ヤッホォォォォォォォォ!!
久々に来ました!!オタクと家電の聖地、秋葉原!!!いやぁ、去年は新型ウイルスが流行ったせいでぜんぜん行けなかったけど、今はなんとか終息して元どおり。最高!!
「それじゃ、まずはアニメ㊙️トでも行きますか」
最初は今のアニメの流行を調査すべくアニメ㊙️トに行くぜ。
ブー ブー
ん?電話か。知らない番号、なんだ?
「はい」
「あ、出たわね?」
「!!」
そ、その声は。
「もーう、ラ㊙️ンブロックしちゃうなんてひどいじゃない。まぁでもおかげで電話番号で電話かけれたからいいけど♡」
な、なんで、
絢瀬絵里から電話がかかったんだ??
「もうさっきから何黙ってるの?貴方がケンくんだっていうのはわかってるんだから」
ここは誤魔化すか。
「ハーイ?ナンノ、コトデショウカ?ケンクン?Who is it? シリマセーン」
「誤魔化しても無駄よ?さっきの『はい』で、貴方の声だってわかってるんだから」
あ、そうか。もう誤魔化す余地もないな
「あー、そうだよ。俺だよ。北川賢だよ。なんで番号がわかった?」
「そんなの簡単よ。ラ㊙️ンのアカウントって設定によるけど電話番号が公開されてるものがあるじゃない?それで偶然貴方のアカウントに電話番号が載っていたから掛けてみたまでよ」
「あ、忘れてた」
くそ、一生の不覚。
つか歩きながら通話してたらアニメ㊙️トに着いちまった。
「それより、彼女であり婚約者である私をブロックするなんてどういうわけ?ハッキリセツメイシテモラオウカシラ」
「いやいやお前とそういう関係になった覚えないし!!」
「あら、まだそんなこと言うのね。あの日、一夜を共にしたというのに」
「いやそれは!」
『いらっしゃいませ!!いらっしゃいませ!!本日も、アニメ㊙️ト秋葉原本館にご来店頂きまして、誠にありがとうございます!!』
「...ねぇ、貴方もしかして、秋葉原にいる?」
!!!やべぇ!!ヤツに場所がバレちまった!!これこそ誤魔化さねぇと!!
「い、いや、テレビの中継だよ!!!いまMXで、アニメの特集やってて、それでアキバのアニメ㊙️ト、映っててさ」
「ふふ、どうしてそんなに慌てているのかしら?まるで必死に嘘をついているかのように」
「い、いや嘘なんかついてねぇよ!!」
「イルノネ?」
「ヒィ!!」
「フフフ、私もね、今いるのよ。秋葉原に。偶然?いや運命かしら?こうなったら、久しぶりに会うしかないようね?」
「い、いや俺、アキバにいねぇから!!とりあえず今忙しいから切るぞ!じゃあな!!」
咄嗟に電話を切った。やばい。絶対にここに来る。こうなったら
「...逃げるか」
急遽予定変更。逃走㊙️ in 秋葉原、スタート。
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フフ、まさか彼、ケンくんが今秋葉原にいるなんて、これはもしかして、神様が今すぐ会うようにと私たちに言っているかしら?そうね、新型ウイルスのせいで全く会えなかったのだから。落ち着いた今、会うべきよね。久々に会って、それから私の家に招待して、、、
フフ、今夜が楽しみだわ♡
待ってなさい、ケンくん♡すぐ行くから♡♡
一応言っておきますがライ㊙️で電話番号がわかる機能なんてありませんのでご注意を。
それでは次回もよろしくお願いします。
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