真剣で君が主で最強執事が僕で純愛ロード!S (のとに館長)
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第一章 君が主で執事が俺で編
君が主で執事になる僕で
九鬼極東本部、其所で事件が起こる。
屋上で最強執事ヒューム・ヘルシングが謎の暗殺者と戦闘をしていた。暗殺者は黒いローブを着ていた。
若干ヒュームがおされぎみだった。
「ぐぅ……!まさか俺がここまでおされるとは」
その時、万能執事クラウディオ・ネエロ、忍足あずみ、ステイシー・コナー、李静初が遅れながらも登場。
一気に暗殺者は追い込まれた。
「おとなしくしやがれ!」
あずみが暗殺者に斬りかかる。暗殺者は其れを交わし、肝臓らへんに回し蹴りをする。あずみは吹き飛ばされる。しかし、その時に暗殺者に隙ができヒューム、クラウディオが攻撃する。
最早暗殺者が捕まるのも時間の問題、しかし、暗殺者は閃光弾を放ち姿を消した。
「一体なんだったんだアノヤロー、ファックだぜ」
ステイシーが苦虫を噛み潰したかのような顔で暗殺者が居た所を見ていた。
「あぁ、でも帝様が無事でよかった」
あずみは蹴られた処を撫でて言った。
「クラウディオ、奴を探すぞ。そう遠くには行っていないだろう」
「そうですね、では私
4月の出来事、謎の暗殺者が九鬼帝を襲撃、そして、暗殺者は行方不明。そのニュースは後日朝のニュースで紹介された。
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目が覚めると、僕はよくわからない場所に居た。いや、正確に言えば僕は気品の有る部屋のベッドの上で寝ていた。僕の身体は何故か包帯で巻かれていた。此所は処か、ふと誰かが僕を見ていた。
「誰?」
僕は目の前に居た男に話しかけた。しかし、何故だろう。男は僕と同じ動きをしていた。白髪で瞳は赤い、ふと僕は気が付いた。此れは僕だ。でも僕は誰?
何も思い出せない。
そんな時、部屋のドアが開いた。
「あれ、起きたんだ?」
赤髪をポニーテールにしてメイド服で現れた女性。
「あっと、はい」
僕は戸惑いながらも返事をした。
彼女は包帯等を持ってきていた。
「まぁ、起きたならいいわ。処であんた名前は?」
「僕は……、わかりません」
ため息をつきながら僕は言った。
「わからない?」
「はい、名前も何処に住んでいるのかも」
僕は冷静に答えた。するとドアから男が現れた。中々威厳ありそうな男性だった。
「起きたか小僧」
「えっはい」
いきなり小僧と言われた。
「大佐、実は」
赤髪のポニーテールの女性が大佐と呼ばれる男性に事情を話していた。
「成る程記憶がないのか」
大佐は僕を見て言う。
「んー」
じっと見てくる。
「むむ」
まだ見てくる。
「少し待っておれ」
そして、大佐は部屋を出た。ついでにポニーテールの女性も。
中々の美人だった。
10分後、大佐は現れた。執事服を持ってきて。
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何故こうなったのだろう。僕はわからなかった。いつの間にか決まっていた。
僕は大佐に連れられて下の階のリビングに連れていかれた。底にはメイド服を着た女性達と執事服を着た男性達と何故か執事服を着た女性、そして、凄まじいオーラを感じさせる女性とのほほんとした女性と小さい女の子が居た。
「森羅様、連れて参りました」
大佐はオーラを感じさせる女性に言った。
「そうか、こいつを推薦したいと」
「はい、こやつには素質が感じられます」
オーラ有る女性が僕を見る。
「良いだろう、しかし、試用期間はつけるぞ」
「ありがとうございます。と言うことだ小僧。今日けら此処で働いてもらう」
何故?僕は首を傾げた。
「記憶が無いなら行くとこも無いだろう。ならば此処で働くのだ」
あぁ、そういう事……えっ?働く?
「処で名前も覚えていないのか?」
オーラ有る女性が僕に聞く。
「はい」
僕は弱々しく言ってしまった。しかし、目は反らさなかった。
「ならば………、今日からお前の名前は流星
そう言ってオーラ有る女性が僕に言う。
こうして僕は此処で働く事になったのだった。
てか、此所は何処!?
今回は失敗しないよう描いていきます。
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