裁定の堕天使 凍結中 (ツキタマ(サブ))
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序章 これはとある少年のものがたり

初投稿には重すぎるキャラ設定(白目)
確かに二次創作ならと思ったけども
まさかこうなるとは…(疲労困憊

皆さんに楽しんで頂けたら幸いです
どうか暖かい目で少年の物語を
見守ってあげてください


その終わりは突然やってきた。

 

少年は死を迎えた。

 

どのような終わりだったかは、しっかりと

覚えていない。

ただ、自身の生涯は余りにも味気かった

ものだったのは覚えている。

 

まだ自我も芽生えぬ頃、不慮の事故で

両親がなくなってからとゆうもの

少年は祖父母の元で育てられた。

 

少年はよく祖父の書斎に籠って

本を読み漁っていた。

絵本、小説、歴史書、神話、叙事詩

読めぬもの、記号で書かれたもの

不思議な模様が描かれたもの

ありとあらゆる本を読み続けた。

あまりの事に具合も悪くないのに

祖父母に病院へ連れていかれたほどだ。

(全く、人を病人扱いして失礼な)←病人

 

学校には行かなかった。

何があった訳では無い

ただ、行くぐらいなら書斎に籠って

何冊もある本を読んでいる方が

何倍も利益があると思ったからだ。

 

そんな子供離れした少年に

人は忌避感を覚え

誰も近寄らなくなった。

 

祖父母はと言うと

「流石は俺の孫だ。

どんな風になるのか楽しみだ。」

「私達は貴方の味方だからね。」

など孫バカ発言をしていた。

祖父は何をやらかしてたんだ。

 

少年もいくら子供離れしてると

言っても、所詮は子供だ。

少年にも憧れるものがあった。

それはいつものように祖父の書斎で

本を漁っているときだった。

ふと、目に入った分厚い本を

慣れた手つきで開いていく

 

—それは全てを知り尽くし、知恵を

極めた王とその友の物語だった—

 

『ギルガメッシュ叙事詩』

かつてメソポタミアの地を治めた

祖先の英雄とその友の物語。

それを見た時、少年は今までにない

感情を抱いた。

 

「自身もこの王のようになりたい」

 

「この王のような旅をしてみたい」

 

「この王のような素晴らしい友を

作ってみたい」

 

その少年は初めて何かを

「憧憬」すると同時に

あまりの偉大さに「敬意」を感じた。

 

しかし、そんな少年の最後は

現代社会においてあまりにも早く

おとずれた。

 

 

少年には未練は無い

元々、体は弱く自分自身何が

起きてもおかしくないとは

思っていたのだ。

本当に唐突に何が起きたかを

理解する暇もなく

少年の生涯は幕を下ろす…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ただ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つ願いが叶うのなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

憧れの王のような第2生を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

—————————————————

 

?「…ほぅ、図々しくも我にこがれるとは

まっこと愉快な者もいたものよ。

本来ならば不敬と断罪するつもりであっ

たが…どれ、酒のつまみだ

せいぜい足掻くがよい

フ…フハハハハハハハ!!!」

 

 

?「…へぇ、中々面白いじゃないか

暇つぶしに転生させてみるのも悪くないね!

よーし、そうと決まれば早速取り掛かろう

僕が好むのはハッピーエンドだけだからね!」




どうもラクネコです

最近、好きだったモンストのハーメルンが
消えてしまった!!!悲しい!!!

ならば、作ってしまえ!!!
と大胆なノリで始めたこの小説
モンストにあの公式チートを
ぶち込んでみようと思います←
まだ荒い部分ここ危ないorアウトだぞ
みたいなのありましたらすいません
どうか生あたたかい目でみてください
これから頑張っていこうと思います

滲み出るAUO臭…一体何ガメッシュなんだ…
最後の2人は一応このあとも関わってきます
胡散臭い方は知らん、困らせまくってやる←


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神様との会合…?


通算UA291 お気に入り17 投票数1
(´・ω・`)…???????

まだ投稿2日目やで?
これがAUOクオリティか…恐ろしや…

ぼちぼち頑張って生きます!
居た堪らない部分もあると思いますが
よろしくお願いします!<(_ _)>


 

「やぁ、初めまして█████くん。」

 

気が付くとそこは何も無い白い世界だった。

誰かに話しかけられたのは分かるが、なぜ

自分はこんなところにいるのだろうか?

 

「君のことをここから見させてもらったよ。

君は本当に面白い人間だね!僕も見ていて

なかなか楽しかったよ!」

 

……あなたは誰ですか?……

 

「おや?随分冷静だね?

普通なら「ここはどこだ!」とか「姿を表せ!」

とかなんとも言えない怒声が飛んできたり

するんだけどなぁ?」

 

……一つ分かったことがある

コイツすっごい胡散臭いやつだ……

 

「…酷いなぁ、確かに今までにここに来た

人間達にも外道だのロクでなしだのなんだの

罵倒された事はあるけどさぁ?」

 

アッハッハと愉快そうに笑う相手に

流石に頭が痛くなってくる。

生きてたらしかめっ面の一つでもしてただろう。

 

「さて、随分話がそれてしまったが

初めまして私の名はブローズしがない

末端の神様さ。」

 

……神様だって?……

 

ブローズの言葉に耳を疑う

何故なら少年の世界では神とゆう存在は

夢物語、空想と言われていたからだ。

いくら神話や神代の内容が書かれた本を

いや、読んでいたからこそ少年は動揺した。

 

「そう!私は正真正銘君の考えている

神様と同じ存在さ!何も不思議がることは無い

さぁ、崇め奉ってくれたまえ!」

 

……えぇ……

 

言葉にならないアホらしさに少年は

付き合いきれなくなっていた。

 

……それで、そんな神様は一体なんの用ですか?

まさか今以上に馬鹿らしいことは言わないで

下さいよ?……

 

「なぁに、簡単な事さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君に第2の人生を与えに来たのさ!

どうかな?驚いただろう?今ならどんな

願いでも聞いてあげよう!ゲームやアニメの

世界だってなんでもござれさ!」

 

……………

 

よもや何を言い出すかと思えば…と

少年は頭を抱えた。一体なんの茶番なんだろう

と疑いすらした。しかし、いつまで経っても

「さぁ!どうする?」と五月蝿いブローズに対し

少年は、

 

……特にやりたい事も成したいこともありません

特段行きたい世界があるわけでもありません

僕以外の他のやつにその権利を上げてください。……

 

とハッキリ言い切った。

 

「…理由を聞いてもいいかい?」

 

ブローズは少年に問うた。彼はずっと見ていたのだ。

かの小説に心ときめかせる少年を、

かの神話に心打たれる少年を、

かの英雄譚に心を動かされる少年を、

そんな少年が何故この機会を手放そうとしている

のかがブローズは分からなかった。

 

……確かに貴方の話は魅力的です。

かの物語に入り込むことができる

かの物語をこの目で見ることが出来る

そしてかの物語の人物に会える

しかし、僕は見たいと思っても行きたいとは

思わない。あ、興味が無い訳では無いんです。

むしろ見て見たいとすら思う。

しかし、その物語において僕は異物でしかない。

僕はその物語に入りたいのではなく

ずっと見つめていたいんです。……

 

少年には確かな意思があった。

それを自身の手で崩したくないという思いが。

そのために自身は見続ける側に徹するとゆう

確固たる信念が少年にはあった。

 

「…そうか。じゃあ仕方ないてね、

せっかく君の要望通りの世界に行かせて

あげようと思っていたけれど、それはまたの

機会にしておこう。」

 

………またの機会?

 

しかし、ブローズはロクでなしである。

 

「いやぁ、実は転生させる予定だったの

君だけで他の人に渡すことや、君を易々と

眠りにつかせてあげることも出来ないんだよね!」

 

「ごめんごめん」と笑顔で駄弁るブローズに

少年は怒りを通り越して呆れた。

 

……何処まで計画性のないことを

人にさせようとしてたんだ貴方は……

 

「いやぁ、断られるなんて想定外だったからね

しかし困った…うん、実に困った…(チラッ」

 

……分かりました、貴方の出来る限りの対処で

いいのでお願いしてもいいですか?……

 

「おまかせ!では、手早く片付けよぅ!」

 

少年が妥協するとブローズは意気揚々と

何かの準備をし始めた。

 

「君には、僕の暇つb…手伝いをして欲しいんだ。」

 

……はいはい(適当)……

 

「何せ僕は悲しい終わり方は嫌だからね!

確かにアレはゲームだけど、僕は全てに

幸せな終わり方…ハッピーエンドを与えたいんだ。」

 

……はいはい()……

 

「別次元とは言え、もしかしたら

君の見ていた本の者達に会えるかもしれないよ?

なんて言ったって君の世界の「ゲーム」とやらの

世界だからね!私、特に日本のゲームが好きなんだ!」

 

……はいは…はいぃ!?……

 

「よーし、準備完了!君の要望に答えられない分

君の“最も憧れた”ものを特典として与えよう!

いくら最近アニメ化や映画化したとはいえ、

戦闘もあるからね!こちらの不手際さ

多少の手助けくらいはいつでもするさ!」

 

……ちょ、ちょっと待った!ちゃんと説明を

 

「君の道行を信じよう。

さぁ、行きなさい。どうか君に幸せな未来が

ある事を祈っているよ」

 

……ふ、ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、無事に行ったみたいだね(ピラッ

おっと彼の情報がもう出来上がったのかい?

今すぐに確認したいところだけど

生憎、私はあの子の転生した報告を書かないと

いけないんだ。全てが終わってから見てみようか。

さーて、そうと決まれば早く行くぞぅ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブローズはまだ知らない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自身の選択がとんでもない方向に

進んでしまっていることに…

 

 

 

「…さて、行くとするか

王の中の王である我の出立である!」





次作投稿の仕方がわからずにまた夜中投稿
(´・ω・`)

今回でてきた神様は皆さんお察しの通り
なんちゃって花の魔術師です←
どうせ数話後には「あの子はあの人に憧れたのかい!?」
とか言って全力で少年に会う機会を設けるでしょう。
マーリンシスベシフォーウ!(彼を出したのはあの子を出したいから
なんですが、そこは別の話…)

最後ノリノリでどこかに行った金ピカは
一体何ガメシッシュさんでしょうね?(ニッコリ)

恐らく次は設定集になります


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設定集

今回時系列などを合わせるため&少しでも
長い物語にしたいために最初はオリジナルです。
そのこの所はご了承ください。

今後、修正が入ると思いますがご了承ください


生前 █████

 

キャラクター詳細

 

現代社会において余りにも早く生涯を終えた少年。

学び舎に通うことは無く1人祖父の書斎に閉じこもり

知識を深めた。子供離れした一種の天才。

なお、書斎に籠っていたので特典や転生先の

英雄王ギルガメッシュの事や

天界(天地達)のことも知っているが

史実通りの事しか知らないので転生や宝具、慢心

など本家(ゲーム、アニメ)からしてみればかけてる

所がある。

なお、その分少年が(魔)改造していくので

殆ど意味をなさない。

 

 

 

転生後 ギル・ガメル

 

 

キャラクター詳細

 

 

謎の神(笑)ブローズによってストライクワールドの天界に飛ばされた少年。

容姿はまんま“子ギル”or“英雄王”である。

(なぜ2つ容姿があるかは本編を見ればわかるぞ)

 

ブローズによりFate線時空のギルガメッシュの力が施されており一般兵の天使では手に負えず、大天使長さえ1部凌駕する力を持つ。

 

少年は、史実の事しか知らないので

英雄王のお家芸である「慢心」を知りません。

馬鹿みたいな速度で成長します。(ヒェッ

なお、賢王要素とか少年要素でかなり綺麗な英雄王

に仕上がっております。(料理風)

 

 

 

パラメータ

 

筋力 B → A (幼少期→原作突入時点)

俊敏 C → B+(幼少期→原作突入時点)

耐久 C → B+(幼少期→原作突入時点)

魔力 B → A++(種族の関係上増やしました)

幸運 A

宝具 EX

 

属性

 

天・善・混沌

 

 

スキル

 

 

対魔力 C+

 

種族上の都合により上昇

だって人間じゃないもん。←

 

 

 

単独行動 エラーコード(またはEX)

 

…だって生きてるし1人でもうごけるくない?

 

 

 

黄金律 A

 

変わらず健在です。お金に困らない。

 

 

 

カリスマ A(A−)

 

本来より低下

中身は人間であり、本気を出しても英雄王には至りきらない。

 

 

 

神性 A++

 

本家より上昇

本人は神を嫌ってはいないことと種族上神に近づいているため。

 

 

 

バビロンの蔵 EX

 

FGOより変更なし

コレクターのスキルの昇格版。

ギルの宝物を集めた宝物庫を指すスキル。

 

 

千里眼(鑑定) EX

 

今作のオリジナルスキル

ブローズが「宝物庫の中身を扱うため」と与えたスキル。

千里眼の性質としては、

賢王の“未来を見る目”よりはソロモン王の“過去と未来を見渡す目”の方が千里眼の性質としては近い。

 

また、このスキルには鑑定のスキルが併合されている。

 

コレは、正義の味方(エミヤシロウ)のように物質の構造を調べることも出来るが、この鑑定と彼の前世の知識を魔力に混ぜて宝物に合わせることで“一時的に真名を宝具に持たせる”事が出来る。

また、同じくこの魔力を自分の体に循環させることで擬似的に自分自身を“担い手に模写させる”事が出来る。

 

 

このふたつが合わさることで、

英雄王にはできないとは言え本人ほどではないものの

“擬似的な真名解放”をすることができる。

簡単に言えばエミヤと英雄王のハイブリット。

チートかな?←

(是・勝利すべき黄金の剣 など)

 

 

 

 

原作キャラとストーリーについて

 

特に変わりはありません。

 

しかし、諸説ありますが史実の中には

ミカエルか堕天使になったルシファーを討伐した

なんて一説もあるので、アニメ中にある

ルシファーvsミカエルはどっち側にいても

ギルが戦います。どっちも死んで欲しくないからね。

まぁ、二人とも死なないけどね。

(ギルvsルシファー or ギルvsミカエル)

 

 

と記述しましたが

今後、(特にフンババ戦以降)大きくアニメからズレが生じ始めます。

理由は久々に書き始めたら、伏線(ネタ)が止まらなくなりそうだったからです。

こうした方が、みんな面白がってくれるだろうと精一杯頑張るのでよろしくお願いします。

具体的に言うと…アニメでキャラの薄かったキャラを全面的に押し出したり、「…最後しょぼくね?」と思った場面にルシファーやアーサー達だけでは絶対に相手にできない変革をしたりなど様々です。

(…バレないかこれ?)

 

 

今後の大まかなストーリー

 

幼少期(子ギル成長期)→原作前(弓ギル大暴れ期)

→アニメ突入期(弓ギル自重期)→更新予定…

 

 

 

 

追加、大型の変更は随時していく予定。

 

10月26日 大型修正しました。

 

2021年 2月9日 修正が入りました。




このキャラと絡んで欲しい!
みたいな意見があったら感想にお願いします!
(できるだけモンストキャラで)
途中で投票などをして順番に出していく予定です。

なお、個人的に元アニメに沿った形で話を
進めたいと考えているので、そこはもっと暴れろよ
とか、ストーリーごとぶっ飛ばすみたいな事は
極力避けられればいいなと思っています。

今後ともよろしくお願いします。


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ギル・ガメル叙事詩 少年期
少年期 第1章 うぇるかむとぅー天界



ついにこの小説にもコメントが…!
これからも精一杯頑張らせて頂きます!

やっとモンスト要素を出せるぞ!
その分下手な事書かないように頑張らせて
頂こうと思います。


「…何処ですかここは…」

 

少年が目覚めるとそこは小さな林の中だった…

 

「…なんて思いにふけっている場合では

ないですね、とりあえずここがどこか…

うん?」

 

立ち上がろうとしたその時、ある違和感を少年

は感じ取った。頭の上にふよふよ浮かぶ“光のような何か”が

目に入ったからである。

 

「なんでしょうかこれは?

まぁ、なんにせよ行動あるのみです。」

 

少年は立ち上がり当たりを見回した。

庭園と言われても違和感のない綺麗な林、そこら

に咲き誇る多種多様の花々、小さな池とその素面に

映る“顔の整った金髪の少年”…

 

「…what…?」

 

陽の光のような金色の髪、燃える炎のような

ルビー色の目…そして誰もを魅了するような容姿

確かに生前も国民特有の黒髪黒目とは離れていた

が、流石の変わり果てた姿に少年は思わず

絶句してしまった。そして何よりも極めつけは

自分の頭の上にあったのは、ただの光の輪

ではなく、天使の輪であることが分かったからだ。

 

「…これは一体どうゆu…いえ、元凶は

何となくわかります。あのロクでもない神様に

違いありません。しかしどうしてこんな…うん?」

 

など、永遠のループにハマりそうになっていた

時、1枚の紙が自分の身につけている服のポケット

から出ているのが見えた。

 

「…えーっと?…

 

『やぁ、無事に辿り着いたかな?

君をその世界に送り込んだブローズお兄さんだよ。

まさか君がかのギルガメッシュ王に憧れて

いたとは驚きだ。まぁ、僕は面白いから別に

上がどんなに騒いでいようが構わないけどね!

存分にその体を楽しんでくれたまえ。

さて、察しのいい君ならもう気付いているかも

しれないけど、君がいるのは『天界』だ!

神様との決別をした王様の力、容姿が

神の手先になるなんてどんな因果だろうね!』

 

…なんで楽しそうなのこの神様は。」

 

自身をこの世界に飛ばした神様に若干

呆れつつも、少年は続きを読んでいく

 

「『さて、まず君にしてもらわないといけない

ことがあるんだ。まず、特典が使えるか

試して欲しいんだ。持っていても使えないん

じゃ意味が無いからね。自分の奥底に眠る

力を“感じ取って”みれば大丈夫だよ。』

 

…少し精神論じみてませんかね?」

 

疑いながらも少年は目をつぶり、自身に

眠っているであろう力を手繰り寄せる

すると、少年の周りに無数の金色の波紋が

現れ始めた。そこからは見るだけで業物と

分かるような剣や斧、槍など多種多様な

武器の数々が姿を出し始めたのだ。

 

『それが、ギルガメッシュ王の宝具の一つ

彼が友との旅の途中で集めた世界の至宝を

集めた蔵、王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》

どうだい?凄いだろ君の憧れた王様は?』

 

唖然、今の少年を表すならそれ以上相応しい

言葉はないだろう。その力に驚きそして尊敬した。

しかし、少年が驚いたのはそこでは無い。

 

「…いやいやいやいや、待て待て!

なんでギルガメッシュ王がヒッタイト神話の

エアの宝物庫を持ってるのさ!?」

 

そう、この少年神話や史実の話は見たこと

があっても某ソーシャルゲームの英雄王を

知っている訳では無いのである。

故に、少年は神の門を何故持っているのか

疑問で頭がいっぱいなのだ。

 

『まぁ、ツッコミ所はあると思うよ。

多少私の趣味嗜好でいじらせてもらったか

らね!(ゲーム的な意味で)』

 

「多少の域じゃないですよ!!!何やってんだあ

のバカミ様!!!(神話、史実的な意味で)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年、初のカルチャーショックである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------キリトリ線----------------キリトリ線--------------

 

「はぁ…はぁ…落ち着こう…うん…。」

 

ひとしきり不満を爆発させた少年は再び

あのバカミ様の手紙を読み始めた。

 

『さて、まず最初に王の財宝から

神性を隠すための宝具を出して欲しい。

その世界の神は特別でね、神性を持つた

天使がいるなんてなったら大騒ぎだろう。

無論、君が話してもいいと思った者に

ならじゃんじゃん話してくれたまえ。』

 

「…確かに、いきなり神様と同列の

同種族とか出てこられても困るよな。」

 

そう、ギルガメッシュは神と人の混血で

ありその身には紛れもない神性が宿ってい

る。何より、今は人ではなく天使という

神に近い存在であるため、神性は神を嫌う

オリジナルよりも高くなっているのだ。

 

『まぁ、さすがの私も米俵の中から

米粒1つを探せなんて鬼畜なことはさせ

ないよ。君の千里眼に細工をして鑑定も

できるようにしておいた、それを使って

探してくれたまえ!』

 

「いや、マジで何してんの!?」

 

そんなこんなありながら、少年は

宝物庫の中から自身の神性を隠す宝具を

見つけ出し、それを首飾りのように下げた。

 

『最後に、君の名前はギル・ガメル

神様をどうするもこの世界の物語をどう

するかも君の自由さ。何かあったら

“神聖な場所”かトーラット大聖堂で

私の名前を読んでくれ。いつでも

出来る限りの手助けをしよう。

そして、この世界をハッピーエンドに

してくれるつもりがあるなら

一つ君に助言をしよう○○と名乗る

者たちに気をつけなさい。彼らは

裏で随分と大胆な計画を企ててる

らしいからね。私は大丈夫だけど

その地の神は…まぁ、後は君の自由さ!

それでは、私は君の旅の無事を祈って

いるよ。 ブローズより』

 

最後まで読み上げるとその手紙は

塵一つ残すことなく燃えてしまった。

どうやらあの神様は“僕”以外に

存在を知られるつもりはないらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ありがとう神様。大分ロクで

なしだけど僕は貴方のことが少し

好きでしたよ。」

 

少年の声は小さく、しかしハッキリと

した芯を持っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、身体を得ました

名前も得ました、そして僕の尊敬した

かの王が僕には着いています。

多少の不安は残りますが、行くとしま

しょう。」

 

 

 

 

 

少年は新たな力を得てここに君臨する。

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは、僕の歩む物語だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、どんな世界に来たか気づき

頭を抱える未来にある少年ギル・ガメル

を愉悦をうかべ見守る者がいるのを

まだ少年は知る余地もないのである。





某ソーシャルゲームAUOとの違い

その1 神性がオリジナルよりある

その2 千里眼の強化(魔改造とも言う)

神性の強化は多分A+くらい
元々AUOだって神様嫌いが
なければAはいったはず…だよね?
ついでに種族が天に近くなったので
余計強くなりました。

その2は今後においてとても重要に
なってきます。子ギルくん成長期に
拍車をかけることでしょう。(愉悦

因みに“神聖な場所”と
トーラット大聖堂はアニメで
出てきた所をそのまま引用しました
某天聖が祈り(ダンス)wをしてた所と
ルシファーさんがダイナミック
ステンドグラスクラッシャー
した場所です。分かるかな?

次回 ギルくんの宝物庫調査編
無銘の剣とか鎖とか弓とか出てきます
ついでにギルくんの主装備は
もう決めてあるんですよね〜

今回も見ていただいてありがとう
ございます!
これかもどうぞよろしく!

(´・ω・`)また次回


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少年期 第2章 王の財宝

「月火水と連続投稿!この調子で…(ガクリ」

通常登校復帰してからの睡眠欲に勝てず
時間をあけてしまいました…すいません
学生生活(後半)が忙しいんです許して

そのぶん今回は気合い入れて描きました。
そして寝ます←(現在午前3時)

ギルくんの主装備を決めます!
流石にAUOと同じじゃ近接戦闘が
心もとなさすぎて某天聖にアゾられそう
なんでね!←
チートが加速していくぞぅ(主に鑑定を入れた
影響で)

2020.10.4 神性の説明を追加しました。



天界に転生して数日がたったある日…

 

「ふぅ、今日もいい朝ですね。」

 

少年こと、ギル・ガメルは林の近くに

あった教会にいた。今日から野宿か…と

考えていた彼に偶然、教会の聖職者である

シルリという女性が声をかけてくれたのだ

「神を決別した王様が神様のお膝元に…?」

と一瞬悩んだが、小間使いである天使に

なってしまった時点で同じだろうと割り切

る事にしたのだった。

 

「さて、今日も始めますか。早めに

この宝物庫の整理をして今後について

考えないといけませんしね。」

 

そう言うと、彼は自身の周りに王の財宝

を展開し手を入れ1つの剣を手に取った。

 

「えっと、これは神秘の残った剣で

次は竜特攻の剣で、これは「転写」の

原点でしょうか?面白いですね。」

 

彼は一つ一つにブローズから貰った鑑定

を使い別々の門に入れていく。何故彼は

こんなことをしているのか?

それはシルリに「記憶が曖昧で…」などと

言葉を並べこの世界のあらましを聞いた

からだ。どうやらこの世界では

天界、煉獄、魔界と3つの層になっている

ようで天使と魔物の衝突が耐えないらし

い。それを聞いたギルはこの世界では

何が起きてもおかしくないと判断し

教会に身を置くと同時に王の財宝の中の

鑑定と共に身体を鍛え始めた。

しかし、流石は王の財宝余りの武器の

多さに「これだ」と思える武器が中々

見つからず、整理と鑑定を前置きにし

て自分に合う武器を探し始めた。

 

因みに、神と人の間に生まれたため

強力な人生を持っている。

(英雄王は本来神を嫌っているため

神性は本来より低いといわれているが、

神性を持つ英雄王に尊敬をもっている事

更に人間ではなく天使とゆう天の使いの

種族である事が重なり、

英雄王より強くなっている)

 

しかし、ここは天界であり一人の天使が

神性を持っているなど有り得ないことで

ある為、今は神性を隠す腕輪を付けて

隠している。

 

 

「しかし、まさかこんなに苦労する

事になろうとは…あ、アルスター伝説の

一つですね…またですか←」

 

そう、出るわ出るわ神話の武器、

伝説の財宝、オーパーツ等々…流石の

量の多さに数秒でカルチャーショックを

起こし一日が終わってしまったほどである

しかし、得られた情報も多かった。

王の財宝はただ財宝をしまうだけでなくど

うやら射出も出来るようだった。

(威力を試そうとして危うく教会の一角を

吹き飛ばしそうになりシルリに大目玉を

食らったのは別の話…。)

流石は、全ての財宝を集めた王そこらの宝剣ですらただの弾である。

かくして、王の財宝の整理を始めたギル。

有象無象の財をかき分けて未鑑定の財は

残り数種となっていた。

 

「ここら辺からは結構大切に置いてあり

ますね…あんまりいじらないようにして

起きましょうか。」

 

そう心に決めギルは鑑定を始めた。

 

 

 

金とエメラルドの配色をした空中戦艦

 

 

どこか懐かしい、神代の力が宿る鎖

 

 

触れる事すら恐ろしい無銘の剣

 

 

 

この3種だけでも封印指定されそうな

代物ばかりである。そして、最後の1つに

ギルは目を止めた。

 

「…これは…」

 

それは双剣だった。それまでに様々な双剣

を目にしてきたが、その中でもそれは破格

の力を備えていた。その双剣は柄が可動可能

になっておりトンファー、弓と一つで三役

をこなせるものだった。加えて、鑑定する

とその双剣にはメソポタミアの創造神

エンキの力が込められており、力を解放

すれば“星”を降らせること、世界を1度

終わらせた「ノアの大洪水」を引き起こす

程の力を秘めていることが分かった。

 

「…『終末剣エンキ』と言った所で

しょうかね?全く、唯一の友達が入って

たり神様の剣が入ってたり…本当に

凄いな…この王様は…。」

 

ギルは自分の体の元になった英雄の王

の規格外さを改めて理解した。

 

「…とりあえずしっくり来たこの双剣

を使うことにしましょう。そうと決まれ

ば特訓…と言いたいところですが、

これ以上外にいてはシルリさんを心配

させてしまうかも知れませんね。

残念ですが、特訓は明日にしましょう。」

 

そういうと、ギルは立ち上がりシルリの

待っているであろう教会の方へと走り去っ

て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あの子供は一体…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1人の天使に姿を見られていたことを

知らずに…




某ソーシャルゲームAUOとの違い

その3 近接戦闘能力の大幅強化

その4 旧武器を使い始める

後先考えずに宝剣ランチャー(´・ω・`)
流石の聖職者も驚き&お怒りの様子w

聖職者ことシルリさんはオリキャラです。
…バビロニア…祭祀長…白旗…ウッアタマガ

そう、今回ギルくんが使うのは
旧Fateでプーサーさんと戦った時に
使っていた『終末剣エンキ』です。
雑魚戦は財宝ガトリングすればいいん
ですけど、近接よわよわなので入れます。
慢心なんぞするものか←

なお、無銘の剣、エンキでの宝具解放は
ここぞの時以外しません。“それ以外”なら
バンバンします。
今回の王様は“全ての宝具の原点を知っています。”
それくらい長い間書斎にこもってました。
はい。←


最後の天使さんは黄色い人です。


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少年期 第3章 天界が滅びかけた日《前編》

モンストアニメガチ勢の人なら分かる?
第2話のウリエルと天聖(笑)の会話中に出
て来た話題を元に書いてみました。
(魔物がオーブを取り込んでしまって
町が木っ端微塵になってたやつです)

アニメでは清々しい程に爆発してまし
たが、この小説では被害は小さくすませ
てうちの子の見せ場にしてやります。
(マーボー神父の愉悦笑み)

まぁ、結局街に被害は出るんですけどね。
ウチの子は何処ぞの空気読めぬ王ではない
ので多少の被害は出ます。とゆうか物語を
原型なくぶち壊すと元のアニメの面白味に
かけるのでそうゆうのはしません。

ってかこれをやらないと天使入るまでに
AUOボイス(&玉体)になれない!!
言わば時間稼ぎ(年数稼ぎ)!!←
(くっ…計画性なく書いてた事後処理が…)



「…(…全ッ然、返事してくれないじゃない

ですか…何やってんですかねこの世界の神様は)」

 

「あら、随分長い祈りですね。本当に

天啓が降りてきたのですかギル?」

 

「あ、いえいえそうゆう訳ではないですけど…」

 

その日ギルは修行を終えて、シルリに

付き合って神への祈りを捧げていた。

本来神性をもつギルのような者が

祈りを捧げると「どうしたんだい?」と

ブローズのように出てくるのが普通

(そもそも自分達の世界に別の世界から

の干渉があったら気付くだろう)

なのだが、何故かここに来てからの

1ヶ月あまり1度も返事が来ないので

ある。

 

「…(何かあるのでしょうか…)」

 

ギルがこの世界の神に対して疑問を

抱いたその時

 

ズガァァァァァァァァン!!!

 

「な、何事ですか!!」

 

「相当大きな爆発音でしたね…ビックリシタ」

 

周囲にけたたましい爆発音が鳴り響いた。

空振を伴うその爆発は天界全土に響き渡り

辺りを騒然とさせた。

その時、1人の天使が扉を叩き開いた

 

「シルリさん、大変だぁ!!」

 

「落ち着いて、どうしたんですか?」

 

「ま、魔物だ!魔獣と魔物が天界に押し

寄せてきたんだ!!」

 

「「な、なんだって(ですって)!!??」」

 

彼によると、爆心地の結界に穴が生まれ

その穴から有象無象の魔物が煉獄から溢れ

出てきたらしい。

 

「このままじゃ天界が!!!!」

 

「分かりました、直ぐに天使団の方に

応援を頼みます!巡回している者もいる

でしょう、大天使長様たちが来るまで

なんとしても持ち堪えてください!!」

 

「でも!魔物の数が馬鹿にならない程に

多いいんだよ!大天使長様達が来るまで

なんて持ち堪えられるわけが無い!!」

 

「そんな…」

 

シルリは焦り始めた、確かに彼の言うこ

とは正しい。いくら大天使長の率いる

天使団でも、ここから彼らのいる第1

セラフィーからでは翼での飛行や飛行艇で

も数時間かかるのだ。

 

もしも、間に合わなければ…と考えた

その時

 

 

「僕が行きます!」

 

 

ギルは立ち上がり宣言した。

 

「僕も大天使長が来るまでの時間稼ぎ

を手伝います!それで何とか…」

 

「馬鹿を言わないでください!貴方は

まだ子供でしょう!例え強力な力がある

と言えど認めることはできません!!」

 

「そんな事を言っている場合ですか!!

天界を守るか!ここで皆滅びるか!

今迫られているのはその二択です!!

そりゃ、僕だって怖いですよ!嫌です!

でも、今戦わずしてどうするんですか!」

 

ギルの覇気迫る言葉にその場にいた2人は

身動ぎした。ギルはその時激情し魔力が漏

れていた。その魔力は言葉となって、危機

迫りシルリを説き伏せた。

 

「それに、僕が毎日頑張っているのを1番

知っているのはシルリさんでしょう!」

 

ギルの目には絶対に守ってみせるとゆう

意思がこもっている。止めてもダメだろう。

この笑顔を見せる少年は無理やりにでも

魔物の元へ行ってしまうだろうと。

シルリは目をギルに向けた。

 

「…一つ、約束をしてください。これが

終わったら傷一つなくここに帰ってくると。」

 

「分かりました。終わったら貴方の元に

必ず帰ってきます。どうかシルリさんも

無事でいてくださいね!」

 

そう言うとギルは“翼を広げずに”空へと

飛び立って行った。

 

「行かせて良かったんですかシルリさん!」

 

「責任は私が取ります、あの子は止めても

私の静止を振り切って行ってたでしょう。」

 

もう、見えなくなってしまったギルの

消えていった方向をシルリは見つめ続ける

 

「…どうか、あの子に神の加護を…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、見えてきましたが…酷いですね。」

 

そこは惨状などという言葉では表せない程

痛々しい光景が広がっていた。

だが、そんな状況の中でもギルは笑みを

見せる。

 

「初めての実践戦闘です。この力が一体

どこまでこの見るもおぞましい化け物達に

通じるか試しましょう…双剣のみと言わず。」

 

そう言うとギルは王の財宝を一つ展開し、

中から光り輝く黄金の剣を取り出した。

すると、その剣に並々ならぬ魔力を流し始める

 

「この天界を攻めたこと…市街地を侵略し

人々を恐怖に陥れたその不敬…この周囲に

いる全ての者の命をもって償わせてくれる!」

 

刀身が魔力に震える。魔物の中にも気付く

者がいたのかこちらに向かって来る者もい

たが少年は構わず魔力を流し込む。

 

本来、王の財宝の中にある宝具の真名解放

は出来ないはずである。

しかし、とある世界線の小聖杯を所持する

少女はその魔力にものを言わせ、本来で

あれば投影出来ないはずの星の聖剣を

投影せしめ、真名解放まで成し遂げた。

これはそれを単純化したものである。

 

 

「いくぞ!!!覚悟は出来ているな!!!!」

 

 

ギルは『選定』の原点であるその剣の名を

高らかと叫び力を解き放つ

 

 

「選定の剣よ!!我らが道を開け!!!!」

 

 

 

 

 

「『希望を示せ!!!!』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

是・勝利すべき黄金の剣(カリバーン)!!!」

 

 

 

 




某ソーシャルゲームAUOとの違い


その5 財宝の真名開放が出来てしまう。


チート確定(´・ω・`)
鑑定なんて力をウチの子に付けたのがお前の
間違えだったなブローズゥ!!!!


ブローズの前にアンって付けて検索して見てください。
思わず「シスベシフォーウ」と叫びたくなります…多分


真名開放は他の武器でもガンガンやります
無理って人はゴメンね?
だってあの聖杯少女は“お兄ちゃん”の力で
ブリテンの赤き竜の宝具を使うんですよ!
ならいいじゃん!!人じゃない分、封印
してある小聖杯より魔力を持っている
ギルくんが真名解放出来ても!!
(圧倒的暴論)




それに面白いでしょ?(反省してます。)




是・勝利すべき黄金の剣《カリバーン》


セイバーリリィの宝具
約束された勝利の剣《エクスカリバー》の
前の剣ですね。某AUOもメロメロです。
おのれマーリン!だが絶対に許す!!←


次回 フルボッコ!〜蹂躙するとはこうゆう事よ!〜


どうかお楽しみに(冗談です)


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少年期 第4章 天界が滅びかけた日《後編》

勝利すべき黄金の剣《カリバーン》
使ってら書く気が一気に持ってかれた。
セイバーリリィ恐ろしや(´・ω・`)

やっと出てくるAUOの十八番
そしてもうひとつの切札…それは…


では、後編をどーぞ


?????side

 

 

「…これは…どうゆう事だ…?」

 

 

つい先程、天界の一角から魔物の侵入を

知らされて大急ぎでここまで来た天使団は

辺り一面に広がる魔物の血溜まりを見て

唖然としていた。

完全な不意打ちであり、まともな対処が

出来ず陥落しても可笑しくないと言われて

いた最終防衛ラインが未だ崩れていない

こに疑問を抱いた。

 

 

「本部より応援だ!皆無事か!?」

 

 

「おぉ、大天使長様だ!!」

 

 

「これで俺達も何とかなるぞ!!」

 

 

どうやら皆無事らしい。この魔物の襲撃

を見回りと1部部隊のみで抑えられている

のは偉業と言うべきだろう。

 

 

「…それよりも、報告を。

どうやってここまで持ちこたえられた。

魔物の数だって並ではなかっただろう。」

 

 

「それが、俺達にも分からないんです。

前線まで間に合わないと判断してせめて

ここだけでもと思い来てみればこの様な

有り様で…」

 

 

「なんだと?」

 

 

ありえない、としか言いようがない。

本部に来ていた報告だけでも数千以上の

魔物が攻めてきていたはずだ。

何もしていないのにこれ程までの魔物が

ここで倒れていることが説明できない。

 

 

何よりも謎なのはこの魔物達の傷跡だ。

円筒状に抉れるような傷跡なんて中々

つく傷ではない。それこそ大天使長

ウリエルと同等のレーザーを放つ力を

持った兵がいるなんていう報告は上がっ

て来ていないし、いたら私の隊に

誘っているだろう。そんなことを考えて

いたその時だった

 

 

「大天使長様!大変です!

今すぐに最前線へ向かってください!」

 

 

「何事だ。」

 

 

「近隣の教会で務めている者からの

情報で定かではないのですが…

最前線を“少年一人のみ”で抑えている

との報告が入りました!!」

 

 

「何!?そんなことが有り得るわけ

ないだろう!!数千の大郡だぞ!!

我々の来る間少年一人で前線が維持

できる訳が無いだろう!!」

 

 

「しかし、先に向かった兵からも

似たような報告が相次いでいます!」

 

 

どうゆう事だ!?あの大群を一人で?

子供が?そんなの無茶に決まっている

最悪のシナリオが彼女の脳裏を掠める

 

 

「とりあえず、私は最前線に向かう!

お前たちは遅れた者がいないか捜索し

終わり次第前線に向かえ!」

 

 

「分かりました!!」

 

 

急ぐ気持ちを抑え部下に指揮をとる。

自身が急いでは部下にも不安は広がり

馬鹿馬鹿しいミスを作りかねないから

だ。一通り作業をし前線に向かおうと

翼を広げたその時、耳を疑う報告が

2つ入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『最前線は、本当に少年一人によって

抑えられていた。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『少年が相手取っているのは

身体にオーブがめり込んだ異色の魔物

である。』

 

 

 

 

 

 

side out────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっ!!」

 

 

 

声と共に魔物の身体を双剣が切り裂く。

 

 

 

「はっ!!」

 

 

 

声と共に光の矢が魔物の身体を貫く。

 

 

 

「そこです!!」

 

 

 

声と共に朱槍が魔物の心臓を止める。

 

 

 

「ふぅ…いくらなんでもキリがない…。」

 

 

愚痴を零しながらも淡々と魔物を屠る少年

ギル・ガメルは天使団が来るまでかれこれ

30分強魔物の相手をしていた。

 

 

「こんなに多いなら最初にケチらずに

対軍にしておくべきでした。いくら何でも

多すぎrってうわぁ!?」

 

 

魔力の消費をケチった事を後悔していた

その時、目の前を謎の攻撃が通り過ぎた。

 

 

「僕に攻撃を届かせる事が出来る敵が

まだ居たんですか!?一体どこから…!?」

 

 

見えてしまった。魔物と分類するには余りに

膨大な魔力の塊を取り込んでいる文字通りの

バケモノがここに居る。

 

 

「…あ、あれは…確かオーブと呼ばれている

超魔力の塊みたいなものじゃないですか!

何で魔物の身体にめり込んでるんですか!?」

 

 

そこに、先程到着した天使団の第一陣が到着

した。報告通りに少年が前線を抑えていたこと

に驚きつつも兵の男はギルに声をかける。

 

 

「いたぞ!あの子だ!おーい!そこの君!

もう大丈夫だから君は避難しなさい!!」

 

 

「まて、彼処に魔物がいる!先にそっちを

片付けてからだ!!」

 

 

兵の1人がこちらに向かっている魔物に気が付

き、攻撃を開始する。しかし、その方向には…

 

 

「待って!その中にはオーブを取り込んだ

バケモノが一体いるんです!下手に攻撃して

しまったら大変な事にて…!」

 

 

「「なんだと!?」」

 

 

2人の天使は驚き、攻撃を止めようとする。

しかし、1歩遅かった。先に気づいた一人の

放った光線は敵の大群の中心にいた

バケモノの額を綺麗に撃ち抜いてしまった。

 

 

 

 

 

「▒██▒▒██▒ーーー!!!」

 

 

 

 

 

バケモノの声にならない断末魔、蹲り、

頭を抱え、顔を上げるた時には…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーブは禍々しい光を発していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─マズイマズイマズイマズイマズイ─

頭の中で、必死に思考を巡らせる。

刺激をしてしまった事で恐らく魔物が

オーブの魔力に耐えられず破裂し、その

衝撃でオーブが爆発してしまうのは

容易に想像ができた。

何としても被害を抑えなければ、無事に

帰ると約束した!ギルはその一心で思考

を巡らせ続ける。そして、1つの案を

思いつく。

 

 

 

破裂する前に器(魔物)を跡形もなく

処理し“別の器”にオーブの力を余す事

なく納める他、方法はない。

 

 

 

失敗すれば消滅は免れない。

仮に成功したとしても目の前でやらな

ければならないため安全とは限らない。

しかし、考える余裕はない。

 

 

 

「兵の皆さんは後に退避!!」

 

 

 

「な、何を言っているn…

 

『我が下がれと言っているんだ!!

つべこべ言わずに下がれ!!

さもなくば貴様も死ぬぞ!!』

 

なぁ?!」

 

 

 

少年の周りには無数の波紋が広がって

いる。10、50、100と増えるその黄金

の波紋は一つ一つの門から伝説級の武器

をつがえる。

 

 

 

 

『多少野蛮ですが、これ以外ない

のであればこれも戦法の一つ!!』

 

 

 

 

 

 

『武器とは使ってこそ価値あるもの!!』

 

 

 

 

 

 

『財宝とはこう使うものです!!』

 

 

 

 

 

 

『王の財宝』

《ゲート・オブ・バビロン》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放たれる閃光は一つ一つが強大な力を

もってバケモノに突き刺さる。やがて、

バケモノは力尽きる前に身体が消滅した。

しかし、オーブの暴走は止まらない。

もうダメだ…と誰かが言おうとしたその時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『███の██よ僕の!!

我の願いを聞き届けよ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『溢れ出る怒りを飲み込め!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間世界は1度白く染った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後に一人の大天使長が着いた時

目に映ったのは、自身の部下と一人の

少年、そしてその━━の手に握られて

いる“黄金の大きな杯”だけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やっと撃てたよ宝具ガトリング…
ここまで長かったぜ(´・ω・`)


終始出てきた大天使長は誰だって?
紫色の大天使長です。
(下手すぎて分からなかったらごめんね。)


天使団の兵が無能すぎ?いつもの事。
実際闇属性の大天使長の所以外の部下
ってアホっぽくなかった?
(圧倒的偏見を噛ましていくスタイル)



███の██
天界だから███ではないけど
呼び方がそれ以外思いつかなかった。
某ソーシャルゲームの7章終わりに
旅行先のお土産にって賢王がくれた
アレです。優しいよね(´・ω・`)w
カナーリ後に使う予定です。


まぁ、モザイクの方が本体で
くれた方は財宝の余り物だろうけど。
AUOならお土産(意味深)の一つや
2つくらい持ってるでしょ←
(令呪だって持ってるらしいし)



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少年期 第5章 加速する物語


掛け持ちし始めた影響か進まなくなった!!
頑張って書くからキャストリアで和んで!
(唐突なもう1つの方の宣伝)


前回出てきた██の██ですが、
書きにく言ったらありゃしないので
今後は“あの大杯”と書かせていたきます。
答えがほぼ出てるぅ!!


冥府の悲劇(笑)再来!!
そしてまさかの魔獣登場!!


「…うむぅ…ここは…」

 

 

 

目を覚ますギル。そこはいつもと変わらな

いシルリのいる教会の天井だった。

 

どうやら、最後に使った██の…“あの大杯”

の余波で気絶していたらしい。

 

戦いの影響なのか動かしずらい体に鞭を

うってベットから起き上がる。

 

 

 

(…うん?…目線高くない?もしかして

数年寝ちゃったパターン?でも、外で

工事してるみたいな音がしてるから多分

経ってても数日なはず…)

 

 

 

「…まさかな…」

 

 

 

そう言うとギルは近くにあった姿鏡の前

まで移動した。

 

そこには全ての答えがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこにはFGOの弓ギルの姿があった。

(本人は未プレイだから知らない)

 

 

 

「ふむ…王が夢から覚めると

その体は成人並みに大きくなっていたと…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「などと言っている場合か!!

本当にデカくなっているでは

ないか我ェェエ!!!!」

 

 

 

 

この後、シルリがなだめるまで騒いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど、起きたら体が成長していたの

ね?不思議ですね。所でその口調はどうし

たの?」

 

 

 

「口調は恐らく体に持っていかれたのだろ

う。体の方は知らん。我が知りたい!!」

(アレ使わなきゃよかった…助けて…。)

 

 

十中八九“あの大杯”の影響だろう。

しかし、それが世に知れ渡れば大惨事所の

騒ぎではなくなってしまう。

それだけは、避けなければならない。

ギルは心の中でそう結論づけた。

 

 

 

「…分かりました。応援をくださった天聖様

に事情を話して使いを向かわせてもらって

今回の事態の会議をここで開いてもらう

ようにしましょう。

貴方は、天聖や大天使長様が来るまで

部屋で休んでなさい。

まだ疲れが残っているのでしょう?」

 

 

 

「…うむ、そうさせてもらう。すまぬな。」

 

 

 

そう言ったギルは戦闘の疲労と精神的疲弊

の激しい体を引きずり自分の部屋まで行き

布団に飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー、彼処までやるとは思わなかった

君って実は思い切ったら凄いよね!流石の

僕も関心d(((」

 

 

 

「ブローズ!貴様ァどうゆう事だ!!

この身体は!!訳を話せ!!さもなくば

貴様も先程の魔獣共と同様に串刺しにし

てやるわ!!そこになおれ!!!!」

 

 

 

言葉をまくし立てるやいなや、ギルは

空中に何十何百の黄金の波紋を浮かべる。

 

 

 

「ち、ちょっと待って!待ちたまえ!!

君の体に僕は関与していない!!

君も分かっているだろう!?

八つ当たりにも程があるy(((((」

 

 

「えぇい!!言い訳は冥府で聞いてやる

わ!!覚悟するがいい!!」

 

 

 

「王の財宝!!!!!!!!」(ゲート・オブ・バビロン!!)

 

 

 

「乱暴だな君はーーーーーーー!!!!」

 

 

 

半狂乱になったギルを止めるのに

また数十分掛かったそうな。

 

 

 

「いたたた、君実は本気だったよね!?

不死殺しとか神殺しとか平気で飛ばして

来たよね!?恐ろしいんだけど!?」

 

 

 

「なに、日頃の恨みを晴らしたまでよ。

笑って許せ。

それと給付金に頼らざるおえなかった者共

に謝罪を述べるが良いわ。←」

 

 

 

「それは僕関係ないよね!?!?!?」

 

 

 

一区切りしたのか、ギルの目線が鋭く

なり、目の前のブローズを睨みつける。

 

 

 

「それより、丁度良い所で来たな。

我もお前に聞きたいことがあった所だ。」

 

 

 

「おっと、それは好都合。

じゃあ、君から先に質問をするといい。」

 

 

 

お先にどーぞ、とこれまた腹の立つ笑顔に

耐えつつギルは自身の現状の疑問を投げか

ける。

 

 

 

「我の体はどうなっているのだ!!

整理する時に“あの大杯”を鑑定したが、

あのような機能一つもなかったぞ!!」

 

 

 

「なーに、それは大杯じゃなくてオーブの

魔力量に問題があるのさ。

君は、“あの大杯”に魔力を取り込ませ完全体

にした。

アレは完全体にしないと意味が無いからね。

しかし、彼処で起きるはずだった爆発は

浮島の街を跡形もなく吹き飛ばすほどの

大爆発だ。

魔力の大きさもマナよりオドの方が正しい

位のね。

そこで、それを察した“あの大杯”は恐らく

莫大な魔力の一部を君の体に移したのさ!

所持者の生存を第一に考えてね!

驚くばかりだよ!

その魔力が、君の体を急速に大きくして

しまったのさ!!」

 

 

 

「…なるほどな、前世のように人間で

あれば耐えられないだろうが天使の身

であったからこそ、その魔力に耐える

事が出来た。

代償に我の身体はその魔力に比例し

大きくなったと…。」

 

 

 

「どうかな?理解していただけたかい?」

 

 

 

そういう事かとギルは納得した。

多少今までとの違和感はあるが、それは

自分があの時“あの大杯”を使用することに

した我の判断ミスかと割り切ることにした。

 

 

 

「うむ、少々言いたいことはあるが

取り敢えず理解はした。

それで、貴様の要件はなんだ。

何の要件も無しにここまで呼んだ

訳ではなかろう。」

 

 

 

「おっと、そういえばそうだった!」

 

 

 

 

「…貴様ァ…」

 

 

 

ブローズの忘れてたとでも言わん顔に

怒りの色を滲ませるが、ここでまた攻撃を

行なってもブローズ(ロクデナシ)の思うつぼだ

と考え頭を切り替える。

 

 

 

 

「…コホン、ではコチラの要件を

言ってもよろしいかな?」

 

 

 

 

「さっさと話せ、話さねば貴様を

我が財宝で塵にしてくれるわ。」

 

 

 

「なんだかその体になってからが酷いな!

まぁ、その体なら仕方ないかもしれない

けど!!

ふぅ、よし僕の要件を言うとしよう。

僕の要件はだね、君に天使団の部隊に

入って欲しいんだ!!」

 

 

 

「…なんだと?」

 

 

 

ギルは耳を疑う。

今まで、君の物語を進むといい─と

こちらの行動には文句を付けなかった彼が

急に何をして欲しいと明確に示して来たか

らだ。

 

 

 

「…それには何か訳があるのか?」

 

 

 

「…君の物語のハッピーエンドのため…

じゃダメかな?」

 

 

 

ブローズはこちらを穏やかな目で見て微笑む

 

 

 

「…まぁ、その理由であれば協力は惜しま

ん。

 

我も、第二の生を絶望で彩りたくはない

からな。

例えそれが、どんな道であろうと

それがお前の思惑通りであろうが

進んでやろう。癪だがな。」

 

 

 

「…それは良かった。

では、入る為に一つ助言をしてあげよう。

 

本来、君はこの世界には居ない存在だ。

そのせいか、最近君の世界では本来

君の世界で生息していない生物が増えて

いる。

パラドクスという奴さ。

 

恐らく、君が入隊したいと言えば…

いや、言わなくても「入隊しろ」と言って

くる可能性は大いにある。

その時に、君の実力及び信用の為に

彼らはそのパラドクスによって生まれた

モンスターの討伐を要求してくる筈だ。

君にはその要件を呑んで欲しい。

そのモンスターは恐らく、君でなければ

討伐は不可能のはずだ。」

 

 

 

「…我でなければ討伐不可能……?」

 

 

「それは見てみれば分かるさ。

では、呑んでい頂けるかな?

僕の要求に。」

 

 

 

「…良かろう。

その程度の要求であれば軽く受けて

やる。感謝するがいい。」

 

 

 

多少引っかかる言い方はあったが、

その程度の要件であれば自分でもできる。

そう考えたギルはブローズの要求を呑んだ。

 

 

 

「ありがとう。

では、そろそろ帰りたまえ。

恐らく、そろそろ天使の隊が君のいる

教会に到着する頃だろう。

…君の幸運を祈ろう。」

 

 

 

ブローズがそう言った瞬間、

ギルの意識は現実世界に引き戻されて行く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって協会の一室。

ここでは、ギルの意識が戻る前にシルリと

天聖“ケテル”によって派遣された大天使長

の対話が始まっていた。

 

 

 

「…では、今回の一件でギルには

隊に入って欲しい…という事ですね?」

 

 

 

「…えぇ、大群を一人で相手どれる実力、

オーブの埋め込まれていたモンスターを

相手に殆ど被害を出さずに討伐したその

驚異をケテル様は野放しに出来ないと考

得ているようです。

出来れば、ギル………くん?さん?には

ケテル様の管轄である隊のどこかに

入って頂ければと考えています。」

 

 

 

2人の対話は、淡々と進む。

シルリの不安を滲ませる目を見て、

“金色の美しい髪”の大天使長は安心させる

かのような優しい笑みを浮かべている。

 

 

 

「…しかし、モンスターの大群を相手に

したと言っても理解は中々されないでしょう?

一体どのようにギルを入隊させるのですか?

何より、彼が入るか否かも分かりません。」

 

 

 

「彼の意見はともかく、こちらとしては

入る前に彼が我々の驚異になるかならない

か、どれだけの実力を持っているかを

“煉獄”に行って調べます。

丁度、“未確認のモンスター”が各地で発見

されているのでそれの討伐をしてもらい

彼の実力を測ろうと思っております。」

 

 

 

討伐─その言葉を聞いたシルリの顔は

更に不安を煽る。

 

 

 

「その未確認のモンスターは大丈夫なのでしょうか?

もしもあの子に何かあれば…」

 

 

 

「大丈夫だと思いますよ?

偵察が今も監視をしていますが、本来

モンスターが気付くような距離まで

近づいても、まるで

“こちらなど興味がない”

とでも思わせる程に危機察知能力の低い

モンスターだとの報告が来ています。

ケテル様も「その程度なら警戒はせずに

例の彼に討伐させても大丈夫でしょう。」

と判断されました。」

 

 

 

その言葉を聞き、シルリは安堵の表情を

浮かべホッと息をつく。

 

 

 

「…そう言えばそのモンスターは一体

何と言うのですか?

いつまでも名前が無いのでは少し

言うのに手間がかかるのでは?」

 

 

 

シルリはふと考えた疑問を天使長に

投げかける。

 

 

 

「あぁ、それなら先程ケテル様が神への

儀式を終わらせて名前を聞いたそうです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルの物語はこの先…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「個体名は“フンババ”それが彼の

討伐する予定のモンスターだそうです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更なる加速を見せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…フンババ…だと…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブローズ貴様ァ!!!

確かに我にしか倒せんとは

言ったがフンババとは

どうゆう了見だ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とうの本人を置き去りにして←

(この後、大天使長とシルリ二人がかりで

ギルの暴走は収まったそうな…)

 




本当にデカくなっているではないか我ェ!

この小説を書き始めてから、いつかはネタ
にしたいな〜と考えていたやつ。




やけにロクデナシに似てきたブローズ

やっぱりネタ元がアレだからどうしても
似てきちゃうよね…おのれ花の魔jy(((((




みんな大好き()天聖ケテル

今作の被害者第一号。
原作ほどではないにしても、神の創造
した獣を“その程度”と誤認する
頭の弱い人。

今後は胃痛に苦しむでしょう。
いいぞギル!もっとやれ!!←




金髪の大天使長

アニメ第7話で勝手に赤と緑を
死んだ事にしているうっかり天使。


紫「赤と緑をよこす前にするんだったな」

光「殺したのか!?」

紫「?!」


いや、紫の人も金髪やん(´・ω・`)
そう思った人。大丈夫です。
私も間違えました。←



軽く見られたフンババさん

原作のように神性やらなんやらは持って
ないにしても扱われ方が酷い人。

(…相手にするまでもない奴がこっち見てる)
とか考えてたら雑魚モンスターと
同列の扱いをされている。
“興味が無い”じゃなくて
“相手にするまでもないゴミ”だと考えてる。

神性が無いにしても普通に強い。
大天使長が総出でかかれば倒せるんじゃね?
位の強さ設定です。

悪いフンババ…ギルの犠牲になってくれ。


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謝罪とお知らせ ※重要


キャストリア当たった!!!(迫真)

最後まで見て頂けると幸いです。




 

長い間、投稿をしなかった事を謝罪し

つつ今後について話します。

 

 

 

まずは、投稿を空けてしまったことを

謝罪します。すいませんでした。

まだ学生とゆう事もあり、テスト期間

→課題→課題→課題………

という日々を送っていたため、FGOの

種火回収&ストーリーをぼちぼちする

だけで一日が終わってしまい

(私はまだ1.5部が終わってません)

どうしても書く時間を用意でき

ませんでした。

 

 

キャスターの育成が間に合わん←

(キャスターだけで未強化鯖が五体以上)

 

 

また、そんな生活だったのでモンスト

を開いていない事がほとんどで

キャラ詳細や内容の細かい所を

忘れてしまっていること。

さらに、随分前に行われた

映画の特別試写会を見逃してしまい

ギルくん強化など諸々のフラグを

建てるに建てられない位ボロボロ

な状態なので現在更新することが

できない状況にあります。

 

 

また、Fate系の設定も今までは

軽くやっていこうと思っていまし

たが、コメントにもっとしっかり

した方がいいらしいような

コメントが来たのでそちらも

見返すつもりでいますが、

間違いなく時間語りません。

 

 

何よりも「エレちゃんアカデミア」

と兼持ちしてるのでそこら辺も

きついところです。

 

 

真面目に書き始めたものはしっかり

と書きたいので途中で放り投げる

ようなことはしません。

 

 

 

 

そこで、私は裁定の堕天使の更新を

一時的にお休みします。

具体的に「諸々の設定をもう一度見直す」

「モンストの映画を見て物語に支障の

ない範囲で面白いネタを考える」

事が出来てから再度更新を始めようと

思います。

正直、再流行したヤツの影響で随分

長い間投稿しなくなってしまうと

思います。

ヤツの影響を含めて数ヶ月は

お休みをさせていただきます。

 

 

批判や不満も受け止め、再度この物語

を見て「面白い」と思って貰えるような

物語をかけるまで、今回はお休み

させて頂きたく思います。

 

 

後書きに詳しく書かせて頂きますが

近々、練習用兼「裁定の堕天使」や

「エレちゃんアカデミア」

の息抜き用に設定を上二つより

ざっくりとした○○×Fateシリーズ

小説を新しく書きます。

今まで書いていた2つが

お休みになってしまうので

そちらの息抜き小説を暇つぶし程度

に見て頂ければ幸いです。

 

 

再開は恐らく「エレアカ」の方が

早いかと思われますが、

あちらは原作が終わりそうに

ないという点でさらに伏線を

貼ることが困難になると思われ

るので、

現状としては分かりかねます。

 

 

本当にごめんなさい。

そして、戻ってくるのを楽しみに

待ってください。それでは。

 

 

 

byラクネコ

 

 





少しお知らせ


休み中に自身の小説とほかの皆様の
小説をウロウロして思ったことが
あります。



俺、初心者の癖になんでこんなに
難しい小説書こうとしてんの?と



ほかの初投稿者様方は
「原作無視」や「チート」などは愚か
はっちゃけて道理など無い!!と
言わんばかりのものを書いている
のにも関わらず、
私は「原作重視」と原作に縛られ
「ここ違うやん」と原作ガチ勢ニキ
に強めに怒られる始末。




もう嫌です!!はっちゃけます!!!



とゆう訳で近々
「自身の1番知識のある物語」

「両原作の要所要所をなぁなぁ
に辻褄合わせした」
○○×Fateシリーズを
暇つぶし程度に書いていこうと
思っています。

それが出来るならこっち書けや
と思う方もいるかと思いますが
心の広い方はそちらも見てくだ
さい。


見てくれたら嬉しいです!!
キャストリアの出るおまじないを
かけておきます(´・ω・`)

それでは!!!!


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ギル・ガメル叙事詩 青年期
青年期 第6章 覚悟の時〜神話の再現〜


設定集を今一度確認してからお読みしていただくことを推奨します。
(遅れてごめんね?)

ながらくお待たせしました。
vsフンババ戦です。
えぇ、フンババ戦だとも。←

データが吹き飛んで復旧リニューアルした第1作目


現在、作者はウマに夢中だそうです。
しばき回してあげてください。(やめてください)




天界の空を飛ぶ飛空艇の中、ギルは自信を迎えに来た大天使長の一人と相対していた。

 

 

「——と言うわけで貴方には我々の隊に入って欲しいの。

無論、拒否権はあるけど敵軍を1人で抑えられる貴方の力を眠らせておくのは勿体ないことだと思わない?

でも、タダで入らせては我々の面子が立たないから、今から貴方には形状としてただの魔族討伐をしてもらいます。」

 

 

「……はぁ……全く……。」

(ブローズ死すべし、慈悲はない。)

 

 

ギルは悶々としていた。

あの自己利益の為だけに例の獣を討たせようとする、邪智暴虐ノロクデナ神に対しての罵詈雑言を心の中で並べていた。

 

 

「随分と大きなため息ですね。

そんなに嫌ですか?やるのは“魔族退治”ですよ?

街を守った時のものとやることは同じです。」

 

 

「彼奴を“ただの魔族”などと罵れる貴様らの

頭には心底呆れておるぞ“ウリエル殿”。」

 

 

今、ギルはここ周辺を管轄とする大天使長達の一人であるウリエルと相対していた。(ブー垂れていた。)

聖書に出てくる天使の一人であり感じ取れる魔力から実力も折り紙付きであると理解しながらもこれ程軽口を叩けるのはこの身体になったからなのであろうか?

何より、この大天使長から漂う残念感を感じ取り「この人、後々とんでもない勘違いしそうだな」などと考えていた。

 

 

「何やら馬鹿にされているような気がするのですが?」

 

 

「気のせいだ、気にするな。」

 

 

不貞腐れ半分面倒くささ半分といったギルの態度に若干の苛立ちを覚えつつ大天使長はギルに対して言葉を紡ぐ。

 

 

「ギル・ガメル貴方には天聖ケテル様も一目置いているの。

「今後、我々を助ける光となるでしょう」と言われていたわ。」

 

 

「…天聖か。」

 

 

天聖ケテル

神の声を聞き民を導く指導者とされている天使の最高位に位置する“暫定で”10人の中の一人…と言われている。

ハッキリ言って「胡散臭い」種類の人物であることは確かだ。

『千里眼』を使い、ウリエルを通して

ケテル様とやらを見てみたが、あの男は絶対に何かとんでもない事を

やらかしているような気がしてならない。

「神の御加護がー(棒)」とか「神の祝福を…(棒)」とか

 

 

「とにかく、貴方は…」

 

 

天聖に対し、敬語を付けないギルの態度に反応しウリエルがまた小言の

嵐を始めようとしたその時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこまでにしておいてやれウリエル。

つい先日までガキだったやつに礼節を弁えろなんて酷な話だろ?

そうゆう生意気なガキは例の魔族の討伐で痛い目を見てもらうのが1番の薬なのさ。」

 

 

 

抑え気味の笑い声と共に、

英雄王(ギルガメッシュ)であればガチ切れしかねない一言を放った者がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…何をしに来た“ルシファー”。

お前には今回の任務に対しての出動命令は出ていないはずではなかったか?」

 

「ふっ、釣れないことを言うな。

そいつは私の仕事をかっさらっていったガキだぞ。

一目見ておこうと思ってな。

まぁ、どうやら聞いた噂の通り体が面白いことになっているようだがな。」

 

 

オーブのモンスターが現れた時、一は早く彼処にたどり着いたのはルシファーだった。

しかし、着いてみれば現場は子供によって未曾有の被害を防がれた後だった。

ルシファーとしては、そんなイレギュラーな力を持つ少年とやらを自分の目で直接見たくなるのも何ら不思議ではない。

 

 

「おm……貴方も大天使長なのか?」

 

 

「随分と敬語は苦手そうだな。

ふっ、言いにくいのならルシファーでも私は一向に構わん。」

 

 

「ルシファー!それでは下の者達にケジメがつかない。

上下関係はしっかりさせるべきだ。」

 

 

そういったウリエルを他所にルシファーは「やれやれだ」と踵を返し他の部屋へとでていこうと扉に向かうその一瞬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“目があった”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━…ルシファー……様……どうか…ご無事で……━━━

 

 

 

 

━━━お前…を………のは!!…………!!━━━

 

 

 

 

━━━…………私は…………━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大天使長ウリエルよ

あのルシファーは近頃何かあったのか?」

 

 

「…どうゆう意味だ?」

 

 

「何、他のものより“この目”だけは誰にも負けぬと自負しているつもりでな。

何かあの者に少し違和感を覚えただけよ。」

 

 

「……確かにルシファーはココ最近色々あった。

しかし、それは私が言うことではない。

どうしてもというのならルシファーから聞くんだな。」

 

 

そう言うと、ウリエルも討伐目標までの時間を無駄には出来ないといい部屋から出ていった。

 

 

「…では、我も動くとするか。」

 

 

ギルは立ち上がりルシファーの出ていった方に目を向ける。

一瞬ではあったが、ギルはルシファーの立ち去る時、彼女と目が会った瞬間“千里眼”を使い彼女の過去を見た。

 

 

 

 

そして、彼女の生き様を見た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━私は……必ず……━━━

 

 

 

 

──絶望が拡がる洞窟で誓う天使──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━どうして!?何故貴方が!!?━━━

 

 

━━━オーブを返せ……!!━━━

 

 

 

 

──空で飛びぶつかり合う光と闇──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━話してください…!協力しますから…!━━━

 

 

 

 

──こちらを見つめる不安そうな緑──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━ガブ君は…君を信じていたんだぞ!!━━━

 

 

 

 

──怒りを浮かべる赤──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━…相変わらず…狡いくらい強いですね…!━━━

 

 

 

 

──待ち構える青の船団──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━勝利を確信すると…喜びに震えるのです━━━

 

 

 

 

──立ちはだかる巨悪──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━…お別れだ…ウリエル…━━━

 

 

 

 

──爆発と共に焼け堕ちる羽──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━ルシファー!!ルシファー…!!━━━

 

 

 

 

──泣き崩れる光──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━神からのお託けが御座います━━━

 

 

 

 

──降りかかる孤高の道──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…そうか、我のすべき事がわかったぞ。

そうゆうことなのであろう?ブローズ?」

 

 

そう呟くと、艦内のスピーカーから目的地に着くとの報告が入った。

ギルは不敵な笑みを浮かべると外に向けて歩き始めた。

 

 

「ならば、我は我の成すべきことをするとしよう。」

 

 

艇を降り翼を広げて、数十メートル先に見える体の奥底で覚えがあるのうな感覚のある雄々しい姿のモンスターにむかう。

向こうも気づきコチラを警戒する、

 

 

 

 

「ウガァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

瞬間本来のモンスターとは比べ物にならない魔力を放出した。

天使達が困惑する中、ギルは笑みを崩さない。

 

 

「ギル・ガメル!!!退避しなさい!!!」

 

 

そんなウリエルの言葉を無視しギルは目の前のモンスターを見据える。

 

 

「ならば、貴様とゆう壁を超えることも当然の摂理であろう。

神性無くとも衰えぬその覇気見事である。」

 

 

そこまで言うとギルは宝物庫から歪な形の鍵剣を取り出した。

 

 

「故に我は」

 

 

一瞬、空が赤く染った。

ギルが手に持つは歪な形をした鍵剣ではない。

手に持つそれは名もなき剣。

 

 

「貴様に今の我の全身全霊を持って相手取ろう!!」

 

 

瞬間、辺り一体が吹き飛び原初の地獄を織り成す嵐が吹き荒れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道が見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ならば進もう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コレは俺/我の進む道である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、最初の試練だ力を貸せ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「肩慣らしではあるが、これも何かの縁よなぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今ここで、原初の再現としようではないか!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手に持つは伝説

 

其は天地を切り裂く開闢の剣

 

名もなき無名の剣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うねりを上げろ乖離剣(エア)よ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一撃は、全てを置き去りにした。

 

 

分かったことはただ1つ

 

フンババはギル・ガメルによって討伐された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報告書 担当 ウリエル

 

仮想名「フンババ」の討伐について

 

 

フンババは想定の遥か上をゆく力の数値を示した。

応戦不可能と隊を引かせようとしたところ、討伐者予定のギル・ガメル単騎による“一撃”で跡形もなく地形ごと吹き飛んだ。

本件は彼の手柄である。

恐らく、大天使長出会っても彼相手は難しいものかも現れるほどの実力者であり我等の何処の隊に配属されても問題ないと判断される。

 

 

またギル・ガメルによる一撃で一体の時空が歪み不安定な状態にある。

関係各所に近寄らせないように勧告を要請する。

 

 

 

 

 

 

また、大天使長ウリエル個人の意見として

“例の件”で部隊を現在所持していない大天使長ルシファーの隊に一時的に身を置かせ実践を積むことを推薦する。

 

 

 

 

 

 

 

 




フンババの活躍が最後数行な件。
本当に踏み台にしてしまった(焦
許せフンババ。←


ルシファー隊に配属(強制)だよ!!やったぁ!!
やっと天使達やあの野郎を出せる!!
これからも頑張るぞぅ!!!


次回をお楽しみに(´・ω・`)


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