サクラ大戦〜華撃団の新しい副隊長〜 (ツムユウ)
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サクラ大戦1
プロローグ


新サクラ大戦のゲームとアニメを見て旧華撃団のメンバーを見たかったなぁって思い、なら最初からストーリーをやり直そうって思って書いた次第です。
駄作になるかもしれませんし、色々オリ展開も加えるので気になる部分があったら感想の方をよろしくお願いします。


最初だから短めに…


1923年(太正12年)1月

ー帝都某所ー

 

 

?「今回はわざわざ来てくれて感謝するよ。」

 

 

?「いえ、花小路伯爵殿のお呼びとあらば断るはずがありません。」

 

 

帝都のとある建物内で二人の人物が会談をしていた。

椅子に座っている‘’伯爵,,と呼ばれた人物は、貴族院議員の伯爵、賢人機関のメンバーを務めている

花小路 頼恒(はなこうじ よりつね)、その人であった。

 

 

花小路「まあそんなに堅苦しくしないで良い、今回は私が無理を言って来てもらったんだ。

    そんな所で立っていないで此方に座るといい。その方が私も話しやすい。」

 

 

花小路が青年に座るように促すと呼び出した理由を説明し始めた。

 

 

花小路「うむ、して今回呼び出した理由なんだが、………君は降魔戦争というものが分かるかね?」

  

 

?「降魔戦争ですか……、今から約八年程前に降魔が出現し、それが戦争へと発展したこととしか。

 詳しいことは存じ上げないですね。」

 

 

花小路「ふむ、まあいいだろう。 

  今回呼び出した事はその降魔に関係する事だ。 今現在まで、賢人機関と神崎重工が協力し降魔に対する兵器を作っていてだな、

帝国陸軍中将である‘’米田 一基(よねだ いっき),,が司令長官を勤めているんだがな……」

 

 

?「⁇?、何か問題がお有りなんでしょうか? 

 米田中将殿程の人物が指揮をとっているならば大事無いと思いますが……。」

 

 

花小路「いや、この事に関しては現地へ向かって感じてもらった方が早いかもしれんな……。

   よし、では改めて貴官に大切な話がある。」

  「‘’ 貴官には帝国空軍から帝国華撃団への転属を命ずる,,。」

 

 

?「帝国、華撃団へですか……。」  

 

 

花小路「どうかしたかね?」

 

 

?「いえ、 空軍に所属していた頃に調べてたり噂では聞いたことがありましたが…。

  実際に存在するとは思いませんでした。」

 

 

花小路「ふっふっふ、まあ情報通の君でも無理はないだ

ろう。

だが華撃団は君にとっては良い環境になると私

は思うがね。」 

 

 

?「本当にそうでしょうか?」

 

 

花小路「それに関しては私が保証してもいい。 

  君を古くから知るものとして安心して任せられる環境下であると思う。

  それに、君のその力は多くの犠牲をなくすことができるまた、多くを救うことができる。

  だからこそ君には帝国華撃団で頑張ってもらいたいのだがね」  

 

 

 ?「……承知いたしました。

 不肖、帝国軍人として粉骨砕身の気持ちで取りかかりましょう。」

 

 

花小路「そうかそうか。 なら詳しいことは米田中将から聞くといい。

  食えない男だが君の良き相談相手になる思う。

   それでは改めて………。」

 「帝国空軍所属、‘’神山総二郎中尉,,へ命ずる。

  帝国華撃団で帝都の安全と平和を確保せよ!」

 

 

神山総二郎「はっ、神山総二郎、推して参ります‼︎」

 

 

 

 

 

これが一度目の生を終えた青年の新しい門出になる出来事であった。

 

 

 

 




処女作なものでして、誤字や話し方についてはお許しください。

今回出てきた青年は名前の通り新サクラ大戦の神山隊長の関係者です。
はっきり言って兄弟という設定にしたいと思います。
そして大事なヒロインはさくらとすみれは確定なんですけど追加を誰にしようか悩んでる状態です。 
だからアンケートを作ったのでぜひ投票よろしくお願いします。

わざわざ読んでいただきありがとうございます


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帝国劇場への道のり,第一幕

主人公のイメージ姿なんですけど、クーフーリン(プロトタイプ)にしたいと思います。(異論は認めん)
だってカッコいいじゃないですか。
主人公のイメージ姿が決まった所でヒロインはさくらとすみれを仮定しながらとりあえず進めていきます。
追加していく場合はストーリーも少しずつ変えていくのでお楽しみに。





 

 

 

1923年(太正12年)

 

 

〜帝国劇場side〜

 

 

この劇場の支配人をしている米田一基が机の上でとある人物について書かれた資料を見ていた。

 

 

米田「ふ〜む、こりゃあとんでもぇ逸材だなぁ。」

 

 

あやめ「どうかなさったんですか長官?」

 

 

米田「これを見てみろ、伯爵から送られてきた資料なんだが、こいつを伯爵は華撃団に入れてぇらしい。」

 

 

あやめ「っ、この年齢でこれほどの霊力を持っているとは………、 確かにとてつもない人物であると思います。

しかし長官、なぜ花小路伯爵はこの青年を華撃団へ入れたかったんでしょう。」

 

 

米田「いんや、詳しいことはオレにも分からねえ。 だがな、こいつは帝国華撃団に新しい風を吹かせる存在だと思ってる。だからオレはこいつを華撃団に入れることに異論はねぇ。 それにこいつと同じで、新しく隊長になる奴も同じ軍にいるやつだ。

所属は違うが安心できんだろう。」

 

 

あやめ「……そう、ですね。 確かに今の花組には良い刺激になると思います。

 それに伯爵が推薦した人物が華撃団に入るならばさすがの賢人機関も多くは言ってこないでしょう。」

 

 

支配人室の中では今度から帝国華撃団に入る青年の情報を確認していた。

司令長官と副司令にあたる2人はこの青年が華撃団にどんな影響を与えるかを考えていた。

 

 

あやめ「しかし、本当にとんでもない青年ですね。 空軍士官学校を13歳で首席卒業し、そして現在は15歳で中尉に任命される。

  特に剣術,武術,射撃能力の才能が秀でており、状況判断に優れているなんて……。

これほどの実力をいったいどこで身につけたんでしょう。」

 

 

米田「まぁ良いじゃねぇか。 何にしたってこんな逸材が華撃団に入ってくれるんだ、今後の降魔との戦いもスムーズに進んでいけるだろう。それに伯爵が言うには、さらにとんでもねぇ力を持っているらしい。面白そうなことが起こりそうで楽しみで酒が進むってもんよ。」

 

 

あやめ「ふふ、そうですね。 新しい風を運んでくれる2人がどんなふうに華撃団の皆と関わるのかも楽しみです。 支配人、私も今日はご相伴に預からせてもらいます。 すこし気分が良いもので♪」

 

 

米田「はははっ、そうかそうか。 あやめくんにしては珍しいもんだ。」

 

 

 

そうして2人は楽しそうに晩酌をし始めた。

 

 

 

 

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1923年(太正12年)4月

 

 

 

桜が綺麗に咲き始め、春の到来を感じるようになった帝都東京に一人の青年が街へと繰り出した。

 

 

 

「さて、待ち合わせの銀座に来たのはいいけど早すぎたのかな………。 初めての銀座だから時間まで余裕があるし、どこかで時間をつぶしてようかな。」

 

この腰に二振りの日本刀を持ち、軍服姿の青年の名前は神山総二郎。

後に新サクラ大戦で隊長を務めることになる神山誠十郎の兄に当たる人物だ。

 

 

 

なぜ総二郎が銀座に来ているかというと、帝国華撃団に入るにあたって劇場までに案内してもらう為に、待ち合わせをしていたのだ。

しかし予定より早く来すぎたため、もちろん迎えの人物はいないのでどこかで時間をつぶしていようか悩んでいたのだ。

 

 

「そうだな、確か近くに桜が綺麗な場所があるって聞いたことがあったな。 桜もここ最近見ていないから見に行ってみよう。」

まだ時間まで余裕もあるし大丈夫だろう

 

 

 

そうして総二郎は桜が咲き誇る場所へ歩を進めた。

 

 

 

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あやめ「ちょっと早めに来ちゃったけど、まだ来ていないのかしら? 米田司令が期待するほどの人だから少し楽しみね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





最後にあやめ出しちゃいました。
重要な人物だけどなんか助けてあげたくなったのでヒロインに追加でーす。
アンケートの意味ないですね。
まあそれ以外は後ほど。


次回はバトルシーン入るかな。
うまくできるか心配です。


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帝国劇場への道のり,第二幕

はいいよいよバトルシーンに入ります。
始めてだから上手く出来てるか分からないけど温かい目で読んでください。

それじゃあどうぞ


 

 

 

 

 

 

総二郎は集合時間より早く来すぎていたため、時間をつぶすために上野公園に来ていた。

 

 

「へー、久しぶりに桜を見たけどやっぱり綺麗だな。それに人が多いし結構有名な場所なのかな?

 散歩にうってつけだし、ここからの街の景色も良いってもんだ。」

 

 

それから総二郎はふらふらと桜を楽しみながら時間を潰し、集合場所へ向かおうとしたら靴磨きをしている少年に出会った。

 

 

「おう少年、この靴すこし磨いてくれないか。散歩してたら汚れちまった。」

 

 

そう言いながら世間話をし始める。

 

 

「ああそういえば少年、おめえの名前を教えてくんねえか。」

 

 

とらきち「別にそれぐらいは良いけど、オイラの名前はとらって言うんだ。 

  それよりも、わざわざ軍の兄ちゃんがここら辺に何しに来たんだよ。」 

 

 

「何でここにいるかねぇ、あんまり詳しくは言えないがこの帝都を守るために来たんだ。」

 

 

とらきち「帝都を守る?なんか前にも聞いたことあったな。」

 

 

「まあそういうことだ、別に何もねえから気にすんな。」

 

 

とらきち「ふーん、まあ良いや。  よし綺麗になったよ、えっと代金は………。」

  

 

「そんくらい別にいい、ほらとっとけ。」

 

 

そう言いながら総二郎は本来の料金よりもはるかに高い金額を少年に手渡した。

 

 

とらきち「はあっ! こんなにたくさん多すぎだって。 靴磨きでこんなにかからないよ。」

 

 

「いいからいいから。それでも納得できないなら情報料だ。

 いろいろ教えてもらった礼だ。」

 

 

とらきち「まあ兄ちゃんがそのくらい言うならもらっといてやるよ。」

 

 

「おう、そうしとけそうしとけ。

 それじゃあまた会った時もよろしくなとら坊!」

 

 

とらきち「うん、兄ちゃんもまた今度な!」

 

 

そうしてとらに別れを告げた総二郎は、思いのほか時間が経っていたため急いで集合場所へ戻ろうとしていた。

 

 

「やばいっ、結構な時間が経っちまった、急いで戻らないと! 

 ここからどう行けば戻れるんだっけな、確かああ行ってそれから……。」

 

 

総二郎は元へ戻ろうとしていた時、突然警報が流れはじめさらに複数の脇侍が現れた。

 

 

 

 

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〜帝国劇場side〜

 

 

突然複数の脇侍が確認された事により司令部は慌てていた。

 

 

かすみ「脇侍の反応を複数確認しました。恐らく前回と同じ無人式だと思われます。」

 

 

米田「数は?」

 

 

椿「4体の反応を確認しました。しかし街の中心部に近いためまだ周辺に市民が多く残っている状態です。」

 

 

米田「またこんなにたくさんの脇侍か…。俺は陸軍に協力として市民の避難誘導と周辺の警戒の要請をしておく。

  そして現場の指揮はあやめくんに任せる。」

 

 

由里「しかし司令、副司令は…。」

 

 

米田「いや大丈夫だ。あやめくんは今日新しく来るやつの迎えでこの近くに行っているはずだ。 だから花組は現場に向かって脇侍を殲滅をしろ。あと大神はまだ来て1日だ、ここに残ってろ。」

 

 

花組『了解‼︎』

 

 

米田「それじゃあ…‘’帝国華撃団・花組,, 出動‼︎」 

 全く、今日は新しいやつが来るっていうのに、災難だぜ…。

 

 

 

 

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一方その頃〜

 

 

「へ〜、アレが伯爵殿が言っていた降魔ってやつか? 

 まさかな、こんなオンボロロボットが降魔なんていうやつのはずがないだろう。」 

それに思ったより強くなさそうだし早く倒して元に戻んないとな。

 

そう言いながら街灯の上に立ちながら脇侍を観察していた。そうしていたら1体の脇侍が住民達に向けてしようとしていた。

 

 

「 ‘’氷河時代(アイスエイジ),,………。ギリギリだったけど間に合ったな」

本当にギリギリすぎたな、あっヤベッ、力入れすぎた!

 

 

住民が攻撃を受けそうになった瞬間、脇侍が繰り出した攻撃を片手で受け止めた。 そうしたら総二郎の手が当たっている部分から脇侍が凍り始め、最後には脇侍以外の地面なども凍ってしまった。

 

 

「あーっと、無事だったか。 ちょっとここら辺は危ないから早く安全な場所へ向かうといい。」間違えて当てちまったら危ないしな。

 

 

住民『はっはい!、ありがとうございました!』

 

 

住民が避難したところを確認し凍っている状態で残っている脇侍を砕き、まだ残っている脇侍達の方を見る。

 

 

まだ3体も残っていたか、しょうがない…出し惜しみは無しだ。そうして腰から二振りの日本刀を取り出す。

 

 

 

 

「天元への火を灯せ‘’無明金重(むめいかねしげ),,‘’ 了戒(りょうかい),,…、二天一流の実力、五輪の真髄を魅せてやろう」

 

 

 

 

 

そう呟くと日本刀から赤と青色の炎が出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ウーン、自分でもなんか納得出来なかった。厨二病っぽかったし。
まあ良いや。


今回出した二振りの日本刀は実際に宮本武蔵が使っていたらしいのでそのまま拝借しました。
それ以外にも青キジの氷河時代も少しだけお借りしました。



今回でバトルシーン終わりそうにないので次回続きやりまーす。
すいません


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帝国劇場への道のり,第三幕

はい前回の続きでーす。 もうちょっと早めに投稿しようと思ったのに遅れちゃいました。  
すいません。

ヒロインなんですけど主人公はハーレムで大神さんにはオリヒロという設定にしたいと思います。 何気に前々からそのように考えていたのでスムーズに書けて行けそうです。


じゃあ続きをどうぞ。


「二天一流の実力、五輪の真髄を魅せてやろうじゃあないか!」 

 

 

そう意気込み総二郎は1体の脇侍の懐に潜り込んみ、そのまま両断しようとしていた。     しかし脇侍もとっさに反応し、向かってきていた刀を己の武器で受け止めようとしていたが…、 

 

 

「遅いっ!」と言いながら刀をそのまま滑らせるようにし、そのまま脇侍を左肩と右肩から袈裟斬りをし切り捨て「なんだなんだ、敵にしては弱いなぁ。せっかく今日は始めてお前らを見たんだ、もっと楽しませてくれ‼︎」 そう軽く挑発しながらまた残っている脇侍へ走り出した。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜華撃団side〜

 

 

かすみ「司令!」

 

 

米田「どうした?」

 

 

かすみ「先程脇侍が出現した場所に突然謎の膨大な霊力を確認しました!」

 

 

米田「なんだって⁉︎」チィッ、ここに来て新手がきたのか⁉︎「他になんか情報はねえのか!」

 

 

由里「今確認中です!………分かりました! 霊力の発生源を探知したところ1人の人から発せられてます! しかし霊力が強いため敵か味方は分かりません!」

 

 

米田「花組はもう着いたはずだ、何をしている!」こんだけの霊力を出せるやつは見たことがねぇ、クソッあやめくんは何をしている「現場に回線を繋げ! 椿!早く映像は出ないのか!」 

 

 

椿「映像確認できました! 今うつします!」 

 

 

 

そうして現場の映像が映しだされたが、そこには1人の人間が生身で脇侍を圧倒している姿だった。

 

 

かすみ「あれは…軍の制服を着ていますね…」

 

 

由里「1人で脇侍を圧倒している……」

 

 

椿「すごい……」

 

 

それぞれが映像の中の人物を見て感嘆の声を上げるなか、米田は1人だけ目を見開いて驚いていた。

 

米田「確かアイツは…」確かあいつは今日ウチに来るはずだった奴のはずだが、なんでこの場所にいるんだ? それになんだあの力は、脇侍とはいえ生身の人間は苦戦するはずだ。それなのにアイツは1人で倒してやがる……。

こりぁ本当にとんでもないヤツだな。

 

 

かすみ「司令、現場より回線がつながりました!」

 

 

米田「よし繋げ!」

 

 

 

 

 

 

〜花組side〜

 

 

複数の脇侍が出現した事により、花組の団員達は殲滅するべく現場へと向かっていた。

 

 

あやめ「神山中尉…、これほどの霊力と純粋な戦闘能力の高さ、やっぱり資料で見るより実際に見たら素晴らしいわね。」それに人ってあんなに動けるのかしら、空中で方向を変えながらも攻撃しているし普通ではありえない動きばかり………。

 

 

マリア「副司令、先程から脇侍が出現した近くに謎の霊力を確認しましたが、いったい何があったんですか?」

 

 

マリア・タチバナからの回線を受け、現場の映像を確認していた藤枝あやめは即座に現在の状況を説明し始めた。

 

 

あやめ「花組団員に告ぐ、今現在3体の脇侍と1人の青年が交戦中、しかし現場の状況から判断して介入は必要ないと思われる。 よって花組団員は霊子甲冑に搭乗したまま待機せよ。」

 

 

すみれ「なにを言ってますの!1人で相手できるとは思えませんし、ましてや一般人が脇侍を倒せるとは思えませんわ!」

 

 

あやめ「いいえすみれ、そんな状況が私の見ている映像では起きているのよ。 今その映像を送るわ。」 

マリア「本当に1人で脇侍を……。それにあの動きは只者ではありませんね。」

 

 

さくら「それにあの剣術は二天一流ですよ! 二天一流を見ることは始めてですけどとても綺麗な剣捌きです!」

 

 

あやめ「ええ、まさか私も迎えに行こうとした人がこんなに凄いと思わなかったもの。…………すみれ?そんな困ったような顔をしてどうしたの?」

 

 

各々が脇侍と青年の戦いに驚きの声を漏らすなか、1人すみれだけはその青年の事だけを見ていた。

 

 

すみれ「副司令、あの人の名前は神山総二郎とおっしゃいませんか?」

 

 

あやめ「ええそうだけれど…、それがどうしたの?」

 

 

すみれ「やはりそうでしたか…。 いえ彼のことはわたくしがまだ幼かった時、花小路伯爵と一緒にうちへおいでになった時に面識があるだけですわ。 もっともそれは5年前の話ですけど。」  

 

 

あやめ「すみれとも面識があったのね?」そんな時から伯爵は彼を気にかけていたのかしら? 

 

 

さくら「すみれさん! 神山さんっていったいどんな人なんですか? 気になります!」  

 

 

すみれ「別に彼のことはさん付けしなくても大丈夫ですわ。彼、わたくしと同い年ですし。  どんな人って言われましてもねぇ、あぁでも……。」   

 

 

さくら「どうしたんですか?」

 

 

すみれ「彼のことを一言で表すとすれば……犬ですわね。 ええまさしく忠犬と言いましょうか。」

 

 

一同『犬?』

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ちょうどすみれが総二郎のことを犬、と言ったとき…。 

 

 

 

「オレは犬じゃない‼︎ 」と声を上げながら1体の脇侍を切り捨てた。

 

 

「なんだろう、誰かに犬って言われた気がして変なこと言ったけど、本当になんでだろう。   それにそのせいで残り1体だけになっちゃったし。最後は思いっきり行かせてもらおう!」

 

そういうと、総二郎は大きく後方へ跳躍し、脇侍との距離をとった。

そして先ほどまで使っていた日本刀の代わりに、手元には血の如く赤く染まった槍が握られていた。

 

 

 

「呪いの朱槍(しゅやり)をご所望かい?」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

米田「なんだ? 武器が変わっただと⁉︎」 アイツが使っていたのは確か日本刀だったはずだ、なのになんで槍を持っていやがる。 それよりもあんなものをどこに持っていた。 見た感じじゃあ持っていなかったはずだ。 

「あやめくん! そっちで何が起こってやがる⁉︎」

 

 

あやめ『こちらでも何が起こったのか確認できません。しかし神山中尉が持っていた日本刀が消え、赤い槍に変わりました。!』

 

 

米田「消えただと!まあいい、それよりも早くそこを引け! あの槍はやばいぞ‼︎」

 

 

あやめ『確かにそのようですね、今撤退させます! 花組!早くそこを引きなさい!』

すみれ『なんでですの⁉︎ まだ脇侍が残っていますのよ! 』  

さくら『にっ日本刀が、槍に変わってます! どうやったんでしょう⁉︎』  

マリア『いいから早く撤収するわよ!』

 

 

米田「全く、アイツらはなにをしていやがる……。」 そう言いながら頭を抱える米田であった。 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「呪いの朱槍(しゅやり)をご所望かい?」

脇侍から距離をとった総二郎は大きく上へと飛び、そして空中で朱い槍を構えた。

 

そして…

「その心臓貰い受ける!『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』!!」

 

 

 

朱く血の如く染まった槍は、脇侍へ向かって飛んでいき脇侍の体を貫いた。………ついでに大爆発を起こして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、悪い、ちょっとやりすぎた……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいすみれさんにフラグ出しました。 
これから少しずつ堕として行きます(言い方悪いな)

ゲイ・ボルグ出しました。 イメージはFate/stay night の時をイメージしてください。
あんな感じです。


次回からは少しずつ日常編にしていきます。


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帝国劇場への道のり,終幕

前回の続きになりまーす。
今回はネタになるかな?わからん。

あやめさんにフラグたてます


 

 

 

 

 

 

1人の人間が起こしたという謎の大爆発から1時間後、帝国劇場の支配人室では3人の人物が張り詰めた空気の中いた。

支配人席に座り、酒を飲みながら資料を読んでいるのはこの劇場の支配人であり、帝国陸軍中将を務め、帝国華撃団の総指揮をとっている‘’米田一基,,、その後ろで目を閉じながら米田が発する言葉を待つのは帝国陸軍中尉であり、米田の秘書にして、華撃団副司令を務めている''藤枝あやめ,,、

 

そして今回の原因不明の大爆発の原因にして、集合時間に余裕があったからといい挙げ句の果てには街の一部を凍らせ(しっかりと溶かしておきました)、器物損壊罪では表せないほどにえぐられた地面と、粉々に崩れてた街(ルーン魔法で直しました)を作り結局大遅刻をした帝国空軍中尉''神山総二郎,,

大爆発を起こした原因が脇侍の耐久性が低かったや、自分の調子が悪かったなどetc。     支配人室に来てからずーっとそんな事を言っており、言い訳が思いつかなくなった神山は冷や汗を流しながら直立不動の姿勢で立っていた。

〜それからまた10分後〜

 

 

米田「神山よぉ…」

 

「はッはい!」

 

米田「脇侍を殲滅してくれたのは感謝してる、あと集合場所にいなかったのはまあ仕方ねぇな。 

 だがな、この被害の量は許容範囲外だぁ‼︎。一体なにをしたらこうなるんだ!槍を投げたら爆発だぁ?ありえねぇだろ! そして街を凍らせたと…、普通じゃねぇ! こんな事どう説明すりゃあいいんだよ!」

米田は一升瓶を持ちながら吐き捨てるように言う。

 

だが、米田が怒るのはもっともだと思う。遅刻までなら納得でき、脇侍を倒したのも可能性を考えて納得できる。 だが街を凍らせた事と槍を投げたら大爆発、意味が分からなすぎて納得できるはずがない。納得したら逆にすごい。

 

「いえ、これは自分の間違いから起こってしまいました。」

 

米田「間違いでなるかぁ!」

 

あやめ「まあ司令、落ち着いてください。 少し酔いが回ってきてますよ。」

 

米田「なんだあやめくん、こいつを庇うのか?」

 

あやめ「いえ、元はといえば私たち花組が対処すべきであったのにも関わらず、静観していたから起こった状況です。 ですから独断で決めた私にも非はあると思われます。」

 

米田「チッ、まあいい。 だがな神山ぁ、オメェのその力はなんだ? いつからそうなった?」

 

神山「それについては今はお答えできません。 然るべき時にお教えします。」  

 

米田「そうかい、最後にこれだけは聞いておく。 

  オメェは敵か味方、どっちなんだ?」

 

 

「…………俺のこの力は平和を守るためにあると思ってます。 だから俺は華撃団の皆と帝都を守っていきたいです。」

 

 

米田「…………………そうかい。  よし話は終わりだ、2人とも戻っていい。

 おれぁ1人で酒が飲みてぇんだ、とっとと出てけ。」

 

 

窓の外を見ながらそう言われ、2人は支配人室を後にした。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

支配人室から出てきた2人はそのまま自室へと戻ろうとしていた。

 

 

 

「あやめさん、先程はありがとうございます。おかげで少し楽になりました。」

 

あやめ「別にいいのよ、本当は私たちが対処すべきだったんだし。」

 

「それでも助かったのは本当です。

 その礼として今度何かしたいんですが、なにかありませんか……?」

 

あやめ「それぐらい別にいいのに、でもどうしてもって言うなら今度お買い物を手伝ってもらえるかしら?

1人だと荷物が多い時大変なのよ。」

 

「それぐらいでしたらお供させてもらいます。」

 

あやめ「そう、ならあなたにはお迎えも来てるらしいし私はもう戻るわ。」

あやめは人が立っている方を向きそう言いながら自分の部屋へと戻って行った。

 

 

総二郎はあやめが目を向けていた方へ顔を向けると、すみれが壁に寄りかかりながらこちらを見ていたのを確認し声をかけた。

 

「おう姫さんじゃないか、随分と久しぶりだな。 わざわざこんなとこまでどうしたんだ?」

 

すみれ「久しぶりですって? 勝手に目の前から消えていたくせに、なにを言ってるのか分かってますの⁉︎」

 

軽く挨拶をしたつもりが地雷を踏んでしまったらしい。

 

 

「その話はまた今度でいいだろ? 今は疲れて早く眠りたいんだよ。」 また地雷

 

すみれ「いいえ! この5年間何があったのかを全部教えませんと寝かせませんわ!それと勝手に消えた理由も!」

 

 

 

 

 

 

 

そのまま総二郎はすみれに首根っこを掴まれ引きずられて行った。

 

 

 

 

 

 




あやめさんにフラグを無事たてました。
ショッピングで堕とそう。

すみれさんは確定です。 だって普通男を部屋にあげると思う?そんなの深い関係じゃないとないよね。
つまりそういうことです。


続きます。


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帝国劇場への道のり,余興

すみれとの微イチャイチャでーす。
どうぞー。





 

 

あやめと別れた後、総二郎はすみれに捕まりすみれの部屋で尋問を受けていた。

 

 

 

すみれ「さて、まずは何故急にいなくなったのですか? そのワケを詳しく仰いなさい。」  

 

「なあ、少し眠いから珈琲を飲ませてくれないか? それなら話すことができる。」

 

すみれ「何故わたくしがそのような事をやらなければならないの!」   

 

そう苦言を漏らしながらも珈琲を淹れ、こちらへ手渡してくる。

 

「優しいよな、相変わらず。」

 

すみれ「いいから早くお話しなさい。」

 

少し照れながらも総二郎に話をさせるために催促するすみれに、珈琲を飲みながらポツリポツリと自分の経験を話し始める。

 

 

「急にいなくなったって言ってもなぁ、確か手紙を書いていたはずだけど? 分からなかったか?」

 

すみれ「あれが手紙ですって!ただ一言、『また会おうな!』と書いてあるだけのどこが手紙なんですの!  それなら事前に別れの言葉くらいかけてもいいではありませんか!」

 

「それが……、急な遠征に呼び出されてな……急いで出征しなきゃいけなかったんだよ。    本当に、すまなかった。」

 

すみれ「別に…、謝るくらいなら誰でも出来ますわ……。 それよりもこの5年間、何をなさっていたの? 教えてくださらない?」

 

「ああ、それくらいなら良いぞ。 まあほとんどは海外に行ってばかりだったけどな。」  

 

すみれ「別に構いませんわ、私が付き合わせてるんですもの。」

 

「最初はイギリスに飛んでな、その後にパリへ行ったんだよ。 そしたら姫さんみたいなヤツがいてよ、何回もデッカイ斧で殺されたそうになったもんだ。」  

すみれ「わたくしみたいってどういう事ですの?流石のわたくしでも、薙刀であなたを斬りかかろうとしたりはしませんわ。」

「(何回かやられた記憶があるけどな……)ふーん」 

すみれ「なんですの、その返事は」 「いいや、なんでも」

「でもその後にキャスパリーグを見せたら急に懐きやがって、一緒に散歩に行ったもんだ。」

すみれ「…………楽しそうですわね。」

「そうだな、確かに巴里はいい街だったぞ。 また行きたいくらいだなぁ。」

すみれ(無言で総二郎のことを抓る)

「イテテッ、何すんだよ‼︎」

「ロシアに行ったは良いが、寒くてなぁ。 結局いたのは1ヶ月いたくらいか。 その後は紐育ってとこに行こうとしたんだけど、なにせ場所が分からなくて困ってたんだよ。何日も荒野を歩いたりしたもんだ。」

すみれ「それは災難でしたわね。結局どうなさったの?」

「それが丁度良いタイミングに俺と同じで紐育に向かっていた奴がいたんだよ。確かジェミニ・サンライズって言ったっけ。 こいつがまた面白いやつでよ。毎回毎回飽きもしないでダジャレばっかり言うんだよ。」

すみれ「それで……、どうなさったの………。」

「そのまま紐育へ2人で向かったんだけど何回か道に迷っちまってなぁ、大変だったけど何回も2人で笑いあったもんだ。」

すみれ「フンッ(総二郎の腹を殴る)」

「グハッ、なぜ………」

「まあざっとこんな感じだな。今思いだせば楽しい思い出ばかりだったなぁ。姫さんもよく最後まで聞いてたな、寝ていても大丈夫だったのに。」

 

すみれ「いいえ、こちらも良いお話が聞けて良かったですわ。 それよりも先ほどからその’’姫さん,,と呼ぶのをやめてくれませんこと、どこか余所余所しいですわ。」

 

「ダメか姫さんって、別に悪くはないだろ。」

 

すみれ「そんな事ではなく気持ちの問題ですわ!」

 

「なんで怒ってんだよ……。ならなんて呼べばいいんだ?」

 

すみれ「別に……名前で呼んでくだされば結構ですわ」

 

「名前でか、まあ考えとくよ……。それよりも明日も朝から稽古だろ、早く寝ちまえ。」

 

すみれ「そうでしたわね、わたくしももう眠らせてもらいますわ。 

    それではおやすみなさいませ……。」

 

「おう、また明日な,………………すみれ」  

 

すみれ「ッ今なんておっしゃいました⁉︎ もう一度言ってくださいまし!」

 

「もう勘弁してくれ。それよりいいから早く寝ろ、俺ももう眠たくて仕方ないんだ。」

 

すみれ「それでもですわ!さあお早く!」

 

「うるせぇ!早く寝ちまえ!」

 

すみれ「ちょっと!どこに行くんですの!」

etc

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな馬鹿みたいなことが劇場内に響き、最後は全員に怒られて終わるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「俺は悪くない!」

「いいえ!あなたが原因でしょう!」

 

 

 

 

『どっちもうるさい‼︎』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




すみれさんの話し方が合ってるか分からない。
アニメとか見てしっかりとやってるから大丈夫かな、うん。
内容も薄い気がしたけど、次回がんばろう。


よし次はさくらにやろう。そうしようそうしよう。
どうやってフラグたてようかなぁ、悩む。





 

次はストーリーにいくかなぁ、分からん。


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さくら舞う帝都,第一幕

やっと顔合わせに入ったー、長かったな。

今回はさくらさんを攻略していきたいんですか、どうやろうか悩んでます。
考えてるのは主人公と剣の鍛錬をして絡んでいく予定なんですけど、なんかインパクトが。

そんな寄り道しながら書きます。


 

 

 

 

昨夜の痴話喧嘩? から一夜が明け、帝国華撃団の本部で今回新しく華撃団に入ることになった人物の紹介を行っていた。

 

 

米田「さてと…改めてこいつの事を紹介するが、こいつには大神と同じで新しく副隊長をやってもらう。 そして純粋な戦闘力はこいつが確実に高い、脇侍達を1人で圧倒できるくらいにな。よって白兵戦になった場合の鍛錬の相手をしてもらう事になった。神山、後は自分でやれ。」

 

 

「はっ、私は帝国空軍中尉、神山総二郎であります。 いま紹介された時に米田司令が仰られたが、華撃団の副隊長を務めさせていただく。 そして修練の相手もやらせて頂くが、女だからといって容赦はしない。常に本気で鍛錬に臨むように。以上だ。」

 

 

米田「ようし、そうゆうこったぁ。何か質問があるっていうやつはいるかぁ?」

 

 

さくら「はいっ、昨日使っていた剣術って二天一流ですよね!今度お手合わせしてもらってもいいですか!」

 

 

「確か真宮寺さくらさんだっけか。それくらいは構わないけど、さくらさんはどこの流派を使うんだ?」

 

 

さくら「北辰一刀流を使ってます!特に居合が得意です!」

 

 

「北辰一刀流か…、確かにあの剣術は非常に合理的でとても使いやすいので自分も良く使わせてもらってます。 最近は二天一流か天然理心流を使っていますがね……。」

 

 

さくら「そうなんですか! ではそちらでも是非お手合わせお願いします!」 

 

 

「いいですよ、今度時間が空いた時にお相手するよ」

 

 

米田「まだ続くかぁ、早く終わりたいんだが。それでもまだ話し足りないなら後にしろ。    あとはもういねぇな? それじゃあ解散。」

米田が解散をだした後も様々な人から『昨日の使っていた日本刀を見せてほしい』『なんで勝手に手合わせする約束をしたのか』などの質問攻めにあい、 終わった後にはなぜか色々と疲れ切っていた。

 

 

「やばい、想像以上にキツいぞこの任務は……。」

 

 

皆が解散した後も疲れた総二郎は、近くにあったイスに座り力を思いっきり抜いていた。

 

 

大神「お疲れ様、神山中尉。すごい質問攻めにあっていたね。」

 

 

そう苦笑しながら話しかけてくるのは、自分と同じく華撃団に配属された大神一朗少尉。 

手に持っていた2つの珈琲をこちらに手渡してくる。

 

 

「大神少尉じゃないですか、わざわざありがとうございます。」 

 

 

大神「別に気にしなくてもいいよ、ただ作りすぎただけだしね。「カッコよ」 どうかしたかい?」

 

 

「いや、なんでもありませんよ。 それよりも中尉と少尉だからってかしこまんなくて大丈夫ですよ。 その方が楽ですしね。」 珈琲を飲みながら話す。

 

 

大神「そうか、それならそうしよう。 なあ神山くん、俺たちはこの華撃団で務めていけると思ってるかい?」

 

 

「そんなの出来てなければ引き受けませんよ、なんせ帝都防衛の要ですからね。 確かに隊長、副隊長として任務を遂行するのは大切なことではある、だけどそれよりもこの劇場を守らなきゃいけないでしょ。 俺たちの帰る家なんですし。 大神さんもそう思いません?」

 

 

大神「確かに…そうだな。俺たちは勝利だけではなく、この劇場を守るために戦っていく必要がある。 そのためにも皆が団結する必要があるんだ。神山副隊長、手を貸してくれるかい。」

 

 

「さすがに隊長のお願いは断れないな、まあ微力ながら手伝わせてもらいますよ。」

 

 

 

そう2人は熱く語りながら、夜を過ごして行った。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あやめ「あのままお教えになって良かったんですか? 大神少尉には自身の力で隊長の条件を見つけてもらわなければならないのに。」

 

 

米田「いいんだよ、ここを大切に想っているなら。それに神山もなかなか良いやつじゃあないか、生真面目すぎる大神と違ってただのヤンチャ坊主だと思ってたんだがな。 正反対の2人だが、案外上手くやれるかもしれねぇな。」

 

 

あやめ「ふふ、本当にそうですね。私もそう思います。」

 

 

 

 

 

 

 




今回はちょっと失敗しちゃいました。すいません。
でも次はさくらと絡ませるので少しだけ待っててください!

大神さんとの絡みが雑に……。




次回お待ちを!





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さくら舞う帝都,第二幕

少しずつ、少しずつ慌てずにさくらは堕とします。 
大事なメインヒロインですし。

アニメとゲームのどっちでやって行こうかな………
どっちも面白いからなあ





〜sideさくら〜

 

言い表せないような浮遊感を感じ、閉じていた目をゆっくりと開ける。  するとそこには自分が生まれ育った仙台の地が広がっていた。

 

さくら「ここは……、でもなんで?」

今まで自分の部屋にいたはずなのに、これは夢?  でも音もしっかりと聞こえるし、香りもするから夢じゃないのかしら。

でも久しぶりに見るけどやっぱり変わらないなぁ。 今頃どうしているのかな?お母様とお祖母様はお元気かしら? あとゴン爺は変わっていないと思うけど。

 

そのままさくらは真宮寺家へと続く道を一歩ずつ歩いて向かっていたが向かい側から来る2人の人物を目にし、思わず固まってしまった。

それは幼い頃の自分と、降魔戦争で犠牲となって亡くなった真宮寺一馬、その人であった。

 

さくら「あれは…お父様と私? それじゃあこれは、私の記憶……?でもいったい何でこんな……。」

 

幼い自分と大好きだった父の姿を見て困惑していたがそれも束の間、父と自分が遠くへ行っていたのを確認し後を追う。

 

後を追うと緑が広がる草原に2人の姿があった。

 

一馬「さくらよ、近い日に私は大きな戦いが控えている。それはとても長くなるか短くなるか分からない。 だがその間に私はここを留守にしてしまう、私が戻るまでここを守っていられるか?」

 

幼さくら「はい!真宮寺家の一族として必ずお守りしております!ですから父上はご安心してください!」

 

一馬「ははっさすが私の娘だ、お前の父でいれる事が誇らしいよ。」どこか悲しそうな顔をしながら幼いさくらの頭を優しく撫でる

 

幼さくら「さくらもお父様の娘であれて嬉しいです!」

 

一馬「ああさくらよ、少し先に家へと戻っていてくれないか?少し用ができたんだ。」

 

幼さくら「分かりました!お父様もすぐに帰ってきてくださいね!」

 

一馬「ああわかってるよ、すぐに戻る」

そのままさくらが無事に家の方向へ向かって行ったことを確認すると、一馬は少しの殺気を流しながら静かに、かつとても重い声を出しながら周りを見渡す。

 

一馬「さて先程からこちらをしつこく見ていたがどこの誰だ、姿を現せ。それでも出てこないならこちらにも手があるぞ。」

 

そう一馬が言ったことにより、さくらは一馬の前へと姿を見せた。

 

一馬「お前は……さくら…なのか? いやしかし気の質は同じだが、なぜ大きくなっている。」

 

さくら「突然ながら申し訳ありません。 しかし私にもなぜこのような事になっているのか分からないのです。ただ分かることはこの世界が私の夢の中だということです。」

 

一馬「さくらの夢とな、なぜこのようになったか自分でわかっているのか?」

 

さくら「……………私は自分の剣がわからなくなってきてしまい、無意識にお父様へと助言を求めていたのかもしれません。さくらは本当にこれで良いのかと……。」

 

一馬「そうか…、さくらよ。その悩みに私は答えられん」

 

さくら「ッなぜですか、お父様ほどでしたらお分かりに!「いいから話を最後まで聞きなさい」…失礼しました。」 

 

一馬「さくらのその悩みは私でも経験したことがある、そしてそれを乗り越えて私はここまで剣の道を極めた。だがその悩みは異なるかもしれん、しかしそれでも自分でやらなければならない。」

 

さくら「お父様も、経験した道……。 さくらは本当にできるでしょうか、道を踏み外すかもしれません……。」

 

一馬「いいや、きっとできる。私の大事な娘だからな。」

 

さくら「お父、様……。  さくらは、きっと、きっと!成し遂げてみせます、そしてお父様が誇れるようになってみせます!」涙を流しながら一馬に向けて誓いを叫ぶ。

 

一馬「はははっ、嬉しいことを言ってくれるなぁ。 それとお前達を置いて逝ってしまってすまなかった、だがお前達の事は必ず見守っている。いつまでもな。」

するとさくらの体が薄くなり始め、消えてしまいそうになる。 

夢の終わりが近づいて来たのだ。

 

さくらを力強く抱き締めながら一馬は最後の別れを言う。

一馬「荒鷹は真宮寺家の一族にしか扱えない、決して道を踏み外すことなく行けば帝都を、お前の大切な友達を守れるだろう。 

  挫けるな、怯えるな、心に光を持ち続けろ。」   

  「────さらばだ、我が愛娘よ────」

 

さくら「必ずっ、必ずっ成し遂げて見せます!それまで待っていてくださいっ、お父様!」

 

 

 

さくらの体が消え、草原に一人残っている真宮寺一馬は風が吹いているなか、どこまでも青く広がる空を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さくら──大きくなったなぁ」

 

 

頬には一筋の線ができていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 




遅れました。
今回はちょっとキツくやりすぎたかもしれません。



過去編を軽くやりました。
一馬さん出しましたけど話し方あってるか心配。

間違っててもどうか気にせずにお願いします。








続きます。


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さくら舞う帝都,第三幕

前回の続きでーす。

ゲームとアニメの世界がゴチャゴチャになってる
あと主人公の話し方はフランクな感じにしていこうと思います。


ではどうぞ


 

 

 

 

〜sideさくら〜

 

夢から目が覚めたさくらは静かにゆっくりと体を起こし、普段通りの服装に着替え荒鷹を手に持ち部屋を出た。

ただその間にさくらは一言も発さないで、どこか決意したような表情をしながらとある場所へと向かっていき、そして目的の人物の部屋に到着し中から気配がするのを感じ、扉の前に立ち静かにノックした。

 

 

 

さくら「朝早くにすみません、さくらです。 少しお話があるんですが、よろしいですか?」 

 

 

 

 

 

──────────────────────────────────

 

 

 

 

 

まだほとんどの人が眠っているなか、珈琲をそばに置き山積みの資料が置かれた机に向かい合っている人物───神山は手元にある華撃団メンバーの資料を見ては、書かれている情報を解析し感じたことを述べていた。

 

 

・マリア・タチバナ、俺たちが着任する前は華撃団の隊長をいた。過去のトラウマなどから当初は心を閉ざし周囲と距離を置いて可能性アリ、改善の余地あり 

・アイリス、本名はイリス・シャトーブリアン。フランスの大富豪シャトーブリアン伯爵家出身で霊力が著しく高く、瞬間移動、念動力、テレパシー、ヒーリングなどの能力を持ち、物理攻撃も可能。天真爛漫な性格の一方、子供扱いを極端に嫌うことがある。霊力の制御が課題としてあげられる、か……。

この2人には後で会って話を聞いておこう、そうすれば何か思いつくはずだ。

「現在華撃団にいるこの2人以外にもさくら、すみれの2人がいるが、何かと厄介なのがこいつらかもな。 マリアは過去に何があったかは分からないが誰か大事な人を亡くしたか、因縁があるのかのどちらかだろう。  それにアイリスは幼いがゆえに周りに影響される事が多い、光武に乗るのなら尚更早めに手をうっておくべきかもしないな。」

 

そう資料を読み続けていると自分の部屋の前に気配を感じ、動かしていた手を止める。

 

 

扉がノックされ、扉の前の人物が声を出す。

さくら「朝早くにすみません、さくらです。 少しお話があるんですが、よろしいですか?」

 

 

「少しだけ待っててくれ───よし入ってきていいぞ。」机の上を整理してからさくらを部屋の中へと迎え入れる。

「おはようさくらさん、こんなに朝早くからどうしたんだ?」

 

 

さくら「神山さん以前お約束した手合わせなんですが、今からお願いできませんか?」こちらを見据えながら話す。

 

 

「急に何があったか分からないけど、是非こちらからもよろしく頼む。」

 

 

 

そのまま2人は地下の鍛錬室へと向かう。(ゲーム版では鍛錬室は器具が置いてあるだけだったんですが、この小説内では広い剣道場ということにします。)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

鍛錬室へと到着した2人は壁に掛けてある木刀をそれぞれ持ち、相対していた。

正眼の構えを保っていたさくらは強者特有の圧肌で感じ取り、歓喜と緊張が入り混じりながらも戦意を昂らせていく。

逆に総二郎は木刀を下段の構えに保ちさくらが仕掛けてくるのを待っていた。

 

 

さくら「いきますっ! はぁっ!」

 

さくらは大きな声を出し総二郎に向けて突貫する、それに反応した総二郎は下段から中段に構えさくらの攻撃を受け止める姿勢へと移した。

 

 

さくら「(何もしないつもり?─────それとも何か仕掛けが、どちらにしても────)たぁっ!」突貫した勢いの全てを委ねた一撃、それに対して総二郎は紙一重で避け、木刀を逸らしながらカウンターを決める。

 

 

さくら「────くっ、まだまだッ!」

さくらが連撃を放てば総二郎は的確に木刀を逸らし、同時にさくらの懐に目にも留まらぬ速度でカウンターを放つ。  

長い攻防が続くなか、さくらは突然背筋に悪寒を感じ自分がいた場所から跳躍し後ろへ下がる。 直後に自分がいた場所へ鋭い攻撃が放たれていた。

 

 

「今のは避けたか、だが安心するにはまだ早いぞ。」

 

 

そして息つく暇もなく自分へ何度も放たれる攻撃を防御の構えで受け止める。防御の傍ら隙を見て攻撃へ転じようと思ったが、一瞬の隙も与えずに即座に攻撃をしてくる。

まさしく防戦一方であった。

 

さくら「(ここまで───差があったと言うの!どうすればッ…… !)はあっはあっ もう一度…お願い、します!」

勝ち目が無いことは自分でもわかっている、だからといってここまで昂ってしまっては最後まで続けたい! 

そんな気持ちが疲労と歓喜が入り交じる中さくらの心には芽生えていた。

 

 

その後も激しい攻防が幾度となく続きいよいよ終わりを迎え始める。

 

 

 

 

「──────ここまでよく立ち続けた。これが並の兵達ならばとっくに潰れていただろう。」 

突然さくらへの追撃を止め、片手下段に木刀を下ろし話し始める。

 

 

「一体どんな風の吹き回しかわからないが、正に僥倖。

米田中将から相談相手になれと言われて機会を狙っていたがまさかそちらから来るとは思わなかった。さらに何か決心した目をしているしな。

これは相手をしなくては失礼にあたるというものだが手合わせして良かった。」

 

 

さくらは肩で息をしながらも雰囲気を変えた総二郎の動きを一つ一つ見逃さないように顔をあげ構えを保つ。

 

 

「ならばこちらも勿体振らずに全てを見せよう、我流剣法だが人はここまででいけるという事をな。さくらさんには当てないからそのままいて構わない、だが一度しか放たないからよく見ててくれ。」

木刀を自身の顔の横で構えその切っ先と目でさくらを射抜くように狙い腰を落とし精神を研ぎ澄ませる。

 

 

さくら(────たった一太刀を放つというのに全身にのしかかるほどの重圧、一体何をするというの?)

さくらは総二郎が何をするのかはわかっていない、だがソレを見ることで自分の心に大切な何かが生まれると信じている。 

だからこそ目を逸らしてはいけないと集中する。

 

 

 

「いくぞ─────────秘剣、燕返し──────。」

 

 

 

動きを見ていたさくらは総二郎が呟いた刹那、自分が斬られる姿が脳裏に浮かび体に力を入れる。

そして次に目に入ったのが円弧を描く3つの軌跡と、絶対的な剣技の素早さから放たれた不可避の剣

そして自分へと届く寸前で剣撃が止まった。

 

 

 

「だから言っただろ、当てないって。でも普通は少しくらいビビって動くんだけど全く動いてなかったな。さすが真宮寺家の一族だな。」

 

肩にヒビが所々にはいった木刀をのせながら自分に声をかける総二郎を見て力を入れていた体が緩む。 しかし急に力を抜いたせいか体がふらついて前に倒れてしまいそうになる。

 

 

「っと、あぶねぇ! 流石にずっとはキツかったか、疲れた顔してるぞ?」

 

さくら「ごめんなさい神山さん、わたしから手合わせをお願いしたのにこんな形で終わってしまって……。」

 

 

疲れた表情をしながら総二郎へと謝るさくら

 

「別に気にしちゃいないさ、そのくらい。それよりもこっちも久しぶりに楽しめたから礼を言いたいくらいだ。  なぁ、また暇なときあったら一緒に手合わせしてくれないか?さくらさんとやってたら楽しくて仕方ねぇんだよ。」

 

どこか子供のように聞いてくる総二郎の姿に思わず笑みがこぼれる。

 

 

さくら「ふふっ、それぐらいだったら良いですよ。 わたし、華撃団に入ったばかりで上手に光武も動かせていないし、舞台に上がっても周りに迷惑をかけてばかりだったんです。 だからわたしからもお願いしたいです、 神山さんの綺麗な剣技を見てわたし自分に自信を持つ事ができそうなんです。 (神山さんとだったらどこまでもがんばっていけそうですし///………。)」

 

「本当か!よかった〜断れるかと思ってたよ。 それなら今度はいつ手合わせできる?」

 

さくら「ごめんなさい神山さん、明日から新しい舞台のお稽古があるから難しいかもしれないです。それに神山さんも明日から支配人に新しいお仕事を言われるかもしれないのでどっちも都合が悪いかもしれないです。」

 

「新しい舞台の稽古があるんなら仕方ないな。それに明日からかモギリの仕事は、メンドくさくなきゃいいがな。」

 

さくら「神山さんならきっと大丈夫ですよ!それに大神さんもモギリをやるらしいですしすぐに慣れますよ。」

 

「さくらさんがそう言うなら大丈夫だな、安心してやれる。 それより疲れただろ、動けるか?」

 

さくら「ちょっと無理かもしれないです、少し休めば自分で戻れるので先に帰っいて大丈夫ですよ。」

 

自分の足をさすりながらさくらは大丈夫だと伝える。

 

「ここで休むより自分の部屋で休んだ方がいいだろ。よし俺がさくらさんの部屋まで運ぶよ、背負ってくから乗ってくれ。」

 

さくら「そんな!悪いですよ!」 

 

「まあいいからいいから。すぐに着くし。」

 

さくら「そこまで言うなら……お願いします……。」

 

「おうっ、そうしとけそうしとけ」

 

さくらをおぶった総二郎は鍛錬室でてさくらの自室へと向かう、その間にさくらはしっかりと総二郎の背中に身を預けていた。

 

さくらの部屋の前へと到着したので背中にいるさくらへと声をかける。

 

「さくらさん、部屋の前についたぞ動けるか?」

 

さくら「…………スゥ………スゥ……。」

 

「さくらさーん? 寝てるのか? どうしよ、部屋に入るわけにもいかないし……。勝手に入ったら失礼だろうしな……。」

 

そのままさくらのことをどうしようか悩みながら通路を右往左往していると思わぬ助けが目の前を通った。

 

すみれ「あら総二郎さん、こんな通路でなに,を……?」  

 

笑顔で通りかかった所まではいい、しかし背中にいるさくらを見た瞬間にすみれの顔から表情が消える

 

「ああすみれか丁度よかった、少し手を…貸して…くれない…か?」

 

すみれ「当然…説明して、いただけますわよね?こんな所で朝早くになにをしていらっしゃるのを。」

 

冷たい表情をしたまま詰め寄ってくるすみれに声をだす。

 

「待て待て待て! 何に怒ってるんだよ!  俺は何もしてないぞ⁉︎」

 

すみれ「そんなに声を荒げたら背中のさくらさんが起きてしまいますわよ?  一度さくらさんを部屋においてからにしましょう、ええそうしましょう。」

 

「さくらさんを部屋に寝かしとくだけでいいんだ、別にお前の部屋に行くような事ないだろ!」

 

すみれ「無自覚だから尚更頭にきますわね……。 いいから来なさい!」

 

「今回は絶対に行かないからな、お前の部屋は色々怖いんだよ!」

 

すみれの強引な物言いに総二郎は隙を見てその場から逃げる。

 

すみれ「またお逃げになるんですの! 今日という今日は逃がしませんわよ!」

 

 

──────────────────────────────────

 

 

 

米田「まぁたあのバカ夫婦のケンカか、今度はどっちが悪いんだぁ? まあいいそれより違う報告はあるかあやめくん………あやめくん?」

 

総二郎とすみれの大声が聞こえた方を見るあやめだったが、どこか様子がおかしい。

 

あやめ「………………………はい、どうしましたか司令?」

 

米田「(今、目が濁っているみたいだったが……気のせいか………)いや、何か違う報告はあるか?」

 

あやめ「いえ先程申し上げた報告で以上です。」

 

米田「そうか、なら今日はもう上がっていいぞ。 午後からは休みにする。」

 

あやめ「わかりました、それでは失礼します……。」

 

米田「おう、お疲れさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




更新遅れてすいません。 
最近試験が近くて色々忙しい状態でゴチャゴチャしてるんです。
試験終わるまでは1作の更新遅れちゃうかもしれないです。本当にすいません。




最近試験勉強中に花咲く乙女と夢のつづきを聞いてひたすら泣いてます。





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