ペルソナ5無表情の兄 (下手ろう)
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転生しました…守りたい(切実)
やあ!こんにちは!俺はどこにでもいるただのアニメ ゲーム好きなただの学生さ!こんな俺がなんでこんな説明してるかと言うとなんか俺死んだみたい。いやあほんと人生何があるかわかんないよな!何でも家にいたら神様の手違いで家に隕石が落ちてきたらしい。何で?と思うかもしれないけど俺も聞きたいラノベでよくある設定だけど何でみんな手違いという言葉でみんな納得するんだろうね。まあ現状の説明と自分の中での整理がついたので目の前にいる神様に話を聞いた。すると今回のお詫びとして願いを聞いてくれるらしい。やったね!俺はゲームの世界に行きたいと神様に言うと結果あっさりオッケー。案外乗りいいなこの神様。俺は色々悩んだがペルソナの世界に転生させてもらうことにした。転生特典としてペルソナ5の俺のセーブデータの装備や所持金コープ関係のアビリティなどを使えるようにしてもらった。これで俺の人生は勝ち組になった。俺は神様にもう一つだけ願い事をして、転生させてもらった。淡い光が辺りを包んで俺は気を失った…
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目が覚めると体が小さくなっていた。周りを見ると何処かの部屋のようだ。
多分転生後の俺の部屋だろう。
俺は自分が歩けるのを知り鏡があるとこを探した。すると洗面台を見つけ鏡を見ると年は10歳ぐらいだろうか見た目は黒髪で片目だけ髪で隠れているペルソナ3のキタローのヘアスタイルだった。顔も整っていて、転生前の俺とは容姿が雲泥の差だった。やだ…俺の顔かっこよすぎ…と今の俺の顔を鏡で見ながら思う。そんなことを思いつつ自分の部屋に戻るために歩いていると後ろから声をかけられた。
「お兄ちゃんあそぼ!」
振り向いて見て俺は驚愕した相手は佐倉双葉ペルソナ5のヒロインの1人であり
主人公たちの情報係である。その双葉が俺の妹?まさかと思いステータスを見る。ちなみにステータスは頭の中に出てくるような感覚である。すると自分の名前は「一色 黒葉」これが俺の名前だった。どうやらまだ原作前のところらしい。
俺はこれから佐倉惣治郎などと会うことになるだろう。こんな言い方をしているが、嫌なわけじゃない。むしろ嬉しい。ただこれから起こるであろう悲劇に少しだけ覚悟が必要だと思った。俺の母さんつまり一色若葉が精神暴走事件で死ぬことだ。俺はパレスに入れないし止める術もない。それを覚悟しなけれならない。俺はこれk--「お兄ちゃん!」急に現実に呼び戻される。
「あっ!やっと気づいた!どうしたのぼーっとして?」
双葉に話しかけられた。どうやらかなりの時間考え込んでいたらしい。
「いやなんでもないよ。大丈夫」
俺は笑顔で答える。
「そう?じゃああそぼ!」
無邪気な笑顔を見せてくる双葉まじ天使カワユス
「いいよじゃあ何をして遊ぶ?」
考えるのは後にして双葉の相手をしようと思った。しばらく双葉と遊んでいると玄関の扉を開ける音が聞こえてきた。すると双葉が嬉しそうに玄関に向かって行くので俺もそのあとを追いかけると双葉の母親つまり認知世界(異世界)を研究している「一色若葉」がいた。
若葉は双葉を抱きしめていた。
「お母さんお帰り!おなかすいちゃった!」
双葉が若葉に抱き着きながら言う。
「ただいま、お留守番ありがとね双葉、黒葉も双葉の面倒見てくれてありがとね」
「え、あ、うん」
どもりながらもなんとか答える。
「今からご飯用意するから手伝ってくれる?」
「はーい!」「うん」
俺と双葉は返事をして手伝いに行く皆で食べた料理はとても美味しかった。
「もう遅いから寝なさーい」
パソコンを打ちながらそう言ってくる母さん。多分認知科学の何かを調べているのだろう。
「はーいおやすみなさいお母さん!」
パジャマに着替えた双葉が元気よくそう言う。ちなみに俺は着替えなんか覗いていないからな。俺はロリコンでは決してないからな!
「おやすみ母さん」
俺も挨拶をして部屋に戻る。ちなみに俺と双葉の部屋は同じだ。双葉が寝るまで俺が話し相手になっているらしい…何故こんな言い方かというと俺が目覚める前の記憶がないからだ。
まあ体が勝手に覚えているのでとくに困ることは無い。双葉が寝静まった後天井を見ながらこれからのことを考える。これから母さんはまず間違いなく獅童に殺される。悔しいが俺には止める手段がない。そうなると双葉は獅童の部下から偽の遺書を聞かされ自分のせいで母さんが死んでしまったと思い込んでしまう。そのあと親戚の家を転々と邪魔者扱いで飛ばされる。最終的にそうじろうが助けてくれるがそれまで我慢するしかない。俺はどうなっても自分で対処できると思うが双葉をなるべく守ってやりたい。そんなことを思いながら目を閉じた。
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なんでさ
気が付くと寝ていて起きると朝になっていた。横を見ると双葉はもういなかった。部屋を出てリビングに行くと双葉がパソコンとにらめっこしていた。
「おはよう双葉」
「あ、お兄ちゃんおそいよもうお昼だよ!」
そんなに経っているのか。
「ごめんごめん。で双葉は何やってるんだ?」
「ゲームだよ。お母さんいないしお兄ちゃん寝てるからいつもこうやって遊んでるの」
「俺いつもそんなに寝てたか?」
「うんいつも学校無い日はお昼まで寝てるじゃん。」
そ、そうかそんなに俺寝てるのね…。
「けどさ、お兄ちゃん変わったよね。」
「えっ?」
変わったとは何の話だろうか?
「お兄ちゃんいつも無表情で何考えてるかわかんないのに昨日から笑ったりしてて何かいいことでもあったの?」
記憶を取り戻す前はそんなに無表情だったのね…まあ双葉にしてみればだいぶ変だよな。仕方ない、とりあえずごまかすしかないな。
「なんでもないよ多分少しだけ昨日からいい夢が見れるようになったからじゃないかな。」
「ふーん」
双葉も一応は納得はしてくれたみたいだ。
それにしても記憶が戻る前の俺か…どんな奴だったんだろう。
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そこから時は流れ俺は高校一年生双葉は中学生になった。家から近い高校に入学した。そして何もない日が続きいつの間にか夏休みの終わりも近い頃俺は母さんたちと買い物に来ていた。その帰りだった。青信号を待っていると母さんが覚束ない足取りで歩いていきそして_________
……轢かれた
一瞬だった母さんは吹っ飛びそして死んだ。
そこからはあっという間だった。葬式が開かれ獅童の部下の黒い服を着た男たちがやってきて男たちは母さんの偽の遺書を持ってきた。そして遺書を読み上げる。
「___以上がお母さんの遺書だ。お母さんは君たちのことで相当苦しんでいたようだね。」
そこからも男はずっと何かを言っていたが聞こえなかった。双葉に男の声が聞こえないように双葉の耳を抑えていたでもそんなことをやった意味はなかった。俺たちは親戚に預けられては、ほかの親戚のところへ
預けられてはほかのところへ。そんなことを繰り返しているうちについに俺たちの叔父である「一色葉司」のところに預けられた……ここは最悪だった。ご飯も出ない風呂も入れない家はゴミだまり本来ならそうじろうが来るまで双葉はほとんど死ぬ手前のギリギリの食べ物しかあたえられなかった。だけど俺には金がある。ステータス上では9999999円(999万円)しか持てないが表示されてないお金があったらしく使ってもステータスのお金が1円も減らないのだ!だから俺はおじが出かけている間にこっそりコンビニに行きおにぎりを買って双葉に食べさせる。双葉が「いらない」といったときは無理やり口に突っ込んだ。双葉に睨まれてそのあと泣いてしまったのが唯一の反省点だ。たしかに反省はしてるだが後悔はしてない!こんな生活がしばらく続いた頃だろうかそうじろうが来たみたいだ。原作で聞いた通りおじと口論して万札の束を顔に叩き付けて俺たちを家から連れ出した。かっこいいね!
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俺たちはそうじろうとは面識があるみたいだが俺は全く覚えがない。だって記憶を取り戻す前だからねしょうがないね!そうじろうの家に行きカレーを食べさせてもらった。前から食べたかったんだよね!食べてみるとこれまた美味い!手が止まらず5杯もお代わりしてしまった。そうじろうのカレーがうまいのは知っていたがこのレシピを作った母さんもすごいな。原作で双葉がそうじろうのカレーをよく食べていたのも頷ける。まあ俺の感想はともかく双葉は大変だった…。双葉は部屋から出ようとせずそうじろうとは最初喋ることをしなかった。ただ俺だけには話してくれたのでそうじろうと双葉の通訳になっていた。なんで双葉は俺に話したんだろうね。これが兄妹愛ってやつかな?
……自分で言ってて気持ち悪いな。まあそんな生活がしばらくの間続いたが双葉も徐々にそうじろうに心を許したようで少しずつだが話していた。話の内容は聞いてないけど俺別に盗み聞きとか趣味じゃないしね。
まあそこからいろいろあって主人公たちが入ってくる秀尽学園に転校することになった。まさか転入するとは思わなかった....どうやら真や春は同級生みたいだ。まあ俺からは話しかけないけどな……あっちなみに俺一人暮らし始めました。最初はすごい反対されたけどね。そうじろうとか双葉とかやりたいことがあったから必死に頼んだらokがでた。そうじろうに保護者になってもらい二日後からマンションに一人暮らしをすることなった。ただ家賃は自分で払っている。流石に家賃まで払ってもらうのは申し訳ない。俺お金あるし。なかったらバイト行けばいいしね。これから俺がやりたいことはまず俺のペルソナの発動だ……。そのためには異世界に行かないといけないんだけど、まあこれに関しては俺に考えがある。結構な賭けだけどね。ああ早く俺もペルソナ使いたいなぁどんなペルソナなんだろう楽しみだ。そんなことを考えつつ新しいベットで眠りについた。
あれぇ?この青い鎖みたいなの見たことあるんだけどいやいやまさかなそんなことあるわけn「おやおや、これまた奇妙な運命をお持ちの方が来られたようだ」
……なんでさ
久しぶりにペルソナ5を遊んだら入学の時じゃなくて夏休みが若葉の命日だったことを知り急いで編集しましたw
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ベルベットルームでの出来事
待て待て待てっ!?なんでベルベットルームに俺がいるんだよっ!俺ペルソナ覚醒してないし?異世界行ってないし?何でぇ?とりあえず話を聞くか…。
「ここは?」
イゴール(偽物)が口を開く。
「ここはベルベットルーム夢と現実 精神と物質の狭間の場所だ…」
「あんたは?」
「フフフ…私(わたくし)の名前はイゴールこのベルベットルームの主している…」
「どうして俺をここに?」
「フフフ……そう身構えなくてもいい。お前には見届け人になってもらいたいのだ。ゲームのな…」
「ゲーム…?」
知らないふりをしているがもちろん知っているこの偽のイゴールは大衆が「支配されたい」という願いから生み出された聖杯、人間の可能性を否定している存在だ。
一方本物のイゴールは人間の可能性を信じていたしかしそれをこいつは認めなかった。そこでイゴールを閉じ込め主人公とそのライバル明智吾郎を賭け、そしてこいつはゲームをしていた。
しかしなんで俺が見届け人なんかになる必要があるんだ?
「なんで俺が見届け人にならなければならないんだ?」
「簡単なことだお前はこの世界の人間では無いだろう」
「…」
こいつ!?何で知ってるんだ!?
「私の事も知っているのだろう?」
こいつはどうやら俺のことを知っているらしい。だったら嘘を言わないほうがいいだろうな。
「あぁ、お前のことは知ってるよ人間の欲望から生まれた聖杯。いや、統制神ヤルダバオト」
「フフフ……やはり私(わたし)の事を知っていたか」
「だが何故お前が俺を見届け人なんかにするんだ?」
「とあるものからの話を聞いてお前に興味が出た。」
「とあるもの?」
「お前をこの世界にやった神だ」
「あの神様が…」
なんでこいつに話したのかわからないしそもそもこいつなんでつながりがあるのかわからん。俺は考えているとヤルダバオトが話しかけてくる。
「引き受けるか引き受けないかはお前次第だ」
「仮に受けないならどうなる?」
「何もしない。だが今後このゲームに関わることを禁ずる」
「……受けたら?」
「先ほどから言ってる通りこのゲームの見届け人となり、二つの駒の結末を見ればいい」
つまりは受けなければ原作に関わることを禁止させられ、受ければただ主人公と明智の結末を見ればいいということか。こいつは他にも何か企んでそうだけどな…。
まあ見るだけなら俺にもできる。それに原作に関われなくなったら双葉の成長が見れなくなる。それは非常に困る大変困る。大事なことなので二回言った!つまり俺はこの提案に乗るしかないってことだ。
「いいぜその見届け人引き受けてやるよ」
そういうとヤルダバオトは笑う。正直言ってきもいし怖い…。
「フフフ…そういうと思ったなら一つお前の願いをかなえてやろう」
まじかこいつ味方に付けると案外強いな!
「なら俺は______」
俺は願いを言った後現実に引き戻される感覚に陥った……。
主人公が消えた後でヤルダバオトは呟く
「神に転生させられたものか…あの目は実に興味深い…」
そう呟きまた笑った。
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怖かったです、はい。
目を覚ますと妙に意識がはっきりしていた。起きると朝の6時。まだ学校までかなり余裕があった。暇だったので部屋着から着替え外に散歩に行くことにした。
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外に出て駅の近くを通りながら昨日の事を考える。結局何でヤルダバオトは俺を転生させた神様を知っていたんだろうか?さっきから考えているけど全然わからない。まあ俺は俺のやれることだけy--ドンっ
…誰かにぶつかった。振り向くのが非常に怖い。だってどうせこんな早朝にいる奴なんて絶対ヤバいやつだよ裏の世界の人だよ!?ここは素直に謝って穏便に済ませよう…
「すいません考え事をしていて」
「いやこっちこそごめんね僕も考え事をしていたんだ」
ん?この声聞いたことがあるような?振り向くと主人公のライバル明智吾郎がいた。…うんホントにヤバいやつだったね!なんせ裏のお仕事しちゃってるからなこいつ…いやここで俺は考えた。賭けに出ることにした。よおしそうすれば作戦開始だ!まず最初はあれこいつ見たことあるな?の感じでやってみよう!
※彼はだんだん楽しくなってきています。
「あれ?何処かで見た気が…そうだ確か明智だったか?」
「あれ?僕の事知ってるのかい?」
「あぁ、と言ってもテレビで見たぐらいだけどな。確か難事件を解決している名探偵だって?」
「はは、そんなことないよ。僕はまだ探偵として未熟だしね。」
よしまずはファーストコンタクトは成功だ。次はもっと攻めよう。
「今帰りなのか?」
「うんさっきまで警察に協力していたんだ。そうしたらもうすっかり朝になっちゃったよ。」
「そうか大変だな」
「本当にね。まあこれも探偵のさがというのkーあっ…ごめんつい愚痴みたいになっちゃて」
「いや構わない。ただ、お前が苦労していることは分かった。」
「本当ごめんね。…おっともうこんな時間か。じゃあ僕はもう行くね」
明智が腕に巻いていた時計を見ながらそう呟き俺の前を通り過ぎようとする。ここで俺は爆弾を投下する。
「…自作自演の推理ごっこは楽しいか?」
そう聞くと明智の笑顔が消えて振り返る。
「…どういうことだい?」
低い声でそう聞いてくる明智。こわっ!い、いやビビるな俺突き進め!
「そのままの意味だよ。相手が犯罪に手を染めるように操りそれを自分で解決する。これを自作自演以外と言うより他は無いだろ?」
「…それは君の勝手な想像だろう?それに何の証拠があってそんなことを…」
「証拠はあるさ。スマホを見せろよ。普通の人には入ってない物が入ってるだろ?」
「…確かに君の言う通り不気味なアプリが入っているけどこれには特に何もn…「異世界」!?」
「動揺したな?俺は認知科学の研究で異世界があることは知っているんでな。」
「何で君がそのことを…?」
「俺の親がそれについて研究していたからな」
「君の親?それは一体?」
「「一色若葉」この名前を聞いたらわかるだろ?」
「!?…なるほどねでも、僕に話したのは何のためだい?復讐かな?」
「復讐?お前に?いやまさか、やるとしたらお前の上のやつだよ。」
「まさかそこまでばれているとはね…じゃあ何が目的だい?」
よしっ!食いついてきた!
「そうだな、取引しないか?」
「…取引?それは一体…」
「話そうと思ったが今の俺には時間が無いからな。今日の放課後夕方5時にここで待ち合わせをしよう」
「……わかったそれじゃまた後で」
そういい明智は去っていった……俺も家に帰りベットに腰を降ろす。
こ、怖かった~~~~~!!!!
何!?あの明智のオーラは!?高校生が出していいもんじゃないでしょあれ!?
まじで腰抜けるかと思った…でも結構いい感じに会話できたんじゃないか?
…いや油断はまだ早いか。俺の手伝いの事まだ話してないしな。それに受けてくれるかわかんないしなぁ…ここからが本番ってとこあるな。
よしっ!とりあえず学校に行く準備を…そう思い時計を見ると…
8時20分
…忘れてたああああああ!!!???
息が切れながらもなんとかギリギリ間に合ったが体力をほとんど持ってかれた。正直二度とあんな走りたくない…
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