【ちびアコちゃんと私の生活】 (どら焼きパンケーキ中佐)
しおりを挟む

【ちびアコちゃんと私の生活】

ヘレンの森のシノさんはある日妖精さんちびアコちゃんと出逢います……


第一話 シノさんとちびアコちゃんの出逢い

 

 

イヅルマ地方のシノさんは、村外れにあるヘレンの森に住んでいます。

 

ある日シノさんは女神の泉に水を汲みに行きました。

 

すると、林の陰から小さな可愛い生き物が現れました。

 

 

シノ「きゃふん!あなた達なんなの?」

 

???「私達、ちびアコ‼️あなたは?」

 

シノ「きゃふん!喋った‼️ゴホンッ‼️ちびアコちゃんと言うの?」

 

ちびアコちゃん「うん!私達ちびアコちゃん♪」

 

シノ「私は一人だし、あなた達が良かったら一緒に暮らさない?私はシノよ♪」

 

ちびアコちゃん「うん♪シノちゃん♪」

 

 

こうして偶然の出逢いから、シノとちびアコちゃんの生活は始まったのです。

 

 

(つづく)

 

第二話

 

ヘレンの森でちびアコちゃんと出逢ったシノさんは、自宅のあるエル林に向かって帰ることにしました。

 

ちびアコちゃん「シノちゃん♪シノちゃん♪あ~そぼ~♪」

 

シノ「ちびアコちゃん、おとなしくして~(泣)」

 

ちびアコちゃん達は、自由奔放にキノコを採取したり、花を愛でたり、シノさんの髪をポニテにしたりとやりたい放題です(泣)

 

シノ「ちびアコちゃん達止めれ~!」

 

ちびアコちゃん「シノちゃん、嫌?ぐすん...」

 

シノ「ちびアコちゃん、泣かないで~!私はポニテにされてもいいから!」

 

ちびアコちゃん「わ~い♪シノちゃんだいすき‼️」

 

シノ【やれやれ...あやすのって大変なのね。けれど、ちびアコちゃんのおかげで私は一人じゃないわ♪】

 

シノ「ちびアコちゃん達~♪お家に帰ってから、手洗い・うがいしてまた来ましょうね~♪」

 

ちびアコちゃん「は~い♪シノお姉ちゃん♪」

 

 

シノさんは、ちびアコちゃんから、シノお姉ちゃんの称号を午前6時39分に獲得しました‼️

 

 

(つづく)

 

第三話

 

シノさんは、今日もヘレンの森にある女神の泉に水を汲みに行きました。

 

シノ「なんだか雲行きが悪くなって来たわねぇ。ちびアコちゃんにお留守番してもらったけど早く帰ってあげなくちゃ!」

 

シノさんは急いで帰宅を始めましたが、天候は悪化して大雨になりました。

 

シノさんはずぶ濡れです(泣)

 

シノさんはおもいっきり風邪をひきました。

 

ちびアコちゃん「シノちゃん、大丈夫?ぐすん。シノちゃんの看病、ちびアコちゃん達がする~!」

 

ちびアコちゃん達は、シノの氷嚢をウンショウンショとみんなで運んで取り替えたり、ウンショウンショとみんなでシノの汗を拭いたりして、それはそれは熱心に看病をしてあげました。

 

 

その甲斐あってシノはすっかり元気になりました。

 

 

シノ「ちびアコちゃん~‼️あびがどぶぅ~(泣)ぐすん(泣)」

 

ちびアコちゃん「シノちゃんだいすき~♪だから泣かないで~♪ちびアコちゃん達と遊ぼ~♪」

 

シノ「ぐすん。うふふ‼️わかったわ♪遊びましょ~♪」

 

 

シノさんは子供と遊んだ経験がほとんどありませんでしたが、ちびアコちゃん達とは自然に遊ぶことが出来ました。

 

シノさんにも、ちびアコちゃん達への特別な愛着が芽生えたようです~♪

 

(つづく)

 

第四話(最終回)

 

ヘレンの森のエル林にあるシノさんのお家には、可愛い生き物ちびアコちゃん達が一緒に暮らしています。

 

今日もシノさんとちびアコちゃん達の微笑ましい光景が繰り広げられています。

 

笑いの絶えない幸せな日々が続きました。

 

シノさんはふと思いました。

 

シノ(なんで、ちびアコちゃん達は私のところに現れてくれたのかしら?)

 

シノさんの疑問は、それ自体が答えなのでした。

 

ちびアコちゃん「ぐすん。シノちゃんだいすき。ぐすん。だけどお別れなの。ヘレンの森の長老様がかえってきなさいって言うの~。ぐすん(泣)ぐすん(泣)ぐすん(泣)」

 

シノ「ちびアコちゃん~(泣)ぐすん(泣)ぐすん(泣)ぐすん(泣)ぐすん」

 

ちびアコちゃん「シノちゃん、ず~っと一人でがんばってたの~。ちびアコちゃんが長老様にお願いしたの~。シノちゃんがいいって言ったら、しばらく一緒に暮らしていいよって~。だからシノちゃんだいすき。ぐすん。シノちゃんと離れたくないよ~。お別れしたくないの~。だけどお別れなの。ヘレンの森の約束なの~。今までありがとうなの~(泣)ぐすん」

 

シノ「ぐすん。ちびアコちゃん~!ありがとう‼️ちびアコちゃん達と暮らした日々はちびアコちゃん達が私にくれた何よりのお礼よ‼️」

 

シノさんもちびアコちゃん達も涙がとまりません。

 

 

ちびアコちゃん「シノちゃん、目を閉じるの~♪」

 

シノ「閉じたわよ?」

 

 

ちびアコちゃん達「シノちゃんだ~い好き❤️」

 

 

シノさんが目を開けるとちびアコちゃん達はもう居ませんでした。

 

 

でも、シノさんの心にはいつもちびアコちゃん達の微笑ましい想い出があります。

 

それは、いつもがんばっているシノさんへのヘレンの森のちびアコちゃん達からのお礼だったのです。

 

 

(おしまい)

 

 

 

 




【ちびアコちゃんシリーズ】第一期です!
まだ続編がありますのでよろしくお願いします㌨-( )


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

【ちびアコちゃんと私の生活再び 再会のシラサギの街】《ちびアコちゃんシリーズ第二期》

ちびアコちゃんとせつないお別れからしばらくしてからのシノさんがまた、あの可愛い妖精さんに……


第一話

 

私はシノ、ちびアコちゃんとちょっぴりセツナイお別れをしてからようやく決心して、ヘレンの森を出ることにしました。

 

 

ヘレンの森を出たのはよかったのですが、行く当てが特にある訳でもなかったので、近場のシラサギの街になんとかたどり着くことができました。

 

 

シノ「ぐすん...ううん、シノ!この位で挫けちゃ駄目よ‼️」

 

 

私は自らを強く鼓舞しました。

 

 

なんとか住み込みで働かせてくれる宿屋に雇ってもらえた私は、これからシラサギの街で暮らして行くことになる部屋の扉を開けました。

 

 

すると.............................

 

 

ちびアコちゃん「シノちゃんだいすき ♥️❤️また逢えたの~♪探したの~♪ヘレンの森をシノちゃん卒業したからちびアコちゃん達またシノちゃんと一緒なの~♪」

 

 

私はどんな顔をしていたのでしょう?

 

多分、涙と鼻水でぐしゃぐしゃの他人様にはとても見せられない顔だったに違いないです。

 

けど、そんなことよりも..........................

 

 

シノ「ぐすん...私だってちびアコちゃんだいすき ♥️❤️よ~♪本当に逢いたかったんだ~(泣)ぐすん...」

 

 

ちびアコちゃん「シノちゃん、泣かないで~♪」

 

シノ「ちびアコちゃんも泣かないで~♪」

 

みんな「うふふ♪あはは♪だ~い好き❤️」

 

 

私はシラサギの街でまた、ちびアコちゃんに出逢えました‼️

 

 

ヘレンの森の長老様ありがとうございます‼️

 

 

私とちびアコちゃん達のシラサギの街での新しい生活が幕を開けようとしています‼️

 

ちびアコちゃん「シノちゃん、これからはず~っと一緒なの~♪」

 

シノ「うふふ♪またよろしくね~♪」

 

 

(つづく)

 

第二話

 

私はちびアコちゃんと一緒に眠りました‼️

 

そして、朝になりました。

 

宿屋の女将さん「シノちゃん、それとそこの不思議なちびアコちゃんだったかしら?今日からガンガン働いてもらうよ~♪」

 

女将さんは、行くあての無いシノさんを住み込みで働かせてくれるばかりか、ちびアコちゃんにも理解のある人格者でした♪

 

 

宿屋と言ってもこの宿屋は、ユーハングの影響を受けている感じの所謂、旅館です。

 

 

女将さん「シノちゃん、このパンケーキと一緒にマミヤ印のどら焼きをあちらのお客様にお運びしてちょうだい!」

 

 

シノ「はい‼️女将さん」

 

 

はりきって働くシノさんのポケットの中で、ちびアコちゃん達はすやすやと寝息をしながらお休みしています❤️

 

 

ちびアコちゃん「むにゃむにゃ、シノちゃん頑張ってなの~♪けど無理しちゃ駄目なの~(泣)ぐすん...」

 

 

ちびアコちゃん達はシノさんのどんな感じの夢を見ているのでしょう?

 

 

シノ「うふふ♪ありがとう♪ちびアコちゃん♪」

 

 

シノ「お客様、お待たせ致しました。パンケーキと、どら焼きでございます」

 

 

???「おう!ありがとう‼️私はどら焼き。あっちがパンケーキな」

 

???「ナツオ班長!あっちじゃないよ‼️キリエだよ‼️」

 

 

どら焼きのお客様はナツオ班長さん。

 

パンケーキのお客様はキリエさんとわかりました。

 

 

ちびアコちゃん「シノちゃん、おいしい香りがするの~♪」

 

 

ナツオ「可愛い❤️」

 

キリエ「ナツオ班長?」

 

ナツオ班長さんは、可愛いもの好きな方のようです。見た目は幼い感じですが、キリエさんより年上のようです。

 

ナツオ「ほれほれ❤️ツンツン❤️」

 

ちびアコちゃん「シノちゃん、助けてなの~!」

 

シノ「お客様、お気持ちは凄くわかりました。ですがちびアコちゃん達も従業員ですのでとりあえずお控えくださいませ♪」

 

ナツオ「ハッ!可愛いから夢中になっちまった!いやぁ、すまなかった!ゴメンよ‼️ちびアコちゃん達もゴメンよ~♪」

 

キリエ「ナツオ班長は私達には結構な塩対応なのに~!」

 

ナツオ「あぁ 」

 

キリエ「何でもありませ~ん‼️」

 

お二人は、初めてこの宿屋にお泊まりされたそうですが、ナツオ様は、ちびアコちゃんとどら焼きをお気に入りされたようです。

 

キリエ様も、この宿屋のパンケーキはリリコさんの次に美味しい‼️とお気に入りされたようです。

 

お二人は、また来ると言われてチェックアウトされました。

 

女将さん「シノちゃん、ちびアコちゃんやるじゃないの!初めてのお客様がまた来るなんておっしゃるのは稀なことなのよ‼️いい初仕事だよ‼️これあげるからあがって部屋で一緒に食べなよ‼️」

 

 

シノさんとちびアコちゃんは部屋に戻りました。

 

 

女将さんから渡された袋の中には、沢山のイチゴが入っていました‼️

 

 

ちびアコちゃん「イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️」

 

シノ「うふふ♪ちびアコちゃんはイチゴ❤️なのね~♪」

 

 

シノさんとちびアコちゃん達は、仲良くイチゴを食べました。

 

 

シノさんとちびアコちゃん達はシラサギの街で暮らしていけそうです~♪

 

 

(つづく)

 

第三話

 

 

今日は、日頃の働きぶりにシノさんとちびアコちゃん達の意気を汲んでくれた女将さんが、休日をくれました。

 

シノさんもちびアコちゃんも、ヘレンの森の育ちでそれほど都会ではない、このシラサギの街でも十二分に都会でした。

 

シノ「休日をいただいたけど、何をしたらいいのかしら?」

 

ちびアコちゃん「イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️」

 

シノ「ちびアコちゃん達?ゴメンナサイ!イチゴはとっても高級なフルーツなの~(泣)」

 

ちびアコちゃん達「残念なの~(泣)」

 

 

そうこうしていたら、【リッタ食材堂】というお店を見つけました。

 

 

リッタ「おや?お姉さん見たところ私以上のお上りさんですか?そんなしょげた顔しちゃ美人も台無し!このユーハング由来の【ミカン】食べて元気出しな‼️」

 

 

多分店主代理のリッタちゃんから【ミカン】をもらいました。

 

 

シノ「みんなで一緒に食べましょう~♪」

 

ちびアコちゃん達「わ~い♪なの~♪」

 

 

シノさんは、ちびアコちゃん達の食べやすいサイズに【ミカン】を剥いてちびアコちゃん達にあげました。

 

 

ちびアコちゃん達「美味しい‼️なの~♪イチゴ❤️の次に【ミカン】美味しい‼️なの~♪」

 

シノ「うふふ♪またあのお店に行ったら、リッタさんにお礼を言って、今度は買いましょうね~♪」

 

 

それから数日後、シノさんとちびアコちゃん達は【リッタ食材堂】にお礼に行きました。

 

リッタ「おや?お姉さんとちびアコちゃん達。え?お礼?ご丁寧にありがとうございます~♪しかも、【ミカン】を買ってくださるのですか♪ユーハング由来のフルーツで栽培に仲間が苦労して商品化したんです‼️」

 

 

シノ「ちびアコちゃん達、リッタさんにありがとうございますのお礼を言わなきゃダメよ~♪」

 

ちびアコちゃん達「リッタちゃんありがとうございますなの~♪」

 

リッタ「ちびアコちゃん達、偉いね~❤️」

 

 

結局リッタさんは、沢山おまけしてくれました。

 

 

ちびアコちゃん達「【ミカン】いっぱいなの~♪重いなの~(泣)」

 

嬉しいけれど、涙するちびアコちゃんを見て、シノさんは、

 

シノ「シラサギの街の人はみんな人情味溢れる人達が集まる街なのね‼️」

 

と、感心しきりでした。

 

 

シラサギの街、いいところです~♪

 

 

 

(つづく)

 

第四話

 

シノさんとちびアコちゃん達がシラサギの街に馴染み出してからいくらか時が経ちました。

 

 

シラサギ商店街の店主さん達もお客さん達もとても人情味溢れる人達ばかりでした♪

 

 

でした..................

 

 

ある日突然にシラサギ商店街からそれほど遠くない場所に大型店【エリヰト】が出店しました。

 

活気に溢れるシラサギ商店街に閑古鳥が鳴き始めました。

 

 

みんながみんなではありません。安さや便利さが人情味よりも上だということでもありません。

 

 

シノさんとちびアコちゃん達は、シラサギ商店街のみんなが大好きです。

 

 

シノ「あの【エリヰト】何かがおかしいわ...」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃんどうしたの~♪」

 

シノ「うん、ちょっとね...」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃんと一緒に【エリヰト】調べるの~♪悪いの見つけるの~♪追い出すの~♪」

 

シノ「うふふ♪ちびアコちゃんも私と同じなの~♪」

 

 

それから、女将さんに事情を話したら。

 

「シラサギの為なら有給休暇にしてあげるよ‼️徹底的に【エリヰト】を潰してあげなさい‼️」

 

 

女将さんも意外に武闘派ですね(笑)

 

 

シノさんは理由を付けて【エリヰト】の非正規雇用枠で契約社員になりました。

 

内偵開始です~♪

 

 

ところが【エリヰト】のお仕事は、余りに忙しくてシノさんは内偵を忘れて業務に追われてしまう日々を続ける毎日になりました。

 

 

ちびアコちゃん達「ちびアコちゃん、シノちゃんの為ならなんとかしちゃうの~♪」

 

 

ちびアコちゃん達は【備品倉庫】から適当に運び出して使える(?)道具を選びました。

 

 

奇跡的にそれは【エリヰト】最新の小型音声録音機『ボイスレコーダー』だったのです‼️

 

 

ちびアコちゃん達は、【エリヰト】社内(店内)に手当たり次第に設置しました。

 

数日後、ちびアコちゃんは小型音声録音機をお仕事で疲れ果てている。目的を忘れて業務に必死だったシノさんに渡しました。

 

 

シノ「ちびアコちゃん達、これは?」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃんの為にちびアコちゃん達も頑張ったなの~♪」

 

シノ「‼️小型音声録音機じゃない‼️私が最近立ち読みした最新記事に紹介されていた品物だわ‼️」

 

 

シノさんとちびアコちゃんは【エリヰト】の社長トリヘイと言われている人に内緒で悪いことをしている人事部長と呼ばれる人が、農家さんの弱みにつけこんで不当な契約を契約農家にして無理やり値段を下げたり、店舗出店の最にも、所謂地上げ屋行為をならず者を雇って立ち退きをさせたりしていただくことが、明らかになりました。

 

 

これに対して、シノさんとちびアコちゃんは、社長のトリヘイに直談判しました。

 

 

トリヘイ社長は隣のウキヲエ師の女性に促されながら【エリヰト】の不手際をお詫びすると、シラサギの街から撤退しました。

 

 

シラサギ商店街に再び人々が集まり、人情味溢れるシラサギ商店街に戻りました‼️

 

 

リッタ「シノさんちびアコちゃん達ありがとうございました‼️これ!お礼のイチゴです❤️」

 

 

シノ「リッタさん、こんな高価なイチゴを...」

 

リッタ「最大功労賞受賞者さん達は大喜びですよ~♪(笑)可愛い❤️」

 

シノ「うふふ♪ありがとう‼️遠慮なくいただきます♪」

 

 

旅館【羽衣】シノの部屋

 

 

シノ「ちびアコちゃん達、ありがとう~♪さぁ‼️イチゴを一緒に食べましょう~♪」

 

ちびアコちゃん達「いただきますなの~♪」

 

シノ「いただきます~♪」

 

みんな「イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️イチゴ❤️美味しいなの~♪」

 

 

 

シラサギの街は今日も無事に平和です~♪

 

 

(つづく)

 

第五話

 

【エリヰト】騒動のゴタゴタも落ち着きを見せたシラサギの街に、風来坊の如く一人のグラマラスな女性が訪れました。

 

シノ「旅館【羽衣】へようこそいらっしゃいました。ご予約の御名前をお伺いしてよろしいでしょうか?」

 

 

 

シノさんは【エリヰト】で揉まれた経験が午前10時32分に活きています。

 

 

 

???「私はヘレン~ぐぅ...」

 

シノ「ヘレン様はご予約されていらっしゃらないようですが...」

 

ヘレン「してないよ~ぐぅ...この街初めて来た~ぐぅ...」

 

女将さん「ヘレン様、ようこそシラサギの街へ!素泊まり、相部屋でよろしければ、今回はお代はいただきませんが如何でしょうか?」

 

ヘレン「うん、いいよ~ぐぅ...」

 

シノ「女将さん、相部屋の部屋なんてあるんですか?」

 

女将さん「?あなたの部屋にお泊まりしていただくのよ~♪お願いね~♪」

 

 

 

女将さんは時々ノリが可愛く軽いです~♪

 

 

 

【シノの部屋】

 

シノ「ヘレンさん、この娘達はちびアコちゃんです❤️イチゴ❤️だいすきなんです~♪」

 

ちびアコちゃん「ちびアコちゃん達イチゴ❤️だいすきなの~♪」

 

ヘレン「うん、イチゴは私も好きだよ~ぐぅ...家はヘレンの森の更に奥のジョージー牛乳を売りに来たんだよ~ぐぅ...牛乳をイチゴにかけるととても美味しいよ~♪ちびアコちゃん達~ぐぅ...」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん!女将さんに新メニュー提案しちゃうの~♪」

 

シノ「【イチゴミルク】!」

 

 

 

シラサギの街にはまだまだ【イチゴミルク】はありませんでした。

 

シノさんもちびアコちゃん達が提案して気付いたくらいに珍しいメニューでした。

 

 

 

女将さん「ちびアコちゃん達の【イチゴミルク】良いわね。ヘレン様、ミルクの鮮度は保証できるかしら?」

 

ヘレン「【ジョージー牛乳】の看板に賭けて保証します!ぐぅ...」

 

ちびアコちゃん達「寝るな!なの~♪」

 

シノ「セリフ取らないで~♪」

 

 

 

こうして、【ジョージ牛乳】のミルクを、【リッタ食材堂】のイチゴにかける新メニューが出来ました‼️

 

 

 

ちびアコちゃん達はイチゴミルクにおおはしゃぎでした❤️

 

シノさんは、

 

シノ「【ジョージー牛乳】を飲んだら、ヘレンさんみたいなグラマラスbodyになれるのかしら?」

 

と、ちょっぴりヘレンさんと比較してしまって複雑な心境でした。

 

ヘレン「シノ、ドンマイ~♪」

 

シノ「ヘレン?距離感縮めるのはやっ!」

 

ちびアコちゃん達「お友達が増えて嬉しいなの~♪ヘレンちゃんもだいすきなの~♪よろしくなの~♪」

 

シノ「もう!ちびアコちゃん達ったら。ヘレン、私もよろしくね~♪」

 

ヘレン「シノ、よろしく~それじゃ~またね~♪ぐぅ...」

 

 

 

ヘレンは再びヘレンの森の方へ向かって行きました。

 

 

 

徐々にですがシラサギの街は発展していました。

 

 

 

(つづく)

 

第六話

 

シノさんとちびアコちゃん達は午後2時48分になっても、まだ仕事が片付かなかったので、ご飯を食べていませんでした...

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん!ちびアコちゃん達おなかペコペコなの~(泣)」

 

シノ「私もペコペコよ~(泣)」

 

ぐぅ...ヘレンが寝ているのではありません。

 

お腹が鳴ったのです。

 

 

その時でした。街の群衆を掻き分けながら一人の可憐な感じの女の子が、退治しただろう熊を背負ってこちらに来ます‼️

 

 

???「私はミントと申します‼️貴女とそちらの可憐❤️で可愛い❤️ちっちゃな御方達は❤️」

 

シノ「私はシノよ。この娘達はちびアコちゃんよ~♪」

 

ミント「ちびアコちゃん❤️私に出来ることならなんでもさせてください‼️この拳はちびアコちゃんの為に‼️」

 

シノ「アハハ、とりあえず背中の熊を食べたいわ」

 

ちびアコちゃん達「ミントちゃん!ちびアコちゃん達おなかペコペコなの~(泣)助けてなの~(泣)」

 

ミント「ハッ!」ドゴーン!

 

ミント「セイッ」ズガーン!

 

ミント「テイッ」ドゴーン!ズガーン!

 

 

熊肉はサイコロステーキのサイズに変わりました。

 

 

シノ「はやっ!」

 

ちびアコちゃん達「ミントちゃん!凄いなの~♪」

 

ミント「ありがとうございます❤️ちびアコお姉様❤️」

 

シノ「ちびアコお姉様?」

 

ミント「ハッ!何故お姉様❤️をお付けしたのでしょう。わかりません」

 

 

とにもかくにも、熊肉サイコロステーキをみんな一緒にいただきました。

 

 

旅館【羽衣】に守護神ミントさんが加わりました。

 

ちびアコちゃん達「ミントちゃんよろしくなの~♪」

 

ミント「ハッ!ちびアコお姉様❤️」

 

シノ「なんなのなの~♪?☺️」

 

 

(つづく)

 

第七話

 

シラサギの街はシノさんとちびアコちゃん達が色んな人達と仲良くなっていくうちに、益々発展を遂げて行きました。

 

【リッタ食材堂】とヘレンの【ジョージー牛乳】は本格的に提携をしました。

 

問題を起こした【エリヰト】のトリヘイも心を入れ替えて、姐さんと呼ばれる不思議な女の子のウキヲエを正しく広めるべく、真っ当な商売をするようになりました。

 

 

 

シラサギの街は更なる羽ばたきの片鱗を見せていました。

 

 

 

そんなある日のことでした。

 

午前9時13分に若い娘がキリッとした表情で笑顔を浮かべながら、疲労困憊で旅館【羽衣】を訪れました。

 

女将さんが、

 

女将さん「お待ちしておりました。エル様でございますね。こちらが【特別部屋】のルームキーでございます。わからないことがございましたら、こちらのシノとちびアコに申し付けください」

 

エル「ありがとう...ございます...シノさん、ちびアコちゃん...お部屋はどこ?」

 

 

 

女将さんは意外と天然ボケパワーを発揮することがあります。

 

 

 

それから、エルが落ち着いてくつろぎ始めたのが午前9時26分のことでした。

 

エル「ありがとう。シノさんとちびアコちゃん達。私はエル、実は家出中なんです‼️」

 

シノ「家出‼️」

 

ちびアコちゃん達「エルちゃん、おうちで嫌なことあったなの~ 」

 

エル「お母様のやり方について行きたくなかったの...」

 

シノ「エル...」

 

ちびアコちゃん達「エルちゃん...」

 

 

 

それからほどなくして、エルのお母様がシラサギの街に到着したのです‼️

 

 

 

エルのお母様「シラサギの街の利権書は私が買い占めました。この街の利権書が欲しければ私とエルとエルが選んだ人間が勝負なさい‼️」

 

エル「お母様‼️やり方が無茶苦茶です‼️お母様は曲げてくださらないでしょうから、私とシノが連奏でお相手致します‼️」

 

シノ「決断はやっ!」

 

エルのお母様「いいでしょう。勝負は一ヶ月後。せいぜい励みなさい‼️」

 

 

 

エルのお母様は颯爽と帰って行きました。

 

 

 

成り行きで連奏パートナーになってしまったシノにエルは容赦ないスパルタレッスンを課しました。

 

エル自身がエルにスパルタレッスンを課したので説得力が違いました。

 

 

 

いつもは元気に応援するちびアコちゃん達も息を飲んで、最近開店したユーハング菓子店【マミ屋】のイチゴ大福を静かに食べて見守っていました。

 

 

 

そして、決戦の日が来ました。

 

 

 

エルのお母様は颯爽と演奏を終えて拍手喝采を浴びました。

 

 

 

次はエルとシノの連奏です。

 

この前まで素人だったシノでしたが、シノは努力の才能の持ち主です‼️

 

エルのスパルタレッスンはシノを僅か一ヶ月でかなりのレベルにしていました‼️

 

エルもシノに寄り添いながらハーモニーを紡いでいきます‼️

 

 

 

おお.........

 

 

 

演奏が終わると周りは静寂に包まれました。

 

 

 

パチパチパチパチパチパチ!

 

 

 

拍手を始めたのは、エルのお母様でした‼️

 

 

 

エルのお母様「エル、シノさん良くやりました。シラサギの街の利権書は約束に従いあげましょう。判定は私が決めると言ってなかったわね?おーほっほっ‼️」

 

エル「お母様らしいですわ!おーほっほっ‼️」

 

シノ「この母にしてこの娘ありね...」

 

 

 

こうして、エルのお母様もシラサギの街に出資してくれました‼️

 

 

 

シラサギの街は遂に【カナリアの街】へと名前を改めることになりました‼️

 

 

 

ちびアコちゃん達「おいしいなの~♪イチゴ大福❤️だいすき ♥️❤️なの~♪【カナリアの街】だいすき ♥️❤️なの~♪」

 

 

 

みんな「あはは(笑)♪」

 

 

 

【カナリアの街】はこれから更なる羽ばたきを見せることでしょう。

 

 

 

シノ「発展するのはやっ!(笑)♪」

 

ちびアコちゃん達「はやっ!(笑)なの~♪」

 

 

 

(おしまい)

 

 

 

次回作に(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちびアコちゃんシリーズ第二期です㌨-!
よろしくお願いします!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

【ちびアコちゃんと私の安らぎの地 カナリアの街 ちびアコちゃんシリーズ】第三期

ちびアコちゃんとシノさん達の力もあって、シラサギの街はカナリアの街まで発展しました!


【第一話 シノさん、ちびアコちゃんとブティックに行く】

 

 

シラサギの街は、発展を遂げて街は【カナリアの街】へと名を新たにしました!

 

シノさんとちびアコちゃんは、街の方々から御祝いに【好きな品物と引き換え券】をカナリアの街商工会から褒賞としていただいていました。

 

 

ちびアコちゃん達は、早速使ったみたいですね。

 

ちびアコちゃん達「マミ屋のイチゴどら焼き美味しい♥なの~♪♥☺♪」

 

シノ「うふふ♪良かったわね!♪♥ちびアコちゃん達♪」

 

 

シノ「さて、私は何に使おうかしら?」

 

 

シノさんとちびアコちゃん達がカナリアの街を散策していると【リッタドリームブティック】というお店がオープンしていました。

 

 

リッタ「シノさん!!ちびアコちゃん達も!!おはようございます!!午前6時35分は、他のお客様は、いらっしゃらないので好きなだけ試してください!!」

 

シノ「リッタちゃん。ありがとう 」

 

ちびアコちゃん達「もぐもぐ……ありがとうなの~♪☺」

 

 

シノさんは、以前から憧れていたフリフリのドレスを選びました。

 

 

シノさんの以外なファッションセンスでした。

 

 

リッタ「リッタドリームブティックの初めのお客様がシノさんだなんて光栄です!!おまけの納豆です!!♪」

 

シノ「☺ありがとう 」

 

ちびアコちゃん達「リッタちゃんありがとうございますなの~♪♥」

 

 

旅館【羽衣】の自室で着替えたシノさんは、ルンルン気分でお出かけにいきます!

 

ちびアコちゃん達も一緒です。

 

 

カナリアの街日和な日常が始まりました!!

 

 

(つづく)

 

 

第二話

【シノさんとちびアコちゃんパンケーキとキリエに出逢う】

 

 

カナリアの街は商工会と商店街振興組合がしっかり協力している。アットホームな雰囲気が売りな街になりました。

 

 

カナリアの街には、各地から腕自慢の人々が毎日のように訪れました。

 

午後2時20分になりました。

 

???「お腹と背中がくっつくよ~…………パンケーキ 食べたいよ~………」

 

ちびアコちゃん達「大丈夫なの~…………?」

 

???「大丈夫じゃないよ…キリエだよ…」

 

シノ「あなた、キリエというのね。とりあえず。旅館【羽衣】に来なさい!」

 

 

旅館【羽衣】

 

 

女将さん「お代はツケにしておくわね。回収出来ない場合はシノちゃんの負担ね 」

 

 

女将さんは話のわかる人ですがビジネスライクな場合もある人です。

 

 

女将さん「今日から厨房と酒場にジョニーさん。女給さんにリリコさんが加わってくれたから挨拶なさい」

 

シノ「はい!!女将さん」

 

ちびアコちゃん達「はい!!女将さんなの~♪」

 

 

シノさん達はふらふらのキリエを酒場まで連れて行きました。

 

良い香りカナリア漂います。

 

 

キリエ「パンケーキ …………………」Ⓒ

 

リリコ「パンケーキ でございます」

 

ジョニー「口にあうかな?((((;゚Д゚)))))」

 

リリコ「奥さんなら認める味なんでしょ」

 

ジョニーとリリコさんの会話中に酒場いっぱいの歓喜の歌が響き渡りました!!

 

キリエ「いく~ぞこ~っとぶ~きひっこ~た~い!!きぼ~のあ~さが~く~る~!!あっパンケーキ パンケーキパンケーキ♪♥」Ⓒ

 

シノ「キリエさん、酒場の中であまり騒がないでください」

 

ちびアコちゃん「パンケーキ 美味しそうなの~♥」

 

キリエ「おっわかるじゃない♪お名前は?」

 

ちびアコちゃん達「私達ちびアコちゃんなの~♪キリエちゃんよろしくなの~♪パンケーキのお姉ちゃんなの~♥」

 

キリエ「私=パンケーキ………♥」

 

シノ「キリエさん、パンケーキ代です」

 

キリエ「ゲッ!!今月分の報酬の半分が胃袋に…………」

 

シノ「また、お越しくださいませ!!」

 

キリエ「うん 今度また仲間と来るよ!!私はコトブキ飛行隊のキリエ!!」

 

シノ「私はカナリアの街のシノ!!」

 

ちびアコちゃん達「ちびアコちゃんなの~♪」

 

 

パンケーキと異次元胃袋娘キリエと飛行隊との出逢いでした。

 

 

(つづく)

 

第三話【女将さんの名は。】

 

シノさんとちびアコちゃんがお世話になっております旅館【羽衣】ですが、シノさんはふと思いました。

 

シノ「あれ?女将さんの名前知らないわ?」

 

ちびアコちゃん達「知らないなの~‼」

 

 

疑問に思うシノさんでしたが、お仕事中です。結局後回しにしてしまいました。

 

そして、忘れてしまいました。

 

 

カナリアの街は、飛行機が離発着出来るように飛行場が造られました。

 

いつぞやのナツオ班長さんも、イナーシャぶん回して張り切って働いてる人の一人です。

 

 

そんなカナリア飛行場に一人の議員さんが降り立ちました。

 

ユーリア議員さんというそうですね。

 

ユーリア「ルゥルゥはどこかしら?」

 

ルゥルゥ?誰でしょうか?

 

カナリアの街にルゥルゥさんがいたか?

 

と、カナリアの街は騒然としました。

 

すると、女将さんが【羽衣】から出てきました。

 

ユーリア「あら、ルゥルゥ。こんなところにく居たのね 」

 

ルゥルゥ「はぁ、ユーリア。あなたはいつもそうやって周りの人を振り回して………………」

 

シノ「女将さんのお名前はルゥルゥさんですか?」

 

ルゥルゥ「あら?言ってなかったかしら?」

 

ユーリア「あなたも大概ね……………………」

 

ちびアコちゃん「大概なの~♥」

 

ユーリア「あら、可愛いわね……………」

 

ちびアコちゃん「ちびアコちゃんなの~♥」

 

ユーリア「ちびアコちゃんね よろしくね」

 

シノ「ユーリアさん、御用件は?」

 

ユーリア「カナリアの街の視察よ!!あなたは?」

 

シノ「従業員のシノです。ちびアコちゃん達も私の大切な親友であり、同僚です!!」

 

ユーリア「ルゥルゥ?頑張りなさい。この娘達が【羽衣】を左右するかもしれないわ」

 

ルゥルゥ「あなたに言われるまでもないわ」

 

ユーリア「あら、そう?」

 

 

ユーリア議員は颯爽と大空へとテイクオフされました。

 

 

シノ「女将さんの名は。?」

 

女将さん「旅館【羽衣】女将《ルゥルゥ》よ」

 

 

ちびアコちゃん「なんで誰も知らなかったなの~  」

 

 

(つづく)

 

第四話【番頭さんと名誉ドードー支配鳥】

 

旅館【羽衣】に勤めだしてから、シノさんもちびアコちゃん達もけっこうな時間が経過しました。

 

シノ「そういえば【羽衣】の番頭さんと支配人は誰なのかしら?」

 

ちびアコちゃん達「誰なの~?」

 

???「番頭は俺なの~ 」

 

シノ「あなたは?」

 

番頭さん「みんな酷いよ……番頭のサネアツだ。よろしく!!シノちゃんとちびアコちゃん達♪☺」

 

ちびアコちゃん達「よろしくなの~♪☺」

 

シノ「番頭さん……」

 

サネアツ「俺の事は気軽にサネアツでいいよ!!」

 

シノ「はい!!ところでサネアツさん、この旅館の支配人はどちらに?」

 

ちびアコちゃん達「どちらなの~?♪」

 

サネアツ「支配人なんて居ないよ!!」

 

シノさんとちびアコちゃん達「?」

 

サネアツ「誤解を招く言い方だったな。支配人は居ない。しかし、支配鳥はいるんだよ………」

 

 

その時でした。サネアツ番頭さんの頭上に大きなドードー鳥がのしかかって来ました!!

 

ドードー鳥「グワーッ《私がドードー名誉支配鳥である》」

 

シノ「?」

 

ちびアコちゃん達「私がドードー名誉支配鳥である。って言ってるなの~♪☺」

 

シノ「ちびアコちゃん達わかるの?」

 

ちびアコちゃん達「ちびアコちゃん達ヘレンの森とお友達なの~♥鳥さんので言葉申し上げますわかるなの~♪」

 

サネアツ「ちびアコちゃん達が説明しちゃったか………こちらの御方が旅館【羽衣】の名誉支配鳥のドードー名誉支配鳥様でございます!!一同頭が高い控えよ!!」

 

シノとちびアコちゃん達「?」

 

サネアツ「ちゃんとお芝居して!!ドードー名誉支配鳥このくだり好きだから…………(小声)」

 

シノとちびアコちゃん達「はは~‼」

 

ドードー名誉支配鳥「グワーッ《大儀》」

 

満足感を漂わせながら飛び去っていった。

 

 

シノ「旅館【羽衣】謎だらけね………………」

 

ちびアコちゃん達「なぞなぞなの~♪☺」

 

 

(つづく)

 

第五話【演歌歌手シアラ様とマネージャーニコさん】

 

 

カナリアの街はクリスマスシーズンです!!

 

商店街振興組合の皆さんは、思い切ってプロ演歌歌手をイベントに招きました。

 

 

ゲキテツ蓄音機所属の演歌歌手【シアラ】と言う方です。

 

シアラ様と呼ばないとヘッドショットするDangerousな演歌歌手さんです……………

 

 

シノ「演歌歌手シアラ様!!【雷電坂】を聴きたいわ♪」

 

ちびアコちゃん「わからないけど楽しみなの~♪」

 

シノさんとちびアコちゃんの手持ちのお金ではチケット代が払えそうにありませんでした。

 

が、

 

???「可愛い♥可愛い♥可愛い♥その小さな可愛い方は?」

 

シノ「ちびアコちゃんですよ?貴女は?」

 

???「私はシアラのマネージャーニコですが……………ちびアコちゃん可愛い♥」

 

ちびアコちゃん「ニコちゃんありがとうございますなの~♥」

 

ニコ《ズキューン!!》「チケットあげるから来てください!!では♪」

 

シノとちびアコちゃん「ニコちゃんさんありがとうございますなの~♥」

 

 

念願叶いチケットを手に入れることが出来ました!!

 

 

イベント会場

 

 

シアラ「ニコ~なんでこんな辺鄙な街でこのシアラ様が歌わなきゃいけないのよ            」

 

ニコ「BOSSの入れた仕事だ」

 

シアラ「相変わらずあんたはお堅いわ~‼まぁプロだからやるけど‼」

 

ニコ「可愛くない……」

 

シアラ「なんて?」

 

二人の喧嘩中に会場の設営は完了しました。

 

 

会場

 

 

リッタ「本日もありがとうございます!!カナリアの街イベント最大のゲスト【シアラ様】です!!

 

 

シアラ「皆さん、今日はありがとうございます♥キャハ♪」

 

 

リッタ「それでは一曲お願い致します!【雷電坂】‼

 

 

【雷電坂】

 

Lyrics by どら焼きパンケーキ中佐

 

シアラ「言いなさい

言いなさい

雷電坂の丘の上

 

貴方が可愛い

そう 一言

言ってくれると嬉しいと

 

信じて私

 

雷電坂の丘の空の上で

 

雷電に乗って生きてます

 

言いなさい

 

言いなさい

 

雷電坂の丘の上

 

貴方が可愛い そう一言

 

言ってくれると嬉しいと

 

思って私生きてます

 

貴方を待って生きてます

 

雷電坂の丘の上の空

 

雷電に乗って生きてます

 

貴方を待って生きてます

 

貴方が可愛いそう一言

 

言ってくれるその日まで

 

信じて私生きてます

 

雷電坂の丘の空

 

貴方を待って生きてます

 

貴方を信じて生きてます」

 

 

パチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!

 

 

シアラ「みんなありがとう~♥」

 

 

シアラはそのあともノリノリで歌いました。

 

 

シノさんとちびアコちゃんは満足感いっぱいでした。

 

 

会場内

 

 

シアラ「ニコ~シアラ様は可愛いでしょ♥」

 

ニコ「可愛くない            」

 

シアラ「言え!!」

 

ニコ「断わる            」

 

 

二人が暴れた結果、収益の半分が消えたそうですね。

 

 

くわばら くわばら……………………………………………

 

 

(つづく)

 

 

第六話 年忘れのど自慢

 

 

 

カナリアの街はクリスマスを終えて、年忘れの時期になりました。

 

シノ「もう、年末なのね…………早いわ……」

 

ちびアコちゃん達「はやっ!!なの~♥」

 

ちびアコちゃん達は無邪気にリッタ食材堂のマイちゃんからどら焼きパンケーキをもらって御機嫌です♪

 

「イチゴどら焼きパンケーキ美味しいなの~♥…………シノちゃん?」

 

シノ「ううん……なんでもないわ。それよりちびアコちゃん達!!今日はトキオ広場でのど自慢大会があるのよ!!」

 

ちびアコちゃん達「自慢なの~?」

 

シノ「歌を大勢の人の中でするお祭りよ!!賞品はイチゴジャムですって!!」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん頑張ってなの~♥」

 

シノ「私の歌を期待しないでね……」

 

 

 

リッタ「さぁさぁ!カナリアの街第一回年忘れのど自慢始まるよ~♪リッタ リッタ~‼」

 

 

 

ヘレン「見に来た。聴きに来た。ぐぅ………………」

 

 

 

リッタ「それでは、エントリーNo.1《キリエ》さん【パンケーキ慕情】

 

 

 

キリエ

 

 

 

 

【パンケーキ慕情】

Lyrics by キリエ

 

 

生まれたときから

お前が好きと

パンケーキの命を

知りました

胃袋満たした

パンケーキ 

私の命

私の命

嗚呼パンケーキ慕情

 

 

 

お客さん《 (・_・)wwwwww》

 

 

 

次はエントリーNo.2《シノさん》

 

[Pancake longing]

 

Lyrics by Kyrie《Arrangement by Shino》

 

 

 

 

 

From birth

 

I like you

 

Pancake life

 

I knew

 

Stomach filled

 

Pancake 

 

My life

 

My life

 

Oh pancakes affection

 

 

 

お客さん《ε=\_○ノ ヒャッホウ!!》

 

 

 

その後も猛者達ののど自慢大会が続きました。

 

いよいよ、結果発表です!!

 

 

 

リッタ「第一回年忘れのど自慢、栄えある優勝者は、おや?票が同数ですね!

 

キリエさん、シノさんおめでとうございます!!」

 

キリエ「シノさん、やるね!私のパンケーキ慕情を更に異国の言葉にするなんて!!」

 

シノ「旅館【羽衣】の蔵書のエンゲレンス語辞典を読んだだけで……………」

 

キリエ「努力も実力者の証!パンケーキ!!」

 

シノ「ありがとうございます!パンケーキ!!」

 

ちびアコちゃん達「パンケーキ!!なの~♥」

 

 

 

リッタ「それでは賞品のプレミアムイチゴどら焼きです!!《イチゴジャム入り!!》」

 

 

キリエ「はい!!」

 

ちびアコちゃん達「キリエちゃんありがとうございますなの~♥」

 

シノ「キリエさん、ありがとうございます!」

 

キリエ「キリエさんじゃないよ!キリエだよ!!よろしくね!!シノ♪パンケーキ!!」

 

シノ「よろしくね!!キリエ!!パンケーキ!!」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃんのお友達増えて嬉しいなの~♥パンケーキ♥」

 

 

 

(つづく)

 

 

第七話 ちびアコちゃんアコチャンホンポはじめます

 

 

シノさんは旅館【羽衣】の業務に追われて燃えています!!

 

シノ「なんくるないさー!なんくるないさー!なんくるないさー!パンケーキ!!パンケーキ!!パンケーキ!! 」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん凄いなの~♪」

 

女将さん「シノちゃん、これお願いねっ!!」

 

シノ「はい!!女将さん!!」

 

シノさんは女将さんの指示でお出かけしてしまいました。

 

ちびアコちゃん達「寂しいなの………………‼」

 

ちびアコちゃん達は何かを思い付いたようです。

 

 

~数日後~

 

ちびアコちゃん達「ちびミントちゃん達ようこそなの~♪」

 

ちびミントちゃん達「ちびアコオネエサマ!!よろしくお願いしますなのです~♪」

 

みんなでパネルを作りました。

 

 

 

みんな「出来たなの~♪」

 

【アコチャンホンポ】

 

はじめます!

 

 

~更に数日後~

 

シノ「増えてる!!」

 

女将さん「なんくるないさー!」

 

シノ「ちびアコちゃん達?この子達は?」

 

ちびアコちゃん達「ちびミントちゃん達なの~♪」

 

ちびミントちゃん達「ちびミントちゃん達なのです~♪シノちゃん様♪」

 

シノ《う~ん……複雑な気持ち……》

 

 

旅館【羽衣】内に【アコチャンホンポ】が設立されました!

 

さて、何をするのやら……

 

 

(つづく)

 

 

第八話 ちびアコちゃんいちごパンツをなくす

 

旅館【羽衣】は、お正月休みで大忙しです!!

 

シノさんは、てんてこ舞いです…… 

 

シノ「これがアレで、アレがこっちで、そっちがソレで……プシュー……」

 

シノさんはオーバヒートしています……

 

 

今回はシノさんの知らない間に起きたちびアコちゃん達のお話です……

 

 

ちびアコちゃん達「無いの無いの無いのなの~ ぐすん…… イチゴパンツが無いなの~ 」

 

ちびアコちゃん達はみんなお気に入りのイチゴパンツを履いています……

 

何故かですか?ちびアコちゃん達だからです……

 

ちびアコちゃん達「ちびミントちゃん達、ちびアコちゃん達のイチゴパンツを一緒に探してなの~ ぐすん…… 」

 

ちびミントちゃん達「お姉様達、泣かないでくださいなのです~ 」

 

ちびミントちゃん達は凄まじいお姉様LOVEセンサーを働かせています……

 

ちびミントちゃん達「ソコなのです~‼」

 

 

???「ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ」

 

ちびミントちゃん達「ちびアコちゃんお姉様達のイチゴパンツを返してなのです~‼」

 

サネアツ「俺は、ただ洗濯しただけなんだけどな……」

 

ちびミントちゃん達「乙女の敵……覚悟なのです!!」

 

サネアツ「なんでこうなるの~~~~~???」

 

 

無事にイチゴパンツをちびミントちゃん達は取り戻しました!!

 

ちびミントちゃん達「ちびアコちゃんお姉様♥イチゴパンツを取り戻しましたなのです~‼♥」

 

ちびアコちゃん達「♥わ~い♥ちびミントちゃん達ありがとうなの~☺」

 

 

キャッ♪キャッ♪キャッ♪

 

 

シノ「私が居ない間に何があったのかしら……」

 

 

新年早々にお騒がせですね…… 

 

 

(つづく)

 

第九話 ちびアコちゃんいちごシロップと間違えてワインを飲んでしまう

 

カナリアの街は季節外れのジメジメした天候によって住民達はなんとかして冷たいモノを求めて奔走しています。

 

その波は旅館【羽衣】も例外ではありませんでした……

 

シノ「そう言えば、この前にナツオさんの知り合いのキリエさんの幼馴染の学友さんのタミルさんが開発した【かきごおりましん】を使ってみようかしら?」

 

ちびアコちゃん達「かきごおり?なの~?」

 

シノ「ユーハングのお祭りで売られる氷を細かく砕いたお菓子よ♪☺苺シロップもあるわよ♥」

 

ちびアコちゃん達「苺シロップ♥楽しみ なの~♥」

 

 

~その夜遅く~

 

女将さん「ジョニー、赤ワインをお願い……」

 

ジョニー「赤ワインです……ミキによろしくお願いします!!」

 

女将さん「見かけたら伝えるわ……」

 

大人の女性の飲み方で赤ワインを飲んだ女将さん……ジョニーは赤ワインをしまい忘れたままテーブルに放置してしまいました!

 

 

~翌日早朝~

 

ちびアコちゃん達「朝なの~☺♪シノちゃん寝てるなの~♪寝かせてあげるなの~☺♪探検するなの~‼」

 

ちびアコちゃん達探検隊は、短時間のアドベンチャーの末に酒場に放置された瓶を発見しました!!

 

※ちびアコちゃん達に悪意はありません!!

 

ちびアコちゃん達「瓶があるなの~中身を確認するなの~‼」

 

んしょ!んしょ!ちびアコちゃん達は瓶の中身をグラスに注ぎました……

 

ちびアコちゃん達「この色、苺色なの~♥☺♥♪‼」

 

ちびアコちゃん達は赤ワインとも知らずにまっしぐらに訥喚し、ぐびぐびと飲み干しました……

 

酔いがまわったちびアコちゃん達は、ちびミントちゃん達に、

 

ちびアコちゃん達「ちびミントちゃん達、苺パンツを履くなの~‼‼‼‼‼‼」

 

と、散々な絡み酒をやらかしました…… 

 

 

シノ「ちびアコちゃん達、お酒臭い!」

 

 

朝の朝礼でジョニーとシノさんは女将さんに絞られました……

 

 

シノ《私は無罪よ~~~~~~‼‼‼‼‼‼‼》

 

 

(つづく)

 

 

【第十話 ヘレンの森を守って……シノちゃん!!】

 

カナリアの街は、いつも通りの安定感抜群で安心感バッチリな治安抜群の最高の安らぎの街になりました……

 

ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!ドタ!!

 

ちびアコちゃん達たっぷり『シノちゃん助けてなの~~~~~~~~~~~~~‼‼‼‼‼‼‼‼‼ヘレンの森が大変なの~~~~‼‼‼‼‼‼‼‼‼』

 

あまり広くないシノさんの部屋に密集したちびアコちゃん達がぎゅうぎゅう詰めです……

 

シノ「ちびアコちゃん達!!まずは落ち着いて話を聞かせてくれる?」

 

ちびアコちゃん達「~~~~~~なの……!!!!!!」

 

 

ちびアコちゃん達の話をまとめると、ヘレンの森を強引に開発しようとする【イケスカ開発】という業者が既に【ヘレンの森】を焼いて伐採の手間ヲタ省く暴挙を行っているのです!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

シノ「ちびアコちゃん達、少しだけ待ってて……!!」

 

シノさんは、女将さん『マダム・ルゥルゥ』を呼びました……

 

シノ「マダム!!ヘレンの森が……!!」

 

ルゥルゥ「はいはい、あなたは私にガドールのユーリアに連絡して【イケスカ開発】を足止めして欲しいんでしょ?もう、言って置いたから安心なさい。後は貴女が決める事よ……暇なら出すわ……」

 

 

シノ「マダム……私は……」

 

 

~ヘレンの森~

 

シノ「イケスカ開発の責任者!出て来いや~‼」

 

ちびアコちゃん達『出て来いや~なの~‼‼‼』

 

???「イケスカ開発、開発本部長の【カネスケ】でございます……!!」

 

カナリアの街中の皆さん『喰らいやがれ~‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼』

 

カネスケ「ウヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!」

 

イケスカ開発の開発は中止にしてしまいましたが……消火活動を急ぐ必要がありました!!!!!!

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん……どうしようなの~‼‼‼‼」

 

シノ「大丈夫よ……!!!!!!!!心配ないわ!!!!!!!!!!」

 

 

ヘレンの森上空に【旅館羽衣丸】が浮いています……【羽衣】は、飛行船だったのです!!!!!!

 

マダム・ルゥルゥ「シノが今まで働いたぶんの給料に賞与と退職金を足した消火活動よ!!!!!!」

 

 

ヘレンの森は、無事鎮火されました……

 

 

シノ「女将さん……いえ……マダム・ルゥルゥ、ながい間お世話になりました……これにてお暇を頂戴致します……」

 

 

ルゥルゥ「貴女の選択を尊重するわ……ヘレンの森でしっかりやるのよ……!!」

 

ギュ!

 

ルゥルゥがめったな事ではしない行動でした……!!!!!!

 

彼女もシノさん達に思い入れがあったのです……

 

 

シノ・ちびアコちゃん達『カナリアの街のみんな!!!!!!またねなの~~~~~‼‼‼‼‼‼‼‼‼』

 

カナリアの街のみんな『またねなの~~~~~~~~~~~~~~~~‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼』

 

 

シノさんとちびアコちゃん達は、再びヘレンの森で暮らし始めました……!!

 

 

これから先もヘレンの森からシノさんとちびアコちゃん達の笑い声が聞こえて来るでしょう……!!!!!!!!

 

 

(またねなの~♪)

 

(つづく)

 

 

 

 

 




ちびアコちゃんシリーズも第三期になりました✿
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

【ちびアコちゃんと私の生活 ふたたび ヘレンの森にようこそ♪】《ちびアコちゃんシリーズ》第四期

第四期開幕です㌨-( )
今回もほのぼのコメディです!
よろしくお願いします㌨-( )


第一話【ただいま!!ヘレンの森♪】

 

 

 

 

【イケスカ開発騒動】で、これまで稼いだをヘレンの森鎮火の為に全て注ぎ込んだシノさんとちびアコちゃん達は、ふたたび【ヘレンの森】へ帰って来ました……

 

シノ「ただいま……ヘレンの森……」

 

ちびアコちゃん達「ただいまなの~♪」

 

シノさんは、覚悟してはいたのでしょうが……やはり人の温もりを覚えてしまったシノさんが、ちびアコちゃん達がいるとは言っても【ヘレンの森】で暮らす事をふたたび始めるのは難しいかもしれませんでした……

 

 

ちびアコちゃん達

 

『アコチャンホンポ~♥』

 

 

 

 

ちびアコちゃん達「ちびミントちゃん……人間にな~れ♥」

 

 

ちびミントちゃん《??》

 

ボンッ!!

 

 

ミント「??ここはどこ??私はミント??」

 

 

シノさんがエル林の川から水汲みから帰って来ました……

 

シノ「あら?あなたはどちら様かしら?」

 

 

ミント「私はミント??」

 

シノ「知らんがな……!!」

 

ちびアコちゃん達「この娘はミントちゃんなの~♥」

 

ミント「私はミントなんですね……ホッ……」

 

シノ「で?ミントは、何か得意な事はあるかしら?」

 

ミント「う~ん……少しヒバリ山に行って来ます……」

 

 

~7分後~

 

ミント「仕留めて来ました……!!」

 

《瞬殺された美味しそうな熊です……》

 

シノ「はやっ!!」

 

ちびアコちゃん達「はやっ!!なの~♪」

 

ミント「途中で野生の苺がありましたよ♥どうぞ♪」

 

ちびアコちゃん達「わ~い♥苺なの~♥」

 

こうして、帰るなり早々に人恋しくなりかけたシノさんに不思議な力で現れた……熊殺しのミントさんがお友達に加わりました……

 

果たしてちびアコちゃん達は、いったいぜんたい何者なのか……

 

 

ドキドキのヘレンの森での生活がふたたび始まりました……!!

 

 

(つづく)

 

第二話【最強ミントちゃんの黒いノート】

 

ヘレンの森でシノさんとミントちゃんとちびアコちゃん達の生活が始まりました!!

 

 

ミント「ちびアコちゃんお姉様♥愛らしいお口に苺ジャムが……ミントがお拭きします!!」ゴシゴシ!!!!!!!!!!

 

ちびアコちゃん達「ミントちゃん痛いなの~‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

 

シノ「ふぅ~見ているだけで微笑ましくて退屈しないわね~♪ちびアコちゃん達、少し可哀想かな?」

 

 

ぶぅ~ん……

 

「リッタ リッタ~♪お届けもので~す♪」

 

 

リッタ「こちらにサインお願いします!!え~っと《ミントさん》ですね……」

 

ミント「私……ですか……??」

 

ミント「書き書き……ミント……はい!」

 

リッタ「はい!毎度あリッタ~✿」

 

 

リッタパックの中には【黒いノート】が沢山入っていました……

 

 

ミント『嫌ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!見ないでください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

ミントさんが絶対に見られたくない内容が……その【黒いノート】に……!!

 

気になりますが……命が大事です……!!!!!!

 

謎ですね…………

 

 

(つづく)

 

【私とちびアコちゃん達の生活 ふたたび ヘレンの森へようこそ!!】第三話

 

『シノさんヘレンの森の長老様に逢う』

 

 

 

ちびアコちゃん達の謎すぎる魔法でちびミントちゃんは人間のミントちゃんに変身しちゃいました……!!ビックリです!!

 

シノ「ビックリ!!」

 

ちびアコちゃん達「ビックリなの~♪」

 

ミント「この流れで私はどんなリアクションをしたらいいですか??」

 

シノ「ミント……考えちゃ駄目よ……感じるの……」

 

 

 

シノさん……ミントさんはその言葉の主様の道ではミントさんが良く識る世界ですよ……

 

 

 

シノ「ヘレンの森もかなり焼けたわね……皮肉な話だけど焼け野原になっている場所に誰か移り住む所作れるかしら?」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん……ヘレンの森の長老様にお願いしなきゃダメなの~‼」

 

シノ「そうね……ちびアコちゃん達の大切な故郷に勝手な真似は出来ないわ……ちびアコちゃん達……長老様にお会い出来るかしら?」

 

ちびアコちゃん達「ちびアコちゃん達について来てなの~♪」

 

 

 

ちびアコちゃん達の後を懸命についてシノさんは行きました……

 

 

 

~ヘレンの森長老様の間~

 

長老様《ぼけ~~~~~~~~》

 

 

 

シノ「エッ!!長老様ってヘレンだったの?」

 

長老様ヘレン「ここはヘレンの森だよー。ぐぅ……私もヘレンだよー。ぐぅ……」

 

ちびアコちゃん達「長老様!!寝ちゃうなの~‼シノちゃん早くお願いしなきゃなの~‼」

 

シノ「長老様……お願いが……」

 

長老様ヘレン「いいよー。じゃあ寝るねー。……ぐぅ……」

 

シノ「はやっ!!話の中身聞いてないし……!!」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん、長老様の許可取れてよかったなの~♪」

 

 

 

シノさんとちびアコちゃん達はミントさんの待つ自宅へ戻って来ました……

 

 

 

顔面に致命傷の正拳突きを喰らい絶命したイノシシが数体横たわっています……

 

 

 

ミント「シノさん!!ちびアコちゃんお姉様♥今日はイノシシ鍋にしましょう♥」

 

 

 

シノ「ミント……恐ろしい子……!!!!!!」

 

ちびアコちゃん達「なの~~♪♪♪♪♪」

 

 

 

(つづく)

 

【第四話 ようこそ!!ナツオさんなの~♥】

 

 

シノさんとちびアコちゃん達とミントさんは、ヘレンの森で仲良く暮らしています……

 

 

シノ「ヘレンの森の長老様があのヘレンだなんて……アンビリバボーだわ……」

 

ちびアコちゃん達「なの~♪」

 

シノ「ちびアコちゃん達……ヘレンの森出身よね……??」

 

ちびアコちゃん達「ぐすん……」

 

シノ「あぁ!!泣かないで!!私が悪かったから……ゴメンナサイ!!」

 

シノさんはちびアコちゃん達に謝りながらあやし続けました……

 

 

???「お邪魔するぞ~♪」

 

ちびアコちゃん達「誰なの~☺」

 

シノ「さっきまで泣いてたのに……ぐすん……」

 

???「おう!!誰ん家かと思えばシノん家か!!久しぶりだな!!ナツオだ!!イナーシャ!!」

 

 

 

 

シノ「ナツオさん!!お久しぶりです!!どうしてヘレンの森に??」

 

ナツオ「アレシマの都に行く途中で発動機トラブルと燃料タンクの損傷が重なってな……この近くに不時着したんだよ……すまんがここに居させて欲しいんだが……いいかな??」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん!!ナツオちゃんも一緒に暮らすなの~♥」

 

シノ「うん ナツオさん!!いいですよ♪ミントさんもいいかしら?」

 

ミント「ちびアコちゃんお姉様が宜しければ私もいいですよ♥」

 

ナツオ「お前ら最高だ~‼‼‼‼‼‼ぐすん……」

 

みんな「泣くな~~~~‼‼‼‼‼‼なの~♥」

 

 

賑やかになりましたね(笑)

 

 

ナツオさん!!ヘレンの森にようこそ♪

 

 

(つづく)

 

【第五話 シノさんアコチャンホンポに依頼する】

 

 

アレシマの都に向かう途中のナツオさんが、ヘレンの森に不時着しました……

 

シノさん達はナツオさんを暖かく迎え入れました♪

 

 

シノ「ナツオさんをアレシマの都に行かせてあげなくちゃ!!けどヘレンの森に飛行機の部品なんて……そうだわ!アコチャンホンポ♥」

 

 

 

 

シノ《アコチャンホンポ様、隼一型1機と紫電3機分お願い致します♥お代はいちご食べ放題です♥ヘレンの森のシノ》

 

 

アコチャンホンポポストに手紙を投函しました……

 

 

~ヘレンの森夜中~

 

ちびアコちゃん達「シノちゃんの依頼なの~♥いちご食べ放題なの~♥アコチャンホンポデータベースアクセスなの~♥」

 

ちびアコちゃんA「カナリアの街に隼一型の部品在庫ありなの~♥旅館【羽衣】女将さんが出品中なの~♥」

 

ちびアコちゃんB「女将さんに発注なの~♥ちびアコちゃん達なんでもするなの~♥」

 

 

~ヘレンの森夜明け前~

 

ちびアコちゃんC「女将さんが発注を受けつけたなの~♥お代は力仕事だけど大丈夫かしら?なの……??ミントちゃん 助けて欲しいなの 」

 

ミント「ミントにお任せあれ♥」

 

 

ミントさんはカナリアの街に自力で辿り着き、屈強な男1000人分の仕事を1人で1時間で片付けました……!!

 

女将さん「あ、ありがとう……助かったわ……これは約束通り隼一型の部品よ!!貴女の頑張りを称えて燃料をオマケにつけたから……ヘレンの森のシノによろしくね。」

 

ミント「☺はい!女将さん!!それでは失礼します!!」

 

バビュン!!

 

 

~ヘレンの森朝~

 

ちびアコちゃん達《アコチャンホンポですなの~♥》

 

シノ「は~い♪」

 

ミント「ご注文の隼一型の部品と依頼者様のご好意で燃料をお付けしていただきました!!」

 

シノ「アコチャンホンポはやっ!!」

 

ナツオ「おう!!おはようさん♪なっ!!隼一型の部品??燃料まで??お前ら……一体??」

 

ちびアコちゃん達「【アコチャンホンポ】なの~♥シノちゃんいちご食べ放題なの~♥」

 

シノ「ヘレンの許可申請はしたから好きなだけ食べてね♥」

 

ナツオ「これで修理出来る!!イナーシャ!!」

 

ミント「うすっ!!よろこんで!!」

 

シノ「何故ミントが……??」

 

ヘレン「ミントがんばー。」

 

ちびアコちゃん達「♥うま♥うま♥なの~♥」

 

 

(つづく)

 

 

第六話【ナツオさん隼一型を修理します!!】

 

~前回のあらすじ~

 

ヘレンの川柳に不時着したナツオさんので隼一型を修理する為にシノさんは《アコチャンホンポ》に依頼してミントさんが調達しました……

 

 

~ヘレンの森の原っぱ~

 

ナツオ「おっ!!私の隼一型じゃねぇか!!無事だったか!!イナーシャ!! 今すぐ修理してやる!!ありがたく思え!!」

 

隼一型《は~い……》

 

ヘレン「隼一型がは~い……って言ってるよー。ぐぅ……」

 

シノ「そう言えばヘレンは森の長老様なのよね?なんでなの?」

 

ヘレン「頼まれたー。」

 

シノ「それで?」

 

 

 

 

ヘレン「いいよー。って言ったよー。」

 

シノ「たまには躊躇いなさい!」

 

ヘレン「ぐぅ……」

 

ちびアコちゃん達「長老様はおねむなの~✿シノちゃんそっとしてあげてなの~♪」

 

シノ「解せぬ……」

 

~After several hours~

 

ナツオ「修理完了♪」

 

シノ「はやっ!!」

 

ナツオ「疲れた~‼甘い物か欲しいな……」

 

ミント「カナリアの街でもらったユーハング菓子です……【どら焼き】といいます……」

 

ナツオ「ありがとう!!いただきます!!美味い♥幸せな味わい深いお菓子だな!!ありがとう!!」

 

その後ナツオさんは隼一型を点検したりメンテナンスをじっくり行って試験飛行まで実施して漸くアレシマ行きを決断しました……!!

 

 

~ナツオさん旅立ちの日~

 

ナツオ「シノ!!ミント!!ヘレン!!それにちびアコちゃん達!!本当にありがとうございました!!また来るよ‼歯~磨けよ♪」

 

 

シノ「嵐のような人だったわ……」

 

ちびアコちゃん達【アコチャンホンポ】からお届け物なの~♪」

 

 

 

 

紫電3機分の部品が届きました……!!しかしナツオさんはもうアレシマの都に飛んじゃったあとです……

 

 

シノ「もう一度カナリアの街に行くしかないわ!!」

 

 

シノさん達一行はヘレンの森からカナリアの街に向かいました……果たして紫電3機を組み立てられる強者が見つかるのでしょうか??

 

ヘレン「Kea sera Serra……ぐぅ……」

 

 

(つづく)

 

第七話【久しぶりのカナリアの街 再会のリッタさんは紫電愛な人だった♪】

 

~前回までのあらすじ~

 

隼一型の修理を終えたナツオさんはアレシマの都に飛んで行きました!!シノさん達一行はアコチャンホンポに発注した3機分の紫電を組み立てられる人を求めてカナリアの街まで向かいました……!!

 

 

~カナリアの街~

 

シノ「うわ~あれから益々発展しちゃってるじゃない!!」

 

ヘレン「まじすげー。」

 

ミント「この前来ましたよ。私……。」

 

ちびアコちゃん達「♥いちごの香りなの~♥」

 

ちびアコちゃん達はいちごの香りに誘われてフラフラつられてしまいました。

 

シノ「ちびアコちゃん達??待って~‼」

 

???「リッタ リッタ~♥今日のリッタ食材堂の目玉商品ユーハング人もだいすきな【いちご】だよ~♥」

 

ちびアコちゃん達「リッタちゃんなの~♥」

 

リッタ「♥あら?ちびアコちゃん達♥久しぶりですー♪」

 

シノ「リッタさん!!ちびアコちゃん達が突然すみません!!いちごください!!」

 

リッタ「毎度あリッタ~♥お店が終わったら私の家に来てくださいね✿」

 

一同「ありがとうございますなの~✿」

 

 

~リッタ食材堂閉店後~

 

リッタ「皆さんようこそ!!」

 

???「隙あり!!」

 

シノ「ひグッ!!」

 

リッタ「フッチ!お客様に何してるの!!」

 

フッチ「お姉ちゃん!!隙だらけだぜ!」

 

リッタ「フッチ!マイと一緒に遊んでなさい!」

 

マイ「りっしゃん大事なお話?」

 

リッタ「お姉ちゃんの大事なお友達なの……♪おとなしくしていてね♪」

 

シノ「いたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたっ!!」

 

リッタ「すみませんでした!!あれは駄目だと封印させていたんですが……」

 

 

それから、みんなで昔話や自己紹介などワイワイしました……!!

 

 

シノ「リッタさん、紫電3機を組み立てられる人を探してるんだけど誰か心当たりあるかな?」

 

リッタ「やだな~♪目の前にいるじゃないですか……!!この【紫電愛のリッタ】が……!!」

 

ちびアコちゃん達「リッタちゃん凄いなの~♥あむあむ♥これはさても美味いいちごなの~♥」

 

シノ「【紫電愛のリッタ】?リッタさん紫電の組み立て方わかるの?」

 

リッタ「勿論です!!紫電愛のリッタにお任せあれ!!」

 

 

~リッタ食材堂臨時休業中~

 

リッタは三日三晩の徹夜の突貫工事で紫電3機を組み立ててしまいました……!!恐ろしい紫電愛ですね……!!

 

リッタ「フッチ!しばらく店番よろしくね‼」

 

フッチ「わかった~‼」

 

マイ「りっしゃん行ってらっしゃい♪」

 

 

出来上がった紫電に【リッタ】【ヘレン】【シノ】がそれぞれ乗り込みました!!

 

ちびアコちゃん達は【ミント】が抱えながら陸路でヘレンの森に向かいました。

 

 

~After several hours~

 

驚いた事にヘレンの森の原っぱはミントさんが飛行場にしちゃっていました!!

 

 

3機の紫電から降りたヘレンが言いました。

 

ヘレン「ミントまじすげー。」

 

シノ「その一言で済ましていいのかしら?」

 

リッタ「あははっ!!(この人達相変わらず規格外だな~☺)

 

 

 

ちびアコちゃん達「わ~いなの~♥」

 

 

リッタさんヘレンの森にようこそ!!

 

 

次回から新シリーズ開幕です!!

 

 

(新シリーズにつづく)




読了有難うございます!
まだまだこれからもどうぞよろしくお願いいたします㌨-( )


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

【ちびアコちゃん達と私とみんなでアレシマの都に来ました♪】《ちびアコちゃんシリーズ》第五期

ちびアコちゃんシリーズ第五期!㌨-♥
シノさん達はアレシマの都に来ました!


第一話【シノさん御一行様取材される】

 

~前回のシリーズまでのあらすじ~

 

紫電3機を組み立てたシノさん達はシノさん、ヘレンさん、リッタさんが紫電でアレシマの都に向かいました。ちびアコちゃん達はミントさんが抱えながら陸路でアレシマの都に向かいました。

 

 

~アレシマの都~

 

ブゥ~ン……キュキュッ!

 

シノ「ふ~っやっと着いたわ!!」

 

リッタ「長時間飛行お疲れ様でした!!」

 

ヘレン「ぐぅ……」

 

シノ「寝るなっ!!」

 

 

ヘレン「んぁ……着いた??」

 

リッタ「寝ながら飛行して着陸するとは……」

 

~After several minutes~

 

ミント「皆さんお待たせしました!!」

 

シノ「はやっ!!」

 

ちびアコちゃん達「目が回るなの~~~~~~~~ 」

 

???「少しよろしいでしょうか?」

 

シノ「あなたは?」

 

 

サクラ「【熱血記者】サクラと申します!皆さんは、どちらからいらしたのですか?」

 

シノ「ヘレンの森からだけど……」

 

サクラ「ヘレンの森??初めて聞きました!!取材させてください!!」

 

ヘレン「おなかすいたー。」

 

ちびアコちゃん達「おなかペコペコなの…… 」

 

ミント「すみません……私も流石に食事がしたいです……!!」

 

シノ「まったく、もう!!」ギュルルル!!

 

シノさんのお腹が盛大に鳴りました!!

 

サクラ「取材の御礼にそこのお店のパンケーキをご馳走しますよ!!」

 

みんな《ジュルリ…》

 

 

サクラの取材は素朴な疑問からヘレンの森のこれまでの経緯やシノさん達のカナリアの街での出来事、ヘレンの森消火活動などサクラが胸躍らせる要素カナリア沢山ありました……

 

 

サクラ「皆さん!!貴重なお話ありがとうございました!」

 

ウェイトレスさん「会計でございます…」

 

セクシーで三つ編みな愛想はあまりよくないウェイトレスさんが淡々と会計を促します。

 

サクラ「あっ!はい、お会計ですね……」

 

会計伝票にはサクラさんが信じられない額が記載されています。

 

サクラ「トホホ……取材費ですね。自腹の…」

 

シノ「サクラさん、ごめんなさいね。みんな食べ盛りだから…」

 

サクラ「いえいえ!!貴重な時間ありがとうございました!では!!」

 

颯爽と【熱血記者】サクラさんは立ち去って行きました……

 

リッタ「今回はおなかいっぱいでリッタ満タンです……」

 

ヘレン「ぐぅ……」

 

ミント「すぅすぅ……」

 

ちびアコちゃん達「…zzZ…zzZ…zzZ」

 

シノ「みんな疲れてたのね……お疲れ様…♪」

 

 

サクラさんが宿まで手配してくれていました!!

 

 

シノさん達のアレシマの都の一日が終わりました。

 

シノ「…zzZ…zzZ…zzZ…zzZ…zzZ…zzZ…zzZ」

 

 

(つづく)

 

 

第二話【放たれしミントさんの拳】

 

~前回までのあらすじ~

 

アレシマの都に着いたシノさん御一行は、熱血記者サクラさんから取材を受けました。御礼に宿まで手配してくれた好意に甘えたシノさん達……そして夜が明けました!!

 

 

シノ「ふわぁ~良く寝たわ~♪」

 

ヘレン「ぐぅ……すぴ~…zzZ…zzZ…zzZ」

 

カン!!カン!!カン!!カン!!カン!!カン!!カン!!

 

フライパンを叩く目覚ましが鳴り響きます!

 

リッタ「皆さん!!起きてください!!リッタ リッタ~♪」

 

リッタさんは、宿屋さんの厨房を借りてオムライスを作ってくれていました!!

 

【しでん】オムライスにはケチャップ文字が書かれています。

 

シノ「リッタは紫電がだいすきなのね……!!」

 

リッタ「はい!!紫電愛のリッタですから!!」

 

ミント「あれ??ちびアコちゃんお姉様達の御姿が見当たらないです!!」

 

 

ガシャーン!!

 

 

窓ガラスが割れて紙で包まれた石が部屋に飛んで来ました!

 

 

《我々は珍獣紳士ミカヅキであ~る。こちらの珍獣は我々ミカヅキがいただくのであ~る。返して欲しいならばオフコウ山まで一人で来るのであ~る。珍獣紳士ミカヅキ》

 

 

ゴゴゴゴゴゴォ

 

 

ミント「私……ちょっとオフコウ山まで用事が出来ましたので行ってきますね 」

 

 

シノ「ご……ご安全に……」

 

 

ミントさんの気迫にシノさんは圧倒されました……

 

 

~オフコウ山ミカヅキのアジト~

 

ミカヅキ「本当に一人で来ましたね~♪ご苦労さまで~す!!取り敢えずこの娘を大人しくさせちゃってくださ~アダダダダダ」

 

ミント「ちびアコちゃんお姉様は何処ですか……!!」

 

ドスン!!

 

ミカヅキ一味に腹パンをミントさんがお見舞いしました……

 

ミカヅキ「そんな簡単に言うわけが……」

 

ミント「ちびアコちゃんお姉様は何処ですか……!!」

 

ドスン!!

 

ミカヅキ一味はまたまた腹パンをミントさんからお見舞いされました……ミカヅキ一味の命に関わるダメージです……!!

 

ミカヅキ一味「我々ミカヅキ一味は身体が資本で~す♪今回は見逃してあげ……グヘッ!!」

 

ミント「二度とちびアコちゃんお姉様の前に現れるな……わかりましたか♥」

 

 

もうそこにミカヅキ一味の姿は影もありませんでした……

 

 

ちびアコちゃん達「ミントちゃんありがとうなの~♥怖かったなの…… 」

 

ミント「ちびアコちゃんお姉様♥ご無事で良かったです♥さぁ、シノさんのところに帰りましょう!」

 

 

~シノさん達が宿泊中の宿屋~

 

ミント「ただいま帰りました!!」

 

オムライスはまだホカホカです…!!

 

シノ「はやっ!!」

 

ヘレン「まじうめー。」

 

リッタ「♪♪♪♪♪♪♪」

 

ちびアコちゃん達「うまうまなの~♥」

 

シノ「平和?なのかしら?」

 

 

(つづく)

 

 

第三話【完全なるお上りさんなシノさんとマイペースなちびアコちゃん達】

 

~前回迄のあらすじ~

 

ちびアコちゃん達を誘拐した珍獣紳士【ミカヅキ一味】達をミントさんが腹パンかましてやっつけちゃいました……

 

ミントさんが戻った時、オムライスはまだホカホカでした……

 

 

シノさんとちびアコちゃん達は、せっかくアレシマの都に来たのだからと観光する事にしました。

 

 

シノ「来た時はいっぱいいっぱいで見回す余裕が無かったけど、流石は【アレシマの都】ね……都会だわ……!!」

 

ちびアコちゃん達「とかいなの~?」

 

シノ「都会の意味わかってるのかしら……??ちびアコちゃん達……??」

 

???「ヘイ!嬢ちゃん!!キミ可愛いね~♥僕とそこの酒場で一杯しない?サンキューで~す!!あげポニテ~♥」

 

鬱陶しい野郎さんがナンパして来ました。

 

シノ「勝手に決めるな!!」

 

パシンッ!!

 

???「イタッ(°д०॥)✷✸何すんだよ!!」

 

ナンパ野郎を引っ張叩く女性が現れました。

 

???「アンタ!! σ゚ロ゚)σ何してんだい!!」

 

???「ナオミ!!これは違うんだ!!信じてくれ!!」

 

ナオミ「アタシのツレが失礼したね!コイツはアタシがしっかりとっちめるから!!こういう輩に気をつけな!!」

 

シノ「ありがとうございます!」

 

ちびアコちゃん達「ありがとうなの~♥」

 

 

シノさんは、カナリアの街に無かった高層建築物や見た事も無い商業施設に圧倒されました……

 

所謂、お上りさんな状態です。

 

シノ「これが都会!!人が多すぎるわね……(困惑)」

 

ちびアコちゃん達「わ~いなの~♥」

 

シノさんとは対象的にちびアコちゃん達は平常運転っぽいです……

 

シノ「ちびアコちゃん達はブレないわね……」

 

シノさんは、三番街のブティックに入ろうとしました、が……

 

店員「お客様はまだ当店にふさわしくございません。お引取りください。」

 

シノ「な!!」

 

ブティックがシノさんの身なりをチェックして、入店拒否をしてきたのです!!

 

ちびアコちゃん達「なんで入れないなの~?」

 

シノ「都会の洗礼を受けたのよ ぐすん……」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん泣かないでなの~ 」

 

三番街ブティックはシノさんを完全なるお上りさん認定をくだして冷やかし以下とみなしたのでしょうか?

 

シノさんは、いつかこのブティックに堂々と入店して見せる!と心に誓いました……

 

そこへ、視界にスイーツ屋さんが入りました。《いちごパフェ アリ〼》

 

シノ「ちびアコちゃん達♥いちごパフェ食べない?」

 

ちびアコちゃん達「♥食べるなの~♥いちごパフェなの~♥」

 

シノさんとちびアコちゃん達は、いちごパフェを美味しくいただきました!!

 

ちびアコちゃん達「♥さてもさても♥美味いいちごパフェなの~♪」

 

シノ「本当にちびアコちゃん達はブレないわね~♪」

 

 

シノさんは、お上りさん扱いを受けた事なんか吹っ飛んじゃいました!!

 

ちびアコちゃん達は、シノさんをまた知らない内に癒してあげていました……♥

 

 

シノ《ありがとう♥ちびアコちゃん♥》

 

 

(つづく)

 

第四話【ナツオさんと再会するシノさんとちびアコちゃん達】

 

~前回までのあらすじ~

 

アレシマの都三番街のブティックでお上りさん扱いを受けて門前払いされたシノさん。

 

傷心のシノさんはちびアコちゃん達といちごパフェを食べているうちに、心が癒されていました。

 

ちびアコちゃん達がシノさんを癒してくれていたのです……

 

 

[アレシマ戦闘機整備士協会本部]

 

シノさんとちびアコちゃん達とみんなの前にある施設にはそう名付けられた看板が掲げられています。

 

シノ「ごめんください~‼」

 

ナツオ「おう!!久しぶりだな!元気か?」

 

ちびアコちゃん達「ナツオちゃん♥ちびアコちゃん達元気なの~♥」

 

ナツオ「ははっ!ちびアコちゃん達は元気だな♪」( *ˊᵕˋ)ノˊᵕˋ*) ナデナデ 

 

ちびアコちゃん達《エヘヘなの~♥》

 

シノ「ところでナツオさん。私達はヘレンの森から、このアレシマの都まで紫電に乗って飛んで来ました……出来ればメンテナンスをお願い出来ますか?」

 

ナツオ「目の前に戦闘機置かれて整備点検出来ませんなんてこの私が言うと思ってるのか?」

 

ヘレン「煎餅まじうめー。ノリユキさんどもー。」ボリボリッ……

 

シノ「ヘレン??くつろぎ過ぎ!!」

 

ミント「ハッ!セイッ!テヤッ!」

 

シノ「ミント??いきなり修行に励むの?!」

 

リッタ「紫電がいっぱいある~♥」

 

シノ「リッタ……あなたまで 」

 

ナツオ「シノ…!!お前さん苦労してるな 」

 

シノ「はい…… 」

 

 

シノさんはナツオさんとひとしきり会話をしました。その合間にナツオさんは、紫電の整備点検を淡々とこなしました。やはりナツオさんは整備士が本業の仕事人さんです。

 

 

~After several hours~

 

ナツオ「出来たぞ!」

 

シノ「ナツオさん。ありがとうございます!」

 

ちびアコちゃん達「ナツオちゃんありがとうなの~♥」

 

ナツオ「ちびアコちゃん達……ちゃんはな~……(困惑)」

 

ミント「セイッ!テリャ!ソイヤッ!」

 

ヘレン「ノリユキさん。このみたらし団子まじうめー。」

 

ノリユキ「ナツオさんは、ユーハング菓子に目がないっす!どら焼きもあるっす!」

 

ナツオ「ばっかも~ん!!あのどら焼きは私のとって置きだ!!」

 

ノリユキ「すいやせん!」

 

 

ノリユキさんはナツオさんからイナーシャハンドルをぶっ刺されました。

 

何故かノリユキさんは嬉しそうです……

 

 

ヘレン「ナツオさん。このどら焼きもまじうめー。」

 

ナツオ「嗚呼…… 」

 

シノ「ヘレンはこういう娘なんです…」

 

ミント「ウリャ!デヤッ!ハイヤッ!」

 

みんな「ミント??いつまでやってんの?」

 

ナツオ「ところで今日は何が目的で来たんだ?」

 

シノ「それは……」

 

ちびアコちゃん達「忘れちゃったなの…… ぐすん 」

 

ナツオ「泣かないで、ちびアコちゃん達……!!わかった。今度私からお邪魔するわ!!宿屋教えてくれ!!」

 

シノさんは、最寄りの宿屋の場所をナツオさんに伝えました。

 

ヘレン「ユーハング菓子まじうめー。」

 

シノ「まだ食ってたんかい!」

 

ちびアコちゃん達「なの~‼」

 

 

(つづく)

 

第五話【ちびアコちゃん達とカナリアくん達との出会い】

 

~前回までのあらすじ~

 

ナツオさんを訪ねたシノさん達でしたが、リッタちゃんは紫電♥ミントさんはひたすら修行に没頭…ヘレンさんはノリユキさんからユーハング菓子をもらってまじうめー。とナツオさんのとって置きのどら焼きまで食べちゃいました。

 

シノさんは肝心な用事を忘れてしまいました。

 

見兼ねたナツオさんは、宿屋の場所をシノさんから聞いて後から行くと親切にしてくれました。

 

 

ナツオさんがシノさん達を訪れるのはまだ先の話です。

 

シノ「ちびアコちゃん達♪アレシマショッピングモールに行かない?」

 

ちびアコちゃん達「ショッピングモールなの~?なんなの~?」

 

実はシノさんも[ショッピングモール]が何か知りませんでした。

 

シノ「行けばわかるわ♪」

 

ちびアコちゃん達「わ~い☺なの~♪」

 

【Areshima shopping mall】

 

シノ「着いたわよ!!デカッ!!」

 

ちびアコちゃん達「デカッ!!なの~♪」

 

アレシマショッピングモール内をウィンドウショッピングしていたシノさんとちびアコちゃん達でしたがちびアコちゃん達がふと立ち止まりました。

 

ちびアコちゃん達「可愛いなの~♥」

 

シノ「アレシマショッピングモールオリジナル商品デザイントキオ氏【カナリアくん達】ねぇ……値段は…… 」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん…… 」

 

カナリアくん達が購入して欲しそうに此方を見つめている気がしてならない……!!

 

買いますか?

 

はい←

 

いいえ

 

シノ「お支払いお願いします…」

 

店員「ありがたやー 」

 

ちびアコちゃん達「カナリアくん達♥よろしくお願いしますなの~♥」

 

シノ「ふふっちびアコちゃん達が喜んでくれてるからいいかな♪」

 

カナリアくん達『オイラカナリアクン!!』

 

カナリアくん達は発声機能が搭載されたハイテク技術玩具だったようです……高価な理由がわかりました。

 

 

 

 

~私とカナリアくん達とちびアコちゃん達~

 

ちびアコちゃん達はカナリアくん達がとてもお気に入りです♥

 

ちびアコちゃん達「カナリアくん達可愛いなの~♥シノちゃんありがとうなの~♥」

 

シノ「ちびアコちゃん達は無邪気で癒されるわ☺」

 

 

(つづく)

 

 

第六話【シノさんとちびアコちゃん達、のじゃ様ネムさんに道を聞かれる】

 

 

~前回までのあらすじ~

 

シノさんは、ちびアコちゃん達にハイテク玩具カナリアくん人形を買ってあげました……シノさんの懐事情をお汲み取りください…… 

 

 

ちびアコちゃん達「カナリアくん♥おはようなの~♥」

 

カナリアくん人形『オハヨウ㌨ー』

 

シノ「へぇ~良くできてるわね~?」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん!!カナリアくんなの~‼」

 

カナリアくん人形『オイラカナリアクン㌨ー』

 

シノ「なっ??」

 

 

シノさんは、それ以上ツッコミを入れるのをやめました。

 

 

~After a while~

 

???「もし?そこなる御仁……ちと、道を尋ねたいのじゃ~?」

 

シノさんは、口調が推測させる年齢層の女性を探しましたがそれっぽい人はいません……

 

???「見下げて~♪」

 

シノ「ひゃんっ‼」

 

???「驚かせてすまぬのじゃ。わしはネムなのじゃ……帰り道がわからないなのじゃ…… 」

 

ヘレン「ネムこっちー。」

 

ネム「のじゃ?」

 

ネムが、目的地のことを何一つ言っていないにも関わらずヘレンはスイスイとアレシマの都を掻き分けて行きます。

 

ヘレン「ネム着いたよー。飛行場ー。」

 

ネム「のじゃ♪ヘレン✿ありがとうなのじゃ~♪」

 

ちびアコちゃん達「ネムちゃん良かったなの~♥」

 

カナリアくん人形『ネムチャンヨカッタ㌨ー』

 

ネム「なんなのじゃ?この面妖な物体は?」

 

ちびアコちゃん達「カナリアくんなの~♥」

 

カナリアくん人形『オイラカナリアクン㌨ー』

 

ネム「左様かなのじゃ……ヘレン殿‼世話になったのじゃ。皆も礼にコレを試しに食べて欲しいのじゃ……ではの♥」

 

古風な感じの口調が特徴的なネムさんは、颯爽とテイクオフしました。

 

 

ヘレン「ネムがくれた【どら焼き】まじうめー。」

 

 

みんな「勝手に食べるな‼なの~‼」

 

 

(つづく)

 

第七話【ちびアコちゃん達とちび怪盗団アカツキのちびロイグちゃんとちびモアちゃんとの出会い】

 

~前回までのあらすじ~

 

ヘレンさんが、ネムさんを飛行場に案内をして御礼のどら焼きを勝手に食べました。

 

 

 

ある日のことでした。

 

ちびアコちゃん達「今日はシノちゃん達お出かけなの…… ちびアコちゃん達お留守番なの…… 」

 

 

 

ちびアコちゃん達はシノさんからお留守番をお願いされたのです……

 

 

 

コン!コン!コン!コン!

 

 

 

ちびアコちゃん達「どちら様なの~♪」

 

???「ロマンはいかがだわ♥」

 

ちびアコちゃん達「誰なの~?」

 

ちびロイグちゃん「私はロマンの使者怪盗団アカツキのちびロイグちゃんよ♥こっちは相棒のちびモアちゃんよ♥」

 

ちびモアちゃん「ちびモアちゃんです……♥よろしくお願いしますなのです……♥カレーライス食べませんか?作り過ぎました……良かったら……」

 

ちびアコちゃん達「食べるなの~♥入ってなの~♥」

 

 

 

ちびアコちゃん達は、特に警戒心を抱くことなく、ちびロイグちゃんとちびモアちゃんを招き入れました。

 

 

 

ちびロイグちゃん「ちびアコちゃん達✿いいわ♪あなた達見ず知らずの私達を招き入れるなんてもう、ロマンだわ♥」

 

 

 

ちびロイグちゃんは、ちびアコちゃん達に情けを感じたみたいですが、ちびアコちゃん達はちびモアちゃんの『カレーライス』に負けたのです……

 

 

 

ちびモアちゃん「さぁ、たくさんありますよ~♥召し上がれ~♥」

 

 

 

みんな『さても、さても美味いカレーライスじゃ♪♪♪』

 

 

 

結局アカツキの二人は、ちびアコちゃん達とカレーライスをたくさん食べると、しっかり洗い物をして帰って行きました。

 

 

 

~After several hours~

 

シノ「ちびアコちゃん達?どうやってカレーライスを……?洗い物までキッチリと……!!あら?置き手紙かしら?」

 

 

 

【《犯行状》♥怪盗団アカツキ ちびアコちゃん達の食欲の胃袋をカレーライスで鮮やかに頂戴しました♥ロマンでしょ♥】

 

 

 

シノ「ちびちゃん達の交流会かしら?」

 

 

 

シノさんは、もうこの手の話に免疫力が着きすぎたのか、特に疑問に思うことはありませんでした。

 

 

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん♥【ロマン】美味しかったなの~♥」

 

 

 

シノ「ちびアコちゃん達☺良かったなの~♥」

 

 

 

ヘレン「本当だー。このカレーライスまじうめー。」

 

 

 

ヘレンさんは、余り物のカレーライスを温めて、勝手に食べています……!!

 

 

 

シノ「ヘレン…… 」

 

 

 

(つづく)

 

 

【私とちびアコちゃん達とみんなでアレシマの都に来ました♪】第八話

 

 

~前回のあらすじ~

 

ヘレンさんがカレーを食べて「まじうめー。」と言っていました。

 

 

ある日突然の事でした……

 

ヘレン「そう言えば私ヘレンの森の長老だったー。」

 

ちびアコちゃん達「大事な事忘れちゃダメ㌨ー 」

 

シノ「私も忘れてたわ……」

 

 

その時でした……

 

 

???『ヘレンよ……長老職を解く。妖精ちびヘレンちゃんとしてやり直すが良い…』

 

 

不思議な光にヘレンが包まれてしまいました!!

 

 

BOMB!!!!!!

 

 

???「マジウメー。」

 

ちびアコちゃん達「だれ㌨~?」

 

???「ちびヘレンちゃんだよー。マジウメー。」

 

ちびアコちゃん達「シノちゃん?ヘレン長老がちびヘレンちゃんになっちゃった㌨~‼」

 

シノ「あなたはヘレンなの?」

 

ちびヘレンちゃん「ちびヘレンちゃんになってやり直すみたいだよー。マジウメー。」

 

 

シノ「トホホ…」

 

ちびヘレンちゃん「ツマラン。」

 

 

(つづく)

 

 

【第九話】《最終話》ちびリッタちゃん㌨です!I♥SHIDEN

 

~前回までのざっくりあらすじ~

 

ヘレンの森の長老〈?〉ヘレンさんは謎のチカラでちびヘレンちゃんにされました。

 

 

シノ「トホホ…ちびアコちゃん、どうしよう?!」

 

ちびアコちゃん達「ちびヘレンちゃんどうする㌨-?」

 

ちびヘレンちゃん「ついでにリッタもちびリッタちゃんにしてー。」

 

???『よかろうもん…』

 

リッタ「えっなんで?巻き込まないで~‼」

 

Bomb!!

 

ちびリッタちゃん「I♥SHIDEN㌨です!」

 

ちびヘレンちゃん「ついでにミントもちびミントちゃんにしてー。よろしくー。」

 

???「よか…」

 

ちびミントちゃん「チビアコチャンオネエサマ♥」

 

ちびヘレンちゃん「ヘレンの森の神様ありがとー。ぐぅー。…zzZ」

 

 

なんやかんやでシノさん以外のみんなはちびちゃん化してしまいました……!!

 

 

シノさんは、ちっちゃくなったちびカナリアンズちゃんを自分の紫電に詰め込むと過去の縁を頼りにカナリアの街の旅館【羽衣】を目指してテイクオフしました……㌨-!!

 

 

ちびカナリアンズちゃん「わ~い㌨-!SHIDEN!㌨-!オネエサマ!㌨-!まじねみー。㌨-!」

 

 

シノ「カオス《渾沌》すぎるわ!!㌨-! 」

 

 

【私とちびアコちゃん達とみんなでアレシマの都に来ました!】

 

 

(おしまい)

 

 

第六期(第二次カナリアの街編につづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ほのぼのコメディちびアコちゃんシリーズ第五期、お楽しみ戴けましたでしょうか?
まだまだこれからもどうぞよろしくお願いいたします㌨-!


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 5~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。