最高神ですよ。」

 

ヤマト(旧)「……!!さ…最高神様…!?」

 

リョウカ「えーっと…普通に呼んでも良いですよ?それよりも…何が有ったのですか?あの場所で…。」

 

ヤマト(旧)「はい…実は…。」

 

 

ヤマトは全ての事情を説明した…

 

 

リョウカ「なるほど…そう言う事ですか…これで全ての辻褄が合いましたよ…貴女は異世界にワープしてしまった訳です…間接的でもありますが私が原因です…私は仕事の関係上どうしてもそれぞれの世界線を跨がないといけないのです…恐らく私がこの世界線に来ようとした際に…偶然にも貴女の本来の世界線と此処の世界線に結界が緩んで…この世界線にワープ…いえ最早転生したって言った方が良いですね…。」

 

ヤマト(旧)「そんな…あの私の乗員は…?」

 

リョウカ「……残念ながら幾ら私でもそこまでは…私はそもそも人間から突然最高神になってしまった訳です…まあある意味で私と貴女は似た者同士ですよ…私は人間から突然最高神に…貴女はただの戦艦大和から突然超戦艦ヤマトになってしまった訳ですから…ね?」

 

ヤマト(旧)「………。」

 

リョウカ「さてと…これからどうしますか?私はまだまだ他にも行かなければいけない所は山程有ります…今回は見回りの為にやって来ただけですので…この後何も無ければ直ぐにでも出発しますが?」

 

ヤマト(旧)「……あの…助けた事には本当に感謝します…ただ…もう私には仲間はもう居ないのですよね?」

 

リョウカ「……ヤマトさん…何を言ってるのですか?」

 

ヤマト(旧)「え?」

 

リョウカ「……仲間なら目の前に居るじゃないですか?」

 

ヤマト(旧)「……リョウカ……さん…。」

 

リョウカ「……だから、もう貴女を一人にはしないですよ…だから無理強いはしません…けど…私的には仲間は多い方が楽しい旅になると思いますよ?ヤマトさん?」

 

ヤマト(旧)「……はい!是非私を…連れて行って下さい!リョウカさん…いえ…お嬢様!」

 

リョウカ「……分かりました…私の名を掛けて、貴女の存在を認めますよ!これからも宜しくお願いしますね…ヤマトさん!」

 

ヤマト(旧)「はい!」

 

 

こうしてリョウカとヤマトは仲間になったのであった…

 

 

そして時は現在に戻る…

 

 

ヤマト「その後だけど、船体の方を動かすにはどうやらコアが必要だけど…そのコア自身もエネルギー不足なので私自身をずっとコア状態のままにして船体を動かしていました…勿論何度も戦って勝ったりも負けたりもしましたけど…リョウカちゃんが居たからこそ戦い続ける事が出来た訳ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…。」

 

ヤマト「因みに今じゃあ…完全な肉体を得ましたけど…やろうと思えばいつでもコア状態になれます…。」

 

リュウカ(幻想)「いや、良い…ありがとな色々と参考になった。」

 

兵士元帥1「お嬢様、ただ今神森大和の修復状況の報告に参りました。」

 

リュウカ(幻想)「ん、そうか?それで状況は?」

 

兵士元帥1「は、やはり兵装に関しては大部分を新しく装着しないといけない様です…もう既に大破した物は廃棄しました。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…そうだな、ならばだ…全兵装に例の俺達特製の鉄を使い…更に頑丈な防御力にするか…お前ら手伝ってくれ。」

 

兵士元帥1「は!」

 

リュウカ(幻想)「それじゃあな、しばらくお前もゆっくり休んでると良い…。」

 

ヤマト「分かりました。」

 

 

 

そして…3日経過した…

 

 

ヤマト&リョウカ(幻想)『復活です!』

 

 

何かの縁か…丁度同日に…リョウカと神森大和が復活した…

 

 

…1時間後…

 

 

リョウカ(幻想)「…ミケちゃんにみなさん…ありがとうございました…お陰で元気になりました。」

 

岬「良かったね…リョウカちゃん…でももう無理は…って言ってもまた無茶しちゃうんだよね…。」

 

リョウカ(幻想)「あはは…すみません…。」

 

宗谷「リョウカさん、出来る限りは無茶は控えては下さいね…私達も心配しますから…それに娘達も心配されてました。」

 

リョウカ(幻想)「…すみませんでした…。」

 

オウカ(幻想)「お母さん…。」

 

ハナカ(幻想)「……お願いだから…もう目の前で…お母さんが傷付いた姿を見るのは嫌なの…もう無茶するのはやめて…。」

 

リョウカ(幻想)「………ごめんなさい…お母さん…もう心配掛けないからね……。」

 

リュウカ(幻想)「んでどうするか…もう此処に来ちまった以上は下手に帰らせるのは危険だしな…それに此処が絶対に安全とは言い難いし……仕方ない、お前らも来い。」

 

岬「え?良いの?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、構わん…それに一応は良い機会だ…娘達にも俺達の勇姿を見せてやる…あ〜、無茶はしない…俺はな。」

 

リョウカ(幻想)「…そう言われると私も頑張らないとね…娘達の前でもう心配は掛けたく無いからね…。」

 

めぐみん「………娘達の前では完全に弱いですね…リョウカちゃん…。」

 

カズマ「ああ…だったら常に連れて行けば良いんじゃね?そしたら絶対に無茶しなくていいんじゃないかな?」

 

ダクネス「何を言ってる?娘達を守るのも親の役目だろう?それで無茶の一つや二つをしても可笑しく無いな…あぁ…ならば私が身代わりに…!」

 

カズマ「お前は少し黙ろうか。」

 

めぐみん「ええ…相変わらず貴女は…。」

 

ダクネス「い…いや違うぞ!?私は決して身代わりになって攻撃を代わりに受けて楽しもう何て思って無いぞ…!?」

 

カズマ「いや全部ダダ漏れじゃねぇか…!?」

 

アマカ「ねぇ?あの金髪のお姉さんの言ってるのってどう言う意味〜?」

 

チカ「教えて〜。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…お前らはまだ早い…もっと大きくなったらいずれ分かるぞ?」

 

リョウカ(幻想)「そ…そうですよ?だから今は知らなくても良いですよ?」

 

娘達全員『はーい!』

 

 

ある意味で、リョウカとリュウカの娘達には本当に純粋な子供で居て欲しいと思うリョウカ達であった…

 

更に1時間後に…神森大和が再び旗艦として戻り…今度はちゃんとした司令直衛直接護衛艦隊が護衛艦隊として随伴し…何時もの様な神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は出撃して行った…

 

 

それでだが、何故かリョウカ達は神森大和に乗艦していた…しかも何故かコア形態になっている…

 

 

リュウカ(幻想)「なあ、リョウカ…どうする気なんだ?何故俺達は艦船側にいて…更にこの本艦は別にもう超兵器が出る訳じゃなくてコア形態になる必要が有る?」

 

リョウカ(幻想)「はい、前にも言った様に…この海の大地では神森大連盟艦隊が何とか本領を発揮出来るエリアです…それでもし先にホコラ側の方に行って線路を先に復活させれば自由に行動が出来る面積が減ってしまいます…それにそもそも先に神殿を先に攻略しても問題では無いです…何せ入り口は海底に有りますからね…ならばいっその事…ホコラを最後にやるのが得策だと思います…後本艦がコア形態になったのはまあ雰囲気作りも有りますが…海の神殿のボスに対してこの形態で戦って勝ちたいのですよ…海の怪物は大和の手によって敗れ去る常識を与えるのですよ。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…が、コア形態の件はほぼ自己満足って事か?」

 

リョウカ(幻想)「そうなりますね…ただ、この形態の力だけでも充分に戦えますよ。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…それでこの形態で海に潜れるのか?」

 

リョウカ(幻想)「潜れますよ?元々この艦隊はありとあらゆる地形条件にも対応出来るのですよ?ただ、やっぱり安全考慮の為絶対に潜航中は艦内に居て下さいね?」

 

リュウカ(幻想)「分かった…。」

 

 

コア形態となった神森大和…率いる艦隊は海の神殿を目指して航行して行った…(以後コア形態時の神森大和は大和と呼ぶ…)

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「なあ、リョウカ。」

 

リョウカ(幻想)「ん?どうしたの?」

 

リュウカ(幻想)「今気付いたんだが…お前のその姿は何だ…?」

 

全員(リョウカとリュウカ以外)『………え?』

 

 

そう、リュウカの発言によって全員の視線がリョウカに向いた…そのリョウカの姿は、頭に可愛いケモ耳と半人半龍形態時の角…更に背中には半人半龍形態時の巨大な翼…そして一際目立つのが…何故か巨大で触り心地が良さそうな長く何と10本も生えていた…明らかに戦闘向きじゃない形態のリョウカの姿だった…

 

 

めぐみん「な…何ですか…?その姿…?」

 

ゼルダ『リョウカ様…!?この姿は何ですか…!?』

 

岬「えーっと…リョウカちゃん?その姿は何?」

 

リョウカ(幻想)「この姿ですか?簡単に言えば…半人半龍形態の完全な非戦闘形態…戦うのでは無く…休む事や寝る時…まあ娯楽目的の形態ですね…一応戦えなくは無いですが…元々の姿の状態より半分程度以下…更に一部の技やスペルも封じられます…でもメリットとすればエコ形態の一つなのでエネルギーの自動消費は存在しないし…さっきも言った様に仮にも半人半龍形態なのでそこから自由に形態変化ができますし…戦えなくは無いって言いましたし…半分程度以下しか出せなくとも…これだけでもこの世界の全ての敵には充分以上の脅威です……まあこんな感じですね……あ…この尻尾は触っても良いですよ?結構気持ちいいです…普通に枕にしても問題無いです…まあ超大昔の時代で…野宿する際にはいつもこの姿で良く寝たものですね…尻尾がベットで枕の役割をして…この翼が布団の役割をしてましたからね…。」

 

リュウカ(幻想)「そ……そうか…。」

 

 

この場に居る一部の人以外全員は何故か複雑な心境だったそうだ…特に1番最後の所では…その姿でいつも野宿した際にしていた…つまりは超大昔時代にはまともなベットや拠点さえも無かった事が伺えたのが分かった為か更に複雑な感じになったのは言うまでも無い…

 

 

岬「うわ〜…モフモフ…気持ち良いね。」

 

リョウカ(幻想)「そう…良かったです…。」

 

リュウカ(幻想)「……それで?何故その姿に?」

 

リョウカ(幻想)「はい、今回は完全に水中…まあ内部はそんな事は無いですけど、この半人半龍形態時の共通のメリットとして能力無しで泳げます…でもそれだったら普通に半人半龍形態の方が良いと思いますけど……流石にもう目の前で倒れるのは娘達を悲しませるので…ならばいっその事…これを選んだ訳ですよ…これなら普通の時とあまり変わりませんし…そもそも今回も艦内に居ますからね…自ら戦うつもりは無いつもりでなりました。」

 

リュウカ(幻想)「ほぅ…お前にしては良い決断だな…お前にしては…。」

 

リョウカ(幻想)「うぐ……すみません…まあもう一つは、さっきも言いましたけどこの形態は娯楽目的ですので…娘達にとってはこの姿は多分人気になれるんじゃないのかな?って思ってなってみました。」

 

全員(リョウカと一部の人除く)『………。』

 

 

リュウカ達は悟った…リョウカが明らかにこの姿の真の目的は自身の娘達を喜ばせる為だそうだ…現に…

 

 

アマカ「モフモフ〜…!」

 

チカ「お母さん、おもしろ〜い!」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…こらこら、そんなにはしゃぐと危ないですよ?」

 

 

……もう既に娘達は完全に今のリョウカを気に入ってるそうだ…特に尻尾が…リュウカ達は今のリョウカを見て思ったのは安堵だった…こう言う時が長く続けばな…っと思ったそうだ…

 

 

1時間後…

 

 

兵士元帥1「お嬢様、間も無く潜行ポイントに到着しますが…如何致しますか?」

 

リョウカ(幻想)「全艦に潜行する様に伝えて下さい…後、勿論全員は艦内に居る様に伝えて下さい。」

 

兵士元帥3「は!」

 

ヤマト「これより本艦は潜行します!総員は艦内に退避する様に!」

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザザァァン…!!ゴォォォォォ…!

 

 

…神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は潜行ポイントにて全艦潜行し…海底に向かって…海の神殿を目指した…

 

そして更に40分後に…神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊は海の神殿に到達して…攻略戦を開始した…

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊:海の神殿攻略戦開始】

 

 

……30分後…

 

 

神森大連盟艦隊及び神森大連合装甲列車艦隊は、とうとうボスの所までやって来て…現在は外に出ていた…

 

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「この上ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…良しお前ら…ちょっと此処から先派手で危ねぇ事が起きるから絶対に俺達の側から離れるなよ?」

 

オウカ(幻想)「うん!」

 

ハナカ(幻想)「分かったよ!」

 

アマカ&チカ『は〜い!』

 

リョウカ(幻想)「……!見えましたよ…!みなさん!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!

 

海の神殿の頂上の湖から現れた巨大な毒々しい頭が特徴的な魔物…そう…奴こそが海の神殿のボス…【荊毒寄生種:イバラケバラ】だ…

 

 

イバラケバラ『グギャァァ…!!!』

 

 

ブォォン…!!ビタァァァァン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

イバラケバラは、巨大な触手を地面にぶっ叩き…先程登る為の足場を全て崩壊させた…がそもそもリョウカ達一行は全て空を飛んでいた為無意味の事だが…

 

 

リョウカ(幻想)「イバラケバラですか…さてと、こちらにとっての脅威は遠距離攻撃でもある毒液位ですが…もし近付けばあの触手によって叩き落とされてしまいますしね……このままやっても良いですけど一応は植物なのでね…幽香さん…イバラケバラを見てどう思いますか?」

 

幽香「そうだね…幾ら私でもあれを育てよう何て思わないわ…他の花達にも影響が出るわ…。」

 

リョウカ(幻想)「では普通にやってもいいのですね?」

 

幽香「ええ、良いわよ。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…ならば…一瞬だけ物凄く大きな音が出ますから、私が良いって言うまで絶対に耳を塞いで下さいね?」

 

オウカ(幻想)「うん。」

 

ハナカ(幻想)「分かったよ、お母さん。」

 

アマカ&チカ『はーい!』

 

リョウカ(幻想)「……他は?」

 

めぐみん「大丈夫ですよ、ちゃんと耳を塞いでいますよ。」

 

リョクヨウ(幻想)「だから安心して下さいね!」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…さてと、この一撃で終わらせますよ!全主砲をイバラケバラに向け!それと使用弾頭は、新型の…【三式ナパームZ弾】を使います!装填急いで!」

 

ヤマト「了解です!主砲旋回!及び新型砲弾:三式ナパームZ弾装填!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!

 

 

ヤマト「主砲旋回及び砲弾の装填完了しました!いつでも撃てます!」

 

リョウカ(幻想)「……ごめんね、イバラケバラ…これが運命です……主砲三式ナパームZ弾…!!砲撃始め!!」

 

リュウカ(幻想)「てェェェェェェ…!!!」

 

 

ドドォォォォン…!!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ボォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!ボォォォン…!

 

 

イバラケバラ『ギャァァァァァァ…!!!?!グギャァァ…!!?!』

 

 

……新型砲弾…三式ナパームZ弾とは…簡単に言えば、三式Z弾の中身が超高温延焼(通称ナパーム)爆雷を搭載している…主砲から放たれた砲弾は敵の頭上にて炸裂し…中から大量のナパーム入りの爆雷が降り注ぎ…爆雷が炸裂すれば中からナパームが炸裂し…如何なる敵をも焼き尽くしてしまう代物だ…無論今回の相手は植物…しかも毒を扱う…なので効果は抜群だ…イバラケバラは体中に炎が回り…幾ら水を浴びようとも消えず…最終的に断末魔を上げて灰となって…消滅し…青いフォースが現れて…海の神殿の結界が修復された…

 

 

 

ピキィィィィン…!!ジリジリジリジリ…!!ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

【海の神殿:結界復活】

 

 

【神の塔:第3結界修復完了】

 

 

 

リュウカ(幻想)「良し、何とかなったな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね……ん……ん〜!」

 

リュウカ(幻想)「ん?どうしたリョウカ?眠いのか?」

 

リョウカ(幻想)「すみません…実はこの姿にはもう二つ程最大級の欠点が有りまして…一つは流石娯楽用または寝る為の為か…常に凄く眠たくなりまして…一定時間おきに強制的に眠ってしまいますし…場合によってはありとあらゆる場所でも眠ってしまいます…最悪戦闘中に堂々と眠ってしまう時も……ん〜…!…あります…そして最後の欠点は…1番……ヤバイ…物でして…この姿の間は…急激に全エネルギーが溜まりやすくなります……更に……その影響で……ふとした事で……暴走しやすく……なるの…です…………。」

 

 

ドサ…!

 

 

リョウカは、言うだけ言うとその場で崩れる様に眠りに就いてしまった…因みに、尻尾や翼のお陰で怪我は無い…

 

 

リョウカ(幻想)「………すぅ…すぅ……。」

 

リュウカ(幻想)「本当にガチでその場で眠りやがった…。」

 

めぐみん「……しかし本当にその尻尾や翼がベットの役目を果たしてますね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ大昔に何度も野宿生活もしてればそう言う対策もするだろう…が今じゃあちゃんとしたベットも有るから良いが…んじゃあさっさとリョウカをベットに運ばないとな…こんな所で寝てたら風邪引くし…それにさっきからリョウカの体から尋常じゃない位にエネルギーが溜まってるからな下手に刺激すれば…ボン!になる可能性も有るしな…。」

 

岬「そうだね…。」

 

リュウカ(幻想)「よいしょっと…って…!ちょっと重くないか…!?」

 

リョウカ(このすば)「う〜ん、多分だけど元々私自身の身体は軽いから…野宿の際に風や爆風とかに飛ばされない為に重くする様になってたと思います。」

 

リュウカ(幻想)「わ〜お…確かにそりゃあそうだが……今は艦内だからそれはいらんだろ…?」

 

リョウカ(このすば)「そう言われましても…軽くは出来なくは無いですがその姿を解除しなければいけないですし…重さの調整は発動者自身でしか出来ないですし…自動発動です…だからごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「マジかよ…まあ兎に角リョウカをベットに運ばないと…!ふんぬ…!」

 

めぐみん「頑張って下さいね〜。」

 

アヤカ(幻想)「怪我しないようにね。」

 

オウカ(幻想)「お父さん頑張って〜!」

 

ハナカ(幻想)「お母さんも早く元気になってね〜!」

 

リュウカ(幻想)「とほほ…手伝ってはくれんか……仕方ない…。」

 

 

取り敢えずリュウカは、重いリョウカを何とか部屋に運びこんでベットに寝かせる事に成功した…(一応ベットの耐久力や重量制限を更に強化してある)

 

 

リュウカ(幻想)「ぜぇ…ぜぇ…。」

 

リョウカ(このすば)「あ…お帰りなさい、大丈夫?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…大丈夫だ…ってかどんだけ重いんだよ…あの形態は?普通に俺でも息切れする程に重いんだが?」

 

リョウカ(このすば)「そこまでですか…恐らく久々になった為か…昔のままの状態で放置されていたのだと思いますから…多分…何千京トンクラスですね…。」

 

全員(リョウカ達の娘達は除く)『………。』

 

 

ある意味で全員が絶句する程の重量だった…そこまで重いとなると恐ろしいと思ったのだった…が更に酷い仕打ちが…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

突然船体が揺れた…そして…

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

リュウカ(幻想)「おい…なんか徐々にこの艦…高度が下がってないか?」

 

リョウカ(このすば)「……確かにそうですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ヤマト…これってまさか?」

 

ヤマト「はい…残念ながら完璧に重量オーバーです…だから墜落して行ってます…更に無事に着水したとしても…このままでは沈没してしまいます。」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

リョウカ(このすば)「お姉ちゃん?」

 

リュウカ(幻想)「良し…今すぐにリョウカを起こさないと…!んでさっさと元の姿に戻さないと!」

 

 

リュウカはそう言い…急いで寝てるリョウカの元に向かった…が…忘れてはならない…その形態では尋常じゃない位にエネルギーが自動で急速に溜まる…言わば移動する核爆弾みたいな物だ……無論この場に居る全員が瞬時に思い出したのだった…そして思った…『大丈夫なのだろうか?』……っと…

 

 

…2分後…

 

 

バタン…!

 

 

 

リュウカ(幻想)「ぜぇ…!ぜぇ…!おい…!リョウカ…!」

 

リョウカ(幻想)「すぅ…すぅ……。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!!起きてくれ…!!このままじゃあ、この艦は墜落するぞ…!!」

 

リョウカ(幻想)「すぅ……すぅ……。」

 

リュウカ(幻想)「……っ…!!おい…!!リョウカ…!!早く起きろ…!!このままお前が寝てたら…俺達だけでなく…俺達の大事な娘達も海の底に沈んで死んじまうぞ…!!それでも良いのか…!!?」

 

リョウカ(幻想)「………!!は…!?」

 

リュウカ(幻想)「やっと起きたか!おいリョウカ…!早く元の姿に戻ってくれ…!!お前のその形態の所為でこの艦が重量オーバーで墜落して行ってるんだぞ!」

 

リョウカ(幻想)「…!!?そうだ…!そうでした…!早く重量の設定をしないと…!!えーっと…これをこうして…!出来た…!!」

 

 

リュウカに叩き起こされたリョウカは直ぐに自分のした過ちに気付き即座に自身の形態の重量設定をした…すると…

 

 

ヤマト『本艦の重量オーバー警告…解除確認しました!』

 

リュウカ(幻想)「はぁ〜…!全く…ひやひやしたぜ…。」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…私の所為でみなさんが死に掛けてしまいました…。」

 

リュウカ(幻想)「全くだ…今回は未然に防いだが…今度はそうは行かない時も来る…気をつけろよ?」

 

リョウカ(幻想)「はい………すみません……でした……。」

 

リュウカ(幻想)「………やれやれ…また寝たか……まあ今度は大丈夫だ…ゆっくりと寝てろよ。」

 

リョウカ(幻想)「すぅ……すぅ…。」

 

 

何とか自体を治めたリュウカはみんなな所に戻った…その後リュウカ達はそのまま海のホコラに向かい…無事にセッションを大成功させ…砂の大地を除く全ての海の大地の線路が復活した…さて残る結界は火の大地のみ……果たしてリョウカ達の旅の行方は?……次回に続く…

 

 

【クエスト:前半戦完了】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:序章)】



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第27話 神森大連盟国の異世界四大地調整:終章【前章・前編】

やあ、僕はアンクロだよ…さてと、前回のあらすじを簡単にいえば…僕達は海の神殿を攻略して…その後に海のホコラで海の大地の線路を完全に復活させたよ…それじゃあ今回も見ると良い。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

…リョウカ達一行は海の神殿を攻略し…更に海のホコラで線路を復活させ…1日経過した…

 

 

現在リョウカ達は…

 

 

海の大地にて満喫していた…

 

 

リョウカ(幻想)「いや〜…良いですね…此処は。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな〜…。」

 

ゼルダ『何か大事な事が忘れてるような…。』

 

カズマ「まさか?忘れる筈が…、」

 

めぐみん「ええ、まさか私達が忘れる訳が…、」

 

全員『………!!!あああぁぁぁぁ…!!!!!?忘れてた〜…!!!!!?』

 

 

その場に居た家族全員が完璧に思い出して叫んだ…正に阿保と馬鹿の極み…海の大地と言う環境な整った所故に完璧に目的が忘れ去られていた…なので…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん!急いで出撃準備しますよ!!」

 

 

リョウカ達の号令により満喫ムードが一変して大忙しの出撃準備をした…それで大分体力が奪われるのは何時もの事…

 

 

…2時間後に…リョウカ達一行は再び神の塔にやって来た…これで4度目となる攻略だ…(因みに娘達は、岬達の元に預けた…つまりは神森晴風の艦内にて岬達と一部の分身リョウカ達が一緒に居るって事だ…)

 

 

【神の塔:第4層攻略戦開始】

 

 

…50分後…リョウカ達一行は今回もあっさりと火の大地の石版を入手して…火の大地の線路を一部復活させた…

 

 

 

【火の大地の石版入手:火の大地の線路一部復活】

 

 

 

リョウカ(幻想)「……さてと…普通ならさっさと戻りますけど……。」

 

ゼルダ『けど…?』

 

シロクニ「どう言う意味だ?」

 

リョウカ(幻想)「…みなさん、私の側に寄って…。」

 

リュウカ(幻想)「……ああ。」

 

 

リョウカに言われ…全員がリョウカの側に寄ると…

 

 

キュィィィィィン…!!ピキィィィィン…!ゴォォォォ…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

リョウカはその場で完全最高邪神化形態になった…

 

 

リョウカ(幻想)『はぁ…さっきからこそこそと私達を見張るとは良い度胸ですね?さっさと出て来たらどうですか?勇往神魔のディーゴさん?』

 

?『……!!…ふ…流石だな小娘…いや…ただの小娘じゃないな?』

 

 

ヒュゥゥゥ…!ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカ達の目の前に現れたのは…片腕に特徴的なクロー型の巨大な義手を装着した大男…そう彼こそがディーゴであり…リョウカにとっての元恋人でもあった…がリョウカは例え目の前に元恋人が居たとしてもそれは別の時間軸のディーゴだと分かっていた為か…赤の他人として扱っている…が他の奴らからすれば…やはりリョウカの過去の事を考えると内心は複雑な想いだった…

 

 

ディーゴ「………ふん…成る程…お前達はとんでもない奴等だと見受けるな…何者だ?」

 

リョウカ(幻想)『……それを簡単に教える程、私達は甘くは無いですよ?ディーゴさん…まあ聞き出せたとしても…更に言えば例え魔王を復活させた所で貴方に力を与えるつもりは無いですよ?』

 

ディーゴ「……何?それはどう言う意味だ?」

 

リョウカ(幻想)『そのままの意味ですよ?だって貴方は例え魔に染まったとしても所詮は神の使いに過ぎない存在とマラドーさんやキマロキさんはそう認識していて…復活させた後に貴方は消され掛けるでしょうね?』

 

ディーゴ「何を根拠にそんなデタラメを…!」

 

リョウカ(幻想)『ならば知りたいですか?真実を?もしそれで知ってしまって…その後貴方はどうするか貴方の勝手です…まあ勿論そのまま敵対しても結構ですし仲間になるのも結構…ただし……結局は貴方が今までした事は到底許される事じゃないですよ…神様にも反逆し…挙句魔に染まったのですからそれ相応の罰は受けます……まあ私に掛かればどうって事は無いでしょうけどね…。』

 

ディーゴ「………!!!」

 

リョウカ(幻想)『………はい、少しジッとして下さいね。』

 

 

 

リョウカは直接ディーゴの頭に触れ、能力でディーゴの結末を見せた…

 

 

ディーゴ「……!!」

 

リョウカ(幻想)『これが真相ですよ…私の知る限りでは貴方は最期には誰かを庇ってマラドーさんの手によって消滅したのですよ…まあ魂だけは蘇りましたけど…全ての記憶は完全消去されましたけどね。』

 

ディーゴ「……何…だと…!?それでは今まで俺がして来た事は一体何だったんだ!?」

 

リョウカ(幻想)『ただの無駄骨ですよ…しかも死に急ぐ為のね…力に溺れた末路は死…有るのみですよ…力を持ち過ぎた者は全てを壊す…それが当たり前なのです。』

 

ディーゴ「……貴女は…いえ貴女様は一体何なのだ!?」

 

リョウカ(幻想)『……私ですか?そうですね…私はそのマラドーさんの絶対的の上司に君臨する者ですね…いえ…全ての魔王や大魔王…挙句全ての邪神や大邪神等の全ての悪や魔の存在を統べる存在でもあり…全ての神々を統べる存在でもある……っとだけ言っておきますね。』

 

ディーゴ「……!!!」

 

リョウカ(幻想)『………それで?貴女も盗み聞きして…どう言う気持ちかはっきりと答えたらどうですか?シャリンさん?』

 

ディーゴ「……!!!」

 

 

ズルズル…

 

 

シャリン「やれやれ…やはり貴女様には敵いませんな…流石じゃの…。」

 

ディーゴ「シャリン様…!!何故此処に現れた…!?いや…あのお方達は一体!?」

 

シャリン「ディーゴよ…あのお方様達には絶対に逆らってはいけない存在じゃ…例え魔王マラドーでさえも完全に敵対すれば呆気なく消滅させる程のお方じゃよ…。」

 

リョウカ(幻想)『シャリンさん、私はそこまで恐ろしい存在じゃないですよ?もうちょっと堂々としても良いのですよ?』

 

シャリン「そうじゃな…それでリョウカ様は何故そのお姿に?如何にも完全に邪神の様な禍々しい力しかないのじゃが?」

 

リョウカ(幻想)『あ〜…すみませんね、丁度ディーゴさんと対等に会話するにはこの方が良いかとね…それに…どうせ今もこの状況をこそこそと覗き見しているのもバレているからね…キマロキさん…後マラドーさんもね…。』

 

ディーゴ「何!?覗かれてるだと!?」

 

リョウカ(幻想)『そうですよ?キマロキさんは能力で見れると思いますし…マラドーさんも例え封印状態だろうが覗き見する位は朝飯前でしょうね…さてと……まあ、どっちに転んでもマラドーさんは復活は確定しているのです…が……そもそも私達がこの世界に来た時点でもうマラドーさんは勝ち目は無いです………まあ精々復活したての身体で私達が予定通りに滅ぼしに行くまで満喫でもしてれば良いだけですよ…まあ私達も少々この世界で堪能もしたいしね…。』

 

ディーゴ「はぁ…?」

 

リョウカ(幻想)『まあ少しの冗談は置いといて…そろそろ聞かせてもらいましょうか?まあ謂わば取引みたいな物です…貴方がこっち側に戻るなら…貴方の掛けられた罪は全て帳消しにしても良いですよ?更に…まあそれは貴方自身の願いでもありますが私達で叶えられる物なら一部を除いて何でも叶えてあげますよ?』

 

ディーゴ「……もし敵対すれば?」

 

リョウカ(幻想)『その時は、私達はマラドーさん達諸共完璧に敵対して攻撃を敢行し…滅却するだけの事…因みに私は殺しは好きじゃないです…無論無抵抗や力の無い者に攻撃なんて御法度物ですよ…まあでも共通として…この場で敵の黒歴史を全員に向けて暴露するけどね。」

 

全員『おい馬鹿辞めろ…!』

 

リョウカ(幻想)『え?何故みなさんはそこまで反応するのですか?』

 

リュウカ(幻想)「あ〜…いや…その…不可抗力って感じか…まあそんなんだ。」

 

リョウカ(幻想)『……そうですか…まあ敵対しなければ良いだけの話ですよ…敵対しなければね…敵対すれば問答無用で黒歴史は全て闇業界に暴露された上で未来永久それらの影響が受ける羽目になりますが?』

 

ディーゴ「喜んで協力しよう。(即答)」

 

リュウカ(幻想)「いや即答だなおい…!?」

 

ディーゴ「ふ…俺も一つや二つの黒歴史とやらは有るそれを暴露される位なら仲間になった方がマシさ…。」

 

カズマ「いや!何カッコイイ事言ってる様に言って超ビビってるんだよ…!?」

 

ディーゴ「何を言う?俺はビビってなどいない。」

 

リョウカ(幻想)『へぇ〜…じゃあ…貴方の黒歴史を暴露しても良いのかな〜?(暗黒笑み)』

 

ディーゴ「お願いだからそれだけはやめろォォォ…!!!?」

 

全員『…………。(リョウカ怖い…。)』

 

 

この場に居る全員がこの姿のリョウカが怖いと感じたのだった…

 

 

リョウカ(幻想)『…さてと、まあもう弄るのは良しとして…まあ良いでしょう…ただ、どっちにしろ貴方とは戦わないといけない訳ですよ…ただし今じゃないです…だから今は私達の言う事は聞いて…今は戻って下さい…良いですね?』

 

ディーゴ「勿論です…!」

 

 

ピキィィィィン…!ピシュゥン!

 

 

リョウカ(幻想)『帰りましたか…。』

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥゥゥ…

 

リョウカは、元の姿に戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…柄じゃないですね…。」

 

めぐみん「あの〜…リョウカちゃん?」

 

リョウカ(幻想)「ん?どうしましたか?」

 

めぐみん「リョウカちゃんって…そこまで怖い事言えましたっけ?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…多分お姉ちゃん達の譲りですよ?だから言えるのですよ?」

 

全員『…………。(何故かリョウカ以外の全員の視線がリュウカに向いた…)』

 

リュウカ(幻想)「お…おい?何故俺の方に向く?俺が何をしたって言うんだ!?」

 

アヤカ(幻想)「リュウカちゃん…ちょっとO☆HA☆NA☆SIしようか?」

 

リュウカ(幻想)「嫌だァァァ…!!!俺は無実だァァァ…!!!リョウカ…!!何とか言ってくれねぇか!?」

 

リョウカ(幻想)「う…うん…あの…アヤカさん…?私だって血の繋がりだってあるから…それを自然と覚えてしまう事は有るから…どうか怒らないで…私が覚えてしまったから悪いですから…お願いです……。」

 

アヤカ(幻想)「………はぁ…分かったわよ…ほら…。」

 

リュウカ(幻想)「……すまん…リョウカ……。」

 

めぐみん「良かったですねリュウカさん…。」

 

リュウカ(幻想)「……ああ…が正直なところ…罪悪感しか無いがな…。」

 

ZERO(幻想)「……ふむ、相変わらずお前は私の妹並には一応の優しさは有るのだな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…でもいつまで持つかは分からないです…けどね、私は絶対に挫けませんよ…ZEROさん…ううん…【零お姉ちゃん。】」

 

ZERO(幻想)「な…!!?な…!?私が…お…お姉ちゃんだと…!?しかもZEROでは無く零とはどう言う事だ!?」

 

リョウカ(幻想)「え?だって貴女は、謂わば一心同体の身でしょう?…だったら実質的に…まあ間接的ではありますけど私のもう一人のお姉ちゃんって事になりますし…それに一々ZEROさんって呼ぶのは他人っぽいから嫌ですからいっその事…零お姉ちゃんの方がしっくりと来ます…あ…本名は…【神森零(通称:零)】…それが貴女の今日からの名前で…貴女の妹のINFINITYさんも…名前は…【神森無限(通称:無限)】…無限お姉ちゃんです。」

 

リュウカ(幻想)「ほぅ…それは良いな…まあそう言う事だ。」

 

ZERO(幻想)「はぁ…もう良いよそれで…。」

 

無限(幻想※元の名前はINFINITY)「うわ〜…!ありがとうございます!えーっと…リョウカちゃん?」

 

リョウカ(幻想)「どういたしましてですよ…もう家族ですからね。」

 

零(幻想※元の名前はZERO)「はいはい…まあこれからも宜しくね。」

 

リュウカ(幻想)「さてと、んじゃあ行くか…おい、シャリン…戻るから側に寄れ。」

 

シャリン「ええ。」

 

 

その後リョウカ達一行は無事にターミナルに戻り…そのままヤマトに乗り込み…雪の大地から火の大地に向かう事にした…

 

 

…出発して10分後…神森大連合装甲列車艦隊と神森大連盟艦隊は火の大地に進出した…

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊及び神森大連盟艦隊:火の大地到達】

 

 

……到達して少し進んだら…

 

 

ドォォォォン…!!!!

 

 

全員『……!!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

火の大地の火山が突然噴火したのだ…

 

 

リョウカ(幻想)「不味いですね…みなさん!急ぎますよ!もし火山弾が当たりそうなら迎撃しますよ!全艦にも急ぎ伝えて!」

 

ヤマト「了解です!」

 

リョウカ(幻想)「総員!対空戦闘準備!火山弾が迫って来たら各自で迎撃を始めて下さい!」

 

全艦『了解!』

 

 

【神森大連合装甲列車艦隊及び神森大連盟艦隊:対空迎撃態勢に移行】

 

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

ヤマト「火山弾接近!我が艦隊の進路を塞ぐ様な感じです!」

 

リュウカ(幻想)「構わん!迎撃開始!最悪の場合には御自慢の装甲で強行突破する!」

 

全艦『了解!』

 

 

ドォォォォン…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

ヒュゥゥゥ…!ヒュゥゥゥ…!

 

 

ヤマト「更に大量の火山弾接近!数10!どれもこれも我々に驚異となるコースです!」

 

リョウカ(幻想)「早く…!見えた!トンネルです…!その後に村が有ります!そこなら一応安全地帯です!そこまで耐えて!」

 

 

そしてなんやかんや有って…何とかリョウカ達一行はゴロン族が住む村にたどり着いたが…どうやら先程の火山の所為で火のホコラに向かう為の道が溶岩で塞がれているらしいので…それをどうにかして欲しいと言う事で…

 

 

リョウカ&リュウカ(幻想『合体スペル!!【ゴット・アブソリュート・ZERO・クロス】…!!』

 

ウィズ&チルノ『合体連携技!!【パーフェクト・カースド・クリスタルプリズン・ゼロフリーズ】…!!』

 

 

ピキィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

ピキィィィィン…!!ビュゥゥゥゥゥ…!!

 

キィィィィィン…!!チュドォォォォン…!ガチゴチガチゴチ…!!ビシビシ…!!バリィィィィン…!!!

 

 

リョウカ達の二つの連携技により…全ての封鎖していた溶岩が消滅した…

 

 

その後、無事に火のホコラに辿り付き…そこで同じくセッションで大成功して…9割程復活したのだった…

 

 

その後リョウカ達一行は、再び神森大連合装甲列車艦隊に戻り…火の神殿に向かうのだが…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、困りましたね。」

 

リュウカ(幻想)「ん?何がだ?」

 

リョウカ(幻想)「火の神殿に入るには3つの鍵が必要じゃないですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「……それでだけど…本来なら、確かシザードの親個体の3体がその3つを奪って開けるのです…それは分かりますね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「だけど今回は…その3体は居ないのです…代わりに…何処をどう間違えたのか分かりませんけど…火の神殿近くで…約9両の【自爆高速特攻列車:速度重視型:ボンバー列車】が徘徊してます…更にです、その9両の内3両にその鍵が有るのです。」

 

リュウカ(幻想)「はぁぁ…!!!?マジかよ!?巫山戯んなよ!?どんな即死トラップだ!?普通に考えて絶対の無理ゲーじゃねぇか!?」

 

カズマ「ああ…絶対に無理だな。」

 

リョウカ(幻想)「…まあ多分私達が原因でしょうね…キラー列車でさえも退けるのですから…ならば1番の火力持ちのボンバー列車によって私達をやろうと言う考えでしょうね…勿論、普通なら当たれば一撃必殺で即死は当たり前ですね。」

 

ゼルダ『そんな…じゃあどうやって取るのですか?』

 

リョウカ(幻想)「簡単な事ですよ、こっちは下手には攻撃は出来ません…何せこちらの攻撃はキラー列車よりも装甲が脆いから下手すれば鍵諸共破壊してしまいます…だから考えは…ボンバー列車やキラー列車が特攻しての攻撃なら……特攻には特攻で返すのが律儀なお返しって物でしょう?」

 

ゼルダ『えええぇぇ…!!!?特攻するのですか!?』

 

リュウカ(幻想)「おいおい、それって危険じゃないのか!?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ、実の所です…実際にはキラー列車とボンバー列車の瞬間的な攻撃力は確かにボンバー列車が1番高いです…しかしです…総合攻撃力は同じです…なので…キラー列車でさえもこの本艦に傷一つ付けれないのなら例えボンバー列車の特攻攻撃だろうが問題無く耐えれるでしょう。」

 

リュウカ(幻想)「あ…なるほど…確かにそうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、早速です…全超戦艦級の装甲列車に連絡!各自にて…徘徊するボンバー列車な特攻し…3つの鍵を奪い取る様に指示をして下さい…それとちゃんと乗員のみなさんは絶対に艦内に居る様に指示を出して!」

 

ヤマト「了解です!」

 

 

そして…神森大連合装甲列車艦隊のリョウカ立案が何とも言えない超無茶振りな超強引な方法な特攻作戦を展開した…そしてそれをダイジェストで述べる…

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

 

ムサシ『ふん!雑魚が!さっさと鍵を寄越しなさい!てやぁ…!!!』

 

 

ポォォォォ…!!

 

ズガァァァァァン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

ムサシ『…っち!外れだわ…あ!みーつけた!まてぇぇ…!!』

 

シナノ『あ!見つけましたよ!さぁ!鍵を寄越し、』

 

 

ズガァァァァァン…!!チュドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!ガチャリ…!ゴゴゴゴゴ…!ガシャン…!

 

 

シナノ『……喋る途中で突撃してくるのは辞めて下さい…私は悲しいです…。』

 

キイ『ふわ〜…眠い…ん?あれがボンバー列車かな?丁度良いかな…えい。』

 

 

ズガァァァァァン…!!チュドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!ガチャリ…!ゴゴゴゴゴ…!ガシャン…!

 

 

キイ『けほ…けほ…煙い…でも何か開く音が聞こえたから正解かな?……眠い。』

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「待ちなさい…!!ボンバーさん…!鍵をこちらに渡しなさい…!!渡さないなら…!」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカ(ZERO※以後このZEROリョウカ時にこの表記にする)「破壊尽くしてやります…!!」

 

リュウカ(幻想)「怖えよ…!」

 

リョウカ(ZERO)「フフフフフ…!!!アーッハッハッハッハッハ…!!!ほらほら…!!さっさと鍵を寄越しなさい…!!それか…永遠に私達から怯えながら逃げるのね…!!!」

 

めぐみん「っちょ…!?リョウカちゃん…!?幾らなんでも言ってる事が外道ですよ…!!?」

 

リョウカ(ZERO)「何…気にするな、何時もの事だ…この姿ではな!……もう良い!!私自ら破壊して奪ってやる…!!!ヤマト!天上を開けろ!」

 

ヤマト「りょ…了解です!!」

 

 

ウィィィン…!ガシャン…!!

 

 

リョウカ(ZERO)「フフフフフ…!!さぁ…!!地獄のショーの始まりだ…!!アーッハッハッハッハッハ…!!」

 

 

ッダ…!!キィィィィィン…!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

バシュゥ…!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ヒュゥゥゥ…!!ガチャリ…!!ゴゴゴゴゴ…!!ガシャン…!!

 

 

リョウカ(ZERO)「ふん、呆気ない…さて戻るか…。」

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥゥゥ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……あれ?私はなにを…?……あ…またやってしまいましたか…もうちょっとどうにかしないとね…。」

 

 

キィィィィィン…!!シュタ…

 

 

リョウカ(幻想)「戻りました。」

 

めぐみん「あ…お帰りなさい…です、リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(幻想)「えっと…その…さっき私って此処で何か酷い事言いませんでしたか?」

 

リュウカ(幻想)「え?…あ〜…いや…特に何も?なぁ…?お前ら…?」

 

ヤマト「え…あ…そ…そうですよ!何も酷い事言ってませんって…!」

 

めぐみん「そうですよ…!リョウカちゃん…!貴女は優しい子ですよ…!ましてや…貴女が酷い事何て言う筈が有りませんよ!」

 

リョウカ(幻想)「………そうですか…取り敢えず…そう言う事にしときますね…それと本当にごめんね…私の為にみなさんが気を使ってる事は分かってますから…気にしないで…。」

 

全員『………。』

 

 

やはり幾ら隠しても何度もやれば流石にリョウカにもアッサリとバレる様だった…それ故にリョウカ以外の全員が内心は凄く心配はしていたのだった…はてさてリョウカ達の今後の動きはどうなる事やら…次回に続く…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:終章)】



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第28話 神森大連盟国の異世界四大地調査:終章【前章・後編】

ふむ、久々の出番だな…む?もう始まってるのか?…ゴホン…!……ふははははははは…!!我はマザーリョウカ!!この世で絶対的な最高邪神で…何!?時間が無いからさっさとやれだと!?むぅ…仕方ない…では前回のあらすじを簡単に言おう…我々は、前回で神の塔か?それの第4層を攻略した…その後謎の大男と密談して…我々は火の大地に向かい…火のホコラにて線路を復活させたぞ…その後が大変だったな…何せ史実ではデカイ糞鳥から鍵を取り返す事になっていたが…どう言う意図か不明だが…神殿の周りには大量のボンバー列車供が鍵を持っていると言う…っぶ!ふははははは…!もしこんなのが史実で再現されたらあの小僧供は確実にゲームオーバーは確定だ…!……まあ冗談は置いといてだ…結果を言おう…普通にこちらが蹂躙した…呆気なくな…しかもこっちは鍵を壊したくないが為に列車艦隊は特攻のみと言う縛りプレイだがな…そして最終的に…痺れを切らしたのかZEROモードになったリョウカがあっさりと全滅させて…火の神殿の鍵を全て集めたのだ…さてとこんなもんだろう…では諸君!今回も見るが良いぞ!!


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

リョウカ達一行は、ボンバー列車の大群から何とか(と言う名の蹂躙)鍵を奪い…火の神殿の門を開けて…中に入り込んだ一行は…どうやら今回の攻略は…どうやら艦隊での行動は危険だと言う事なので…艦船型の神森大和単艦のみで尚且つ全員乗り換えで攻略すると言う事になった…無論だが、この神森大和は確かにありとあらゆる場面に対応出来るし…マグマの中だろうが行動は出来るが…流石にマグマの中では搭載している物は使用不能になるがな…(具体的に、浸かってる所の兵装及び艦載機及び搭載兵器の使用不能等)

 

更に…

 

 

リュウカ(幻想)「なあリョウカ…聴きたい事が有るが良いか?」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?」

 

リュウカ(幻想)「お前…何故あのZEROモード状態時の艤装と神森大和の艤装を装着してる?」

 

リョウカ(幻想)「これですか?…この二つに関しては、この神殿のボスは非常に巨大です…ならばと思って…巨大な相手には戦艦をぶつけるのが醍醐味だと思い…自らの手でやるのが……えーっと…どう言えば良いのかな?…何故か戦いそのものが楽しいと思ってしまってるのですよ…まあそこまで戦闘狂じゃないからいいけど…あ…話が逸れましたけど…この艤装についてですけど、この神森大和の艤装は元から有ったのですが…この艤装は…こんな事が有ろうかと思って…実は満喫してた際に他の分身組と零お姉ちゃん達にも総力を挙げて…無事に再現させて…通常状態の姿でもこの艤装が使える様になったました…勿論攻撃方法は変わらないし…威力は変わらないですが…属性は元々の自身の能力に反映される様になってますので…あのZEROモード状態の様な当たろうが掠ろうが強制即死は基本的に無いから安心して下さいね。」

 

リュウカ(幻想)「あ……うん……そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「………大丈夫だと…思います…多分…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…。」

 

 

そしてそんなこんなで…

 

1時間と20分後…リョウカ達一行はようやくボスの所にやって来た…

 

 

ズズゥゥン…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

リョウカ達の乗る神森大和(ミニサイズ)の前に有った巨大な岩は蠢き出して…その後勢いよく起き上がった…そうこの火の神殿のボス…【溶焔巨神:イワントス】だ…

 

 

イワントス『オオオオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

リョウカ(幻想)「やはり巨大ですね…!それじゃあ、後は頼みましたよ!私が出る!」

 

リュウカ(幻想)「え!?あ…ちょ…!!」

 

 

リョウカは、制止を顧みずに決戦場に降り立ち…後に続く形でリュウカやカズマ…めぐみんやダクネスやアクアとシロクニも降り立った…尚神森大和は、後方に安全の為に待機した…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!幾らなんでも…!」

 

リョウカ(幻想)「分かってますよ、だからこそです…みなさんの近くを貸して下さい…私はここから一歩も動きません…完全な浮き砲台として…イワントスな対して全主砲による一斉斉射で攻撃を行い…イワントスにダメージを与えるか…転倒させます…そしてイワントスの弱点でもある脳天のコアに全員の一斉攻撃によりイワントスを撃破します…ただし…どっちにしても必ずイワントスからの反撃は考えられます…そして私は一歩も動けず…更には無茶が出来ない故に最低でも再装填に1分は待たないといけない…その為私の防御手段は、御自慢の装甲のみです…対空砲や対空機銃や副砲は主砲に全エネルギーを注いでいるから機能はしません…それに…あのイワントスの攻撃は強大です…イワントス自身の攻撃を一発でも喰らえばタダでは済みません…精々耐えれて10回が限度です…それ以上喰らえば私は確実に轟沈します。」

 

シロクニ「要するに…我々が貴女様を守りながら攻撃をすれば良いのですか?」

 

リョウカ(幻想)「はい…その通りです…本当に申し訳ないって思ってますけど…私の為に命を張ってはくれませんか?」

 

リュウカ(幻想)「……良いだろう…ならばその案で乗ってやる…分かったなお前ら?」

 

カズマ「上等だ!やってやろうじゃんか!」

 

めぐみん「ふ!良いですとも!この爆裂愛に掛けて!リョウカちゃんを守ってあげますよ!」

 

ダクネス「ふむ!守るのなら私に任せろ!あぁ…あの巨体から繰り出される攻撃…!さぞかし強力で…!!んん…!」

 

アクア「ふっふっふ…!任せなさい!女神の名に掛けて!私が全力でサポートするわ!」

 

リョウカ(幻想)「……みなさん…それじゃあお願いしますね…!」

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

イワントス『オオオオォォォォォォォォ…!!!!!』

 

 

そして、リョウカ達とイワントスの戦いが始まった…

 

 

VS【溶焔巨神:イワントス】

 

 

戦闘方式【大討伐戦[ファイナルアタック有り]】

 

 

勝利条件【イワントスの撃破】敗北条件【味方の全滅又はリョウカの撃破】

 

 

地形【火の神殿:最深部】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【死神の電撃(フェルガナver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

【味方ファイナルオーブ:チャージ率[10%]】

 

 

リョウカ(幻想)「目標…!イワントスの目…!!主砲旋回急いで…!!」

 

 

ウィィィン…!!ガコン…!!

 

 

イワントス『……!!オオオォォォォ…!!』

 

 

ギギギギ…!!!

 

 

イワントスは、リョウカの攻撃がヤバイと感じたか…即座に反応し…片腕を振り上げてふりおろそうとした…が…

 

 

?『グオァァァァァァァァァ…!!!』

 

?『グオォォォォォォォン…!!!』

 

?『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

 

 

ズガァァァァァン…!!!

 

 

イワントス『……!!!』

 

全員『……!!!』

 

 

この場に響き渡る咆哮と共に…天上…更に壁をブチ破る様に現れたのは…そう紛れもなくリョウカ達のペット軍団だ…

 

 

リョウカ(幻想)「……!!…私達のペットのみなさん…!?何故此処に…!?」

 

リュウカ(幻想)「……成る程…どうやらジ・グランによって全ペットを呼び寄せた様だ…無論俺達の為にな…。」

 

リョウカ(幻想)「……グランさん…。」

 

ジ・グラン『…………。』

 

リョウカ(幻想)「………みなさん…!共に戦いましょう…!」

 

ジ・グラン『ピギャァァァァァァァ…!!!』

 

 

ジ・グランの咆哮に応える様に…リョウカ達のペット軍団(以後神森大連合魔獣軍と呼ぶ)がリョウカ達と共にイワントスと戦う事になった…

 

 

イワントス『オオオォォォォ…!!』

 

 

ギギギギ…!!

 

 

イワントスは、それでも尚1番の驚異的であるリョウカに対して再度片腕を振り上げて…振り降ろそうとするが…

 

 

ギネア『グオァァァァァァァァァ…!!!』

 

 

キィィィィィン…!!ブォォン…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

イワントス『オオオォォォォ…!?』

 

 

ギネアがイワントスの頭上から一気に急降下して来て…イワントスの脳天に目掛けて凄まじい勢いで渾身の滅尽拳を振るい…イワントスの攻撃を中断させた…更に…

 

 

レギーナ&アルテラ『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

スゥゥゥ…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

イワントス『オオオォォォォ…!!!!?!』

 

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

今度はレギーナとアルテラの二つの熱線が丁度イワントスの眼球に命中し…堪らずイワントスはダウンし…脳天のコアを守る為の蓋が衝撃で外れた…そしてこれ見よがしに…

 

 

 

リュウカ(幻想)「よし!一斉攻撃だ…!!うおりゃぁぁ…!!!」

 

シロクニ「おおおぉぉ!!」

 

 

シャキン…!ザシュザシュザシュザシュザシュ…!!!

 

 

アクア「喰らえ…!!爆熱…!!ゴットブロォォォォ…!!!」

 

 

キュィィィィィン…!!ブォォン…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

めぐみん「行きます…!!最上級爆裂魔法…!!エクスプロージョン…!!!」

 

 

キュィィィィィン…!!ピキィィィィン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

イワントス『オオオォォォォ…!!!?』

 

 

イワントスは、弱点の脳天に必要以上に攻撃され…流石に起き上がった…が…

 

 

リョウカ(幻想)「ロックオン完了…!!全主砲…!!発射…!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

イワントス『オオオォォォォ…!!!?!』

 

 

ズズゥゥン…!!

 

 

【味方ファイナルオーブ:チャージ率[100%]】

 

 

リョウカ(幻想)「…!!一気にトドメを刺します…!!全艤装!!パージ…!!」

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【このすば 】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

ピキィィィィン…!!パァァァン…!!

 

 

【味方:ファイナルアタック敢行】

 

 

リョウカ(幻想)「ふんぬぅ…!!はぁぁぁ…!!」

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

 

リョウカは、その場で半人半龍形態になった…しかし両腕は異常に巨大で完全なパワー形態の様だ…リョウカはそのままイワントスに近付き…

 

 

リョウカ(幻想)「ふん…!!」

 

 

ガチ…!!ギギギギ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「ふんぬぅぅぅぅぅ…!!!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!?…仕方ねぇな…!!手伝ってやるぜ…!!」

 

 

そしてリュウカもリョウカと同じ姿になり…リョウカと同じ様に倒れたイワントスの身体を掴み…

 

 

リョウカ&リュウカ(幻想)『どぉりゃぁぁぁぁぁ…!!!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!ヒュゥゥゥ…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

イワントス『オオオォォォォ…!!!!?!』

 

 

 

イワントスは無理矢理マグマ風呂から一気に天上をぶち破られ…上空まで投げ飛ばされた…そして…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと…これで終わりです…!!」

 

リュウカ(幻想)「一気に終わらせる…!!」

 

 

 

シャキン…!!ズズゥゥン…!!

 

 

リョウカとリュウカはその場でその姿のまま…超大刀剣を抜刀し構えて…

 

 

リョウカ&リュウカ(幻想)『……【神森家:神森龍式超大刀剣術:奥義[天命神滅断双剣]…!!】』

 

 

ッダ…!キィィィィィン…!!!

 

 

リョウカとリュウカはその場で一気に跳躍し…リュウカはイワントスの頭上から…リョウカはイワントスの下から…

 

 

リョウカ&リュウカ(幻想)『はぁぁぁぁぁ…!!!!』

 

 

キィィィィィン…!!ブォォン…!!ザシュゥゥ…!!!

 

 

………イワントスを縦に真っ二つになる様に斬り裂いた…

 

説明しよう!神森龍式超大刀剣:奥義[天命神滅断双剣]とは…地上に居る敵が宙に打ち上げられ…落下している時…又は空に居る敵が墜落している時…簡単に言えば敵が墜落してる時に偶に使われる奥義である…発動者の二人が超大刀剣を構えてそれぞれ跳躍…一人が敵の真上に行き落下…もう一人が敵の真下から上へ向かい…二人が敵にすれ違う所で一気に超大刀剣で上下に斬り裂き…真っ二つにする奥義である…正に天に浮かぶ命を両断する様な技である……無論敵が落下している時の速度によって威力が上がったりもするし…敵の大きさや硬さや重さによっても威力が変動する…特に巨大で柔らかく…更に重い相手ならば非常に効果が良いとされる………

 

以上がこの技の内容である…

 

 

イワントス『……!!!?!?』

 

 

ジリジリジリジリ…!!ピキィィィィン…!!パァァァン…!!!!

 

ピキィィィィン…!!ジリジリジリジリ…!ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥン…!!

 

 

 

イワントスは、縦に真っ二つにされて…その場で消滅し…赤いフォースが現れて…何時ものと同じく台座が現れて…そこにフォースが鎮座して…眩い光を放ち…火の神殿の結界が復活した…そして…神の塔に全ての結界のエネルギーが復活した為…神の塔は完全な姿となり復活した…

 

 

【火の神殿:結界復活】

 

 

【神の塔:最終結界修復完了・神の塔完全復活】

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥ…!

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…さてと、こんな物ですか…。」

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…ヒヤヒヤしたぞ…今回は…。」

 

リョウカ(幻想)「うん、まさか今回は何故か知能が良かったのか…必要以上に私に攻撃しようとした様ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、余程奴にとってはリョウカが危険な存在だと瞬時に理解しやがったな…。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと…取り敢えず神の塔に向かいましょうか…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな。」

 

レギーナ『グルル。』

 

アルテラ『グォォ…。』

 

リョウカ(幻想)「……良いですよ、それじゃあ一緒に行こっか…みなさん。」

 

ギネア『グルル…♪』

 

 

それでリョウカ達一行は神森大連合魔獣軍と今後も共に行動する事にして…火の神殿を後にしたのだった…(無論神森大連合装甲列車艦隊や神森大連盟艦隊ともに合流した…)因みに火の大地にも新しく神森大連盟国が召喚された…場所は神の塔の近くだ…

 

 

【火の大地:神森大連盟国召喚完了】

 

 

その後リョウカ達一行は再び神の塔に戻って来た…無論…神の塔の攻略である…

 

 

【神の塔:第5層攻略戦開始】

 

 

………攻略を開始して…1時間と45分経過した…リョウカ達一行(無論神森大連合魔獣軍も一緒)は神の塔の決戦場に到達した…

 

 

ズズゥゥン…!!

 

 

リョウカ達の来た道は扉は閉ざされて…奥から以前にリョウカ達と会った大男が現れた…

 

 

?「……やはり現れたか…。」

 

リョウカ(幻想)「………ええ…貴方こそね…怖気ついたかと思いましたけど…やはり貴方らしくて良かったですよ…ディーゴさん…。」

 

ディーゴ「ふ…それはこちらの台詞だ…。」

 

リョウカ(幻想)「……この時を待ってましたよ…貴方と決闘をね…。」

 

リュウカ(幻想)「………リョウカ……。」

 

めぐみん「リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(幻想)「みなさんは下がって…これは私とディーゴさんの…私なりの戦いがしたいです…だから下がって…。」

 

リュウカ(幻想)「……分かった…。」

 

 

リュウカ達は、リョウカに言われ下がった…

 

 

ディーゴ「良いのか?仲間と一緒の方が勝ち易いだろう?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…でもね……この戦いだけは絶対に誰にも邪魔をされたくないから…例え仲間や家族同士であっても…この戦いだけは絶対に駄目……私達は……ううん……私は……過去の因縁の終止符を討つ…貴方を倒してね…。」

 

ディーゴ「………過去の因縁…か…ふ…貴女様の過去の因縁がどう言う事か知らん…しかし貴女様の狙いは私なのだろう?」

 

リョウカ(幻想)「………そうですね…もう過去の因縁に囚われてこれ以上みなさんに迷惑を掛けるのは嫌です…だからこそ私は貴方を倒して自身を超える……ううん…超えてみせますよ…絶対にね……。」

 

ディーゴ「………そうか……。」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガシャン…!

 

 

……リョウカとディーゴの周りに鋼鉄製の金網がせり上がり…完全に逃げ場が無くなった…

 

 

リョウカ(幻想)「…………さてと……これ以上の会話は要らないです…そろそろ決着を付けようじゃないですか?ディーゴさん?」

 

ディーゴ「………良いだろう……。」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

 

バサ…!

 

 

リョウカは、その場で通称極道脱ぎをして…何と上半身裸のネイギット状態(流石に隠す所は完全に包帯で隠している…)……その背中には龍…絶対的な存在を象徴した龍神王…【神森龍】を掲げた刺青が堂々と現れた…

 

 

リョウカ(幻想)「………リミッター解除……最終リミッター解除……これで心置きなく私は全力を持って戦える…それじゃあ行きますよ…!ディーゴさん…!貴方の力を私に見せてみなさい…!!」

 

ディーゴ「良いだろう!行くぞ…!!」

 

 

そしてリョウカとディーゴの二人だけの戦いが始まった…

 

 

 

VS【勇往神魔:ディーゴ】

 

 

戦闘方式【対人戦(龍が如くシリーズ式)】

 

 

勝利条件【ディーゴの撃破】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【龍が如くシリーズ】曲名【散るは永遠の刹那】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(幻想)「はぁぁぁ…!!!」

 

 

ッダ…!!キィィィィィン…!!

 

 

ディーゴ「何…!?っく…!!」

 

 

ッダ…!シュタ…!

 

 

リョウカ(幻想)「何処を見ている…?こっちですよ…!ふん…!」

 

 

バキィン…!!キィィィィィン…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

ディーゴ「ぐふ…!!」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?まさかその程度じゃないですよね?」

 

ディーゴ「…!!舐めるな…!はぁ…!」

 

 

ガチ…!バシュ…!

 

 

リョウカ(幻想)「へぇ?その義手は、クローを飛ばせたんでしたね?でも遅い…この程度は…。」

 

 

ガチ…!!

 

 

ディーゴ「んな…!?」

 

リョウカ(幻想)「直ぐにこの手に堕ちるのですよ?そぉれ…!!」

 

 

ブォォン…!ズガァァァァァン…!!

 

 

ディーゴ「ぐはぁ…!!」

 

 

ブォォン…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

ディーゴ「ぐふぅ…!!」

 

リョウカ(幻想)「そぉれぇぇ…!!!」

 

 

ブォォン…!!キィィィィィン…!!ガッシャァァン…!!

 

 

ディーゴ「がは…!!?ごふ…!!」

 

リョウカ(幻想)「………ほら立ちなさい…男なら根性見せなさい…!!」

 

 

ガチ…!!

 

 

ディーゴ「ぐぅ…!」

 

リョウカ(幻想)「ふん…!」

 

 

バチィン…!

 

 

ディーゴ「ぐふ…!」

 

 

バチィン…!!

 

 

ディーゴ「がは…!」

 

 

バチィン…!!

 

 

ディーゴ「ごふ…!!」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?まさか抵抗する気力も失せたのですか?……見損ないましたよ…まさか貴方と言う男は……同じ神様の使いの癖に…よく神魔だって言えましたね?えぇ…?」

 

 

ブォォン…!ガッシャァァン…!!

 

 

ディーゴ「ぐふ…!」

 

リョウカ(幻想)「………巫山戯るのもいい加減にしなさい…!貴方は何の為に力を得ようとするの…!?貴方は力を得て…!その後の事を考えてるの…!!?それで貴方の大事な師匠でもあるシャリンさんを悲しませるつもり…!!?……男として恥ずかしくないのですか!!?この馬鹿…!!」

 

 

バチィン…!!!ドサ…!

 

 

ディーゴ「ぐふ…!」

 

 

ガチ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……一言位…何か言ったらどうなんですか…!!!?何故貴方は…!!何故貴方は………!どうして…!どうして魔に…闇に染まる必要があるのですか…!!!?答えなさい…!!!ディーゴさん…!!!!」

 

リュウカ(幻想)「………リョウカ……。」

 

 

……最早この戦いはリョウカ対ディーゴでは無く…ただのリョウカによる蹂躙だ……しかしだ……リョウカはかなり手加減はしていた…ディーゴが死なない程度に更に重傷にはならない様に必死に……そして全力をもってディーゴを相手にし……リョウカの本心を込めた説教をディーゴに叩き込んだ…

 

 

ディーゴ「げほ……それは……決まってる……これはお師匠様の為だ……私に力が有れば……お師匠様を守る事だって出来る…だから私は……奴らに手を貸した……そして魔王の力を貸そうと考えた…そうすれば私はお師匠様を超えれる…そしてお師匠様に…私を認めてもらう…!」

 

 

ブチ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!この……大馬鹿者がっ…!!!!!!」

 

 

バチィン…!!!キィィィィィン…!!ガッシャァァン…!!!!

 

 

ディーゴの先の発言でリョウカがブチ切れて…全力(手加減)の平手打ちをかまして…ディーゴは吹き飛び…何と閉ざしていた空間の金網を破壊した…

 

 

ディーゴ「がは…!!」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

スタ…スタ…スタ…ガチィ…!!

 

 

ディーゴ「……ぐ……ぅぅ…!」

 

リョウカ(幻想)「……貴方……本当に大馬鹿者ですよ…!そんな事をした所で貴方は絶対にシャリンさんには認められる筈が無い…!!!いや有り得ない事ですよ…!!そんな外道な方法で…力を得て…!それでシャリンさんが喜び…貴方を認めて貰えると…本気で思っているのですか…!!?…いえ…喜ぶどころか…寧ろ絶対に認めたくないでしょうね…!貴方がそこまで堕ちたらね…シャリンさんどころか誰にも認めてもらえなくなるだけですよ……だからこそシャリンさんが貴方を止めようとしたのですよ……!!」

 

ディーゴ「………!!!」

 

リョウカ(幻想)「………貴方はまだ若いのですよ…だからシャリンさんは…大事な大事な…ある意味で息子とも呼べる存在である貴方を…死なせたく無かった…貴方を守る為に……そしていつか……本当の意味で力を得た貴方にシャリンさんは…戦いたかったのですよ…そうすればきっと絶対にシャリンさんは貴方を認めてくれますよ……私が言うのだから大丈夫ですよ……ディーゴさん……。」

 

ディーゴ「…………。」

 

リョウカ(幻想)「…………ディーゴさん……これが最後……私…私達……そして……私個人としての最後の警告です……今が引き返せる最後にチャンスです……もう魔王の力を借りようとするのはもう辞めて…そんな事をしたら絶対に貴方は死ぬだけです……だからお願いだから辞めて……。」

 

ディーゴ「…………。」

 

リョウカ(幻想)「……………。」

 

全員(全魔獣軍も含む)『……………。』

 

 

 

その場に完全な静音になった……果たしてディーゴの答えは……

 

 

ディーゴ「…………分かった………私の完全に負けだ……私は間違っていたのか……すまなかった……。」

 

リョウカ(幻想)「………大丈夫ですよ……ディーゴさん…もう誰も貴方を責めようなんて思って無いですから……それに私の方が貴方をここまで傷付けたのです…これじゃあまともに動けないです……少し失礼しますね……。」

 

 

リョウカはディーゴに治療能力で完治させた……そしてこの戦闘はリョウカの説得により…ディーゴは完全に降伏した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィィィン…!シュゥゥ…

 

 

リョウカは何時もの格好に戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「……大丈夫ですか?身体の方は?」

 

ディーゴ「ああ…問題無い…しかしこのままでは魔王が…!」

 

リョウカ(幻想)「ディーゴさん、気持ちは分かります…しかしどっちにしても貴方は予定通りに魔王の復活の時間稼ぎには成功してます…まあしなくとも魔王は必ず復活はします…。」

 

ディーゴ「何…?どう言う事ですか…?」

 

リョウカ(幻想)「一応私は神でもあって邪神でもありますよ?それも全てを統べる存在ですから…だからどっちにしても…予定通りに私達が到着した時点で魔王は復活する予定です…が…逆に言うと私達が来なければ魔王は永遠に復活はしないしただあそこでボーッと待機するだけです。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ……メタいぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…すみません…。」

 

ディーゴ「…となると…我々が頂上に行かなければ…魔王はあそこでジッとしてる訳ですか?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…寧ろ何もして来ないですね…でも行かないといけないです…一応は予定通りなので私達は役目を果たさないといけないのです…。」

 

シロクニ「そうでしたな…。」

 

ディーゴ「ふむ…。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと…急ぎましょう!魔王の元に!」

 

 

その後リョウカ達一行は神の塔の最上階にたどり着いたが…結局は予定通りに魔王マラドーが復活し…更には逃げられてしまう始末だったそうだ…しかし史実と違いディーゴに対しての不意打ち攻撃は無くディーゴが無事な事が良い変更点だった…それでリョウカ達一行はターミナルに戻り…今後の予定では砂の大地を攻略する事に決定した…目的は光の弓の入手だった…リョウカ達は光の弓を求めて再び海の大地から出発したのだった…果たしてリョウカ達一行は無事に光の弓を入手する事が出来るのか?…次回へ続く…

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:終章)】



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第29話 神森大連盟国の異世界四大地調査:終章【終章・前編】

よう、お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言う…前回は…火の神殿を攻略し…最後の結界を修復した…因みにその時に俺達のペット達も参戦して来てくれたお陰で楽に勝てたぜ…その後に神の塔を再び登りいよいよディーゴとの戦闘を行う事になりリョウカ自身の手でやるとの事で観戦した…その戦いぶりは最早虐めクラスだが…やはりか、リョウカのやってた事は単にディーゴを説得する為の事で兎に角攻撃を続けないといけない訳でだ…戦闘をしながらリョウカのキツイ説教によりディーゴの説得に成功した…その後に俺達は魔王の所にやってきたが案の定復活して逃げ果せた…んで話によれば魔王に乗っ取られたのを引き剥がすには光の弓が必要だと言う事なので砂の大地に向かう事にした……まあこんな物だ…んじゃあ今回も見てくれ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

リョウカ達一行を乗せたヤマトを先頭に…神森大連合装甲列車艦隊と神森大連盟艦隊…そしてそれに続く形で神森大連合魔獣軍も続いて行った…無論目的地は砂の大地…さてだが諸君…此処で感の良い奴も居るだろう…そう…確かにリョウカ達は海の大地の線路は全て復活させた…が砂の大地の事は何の供述が無い…つまりは砂の大地の線路は無い…しかしリョウカ達は堂々と砂の大地に向かっている…それは何故か?簡単だ……こんな事もあろうかと…かなりメタい事になるが…この話の収録前に裏で極秘で砂の大地に向かう為のフォースを手に入れたのだ…無論方法は企業秘密だ……さてと話は終わりだ…

 

 

 

リュウカ(幻想)「……なんかどっからかすげぇメタい説明が入った気がするな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね……私……やっぱり変になったのかな…?」

 

めぐみん「だ…大丈夫ですよ…!リョウカちゃんは絶対にまともな人間だって分かってますから…!」

 

リョウカ(幻想)「………そうかな……。」

 

リュウカ(幻想)「……まあ取り敢えず、急ごう…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

 

その後リョウカ達は、砂の大地に到達し…砂のホコラにたどり着いた…それで砂の大地のセッションも無事に大成功…砂の大地の線路は完全に復活し…全ての大地の線路は事実上完全に修復された…

 

 

【異世界四大地:全線路修復完了】

 

 

【アナザーターゲット完了!】

 

 

……それでリョウカ達一行は、予定通りに砂の神殿に向かうのだが…どうやら聞く所によれば三つの試練を超えなければ砂の神殿にさえ入れないと言う…そして現在…

 

 

全員『…………。』

 

 

そう、完全に神森大連合装甲列車艦隊と神森大連盟艦隊と神森大連合魔獣軍の前にあの例の門がそびえ立っていた…

 

 

リュウカ(幻想)「なあ…どう考えてもあの先にはダイテクタが居るんだよな?」

 

リョウカ(幻想)「居ますね…でもあの時はこの門は無かった…けど今回はあると言う事は強大な存在となったダイテクタが相手だと思いますね…。」

 

リュウカ(幻想)「成る程…っで?どうする?」

 

リョウカ(幻想)「では今回もあの時と同じ様な方法で行きます…しかしです…前みたいな事に備えて…かなり火力は落ちますが…正面から堂々と突入させましょう。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…よし!お前ら乗り換えるぞ!」

 

 

そしてリョウカ達は、ヤマトから神森大和に乗り換えて…小さくなった…が、以前と違い普通に前から突入して行った…

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

 

現在リョウカとリュウカは、後部艦橋に移動し…後方が見える所で指揮を取る事になっていた…それでだが、勿論暗いトンネル内部の先を照らす様にゴットピットによって先を照らしている…それで…神森大和の頭上を何かが通過して…完全に通過したのを見たのを確認したのか…

 

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

……奴が降りて来た……しかも……

 

 

リョウカ(幻想)「………!!!?あれは……ダイテクタじゃないです…!!!あの雪の大地の時に報告された…!!【千年単眼甲殻種[モルド・ゴーマ]】です…!!」

 

リュウカ(幻想)「何…!?確か奴は…完璧に消滅した筈だ…!!」

 

リョウカ(幻想)「………成る程……そう言う事ですか……!確かにあの時に完全に消滅しました…しかし流石の歴戦王の個体…更には執念と恨みによって…魂だけが残り…この地に現れたのでしょう…!私達に復讐する為に蘇ったのですよ…!!」

 

モルド・ゴーマ『グギャァァァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

全員『……!!!』

 

 

ズンズンズンズン…!!!

 

 

モルド・ゴーマは、神森大和を見るや否や…即座にあの時の事を思い出し…ズタズタに引き裂かれたプライドが怒りを通り越して憤怒の激昂を生み出し…最大級の咆哮をあげて…初めから最大の速力で神森大和に襲い掛かった…

 

 

 

VS【復讐の千年単眼甲殻種:モルド・ゴーマ[リベンジ個体・歴戦王個体・超強化個体・激昂状態]】

 

 

勝利条件【モルド・ゴーマの撃破又は撃退又は逃走成功】敗北条件【神森大和の撃沈】

 

 

戦闘BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【舞い降りる伝説(旧ver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

リョウカ(幻想)「不味いですね…!どうやら今回の場合は以前よりも更に強大な力を持ってますね…!一回でも喰らえば一溜まりも無いです…!更に言えば…かなり不味いですね…まさかこの個体が出てくるのは想定外でしたから火力が足りないです…倒しきれるかどうかも分からないです…!」

 

リュウカ(幻想)「仕方ない…!ヤマト!出来る限りの最大速力でこのトンネルを抜ける…!無論奴に対しても主砲をお見舞いしてやれ…!」

 

ヤマト『了解です!』

 

モルド・ゴーマ『グギャァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ズンズンズン…!

 

ギギギギギ…!

 

 

リョウカ(幻想)「不味いです…!あの距離から飛び掛かって来る気です…!!」

 

リュウカ(幻想)「一か八かの賭けだ…!主砲!砲撃用意!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!

 

 

 

モルド・ゴーマ『グギャァァ…!!!』

 

 

ッダ…!

 

 

リュウカ(幻想)「今だ…!!砲撃始め…!!」

 

 

ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

 

モルド・ゴーマ『グギャァァ…!!?』

 

 

ズズゥゥン…!!!

 

 

モルド・ゴーマの飛び掛かりは間一髪神森大和の主砲により迎撃に成功した…

 

 

モルド・ゴーマ『グギギ…!グギャァァ…!!!!』

 

リュウカ(幻想)「やはり立つか…!」

 

リョウカ(幻想)「ええ…あれではまだ死にません…!もっと攻撃しないと…!」

 

モルド・ゴーマ『グギャァァ…!!!』

 

 

ギギギギギ…!!ッダ…!

 

 

リュウカ(幻想)「また飛び掛かって来たぞ…!!」

 

リョウカ(幻想)「不味い…!まだ主砲の装填が終わって無いです…!…仕方ないです…!こうなれば…!多少の無理は承知…!行きますよ…!!モルド・ゴーマ…!!!」

 

 

ッダ…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「んな…!?リョウカ…!?」

 

 

リョウカは何とモルド・ゴーマに向けて突撃を敢行…無論だがリュウカは一瞬の事なので唖然としていた…

 

 

 

キュィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「喰らえ…!モルド・ゴーマ…!!アクアさん直伝…!!神々の怒りと悲しみを込めた必殺の一撃…!!!!【ゴット…!!!ブロォォォォォォォ…!!!!!!】」

 

全員『……へ?』

 

 

ブォォン…!!ピキィィィィン…!!バキィィィン…!!!!

 

 

モルド・ゴーマ『グギャァァァァァァァァァァ…!!!?!?』

 

 

キィィィィィン…!!ズガァァァァァン…!!!!!ガラガラ…!ズズゥゥン…!!

 

 

リョウカの放ったゴットブローは、見事にモルド・ゴーマの弱点でもある眼球に直撃…しかも相手が飛び掛かっていて勢いが乗っていたのか…凄まじい威力のこもったカウンターとなり…モルド・ゴーマは、勢い良くぶっ飛んで行き…トンネルの壁に激突し…その衝撃でトンネルの一部が崩落し…モルド・ゴーマを巻き込んだ…無論だが流石にモルド・ゴーマはこの一撃で撃退に成功した…が死んではいないので…この先に…いや…近い内に再びまた出会う事になるとはまだこの時のリョウカ達は知る事はなかった…(無論無事にトンネルから脱出した)

 

 

モルド・ゴーマ『……………。(ギロリ…!)』

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカとリュウカは取り敢えずはもう追って来る事は無いと言う事なので艦内に戻った…が…案の定無理し過ぎた結果…何とリョウカの殴った方の腕が吹き飛んだのだ………決して…ほのぼのした感じの吹き飛んだと言う訳じゃない……正に消し飛んだと言った方が正しいのだ…

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…はぁ……っ…!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…しっかりしろ…!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!何故あそこまで無茶するのですか…!!?確かに多少の無茶は分かりますけど…何故にアクアさん直伝のゴットブローを選んだ訳ですか!?」

 

リョウカ(幻想)「ごめん…なさい…モルド・ゴーマの相手に…やわな攻撃は絶対に効果が無いのは分かってました…だからあれ位はしないといけないです……っ…!ぅ…!」

 

めぐみん「動いたら駄目です…!リュウカさん!アクアさん!どうにか出来ないのですか!?」

 

リュウカ(幻想)「今何とかする…アクア、お前も手伝え。」

 

アクア「分かったわ!任せなさい!」

 

 

その後何とかリョウカの失った片腕を再生に成功した…

 

 

しかし…

 

 

めぐみん「……で?何か私達に言う事は?」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「無茶はしないって言ったよな?」

 

リョウカ(幻想)「………ごめんなさい……。」

 

リュウカ(幻想)「んで聞く…あのゴットブローは?何処で覚えた?それで何で片腕が消し飛んだ?」

 

リョウカ(幻想)「……実は…このゴットブローは元々私専用の技でした…それでさっきのアクアさん直伝って言いましたが…実の所…そうでも言わないと私が満足しないって言いますか…何と言うか…分からない感じです……それでアクアさんの使う方のゴットブローと私の場合のゴットブローは…アクアさんの場合は私の扱うゴットブローを量産した感じですね…略して【ゴットブロー[量産型ver]】ですね…そして本家オリジナルである……私専用のゴットブローは……量産型ゴットブローの完全な姿ですが…量産型ゴットブローには無い欠点が存在します…さっきも見たと思うけど…私の放った腕の方が消し飛びました…これが本来のゴットブローの恐ろしさです…しかしこのゴットブローは如何なる防御をも殴り壊す地下を持ち…如何なる打撃耐性を持っていてもこの私専用のゴットブローならば全てを殴り…破壊尽くす事が可能です……がその制約がこの有り様ですよ…だから今の今まで使いたく無かったですよ…それに身体の一部を犠牲にして放つ物はもう一つ…ゴットオーバードウェポンのゴットグラインドブレードがそうです……がそのオーバードウェポンの方はお姉ちゃん達は知っている事です…。」

 

全員『………。』

 

リョウカ(幻想)「……それにです…このゴットブローと似た技…もう通称【神技系】と言いますね…この神技系は、初代の最高神である零お姉ちゃんや無限お姉ちゃんも知らない…私だけの編み出した技は色々と有って…どれもこれも自信が使えば強力ではあるけど…必ず自身にもその代償が跳ね返って来る事は初めから知ってました…だからこそ私はその欠点の無い量産型を作り…他の人に伝授させて…伝授させた後…その伝授させた人に私が関与した事の記憶は全て消し…私がその神技系を作ったとは知らない…いえ知られる訳にはいかなかった…それを知れば、絶対に悪用をすると思うだろうと思って…消したのですよ…そして私自身は、今の今まで使いたく無かったのは…こう言う絶体絶命の危機で…まあ今までも有りましたが…その時は状況が完璧に把握していて…更には相手の弱点が分かっていたからこそ使わなかった…いえ使えなかったのが正しかった…何せ…確かにその神技系が使えたのは一人旅の時代で…まだほんの僅かの力の時に自ら生きる為にその神技系を覚えました…がその時の私はまだ力のコントロールも出来ない…力の使い所も知らない…まだまだど素人もいい所でした…ただ力を振るい…傷付いて行っては治して…振るっては治しての繰り返しで…それでのようやくの量産型が完成した訳です…それでです…その量産型の方を伝授したのは私が知る限りでは…そうですねアクアさんと…ジ・アースとジ・グラン…そして今…この話を聞いたみなさんです…もう既にみなさんにでもこの量産型の全てが使えますよ……ただし…オリジナルを使えるのは今の所神森一家限定且つ完全に血の繋がりを持った完全に血液関係を持っていなければ覚えるどころかうんともすんとも言いませんよ…それくらいの危険なのです…オリジナルはね…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…そう言う事か…まあそれはどうでも良い…で?何故使ったんだ?そんな禁忌の技使って?結局は撃退止まり…倒し切れなかった…しかもお前の片腕が消し飛ぶ…どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「……えっと……その…実の所…あのオリジナルの方…実は今の今まで忘れちゃってて…さっき思い出して…いざ使おうと思ったけど…完璧に感覚を忘れて威力不足な陥り…撃退止まり且つ私自信が甚大な被害を被っちゃいました……ごめんなさい…。」

 

 

ズコォォ…!!

 

 

まさかのあのオリジナルの神技系の技の使う感覚を忘れていた事が発覚し…全員がずっこけた…そして…

 

 

 

ガチ…!!ギギギギギ…!

 

 

リョウカ(幻想)「い…痛い…でず…お姉ちゃん…!?」

 

リュウカ(幻想)「……あ!の!なぁ…!!お前馬鹿か!?馬鹿だろ…!?感覚忘れてたのを無理矢理使って大怪我負う必要無いだろ…!?」

 

 

ギギギギギ…!

 

 

リョウカ(幻想)「痛い痛い痛い痛い…!!ごめんなさい…!!お姉ちゃん…!治ったばかりの腕に握る潰すのを止めて下さ…!?」

 

 

ギギギギギ…!!グキィ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……あ。」

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!ああぁぁぁぁ…!!!!!!??!」

 

めぐみん「リュウカさん…気持ちはわかりますけど…!!治ったばかりの腕をへし折る馬鹿がいるのですか!!?貴女こそ馬鹿じゃないのですか!!?」

 

リュウカ(幻想)「す…すまん…ついうっかりと…。」

 

アヤカ(幻想)「へ〜…?ついうっかりとね?じゃあ…。」

 

 

ガチ…!ギギギギギ…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「いて…!いててててて…!!!?や…やめろぉ…!!?」

 

アヤカ(幻想)「どうしよっかな〜…?このままうっかりと…ねぇ?」

 

リュウカ(幻想)「分かった…!!分かったから…!!俺が悪かったから…!!リョウカみたいな事になるのは辞めてくれ…!いえ辞めて下さい…!お願いします!」

 

アヤカ(幻想)「……はぁ…はい。」

 

リュウカ(幻想)「いててて…ガチで腕が折れる所だった…。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「ん?って!リョウカぁぁ…!?」

 

めぐみん「完璧にリュウカさんがとどめを刺しましたね…リョウカちゃんは完全に気を失いましたよ…どっかの誰かさんの所為で余計にダメージを与えた結果がこれですよ?」

 

リュウカ(幻想)「うぐ…!す…すまん…。」

 

 

ザーッ…!

 

 

AI『…緊急システム作動…。』

 

全員『………え?』

 

AI『……生命力の危険域に到達…強制緊急完全自己再生…及び…強制緊急完全回復…作動…。』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

突如としてリョウカのゴットピットが作動し…リョウカを強制的に回復し…

 

 

ザーッ…!

 

 

AI『…全ゴットピット…及び…お嬢様…自己防衛モード及び自動操作モード…起動…ターゲット…神森リュウカ…。』

 

リュウカ(幻想)「ダニィ…!!!?わ…悪かった…!!!俺が悪かったから…!!!な…!?だから落ち着け…!!?な…!!?」

 

AI『……ターゲット確認…攻撃開始…。』

 

 

ピシュン…!

 

 

AIが無機質にそう言うと…ゴットピットが召喚され…倒れていたリョウカが人形みたいに起き上がり…

 

 

ピット『……!!!』

 

リョウカ(自動操作)『………!!!』

 

アヤカ(幻想)「……リュウカちゃん…ドンマイ…。」

 

めぐみん「さっきのは完璧に貴女が悪いです…大人しくシバかれた方が良いですよ?」

 

リュウカ(幻想)「ちっきしょぉぉぉ…!!!!」

 

 

ッダ…!

 

 

リョウカ(自動操作)『……!!!』

 

ピット(AI)『どうかお覚悟を…。』

 

 

…リュウカに襲い掛かって行った…無論リュウカも物凄い勢いで逃げ始めた…

 

 

そして…1時間後…

 

 

ピキィィィィン…!!!チュドォォォォン…!!!!!

 

 

リュウカ(幻想)『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!?』

 

 

……外に出て…遠くまで逃げたが…結局は追い付かれ…悲鳴と共に超規模の大爆発が起きた…因みに…もう既に神森大連合装甲列車艦隊と神森大連盟艦隊と神森大連合魔獣軍は第二のの試練を突破し…砂の神殿の目前まで迫っていたが…丁度爆心地がその砂の神殿だったので…第三試練でもある放題は爆発に巻き込まれて爆沈した…

 

 

ピット(AI)『このすば。』

 

 

……っで一行は何とか砂の神殿に辿り着いたが…

 

 

チーン…

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

リョウカ(このすば)「あらら…完全に二人共気を失ってますね…。」

 

リュウカ(このすば)「まあ、そうなるだろうな…さっきのあのリョウカの場合は自動で動いていた…自分の意思では動いてなく気を失った状態で動いていた…。」

 

リョウカ(モンハン)「……自動操作……ダミーシステムですか…。」

 

めぐみん「ダミーシステム?何ですかそれは?」

 

リュウカ(このすば)「ああ、言ってしまえば…暴走形態を任意に発動させてしまう恐怖のシステムだ…無論先の行動はあのダミーシステムの派生版で…攻撃を受けた場合に条件を満たすと発動し…攻撃して来た者に徹底的に攻撃を行う…無論運が良ければあれで済むが…最悪の場合には無残に惨殺される…。」

 

ゼルダ『な…な…!?何て恐ろしい能力が付いてるのですか!?』

 

リュウカ(このすば)「知らん、初めから付いてたんだよ…。」

 

リュウカ(幻想)「……!!っ〜…!いてて…くそ…あそこまでやらなくても良いだろ〜…。」

 

リョウカ(幻想)「……ん…う〜ん……あれ?私は今まで何を…?確か…お姉ちゃんに右腕をへし折れられた後の事は全く覚えてない……。」

 

リョウカ(このすば)「起きましたか?」

 

めぐみん「大丈夫ですか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、大丈夫です…何故か分からないけど。」

 

リュウカ(幻想)「俺は被害損だがな…。」

 

リュウカ(このすば)「知らん、まあ事の発端はリョウカだが…最終的にこうなったのはお前自身の責任だぞ?運が悪ければ周りの奴らにも襲われていたかもしれないんだぞ?もうちょい加減って物を考えろ。」

 

リュウカ(幻想)「うぐ…済まん…。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「ん?どうした……って!?お…おい!?なんか目が怖いんだけど!?俺…もうお前にやられたばっかりだぞ!?」

 

リョウカ(幻想)「…成る程…そう言う事ですか…私が知らない内に私自身がお姉ちゃんに酷い事した訳ですか……。」

 

リュウカ(幻想)「な!?し…しまった…ついうっかりと言ってしまった…。」

 

リョウカ(幻想)「……ごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

リョウカ(幻想)「…やっぱり私は迷惑を掛けっぱなしですね…私があんな事しなければこんな事にはならなかったです…。」

 

リュウカ(幻想)「そ…そんな事は無いぞ!!リョウカ!」

 

リョウカ(幻想)「どうかな…結局は私が原因なのは変わらないです…だから私が責任を取ります…。」

 

 

リョウカはそう言うとおもむろに立ち上がり…

 

 

リョウカ(幻想)「…私一人で光の弓を取りに行きます…これが私の出来る事です………みなさん……ごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「あ…!?ちょ…!!待て…!!」

 

 

バタン…!

 

 

リョウカはそう言い残し…一人で砂の神殿の中に突入して行った…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ……クソ…!兎に角リョウカを追うぞ!」

 

めぐみん「ええ!…リョウカちゃん…絶対にもう死なせませんからね…!」

 

 

そしてリュウカ達一行は…リョウカを追い掛ける形で…数分遅れで砂の神殿に突入して行った…

 

 

【神森一家:砂の神殿攻略戦開始及び神森リョウカ探索開始】

 

 

 

…数分後…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ!!何処だ!!?」

 

カズマ「おーい!リョウカ!!出てこーい!」

 

めぐみん「リョウカちゃん!居たら返事して下さい!!」

 

リュウカ(幻想)「不味いな…何処だ!?」

 

 

ズゥゥゥゥ…!ズズゥゥン…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

リュウカ達はどうやらモンスターハウス地帯に閉じ込められた…

 

 

カラカラ…!

 

 

カズマ「コイツらは!スタルフォス!」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

めぐみん「……?リュウカさん?」

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

 

ピキィィィィン…!!ゴォォォォォ…!!!

 

 

全員『…!!』

 

 

リュウカは、その場で完全最高邪神化形態と半人半龍形態になり…

 

 

リュウカ(幻想)「俺達は今…こんな所で止まってられる程暇じゃねんだよ…だからな……さっさとどきやがれぇ…!!!クソ雑魚供がぁ…!!!」

 

 

ピシュン…!!

 

 

ポポポポポポポポォォピィィ…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リュウカは、正に出オチの感覚で敵供を蹂躙し…

 

 

リュウカ(幻想)「邪魔だぁ!」

 

 

ブォォン…!ズガァァァァァン…!!

 

 

閉まっていた扉を破壊し…

 

 

リュウカ(幻想)「ん?宝箱か…ん!?もう開けられた後か!?」

 

アヤカ(幻想)「まさか…もう回収して…直接ボスの所に!!」

 

リュウカ(幻想)「……急ぐぞ!」

 

 

そしてリュウカ達は大急ぎで直接ボスの所に向かって行った…無論所々で敵やトラップに阻まれる事も有ったが…

 

 

リュウカ(幻想)「邪魔だぁ…!」

 

 

バキィン…!

 

 

アクア「ゴットブロー…!!!」

 

 

ブォォン…!ズガァァァァァン…!!!

 

 

…正に破壊尽くすかの様に無理矢理突破して行き…

 

 

全員『………。』

 

 

…約一時間掛けてようやくボス部屋の前に来た…無論例の門も有った…その時…

 

 

『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

ズガァァァァァン…!!!

 

ポォォピィィ…!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「もう始まってるのか…!急ぐぞ…!

 

めぐみん「ええ!」

 

リュウカ(幻想)「……!(絶対に……生きていてくれ…!リョウカ…!)」

 

 

ズゥゥゥゥ…!!ズズゥゥン…!!!

 

 

リュウカ達は、その門を潜って行った…

 

 

さて此処で一度リョウカの視点に戻る…

 

同時刻…リョウカはサンドロッドを片手に…目の前に居る敵…そうこの砂の神殿のボス…【古代魔人族:ドスボーン】と交戦していた…現在の状況は完全にリョウカは劣勢である…何せ如何にダメージや傷が治っても…まだ病み上がり…しかもあまり無理が出来ない身体…それによりによってこのドスボーンは超強化個体だった…このドスボーンの特徴は初めから全て発射して来る岩は全て赤岩で…更に時折撃ってくる破壊光線は非常に高威力且つ…高精度で狙って来て…何と未来位置に対して攻撃して来る…そうモンハンに例えるとなら…今までよく知るドスボーンは下位個体又は準上位個体だが…コイツは正にG級個体でしかも超強化個体だ…

 

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!」

 

ドスボーン『ピシャァァァァァァァァァ…!!』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ゴロゴロゴロゴロ…!

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!!せいやぁ…!!」

 

 

ブォォン…!ズガァァァァァン…!

 

 

ドスボーン『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「しまっ…!!?」

 

 

キィィィィィン…!!!チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「ぐぁぁ…!!?ぐふぅ…!!っ…!まだ……です…!」

 

 

そしてとうとうリョウカはドスボーンの破壊光線を直撃してしまい…一気に絶体絶命のピンチに陥った…リョウカはまだ諦めてたまるかの様に再び立ち上がった……が…

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ゴロゴロゴロゴロ…!!

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「ぐあぁぁ…!!!…げほ…!げほ…!」

 

ドスボーン『ピシャァァァァァァァァァ…!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「………!!!」

 

 

ドスボーンはリョウカにトドメを刺すかの様に最大級の破壊光線を放った…無論だが…幾らリョウカでもここまで酷く傷ついていればこれ以上攻撃を受ければ命は無い…無論この攻撃を受ければ間違いなくリョウカは確実に死ぬ威力だ…

 

 

リョウカ(幻想)「………ここまで…ですか……ごめんなさい…みなさん…最後まで迷惑を掛けて…ごめんね……そしてごめんなさい……私の愛する娘達…帰れそうにないです………みなさん……そして……お姉ちゃん……本当にごめんなさい……。」

 

 

リョウカは静かに遺言を言い残し…静かに目を瞑った……その時…

 

 

ピキィィィィン…!!!ガキィィィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ドスボーン『……!!!』

 

リョウカ(幻想)「………え?」

 

?「………全く…お前は…寝言は寝て言え…馬鹿リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……お…ねぇちゃん…?」

 

?「リョウカちゃん…!!無事……じゃないですよね……ごめんね…遅くなりました…!」

 

リョウカ(幻想)「み…なさん?」

 

 

そう…間一髪リュウカ達が駆け付けたのだ…先の攻撃はリュウカの最大級の反射結界で跳ね返した様だが…破壊光線自体はドスボーンに当たらず明後日の方向に飛んで行き着弾した…

 

 

 

リュウカ(幻想)「………いつも遅くなって現れてごめんな……リョウカ…此処まで傷付いてまで責任はもう取らなくても良い…寧ろ俺達にも責任は有る……だからな…責任を全部一人で抱える必要なんてねぇよ……。」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん……。」

 

リュウカ(幻想)「今は喋らなくても良い……リョウカ…サンドロッドを貸せ…。」

 

リョウカ(幻想)「………うん…。」

 

 

リョウカは、リュウカにこの神殿で手に入れたサンドロッドを渡した…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ此処まで生きていてくれて…ありがとな…今度は俺達が……此処までリョウカを傷付けた魔人族か魔神族か訳の分からないあの粗大ゴミを片付ける…永琳、何時もの様に任せたぞ。」

 

永琳「ええ、分かったわ…。」

 

 

リュウカは、リョウカを永琳に預けて…

 

 

リュウカ(幻想)「おい、そこのデカブツ…よくも俺の妹をやってくれたな?………はぁ……。」

 

 

ピキィィィィン…!!!ゴォォォォォ…!!

 

 

ドスボーン『……!?』

 

リュウカ(幻想)『……貴様は此処で殺す!拒否権は無い!……私の……唯一の妹を死ぬ程までに傷付けた痛みを味合わせてやる…!』

 

零(幻想)「ええ…たっぷりと味合わせてやるわ…地獄以上の苦しみをね!」

 

アヤカ(幻想)「……さてと、私だってもう怒っても良いよね?いや寧ろ怒らなくても良いよね?………ブチ殺してやるよ…ただの劣化魔人族部勢がしゃしゃり出るなよ…?」

 

斬駆「あ?何だあの骸骨?ぶっ壊しても良いよなぁ!?」

 

零月「ええ、良いわ…あの骸骨…私の妹を傷付けたから壊しても良いよ…私も苛々してるから…あれだけは絶対に許さない。」

 

めぐみん「撃っちゃっても良いよね?寧ろ撃たせて下さい…あれを見るだけでも私の怒りが収まりません…。」

 

ギネア『グルルル…!!!』

 

レギーナ&アルテラ『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

リュウカ(幻想)『行くぞ!お前ら!リョウカの仇を取るぞ!』

 

全員『おおおおぉぉぉぉ…!!!!』

 

ドスボーン『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

そしてリュウカ達対ドスボーンの戦いが始まった…

 

 

VS【古代魔人族:ドスボーン[超強化個体・歴戦王個体]】

 

 

戦闘方式【討伐戦】

 

 

勝利条件【ドスボーンの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【ドスボーン戦[大地の汽笛]】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

キュィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ(幻想)『無駄だ!ふん!』

 

 

バキィン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

ドスボーンの開幕不意打ちの破壊光線はリュウカによって跳ね返されたが…これも命中しなかった…

 

 

リュウカ(幻想)『レーザーって言うのは…こう言う物だ!喰らえ!【リュウカ式!最大出力超破壊光線!!】』

 

 

キュィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

ドスボーン『ピシャァァァァァァァァァ…!!?!』

 

 

リュウカの目から凄まじい威力の誇る超破壊光線がドスボーンの胴体に命中し…一気に4つも破壊した…

 

 

リュウカ(幻想)『ふん!これで終わりだと思うな!…サンドロッドに宿る大地の神々の力よ!!その力を貸せ…!!スペル!【地神符[地啼葬送]】…!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザァァァァ…!!ガチガチ…!!

 

 

ドスボーン『……!?ピシャァァァァァァァァァ…!!!?』

 

 

リュウカはスペル宣告しながらサンドロッドを掲げると…ドスボーンの周りの砂が蠢き…ドスボーンを絡め取りそのまま拘束し…そのまま絞め殺すかの様に徐々に砂がドスボーンの身体を締め上げて行く…が…

 

 

ドスボーン『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

チュドォォォォン…!!ガッシャァァン…!!

 

 

何とドスボーンは何を血迷ったか…自身の胴体諸共破壊光線で吹き飛ばして脱出した…

 

 

リュウカ(幻想)『……っち!流石にそうなるか…しかしこれで奴は胴体を失った…!』

 

ドスボーン『ピシャァァァァァァァァァ…!!!』

 

リュウカ(幻想)『ふん!頭だけなら…こうしてやろうか!?スペル!【地神符[地啼葬送]】!』

 

 

ザァァァァ…!!ガチガチ…!!ミシミシ…!

 

 

ドスボーン『ピシャァァァァァァァァァ…!!?』

 

 

リュウカは、もう一度同じスペルを放ち、ドスボーンを拘束した…

 

 

リュウカ(幻想)『良し!とどめを刺すぞ!めぐみん!合わせろ!』

 

めぐみん「ええ!」

 

リュウカ&めぐみん『究極連携魔法!爆裂神:最上級魔法!【親愛なるファイナルマスター・ゴットノヴァ】…!!』

 

 

ピキィィィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

…最後に放っためぐみんとリュウカの連携魔法により…ドスボーンは断末魔をあげる事さえ出来ずに消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

ドスボーンが倒された事により…中央に隠し階段が現れた…

 

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…取り敢えずさっぱりした…さてと…リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「…………ごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「何故謝る?お前…俺達に何か迷惑を掛ける様な事でもしたのか?」

 

リョウカ(幻想)「……え?」

 

リュウカ(幻想)「さっきも言ったろ…もう気にするなって…それに今に始まった事じゃない…だからな…自分一人で責任を抱えるな…それだけだ…。」

 

リョウカ(幻想)「……うん……っ…!!げほ…!げほ…!ゲボ…!!」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……兎に角今はもう絶対に何もするな…大人しく寝て休んでろ…。」

 

リョウカ(幻想)「…………うん…。」

 

 

それでリョウカは、気を失う様に眠り始めた…

 

 

リュウカ(幻想)「……めぐみん、永琳からリョウカを受け取ってくれ…お前に任せる。」

 

めぐみん「はい、分かりましたよ。」

 

 

めぐみんはリュウカに言われて、永琳からリョウカを受け取り…背中に背負った…

 

 

めぐみん「……相変わらずリョウカちゃんは軽いですね……でも…リョウカちゃんからは想像を絶する何かのお陰でズッシリと重く感じますね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…まあそれがリョウカの想いや使命の重さだろう…俺だってその重さは壮絶な物だ…無論だが、この重さは誰にも越えるのは不可能に等しい…まあ例えるなら…幼女なったケンシロウ又は悟空クラスだな…。」

 

カズマ「なるほどな…そりゃあそうだな…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…長い旅にはいずれ終わりの時が来る…んで俺達は完全に自由の身になる…それが俺達の神としての最終目標なのは変わらん………さてと、さっさと行こうか…もう光の弓は目と鼻の先だ…。」

 

ゼルダ『はい。』

 

 

その後リュウカ達は、無事に光の弓を手に入れ…一行は砂の神殿を出て行った…この砂の神殿の攻略の際に本体のリョウカが重傷に追い込まれると言う被害を出した…一応攻略戦には勝利したが…圧倒的な成功と言う訳には程遠い結果であった…それでだが、リュウカ達一行は再び神の塔に戻り…いよいよ最後の神の塔攻略を行った…無論壮絶な仕掛けも有ったり…戦闘も有ったが…2時間と25分も掛けてようやく最後の攻略に成功し…魔王の操る魔列車の位置を特定する為の光の羅針盤(正式名は、光のラシンバン)を入手し…闇の世界に行ける様になった…………いよいよ決戦の時が近い…果たしてこの世界の命運は如何に?……次回へ続く…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(キメラアント編:終章)】



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[第2期:最終回]第30話 神森大連盟国の異世界四大地調査:終章[終章・後編]

どうもです、リョウカです…あ…この世界の私です…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと、前回私達は砂の大地を攻略しました…その攻略の過程が厳しく…雪の大地にて倒した筈の敵が現れたり…砂の神殿では…本体の私が一人で突入して…それを追う様に私達も向かいましたが…結果的に本体の私は何とか生きてはいますが重傷を負ってしまいました……それで私達は何とか光の弓を手に入れて…神の塔に戻って…最後の神の塔の攻略を行なって…無事に光の羅針盤を手に入れました…これで闇の世界に行ける様になりました…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

神の塔の最後の攻略に成功したリュウカ達一行は…流石にリョウカ無しでは戦えれないと言う事なので…決戦前の準備期間と言う題目で…1週間の時間を掛ける事にした…それでだが、リュウカ達の作戦で…何とこの世界を移動させて…本拠地の有る大陸近くにまで接近させ…支援の効率をアップ…更に冒険者達にも支援要請もして決戦の時に備えた…幸いにも…リョウカの方は4日で回復し…現在リョウカは…『少し神森大連合装甲列車艦隊を借りますよ、決戦に向けた最後の改造ですから私だけやらせて下さい。』……との事で…極秘裏に神森大連合装甲列車艦隊は、リョウカの手で改造及び改装作業が進んでいた…

 

 

そして…予定の1日前に…リョウカによる最後の改装及び改造を終えて…作戦会議が開かれた…

 

 

リュウカ(幻想)「それじゃあ、魔王マラドーの討伐作戦の会議を行う…って言ってもまあただの確認だがな…この作戦ではリョウカが立案し…この作戦の為に復帰して早々に秘策を用意する為に多少の無理をしている…さてだが…リョウカ、お前の作戦を聞かせてくれ。」

 

リョウカ(幻想)「はい…それじゃあ説明します…先ずです、目的は魔王マラドーの討伐なのは変わらないです…しかしそれと同時にゼルダさんの身体を奪還作戦も展開します…それでです、私なりで考えてみましたけど…どう考えても一度でも入れば戦闘中に離脱は困難な戦場になってると思います…が最終的に強引な方法で戻っては来れますから大丈夫です……それでです、作戦の内容は…先ず…闇の世界には…【大和】単体で尚且つ私達のみでの特攻で突入し…内部にて魔列車を破壊…更に魔王マラドーに深傷を負わせて無理矢理この世界に引き摺り出して…更に魔王マラドーからゼルダさんの肉体を引き摺り出して救助し…弱まった所を狙い総力戦を仕掛けて…一気に討伐を目指します…以上が作戦の内容です……。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…。」

 

アヤカ(幻想)「ふ〜ん…成る程ね…確かに理になってるわね…。」

 

リュウカ(幻想)「…んで聞くが…さっき大和って言ったな?あれはどう言う意味だ?」

 

リョウカ(幻想)「そのままの意味です、名前はあの旧型列車艦隊の旗艦ヤマトです…そのヤマトが大和に変わったのです…まあ他の列車も同様ですけどね…後、名前を変更したからにはそれ程までに秘策は用意はしました…ただ、今はお披露目は出来ません…実戦で見せますよ…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…んで単体で特攻と言うと?」

 

リョウカ(幻想)「その通りです…私達のみで突入します…それで実際に闇の世界で魔王マラドーと戦うメンバーは…私とゼルダさんとシロクニさんの以上三名のみです…尚光の弓はシロクニさんに持たせます。」

 

リュウカ(幻想)「…一応聞く、俺達はどうする?」

 

リョウカ(幻想)「支援攻撃です…勿論戻る時は一緒です…。」

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

リョウカ(幻想)「………恐らくだけど、この作戦は多分だけど直感で言うと…私はタダでは済まないと思ってはいます、私は一応最善の行動はしますが…相手は仮にも魔王ですからね…作戦も何も破綻する可能性だって有り得ますが…一応これが有力候補だと思いますが…シロクニさんとゼルダさん…確かに私も魔王マラドーとは直接戦闘には参加しますが闇の世界では極力サポート重視で行動します…メインは貴方達二人に掛かってます…。」

 

シロクニ「おう…。」

 

ゼルダ『分かりました。』

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ、何度も言うが…危ないと思えば絶対に何が何でも俺はお前の所に向かうからな?」

 

リョウカ(幻想)「はい、良いですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「……んで、一応はこんなもんか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、それで作戦名は…【魔王征討伐戦】です。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…んじゃあこれで作戦会議を終わっても良いな?」

 

リョウカ(幻想)「はい…あ、でも…明日の出発前に私からの演説が有ります…だから朝に全軍を正面の門に集結させて下さい。」

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

 

それで今回の作戦会議が終わり明日に備えて早めに休息する事にした…

 

 

そして…作戦当日の朝…予定通りにリョウカ達の拠点前の門には全軍が揃っていた…リョウカは全軍の前に立ち演説を始めた…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん…いよいよ今日が決戦の時です…それと同時にこのクエストでの最終日となります…無論ですが…幾ら私達が強いといえ、相手は魔王です…一筋縄では行きませんよ…だからこそみなさんの力が必要なのです…みなさんの協力無しでこの作戦は絶対に成功はしません…それどころか失敗すれば私達は死んでしまい…最悪この世界は魔王の手に堕ちてしまいます…だからこそ絶対にこの作戦を成功させ…無事に生きて帰りましょう!私達の絆が試される時です!…私達の掲げる神森旗…そして神森魂を掛けて!確実に魔王マラドーを討伐しましょう!…これ以上私から言う事は無いです!私達による神森一家の総特攻で魔王マラドーを引き摺り出し…みなさんと共に総力戦にて魔王を討伐せしめよ…!!!」

 

全軍『おおおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!!』

 

リョウカ(幻想)「……行きますよ!みなさん!私達の神森魂を!魔王マラドーに見せてあげましょう!神森大連盟軍!全軍作戦開始せよ!!!」

 

全軍『了解!!!おおおおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!』

 

 

リョウカの演説により、全軍の士気が最高潮に達し…作戦が開始された…

 

 

【神森大連盟国:魔王征討伐戦開始】

 

 

…魔王征討伐戦とは…先ず神森一家全員と特殊部隊全員と一部の兵士のみを乗せた旧型列車艦隊の旗艦大和単体で闇の世界に突入し…ターゲットである魔王マラドーに致命傷を与え…更に魔列車を破壊し…この世界に引き摺り戻し…その段階で魔王マラドーからゼルダの肉体を奪還し…弱った所を全軍総力をもって殲滅すると言う内容だ…無論だが、最初の段階が肝となる…失敗すれば世界は魔王マラドーの手に堕ち…更に一家存亡にも掛かる作戦であった…

 

 

作戦の内容は以上だ…

 

 

……1時間後…森の大地の拠点から出発した大和はいよいよ闇の世界に通じる所にたどり着いた…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん…!行きますよ!」

 

リュウカ(幻想)「おう!突入だ!」

 

 

ポォォォォォォォ…!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

大和は汽笛を鳴らしながらワームホールを通って行った…

 

 

ピキィィィィン…!ピシュゥン…!

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

 

リョウカ(幻想)「此処が闇の世界…!相変わらず禍々しい所ですね…!」

 

ヤマト「…!周囲に敵反応多数!これは…キラー列車です!!数100両!」

 

リュウカ(幻想)「一気に攻めて来たか…!幾ら単体でも厳しいぞ!」

 

リョウカ(幻想)「いえ、大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「え?どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「この線路の下は闇の海…落ちれば終わりですが…こちらにとっては好都合です…秘策を使いましょうか!この時の為に用意したのですよ…ヤマトさん!モード変更!【戦艦大和】出航です!!」

 

ヤマト「……!!了解です!モード変更!戦艦大和モード起動!大和出航!!」

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ】

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ボォォォォ…!!

 

ザザァァン…!!

 

 

闇の世界の闇の海に旧大日本帝国の誇る超戦艦が堂々と浮かんだ…正に鋼鉄の要塞の如し…神森旗と旭日旗が掲げられている…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!まさかこれが!」

 

リョウカ(幻想)「その通りです、これが装甲列車系の誇る…私の秘策…性能は私達流で尋常じゃない性能を持つし大部分が自動化が進んでいますが…やはり大人数の操作が必要です…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな、それでこの後どうする?」

 

リョウカ(幻想)「相手はキラー列車…って言うよりもキラー列車と魔列車は線路の上…こちらは線路だろうが闇の海だろうが問答無用で航海可能…一方的に攻撃可能です…。」

 

カズマ「中々エグいな…けど!これなら行ける!」

 

リョウカ(幻想)「…それじゃあ…各員!戦闘配置!!」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

【戦艦大和:戦闘態勢に移行】

 

 

リョウカ(幻想)「…戦闘開始!各員は自由攻撃!キラー列車を殲滅せよ!!」

 

総員『了解!』

 

 

戦艦大和は、正に鬼神の如しの圧倒的な強さと戦術で…僅か30分足らずでキラー列車の防衛艦隊は全滅した…

 

 

ザザァァン…!

 

 

シャリン「見事な手際じゃ…この先の闇の果てにキマロキやマラドーが居る筈じゃ!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうですね…さてと…恐らくそろそろ出て来ますか…魔列車が。」

 

リュウカ(幻想)「そうだろうな…。」

 

リョウカ(幻想)「……最大戦速!全速前進!!」

 

ヤマト「了解!全そぉぉく!!」

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

ザザァァン…!!

 

 

闇の海をしばらく進んで行くと…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ピキィィィィン…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!ゴゴゴゴゴ…!!

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

 

?『ヴォォォォォォォ…!!!!!』

 

リョウカ(幻想)「出て来ました!あれが…【超大型戦闘用装甲列車:魔王マラドー直属護衛列車:魔列車】です!」

 

リュウカ(幻想)「良し!各員!戦闘開始!」

 

 

そして闇の世界にて…戦艦大和対魔列車の異種決戦が始まった…

 

 

VS【超大型戦闘用装甲列車:魔王マラドー直属護衛列車:魔列車】

 

 

戦闘方式【特殊海戦バトル(超兵器戦)】

 

 

勝利条件【魔列車の撃破】敗北条件【大和の轟沈】

 

 

地形【闇の世界:闇の世界の果て】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(幻想)「主砲三式弾!砲撃始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!

 

ドドォォォォン…!!!

 

 

戦艦大和の主砲から闇の世界だと言うのに凄まじい轟音を立てて咆哮が上がった…

 

 

ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!!

 

戦艦大和から放たれた三式弾は最後尾車両の爆弾樽投擲車両に直撃し…3基破壊に成功した…

 

 

魔列車『グォォォォ…!!?グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ガコン!ボン…!ボン…!

 

 

魔列車は反撃で巨大な爆弾樽を戦艦大和に撃って来た…

 

 

兵士元帥2「正面に爆弾樽接近!!!距離30!」

 

リュウカ(幻想)「取舵いっぱぁぁい…!!急げェェェェェェ…!!!」

 

ヤマト「了解!とーりかーじいっぱ〜い!いそ〜げ〜…!!」

 

 

ザザァァン…!!

 

 

戦艦大和は、辛うじて爆弾樽を回避し…魔列車の反対側に出て…

 

 

リュウカ(幻想)「お返しだ!再度開いた時に主砲炉号弾をお見舞いしてやれ!!」

 

ヤマト「了解!主砲!炉号弾装填!……装填完了!」

 

 

ガコン…!

 

 

リュウカ(幻想)「今だ!!第2射!!砲撃始め!!」

 

 

ドドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

魔列車『グゥゥゥゥ…!!?グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ガタゴトガタゴト…!!シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

戦艦大和の放った炉号弾は最後尾車両に再度直撃し…魔列車の最後尾車両を撃破した…が魔列車は即座にワームホールを開き、大破した最後尾車両を切り離して入って行った…

 

 

リュウカ(幻想)「逃すな!追え!」

 

ヤマト「了解!」

 

 

ザザァァン…!!シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

そして戦艦大和はリョウカ達の能力で独自のワームホールを展開し…魔列車の後を追った…

 

 

シュゥゥゥゥ…!!ガタゴトガタゴト…!!

 

シュゥゥゥゥ…!!ザザァァン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「第2ラウンドだ!どんな手で来る…?」

 

 

ガコン…!キュィィィィィン…!!ビィィィィ…!!

 

 

ヤマト「……!!レーザー砲台です…!!不味いです…!直撃します!」

 

リョウカ(幻想)「総員!艦内に退避…!!」

 

 

ビィィィィ…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

兵士1『うわぁぁ…!!』

 

兵士2『ぐわぁぁ…!!』

 

 

戦艦大和はとうとう被弾してしまった…魔列車のレーザー砲台は戦艦大和の左舷対空砲陣地を薙ぎ払って行き…左舷対空砲は大部分がやられ…逃げ遅れた者も居て…重傷者も出てしまった…が幸いにも死傷者は居なかった…

 

 

リュウカ(幻想)「くそぉ…!!やりやがったな!!魔列車のくせに生意気な!反撃だ!主砲!砲撃始め!」

 

 

ドドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

ピキィィィィン…!!ボォォォン…!ボォォォン…!

 

 

魔列車『グォォォォ…!!?グゥゥゥゥ…!!』

 

 

戦艦大和の報復砲撃により何と一撃で魔列車の2両目を破壊…魔列車は再びワームホールを開き…2両目を切り離して離脱した…無論その後を戦艦大和も追って行った…

 

 

リョウカ(幻想)「これが最後の段階です!一気にケリを付けますよ!ヤマトさん!魔列車の正面に出て!そして主砲を魔列車の顔面に向けて!」

 

ヤマト「了解!」

 

 

ザザァァン…!!

 

 

魔列車『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

キュィィィィィン…!!ビィィィィ…!!

 

 

ヤマト「……!!魔列車から再びレーザー攻撃です!」

 

リュウカ(幻想)「仕方ない!めぐみん!一発デカイのをやって黙らせろ!!」

 

めぐみん「分かりました!任せて下さい!」

 

 

めぐみんは、一度外に出て…

 

 

めぐみん「喰らえ!!エクスプロージョン…!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

魔列車『グォォォォ…!!!?』

 

 

めぐみんのエクスプロージョンが魔列車に直撃し…堪らず魔列車は攻撃を中止した挙句速度が落ち始めた…それを逃すリョウカ達ではなく一気に戦艦大和は前に出て…

 

 

リョウカ(幻想)「トドメです!全主砲!薙ぎ払え!!」

 

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

魔列車『グォォォォォォォ…!!!!?!?』

 

 

ボォォォン…!ボォォォン…!ボォォォン…!

 

キィィィィ…!!プシューッ…!

 

戦艦大和の全主砲斉射により…魔列車にトドメを刺され…魔列車は完全に停止した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

リョウカ(幻想)「……さてといよいよです…シロクニさん…ゼルダさん、魔列車に乗り込みますよ。」

 

シロクニ「ええ!」

 

ゼルダ『はい!』

 

リョウカ(幻想)「ゼルダさんは、これを使って。」

 

 

ピキィィィィン…!ピシュゥン…!

 

 

ゼルダ『……!これは…?』

 

リョウカ(幻想)「この戦闘用に用意した特別なファントムです…これなら多少の魔王マラドーの攻撃には耐えれますし…更には恐らくキマロキさんによる妨害も考えられますので私の出来る限りの全ての加護を掛けてます…さ、これに憑依して。」

 

ゼルダ『…ありがとうございます、リョウカ様。』

 

リュウカ(幻想)「気を付けろよ…お前ら。」

 

リョウカ(幻想)「はい、行って来ます。」

 

 

その後リョウカとシロクニとゼルダは魔列車に乗り込み…いよいよ魔王マラドーと対峙する事になった…

 

 

リョウカ(幻想)「………ようやくこの時が来ましたね…マラドーさん。」

 

マラドー『………。』

 

リョウカ(幻想)「……どうやらまだ完全って言う訳じゃない様ですね?マラドーさん?」

 

キマロキ『キキキ…!マラドー様!こんな輩!やっつけてやりましょう!』

 

マラドー『……!!』

 

シロクニ&ゼルダ『……!!』

 

リョウカ(幻想)「へぇ…中々の魔力に殺気ですね…しかし、私達は絶対に勝ちます!貴方達には負けないですよ!」

 

キマロキ『はぁ…上等だ!貴様等!あの世で後悔させてやる…!!』

 

 

ガシャン…!!ガタゴト…ガタゴトガタゴト…!!

 

 

……沈黙していた筈の魔列車が再び動き出した…無論その後にリュウカ達の乗る戦艦大和も追う…

 

 

リョウカ(幻想)「……行きますよ!みなさん!」

 

シロクニ「おう!」

 

ゼルダ『はい!』

 

 

そして魔王マラドーとの決戦の火蓋が落とされた…

 

 

【第2期:第2章:最終ボス】

 

 

VS【魔王マラドー[ゼルダ姫憑依]】&【魔王マラドー側近:キマロキ】

 

 

戦闘方式【大討伐戦及び特殊戦闘】

 

 

勝利条件【魔王マラドーの憑依強制解除】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【魔王マラドー戦(第1ラウンド)】

 

 

【ROUND 1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

マラドー『ハァ…!!』

 

 

ビィィィィ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!」

 

 

ピキィィィィン…!!ガキィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「今です!ゼルダさんとシロクニさんはマラドーさんを!私はキマロキさんを!」

 

ゼルダ『分かりました!』

 

シロクニ「気を付けて下さい!」

 

 

マラドーの開幕レーザー攻撃はリョウカの結界によってあっさりと防御され…リョウカとゼルダとシロクニで二手に分かれた…

 

 

キマロキ『キキキ…!』

 

 

シャキン…!ブォォン…!

 

 

キマロキ『…っち!』

 

リョウカ(幻想)「貴方の相手は私ですよ?そう簡単にはやられないで下さいね?」

 

キマロキ『キキキ…!貴様…まさかとんでもない奴か!?』

 

リョウカ(幻想)「知りたかったら…私を倒してみるんですね…!!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

ビィィィィ…!!ガキィィン…!!

 

 

ゼルダ『っ…!!やっぱり強力ですね…!もう少し…!』

 

シロクニ「姫様…!頑張って下さい…!』

 

ゼルダ『ええ…!』

 

マラドー『……!!』

 

 

ビィィィィ…!!!

 

ガキィィン…!!

 

 

ゼルダ『もう…!少し…!!…!!!今です…!!!はぁ…!!!』

 

 

ガチィ!!

 

 

マラドー『グァァァ…!!?』

 

キマロキ『ヒ…!?し…しまった…!?マラドー様…!?』

 

リョウカ(幻想)「今ですシロクニさん!光の弓でマラドーさんを射抜いて!!」

 

シロクニ「ああ…!」

 

 

ガチ…!ギリギリ…!ピキィィィィン…!!

 

 

シロクニ「………!」

 

ゼルダ『シロクニ…さん…!早く…!』

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ギリギリギリギリ…!

 

 

シロクニ「……!!ここだぁ…!!」

 

 

パシュ…!!キィィィィィン…!!ブシュウ…!!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

 

マラドー『グワァァァァ…!!!!?!』

 

 

シロクニの放った一閃は見事に魔王マラドーに命中した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

キマロキ『ま…魔王様…ヒ…ヒィィィ…!!!』

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!ハナセ…!!ハナセェェェェェェ…!!!!』

 

ゼルダ『逃がしませんよ…!!シロクニさん…!リョウカ様…!!危険ですから離れて下さい…!!』

 

シロクニ「そうは行きません…!姫様…!」

 

リョウカ(幻想)「私達は馬鹿の付く位のお人好しですから…!」

 

ゼルダ『……みなさん…。』

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

ガタゴトガタゴト…!!

 

 

魔列車『グゥゥゥゥ…!!?!グワァァァァ…!!!!?!』

 

 

ボォォォン…!ボォォォン…!ボォォォン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……!?魔列車が…!!…いかん…!!リョウカ…!!」

 

ヤマト「今は危険です…!!巻き込まれてしまいます…!!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!」

 

リュウカ(幻想)「もう我慢出来ん…!!!待ってろリョウカぁぁ…!!!」

 

ヤマト「……!!待って…!!!」

 

 

リュウカは堪らずリョウカの元に急行して行った…

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!ボォォォン…!ピキィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!!ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

魔列車『グォォォォ…!!?グォォォォ…!!?グォァァァァァァァァ…!!!!?』

 

 

 

 

……リョウカ達を乗せたまま…魔列車は断末魔を上げて…そのまま闇の海に沈んで行った…

 

 

 

……数分後…

 

 

………!……リョ……!……リョ……カ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「………っ……!!ぐ……っ……うぅ…あれ……?此処は……?」

 

 

リョウカ達は、何とか目覚めた様だ…どうやら何とか予定通りに闇の世界を脱出出来たようだが…何処かの山の頂上にいるようで…そこから神の塔が確認出来る場所だ…

 

 

リュウカ(幻想)「……良かった……無事で良かった……。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん……は…!!そうだ…!!マラドーさんは…っ…!!ぐぅぅ…!!?」

 

リュウカ(幻想)「どうした…!…!不味い…!さっきの魔列車の爆発にもろに受けて…所々に破片が刺さってる…!待ってろ…今どうにかする…!」

 

リョウカ(幻想)「……!待って…!あそこに……マラドーさんが…!今は…それどころじゃ…無いです…!」

 

マラドー『ガァァ…!……!?ガハ…!!』

 

 

ピキィィィィン…!!パシュゥゥ…!!

 

 

マラドーは、とうとうゼルダの肉体から出て行った…

 

 

ゼルダ『……!!っ…!!』

 

 

ゼルダはすかさず自身の肉体の所に向かった…が…やはりさっきまでマラドーに乗っ取られていたのか…そう簡単には肉体には戻れなかった…

 

 

キマロキ『…!!あぁ…!魔王様の器が…!?魔王様…!!早く器にお戻り下さい…!!』

 

マラドー『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

マラドーはもう一度ゼルダの肉体を乗っ取ろうとするが…

 

 

ピキィィィィン…!!ガキィィン…!!

 

 

マラドー『グォォォォ…!!!?』

 

リョウカ(幻想)「……!!ディーゴさん…!!?何故此処に…!?」

 

ディーゴ「ふ…私だけじゃない…!」

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……!戦艦大和…!もう戻って来れたのですか…!っ…!」

 

 

どうやら戦艦大和が戻って来た様で…大和から続々とメンバーが降りて来て…勢揃いした…

 

 

リョウカ(幻想)「……みなさん…。」

 

めぐみん「全く…本当に無茶して…無事に帰れたら覚悟して下さいね…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…。」

 

カズマ「んで、今の状況は?」

 

リュウカ(幻想)「今ゼルダが自身の肉体を取り戻そうとしてる所だ!見ろ!」

 

ゼルダ『………。』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

そしてゼルダは、何とか肉体と融合に成功して…肉体を奪還に成功した…が…誤算だったのは…取り戻したは良いが…生憎にも空中だ…なので…

 

 

ゼルダ「きゃぁぁぁぁぁ…!!」

 

シロクニ「……!!姫様…!!うぉぉぉ…!!」

 

 

ヒュゥゥゥ…!ドサ…!!

 

 

間一髪シロクニのお陰で、ゼルダは事無き終えた…

 

 

リュウカ(幻想)「良し…どうにかなった…。」

 

リョウカ(幻想)「……!!!ディーゴさん…!!!避けてぇぇ…!!!」

 

ディーゴ「何…!!…!!」

 

マラドー『グォォォォ…!!!』

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

ディーゴ「っく…!!!」

 

 

マラドーの不意打ち即死攻撃は何とかリョウカのお陰で回避に成功した…ある意味で歴史が変わった瞬間である…

 

 

キマロキ『キィィィィ…!!マラドー様…!!此奴らを殺して…!もう一度ゼルダの肉体にお戻りを…!!』

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!!』

 

キマロキ『……へ?!こ……こ……こ……こんな馬鹿なァァァァァァ…!!!!?』

 

 

バクゥ…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

ビリビリビリビリ…!!ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

ピキィィィィン…!!ビュゥゥゥゥゥ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

魔王マラドーは痺れを切らしたのか…キマロキを食らい…姿を変えた…

 

 

マラドー『……ダメダ……ダメダ……コンナ姿デハ…コノママデハ、我ガ消エテシマウ……コウナレバ…残サレタ時間デ滅ボシテクレルワ…!!』

 

リョウカ(幻想)「そんな…事…させない…!!私が…ううん…!私達が…!貴方を止めてみせ…ます…!」

 

アクア「リョウカちゃん…このままでは不味いわね…ヒール…!ヒール…!ゴット…ヒール…!!」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

アクアは、リョウカに治療魔法を掛けた…

 

 

リョウカ(幻想)「…ありがとうございます…アクアさん、多少は楽になりました…。」

 

アクア「いえいえ…。」

 

リュウカ(幻想)「が…あまり無理は出来ん…特に直撃でも貰えばタダでは済まないだろう…。」

 

リョウカ(幻想)「でも…そうれでもやるのです!絶対に…!」

 

マラドー『オオオォォォォ…!!!!!』

 

リョウカ(幻想)「……!来ます!みなさん…しばらくの間…私とゼルダさんを守って下さい…!私とゼルダさんは聖なる力を溜めます!」

 

リュウカ(幻想)「分かった!きこえたな!お前ら!」

 

ダクネス「うむ!守る事なら任せろ!」

 

めぐみん「良いですよ!貴女達の所には指一本たりとも触れさせませんよ…!」

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…無理だけはするなよ…!」

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

リュウカ達とマラドーの決死の防衛戦が開始されようとした時…

 

 

 

?『グギャァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!』

 

全員『……!!!』

 

マラドー『………!?』

 

 

ズン…!ズン…!ズン…!ッダ…!ヒュゥゥゥ…!!!ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

リュウカ(幻想)「な…!?あれは…!?」

 

リョウカ(幻想)「…【モルド・ゴーマ】…!?何で此処に…!!?」

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

グググググ…!!ッダ…!

 

 

モルド・ゴーマ『ギィィィ…!!ギャァァァァァァ…!!!』

 

 

ギギギギギ…!!!ッダ…!ヒュゥゥゥ…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

マラドー『オオオォォォォ…!!?』

 

 

ズズゥゥゥ…!!!

 

 

突如現れたモルド・ゴーマはマラドーとの突進対決で何とマラドーを吹き飛ばした…

 

 

リュウカ(幻想)「……どう言うつもりだ…?」

 

モルド・ゴーマ『…………。(……勘違いするなよ…貴様等…。)』

 

リョウカ(幻想)「…………。(モルド・ゴーマ……貴方は一体…?)」

 

モルド・ゴーマ『…………。(ふん…俺はあんな奴にこの世界を滅ぼされて、お前等と決着が付かないのは御免だ…勘違いするな…。)』

 

リョウカ(幻想)「……モルド・ゴーマ……貴方とはいずれいつか決着は付けます…だから今は手を貸して……。」

 

モルド・ゴーマ『……ギィィィ…。(ふん…良いだろう…ならば俺様は貴様等に手を貸してやろう…良いな?簡単にはくたばるなよ?あくまでも味方になるのは今回だけだ…。)』

 

リョウカ(幻想)「ええ…分かってますとも…。」

 

 

リョウカとモルド・ゴーマの意思が繋がったのか…モルド・ゴーマは、リョウカ達の前に立ち…マラドーと相対した…

 

 

リュウカ(幻想)「…なぁ…これって?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…心強い味方ですよ…!でも幾ら強くなっても相手は魔王…長くは持たないです…だから手伝って…。」

 

リュウカ(幻想)「おう!…行くぜ!」

 

モルド・ゴーマ『ギャァァァァァァ…!!!』

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

そして今度こそ防衛戦が開始された…

 

 

【第2期:第2章:最終ボス】

 

 

VS【魔王マラドー[魔獣化・フルパワー]】

 

 

戦闘方式【防衛戦】

 

 

勝利条件【一定時間リョウカとゼルダの防衛】敗北条件【味方の全滅又はリョウカ又はゼルダ又はモルド・ゴーマのいずれかの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【魔王マラドー戦(第2ラウンド)】

 

 

【ROUND 2】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ゼルダ&リョウカ『………!!』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカとゼルダはその場で力を貯め始めた…

 

 

マラドー『……!!グォァァァァァァァァ…!!』

 

 

スゥゥゥ…!!ボォォォォ…!ボォォォォ…!

 

 

マラドーはやらすまいと、火炎弾を放ったが…

 

 

リュウカ(幻想)「やらせるかよ…!おらぁ…!!」

 

 

ガキィィン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!オオオォォォォ…!!』

 

 

ッダ…!!

 

マラドーの放った火炎弾はリュウカに弾き返され…今度は再び突進を行ったが…

 

 

モルド・ゴーマ『グギャァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ッダ…!バキィン…!!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!!』

 

 

今度は横っ腹からモルド・ゴーマの突進をモロに受けて堪らずダウンした…

 

 

ヤマト『今です!主砲!てぇぇぇ…!!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!?!』

 

 

ダウンした所に戦艦大和の主砲が放たれ見事に命中…が流石魔王と言った所かそう易々とは倒れず、先程まで喰らったダメージは闇の力で回復されてしまった…

 

そんな時…

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん!ありがとうございます…!」

 

ゼルダ「これより専用の空間に転移します!はぁ…!」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

リョウカとゼルダのエネルギーが無事に溜まり…リョウカ達は異空間に転移した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

リョウカ達の転移した所は何処か神々しい神聖な場所だった…

 

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん、大地の笛は?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、有るぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、これから私とゼルダさんで歌います…お姉ちゃんはそれに合わせて笛を吹いて下さい。」

 

リュウカ(幻想)「…へ、良いだろう…任せろ!」

 

リョウカ(幻想)「ゼルダさん、準備は大丈夫?」

 

ゼルダ「はい、大丈夫ですよ。」

 

リョウカ(幻想)「……さぁ…始めましょう…これがこの世界での最後のセッションです!」

 

リュウカ(幻想)「ああ!」

 

 

そして三人による最後のセッションが始まった…

 

 

セッション曲:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】曲名【大地の汽笛:大地の唄[ゼルダ&龍華姉妹ver]】

 

 

……リョウカとゼルダが波長を合わせて歌い…それに合わせる様にリュウカは綺麗な音色を奏でた…その場に居る全員が見惚れる程のセッションで…途中から……森の大地の賢者……雪の大地の賢者……海の大地の賢者……火の大地の賢者……そして砂の大地の賢者…以上五名の楽器の音が混ざり合い…この曲は真の意味で覚醒していき……

 

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!?!』

 

 

ピキィィィィン…!!カァァァン…!!

 

ピキィィィィン…!!ピシュゥン…!!

 

 

マラドーは急激に弱体化し…背中には紋章が現れた…

 

 

【魔王マラドー:超弱体化[闇の力超弱体化・魔王結界消滅・全耐性弱体化]】

 

 

リョウカ(幻想)「どうやら上手く行った様ですね…!」

 

リュウカ(幻想)「ああ…!……!!見ろ!やっと来たぜ…!」

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

ポォォォォォ…!!

 

 

丁度タイミングよく…神森大連盟艦隊と神森大連合装甲列車艦隊と神森大連合魔獣軍…そして現大陸の冒険者達や神森大連盟軍全てが集結した…

 

 

リョウカ(幻想)「さぁ…!みなさん!これが最終決戦です…!!私達の神森魂を見せてやりましょう!」

 

全軍『おおおおぉぉぉぉぉ…!!!!』

 

マラドー『オノレ…!!オノレ…!!オノレェェェェェェ…!!!小癪ナ真似ヲ…!!!必ズ滅ボシテクレルワ…!!!!!グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

そして神森大連盟国対魔王マラドーとの壮絶な最終決戦が始まった…

 

 

【第2期:第2章:最終ボス】

 

 

VS【魔王マラドー[魔獣化・超弱体化]】

 

 

戦闘方式【魔王討伐戦[ファイナルアタック有り]】

 

 

勝利条件及び敗北条件変更:勝利条件【マラドーの完全討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【魔王マラドー戦(最終ラウンド)】

 

 

【FINAL ROUND 】

 

 

【制空権確保】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

【味方:ファイナルオーブ:チャージ率[10%]】

 

 

リョウカ(幻想)「ゼルダさん!シロクニさんから光の弓を!そしてそれを使ってマラドーさんの背中の紋章のコアを射抜いて…!!」

 

ゼルダ「はい!」

 

シロクニ「姫様!これを…!」

 

 

シロクニは光の弓と矢筒を受け取った…

 

 

マラドー『……!!オオオオォォォォォォォォ…!!!』

 

 

マラドーはやはり光の弓を警戒してか最優先でゼルダをしようとするが…

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

バシュウ…!バシュウ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!?』

 

ヤマト『みなさんはやらせないです!全艦!攻撃目標は魔王マラドー!攻撃再開せよ!』

 

全艦『了解!!』

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

航空隊隊長『相手が魔王だが気にするな!我々は以前にもいくつも最高邪神をも相手にして来た!魔王程度でやられるなよ!行くぞ!』

 

全機『了解!!』

 

 

キィィィィィン…!!

 

バババババババババ…!!

 

バシュウ…!バシュウ…!

 

ガキッ…!ヒュゥゥゥ…!ヒュゥゥゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

マラドー『オオォォォ…!!?』

 

ゼルダ「……!!ここです…!!えい…!」

 

 

パシュ…!ブシュ…!ピキィィィィン…!!

 

 

マラドー『オオオオォォォォォォォォ…!!!?!』

 

ピキィィィィン…!カァァァン…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

 

マラドーは弱点部位に命中したか堪らずダウンしてしまった…

 

 

 

リョウカ(幻想)「はぁぁぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「うぉぉぉ…!!」

 

シロクニ「でやぁぁぁ…!!」

 

 

シャキン…!!ブォォン…!バキィィィン…!!

 

 

【味方:ファイナルオーブ:チャージ率[50%]】

 

 

 

リョウカ達の攻撃により、マラドーの御自慢の角が片方だけへし折られた…

 

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

スゥゥゥ…!ボォォォォ…!ボォォォォ…!ボォォォォ…!

 

 

マラドーは怒りの火炎弾を放ったが…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん!避けて!」

 

 

チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカの声で全員があっさりと避けた…

 

 

 

ギネア『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

ブォォン…!!バキィン…!!

 

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!』

 

レイア&レウス『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

スゥゥゥ…!!ボォォォォ…!!ピキィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!?』

 

ゼルダ「此処です…!はぁ…!」

 

 

パシュゥゥ…!!ブシュ…!ピシャァァン…!!

 

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!?!?』

 

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

マラドーが隙を晒した為か再度ゼルダに光の弓が命中し…ダウンした…

 

 

モルド・ゴーマ『グギャァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ギギギギギ…!!ッダ…!!キィィィィィン…!!!ズガァァァァァン…!!!!

 

バキィィィン…!!

 

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!?』

 

 

今度はモルド・ゴーマが真正面から渾身の飛び掛かりをかまして…マラドーの最後の角をへし折った…

 

 

【味方:ファイナルオーブ:チャージ率[90%]】

 

 

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!グォァ…!!!』

 

 

ボォォォォ…!ボォォォォ…!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん!避けて!」

 

 

リョウカの指示で再度回避……をしたが…

 

 

チュドォォォォン…!!

 

ボォォォン…!!

 

 

全員『……!!』

 

ヤマト『本艦に被弾!後部主砲に直撃…!!後部主砲完全沈黙…!更に火災発生…!!消化開始…!』

 

 

どうやら戦艦大和に直撃してしまい…第三主砲が破壊され使用不可になった…

 

 

大石『大和の仇を取る!主砲…!!てぇぇ…!!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!?』

 

ゼルダ『……!はぁ…!』

 

 

パシュ…!ブシュ…!!ピシャァァン…!!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

【味方:ファイナルオーブ:チャージ率[100%]】

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

リョウカ(幻想)「これで終わりです…!艤装装着…!!来て…!!大和ZERO…!!」

 

 

ピキィィィィン…!!キィィィィィン…!!

 

 

リョウカの声が届き…空から別の戦艦大和ZERO(見た目は戦艦大和をZEROカラーに染めて重々しく装飾や装甲がが追加された物)が現れて…リョウカと合体した…

 

 

【神森大連盟軍:ファイナルアタック敢行】

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!(やっぱり…先程のダメージが…!それにかなりエネルギーが…取られる…!)この一撃で…!全てを終わらせる…!!全主砲…!エネルギー充填…!!」

 

 

ウィィィン…!ガコン…!!

 

キュィィィィィン…!!!

 

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!…!!グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

グググググ…!!ッダ…!

 

 

マラドーが気絶状態から覚めて…リョウカの攻撃が一番の脅威と悟り…無防備な所を突進をしようとしたが…

 

 

モルド・ゴーマ『グギャァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ッダ…!ズガァァァァァン…!!!

 

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!!』

 

モルド・ゴーマ『ギィィィ…!!!』

 

 

モルド・ゴーマがリョウカの正面に立ち…突進して来るマラドーに突進し…衝突して…そのまま鍔迫り合いになった…

 

 

キュィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……!!チャージ完了…!!ターゲットロックオン…!!最終安全装置解除…!!…モルド・ゴーマ…!!そこを退いて…!!」

 

モルド・ゴーマ『ギィィィ…!!(……駄目だ…!俺諸共撃て!)』

 

リョウカ(幻想)「……!?モルド・ゴーマ…!!貴方…!死ぬ気なのですか…!?私達の決着を付けるんじゃなかったのですか!?」

 

モルド・ゴーマ『ギィィィ…!(ああ…分かっているさ…!けどな…!此処で押さえておかんと…奴はすっぽりと抜け出してしまうだろうよ…!…それによ…!お前らを見ていて気が変わった!お前らの為に死ねるのならそれもまた面白い…!)』

 

リョウカ(幻想)「……!?……貴方って……人は…!」

 

マラドー『グゥゥゥゥ…!!』

 

モルド・ゴーマ『グギャァァァァァァァァァァ…!!!!(おい…!早くしろ…!!もう…もたねぇ…!!!俺諸共躊躇無く撃てェェェェェェ…!!!小娘ェェェェェェ…!!!)』

 

リュウカ(幻想)「……!!?…リョウカ…!!辛いのは分かる…!!!だがな…!!此処で躊躇したらアイツの頑張りを踏み躙る事になるぞ…!!!それでも良いのか…!?……後で一杯俺を責めれば良い…後で俺を罵倒すれば良い…!だけど今は…アイツの為に…撃ってくれ…!!!」

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!!ああぁぁぁぁ…!!!!モルド・ゴーマァァァァァァ…!!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!ピギャァァァァァァァ…!!!!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

 

マラドー『グォァァァァァァァァ…!!!?!?!』

 

モルド・ゴーマ『ギィィィ……。』

 

 

 

キィィィィィン…!!!!ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

……リョウカから放たれた最大エネルギーのZEROの力がこもったショックキャノンを放ち…モルド・ゴーマ諸共…魔王マラドーを消滅させた……

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

ゼルダ「終わった…のですか…?」

 

カズマ「ああ…そうらしいな…。」

 

 

ジリジリ…!ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【帰らざる海】

 

 

全員『……!!』

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!?うぐぅ…!?ぁぁ…!!?」

 

 

突然リョウカの身体から凄まじい量のエネルギーが溢れ出て来た…しかもこのエネルギーは赤黒く染まっていた…

 

 

リュウカ(幻想)「一体何処からそんなエネルギーが…!?…!!そう言う事か…!!リョウカ…!!今すぐその艤装を外せ…!!」

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!!で……き……ま……せ……ん…!!っ…!ぐっぁぁ…!」

 

リュウカ(幻想)「何…!?出来ないだと…!?」

 

リョウカ(幻想)「……が……はぁ…!はず……れない……の……です…みな……さん…!早く……逃げて…!!!このエネルギーは……!ZEROの……力……!!巻き込まれ………たら…!何もかも……全て……消滅します……!」

 

全員『……!!』

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!……私は……これより……遠く離れた海域にて自沈します……これなら多少の被害は免れる筈…です…!」

 

リュウカ(幻想)「そんな……そんな事が出来るかよ…!!お前はどうなる…!?」

 

リョウカ(幻想)「エネルギーの放出源は……私自身…私は消えない……けど……生きてるのか死んでるのか…分からない…です…っ…!!」

 

リュウカ(幻想)「だったら…何時もの様に…!」

 

リョウカ(幻想)「駄目…!絶対に触れたら駄目…!さっきも言ったでしょう…!?今の私の放出してるのはZEROの力…!触れるだけで…全てを零に還す絶対の破壊のエネルギー…!私達でさえも無事では済まないエネルギーです…!それに…もう遅い…!」

 

めぐみん「…そんなの…嫌です…!!それでは…!娘達はどうするのですか…!?」

 

リョウカ(幻想)「分かっています……分かっていますとも…!けど…今回だけはもうどうしようもないです…!」

 

 

ビリビリビリビリ…!!ビシャァァン…!!

 

 

全員『………!!!』

 

 

ビシャァァン…!ビシャァァン…!

 

キュィィィィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……ぐぅぅ…!!………どうやら……ここまでの様です……みなさん…どうか生きて…。」

 

 

リョウカはそう言い残すと…

 

 

ッダ…!!キィィィィィン…!!!

 

その場から勢いよく飛び立ち…一気に遥か彼方の海上まで飛び立って行き…

 

ピキィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

遥か彼方に居ても確認出来る程の眩い光と共に…一瞬だけ全ての色と音を無くして…超超規模のZEROの力の暴走による赤黒い球体状大爆発が発生し…巻き込まれた所は文字通り零に還し…消滅してしまったが…リョウカの言う通り…被害は最小限に押さえられた………そう………リョウカのお陰で……(尚ちゃっかりだが、現大陸の方の魔王城に影響が出たのはまた別の話…)

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカァァァァァァ…!!!!!!」

 

めぐみん「…………。」

 

ヤマト「……リョウカ……さん…!!」

 

兵士元帥1「お嬢様あぁぁぁ……!!!!!!」

 

 

神森大連盟軍の全員の悲痛の叫びが轟いた…

 

 

リョウカ(このすば)「まだ諦めたら駄目です…!みなさん…!まだ本体の私が完全に死んだ訳じゃないでしょう!?」

 

リュウカ(幻想)「……!」

 

めぐみん「どう言う事ですか…?現にリョウカちゃんは…!」

 

リョウカ(このすば)「だったら今目の前に居る私は誰だと思ってるのですか?」

 

ヤマト「はい…この世界のリョウカさんですが…?」

 

リョウカ(このすば)「その通りです…幾ら本当の肉体を得たとは言え…本質は分身と変わらないんです…だからもし本当に本体の私自身が完全死亡したら私含めての全分身が完全に消滅します…更にはゴットピットも使えなくなります…使えますし私達がまだ存在してるって言う事は?……後は分かりますね?」

 

リュウカ(幻想)「……!!全軍!今すぐにリョウカを探すぞ!まだ作戦は終わった訳じゃない…!無事に全員が揃って…拠点に戻ったら作戦は終わりだ…!なんとしてでも探せ…!」

 

全軍『了解…!!』

 

 

そしてリュウカの指示で全軍がリョウカの最終爆心地付近を探索する事になった…無論だが…爆心地は悲惨だった…完全に何かに抉られる様に消滅していた痕が残っていた…

 

 

……探索を始めて…3時間後…

 

 

リュウカ(幻想)「………。(何処だ…!リョウカ…!?居たら…返事してくれ…!!……リョウカ……あの時に…俺が代わりにやれば良かった……まさか…あれが引き金となって暴走したなら……見つけて……生きても死んでても謝らないとな……リョウカ…………。)」

 

 

……更に20分後…

 

 

リュウカ(幻想)「………!!(……!!リョウカ…!!!……!!?………ごめん………本当に……ごめんね……リョウカ…!!!)」

 

 

探し出して数時間後に海中深くの海底にて…リュウカの手でリョウカが発見されたが……もう時すでに遅し……全身がズタボロに傷付き…更には、片腕と片足が千切れて無くなった…見るも無残な姿で…リョウカは死んでいた……その後リュウカはリョウカの遺体を大事に抱えて全員の所に戻った…

 

 

【最高神:神森リョウカ[死亡(6回目)]】

 

 

めぐみん「……!!見つけたのですか…!?」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

めぐみん「…?どうしたのですか?リュウカ………さん…!?………リョウカ……ちゃん…!!?」

 

ヤマト「……!?リョウカ…さん…!!」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

零(幻想)「……リョウカ……む?おい無限。」

 

無限(幻想)「何…?」

 

零(幻想)「お前の力ならリョウカを完全な状態で蘇らせる事が出来るんじゃないのか?」

 

無限(幻想)「……!…出来ますよ!」

 

リュウカ(幻想)「何!?出来るのか!?ZEROの力をモロに喰らったのも当然の状態だぞ…!?」

 

無限(幻想)「ええ、だからこその私自身です…私はZEROの対極です…私に不可能は無い…っと思いたいけど…まだこれなら大丈夫…みなさん、少し離れて。」

 

めぐみん「…どうか…リョウカちゃんを頼みます…。」

 

無限(幻想)「うん……さてと、始めますか……。」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

 

無限は、リョウカな近付き…力を溜めて…

 

 

無限(幻想)「初代最高神治療奥義…!スペル…![無限神[無限ノ命脈】]…!」

 

 

ピキィィィィン…!!パァァァン…!!

 

 

無限のスペルがリョウカに当たると眩い光を放ち…リョウカな肉体が徐々に完全な姿に戻って行き…最終的に完全に治った…がやはり目覚めない様だ…

 

 

無限(幻想)「さてと……後はリョウカちゃん次第ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…早く目を覚ましてくれ……。」

 

めぐみん「……取り敢えず…無限さん…ありがとうございます…。」

 

無限(幻想)「いえいえ、気にしないで下さい…寧ろ私は出来る範囲で最善を尽くしただけです…無事に目覚めてくれたらそれで良いです…。」

 

零(幻想)「そうだな…。」

 

 

……その後一行は、一応任務を終えて森の大地の拠点に帰投し…重傷を負った者を搬送し治療や破損した兵器を格納庫に入れて修理などをした…一応だが……作戦は成功ではある…が……やはりリョウカが目覚めない事からかどんよりとした雰囲気だった……

 

 

……1ヵ月後…この頃には一行は既に現大陸に帰投し…既にクエストの成功の報告を済ませていた…がやはり目覚めなかった…そんな時に…

 

 

神森大連盟国の神森一家の門の前に怪しいく分厚いコート1枚を着て…深くフードを被った男?が立っていた…

 

 

?「……ふん、ようやくたどり着いた…此処が奴らの拠点か?」

 

兵士元帥1「……む?誰だ!」

 

アヤカ(幻想)「どうしたんだい?」

 

兵士元帥1「は!あそこに怪しい奴が!」

 

?「おいおい、怪しいとは失礼だな?これでも正装だぞ?」

 

アヤカ(幻想)「……ふ〜ん……ん?……!!……一応聞くわ…貴方は海を渡る事は出来るの?」

 

?「ああ、まあゆっくりだがな…お陰で時間が掛かったがな…。」

 

アヤカ(幻想)「更に聞くけど貴方は明るい所よりも暗い所かそう言う時間帯な方が好みか?」

 

?「ああ、そうだ…。」

 

アヤカ(幻想)「じゃあ最後…貴方…魔王マラドーは知っているね?」

 

?「勿論だ…。」

 

兵士元帥1「あの…どう言う事です?」

 

アヤカ(幻想)「簡単な事よ…魔王マラドー戦の時…いえ…もっと前か…あの大陸で何度も現れては私達と戦った…千年単眼甲殻種:モルド・ゴーマ……ご本人でしょ?貴方?」

 

?「ふふふ……あぁ…その通りだ…!」

 

 

そう…彼?こそがあのマラドー戦で最後まで戦い…リョウカの攻撃諸共喰らって消滅した筈のモルド・ゴーマご本人だった…モルド・ゴーマはフードを脱いだ…その顔立ちは、単眼と言う名が有るのにやはり人なので双眼だ…が瞳の色は青と赤のオッドアイ…髪の色は黒く…短髪だ…それでだが、イケメンと言えばイケメンだ…100人中9割以上の90人が振り返る程だ…

 

 

アヤカ(幻想)「しかしよくあの攻撃を受けて生き残ったのね?」

 

モルド・ゴーマ「ふん、俺を舐めたら困る…そんじゃそこらの魔王と比べたらな…俺はただでは死なん…逃げる術位なら有る…例えば脱皮とかな…。」

 

アヤカ(幻想)「なるほどね……言っておくけど決着はつけれそうにないわ…現実的ではね。」

 

モルド・ゴーマ「だろうな、知っておるぞ…確かリョウカとか言ったな?」

 

アヤカ(幻想)「ええ…。」

 

モルド・ゴーマ「……なるほど……良い娘を持ったな…お前らは…あ〜…言っておくが…もう決着を付ける気は無い…あの時点で確信した…勝てないとな……それと時折俺もアイツのお見舞いには来てやる…じゃあな。」

 

アヤカ(幻想)「ええ…ん?あ〜…一応聞くけど良いかな?」

 

モルド・ゴーマ「何だ?手短に言ってくれ。」

 

アヤカ(幻想)「ええ、……もしかして貴方……【女性なのかい?】」

 

モルド・ゴーマ「…へぇ…お前も感が鋭いな…何故そう思う?」

 

アヤカ(幻想)「だって…幾らぶかぶかのコートで…フードで隠してもね…見えてるのよ…胸がね…。」

 

モルド・ゴーマ「ん?……あ〜…そりゃあそうか…だって仕方ないだろ?俺は元からああ言う所から出てこないからな…服装の概念なんて存在しない…だから基本的に俺はこのコート1枚しかない…。」

 

全員『……え?』

 

 

モルド・ゴーマがとんでもない事を口走った事で…全員が驚愕した…もう一度言うがモルド・ゴーマは、擬人化した時からこのコート1枚しか着ていない…つまりは…そう言う事だ…

 

 

モルド・ゴーマ「ん?何か不味いのか?」

 

アヤカ(幻想)「不味い所じゃないよ…!まさか…!貴女…!パンツやブラジャーも無いの!?」

 

モルド・ゴーマ「ぱんつ?ぶらじゃー?何だそれは?」

 

アヤカ(幻想)「……貴女って服装の概念が壊滅的に無いのが分かったわ…だったらこうしよう…貴女、一旦此処で住みなさい…。」

 

モルド・ゴーマ「…何?何故だ?」

 

アヤカ(幻想)「貴女ね…一応貴女の姿は人間そのものよ…だからその時の常識を知った方が良いわ…最低限服装の身だしなみ位はね。」

 

モルド・ゴーマ「はぁ…?……まあ良いが…。」

 

アヤカ(幻想)「更に聞くけど貴女の住んでる所は?」

 

モルド・ゴーマ「洞窟の中なら何処でも住むが?何時もの事だが?」

 

アヤカ(幻想)「はぁ…兎に角今日から貴女は此処で居候する事…良いわね?」

 

モルド・ゴーマ「分かった…。」

 

 

それでモルド・ゴーマは仮とは言え仲間になった…更に居候と言う事でモルド・ゴーマに常識を植え付ける事にした…

 

 

……更に……4ヵ月後…

 

 

岬「………あれからもう5ヵ月も経つのに……リョウカちゃん……目…覚めないね…。」

 

リュウカ(幻想)「…………ああ……リョウカ……頼むから……目を覚ましてくれ……みんな心配してるんだぞ………いつもみたいに……元気な姿を……俺達に見せてくれ……。」

 

 

…………そして……とうとうあの異変から……1年が経過した……相変わらず神森一家の雰囲気はどんよりとなっていた…完全にリョウカに依存していた為か…いくつかが全く機能しなくなっていた…無論だが…軍全体も全くと言った方が良い程に機能せず…訓練や修行程度しか出来なかった…尚その頃には既にもう神森一家の世界線に帰還していた…

 

そんなある日……

 

 

 

………ドクン…!

 

 

リョウカ(幻想)「……………。」

 

 

……ドクン…!

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(幻想)「……………。」

 

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

 

 

………起きて……リョウカ……。

 

………起きて……リョウカ……ちゃん…。

 

……頼む……起きてくれ……リョウカ……。」

 

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

 

………リョウカ………お願いだから……目を覚まして……。

 

………リョウカ……何時もみたいに……元気な姿を……見せてくれ……

 

 

リョウカ(幻想)「……………。」

 

 

…………リョウカ………。

 

 

リョウカ(幻想)「……………!!!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ〜…今日も来……た……ぞ?」

 

リョウカ(幻想)「……!!……私は……確か死んでいた……?」

 

リュウカ(幻想)「……りょ……うか……!!!!」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん……?」

 

リュウカ(幻想)「……っ…!!リョウカぁぁぁ…!!!!」

 

リョウカ(幻想)「っへ…?うわ…!?」

 

 

……この日……ようやくリョウカが目覚めた……その時丁度リュウカがやって来て…最長1年もの間…リョウカを看病し続け…意識が覚醒したリョウカと久々の再開となり…思いっきり泣きながら抱き付いた…

 

 

リュウカ(幻想)「……馬鹿……本当に……馬鹿…!一体どれだけ…!心配してたのか…!分かっているんか…!?」

 

リョウカ(幻想)「………ごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「俺達は……本当に辛かったんだぞ…!看病だけじゃなく……娘達を誤魔化すのも…!どれだけ辛いか…!」

 

リョウカ(幻想)「…………ごめん…なさい……。」

 

リュウカ(幻想)「………本当に……心配したんだからな…この馬鹿リョウカ……1年間も待たせやがって……。」

 

リョウカ(幻想)「……!?……1……年…!?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…あの事故で……お前は死んで…無限のお陰で蘇ったが……1年もの間…ずっと寝ていた…。」

 

リョウカ(幻想)「……ぁ………ぁ……本当に……ごめんなさい…!!!!本当に……ごめん……ごめんなさい…!!私の…所為で……お姉ちゃんだけじゃなくて……みなさんにまですごく心配させてしまいました……本当にごめんなさい……もう……許してもらえないと…思います……こんな馬鹿で……最低な女性で……ごめんなさい……。」

 

リュウカ(幻想)「………リョウカ……もう……良い……もう良いんだ……リョウカが無事に目を覚ましてくれた……それだけでも俺達は万々歳だ……だからもうそこまで思い詰めないでくれ……。」

 

リョウカ(幻想)「おねぇ……ちゃん……ひぐ…うぅ……あぁぁぁぁ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「……良し良し……大丈夫……大丈夫……。」

 

 

リュウカはリョウカを説教して……リョウカを慰めてあげた…

 

 

……1分後…

 

 

リュウカ(幻想)「落ち着いたか?」

 

リョウカ(幻想)「……うん。」

 

 

バタン…

 

 

?「おーい、今日も来てやった……って!目覚めたんだな!?お前!?」

 

リョウカ(幻想)「はい…えーっと……すみません…貴女は誰?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…お前は寝てたから知らないか…コイツはあのマラドー戦で共に戦って…最期にマラドー諸共消滅させられた筈だったが…元々のこいつの尋常じゃない力と能力で間一髪退避に成功した……。」

 

リョウカ(幻想)「……!!!?じゃあ……まさか…!貴女は……!モルド・ゴーマ…!?」

 

モルド・ゴーマ「ああ、そうだ…言っとくがもう決着を付けようとは思わん…ってかもう既に決着は付いたしな…。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

モルド・ゴーマ「ん?何だ?さっきから俺の顔を見て、何か付いてるのか?」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

モルド・ゴーマ「ん?ちょ!おい…!?何故そっぽ向く!?」

 

リュウカ(幻想)「……成る程そう言う事か……おいえーっと…どうするか…んじゃあ今日からお前の名前は…【モーマ】な?」

 

モルド・ゴーマ「何故にそうなる!?」

 

リュウカ(幻想)「呼びやすくした。」

 

モーマ「はぁ…それで?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、多分リョウカは怒ってると思うぞあの時お前…マラドーを押さえていたな?」

 

モーマ「そうだな、それが?」

 

リュウカ(幻想)「…んでお前諸共撃てと言ったな?」

 

モーマ「そうだな。」

 

リュウカ(幻想)「あのなぁ…それは俺達にとっては核地雷級の禁忌…特にリョウカはなそう言う事に対して酷いトラウマを持っているんだぞ?」

 

モーマ「何?そうなのか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…だから多分それがショックの作用を引き起こし…エネルギーの暴走を引き起こしての…この結果になった訳だ…元を辿ってしまえばお前のあの行動自体が原因だろうな…。」

 

モーマ「…………そうなのか…ではどうしろと?」

 

リュウカ(幻想)「……素直に謝った方が良い…それが最善だ。」

 

モーマ「分かった……えーっとリョウカ?」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

モーマ「あの……その…お前の事を知らずにあんな行動をした事を謝る……すまなかった…。」

 

リョウカ(幻想)「……良いですよ……もう済んだ事ですから…。」

 

モーマ「……良いのか…?」

 

リョウカ(幻想)「良いですよ…。」

 

モーマ「……そうか…。」

 

リュウカ(幻想)「良かったな、モーマ…んじゃあリョウカ…取り敢えず全員にリョウカが目覚めた事を伝えて来る…まあ多分絶対に怒られると思うがな。」

 

リョウカ(幻想)「ははは………はい、お願いします…。」

 

 

その後リュウカは、神森一家全員にリョウカが目覚めた事を伝えられた…それでだが、案の定全員に怒られたそうだ…無論だが、罰として…1年間は絶対に仕事や修行は禁止させられた…っと言うよりもそうしなければいけなかった…何せ1年間もの間碌に身体を動かしてない事や食事や水分も摂取してない故にかなり弱っていた…なのでそのリハビリを含めての1年間だ…

 

 

……そして更に1年後…リョウカは復活した…

 

 

リュウカ(幻想)「本当に長かったな……。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…でもみなさんには本当に感謝してます…みなさんが居たからここまで回復しました…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

ヤマト「でもリョウカちゃん?もう絶対に無理しないで下さいね?」

 

リョウカ(幻想)「ははは…分かっていますって…ヤマト【お姉ちゃん。】」

 

リュウカ(幻想)「しっかし驚いたな……まさかお前とリョウカととうとう【ケッコンカッコガチ】をやるなんてな…。」

 

リュウカ(幻想)「ええ、だってお姉ちゃんのお陰で…ずっと悩んでいた事が晴れたのですから。」

 

 

さてだが…諸君も驚いてると思うが…何故リョウカとヤマトが結婚…と言う名のケッコンカッコガチをしたのか…

 

時は約3カ月前に戻る…

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「ん?どうした?」

 

リョウカ(幻想)「ねえお姉ちゃん、一応聞きますけど…私達は結婚しているのは変わらないけど…何人でも結婚は出来たりはしないのですか?」

 

リュウカ(幻想)「はぁ?……まあ出来なくは無いが…突然何だ?まさか…お前…とうとう異性の男性を見つけたのか?」

 

リョウカ(幻想)「ううん…違います…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…んじゃあ誰?」

 

リョウカ(幻想)「えっと……ヤマトさんです…。」

 

リュウカ(幻想)「………は?今何と言った?」

 

リョウカ(幻想)「ヤマトさんです…。」

 

リュウカ(幻想)「……一応聞くが…何故ヤマトと?」

 

リョウカ(幻想)「はい…私とヤマトさんは…お姉ちゃん以上に今まで長い間共に旅をして共に苦しい事や楽しい事をして来ました…だけど、私とヤマトさんは一応生身の肉体を得たとしても種族は全く違うし…最高神でもないのです…だから付き合うと言う概念は無かったのです…だからこそ悩みました……今になってですけど…。」

 

リュウカ(幻想)「成る程な……んでだ……結果を言えばだが…出来るぞ?寧ろだが、やっても問題無いし…種族は違えど…同じ似た者同士で…長い付き合いの相棒同士……悪くないんじゃないのか?俺は応援するぞ…あ〜…言っておくが…確か種族は艦娘だから結婚(仮)ではなくてだ…ケッコンカッコカリじゃなくて…ガチの結婚と言い…ケッコンカッコガチ……それをやれば良いだろう…無論だが、結婚とケッコンカッコガチとは全くの別だから何も問題無い…結婚の方では俺だけで…ケッコンカッコガチではヤマトだけ…まあ側から見れば二股関係に見えるだろうが全く問題無い…。」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん……ありがとうございます…!」

 

リュウカ(幻想)「ふ…気にするな…んでどうする?」

 

リョウカ(幻想)「勿論伝えます…それに式場は私に考えが有ります。」

 

 

その後リョウカとヤマトの二人っきりで(一応神森一家全員が見守ってる…)デートをして…事情を話して結婚話しを持ち込んだら…喜んで了諾した……そして…その式場は…何と……【オリジナルの戦艦大和にてケッコンカッコガチをやると言う事になった】

 

 

ザザァァン…!

 

 

…4月7日…旭日が上る時間帯に式が開かれた…尚一応式とは言え護衛艦隊として神森大連合艦隊を出撃させ…戦艦大和の周りを囲い護衛していた…尚司会者はリュウカだ…

 

 

リュウカ(幻想)「では新郎新婦の入場して下さい。」

 

 

司会者のリュウカの指示で新郎新婦であるリョウカとヤマトが現れた…相変わらずリョウカはドレス姿だが…ヤマトは何故かタキシード姿だった…勿論だが、身長差が有り過ぎる為か…ヤマトがお姫様抱っこでリョウカと共に現れた…

 

 

リュウカ(幻想)「……新郎のヤマトと新婦であるリョウカよ…この先何が来ようと天命全うするまで愛すると誓いますか?」

 

リョウカ(幻想)「はい…誓います…。」

 

ヤマト「勿論…誓います…。」

 

リュウカ(幻想)「……それでは誓いの指輪をはめて…誓いのキスを…。」

 

 

ヤマトは誓いの指輪を受け取り、リョウカに指輪をはめて…リョウカとヤマトは誓いの口付けを交わした…それと同時に…

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!!

 

ドドォォォォン…!!

 

 

……祝いの汽笛と祝砲が鳴らされた…

 

 

……以上が具体的の内容で経緯だ…

 

 

時は現実に戻る…

 

 

リョウカ(幻想)「……ははは……さてと、復帰して早々だけどやる事は一杯有りますよ。」

 

リュウカ(幻想)「あいよ…。」

 

ヤマト「はい、勿論ですとも。」

 

 

こうしてこの異変は一時的に幕を下ろした…後にこの異変は異世界四大地異変として後世に語り継がれるだろう……リョウカ達の旅はまだまだ続く……が……いずれはリョウカ達一行に幸せな時代がやって来ると信じている………この素晴らしい世界に祝福を………この素晴らしき最高神達に祝福を………そしてこの果てしなき旅に幸福の終焉を……

 

 

 

 

 

【第2章及び第2期:完】

 

 

【第3期に続く】

 

 

【EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(フルver)】



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[第3期]最終章 この素晴らしい世界に祝福を!
第31話 神森一家と異世界五大魔島【準備】


どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと…私達はいよいよ魔王マラドーとの決戦の時を迎えて…私達は世紀の大作戦を発令して…私達は闇の世界へと向かい…色々とありながら…何とかマラドーを闇の世界から引き摺り出す事に成功しました…熾烈な戦いをして…犠牲を払って何とか勝ちましたが…その後に私はエネルギーが暴走して…被害を出さない為に遠くへと離れて自爆しました…その後は私は1年以上も眠り続けていました…事の真相を知った時は私は今でも後悔してます…何せ1年も私は眠り続けていたのだから…心配掛け過ぎて…娘達にも本気で泣かせてしまいました……本当にごめんなさい……それじゃあ今回も見て下さい……。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

【神森世界線:神森大連盟総皇天帝神征王国:神森一家】

 

 

リョウカ達一行は…アーマードコアの世界線から戻って来て更に数十年もの年月が経過した……変化した所は…まあ強さの面では言うまでも無い…軍事力は更に強大なのは周知の通りだ…今度は何故かリョウカ達の一行ロボット兵器系やロボット超兵器系等の超機動兵器の開発に着目していたそうだ……特にACやネクストやガンダム…その他色々……様々なロボットやメカの兵器を開発して行った……無論だが…それでも修行や娘達との休暇もとことんしていた……

 

 

リョウカ(本体)「さてと…今日はどうしましょうか…?」

 

 

ガチャ…

 

 

コッコロ「姫様、紅茶とお菓子をお持ち致しました。」

 

レム「お菓子は私の手作りです、どうかお食べ下さいまし…。」

 

リョウカ(本体)「あ、何時もありがとうございます。」

 

レム「いえいえ、姫様が喜んでくれるなら私達も嬉しい限りです。」

 

リョウカ(本体)「そっか………うん、美味しいですね…あ、そうだ…また何れお茶会でも開きましょうか?…勿論私が腕によりを掛けますよ…。」

 

コッコロ「姫様…ありがとうございます…!」

 

レム「勿論、参加させて頂きます!」

 

リョウカ(本体)「うん、楽しみにしてて下さいね…。」

 

リュウカ(本体)「俺も手伝うぜ。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます…さてと……今日はあの世界線へと行く準備でもしますか。」

 

リュウカ(本体)「あの世界線って?」

 

リョウカ(本体)「カズマさん達の世界線ですよ…久々に行ってみたいですし…それにそろそろ、本格的にあの魔王の所にも行かないとね。」

 

リュウカ(本体)「そうか…。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、出発の準備でもして行きましょうか。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

 

2日後…一行は再びこのすばの世界線へと旅たった……だがリョウカ達は知らなかった……まさかあんな悲劇が起きようとは知る余地も無かった…

 

 

……転移した一行は何時もの様にクエスト等をしたりして…色々と情報や対策等を立てていた……

 

しかし………事態は予想外の…しかも悪い意味で急展開を迎えてしまった……

 

 

……2ヶ月後…

 

 

 

兵士隊長1「ひ…姫様…!!!緊急事態です…!!」

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?」

 

兵士隊長1「は!先程イレギュラーが発生しました…!しかも今回は数が多く…確認されたのは5つの島及び大陸…!更に全て超巨大な反応を放っています…!」

 

全員『……!!!』

 

 

この時点でリョウカ達一行は驚きが隠せなかった…何せここまでイレギュラーの規模が強大に…しかも拡大しているとは知らなかった……更に…

 

 

兵士総元帥3「姫様…!!ま…魔王城から…!!救援要請です…!!!」

 

リョウカ(本体)「え…!!!?敵勢力は…!!?」

 

兵士総元帥3「魔王城からの報告では何れも該当する魔物は存在しない…未確認の敵勢力です…!数は多く…更にその中には魔王クラスの敵も確認されてます…!現状は魔王幹部全員が集結していますが持ち堪えるかどうか…!」

 

リョウカ(本体)「……っ!!」

 

 

ガタ…!

 

 

リュウカ(本体)「お…おい!リョウカ…!?」

 

リョウカ(本体)「私は先に行きます…!!止めないで…!!」

 

リュウカ(本体)「お…おい…!!」

 

 

ッダ…!キィィィィィィン…!!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

…リョウカは大急ぎで出撃して行った…ただし壁をブチ抜いてだがな…

 

 

リュウカ(本体)「……リョウカ…!!!っくそ…!直ちに出撃準備だ…!!俺達も行くぞ…!!」

 

兵士総元帥1「はい…!!」

 

 

リョウカに遅れる事…20分…リュウカ達も魔王城へと急行して行った…

 

 

…10分後…

 

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカはこの時点であの覚醒形態を発動させて、急いで魔王城へと向かっていた…

 

 

リョウカ(本体:零)「………っ…!もっと…早く…!!どうか…無事でいて下さい…!」

 

 

キィィィィィィン…!!

 

 

それから5分後…

 

 

ボォォォン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(本体:零)「……っ…!!?」

 

 

リョウカが見たのは、爆発炎上する魔王城で…周りには守っていたであろう高レベルの魔物の大群だった魔物の死体のみが散乱していた…更には魔王城の貼ってあった結界は消え失せていた…

 

 

リョウカ(本体:零)「魔王さぁぁぁん…!!!」

 

 

キィィィィィィン…!!

 

 

リョウカは急いで魔王城の入り口へと突入して行った…その直ぐ後には…

 

 

リュウカ(本体)「……!?魔王城が!!?」

 

カズマ「おいおい…!!?何が有った…!?」

 

アクア「どうなってるの…!?」

 

リュウカ(本体)「クソ…だがリョウカの事だ!もう飛び込んでる筈だ!俺達も突入する!」

 

 

リュウカ達もリョウカの後を追うように魔王城へと突入した…

 

 

 

ザシュ…!

 

ポォォピィィ…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

敵魔物1『グギギ…!!』

 

リョウカ(本体:零)「邪魔ぁぁ…!!どけェェェェェェ…!!!!」

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ドッキュゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

敵魔物供『グギャァァ…!!?』

 

リョウカ(本体:零)「はぁ…!はぁ…!(どうか…無事にいて…魔王さん……ううん…おじいちゃん…!!!)」

 

 

リョウカは迫り来る魔物を薙ぎ倒し…蹴散らしながらも魔王の所へと急ぎ…苦戦している魔王幹部と合流しては助太刀して…共に魔王の元へと向かって行き……

 

 

…30分後…

 

 

 

全員『……!!!』

 

?『ほぅ…遅かったではないか?…ククク…!アーッハッハッハッハッハ…!!!』

 

リョウカ(本体:零)「……!!!?…………おじい…ちゃん……!」

 

ベルティア(リョウカの手で復活させられた…及びに事情を説明された…)「…!魔王…様…!!!貴様ァァァ…!!!」

 

リョウカ(本体:零)「………ゆる……さない……。」

 

?『ほぅ…?貴様ら如きに俺が倒せるとでも…?」

 

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!

 

ゾクゥゥ…!!!

 

 

?『……!!!?』

 

リョウカ(本体:零)「…………………。」

 

 

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

 

 

?『お……お前は…!何者だ…!!?こ…この俺よりも強い存在なんて…!!!』

 

リョウカ(本体:零)「………………。」

 

 

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

キュィィィィィン…!!!!

 

ゴォォォォォォ…!!!!

 

ビシャァァン…!!ビシャァァン…!!

 

 

 

リュウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!追い付いた…!……!!?魔王…!!?……リョウカ…!!!」

 

リョウカ(本体:零)「…………ころ…してやる………ころして…やる……殺してやる……殺してやる…コロシテヤル…!コロシテヤル…!!コロシテヤル…!!!うぐぅぅ…!!うぎぃぃ…!!!?!があァァァァァァ…!!!!!!」

 

 

暴走BGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【RASETSU)】

 

 

 

ピカァァン…!!ドォォォォォン…!!(フォォォォォ…!!)

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!

 

 

全員『…!!?』

 

リョウカ(本体:暴走)『グゥゥゥゥ…!!!ギィアァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

リョウカは自身にとってのある意味で間接的にであるが…リョウカに色々と最高邪神となった時のイロハを叩き込んでもらったり…組手等をしたり……この世界においての義理の親でもあった魔王を無残な姿にさせられて…ブチ切れて暴走を引き起こしてしまった…

 

その姿は人型ではあるが…最早リョウカとしての面積は一切無く…全身が全てを破壊尽くす赤黒い体色に染まり切って…目は完全に血走った様な紅くギラギラと輝く眼球…口は最早人間ではない位に裂けて開いてる……

 

 

?『く……クソ…!!これでも喰らえ…、』

 

 

ピシュゥン…!ガシィ…!!

 

 

?『が…!!?あぁぁ…!!?』

 

リョウカ(本体:暴走)『グゥゥゥゥ…!!!グォアァァァァァ…!!!!!』

 

 

ギチギチギチギチギチギチ…!!!

 

 

?『が……あぁ…!!?』

 

 

ギチギチギチギチ…グシャ…!!!

 

 

?『あが……!!?…………。』

 

リョウカ(本体:暴走)『オオオォォォォ…!!!!!!』

 

 

ブォォン…!ブォォン…!

 

ズガァァァァァン…!!!

 

バキィィィン…!!

 

バキ…!ゴキ…!

 

 

リョウカ(本体:暴走)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

 

メチメチ…!!

 

ブチィ…!!

 

ブシャァァァァ…!!!

 

 

全員『……!?』

 

リョウカ(本体:暴走)『オオオォォォォ…!!!!!!』

 

 

……リョウカは…魔王を倒した敵を首の骨を折り殺し…それでも尚暴走は収まらず…その場でその死体を解体し始める暴挙に出始め…

 

 

ガブ…!

 

メキメキ…!

 

グチャ…!グチュ…!

 

 

………リョウカはそれを捕食し始め……

 

 

リョウカ(本体:暴走)『グゥゥゥゥ…!!!!ガァァァァァ…!!!!』

 

 

ガバァ…!!

 

キュィィィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!

 

ビシャァァン…!ビシャァァン…!

 

 

リョウカの口が限界まで開き放たれ…その現型を留めていない敵へとエネルギーを収縮し始めた…その時…

 

 

ピカァァン…!!!

 

 

リョウカ(本体:暴走)『……!!!?』

 

 

シュル…!シュル…!

 

ガシィ…!!!

 

 

リョウカ(本体:暴走)『オオオォォォォ…!!!?グォアァァァァァ…!!!?』

 

リュウカ(本体)「あの光は…!封印術式…!?」

 

 

ピカァァン…!!

 

ビシャァァン…!ビシャァァン…!!

 

 

リョウカ(本体:暴走)『グォォォォォォォン…!!!!!』

 

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!!

 

ピキィィィィン…!!

 

パァァァン…!!

 

ドサ…!

 

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

リョウカの暴走は…何とか謎の封印術式のお陰で間一髪間に合い…鎮圧された…

 

 

リュウカ(本体)「……危なかった…それよりも…あの封印術式は…?」

 

零(本体)「……多分あれは……リョウカ自身の意思で…自分の暴走を止めてのだろう…これがリョウカの暴走への反逆の意思か…。」

 

リュウカ(本体)「……そうか……んでこの屑は何だ…?」

 

零(本体)「知らん…恐らくコイツが黒幕だったのだろう…だが魔王の方を治さないと…もう風前の灯火の状態よ…。」

 

無限(本体)「分かった…。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカ…また間に合わなくて……ごめん…。」

 

めぐみん「………さてと…とりあえず…このゴミ屑は…さっさと消滅させても良いですよね?蒸しろ……私の手で塵も残さず消滅させてやりましょうか?コイツがリョウカちゃんの暴走のキッカケになったのでしょうから…だったら消した方がリョウカちゃんの為になりますが?」

 

リュウカ(本体)「そうだな…まあ何でこんな事したのか分からんが…さっさと消滅させた方が良いだろう…もし仮にもこれでも生きてたり…仮に分身だったとしてももうそちらからは何も出来ない…今此処に俺達が居る時点で攻め手が無くなったのだからなぁ?なぁ?クソ野郎?どうせ聞こえてるんだろう?……さっさとでて来やがれ…!!!俺は今そっからコソコソと覗き見てる様で…俺の大事な妹や…その妹の義理のお爺さんに手を出して…その姿を見てほくそ笑んでるテメェをブチ殺してやらんと気が済まん…!!おい…!!聞いてるんのか…!!?」

 

?『ほぅ?まさかもう勘付かれるとはな…お前の言う通りだ…。』

 

めぐみん「何処に居るのですか!?姿を見せなさい…!!見せた瞬間に爆裂魔法で吹き飛ばしてやります…!!」

 

?『おぉ…怖い怖い……。』

 

リュウカ(本体)「……んで目的は何だ?まさかこの世界のラスボス殺して俺が最強だ…って言うパターンの感じにでもなる気か?」

 

?『ふ…正にその通りだ…そうだ、この俺こそが最強に相応しい存在なのだよ…。』

 

リュウカ(本体)「あっそ……じゃあお前は転生者って事で間違いない訳だな?いや…そうだろう?」

 

?『……何?何故転生者だと?』

 

リュウカ(本体)「ああ、だって今さっきこの世界担当の神がな…異分子が紛れ込んだから始末して来いって依頼されてな?丁度良かった……お前が転生者なら幾らでも対策が出来る…まあ対策しなくてもお前は今完全に死んでもらうがな。」

 

転生者『……何だと?』

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

 

リュウカは、リョウカの零の力を身に纏った…

 

 

リュウカ(本体:零)「なあ?お前デスノートや因果律兵器は知ってるか?」

 

転生者『……!!デスノートに因果律…!?まさか…!!?』

 

リュウカ(本体:零)「ああ…お前の想像してる通りだぜ?………この醜い餓鬼が…イキがるなよ?精々あの世にでも行って…鬼達と遊んでいるのだな?………………死ね。」

 

 

 

ピキィィィィン…!!

 

パァァァン…!!

 

 

転生者『な…何をした…!?う…うわぁぁぁぁ…!!!俺はオリ主だ…!俺こそが最強なのだぁぁ…!!!うわぁぁ…!!!助け…!』

 

 

ブツ…!

 

 

リュウカの能力で転生者は完全に消滅して…その場に有った死体も消滅した…

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

リュウカ(本体)「…ふぅ…あの糞が……それで魔王の方は?」

 

無限(本体)「うん、どうにかはなった……けど…。」

 

ハンス(同様、リョウカによって蘇った)「けど?」

 

無限(本体)「………残念だけど…もう魔王としての権限はもう無くなってるの…だから……もう魔王じゃないです……。」

 

魔王幹部全員『……!!?』

 

リュウカ(本体)「…じゃあ、アレか?あの糞に殺されたって言う判定になって…んで魔王の権限が無くなったんだよな?」

 

無限(本体)「うん。」

 

リュウカ(本体)「んで、その魔王の権限を持った…さっきリョウカに嬲り殺しにされた方とその本体の黒幕…そいつらが魔王になった訳だよな?」

 

無限(本体)「う〜ん…正確には、その倒した本人だから…偽物が魔王になりますから…。」

 

リュウカ(本体)「…じゃあ、まさか?その偽物の方を殺したから…今度はリョウカが魔王になった訳か?」

 

無限(本体)「………うん…多分…。」

 

魔王幹部全員『…えええぇぇ…!!!?』

 

リョウカ(このすば)「困りましたね……その魔王の権限って誰かにあげるって事は出来ないのですか?」

 

リョウカ(モンハン)「う〜ん…出来なくは無いです…ただ、今は無理です…問題なのは本体のリョウカさんです…リョウカさんが目覚めない限りは何とも…。」

 

リュウカ(本体)「……そうか……だが、幾ら魔王になってもリョウカはリョウカであり…んで…他の所にも行ける訳だな?」

 

零(本体)「ああ、大丈夫だろう…。」

 

リュウカ(本体)「……だが、ここまで酷くやられてしまったな…もう魔王軍の戦力は今此処に居る者位しか居ないな…。」

 

ウォルバク「ああ…すまなかった……。」

 

リュウカ(本体)「………事実上魔王軍も解体になっちまう訳だな……。」

 

ベルティア「ぐぬぬ……無念なり……。」

 

リョウカ(本体)「………っ…う……くぅ………お…じいちゃん…?」

 

リュウカ(本体)「……!リョウカ…!」

 

リョウカ(本体)「…みなさん……っは…!!?おじいちゃん……!!!」

 

リョウカ(このすば)「大丈夫です…先程無限お姉ちゃんが治しました…だから落ち着いて…。」

 

リョウカ(本体)「……ごめんなさい…後…。」

 

リュウカ(本体)「どうした?何か問題でも起きたのか?お前は爺さんを守った…んで俺達は黒幕をぶっ殺しただけ…なんか問題でも?」

 

リョウカ(本体)「…そう…ですか…。」

 

ベルティア「あの〜…魔王…、」

 

リュウカ(本体)「馬鹿もん…!今魔王って呼ぶんじゃない…と言うか…元々俺達が魔王以上の存在なのに魔王に階級下げてどうするん?って問題にもなるし…それにさっさと魔王の称号はおさらばさせてもらいたいがな…。」

 

リョウカ(本体)「あの…私が魔王…なのですか?」

 

リュウカ(本体)「間接的だがな…だって今爺さんは入院してしまったからな…だから今魔王の座が居ない…んで最終的にお前が魔王になっちまった訳…それにあの黒幕の所為で此処の魔王軍は全滅に等しい…だから事実上魔王軍は解体っとなってしまった…。」

 

リョウカ(本体)「……そうですか……じゃあ私達の所に来ませんか?」

 

魔王幹部全員『……え!?』

 

リョウカ(本体)「だって、貴方達はもう魔王幹部じゃないです…ただの魔物なのです…ただ、魔物の中で物凄く強いからね…それでです…おじいちゃん…いえ…魔王さんが復活するまでの間…私達の所で生活してもらいましょうか…勿論魔王さんもそちらに搬送します…そも方が安心出来ます…何せそこなら護りやすいです。」

 

ベルティア「なるほど……しかし…我々が行ったら…。」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です、私達がどうにかします…だってさっきも言った様にもう貴方達は魔王幹部じゃないです……ただの超強い魔物ですよ…だから何も問題は無い筈です…まあ流石に話し合いは必要ですがね…。」

 

シルビア「そうかい…。」

 

リュウカ(本体)「……まあ取り敢えず、帰るぞ。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……あ…でも少しだけ待って下さい…私は後から来ますから…先にみなさんを連れて待ってて下さい。」

 

リュウカ(本体)「…………分かった…早めに来いよ。」

 

リョウカ(本体)「……うん。」

 

 

それでリュウカ達は元魔王幹部を連れて艦隊の元へと帰って行った…

 

一方リョウカは…魔王の部屋に居た…

 

 

リョウカ(本体)「………懐かしいですね……此処に来るのも……ん?……これは…?」

 

 

リョウカはそこに巨大な宝箱有るのを発見した…

 

 

リョウカ(本体)「………。」

 

 

ガチャ…パカァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「………!!」

 

 

リョウカがその宝箱を開けると様々な装備品がギッシリと入っていた…しかも何れもこれも全てリョウカ用に改造されてる跡が有った…

 

 

リョウカ(本体)「………!!!」

 

 

リョウカはその宝箱の蓋の裏に貼ってあった二枚の紙が有ったのを発見した…一枚は……学縁入りだが…まだまだ幼いリョウカが微笑ましい感じでそのリョウカを抱き抱えている魔王の姿の写真入りが収められていて…もう一枚が手紙だった……内容はこうだ……

 

 

『親愛なるリョウカへ……この宝箱を見つけた時点でもう儂は何か有った後だろう…又は儂がこの世界の誰かにやられた時か……お前に倒された後だろう……お前に最後のプレゼントだ……そしてすまんかった……こんな儂で…儂がもっと強ければと思うが…仕方ない事じゃ…カッカッカッカ…!……………こんな儂と一緒に生活出来て儂は満足じゃ……本当にありがとうな………リョウカよ……幸せに生きてくれ……。初代魔王:恭弥より…』

 

 

リョウカ(本体)「…………っっ…!!おじい……ちゃん………!!!………うぅ………ああぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

リョウカは、その写真を抱き抱えながら…その場から膝から崩れ落ち…泣き始めた……因みにだが…この一連の事だが…実はだが…リョウカのデルフィを通して自動的に全てリュウカ達の所へと映像や音声等…全ての行動が筒抜けとなっていたのが明らかになったそうだ…これももしもの時に備えてのそうだ……それでだが…この手紙の一件や写真の件も全て筒抜けなので…現在のリュウカ達の心境は…魔王からある意味で託されたリョウカを絶対に何が何でも守る事を改めて意識し…今も眠る初代の原初の魔王……恭弥の為にも一行は気持ちを切り替えて行くのだった……

 

 

【結果報告】

 

 

緊急クエスト:魔王城防衛戦

 

 

…クエスト失敗…

 

 

被害報告

 

 

防衛目標側

 

 

・魔王軍[全滅]

 

・魔王幹部[全員生存]

 

・初代魔王:原初の魔王:恭弥[瀕死の重傷]

 

・魔王城[全壊]

 

 

神森軍側

 

 

被害無し…

 

 

敵勢力側

 

 

・転生者×2[消滅(死亡)]

 

・イレギュラーの魔物[全滅]

 

 

……以上が報告だ…

 

 

……3日後…リュウカ主催での緊急会議が実施され…無論この会議は…全ての世界線の全ての初代ラスボス及び初代裏ラスボス…魔王及び大魔王クラスや魔神や魔神王クラスの全員が勢ぞろいしていた…

 

 

リュウカ(本体:魔神)「……んでだ…お前ら、これはどう言う事だ?……幾ら俺達と言えど此処までイレギュラーが大規模になる筈が無い…しかもこの業界で最大の禁忌…【他の世界線のラスボス及び裏ラスボスがその世界のラスボス及び裏ラスボスに攻撃…又は殺害する…】…と言う禁忌が有った筈だが?……お前らは何か知らんのか?」

 

ゾーマ(初代)『いや、我々も知らん…だが、そんな大罪を犯してまでするメリットが有るのか?』

 

オルゴ(初代)『まあ、そうでしょうね…。』

 

ダーム(初代)『うむ……む?まさか…クーデターでも起こす気か…?』

 

ガルバラン(初代:フェルガナ)『何?』

 

リュウカ(本体:魔神)「…説明してくれるか?」

 

ダーム(初代:オリジン)『うむ、実は最近…我々の方の世界線で不穏な報告が度々報告されてな?何でも…『反逆の時が来た…。』と言う報告も来ている…更には…『良い物が手に入った…これを利用すればアイツも…。』…と言う噂も耳にした…。』

 

リュウカ(本体:魔神)「……またクーデター計画か…だとすると…不味いな!…本気でこの世界線を潰す気か…!!」

 

ゾーマ(初代)『どうする?』

 

リュウカ(本体:魔神)「無論潰すまでだ…最大の禁忌を犯す愚か者供にキツイお灸を付けてやる…それに…リョウカにとっての大事なお爺さんがやられた…。」

 

ガルバラン(初代:フェルガナ)『何だと!?』

 

ゾーマ(初代)『あのお方のお祖父様と言えば…我々にとって尊敬できるこの世界線のラスボスの初代魔王で…原初の魔王と呼ばれたお方だな…?我々の中で最強と言われたお方が……やられただと…?』

 

リュウカ(本体:魔神)「ああ、報告によれば不意打ち気味で強襲…それで一気に短期決戦で挑んで来たと言う……だが幾ら俺でも信じられねぇ…幾ら不意打ち気味で強襲とは言え……アイツがそんな簡単に倒される事は先ず無い…ましてや相手は転生者だ……だが…幾ら転生者だったとは言えアイツを倒せる様な能力は限りが有る……だから思ったのがあのイレギュラーの島々だ…あの全ての島に大魔王クラスの超高エネルギー反応が有る…んで…その全てから様々な加護を受けた上で特典を授かったのなら……辻褄が合うと思うぞ…。」

 

ゾーマ(初代)『なるほど……。』

 

リュウカ(本体:魔神)「だからこそ…このクーデター計画を企てた奴をぶちのめして…今度こそ二度とクーデターを出来なくしてやるのが目的でもある……そして爺さんの仇も取る葬い合戦だ……もうただの争いでは無い……俺達とクーデター軍との戦争だ……だから協力してくれるか?」

 

ゾーマ(初代)『…良いだろう…あのお方には色々と世話になっているからな…何も恩を返せずに死ぬのは我々の面子が丸潰れだ…。』

 

ダーム(初代:オリジン)『無論だ…あの馬鹿供には我々を逆らった相応の報いを味合わせてやる…。』

 

リュウカ(本体:魔神)「なるほど…お前らが居れば勝ったも当然だ……だがいきなり全員が出てくるのは不味い……だから来る時に備えて準備して待機していて欲しい…必要に応じてそれぞれ呼び出す…それで良いな?」

 

ドレアム(初代)『なるほど…召喚方式か…それなら他者の目が誤魔化せる訳か…。』

 

リュウカ(本体:魔神)「まあな……さてと…取り敢えずだ…俺達は準備が有る…だからこれにて解散だ…再び揃うのは決戦の時と終わった時だな…。」

 

オルゴ(初代)『分かった…では我々も準備して貴女様方からの呼び声に応えれる様にしときますね…無論最高の物をね…。』

 

リュウカ(本体:魔神)「ふ……期待してるぞ…さてと、俺達に喧嘩売った馬鹿供にキッツいのを叩き込んでやろうぜ!野郎供!」

 

全員『おおおおぉぉぉぉ…!!!!』

 

 

その後、全員が解散し…リュウカも元の世界へと戻った…リョウカ達はいよいよ攻略へと向けての準備を進めるのだった…

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【HUNTER×HUNTER】曲名【表裏一体(EDver・序盤)】



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第32話 神森一家の異世界五大魔島:エステリア編【前章・前編】

我が名はめぐみん!……久々ですね…この自己紹介方はね…まあ良いでしょう…それでは前回のあらすじを簡単に言うとです…我々はこの世界に戻って来てしばらくしたある日突然…今度は超大規模なイレギュラーが発生したのです…更に同時に魔王城から救難要請が出されてリョウカちゃんは大急ぎで先行で出発して…我々もそれに遅れて出発しましたが……一足遅く…我々は怒り狂ったリョウカの暴走を発動させられていました……最終的に謎の封印術式で鎮圧されましたが…それでも真の黒幕が生きてたので…リュウカさんの怒りの能力の発動で屑な転生者はこの世から葬り去れました…それで結論ですが……あの魔王は実はとんでもない大物でして…全魔王や大魔王界の中で絶対的の頂点に居たのですが…リョウカちゃんは達にそれを譲った後にこの世界担当になったそうですが…それでも大昔のリョウカちゃんを世話をしてくれた人の一人なので…それを影から操る奴らには我が爆裂魔法で今度こそ消しとばしてあげますよ……あ、すみませんね…取り敢えず今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

………あの会議から更に数日後に…一行の所に緊急クエストを受託された者達が集まった…だが超最精鋭なのか人数はほぼ数人だが…その中にはアイリスも居た…無論その護衛としてのカズマと同じく転生者のミツルギも居た…尚今更だが…時系列的に…このアイリスとミツルギとはカズマ達とは一応会った事になっている…尚原作とは違う形であるがだが…その関係上…そこまで関係は悪くない事になっている…

 

 

それでだが…その数人メンバーのメンツは…先程述べたアイリス及びミツルギのダッグパーティと…ダスト率いるダストのパーティだ…尚これらもリョウカ達の影響下なのか凄まじい強化が成されていた…それにリョウカ達の影響下なのかこの世界線の全体の住民が不老となっている…(仕組みは何処ぞの日曜日の夕方6時〜7時にやってる国民の人気アニメの二つの番組と同じ方式だ…)

 

 

リュウカ(本体)「なるほど、やっぱりそうなるよな…まあ認めるが…それでお前らは良いとして…アイリス、お前は良いのか?お前は仮にもこの世界にとっては王女何だろ?これから向かう場所は最悪死地になるかもしれんぞ?」

 

アイリス「大丈夫ですよ!だってお兄様や…リョウカちゃん達を守れるのなら私は何が何でも付いて行きますよ。」

 

ミツルギ「あ…アイリス様…!」

 

リュウカ(本体)「いや…まあそれも有るが…国は大丈夫なのか?」

 

アイリス「大丈夫ですよ、だって代わりの者に押し付けましたから!」

 

リュウカ(本体)「……お前もお前でえげつねぇな……それで大丈夫なのかその人は?」

 

リョウカ(モンハン)「大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(本体)「は?どう言う事だ?」

 

リョウカ(このすば)「実はね…アイリスさんから頼まれてね…それで私自身の分身を創り出して…その分身にアイリスさんの代わりをやらせています…勿論もしもの時の為にお姉ちゃん達にも同様に護衛の目的としての分身を複数体創り出して向かわせました…だから国やこの本国は問題無いです…それにアイリスさん…少し言い方は考えた方が良いかと……これじゃあアイリスさん悪者に思えますからね。」

 

アイリス「あ……ごめんなさい…。」

 

リョウカ(このすば)「まあこれに関しては私自身の意思で決めた事です…最悪此処に残しておいた分身を使って緊急テレポートの要員として無事に全員や全軍を呼び戻せます…。」

 

リュウカ(本体)「なるほど…。」

 

リュウカ(このすば)「所でどうなった?あの島は?」

 

リュウカ(本体)「ああ、実は調べてみたんだが…どうやら中央の巨大な島を囲う様につの島が構成されてる…まあ正確には内一つは浮遊島のセットだがな…だが…この中央の島には魔王城同様に超強力な結界が貼られている…んで試しに軽く主砲で小突いてみたが…全く効果が無い…んで躍起になってアレやコレやみたいな事をやったがやっぱり破壊には至らず…んでだ…その周りの島こそが供給源となっている…その護衛の島は結界は貼って無いが…一つの島に必ず大魔王クラスの魔物が存在する…そして中央の島に関してはそのリーダーみたいな感じを曝け出してな?……普通に大魔王超えて…魔神王クラスは有るぞ……だから攻略は至ってシンプル…一つ一つ攻略しながら結界を解除させる……。」

 

カズマ「んで…分散させても無駄なんだろう?」

 

リュウカ(本体)「その通りだ…下手に分散させるよりは確実に戦力が整った状態で攻めた方が効率が良い…もし罠に掛かって…全ての島からの力でその島に閉じ込められてもほぼゴリ押しで破壊が出来るからな……。」

 

アイリス「そうなのですか…。」

 

めぐみん「……それで、聞きますがそれぞれの島ってどんな感じですか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、率直に言えば…この世界線で発生した最初のイレギュラーでのあのイース事件は覚えてるな?」

 

めぐみん「ええ、あの事件でしょう?」

 

リュウカ(本体)「…今度はな数を揃えての更に準備万端のイース系の総出撃して来た訳だ…だから全ての敵はイース系の魔物及びモンスターだ…無論対人戦も視野に入れる必要が有る………しかもだ…どう言う意味かは不明だが…攻略した筈のあのエステリアやイースのセットがまた現れた……だが攻略済みの奴のとは別件だ…しかし……これも強化されていると思った方が良い……だが今の俺達なら必ず勝てる筈だ…あの時よりも俺達は壮絶な場数を踏んで…苦楽を共にして来た、そして何よりもだ…魔界においての絶対に犯してはならない禁忌を犯した…その大罪は重い……ましてや初代魔王を…そして…リョウカにとってのもう一人の爺さんを殺し掛けた……それ相応の報復と粛清はしないとな…更に言えば……俺自身も腹の虫が収まらん……と言うか…お前らもそうだろう?………あのリョウカのあの顔や……想いを見ればな……。」

 

全員『…………。』

 

リュウカ(本体)「……さてと、出発だな…リョウカを呼んで来る……。」

 

めぐみん「……大丈夫ですか?」

 

リュウカ(本体)「……今のリョウカにとっては酷かもしれん…だが今こそ乗り越えないといけない時だ…爺さんの為にもな……それに爺さんがリョウカの遺してくれて行ったアレもある……リョウカはもうあの頃のリョウカじゃない……だからこそ俺達がしっかりと支えて守ってやる……それが俺達の出来る役目だ……無論俺達もしっかりしないと相手が相手だ…超強化された敵がどんな感じなのか未だに不明だ……油断すれば即座に御陀仏だからな……そうなればリョウカがあん時に見せた以上の暴走を引き起こし兼ねない…だからこそ絶対に死ぬな…誰一人としてな……それこそが俺達の掲げる神森魂の……そしてこの神森旗の誇りに掛けて…絶対にこのクエストを成功させるぞ!無論失敗は許されん…失敗すればはこの世界線は終わりだ…全てが支配されて…そして…最悪全ての世界線にも危機が及ぶ…最悪全ての世界線が終焉の時を迎える……そうなった時の最終手段としての…禁忌中の禁忌……俺達の中での最終終末核兵器クラスの使用も厭わない……失敗したら即座に使用し…被害を抑えるとは言えこの世界線を完全消滅させる…だからもう既に全住民には俺達の用意した拠点に避難する様に指示してある……失敗の報告と同時に全ての拠点は強制緊急転移を実施し…それと同時にこの世界線に核を即座に起動され…全てを終わらせる……以上がクエストの重要項目だ……要するに…絶対に死ぬな…だが必ず全ての島を攻略し…生還せよ…以上だ…それ以外は認めない……尚このクエストは俺達の力で全ての魔界や神々にも同様の依頼を発注している…もうこの世界の魔王と人類の戦いうんぬんと言うレベルじゃない……もはや神森大連盟皇帝神国対敵大魔大連合軍との全面戦争に等しい状況だ……最近魔王城に奴らの最高戦力の駒が嗾けられた…その結果が魔王軍は魔王幹部及び魔王を除いて全滅…そして爺さんに至っては瀕死の重体且つ意識不明……もう魔王軍は事実上完全に解体される程の大打撃を受けた……だからこそ最高レベルの戦力としてのお前らの力が必要だ……。」

 

リーン「なるほどね…状況は分かったわ…。」

 

リュウカ(本体)「………これが最後のクエストになるだろう…だから成功すれば俺達から一生遊んで暮らせる程の賞金は用意はする……無論この世界の水準だ……文句は無いだろうし…それに失敗すればどっちにしろ全てが終わるからな…だがささやかながらのプレゼントだ……それをどう活かすかはお前らに任せる…無論この報酬は1人1人に全て支給される…だから分割される事は無いので安心しろ……ただし…例え非参加でも生活状況によって又は様々な事が原因で生活が困難な状況下に置かれても同様にこの金は支払う…特にめぐみん…お前ん所は乏しいだろうしいい加減に俺達もそこまでしないと気が収まらん…だが……支給しようにも俺達の立場上無断で送るのはほぼ不可能だからな…この全世界線規模の超大災害規模じゃないと無理だ…だからこそ今度こそはな……。」

 

めぐみん「…!!ありがとうございます…!」

 

ダスト「良いなぁ〜…。」

 

リュウカ(本体)「さっきも言ったが失敗すれば元も子もない…そこは理解してくれ…それに一生遊んで暮らせる大金だ…例外含めてどんな事しようが絶対に金欠になる事は無い位の大金だ…無論ギャンブルや博打に使おうがな……。」

 

ダスト「お〜…!!そりゃあ良い!!」

 

リュウカ(本体)「やれやれ……さてと、出発は2日後だ…もうやり残した事が無いようにしろよ?次に此処に帰る時はクエストに成功した時だ…最悪向こうで死ぬ可能性も有るからな………だから絶対にやり残した事が無いようにしろ…多少時間が掛かっても構わん…俺達はそれを尊重するし…出発するまでならクエストを辞めても良い…だから無理はするな……良いな?」

 

ダスト「…………。」

 

 

そして一時解散して…各々の各自準備に入った…

 

 

……2日後…

 

 

リョウカ(本体)「………行こう…お姉ちゃんに、みなさん…もう私は負けないです…今度こそ決着を付けます…私の意思で…そして私達の手でこの因縁に決着を付けましょう。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…それこそリョウカらしい…んじゃあ行くぞ…みんなが待ってる…もうこの世界線じゃあ最後のクエストになるがな……大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、少しはね…でもこれ位でも頑張らないとみなさんが死ぬのはいやです…そしておじいちゃんの為にも…私は頑張ります……だから見てて下さいね……おじいちゃん…。」

 

恭弥(魔王)「…………。」

 

リュウカ(本体)「……良し!行くぞ!」

 

リョウカ(本体)「うん!」

 

 

そして一行は出撃して行った……この世界線での最後の緊急クエストを……

 

 

【緊急クエスト:クエスト名:この素晴らしい世界に祝福を![最終決戦]】

 

 

成功条件【全ての目標拠点の制圧及びターゲットの全撃破且つ必ず全員生存】失敗条件【味方の内一体の撃破】

 

 

【クエスト開始】

 

 

 

……数時間後…

 

 

ザザァァン…!!

 

 

一行を乗せた神森艦隊は今の所平穏な空の下を航行していた…

 

 

リュウカ(本体)「今の所順調に向かってるが…恐らくそろそろか?」

 

アイリス「そろそろ?」

 

めぐみん「…ええ、毎回毎回ね…こう言うイレギュラーの探索の際に毎回の様に大嵐が発生するんですよ……。」

 

リュウカ(本体)「…!あ〜…くそ…やっぱり来やがった…!」

 

 

ゴロゴロゴロゴロ…!

 

ビシャァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「…こうなればヤケクソじみた事だが仕方ない…全艦!浮上しろ!それで大嵐地帯を突破する!」

 

全艦『了解!』

 

リョウカ(このすば)「機関出力最大!龍華(リョウカ)!浮上!!」

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ゴォォォォォォ…!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

神森艦隊は毎回の様に巻き込まれる大嵐の対策として…とうとう浮上して突破すると言う発想に至り…全艦が浮上した……

 

 

アイリス「……凄いです!」

 

ミツルギ「飛んでいる…だと…!!」

 

カズマ「まあこれでも宇宙に行っての活動も視野に入れてあるからな…だから飛べて当たり前みたいなもんだ…。」

 

ミツルギ「なるほど…って!それで良いのか!?」

 

リュウカ(本体)「俺達だからな…って言うか飛べる様にしたのはリョウカの発想で…宇宙での活動がメインとなる依頼が来た時に飛べないのは困るのでな…普段は普通に海の上を通常航行するが…緊急時には浮上しての航行も視野に入れている……今回の場合は大嵐地帯を突破するのに最適だからな…これでもうリョウカが海に落下すると言う事は……まあ無いとは言い切れんが…しないよりはマシで少なくとも荒れ狂う大海原が原因で落下すると言う自体は防げれたと思う…。」

 

アイリス「え?何故そこでリョウカちゃんの話が出てくるの?」

 

めぐみん「ええ、だってこの大嵐が発生した場合は毎回の様にリョウカちゃんがこの荒れ狂う海に落下して溺れて流されるのがほぼお決まりのパターンです…しかも毎回こちらが対策してもその抜け穴を使ってリョウカちゃんが海に落下するのです…だから今もこうしてがっちりと私が抱き抱えてる訳です。」

 

リョウカ(本体)「すぅ………ん〜……。」

 

ミツルギ「……寝ているのですか?」

 

めぐみん「ええ、だから下手に起こすと何が起きるか分からないです…さてと、今回は無事に突破出来ると良いのですが…もし飛んでも駄目なら最終的にワープも考えた方が良いですよ。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「………ん?……ふぁ〜………えーっと…すみません…寝てしまいましたか……。」

 

リュウカ(本体)「もうちょっと寝てても良かったんだぞ?」

 

めぐみん「そうですね、リョウカちゃんはまだあの魔王の件やあの暴走のお陰でまだ本調子じゃないですよね?…もう少しは寝てても良いですよ。」

 

リョウカ(本体)「……そうですか……でも寝過ぎると身体が鈍りますからね……。」

 

めぐみん「………そうですか……ただ、今は少し状況は悪いです…安定と信頼の大嵐ですから…。」

 

リョウカ(本体)「………大嵐ですか……私だって何度も何度も流される訳には行かないですね……だったら流される位なら……いっその事吹き飛ばすのも………これですね…。」

 

リュウカ(本体)「は?どう言う事だ?」

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

リョウカ(本体)「…めぐみんさん、すみませんが下ろしてください。」

 

めぐみん「分かりした…。」

 

リョウカ(本体)「さてと……全艦!砲撃戦用意!!」

 

全員『……え?』

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?砲撃戦用意ですよ?」

 

全艦『…りょ…了解…!!』

 

リュウカ(本体)「おい、どうする気だ?砲撃戦って…目標は存在しないぞ!?ましてや潜水艦や航空機などの水中目標や上空の目標何て無いぞ?」

 

リョウカ(本体)「目標は…この大嵐です…いっそ大嵐を吹き飛ばすのです…一か八かだけどね……それに私達にとっては初めて対天候に対して攻撃を実行します…まあ最初で最後になるかもしれないけど…やらないよりはマシです…それに毎回毎回大嵐にガタガタ震える訳にも行かない……運命は変える物なんですよ。」

 

リュウカ(本体)「…はぁ…やれやれ…だが面白い発想だ…やってやろうじゃねぇか!」

 

リョウカ(本体)「うん!…全艦!弾種:対空N2炉号砲弾及びVLS!超大型ヒュージN2ミサイル!装填!!発射用意!!」

 

全艦『了解!!』

 

リョウカ(本体)「目標!大嵐!全主砲を上空全方位へ向け!!ミサイルも扇状に上空に向けて一斉射!……総員対ショック対閃光用意…!!発射用意…!!!てェェェェェェ…!!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

ウィィンガシャン…!

 

ドドォォォォン…!!!ドドォォォォン…!!!

 

バシュゥゥゥ…!!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!!

 

 

リョウカの号令で全艦から一斉に上空に向けて一斉射撃が実行されて……

 

 

 

ピッキィィィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

遥か上空にて炸裂し…本当に全てを吹き飛ばした……

 

 

アイリス「っぅぅ…!!」

 

ミツルギ「ぐぅぅ…!!ここまで衝撃が…!!」

 

ダスト「す…すげぇ…!!」

 

リュウカ(本体)「……!!」

 

リョウカ(本体)「…やりました!成功です…!!」

 

エイダ(コア)「お見事な判断です…大嵐の反応が喪失しました。」

 

カズマ「…本当にやりやがったぜ…。」

 

大石『ああ…しかし天候を無理矢理変える作戦を編み出すとは…流石だな…。』

 

リョウカ(本体)「まあ今回は運が良かったです…でもこれでやろうと思えば吹き飛ばせる事が立証されました…以後はこれを主力として使ってみましょうか…まあ上手く行けばですがね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「…全艦、状況終了です…このまま警戒しながら飛行して向かいますよ。」

 

全艦『了解。』

 

 

キィィィィィィン……!

 

 

艦隊はこのまま最初の島へと向かって行った…

 

 

………3時間10分後…

 

 

兵士総元帥1「姫様!見えて来ました!」

 

リョウカ(本体)「…見えましたね…あれはエステリア大陸です…それとイースも有りますね…これが最初に攻略する所の島です…エステリア大陸の主はダルク・ファクトと言う元神官の子孫で…理由は言えませんが堕天しての魔物になった訳です…ファクトさんは旧ダームの塔の主になってますから…最終的にそこを攻略しないといけない訳ですが…そう簡単にはいきませんよ…そもそもダームの塔には入る為の条件を満たさないといけないです…まあその条件は取り敢えず上陸した後に追って説明します……後…このエステリア大陸の上に浮かんでいる島と言うよりも大陸は…イースと呼ばれています…そこが第2の攻略する場所です…まあ今は攻略は出来ないですが…此処の主を倒せば直ぐに強制的にそこへ飛ばされてしまいます…まあそれは置いといて…そこの主は……700年後の魔王ダーム……です…それぞれの実力はどっちもどっちですが……ファクトさんは地形の関係上…落下死攻撃や…メテオを降らせて来たりする知能戦のパターンと…剣を持って正々堂々と真正面から決闘を仕掛けてくる紳士のパターンのどちらかですね…私の知る限りじゃあね…ダームさんに至っては700年もの年月が経ってますからかなり弱体化はされてますが…それでもファクトさんよりは物凄く強いです…伊達に魔王はやってません……ただ今回の場合は大魔王でしょうが……今回は…私にとって用が有るのはそのダームさんですね…一応はファクトさんの上司ですし…黒幕は誰か位の情報は持ってる筈です…。」

 

めぐみん「なるほど…部下より上司を潰して情報を聞き出すって言う訳ですか…確かにそれなら上司であれば幾らかしても部下に口止めすれば問題無い…だからこその上司狙いですか…。」

 

リョウカ(本体)「その通りです、ただ全ての強敵を倒さないと意味が無いです…道中で見掛ける敵は全てやります…ただし気を付けて下さい…魔物やモンスターの中には友好的なのも存在します…そう言う存在には絶対に手は出さないで下さい…後々厄介な事になりますよ。」

 

アイリス「分かりした。」

 

リョウカ(本体)「因みに、その強敵と言える敵は通称:ボス…と呼びます…更にです…もしそのボスを倒すとその敵にもよりますがそれ相応の追加報酬も出す予定ですよ…所謂懸賞金ですね……強さは最低でも魔王幹部クラス以上は普通に有ると思った方が良いです…更に言えば…最終的に普通に魔王クラス以上の強さのボスとの遭遇も考えた方が良いです…。」

 

ダスト「うげ…マジかよ……だがどっちにしろやらなきゃみんな死ぬんだろう?」

 

リュウカ(本体)「その通りだ…幾らそれぞれの主を討伐したとしてもその管轄下の敵が全部消滅するとは限らない…特にボスとかは分からん…遭遇次第必ず撃破する…無論全てだぞ。」

 

リョウカ(本体)「……ただ、強さの件はあくまでも予想です…もしかしたら弱いかもしれないですし……場合には…普通に魔王クラス以上…いえ大魔王クラスのボスが出て来るかもしれないですね……更に言えば、敵も目的が私達だとすれば…敵全体の強さがトチ狂った強さに変貌した物しか居ない可能性も有ります……だから無理にとは言いません…無理だと思ったら戦略的撤退も考えて行動はして下さい…。」

 

リーン「分かったわ。」

 

ダクネス「うむ…敵が尋常じゃない強さか…そう考えるだけで…!!んんん…!!」

 

カズマ「おいコラダクネス、お前は相変わらずのドMだな。」

 

ダクネス「んん…!!そんな事は…!」

 

リョウカ(本体)「ダクネスさん、流石に今回肉壁になるのは辞めた方が良いです…と言うよりも相手が相手です…私達を倒す為に超強化されてるのなら幾ら貴女とは言え一撃でも貰えば致命傷は避けられない可能性が高いですよ…。」

 

ダクネス「ぬぅ…そうか……。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ……。」

 

リョウカ(本体)「あ…そうだ、カズマさんにアイリスさんにミツルギさん…コレを渡しておきます。」

 

カズマ「……これって…あの刀剣か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも正確には…クレリア属性に特化させ過ぎた刀剣です…これは貴方の場合は刀剣ですが…アイリスさんのは普通にクレリアソードそっくりに仕立てた見た目の剣で…ミツルギさんのは魔剣グラムをクレリアカラーに染めた物の見た目…勿論その性能は私達の作った物だから尋常じゃない物ですよ。」

 

アイリス「ありがとう!リョウカちゃん!…あ…でもそもそもクレリアって何?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、簡単に言えば魔法の白銀の鉄です…クレリアが正式名称で…通称はシルバーと呼ばれています……これらで作られた物は基本的に魔法に特化します…そしてこの鉄は場合によっては厄災を呼び起こす程の代物でしてね……まあ詳しくは言えませんが…代表者が魔王ダームとダルク・ファクトが筆頭です……それでこれらに対抗出来るのは同じクレリアしか無いにですよ…普通の退魔の剣程度じゃあ全く効果は無い…このクレリア属性入りの退魔の剣ならファクトさん及びダームさんに有効にダメージを与える事が可能で倒せますが………先程も言った様に超強化されてるので…ただのクレリアの退魔属性じゃあ効果が薄いでしょう…だから私達はこの日の為に超強化されたクレリア…通称…神森製:神森白銀金剛神鉄(マスターゴットクレリア)…と言う新たな材質の鉄を創り出して…これを基準に様々な武器や防具を作り出した訳です…だからこそ貴方達に渡しました…もう既に私達は装備してます…これが無いと先ず話にならないのでね…それにこの退魔属性は彼方の敵に対しては致死級の大ダメージを与えれる唯一の属性です…それ以外の退魔の属性じゃあ効果は有るか無いかの微妙な感じです……だから必ず使って下さい…今回のクエストにおいての必須条件の一つがこれでもあります…無ければ勝てない…そう言う感じの敵がわんさかいますからね。」

 

ミツルギ「なるほど…。」

 

リョウカ(本体)「…まあ後の詳しい説明は上陸後にしましょうか…そろそろ出発しますよ…此処からが正念場です…。」

 

アイリス「うん!」

 

リョウカ(本体)「因みに、言い忘れましたが…本艦及び本艦隊は本クエスト中は私達の拠点として機能します…勿論私達と常に追走する形になります…だから少しでも危ないと思ったらすぐに私達内の誰かに言って下さい…乗艦させますから…ただ、幾ら強いし頑丈とは言え無敵ではないので無論轟沈はします…その場合は私達の力で復活はさせますが直ぐには無理です…かなりの間はその艦の拠点としての機能は使えなくなります…まあ代わりの艦で対応はしますがね……一応は覚えていて下さい……。」

 

カズマ「分かった……そう言えば、あの移動要塞は?」

 

リョウカ(本体)「あ〜…流石に今回は危険過ぎるので着いては行けないです…ただそれぞれの島を攻略毎に前線基地として設置する予定ですよ…。」

 

カズマ「分かったぜ。」

 

リョウカ(本体)「…さてと、行きますよ。」

 

リュウカ(本体)「おう。」

 

 

その後一行は上陸艇(と言う名のイージス艦)に乗り換えて最初の町……バルバトの港町へと上陸し…エステリア攻略戦が始まったのだった…果たして一行は無事にエステリアを攻略出来るのか?……旅は続く…

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第33話 神森一家の異世界五大魔島:エステリア編【前章・中編】

どうもです、お馴染みのリョウカです…さてと前回のあらすじを簡単に言うと…私達はいよいよ緊急クエストに向かう事になり…少数ではありますが冒険者達を雇いました…それで色々と説明したり準備等をしてこの世界線において最後のクエストに出撃して行きました……道中にて大嵐に見合われたけど今までの私達と違い今度は大嵐を吹き飛ばして突破しました……そしてです…しばらくしてとうとう最初の攻略するべき所…エステリア大陸に到着しました……まあこんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

【神森特殊部隊及びミニ神森艦隊:エステリア大陸上陸】

 

 

リュウカ(本体)「久々にこのエステリア大陸に来たな…。」

 

リョウカ(本体)「…まあそうですね…相変わらず此処は平和で良いです……まあ今回は問題の大嵐結界を破壊して来ましたからね……何事も無く上陸出来たのは良いことですが…今はそんな事してる場合じゃないですね……取り敢えず此処の住民の話を聞いてみましょうか…。」

 

カズマ「そうだな、何か変化があるかもしれ無いしな。」

 

 

それで一行は一旦住民に話を聞いて回ってみた…

 

…10分後…

 

 

リョウカ(本体)「…あまり変化は無いですね…まあ良いかな…取り敢えず、今度はミネアの町へ行きますよ…此処から先から魔物が出て来ますから気を付けて下さいね。」

 

アイリス「はい!」

 

 

一行はバルバトの港町を出て…ミネアの町へと向かった…無論リョウカの言う通り魔物も出現した…しかもリョウカの懸念していた通り強化個体だったが……そこら辺に居る雑魚と変わらず…あっけ蹴散らされて行った…

 

 

……35分後…

 

 

【ミネアの町】

 

 

リョウカ(本体)「取り敢えず着きましたね…さてとです、此処ら辺りで色々と説明はします…良いですか?」

 

アイリス「ええ。」

 

リョウカ(本体)「…先ず、この攻略する為に最重要に入手する物です…それと同時にあのダームの塔に入る為のアイテム…それらを全て説明します……そのアイテムは……イースの本と呼ばれる本……これがこの大陸…エステリアとあそこの上空に存在する大陸イース……これがこの二つの大陸を攻略する上で絶対必須の物です……そしてこのエステリア大陸ではこのイースのの本を集めるのが目的となります…。」

 

ダスト「へ〜…本を集めるだけなら簡単そうだが……そうはいかねぇんだろ?」

 

リョウカ(本体)「その通りです…このイースの本は大抵はボスの所に存在します…無論そのイースの本はボスを倒さない限りは絶対に手に入らないんです……だからボスは絶対に倒すのが鉄則です……まあ1冊は此処で手に入りますが…やっぱりボスをある程度倒さないと貰えないので早期に手に入れるのは無理です……さてです…ダームの塔に入る条件は…このイースの本を6冊の内3冊手に入れる事…そして先程説明したクレリア装備の進化前の……シルバー装備を一式……手に入れる事が条件です…ただし…厳密にはシルバー系に属する物であればいいので…クレリア装備一式でも問題は無いです…でも一応は手に入れる必要は有ります…元はゲームの中の世界線からの世界だからです……条件は守らないとね……それに幾ら相手が私達を倒す為とは言え……私達がこの世界に居る間は…どう言う原理かは不明と言う名のシステムの絶対的な存在で絶対に史実の動きとなります…ただ…流石にそれを持ってしても完全に抑制は無理です…この世界から出る事がないとは言え…何をして来るかは不明です……充分に気をつけてください。」

 

リーン「ええ。」

 

リョウカ(本体)「さてと、カズマさん…あの時みたいにあの一式を渡しますね…はい。」

 

 

パチン!

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

カズマ「……これは…今持ってるこの刀剣と同じ奴か!」

 

リョウカ(本体)「ええ、マスターゴットクレリアシリーズ一式…略して【MG・クレリアシリーズ】…これがあれば大抵の魔法攻撃は完全に無効化して…更に全状態異常も軽減又は完全無効化…そして、この世界限定の敵に対しての絶対の防御力を誇ります…最後に一式装備の効果のシリーズ効果として…このMG・クレリアシリーズ一式に対してですが…如何なる雑魚敵には即死効果…ボス敵にはレベル差関係無しで大ダメージを与えるMG・クレリア属性に超強化させ…防御力も絶対的な防御力へと超強化させ…このクレリアシリーズを完全体へと進化させるスキルを発動させます…。」

 

カズマ「おお…すげぇ…。」

 

リョウカ(本体)「言い忘れましたが…間違ってもウィズさんとかにやるのは辞めて下さいね?これらの効果はウィズさんにとっては完全な天敵以上の強烈な効果です…まあ流石に味方に攻撃は出来ない様にはなってますが…もし謝っての事を考えるとウィズさんは強制的に即死します…無論バニルさんも同様ですが…貴方はそもそも死ねないですし残機は無限ですからほぼ無意味でしょうからね……そこは覚えて下さい…。」

 

カズマ「分かってるって。」

 

リョウカ(本体)「後は…みなさんのっと……はいどうぞ。」

 

 

パチン!

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

ダクネス「おお…!変わってるぞ!」

 

めぐみん「ええ、私のも変わってますね…。」

 

リョウカ(本体)「はい、これで大丈夫です…因みにめぐみんさんキースの場合の武器は特殊で…めぐみんさんの攻撃属性の全てがこのMG・クレリア属性に変わります…物理及び攻撃魔法含めてです…その関係上、めぐみんさん…貴女の爆裂魔法系全ての属性も全てこれに変わります……勿論めぐみんさんも分かってるとは思いますが…絶対に誤射には気を付けて下さい…。」

 

めぐみん「勿論ですよ、私を誰だと思ってますか?みなさんと共に長い旅をして来ましたからそれ位の判断は容易い事ですよ…それに幾つか私なりで新しい爆裂魔法を編み出してますよ…何たって私は自由自在に爆裂魔法系を操る絶対の爆裂神のめぐみんですよ?」

 

リョウカ(本体)「そうでしたね…後貴女の纏ってる服装も同様に材質は同じ物を使ってます…効果はカズマさんのと同じです…ただ攻撃能力は魔法に特化してます…キースさんの場合は弓そのものを同様の物を使ってます…これで矢を射るとその属性で攻撃出来ます…攻撃面は物理系の遠距離攻撃に特化してます…それ以外の者はカズマさんのと一緒です…さてと、説明はこんな感じです…。」

 

リュウカ(本体)「んでだが…これらの装備は今回限りの限定装備だが…一応クエストの報酬としての一部として授けるぞ…ただ…さっきも言ったがこれらの装備は場合によっては厄災を呼び寄せる…だから使用は控えてくれよ。」

 

アイリス「分かりました。」

 

リョウカ(本体)「さてと、これでイースの本の回収をする為の条件が揃いました…早速この町にある占い師の所に行きますよ…そこで初めてイースの本を回収する緊急クエストが発生します…無論これをクリアしない限りは絶対にあのイースには行けれません…それでは行きますよ。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

その後…リョウカ達は予定通りに占い師のサラの所に行き…イースの本を回収するクエストを受注した……

 

 

 

それで一行は一旦ミネアの町を出た…

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと無事に受けれました…次に向かう場所はゼピック村です…そこに行って今度はとある人物に会い、とある場所に入る為の鍵を手に入れます…それと少し寄り道で…そこでは銀の鈴を無くしていますので銀の鈴を探す依頼を受けます…これに達成すれば便利な物が貰えるらしいのでね…。」

 

アクア「確か、パワーを上げる為のアイテムを貰えた気がしたようだけど?」

 

リョウカ(本体)「ええ、その通りです…正確にはパワーリングを貰えます…それを身に付けるととんでもない力を引き出す指輪らしいです……純粋に攻撃力を上げる物ですが…この中で一番欲しいと言えば…カズマさん辺りですね…カズマさんの場合は多様性が長けているオールラウンダー型ですが…カズマさんのパーティの場合は一番攻撃力が低いのです…ただ、低いと言ってもミツルギさん達よりは圧倒的に上ですし…普通にやろうと思えば今も眠っているお爺ちゃんも普通に倒せるのです…勿論単独でね…でもカズマさん自身もその低めの攻撃力を補うには何かしらの方法が必要です……だから少し寄り道をします…これから先少しでも攻撃能力が低いとかなりマズイです…まあそれを言えば私もそうですがね……私自身は後でどうにでもなります……取り敢えずはゼピック村へと行きましょう…。」

 

ダクネス「そうだな。」

 

 

それで一行はゼピック村へと向かった…

 

 

(リュウカ(モンハン)「このすば!」)

 

 

……一行は敵を薙ぎ倒しながら1時間と30分掛けてようやくゼピック村に到着した…

 

無論そこでも一応は話を聞いたりもした……それで一行は予定通りに神殿の鍵…及びに銀の鈴を回収するサブクエストも受注した…

 

 

…そうこうしてる内にどうやら時刻は夜になっていた…

 

 

リョウカ(本体)「…もう夜ですか…流石に今からは無理です…この時間帯は魔物にとっては喜ばしい時間帯だからね…今日はゼピック村の上空にて艦隊の一時帰還して…泊まる事にしましょう…それと同時に夜間の警戒飛行も実施させて艦隊の護衛及びにゼピック村の警護も実施させます…今日はお疲れ様です…。」

 

アイリス「そうですね…。」

 

リュウカ(本体)「今日はもうゆっくり休んで…明日は忙しいぞ…ダンジョンの攻略戦だ…しかも場合によっては二箇所を攻略する…だからさっさと休んで明日に備えようか。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

その後一行はリョウカ達の能力で上空にて待機していた神森艦隊に帰還して宿泊した…無論その間には直掩隊も総出撃して上空警戒を実施したのだった…

 

 

(ベルティア『このすば!』)

 

 

翌日…早朝…

 

 

リョウカ(本体)「……ん……ん〜…!起きないと……。」

 

 

リョウカは誰よりも早く目覚めて、身支度を整えた上で朝食の準備をした……

 

 

リョウカ(本体)「さてと…こんなもんですかね…それじゃあみなさんを起こしますか…えーっと…有った、これですね。」

 

 

リョウカは、懐からリョウカ特製の軍用に使うラッパを用意して…

 

 

スゥゥゥ…

 

パッパラ…!パッパ!パッパッパ〜!!パッパラ…!パッパ…!パッパッパ〜…!!

 

 

全艦『……!!』

 

リュウカ(本体)「……は…!!?起きないと…!!」

 

兵士総元帥1『総員起こーし…!!繰り返す!総員起こーし…!!』

 

兵士隊長1『急げェェェェェェ…!!』

 

 

リョウカの起床ラッパで全艦は尋常じゃない速度で総員起こしが発令され…総員が飛び起きた…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、みなさん…起きましたか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、久々の起床ラッパは身に染みる…凄まじい効果だな…。」

 

兵士総元帥1「姫様、おはようございます…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、おはようございます…さてと…もう朝食の準備は出来てますよ…歯を磨いたり顔を洗って来たりして下さいね。」

 

リュウカ(本体)「あ…ああ。」

 

めぐみん「ええ…と言うより…リョウカちゃんが最近本当にお母さん寄りになってる気がしますね…私にとっては嬉しい事ですが…まあ娘さん達も居ますし当然かな…。」

 

リョウカ(本体)「ははは……ほらほら、急がないと冷めますよ?」

 

カズマ「ああ!」

 

 

 

その後リョウカ達は艦内で朝食を摂取した…その後は出撃準備して、再度ゼピック村に降り立った…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、いよいよこれから登る上に有る神殿へと行きますよ…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…ってかリョウカ聞くが…。」

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?」

 

リュウカ(本体)「……何故、その姿はなんだ?」

 

リョウカ(本体)「あ〜…この姿ですか?まあ今の私はまだ本調子じゃないのでね…だからFアークの装甲に更に聖魔零神王の形態になってます…因みに非戦闘形態なので一切周りには何も変化は無いです…ただ、今の私には戦闘形態の第1及び第2形態が限度です…それ以上は流石に無理は出来ないです…まだまだ先は長いですし…ダームの塔も登らないといけない訳です…だからあまり負担の掛かる事が無く且つ迷惑にならない程度…っと言えばこれ位はしないとね……。」

 

 

 

まあリョウカの言うその姿だが…あのモンハンの世界にてゼルダの一件での最後になったあの形態に神化形態になったFアークの装甲を装着した姿だ…尚非戦闘形態なので…独特な天使の輪は無く…背中にエネルギー翼は現れて無い……

 

 

アイリス「あの、その姿って何ですか…?」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「これですか?う〜ん…まあこのFアークの件なら分かりますが…そもそも私自身が創ったのですが…この形態は今でもあまり分かって無いですね……ただ一つ言えるのはただの最強の形態……っとだけしか分からないですね……ありとあらゆる手を使って調べてみても情報は一切無いのです……しかも零お姉ちゃんや無限お姉ちゃんの時代でもこの形態は伝説中の伝説と言われる物らしいです……なれる者は全てにおいて絶対の勝利が確定する事や……なれた者は絶対の最高神として讃えられる……とか何とか…さっぱりですね……。」

 

ダスト「いやいや…!!じゃあそれなってるって事はつまりお前が最強じゃねぇか!?」

 

リュウカ(本体)「言っとくが、俺達もなれるぞ?まあリョウカがその姿になったのか同時に神森一家全員がこの形態になれる…今じゃあ敵無しだが……油断はしないがな…。」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「そう言う事です……ただ、私の場合は零の力を巧みに扱えます…まあ嗜み程度に無限の力も使えますが…この姿の時は……相手の防御及び全ての耐性を全て無視した絶対的の即死が待ってますがね…何せ触れても掠っても消滅ですからね…結論を言ってしまえばこのクエスト自体はやろうと思えば私の能力で全部消せば済む話……なのですが…生憎今の私には敵だけを全て消滅させるのは難しいです…間違えてうっかりと一般市民まで消滅し兼ねないからね…まだまだ制御が出来るまでの力は整っていませんし…まだ体調も良くなった訳じゃないのでね失敗のリスクが漂う中で能力を酷使すれば最悪この世界諸共完全消滅が待ってますから理論上は可能だけど現状はほぼ不可能の状態です…。」

 

ダスト「なんだ……なら安心だ……。」

 

アイリス「う〜ん…でもリョウカちゃん…その力ってある意味で魔王以上じゃないですか?」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「あ…それについてですが…前に言いましたが今はおじいちゃんが倒れてますから事実上魔王の席が不在です…それで本来ならその魔王を倒した者が新たな魔王になるのですが…その時期魔王は私とお姉ちゃんで殺しました…その結果が現魔王となってます。」

 

アイリス「……えぇぇ…!!?」

 

ダスト「おいおい…!マジかよ…!」

 

アイリス「リョウカちゃん……それでも良いの…?」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「まあ安心して下さい…そもそも私達の場合はもしおじいちゃんが何かしらの理由で魔王としての役目が出来ない場合は自動的に私達にその魔王の代わりをやる事になって…それでおじいちゃんが復帰するまでの間の代理の魔王っと言う形です……っがもし最悪の場合……おじいちゃんが死んでしまったらどうなるかは……代理から完全に魔王になりますがね……しかもおじいちゃん譲りの絶対的の力も有りますが……私達はそもそも魔王と言うよりは普通に平和に過ごす方が嬉しいんだけどね……まあ少なくとも私達が魔王の座に居る間は魔王軍は私達に従うしかないですから事実上魔王城に留めさせる事は可能です……まあ今じゃあもう魔王軍は居ないからそもそも今更魔王代理になっても意味はないでしょう……更に言えば私達は魔王以上の存在ですから今更魔王に階級を下げられてもね……何とも言えない感じですね……。」

 

アイリス「そ…そうなのですか…?」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「そう言う事です…因みにだけど…元魔王幹部の全員にはもしもの時に備えて私達の帰るべき所を守って欲しいと頼んであります…まあこれが最初で最後の魔王代理としての命令かもしれないけどね……ただ死ぬ気は全く無いですよ…娘達も居るし…それにおじいちゃんだって今も戦ってる筈です…絶対に失敗して死ぬ訳にはいかないですよ…。」

 

アイリス「…分かりました。」

 

リュウカ(本体)「……まあ取り敢えず、もう行った方が良いんじゃないのか?」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「そうですね…行きましょうか。」

 

 

一行は神殿へと向かい山道を登って行った…

 

 

(リョウマ(このすば)「このすば!」)

 

 

2時間後にようやく神殿へとたどり着いた一行……

 

 

リュウカ(本体)「ふぅ、着いたぜ…。」

 

カズマ「ああ、そうだな…けど敵ども可哀想だな…触れる事すら出来ずに呆気なく消滅したり爆裂されて死ぬなんてな…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…なあ、リョウカ…消滅結界の他に何の結界を張った?」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「はい、攻撃及び破壊力に特化した迎撃結界…爆裂反応迎撃結界…触れると爆死して死にます…ただ雑魚敵には即死ですがボス級は触れるたびに微妙なダメージだけ程度且つ最大で10回までしか効果は無いです……尚雑魚敵には回数制限は無いし即死又は瀕死のダメージを与える……と言う対雑魚戦殲滅用の結界です……ボス級には効果は薄いので力の温存はしたいからもう解いてます…。」

 

リュウカ(本体)「そうか…。」

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、流石に神殿に入るには一旦解かないと入れないですから困りますね…。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ……。」

 

 

それで一行は神殿内部に入り…女神の像にてダンジョンにワープした…

 

 

(零(このすば)「このすば!」)

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、どうにかワープ出来ました…大丈夫ですか?」

 

アイリス「大丈夫ですよ。」

 

リョウカ(本体)「……さてと…気付きましたか?」

 

リュウカ(本体)「……ああ…どうやら、あっちはやる気満々の様だな…此処に居ようが殺気が感じる…。」

 

カズマ「確かに感じるな…だが今の俺達に勝てるとでも?」

 

リョウカ(本体)「そうですね…まあ目に物見せてあげましょうか…。」

 

 

一行は順調に進んで行き…相変わらずの例の門が立ち塞がっていた…

 

 

アイリス「この中に居るの?」

 

リョウカ(本体)「うん、間違っていなければこの中に居るのは…第1のボス…煉獄の魔術士…ジェノクレスが待ち構えてると思います…前回はあっさりとウィズさんに凍らされてそれでめぐみんさんの一撃の元に呆気なく一撃でお亡くなりになられましたが……今回はどう出るかは分かりません……でも行かなければ目的は達成出来ません…行きましょう。」

 

キース「うむ!」

 

 

ガチャリ…!

 

ギィィィィ…ガチャン…!!

 

 

一行は神殿の鍵を使って扉を開け…その中へと入って行った…

 

 

ギィィィィ…ガチャン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……来ましたよ!構えて!」

 

 

ピカァァン…!

 

ピシュゥン…!!

 

 

ジェノクレス『……!!!』

 

リョウカ(本体)「……!なるほど…そう言う強化ですか…!気をつけて下さい…!どうやらこの個体は…とうとう本体からも攻撃が飛んで来ますよ…!」

 

リュウカ(本体)「マジかよ…なるほど…コイツは700年前の力の一部が使えると言う訳か!」

 

ジェノクレス『……!』

 

リョウカ(本体)「………行きますよ…!」

 

 

【エステリア大陸編:第1のボス】

 

 

VS【煉獄の魔術士:ジェノクレス(超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦(龍天災系と同じ)

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【 holders of power(クロニクルver)】

 

 

地形【神殿:1階[大広間]】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ピカァァン…!

 

ボォォォォォォ…!

 

 

リョウカ(本体)「…!この炎は…!気を付けて下さい…!この炎…触れたらただでは済まないですよ!」

 

ジェノクレス『…!』

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「…っち!相変わらず転移能力は健在か!」

 

 

ピシュゥン…!

 

ポォォピィィ…!

 

 

リョウカ(本体)「でやぁぁ…!!」

 

 

シャキン…!

 

ザシュゥゥ…!

 

ジリジリジリジリ…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

リョウカ(本体)「…エネルギーの光球をも飛ばせる様になりましたか…!」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「……!早い…!って不味い…!!」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

めぐみん「な…!?」

 

リョウカ(本体)「めぐみんさん…!」

 

 

ブォォン…!

 

 

リョウカ(本体)「めぐみんさんはやらせない…!はぁぁ…!!」

 

 

シュッ…!!

 

ガキィィィィン…!!!

 

 

めぐみん「っ…!!……リョウカちゃん…!!?」

 

 

ギギギギギ…!!

 

 

リョウカ(本体)「めぐみんさん…!早く離れて…!」

 

めぐみん「は…はい…!」

 

リョウカ(本体)「っつう…!!何て…力…!物理戦闘能力も高い…!」

 

 

ブォォン…!

 

ガキィィィィン…!!

 

 

リョウカ(本体)「くぅぅ…!!」

 

 

ポォォピィィ…!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!避けろ…!」

 

リョウカ(本体)「しまった…!っ…!どりゃぁぁ…!!」

 

 

シュッ…!

 

ガキィィン…!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

バキィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!」

 

 

ヒュゥゥゥ…ドサ…!!

 

ヒュゥゥゥ…!ガキィ…!

 

 

リョウカ(本体)「……っ…いって……て…。」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

ジェノクレス『………!』

 

リュウカ(本体)「いかん…!!リョウカぁぁ…!!」

 

 

ガシィィィ…!!

 

ギチギチギチギチ…!

 

 

リョウカ(本体)「ぐ……ぅぅ…!!あぁ…!!」

 

 

ジェノクレスは倒れたリョウカに瞬間移動で近寄り…そのままリョウカの首を締め上げた…

 

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!どうすれば……!…!!」

 

 

めぐみんは、側に落ちていた…リョウカの持っていた二振の刀剣が目に入った…

 

 

めぐみん「…っ…!!カズマ…!これを持ってて…!」

 

カズマ「え…!?あ…!おい…!」

 

 

めぐみんは自分の得物である杖をカズマに躊躇なくカズマに放り投げて預け…躊躇無しにその刀剣を…

 

 

ガシ…!

 

シャキン…!

 

 

めぐみん「……リョウカちゃん達や…カズマにはまだ及びません…けどね…私達みたいな魔法使いや遠距離に特化した者でも…リョウカちゃん達から授かった…!もしもの時に備えての時が来ようとはね…!」

 

 

シャキン…!

 

 

めぐみんは、刀剣を構えた…

 

 

実はだが…めぐみんを筆頭に魔法使い達や遠距離主体の者達はもしもの時に備えてだが…リョウカ達によって様々な近接戦闘や射撃武器…近接武器…等様々な武器を使った攻撃能力や迎撃能力を鍛えてもいた…無論特にめぐみんは魔法使い…アークウィザードの癖に尋常じゃない位の戦闘力を今も持っている……無論その剣さばきや射撃武器の扱い等…全ての扱いこなせている…しかもその腕は流石にリョウカ達やカズマには及ばないが…それに近い実力を持っている…っが相変わらずの爆裂魔なのは変わらないが…もしもの時はこれらを巧みに扱う…

 

 

ギチギチギチギチ…!

 

 

リョウカ(本体)「が……あぁ…!!」

 

ジェノクレス『………。』

 

 

ッダ…!

 

 

めぐみん「でやぁぁぁ…!!!!」

 

 

シュッ…!

 

ザシュゥゥ…!!!

 

 

ジェノクレス『……!?!?!』

 

 

ッバ…!

 

ドサ…!

 

 

リョウカ(本体)「げほ…!げほ…!」

 

めぐみん「大丈夫ですか…!!リョウカちゃん…!」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です……っは…!?めぐみんさん…!後ろ…!」

 

ジェノクレス『……!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!

 

 

めぐみん「……!!リョウカちゃんはもうやらせない…!!」

 

ジェノクレス『……!!』

 

 

キュィィィィィン…!!

 

 

ジェノクレスは先程のめぐみんの不意打ちでの背後からの突き刺しがジェノクレスの怒りを買い…ジェノクレスはリョウカ諸共めぐみんを完全に消し去ろうとエネルギーを溜め始め…今正に解き放とうと……そうした時…

 

 

 

ザシュゥゥ…!!!

 

 

ジェノクレス『……!!!?!』

 

リュウカ(本体)「くたばりやがれ…!!クソ野郎が…!!」

 

リョウカ(本体)「お姉ちゃん…!!…!めぐみんさん…!私の刀剣を…!」

 

めぐみん「はい…!」

 

 

めぐみんは即座にリョウカに二つの刀剣を返して…

 

 

リョウカ(本体)「めぐみんさん…お姉ちゃん…ありがとうございます……これでトドメです…!【神森流剣術奥義…!![天龍神剣]】でやぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

ッダ…!キィィィィィィン…!!!

 

ザシュゥゥ…!!!!

 

 

ジェノクレス『……!?!?!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ピカァァン…!!!

 

ゴォォォォォォ…!!

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

…リョウカは最後にジェノクレスを下から上へと真っ二つに切り裂く剣術奥義…天龍神剣にてジェノクレスは真っ二つになり…眩い光と共に消え去った……

 

 

【戦闘終了】

 

 

ガチャン…

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…はぁ………少し油断しましたね……私も相当衰えましたね……。」

 

めぐみん「…大丈夫ですか?」

 

リョウカ(本体)「歩く分には大丈夫です…でもこの後も私は戦わないといけないです……そうなれば少し不味いです……めぐみんさん頼めますか?」

 

めぐみん「…良いですよ…ほら。」

 

 

リョウカは、めぐみんに背負ってもらった…

 

 

カズマ「…あ、そうだめぐみん…ほら杖だぞ。」

 

めぐみん「ええ、ありがとうございます……それでリョウカちゃん…どうでしたか?私の剣の腕は?…まあ咄嗟でしたから…下手だと思いますが…。」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ…ある意味で正しい選択ですよ……突き刺される痛みって言うのは実を言えば物凄く痛いですし場合によっては失血死に陥らせる事も可能な方法です…だからジェノクレスは離さざる得なかった……そして泣きっ面にめぐみんさんの付けた傷に再度お姉ちゃんからの一撃…お見事でした……。」

 

リュウカ(本体)「おう……まあだが、無事なら良い…。」

 

リョウカ(本体)「……そうですね……それじゃあ少し…私は寝ます……次の例の門の前に……来たら…起こして下さい…………ん〜………すぅ……すぅ……。」

 

めぐみん「……寝ましたね…。」

 

アイリス「……ふぅ…兎も角無事でなによりですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

 

ビシビシ…!

 

ガラガラ…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

リュウカ(本体)「……どうやら奥に行けるな…。」

 

カズマ「だな…行こうぜ!」

 

めぐみん「ええ…ってあまり大きな声は出さないで下さいね?リョウカちゃんが寝たばかりですから…下手に起こせばまた無理し出すのでね…。」

 

カズマ「お…おう…。」

 

 

その後一行は、神殿の地下へと向かって行った…リョウカ達一行の旅はまだ序盤中の序盤……リョウカ達の旅はまだまだ続く…

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第34話 神森一家の異世界五大魔島:エステリア編【前章・後編】

よう、俺はカズマだ…んじゃあ前回のあらすじを言うと俺達は久々にエステリアに上陸して…んでバルバト港町…ミネアの町へと行って…装備を新調したり…まあリョウカからもらったんだがな…それでイースの本を集める依頼を受けたんだ…その後予定通りにゼピック村に行って…そこで神殿の鍵を貰って…んでサブクエストを受けて1日を終えた…次の日に神殿へと攻略に向かい…それで最初のボス…ジェノクレスと交戦したんだ…けどよ尋常じゃない強さに変貌していてな苦戦して…何とか撃破した…まあこんなもんか…そんじゃあ今回も見ろよな!


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

 

【神殿:地下1階】

 

 

 

めぐみん「相変わらず、薄気味悪い所ですね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

めぐみん「さて、どうしますか?確か前にリョウカちゃん自身が言ってたけど…この階に囚われてる人が居たって言うのですが?今回はどっちなのでしょうか?」

 

リュウカ(本体)「……分からん…だが行ってみるぞ…もし居るのなら一応話は聞いて…んでその後にこの神殿内を捜索して回るぞ…人命救助はその後だ。」

 

めぐみん「そうですね…ただ、捜索して回るのは良いですがもし戻るのでしたら最深部からそこまでの距離的に考えてワープの手段が必要ではありませんか?」

 

リュウカ(本体)「そうだな、じゃあそいつに俺達が此処にテレポートで行ける為のマーキングみたいなのを持たせておく事にする…。」

 

めぐみん「……まあそれが手っ取り早いですね…。」

 

 

その後一行は一旦牢屋の方面に行ってみた……が…

 

 

リュウカ(本体)「……居ないだと…?……クソ!どうやらあん時と同じ…混同パターンの様だ…!」

 

カズマ「え!?って事は…このエステリア大陸やイースは…【ゲーム及びOVA版の混ざり…】って事か!」

 

リュウカ(本体)「そのまさかだ!…しかも今回は敵の強さは尋常じゃない強さに変貌してる…んで…俺達は前の時とほぼ同じ事をもう一度しないといけない訳だ…。」

 

アクア「えぇぇ……マジなの!?」

 

めぐみん「マジです、諦めて下さい…それにこう言う事は前にもやったと思いますが?そんなに小難しい事は無いですよ。」

 

ダクネス「そうだな…。」

 

ミツルギ「…じゃあ、ひょっとすれば…彼女は最深部に?」

 

めぐみん「その通りですよ…やれやれ…全く相変わらず面倒な所に移されて大変ですよ…。」

 

カズマ「全くだな…。」

 

めぐみん「まあとは言え…此処で手に入れる物は全て手に入れますよ…でないと色々と面倒です…。」

 

リュウカ(本体)「だな……んじゃあ最深部目指しながら必要な物手に入れるぞ。」

 

ダスト「おうよ!」

 

 

その後一行は…探索を続け…第2のボスへと入る為の鍵の2種と…シルバーシールド…マスク・オブ・アイズ…銀の鈴…宝箱の鍵…等色々手に入れ…約2時間と40分掛けて最深部の前までやって来た…

 

 

めぐみん「……相変わらずの門が有りますね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

めぐみん「……ほら、リョウカちゃん…起きて下さい。」

 

リョウカ(本体)「…ん…ん〜…!!……着きました…?」

 

めぐみん「ええ…大丈夫ですか?」

 

リョウカ(本体)「うん、多少はね…すみません…ありがとうございました…やっぱり重かったですよね?」

 

めぐみん「いえいえ…大丈夫ですよ。」

 

リョウカ(本体)「…そうですか……さてと…入る前に……エイダさん…アークアーマをフルアーマー装備に。」

 

エイダ(子機)『了解です、アーク…フルアーマー装備装着。』

 

 

ピカァァン…!

 

パァァァン…!

 

 

めぐみん「……かなり重装備っぽく見えますね…もう身体全体を覆ってますね。」

 

リョウカ(本体:FA装備)「うん、一応防御力や戦闘力を上げる為のね…まあ多分無駄かもしれないけど気休め程度です…やらないよりはマシです…。」

 

リュウカ(本体)「……そうか…。」

 

 

リョウカの覆っているFアーク:フルアーマー装備とは…文字通り全身にFアークを覆う…見た目は完全にリョウカサイズになったFアークだ…

 

 

リョウカ(本体:FA装備)「さてと…開けないとね…。」

 

 

ガチャリ…!

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

リョウカは先程手に入れた2種の鍵を使い…それぞれ二つの門を開け…門を潜って行った…すると…

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

エイダ(子機)『警告…付近に超高エネルギー反応を確認…及びにシステムに異常発生…安全を最優先…強制解除します。』

 

リュウカ(本体)「は!?」

 

 

ピカァァン…!

 

パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「……元に戻っちゃいました…。」

 

リュウカ(本体)「…クソ、今度はどう言う強化がされたんだ?」

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

リョウカ(本体)「……!もう閉まった…!」

 

リュウカ(本体)「幾らなんでも早い…!誰かが壁画に触れたのか!?」

 

カズマ「いや!誰も触れてねぇ…!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

メキメキメキメキ…!

 

ガラガラガラガラ…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

 

リュウカ(本体)「……!コイツ…!ガチの700年前のニグティルガーだ…!!どうなってる…!?」

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

リョウカ(本体)「……黒幕の影響ですか…!!全盛期以上の戦闘力だと思った方が良いですよ…!」

 

カズマ「マジか…!ったくとんでもない事してくれたなぁ…!!」

 

ニグティルガー『ギィィィィ…!!!!』

 

アイリス「…来ますよ…!」

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

【エステリア大陸編:第2のボス】

 

 

VS【紫電の古代大百足:ニグティルガー(オリジン個体・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

地形【神殿[地下最深部]】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【holders of power(クロニクルver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体)「…そっちがそうなら…私だって…!みなさん…私から少し離れて!」

 

リュウカ(本体)「何をする気だ?」

 

リョウカ(本体)「あまり試してはいないけど、やらなきゃやられるのでね…それに試さないとね…!……リミッター解除!禁戒の封印…解除…!終焉ト破壊ノ零…第一及の封印解除!」

 

 

ピカァァン…!

 

ゴォォォォォォ…!

 

ビシャァァン…!ビシャァァン…!

 

パァァァン…!

 

 

全員『……!!』

 

ニグティルガー『………!!!』

 

 

リョウカは新たな覚醒形態に覚醒した…その姿はあの零の形態を全体的に黒く染めた姿で…サブコア及びメインコアは完全に紅く染まり光輝き…背後及び頭上の天使の輪は紅くなっている…目も同様に瞳が紅く残光を残す程に輝いていた……因みにオーラは常に放出されていて…超の付く程の真っ黒に染まっている…

 

 

リュウカ(本体)「……何だ?その姿は?」

 

リョウカ(本体:零滅)「…案の定鈍った身体には応えますね……長くは持たないです……だからさっさと終わらせてあげるよ……。」

 

ニグティルガー『……!!!!』

 

 

リョウカはその場から完全に掻き消えた…

 

 

ピシュン…!!

 

 

ニグティルガー『……?』

 

リョウカ(本体:零滅)「…………。」

 

 

ズゥゥゥ…ガチャン…!

 

 

……リョウカは何故かニグティルガーの背後に居て…更に何故かいつの間に抜刀していた何時もの刀剣を納刀していた…

 

 

ニグティルガー『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

リョウカ(本体:零滅)「………【貴方は、もう死んでいる。】」

 

ニグティルガー『……?……!!!?!』

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

パッカァン…!

 

ピカァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

リョウカの宣言通り、ニグティルガーは訳の分からぬまま…しかも何もさせてもらえず真っ二つになり即死した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「……はぁ……ほんの一瞬だけでも疲れますね…なるだけでも超膨大なエネルギーを浪費しまくりますね……もうちょっと改善しないとね……。」

 

リュウカ(本体)「…大丈夫か?…ってかあの姿は?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ……まああの姿は、あの零の形態を更にヤバくした物で…単純に言えば、前に覚醒させた聖魔形態よりも立場は上です…やろうと思えば瞬時に撃破可能な超々戦闘力を誇ります…まあ欠点が現状では発動させるだけでも前のめぐみんさんみたくエクスプロージョンを撃つのと全く同じ位の超膨大なエネルギーを瞬時に消し飛んだ挙句…時間経過と共に聖魔形態以上の尋常じゃない速度でのエネルギーの自動消費します…………ただ…攻撃に特化し過ぎた上に…防御能力は全て攻撃能力に転換…結界やバリアーに触れたら問答無用で消滅…即死が待ってますし…全行動に完全消滅又は強制即死効果が付与されると言うハイリスクハイリターンの諸刃の剣の形態です……。」

 

カズマ「全行動で即死とか…何これ無理ゲーじゃねぇか!?」

 

リュウカ(本体)「……しかもこれは第一形態なんだよな?」

 

リョウカ(本体)「はい、まだまだ先は有りますが…無論それに伴って強さが一気に爆発的に増加しますし…色々と仕様が増えたり欠点自体も消えて行きます…因みにこれの全く逆の形態にもなれます…まあこれはこれで完全に防御能力に特化し過ぎたものだけどね……私は余りにも攻撃に特化し過ぎた存在だからね……防御って言ったら自分の身体使うしかないのでね…残念ながら…。」

 

リュウカ(本体)「……そうか……んでやっぱりそれになって疲れてるだろ?」

 

リョウカ(本体)「まあね…すみませんが、また頼めますか?」

 

リュウカ(本体)「はいはい……ほら。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます…。」

 

 

リョウカは、今度はリュウカに背負ってもらい…相当な疲れなのか即座に眠ってしまった…

 

 

アイリス「…また寝ちゃいましたね。」

 

ダスト「なあ、これって俺達要らなくね?」

 

リュウカ(本体)「いいや、お前ら無しではどうにもならない時だって来るかもしれんぞ?何せ段々と敵も強大になってるしな…それに…またさっきリョウカのなったあのヤバイもんに頼らざる得ない時に出来るだけならない様にしないとな…アレになるだけでも相当無茶が掛かる……それに段階が進めば進むほどリョウカがリョウカで無くなりそうで恐ろしい……あの姿は最後の手段に取っておくのが一番だな……。」

 

めぐみん「……そうですね…我々でも手に負えない時にしか使わないって事で良いでしょう…まあ使わせないが一番ですがね。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……さてと、助けださないとな…。」

 

 

リュウカ達はその先に行ってみたが……

 

 

リュウカ(本体)「……!居ない…!?」

 

めぐみん「どう言う事ですか?前は此処に彼女が居たはずです!」

 

リュウカ(本体)「……だが此処にはイースの本が有る…それは回収しよう…。」

 

 

リュウカ達はとりあえず一冊目のイースの本を入手した…

 

 

リュウカ(本体)「………一体何処に…?」

 

カズマ「……まさか…この大陸に存在しないんじゃあ?」

 

リュウカ(本体)「………それなら有り得るが…だがそれだと俺らが詰むぞ?更に言えば、そもそもこの大陸に存在しないんなら何処に居る?」

 

カズマ「………!…イースか……それか1番最後の方の大結界で覆われた島に居るんじゃあ?」

 

リュウカ(本体)「……そうか…じゃあ止む得ないが…脱出するぞ……。」

 

めぐみん「……宜しいのですか?」

 

リュウカ(本体)「居ないのなら仕方ない…それに此処に居てもリョウカに何か遭ったら堪らん…さっさと出よう。」

 

零(本体)「そうだな。」

 

 

その後、リュウカ達はワープして神殿から脱出した…

 

 

 

リュウカ(本体)「………どうやらまだ昼か…だが、急ぐぞ…今度は一気にゼピック村にワープするぞ…掴まれ。」

 

 

ピカァァン…ピシュン…!

 

 

リュウカ達はもう一度ワープでゼピック村へとワープした……その後はサブクエストで銀の鈴を渡して予定通りにパワーリングを入手した……

 

 

……1時間10分後…ミネアの町にて…

 

 

リュウカ(本体)「……やっぱり居ないな…。」

 

カズマ「……ああ、幾らなんでもな…。」

 

 

現在リュウカ達は城壁の所に居たが…何故か彼女が居ない…やはりカズマの予想通り…別の大陸に居るのだろうか?

 

 

めぐみん「……しかもあの占い師さんももう居ないです…まあ予定通りですがね…無論例の本も貰いましたし…廃坑に行かないとね。」

 

リュウカ(本体)「そうだが……だが、シルバーソードはどうやって?」

 

リョウカ(本体)「……ん〜…どうしましたか?」

 

リュウカ(本体)「起こしたか?」

 

リョウカ(本体)「うん……それでどうしたの?」

 

リュウカ(本体)「……ああ、説明する…。」

 

 

リュウカは、リョウカに事の経緯を説明した…

 

 

リョウカ(本体)「なるほどね…それは不味いですね……シルバーソードをどうにかしたのですよね?」

 

リュウカ(本体)「ああ。」

 

リョウカ(本体)「………私が何とかしますよ…確か……有ったこれです…。」

 

 

ッポン…!

 

 

ダクネス「…それは銀のハーモニカ!」

 

リョウカ(本体)「…歌詞は覚えてます……それじゃあ吹きますから静かにしててね…。」

 

 

リョウカは、銀のハーモニカで彼女が吹いていたあの曲を吹き始めた……リョウカから奏でられる音はその場に居る者達全てを魅了して…その奏でる音は風に乗り…今まで眠り続けていたロダの樹を目覚めさせた……

 

 

リョウカ(本体)「………ふぅ……こんな物ですね…。」

 

リュウカ(本体)「相変わらず上手いな…。」

 

めぐみん「…凄く綺麗だったですよ。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……ふぅ……。」

 

リュウカ(本体)「…なんか済まん……疲れてるのに無理させて…。」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ……何時もの事ですから……後、これが廃坑の最深部に入る為の鍵と…みんなの分のロダの実です………ん……ん〜…!……また…最深部の所に来たら……起こして……お姉ちゃん……また頼みますね……。」

 

リュウカ(本体)「あいよ……よっと……。」

 

リョウカ(本体)「………すぅ………く〜……す〜……。」

 

ダスト「…なあいっつも寝てる様だけどホンマに大丈夫なん?」

 

カズマ「やれやれ、はっきり言えばコイツは強いし…出来ない事は殆ど無い…超万能だけど無敵じゃない…そもそもこんな小さな身体にあれだけの超強大な力や能力を持っている……無茶と言えばはっきりと言える程の無茶だ……そんな身体でコイツは今まで何度も何度も傷付いて倒れたりもしたし…何度も戦った……負けはしないが戦えば戦う程それだけ傷付いて行くんだよ……だから俺達は守らないといけないし…一緒に居ないといけない……俺達が居てのコイツで……コイツが居てこその俺達だ……そう言う関係だ…。」

 

めぐみん「……まあそう言う事です…だからあまりリョウカちゃんを侮辱するのはやめて欲しいです…リョウカちゃんは今の今まで相当苦労していらっしゃるのですよ?……緊急クエスト前はあの大惨事に巻き込まれたり…この緊急クエストの件の準備も頑張っていますし…このクエストでも何度も戦って無茶してます……それでいっつも寝てるって言うのはね……流石にどうかと思いますが?」

 

ダスト「うぐ……すまん…。」

 

リュウカ(本体)「……まあ側から見ればそう思われても仕方ないが…陰ながら俺達の知らない所ではなコイツは本当に頑張ってる……そう思うだけでも俺達が如何に無力なのか…っと今でも思う程だ……だが今は違う、俺達無しでリョウカは生き残れん…無論リョウカ無しで俺達も生き残れん……必ず全員が生きて帰る為にも頑張らないとな……。」

 

リョウカ(このすば)「…そうですね……ん?そう言えばさっきリョウカさんがなったあの形態の事で気になった事が有ったのだけれど。」

 

リュウカ(本体)「何だ?」

 

リョウカ(このすば)「うん、さっきリョウカさんがなったのは完全に攻撃に特化し過ぎた形態ですよね?……それであの時にリョウカさん自身が説明した…その真逆の形態の完全に防御に特化し過ぎた形態…まあ無限の能力をフル稼動させた物ですが……そこで気になる事が有ります。」

 

めぐみん「へぇ、どんな事ですか?もしかしたら良い手かもしれないですし。」

 

リョウカ(このすば)「はい……零の方は発動時に膨大なエネルギーを瞬時に消費及びに自動で尋常じゃない速度でエネルギーを浪費し続ける…そう言う欠点を抱えてますよね?」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

リョウカ(このすば)「…一方で、その真反対の無限側は…発動時に膨大なエネルギーが瞬時に溜まり…尋常じゃない速度で溜まり続ける……そう言う感じがします……勿論これも単体だけで発動すれば同じ私自身です…容易くエネルギーの暴走で自爆オチが待ってますね……かと言って、零の方を単体で発動すれば瞬時にエネルギー切れで今のリョウカさんと同様に倒れるのが目に見えてます………。」

 

リュウカ(本体)「……!じゃあ…あの形態は…。」

 

めぐみん「…ええ、どうやら完全に同時に発動する事が必須級の大前提の物ですね…単体だけじゃあ全く使い物になりませんし…。」

 

リョウカ(このすば)「そう言う事ですね……ただ、私にはまだまだこれより上の形態がまだ幾らか有ると思います……勿論分身の私達も居ますが……出来るだけ支えてあげて下さいね……リョウカさんの事を…私達も支えてあげますから…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…そうする…まあこの事実はリョウカが起きた時に伝える。」

 

リョウカ(このすば)「うん…まあ多分問題の廃坑で必ずあの形態が必要になるでしょう…何せある意味でファクトさんよりも強いですから…一回は倒されましたしね…。」

 

ダスト「え!?やられる程の相手なんか!?」

 

めぐみん「そうですよ?まあその後はブチ切れたリュウカさんの手で完全に消滅しましたがね…今回は更に超強化されてるのは目に見えてますよ…だから油断すれば瞬時に殺されますよ?何せ次の敵はこの大陸での地上で戦う最後のボス…まあ折り返し地点での鬼門です…普通に考えれば犠牲者無しで勝てるかどうかも怪しい相手です…。」

 

ダスト「…………あ〜…!!クソ!やってやるよ…!」

 

リーン「あのダストが…漢を見せた…!?」

 

ダスト「おい!俺を何だと思ってる!?」

 

リーン「え?ただのチンピラでクズの方が目立つ男じゃないかな?」

 

ダスト「むき〜…!リーン…!お前…なぁ…!……はぁ…まあ俺も大概だがな…!だが俺だってやる時はやる男だ…!」

 

リュウカ(本体)「お〜…まあ良い度胸だ……さてと、行くか…奴の居る廃坑へ…。」

 

カズマ「ああ。」

 

 

その後一行は廃校へと向かった…無論道中でロダの樹にも立ち寄り…そこでシルバーソードを授かった…

 

 

 

(リュウマ(このすば)「このすば !」)

 

 

…………約3時間と50分後…現在一行は廃坑の中を突き進み…最深部の前…案の定の例の門の前に来ていたが…(因みに手に入れる物は全て手に入れてあるようだ…)

 

 

リュウカ(本体)「……やはりそれほどに強敵か…門の形状が異なるな…。」

 

カズマ「ああ、やっぱりそう言うもんだろうな……。」

 

 

リュウカ達の前に立ち塞がる門は…今までの何時もの門にイースの紋章が描かれていただけだったが……今回は、それにプラスして…左右には石柱…しかも豪華仕様で石柱のてっぺんには堂々と火が付いていた…更に言えば門の色合いがかなり紅く染まっているようだ……

 

 

リュウカ(本体)「……こりゃあ腹括らんとな……おーい、リョウカ…起きてくれ。」

 

リョウカ(本体)「……ん……すみません……着きましたか?」

 

リュウカ(本体)「ああ……だが、予想通りの豪華仕様の例の門だ……それほどヤバイ相手だ…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか………やっぱり強いのは確定でしょうね……私も全力でやらないとやられるのは私達ですし……やっぱりまたアレを使うしかないですね……使わないよりもまだ勝機がある……ただ、このままでは使い物には……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ、その件だが…解決策が有るぞ…ちょっと耳を貸せ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

リュウカはリョウカに、先程の策を話した…

 

 

リョウカ(本体)「なるほどね…確かにあの時のは単体だったからね……間違ってましたよ…ありがとうございます…。」

 

リュウカ(本体)「まあ、教えてくれたのは別のリョウカだがな。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……すみません…ありがとうございます。」

 

リョウカ(このすば)「ううん、大丈夫ですよ…でもやっぱりまだまだ回復し切れてないですよね…。」

 

リョウカ(本体)「うん、残念ながら……先程の策を使おうにもそもそも負担も有りますからね……万全で挑むのが策かな……お姉ちゃん…悪いって思ってますけど……私にありったけの回復を掛けて下さい…。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

 

リュウカは、リョウカに完全に回復させるスペルを使いリョウカを回復させた…

 

 

リョウカ(本体)「…良し!これで戦えます!」

 

リュウカ(本体)「そうだな…だが、やられたら意味は無いし…無茶は出来んぞ?」

 

リョウカ(本体)「うん、だから迅速に倒します…。」

 

リュウカ(本体)「なら良いが…まあ俺達もフォローはする…もしもの時に備えてな…。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……それじゃあ開けます。」

 

 

ガチャ…!

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

リョウカ達は鍵を使い例の門を開けて…そのまま入って行った…

 

 

リョウカ(本体)「………此処は…?」

 

リュウカ(本体)「……地下神殿じゃないだと…?」

 

リョウカ(本体)「………形状はゲーム側ですか……ですが、この広さは大きいですね…幾らあの敵との対決にしては幾ら何でも広過ぎる気がしますが……。」

 

 

そう…確かにリョウカの言う通り…今回の決戦ステージは、ゲーム版…完全版以後の対ヴァジュリオン戦とのステージであるが…どう言う事か不明だが、明らかに巨大化している……そしてステージ中央には堂々と宝箱が置いてある…

 

 

ダスト「お!ありゃあ宝箱じゃねぇか…!」

 

リョウカ(本体)「下手に触ったら駄目ですよ!…まだ気付いてないですか?普段なら入った時にあそこの門が閉まるでしょう?」

 

ダスト「…ああ、そういやそうだな…。」

 

リョウカ(本体)「……それでです…もし閉まらない時は…大概はその中にある条件を満たすとあの門が閉まる訳です……そう、今回の場合はこの宝箱を開けようとすれば自動で瞬時に閉まります…しかも触れた瞬間からありとあらゆる脱出手段が使えなくなります…つまりはワープもテレポートも不可能です。」

 

ダスト「……マジかよ…。」

 

リョウカ(本体)「…さてと、準備は良いですね?」

 

カズマ「ああ…。」

 

リュウカ(本体)「勿論だ…。」

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

リョウカは、その宝箱に触れようとした…すると…

 

 

スゥゥゥ…

 

ギィィィィ…ガシャン…!!!

 

 

…案の定リョウカの言う通り、宝箱はスゥゥゥ…っと消えて…同時に門も閉ざされた…

 

 

ピカァァン…!

 

パァァァン…!!

 

 

?『ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

リョウカ(本体)「……!!やっぱり現れましたか…!ヴァジュリオン…!しかも今度は完全に700年前です…!更に言えば…この個体は…今まで散々私達に嬲り殺しにされた個体と同一個体ですよ…!舐めて掛かれば瞬時に殺されますよ!」

 

リュウカ(本体)「何…!…全くとんでもない執念深い物だなぁ…!!」

 

ヴァジュリオン『ギッシャァァァァァ…!!!』

 

 

リョウカ達を見据えたヴァジュリオンは今までの雪辱を晴らすとばかりに襲い掛かって行った…

 

 

【エステリア大陸:第3のボス】

 

 

VS【執念深キ復讐ノ召還魔獣:ヴァジュリオン(オリジン個体・超強化個体・歴戦王個体・至天個体・リベンジ個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔獣討伐戦】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【holders of power(初代ver)】

 

 

地形【廃坑:最深部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体)「…ヴァジュリオン…貴方も強くなったと思うけど私だって強くなってます……私も貴方には積もる恨みも有ります…だから貴方の実力を認めて全力で戦ってあげましょう………リミッター解除!!及び最終リミッター解除…!フルパワー…!禁戒の封印…解除!及び……最終禁断…最終終末禁戒…封印…解除!第零の封印…!解除…!」

 

 

ピカァァン…!!!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

ヴァジュリオン『……!!!!』

 

全員(リョウカは除く)『……!!』

 

 

ピカァァン…!

 

パァァァン…!!!

 

ジリジリ…ジリジリ…!

 

 

 

(戦闘BGM変更:作品名【明王計画ゼオライマー 】曲名【覚醒、ゼオライマー(スパロボMXver)】)

 

 

リョウカはリュウカの教えから新たな覚醒形態へと覚醒した…前の時よりもかなり禍々しく…更には神々しく…様々な装備が追加されていて…目の輝き具合は遠くから見てもはっきりと認識出来る程の輝き具合で…頭上及び背後の天使の輪は…完全に真っ赤に染まり切って…明らかにガフの扉が開きそうで恐ろしい色合いをしていた…尚…それぞれのコアには何と眼球が追加された様だ…無論それぞれの眼球は独自に動いているし…瞳の色も真っ赤に染まり…その瞳は真っ直ぐと冷酷にヴァジュリオンを見据えていた…(そして何故か例の処刑用BGMが流れていた…)

 

 

ヴァジュリオン『……!!!?』

 

カズマ「……勝ったな…。」

 

リョウマ(本体)「うん。」

 

リョウカ(本体:終零滅)「……みなさん…少し離れて。」

 

リュウカ(本体)「……ああ。」

 

リョウカ(本体:終零滅)「…………。」

 

 

ッス…ッカ…!

 

ゾクゥゥ…!

 

バサァ…!

 

 

ヴァジュリオン『………!!?!?』

 

 

リョウカは、一瞬目を閉じて…目を見開くと同時に眼光から指向性の超強烈な殺気を浴びせた…ヴァジュリオンは恐怖のあまり…復讐よりも完全に逃げを徹して…ステージ端へと逃げた…

 

 

カズマ「……すげぇ……殺気で逃げやがった…。」

 

リョウカ(本体:終零滅)「…逃がさないですよ……って言うよりも…逃がすつもりは毛頭無いです……大人しく側に来てもらいましょうか…。」

 

 

ッバ……!

 

ガシィ…!!

 

 

ヴァジュリオン『……!!!』

 

全員(リョウカ以外)『……!!!』

 

 

リョウカはその場で何かを掴む動作をすると…逃げた筈のヴァジュリオンがリョウカに捕まっていた…

 

 

ヴァジュリオン『ギシャァァァァァァ…!!?ギシャァァ…!!!』

 

リョウカ(本体:終零滅)「……神の超次元連結システムと因果律のちょっとした応用ですよ…敵がどれだけ離れようと…私のする事は絶対……そして命令も絶対です……だから私の手に簡単に掛かるのですよ…もう貴方は私から逃げる事は出来ない。」

 

ヴァジュリオン『……!!ギシャァァァァァァ…!!』

 

 

ブォォン…!

 

 

ヴァジュリオンは足掻きで全力の凶腕を振るったが…

 

 

ガキィィン…!

 

 

ヴァジュリオン『……!!?』

 

リョウカ(本体:終零滅)「……今、何かしましたか?無意味ですよ……貴方はもう私には勝てない…だからせめて安らかに死んで下さい……………破壊。」

 

 

ピカァァン…!

 

 

ヴァジュリオン『……!!!?!ギシャァァァァァァ…!!!?!?』

 

 

シュゥゥゥゥ…パァァァン…!!!!

 

 

リョウカは能力で呆気なくヴァジュリオンを完全に消滅させた…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、まあざっとこんな物ですね。」

 

リュウカ(本体)「……改めてリョウカが尋常じゃない速度で成長してるって思うな…。」

 

めぐみん「……そうですね…。」

 

リョウカ(本体)「あはは……すみませんね……さてと…イースの本を回収して戻りましょうか。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

 

リョウカ達は、宝箱から3冊目のイースの本を手に入れた…その後は一気にワープして廃坑から脱出した

 

 

リョウカ(本体)「……もう、夜ですか…。」

 

リュウカ(本体)「まああれだけ探索すればな…。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、これで一通り準備が整いました……明日はいよいよダームの塔を攻略しますよ…。」

 

アイリス「いよいよですね…。」

 

リョウカ(本体)「うん、無論生半可な覚悟じゃあ返り討ちに遭います…ただ私達は負ける訳にはいきません…まだまだ先は長い旅です…この攻略戦も一つの通過点です…気を引き締めて行きますよ…。」

 

めぐみん「勿論ですよ。」

 

リョウカ(本体)「…さてと、とりあえず明日に備えて今日はもう休みますよ…艦隊へ帰還します。」

 

 

……一行はそのまま艦隊へ帰還し…今日を終えた……いよいよエステリア大陸での冒険も大詰めになって来た…果たして一行は無事にダームの塔を攻略出来るだろうか?…次回へ続く…

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば 】曲名【tomorrow(OPver)】



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第35話 神森一家の異世界五大魔島:エステリア編【終章・前編】

やあ、僕はアンクロ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明するよ、僕達は神殿の奥深くまで行き…様々なアイテムを入手しながら第2のボスと交戦し勝利したけど…そこにはフィーナって言う女神の片割れの1人が居なかった…勿論牢屋にもね…それで僕達は神殿を出て再びミネアの町へと戻って…2冊目のイースの本を手に入れたけど…同様に女神の片割れであるレアも居なかった…はて?なんでかな?…まあ良い……それで僕達は今度は廃坑へと行き、神殿の時と同じくアイテムを回収しながら奥へと行き…いよいよ地上での最後のボスで折り返し地点となるヴァジュリオンと交戦…しかも今回の場合は今まで襲って来たヴァジュリオンと同一だったよ…全く執念深さは恐ろしいね…それで苦戦するって思ったら…意外にも新たな覚醒形態になったリョウカちゃんが呆気なくヴァジュリオンを消滅させちゃったよ…一瞬でね…しかも何もデメリット無しの無反動で元に戻った……とんでもない進化だね…こりゃあ……まあそれは兎も角…これで僕達はイースの本は3冊とシルバー装備一式揃えた……いよいよダームの塔を攻略する時だよ……それじゃあ今回も見ると良いよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

……翌日…早朝…

 

 

 

リョウカ(本体)「……とうとうですね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

カズマ「…なあ、幾ら何でも早くねぇか?」

 

リョウカ(本体)「そうかもしれないけど、今出ないと色々と問題が有ります…まあ神殿まではワープでも行ける様になりましたが…そこからは徒歩で行かないといけないのでね……更に言えば、一旦このイースの本を見せて読ませないといけないのでね。」

 

めぐみん「そうですね…でも一応読めるのですよね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、読めますよ…ただこのイースの本を読ませる事もダームの塔を入る為の条件の一つです…読めると分かっていてもです。」

 

ダクネス「そうか…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、行きましょう…。」

 

リュウカ(本体)「おう。」

 

 

その後、リョウカ達は再びゼピック村に降り立った…一行はそのままジェバの家にてジェバにイースの本を全て読ませて……更にシルバー装備の一式を見せて…入る為にゴーバンと言う盗賊に連絡を入れてもらった…無論……一行は直ぐにゴーバンの所へと向かう事にし……神殿へと一度ワープして……ダームの塔の入り口とされる盗賊の砦へとやって来た一行は…事情を説明して、更に再度シルバー装備一式を見せて……リョウカ達一行はダームの塔へと入って行った…

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

【ダームの塔攻略戦:開始】

 

 

【制限時間:残り24時間】

 

 

リュウカ(本体)「…さてと案の定もう開かないか……んでリョウカ、お前何で入って早々にその形態になってる訳?ガス欠になるんじゃないのか?」

 

リョウカ(本体:零(※以後の零に関する覚醒形態は【零】で固定する…))「……まあそう思いますけど、実際にはそんなには取られてはいないです…まあ五分五分ですがね…このままでも一応は1日から1日と半日は持つとは思います……まあ私も何かしらは策は練ってはいます……深刻なエネルギー不足や疲れは能力で抑制した上で…エネルギー問題は敵から奪ったり…味方から少しずつ拝借するって言う感じで行なってます……まあ味方に関しては本当に微力ずつだから支障は出ない程度は常にこの姿になってる間は一定量は取られ続けます……まあ本当に微力ですがね……みなさんの平均の回復能力を考えた上で……って感じですから安心して下さい……それに最悪の場合は、アレが有りますから問題無いです。」

 

カズマ「まあ大体の策は分かったけど…アレって?」

 

リョウカ(本体:零)「秘密ですよ、まあ此処の最初のボスと遭遇したら実際に使ってみますがね……。」

 

リュウカ(本体)「……まあ良いか……んでどうする?前みたいに最初に牢屋に向かうか?」

 

リョウカ(本体:零)「そうですね…まあ今回はそうとは限らないと思いますが…念の為です…行きましょう。」

 

 

それで一行は最初に牢屋に行き…案の定全ての牢屋を破壊した…そこでルタと合流し…ブルーアミュレット…っと言う魔道具を入手した…っがそもそも前の時にブルーアミュレットを持っているので宝の持ち腐れだが…念の為に量産して全員に装備させた…

 

 

(ゆんゆん「こ…このすば …!」)

 

 

…攻略戦を始めて2時間…

 

 

【制限時間:残り22時間】

 

 

…リョウカ達一行は、例の門の前に来ていた…

 

 

リョウカ(本体:零)「さてと、入る前に…みなさん…装備を一新させて強化させますね。」

 

カズマ「このタイミングでか?」

 

リョウカ(本体:零)「はい…まあべつに今じゃなくても良いです…ただ後々必ず一新させた上で…強化させないと詰むのでね…だったら今やっておきます…。」

 

リュウカ(本体)「なるほど…んじゃあやってくれ。」

 

リョウカ(本体:ぜ)「うん………それ!」

 

 

パチン…ピカァァン…!

 

パァァァン…!

 

 

リョウカの能力でカズマ達一行の全ての武器防具が一新及び強化された…

 

 

カズマ「……これって…?」

 

リョウカ(本体:零)「はい、これらは…GM・クレリアに…黒のエメラスと白のエメラスと灰のエメラス……更にそこに大量のラバール鉱石を使用し融合させた…最強の退魔の装備の基礎となる素材…その名は【GM・ラバールエメラス・クレリア…通称…GM・LE・C(ゴットマスター・ラバールエメラス・クレリア)】……と言うしょうもないネーミングセンスですみませんが……このGM・LE・C一式装備は…後に戦う事になる最大の敵によく効く属性を付与されてます……勿論私達製なので当たれば良いダメージにはなりますし…この大陸の敵にとっては更に強化された退魔の装備だから…絶対に触れてくない代物でしょうね……。」

 

カズマ「なるほどな……ん〜…装備した感じはあまり変わらない感じだけど…確かに強くなってるな…。」

 

リョウカ(本体:零)「ええ、それこそが苦労しましたよ…何せ様々な物を融合させた物だから…それらを使いこなす為に重量やデザインも考えなければならないのでね……準備には苦労しましたよ……そもそも素材が素材です…手に入れるのも一苦労ですね……まあ一つでも手に入れたらこちらの物です…素材は簡単に量産が出来るので良かったです……。」

 

アクア「へ〜…。」

 

リョウカ(本体:零)「……まあ性能面では純粋に属性の追加及び超強化と防御能力の強化…更に純粋に攻撃能力の上昇…位ですが…特に重要なのがこの属性でね…クレリアとエメラスとジェノスのこの世界における究極の退魔の属性が3つも融合してるのです…この属性が有ればありとあらゆる魔物には有効です…更には、ダメージを与えれば与える程更に自身も強くなるし敵の体力を奪う能力も有ります…有効活用して下さいね…。」

 

リーン「うん、ありがとうね。」

 

リョウカ(本体:零)「ただ、致命的なのが有りましてね…まあ積み分けが大前提ですが…それが分かっていれば問題無いですが……これらの装備は、他の属性が有った場合それを全て無効化されてしまうと言う欠点を抱えています…つまるところ……これらを装備すると自動的に全ての攻撃属性がこれに差し代わり…他の属性が全て使えなくなります…無論状態異常属性も無効化…純粋な絶対魔物殺すマンとなっているこの属性のみで戦う他ないです…だから前の方の武器も残してあります…それらは普通に他の属性も扱えるので、必要に応じて使い分けて下さい…。」

 

カズマ「なるほどな…まあ所謂モンハンの世界線での龍属性やられに自動的に掛かるスキルと似た感じか…。」

 

リョウカ(本体:零)「そう言う事です…まあ一式で装備しないと意味が無いですがね…まあ私の場合はそもそも装備した所で意味はないです…私の扱う属性は全ての属性や全ての状態異常の存在意義を完全に奪い去ってしまった…零系属性及び無限系属性及びに即死属性…その三つがあるからこそ私らしい……って感じですね……まあお姉ちゃん達も使えますし…私の専用の属性も無くもないが……どれもこれもみなさんから見ればトチ狂った物ですし…ね…。」

 

カズマ「あ〜…そうだったな…。」

 

リョウカ(本体:零)「……さてと、とりあえず…私も下準備をしますか…。」

 

リュウカ(本体)「下準備って…リョウカの言うアレを使うのか?」

 

リョウカ(本体:零)「まあね…下準備って言っても大分余裕を持たせる位ですね……さてと…出て来て、デルフィ。」

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体:零)「次は、デルフィのリミッターを解いて…っと…次に今の私の形態と自動連動させて…っと…モードも私と連動っと……これで良しっと…。」

 

リュウカ(本体)「なんか久々にデルフィを使う気がするな…。」

 

リョウカ(本体:零)「まあね…ただ……私の言うアレはまあ別にデルフィは参加しなくてもいいですが…まだデルフィは私達の強さに馴染んでる訳じゃないので…今回の戦闘で完全に馴染ませます…それと、今の形態は大丈夫ですが…以後のそれ以上の物となればどうしてもデルフィとの連動や連携が必要となるのでね…必ずデルフィは参加します。」

 

リュウカ(本体)「なるほどな…。」

 

 

 

さてだが、今のデルフィの見た目の説明をすれば…大規模な変化を遂げたのが中央のメインコアで、宝玉が無くなり中の眼球が完全に露出している様な見た目に変貌していて…その瞳は真っ赤に染まり…遠くから見てもはっきりと認識が可能な程に真っ赤に紅く光っている…鉤爪部分は根元部の瞳は同様に真っ赤に染まり…紅く輝いている…鉤爪部の色合いは完全に白く染まり…その鉤爪の中央に血で染まったかのような紅いラインが爪に沿っていた…

 

 

アイリス「…これって大丈夫なのですか?」

 

リョウカ(本体:零)「大丈夫ですよ、まあ完全に敵対した敵には容赦はしないけどね…後、言ってしまえば…これらが有るか無いかで大幅に難易度が変化するのよね…味方であればそりゃあもう…全部これだけで行けちゃうんじゃないのか?ってレベルで…敵対した場合には…完全に勝利不可能…又はクリア不可能レベルの理不尽の極みの権化です…私達と違って完全に優しさは無く…しかもペースは何時も一定…更に私達並みの戦術や戦略を考えられる程の知能も持ち…戦闘力は基本的に私達より少し下レベルだけど、ほぼ同じレベル……更に数が尋常じゃない位に多い…トドメに私達と全く同じ能力と技…更にはオリジナルの技や能力も有って…私達との合体技もある上に……そのステータスは基本的に私達と同等………1機破壊してもまたすぐにでも再生される上に更に数も倍増する……理不尽以外何者でもないレベルですね。」

 

ダスト「それじゃあ勝てねぇよ…!まあ…ある意味で魔王らしい難易度って感じなのか…?」

 

リョウカ(本体:零)「まあね、まあもし私達と戦いたいのなら…大前提として…もしもの話だけど、おじいちゃんを真正面で単独で秒殺出来る程の実力が必須…更には存在する全てのクエストも全てクリアする事……それらの条件が出来たなら私達が直々に戦ってあげますよ…勿論そう言う人物は全力を持って相手をしますよ…無論正々堂々とした主義なのでね…基本的にはデルフィは無しでやります…。」

 

リュウカ(本体)「ただ、リョウカ自身もデルフィ以上にトチ狂った奴だからな…いや存在事態がバグレベルのキチガイとなった超戦闘力で対戦相手を叩きのめしているがな…無論様々な挑戦者もいたが呆気なく…デルフィ無しで秒殺して来たからな……。」

 

ミツルギ「…勝てるのだろうか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、勝てるぞ?だって如何に強くても今でも人間だ…まあそれが突如として発揮されてしまった能力の所為でこうなってるがな…人間としてそこをどう攻めるかが鍵となるだろうな……まあ頑張れば勝てる…頑張ればな…。」

 

ミツルギ「………。」

 

リョウカ(本体:零)「ははは……さてと、そろそろ行きますか…相手も待ってると思いますし…少し時間を潰してしまいましたしね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…行くぞ。」

 

 

リョウカ達は、準備を整えて門を潜って行った…

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

リョウカ(本体:零)「……やはり広さ以外は同じですか…。」

 

 

どうやらこのエリアは前の時と同じ様で…広さ以外では同じの様だ…(見た目は完全版〜クロニクルverの物)

 

 

リュウカ(本体)「さて、どこから来る?」

 

リョウカ(本体:零)「…上です!」

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…

 

ビキビキ…!

 

ズガァァァン…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ(本体)「やはり来やがったか!ピクティモス…!」

 

リョウカ(本体:零)「……この個体は…やはり700年前のと現代のと混ざってますね…!」

 

 

今回のピクティモスは、メインが700年後の物だが…そこに背中からもう二本のピクティモサイス(鎌)が追加されたバランスの吊り合わない見た目になっている…

 

 

ピクティモス『ギュガァァァァァ…!!!』

 

リュウカ(本体)「全く…!今回はタチの悪い方向で強化されやがったな…!」

 

カズマ「だが、やらないといけねぇんだろ!…いつも通りだ!」

 

リョウカ(本体:零)「そう言う事です!…来ます!」

 

ピクティモス『ギュガァァァァァ…!!!』

 

 

【エステリア大陸:第4のボス】

 

 

VS【惨虐ノ鎌:惨血蟷螂:ピクティモス(混沌個体・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

地形【ダームの塔:8階:斬魔の間】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadow (完全版ver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

リョウカ(本体:零)「みなさん、少し時間を稼いで!私はその間にアレを発動させます…ですが初の発動の為時間が必要です!…【3分間】…私を守って下さい!勿論その間に撃破するのも有りですが…検証も兼ねてますので、撃破するかしないかギリギリを攻めて…尚且つ私を守りながら戦ってはくれませんか?」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…だが、やるしかないだろう!やってやるぜ!行くぞ!」

 

めぐみん「ええ!今度は目に物見せてあげますよ!」

 

リョウカ(本体:零)「…頼みますね…みなさん……デルフィ!もしもの時に備えてみなさんをカバーして!」

 

エイダ(子機)『了解です。』

 

リョウカ(本体:零)「…………。」

 

 

シュゥゥゥゥ…(ハァァァァン…!)

 

 

リョウカは、その場に浮き上がり…アレを発動させるべく…徐々にエネルギーを貯め始めた…

 

 

 

ピクティモス『ギシャァァァァァァ…!!』

 

 

シャキン…シャキン…シャキン…!

 

ギュィィィィン…!!

 

 

リュウカ(本体)「避けろ!この個体の斬撃は文字通り、触れたら真っ二つにされ兼ねないそ!今の防具でも触れたら大ダメージは覚悟した方が良い!」

 

めぐみん「よっと…!…でしょうね…!先手必勝…!クレリアミニマムエクスプロージョン…!」

 

 

ポォォピィィ…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

ピクティモス『ピシャァァァァァァァァァ…!!?』

 

カズマ「どうやら効いてるっぽいな…!おまけだ!どぉりゃぁ…!!」

 

 

ッダ…!

 

ヒュゥゥゥ…

 

ザクゥゥ…!!

 

 

ピクティモス『ギシャァァァァァァ…!!!?!』

 

カズマ「ほらほら!振り落とさねぇともっとグリグリしてやるぜ…!!」

 

ピクティモス『ギィィィィ…!!』

 

 

ブォォン…!

 

 

カズマ「おっと…!あぶねぇ…!忘れるとこだった…!コイツは背中側にも鎌が有るんだった…!」

 

めぐみん「気を抜かないで下さいよ!敵は前よりも強いから!」

 

カズマ「分かってるって!」

 

ピクティモス『ピシャァァァァァァァァァ…!』

 

 

リュウカ達の攻防戦が続いて…残り1分と言う所…

 

 

ピクティモス『……!』

 

 

ピクティモスは、今も尚溜めている状態のリョウカをとうとうリョウカと言う存在に完全に意識し始め…その膨大な力に警戒心が高まった…無論ピクティモスにとっては今も全く動いていないリョウカを先に仕留めるのがベストだが…その周りの敵が邪魔をして迂闊には手を出せないと言う状況下だった…

 

 

リュウカ(本体)「不味いな…!奴がとうとうリョウカを意識し始めたぞ!」

 

アイリス「やらせませんよ…!でやぁぁ…!!」

 

 

シュ…!

 

ザシュゥゥ…!!

 

 

ピクティモス『ギィィィィ…!!』

 

 

ブォォン…!

 

ガキィィン…!

 

 

デルフィ(子機:1)『……!』

 

アイリス「ありがとう…!」

 

デルフィ(子機:1)『……!』

 

 

ガコン…!

 

ビィィィィィィ…!!

 

ビシャァァン…!!

 

 

ピクティモス『ギィィィィ…!!!?』

 

リュウカ(本体)「良し…!いい調子だ!」

 

 

…戦闘を始めて3分後…

 

 

キュィィィィィン…

 

ピ…ピ…ピ…ピィー…!

 

 

 

 

エイダ(子機)『最終アップデート完了…システムオールグリーン…メインシステム再始動…………再始動完了……。』

 

 

ピカァァン…!!

 

パァァァン…!!

 

 

全員『……!』

 

ピクティモス『……!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

 

リョウカのやっとの長い時間のチャージが完了しとうとうその姿はまたしても進化し…覚醒した…今度はかなり多目の装甲パーツが追加され…サブコア及びメインコアも増えている…サブコアは、それぞれ…左右肘部分の装甲関節部分…左右膝部分の装甲関節部分…メインコアは頭上の天使の輪の中にすっぽりと収まっている…尚このメインコアは超巨大サイズの様だ…因みにその関係上、天使の輪の位置が微妙に変わり…頭上なのは変わらんが…少し下寄りになってるそうだ…

 

 

リョウカ(本体:零)「…待たせましたね…。」

 

リュウカ(本体)「…ったく…やっとか!…行くぞリョウカ!」

 

エイダ(子機)『おはようございます…戦闘行動を開始しますか?』

 

リョウカ(本体:零)「……勿論!行きますよ!」

 

 

戦闘BGM:作品名【Z.O.Eシリーズ】使用場面【Z.O.E:ANUBISU:メインテーマ】

 

 

 

ピクティモス『……!!?』

 

 

ピクティモスは、流石の歴戦なのかリョウカの状態を見て完全に危険な存在だと認識し…最優先抹消対象として認識されたが…自分以上の絶対強者だと理解している様だ…攻めるに攻めれない様子だ…

 

 

 

リョウカ(本体:零)「………来ないですか?ならばこっちから行かせてもらいますよ!…ゼロシフト!」

 

 

ピシュン…!

 

 

ピクティモス『……!!』

 

リョウカ(本体:零)「何処を見てますか!こっちですよ!」

 

 

ピピピピピピ…!!

 

ボォォォン…!

 

 

ピクティモス『ギシャァァァァァァ…!!!?』

 

 

リョウカは、ゼロシフトでピクティモスの背後に瞬間移動し…背後から腕部装甲格納パルスキャノンを連射した…無論今のリョウカの攻撃はピクティモスにとっては一発だけでも大ダメージ物だ…

 

 

ピクティモス『ギ…ギィィィィ…!!!』

 

リョウカ(本体:零)「もう何もやらせないですよ…!デルフィ!」

 

デルフィ(子機)『……!』

 

 

シュル…シュル…!

 

ガチィ…!!

 

 

ピクティモス『……!!!?ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

リョウカの指示でデルフィはすかさずピクティモスの攻撃手段である全ての鎌をワイヤーで封じ込めた…

 

 

リョウカ(本体:零)「さてと…トドメです!…フォーメーション…!トゥインロード…!!」

 

 

ピカァァン…!ピシュン…!

 

 

リョウカ(分身1:零)「呼ばれて参上です!行きますよ!」

 

リョウカ(本体:零)「私と合わせて!」

 

 

ピシュン…!

 

スタッ…!

 

 

リョウカ(本体:零)「行きます!トゥイン…ロード…!」

 

 

ガコン…!

 

ガシャン…!

 

 

ピクティモス『……!!!?ギシャァァァァァァ…!!!!』

 

 

ピカァァン…!

 

 

ピクティモス『……!!?』

 

霊夢「大人しくしてもらうわ!」

 

紫「観念するんですね!」

 

 

リョウカ(分身1:零)「ありがとうございます…!……メガサーチャー…!」

 

 

ビィィィィィィ…!

 

 

リョウカ(本体:零)「終わりです!……火を司る八卦よ…!私に力を!」

 

 

キュィィィィィン…!ボォォォォォォ…!

 

 

リョウカ(分身1:零)「水を司る八卦よ!私に力を!」

 

 

キュィィィィィン…!

 

 

リョウカ(分身1:零)「メガサーチャー…ビーム…!!」

 

リョウカ(本体:零)「マグラッシュ…!!!」

 

 

ビィィィィィィ…!!!

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

ピクティモス『ギシャァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

…リョウカ二人の水と火の衝突による対消滅反応により…ピクティモスは消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

リュウカ(本体)「やったぜ…。」

 

リョウカ(本体:零)「そうですね…。」

 

リョウカ(分身1:零)「さてと、それじゃあね…また何かあったら呼んでね。」

 

リョウカ(本体:零)「うん、ありがとうございます…また呼ぶかもしれないからその時はまた宜しくね。」

 

リョウカ(分身1:零)「うん、それじゃあね。」

 

 

ボン…!

 

 

分身のリョウカはその場から消えた…

 

 

リョウカ(本体:零)「…ふぅ、アーマーパージ。」

 

 

ピカァァン…パァァァン!

 

 

リョウカ(本体)「うん、これで少しは動き易いですね…。」

 

 

リョウカは装甲をパージした…形態変化前と比べると何時もの格好に頭上に浮かぶ天使の輪とメインコア…背部の二重の天使の輪…服の胸部部分の所を浮くメインコア…それぞれの四肢の所を護る様に常に衛星軌道をするサブコア…装甲は完全に無くなってるが以上の点が覚醒形態を維持している…

 

 

リュウカ(本体)「……装甲が無くともほぼ能力に変化は無いか…。」

 

リョウカ(本体:零)「まあね、因みにこのコア系も消せます…ただこの方が落ち着くし…それにこのコア全て自立してます…デルフィ系と同様ですからそれぞれの行動をします…ただ、基本的に私からは離れる事は無く…私の補助程度しか出来ないですがね…。」

 

カズマ「へ〜…デルフィと比べると可愛い感じか?」

 

リョウカ(本体:零)「いいえ?デルフィ以上にトチ狂ってますよ?」

 

カズマ「は?どう言う事だ?」

 

リョウカ(本体:零)「さっきも言いましたが、このコアはデルフィ系と同様ですが…私から離れる事は出来ないし…私の補助しか出来ない…無論攻撃手段はただの体当たり程度……でもね…一番厄介なのがこの補助で…補助に関する事なら何でも出来ます…無論このコアは元々このデルフィのコアに当たるデルフィコア系ですからそれを私自身に融合する形になってます…単純の私の戦闘力は更に倍増しただけなく……場合によってはこの全てのコアが私達にバフを掛けまくります。」

 

カズマ「…それってつまり?」

 

リョウカ(本体:零)「はい、デルフィが理不尽の権化で…私がバグとチートの権化なら…このデルフィコアは…全てのバグとチートの権化と全く私と同じ権化の限りを尽くします…しかもこのコアは破壊しても同様に再生します…私が生きてる限りはね…しかも私を倒しても一つでも残っていたりお姉ちゃん達のいずれかが生きていれば私は何度でも幾らでも復活します…最早勝つ負ける以前の大問題となった存在ですよ…。」

 

カズマ「うわ〜…そりゃあヒデェ……。」

 

リョウカ(本体:零)「まあ、それでも最大の欠点が私自身なのが問題ですよね…元々脆いし…私は正々堂々派なのでね…それに如何に理不尽の極みだろうと…戦いにおいてなんて呼ばれようと……私達は正々堂々とした事は曲げる事はあまりしたくはないです…ただし……私達にとって許さない相手には一切容赦はしないです……そこは理解して下さい……ただ私達が強くなり…誰よりも絶対に上で居る理由は……ただみなさんを守りたい…そして平和で笑顔の有る世界がずっと続く為に私達はずっと最強で居続ける……。」

 

アイリス「…そうなの…。」

 

めぐみん「なるほど……そう言う事ですか……だからリョウカちゃんは誰よりも強く……そして誰よりも無茶をしないといけない理由がそう言う理由ですか……護る為に絶対の力ですか……その結末が最高神王と最高魔神王ですか…。」

 

リュウカ(本体)「………。」

 

リョウカ(本体:零)「まあね…ただ、これが有ったからこその今の私達でみなさんと出会えたのです…私はそこまで不幸じゃないです…私はある意味で幸せ者ですよ…だってこんなに素晴らしい人達ですから…私達の事を分かった上で接してくれていますからね…。」

 

カズマ「そうだな…確かにその通りだな。」

 

ダクネス「うむ、何だかんだで我々も…いつも通りだな。」

 

リュウカ(本体)「まあ、自由気ままに旅する俺らだからな…今更態度変えてもな…そう言うもんだ。」

 

リョウカ(本体:零)「ですね…さてと、そろそろ先へと行かないとね…結構時間がロスしてる気がしますからね。」

 

リュウカ(本体)「そうだったな…んじゃあ奥の部屋に行ってイースの本を回収して…先へと進もう。」

 

アイリス「うん!」

 

 

その後一行は奥の部屋に向かい…4冊目のイースの本を手に入れた…尚もう一個の宝物からは、安定と信頼のハンマーが入っていた…無論リョウカ達にこのハンマーが要るのか?どうかと言われたら怪しいが…一応念の為入手した………はてさて一行達に残された時間は……後……【21時間…】………次回へ続く…

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第36話 神森一家の異世界五大魔島:エステリア編【終章・後編】

どうもです、お馴染みのリョウカです…さてと何時も通りに簡単な前回のあらすじを説明します…前回私達は、ダームの塔の攻略の序盤を攻略して行きました…内容自体は前のよりはかなり難易度が上がった位で…地形や内容はそんなには変わってなかったですね……まあ内容が変わってないお陰でほぼすんなりと攻略が捗り…私達は此処の最初のボスであるピクティモスと交戦して…無事に勝利しました…それで私達はイースの本とついでにハンマーも回収して更に先へと進んで行った……って所ですね…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

ピクティモスを撃破し…4冊目のイースの本を手に入れた一行は更に上へと目指していた…

 

 

【制限時間:残り19時間】

 

 

リョウカ(本体:零)「………。」

 

リュウカ(本体)「どうしたリョウカ?」

 

リョウカ(本体:零)「ん?少し考え事です…今何か一番大事な事を忘れてる様な気がしてね…今それを思い出しているの。」

 

カズマ「大事な事?そんなに大事な事なのか?」

 

リョウカ(本体:零)「ええ、今になってそれが思い出しそうなのですが…。」

 

リュウカ(本体)「…やっぱり爺さんの関連か?」

 

リョウカ(本体:零)「ええ、確実にその関連です……えーっと……確か、ラスボス界や裏ラスボス界にて何か大事な何かが有った様な気がして……一体何だったかな?」

 

カズマ「一番最後の敵だからな…そりゃあ何か大事だろうな…例えば世界線に関係しそうな…。」

 

リョウカ(本体:零)「世界線に関連するね……世界線に………あ…。」

 

リュウカ(本体)「何か思い出したのか?」

 

リョウカ(本体:零)「………不味い事になりました……これも非常に悪い方向でね…。」

 

アイリス「え!?どう言う事ですか!?」

 

リョウカ(本体:零)「…単刀直入に言います……【この世界線は消滅します。】」

 

全員(リョウカ以外)『………!!!?』

 

 

リョウカの言い渡された事はある意味で絶望的な状況下に置かれる消滅オチと言う事が言い渡された…

 

 

カズマ「お…おい、嘘だよな?」

 

リョウカ(本体:零)「嘘じゃないです……私だって今になってよりによって思い出したくない事を思い出してしまいました…。」

 

めぐみん「ちょ…ちょっと待って下さい!何故消滅するのですか!?」

 

リョウカ(本体:零)「……この世界線での本来のラスボスは誰ですか?」

 

アイリス「え?それは魔王ですよね?貴方のお祖父様である…。」

 

リョウカ(本体:零)「はい…その通りです…ですがおじいちゃんは、イレギュラーな方法で倒されてしまった……これこそが世界線消滅になる引き金だったのです……。」

 

めぐみん「……詳しく教えて下さい。」

 

リョウカ(本体:零)「はい…先ずそれぞれの世界線には…【敵が存在する世界線・敵が存在しない世界線・敵は存在するけど敵が居ないのと当然な世界線】…の以上3つの区別が存在します…それでこの一つ…敵が存在する世界線はとある暗黙のルールと同様の絶対条件が有りましてね……それが最低でも一体でもラスボス又は裏ラスボスが存在する事……それが条件となっており…基本的に、そこに配属されたラスボス又は裏ラスボスは正規の方法で倒される事が絶対条件又は暗黙のルールとなってます……そして……正規な方法で倒された場合は即座に次のラスボス及び裏ラスボスが自動的にそこに配属…又は倒されたラスボス及び裏ラスボスが再度配属される事になってます…………ただし………今回みたいな、正規な方法じゃない方法………つまりイレギュラーな方法で倒されてしまった場合……そのラスボス及び裏ラスボスが再度復帰しない限りは自動で補充はされず……他の世界線のラスボス及び裏ラスボスの私達も含めて合同で時期ラスボス及び裏ラスボスを手動で決めるか………その世界線のラスボス及び裏ラスボスが復帰する事でどうにかなりますが………もし……1年以内に何も決まらず…その世界線のラスボス及び裏ラスボスが復帰しなかったら………。」

 

全員(リョウカは除く)『………。(ゴクリ…)』

 

リョウカ(本体:零)「………その世界線は存在意義の無いと言う判断が自動的に成されてしまい……強制的に全て消滅します…ゲームで言うなら完全初期化です…何もかも全てパーっと消えて無くなってしまいます…如何に私達と言えどシステムには逆らえないしこの消滅に巻き込まれたら如何に私達でも命の保証は一切無い……絶対の消滅が待ってます…。」

 

アイリス「そんな…!何もかも全て消えてしまうの!?」

 

リョウカ(本体:零)「まだ決まった訳じゃないです…ただし時間は有りません…さっきも言った様にタイムリミットは…1年…内ほぼ1ヶ月は潰れてしまったから…残された時間はたったの11ヶ月…みなさんが助かるにはおじいちゃんが復活するか…この世界線のラスボス及び裏ラスボスに相応しい存在を送り込み…そこに正式に任命するか……又はこの世界線の全住民を他の世界線へと避難するかのいずれかしか有りません………私達に関しては正式ではなく…臨時のラスボス及び裏ラスボスの為…それには当て嵌まらないので不可能…しかも私達の仕事柄…どうしても他の世界線へと行かないといけないので正式にラスボス及び裏ラスボスになるのは絶対に不可能……だから他の者がやるしかないのです……ラスボス及び裏ラスボスはね……。」

 

めぐみん「……一体どうすれば…?」

 

リョウカ(本体:零)「……完全に嵌められた………これが真の狙いですか…初めから私達諸共道連れ覚悟でこの世界線を滅ぼす気ですか…!」

 

リュウカ(本体)「もう手段は選ばないってか…クソが…。」

 

カズマ「……あ…。」

 

リョウカ(本体:零)「どうしたのですか?」

 

カズマ「いやな、前に小説ので思い出したんだけど…昔になるけど…確かお前らが、NARUTOの世界線で拠点と融合したじゃん?それと似た事って出来るか?」

 

リョウカ(本体:零)「えーっと…少し待って下さいね……情報を整理したいです……カズマさん…もう一度言ってくれませんか?」

 

カズマ「え?ああ…NARUTOの世界線と拠点と融合したじゃん?それと似た事は出来ないのか?…って言ったが?」

 

リョウカ(本体:零)「………それだ!その手で行きましょう!」

 

カズマ「え?あ…どうも。」

 

リュウカ(本体)「なんか助かる手が有ったんか?」

 

リョウカ(本体:零)「有ります…直球に言うと…カズマさん…貴方達の世界線を私達の世界線へと引越ししましょう。」

 

めぐみん「……へ?」

 

カズマ「…はい?」

 

ダクネス「どう言う事だ?」

 

アイリス「あの〜…何故引越しなのですか?」

 

リョウカ(本体:零)「先ず、どっちにしても最悪の事態になる可能性が有ります…ならばいっそ…私達の世界線に貴方達の世界線を全て移動させます…そうすれば私達の世界線である故に絶対に消滅すると言う事態は完全に回避されます…だって私達の世界線では私がラスボス及び裏ラスボスだからね…それにその世界線では私達が絶対のルールです…だったらそこに引き込めば例外含めて私達の命令は絶対…如何にシステムの制約も絶対に敵わない…まあそうすれば私達はこの世界線の依頼主に裏切る事になるかもしれないけど…消滅する位ならいっそ『騙して悪いが緊急事態なのでな?』…って感じで掻っ攫って行っても文句は言うまい。」

 

めぐみん「なるほど…そう言う事なら賛成です。」

 

リョウカ(本体:零)「まあ、ただ準備も居るのです…それぞれ主要の街や拠点にも私達の拠点を設置して行って…それをビーコンの役割を果たして…更にこの世界線全てを丸ごと移動させる為にそれぞれ私達の配備する事も考えると…少なくとも数ヶ月は必要です…だから何が何でもこの最終クエストは制限時間は…【3ヶ月〜5ヶ月】がタイムリミットです…それまでに決着を付けましょう……最大の禁忌を犯した者達には制裁をね。」

 

めぐみん「勿論ですよ…。」

 

リョウカ(本体:零)「さてとです、とりあえず下準備はしないとね……少し待って下さい。」

 

 

リョウカは、ポケットから無線機を取り出して…

 

 

ザーッ…ザーッ…

 

 

リョウカ(本体:零)「聞こえますか?」

 

リョウカ(このすば2)『はい、こちら拠点側のリョウカですが…何か有りましたか?」

 

リョウカ(本体:零)「緊急事態です、大至急ですが…この世界線を転移させる準備をして下さい。」

 

リョウカ(このすば2)『え!?どう言う事ですか!?』

 

リョウカ(本体:零)「今正に、最悪の状況に進み行く状況です…今この世界線にラスボスはもう存在しません…なのでもう11ヶ月位にはこの世界線は完全消滅する事態が待ち構えてます…だからこそ最後の手段として私達の世界線へと引っ越し転移作業を実施します…やり方は分かりますよね?」

 

リョウカ(このすば2『ええ、大丈夫ですが…今転移するのですか?』

 

リョウカ(本体:零)「今じゃあ駄目です、私達の帰還後に作業がし易く…手短に終わらせる様に準備を進めて下さい…勿論必要な分の分身組を使っても構いません…一刻も早く頼みます……世界が終わる前に…。」

 

リョウカ(このすば2)『分かりました…任せて下さい!でも必ず生きて帰って来て下さいね…みなさんと共に待ってますからね…。』

 

リョウカ(本体:零)「はい、すみません…ありがとうございます…それではまたね。」

 

 

ブツ…

 

 

リョウカ(本体:零)「……急ぎますよ!」

 

リュウカ(本体)「おう!」

 

 

その後一行は、更に上へと目指して行き…今度は問題の悪魔の回廊が有るエリアへと到達した…

 

 

リョウカ(本体:零)「……相変わらず嫌な音が漏れてますね…。」

 

めぐみん「ええ、あまり聴きたくない音です。」

 

リュウカ(本体)「んで、案の定柱を壊すんだろ?」

 

リョウカ(本体:零)「壊さないと進めないです…まあその為のデルフィです…デルフィ!嫌な音を発生させている柱を破壊して来て!」

 

デルフィ(子機)『了解です。』

 

 

 

ピシュン…!

 

 

デルフィは、命令を受けて柱を壊しに行き…

 

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

ピシュン…!

 

 

デルフィ(子機)『目標を破壊しました、これで行けると思われます。』

 

リョウカ(本体:零)「ありがとうございます…確かに消えましたね…行きましょう!」

 

アイリス「うん!」

 

 

 

(リュウカ(艦娘)「このすば!」)

 

 

【制限時間:残り18時間】

 

 

一行は案の定例の門の前に来ていた…

 

 

リュウカ(本体)「さてさてさーって…今回はどう言う変化があるんかな?」

 

リョウカ(本体:零)「…恐らく今回は、700年後をペースでしょうね…地形的にもそう言う感じでしょう…ただ…もし700年前の能力が有るとすれば少し厄介です…。」

 

カズマ「だろうな…。」

 

リョウカ(本体:零)「…まあでも、一撃で仕留める火力が有れば問題無い筈です…行きましょう。」

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

リョウカ達一行は門を潜って行った…

 

 

ギィィィィ…ズズゥゥゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「やはり前回と地形は変わらないか…。」

 

リョウカ(本体:零)「そうですね………それと、噂をすれば何とやらです…来ました!」

 

 

ピシュン…!

 

ガラガラ…!

 

 

リョウカ(本体:零)「……コンスクラード…!どうやら見た目は変化は無いですね…ですがやっぱり案の定、持っているとはね!」

 

リュウカ(本体)「一体どんな能力が有る?」

 

リョウカ(本体:零)「…周りを見て下さい、別々の所にコアみたいなのが見えるでしょう?…どうやら回復能力を身に付けてるようです!気を付けて下さい!」

 

カズマ「ああ!」

 

コンスクラード『……!!!』

 

 

 

【エステリア大陸編:第5のボス】

 

 

VS【シン魂岩核魔:コンスクラード(混沌個体・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

戦闘BGM【Chase of Shadow(完全版ver)】

 

 

地形【ダームの塔:14階:剛魔の間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ドドドドドドドド…!!

 

 

リョウカ(本体:零)「結界!」

 

 

ピキィィィィン…!

 

キン…カン…チュン…!!

 

 

リュウカ(本体)「っち!前よりも連射力が上がってるな…しかも一発一発の威力も上がってるな…。」

 

リョウカ(本体:零)「でしょうね…でも私達の相手じゃないです…多少の回復能力と攻撃能力を上げた程度で私達に敵うと思わせない様にしてあげてくる…部屋の広さは問題は無いですか……丁度良い…みなさんは絶対にこの結界の外には出ないで下さい…もう少しすれば結界の外は即死エリアへと変貌しますから…。」

 

リュウカ(本体)「え?あ、おい!」

 

 

フワァァ……(ハァァァァン…!)

 

 

リョウカは、結界の外に飛び出し…

 

 

処刑用BGM 作品名【モンハンシリーズ】曲名【舞い降りる伝説(MHWIver)】

 

 

 

ピカァァン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

全員(リョウカは除く)『……!!』

 

コンスクラード『……!!!』

 

 

リョウカは、覚醒形態を維持したまま…その姿を変えた…長大で超巨大…ドス黒いオーラで覆われた…龍神を超える龍神王をも凌ぐ最高龍神……最高龍神王が覚醒して降臨した…因みに見た目は、ラースアルマをベースとして…そのまま龍神っぽくしてみて…そこにグランのが混ざって…更に最高魔神王化している…完璧に魔神龍をも超える程の邪悪で禍々しい見た目へと変貌していた…

 

 

リョウカ(本体:零龍)『グォォォォォォォ…!!!!』

 

コンスクラード『………!!!?』

 

ダスト「な…何だよアレ…!!?」

 

リーン「アレが…あの子なの…!?」

 

ミツルギ「…何て禍々しいお姿だ…!結界内に居ても此処まで強大なプレッシャーを感じる…!」

 

アイリス「……リョウカちゃん…なの…?」

 

めぐみん「みなさんは初めてでしょう…この龍形態は所謂神森一家全員がなれる姿の一つで戦闘形態の一つで完全に本気になった時の形態変化の一つです…。」

 

カズマ「しかもその戦闘能力はトチ狂ってるからな…あんな巨体でも尋常じゃない敏捷性が有るし…一つ一つの行動が致死級の威力を持つ…しかも今回の場合は全行動に即死付きだからな…尚且つ更に上がってしまった戦闘能力……終わったな…敵…。」

 

リュウカ(本体)「…そうだな…。」

 

コンスクラード『………!!!』

 

 

ドドドドドドドド…!!

 

 

リョウカ(本体:零龍)『グゥゥゥゥ…。』

 

 

キン…カン…!

 

 

コンスクラード『……!?』

 

 

コンスクラードは精一杯の全力の岩石砲の連射をリョウカに浴びせたが一切効果が無かった…

 

 

リョウカ(本体:零龍)『…………!!』

 

 

ギロリ…!

 

ゾクゥゥ…!!

 

 

コンスクラード『……!!?!?!』

 

 

リョウカはコンスクラードに向けて超強烈な殺気を浴びせた…コンスクラードは今目の前に居る敵に圧倒的な絶望を味わった…

 

 

リョウカ(本体:零龍)『グゥゥゥゥ……。』

 

 

ピカァァン…!!

 

フワァァ……!

 

 

コンスクラード『……!!!?』

 

 

今度はリョウカの目が光り…コンスクラードは浮き上がった…いや…浮き上がらせた…と言うのが正しいか…

 

 

カズマ「…何をする気だ?」

 

リュウカ(本体)「…奴を浮かせてどうする…って…まさか…?」

 

リョウカ(本体:零龍)『グォォォォォォォ…!!!』

 

 

ガバ…!

 

キュィィィィィン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

コンスクラード『…!!!!?』

 

 

リョウカは、コンスクラードを丁度リョウカの顔面の目の前まで浮かせた後…口を大きく開き…そのままチャージを始めた…

 

 

リュウカ(本体)「全員伏せろ…!!!」

 

アイリス「え!?う…うん…!」

 

 

キュィィィィィン…!!

 

 

リョウカ(本体:零龍)『オォォォォォォ…!!!!』

 

 

ドッキュゥゥゥン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

コンスクラード『……!!?!?!』

 

 

ピキィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

リュウカ(本体)「ぐぅぅ…!なんつー威力に変貌してるんだ…!結界にヒビが入る位かよ…!」

 

カズマ「こえぇぇ……!」

 

 

…リョウカの放った超破壊光線はほぼゼロ距離で炸裂し…コンスクラードは跡形も無く消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピカァァン…!

 

パァァァン…!

 

フワァァ……スタッ…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…流石にアレになると燃費が余り良くないから勢い余って形態が解けました…まあいっか…。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…お前も段々とエゲツなくなって来たな…。」

 

リョウカ(本体)「まあね、一応は私は臨時の魔王ですから…それっぽい行動はしないとね…更には、ラスボスや裏ラスボスらしさも出したいし…これも一種の修行かな?…まあ兎も角…いずれそう言う立場になった時の為の対策はしとかないとね…。」

 

リュウカ(本体)「…だろうな…やれやれ…。」

 

リョウカ(本体)「ただ、さっきので少々エネルギーが足りなくなって来たので強制解除されましたがね…まだまだですね、私も…。」

 

カズマ「まあお前らしいがな…。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、それじゃあイースの本を回収して…後、先に進む為のアイテムを手に入れて上へと行きましょう。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

 

その後一行はイースの本と鏡の間を抜ける為の専用のロッドを入手してそのロッドを何故か歌過激過ぎる量を量産した…無論超過分は収納したが…果たして…?

 

 

(リュウマ(このすば2)「このすば!」)

 

 

【制限時間:残り17時間】

 

 

リュウカ(本体)「んでリョウカ、やっぱり今回も行くのか?ラドの塔に?」

 

リョウカ(本体)「ええ、絶対に居ないと思いますが…さっきそこでやるべき事を思い付きましたから…だから行きます。」

 

リュウカ(本体)「まあ、何をするかはお前に任せるが…何をする気だ?」

 

リョウカ(本体)「秘密です、まあヒントはさっき過激に量産した物がヒントですね…。」

 

カズマ「……?」

 

 

それで一行はラドの塔へとやって来た…んで邪悪に者でしか開けられない門も開けたが…案の定誰もいない…

 

 

リョウカ(本体)「やっぱり居ないですね…まあ良いです……さてと、部屋の広さは…かなりギリギリですね…広くしますか…それ。」

 

 

パチン…!

 

ピカァァン…!!

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

リョウカは能力で部屋を広くした…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…さてと…これで問題は無いですね……私の残ったエネルギーは何とか足りますか……始めましょうか……みなさん、少し私から離れて。」

 

リュウカ(本体)「あ?あ…ああ。」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

フワァァ…(ハァァァァン…!)

 

 

リョウカ(本体)「……私の声が聴こえますか……私の声を聴いた者よ……全て私の元へ集って……スペル!【召喚[全世界ノ最強ノ戦士達]】…!」

 

 

ピカァァン…!!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

全員(リョウカ以外)『……!!』

 

 

リョウカのスペルが発動し…左右の壁から計10個の門が現れ…その中から全ての世界線の超の付く程の戦闘能力を持ったリョウカ達の事を良く知る者達が強制召喚された…無論その中には現リョウカ達の特殊部隊の1組も混ざっていた…が基本的に別の世界線の者達がメインで召喚された…

 

 

?「あれ?此処は何処だってばよ?」

 

?「さてさてさーって…一体どうなってるのかな?」

 

リョウカ(本体)「はぁ…はぁ……成功ですね…みなさん、戸惑ってる所申し訳ないけど…私達の話を聞いて下さい。」

 

?「ん?あ!お前らは…!久々だな!」

 

リョウカ(本体)「…えーっと、あ〜…ナルトさん?私は本体の方ですから、初めましてだと思いますが…久々って言うのはね…。」

 

ナルト「え?そうなのかってばよ?」

 

リョウカ(本体)「まあね…さてと…とりあえずみなさん、揃ってますね…今から事の全てを説明しますから良く聞いて下さい。」

 

悟空「ああ、分かった。」

 

 

リョウカは事の全てを説明し…今現状の説明を始めた…

 

 

(こめっこ「このすば!」)

 

 

【制限時間:残り15時間】

 

 

 

リョウカ(本体)「……と言う訳です…もうこの世界線は余り時間は残されていません…だから現在は私達の世界線へと避難する為の準備が現大陸にて別の分身組の私達が活動してます…無論世界線諸共移動しますから相当時間が掛かります…だから私達の出来る事はイレギュラーの完全排除…つまりは襲って来た敵を全て倒す事です…更に言えば、この世界線の最後の敵であった筈のおじいちゃんを倒してしまうと言う完全に禁忌を犯してしまった……だからこそ親の責任でもある私達がせめての他の世界線への償いとおじいちゃんの仇を込めて報復処置…黒幕を含めた実行犯を完全排除を実施してます……ただ、この依頼は私達でさえも行きて帰れるかどうかも怪しいです…私達の帰りだって待ってる者も居ます……だけど、私達が行かねば誰が出来るのか?…と言う事態でもあります…まあ私達にとっては何時もの事ですがね……ですが今回に限っては私にとっての大切な人を傷付けた…私だけならまだ良いです…でも身勝手な理由で私以外の人が傷付くのはね………私が私で無くなりそうな位程怒り狂いました……。」

 

メリオダス「なるほど…。」

 

サスケ「…成る程な…確かにそりゃあ奴等が悪いが…だがアイツらにとってお前らを殺さなきゃいけない理由ってなんだ?」

 

リョウカ(本体)「…そうですね、じゃあこれも説明します……実を言えば、私達は確かに最高神でもありますが……正確には…3代目最高神です…2代目が私達の親であるリョクヨウさんとアヤカさんです……そして初代が…。」

 

零(本体)「私は初代最高神の神森零よ。」

 

無限(本体)「私は初代最高神の神森無限です…。」

 

リョウカ(本体)「そして私が狙われる理由が…私の中には零お姉ちゃんの魂が宿って…その零お姉ちゃんの力を自由自在に操る事が出来る事です…ナルトさん…理由的には貴方と同じです…私の宿ったこの力が覚醒したらもう誰にも私を殺せなくなる程の超強大な存在へと変貌してしまい…最悪の場合大昔みたいな零お姉ちゃんが味わったあの屈辱で暴走し…全てを零に還し兼ねない…だからこそ目覚める前に私を零お姉ちゃん諸共殺しに必要以上に狡猾に手段問わずで狙って来ました……そうあの大昔の惨状は…結果的に私の力を恐れた身勝手な神様達の謀略によって引き起こされてしまった……と言う感じですね…。」

 

サクラ「…酷い…。」

 

エリザベス「そんな事をして…許される筈が有りません!」

 

リュウカ(本体)「がだ…その大昔の件の黒幕は全員戦死した…生憎にも恐れていた者達の手でな…。」

 

シカマル「自業自得って訳だな…。」

 

ベジータ「ふん!馬鹿な奴等だな…。」

 

リョウカ(本体)「………まあ過去の事です…起きてしまった物は仕方ないです…ただ今回のは完全に悪質且つ最早私達を殺せたらそれで良い覚悟の特攻…世界線の完全消滅による道連れと言う最悪の決断をして来ました…しかも転生者までも使ってまでもです…。」

 

センゴク「何?転生者やと?」

 

リョウカ(本体)「ええ、おじいちゃんの襲撃の際に転生者を使って襲いおじいちゃんを殺し掛けて…私は怒り狂った余りに転生者を殺しましたが……その黒幕はその転生者を簡単に召喚した上で扱う程の存在だと想定して…その実力は普通に最高魔神王クラスに匹敵するんじゃないのかな?って言う感じですね…しかもそれぞれの島の主は…少なくとも大魔王クラスか…魔神王クラス…と言う結論が出ています…だからこその貴方達を呼んだ訳です…無理矢理で本当に申し訳ないですし…それにこの先は死地となる可能性も有り得る状況です…無論それは私達も例外じゃないです………でもそれでも行かねばならないのです…私達はね…死ぬと分かっていてもね…。」

 

サスケ「…全くお前らはどこまで行ってもお前らだな…。」

 

サンジ「その様だな。」

 

リョウカ(本体)「…だから私からの直々に頼みが有ります…私達と共に戦ってはくれませんか?…もし嫌なら私の力で元の世界線へと帰しますが…これは強制では無いです…それにこの頼みは…受けると同時に私達と共に長い時を供に旅をする意味でもあります…いつ元の世界線へと帰れるか分からないし…何時突然死ぬかも分からないこの旅に参加する事にもなります…本当に良いですか?」

 

ナルト「そんなの決まってるってばよ!着いて行くってばよ!」

 

悟空「ああ!オメェらに着いて行きゃあそりゃあ強え奴等と戦える!」

 

センゴク「無論我々は、貴女様達に着いて行こう…貴女様方達を守れず海軍を名乗れん。」

 

エクレール「仕方ないからね、こうなったらとことん着いて行くよ。」

 

リョウカ(本体)「みなさん…ありがとうございます!」

 

リュウカ(本体)「良かったな…ってか思ったがリョウカ…ほぼ主要メンバー全員呼んでないか?」

 

リョウカ(本体)「あ…そうでしたね…。」

 

ミナト「ははは、まあ問題無いよ。」

 

ヒルゼン「うむ、どうせ貴女様達の事だからな、何かしら対策は出来てるだろうし。」

 

リョウカ(本体)「まあね、一応召喚と同時にその世界線の時を全て止めましたから問題は無いかと…まあ私達がその世界線に現れたら自動的に解除されるのは変わらないし…出て行けば再び時が止まるのも一緒です…。」

 

ゼルトリス「それは便利だな。」

 

ルフィ「…そう言えば此処は何処だ?」

 

サスケ「確かにそうだな…現状は分かってるとは言え、此処が何処かは全く聞いてないが…。」

 

リョウカ(本体)「そう言えばそうですね…此処はダームの塔で…今15階のラドの塔と言う空中監獄と言う場所に居ます…。」

 

キング「ダームの塔…それにラドの塔…。」

 

リョウカ(本体)「因みにだけど、今私達は24時間以内に残りのイースの本と言う本を集めています…後1冊と言う所ですが…まだ時間的に余裕が有るからこそ此処に立ち寄りました…後約15時間位は有るからね…。」

 

サスケ「……因みにダームの塔の最上階は何階だ?」

 

リョウカ(本体)「……25階に存在します…そこにこのエステリア大陸の主…ファクトさんが居ます…そして最後のイースの本を持ってます…。」

 

ディアンヌ(縮小化※リョウカの能力で小さくなってる)「ふ〜ん…。」

 

シカマル「なるほど…つまりはそれぞれの島に点在する主を倒せばその島はクリアって事か?」

 

リュウカ(本体)「まあ間違ってはいない…正確には、それぞれの島にはその主を守るべく存在するボスが居る…そのボスを倒して行って…最終的にその主と戦えるて感じだ…無論それぞれのボスや主と戦う為には条件ってもんも存在する…それをクリアすれば戦えるって感じだ…。」

 

メリオダス「へ〜…そっか…。」

 

ゴウセル「なるほど、理解した。」

 

リョウカ(本体)「…さてと、これで大体の事情は理解出来ましたか?」

 

ナルト「おう。」

 

リョウカ(本体)「さてと、それじゃあ早速ですが…私の力で現状の私達の戦闘能力まで強化させますし…専用の装備を支給します…ジッとして下さい。」

 

 

パチン!

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカの能力で、召喚された者達の全ステータス及び能力が超強化及び専用の装備が装備された…

 

 

リョウカ(本体)「……ふぅ……。」

 

ルフィ「おお…!サンキュー!リョウカ!」

 

リョウカ(本体)「ええ…どういたしまして……。」

 

シカマル「……おい、大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「はは、すみませんね…ダームの塔に入ってからは急いで登ったり…様々なボスと戦って来ましたし…それにみなさんも呼んだりもしたりもしたからね…。」

 

リュウカ(本体)「……休むか?」

 

リョウカ(本体)「……後15時間で有ってますね?」

 

カズマ「ああ、15時間位は有る…。」

 

めぐみん「…まあ1時間も有れば流石に1階ずつ行けます…休める時に休んだ方が良いですよ?リョウカちゃん?」

 

カカシ「そうだな、無茶は身体に毒って言うし。」

 

リョウカ(本体)「……そうですね…じゃあ5時間だけ寝ます……5時間経過したら……出発しましょう…みな……さん……。」

 

 

フラ…ドサ…

 

 

リョウカ(本体)「………す〜……ん〜…すぅ……。」

 

メリオダス「寝ちまったな…。」

 

ゼルトリス「仕方なかろう、姫様だからな…あんだけの無茶すればな…しかも、さっきまで強大な力を感じたからな…。」

 

リュウカ(本体)「まあな、さっきまでずっと覚醒形態を維持したまま大部分を攻略して来たからな…その負担は凄まじい物だぜ…例えるなら……一日中身勝手の極意を発動させた悟空が解除したら凄まじい反動が返って来てぶっ倒れる……と言う感じだ。」

 

ベジータ「なるほど、確かにそれなら納得出来るな。」

 

リュウカ(本体)「まあ、お前らも来たばっかりだと思うが今の内に休んだ方が良い…こっからが大変だからな…。」

 

ナルト「そうだな、そうするってばよ。」

 

 

それで一行が一旦そこで休憩をする事にした……

 

 

【制限時間:残り10時間】

 

 

 

リョウカ(本体)「…ん…ふぁ〜…みなさん…おはようございます……。」

 

リュウカ(本体)「おう、もう大丈夫か?」

 

リョウカ(本体)「うん、大分良くなりました…みなさんも大丈夫ですか?」

 

めぐみん「はい、私は大丈夫ですよ。」

 

カズマ「ああ、問題無いぜ?」

 

赤犬「うむ、問題無い。」

 

リョウカ(本体)「そうですか、それじゃあ行きましょうか……ファクトさんの元へ…。」

 

ナルト「ああ!」

 

 

その後一行は再出発し…ラドの塔を出て…ダームの塔に戻り…再度登り始めた…(尚この時点で超過した分の例のロッドを渡してある…)

 

 

【制限時間:残り5時間】

 

 

現在リョウカ達は、現在21階に居た…無論例の門の前に居た…

 

 

カズマ「さて、今回はどう出る?前回は瞬殺したけど…。」

 

ナルト「なあ、この先に居る相手は?」

 

リョウカ(本体)「はい、ヨグレクスとオムルガンです…ただしどっちがヨグレクスなのかオムルガンなのかは今でも不明です…ただ本体を倒せば勝ちなのは間違いないですが…何だろう、嫌な予感がします。」

 

リュウカ(本体)「…まあ案の定700年前の奴が出て来るんだろうな…前回のは余りにも呆気無かったからな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…兎も角行きましょうか、どう出ようがどっちにしても倒さなければ先には進めないのは一緒ですし…。」

 

メリオダス「そうだな。」

 

 

その後一行は例の門を潜り…一際大きい鏡を潜って行った…

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「……此処は…700年前のあの鏡の間の深奥?」

 

リュウカ(本体)「………階段の上になんか感じるな…行くぞ。」

 

アクア「ええ。」

 

 

リョウカ達は階段を登って行き…広場に出ると…

 

 

ピカァァン…!

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

広間に入った瞬間に背後から案の定例の門が現れた挙句に…門が閉じて…広場を覆う様に結界が貼られた…

 

 

ピカァァン…!

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「……!!!貴女は…!!」

 

リュウカ(本体)「どうなってる…?何故お前は生きている…!?あん時消滅した筈だ!?ザバ…!!!」

 

ザバ「あら?何の事かしら?…まあ良いわ…貴女達は此処で終わりよ!あのお方からの命令でねぇ…。」

 

ナルト「おい!お前のボスは誰だ!!答えろ…!!」

 

ザバ「教えなーい♪……それにどうせアンタ達は此処で死ぬんだから知った所で意味はないわ…ふふふ!さぁ!お喋りはそこまでよ!出でよ!我が最強の僕!」

 

 

ピカァァン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ピシュゥン…!

 

 

 

ヨグレクス&オムルガン『グォォォォ…!!』

 

ザバ「さぁ!精々足掻きなさい!オーッホッホッホッホ!!!」

 

 

ピカァァン…!

 

ピシュゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「っち!厄介だな!ザバ本体は逃げやがった…!」

 

リョウカ(本体)「でもやるしか無いです!…来ます!」

 

 

【エステリア大陸編:第6のボス】

 

 

VS【復讐の二重奏苦頭:雹焰双頭:ヨグレクス&オムルガン(リベンジ個体・オリジン個体・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadow(PS2ver)】

 

 

地形【ダームの塔:21階:鏡の間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

ヨグレクス&オムルガン『オォォォォォォ…!!!』

 

 

スゥゥゥ…!

 

ボォォォォォォ…!!!

 

 

メリオダス「全反撃(フルカウンター)…!!」

 

 

ガキィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ヨグレクス&オムルガン『……?』

 

メリオダス「…ありゃ?全然効いてない?」

 

リョウカ(本体)「やはり同じ効果は無いですか…ならば仕方ないです…!はぁぁぁ…!!!」

 

 

ピカァァン…!!

 

ゴォォォォォ…!

 

 

ナルト「……!な…何だ!?その姿は!?」

 

悟空「…スゲェ気だ…!こりゃあオイラにも勝てねぇ…!」

 

リョウカ(本体:零)「時間が惜しいです…!私達の邪魔をしないで!」

 

ヨグレクス&オムルガン『オォォォォォォ!!』

 

 

キュィィィィィン…!

 

ドッキュゥゥゥン…!

 

ガキィィィィン…!

 

 

バン「奴等の攻撃も一切通じて無いだと!?」

 

リュウカ(本体)「今のリョウカは、完全な破壊と終焉と殺戮…そして究極の零の力に覚醒したリョウカ自身のオリジナルの覚醒形態だ…完全に攻撃にのみ尖らせた形態だが…防御面では…そもそも攻撃に触れるとそれが消滅して…挙げ句の果てにリョウカに取り込まれる…攻撃メンバーだけでなく防御にも強いって訳だが…コイツの最大の脅威は全ての行動が即死だ…。」

 

ベジータ「何?即死だと?文字通りの意味か?」

 

リュウカ(本体)「そうだ、此処の大陸ののボス達もほぼ全てリョウカの能力で跡形も無く消滅した…即死=消滅…しかもただの消滅じゃなく完全に零に還す…正規の方法じゃあもう蘇る事は無い…例え、お前らの世界線に有るスーパードラゴンボールの力だろうがな…。」

 

ビルス「そんなに強大な力なのか…。」

 

リュウカ(本体)「だが、方法は無い訳じゃない…俺の場合はリョウカの真逆の無限の魂が宿っている…零と無限は完全に相反する対極の力だ…零の力で消滅しようがその無限の能力なら可能だ…逆に無限の力で創られた物は零の力じゃなきゃ破壊は不可能だ…無論相性に関しては零には無限を…無限には零しか効かない…それ故にもし争ったら再生と破壊の繰り返しで大惨事になるからな…今じゃあ家族の間で決闘は例外を除いて禁止されているからな…。」

 

我愛羅「そうか。」

 

リョウカ(本体:零)「さてと…言ったでしょう…私達の邪魔をしないでって…だから…チリ一つ残さず消滅させてあげますよ…。」

 

 

フワァァ…(ハァァァァン…!)

 

 

ナルト「ん?お…おい…何をする気だってばよ!?」

 

リュウカ(本体)「…あの構えは…やばい!!」

 

 

ピカァァン…!

 

ゴォォォォォ…!

 

 

リュウカ(本体:無限)「…結界…!!」

 

 

ピキィィン…!

 

シュゥゥゥゥ…!

 

 

サスケ「何で結界を?」

 

リュウカ(本体:無限)「お前ら、もしもの時に備えて伏せろ!あの構えは…メイオウ攻撃系だ…!躊躇無しでブッ放すぞ!今のリョウカは!」

 

悟空「何だって!?味方諸共か!?」

 

リュウカ(本体:無限)「いや、正確には今のリョウカなら普通に指向性の方を使えるが…生憎な、相手は2対だ…指向性は条件さえ揃えば一応は纏めてやれるが…基本的に1体ずつしか出来ん!だからリョウカは止む得ず超広範囲の方を選んだ!一応は加減位はするが…それでも巻き込まれたら命の保証は一切無い…さっきも言ったが全ての攻撃が即死及び消滅だ…お前らが喰らったら無論消滅する…リョウカ……頼むから加減はしてくれ…。」

 

悟飯「大丈夫…ですよね?」

 

リョウカ(本体:零)「………。(ごめんなさい…みなさん…でもこうするしか無いです…手加減はしますが…どうか耐えて…。)」

 

 

ヨグレクス&オムルガン『……!?』

 

 

リョウカ(本体:零)「今更気付いても遅い…!行きます…!…スペル!【冥王神[冥王神滅波]】……メイ…オォォォォォォ…!!!!!」

 

 

ドコン…!

 

ピカァァン…!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!

 

 

リュウカ(本体:無限)「ぐぅぅ…!!!」

 

 

ビシ…!

 

 

カズマ「っつ…!日に日に増して威力が上がってやがる…!」

 

シカマル「これが今のリョウカの攻撃か…!ブチ当たったら一溜まりも無いな…。」

 

 

リョウカの攻撃によって呆気なく2体は消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

スタッ…

 

ピキィィン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「やれやれ…私も困った物ですよ…こう言う類いの敵で本体が存在しないタイプがね…出来ればもうそう言う状況が来なければ良いのですがね…。」

 

リュウカ(本体)「全くだ馬鹿もん…危うく俺達が殺され掛けたがな…。」

 

リョウカ(本体)「ごめんなさい…次からはもう少しまともな方法を考えますし対策はしますから…。」

 

カズマ「やれやれ…ってか思ったんだけど、あんだけの事やって…周りが全く無傷なんだな…。」

 

ナルト「これも周りに貼ってあった結界のお陰か?」

 

めぐみん「それは凄いですね…って言うか結界に傷一つ付かないってどう言う事でしょうかね…それならリョウカちゃんにも寄越しなさいよ。」

 

リュウカ(本体)「確かにそれならリョウカは守れるが、そもそもどうやって取る気だ?しかも俺達にとっても原理の分からん物寄越して後でデメリット有りじゃあ意味がないからなぁ…更に言えば、無事に取れてデメリットが無かったとしても使い所が無いんだよな…そもそも効果が限定的過ぎるからな…ほいほい使えた物じゃない。」

 

サスケ「思いっきりボロクソ言われてるな…哀れに思えるぜ…。」

 

リョウカ(本体)「ははは…さてと、あの巨大な鏡の先…奥から感じますね…行きましょう。」

 

リュウカ(本体)「ああ。」

 

 

 

ビキビキ…ガッシャァァン…!

 

ギィィィィ…ズズゥゥゥン…!!

 

 

シカマル「…どうやら倒されたから様だから先にも戻る事も出来るのか…相変わらずクソめんどくせぇ仕掛けだな…。」

 

リョウカ(本体)「…まあ何時もの事です…行きましょう、みなさん。」

 

リュウカ(本体)「おう。」

 

 

その後一行は先へと進んだ…

 

 

(ナルト「このすばだってばよ!」)

 

 

【制限時間:残り2時間】

 

 

全員『………。』

 

 

一行は長い長い階段の先に…如何にも最後の敵が居るであろう門が立ち塞がっていた…

 

 

リュウカ(本体)「いよいよだな…。」

 

リョウカ(本体)「うん……さてと、私も主との戦いの為の専用の装備を装着しないとね…。」

 

 

パチン…!

 

ピカァァン…ボン…!

 

 

リュウカ(本体)「………リョウカ…その装備って…。」

 

リョウカ(本体)「………うん、おじいちゃんの形見とも言える…初代魔王の装備を…おじいちゃんが私様に残してくれた物です…名付けるなら…【初代最高魔神王装備】…ですね…効果はおじいちゃんの力の全てと私の全ての闇の力や魔の力の塊ですから…完全に今の私は最高魔神王化してる状態です…それだけでなく…全ての属性耐性を無視した攻撃が可能になり…全属性及び全状態異常完全無効化の加護付きと…一定威力までは完全に全ての攻撃や能力を反射及び無効化や吸収します……ある程度の威力と言う基準は不明ですがまあほぼ関係無しですね…私の能力でどうにかなります……それと、一式装備の特殊能力として…おじいちゃんの加護で、全ての全能力の超強化及び全防御能力の超強化…トドメにエネルギー消費を完全に無くす…つまりは常時エネルギーは無限です…まあそもそも私のエネルギーは無限ですが…その消費が同じ位の無限に削られますから厄介でしたが…今回のは完全に無くす効果です…つまりは攻撃し放題ですしなんでもし放題です…そして最後のトドメの追加の追撃で…何故か全ての武器の耐久値及び残弾数が無限となってたり…リロード時間も0にします…無論再チャージ時間も0ですし…溜め時間も無くす事も出来ます…。」

 

カズマ「超ブッ壊れの装備だなぁ…!?」

 

ダスト「おいおい、それじゃあ俺達が装備してる奴よりも上なのか!?」

 

リョウカ(本体)「うん、完全に上位互換ですね…ただし武器に関しては流石に私達の持つ刀剣の能力には及びませんが…攻撃力や斬れ味…耐久面ではこちらが上です…尚能力込みで言うとあっさりと刀剣が上回りますがね……それと…。」

 

 

シャキン…

 

 

リュウカ(本体)「…それって、ファクトの剣か?」

 

リョウカ(本体)「ええ、あの時に完全に壊れましたが…何故か気が付いたら直っていた上に…いつも保管している所に丁寧に置かれていたのでね……今回も使わせてもらいます…それプラス…こっちの剣のと合わせて二刀流です……同じ形見ですから大切に使いたいし…少しは報われる筈です…。」

 

リュウカ(本体)「そうか。」

 

リョウカ(本体)「因みに、同様にファクトさんのマントも装備してますよ。」

 

カズマ「わ〜お……勝てる気がしないな。」

 

リョウカ(本体)「…まだまだこれらの装備は私に合わせて徐々に進化して行きますし…まだまだ底が知れないですが…これらの装備は最大級の弱点として…当たり前ですが…私かおじいちゃんにしか装備が出来ないトラップ装備となっており…それ以外の物が装備すれば…様々な呪い効果が発動した上で…お決まりの即死効果が発動して装着者を即死させます…更に、死亡と同時にこれらの装備が元の本来の持ち主の所へと強制的に戻って来ると言うのも有ります…だからこれらの装備をするには現時点では私が認めた者にしか絶対に許されない一品級の代物です……。」

 

サスケ「なるほどな…確かにそれだけの性能を誇る理由が伺えるな…。」

 

リョウカ(本体)「…まあ欠点と言えばそれだけですが…流石に私でもこれらの装備をしてドンドン攻略する訳にはいきません…これらの装備をするのは基本的に最後に戦う敵にのみ…つまりは…エリアボス時限定で私は装備します…それ以外は通常装備で充分です。」

 

リュウカ(本体)「そっか、まあその方が良い…王道らしいしな…。」

 

めぐみん「ですね。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、行きましょう…覚悟は良いですか?」

 

カズマ「おう。」

 

 

リョウカは、最後の装備を装着して…最後の門にブルーアミュレットを翳した…

 

 

ピカァァン!

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ達は、その門を潜って行き…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ズズゥゥゥン…!

 

ガチャリ…

 

 

…その門は固く閉ざされ…完全にロックが掛かった…

 

 

 

?「ほぅ、良くここまで来たな…褒めてやろう。」

 

リョウカ(本体)「それはどうも、ファクトさん…まあ前置きは良い…貴方に単刀直入に聞きます…。」

 

 

ピカァァン…

 

ゴォォォォォ…!!

 

 

リョウカ(本体:零)「…貴方が今回の事件の首謀者ですか?正直に言えば楽にあの世に返してあげますよ?」

 

ファクト「ふん、残念ながらそんな力は我には無い…寧ろするのならあのお方がする筈だ…。」

 

リョウカ(本体:零)「そうですか、じゃあ貴方達の言うあのお方と言うのは誰ですか?」

 

ファクト「それは教えれない…教えたくば。」

 

リョウカ(本体:零)「力付くで聞き出すしか無いですか…まあ御決まりのパターンですか……みなさん、此処に居て…私がケリを付けます。」

 

リュウカ(本体)「ああ、気を付けろよ…俺達はお前らの戦いに邪魔が入らない様にしてやるから。」

 

リョウカ(本体:零)「…ありがとうございます………さてとファクトさん…決着を付けましょうか?安心して下さい、誰も邪魔は入りません…私はこうして1体1とのサシでの戦いが好みでね…こう言う場合はね…。」

 

ファクト「ふ…そうか…。」

 

 

ピカァァン…!

 

 

リョウカとファクトの居る決戦フィールドに結界が覆われた…

 

 

シャキン…!

 

 

リョウカ(本体:零)「…いざ尋常に…勝負!ファクト…!!!」

 

ファクト「来るが良い…!!!現最高魔神王リョウカよ…!!我々の目的の為に死ぬが良い…!!!」

 

 

そしてリョウカとファクトとの最後の戦いが始まった…

 

 

【エステリア大陸編:最終ボス】

 

 

VS【エステリア大陸の主:暗黒の神官ファクト:ダルク=ファクト(超強化個体・歴戦王個体・魔神化)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【final battle(クロニクルver)】

 

 

地形【ダームの塔:最上階:玉座の間】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ピシュン…!

 

ガキィィン…!

 

ズガァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体:零)「中々やりますね…!伊達にダームの塔の主人をやっているだけは有りますね…!」

 

 

ガキィィン…!

 

 

ファクト「ふ!笑止…!行くぞ…!」

 

 

 

ガキィィン…!

 

スタッ…!

 

 

ファクト「おぉぉ…!!!」

 

 

ポォォピィィ…ポォォピィィ…!

 

 

リョウカ(本体:零)「この程度!!はぁぁ…!!」

 

 

ッダ…!キィィィィン…!!

 

ザシュザシュ…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

ファクト「む…!!」

 

リョウカ(本体:零)「でやぁぁぁ…!!!」

 

 

ザシュゥゥ…!!

 

 

ファクト「ぐぅぅ…!!!まだだ…!はぁぁ…!!!」

 

 

ブォォン…!

 

ガキィィン…!

 

ジリジリジリジリ…!

 

 

リョウカ(本体:零)「くぅぅ…!!中々の腕力です…それにこの技量…見事ですよ…!でも私に勝てるとでも…!はぁぁ…!!」

 

 

ガキィィン…!!

 

 

ファクト「なぬ!?」

 

リョウカ(本体:零)「残念ながらもっと戦いかったけど…時間切れです、これで終わりです…!行きます…!【神森流!最終二刀流剣術奥義…!!![ファイナルマスターエクスカリバー]…!!!!」

 

 

フォン…!

 

ピキィィン…カァァァン…!

 

 

ファクト「……!!!!」

 

リョウカ(本体:零)「……さようならです…ファクトさん…はぁぁぁぁ…!!!!」

 

ファクト「……ふ…ここまでか……流石だ…最高魔神王よ…。」

 

 

 

ブォォン…!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ピカァァン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

…リョウカの放った一撃でファクトは消滅した…それと同時に…中枢を司る最後の島の第1の結界が消滅したのだった…

 

 

【戦闘終了】

 

 

【旧イース大陸(オリジン大陸):第1の結界破壊】

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!…勝てました……。」

 

リュウカ(本体)「…お疲れ様……リョウカ…。」

 

 

ヒュゥゥゥ…

 

ガチ…!

 

 

ナルト「よっと…これがイースの本って奴なのか?」

 

リュウカ(本体)「ああ…これが最後の章だ……。」

 

シカマル「ふぅ…やれやれ、んじゃあこれでこのエリアはクリアか?」

 

リュウカ(本体)「ああ…お疲れさん…第1エリアの突破だ…。」

 

悟空「良し!」

 

レックス「よっしゃァァァ…!……ってあれ?さっき第1エリアって言ったか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、そうだが?言っとくが喜んでばかりじゃねぇぞ?後4カ所攻略しないといけないぞ?」

 

シカマル「…マジかよ…やれやれ…。」

 

メリオダス「うっしっし…面白くなって来たな。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…良し!次のエリアへと行くぞ!丁度良く、ほら…最上階が丁度良い感じに崩壊してる…このまま艦隊に乗り込んで次の目標…天空の神殿…イースに向かうぞ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

リュウカ(本体)「……来い!龍華(リョウカ)!」

 

 

ゴォォォォォ…!

 

 

リュウカは、龍華(リョウカ)を呼び出して…全員を乗艦させた…

 

 

リュウカ(本体)「さてと、全艦!次の目標…天空の神殿!イースへ向かうぞ!全速前進!」

 

全艦『了解!』

 

 

ボォォォォォォ…!

 

ゴォォォォォォ…!

 

 

艦隊はエステリアを離れ……天空の神殿…イースへと向かって行った……これにて第1エリアのエステリア大陸はクリアだ…しかしまだまだ序盤中の序盤……リョウカ達の旅はまだまだ続く…

 

 

【エステリア大陸編:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第37話 神森一家の異世界五大魔島:天空の神殿編【前章・前編】

やあ、私はシンカよ…なんか久々に出て来た気がするわね…まあ良いわ…それじゃあ前回のあらすじを説明するわ、前回私達は…今回の事件の本当の狙いを知り急いで攻略をする事になった…その理由がリョウカさんのおじいさんである魔王がイレギュラーの方法で倒されたから世界が消滅する危機に立たされたのよ…それで向こう側で避難の準備をして…こっちは次々とボスを撃破して…イースの本を入手したり…ラドの塔へと寄り道して知り合い達の超の付く程の者達を呼び寄せたりして…最上階へと目指した…最後の守りのボスは何故か此処には居ない筈のザバが居て…そのザバが召喚したボスと戦闘して…どうにか勝利したわ…そしていよいよ最上階でファクトと交戦して無事に勝利して…最後のイースの本を手に入れて…次のエリアへと向かったわ…こんな感じかな?それじゃあ今回も見ると良いわ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

……エステリア大陸を攻略した一行はイースを目指していた…

 

 

リュウカ(本体)「…妙だな、静かすぎる。」

 

リョウカ(本体)「…確かにそうですね……レーダーでは何か反応は?」

 

兵士総元帥3「いえ、何も反応は…む?少しお待ち下さい………これは……?」

 

ナルト「……どうした?」

 

兵士総元帥3「……レーダーに反応有り…!敵航空機接近…!数2!距離1000!」

 

リュウカ(本体)「やはり来るか!」

 

リョウカ(本体)「恐らくこれは偵察機です…さっさと撃墜して、敵攻撃隊に備えましょうか…このままじゃあイースには行けれないです。」

 

エスタロッサ「やるのか?」

 

リョウカ(本体)「勿論!…全艦!対空戦闘用意!主砲三式融合N2炉号弾!砲撃始め!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!

 

 

ブロロロロロロ…!

 

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ピキィィィィン…!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!

 

 

龍華(リョウカ)の砲撃で、敵偵察機は消滅した…

 

 

リョウカ(本体)「……形状は明らかに米軍機のレジプロ型…でも色合いが完全に闇に染まってます…所謂闇の航空機ですね…でもそんなのは関係無いです…全艦!最大戦速!」

 

全艦『了解!』

 

 

キュィィィィィン…ゴォォォォォォ…!!!!

 

 

対空戦闘のテーマ曲:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

【神森艦隊及び神森大連合魔獣及び怪獣軍及び神森大連合航空隊:戦闘態勢に移行】

 

 

 

 

 

リョウカ(本体)「…私は防空指揮所に上がります。」

 

リュウカ(本体)「いや待て、お前はさっきの戦闘で大幅に消耗してる…無茶は出来んだろう?」

 

リョウカ(本体)「…すみません…。」

 

リュウカ(本体)「だから俺に任せろ…そうだ、お前らも来い。」

 

カズマ「え?」

 

めぐみん「私達もですか?」

 

リュウカ(本体)「そうだ、勿論最悪の場合には俺が守る…だから安心しろ。」

 

カズマ「分かった。」

 

めぐみん「…それなら行きます。」

 

兵士総元帥1&2『我々もお供します。』

 

 

それでリュウカとカズマとめぐみん…及びに護衛の兵士総元帥が防空指揮所に上がった…

 

 

……5分後…

 

 

 

ブロロロロロロ…!

 

 

兵士1「右30度!敵の超大編隊!突っ込んで来ます!」

 

兵士隊長1『対空戦闘ォォォ!』

 

兵士3『対空戦闘用意良し!』

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

リュウカ(本体)「上空の全味方は即時攻撃範囲から退避!…主砲三式融合N2炉号弾!!!砲撃始め…!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!

 

ドドォォォォン…!!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ピカァァン…!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

敵の闇の攻撃大隊は全艦からの一斉射で9割撃墜に成功した…

 

 

VS【闇の攻撃大隊】

 

 

戦闘方式【艦隊防衛戦[対空戦闘]】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

キィィィィン…!

 

ドドドドドドドド…!

 

バシュ…バシュ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

レギーナ&アルテラ『グォアァァ…!!!』

 

 

スゥゥゥ…ドッキュゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ラミエル(新&旧)『……!!』

 

 

ピギャン…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

兵士隊長3『左舷…!敵機接近…!!突っ込んで来ます…!」

 

リュウカ(本体)「取り舵いっぱい…!!!急げェェェェェェ…!!!」

 

航海長『取り舵いっぱ〜い!いそーげー…!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

リュウカ(本体)「もどーせ…!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ブロロロロロロ…!

 

ガキ…ヒュゥゥゥ…!

 

ボォォォン…

 

 

艦隊は必死の対空戦闘を続けた…それも長時間もほぼ無傷でだ…だが…

 

 

ブロロロロロロ…!

 

 

兵士総元帥2「敵機左右直上!接近…!回避及び迎撃間に合いません…!」

 

リュウカ(本体)「総員直撃に備えろ…!」

 

 

ブロロロロロロ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「ぐぅぅ…!」

 

カズマ「っちぃ…!なんつぅ衝撃だ…!」

 

めぐみん「全く敵もとんでもない物積んでますね…!」

 

エイダ(コア)『左右第1装甲板に直撃…被害無し。』

 

ナルト『おい!もう俺達も我慢ならねぇ!俺達も出る!何と言われようとな!」

 

リュウカ(本体)「よせ…!幾らお前らでも直撃すれば…!」

 

悟空『大丈夫だ…!オイラ達も必ず生きて戻る!だから行かせてくれ!』

 

リュウカ(本体)「……分かった…ならば絶対に生きろ!言っとくが足場は不安定だ!空が飛べない奴等は甲板で応戦しろ!」

 

メリオダス『おう!』

 

 

先程の特攻でとうとうナルト達召喚組が我慢の限界に達し…対空戦闘に参戦…それからは一気に大逆転劇に発展し…徐々にその数が減り…

 

 

ナルト「これで終わりだ…!風遁!螺旋手裏剣!」

 

 

キュィィィィィン…!

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

ザシュゥゥ…!

 

ピカァァン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ナルトの攻撃でどうにか最後の機体を撃墜した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

悟空「ナイスだ!」

 

ナルト「良し!これで終わりだぜ!」

 

リュウカ(本体)『ふぅ…どうにかなったな…状況終了!戦闘用具納め!被害に遭った艦は報告!』

 

全艦『了解!』

 

 

(サクラ「このすば !」)

 

 

1時間後…

 

 

リュウカ(本体)「ふぅ、とりあえずお疲れさん…お前ら…。」

 

リョウカ(本体)「無事でなによりです…みなさん。」

 

悟空「ああ、オメェらのお陰だ…。」

 

ベジータ「ああ、お前らが居なければ流石にあれだけの数は凌げれん…。」

 

ガープ「うむ、全くあれほどの数…良く相手にできたのぉ…。」

 

リョウカ(本体)「まあ、これでも生温い方ですよ…前なんて普通に数十億機で攻めて来た時も有りましたよ。」

 

召喚組全員『……え!?マジで!?』

 

リョウカ(本体)「ええ、あの時は本当に数の差では完全に劣勢でしたが…今回は更に数を大目にした上で更に歴戦の熟練者だけを連れて来てます…そう簡単に私達を倒すのは出来ないです…それにみなさんも参加してくれたから今回はほぼ被害は無しで抑えられました…ありがとうございます…。」

 

自来也「そう言われると照れるのぉ〜…。」

 

ナルト「…全くこのエロ仙人…。」

 

自来也「んな!?」

 

ナルト「後ロリコン仙人。」

 

自来也「ゴフゥ!?」

 

サクラ「もうやめて!自来也様のライフはもう0よ!(棒読み)」

 

リュウカ(本体)「ぶ!アッハッハ!お前らも中々いいネタ持ってるな…!」

 

リョウカ(本体)「ふふふ…すみません…笑ったらいけないのに…ふふふ…!ははは…!」

 

自来也「おっふ…。」

 

アンクロ(本体)「…平和で良いねぇ…。」

 

ダスト「そう言えば、最後に手に入れたこのイースの本って読まんのか?」

 

リョウカ(本体)「辞めた方が良いです。」

 

綱手「む?何でだ?」

 

リョウカ(本体)「前に、この事件の類いで…このイースの本の効果の対策で移動中に読んでみましたが…すると見事に此処の窓をブチ破って…そのままイースに向けて強制的に飛ばされて…しかも勢いよく地面に叩きつけられました…その時はお姉ちゃんのお陰でダメージは軽減されましたが…重傷は負いましたよ?」

 

リュウカ(本体)「言っとくが俺もキャッチした側だから尋常じゃない位のダメージを受けたからな?だから下手に読むと危ないぞ?」

 

ダスト「…マジかよ…。」

 

サンジ「じゃあ、集める意味が有るのか?罠だと分かっていながら?」

 

リョウカ(本体)「ええ、これが無いと先には進めないのでね…絶対必須です…。」

 

サクラ「そうなんだ…。」

 

リュウカ(本体)「そう言えば、いつになったら到着する?」

 

兵士総元帥1「は…それが、近付けない様です…原理が不明で…近付こうとすれば押し戻される様な感じです。」

 

リュウカ(本体)「なるほど…って何!!?押し戻されるだと!!?」

 

兵士総元帥1「はい…直ぐ側まで近付いてるのですが…何故か近付けません!」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

リュウカ(本体)「………。」

 

カズマ「…なあ、まさか?このイースの本読まないと…?」

 

リョウカ(本体)「うん…どうやら十中八九…読まなければ絶対にイースに入れない特殊な結界が貼ってる様ですね……だからこそのこのイースの本の効果ですか……。」

 

ナルト「どうするってばよ!?」

 

リョウカ(本体)「……あまり時間が無いです…此処で立ち止まる訳には行きません…そのイースの本を貸して、私が読みます。」

 

リュウカ(本体)「お、おい…!意味を分かってるのか!?」

 

リョウカ(本体)「分かってますよ…だからお姉ちゃん…私に全力の加護を掛けて下さい…それプラス私の覚醒形態で…どうにかダメージを抑えます…更に出来ればダメージを無効化出来ればラッキーです…。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ…。」

 

ナルト「じゃ…じゃあ…俺の影分身なら!?」

 

リョウカ(本体)「いえ、それじゃあ全く意味はないです…このイースの本は本体にしか反応は示さない様な特殊な能力が有る様です…だから分身系も無効です。」

 

ナルト「そんな…。」

 

リョウカ(本体)「………まあ話は最後まで聞いて下さい…そう、昔の私なら無茶を承知で特攻に行ったでしょう…。」

 

リュウカ(本体)「え?」

 

リョウカ(本体)「…特攻は最後の手段です、それで?その結界は見えるのですか?」

 

兵士総元帥3「いえ、視認が不可能です!」

 

リョウカ(本体)「……どうにかその結界が見えるなら結界を私の能力で破壊が出来ますが…見えないなら私の能力のフル解放で艦隊全域に対結界破壊用の結界を覆い…そのまま結界に体当たりして直接破壊をしますが…勿論フル解放なので私自身は尋常じゃない位の負担が掛かり倒れるでしょうが…怪我を負って娘達を泣かせるよりはマシです。」

 

ナルト「え!?お前ら、娘居るのか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ?お姉ちゃんとヤマトさんと結婚しましたが何か?勿論こんな身体でも産めますよ?方法は言いませんがね。」

 

召喚組全員『えぇぇぇ…!!!?』

 

リュウカ(本体)「まあそう言う事だ、言っとくが男はお断りだ…リョウカの体質上…男性と付き合うとその男性が無残に死んだからな?…そう…この世界線の爺さんみたいにな…死んじゃあいないが…目覚めるかどうかも分からん…。」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

リュウカ(本体)「…すまん、忘れろ。」

 

サクラ「…ご…ごめん…。」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ……さてと急がないとね……私の残量のエネルギーはもう余裕が無いですね…けどやるしかないですよ…手伝って下さい。」

 

リュウカ(本体)「ああ!…全艦及び全軍!作戦を説明するからよく聴け!」

 

全艦『了解!』

 

 

リュウカは全軍に作戦を説明した…

 

作戦の内容はこうだ……何らかの攻撃で結界が有るかどうかをリョウカに視認させる…そしてその視認出来る瞬間にリョウカの能力で結界破壊を実行…尚失敗した場合…第2手段としてリョウカの能力で全軍を結界で覆い…結界を破壊する…尚第2の手段はリョウカのエネルギーの残量上…結界破壊に支援攻撃は確実に必須となる…そこで結界同士で触れた瞬間に全艦からの一斉攻撃を実施し…結界を早期破壊して…イースに突入する……尚これにも失敗した場合…最終手段としてリョウカ自身の特攻が決行されるとの事……なので絶対に第2の手段の所でケリを着けなければならない…確実に成功せよ…

 

との内容だ…

 

 

リュウカ(本体)「説明は以上だ…作戦開始だ!全軍!再度戦闘配置!」

 

 

リュウカの指示で作戦が開始され…全軍に再度戦闘配置に着かせた…

 

 

リョウカ(本体)「…頼みますよ…みなさん…。」

 

キング「うん!オイラ達に任せて!」

 

サスケ「良し!やってやるぞ!」

 

リュウカ(本体)「……行くぞォォォ…!結界に攻撃しろ!」

 

ナルト「おう!行くぞ九喇嘛!」

 

九喇嘛『おう!』

 

 

ピカァァン…!

 

ゴォォォォォ…!

 

 

ナルト「行くってばよ!」

 

 

ボン!

 

キュィィィィィン…!!

 

 

ナルト「【六道![超大玉螺旋手裏剣]!】」

 

 

ヂュィィィィィィン…!

 

ピキィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!

 

ピカァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「…!!見えた…!!行きます…!はぁぁ…!!」

 

 

ピカァァン…!

 

ギチギチギチギチ!

 

ズズゥゥゥン…!

 

 

リョウカ(本体:零龍)『グォアァァ…!!!!』

 

 

リョウカは、瞬時に龍形態に移行して…

 

 

リョウカ(本体:零龍)『ガァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

キィィィィ…

 

ギチギチギチギチ…!

 

キュィィィィィン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「行け!リョウカ!」

 

リョウカ(本体:零龍)『フォアァァァァァァ…!!!(シャァァァァァァァァァ…!!!!!)』

 

 

 

ブォォン…ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

キィィィィ…!

 

ピカァァン…!!!

 

ビキビキビキビキ!

 

ガッシャァァン…!!

 

 

リョウカの放った…パルキアの超強化型……零式:亜空切断を放ち…イースの結界を破壊した…

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!……やりました…よ…げほ…!げほ…!」

 

リュウカ(本体)「やれやれ……もう休め…リョウカ。」

 

リョウカ(本体)「うん……すみません…。」

 

ナルト「ふぅ…これで行けるってばよ…。」

 

 

その後、一行は何とかイースに上陸出来た…が、案の定リョウカがエネルギー切れで倒れた上にエステリア大陸での無茶が祟ったのか…酷い高熱を発症…ランスの村のリリアの家にて事情を説明してしばらく預ける事にした…無論そのリョウカの護衛の為に本体組は残り…更に…何時もの永琳…が残る事にした…他の医療スペシャリストは一応分身組と行動を共にしてリョウカ及びリリアの医療の素材探しに行く事にした…

 

 

……っで…

 

 

リョウカ(このすば)「ようやく私達の出番って訳ですか…分かりました。」

 

リュウカ(本体)「すまん、そう言う訳だからな…だから悪いが医療のアイテムを回収を頼む。」

 

チョッパー「ああ!任せてくれ!」

 

リョウカ(本体)「はぁ…はぁ…げほ…!げほ…!ゴホ…!ゴホ…!」

 

綱手「…必ず治してやるからな…もう少しの辛抱してくれ…。」

 

リュウカ(本体)「……頼む…。」

 

永琳「言っておくけど、治してもしばらくは行動は不可能よ…ここまで身体を酷使したのだから…まあこの子の事だから、治れば数日位有れば完治するわ…でも治らなければ話にならないわ…頼むわよ。」

 

リョウカ(モンハン)「ええ、行って来ますね…。」

 

 

それで一行は出発した…無論目的は薬品の素材集めだ…尚おまけでイースの本の返却作業も実施するとの事と何故かフレア先生が安定と信頼の捜索を頼まれた…因みに村長の許可を得て、ラスティーニの廃坑に入れる様にはなっている…

 

 

めぐみん「……リョウカちゃん…。」

 

カズマ「大丈夫だって…俺達が頑張ればきっと良くなる…。」

 

ナルト「そういや俺達が知らない間にどんな事が有ったのかまだ知らねぇけど…簡単でも構わねぇから教えてくれないか?」

 

リョウカ(このすば)「良いですよ…まあかなり長い話です…本体のリョウカさんの事も有りますから…私達の能力で瞬時にみなさんの頭に私達の今までの旅の事を叩き込みます…勿論情報量が物凄く多いからかなり負担が掛かりますから…ほんのすこしの間はまともには動けないです…その間は私達が見張りますが…良いですか?」

 

ナルト「ああ、頼むってばよ。」

 

リョウカ(このすば)「分かりました…それじゃあ…はい…!」

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

召喚組全員『……っ…!!!』

 

 

リョウカの能力で瞬時に今までのリョウカ達の旅の経緯を全て叩き込んだ…そのお陰で圧倒的な超膨大な情報量でパンクし掛けたそうだ…

 

 

リョウカ(このすば)「…やっぱりですね…大丈夫ですか?」

 

シカマル「あ…あぁ……何とかな…まあでも、こんだけの情報量が有ると中々効くぜ…ってかホンマにとんでもない事ばかりだな…。」

 

ベジータ「ああ…全くだ…。」

 

ミナト「これじゃあ僕等は勝てない訳だね。」

 

リュウカ(このすば)「まあな…因みに、一応更に今この場で全員を更に能力で強化する…まあ今のカズマ達レベルまで強くする…一瞬且つ応急手段だからな…まだまだ身体が馴染まないと思うが我慢してくれ…こうでもしないとこれから先もっと強い奴等とブチ当る。」

 

ナルト「分かったてばよ。」

 

ホーク「んじゃあ早速頼むぜ!」

 

 

一行は能力で再び超強化された…っが応急の為修行をしてない為か、無茶は出来ない感じだ…

 

 

リョウカ(このすば)「…身体が馴染むまでは少しの間だけ戦闘は控えた方が良いですよ。」

 

ロビン「ええ、そうするわ。」

 

 

その後一行は廃坑へと突入した…

 

 

リョウカ(忍者)「……どうやら今回は完全にゲーム版ですか…。」

 

リュウカ(モンハン)「なるほど…だが、それはそれで厄介だな…確か材料の一つが奥なんだよな…?」

 

リョウカ(このすば)「ええ…あの第1のボスの先に存在するセルセタの花…どっちにしても倒さないと厄介です……あ〜…でもその第1のボスが…確かベラガンダーでしたね……それがもし蟹型なら…一応食べれると思いますから、何らかの方法で無傷で尚且つ抵抗不可能の状態で無力化して……その後食材として保管して……倒れているリョウカさんの為に加工して食べさせてあげましょうか…。」

 

リュウカ(モンハン)「なるほど……え?おい、ベラガンダーを食事にするのか?」

 

リョウカ(このすば)「そうですよ?ただし、蟹型である事が前提ですがね…蟹型であれば食べれる事は検証済みです…勿論美味しいですよ?」

 

メリオダス「ふむふむ…なるほど…。」

 

リョウカ(このすば)「何度も言いますが、今回は今も寝込んでるリョウカさんの為にあげますからね?」

 

悟空「え〜…ま、いっか。」

 

リョウカ(このすば)「さてと、ゲーム版なら此処以外にも聖域が有ると思いますから…気長にイースの本を返却しながら先へと行きますよ。」

 

センゴク「うむ。」

 

 

一行はその後その聖域にて1冊目のイースの本を返却した…

 

 

(黄猿「このすばぁ…。」)

 

 

……数時間後…一行は5冊目を返却し終え…尚且つフレア先生を救出し終えた一行は…例の門の前に来ていた…(尚この時点でファイアー魔法の杖を手に入れている…特に要らないが…)

 

 

リョウカ(このすば)「さてと、いよいよ大詰めですね…因みに確認ですが…今の所薬に必要な材料をもう一度確認しましょうか…。」

 

綱手「ああ、確かいるべき材料は…【ロダの実・セルセタの花】…これらが共通で、確かリリアと言う小娘に必要な素材だったな…そしてあの子にはもう一つ……【生命の雫】と言うアイテムが必要だ。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね…まあ問題なのはセルセタの花と生命の雫ですね…セルセタの花はこの先に居るボスを倒した先に存在する…奥深くのほんの僅かの光の差し込む湖の所に咲くのです…しかもこれが結構レアでしてね…最低でも必ず1個は手に入りますが…その後はしばらくの期間を空けないといけないです…まあ私達の場合は1個でも良いから手に入れたら量産が出来ます…そしてもう一つの生命の雫は…何とランスの村にて店売りされてるのですが……これは世界でたった一つしかないって言われてるだけの事が有ってか…超高額の値段が待ち構えています…セルセタの花は場所関連で難しく……生命の雫は資金稼ぎの関係で別のベクトルで難易度が高めです…。」

 

チョッパー「なるほど…。」

 

リョウカ(このすば)「まあこれらも一つ手に入れたら量産が可能です…資金は…大丈夫ですね…生命の雫は帰った時に購入するとして…問題のセルセタの花を回収すればメイン目標は達成です…まあおまけ程度で、ついでにそこで手に入る物は全て手に入れましょうか。」

 

アイリス「分かりましたわ。」

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

一行はいつも通り門を潜って行ったのだった…それでそこに居たのは…

 

 

リョウカ(このすば)「…ビンゴです、アレが目標のベラガンダーです…。」

 

サンジ「……ふ〜む…確かに微妙に蟹型だな…それでこれが食えるのか?」

 

リョウカ(モンハン)「ええ?食べれますよ?ただ、今回の場合超強化されてるでしょうね…そう簡単に食べられたくないでしょう。」

 

リョウカ(忍者)「因みに一番の美味の部分は…腕と胴体ですよ。」

 

リュウカ(このすば)「んじゃ、出来る限り傷付けない様に無力化しないとな。」

 

メリー「やってやりましょうか!」

 

ベラガンダー『オオォォォォ…!!』

 

 

【イース編:第1のボス】

 

 

VS【鋼鉄の剛腕:ベラガンダー(超強化個体・歴戦王個体・現代個体(700年後個体))】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦(捕獲戦)】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【protectors(完全版ver)】

 

 

地形【ラスティーニの廃坑:深奥1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ベラガンダー『……!』

 

 

ドキュゥゥン…!

 

 

リョウカ(このすば)「はぁぁ…!」

 

 

ピカァァン…!

 

ガキィィン…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(このすば)「くぅ…!どうやらこのビーム砲の威力がトチ狂った物に変貌してますね…!気を付けて下さいよ!直撃しよう物ならタダでは済みませんよ!」

 

 

ドキュゥゥン…!ドキュゥゥン…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

ナルト「よ…!」

 

青キジ「おいおい…これだけの威力を連射してくるなんてトチ狂ってるな…!」

 

リョウカ(このすば)「…弱点は無い訳じゃないです!ベラガンダーのコアを狙って下さい!ビーム砲の発射寸前の一瞬だけですが…そこに攻撃を加えたら確実に大ダメージを与えれますよ!そしてこれが唯一の無力化出来る方法です!コアは胴体の青い中央部に有ります!」

 

カズマ「とは言ってもな…!攻撃密度が厚い…!」

 

 

ガキィィン…!

 

チュドォォォォン…!』

 

 

ナルト「このままじゃあこっちがジリ貧だってばよ!弱点を攻撃する暇がねぇってばよ!」

 

リョウカ(このすば)「……困りましたね…!…ならば仕方ない…!」

 

 

ピカァァン…!!

 

ゴォォォォォォ…!!

 

ギチギチギチギチ…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ(このすば:零龍)『グォォォォォォォ…!!!』

 

 

不利に陥ったのかリョウカは零龍に覚醒した……

 

 

リョウカ(このすば:零龍)『……!!!』

 

 

ッカ…!

 

ピカァァン…!

 

フワァァ…!

 

 

 

ベラガンダー『……!!!?』

 

リョウカ(このすば:零龍)『グゥゥゥゥ…!』

 

 

ピカァァン…!

 

ジリジリジリジリ…!

 

ビシャァァン…!

 

 

ベラガンダー『オオォォォォ…!!!?』

 

 

リョウカは眼力でベラガンダーを浮かせて拘束…更に追加で超強烈な電撃を浴びせて強力な麻痺状態にさせた…

 

 

リュウカ(このすば)「今だ…!奴を完全に無力化しろ!リョウカが拘束してる内に早く!」

 

ウィズ「ならば、私達に任せて!凍らせます…!合わせて下さい!」

 

チルノ「合点承知だ!」

 

ウィズ&チルノ『合体技!カースド・パーフェクト・アブソリュート・プリズンゼロ…!!』

 

 

ピキィィン…!

 

ゴォォォォォォ…!

 

ビシビシビシビシ…!

 

 

ベラガンダー『…!!!?!』

 

 

ガチゴチギチギチ…!!

 

 

リュウカ(このすば)「…ふぅ…後はコイツが攻撃が出来ない様に能力封印をすれば…!はあぁぁ…!」

 

 

ピカァァン…!

 

 

リュウカ(このすば)「良し!無力化完了だ!」

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(このすば)「…どうにかなりましたね…それじゃあこれを収納しましょうか…。」

 

 

ベラガンダーは氷漬けにされた挙げ句に能力封印で攻撃不能になり…トドメに出る事も出来ない異空間収納スペースにブチ込まれたのだった…

 

 

【戦闘終了】

 

 

……その後一行は、その奥で…セルセタの花とライト魔法…それと何とかの鈴と言う気色悪い鈴を入手してランスの村へと帰って行ったのだった…

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第38話 神森一家の異世界五大魔島:天空の神殿編【前章・中編】

やあ、私はアンカよ…それじゃあ前回のあらすじを説明するね、私達はエステリア大陸を攻略して…次の大陸…イースへと向かって行ったのだけれどその道中で案の定奴等の刺客供の敵機の超大編隊が攻めて来たわ…まあ全て撃墜したけどね、その後はイースの結界の対処する事にして…何とか破壊したわ…ただ、それでとうとう本体のリョウカさんが倒れちゃったわ…それで分身組の私達が薬の材料を探す事になったわ…勿論順調に事が進んでこの大陸の第1のボスと戦って…それで捕獲して勝利したわ…そして私達は材料を集めてリョウカさん達の元へ帰った…こんな感じね、それじゃあ今回も見てよね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

分身組のリョウカ達一行が村に戻り…先ずリョウカの薬の材料の最後の一つを購入した…無論相当の額が消し飛んだそうだが、リョウカ達からすればほんの一部部分に過ぎない為かほぼノーダメージだが…他の者からすれば口をあんぐりとする程のびっくり仰天する程だそうなのは言うまでも無い…それでフレア先生にリリアの薬の材料を渡してリリアの薬を入手し……リリア宅にて…永琳にリョウカの薬の材料を渡して…出来るまでの間にリリアに薬を飲ませて完治させたのであった…

 

 

…翌日…(尚この時点で最後のイースの本を返却した上で、神界の杖を入手し…分身組のリーダー格のこの世界のリョウカが指導者化している…)

 

 

永琳「はい、出来たわ…今のこの子に効く液状の特効薬だけど…効くかどうかはこの子次第よ。」

 

リュウカ(本体)「ああ、ありがとな…それとお前らもな…。」

 

リョウカ(このすば)「いえいえ、気にしないで下さい…それよりも早く飲ませてあげて…。」

 

リョウカ(本体)「げほ…!!!げほ…!!!はぁ…!はぁ…!…うぅ…ぐぅ…!」

 

リュウカ(本体)「……待たせてごめんな……今楽になるからな…。」

 

 

リュウカは、リョウカに特効薬を飲ませた…すると…

 

 

リョウカ(本体)「はぁ………はぁ………うぅ………。」

 

永琳「……どうやら上手く行ったみたいね…でも油断は出来ないよ…行っとくけど能力で無理矢理治すのは無しよ?この子を余計に苦しめるだけよ…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…分かってる…。」

 

永琳「でもあまり時間は無いのは分かってるわ…今のこの子は流石にこの大陸での最後の戦い以外は参加は出来ないけど…何らかの方法での旅の同行は認めるわ……ただし、今のこの子は完全に弱ってるわ…如何なる攻撃を喰らえば一貫の終わりなのは忘れないで。」

 

リョウカ(このすば)「ええ、勿論ですよ。」

 

ナルト「まあ俺達が守ってやれば良いって事だよな?」

 

サスケ「ああ、そう言う事だ…。」

 

リョウカ(このすば)「それで?どうやってリョウカさんを一緒に行かせましょうか…?」

 

リュウカ(本体)「リョウカの事だからな、絶対に俺達の側を離れない…だから確実に誰かが背負うか抱っこするなりしてリョウカを持つ必要が有る。」

 

めぐみん「ええ、またあの時と同じシチュエーションですね…1回目の時のダームの塔攻略時と同じで…。」

 

リュウカ(本体)「そうだ…まあ回復力は完全にリョウカ次第だからな…それに今は主との戦いの為に完全に俺達の能力で能力を抑えている…まあ回復に必要な物と生きるのに必要な能力は残してるがな…。」

 

めぐみん「そうですね………っで?リュウカさん?」

 

リュウカ(本体)「な…何だよ?なんか目が怖いんだが?」

 

めぐみん「そりゃあ勿論ですよ?…っで?まさか今のリョウカちゃんをそのままの格好で行かせる気じゃないですよね?確かこの先は今のリョウカちゃんにとっては最悪死に兼ねない位の最悪の環境を次々と突破しないといけないのですよ?まさか…そのままと言う訳じゃないですよね?」

 

リュウカ(本体)「いやそっちかい…!!まあそれなら直ぐにどうにでもなる…さてと…悪いが男供はさっさと出てくれんか?まさかリョウカの着替えでも見たいんじゃあなかろうな?…まあ能力使えば瞬時にどうにかなるが、普段着じゃないと上手く行かん…だから悪いがな。」

 

ナルト「へいへい…。」

 

 

男達全員は家から出されて…リュウカはリョウカを着替えさせた…

 

 

リョウカ(本体)「すぅ……はぁ……はぁ…。」

 

リュウカ(本体)「……大分落ち着いて良くなってきたが………もう少し掛かるか…。」

 

永琳「仕方ない事よ…まあ何時もの事のようだけどね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…んじゃあそろそろ出発しようか…よいしょっと……相変わらず軽くて助かる……世話になった…。」

 

リリア「うん…気を付けてね…。」

 

めぐみん「ええ、大丈夫ですよ…それでは。」

 

 

リョウカを背負ったリュウカ達はリリアの家を出て…仲間達と合流し…サルモンの神殿へと向けて出発し始めた…尚、出た直後に分身組のリョウカの提案で…最終戦までの間…封じられたリョウカの力と能力を全て臨時で全てのリョウカに分け与えられたそうだ…その関係で全ての分身リョウカは本体リョウカと同じ戦闘力と能力と形態を扱える様になってる…

 

 

(マザーリョウカ(艦娘)「このすば!」)

 

 

数時間後…

 

 

ビュゥゥゥゥゥ…!

 

ゴォォォォォォ…!

 

 

リュウカ(本体)「つぅ…!相変わらず寒い場所だな…!此処は!」

 

リョウカ(このすば)「仕方ないですよ、まあでも寒い物は寒いです。」

 

斬駆「さみぃぃぃぃ…!!なんつぅ寒さだよ!?」

 

零月「仕方ないでしょ?ほら、行くよ。」

 

斬駆「っけ!まあ良いがよ。」

 

零月「…所でリョウカちゃんは大丈夫なの?」

 

リョウカ(本体)「ふぅ……ふぅ……はぁ…はぁ…けほ……けほ…。」

 

リュウカ(本体)「一応冬用及び極寒にも耐えれる服装にした上で…俺の上着を着せたが…やっぱり弱ってるからな…かなり寒いよな……。」

 

リュウカ(このすば)「急がないと不味いよな…。」

 

リュウカ(本体)「当たり前だ…しかもこの先の灼熱の環境も考えれば早急に突破を考えないとな…。」

 

フリーザー「なるほど、確かにそれはそうですねぇ…ですがやはりこの地帯に居るであろう前の場合襲って来た…。」

 

セル「うむ、確か極度のロリコンと言う野蛮な魔物が襲って来たと言うではないか?」

 

リュウカ(本体)「そうだな、ってか今回もそう言う奴…いや同一個体なら開幕同時に消滅させろ…問答無用で殺せ…見ただけで苛々する…。」

 

エクレール「…あはは…。」

 

リュウカ(このすば)「やれやれ、まああのクソロリコン害獣はさっさと御退場させたいが…。」

 

リョウカ(本体)「ふぅ〜…うぅっ…。」

 

リョウカ(このすば)「……明らかに狙われたら終わりですね…一撃でも受けたらアウトですから……ならば私自らの手で消滅させてあげますよ?相手が極度のロリコンなら…私に消滅されるなら本望じゃないですか?何せロリコンですからねぇ?ならば油断した馬鹿の末路がどうなるか…思い知らせてあげますよ…。」

 

全員(全リョウカは除く)『おっふ…。』

 

リュウカ(本体)「……まあ兎に角急ごう…言っとくが足場は悪いから気を付けろよ…。」

 

バン「あいよ。」

 

リュウカ(本体)「……辛いけど我慢してな……リョウカ。」

 

 

リョウカ達一行は、ノルティア氷壁を突破して行った…また規模が規模なので滑落しそうな所も有ったがリョウカ達の能力で未然に防いだ…

 

 

……1時間10分後…

 

 

一行は例の門の前に来ていたが…

 

 

リョウカ(このすば)「………偽物の門ですか…。」

 

メリオダス「え?偽物なのか?」

 

リョウカ(このすば)「偽物ですよ?ほら。」

 

 

リョウカは、その門に触れると…リョウカの触れて腕が透き通っていた…

 

 

リョウカ(このすば)「まあそう言う訳です…この門は偽物で…幻影です…。」

 

サスケ「幻影か…なら!」

 

リョウカ(このすば)「いいえ、サスケさん…多分効果は無いですよ…あれは幻術じゃなくて魔法による映写の能力による幻影です…だからこの門の真実を見抜く専用のアイテムが必要です…それがこの鏡です…この鏡をあの門に見せれば…。」

 

 

ピカァァン…!

 

シュゥゥゥゥ…!

 

 

キング「偽物の門が消えて…。」

 

ディアンヌ「今度は新たな門が現れた…!」

 

リョウカ(このすば)「はい、これで入れる訳ですね…さてと…行きましょうか…リョウカさんが更に悪化する前にね。」

 

リョウカ(ハンター)「そうですね。」

 

 

一行は本物の門を潜って行ったのだった…

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

リョウカ(このすば)「………お姉ちゃん。」

 

リュウカ(本体)「何だ?」

 

リョウカ(このすば)「しっかりとリョウカさんを抱えて離れて。」

 

リュウカ(本体)「分かった…。」

 

 

ッダ…!

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

?『ヒャッホーウ…!幼女……って!!テメェらは…!!?』

 

リュウカ(このすば)「よう?またノコノコと殺されに来たか?この屑ロリコンが?」

 

リョウカ(このすば)「おやおや?ティアルマス?確かそんなに幼女がお好きでしたよね?だったら貴方の大好きな幼女に殺されるなら本望でしょう?ねぇ?」

 

ティアルマス『何よぉ〜…!!?へ!!今度と言う今度は違うぜ!この俺も強くなった…!前の様には行かんぞ!』

 

リョウカ(このすば)「へ〜…まあ所詮はその程度です…私には勝てない。」

 

ティアルマス『何…!!?幼女の癖に生意気な!!?ええい!こうなったらお前をぶっ倒してからヤってやらぁ!!』

 

リョウカ(このすば)「身の程を思い知らせてあげますよ…!来い…!」

 

 

【イース編:第2のボス】

 

 

VS【復讐の雹脚魔獣:ティアルマス(リベンジ個体・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【protector(完全版ver)】

 

 

地形【ノルティア氷壁:深奥部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

ドクン…!

 

 

ティアルマス『シャァァァ…!!』

 

 

ッダ…!

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ガキィィン…!!

 

 

ティアルマス『ぶべらぁ…!!?』

 

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ(このすば)「どうしましたか?その程度ですか?」

 

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

ティアルマス『何を…!!しゃらくせぇぇぇ…!!!』

 

 

ガチゴチギチギチ…!!

 

 

リョウカ(このすば)「ほいっと。」

 

 

ポォォピィィ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ティアルマス『ぐぬぬ…!!!』

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

 

リュウカ(本体)「……何だ?この感じは…?」

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

めぐみん「……確かこの感じは…何処かで……いえ…これは…まさか…!!」

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(本体)「………!」

 

 

フワァァ……!

 

 

全員『……!!!』

 

ティアルマス『な…何だ…?』

 

 

 

キュィィィィィン…!!

 

 

リョウカ(忍者)「……!?吸われる……!まさか…!」

 

リョウカ(ハンター)「リョウカさん…!私達から自分の力を無理矢理戻す気です…!」

 

リョウカ(このすば)「っ…!」

 

 

キュィィィィィン……ピカァァン…!!!

 

 

 

全員『……!!!』

 

 

本体のリョウカは突如として浮き上がったりした後…全てのリョウカから自分の取られた全ての力を取り返して…眩い光を解き放った…

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ビシャァァン…!ビシャァァン…!

 

 

リョウカ(本体:?)「……ふ〜…やれやれ…。」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ……お前…!何だ…?どうなってる!?」

 

リョウカ(本体:?)「これ?あ〜…眠ってる間に精神世界でね?とんでもないもの見つけちゃってね?聞いた所…結局は…零や無限も……本を辿れば……全て【無】から生まれた……だから新しく…いえ、正確には…もう一つの真の力を解放しました……無の力にね…。」

 

零(本体)「何!?」

 

無限(本体)「無…?」

 

リュウカ(本体)「…聞いたって…誰からだ?」

 

リョウカ(本体:無)「…呼びたいけどその前に……先にティアルマスを片付けます…さてと待たせましたね?この前はよくもやってくれました…だから少しお返しさせてあげましょう。」

 

ティアルマス『何?……!!?が…あぁ…!!?』

 

全員『……!!』

 

 

ティアルマスは突然苦しみ出した…

 

 

ティアルマス『き……さまぁ…!何を……したぁ…!?』

 

リョウカ(本体:無)「ん?ええ、ティアルマスさんの周りの無を操作してね?ティアルマスさんだけ無酸素状態にさせる空間を作りましたが何か?まあ貴方は強いですからね…酸素が無くともどうにかなりますよね?」

 

ティアルマス『くそぉ………がきぃぃ…!!!』

 

 

ザクザクザクザク…!!

 

 

ティアルマス『……!?!??』

 

 

ブシュ…!

 

ドシャァァン…!!

 

 

ティアルマスは刺突音と共に突然足元から浮かんだと思ったら穴だらけにされて…絶命した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

めぐみん「あ……あ…!?一体…何が…!?」

 

リョウカ(本体:無)「あ…すみませんね…怖かったですよね……説明すると、今のは…ティアルマスさんの足元の無を針状に形状を変えさせてティアルマスさんを貫く様に無を作り変えて操作したのです…。」

 

リュウカ(本体)「えげつねぇな……ってかリョウカ…見た目は変化がないんだな?」

 

リョウカ(本体:無)「ええ、だって無…ですからね…だから形態変化の際の見た目の変化はほぼ無いです…まあ覚醒時のはどうにもなりませんし隙も出来ますがね……。」

 

リュウカ(本体)「なるほど…それで体は?」

 

リョウカ(本体:無)「大丈夫ですよ?確かにこれは強大な力で…零お姉ちゃんのや無限お姉ちゃんのとは完全に上位互換で別のベクトルでヤバい物ですが…何故か全くって言い程エネルギーの消費が無いですし…デメリットらしき物は無いですね…後、これの覚醒のお陰で更に別の力を取り戻せましたしね…まあそれも聞いた方が早いです…。」

 

カズマ「そういや誰何だ?」

 

 

ピカァァン…ボン…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…私もあまり分かってはいないけど、とりあえずは呼べるのは確かです…少し待って下さいね。」

 

 

リョウカは、その場で召喚の儀式をして…

 

 

ピカァァン…!

 

ビシャァァン…!ビシャァァン…!

 

ピシュゥン…!

 

 

…その人物を呼び寄せた…

 

 

?「ん?お〜!先程ぶりだな〜!リョウカちゃん!」

 

リョウカ(本体)「ええ、先程はありがとうございます…えーっと…。」

 

?「あ〜…そうだったね、貴女達風に言えば…私の名前は…神森無々(ナナ)……零ちゃんに無限ちゃん…私が1代目最高神だよ。」

 

全員『……え!?』

 

ナナ(本体)「あ〜…そうだったね、今そう言われても分からんか…厳密に言えば、私が零ちゃんと無限ちゃんの母に当たる存在よ…。」

 

零(本体)「……え?」

 

無限(本体)「………!」

 

リョウカ(本体)「……?どう言う意味ですか…?零お姉ちゃんと無限お姉ちゃんのお母さんで…初代最高神…?あれ?」

 

ナナ(本体)「あ〜…リョウカちゃん?正確に言えば、私は1代目であって…初代じゃないんだ…これがね…でも零ちゃんと無限ちゃんの母なのは間違いないよ?」

 

ナルト「へ〜…。」

 

リュウカ(本体)「……どうやら嘘は言ってないな……ん?お前が母なのは分かるが…じゃあ父はどうした?」

 

ナナ(本体)「…………初代最高神…0代目最高神…通称…イレギュラー最高神…。」

 

リュウカ(本体)「イレギュラー?」

 

ナナ(本体)「ええ、一言で言うなら…存在そのものがイレギュラー過ぎるのよ…って言うか最高神て言う定義にすら入るかどうかも怪しい位のぶっ飛び具合の頭がおかしいんですよね…私は完全に無を司るのですがね、その人物の前じゃあ…無の存在である私をも問答無用で普通に攻撃をブチ当てるわ…何処に居ても常識が存在しないとばかりの行動ばかりして…戦闘になった途端にぶっ飛んで乱入した挙句に蹴散らして行ったり…全ての神々と最高神供に喧嘩吹っ掛けてあっさりと蹴散らして行ったり…どんな事しようが…どんな攻撃しようが何処吹く風…状態異常そのものも全く効かない所か…私の全てを捧げた攻撃をも喰らってもピンピンしてケロッとしてたりする…最早存在そのものが彼女そのものよ……彼女こそが絶対の存在だったわ…。」

 

リョウカ(本体)「……苦労してたんだね……。」

 

ナナ(本体)「まあね……勿論最初は敵対してたよ?それで全ての神々からは絶対に関わるなと言う入念の警告が出されていたのだけれどね…私も最高神の中でトップクラスの強さを持ってたからね…好奇心には勝てなかったよ…。」

 

リュウカ(本体)「……その結果が惨敗か?」

 

ナナ(本体)「ええ、初戦からね…しかもこっちは入念に対策がした上で護衛も付けた上で挑んだけど…あっさりと負けたよ…流石全神々と最高神からイレギュラー認定された上で最重要指名手配犯にされただけあったよ…。」

 

めぐみん「え?その人物って最高神なのに指名手配犯にされたのですか?」

 

ナナ(本体)「ええ、さっきも言ったけど彼女の存在そのものがイレギュラー且つその能力が色々と頭がおかしいレベルでぶっ飛んだチートバグの塊でねしかも複数種類のそれと同類系のチートバグ能力が有って…それらを巧みに操るだけでなく…その身体能力やその頭脳も桁外れだったよ……だからあっさり負けたよ…ってかその人…見る度に尋常じゃない強さになってたりまた新たなチートバグの塊の能力を追加してしてたりして全く手がつけられないよ……常識って何だっけ?って思える程にね。」

 

リュウカ(本体)「わ〜お……これは酷いな…。」

 

ナナ(本体)「…それに彼女は本当に気まぐれで自由気まま…思い付く事は有言実行とばかりに即座に行動を起こす…でも基本的にこちらから何もしなければ何もして来ないし…優しいと言えば優しいよこれでもね…ただ敵対した奴には容赦は一切しない派だからね…これが…しかも何処かで戦闘になればぶっ飛んで行くと言う戦闘狂…怒ると言う以前に笑いながら大虐殺してたなぁ…。」

 

カズマ「いや怖えよ…!?笑いながら大虐殺するってどんだけ精神がトチ狂ってるんだよ!?」

 

リョウカ(本体)「……それで…貴女とその人はどうなったのですか?」

 

ナナ(本体)「そうだね…結論から言えば、私の方から好かれたからね…戦ってる内にね…それにほっとけないのでね、それで告った…するとあっさりOKをもらったんだよね。」

 

リュウカ(このすば)「いやあっさりだなぁ!?なんか躊躇って物は無いのか!?」

 

ナナ(本体)「無いよ?…それでその後は結ばれたけど、夫である彼女は戦いに行くばかりでね…何時もと変わらないよ…それである時に身体を重ね合ってね…数ヶ月後に零ちゃんと無限ちゃんが産まれたよ…勿論その時は一緒に居たよ……けどね、それと同時に私達の関係がとうとうバレたのか私達に全ての神々と最高神が攻めて来てね…それで止む得ず産まれたばかりの零ちゃんと無限ちゃんの記憶を弄って私達の記憶を消して…別の世界線へと飛ばして逃して…最後の戦いをして…最終的に勝ったけどね、もう身体はズタボロ…夫婦揃って魂の状態となってそれぞれの所に散ったよ…。」

 

リョウカ(このすば)「……そんな事が有ったのですか…。」

 

リョウカ(本体)「…それでその0代目最高神って誰ですか…?」

 

ナナ(本体)「……………今目の前に居る…貴女の事よ。」

 

リョウカ(本体)「………へ?」

 

全員(リョウカ及びナナ除く)『……は!?』

 

ナナ(本体)「まあ厳密に言えば…今の貴女は4代目の最高神のリョウカちゃんなのは間違いないよ…でもそれと同時に…0代目の魂の宿ったリョウカのも存在するから…貴女が0代目でもあり4代目でもあるのよ。」

 

リョウカ(本体)「……??」

 

リュウカ(本体)「お…おいおい…!幾ら何でもそれは無いだろ!?」

 

ナナ(本体)「言っとくけど嘘じゃ無いよ?まあ記憶も無いし…その能力も今も封じられたままだからね…封印を解けば正真正銘の0代目の復活だけれど…それと同時に貴女も同時に4代目としてのリョウカちゃんの精神は消える…。」

 

全員(ナナ以外)『……!?』

 

ナナ(本体)「ただし、0代目を引き摺り出すのは可能よ…勿論能力も残るし意思も残る…勿論引き摺り出された方も問題は無いわ。」

 

リュウカ(本体)「……つまりは今のお前みたいな感じか?」

 

ナナ(本体)「そうよ?勿論あくまでも引き摺り出すだけでその魂は貴女の中に残るわよ…更に引き摺り出すには私の力も必要よ。」

 

リョウカ(本体)「…じゃあ出しましょうか…。」

 

ナナ(本体)「良いのかい?一応貴女自身でもあるけど?」

 

リョウカ(本体)「関係ありませんよ?私は私です…0代目では無い…私は4代目のリョウカです…だから目の前に0代目の私自身が出たとしても赤の他人…それに私も色々と言いたい事が山程有ります…何せ、零お姉ちゃんや無限お姉ちゃんの事を今までほっておいて…自分だけ私の中で引き篭もるのは…親として何なのですか?って説教位はしたいです…勿論貴女もね。」

 

ナナ(本体)「…分かってるわ…私も同罪よ…それに今までの事も含めたら罪は重いからね……。」

 

リョウカ(本体)「……後ついでに確認です…今の私と…貴女と…そして当時の0代目の私はどっちが強いのですか?」

 

ナナ(本体)「………はっきりと言えば、今の貴女と0代目時の彼女とはほぼ互角よ…まあ少し貴女の方が上だけどね…。」

 

リュウカ(本体)「リョウカってそこまで強くなったのか?」

 

ナナ(本体)「ええ、そうよ?だって私の力をほぼ完璧に引き出しているのだからね…しかもその影響で0代目としての力も解放され掛かってるしね……それで、大丈夫なの?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ………さてと、始めましょうか…みなさんは下がって…最悪の事態に備えてね。」

 

アイリス「分かりましたわ。」

 

 

それでリョウカはナナと共に0代目の精神を現世に引き摺り出す事にした…

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ビシャァァン…!ビシャァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

 

?「ん〜…?おやおや?此処は現世か?ってか僕は封印されてたと思うけど?」

 

リョウカ(本体)「ふぅ……貴女が0代目ですか?」

 

?「ん〜…?……へ〜…やっぱり僕自身か…リョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「勘違いしないで、私は確かに貴女だけど貴女じゃないです…それに貴女は私だけど私じゃないです…。」

 

?「はっはっは!そりゃあそうだ!………まあそれは置いといてだ…ナナよ…久々だな…大昔ぶりだな…。」

 

ナナ(本体)「ええ、それはどうも…。」

 

?「それで僕を呼んだのは?ってか僕やお前も自主的に封印されてたと思うけど…なぜ出て来れた?」

 

ナナ(本体)「解いたのはリョウカちゃん自身よ…そして呼んだのもリョウカちゃんよ。」

 

?「ふ〜ん……リョウカちゃんか〜……そうかそうか……っで?何故僕達が呼ばれた訳?」

 

リョウカ(本体)「ええ、簡単の事よ………貴女達二人揃いも揃って……娘達を放ったらかしてどう言うつまりですか?」

 

ナナ(本体)「…………。」

 

?「娘…達ね…ああ……零ちゃんや無限ちゃんかい?」

 

リョウカ(本体)「そうですよ?それ以外誰が居るのですか?…私は怒っていますよ?私だって娘達を持ってる身です…貴女達と違って娘達を放ったらかして永い…永遠の時の間を放置する馬鹿な真似は絶対にしません……いえする事事態が御法度物ですよ……幾ら事態が事態だからと言っても……ここまで長い間ずっと娘達だけにしておくのは…些かどうなのですか?え?」

 

ナナ(本体)「………。」

 

?「…………。」

 

リョウカ(本体)「……それに…貴女達にとっては娘達が無事ならそれで良いって思ってるでしょうが……その結果が零お姉ちゃんと無限お姉ちゃん同士の殺し合いの戦争が勃発したのです…そして…両者共に私とお姉ちゃんにそれぞれ宿り封印されて……それが連鎖したのか……私が産まれてしばらく…私を巡る封印戦争に勃発した訳ですが……一体全体どう言うつもりですか?幸せにするつもりがこの結果ですよ?……ふざけてるのですか?」

 

ナナ(本体)「………ごめん…。」

 

?「…………。」

 

リョウカ(本体)「………もう一人の私…いえ…祖華さん(ソハナ)…貴女が一番の問題ですよ?過去にどれだけ殺したのか分からないけど…幾ら何でもやり過ぎよ…だからあの戦争が起きたのです……けど、貴女は元々産まれた時から一人だったからこそ…戦う事でしか自分を認めてもらえず…誰も愛してはくれなかった……誰も認めてはくれなかった……誰も見てはくれなかった……違いますか?」

 

ソハナ(本体)「……ああ…合ってるよ。」

 

リョウカ(本体)「それで一人が嫌だから…様々な存在を生み出して…自分と言う存在を意識してもらいたかった…自分を認めて欲しかった……自分を愛して欲しかった………だけどその結果が戦い続ける道を選んでしまった……それが全ての神様と敵対する事になり…ずっと狙われる事になり……戦いに対して喜びを感じる様な感情へと変貌してしまった………本来の目的を全て切り捨てた様にね……だから大部分の感情を捨て去り…喜びと言う感情さえ有れば良かった………それでしばらくして、今まで蹴散らした者の中で一番粘り今もしつこく狙ってる者が居た………その人が貴女です…。」

 

ナナ(本体)「……ええ。」

 

リョウカ(本体)「………ナナさんと戦ってる内に捨てた筈の感情で変化があり…本来の目的が徐々に表面化して行った……そう…自分を認めてくれる存在……自分を愛して欲しかった……自分を意識して欲しかった……これらの条件がぴったりと当て嵌まる存在が目の前に居ると知った……更にしばらくして…ナナさん自身が貴女に告白した…………そして……結ばれた……それは良い事です……っが……結局は戦い続ける事しか出来なかった……戦う事しか分からなかった……全ての常識を捨て去ってしまった結果が…後々の神々同士の最大級とも言える大戦争に勃発するとはまだ当時の……私自身も何も知らなかった……しばらくして自分自身の子孫を残したいと思いたいとふと思い付き……ナナさんと突拍子も無く抱き……そのまま重ね合った……そこから徐々にようやくだけど、常識を取り戻し始めるし感情も取り戻し始め………更にしばらくした時、私と言う存在…と言う感じが定着した…その直後に零お姉ちゃんと無限お姉ちゃんが産まれると言う嬉しい事が起きましたが………それと同時に全ての神様がナナさん諸共殺そうと全面戦争に勃発……ナナさんと共に零お姉ちゃんと無限お姉ちゃんを安全な世界線へとバレない様に逃して最後の戦いをした……その戦争は熾烈を極まり…何十年…何百年をも超えて……全てを皆殺しにした後は、私自身もナナさん自身ももうボロボロ……もうまともに身体を動かす事が出来なかった……勿論力も無かった……だから最後の力を使い……リョクヨウさんとアヤカさんを産み出した上で…零お姉ちゃんと無限お姉ちゃんを見守り…後々に私達が復活するまで生きて……命が尽きるその時まで精一杯生きて…と言う命令を埋め付け…零お姉ちゃんと無限お姉ちゃんの居る世界線へと送り…肉体は死に…二人揃って魂の状態へとなって…どう言う理由かは不明ですがリョクヨウさんの中で自ら封印されました………後に最初のお姉ちゃんが産まれましたが…二人は一切動かず……次に私が形成されると同時に…零お姉ちゃん…ナナさん…そしてソハナさん…三つの魂を同時に産まれる前の私に移り…私が産まれました……。」

 

めぐみん「壮絶な話ですね……でもリョウカちゃん…何で知ってるのですか?」

 

リョウカ(本体)「私はソハナさんの謂わばコアですし本心とも言える存在です…そうですね…私はソハナさんのシンカさんみたいな感じの存在だって事です…ただしそれらの記憶はソハナさんが出て来た時に完全に蘇りましたから…結論を言えばその前の私は全く知らなかった事です…。」

 

悟空「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「……まあ良いです…っでです…貴女達は娘達に重い宿命を背負わせた上で…ずっと私の中で封印されていました……だからこそ私は怒ってる訳です…まあ別の意味も有りますがね。」

 

ソハナ(本体)「…………。」

 

リョウカ(本体)「………後……今までのイレギュラー……そして今のこの事件のイレギュラー……黒幕は貴女ですね?」

 

全員(リョウカ及びソハナ及びナナ除く)『……!!』

 

ソハナ(本体)「…………ああ……そうだよ……。」

 

悟空「何だって…!!?」

 

ナルト「お…おい…!どう言う事だってばよ!!?」

 

リョウカ(本体)「理由は簡単…単純に私達を強くさせる為……そして貴女達を呼び起こす為…そして私達の観察ですよ……。」

 

ナナ(本体)「………ごめんなさい……本体にごめんなさい……。」

 

リュウカ(本体)「何だと…!!?」

 

リョウカ(本体)「…………さてと……覚悟は出来てるでしょうね…?貴女達は罪を犯し過ぎた………そして大事な娘達を放置して来た……そして何よりも……私のおじいちゃんを傷付けた……その報いを受ける覚悟はあるでしょうね?」

 

ナナ(本体)「……ええ…勿論よ…私達は許されない事をして来た…。」

 

ソハナ(本体)「ああ……だから僕達は死ぬ覚悟はあるよ……本当にごめんな……許せとは言わない…けどね、僕達は君達の事をずっと思って来たし見て来た……でも出れない物は仕方なかった……指を咥えてる事しか出来なかった……だから君を利用したんだ……だから本当にごめんな………。」

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

ピカァァン…ゴォォォォォォ…!!

 

 

リョウカは、無言で覚醒形態になった…

 

 

リョウカ(本体:無)「…………。」

 

 

シャキン…!

 

 

リョウカは更に刀剣を抜刀して二人に近寄った…

 

 

リョウカ(本体:無)「………。」

 

ナルト「お…おい!本当に殺すのか!?」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ。」

 

ナナ(本体)「………。」

 

ソハナ(本体)「………。」

 

リョウカ(本体:無)「………何か言い残す事は?」

 

ナナ(本体)「……ええ……最後に一言だけ……零ちゃん……無限ちゃん……こんな屑でどうしようもない母で本当にごめんね……あの世に行っても…私達はずっと見守ってるからね…。」

 

ソハナ(本体)「……零ちゃんに無限ちゃん…こんな馬鹿で駄目な親で本当にごめんな……そしてリョクヨウさんちゃんにアヤカちゃん……こんな重い宿命を負わせた僕達で……ごめんな……。」

 

零(本体)「…………っ…!」

 

無限(本体)「うぅ…!」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

リョウカは、そのまま刀剣を構えて……

 

 

リョウカ(本体)「……!」

 

 

ッダ…!

 

ブォォン…!

 

 

 

ナナ&ソハナ(本体)『……!!』

 

 

ザシュゥゥ…!!!

 

 

全員(リョウカ及びナナ及びソハナ除く)『……!!!』

 

ソハナ(本体)「……あ…れ?」

 

ナナ(本体)「……なん…で?」

 

 

リョウカがソハナ及びナナを斬り飛ばすっと思ったら…切り裂いたのは…何と死んだ筈のティアルマスだった…

 

 

ティアルマス『ガ…アァ…!!』

 

リョウカ(本体:無)「………。」

 

ソハナ(本体)「…何で…?僕達は許されない事をして来たんだよ…!?」

 

ナナ(本体)「何故私達を助けるの…!?」

 

リョウカ(本体:無)「…ええ、本当は殺しかったよ…勿論憎かった……そう昔の私なら普通に殺していたでしょうね……でも今は違う…。」

 

 

ブシュ…!

 

ズズゥゥゥン…!

 

 

ティアルマス『グゥゥゥゥ…!』

 

 

リョウカ(本体:無)「…私達は真っ当に生きてるのです……おじいちゃんだっていずれはこんな事が起きる事だって分かっていた事です……不足の事態も想定していたのです……それに貴女達自らやった訳じゃない事です……かと言ってやったとしても私は貴女達を殺しませんよ…だってもう家族だからね…家族同士……一緒に罪を償って行きましょうよ……そして……です……ナナさん……ソハナさん……零お姉ちゃんと無限お姉ちゃんと共に生きて下さい……それがせめての罪の償いです……分かりましたか?それに死んだら駄目よ…それこそ逃げるのと同義です…だから生きて…現実を見て……そして真っ当に生きていきましょう…!」

 

ソハナ(本体)「……っ…!は…ははは…!全く……本当に君には敵わないな…もう僕じゃあ勝てないね……。」

 

ナナ(本体)「ええ……眩しすぎるよ……負けたよ……。」

 

ソハナ(本体)「……ごめんな…。」

 

ナナ(本体)「……ごめんね……。」

 

零(本体)「……ううん……大丈夫だ……。」

 

無限(本体)「……これからも一緒に……居てくれるの…?」

 

ソハナ(本体)「ああ…ずっと一緒だ…。」

 

ナナ(本体)「ええ…今度こそ絶対に離さないから…。」

 

リョウカ(本体:無)「……良かったです……さてと……っで?ティアルマスさん?死して尚も私達を邪魔をする気ですか?…あ〜…もう傀儡化してますね…聴こえてないか……サスケさんかネジさんかどちらでも良いですから誰がティアルマスを操ってるかを探って!」

 

サスケ「ああ!……写輪眼…!!」

 

ネジ「白眼…!!」

 

 

ピキィィン…!

 

 

サスケ「やはりな…!コイツは傀儡化してる…!それぞれ身体全体に特殊な糸みたいなのが引っ付いてやがる…!」

 

リョウカ(本体:無)「身体全体ですか…じゃあ普通にやっても意味は無いですか…ソハナさん!私の能力を解放は出来ますか!」

 

ソハナ(本体)「え?ああ…簡単だけど?良いのかい?」

 

リョウカ(本体:無)「大丈夫ですよ、私は私のままです…やって下さい!」

 

ソハナ(本体)「分かったよ…それ!」

 

 

ピカァァン…!

 

ゴォォォォォ…!!

 

 

リョウカ(本体:祖無)「……!!……っ…!ふぅ……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ!大丈夫か…!」

 

リョウカ(本体:祖無)「ええ!大丈夫ですよ…!…さてと…じゃあ早速やりましょうか…!今度こそ終わらせてあげますよ…!…ティアルマスよ…!貴方と言う存在は今此処で完全消滅せよ…!」

 

ティアルマス『……!!?!』

 

 

 

ピキィィン…!

 

パァァァン…!!

 

 

リョウカが言い終えると同時にティアルマスは完全に消滅した…

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「今…何をした?」

 

リョウカ(本体)「ん?ええ、あのティアルマスに概念に対して完全消滅と言う概念を押し付けただけですよ。」

 

シカマル「うげ…つまりは概念操作をしたって訳か…。」

 

リョウカ(本体)「その通りです、しかも操作だけで無く作ったり破壊も出来ます…だからこそ大昔のソハナさんが無と言う存在のナナさんに対して一方的に攻撃が出来た訳ですよ…本来なら無は攻撃不可能の物質ですがね……概念の前じゃあ無力ですよ…だって無に対して攻撃が出来ると言う概念を作ればこの通り…。」

 

 

ブォォン…!

 

バキィィィン…!

 

ズガァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「…ね?この通り無に攻撃が出来る訳です……しかも攻撃が出来るイコールは掴めますし…如何なる行動でも無に影響を及ぼすことが可能になります…。」

 

カズマ「確かにこれはぶっ壊れ性能だな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、勿論…しかもこれに無を操る能力も有り…その無の破壊や創造も出来ますから…出来ない事は一切無いのがソハナさんを最強に至らしめていたのです…まあそれ以外の能力もぶっ飛んでいますがね…さてと話しても長くなるだけですから…先へと急ぎましょう…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

 

その後一行は、新たに1代目最高神のナナと初代最高神の0代目最高神…ソハナを仲間に加わった一行は…門を潜り…灼熱地帯…バーンドブレスへと向かったのだった…

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第39話 神森一家の異世界五大魔島:天空の神殿編【前章・後編】

よう、俺はカズマだ…んじゃあ前回のあらすじを説明するぜ!前回の俺達はリョウカとリリアの薬をそれぞれ投与して…んで俺達はまだ回復し切ってないリョウカを連れて旅を再開した…んでノルティア氷壁に到着して…様々な難所を攻略したり…アイテムを入手した…それで奥にたどり着いたら案の定第2のボスのティアルマスが襲って来た…しかも前回のと同一個体だった…けど戦闘中に新たな力に覚醒して復活したリョウカに瞬殺された…その後リョウカがな、何と新事実を言い…1代目最高神のナナと呼ばれる存在と…イレギュラーとも呼ばれてた伝説の初代0代目最高神のソハナを復活させた…その後はリョウカによる説教と…新事実を言い……また新たな力に覚醒してな…死んだ筈のティアルマスが傀儡化して強化されたにも関わらず消滅させて勝利した……んで俺達は新たにナナとソハナを仲間にしてバーンドブレスに突入して行った訳だ…んじゃあ今回も見ろよ!


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

ティアルマスを撃破した一行は新たにナナ及びソハナを仲間に加え…バーンドブレスへと向かっていた…

 

 

リュウカ(本体)「そういや思ったんだが…。」

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?」

 

リュウカ(本体)「…ナナとソハナの今後の処遇だ…一応この事件の真の黒幕でもあり…更に言えば死んだ筈の大罪人だぞ?知れたら大問題じゃないのか?」

 

リョウカ(本体)「その件ですか?安心して下さい…こんな事もあろうかとね…私の能力を使って、私達及び全ての味方以外の神々や全邪神含む全ての存在の記憶を操作してね…初めから1代目や初代は存在しない事になってます…ただし…帰った後は、貴女達二人にはもう一度0代目最高神として入ってもらいます…つまりは初代最高神としてね…流石に0台目が不在なのは不味いのでね…それで1代目は零お姉ちゃん及び無限お姉ちゃんで…2代目はリョクヨウさんにアヤカさん…そして3代目が私達と言う感じです。」

 

ソハナ(本体)「何から何まで本当にすまないねぇ…。」

 

ナナ(本体)「ありがとう…。」

 

リョウカ(本体)「それにもしもの時は私とお姉ちゃんが貴女達の身代わりになれば良いだけの事です…強さで言えば貴女達より上って言う事はナナさんが言ってくれましたしね。」

 

ソハナ(本体)「あれぇ?ナナちゃん…それはちょっと手厳しいねぇ…。」

 

ナナ(本体)「事実を言っただけだよ?戦闘狂…。」

 

ソハナ(本体)「ははは…相変わらずの辛辣だねぇ…まあ認めるけど。」

 

リョウカ(本体)「…相変わらず良い仲ですね…変わってなくて。」

 

ナナ(本体)「まあね、これでも一応は付き合ってるからね。」

 

ソハナ(本体)「そうだねぇ。」

 

リュウカ(本体)「……けどさぁ、見た目は完全にリョウカと俺だよな…えーっと、リョウカがソハナで…んで俺がナナだよな?」

 

ナナ(本体)「まあね。」

 

リュウカ(本体)「…んで何故そんな幼い体系なんだ?」

 

ソハナ(本体)「仕方なかろう?だってこの方が動き易いしね、それに肉体は死んだからね…それで復活したらこのザマだよ…まあでもそれだけ強さはかなり昔よりは強いよ?」

 

ナナ(本体)「そう言う事ね…まあ私は元からよ…でもこれでも私も負けた訳じゃないよ?まだまだ強くなる。」

 

リュウカ(本体)「おいおい…。」

 

リョウカ(本体)「そう言えば、大昔の時の移動手段はどうしてたの?」

 

ソハナ(本体)「勿論船使ったよ?ああ…勿論確か戦艦だっけ?それに乗っていっつも移動してたよ…面倒だからね。」

 

リョウカ(本体)「戦艦……もうその時代に戦艦が普及してたのですか……それでどんな戦艦に?」

 

ソハナ(本体)「ああ、それは今も君達が使ってる…確か総司令旗艦になってるんだっけ?」

 

リョウカ(本体)「……え?まさかその艦って…龍華(リョウカ)ですか?」

 

ソハナ(本体)「そうそう、最終決戦の時もそれを使ってたよ…まあ結局は僕達が死んだと同時に爆沈したよ…それでその艦の最後の能力で残骸になって尚も僕達の後を追い続け…リョウカちゃんに創られる時を待っていた訳。」

 

リュウカ(本体)「なるほどな…そりゃあ初めから禁忌級にして正解だった訳か…まあ今は通常運用してるがな…。」

 

ソハナ(本体)「そっか。」

 

カズマ「そういや思ったんだが、今の俺らってさ…ぶっちゃけ言えばもうお前らだけで勝てるんじゃないんか?」

 

めぐみん「確かにそうですね、だって今の戦力から見て…全最高神が集結した上で…リョウカちゃん自身が完全に封印が解かれて手が付けられない程のトチ狂った強さに変貌してますし…しかも分身込みでも言えばそれらも引き継がれますから……。」

 

リョウカ(本体)「…………普通に私達が勝てますね…これ…と言うよりもどうやって負けましょうか…?」

 

カズマ「最早敵が涙目じゃねぇか…!!しかも真の黒幕が寝返って味方になったんだろ?じゃあ勝ち目なんてねぇよ…!」

 

ソハナ(本体)「はっはっは!面白いねぇ…!良いじゃん…!それで蹂躙プレイも面白いじゃん…!」

 

ナナ(本体)「はぁ…素が出てるよ。」

 

ソハナ(本体)「おっと?すまんねぇ。」

 

リュウカ(本体)「…最早主任だな、性格が…。」

 

リョウカ(本体)「あ…うん…そうだね…。」

 

めぐみん「リョウカちゃんも色々と大変ですね……今になってソハナさんの思考が流れ込んで来る様な物ですからね…。」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です、どうにかなりますし慣れました。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…んでこれは重要な事だが…お前らの今の戦闘スタイルは何だ?」

 

ナナ(本体)「私は、基本的に攻撃に特化したサポート型ね…因みにもう一つの戦闘スタイルは覚醒形態時に完全に中距離寄りの遠距離のスナイプアタッカータイプになるよ…私は無を使った能力を多用する関係上どうしても敵を意識しないといけないからね…接近されると色々と厄介だよね…まあ普通に近接の迎撃能力は有るけど…。」

 

ソハナ(本体)「僕は基本的に、自由気ままにやるからオールラウンダーだよ…ただし基本的に僕はナナちゃんの戦闘スタイルを補助する感じの戦闘スタイルだね…接近してくる敵に無慈悲な攻撃を行うのは楽しい物だよ…勿論君達のサポートもするよ…もう家族の一員だからね…危機になったら飛んで行くよ。」

 

リョウカ(本体)「分かりました…それじゃあこれからも宜しくね…。」

 

ナナ(本体)「勿論よ。」

 

ソハナ(本体)「ええ、面白くなってきたよぉ…!ヒャハ…!…おっとまた失礼…ははは。」

 

リョウカ(本体)「…ソハナさん、無事に帰ってこれたら色々と常識や家族との過ごし方や家事をもう一度叩き込みますから…その方が良いでしょう?」

 

ソハナ(本体)「ええ、頼むよ…僕も色々と変わらないとね。」

 

リョウカ(本体)「…さてと、急がないとね…多分もう他の敵さん達はナナさんやソハナさんの事が知れ渡ってると思います…。」

 

リュウカ(本体)「だな。」

 

 

一行は急ぎ足でバーンドブレスへと急いだ…

 

 

(ソハナ(艦娘)「このすば!」)

 

 

……30分後に一行はバーンドブレスへと到着した…

 

 

リョウカ(本体)「……相変わらず此処は暑いですね…。」

 

リュウカ(本体)「だろうな…まあ俺も暑いがな。」

 

リョウカ(本体)「まあ今の私やソハナさんの能力を使えばこの灼熱地帯が一気に極寒地帯に逆転させること出来ますがどうしますか?」

 

リュウカ(本体)「おい馬鹿やめろ…それはそれで環境的にヤバい…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか…まあ流石に私はそこまでしませんよ…さてと、最初に溶岩村に行きましょうか…因みにもう既にほら。」

 

 

ッポン…!

 

 

リョウカ(本体)「能力でロダの葉を生成しました…まあ無くても今の私なら毒ガス地帯を毒ガスを完全に無くす事が出来ますがね。」

 

リュウカ(本体)「あぁ…なんか段々とリョウカがトチ狂って行く感じがする……はぁ…。」

 

リョウカ(本体)「す…すみません…。」

 

リュウカ(本体)「あ〜うん…リョウカが気にする事じゃねぇよ…。」

 

めぐみん「…まあ段々とリョウカちゃんもかなり万能になって来たのは事実です…良い意味でも…悪い意味でもね…。」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

めぐみん「…あの…リョウカちゃん?何故涙目になるんですか?……え…?えぇ…!?泣く事ですか…!?」

 

リョウカ(本体)「……酷いです……私はみなさんの役に立ちたいのに……そこまで言わなくても……。」

 

めぐみん「ごめんなさい…!ごめんって…!私が悪かったから…!ね?だから落ち着いて下さいって…!」

 

ソハナ(本体)「ははは…愉快だねぇ……まあそこが良いけど…。」

 

ナナ(本体)「だまらっしゃい、このバグチートの塊の権化の元凶が。」

 

ソハナ(本体)「ナナちゃん!?なんか僕の風当たりが酷くない!?」

 

ナナ(本体)「気の所為じゃないですか?リョウカちゃんに謝って、どうぞ。」

 

ソハナ(本体)「WATS…?!」

 

ナナ(本体)「英語で返事するな、米国人か?」

 

ソハナ(本体)「誰が鬼畜米帝だ!?僕はバリバリの最高神だよ!?」

 

ナナ(本体)「お前は何を言っている?私達は一応死んだ身だから今の私達は元最高神だけど最高神じゃないよ?それと誰が鬼畜米帝と侮辱しろと言った?いっぺんぶちのめす。」

 

ソハナ(本体)「畜生めェェェェェェ…!!!」

 

 

ゴチィィン…!

 

 

ソハナ(本体)「ぶべらぁぁ…!!?」

 

ナナ(本体)「ふぅ、スッとしたよ。」

 

リョウカ(本体)「っぶ…!はははは…!!面白いコントですね…!あっはっはっは…!!」

 

リュウカ(本体)「ひひひ…!!わ…悪い…!笑えるな…!それ…!」

 

ナナ(本体)「なんか凄い大受けだね…。」

 

ソハナ(本体)「おおぅ…痛いではないか?……まあ良いけど。」

 

カズマ「いや良いんかい…!」

 

リョウカ(本体)「…ふぅ…まあ取り敢えず溶岩村へと急いで行きましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「だな…。」

 

リョウカ(本体)「…あ、そうだ…今の私の能力で溶岩村まで瞬間移動しましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「出来るのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ソハナさんの能力の一つでね…例えそこに初めて行く所だとしても問答無用でその場所に任意で状況と状態問わず…更に人数や物質問わずでそこに飛ばせると言う感じです…直球に言えば超強化された瞬間移動又はテレポート(ワープ)ですね…しかも強敵との戦いの最中でも脱出も可能です。」

 

リュウカ(本体)「これもこれで超ブッ壊れのチートワープ能力だな…。」

 

リョウカ(本体)「まあ今回は試運転です…先ずは私が試します…それで無事に着いたら瞬時にお姉ちゃん達の元に戻ります…そしてもう一度今度はお姉ちゃん達も一緒に行きます。」

 

リュウカ(本体)「分かった…気を付けろよ?」

 

リョウカ(本体)「勿論です、それじゃあ行って来ます。」

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカは能力で溶岩村にテレポートした…

 

…10秒後…

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「ただいまです。」

 

リュウカ(本体)「その様子は、大丈夫そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「まあね…でも気を付けた方が良いです…。」

 

リュウカ(本体)「……向こうで何が有った?」

 

リョウカ(本体)「はい、本来なら溶岩村の向こうに行く為の橋が架かってなかったのですが…今回は架かってました…普通なら良い事ですが…。」

 

シカマル「……何と無く察しが付く…つまりは全滅していた…って感じか?」

 

リョウカ(本体)「………はい、残念ながら…しかも襲われた直後の痕跡が多数有りました…。」

 

カカシ「…住民を皆殺しにして行ったのか…。」

 

ナルト「クソ…!許せねぇってばよ…!」

 

リョウカ(本体)「……皆殺しにする理由が恐らく、神官の1人の子孫を殺す事でしょうね……だから見境無く殺して行ったのでしょう…敵にとっては神官の子孫がある意味で脅威ですからね…脅威になる前に摘んでしまおうと言うのが魂胆ですね…。」

 

ゼルトリス「…なるほど、確かに普通に考えれば戦術的には大きいな……だが見境い無く殺す物なのか?」

 

リュウカ(本体)「そうでもしないと別の意味でヤバい…復讐に堕ちて超強化されて襲われたら堪らんだろうし…。」

 

アンカ(本体)「確かにそうね…。」

 

リョウカ(本体)「……可哀想ですね……でも私達が居るから蘇らせる事は可能です…だから急ぎましょう…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

 

今度は一行全員を連れて溶岩村へとワープした…

 

 

ピシュン…!

 

 

サクラ「……酷いわ…。」

 

リョウカ(本体)「…ここまで酷いとはね……流石にこれほどになると少し厄介ですね……まあどうにかなります…みなさん、少し離れて…正確には溶岩村に入らない様に離れて。」

 

リュウカ(本体)「分かった。」

 

 

リョウカに言われて全員が離れた…

 

 

リョウカ(本体)「…さてと…【時神符[タイムリープ(蘇生型)]】…!」

 

 

ピカァァン…!!

 

 

リョウカのスペルで溶岩村の時が戻り始め…最終的に魔物に襲われる前の時間に戻った…

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「これで大丈夫です…さてと…私達の存在が見られると少し不味いですから…私の能力で私達と言う存在を認識出来ない様にして…。」

 

 

ピキィィン…シュゥゥゥ…!

 

 

今度はリョウカの能力でリョウカ含むリョウカ達一行味方全員が周りから認識出来ない様になった…

 

 

リュウカ(本体)「中々便利だな…。」

 

リョウカ(本体)「まあね、ただ透明化では無くあくまでも認識出来ない様にしただけで実際にはそこに居ますし…見えてるには見えてますが…認識不能状態にしただけです…謂わば私達は浮いた存在…いえ浮き過ぎた存在ですね…まあ霊夢さんの夢想転生をステルス様にした様な物です…。」

 

霊夢「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「あ〜…そうそう…ついでに、これも取っておきました。」

 

 

ポン…!

 

 

ダクネス「黒真珠か。」

 

リョウカ(本体)「はい、更に戻るついでにキースさんの捕まってる牢を壊しておきました。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカが更にぶっ飛んだ事してるがまあ良い…そんじゃあ急ぐぞ。」

 

リョウカ(本体)「うん。」

 

 

一行は溶岩村を抜けて…奥へと急いだ…

 

 

(リョウカ&リュウカ(このすば2)『このすば !』)

 

 

2時間後、一行は例の門の前に来ていた…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、多分相手はゲラルディでしょうが…どんな魔改造されて現れるか分かりませんね…。」

 

ナルト「ゲラルディってどんな奴だ?」

 

リョウカ(本体)「少し待って下さいね…はい、これです…。」

 

 

リョウカはゲラルディの分からない者達に写真を見せた…尚700年後の現代版とオリジン個体の2枚だ…

 

 

ナルト「うげ…!気色悪い見た目のと…デカイ巨人みたいな奴なのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、こっちの生首だけの方が現代版で…こっちの身体の有る方が700年前の個体です…まあどっちも脅威ですがね…特に過去の方は物凄く厄介です…何せ普通に腕が使えますからね…つまりは肉弾戦が得意だからこそ厄介です…逆に700年後の方は別のベクトルで厄介で…口の中から超追尾する超巨大で超大な芋虫状の魔物を吐き出して追い掛けさせて来ます…しかも能力無しで倒せれない上に何度でも使って来るのが厄介です…まあ出せるのは一体だけですし出し入れする隙が明白に有るからどっちもどっちですがね…。」

 

バン「やれやれ…かったるい相手だなぁ…。」

 

リョウカ(本体)「まあそれでも明白に弱点と呼べる場所が分かり易いのが有り難いですがね……っが、その弱点部位がどれもこれも頭部に集約してるんですよね…ゲラルディにとっての攻撃手段の中で飛びっきり危険な所が弱点ですよね…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、最悪の場合には…敵の攻撃の真っ只中に飛び込めとばかりに突撃しなきゃあかんからな…まあでも現代版のゲラルディはまだ優しい方だがな…攻撃手段が体当たり系のみだからな…んで口が開いた時にとびっきりの超高火力で一撃必殺を狙えば簡単に倒せるが……オリジン個体が案の定厄介だしな…両腕落とさないと弱点出さない上…厄介な攻撃のレパートリーだ…ビーム砲…頭突き…魔物召喚…頭部の攻撃だけでも厄介で…両腕の攻撃もダイナミック且つ超広範囲で超高火力…しかも周りは溶岩地帯…落ちれば終わりだ…。」

 

サスケ「ったくどれもこれも厄介な奴しか居ないって訳か…!」

 

リョウカ(本体)「そう言う事ですね……まあ取り敢えず行きましょう…一体どのゲラルディが相手なのかどうかも知りたい…。」

 

ソハナ(本体)「そうだねぇ…僕ワクワクすっぞ…!」

 

ナナ(本体)「お前はカカロットォォォ…!!…って何言わせるかボケ!」

 

 

バチィィン…!

 

 

ソハナ(本体)「いったぁぁい…!!?ハリセンで打つなよ!?地味に痛いんですけど!?」

 

ナナ(本体)「仕方なかろう?ボケしたら突っ込むのが定番でしょう?」

 

ソハナ(本体)「いや、確かにそうだけど…!」

 

リュウカ(本体)「なんか…さっきから大昔のイメージと大きく崩れる様な事しかやってないな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…。」

 

ナナ(本体)「…やれやれ…色々と突っ込み疲れるね…はぁ……。」

 

ソハナ(本体)「まあ、僕は毎回毎回しばかれるけどね、ははは!まあこれも面白いから良いや!」

 

ナナ(本体)「あ…そうだ、じゃあ今度から全反撃(フルカウンター)を使った色々な応用で突っ込みを入れてあげましょうか?」

 

ソハナ(本体)「おい馬鹿辞めて下さい、お願いします…あれはガチで洒落にならないからね!?特に反射からの反射のラリーでの倍増の倍増の重ね掛けは辞めて!?」

 

リョウカ(本体)「……!それです!!」

 

ソハナ&ナナ(本体)『……へ?』

 

リョウカ(本体)「全反撃の反射を応用したラリーですよ…これなら如何にゲラルディと言えども倍増に倍増を加えた状態の超高火力の前じゃあ御自慢の防御力や耐性も無意味です…それを使いましょう…。」

 

リュウカ(本体)「へぇ〜…んでどんな技を反射させる気だ?」

 

リョウカ(本体)「ナルトさん、貴方の技の中で…【六道[超大玉螺旋手裏剣]】と言う最大級の術が有りますよね?」

 

ナルト「ああ、有るってばよ?…まさか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、私又はお姉ちゃんに向けて投げて下さい…それを私達がお姉ちゃんと共にラリーを続けて…倍増しまくって…その後ゲラルディに向けて反射させて消滅させます……直球に言えば…ナルトさんの攻撃をレベル上げて物理で殴れ…と言う原理を正に体現させた超ゴリ押しの作戦です…まあ物理じゃなくて術だけどね。」

 

ナルト「けど大丈夫なのか?お前らは?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫ですよ、私達が覚醒形態で遣り合えば問題無いです。」

 

リュウカ(本体)「あ〜…でもさ、俺はお前の覚醒形態には…。」

 

リョウカ(本体)「……っとそう言うと思いましてね、もう既に全員がなれる様になりましたから大丈夫ですよ…勿論能力も使えます。」

 

リュウカ(本体)「………はぁ……分かった…んじゃあその手で行く。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……さてと行きますよ。」

 

 

一行はゲラルディの待つ最深部へと入った…

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

?『グゥ〜…グォ〜…。』

 

リョウカ(本体)「……!!?う…うっぷ…!」

 

リュウカ(本体)「うげぇ…!?な…何だ…!?コイツ…!?」

 

カズマ「コイツはきめえょ…!!気色悪いってか…生理的に絶対に受け付けたくねぇよ…!ってかリョウがガチで吐きそうな見た目なんだけど…!?」

 

リュウカ(本体)「いや知らねぇよ…!ってかコイツ寝てやがる…!」

 

リョウカ(本体)「う…ふぅ……ふぅ……はぁ……すみません……何とか持ち堪えました……。」

 

ナルト「コイツは一体何だ?」

 

リョウカ(本体)「………現代版とオリジン個体と融合した結果ですか…!生首から両腕が生えて来ると言う見た目……見た目………うっぷ…!おえぇぇぇぇぇ…!!!」

 

リュウカ(本体)「結局吐くんかい…!まあ仕方ないな…コイツ見たら発狂物の見た目だからな…。」

 

 

リョウカが吐く程の拒絶する見た目は……在ろう事か現代版のゲラルディをメインに…左右からオリジン個体の両腕が生えると言う悍ましい姿(と言う名の気持ち悪い姿)になっている……

 

 

リョウカ(本体)「おぇぇ……はぁ……はぁ……ん……っく……ぷはぁ…!今度こそ…大丈夫です…。」

 

リュウカ(本体)「いや明らかに大丈夫じゃねぇよ…!そんなんじゃあ成功しない…!仕方ない…!別の手段だ!今のコイツは眠ってる…なら今の内に…………あ…。」

 

ゲラルディ『グルルル…!!』

 

リュウカ(本体)「ハハハ……ド…ドウモ…。』

 

ゲラルディ『グォォォォォォォ…!!!!!』

 

カズマ「起きたじゃねぇか…!どうしてくれる…!!」

 

リュウカ(本体)「いや知らねえよ…!大声出しただけでブチ切れて起きる物なのかよ!?」

 

 

ブォォン…!

 

 

リュウカ(本体)「危ないな…!よっと…!」

 

リョウカ(本体)「へ?うわ…!?」

 

リュウカ(本体)「吐いたばかりで悪いが作戦変更だ!こうなれば仕方ない!奴の口の中に向けて総攻撃だぜ!それか最悪の場合消滅させてやる!」

 

リョウカ(本体)「え、あ…うん…分かりました。」

 

 

 

【イース編:第3のボス】

 

 

VS【復讐の魔神巨頭:ゲラルディ(リベンジ個体・超強化個体・歴戦王個体・混沌個体・激昂形態)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【protector(初代ver)】

 

 

地形【バーンドブレス:深奥部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ゲラルディ『グォアァァァァァ…!!!』

 

 

ブォォン…ブォォン…ブォォン…!

 

 

リュウカ(本体)「よっと…!は…!」

 

リョウカ(本体)「お、お姉ちゃん…お願いだから……一旦おろち…て…うっぷ…!!吐き…そう…。」

 

リュウカ(本体)「わ…分かったから待て…!」

 

リョウカ(本体)「う……うぷ…!」

 

リュウカ(本体)「うげぇぇぇ…!?ま…待て…!リョウカ…!!」

 

リョウカ(本体)「う……お………オォエェェェェェェェェェ…!!!!!!」

 

 

ドッキュゥゥゥン…!!!!!!

 

 

ゲラルディ『オォォォォォォ…!!!!!?!?!』

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ピカァァン…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

 

全員(リョウカ除く)「……は?」

 

 

リョウカの限界が超え…リョウカの口から超強烈なジェノサイドビーム砲(っと書いて【ゲロビーム】と呼ぶ)を解き放ち…眩い光と共にゲラルディは呆気なく消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

リョウカ(本体)「うぇぇ……はぁ……はぁ……あれ?ゲラルディは?」

 

リュウカ(本体)「……お前の口から出た超強烈な衛生上非常によろしくない物質の破壊光線で消滅した。」

 

リョウカ(本体)「…………ごめんなさい……私の…アレでやってしまいました……汚いよね?うん…汚いですね……ごめんなさい。」

 

リュウカ(本体)「あ〜うん……大丈夫だ…まあ、ただこのバーンドブレスを出たら一旦艦内に帰還するぞ、もう時間的にかなり時間が経ってるしな…そん時に洗濯や風呂でも入れ…それで休もうか。」

 

アクア「そうだね。」

 

 

その後一行は道なりを進んで行き…無事にバーンドブレスを出てラミア村に着いたが…リュウカの言う通り時間帯は夜だ…なので一旦艦隊に帰還して…念入りに風呂に入って…更に洗濯もして…その日を終えたのだった…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第40話 神森一家の異世界五大魔島:天空の神殿編【終章・前編】

どうも、私はめぐみんです…え?何時もの自己紹介はどうした?かですって?アレです、辞めました…まあ暇な時に更に気分が良い時にやりますよ?だから根本的に辞めた訳じゃないですよ?おっと、そうでした解説です…それじゃあ前回のあらすじです、前回私達はバーンドブレスを攻略しました…しかしやはり今回は史実とは異なり溶岩村の住民が皆殺しにされていたり…此処のボスが完全に気色悪い化け物に変貌してましたね…兎も角苦戦はしましたが…いえ、苦戦…でしょうか?……まあ兎に角無事にバーンドブレスを抜ける事に成功しました……まあこんな感じで……え?前回のゲラルディの姿はどんなのか?…………思い出したくない見た目ですよ……思い出しただけで吐き気がする程の気持ち悪さです……現にリョウカちゃんが吐く程の精神衛生上非常によろしくない見た目ですね……まあ想像したいなら前話を見て下さい……はぁ……それじゃあ今回も見て。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

…バーンドブレスを攻略した一行はラミア村の上空にて艦隊の所に戻って一夜を過ごした…

 

 

…翌日…

 

 

リョウカ(本体)「……ん…ふぁ〜………ん?あれ……?私は何で裸……?」

 

リュウカ(本体)「ぐぉ〜…すぴ〜…。」

 

リョウカ(本体)「……昨日の夜は………昨日の……夜……夜……。」

 

 

リョウカは昨日の夜の事を思い出した…昨日はあのゲロビームの一件で洗濯やらしないといけないので…更には身体も汚れていたりもするので…念入りに洗ってもらった……そうそこまでは良かった……やはり何年もシてないのか色々と溜まっていたので……結局は………っと言う感じだったので……

 

 

 

ボン…!

 

シュゥ〜…

 

 

リョウカの顔面が真っ赤っかになった…無論…湯気が出る程だ…

 

 

リョウカ(本体)「〜〜〜…!!!」

 

リュウカ(本体)「ぐぉ〜…んあ?リョウカ…?起きた…、」

 

リョウカ(本体)「〜〜〜…!!!!」

 

 

ベチィン…!!!

 

 

リョウカは恥ずかしさの余りに思いっきりリュウカをビンタし…見事にクリーンヒット…

 

 

リュウカ(本体)「ぶべらぁぁ…!!?」

 

 

ドシィィン…!

 

チーン……

 

 

その威力はリュウカをベットから叩き落として失神させる程だった…

 

 

リョウカ(本体)「っは…!私の馬鹿…!条件反射でついつい思いっきりお姉ちゃんをビンタしちゃった……起こす前に服を着て…証拠隠滅しないと…。」

 

 

リョウカは大急ぎで服を着て…証拠隠滅して…リュウカをベットに戻した…

 

 

 

………数分後…

 

 

リュウカ(本体)「……は!?俺は一体何が!?」

 

リョウカ(本体)「あ、おはようございます…お姉ちゃん。」

 

リュウカ(本体)「ん?あ、ああ…おはよう…んで聞きたいんだが…微妙に俺のほっぺがヒリヒリするが…一体俺に何が有った?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん…私も起きたばっかりですから…あまり良く覚えて無いです。」

 

リュウカ(本体)「そうか…まあ良い…それよりも昨日の夜は悪かったな…。」

 

リョウカ(本体)「え?昨日の夜…?あ〜…アレ…ですね…大丈夫ですよ…まあ安心して下さい、その日は危険日じゃなかったから大丈夫です…まあ危険日だったらそれはそれで問題大有りですがね…。」

 

リュウカ(本体)「そうか……。」

 

 

それでリョウカとリュウカは支度をして食堂へと行った…

 

 

(アイリス「このすば!」)

 

 

…数十分後…食事を終えたリョウカ達は片付けをして…会議室に居た…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、今回のサルモンの神殿の攻略戦…どうしましょうか?」

 

リュウカ(本体)「前回と似た構造だと思うが…やはり敵の規模が大きいだろう…何せこのイース大陸の最後のダンジョンだからな…敵も強力な上にその数も多い…普通に少数で真正面から挑んでも被害が多くなる…。」

 

カズマ「やっぱり前回同様に総力戦で攻めるか?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、幸いにも対空能力は低めの敵が多いです…っがやはりボス級の敵も居るには居ます…何も対空能力も持ってますから油断が出来ないです…だから高高度からの攻撃をメインに全航空隊を発進させた上で全艦もサルモン神殿に突入…航空部隊の援護及び私達の支援を中心に動いてもらいましょう…地上は勿論様々な兵器を投入した上で私達も真正面から突入します…まあ何時もと変わらない真正面からの全軍突撃です。」

 

リュウカ(本体)「相変わらずの全軍突撃で安心だな……しかも今回はこっちも超強大だ…そう簡単に犠牲者は出さん…いや出させないつもりで行く。」

 

ソハナ(本体)「面白くなってきたねぇ…。」

 

零(本体)「そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、では早速突入準備をしましょう…今日中にはこのイース大陸を攻略します。」

 

ダスト「え!?今日中なのか!?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、サルモン神殿自体は1日も有れば充分に攻略可能です…勿論此処の主も討伐可能です…ただ、油断はしないで下さい…今回は完全に長期戦且つほぼ安全地帯は存在しない…完全な戦争方式です…真正面からの衝突です…それなりの覚悟は持って下さい。」

 

ナルト「おう!」

 

悟空「ああ!分かった!」

 

リョウカ(本体)「…さてと、では此処での目標を確認します…先ず一つは…此処の主…大魔王ダームの討伐…そして残った3体のボスの討伐……最後にこのサルモン神殿に囚われた人質の救助…以上の目標を達成する事が目的です。」

 

テマリ「討伐は分かるが…人質も居るのか?」

 

リョウカ(本体)「はい、魔物が人間狩りをしてね…サルモン神殿に一時的に捕らえて…そこで神官の子孫を抹殺する為に見境無く取り敢えず捕らえて来たって訳です…。」

 

シカマル「見境無くだと?神官の子孫を殺す為とは言え、幾ら何でもそこまでしなくても良いじゃねぇのか?」

 

リョウカ(本体)「普通の人ならそう思います…ですがそれこそが一番悪質でね…敵は誰が神官の子孫なのかはまだ分かって無いのです…だからこそ敵は人間狩りをしまくってる訳です…人間を殺して行けば何は根絶やしに出来るであろうと言うゴリ押し戦法です……最悪の手段ですがね。」

 

シカマル「なるほど、確かにそれなら納得出来るな…。」

 

リョウカ(本体)「でも…一旦捕らえてからの生贄に捧げられるのは1人ずつ且つ時間が掛かります…そこを狙えば人質の救助は簡単です……。」

 

シカマル「なるほど…。」

 

リョウカ(本体)「……ただし、生贄を捧げるのを妨害しようとすれば間違いなくボスは確実に最低でも1対が動きます…最悪残った3体のボスが全て動きます…だからこその真正面からの総力戦…それを利用して陽動…1体ずつ潰して行く様にしていきます…一気に2体同時や3体同時は幾らなんでもキツいです…。」

 

リュウカ(本体)「だろうな…でもさ、今のリョウカとソハナの能力で消せたりは?」

 

リョウカ(本体)「確かに理論上は可能です…実力は私の方が上ですが…生憎にもまだまだ制御は厳しいですし…更に色々と条件が必要です…。」

 

リュウカ(本体)「条件が有るのか?」

 

リョウカ(本体)「はい、ただし完全に自重しないならば特に条件は無いですが…今は誤作動を防いでるのでリミッターが付いてます……それで条件は…敵が限り無く弱ってる時…謂わば瀕死の時又は死亡した時……それが第1の条件で…第2の条件として…発動者が…つまりは私がその対象を目視出来ているか否かです…認識が出来て無ければ発動不可能…第3の条件が一定距離に近付かないといけない事…これは敵にもよりますが場合によってはこっちが不利になる可能性が高いです…だから基本的に遠距離主体の敵には有効です…近付けばの話ですがね……それで以上の条件を満たした上でようやくその対象に即死又は消滅の概念をぶつける事が可能です……。」

 

リュウカ(本体)「それはこれで面倒な条件だな……。」

 

リョウカ(本体)「まあ余りにも危険な能力なのでねこれくらいの条件は付けないとね…考えても見て下さい?もし条件無しで使いまくれば当然危険視されます…更にまだまだ完全な制御が出来てない私です…ふっとした時にはもう遅いです……分かりましたか?」

 

リュウカ(本体)「なるほどな、確かにそれなら納得だな。」

 

リョウカ(本体)「因みに、この即死概念や消滅概念はあくまでもボス級以上に限定してます…それ以外には特に制約はしてないので…まあ余り多用しない事を条件ですが無条件で発動可能です。」

 

エクレール「分かった。」

 

リョウカ(本体)「さてと、作戦内容は以上ですが…戦力面ではかなり不安が有ります…こっちの決定打は基本的に私達位です…つまりはメインアタッカーがこれでも微妙に少ない訳です…まあ勝てるには勝てますが安定して勝つには数も要りますし…更には質も必要です……そこで…です私はこんな事もあろうかと、色々と大量の新兵器を作った上で大量生産した上で既に全国にて極秘裏に大量に実戦配備した上で……本クエストにて本艦隊に大量に格納済みです……本作戦はその新兵器のお披露目となる上にメインアタッカーとなる事を祈りたいです……。」

 

カズマ「いつの間にその新兵器を作ったのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、事件が起きる前にね…一種の予感です…だから極秘裏に開発を進めていました…。」

 

リュウカ(本体)「なるほど…。」

 

リョウカ(本体)「…特にこちら側の欠点は陸上戦に於ける戦闘能力が海軍や空軍と比べて絶妙に低いのです…メインアタッカーは神森大連合列車艦隊とAC及びネクストAC大部隊…スーパーロボット大部隊……神森大連合魔獣及び怪獣軍…神森特殊部隊…私達…以上…これらは体格がデカく狭い所には入れず結局は私達が内部で蹴散らすのがお約束なのです……戦車も装甲車も有りますが副戦力及び牽制重視です…なので今回の開発ではそこを重視してみました……。」

 

エイダ(ハンター)「えっと…どんな感じでしょうか…?」

 

リョウカ(本体)「そうですね…私達の良く使う航空機の中でフェルケンリア型が有ります…今もほら、艦隊の直掩機として警戒飛行してるのがそうです……それを…地上型として作ったらどうなるのか?と言う発想で……戦車型のフェルケンリア型…装甲車型のフェルケンリア型を複数タイプで創り出して…量産…実戦配備を決行したのです……更には私達の御用達のデルフィも新たに地上型として戦車型や装甲車型……そして在ろう事か……AC型やネクストAC型をも作りました…航空機型のデルフィを派生開発してみたらこうなりました…。」

 

リュウカ(本体)「色々とぶっ飛んでるな…んで今回の作戦じゃあ室内戦闘が多いだろう?役に立つのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこその今回の開発のメイン課題となりました……普通戦車や装甲車は溝や崖に落とされたり…海に落下したらそれまで…更には小回りが利かず…室内戦闘には圧倒的に不向き……そこで思い付いたのがこのフェルケンリア型及びデルフィ…この2種類がこの問題を解決させた訳です……入れないなら入れる様にする……落下するなら浮けば良い……溝に嵌る?じゃあ浮けば問題無くね?…みたいなトチ狂った感じで兎に角…浮いたり出来る様に出来ました…更には空も飛べます…しかも更に武装も強力な物を載せたり…有人型及び無人型をも存在しますから……メインアタッカーとしては充分過ぎる物だと思います…。」

 

カズマ「……いやどんだけの物作ってんだよ…!すげぇトチ狂った物じゃねぇか!」

 

リョウカ(本体)「因みに、姿はこんな感じです。」

 

 

リョウカはスクリーンに例の物を映した……戦車型のフェルケンリアは…ラチェクラシリーズのプーマバギー(ヴォックス仕様)を改造し…車体全体を大型化…車輪の数を増やして計12輪(タイヤは一番巨大サイズ)キャノン砲部を撤去して台座に改造…その上部には同じくラチェクラシリーズに登場するビーグル兵器…ランドストーカー(4脚型の方)を胴体接続…改造版の6連装モーターランチャー胴体頭部左右に装着…追加武装でモーターランチャーの中央部にミサイルランチャーを装着…の他に左右の両腕部を改造し…かなり大型の換装可能な武器腕に改造され…機銃の所に更にキャノン砲(タイプによっては口径及びサイズが異なる)を装備した上でレーザー砲も装備…尚色は様々有る様でそれぞれの国によっては色が異なり同様に武装も異なる…デルフィの方はそのサイズを更に小型化…半分にも満たない位だ……装甲車型は、戦車型とそう変わらないが…車輪の数が減り…8輪(同様にサイズは1番巨大な物)になった上で…モーターランチャー及びミサイルランチャーを撤去…代わりに強力な機関砲(エネルギー機関砲版にも換装可能)を装着…左右両腕部のはガドリング砲(同様にエネルギーガドリング砲にも換装可能)に換装…キャノン砲は撤去されたが手数を増やすべくキャノン砲の代わりに更に追加のガドリング砲を2基ずつ…総数6基を左右に装着…機関砲は車体上部に4門のオートキャノン砲1基又は2基装着……武装面では瞬間火力は負けるが…総火力及び継続能力…そして手数で勝る様だ………機動性は武装面で軽量化が成された上で更に速度を出す為に戦車型にはデルフィコアを50機搭載してるのに対し…この装甲車型にはその倍の100機搭載…機動力で勝る結果となってる様だ……因みに……武装面に関してだが、場合によっては左右のガドリング砲をキャノン砲3門3基を左右に装着する事も出来るそうだ………そして色も国によって異なるそうだ…デルフィは相変わらずそれの半分に満たない位のサイズだ…………尚どれも共通だが…胴体操縦席の上部にライトを装着してる…………っでだが、余談になるが……もし夜間にこれを見れば某抹殺者の作品に出て来る殺戮タンクを思い浮かべる様な見た目に近い様だが果たして…?

 

 

以上が内容である……

 

 

リョウカ(本体)「…こんな感じですがどうですか?」

 

カズマ「お〜…これは中々だな…だが戦車型も装甲車型もそんなに見た目は変わらない気がするな……ただ武装面やタイヤの変化位だしな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、でもこれが車体を浮かせる為の仕組みの基礎です……実はこのタイヤは変形してね?某任天堂のレースゲームにて…とある地形に差し掛かるとタイヤが変形して磁石及び重力場を発生させてその地形を突き進む様な感じにしてみたのです…通称…グラビティタイヤ形態…及びホバー形態とも言えます…正式名は……重力浮遊走行車輪形態…です。」

 

リュウカ(本体)「なるほど…だが如何にその世界線の技術とは言え簡単には浮かないだろ?仮にも装甲車や戦車だ…あの図体で浮くのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから苦労したのです…大量のデルフィコアを搭載してようやく浮く様にしたのです…でもその分性能はトチ狂ってますよ…私が保証しますから…。」

 

リュウカ(本体)「へぇ〜…。」

 

リョウカ(本体)「…因みに、これを1機作るのに掛かったコストは尋常じゃなかったです…しかも何度も作り直しもしたのですからそれも馬鹿には出来なかったです。」

 

ナルト「……へ?」

 

ヒルゼン「ではこれらの値段は…?」

 

リョウカ(本体)「はい、普通は買えませんし…非売品ですが…もし買えるとするなら…見積もって……精々全国を丸ごと買ってもまだまだ足りない位でしょうね…それの約10倍支払ってようやく一機分が買えます……因みに全国を買おうとした場合の掛かる費用がざっと約5000垓円も掛かります…無論そんな大金何て支払う様な人物は居ないでしょうがね…私達を除いてね…。」

 

リュウカ(本体)「………は?」

 

カズマ「おいおい…!!この戦車や装甲車を一機買うだけでこんだけ掛かるのか!?」

 

リョウカ(本体)「何を言ってますか?これでも1番安い方ですよ?1番安いのはこの装甲車型の軽車両型です…最も高いのは…戦車型の超極弩超重戦車級の物で……ざっと見積もって…、」

 

リュウカ(本体)「いや言わなくても分かる……どうせ、地球丸ごと買う金額の数千億倍を支払えとでも言うのか?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん、お姉ちゃん…残念だけどそれでもまだ足りません…太陽系全てを買い収める位の金額の……数兆倍円位は支払ってもらいます……それ位の超強力な代物且つ危険な代物です……何せ普通に私達の艦を一隻を与えるのと同義な位の物です…。」

 

カズマ「想像以上にぶっ飛んだ金額だなおい…!」

 

サスケ「まあ仕方なかろう…そこまでしないともし場合によっては悪用されたら堪らん位の奴だろうし…それにさっきも言ったと思うがこれは非売品だ……買えれた物じゃない…。」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です……だから味方以外に易々とあげる訳には行かないのです……最も信頼出来る者達にあげるのが最善でしょう…。」

 

リュウカ(本体)「だろうな……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、こんな物ですね……あ、そうだ…めぐみんさん。」

 

めぐみん「はい?何ですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、貴女にあげる物が有ります。」

 

めぐみん「私に?」

 

 

リョウカはそう言いめぐみんの元に寄ると…

 

 

リョウカ(本体)「……貴女にこれらを託します。」

 

めぐみん「……!!これは…!…リョウカちゃんの大切にしている拳銃とナイフ…それとパトリオット…良いのですか…?貴女にとって大切な物じゃあ?」

 

リョウカ(本体)「良いのです…私が本当に信頼出来ると思ったからこれを託せるのです…これは私と貴女の絆の証として絶対に離さないで…それにこれらはもしもの時に絶対に役に立ちます…。」

 

めぐみん「……はい…!分かりましたよ…ならば絶対に離しませんよ…。」

 

リョウカ(本体)「…ありがとうございます…めぐみんさん……ううん……めぐみん。」

 

めぐみん「ええ…。」

 

リュウカ(本体)「良かったな…めぐみん。」

 

カズマ「良いなぁめぐみん…。」

 

めぐみん「えへへ…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、それじゃあいよいよ乗り込むとしましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

悟飯「ええ、やってやりましょう!」

 

リョウカ(本体)「もう一度確認ですが、乗り込む所は敵陣の本丸です…敵戦力は恐らくこれで五分五分でしょう…生半可な覚悟じゃあ返り討ちに遭うのは確定です……宜しいですか?」

 

ベジータ「無論だ…やってやる。」

 

レックス「ああ、やってやろうぜ!」

 

ソハナ(本体)「勿論だよ…ワクワクすっぞ!」

 

リョウカ(本体)「みなさんらしくて良かったです…それじゃあ行きましょう!」

 

リュウカ(本体)「おう!」

 

めぐみん「ええ!……ん?」

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?めぐみん?」

 

めぐみん「……ええ……今気付いたのですが、リュウカさんにリョウカちゃん…貴女達から妙な臭いがするんですが?……これはどう言う事ですか?」

 

リョウカ(本体)「え?……えっと……その…。」

 

リュウカ(本体)「ははは……何の事かなぁ〜…?」

 

ナルト「え?え?どう言う意味でだってばよ?」

 

悟空「……?なんか有ったのか?」

 

シカマル「……こりゃあ修羅場になりそうだな…取り敢えず俺達はさっさと退散した方が良いみてぇだな…。」

 

永琳「そうした方が良いわ。」

 

アヤカ(本体)「そうしてくれない?ウチはちょっとあの子達とオハナシしないとねぇ?」

 

サスケ「あ…あぁ…。」

 

 

その後ある程度の人数が退場した…

 

 

めぐみん「……っで?夜中にヤったんですね?いえ、明らかにやったのでしょう?私の目や鼻は誤魔化せないですよ?」

 

リョウカ(本体)「う……ご……ごめんなさい……。」

 

めぐみん「はぁ……ヤったのですね……っで?リュウカさん?我慢が出来ないのは分かりますが…今は一刻を争う時なのですよ?こんな時になんて事してくれますか?もしリョウカちゃんがまた妊娠したらリョウカちゃんの事ですから絶対に戦いに出せないのです…まあ今回は危険日じゃないから良いのですが……仮にもお姉さんでしょう?我慢位はして下さい。」

 

リュウカ(本体)「……すまん…。」

 

アヤカ(本体)「まあそれはそれとして……リョウカちゃんもそうだよ…偶には拒んだらどうなの?」

 

リョウカ(本体)「えっと……。」

 

アヤカ(本体)「はぁ……そう言えばそうだったわね…家族間でのやり取りじゃあ拒めないんだったわ……。」

 

めぐみん「仕方ないですね……でも善処位はしてね?」

 

リョウカ(本体)「はい……。」

 

リュウカ(本体)「ああ……。」

 

めぐみん「まあ今回は特別に大目に見ますが…今度はちゃんと時と場合を考えて下さいね。」

 

リョウカ(本体)「はい……。」

 

リュウカ(本体)「おう…。」

 

 

その後だが、作戦準備を進めて…色々と準備を整えた上でラミア村に再度降り立ち…住民に事情を説明して家内に退避させた上で、門番に門を開けさせてもらった…

 

 

(ナナ(艦娘)「このすば!」)

 

 

約2時間後…準備を終えた一行は門の前に居た…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、いよいよです……みなさん、分かってると思いますがこの先は完全に激戦区です……幾ら私達とは言えみなさんを護り切るのは厳しいです…だから出来るだけ自分の身は自分で守って下さい…私達も頑張りますから。」

 

ナルト「おう!分かったてばよ!」

 

リョウカ(本体)「それなら良いですが…後みなさん、デルフィはちゃんと持ってる上で起動はしてますか?」

 

メリオダス「おお、起動させてるけど…意味はあるのか?」

 

リョウカ(本体)「有ります…これは謂わば識別の為です…みなさんに持たせているデルフィは味方以外には決して見えない細工を施して有りますし…味方にしか扱えれない様にしてある上に常に味方に対して位置情報を送ってます……先程も言った様に激戦区です…だから敵の中には私達に化ける敵も現れる筈です……だからこその識別能力を持たせました…。」

 

シカマル「成る程な…んでもし持って無い奴は敵だと思えってか?」

 

リョウカ(本体)「大概はそうです…ただし何かしらの事情で識別能力が使えない時は味方にしか分からない物を出したりや行動をする事…更には能力で判別するなどして識別をして下さい……それと基本的に団体行動且つチームに分かれて行動します…何のチームにも必ず私達の分身組又は私達本体が居ます…だから基本的に識別能力に関してはもしもの時…って感じで思って下さい…無論もし私達に化けて出て来た場合でもしっかりと識別をした上で敵だと思ったら問答無用で躊躇無く攻撃して下さい……例え私達の姿をしててもね……。」

 

悟空「ああ、分かった。」

 

リョウカ(本体)「それと既にみなさんには全ての敵の魔法攻撃及び魔法効果の無効…更には呪いも全て無効化するありとあらゆる防護加護を施してます…如何にダレスさんやダームさんの物でも決してこの加護は破れないです……まあ攻撃に関してはある程度は防ぐ物ですがね……流石に強大な攻撃は防ぎ切れないですがデバフや状態異常や呪いを無効化はしてくれます………まあこれらの加護はある意味ダレスさんの魔法が厄介過ぎるからそれの封じですね…。」

 

メリー「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「……後は、此処の防衛戦力として分身組の2組は此処で守って下さい…艦娘組及びエスコン組は此処で私達が帰って来るまで守って下さい…無論…警戒は怠らず……私達の連絡が無しで尚且つ突拍子も無く立ち入る者は勿論識別した上で敵なら問答無用で息の根を止めて…無論私達に化けてようがね……絶対に生かさず殺す事…。」

 

リュウカ(艦娘)「分かった。」

 

リュウカ(エスコン)「了解だ…。」

 

アイリス「ここまでやるのですか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、特に此処の村にとっては傍迷惑を通り越した災害物です…しかも場合によっては魔物も攻めて来ますからね…敵にとっての唯一の出入り口を封鎖すれば攻めづらいでしょうし…進路を潰された敵にとっては一方的に攻撃され兼ねないのです……だからこその最終防衛ラインとしてあの門の所を死守する事にしました…無論例外含めて私達も下手には戻れないです…私達が戻れるのは作戦終了の時だけです…それ以外はこっちも攻撃される可能性も有ります……だから作戦が開始されたらもうラミア村へは戻れないって事です…如何に私達でもね。」

 

アイリス「分かりましたわ…。」

 

リョウカ(本体)「……では此処を頼みましたよ…。」

 

リョウカ(艦娘)「はい、どうか気を付けてね……。」

 

リョウカ(エスコン)「必ず作戦を終えて帰って来て下さいね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ………さてと……全軍!作戦開始!サルモン神殿神殿へ突撃しサルモン神殿を制圧…奪還し…人質を救助した上で大魔王ダームを討伐せよ!」

 

全軍『おおおおぉぉぉぉ…!!!!』

 

 

リョウカの号令と共にサルモン神殿奪還作戦及び大魔王ダーム討伐作戦が同時に開始された……果たして一行は作戦を成功出来るのか?…次回へ続く…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第41話 神森一家の異世界五大魔島:天空の神殿編【終章・後編】

よう、お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを説明する…まあ説明って言ってもほぼサルモン神殿への突入準備だな…作戦会議したりリョウカがめぐみんに大切な零月から授かった拳銃とナイフ…そしてリョウカの創ったパトリオットを授けたりもした…後案の定夜中にあんなことやそんな事をした事で結局説教されたなぁ……まあ良いけど……まあこんな所か…んじゃあ今回も見ろよな。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

 

 

【サルモン神殿奪還作戦及び大魔王ダーム討伐作戦:開始】

 

 

成功条件【敵拠点を全て制圧及び人質の全救助・ダームの討伐】敗北条件【味方の内一体の撃破・味方拠点の陥落・人質の救助失敗】

 

 

地形【サルモン神殿及びイース中枢:全域】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

リョウカ(本体)「突撃です…!」

 

リュウカ(本体)「戦車部隊及び装甲車部隊!サルモン神殿の門を突き破れ!轢き殺しても構わん!」

 

戦車部隊隊長1『了解!全車両!突撃ィィィ…!!』

 

装甲車部隊隊長1『戦車部隊に続けェェェェェェ…!!』

 

 

ブロォォォォ…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

 

門番1&2『グワァァァ…!!』

 

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥ…!!

 

ズッガァァァァン…!!!

 

 

新型の戦車部隊と同じく新型の装甲車部隊が事実上雑魚敵の中で最強の門番二匹をあっさり蜂の巣にした上で爆砕して…挙句その巨体且つ尋常じゃない速度で門に突撃して門をぶち壊した…

 

 

 

リュウカ(本体)「よし…!先ずは此処をクリアした…さて此処からだ…。」

 

リョウカ(本体)「ええ!」

 

 

ザーッ…ザーッ…ピィー…!

 

 

リョウカ(このすば2)『こちら現大陸のリョウカです!リョウカさん!例の兵器全てが完成しました!今からそちらの艦隊に転送し…その後新型の航空機でそちらに送ります!どうか御武運を!』

 

リョウカ(本体)「はい!頼みます!」

 

 

ブツ…!

 

 

リュウカ(本体)「今度は何を作った?」

 

リョウカ(本体)「ええ、もうすぐ見えます……あ!もう来ました!こっちです!」

 

 

キィィィィィィン…シュゥゥゥゥ…!

 

ガキ…!ズズゥゥゥン…!

 

 

リョウカの寄越した新兵器の大軍が現れ…リョウカ達一行の上で静止し…輸送していた兵器を投下した…

 

 

リュウカ(本体)「コイツは…ランドストーカーとホバーシップ(ヴォックス仕様)じゃねぇか!?いや…見た目が似てるが違う…これは?」

 

リョウカ(本体)「ええ…でもこれもあのフェルケンリア系のあの戦車型及び航空機型の派生型…そしてデルフィ型の戦車型及び航空機型の派生型の現段階では頂点に君臨する筈の兵器です……ただ完成したとはいえこれが初実戦です…今回は私達でこれらを乗ります…それ及び兵士の中で隊長クラス以上の者がそれぞれ搭乗して下さい、操作方法はジェフィティが教えてくれます!」

 

全兵士隊長クラス以上『了解!』

 

リョウカ(本体)「これらの説明は後で落ち着いた時に無線で説明します…今は乗って下さい!」

 

リュウカ(本体)「おう!」

 

 

リョウカ達神森一家及び兵士隊長クラス以上の者全員はそれぞれの新型兵器に乗り込み起動させた…

 

 

リョウカ(本体)「さてと…行きましょう!」

 

全員『了解!』

 

 

その後リョウカ達一行はサルモン神殿へと突入した…それと同時に二手に分かれて行動し始めた…東コースと西コースのそれぞれだそうだ……

 

さてだが、先程の機体についての解説だ……先程の機体は、あのフェルケンリア型及びデルフィの戦車型を改造した物…話によれば……更に全地形に対応する為のと総合火力…そして安定性を重視した結果…タイヤ型やキャタピラ型では無く……元の歩行型に戻したのだ…しかもその脚を強化して…タイヤ型の浮遊及び飛行能力を付与する為に、機体下部に内蔵大型ブースターを搭載し…それぞれの脚の一本一本に…同様に内蔵ブースターを複数搭載…更にはその脚に内蔵式のミサイルランチャーまたはエネルギーミサイルランチャーを複数搭載……っと武装面や機動力も確保出来てるが…更には胴体背部にはバックブースターを搭載し推進力を確保……戦車型や装甲車型に迫る速度を確保した……そして最大の特徴が……その脚で様々な崖や壁…挙句天上に張り付く事が可能だ…その為にわざわざ脚の先端部の部分を装甲を強化した上で専用の強靭なブレードを装着している…尚このブレード…リョウカ達の良く使うあの刀剣と製造元は同じで直々に作り上げたそうだ……更にはブレードの他にもパイルバンカーも内蔵してるので更に登り易い様だ…同時にこれらは武器にもなり…踏む毎に常にブレードやパイルバンカーの脅威が待っている……尚それらの一本一本の長さは可変式で短くも出来たり長くも出来る………ただしその分大容量化したのか一本一本の脚の太さ…大きさはかなりの物……ACシリーズの第5世代の4脚の脚の太さよりも約1.5〜2倍位太い…まあそれでも尋常じゃない位の耐久性も誇るそうだ……因みにこれらは…複数種類あるそうで…3脚が軽量型(小型)…4脚が中量型(中型)…5脚型が重量型(大型)…6脚型が超重型(巨大型)…8脚型は…超大重量型(超巨大型)…最後は10脚型の超極大重量級(超巨大要塞型)……っとなっているそうで…脚が増える毎に胴体のサイズも大きく…武装の規模や耐久性も大きくもなり多くもなる……尚欠点は案の定脚だそうで……防御力は確かに物凄く硬い上に今のリョウカ達の攻撃を当ててもそう簡単に傷は付かないどころか……寧ろこっちがダメージを受け兼ねない……っがもし一本でも失えば最早まともに動かない鉄の棺桶となる……歩行型は他のと違い絶妙なバランスで保っているが…そのうち一本でも甚大な被害を受ければその瞬間に一気にバランスを崩す……それが最大級の欠点で……それ故にそれを一機作るのに掛かる金額やそのコストもそれ以上に掛かる上にメンテナンスも大変なのがこれらの多脚歩行戦車型の特徴だ…因みにだが、その耐久性はどれもこれもトチ狂ったのかと疑う位に異常な超耐久力と防御力を誇る……無論案の定デルフィも射出可能……デルフィの方は純粋の廉価版及び量産型っぽい感じで小型化された感じだ……後に全国対応のカラー及び量産型…そして無人機型及び有人機…無人有人操作機を大量生産予定………最後にこれらの分類はMT以上でAC未満の準ACクラスとなっている…

 

 

次にこのホバーシップぽい奴は元々リョウカ達の所有するホバーシップを更に大改造及び魔改造を施した物で…全体的の性能は爆増してる……更に装甲も強固になっただけなく……その機体で体当たりすれば切断も容易いとされる程の鋭利な機首及び両翼のブレード装甲翼を装備……機銃も門数を増やしたり…ミサイルランチャーの基数を増やして圧倒的な手数を増やした事位だ……更にだが…これらの目的は完全に制空権特化型だが…先程の様にある程度の貨物の輸送も可能とする程のエンジン出力と強固な装甲を保持している…無論更には他の航空機と同様にワープも出来る他…デルフィも召喚可能……尚欠点とするならこれらの機体は完全に垂直離着陸機なので…離陸した時の速度はダントツで遅いので…そこから瞬間的な加速までのプロセス含めて他の航空機よりも遅れ気味なのが惜しくも欠点だ……しかしそれ以外はブッチギリでトップレベルの性能を誇る…最後に先程は制空権特化型の機体と説明したが場合によっては普通に対艦及び対地攻撃も可能である……まあそれでも威力は普通なので上空の敵には圧倒的に有利ではあるが……地上及び海上等の敵には他の機体に譲る物となってるそうだ……っが後にこれの対地及び対艦特化型の機体と対地及び対艦…そして対空特化型のオールラウンダー機の大量生産予定且つ……量産型とデルフィの物も大量生産予定……無論先程と同様にそれぞれの国に対応したカラーリングとスキンの生産も実施するとの事で……デルフィ型は相変わらずこれの小型且つ安易型で…コックピットが無い物になっている……

 

 

以上が内容だ……

 

 

(アクア「このすば!」)

 

 

2時間30分後…

 

一行の状況は圧倒的に有利で…現在人質は救助した…っが相変わらず1人は行方不明だ…もう片方は陽動と言う名の殲滅行動を実施して…圧倒的な戦力で敵を随所に殲滅して行ったのだった…それで東及び西側は完全に陥落に成功した上に…何と地下水道の水路を操作した……それで一行は本堂に向かうべく……一同は一斉に中央へと集結し……案の定存在した例の門を潜って行った…

 

 

さてとだが…本来なら普通に第4のボスとしてドルーガー戦だが……特に見所が無い上に…戦闘開始と同時にリョウカの搭乗している機体の中量機体に押し潰された挙句に武装一斉射と脚部パイルバンカーの串刺しに逢い…呆気なく死亡した…尚後に判明したのはこのドルーガーはリベンジ個体だったそうだが案の定尺の都合上カットされたのだった……

 

(ドルーガー『解せぬ。』)

 

 

 

(リュウカ(このすば2)「このすば!」)

 

 

 

更に数時間後にいよいよ奪還作戦も中盤の大詰めに差し掛かった…現在の状況は以前にも変わらないしリョウカ達が圧倒的に有利なのは変わらないが…案の定敵機の超大編隊が応援に駆け付けたがもう遅い……敵機の数よりも圧倒的な数の戦力で随所に殲滅されて…呆気なく全て撃墜されてしまった上に……本殿の中枢までやって来てしまったのだった…(尚流石に此処では例の機体を降りて待機させた)

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…さてとようやく奪還作戦の要とも言える鐘撞堂にやって来ましたが…どう出るかな?」

 

リュウカ(本体)「さぁな…だがやるしかない。」

 

サスケ「それで前回の時は誰が相手だった?」

 

リョウカ(本体)「はい、エステリア大陸で戦ったヴァジュリオンです…無論同一個体で私達を倒す為にわざわざ蘇ってここまでやって来たのです…ハタ迷惑ですがね…。」

 

カカシ「復讐は何も生まないのにねぇ…。」

 

リュウカ(本体)「だろうな、だが奴のプライドが敗北した時によってズタズタに引き裂かれたからな…だからこそ殺す為に何度でもやって来る復讐鬼に変貌してしまったがな…。」

 

セル「やれやれ…どんなに来ようが勝てないのに何故挑んで来るのか不思議だがな…まあ我々には奴等の気持ちなんざ知る余地もないがな。」

 

フリーザ「ええ、全くその通りです…っま…だとしても油断はせずに返り討ちにすれば良いだけの話。」

 

リョウカ(このすば)「まあそうですね…さてと、取り敢えず行きましょうか…。」

 

めぐみん「ええ。」

 

 

それで一行は鐘撞堂へと突入し…門を潜った…

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

?「オッホッホッホッホ…!待ってたよ!」

 

リュウカ(本体)「お前はあの時の…!ザバ…!性懲りも無く俺達にやられに来たのか?」

 

ザバ「ふん!残念だけど倒されるのは貴女達よ?それに私は貴女達に構ってる暇はないわ!さぁ!行くが良いわ!」

 

 

ピカァァン…!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

ジリジリジリジリ…!

 

ピシュゥン…!!

 

 

全員(ザバ除く)『……!!』

 

ザバ「オッホッホッホッホ…!さぁ!どうする!今度は4体同時のヴァジュリオンよ!しかもどれもこれも貴女達に因縁の有る物を用意したわ!じゃあ、頑張ってねぇ〜!オッホッホッホッホ…!!」

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「おいおい…マジかよ…!」

 

リョウカ(本体)「リベンジ個体で…4体同時…!これほどまでに厄介なのは困りますね…!」

 

ヴァジュリオン(×4)『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

ナルト「…来るってばよ…!」

 

リョウカ(本体)「やるしか無いですね…!行きますよ…!」

 

 

【イース編:第5のボス】

 

 

VS【執念深キ復讐ノ連鎖ノ召喚魔獣:ヴァジュリオン×4(リベンジ個体・混沌個体・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【My Lord,Our,Brave】

 

 

地形【サルモン神殿:鐘撞堂:1階広間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体)「このままじゃあ少し不利ですね…!…来て…!アース…!」

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

リョウカは、不利と思ったかFアース…の四脚型を呼び寄せて乗り込んだ…因みにこのアースの武装は四脚型なのかそれなりに超高火力の武装を載せまくった物でキャノン系を重視していたり…両腕部も高火力のオートキャノンを両腕に装備している…尚最終兵器であるアースレールキャノンは背部に格納している…尚サイズはそれなりに巨体で…重量級よりも大きく…超重量級よりも下と言う中間である…

 

 

リョウカ(本体)「みなさんは、私の動きに気を付けながら支援して…!」

 

リュウカ(本体)『おう!』

 

ヴァジュリオン1『ギシャァァァァァァ…!!』

 

リョウカ(本体)「っく…!」

 

 

 

ドドドドドドドド…!!

 

ズチャ…!

 

 

ヴァジュリオン1『グゥゥゥゥ…!?』

 

ヴァジュリオン2『ギシャァァァァァァ…!!』

 

ナルト『やらせねぇってばよ…!焔遁!螺旋手裏剣!』

 

 

ヂュィィィィィィン…!

 

キィィィィ…!

 

ザシュゥゥ…!

 

 

ヴァジュリオン2『ギシャァァァァァァ…!!?』

 

 

ピカァァン…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ヴァジュリオン2はナルトの攻撃で消滅した…

 

 

【敵:残り3体】

 

 

バシュゥ…!バシュゥ…!

 

ドドドドドドドド…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ヴァジュリオン1『グ…ギャァァァ………!』

 

 

ドシャァ…

 

ピカァァン……パァァァン…!!

 

 

ヴァジュリオン1はリョウカの駆るアースに倒された…

 

 

【敵:残り2】

 

 

ヴァジュリオン3&4『ギシャァァァァァァ…!!』

 

 

キュィィィィィン…!

 

ドッキュゥゥゥン…!

 

ガキィィィィン…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

リョウカ(本体)『私達を余り甘く見ないで…!纏めて喰らいなさい!』

 

 

ガシャン…ウィィィィン…!

 

ガコン…!

 

ジリジリジリジリ…!

 

キュィィィィィン…!!

 

 

リュウカ(本体)「奴等を一点に纏めて拘束しろ!アースレールキャノンでトドメを刺すつもりだぞ!」

 

シカマル「オッケー…!行くぜ!」

 

 

シカマルは即座に2体のヴァジュリオンに対して影縛りの術を発動…

 

 

ビキィィン!

 

 

ヴァジュリオン3&4『……!?ギシャァァァァァァ…!!』

 

紫「動くな!」

 

 

ヴァジュリオン2体は術に嵌り抵抗したが紫の能力でスキマを使い身動きを封じ…

 

 

ソハナ(本体)「んじゃあ、これはどうかなぁ!!お前等は完全にピッタリとくっ付いて貰おうか!」

 

 

ピカァァン…!

 

ギュィィィ…ビッタァァァン…!

 

 

ヴァジュリオン3&4『グギャァァ…!!?』

 

 

今度はソハナの能力で2体が強制的にくっ付くと言う概念を発動させてヴァジュリオン同士をぶつけてくっ付いた…

 

 

リョウカ(本体)『ありがとうございます…!みなさん…!…トドメです…!今度こそ安らかに眠りなさい…!』

 

 

カチ…!

 

ピギャァァァァァァ…ドッギャァァァン…!!!

 

 

ヴァジュリオン3&4『ギシャァァァァァァ…!!!?』

 

 

ピカァァン…!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

そしてアースレールキャノンが放たれ…二体同時にヴァジュリオンを消滅させた…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ウィィィィン…ガコン…

 

 

リョウカ(本体)「よいしょっと…ありがとうございます…アース…また宜しくね。」

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

アースは帰って行った…

 

 

リュウカ(本体)「やれやれ、どうにかなったな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……さてと、急ぎましょう!この先に人質が居ると思います!」

 

悟空「まだ救出出来て無い奴が居るのか!?」

 

リュウカ(本体)「ああ、しかもそいつは恐らく神官の子孫の1人だ…ボヤボヤしてると殺される…。」

 

リョウカ(本体)「急ぎましょう…!」

 

 

それで一行は先へ進み…案の定そこに囚われていたマリアを発見…無論だが結界の所為で近付けないが……リョウカ達の能力で結界を破壊して…救助に成功した…

 

 

リュウカ(本体)「ふぅ、危なかったな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも今回は思いっきり史実を変えましたけど…まあ大丈夫です…。」

 

センゴク「史実ではどうなりましたか?」

 

リョウカ(本体)「はい、間に合わず…殺されかけました……まあ最終的にキースさんが救助してくれましたがね……。」

 

 

ゴーン…ゴーン…

 

 

リュウカ(本体)「………奴は最上階の鐘の所だな…。」

 

リョウカ(本体)「……感じますね…ならばテレポートです!みなさん、しっかり掴まって!」

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

リョウカは能力でテレポートし…鐘撞堂の最上階の屋上にやって来た…

 

 

ピシュゥン…!

 

 

?「……!貴様等…!何故こんなに早く…!!」

 

リョウカ(本体)「あら?それを簡単には教えれないですね?それに貴女の目論見は潰えました…人質は全て私達が救助させてもらいましたよ…ザバさん?残念だねぇ…まあそんな事よりも……。」

 

 

ピカァァン…ゴォォォォォォ…!!

 

 

ザバ「……!」

 

リョウカ(本体:無零)「貴女はイレギュラー過ぎる…消えてもらいましょうか?」

 

ザバ「…っふ…残念だけど私は此処で殺される訳にはいかないわ!オッホッホッホッホ!」

 

 

キュィィィィィン…!

 

 

リョウカ(本体:無零)「……消えて無くなれ…!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

ザバ「では…じゃあねぇ…!」

 

 

ピシュゥン…!

 

ヂュィィィィィィン…!

 

ピカァァン…!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体:無零)「………逃げましたか…しかももうこの大陸には居ないね…。」

 

 

ピカァァン…シュゥゥゥゥ…

 

 

リュウカ(本体)「分かるのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、はっきりとね…ザバさんは最後の島で待ち構えています…。」

 

リュウカ(本体)「最後の島に待ち構えているって事は…最後の島ってまさか?」

 

リョウカ(本体)「間違いなく700前のエステリア大陸及びイース大陸でしょうね…まあ私達は普通にオリジン大陸って呼んでますがね……。」

 

カズマ「うげ…じゃあまた地上とイースを攻略しないといけないのか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?その必要は無いです…攻略すべき場所はダームの塔ただ一ヶ所だけ…ただしそのダームの塔は今までの集大成とばかりの規模ですがね……攻略難易度は普通に私達も苦戦は免れないでしょう…。」

 

めぐみん「そうですか…。」

 

リョウカ(本体)「…だからこそそこまでに掛かる時間…と言うよりも猶予が欲しいですがね…急がないと…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

 

その後一行はそこでとある夢見の像を生成し…掲げて…大部分の魔力の呪いを解除した…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ビシビシ…!

 

 

ナルト「うぉ…!?なんだってばよ!?」

 

エクレール「これってヤバいんじゃない!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、どうやら先程の私の攻撃が1番重要部分に被弾したからこの建物が崩壊し始めてますね…でも大丈夫です、私の力でテレポートして脱出しますよ。」

 

エリザベス「は…早く…!」

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

リョウカ達一行は能力でテレポートし…鐘撞堂を脱出した…それと同時に…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ガラガラ…!!

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

……鐘撞堂は完全に崩壊したのだった…

 

 

(カズマ&めぐみん『このすば!』)

 

 

その後一行は一気にイースの中枢へと向かう事にし…サルモン神殿の地下水道の深奥部…その例の門の前に来ていた…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、恐らく今回出て来るのは多分ダレスさんでしょうね…。」

 

リュウカ(本体)「分かるのか?」

 

リョウカ(本体)「……今の私の装備を見れば分かると思いますよ?」

 

リュウカ(本体)「……何で最後の敵じゃないのに最後の装備をしてる?」

 

リョウカ(本体)「多分この装備じゃないと一切通用しない敵だと思います…だから相手はダレスさんか…ダームさん以外有り得ないでしょう。」

 

リュウカ(本体)「なるほど…まあそれで良いがな。」

 

リョウカ(本体)「……さてと……。」

 

 

 

シュゥゥゥゥ……ゴォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(本体:魔神王)「…行きましょう…。」

 

 

ギィィィィ…ガシャン…!

 

 

?「ほぅ、ここまで来るとはな…。」

 

リョウカ(本体:魔神王)「…ええ、ダレスさん…まあ御託は良いです…単刀直入に聞きます、貴方が主犯ですか?」

 

ダレス「いいえ?幾ら私と言えどそんな力は有りませんよ?まああのお方なら可能ですがな…。」

 

リョウカ(本体:魔神王)「へぇ…じゃあやっぱりダームさんでしょうね…少なくとも魔神王にでもなったダームさんなら可能でしょうね…。」

 

ダレス「っふ…でしょうね…まあ幾ら分かったとしても貴女方達を通す訳には行きませんな。」

 

リョウカ(本体:魔神王)「ならば無理矢理押し通させてもらいますよ?ダレスさん…。」

 

ダレス「良かろう…では来るが良い!最強と謳われた現最高魔神王の実力をこの私に見せてみろ!」

 

リョウカ(本体:魔神王)「行きます…!ダレス…!はぁぁぁ…!!!」

 

 

【イース編:第6のボス】

 

 

VS【至高の暗黒魔術師:ダレス(混沌個体・超強化個体・歴戦王個体・魔神化)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【overdrive(クロニクルver)】

 

 

地形【サルモン神殿:地下水道:最深部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ダレス「はぁぁ…!!」

 

 

カァァァン…!

 

バババババババババ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「そんな攻撃…!」

 

 

シャキン…!

 

 

リョウカ(本体:魔神王)「はぁぁぁ…!!!」

 

 

ッダ…!

 

ザシュザシュザシュザシュザシュ…!

 

パァァァン…!!

 

 

ダレス「む…!やるな…!ならばこれはどうだ…!はぁぁ…!!」

 

 

カァァァン…!

 

キュィィィィィン…!

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

リョウカ(本体:魔神王)「ふん!」

 

 

 

バキィィィン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

リュウカ(本体)「っく…!相変わらず凄まじい物だな…!結界で護ってても此れ程とはな!」

 

ダクネス「しかもどうやら前よりも強くなって行ってる…!」

 

リョウカ(本体:魔神王)「さてと…では本格的に私も行きましょうか…!はぁぁ…!!!」

 

 

ッダ…!

 

ピシュゥン…!!

 

 

ダレス「何…!!?」

 

 

バキィィィン…!

 

 

ダレス「ゴハァ…!」

 

 

ヒュゥゥゥ…ズガァァァン…!!

 

 

ダレス「グヌヌ…!見事だ…!」

 

リョウカ(本体:魔神王)「それはどうも…さてと…少し私も本気になりましょうか…ついでに私も試したい事も有りますしね…貴方には敬意を表して…私の力の一端を見せてあげましょう…。」

 

 

ピカァァン…ゴォォォォォォ…!!

 

 

(処刑用BGM:作品名【ドラクエシリーズ】曲名【魔王との対決(リメイクver)】)

 

 

リョウカの姿はリョウカではあるがリョウカでは無い位に変貌していた…目は真っ赤に染まり…常にギラギラと紅く血走った光り輝いている…更に全身に禍々しい闇の衣と闇のバリアーと闇の結界を貼り…闇のオーラを覆っている為完全に闇リョウカそのものだった…しかもご丁寧に処刑用BGMが流れている…

 

 

全員(リョウカ及びダレス以外)『……。(あ…死んだな…。)』

 

ダレス「……!!これは…まさか…!!此れ程のパワーと魔力が…!!?」

 

リョウカ(本体:魔神王)『フフフ…!アーッハッハッハッハッハ…!!!我が力に恐怖し…ひれ伏し…その魂を私に献上せよ…!」

 

 

パチン…!

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

全員(リョウカ以外)『……!!』

 

 

リョウカが指を鳴らすと場所が一瞬で変わり…完全に禍々しい王宮の玉座の間に転移していた…

 

 

リョウカ(本体:魔神王)『クックック…!さてと…終わらせてあげるわ…!死ねィィィ…!!!!」

 

 

【最高魔神王リョウカ:トドメの一撃発動!】

 

 

ピロピロピロピロ…!!

 

 

【極大終滅魔法】

 

 

【リョウカは、ファイナルワールドエンドを唱えた!】

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

キュィィィィィン…!!!!

 

ピキィィィィン…!!!

 

 

ダレス「グワァァァ…!!!!?」

 

 

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

【ダレスに、∞ダメージを与えた!ダレスを倒した!】

 

 

リョウカの魔法でダレスは呆気なく消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピカァァン…!

 

ピシュゥン…!

 

 

リュウカ(本体)「……助かった…よな?」

 

カズマ「ああ、全員無事のようだ……。」

 

めぐみん「…滅茶苦茶怖かったですよ…。」

 

リュウカ(このすば)「ってかあれ、完璧にラスボスのやり方じゃねぇか…!?何普通に強制即死やっちゃてる訳!?」

 

ソハナ(本体)「流石元は僕だねぇ…!そこに痺れる憧れるぅぅぅぅぅ…!!」

 

ナナ(本体)「波紋!オーバードライブ…!!!」

 

 

ドコォ…!!

 

 

ソハナ(本体)「ぎぇぇぇぇぇ…!!!?腹がぁぁぁ…!腹がぁぁ…!!」

 

リョウカ(本体)「………何してますか?」

 

ナナ(本体)「ん?何時もの事だよ、気にしない。」

 

ソハナ(本体)「いや、僕は凄い痛いんですけど…!!?」

 

ナナ(本体)「何?もっと痛いのが欲しいんだって?」

 

ソハナ(本体)「いや…何故ぇ…!?ナナちゃん!?アンタいつからドSに!?」

 

ナナ(本体)「何って、元からでしょう?それにどちらかと言えばリョウカちゃんも結構…いえ、超の付く程のドSよ?ただし本人は気付いてないけどね…更に受け気味寄りでみんなも気付かない…だから基本的にドMに間違われたりもする。」

 

リョウカ(本体)「………。」

 

ソハナ(本体)「ん?どうしたんだい?リョウカちゃん…って!待ってリョウカちゃん!?その手に持ってるのって…!?」

 

リョウカ(本体)「ん?ただのハリセンですよ?確かソハナさんにはよく効く物になってる筈ですよ?」

 

ソハナ(本体)「えェェェェェェ…!!?リョウカちゃん…!?僕何か君に恨む事したのかい…!?」

 

リョウカ(本体)「ううん?何も無いけど取り敢えず今さっき脳内でナナさんに頼まれて即座に用意しただけですが?」

 

ナナ(本体)「………ってへ…。」

 

ソハナ(本体)「いや、てへ…じゃないよ!?…待って…まさか本気でそれでやるの…?ちょ…ちょっと…!?」

 

ナナ(本体)「大人しく喰らって。」

 

 

バチィィン…!

 

 

 

ソハナ(本体)「あァァァァァァァァァ…!!!!!!!」

 

 

ナナの強烈なハリセンがソハナに襲い掛かり…ソハナは今年一番の絶叫をしたのだった…

 

 

(ダスト&ミツルギ『このすば!』)

 

 

2時間後…一行はなんやかんやありながらイースの中枢の最深部手前の最後の門の前までやって来た…無論その間に様々な人物と出逢ったりもした…だが相変わらず女神の2人は存在しなかった…因みにこの時点でイースはエステリア大陸に降り立ったのだった…

 

 

リョウカ(本体)「……ここまで長かったですね…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、いよいよ前半戦の最後の戦いです…準備はいいですか?」

 

カズマ「ああ、大丈夫でだぜ!」

 

ゼルトリス「問題無い。」

 

めぐみん「行きましょう!リョウカちゃん!」

 

リョウカ(本体)「ええ…さてと……。」

 

 

ピカァァン…ゴォォォォォォ…!

 

 

リョウカ(本体:無零神)「……!!」

 

 

ッバ…!

 

ゴォォォォォォ…!!

 

 

リョウカは、最後の門に対して、いてつくはどうを放ち全ての効果を打ち消した…すると…

 

 

ピカァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!

 

 

門が開いた…リョウカ達一行は躊躇無くその門を潜って行き…

 

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!

 

ガチャン…!

 

 

門は固く閉ざされた…

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

【イース中枢:黒真珠の間】

 

 

ドクン……

 

 

ドクン……

 

 

?『…ここまで来るとは…対して奴等だ…。』

 

リョウカ(本体:無零神)「それはどうも……ダームさん…さてですが、単刀直入に聞きますが…貴方が主犯格ですか?」

 

ダーム『っふ…まあ率直に言えばそうなるな…まあ正確には我は謂わば分身だ…本物の我は最後の島で貴様等を待っている…。』

 

リョウカ(本体:無零神)「でしょうね……まあさっきのダレスさんもまるで手応えも無かったからね…案の定分身をそこに差し向けたのでしょうね…貴方もその同類…違いますか?」

 

ダーム『っふ…流石だ…そう言う事だ…。』

 

リョウカ(本体:無零神)「……っで?何故このクーデターを引き起こしたのですか?やっぱり私を殺したい訳ですか?」

 

ダーム『その通りだ…貴様等は最早過去の者…我々が革命を引き起こすのだ!力こそ全て!我々こそが絶対…、』

 

 

プッツン…!

 

 

ブォォン…!

 

バキィィィン…!!

 

 

ダーム『グォォォォ…!!?』

 

 

ズズゥゥゥン…!

 

 

リョウカ(本体:無零神)「………たったそれだけの理由ですか……たったそれだけの為に私のおじいちゃんを……!よくも……よくも…!!……っ…!!!ぐぅぅ…!!」

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ビシャァァン…ビシャァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!落ち着け…!!」

 

ナルト「リョウカ…!!」

 

 

ビシャァァン…ビシャァァン…!

 

 

リョウカ(本体:無零神)「ぐ…ぅぅ…!!ぬぅぅぅぅぅ…!!」

 

 

キュィィィィィン……シュゥゥゥゥ……!

 

 

リョウカ(本体:無零神)「……はぁ…はぁ…………。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカ…。」

 

リョウカ(本体:無零神)「……そう簡単に私はもう…怒り狂いはしないです……私は…私だからです…!」

 

 

ピカァァン…!

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

 

全員(リョウカは除く)『……!!』

 

リョウカ(本体:終無零)「私は元祖の全七ノ大罪を司る者…そして全ての十戒を司る者…私はメリオダスさんと同様…完全なる憤怒の神と愛を司る神…それに司る者…神罪を犯し過ぎた絶対なるイレギュラー……私は…現3代目最高魔神王の…神森リョウカ…そして……0代目最高神の…リョウカです…!!行くぞ…!!ダーム…!!」

 

ダーム『ぐぬぬ…!おのれェェェェェェ…!!!』

 

 

【前半戦及びイース編:最終ボス】

 

 

VS【天理の超越:最高魔神王:ダーム(混沌個体・魔神王化・超強化個体・歴戦王個体)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦(ファイナルアタック有り)】

 

 

戦闘BGM:作品名【ドラクエシリーズ】曲名【おおぞらに戦う】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

【味方:ファイナルオーブチャージ率[50%]】

 

 

ダーム『はぁぁ…!!!』

 

 

ビビビビビ…!

 

 

リョウカ(本体:終無零)「その程度ですか!でやぁ!」

 

 

ガキィィン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ダーム『ぬぅぅぅぅぅ…!!小癪な…!……!?何処に行った…!?』

 

リョウカ(本体:終無零)「何処を見てますか?こっちですよ!」

 

 

ポォォピィィ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(本体:終無零)「おまけ!喰らいなさい…!」

 

 

シャキン…!

 

ザシュ…ザシュザシュザシュザシュ…ザシュゥゥ…!!!

 

 

ダーム『グォォォォ…!!!?』

 

リョウカ(本体:終無零)「さてと…そろそろ終わらせてあげましょう…!」

 

ダーム『何…!?』

 

 

 

【味方:ファイナルオーブチャージ率[100%]】

 

 

【神森リョウカ:ファイナルアタック敢行】

 

 

リョウカ(本体:終無零)「…神森流……二刀流最終神滅奥義…!!」

 

 

シャキン…!

 

フォォン…!

 

ピカァァン…シュゥゥゥゥ…キュィィィィィン…!!!

 

 

ダーム『……!!!この力…!!!我の力を…上回ってるだと…!!?』

 

リョウカ(本体:終無零)「…終わりです…!【ファイナル…ゴットエクスカリバー…!!!!】はァァァァァァ…!!!!!」

 

 

ブォォォォォン…!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

ダーム『グォァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ザシュゥゥ…!!!!!

 

ピカァァン…!!

 

ビシャァァン…ビシャァァン…!!!

 

ボォォォン…ボォォォン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!

 

 

リョウカの解き放った超極大の聖剣がダームを真っ二つに切り裂き…ダームは爆発四散して消滅した…それと同時に、最後の島の結界が更に1枚破壊された…

 

 

 

【第2の結界:破壊完了】

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピカァァン…シュゥゥゥゥ…!

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!……ふぅ……勝てましたね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……本当にお前1人で片付けてしまったな…。」

 

リョウカ(本体)「ははは……すみませんね……っ…!やっぱり反動がキツいですね……またしばらく休まないとね……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……。」

 

リョウカ(本体)「……みなさん、お疲れ様です……これにて本作戦は終了です…みなさんの元に先ず連絡してから帰還しましょう……。」

 

カズマ「ああ。」

 

 

その後一行は全軍に作戦成功の旨を連絡し…待機組にも連絡が届き喜んだ……更に数時間後には作戦成功の宴会が開かれしばしの休憩を行った…(尚この時点で前線基地を設置の成功した…)

 

 

翌日…

 

 

リュウカ(本体)「さてと…んじゃあお前ら、次の島に行くぞ!」

 

リョウカ(このすば)「ええ!行きましょう!」

 

カズマ「後3つか…長いけどやるぜ!」

 

リュウカ(本体)「そうだな…良し!全艦及び全軍!出発!」

 

全艦『了解!』

 

 

キュィィィィィン…ザッパァァン…!

 

ザザァァン…!!

 

 

そして一行は次なる島を目指して出発したのだった…これで残る島は3つ…果たしてリョウカ達の運命は如何に?……次回へ続く…

 

 

【クエスト前半戦:完了】

 

 

 

【後半戦に続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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第42話 神森一家の異世界五大魔島:最終決戦編【前編】

どうも、僕はソハナ…さてと前回のあらすじと行こうか、前回僕達はサルモンの神殿の攻略戦を実施してね、圧倒的な戦力で敵軍に押し入り…猛烈な速度で進軍して、敵を殲滅してな?それはそれは凄まじい規模だったよ…それで人質を全て救助して…全ての幹部クラスの魔物を撃破に成功し…最終的に分身体とは言えダームの討伐に成功したよ…いや〜…良かった良かった……まあそう言う感じだね…それじゃあ今回も見ると良い…


OPBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(OPver)】

 

 

……クエストを開始してから2カ月……一行は最後の島を除く全ての島を攻略した……無論どれもこれも壮絶な戦いばっかりだったが手に入れた物は大きかった……(……因みに本音を言えば、尺が足りないので残りの2つの島を書く余裕が無いのでカットされてしまったのだ…………犠牲になったのだ…犠牲の犠牲に………(ガルバラン&ナピュシュテム『解せぬ…。』))

 

 

因みに一行は最後の島を目指していた…

 

 

リョウカ(本体)「……いよいよ…ですね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

リョウカ(本体)「…………ふぅ……。」

 

めぐみん「………大丈夫…そうじゃないですね…やっぱり無茶が祟ったのと……その傷ですね…。」

 

リョウカ(本体)「あ〜…うん……一応は大丈夫……だと思います…。」

 

永琳「やれやれ……全く相変わらずね……力を持ち過ぎて、ふとした瞬間に隙を突かれたら意味は無いわよ…。」

 

リョウカ(本体)「あ……うん、そうですね……。」

 

リュウカ(本体)「………。」

 

 

実はだが、リョウカのダメージに関してだが…ナピュシュテムの管理する島にてエルンストとの決戦の時にて黒のエメラスの剣でリュウカを庇って斬り裂かれた……その傷の度合いはある意味で深刻で心臓付近や腹部を斬られた…まあ即座に回復能力で回復したが…案の定今までの疲労が重なり回復能力は大幅に低下していて…必要最低限程度且つ今にも傷が開きそうなくらいになっていた……流石に今は永琳達の力で完璧とはいかないが…治療処置は済ませてあった…っが相変わらず無茶は出来ない身体なのは相変わらずだ……無論だがそれに伴いリョウカ自身の全ての能力やステータスも低下してるのも相変わらずって所か………

 

 

リョウカ(本体)「………ふぅ……少し休みますか…まだまだ距離は有りますし…。」

 

めぐみん「ええ、そうして下さい。」

 

兵士総元帥3「……!姫様!緊急事態です!」

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?」

 

兵士総元帥3「は!進行方向にて敵機の超大編隊!数は…1000兆機…!!」

 

リュウカ(本体)「何…!!?1000兆機の超大編隊だと!?」

 

めぐみん「ふざけてるのですか!?」

 

兵士総元帥3「いえ!間違いなく1000兆機居ます…!現在こちらに進軍中です!」

 

リョウカ(本体)「やっぱりこれが狙いですか…!残った2つの島を敢えて温存して…最後の最後で、一気に叩き潰す戦法ですか…!……しかも今回は今まで以上に数が多いですね…流石に一度には相手には出来ないですし何は確実にジリ貧になり全滅です…。」

 

エクレール「じゃあ、どうするの?」

 

リョウカ(本体)「……こうなったら仕方ないです……私自ら出ます。」

 

リュウカ(本体)「…!リョウカ…!幾らなんでも無茶な…!第1にそんな傷で…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、確実に負けるでしょうね…でも直接は戦いませんよ……私の今残った力を使い…戦う前から全ての敵機を全て消滅させるしか方法は無いでしょう………っで?最後の島までの距離は?」

 

兵士総元帥2「は…はぁ…現在の速度で行けば2週間有れば…。」

 

リョウカ(本体)「……結構ギリギリですが…やるしかないですね……全軍及びに全艦に連絡!全ての艦隊は本艦に出来るだけ寄せて…上空に居る者は直ちに本艦隊に帰還する様に伝えて!」

 

兵士総元帥4「は!」

 

センゴク「一体…どうする気ですか?」

 

リョウカ(本体)「…私の残った力で本艦隊を中心に…最後の島まで超超広範囲の攻撃結界を貼り…無理矢理全ての敵機を撃滅します…。」

 

全員『……!!』

 

 

リョウカから出された作戦が至ってシンプルだが、限りなく無茶に等しい作戦だった…先程も言ったが今のリョウカ自身の力ではほぼ不可能に等しい物だ……だが無茶を承知でやれば何とか出来る可能性は有る……っがその場合は完全にリョウカ自身が倒れる事を意味するし…場合によっては死に掛ける可能性が最も高い……だが現段階ではこれしか全員が助かる方法が無いのが実情だ……

 

 

リョウカ(本体)「……まあ確実に私は倒れるかもしれないけど、全員が無事に到着するには最早これしかないでしょう……だから私はやります。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカ……。」

 

リョウカ(本体)「……ごめんなさい…結局は私はこうなりますね……それじゃあ行って来ます……。」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!」

 

 

リョウカは制止を振り切り、甲板上に出て…艦首の方まで行った…

 

 

リョウカ(本体)「………!」

 

 

フワァァ…(ハァァァァン…!)

 

ピカァァン…!!

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカはほぼ無理矢理覚醒形態に移行した…

 

 

戦闘BGM:作品名【エヴァシリーズ】曲名【ANGEL ATTACH(旧ver)】

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「はぁ…はぁ…………来ましたか…!」

 

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

……空を埋め尽くさんとばかりの超ギッシリと空を埋め尽くしている闇の航空機の超大編隊が神森艦隊に迫って来た…

 

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「でも…今頃遅い…!!はァァァァァァ…!!!!」

 

 

 

ピカァァン…カァァァン…!!

 

ジリジリジリジリ…!

 

 

 

リョウカを中心に急速に全種類の攻撃結界が広がって行き…ほんの数秒で神森艦隊全てを包み込み…

 

 

ボォォォン…ボォォォン…ボォォォン…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

 

その結界は更に尚も広がり続け…敵機も巻き込まれて撃墜されて行った……

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「はぁ…!…はぁ…!げほ…!!!げほ…!!!ぐぅぅぅ…!!!」

 

 

……っがやはり無茶な物は無茶なので大量の吐血もした上に折角傷が塞がっていたのに再び開いて…包帯に血が滲み始めた……っがそれでもリョウカは辞めない……死ぬ気で続けていた…しかしそれでもリョウカは余りにも傷付き…疲弊し過ぎていた……

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ビシャァァン…!

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「ぐぅぅ…!!っつう…!!はぁぁぁ…!!!」

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

 

兵士総元帥3『……!!最後の島から強力な結界を確認…!!姫様の結界と間も無く衝突します…!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ズガァァァァン…!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「ぐぅぅ…!!あぁぁ…!!!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!!もう…辞めて下さい…!貴女が死んじゃう…!」

 

リョウカ(本体:祖無零)「だい…じょうぶです…!!私は…大丈夫……だから…!」

 

ダーム(本体)『クックック…!強がりは寄せ…最早死に損ないの分際め…ここまでだ…!さっさとくたばるが良い…!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「ぐぅぅ…!!」

 

 

ズルズル…!

 

ピチャ……ピチャ…

 

 

 

カズマ「リョウカ…!?…出血が酷い…!」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!……っ…!!」

 

?『ハーッハッハッハッハッハ…!!!さぁ…!どうする…!!このままでは貴様等の結界は壊れ…我々の航空機が殺到するぞ?』

 

悟空「何だと…!!?やい!ダーム…!テメェ!いい加減にしやがれ!!」

 

ナルト「そうだ!正々堂々と来やがれってばよ!!卑怯だぞ!お前だけ高みの見物とはな!!」

 

ダーム(本体)『ふん、戯事を…これが戦いだ…卑怯も糞も無かろう?クックック!』

 

?『ほぅ?ならば我々が出ても卑怯ではないな?』

 

全員『……!!』

 

 

ピカァァン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ジリジリジリジリ…!

 

ビシャァァン…ビシャァァン…!!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

戦闘BGM:作品名【ドラクエシリーズ】曲名【勇者の挑戦(リメイクver)】

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「……!?み……なさん…どうして…此処に…?」

 

リュウカ(本体)「お前ら…!来たのか!?」

 

?「うむ、待たせたな。」

 

?「…すまなかったな…此処まで傷付いてまで…。」

 

 

リョウカ達一行の前に現れたのは何と初代ラスボス及び初代裏ラスボス…の全員が集結した…

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「…みなさん……っ…!!ぐぅぅ…!!はぁぁぁ…!!!」

 

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

 

リョウカ(本体:祖無零)「げほ…!!!げほ…!!!…つぅ…!だ……め……力が……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ…!!!っ…!!はぁぁぁ…!!!!」

 

 

ピカァァン…!ゴォォォォォォ…!!

 

 

リュウカ(本体:祖無零)「でやぁぁぁ…!!!」

 

 

ピカァァン…!

 

 

ゾーマ「我々も続け!」

 

エスターク「うむ!」

 

デミーラ「良いでしょう!」

 

 

ピカァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ジリジリジリジリ…!

 

 

ダーム(本体)『な…!?何だと…!?』

 

リュウカ(本体:祖無零)「俺達は負ける訳には行かねぇんだよ…!!それによくもリョウカを…!」

 

ダーム(本体)『小癪なァァァ…!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

リュウカ(本体:祖無零)「っく…!……リョウカ…もうちょっとだけ耐えれるか…?」

 

リョウカ(本体:祖無零)「う…ん…何とか…頑張ります…!はぁぁぁ…!!」

 

 

ピカァァン…!!ゴォォォォォォ…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!

 

ビキビキ…!

 

 

ダーム(本体)『んな…!!何ィィィ…!!!!?』

 

リュウカ(本体:祖無零)「今だ…!奴の結界を完全に破壊しろ…!」

 

アヤカ(本体)「ええ!やってやるわよ!」

 

ソハナ(本体)「お!やってやろうじゃないか!」

 

ナナ(本体)「反撃だよ…!」

 

 

ポォォピィィ…!ポォォピィィ…!

 

カァオ…!カァオ…!

 

ボォォォォォォ…!

 

ドッキュゥゥゥン…!!

 

ドッギャァァァン…!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!

 

ドドォォォォン…!!

 

 

 

 

ダーム(本体)『己…!己ェェェェェェ…!!こんな事が…こんな事がぁぁ…!!』

 

 

 

ピカァァン!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!

 

ビキビキビキビキ…!

 

ガッシャァァン…!

 

 

 

【ダームの結界:破壊完了】

 

 

ダーム(本体)『馬鹿な……こんな事が…!』

 

リュウカ(本体:祖無零)「これで分かったろ…?テメェじゃあ俺達には勝てねぇよ…それにお前らは俺達を怒らせた……最早生きては返さん…。」

 

ダーム(本体)『……っく…だが此処まで来れるかな?此処まで来れなければ意味は無かろう?』

 

リュウカ(本体:祖無零)「だろうな、だが待ってろ?必ず貴様の前にやって来てやる…貴様の黒真珠を洗って待っていろ……。」

 

ダーム(本体)『ふん…来れたらな…さらばだ!』

 

 

ダームの声はそれっきり聴こえなくなった…

 

 

ピカァァン…シュゥゥゥゥ…

 

 

リュウカ(本体)「ふぅ…どうにかなったな……おーい…リョウカ…大丈夫……、」

 

リョウカ(本体)「はぁ……ぅぅ……ぐぅ……。」

 

リュウカ)本体)「………!!リョウカ…!!」

 

めぐみん「リョウカちゃん…!!永琳さん…!」

 

永琳「分かってるわよ!…全く!毎回毎回こうなるわね…!まあ慣れたけど…!」

 

 

それで一行は急いでリョウカを緊急医療室に搬送させ…再度緊急手術を実施したのだった…

 

 

……3日後…手術は成功したが案の定リョウカは力を使い果たした上に酷く疲弊していた事やダメージの蓄積で…昏睡状態になってしまった…

 

 

リョウカの部屋にて……

 

 

ピ……ピ……ピ……

 

 

リョウカの部屋は昔のリョウカみたいに様々な医療機器と医療道具が置いてあり…いつでも対処が可能な状態で…リョウカの身体中に包帯が巻かれて上に…更に様々な医療機器が装着されていた

 

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカ…。」

 

リョウカ(このすば)「……やっぱり大丈夫じゃなかったですね…。」

 

リュウカ(本体)「ああ……。」

 

リョウカ(このすば)「……一週間と数日で最後の島ですか……目覚めると嬉しいです……。」

 

リュウカ(本体)「……そうだな……。」

 

リョウカ(モンハン)「………リョウカさん…本当に大丈夫なのでしょうか………。」

 

リュウカ(本体)「きっと大丈夫だと思う……っと思いたい……だって今回は流石に度が過ぎる……俺達は本当に悲しい……リョウカが傷付く度に俺達の心も傷付く……俺達が如何に無力なのか思い知らされる……だが、それでも諦める訳には行かない……それが俺達だからな……。」

 

リュウカ(このすば)「まあ、確かにそうだな…。」

 

ゾーマ「……うむ……だがこのままでは何はジリ貧を引き起こして死んでしまうぞ?」

 

リュウカ(モンハン)「確かにそうだ……俺達だってそうしたいが……リョウカ…一瞬でも目を離せばこれだ…。」

 

めぐみん「…ええ、ふとした事がこうなる事が多いですね…主に私達を庇っての負傷が多いですし……。」

 

リョウカ(このすば)「まあ、うん……私だからね……。」

 

リョウカ(ハンター)「……?…あれ?」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

リョウカ(ハンター)「……なんか…リョウカさんの髪と…肌が白くなってませんか…?」

 

リュウカ(本体)「……本当だな……って…!これは不味いな……。」

 

めぐみん「……リョウカちゃんに何が…?」

 

リュウカ(本体)「最悪の状態だな………まさか此処までとはな……リョウカの命も失い掛けている…だから老け掛けてるんだ…。」

 

カズマ「は!?それじゃあこのままじゃあ!リョウカが寿命で死ぬのか!?」

 

リュウカ(本体)「…………。」

 

めぐみん「………リョウカ…ちゃん…。」

 

リュウカ(本体)「………くそ……またこれか……リョウカ……。」

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

ピカァァン………!

 

 

全員『……!!』

 

 

全員が暗い雰囲気の中…突然リョウカの身体が光り出した……

 

 

 

チリーン…

 

 

リュウカ(本体)「……何だ?この音は?」

 

 

 

チリーン…

 

 

チリーン…

 

 

?『……聴こえますか?』

 

めぐみん「……!その声は…リョウカちゃん!」

 

リュウカ(本体)「……リョウカ、どうなってる?」

 

リョウカ(?)『ええ……って言うよりも今話してる私は本体の魂の状態の私です…一時的に幽体離脱しただけです…それにもう時間は有りません。』

 

リュウカ(本体)「……リョウカ…。」

 

リョウカ(本体:魂)『……みなさん…本当にごめんなさい…私の所為でまたみなさんを悲しませてしまいます……本体にごめんなさい……でもです……これだけは信じて……私は必ずこのクエストの最後の戦いまでに蘇ります……しかも全盛期までに若返ってね…。』

 

めぐみん「…え?」

 

リョウカ(本体:魂)『……これから私は肉体諸共完全に死んでしまいます…それと同時に…私の肉体が再度蘇るべく大昔にやった最大の封印術が自動で作動し…私諸共肉体を封印…その中で尋常じゃない速度で回復及び退化が実施されます……ただしそれに掛かる時間がどれほどかは不明ですが…でも今回は確実に来るべきに備えての細工や対策も済ませてます…だから必ず復活には間に合うと思います…。』

 

リュウカ(本体)「………。」

 

リョウカ(本体:魂)『………でも…こんな形になってしまった事は本当に申し訳ないって思ってます…本当にごめんなさい…更に言うとね…私が完全に死ぬ…つまりは分身体の私も完全に機能は停止します…私諸共封印されます…。』

 

リョウカ(このすば)「……やっぱりそうなるよね……。」

 

リュウカ(このすば)「………。」

 

リョウカ(本体:魂)『本当にごめんなさい……巻き込んでしまってね……でも必ず返します………でもそれまでの間は完全に私抜きでやってもらいます…。』

 

リュウカ(本体)「……ああ…。」

 

リョウカ(本体:魂)『……どうやらもう時間が無いですね……本当にごめんね…少しの間寂しいって思いますけど…必ず復活する様に努力はします……それと私からの今の私の最後のプレゼントです…。』

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

めぐみん「……こ…これは?」

 

カズマ「おお……これは凄いな…。」

 

めぐみん「………これはリョウカちゃんのそっくりの服装と装備ですね……。」

 

リョウカ(本体:魂)『…ええ、これらの装備は本当に私が信頼できる者で…尚且つ家族同士で認められた者に与えられる…最後の装備です…これらの装備は私の力がほぼ全て扱えますし形態変化や覚醒形態にもなれる優れものです…まあ謂わばこの装備は私そっくりになる為の装備です……後、私の残った最後のエネルギーを使って…家族全員…私と同じになりました……これで少なくとも私が居ない間は…大丈夫です……。』

 

リュウカ(本体)「………リョウカ……。」

 

 

ピ……ピ……ピ……ピィー……

 

シュゥゥゥゥ……

 

 

リョウカ(本体:魂)『……ははは……どうやら時間切れですね……私の身体が完全に力尽きてしまいました……ごめんね……それと私から最後の頼みです……。』

 

めぐみん「……リョウカ…ちゃん…。」

 

リュウカ(本体)「分かった……どんな頼みだ……?」

 

リョウカ(本体:魂)『……私が死んでも……私を連れて行って……そして……私を守って……そして…私が戻るまで絶対に誰一人として死なないで……下さい……。』

 

リュウカ(本体)「………ああ………分かったよ……。」

 

リョウカ(本体:魂)『………ありがとうございます……みなさん…………それじゃあ一時のお別れです……またね……。』

 

 

 

シュゥゥゥゥ…ピキィィィィン…!!!!

 

 

全員『……っ…!!』

 

 

 

パァァァン…!!!

 

 

 

リョウカの優待は完全に消えると同時にリョウカの身体は眩い光を解き放ち……この世界全域に広がる程の眩い光が包み込んで……

 

 

 

シュゥゥゥゥ……!

 

コロン……

 

 

………光が収まると、そこには……いや……全てのリョウカの存在が完全に消え去り…床に手の平サイズの宝玉が転がっていた…

 

 

リュウカ(本体)「……………。」

 

 

リュウカは、躊躇無しにその宝玉を拾った…

 

 

めぐみん「…………リョウカ……ちゃん……。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカ………っ…!つぅ…!あぁぁぁぁぁぁ…!!!リョウカァァァァァァ…!!!!」

 

めぐみん「ひぐ……リョウカ……ちゃん……あぁぁぁぁ…!!!」

 

 

バタン…!

 

 

兵士総元帥1「ひ…姫様……!?……!そ…そんな…!姫様ァァァ…!!!!!」

 

 

……その後、その場に居る全員がリョウカが亡くなった事で泣き叫んだ……無論リョウカの死去の凶報は全軍及び全拠点に伝えられた…まあ厳密には死んだが生きてはいると言う矛盾な感じだが……事実上は完全に死んだ事になっている……

 

 

【3代目:最高神王:神森リョウカ[完全死亡及び封印]】

 

 

………リョウカが亡くなって翌日…それぞれの艦隊に代表者が龍華(リュウカ※元はリョウカだが、事前に権限を臨時で移植)に乗艦して今後の行動を話し合っていた…

 

 

大石「……姫様がお亡くなりになられたのか………。」

 

リュウカ(本体)「………ああ……だが正確に言えば……リョウカは死んではいるが生きてはいる…。」

 

兵士総元帥1「…あの…それはどう言う意味でしょうか?」

 

リュウカ(本体)「……今のリョウカは肉体が死んでその直後にリョウカ自身の定められていた最後の能力が自動で強制発動し……魂諸共……この宝玉の中で封印されている……。」

 

 

リュウカは全員の目の前にリョウカが封じられている宝玉を出して置いた…

 

 

兵士総元帥2「………これが姫様…の封じられている物でしょうか?」

 

リュウカ(本体)「…ああ、その中にリョウカが封印されている…リョウカはその中で死んだ肉体と魂を回復と退化を同時に行っている……無論これはこの封印能力の力だ…リョウカの意思じゃないがリョウカの最後の命令でそうなっているがな……。」

 

兵士総元帥1「………ではどうすれば姫様は復活を?」

 

リュウカ(本体)「待つしかない……しかもこの封印能力は如何なる影響も寄せ付けないリョウカの独自の最強の封印能力だ…今の俺達じゃあ強制解除は不可能だ……だがな……俺はリョウカを信じる……リョウカが信じてって言った……だったら俺達はそれに応えるだけだ……。」

 

めぐみん「ええ……リョウカちゃんの遺して行ったこの力と思いは絶対に不意にはしないですよ……絶対にね。」

 

アクア「ええ!勿論ですよ!」

 

ダクネス「うむ、私だって…やらねばいつやるのだって思っている…。」

 

ヤマト「私も…もうリョウカちゃんを失いたくないって思っていたのに…こんな事になってしまった……だから私だって精一杯リョウカちゃんの為にも頑張るよ!」

 

兵士総元帥1「我々も…せめて姫様の為にも頑張ります!姫様の仇を討ちに行く心構えで行きます…!」

 

リュウカ(本体)「……そうだな…ならば俺達のやるべき事は変わらん…予定通りに俺達は最後の島に乗り込む…んで出来ればリョウカが復活する前にあのクソ野朗をブチ殺してやりたいが…生憎リョウカの方が早いだろうが…まあどっちにしろ…リョウカの頼みは聞いてやらんとな……リョウカを連れて行く…んでリョウカを今度こそ守る…今のこの状態のリョウカは如何なる攻撃も無力だ…回避も出来ないし防御も回避も何も出来ない……だからこそ俺達が今度こそリョウカを守る……だから手伝ってくれよ?」

 

兵士総元帥1「勿論です…!我々も姫様の為なら命を投げ出す覚悟は勿論有ります…!」

 

カズマ「ああ、当たり前だろ?」

 

ナルト「勿論だってばよ!」

 

エクレール「ええ、やってあげるわよ!」

 

リュウカ(本体)「……ありがとな、お前ら…さてとだ……最後の島の攻略だが……無論全ての敵はほぼ最強クラスまで手強くなっている…まあ数値で言うなら…最低でも推奨レベルは…レベル100位だ…つまりはレベルMAXで挑まないと簡単に返り討ちに遭う程の超精鋭揃いだ…無論雑魚敵だけでもこれだからな……ボスクラスは最早これまで戦って来た主クラスと同等だと思った方が良い位だろう…。」

 

ベジータ「だろうな、だが勝算が無い訳じゃ有るまいな?」

 

リュウカ(本体)「ああ、勿論有る…何せ敵の目的はあくまでもリョウカを倒す事だ……今頃リョウカが死んだ事は敵にも知れ渡っている…敵にとっては目的は達成した上にこれから攻めて来る敵を倒せば良いと言う簡単なお仕事……っと思っている……だからこそそれに付け入る…。」

 

大石「なるほど……油断してる所にキツイ一撃を加えるって事かな?」

 

リュウカ(本体)「確かに油断してる隙を突くのは当たり前だが……今の俺は同時にリョウカと同じだ…だからこそ一時的に授かった能力を酷使しながら一気にあの塔を登り詰める…無論全ての敵を瞬殺するしボスクラスも一撃で葬る…それで行く…まあやろうと思えば全て無視して奴の所にも行けるがそれだと他の敵召喚されて詰むからな……後…倒さないといけない理由がもう一つ有ってな?………これを見ろ。」

 

 

リュウカは、懐から1枚の紙を取り出した…どうやら説明書みたいだ…

 

 

めぐみん「…この説明書は?」

 

リュウカ(本体)「ああ、これはこのリョウカの封印を解く為の…まあそれを早める為の説明書だ…いつのまにか一緒に入っていたのに気付いた……んで早める方法はごく単純……兎に角戦って倒すか攻撃しまくるか…又は攻撃を受けまくる等して早めるチャージ方式だ…まあ最後の敵に対するトドメの一撃のチャージ方式と全く同じ方式だ……これがリョウカの遺した物の一つでヒントだな…。」

 

ナルト「へぇ〜…。」

 

リュウカ(本体)「ただし、全く同じって言ってもトチ狂ったのかと言う程の早める為のチャージ量が…ファイナルオーブの約1000倍を溜めればリョウカは復活出来る…まあ方法の一つだな…。」

 

カズマ「いや…!明らかにそこまでの量を溜まる物じゃねぇだろ!?」

 

リュウカ(本体)「その通りだな、あくまでもチャージ=時間を速める……と言う意味だからな…一回戦って攻撃を当て続けただけや受け続けても大した時間稼ぎにはならん…ほんの数秒から数分が限度だろう…だが時間経過と言う手段と一緒に合併してやらないといけない訳だ……だがどんなに頑張っても復活の見込みは完全に最終盤だろう…それも最後の敵の所までは完全にリョウカ無しでやる事には変わりない…。」

 

カズマ「だよな……。」

 

リュウカ(本体)「……まあそう言う訳だから、兎に角戦って…リョウカの為に上へと目指そうか…。」

 

悟空「ああ。」

 

リュウカ(本体)「………んじゃあ今日の所は解散だ……到着次第すぐにでも塔へと向かい塔を登るぞ。」

 

カズマ「分かった。」

 

 

その後一行は会議を終え…それぞれの代表者はそれぞれの艦隊に戻って行った…

 

……1週間と数日後……一行は最後の島…オリジン島に上陸し…最後のダンジョン…ダームの塔へ到着し……攻略を開始したのだった……果たして一行の運命は如何に………

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】



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[第3期:最終回]第43話 神森一家の異世界五大魔島:最終決戦編【後編】

よう…リュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを説明する…前回…俺達は残った最後の島に向けて移動中に圧倒的な数の敵の超大編隊の最後の襲撃に逢いかけたが……弱っていたリョウカの力とほぼ全てのラスボス及び裏ラスボス組が集結して…大結界を貼り…敵を全て撃滅に成功した…………だが、これが原因でリョウカの容態が悪化して………リョウカは最終的に死んでしまった……更には封印状態になった上に全てのリョウカも消滅してしまった………だが俺達は止まる訳にはいかない……リョウカが居なくても俺達は役目を果たす……それがリョウカの為にな……それに俺達は信じているからな……リョウカ……じゃあ今回も見てくれ…。


……………一行はリョウカの居ない事を乗り越え…ダームの塔を上り詰めていた……全てはリョウカの為に…そして今その問題のリョウカと言うと………

 

 

 

【リョウカの精神世界:深部】

 

 

 

リョウカ(※本体のみ)(魂)「………みなさん頑張って下さい……私も頑張るから……。」

 

?『ほぅ、相変わらずだな…お前も。』

 

リョウカ(魂)「まあね、それに久々ですね…貴女と話すのはね…確かかなり昔かな?私が1年間も眠っていたあの時以来ですね。」

 

?『まあな…。』

 

リョウカ(魂)「………まあ今回はある意味で貴女が必要な訳ですよ……いえ、正確には私の本当の最後の封印されていた力を返してもらいにね。」

 

?『……良いのか?アレを解き放って?』

 

リョウカ(魂)「大丈夫ですよ、私は大昔の弱い私じゃないです……それに貴女こそずっとその封印されていた力の側に居ても然程当然の様にピンピンしてる時点で問題はないでしょう?」

 

?『まあな、何せ僕はお前だからな。』

 

リョウカ(魂)「…でしょうね……ソハナさんも分かっていたと思いますがね…いえ分からないですか……結局はソハナさんもナナさんもどうやったって完全な無から産まれるのはほぼ不可能……結局は原点にして頂点で…一周回っての……全の力と森羅万象万物の力が働く訳で……そのてっぺんが……全ての祖を超える絶対的の全の祖なる原初にして最後………全初祖無……これに限りますね……。」

 

?『知ってたのかい?それを?』

 

リョウカ(魂)「あら?私は元々ソハナさんの真理の存在ですよ?まあ私はソハナさんのシンカさん枠に当たる存在です…だからこれの存在を知ってても不思議じゃないです……まあ知ったのはソハナさんを引き摺り出してからね…っま…それまでは完全に私は何も知らずに生きて来たからね。」

 

?『だろうね…。』

 

リョウカ(魂)「……まあ結局はこれに頼らざる得ねいって事です……それに私は3代目の最高神王でもあり……0代目最高神王………そして真の初代最高神王…ZERO代目…最高零神王……それこそが私の本当の姿ですよ…無論ソハナさんやナナさんさえも知らない…みなさんも何も知らない…私しか知り得ない絶対の存在……そしてソハナさんやナナさんさえも恐れる最強で最恐で……イレギュラーを超える絶対のイレギュラー……その絶対のイレギュラーさえも敵わないイレギュラーともぶっ飛んだ存在ですよ……私が完全な孤独の存在として産まれたのは遥か昔に事だね………無論その時は名前も何も無いし形も存在しない……完全な無だったよ…それでたっぷり有る時間を使っての肉体と知恵を得て…更には力を得た……。」

 

?『…正に…原初の存在だねぇ……。』

 

リョウカ(魂)「私だからね……それであれこれしてたらソハナさんが産まれた訳で、それと同時に私の存在が何故かソハナさんの中に消えた訳です……後はソハナさんや私自身が話した通りの事ですね……。」

 

?『成る程ねぇ……。』

 

リョウカ(魂)「………さてと……まあ結局は私は私でしかない……どうなろうが私は私で在り続ける……みなさんを守る為に…そして私の為に……そして……みなさんの為にね…私は神森リョウカ……それだけの存在ですよ。」

 

?『っぶ!アッハッハッハッハ!やっぱり君は最高だねぇ!』

 

リョウカ(魂)「やれやれ……貴女も私でしょうに…リョウカさん……。」

 

リョウカ(幻影)『まあそうだねぇ…。』

 

リョウカ(魂)「まあ貴女はシンカさんじゃないからファントムとも言える存在ですがね……さてと、そろそろ頂ける物は全て頂きましょうか……。」

 

リョウカ(幻影)『分かったよ……まあ君らしくて良いけど。』

 

リョウカ(魂)「当然です、私は変わらないです…私だからね。」

 

リョウカ(幻影)『そうだね……さてと、行こうか……最後の可能性とやらにね……。』

 

リョウカ(魂)「勿論ですよ。」

 

 

(兵士総元帥1&2『このすば!』

 

………数時間後…

 

 

………場面変わって……リュウカ達はダームの塔の大部分を攻略し終え…残る敵は3体……ザバ……ダレス……そして主のダーム…(他のボス及びエリア『解せぬ。』)…決戦の時は近い……走れリュウカよ……甦れリョウカよ……いざ行かん……この素晴らしい世界に祝福の…最後の戦いへ……

 

 

 

OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(フルver)】

 

 

 

【ダームの塔:最上階:玉座の間】

 

 

 

リュウカ(本体)「………よぅ、また会ったな?テメェら?」

 

ザバ「へぇ、君達もやるじゃない?まさかここまで来るとはねぇ?」

 

ダレス「褒めてやるぞ…だが貴様等は此処で終わりだ……ダーム様が自ら出なくとも我々で蹴散らして見せましょう…。」

 

リュウカ(本体)「ふん、どうかな?」

 

ダーム(本体)『面白い、ではやって見るがいい…幸いにも忌々しいあの小娘はこの世を去った…最早我以上の存在は存在しない…我が自ら出ずとも貴様等にはこの2体だけで充分だ……さぁ!行け!ザバにダレス!奴等を血祭りに上げろ!』

 

ザバ&ダレス『御意…。』

 

リュウカ(本体)「やれやれ、どうやら史実とは完全に異なるが仕方ない……まあどうにかするしかないなぁ!!」

 

ダレス「ホザけ!」

 

ザバ「さぁ!その血を我々に捧げるのだ!」

 

めぐみん「…来ます…!」

 

 

【最終決戦編:第1ラウンド】

 

 

VS【復讐の至高の暗黒魔術師&至高の皇魔姫:ダレス(リベンジ個体・超強化個体・歴戦王個体・魔神化)&ザバ(超強化個体・歴戦王個体・魔神化)】

 

 

戦闘方式【特殊魔族討伐戦】

 

 

地形【ダームの塔:最上階:玉座の間】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

………ドクン…!!

 

 

全員『………?』

 

 

 

ドクン…!!

 

 

ザバ「…何?この音は?」

 

 

ドクン…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

リュウカ(本体)「…………へ…そう言う事か…。」

 

カズマ「………ようやくだな…。」

 

 

ドクン…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

 

リュウカは、即座にリョウカの封印されていた宝玉を取り出し…天に掲げた……

 

 

フワァァ……

 

 

ダーム(本体)『……!!!?まさか…!!馬鹿な…!!!…ダレス!ザバ!奴等の事は良い…!早くあの宝玉を破壊しろ…!!!』

 

ダレス「は?はぁ…。」

 

ザバ「何だかよく分からないけど、ダーム様の御命令よ!さぁ!死になさい!」

 

ダレス「喰らえ!」

 

 

ピロピロピロピロ…!

 

 

ピシャァァン…!

 

ボォォォォォォ…!

 

ピカァァン…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ダレス「どうだ?」

 

ザバ「やったの?」

 

 

ダームの命令でリョウカの入った宝玉に攻撃したが…

 

 

ダーム(本体)『……!!!?』

 

ダレス「なぬ!?ただの宝玉ではないな!?」

 

ザバ「ええい!ならば物理攻撃するまでよ!」

 

 

ピカァァン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

推奨BGM:作品名【エヴァシリーズ】曲名【魂のルフラン(新ver)】

 

 

ピシャァァン…!!

 

ピシャァァン…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

ドクン…!!

 

 

………リョウカの入った宝玉は先程の攻撃を完全に無力化した上に…復活の儀式が始まり………リュウカ達の希望が蘇る……

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

ピシュン…ピシュン…ピシュン…ピシュン…!

 

ガコン…ウィィィィン…!

 

ピカァァン…ピカァァン…ピカァァン…!

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

 

リュウカ(本体)「………!!何だ……この巨大な力は!まさかここまで強く…!!!」

 

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

ピキィィィィン…!!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

全員『………!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「…………リョウカ……。」

 

リョウカ(本体)「…………はい、ただいまです…みなさん。」

 

めぐみん「……本当に……心配しましたよ…リョウカちゃん………!」

 

リョウカ(本体)「……ごめんね……説教は帰って来て…全ての事を終えたらたっぷりと聞きます……でも先ずは……。」

 

ダーム(本体)『そ……そんな馬鹿なァァァ!?何故貴様は復活出来た…!!?完全に死んだ筈だ!!!』

 

リョウカ(本体)「あら?知らなかったですか?確かにあの時は死にましたよ?完全にね……でも私達…いえ正確には私は……バニルさんの最上位互換でね?例え何度死のうが殺されようが寿命で死のうが何度でも蘇りますよ?しかも死ねば死ぬ程尋常じゃない強さを得る上に…新しい能力も山程手に入りますし…全てを引き継いだ上にこの通り…全盛期まで若返りますよ?しかも私の残機と言う概念は存在しないし概念さえも作らないし作れないから事実上私を完全にこの世から消すのも殺すのも完全に不可能ですよ?」

 

リュウカ(本体)「お前、そこまで超強い能力を得たのか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?得たと言うよりも取り戻しただけですよ?…ソハナさんも知らない本当の私を返してもらっただけですよ……結構賭け事でしたがね…失敗すれば私の意思は完全に消え去り大昔の本来の私に成り代わっていた事でしょうね…まあ成功はしましたが…その後遺症がその大昔の本来の私と今の私と完全に融合しちゃったけどね…。」

 

ソハナ(本体)「へぇ、それは面白いね…。」

 

ダーム(本体)『さっきからごちゃごちゃと…!おい!さっさとあの小娘をやれ…!!』

 

ザバ「勿論です…!さぁ!死に…、」

 

ダレス「死ねェェェイ…!!!」

 

 

ドスッ…!ドスッ…!

 

 

ザバ「………え?」

 

ダレス「……な?」

 

 

ブシュ…!

 

ブシャァァァァ…!

 

ドシャァ…!

 

シュゥゥゥゥ…!

 

 

ダレス及びザバは謎の刺突攻撃を受け即死し…その場で消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ダーム(本体)『………!?』

 

リュウカ(本体)「な!?」

 

めぐみん「…ザバとダレスが一撃で…しかも消滅しました……。」

 

リョウカ(本体)「あ、すみませんね?私の話が終わるまで待ってもらいましょうか?出ないとザバさんとダレスさんみたいにいきなりぶっ刺されて即死した挙句に即座に消滅させますからね?」

 

カズマ「いや!怖えよ…!…いやこれも後遺症なのか?本来のリョウカの性格が混じったのか…。」

 

リョウカ(本体)「まあね、私は結論を言っちゃえば…私は昔のソハナさんよりも立場は上ですよ。」

 

リュウカ(本体)「昔のソハナよりも上って存在しない筈だろう?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だって私はソハナさんと登場と同時に消えたのだから…まあ封印されたって言うのが正しいのかな?私こそが本当の最初にして最後……原初にして終焉の初代最高神王…ZERO代目最高零神王としてね…。」

 

全員『……!!!』

 

リョウカ(本体)「無論私は完全なる無から産まれた存在故に肉体も感情も何も無い何も感じない…それで時間を掛けてゆっくりと肉体を構成して私と言う存在が産まれた…それでも何も分からない私は時間を掛けて私の下の存在を産んだ…それがソハナさん…それと同時に私と言う存在は一時的にソハナさんの中に眠り…私と言う存在は時に任せて進化を続け…強くもなり…来るべき時に備えて来たのです…本来の初代最高零神王の本来の役目はループの始まりの管理…そしてループの終わりの管理…つまりは創造の管理と破壊の管理です………そして結論を言えば私の存在はそのそれぞれの可能性…その中の私が完全に死んでループ…始まりに戻る…そしてまた死んでループ…始まりに戻る……私は様々な時間軸でのリョウカさんの魂の集合体…それが完全に一つになっただけです…勿論今でもその可能性は無限に発生し…また何処かで私達は死んでしまい…私の元へと届き進化が続きます…勿論私には完全なる死の概念は無く自害と言う概念も無いから死ねない……だからこそこの今の力と私はそのループを断ち切る最後の可能性の光を掴む為に解放した最後の封印……それこそが本当の私です。」

 

リュウカ(本体)「……成る程な…だが何故黙っていた?」

 

リョウカ(本体)「聞いて来なかったです、それに本来ならもう使わないだろと思っていましたがこうなってしまっては仕方ないです……だからこそこれを解放したのです……あまり使いたくなかったけどね…出来ればみなさんには知られなくなかったよ…知れば私はどうなるかは分からないし私を今度こそ恐るって思っていた……けどねだからこそ私は使った…みなさんならきっと受け入れてくれる…こここそが私の本当の居場所だからね…私の居る所にみなさんが居て…私が居る所こそがみなさんの居所です……ね?みなさん?」

 

リュウカ(本体)「……ふ、やっぱりお前らしいな……ったく当たり前だ…お前がどんなになろうが俺達はお前を拒絶はしない…だからこそのお前だ……。」

 

リョウカ(本体)「…そうですね…さてと久々に…って言うよりも大昔ぶりのこの力ですね…相変わらず身体に馴染むには時間が必要ですが…時間が無いです…何せ久々過ぎて感覚何てほぼ無いです…だから新規に改めてって感じの上…どこまで強くなってるかは不明です……っが少なくともこれならば勝てると思います。」

 

ダーム(本体)『…ふ…巫山戯るなよ…!!!!何が初代最高神王だ…!!!誰が貴様等に…!!!!』

 

リョウカ(本体)「……ダームさん……貴方、もう死んでますよ?って言うよりも貴方はもうダームさんじゃないですね……。」

 

ダーム(本体)『何だと…!!!デタラメを言うなぁァァァ…!!!!!』

 

 

ピシュゥン…!

 

キィィィィィィン…!

 

ビシィィィ…!!!

 

 

ダーム(本体)『がぁ…!?何故だ…!?何故…身体が動かない…!!?』

 

リュウカ(本体)「リョウカ、どう言う事だ?」

 

リョウカ(本体)「どうやら本当の黒幕の仕業ですよ……また復活したのですね……縁結山神と西行桜の融合の上にあの夢幻魔神皇帝王の融合の究極形態……【夢幻縁結皇帝桜神:ベドー・エンノサイギョウヤマガミ】…復讐の執念を通り越した結果が怨嗟の慟哭みたいな感じに仕上がってこの狂気的な計画を実施した訳ですよ…つまりは………ダームさん、申し訳ないけど……貴方もただ利用されただけの上に知らない内に殺されたのですよ……そして気付かない内に操り人形になった訳です…。」

 

ダーム(本体)『何だと………!貴様…ぁぁ…!!がぁぁ…!!?………。』

 

?『ククク…!ヒャヒャヒャヒャヒャ…!!!流石だな…!』

 

 

ピシャァァン…!ピシャァァン!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

醜神『オオォォォォ…!!!!!』

 

 

真の黒幕が姿を表し…天に向かって咆哮…それと同時に空は真っ暗に染まった…

 

 

 

リョウカ(本体)「やっぱり貴方が黒幕ですか、ソハナさんやナナさんまでも利用してまで私を殺そうとはね……。」

 

醜神『ふん、貴様さえ殺せれば我は何度でも蘇り…我はどんな手段でも貴様を殺す!』

 

リョウカ(本体)「だから貴方のやってる事はただの八つ当たりと変わらないのですよ?それで毎回毎回襲撃して…毎回私達に倒されるのですよ?もう辞めて下さいよ…貴方に勝てる見込みは薄いですよ?」

 

醜神『ふ…どうかな?我にはこれがある!ヒャヒャヒャヒャヒャ…!!!!』

 

リュウカ(本体)「……!まさかダームを取り込む気か…!」

 

 

ピカァァン…!!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

ゴォォォォォォ…!!!

 

 

醜神『オォォォォォォ…!!!溢れるぞ…!!この力だ…!!ハーッハッハッハッハッハ…!!!!!さぁ!これで貴様と互角の筈だ…!!!今度こそ…今度こそぉぉ…!!!殺すぅぅぅぅぅ…!!!!!!ギャァァァァァァ!!!!!!!』

 

リョウカ(本体)「………さてとみなさん…これが最後の戦いです……!行こう!みなさん…!!」

 

リュウカ(本体)「ああ!行こうぜ!」

 

ナルト「行くってばよ…!!」

 

悟空「ああ!行くぞぉ…!!」

 

センゴク「うむ!いざ…参る…!!」

 

めぐみん「行こう…!リョウカちゃん…!」

 

 

……そして神森一家と復讐の末に復活した怨嗟の慟哭と化した醜神との…最後の戦いが始まった……

 

 

 

【第3期及び最終章:最終ボス】

 

 

【後半戦及び最終決戦編:ファイナルラウンド】

 

 

VS【復讐ノ怨嗟ノ慟哭:最高魔神王:夢幻縁結皇帝桜神:ベドー・エンノサイギョウヤマガミ(リベンジ個体(怨嗟化)・超強化個体・歴戦王個体・最高魔神王化・憤怒化)】

 

 

戦闘方式【最高邪神及び最高魔神大討伐戦(ファイナルアタック有り)】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(決戦ver)】

 

 

地形【ダームの塔:最上階:玉座の間】

 

 

【LAST BATTLE】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体)「……!!」

 

 

 

キュィィィィィィン…!ゴォォォォォォ…!!

 

 

リョウカ達は開幕早々に覚醒形態に移行した…

 

 

味方【ファイナルオーブチャージ率[10%]】

 

 

敵【ファイナルオーブチャージ率[10%]】

 

 

リョウカ(本体:全祖無)「ガランさん!貴方の力で奴の言葉を見極めて下さい!嘘か本当かの見極めがこの戦いの鍵を握ります!」

 

ガラン「うむ!任せろ!儂の真実の能力を甘く見るな!」

 

醜神『グギギギ…!!【動くな!】』

 

ガラン「奴は嘘を言っている!」

 

リョウカ(本体:全祖無)「みなさん動き続けながら攻撃!」

 

リュウカ(本体:祖無零)「ああ!喰らいやがれ!」

 

 

ポォォピィィ…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

醜神『グギャァァ…!!?』

 

めぐみん「まだまだです!せやぁぁ!」

 

 

ザシュゥゥ…!!

 

 

醜神『ギャァァァァァァ…!!!!?』

 

 

 

味方【ファイナルオーブチャージ率[50%]】

 

 

 

醜神『グギギギ…!!!喰らえェェェイ…!!!!』

 

 

 

キュィィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥン…!!

 

ガキィィィィン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

 

敵【ファイナルオーブチャージ率[45%]】

 

 

リョウカ(本体:全祖無)「相変わらず凄まじい威力ですね……喰らったら終わりです!」

 

リュウカ(本体:祖無零)「幾らお前でも復活直後は厳しいて感じか…!」

 

リョウカ(本体:全祖無)「まあ勝てなくは無いけど微妙に厳しいですね…!少し想定以上ですね…!けど負ける訳には行きませんよ!私達の未来の為に!」

 

エクレール「ええ!だからこそ勝とう…!」

 

醜神『小癪なァァァ…!!!消え去れェェェェェェ…!!』

 

 

 

キュィィィィィィン…!!

 

ドッキュゥゥゥン…!!!

 

 

メリオダス「全反撃(フルカウンター)…!!」

 

 

ガキィィィィン…!!

 

ヂュィィィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

醜神『ギャァァァァァァ…!!!!』

 

 

ビシビシ…!

 

バキィィィン…!

 

 

醜神に対して幾度の無い猛攻を加えたのか…醜神の胴体胸部甲殻が破損し…黒真珠と見られる巨大なコアが現れた…

 

 

味方【ファイナルオーブチャージ率[95%]】

 

 

敵【ファイナルオーブチャージ率[95%]】

 

 

醜神『己ェェェェェェ…!!!!』

 

リョウカ(本体:全反撃)「あれがコアです…!あのコアを破壊すれば幾らアイツでもタダでは済まないです!無論コアって言っても生半可な攻撃はビクともしないでしょうね…!」

 

リュウカ(本体:祖無零)「じゃあどうする?」

 

リョウカ(本体:全祖無)「…みなさん、私に力を貸して下さい…みなさんが居れば完全に滅ぼせる筈です。」

 

カズマ「…分かったぜ!」

 

リュウカ(本体:祖無零)「ああ!ならば手伝うぜ!」

 

醜神『グギギギ…!!!貴様等全員……消えて無くなってしまえェェェェェェ…!!!!!!』

 

 

敵【ファイナルオーブチャージ率[100%]】

 

 

 

キュィィィィィィン…!!!!

 

 

 

リョウカ(本体:全祖無)「……終わらせない…!私達は勝つんです…!私達の未来の為に…!最終リミッター解除…!最終形態に移行…!」

 

 

ピカァァン…!

 

ゴォォォォォォ…!!!!

 

 

味方【ファイナルオーブチャージ率[100%]】

 

 

 

醜神『ギャァァァァァァ…!!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

ピギャァァァァァァ…ドッキュゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:全祖無)「…これがみなさんの絆の力です…!!合体ラストスペル…!!【終止符[真・東方最高神【零(ZERO)】]…!!!!はぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!

 

ピギャァァァァァァ…ドッキュゥゥゥン…!!!!

 

 

ほぼ二体同時にトドメの一撃が解き放たれ…

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

同時に衝突し…最後の鍔迫り合いに発展した…

 

 

醜神『滅べ滅べ滅べ滅べ滅べ滅べ…!滅べェェェェェェ…!!!!!』

 

 

ジリジリジリジリ…!

 

ズガァァァン…!!

 

 

リョウカ(本体:全祖無)「まだまだ…!!!…私達は負けない…!!!これが本当の切り札です…!!真!合体ラストスペル…!!【神森符[神森世界の絆]】…!!!」

 

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

リョウカは今度は別のラストスペルを発動し…全軍を召喚した…

 

 

醜神『な…何ィィィ…!!!?』

 

リョウカ(本体:全祖無)「だから言った筈です…!私達が貴方を倒すとね…!一斉攻撃です…!!!」

 

ヤマト『了解ですリョウカちゃん!全艦!有りっ丈のを敵に打ち込みなさい!』

 

全艦『了解!』

 

航空部隊総隊長『全機!あの化け物にキツイのをプレゼントしてやれ!有りっ丈だ!』

 

全機『ウィルコ!』

 

戦車部隊総隊長『全車両!姫様の為の隙を作れ!別に倒してしまっても構わない勢いでやれ!一斉砲劇開始!』

 

全車両『了解!』

 

 

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!!!

 

バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

バシュゥ…!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…ドォォォォン…!!!

 

ドドドドドドドドドドドドドドドド…!!!

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

醜神『ギャァァァァァァ…!!!!?』

 

 

全軍からの前後左右からの飽和攻撃が炸裂し…大ダメージと共に大きく怯んだ…だがこの怯みこそが勝敗を決した……

 

 

リュウカ(本体:祖無零)「今だ…!!!」

 

リョウカ(本体:全祖無)「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!

 

ピギャァァァァァァ…!!!!

 

 

めぐみん「リョウカちゃん…!」

 

カズマ「リョウカ!」

 

ナルト「リョウカ…!!」

 

サスケ「リョウカ…!」

 

悟空「リョウカ!」

 

リョクヨウ(本体:祖無零)「リョウカちゃん!」

 

アヤカ(本体:祖無零)「リョウカちゃん!!」

 

全員『いっけぇぇぇぇぇぇ…!!!!!』

 

リョウカ&リュウカ(本体)『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!』

 

 

ジリジリジリジリジリジリ…!

 

ピキィィィィン…!!

 

バァァァァン…!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!!

 

 

醜神『何ィィィ…!!!!?我の最強の攻撃が…!!!?不味い…!!はぁぁぁ…!!!』

 

 

ピキィィィィン…!

 

ガキィィィィン…!!!

 

 

醜神の最強の攻撃を打ち破り…醜神は最後の足掻きの最大の結界を貼ったが……

 

 

ビキビキビキビキ…!!

 

ガッシャァァン…!!!!

 

 

醜神『そんな…馬鹿な…!!またしても……またしても我は小娘共に負けるのか…!!!?またしてもぉぉ…!!!グォアァァァァァァァァァァァ…!!!?!?』

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ピギャァァァァァァ…!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

 

……最後の鍔迫り合いを制し…醜神の結界を破壊し…醜神はリョウカ達の攻撃に飲まれ…大気圏を突き破り…眩い一瞬の閃光の後…一瞬全ての音と色が消え失せ……超超規模の大爆発を発生させ……醜神は……魂諸共完全に零と還り…消滅したのだった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

ピカァァン…パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「はぁ……はぁ……やりました…。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……はぁ……そうだな……。」

 

ナルト「いよっしゃぁぁ…!!勝ったってばよ…!!」

 

めぐみん「勝てましたね……良かったです…。」

 

リョウカ(本体)「……ふぅ……さてと、みなさん…帰りましょうか…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……。」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リュウカ(本体)「な?なんだ?」

 

リョウカ(本体)「……どうやら暴れ過ぎた様ですね…!魔力が無くなった上にあんな戦いをしたのですから…ダームの塔が崩壊し始めてます!急いで脱出します!」

 

カズマ「分かった!」

 

リョウカ(本体)「…中にも人が居る様ですね…!仕方ない…能力で無理矢理地上にテレポートさせて…!」

 

 

パチン…!

 

 

リョウカは先ず能力で塔内に居る人を脱出させた…

 

 

リョウカ(本体)「さて、後は私達だけです!…行きます!……テレポート…!!!」

 

 

ピカァァン…ピシュゥン…!

 

 

リョウカ達一行はダームの塔を脱出し…

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ガラガラガラ…!

 

メキメキメキメキ…!

 

ビシビシビシビシ…!

 

ズガァァァン…!!!

 

 

……ダームの塔は完全に崩れ去ったのだった……

 

 

(リュウカ(このすば)「このすば!」)

 

 

数時間後…一行は艦隊の元へ戻り…拠点へと帰って行った…

 

 

リュウカ(本体)「……ふぅ、危ない所だったな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……まあ今回は本当にギリギリの戦いでしたね……。」

 

めぐみん「ええ……あ……そう言えば……リョウカちゃん……岬さん達や娘達はどうしますか?」

 

リョウカ(本体)「………あ……。」

 

リュウカ(本体)「……やれやれ…最後まで締まらないなぁ……。」

 

リョウカ(本体)「ははは………まあ…当然ですよね…帰ったら謝らないとね…心配させた挙句にまた泣かせてしまったかもしれないですし………覚悟位はもう既に決めてますよ…。」

 

リュウカ(本体)「当たり前だろ…何せお前と俺は娘達にとっては親だからな…だから一時と言えどリョウカが一瞬で居なくなり…更にはリョウカの死が報道されてみろ?明らかにヤバイぞ…。」

 

リョウカ(本体)「……そうですね……まあ今後しばらくはもう戦わないですよ…それにしばらくは休みたいしね…勿論娘達と一緒にね……まあ出来ればですがね。」

 

めぐみん「リョウカちゃんにしては珍しい意見ですね……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、これでも今は初代の魂と混ざってますからこう言う考えもする様になりました…。」

 

リュウカ(本体)「そういやそうだったな……。」

 

リョウカ(本体)「……さてと、帰ったら忙しいです…やる事は山程有ります…まだクエストは終わった訳じゃないです…この世界線を私達の世界線に引っ越しさせると言う最後の関門が有ります。」

 

リュウカ(本体)「……そうだな…もう時間は無いしな…。」

 

アイリス「……この世界線は滅ぶのですね…。」

 

リョウカ(本体)「はい…残念ながら…でもいつかは必ず復活させます…まあでもその時は全く別の世界線ですがね……ある意味ではこれが最後の一時です…。」

 

アイリス「…分かりました…。」

 

 

…その後一行は数週間掛けて拠点に帰って来た……無論帰って来た直後に案の定岬を中心に娘達がリョウカに突撃して大泣きしていた…無論リョウカは全力で謝罪したし慰めるまで一緒に居た……っが案の定相当リョウカには効いたのか、完全に娘達に尻を敷かれる立場になっていたし…その小さな身長が災いしてか娘達には頭が上がらない様だし…岬達にも可愛がれる立場になったそうだ……尚その後この世界線の魔王が目覚めたそうだが…今度はリョウカが突撃して大泣きしたそうだが……しかし案の定もう魔王では無いので世界消滅は免れないそうだ……

 

 

そして数ヶ月後…

 

 

リョウカ(本体)「………みなさん、いよいよこの世界ともお別れです……。」

 

アイリス「ええ……。」

 

カズマ「……ああ…。」

 

リョウカ(本体)「……さようならです……本当にお世話になりました………全拠点!世界転移作戦開始!転移装置起動!……テレポート…!!!!」

 

 

ピカァァン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ピシュゥン…!!!!

 

 

全拠点の転移装置の応用でこの世界を全て神森世界線へと転移させた……

 

 

…更に何ヶ月後に………その世界線は案の定システムの能力で完全に消滅したのだった……

 

 

 

【クエスト終了:成功】

 

 

被害報告

 

 

【世界線消滅】

 

 

味方被害無し…

 

 

報告終了…

 

 

 

(リョウカ(このすば)「このすば!」)

 

 

……それから数年後……

 

 

【神森世界線:神森軍:神森一家】

 

 

 

リョウカ(本体)「うん、似合ってますよソハナさんにナナさん。」

 

ソハナ(本体)「ほぅ、これは良いですねぇ。」

 

ナナ(本体)「ありがとう、リョウカちゃん…。」

 

リョウカ(本体)「いえいえ……まあ私はもう初代と名乗る程じゃないですし影の真の初代として君臨する事にしますよ…だから私はいつも通りの3代目の私です…だからソハナさんとナナさんは予定通りに初代0代目として…頑張って下さいね。」

 

ソハナ(本体)「勿論。」

 

リョウカ(本体)「……さてといよいよです…行きましょう…私は先に出ます。」

 

ナナ(本体)「ええ。」

 

 

さてだが今この現状を説明するとリョウカの言う通り…任命式を開催する事になった…それで準備を終えてソハナとナナは会場へと向かった…

 

 

……10分後…

 

 

会場は案の定玉座の間だ…そこには各国の代表者達と何時ものメンバーが集結していた…

 

 

リョウカ(本体)「それではこれより、第2回:最高神王任命式を開催します…司会は私…3代目最高神王の神森リョウカです…よろしくお願いします。」

 

 

パチパチパチパチ…!

 

 

リョウカ(本体)「…さてと…それでは新たに任命する者を呼びます、拍手でお迎え下さい………どうぞ!」

 

 

リョウカの合図と同時に、会場の大扉から堂々とソハナとナナが入場した…

 

 

パチパチパチパチ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「…さてとこの方達が本日付を持って…空白の0代目最高神王として任命する…。」

 

ソハナ(本体)「ええ、僕は神森ソハナ…今後共に宜しくね。」

 

ナナ(本体)「私は神森ナナです…以後共に宜しくね。」

 

 

パチパチパチパチ…!!

 

 

リョウカ(本体)「…さてです、実は飛び入りで新たに此処で新しく最高神王に任命したいと思います…勿論これは私達家族内にて決めた事です…だからご安心を……それでは名前を呼ばれた者はこちらに来て下さい!………先ず……水の女神:アクア!次に爆裂神:めぐみん!次に守護神:ダスティネス・フォード・ララティーナ!…次に…総軍神:佐藤和馬!…次は…海母神:岬明乃及び宗谷ましろ!最後は…総艦神:神森ヤマトと神森ムサシと神森シナノと神森キイ!……以上10名を…4代目最高神王に任命する!」

 

めぐみん「…え?」

 

カズマ「へ?」

 

岬「え?」

 

ヤマト「え?」

 

リョウカ(本体)「…みなさん…おめでとうございます……私からも祝福します…。」

 

めぐみん「……はい…でも良いのですか?」

 

リョウカ(本体)「良いのですよ、これで対等の立場ですからもう気軽に行けますよ…。」

 

めぐみん「……はい!ありがとうございます…!!」

 

リョウカ(本体)「それでは皆様!彼女達に盛大な拍手を!」

 

 

パチパチパチパチパチパチ…!!!!

 

 

リョウカの号令でカズマ達一行に祝福の拍手が送られた…それで式は順調に進んで行って場所は変わり外のパーティー会場に移った…どうやらステージも有り…在ろう事か艦の龍華(リョウカ)をステージにしてるそうだ……無論そこにはリョウカ達も居た…

 

 

リョウカ(本体)「それではみなさん!任命式の最後の仕上げです!私達の歌を聴いて締めましょう!」

 

リュウカ(本体)「おう!俺達の歌を聴け…!!行くぜェェェェェェ…!!」

 

 

そしてリョウカとリュウカのデュエットが始まった…

 

 

 

EDBGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer&tomorrow(フル&龍華姉妹ver)】

 

 

 

リョウカとリュウカの歌は激しい…しかしそれでも誰でも魅力する歌声が会場を包み…観客全員がノリノリだった…その後は無事に式は終わり元の日常生活に戻った…

 

…更に数十年後…

 

 

リョウカ(本体)「……あのクエストからもう何年も経ちましたね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…けど今じゃあもう傷跡は無い感じだな…。」

 

 

今現在…リョウカとリュウカはアクセルの街にやって来て買い出しに来ていた…

 

 

リョウカ(本体)「まあ、これ位平和が良いですね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

リョウカ(本体)「さてと…急がないと娘達も待ってますから。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…んじゃあ急ごうぜ。」

 

 

……今日も何気無くいつも通りの平和の一時を送っていた……しかしまだまだ完全に平和になった訳じゃ無い……リョウカ達の旅は続く…いや続けるのだ……リョウカ達の居る所に事件有り……事件有る所にリョウカ達有り……しかしそれでもリョウカ達は平和を望み……平和を求めるのだ………今はしっかりと有る平和の時を過ごすのだった……………これにてこの世界線での話はお終い………次なる冒険が待っている………この素晴らしい仲間達に祝福を………この素晴らしい彼女達に祝福を………………そして………この素晴らしい世界に祝福を……………

 

 

 

【最終章:完】

 

 

【異世界編(このすば編):完結】

 

 

【完結編へ…続く】




さて…どうもです、相変わらずですが…これにてこのすば編は完結です…これで2番目ですね…さてと読者の皆様…こんな私ですがどうか生暖かい目で私達の行く末をお見送り下さい……それでは…またね。


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