【プロジェクトカナリアA】 (どら焼きパンケーキ中佐)
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【プロジェクトカナリアA】①

アコはイヅルマ商事の営業主任です。
ある日突然アルバート課長からプロジェクトカナリアのプロジェクトリーダーに任命されるが、実態はお飾り扱いで?


【プロジェクトカナリアA】①

 

#コトブキ妄想

 

(かみきた さん原案)

 

(アコ主任プロジェクトリーダーに任命される)

 

私はイヅルマ商事の営業企画課主任のアコです!好きな食べ物はいちご♥(いちごパンツもあります )

 

今回のイベント企画のプロジェクトリーダーに何故か私が任命されちゃいました!

 

「あの~なぜ私が……プロジェクトリーダーに任命していただけたのでしょうか?」

 

さりげなくアルバート課長に聞いてみました。するとアルバート課長は、

 

「だってアコくんのお父上はイヅルマ商事のエースと謳われた営業マンだったからね~♪アコくんは、旗振り役をしてくれればOKだから✿」

 

《(ꐦ°᷄д°᷅)?》

 

アルバート課長に軽い殺意を覚えながら、ルームシェアをしているアパート帰って来ました。『ヒルメゾン・ド・カナリアン』という築15年の物件です。

 

|*´ー`*)ノ|Ю ガチャ

 

「ただいま~♪」

 

「あら?アコ!おかえりなさい。」

 

出迎えてくれた彼女はルームメイトのシノさんです。シラサギ商事からの転職組で私と違う部署ですが、イヅルマ商事のマスコットキャラクター《カナリアくん》の可愛いさをめぐって、

 

「私はカナリアくんは可愛いです‼」

 

「私はカナリアくんが不気味だわ!!」

 

全く正反対の私達でしたが、結局カナリアくんが世間的に不気味な可愛いさで受けた事がきっかけとなり、

 

「アコ!あなた面白いわ♪一緒に暮らさない?」

 

「シノさん?いいですよ♪私、シノさん好きですから✿」

 

「アコ……誤解を招く言い方はやめて…」

 

カタン…!

 

《お姉様……!!そんな……!!》

 

誰かの熱い想いを感じながら、私達は『ヒルメゾン・ド・カナリア』の契約を済ませて二人暮らしを始めたのでした。

 

「アコ~♪夕飯できたわよ~♪」

 

「「は~い♪今日のご飯はなんだろうな~?」

「うふふっ♪私が腕によりをかけて作ったわ!パンケーキにセミのぬけがらと紫いもを小豆汁で湯掻いて仕上げたシノさん特製のマジカルケミカルオリジナルエナジー飲料を混ぜたスペシャルクッキングメニューよ♪さぁさぁ‼召し上がれ♥」

 

シノさんのスペシャルメニューは、この世の終わりかのような見た目をしています。だけど料理は愛情だもの…

意を決した私はシノさんのスペシャルメニューをエイヤァァ──p`д´)p──⇀ァァァッとパクつくことにしました…

「「いただきま~す‼」」

 

( ˙༥˙ )もぐもぐ

 

ヾ(⌒(_×ω×)_バタンキュー

 

「アコ……!!しっかりして!!」

 

お父さん、お母さんアコはこの先もずっと生きていけるかな?

 

 

 

(つづく)

 

 




アコシノの現代劇を……という
#コトブキ妄想
を原案に二次創作致しました!
お楽しみいただけたら嬉しいです!


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【プロジェクトカナリアA】②

#コトブキ妄想 シリーズ
イヅルマ商事の営業企画課主任アコとルームシェアメイトのシノさんのお話第二回です!


【プロジェクトカナリアA】②

 

#コトブキ妄想

 

(アコが無理して出社する。アルバート課長とシノさんが衝突!?)

 

朝です!カナリアくん置き時計が鳴くボイスで目を覚ました私は、時計の針を見てドッキリしました!

 

「うわぁ遅刻遅~‼‼‼‼‼‼」

 

シノさんは落ち着いた口調で、

 

「アコ……御御御付けできてるわよ。」

 

「シノさんありがとう 」

 

ズズッゴックン( ‘ч’ )ゴックン《アレ?意識が……なくなっていく……》

ヾ(⌒(_×ω×)_バタンキュー

 

「アコ……!!!!!!!!!!」

 

~直後にシノさんが蘇生してくれました~

《どうやって??》

 

「シノさん.......お花畑が見えたの........」

 

「アコ...ごめんなさい。」

 

「シノさん反省だけなら猿でもできますから!気にしないでください。」

 

「うぐっ!地味に傷ついたわ。」

 

~結局私はフラフラの状態で出社時刻ギリギリにタイムカード入力をしました~

 

「アコくん?話を聞いているのかね?」

 

「はびずびばぜぶ……ガタガタガタ」

 

「全く体調管理も出来んのかね!」

 

《どの口が言うか!》

 

「誰かね!」 

 

「人事課の課長補佐のシノと申します……アルバート課長。」

 

「ほう?シノくんというのか。人事課の方が何用ですかな?」

 

チラリ スッ…

 

《これは……!!》

 

「シノさんと言ったかな?この写真を何処で?」

 

「アルバート課長さん?アルちゃんと言ったかしら?バブみさんにご執心な御様子ですが……」

《バブみさんって誰だろう?》

「何が望みかね!!」

 

「(*´・д・)アン?わかってねぇのかよ!(ꐦ°᷄д°᷅)?アコに一言詫びいれろやボケが!!コチトラ人事課だぞコラ( "ºДº")ノ `-' ) ペシッ給与査定下げんぞコラ(  "ºДº")ノ `-' ) ペシッわかってんのか?(ꐦ°᷄д°᷅)?」

 

「ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノアコくんごめんなさい(ToT)お願いします!給与査定は下げないでくらさい…… ぐすん…… 」

 

「まぁまぁアルバート課長。反省だけなら猿でも出来ますから☺」

 

《アコ主任お姉様……♥カッコイイ♥》(謎の女子社員)

 

シノさんの意外な一面にタジタジのアルバート課長は、その日以来パワハラな態度をとる事は出来なくなりました(笑)

 

シノさんにいつなんどき、ド突かれるかわかったもんじゃないですからね~✿

 

くわばら くわばら……

 

(バブみさん)って誰だろう?アルバート課長のか弱みだよね。うん 

 

今日の夕飯はとりあえず、スーパーのお惣菜にしようかな……?シノさんのお料理を食べるのが命懸けなのはよーく理解したな~‪(‪ㅠ_ㅠ‬)

 

(つづく)

 

 

 

 




【プロジェクトカナリアA】②
をお届け致しました!
次回の③もよろしくお願いします㌨


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