タツマキ は つかまってしまった! (凌辱系を好む変態さん)
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プロローグ(タツマキ・拘束、愛撫)

 衝動的に股間に従って書いた。後悔も反省もしていない。
 とりあえず最初はそんなにハードではないです。
 それではどうぞ。


 

 ある山奥に、一軒の家があった。

 その家は一人で住むには大きく、数十人が住める小さな城と言える。山と山の間に隠れたその場所、その中である行為が行われていた。

 それはーーーー

 

 「ッ!……あんた、離しなさいよ! ねじ殺すわよ!」

 

 凌辱であった。

 S級ヒーロー第2位、戦慄のタツマキ。強力な超能力を扱う怪人の天敵。そんな彼女は、一人の男に捕まっていた。

 20歳を超えていながら小学生のような小柄な身体。所謂合法ロリ。だが幼さなくも神秘的で、まるで黄金比のようなその肢体は見るものを惹きつける。

 故に当然ながら邪な感情を抱く者は一定数はいる。だが今まで彼女はその全てに、人間ならボコボコにして灸を添えて、怪人なら原型を留めない程無残に殺すかをしてきた。

 

 もはや正攻法では彼女勝てる生命はいないとまで言われるタツマキだが、超能力がなければただの少女。催眠という名の邪道で能力を封じられたタツマキは、どこかの部屋へ連れて行こうとする男の命令に逆らえず、口だけは抵抗していたが逃げ出せずにいた。

 

……

 

 何故こうなったのか、時は少し遡る。

 タツマキは森の中に怪人が出現したと情報が入り、いつも通り怪人退治をしに行った。怪人レベルは鬼だったが、それくらいいつもの事だった彼女は特に気にすることなく討伐に赴いた。

 それが、人生の終わりへの道と知らずに。

 

 そして森に入ったところ、怪人は直ぐに見つかった。全身触手の生理的嫌悪を抱かせるような見た目の化け物が幾人かの女性を拘束して運んでいたからだ。

 それに顔をしかめたタツマキは、直ぐに超能力で彼女らを引き剥がしつつ怪人を斃そうとした。

 

 「えっ? なんで、使えな……っ! 身体が、勝手に!?」

 

 だがそれは叶わず、自分の意思とは別に彼女の体は森の奥、触手の進行方向に飛んで行った。それをなんとかして抵抗しようとしながらも、体が止まることはなかった。

 そして山の谷間にある大きな家があった。タツマキの体はその家の玄関に降り立つと、目の前に男がいた。

 悪意を宿す目、気味の悪い雰囲気、それらはもはや怪人に等しい悪性を感じ取らせる。

 

 「……これ、あんたの仕業? だとしたら今すぐ解きなさい。今なら許してあげてもいいわよ」

 

 その悪意に抵抗するのは流石ヒーローと言うべきか、状況がわかっていない小娘と言うべきか、タツマキは男に高圧的に命令する。だがそれに対して男は薄暗い笑みを浮かべ、一言“付いて来い”と命令する。

 

 「はぁ!? 嫌に決まってるでしょ! ……ちょっと、聞いてるのかしら! 早くこれを解きなさいよ!! ……ッ、なんで動けないのよ!?」

 

 否定しながらもその体は思い通りに動いてくれず、男に腕を引かれながら家の中へ進んでいく。

 こうして、冒頭に戻る。

 

 

 

 長い廊下を歩き、一つの扉に辿り着く。その中へタツマキは放り込まれ、男も入る。

 

 「……え?」

 

 地面に倒れたタツマキが顔を上げ、見えたのは千差万別の道具達だった。

 大きなベット、電マやローター、拘束具は当然、バイブ付き三角木馬やどう使うのかわからない機械の椅子。その他にも様々な器具や玩具がそこにはあった。

 催眠にかかり自分の意思では体を動かせなくなり、男が自分を殺すのではなく連行させた時は、その抵抗こそ本心だったがそれとは別に冷静な思考もしていた。

 私を脅威として殺さないなら、狙いは私の戦力か超能力の秘密を研究することだ、と昔の記憶を思い出し嫌悪、そして無意識に恐怖も感じていた。

 だが、それは的外れだった。

 タツマキもこんななりだが28歳だ。多少の性知識は持っている。

 だからこそ、漠然とわかってしまった。いや、漠然としか分からなかった。自分がこれからどうなるのかを。その上具体的にはわからないと言う未知は、彼女に恐れを抱かせた。

 

 「……ッ、悪趣味な部屋ね」

 

 それでもその感情を抑え込んで睨みつけ、悪態を付く精神力は流石と言った所だろう。そうした所でなんの意味もないが。

 

 今だ微動だにできないタツマキは手錠をはめられ、そこから伸びる鎖が腕を上に引っ張り上げて固定される。さらに両足首を両端に足枷の付いた棒、即ち開脚棒で股を広げさせられてしまう。

 まずはこれでも飲め、と液体の入ったコップを差し出され飲まされる。逆らうこともできずにコップの中身を飲み干す。それが媚薬であることくらいは分かっていたが、抵抗出来なければ意味が無い。せめて心だけは思い通りにさせないと、決意を固めるタツマキ。

 

 「……ッ、くっ、……んっ、ぁ、……やめっ」

 

 さらに追加で媚薬ローションをたっぷり付けた2本の腕がタツマキの肢体を隅から隅まで弄ぶ。タツマキがヒーロー活動時に使う衣装、黒のスリットスカートの間に指を入れ、徐々に上へ上へと撫で、陰部に触れる。それと同時に服の上からその小ぶりな胸を揉まれ、ピンとたった乳首を摘まれ、捻られる。既に媚薬の効果が出てきたのか、甘い声を上げるタツマキ。性を経験するのは初めてなのか、少々の戸惑いの色が見て取れる。

 

 「はっ、はっ、んぁ、……くぅ、ッ」

 

 そうして数十分間念入りに全身を練り回した後、タツマキは、歯を食いしばりながらも悶絶していた。痛みとは違った感覚、まるで燃えているように熱が身体を巡る。もはや堪えても自然と嬌声が漏れていた。

 頭がボーッとし始めているタツマキ。空気がパンパンに入った風船のように熱が溜まっていたタツマキは、心は抵抗しながらも身体は快感の解放を求めていた。

 まだ焦らすのもいいが一度絶頂を味合わせてやろう、と男は愛撫の責めを激しくする。

 

 「んんぅっ!? あっ、あっ、なっ、ん……や、ぁ、なに、かぁ、くるぅ!?」

 

 膣内に2本の指が入り込み中で暴れる。Gスポットを的確に突いてくるそれは、先程よりも強烈な快感をもたらした。

 破裂寸前の快楽がタツマキを襲う。目に涙を浮かべながら涎と愛液を垂らしている彼女は、その正気ならば恥辱に塗れていただろうそれを気にする余裕もないままオーガズムに達した。

 

 「あっ、あっ、あっ、……っ! イッ、くうぅ!!」

 

 ーーーー絶頂。

 華奢な肉体が激しく痙攣し、腰を突き出して海老反りの体制になる。噴水の様に吹き出る愛液は、大粒の水しぶきとなって床に水溜まりを作り上げた。

 男はタツマキに初めてイッた気分はどうだと聞く。

 

 「はぁ、はぁ、ぁっ……くっ、ころして、やるぅ、んっ」

 

 このような屑男にイカされたという屈辱感と、未だ続く絶頂の余韻に苛まれながらも、タツマキは目に光を宿していた。おもらしした様なあられもない姿は、威厳とは程遠かったが、それでも男を睨む眼光は強者のそれだった。

 だがタツマキは知らない。この後想像も絶するほどの淫獄が待ち構えていることを。

 男の性における欲望に際限など無いことを、タツマキは知らなかった。




 どうでしょう。
 ハートマーク使った方がエロくなるのかなぁ、とは悩んでいるんですが、なんかハートマークって堕ちてる時に使われるイメージあるんですよね。そういった意図抜きで多少使うのが良さそうなのかな。
 使うとしたら、♡、これが1番くどく無くて良さげかと思ってますね。
 今後そこら辺は試行錯誤していきます。


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一発目(タツマキ・セックス、バイブ放置プレイ)

最初から最後までクライマックスだぜ!(電王並感)
「男」についての説明を少しだけしとくね。
・転生者(この設定いる?)
・みんな大好き万能エロ能力の催眠持ち
・裏社会の奴隷商人
・絶倫
ではどうぞ。


 

 息を整えているタツマキの拘束を外し、大きなベッドに運ぶ。力が入らないのかぐったりとしていて、ローションによる艶っぽさが合わさった姿は、実に悩殺的な媚態であった。

 その妖艶な姿を見ながら男は次の準備をする。タツマキが処女であるのは既にわかっているため、痛感を快感に変える催眠を掛けた。痛みに苦しむ姿より、快楽に喘ぐ姿の方が見たいという理由から、という性感に耐性のないタツマキにとっては最悪の選択肢を取った。

 

 「……?」

 

 催眠が発動し多少の違和感を感じたタツマキだが、それを気にする暇なく次の責めが始まる。顔を上げた時、男はガチガチに固まった肉棒を取り出していた。

 

 「ひっ……な、何するつもりよ」

 

 わかってはいた、自分が何をされるのか。だがそれでも一寸の希望に縋りたくなった。

 タツマキは自分の幼児体型について言われるとキレるが、小柄であることは自覚している。だからこそ、見えてしまった男の陰茎の巨大さに恐怖した。

 あんなの入るわけない、と心の中で恐れながらも当然男がそれを考慮することなどなく、秘部の入口に亀頭が触れる。

 

 「やーーッ!? お゙お゙あ゙ぁ!??」

 

 ーーーーやめて!!

 喉まで出かけたその言葉は、突如襲って来た異物感と、脳を焼き切るような快楽によって齎された悲鳴に掻き消される。処女膜を破られた激痛や肉棒が子宮を潰す感覚、その全てが絶大な快楽へ変換されてタツマキを責め立てた。

 正常位での性交は男との身長差や体重差によってタツマキに圧迫感を与え、その負荷も快感となる。催眠によって苦痛の全てが快感に変わるというのは、タツマキの想像を絶する地獄であった。

 

 「お゙っ、お゙っ、お゙、ぐぅっ、あ゙あ゙っ!」

 

 一突きごとに空いた口から嬌声が漏れる。あの強く、気高く、プライドの高いタツマキとは思えない無様な雌声を発する姿は、彼女をよく知る者ならば信じられない光景だろう。だが事実として最強の超能力者は、男性器に貫かれ性感によがるただの雌に成り下がっていた。

 

 「はっ、はっ、ひっ、んっ、やめッ、んっ、ぐっ、ッ……んひぃ!? ふあぁああ゙ぁ゙っ!!?」

 

 一定の速度で出し入れしていると、少しばかり慣れてきたのか抵抗の色が見え始めた。だが、その感情は衣装を捲られて露わになった極上の貧乳、その先端に硬くピンと立った両突起を、強く摘み、そして千切れそうな位引っ張られることで忘我してしまう。いくら媚薬の効果で感度が上がっていても、通常なら痛みが優るほど荒っぽい乳首への責めだったが、痛覚変換の催眠はそれも快感に変えてしまう。

 結果、タツマキは絶頂した。ピークに達した快感は電流の様にその肢体を駆け巡り、視界は真っ白にチカチカと点滅する。

 

 「ーーはひぃっ!!? お゙っ、ゔあ゙あ゙あ゙あぁ゙あ゙ぁ!!♡」

 

 無意識に仰け反ろうと飛び跳ねるように腰を上げたが、肉棒はリズミカルに往復し続けている。運の悪いことに突き刺されるタイミングで勢い良く上げてしまった腰は、男の腰とぶつかり小気味のいい破裂音を響かせながら肉棒を受け入れた。

 ズドン、と子宮まで強烈に打ち抜かれた衝撃で更なる絶頂を味わうタツマキは、絶頂に絶頂を重ね、その爆発的な快楽の波に流され静止の声を上げるどころか思考すらもままならずにいた。

 

 「ひぐぅ!! お゙っ、お゙っ、お゙♡あ゙っ、ぐっ、あ゙♡はぁっ、うあ゙っ♡」

 

 動き続ける陰茎は、タツマキに追い打ちをかけるように徐々にピストンのリズムを早め始める。絶頂の極みから降りてこられずに心も身体も快楽の海に溺れているタツマキは、無様に媚を売るような雌の嬌声を上げていた。

 

 「はっ♡はっ♡あ゙っ♡ひぅ゙、ん゙んあっ♡ーーッひあ゙あ゙あ゙あ゙ああっぁぁぁっ!!!♡」

 

 肉棒によるピストンのペースが最高速に達し、一気に最奥に打ち付ける。勢いよく放出された大量の白濁液は瞬く間に膣を埋め尽くした。同時に深イキし、噴水の様に飛び散るタツマキの愛液とナカに収まらず溢れ出た精液で、ベットのシーツに大きなシミが作られていた。

 絶頂の相乗効果で全身が酷く痙攣するタツマキ。何とか快感を逃がしたかったのか、シーツを強く掴み引っ張っていたが迫り来る快楽の激流からは逃れられず、弓ぞりの形で昇天するかの様にイキ続ける。

 ベッドの上に開放されビクビクと打ち上げられた魚のように痙攣し、肉壺から愛液や精液を垂らして四肢を大の字に倒れている様は酷く煽情的で、蠱惑的で、淫靡だった。

 

 「はー、はー、ひっ、んん、はぁ、はぁ……くっ、ころす、ころしてやるぅ、んっ」

 

 トんでいた思考が回復してきたのか、弱々しくも自分を犯した男へ殺意を向ける。それが精神を守るための防衛本能によるものか、プライドによる反骨精神か、或いは両方かはわからない。だがどちらにせよ、ここでの抵抗は悪手だった。

 まだ元気そうだなと、初日は一回で抑えるつもりだった男は笑い、タツマキの華奢な身体を正面から抱えた。もはや露出を隠すという衣服の役割を果たせていないほど乱れた服を脱がしつつ、未だ衰えていない肉棒を再度タツマキの秘部に狙いを定めた。

 

 「ん……ッ、な、なにをして……ひっ、お、おろしなさいよぉ」

 

 抱き上げられ服を脱がされた摩擦で、くすぐったさから声が漏れるタツマキ。突然腰を抱えて持ち上げられ、一発出されたのだから終わったのだろう、と無意識に思っていた彼女は、何が起こっているのか即座に理解することができなかった。だが、思考が追いついて状況を把握してしまったのか、震えた声で抗拒する。

 

 「いやっ、いま、だめ……あっ、ああぁ、あーーーーッんん゙ん゙ん゙っ〜〜〜〜!!」

 

 肉棒が膣内に抉り込む。既に感度が高まり、肌を触れられるだけで甘声が出てしまうほど敏感になっているタツマキの身体は、先程の押し潰す責めとは違う、突き上げという別種の快感を余すこと無く感じ取ってしまった。

 目を強く瞑り歯を食いしばるも、身体は正直に反応してしまう。背中はのけ反り顔は天井を見上げ、股からは追加の愛液が溢れ出る。

 現在の時刻は2時。男は反抗出来ないようにしてやろうと、夜までたっぷりとヤることを決意した。

 

 

………

……

 

 約7時間後。

 

 「はっ♡あ゙っ、んぎぃ、ッ、お゙っ♡お゙っ、お゙あ゙っ♡ひぅっ、あ゙ぁ♡あ゙っ♡やっ、ーーッんあ゙あ゙ぁああぁ゙っ♡」

 

 白濁液でぐちゃぐちゃに染まり、尻を突き出す四つん這いの姿勢で喘ぎ続けるタツマキ。精液でパンパンに膨らんだお腹から漏れ出ている精液と陰部から噴出する愛液がベッドの上に大きな水溜まりを作る。だらしなく舌と涎を半開きの口から出し、目からは既に枯れそうな涙を流しているその顔は横向きにしてベッドに置かれていた。

 そんな哀れで妖艶な姿のタツマキは、両手首を握られ僅かな快感の逃げ場もなくすように引っ張られながら、何十発目かわからない射精を受け止めていた。

 

 「はあっ、はぁっ、はーっ、はー、あっ、んんっ♡」

 

 ガクガクと震え、腰が抜け、様々な液が混ざった混合液の泉に肢体を浸し、プライドの欠片もない無様な敗北姿を晒しているタツマキ。

 だが、数十発の射精、電マやローターなどによる玩具責め、効果が抜けかける毎に追加される超強力な媚薬、痛覚変換の催眠を利用した鞭責めやスパンキングなど、一切の休憩無しでこの地獄を受けながらも、タツマキは精神崩壊は愚か、屈服すらもしていなかった。

 常人なら、いや、ヒーローなどの超人でさえここまで長くは耐えられないだろう。今までの女は精神崩壊までは行かずとも、タツマキにした大体一二割程で十分素直になっていた。女ヒーローでもこの半分程度やれば堕ちた。それだけ、強烈な責めをタツマキに与えていたのだ。

 堕とすだけなら催眠を使えば解決するが、それでは面白みがないと思いながら、男は部屋にある何かを取って準備をしながらタツマキを見る。

 その目は普段の鋭い眼光は見る影もなかったが、敵意は残ったままだった。

 ーーカチャ、カチャ、カチャ、カチャ。

 

 「……ぇ?」

 

 放心状態のタツマキは仰向けに倒され、四肢に枷をつけられた。そこから伸びるゴムの性質をしたロープが、力が抜けて抵抗できない彼女を大の字に広げさせる。

 そして、防ぐものが何も無い丸見えの秘部に、何かが入り込んだ。

 

 「んひぃ!?」

 

 全自動学習型バイブ。ある裏社会の天才的変態が作り上げた、無駄に高性能な玩具だった。

 女性を責め、その反応からより快感を与えるよう自己学習してバイブの形を変形させるAIが搭載されていて、しようと思えば様々な細かい設定までできる優れもの。

 今回は単純に男が停止させるまで自動で責めるよう設定されたそれは、膣内で外れないよう固定するために変形し、振動を始める。

 

 「ーーーーっお゛お゛あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あああぁ゙ぁ゙っ♡」

 

 自分の意思では指一本動かせないほど疲弊しているタツマキは、ただなすがままにバイブに犯され、淫らな声を発し続ける。

 

 一晩が明け、男がバイブを停止させた時には、既に絶頂回数は三桁を超えていた。




♡を使ってみたんですがどうでしたか?
一応アンケート作ったので是非投票お願いします!

*追記
書く内容次第では♡を使う場合があります ✕
書く内容次第では♡を使う場合と使わない場合あります 〇
一応訂正しときます。


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二発目(タツマキ・スライム姦)

 
 アンケートに答えてくださりありがとうございます!
 総合的な結果を見て、♡は少し多めの使用にしたいと思います。
 個人的な趣味もありますし、全部に♡を使用する訳ではないのはご了承ください。
 ではどうぞ。


 

 「ぁ……っ、ぉ゙ぉ゙……ゃっ、はぁ……、ッーーーーんぃ゙ぃ゙♡」

 

 早朝。男がバイブを止めに部屋へ入った時、タツマキは失神していた。今もビクビクと小刻みに、それでいて深くイキ続けている彼女は、ムワァ、っとした雌の臭いと体の発熱による熱気を漂わせている。AIが最適化され弱点を限界以上に犯しているバイブは、今もタツマキを快感の頂点に押し上げていた。

 

 「ッ、お゙ぁ゙♡ぁ゙ぁ゙ぁっ♡ひうっ♡……っぁ、はー、はー、ふーっ、……んっ♡」

 

 膣内の隅々まで絶え間なく強烈な快楽を送り続けていたバイブが停止し、イボイボが膣壁を擦り上げながら摘出される。その刺激での絶頂を最後に、ひとまず凌辱から解放されたが、未だ残る余韻が彼女を苛んでいた。

 隅々まで淫液で汚れた体を洗う為、男は裸体のタツマキを持ち上げる。意識のない彼女は、自身を穢した男に身体を預けながら大浴場へと運ばれた。

 

 

………

……

 

 

 シャワー音が、静寂の部屋に響く。媚薬や精液ではない、純粋な水を帯びたタツマキはこびり付いた汚れが落ちて行き、その小柄に引き締まった黄金の肉体が輝きを取り戻す。

 その肉体美に満ち、宝石のような見目麗しい裸体。それでいて、先程までとは違う幼気で穏やかな寝顔。それらの齎す調和は最高峰の芸術の様で、容姿端麗という言葉を体現したかのようであった。

 

 その体を丁寧に、それでいて卑猥な手つきで洗われたタツマキは、ドプンと湯船に肩まで浸からされる。外気に晒され続けた裸体を暖かく気持ちのいい温水が優しく包み込んだ。

 この風呂には、幾つもの効果がある。どれだけ疲れていても元気にさせる疲労超回復効果、細かな汚れまで落とす洗浄効果、身体を美しく保つ為の美容効果など、様々な健康に良い効能を持っている。だが、女を辱める為にあるようなこの館、それがなんの宮能的効果を持っていないなど有り得るはずがない。

 

 怪人・エロスライム

 男が媚薬風呂を作り幾人もの女を開発の為浸からせていたら、突如質量を伴って動き女を犯し始めたという偶然の産物で出来たスライム。既に催眠で制御はしてあり、元々あった能力に改良を加えて完成したのが、今タツマキの入っている液体の正体だ。

 主に性奴隷を扱う商人の男は、購入者のオーダーに答えて女を開発する際にこのスライムを用いていた。

 

 「んっ……ぁ、はぁ、っ」

 

 本来はやり過ぎると完全に精神がぶっ壊れ、物言わぬ人形の様になる可能性がある為、スライムを細かく操作、調整して対象に適したレベルに合わせていたが、幸か不幸か忍耐が強過ぎたタツマキには、些か過激にしても問題ないと判断された。

 このスライムの粘液の性質の一つに、定番ながら感度を上昇させる効果がある。その上昇率は自在に変更できるが、今は全身を数十、数百倍の感度に変える程の強さになっている。今回は、タツマキの身体を隅々まで開発することに重点を当てるようだ。

 固体とも液体とも知れぬスライムの感触を全身に味わっているタツマキ。その粘液の効果から徐々に身体が火照り、感度を増していく。その刺激に反応し、快楽から逃れようと身をよじるが、肩から下を固める様に拘束するスライムから逃げることは出来ない。歯を食いしばって我慢するも体は正直で、桃色の突起がピンと立ち、半透明のスライムに隠れて見えないが、トロりと股から愛液を垂らしていた。

 

 「ーーッ、ん゙ん゙〜〜っ!! ッ、くっ、ふーっ、んぁ♡」

 

 未だ眠り夢の世界にいるタツマキを開発する為、スライムが行動を開始する。膣口を広げ、膣壁に粘液を浸しながら子宮を目指す。防衛本能によるものか、力を入れて押し出そうとするものの、いとも簡単にスライムはナカを埋め尽くした。

 

 「ーーひぁっ!? お゙お゙っ♡くっ、あ゙ぁ゙♡……んぁ゙っ♡あっ、あっ、あっ……ん゙ひぃ♡」

 

 前に侵入するだけにとどまらず、スライムは尿道、尻穴にも入り込む。肛門から入ったスライムは、更に上へと登っていった。大腸、小腸などの体内すら性感帯に開発するつもりなのだろう。

 尿道のスライムはパンパンに入り込み、その刺激に限界まで尿意を催したタツマキは、何とかその異物を放出しようと無意識に力を込めるが、代わりにおもらししてしまった尿がスライムに混ざるだけだった。

 

 「んぶっ!? んぐっ、ん゙ん゙っ♡ん゙お゙ぉ゙ぉ゙♡」

 

 スライムの水面から伸びてきた一本の太い触手がタツマキの口内に潜り込む。ついでと言わんばかりに細いスライムの触覚も両耳を埋めていった。

 そして様々な穴に入ったスライムはそのナカを限界まで埋め尽くすと、そのまま動きを止める。粘液によって更に感度を高めるためだ。

 そのまま放置では味気ないので、代わりに感度が限界以上に高まり、ビンビンに固まっている乳首を軽く捏ねてイかせ続ける。

 

 「ん♡お゙っ♡お゙ぉ゙♡んほぁ゙ぁ♡んんっ♡ん゙お゙♡ーーーーん゙ぐぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅぅっ!♡」

 

 既に軽い絶頂を繰り返していたタツマキは、快楽の膨張に深くイキ震えた。体が飛び跳ねようとするも、スライムの中から動くことはできない。身体中を蠢いているスライムの睡姦を、ただひたすら受け止めるしかなかった。

 

 「〜〜〜〜ッッ!! ん゙ーっ♡ん゙ぐっ♡ひぐっ、ん゙ん゙♡ん゙お゙ぉ゙っ、ふぐぅ゙ぅ゙っ♡」

 

 次々とスライムに身体を侵されていくタツマキ。睡眠中の彼女は自らの与り知らぬところで開発され、元とは全く違う卑猥で淫乱な体に作り替えられていく。

 スライムの粘液で穴という穴を敏感にされたタツマキは今後、用を足そうとすればその放出感で絶頂し、口に刺激が与えられるだけでも快楽を感じ、耳で音を聴くだけでも反応してしまうだろう。

 当然肌も性感帯と何ら変わりない感度になってしまい、服が擦れるだけで刺激を感じ、かと言って服を脱げは風や空気が触れる感覚で全身が酷く疼くいやらしい敏感肌となった。

 そして最後の部分。乳首、まんこ、クリトリスなどの性感帯は、何時いかなる時もタツマキを絶頂へ導く、地獄の様な快楽装置に改造されてしまっていた。

 外気が触れる、水滴が付く、物があたるなどの些細な刺激だけでもタツマキの脳に十分な快楽刺激を送り込み、イキ狂わせる事になる。

 

 これではもはやヒーロー活動どころか日常生活すらまともに過ごせない。タツマキの意志とは別に発情し快感を味わってしまう身体は、男を喜ばせ快楽を貪る為の道具、性奴隷としての物に作り替えられてしまったのだ。

 

 未だ夢の中にいるタツマキは知る由もない。自分の体が、人生が、どうしようもなく終わってしまった事を。

 

 

………

……

 

 

 そして数時間後。

 十分にタツマキの身体を開発したスライムは、最後の仕上げに取り掛かる。口いっぱいに詰まっているスライムを完全な液体に変え、喉に通す。おかげでタツマキは感じていた息苦しさは消えたものの、イキ苦しさの方はまだ残っている。

 

 ところで今更だが、タツマキは既に失神する程の責めを受けた後だ。それに加えてスライム責めなど、体力の方が持つどうか。そこで、スライムの特性である疲労回復の効果が役立つ。

 このスライムの最も恐ろしい面は、強烈な媚薬効果でも、液体から個体まで変質し細かな部分まで責める繊細さでもない。それは、一度捕まれば寿命で死ぬか助けられるまで永遠に犯され続ける事だ。

 この疲労回復効果だが、例え数百回絶頂したとしても万全で、体力全開の状態まで回復させ、ついでに怪我なども再生させる。つまり、幾ら体が持たない強烈な責めでも無理やりできるのだ。それも何時間や何日などではなく、死ぬまで。その他の人間が生きるのに必要なあらゆる要素もスライムは己の性質を変え、対象に摂取させ補うことから、死による解放は寿命を終える以外にない。

 スライムに囚われたものは美容効果により長く綺麗に美しく保たれ、快楽刺激にイキ狂い続けながらその人生を終えるのだ。

 

 とはいえ、今回はそこまではしない。ただ疲弊した体力を完全回復させながら、数時間絶頂の海に溺れて貰うだけだ。

 まずはタツマキを覚醒させてあげる為、スライムが動きを激しくし始めた。

 

 「ーーーーッ、ん゙お゙あ゙あ゙あ゙あああぁ゙ぁ゙ぁッ!!!?」

 

 口は解放されたが、まだ下の穴は全てスライムが埋め尽くしている。そのスライムたちがゴムのような強度でナカを押し潰すように変形し、肉壁の至る所に刺激を与えた。

 ナカで止まっているだけでも常にイっていたタツマキに何十回も同時に達したような感覚が、感度が何百倍にもなっている快楽神経に送られる。

 

 「ぁ、ぇ? な、ッ!? ん゙ん゙お゙ぉ゙〜〜〜〜ッ!! ふぐぅ゙ぅ゙っ〜〜〜〜ッ♡ーーーーひお゙お゙あ゙あ゙あ゙ああぁ゙ぁ゙ぁっぁぁっ!!!♡」

 

 その衝撃にようやく覚醒したタツマキ。状況が理解できていないのか困惑の色が見えたが、その感情も迫り来る快楽の嵐に飲み込まれてしまう。悲鳴のような嬌声を上げるタツマキ。下半身から上半身、上半身から脳へと快感が上り詰める。下の穴に与えられた快楽刺激は性感帯並みの感度の肌を通り、その刺激の強さを増して脳天を穿く。

 万全の状態のタツマキはその全ての快感を余すとこなく感じ取り、全身を痙攣させ跳ね飛ぼうとしていたが、それを押さえ付けるスライムに敏感な体を擦られ、更にイカされ続ける悪循環が出来上がっていた。もしタツマキがスライムに浸かる前の疲弊状態ならば動くことすら出来ず、まだマシだっただろう。それでも淫獄に変わりないが。

 

 「っお゙お゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉっ♡ ん゙ん゙、や、っ〜〜〜〜ッ♡ あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙あぁぁっぁぁっ!!!♡」

 

 絶頂、絶頂、絶頂。

 ただひたすらに絶頂しているタツマキは、スライムを握り締め、耐え続けていた。幾ら精神が強くとも流されそうな程の快楽だったが、例え寝起きと絶頂で思考が働いていなくとも、ここで屈してはならないと、タツマキの本能が告げていた。

 ーーーー妹を守る。

 ここで堕ちたら、フブキを守ってあげられない。その想いが、タツマキを支える芯の部分、最も重要な事柄なのだろう。

 プライド、正義感、そして妹。タツマキの精神を構築するこれらの心柱が、何とか迫り来る快楽の濁流に抗っていた。

 だが、抗うとは苦悩を受ける事と同義である。目覚めから数時間、タツマキはナカを押し広げるように激しく蠢くスライムに、延々と犯され続けたのだった。




 人の悪心から怪人ができるなら、こういうエロ怪人も居そうだよねって話。このスライムは自然発生だけど。
 なんか今回は妄想が捗って思ってたよりも字数多くなった(戦慄)
 これが“戦慄”のタツマキということか()
 次回はそろそろ心を折りにいこうかなと考え中。まあ、お楽しみに!


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三発目(タツマキ・累積絶頂、触手服)

 注意です。
 今回の話は私の内に宿りし弩Sが解放されてしまい、大分可哀想な感じになっています。
 仕方なかったんや……、こうでもしないと堕とせそうに無かったんや……。
 てな訳で大丈夫だよって人は見ていってね!


 タツマキがスライムに凌辱されてから約2週間が経った。その間も男に隅々まで調教され、開発され、犯され、既に体は快楽に堕ちかけていた。

 睡眠を取ろうにも肌と衣服、布団が擦れる感覚だけで発情してしまい、疼きを抑える為に自慰に耽ているせいでまともに眠れなく、限界まで絶頂してから気絶する形で漸く睡眠に到れる体になっていた。例え睡眠を取ったとしても些細な感触に反応してしまう体は、微小な快楽を蓄積させて行く。そして、目が覚めればその敏感になった肢体を犯され、終わったらまた個室のベッドで再発した疼きから解放されるために自慰をする。

 ほぼ毎日その繰り返しだったタツマキは、今日もまた辱めを受ける。憂鬱な気持ちでありながらも心だけは負けないと強く思いながら、与えられた部屋から連れ出され向かう先には、新たな恥辱が待ち受けていた。

 

 

………

……

 

 

 「っ、……くっ」

 

 タツマキは、男の目の前である服へと着替えさせられてた。恨めしそうに睨みながらも、この2週間で羞恥心などとうに薄れていることから、素直に着用している衣服を下着含めて脱ぎ、渡された服を着用する。

 身体の線がくっきりと出る黒いレオタードに似た服に、ウサギ耳のカチューシャを付けた姿。所謂バニースーツであった。

 男から、今日一日これを着て屋敷内を掃除しろ、と命令される。この二週間タツマキとの様々な行為で汚れた部屋を綺麗にする為だ。そして、タツマキ一人では一日で終わらないだろうからと、男は封じていた超能力の使用を許可した。

 

 「……」

 

 二週間ぶりの超能力の使用。ぴっちりと張り付くバニーのせいで体が疼き脳が惚けるが、それでも生まれてから手足の様に使ってきた力、軽く使っていると直ぐに感覚を取り戻した。

 タツマキは考える。

 今ならば、この男を殺せるんじゃないかと。大きな力はまだ出せないが、それでも暴走させるように使えば怪人レベル鬼くらい殺すのは容易い。

 それを思った時、湧き出す屈辱感。自分のプライドと身体を穢した恨みが再燃し、もし殺せなかったらなどという事は考えずに男に超能力を発動した。

 

 「……、死になさーーッ!? あ゙、ん゙ん゙んんっ!!♡」

 

 その瞬間、とてつもない快楽刺激がタツマキを襲った。快感に対しては油断しきっていたタツマキは、突如服の内側で与えられる快感に堪えることも出来ず、腰を抜かしながらイった。

 

 「ーーっ、ん゙ん゙〜〜〜〜ッ♡な、にぃ゙、よぉ゙♡これぇ゙ぇ゙ぇ゙っ♡ぐぅ゙ぅっ、ん゙ああ゙ああぁ゙ぁっ♡」

 

 バニースーツの内側で行われる責め。全身を蠢き秘部と突起、更には肌ですら舐め回し、快楽を与える。明らかにタツマキの行動を見越していた故に行われたこの凌辱は、彼女を絶頂に到らせ続ける。それにより集中が切れてしまい、超能力は発動しなかった。

 このバニースーツには寄生型の触手生物が内側に宿っていて、着用するまではその姿を擬態させて隠れているが、対象が着て、男が命令すればその無数の触覚で隅々まで責め上げる特性を持つ触手服である。

 

 「あ♡あ♡あっ♡ひぅっぅぅんっ! ん゙あ゙あ゙ああぁ゙っぁ゙ぁっ♡ あ゙あ゙っ、んお゙お゙おぉ゙っ、くふああ゙あ゙ぁ゙ぁ゙♡ーーッん゙ん゙〜〜〜〜〜〜ッ!!♡」

 

 触手服は着ている者を繊細に、それでいて強烈に犯す。硬く固まった乳首と陰核を細い触手が多種多様な方法で嬲っていた。吸盤の付いた触手が吸い上げ、細い長い触手が螺旋状に絞り、先端に更に細かい触覚の群を持つ触手が擦るように弄る。秘部には粒粒の付いた細長い触手の群れが膣壁を擦り上げ、子宮にまでも刺激を与える。

 複数の種類の快感が一点を襲い、快楽電流が脳天を貫く。敏感になっているタツマキの体は耐えることなどできず、地面に倒れ込み腰を突き出しながら震えてイキ続けた。

 未だイキ続けているタツマキに、こうなると予想していた男は次の指示を出す。

 超能力の使用禁止と、不感化。この二つを催眠で強制させる。

 

 「お゙お゙お゙おおぉっぉ♡ あ゙っ♡あ゙っ、あっ……、ぁ? とま、った?」

 

 いきなり感じなくなった快楽刺激に、舌を伸ばし涎を垂らしながら疑問に思うタツマキ。男はそんなタツマキに、まずは屋敷の清掃をしてこい、と命令した。

 疑問は尽きないが、刺激を感じないのは楽であるし、普段の責めに比べれば清掃など大したことではない。そう思い、言いようもない不安感を感じながら掃除を初めに行った。

 

 タツマキのその感覚は正しい。不安感の正体、それは不感化の催眠にある。これは正確には快感の蓄積、つまり与えられた快感を感じない代わりに溜め続けていくということだ。

 蓄積された快楽刺激は催眠が解除された時、パンパンに膨らんだ風船が破裂する様に帰って来る。それも一つや二つではなく、今の敏感なタツマキが一日中触手服に嬲られれば、軽く数千回分の絶頂は累積されるだろう。

 触手服のバニースーツは、不感化しているタツマキの全身を常に激しく蠢き続けている。一体、一日が終わる頃にはどれ程の快感となっているのか。その事を知らずタツマキは、先程の反撃を失敗してしまったのを後悔しながら、命令に従い清掃を始めた。

 

 

………

……

 

 

 (ッ、なんであんな奴殺せないのよ!)

 

 十数年ぶりに超能力を使わず労働をするタツマキは、怒りと屈辱に震えていた。あの様な下衆にいいように弄ばれ、調教され、自尊心や超能力、初めてさえも侵されていくことを、タツマキは未だ許容でなかった。

 ありとあらゆる凌辱を受けても快楽に堕落しないタツマキが、快感が止まっている事で久々にしっかりと思考が働いて考えたことは、この淫獄からの脱出と、男に今までの屈辱を倍返しにしてやることである。

  それに、男を殺さなければ妹のフブキにも魔の手が伸びる可能性がある。あの豊満な身体で女として魅力的なフブキがこの男に狙われる可能性は高いと言えるだろう。ヒーローとしてメディアにも露出していて、簡単に知られる状況にいるフブキは、確かに危ういと言えた。

 

 そうして抵抗を続けていたタツマキは、その感情とは裏腹に、命令を遂行する為地下の掃除へと向かった。

 

 (……ッ、悪趣味ね!)

 

 そこで見たのは、一直線の廊下、その両端にある数十の鉄格子に拒まれた部屋の中に捉えられている女達だった。その中には名のある武術家や、タツマキも一応知っていたヒーローなどもいた。

 この牢に住まわされていないということは、タツマキは男に特別扱いをされていた訳だが、それに気づくことは無かった。

 淫らな水音と絶叫の様な嬌声が響き渡っる地下牢。その中では触手、機械、獣や蟲、更にはタツマキの身体の感度を数百倍にしたスライムなどが、女達に凌辱の限りを尽くしていた。

 モップを持ち鉄格子の隙間から漏れ出ていた淫液を拭きながら、タツマキは快感はなくともバニースーツの中で蠢く触手の感触を感じて、とことん女を侮辱している様なこの屋敷と男に嫌悪感を浮かべる。

 

 だが、その感情はある光景を見たことで霧散した。

 

 「……え? フブ、キ?」

 

 一直線の地下廊下を拭きながら進み、最奥に辿り着いたタツマキが見たのは、鉄格子の奥で下半身を巨大な触手に丸呑みされ、大きな吸盤を持つ触手に豊満な胸を吸い取られ、口内を男性器を模した触手に犯されているフブキの姿だった。

 既に意識は無いのか、白目を剥きながら海老反りの姿勢でひたすら絶頂し続けているフブキ。触手の精液と粘液で全身が穢されていたが、僅かに見える濃い緑と黒が混じった短髪と、強く吸引されている大きな胸だけが、微かに“B級ヒーロー1位・地獄のフブキ”の面影を出していた。

 

 嘘だと思いたかった。良く似た別人だと信じたかった。だが、例えフブキの姿が見えなくとも何処にいるか分かるタツマキの妹センサーは、超能力を使わずとも間違いなくこの触手に嬲られている女性がフブキである事を確信してしまっていた。

 

 「ぅあ、あ……あぁ。フブキ、フブキぃ。ひぐっ、うっ、うぅ、いやっ、いやぁ。なん、で、フブキがぁ」

 

 パキッ。

 タツマキの中で何かが折れる音が響く。妹は無事であることが一つの大きな心の支えだった彼女にとって、これは余りにも悲痛であった。

 膝をつき鉄格子を掴み、大粒の涙を流し啜り泣くタツマキの声は、鳴り響く卑猥な音と嬌声に掻き消されていた。

 

 

………

……

 

 

 約数時間後、生気を失った瞳で清掃を終え、男の元に戻ってきたタツマキ。彼女の状態などお構い無しに触手服は激しく動いていたが、今は置いておこう。

 

 「あんた……、なんで、フブキを」

 

 前までの力強い目は何処へやら、光を失った虚ろな目をし、フラフラと歩いて来たその姿はヒーローとしての面影はなく、ただただ絶望に包まれていた。

 

 「……っ、お願い、します。何でも、しますから、フブキだけは、助けてください……ッ」

 

 土下座。

 初めて自分の意思で、男に屈したタツマキ。今までどれだけの責めを受けても折れなかったその宝石の様な心は、輝きを失いヒビ割れていた。

 そのプライドを投げ捨てた人生最大の懇願は、無情にも切って捨てられてしまう。

 

 「お願いしま、ーーーーえ? ッ、お゙お゙っ!? ひぐあ゙あ゙ああ゙あぁ゙ぁ゙ぁっぁぁ゙あぁっ!!♡ ん゙ぎい゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙!! お゙ゔあ゙ぁ゙ああぁ゙♡あ゙っ、ん゙ん゙〜〜〜〜〜〜ッ!!♡」

 

 催眠解除。

 約一日の間常に触手に弄ばれていた体は、快感の密度を増加させ続け、快楽の竜巻を内側に宿しているかのような大量の快楽刺激が溜まっていた。

 累積された快感が爆発し、一気に数千回分の絶頂がタツマキに襲いかかる。土下座の姿勢から限界まで背筋を反り上げ、止まらない快楽電撃に弾かれた様にお尻が飛び、うつ伏せに倒れ込む。

 

 「ーーーーッ〜〜〜〜〜〜!!♡ふぐあ゙あ゙あ゙ああぁっぁぁ゙ぁ!!♡お゙ぐぅ゙ぅ゙〜〜〜〜ッ!!♡」

 

 終わらない絶頂。

 累積され爆発した膨大な快楽をタツマキの脳は処理しようとするが、許容範囲を超えた快感は十数程度の絶頂では収まるはずがなく、連続で過去最大の刺激が走り巡る。

 タツマキは逃げるように地を這いずり回るが、内側から溢れ出る快楽からは逃れられず、淫靡な嬌声を上げて快感に打ち震え昇天し続ける。

 支えを失った心は、いとも容易く快楽の海に溺れて行く。こうしてタツマキのヒーローとして、女としての尊厳は、快楽に蝕まれ侵され切ってしまった。

 

 

………

……

 

 

 「ひゅー、ひゅー♡……お゙っ♡あ゙っ♡ふぁ、はっ♡んっ♡ーーあへぇ♡」

 

 約2時間後。

 床を汗や涙、涎、愛液でびしゃびしゃに濡らし、その上で仰向けに倒れアヘ顔を晒しているタツマキが、そこにはいた。

 累積された快楽の放出は終わったものの、触手服は慈悲なく責めているせいか、未だ軽くイキ続けている。

 

 雌の臭いを放ち、無様な敗北姿を晒して痙攣するタツマキの心は、粉々に砕かれていた。

 

 

 




 やっぱ妹が好きな姉に対する精神攻撃は妹を堕とす事だろうと、フブキも堕ちてもらいました。
 あと最後に一話出したら、完全にタツマキが堕ちる予定です。
 一応それで終わりではなく、気が向いたらタツマキの堕落後の話とか、フブキが堕とされるまでとか、別の女キャラを書いたりするかもしれません。
 ではまた次回で!


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終発目(タツマキ、フブキ・姉妹丼、触手、感覚共有)

 難産でした。
 遅れた言い訳をすると難しかったのです、二人同時が。
 まあ、取り敢えず今回で一旦最終回です。
 それではどうぞ。
 


 あの後、疲労回復のスライムを飲ませられ体力を回復させられたタツマキは、地下牢に捉えられていた。

 その牢の中には、タツマキのよく知る人物。愛する妹であるフブキも一緒だった。寧ろフブキが犯されている牢にタツマキが入れられたというべきだろう。

 フブキもタツマキと同様に体力を強制的に回復させられていたのか、数時間前とは違い意識を取り戻していた。

 

 「お姉、ちゃん?」

 

 「ッ、フブ、キ」

 

 お互い四肢を触手に拘束されながら、感動とは程遠い再会を果たす。妹が撒き散らしたであろう淫液の臭いを嗅ぎ股を濡らしていたタツマキの顔は、変わり果てたフブキを見たことで後悔の色に染まる。

 もし、超能力の使用を許可された時に感情的になっていなければ、フブキを見つけてここから逃げ出せたかもしれない。

 もし、私がこの場所に来なければ、フブキが捕まることはなかったかもしれない。

 いや、そもそもヒーローなどならずにフブキと一緒に住んで守り続けていれば良かったのかもしれない。

 

 そうした可能性の話を思いめぐらすタツマキ。

 だが現実は厳しく、彼女達の目の前に見えるのは、輝かしく平穏な未来ではなく、生理的嫌悪を催すような巨大な触手の肉壁であった。

 

 

………

……

 

 

 「ひぅっ、あぁん♡くっ、はぁっ♡はっ、はっ♡」

 

 ぬるぬるとした感触が体中に与えられる。本来ならただ気持ち悪いだけの感覚なはずなのに、タツマキの敏感過ぎる体は勝手に反応してしまう。

 腕程の太さがある触手が絡み付き、乳首や膣口に擦れるだけで甘い声が漏れる。妹の前だというのにタツマキは我慢することも……否、我慢しようともせずに淫らな本性をさらけ出していた。

 

 「……っ、あっ、んっ♡ふわぁ、あぁっ♡おねぇ、ちゃ、んっ、はあっ♡」

 

 隣で同じように身体をまさぐられているフブキは、気持ち良さそうに声を上げながらタツマキを見詰める。そこには私への恨みや失望などは無く、喜びの感情が見て取れた。

 ーーああ、堕ちてしまったのね……。

 妹が穢されるだけじゃなく、性の虜にされているのを見て、タツマキはフブキを守れなかったことを再確認した。

 もうどうしようも出来ない、抵抗しようとも思えない。いっその事、快楽に溺れてしまいたい。

 折れた心から出た甘え、その思いを受け取ったのか、片側にビッシリと繊毛が生えた触手が股間を潜った。

 

 「ふーっ♡はーっ♡……んひぃ゙!! お゙っ♡お゙っ♡お゙っ♡ーーーーッんお゙お゙おおぉ゙ぉ゙ぉっぉっ!!♡」

 

 「ああ♡もっと♡もっとぉ♡……はぁんっ♡あ゙っ♡あ゙っ♡あひぃ♡あっイク、イクイクイクッ♡ーーーーイックゥ〜〜〜〜!!♡」

 

 触手が推し引きして膣口を擦り上げてくる。触られただけでも気持ち良いのに、無数の繊毛に陰核と秘部を擦られる事に耐えれる筈もなく、ものの数秒でイカされてしまった。

 フブキは半透明な吸盤型の触手に豊満な胸を吸い取られ、その中にいた鉛筆ほどの太さの触手が、大きな胸を形が歪に変わるほど力強く絞り、母乳を噴出させる。だがそれだけの乱暴な辱めを受けながらも、フブキには嫌悪の欠片もない。むしろ幸福そのものな恍惚の表情を浮かべていた。

 ほぼ同時に絶頂へ達したエスパー姉妹は、お互いに顔を見合わせる。

 

 「はぁ♡はぁ♡おねぇ、ちゃんと、いっ、しょ♡っんんぅ♡」

 

 「……ッ、フブ、キ……」

 

 一緒。フブキと一緒。

 それを思うと、それなら堕ちてもいいや、と悪魔の囁きの様にタツマキの心を蝕んでいく。

 それが甘い蜜毒だというのは分かっていたが、もう楽になりたかった。

 フブキを守れなかったなら、せめて同じ所に堕ちよう。

 強過ぎる妹への愛情がタツマキの抵抗を削ぎ、快楽の奈落へ堕とす要素となっていた。

 

 「……お゙♡お゙っ♡お゙お゙!? ん゙お゙〜〜〜〜ッ♡」

 

 「……お゙っ、あぁんっ♡あ゙あ゙ああ〜〜〜〜ッ♡」

 

 1本の細い触手の先端が光り、桃色の光線が放たれる。快楽という概念そのものが与えられてる感覚。そうとしか表現出来ない快感を受けてタツマキ達が腰を浮かせている間に、その光線はジジジジッ、と腹部、それも臍辺りに紋様を描いた。

 描かれたそれに疑問を抱くも、それは直ぐに解消される。

 

 「ーーーーッんお゙あ゙あ゙ぁっ!?? なにっ、これぇ♡お゙っ♡……っ、なんっで、むね、しぼらっ♡れぇ〜〜〜〜ッ♡」

 

 「お゙お゙あ゙あ゙あぁ゙ぁ゙っぁぁっ♡ おまんこぉ、擦れてりゅぅぅぅっ♡ ん゙お゙お゙おおぉ゙ぉ゙ぉっぉぁ♡んはぁっ、はひぃ♡ふぁあぁっ、っはぁ♡」

 

 レーザーの邪魔にならないよう一旦離れていた触手が再度同様に責め始める。触手の行動自体は変わらなかったが、彼女たちの体に一つ異変が起きていた。

 感覚の二重化。正確に言えば、自分とは違った体から快楽刺激が流れてくる感覚。タツマキは絶壁である筈の胸が絞られ、母乳が出てもいないのに吹き出る感覚が、フブキにはまだ触れられていない股の間を激しく擦り上げられる感覚が、彼女たちを襲っていた。

 感覚共有。タツマキ達に刻まれた淫紋は、同じ紋様の所有者同士の感覚を繋げる効果を持っていた。

 

 「はっ、くぅっ♡これっ、だめぇっ♡おかしく、なりゅぅぅッ♡あ゙っ、あ゙っ、あ゙っ♡ーーーーッん゙ん゙っ〜〜〜〜!!♡」

 

 「ん゙お゙お゙お゙おっ♡あ゙っ、あ゙っ、あっ♡これぇっ、おねぇ、んっ♡ちゃん、とぉ♡お゙っ♡つながっ、てぇっ♡ーーーーッん゙あ゙あ゙〜〜〜〜ッ!!♡」

 

 絶頂。

 脳に直接叩きつけられるような快感が、姉妹を責め立てる。全ての快楽刺激が同調し、二人で一つの大きな刺激を作り上げる。

 快感そのものが直接伝わるという未知の感覚は、余りにも抗い難いものであった。それに、淫紋を刻まれたことにより文字通り一緒の責めを受け、姉妹の繋がりが形成されたと逃げるように思い込んだ彼女たちは、自らその快感を受け入れていた。

 そんな快楽の虜となった姉妹へ、絶頂から降りてきていないにも関わらず触手は次のステップに移る。容赦のない責めは、今の彼女らにとっては慈悲であり、ご褒美であった。

 

 「あ゙あ〜〜〜〜ッ♡あっ、あ゙っ、あ♡……はぁ、はぁ、っ♡……ふぉ゙あ゙っ!? お゙っ、お゙っ、お゙っ♡ナカっ♡かき、まわぁっ♡あっ♡されっ♡ーーッッ〜〜〜〜〜〜!!」

 

 蠢く無数の触手が、快楽電流に打たれて痙攣している姉妹を更に嬲り始める。

 タツマキには数十本の触手が受け入れる体勢が整ってる後孔と、ひくついてる陰唇から膣内に入り込んできた。一本一本はマッチ並の太さだが、数十本も侵入すれば男根と同等以上の大きさと化す。その上ゴツゴツした凹凸の体表を持っている触手の一本一本がナカで蠢き暴れれば、まるで膣壁を掘り進められているようにさえ錯覚する程の快楽刺激が取り出される。

 タツマキは、敵意など完全に薄れた虚ろな目から涙を流しながら、舌を伸ばし涎をだらし無く垂らす口から言葉にならない淫らな悲鳴を上げ、脳が快楽一色に染められていく。

 

 「んお゙〜〜〜〜ッ♡ひぃ、あっ、あ゙っ♡はひっ、いっ、んっ♡……ん゙お゙ぉ゙っ!! あんっ、あっ、あ゙ぅ、っはぁ♡ん゙ひぃ♡それッ、イイっ♡もっ、と♡おくぅ、あ゙ひぃん♡ついてぇぇえぇっ♡ーーッンギィ〜〜〜〜〜〜ッ!!♡」

 

 そしてフブキには、腕ほどの太さを持つ極太触手が二穴を貫いていた。通常なら受け入れられない太さのそれは、フブキが絶えず漏らしている愛液と、触手の持つ粘液が潤滑油代わりになってフブキの最奥に容易く抉り込む。ズドンッ、という擬音を連想するくらいに激しい往復運動をされ、快楽に悶え歓喜の絶頂に浸る彼女の顔は、目がハートと表現できるほど快楽の海に溺れ惚けていた。

 

 そして、姉妹の受けた快楽刺激は同調している。

 

 「ッ、ア゙ア゙ッ〜〜〜〜!♡ひぐっあ゙アぁぁ゙ァっ!!♡んお゙あ゙あ゙アあぁ゙ァァっ〜〜〜〜ッ!!!♡」

 

 「オ゙オ゙ッ〜〜〜〜!♡ンオ゙ッお゙お゙ぉっぉ゙ォ゙っ!!♡ッん゙ぐお゙お゙オ゙オ゙ぉ゙お゙ぉォっ〜〜〜〜ッ!!!♡」

 

 絶頂。

 四肢を拘束していた触手が動き、フブキとタツマキが身体をくっつけて抱き合う体勢にさせられていた姉妹は、互いに淫液をぶっかけ合っていた。

 相互に繋がっていることで、両方が快感を受ければ受けるほど刺激はその強さを増す。感度、感覚、衝撃、快感。全てを共有している姉妹は、お互いの絶頂の刺激でイキ果てていく。

 

 「ーーッひぅっ!? ン゙お゙お゙ぉっ!?」

 

 「ーーッン゙くふっ♡オ゙ほぉ゙ぉっ♡」

 

 当然、これで終わりなどではない。

 触手がぎっしり詰まった肉壁の天井から、巨大な触手が現れた。馬を軽く飲み込めそうな大きさのそれは、抱き合っている姉妹を容易く飲み込んだ。

 肉厚を掛け、タツマキとフブキを密着させて姉妹丼を作るワーム型の巨大触手は、内側に体力回復、感度上昇の効果を持つ催淫ガスを噴出し味付けを行っていた。

 体力も回復し、万全の体制になった姉妹に内側から生えた触手たちが料理に取り掛かる。

 

 「くっ、ふぅ♡あっ、あっ、はぁっ♡んっ、フーっ♡フーっ♡……っ、ンっ、くぅっ♡」

 

 「あ゙っ♡あ゙っ♡あ゙〜〜ッ♡ふおァっ♡お゙っ、っうんッ♡……ふくぅっ♡ひぅぅんっ♡」

 

 先程タツマキのナカを弄っていた触手よりもさらに細い、糸の様な無数の触手が一糸まとわぬ姉妹に絡み付く。それは数瞬前の強烈な責めとは違い、ねっとりと、じっくりと、彼女たちの体を嬲っている糸状の触手。敏感な肌を柔らかい羽毛で撫でるようにゆっくりと、優しく蠢いていた。

 些細さ刺激で感じてしまう程淫乱な姉妹は、その触手がもたらす擽りにも似た愛撫にゾワゾワッ、とした感覚が蜘蛛の巣の様に脳に与えられる。刺激は感じるが、イケない程度の弱々しい快楽は、タツマキたちの体に熱を灯し、昂らせていく。

 

 「んっ、じゅる♡んあっ♡……はぁ、はぁ♡フブキ、フブキぃ♡」

 

 「んむぅ♡んぅっ♡……ふっ、ぷはぁ♡おねぇちゃん♡おねぇちゃんっ♡」

 

 数分後、姉妹は自らお互いに体を貼り付けて擦り、顔をくっつけて口内を犯し合っていた。

 激しい絶頂を味わい続けてからの極小快楽による責めは、その落差から強烈なもどかしさを生み出していた。刺激だけが伝わり、体中に籠っていく熱気を解放するために姉妹が互いに犯し合うのは当然とも言えただろう。触手内に肉厚をかけられ、無数の極小触手に擽るように全身を撫でられることで姉妹の乳繰り合いを促進させる。

 もはや羞恥心やプライドなどなく、ただ快楽を貪る雌となった彼女たちは、堕ちるとこまで堕ちきっていた。

 

 

………

……

 

 

 「はッ、はっ♡ハーっ♡フーッ♡……イキ、たいッ♡もう、っ♡イカっ、せてぇっ♡よぉっ♡オ゙〜〜っ♡」

 

 「お゙っ♡お゙っ、お゙〜〜♡ふぉ〜〜♡ア゙ーー♡ア゙ぁ〜〜、はぁ゙あぁっ♡オ゙ぉ〜〜♡」

 

 巨大触手に丸呑みにされ、捉えられた中で優しい愛撫を約十時間に渡り受けていたタツマキとフブキは、発狂寸前だった。

 イキたい、もっと激しくして欲しい。そういった思いとは裏腹に、極細の触手は玄人じみた丁寧な責めでイカせないように、姉妹を絶頂の境目に漂わせる。未だ姉妹で共有されている快感は、その焦れったさすら倍増させていた。

 タツマキは何度懇願したのか、腕を動かせない代わりに妹の体に濡れた秘部と固まった突起を擦り付けていた。敏感なタツマキの肌でもイケないように調節されているせいで限界以上に溜まる快楽。それを放出できないもどかしさは、彼女の脳を狂わすには十分過ぎた。

 フブキは器へ満タン以上に入った快楽の濁流、体の隅々まで巡る快感に溺れきっていた。快楽一色に染まり半分意識を失っているフブキは、言葉にならない無様な雌声を上げながら触手と姉から与えられる刺激に悶える。

 

 「っ〜〜♡ぁ゙ーー♡ハーっ、ハーっ♡んぉっ♡……はあっ♡」

 

 「ア゙っ♡ア゙っ♡ア゙っ、ひぃッ♡……ッオ゙〜〜♡」

 

 肉壁の中から下に吐き出され、遂に巨大触手から開放されたタツマキたち。イカせない微弱な愛撫と、常に放出されていた催淫ガスで更に数十倍の感度にさせられているせいで、残留する快楽電流が収まらず開放後も嬲られている感覚が残り続けていた。

 まともな思考が働いていないのか、本能に従って震える腕を股に持ってこようとする姉妹。だが、巨大触手に作り上げられた最高の料理に、手を加えることをさせるはずがなく、戻された牢屋にある触手壁から伸びてきた触手が姉妹を拘束し直す。

 

 「ーーッ♡フーっ♡はーっ、はー♡ぁっ♡」

 

 「ひぐぅ♡ヴーっ♡オ゙ぁーっ♡ぁん♡」

 

 四肢を大の字に拡げられ、快楽の圧迫に喘ぎながら肉壁に張り付いている姿は、さながら皿の上に乗せられた超高級料理の様に芸術的であった。

 実食を始める為、姉妹へ触手が向かう。

 タツマキには乳首に先端が花弁のように開き、内側に無数のブラシ型の触覚を持つ触手。秘部に凸凹が表面に螺旋状で存在し、回転可能なドリル型触手が。

 フブキには胸に丸い帽子の形をし、内側に沢山の指程の触覚を持つ触手。陰部に極太な肉棒の形とインギンチャクのようなものが全体に付いた触手が。

 それぞれの最も敏感な部分を貪り尽くす。

 

 「フーっ、ふーっ♡ーーーーッオ゙お゙ぉおぉあ゙アァッ!!? っ〜〜〜〜〜〜ッ!!!♡ ーーーーッ、ふお゙あ゙ア゙あ゙ぁアァ゙ぁ゙あぁっぁっ!!!!♡」

 

 「アーっ♡あンっ♡はっ♡ーーーーッひお゙ア゙ア゙ァあ゙あぁぁ゙ァっ!!♡お゙ほぉ゙おぉ゙ぉっ!!!♡ひぉア゙アァぁあ゙ぁ゙ア゙ァ〜〜〜〜ッ!!!!♡」

 

 挿入。

 一息で膣口と後孔を最奥まで貫かれ、胸と陰核を同時に犯されるタツマキとフブキ。ゴツゴツした凹凸が膣壁を削り取れ、舐め上げられる感覚。更に胸を隅々まで弄り、絞り尽くされる感覚。共有された別種の快感は一つに交わり、倍以上に膨れ上がりながら脳天を穿つ。

 チカチカと目の前が点滅し、失神と覚醒を繰り返してイキ続ける姉妹。催淫ガスを吸わされ、丁寧な愛撫で焦らされ、際限なく高まった感度。そして凶悪過ぎる快楽を与える事に特化した触手に何もかもを犯される感覚は、姉妹が受けた過去のどのような辱めよりも強烈で衝撃的な快楽であった。

 

 「ン゙ン゙〜〜〜〜ッ♡オ゙ア゙ァ゙〜〜♡ーーッ、はぐぅっ!? ン゙オ゙ア゙あぁァァ゙あ゙ァア゙ぁーーーーッ!!!♡っお゙、ナカッ♡まわっ、てぇっ♡おごぉぉ゙♡」

 

 「ンア゙ァ゙〜〜〜〜ッ♡オほぉ〜〜ッ♡ーーッあァん!♡っン゙ひア゙ぁアァ゙あ゙ぁ゙ァーーーーッ!!! イクイクイ゙ク!♡イ゙ッーーーーッ、グぅ〜〜〜〜ッ♡♡」

 

 それだけでは終わらない。二穴に刺し入って高速ピストン運動をしていた触手が、突如急激に回転を始めたのだ。ドリルの様な荒々しい回転は、愛液と粘液の潤滑油で止まるどころか促進され、タツマキからは抉り、削り、膣壁を掘り進められている感覚。フブキからは絶え間無く無数の触手に力強く舐め回される感覚が、姉妹に共有されていた。

 

 「オ゙ア゙ァ゙ァアぁ゙〜〜〜〜ッ♡ン゙ア゙〜〜〜〜ッ♡ーーッッ!? っふぐァ゙アあぁ゙ぁあ゙ァア゙ぁッぁァっ!!!♡」

 

 「あ゙あ゙っン゙ッ♡オ゙ほっ♡オ゙ア゙ぁっ♡ア゙〜〜ッ♡ーーングぅッ♡ っンオ゙おぉっぉォ゙ッ〜〜ッ!!♡ナカっ、でてりゅぅ〜〜〜〜ッ!!♡」

 

 射精。

 人間同士では味わう事など出来ない責め。まるで秘部か消えたとすら思える淫獄を与えられる姉妹に、これ以上ない追い討ちがかけられる。

 タダでさえ触手でギュウギュウに詰まった膣内を、隙間すら残さず埋め尽くし溢れ出る程大量に白濁液を噴射される姉妹。四肢を大の字にピンと伸ばされ、下から突かれるせいで逃げ場なく全ての快楽を受け止めたタツマキとフブキは、折れるのではないかと言うほど全身を弓なりにそり上げ、ガクガクと強く痙攣していた。

 だが触手はそんな状態の姉妹へ無慈悲にピストンを再開する。

 約数時間、地下全体に最も大きく淫らな嬌声が響き渡っていた。

 

 

………

……

 

 

 「ひゅー、ひゅー、ぁ♡っ、ん♡ァ゙ァ゙っ♡ッ〜〜っ♡フーっ、フーっ♡……あはっ♡」

 

 「オ゙〜〜っ♡オ゙ア゙〜〜っ♡はっ、はっ、はっ♡ン゙っ♡……あへぇっ♡」

 

 虚ろな目でビクビクと震えながら、地面で上下に重なって抱き合うタツマキとフブキ。隅々まで白濁液や愛液、その他諸々の淫液で穢れ切り、無様なアヘ顔を晒している姉妹は、誰が見ても堕ちていると分かる淫靡な姿だった。

 

 

 

 その後、タツマキとフブキはヒーロー協会を止めた。タツマキの退職は本部と世間を騒がせ、何とか引き留めようとしたが、無理矢理押し通された。

 そうして、姿を消した姉妹が今なにをしているのか。何処にいるのか。それを知る者は、誰もいない。




 快楽堕ち達成!
 今回の話だけ普段の倍くらい文字数増えました、二人同時はやっぱ書いてて楽しかったけど長くなるね。

 取り敢えず完結したわけですが、気が向いたらまた書くかもしれません。
 例えばフブキがどう堕ちたのかとか、一応設定的には催眠男は裏社会の奴隷商人なので、売られたリンリンみたいな話を妄想したりしてます(書くとは言ってない)。
 他の話も書きたいので、直ぐに更新されることはないと思います。

 では、ここまで付き合ってくださりありがとうございました! またいつか!


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