Highschool‐FLEET lonely-Hero (脆橋めら)
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【設定】

とりあえずの設定。
まだ、設定甘々です。
後日追加することもあるです。


【設定一覧】

 

タイトル【Highschool‐FLEET lonely‐Hero】

 

ロンリーズヒーロー

華童スミレが設立。

過去に「捨てられた」「犠牲にされた」「悪意を受けた」ものの集まり。仲間は信頼するものの、他を信用しない。

ブルーマーメイドは「守れない」と考えている。

ただ、「救う」正義のヒーローではありたいとの考え方。「多数」は救えなくとも「独り」は助けられると考える。

「独り」を救うために手段は選ばない。例え、死があるとしても、「殺」があるとしても。

RAT騒動で「ブルーマーメイド」の在り方を疑問を世界各地に投げかけるきっかけにしようと奮闘する。

古参メンバーは、「華童スミレ」「岬明乃」「古庄教官」「納沙幸子」の4名。

 

メンバー(乗っている船の名前)

・岬明乃(晴風)

・村野瞳子(武蔵)

・納沙幸子(晴風)

・勝田聡子(晴風)

・古庄薫(猿島)(副リーダー)

・テア・クロイツェル(アドミラル・シュペー)

・宗谷真霜(ブルーマーメイド挺・フラル)(参謀)

・皐月めらり(オリキャラ)(小型艇・木枯らし)

・華童スミレ(オリキャラ)(小型艇・木枯らし)(リーダー)

・皐月骸(オリキャラ)(小型艇・木枯らし)

・皐月冥(オリキャラ)(武蔵)

の11名のみ

 

 

 

トグドリン・オーディン

過去に政府と出会い、政府の裏の報媒員として、動く。「ブルーマーメイド」としての在り方を認め、「ブルーマーメイド」を裏から支持する。「正義の味方」

RAT騒動では、各船から情報を得ようと奮闘する。

新情報が出る度に宗谷校長へと伝達する。

早期解決を目指す。

 

メンバー(乗っている船)

・知名もえか(武蔵)

・八木鶫(晴風)

・知床鈴(晴風)

・黒木洋美(晴風)

・西崎芽衣(晴風)

・立石志摩(晴風)

・宗谷ましろ(晴風)

・宗谷真雪(メガフロート)

・宗谷真冬(弁天)

・内田まゆみ(晴風)

・鏑木美波(晴風)

・等松美海(晴風)

・三郷鏡花(オリキャラ)(時津風)

・田村泰樹(オリキャラ)(小型艇・昌海)

・田村翔(オリキャラ)(小型艇・昌海)

・海斗恵美(オリキャラ)(比叡)

・トングーツ・フォル・アミル(オリキャラ)(アドミラル・シュペー)

・網風幸(オリキャラ)(武蔵)

他多数(主要メンバーは上記・リーダーはこの中にはいない)

 

ラミー・ヘファイ

いくつもの研究所を指揮している。RAT騒動を起こした研究所はそのうちの1つ。基本的に裏社会で「殺し」「裏切り」は日常茶飯事。

簡単に裏切るし、切り捨てる。

RAT騒動のことを、リーダーの柳上洋樹は「シェイクスピア計画」とよんでいる。

 

・柳上洋樹(オリキャラ)(リーダー)

・ハミルトン・フォルト・ブリーダー(オリキャラ)(アドミラル・シュペー)

・舞鶴加蓮(オリキャラ)(RAT騒動リーダー)

・白狼大樹(オリキャラ)(RAT騒動副リーダー)

他多数(主要メンバーではない)

 

・オリキャラ設定

【華童スミレ】18歳

ロンリーズヒーローのリーダーで「小型艇・木枯らし」の指揮役。

施設で、メンバーと出会う。

 

【皐月骸】19歳

ロンリーズヒーローのメンバーで「小型艇・木枯らし」の砲弾師。

皐月家の姉。施設でメンバーと出会う

 

【皐月めらり】17歳

ロンリーズヒーローのメンバーで「小型艇・木枯らし」の航海士。木枯らしの操縦はおまかせあれ。

皐月家の兄。施設でメンバーと出会う

 

【皐月冥】15歳

ロンリーズヒーローのメンバーで「武蔵」の航海士。武蔵の航海長不在の時には操縦したりもする。

皐月家の妹。施設でメンバーと出会う

 

中学卒業後は3名は進学はしていない。冥は横須賀女子学園に入学。

「小型艇・木枯らし」は一応「小型艇」だが、スキッパーの改造品のイメージ。

改造品で砲塔が存在はするが、弾は数発。使うことは無いため、ほぼほぼ移動手段。

免許はスキッパーの免許でいけるが、改造品は違法のため表向きに出ることは無い。

砲塔あり、屋根付き、4人乗りスキッパー、見た目は船、本当に改造、違法し放題だよ。

【違法】だめ!絶対!

 

【三郷鏡花】15歳

トグドリン・オーディンのメンバーで「時津風の航海士」

情報収集能力に非常にたけており、大きな情報はここからが多い。

 

 

【田村泰樹】22歳

トグドリン・オーディンのメンバーで「小型艇・昌海」の航海士。

指示能力が高いが、それは単艦の場合にたけている。田村翔の兄。

 

【田村翔】21歳

トグドリン・オーディンのメンバーで「小型艇・昌海」の艦長

指示能力が高いが、それは多数艦隊の場合にたけている。泰樹の弟。

 

【海斗恵美】15歳

トグドリン・オーディンのメンバーで「比叡」の砲術師。

狙いは1級品だが、それ以外はてんでダメ。

 

【トングーツ・フォル・アミル】15歳

トグドリン・オーディンのメンバーで「アドミラル・シュペー」の航海士。

避けるの得意。逆に当たりに行くのが無理。

 

【網風幸】15歳

トグドリン・オーディンのメンバーで「武蔵」の購買員。

計算は得意。計算はね。

 

【柳上洋樹】58歳

ラミー・ヘファイのメンバーのリーダー。

昔晴風の艦長をやっていた。(当時は男も乗っていた)

自分の思惑通りに動かなければ容赦はしない

 

 

【ハルミトン・フォルト・ブリーダー】15歳

ラミー・ヘファイのメンバーで「アドミラル・シュペー」の購買員。

本人曰く「アドミラル・シュペー」は潜入しやすいとの事。

気づいてるのは恐らくテア・クロイツェルだけ。

 

 

 

【舞鶴加蓮】26歳

RAT騒動の研究所のリーダー。今はそれだけ。

 

 

【白狼大樹】25歳

RAT騒動の研究所の副リーダー。今はそれだけ。

 

大幅な設定変更された原作キャラ

【岬明乃】15歳

両親は【豪華客船ハイル6号事件】で死亡。この事件も「ラミー・ヘファイ」が絡んでいる。

目の前に「両親」がいるにも関わらず自分のところに来た「ブルーマーメイド」を見て「ブルーマーメイド」の在り方を疑った。

そして疑いが確信に変わりロンリーズヒーローに入った。

古参。

誰もが認める天才。演技得意。

「書類仕事」は苦手だが指揮に関しては天才。

勧誘を良くする。

施設で知名もえかと出会ってはいるが、勧誘せず。見てモカちゃんだけは、真っ当な正義のヒーローであって欲しかったのだろうね。

 

 

 

【納沙幸子】15歳

両親を【豪華客船ハイル6号事件】で失った。岬明乃と違い、単純に間に合わなかった。事故があったのがかくれんぼの途中。

事故後出ることが出来なくなりなんとか両親に助けてもらうも、隠れてた場所から逃げる時に海水に巻き込まれ両親を失う。

自分を攻め自分の殻に閉じこもりながらも、「ブルーマーメイド」の助けの遅さ、海の安全性の保証に疑問を持ち、確信となり、ロンリーズヒーローにはいる。

 

【古庄薫】

実は納沙幸子を助けた人。目の前で納沙幸子の両親が海水に攫われ、助けることが出来なかった。

その日は偶然休暇を得ており、豪華客船ハイル6号には偶然乗り合わせただけ。

それでも目の前で助けれなかった命を悔やみ、「ブルーマーメイド」では人を救えないと確信を得た。

「ブルーマーメイド」所属でかつ、横須賀女子学園の教官で教頭。ロンリーズヒーローが動きやすいように情報操作として残っている。

実はロンリーズヒーローでは古株だったり…。なんやかんや副リーダー。

 

【宗谷真霜】

古庄教官に話を聞いてロンリーズヒーローに所属するか最初は迷った人。

話を聞いてから1年後、【ブルーマーメイド】に入隊。

そして、すぐとある事件が起き、救えず数百の命を落とした。

古庄教官の話とこの事件がきっかけとなり、ロンリーズヒーローに所属。

情報操作をブルーマーメイドで行いながら、自ら出て調査したりもする。

1番最後に入隊したにもかかわらず、参謀として、活躍中。

 

【テア・クロイツェル】15歳

実は、ロンリーズヒーローでは、1番被害が酷い。幼少期は、「裏切り」「殺し」「切り捨て」は当たり前の世界で生き、「裏」を知っている。ただ、「ラミー・ヘファイ」のメンバーではない。ドイツ独自の組織に所属していた。

入隊理由としては、「岬明乃」の勧誘で入隊。この人の元なら…とついて行くことにした。

後悔はしてない。着いてきてよかったと本心で思っている。

「岬明乃」に依存気味。

 

【村野瞳子】15歳

11歳の時に親に捨てられ「岬明乃」に拾われた。

拾われてすぐロンリーズヒーローに入隊。

そのため「岬明乃」に依存。テア・クロイツェルとは違い完全な依存。「岬明乃」に命令されたなら、必ず追行する。

「武蔵」乗員も「岬明乃」による指令で、武蔵及び「知名もえか」の監視役。

 

【勝田聡子】15歳

両親に捨てられて、「岬明乃」のいる施設へと。

当時、皐月兄妹はロンリーズヒーローにはおらず、「航海士」としての技術があったため、「岬明乃」から勧誘をうけた。

あっさりと承諾。

数ヶ月後には「皐月兄妹」がきたため、また捨てられると思いきや普通に、存命。

入ったなら切り捨てないのがロンリーズヒーロー。

「岬明乃」に依存気味

 

トグドリン・オーディンメンバーはほぼ改編はないです。

多少の変更はありだが、記述しなければならないレベルではないです。

 

 

 

 




初投稿!
ゆっくりペースで投稿していけたら!と思っています!
(´-`).。oO(気が向いたら書きます

暖かい目で見ていただけると嬉しいです!


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人魚の始まり

まだ、学生だから「ブルーマーメイド」では無いのだが。
設定出したら、とりあえずは1話出すべきだと思った。


人魚のエンドはバッドエンド。
続きがあるが、本当に続きなのだろうか。
このことは、またおいおい。


ーーーー海に生き、海を守り、海を征く。

それが「ブルーマーメイド」

 

少女たちは憧れた。少女たちにとって、「ブルーマーメイド」は自分の正義を成す場所なのだろう。

だからこそ、少女たちは憧れた。自分の正義を成すことが出来るのだから。正義を実感できる正義のヒーローで在ることが出来る場所なのだから。

 

だからこそ、人は「人魚」と呼ぶ。

 

 

 

「人魚。ハッピーエンドには成り得ないのだよ。私は知っている。」

横須賀女子学園の堤防で、岬明乃は小さく呟いた。声が小さかったため、周りは聞こえなかったのだろう。振り返る者も、こちらを見る者もいなかった。

今日は横須賀女子学園の入学式である。周りには、今年入学する学生の多くが既に到着しており、岬明乃もそのうちの1人だった。

ただ一点違うところを挙げるのであれば、落ち着きのない周りと違って岬明乃はとても落ち着いていることだろう。

 

「人魚姫。最後は泡になって消えるの。続きがあるらしいけど、バッドエンドで終わるのが、嫌だから付け足したんだと私は思うよ」

 

これも独り言。周りに拾われない独り言。だって周りは反応しない。見向きもしない。結局、この独り言も誰にも拾われず終わった。

その一言を見届けた後、岬明乃は歩き始めた。

 

ーーー岬明乃はまだ知らない。「宗谷ましろ」とぶつかって海に落ちることを。事は上手くは運ばない。

 

 

 

 

「ーーー全く、ついていない。」

宗谷ましろは呟いた。溜息も1つ出たことであろう。

港にいる猫(後に五十六)に向かって屈んだ時横から声が聞こえた。振り向いた時には遅かった。一人の少女が、滑って転びそうになりながらこちらへ向かって…突撃してくる。しまったと思う間もなく、2人は海へ落ちた。

それから、2人は乾燥機で服を乾かしているが、入学式にはほぼ間に合わないだろう。

そう考えるならばまた、溜息を1つ。

「ご、ごめんなさい」

と涙目で謝られたら、怒りを何処にぶつければいいのだろうか。

まぁ、起きてしまったことはしょうがない。と宗谷ましろは切り替える事しか出来ないのだった。

「(この子が、同じ船では無いことを祈るしかないか…)」

人はそれをフラグと呼ぶ。

 

 

「(この人が宗谷ましろ…ブルーマーメイドの名家「宗谷家」の三女。真霜さんから聞いてはいたけど、聞いた通り運のない子なんだね)」

岬明乃は宗谷ましろをそう評価した。岬明乃にとっても、海へ落ちたのは想定外の事であり、まさか2人で制服を乾燥機で乾かすことになるとは思わなかったのだ。

「(ーーでも、接触は思わない形で出来た。)」

でも、いつかは接触はしておくべきだろうと思っていた岬明乃にとっては、幸先が良かったと言えるのだろう。

本当は、同じ施設で育った知名もえかと会うつもりだったのだが…。まぁ、入学式終わってからでも遅くはない。

約束破ることになるのはちょっとだけ、悪いなぁとは思ったけど、事情を説明すれば分かってもらえるだろう。

「ーあっ、服が乾いたよ!本当にごめんね!」

健気に謝って魅せる。通じたのだろう。

「もう、大丈夫だ。気にするな。」

と返ってきた。

 

 

「ーーミケちゃん…」

知名もえかは、待っても来ない親友を待っていた。

今回の試験で、最優秀だった彼女が、入学式に出ず、ここにいるのは、親友との約束を守るためであると言っても過言ではないであろう。

そして、少なくとも「親友」だと思っている岬明乃がやってきたのは入学式が始まってから15分たった後の事だった。

反応から察するに待ってるとは思ってなかったであろう明乃は、一言目が「ごめんね」ではなく、「なんで…」だったことが証明している。

もちろんその後すぐに「ごめんね」と返ってきた。

中学3年間は会えなかったが、今会えた。

もえかにとって、とても心が踊る事だった。

「ーー大丈夫。私とミケちゃんなら、どんな嵐だって乗り越えられる。」

この独り言ははたして、明乃に聞こえていたのだろうか。

「(聞こえていたとしても大丈夫。私とミケちゃんなら、大丈夫。)」

もえかは明乃の事を信じている。

それだけで十分な理由だった。

 

2人は入学式の会場へと歩き出す。

 

ーー着々と、物語が始まろうとしている。




始まりだし、そこまで長くなくてもいいと思ったんだ。
次からは長くしたいな。
(´-`).。oO(まだ、入学式終わってない)

「次回予告」
ーフラグは回収される。

その目が始まりを告げている。


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【賽は投げられた】

まさかの2話。

エデンの園は植えられた。


入学式が終わり、乗る船の発表される。

1年生がのる船は既に決められている。

誰が、どの船に乗るか、掲示板に記載される。皆がその掲示板に集まり自分が乗る船はどれなのか確認している。

明乃ともえかもその発表を見ている1人だ。

「晴風・岬明乃」

「武蔵・知名もえか」

2人は少なくとも違う船。乗る船は違う。

もえかは、明乃と一緒の船に乗れなかったことを残念に思う。

中学の3年間、会えなかった空白の期間。同じ船に乗って色々と話をしたかった。

「2週間かぁ、長いなぁ〜」

長い。2週間は長い。空白の3年間会えずしてやっと会えたのにまた2週間。とても、もえかにとって、とてもとても長い2週間だ。

ーー運命のいたずらはきっと始まっばかり。

 

 

 

 

ましろは、頭を抱えた。

神様はどれだけ自分を虐めるのだろう。

先程ぶつかった女の子ー「岬明乃」が入ってきたのだ。

人は悪い印象を受けたら覚えやすい。

ましろにとって、ぶつかった事は新鮮で頭に残っていた。だからこそ、目でおったのだろう。

多少の違和感。

あの後先生が入ってきたが彼女に話しかけたのは『甘栗色の髪の女の子』だけだった。

普通は感じない違和感、しかし、あの時は、あの時はみんなに普通に喋れるような感じなのだ。

おどおどはしていたものの、しっかりと謝れる子だった。もちろん、たった1回、話しただけの彼女を語るのはおこがましい事だが、それでも、違和感は拭えなかった。

警戒レベルを引き上げる。あの子は、何者なのだろう。

 

 

「ふふっ」

思わず笑える。見ている。見ているよ。

宗谷ましろ。違和感を感じているのでしょう?警戒しているのでしょう?

悪いことが起きたことは印象に残りやすい。

あくまで『やすい』なのだ。なら、どう印象に残す?

ーーそれは、簡単。『警戒される』こと。

相手を警戒している間は、その人を見るでしょう?頭の中に残るでしょう?

 

あの時、偶然ぶつかって接触したのだとしても、ただの「運」が良かっただけで、私の予測ではなかったとしても、

ーーもう、賽は投げられた。

「エデンの種」は植えた。

育つのが楽しみだ。

 

 

ーー私の園。そこで助けられるのはきっと、「独り」だけなのだ。

 

 

「ーエデンの園計画」

宗谷真霜はつぶやいた。

自身の所属する組織「ロンリーズ・ヒーロー」、独りを救うためのヒーロー。

「招待するのはたった独り、けど、招待されて救われたのなら、それは、ーーー幸せなのでしょう?」

 

いまはまだ準備段階。種を植えたばかりで、きっと結果は先だけど、楽しみでしょうがない。

残酷な世界で選ばれた「独り」はどれだけの幸せを成就出来るのか。

今はまだ知らない。

 




進まない。
だって、まだ、古庄教官出てないんだよ?
そして、なんやかんや、ミケちゃん暗躍中。
初投稿緊張…なう


「次回予告」
ーエデンの園は独りの抜け道。
助けられるのはきっと、「独り」



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【海に絶対はない】

3話目!

毎話毎話伏線張っても仕方がない。
タイトルは結局空であろうと陸であろうとそう言えるけどね。

…のんびり投稿


「——皆、揃ってるわね」

 

古庄教官が入ってきて、しっかり皆座っているのを確認した。

私は古庄教官の声に耳を傾ける。

 

「さて、私からまず、1つ。入学おめでとう。あなた達の横須賀女子学園の入学を私、1個人として祝福するわ。

これから、あなた達には3年かけてブルーマーメイドになるために必要な知識や、技術を、座学や実技で教えていくわ。

そして、自分の技術、知識として身につけるならば、3年後卒業した後ブルーマーメイドに就く事になる。

しっかりと学び、知識を、技術を、自分の物としなさい。」

 

私は、宗谷家の末っ子である。

宗谷家は、ブルーマーメイドの名家で、それなりの実績を母さんや、真霜ねぇさんや、真冬ねぇさんが、残してきた。

そして、私も将来ブルーマーメイドとして海に往くことになるのだろう。

 

…筆記テストで、ひとつずつズレて回答しなけれはきっと、武蔵にいたのだろうが…

 

「これから、すぐ演習に行くことになる。そんなあなた達にアドバイスをあげるわ

 

 

——海に、絶対はない。

 

幾ら知識を身につけようと、幾ら技術を身につけようと、助けを求めている所に間に合わなかったら、意味が無いわ。

 

何が起こるか分からない以上、演習であっても警戒は怠らないこと。いいわね?」

 

 

「はい!」

 

私を含め、晴風に乗る全員の声が、教室内に響いた。

 

 

 

 

 

「——よろしい」

 

既に『私達』には、「ラミー・へファイ」の研究所のヤツらが、何かしら動こうとしていることを掴んでいる。

そして、猿島に、『何が入っているか分からない』ケースの回収任務が与えられている。

それを合わせるなら、今回の演習で「ラミー・へファイ」のヤツらは動くのだろう。

 

私が、『ロンリーズヒーロー』として与えられた任務は、『あえて』そのケースを開けて世の中に出す事。

もし、この事が世の中に出回れば、「ラミー・へファイ」の名前は出なくても、何かしらの裏組織が居るということ、世の中を騒がすこと、そして、ブルーマーメイドの対応について、人々は考え直さなくてはならない。

 

海に絶対はない。

危険があるにもかかわらず、海の安全の保証。この矛盾がむき出しになる。

 

「ラミー・へファイ」に利用されているのは理解はしているが、なら、私達は、それをも利用するまでだ。

 

これからが楽しみで仕方が無いように、私は口角が少し上がったのを感じた。

 

 

「——それでは、搭乗しなさい。出発するわ。」

 

「はい!」

 

思ってた以上に返事が良くて何より。

 

 

 

 

「——どうだ?調子は?」

 

「順調です。」

 

「これが、私達の第1歩だ。失敗は許されない。」

 

「心得ております。」

 

「RATウィルス。私達の要。絶対に成し遂げろ。」

 

「心得ております。マスター」

 

 

——私は人魚。皆を助ける人魚になる。

——私は、私達は、無力。だからこそ、救う。

——全ては私のために。「マグニ」のために。

 

3つの思惑が、交差する

 

 

 

 




厨二病だぁぁ(恥ずかしい

やっと古庄教官でたよ

「次回予告」
知名もえかの目指す先。
自分と同じ境遇を、作らないために、ここにいる。


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【正義はいつだってズレがある】

まさかの続いたよ。

次回予告では、モカちゃんメインだったはずなんだけどなぁ


「艦長!準備が整いました!」

 

私は、【副長】村野瞳子さんの合図を聞き号令を送る。

 

「ありがとう。それじゃぁ、いくよ!出発進行!ヨーソロー!」

 

私、知名もえかを含む横須賀女子学園の学生を乗せた「武蔵」が、海へと旅立った。

 

─きっと、ミケちゃんも抱いてるであろう、同じ正義を胸に抱いて。

 

私は、ブルーマーメイドになって、船のお姉さんになるためにここにいる。

 

今も昔も変わらない。私がお姉さんで、ミケちゃんがお父さん。これが私の夢。私の正義。

 

 

 

 

 

─そういえば、モカちゃんは船のお姉さんになると言っていたなぁ。

 

ふっと思い出す、幼馴染の言葉。

 

私は、お父さんになると返したっけ。

 

モカちゃんの夢であり、正義。

大人しい性格でありながら正義のヒーロー気質。

凄いなぁ。羨ましいなぁ。

 

…か…ょ…

 

そもそも正義とはなんだろう。

人を助けること?

いいことをすること?

 

…かん…ょう…!

 

だったら、なんで、人を助けることが出来ないブルーマーメイドが正義なの?

ブルーマーメイドが正義だと言うのなら、全員助けてみなさいよ。

…無理でしょう?

だからこそ、正義はいずれ追放されるのだよ。

 

艦長!

 

「っへ?」

 

「全く、何ぼーっとしてるんですか。準備出来ましたよ。」

 

「そっかそっか。ごめんね?ありがと。なら、出発するよ!」

 

「艦長なのだからしっかりしてくださいよ。」

 

「うん。出発進行!ヨーソロー」

 

 

ーさぁ、荒れるよ。この旅は。

 

 

 

 

 

 

 

─まさか、この状況は予測してなかったよ。

 

「ご、ごめんなさい〜」

 

「大丈夫だよ。古庄教官には、遅刻するって連絡したし。」

 

進路の逆方向に進むとは…(・・・・・・・・・)

 

「はぁ、ついてない…。進路を逆方向に走った挙句、エンジンの故障とは…」

 

「まぁ、晴風のエンジンは旧型ですし、仕方がないといえば、仕方がないですよ。」

 

「確かにそーなのだがなぁ」

 

「でも、今思ったのだけど、宗谷さんて、あの有名な宗谷家の娘でしょ?なんでここの晴風に乗ってるの?」

 

「テストの回答は合ってたんだ…だけど、1個ズレて書いてしまったばっかりに…」

 

「うわぁ…」

 

「でも、全問正解ってすごいね!私なんて、山を張ったところが偶然テストに出て、艦長になれたんだ!」

 

「こっちは幸運体質か。」

 

「両極端ですねぇ〜」

 

「そういえば、納沙さんと艦長って、知り合いなのか?古庄教官が来る前に話してたように見えたが。」

 

「見られてたのですか。そうですね。所謂、幼馴染ってとこですね。」

 

「そーだよ。ココちゃんとは、小さな時からずっと一緒なんだ!」

 

「へぇ、意外です」

 

「よく、言われますよ。」

 

「わ、私からもいいですか?」

 

「何かな?リンちゃん」

 

「艦長さんは、えっと、武蔵の艦長さんとお話してるのを見たのですけど…お知り合いですか?」

 

「…それも、見られてたんだ。うん。そうだよ。」

 

「艦長さんって、知り合い多いのですね!」

 

「うーん。そうかもね。あっ、艦長って肩苦しく呼ばなくてもミケちゃんでいいよ!」

 

「ひゃわわわわ!それはできませんよ〜」

 

「残念」

 

 

─まぁ、本来は、エンジンの故障だけで遅刻する事になる予定だったのだけど、支障は無いでしょう。

 

 

 

 

そこに響いた音は1つの砲撃音だった。

 

 




モカちゃんメインで書く予定が、ミケちゃんメインになっちゃった。

にゃしいっぽい


【次回予告】
砲撃音の正体は。
ズレた正義は悪をなす。


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【ー始まりの引鉄は】

既に引かれていた…なんてね


何ヶ月ぶりかの投稿。書き方変わってたらごめんなさい。

長らくお待たせしました。


砲撃音が聞こえた。

きっと晴風メンバーは砲撃音を聞いて驚いているのだろう。

その証拠に艦橋メンバーの|ほとんど(私とココちゃん以外の)が音の聞こえてきた方に眼を向けて固まっている。

 

…あぁ、失格だ。

情報を瞬時に把握して避け無きゃ行けないのにあろう事か固まって動かなくなるなんて…船乗りとして、ブルーマーメイド(人魚)として失格だよ。

 

だけどね、今沈まれても困るの。

だから、助け舟を出してあげる。

 

きっと、アイツら(ラミー・へファイ)はもう動き出してるから、だから、私たち(ロンリーズヒーロー)から、アクションを出してあげる。

 

───だから、足掻いてみせて?

 

 

「リンちゃん面舵一杯!回避!皆、衝撃備え!」

 

「はいいぃぃ」

 

曲がり始めてほんの少したった時砲弾は私たちがいたであろう所に着弾した。

 

「何処から砲撃が?一体誰が…」

 

「2時方向!船影!あの船影は『さるしま』です!」

 

「古庄教官が?どうして!遅刻したからって急に砲撃する必要ないでしょ!」

 

「そういう事を考えるのは後!話し合うにしてもあっちに砲撃辞めてもらわないと意味が無いよ!リンちゃん回避集中して!」

 

「はいいぃぃ」

 

「つぐちゃんはさるしまに砲撃を辞めるように通信を!マチコさんは旗信号でも通信を試みて!」

 

「「了解(はい)!」」

 

「マロンちゃん!今出せる最大速度は?」

 

「第四船足まででい!これ以上出すと耐えられない!」

 

「了解!できるだけ第四船足を維持してて!」

 

「がってんでい!」

 

「通信応答なし!」

 

「こちらも試しては居るが反応しない!」

 

「ありがとう!つぐちゃんはそのまま通信を試みて!マチコさんは砲撃戦の可能性があるため退避!2発目が撃ち込まれる前に安全なところへ!」

 

「はい!」

 

「了解!」

 

「砲撃用意して!但し使用する弾は演習弾で!牽制砲撃した後離脱するよ!」

 

「了解!」

 

「待ってください!艦長!今砲撃なんかしたら、大変なことになりますよ!まだ、一発しか砲撃飛んできてないから、遅刻した罰で砲撃した可能性も…」

 

「ないよ。」

 

「一体何故そう言いきれるのですか!」

 

「私たちは、事情を古庄教官に伝えていた。だったら、集合場所であなたの言う遅刻した罰で砲撃をする方が他の生徒にも示しがつくの。だけど、わざわざこっちに向かってきた。少なくとも遅刻した罰ではないよ!」

 

「だったら一体何故砲撃されるのですか!」

 

「この危機的状況でその事を考えるのは後だよ!2発目の砲撃で人を死なす訳にはいかない。だから、牽制して逃げるよ。」

 

「っ…もし!私たちを沈めようとしているなら既に2発目撃ってきますよ!しかし、なんで2発目撃ってこないのですか!?」

 

「それも、後!話している間も惜しいの!死にたくなければ早く動いて!」

 

「っ…!分かりました!後で説明してもらいますよ!」

 

「…出来ることだけね!性能も猿島の方が上!だけど、まだ距離がある!距離あるうちに逃げるよ!砲撃用意!はーなて!」

 

 

晴風から、砲撃が放たれた。

 

──その弾は見事に猿島の横に着弾した。

 

「今!逃げるよ!10秒だけ全速!その後第四船足に切りかえ逃走するよ!」

 

「…10秒だけだからな!」

 

「10秒?」

 

「勢い付けるだけだよ」

 

──私たちはこうしてなんとか猿島から逃げたのであった。

 

始まりの引鉄はもう引かれている

 




何故性能も速度も猿島の方が上なのに逃げきれたかは、今後明らかにしていく予定です。

次回は説明パート

一応ミケちゃんとモカちゃん主人公のはずなのに、ミケちゃんしか出てきてないのは、何故だろう。


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【甘い世界】

続けてもう1話。
連休中にもう1話出す予定。

…艦これは、1話目まだ完成してないから、まだ先になりそう。


人魚は甘い。

 

物語の人魚も甘いし、モチーフにされ出来たブルーマーメイド(人魚)も甘い。

 

人魚は見方を変えれば人ではない生物。そんな人魚が人間に恋しようと絶対に叶わないのだ。

現に結ばれなかったし、魔法使いのおかげで人間になっても、デメリットが大きかった。

人魚姫は自分の想像した甘い世界で生きようとした結果、どん底へと落ちたのだ。

 

ブルーマーメイド(人魚)だって全員を助けられる訳でもない。

それなのに「海の安全を保証します」と見栄張ってるのだ。

 

海に生き、海を守り、海に往く。

 

出来ない事を出来ると見栄張っている甘い集団なのだ。

 

またきっとそれも、甘い世界で、今きっと魔法使いに人間にしてもらっている最中なのだろう。

 

ブルーマーメイド(人魚)はもうすぐ落ちる。

 

 

 

 

「─さて、説明してください。艦長」

 

私たちは見事に猿島から、逃げ切った。

2発目の砲撃を撃たせることなく。

 

──|今のところ予定通り。アイツらより先制を切れた《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》

 

「何を説明すればいの?私は出来ることだけになら応えてあげるよ。」

 

 

「まず、あなたは、何故撃たれたか、分かりますか?」

 

「私は心理学者では無いよ。予測は出来ても当たってるとは限らない。」

 

「…あなたはこの砲撃される事を知っていたのでは?」

 

「答えはいいえだよ。知っていたらそもそもそのルートを選ばない。」

 

「けど、貴方は最初冷静でした。慌て始めたのは私が砲撃しない方がいいと言った時。つまり、留まる事に貴方にとって不都合があったことになります。」

 

「シロちゃんの理論では、私と猿島はグルだと聞こえるよ。」

 

「そうと言っています。」

 

「グルなら私が乗っている船に砲撃させる?」

 

「だから2発目がなかったのでは?」

 

「一回目の回避の時に運が良かっただけだよ。」

 

「どういうことです?」

 

「私達の晴風は一回目の回避で偶然だけど、猿島の撃てない死角に入った。だから、撃てなかった。」

 

「そんなわけないじゃないですか。あれは2発目撃たれて当たる位置に私たちはいました。誰でも分かるはずです。」

 

「へぇ、意外と勉強してるのだね。」

 

「茶化さないでください。質問しているのです。」

 

「…それでも、答えはいいえだよ。私はグルでは無いし、私はその砲撃の意味を知らない」

 

「私にはそうとは見えない。」

 

「それはシロちゃん目線。勝手に私を語らないでよ。私だって死にたないの。」

 

「それです。死ぬ?なんで貴方は相手が猿島が私たち晴風を沈めるつもりで砲撃してきたと分かったのです?」

 

「一発目の弾道。あのまま真っ直ぐ行っていれば私たちはあの砲撃で沈む所だった。」

 

「…たしかに直撃コースではありますが沈むような砲撃ではありませんでした。まぁ、負傷者は出てましたでしょうが…」

 

「甘いよ。その砲撃が機関に当たったら?その砲撃が船橋にいる子に当たったら?それだけで死ぬよ?私は1人も死なせるつもりは無い。」

 

「そうならない為に私たちはこの学校に入りました。貴方もそのうちの1人では?」

 

「海に絶対はない。古庄教官は言ってたよ。私たちはこの学校入ったからと言って、すぐ技術を手に入れられる訳では無いよ。そして、こうして学生の私たちもトラブルに巻き込まれる可能性だってある。私はそれを守っただけだよ。」

 

「それは…」

 

「船に乗った以上、私が艦長である以上、晴風の子達の命の責任は私にある。例え学生であろうとね。私は、貴方達を死なせない為にここにいる。なら、あの場で話し合いするために留まるより逃げる方が得策だよ。」

 

「っ…!分かりました。とりあえず今は納得するようにします…」

 

「…うん」

 

 

あぁ、そこまで考えられるのにやっぱり甘いなぁ。

 

甘い世界はいつまで続くことでしょう




全てを解き明かした訳では無いけど、まぁ、これ以上質問続けても耐えきれないだろうね…

【次回予告】
負けない。少女のお話。


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【一直線に】

時間軸的には晴風が猿島から逃げた後のお話。


晴風と猿島が交戦した。

そう連絡があったのは横須賀女子学園を出発して、3日後の事だった。

 

 

その砲撃戦の故、猿島は運悪く機関部に砲撃が直撃し、行動不能に、負傷者及び死者も出ている模様。

また、猿島の艦長である、古庄教官は行方不明(・・・・)となった。

 

交戦を行った晴風はその後逃走。今現在も行方が分からないそうだ。

政府及びブルーマーメイドは晴風を指名手配し行方をおっている…

 

 

嘘だ…

私のミケちゃん(親友)がそんなことする訳ない。

私と同じ様にブルーマーメイドに憧れたあのミケちゃんが…そんなことする訳ない!

 

古庄教官が行方不明?あの状況で古庄教官だけが行方不明になるはずなんかない。

行方不明が出るなら他にも行方不明者が出ても可笑しく無いはずだ。

そうだ。きっと、古庄教官が猿島を使って晴風を攻撃して、逃げたんだ。

 

ならすることは決まった。

 

───古庄教官を捕まえて問い詰める。

 

 

「村野さん、晴風と猿島が交戦した所が何処か分かる?」

 

「…」

 

「村野さん」

 

「…」

 

「答えて」

 

「はぁ…答えて何になるのです?向かったって何も残ってもいないでしょうに。」

 

「痕跡は残るわ」

 

「負傷者の確認が出来ていると言うことは、少なくとも猿島は既に横須賀女子学園にいるでしょう。砲弾も恐らく海の底。痕跡を見たいなら横須賀女子学園に向かう方が早いかと。」

 

「近くに行方不明の古庄教官がいる可能性があると言ったら?」

 

「この事件、猿島が起こしたと?」

 

「ええ。確実に。」

 

「根拠はあるのです?」

 

ミケちゃん(親友)がこんな事する訳ない。」

 

「凄い自信ですね。」

 

「それに私もミケちゃんもブルーマーメイドに憧れて横須賀女子学園に入った。憧れて入ったのにわざわざテロのような事を起こすと思う?」

 

──一緒にブルーマーメイドになろう!

 

──うん!

 

「…艦長。貴方は本当に一直線ですね。」

 

「まさか?そう見える?」

 

「ええ。一直線で妄信的で、愚かだ。」

 

「…村野さん?」

 

「やっぱり私もまだまだです。感情的になるとついつい素が出てしまう。」

 

「…」

 

「ってもまだ、話す訳にはいきませんので、おいおい説明して差し上げましょう。」

 

「そのままにさせると思う?」

 

「いまさら、どうこうしようが手遅れですよ。」

 

「何を言って…」

 

「既に事は動き出していると言うことです。現にアイツらも動き出している。」

 

「アイツら?」

 

「私達の敵であり貴女方の敵でもある。」

 

「…貴方、何者?」

 

「さぁ?いずれ分かることでしょう。」

 

「…」

 

「さて、私達は信じてはいませんが正義のヒーロー。どう動くか見させていただきますよ。、」

 

───きっと正義は一直線。少しでも逸れたら悪の道。




知名もえかVS村野瞳

潜入ならばばらす必要が無かったがその真意とは。


次回予告
RATとmarmot


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