第五艦隊の進むべき道 (タビ・ラプターアンタレス艦長)
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新設艦隊(第1話)

私の艦隊は旗艦アンドロメダ級5番艦アンタレスである。

 

総艦船数は第五艦隊だけで1680万16隻。通常艦隊数は100万隻。つまりその10倍の数にあたる。

 

何故他の艦隊よりも艦船数が多いのかというと太陽系外星の船もあるからだ。彼らの話では、「私たちは銀河共和国です」、「我々は銀河帝国軍だ」、「俺たちはファーストオーダーというものだ」、「我々は地球連邦軍だ」と様々だ。なぜか私たちのいる世界にワープや入り込んでしまったらしい。その時にいたのが私たち第一、第三、第四艦隊の敗残がいた。その生き残りと新兵、その他の船で構成されたのが第五艦隊である。

 

どうして敗残していたかと言うと遡ること約28時間前になる。我々は今謎の星系連合軍と戦争状態にある。初めに創設された艦隊は第一~第四艦隊。だが負けた。敵の圧倒的な数の差や宇宙で行う戦闘に我々はあまりにも慣れていなかったからだ。

 

そこからなんとか撤退することができた我々はなんとか太陽系に入る辺りで彼らに会った。

 

これが今後我々第五艦隊に加わる者達との出会いだ。

 

 

 

我々は初めは彼らを警戒していた。何故かというと彼らもまたあの謎の国家と繋がりがあるのではないかと思っていたからだ。すると、相手のほうから直接話したいと言われた。応えてみることにした。

 

場所は冥王星にある基地『 グリンペ基地』だ。そこで敗残の指揮を執っていた私と他数人、共和国軍からは5人、帝国軍からも5人、ほかも同じだ。そこで私はここがどこなのか今はどんな状況なのかをありのまま話した。結果としては、彼はら自分たちのいた世界に戻るために模索しつつ我々に協力してくれると言ってくれた。

ちなみにこのことは地球防衛司令部にも許可を得ている。

 

その後地球艦隊は元からあった第一~第四艦隊、新たに第五艦隊(特殊艦隊)、第六~第五十艦隊が新設された。

 

 

第五艦隊

旗艦

アンタレス

 

分艦隊旗艦

ヴェネター級スターデストロイヤー ウォースパイト

インペリアルⅠ級スターデストロイヤー ジークト

インペリアルⅡ級スターデストロイヤー ザンジバル

リサージェント級スターデストロイヤー パンス

ゼネラル・レビル等

 

補給艦隊

フォレッサル級超弩級戦艦母艦

コロンブス級航宙母艦等

 

航空機

(宇宙戦艦ヤマト、SW、ガンダム、に出てくる航空機)

 

 

第一~第四、第六~第五十艦隊

各旗艦

春蘭型

 

分艦隊旗艦

アンドロメダ級

 

補給艦

護衛艦

輸送艦

 

航空機

コスモタイガーⅡ、コスモファルコン、コスモパルサー等

 



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新たな仲間と新たな敵(第2話)

続きです!
意見などがあればバンバンお願いします!


創設されてから約5ヶ月後、第五艦隊、第六艦隊、第八艦隊、第十二艦隊、第三十四艦隊が長距離遠征に行くことになった。

 

これは敵の威力偵察も兼ねている。総司令艦隊は第五艦隊に任されている。

 

 

~地球から約八千光年の所~

 

第251小隊。この小隊は、インペリアルⅠ級とインペリアルⅡ級の艦船各1隻ずつ。他にアークワイテンズ司令クルーザー3隻、ゴサンティ級クルーザー6隻、EF76ネビュロンBエスコート・フリゲート5隻の小部隊が居る。

 

少し進んだところでⅠ級のレイダーに反応があった。どうやら正面前方300kmのの位置で何かの戦闘が起こっているようだ。

 

だがこれは味方ではない。

 

各小部隊は随一旗艦に報告し、各艦隊に共有している。

しかしそんな情報は全く入っていない。ましてや、たとえ報告を怠ったとしていてもIFFによってすぐにわかるようになっている。

 

つまりあれは敵かあるいは星系連合と戦っているまた別の国家かということだ。

 

ただ今はすぐに戦闘状態に発展してもすぐ対処できるようにフリゲートに戦闘配置、ゴサンティ級にはTIEファイターのの即時発艦準備をさせた。

 

 

10分後まもなく目視、回線が繋がる距離になるだろう。各艦も戦闘配置済みだ。

もちろん旗艦に報告済み。後方には別の2小隊が配置され、もしものための補給艦もいる。

 

オペレーター「艦長!未艦から通信です!」

 

艦長「繋げ」

 

???「ザザザ・・・こ...こちらは.....自由惑星同盟第次席幕僚フォレッサ准将だ......ザザ......現在不明艦隊と交戦中......至急救援を、、、繰り返す至急救援を」

 

副長「艦長。どうしますか?」

 

艦長「そうだな・・・、まずは旗艦に早急に連絡だ!許可が降り次第即刻救援に向かう!後方の2小隊と補給艦にもそう伝えろ!後方支援求む、とな」

 

 

~第五艦隊司令室~

オペレーター「司令!第251小隊より連絡です!救難信号を発した艦隊を援護したい。指示を求む!以上です」

 

タビラプター「返信!作戦を許可する。救難艦隊を即時援護せよ!ただし、1小隊で行うのではなく後方の2小隊と合同で行なえと伝えろ」

 

タビラプター「それと我々も向かうぞ」

 

オペレーター「了解!」

 

 

~第251小隊~

オペレーター「艦長!司令部より返信!作戦を許可する。ただし1小隊で行わず後方で待機中の2小隊と合同で行うこと、以上です!」

 

艦長「ご苦労。全艦隊!全速前進!各艦射程圏内に入り次第射撃を開始せよ。航空機も随一発艦。周囲警戒を怠るな!突撃!」

 

艦長「副長、救難艦に連絡。了解した。直ちに貴官たちの支援にあたる、と」

 

副長「了解」

 

 

~未艦隊~

???「『了解した。直ちに貴官たちの支援にあたる』との事です。」

 

???「そうか!よかった!」

 

???「さらに通信です。見たところ其方にかなり損傷している艦がある。こちらの補給艦で修理をする、との事です。」

 

???「そうか!それは助かる。では損傷軽微な艦を配置し、補給が必要なかんを下がらせろ」

 

???「了解です!」

 

 

 

~第215小隊~

オペレーター「艦長!全艦射程圏内に入りました!」

 

艦長「全艦!攻撃開始!航空機発艦!、それと副長。旗艦に交戦状態に入ったと伝えてくれ。」

 

副長「了解です。」

 

 

その後は激戦だった。だが今回は初めから準備していたことから敵は撤退。我々の勝利ということになった。

 

だが敵は元から戦争状態にあった星系連合ではないのが不安であった。

 

そして救援を求めてきた彼らは自由惑星同盟という国家の軍隊だという。これもまた迷い込んでしまったらしい。彼らの指揮官はフォレッサ准将という名前らしい。正式な会談は遅れて到着した第五艦隊旗艦の特設室で行うこととなった。

 

 

~第五艦隊 特設室~

タビラプター「私は第五艦隊司令長官タビ・ラプター将軍です。」

 

フォレッサ「私は自由惑星同盟 第十六艦隊代理司令フォレッサ准将です。先の戦闘で司令及び首席幕僚は戦死。私が艦隊の指揮を引き継ぐことになりました。」

 

タビラプター「早速ですがあなたがたがいらした世界はどんなところなのですか?」

 

フォレッサ「私たちは数百年に渡り銀河帝国という国家と戦争状態にあります。」

 

副長「?!銀河帝国だって?!貴官らを救援したのも銀河帝国軍というのだが違うのか?」

 

フォレッサ「名前は同じですが艦の形、艦載機などが違います。」

 

副長「そうですか」

 

コンコン

 

副長「なんだ?」

 

オペレーター「失礼します。第159小隊と第213小隊より連絡IFFに反応しない艦隊を発見。指示をこう、との事です。ちなみに反応はそちらの方々から頂いた銀河帝国という艦と同じなのですが・・・」

 

タビラプター「画像はあるか?」

 

オペレーター「あります!」

 

タビラプター「わかった、では御足労ですが艦橋で確認できますか?」

 

フォレッサ「了解した。」

 

タビラプター「助かります。それと我々の艦隊に加わりませんか?貴方がたが元の世界に戻るためにも、」

 

フォレッサ「嬉しい提案です。謹んで引き受けます。」

 

タビラプター「そうですか!よかったです。では直ぐに向かいましょう。」

 

 

ー移動中ー

タビラプター「フォレッサ准将、貴方がたが彼らと戦争状態だと言うのを承知で聞きますが、彼らをこちらに引き入れることは可能ですか?」

 

フォレッサ「それは交渉次第だと思います。銀河帝国は各一個艦隊それぞれが高い統率力を持っています。単独で動ければ彼らも入らなくもないと思うのですが・・・、どうです?」

 

副長「それに関しては問題はありません。そもそも貴方がたを救援した小隊も報告をしていましたが半分自由に行動していましたから」

 

フォレッサ「そうだったんですか、、、」

 

副長「まもなく艦橋です。」

 

 

~第五艦隊 旗艦 アンタレス 艦橋~

オペレーター「5分前に第213小隊より送られてきた画像です。」

 

タビラプター「これか、やはり見たことない艦だな。准将。どうです?」

 

フォレッサ「間違いありません、銀河帝国の船です。」

 

タビラプター「そうですか。わかりました。第159小隊と第213小隊に返信。戦闘配置をしたまま待機!不明艦隊の旗艦に電文を送ってみてくれ。」

 

オペレーター「了解しました。」

 

 

ー第159小隊 第213小隊ー

オペレーター「旗艦より返信!そのまま戦闘配置をして待機。不明艦隊の旗艦にコンタクトを取れ、との事です。」

 

合同中隊司令「わかった。電文を遅れ」

 

 

 

ー銀河帝国 旗艦ー

???「左翼にいる不明艦から電文です。」

 

???「読め」

 

???「こちらは地球連邦防衛宇宙軍。貴官らに敵対行動を取る気はない。直接話すことは可能か?との事です」

 

???「ふむ、返信。了解した。会談に応じよう。」

 

 

ー第五艦隊 司令室ー

オペレーター「会談に応じるそうです、」

 

タビラプター「第159小隊と第213小隊は我々が到着するまで待機していろと伝えろ。それと第二種戦闘配置で、と全艦ワープ準備!完了次第ワープ!」

 

 

ーー次回へ続くーー




どうでした?続きはできるだけ早く出します!


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お互いの目的のために(第3話)

前回の続きです。まだ見ていない方はそちらからお願いします。


ーデス・スター 応接室ー

???「私は銀河帝国上級大将ファンケル・ケインです。この艦隊の指揮をしてる者だ。」

 

タビラプター「私は地球連邦防衛宇宙軍 第五艦隊司令長官タビ・ラプター将軍です。」

 

副長「第五艦隊副司令長官ゴイル・カイル中将です。」

 

ファンケル「話の前にひとつ伺いたいのですがどうしてあなたがたの艦列に叛徒どもの船がいるのです?」

 

副長「叛徒ども?」

 

ファンケル「失礼しました。自由惑星同盟です。」

 

タビラプター「彼はら未知の敵に襲われていたところを我々が救援した。その後私たちの艦隊に加わった。」

 

ファンケル「なるほど」

 

タビラプター「そこで提案なのだが君たちも我々の艦隊に加わる気わないかい?」

 

ファンケル「わかりました。お引き受けします。」

 

副長「(話がわかる人だ)」

 

ファンケル「もう1つ質問をいいですか?」

 

タビラプター「どうぞ」

 

ファンケル「私たち艦隊は言わば一匹狼、勝手に動くこともありますが、よろしいので?」

 

副長「それに関しては私から、全然構いません。しっかり定時報告していただけたらほとんど自由です。」

 

ファンケル「ほとんど?」

 

副長「例えば集結とか」

 

ファンケル「あぁ、なるほど そいうことですか、」

 

副長「わかっていただけて何よりです」

 

タビラプター「それと君たちは今自由惑星同盟と戦争状態だろ?だが今は元の世界に戻るために行動を共にする戦友だ。一時休戦してもらうことは可能かな?」

 

ファンケル「我々は異存ありません。ですが彼らはどんな反応を示してるのですか?」

 

タビラプター「彼らも同じ反応だよ」

 

ファンケル「そうですか。」

 

副長「司令、会場は何処にしますか?」

 

タビラプター「そうだな・・・、スプレマシーはどうだ?」

 

副長「スプレマシーですかぁー、いいですね!了解です!すぐ連絡します。」

 

タビラプター「頼む」

 

ファンケル「・・・」

 

タビラプター「どうしましたファンケル上級大将?」

 

ファンケル「将軍、ここではないのですか?」

 

タビラプター「ここよりも広い方がいいだろう?気分的にもね」

 

ファンケル「はァ」

 

タビラプター「では行こうか」

 

 

~移動中~

タビラプター「そいえば貴官の部下たちも今の状況で疲弊しているだろう補給艦が来ているからそちらで休むといい」

 

ファンケル「感謝します。」

 

 

ファンケル「聞こうと思っていたのですが、スプレマシーとはなんです?」

 

タビラプター「それは見てのお楽しみかな」

 

副長「(`・ω・´)ゝ司令お待ちしておりました。上級大将も」

 

 

ーデス・スター 司令室ー

オペレーター「まもなくスプレマシー及びリサージェント級、マンデイターIV級、マキシマA級クルーザー、ランサー級フリゲート到着します」

 

スターウォーズ風ワープアウト

 

ファンケル「これは!?」

 

タビラプター「ちなみに一番でかいのがスプレマシーだよ、では行こうか、」

 

 

ースプレマシー艦内 式典会場ー

副長「これより式典を開始します。両代表者は壇上に」

 

コツコツ,コツコツ

 

ファンケル「銀河帝国上級大将ファンケル・ケイン」

 

フォレッサ「自由惑星同盟フォレッサ・ノイン准将」

 

副長「両者、文面にサインをお願いします。」

 

両者 握手

 

パチパチパチ

 

 

 

あの式典から3週間後、第五艦隊2つの分艦隊が新設された。

 

 

ー1ヶ月後ー

第五艦隊旗艦 アンタレス 艦橋

オペレーター「ゼネラル・レビル艦長キュー少将より暗号通信。」

 

タビラプター「繋げ」

 

オペレーター「星系連合ではない艦影を光学で確認後、交戦開始 至急救援をこうとの事。」

 

ー次回へ続くー




評価や、意見待ってます!


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もう1つの敵の正体(第4話)

ー1ヶ月後ー
第五艦隊旗艦 アンタレス 艦橋
オペレーター「ゼネラル・レビル艦長キュー少将より暗号通信。」

タビラプター「繋げ」

オペレーター「星系連合ではない艦影を光学で確認後、交戦開始 至急救援をこうとの事。」


通信から遡ること1時間前

 

ー第五艦隊分艦隊旗艦ゼネラル・レビルー

副長「艦長。前方の小惑星帯で光学で発見したものが・・・」

 

艦長「なんだ?」

 

副長「小惑星帯の中に中規模な偽装された基地が」

 

艦長「星系連合か?」

 

副長「いえ、艦艇が違います。」

 

艦長「ならばなんだ?我々みたいに迷い込んだ者たちか?」

 

副長「それも違うようです。」

 

艦長「どいうことだ?」

 

副長「あの基地は一定時間星系連合と連絡をしていました。奴らの関係はいつでも裏切れる、みたいな関係だと思います。」

 

艦長「わからんなー」

 

副長「それともう1つ情報が、あの艦を第五艦隊内にあるデータベースで調べた結果、最初フォレッサ准将を襲ってた艦艇と判明しました。」

 

艦長「では敵か・・・」

 

副長「まだ断定はできませんが」

 

艦長「そうだな、奴らとコンタクトは取れるか?」

 

副長「はい、可能です」

 

艦長「では繋いでくれ、どちらな側なのか確認しないとな」

 

 

オペレーター「艦長!コンタクト取れました。話に応じるそうです。メインパネルに出します」

 

艦長「頼む」

 

 

???「ワレワレハダイガミラステイセイ。」

 

艦長「私たちは地球連邦防衛宇宙軍所属第五艦隊司令長官タビ・ラプター将軍だ」

 

艦長「さっそくだがあなた方は星系連合に組みしている者たちか?」

 

ガミラス「ワレタチヲアンナヤツラトイッショニスルナ。タダキョウリョクヲシテイルダケ、イツデモウラギレル」

 

艦長「そうか、では聞きたいことが1つ。あなたがたは我々の艦隊に加わらないか?」

 

ガミラス「コトワル。ソレヨリモオマエタチイイフネノツテルナ?ソノフネヲアケワタセバイノチダケハタスケテヤルゾ?ドウダ?」

 

艦長「断る!」

 

オペレーター「通信切れました。」

 

艦長「奴らが来るぞ!全艦第一種戦闘配置!MS及び航空隊発艦準備!」

 

オペレーター1「旗艦ゼネラル・レビルより全艦第一種戦闘配置!第一種戦闘配置!」

 

オペレーター2「MS全機発艦!」

 

オペレーター3「コロンブス級に連絡!準備出来次第航空隊全機発艦!」

 

オペレーター1「艦長!敵基地から艦艇を視認!」

 

艦長「ネェル・アーガマに通信、ハイパーメガ粒子砲発射準備。サラミスを左翼、ムサイ級を右翼にマゼランを中央に配置。ホワイトベースとアーガマ、アルビオン、スパルタンはネェル・アーガマの支援と補給艦の援護をせよ」

 

艦長「旗艦アンタレスに連絡。我々未知の敵と交戦する救援をこう」

 

副長「了解です。」

 

 

 

副長「全艦射程圏内です」

 

艦長「全艦攻撃開始ー!テェーーー」

 

 

その後敵艦隊は撤退。基地は壊滅。

こちらの損害は

撃沈及び大破 0

中破 65

小破 261

 

ということになった。

 

 

ー次回へ続くー




次回。第二次大交戦


もう1つの敵はガミラスです。ですが星系連合ののことに関してはまだ一向に分かりません。


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ガミラス戦争 前編 (第5話)

ガミラス戦争 準備


新たな敵がガミラスと分かって2日後

 

別行動をしていた第五艦隊の各分艦隊に旗艦からの緊急招集暗号通信が入った。これは司令部からの命令が下りる時だけに使われる。つまり何かがあったという訳だ。

 

 

1時間後

 

ー第五艦隊旗艦アンタレス CICー

タビラプター「全員揃ったな。では今回の作戦内容を伝える。星系連合と戦争状態にあるが、つい1時間ほど前にガミラスから我々に宣戦布告を受けた。今回の作戦はこの宣戦布告をしてきたガミラスを早期無条件降伏させることだ。戦争がながびけばこちらが辛い。」

 

副長「今回の作戦は我々第五艦隊が単独で行う。我々の力を他の艦隊に示す好機だ。」

 

タビラプター「早期降伏のため今回は奇襲及び力でねじ伏せる。敵の注意を逸らすのは我々が引き受ける。キュー少将には補給艦隊の援護を任せたい。」

 

キュー少将「了解しました(`・ω・´)ゝ」

 

タビラプター「奇襲担当艦隊はリサージェント級 ソン中将、インペリアルⅠ、Ⅱはシュウ少将とワッケイン少将に任せる。」

 

ソン,シュウ,ワッケイン「了解しました(`・ω・´)ゝ」

 

タビラプター「他の分艦隊は後方で待機だ。何故かは、ガミラスは星系連合とほぼ同盟関係だ。後方から奇襲されるかもしれない。君たちはその対処にあたって欲しい。」

 

ファンケル「では、私たちは今回は戦闘に加われないということですか?」

 

タビラプター「いや、多分戦闘開始から中盤でデス・スターとスプレマシー、他巡洋艦、駆逐艦が戦線に到着する手筈だからそこからは君たちも参加できる。」

 

タビラプター「内容は以上だが何か質問はあるかい?」

 

タビラプター「無いようなので、これにて終了する。解散!作戦は6時間後に開始だ!それまでしっかりと休んでおくように。」

 

全員「了解です」

 

 

 

 

副長「司令、今回の作戦上手く行けるでしょうか?」

 

タビラプター「上手くいくと信じたいが、我々はガミラスとほとんど戦っていない、かなり苦戦を強いられるだろうな。」

 

副長「そうですね、やはり我々第五艦隊単独で行うのは無茶があり過ぎたのでは?」

 

タビラプター「敵はガミラスだけではない。星系連合のこともあるんだ。そんな簡単に出してくれるわけないだろう、。」

 

副長「星系連合とは何度も戦っているのに私たちはほとんど知りませんからね...」

 

タビラプター「副司令、これからも頼むぞ!」

 

副長「任されました!」

 

 

 

~作戦開始10分前~

タビラプター「全艦に繋ぐまもなく作戦開始時刻だ!全員の奮闘に期待する、全艦ワープに備えよ!」

 

 

(ちなみにサラミスとかのガンダムの戦艦はワープは出来ませんが地球連邦防衛が新しく戦艦母艦というのを作りました。大きさはゼネラル・レビルが数千隻入るぐらいの大きさですね!)

 




次回 ガミラス戦争 後編


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主な艦船、航空機紹介

※注意:これは第5話の『ガミラス戦争 前編』の続きではありません。


宇宙戦艦ヤマト枠

地球連邦防衛宇宙軍

~第五艦隊~

アンドロメダ級五番艦アンタレス(改良型)

アンドロメダ(無人量産型)

ドレッドノート級主力戦艦(ほぼ無人)

金剛改型宇宙戦艦

村雨改型宇宙巡洋艦

磯風改型突撃宇宙駆逐艦

護衛艦

ガイゼンガン兵器群・カラクルム級戦闘艦(鹵獲及び製造)

 

~他艦隊~

春蘭

アンドロメダ(無人量産型)

ドレッドノート級主力戦艦(ほぼ無人)

金剛改型宇宙戦艦

村雨改型宇宙巡洋艦

磯風改型突撃宇宙駆逐艦

護衛艦

 

ー航空機ー

1式空間戦闘攻撃機 コスモタイガーⅡ

零式52型改 自立無人戦闘機 ブラックバード

 

~ガミラス~

ガイデロール級航宙戦艦

デストリア級航宙重巡洋艦

ケルカピア級航宙高速巡洋艦

クリピテラ級航宙駆逐艦

ポルリメア級強襲航宙母艦

メルトリア級航宙巡洋戦艦

超弩級一級航宙戦闘艦ゼルグート

ガイペロン級多層式航宙母艦

ゲルバデス級航宙戦闘母艦

 

ー航空機ー

戦闘攻撃機DWG229メランカ

空間駆逐戦闘機DDG110

空間格闘戦闘機DWG262

空間艦上戦闘機DWG109

空間艦上戦闘機DM887

空間艦上戦闘機FWG97

 

 

~星系連合軍~

不明

 

 

 

 

スターウォーズ枠

~共和国~

ヴェネター級スターデストロイヤー

アクラメイターⅠ級スターデストロイヤー

アークワイテルズ級軽クルーザー

ペルタ級フリゲート

 

~帝国軍~

インペリアルⅠ級スターデストロイヤー

インペリアルⅡ級スターデストロイヤー

エグゼクター級スター・ドレッドノート

セキューター級スターデストロイヤー

テクター級スターデストロイヤー

デス・スター

アークワイテルズ級司令クルーザー

キャラック級軽クルーザー

ゴサンティ級クルーザー

インペリアル・インターディクター

 

~反乱同盟軍~

MC80スタークルーザー

EF76ネヴュロンBエスコート・フリゲート

CR90コルベット

 

 

~ファーストオーダー~

リサージェント級スターデストロイヤー

マンデイターIV級シージ・ドレッドノート

メガ級スター・ドレッドノート

ジストン級スターデストロイヤー

ディシデント級軽クルーザー

マキシマA級重クルーザー

ランサー級フリゲート

 

~レジスタンス~

MC80Aスター・クルーザー

MC85スター・クルーザー

ネヴュロンCエスコート・フリゲート

CR90コルベット

 

 

ー航空機ー

ARC170スターファイター

BTL-B Yウイング・スターファイター

RZ-1 Aウイング・インターセプター

A/SF-01 Bウイング・スターファイター

BTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマー

T-65B Xウイング・スターファイター

Z-95ヘッドハンター

TIEファイター

TIE/INインターセプター

TIE/saボマー

TIE/Dディフェンダー

RZ-2 Aウイング・インターセプター

レジスタンスBウイング

T-70 Xウイング・スターファイター

T-85 Xウイング・スターファイター

BTL-S3 Yウイング・スターファイター

BTA-NR2 Yウイング・スターファイター

TIE/fo制宙戦闘機

TIE/sf制宙戦闘機

TIE/vn制宙戦闘機

 

 

ガンダム枠(オリジン、Z、UC、NT、サンダーボルト)

~艦艇~

ホワイトベース

アーガマ

ネェル・アーガマ

アルビオン

スパルタン

ラー・カイラム

マゼラン級宇宙戦艦

サラミス級宇宙巡洋艦

レパント級ミサイルフリゲート

コロンブス級航宙母艦

ムサイ級軽巡洋艦

チベ級高速巡洋艦

アイリッシュ級戦艦

サラミス改級巡洋艦

アレキサンドリア級重巡洋艦

ドゴス・ギア級戦艦

グワダン級超大型戦艦

ドロス級空母

 

ーMS,航空機ー

リゼル

ジェガン

スタークジェガン

ジェスタ

ジムⅢ

ジムⅡ

ネモ

アンクシャ

ギラ・ズール

ガザD

ドライセン

ギラ・ドーガ

ザグⅡ

リック・ディアス

ハイザック

マラサイ

 

 

銀河英雄伝説枠

~自由惑星同盟~

旗艦級大型戦艦

標準型戦艦

巡航艦

ミサイル型巡航艦

駆逐艦

工作艦

 

艦載機

 

 

~銀河帝国~

大型戦艦

標準型戦艦

巡航艦

 

艦載機

 




ここから多少増えることも減ることもあります。

オリキャラはまた後日にでも


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ガミラス戦争 中編 (第6話)

数人ゲストで出てきます!(いきなり全員とは行きませんが、今回は4人です。)
それと今回から軽い効果音が入っています。(脳内でお好きなBGMを流してください!)

それではどうぞ!!


タビラプター「作戦開始!」

 

オペレーター「主力艦隊全艦ワープ!」

 

トゴオオオオオオオオオン

 

ギュイーン シャーーーン(ヤマト風)

 

 

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!(SW風)

 

オペレーター1「全艦ワープ終了」

 

オペレーター2「ガミラス本星を確認」

 

タビラプター「全艦突撃!攻撃開始!」

 

ワープ直後、地球艦隊は攻撃を開始した。

ここでタビラプターがある人達に連絡をした。

 

タビラプター「佐竹大佐と、金木中佐、土方中佐に通信しろ」

 

オペレーター「了解」

 

オペレーター「繋がりました。」

 

佐竹「司令。お呼びでしょうか?」

 

タビラプター「呼び出して済まないな。」

 

金木「いえ」

 

タビラプター「当初予定していた作戦に、一部変更することにした。」

 

土方「どのような変更でしょうか?」

 

タビラプター「元々は力の差を見せつけるためにやっていたが、さらに圧倒的な火力で圧倒したいと思ったからだ。だからお前たちもこっちに来てくれると助かる。」

 

金木「なるほど」

 

タビラプター「命令。第一、第二、第三増援艦隊は直ちにこちらに合流せよ」

 

3人「「「了解!!!」」」

 

 

数分後増援艦隊 到着。

 

タビラプター「佐竹大佐は第一増援艦隊を率いて敵本星の裏側に行き包囲陣を引け!」

 

佐竹「ハッ!直ちに!」

 

タビラプター「そして金木中佐は第二増援艦隊を率いて敵本星右側にて包囲陣を引け!」

 

金木「ハッ!直ちに!」

 

タビラプター「土方中佐、第三増援艦隊ヲタ率いて敵本星左側にて包囲陣を引け!」

 

土方「ハッ!直ちに!」

 

それぞれの艦隊が配置に着く。

ちなみに今はまだ包囲陣は完成はしていない。完成していない場所は上側だけ、なぜここを開けているかというと敵を油断させるためだ。敵が上手く誘いに乗ってここを通って脱出しようとしたら奇襲艦隊が奇襲する手筈だ。

 

プププ!

オペレーター「敵艦隊誘いに乗り出しました!」

 

副長「よし!」

 

タビラプター「奇襲艦隊 亜光速に切り替えろ」

 

奇襲艦隊司令「了解!全艦亜光速に切り替え」

 

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!(SW風)

 

タビラプター「上陸艦隊に連絡。敵本星に上陸し、敵中枢を占拠せよ。奇襲艦隊に連絡。直ちに攻撃開始!」

 

奇襲艦隊司令「了解!」

上陸部隊司令「了解!」

 

~上陸部隊~

 

オペレーター「上陸艦隊全艦大気圏突入開始しました。」

 

シュゴオオオオオオオオンンン(大気圏突入音)

 

着陸後すぐに行動が開始された。まずは敵司令塔までの道のりの確保。そして潜入だが、司令塔の中にも敵がかなりいるので他の班で陽動をする。そして万が一に備えて後方にバックアップもいる。

 

 

作戦司令本部

 

オペレーター1「司令!第七管区、第十二管区の制圧完了。続いて第八管区、第十三管区の制圧にかかります。」

オペレーター2「現在敵司令塔に第一分隊と第二分隊が到着。潜入開始します。」

オペレーター3「第三分隊と第四分隊が陽動を開始しました。」

 

司令「第五分隊をバックアップで待機させていろ」

 

オペレーター4「ハッ!」

 

 

第一分隊

班長「これより第二分隊と合同で行動する」

 

班長「よし、ここから二手に分かれて行動する。俺と半数は左の塔から、ターベ軍曹は残りを連れて右の塔から行け(小声)」

 

ターベ「了解です。」

 

班長「行動開始。」

 

タッ!タッ!タッ!タッ!

入口まで音を消して走る。

 

班長「ザッ!軍曹現在位置は?(小声)」

 

ターベ「現在一階と電源設備を制圧。(小声)」

 

班長「ザッ!よろしい。では電源を落とせ(小声)」

 

ターベ「了解です。ザッ!電源を落とせ(小声)」

 

班員「了解。電源を落とします。」

 

ターベ「ここからは暗視ゴーグルを使え(小声)」

 

班員「(。_。`)コク」

 

潜入開始45分後。現在、、、最上階。

2班がそれぞれの塔の司令室の前まで来た所だ。

 

司令「ザッ!突入準備は?」

 

班長「ザッ!こちら左の塔 突入準備完了。」

 

ターベ「ザッ!こちら右の塔 同じく突入準備完了。」

 

司令「突入はこちらで合図する。突入開始まで、3...2...1...突入!」

 

(ドア) ダーン(爆発音)

 

ダンダダダダダ!!!!(銃声)

 

班員「ルームクリア!」

 

班長「ザッ!軍曹、どうだ?」

 

ターベ「ザッ!制圧完了」

 

班長「ザッ!司令、司令塔制圧成功。」

 

司令「了解。そちらにガンシップを向かわせた。帰投せよ。」

 

班長、ターベ「了解。」




ガミラス戦争 中編いかがでしたか?
今回は途中から上陸部隊をメインにスポットを当てて書いてみました!潜入方法などはどこかの国の特殊部隊風です。
ちなみに途中「ザッ!」というのがありますが、これは通信機の電源を入れる時の音です(多分...)
それと敵司令塔は某都庁みたいな設計です。

語彙力がなくてすみません・・・

それと楽曲の使用方法などを知っている人がいたら教えてください・・・

次回は宇宙サイドです!さらに新たなゲストも出てくる予定ですのでお楽しみに!


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ガミラス戦争 後編(第7話)

更新が遅くなってすみません。どんな内容にするかとか、課題で少々大変だったので・・・

今回もゲスト出演者が数人居ます!(まだ出てきていない方、すみません)


それでは本編をどうぞ!





ガミラス戦争 後編

~宇宙篇~

 

ドォコトォーーーン、、、ドォコトォーーーン

パパパパパン! パパパパパン!

 

オ1「25番艦、59番艦、128番艦被弾後退します」

オ2「敵艦隊約3/1を殲滅しました。」

副長「こちらの損害軽微!押し切れます!」

 

ピカーン

副長「どうした?」

オ4「司令!敵本星後方600kmの位置でワープアウト反応を確認」

オ3「ガミラス軍の増援艦隊です。総数約100万隻!」

 

タビラプター「第四、第五、第六分艦隊に連絡。左舷に展開している敵増援艦隊を撃破せよ!と、」

 

タビラプター「右舷は第七、第八分艦隊が応戦。ネェル・アーガマは再度ハイパーメガ粒子砲を発射準備。」

 

オ2「ハッ!」

 

現在の敵の動向は正面に主力と旗艦、右舷と左舷に敵増援艦隊、後方には敵の補給艦隊がいる。

 

地球艦隊の動き

正面 → 第五艦隊主力

左舷 → 第四、第五、第六分艦隊

右舷 → 第七、第八分艦隊

補給 → 第二、第三分艦隊

 

また、後方にネェル・アーガマの援護に第一分艦隊他、デス・スターを配置。

 

その後・・・

ネェル・アーガマが再度ハイパーメガ粒子砲を発射した。が、敵の後方にいる補給艦隊がかなり厄介であった。ここでタビラプターは動く。

 

タビラプター「ゼネラル・レビルに繋げ」

 

キュー「司令、お呼びでしょうか?」

 

タビラプター「後方にいる敵の補給艦隊を殲滅して欲しい」

 

キュー「ハッ!」

 

タビラプター「それと単艦では少々心もとない、バーミンガムとドゴス・ギアそれとドレッドノート、サラミス改で行け」

 

キュー「ハッ!ありがたきこと」

 

タビラプター「派手にやってこい!」

 

 

ここで急遽、ゼネラル・レビルを旗艦とした特別強襲大隊(通称:SAB)が編成された。

編成艦艇

ゼネラル・レビル

バーミンガム

ドゴス・ギア

ドレッドノート5隻

サラミス改6隻

MS数 105機

 

 

 

副長「司令!CICからです。敵艦隊 増援艦含め約半数を撃破。こちらの被害軽微!以上です。」

 

副長「それと上陸部隊ですが、敵司令塔は占拠しましたが、まだ各地に居る敵の抵抗が激しいようで苦戦しているようです。そこで地上兵器の投入要請を出してきました。」

 

タビラプター「続けてくれ」

 

副長「はい、それで要請してきたのが、AT-TE、AT-RT、AT-AP、ジャガーノート、AT-ST、AT-AT、AT-M6、AT-MA、AT-PD以上です。思いのほか多いですね・・・」

 

タビラプター「あぁ、そうだな・・・、、、まぁ、それぞれに好みがあるのだろう・・・許可してやれ」

 

副長「ハハハ、了解です」

 

その頃、SAB部隊作戦室では・・・

 

 

キュー「江浦少佐、敵に対する1射目はドレッドノートによる拡散波動砲攻撃、その後艦砲射撃及びMSで挟撃する」

 

江浦「了解しました。ではMS搭乗員にはすぐ発艦できるよう備えておけと、伝えておきます」

 

キュー「よろしく頼む」

 

江浦「はい」

 

キュー「それとサラマンダーのギャレット中佐と波風のみん少将に繋いでくれ」

 

オペレーター「はい」

 

ギャレット「少将 お呼びでしょうか?」

 

ミン「呼んだか?」

 

キュー「あぁ、命令を伝える。まず最初にドレッドノートによる拡散波動砲で敵を撹乱。そこからサラミス改とドレッドノートで敵の補給艦の護衛艦を攻撃してもらいたい」

 

ギャレット「なるほど、わかりました。最善を尽くします」

 

ミン「わかったが、しかしお前らしくない戦術だな」

 

キュー「そうか?まぁこの話は後で戦闘が終わったら話そう。お前たち頼んだぞ」

 

ギャレット「ハッ!失礼します」

 

ミン「OK!任せろ」

 

キュー「あと最後にMS隊隊長のサカズキ大佐に繋いでくれ」

 

オペレーター「はい」

 

サカズキ「少将如何なさいました?」

 

キュー「作戦前に呼び出して悪い」

 

サカズキ「お気になさらず」

 

キュー「副長頼む」

 

江浦「はい、では命令を伝えます。貴官らを含むローゼン隊は敵補給艦艇を破壊せよ!だ」

 

サカズキ「ハッ!ですが質問をしても宜しいかな?」

 

江浦「どうぞ」

 

サカズキ「では、敵艦隊には必ず護衛艦がいると思うのですがそれはどうなさるおつもりですか?それに艦載機もいる。恥ずかしながらさすがに我々だけでは...」

 

江浦「その点は心配はない。敵の護衛艦隊はギャレット中佐達が引き受けてくれる」

 

サカズキ「なるほど、それは心強いですね」

 

キュー「作戦は伝え終わったな?」

 

江浦「はい!」

 

キュー「では、もうすぐ我々の射程内に入るわけだ!各員の奮戦に期待する!以上だ!」

 

その後・・・

ガミラス補給艦隊はSAB部隊の即席ながら連携の取れた攻撃に翻弄されて潰滅した。

 

 

ー戦闘開始から49時間後ー

オペレーター「司令!敵旗艦から通信です。」

 

副長「回線を開け」

 

ガミラスシレイ「ワレワレハダイガミラステイセイ。キカンラニコウフクヲヨウセイシタイ。イジョウダ。」

 

タビラプター「私たちは地球連邦防衛宇宙軍所属第五艦隊司令タビ・ラプターだ。貴官たちの幸福を受け入れる。その際に貴官らは一時的に捕虜になるがイタズラにに命を弄んだりしないことをお約束しましょう。」

 

ガミラスシレイ「カンシャスル」

 

 

 

これにてガミラス戦争が終わった。

損害は第五艦隊は撃沈された戦艦はいなかったものの、中破1621隻、小破10061隻、重軽傷者が12497人、死者が61人でた。第五艦隊創設以来初となる死者だった。

 

ガミラス軍は総艦艇数約300万隻。撃破確認245万隻。撃破未確認6万隻。重軽傷者 465082人。死者 80万人にも及んだ。

 

ちなみに上陸部隊は重軽傷者が数人いたものの死者は0であった。




どうでしたか?

SAB部隊はSpecial Assault Battalionのやつです。(特別強襲大隊)

ガミラス戦争のその後の和平やらは次の話に持ち越しですね・・・


ちなみにみん少将とキュー少将がタメ口で話していたシーンがありましたが、実は生まれた場所は違うが戦術や、階級が似てたり同じだったりするので意気投合したようです笑
他にも意気投合したもの達がいるので、そんな意気投合した彼らの話とかを番外編で出して見ようかな~と思ってます。


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番外編Ⅰ

今回は番外編です。






みん少将とキュー少将の出会い

 

地球連邦及びジオン連合部隊が第五艦隊に加わってから数日後、お互いの親睦を深める理由と地球連邦とジオン間を懇親会で不仲を解こうということで開かれた。

 

まず最初に開会式、その後数十分は自由時間、次に各階級ごとに別れる。

 

次にそれぞれの幹部の会議が行われた。

ちなみにその間は他の将兵は自由時間だ。

 

各階級ごとに別れて親睦を深める会にてくじ引きを引き16~21人ぐらいの人数に別れた。

 

そこで各々自己紹介ということになった。

 

キュー「では、私から。私はこの度、第五艦隊に加わった第一分艦隊司令 旗艦ゼネラル・レビル艦長のキュー・マッケイン少将です。よろしくお願いします。」

 

その後数人が挨拶をして19人目。

 

ミン「こんばんは、私は第五艦隊所属ドレッドノート級主力戦艦それと、D級部隊司令一番艦艦長みん少将です。よろしくお願いします。」

 

キュー「それではそれぞれ自己紹介を終わったことですので、合コンではありませんが、気になった人のところに行って話しかけてみましょう!」

 

いつの間にかその班の司会者になっていたキュー少将がそう言った。

 

みんなぞろぞろと思い思いの人のところに挨拶に行った。

 

みん少将のところにはあまり近寄らなかった。何故か、話しかけるなオーラを出てたからである笑。

 

そこにある男が近寄ってきた。それこそ勝手に司会をやっていたキュー少将である。

 

キュー「どうも、はじめに自己紹介しましたが、改めてキュー・マッケイン少将です。以後お見知りおきを」

 

ミン「これはこれは第一分艦隊の司令自ら、みん少将です。よろしくお願いします。で、些か何用で?」

 

キュー「いや、少し前まで君には少々興味があったんだ」

 

ミン「ほう、それは嬉しいですな、」

 

キュー「ちなみになぜ興味があったかと言うとですね、あなたの戦術と私の戦術が似ているからですよ」

 

ミン「戦術が似ている?失礼を承知で伺いますが、あなたの戦術は他の士官と同じような戦い方だとお見受けするが?」

 

キュー「それは、全艦隊で行動している時の話だ。私が言っているのはこの艦隊のモットーでもある自由が発揮される時だ。

 

その自由が許可された時は君と戦術が似るわけだよ。まだ元から居た第五艦隊の面々にしか見せれてはいないけどね」

 

ミン「なるほど、見てみたいですな。その私に戦術が似ているところを」

 

キュー「では今度司令に意見具申してみますか・・・」

 

ミン「それはいいですね」

 

ここで突然黒いスーツを着た諜報部風の人が来た。

 

諜報員1「キュー少将とみん少将ですね?少々こちらによろしいですか?」

 

キュー「わかりました」

 

諜報員2「司令が至急話したいことがあるとの事です」

 

ミン「わかりました」

 

移動すること10分。

 

ー統合作戦本部ー

タビラプター「来てもらって悪い。つい15分前程に土星沖に星系連合の艦隊が出現した。極めて大艦隊だ。」

 

キュー「そうですか、でもなぜ我々に?」

 

ミン「そうですね、これは土星沖駐留艦隊第十一艦隊と第十二艦隊が行うことでは?」

 

タビ「確かにそうだが、かなりの被害が出ていて苦戦しているらしい。その救援に行って欲しい。」

 

キュー/ミン「「了解です!!」」

 

タビ「そうそう。艦隊編成は第一分艦隊とD級部隊、フォレッサル級超弩級戦艦母艦と護衛艦で大丈夫か?」

 

キュー「はい、十分です!」

 

ミン「私も異存はありません、ですがどうして私とキュー少将なのですか?」

 

タビ「あぁ、だって戦術が似ていて気が合ってるだろ?」

 

キュー「・・・」

 

ミン「・・・」

 

タビ「・・・ん?違うか?」

 

ミン「違わないと思いますが、実際に見て見ないとわからないですね」

 

タビ「そうだな」

 

タビ「では準備完了したら報告してくれ」

 

キュー/ミン「「ハッ!!」」

 

ミン「思いの外早かったですね。あなたの戦術を見せてもらいますよ?」

 

キュー「えぇ、楽しみにしていてください!」

 

 

~1時間後~

キュー「司令、概ね全艦準備完了しました!残りはフォレッサル級に搭載するだけです。」

 

タビ「わかった、みん少将はどうだ?」

 

ミン「こちらも準備万端です。」

 

タビ「了解した。では全艦順次発進!」

 

ー次回 番外編Ⅱー




フォレッサル級超弩級戦艦母艦の概要(チョット)
全長 1500,000

搭載数(最大)
マゼラン級・・・4,335隻
サラミス級・・・5,597隻
小さくなっていく事に搭載数が多くなる

武装
主砲・・・2連装砲108基 等


キュー少将はいい人で
みん少将は静かなタイプですが、その後お互い打ち解けて来てかなり親しみやすい性格になりました。



次回番外編Ⅱお楽しみに!


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番外編Ⅱ

番外編Ⅰの続きです!


土星沖約6000㎞ 第3次防衛ライン。

 

カーン

 

オペ1「全艦ワープ終了。」

 

オペ2「フォレッサルより随一発艦させます」

 

キュー「作業を急がせろ。」

 

ミン「敵の動向は?」

 

オペ3「特に異常はありません」

 

ミン「十一艦隊と十二艦隊の司令に繋げ」

 

オペ1「ハッ!」

 

十一艦隊司令と十二艦隊司令に通信が繋がった。

 

ミン「あなたがたが雑魚なのはわかっていたので最初から状況を速やかに教え願う」

 

キュー「そうですね、さっさとお願いします。」

 

十一「(このよそ者とガキが・・・)」

 

十二「(この青二才共が・・・)わかった。では副長頼む」

 

ミン「人任せか、コソコソ」

 

キュー「そうだな、コソコソ」

 

副長「では速やかにお伝えします。現在土星にある我が軍の大規模基地は敵に占拠されました。我々は辛うじて基地要員を回収して何とか防衛線をはって、牽制しあっている状況です。力及ばず申し訳ない。」

 

十二「副長 余計な事を言わなくていい。」

 

副長「しっ、失礼しました。」

 

キュー「ありがとうございました。感謝します。」

 

副長「ハッ!失礼します!」

 

通信切れる。

 

ミン「結構酷いな。」

 

キュー「そうだな、戦闘後に司令に頼んでみるか、他の艦隊には本当に優秀な人材を使えてないからな・・・」

 

オペ2「少将!フォレッサルより全艦発艦終了しました」

 

キュー「わかった」

 

ミン「全艦作戦計画に基づき艦隊陣形を形成後突撃する。」

 

陣形は正面に一番槍のD級部隊、その後にマゼランやサラミス改などを配置、そのさらに後ろは空母と母艦を配置している。

 

キュー/ミン「「全艦!!突撃!!」」

 

オペ「まもなくドレッドノートの拡散波動砲の射程内に入ります。」

 

キュー「よし、全MS発進!各機には射線に入らないように再通達」

 

オペ1「ハッ!」

 

オペ3「少将!拡散波動砲発射準備完了!」

 

ミン「いいな?打って?」

 

キュー「どうぞ?」

 

ミン「では、打て」

 

ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!

 

カーーーーーーーン ドゴーーーーーーーン

 

ミン「かなり混乱してるな」

 

キュー「そうだな。総員!第一種戦闘配置、MS全機攻撃開始!」

 

砲撃戦開始。

 

ミン「マッケインどうする?敵は中央突破したいようだぞ?」

 

キュー「ん?マッケイン?まぁ、いいか。そうだな、中央突破戦法に引っかかったように見せかけて、敵を包囲しよう。半円は任せたぞ」

 

ミン「わかった、半分は任された。」

 

キュー「その後は一応降伏勧告だな。無益な流血は避けたいからな。」

 

ミン「優しいな」

 

キュー「そうでも無いさ、これを無視したら宇宙の瓦礫になってもらうから、、、まぁ、とりあえず作戦行動開始。」

 

オペ「作戦行動開始します」

 

星系連合の艦隊を徐々に包囲しだした。

 

包囲が完成したのはほんの数十分で完成した。

 

キュー「降伏勧告を一応出してくれ」

 

 

オペ「降伏勧告に応答ありません。どうしますか?」

 

ミン「全艦攻撃開始!!」

 

ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!ドコン!

 

江浦「よろしいので?」

 

キュー「仕方あるまい。これが敵の選択だ。我々も攻撃を開始しろ」

 

江浦「了解です。」

 

あれから戦闘開始から約1時間が経過した頃、星系連合の損害は甚大だった。

 

ここで星系連合に動きがあった。

 

オペ1「敵艦隊が撤退行動開始しました。」

 

オペ2「司令!地上を制圧する好機かと思われます。」

 

キュー「そうか、どうする?」

 

ミン「あんたの考えてる事は何となくわかる。俺も同意見だ。」

 

キュー「フッ、それは嬉しいね。では、艦隊の直援MS以外の機体と予備機、上陸部隊を降下!全総力をもって全ての基地を占拠せよ!」

 

 

ミン「もう俺たちのやれることはほとんどないな」

 

キュー「あぁ」

 

 

オペ「司令、制圧部隊攻撃開始しました。」

 

 

基地を制圧し、敵は既に撤退。これにて土星沖戦乱は終了した。

 

事後処理に対応している中。

郡参謀本部では、みん少将とキュー少将は1階級の昇進。他の将兵も1階級の昇進。

4ヶ月後に執り行われる予定であった。

 

 

キュー「ハー、昇進か・・・、いいんだろうか」

 

ミン「この昇進で中将。変な気分だな。」

 

キュー「とりあえずさっさと帰るか」

 

ミン「そうだな、さっさと帰ってゆっくりしたい。」

 

オペ「司令、今日最後のワープ可能です!」

 

キュー「よし、全艦ワープ!」




これにて番外編Ⅱを終了します!
また別の機会で他のキャラクターの話を書いてみようかなと思ってはいます!

それと今ちょっとづつキャラクターデザインを描いてみようかなー、と思っています!

ではまた次回!


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内乱(前)(第8話)

ガミラス戦争 後編の少し経過した続きです。







ー1ヶ月後 第一艦隊秘匿作戦室ー

 

第1,2,3,4,7,9,15,16,17,21,25,26,28,30艦隊合同幕僚会議にて・・・(14個艦隊)

 

2「第五艦隊は謎が多すぎる」

 

9「確かに」

 

17「開示している部分があるとしてもそれはたった一部だ」

 

30「内部に探りを入れてみてはいるもののすぐに気付かれてしまう」

 

7「我々の計画がどんどん遠のくぞ」

 

4「今のところ開示されている情報は?」

 

1「開示されている内容は文面に示した。見てくれ」

 

・艦船保有数は我々の艦隊の約10倍の約1680万隻

・地球防衛軍以外の艦船がある

 

1「これだけだ」

 

21「なんだと?!」

 

30「何故こんなに艦隊保有数に差があるのです?数を統一するべきでわ?」

 

28「それは私も艦隊司令長官に意見具申をしたが承諾しなかった。」

 

25「どうしてです?」

 

15「考えられるのは、、、」

 

16「我々の計画の情報が外部に漏れている可能性」

 

4「その可能性が1番有力として誰が犯人です?」

 

7「第三艦隊が怪しいのでは?第五艦隊に縁がある。」

 

3「なんの冗談だ、その縁はいつでも利用できるようにするためだ」

 

1「まぁまぁ、今は犯人探しはよそう。いずれ分かる話だ」

 

7「了解した」

 

~~~~

 

ー第五艦隊通信司令室ー

「まぁまぁ、今は犯人探しはよそう。いずれ分かる話だ」

 

「了解した」

 

 

副長「筒抜けですね笑」

 

タビ「盗聴器を接地させたからな」

 

スローエン「どんな方法でやったのです?」

 

タビ「今は内緒でいいかな?」

 

スローエン「どうぞ、ただこの騒動が終わったら洗いざらい話してもらいますよ」

 

タビ「了解した。さて、本題に入ろう。今回の敵はガミラス残党や、星系連合でもなく身内だ。本音では大きな流血は避けたいが、こちらと痛手は被りたくわない。必要最低限で殲滅して、敵旗艦を抑えるぞ」

 

ソン「つまり今回は艦砲長距離射撃ということでしょうか?」

 

タビ「そうだ。そして今回の作戦は奴らはかなりの艦艇を保有しているという理由で、全分艦隊、全増援/補給艦隊に参戦してもらう。」

 

副長「佐竹准将。増援艦隊と補給艦隊の指揮は任せるぞ」

 

佐竹「ハッ!」

 

副長「敵は14個艦隊対して我々は9個艦隊」

 

フォレッサ「かなり不利ですが、」

 

バラカス「我々の圧勝でしょうね」

 

タビ「そうだな、それで作戦なんだが君たちの意見を聞きたいと思ってな」

 

キュー「長距離射撃は我々第一、第二、第三分艦隊で敵旗艦制圧は第四、第五、第六、第七、第八分艦隊でいいと思います」

 

タビ「私もそう考えていた。他のみんなは意見はあるか?・・・・・・・・・ないな、ではまた後日作戦立案書を作って送るから目を通しておけよ」

 

全員「「「「「「「「ハーイ」」」」」」」」

 

 

ー数日後ー

タビ「みんな作戦立案書は目に通したか?」

 

タビ「通したようだな、では2回目の会議をはじ・・・」

 

ピーピッピピーピッピピーピッピ

 

副長「司令!本部基地を監視していた船から連絡です。

 

"本部基地より第7,9,15,16艦隊が出撃 進路は第五艦隊"

 

以上です。」

 

タビ「思いのほか早いな・・・、どのくらいで来る?」

 

副長「凡そ1日です」

 

タビ「よし、早いが全艦隊作戦準備開始、戦闘に備えよ」

 

全員「「「「「「「「ハッ!」」」」」」」」

 

 

ー一方敵地球防衛艦隊は・・・ー

 

「誰が一番槍を入れる?」

 

と、第7艦隊の指揮官が言った。

 

「ここは我々第9艦隊が」

 

「いえ、我が第15艦隊が」

 

「第16艦隊に任せてもらいたい」

 

「いいえ、今回は幕僚本部より第9艦隊がせよとの事です」

 

「ありがたきこと」

 

その後、

一番槍は第9艦隊。

後方支援は第7、第15艦隊。

補給艦隊直援艦隊は第16艦隊。

 

になった。ただこれは建前でしか無かった。

何故なら武勲をあげるために出し抜こうと連携も取れない勝手に動くからである。

 

これは開戦6時間前の出来事であった。




新たに出てきた通常艦隊は艦船紹介にもあるので見てみてください!
ちなみに戦力差は400万 vs 1600万と言ったところですが熟練兵士は圧倒的に第五艦隊です。


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内乱(後) (第9話)

内乱 後編です!
今回からセリフの前に名前を入れないことにしましたが、もしわかりにくかった場合は言ってください。元の形に戻したいと思います。

今話は初めてとなるほぼ4000文字です。今までよりも長いと思いますが楽しんでいってください!

名前が無いので敵と味方の区別が付きにくいので、話初めの時は
↓このように線が入っています
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


また話し手が変わる時も線が入っています







ー戦闘中域ー

 

「「「「ファイヤ!!!!」」」」

 

ドドーン! ドドーン! ドドーン! ドドーン!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「司令、敵艦隊攻撃を開始しました。」

 

「我々も作戦を開始する。前衛艦隊に連絡。シールドを艦首に最大出力展開、後退開始と、」

 

「ハッ!」

 

「第四~第八分艦隊は後退せよ、繰り返す第四~第八分艦隊は後退せよ」

 

「司令室から後退命令です」

 

「よし、他分艦隊と足並みを揃えながら後退せよ」

 

「交代開始」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「第五艦隊の分艦隊は後退していきます。」

 

「やはり奴らは戦の定石を知らん。いいぞ、そのまま押し続けろ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「後方支援艦隊の状況は?」

 

「まもなく準備完了とのこと」

 

「わかった、敵艦隊に再度通達。直ちに降伏せよと」

 

・・・・・・・・・

 

「敵艦隊より返信ありません」

 

「チッ」

 

「前衛艦隊敵射程圏より離脱」

 

「これより長距離射撃を行う。味方鑑には射撃範囲内に入らないよう通達」

 

「了解です!」

 

「敵に我々の力を知らしめるぞ!攻撃開始!!直ちに掃討せよ」

 

フゥーーーン!! ズドーーーーーン!!!!

フゥーーーン!! ズドーーーーーン!!!!

フゥーーーン!! ズドーーーーーン!!!!

フゥーーーン!! ズドーーーーーン!!!!

 

ガシャーーーーン!!!!!!!! ドカーン!!!!!!!!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「し、司令、艦隊左翼に被弾。ほぼ全滅しました。」

 

「なんだと、」

 

「クソ野郎共が・・・」

 

「どうなさいますか?」

 

「陣形を再編成、再度攻撃を仕掛ける」

 

「了解です」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「第四~第八分艦隊に通信。接近戦を仕掛け敵旗艦を制圧せよ!」

 

「防御シールド最大!航空隊発艦!全艦隊突撃!」

 

 

ー数時間後ー

 

「司令!残りは我々第7艦隊と第15艦隊だけです。第9艦隊と第16艦隊は旗艦が押さえられ降伏しました。」

 

「第15艦隊に連絡、我々は第9艦隊の救援に向かうと、全艦90度回頭開始!」

 

ガシャーーーーン!! ガシャーーーーン!!

 

「ウワッ! なんだ?!」

 

「て、敵は我々の側面を攻撃し始めました」

 

「な、なんだと・・・」

 

「我が方の被害甚大です。」

 

「司令どうなさいますか?」

 

「クソが・・・、仕方あるまい、降伏だ。直ちに降伏だ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「司令、第7艦隊が降伏すると言ってきました。」

 

「受け入れろ、捕虜は丁重に扱えよ。第15艦隊は?」

 

「不明です。」

 

「司令!第15艦隊が降伏勧告を受け入れるそうです!」

 

「他艦隊と同様捕虜は丁重に扱えよ」

 

「ハッ!」

 

これにて第7、第9、第15、第16艦隊は制圧。第五艦隊の指揮下に入った。

だが、まだこれは序の口であった。この戦いはたった4個艦隊のみ、残り10個艦隊も存在するからだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー第一艦隊秘匿作戦室ー

「第7艦隊、第9艦隊、第15艦隊、第16艦隊は制圧された。残りは我々だ。この計画に賛同していない他艦隊も第五艦隊に賛同する動きを見せている。まずい状況だ。」

 

「降伏するか、損では無いと思うが・・・」

 

「そうだが」

 

「我々の大義が...」

 

スッ!

 

「どうした?第17艦隊司令官殿」

 

「先程、我々第17、第21、第25、第26、第28、第30艦隊は降伏し、第五艦隊の指揮下に加わることを決定しました。」

 

「なに!?」

 

「何を勝手な」

 

「勝てない戦で無駄に流血するよりかわマシだ」

 

「もう決めたことだ。行くぞ」

 

「お、おい!ちょっと待て!!」

 

「失礼した」

 

バタン

 

第17、第21、第25、第26、第28、第30艦隊が第五艦隊に加わった。その後第1~第4艦隊以外の艦隊が第五艦隊に降伏。45個艦隊が一時的に特別編成された

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「この結果は予想外でしたね」

 

「そうだな、だが第1、第2、第3、第4艦隊は徹底抗戦に出るそうだ。」

 

「これは全力で叩き潰す他ないですね」

 

「だな、第6~第50艦隊に伝えろ、今作戦は我々第五艦隊のみが行うと」

 

「了解しました!」

 

 

ー4日後ー

ピーピッピ! ピーピッピ! ピーピッピ!

 

「司令基地を監視していた鑑から通信です」

 

「よし繋げ」

 

「司令!第1~第4艦隊が基地より発艦、進路はそちらの方角です。」

 

「ご苦労。わかった。戻ってきてくれ」

 

「ハッ!」

 

「今回はあまり目立たない増援艦隊にも出てもらおう、佐竹准将任せたぞ」

 

「はい!おまかせください!」

 

「司令、敵の動きは?」

 

「今特殊部隊と諜報部から凄腕のスパイを各1人潜り込ませた。」

 

「何故2人なのですか?」

 

「そりゃ、情報を確信に変えるためだろう」

 

「ちなみに特殊部隊の人は第2艦隊の副参謀でもう1人は第4艦隊の服旗艦の副長だ」

 

「どうしてそんな重要な役職慣れたんです?!」

 

「それは内緒だ、また今度教えるよ!今度!」

 

「今度と言って教えてくれないじゃないですか!」

 

「まぁまぁ、キュー少将落ち着いて、いつか教えるって言ってるんですから、ね?」

 

「わかったよ」

 

「キュー少将とみん少将はホント仲良いですな」

 

「そうだな、そうそうお前たち2人はこの内乱が終わったら中将に昇進だ、覚悟しておけ」

 

「は、はぁー」

 

「司令達、この集まりのホントの理由忘れてませんか?話の続きは下のバーにでもやってください」

 

「あぁ、すまない。本題に戻すが2人のスパイからの話によると近々、叛徒どもは我々を殲滅するための作戦を行うとの事だ。それと作戦だがちょっと違う戦術にしようと思う。副長頼む」

 

「はい、作戦参謀と話した結果第1~第4艦隊の将校クラスの連中は目的に遂行するが、他はやりたくなくとも命令に従っているだけだ。なんとなく心当たりはあると思うが?」

 

「確かにそうですね」

 

「つまりそんな彼らを無駄な死にしたくはないというのが私と司令の思いだ。」

 

「続きは次の作戦会議でいいか?」

 

「「「はい」」」

 

 

ーさらに数日後ー

 

~作戦会議室~

「し、失礼します」

 

「入れ」

 

「報告します」

 

「第1、第2、第3、第4艦隊が基地から発進、我が方に向けて進軍を開始しました!」

 

「到着時刻は約10時間後か・・・」

 

「いえ、約3時間後かと思われます」

 

「なに?」

 

「監視艦からの報告によるとワープ航行大型補助装置を装着していたとのことです」

 

「あっ、あれは負荷がかかりすぎて危険だということで生産中止、廃棄されたはずだぞ?!」

 

「あれを使ったということか...」

 

「ますます、今回の作戦は重要なだな」

 

「考えたってもう事が起こってるんだ諦めるしかない。今は来る敵に備えるぞ」

 

「了解です」

 

「よし、全艦隊に通達。第一種戦闘配置にて待機。各自戦闘準備を万端にし備えろ!」

 

「ハッ!」

 

 

~約3時間後~

 

「司令!敵艦のワープアウト反応です!!」

 

「思ったよりも早いな」

 

カーン!!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「全艦!我々の大義のための計画を邪魔した第五艦隊を葬りされ!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「各艦!艦首にシールドを最大出力展開!最大戦速で陣形を保ちながら後退開始!応戦はなるべくするな」

 

「全艦隊!作戦行動開始!!」

 

「CICに繋げ」

 

「こちらCIC!」

 

「第1段階を開始する。準備しろ」

 

「了解!」

 

 

「準備完了しました!」

 

「司令、準備完了です」

 

「各旗艦以外に通信を繋げ、私が直接伝える。」

 

「了解です」

 

「繋がりました!」

 

「第1、第2、第3、第4艦隊将兵に伝える。私は第五艦隊司令タビ・ラプターだ。まず最初に言っておく。この通信は上層部の連中には聞こえないようにしてある。安心しろ、この通信の意味は君たちはこの戦闘に疑問を感じてる者も多くいるだろう。その思いは我々も同じだ。無意味な戦いで死ぬより、我々に寝返り死なずに済むとしたらどちらがいい?君たちの選択を求む。もちろんそちらに残るのもありだ。その時は命はないと思え。容赦はしない、以上だ。作戦情報を渡す、5分の猶予を与える乗員とよく話し行動しなさい。上層部に気が付かれないように注意したまえ、」

 

 

~5分後~

「5分経ちました。」

 

「動きはあるか?」

 

「動きは・・・!敵旗艦以外の船が攻撃をやめ、後退を開始しました!!」

 

「よし!」

 

「やりましたね、司令!」

 

「あぁ、」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「か、艦長!味方艦が後退を開始しました!他艦隊も同様です!」

 

「なんだと?!第2、第3、第4艦隊に繋げ!!」

 

「はい!直ちに!」

 

 

「回線繋がりました」

 

「これはどいう状況だ?」

 

「分からない」

 

「ただ将兵は我々を裏切ったのは確かだ」

 

「そ、そうだな」

 

「どうす・・・・・・ウッ!ウワーァーーーー・・・・・・」

 

ピーーーー

 

「第3艦隊旗艦との通信途絶しました。やられたようです。」

 

「か!艦長!・・・ザーーーー」

 

「ウッ!ウワーァーーーー(ヒューン)」

 

ピーーーー

 

「第2、第4艦隊旗艦との通信も途絶しました。」

 

「な、なんだと・・・」

 

「か、艦長!敵襲です!」

 

「!?」

 

「敵は人型機動兵器と思われるものが16機です。」

 

「回避だ!!います・・・」

 

ドカーン!!!!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「司令、敵各旗艦を破壊しました。」

 

「よし、では地球へ帰投する。各種警戒は怠るな!それと敵艦隊に送り込んでおいた2人も回収しろ」

 

「ハッ!」

 

 

これにて内乱の元凶であった第1~第4艦隊は鎮圧。この戦いによって防衛艦隊の戦力はズタズタに削がれてしまった。そこで第五艦隊が最初に乗りきったのは地球防衛艦隊再建だ。防衛艦隊再建の指揮を執ったのは第五艦隊の幹部達だった。

 

 

「副長、今後の防衛艦隊だが我々以外の艦隊の戦力が乏しい。だから50個艦隊から5艦隊まで減らそう」

 

「わかりました。そのように作り直します」

 

「それと他艦隊より我々が乏しくならないようにこちらにも戦力を回せ」

 

「はい」

 

 

ここから1ヶ月後地球防衛艦隊は第一艦隊、第二艦隊、第三艦隊、第四艦隊、第五艦隊の5つの艦隊が作られた。

そこにそれぞれ

第一艦隊・・・6、7、8、9、10、11、12、13、14 +第1艦隊残存艦 (計1000万隻)

第二艦隊・・・15、16、17、18、19、20、21、22、23 +第2艦隊残存艦 (同計1000万隻)

第三艦隊・・・24、25、26、27、28、29、30、31、32 +第3艦隊残存艦 (同計1000万隻)

第四艦隊・・・33、34、35、36、37、38、39、40、41 +第4艦隊残存艦 (同計1000万隻)

第五艦隊・・・既存艦隊+ 42、43、44、45、46、47、48、49、50 (計2500万隻)

 

と、このように割り当てられた。

 

この戦いである意味活躍した第五艦隊の者たちは1階級の昇進があった。

 

式典は第五艦隊旗艦アンタレス改2で行われることとなった。

 

これはガミラス軍残党との戦いの僅か2ヶ月前のことだった。




内乱 後編完結です。
いかがでしたか?

次回はガミラス軍残党との再編成され初めての戦闘です。

お楽しみに!


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司令と副長の話 (番外編)

新たな番外編です!

この話はガ軍残党の1ヶ月前の話です。

それではどうぞ!!


第五艦隊長官室。

 

副長「最近は戦闘続きですね」

 

タビ「そうだな・・・、隊員の様子はどうだ?」

 

副長「若干疲れてるような感じです」

 

タビ「そうか、休暇とかも必要かもな、正直俺も休みたい」

 

副長「ハハハッ!そうですな!私もです」

 

カチャカチャ トポトポトポトポ

 

タビ「ではすぐ手配を始めるか」

 

副長「司令どうぞ」

 

タビ「あぁ、ありがとう」

 

副長「今日は静岡で取れた緑茶です」

 

タビ「ありがとう・・・・・・、んん!美味しい!」

 

副長「恐縮です」

 

タビ「昨日の紅茶もよかったがこっちも1品だな」

 

副長「それで話を戻しますが休暇はどうします?」

 

タビ「そうだな・・・、彼らのためにも休むことなく帰してやりたいが倒れても元の子もないしな」

 

副長「そうですね、どこにします?」

 

タビ「楽しいが羽目を外しすぎないところだな・・・・・・ハワイアンズ(ボソッ)」

 

副長「さすがにハワイアンズだったら本物のハワイの方がいいでしょう」

 

タビ「聞こえてたか、そ、そうだよな」

 

副長「聞こえてました。全く、経費がかかるからって流石に酷すぎですよ・・・、まぁ、人生で1度は行ってみたいですがね笑」

 

タビ「そうだな、俺もだ。それは今度行こうか」

 

副長「そうですね」

 

タビ「まぁ、隊員の休暇場所はハワイを含めた、オーストラリア、アメリカ、メキシコ、ドイツ、ロシア、イタリア、イギリス、フランスとかでいいだろう。予定日は・・・1ヶ月後でいいか、」

 

副長「大丈夫だと思います」

 

タビ「では早速準備するか、私は各国方面軍にコネがあるから連絡してくる。経費と書類、補給部は任せられるか?」

 

副長「わかりました。任せてください」

 

 

ここで余談ですが、作者が面倒くさくて第五艦隊の将兵数を数えていませんがおそらく9000万~1億いると思われます。(時間断層で新造した艦が数千以上あるので、設定では)

 

 

数日後

副長「司令、書類の作成終わりました。補給部も大丈夫です!経費はまだですが、」

 

タビ「十分だよ、ありがとう」

 

副長「では確認をお願いします。」

 

タビ「なるほど、半分に分けて行うのか。確かに人数が多すぎるのと、艦艇を放置する訳にもいかないからな」

 

タビ「いいだろう」

 

副長「ありがとうございます!ちなみに司令の方はどうでした?」

 

タビ「各国みんな快く受け入れてくれたよ」

 

副長「これで安心しました!ではこの書類を経費科に渡してきます」

 

タビ「俺は司令部に提出してくる」

 

副長「ではまた後ほど」

 

 

ー一方ー

第五艦隊旗艦内のバー。

キュー「最近、司令と副司令が慌ただしく動いてるがどうしたんだ?」

 

ミン「そいえば佐竹准将も動いてたな」

 

ファンケル「貴官達は付き合ってるのか?」

 

キュー/ミン「「付き合ってない!!」」

 

キュー「そもそも、男同志で・・・」

 

ミン「そうだ」

 

キュー「そもそも俺には嫁と子供が・・・(ボソッ)」

 

スローエン「えっ?」

 

ソン「お、お前、結婚してるのか?!」

 

その場にいた全員「えーーーーーー!!!!」

 

キュー「言っていなかったけ?」

 

ミン「き、き、き、き、きいてないぞ」

 

フォレッサ「聞いてない」

 

バラカス「い、意外だ・・・」

 

オリンス「びっくりだ」

 

ガイジ「このことは司令達は知ってるのか?」

 

キュー「あぁ、知ってるぞ」

 

ミン「俺たちだけか知らなかったの」

 

スローエン「残念だったな!みん少将!」

 

ミン「うるさい!!だから違うって言ってんだろ!!」

 

バラカス「写真とかあるのか?」

 

キュー「あぁ、あるぞ!」

 

オリンス「見せてくれ!!」

 

キュー「ほら!」

 

ファンケル「うわ!すっげー可愛い!!!」

 

フォレッサ「可愛いな」

 

スローエン「奥さんもすげー美人」

 

ガイジ「いいな...」

 

 

 

ソン「かなり話が脱線したな」

 

オリンス「そうだな」

 

ミン「司令達は何をあんなに慌ただしく動いてるだ?」

 

キュー「これから大規模な作戦があるか」

 

フォレッサ「それとも、久々の休暇か・・・」

 

フォレッサ「休暇か、しばらくなかったな」

 

ガイジ「よし、後で佐竹准将を吊し上げにして聞き出すか」

 

全員「やるか!!!!」

 

 

その後、佐竹准将を捕まえた各分艦隊司令達は吊し上げなぜ動いてるかを聞き出したことによりサプライズが台無しになってしまった。

 

予定日は1ヶ月後であったがその時期にちょうどガ軍残党軍との戦闘があったため予定を延期することになった。




キュー少将の衝撃の事実が発覚しましたね笑

間の悪いガ軍残党・・・

番外編どうでしたか?評価や感想などお願いします!励みになります!


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残党軍の侵攻 (第10話)

和平を結んだガミラス軍にはそれをよく思わないものたちがいる。そんな彼らが地球を目標に攻め込んできた。





地球防衛軍内乱事件から2ヶ月後、防衛司令室に緊急を要する知らせが入った。

それから約15分後に緊急幕僚会議が開かれた。内容はガミラス軍残党についてだ。ガミラス軍残党とは、役後、ガ軍は地球と無条件降伏で和平を結んだがそれに反発する星系連合派閥が反乱を企てそれが現実になったのガ軍残党ということだ。その後小規模だが防衛艦隊や、駐屯基地などに攻撃を仕掛けては撤退しているが、今回は訳が違った・・・

 

ー地球防衛軍幕僚会議室ー

第1司「それで現在の状況は?」

 

オペレーター「最悪です。冥王星基地に駐屯していた第2艦隊所属の第251中隊と第456中隊、冥王星基地はほぼ壊滅です。」

 

オペレーター「また、ガ軍残党勢力は数にして約100万隻。そこから5つに別れ20万は冥王星に駐屯。残りは海王星、天王星、土星に別れて行きました。」

 

「そして現在敵は海王星に到着し、駐屯艦隊の第4艦隊所属第203大隊が交戦中です。現在わかっている状況は以上です。」

 

タビ「ご苦労。現在の状況は今説明してもらったことで間違いないと思う。そして、勝手ながら第五艦隊所属第四分艦隊、第八分艦隊、補給艦隊を緊急出動させたことを謝罪する。行先は第八分艦隊は海王星へ、第四分艦隊と補給艦隊で冥王星の奪還後土星に向かいます。それでガ軍残党を叩き潰します。」

 

副長「かなり混戦状態になると予想されるので第2艦隊と第4艦隊にも出動してもらいたいと思っております。」

 

第2司「わかった」

 

第4司「了解した」

 

タビ「我々第五艦隊主力も今から向かうので先に失礼する。」

 

 

 

~一方その頃冥王星近郊~

 

第四分艦隊旗艦ウォースパイト艦橋。

副長「提督、冥王星近郊に到着しました。」

 

ソン「敵駐屯艦隊は見えるか?」

 

オペレーター「はい!最大望遠で発見しました!数は予想通り20万!」

 

副長「予想通りでしたね」

 

ソン「そこまではな・・・」

 

副長「なにか不安なことでも?」

 

ソン「味方を救援するのにどうやって敵艦隊を話そうかと思ってな・・・」

 

参謀長「提督。私に考えがあります。」

 

ソン「なんだ?聞かせろ」

 

参謀長「ハッ!トラクタービームを使ってみるのはどうでしょう?」

 

副長「トラクタービーム?!」

 

ソン「確かに名案だな」

 

副長「どうします?」

 

ソン「そうだな・・・・・・、それでいってみよう。準備できるか?」

 

オペレーター「可能です。」

 

ソン「では直ぐにやってくれ」

 

オペレーター「ハッ!」

 

ソン「休暇が潰れたな」

 

副長「提督?」

 

ソン「いや、なんでもない。準備を始めてくれ」

 

副長「はい!」

 

※原作では1隻の船で何隻まで捉えることができるかはわかりませんが、この世界ではヴェネターにもかなりの改修が施されているので100までとは行きませんが、数十隻を捉えることは可能です。

 

 

オペレーター「準備完了です!」

 

ソン「これより作戦を開始する!全艦隊全速前進!!」

 

 

オペレーター「トラクタービーム有効射程距離に入りました!」

 

副長「敵旗艦を中心に捉えろ!」

 

 

オペレーター「敵艦が射撃可能距離に入りました」

 

ソン「全砲門一斉射!味方艦隊の仇を取れ!」

 

・・・

・・・・・

・・・・・・・・

 

オペレーター「敵艦隊ほぼ壊滅しました。上陸部隊を降下させることは可能かと思われます!ですが、敵の一部が地上に降下したようです」

 

副長「提督、どうします?」

 

ソン「いいだろう、指揮は副長に一任する」

 

副長「ハッ!これより降下作戦を開始する。補給艦隊とアクラメイター級は護衛艦及び護衛機と共に降下せよ。」

 

副長「私も下に降ります」

 

ソン「任せる。こちらは任せろ」

 

・・・

・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・

 

ソン「何も異常はないか?」

 

オペレーター「はい!異常ありません」

 

ソン「下の状況は?」

 

オペレーター「現在味方艦落下予想地点周辺を目下捜索中。他に一部敵と交戦中です。」

 

ソン「わかった。下には焦らなくていいが早めに終わらせてくれと伝えておいてくれ、」

 

オペレーター「はい」

 

冥王星にて味方要員の救出、敵の殲滅に要した時間はおおよそ6時間だった。一方その頃、第八分艦隊は・・・

 

スローエン「副長、左翼が崩れてきたそこから押し込め」

 

副長「ハッ!」

 

海王星に既に到着していた第八分艦隊はガ軍残党と激しい戦いを繰り広げていた。だがどちらが劣勢なのかはわかりきっていた。

 

オペレーター「提督!敵旗艦に被弾!推力が落ちてきています」

 

スローエン「よし、更に畳みかけろ」

 

 

 

副長「敵艦隊全滅しました!」

 

スローエン「ふぅ、やっと終わった・・・、味方艦の損害をまとめろ、終わったら即土星に向かう」

 

副長「ハッ!」

 

 

オペレーター1「損害、まとめ終わりました!」

 

オペレーター2「第4艦隊到着しました!」

 

スローエン「海王星の防衛を第4艦隊に引き継ぎ、我々は土星に向かう。全艦ワープ!」

 

 

戻って第四分艦隊は・・・

 

オペレーター「全要員、全艦帰投を確認。準備完了を確認しました。」

 

ソン「わかった。ではこれより土星に向けてワープする。主力艦隊に連絡したか?」

 

副長「はい!」

 

ソン「よし、行くぞ!」

 

第四分艦隊は遅れてきた第2艦隊に防衛などを任せて土星へ急いだ。

 

 

オペレーター「土星近郊に着きました」

 

副長「戦闘は行われてるのか?」

 

オペレーター「はい!第五艦隊主力と第八分艦隊が既に合流。残党軍と交戦中です!」

 

ソン「よし、では我々は敵艦隊の右翼を突く!全艦突っ込め!!」

 

 

副長「司令、第四分艦隊合流しました。残党軍の右翼を突くそうです」

 

タビ「わかった。攻撃を続けろ」

 

 

第四分艦隊が合流してから約3時間後

タビ「状況は?」

 

副長「敵艦をほぼ殲滅。残りは100隻ほどです」

 

タビ「弾薬がもったいないな・・・、拡散波動砲で終わらせるぞ」

 

副長「はい。拡散波動砲発射よぉーい!!」

 

オペレーター「はい!」

 

 

オペレーター「拡散波動砲発射用意完了!」

 

タビ「てぇーーーー」

 

 

そこに遅れて到着した第1艦隊に防衛を引き継いで第五艦隊は地球に帰投した。損害は損害軽微の艦が多数。中破、大破なしで終わった。




ガミラス軍残党壊滅。

第五艦隊常勝無敗伝説です笑

次回もお楽しみに!


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合同演習の後に・・・ (第11話)

今回のでゲストさんが全員出てきたことになる回です!


※修正:ガトランティス戦役はもう既に終わっている。という設定でしたが急遽変更して、まだ戦っていないことにしました。ではどうぞ!





~第五艦隊主力艦隊司令部~

 

タビ「艦隊演習?」

 

副長「はい。地球からは第五艦隊総力、ガミラスからは第3機動艦隊と航空機動艦隊です」

 

タビ「実施する場所は?」

 

副長「火星沖です」

 

タビ「遠くもなく近くもなくか・・・」

 

副長「気が乗らないようでしたら、断ることも出来ますが?」

 

タビ「断ったらどこの艦隊がやるんだ?それとも中止か?」

 

副長「いえ、第1~第4艦隊が参加するようです。その時は太陽系各恒星で防衛するのは我々だけになるかと」

 

タビ「メンドウダナ、やるしかないか・・・ハァ...」

 

副長「演習前に各部署の責任者を集めて顔合わせを兼ねて会議をやるそうです。副責任者はどちらでも可ということです。」

 

タビ「場所と時間は?」

 

副長「はい。明日、9月4日。14:00からで地球防衛統合作戦本部だということです。」

 

タビ「わかった。全員に通達しといてくれ」

 

 

ー9/4 14:00ー

オペレーター「これより地球ガミラス合同演習作戦会議を開始します。では地球側から自己紹介も兼ねて挨拶をお願いします」

 

チェド「私は地球防衛宇宙軍艦隊司令長官チェド・セドリック元帥です」

 

オペレーター「次の方」

 

デニム「地球防衛宇宙軍作戦参謀最高司令長官デニム・ケール元帥です」

 

オペレーター「次は第五艦隊からです」

 

タビ「私は第五艦隊総艦隊司令長官タビ・ラプター元帥です。よろしくお願いします」

 

副長「第五艦隊総艦隊副司令官ゴイル・カイル中将です」

 

ミン「第五艦隊所属D級特別大隊司令みん少将です」

 

キュー「第五艦隊第一分艦隊旗艦ゼネラル・レビル司令キュー・マッケイン中将です」

 

江浦「同じくゼネラル・レビル副長の江浦鷽鳩少佐です」

 

フォレッサ「第五艦隊第二分艦隊旗艦ゼファード司令フォレッサ・ジュン・ケインズ少将です」

 

ファンケル「第五艦隊第三分艦隊旗艦カタストロフィ司令ファンケル・カリファ上級大将です」

 

ソン「第五艦隊第四分艦隊旗艦ウォースパイト司令ソン少将です」

 

バラカス「第五艦隊第五分艦隊旗艦ジークト司令バラカス少将です」

 

オリンス「第五艦隊第六分艦隊旗艦ザンジバル司令オリンス少将です」

 

ガイジ「第五艦隊第七分艦隊旗艦スプレマシー司令ガイジ少将です」

 

スローエン「第五艦隊第八分艦隊旗艦ファイナライザー司令スローエン少将です」

 

佐竹「第五艦隊所属増援第1艦隊/補給艦隊旗艦アルデバラン司令佐竹鋼汰准将です」

 

金木「第五艦隊所属増援第2艦隊旗艦 春蘭型6番艦スパイラル艦長金木蒼中佐です」

 

土方「第五艦隊所属増援第3艦隊旗艦 春蘭型7番艦ジェラード艦長土方歳三中佐です」

 

アハーン「第五艦隊所属第2輸送/補給艦隊 フォレッサル級超弩級戦艦母艦2番艦艦長J・アハーン大佐です」

 

ライナス「第五艦隊所属第3輸送/補給艦隊 フォレッサル級超弩級戦艦母艦3番艦艦長ライナス中尉です」

 

サカズキ「第一分艦隊所属MS部隊ローゼン隊隊長サカズキ大佐です」

 

以下略

 

オペレーター「続いてはガミラス側です。よろしくお願いします」

 

サン「大ガミラス帝星第3機動艦隊司令のサン・フォン・ライオンズ上級大将です」

 

カイサ「同じく第3機動艦隊副長のカイサ・ローハイム大佐です」

 

デボラ「大ガミラス帝星 パイロット ドルシーラ隊隊長デボラ少尉です」

 

オペレーター「以上です。」

 

オペレーター「次に移ります。次は演習で行う内容です。これはデニム元帥よろしくお願いします。 」

 

デニム「はい。今回の演習場所は、太陽系にある火星沖600㌔で行います。日にちは1週間後である4/11です。

今回の作戦内容は、未知の敵が地球各防衛ラインを突破し最終防衛ラインに到達したという想定で行います。艦隊戦及び空中戦です。」以下略・・・

 

 

火星沖域。

 

デニム「全艦隊行動開始」

 

オペレーター1「全艦隊行動開始」

 

オペレーター2「第七分艦隊は左翼、第八分艦隊は右翼から敵を挟撃せよ。敵の別働隊に注意しながら行え。」

 

オペレーター3「第五分艦隊は上翼、第六分艦隊は下翼から敵を挟撃。各分艦隊連携をとりながら行え。」

 

オペレーター4「第一、第二、第三分艦隊は主力艦隊のと共に攻撃する。第四分艦隊は補給艦隊の直援だ。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

副長「敵艦隊損耗率90%です。」

 

タビ「一気に畳み掛ける!デス・スター、スプレマシー、各艦拡散波動砲。これは演習だほんとに打つ必要は無いぞ!!」

 

副長「各艦模擬弾発射用意!!」

 

 

副長「司令、敵艦隊シミュレーション上全滅しました。」

 

タビ「了解。全艦隊帰投する」

 

プープープー

ここで予定にない司令部からの通信が入る。

 

オペレーター「司令!司令部から暗号通信です」

 

タビ「読みあげろ」

 

オペレーター「"こちら司令部。約5分前、冥王星、海王星で防衛ラインを張っていた第1艦隊と第2艦隊の通信が途絶。その直前に未知の敵との交戦開始とのこと。警戒されたし"...以上です!」

 

副長「どいうことだ?第1艦隊と第2艦隊はまた未知の敵に突破されたのか?」

 

オペレーター「そうだと思われます」

 

副長「面倒なことになりましたね」

 

タビ「敵の位置は?」

 

オペレーター「2分前に天王星観測所を通過したあと消息を絶ちました」

 

タビ「どこに行ったかは不明・・・」

 

オペレーター「デニム元帥から通信です」

 

副長「繋げ」

 

デニム「ラプター元帥。頼まれてくれ」

 

タビ「なんでしょう?」

 

デニム「謎の敵が入ってきたのは聞いたな?」

 

タビ「はい、つい先程」

 

デニム「その敵を撃退してくれ」

 

タビ「わかりましたが、なぜ我々が?」

 

デニム「現在冥王星と海王星で防衛線を張ってた第1、第2艦隊の救援に第3、第4艦隊が向かってる。つまり、地球の防御は皆無だ。そこで君の艦隊に望みをかけるしかないと思ったからだ。わかったか?」

 

タビ「気は乗りませんがわかりました・・・」

 

デニム「昔から変わらないな、ではよろしく頼む!できることならやるからいつでも言ってくれ」

 

タビ「はい。頼りにしてます。失礼します。」

 

副長「デニム元帥とはどこで?」

 

タビ「あぁ、士官学校の恩師だよ」

 

副長「なるほど」

 

タビ「話を戻そう。まず敵の位置を掴むことが先決だ。」

 

副長「確かに」

 

タビ「そこで哨戒艦を出そうと思う」

 

副長「はい。どうしますか?」

 

タビ「哨戒艦編成は、

主力艦隊からはエルリッヒ・ルーデル少佐、

第一分艦隊からはデズモンド・ギャレット中佐と朝霧大和大佐が、

第二分艦隊はスヴァトラスフ・ブルスニツィン大尉、

第四分艦隊はスカーレット中佐、

第五分艦隊からは真登中佐、

第六分艦隊はガニー・ウエスト中佐、リシュリュ・グラーフ大尉、

第八分艦隊はゾロアーク大佐、が適任だと思う。ちなみにルーデル少佐は第五分艦隊と行動してもらう」

 

副長「わかりました。通達しておきます。ブリーフィングはいつにします?」

 

タビ「今から10分後に通信回線で行う」

 

副長「わかりました」

 

 

ー10分後ー

タビ「話は聞いてるな?」

 

全員「はい」

 

タビ「現在から敵不明艦隊の捜索のため諸君らを哨戒艦として行ってもらいたい。大変危険な任務だがやってくれるか?」

 

全員「ハッ!」

 

タビ「よし、ではなにか質問はあるものはいるか?」

 

ルーデル「質問をよろしいですか?」

 

タビ「ルーデル少佐どうした?」

 

ルーデル「もし敵艦隊を捕捉した場合はどうしたらいいでしょうか?」

 

タビ「もし捕捉した場合はそのまま会敵せず主力艦隊の到着をまて」

 

ルーデル「わかりました。ありがとうございます」

 

タビ「他にあるか?」

 

ウエスト「私もよろしいですか?」

 

タビ「ウエスト中佐、いいぞ」

 

ウエスト「もし敵艦隊に会敵してしまったらどうしたらいいでしょうか?」

 

タビ「まず自分たちの身の安全が優先だ。その際は即戦闘を中止し、撤退又はワープをして逃げてくれ」

 

ウエスト「わかりました」

 

タビ「他に何かあるか?・・・・・・なさそうだな。では各艦随一行動開始!」

 

全員「ハッ!」

 

 

~第一分艦隊ギャレット中佐、朝霧大佐の哨戒艦隊~

 

ギャレット「何もないか?」

 

オペレーター「はい」

 

副長「艦長、そろそろ定時報告の時間です」

 

ギャレット「そうだな、頼む。そちらはどうですか?」

 

朝霧「こっちも特に異常はない」

 

ギャレット「わかった」

 

 

 

~第二分艦隊スヴァトラスフ・ブルスニツィン大尉の哨戒艦隊~

 

スヴァトラスフ「定時報告の時間だが何か変わったことはないか?」

 

副官「はい。特には」

 

スヴァトラスフ「そうか、何か少しでも変化があれば報告しろ」

 

副官「ハッ!」

 

 

 

~第四分艦隊スカーレット中佐の哨戒艦隊~

 

オペレーター「現在冥王星と海王星のほぼ中心に位置しているところにいますが敵の姿はありません」

 

スカーレット「そうだな、」

 

副長「どこに行ったのでしょうか?」

 

スカーレット「分からない・・・。だがどこかに必ず敵はいるんだ。警戒を怠るなよ」

 

副長「ハッ!」

 

 

 

~第六分艦隊ガニー・ウエスト中佐、リシュリュ・グラーフ大尉と、

第八分艦隊ゾロアーク大佐の哨戒艦隊~

 

ウエスト「何か変わったことはないか?」

 

オペレーター「それと言って特にはないです」

 

ウエスト「そうか、」

 

副長「艦長、何を入れましょう?」

 

ウエスト「そうだな・・・。今日は紅茶で頼む」

 

副長「了解です」

 

リシュリュ「私も飲もうかな・・・。副長できるか?」

 

副長「わかりました。少しお待ちできますか?」

 

リシュリュ「大丈夫だ。焦るな笑」

 

副長「はい笑」

 

リシュリュ「そいえば他分艦隊でも敵を発見できてないのか?」

 

副長「そのように報告が入っています」

 

オペレーター「現在第一、第二、第四分艦隊は接敵はなし。我々もしていません。ただ第五分艦隊は未だ不明です」

 

 

その頃・・・

~第五分艦真登中佐と主力艦隊のエルリッヒ・ルーデル少佐の哨戒艦隊~

 

オペレーター「識別信号に応答がない艦を捕捉!キョリ約5000㌔。この状況から敵艦隊と断定!」

 

副長「艦長、どうしますか?」

 

ルーデル「とりあえず主力に暗号通信。"我敵を捕捉せり"と、」

 

オペレーター「ハッ!」

 

ルーデル「真登中佐、どうする?このままここで待機をしながらやり過ごすか?」

 

真登「いや、それだと危険だ。気づかれないように後退しよう」

 

ルーデル「そうだな。よし、機関始動、微速後退を開始!」

 

オペレーター「微速後退開始!」

 

真登「我々も微速後退だ」

 

オペレーター「ハッ!」

 

 

 

~第五艦隊主力艦隊司令部~

 

副長「司令、第五分艦隊が"我敵を捕捉せり "との事です。」

 

タビ「どこだ?第五分艦隊はどうしてる?」

 

副長「第五分艦隊は現在アステロイドベルトにいるようです。やり過ごすのは難しいと判断したようで後退を開始してます」

 

タビ「わかった。全艦ワープ用意!哨戒艦も現地で集結しろと伝えろ」

 

全員「ハッ!」

 

 

 

 

ーアステロイドベルトー

 

真登「やっと落ち着けた」

 

ルーデル「油断はできないがな」

 

副長「主力艦隊もすぐ来るそうです」

 

副長「敵艦隊は約300万隻ほどいますね」

 

ルーデル「そうだな、だが1隻1隻がデカイな」

 

副長「ワープしてますね。まぁ、当然か・・・」

 

真登「やっと艦も使えるかな」サスッ

 

ルーデル「そうだな笑」

 

副長「・・・主力到着しました!」

 

 

 

 

 

~第五艦隊主力艦隊司令部~

 

カーン! カーン! カーン! カーン!

ドン! ドン! ドン! ドン!

 

オペレーター1「全艦ワープ終了!他の哨戒艦も合流」

 

オペレーター2「敵艦隊を捕捉!」

 

副長「まずはファーストコンタクトだ!焦って撃つなよ。だが防御はしっかりしろ!」

 

オペレーター「な、な?!」

 

副長「しっかり報告しろ!」

 

オペレーター「敵艦隊が攻撃を開始しました!」

 

タビ「チッ、交渉の余地なし...か、」

 

副長「司令!どうしますか?」

 

タビ「仕方あるまい。我々もここでやられる訳には行けないからな」

 

副長「では」

 

タビ「あぁ、攻撃開始だ」

 

副長「ハッ!」

 

 

副長「陣形はどうしますか?」

 

タビ「そうだな・・・、ちょうどさっきまで演習をやってたんだ。せっかくだからあの陣形で行こう」

 

副長「了解です!」

 

タビ「全艦隊!作戦行動開始、全速前進!」

 

オペレーター「司令部から各艦隊へ!全速前進!」

 

キュイーーーン ドゴーン

 

 

 

タビ「結構きついな・・・」

 

プープープー!

 

オペレーター「後方に艦影!」

 

副長「敵か?」

 

オペレーター1「いえ!識別コードを確認!味方艦です!」

 

オペレーター2「識別コードは・・・、これは!!」

 

オペレーター3「ガミラス艦隊と、第1、第2艦隊の残存と第3、第4艦隊です!」

 

タビ「雑魚でもいないだけ助かる」

 

副長「それは結構きついです・・・笑」

 

 

 

副長「司令!これは押し切れます!」

 

タビ「現在の被害情報は?」

 

オペレーター「我が艦隊に死傷者はいません。ただ大破した船は数十隻ほど・・・」

 

タビ「そうか・・・」

 

 

オペレーター「敵艦隊が後退を開始しました!」

 

タビ「よし、では当初の作戦通り敵旗艦を押さえるぞ!」

 

オペレーター「司令部より第一分艦隊へ、全MS発艦!繰り返す。全MS発艦!」

 

 

~第一分艦隊~

 

オペレーター「司令部より全MS発艦要請です!」

 

キュー「全MS発艦!!サカズキ大佐頼んだぞ」

 

サカズキ「ハッ!」

 

オペレーター「司令部からローゼン隊へ今回はガミラスと合同で行う。連携されたし。ガミラス機の識別コードはGJ-001 名前はデボラ少尉だ。各自連携をとるように!」

 

サカズキ「了解!全機準備出来次第発艦!」

 

ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!

ドヒューーン!

 

デボラ「こちらGJ-001。デボラ少尉です。そちらは?」

 

サカズキ「私は第五艦隊所属第一分艦隊。MS部隊ローゼン隊隊長のサカズキ大佐です。よろしく」

 

デボラ「こちらこそよろしく」

 

サカズキ「積もる話などもありますがまずは目の前の敵です」

 

デボラ「そうですね、ではまた後で」

 

 

 

副長「司令!敵艦隊の約90%を破壊」

 

タビ「一応、降伏勧告の通信を出してみてくれ」

 

副長「応答ありません」

 

タビ「・・・」

 

副長「どうしますか?」

 

タビ「デス・スターとスプレマシーを呼び出せ」

 

2人「お呼びでしょうか?」

 

タビ「攻撃を始めてくれ、」

 

ローライト「全滅させてしまう可能性がありますが大丈夫でしょうか?」

 

タビ「構わない。ただ降伏した艦は攻撃するな」

 

タビ「ローライト少将、ガイジ少将頼んだぞ」

 

2人「ハッ!」

 

 

 

この通信後約1時間後に敵艦隊は全滅。降伏をした敵兵から今回戦った国家の名前は帝政ガトランティスという情報を得た。

 

今回の戦闘での損害は第1艦隊と第2艦隊は約半数の艦艇を第3艦隊と第4艦隊は1/3をガミラス軍は1/4、第五艦隊は大破が56隻と、損害はあったものの死傷者なしという大戦果を挙げ、また更に一際目立った。

 

今回の戦闘後第五艦隊に一部が再編され、新造艦と補充艦、そして新たに第9分艦隊と第10分艦隊が新設されることとなり、第五艦隊内は大きな変化もあった戦いであった。

 

この戦いを後にガトランティス戦役と呼ばれることとなる




如何でしたか?次回は最後にあった新造艦と艦隊編成の変更です

今回は前回を超えて6016文字も行きました笑

もし感想や評価などがあればそちらもよろしくお願いします!

アンケートもあるのでよかったらやってみて下さい!

ではまた次回もお楽しみに!!


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一休み (第12話)

12話目

また少々書き方を変えてみました!

それではどうぞ!!





ガトランティス戦役が終結し、それから1ヶ月後。

軍内部には第五艦隊のことをよく思わないもの達が多くいるようだった。そのもの達を黙らせるために第五艦隊は合同演習に駆り出されたようだ。そのことを後々第一~第八分艦隊の指揮官達が司令部に脅迫ギリギリの線で聞き出していた。

まぁ、今はそんなことをしている場合ではない。第五艦隊上層部は今、新たに第五艦隊に創設される第九分艦隊、そして秘密裏に計画されていた新造艦の完成に大忙しだった。名前はアストラーデと、アストラーデβということになっている。今のところは2隻だけだがこれからもっと新たに増えるだろう。

第九分艦隊は元々、増援艦隊及び補給艦隊と呼ばれていた。それを全部合わせ名前を変えた。ただ名前が第九分艦隊になっただけで役割は今までと余り変わらない。変わるところいえば、増援第1艦隊/補給艦隊であった佐竹准将が少将になり補給艦隊を指揮するだけだ。

 

そんなことを考えていた時、部屋の外からノックと声が聞こえた。ふと、時計を見てそうかもうそんな時間かと思いながら扉を開けた。

 

「司令、お飲み物です!今日はコーヒーです」

 

「ありがとう」

 

そう言って、副長から受け取り口をつけた。んん!これはまた美味しい。副長は料理が上手い。多分店を出せるぐらいに。

 

「そいえば、クルーのみんなにも渡してみましたよ」

 

クルーとは、第五艦隊の総旗艦でもあるこの船、アンタレス改2。クルー人数はおおよそ400人。ただ今は200ほど、つまり副長は200人分のコーヒーを入れたのかと思いながら飲んだ。

ちなみになぜ半数しかいないかと言うと以前話していた休暇の話しだ。私は1週間前統合本部に呼ばれた。話の内容は、今回演習や戦役をやってくれたことに対して第五艦隊には2週間の休暇を与えるということだった。なぜ2週間かというと初めの週で半数、次の週でもう半数で、だからだ。そしてなぜ半数なのかは "第1~第4艦隊では心もとないから半数だけでもいい残しておいてくれ、乗員も" と言われたからである。正直面倒臭い。まぁ、上からの命令だから従わざるおえないが同じ階級だぞ!

 

「そいえば、司令。もうまもなく新型艦完成しそうです」

 

「そうか」

 

さっき言っていた新造艦は現在時間断層工場にて作っている途中で、第五艦隊主力ではアンタレス改2の次に匹敵する火力/防御を備えている。

 

「楽しみだな」

 

「はい」

 

言い忘れていたが第五艦隊幹部陣にはほとんど休暇がない。あってせいぜい3日間だけだ。作戦参謀長と副長はそれぞれの実家に、艦橋オペレーター達はネズミーランドやU5Jなどに行くそうだ。ちなみに私は両親と戦友の墓参りに行こうと思っている。

 

 

「では私はこれで失礼します」

 

「あぁ」

 

と、副長と食後のティータイムを過ごしたところで時間も遅くなったことで普段と変わらないがお開きとなった。明日から私たちの少ない休暇のスタートだ。

 

日が明け、次の日。後半の休暇の人たちは前半の人たちと交代するように休暇に入った。宇宙桟橋で止まっている船から次々と桟橋と地上を行き来する連絡船が東京都にある羽田基地に降下する。ここから各自思い思いのところに行く。作戦参謀長は大分、副長は宮崎に実家があるらしい。私は隣の神奈川に行く。どんなときも一緒にいるクルーがいないのはこんな時以外は殆どない。またすぐ会えるとわかっていても少し寂しい気もする。

 

私の両親と戦友の墓は箱根にある。ここに墓がたった理由は5年前に遡る。5年半前地球にある異星人が攻めてきた名前は『星系連合』。星系連合はまず地球の戦力を潰しにかかった。約半年かけて防衛軍が保有していた艦隊が6割やられた時、地球軌道上で迎撃をしていた村雨型巡洋艦が機関部に大損害を被り地球に落下し、不時着陸した。生存者がいるかもしれないということで救助に向かったようだった。その時、墜落現場の付近で不可解な穴があった。墜落の衝撃でできたようだった。そして星系連合の目を逃れてこの下に行ったら大きな空間がいくつもあった。そこはそれぞれ時間の経ち方が違った。大中小でそれぞれ1つずつ、1番大きい空間は地上より約6倍の時間が経っているということがわかった。他の2つも同じ時間の経ち方かと我々も思っていたが、中ぐらいの大きさは3倍、小は2倍の経ち方だった。

その時期、星系連合がある種、第2フェーズに入ったようだ。第2フェーズは世界各地に隕石が毎日降り注いだ。そしていよいよ日本にも隕石が降り注ぎ始めた。私と両親がいたのは神奈川県の横浜、緊急避難警報が鳴り響き私たちはシェルターに急いだ。私はなんとかシェルターに逃れることが出来たが両親は何処にもいなかった。

 

このとき私は19歳。もう軍に所属していた。訓練を昼夜共にした戦友の多くの命が消えていった。元々は家族を心配させないために陸軍を志望しようと思っていたが星系連合に復讐するために私は宇宙軍を選んだ。そこから戦果を挙げ階級を徐々にあげていった。士官学校の恩師であるデニム元帥は

 

「早すぎる出世だな。お前はまだ若いぞ?」

 

と言われた・・・。

 

自分の過去を思い出していたらいつの間にか神奈川県戦死者慰霊地に到着した。そこで色々してこの後の予定である箱根温泉街に来た。前までは全然人がいなかったのに今となってはもの凄い人だ。もうすぐ今日泊まる旅館に着きそうなところである家族連れに声をかけられた。訳は

 

「第五艦隊のタビ・ラプター元帥ですか」

 

やばい... 気づかれた...。なるべく気づかれないように動いていたのに...

 

「・・・子供が・・・気づいて・・・」

 

と所々で聞こえてくる。子供恐るべし。そんなことを一瞬考えていたら周りにいた人たちも聞こえていたようですっかり私の周りには人だかりができていた。私は困り果てどうしたもんかと考えていたら突然私の腕を掴んで人だかりから抜け出した。腕を引っ張った人の顔は見覚えがあった。というかものすごく知った顔だった。

 

「中将?どうしてここに?」

 

中将とかキュー中将のことだ。

 

「私達もここで短い休暇を楽しもうかと思いまして・・・」

 

「私たち?」

 

何人かと来ているのか・・・、

 

「あの人です」

 

とキュー中将が指さした先にはこちらもよく見知った人がいた。

 

「お前たちほんとに付き合ってるのか?」

 

「付き合ってません!!司令まで・・・何度言ったらわかるのですか...」

 

とみん中将がボヤいた。

その後、歩きながら今夜泊まる旅館を聞いてみたら、驚いたことに同じところだそうだ、こんな偶然があるものなんだな・・・

少し談笑をして一旦別れることとなった。また後で集まるが、それぞれで観光したい所があるからだった。周辺を色々周りみて旅館にチェックインをした。旅館の感想としては"綺麗"の一言だ。

また中将達と集まり夕食を食べることになった。

美味しい夕食を終え各自の部屋に戻り明日のために寝ることになった。これで1日目が終わった。

2日目と3日目も色々なところに回った。よくたった4年でここまで元通りにに戻ったものだ。あっという間に3日間の休暇が終わった。朝一番の連絡船で船に戻った。どうやら私が一番乗りらしい。まぁ、前半の人達がいるのだがね...、第九分艦隊の書類を早いとこ仕上げようと思い艦橋に行ったらもう書類が出来上がっていた。どうやら私がいない間に佐竹少将がほとんど終わらせてくれたようだ。あとは私の了承用の判子とチェド元帥の判子だけかと思っていたが、もうその判子は押されているつまり、私待ちか...と申し訳なく思い了承のハンコを押した。これで晴れて第五艦隊に新たに第九分艦隊が創設。新造艦も完成し試験航行をした後第五艦隊の指揮下に入ることが決定した。1時間後次の連絡船団が到着。そこに副長と作戦参謀長も乗っていた。ちなみにキュー中将とみん中将は最後の便でギリギリ到着した。その後全員が集合した。まだあと4日間あるのだが後半の人の意向を確認して第五艦隊は当初の予定を繰り上げ新たな作戦を元に作戦行動を開始した。




如何でしたか?

読みにくかったりした場合などは感想とかで教えてください!評価などもお願いします!

では次回もお楽しみに!


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地球艦隊の本来の役割 (第13話)

投稿が遅れてすみません。

学校が始まり、課題や就職活動で忙しくなったためなかなか書けませんでした。これからも多少投稿頻度が落ちると思います。





地球防衛軍は敵の侵略を阻止したり、攻撃するだけではない。他に救難船の救出や騒動の鎮圧などもある。

ただいま第五艦隊は当初2週間の休暇を4日間縮めてパトロールに向かった。その1時間後、第五艦隊に救難信号が入った。

内容は地球艦隊所属の艦艇では無い船から攻撃を受けたということだった。攻撃を受けた船は冥王星や海王星、天王星、地球などを行き来する民間の貨物船すみれだ。つまり武装は愚か軍人すら乗っていない。容姿が画像で送られてきた。その容姿はあの星系連合の艦艇とほぼ一致していた。すみれが攻撃前に航行していた場所はおおよそ土星と天王星の丁度間。つまり敵の斥候がそこまで来ているということがわかる。敵はまだ1隻しか発見出来ていないことからまだ大部隊がいると踏んで第五艦隊に出動要請が来た。第九分艦隊からフォレッサル級超弩級戦艦母艦を1隻だけ借り、それ以外と新造艦を残し出発した。地球に最低限の戦力を残しとくこと。もし増援が必要になった時に呼ぶためでもある。

 

第五艦隊はワープを終え目標中域到着した。そこには情報にあった通り救難船がいた、外見だけでかなり損傷しているのがわかる。破損しているのはエンジンのみで爆発の危険はないと判断した。だがそれでも危険なのは変わりないため慎重に乗員を回収し、船体を戦艦空母で最も中から装甲が分厚い部屋に保管した。部屋と言っても、すみれの船体の長さは90m。そしてすっぽり入りまたお釣りが来るくらいだ。ちなみに搬入の指揮をしているのはフォレッサル級艦長のライナス中尉だ。あとはすみれを固定すれば終わりだという所で・・・

 

「ソン少将より通信です!」

 

オペレーターがそういった。

 

「司令、エリア29-5に不明艦隊を観測しました」

 

「規模は?」

 

規模が分かれば対策が取りやすい。

 

「はい、第1艦隊に匹敵するぐらいかと思われます」

 

「思いのほか少ないな」

 

「そうですね」

 

「報告感謝する、作戦行動まで待て」

 

「ハッ!」

 

当初想定していた数よりもかなり数が少なかった。そこで副長が、

 

「司令?どうしますか?」

 

「そうだな・・・」

 

今考えているのは2つ。殲滅か逃げるかだ。

 

「逃げるのが得策かと」

 

は作戦参謀長が、

 

「私も賛成です」

 

本当は今ここで敵を殲滅するのが得策だが、今は軍人以外に民間人もいる訳で彼らを無事地球に送り届けるという任務が我々にある。

 

「よし!全員準備出来次第逃げるぞ!」

 

「ハッ!」

 

逃げることになった。

逃げる時多少の戦闘はあったもののこちら側の損害は軽微、その際星系連合の艦艇を1隻持ち帰ることに成功した。その後地球に持ち帰り調査することが決まった。

 

その間・・・現在第四~第六分艦隊、第九分艦隊、新造艦がアステロイドベルト付近を試験航行していた。新造艦でもあるアストラーデ艦長アルデンヌ・アンスバッハ准将。アストラーデβ艦長はグランツ・エルドリッヒ准将。試験航行の内容は新造艦の全火器使用などだ。火力に関しては主力艦隊のみで見るとアンタレス改2に次いで2位、3位に入る。

 

第五艦隊主力艦隊

1位 アンタレス改2

2位 アストラーデ

3位 アストラーデβ

4位 春蘭型

5位 アンドロメダ級

 

となる。

 

その頃、地球に残された第五艦隊主力と他分艦隊は訓練に励んでいた。今回の内容は上陸降下作戦及び降下部隊援護だ。この作戦には何十パターンも存在する。このパターンを慎重かつスピーディーに行う。今のところは順調である。

 

話を主力艦隊に戻す。逃げることになった第五艦隊主力艦隊は現在と逃走中だった。ただ単に逃げているだけではこちらが損傷を被り損なので後退しながら攻撃を加えることにした。その攻撃の役割は第五艦隊D級部隊のみん中将と第一分艦隊のキュー中将だ。元々はみん中将だけであったが、そこでキュー中将が名乗りを上げたため急遽決まった。理由は不明だ・・・。

後退しながら攻撃を加えているが個体差で後退速度が大幅に違う。最も早いのは駆逐艦などの小型フリゲート艦等、遅いのは弩級戦艦などの大型戦艦に分類される。のでそんな彼らを一定の速さに保つために考えられたのが量産型A級が牽引ビームを繋げて引っ張ることだった。駆逐艦はかなりの速度が出せることから大丈夫だということになったが巡洋艦クラスからはそうされることとなった。流石に弩級戦艦などはA級1隻では対応できないので2~4隻が行う。

 

「敵艦隊に拡散波動砲発射よーい!キューにも伝えろ」

 

「ハッ!波動砲発射よーい!キュー中将にも伝えろ!!」

 

D級部隊が敵艦隊に向かって波動砲を撃った。どうして撃てるかと言うと牽引ビームを使って後退しているためD級部隊はエンジン出力などは一切使っていない。つまり波動砲を撃つ時 = 全エネルギー なのでエネルギーをほぼ使用していない今何回でも敵が追撃してくる限り波動砲を撃てるという仕組みだ。(ほぼとは波動防壁などだ。)

みん中将らの奮闘により敵艦隊の半数を撃滅。撤退を開始。こちらの被害は小破が多少という戦果で戦闘が集結した。第五艦隊は本来の目的であったすみれを地球に送り届ける任務に戻った。

 

すみれの乗員は無事に到着1度病院で検査をしてから各々家に戻った。アステロイドベルト付近で試験航行を行っていた部隊も戻ってきた。その後戦闘記録などの調査をし、即第五艦隊に配属された。アストラーデとβの艦長は引き続き両准将になった。両名はかなりの奇策家だ。そして前から他艦隊より転属希望もでていたのでこれを機に配属。アストラーデは主力、βは第九分艦隊に配置された。同時進行で主力を襲った謎の艦隊の調査も行われていた。ただその正体はすぐにわかった。撃沈した艦艇の残骸から星系連合の艦艇と判明。今まで見られなかったことから新型か、それ以外と判断した。

 

地球連邦に星系連合のことを秘密裏に調査していた部隊がある。

 

『武蔵』

 

???「司令。例の調査結果が帰ってきました」

 

???「そうか、見せろ」

 

???「やはり司令が予想していた通りでした」

 

???「そうか...、直ちに総司令部と第五艦隊司令部に報告だ」

 

???「ハッ!」

 

 

武蔵とは大和型戦艦の3番艦だ。1番艦は大和、2番艦は銀河。

1番艦の大和は現在時間断層にて大幅改修工事を行っている。

銀河は現在、ガト戦役時にガトはアケーリアス文明の力を使って活動していた。その力の源を調査する役割を担っている。ちなみに大和も改修工事が終了次第こちらに合流することとなっている。

3番艦の武蔵は、先程説明したように星系連合について調査をしている。先程話していた2人は・・・

 

武蔵艦長/地球連邦調査諜報機関第一課将校

リアム・ローガン少将 42歳 男性 189cm

 

武蔵士官/地球連邦調査諜報機関第一課将校

カーター・グレイソン准将 31歳 男性 185cm

 

大和と銀河の艦長は・・・

 

大和艦長/地球連邦調査諜報機関第二課将校

ジャック・ノア少将 45歳 175cm

 

銀河艦長/地球連邦調査諜報機関第三課将校

アルロ・ルイス少将 46歳 181cm

 

つまり大和型の乗員は皆、地球連邦調査諜報機関の将校ということだ。

 

彼らはエリートであり、周りからは調査しかできない無能共と思われているが、中身は全員が特殊部隊上がりの超エリート集団。

地球連邦調査諜報機関第一課は総勢100名程。

第二課と第三課も同様だ。

 

 

話が逸れてしまったが第一課が発見したのは第一~第八分艦隊の彼等がいかにしてこの世界に来てしまったのかの原因を見つけたからだ。まだ完璧な確証はないと言っていたがほぼ当たりだろう。ちなみに第一課は第五艦隊。第二課は第一艦隊と第二艦隊、第三課は第三艦隊と第四艦隊だ。

 

"第五艦隊総司令部"

 

「司令、彼等がこの世界に来てしまった理由がわかったのですか?」

 

「あぁ、第一課が発見した」

 

「どうやってですか?」

 

第一課は星系連合の調査をしていた。そこで発見したのは星系連合の艦艇は一定のものがないと。つまり第五艦隊と似たように色々な形。大きさ。能力があった。そこからわかることは1つ。奴らは他世界の物体をこちらの世界に引きずり込むことができるということだ。

ただ本来はこちらに引きずり込んで味方に引き込むのが奴らの狙いだがその殆どを第五艦隊が先に引きずり込んでしまったら、ようだった。かなり幸運だった。これで謎の原因の1つがわかったことになる。第一課には感謝だな。

 

「今度は我々が反撃する番ですね」

 

「そうだな。倍で返してやろう」




いかがでしたか?評価などもよろしくお願いします!

質問などもあればお答えします


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反撃の狼煙(第14話)

※変更点です。

第五艦隊 ⇒ 第5艦隊 と漢数字から数字表記にすることになりました。

なお初めて登場する人、オペレーターなどは...

オ1「・・・・・・」

などと表記します。


~未知領域~

 

この場所は未知領域と言われており、その名の通り開拓おろか人すら住んでいない領域。

ここに今いるのは第1秘匿艦隊所属航宙空母インディペンデンスと同じく秘匿艦隊所属護衛艦ニューオーリンズ、ヘレナ、アトランタだ。

 

第1秘匿艦隊とは総司令部と第五艦隊司令部で秘密裏に創設された部隊で1年ほど前に秘密裏に設立された。行動内容はほとんどが偵察などを担っている。

大きく目立ちやすい戦艦はなく、多くは航宙空母や巡洋艦、駆逐艦などで、艦名はほとんどがWWII時代の米海軍から来ている。

 

 

航宙空母インディペンデンス艦長佐伯狡獪中将率いる未知領域先遣隊は現在未知領域の調査を行っている。

 

佐「周囲警戒を怠るな!!」

 

オ1「哨戒機随一発艦!」

 

オ2「調査船団が戻ってきました」

 

佐「わかった。資料は第2CICに回せ」

 

調査船団は放棄された謎の基地の調査に行っていた。どうやら被害などはなかったようだった。調査資料が第2CICに運ばれた。

 

ちなみに哨戒機は常に最新技術が投入され光学ステルス迷彩や火器発射時の消音。エンジンの消音など敵に探知されにくい設計になっているがそれ故に設計当初よりも大幅に大型化してしまい搭乗員が1人では制御できないため2人の搭乗員で行われている。

 

話を戻すがこの基地は"第2591辺境基地"という名称で星系連合が使っていたようだった。かなり大規模な基地だったようでドックには星系連合の壊れかけの艦船や艦載機があった。

 

CICで情報をまとめていると未確認の艦船を確認した。艦影から確認するにドックに放置されていた艦船と形状が一致。つまりあれは星系連合ということだ。何故奴らが放棄した基地に来たのかは不明だがなるべく戦闘をしないように周りの小惑星帯に潜む。

 

 

佐「・・・・・・気づかれてるな...」

 

副「・・・えっ?」

 

佐「奴らにこちらの位置がバレてる」

 

副「どうしてですか?!」

 

佐「多分何処かにアンテナか監視衛星とかがあるんだろう」

 

副「見つけられなかったこちらの落ち度ですかね」

 

佐「だな、、、すぐ撤退できるのように用意しておけ」

 

オ1「ハッ」

 

佐「(あの基地には奴らの他の基地などが詳細に残ってた。何としてでも持ち帰る)」

 

 

そう言った瞬間星系連合の艦船がこちらに向けて発砲をした。少し距離があったので即座に動力を起動し、最大戦速で撤退を開始。この艦隊は偵察などが主な任務なため艦船もかなり細くひらべったくなっており速力が早く設計されている。その速さは地球艦隊で1番の速さだ。

 

???「モノスゴイハヤサデス。ヒキハナサレマス」

 

???「ナンデアンナスピードガデルンダ!!」

 

???「ヤツラガシャテイケンガイニデマス」

 

佐伯狡獪率いる分隊は戦線から離脱。被害は軽微。その後本隊と合流した。

 

秘匿艦隊からの情報で第5艦隊は反撃の準備を始めた。

 

第5艦隊は知っての通り9つ分艦隊が存在する。まとまって行動しても高い火力を誇るが、それぞれの分艦隊が単独で行動しても高い火力を発揮する。今回はそれを利用してそれぞれが敵基地を叩いていくことになった。ちなみに今回は秘匿艦隊も参加することになっており主力艦隊と合同で行う予定である。作戦開始時刻は明朝5時30分になっている。

 

 

オ1「各艦出航用意」

 

オ2「ダメージコントロール各部用意よし」

 

オ3「地上及び上空の障害物なし」

 

オ4「艦内チェック、射撃管制システムよし」

 

オ2「ダメージコントロールよし」

 

オ1「エンジン出力安定、用意よし」

 

オ3「艦船制御同調」

 

オ4「システムオールグリーン出航用意よし」

 

オ2「管制室より出航許可。港内速度を守られたし」

 

オ1「エンジン出力上げ」

 

オ4「アンタレス改2出航する」

 

・・・・・・・・・

 

オ1「全艦出航を確認」

 

オ3「浮上を確認、最大戦速」

 

 

オ4「全艦集結」

 

タビ「各艦目標中域へジャンプ!!」




いかがでしたか?

第1秘匿艦隊が初登場です。次回は彼らの戦闘ですがそこで是非自分のオリ艦を名前だけですが出して欲しいという方がいればTwitterやこちらの感想欄で募集します。武装なども詳細にいただけたらいいです!!


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秘匿艦隊出撃(第15話)

ドゴーン!ドゴーン!

 

現在第五各分艦隊はそれぞれ1つ目の基地攻略を行っていた。当初予定していたような作戦ではなく第1~第4艦隊、第5~第8艦隊で4つのグループに分け交互に攻撃をしている。なぜなら想定していた以上に常に補給が行えなかったからだ。燃料や備蓄、弾薬は毎日、本部⇒前哨基地⇒前線へと送り届けられている。足りないのは時間だ。これだけライフラインが整ってても基地を破壊したら次の基地へを繰り返しているためきちんと補給をしている暇がない。そんなこともあり今はグループ分けされた半分の艦隊が攻撃をして、残りの半分はその間に補給をするということになった。ちなみに秘匿艦隊はそのどちらのグループには属さず総司令部から送られてきた援軍と合流。規模は一時的に1個分艦隊に匹敵する程度になり、主力と行動を開始。こちらも他の分艦隊と同様な作戦を取る事になった。ちなみに第9分艦隊は今回は味方艦隊の補給をメインにしている。元々はそちらが本業なので手際は保証できる。

 

敵基地の攻略は各グループ一斉に行うことから現在、秘匿艦隊は後方で待機。第1次攻撃は主力艦隊が行う。

 

そしてとうとう攻撃開始の合図が出された。ここは敵の前哨基地なだけあってかなりもろく、呆気なく陥落した。どうやら他のグループも同様のようだ。

 

 

「司令、敵基地指揮系統を完全無力化しました」

 

「結構呆気なかったな...まぁ、いい、ご苦労」

 

「ハッ!よし!補給に戻るぞ……いよいよ秘匿艦隊の大規模交戦の初陣ですね」

 

「そうだな」

 

「ご心配ですか?」

 

「いや、全く。むしろ敵のプライドが心配だ」

 

「ハハ!確かにそうですね。秘匿艦隊にしておくのがもったいないぐらいですからね」

 

「そうだな」

 

 

秘匿艦隊の艦艇全艦が補給を完了した。ちなみに秘匿艦隊にはこれといって定位置の司令官はいない。ので今回は佐伯狡獪中将が指揮を執ることとなった。

 

副「いよいよ我が艦隊の初陣ですね」

 

佐「そうだな、緊張してるか?」

 

副「全くといえば嘘になりますがそこまで緊張はしてません」

 

佐「そうか」

 

オ「全艦出撃準備よろし」

 

佐「全艦出撃!秘匿艦隊の力を見せつけるぞ!」

 

秘匿艦隊が星系連合地球侵攻の要の要所である太陽系外縁部にある大規模基地にワープを行い向かう。

 

カーン!

 

オ「全艦集結!」

 

副「攻撃機及びMS全機発艦!ミサイル艦は敵を牽制しつつ攻撃機の援護だ」

 

佐「作戦行動開始!」

 

秘匿艦隊に積まれてる今回の主な装備は航宙空母インディペンデンスが運用していた哨戒機(RSA-3R/F)は機体が大型化され偵察だけでなく武装を換装することで攻撃機にもなるという強い点を持つ。また今回の作戦から新たに艦船が追加された。今回追加されたのは、

 

紀伊型宇宙戦艦一番艦「紀伊」。二番艦「尾張」。三番艦「駿河」。四番艦「近江」。

 

ウォーリア級航宙装甲戦列艦一番艦「ウォーリア」。二番艦「ヴェンジャンス」。三番艦「グローリー」。四番艦「トライアンフ」。

 

レイド級大型戦艦一番艦「レイド」。二番艦「デヴァステトス」。三番艦「ウィリンドーレ」。四番艦「ゲレルキューレ」。

 

改D級「ウラジオストク」、「ユジノサハリンスク」

 

護衛重巡洋艦型一番艦「ニューオーリンズ」。二番艦「アストレア」。

 

護衛軽巡洋艦一番艦「ヘレナ」。二番艦「ブレマートン」。三番艦「フォール・リバー」。

 

護衛軽巡洋艦一番艦「アトランタ」。二番艦「ジュノー」。三番艦「サンディエゴ」。四番艦「サンフアン」。五番艦「オークランド」。六番艦「リノ」。七番艦「フリント」。

 

護衛大型巡洋艦一番艦「アラスカ」。二番艦「グアム」。

 

航宙空母一番艦「インディペンデンス」。二番艦「ラングレー」。三番艦「バターン」。

 

護衛ミサイル駆逐艦一番艦「フレッチャー」。二番艦「ハドソン」。三番艦「ハッチンス」。四番艦「プリングル」。五番艦「スタンリー」。六番艦「スティーヴンス」。七番艦「ハルフォード」。

 

強襲揚陸艦デストロイヤー。観測艦バルディエゴ。輸送艦デンバー。

 

この艦艇が新たに追加された。

 

秘匿艦隊の攻撃は佐伯中将の合図によって火蓋が降ろされた。今回秘匿艦隊に課された任務は参謀本部内で秘匿艦隊のことをよく思わないものたちが無理難題を押し付けてきた。その内容は・・・

 

(~参謀本部合同作戦会議中~)

『 敵大規模基地を無傷で奪取せよ』だ。流石にその作戦内容には防衛司令本部が反論したが参謀本部が「第五艦隊の裏の艦隊でしょ?余裕でしょ?」と言った時にタビ元帥はその作戦を了承した。

 

(合同作戦会議後)

「司令。よろしいのですか?あんな馬鹿げた作戦を受け入れて?」

 

「私も不本意だが良い機会だろう。この作戦で実力を見せつけ何も言わせなくすればいい」

 

「そうですが...」

 

「フフッ、不満そうだな」

 

「い、いえ。そんな訳では」

 

「奴らが提示してきた作戦を其の儘やる気はない。これは基地の奪取ができたとしてもとてつもなく損害が出る作戦だ」

 

「どうするのですか?」

 

「作戦の用紙は其の儘で新たに別で作る。どうせ奴らが欲しいのは結果と報告書だ」

 

「なるほど。その考え読めました!」

 

「早速準備に取り掛かろう」

 

「はい!」

 

「そうだ。中将。君は別行動で諜報が得意な者を数人を連れてやってもらいたいことがある」

 

「はい、なんでしょう?」

 

「それはだな・・・・・・」

 

 

~作戦中域~

紀伊型一番艦紀伊、尾張、駿河、近江が6連発波動砲の発射準備に入った。目標は敵が我々に察知し迎撃に向かってきた艦隊に向けてだ。艦隊の規模は凡そ1万。大規模基地なのだから当然といえば当然だ。

 

波動砲の発射準備が整った。射程を調節し敵艦隊の最後尾付近に当たるように仕向けた。紀伊型4隻が24もの波動砲を発射。見事命中はしたものの殲滅には至らなかった。こんなこともあろうかと用意しておいた2つの別働隊が行動を開始した。

 

(~作戦開始前~)

副「中将。参謀部のローナン大佐より意見具申があるそうです」

 

佐「なんだ?」

 

ロ「ハッ!もしその作戦(波動砲)で殲滅できなかった場合は2つの足の早い艦船で別働隊を編成し敵を奥深く誘い込み挟撃し殲滅するというのはどうでしょう?」

 

佐「なるほど。それで?編成はどうする?」

 

ロ「はい。1つの部隊を千隻余りで構成しようと思っています。それぞれの部隊を‪α‬(アルファ)、β(ベータ)と呼称します。チーム‪α‬はザンバイザー准将のウラジオストク、チームβはグローサー准将のユジノサハリンスクが適任だと思われます。」

 

佐「わかった。2人にそう伝えておく」

 

ロ「了解です。では!私はこれで、失礼します」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

佐「チーム‪α‬とチームβ出撃!」

 

オ「チーム‪α‬、チームβ出撃せよ!繰り返す、チーム‪α‬、チームβ出撃せよ!」

 

 

ザ「了解!全艦突撃!」

 

グ「了解しました!全艦突撃します!」

 

この合図とともにザンバイザー准将のウラジオストク旗下の艦隊、グローサー准将のユジノサハリンスク旗下の艦隊が攻撃を開始。

この奇襲攻撃に敵はさらに動揺し瞬く間に陣形が乱れ始めた。

 

オ「敵艦隊陣形がさらに乱れます」

 

ザ「まだ応射してきている艦がある。集中砲火だ!」

 

グ「各艦!全ミサイル発射!敵を無力化せよ!」

 

敵1「敵が3方向から一斉に攻撃を開始しました!!」

 

敵2「なんだと?!」

 

敵1「陣形が乱れます!」

 

敵2「隊列から乱れた艦が集中砲火を受けてます」

 

敵3「クッ...、ここまでか...」

 

敵4「諦めるな!!このまま応戦しろ!!」

 

敵1「シールド消失!!これ以上は・・・」

 

 

 

オ「敵艦隊の無力化に成功したとの事です」

 

佐「ご苦労。続いて基地攻略だ。防衛艦隊が消えたとは言え油断せずに行え!抵抗してくるはずだ」

 

全員「ハッ!」

 

ピーッ!ピッ!ピッ!

 

オ「敵の増援艦隊が基地後方100㌔の位置に出現しました!」

 

佐「レイドとウォーリアに繋いでくれないか?」

 

オ「はい」

 

レイド級一番艦レイド艦長はハンス・テンプル准将と、

ウォーリア級一番艦ウォーリア艦長はエンハンス・サビウム准将だ。

 

ハ「司令。お呼びでしょうか?」

 

エ「お呼びでしょうか?」

 

佐「あぁ、レイド級とウォーリア級にやってもらいたいことがあるんだ」

 

ハ「なんなりと」

 

エ「なんでしょう」

 

佐「敵の増援がきたのは知ってるな?」

 

2人「「はい」」

 

佐「その殲滅に向かってほしい。あらゆる手段を使ってでも食い止めろ」

 

2人「わかりました」

 

佐「それと1つ課題を与えよう」

 

2人「「?」」

 

佐「俺たちが基地を制圧するまでに敵を殲滅せ〆よ」

 

2人「「ハッ!」」

 

 

 

 

増敵1「敵の小規模艦隊が急速接近してきます!」

 

増敵2「お、応戦だ!!」

 

 

ハ「砲身が焼き付いても構わんうち続けろ!!」

 

ロ「航空隊全機発進!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

敵3「て、撤退だ!全艦撤退!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ロ「あまり深追いするな」

 

ハ「艦隊に合流するぞ」

 

無事司令からの課題にクリアした2人だった。

そのすぐあと敵の大規模基地を制圧していた。他の分艦隊のグループも基地を制圧していた。

 

約30分後、後方で補給を受けていた艦隊が移動を開始。新たな基地の制圧に向かった。

 

今回の遠征は4回だけで終わった。理由は壊滅した第一~第四艦隊の新型艦と新兵の教育に駆り出されることになったからだ。

再遠征は1ヶ月半後に決まった。

 

 

 

 

 




投稿が遅れてすみません。

テストや課題などがあり、遅くなると予想します。

楽しみに待っていてくれる方、申し訳ないですが気長にお待ちください。

秘匿艦隊の登場メンバー
・佐伯狡獪(コウカイ)中将
・副長(准将)
・ローナン大佐(参謀部)
・ザンバイザー准将(チーム‪α‬)
・グローサー准将(チームβ)
・ハンス・テンプル准将(レイド級一番艦艦長)
・エンハンス・ザビウム准将(ウォーリア級一番艦艦長)

RSA-3R/Fは特に詳しくは考えてませんがF/A-18みたいに対地も対空もできるというようにこの航空機も哨戒もできるし対空もできるということです。


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若き兵(第16話)

長距離遠征が一旦終わり、星系連合侵攻によってボコボコにされた第一~第四艦隊に"新兵"と新造艦が編成された。その名の如く彼らは"新兵"であるため実戦経験は0。まぁ元々この四艦隊は50以上あった艦隊の残党から編成された寄せ集めの集団だったから練度はもちろんのこと連携もまともにとれなかった。その最中侵攻があったためボコボコにされたわけだ。今回は四艦隊に2人から3人に別れて指導を行う。振り分けは・・・

 

第一艦隊担当・・・第一分艦隊キュー中将、D級部隊みん中将、第九分艦隊佐竹准将

 

第二艦隊担当・・・第二分艦隊フォレッサ少将、第三分艦隊ファンケル上級大将

 

第三艦隊担当・・・第四分艦隊ソン少将、

第五分艦隊バラカス少将、

 

第四艦隊担当・・・第六分艦隊オリンス少将、

第七分艦隊ガイジ少将、第八分艦隊スローエン少将

 

の+数名が務めることとなった。ちなみに秘匿艦隊と第五主力艦隊は星系連合の行動を探っている。

 

 

「どんな訓練をする?」

 

「どんな訓練をするって言ったてなー」

 

自分の部下たちと艦隊の人達だけしかあまり話さないキュー中将とみん中将はどうするかお洒落な喫茶店でコーヒーを飲んで話していた。喫茶店と言っても改修したゼネラル・レビルの中にある小さなところだが。

 

「まず模擬戦をやるのはどうですか?」

 

と、ソン少将が言った。

 

「なるほど模擬戦で個人の特徴と行動をある程度把握するのか」

 

これはガイジ少将

 

「それにどこまで実力があるのかも分かりますし」

 

とオリンス少将

 

「まぁ、とりあえず初日の前半は新兵との交流。後半は模擬戦にしますかね」

 

「そうしますか」

 

各分艦隊の司令官たちはどう新兵と接し、どう訓練をしていくかを話していた。

訓練は明日明朝6:00となっている。ということで明日も朝が早いため今日はお開きになった。

 

次の日・・・・・

 

最初の軽い挨拶をするために新兵が集められた場所は色々と揉めたが第七分艦隊旗艦のスプレマシーに集められることとなった。人数は凡そ5000人。追加される艦船のほとんどが無人化にされておりこの人数だけだった。と言ってもスプレマシーには余裕で入れた。

 

「皆さんおはようございます。私は第五艦隊所属第一分艦隊司令のキュー・マッケイン中将です。今回の訓練の総指揮官を任されています。よろしくお願いします」

 

新兵から大きな拍手があり、キュー中将がまた話そうとした時はやんだ。

 

「次に第一~第四艦隊、それぞれに付く各分艦隊指揮官を紹介します。名前を呼ばれたものは前に、第一艦隊担当は私とD級部隊のみん中将、第九分艦隊佐竹准将が担当します。よろしくお願いします」

 

名前を呼ばれたみん中将と佐竹准将が前に立つ。第一艦隊の新兵からは拍手がおこった。

 

「次に第二艦隊担当は第二分艦隊フォレッサ少将と第三分艦隊ファンケル上級大将が担当します」

 

フォレッサ少将とファンケル上級大将が前に立つ。こちらも同じように拍手がおきた。

 

「第三艦隊担当は第四分艦隊ソン少将、第五分艦隊バラカス少将が担当です。次に、第四艦隊担当、第六分艦隊オリンス少将、第七分艦隊ガイジ少将、第八分艦隊スローエン少将が担当します」

 

再び名前を呼ばれた人が前に立ち拍手がおこった。

 

その後中将の話で午前はそれぞれ各艦隊ごとの交流に、午後は軽い模擬戦だということを伝え解散となりそれぞれの場所に移動した。今回は第一艦隊に焦点を当ててみていこう。

 

各艦隊に追加された艦船は第五艦隊から量産が可能な巡洋艦や戦艦のデータを共有してもらいそこから独自に改造を行い完成した。名前は重巡洋艦マサ。元々はドレッドノート級に改造を行い高火力、高対空火力を完成させていたのをまたさらに改造を施して完成した。論理的には死角はない。無敵に近い艦船だ。艦首に拡散波動砲を1基。主武装に30.5cm三連装収束圧縮型衝撃波砲塔を12基、副砲として45口径15cm単装砲を2基、50口径15cm単装砲を2基、対空火器を多数搭載している。

 

そしてマサと同じく情報を共有された艦がもう1つ。名前は大型巡洋戦艦ノース。何世紀も前に第二次世界大戦で活躍したアメリカ海軍が運用していたアイオワ級を元に設計された。

船体はマゼラン級とアンドロメダ級を組みあわせた感じで、主武装は艦首に集中配備した40.6cm三連装収束圧縮型衝撃波砲塔を3基、そして船体側面、後方に集中配備した40.6cm二連装収束圧縮型衝撃波砲塔を6基、15cm二連装砲を6基、15cm単装砲を1基、対空火器も多数搭載している。

 

今回は本物の艦艇を使用するのではなく試験艦を用いて模擬戦を行う。と言っても実際に撃ち合うのではなくシミュレーションでやるだけで、船体も正直ハリボテに近い。あるのは航行能力と指揮能力、生活環境だけ他はほとんど何もなく、訓練のためにあると思っても誰も文句はないだろう。慣れてきたらもちろん本物の艦船で行うのでそれ迄に慣れなければならない。

 

新兵が初めて実戦形式の模擬戦で戦う相手に名乗りを上げたのはみん中将だった。本当は下仕官などを指定するつもりでいたが名乗りをあげるものがいるのなら断る訳には行かないが...

 

「(なぜ寄りにもよってお前が)」

 

と、キュー中将は心の中でつぶやき、顔ではやれやれとした顔。みん中将は顔で

 

「(やってやる)」

 

みたいな顔をしている。それに気づいたのか佐竹准将もどうしたものかとしている。とりあえず模擬戦をする分には何も無いのだが心配事が一つあり、キュー中将も佐竹准将も新兵の心を折らないかが心配であった。

まぁ、実戦形式の模擬戦は初めてということでみん中将にはハンデありと言うこととなった。つまり新兵がかなり有利な状況になったわけだったが、この後新兵は恐ろしいことに遭うとは思いにもよらなかったようだった。

 

~ハンデ内容~

1.みん中将の艦隊は1000隻に対して新兵の艦隊は10000隻

2.みん中将の艦船はマサ級かノース級のどちらかのみ

3.みん中将には補給艦隊がなく、新兵には補給艦隊があり

 

という3つの条件だった。ちなみに模擬戦の制限時間は無制限。決着内容はどちらかの降伏。または、戦闘の実施不可能となった時だけだ。

 

数分後・・・

 

みん中将 vs 新兵 の戦いが始まった。

 

みん中将は敵を分断し、各個撃破戦法を使い次々に新兵の艦を行動不能にしていった。そして模擬戦開始から30分が経過したであろうという時に戦闘が終了した。

戦績は新兵艦隊の圧倒的敗北。新兵の旗艦及び補給艦を含む全ての艦が航行不能に、みん中将の艦隊は小破が数隻居たものの航行も可能で尚且つ応戦も可能な状態なので撃破判定にならずで失った艦艇は0だった。この結果は新兵を驚かせた。

模擬戦の片付けをしている時に第二、第三、第四艦隊の訓練の担当をしていた他の分艦隊指揮官と通信で話したがどうやらどこも同じことがあったらしい。

後に聞いた話だが力を見せつけることしか考えずに名乗りをあげたみん中将はその後新兵に質問攻めにあったらしい。みん中将はそいうことが苦手で「助けてくれ」という目で俺を見てきたが「お前が調子に乗りすぎた結果だ」と目で伝え無視した。

 

また別の意味で佐竹准将も質問攻めにあっていた。みん中将の後に佐竹准将も補給艦隊としての存在意義や効率よく運用する方法などの講義を行っていた。そのせいか補給艦隊に興味がある新兵がどのように運用するかなどを質問されたらしい。ただみん中将と違ってそいうことに関しては得意なようで淡々と答えていた。

 

まぁ、この新兵たちは基礎もしっかりしていたから最初の1ヶ月でどこまで行くかが楽しみだった。

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?慣れないことに苦労してるのがちょっと面白いですよね!

ちなみに新しくでてきた重巡洋艦マサと大型巡洋戦艦ノースは後にTwitterにて公開します!どんな容姿なのか予想してみてください!笑

また次回をお楽しみに!ちなみにまだ訓練です(まだ書いてないけどー笑)


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新兵強化期間(第17話)

 

 

 

初日の新兵訓練が終わり第五艦隊各分艦隊の面々はいつもの喫茶店に集まって反省会をしていた。ただみん中将はとても疲れてるような雰囲気を出していた。結局中将に質問したい人があまりにも多すぎるため各艦1人づつということになった。スプレマシーの時は5000人ほどいて、そこからそれぞれの艦隊に約1250人。1隻に50人が搭乗している。つまり有人艦が25隻ある。25人それぞれに質問されて中将にはかなりこたえたらしい。

 

自分の行動に後悔し疲れきっている奴は放ておいて早速反省会を始めた。皆当初の予定よりも上手くいったようで満足行った様子だった。

明日のカリキュラムは午前中は座学で、午後は特別実習ということとなった。特別実習が何かと言うとつい先程主力艦隊から通信があり、どうも星系連合の基地攻略が思いのほか簡単だということで急遽参加することとなったガミラス軍と秘匿艦隊に任せるということとなり主力艦隊は5日間の休暇を貰っていた。ただその1日を返上して新兵訓練に参加するということだった。大方座学と実習になると思うが、まぁ、新兵もいい経験になるだろう。

 

「ということで、明日は午前中が座学、午後が第五主力艦隊の実戦形式の模擬戦ということになりました」

 

「彼らにはいい経験になるといいですね」

 

とソン少将が言った後に私は補足説明で

 

「それとみん中将は明日の午後の模擬戦にも参加してもらいます」

 

「なっ?!」

 

「異論は認めません!とのことです」

 

「そいえば模擬戦の相手は決まってるのですか?」

 

「バラカス少将、いい質問です。実はもう決まってるんですが・・・」

 

「何と戦うんです?」

 

オリンス少将が嫌な予感しかしないという目でこちらを見てくる。

その予感多分的中してるよ...

 

「我々全分艦隊です・・・」

 

それを聞いた瞬間一同「だよね」ってみたいな顔をしていた。

 

「はぁ~」

 

と、どこからともなくため息が聞こえる。それはそうだ、また質問攻めにあうのは目に見えてるからだ。一同少しうんざりしたような顔でこちらを見てくる。

 

「(その顔でこっちを見ないでくれ、俺も好きでこの話をしてるんじゃない...)」

 

もうこの話は決まっていて、どうすることも出来ないので諦めるしかないのは現実だ。

 

「もう諦めて、明日どう主力に立ち向かうかを考えよう!」

 

「お前は前向きだな」

 

いやいやみん。何を言う。俺だって嫌だ!めんどくさいよ!

 

「やるしかないんだ。もう決まってるんだからよ」

 

この作戦会議は夜中まで続き流石にこれ以上は明日にも響くのでお開きになった。ちなみにこの演習はいつも通りの実践ではなくシミュレーターを使用する。

 

4時間後・・・

 

朝の通信朝礼が始まる。今日の予定を話す時に午後の話を始めた頃で新兵たちがざわつき始めた。それもそうだ。実は今日行われる第五主力艦隊の演習の話は新兵たちが聞くのは今日が初めてだからだ。

 

「・・・・・・以上だ。解散!」

 

新兵のモニターが徐々に消える。

午前の座学をやっている時に感じたことだがどうも新兵たちに聞く気がないように感じる。「まぁ、無理はないか...」って1人で納得して座学を続けた。

そして午後。新兵達はワクワクし、俺たちはイヤイヤながら模擬戦を開始した・・・。

 

「状況開始!!」

 

模擬戦の監督官がそう合図をした。

 

結果としては我々の負け。ただ周りから見ればほぼ互角だったのかもしれない。戦争には時間制限などはない。その時間制限に今回は助けられ全滅せずに済んだがもしなかったら・・・

模擬戦が終わった直後に新兵達から質問の嵐だった。

 

これで一日がまた終わり、そして2日目も終わった。今日もまた反省会と明日の予定の確認だ。

 

「今日もお疲れ様でした!」

 

と乾杯の合図を出す。ただまだ仕事中でもあるし明日もまだまだあるので珈琲だ。

 

「今日も一日大変だったがご苦労様でした!少し一息したら明日の確認に入りましょう!」

 

といい周りを見て確認したら一同頷いていた。

 

一息したあと・・・

 

「明日は確か第九分艦隊と佐竹准将がメインでしたよね?」

 

と言ったのは第六分艦隊副長のリアム准将だった。佐竹准将とは同期でタメ口で話してるのにはかなり印象に残ってる。

あぁ、そうそう。どうでもいいかもしれない情報だけど主力艦隊の面々は何か上層部と話があるとかで帰っていった。ここに居たら多分面白がって明日も参加しかねない。

 

こんな事をふと一瞬思っていると佐竹准将が

 

「えぇそうですよ」

 

と言った。言葉からは張り切ってるようにも聞こえるし少々緊張してるのも取れる。

 

「実習内容はどんななんだ?」

 

「あぁ、実習内容は第九分艦隊が戦場でどのような立ち回りをしているかを見せるんだ!流石に実戦の全てを見せると2日も3日もかかりそうだから一部に絞って一日でおわれるようにする予定だよ」

 

「確かに、残ったヤツは座学か?」

 

「その考えも視野に入れてるけど座学で言うのはちょっと難しいところもあるからな...」

 

と2人で話してる。周りはそれを聞きながら各々のやりたいこと、やっておきたいことをやっていた。ちなみに私は明日、みんなの朝食の準備をしていた。3日目の担当で、2日目はみん中将、1日目は、ゴイル中将がやっておいてくれた。朝そのご飯を見ると思いのほか凝っていて横には手紙がありそこには "頑張れ!" という文字があった。

 

結構脱線したが話を戻すと明日は第九分艦隊がメイン。第九分艦隊は補給メイン、戦闘はその次なので戦闘はガイジ少将(第七分艦隊)が担当する。俺たちは観戦で、敵役はバラカス少将(第五分艦隊司令)とオリンス少将(第六分艦隊司令)が担当する。人選内容は明日になればわかることだろう。

 

そうこうしている内に、この日はお開きになった。

 

 

そして3日目・・・

 

新兵達は大型輸送艦で上空へ行くとそこには・・・と、言おうとしたら新兵の1人が・・・

 

「あっ?!あれって!!デス・スター?」

 

そして近くにいたもう1人の新兵が

 

「あれって第2の方か?」

 

「で、でも第2は未完成じゃなかったのか?」

 

「でも大きさが・・・」

 

とここで第1デス・スターがワープアウトをした。新兵達は呆然と何を言わずに突っ立ていた。

 

そう新兵たちがみているのは第1デス・スターであり第2デス・スターでもある。何故新兵たちは第1と第2を見分けられなかった訳は第2デス・スターは我々地球防衛軍の協力の元が未完成だったものを完成させた。で、そこの横にいるのは・・・

 

「あっ!!あれはエグゼクター級スター・ドレッドノート?!」

 

「それにあれはメガ級スター・ドレッドノートなのか?」

 

と、全部言われてしまった。もしかしたら気づいた方はいらっしゃるのかもしれませんが実はこの宇宙(そら)には第五艦隊の全総力が集結しているのだ。

(※秘匿艦隊はその名の如く秘匿なのでいません。そもそも戦場です)

 

そうこうしている内に目的地に到着し、全新兵の前で第九分艦隊司令の佐竹准将が挨拶をした。

 

無事に最初の挨拶を終え、早速模擬戦闘を行うこととなった。

 

第七分艦隊は第五分艦隊と第六分艦隊に全力で応戦していた。数の差もあるということで今回は敵役には補給艦隊は通常の半分ということとなったがその半分の補給艦隊の面々は元は内乱の際に解体された艦隊の補給兵だったものたちで練度はどちらも引けを取らなかった。戦闘はなんと12時間にも及んだ。流石に新兵はただ見ているだけでは任意で休憩も可、仮眠も可ということにして放置した。でも驚くことに休憩するものは何人かいたり仮眠する人も何人かはいたがそのままどこかに行ったりサボったりするものは誰一人いなかったからだ。

結局最後は第九分艦隊は「戦闘もできる補給艦隊」という言葉の通り戦闘に参戦し勝利を収めた。

最後にまた挨拶をして3日目が終わった。質問などは明日受けつけるそうだ。

 

ただ正直驚いたことが1つ。それは主力の面々が一切顔を出さなかったことだ。あんなに大々的に尚且つ主力艦隊補給基地の目と鼻の先でやっていたのに一切関わらないのは不自然だと思った。が今回はなにもかんがえないことにしようと思ってやめた。

しかしまだ我々は知らなかった。

 

 

2日後に知るとんでもない出来事に・・・

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたかσ(∵`)?

投稿ペースは毎回前後するのでお気になさらず・・・


実際、第2デス・スターは未完成のまま反乱軍によって爆破されてしまいましたが、今作では第1デス・スターと共にこちらにおり地球防衛軍の時間断層の協力で完成しました。


とんでもない出来事とはなんなのか、お楽しみに!!


(戦闘はいつか別のところで書こうかなと思っています)


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