SPIRITED-TALE (れいん rein)
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1 SPIRITED.
001


はぁ…まったく。




ここから始まった些細なことが、





まさか全AUを揺るがすこんな大事件になるなんて、





あの時の俺は思ってなかっただろう。





No.001.Prologue.起動。


*20××年,

 

*16時52分

 

*Anti-voidにて。

 

 

 

Error「すー…すー…」

 

 

Ink「Errrrrrrrorr!!!!!」

 

 

*ドゴッ!!!

 

 

Error「痛ってぇ!?ってInk!?」

 

 

Ink「Error!今日は何の日でしょうか!」

 

 

Error「うp主の命日。」

 

 

れいん「うへ!?」

 

 

Ink「いやかわいそうだよ!?メタいメタい!うp主出てきちゃダメ!それに違う!」

 

 

Error「じゃあなんだ?」

 

 

Ink「年に一度のお祭りだよ!ずっと楽しみにしてたんだ!」

 

 

Error(こいつ精神子供かよ…)

 

 

Ink「今失礼なこと思ったでしょ?」

 

 

Error「いやなんにも。」

 

 

Error(ま、俺が行くことにはならないだろうけど…)

 

 

Ink「まったく…あ!もちろん君にも来てもらうよ?」

 

 

Error「え”」

 

 

✩速攻のフラグ回収ーーーー!!

 

 

Ink「ささ!この浴衣来て!」

 

 

Error「なんでだよ!」

 

 

Ink「せっかくのお祭りでしょ!これ着なきゃ!」

 

 

Error「お祭りには必ず浴衣を着なきゃいけないのか!?」

 

 

Ink「そうだよ!((Error「そんな規則ねぇよ!」うるさいなぁ!早く着てよ!」

 

 

Error「はぁ…しょうがねぇ、着てくる。」

 

 

Ink「やったぁ!」

 

 

 

 

 

 

*数分後。

 

 

 

 

 

Error「着てきたぜー」

 

 

Ink「うわぁ!?Errorがまぶしすぎて直視できない!((Error「どういう意味だ!!」めっちゃ似合ってるよ!!」

 

 

Error「そ、そうか…?」

 

 

Ink「わぁてれてる!(そうだよ!似合ってる!)」

 

 

Error「....逆だぞ?」

 

 

Ink「あっやば」

 

 

Error「はぁ…行くぞ。」

 

 

Ink「うん!」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

Dream「あ、ようやく来た!」

 

 

Killer「おっそい!もうちょっと早く来て!」

 

 

Ink「ごめんごめん~」

 

 

Berry「むぇ!Errorも浴衣着たのか!似合ってるぞ!」

 

 

Error「正式には「着せられた」だけどな…あとありがと。」

 

 

Muder「んぶっ…Errorが浴衣…www」

 

 

Meare「www」

 

 

Error「わ、笑うな!!」

 

 

Crros「…早くいきましょうよ、あと十分ですよ。」

 

 

Ink「わっ、やばい!」

 

 

Dream「早く行こう!」

 

 

 

 

*光AUと闇AUは、ショートカットを使った。

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

20××年,

 

17時00分

 

祭り会場、SHRINETALEにて。

 

 

 

Horror「なぁなぁCrros…」

 

 

Crros「なんですか?Horror先輩。」

 

 

Horror「祭りっておいしいものあるのか?」

 

 

 

Crros「もちろん!たくさんありますよ!」

 

 

Horror「わぁ…!早く行こう!」(キラキラスマイル)

 

 

全員-Horror&Berry(笑顔がまぶしいっ!!)

 

 

 

Berry「Dream!あそこ!やりたいのだ!」

 

 

Dream「んー?なになにーって射的か!懐かしい~」

 

 

Berry「やってもいいか?」

 

 

Dream「うん!僕と一緒に勝負しよう!」

 

 

Berry「いいのだ!」

 

 

 

*ダダダダっ

 

 

Ink「あはは、元気いいねぇ~」

 

 

Killer&Muder「「僕/俺はりんご飴でも…」」

 

 

Killer「は?」

 

 

Muder「あ”?」

 

 

店員さん「りんご飴!最後の一個!」

 

 

Killer&Muder「「僕が!/俺が!」」

 

 

Killer「あ”あ”っ!?」

 

 

Muder「はぁっ!?」

 

 

*バチバチバチ…

 

 

Crros「まったく…」

 

 

Horror「Crros!あそこに行きたい!」

 

 

Crros「えぇ!?まだ行くんですかぁ!?」

 

 

 

*たたたた・・・

 

 

 

Meare「じゃ、俺は非リアたちのネガティブを摂取しに行くか…」

 

 

Ink「じゃ、僕も行きたいところがあるから行くね!」

 

 

*すたすた…

 

 

Error「・・・俺だけ残ったな。」



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002

No.002.起動。


*20××年,

 

*19時45分

 

*祭り会場、SHRINETALEにて。

 

 

 

 

 

Error「…どこに行こうか。」

 

 

*Errorはしばらく歩いた。

 

 

Error「ふぅ…休憩するか。」

 

 

*ド~~~ン!!!!!

 

 

Error「うへ!?ってなんだ、花火か…びっくりした…」

 

 

Error「…綺麗だなあ、音うるさいけど。」

 

 

*いちゃついてるリア充がいる。

 

 

Error「…爆ぜとけ。」←←

 

 

 

 

*花火終了

 

 

 

 

Error「はぁ、綺麗だった…DreamとかBerryとかが喜びそうだな。」

 

 

Ink「あ、Error~!」

 

 

Error「へ?Ink?いたのか。」

 

 

Ink「花火見たかったからね~えへへ。まだ時間はあるけど…どうする?」

 

 

Error「そこら辺を回ろうと思う。」

 

 

Ink「OK!じゃ....八時半くらいに出口で!」

 

 

Error「OK.」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

Error「…ん?」

 

 

*そこには、一軒の神社があった。

 

 

Error「たしか…神隠しにあう奴らが連発してるって噂の?うわぁ……マジカヨ…」

 

 

*しゃん、しゃん。

 

 

Error「…なんだ?にしてもあたりがすごく静か…」

 

 

さっきまでにぎわっていたはずなのに…

 

 

 

〈もういぃかぁい?〉

 

 

 

Error「誰だッ!?」

 

 

 

〔まぁだだよ。〕

 

 

 

 

Error「だれだよ…誰かいるのか??」

 

 

 

 

〔君も遊ぼう。〕

 

 

 

 

Error「は!?…ぁ…」

 

 

 

 

〈こっちへいらっしゃい。〉

 

 

 

 

*Errorは無意識に歩き出した。

 

 

 

Error(行くな、行くな、行っちゃだめだ…)

 

 

 

*しかし、足は止まらない。

 

 

 

 

Error「…いま…行く…。」

 

 

 

 

*シュゥゥゥ…

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

*今更だが、Errorの設定のようだ。

 

 

 

 

Error!Sans

 

 

*Lv.8

 

*HP.64

 

*EXP.9

 

*GOLD.500

 

 

*ソウル・灰色

 

*意味・破壊

 

 

 

*服装

 

 

・紺色の浴衣姿。青色のスカーフも巻いている。

 

 

・首には小さいころにもらったInkお手製の金色の四角形のロケットをつけている。

 

 

*性格・しっかり者。

 

 

*一人称は俺。

 

 

*年齢は18歳か20歳

 

 

*過去はトラウマとなっている。

 

 

*Genoの頃の記憶を覚えていない。

 

 

memo

 

・接触恐怖症…は半分ほど克服している。

 

・闇AUは仲間。

 

・光AUは友達。

 

・その他AUはError自身にとって、好都合なおもちゃ。

 

・人形を作ったり、服を作ったりするので、裁縫は普通に好き。

 

・破壊には興味がなくなってきた。

 

・好きなAUはUndernovelaとlittletale。

 

・MuderとKillerのけんかを止める係としてCrrosとは気が合う。

 

・他は原作どうり。

 



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003

No.003.起動。


*20××年.

 

*9時03分

 

*光AUアジトにて。

 

 

 

 

Ink「え?Errorが行方不明?」

 

 

Killer「うん!お祭りのあとから三日も帰ってこなくて…」

 

 

Meare「殺しとEXPにしか興味のないあのKillerが。」

 

 

Muder「快楽殺人鬼のKillerが。」

 

 

Dream「他人のことを心配するなんて。」

 

 

Ink「珍しいねー」

 

 

Killer「おいお前ら後でこい」

 

 

Ink「まぁ、そんなことは置いといて…僕一個、気になることがあるんだ。」

 

 

Dream「なに?」

 

 

Ink「あのお祭り会場の近くには神社があるじゃん?」

 

 

Dream「うん。神隠しにあうって噂の…あ。」

 

 

Ink「そう。Dreamが察した通り、僕はErrorが神隠しにあったのではと思ってる。」

 

 

Crros「でも、神隠しなんて本当にあるんですか?ただ単にError先輩が迷子になってるだけかもしれないのに…」

 

 

Meare「いや、普段からしっかりしてるあいつが迷子になることはない。」

 

 

Crros「じゃあ、本当に…?」

 

 

Ink「これはあくまで僕の『予想』だけどね。」

 

 

Horror「なぁ、Crros…」

 

 

Crros「どうしたんですか?Horror先輩…まさか思い当たることでも!?」

 

 

Ink「え!?教えて教えて!!!」

 

 

Dream「もったいぶらないで!!!」

 

 

Horror「いや、そうじゃなくて…」

 

 

Crros「…え?」

 

 

Horror「朝飯まだか?Crros…」

 

 

 

*この後、その場にいた全員の光AUと闇AUの皆(ただし、ErrorとHorrorを除く)がずっこけたのは言うまでもない。

 

 

 

・・・・・・・・・・・

 

*20××年

 

*??時??分

 

*?????にて。

 

 

 

Error「…っ…ここ、は…?」

 

 

*そこは、真っ白な空間で、Errorが倒れているのは黒色の花畑だった。

 

 

Error「すげえ真っ白…にしても、このつくり、何か見覚えが…まぁ、ここで止まってても意味ないから進むか…。」

 

 

*Errorは歩き出した。

 

 

Error「…!思い出した!ここ、ルインズだ!でも…何かが…欠けてる?」

 

 

色彩?

 

人?

 

いや、それよりももっと暖かいもの。

 

 

Error「雰囲気も消えてる…まるでGenoSideのあとみたいだな…」

 

 

 

すると、そこで。

 

 

*しゃん、しゃん。

 

 

Error「!また!?」

 

 

 

〔こっちだよ。〕

 

 

 

 

〈こっちにおいで。〉

 

 

 

 

Error「…う…?今、のは…??とにかく、進もう、いや、進まなきゃダメだ。」

 

 

 

 

*Errorはひたすら歩いた。そして、彼はルインズを抜けた。

 

 



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