ガンダムビルドダイバーズ D/EDGE (ストライカーシグマ5)
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第1期
1話 新たな世界


作者「皆様こんにちは、初めましての人は初めまして!ストライカーシグマ5と言います。この小説は機動戦士ガンダムSEEDDESTINYの主人公、シン・アスカがGBNの世界に転生し数々の戦いを繰り広げるお話となります」
シン「おい」
作者「なんじゃ?」
シン「俺別の世界でも異世界に飛ばされてんだけど!?」
作者「そっちは頑張って仮面ライダーやっててくれ」
シン「はぁ!?」
作者「俺シン大好きっ子やねん」
シン「それは嬉しいけど!」
作者「それでは第1話をどうぞ!」
シン「ああ!?始まった!?」


ネットワークゲーム「ガンプラ・バトル・ネクサスオンライン(G・B・N)」が人気を博す世界。そんな世界に一人の少年が転生する、これはその少年のお話

 

 

 

side ?

広大な宇宙、そこに紅き翼を伸ばした鉄の天使が光を放ちながら駆け巡る

? 「こちらデスティニー、今のところ敵機の反応はありません」

その天使の中からヘルメットを被った男が無線に声をかける

? 『了解です、哨戒時間は終了です。シン、帰ってきて、、、、、あ!失礼いたしました、アスカ副隊長』

シンと呼ばれた男はヘルメットを取り汗を拭う

シン「メイリン、それやめてくれって言ってるだろ?」

モニターに赤毛の女の子が映る

メイリン『でも、副隊長は副隊長でしょ?』

シン「それはそうだけど、、、、、」

メイリン『まぁ副隊長って言ってもほぼシンが部隊回してるけどね』

シン「やめろよ、、、、、戻ったらまた書類の山と戦うんだから、、、、」

メイリン『えっと、、、、、頑張れ?』

シン「なんで俺が、、、、、」

メイリン『ジュール隊長がいい加減シンを解放してやれってキラ隊長に言ってたけど、、、、、』

シン「それは無理、、、、、ん?」

メイリン『どうかしたの?』

シン「デスティニーのレーダーに反応、、、、、なんだろう、向かってみる」

シンは反応のする所まで紅き翼の天使「デスティニー」を動かす

シン「、、、、、何も無い?」

何かの誤作動か、そう思い帰投しようとした瞬間デスティニーのアラートが鳴り響く

シン「なんだよ!?」

先程のポイントからブラックホールが出現し辺りのものを飲み込み始める。シンはデスティニーを最大加速させ逃れようとするが

シン「っ!ダメだ!引っ張られる!!」

ブラックホールに吸い寄せられ徐々に近づいて行く

シン「うわぁぁぁ!!!」

デスティニーごとブラックホールに飲み込まれシン・アスカはこの世界から姿を消した

 

 

 

 

side?

テレビの前で男の子、小学生ぐらいの子が座っていた、画面にはガンダムと呼ばれるロボットが戦うシーンが映し出されていた

? 「、、、、、GBN」

? 「どうしたのおにいちゃん」

袖をくいくいと引っ張ってくる男の子より小さい女の子が見上げている。男の子は優しく頭を撫で

? 「なんでもないよ、響」

撫でられた女の子、響は気持ちよさそうに目を細める

? 「何を見ているの?」

? 「母さん」

台所から女性が男の子の元へと近寄ってくる

母 「あら、これって確かGBNだったかしら?」

? 「うん」

母 「やりたいの?」

? 「、、、、、わからない」

母 「、、、、、なら今度本物を見に行きましょう?」

? 「え?」

母 「本物を見ればやる気が出るかもしれないじゃない」

? 「でも、、、、、」

母は男の子の肩に手を置き

母 「貴方には沢山助けて貰っているんだから少しぐらいわがまま言っていいのよ?」

? 「わがまま、、、」

母 「ええ」

男の子は手をぎゅっと握り

母 「どうしたい?」

? 「俺、行きたい!」

母 「ふふ、じゃあ早速明日行きましょう!」

響 「響もいきたい!」

母 「ええ、みんなで行きましょう。明日なら父さんもお休みだしね」

 

 

 

 

 

〜ガンプラベース東京〜

響 「おかあさん、おとうさん!はやく!」

? 「危ないぞ、響」

男の子と響は手を繋ぎ歩く。だが響はワクワクしていて離せば走り出しそう

? 「響の手離すなよ〜」

? 「分かってるよ、父さん」

2人の後ろを歩く父と母、施設に入るとそこにはガンダムのプラモデル「ガンプラ」が大量に飾られていた

父 「よく出来ているな〜」

母 「凄いわね〜」

響 「かっこいい!」

施設を進んでいくとGBNのメインフィールドに辿り着く。そこではGBN内で戦う姿が映っていた

? 「凄い、、、、、」

父 「本当だな」

母 「これって自分で作ったのが動いているんですか?」

店員に声をかける

店員「ええ、皆さん自分が作ったガンプラを使って遊んでいますよ。ボク、GBNがやりたいのかな?」

父 「今迷っているようでして」

店員「そうなんですか、、、、、よし!ボク!好きなガンプラを選んでおいで!お兄さんがプレゼントしよう!」

父 「え?そんな、悪いですよ」

店員「いいんですよ、これを機にガンプラを好きになってくれるかもしれないですしね」

父 「、、、、、ではお言葉に甘えて」

父と男の子はガンプラのコーナーを歩く

父 「こんなに沢山あると迷っちゃうな〜」

? 「うん」

色んなガンプラを見ながら歩いていると男の子の足が止まる

父 「どうした?」

? 「これ、、、、、これがいい」

男の子が手に取ったガンプラ、それは

店員「インパルスガンダムか」

? 「うん!」

店員「これがいいのかい?」

こくこくと頷く男の子

店員「参考までになんでインパルスがいいか聞いてもいいかな?」

? 「懐かしいから、、、、、」

店員「懐かしい?」

? 「あ、えと、、、、、な、なんとなく?」

店員「、、、、、そっか!よしじゃあインパルスをプレゼントだ!ここで作ってくこともできるけどどうする?」

? 「あ、、、、、父さん」

父 「いいんじゃないか?家だと道具もないしな」

店員「私が教えながら一緒に作ろうか?」

? 「お、お願いします」

ビルドルームでインパルスを作る男の子の店員

店員「しかし、、、、、」

? 「なんですか?」

店員は男の子をしげしげと見つめ

店員「君、シン・アスカに似ているな」

? 「(ビク)」

店員「目も赤いし髪も黒い、まるでミニチュアシン・アスカだ」

? 「そ、そうですか」

店員「ああ、っともう完成だな!後は上半身と下半身をくっつけて」

上半身と下半身をつけると全身が完成する

店員「うん、よくできてる!パーツも綺麗にハマってるしゲート跡もない!初めてでこれだけ出来れば上出来だ!」

男の子は目を輝かせてインパルスを見つめる

? 「インパルス」

店員はくすくすと笑い

店員「よし!後はフォースシルエットと武器だ!頑張るぞ〜!」

? 「お〜!」

みるみるうちに完成するインパルス

店員「よし!フォースインパルスガンダム!完成だ!」

? 「や、やった!」

響 「おにちゃーん!」

? 「あ、響!出来たぞ!」

響 「わ〜!綺麗!」

父 「よく出来てるじゃないか」

母 「本当にね」

店員「よし!じゃあ動かしてみるか?」

? 「うん!」

インパルスを持ってコントロールルームに入る男の子

店員「これは君へのプレゼント!ダイバーギアだ!」

三角形のデータ端末を渡す店員、それをコントロールポッドにはめる。すると光が溢れ男の子を満たし仮想世界GBNへと世界を跨いだ

? 「ここは、、、、、」

店員『聞こえるかい?』

? 「は、はい」

店員『GBNの世界にようこそ!そこがガンダム・オンライン・ネクサスオンライン、通称GBNだ!』

? 「ここがGBN、、、、、!」

店員『ああ、どうだい?』

周りを見渡すと色んな姿をした人達で溢れえっていた

? 「凄い、です!」

店員『それは良かった!じゃあ早速インパルスを動かすかい?』

? 「はい!」

男の子は格納庫に移動しインパルスを見上げる

? 「、、、、、また、一緒だなインパルス」

店員『ん?なんか言ったかい?』

? 「なんでもないです」

店員『そうか、じゃあインパルスに乗って出撃だ!』

インパルスに乗り込み格納庫からカタパルトに移動する

店員『それじゃあ張り切って行ってみよう!』

男の子は深呼吸し

? 「明日香・真(あすか・しん)インパルス!行きます!!」

少年はインパルスと共に空をかけ出す

 

 

つづく、、、、、




作者「自粛ムードでガンプラばっか作ってたからこんなの浮かびました!」
シン「作者アンタインパルス3機も作ったしな、、、、」
作者「ご安心を!シンの機体は別に用意してあるからね!それでは今回はここまで!」
シン「まっ種〜!」


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2話 出会い

作者「前回は転生したシンがガンプラバトルを始めるお話でした」
シン「インパルスだったのは以外だった」
作者「ふふん、調子に乗って4機目(GBN仕様)を作ったぞ」
シン「じゃあそれを俺が乗るんだ?」
作者「まぁ次回で乗り換えるんですけどね?」
シン「早くない!?え、インパルスで戦うシーン(妄想)は!?」
作者「このお話で戦うぞ一応」
シン「一応!?」
作者「はいはい、それでは2話をどうぞー」
シン「流れぶった斬って始めるなぁ!!」


side 真

〜数年後〜

真 「ふぁぁぁ、、、、、」

大あくびをしてベッドからはい出てくる真。真は高校生1年生になっていた。ジャージに着替え家を出る

真 「(GBN、、、、、まさか俺達の戦争が作り物だったとはな、、、、、)」

走りながら頭の中でこの世界の事を考える真、「明日香・真」いや「シン・アスカ」はC.E(コズミック・イラ)から転生してきた異世界人だった。あのブラックホールに飲み込まれた後意識を取り戻すと子供の姿になっていて見知らぬ家に居た、最初は混乱した。先程まで宇宙にいたはずなのに何故重力がある?ここは何処だ?窓を見ると街が広がっていた。混乱するシン、だがまずは情報収集が優先だと頭を切り替える。家族は父、母、妹がいるようで1つ下の妹は響という名前

真 「まさか孤児に転生だったとはなぁ」

家の中を調べているとどうやらこの体の子供は孤児だったようだ。中々子供が生まれなかった明日香夫妻は孤児院から真を引き取り育ててくれた、だが母は響を妊娠し真に妹が出来た。シンは世界の事を調べた、だがシンが経験してきた事、コーディネイターやナチュラル、戦争等を調べたがこの世界には存在しなかった。戦争がない世界、シンが望んだ世界に転生した、これは喜ばしい事だ、だがここには一緒に戦ってきた仲間はいない、幸福と損失感に板挟みされていた時GBNを見つけた。そしてガンダム、、、、、その中の1つ「機動戦士ガンダムSEEDDESTINY」の「シン・アスカ」が自分なのだと知った

真 「アニメのキャラクターだったとか、、、、、笑えん、ルナとのキスシーンとか死にたくなった」

だが原作と少し違っている所もあった、まずルナとのキスシーンあれはしていない

真 「学校終わったらGBN行くか、、、、、」

そうボヤいて家に戻る、シャワーを浴び着替え朝食の用意をする

母 「おはよう真」

真 「おはよう母さん」

母 「んーいい匂い」

真 「もうすぐ出来るから父さんと響起こしてきてよ」

母 「はーい」

数分すると寝ぼけ眼の父と響がフラフラとリビングに出てくる

父 「おはよう〜」

響 「おはよ〜」

真 「はい、おはよう朝ごはん出来てるぞ」

4人で席に付き

一同「いただきます」

寝ぼけながら響はハムを食べながら

響 「お兄ちゃん今日はGBN行くの?」

真 「ああ、行くけど」

響 「私も行きたい」

真 「いいぞ」

響 「やった!」

真 「ちゃんと勉強するんだったらな」

響 「うぐぅ!」

胸を押え項垂れる響

真 「今年受験だろ?どこ受けんの?」

響 「お兄ちゃんと同じ所!」

母 「でも真の所人気だったんじゃないかしら?」

真 「そうなの?」

母 「たしか制服が可愛いとかで女子人気が高いはずよ」

真 「へーじゃあ響ちゃんと勉強しなきゃ受からんぞ」

響 「はーい」

朝食を食べ終え食器を洗い学校の準備をする、カバンと財布、ケータイ、そして

真 「今日もよろしくな」

ガンプラが入ったケースを持って響の準備を待って学校に向かう

響 「お兄ちゃん新しいガンプラ作ったの?」

真 「ん?ああ、作ったよ」

響 「見せて見せて!」

真 「GBNでな」

響 「えー!なんで!」

真 「こんな通学路で出すもんじゃないし、お前に渡したら落として壊しそうだし」

響 「酷い!」

? 「あ、響!」

響 「未来!」

通学路で大きなリボンで髪をまとめた少女が声をかけてきた

真 「おはよう」

未来「おはようございます先輩」

響 「おはよう未来」

真 「じゃあ俺はこっちだから未来、響をよろしくな」

響 「行ってらっしゃ〜い!」

響と別れ真は学校に向かう。下駄箱で靴を履き替え教室に入る、教室に入り授業が始まる

先生「じゃあこの問題を、、、、、明日香」

真 「はい」

黒板に自身の答えを書く

先生「正解だ、席に戻っていいぞ〜」

席に戻り窓の外を見る、空を見ていたがふと下に視線が向くそこでは別のクラスが校庭で体育の授業を受けていた。女子は高飛び、男子はサッカーと分けられいた

真 「(ん、あの子って、、、、、)」

助走をつけて高く飛ぶ青髪の女子

真 「(あの子はよく昼休みに)」

先生「次〜雪音、答えてみろ〜」

? 「はい」

声の方に向くと銀髪の長い髪をなびかせながら黒板まで歩いていきチョークで答えを書く

真 「(あの子に会いに来てるよな)」

「雪音クリス」世界的ヴァイオリニストの父、雪音雅律と声楽家の母ソネット・M・ユキネの間に生まれた音楽界のサラブレッドの御令嬢だ

真 「(世の中には本当にいるんだな、ってあっちの子もか)」

再び下に視線を向ける。青髪の女子は「風鳴翼」父は内閣諜報官の風鳴八紘であり政界に顔が利く男の娘、こちらもお嬢様

真 「(お嬢様が2人、しかも)」

授業終了のベルが鳴る、昼休みだ。弁当をバックから取り出し広げた瞬間

翼 「クリスー!」

クリス「翼」

弁当を持った翼が現れクリスの元に駆け寄ってくる

翼 「飯だぞクリス!」

クリス「分かってるよ翼、あ!顔汚れてるよ」

汚れた顔をハンカチで拭うクリス

真 「(仲がいいことで)」

周りは楽しそうにしている、だが

真 「(俺ボッチ、、、、、?)」

1人でお弁当を広げている真、だが真が1人なのは理由があった。入学して直ぐの頃だった。飲み物を買いに校舎裏を通った時同じクラスの同級生が上級生にカツアゲされていた。それを止めさせようと仲裁に入った、だがそこで喧嘩、というより一方的に制圧してしまい1人浮いている状態になってしまった。助けられた同級生の証言で真は注意のみで済み上級生は退学処分となった

真 「(まぁしょうがないか、お咎めなしで済んでるし)」

頭を切りかえて弁当を食べ始める、すると

翼 「なぁなぁ!」

真 「ん?」

いつの間にか目の前に翼が現れ目を輝かせている

真 「な、なに?」

翼 「その弁当凄いな!」

真 「弁当?こんなの普通だろ?」

翼 「そんな事ないぞ?俺はこんなの作れない!クリスもだよな!」

クリス「う、うん」

クリスも近くに寄ってきた

真 「別に普通だって、こんなのいつも作ってれば」

翼 「作ってればってお前が作ってんのか!?」

真 「まぁな、親は共働きだし妹もいるから俺が家事やってる」

3人で喋っているといつの間にかクラスメイトが真に近寄ってきて話を広げる。家族の事や部活やってるのか等々、昼休みが終わり翼はクラスに戻り授業を受けGBNに行こうと荷物をまとめ裏口から出て近道の廃工場を抜けようとする、だが

翼 「なんだお前ら!」

不良「なぁに俺らと遊ぼうって言ってんだよ」

翼とクリスが不良数名に囲まれていた

不良「俺らとちょっと遊んでくれればすぐ帰れる」

不良が翼に手をかけようとした瞬間

翼 「ふっ!」

不良は投げ飛ばされる

不良「なっ!」

翼 「俺、小さい頃から叔父さんに色々と仕込まれててな?今でもやってる」

不良「ちっ!おい!」

木刀やバットをもって翼に襲いかかる。翼は全て受け流しカウンターを叩き込む

不良「がっ!」

不良「うごっ!」

翼 「俺に勝てるとでも思ってんのか?」

不良「おうよ」

クリス「翼!」

不良の1人にクリスが囚われてしまう

翼 「クリス!てめぇ!クリスを離せ!」

不良「離せと言われて離す奴がいるかよ、こいつを助けたけりゃ動くんじゃねぇぞ?」

翼 「、、、、、くそっ!」

翼は動きを止めて抵抗を辞める。翼は他の不良に腕を掴まれ跪かせる、不良はニタァと笑い

不良「こいつは見せしめだ、こいつから遊ばせて貰おうか?」

クリス「いや!!」

翼 「クリス!離せ!!」

不良がクリスに触れようとした瞬間、不良がぶっ飛ぶ。

不良「よ、ヨコチン!」

真 「大丈夫か?」

クリス「あ、明日香、くん?」

 

 

 

side真 クリス 翼

真 「ああ」

翼 「お前!」

真はヨコチンと呼ばれた男のポケットを漁る

不良「おい!何ヨコチンのポケット漁ってんだ!」

真はそれを無視しヨコチンのケータイを取り出す

ヨコチン「お前ら!ヨコチンヨコチンってヨコチンって呼ぶなって言って」

真 「ヨコチン!」

顔面を殴り意識を刈り取る、ヨコチンのケータイで119に電話する

真 「あーもしもし救急車お願いします」

不良「あん?こいつ自分の事より女の心配してんのか!?」

真は指をさしながら不良の人数を数える

真 「1、2、3、4、5、5台で」

そういいヨコチンのケータイを投げ捨て翼を掴んでたいた不良を蹴り飛ばす

真 「動けるか?」

翼 「あ、ああ!」

真 「じゃああの子連れて隠れてろ」

拳を受け止め投げ飛ばす、蹴りを避け背後に回りジャーマンスープレックス、足払いをして倒れ込んだ所に鳩尾に踵落としを入れ、不良を倒し最後の1人になる

不良「ふ、ふざけやがってガキが!」

真 「ガキって、、、、、アンタらとそう変わんないだろ」

ポケットからナイフを取り出す不良、大振りで真を切り裂こうとするが手首を捕まれ投げ飛ばしナイフを奪い

真 「ナイフってのはこう使うんだ」

真はナイフを振り上げ

不良「ひ、ひぃぃい!!」

翼 「ま!」

ナイフを不良の顔のすぐ横に突き刺す、不良はびっくりして失神してしまう

真 「後は救急車待つだけだな、君らはさっさと帰った方がいいぞ?面倒事嫌だろ」

真はバッグを持って歩き出す

真 「あ、今日の事は他言無用でな、面倒事俺も嫌だし」

真はそう言い残して廃工場を後にする

 

 

 

sideクリス 翼

翼 「クリス大丈夫か!」

クリス「う、うん」

翼 「良かったぁ、、、、、」

クリス「翼、ありがとう」

翼 「クリスを助けるのは当たり前だろ?それに助けられたのは俺もだ、、、、、」

真が抜けていった方に視線を向ける2人、そこであるものが落ちていることに気が付く

翼 「これって」

クリス「明日香君の、生徒手帳?」

そう、生徒手帳が落ちていた。こんな所に生徒手帳が落ちていればこの不良達との関係を探られてしまう、そう考えたクリスと翼は生徒手帳を持って真の後を追って廃工場を出る、すると街の裏路地に繋がっていた

クリス「ここに繋がってるんだ、、、、、」

翼 「近道だな!あいつどこいったんだ?」

クリスと翼は周囲を探す、すると真らしき人が店に入っていくのが見えた

翼 「クリス!」

クリス「うん」

店に入る2人、その目にはガンプラが広がっていた

翼 「わぁ、、、、、!」

クリス「凄い、、、、、」

無数のガンプラに目を奪われる翼とクリス

店員「いらっしゃいませ、初めてみる顔だね」

クリス「あ、はい、、、、、その」

翼 「知り合いが落し物してそれを届けに来たんだ、そしたらここに入ってくの見たんだ」

店員「そうか、でも」

店員が視線を向けると無数の人達がガンプラを選んだり作ったりしている

クリス「これは探すのが難しそうだね翼」

翼 「だな、、、、、最悪明日学校で渡すか」

クリス「うん」

店員「帰っちゃうかい?良ければこれからGBNのショップ大会か始まるんだ、見ていかないかい?」

翼 「じーびーえぬ?」

クリス「聞いたことある、確かプラモデルがバーチャル世界で動くんですよね?」

店員「そう!いま1番熱い遊びさ!臨場感を味わってもらう為にバーチャルルームを設けているからどうぞ〜」

クリス「で、でも、、、、、」

翼 「いいじゃないかクリス!見てこうぜ!」

店員に案内された部屋に入る

店員「じゃあこれをつけて待っててね」

クリス「これは?」

店員「GBNの世界を見えるようにしているバイザーだよ、いやーそれにしても君達運いいよ!」

クリス 翼「?」

店員「今日のこのショップ大会、ワールドランカーが出場するんだ」

翼 「ワールドランカー!?凄そうだな!」

店員「ああ、なんでもガンプラを変えるからその前に今使ってるガンプラで最後の大会優勝を狙うそうだ、始まるよ!」

2人の視界が光で埋め尽くされ次第に景色が変わる、そして

翼 「す、すげぇ!」

クリス「う、宇宙、、、、、!」

目の前は広大な宇宙になる、すると

MC『レディースアンドジェントルマン!それではGBNショップ大会を始めたいと思います!ルールは簡単!敵機を倒し残った一機が優勝となります!今日の参加者はなんと40人!当店のマックス人数です!しかも今回はなんと!ワールドランカーの方が来ています!ワールドランク7位!付けられた2つ名は「閃珖」!彼の攻撃は一瞬!あのチームアヴァロンのクジョウキョウヤとも白熱したバトルを行いました!!どんなバトルが見られるか楽しみですね!!それではバトル、、、、、スタート!!』

合図と同時に無数の光がぶつかり合い爆発する。ディジェのビームナギナタと百式のサーベルがスパークを上げ弾ける、バスターのミサイルをヘビーアームズのガトリングが撃ち落とす

翼 「すげぇ、、、、、すげぇ!!なあクリス!!」

クリス「うん!」

興奮を隠せない2人、その後ろから一機の機体がとてつもないスピードで駆け抜ける、その機体は一瞬でネモ、ジンハイマニューバ、モンテーロ、ジンクスをバラバラに破壊する

ダイバー『く、クソ!きやがった!!』

ダイバー『なんて速さだ!!』

ダイバー『落ちろ!!』

カラミティと強化型ZZの一斉掃射をかいくぐりライフルでキャノン、頭部を撃ち抜く

MC『き、キター!!閃珖が一気に4機落とし強化型ZZとカラミティの攻撃力を削いだ!!』

翼とクリスの手元のモニターに「閃珖」と呼ばれた機体が映る

 

【挿絵表示】

 

MC『閃珖の機体はインパルスガンダムをベースに武装をセイバーガンダムのバックパックをシルエットに変換!!シールドはV2とメガビームシールド!ライフルはショートライフル!!ビームサーベルとGNブレイドを改造した物!!更に腰はフォールディングレイザーを外しV2のヴェスパー!!遠近万能の一機!!一機対多数を想定したバトルスタイル!!その上機動力を上げるためにウィングバインダーの巨大化!!速いとまで来た!!その名も「セイバーインパルスV」!!ダイバーネームはシン!!閃珖の名は伊達じゃなぁぁい!!!』

閃珖の機体を操るパイロットが映る、その姿は

翼 クリス「「明日香(くん)!?」」

2人の探していた真が操っていた

 

 

 

side シン

シン「煽りすぎたろMC!!」

MCの機体解説と2つ名の煽りが強すぎて一斉にシンを狙ってくる

シン「(まぁC.E(あっち)よりマシか、ウィンダム30機の一斉攻撃より、、、、、いやこっちの方が攻撃バラバラだから厄介かも)」

実弾をCIWSで撃ち落としビームはギリギリで全て回避、接近してきたイージスをGNブレイドカスタムを引き抜きすれ違いざまに2つに斬り落とす

シン「(アスランが乗ってた機体見ると殺意が、、、、、悪い癖だな)」

その先でランチャーストライクがアグニを構えていた。発射されたアグニに対してシンはバックパック「セイバーシルエット」のアムフォルタスプラズマ収束ビーム砲で相殺しサーベルを投げ付け頭部に刺さる。加速しランチャーストライクの肩を踏んで飛び上がりヴェスパーで撃ち破壊する

「(キラさんのも殺意の対象なんですねー)」

シンはあんにゃろう、書類自分で出来るようになっただろうなと1人で愚痴り加速する

MC『一瞬でイージスとストライクを倒した!!』

周りの観衆が湧き上がる

シン「(てか、勝手に付けられた2つ名恥ずかしいんだが)」

ザフトの鬼神とかエースとかはC.E(あちら)では呼ばれたが閃珖という厨二病全開は御免蒙りたいと思っていた

MC『残りは10機!!さてどうなる!!』

シン「10機か、一気に叩く!!」

アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲を発射し放出したまま横薙ぎに撃ち落としていく

シン「これで残りは4機!」

敵に備えようと片手にサーベルを抜く

ダイバー『やっちまえ!!』

ダイバー『行くぞ!!』

ダイバー『ああ!!』

ダイバー?『そうだな、お前らを先に消させてもらうが』

黒いクシャトリアが後ろからシュバルベグレイズ、ローズガンダム、アストレイゴールドフレームをファンネルで撃つ

シン「後ろから、、、、、!」

ダイバー?『馬鹿だろ?これはバトルロイヤル、後ろ取られる方が悪いのさ、、、、、弱いくせに出てくるのが悪いしガンプラも出来もカスだ、それに俺がここでお前を倒せば一気にワールドランカーだ!』

ファンネルでシンを撃ち落とそうとビームで行く手を阻む、だが

シン「遅い!」

ビームサーベルでビームを斬る

MC『で、出たー!!ビームをサーベルで斬る!!まるでキラ・ヤマトのビーム斬り!!』

シン「(まぁ目の前で何度も斬る所見てたし、死ぬわけじゃないしな)」

死と隣り合わせだったシンにとっては死なないので色んな技を試し今に至る

ダイバー?『ば、化け物が!!』

螺旋状にビームを放つダイバー、それを避けぐんぐんと接近するシン、クシャトリアはバインダーから隠し腕を出しサーベル両手と隠し腕でサーベル6本を抜く

ダイバー?『しねぇぇ!!』

6本のサーベルがシンを襲う

シン「アンタさ」

GNブレイドカスタムで6本のサーベルを受け止める

シン「後ろから攻撃する事にはまぁ戦法として見れるけど」

メガビームシールドからビームを発射しバインダーを破壊、シールドを投げサーベルを抜き隠し腕を斬る

シン「でもな、人の事弱いとかガンプラの出来とかをアンタがとやかく言う資格はない!!」

ブレイドとサーベルで腕を切り落とす

ダイバー?『う、うるせぇぇ!!』

ファンネルがクシャトリアを守ろうとビームを放つ、それを避けアムフォルタスプラズマ収束ビーム砲でファンネルを全て蒸発させる

シン「今度はもっと腕もガンプラも、人としても強くなってから出直してこい」

GNブレイドカスタムを胸に突き刺す。するとバトル終了の合図がでる

MC『き、決まったぁぁあ!!勝者!!ワールドランキング7位!!シンだぁぁあ!!!』

シン「うっし!」

歓声が沸き起こる、MCがシンに近寄りインタビューをする

MC「優勝おめでとうございます!!」

シン「ありがとうございます」

MC「優勝商品は5万BC(ビルドコイン)と武装設計図です!いかがでしたか!」

シン「えっと、皆色んな改造したガンプラで独創性があって刺激になりました」

MC「そうですか!」

シン「それにインパルスの最後の大会で優勝出来て良かったです」

MC「ではインパルスではもう戦わないと?」

シン「公式戦では、です。あ、そうだこの後ってここなんかやったりしますか?」

MC「いえ、普通に今回の参加者によるバトルがあるぐらいですが」

シン「なら良ければ誰か俺の新型の機体の相手をして欲しいんですが、、、、、」

MC「おおっと!新型!!いいですね!それでは良ければ予選形式にして勝ち残りにしてはどうでしょう!」

シン「え、そんな盛大にしなくても」

MC「では予選を開始したいと思います!!エントリーされる方はこちらに!!」

いつの間にかエントリー場が設けられ長蛇の列が出来上がる

シン「早ァ!?と、とりあえず一旦ガンプラ変えてきますね、、、、、」

そう言いGBNからログアウトしリアルに戻る

 

 

 

side真 クリス 翼

真 「ふぅ、大変な事になった、、、、、勝手にやられた」

翼 「明日香!」

真 「ん?あれ」

真は翼とクリスがいる事に気付く

真 「さっさと帰った方がいいって言ったのに」

クリス「あ、あの」

クリスは真の生徒手帳を渡す

真 「あれ、これ俺のだ」

翼 「あそこに落としてったんだ」

真 「そっか悪いな、届けてもらって。学校でも良かったのに」

翼 「早い方がいいだろ?」

真 「まぁな」

翼 「しかし凄いなお前!」

真 「ん?」

翼 「あんなに敵がいるのに一瞬だった!!世界クラスは違うんだな!」

真 「見てたのか?」

店員が手をふっている、観戦ルームに入れたのだろう

クリス「凄かった!全部避けてぜんぜん当たらなかった!!」

クリスが普段の大人しさとは裏腹なぐらい食い付いてくる

真 「そ、そうか」

翼 「なぁなぁ!」

真 「なに?」

翼はダイバーギアの上に乗るインパルスを指さして

翼 「これで戦わないって本当なのか?」

真 「インパルスか、まぁな」

翼 「触ってもいいか?」

クリス「ダメだよ翼」

真 「いいよ別に、壊すなよ」

翼にインパルスを渡す

翼 「綺麗だな」

真 「綺麗?」

クリス「うん、凄く綺麗」

真 「長年使ってるから綺麗では無いと思うけどなぁ」

クリス「明日香くんがとても大事に使ってるのが分かるよ」

真 「大事、、、、、そうだな、こいつは1番最初に店員さんから貰ったガンプラなんだ。ずっと、勝って負けて、、、、、それを繰り返して改造して改修して」

翼 「じゃあ思い出が詰まってるんだな!」

真 「、、、、、ああ、だからこいつには少し休憩してもらうんだ」

響 「お兄ちゃん!!」

コントロールルームに慌しく響が入ってくる

 

 

 

つづく、、、、、




作者「Anotherクリスと翼の喋り方難しいんだが」
シン「いや、俺に言われても」
作者「ついでにこれ見切り発車だからどうオチをつけようかわからんのだが」
シン「だから俺に言われても!」
作者「設定は一応ビルドダイバーズに寄せようと思ってるがオリジナルになりそう」
シン「何回目だよ!!俺に言われても!!」
作者「良ければ案をくれてもええんやで?(ちらちら)」
シン「周りの人に頼る気!?」
作者「ガンプラの案も募集してまーすよろしくお願いします、それではおさらばえー」



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3話 破壊の種と新たな翼

作者「友人に仮面ライダーの方全然進んでなくない?って言われちゃった」
シン「事実だろ」
作者「仕方ないじゃん、ムービーを見直しながら書いてるから遅くなっちゃうんだよ。ブレイドも見直してるし」
シン「なんでやり始めたんだか、、、、、」
作者「では3話目いきますねー」
シン「どうぞ!」


side真 響 翼 クリス 未来

響 「お兄ちゃん!!」

真 「やっと来たか、なんだ?追試?」

響 「違うよ!部活の助っ人!」

真 「またか、お前はお人好しが過ぎるぞ、、、、、」

響 「お兄ちゃんに言われたくないよ!ただの同級生の為に喧嘩したんでしょ?知ってるもん」

真は頭をガシガシかく

真 「うっせ、、、、、大会は終わっちゃったぞ」

響 「えぇ!?新型ガンプラ出しちゃったの!?」

真 「まだ、今から出すよ」

響 「やった!」

未来「響〜!」

後から未来が入ってくる

真 「未来も来たのか?」

響 「うん!」

未来「もう、響ったら途中で置いてくんだから」

真 「ごめんな未来」

未来「先輩のせいじゃないですよ」

響 「それより早く!新型!新型見たい!!」

真 「はいはい」

未来「?先輩、その人達は?先輩と同じ制服ですけど」

真の後ろの翼とクリスに気付く未来

響 「あ、ホントだ!」

翼 「俺は翼、風鳴翼だ」

クリス「ゆ、雪音クリス、です」

真 「俺の生徒手帳届けてくれたんだ」

響 「バトルやってたわけじゃないんだ」

真 「そういう事、まぁ見てたいだけど」

響 「お兄ちゃんのバトル凄いですよね!!」

翼 「ああ!早いし攻撃もズバズバ!ってな!」

響 「そうなんです!!」

真 「擬音で分かり合えるタイプか、、、、、」

クリス「ははは、、、、、」

響 「バトルやりたいんですけどまだガンプラ完成してなくて、、、、、それに今年受験で、、、、、」

クリス「じゃあ中学3年生なんだ」

響 「はい!」

真 「うちを受けたいんだとさ」

クリス「そうなんだ」

響 「頑張ります!、、、、、お2人はバトルしてみたいと思わないんですか?」

翼 「俺はやってみたいんだけど」

クリス「私はちょっと、、、、、ね」

未来「じゃあバトルの景色をやってる側から見てみたら違うんじゃないんですか?」

クリス「で、でもガンプラ持ってないし」

未来「先輩のガンプラに乗せてもらえばいいんですよ」

響 「それいいね!」

翼 「そんなこと出来んのか!?」

目をキラキラさせながら真に詰め寄る

真 「あ、ああ」

翼 「クリス!乗せてもらおう!!絶対楽しいから!!」

クリス「で、でも、、、、、」

響 「見え方も違うし臨場感も桁違いです!絶対楽しいです!!」

少し考える素振りを見せるクリス、内心拒否して欲しい真

クリス「翼が一緒なら、、、、、」

翼 「やったぁ!」

真 「はぁ、、、、、わかった」

店員「話は聞かせてもらった!」

翼 「あ、さっきの店員のオッサン」

店員「オッサ、、、、、ま、まあいいや。はいこれどうぞ」

店員はダイバーギアを2人に渡す

翼 「なにこれ」

店員「ダイバーギア、GBNにログインするにはこれが必要なんだ。それでGBNのアバターを作ってくれれば後は真くんがどうにかしてくれる」

真 「俺に丸投げすんなよ、店員でしょーが!あ!逃げんな!」

店員はそそくさ出ていってしまう

真 「はぁ、、、、、とりあえずアバターを作ってくれ、容姿は結構自由が効く」

翼 「へぇ〜」

翼は自分のアバターを自分とほぼ同一の容姿にし髪だけ長くしている

クリス「こんな感じ、かな」

クリスもアバターを完成させる。実物とあまり変わらない姿

真 「じゃあバイザー付けてログインだ、中入ったらそのまま待ってて」

翼 「わかった!」

クリス「お世話になります」

真 「はいよ」

翼とクリスの意識はGBNへと繋がっていく

 

 

 

sideシン ツバサ くりす

ツバサ「ん、、、、、わぁ!!」

翼、アバターネーム「ツバサ」は目を開けるとそこには色んな姿をしたダイバー達が居た

ツバサ「ここがGBN」

くりす「凄い、、、、、!」

ツバサに遅れてクリス、アバターネーム「くりす」が入ってくる

ツバサ「クリスか?」

くりす「うん、翼?」

ツバサ「おう!あれ?クリス名前が」

くりす「うん、変換し損ねちゃった、翼は髪長いんだね」

ツバサ「おう!仮想世界なら暑くないしな!そういうくりすはあんま変わらないな」

くりす「変にするより自分に近い方がいいかなと思って」

シン「無事にログイン出来たみたいだな」

2人の前にシンが現れる

ツバサ「よろしくな!」

くりす「お願いします」

シン「はいよ、じゃあまずウィンドウ開いて」

ツバサ「どうやんだよ」

シン「ああ、そっか左手前に出して」

指示に従ってウィンドウを開く

シン「でフレンド登録っと、よしこれでOKだ」

ツバサ「楽しみだな!!」

くりす「うん」

シン「じゃあ格納庫行くか」

ウィンドウを操作し格納庫に移動する

ツバサ「一瞬で移動した!」

シン「これがGBNだ、んでこいつが俺の新型のガンプラ」

 

【挿絵表示】

 

クリス「綺麗な翼、、、、、」

ツバサ「ホントだ!」

シン「デスティニーを改造したんだ、って言ってもわかんないよな」

基本ベースをデスティニーにし肩と胸部をウィングゼロの物に変更、腕にはガントレットを追加、腰にレールガン。そしてウィングバインダーを増設しビームキャノンを装備、腰のレールガンに対艦刀を携えている

ツバサ「あれ」

シン「なんだ?」

ツバサ「銃と盾なくないか?」

シン「まだ作ってないんだ、今日は機体の調整の為に持ってきたからな。じゃあ行くか」

シンはデスティニーに乗り込む

シン「ウィンドウ開いて乗ってくれ」

ツバサとくりすはウィンドウを操りデスティニーのコクピットに転送される

シン「出るぞ」

デスティニーがカタパルトに接続され発進する

ツバサ「すげぇ、、、、、景色がこんなふうに見えんのか!」

くりす「不思議な感覚、、、、、」

シン「エリア移動するからな」

シンはゲートをくぐって先程の大会の空間に移動する

シン「すみません戻りました」

MC「おかえり!おや?その子たちは?」

シン「GBNに興味持った子達です、良ければ乗せたままバトルしたいんですけどいいですか?」

MC「私は構いませんよ!皆さんはどうですか?」

参加者もOKの声を頂いたので2人を乗せてバトルする事になった

MC「それではお待たせしました!!トーナメントを開始したいと思います!!ルールは簡単!1VS1で勝ち残った方が次のバトルへ進出できます!!最後に残った人が閃珖の新型とバトルができますよ!!」

シン「だからそんな煽るな!」

シンのツッコミを華麗にスルー、そしてトーナメントが始まっていく。1回戦ストライクVSイージス、シンが一瞬で倒した2機、ストライクはエールに換装してた、イージスは組み付き自爆、劇中のシーンを再現したかのような戦闘だったが自爆したイージスの敗北、2回戦ヘビーアームズVSアストレイ レッドフレームヘビーアームズの面制圧を刀1本で特攻し爆殺、3回戦シスクードVSAGE2ザンテツ、どちらも市販されていない為スクラッチした者同士の対決、一進一退のバトルでAGE2ザンテツのザンテツブレードがシスクードのIフィールドランチャーのビームを真っ二つにし歓声を沸かした、因みに横のツバサも目をキラキラさせていた。そして4回戦、ここで問題が起きた

シン「4回戦は、、、、、ゴールドスモーとネブラブリッツか」

シンはまたキワモノをと零す

シン「へぇ、、、、、あのゴールドスモーいい動きするな」

ネブラブリッツの攻撃をギリギリで避け反撃をしている

くりす「金色だね、ツバサ」

ツバサ「なんか弱そう」

シン「見た目で判断しない方が、、、、、ん?」

ネブラブリッツがミラージュコロイドで姿を消す

ツバサ「消えた!?」

くりす「え!?」

シン「ミラージュコロイドか、厄介だな」

くりす「ミラージュコロイド?」

シン「光学迷彩の1種で可視光線や赤外線をはじめとする電磁波を偏向させる効果、、、、、」

ツバサとくりすは頭に?を浮かべている

シン「あーっと、、、、、まぁようするに透明になる光を機体から出してレーダーとかに映らなくなるものなんだ」

ツバサ「そんなの強いに決まってんじゃんか!」

シン「まぁミラージュコロイドにも欠点はある、足跡や航跡など外部への影響や、それに伴って発生する音までは消去できない。あとスラスターの噴出光とかも消せない」

くりす「体は消せるけどそれ以外は無理?」

シン「そういう事」

ツバサ「なんだー」

くりす「ならそういうものが出ないものを使えばいい?」

ツバサ「?どゆこと?」

シン「察しがいいな」

くりす「つまり火が出たり光が出ないもので移動すればいいんだよ、例えばあの浮いてる岩蹴って近寄ったり」

ツバサ「ああ!わかった!ならワイヤー伸ばしたりとかもいいんじゃないか!」

シン「いい線いってるよ、そうやって後ろに回り込んで」

ゴールドスモーの後ろで怪しく光る2つの目、次の瞬間ゴールドの首元でスパークが起きる。徐々にミラージュコロイドが解けて姿を表すネブラブリッツ

シン「マガノイクタチでエネルギーを吸ってるな」

ツバサ「ずりぃ!」

シン「そういう武器なんだ、けど」

ゴールドスモーもただやられているだけでは無い。腕を回転させネブラブリッツの胴にビームを連射する、たまらずトリケロスでガードしマガノイクタチを離し距離をとる

ツバサ「よっしゃ!!抜け出した!!」

シン「ああ」

ネブラブリッツとゴールドスモーは動かない

くりす「動かない、ね」

両者タイミングを測っている、だがここでネブラブリッツが先に動く。マガノイクタチを真上に展開する、すると大きな輪になりエネルギーを貯める

ツバサ「なんだあれ!?」

くりす「なにか貯めてる!」

シン「(おかしい、なんだあれ?あんな技ネブラブリッツに搭載してないはず、、、、、それにそんな大技今使おうと、、、、、)」

ゴールドスモーは勝機と取り接近してくる

シン「やっぱチャージ間に合わない!」

ゴールドスモーのIフィールドバンカーが起動しネブラブリッツを捉える、はずだった。ネブラブリッツのチャージが先に終了しゴールドスモーを破壊していたのだ

ツバサ「ええ!?」

くりす「嘘、、、、、」

シン「(チャージが一瞬で!?何処かに貯めてたのか!?)」

ネブラブリッツが腕を上げ勝利をMCが宣言する、だがシンは見逃さなかった。一瞬ネブラブリッツのマガノイクタチが紫色にスパークした

シン「、、、、、まさか」

ツバサ「次が始まるぞ!!」

トーナメントはどんどんと進んでいく、そして決勝戦

シン「残ったのはエピオンの改造機とネブラブリッツか」

準決勝でサンドロックを一閃で倒したエピオン。ウィングガンダムをベースにエピオンのパーツを使って可動域を広げたエピオン、対するは大技でゴールドスモーを倒したネブラブリッツ

ツバサ「あの赤紫に勝ってほしいな!」

くりす「そうだね、あのブリッツとかいうのなんだかずるしてるみたいで好きじゃない」

シン「まぁそれは人それぞれだからな」

? 「そうよ〜!ガンプラは人それぞれの愛で出来てるんだから♪」

振り向くと紫の髪を伸ばし目の下に星のペイントをし筋肉を惜しげなく晒した男が立っていた

シン「あれ、マギーさん。店は?」

マギー「今日はおやすみよ〜シンちゃんの新型見れるって聞いて飛んできたの〜♪」

ツバサ「シン、誰だこの人?」

シン「ん?ああこの人はマギーさん、ワールドランカーの1人でGBNを始めたばかりの初心者ダイバーに楽しくプレイしてもらうため、自主的にナビゲーター役をつとめている親切なダイバーさんだよ」

マギー「マギーよ初めまして」

マギーは手を差し出す、ツバサとくりすも手を出し握手する

ツバサ「ツバサだ」

くりす「く、くりす、です」

マギー「初めての方達?」

シン「うん、この後のバトル2人を乗せてやるんだ」

マギー「あらー!いいじゃない!コクピットから見る風景は凄いわよ!!ひょっとしてリアルのお友達?」

シン「学校の同級生、っと始まるな」

エピオンがビームソードを巨大化させ一気に勝負を仕掛ける、ネブラブリッツはミラージュコロイドで姿を消して回避する。エピオンRはヒートロッドで周りのデブリを粉々にする

ツバサ「何やってんだアイツ?」

シン「デブリを割って位置をあぶり出してんだよ」

ツバサ「?」

マギー「ミラージュコロイドの原理は聞いたかしら?」

くりす「はい、見えなくなるだけでそこにはいるんですよね?」

マギー「そうよ〜よく分かってるわね!じゃあここで問題♪そこにいるけれど見えない物、どうしたら見えるかしら?」

ツバサ「うーん?そこにいるけれど?見えない、、、、、?」

くりす「、、、、、」

マギー「じゃあヒントあげちゃうわ〜♪ヒントはあのエピオンがやってる事よ〜く見てみて?」

エピオンはデブリを砕き撒き散らす、砕けた破片は四方八方に飛び散る

ツバサ「!わかった!!」

くりす「わたしも!!」

ツバサ「そこにいるなら分かるようにすればいい!!要は砂とか撒き散らして居場所を分かるようにすれば言うんだ!!」

くりす「あのガンプラはそれを岩を砕いて砂代わりにしてるんだ!」

マギー「正解よ〜!」

シン「うん」

砕けたにぶつかってミラージュコロイドを出しているネブラブリッツの位置が分かる、エピオンはバルカンでネブラブリッツを攻撃する

ツバサ「当たった!」

マギー「ツバサちゃんはエピオンを応援してるのね?」

ツバサ「堂々の戦ってるほうがいい!」

マギー「そうね〜」

シン「エピオンが押してるな」

エピオンのビームソードがネブラブリッツの左腕を切り落とす、ランサーダートを発射してエピオンのバインダーを破壊する。ヒートロッドで足を掴みデブリに叩きつける、土煙が舞いネブラブリッツの姿が見えなくなる

マギー「エピオン上手いわね」

シン「バインダーを犠牲にしたけど相手はしっかり掴んでる、これなら」

土煙が収まる、するとネブラブリッツのマガノイクタチが上に展開しエネルギーを貯めていた

マギー「ここで大技!?撃つ前に落とされちゃうわ!」

シン「いや!」

エピオンが突撃して来るがチャージを終えビームを放つ、エピオンの半身を焼き動けなくなる。ヒートロッドを逆に引っ張り近付けさせマガノイクタチで首を落としバトル終了の合図が出る

MC「決まったァァ!!トーナメント優勝はネブラブリッツを操るダイバー!イトウマコト!!」

マコト「やった!」

マコトは手を挙げ喜ぶ、だがシンとマギーは

シン「マギーさん、さっきのどう思う?あれ1回戦でも使ってたんだ」

マギー「う〜ん、ただのチャージだと思う気もしないけれど、、、、、早すぎるわね、コンデンサー?ネブラブリッツにそんな機能あったかしら?作り込み?」

シン「、、、、、だといいんだけどね」

マギー「気になる事あるの?」

シン「、、、、、まあ」

MC「マコト選手にはシン選手との対戦権が与えられます!」

マコト「憧れだったんです!よろしくお願いします!」

シン「よろしくお願いします」

MC「それでは準備をお願いします!」

シンはツバサとくりすを連れデスティニーに搭乗する、マコトの方に一瞬視線を向けると凄い形相でシンを睨んでいた、ように見えた

シン「、、、、、えぇ」

ツバサ「どうした?」

くりす「何かあったの?」

シン「いや、凄い睨まれたような、、、、、」

ツバサ「憧れだったって言ってなかったか?それなのに睨んだりしないだろ?」

シン「気のせい、か?まぁいいや2人共しっかり掴まってろよ」

ツバサとくりすはシンの腕にしがみつく

シン「流石にそれだと操縦出来ないから掴んでてくれないか、、、、、」

マギー「シンく〜ん!女の子が乗ってるんだから守らなきゃダメよ〜!」

シン「わかってまーす!」

MC『それではバトルを開始したいと思います!』

マコト『手持ちの武装はないんですか?』

シン「ああ、まだ完成してなくてさ。機体本体の調整だからよろしく」

マコト『、、、、、はい』

MC『それではバトルスタァァト!!』

開始の合図と共にランサーダートを放つネブラブリッツ、シンはそれを最小限の動きで避ける。続けてビームを連射するが全て躱されてしまう

マコト『このぉぉ!!』

マガノイクタチのに内蔵してあるマガノシラホコのワイヤーを射出

ツバサ「なんか飛んできたぞ!」

くりす「当たる!」

ツバサとくりすは身構える、だがマガノシラホコを掴みMMI-X340 パルマフィオキーナ掌部ビーム砲で破壊する

マコト『うそぉぉ!!』

ミラージュコロイドを発動し姿を消すネブラブリッツ

ツバサ「消えやがった!」

シン「大丈夫」

スラスターを吹かしデブリから離れる

シン「こうすればスラスターを使わざるを得なくなる、ワイヤーも壊したしな」

何も無いはずの場所で光が起きる

シン「そこだ!」

レールガンを展開し放つ、発光した箇所でレールガンが何かにぶつかり爆発が起きる。ミラージュコロイドが解け左足を失ったネブラブリッツが現れる

マコト『うわぁあ!!』

ツバサ「すご、、、、、」

シン「まだやるか?」

マコト『まだやるか?、、、、、当たり前でしょ、、、、、舐めんなよ!!うぉぉお!!!』

マガノイクタチを展開しあの高出力砲を発射しようとする

マコト『あんたに勝てば僕は!!』

エネルギーの充填が完了しビームを放つ、デスティニーはその場を動かない。翼を展開し光を放つ

マコト『ヴォワチュール・リュミエールじゃあそれはガードできない!!』

シン「あのさ」

光の翼がデスティニーを守るように包み込む

シン「俺がいつこのデスティニーの光の翼がヴォワチュール・リュミエールだって言った?」

光の翼には大きく分けて2つ存在する。1つは太陽から放出される太陽風や、荷電粒子をリング周囲に展開した微細な量子の膜で受け止め、「量子ディラック干渉」なる現象によって空間構造への干渉を介し光圧へと変換。推進力とする惑星間航行用の推進器のヴォワチュール・リュミエール、そしてもう1つはV2ガンダムが、急激な加減速を行う際、余剰エネルギーが放出され、光輝く翼の形状をとったもの。モビルスーツというメカニックにおける推進機構、「ミノフスキー・ドライブ」

シン「このデスティニーの光の翼はミノフスキー・ドライブとヴォワチュール・リュミエールを合わせたものだ!!」

光の翼で覆われたデスティニーにビームが衝突する、だがビームはどんどん減衰していき次第に消えてなくなる

マコト『うそだ、、、、、』

シン「もう一度言うぞ、まだやるか?」

マコト『ふざけんなよ、、、、、そんなのチートじゃないか、、、、、』

シン「作り込みだろ、チートなんかじゃない」

マコト『なんなんだよ、、、、、あんたに勝てば俺は一躍有名人だったのに、、、、、それなのに!!』

ネブラブリッツが加速しながらビームライフルを乱射する、シンも加速しながら避けネブラブリッツの右腕を握りパルマフィオキーナで破壊する

マコト『クソぉぉお!!!』

シン「1つ答えろ、お前のあの技、チャージが必要なはずだ、なのになんであんな一瞬で使えたんだ」

マコト『、、、、、くく』

マコトの様子が変わる

マコト『クハハハハッ!!!そこまでバレてるんだ?じゃあもう隠す必要ないよね、、、、、』

コントローラーを操作しSPモードを選択する、その瞬間ネブラブリッツの全身から紫の禍々しい光が溢れ出す

マギー「あれは!!」

MC『な、なんだぁ!?』

シン「っ!ブレイクデカール!」

マコト『そうだよ、こんな所で使う羽目になるなんてね、、、、』

ブレイクデカール、GBNにおいて使える違法改造パーツで、これを使用するとガンプラの性能が格段に引きあがる。だが代わりにGBNに強烈なバグが発生するという危険な代物。破壊された腕や脚が再生していく

ツバサ「なんだよ、あれ、、、、、」

くりす「怖い、、、、、」

ネブラブリッツがデスティニーにマガノシラホコを放つ

シン「荒っぽくなる!しっかり掴まってろ!」

回避して反撃しようとするがエネルギーチャージを終えたビームを放つ、先程よりも何倍もの威力がデスティニーに襲いかかる

マギー「避けなさい!!」

シン「、、、、、」

デスティニーに直撃するビーム、だが

マギー「シン君!!」

シン「ふざけんなよ、、、、、」

光の翼でビームを完全にガードし爆風を腰の対艦刀「バルムンク」を引き抜き吹き飛ばす

シン「GBNは、、、、、皆で楽しくバトルする場所だ、それをお前はそのブレイクデカールのせいで壊れるんだぞ!!分かってるのか!?」

マコト『僕はGBNで有名になりたいんだ!そうすれば女の子も集まってくる!!』

シン「そんな下らない事の為にブレイクデカールに手を出したのか!?」

光の翼を展開しネブラブリッツに迫っていく、ビームやマガノシラホコ等でシンの行く手を阻もうとするが

シン「ここはアンタみたいな奴がいていい場所じゃない!!」

バルムンクで右腕を切り落としすれ違いざまに肩からフラッシュエッジ2を出しサーベルモードでマガノイクタチを切り裂く、破壊された部分が修復しようと光り出す。全身が再生し

マコト『僕が勝つんだ!!』

シン「アンタは俺には勝てない!!」

光の翼で攻撃を避けビームをフラッシュエッジ2で斬りそのままブーメランにして投げる

マコト『クソっ!バケモノめ!!』

シン「アンタの下らない行いがGBNを楽しんでる人達を不幸にするんだぞ!!ふざけるなァァァ!!!!」

頭部をパルマフィオキーナで握り潰す

マコト『嘘だ、、、、、ブレイクデカールを使っているのに、、、、、!!』

シン「そんなものがなくても強くなれる、、、、、アンタは道を間違えた」

胴体を蹴り飛ばしデブリにぶつける

シン「マギーさん運営に報告して下さい」

マギー「、、、、、わかったわ」

程なくしてマコトは運営の者に連行される、それを見送りシンはツバサとくりすに頭を下げる

シン「ごめん2人とも」

ツバサ「なんで頭下げてんだよ!」

くりす「そうだよ」

シン「俺のせいで危ないことに巻き込んだ、俺の事はどんなふうに思われても構わない、、、、、でもGBNは悪くない!嫌いにならないで欲しいんだ」

シンは頭を上げず下げたまま動かない、ツバサとくりすはどうすればいいか分からない。するとマギーが

マギー「私からも謝るわ、ごめんなさい。とんだGBNデビューになってしまって、、、、、」

ツバサ「、、、、、そんな事ない」

シン「え?」

くりす「うん、凄く楽しかった」

ツバサ「だよなだよな!!あの光の翼?凄かったよな!!ぶわーって!!」

くりす「綺麗な光で守られて安心したよ」

シン「じゃあ、、、、、」

ツバサ「ああ!」

くりす「うん!」

ツバサ くりす「GBNやってみたい!」

 

 

 

つづく、、、、、

 

 

 

 




シン「マギーさんが出てきたな」
作者「予定だとビルドファイターズのキャラも出そうかと思ってます、カイザーとかグレコとか」
シン「作者、漫画のカイザー戦が好きだよな」
作者「あれは愛に溢れた戦いだった」
シン「それでは今回はここまでです!」
作者「まっ種〜」






今回作ったガンプラですが、デスティニーをベースにリナーシタの翼とアメストのレールガン、ウィングゼロの胸部と肩、ダブルオースカイのガントレットを使用しています、武装はMGSのウェポンユニット06 サムライマスターソード、ウェポンユニット01 バーストレールガン×2を使用しています。機体名はエレメントデスティニーです。コンセプトはストライクフリーダムとインフィニットジャスティスに負けないです。勝手な妄想なので笑って流して下さい。それではー


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4話 新たな挑戦

作者「コロナ早くおさまってぇぇ!!お外行けないのぉぉぉ!!」
シン「作者が禁断症状に、、、、、(ほろり)」
翼 「昔からこんなだろ?」
クリス「つ、翼、、、、、」
作者「ガンプラいっぱい作るのぉぉお!!積みプラ消化ぁぁあ!!」



side 真 響 翼 クリス 未来

真 「ふぅ、、、、、」

GBNからログアウトし現実世界に戻ってくる3人、時刻は6時を過ぎていた

翼 「もうこんな時間か」

クリス「あっという間だったね」

真 「ガンプラはまた今度だな」

翼 「おう!明日でもいいか?」

真 「俺は構わないけど、雪音は?」

クリス「私も構わないよ」

響 「私も明日暇だよ!!」

未来「響?先輩たちの話だよ?」

いつの間にいた響と未来が話に加わる

翼 「俺は構わないぞ、ガンダムの事全然わかんないから色んな意見欲しいし」

クリス「うん」

響 「やったー!」

真 「じゃあ明日にするか、送ってく」

クリス「ありがとう、でも大丈夫だよ?」

真 「いいから、こんな時間に女の子だけで帰らせたら親にドヤされる」

店を出て翼とクリスの家に向かう

真 「2人は昔から仲良いのか?」

翼 「ああ、小さい頃からな」

クリス「うん、ずっと一緒」

響 「私と未来と一緒だね!」

未来「そうだね」

翼 「真はいないのか?幼なじみ」

真 「いないな、、、、、」

程なくして翼の家に辿り着く、のだが

真 響 未来「「「デカッ!」」」

翼 「そうか?」

クリス「そう?」

真 響 未来「「「デカい!!」」」

流石内閣諜報官の家、大豪邸である

翼 「送ってくれてありがとな〜!」

続いてクリスの家に向かう

クリス「翼の家からそんなに遠くないよ」

数分歩くと少し大きめなタワーマンションに辿り着く、すると真と響、未来が顔を合わせ

真 「ここ全部家かな?」

響 「いや、もしかしたらこれブラフなんじゃない?」

未来「確かに、、、、、」

クリス「聞こえてるよ?普通に一部屋だからね?」

少しほっとする

クリス「ありがとう明日香君、また明日」

真 「じゃあな」

続いて未来の家に向かう

真 「陸上部どうだ?」

未来「、、、、、タイムに伸び悩んでて」

真 「タイムか」

未来「先輩はどうしたらいいと思いますか?」

真 「そうだな、、、、、未来はなんで陸上始めたんだ?始めた頃の自分と今の自分の違いってなんだ?」

未来「始めた頃の自分、、、、、」

真 「初志貫徹、1度始めた頃の気持ちを思い出してみるのもいいんじゃないか?」

響 「師匠の教えだね!」

真 「師匠ってあの人外の人だろ?」

響 「失礼だよお兄ちゃん!あ!、未来のお家に着いたね!じゃあね!未来!」

真 「陸上頑張れよ」

未来「はい」

未来と別れ自宅に向かう2人

真 「帰ったら勉強だぞ」

響 「分かってるよ、、、、、お兄ちゃんの新型のガンプラかっこいいね!」

真 「それはどうも」

響 「翼さんとクリスさんもGBN始めるんだね」

真 「あんな思いしたのにGBNやりたいって言ってくれてよかったよ」

響 「お兄ちゃんのお陰じゃない?」

真 「だといいけど」

 

 

 

side 翼

翼 「ただいまー」

? 「帰ったか」

眼鏡をかけた男が出迎える

翼 「ただいまお父様」

出迎えたのは翼の父、八紘だった

八紘「珍しく遅いな」

翼 「ごめんなさい」

八紘「構わん」

翼 「お父様、俺やりたい事があるんだ」

八紘「やりたい事?」

翼 「GBNって奴なんだけど」

八紘「たしかガンプラを使うゲームだったか」

翼 「そうなんだ!今日知り合いのやつ見ててやりたくなったんだ!」

八紘「珍しいな、お前がそんなふうに言うなんて」

翼 「やってみていいかな」

八紘「構わん、が」

八紘は翼に拳を突き出し

八紘「やるからには全力で取り組め!半端なぞ許さん!!」

翼 「はい!!」

拳を合わせる

 

 

 

side クリス

クリス「ただいま」

? 「おかえりなさい」

クリス「ただいまママ」

クリスの母、ソネットが夕飯の用意をしていた

ソネット「ご飯出来てるから手を洗ってきなさい」

クリス「はーい」

手を洗い席に着く

ソネット クリス「頂きます」

クリスは今日の出来事を話た、不良に襲われそうになった時真に救われ落とした生徒手帳を届けに行きGBNに出会った

ソネット「GBNね、よく特集とかでやってるの見かけるかな」

クリス「ねぇママ、私GBNやってみたいの」

ソネット「んー、いいけどちゃんと勉強する事。成績落としちゃダメよ?」

クリス「うん!」

 

 

 

side 真 響

真 響 「ただいま〜」

母 「おかえり、GBN行ってたの?」

真 「うん」

響 「そうだよ」

母 「そう、手洗ってらっしゃい、ご飯よ」

響 「わーい!お腹空いた!!」

真 「こら走るな響!」

真 響 父 母「頂きます!」

父 「真、最近GBNはどうなんだ?」

真 「普通だよ」

響 「お兄ちゃん今日女の子2人も連れてきてたんだよ!」

父 「お!そうなのか!」

真 「違うよ、生徒手帳落として届けてくれたんだ」

母 「真にも春が来たのね〜」

真 「違うって」

響 「GBNに誘い込んだじゃ〜ん!」

真 「お前と未来が引き込んだようなもんだろうが!」

 

 

 

〜翌日〜

side 真 翼 クリス

真 「ふぁ〜」

大欠伸をして通学路を歩く真、あの後デスティニーの武装作りに時間を費やしてしまい気づけば夜中になってしまっていた

真 「寝みぃ、、、、、」

クリス「おはよう明日香君」

クリスが真を見つけ近寄ってくる

真 「ん、おはよう雪音」

クリス「すごく眠そうだね」

真 「パーツ作ってたら夜中になってた」

クリス「ダメだよ、ちゃんと寝なきゃ」

真 「だな、そういえば親御さんなんだって?」

クリス「GBNやっていいって、勉強ちゃんとすればって言われた」

真 「ウチと同じだ」

翼 「クリス!」

クリス「おはよう翼」

翼 「おはようクリス!真もおはよう!」

真 「おはよ、風鳴」

翼 「おう!俺は翼でいいぞ!」

真 「、、、、、善処する」

3人で歩いていると翼とクリスの友達が近寄ってくる。真は素知らぬ顔をして離れようとする、がクリスに腕を掴まれてしまい

クリス「どこ行くの?」

真 「いや、俺いたら喋りずらいだろ?」

クリス「なにが?」

真 「いや、色々」

クリス「そんな事ない」

クリスは袖を強く握り

クリス「明日香君は怖くなんかない、すごく優しい人なんだから!」

真 「わ、わかったから!」

翼 「ははは!クリスに気に入られたな!真!」

その後クリスと翼の友人と会話をしクリスと翼がカツアゲの真意(真ボッチ事件)の本当の事を話し誤解を解いてくれた

 

 

 

〜放課後〜

翼 「クリス!真!ガンプラ買いに行くぞ!」

真 「わかったから騒がしいぞ」

クリス「それが翼のいい所なんだけどね」

翼が教室に入って真とクリスの元に走ってくる

クラスメイト「ガンプラ、、、、、?」

クラスメイト「GBNやってんのかな?」

クラスメイト「風鳴さん、良ければ僕が!模型部だし!」

翼 「いや真に教わるからいい」

クラスメイト「明日香君?」

クラスメイト「明日香ってそういうの出来んのか?」

クラスメイト「無理だろ」

翼 「はあ?馬鹿にすんなよ!真は」

真 「はいストップ風鳴」

真は翼の口を押え耳元で

真 「(俺のGBNの事は言うなよ?)」

翼 「モガ?モガモガ!!(はぁ?なんで!!)」

真 「(俺が知られたくないの!)」

翼は渋々頷く、翼を離し教室を出ようとすると

? 「失礼する、明日香 真君がいる教室はここで合ってるかな?」

男女数名が教室に入ってくる、すると先程の模型部の生徒が

クラスメイト「部長!」

部長「やぁ君もこのクラスか、失礼するよ」

真 「、、、、、俺が明日香ですが」

模型部の部長は真を覗き込み

部長「副部長、本当に彼が昨日プラモショップに入ったのか?」

副部長「は、はい!」

副部長と呼ばれた少女が声を上げる

部長「とてもそうとは思えないが」

真 「、、、、、あの用がないならどいて頂けますかこれから用事があるんで」

部長「おっとそうだった、君を模型部に勧誘しようと思って来たんだ」

真 「お断りします」

即座に断る真、部長は頬をひくつかせ

部長「な、何故だね?」

真 「めんどくさいから」

部長「め、めんどくさいだと!?」

真 「俺は部活はやらないって決めてるし」

部長「ぶ、侮辱したな!!」

真 「は?」

部長「もういい!!貴様!!私と勝負しろ!!」

真 「勝負?」

部長「ついてこい!!」

真と翼、クリスは部長に連れられ教室を出ていく

真 「待っててよかったのに」

翼 「なんか楽しそうな事がおきそうだから着いてきた」

クリス「私は翼が暴走しないようにきたの」

辿り着いたのは体育館

部長「勝負は簡単!私と君でバトルをする!」

真 「ここで?GBNないぞ」

部長「ここにはこれがある!!」

部長が何かの布を外す、するとそこには

真 「GPD?」

翼 「なんだそれ?」

ガンプラ・デュエル、『GPD』の略称で主に呼ばれる、GBNが登場する前に盛んに遊ばれていたオフラインゲーム。『実機バトル』とも呼ばれている。MSを操作する際の操縦系統はGBNと同じだが、GBNと違い実際にガンプラを動かすシステムでガンプラがダメージを受ければ破損してしまう

真 「まだ動くのあったんだ」

部長「僕らがメンテしてるからね!」

真 「要はこれで俺とバトルしろってことか」

部長「そういうことさ!まぁ?ガンプラを持っていればの話だけどね!」

部長は高らかに笑う、部長はアタッシュケースからガンプラを取り出す

部長「私のガンプラヤークトアルケーに勝てるガンプラなどそんじょそこらにある分けないが!!」

真 「ヤークトアルケー、、、、、また市販されてないものをよくもまぁ、、、、、」

ヤークトアルケーガンダム。イノベイターが開発した擬似太陽炉搭載型モビルスーツ、アルケーガンダムに追加装備を取り付けた機体で、これはチームトリニティの乗機であったガンダムスローネシリーズが装備していた物の改良型を一つにまとめた物となっている。腰部にはGNコンデンサー内蔵の追加アーマーが装着されており、増大した粒子消費量をカバーしている。また、両脚部には武装やGNステルスフィールド発生機能などを搭載したGNコンテナを装着している。

真 「で?1人でいいのか?」

部長「なんだね?ひとりじゃ心もとないと?仕方ないな後ろの彼女らも、、、、、」

真 「違う、アンタ1人でいいのかって聞いてんの」

部長「な、なんだと!?」

真 「俺GPDは初めてじゃないし、ハンデあげた方がいいかなって」

部長「ふ、ふふふ!!いいだろう!!後で吠えずらかくなよ!!」

最大で6人対戦出来るマシーンなので真と部長を除いた4人が加わる

真 「これぐらいあれば言い訳されずに済むな」

真はバッグからデスティニーが入ったケースを取り出しセットする

部長「な、なんだと!?本当にガンプラを持っているのか!?(しかもなんて出来栄え、、、、、!!)」

真 「いいからさっさと始めよう、せっかくの午前授業が無駄になる」

部長「この!!それでは始めるぞ!!」

 

 

 

side 真

エレメントデスティニーが空を飛ぶ。フィールドはグランドキャニオン。昨日作った武装は2つ、1つはGNソードⅢ、そしてエクシアが使うGNシールド。あの時間で仕上げられる武装はこれしか無かった、しかも何故GNソードⅢなのかと言うとガントレットを装備したことにより腕を覆う系の武装が付けづらくなってしまったのだ

真 「ヤークトアルケーは分かってるけど後は、、、、、っと!」

ビームを避けるデスティニー

真 「ガデッサにガラッゾ、、、、、擬似太陽炉搭載型か」

模型部員「部長はやらせないぞ!」

まず攻撃を仕掛けてきたのはガデッサとガラッゾ、イノベイター専用機「GNZシリーズ」いわゆる「ガ」シリーズの2機が現れる。GNソードⅢライフルモードで牽制し接近する、ガラッゾが前に出てGNビームクローを展開し振りかぶる

真 「甘い!」

模型部員「は、はやっ」

懐に入り蹴り飛ばす、ガラッゾの後ろからガデッサがビームサーベルを抜きデスティニーに振り下ろす。GNソードⅢで受け止めレールガンを叩き込む

真 「ちゃんと作り込んでるな!一撃じゃ倒せないか!」

装甲の一部は破壊出来たがまだバトル可能、追撃しようとするが後ろから援軍が現れる

真 「ちっ!合流されたか!」

援護に現れたのは

真 「1,5ガンダムか!」

模型部員「アルヴァロンキャノン発射!」

1,5ガンダム、リボーンズガンダムの原型機で0ガンダムの直系となるイノベイド用のガンダムで、数字の「1」をアルファベットの「I」に見立ててアイと読み「5」をアルファベットの「S」に見立てて「1.5」で「アイズ」と読む。その名の通り、全性能が1ガンダムと比較して1.5倍に強化されている。最大の特徴は1ガンダムからの外見上の変更点であるバインダーは自在に可動し、大気圏内安定飛行用のフライトモード、高速飛行用のハイスピードモード、GNバスターライフルの粒子ビームを強化するアタックモード、GNシールドの防御性能を強化するディフェンスモードなどに可変。また、バインダー自体が大型のクラビカルアンテナとしての機能を有しており、これによってGN粒子をより効率的にコントロールすることが可能となっている。アルヴァロンキャノンを放つ

真 「厄介だな!」

模型部員「なっ!?」

アルヴァロンキャノンを避けGNソードⅢのライフルを放つ。ガラッゾがGNフィールドを展開し1,5ガンダムを守る

真 「GNフィールドなら!」

一気に近付きソードモードでフィールドの発生器を切り落としウィングに搭載したビームキャノンでガラッゾを破壊する

模型部員「嘘、だろ!?」

真 「まず1機!」

動かなくなったガラッゾを蹴り飛ばし1,5ガンダムにぶつけ吹き飛ばす

真 「そろそろGNメガランチャーが、、、、、来る!」

GNメガランチャーが放たれる、上昇し避け動き周りロックさせないようにする、1,5ガンダムとガデッサが弾丸の雨を降らせる

真 「(連携も中々!)」

レールガンを放ちメガランチャーを破壊する

模型部員「うわっ!?」

真 「悪いけど落とさせてもらう!」

光の翼で加速しゼロ距離で肩からフラッシュエッジ2を抜きガデッサをバラバラに切り落とす

模型部「いつの間に!?」

真 「このまま、っ!?」

1,5ガンダムに攻撃しようとする、が直感で機体を捩る。するとデスティニーの半身があった場所をビームが通り過ぎる

真 「狙撃、、、、、!4機目か!これだけ擬似太陽炉搭載型がいるなら、、、、、そこだ!」

ビームを狙撃をしてきたポイントに放つ、そこに居たのは

真 「えっ」

ガデッサ、ガラッゾ、1,5ガンダム、ヤークトアルケーと来た。だから擬似太陽炉搭載型、、、、、ガッデス当たりと読んだ真、だがそれを大きく裏切る

真 「ザクスナイパー!?」

狙撃してきたの光学迷彩のコートを着たザクスナイパーだった。あの狙撃が当たっていれば一溜りもなかった

真 「(俺にこんな狙撃の力はない!)」

岩陰に隠れ相手の出方を見る、ザクスナイパーはまた光学迷彩を来て隠れる。

真 「(光学迷彩は厄介だ、1,5は倒しときたかったけど、、、、、てかなんでヤークトアルケーは出てこない?ファングで援護すればいいのに)」

考えても仕方ないと思いザクスナイパーが居そうなポイントを絞る

真 「(確率が1番高そうなのはここだな、でも)」

真はあえて居る確率が1番低い所に向かう、そこには1,5ガンダムと砲身だけ光学迷彩から出たザクスナイパー

真 「やっぱりな!」

空高く飛びザクスナイパーの前に現れる、反応が遅れた1,5ガンダムがライフルを構える

真 「遅い!」

GNソードⅢでライフルを破壊しパルマフィオキーナで頭部を壊し戦闘不能にする、光学迷彩を剥ぎ逃げようとするザクスナイパーをフラッシュエッジ2で四肢を破壊し行動不能にする

模型部員「い、一瞬で2機、、、、、!?」

真 「残ってるのは」

部長「私だけということか!」

仁王立ちして岩山に立つヤークトアルケー

真 「なんで援護しなかった?」

部長「ふん、私の援護など必要ないと思ったからに決まっているだろ?まぁ期待を裏切られてしまったが?」

真 「期待?」

部長「君如きに負ける部員は要らない、退部したくなければ頑張ってくれると思っていたんだがね」

真 「、、、、じゃあこいつらは模型部を辞めさせられるってことか」

部長「残念ながらね」

翼 『なんだそれ!むちゃくちゃじゃないか!』

クリス『酷い!』

部長「私の言葉は絶対なんだ」

真 「、、、、、くだらない」

部長「なに?」

真 「くださいって言ったんだ、アンタの言葉は絶対?ふざけるな」

デスティニーはGNソードⅢを向け

真 「ガンプラバトルは楽しむものだ、それで負ければ退部?くだらない!」

部長「くだらないだと!?強い部を作る為に弱い者を切り捨てて何が悪い!!いけ!!ファング!!」

ファングを放つヤークトアルケー、射出された瞬間に真にファングを2機撃ち落とされる

真 「アンタは高いところで見物してただけだろ!何もしてない奴があーだこーだ言ってんな!!」

ファングを避けながら落として行く

部長「このぉぉ!!」

GNバスターソードを抜きデスティニーに叩きつける、シールドで受け止める

部長「バスターソードをそんなシールド如きで耐えられる訳が!」

真 「耐えられるに決まってんだろ!!」

バスターソードとシールドの間で激しいスパークが起こる

部長「なにぃ!?」

真 「間に合わせで作ったわけじゃない!」

対ビームコーティングは勿論内側に薄い鉄板を入れ強度を上げてある真のGNシールド

真 「アンタ、弱いだろ」

部長「な、なに!?」

真 「自分ばっかりのひとりよがり!そんなんじゃ勝てるわけない!」

部長「うるさい!!黙れ!!」

GNランチャーにGN粒子をチャージし始める、真はデスティニーを空中で待機させる

部長「なんのつもりだ!!」

真 「撃ってこいよ」

部長「な!?舐めるなぁァ!!GNランチャー!!発射ァ!!」

チャージ完了と同時に発射する、デスティニーは光の翼を起動させ全身に纏い受け止める

部長「GNランチャーを受け止めている!?」

真 「この程度、デスティニーには効かない!!」

放射が終了しビームが消える、デスティニーは無傷

模型部員「あ、あのガンプラ、、、、、やっぱりGBNの配信で見た!閃珖の新しいガンプラ!」

模型部員「じゃああの明日香って奴が、、、、、閃珖!?」

残りのファングを全て出しデスティニーに襲い掛かる、GNソードⅢと左腕で逆手に持ったバルムンクでファングを全て落としヤークトアルケーに接近戦を挑む

部長「ファングを全て落としたぐらいでいい気になるな!!アルケーに接近戦を挑むその行為は無謀だ!!」

GNバスターソードを2本とも抜き振り下ろすGNソードⅢだけで受ける

部長「ば、馬鹿な!こっちは2本とも使ってるんだぞ!?」

真 「そのヤークトアルケーアンタが作ったのか?」

部長「な、なに?」

真 「アンタが作ったのかって聞いてんだよ」

GNソードⅢの刃が徐々にバスターソードにめり込んでいく

真 「ヤークトアルケーの性能を生かしきれてない!!なんでステルスフィールドで俺のレーダーを阻害しない?そのGNランチャーは飾りか?それを最初から撃ってれば戦況は変えられた」

バスターソードを斬る、隠し腕にサーベルを持たせ不意打ちをしようとするが掴まれへし折られる

真 「人に部活辞めろとか言うな!!アンタ部長なら自分も同等でいろ!!アンタが部活辞めろ!!」

コクピットにGNソードを突き刺しバトルが終了する

 

 

 

side 真 翼 クリス

翼 「真が勝った!」

クリス「明日香君!」

真 「ん」

2人が手をあげている

真 「?なに?」

翼 「ハイタッチ!ほら!」

両手を上げ

パチンっ!

ハイタッチを交わす

真 「じゃあ2人のガンプラ選びに行くか」

体育館から出ていく

部長「なん、なんだ、、、、、彼は」

模型部員「彼は多分、、、、、」

模型部員「GBNのワールドランカーの1人だと思います」

部長「ワールド、ランカー!?」

 

 

 

 

つづく、、、、、




作者「と、こんな感じで無双してみました」
シン「俺は別にいいが翼とクリスのガンプラは?」
作者「次で出すよ」
シン「で、仮面ライダーの方は?」
作者「振り返らない!!一直線よ!!」
シン「あ〜、作者が逃げたのでここまでです!ありがとうございました!!」


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5話 翔く剣 福音の弾丸

作者「仮面ライダーの方原稿飛んだ、、、、死にたい」
シン「どんまい、日頃の行いだ」
作者「後装甲娘が楽しくて、、、、」
シン「おい」
作者「これガンプラでも出来るんじゃない?」
シン「またなんか言ってるよ、、、、作者はほっといで5話どうぞ!」


side 真 響 翼 クリス 未来

真 「2人はどんなガンプラがいいか考えてきたか?」

翼 「剣持ってるやつがいい!」

クリス「私は近くで戦うのは少し怖いかな」

真 「じゃあ射撃メインがいいか」

響 「お兄ちゃ〜ん!」

プラモショップの前で響と未来がこちらに手を振っている

真 「お前ら学校は?」

響 「研究授業で私達は午前授業だよ!」

未来「はい」

真 「そういやそんなこと言ってたな、じゃあ入るか」

店に入る一同

真 「じゃあ選んでいくが、、、、、まぁ俺らが選ぶより自分で選んだ方が愛着も湧くからな、風鳴は響と未来が一緒に見てくれ、俺は雪音を見るから」

翼 「じゃあ後でなクリス!!」

翼は響と未来を引き連れプラモコーナーに向かっていく

真 「風鳴は元気だな、、、、、」

クリス「それが翼のいい所だよ」

真 「あいつ見てると響に見えてくんだよなぁ」

クリス「あ、あはは、確かに少し似てるかもね」

真 「だろ、、、、、じゃあ俺らも行くか」

プラモコーナーに足を運ぶ2人

真 「んー射撃メインだと、こいつなんてどうだ?」

クリス「えっと、ガンダムデュナメス?」

真 「射撃ってより狙撃メインになるな」

クリス「狙撃、、、、、」

真 「あ、こいつもいたか」

クリス「セラヴィーガンダム、大きいね」

真 「火力はあるけど動きがな、、、、、どうだ?」

クリス「うーん、ピンと来ないかな」

真 「じゃあ次行くか」

別のエリアに移動する

真 「これは?」

クリス「ヘビーアームズ?わぁ凄い沢山ミサイルとか持ってるんだ」

真 「これ」

クリス「ガンダムレオパルド、腕が銃になってる。でもちょっと違う、気がする」

真 「ん〜いっそUC系にするか?ほい」

クリス「V2アサルトバスター?ガチャガチャしてるね」

真 「これっ!」

クリス「ゼットゼット?」

真 「ZZ(ダブルゼータ)って読む」

クリス「動きづらそう、、、、、」

 

 

 

 

side 響 翼 未来

響 「じゃあどんなのがいいですか!」

翼 「剣持ってる奴がいい!」

響 「剣ですか、、、、、ならこれどうです?」

翼 「なになに?ガンダムバエル?」

未来「確かにバエルなら剣も持ってるしバインダーのおかげで高速戦にも使えそう」

響 「でしょでしょ!」

翼 「んーちょっと違うかなぁ」

響 「そうですか、じゃあ次は、これ!」

翼 「イフリート・ナハト?ガンプラなのか?」

響 「あーそっかガンプラってガンダムの事だと思っちゃってる感じか、、、、、ガンプラですよ!ガンプラって言うのはガンダムシリーズのプラモデル、略してガンプラです!翼さんが知っているのはガンダムって言う種類でこれはガンダムに出てくる敵組織のモビルスーツなんです!」

翼 「へー、でもな、、、、、強そうだが俺のイメージとは違うんだよなぁ」

響 「じゃあこれどうですか!?」

翼 「えっと、ゼロゼロ?ゼロワン?」

響 「00(ダフルオー)って読むんです!ゼロワンは仮面ライダーです!アルトじゃないとー!」

翼 「この肩のなんだ?」

未来「これはGNドライヴっていって00シリーズの動力源なんです」

翼 「腕動かす時邪魔そうだな、、、、、」

響 「むぅ、ならエクシアどうですか?」

翼 「エクシア?これか」

未来「接近戦が得意な機体ですね」

翼 「悪くないな!」

響 「じゃあとりあえずキープで!」

未来「接近戦ならソードストライクとかいいんじゃない響?」

響 「おお!ナイスアイディア!」

SEED系のプラモコーナーに移動する

未来「ソードストライク自体はHGで出てないからパーストから流用になるかな」

響 「そうだね、あでもHGCEのストライクの方が可動域いいよね?」

未来「ジレンマだね」

響 「翼さん、ちなみにご予算は如何程です?」

翼 「ん?ああ、とりあえず足んないと嫌だから2万持ってきたけど」

響 未来「「多っ!」」

翼 「そうか?」

響 「十分ですよ!?」

高校生が普通に持ち歩く金額ではない

翼 「あんま無駄使いするなってお父様に言われて来たからな、小遣いは取ってたんだ。たまに新しいヘッドフォン買うぐらいだしな」

響 「そ、そうですか、、、、、でもこれなら」

真 「いや、そんな買わせる気?」

 

 

 

side真 響 翼 クリス 未来

響 「お兄ちゃん!クリスさんの見つかった?」

真 「ダメだな、ピンと来ないんだと」

クリス「ご、ごめんなさい」

真 「あ、いや責めてるわけじゃないから。風鳴は決まりそうか?」

響 「今のところエクシアをキープしてソードストライクにしようかって話してる」

真 「エクシアは分かるがソードストライクって、、、、、多々買いさせる気か?」

響 「予算は大丈夫って言ってるから、、、、、」

真 「いやソードストライクとかのパーツなら射出成型機で俺が出せばいいだろ?」

響 「ああ!そうか!」

翼 「なんだ、その射出成型機って」

真 「GBN内で手に入れたパーツデータをその機械に通すとそれを立体化させてくれる夢のマシーンだな」

真がソードストライカーなら俺がデータ持ってると言うので機体選びに集中することになった

翼 クリス「「ピンと来ない」」

真 響 「「デスヨネー」」

翼 「数が多すぎだ!」

クリス「ザクって書いてあるやつだけで沢山あるし、、、、、」

真 「ザクを引き合いに出したら無限ループするぞ」

未来「あはは、、、、、あ、」

真 「どうした?」

未来「いえ、これ」

未来が手に取ったのはインパルス

真 「インパルスか、それがどうした?」

未来「つい最近まで先輩が使ってたなぁって」

真 「、、、、、そうだな、家に飾ってるよインパルスは」

懐かしそうにインパルスのパッケージを撫でる真、それを見ていた翼とクリスは何かに注目する

翼 クリス「「これ、、、、、」」

2人が取ったガンプラ、それは

真 「アストレイか」

翼 「アストレイ?」

真 「アストレイ、「王道ならざる者」って意味だ、こいつは種類が何個かあってレッドフレーム、ブルーフレーム、ゴールドフレームが代表的だな」

翼 「ブルーフレーム、、、、、」

クリス「レッドフレーム、、、、、」

2人はブルーフレームとレッドフレームを手に取る

翼 「俺、こいつに、、、、、ブルーフレームにする」

クリス「私もこのレッドフレームにする」

響 「え?でもブルーフレームはともかくレッドフレームは、、、、、」

真 「そいつらがいいんだな?」

翼 「ああ、なんか呼ばれた気がしたんだ」

クリス「私もこの子に呼ばれた気がしたの」

真 「いいんじゃないか」

翼 クリス「「おう!(うん!)」」

真 「じゃあまず会計して来てくれ、そしたら制作室借りて作っていこう」

翼とクリスはブルーフレームとレッドフレームを持ってレジに向かう

響 「いいの?お兄ちゃん、ブルーフレームは要望通りだけどレッドフレームはちょっと違うよね?」

真 「ああ、だからあそこからいじってく。それに」

響 「それに?」

真 「自分がこれだと思ったものに他人がとやかく言うものじゃない、だろ?」

響 「そうだね、それがガンプラ、ガンプラは」

真 響「「自由だ」」

 

 

 

〜制作室〜

真 「さて、じゃあブルーフレームとレッドフレームを作っていこうか」

翼 「なあ!」

真 「ん?」

翼 「さっき響と未来が言ってたソードストライク?の武器ってこいつに付けられるか?」

真 「できないことは無いけどなんで?」

翼 「せっかく俺達のために考えてくれたんだし取り入れたいんだが」

響 「つ、翼さん、、、、、」

真 「じゃあソードストライカーは俺がだすからまずは本体作ってくか、雪音のガンプラの武装もその時考えよう、っとその前に風鳴と雪音に」

真は2人が会計している間に射出成型機で出しておいたパーツを渡す

真 「俺からのプレゼントだ、2人のアストレイ色違いに出来るようにしよう」

クリス「明日香君、、、、、ありがとう!」

真 「じゃあ作っていくか!」

2人のアストレイが徐々に完成していく、響と未来、真でサポートしていき

真 「じゃあ雪音のアストレイの改造からやっていくか」

クリス「はい」

真 「さっき渡したのは肩のパーツと足のパーツだ」

クリス「どうすればいいの?」

真 「まずバーツを切り取って市販のパーツと合わせればいい」

クリスは言われた通りに肩をバックパックと同等の推力を持ち急激な方向転換を可能にする可変スラスター「フィンスラスター」を装備した肩部、稼働時間延長のための追加バッテリー、運動性向上のための足首部の改修パーツに変更

真 「よしとりあえず雪音の機体はこれで完成!」

クリス「やった!」

真 「じゃあ風鳴のだな」

翼 「言われた通りの所まで作ったぞ」

真 「OKじゃあ次にこれだ」

翼の改造は設定でソキウスにやられた時に破壊されてしまった頭部とバックパックを通常の物に変更、所謂セカンドGに変える

真 「よし、これで2人のアストレイはこれで完成した」

翼 「やった、、、、、やったぞクリス!」

クリス「うん!」

真 「色違いのアストレイ2機か、悪くないな」

響 「うん!」

未来「ですね」

真 「じゃあ武器に取り掛かるか」

クリス「あ、翼」

翼 「なんだ?」

クリス「良かったらこれ使って」

クリスはレッドフレームに付属していたガーベラストレートを翼に渡す

翼 「いいのか?」

クリス「うん、多分使わないから使ってくれる人のところにあった方が嬉しいと思うし」

翼 「わかった!ありがとなクリス!」

クリス「うん、じゃあ行こっか」

真 「風鳴」

翼 「ん?」

真 「ガーベラストレート、大事にしろよ」

翼 「当たり前だ」

真 「ならいいや、じゃあパーツ出してくぞ」

真のダイバーギアを射出成型機に差しデータを入力する、数分するとソードストライカーのランナーが排出される

真 「次は雪音のだけど、、、、、どうするか」

響 「基本装備にビームサーベルがあるけど」

未来「それならブルーフレームのフルウェポンなんてどうですか?」

真 「成程な、いいなそれ」

クリス「フルウェポン?」

真 「ああ、ブルーフレームの装備の1つで実弾装備を集めた武装プランだ。まぁGBNじゃあエネルギー切れとかはめっちゃバカスカ撃たない限り無くならないが」

フルウェポンのパーツのデータを入れ成型しクリスに渡す

真 「とりあえずこんなところか」

響 「お兄ちゃんついでにヘビーアームズのガトリングシールド出してあげれば?あれ攻守で使えるし」

真 「そうだな、ならついでにサンドロックのシールドも出しとくか、風鳴のほうにもあった方がいいだろうし」

そうして作業が進み2人のアストレイは完成していく

翼 「で、出来た」

クリス「完成、した」

翼 クリス「やったぁぁ!!」

翼のアストレイ・ブルーフレームはセカンドGをベースにしソードストライカーを装備、左腕にパンツァーアイゼンとマイダスメッサーを合わせたストライクEの物に近い形に変更。右腕にはサンドロックのシールドとアストレイシリーズのビームライフル、脚部にはアーマーシュナイダー

翼 「これが俺のガンプラ、、、、、」

続いてクリスのレッドフレーム、こちらもセカンドGに各部換装、武装はブルーフレームのフルウェポンを使いヘビーアームズのビームガトリングを装備、こちらはカートリッジ式に改造され実弾とビームを使い分けられるようになっている

真 「原作とは真逆な装備だな」

響 「そうだね、レッドフレームが近接、ブルーフレームが中近万能な感じだし」

真 「まあいいけどな自由だし」

響 「だね!じゃあ早速GBNで動かしてきたらどうですか?」

翼 「おお!いいなそれ!」

クリス「うん!明日香君も一緒にどうかな?」

真 「ああ、悪い俺は今日先約があるんだ」

響 「あれ?そうなの?」

真 「ってもGBNなんだけどな、その後でよかったら付き合うよ」

未来「先約ですか?」

真 「そ、第7機甲師団のロンメル大佐に呼ばれた」

響 未来「「だ、第7機甲師団!?!?」」

翼 「う、うわっ!?」

クリス「びっくりした、、、、」

響 「だ、だって!!」

未来「ロンメル大佐って知将ロンメルですか!?」

真 「そのロンメル大佐だよ、なんでも俺がインパルスからデスティニーに乗り換えたのをマギーさんから聞いたみたいでさ。是非バトルしようって言ってくれたんだ」

響 「いいなぁ!!ロンメル大佐とバトル!!」

未来「あのもふもふと、、、、」

真 「、、、、未来さん?」

未来「なんでもないです」

真 「あ、はい、、、、(たまに未来ってよく分からなくなるよな)」

響 「いいなぁ、、、、」

真 「ロンメル大佐に観戦していいか聞いてやろうか?」

響 「いいの!?」

真 「OKかはわかんないぞ、メールしてみるわ」

真がスマホを操作している間に響に翼とクリスが

翼 「なぁ響、その第7機甲師団ってなんだ?」

クリス「ロンメル大佐?って?」

響 「第7機甲師団って言うのはロンメル大佐が隊長を務める、ランキング2位の古参フォースです。通称「ロンメル隊」と呼ばれてます、強豪揃いの実力派フォースで、トラップや欺瞞作戦など智将ロンメルらしいハードでテクニカルな戦闘を得意なんです!」

未来「そのフォースリーダーがロンメル大佐の姿が白いフェレットなんです」

真 「ロンメル大佐がいいってさ、せっかくだから風鳴と雪音もガンプラに乗って向かおう」

響 「私もいいの!?」

真 「アバター作ってあるんだろ?未来も」

響 未来「「うん!(はい!)」」

 

 

 

side シン ヒビキ ツバサ くりす ミク

シン「全員揃ったな、じゃあ行くか」

格納庫に移動しガンプラの前に進む

ツバサ「おお、、、、!」

くりす「私達のガンプラ、、、、!」

シン「大丈夫そうだな、じゃあ行くか」

移動しようとした時シンはふと

シン「そういえばそのアストレイ名前決めたか?」

くりす「名前?」

シン「そ、機体名決めた?」

くりす「アストレイじゃないの?」

シン「アストレイはシリーズの名前だからな、俺のデスティニーもデスティニーって読んでるけど正式名称はエレメントデスティニーだし」

ツバサ「名前、なぁ」

くりす「考えてなかった」

シン「どうする?」

ツバサ「ブルーフレームじゃダメなのか?」

シン「ダメじゃないけどこんだけいじったんだ、なんか名前に足すとかすれば?」

ヒビキ「レッドローズ、、、、」

シン「ヒビキ?」

ヒビキ「あ、いやくりすさんのアストレイなんか赤薔薇ぽいなって」

くりす「レッドローズ、、、、うん、いいかも」

ツバサ「じゃあ俺のは?」

ヒビキ「うぇ!?ち、ちょっと待ってくださいね!ええと、、、、」

未来「ブルーフレアとかどうですか?」

ツバサ「ブルーフレア?なんで?」

ミク「えっと、そのツバサさんのアストレイ、青く燃えてるように感じたんです」

ツバサ「、、、、いいな、ブルーフレア!気に入った!」

シン「レッドローズとブルーフレアか、いいじゃん」

コクピットに移動する、ヒビキとミクはデスティニーに乗る、カタパルトにデスティニーが移動する

シン『先に出るぞ、まずは操縦になれる事。それが大丈夫になったら第7機甲師団のフォースネストに向かおう』

ツバサ『分かった』

くりす『はい』

シン『ヒビキとミクは捕まってろよ、行くぞ!』

カタパルトからデスティニーが発進する、続いてツバサのアストレイがカタパルトに接続される

ツバサ『行くぞ!!ブルーフレア!』

カタパルトからアストレイ・ブルーフレアが空へと羽ばたく

くりす『わ、私も、、、、行こう!レッドローズ!』

続いてレッドローズが飛び立つ

シン『じゃあまず操縦桿で機体自体を動かしてみよう』

ツバサ くりす『『はい!』』

2機のアストレイが縦横無尽に飛び回る

シン「飲み込みが早いな」

ヒビキ「初心者の動きじゃ無いよあれ」

シン「センスがあるんだろうな」

ヒビキ「お兄ちゃんも初めてであの動きはおかしかったけどね」

シン「、、、、たまたまだろ」

30分程操作訓練をし

シン『よし、とりあえず一通りはそんなもんかな』

ツバサ『早くバトルしたいなくりす!』

くりす『そうだね!』

シン『じゃあ第7機甲師団の所行こう』

 

 

 

〜第7機甲師団フォースネスト〜

第7機甲師団のフォースネスト、ギャロップにたどり着いたシン達、機体から降りてギャロップから伸びたベースキャンプに足を運ぶ

シン「こんにちは〜」

? 「おや、遠路はるばるすまないね」

ダンディーな声の方に視線を向けると白いフェレットが立っていた

ツバサ「え、マジでフェレットだ、、、、」

くりす「可愛い、、、、」

シン「こちらのフェレットがロンメル大佐」

ロンメル「ロンメルだ、よろしく御嬢さん方」

ヒビキ「ヒビキです!見学させて貰いに来ました!」

ロンメル「元気な御嬢さんだ、バトルはしないのかい?」

ヒビキ「あはは、、、、やりたいんですけど受験生なので、後ガンプラ完成してないんです」

ロンメル「そうか、では今度バトルしよう。楽しみにしているよ」

ヒビキ「はい!」

ロンメル「続いてこれまた可愛い御嬢さんだ」

ミク「ミ、ミクです!ロンメル大佐のファンです!」

ロンメル「おやおや、嬉しいね」

シン「(そうだったんだ、、、、)」

ヒビキ「(ミクいっつも第7機甲師団のバトル映像見てたもん)」

シン「(そうなんだ、、、、)」

ロンメル「あのアストレイを乗ってきたのは君たちかな?」

ツバサとくりすは頷く

ツバサ「ブルーフレアは俺のガンプラだ」

くりす「レッドローズは私のです」

ロンメル「ブルーフレアにレッドローズ、ふむ」

ロンメルがブルーとレッドを観察する

ロンメル「まだ荒いね」

ツバサ「う、、、、」

ロンメル「だがそれにも勝る愛を感じる」

くりす「愛ですか?」

ロンメル「ああ、あのアストレイからは作り手に答えたいと言う気持ちが伝わってくる、いいガンプラだ」

シン「良かったな」

くりす「なんだか嬉しいねツバサ」

ツバサ「こそばゆいけどな」

ロンメル「ふふふ、、、、それではバトルと行きたい所だがツバサ君とくりす君だったかな?君達もやってみないかね?」

ツバサ「いいのか!?」

くりす「で、でもロンメル大佐は明日kじゃなかった、シン君とバトルするんじゃ、、、、」

ロンメル「なに、構わないさ。だがその前に我が隊の先鋭とシン君とバトルをさせて貰いたい」

シン「手の内あかせってことですか?」

ニヤッと笑うシン、ロンメルもニヤッと笑い

ロンメル「どう取ってもらっても構わないよ」

シン「わかりました、じゃあこっちも皆さんの戦法を底つかせるまで出させますからね?」

 

 

 

 

つづく、、、、、




作者「アストレイは適当に妄想で考えました、立体化はしてましぇん」
シン「まぁ作ろうと思えば作れるレベルではあるな」
作者「セカンドGってなんか正当進化感あるよね」
シン「でも確かセカンドGのGってガイじゃ、、、、」
作者「それでは今回はここまで!!さようならぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
シン「長っ!!」


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6話 蒼き炎 紅き薔薇

シン「コロナショックも少し落ち着いたな」
作者「そして私の仕事も変わったな」
翼 「いや、聞いてない」
クリス「まあまあ」
シン「作者の更新も遅かったしな」
クリス「それは庇いきれない」
作者「クリスさん!?最後まで助けてよ!!」
翼 「作者がグダグダ言ってるけど気にせず6話どうぞ!」


side シン ロンメル

ロンメル「それでは始めさせて貰おうか」

シン「わかりました」

ロンメル「第7機甲師団の実力とくとご覧あれ」

シン「負けませんよ」

ロンメル「ふっ、、、、、おや、デスティニーの装備はOOのものかい?」

シン「ああ、はい。ちゃんと作れたのがこれだけなんです、でも万全なんで安心して下さい」

ロンメル「それを聞けて安心した。行くぞ!!」

シンはデスティニーに搭乗する。ロンメル隊はギャロップに戻り自身のガンプラに乗り込む

ロンメル『ロンメル隊出るぞ!』

シン「デスティニー行きます!」

フィールドは湿地地帯、ジャングルが広がり大きな滝もある

ロンメル隊「それでは僭越ながら試合開始の合図をさせて頂きます!、、、、、スタート!!」

まずデスティニーはジャングルに身を隠す

シン「ロンメル隊の特徴はトラップや欺瞞作戦、、、、、正面突破はキツイよなぁ、、、、」

 

 

 

side ヒビキ ツバサ くりす ミク

ツバサ「なんでシンの奴なんで動かないんだ?」

ミク「下手に動くとロンメル大佐の思うつぼだからです」

ツバサ「どういうことだ?」

ミク「ロンメル大佐の部隊、第7機甲師団の得意とする戦法はトラップや偽装工作なんです。既にトラップが張り巡らされてると見て間違えないです」

くりす「じゃあ動くとそのトラップにかかっちゃうからシン君は動かないんだ」

ヒビキ「、、、、、いいや!戦況が動きます!」

 

 

 

sideシン ロンメル

シン「、、、、、しゃあない!!動くか!!」

シンはデスティニーのスラスターを吹かし移動を始める

ロンメル「ふっシン君が動いたか」

クルト『だが既に彼は』

ジャック『我々の手の中ですがね』

黒いギラ・ドーガのパイロットのクルトと狙撃仕様ヅダのパイロットジャックが上の崖から光学迷彩をかけたビック・ガンのスコープからシンの動きをメンバーに転送する

ロンメル「シン君を舐めては行けないぞクルト、ジャック」

ジャック『分かっております』

クルト『こちらはいつでもいいです』

ロンメル「では派手にいこう諸君」

ロンメルの愛機「グリモア・レットベレー」のモノアイが光る。その瞬間、崖のビック・ガンから高出力のビームが放たれる。一体は爆発と爆風で土煙が舞う

ジャック『、、、、命中せず!』

シンはビック・ガンが来るのを予め予想し回避していた。爆煙に紛れ空中に飛び狙撃箇所から割り出したビック・ガンにGNソードⅢライフルモードのビームを放つ

ロンメル『ジャック!』

だがビームはビック・ガンに当たらなかった。ビック・ガンをSFSサブ・フライト・システム乗せていたのですぐに移動し次のポイントに向かう

シン「行かせるか!」

レールガンを発射しSFSを破壊する、ビック・ガンが横転し砲身が壊れる

シン「これで狙撃は、っ!?」

シンは嫌な予感がしてシールドを構える、するとまたもビームがデスティニーに向かって発射される。ビームはGNシールドに直撃するがシールドが少し焦げた程度で済んだ

シン「あ、あぶなっ!」

デスティニーをジャングルに隠し再び硬直状態になる

ロンメル「ビック・ガンを囮にし私の狙撃を命中させる算段だったが、、、、流石シン君、ガードされてしまったか」

クルト『大佐』

ロンメル「クルト、ジャックか。すまないねガードされた」

ジャック『仕方ありませんよ、相手はあの閃珖です』

ロンメル「ふ、、、、だな」

シン「ロンメル大佐が狙撃してきたな、、、、」

グリモア・レットベレーがスナイパーライフルで狙撃してきた映像が映る

ロンメルの操るグリモア・レットベレーは原典機の実戦的な機能拡張をコンセプトとしつつ、過剰なまでの剛性強化や火力と手数を重視した重武装化など、安全性を無視した限界領域の改修が加えられており、並みのダイバーではあつかえない上級者用MSとなっている

シン「ロンメル大佐がスナイパーライフルだけ持って来るわけないよな、、、、」

足元のブービートラップを処理しながらゆっくり進む

シン「ご丁寧にここまでトラップ仕掛けられたら進めないって」

GNソードⅢでワイヤーを切り爆発に備えシールドを前に出す、爆弾が爆発し破片が飛んでくる

シン「、、、、とりあえずこの辺のはこれで終わりか、、、、さてっと」

背部ビームキャノンと腰のレールガンを展開し

シン「今度はこっちの番だ!」

マルチロックし一斉発射フルバーストで一帯を焼け野原にしていく

ロンメル「っ!散れ」

散開し攻撃を回避する、だがシンの攻撃は止むことはなく立て続けに放たれる

ロンメル「くっ!こちらのトラップを面制圧で壊してきたか!!」

ジャック『私は第2狙撃ポイントに向かいます!』

援護に来たバウがアタッカー、ナッターに分かれヅダを乗せ空中に逃れる

ロンメル「早まるなジャック!」

シン「そうなるよな!」

ビームキャノンとレールガンを収納し飛んでいくバウとヅダに向かって光の翼を展開し一気に距離を詰める

ロンメル「くっ!行かせる訳には行かないな!」

バックパックのティルトローターパックで飛び上がりシンの行く手を阻むようにシールドをぶつけ合う

シン「ようやく会えましたね!!ロンメル大佐!!」

ロンメル「上手く炙り出されてしまったね!!」

シン「その為にぶっぱなしましたから!!」

 

 

 

 

side ヒビキ ツバサ くりす ミク

ヒビキ「お、お兄ちゃん、、、、、」

くりす「あ、荒々しいね、、、、、」

一帯を更地にし炙り出す戦法を取ったシンを見て唖然とする一同

ミク「でもアレが正解だと思う、ロンメル大佐のトラップをほぼ破壊した筈だから」

ツバサ「おお!じゃシンの独壇場じゃん!」

ミク「、、、、、だといいんですけど」

ツバサ「?なんでだ?」

ミク「このフィールドはジャブロー、、、、、という事は」

 

 

side シン ロンメル

シン「押し切らせて貰います!!」

GNソードⅢをソードにし振るうレットベレーのシールドを斬り裂きロンメルは後退する

クルト『大佐!』

シュツルムファウストを発射しマシンガンをばら撒くギラ・ドーガ。だがそれを避けロンメルに接近するシン

クルト『早い!!だが!』

ジャック『狙撃させて貰う!』

ジャックのヅダが狙撃ポイントに辿り着きザクスナイパーで使われているビームスナイパーライフルでシンを狙い撃つ

シン「それぐらい!!」

肩からフラッシュエッジ2をだしビームを斬る

クルト『ビームを斬った!?』

ロンメル「これならどうだ!」

実弾のマシンガンを放つロンメル、光の翼で飛び回り避け砲身を握りパルマフィオキーナで破壊し崖に蹴り飛ばす

ジャック『大佐!!』

ビームを連射しシンをロンメルから引き剥がす

クルト『大丈夫ですか大佐!』

ロンメル「ああ、だがローターが片方イカレてしまったな」

クルト『、、、、ではプランE57で』

ロンメル「そうだな、ジャック!聞こえたな!他の者も!」

ジャック『はい!』

グリモアとギラ・ドーガがジャングルに降りる、シンは逃がすまいと追撃しようとするが

シン「逃がすか!っていちいち正確な狙撃だな!」

シンの行く手を的確に邪魔をするジャック

シン「流石「鷹の目」って言われるだけはありますね!!」

ジャック『それを避ける君も流石だ!「閃珖」の名は伊達じゃないな!!』

ジャックの狙撃を避けながらロンメルを探す、すると地下基地に続くゲートを開けていた

シン「ジャブローの地下基地に向かう気か!?」

ジャック『そういう事だ!行け!!』

ジャックの合図でバウがドッキングしシンに体当たりしてくる

ロンメル「さあシン君、来てもらおうか」

バウに押され先程開けられたゲートに落ちていく。ゲートを潜り地下基地に叩きつけられる

シン「こんのぉ!!」

フラッシュエッジ2で組み付いていたバウを斬り行動不能にしゲートから飛び出そうとするがゲートは閉まってしまう

シン「くっ!」

 

 

 

 

side ヒビキ ツバサ くりす ミク

ヒビキ「ああ!地下に入っちゃった!」

現状が分からなくなり大声をあげるヒビキ

ロンメル隊員「皆さんよろしければこのモニターでご覧下さい」

ヒビキ「ありがとうございます!」

ミク「中はどうなってるかな、、、、」

ツバサ「シンならどうにか出来るだろ」

ミク「、、、、、いえ、先輩はこのフィールドきついかもしれません」

くりす「え?」

 

 

 

シン「暗いな、、、、」

影に隠れながら進んでいく、ジャブローの地下基地と言えばファーストガンダムやZで数々の戦闘を行ってきた場所。そして

シン「狭い」

そう、狭いのだ。デスティニーは空中戦や宇宙戦を得意とする、ジャブローはシンにとって戦いずらいフィールドなのだ

ロンメル「どうかなシン君、君にとってはやりずらいのでは無いかな?」

シン「知ってて無理やりフィールドを変えさせる辺り流石知将ロンメルって所ですか?」

グリモア・レットベレーが現れる、ティルトローターは外し代わりに陸戦型ガンダムが背負っているウェポンラックを装備していた

ロンメル「いいや、まださプランF32!」

クルト ジャック『了解!』

ホバーで移動しながらマシンガンを両サイドから放つ、空中に飛び避ける

シン「クソっ!うわっ!?」

天井にぶつかってしまうデスティニー

ロンメル「ふっやはりな!」

ロンメルのマシンガンがシンを襲う、GNシールドでガードするがギラ・ドーガとヅダのバズーカのミサイルが迫ってくる

シン「このっ!」

頭部バルカンCIWSでミサイルを撃ち落とす、するとミサイルは爆発し白い煙が舞う

シン「っ!?スモークディスチャージャー!?」

白煙で視界が奪われる、だがヅダのセンサーにはデスティニーの位置ははっきりと映っている

ロンメル「クルト!ジャック!」

クルト『はっ!』

ウェポンラックからウミヘビを出しギラ・ドーガとヅダに投げる、ロンメルはウェポンラックから180mmキャノンを出し組み立て受け取った2機はウミヘビでデスティニーの右腕と左足を掴み電流を流す

シン「っ!!」

電流を流されデスティニーのパワーがダウンし始める

ロンメル「これで仕上げだ!!」

完成した180mmキャノンをデスティニーに放つ

シン「、、、、、」

白煙の中で爆発が起きる

ロンメル「我々の勝利だ」

シン「それはどうでしょう」

白煙が巻き上がり吹き飛ぶ、そこには光の翼を展開したデスティニーが浮いていた

ロンメル「なんだと!?」

シンはある方向を指さす、そこにはデスティニーが装備していたシールドが落ちていた

ロンメル「、、、、、成程、パルマフィオキーナで柱を破壊し、その破片でシールドを弾き弾丸と機体の間に滑り込ませたのか」

その破片がウミヘビを千切りデスティニーを解放したのだ

シン「ご名答、です!!」

ヴォワチュールリュミエールで一気に距離を詰めギラ・ドーガとヅダの間を駆け抜ける。ギラ・ドーガの左腕とヅダのスナイパーライフルを破壊し

ジャック『は、はやっ』

振り返りざまにバルムンクでヅダを真っ二つに斬り裂く

ロンメル「ジャック!!」

シン「はぁぁあ!!」

GNソードⅢでギラ・ドーガのマシンガンを破壊する、そのまま攻撃しようとするがロンメルが割って入り妨害する

ロンメル「クルト!下がれ!!」

クルト『くっ!了解!』

ロンメル「シン君!君の相手は私だ!!」

アーミーナイフを握りマシンガンを放つ

シン「一筋縄じゃ行かないか!」

ロンメル「そう簡単にやられてやれないとも!」

シールドを投げビームを当てる、するとビームは角度を変えグリモアに向かっていく

ロンメル「やるな!」

ビームを避けナイフを振り下ろす、GNソードで受け止めバルムンクを叩きつけようとするが腕を捕まれ阻まれる

シン「くっ!だけど!!」

ロンメル「パワーでは君に分がある、だが!!」

そう、パワー対決ではデスティニーに分がある。だがそれを補って余る策を持つのが知将ロンメル。バックパックからミニモアを射出し、ナイフを持たせ背後から襲いかかる

シン「それぐらい!」

ウィングバインダーを展開しミニモアを弾く。スラスターを吹かしグリモアを壁に押し付ける

ロンメル「ぐはっ!この!!」

だがロンメルとて簡単にやられる訳には行かない、手持ちのナイフでGNソードⅢの刃を弾きビームの砲身に突き刺し爆発させ破壊する。咄嗟にGNソードⅢを離し爆発の直撃を避ける。爆発に紛れる様にナイフを振り下ろす、が

ガキィン!!

ロンメル「なっ!?」

GNソードⅢを握っていた手にはナイフ(・・・)を持ちグリモアのナイフを受け止めていた

ロンメル「アーマーシュナイダー!?何処にそんなものを!?」

シン「腰につけてたんですよ!」

ライフルを固定する腰部分に2本のアーマーシュナイダーを装備していた

シン「これで!!」

バルムンクを離しもう1本のアーマーシュナイダーを握り左腕の関節に突き刺し右のアーマーシュナイダーを首に刺す

ロンメル「反応ロスト!?くっ!」

グリモア・レットベレーは動かなくなる、ロストの信号を確認する

シン「残りは!!」

クルト『うぉぉお!!』

横からぶつかりデスティニーを押し倒す

クルト『自爆してでも!!』

シン「っ!!」

パルマフィオキーナで頭部を破壊し蹴り飛ばす、ギラ・ドーガは空中で爆発しシンの勝利が決定する

 

 

 

 

side シン ヒビキ ツバサ くりす ミク

ヒビキ「お兄ちゃん!!」

シン「何とか勝てた」

ロンメル「やられたよ」

シン「ロンメル大佐」

ロンメル「いいバトルだった、次は負けないよ」

シン「次も負けませんよ」

2人は握手を交わす

ツバサ「凄かった!!ロンメル大佐もなんか凄かった!!」

くりす「そうだね!」

シン「何言ってんだ、これからお前らもこれから戦うんだぞ」

するとツバサとくりすは急いでアストレイに向かっていく

シン「あ、でもデスティニーの整備が入るから20分後な〜」

2人揃ってコケる

 

 

〜20分後〜

シン「じゃあ改めてよろしくお願いします」

ロンメル「ああ、頼む。今回は私は出ない、クルト指揮を頼んだぞ」

クルト「はっ!」

シン「じゃあ俺も基本的に戦闘には介入しないからそのつもりでな」

ツバサ「えっ!」

くりす「そんな、、、、」

シン「ヤバくなったら行くから心配するな」

クルト「では始めていいか?」

クルト第7機甲師団はクルトを隊長にギラ・ドーガ、僚機にグフカスタムとドワッジの2機

ロンメル「それでは始めるとしよう、各機スタート位置に向かってくれ」

シンのデスティニーとツバサとくりすのアストレイは開けた平地に移動する

ツバサ「ワクワクするな!くりす!」

くりす「うん!頑張ろ!」

ロンメル『それではバトルスタート!』

シン「まず様子を見る、二人共茂みに隠れるぞ」

レッドローズとブルーフレアは屈みデスティニーはシールドを前に出す

ツバサ『どうするんだ?』

シン「多分相手は姿を簡単には見せてこないからな、、、、くりす狙撃してみるか?」

くりす『そ、狙撃!?』

シン「そんな構えなくていいよ、何事も挑戦だ」

くりす『、、、、やってみる』

ツバサ『頑張れくりす!』

シン「じゃあデータ転送するぞ」

レッドローズはビームライフルを両手に構える、するとスナイプ用スコープが展開される

くりす『、、、、』

シン「行けそうか?」

くりす『、、、、多分』

シン「くりす」

くりす『は、はい!』

シン「肩の力抜いて深呼吸しろ」

くりす『え?』

シン「深呼吸して緊張を解け、そんなんじゃ始まる前に疲れちゃうぞ」

ツバサ『そうそう!楽しくな!』

くりすは息を吸って吐く

くりす『すぅー、、、、はぁー、、、、よし!、、、、いきます!』

ビームが発射され湿地を焼く。するとトラップを破壊し爆発が起きる

シン「いいぞ!くりすはこのまま射撃援護、、、、ああっと色々ぶっぱなせ!ツバサは前に出ろ!今ので大半潰せたはずだから!」

デスティニーのレーダーに敵の反応が現れる

ツバサ『おう!!』

シュペルトゲベールを引き抜き飛び出すブルーフレア

シン「そのまま2時の方向に距離200!!」

ツバサ『えっ?』

シン「右斜めに200メートル!!」

ツバサ『それならわかりやすい!!』

迎撃の為にグフカスタムがガトリングをばら撒く

シン「くりす!撃て!!」

くりす『はい!!』

ミサイルとバズーカを一斉発射し弾幕を張る

シン「ツバサ!シュペルトゲベール、そのでかい剣は取り回しが悪いからな!」

ツバサ『おうさ!!』

シュペルトゲベールをグフカスタムに振り下ろす、グフカスタムは攻撃を辞め回避する、それを見越しバックパックからビームサーベルを逆手で引き抜きグフカスタムのガトリングの砲身を切り落とす、シールドからガトリングを外し爆発をガードする

ツバサ『うおぉぉりゃあ!!』

シュペルトゲベールを振り回し3機をばらけさせる

シン「くりす!狙撃!!行けるか!?」

くりす『もう狙いをつけてる、、、、そこ!!』

森林を抜けた瞬間のドワッジの腕を狙い撃つ

ツバサ『やるなくりす!!俺も!!』

シュペルトゲベールを投げる、グフカスタムはそれを避けるがパンツァーアイゼンで持ち手を掴み

ツバサ『おりゃあ!!』

引き戻し背後から腕を切り落とす

シン「(へぇ、柔軟な発想だ)」

素直に関心するシン

アンカーを離し手に取り突進し振りかぶる

シン「っ!ツバサ下がれ!!ギラ・ドーガが行った!」

姿を隠していたクルトのギラ・ドーガが現れる

クルト『うぉぉ!!』

ギラ・ドーガがブルーフレアに体当たりし吹き飛ばす

ツバサ『ぐっ!?』

体制を崩し倒れるブルーフレア

くりす『ツバサ!!』

シン「よそ見するな!!」

意識をツバサに向けた瞬間ドワッジのジャイアントバズからロケット弾がレッドローズに向けて発射される

くりす『あ、、、、』

だがロケット弾はレッドローズに当たることは無かった

シン「だからよそ見するなって言ったろ?」

デスティニーのCIWSで撃ち落としていた

シン「ツバサ、くりす。このままだとお前らは負けるぞ、相手はあの第7機甲師団だ。機体が破損してても強いのは変わらない」

くりす『負ける、、、、』

ツバサ『くっ、、、、!』

シン「、、、、勝ちたいか?」

ツバサ『当たり前だ!!』

くりす『私も負けたくない!!』

シンはふと笑い

シン「じゃあ慢心も過信も捨てろ、お前らは初心者なんだから簡単に勝てるわけない。わかったな?」

ツバサ くりす『おう!(はい!)』

シン「よし、なら反撃と行くぞ!」

 

 

 

つづく、、、、、

 




作者「先程も申し上げた通り仕事変わってバタバタしそうなので更新遅れるかもしれません、申し訳ありません」
シン「作者、、、、」
作者「仕方ないじゃん!!忙しいのはホントだもん!!」
シン「行けコズミック・ブレイザー!!」
作者「それ遊戯王!?ギニャァァァア!!!!」


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7話 反撃

作者「暑い日が続くね、、、、」
真 「そだな、、、、」
作者「こんな時は家でゲームやるに限るな、、、、」
真 「賛成、、、、」
翼 「おいおい、、、、」
クリス「ま、まぁ分からなくもない、かな?」
作者「もうちょいでクリクロ発売だし」
真 「作者世代ドンピシャだもんな」
翼 「それよりビルドダイバーズRe.RISEも大詰めだろ?」
クリス「私ウォドムポット好き」
真 「俺はサタニクスかな」
翼 「イージスナイト!」
作者「さて、そんなこんなで始まる7話!」


side シン ツバサ くりす

シン「ツバサはまず目の前の敵から目を離すな、くりすは落ち着いて1ずつ丁寧に行くぞ」

ツバサ『わかった!』

くりす『はい!』

デスティニーのスラスターを吹かし飛び上がる。レーダーに各機の位置が映し出される

シン「ツバサ!そいつは手強い!いいか、今は「勝とうとするな」」

ツバサ『今は、、、、?、、、、わかった!負けないようにする!』

シュペルトゲベールを握り直しギラ・ドーガに向き合うブルーフレア

シン「ドワッジがまだ動けるからくりす!あいつから落とすぞ!」

くりす『はい!』

ビームライフルを腰にマウントしバックパックから「M68キャットゥス 500mm無反動砲」を手に取る。ドワッジは片腕を失っているもののまだ健在だ

シン「ガトリングで牽制してバズーカを撃て!」

ビームガトリングから弾丸が放たれる、ドワッジはホバー移動で何とか避けているが動きを制限されキャットゥスにロックされてしまう

くりす『当たって!』

撃ち出されたミサイルはドワッジの脚部に直撃しバランスを崩す。そのままビームガトリングで蜂の巣にしドワッジを破壊する

ツバサ『はぁぁ!』

クルト『ふっ!』

ギラ・ドーガのビームソードアックスと対艦刀がぶつかりスパークを放つ、隙を見てグフカスタムはブルーフレアにシールドに装備されたガトリングを放つ

ツバサ『あぶねっ!』

対艦刀を離し後退するブルーフレア、すぐさまパンツァーアイゼンを発射し対艦刀の柄を掴み手元に引き戻す

シン「くりすが一機倒した!そっちに行く!」

ツバサ『わかった!』

マイダスメッサーを投げ距離を取る、マイダスメッサーはギラ・ドーガのライフルに当たり爆発する

クルト『くっ!やられたか!だが!』

ギラ・ドーガとグフカスタムが同時に攻めてくる。シュペルトゲベールとシールドで受け流すが連撃によりシュペルトゲベールを弾かれ明後日の方向に吹き飛ぶ、直ぐにビームサーベルを引き抜こうとするがグフカスタムの体当たりで体制を崩してしまう

クルト『くらえ!』

ビームソードアックスが振り下ろされる、その時

シン「はぁぁ!!」

デスティニーがシュペルトゲベールを槍投げのように投げギラ・ドーガとブルーフレアの間に突き刺す。ビームソードアックスはシュペルトゲベールに当たりブルーフレアに到達する事は無かった

シン「ツバサはやらせない!」

GNソードIIIライフルモードでビームを放ちツバサら引き剥がす

ツバサ『わ、悪い』

シン「気にするな、行くぞ!」

シュペルトゲベールを抜きツバサに渡すシン

シン「ツバサはそのままクルトさんと戦え!くりすはツバサの援護しながらグフカスタムを落とすぞ!」

くりす『はい!』

ツバサ『任せたぜ!くりす!』

ミサイルとガトリングを発射しギラ・ドーガとグフカスタムを分断し

ツバサ『おりゃぁあ!』

ギラ・ドーガにビームサーベルを振り下ろす、シールドで防ぎビームソードアックスを叩きつけるギラ・ドーガ。こちらもシュペルトゲベールでガードする

クルト『まだまだ!』

シールドに備え付けられていたシュツルムファウストが発射されブルーフレアの肩に直撃する

ツバサ『うわっ!』

肩から先を壊されバランスを崩す

クルト『トドメだ!!』

ビームソードアックスを振りかざす

ツバサ『(やられる!)』

ツバサは目を瞑る、だがいつまで経っても攻撃が来ることは無かった。目を開くとギラ・ドーガはビームソードアックスを持つ右腕が撃ち抜かれ爆発していた

シン「いいぞくりす!」

レッドローズがビームライフルを構え狙撃体制になっていた、ライフルの銃口から煙が上がっている

クルト『なにっ!?』

くりす『ツバサ!』

ツバサ『!おう!』

すぐに立ち上がり左腕でビームサーベルを掴み、攻撃体制に入る、シールドで受け止めようとするギラ・ドーガだが

ツバサ『甘い!』

シールドを蹴りあげ

ツバサ『これで終わりだァァァ!!』

逆手に持ったビームサーベルでギラ・ドーガの胴体を斬る。ギラ・ドーガは上半身と下半身に斬り裂かれ倒れる、すると勝利の表示が現れる

ツバサ『勝った、、、、?』

くりす『、、、、うん!そうだよツバサ!私達勝ったよ!!』

シン「よくやったな、2人とも。初陣は白星だ」

 

 

 

sideシン ヒビキ ツバサ くりす ミク

ヒビキ「やりましたね!!」

ツバサ「おうよ!!」

ハイタッチするヒビキとツバサ、くりすもミクと楽しそうに談笑している

シン「ロンメル大佐、ありがとうございました」

ロンメル「なに、こちらもいい刺激になったよ、良ければまた来てくれ」

シン「ありがとうございます」

ロンメルはヒビキ達を見て

ロンメル「君はフォースを組む気はないのかな?彼女達ならその内、、、、」

シン「、、、、俺はフォース組んで戦う気はないです」

ロンメル「、、、、ならなぜ君は彼女達を?」

シン「GBNに興味持ったって言うからですよ、それにたまたま俺が試合に出た時に言われたもんだから逃げるに逃げられなかっただけです」

ロンメル「、、、、そうか」

シン「じゃあ俺らここで失礼します、おーい!帰るぞー!」

ツバサ「えーもうかよ?」

シン「黙らっしゃい、もうリアルだと6時頃だぞ」

ツバサ「マジかっ!?じゃあ帰らないとな!」

くりす「お世話になりました」

ツバサ「また来るな!ロンメルさん!」

ロンメル「ハッハッハ、いつでもおいで」

 

 

 

 

side 真 響 翼 クリス 未来

真 「ふぅ、、、、」

ヘッドギアを外す真、隣に座っていた翼やクリスもヘッドギアを外して一息ついている

翼 「楽しかったぁぁ!!」

クリス「ほんとにね」

真 「それは良かった」

翼とクリスは自身のガンプラを手に取って

翼 「これからよろしくな、ブルーフレア!」

クリス「頑張ろうねレッドローズ」

真はふっと笑い

真 「じゃああとは頑張れよ」

翼 「は?」

クリス「え?」

響 「え、もしかして」

未来「先輩?」

真 「ん?」

視線が真に集まる

真 「な、なんだよ?」

翼 「なんで後は俺達だけでやれみたいなふうに言ってんだ?」

真 「え、ふうもなにもそのままの意味なんだが、、、、」

クリス「明日香君、一緒にやらないの、、、、?」

真 「え、いや俺はソロでやるし、、、、」

翼 「なんで!?」

真 「なんでって、、、、誰かと組んでやるってのがあんまな、、、、」

翼とクリスはにじりよっていく

翼 「俺らが弱いからか!?」

真 「いや、んな事言ってないんだが」

クリス「じゃあ一緒に頑張ろうよ!」

真 「えぇ、、、、断る、お前らなら強くなるだろうから今度は敵としてだな、、、、」

クリスは真の腕を掴んでくる

クリス「一緒にやってくれるって言うまで離さない」

真 「は!?」

クリスは強く真の腕を抱きしめる、腕にはクリスの豊満な胸に挟まり柔らかい感触に包まれる

真 「は、離せ雪音!」

クリスを引き剥がそうと顔を赤くした真がするが翼が逆の腕を組み

翼 「一緒にやろうぜ!!」

翼の慎ましい胸の感触も伝わってくる

真 「いや、だから!」

翼 「一緒にやるって言えば離すんだぞ?それに、、、、」

翼は真の耳元で真だけに聞こえるように

翼 「やるって言わなきゃ俺とクリスの胸の感触楽しんでるって学校で言いふらすぞ?俺はまぁ胸あんま無いからあれだが、クリスは相当でかいからな、、、、?」

真 「脅迫だれそれ、、、、っ!」

真はゲンナリした顔で諦めたように

真 「わかったわかった!これでいいだろ!?一緒にやるから2人とも離れろ!!」

翼とクリスの顔がパァっと明るくなりハイタッチを交わす、真の腕を拘束したまま

翼 「やったなクリス!!」

クリス「うん!!」

真 「だから離れろ!!」

そんな風景を遠巻きで見ている響と未来

響 「お兄ちゃんって色仕掛けに弱いのかな?」

未来「いや、多分そんなことないと思うよ?何かボソボソ喋ってたみたいだし」

 

 

 

 

〜翌日〜

side真 翼 クリス

真 「昨日は散々な目にあった、、、、」

疲れ果てた顔をして通学路を歩く真

真 「(まぁでもそのうち俺なんかいなくてもいいって思うようになるだろ)」

クリス「おはよう、明日香君」

真 「おはよ」

クリス「疲れた顔してるね?」

真 「誰のせいだと思ってるんですかねぇ?」

クリスはくすくす笑い真もため息を着く

真 「そういえば」

クリス「?」

真 「風鳴は?」

クリス「そういえばいないね?」

周りをキョロキョロと見渡すクリス

真 「一緒じゃないのかよ?」

クリス「いつも一緒って訳じゃないよ」

真はそういうもんかねーと言う、クリスは心配になったのかスマホを取り出す

真 「連絡すんのか?」

クリス「うん」

真 「、、、、いや、必要なさそうだぞ。ほら」

真は後ろを指さす、すると猛ダッシュで走ってくる翼が見える

真 「遅刻するわけじゃないのに、、、、」

クリス「あはは、翼らしいけどね」

翼 「ぜーっぜーっ」

真とクリスの前で止まり息を切らす

真 「大丈夫か、、、、」

翼 「ゲホッゲホッ!だ、大丈夫」

真 「はぁ、、、、これ飲め」

バックからペットボトルを出し渡す、翼は受け取ると一気に飲み干す

翼 「ゴクッゴクッ!、、、、ぷはぁ!生き返った!」

真 「あっそ、、、、」

翼 「あとでなんか奢る」

真 「いいよ、飲みかけだし」

クリス「えっ」

真と翼はクリスを見る、クリスは少し頬を染め

クリス「の、飲みかけあげたの?」

真 「そうだけど、、、、」

翼 「だから?」

俯きか細い声で

クリス「か、関節キス、、、、」

と呟く。真と翼には聞こえなかったようで?を浮かべている

クリス「な、なんでもないよ!学校いこ!」

クリスは学校に向かって走り出す

真 「雪音の奴、何が言いたかったんだろ、、、、」

翼 「さぁな〜俺にも分かんね」

真と翼はクリスの後を追って歩き出す

 

 

 

つづく、、、、、




作者「シンって押しに弱そうだよね」
真 「う、、、、」
作者「女の子の涙に弱そうだし」
真 「反論できない、、、、」
作者「それじゃあ今回はこの辺でお開きにしたいと思います!」


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8話 転校生は歌姫でダイバー?

作者「お待たせでござる」

真 「遅い、、、、」

作者「ごめんちゃい」

真 「てかアンタ次回予告とかしないの?」

作者「やっちゃうと先の展開が限られちゃうからね、仕方ないね」

真 「今回は知る人ぞ知るたやマが出てきますよ」

作者「それで説明着くの?」

真 「どうにかなるさ」

作者「じゃあ真がOKって言ったんで8話を」

真 作者「どうぞ!」


side 真 翼 クリス

 

〜学校・昼休み〜

 

午前の授業が終わり昼休み、真とクリスのクラスに翼が突撃し3人でお昼を食べている

 

翼 「ふぉういあ」

 

真 「口の中のものゴックンしてから喋れよ、、、、」

 

クリス「(ゴックンって、、、、可愛いな)」

 

菓子パンに齧り付いている翼が口の中の物を飲み込む

 

翼 「そういや、2年に転校生来るって聞いたか?」

 

真 「転校生?こんな時期にか」

 

クリス「どんな人だろうね」

 

おにぎりを小さく頬張るクリス

 

真 「雪音、お米ついてる」

 

翼 「ホントだ」

 

クリス「え?こっち?」

 

真 「逆だ逆、動くなとってやるから」

 

真が手を伸ばし頬に着いた米粒を取る

 

クリス「あ、ありがとう」

 

真 「ったく、、、、」

 

そのまま自分の口に放り込む、クリスは赤くなり俯いてしまう。それを遠巻きで見ていたクラスメイト達は

 

「(ここでラブコメしやがって!!)」

 

真 「まぁ転校生はどうでもいいけど、、、、そういやお前ら俺とGBNやりたいって言ってけどさ」

 

翼 「おう!」

 

真 「それってフォース組みたいってことか?」

 

翼 「フォース?」

 

クリス「何それ?」

 

フォースとはGBNにおけるチーム名称。ネットゲームにおける『ギルド』である。

人数制限は無く1人で活動しているダイバーもいれば100人越えの大部隊を編成しているダイバーもおり、結成する事で専用ミッションの受注やそれに伴うフォースポイントの獲得が可能になる。

ちなみに結成すると1フォースに付き1つフォースネストと呼ばれる空間が与えられるが、上位ランカーになればなるほど豪華なものとなる。フォースポイントを上げる事で専用フィールドなどの特典が貰える事もある

 

真 「フォースを組むと特典もあるしフォース戦やフォースネストが貰える」

 

翼 「じゃあ早速作ろうぜ!!」

 

クリス「だね!」

 

真 「無理だぞ」

 

翼 「はあぁ!?なんで!?」

 

真 「なんでって、、、、フォース結成・加入の条件は個人ランクD以上だから」

 

クリス「個人ランク?」

 

翼 「なんじゃそら」

 

真 「個人ランクってのは言葉の通り個人の戦績を表したもんだ。ランクはFからSSSまであって今の2人はFランク、つまり1番(ドベ)だからフォースは無理」

 

翼 「えー!」

 

真 「ま、対戦やステージ攻略とかストーリーモードとかで上げてけばそのうちDまで上がるさ。気長にやれ」

 

クリス「ちなみに明日香君のランクは?」

 

真 「上から2番目(SS)だけど」

 

翼 「ええ!?すげぇ!!」

 

クリス「凄い、、、、」

 

真 「まぁ、やってる期間が2人と違うから」

 

内心でパイロットだったからと付け足す真、まぁ声に出したところで信じて貰えないと思うが

 

真 「まぁ当分はランク上げするか、Dなら2ヶ月位あればなれるだろうし」

 

翼 「そんなかかるのかよ、、、、」

 

クリス「早くする方法とかはないの?」

 

真 「無くはないが、、、、んー」

 

翼 「何勿体ぶってんだよ〜教えてくれよ!」

 

真 「いや、今のおまえらじゃちょっと無理かもなぁと」

 

クリス「そんなに難しいの?」

 

真 「まぁまぁムズいんじゃないか、評判は結構聞くしいいミッションらしいんだが」

 

翼 「お前はやってないのか?」

 

真 「そのミッションができたの俺がだいぶランク上がってからだからやってない」

 

真はスマホをだし検索し始める

 

真 「あったこれだこれ」

 

画面を翼とクリスに向ける

 

翼 「なになに」

 

クリス「ブレイクミッション、歴代の敵を攻略せよ?」

 

真 「ブレイクミッションってのは連戦バトルの事で倒した数で評価が変わる。最高で全部終えれられればかなり経験値貰えるって」

 

翼 「それやろうぜ!!」

 

クリス「、、、、でもこれってきっと何かあるんだよね?」

 

真 「雪音は鋭いな」

 

翼 「?どゆことだってばよ?」

 

クリス「歴代の敵って事は沢山出て来るんだよね?」

 

真 「ああ、中にはそのガンダムシリーズのラスボスも稀に出てくるそうだ」

 

翼 「それ燃えるじゃん!!」

 

真 「やる気のとこ悪いが今の風鳴が行っても瞬殺されるぞ〜」

 

翼 「なんだと!?マジでか!?」

 

真 「マジマジ大マジ」

 

クリス「そんなになんだ、、、、」

 

真 「それにこのミッションはターゲットを倒すとステージが急に変わる、その中には水中や砂漠、宇宙空間も出てくるから」

 

翼 「宇宙か!楽しそうだな!」

 

真 「そう言うがまだ空間戦やったことないだろ、、、、ぶっつけ本番はダメだぞ」

 

翼 「えーでもよぉ、、、、」

 

真 「それにこれは4人まで参加出来る、人数が多い程敵が増えるがその分ポイントもアップする」

 

翼 「つーことは、俺とクリスあと真で、、、、もう1人行けんのか」

 

真 「待て待て、なに?俺も行くのか?」

 

嫌そうな顔をする真

 

翼 「当たり前だろ!フォース結成のためだからな!」

 

クリス「お願い出来ないかな?明日香君」

 

真 「はぁ、、、、じゃあ条件だす」

 

翼 「おう!なんでも言ってみろ!」

 

真 「4人目を集めてこい、そうすれば一緒にミッションやってやるよ。あ、ただ素人はダメだぞ」

 

翼 「チームメイト探しか!わかった!」

 

クリス「もう、翼そんな人いるの?」

 

翼 「今から探す!」

 

菓子パンを食べ終える翼、真とクリスも丁度食べ終えると何やら廊下の方が騒がしい

 

真 「なんかうるさくないか?」

 

翼 「だな?」

 

クリス「行ってみよっか」

 

教室の扉から顔だけ出して辺りを見回すと何やら人波が出来ており徐々に左右に別れていく

 

真 「、、、、大名行列?」

 

翼 「それは引き連れるもんだぞ」

 

真 「そっか、、、、で?この諸悪の根源はなんだろうな」

 

クリス「諸悪の根源、、、、あれかな?」

 

クリスが指を指す方を向く、そこにはピンクの髪の美少女が歩いてこちらの方に向かってきていた

 

翼 「誰だアレ?」

 

翼がクラスの1人に聞く

 

クラスメイト「転校生の人だよ、マリア・カテンツァヴナ・イヴ!」

 

クリス「マリアってたしか、、、、」

 

クラスメイト「デビューからわずか2ヶ月でオリコンヒットチャートの頂点に登り詰めた気鋭の歌姫だよ!」

 

翼 「はーすげー奴が来たんだなぁ」

 

真 「あいつ、、、、どっかで」

 

どこでだっけなぁと考えているとマリアが真達の前で止まる、そして

 

マリア「見つけたわよ!」

 

マリアが真を指さす

 

side真 翼 クリス マリア

 

真 「は?俺?」

 

マリア「ええそうよ!」

 

マリアは微笑みそして

 

マリア「今度こそフォースを組んでもらうわ!」

 

真に抱きつく。急なことでフリーズするクラスメイト達と翼、クリスと当人の真

 

一同「はああぁぁぁぁぁ!!??」

 

真 「ちょっ!離れろ!!」

 

マリア「嫌よ」

 

真 「なんでさ!?」

 

マリア「首を縦に降るまでは離れないわよ?」

 

真 「恐喝だろそれ!?てか俺アンタと会ったことある!?」

 

マリア「、、、、はぁ、予想はしていたけどやっぱりこうなるのね」

 

マリアは一旦離れ真の目の前に立ち

 

マリア「実際にリアルで会うのはこれで初めて、いや1度あっているけど貴方は知らないでしょうね」

 

真 「は?意味わからん」

 

マリア「あったと言ってもGBNのコントロールルームで貴方が出ていく所を私が見たってだけよ」

 

真 「そらわからんわ、、、、ん?アンタさっきリアルではって言ったよな?てことは、、、、」

 

マリア「ええ、GBN内でも何度もあっているわよ」

 

真 「ええ、、、、マジか、ちょっと待って思い出すから」

 

真は目を瞑り唸り始める

 

マリア「1番最近は先月よ」

 

真 「ちょっと待ってまじわからん、、、、」

 

マリア「、、、、ならヒントをもうひとつ、オレンジフレームの(アマツ)

 

真 「、、、、あ、もしかして!!」

 

真はマリアを指さして

 

真 「なんかごつい槍使ってる天か!」

 

マリア「正解(Exactly)

 

真 「そーいやあのガンプラのパイロットにフォース勧誘されてたっけ、、、、最近勧誘される数増えたから忘れてた」

 

マリア「ええ、貴方勧誘したのに放置してるでしょう?」

 

真「いや、違うな間違ってるぞ放置してない吟味してお断りしてる」

 

マリア「希望を与えて絶望にたたき落としてるじゃない、、、、」

 

翼 「、、、、ちょっと真こっちに来い」

 

真 「ん?なんだよ風鳴」

 

翼 「いいからこい」

 

真 「なんで」

 

クリス「いいから来て」

 

真 「YESMAM!」

 

ドスの効いた声で呼ぶクリスに怯え素直に従う

 

クリス「で?あの人は誰?」

 

真 「初対面だけど多分GBNで何度か対戦した人、ダイバーネームは「マリア」そのままだな」

 

クリス「なんであんなに親密そうなのカナ?カナ?」

 

真 「親密そうか?あれが、、、、、?それに雛見沢の人?」

 

翼 「あー最近一気見してたなクリス、、、、」

 

クリス「親密そうなのは何故?」

 

真 「ひっ!?い、いや!親密じゃないぞ!あいつが勝手に抱きついてきたりしただけだ!なんなら初対面だって!(待て待て!?めっちゃ怖いんですけど!?顔笑ってて可愛いのに!!目は絶対零度!なんなら天元突破してる!?)」

 

クリス「本当に?」

 

真 「誓って本当です!」

 

クリスの目に光が戻り

 

クリス「そっか、、、、ならいいよ。ごめんね驚かせて」

 

翼 「驚かす、、、、?いや脅すの間違えじゃ」

 

クリス「つ・ば・さ?

 

翼 「いやぁびっくりしたよなぁ!!!」

 

翼と真はアイコンタクトで

 

真 「(なんであんな雪音怒ってんの!?怖いんだけど!!)」

 

翼 「(さぁ、、、、俺にもわからん、でもあの状態のクリスは、、、、めっちゃ怖い、ブルっちゃう)」

 

真 「(そこそこの修羅場潜り抜けてきたけどそれとは別の怖さだよ!!)」

 

翼 「(、、、、昔の話だ、クリスが楽しみに取っておいたアンパンを食べちまったんだがその時のクリスは、、、、羅刹だった)」

 

クリス「どうしたの2人とも?」

 

普通の声色のクリスにほっとする真と翼

 

マリア「いつまで私を無視するのかしら!?」

 

真 「ん?ああ、悪いがフォースは無理。こいつらとフォースを組むことになってるからさ」

 

マリア「、、、、なんですって?」

 

真 「だからこいつらとフォースを組むから」

 

マリアは翼とクリスを睨む

 

マリア「貴女達名前は?」

 

翼 「俺は風鳴翼」

 

クリス「雪音クリスです」

 

マリア「そう翼とクリスね、覚えておくわ。けど私は貴女達より前から勧誘していたの、引いてくれないかしら?」

 

翼 「は?それで俺達が引くと思ってんの?」

 

マリア「いいえ?だからGBNで決着をつけましょう」

 

翼 「俺はそれでいいぜ!クリスは?」

 

クリス「私もそれで構いません」

 

マリア「OK、改めて確認するわよ。貴女達が勝てば私は引くわ、その代わり私が勝てば真を譲ってもらう」

 

翼 「いいぜ!やってやる!」

 

クリス「絶対負けません」

 

マリア「ふふ、それでは今日にでも、、、、と言いたいところだけどごめんなさい。今日は仕事があるからそうね、、、、1週間後の火曜日でいいかしら?」

 

翼 「随分先だな」

 

マリア「これはハンデよ、まだGBN初めて間もないでしょう。1週間強くなれる期間をあげる」

 

クリス「随分と余裕ですね」

 

マリア「今の君達と私では差がありすぎるもの」

 

そう言い残し扉を開け

 

マリア「それじゃまたね、、、、真?私は貴方を絶対物にするから」

 

ウインクを残して廊下に消えていく

 

真 「、、、、え?俺の意思は?」

 

 

 

side真 クリス

 

〜放課後〜

 

真 「嵐のような奴だったな、、、、」

 

授業を終え学校を後にする真とクリス。翼は一足先にショップに向かっていた。真は勉強道具が入ったスクールバッグとは別にもうひとつバッグを持っていた

 

 

 

クリス「ねぇ明日香君」

 

真 「ん?」

 

クリス「本当はマリアさんと組みたかったんじゃない?」

 

真「、、、、は?」

 

クリス「私たち弱いし、、、、足でまといで、、、、」

 

真は溜息をつき

 

真 「何を今更、、、、マリアに大見得切ったんだからしっかりしろよ」

 

クリス「、、、、なんだかすごく嫌だったの、明日香君をと、取られちゃうんじゃないかって、、、、」

 

真 「、、、、俺はモノかよ」

 

クリス「あ、ごめんね」

 

真 「、、、、勝つんだろ?」

 

クリス「え?」

 

真 「マリアに言ったろ「負けません」って」

 

クリス「、、、、うん」

 

真 「だったら勝て、んでさっさと4人目探せ」

 

真は歩き始める、慌てて追いかけるクリス

 

クリス「明日香君、私頑張るね」

 

真 「ああ」

 

〜模型店〜

 

真 「こんちわー」

 

店員「やあ真くん!いらっしゃい、もう一人の子はもうログインしてるよ」

 

真 「すみません、ありがとうございます」

 

店員は椅子に座りガンプラを仕上げていた

 

真 「今回は何作ってるんですか?」

 

店員「ん?ああ、最近プレバンで出たTR-6だよ」

 

真 「あ、俺も買いました。いい出来してますよね」

 

店員「前は電撃ホビーマガジンのおまけだったフルドドがしっかり作り込まれてるからこれは買いだよ、あ!そういえば頼んでたの出来てるかい?」

 

真 「はい、もちろん」

 

バッグからあるものを取り出す、クリスは横から覗き込む

 

クリス「ガンプラ?」

 

真 「そ、俺ショップの展示作品作るバイトしててさ。今回はこの店のだったから持ってきたんだ」

 

店員「ありがとう!助かったよ!しかしすごい出来だね、、、、このエクシアR(リペア)2は」

 

真 「ありがとうございます」

 

クリス「これって最初翼に進めてた?」

 

真 「ん?ああ、あれとは少し違うんだ」

 

クリスを連れ棚に近寄り

 

真 「最初風鳴に進めてたのはこのエクシア、んで俺が作ったのがこっちのエクシアR2」

 

クリス「ち、違いが分からない、、、、」

 

真 「まぁ分かりずらいよな、こればっかりはアニメ見ないと」

 

クリス「あ、そっかアニメやってるんだよね。見てみようかな」

 

真 「暇な時ならいいんじゃないか?」

 

クリス「うん、そうするね。オススメとかあるかな?」

 

二人の会話を聞いていた店員は

 

店員「青春だねぇ、、、、ああ!?デカール破けたァ!?」

 

真とクリスが店員の元まで戻ってくる

 

真 「GBNいってきまーす」

 

店員「はーい行ってらっさーい」

 

コントロールルームに入る、だが

 

真 「あ、そうだ」

 

クリス「?」

 

真 「わるい先入っててくれ、すぐ追いかけるから」

 

 

 

side 真

 

真 「すみません」

 

店員「ん?なんだい?」

 

真 「実は借りたいものがあるんですけど」

 

真はあるものを指し

 

真 「これ貸してください」

 

 

 

side シン ツバサ くりす

 

シン「悪い、遅れた」

 

ツバサ「気にすんな、じゃあ早速バトルだ!」

 

くりす「そうだね」

 

シン「じゃ、早速ミッション受けるか」

 

ミッションカウンターに向かいミッションを探す

 

ツバサ「これなんかいいんじゃないか?連戦ミッション!!」

 

くりす「そ、それは最初からは辛いんじゃないかな?」

 

シン「それによく見ろこれはランクがC以上対象だ」

 

ツバサ「行けねぇじゃん!!ええ、、、、じゃあこれ!!」

 

シン「いやこれ、、、、MA(モビルアーマー)対象だぞ」

 

ツバサ「モビルアーマー?なんじゃそら」

 

モビルアーマー、通称MAと称される機体。モビルスーツとは異なる概念で開発された局地戦用兵器。作品によってその運用コンセプトは異なるが、その大半が人型から大きくかけ離れたシルエットを持ち、モビルスーツよりも強力な兵器として位置づけられている

 

シン「ブルーフレアとレッドローズはMS(モビルスーツ)って言って、、、、えっと簡単に言うと種類が違うから無理なの」

 

ツバサ「なんだよ、、、、」

 

シン「、、、、これなんていいんじゃないか?各シリーズを追体験するリアルミッション」

 

リアルミッションとはガンダムシリーズのストーリーをミッション形式にしたものでストーリーを楽しみつつ戦闘に参加する事の出来るモード。一定の戦果をあげるとストーリーが変動しアナザーストーリーを体験出来る

 

シン「これならやってけば色んなシュチュエーションでバトルできる」

 

ツバサ「じゃあそれにする!どれがいい?」

 

シン「好きなのにしろよ」

 

ツバサ「って言われてもよく分からん」

 

くりす「おすすめとかないのかな?」

 

シン「いや、ガンダムシリーズ見てなきゃ全部一緒に見えんでしょ、、、、」

 

ツバサ「じゃあさ!ブルーフレアの元が出てくるがいい!」

 

シン「ん〜となるとASTRAYになるけど、、、、これサイドストーリーだから解放してかないと出来んぞ」

 

ツバサ「じゃあそれを解放してこうぜ!どれだ?」

 

シン「、、、、これ「ガンダムSEED」をやってくか」

 

少し渋い顔をしながらミッションを受ける

 

ツバサ「よっしゃ!早速行こうぜ!」

 

シン達は「ガンダムSEED」の世界C.E(コズミック・イラ)にダイブした

 

 

 

つづく、、、、




作者「さて真はやっぱ押しに弱いね」

真 「は?」

作者「先にフォースの話してなかったら入ってた可能性微レ存ェ、、、、」

真 「俺にソロという道はないの?」

作者「ある訳ないでしょ?ビルドダイバーズとアヴァロンと戦ってもらわなきゃ行けないんだから」

真 「、、、、おいィ?」

作者「そんなこんなで今回はここまで!読んでくださりありがとうございました!Ciao〜!」

真 「無視するなァァァァ!!」


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9話 コズミック・イラ

作者「ベリークルシンデマス!」

シン「挨拶のつもりか?」

作者「投稿が遅くてすみません、仕事が忙しいかったんです、、、、社畜の呼吸しなきゃ勝てなかった、、、、」

ツバサ「変な呼吸作るなよ、、、、」

作者「じゃあ社畜の呼吸で作った作品見てクレメンス」

シン「失礼だな!?」




side シン ツバサ くりす

 

コズミック・イラ70。

血のバレンタインの悲劇によって地球・プラント間の緊張は一気に本格的武力衝突へと発展した。

誰もが疑わなかった、数で勝る地球群の勝利。

が当初の予測は大きく裏切られ、戦局は疲弊したまま既に11ヶ月がすぎようとしていた。

 

ツバサ「つまりどういうことだってばよ、、、、」

 

急に出たテロップに呟くツバサ

 

シン「まぁこの世界線の簡単な説明だと思ってくれ。ここはC.E(コズミック・イラ)といって「機動戦士ガンダムSEED」の世界だ。ガンダムにはいくつかの世界があって大本から続く宇宙世紀(UC)とそこからアナザーガンダムと呼ばれる世界線に別れてる。C.E(ここ)はアナザーガンダムの世界の1つだ」

 

ガンダムの知識がない2人にとっては急に出てきたテロップは摩訶不思議にしか見えなかった。そしてもうひとつ

 

くりす「なんで私達アバター()が変わってるの?」

 

そう、ストーリーを追体験するリアルミッションは臨調感を出す為に特にロックをかけたアバターでなければ服装が変わるようになっている。基本的にランダムなのだが変なのは割り当てられない(ツバサの服装はシンフォギアGXの私服、くりすも同様。シンはアーモリーワンで着ていた物)

 

シン「まぁ楽しむ上での仕様だよ。お、始まるな」

 

シン達がいるのはカレッジ内の一室。物語の一部のようで部屋では学生がパソコンに打ち込んだりレポートを完成させようと必死の様子

 

ツバサ「俺らもああなんのかなぁ、、、、」

 

シン「まぁ、そのうちな、、、、ん、話進むぞ」

 

扉が開き茶髪の少年と数名の生徒が入ってくる

 

? 『キラ、これカトー教授がお前にって』

 

金髪の少年が茶髪の少年、「キラ」と呼ばれた人物にディスクを渡す

 

キラ『ええ、、、、またぁ?』

 

嫌そうな顔で受け取る

 

ツバサ「あいつは?」

 

シン「「キラ・ヤマト」この「ガンダムSEED」の主人公だ」

 

ツバサ「なんかなよっちぃな」

 

シンは内心もっと言ってやれと思う

 

シン「ああ、なよっちくてひょろひょろのくせにデブだ」

 

くりす「し、シン君?」

 

シン「仕事は自分でやらない、書類は作れない、報告書は誤字脱字のオンパレード、演習のスケジュール間違えてブッキング、、、、数え切れないぐらいのバカをやってくれてる」

 

シンの後ろから炎が見えた気がするくりす

 

シン「人が作った資料をコーヒーぶちまけたり演習結果の報告書書かされたりそれをなんでジュール隊長の所まで持ってかなきゃ行けない」

 

くりす「す、凄い怒ってる」

 

ツバサ「おーい戻ってこーい」

 

シン「はっ!わ、悪い怒りが収まらなかった」

 

ツバサ「なんでだよ、、、、」

 

シン「諸事情としか、、、、お、話進むぞ」

 

突如地面が揺れる

 

ツバサ「な、なんだ!?」

 

くりす「揺れてる!?」

 

シン「攻撃を受けてるんだよ、ここ「ヘリオポリス」は」

 

ツバサ「なんで!」

 

シン「ここでガンダムを作ってたからな、ザフト、、、、敵はそれを狙って来てる」

 

くりす「止めなきゃ!」

 

シン「シナリオに介入は出来ないぞ」

 

ツバサ「、、、、なんも出来ないのかよ!!」

 

シン「、、、、なんでそんな怒ってんだよ」

 

ツバサ「当たり前だろ!!軍が攻めてきてるってことは誰かが死ぬんだろ!?そんなの許せるか!」

 

シン「「ガンダム」で人が死ぬのは普通の事だ」

 

ツバサ「だとしても!!黙って見てるなんてしたくねぇ!!」

 

くりす「うん!!」

 

シン「、、、、シナリオに介入は出来ないけど被害を減らす事は出来る。「結末」は変えられないけど」

 

くりす「やろう!!たとえ変えられなくても何もしなくて言い訳にはならないよ!」

 

シン「それは「偽善」だぞ」

 

くりすとツバサはシンの目をまっすぐ見て

 

ツバサ くりす「やらない善よりやる偽善!」

 

シンはクスっと笑い

 

シン「言うと思った、着いてこい!機体の所に行くぞ!」

 

くりす「場所わかるの!?」

 

シン「いや、ウィンドウ開けば分かるよ」

 

くりす「あ、本当だ」

 

通路を走る3人、外に出るとそこでは銃撃戦が繰り広げられていた。2機のMSを守ろうとする側と奪取しようとする側

 

シン「もう少しだ!」

 

通路を抜けると寝た状態でトレーラーに格納されている3人の機体

 

シン「行くぞ!」

 

飛び降りるシン、それに続いてツバサも降りてくるが

 

くりす「高いよ!」

 

シン「大丈夫!ここはGBN!リアルと違って痛くもないから!飛べ!」

 

くりすは目をぎゅっとつぶり飛び降りる、そんなくりすをシンがキャッチする

 

シン「な?大丈夫だったろ?」

 

くりす「う、うん」

 

くりすを下ろしコクピットに入る

 

シン「戦闘が始まるからな、無理しなくていいから」

 

ツバサ「分かってる!」

 

くりす「あ、他のも動いてるよ?」

 

別のトレーラーから3機のMSが起動し立ち上がる、連合の「GAT」シリーズのX-102(デュエル) X-103(バスター) X-207(ブリッツ)

 

ツバサ『あれって倒した方がいいのか?』

 

シン「別にいいけど多分逃げられるぞ」

 

ツバサ『そうなのか?』

 

シン「シナリオへの介入はできないって言ったろ?俺らは一旦コロニーから出て宇宙()にいる襲ってきた奴らの撃退がミッション内容だからな」

 

くりす『あっちもそうなのかな?』

 

爆煙の中から2機のガンダムが飛び出してくる。X-303(イージス)X-105(ストライク)

 

ツバサ『とりあえずここから出るのか?』

 

シン「その前に敵を倒すぞ、シナリオにプラスで敵が出てくるようになってるからな」

 

イージスを守るようにモビルスーツ「ジン」が現れる、それに合わせ数機のジンが続いてくる

 

シン「まずはジンを落とすぞ!」

 

ツバサ『OKだ!、、、、ん?お前のデスティニー、装備違くね?』

 

シン「ああ、まだデスティニー(こいつ)の正式な武装が決まってなくてな。色んなの試す為に作った」

 

 

【挿絵表示】

 

 

右腕に00セブンソード/GのGNソードIIブラスター、左肩にバックパックのウイングから接続されたGNドライヴとGNバスターソードII。パッと見重装備だ

 

シン「援護するからツバサとくりすで連携して戦ってみてくれ」

 

ツバサ『わかった!行くぞくりす!』

 

くりす『はい!』

 

ブルーフレア(ツバサ)は対艦刀を抜き加速する。ジンがミサイルとマシンガンを放つがレッドローズ(くりす)がビームガトリングで撃ち落とす。キャットゥスを構えたジンにデスティニーのGNブラスターのビームが貫く

 

ツバサ『はぁぁあ!!』

 

一閃で2機の胴を切り落とす。横からジンが重斬刀を振り上げブルーフレアに振り下ろす、だがジンの腕が焼き切れ爆発する。くりすがビームライフルで腕を撃ち抜いていたのだ

 

ツバサ『ナイスくりす!うらァ!』

 

シールドで殴り突き上げ浮いたジンをGNブラスターのビームが撃ち抜く

 

シン「とりあえずコロニー内はこれで最後だな」

 

ツバサ『この後どうすんだ?』

 

デスティニーが上を指す、そこには宇宙港の入口がある

 

シン「あそこから宇宙に出てさっきみたいにジンを落とす」

 

スラスターを吹かし空中に飛びメインゲートに向かう

 

シン「今から無重力状態になる、重力下と違って動きに気をつけろ。スラスターを吹かし過ぎるとどっか行くからな」

 

ツバサ『わかった』

 

くりす『はい』

 

空中に飛んでいる間ストライクとジンの戦闘がモニターに映し出される。灰色だった装甲がトリコロールに変わりジンの重斬刀を弾き返す、すると途端に動きが良くなり腰のナイフでジンを撃破。エアロックが解除されデスティニー、ブルーフレア、レッドローズの3機がコロニーの外に出る

 

ツバサ『すげぇ、、、、』

 

くりす『綺麗、、、、』

 

宇宙に初めて出た2人は感動している、だがシンは違っていた。レーダーから目を離さず周囲を警戒する

 

シン「、、、、、来るぞ!」

 

5機のジンが襲いかかってくる。2機は通常装備のジンだが1機拠点攻撃用の重爆撃用D装備、もう1機は大型のビームライフル「M69バルルス改 特火重粒子砲」を担ぎそして

 

シン「ジンアサルトもいるのか」

 

最後の1機は通常のジンに追加装備であるアサルトシュラウドを装備した形態、通称「ジンアサルト」。火力、推力、防御力等が強化されている。だがシンはミッション内容に記載がなかったはずだと思う

 

シン「とりあえず2人は空間戦に慣れてくれ、俺が引きつける」

 

ツバサ『わかった!』

 

くりす『気をつけてね』

 

シン「ああ!」

 

加速し2人から離れ牽制の為にビームを放つ。5機は散開し避ける、シンはそのままGNブラスターで牽制しつつ接近していく。ノーマル装備のジンの2機が重突撃銃でシンの行く手を阻もうとするが躱し左肩からGNバスターソードIIを左手で抜きすれ違いざまにGNバスターソードIIとGNブラスターソードモードで2機のジンを両断する。

 

ツバサ『すご、、、、』

 

くりす『分かってたけど早くて全然追えない、、、、』

 

ジンが爆発する前に加速し離れバスターソードをドライヴに接続し直し他の3機に攻撃を仕掛ける、だが敵も黙ってやられるはずもない。ジンアサルトが接近し重斬刀で斬り掛かる、GNブラスターで受け止め鍔迫り合いになる。デスティニーを狙ってバルルス改を放つジン

 

ツバサ『危ない!』

 

デスティニーにビームが直撃しようとした瞬間左肩のGNドライヴとGNバスターソードIIから緑色の光を放出しデスティニーを丸く覆う。光に弾かれビームは霧散する

 

シン「よし、GNフィールドは発生するな」

 

確認するような口ぶりで話すシン、ジンアサルトを蹴り飛ばし右肩からフラッシュエッジ2を取り出し投げ付ける。D装備のジンはAMBACで避けるが戻ってくるフラッシュエッジ2に気付かず両脚部を破壊され、戻ってきたフラッシュエッジ2を左手で掴みソードモードに出力を切り替え胴体を斜めに斬る。破壊され爆発する寸前にジンが大型ミサイルを発射しトンチンカンな所に飛んでいく、そう思っていたがミサイルはブルーフレアとレッドローズに向かっていく

 

シン「2人とも避けろ!」

 

ツバサ『うおぁ!?』

 

くりす『えぇ!?』

 

加速する2機、だがまだ宇宙空間に慣れていないので真っ直ぐにしか動けずミサイルは追尾してくる

 

シン「ちっ!」

 

GNブラスターをライフルモードにしバレルを伸ばし狙撃形態に変更、するとシンの目元に射撃支援用カメラが現れる。バレルの伸縮は元々HGのブラスターにはなかったがメタルビルドのブラスターを参考にシンが独自に作り上げたものだ。

 

シン「2人ともそのまま加速してろ!!俺が撃ち落とす!」

 

GNドライヴから大量のGN粒子を供給し圧縮、そして臨界まで到達したエネルギーを放つ。砲身から溢れ出すGN粒子、それはミサイル4発を簡単に蒸発させそのまま2機を追っていたジンをも飲み込み爆発させる。やがてビームは途切れ砲身から煙が上がる

 

シン「ん、システム問題なし。砲身とGNコンデンサーも冷やせばまた使えるな」

 

空になったコンデンサーに粒子を供給し直しながらジンアサルトに向かって一直線に飛ぶ、光の翼(ヴォワチュール・リュミエール)でさらに加速し一瞬でジンアサルトの懐に飛び込みバルムンクを逆手で握り振り抜き、目の前でスパークし爆発しジンアサルトは跡形もなく消えた。デスティニーはバルムンクをサイドスカートに固定しブルーフレアとレッドローズに近づく

 

シン「ツバサ、くりすどうだ?宇宙には慣れたか?」

 

ツバサ『おう!なんかあれだな!重くないプールって感じだ』

 

くりす『私はまだちょっと』

 

シン「そっか、まぁ今日は、、、、」

 

ここまでにするか、そう言おうとした瞬間3機の横を何かが通り抜ける

 

ツバサ『なんだ!?』

 

くりす『!戻ってくる!』

 

シン「散れ!」

 

3機はバラけ高速で接近してくる物を避ける。ツバサとくりすの機体は追いきれなかったがデスティニーのカメラにはしっかりと映っていた

 

シン「シグー!?このステージで出てくるはずないんじゃ!」

 

シン達を襲ったのはシグーだった。ジンの高い汎用性を受け継ぎつつ、スラスターの増設、高出力化により宇宙空間での機動性、運動性が大幅に向上している、だが

 

シン「シグーもアサルト装備かよ!」

 

「シグーアサルト」 火力、推力、装甲の強化を目的に開発された追加オプションユニットを装備したシグー

 

? 『目障りだな、、、、!潰させてもらおう!』

 

シン「っ!?」

 

ツバサ『話しかけてきた!?』

 

くりす『じゃあ誰かが襲ってきたって事!?』

 

シン「そんなはずない!リアルミッションは個々で分けられてるから他プレイヤーの介入は無い!」

 

ツバサ『てことはNPCって事か!くりす!やるぞ!』

 

くりす『ツバサ!』

 

ブルーフレアは加速しながらビームライフルを放つ、レッドローズも援護する様にバズーカとミサイルを撃つ

 

? 『ふっその程度、当たらなければどうということはない!』

 

ビームを華麗に避け両腕に装備されたバルカンでブルーフレアを攻撃する、足のスラスターを上手く使い向きを変え回避

 

ツバサ『こんにゃろ!!』

 

パンツァーアイゼンを放ちシールドを掴み引き寄せる。シグーは重斬刀でワイヤーを斬り蹴りを入れブルーフレアを吹き飛ばす

 

ツバサ『うぐっ!』

 

追撃しようとバルカンを構える

 

シン「やらせるか!」

 

レールガンでシグーアサルトに攻撃するシン、それを避けシンに向かってバルカンを放ちながら接近する

 

シン「ふっ!!」

 

弾丸を回避しブラスターを叩き付ける、シールドで受け止められ重斬刀を振りかぶるが腕を掴み動きを封じる

 

? 『ちぃっ!厄介だな!!』

 

シン「この声、、、、ラウ・ル・クルーゼか!」

 

金髪にウェーブがかかった仮面の男「ラウ・ル・クルーゼ」がモニターに映る

 

ラウ『なかなかのパワーだ!だが!!』

 

シン「それはこっちのセリフだ!!」

 

デスティニーの左の掌が輝き出す、すると突如シグーアサルトの腕が爆発する

 

ラウ『何っ!?』

 

咄嗟にシグーは腕を切り離し爆発から逃れるものの

 

シン「逃げるのはいいけど、そこ(・・)射線だぞ」

 

くりす『当たって!』

 

レッドローズの弾幕が目前まで迫っていた。ミサイルがシールドに当たり爆煙を上げる

 

シン「行け!ツバサ!!」

 

爆煙の中にシュペルトゲベールを振り下ろす、少しして爆煙から右肩と右スラスターを失い後退していくシグーアサルトを確認し戦闘が終了した合図が出る

 

ツバサ『よっしゃぁぁ!!クリアだ!!』

 

くりす『やったね!』

 

シン「、、、、」

 

くりす『どうかしたの?』

 

シン「、、、、いや、何でもない。今日はあともうひとつやりたい事があるからこっちは終わろう」

 

そういいリアルミッションを終了させる3人、ロビーに出るとリザルト画面が出てFランクからEランクにランクアップする

 

くりす「あと1つだね!」

 

ツバサ「だな!」

 

シン「じゃあもうひとつやっておくことあるから2人は5分ぐらい待っててくれ、すぐ戻るから」

 

くりす「うん」

 

ツバサ「りょーかい!」

 

シンのアバターが消え5分ぐらいするとシンが再び戻ってきた

 

シン「お待たせ」

 

ツバサ「きっかり5分だな」

 

くりす「大丈夫だよ」

 

シン「そっかじゃあウィンドウ開いてくれ、俺から招待送ったから」

 

2人はウィンドウを開きシンからの招待を受ける

 

シン「受けたな、じゃあ行くぞ」

 

格納庫に移動し先にブルーフレアとレッドローズを出撃させる

 

ツバサ『先に出てろって言われたけど』

 

くりす『なんだろうね?』

 

シン「待たせたな」

 

2機の前に1機の機体が現れる

 

ツバサ『えっ!?デスティニーじゃないのか!?』

 

シン「ああ、今回のミッションそれは俺と2対1の変則マッチだ」

 

くりす『2対1、、、、?』

 

シンが乗ってきたガンプラ、それは

 

シン「対マリア対策も兼ねてこいつで行かせてもらう」

 

そこに居たのは

 

ツバサ『金色のフレームの、アストレイ?』

 

くりす「でも私達のとは全然違う」

 

そう、そこに居たのは「アストレイ ゴールドフレーム天」だった

 

 

つづく、、、、、




作者「補足しておくとこの世界のシンはビルダーレベル高めです」

シン「デスティニーに太陽炉つけるとは、、、、しかも外付け?」

作者「やれば出来るんやで、まだまだつけるんやで、なんならまだ隠してる装備もあるんやで頑張れシン」

シン「マジで言ってんのか!?」

作者「大丈夫大丈夫逝ける逝ける」

シン「あんたって人はぁぁぁ!!」


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10話 虎狼相打つ

作者「サブタイでバラしていくスタイル、これなんて城之内死す?」

シン「あんたが決めてんだろ」

作者「たしかし」

シン「ビルドダイバーズを見た人には分かる人が出てきます」

作者「それでは10話どうぞー」


side シン ツバサ くりす

 

シン「行くぞ!」

 

2機に向けランサーダートを発射するゴールドフレーム

 

ツバサ『うおぁ!?ちょ、ちょっと待てよ!!』

 

くりす『きゃあっ!?』

 

姿勢を崩しながらもランサーダートを回避する2人

 

ツバサ『マリア対策ってどういうことだよ!』

 

シン「言葉のままだ」

 

スラスターを吹かしブルーフレアに突撃する、トリケロス改からビームサーベルを発生させ斬り掛かる。ギリギリでシールドを割り込ませ受け止める

 

シン「マリアの使う機体はゴールドフレーム天をベースにしてる。ならこの機体で戦ってやれば少しは強くなるだろうと思って、な!!」

 

左足で胸部を蹴り飛ばす

 

ツバサ『グッ!』

 

くりす『ツバサ!』

 

ライフルでブルーフレアから引き剥がすレッドローズ、ゴールドフレームはビームを避け距離をとる

 

シン「おいおい、、、、このゴールドフレームは俺が展示用に作った対してチューンしてない奴だぞ?」

 

ツバサ『お前が作ったって時点で差が出るんだが!?』

 

シン「それにゴールドフレームの恐ろしさをまだ味わってないからな」

 

そういうとシンはコンソールを弄り特殊兵装を使用する、するとゴールドフレームの姿がみるみる消えていく

 

ツバサ『これは!』

 

くりす『ミラージュコロイド、、、、?』

 

シン「正解だ」

 

マガノシラホコを発射しデブリに突き刺し巻きとる、ミラージュコロイドはスラスターの噴射光を消せる訳では無い。なのでスラスターを使わない方法で場所の特定を防いだ

 

ツバサ『くっそわっかんねぇよ!!』

 

くりす『、、、、ツバサ、私に任せて』

 

レッドローズが武装を構える

 

くりす『ミラージュコロイドの対処は前に聞いたよね?』

 

ツバサ『、、、、なるほど!頼んだぜくりす!』

 

レッドローズと背中合わせになるように機体を動かす

 

くりす『いって!』

 

ミサイルとガトリングを四方八方に放つ。それはデブリにぶつかり粉々に飛び散る

 

シン「へぇ最初からそれをやれるのか、合格点やるよ」

 

姿を現すゴールドフレーム、その左手にはビームサーベルが握られていた。本来マガノイクタチを装備する為にオミットされていたバックパックは逆さにされ稼動するように改造されておりビームサーベルも装備していた

 

ツバサ『次は俺だ!』

 

シュペルトゲベールを抜刀全速力で突貫してくる、ゴールドフレームは1度上に加速し大きく円を書いて真正面からぶつかりに行く

 

ツバサ『うぉぉぉ!!』

 

シン「勢いはいい、けど」

 

互角にぶつかる、そう思われたがトリケロス改でシュペルトゲベールを受け止めゴールドフレームがブルーフレアを押し返す

 

ツバサ『なっ!』

 

シン「直線の動きで出せるスピードと遠心力を加えたスピード、どっちが強いと思う?」

 

ブルーフレアを押しながらマガノシラホコを射出し左肩とバックパックに命中させる。

距離 ÷ 時間、これがスピードの計算式だ。直線距離でブーストしたブルーフレアより上昇し回転を加えたゴールドフレームの方がスピードがあるのは至極当然

 

くりす『ツバサ!!』

 

全砲門解放と言わんばかりの一斉射撃、ブルーフレアを蹴り飛ばしその勢いでビームを避けミサイルを撃ち落とす。そのままレッドローズに接近しようとするがブルーフレアが割り込み

 

ツバサ『こんのぉぉお!!』

 

片手でシュペルトゲベールを振るうブルーフレア、だが重さに引っ張られ機体のバランスが取れない

 

ツバサ『ぉぉお!?』

 

シン「メインスラスターが壊されて突っ込んでくんなよ、、、、あとそんなバカでかい得物を片手で振り回せると思うな。遠心力で飛んでくぞ」

 

ブルーフレアは生きているスラスターで何とか体勢を立て直す、シュペルトゲベールを捨てビームサーベルを握る

 

シン「状況に合わせて武器を変えなきゃやられるぞ〜」

 

再びミラージュコロイドで姿を消すゴールドフレーム

 

ツバサ『ズルいぞ!!』

 

シン「ズルかない」

 

あたふたするブルーフレアの後ろに回り込みマガノイクタチで頭部を挟み込む、そして

 

ツバサ『な、なんだ!?』

 

シン「これ食らうとパワー吸われるから気をつけろよ」

 

そう言いながらブルーフレアからエネルギーを奪う。ツバサは藻掻くが徐々にエネルギーのアラームが大きくなっていく

 

くりす『離れて!!』

 

ビームサーベルで斬り掛かるくりす

 

シン「射撃兵装を使わなかったのはいい判断だ、けど」

 

ブルーフレアを離しレッドローズのサーベルを避け

 

シン「重なるのはあんま良くないぞ」

 

そう言ってレッドローズを蹴り飛ばしブルーフレア諸共デブリにぶつける

 

ツバサ『うがっ!』

 

くりす『キャッ!』

 

シン「こうなるから」

 

ツバサ『攻撃する前に言えよな!』

 

くりす『痛くはないけど、、、、』

 

シン「空間戦で大事なのは距離感と味方の位置の把握だ。それが出来ないと敵との距離の詰め方や味方への誤射、味方からの誤射とかもあるからな」

 

トリケロス改を2機に向けビームを放つ。レッドローズがガトリングシールドを前にしビームを受ける

 

シン「次行くぞ」

 

ビームを撃ちながらマガノシラホコを放つ、ブルーフレアとレッドローズは左右に別れて避ける。

 

シン「じゃあこんなのはどうだ?」

 

マガノシラホコのワイヤーを掴み鞭のように振るう

 

ツバサ『うわっ!?』

 

くりす『動きが読めない!?』

 

先端にしか刃はないものの見慣れぬ動きをする武器に動揺する。レッドローズのバックパックに刃先が突き刺さり爆発を起こしブルーフレアの足にも刺さりもぎとる、ガトリングで撃ち落とそうとするが弾丸は当たらずゴールドフレームの元に戻っていく

 

シン「まぁ最初はこんなもんか、今日は遅いし終わらせるぞ」

 

ミラージュコロイドを散布し姿を消すゴールドフレーム、破損した機体は満足に動くことが出来ず

 

シン「まずブルーフレア(ツバサ)から」

 

後ろに周り首にマガノイクタチでエネルギーを奪われ機体が停止する

 

ツバサ『なっ!動け!動けよ!ブルーフレア!』

 

ブルーフレアを足場にし飛びレッドローズの肩にマガノシラホコを突き刺し引き寄せマガノイクタチでエネルギーを吸い取り停止させる。2人のモニターにYouLOSEの文字が現れる

 

シン「EXTRAWINってやつかな」

 

 

〜格納庫〜

 

ツバサ「ずるいぞ!その武器!」

 

シン「俺に言われても、、、、作ったやつに行ってくれ」

 

格納庫に戻り直ぐに怒られるシン。くりすもふくれっ面である

 

くりす「卑怯、卑劣」

 

シン「心に突き刺さる言葉使うのやめてくんない?」

 

ツバサ「ぐぬぬ、、、、!明日は絶対勝つ!」

 

シン「じゃあ今日はログアウトするか」

 

side真 翼 クリス

 

真 「あー疲れた、、、、」

 

翼 「あんなの避けられねぇよ」

 

真 「習うより慣れろだな、こればっかりは」

 

クリス「だね」

 

真 「じゃあゴールドフレーム返してくるから支度して店出ててくれ」

 

翼 「わかった」

 

2人は荷物をまとめる、その間にゴールドフレームを持って店員の元に向かう

 

真 「ありがとうございました」

 

店員「どうだった?」

 

真 「クセがすごい」

 

店員「わかりみ」

 

ガンプラを返し店を後にする3人、翼の家を目指す

 

翼 「あれを避けるにはどうすればいいんだ?」

 

真 「んー?さっき言ったろ?習うより慣れろって」

 

翼 「ヒント!ヒントくれ!」

 

真「ヒントって、、、、そうだな、、、、」

 

考える素振りをする真

 

真 「ヒントなぁ、、、、強いて言うならあの攻撃は先端にしか武器はついてないって所か?あれは有線兵器だからな」

 

翼 「ヒントになってないぞ!」

 

クリス「まあまあ翼」

 

程なくして翼の家に着く

 

真 「じゃあな風鳴」

 

翼 「おう!また明日!」

 

翼を送り届け次にクリスの家に向かう

 

クリス「ねえ明日香君」

 

真 「なんだ?」

 

クリス「マリアさんの戦ってる映像ってある?」

 

真 「あー、多分G-Tubeに上がってると思うよ」

 

動画共有サービス「G-TUBE」平たくいえばガンダム専門の〇ouTube。ここには多くのダイバーを始めガンプラの作り方やバトル攻略の動画が上がっている。スマホでマリアのバトルを検索する

 

真 「これだな、んと、、、、今のところ30本ぐらい上がってる」

 

クリス「そんなに、、、、」

 

真 「多分探せばもっと出てくるぞ」

 

クリス「、、、、わかった、ここで大丈夫。ありがとう明日香君」

 

 

 

 

side真 マリア

〜翌日〜

 

真 「ふあ、、、、ねむ」

 

欠伸をしながら着替えランニングに出る真

 

真 「(マリア対策でゴールドフレームを使ったが、、、、かなりクセがある、それに加えてマリアはランスを持ってたよな)」

 

機体自体はそこまでの改造を施されていないがマリアの操る天はキマリスヴィダールのドリルランスを改造し持ち手を長くしたものを使っている

 

真 「(俺はランス使わないからなぁ、、、、どうするか)」

 

マリア「あら奇遇ね」

 

真 「ん?マリア?」

 

振り向くとジャージを着て長い髪を一纏めにしたマリアが走っていた

 

真 「どうしていんだよ?」

 

マリア「たまたまよ、ジョギングコースを変えてみたら貴方がいたのよ」

 

真 「ふーん」

 

走るペースを変えない真に並走するマリア

 

マリア「貴方は毎日走ってるのかしら?」

 

真 「まぁな、毎日3キロ。帰って筋トレしてる。まぁ習慣化してるから」

 

マリア「流石ね、私は1キロが精々よ。部活やってたの?」

 

真 「いいんじゃないか?無理しない方がいい。アンタメディアに出るんだし、部活はやってなかったけど色々やってやってたな」

 

マリア「色々?」

 

真 「全部齧った程度だけど、剣道、柔道、ボクシング、サッカー、野球、テニス、、、、後は」

 

マリア「そんなにっ!?も、もういいわ!」

 

真 「そうか?」

 

スピードを上げ仕上げをする、マリアも着いてこようとしたが辞めさせた。公園で体をほぐして筋トレを始める

 

マリア「彼女達はどうかしら?」

 

真 「風鳴達か?」

 

マリア「ええ」

 

真 「センスいいぞ、2人とも。昨日はリアルミッション行ってそのままアンタ対策の訓練した」

 

マリア「へぇ、貴方ゴールドフレームを使ったの?」

 

真 「ああ、俺には向いてないな。クセが強いしミラージュコロイドが好きじゃない」

 

マリア「貴方、好きじゃなくても勘でミラージュコロイドを見抜いて狙撃したわよね、、、、」

 

真 「そうだっけ?」

 

マリア「私がやられたのよ!?」

 

真 「覚えてない、、、、」

 

マリア「、、、、私が弱いからかしら?」

 

真 「そうじゃない、俺は毎日の様に対戦してたから一々覚えられないんだよ。でも戦闘ログ見直したら思い出したよ、馬鹿でかい槍で突撃してきたオレンジフレームの天。あれ左腕どうなってんだよ?」

 

そもそもゴールドフレーム天はヘリオポリス脱出時デュエル用バズーカ「ゲイボルグ」を使用した事により動かなくなった腕をパージしオーブ近海で戦闘し切り落とされたブリッツの右腕を繋ぎ合わせたもの、つまりバランスが悪いのだ。ブリッツの腕はPS装甲を使っており従来の装甲より重く、アストレイシリーズの装甲は発泡金属。「攻撃を避ける」のコンセプトから外れているのである。真が昨日使った時感じたクセとはそのことを指していた、更にマリアの操る天はそんなアンバランスな機体に鉄血のオルフェンズに出てくるキマリスヴィダールの「ドリルランス」の持ち手を長くした武装だ。バランスが取れるとは到底思えなかった

 

マリア「左腕はRGの天ミナをベースにフレーム構造を入れてあるの、だから元来の物より左腕は重くなっているわ。パワーシリンダーも独学で詰め込んであるからなんなら左腕の方がブリッツの腕よりパワーが高いわよ?前PS装甲の機体凹ませたもの」

 

真 「成程、フレームとパワーシリンダーでバランス取ったのか」

 

マリア「そういう貴方こそあのデスティニー、ムーバブルフレームで作ってあるでしょう?外装こそ市販の物に見えるけど中身は別物だし、それにベースはデスティニーでもあの胸のパーツと肩はどう見てもウイングゼロを使っている、つまり、、、、」

 

真 「その辺は想像に任せる、ふぅ筋トレ終わり!帰るわ」

 

マリア「私も家に帰るわ、また学校でね」

 

 

 

side真 翼 クリス

 

マリアの機体の構造は分かった、そして今の2人では勝ち目は薄い事も。真はどうしたものかと考えながら弁当を貪る

 

真 「(同じアストレイとはいえあっちとこっちじゃ完成度の差がある。完全塗装と素組み改造のは差はデカい)」

 

クリスと翼の方をちらっと見るとクリスのケータイでマリアの戦闘の動画を見ているようだ

 

翼 「早いな、、、、それに迷いがねぇ」

 

クリス「うん、それにミラージュコロイドの使い方も上手いね」

 

翼 「だな、俺が前衛で近づこうとしてもミラージュコロイドで隠れられて後ろ取られたらアウト、かと言ってクリスがブッパしても当たるとは限らねぇし、、、、」

 

クリス「うん、何かいい方法ないかな」

 

真 「マリアは倒せそうか?」

 

2人の席に寄り声をかける真

 

翼 「今のままじゃムズいな」

 

クリス「でも負けたくないよ」

 

真 「そうか、じゃあ今日はリアルミッションじゃなくて別の所行くか。あの人ならなんかしらのヒントくれるかもしんないし」

 

翼 「そんなやついるのか!?行きたい!」

 

真 「じゃあ授業終わりでGBN行くか」

 

 

sideシン ツバサ くりす

 

ツバサ「今日もやってきましたGBN!」

 

くりす「どこに行くの?」

 

シン「「虎武龍」だ」

 

ツバサ「とらぶりゅー?」

 

シン「ああ、フォースランキング5位「己を磨き、ガンプラを磨き上げる」を信条にしているフォースだ。何かしらのヒントには絶対なる」

 

くりす「、、、、行こうツバサ」

 

ツバサ「お?くりすやる気満々だな!」

 

シン「じゃあエスタニア・エリアにレッツゴー!」

 

 

〜アジアン・サーバー エスタニア・エリア〜

 

ツバサ「なんか中国感強いなここ!」

 

ブルーフレアで飛行しながら景色を楽しむツバサ

 

シン「まぁな」

 

クリス「あ、あれかな?」

 

いかにも道場感漂う場所が見えてくる、その前に降り立つ3機。すると門番の様に2機の機体が前に出て

 

門番『何者だ!』

 

門番『ここは虎舞龍の敷地内である!』

 

ツバサ『おお!なんかそれっぽい!』

 

シン「あー、こんにちはタイガーウルフいる?」

 

門番『こ、これは!シン殿!失礼致しました!』

 

門番『今日は何か御用でしょうか!』

 

シン「うん、まぁ」

 

門番『それではどうぞお入りください!』

 

門番『お連れ様も失礼をお詫び致します、どうぞ!』

 

3人はガンプラから降りて寺を上がっていく

 

ツバサ「ここってなんで格闘技してんだ?」

 

くりす「ガンプラバトルに関係あるの?」

 

シン「、、、、ぶっちゃけ無い」

 

ツバサ「ええ!?」

 

くりす「そんな、、、、」

 

シン「ただ、無駄足にはならないと思うぞ?、、、、そこっ!」

 

シンは突如回し蹴りを背後に放つ

 

?「ふっ!」

 

何者かが受け止める

 

? 「久しぶりじゃねぇかシン」

 

シン「ああ、久しぶりタイガー」

 

シンの蹴りを受け止めたのは狼のようなアバターだった。その人物こそここ、虎舞龍を束ねるフォースリーダー「タイガーウルフ」であった

 

タイガー「なんだ?修行しに来たのか?お前なら大歓迎だぜ」

 

シン「あー違う、俺じゃなくてこっち」

 

シンは後ろに指さす

 

タイガー「なんだこいつら?」

 

シン「GBN始めたばっかの学校の友達」

 

ツバサ「よろしく!」

 

くりす「は、初めまして」

 

タイガーは2人をしげしげと見て

 

タイガー「俺の名はタイガーウルフ!虎舞龍のフォースリーダーだ!ここの説明は受けたか?」

 

ツバサ「大まかには」

 

くりす「はい」

 

ツバサ「アンタの修行受ければなんかしら見えてくるらしいからな!」

 

タイガー「ほう、、、、いい目してやがる!よし!ならばこい!」

 

3人を連れて道場に進む、そこには中国武術に出てくるような木人やら槍術で訓練している人が見受けられる

 

タイガー「まずは自分にあった武器を取れ!悪いが飛び道具は無い」

 

ツバサは木刀を取る、くりすは、、、、

 

シン「え、素手!?」

 

バンテージを巻きグローブに手を入れるくりすに衝撃を受けるシン

 

ツバサ「あ、言ってなかったか?くりすも先生に稽古つけてもらってた時期があんだよ、まぁそもそも暴力が嫌いだから滅多にやらんが」

 

シン「そ、そうか」

 

道着にアバターが変わる

 

タイガー「まず一本道にいるこの木人達を倒してもらう!の前に手本だ、シンお前がやれ」

 

シン「俺かよ、、、、はあ」

 

シンはため息混じりで無数の木人を見据える、そして

 

シン「ふっ!」

 

一体の木人の首を吹き飛ばす、続けざまに回し蹴りで別の木人を破壊し進んでいき通り抜ける。全ての木人を倒したシン

 

シン「こんなもんか」

 

タイガー「相変わらずいい腕してやがるな!」

 

ツバサ「おお!」

 

タイガー「次はお前らだ!」

 

木人が元に戻り構える。ツバサは木刀を腰だめに、くりすは拳を握り

 

ツバサ「はっ!」

 

くりす「やぁ!」

 

木刀の一閃と共に拳が木人を捉える、次々と現れる木人を2人は倒していく

 

タイガー「中々やるじゃねぇか、だが」

 

シン「ああ、GBN(ここ)の恐ろしさはこれからだ」

 

ツバサが相手をしていた木人が構えを変える

 

ツバサ「なんだ、、、、?」

 

距離をとるツバサ、木人が気を込めた掌打を叩き込む。咄嗟に木刀でガードするが吹き飛ぶ

 

くりす「ツバサ!」

 

シン「光輝唸掌か〜流派東方不敗とはまた、、、、」

 

タイガー「おめぇは使う前に全部ぶっ潰しやがったからな」

 

くりすが相手をしていた木人もどこからか布を取り出さし、螺旋状に伸ばし槍のように固める

 

くりす「布槍術!?」

 

布の槍を構え突撃してくる木人。くりすは寸前で矛先を掴む、が槍から布に変わり腕を絡め取り放り投げる

 

シン「あ、ぶっ飛んだ」

 

タイガー「、、、、これ難易度のレベルどうしたっけか。俺布槍術入れた覚えないんだが、、、、」

 

シン「、、、、おいィ?」

 

木人は続けざまに、掌を前面に突き出し、大きく円を描くように動かしながら梵字を出現させ、そこから気で小型の分身を多数作り出しツバサに向けて放つ

 

シン「十二王方牌大車併!?」

 

タイガー「これ難易度MAXじゃねぇか!!」

 

まさかの十二王方牌大車併に驚く2人。ツバサはなんとかはい出て分身攻撃を避ける

 

ツバサ「すげー!!」

 

くりす「さすがゲームの中、なんでもありだね、、、、」

 

楽しそうに笑う2人を見てほっとするシンとタイガーウルフ。だが木人の攻撃は止まらない、一体の木人が飛び上がり回転する。頭部以外の全身を渦巻状の気弾で覆いもう一体が構え

 

シン「ちょっ!?」

 

タイガー「超級覇王電影弾!!あれはまずい!」

 

回転している木人をもう一体の木人が打ち出す、あまりの出来事に動揺するツバサとくりす。だが

 

タイガー「シン!!」

 

シン「はぁ!!」

 

シンがオーバーヘッドキックで足に載せたタイガーウルフを放つ、タイガーウルフは木人の顔面に拳を叩き込む。木人は木っ端微塵に砕け散る、そして

 

シン「アホかアンタはぁぁぁ!!??」

 

タイガーウルフの胸ぐらを掴みぐわんぐわんと揺さぶる

 

タイガー「わ、悪かったっつってんだろ!!」

 

シン「初心者相手に流派東方不敗を使える奴出すかァァァ!!??」

 

一通りタイガーを虐めたあとタイガーは2人に頭を下げ

 

タイガー「すまん!設定が難易度MAXになってた!」

ツバサ「いいって!大丈夫!」

 

くりす「うん、助けてくれたから、、、、ねぇ2人共さっきのって」

 

シン「さっきの?」

 

くりす「うん、オーバーヘッドキックにタイガーさん乗せて蹴ったやつ。なにかの技なの?」

 

ツバサ「俺もそれ気になった!」

 

シン「いや、技って程じゃないぞ?」

 

タイガー「ああ、技って程じゃねぇ。咄嗟に合わせただけだ。強いて名前をつけるなら画竜点睛!!」

 

シン「変な名前つけるな」

 

タイガー「いいじゃねぇか、だれしも必殺技には憧れるもんだ」

 

シン「いや、まぁそうだけどさ」

 

ツバサ「必殺技!?そんなのあるのか!!」

 

シン「ああ、さっきの超級覇王電影弾とかは必殺技だな、まぁ「原作」のってが入るけど」

 

ツバサ「てことはオリジナルの必殺技がつくれるのか!」

 

タイガー「おうよ」

 

くりす「シン君も使えるの?」

 

タイガー「あったりまえだ、なんだ見せてないのか?」

 

シン「おいそれと使うもんじゃないぞ、どんな技でも弱点はあるんだからな」

 

ツバサ「俺も作りたい!」

 

シン「あー、そのだな」

 

言い淀むシン、横で腕組みしウンウンと頷くタイガーウルフ

 

シン「最低でもCランクにならないと使えない、らしいぞ」

 

くりす「なんでらしいなの?」

 

シン「俺が使える頃になったのはどっちかって言うと最近だから」

 

それまで興味なかったしなと付け加えるシン

 

タイガー「もちろん俺は体得済みだ!」

 

ツバサ「見たい!」

 

タイガー「いいだろう、だがその前にやってもらうことがある」

 

道場から外に出る4人、少し歩くと大きな岩が聳え立つ場所につく

 

タイガー「お前たちにはこいつを「割って」もらう」

 

ツバサ「、、、、、、は?」

 

くりす「冗談、ですよね?」

 

タイガー「本気に決まってんだろ、こいつが割れればお前らはGBNをもっと楽しめるようになる!まぁとりあえず見てろ」

 

タイガーは岩に飛び乗り拳を岩に当てる、そして

 

タイガー「、、、、、、破っ!」

 

縦にヒビがはいり割れ目から粉々に砕け飛び散る、ツバサとくりすは驚きを隠せない

 

タイガー「ま!ざっとこんなもんよ、どうだ?」

 

ツバサ くりす「出来るかぁぁぁ!!!」

 

 

 

つづく、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




作者「必殺技ってかっこいいよね」

シン「俺の技って?」

作者「まだその時じゃない、オシエーヌ」

シン「くさタイプでワンパンされそうな言葉使うな」

作者「謝れ!シン!作者は剣盾でケロマツ使えないと友達に聞かされ今泣いているんだ!」

シン「リベロエースバーン許されるんだからへんげんじざいゲッコウガ許してもいいとは思う」

作者「なんでポケモンの話してんだろうね」

シン「あんた言い始めたんだろ!!」


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11話 必殺技

作者「消息不明になってすみませんでした!」

シン「本当にな?」

作者「もう一個の方に集中しすぎた結果です許してつかぁさい」

シン「それでは始まる11話!」


side シン ツバサ くりす

 

ツバサ くりす「出来るかぁぁぁ!!!」

 

シン「まぁ普通そうなるよね、、、」

 

ゲンナリした顔でシンが相打ちをする

 

タイガー「誰も最初からこのレベルのことやれって言ってねぇよ」

 

ツバサ「本当だろうなぁ!?」

 

タイガーウルフは割った岩を飛び降りて落ちている岩を拾い

 

タイガー「こいつを割ってもらう」

 

ツバサ「デケェわ!!もっと小さいのだろ!!普通さ!!」

 

くりす「さ、さすがに、、、ね?」

 

タイガー「何言ってやがる、出来るかどうかじゃなくやれ。じゃなきゃ」

 

タイガーが持った岩を上に放り投げる、降ってくる岩を垂直に蹴りを入れ割る

 

タイガー「あいつには勝てねぇぞ(・・・・・・・・・・)

 

くりす「っ!」

 

ツバサ「、、、こいつが割れればマリアに勝てんだな?」

 

タイガー「そいつはお前達次第だ」

 

ツバサ「、、、やってやらぁ!!行くぞくりす!」

 

くりす「うん!」

 

ふんすとやる気満々の2人

 

タイガー「んじゃあとりあえず中で修行開始だ!」

 

ツバサ「よし!行こうくりす!」

 

くりす「わかった」

 

2人を連れ中に入っていくタイガー、そして残されたシン

 

シン「、、、、、ええ、、、ここまでやんなきゃいけないの?」

 

そうつぶやき後を追う

 

 

~道場~

 

タイガー「まずは座禅!!心を研ぎ澄ませ!!」

 

シン「(果たしてGBN内の座禅意味あるのか…)」

 

タイガーに従い座禅するくりすとツバサ

 

タイガー「次は雑巾がけだ!」

 

シン「1時代前の寺修行かよ!!」

 

だが律儀に2人は雑巾がけを始める

 

シン「…はぁ、おいタイガーさっさと言ってやれよ」

 

タイガー「あん?」

 

シン「必殺技だ何だって言うより先にやることがあるって」

 

タイガー「そいつに気づかせるための修行何じゃねぇか」

 

シン「絶対嘘だろ」

 

タイガー「嘘じゃねぇよ、虎武龍(ここ)のルールだ。己を鍛えガンプラを鍛える」

 

シン「…ま、アンタに任せるけどな。俺が教えたんじゃ意味ないし」

 

タイガー「オメーもそういう所ひんまがってるよなぁ」

 

シン「はぁ?」

 

タイガー「自分じゃできねぇって勝手に思ってやがる」

 

シン「…事実だろ」

 

タイガー「嘘だな、オメーは出来る。がやろうとしてねぇのさ、どっかで変な歯止めがかかっちまってな」

 

シン「…」

 

タイガー「…まだ、あの事(・・・)を引き摺ってんのか?だから踏み込めねぇんだろ?」

 

シン「…うっさい」

 

タイガーは頭をガシガシと掻き

 

タイガー「あー悪ぃ…踏み込みすぎたな」

 

シン「…たまには手合わせするか?」

 

タイガー「なにっ!?」

 

シン「お前とやると大変な思いするけど…たまにならいいぜ」

 

タイガー「本当か!?やるぜ!!」

 

シン「修行は?どうする?」

 

タイガー「なぁに!見取り稽古ってのがあんだろ?俺とお前の熱いバトルを見りゃなんか思い付くだろ!!」

 

シン「…ま、いいけど」

 

タイガー「おい!お前ら!!一旦修行中止だ!!」

 

ツバサ「なんで?」

 

くりす「まだ始まったばかりですよ?」

 

タイガー「次の修行を与えるからだ!!ズバリ!見取り稽古!!」

 

くりす「見取り稽古?」

 

ツバサ「ってあれだよな?戦いを見て自分の力に変えるってやつ」

 

タイガー「おう!そうとも!!今から俺とシンがバトルをする」

 

ツバサ「マジで!?」

 

タイガー「俺らの戦いをよく見とけ!んで感じろ!!お前達と俺達の差を(・・・・・・・・・)!!」

 

くりす「私達と」

 

ツバサ「お前達の差?」

 

タイガー「百聞は一見にしかず!まずは移動するぞ!!」

 

道場を出て闘技場に足を運ぶ、そして2機のMSが主を待つように屈んでいた。1機はシンの愛機、エレメントデスティニー。もう1機は緑色をベースにし黄色で縁取られ両腕に金の龍と銀の虎を備えたガンダム

 

タイガー「紹介するぜ!こいつは俺のガンプラ「ジーエンアルトロンガンダム」だ!」

 

ツバサ「アルトロンって確か龍って意味だよな?」

 

タイガー「おうよ、こいつぁ「機動戦士ガンダムW」に登場した機体「アルトロンガンダム」を俺が改造したもんだ」

 

タイガーはジーエンアルトロンに乗り込む、シンもデスティニーに乗り込もうとする、が

 

タイガー「あーちょっと待てシン」

 

シン「んあ?」

 

くりす「危ない!!」

 

突如ストップをかけらたシン、ジーエンアルトロンの方にむくと拳がシンの目の前にあった。が

 

シン「…なに?」

 

タイガー「…この程度じゃびくりともしねぇか」

 

身じろぎひとつせずジーエンアルトロンの腕を見つめる

 

くりす「動かなかった…?」

 

ツバサ「動けなかった…いや、わざとだ」

 

タイガー「んじゃあ楽しくやろうぜ!!ガンプラバトルを!!」

 

腕を引きファイティングポーズをとる、シンもデスティニーに乗り臨戦状態に入る

 

タイガー「行くぜ!!」

 

一気に懐に潜り込むジーエンアルトロン、素早いパンチを叩き込む。デスティニーはシールドで受け止めGNソードIIIからビームを放つ。首だけ動かしビームを避ける

 

タイガー「オルァ!」

 

パンチのラッシュ、全てを避けるかシールドで受け流す

 

タイガー「やっぱやるじゃねぇか!!ならこいつはどうだ!!」

 

両肩に装備した虎、狼の頭部を模したパーツを拳に合体させる。双方の口から雷と炎を放ち、やはり金の龍の形に収束させて突撃させる

 

タイガー「雷神散打(らいじんさんだ)!!」

 

黄金の龍がデスティニーに襲いかかる

 

ツバサ「危ない!」

 

デスティニーは構え突撃する

 

くりす「迎え撃つの!?」

 

タイガー「へっ!そう来なくっちゃな!やって見せろよ!!」

 

GNソードIIIの刃先と龍がぶつかり激しくスパークする

 

シン「はぁぁぁ!!」

 

競り勝ったのはデスティニーのGNソードIII、龍を縦に切り裂きシールドを構え突破する

 

シン「ふっ!」

 

シールドで体当たりしジーエンアルトロンの体制を崩す、続けてGNソードIIIを振り下ろす

 

タイガー「効かねぇよ!」

 

体を捻りGNソードIIIを避けデスティニーの腹部を殴る

 

シン「やってくれた、なぁ!」

 

後退し回し蹴りを頭部に叩き込む

 

タイガー「うおら!!」

 

足を掴み空中投げる、が掴んだ腕を逆にもう一方の足で硬めソードとシールドを投げ地面に両腕を着いて地面に叩きつける

 

タイガー「ぐっ!やっぱガンプラバトルは楽しいな!!オラオラオラァ!」

 

直ぐに飛び上がり殴り掛かるジーエンアルトロン、ジークフリートを抜き拳を受け止めるデスティニー

 

タイガー「さっさとテメェも必殺技使っちまえよ!」

 

シン「生憎そう安安とつかえないんだ、よ!!」

 

拳を弾いてジークフリートを振り下ろすバックステップで避けるジーエンアルトロン

 

シン「埒が明かない…なら」

 

コンソールパネルをセレクト、SPモードを選択する

 

シン「コード・ZERO…ZEROシステム起動!」

 

胸部のパーツが展開し眩い光が放たれる

 

タイガー「ZEROシステムか!やっぱそうなるよな!」

 

ZEROシステムとは、超高度な情報分析と状況予測を行い、毎秒毎瞬無数に計測される予測結果をコクピットの搭乗者の脳に直接伝達する戦術、戦略インターフェースである。

 

シン「行くぞ!」

 

一瞬でジーエンアルトロンの元に飛び込みジークフリートを振り上げる

 

タイガー「ぐおっ!?」

 

顎を刀身が掠める、バーニアを吹かして距離を取ろうとするが

 

シン「それはZEROが予測している!」

 

レールガンを撃ち込むデスティニー、両腕をクロスさせてガードする

 

タイガー「ちっ!てめぇZEROに飲み込まれてなんか居ねぇだろうな!?」

 

そう、このシステムは基本として「相手を倒す、勝利を得る」事を目的としたもので、目的達成のためならば人道や倫理などお構いなしで、他人や仲間の犠牲、更には自分の自爆ですら躊躇せずひとつの可能性として提示する。

大規模な戦場における戦術や又は戦略全てを把握することも可能な程の情報量は、精神力の弱い者には、時に現実なのかシステムの予測なのかわからなくなるほどのものとなり、パイロットの精神的負荷は計り知れない。

そのため、ゼロシステムに精神が負けてしまうとシステムが提示した行動のまま暴走を始めるか、耐え切れずに精神を破壊され、最悪死に至る可能性まである危険な代物だ、が

 

シン「そんな訳ないだろ!!」

 

だがこれはバトルシュミレーター、再現力は高いとはいえ暴走するなら人ではなくガンプラが勝手に動く。がシンはZEROを使いこなし未来視の拾捨判別をし戦っている

 

ツバサ「すげぇ…」

 

くりす「動きを先読みしているみたい…」

 

だがタイガーウルフもやられっぱなしではいられない、ジークフリートを避け始める

 

タイガー「オルァ!!」

 

拳がデスティニーの肩を掠める、だが距離を取ろうとはしない

 

ツバサ「なんで距離を取らないんだ?デスティニーなら射撃もできるだろ?」

 

くりす「距離をとると逆に危ないとか?」

 

そう、シンはタイガーウルフの必殺技を警戒しゼロ距離で肉薄していたのだ

 

タイガー「ちっ!龍虎狼道を打たせねぇ気だな!」

 

シン「そういう事!」

 

ぶつかり合う2機、だがここで予期せぬ乱入者が現れる。デスティニーのジーエンアルトロンの間に一筋の光が割り込む

 

タイガー「なんだ!?」

 

シン「ビーム!?誰が!」

 

発射された方向を向くとそこには

 

? 「ひ、ひひっ!」

 

ヤークトアルケーがGNランチャーを向けていた

 

タイガー「ヤークトアルケーだァ!?どこのどいつだ!」

 

シン「…あれは!」

 

ツバサ「くりす!あれって!」

 

くりす「うん!あれはあの時の!」

 

? 「見つけたぞ…よくも僕をコケにしてくれたな!!」

 

ヤークトアルケーから響く声

 

シン「模型部の部長!?」

 

そう、シン達の高校の模型部部長だった

 

タイガー「人の試合になに水さしてやがる!!」

 

部長「うるさぁぁぁい!!」

 

近くの岩をGNバスターソードで砕く

 

シン「物に当たるんじゃありません!!」

 

ツバサ「お母さん!?」

 

部長「君に負けて模型部から追い出され挙句の果てにはあいつらは僕に嫌がらせをしてきた!!全部お前のせいだ」

 

シン「因果応報って知ってる?」

 

タイガー「あいつ何したんだ?」

 

シン「模型部部長のくせに負けたら退部とかふざけた事ぬかした。GPDで挑んできたから直すより買い直した方が早いってぐらいにぶった斬った」

 

タイガー「自業自得じゃねぇか」

 

ジーエンアルトロンも肩を落とす

 

部長「うるさいうるさいうるさい!!」

 

ファングを射出するヤークトアルケー、ジークフリートを腰に戻しGNソードIIIとGNシールドを拾いツバサとくりすをコクピットに転送する

 

シン「捕まってろ!荒れるぞ!」

 

タイガー「オラァ!」

 

襲いかかるファングを拳で叩き潰すジーエンアルトロン、肩からフラッシュエッジ2を抜きサーベルモードに出力を調整。GNソードIIIとフラッシュエッジ2の二刀流でファングを落としていく

 

シン「前よりファングの量が多い!」

 

ソードもーどからライフルモードに変え撃ち抜く、フラッシュエッジ2を投擲し3機を一気に切り裂く

 

シン「それにあのヤークトアルケー直したのか…!その努力は認めるよ!」

 

部長「落ちろ!落ちろ!落ちろぉぉぉ!!」

 

GNメガランチャーをデスティニーに向けて放つ

 

タイガー「避けろ!シン!」

 

シン「間に合わない!受け止める!」

 

光の翼を展開、前面に振り強力なビームフィールドを発生させGNメガランチャーのビームを受けきる

 

タイガー「なんじゃそら!すげーじゃねぇか!!」

 

シン「そいつばどうも!」

 

そのまま加速し距離を詰めようとするデスティニー、だがファングが行く手を阻む

 

ツバサ「ううっ!」

 

くりす「きゃあ!」

 

撃ち落としても撃ち落としても一向に減らないファング

 

シン「どんだけ積んできてんだよ!」

 

部長「くそ!なんで倒せない!!こうなったら!!」

 

コンソールを弄りあるシステムを起動する。すると全身が紫のオーラに包まれる

 

タイガー「あれは!」

 

シン「ブレイクデカール!?」

 

禍々しいオーラと共に武装が巨大化、ファングも大型化しデスティニーとジーエンアルトロンに襲いかかる

 

タイガー「ちぃ!」

 

シン「ぐうっ!」

 

雷神散打とGNソードIIIがファングを砕くがすぐに再生してしまう

 

タイガー「どうする!」

 

シン「どうするもこうするも!」

 

部長「ははは!全部壊れろぉぉ!!」

 

しつこくデスティニーを狙うファング

 

シン「…タイガー!あれ(・・)をやる!」

 

タイガー「あれ…あれか!よし!」

 

迫り来るファングを叩き壊しデスティニーと背中を合わせる

 

シン「ツバサ、くりす。よく見とけこれが必殺技だ!!ZERO!!俺に勝利の未来を見せろ!!」

 

胸部のパーツが激しく光り出す、デスティニーは光の翼を展開しGNソードIIIを離しジークフリートを抜き放つ

 

タイガー「俺も行かせてもらう!!」

 

全身を明鏡止水の領域に達したかのごとく金色に輝かせるジーエンアルトロン

 

タイガー「トライファングの異名を持つ、この俺、タイガーウルフの奥義!喰らえ!」

 

シン「2人はジークフリートの逸話を知ってるか?」

 

ツバサ「あ、ああ!」

 

くりす「ドイツの英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』の主人公、だよね?」

 

ツバサ「邪龍を倒してその血を飲んで不死身になったんだよな」

 

シン「ああ」

 

ジークフリートが展開し光を放つ

 

シン「今から使う技はその英雄が邪龍を倒した技を模した必殺技!!」

 

両腕で高らかに振り上げるデスティニー

 

シン「行くぞ!!」

 

タイガー「応!!」

 

シン「幻想剣・天魔失墜(バルムンク)!!!

 

剣から膨大なエネルギーが火柱のように立ち昇る。これを大上段で振りかぶる

 

タイガー「奥義!!龍虎狼道(リュウコロード)!!!

 

金色の虎型の衝撃波と銀色の狼の形をした衝撃波を同時に放つ。

2つの衝撃波はやがて1つになり、金色の巨大な龍の形をした衝撃波となる。2つの強大なエネルギーがヤークトアルケーに向かって行く

 

部長「こ、このぉ!」

 

ファングを盾にしGNメガランチャーを放つが簡単に弾き返され

 

部長「う、うわぁぁぁぁ!!!」

 

エネルギーがヤークトアルケーを飲み爆発する

 

 

 

 

シン「お前を運営に引き渡す」

 

部長「は、離せぇ!!」

 

タイガー「なんなら俺がボコボコにしてやりたいところだが?」

 

パキパキと腕を鳴らすタイガー

 

シン「ブレイクデカールなんか使って何が楽しい」

 

部長「うるさい!!僕は僕の居場所を奪った貴様が許せない!!ただそれだけだ!」

 

シン「あっそ、くだらない理由をどーも」

 

部長は運営のアバターに連行される

 

タイガー「ああ、シラケちまった」

 

シン「だなぁ」

 

ツバサ「なあ!さっきのあれが必殺技か!?」

 

タイガー「おうよ、俺の必殺技「龍虎狼道」だ」

 

ツバサ「凄かった!」

 

くりす「でもまだ私達じゃあそこまで行けない、だよね?」

 

シン「気がついてたか」

 

くりす「なんとなくね」

 

ツバサ「でも得たものもある!」

 

タイガー「ほう?」

 

ツバサ「ここはネットの世界!なら攻撃をビビる必要は無い!!」

 

くりす「リアルとバーチャルの差を私達に教えてくれようとしてたんですよね?」

 

タイガー「そこまで見抜くとは流石だな」

 

ツバサ「この差を埋められれば今より前に進める!」

 

くりす「必ずマリアさんに勝つ!」

 

シン「その意気だ、頑張れよ」

 

 

 

つづく、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




作者「いかがでしたでしょうか」

シン「まんまFateのジークフリートの宝具じゃん」

作者「でもあれもまだほんの一部なんやで」

シン「お前は俺にそんなに無理させたいのか?」

作者「主人公だからね!仕方ないね!」

シン「あんたって人はァァ!!」


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12話 ガンプラは「愛」だよ!

作者「1年以上放置してすいませんでしたァ!」

シン「もう1つの方完結させる為に放置したってま?切腹しろ」

作者「すみませんでした、アスランの毛根を捧げるから許せて…」

シン「いらない(即答)」

作者「それでは12話をどうぞ!」


side真 翼 クリス

 

リアルに戻った真達

 

翼 「あれ?思ったより早く終わっちまったな?」

 

時計を見るとまだ4時前だった

 

クリス「と言ってもまたダイブするのはね…」

 

真 「だな…じゃあ家来るか?」

 

翼 「へ?」

 

クリス「え?」

 

真 「とりあえず俺らは中間問題なかったし。それに2人の戦闘スタイルをもっと磨きをかけるなら家にガンダムシリーズのDVDだいたいあるからな」

 

クリス「えと…お邪魔じゃないかな?」

 

真 「大丈夫、響は未来と勉強してるし親は共働きだしな」

 

翼 「じゃあお邪魔させてもらおうぜクリス!」

 

クリス「そ、そうだね」

 

真 「そうとなれば出発するか」

 

店を出て真の家と向かう。歩くこと10分程、一軒家に辿り着く

 

真 「どうぞ」

 

扉を開け中に案内する

 

翼 「お邪魔します!」

 

クリス「お、お邪魔します」

 

居間に通されソファに座る

 

真 「オレンジジュースでいいか?」

 

クリス「あ、お構いなく…」

 

翼 「ああ!いいぜ!」

 

クリス「翼?」

 

真 「いいよ」

 

苦笑しコップに飲み物を入れお菓子と一緒にテーブルに置く

 

真 「楽にしててくれ、部屋からDVD取ってくる」

 

と言って居間を出て部屋に向かう。

 

真 「2人の戦い方からすると…これだな」

 

DVDをもって部屋を後にする

 

真 「おまたせ」

 

翼 「大丈夫だぜ!」

 

真 「じゃあ今から見てもらうのは「機動戦士ガンダム00」って言って前に教えたアナザーガンダムシリーズの1つな。これの主人公とその相棒ポジションの戦い方が2人に近い。2クールあるんだけど今日は総集編にするか」

 

そう言って視聴を始める。スタートから紛争地の映像、そして空から現れるOガンダム。それを見上げる主人公ソラン・イブラヒム

 

クリス「天使みたいだね」

 

真 「まぁ刹那…主人公からすると神様に見えたのかな」

 

翼 「初っ端から神様居ないって言ってるがそんな時に助かられりゃ神にも見えるな」

 

映像は進んでいきファーストミッション、アリー・アル・サーシェスとの戦い、アレルヤのステーション救出

 

クリス「私はロックオンみたいな戦い方出来るかな?」

 

真 「雪音の場合どっちかって言うとライル…これの後に出てくるんだがロックオンの弟の戦い方かな」

 

翼 「俺は刹那のバトルスタイルかな?ただエクシア、だっけ?こいつみたいに身軽じゃないからなぁ」

 

真 「いや、そうでも無い。エクシアのGNソードの振り方とか他の剣裁きはいい見本になると思う」

 

翼 「成程…」

 

じっと映像を見る2人、だがここでぐ〜と音が鳴る。クリスが顔を真っ赤に染めている。時計を見ると6時をすぎていた

 

シン「…良ければ食べてくか?」

 

クリス「い、いやそこまで」

 

再びお腹が鳴る

 

シン「…2人とも家の人に電話してご飯いらないって言っとけ」

 

響 「ただいまー!」

 

シン「お、響か」

 

扉が開き入ってくる響

 

響 「お腹ぺこぺこ〜って翼さんとクリスさん!いらっしゃいませー」

 

真 「2人も夕飯食べてくから」

 

響 「本当ですか!やったー!」

 

真が料理を作る中響は2人と一緒にOOを視聴している

 

翼 「このサーシェスって奴クソ野郎だな…」

 

クリス「戦争がしたいだけって…なんなの?」

 

響 「これで鬼強ですからねぇ」

 

アグリッサのプラズマフィールドで拘束されるエクシアのシーン

翼 「やられる!」

 

するとアグリッサの足を破壊する機体が現れる。空にはスローネドライがGNステルスフィールドを放ち一面が真っ赤になる

 

クリス「なにこれ?」

 

響 「ご説明しましょう!これはガンダムスローネドライに搭載されてるGNステルスフィールドというものです。GN粒子を散布する事でレーダーや通信機器に影響を出して使えなくするんです」

 

真 「出来たぞー」

 

料理をテーブルに並べ着席する4人

 

響 「お父さんとお母さんは?」

 

真 「今日は泊まりだと」

 

響 「あちゃあ…ご愁傷様です」

 

クリス「あはは…仲良いんだね」

 

真 「普通だな」

 

響 「でもお母さんよく言ってたよ?お兄ちゃんは全然手のかからない子だって。わがままも言わなかったから私の方が手を焼いてたって」

 

真は心の中でそりゃ小さい頃から中身が17ならそんなことは言わんとつぶやく

 

響 「でもなんでOO見てたの?」

 

真 「刹那とロックオンの戦い方をベースにした方がいいと思って」

 

響 「ロックオンはロックオンでもライルの方が近くない?」

 

真 「一通り見てもらった方がいいかなってな」

 

響 「初っ端からOOかぁー」

 

クリス「なにかいけなった?」

 

響 「あーいえ!そういう訳ではなく。結構お話が難しいと言いますか」

 

真 「その辺は簡単に説明してあるぞ」

 

翼 「戦いを無くす為に武力で根絶する、言ってること矛盾してるけど言いたいことは何となくわかるけどな」

 

食事を終えOOのファーストシーズンを見終える一同

 

翼 「ぐずっ…ロックオーン!」

 

クリス「よしよし」

 

真「その気持ちはよく分かるぞ」

 

ロックオンロスに襲われる一同

 

シン「こんな先輩が欲しかった…(ハイネが生きてればなぁ少しアスランとも折り合い付いたのかもなぁ)」

 

響 「っと?もういい時間ですねぇ」

 

時計を見ると針が8時を指していた

 

クリス「ねぇ明日香君。OOって2期があるんだよね?」

 

真 「うん」

 

クリス「良かったらDVD貸してくれないかな?」

 

真「いいぞ」

 

翼 「あーじゃあ私はどうしようかなぁ…」

 

真「良かったらUSBに入れてあるやつあるぞ。それ貸すか?」

 

翼 「お?いいのか?」

 

真「構わない、持ってくるから待ってて」

 

部屋に向かう真

 

響 「で、どうなんです?マリアさんに勝てそうなんですか?」

 

翼 「あー…」

 

クリス「今のままじゃ、ね…」

 

響 「あらら」

 

クリス「明日香君に稽古をつけてもらったんだけど…」

 

翼 「あのゴールドフレームってのの消える奴が厄介だ」

 

響 「そうですね…でももっと厄介なのはマガノイクタチですよ」

 

クリス「それって…背中の羽みたいなやつ?」

 

響 「はい、あれは対象の機体の電力を放出させて奪い取ることが出来るんです。GBNだとパワーダウンしますよ」

 

翼 「でもなんでそれが厄介なんだ?避ければいいんだろ?」

 

響 「のーん、そんな考えじゃすぐやられちゃいます。いいですか?ゴールドフレームはミラージュコロイドで姿を消し後ろに回ってマガノイクタチでエネルギーを吸い取る。これをされるとこちらはエネルギーが減って相手は回復します」

 

クリス「そっか…こっちは消耗していくのに相手に吸い取られちゃうんだ」

 

響 「はい、なのでもしミラージュコロイドで姿を消したら背部ユニットを使って後ろを取れなくした方がいいかもしれませんね」

 

翼 「つってもな、私の後ろにはあのデケー剣ぐらいしか…」

 

クリス「私もミサイルとかそういったものが沢山ついてるだけだし…」

 

翼 クリス「ん?」

 

2人で見合う。響は深く頷く

 

翼 「そっか!背中合わせになりゃ!」

 

クリス「後ろを取られないし、エネルギーも吸われない?」

 

真「おまたせ」

 

真がDVDとUSBを2人に渡す

 

真 「なんか騒いでたけどいい方法でも浮かんだか?」

 

翼 「へへ、それはお楽しみに取っといてくれ!」

 

クリス「うん、じゃあまた明日」

 

真 「送ってくぞ」

 

翼 「あー大丈夫だ。そろそろ…」

 

玄関先でブレーキの音がした。扉を開けると黒塗りのベンツが止まっていた

 

翼 「これで帰るからな、クリスも一緒に」

 

真 「わかった、じゃあな」

 

翼 「おう!」

 

クリス「おやすみなさい」

 

そう言って2人はベンツに乗り込み走り出す

 

響 「…ねぇお兄ちゃん」

 

真 「なんだ?」

 

響 「…黒塗りのベンツで送迎って本当にあるんだね」

 

真 「…そうだな」

 

 

〜翌朝〜

 

翼 「…はよぉ」

 

真 「眠そうだな」

 

翼 「帰ってから00のファーストシーズン全部見ちまったんだよ…」

 

真 「おい…雪音もか?」

 

クリス「うん…」

 

フラフラとする翼とクリス

 

真 「あーもう、真っ直ぐ歩かないと危ないぞ」

 

2人の腕を掴む真、が2人は真の腕に自分の腕を絡めて

 

翼 「運んでくれ〜…」

 

クリス「ううん…」

 

真 「こいつら…通学路だから邪魔になるぞ」

 

だが2人は腕を離さない。真は諦めて2人を引っ張るように歩く

 

真 「はぁ…今日はタイガーのところ行こうかと思ったけどやめだ」

 

翼 「え!?」

 

真 「んなフラフラのヤツを連れてってもタイガーに失礼だろ」

 

翼 「うー」

 

唸る翼、クリスも残念そうにしている。が

 

真 「けど別のところ連れてってやるよ」

 

クリス「別の?」

 

真 「そ、あいつのところに行けばきっと別のインスピレーション貰えるかもな」

 

 

 

 

 

sideシン ツバサ くりす

 

ツバサ「で何処に行くんだよ?」

 

シン「それは着いてからのお楽しみ」

 

GBNにログインした3人はガンプラに乗り別エリアへと向かった

 

くりす「砂漠?」

 

エリアが変わり辺り一帯が砂漠に覆われる

 

ツバサ「こんなとこに誰かいんのかよー」

 

シン「いる、まぁそいつに会えるまではのんびり見物だな」

 

シンに着いてくツバサのくりす。少しするとシンの乗るデスティニーが高度を落とし地面に降り立つ

 

くりす「ここは…」

 

ツバサ「す、すげぇ!ガンプラだらけじゃねぇか!」

 

シンが降りたのは砂漠の展示会。ここでは色々なダイバーが己のガンプラを展示しそれを客に見てもらうというものだ

 

シン「ここは結構人多いからな、改造してる機体も沢山ある。今日は練習じゃなくてガンプラの完成度を高めよう」

 

くりす「こんなに沢山あるんだね…」

 

シン「こん中にはフルスクラッチしてる奴とかいるからな。あれとか」

 

シンが指を指した機体、緑を基調とし鶏冠のような頭部が印象的な機体「ゲイツ」だ

 

くりす「あれは商品化されてないってこと?」

 

シン「人気あるんだけどな」

 

他にもフルスクラッチとは行かなくとも改造された機体が沢山並びその中には旧キットのガンプラを使ったものなど多種多様である

くりす「あ、あれ…」

 

くりすが見つけたのは黄金に輝くMA

 

ツバサ「あれ00のファーストシーズンに出てきたやつだよな?確か…アルヴァトーレだっけ」

 

くりす「その隣にアグリッサもいる」

 

赤い蜘蛛のようなMA、サーシェスの搭乗するイナクトと連結したMAアグリッサ

 

シン「アグリッサはともかくアルヴァトーレって…」

 

アグリッサはサーシェス専用のイナクトがM発売されている、だがアルヴァトーレはアルヴァアロンは商品化されていない。ましてやそれをコアとするMAなどもってのほかだ

 

ツバサ「すげぇ…」

 

くりす「あ!GNフラッグ!」

 

と大興奮の2人、それを他所にシンは

 

シン「あいつ…何処にいるんだ?」

 

と人を探す。すると

 

ダイバーA「おい!あっちでシャフリヤールのガンプラが展示されてるってよ!」

 

ダイバーB「マジか!見に行こうぜ!」

 

シン「シャフリの…?」

 

ツバサ「どうした?」

 

シン「いや、探してる奴が展示してるって今…」

 

ツバサ「じゃあ行こうぜ!そこに行きゃ会えんだろ?」

 

シン「うーん」

 

くりす「同化したの?」

 

シン「いや…あいつ今日は展示しないって言ってたんだけど…」

 

ツバサ「気が変わったんじゃないか?」

 

シン「うーん?」

 

納得のいかないシン

 

ツバサ「とりあえず行ってみようぜ!」

 

と走り出すツバサ、その後を追う。

 

ツバサ「おお!これが!…んん?」

 

シャフリヤールの作品の場所に着くシン達、が

 

シン「ぜッッッッッッたいシャフリのじゃない」

 

そこに立っていたのは何をベースにしたのか分からない程色んなものをつけたガンプラ…ガンプラと言っていいのかすら怪しい。ドラグーンやらダブルサテライトキャノンやらとにかく載せられるものを載せた様な見た目

 

シン「はぁ…仕方ない」

 

パネルを弄り誰かに繋ぐ。数コール後相手が応答し

 

? 『やぁ!君から連絡してくるとは…やはり見つけられなかったかな?』

 

シン「そうじゃねーよ、お前の名を語る奴が変なの出してるって教えてやろうと思ってな」

 

パネルから顔を上げ全乗せ丼を見上げ

 

シン「シャフリ」

 

 

続く、、、、

 

 

 

 

 

 

 




作者「はい、タイトルから分かるようにキツネ殿が出ましたね!」

シン「名前しか出てねぇーだろ」

作者「大丈夫!次の話で出てくるから!」

シン「てかこれ時間軸どうなってんの…」

作者「イメージリク達が始める1年前からスタートしてます」

シン「ジーエンアルトロンは兎も角、セラヴィーシェヘラザードはどうなんだろうな」

作者「新作で作ったぽいしねぇ」


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