二人の母として (魁勒犠)
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状況確認

新しい小説です
言ってる場合かな
とりあえず頑張ります


「知らない天井だ」

 

目を覚ますと見たことない天井が見えた、ここがどこなのか記憶を探ってみる

え~と、確か、俺は交通事故にあって死んだはず。でもこうして生きているのはなぜ?

漫画とかである転生ってやつか?じゃあここは異世界か、嫌いではないから楽しめそうだ

とりあえずは周りを見よう、ここは屋敷みたいだな、主にお礼を言わないと。

 

「は?これなんだ!?」

 

周りを見渡すために起き上ったら自分の背中には翼が生えていた

それにさらに驚いたことに、自分が来ている服が女物だった

 

「う、嘘だろ。俺は男だぞ、いやまぁ、昔から心は女だし、このことを心なしか喜んでる自分がいるけど、待って本当に女になったのか?」

 

そう言い自分の、いや、女にとって大事なところを見る。我ながら躊躇がない

 

「うんまぁ、なんとなくわかってたよ。だって違和感がないんだもん。でも本当にないんだなぁって思った、ていうか胸みたら一目同然なんだけど、ふたなりって言う可能性が、ないか」

 

誰に同意を求めようとしているのか分からない、鏡で全体を見よう

自分の姿は紫色の髪が腰ぐらいまでに伸びている

それに顔がどことなく誰かに似てる気がする、だれだろ

 

「おお~、結構かわいいほうじゃない?それとも綺麗って言う方かな?とりあえずはこれを喜ぶべきか悩むべきか、う~ん」

 

喜ぶべきか悩むべきかを悩んでいるとドアの向こうから声がした、なんと可愛らしい声

 

「フローラル様、朝食の用意ができました、起きておいででしょうか?」

 

どうやら自分の名前はフローラルという、異世界だから外国人のような名前なのか

あ、喋りかたって女の子?のような喋り方がいいよね

 

「起きているわ、起こしに来てくれてありがとう。今準備するから少し待っててくれるかしら」

 

「分かりました、お待ちします」

 

そしてどうやら自分、私は立場が上らしい。私一人なのだろうか、それとも誰かと結婚でもしてるのだろうか、誰かと結婚なんて考えたこともなかった

 

「準備終わったわ、今開けるわね」

 

準備が終わりドアを開けるとそこには小さく小柄の女の子、背中に羽が生えている。

これがが妖精というものなのだろうか、初めて見た、かわいい

 

「おはようございます、フローラル様」

 

挨拶されたら挨拶を返せ、怒られるほど親に言われたから、厳しかった

 

「おはよう、えっと・・・」

 

やばい、名前が分からない!名前を覚えてないと失礼なのに!

 

「私は、アイルです」

 

良かった教えてくれた、これからちゃんと名前覚えないと

 

「そうだったわね、おはようアイル。朝食ができたって言ってたわよね」

 

異世界の朝食か、なんだろ。あ、でも私は吸血鬼だから人間の血なのかな。

それだとしたら嫌だな

 

「はい、今食堂に向かっています」

 

そうだ、この子に聞いちゃお。ここがどこなのか

 

「ねぇアイル、ちょっと聞いてもいいかしら」

 

知らないことがあるかもしれないけど

 

「はい、何でも聞いてください。答えなれる範囲でしたら答えることができます」

 

まずは、ここがどこなのかを聞いた方がいいよね。でもここに何年を住んでるとしたらいきなりこんなこと聞いたら怪しまれるかもしれない、そうなるとここがどこなのかじゃなくて誰がいるかって聞く方がいいかな・・・それも変か?

いや、このままじゃ埒が明かない、聞こう

 

「えっと、変なことを聞くかもだけどここ、この屋敷ってわたし以外にも住ん、でる?」

 

変に思われたらどうしよう

 

「は、はい住んでますよ。私と同じ妖精が複数人、そしてフローラル様の旦那様、ガイル様が」

 

結婚してたよ、嬉しいような悲しいような?・・・あれ?悲しいのかな?

 

「私の旦那様・・・えっと、本名は?」

 

聞いて何になるんだかって話だけどいちよう

 

「えっと、ガイル・スカーレット様です」

 

ん?スカーレット?本当に?

 

「わ、私の本名、は?」

 

「フ、フローラル・ショット・スカーレット様です」

 

うん、聞き間違えじゃなかった。ここは紅魔館のようだ、じゃあここは幻想郷?

 

「私は普段、え~と、彼、の名前は何て呼んでいるんだっけ?」

 

とりあえず今の私の性格とかを把握しなきゃ

 

「えっと、普段はあなたと。それで、え~と、ごくたまに?かどうかはわかりませんけどガ、ガイルと呼んでいます」

 

なるほどなるほど

 

「私の普段の、態度とか、性格は?」

 

しっかりそれに合わせて変えなきゃ

 

「フローラル様は冷静沈着で、いつも無頓着に思えます」

 

そういう感じにふるまわなきゃいけないのか、頑張ろ

 

「ありがとうアイル、助かったわ」ナデナデ

 

あ、いつもの癖で、大丈夫かな

 

「ん・・・あ、ありがとうございます」

 

大丈夫そうだね、少し顔赤いけど

 

「食堂に着いたかな」

 

ドア大きい、中も広いのかな

 

「あ、はいどうぞ中に」

 

そう言うながらアイルがドアを開ける、想像以上に広かった

 

「来たねフローラ、さぁ隣に座って食べよう」

 

わぁ、男らしい。実際私のタイプかな?男が男にタイプってなんだろ

 

「おはようございます、あなた」

 

挨拶をしただけなのに二人の視線がこっちに来てるのが分かる

 

「驚いた、君が僕に敬語を使うなんて」

 

あれ?普通使うくない?それともここでは使わないの?

 

「おはよう、あなた、の方が良かったかしら?」

 

だめならそう直すけど

 

「いや、君が話しやすいように話せばいいさ」

 

そのままでも良さそう

 

「では、そのように」

 

相手からしては私は敬語を使っていなかったらしいから急に敬語を使うようになったらびっくりするか、私は新鮮だけど。そう考えてるとアイルとは違う妖精が朝食と思われる料理を運んできた

 

「ガイル様、フローラル様、本日の朝食でございます」

 

そう言われ、食卓の上に料理が並ばれていく

美味しそうな匂いが鼻が刺激する、早く食べたい

おっと、少しはしたなくなってしまった。マナーはしっかり守らないと

そう思いながら朝食を食べ始める

 




とりあえずはこんな感じです
文から読み取れると思いますけどレミリア、フランはまだいません
ちゃんと出す予定ですので大丈夫です


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能力確認

東方といったら能力です
能力考えすぎてなくなってきた


「ごちそうさまでした、美味しかったわ。えっと・・・」

 

私が作るより美味しいかも、あっ、常に一人称は私っていうことにしてるよなれるようにね喋り方は普通に

 

「ありがとうございます、私はロールと申します」

 

名前教えてくれた、頑張ってみんなの名前を覚えよう

 

「みんなの名前を覚えようとしてるのかい?」

 

普通は覚えない?ここではやっぱり日本と違うのかな

 

「できる限りはみんなの名前を覚えたいと思ってるわ」

 

もしかしたら前の私は覚えようとしてなかったかもしれないね

 

「昨日と全然違うけど本当に何かあったの?」

 

やっぱり今の私は違うのね

 

「特に何もないわよ、それじゃあ私は自分の部屋にいるから何か用事があったら読んで頂戴、私も用事があればあなたかメイドさんを呼ぶから」

 

能力とか確かめたいからね

 

「自分の部屋で自慰行為でもするのかい?」

 

・・・・・・は?

 

「・・・変態」 バタン

 

私の旦那様っておかしな人?

 

「だってみたいじゃんか」

 

「ガイル様、お暇をいただいてもいいでしょうか」

 

「なんで?」

 

「ここにいるのが嫌になりました」

 

「なんで!?」

 

「ご自分の心にでも聞いてください、それより、許可いただけますか?」

 

「ダメ、自分の心に聞いたけどなんでか分からないよ」

 

「重症ですね」

 

~~~

 

戻ってきました私の部屋、私の旦那さまが最後に言い放った言葉はこの際だから忘れましょう、というか忘れたい

 

「えっと、私の能力はどうやって分かるのかしら?・・・集中すればいけるかしら」

 

えっと、集中集中っと、えぇ~とこれが能力かな、え~と何々、運ぶ程度の能力?何それ

上限とか、限界とかはどのくらいなんだろ、それに対象は何でもかな、あ、それも集中したら出てきた、上限限界特になし、対象はほとんど何でもか、これはなかなか使えそう

 

「確か、小説とかだと私は娘のフランに殺されるんだっけ?そんなのは嫌だな~、自分が生んだ子に殺されるのは、でもそれを避けるのはできなさそうだから、どうするか・・・あ、そうだ自分の能力が運ぶのなら血も運べるか、なら破壊された後で血や骨、皮膚や臓器をいかにばれないように運ぶかかな。ちゃんと練習しなきゃ」

 

よ~し、まずは血を部屋からドアの外まで運べるかだね

 

「自分で腕を切るのはちょっと躊躇うね、痛くはないようだけど、それでも痛々しいね」

 

じゃあ部屋の外に行って能力使って血を運ぼう

 

「・・・・・・よし、うまくいったわね。この調子で次は切断からつなげるところかしら?」

 

切断しても吸血鬼なら再生能力が高いから大丈夫かな、それでもいやだけど

 

「それが終わったら、紅魔館の外に出てそこまで行けるか試さないと、それなら傘が必要か、どの子かに持ってきてもらおう」

 

よ~し、頑張って練習だ~・・・・・・嫌だな~

 

~半年後~

 

やっべ~、飛びすぎた~、集中しすぎてもう半年だよ。なにこの時代経過

 

「どうしたのフローラ?怖いのか?」

 

おっと、考えすぎて忘れてた

 

「ううん、大丈夫少し、考え事を」

 

今はこっちに集中かな・・・これの集中ってなんだろ

 

「そう、怖かったり、痛かったりしたら言ってね」

 

集中、なんの集中かは分かりますか皆さん

 

「ええ、心配してくれてありがとう、あなた。私は大丈夫だから思う存分来て」

 

前、いや、前世かな、それでひそかになぜか楽しみしていた

 

「ああ、じゃあ行くよ」

 

そう、それはいろいろな言い方がある

 

 

 

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子作り!交尾!セクロス!セッッッッッッ〇ス!!

我ながらいったい何言ってるんだろうね!!

でもいい、なんか気持ちいい!




これってR=18に入るのかな?
ちょっと心配になる
大丈夫でありますように
運営さん消すなら消してください
消されたら最後の言葉はなしにして書き直します
セクロスってあってる?


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住居人確認

また別の小説書きたい


メタい話前回の話からヤりまして子供ができましてすっ飛ばして産まれました

飛ばしすぎかもしれないけどいい、レミリアが可愛すぎる、これって私似?

 

「おぉ、愛しの我が娘!流石だ!母親にだな!」

 

私の旦那さまが親ばかになった

 

「やめてくださいお父様、苦しいです」

 

声もかわいいじゃないですかレミリア、本当に私たちの子ですよね

 

「あなた、レミリアが嫌がってますよ」

 

聞いてくれるといいんだけど

 

「そんなこと言っても、レミリアが可愛すぎるのが悪い」

 

それは分かる、分かるけど自重しようか

 

「私は悪くないです、勝手に悪者扱いしないでください」

 

レミリアが悪くなったら私はどうなるんだろう

 

「というよりあなた、何か用事があったのでは?」

 

「おっとそうだ、忘れるところだったよ。実は二人に紹介したい人が二人いてね」

 

紹介したい人か、もしかしなくてもパチュリー?あと一人はは誰だろう

 

「紹介したい人?許嫁ですか?」

 

レミリア、あなたを嫁に行かせると思うんですか。絶対行かせませんよ・・・旦那が

 

「レミリア?そんなことは絶対にないよ。我が娘をどこぞの馬の骨も分からない奴に渡すわけないだろう」

 

「お母様、お父様は親ばかです」

 

5歳という歳でそんなことが分かるっていいんだろうか

 

「良く分かりましたねレミリア、えらいですよ」ナデナデ

 

「ん・・・ありがとうございます、お母様のナデナデは気持ちいいです」

 

やばい、ガールズラブに目覚める・・・この場合はガールズラブなのか?

 

「話進めてもいいか?」

 

「「あ、忘れてた」」

 

「泣いてもいいか?」

 

旦那さまって意外に弱いんですよね、吸血鬼として恥ずかしくないのかしら

あ、そうか、私達の前だけか

 

~大図書館~

 

「よし、じゃあ紹介しよう」

 

なんでこんなに大きいのだろうか、ただの館じゃないと思ってたけど

 

「え~と、紹介の仕方は~、え~、こっちの紫の、魔法使い、いや、魔女だっけ、がパチュリーノーレッジ、でこっちの~、え~これはなんだ?服なのか?まあこっちが紅美鈴、妖怪だ、美鈴は門番をやってくれるらしい」

 

説明へたかって言いたいけど、私もそんな感じだたら何も言えない

 

「初めまして、私はフローラル・ショット・スカーレット、そちらのガイル・スカーレットの妻です」

 

自己紹介の仕方はこんな感じでいいのかな

 

「は、初めまして、お母様とお父様の娘、レミリア・スカーレットです」

 

やっぱこの二人って何歳なの、女性の年齢を聞くのはマナー違反ってことは分かってるけど気になる

 

「初めまして、パチュリーノーレッジです。私は基本的にこの場所にいます」

 

パチュリーって思ったより小さいのね

 

「初めまして!紅美鈴です!門番の仕事、頑張らせていただきます!」

 

元気がいいですね、さぼり気味の印象は違うのでしょうか

 

「今日からこの二人はここの住人だ仲良くしてやってくれ、もうすでに妖精メイドたちには話してあるから心配はいらん」

 

この場所で話すかどうか迷ってましたが早いほうがいいでしょう

 

「あなた、少しお話したいことが」

 

レミリアが5歳になってるんだ

 

「お、なんだ?」

 

5歳になったのなら次は

 

「私のお腹の中にもう一人子供ができました」

 

妹ですよね

 

「本当k「本当ですかお母様!」さえぎられた」

 

ドンマイです

 

「嬉しいご報告のようね」

 

嬉しいのかな

 

「お嬢様の妹様か弟様ですね!」

 

「私お姉ちゃんになるの!?」

 

早すぎるのかしら

 

「ええ、そうよ、あなたはお姉ちゃんになるのよ」

 

とりあえず、覚悟はしてるは

 

「ねぇ、お母様、妹か弟はどうやってできたの?」

 

・・・・・・やばい、こっちの覚悟はしてなかった

 

「えっと、それは~、え~っと、わ、私よりお父様の方がよく知ってると思うわよ」

 

ごめんなさいあなた

 

「えぇ!?僕に振る!?」

 

その反応でしょうね

 

「ねぇねぇ、お父様、どうやってできるの?」

 

よくよく考えればオドオドしてるあなたって初めてかもしれないわ

 

「あなたってもしかして、性格悪い?」

 

なんてこと言うのパチュリー、40%違うわよ

 

「違うわよ?」

 

「どうかしら」

 

見破られてる?

 

「?何の話ですか?」

 

分かってない人いた

 

 




いきなり登場人物が増えると少しわかんない


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子供とフラグ確認

やっと一歩進んだってところでしょうか


フランが産まれて10年がたった、今のところ狂気?が暴れる気配はない

もう大丈夫なんだろうか・・・・・・・・・これってフラグって言うの?なんか嫌な予感

 

「フローラル様!フローラル様!」

 

「お母様!お母様!」

 

・・・・・・・・・これからもうフラグ言うのやめにします(涙目)

 

「どうしたのかしら二人とも、少し落ち着いて」

 

これもう確信だよね

 

「すぅ・・・はぁ・・・・・・落ち着きました」

 

「私も落ち着きました、それでお母様、フランが」

 

だろうね

 

「フランが、どうしたのですか?」

 

「妹様がガイル様を殺してしまいました」

 

よ~し、もう泣きたい

 

「・・・・・・分かりました、フランは今どこにいるのですか?」

 

「フランはお父様の部屋にいます」

 

そこから地下に運ぶのか、遠くない?

 

「私は今から行きます、あなた達はできるだけ離れてなさい」

 

「ダメです!フローラル様まで殺されてしまいます!」

 

「お母様まで死んでしまうのは嫌です!」

 

なんと愛らしい子達でしょう

 

「大丈夫ですよ二人とも・・・・・・ただこれだけは言っておきます・・・ごめんなさい」

 

「お母様?お母様ー!?」

 

「フローラル様ー!!」

 

これって結構心に来るね

えっと、この部屋ですね。何も音はしませんけどどうしたのでしょうか

 

「えっと・・・この状況は何でしょうか」

 

部屋に入ると一番目についたのは部屋いっぱいに広がる赤色、そしてそのベットの上に寝そべって、かわいいらしい寝息を立ててるかわいいらしい私の娘、フランドール・スカーレット

 

「寝てるのなら、あとは運ぶだけだから平気から・・・・・・パチュリーに地下に結界を張ってもらおう」

 

「それで私のところに来たのね」

 

「そう、結構強い結界を張ってくれると助かるわ」

 

そうしないと簡単に破ってきそう・・・・・・張っても破りそうだけど

 

「それであなたはこれからどうするのかしら?」

 

もしかして勘づいてる?

 

「どうって、生きていたらこのまま過ごすわよ」

 

って死ぬことを認めてるみたい

 

「・・・・・・レミィには私から言っとくわ」

 

パチュリーには頭が上がらないかも

 

「そうしてもらえると助かるわ」

 

「いつかその借りは返してもらうわよ」

 

「覚えておくわ」

 

多分だけど

 

「・・・結界は張ったからあとは入れるだけでいいわ」

 

「流石魔女ね」

 

地下の一番奥の方がいいよね・・・距離って関係あるのかな?

まあとりあえず、この部屋のベットに寝かせてっと

 

「ぅぅ・・・ん・・・んぁ?・・・お母、様?」

 

おっと起こしてしまったようだ

 

「はい、お母様ですよ。どうしました?」

 

危険ではなさそうかな

 

「お母様、黒い・・・・・・・・・直す」

 

「え?・・・」グシャ

 

何が起こったのか一瞬過ぎて分からなかった・・・そして考える頭、脳はもうなかった

普通なら

 

「お母様・・・・・・直った・・・おやすみ」

 

フランはまた寝たようだ、じゃあそろそろ動かそうか・・・自分の血がドロドロ動いてるのってなんか怖い

とりあえず、紅魔館の外まで行って・・・・・・誰にも気づかれずに、傘も持ってっと

 

よし、誰にもばれてない。あとは体を元に戻して、よ~し、この世界を旅しよう

 

レミリア、フラン、パチュリー、美鈴、アイル、ロール、エイル、キイル、私はこれから旅に出ます、今までありがとうございました。けど多分、数百年後には戻ってきますね。

・・・・・・そしてこれは誰に言ってるのか分からなくなってきた

まあとりあえず、これだけは言っておこう・・・あなた、いい来世を

 

 

 

 

 




すみません、最後の方、いったい何を書いてるのか分からなくなってきました
どうぞご自由にさげすんでください(Mではないです)
これも何言ってるのだろう


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旅路確認

旅って言ったらなんだろね


さあ、紅魔館から出てきて結構離れた場所にいます。それで分かったことはここは幻想郷じゃないようです、どうやらまだ幻想郷に行ってないようです

まあそれは良いです、これからどこに行くかです、どこ行きましょうか

 

「とりあえずはこのまま進むしかないですね」

 

このまま進んでどこかに突き当たるまで進みましょう

 

「というか、村とかってあるのかしら?なかったらどうしよう」

 

日に当たらないように気を付けないと・・・こういうところが厄介よね、吸血鬼って

 

あ、今更ながら幻想郷にはどうやって行けばいいのかしら・・・・・・いつか紫さんにでも会えば行けるかしら?

 

「待って、今分かった、私、朝に出かけるの苦手だわ」ジュゥ

 

よ~し、能力でテントか家を作ろう。それで夜に移動しよう

 

「・・・・・・もう嫌だ、もう紅魔館に帰りたい。引きこもりたい」

 

プライドなんか捨てて帰ろうかな、パチュリーに怒られてもいいから帰ろうかな

・・・・・・なんか視線のようなものを感じるけど気のせいかな

・・・またフラグ?・・・やだ~

 

「・・・よし、こうなったら寝る。寝て忘れる」

 

「夜までぐっすり眠れた、じゃあ進みましょうか」

 

はっはっは~、もう結構進んでるんだよね、飛ばしてるけど進んでるんだよね

結構ね、飛ぶのってね、早いのね。今ね海だねなんか地球みたい。地球なの?

そして今思った、もし村があってもお金ない。稼ぐ方法もない

 

「なら私の話を聞きません?」

 

普通この状態で話してくる?っていうか誰?

 

「・・・・・・誰ですか?」

 

そういうと、空中が裂けるように開いた、これがスキマか、確かに怖いな

 

「初めまして、私は八雲紫です。以前から目をつけてました」

 

ストーカーですね怖いです通報します・・・したいです

 

「初めまして、私はフローラル・ショット・スカーレットです。以後よろしくお願いします」

 

ちょっっと、これは早すぎな気がする

 

「自己紹介がすんだところで話をs「その前にちょっといいですか?」・・・なんですか?」

 

「ちょっっと失礼します・・・・・・・・・え~と、作者さん?」

 

運べばいいですよね?

 

「はいはい運ばれました作者さんです、なんですか?」

 

自分でやっといてなんで来れるんだろうか

 

「メタい話ですけど、こういうのは普通、次回に出てくる感じでは?今回は旅路確認ですよね?全然旅路関係なくないですか?」

 

「旅路はちゃんと決まったじゃないですか、朝じゃなくて夜に活動するのとできれば村を目指しているっていう目標が」

 

「前半だけじゃないですか、全部書きましょうよ」

 

「じゃあ、前半が旅路確認で、後半が新人物確認とかでいい?」

 

「そういう問題じゃないでしょう」

 

「じゃあもう考えるの面倒になったからこのままでいいね、そういうことでウチはもう帰るからサヨナラ~」

 

「あっちょっと待って・・・行ったか」

 

「あの、もう大丈夫かしら?」

 

「あ、ごめん、忘れてた」

 

「ついさっきのことですよね?泣きますよ?」

 

「そういうことは良いとして、何の話だったんですか?」

 

「そういうこと・・・・・・まあ、直球に言います。私と友達になりませんか?」

 

「?なぜ友達なのですか?」

 

「友達とかならお金を貸せるでしょう?」

 

「それは財布では?」

 

「その代わりに、私のお願いとかを聞いてもらうってことで」

 

「そのお願いとは?」

 

「異変の解決を手伝ってもらうこととか?」

 

「異変って?」

 

「妖怪たちがいろいろ問題を起こしてしまうことですかね?」

 

「それじゃあ異変の解決って人間が?」

 

「そうです」

 

「私吸血鬼ですけど、どちらかというと妖怪の方なんですけど」

 

「あなたは悪には見えません」

 

「それだけで判断してるんですか」

 

「排除するときは徹底的に排除できますよ」

 

「なるほど逃げ道なしですか」

 

「そういうことなんですか?まあいいです、それでどうしますか?友達になりますか?」

 

「なります」

 

「即答ですね」

 

「当たり前です、財布(友達)ですよ財布(友達)

 

「なんか変な気g「気のせいですよ」そ、そう」

 

「それじゃあお金ください」

 

「一番最初にお金なの?」

 

「この近くに人間の気配がします、おそらく村があります。だからお金ください」

 

「あげるけど、しっかり私のお願いも聞いてくれますよね?」

 

「今?」

 

「いえ、その時になったら言います」

 

「だったらいいですよ、早くください」

 

「どれだけ欲しいんですか・・・・・・どのくらい欲しいんですか?」

 

「お店のお茶菓子をある程度買えるぐらいのお金を」

 

「・・・・・・多いですね、はいどうぞ」

 

「ありがとうございます、ではまた後ほど」

 

「友達になってはいけない人と友達になってしまったかしら」

 

「・・・・・・大丈夫かしら~?」

 

 




ネタがなかったから作者を登場させて字を稼ぎました
そして紫とフローラルの会話が成り立ってるか分かりません
なんか・・・何かいてるのか分からなくなりました、すみません


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村確認

会話と会話の間に入れるフローラルの気持ちがあまりかけない
別にいっか


お金はもらいました、あとはこのまま村に行くだけです。中に入れてもらえるかはわかりませんが大丈夫でしょう

 

「・・・あれ、ですか?」

 

う~ん、いちようあれは村、ですよね。門もあるし、門番みたいな人もいますし

あ、待って入る前に翼を隠さないと・・・どうやって隠すの?

・・・隠せた、運んだわけじゃない、どうやった?・・・まあいいか

 

「すみませ~ん、この村に入りたいんですけど、入ってもいいですか?」

 

許可しろ許可しろ

 

「・・・まずは、どこから来たのかとこの村に来た要件を言え。俺らが大丈夫だと判断したら入れる」

 

さっすが門番、ちゃんと仕事してる

 

「えっと、ここから東の方から来ました、それからこの村に来たのはちょっと旅の途中に見つけたので寄ってみました」

 

これ聞いて何か分かるのかな

 

「・・・では次、お前は人間か、妖怪か、どっちだ」

 

な~ぜそのようなことを聞く・・・もしかしてばれてる!?

 

「人間ですよ」

 

「ふむ、動揺は見られない、この水晶も反応なし、嘘ではないな。では、通っていいぞ」

 

なるほど、うそ発見器みたいなのですか。よかった、動揺とか吸血鬼であるとことかを別の場所に運んどいて、本当にこの能力便利だな

 

「ありがとうございます」

 

よし、村に中に入れたぞ。寝床とかは別にいいとして行く場所は団子とかの甘味処だな

楽しみだ~、いくらで買えるか分からないけどとりあえずは二個買おう

おお、ここだ

 

「すみません、この団子二つください」

 

団子の定番ってみたらしかな・・・あ、みたらしのほか知らない

 

「はいよ、団子二つな・・・・・・おまちどう、奥さん見ない顔だね、この村には初めてかい?」

 

もとに世界ではあまり見ない店員さん(?)から話しかけてくる、昔ってすごいな

 

「はい、ついさっきこの村に入ったばかりです」

 

話してる最中に食べるのは失礼、だよね

 

「そうかい、それじゃあ夜道には気をつけな、最近若い女性ばかり攫われる事件が起こってるかな。奥さん綺麗なんだから狙われちまうよ」

 

どの時代でも誘拐事件ってあるのかよ、怖いよ、もう帰りたいよ

 

「そうなんですか、教えてくださりありがとうございます。気を付けますね」

 

あ、でも同じ女性としてこれ以上被害を出させるわけにはいかないから止めるべきかな

・・・まあそれよりまずは団子、ちょっと人が少ないところに行きましょう。誰かに食べている姿を見られるのはちょっと恥ずかしいです

 

「なぜあなたはこんな人が少ないこの場所に来たんですか?」

 

ほんとにどこにでも現れるんですね

 

「知らない人に食事をしているところを見られるのは少し恥ずかしいんですよ」

 

私だけじゃないはず

 

「まあ気持ちは少なからず分かりますけど」

 

よかった

 

「私の前では良いんですか?」

 

それはまあ

 

「知ってる人ですから」

 

「つい数十分前ですよね?」

 

「それでもです」

 

知ってる人には変わりありませんから

 

「少しは人を疑ってみては?」

 

何でも信じてるわけではないですよ

 

「あって瞬間に友達になろうといったあなたに言われても」

 

「さあ、なんのことでしょう?私たちは元からお友達じゃないですか」

 

それはないんじゃないですか

 

「それじゃあお友達として相談に乗ってください」

 

「いいですよ、なんですか?」

 

良かった、断られたらどうしようかと思った

 

「実はですね、この村で若い女性が攫われるという事件が起きいるんですよ。私はその事件を突き止めたいと思ってるんですよ」

 

「それであなたが囮になると?」

 

「あなたがなってみない?」

 

「いやです」

 

知ってました、私がなります

 

「冗談ですよ、私がします。それであなたには私が攫われそうになって時にスキマで助けてくださいってことです」

 

「・・・それ、私必要あります?」

 

何を言ってるの?

 

「ありますよ」

 

「いや、あなた強いじゃない」

 

本当に何を言ってるのよこの大賢者は

 

「私はあなたが思ってるほど強くありませんよ」

 

「ええ~」

 

納得してない、なんで

 

「まあとりあえず助けてください」

 

「まあ、いいけど」

 

夜です、暗いです、怖いです、私吸血鬼ですけど元人間なんで怖いです

なんで街灯がないんですか・・・当たり前ですよね、村ですよ村、もう嫌です帰っていいですか・・・・・・ああ、なんか気配がします、私が歩いてる道の先になんか気配がします、もうあながこの事件の犯人でいいですか

 

「あれ?どうしたんですか、こんな夜中に一人で、危ないですよ」

 

わぁ、カッコい人ですね。私の旦那さまには敵わないですけど

 

「少し、眠れなくて、夜風に当たっていたんですよ。大丈夫です直ぐに帰りますよ」

 

優しいそうな人ですね、勝手に犯人にしてごめんなさい

 

「いや、ここで会ったのも何かの縁ですよ。僕ともう少し歩きません?それにあなた一人だと危険ですよ」

 

ただ、優しいだけですよね?

 

「良いんですか?男の人がいると心強いですね、ありがとうございます」

 

警戒はしてないといけませんね

 

「・・・・・・あなたは少し、人を疑うべきです。そんなに近くにいたらダメですよ」

 

「え?」

 

っとこれは、睡眠薬、ですか?この時代にもあるんですね。おっと眠たくなってきました眠気を別のところに運んでっと、あとは寝たふりでもしましょうか

 

「寝ましたね、じゃあ運びましょうか」

 

紫はこの状態を危機としてスキマで別の場所に運んだろうか

・・・・・・運ばないね、寝たふりっていうことがばれてる?

私が任された?いやだよ~もう帰りたいよ~帰る場所ないけど~

 

「このあたりでいいかな、それにしても珍しい、こんなに綺麗な人をゲットできるとは」

 

おっとこの人私をどうするのかな・・・犯される?・・・あ~、胸触られそう。犯されるわ~、どうにかしないと・・・あれ?なんでこの近くに刃物が、まさか紫が?まあ、何はともあれこれを使おう

 

「こんなに立派な胸なんだ、どんなに触り心地がいいのやら」グサッ

 

「うあぁぁ!いってぇぇ!」

 

よし、うまく刺さった

 

「な、なんだ!?どこからナイフが、誰かいるのか!?」

 

「私しかいませんよ」

 

あ~、ちょっと服が汚れちゃった

 

「お、お前!眠ってたんじゃ」

 

「ずっと起きてましたよ」

 

本当に眠りそうだったけど

 

「このナイフはお前のか」

 

「そうですよ、それに私は人間じゃないですよ。ほら、これ、立派な翼でしょう?」

 

「な!?妖怪、いや吸血鬼!?」

 

「知ってるんですか」

 

かなり遠いところから来たんですけど

 

「噂でな、少しだけ」

 

「そうなんですか、まあその話が置いといて事件のことを聞きます、あなたは今まで何人の女性を攫いましたか?」

 

それほど多くないといいですけど

 

「お前でちょうど5人目だ」

 

多くはないですけど、少なくはないですね

 

「攫った人はどうしたんですか?」

 

「犯して殺した」

 

私やっぱり犯されそうになってたんですね、吸血鬼ですから死にはしませんけど

もうこの人って殺していいんでしょうか

 

「反省はしますか?してますか?」

 

「しない、してない」

 

「じゃあ死にましょう♪」ザシュッ

 

これもひそかに楽しみにしてたことの一つ

 

「ためらいなく殺しましたね」

 

「反省もしないのならどうしようもないですから」

 

「だとしても躊躇はすると思いますよ?」

 

「私は知りませ~ん、あ、それと刃物ありがとうね」

 

「何のことです?」

 

「ん?この刃物だよ?」

 

知らないの?

 

「私こんなの置いた覚えないですよ」

 

・・・・・まじ?

 

「じゃあ、誰が」

 

「あなたの能力なのでは?」

 

「違う」

 

・・・・・・・・・・・・まあいいや

 




オワタで~


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年確認

なんかもう完結したい
年っつうことで何百年もたちました
やっぱ完結します
この話か、次の話で


レミリアが500歳 フランが495歳になった時

 

「いくら何でも飛びすぎでは?」

 

「何言ってるんですかぶっ飛ばしますよ」

 

もう終わらせたいんですよ、もう十分堪能したんですよ

 

「死にませんけど全身の骨が折れますすみませんでした」

 

じゃあ早くなんか異変とかしてください

 

「数百年前に言ったお願い、聞いてくれますか?」

 

やっときました

 

「幻想郷ですね早くいきましょう」

 

「私まだ何も言ってないです」

 

知ってるんです

 

「あなた今日はちょっと気分が悪いんですか?」

 

いえ、特に気分が悪いわけではないんです

 

「その幻想郷に私の娘がいるんですよ」

 

不思議と会うのに躊躇わないのよね こういうのって普通、会うのをためらうと思う

 

「その娘さんが異変を起こしてるんですけど」

 

流石ね

 

「そうなんですか」

 

「何も思わないんですか?これから解決、いわゆる退治しに行くんですよ」

 

そうなんですか、なんかね

 

「なぜか・・・少し、なにかの感情が消えました」

 

何もしてないのにね

 

「何で感情消えるんですか、何かしたんですか?」

 

「何もしてないですよ・・・決して、能力を使いすぎて暴走したのに、それすら無視して能力使って体が消し飛んだのにそれすら気にせずまた能力を使いすぎてまた暴走して消し飛んでの繰り返しでいつの間にか感情が消えていたなんてないですよ」

 

これで完璧

 

「それが原因ですよね」

 

「何を言ってるの分かりません、さあ、早くいきますよ」

 

早く幻想郷へ

 

「ちょっ、なんで私のスキマなしで幻想郷に行けるんですか!?」

 

運んだに決まってるでしょ

 

「わぁ、懐かしい」

 

懐かしの紅魔館ですよ、勢い余って紅魔館の中に来てしまった・・・・・・こんなに広かったっけ?

 

「侵入者ですか?」

 

いきなり声がした、声可愛い というかこの声ってもしかして

 

「・・・何か?」

 

やっぱり、咲夜だ。なるほど咲夜がいるからこの紅魔館が広いのか

 

「え~と、これ出せば少しはわかるかしら」

 

そう言って翼を出す、翼出すのなかなかに久しぶりだ

 

「その翼、吸血鬼、ですか」

 

「そうだね」

 

「お嬢様の、お母様ですか?」

 

やった~、分かってもらえた~

 

「そうですよ」

 

「お嬢様に、会いに?」

 

案内してくるの?

 

「そうね~、レミリアが異変を起こしてるって聞いたから、その理由を聞きたくて」

 

まあ、大体わかってるけど

 

「・・・では、案内いたします」

 

レミリア、成長してるかな~

 

「お嬢様、咲夜です。はいってもよろしいでしょうか」

 

「どうぞ」

 

声はさほど変わってないね

 

「どうしたの咲夜、何かあっ・・・た・・・の・・・」

 

固まった固まった、目が点になってる。成長、してるのかな?

 

「レミリア、久しぶり。覚えてるかしら?」

 

「・・・私は失礼いたします」

 

空気を読める、凄いわね、嫁に欲しいわ・・・無理か

 

「お母様?・・・いや、でもあの時にフランに殺され、でも目の前に・・・あれ?運命も何も見えない?・・・」

 

混乱してる混乱してる、こんな時ってどうすればいいのかしら

 

「質問をしてお母様かを決めていいかしら?」

 

答えなれないかもしれない

 

「どうぞ」

 

「では、私の本名を」

 

「レミリア・スカーレット」

 

「お父様の本名を」

 

「ガイル・スカーレット」

 

「私の妹に本名を」

 

「フランドール・スカーレット」

 

「お母様の本名を」

 

「フローラル・ショット・スカーレット」

 

「・・・妖精の名前を」

 

「アイル、ロール、エイル、キイル」

 

「・・・ほかの住居人」

 

「パチュリー・ノーレッジ、紅美鈴」

 

「最後、毎日私に覚えるようにと言い続けた言葉」

 

そんなこと言ってたっけ?

 

「・・・言ってないと思うわ」

 

「そうね、お母様だわ。ごめんなさい、最後は勝手に言ったわ」

 

良かった~、妖精の名前ちゃんと覚えといてよかった~

 

「用心深いことは、まあ、いいことだと思うわ」

 

あ、私用心深くないね

 

「お母様は死んだってパチェから聞いたけど」

 

「それは、私の能力ね。それで助かったわ」

 

「ではなぜ、すぐに私たちの前に現れてくれなかったんですか。パチェに死んだと伝えどこに行ってたんですか」

 

「最初に謝ったじゃないですか、それに旅に出たいと思ってたんですよ」

 

それでやっぱり家の方がいいと思いました

 

「そうなんですか」

 

「それで聞きたいんですけど、なぜこの異変を?」

 

「フランを外で思い切り遊ばせるためです」

 

「夜に遊べばいいのでは?」

 

「永遠にですよ」

 

ちょっとそれは無理、かな?

 

「私は太陽が好きなんですけど」

 

「それは吸血鬼としてどうなんですか?」

 

「日の光を間接的にでも浴びると背が伸びますよ」

 

「・・・」

 

考えてる、それほど気にしてるのか

 

「その話は本当ですか?」

 

「本当ですよ」

 

知らないけど

 

「フランは・・・」

 

「それなら私の能力で吸血鬼の弱点をなくすことができますよ」

 

どっかに運べば

 

「できるんですか?」

 

「できますよ」

 

「お母様の能力って何なんですか?」

 

「運ぶ能力ですよ」

 

「運ぶ、ですか?」

 

「はい、この能力は上限や限度がないんですよ。どんなものでも、たとえものじゃなくとも運べるんですよ」

 

「チートですか」

 

「とりあえずあなたはこの異変を止めなさい、私はフランのところに行ってくるから」

 

「分かりました」

 

さて、では地下に向かいましょうか

 

「あら、帰ってきてたのね」

 

あ、パチュリー

 

「ただいま、ですね。それよりどうしてあなたはわたしが死んだって伝えたんですか?」

 

「生きて帰ってくるとは思ってなかったから」

 

ひどい、私は信用がないんですね・・・自分でもなぜか認めてるんですよね

 

「フランはあれから場所とかは変わってないわ」

 

どこまで分かってるんですか

 

「ありがとう」

 

たしか、一番奥の部屋だったような・・・ここか

入る前に目を違うところに運ばないと

 

「フラン、入ってもいいかしら」

 

「誰?」

 

覚えてないか悲しいな

 

「とりあえずはいるわね」

 

いやでも10歳だったから記憶力はあるはず

 

「え・・・お母様・・・?」

 

やった、覚えてくれてた

 

「久しぶり、フラン」

 

「お母様、どこにいたんですか?」

 

「ちょっとした旅に出ていたんですよ」

 

「そう、なんだ。外では何が起こってるの?」

 

「あなたを外に出すためにレミリアがいろいろ準備してくれてたんだけど、私が来たから私がすることになったわ」

 

「お母様が私を外に?」

 

「ええ、そうよ」

 

もうやってあるんだけど

 

「じゃあ外で遊べるの?」

 

「ええ、思いっきり遊べるわよ」

 

「じゃあ連れてって!」

 

「行きましょう」

 

もう雑に終わらせていいですか?

 

「フラン!」

 

「お姉様!」

 

わぁ、姉妹愛だ

 

「お母様!外に遊びに行ってもいいんだよね!」

 

「ええ、いいですよ」

 

「行ってきま~す!」

 

「日の光、大丈夫なんですよね?」

 

「大丈夫ですよ」

 

なんかほかのより疲れた

 

「あの、お母様、私のフランと一緒に外で遊びたいのですが」

 

マジですか

 

「いいですよ、弱点はもう別の場所に運んでありますから行って来て大丈夫ですよ」

 

「行ってきます!」

 

すんごい元気、私もうそんな元気ないですよ

この紅魔館でゆっくり過ごします

もう旅は終わりです

ありがとうございました

 

 




終わりです
誰が何と言おうと終わりです
もう疲れました
といってもまた新しい小説をかくつもりですが
まあ、期待はせずに持っててください


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