生意気な女をチンポで屈服させる短編集 (御米粒)
しおりを挟む

ようこそ実力至上主義の教室へ
坂柳有栖


初回はよう実の坂柳有栖!


 昔から女子にパシられることが多かった。

 勘違いしないでほしいのは、俺がいじめの被害にあったことはないことだ。

 また、俺が気弱な性格だったり、女子が苦手というわけでもない。

 けれどなぜか女王ポジションの女子に目をつけられてしまう。

 初体験も彼女でもない女子に誘われて童貞を卒業してしまった。

 だから俺は優秀な生徒しかいないであろう名門校である『高度育成高等学校』に入学した。

 この名門校なら俺みたいな優秀な人材しか集まらないので、人をパシるような女子はいないと思っていた。

 

 だがその考えは間違っていたと入学してすぐに気づくことになる。

 

「おや、鈴原くんじゃないですか」

 

 朝からエレベーターで嫌な人物にあってしまった。

 

「おはようございます」

「おっす坂柳」

 

 坂柳有栖。俺が所属する1年A組のリーダーだ。

 

「まったくまともに挨拶も出来ないのですか」

 

 そして――――この女こそが俺をパシリに使う女王だ。

 

「うるさいな」

「なんですかその口の利き方は」

「いいから鞄を早く寄越せ」

「ありがとうございます」

 

 坂柳は先天性心疾患を患っているため医師から一切の運動を禁じられ、歩行時には杖が必要だ。

 なので登下校の際は俺が鞄持ちをすることになっている。

 

「それでBクラスの動向はどうですか?」

 

 なぜ坂柳がほかのクラスの動向を気にするのか。

 それはうちの学校が特殊なことに関係している。

 この学校は、各クラスを統制するために設けられている点数制度があり、クラスの成績によって変動し、三年次修了の時点でもっとも点数の高かったクラスのみ進路を保証されるようになっている。

 つまりうたい文句である希望の進学・就職先にいけるのは一クラスのみだ。

 ちなみにクラスは4つあるが、Aクラスから優秀な順になっている。

 

「うーん、Cクラスにちょっかいを出されているようで、その対応に追われているな」

「なるほど。つまりAクラスになにか仕掛けてくる様子はないということですね?」

「そういうことだ」

「さすが私の優秀な飼い犬ですね」

「誰が飼い犬だっ!」

 

 入学して二ヶ月。

 最初は美少女が隣の席でラッキーだと思っていたのに、すっかり俺は坂柳の手下のようになってしまった。

 

「それより今日も部屋にお邪魔しますね」

「また夕食目当てか!?」

「鈴原くんの料理は美味しいですのね」

「……そうですか」

 

 こうしてムカつく相手でも、褒められると嬉しくなっちゃうのが、俺のいけないところだな。

 

「今日はパスタが食べたいです」

「あいよ」

 

 

☆☆☆

 

 

「ごちそうさまでした」

「お粗末様」

 

 今日も俺は坂柳と夕食を共にした。

 初めて坂柳が部屋に上がった時はドキドキしたが、今は何とも思わなくなった。

 俺の手料理を頂いてるくせに、味付けに文句を言ったり、量が多いと残したり、色々と文句が多いのだ。

 さらに部屋の掃除がなってないだの、洗濯物の干し方が雑だの、まるで母親のように小言を言ってくる。

 

「それにしても」

「なんだよ?」

「あいかわらず漫画ばかりですね」

 

 坂柳が俺の部屋を見渡しながら、溜息を吐いた。

 男子高校生の部屋ならこれが普通だと思うが、坂柳はお嬢様なのが理由かわからないが、俺の部屋にご不満なようだ。

 

「少しは小説も読んだらどうですか?」

「絵がないと無理」

「漫画ばかり読んでいると成績が下がりますよ」

「漫画は関係ないだろ」

「それとチェスのルールは覚えてくれましたか?」

「全然わからん」

 

 坂柳はチェスが趣味で、俺にルールを覚えるよう言ってくるのだが、正直興味がない。

 

「本を貸したじゃないですか」

「読んでない」

「……命令と言いましたよね?」

 

 確かに絶対読むように言われたが、興味がないので読む気がしないのだ。

 

「期限は言われてないだろ?」

「なら今日中に読んでください」

「無理。今日はやることがある」

「なんですか?」

「坂柳には関係ないだろ」

 

 俺がそう言うと、坂柳の不機嫌オーラが増していくのがわかった。

 

「鈴原くんは私の飼い犬です。飼い主に報告するのは義務ですよ」

 

 オッケー。相手は女の子だ。ここのクールにいこう。

 

「もしかして卑猥なことでもするつもりですか?」

「……はい?」

「嘘をついてまで否定しなくていいですよ。鈴原くんも年頃ですから」

「何も言ってないんだが」

「性処理をするのは勝手ですが、クラスポイントが下がるようなことは避けてくださいね」

「おい」

「もしおかずに困っているようでしたら、私が提供してあげましょうか?」

「なに言ってんだよ?」

「フェラくらいならしてあげてもいいですよ」

「……本当になに言ってんだ?」

 

 今日の坂柳はちょっとおかしい。

 普段はここまで煽ってこないし、下ネタを言ってるのも聞いたことがない。

 

「怖気つきましたか?」

「いや、彼女じゃないのにおかしいだろ」

「そうでしょうか。性に関しては人によって様々だと思いますが」

「しかしだな……」

「……本当にヘタレですね。女子にここまで言わせて恥をかかすなんて」

「うっ……」

「あ、それともあそこが小さくて見せられないのですか?」

「……なんだと?」

「なら仕方ないですね。諦めてあげますよ」

「いいぜ、そこまでいうならやってもらおうじゃねえか」

 

 運動も学力も自信はあるが、俺が一番自信があるのはあそこの大きさだ。

 俺はズボンとパンツを同時に降ろし、臨戦態勢前の肉棒を見せつけた。

 

「……うあ……」

 

 坂柳が俺の肉棒を凝視している。

 どうやらあまりの大きさにびっくりしているようだ。

 

「どうだ?」

「そ、そうですね……。それなりに大きいんじゃないでしょうか」

「それなりか」

「ええ。もっと大きいものも知ってますので」

「ふーん。なら俺くらいのなら口でイかせるのは楽勝だな」

「当然です」

「じゃあお願いしようか」

 

 

☆☆☆

 

 

「んぼぉおおッ♡ んごっ♡ おごおおっ♡」

 

 あれから5分。

 坂柳は恐る恐る肉棒を舐めていたが、興奮した俺は喉奥まで男根をぶち込み、彼女の口内を犯していた。

 

「んぐぐぐっ♡ げぇっ♡ んごおおぉぉっ♡」

 

 喉奥を犯され窒息しそうになり、最初は俺の膝を叩いてやめるよう懇願していたが、抵抗する気力もなくなったのか、今では強制イラマチオされ放題だ。

 

「おらもっとしゃぶれよっ!」

「ふごぉぉっ♡ もごっ♡ もごぉっ♡ お゛げえ゛ぇぇっ♡」

 

 あの坂柳が痛苦な顔つきで俺の逸物をしゃぶっている。

 立場が逆転したことに俺は興奮を覚え、イラマ責めは激しさを増していく。

 

「ほもごぉっ……♡ んっ……んごぉっ♡ おごぉぉぉっ♡」

「ちゃんとしないと息できなくなるぞ?」

「ふぎゅぅぅぅぅぅっ!? んぶぉっ♡ うごおぉっ♡」

 

 坂柳の可愛らしい小さな鼻を摘まみ、一切呼吸が出来ないようにする。

 

「ほらほら、早く射精させろよ」

「ぢゅぶぶっ♡ おげっ♡ ごおぉえぇっ♡ ふごぉっ♡」

 

 限界が近いようで、坂柳の顔が真っ赤に染まっていく。

 俺も限界が達しそうになり、鼻が潰れるほど股間に顔を密着させると、坂柳が両手で俺の膝を叩いてきた。

 

「出すぞ坂柳!」

 

 どぴゅっ! びゅるるるるるるッ!

 

「んごおおおぉぉぉおおおぉぉぉっ♡」

 

 坂柳の小さな口に、ものすごい勢いで精液が放出されていく。

 初めてのフェラチオに満足したのか、精液の勢いは止まる気配がない。

 

「もごおおぉぉっ♡ おごごっ♡ ごもっ♡ ごももおぉっ♡」

「こぼすなよ! 全部飲めっ!」

「んぐううぅぅっ♡ ごきゅっ♡ んぶううぅぅぅっ♡」

 

 両頬をリスのように膨らませながら、何とか飲み干そうとする。

 しかし無情にも精液が口の端や鼻から溢れてきてしまった。

 

「坂柳、汚い顔してるな」

 

 あのクラスの女王が俺の精液が鼻から出してしまっているのだ。

 俺はますます性的興奮が増し、一刻も早くこの女を犯したくなった。

 

「がっ……かふっ……げえぇぇぇっ!」

 

 射精が終わり、口内を肉棒から解放させると、坂柳がせき込み始めた。

 同時に精液も吐き出してしまい、床に白濁液のため池ができてしまった。

 

「なに吐いてるんだよ」

「げほっ……す、すびば……ごふっ、ごほっ……せん……」

 

 涙ながらに謝罪をする坂柳。それがますます俺の嗜虐心を刺激する。

 

「じゃあ今度はこっちだな」

 

 坂柳を押し倒し、スカートを捲り上げる。

 

「ま、待ってくださいっ……!」

「なんだよ?」

「もう限界です……。これ以上は……」

「うるさいな。お前から誘ってきたんだろ」

「わ、私はただフェラを……」

「いいから!」

 

 可愛らしいピンクの下着を脱がし、両足を広げさせる。

 

「きゃっ!?」

「うわ、まったく毛が生えてないじゃん」

「っ……」

「逆に興奮するな」

「鈴原くん、お願いします……。もう勘弁してください……」

 

 坂柳が無様にも涙と鼻水を垂らしながら懇願してきたが、もちろん言うことを聞くつもりはない。

 

「入れるぞ」

「ひっ……。や、やめてくださいっ……! お願いしますっ……!」

「いくぞ」

「ひぎゃあああああぁぁぁぁぁぁああっ!」

 

 処女膜を突き破り一気に膣奥まで肉棒をぶち込んだ。

 あまりの激痛に耐えきれず、坂柳は断末魔のような悲鳴をあげた。

 

「キツすぎるぞこれ……」

「ひっぐっ……ぐすっ……あぁぁ……」

「そんなに痛かったか?」

「絶対、許しません……。あなたを……潰してやるっ……」

 

 気丈にも睨みつけくる坂柳。

 

「いいぞ、潰せるものなら潰してみろっ!」

 

 

☆☆☆

 

 

「ひぐぅうううッ♡ んおおおぉぉぉッ♡ んあぁあああッ♡」

 

 ピストンを開始して5分で、我がクラスの女王はあっさりと陥落した。

 

「んひいいぃぃぃっ♡ 潰れりゅうぅぅっ♡ 内臓がグチャグチャになってしまいますぅぅぅっ♡」

「おいおい、俺を潰すんじゃなかったのかよ?」

「んぎゅううぅうぅっ♡ おほぉっ♡ んぉぉおおお゛お゛っ」

 

 初めは激痛に耐えきれず悲鳴をあげていたが、すぐに痛みは消え去り、今では喜悦の声を放つばかりだ。

 

「自分が潰されてどうすんだよ」

 

 坂柳の身体は同年代の女子と比べて小柄だ。

 それに相まって膣内も非常に狭く、腹部は俺のペニスの形にぽっこりと膨らんでいる。

 恐らく激しいピストンにより内臓が押し潰されていると思っているのだろう。

 まるで経験者のように奉仕を申し出た坂柳だったが、フェラの経験はなく、男との交わりも初めてだった。

 

「ま、こっちは潰れるほど肉がないがな」

「はへぇえええッ♡ そんなっ♡ んはああぁぁっ♡ 乱暴に握らないでくださぁぁぁいっ♡」

「握るほどおっぱいないだろ」

 

 坂柳の乳房はかすかに膨らんでいる程度で、ほんの少しだけ柔らかさを感じれるくらいだ。

 巨乳好きの俺はまったく楽しめないので、いやらしく勃起している二つの突起物をいじめることにした。

 

「おひいいいぃぃぃっ!? ち、乳首はだめですっ♡ 抓らないでくださいっ♡ あぎぃぃいいぃッ♡」

「駄目って言ってるわりに気持ちよさそうな顔してるじゃん」

「あっぐううぅぅぅっ♡ 千切れてしまいますッ♡ 私の乳首が……あ゛あ゛ああぁぁぁぁッ♡」

 

 指の腹で乳首を押し潰しながら、思いっきり捻ってみると、坂柳が豪快に潮を噴きながら絶頂した。

 

「なんだ乳首だけでイったのか?」

「おひっ♡ おほっ♡ んぉぉおおおおお―――――ッ♡」

 

 狂ったように絶頂する坂柳は嬌声を放つのが精いっぱいで、俺の問いに反応することができないようだ。

 

「くはっ……はぁ、はぁ……かひゅ、はふっ……」

 

 潮噴きが終わると同時に絶頂から抜け出せた坂柳が必死に呼吸を整えようとしている。

 

「んじゃ今度は俺がイかせてもらうか」

「え……? ま、待ってください……。身体が限界で……」

 

 快楽が抜けたからか現実に戻ったように、冷静になった坂柳が許しを許しを請う。

 

「ダメだ」

「お、お願いですっ! 今までのことは謝りますから! これ以上されたら……死んでしまいます……!」

 

 俺の両腕を掴み、鬼気迫る表情で懇願する坂柳。

 その姿に、Aクラスの女王に君臨する彼女の面影は一切なかった。

 

「結局、お前も同じだったか」

「え…………?」

 

 坂柳も俺の童貞を奪った同級生と同じだ。

 調子に乗って俺を誘惑して、チンポに屈服しそうになると、泣きながら懇願してくる。

 そういえば俺の初体験の相手は土下座までしてきたな。

 もちろん最後までやったけど。

 

「セックスで人が死ぬわけないと思ってるけど、坂柳みたいな病弱な女だと本当に死んじゃいそうだな」

「だ、だったら……っ」

「だから本当に死ぬか試してみるか」

「そんな!? おねがっ……あひいいぃぃぃぃいいっ!?」

 

 坂柳の細すぎる腰をがっしり掴み、容赦なく勃起したペニスを子宮口へとぶち込んだ。

 

「おぎいいいィィィッ!? うあぁ……また、おかしくなりゅ……チンポで頭がおかしくぅぅ……」

 

 一回のピストンで諦めがついたのか、俺の腕から両手を離し、ベッドにだらんと伸ばした。

 

「すぐに気持ちよくしてやるよ……!」

「ひぃあぁあああッ♡ あぎっ♡ はひぃいいッ♡」

 

 再開して2回目のピストンで早くも快楽に染められてしまう坂柳。

 俺はそんな彼女を容赦なく突き続ける。

 

「んふぉっ♡ ほぉんッ♡ あひぃっ♡ んぉおおおっ♡」

「どうだ気持ちいいだろ!?」

「そ、そんなわけっ……んひゃああぁぁあっ♡」

 

 明らかによがってるくせに、素直に認めない。

 なので俺は彼女の膣内へ挿入したペニスの角度を変えて腰を打ち付ける

 いわゆるポルチオというものだ。

 

「おほぉぉおおぉぉっ♡ これダメぇっ♡ ダメなやつでしゅぅぅううぅぅっ♡」

「気持ちよくないんだから大丈夫だろ!」

「ん゛ん゛~~~~~ッ♡ うあ゛あ゛ぁぁあああっ♡」

「オラァッ! 本当は気持ちいいんだろっ!?」

「は、はひぃぃィィっ♡ 気持ぢいですッ♡ 気持ぢい゛い゛ぃぃいいッ♡」

 

 とうとう自分の気持ちを認めた。

 しかも普段の言葉遣いを忘れてしまうほど、坂柳は快楽に犯されてしまっている。

 

「どれぐらい気持ちいいんだ!?」

「凄く気持ちいいですぅっ♡ 頭がおかしくなりゅほどぉ♡ 気持ぢい゛い゛……ぃひぃぃいいぃぃっ♡」

「はははっ、そんなに気持ちいいのか!」

 

 凶器と化したペニスで膣内を抉り続け、まだ手を出していなかったクリトリスをギュッと握りつぶす。

 

「んぎょおおぉぉおおぉぉっ♡ これ死ぬッ♡ 死んぢゃいましゅううぅぅぅぅっ♡」

「死ぬほど気持ちいいってか!」

「はひぃぃいいぃぃっ♡ もっとしてくだひゃいっ♡ 私をハメ殺してええぇぇぇぇええっ♡」

「わかったよ!」

 

 パァンッ! ぐちゅッ! ズチュッ!

 

「んあぁぁああ゛あッ♡ くひゅううぅぅうっ♡ おっほお゛お゛ぉぉおっ♡」

 

 さらにピストンを激しくすると坂柳が白目を剥き始め、普段の冷たい声からは想像も出来ないような獣のような声をあげだした。

 

「あへええぇぇえっ♡ じぬッ♡ もうじぬううぅぅぅうッ♡」

「くっ、出すぞ坂柳っ……!」

 

 坂柳のアヘ顔と下品な喘ぎに刺激され、とうとう俺のペニスも限界を迎えた。

 

「ひぎゅううぅぅううっ♡ 殺じてッ♡ 中出しで私を殺じてくださいぃぃぃいっ♡」

「おらぁぁああぁぁっ!」

 

 どぴゅっ!! びゅるるるるッ!!  ごぽぉぉっ!!

 

「んぉっ、お、おほぉぉぉおおおおぉぉぉぉっ♡」

 

 亀頭と子宮口をこれ以上ないほど密着させ、精液を吐き出していく。

 中出しを望む坂柳に共鳴するかのように、膣壁が強烈にペニスを締め付け、精を搾り取ろうとする。

 

「イッでりゅッ♡ 中出しでっ♡ わたひっ♡ イッでりゅゥゥううぅぅっ♡」

 

 坂柳は子宮が精液に侵食されて歓喜の声をあげた。

 見る見るうちに坂柳の下腹が丸みを帯びて膨らんでいく。

 すぐに満杯になったのか、結合部からは赤みが混ざった精液が溢れだした。

 

「ふぅ、出し切ったぜ」

 

 体形的にタイプではない坂柳だったが、あそこの締め付けは最高だった。

 恐らくこれが名器というものだろう。

 こんなに気持ちよくしてくれるなら、この女を手放すわけにはいかない。

 

「は、はへェェ……♡ あはぁ……♡ わ、わたひぃ……壊れひゃいましたぁ……♡」

「死ななかったな、坂柳」

「あぁぁ……♡ 鈴原くぅん……♡」

「今日からお前は俺の飼い犬だ。毎日抱いてやるよ」

「わ、わかりまひたぁ……♡ 鈴原くんの犬になりまひゅぅ……♡」

 

 だから、と坂柳は続けてこう言った。

 

「い、いつか……私を……ハメ殺してください……ね……♡」

 




次回は五つ子の次女を予定してます!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

五等分の花嫁
中野二乃


今回は生意気度少なめかも


 とある田舎町で育った俺は都会に憧れて愛知の大学に進学した。

 最初は東京や大阪の大学に進学しようと思っていたのだが、田舎者の俺には敷居が高かったので、無難に模試でA判定だったお隣さんの大学に進学することにした。

 入試を無事に終えた俺は新しい街での生活でいくつか目標を立てた。

 

・サークルに入って友達をたくさん作る

・お洒落な場所でバイトをする

・彼女を作る

 

 しかし、入学して二年が経ってもその目標は一つも叶うことはなかった。

 

 まずサークルだが、9年間バスケをしていたので、バスケサークルに入ろうと思ったのだが、活動内容の9割が飲み会だったので、入会して一ヶ月で辞めた。

 バイトはカフェやバーなどで働こうと思っていたが、両親の指示により叔父が経営する食堂でバイトをしている。お洒落とは程遠いお店だ。

 まあ、この二つは問題ない。

 バスケは地元の社会人チームに参加したし、バイトは時給がよく、賄も出るので、まったく文句はない。

 

 肝心なのは彼女作りだ。

 

 やはり田舎と違って可愛い子がたくさんいる。

 中でも一番可愛いのが、同じ学部の中野二乃だ。

 綺麗な濃いピンク色の髪に蝶々のリボンが特徴の美人で、俺も入試で隣の席になった時は見惚れたほどだ。

 

 そんな中野に俺はなぜか嫌われている。

 

 みんなには愛想がいいのに俺には当たりが強いのだ。

 私服をディスられたり、綺麗にノートをまとめていると男のくせに細かいと小言を言われたり、英語の授業で発音がおかしいと指摘したら逆切れされたり、手作り弁当対決を申し込まれたので勝利したら泣かれたりなど、いろいろ突っかかってくるのだ。

 最初は温厚に対応していた俺だったが、入学して二ヶ月が経過してからは、毎日言い争いをするようになってしまった。 

 

 犬猿の仲となった中野と俺の関係に変化があったのは、大学二年の夏休み直前だった。

 授業終わりにバイトに向かおうとしたところ、駅前でナンパされている中野を見かけた。

 ナンパ男は根性があったようで、中野が断っても断ってもしつこく声をかけ続けた。あまりのしつこさに中野も限界がきたようで、ナンパ男を両手で突き飛ばし、罵声を浴びせ始めた。

 これでナンパ男も諦めただろう。

 中野が立ち去ろうとしたので、俺もその場を去ろうとした時だった。

 逆上したナンパ男が、中野に平手打ちをくらわせたのだ。

 倒れてしまった中野は何をされたのか理解していない様子だった。

 俺もあまりの出来事に頭が真っ白になったが、気づけば―――――豊玉のエースキラーばりの真空飛び膝蹴りをナンパ男にかましていた。

 そして呆然としている中野の腕を掴んで、その場を走り去った。

 

 頬が腫れている中野を治療するため、近くにある俺のアパートに連れて行った。

 普段は強気だが、さすがに男から暴力を振るわれるのは怖かったようで、中野は部屋に入った瞬間に泣き出してしまった。

 彼女いない歴=年齢の俺に泣いてる女を慰めるスキルがあるわけなもく、中野が泣き止むまで俺は立ち尽くすだけだった。

 その日はバイトを遅刻して中野を自宅まで送り届けた。

 そこで俺は驚愕した。

 中野の自宅が超高級マンションだったのだ。

 彼女の父親が大病院の院長だということは知っていたが、初めてそれを実感した瞬間だった。

 部屋に上がって麦茶でも飲んでいくよう誘われたが、バイトがあるので遠慮させていただいた。

 バイトなら仕方ないと、中野もすんなり諦めてくれた。

 バイト先に向かうため踵を返そうとした瞬間、中野が笑みを浮かべてお礼を言ってきた。

 その微笑みに、俺は久しぶりに見惚れてしまった。

 

 それから俺たちの関係は深まることになる。

 隣りに並んで授業を受けたり、一緒にランチをしたり、二人で出掛けるようにもなった。

 中野の態度も軟化したので、口喧嘩する回数もだいぶ減った。

 さらに俺たちの距離を縮めたのは、同じバイト先に中野が働きだしたことだ。

 しかもシフトが俺とまったく同じだ。

 こうして自宅にいる以外は、ほぼ中野と一緒にいることになった。

 

 ここまでアピールされれば、さすがに彼女がいたことがない俺でもわかる。

 中野は俺に好意を持っている。

 俺も一緒にいるうちに中野を好きになっていたが、ビビりな俺は万が一勘違いだったらどうしようと不安に思い、告白できずにいた。

 そんな関係が2ケ月続き、ついに業を煮やした中野が告白してきた。

 

「あんたが好きよ。私と付き合って」

 

 生まれて初めての女子からの告白に俺は硬直してしまった。

 5分ほどフリーズしていたと思う。

 なかなか返事をしない俺に、またもや業を煮やした中野がビンタをかましてきた。

 ようやく再起動した俺が返事をして、俺たちは彼氏彼女の関係になった。

 ちなみに俺への当たりが強かったのは、昔好きだった人に雰囲気が似てるかららしい。

 なんじゃそりゃ。

 

 付き合った翌日に二乃の姉妹である三玖さん、四葉さん、五月さんを紹介された。長女もいるが東京で暮らしてるから今度紹介すると言われた。

 五つ子とは聞いていたが、全員同じ顔だとは思ってもみなかった。

 軽く挨拶を済ませて帰ろうとしたところ、三女の三玖さんからこんな忠告を受けた。

 

「恋愛モードの二乃は猪突猛進だから頑張ってね」

 

 二乃があの手この手を使って攻めてくるのは知っていたので、大丈夫ですと答えたが、すぐに三玖さんが忠告してくれた意味を知ることになる。

 彼女という肩書を得た二乃は、そのまま俺の部屋に泊まることになった。

 彼女が彼氏の家に泊まったら、やることは一つだ。

 少し早いと思ったが、魅力的な彼女に誘惑されて断れるわけもなく、付き合って二日目で俺たちは男女の関係になった。

 お互い初めてだったが、身体の相性もよかったようで、二人とも気持ちよく終えられたと思う。

 

 

☆☆☆

 

 

 二乃と付き合ってから一週間が経った。

 性の悦びを覚えてしまった俺たちは毎日身体を重ねており、快楽に浸かった日々を送っている。

 そんな堕落した俺たちはラブホテルに来ていた。

 最初は生まれて初めての大人のホテルに戸惑っていたが、気づけばいつも通り二乃の肉体を貪っていた。

 

「んぶぅ……♡ ぢゅるっ……♡」

 

 行為を終えてベッドでくつろいでいると、二乃が俺の逸物をしゃぶってきた。

 

「もう疲れちゃった?」

「別に。一休みしてるだけだし」

「ぢゅぷっ♡ どうだか。よーくんって体力ないもんね……れろっ♡」

 

 嘲笑うような顔つきで肉棒を舐め続ける。

 

「体力あるし」

「ほんとかしら。だっていつも一回で終わりじゃない」

 

 それは二乃の身体を気遣って一回で終わらせてるだけだ。

 9年もバスケをしていた俺が体力ないわけないだろう。

 本当なら二乃の極上な身体をもっと味わいたいと思っている。

 

「何回もしたら二乃が疲れちゃうだろ」

「私なら余裕だわ」

「本当かよ」

「本当よ。いつも物足りないと思っていたのよね」

 

 明らかに挑発してやがる。

 せっかく欲望を抑えて優しく抱いてあげてるのに、俺の苦労がわからない女だ。

 

「ちゅっ♡ れろぉ♡ ぢゅるるっ♡」

 

 それにしても、たった四日でずいぶんとフェラが上手くなったものだ。

 これでパイズリもされたらすぐに射精してしまいそうだ。

 

「こっちは元気なのにね。よーくんには精力つく料理を振る舞ってあげないといけないようね」

「……わかった。そこまでいうならしてやる」

「無理しなくていいのよ?」

「無理じゃないし」

 

 肉棒への奉仕を止めさせ、二乃を化粧台の前に立たせる。

 両手を化粧台の鏡に付かせて、肉付きがいいお尻を突き出させ、勃起チンポを性器に宛がう。

 

「こ、この体勢でするの……?」

「そうだけど」

 

 いわゆる立ちバックというやつだ。

 これで二乃を突きまくって、立っていられなくしてやる。

 

「んはああぁぁっ♡」

 

 もの欲しそうにヒクついているオマンコに肉棒を挿入すると、二乃は喜悦の声を放った。

 

「い、いきなり奥までぇ……♡」

「最初から激しくするからな」

「んんっ♡ 望むところじゃない……あんっ♡」

 

 二乃の膣内は先ほど放った精液と愛液が混ざりあい、スムーズに抽送できる環境になっている。

 俺はむっちりとした臀部を両手で掴み、腰を突き出し始める。

 

「あぁっ♡ ふあぁっ♡ ひぃぃんっ♡」

 

 まだ片手で数えるくらいしか挿入していないが、二乃の膣穴は俺専用になりつつあった。

 肉棒を叩きこむたびに膣壁が絡みつき、自慰とは比較するのがおこがましいほどの快感を与えてくれる。

 

「んぁぁっ♡ んんっ♡ はぁぁっ♡」

「すぐ喘いでるじゃん」

「う、うるさ……ひぃあぁあっ♡ うあっ♡ いひぃっ♡」

 

 洗面台の鏡には二乃の淫乱な顔が映っている。俺以外には誰にも見せないその顔つきに性的興奮が増し、ますます抽送が加速していく。

 

「バックで突かれてる時の二乃ってこんな顔してたんだな!」

「み、見るなぁっ……むはぁっ♡ んくぅっ♡ ひいぃぅっ♡」

「いやいや、見るに決まってるじゃん」

「ばかぁっ♡ あはぁっ♡ ひぃんっ♡ ふあぁぁっ♡」

 

 下品な顔を見られていることに興奮しているのか、二乃がお尻を押しつけてくる。

 

「あうっ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡」

「もうイッちゃうんだ?」

「仕方ない……ひぐっ♡ ないじゃ……あぁぁっ♡ なひぃぃっ♡」

 

 再開してまだ一分も経っていないのに、絶頂を予告してくる二乃。

 どうやら2ラウンド目以降はすぐにイッてしまう身体のようだ。

 

「もうだめぇっ♡ イクっ♡ イクイクイクイクッ♡」

「イッちまえ!」

「いっくううううぅぅぅぅぅぅッ♡」

 

 より強く腰を打ち付けた瞬間、二乃が絶頂に達した。

 大きな嬌声を放つと同時に、身体全体が痙攣しだし、二乃の思考が快楽一色に染まっていく。

 

「んはぁっ……はぁ、はぁ……ふぅ……」

「おっと、これで休めると思うなよ」

「え――――――――んひゃああぁぁあっ!?」

 

 腰を勢いよく振り立てて抽送を再開させる。

 

「ちょっ……待ってっ! イッてるっ! イッてるってばぁっ……!!」

「俺がまだイッてないし!」

 

 未知の領域に踏み込まされることに戸惑う二乃。

 俺は絶頂している二乃を攻め続けて、彼女がどうなるのか知りたい一心で、腰を打ち付けていく。

 

「んほぉっ♡ おねがっ……待ってぇ! よーくん、待ちなさいよぉぉっ……!」

「待たない!」

「やあぁぁっ♡ 無理ぃ! 無理だってばああぁぁぁ! あひぃぃぃっ♡」

 

 鏡に映る俺を見つめて二乃が懇願してくるが、俺は容赦なく快楽を与え続ける。

 

「これ以上されたらおかしくなるぅっ! おかしくなるからやめてぇっ! ん゛あ゛あぁぁぁっ♡」

「そのわりには気持ちよさそうな声出してるじゃん」

 

 やめるよう懇願する癖に、どうしても喘いでしまう。

 また身体も素直で、子宮口を突くたびに、蕩けきった膣壁が肉棒を包み込んでくる。

 

「物足りないと思ってたんだろ! 今日は満足させてやるからな!」

 

 この女を満足させるにはピストンだけじゃ物足りない。

 そう感じた俺は、突くたびにぷるんぷるんと揺れていた大きな果実に手を伸ばし、指を沈み込ませて揉みしだき始める。

 

「んみゃああぁぁっ♡ おっぱい、だめぇっ♡ そ、そこはぁ……んひぃぃぃッ♡」

「あいかわらず二乃のおっぱいは柔らかいな!」

 

 腰や身体つきは細身のくせに、乳肉と尻肉はいやらしいほどに成熟しており、男が興奮する肉体を二乃は持っていた。

 

「くひぃぃいいッ♡ そんな乱暴に揉まないでぇッ♡ おっぱい、おかしくなりゅうぅぅぅっ♡」

 

 両方の乳房を鷲掴み、擦り合わせるように四方に揉みしだき続けてると、二乃の呂律が回らなくなってきた。

 彼女を抱くのは五回目だが、こんなことは初めてだ。

 もっと二乃を壊してみたい。

 そんな欲望に駆られた俺は、二乃の弱点である二つの突起物を、指の腹できゅっと摘まんだ。

 

「んひいいぃぃぃッ♡ ち、乳首ぃっ……!? んぎぃぃいいぃぃッ♡」

 

 二乃の乳首は絶え間なく続く快楽によりこれ以上にないほど硬くなっていた。

 

「あ゛ああぁぁぁ……♡ だめぇ……ダメダメダメぇ……♡」

 

 何をされるのか二乃はわかっているのだろう。

 さらなる絶頂への期待と不安が入り混じった表情で頭を振りだした。

 

「ほらイッちゃえ!」

「くひい゛い゛ぃぃぃいいぃぃぃッ♡」

 

 両乳首を指の腹で押し潰すと、二乃の背が勢いよく弓なりに強張り、豪快に潮を噴き出した。

 

「うああぁぁっ♡ イッたぁ♡ わたひぃ、乳首でイッちゃったああぁぁぁッ♡」

「うわぁ、凄い顔してるな」

 

 二度目の絶頂を迎えた二乃は顔面崩壊寸前だった。

 両目は白目を剥きかけ、だらしなく開かれた口からは伸びた舌から涎が垂れている。

 そこに美少女の面影は一切なかった。

 だがそんな彼女の下品な顔にも俺は興奮してしまう。

 ガチガチに勃起した肉棒が早く精を吐かせろと訴えてくる。

 

「それじゃ俺もイかせてもらうぞ!」

 

 潮を噴き続ける二乃に覆いかぶさり、より密着した体勢で、ラストスパートに向けて腰振りを再開させる。

 

「お゛っ……んお゛お゛おぉぉぉっ♡ は、激しっ♡ はひぃぃいいぃぃッ♡」

「どうだ二乃! 気持ちいいだろ!?」

「ひぐぅうううッ♡ 気持ちいいッ♡ よーくん、気持ちいいのぉぉぉッ♡」

 

 鏡にアヘ顔を映しながら二乃が媚びるような喘ぎ声を上げる。

 その痴態にますます興奮した俺は撓わな乳房を握り潰してしまうが、二乃から放たれるのは悲鳴ではなく喜悦の声だけだった。

 

「んあぁぁああ゛ッ♡ それイイッ♡ おっぱい握りつぶされるの好きィィィッ♡」

「こんなのがいいなんて二乃は変態だな!」

「あんたがそうさせたぁッ♡ んほおおぉぉっ♡ よーくんが私をこんな変態にさせたんだからぁぁッ♡」

 

 とうとう自分が変態であることを認めた二乃。

 恋に猪突猛進な彼女だが、快楽にも猪突猛進だ。

 亀頭で子宮口を何度も殴りつければつけるほど、二乃は雌豚へと成り下がっていく。

 

「もう俺が体力ないって言わないよな!?」

「言わない゛い゛ぃぃッ♡ 言わないから、もうゆっくりにじでえぇぇッ♡」

「俺がイクまで我慢しろ!」

「しょんなぁっ♡ オマンコしびれてぇッ♡ イクの止まんにゃいのにぃぃぃッ♡」

「それは二乃が悪いんだろ!」

 

 パァンッ! パァンッ! パァンッ!

 

「んひゃぁああああッ♡ おひいいぃぃッ♡ んほおおぉぉっ♡」

 

 ぐちょぐちょに濡れた二乃の結合部に、激しく腰を打ち付けていく。

 室内には肉と肉がぶつかり合う音と下品な二乃の喘ぎと水音が延々と鳴り響いている。

 

「あひっ♡ おっ、ほぉおおおッ♡ チンポぉっ♡ あぁっ♡」

「チンポがどうしたんだ?」

「あへぇぇええぇぇッ♡ チンポすごいぃぃっ♡ またイグっ♡ チンポにイかされちゃう゛ぅぅッ♡」

 

 もっと快楽を貪る雌豚になり果てた二乃を見ていたいが、とうとう射精感が限界に達してしまう。

 

「二乃っ! 出すぞっ……!」

「んああぁぁあっ♡ 出ひてぇ♡ 奥にぃ♡ よーくんのザーメン♡ 私の奥にブチまけてぇぇぇぇッ♡」

 

 二乃の要望の応えるべく、グリグリと捏ね回すように子宮口に亀頭を押し付け、いったん引き離し、子宮口を貫く勢いで亀頭を突き刺した。

 

「出るっ……!」

 

 どぴゅッッ! びゅるるるるる! ごぽっ! びゅぷっ!

 

「んあぁぁあああ゛あ゛あ゛~~~~~~~ッ♡」

 

 二回目だというのに、先ほどより濃厚な精液が大量に噴射され、瞬く間に二乃の子宮は白濁液で満杯になってしまう。

 

「おほぉっ♡ ザーメンきてるぅ♡ あっついのがたくさぁんッ♡」

 

 子種汁を一滴でも零したくないのか、お尻を擦り付けながら、種付けされた雌豚が喜悦の声をあげた。

 

「はぁはぁ、どうだ満足したか?」

「はひぃ……したぁ……♡ わたひも、オマンコも、満足したぁ……♡」

 

 二乃の感想を聞きながら肉棒を抜くと、ごぽごぽと泡立った白濁液が膣口から溢れだし、床にため池を作ってしまった。

 

「これって掃除しないといけないのか?」

「わ、わかんない……はぁ、はぁ……とりあえず休ませてぇ……」

 

 あれだけ余裕だとほざいていた二乃だったが、二回戦であっけなく限界を迎えてしまった。

 俺は疲労困憊の二乃を抱きかかえ、ベッドに降ろしてあげた。

 

「あ、ありがとう……よーくん……」

 

 下品なアヘ顔ではなく、いつもの愛らしい笑みを浮かべる二乃。

 どうやら絶頂を抜け出したようだ。

 

「それじゃ三回戦いこうか」

「………………………………え?」

「まだヤリ足りないんだよ」

「はあぁぁっ!?」

 

 さすがの俺も満足したかと思ったが、下半身を見てみると、いつの間にか愚息が臨戦態勢に戻っていた。

 どうやら二回犯したくらいじゃ満足できないようだ。

 

「だめだめっ! もう無理だし! ありえないからぁ!」

「大丈夫だって」

「ひっ……!?」

 

 勃起チンポを見せつけた瞬間、二乃の顔が引きつった。

 恐怖で震える二乃を見て、背中がゾクゾクし始めてしまう。

 気づいたら嫌がる彼女を組み伏せていた。 

 

 結局、抵抗むなしく二乃は深夜まで俺に犯され続けた。

 三回戦が始まった直後は激しく抵抗していた二乃だったが、数回突いただけでアヘってしまい、獣のような喘ぎを室内に響かせてくれた。

 

 翌朝。退室一時間前に起床した俺たちはバスルームでも身体を重ねた。

 まあ、二乃の身体を洗ってるうちに俺が興奮していまい、そのまま彼女を押し倒してしまったのだが。

 

 二乃もラブホテルでするのが気に入ったようで、別れ際に「また行こうね♡」と言われた。

 この日から俺たちのデートスポットにラブホが追加されたのは言うまでもない。

 




次回はToLOVEるの古手川かソーマの秘書子です!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中野五月

 小学生の頃から料理をするのが好きだった。

 両親が共働きだったこともあり、必然的に俺が家事全般をこなすようになった。

 友達と比べると遊ぶ時間は少なかったが、まったく不満はなかった。

 家族が俺の料理を食べて美味しいと言ってくれるのが好きで、独学で料理を研究し続けた。

 

 高校に進学すると弁当も作るようになった。

 俺の手作り弁当はクラスメイトに評判で、入学してすぐに料理が得意な男子と言うポジションを確立し、友人たちに恵まれた学校生活を送れるようになる。

 予想外だったのは、料理が得意なことがきっかけで、彼女ができたことだ。

 この時ほど料理に感謝したことはない。

 彼女とは一年ほどで別れてしまったが、二ヶ月ほどで新しい彼女ができた。

 

 高3になると本格的に進路を決断する時期になった。

 調理の専門学校か、大学に進学するか迷ったが、料理は趣味で続けていくことを決断し、無難に近所の大学に進学することにした。

 偏差値はそこそこの大学および学部を選んだので、受験勉強もさほどすることなく、合格を勝ち取った。

 

 二人目の彼女とは大学進学を機に別れることになった。

 無難に県内に進学した俺とは違い、彼女は夢である女優になることを叶えるため上京してしまったのだ。

 寂しさはあったが、夢を追いかける彼女を応援したい気持ちが強かったので、円満に別れられたと思う。

 そんな彼女とは大学生になってからもちょくちょく連絡を取り合っている。

 

 しばらくは彼女を作らず真面目な大学生活を送ろうと思った俺だったがその予定はすぐに崩れることになる。

 

「おかわりいいですか?」

 

 笑顔で空の丼ぶりを見せつける美少女。

 

「いいよ。ちょっと待ってて」

「はいっ」

 

 彼女の名前は中野五月。

 俺の三人目となる彼女だ。

 

「お待たせ」

「いえいえ。それでは改めていただきます」

 

 これ以上にないほど肉じゃがを美味しそうに食べる五月。

 五月の様子からわかると思うが、彼女も俺の料理に魅了されてしまった一人だ。

 

「やっぱり上木くんの料理は美味しいですっ」

「ありがとさん」

 

 ちなみに五月とは学部もサークルも違う。

 そんな彼女と俺がなぜ恋人になったかというと、きっかけはこれまた弁当だった。

 中庭で弁当を食べていると、いきなり五月に話しかけられたのだ。

 どうやら俺があまりにも美味しそうに食べていたので、弁当の中身が気になったらしい。

 手作りであることを話すと、五月は尊敬の眼差しで見つめてきた。

 食べかけなのでどうかと思ったが、一口食べてみるかと言ったところ、よほどお腹が減っていたのか、全て食べられてしまった。

 本人曰く、あまりの美味しさで一口のつもりが、無意識に平らげてしまったらしい。

 多少驚いたが、五月ほどの美少女に褒められて、嬉しくない男はいないだろう。

 気をよくした俺は五月に弁当を作ることを提案した。

 最初は一週間に一回だった。それが三日に一回になり、気づけば毎日作るようになっていた。

 五月は家族以上に美味しそうに俺の弁当を食べてくれた。

 いつしかそんな彼女に惹かれるようになった。

 弁当のお礼として五月にいろいろな場所に誘われるようになった。

 ショッピングモール、映画館、プール、ちょっと高めなレストランなど、いろんな場所に五月と二人で行った。

 

 そんな関係が一年近く続き、大学一年が終わる頃に、俺と五月は恋人となった。

 告白は五月からだった。

 さすがに今回こそ俺から告白しようと思ったのだが、生まれてから一度も告白したことがなかったので、うじうじしている間に五月に先を越されてしまったのだ。

 どうやら高校時代に自分の気持ちに気づくのが遅すぎて、失恋したことがあるらしく、自分から告白したらしい。

 五月ほどの美少女の好意を無下にするとは、どんな男なのか見てみたいもんだ。 

 

「ごちそうさまでした!」

「お粗末さま」

「洗い物は私がしますね」

 

 付き合いだして半年。

 俺が料理を作って、五月が洗い物をするのが、当たり前になった。

 両親は以前より出張や残業が多くなり、五月を自宅に呼べる回数が増えた。

 一度だけ彼女の家にいったことがあるが、五月の姉たちにいろいろと質問攻めにあってしまい、精神的に疲れたので、あれから一度もお邪魔していない。

 なので自宅デートはほぼ俺んちである。

 

「上木くん、今日は泊まっていいんですよね……?」

「いいよ」

「そ、それじゃ……」

「先にシャワー浴びたら?」

「……はいっ」

 

 今日は両親が出張で不在なので五月を泊めても問題はない。

 お泊りなど彼氏彼女なら当たり前だが、五月が思ったより奥手だったため、男女の関係になるまでそれなりに時間がかかった。

 

 五月は顔も満点だが、身体も満点である。

 

 そんな彼女としばらくキスまでしか許してもらえず、俺は悶々と時間を過ごしてきた。

 抱き合えばいい香りはするし、豊満な乳房を押しつけられて柔らかい感触を得てしまう。

 どれだけ俺が欲情してきたか、五月は知らないだろう。

 溜まりに溜まった欲情は、五月との初めての夜に爆発してしまう。

 五月は初めてだったのに、俺は3ラウンドもしてしまったのだ。

 彼女が処女なのは知っていたので、優しく抱こうとしたのだが、普段は真面目な五月の妖艶な雰囲気にやられてしまい、何度も彼女と身体を重ねてしまった。

 事後に五月に怒られたのは言うまでもないだろう。

 

 しばらくは抱かせてもらえないかもしれない。

 

 そんな俺の予想はすぐに裏切られることとなる。

 

 性の悦びを知ってしまった五月の性欲は凄まじかった。

 俺んちに泊まるときは必ず求めてくるし、最低でも5ラウンドは付き合わないといけない。

 さらにお互いのバイトの都合で、セックスをしない日が続いた場合は、10ラウンド近く求められる時もある。

 自慢じゃないが中高6年間調理部だった俺は体力に自信がない。

 なのでいつも俺がギブアップをしてしまう。

 五月も帰宅部だったはずだが、栄養がすべて性欲にいっているようで、精液が枯れるまで搾られてしまう。

 

 まさに性欲の化身だ。

 

 めったに喧嘩をしない俺たちだが、一ヶ月に口論をしてしまった。

 原因は俺の体力および精力のなさだった。

 その日はラブホテルで行為に及んでいたのだが、バイト終わりで疲れていたこともあり、すぐに眠気がきてしまった。

 2ラウンドで勘弁してもらおうと思ったのだが、性欲の化身である五月は許してくれなかった。

 それどころか俺を罵倒してきたのだ。

 

「上木くんは体力がなさすぎです!」

「バイト終わりなんだから仕方ないだろ」

「今日だけじゃありません!」

 

 普段から回数に物足りなさを感じていたようで、五月の不満が一気に爆発してしまった。

 

「まったく上木くんは情けないですね!」

「悪かったよ」

「彼氏なんですから私を満足させてください!」

「……」

「料理ばかりしてるからそんなに体力がないんですよ!」

 

 俺は他人にほぼ怒られることなく人生を過ごしてきた。

 家族も、先生も、友達も、バイト先の店長や同僚も、俺を褒めたたえてくれた。

 彼女である五月だって、いつも褒めてくれる。

 だから俺は怒られ慣れてなかったのだろう。

 五月に罵倒され続けた俺のストレスは爆発寸前だった。

 

「聞いてるんですか!?」

「……聞いてるよ」

「大体ですね、告白だって私からでしたし!」

「……」

 

 ほんのわずかに残っていた理性が反論しようとする俺を止めてくれた。

 

 ――必ず五月を見返してやる。

 

 愛しの彼女に罵倒されながら、俺は決意した。

 

 翌日から早朝にランニングをするようにした。

 もちろん体力をつけるためだ。

 ヤリチンの友達に相談したところ、体力がつけば精力もつくと言われたのだ。

 効果は徐々に表れるようになる。

 五月を抱いていて、明らかに精力が増しているのが実感できるようになった。

 ただ回数を増やすと五月にばれてしまうので、時が来るまで、以前と同じように振る舞った。

 

 ラブホテルで口論してから五月がセックスのときだけマウントをとるようになった。

 

「あれ? もう終わりですか?」

 

 普段は見せない笑みを浮かべながら問いかけてくるのだ。

 俺は怒りを抑えて、笑顔で頷く。

 

 そんな日々が一ヶ月続き、とうとう復讐の日がやってきた。

 

 今日は五月をひいひい言わせてやる。

 どんなに泣き叫んでも、許しを請うても、抱き続けてやるのだ。

 

「お待たせしました」

 

 髪を濡らした五月がリビングに戻ってきた。

 

「それじゃ部屋に行きましょうか」

「そうだな」

 

 いよいよ下剋上の始まりだ。

 

 

☆☆☆

 

 

 部屋に入るとすぐに五月は堂々と服を抜き出した。

 初体験のように恥じらいながら裸になる彼女はもうどこにもいない。

 

「私が脱がしてあげますね♡」

 

 全裸になった五月は俺の服を脱がし始める。

 これは五月がマウントを取るためのルーティンみたいなものだ。

 

「ふふ、また私が気持ちよくしてあげますね♡」

 

 五月は衣服から解放された肉棒を胸に挟み、グニグニと谷間で揉んでくる。

 豊満な乳房を活かしたパイズリだ。

 

「うぐっ……」

 

 マシュマロのような感触の胸に、肉棒が擦られる。

 五月は悪戯チックな笑みを浮かべ、乳房を揺らす。

 

「上木くん、お顔が出てきましたよ♡」

 

 五月は顔を覗かせた亀頭に、軽くキスをした。

 そして、上機嫌で肉棒を擦ってくる。

 

「すごい……もうガチガチですね♡」

 

 それは仕方ない。

 五月みたいなエッチな身体をしている子にパイズリされたらすぐに勃起してしまう。

 

「はぁ、はぁあ……オチンポが熱くてやけどしちゃいそうです♡」

「あいかわらず変態だな」

「そうさせたのは上木くんです!」

 

 変態と言われて心外だったのか、五月はムッとした表情を歪ませた。

 

「お仕置きです♡」

 

 乳房を中央に寄せ、谷間に挟まれた肉棒を圧迫してきた。

 そしてその状態のまま、しごいてくる。

 

「くっ、あっ……」

 

 身体に力が入らないくらい、気持ちいい。

 さすがAVを見てまでパイズリを勉強しているだけある。

 

 五月は真面目な子だ。

 初めてのパイズリが上手くいかなく、ショックを受けた五月はAVで勉強し始めた。

 学業と違って、成果はすぐに現れた。

 俺は何度も何度もパイズリで絶頂させられてしまった。

 

「私のおっぱい、気持ちいいですか?」

「気持ちいいよ」

「ですよね。オチンポの先が、膨らんでるから、わかりますよ♡」

 

 五月は興奮しているらしく、頬を紅潮させながら笑っている。

 

「もっと膨らませてあげますから♡」

 

 そう言うと、五月は自分の唾液を、これ見よがしに滴らせる。

 その扇情的な姿に、俺の肉棒はもっと硬くなってしまう。

 

「んんっ♡ もうすぐこのオチンポが、私の膣内に入るんですね……♡」

 

 五月はパイズリをしながら、愛おしそうに肉棒を見つめている。

 このままだとすぐに射精してしまいそうだ。

 だが問題ない。

 何度射精させられても精液が枯れないように鍛えてきたのだ。

 

「我慢できなくなりました。もう入れちゃいましょう」

「え……?」

「なんですか?」

「いや、射精させてくれないのかと……」

「あそこが疼いてるので仕方ないじゃないですか」

「……そっか」

 

 初心だったのが嘘だったかのように、素直に性欲を口に出す五月。

 

「んっ……上木くんは寝たままでいいですからね」

 

 五月は大きく股を開くと、俺の腰を跨いだ。

 

「私が動いてあげます。上木くんは体力がないですので」

 

 嘲笑いながら俺を見下ろしてくる。

 いい気になれるのも今だけだ。

 後で泣かしてやるから覚悟しろ。

 

「入れちゃいますね♡」

 

 五月はそう言って、唾液と先走り汁まみれの肉棒を握り、その先端を膣口に押し当てる。

 

「はぁ、はぁっ……昨日ぶりのオチンポですっ♡」

 

 まるで餌を待つ犬のように、涎を垂らしながら挿入し始める五月。

 

「あああぁぁぁぁんっ♡」

 

 五月は腰を下ろすと、肉棒を熱く潤った膣穴に飲み込んだ。

 

「んあっ♡ 入りましたぁ……上木くんのオチンポっ♡」

「あっ、ぐっ……」

 

 あいかわらず五月の膣内は温かくて気持ちいい。

 

「な、生でよかったのか……?」

「安全日なので問題ありません」

「それならいいけど」

 

 さすがに20歳で子持ちは嫌だ。

 五月も教師になるという夢があるので、安易に子作りはしないだろうが、性欲が暴走して子作りを求めてこないか不安はある。

 

「あっ、あんっ♡ ふあぁっ♡」

 

 五月は腰を持ち上げ、すぐに降ろす。

 宣言通り自分で動かし、射精を促すつもりだ。

 

「はぁんっ♡ すぐに出してもいいですかね? ひぃぁっ♡」

 

 先ほどはお預けをくらってしまったので、すぐに射精してしまうだろう。

 妖艶な笑みを浮かべた五月は、俺を見下ろしたまま、腰を上下に動かし続ける。

 

「あんっ♡ んぁっ♡ あふぁっ♡」

「うあっ……!」

「あぁぁッ♡ オマンコの奥まで届いて……あひぃっ♡ 感じちゃいますっ♡」

 

 腰が動き、チンポをしごかれるたびにニチュ、ニチュと卑猥な音が響く。

 

「あぅっ……」

 

 もう射精感が限界に達してしまったようだ。

 

「ああっ、ふぁぁっ♡ 早く出してくださいっ♡ んおぉっ♡ 子宮に精液をいっぱい注ぎ込んでくださいっ♡」

 

 五月の求めるままに俺は呆気なく精液を膣内へと吐き出してしまう。

 

「んおっ……!」

 

 どぴゅッ! びゅるるるるるるッ!!

 

「んあああぁぁぁぁッ♡」

 

 パイズリされていた分が溜まっていたようで、ものすごい勢いで精液が噴射されていく。

 チンポが精液を吐き出している音が、俺の耳にも届くくらいだ。

 

「あはぁっ♡ すごい……たくさん出てますっ♡ 一発で子宮が精液で埋め尽くされちゃいますっ♡」

 

 五月は恍惚した表情で膣内射精の快感を味わう。

 さらに膣穴をきつく締めた状態で、チンポをしごき続けている。

 

「こんなに溜めてたんですねぇ♡」

 

 蕩けた表情を浮かべ、涎をだらりと滴らせる五月。

 俺はそんな彼女の下で、精鋭を搾り取らている。

 

「はぁ、はぁ……♡ はぁ、んはぁ……♡」

 

 結合部から精液が溢れ出てきた。

 

「あぁ……♡ 精液が溢れてきちゃいましたぁ……♡」

「でもまだ足りないんだろ……?」

「当たり前です♡」

「次は俺が動くよ」

「……大丈夫ですか?」

 

 俺が仕掛けてきたと感じたのだろう。

 五月の目が鋭くなった。

 

「ああ。今日は五月が気絶するまで抱いてやる」

「それは楽しみですね」

 

 クスクスと五月は口元を隠して笑い出す。

 

「ああ。楽しみにしててくれ」

 

 

☆☆☆

 

 

「ひぐぅぅうううッ♡ んおぉぉおおぉぉッ♡ ひぎぃぃッ!?」

 

 五月と交尾を始めてから数時間が経過した。

 初めは余裕しゃくしゃくだった五月だが、二桁ほど膣内射精を繰り返すと、今までにないほど喘ぎ始めた。

 

「あひぃぃいいィィッ♡ は、激じいっ♡ 上木くん、激じすぎましゅぅぅぅッ♡」

 

 何度も果てた五月は手足に力が入らなくなり、脱力した状態でうつ伏せになり、俺に犯されるままになっている。

 安産型の大きなお尻に、全力で腰を打ち付けていく。

 

「五月は激しいのが好きなんだろ!?」

 

 パンッ! パンッ! パンッ!!

 

「ん゛あ゛あぁぁぁぁッ♡ おかじいぃッ♡ これ、おかじいですよぉぉぉぉぉッ♡」

「なにがおかしいんだよ!?」

 

 俺は腰の動きを止めずに、五月に問いかける。

 

「んひぃいいいッ♡ か、上木くんがっ♡ こんな、体力が持つなんてぇ……えひゃぁぁああっ♡」

 

 予想外だった俺の体力に戸惑いながら絶叫する。

 これで五月は完全にマウントポジションを失った。

 

「五月の体力がなくなっただけだろ!」

 

 抽送するたびに揺れ動いていた、たわわに実った二つの果実を鷲掴みにする。

 90近くあるサイズを誇る五月の乳房は、指の隙間から肉が溢れそうになるほどだ。

 

「あへぇぇぇぇッ♡ おっぱい、だめでしゅううぅぅッ♡」

「ダメなのは五月の体力だろ!」

 

 容赦なく指に力を入れ、乳肉を握りつぶしていく。

 前にやったら怒られたけど、今の五月に怒る元気はないだろう。

 

「ひぎゅぅぅぅっ♡ おっぱい、潰れひゃうぅぅっ♡」

「やめてほしいか!?」

「やめてくだひゃいッ! お願いしまひゅっ!」

 

 涙と鼻水など、顔から垂らせる液体をすべて垂らしながら、五月が懇願してきた。

 絶頂し続けて脳がおかしくなっているのか、呂律が回っていない。

 普段は敬語口調の五月のだらしない口調に、これ以上にないほどの嗜虐を感じてしまう。

 

「んじゃこっち掴んでやる!」

「ひゃええぇぇぇっ!? お腹もだめしゅうううぅぅぅっ!」

 

 両手を乳肉から、だらしなく贅肉がついている脇腹に移動させた。

 

「前から言おうと思ってたんだけど、お前太っただろ!?」

「うっ……!?」

「だらしない身体しやがって!」

「ひ、酷いですっ! んおぉおおおッ♡ そもそも、上木くんの料理が美味しく……んあぁぁあああッ♡」

 

 反論しようとするが俺の容赦ないピストンで言葉が途切れてしまう。

 

「このままじゃ牝豚になっちゃうな!」

「め、牝豚っ……!?」

 

 言葉責めしているが、俺は五月の身体に不満はない。

 モデル体型より、それなりに贅肉がついてる方が可愛らしく思う。

 ただ、今まで俺を馬鹿にしてきた彼女に復讐したくて、俺は嘘をついてまで彼女を責める。

 

「だから痩せられるよう協力してやる!」

 

 パァンッ! ズチュッ! パァンッ!

 

「夜明けまで犯し続けてやるよ!」

「そ、そんなぁっ……んぎいいぃぃぃッ♡ 無理でずっ! そんなの無理に決まってましゅううぅぅぅぅッ!」

「無理じゃない!」

 

 亀頭で子宮を殴りつけ、脇腹を思いっきり抓りだす。

 

「あぎいいぃぃぃぃッ♡ んぐぅぅうううッ♡ んあぁぁあああッ♡」

 

 とうとう五月は白目を剥きだし始めた。

 さらに口はだらしなく開き、端から涎を垂れ流している。

 そこに芸能人顔負けの美貌はなかった。

 

「下品な顔しやがって! これくらいのセックスを望んでたんだろ!?」

「の、望んでましぇんっ! こんな……ほぉおおおっ♡ あ、そこだめですっ♡ そこ突かれると……変になりゅうぅぅぅッ♡」

 

 肉棒の角度を変えて腰を打ち付けると、五月の身体が大きく痙攣しだした。

 

「違うのか!? だったら謝れっ!」

「な、なにをでしゅか……?」

「俺を体力ないと馬鹿にしてきたことだよ!」

 

 何もわかっていないようなので、ピストンを中断して、だらしない尻肉を思いっきり引っぱたいた。

 

「ひぎぃぃいいぃぃぃぃぃぃいッ♡」

 

 突如痛みを与えられた五月が絶叫した。

 俺はそんな彼女に構わず、容赦なく掌を振り落としていく。

 

「んぎゃぁぁっ♡ 謝りまひゅっ! だから、叩かないでくださ……い゛ひぃぃぃぃぃぃっ♡」

 

 叩かないでと言うわりに、喘ぎまじりの悲鳴をあげる五月。

   

「い、今まで……おほぉっ♡ 馬鹿にして……すびばせんでしたぁぁぁぁあああッ!」

 

 大声で謝罪をする五月。

 スパンキングを止めると、五月は許してもらったのかと安堵した表情を見せた。

 

「もう馬鹿にしないか?」

「しませんっ! 本当にすみませんでしたっ!」

 

 五月は泣きながら許しを請いてきた。

 

「反省してる?」

「してますっ!」

「ならいいよ」

「あ、ありがとうございます……」

「それじゃ続きしようか」

「え…………?」

 

 すっかり赤く腫れてしまった尻肉を両手でがっしり掴み、抽送を再開する。

 

「あひぃぃいいっ!? な、なんで……謝ったのにぃぃぃぃっ!」

「謝ったらセックス中断するなんて言ってないだろ!」

 

 五月は謝ればセックスから解放されると勘違いしていたようだ。

 イキ続けて、思考回路がおかしくなっているのかもしれない。

 

「ま、待ってくださいっ! これ以上されたら……はぎゅぅぅううううッ♡」

 

 懇願するも、すぐに喘いでしまう五月。

 さすが性欲の化身。

 頭では拒否しても、身体が求めているのだ。

 俺は五月を完全に屈服させるべく、夢中で腰を打ち付けていく。

 

「あひゃぁぁああああッ♡ んほぉぉおおぉッ♡ やめでくだひゃいぃぃぃッ♡」

「やめてって言ってる顔じゃないぞ!」

 

 頭を掴み顔を振り向かせると、五月はだらしない顔のままだった。

 姉妹たちにも見せたことがないアヘ顔に、俺の肉棒はますますみなぎっていく。

 

「んあぁぁぁあ゛あ゛ッ♡ イッでまひゅっ♡ わたひぃ、イッでまひゅううゥゥゥゥッ♡」

「そんなの知ってるよ!」

 

 絶頂を宣言すればやめてもらえると思ったのか、咆哮しながら絶頂を告げる五月。

 

「もっとイかせてやるよ!」

「んおっ、おっ♡ おぉぉお゛お゛ッ♡ おひぃッ♡ んぎょおおおおぉ♡」

 

 とても女性――人間が発してはいけないような声を放つ五月。

 よがり狂うとはまさにことのことだろう。

 そんな彼女の痴態に反応して、亀頭が変化し始める。

 

射精()すぞ、五月!」

「ひぎゅぅううッ♡ んんっ♡ おひぃッ♡ んほぉおおおッ♡」

「おら、またイッちまえっ!」

 

 ぶぴゅっ! どぴゅっ! びゅるるるるるるっ!!

 

「あへぇええええええッ♡」

 

 膣内射精と同時に、五月は潮を噴きながら派手に絶頂した。

 

「ふぉおおおおッ♡ これいいッ♡ 中出しされながら、潮噴いてまひゅううぅぅぅぅッ♡」

 

 五月は両手でシーツをギュッと掴み、かぶりを振りだした。

 そんな彼女に注がれる精液は、一気に子宮を白濁だらけにしてしまう。

 二桁も射精しているのに、ありえない量だ。

 まさか一ヶ月のトレーニングでここまで精力がつくとは思わなんだ。

 

「あひぃ♡ んぉおお……♡ も、もう限界でひゅ……♡」

 

 長い長い射精が終わると、五月もアクメから抜け出せたようで、絶頂の余韻に浸る。

 俺は肉棒を蕩けた膣内から抜き、五月を仰向けにさせた。

 

「五月、続きをするか?」

「ひぃっ! も、もうやめてくださいっ! お願いしますっ!」

 

 蕩けた表情を一変させ、切羽詰まった表情で懇願する五月。

 その無様な姿は、愉悦に思えた。

 

 この日からセックスで五月がマウントを取ることはなくなった。

 むしろ体力の限界を訴え、懇願しながら犯されるのが日課になった。

 

 こうして俺の復讐は見事に成功したのだった。




次回はアクア様を予定!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

To LOVEる
古手川唯 前編


長いから前後編に分けます!


 高校一年の三学期を迎えた俺は今さらながら彩南高校に進学したことを後悔していた。

 家から近いという理由だけで選んだのだが、うちの学校は変人が多すぎる。

 校内を裸で徘徊する校長、宇宙からやってきたお姫様、図書館に入り浸る暗殺者、上条さん以上のラッキースケベ野郎、盗撮が日課の猿男、金髪ドリルのお嬢様など、やばいやつが多いのだ。

 不幸中の幸いなのは先ほど挙げた問題児が違うクラスであることだ。

 二年になっても違うクラスでありますように。

 しかし、関わりたくない人物はクラスメイトにもいるのだ。

 

「佐伯くん、またハレンチな本を持ってきてっ!」

 

 女生徒が声を荒げながら近寄ってくる。

 

「ただの漫画雑誌だよ、古手川」

 

 こいつが俺が関わりたくないクラスメイト――――古手川唯だ。

 

「女の人の水着姿が載ってるじゃない!」

「そりゃヤンジャ〇なら載ってるだろ」

「没収します!」

「なにすんだよ!」

「ハレンチな本を学校に持ってくるからよ!」

「グラビアくらいでハレンチって言うんじゃねえよ!」

「ハレンチな漫画も載ってるんでしょ!?」

「うっ」

 

 確かにヤンジャ〇にはエッチな漫画もある。

 初めて没収されたときは主人公とヒロインが延々とセックスしてるのを読んでる時だった。

 それからだ。

 古手川に目をつけられて、漫画やゲームを取り上げられるようになったのは。

 いつしか古手川が俺の漫画やゲームを没収するのがうちのクラスの名物になった。

 しかも俺と古手川が言い争いをすると、夫婦喧嘩とクラスメイトがからかってくるまである。

 冗談じゃない。

 俺は西蓮寺のようなお淑やかな美少女が好みなんだ。

 あんな性格がキツイ女なんてお断りだ。

 二年になったら古手川と違うクラスに絶対になってやる。

  

「佐伯じゃないか」

「うげっ」

「そんな顔しないでくれよ」

 

 授業が終わり、すぐに帰宅しようと下駄箱に向かうと、結城リトに遭遇してしまった。

 結城は同じ中学出身で、三年間クラスメイトだった。

 ちなみになぜ俺が苦い顔をしているかというと、結城がラッキースケベ野郎だからだ。

 

「もう帰るのか?」

「そうだよ。結城は?」

「俺はララを待ってるんだ」

 

 ララ・サタリン・デビルーク。

 デビルーク星の第一王女で、ピンク色の長い髪が特徴の美少女だ。

 なぜか結城に惚れており、毎日イチャイチャしている。

 西蓮寺に惚れてるくせに、怪しからんやつだ。

 

「そっか。それじゃ」

「ああ。近いうちに遊ぼうぜ」

「気が向いたら」

 

 結城は悪いやつじゃないんだが、あまり関わりたくない。

 なぜなら、あいつの近くにいるとトラブルに巻き込まれやすいからだ。

 結城の近くにいたら、命がいくつあっても足りないような気がする。

 

「なんだこれ?」

 

 下校中にバッチのようなものを拾った。

 そういえばヤンジャ〇を没収されたときに古手川が同じものを持っていたような気がする。

 もしかして古手川が落としたのかもしれない。

 ムカつくやつだが私物なら明日渡してやろう。

 俺は鞄に入れて持ち帰った。

 

 

☆☆☆

 

 

 17時過ぎ。教室に忘れ物をしてしまった俺は高校に足を運んでいた。

 居残りしていた生徒たちも下校したようで、廊下には人っ子一人いない。

 グラウンドや体育館では部活動に勤しむ生徒たちがたくさんいるだろうが、帰宅部の俺には関係ない話だ。

 

「しかし一日に二回も登校することになるとは」

 

 忘れ物なんて高校生になってから初めてだ。

 いつもは忘れ物のチェックをしてから教室を出ていた。

 しかし、今日は古手川がいつも以上に絡んできたので、一刻も早く教室を出たかった。

 だから忘れ物をしてしまった。

 つまり古手川が悪い。

 あのバッチもからかってから返してやる。

 ほくそ笑みながら教室に入ろうとしたところ、艶めかしい女子の声が聞こえてきた。

 

「んっ……あっ……んんっ……」

 

 ドアをそっと開け、隙間から覗いてみると、とんでもない光景が目に飛び込んできた。

 

「こ、古手川……?」

 

 なんとあの古手川が、机の角に股間を擦り付けていた。

 いわゆる角オナニーというものだ

 

「あれは俺のヤンジャ〇か……?」

 

 どうやら古手川は漫画を読みながら自分を慰めているようだ。

 しかも自席じゃなくて、俺の机を使っていた。 

 もしかして新手の嫌がらせだろうか。

 愛液を塗り付けて、何も知らない俺に机を使わせようとしているのか。

 

「いや、そんなわけないか」

 

 古手川は曲がったことが嫌いな性格だ。

 そんな遠回しな嫌がらせをするとは思えない。

 

「あんっ……んぁっ……うっ……」

 

 俺に覗かれていることも知らず、古手川は性器を机に擦り続けている。

 何分続いたかわからない。

 やや大きめに喘ぎ、痙攣したと思ったら、古手川はそのまま腰が砕けたように座り込んでしまった。

 

「はぁ、はぁ……ふぅ……」

 

 いつもの俺なら見ないふりして古手川がいなくなるのを待っていただろう。

 だが、俺はドアを大きく開けて、教室に入ってしまった。

 

「佐伯くんっ……!?」

 

 いきなりの来訪者に古手川が驚きの声をあげる。

 

「よう」

「な、なんでまだ学校に……?」

「忘れ物をしたんだよ」

 

 先ほどまで真っ赤だった古手川の顔は真っ青になっている。

 オナニーしているところをクラスメイトに見られてしまったんだ。

 俺だったら軽く死ねる。

 

「そ、そう……」

「それにしても驚いたぞ。古手川が教室でオナニーしてるなんて」

「っ……」

「ハレンチなことが嫌いな古手川が一番ハレンチだったなんてな」

「な、なんのことかしら……?」

 

 苦し紛れにとぼけようとする古手川。

 残念だが証拠はあるんだよ。

 

「とぼけても無駄だぞ。これで撮影してたから」

「なっ……!?」

 

 俺は古手川がオナニーしているところをスマホで撮影していた。

 これで言い逃れは出来ない。

 

「これをクラスのみんなや先生に見せたらどうなるかな」

「そ、そんなっ……!」

「古手川はどうなると思う?」

「っ……」

 

 恐らく古手川は最悪の未来を想像しているのだろう。

 信用は失われ、男子たちからは性的な目で見られる。

 あの校長なら処分はしなさそうだが、本人は停学や退学が頭に浮かんでるかもしれない。

 

「お、お願い……。誰にも言わないで……」

 

 涙を浮かべて懇願する古手川。

 こんな弱弱しい古手川を見るのは初めてだ。

 強気で男勝りな性格をしているあの古手川が、怯えた目で俺を見ている。

 

「なんでもするから……」

 

 媚びた口調で俺を見上げる古手川。

 改めて見ると古手川は、ララや西蓮寺に勝るとも劣らない美少女だということに気づく。

 顔だけじゃない。

 二つのボタンで留められたブレザーを押し出す大きな胸も魅力的だ。

 

 この女を犯せ。

 

 心の中の悪魔が囁いた。

 

 どうせ教室でオナニーをする変態だ。

 犯されたって文句は言えない。

  

「……そうだな」

 

 箍が外れたかのようにどす黒い欲望が流れだし止まらなくなった。

 

「犯されても仕方ないよな」

「え……?」

 

 

☆☆☆

 

 

「ちょっと、なんなのっ!」

 

 場所は変わって男子トイレの個室。

 俺は戸惑う古手川の腕を掴み、一度も入ったことがないであろう場所に連れ込んでいた。

 

「佐伯くん、何をする気なの!?」

 

 時間が少し経ったからなのか、古手川はいつもの強気を少しだけ取り戻していた。

 

「今からお前を犯す」

「なっ……!?」

 

 個室に連れ込まれた時点で予想は出来ただろうに、古手川が目を見開く。

 

「最低! 佐伯くんがそんな人だとは思わなかったわ!」

「そんな口の利き方していいのか? 嫌ならいいんだぞ。古手川のオナニー動画をネットにばらまくだけだから」

「ば、ばらまくって……」

 

 先ほど脅したものより最悪な未来を想定させる。

 

「どうする?」

「……わ、わかったわ。言うことを聞けばいいんでしょ……」

「よし。じゃあ目を瞑ってくれ」

「え……?」

「早く瞑れ」

「わ、わかったわよ……」

 

 古手川の両目を瞑らせると、ネクタイで両腕を後ろ縛りにする。

 

「え……な、なに……?」

「いいから大人しくしてろ」

 

 戸惑いの声をあげる古手川を黙らせ、動かないようギュッと縛り上げる。

 古手川の両腕を拘束したのは、抵抗されないためだ。

 

「まだ目を瞑ってろよ」

「わ、分かってるわよ……」

 

 両腕が十分に縛られていることを確認すると、俺はズボンとパンツを下ろして、洋式トイレに腰を下ろした。

 

「もう開けていいぞ」

「ん……ってなにしてるのよっ!?」

 

 俺の逸物を見るなり、古手川が怒鳴り散らした。

 

「これをしゃぶれ」

「しゃ、しゃぶれって……」

「今さらかまととぶるなよ。ヤンジャ〇読んでたからわかるだろ」

「っ……」

 

 あくまで推測だが、古手川は俺から没収した漫画雑誌をおかずにして、以前からオナニーをしていたんだと思う。

 いきなり教室でオナニーするほど古手川に勇気はないだろう。

 雑誌を持ち帰って自宅でオナニーをして、物足りなくなったからスリルを求めて教室でオナニーをしていた。

 これが俺の見解だ。

 だから何度もヤンジャ〇を読んでるならフェラくらいならわかるはずだ。

 

「わ、わかったわ……」

 

 古手川は自ら跪き、勃起した肉棒に顔を近づける。

 

「こんなハレンチな……」

「いいから早くしゃぶれよ」

「くっ……。やればいいんでしょ! やれば!」

 

 俺を睨みつけると、覚悟を決めたかのように亀頭に口づけをした。

 

「んっ……ちゅっ……」

 

 眉を顰めながら、繰り返し亀頭へ口づけをする古手川。

 くすぐったいだけで、気持ちよくない。

 

「俺はしゃぶれって言ってるんだけど?」

「っ……。んちゅ……れろっ……」

 

 ようやく肉棒を舐め始めた。

 綺麗なピンクの下を伸ばし、おずおずといかにも嫌そうにくねらせて、亀頭を軽く撫でてくる。

 

「ん……ぇろ……ちろ……」

「もっと強く舐めろ」

「う、むぅ……ぢゅ、んちゅ……れろ……」

 

 古手川は懸命な奉仕するが、初めてであろうフェラチオは当然ぎこちなかった。

 けどあの古手川が俺の肉棒をしゃぶっている。

 それだけで気分は高揚してしまう。

 

「れろぉ……ぢゅるっ……んむぅ……」

 

 古手川は時折俺の機嫌を伺いながら肉棒を舐め回し続けている。

 おかげで古手川の唾液塗れだ。

 

「古手川、咥えろ」

「ひう……く、咥える……?」

「そうだよ。そうしないと、いつまでやっていても終わらないぞ?」

「ううっ、く、くうう……。わ、わかったわよ……」

 

 亀頭を咥えることにためらいを見せるも、古手川は意を決して肉棒に向き直った。

 

「んぁっ……あむっ……んぐううぅぅ……!」

 

 小さい口をめいっぱい開いて、我慢汁が溢れる亀頭をぱくりと咥えこむ。

 

「んむうっ……!? 気持ち悪い……んぐぅ……」

 

 やはり肉棒の異臭や味は、舐めてるだけとの比ではないようだ。

 古手川は先ほどより辛そうな表情をしている。

 

「咥えてるだけじゃ駄目だからな」

 

 目に涙を溜めながら古手川は鼻をすすり、ぎくしゃくした動きで首を振り始める。

 

「むっ、んぐぅ……はむっ……んぢゅ、くるしぃ……んぼぉ……」

 

 慣れない動きで古手川が顔を前後にしゃくり、ぽってりとした唇で亀頭をしごいてくる。

 快感とまではいかないが、舐めるだけよりは明らかに快い刺激を感じる。

 

「んむっ、ぢゅっ、んむぐうぅ……」

 

 顔を赤くして涙を滲ませながら懸命に肉棒にしゃぶりつく古手川。

 いつもは生意気でツンツンした表情が別人のように歪んでいる。

 

「むぶっ! んんぅ……! んぢゅっ、んぶぅ……お、おおきすぎるぅ……! ぢゅぶ、ぢゅぢゅうぅ……」

「古手川、咥えたままいろんな場所を舐めるんだ」

「ぶぇ……? んっ、ぢゅぶっ……おぶぅ……」

「お、そこ気持ちいいぞ」

 

 いきなりカリのくびれているところを舐められ、強くて甘い刺激を感じた。

 古手川もそこを重点的に舐めればいいことを理解したようで、舌先に迷いがなくなり、陰茎と亀頭の境に舌先を這わせる。

 

「むぐっ、ぅん……れちゅ、んぢゅっ……!」

「いいぞ古手川」

「あむぅ! ぢゅぷっ! れろぉっ!」

 

 いつの間にか古手川から痛苦の表情が消え去っていた。

 何だか面白くない。

 

「あとは俺がやる」

「ぢゅるっ……ぢゅっ……んぶぇ……?」

「いくぞ」

「おぶうううぅぅぅぅぅッ!?」

 

 古手川の後頭部を両手で掴み、口内に強引に肉棒を押し込んでいく。

 

「おぐっ! んぐぅっ! おぼぉっ!」

 

 俺は夢中になり、腰を振り立てる。

 

「んっ、んぐっ! んむっ、んむむぅうううっ!」

「もっと奥まで入るだろ!」

「ん゛ぶっ! ん゛ごおおぉぉぉぉぉっ!?」

 

 突然の衝撃に古手川は白目を剥きながら、必死に息をしようとしている。

 古手川の口からは、聞くに堪えないほど無様な呻き声が漏れてくる。

 

「んっ、んおおぉっ、ごげぇっ……!」

「噛むなよ? 噛んだからどうなるかわかってるよな?」

「ふぐっ、んごぉっ! んんっ! んぶぶぅぅうっ!」

 

 古手川は喉奥まで肉棒を突っ込まれながらも、なんとか頷いた。

 窒息しながらも、ここで反抗すればどうなるか、頭の良い古手川はわかっている。

 

「ちゃんと奉仕しろよ」

 

 肉棒がこね回される感覚に陥る。

 どんどん射精感が高まっていく。

 古手川の呻き声をBGMに、激しく、乱暴に彼女の口内に勃起チンポを突き入れていく。

 

「古手川、出すぞ……!」

 

 ぶぴゅっ! びゅるるるるるっ!

 

「んぐぐぐううううぅぅぅっ!?」

 

 大量のザーメンを口の中にぶちまけられ、古手川はくぐもった悲鳴を零して身を震わせた。

 無抵抗に口内に精液を注がれる古手川の惨めな姿は、俺をより高揚させた。

 

「んぐううぅ!? あぶっ、おぇっ……! んぶっ、うぇぇッ……!」

「全部受け止めろよ!」

「もう、とめぇ……んぶっ! むぐぅうう……おぼぉ、ぼぉっ……!」

 

 くぐもった涙声をあげて限界を告げる古手川に構わず、俺は精を吐き出し続けた。

 

 ようやく射精が終息したところで、俺は満足して古手川を見下ろす。

 今にも溢れ出てしまいそうなほど精液を口内に溜めている古手川は、どうしたらいいかわからない様子で荒い鼻息を漏らす。

 肉棒を咥えたままおろおろと、俺の顔と肉棒を交互に見つめる様は実に愉快だ。

 

「全部飲め」

「んっ……!? んんぅ……!」

 

 いやいやと首を振る。

 嫌がったところで、飲ませる以外の選択肢はない。

 俺は肉棒を抜き、たった一言放った。

 

「動画」

「っ……!?」

 

 その単語一つを口に出しただけで、古手川は従順に指示に従い始めた。

 苦くてしょうがないだろうに、涙と鼻水を流しながら、精液を飲み干していく。

 

「んぶっ、おげぇ……ごくっ、んんっ……がっ……かふっ……!」

 

 吐きそうになりながらも、両手で口を抑え、なんとかすべての精液を飲み干した古手川。

 

「ぜ、ぜんぶ……飲んだわよ……」

 

 なぜか誇らしげに報告する古手川。

 まるで俺と勝負して勝ったような顔つきだ。

 

「そうだな。それじゃ本番にいかせてもらうか」




次回で快楽堕ちします!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

古手川唯 後編

「そうだな。それじゃ本番にいかせてもらうか」

 

 古手川は俺を射精させたことにより事が終わったと思っているようだが、膣内を犯すまで終わらせるつもりはない。

 

「もういいでしょ!? もう十分じゃない!」

「十分かどうかは俺が決める」

「っ……」

 

 涙を流しながら古手川が睨んでくるがまったく怖くない。

 よく見ると肩が震えており、怒りより恐怖の方が勝っているようだ。

 

「立て」

 

 命令すると古手川は素直に立ち上がった。

 そのままスカートを捲り、下着のクロッチを横へずらして陰部に指を這わせた。

 

「ひぃいいいっ!? ちょっ、ちょっと何してるのよ!?」

「濡れ具合を確かめてるんだよ」

「なっ……!?」

 

 いきなり秘部を弄られ、古手川は耳まで真っ赤にして恥ずかしがっている。

 

「思ったより濡れてるな」

 

 古手川の性器は予想以上にぐちょぐちょだった。

 

「もしかして犯されて濡らしてるのか?」

「そ、そんなわけないじゃない!」

 

 当然のごとく古手川は否定したが、膣内が潤っているのは間違いない。

 そんな彼女を追い詰めるため、指を膣穴に入れて、奥の粘液を掻き出しにかかる。

 

「んひぃいいっ!? やっ、あっ、あひいいぃぃッ!?」

「うわ、どんどん出てくるじゃん」

 

 粘膜を指で刺激すると、次々に愛液が溢れてきた。

 

「ひゃあっ!? だめぇ! やめてっ!」

「やめるわけないだろ」

「うぁっ、んくぅっ! おねが……はひぃっ!」

 

 古手川は腰をよじって、指攻めから逃げようとするが、トイレの個室に二人で入っているので逃げ切れるほどのスペースはない。

 だから指を根元まで突き入れて、滲んでくる愛液を掻き出すことが容易にできる。

 

「ひっ、くぅっ! も、もうやめてっ……! んはぁっ!?」

 

 古手川は抵抗しているが明らかに感じている。

 快楽に抗う彼女を見るのが愉悦で、徐々に指の動きが激しさを増す。

 

「んひぃいいっ! だめっ、激しくしないでぇぇっ! あんっ、あぁぁっ! やめてぇぇっ!」

 

 愛液が溢れるほどに膣内の締め付けが強くなっていく。

 

「気持ちいいんだろ!?」

「んひゃああっ! き、気持ちよくなんて……ないっ! ひぃぁっ! あひぃっ!」

「なら無理やりにでも認めさせてやるよ!」

「あひゃぁぁっ! なんでっ、激しくぅっ!? あぁぁっ! やめてっ、やめてよぉっ! もう掻き回さないでぇっ!」

 

 古手川の身体が過剰なまでに痙攣を繰り返し、悲鳴のように嬌声をほとばしらせた。

 

「気持ちいいって言えよ! もっと喘げ!」

「んひぃぃッ!? い、言わないっ、言わないっ! こんなのっ、気持ちよくなんてっ! んぐぅううぅっ!」

「ならこれでどうだ!」

 

 歯を食いしばり、懸命に快楽に抗う古手川を観念させるべく、膨れているクリトリスを強めに捻った。

 

「ひぃいいッ―――」

 

 刹那。古手川の身体が大きく引きつった。

 

「ひゃはぁああぁぁぁっ!?」

 

 古手川が嬌声と同時に透明な液体を豪快に放出した。

 

「ひぁああっ、そんなっ、んひっ、ひぃいいいっ!?」

 

 先ほどより大きな痙攣を繰り返し、立っているのもつらそうなほど古手川の膝が震えている。

 

「派手にイッたな、古手川!」

「イッてないっ! イッてないっ! こんなの……絶対に違うんだからぁぁっ!」

 

 否定の言葉をいくつ連なっても、どれだけ強がっても、意味はない。

 俺は古手川が絶頂から抜けるまで、その様子を眺め続けた。

 

「うぁ……あぁぁっ……ひっくっ……ぐすっ……」

 

 古手川の身体が激しい痙攣から徐々に落ち着き、ぐったりと力が抜けていく。

 

「犯されてイクなんて古手川は変態だな」

「イッてない……。イッてなんて、ないんだからぁ……」

 

 よほど悔しかったのか、言葉を発するとともに涙がこぼれ、古手川の頬を濡らしていく。

 どうやら本格的に犯す前に古手川のプライドを折ってしまったようだ。

 これで膣内射精までされたら古手川の心はどうなるんだろうか。

 自分の下半身を見ると、肉棒が目の前の雌穴を求めていきり勃っていた。

 

「きゃっ!?」

 

 無言で古手川を回転させて尻を突き出させる。

 濡れそぼった膣穴に亀頭を宛がうと、古手川が振り向きながら懇願してきた。

 

「や、やめてぇ……。これ以上は絶対にだめぇ……だめなのぉ……!」

 

 頭はいいのに馬鹿な女だ。

 まだ言うことを聞いてもらえると勘違いしてやがる。

 

「うるさいっ! 入れるぞっ!」

 

 挿入を拒んで抵抗する古手川の乳房を制服越しに掴んで抵抗を抑え、一気に腰を突き出した。

 

「ひっ、ぎゃあああぁぁぁぁっ!」

 

 無情にも指一本ですら窮屈だった肉の道を引き裂き、亀頭が奥までずぶりとはめ込まれた。

 

「思ったよりスムーズに入ったな」

 

 予想通り古手川は処女だったようで、結合部から破瓜の血が流れ始めた。

 

「ひっぐぅ……いたい……いだぁいっ……」

「そんなに痛いのか?」

「い、痛いに決まってるじゃないっ! わたし、初めてなのよっ!?」

「俺も初めてだ」

「え、そうなの……って知らないわよっ! この変態っ! レイプ魔っ!」

 

 一瞬嬉しそうな表情をしたように見えた。

 まさか俺が童貞と聞いて喜んでいるのだろうか。

 そういえば古手川は俺の机でオナニーをしていた。

 ……もしかして古手川って俺に気があるのか?

 

「お願いだから抜いて!」

「ここまできてやめるわけないだろ?」

「お願いよっ! 痛くてしょうがないのっ! あそこが壊れちゃう……」

 

 そんなことを言われても俺の嗜虐心が増すだけだ。

 古手川は自分の首を絞めていることに気づかず、弱弱しく懇願してきた。

 だが古手川の願いを聞き入れるわけがなく、容赦なく抽送を開始した。

 

「ひぎぃっ!? あっ……ぐぅっ……!」

 

 当然ながら古手川は痛苦の表情で悲鳴をあげた。

 

「きついなこれはっ……!」

「佐伯くん、やめてっ! 動かされたら死んじゃうっ!」

「これくらいで死ぬわけないだろ!」

「うくっ、あぁ……がっ……!?」

 

 そして古手川にとって地獄のような時間が訪れた。

 

 

☆☆☆

 

 

「んっはぁあっ♡ はっ、あぁあっ……♡ はひっ、ひぃいいっ……♡」

 

 しばらくは古手川の悲鳴を聴くと思っていたが、予想より早く堅物の学級委員は陥落した。

 犯してから5分も経たないうちに、古手川の声から悲痛なものが消え去り、悩ましいよがり声だけが溢れこぼれてきた。

 

「んひっ、ひゃあぁあっ♡ あひっ、あっあんッ♡ やだっ、やだっ! こんなの知らないっ……知らないぃぃっ……♡」

 

 疑いようもなく、古手川は俺の肉棒で感じている。

 腰がぶつかるたびに抑えられない淫声を漏らし、尻をビクビクと弾ませている。

 

「古手川、よがりすぎだろっ!」

「よっ、よがってないっ……! ふっ、うあぁっ♡ 感じてなんかな……いひぃっ♡」

「だったらなんでこんな勃起してるんだよ!」

 

 制服の上着を脱がされ、ブラウスとブラが乱暴に捲り上げられた古手川は豊満な乳房を露わにされていた。

 俺は鷲掴みにしていた乳房から乳首に両手を移動させ、指の腹で押し潰す。

 

「んにいいぃぃいいぃぃッ♡」

 

 乳首が性感帯だったのか、古手川の背中が反って、膣内の締め付けが強くなった。

 

「いやっ、乳首から手を放してっ……! んふっ、ふぁっ♡ もうやめてぇっ……ひっ、あはぁあんっ♡」

「喘ぎながら言われても説得力ないぞ」

「んはっ、あっひぃんっ♡ やぁ……熱いっ♡ 乳首もっ、お腹の中もっ、あっついのぉおっ♡」

 

 ビジュアルだけはいい古手川がこうしてよがる様は、それだけで射精してしまいそうなほど卑猥だ。

 

「やべえ、気持ちよすぎるっ……!」

 

 もっと快楽に浸りたい俺は抽送を速くし、蕩けきった膣穴を亀頭で突きまくる。

 

「んはぁあぁっ♡ そんなっ、激しくぅぅっ♡ んひっ、ひゃあぁんっ♡ ひっ、はひっ、ひぃっ♡」

 

 抽送速度をあげると、それに合わせて古手川のよがり声も感覚が短くなっていく。

 

「古手川も気持ちいいよな? よがりまくってるもんな!」

「ちっ、ちがうっ! よがってなんかっ……んんっ♡ よがってなんかぁ……あっはぁっ♡ あぁんっ♡」

 

 いつまで経っても官能を認めようとしない古手川を理解させてやるため、最奥を突き上げるほど強く下腹部を叩きつける。

 

「はひぃいいぃっ!? やぁっ、そこはっ、あぁんっ……♡ そこっ、だめっ、あひぃっ♡ 奥はだめぇえっ♡」

 

 こちらの予想以上に古手川は派手な嬌声をあげ、背中をビクンと大きく仰け反らせた。

 どうやら子宮を突かれたことがかなりよかったようだ。

 

「んはっ、はぁっ、はひっ♡ 壊れるっ、壊れちゃうぅっ……♡ 私っ、もう壊れちゃうからぁぁっ……♡」

「壊れたいんだろ? この変態っ!」

「ちっ、違うっ! んぅっ、うあぁぁっ♡ 変態じゃないっ……変態なんかじゃっ……!」

 

 レイプされて恥ずかしげもなく喘いでいるんだ。

 今の古手川を見れば、みんなが変態だと言うだろう。

 

「はひっ、ひぁあっ♡ お、オマンコが……壊れるぅっ♡ ダメになるぅぅっ♡」

 

 変態を否定する古手川だが、余裕がないのか隠語を連発してしまう。

 そんな彼女を見て、俺はますますピストンの速度を上げていった。

 

「んはぁああっ♡ そんなっ、まだ激しくするのぉっ!? んはっ、あひっ、はひぃいンッ♡ おっ、おぉっ♡ これ……これ以上は無理ぃぃぃっ♡」

 

 絶え間ない快楽の嵐に、古手川は決壊寸前だ。

 個室のドアを爪で引っ掻き、かぶりを振って長い髪を躍らせる。

 膣穴の締まりもさらに強まってきて、射精感を容赦なく高めている。

 

「あぁっ、ひっああッ♡ はぁんっ♡ いろんなとこっ、刺さってくるぅぅっ♡ ゴリゴリってぇ、中がえぐれちゃうぅぅっ♡」

 

 穴の締まり具合も上々だが、膣内は大洪水と言えるほど愛液で潤っており、突くたびに卑猥な水音をたてて愛液が溢れだしている。

 

「ひぅっ、んはぁっ♡ くるっ、またきちゃうぅぅぅっ♡」

「またイクのかっ!?」

「いっ、イかないっ! んひぃぃっ♡ ぜ、絶対にぃ、イかないぃぃぃっ!」

「絶対にイクだろ! 犯されてイっちゃうんだろ!?」

「ふぎぃいぃっ♡ イきたくないっ! 犯されて……イかされたくないぃっ……!」

 

 しかしいくら耐えようとしても、膣洞はひっきりなしに痙攣し、快楽を受け入れ絶頂へと向かっていく。

 

「イケっ! イッちまえっ!」

「んひぃイイイッ!? ああぁっ、これ無理っ♡ ひぃっ、むりむりむりぃぃっ♡ イクッ、いくぅうううぅぅっ♡」

 

 乳房を握り潰し、腰をより一層強く打ち付けた瞬間だった。

 

「あひゃあああぁぁぁぁぁっ♡」

 

 ついに、古手川の身体は快楽を突き抜け、絶頂を迎えてしまった。

 

「イッたな?」

 

 抽送を中断させ問いかける。

 

「あひぃ……あぅぁ……ち、ちがっ……」

「認めればもうやめてやるぞ」

「ぇ…………?」

 

 まさか取引を持ちだされるとは思わなかった古手川がきょとんとする。

 

「私は犯されてイッてしまった変態です、と言えばもうやめてやる」

「そ、そんなこと言えるわけっ……!」

「でもこれ以上犯されたくないだろ?」

「それは……」

 

 古手川にとっては屈辱的な条件だろう。

 ただし取引に応じればこれ以上の痴態を晒さなくて済む。

 

「……わ、わかったわ。言うわ……」

 

 古手川は屈辱を受け入れたようだ。

 

「よし言え」

「わ、私は……犯されて……い、イッてしまった……変態ですっ……」

 

 あの古手川が俺のチンポにイかされたことを認めた。

 さらに自分を変態だとも言った。

 

「い、言ったわよっ! これでもう……」

「ああ、相手が変態ならやめる必要ないな」

「っ……!?」

 

 古手川はレイプされて絶頂してしまう変態だ。

 ならば最後まで犯してやるのが彼女のためだろう。

 

「佐伯くん、あなた、私を騙し……んひぃいいっ!?」

 

 強く腰を打ち付け、ピストンを再開させる。 

 

「んひぃっ、嘘つきぃっ! ひぃぁっ! 私、認めたのにぃっ!」

「認めたから犯してやるんだよ!」

「そんなぁっ!? まってっ! まだイッてるっ! イッてるからぁっ!」

「うるさい!」

「あひっ! ひどいっ! 私を……はぁあんっ♡」

 

 絶頂から抜け出せていない変態を突いて、突いて、突きまくる。

 俺を非難する声も、すぐに喘ぎに変わった。

 

「ひゃああぁあんっ♡ やめっ、ふぁっ、ああんっ♡ いやぁっ、これ以上激しくしないでぇえっ!」

 

 アクメ中の膣穴を犯されている古手川は恥も外聞もなく淫らに叫び、髪を振り乱してよがり狂う。

 

「んはぁっ、やだっ、またイクっ♡ まだイクぅっ♡ おぉっ♡ オマンコイクのっ、とまらないぃぃっ♡」

「どうだ! 俺のチンポでイかされるのは!?」

「すごいっ、オチンポすごいぃぃっ♡ 佐伯くんのオチンポっ♡ もうオチンポだめっ♡ オチンポでイクぅぅっ♡」

 

 とうとう古手川の理性が崩壊した。

 卑猥な単語を連発し、絶頂を予告する様は雌豚そのものだ。

 

「ひゃぁああぁっ!? オチンポ暴れてるっ♡ オチンポっ、ビクビクしてきてるぅぅっ!?」

「古手川、膣内に出してやるからなっ……!」

「ひっ!? はっ、はひっ、まっ、待ってぇっ! 中はだめぇっ! 赤ちゃん出来ちゃうからやめてぇっ!」

 

 古手川の口は精液を拒絶するが、膣内はもの欲しそうに、肉棒を根元からしごいている。

 さらに子宮口か亀頭の先端に吸い付いており、受精の準備万端だ。

 

「たっぷり出してやるからなっ! 孕ませてやるっ!」

「いやっ! いやぁああっ! やめてぇええぇえっ!」

 

 必死になってもがき、射精から逃げようとする古手川を押さえつけ、腰を力強くぶつけ、最奥で精液を放った。

 

「孕め古手川ぁぁぁっ!」

 

 どぴゅっ!! びゅるるるるッ!! ごぽぉぉっ!!

 

「ひぁああぁあああぁっ!?」

 

 子宮口に食い込む亀頭の先端から子種汁を勢いよく注ぎ込まれ、古手川が嬌声を轟かせた。

 

「あひっ、ひぁっ……あぁあんっ♡ な、なにこれっ!? あああっ、熱いっ♡ 熱すぎるぅぅっ♡」

 

 先ほどまで激しく抵抗していたくせに、膣内射精で悶え狂いだした古手川。

 膣穴は歓喜一色といった感じで、吐き出される精液を子宮口でごくごくと吸引していく。

 

「いやっ、こんなのいやなのにぃっ♡ 中出しでイッちゃうっ♡ 赤ちゃん出来ちゃうのにっ、イクのっ、止まらないのぉおおおっ♡」

 

 心では拒絶しているのに、身体は悦んでしまっている。

 戸惑いながらも古手川は顔を蕩けさせ、喜悦の声を放つ。

 

「あ゛あ゛ぁあ~~~ッ♡ イクぅううっ♡ またイグぅうううっ♡」

 

 古手川が獣のような声で咆哮し、豪快に潮を噴き出した。

 種付けされた古手川の身体が最大限の悦びを表現する。

 

「やだっ、止まってぇっ! もうイきたくないっ! イきたくないのにぃぃぃっ!」

「中出しされて潮を噴くなんて変態すぎだろ」

「いやぁっ! 言わないでぇぇぇっ!」

 

 古手川の潮噴きは射精が終わっても続いた。

 どんな顔をしているか前髪を掴んで古手川を振り向かせると、そこには美少女の面影はなかった。

 

「あひぃ……あはぁ……あははっ……♡」

 

 無理やり膣内射精されたのに潮を噴いたことがどうしても受け入れられなかったのか、古手川は白目を剥き、気味悪い笑みを浮かべて気を失っていた。

 

 

☆☆☆

 

 

 古手川を犯した日の夜。自身が犯した罪に苛まれていたところ、自宅に結城とララが訪ねてきた。

 どうやら俺が拾ったバッチのようなものはララの発明品だったようで、それを回収しに来たとのことだった。

 なんの機械か聞いたところ、自身の欲望を最大限に膨らませるものだと教えられた。

 

 これでなぜ俺が古手川を犯したのか、古手川が俺の机でオナニーをしていたのか、理由がわかった。

 

 翌日。学校に行くと古手川に呼び出された。

 すぐに土下座で謝罪しようとしたところ、先に古手川が謝ってきた。

 古手川のもとにも結城とララがバッチの回収に訪れたようで、機能について説明を受けたらしい。

 

 そして―――古手川が俺に告白をしてきた。

 

 いきなりの展開で混乱してしまったが、古手川は以前から俺に好意を持っていたことを告げてくれた。

 街中で俺が人助けをしているのを見てから気になっていたようだ。

 ただ上条さんの真似をしていただけで、美少女に惚れられるなんて……さすが上条さんだ。

 ついでに俺への当たりがきつかったことに対して理由を求めたところ、照れてしまい上手く話せないので強く当たってしまったとのことだった。

 

 古手川は古き良きツンデレだった。

 

 そんな古手川は運悪くララが発明した機械を拾ってしまい、欲望を抑えきれず、俺の机でオナニーをしてしまった。

 以前から自宅でオナニーをしていたと顔を真っ赤にしながら古手川は明かしてくれた。

 また、俺に犯されるのはそこまで嫌じゃなかったらしい。

 本当は順序を追って初体験を迎えたかったと、恥ずかしそうに笑みを浮かべた古手川はとても可愛く見えた。

 

 いくら好意を持たれていようが、機械のせいで欲望が爆発しようが、俺が古手川を犯したのは事実なので、謝罪をしたうえで、なんでも言うことを聞くことを伝えた。

 真面目な古手川のことだ。

 警察に被害届を出されることも覚悟したが、古手川のお願いは意外なものだった。

 

「あぁぁんっ♡ 佐伯くん、すごいっ♡ 気持ちいいっ♡ んおぉぉおっ♡」

 

 古手川を犯してから一ヶ月が過ぎた。

 

 俺たちは彼氏彼女の関係になった。

 

 古手川のお願いはシンプルなものだった。

 

 ―――私の告白を受け入れてほしい。

 

 秒で告白を受け入れた。

 今までは敵対してたけど、古手川みたいなエッチな美少女の告白を断るほど俺は馬鹿じゃない。

 今回の騒動で古手川も自身が変態であることを認めたようで、俺たちは時間が合う限り身体を重ねていた。

 

「古手川、出すぞっ……!」

「出してぇっ♡ 私の膣内に、たくさん出してぇぇええぇぇっ♡」

 

 今回のお詫びにとララの妹さんからアフターピル10年分を頂いた。

 特製で副作用が全くなく避妊率も100%とのことだった。

 なので俺と古手川は毎回生でセックスをしている。

 

「くっ……!」

「あひいいいぃぃぃぃぃぃぃっ♡」

 

 高一でこんな乱れた生活を送るのはどうかと思うが、古手川がエロすぎるので仕方ない。

 しかも古手川は放課後の学校や、公園でも求めてくるので、スリルあるセックスライフを送ることになってしまった。

 だが後悔はない。

 なぜなら―――古手川唯という最高の彼女を手にすることが出来たのだから。

 

「ふぅ……」

「佐伯くん」

「ん?」

「今度はアナルに種付けしてっ♡」

 




純粋なレイプは苦手です!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

食戟のソーマ
新戸緋沙子 前編


ソーマの秘書子です!

アクタージュのも同時投稿しました!
https://syosetu.org/novel/222761/


 洋食屋の息子である俺は料理に特化した学校に通っている。

 学校名は『遠月学園』。中等部と高等部の各3年制の私立学校だ。

 遠月学園は非常に厳しい少数精鋭教育で、高等部の1000人近い新1年生のうち2年生に進級できる者は全体の1割にも満たず、卒業者は、遠月十傑を除いてわずか数人から十数人しかいない徹底した実力主義の教育方針を採っている。

 学園に在籍しているだけで料理関係者からは一目置かれ、たとえ中退しても学園に在籍していたというだけで料理人としての箔が付き。卒業まで至れば料理界のスターになれるらしい。

 だが俺はそんなのに興味はない。

 卒業後は親父のお店を継ぐことが決まっているので、適当にやり過ごすことにした。

 幸い手を抜いても俺より料理上手な生徒は数人しかいなかった。

 なので順調に中等部から高等部に進級することが出来た。

 

 そんなやる気がない俺は女遊びに青春を捧げていた。

 なぜかうちの学校はチョロい女子が多くて、料理が上手なだけで何人も寄ってきた。

 みんな家柄がいいからか、うちの学校は可愛い女子が多い。

 中でも一番可愛いのは薙切えりなだ。

 えりなちゃんは長い金髪に豊満なプロポーションを持つ美少女で、料理人としても神の舌とまで呼ばれる優れた味覚を持ち、同世代で抜きんでた実力の持ち主だ。

 彼女はとてもガードが高くて、最初は挨拶をしても無視されていた。

 だが同じ授業で好成績を残したり、漫画やアニメを教えたりしたところ、友達と呼べる間柄にまでなれた。

 このままいけば近いうちに彼女を落とせるだろう。

 ただえりなちゃんを攻略するのに邪魔な存在がいた。

 

 新戸緋沙子。

 

 えりなちゃんの側近を務めており、ボブカットの髪型が特徴の美少女だ。

 料理人としてはそこそこ優秀で、中の上と言ったところだろうか。

 そんな彼女は、俺がえりなちゃんをたぶらかしてると思い、事あるごとに邪魔をしてくる。

 えりなちゃんと雑談してると割り込んできたり、漫画を貸そうとすると内容に問題がないかチェックすると言ったり、挙句の果てに俺の料理をチャラいと言ってくる始末である。

 そんな関係が2年も続き、いい加減うっとおうしくなってきたので、俺と緋沙子ちゃんは『食戟』をすることになった。

 

 食戟とは、学園の生徒間で生じた争いの決着を付けるために行われる料理対決による決闘だ。

 食戟に挑む者は自身の立場に見合った「対価」を差し出さねばならず、勝負に負けた者はその「対価」を取られて学園内の地位や権限を失う。

 俺たちの対価は単純なものだ。

 負けた方が退学。

 もし俺が負ければ学校から去ることになり、えりなちゃんとは関わることが出来なくなる。

 緋沙子ちゃんはそれを狙ったのだろう。

 自分が負けるとは1ミリも思わず。

 

 食戟は――――俺の圧勝で終わった。

 

 緋沙子ちゃんの薬膳料理は素晴らしかったけれど、俺の敵じゃなかった。

 惨敗に終わった緋沙子ちゃんだが、不幸中の幸いなのは、このことをえりなちゃんが知らないことだ。

 どうやらお仕事の関係で一週間ほど不在らしい。

 

「お疲れ緋沙子ちゃん」

 

 控室で落ち込んでいる彼女に声をかけた。

 

「……何の用だ?」

「そんなの労いに来たに決まってるじゃん」

「っ……」

 

 普段から俺の軽薄さを嫌悪しているが、今回ばかりは何も言い返せない。

 だって彼女は負け犬なのだから。

 

「残念だったね。俺を排除できなくて」

 

 これで今後は緋沙子ちゃんに邪魔されることなく、えりなちゃんを攻略することが出来る。

 

「しかも自分は遠月学園から去ることになっちゃって」

「くっ……!」

 

 気丈にも涙を浮かべながら睨みつけてきた。

 

「ねえ、どんな気持ち? 格下と思っていた相手に惨敗するなんてさ」

「うぅっ……」

 

 心が折れたのか、その場でうずくまってしまった。

 だがまだ甘い。

 二度とくっつかないように、完全に折れさせてもらう。

 

「まさか緋沙子ちゃんがこんな弱いなんて思わなかったよ」

「……」

「えりなちゃんの側近だから、手ごわいと思ってたんだけどさ」

「うぁ……」

「君、料理の才能ないよ?」

「うああぁぁぁぁっ!」

 

 とうとう泣き出してしまった。

 大号泣とはまさにこのことだろう。

 えりなちゃんと離れ離れになってしまう悲しみ。

 格下と思っていた俺に惨敗した悔しさ。

 そんな俺に罵倒される悔しさ。

 いろんな感情が混じり、緋沙子ちゃんは嗚咽しているのだ。

 

 何分泣いていただろうか。

 俺は緋沙子ちゃんに救いの手を差し伸べた。

 

「緋沙子ちゃん、提案があるんだけど」

「……なんだ?」

 

 涙を拭いながら、俺を見上げる。

 

「緋沙子ちゃんの退学を取り消してもいいよ」

「………………え?」

「どう?」

「い、いや……食戟のルールは絶対だ。取り消しなんて……」

「そう。取り消しは出来ない」

「だったらっ……!」

「正確には復学かな」

「ふ、復学……?」

「うん。俺の友達にお願いしてるんだよ」

「なにをだ……?」

「緋沙子ちゃんの復学をかけての食戟を」

「なっ……!?」

 

 ちなみに嘘である。

 退学になった生徒を食戟で復学させることは出来ない――――通常ならば。

 実は今回の食戟について総帥に相談していたのだ。

 内容はこうだ。

 いつまでもえりなちゃんの後ろで満足している緋沙子ちゃんを目覚めさせるために、退学を賭けた食戟を行うので、もし緋沙子ちゃんが退学した場合はすぐに復学できるよう手配してほしい、と。

 緋沙子ちゃんについては総帥も同じことを思っていたようで、二つ返事で了承してくれた。

 なぜ俺みたいな一般生徒が総帥に相談ができたって?

 それは親父が総帥の元教え子だからだよ。

 しかも総帥は俺が生まれる前から実家の洋食屋の常連だったので、俺のことも気にかけてくれていたのだ。

 やっぱりコネって大切だね。

 

「どうする?」

「き、気持ちはありがたい……。しかし、私は貴様に負けたのだ……」

「えりなちゃんと離れ離れになってもいいの?」

「そんなの嫌に決まってるだろう!」

「だったら俺の提案を受け入れなよ」

「……条件があるのだろう?」

「よくわかったじゃん」

「貴様がただで私に救いの手を差し伸べるとは思わないからな」

「そのとおり」

「言え。貴様の条件を」

「話が早くて助かるよ」

 

 

☆☆☆

 

 

 俺の取引条件は簡単なものだ。

 復学をするかわりに、自身の身体を捧げること。

 当然、緋沙子ちゃんは拒否した。

 

「ふざけるな! そんなの許せるわけがないだろう!」

 

 ――許すかどうかは俺が決めること。

 ――えりなちゃんとお別れしてもいいのか。

 

「くっ……。このクズめっ……!」

 

 ――クズなのは自覚してるから安心して。

 ――それで取引はどうするの?

 

「……わかった。私の処女を捧げればいいのだろう」

 

 ――緋沙子ちゃんって処女だったんだ。

 

「当たり前だろう! 私はまだ高一だぞ!」

 

 こうして俺は緋沙子ちゃんの初めてを貰えることになった。

 普段は口うるさい彼女だが、容姿はえりなちゃんには劣るが十分美少女の部類に入る。

 えりなちゃんが手に入るまで、彼女を玩具にするのもいいだろう。

 そう思った俺は初めから彼女の貞操を奪うことも視野に入れて食戟を持ちかけたのだ。

 

「……これでいいのか?」

 

 場所は変わって俺が住む寮の一室。

 ここには10人ほど住んでいたが、俺以外の生徒はすべて退学してしまった。

 なので好き放題女子を連れ込めるのだ。

 

「綺麗だよ、緋沙子ちゃん」

 

 緋沙子ちゃんは一糸まとわぬ姿で俺の前に立っている。

 全裸を見られるのがよほど恥ずかしいのだろう。

 右腕で両胸を、左腕で股間を隠している。

 

「心にもないことを」

「本当だって」

「……それより約束は守ってくれ」

「わかってるよ」

 

 約束とは復学のことじゃない。

 抱かせてもらうにあたり、緋沙子ちゃんから一つだけお願いがあった。

 

 ――キスはしないでほしい。

 

 どうやらキスは好きな人に捧げたいようだ。

 身体は奪われても、心までは奪われない、という意思表示かもしれない。

 俺はセックスが出来れば満足なのですぐに了承した。

 

「キスはしないから安心して」

「んんっ」

 

 緋沙子ちゃんの背後に回り込み、腕を退かして、発展途上の乳房を鷲掴みする。

 

「んっ……いたっ……あっ……」

 

 痛みで顔をしかめる緋沙子ちゃん。

 これが彼女相手なら優しくするが、いずれ使い捨てする女だ。

 自分さえ気持ちよくなればいい。

 

「い、痛いぞっ……!」

「こんなもんだよ」

「うぐっ、あっ、うあっ」

 

 しかし揉んでいても面白くない胸だ。

 確かにそれなりに柔らかく感じるが、郁魅ちゃんと比べると物足りない。

 乳房に見切りをつけた俺は緋沙子ちゃんの下腹部に手を伸ばし、秘部へ指先を移動させた。

 

「ひぃあっ! なにをするっ!?」

 

 さらさらした陰毛に指が触れた瞬間、腕の中で緋沙子ちゃんの身体が大きく跳ね上がった。

 いきなり性器を触られるとは思ってもみなかったようで、恐怖と嫌悪にわわわなと細い身体を震わせている。

 

「まんこを弄るに決まってるじゃん」

「ううぅっ……! いきなり大事なところを触るとはっ……!」

「うるさいなぁ」

「んんぅっ……! やめっ、指が動いてっ……ひぅんっ!?」

 

 薄い陰毛を掻き分け、ぴたりと閉じている淫裂に辿り着いた。

 緋沙子ちゃんの性器は肉びらのはみだしがほとんどなく、土手肉の膨らみも慎ましやかなものだった。

 

「んくぅっ……! 乱暴にするなぁ……!」

 

 彼女の文句を聞き流し、中指を幼い亀裂に沿って往復させていく。

 

「すぐに気持ちよくなるよ」

「なるわけないだろっ! こんなのただ気持ち悪いだけに決まってるっ!」

 

 不快感を露わにして、震える声で訴える緋沙子ちゃん。

 確かに始めたばかりで、気持ちよさを覚えさせるには時間がかかるようだ。

 あそこを濡らさないと俺も痛い思いをするので、乳房と違って性器は十分に愛撫する必要がある。

 挿入してもいいほど濡れれば、緋沙子ちゃんも気持ちよくなるだろう。

 

「そんなことないと思うけどなぁ」

 

 しっかりと快感を煽るため、指の動きに勢いをつけて、強く上下に擦りたてていく。

 

「ひうぅぅっ!? なんで強くするっ……んくっ、ひぅ……!?」

 

 途端に緋沙子ちゃんの四肢に緊張が走った。

 

「んくぅっ、あっ! はぁっ! ひぃぁっ!」

 

 指で擦っているだけなのに、甘い声を連発する緋沙子ちゃん。

 思ったよりあそこの感度がいいようだ。

 指で弄り続けていると、ほんのわずかだけはみ出した花弁が指先に触れて捲れ上がった。

 

「ひぅぅ……はぁっ、んっ! 指も、だめだぁ……! あそこ、グニグニするなぁ……! あっ、やぁあっ……!」

「そんなに身体をビクビクさせて、気持ちよくなってるんだ?」

「ち、違うぅっ……! そんなんじゃないっ……ひゃうぅっ……!」

 

 指でより強く擦ると、緋沙子ちゃんは戸惑ったように腰をくねらせ始めた。

 

「ふぁっ、んあっ……! こんなっ……ぅくっ……こんな男に、あそこいっぱい弄られてっ……んはぁっ……!」

 

 あれだけ生意気だった緋沙子ちゃんがこんな可愛らしい反応を見せてくれるとは。

 思ったより早く堕とせそうだ。

 俺は右手の人差し指と中指を雌穴に挿入させた。

 

「んひぃっ!? やめろっ、激しっ……はぅっ、あんっ……!?」

 

 緋沙子ちゃんの雌穴はすでに愛液を分泌していた。

 亀裂攻めは十二分に彼女を刺激していたようだ。

 

「あぅぁっ! あっ、やぁあっ! やめっ……!」

「やめないよ」

「ひぃぁっ! だめだっ! もうだめっ……!」

 

 指を出し入れするたびに、秘部から愛液が溢れ出る。

 あそこを直接弄られて、ものすごいペースで愛液を生み出しているようだ。

 

「あひぃっ! もう、やめてくれぇ……ああぁっ!?」

「だからやめないって」

 

 指の動作を激しくさせる。

 くちゅくちゅといやらしい音が室内に鳴り響く。

 初めて味わう感覚に恐怖を感じているのか、激しく身をよじりだす緋沙子ちゃん。

 俺はそんな彼女が逃げないよう左腕でしっかり抱きしめ、愛液を掻き出していく。

 

「んあっ! いやだ……イクっ! イッてしまうっ……!」

 

 俺の腕の中で震えだす緋沙子ちゃん。

 とどめを刺すべく、親指でクリトリスを押し潰した瞬間だった。

 

「んやあああぁぁぁぁぁぁっ!」

 

 緋沙子ちゃんが派手にイッた。

 しかも黄色が混じった液体を噴射させながら。

 

「あひぃっ! なんだっ! なんだこれはっ!?」

 

 初めての潮噴きに戸惑いの声をあげる緋沙子ちゃん。

 きっとオナニーでも満足するほど絶頂したことがないのだろう。

 性の悦びを知らないなんてかわいそうな女だ。

 

「あぁぁっ! 止まれっ! 止まってくれぇぇええぇぇっ!」

 

 潮噴きを失禁と勘違いしているのか、緋沙子ちゃんが嘆き狂いだした。

 だが無情にも潮を噴き続け、部屋を汚していく。

 

「あーあ、汚いなぁ」

 

 緋沙子ちゃんの初めての潮噴きは3分近くかかった。

 手マンだけであそこまで潮を噴くなんて、愛液製造マシーンだな。

 おかげで部屋が水浸しだ。

 

「緋沙子ちゃん、お漏らしするなんて、恥ずかしくないの?」

「ひっぐ、うっ……す、すまない……」

 

 俺は緋沙子ちゃんに潮噴きを失禁と誤解させたままにした。

 そっちの方が彼女の羞恥心を煽れる。

 

「部屋が汚れちゃったじゃん」

「も、申し訳……」

「ちゃんと掃除してよ」

「わ、わかっている……」

 

 蹲る緋沙子ちゃんが立ち上がろうとしたので、両肩に手を置いて押しとどめる。

 

「舐めるんだ」

「は………………?」

「舌で舐めて綺麗にするんだよ」

「なっ……!?」

 

 直後。悲哀一色だった緋沙子ちゃんの顔が憤怒一色に染め変わった。

 

「ふざけるな! そんなことできるわけないだろ!」

「じゃあ復学はなしってことだね」

「っ……」

「いちいち反抗しないでよ」

「ぐっ……!」

 

 自分のプライドを取るか、えりなちゃんを取るか。

 答えは明らかだ。

 

「……れろっ……んぶっ……じゅるっ……」

 

 緋沙子ちゃんは床に顔を近づけて、ゆっくりと舌で舐めだした。

 恐らく人生で一番の屈辱だろう。

 肩を震わせ、涙を流し、自身の舌を雑巾代わりにしているのだ。

 俺はそんな彼女を見下ろしながらほくそ笑むのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新戸緋沙子 後編

「うっぷ……おぇ……」

 

 緋沙子ちゃんは数分かけて、自ら床にぶちまけてしまった淫乱な液体を舐め終えた。

 涙を流しながら屈辱に耐える彼女を見て、俺の肉棒はギンギンに勃起している。

 口で奉仕させようと思ったが、すぐに処女を頂くとしよう。

 

「それじゃ続きしようか」

「ひっ」

 

 四つん這いになっている緋沙子ちゃんが小さな悲鳴をあげる。

 

「ま、待ってくれっ……!」

「待たない」

「頼む!」

「取引条件忘れたの?」

「わ、忘れてないっ……。ただ少し休ませてくれ……」

 

 初めての絶頂に疲労困憊の様子だ。

 ただ暴発寸前の肉棒が言うことを聞くわけがない。

 

「駄目だよ」

 

 ズボンとショーツを下ろし、肉棒を解放する。

 そして、緋沙子ちゃんの腰を乱暴に掴んで、可愛らしい尻を持ち上げる。

 

「ひぃいいっ!? い、いやだっ! いやぁああぁ……!」

「十分に濡れてるから問題ないね」

「頼む! 入れないでくれっ……んひっ、ひぃぃいい!?」

 

 みなぎった肉棒を初心な雌穴に突き入れた瞬間、緋沙子ちゃんの口から悲鳴があがった。

 

「くはぁっ、はひっ、んにぃぃ……! や、やめっ……嘘だっ、は、入ってる……! 私の膣内に入ってるぅぅ!」

「緋沙子ちゃんの膣内、キツキツだよ!」

 

 強烈な圧迫感と、先ほどまで清純だった膣肉の感触に、欲情を掻き立てられてしまう。

 俺はそのまま腰を突き出して、肉棒をすべて埋め込んでいった。

 

「あっ、ぎぃ……いひぃぃっ!?」

 

 乱暴に肉壁を引き裂いた感触が亀頭の先に走り、緋沙子ちゃんが無様な喚き声をほとばしらせた。

 

「緋沙子ちゃんの処女ゲット~!」

「ひっ、ぐぅぅ……いっ、痛いっ! 痛いぃぃ! くはっ、ひぎぃ……」

 

 結合部からは処女を散らかした証である鮮血が愛液に混じって穴から溢れていた。

 

「うぐぅぅ……! 頼むぅ……抜いてくれぇ!」

「抜くわけないじゃん」

 

 なに馬鹿なことを言ってるんだこの秘書子は。

 こっちはムカついていた女が苦痛の表情を浮かべて昂ぶってるんだ。

 

「お願いだ! 抜いてくれないと……死んでしまうっ……!」

 

 涙と鼻水を垂らしながら懇願してくる緋沙子ちゃん。

 そんなことされてもそそられるだけなんだよな。

 

「動かすよ」

 

 緋沙子ちゃんの雌穴を最奥まで味わおうと、欲望のままに抽送を開始する。

 

「うぎぃ……いっ、きひぃぃいい!? う、動くなぁぁ! い、痛いっ! いだあぁああいッ……!」

 

 容赦なく腰を動かし、引きつり叫ぶ緋沙子ちゃんに構わず、膣洞をほじりながら怒張を突き上げる。

 汚れてしまったばかりの膣穴が異物を排除しようと、強烈に締めつけてくるので、申し分ない感触だ。

 

「いきぃぃい! いたい、痛い……痛いって言ってるだろう! んぎぎぎ……やめろっ……突くなぁぁ!」

「うるさいなぁ」

「あぎぃぃっ! やめろぉ! やめてくれぇぇぇッ!」

 

 容赦ないピストンに痛苦しか感じず、歯を軋ませながらもがき喚く緋沙子ちゃん。

 俺はなおも腰を叩きつけて、肉胴を掻き抉っていく。

 

「こんなぁ……ぐっつ、ぎひぃぃい! あぐぅぅううぅ!?」

 

 罵倒されるかと思ったが、緋沙子ちゃんにそんな余裕はないようだ。

 

「最初の威勢はどこいったの?」

 

 煽りながら、腰を大きく振って、一段と鋭いピストンを見舞う。

 

「ひぎっ……きひぃぃいい!? んはあっ! まだ、速くぅぅ……!? あぐっ、ひぐぅぅ……!」

 

 より過酷な抽送に、緋沙子ちゃんは苦悶に喘ぐが、膣穴はさらに収縮されている。

 

「んぎっ……いっ、ひぐぅうぅ……! い、痛いぃぃ! あぅ……ぎひううッ!」

「おっ?」

 

 穴自体のきつさは変わらずだが、ペニスに絡みつく愛液の量が増えてきているようで、抽送を徐々にスムーズになっている。

 

「緋沙子ちゃん、マンコ濡れてきてるよ?」

「あぎぎぎっ……う、嘘だっ! そ、そんなわけ……はうっ! んっ、くひぃぃ……!」

 

 俺の言葉に否定しようとする緋沙子ちゃんだが、虚しくも広げられた膣口からは愛液がいっそう分泌されていた。

 

「やっぱり濡れてるね。そんな痛がったりしてても、なんだかんだでチンポで感じてたんだ?」

「なっ……!? ち、違うっ! これは……んぐぅっ! 違うに決まってるだろうっ!」

「違うならなに?」

「それは……せ、生理現象だっ! こ、こんな……無理矢理されてっ……! 感じるはずが、ないだろうっ……!」

 

 必死に言い訳してくる緋沙子ちゃんを鼻で笑い、俺は濡れ具合を楽しむように、肉棒を突き入れていく。

 

「あひっ、いぎぃいい……! 中っ、掻き回すなっ……! ひぎっ、うぎぎっ……うああぁぁぁ!」

 

 硬くなった亀頭で膣内を蹂躙され続ける緋沙子ちゃん。

 抵抗むなしく犯される彼女に、俺は肉棒を一段と硬直させて好き放題に突き抉り続ける。

 

「あががっ……はぐぅう! はぎっ、いっ! ひぎぃい! やめろぉ……」

 

 悲鳴をあげるだけで精いっぱいなのか、抵抗する声が徐々に弱弱しくなる。

 その哀れさに少しだけ同情してしまう。

 

「少し経てば気持ちよくなると思うから頑張って」

「き、気持ちよくなるわけないだろっ……! こ、こんな痛いのにぃ! ふざけるなぁっ!」

 

 俺の安易な励ましに憤怒する緋沙子ちゃん。

 これだけ元気があれば、最後まで付き合ってくれそうだ。

 

「ふざけてないって。ぜったい気持ちよくなるから」

「そんなわけがっ……うぎぃぃっ!? や、やめっ……ひぎゃああぁぁっ!」

 

 俺は確信していた。

 なぜなら緋沙子ちゃんのあそこは、異常なまでに愛液を分泌していたからだ。

 レイプでも多少濡れるのは知っているが、犯されてこれほど濡れるわけがない。

 快感の入り口付近であることは間違いない。

 これなら落とすのも思ったより楽そうだ。

 

 

☆☆☆

 

 

「ひゃあっ♡ あぁんっ、ふあぁぁぁっ♡ チンポでマンコ掻き回れているぅッ♡」

 

 予想通り緋沙子ちゃんは陥落した。

 あれだけ痛がっていたピストンも、数分続けただけで、蕩けた声を出すようになった。

 

 堕ちた理由は快楽だけじゃない。

 

 腰を打ち付けながら彼女の耳元で甘い言葉を囁き続けたのも大きい。

 

 ―――緋沙子ちゃん可愛い。

 ―――こんなエロ可愛いなんて知らなかった。

 ―――緋沙子ちゃんが可愛いからこんな卑劣な手段で犯したんだよ。

 

 最初は信じてもらえなかったが、あそこを突き続けられて思考が鈍ったのか、徐々に俺の言葉を受け入れるようになった。

 そして、レイプされているのを忘れたかのように、狂いだしたのだ。

 

「あひぃぃッ♡ チンポがどんどん硬くなってるぞッ♡ んはぁあっ♡ マンコ肉、えぐられてしまうぅぅ♡」

 

 緋沙子ちゃんはその容姿に反して、異性からもてはやされたことはなかった。

 むしろ嫌っている生徒が大勢いるほどだ。

 彼女はえりなちゃんに近づこうとした者たちを排除し続けた。

 その結果、彼女を鬱陶しく思う生徒が多くなり、いつしか一部の生徒にえりなちゃんの金魚の糞と呼ばれるようになった。

 だからこんな可愛いのに彼氏どころか男友達もいないのである。

 

 俺は褒めて褒めて褒めまくった。

 恐らくこれほど容姿を褒められたのは初めてのだろう。

 自分に自信がなかった彼女は、料理人として自分を負かした男に、女として認められたのだ。

 そんな彼女は肉棒に与えられる快楽と自分をほめたたえる言葉に溺れてしまった。

 

「んおぉぉおおぉっ♡ 子宮にもズンズン来ているぅ♡ んはああぁぁぁっ♡」

 

 子宮口を亀頭で押し潰された緋沙子ちゃんは大きく嬌声を上げ、ビクビクと腰を痙攣させた。

 

「んあぁっ、イクっ、うぅぅっ♡ んんっ、あはぁっ♡ ふあぁぁっ♡ チンポイクぅっ♡」

「またイッちゃうの?」

「むはぁっ♡ あぁっ、イクぅっ♡ またチンポでイクぅっ♡ ふあぁっ♡ イクぅぅっ♡」

 

 緋沙子ちゃんは溢れるように快感を示す言葉を立て続けに口にし、恥じらうこともなくやがりまくる。

 

「緋沙子ちゃん、チンポ気持ちいい?」

「気持ちいいっ♡ あぁっ、気持ちよすぎるっ♡ あひっ、んあぁっ♡ よすぎて蕩けてしまうぅぅっ♡」

 

 俺の問いに緋沙子ちゃんは素直に答えて官能に浸っている。

 この調子なら大丈夫だろう。

 そろそろ完全に堕ちたか確認してみよう。

 

「緋沙子ちゃん、俺のこと好き?」

「好きぃっ、好きだっ♡ 貴様もっ♡ このチンポも好きだっ♡ ひゃあんっ、あんっ♡ 好きぃぃっ♡」

 

 俺どころか肉棒まで『好き』と言ってきた緋沙子ちゃん。

 予想以上に彼女は堕ちてしまったようだ。

 

「あぁっ♡ 初めてだったんだぁっ♡ くひぃっ♡ えりな様以外に負けるのはぁっ♡」

「そうなんだ?」

「そうだっ♡ んおぉっ♡ そんな男に求められてぇっ♡ おひぃっ♡ こんな気持ちよくされてぇっ♡ んあぁっ♡ 好きにならないはずがないだろうぅっ♡」

「チンポも好きなんでしょ?」

「好きぃっ♡ んはぁっ♡ たくましくてっ、力強くて気持ちいいっ♡ あぁんっ♡ こんな気持ちいいのっ♡ ひぃぁっ♡ 知ってしまったらダメになるぅっ♡」

 

 一度口にしたら止まらないようで、次々に思いを吐き出す緋沙子ちゃん。

 

「じゃあ俺の性奴隷になってよ!」

 

 俺は彼女の腕を引っ張りながら腰に力を込め、雌穴を犯すペニスの抽送を速くする。

 

「あひぃぃっ♡ チンポぉっ♡ チンポ気持ちいいっ♡ マンコの奥に刺さるぅぅっ♡」

 

 強まる快感に緋沙子ちゃんは痙攣しながら、淫乱な声で叫び続けて息を荒げ、我を忘れて狂乱する。

 

「なってくれたら毎日可愛がってあげるよ!」

「ひぁぁっ♡ あぁぁんっ♡ ほ、本当かぁっ……!? くぅぅんっ♡」

「本当だよ! どうする!?」

 

 もちろん嘘である。

 あくまで彼女はえりなちゃんを手に入れるまでの繋ぎだ。

 緋沙子ちゃんも美人だけど、えりなちゃんと比べれば数段落ちる。

 それにアリスちゃんや、竜胆先輩もいるから、優先順位は高くない。

 ある程度楽しんだら捨ててしまおう。

 

「あぁぁっ、なるぅっ♡ 貴様の性奴隷になってやるぅっ♡」

「契約成立だね」

 

 えりなちゃんの側近である新戸緋沙子が性奴隷に堕ちた瞬間だった。

 

「ああっ♡ だからっ、もっとくれぇっ♡ あひっ♡ チンポぉっ♡ ご褒美のチンポくれぇぇぇっ♡」

「わかったよ!」

「むはぁぁっ♡ チンポっ、速くなってるぅっ♡ ああっ♡ いいっ、気持ちいいっ♡ マンコ感じすぎてしまうぅぅッ♡」

 

 俺はピストンにスパートをかけ、荒々しく肉棒を突き込む。

 

「膣内に射精()すからね!」

「膣内にぃっ!? 駄目だっ! 駄目だっ! んひぃっ♡ 赤ちゃんができてしまうっ♡」

 

 駄目と言ってるのに顔が蕩けたままだ。

 

「妊娠したらえりな様の近くにいられなくなるっ!」

 

 どうやらえりなちゃんを気にするほどの理性は残っていたようだ。

 

「赤ちゃん出来たら、えりなちゃん喜ぶんじゃないの?」

「な、なにぃっ!? あぁぁっ♡ ど、どういうことだ……!?」

「だってえりなちゃん子供好きじゃん」

 

 えりなちゃんは小さい子どもが大好きだ。

 中三の実習で保育園に行ったときに、顔がだらしないほどにやけていたのを覚えている。

 

「赤ちゃん出来たら可愛がってくれるよ?」

「んあぁっ♡ そ、そうなのか……?」

「そうだよ! 緋沙子ちゃんの赤ちゃん可愛いって褒めてくれるよ!」

「えりな様が私を……。私の赤ちゃんを……」

 

 ここでピストンを中断させて妄想に浸させる。

 今ごろ彼女の脳内には自分の赤ちゃんを抱くえりなちゃんが微笑んでいるだろう。

 

「……わかった。膣内に出してくれ」

「いいの?」

「ああ! 私の子宮に精液を注いでくれ!」

「そうこなくなっちゃ!」

 

 もちろん後でこっそりアフターピルを飲ませるつもりだ。

 高一で子持ちは勘弁だ。

 それに緋沙子ちゃんと結婚してもメリットなさそうだし。

 

「あひぃんっ♡ またすぐイッてしまうっ♡ んひぃぃぃッ♡」

 

 もう強烈な快感を恐れることなく、緋沙子ちゃんはひたすら肉悦を貪って膣穴を轟かせ、絶頂へと上り詰めていく。

 俺も射精感が高まっており、あと数回摩擦運動をすれば限界に達するだろう。

 

「はふっ、はひぃぃぃ♡ イクぅっ♡ イッてしまうぅぅっ♡」

「たっぷり出すからね!」

「出してくれぇっ♡ んはぁっ♡ 貴様の濃厚ザーメンでっ♡ あひぃっ♡ 私を母にしてくれぇぇっ♡」 

 

 性的興奮がマックスに達した俺は止めに緋沙子ちゃんの腕を強く引き、最奥に亀頭をぶつけ、そのまま噴射した。

 

「んはあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁっ♡」

 

 子宮口に食い込んだ亀頭から精液が放たれ、絶頂に突き抜けた緋沙子ちゃんは嬌声を轟かせて、豪快に潮を噴き出した。

 

「あへぇぇっ♡ あ゛あ゛ぁ~~~~っ♡ きてるっ♡ 子宮にザーメンきてるぅぅぅっ♡」

「どんどん出すよ!」

「うはぁぁっ♡ 中出しされてるぅっ♡ おしっこも止まらないぃぃぃッ♡」

 

 未だに潮噴きを失禁と勘違いしている。

 

「んひぃっ♡ あぁぁあっ♡ すごいぃぃっ♡ 気持ちよすぎて飛んでしまうぅぅぅ♡」

「これで打ち止めだ!」

「ひゃうぁあああああぁああっ♡」

 

 最後に勢いよく精液を放って緋沙子ちゃんの子宮に溜まっていく。

 

「はひっ♡ ひぃぃっ……あぁぁっ、ふぁぁぁっ……♡」

 

 射精もようやく終わり、潮噴き絶頂から抜けた緋沙子ちゃんは全身を脱力させる。

 

「よかったよ緋沙子ちゃん」

「うぁぁっ、あぁっ……♡ あはは、んふぅ……♡」

 

 緋沙子ちゃんは俺の問いかけに答えず、甘い呻きを漏らしながら、ぼんやりと床を眺めている。

 身体の限界がきたようで、失神寸前だ。

 

「思ったより簡単だったな」

 

 強気で初心な女を性奴隷に変えたことに俺は痛快な気分に浸った。

 

 この日から新戸緋沙子は魅力が増していき、生徒たちからの人気も急上昇するようになる。

 

 

☆☆☆

 

 

 緋沙子ちゃんが性奴隷になってから一ヶ月が過ぎた。

 一ヶ月前までは処女だった彼女だが、今ではすっかりセックス中毒者だ。

 まさか毎日求めてくるとは思わなかった。

 おかげでほかのセフレを最近抱けていない。

 それだけならまだいい。

 緋沙子ちゃんで性処理は出来るから。

 

 問題は緋沙子ちゃんが彼女面することだ。

 

 俺がほかの女子と話すと不愉快になる。

 スマホを勝手に弄ろうとする。

 デートにやたらと誘ってくる。

 ペアリングをプレゼントされる。

 子供の名前を考えさせられる。

 

 緋沙子ちゃんは面倒で重たい女だった。

 

 ただ性奴隷であることは自覚しており、エッチなことならなんでも言うことを聞く従順な女だ。

 ノーパンで一日過ごさせたり、野外で小便をさせたり、野菜を膣穴にぶち込んだり、学校でセックスしたり、とすべての命令に従ってくれる。

 

「……本当に私でいいのか?」

 

 今宵も緋沙子ちゃんはいつもの問いかけをしてくる。

 

「えりな様は綺麗だ。私なんて足元にも及ばない」

 

 必ず自分を蔑む。

 

「胸も、お尻も、みんな肉付きがよくて、えりな様の方が魅力的だ」

 

 緋沙子ちゃんはいつもこの言葉を待っている。

 

「緋沙子ちゃんも十分魅力的だよ」

「本当か……?」

「ああ。可愛いよ」

「ありがとう」

 

 俺にしか見せない満面の笑みを浮かべる緋沙子ちゃん。

 そして彼女はいまだ幻想を抱き続けている。

 

「今日も種付けしてくれっ♡」

「今日も?」

「ああ。早くえりな様に私の赤ちゃんを紹介させたいのだ」

 

 えりなちゃんが緋沙子ちゃんの赤ちゃんを抱いてあやす姿を。




ソーマからはえりな、アリスもやる予定!

次回は五つ子の末っ子を予定!


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。