魂魄妖夢とみょんな対決 (ナットーごはん)
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魂魄妖夢とみょんな対決
みょんみょん。
俺の名前は
幻想郷に住まうごく普通の剣士だ。まあ普通と言っても、そんじょそこらの剣士には負けないくらいの使い手である事は自覚している。
「六助さん! 勝負です! 今日こそは勝たせてもらいますよ!!」
そして俺の目の前で二本の刀を構えているこの少女は、
見た目は銀髪パッツンなごく普通の女の子に見える妖夢だが、彼女は半人半霊とかいう、人間と幽霊のハーフな種族である。
まあそんなのは幻想郷ではよくある事なので、
「また来たのかよぉ……」
「また来ました!」
それより問題なのは、
そして来る日も来る日も毎日俺に剣の勝負を挑みかかってきやがる。
それが俺はクソ面倒くさいのである。
「……あのさ、妖夢。」
「はい。なんですか? 六助さん。早く刀を抜いてください。」
「いや刀を抜いてくださいじゃねーんだよ! あのな? 毎日毎日うちにやって来てはチャンバラ勝負挑んでくるの、そろそろやめてくんない!?」
「えっ!?」
俺の言葉に妖夢はギョッと目を見開いた。
「な、何ですかそれ!? 勝ち逃げするつもりですか!? そうはいきませんよ!! 六助さんには、私が勝つまで相手をしてもらいますから!!」
「やだよ! なんでだよ! マジで!」
妖夢の瞳から、絶対に逃がさないぞという意思が見てとれる。
負けず嫌いにも程がありすぎるんだよ! こいつ!
「さあ六助さん! 勝負です!勝負勝負!今日は私が勝ちますから!!」
「ええい! 鬱陶しい!!」
……こんな感じで、俺が妖夢に付きまとわれるようになったのは……今からちょうど半年前の事だ。
あの日、たまたま俺が家の外で剣の素振りをしていたら、たまたま妖夢が空から降りてきて、「お暇でしたら私と一本、どうですか?」とドヤ顔で刀を構えてきたのだ。
なんとなくイラッとしたので、ボコボコにしてやったら泣かれた。
……それからだ、「弾幕ごっこで負けるのならいざ知れず、剣と剣の戦いで負けっぱなしというのは我慢できません!!」とか言って、
「……あのな妖夢。俺にだって予定という物があるのだ。毎日毎日お前の相手ばっかりしてられねーの!」
「そんな事言って、さては一人で剣の猛特訓をするつもりだったんですね。」
「なんでそうなるんだよ!! 普通にお前の相手するのが面倒くさいだけだわ!!」
「抜け駆けは許しません。私は絶対に貴方よりも強くなってみせますから!!」
「話を聞けぇえーーッ!!」
マジでこいつ、俺に勝つまで毎日挑んで来るつもりだからな!
本当ウッザイ!!
しかし……だからと言って、わざと負けるなんて事は絶対にしたくない。俺も案外負けず嫌いであるのだ。
でも本当に面倒くさいんだよなぁ……こいつの相手。
「さあ六助さん! 勝負です!」
「……」
「さあ!」
「…………はぁ……分かったよ。」
頷くまで帰ってくれそうになかったので、仕方なく折れてやる事にした。パァッと瞳を輝かせる妖夢。何がそんなに嬉しいのやら。
……しかし、毎回毎回素直に言う事を聞いてやるのもなんだか癪ではある。なんとかして剣の勝負を回避できないものか……あ、そうだ。
「では六助さん。さっそく剣を……」
「待て! 妖夢。」
「? なんですか?」
「剣もいいけどな、俺は今日、忍耐力の訓練をするつもりだったんだよ。」
「忍耐力の訓練……?」
「そうだ!」
まあ勿論ウソなのだが。
「忍耐力……なるほど! 体だけではなく、心を鍛えるのですね。確かにそれは剣士としてとても大事な事です。」
しかし純粋で疑うことを知らない妖夢は俺のウソをそのまま信じてくれた。
チョロいな。よし、このまま流してやる。
「だろ? 確かに剣士にとって、体力と技術はとても大事なスキルだ。だがそれだけ鍛えたとしても一流の剣士にはなれないと俺は思うのだよ!」
「ふむふむ……」
「心・技・体。と昔から言うだろう。心を疎かにしていては剣士としてまだまだ未熟者なのだよ!」
「おおっ!」
「だから今日は、剣と剣の戦いはお休みにして、忍耐力対決をしてみるというのはどうだろうか?」
「いいですね! 忍耐力対決……それもある意味剣士としての戦いです! 受けてたちましょう!!」
何の疑問も感じる事なく、ノリノリで俺の提案に乗ってくれる妖夢。アホみたいにチョロい。
フッ、これで今日は剣の対決はサボれるぞ! やったー!
・
・
・
そして場所は俺の家の中。特に家具も何も置かれていない、広くも狭くもない畳部屋。
「それで、一体どうやって忍耐力対決を行うんですか? 六助さん!」
部屋の真ん中で、向かい合う形となった俺と妖夢。一体どんな方法で対決するんだとわくわくした様子で俺の顔を見上げてくる妖夢。
……さて、どうしよう……ぶっちゃけ何も考えていない。忍耐力の競い合い方なんて知らねーよ。
「えーっとだな……」
「はい!」
「忍耐力の……対決、だよな?」
「はい!」
「えっと……じゃあ、くすぐり……とか?」
「はい?」
ポカンと間の抜けた顔を晒す妖夢。うん。分かんないよね。大丈夫。俺も分かんない。
ガキの頃、友達とくすぐり合いをして、忍耐だー!忍耐だー!とふざけあっていた時の事を思い出して、思わずテキトーな事を言ってしまった。
どうしよ……
「……くすぐり……あ、なるほど! わかりました!」
「へ?」
しかし妖夢は、すぐに全てを理解しましたと言わんばかりの明るい表情となり、ポンと手を打った。
「お互いにくすぐりあって、それで笑わないように我慢をして、忍耐力を競い合うんですね!」
「はっ? あ、いや……うん。それ! それだよ! いや~、流石は妖夢だな。すぐに俺の言いたかった事を理解してくれる。」
「えへへっ、まあ私ほど六助さんの事を理解している女性もいないでしょうからね!」
そう言ってエヘンと胸を張る妖夢。
いや、どこがだよ。むしろお前ほど俺を分かってくれてない女はいねーよ! そう突っ込みたかったが、そこはグッと堪えた。
「では六助さん。さっそく対決を開始しましょう。先行は私でいいですね? くすぐられる覚悟はよろしいですか?」
「あ? うん。よろしいよろし………ん?」
「ではっ!」
「あ、いや、ちがう! ちょっとまっ……うひゃはははははははっ!? ば、バカ妖夢!! お前、やめ……ふひゃーッはっはっはっはっははーーッ!!!」
いきなり俺の体を畳の上に押し倒すと、妖夢は俺の脇やら腰やらに手を回して、思いっきりくすぐってきやがった。
「にえっはははは!!うへほっ!あっははははは!!や、やめろ!!妖夢やめて!なははははははは!!」
「ほらほら、忍耐力の勝負ですよ! 我慢してくださ~い♪ こちょこちょこちょ~!」
「あーーっはっはっはっははは!!うえっは!あひひひ!うおほほほ!!おえっ!し、死ぬ゛……!!うひほほほほ!あははははははは!!」
「ほーら、我慢ですよ。我慢~!」
30分後……
「……し、死ぬかと…思った……」
「ちょっとくすぐっただけで大袈裟ですね。忍耐力が足りてませんよ? あ、でも、もしも笑い死んじゃったとしても、冥界に来れば白玉楼で私のサポート役として雇ってあげますから、安心してくださいね。」
「……何言ってんだこいつ……」
確かに“くすぐり”ってのは俺から言い出した事だけどさ、こいつは加減ってもんを知らないのか?
マジで笑い死ぬかと思った。
「さて、では次は私がくすぐられる番ですね。どうぞ、思う存分くすぐってください。」
「……」
俺がゼエゼエと息を整えていると、選手交替とばかりに妖夢がバンザイをしてコテンと仰向けに転がった。
……舐めやがって……見てろ……
「おらぁ!! 呼吸できなくさせてやるぜ!!」
俺は妖夢の腰に手を当てて、そこを思いっきりくすぐってやった。しかし……
「……」
「あ、あれ……?」
無反応。
「な、ならばこっちならどうだ!」
「……」
今度は首をくすぐってやるが、やはり無反応。
ど、どういう事だ?
「何故笑わない?」
「……心頭滅却すれば、火もまた涼し……です。」
「なん……だと!?」
この日俺は、初めて妖夢の事を強いと思った。
「このっ!このっ!このっ!」
「……」
「くそ!何故だ!?何故なんだ!!」
「……」
俺はひたすら妖夢の事をくすぐり続けた。腰、首、脇、足の裏……思い付く全てのくすぐったい部位をくすぐってやる。それなのに、妖夢はくすりとも笑わなかった。
これじゃあさっき、死ぬほど笑い転げていた俺が馬鹿みたいじゃないか。
「お、おのれぇ……」
「……ふっ、どうやら忍耐力に関しては、六助さんよりも私の方が上だったみたいですね。」
「な、なんだと……!?」
挑発するような妖夢の言葉に、腸が煮えくり返る。ダメだ……認められない……
こいつにだけはどうしても負けたくない。
なんとしてでも妖夢の反応する箇所を探し当ててやる……!!
「……」
「……どうしました? もう終わりですか?」
「……」
「ふふ、戦意喪失。なら、私の勝ちですね。」
「いや……まだだ……」
「……諦めが悪いですねぇ。どこを触られても私は……」
「ここだぁ!!」
「へ……?」
そうして俺は、妖夢の胸にあった、ほどよいサイズの膨らみを……
むにゅんっ♡
両手で鷲掴みにした。
「はい? ……っ!? ななななななな!? 何をやってるんですか!?六助さん!!?」
瞬間、妖夢の顔がトマトのように真っ赤に染まった。そして俺の手を振り払おうとしてきて――
「おおっと! 振り払うというなら、この勝負、俺の勝ちだぜ?」
「えっ!?」
「一流の剣士を目指してくる癖に、妖夢は胸を触られたくらいで動揺するんだな? ならば俺の勝ちだ!」
自分でもちょっと何を言ってるのか分からない超理論だったが、このまま勢いで押し通す! とりあえず俺は、セクハラのレッテルを貼られたとしても
「ど、どど、動揺なんてしていません! 胸くらい! い、いくらでも触ってくれて、け、結構です! 私は負けていませんから!」
しかし、負けず嫌いは妖夢も同じだった。
「な……なんだとこのやろ! そこまで言うならお前のこの貧乳、滅茶苦茶に揉みしだいてやるからな!!」
「い、いくら揉まれようとも、私は絶対に反応しませんから! あと貧乳じゃありませんッ!!」
ここまで来たらもう引き返す事はできない。俺は妖夢の胸をむにゅんっむにゅんっと揉み始めた。
思ってたよりも膨らみがある。貧乳だと思っていたのに、並かそれ以上にはおっぱいだった。
よ、妖夢のクセに生意気な……!
「んく……ふ……ゅ……」
ほどよい大きさのおっぱいが、緑のベストごしにぷるぷるしている。
「ゃ、ぁ……んんっ……」
妖夢の喉から、艶っぽい声が漏れる
「んっ……んぅ……はぁ……」
「……ごくりっ」
思わず俺は生唾を飲み込んでしまった。
今まで全く異性として見ていなかった存在が……急に女になったような気がしたのだ。
「こ、降参してもいいんだぞ?」
「ま、まだまだです……」
真っ正面から、包み込むようにして妖夢の胸をぐにぐにっと揉む。柔らかい……そのまま両手をグーパーする要領で俺は妖夢の胸を揉みまくった。
「んぅっ……あっ…!? いぅっ♡……やっ……」
俺の指の動きに合わせて、何かを堪えるかのようにモジモジと身を揺らす妖夢。
瞳をうるうるさせた妖夢と、俺の視線が重なる。
「んぁ……♡は、ぅ……ああっ……♡」
「こ、声出てるぞ……妖夢……」
「……ろ、六助さんだって……笑い声いっぱい……出してた……」
「そ、そっか……」
「……んぁっ♡……んっ♡」
顔を真っ赤にした妖夢が、プイッと視線を外してきた。
そんな仕草に、不覚にも可愛いと思ってしまった。 ……そうだよなぁ……こいつ、クソ真面目で、負けず嫌いで、アホみたいにウザい、剣術馬鹿だけど……一応、女の子なんだよなぁ……
そしてそんな女の子の胸を、俺は今、好きに揉んでいる訳で……
「……」
……よく考えてみたら、俺って今、すっげぇエロい事してるんじゃねーの?
ヤバイ……なんか考えたらムラムラしてきたかもしれん……
「んぁ……ん……♡ はぁはぁ……んんっ!?♡ や、はんぅ……♡」
「!!」
そうしてもみもみしていると、妖夢の胸の頂点に、ぴんっとポッチのような物が勃っているのが服の上から確認できた。
これって、あれだよな? 妖夢の……
「……」
「はぁはぁ……♡」
「……」
「六助さ……ん……」
俺は妖夢のその胸の突起に……チョンと、指で触れてみた。
「ひやぁんッ!?♡♡♡」
すると今までくぐもった声しか出してこなかった妖夢が、突然大きな喘ぎ声を口にして、ビククンッと体を震わせた。
「んんぐ……っ♡♡」
そしてすぐさま妖夢は自分の口を両手で塞いだ。よほど恥ずかしかったのだろう。まあ塞いだところで、声はもう出ちゃった後なんだけど……
「な、なんだよ今の声は? 妖夢。」
「ちが……! い、今のはその……」
俺はいまだに妖夢の胸の突起、つまりは勃起した乳首に指を重ねたままでいる。
なのでそのまま、指をくりくりと回すように動かしてみた。すると……
「ひうぅんッ!?♡♡みゃっ……♡♡あっ!?♡あっ!?♡ああんっ♡ 六助さん……そ、そこは、だめなんで……す……ッ♡♡」
とても分かりやすい反応をしてくれる妖夢。どうやらここが妖夢の弱点らしい。
“だめなんです”と言いつつも、妖夢は明確な拒絶は行わず、俺にされるがまま胸を弄られ続けている。ああ……クソ、可愛い……
「ああ……クソ、可愛い……」
「えっ!?」
「……ん? ……どうした?」
「い、今、六助さん……か、可愛いって……」
「……はあ!? い、いや、そんな事言ってないが?」
「い、言いましたよ!」
「言ってない!!」
……言ったかもしれない……
やべぇ。完全に無意識だった。妖夢の瞳の中に映る俺の顔が、妖夢に負けじと真っ赤に染まっている。
それを誤魔化すように、俺は妖夢の胸をより激しく揉み始めた。
「あっ!?やっ♡ん……んんっ♡♡うぁんっ!?♡ろ、六助さん……っ♡♡ も、もう……らめっ♡♡ それ以上されたら私……ッ♡ こ、交代! そろそろ交代! 交替ですっ! 六助さん!」
「あ……」
夢中でもみもみしていたら、突然腕を振り払われてしまった。
くそ、よく分からないが、あとちょっとっぽかったのに……
「はぁはぁはぁ……♡♡ つ、次は私が、六助さんをくすぐる番ですからね!」
「分かったよ……」
てかまだ続けるのか……
今度は意識を強く持って、くすぐられても笑わないようにしないと……
むくりと起き上がった妖夢は、そうして俺の体を優しく畳の上に押し倒すと、くすぐる為に俺のお腹に手を置いて……
「……」
「……むっ?」
俺の腹部に置かれた妖夢の手……それが、徐々に下に向かって降りてくる。
「……」
え? いや、お前、このまま下がっていったら……
「おうっ……!?」
「……」
さっきの乳揉みのせいで、フル勃起してしまった俺のちんぽの頂点に、妖夢の手が、コツンと触れてきた。
たまたま当たってしまったという訳ではない。何故なら妖夢は、そのまま握り締めるようにして俺のちんぽに触れてきたのだから。
「よよ、妖夢……お前……そこは……!」
「さ、先程やられた、仕返し……です!! は、反応しちゃった方が負けですから……! だから黙って触られていてください!」
「な、なんだと!?」
グニグニグニ……
妖夢はまるで、その大きさを確かめるようにして俺のちんぽを撫で回したり、揉んできたりしてきた。
その都度ビクンと俺のちんぽは反応してしまう。ヤバイ、気持ちいい……!
「あ、ぐ……! よ、妖夢……」
「い、痛かったですか!?」
「痛いというか……」
「?」
「……」
「!! き、気持ちいいんですね?」
「……はっ!? いや、そ、そんな訳ないだろ!?」
「嘘です!! 六助さんのその顔は、絶対に気持ちいいのを我慢してる時の顔ですから!!」
「お前は俺の何を知ってるんだよ!?」
「ほら、素直に認めてください!!」
「うおあっ!?」
妖夢の手がギュッと俺のちんぽを強く握り締めてきた。ヤバイ気持ちいい!!
「ふ、ふふふ、これは勝負は私の勝ちですね! きもちーきもちーってなってるので、六助さんの負けです!」
「はあっ!?」
一体いつから気持ちいいの我慢する勝負になっていたのだ? てかそれを言うなら……!!
「お前だって! 胸触られた時、めちゃくちゃ気持ち良さそうにしてただろーが!!」
「ひやあぁんっ!??♡♡」
俺はガバッと身を起こして、妖夢の胸へと手を伸ばした。
すると妖夢は分かりやすくビクンと震えた。
「ぃゃ……あんっ!?♡♡ わ、私は……! き、気持ちよくなんて、なってませんでしたよぉ!!」
「嘘つけ! 胸だけでお前、いやん♡いやん♡って言ってたじゃねーか!」
「そんなの言ってません!! それを言うなら六助さんだって! おちんちん触られて、きもちーよー♡きもちーよー♡って言ってたじゃないですか!」
「ぜってー言ってねぇしッ!!!」
俺はギロリと妖夢を睨み付けた。すると妖夢も負けじと睨み返してくる。
「――俺が勝つ!!」
「――勝つのは私です!!」
そうして戦いのゴングが鳴り響いたのだった。
俺は妖夢を押し倒そうとして、妖夢は俺を押し倒そうとしてきた。そのせいで俺達は互いに横倒しの体勢で畳の上に崩れ落ちた。俺は妖夢の胸に、妖夢は俺のちんぽに手を伸ばす。
「こ、この!やろ!」
「うううう!負けません!」
こうなったらもう遠慮はいらない。俺は妖夢の胸をぐにゅんぐにゅんと揉みしだいてやる。もちろん乳首を摘まみながらだ。
さっき見つけた妖夢の弱点、そこを攻めまくる!
「んああああッ!?♡♡♡やっ!?♡♡んんんッ♡♡♡ふみゃあっ♡♡ちきゅびっ♡♡はぁああんんッ♡♡♡」
妖夢はもう声が抑えられないぐらいに感じてしまっていた。とても気持ち良さそうに、めちゃくちゃ喘ぎまくっている。
勝った! そう思った次の瞬間、俺のちんぽにビリリとした快感が走る。
「こ、こにょぉおーーっ♡♡♡」
「うおおっ!? くあっ!? 妖夢てめぇ……!!」
妖夢は防御を捨てて俺のちんぽを攻め立ててきた。
さっきまでの撫でたり揉んだりするような雑な触り方ではなく、しっかりと竿を握り締め、ゴシゴシと上下に擦ってくる。なんだよこれ!? めちゃくちゃに気持ちいい!!
「こ、降参してくだしゃひッ♡♡ おちんちんッ♡♡こうされるとっ♡♡ き、気持ちいいんですよねっ!?♡♡」
「だ、誰が降参するか!! お前こそ! もうイキそうなほど気持ちいいくせに!! おらあッ!!」
「んひッ!?♡あああああッ!?♡ち、乳首はズルいッ♡♡♡ひ、引っ張らにゃいれッ♡♡♡」
「うおあが!?お前こそ!それ、激しすぎだ!!くうううう!!」
ち、ちんぽが気持ちいい!! 我慢がキツい! うぐ……!! だ、だけどたぶん、妖夢の方が限界は近そうだ。
分かんないけどもうイク寸前っぽい。
「ひぅうっ♡♡こ、こうなったらぁ……ッ♡♡」
「へ? うおぁっ!?」
「ええーいっ!!」
このままじゃ負けてしまうと、妖夢の方も気がついたのだろう。すると妖夢の奴、突然俺のちんぽから手を離し、あろうことか俺のズボンをパンツごと一気に引きずり下ろしてきたのだ。
狭苦しいパンツの中から解放された俺のイチモツが、ビーーンッと元気よくそそり勃った。
「か、勝つためですから! 失礼しますっ!!」
「何しやが……ほああああっ!?」
当然のように俺の生ちんぽを握り締め、シコシコと擦り始めてくる妖夢。
は、反則だろこんなの!?
妖夢の手と、俺のちんぽが直接触れ合って、めちゃくちゃに気持ちいい!!
や、ヤバ……! 一気に射精感が登ってきた。おのれ……!!
「このやろ!! 誰がそこまでしろと言った!! なら俺だってこうだ!!」
「きゃあああッ!?」
俺は妖夢の服を勢いよくめくりあげた。
妖夢の生おっぱいがぷるんと曝け出され、薄桃色の乳首がピーンと勃っていた。
「な、何をするんですか!?え、エッチッ!!ヘンタイッ!!ばかばかばかーーッ!!」
「うるせっ!!お互い様だ!!バカ野郎!!」
俺はそうして妖夢の生おっぱいを揉みまくる。服の上からと比べて100倍柔らかい。あまりの揉み心地の良さに、揉んでるだけで思わず射精してしまいそうになるがなんとか堪える!
「んんんんんんッ♡♡♡お、おちんちんの先っぽから、ぬるぬるが溢れてきてますよッ♡♡こ、これ、もう出ちゃいそうなんですよね?♡♡」
「お、お前こそ、全身びくびくしてるじゃねーか! まさかもうイッてんじゃねーだろうな?」
「胸だけで、イクなんてそんな訳……ひぐぅうんッ!?♡♡♡」
ギュッと乳首を捻ってやったら、妖夢の腰がガクンと跳ね上がった。
そのせいで妖夢のスカートがめくれ上がり、愛液でビチョビチョに濡れたドロワーズがあらわとなった。
「しっかり興奮してるじゃねーか!!このムッツリスケベ!!」
「ど、どこ見てるんですか!? このオープンスケベ!!」
「うぐっ!?」
「んにぃッ!?♡♡」
乳首をグリグリイジってやったら、代わりに先っぽをグリグリイジられてしまった。
ヤバイ! マジで射精しそう! お、俺がイクよりも先に、妖夢をイカせないと……!!
「は、早くイけぇ……!!」
「ろ、六助さんが先にイッたら、イッてあげてもいいですよ……んんッ♡♡」
「俺はお前が、ぐっ!?い、イッてからゆっくりと、イクから……!!」
「んあぁあッ!?♡♡も、もう早く……ひうッ!?♡♡ま、負けを認めて……あぁんッ!?♡♡」
「負けを認めるのはお前……ぐ、ぬおおおっ!?」
俺のちんぽがビクンと跳ねる。妖夢の腰もビクンと跳ねる。
「があああ!!は、早くイけ!!も、もうマジでヤバイから!!頼むから先にイッてくれぇ!!」
「あああッ!?♡♡♡らめですッ♡♡六助さんッ♡♡もうイッて♡♡早くイッて♡♡お願いですからッ♡♡♡あああッ♡♡もう我慢がぁああッ♡♡♡」
金玉の中から、グンッと精液が登ってきた。もう止められない。
「うあああああ!!やめろお!!で、出る出る出る出る!!」
「ひにゃひいいッ!?♡♡♡もうらめえッ♡♡イクイクイクイクイクッ♡♡♡」
そうして俺達は……
「あっ!?」
「んッ♡♡♡」
0、1秒の誤差もなく……
「出ッるぅーーッ!!!!」
「イッグゥーーッ♡♡♡♡」
同時に絶頂した。
ドビュルウッ!!ビュブゥウッ!!
「うあああああーー!!あああ!!おああああああーー!!」
「ひあああーーッ♡♡♡んあッ♡♡♡六助しゃッ♡♡あーーッ♡♡あーーッ♡♡あああああああああッ♡♡♡♡」
ビクンッと腰を突き出すようにのけ反った妖夢の体へと、俺の精液が大量にぶちまけられる。
物凄い勢いで飛んだそれは、まずは妖夢の顔にビチャッとかかり、続いて妖夢の胸にビチャビチャッとかかり、最後にドロワーズごしでもヒクヒクと痙攣していることが丸分かりな、妖夢のアソコへとふりかけられた。
「はぁはぁはぁはぁ……!!」
「はふ……ッ♡♡ひぅ……ッ♡♡ふへぁ……ッ♡♡」
間違いなく、今までの人生の中で一番出た。全部出しきった後、俺は脱力するよに妖夢の体にもたれ掛かった。
そして妖夢もまた、ひくひくと痙攣しながら俺の体へともたれ掛かってきた。
(あーあ……引き分けだったな……結局……)
心地の良い微睡みの中、俺は精液まみれな妖夢の顔を見ながらそんな事を考えていた。
とりあえずの見切り発車。なんとなく書いてみただけだからこれがエロいのかどうかは分かりません。
評価高かったら本番エッチの続き書くかも。
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魂魄妖夢とみょ~んな対決
ここは冥界にあるお屋敷、白玉楼。
そこで私は、自分の部屋にて、座布団に頭を突っ込みながら思いっきり奇声を上げていた。
「ふぐぅうう~~!! うむぐぅううう~~!!」
くぐもった呻き声が座布団の中に吸い込まれていく。しかし、どれだけ叫んでも私の悶絶は終わらなかった。
「うう、ううぅ……わ、私は何故……六助さんと……あ、あんな事を……」
思い出されるのは昨日の
しかし、剣と剣の勝負をするはずが、何故か忍耐力の勝負となってしまい、そして忍耐力勝負はいつしかエッチな対決となってしまった……
六助さんは私の胸を、私は六助さんのお、おちんちん……を、それぞれ刺激し合って……それで……
「うあああああああッ!! わ、私は、私は何をしていたんだーー!!」
思い出すだけで顔から火が出そうになる。何故私はあんな事をしてしまったのだろう?
胸を揉まれて、興奮しちゃって……それで、六助さんのおちんちんが大きくなってるのを見て、ますます興奮しちゃって……
それで、つい……触ってみたくなって……
「ッ――――――!!!」
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!
何が触ってみたくなってだ! 私は痴女か!? ………。い、いや……私は悪くない。だって、悪いのは最初に胸を触ってきた六助さんだもん!
そもそも私達がしていたのは、単なるくすぐり勝負だったはずだ。
なのに、私があまりにも反応しないからって、六助さんは私の胸を揉んできたのだ。酷いセクハラだ。
「……確か、こんな感じで……」
私は試しに、自分の胸をふにゅっと触ってみた。
「ん……」
柔らかい……
私の胸は幽々子様みたいにバインバインじゃないけど、だからと言って小さすぎるという訳でもない……と、思う……
六助さんの手の平にちょうど収まるくらいの、ちょうど良いサイズだと思う。
「うぅ……♡ な、なんか変な感じ……」
揉んでいると、じわじわ~とした気持ちよさが胸から全身へと広がっていく。六助さんに触られて初めて気が付いたが、どうやら私は胸がとても敏感だったらしい。
特に乳首。ここを摘まむと……
「はぅうんッ♡♡」
凄い気持ちいいのが、ビクビクッてなる。
「だ……めぇ……ッ♡♡ 六助さ……んっ♡ そこはぁ……♡♡」
私は六助さんに胸を揉まれた場面を思い返しながら、自分の胸をやわやわと揉みしだく。乳首を引っ張ったり擦ったりしながら、もみもみ、もみもみ……
「はっ♡ あんっ♡ 六助さん♡♡ ダメっ♡♡激しいっ♡♡いやぁん♡♡や、やめてぇっ♡♡」
やめてと言いつつも、今胸を弄っているのは他でもない私自身だ。だけど妄想の中では、私は六助さんに胸を揉まれている。
私の胸を、夢中になって貪る六助さん……
ダメだ。妄想が止まらない。気持ちいいのが膨れ上がってきた。
「ああっ♡♡六助さん……っ♡♡も、もう私……っ♡♡このままじゃ……あっ♡あっ♡だ、ダメです……ッ♡♡」
キモチイイのがッ! 来そうッ! 来るッ! 来ちゃうッ! ダメッ! ダメなのに……ッ!
「ううぅ……♡ ん゛んッ♡♡」
私は自分の乳首を強めに摘まみ、そしてギュ~っと引っ張った。頭の中では、私は六助さんに乳首を吸われている。
「いやぁああんッ♡♡ ろ、六助さぁんッ♡♡♡」
ビクンッビクンッ ビクンッビクンッ
私はそのまま、絶頂してしまった……
「はぁはぁはぁはぁ……♡♡ わ、私……なんて事を……♡♡」
六助さんに胸を触られる妄想をしながら、お、おなにぃ……してしまった……
「うあああああッ!! 私は! 私はぁああ!!」
自己嫌悪に陥り、ガンガンガンと壁に頭を打ち付ける私。
いつから私はこんなにエッチな娘になってしまったんだ!? ……それもこれも全部……全部六助さんのせいだ!!
「うぅ……六助さんのばかぁ……」
自分がエッチである事を認めたくない私は、全責任を六助さんになすりつける事にした。
「き、昨日の件について、六助さんにはしっかりと謝罪をしてもらいます……!!」
そうして私は勢いのまま白玉楼を飛び出し、今日もまた六助さんの家へと向かって行くのであった。
・
・
・
「うぅ……! 妖夢……!! うっ!!」
ビュルルッ!ビュルルルゥッ!
「く……はぁはぁ……はぁはぁ……」
俺の目の前、畳の上に、白い液体がぶちまけられた。たった今俺のちんぽが吐き出した液体だ。
「はぁはぁ……ああ、クソ、何やってんだよ俺は……」
汚れた畳を布巾で拭きながら、俺は今、人生最大級の自己嫌悪に陥っていた。
「よりにもよって、妖夢をオカズにオナニーしちまうなんて……」
思い出されるのは昨日のアレ……
俺が妖夢の胸を揉んで、妖夢は俺のちんぽを扱いて、共にイッてしまったアレだ。
俺は今、その場面を思い返しながらオナニーをしてしまった。
「はぁ……」
一発出して、賢者状態になった頭で俺は考える。
どうしてあんな事になってしまったのかと……
剣の勝負がめんどくさくて、代わりに忍耐力勝負をしようと言い出して、そしたら何故かくすぐり合い勝負をする事になって、それで……
「くっそ……!!!」
思い出すだけで恥ずかしくなる。くすぐり勝負で俺は妖夢の胸を揉んでしまったのだ。勢いでやってしまった事とはいえ、普通にセクハラ行為……最低だ。
俺はなんて事を――
「……い、いや、待てよ……」
よく考えろ! 確かに俺はあいつの胸を触ったが、あいつだってその後で俺のちんぽを触ってきたじゃないか。
確かに女性にとって胸とはデリケートな部分かもしれないが、しかしそれでも胸は性器ではない。
対して俺が触られたのはちんぽ。性器である。
つまり、セクハラの度合いで言えば、明らかに俺よりも妖夢の方が上だという事だ。
というか、そもそもの話、妖夢が勝負勝負としつこかったのが事の発端である。
「なるほど。全て理解した。……つまり悪いのは全部妖夢なんだ!! そういう事にしておこう。」
と、そんな感じで一人納得していると、家の外から俺を呼ぶ、聞き慣れたいつもの声がしてきた。
「六助さん!! いますか!? 出てきてください! 六助さーん!!」
妖夢だ。昨日の今日でよく訪ねてこれたなあいつ……
だがちょうどいい。昨日の件について、あいつにはしっかりと反省して貰わないとな。謝らせてやる!
庭へと出てみるとそこには案の定、顔を真っ赤にさせた妖夢が俺を睨み付けるようにして仁王立ちしていた。いかにも怒ってますよといった雰囲気だ。
何に対して怒っているのかは分かるが、ここはあえて、俺も睨み返してやる事にした。
「何しに来た? 妖夢。」
「ッ!! わ、分かってる癖に……昨日の事ですよ! 六助さん、私に謝ってください!!」
「……ほう、奇遇だな。俺もお前に謝って貰いたいと思ってた所だ。」
「はあっ!?」
俺の返答に妖夢は目を見開いて声を荒げた。
「な、何で私が謝らなければならないんですか!? 私の胸を触って、セクハラしてきたのは六助さんですよね!?」
「だがその後で、俺のちんぽを触ってセクハラしてきたのは妖夢だろう?」
「最初に触ってきたのは六助さんですよ!!」
「最初にナマで触ってきたのは妖夢だ!!」
「な、何ですかそれ? 女の子にあんなエッチな事しておいてそんな事言うなんて、サイテーです!!」
「それは男女差別だろ! お前がした事だって充分エッチでサイテーなんだよ!!」
互いに意見が交差する。ここで自分に非がある事を認めてしまうと、“セクハラ”のレッテルを貼り付けられてしまう事になるので当然と言えば当然だが。
自分がスケベになりたくないから、俺達は互いにそれを押し付け合っているのである。
「こ、こんな時にまで負けず嫌いですか!?」
「負けず嫌いはお互い様だ!!」
俺達はゴンッと額をぶつけ合わせた。
「わ、悪いのは六助さんでしょ! 私の胸を、あ、あんなにむにゅむにゅって、い、いやらしく揉んで!」
「いーや! 悪いのは妖夢だ! 俺のちんぽを触るあの手付き、どう見てもドスケベのソレだった!」
「ななっ!? す、スケベなのは六助さんですよ! 絶対!! だってあの時の六助さんの顔、だらしないあの顔! エッチ過ぎましたよ!!」
「お前の方がエロい顔してたし!! 興奮しまくりだっただろ!? お前!!」
「そ、そんな事ありません!」
「そんな事ありまくりだ!」
「六助さんのがエッチです!!」
「エッチなのは妖夢だろ!!」
「強情!!」
「どっちが!?」
お互いに一歩も引かない口喧嘩を続ける。そして、このままでは埒が明かない事を悟った俺達は、互いに木刀を構え合った。
「こ、こうなったらいつも通り、剣と剣で決着を着けましょう!」
「おう、いいぜ! 負けた方が『自分は変態のドスケベでした。ごめんなさい!』って謝るんだぞ!」
「うっ……の、望むところです!」
そうして、毎日日課のように繰り返してきた、俺と妖夢によるチャンバラバトルが始まった。
開始の合図と共に振るい合った木刀が、ガツーンとぶつかり合いそのままギリギリと拮抗する。
「ぐ…ぬぬぬ……!」
「ま、負けません……!」
「い、一度も俺に勝った事のない奴がエラソーに……!」
俺と妖夢の剣術対決の通算成績は、100%俺の勝利で終わっている。
なので今回の戦いも余裕で勝たせて貰えると思っていたのだが……
「な、なかなかやるじゃねぇか……!」
「きょ、今日は勝たせて……い、いただきます……!」
なかなかどうして歯応えがある。何というか、いつもと比べて覇気が違うのだ。そんなにも“セクハラ”の称号を背負うのが嫌か。嫌だろうな。俺も嫌だ。
「おらぁ!!」
「うぐ……!!」
だがしかし、どれだけ気力があっても根本的な所で剣の実力は俺の方が上なのだ。
少し手こずったが、最終的に勝つのはこの俺だ。
「くくく……! 惜しかったな。そこそこ粘ったが、これでおしまいだ……!」
「うう……!こ、このぉおっ!!」
「ぐえぇっ!?」
妖夢にトドメを刺そうと剣を振るおうとした瞬間、いつも妖夢の隣でふよふよと浮いているだけだった半霊が、突然俺の脇腹目掛けて体当たりをかましてきやがった。
き、きったねぇ!! 反則だろこれ!! てか、
「隙有りです!!」
「うわ、ちょっ!? ま、待て待て待て!!」
バランスを崩した俺に向かって、すかさず木刀を振り下ろしてくる妖夢。
俺はなんとかそれを自分の木刀で受け止める……が、体勢が崩れているせいで踏ん張りが効かない。
「ぬ、ぬぎぃいいいッ!!」
「くぅうううッ!!」
や、ヤバイ! 押しきられる!?
このままでは俺に“セクハラ”の称号が……!! それだけは嫌だ!!
「負けてたまるかぁ!!」
「きゃあっ!?」
負けたくない一心の俺は、すかさず妖夢に足払いを放った。普通にルール違反だが、妖夢も半霊を使ってきたのだからおあいこだ。
「あ……!」
「うおっとぉ!?」
不意の一撃にバランスを崩す妖夢。しかし、無茶な姿勢で蹴りを放った俺も釣られるようにバランスを崩してしまった。
俺達はそのままもつれ合うようにして転倒してしまい……
「あ……」
「あ――」
ドッシーン
「んぶっ!?」
「んむぅうっ!?」
仰向けに崩れ落ちた俺の上に、妖夢の体が折り重なるようにして落ちてきた。柔らかい妖夢の体、そして唇にも何か柔らかい感触が……?
思わず閉じた目をゆっくりと開いてみると、俺の目の前に、同じくパチリと開く青緑色の瞳があった。
「むぐ……」
「んむっ?」
俺の顔に、正面から重ね合わせるようにしてくっついて来ている妖夢の顔。唇には柔らかい感触。これって……まさか!?
「「…………んんッ!?んむぅうッ!?!?」」
キスしちまってる――!?
「ぷぁっ!! な、なななななッ!? 何をするんですか六助さんんんッ!?」
「こ、ここここっちのセリフだそれはぁあ!!」
キスに気付いた瞬間、俺達は互いにバッと顔を離しあった。
カアアッと瞬時に赤くなる妖夢の顔。
「さ、さささ、サイテー!! サイテーです!! 剣の勝負の最中に! 乙女の唇を奪ってくるなんて!! 六助さんはサイテーのケダモノです!!」
「は、はあっ!? お、お前から俺の唇に向かって落ちてきた癖に! 何を言ってやがんだよ!」
「みょんっ!? ち、違います! あれは、六助さんが足払いをしてきたせいじゃないですか!!」
「それはお前が半霊でダイレクトアタック仕掛けてきたからだろが!!」
妖夢の瞳に映る俺の顔が、妖夢に負けないくらいに赤く染まっている。お互いに顔が真っ赤っかだ。
めちゃくちゃ恥ずかしい。
「……」
「……」
「と、とにかく、今のは六助さんのせいですからね!!」
「い、いーや! 今のは100%妖夢の過失だ! てか、昨日のも含めて全部妖夢が悪い!」
「なんですかぁ!?」
「なんだよぉ!?」
恥ずかしいのを誤魔化すように、おでこをゴツンとぶつけ合って睨み合う俺達。くっそ! 顔が熱い。てか顔が近い。
いつもはこれくらい、特になんとも思わないのに……
お互いの息が届いてしまうこの距離感が、今はアホみたいに恥ずかしい。
「か、顔……近いんですけど?」
「……分かってんなら離れろよ……!」
おでことおでこをグリグリと擦り付け合う。
「六助さんが離れてください!」
「妖夢が離れろ!」
ツンッと、鼻と鼻がぶつかり合った。そのままズリンと鼻が交差する。顔と顔の距離が、どんどん狭まってきている。
「は、離れろっつってんだよ! 気持ち悪い!」
「そそ、それはこっちのセリフです!」
何となく、自分から離れるのは負けた気がするから嫌だ……
なので、俺はさらに顔を寄せて妖夢から離れるように仕向けてやった。
「ッ!?」
「ほら、さっさとどけよ……このままだと、またキスする事になっぞ?」
「……な、なんですかそれ? そう思うんなら……六助さんがどけばいいでしょ!!」
「ぬっ!?」
グイッと、妖夢の方からも顔を寄せて来やがった。
「ほ、ほら、またキスしちゃいますよ? 早くどかないと、お口とお口が、またくっついちゃいますよ~?」
そ、そんなので俺が引くとでも思ってんのか!? 舐めやがって……
「俺を脅そうなんて、百万年早ぇよ!!」
「んぅっ!?」
俺は決死の覚悟で、唇を突き出して妖夢の上唇に自分の唇を軽くぶつけてやった。
ビクンと震え、とっさに顎を引く妖夢。
「な、なななッ!? 何を……!?」
「おや~? 妖夢くんは早くも降参ですかな~?」
「!? な、なんですかそれ!?」
「い~や、なんでも~? くっくっく……」
これぞ肉を切らせて骨を断つ作戦。この勝負は俺の勝ち――
「……ぺろっ」
「ふほおうッ!?」
勝ちを確信した瞬間、妖夢が舌を突き出して、俺の唇の先っちょをペロリと舐めてきやがった。
慌てて妖夢から顔を離す。
「なっ!? なななっ!? 何してんのお前!? 馬鹿じゃねーの!?」
「ふ、ふふふ……今六助さん、逃げましたね?」
「あ……!?」
「私はちょっと顎を引いただけでしたが、六助さんはもう、完全に離れて行っちゃいました。どっちが勝ったのかは……明らかですね?」
舌をペロッと出してドヤ顔の妖夢。
ム・カ・ツ・ク!!!
「俺はまだ負けてない!!」
「いーえ、貴方の負けで――」
「べっろぉぉ~~」
「んぶううッ!?!?」
俺は妖夢の唇全体を思いっきり舐めてやった。
ビクンと震え、その場で尻もちをつく妖夢。
「にゃ、にゃにをするんれすかぁ!?」
「俺の勝ち!」
「ぐッぬぬぬぬぬぅう……!! 負けません!!」
「うわっ!? ちょ、妖夢、どぶわぁあ!?」
「れろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっ!」
尻もちをついていた妖夢が、突然俺に向かって飛び付いてきた。
そしてそのまま、唇だけと言わず、俺の顔全体を思いっきり舐め回してきやがった。
「犬かテメェは!? き、汚ねぇ!! は、鼻は舐めんな! クサッ!? よだれクセェ!!」
「れろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっ!!」
「ぶえっ!? おま、マジで……こんにゃろ!! べろんっべろんっべろんっべろんっ!」
「んぇええっ!!?」
やられたらやり返す! 100億倍返しだ!!
俺は妖夢の頭を逃げられないように手で固定すると、そのままその可愛らしい顔面を思いっきり舐め回してやった。
特に鼻の穴周りを念入りに。
「ぎゃあっ!? ろ、六助さんやめ!! よだれクサイです!!」
「お前だって俺の顔よだれまみれにしやがっただろが!!」
「よだれまみれになるのは! 六助さんだけでじゅーぶんです!! れろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっ!」
「おおっ!? こ、こんにゃろ!! べろんっべろんっべろんっべろんっべろんっべろんっ!」
夢中になってお互いの顔面を舐め合う俺達。
「べろんっべろんっべろんっべろんっべろんっべろんっべろんっべろんっ!」
「れろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっれろんっ!」
おでこ、頬っぺた、鼻、唇、顎……お互いの顔に、お互いの唾液がついてない箇所が無くなった頃……
「ぐに……!」
「んぇぇ……っ♡」
ついに俺達の舌と舌は、先程の木刀と同じように重なり合い、ヌチャヌチャと拮抗するのだった。
ブルリと舌全体から気持ちよさのようなものが全身へと広がってくるがなんとか我慢する。
「フー!フー! こ、
「フー♡フー♡ ろ、
二本の舌が円を描くようににゅるにゅると絡み合う。そのままお互いの開きっぱなしになっている口と口が近付いていき――
「んあむぅぅ……ッ!!」
「んぢゅぅぅ……ッ♡♡」
深い深い、ディープキスが完成してしまった。
「んぐぐぐ……ッ!!?」(や、やべえ!? なんだこれ、妖夢とのキス、めちゃくちゃ気持ちいい……!?)
「んむむむ……ッ!?♡♡」(ろ、六助さんと大人のキスしちゃってる!! き、気持ちよすぎて、ダメぇ……ッ♡♡)
快楽を堪えるような、くぐもった声がお互いの口の中に吐き出される。
俺と同じように、たぶん妖夢もこのキスが気持ちよくて仕方がないんだ。
……そうと分かればやる事は一つである。
「んぢゅぅううう~~!!」
「ぢゅるぅううう~~♡♡」
俺達は互いに互いの後ろ頭へと腕を回すと、お互いに逃げられないようにしてキス合戦を開始した。
言わずともルールは分かる。この気持ちよさに屈伏させられた方が負けだ。
「ん、んぢゅるるっ!れろっ!んぢゅっ、んむっ!んむっ!んちゅぅうう!ぢゅるっ!」
「んぢゅうぅう~ッ♡♡ちゅぷっ♡れるれるっ♡にゅぢゅっ♡あぶっ♡んぢゅぅううるる~♡♡」
舌を絡ませ、吸い合い、舐め回す……
負けてたまるか!
角度を変えたり、ちゅるちゅると唾液を吸ったりして、必死になって口内を攻め立てる。
「んぢゅぅう、れろっ、ぢゅぱっ!ん、んむっ、んむっ!」
「れろれろっ♡ぐぢゅっ♡ちゅぅ~♡ぢゅっ♡あむっ、ぢゅぅうっ♡♡」
「んんんぅう!?」
「んぁうぇえッ!?♡♡」
口の中全体から、気持ちいいのがどんどん膨れ上がってきた。くそ……! 単なる唇と唇、舌と舌の触れ合いなのに、どうしてこんなにも気持ちいいんだ。
やばいほど興奮してしまう。ちんぽが勝手にムクムクと反応。お、落ち着け! 俺の息子!
「フー!フー!フー!」
「フー♡フー♡フー♡」
俺は腰を引いて、もっこりと膨れ上がったちんぽを妖夢に当たらないようにする。
今ここに刺激が加えられてしまったら、流石に我慢する事は不可能となってしまう。勃起してる事が、バレたら、流石にヤバイだろ……!
・
・
・
私達がキス合戦を開始してどれくらいの時間が経っただろう?
「ぢゅるっ♡れろっ♡んむっんむっ♡んぢゅぅうっ♡ちゅるぅっ♡」
「ちゅっ、ぢゅむっ!れろれろっ、ぬぢゅっ!ぢゅ……!」
5分か10分か、体感時間的には1時間くらいはキスし続けてると思う。
六助さんとのキスは、とろけるほど気持ちよくて、たまんなくて……
(や、やばひぃ……ッ♡♡ い、イッちゃいそうぅ……ッ♡♡)
き、気持ちいいのを我慢する勝負なのに……
私のアソコは、六助さんとのキスだけで絶頂を迎えてしまいそうになっていた。
このままでは負けてしまう。六助さんにキスでイカされる。
それは嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。
だけどキスが気持ちよすぎて……ッ♡
「ん、んちゅぅううう~~♡♡」
「ぢゅっちゅぅううう~~!」
な、何か逆転の兆しは無いものか!? 私は必死になって舌を動かして六助さんを気持ちよくさせようとするが、逆に自分が気持ちよくなってしまう。
(助けて助けて助けてッ♡♡)
あまりの気持ちよさに六助さんの体にすがり付く……と、そんな時だった。
「んぐっ!?」
「んむっ!?♡」
私のお腹の辺りに、ゴツンと、硬い何かがぶつかってきたのだ。
すると六助さんの体がビクンと震えて、何かを堪えるような顔付きとなった。
こ、この膨らみって……位置的に考えて……
(!!!! 六助さんの、勃起したおちんちんだ!!)
これだ! ここから逆転するには、もうこれを使うしかない! 私は、六助さんの勃起したおちんちんを、私の太ももで、ムッチリと挟み込んでやった!
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ーーッ!?!?」
するとズボン越しでもよく分かるほど、六助さんのおちんちんはビクンビクンと激しく暴れ始めた。
昨日のアレで知っている。これは、気持ちいい時のおちんちんの動きだ。
「んん!んんんん!」
六助さんは腰を引いておちんちんを引き抜こうとしてきたが、ようやく見つけた突破口を私が逃がすはずもない。
太ももでムギュ~っとおちんちんを捕まえる。絶対に離してあげない!
「ぷはっ、よ、妖夢……!」
「はぁはぁ……ッ♡ な、何ですか? 六助さん……っ♡ キス勝負の最中ですよ?」
「ぐぅっ……! なら、ふ、太もも……離せ……!」
「離すもなにも、これはたまたま、私の太ももの間に六助さんのおちんちんが伸びてきて、挟まっちゃっただけですよ?」
「嘘つけ……うぐっ……!?」
「ふふっ、悪いのは勝負の最中なのに、おちんちんをおっきくしてしまった六助さんです♪」
「うあああッ!? ふ、太もも、ぐにぐに動かすなぁ!?」
「負けを認めるなら、離してあげますよ……♡」
「このやろ……! だ、誰が認めるかよ……!!」
「ふふふ……ではキス対決の続きです。んちゅぅっ♡ぢゅるるるるっ♡♡」
「んむぅうううッ!?」
ここで一気に畳み掛ける! 私は太ももでおちんちんをムニュムニュと刺激させながら、六助さんの唇へと激しく吸い付いた。
すると六助さんのおちんちんは分かりやすくビクつき始めた。気持ちよくて気持ちよくて仕方がないのだ。
(か、勝てる! このままいけば六助さんに、勝てる!)
私の弱点である胸は、六助さんの胸板にムニュ~っと密着させているので、揉まれたりする心配はない。
私は一方的に六助さんの弱点を刺激していく。グイグイと腰を後ろに引いて逃げようとする六助さんだが、無駄な抵抗だ。
「んちゅっ♡れろ……♡ さあ、六助さん。今謝れば許してあげますよ?」
「う、ぐ、ぎ……!! だ、誰が……!」
「ホント強情ですね。ではこのまま、トドメを刺してあげま――」
「う……るっせぇえ!!」
「へ? ふみょぉんんッ!?♡♡♡」
腰をグイグイ後ろに引いていた六助さんが、何を思ったのか突然腰を前へと突き出してきた。
私の太股の間を駆け上がる六助さんのおちんちん。
そして、六助さんのおちんちんは、そのまま私のスカートの中にある、私の
「ふッッに゛ゅふぅうううッ!??♡♡♡んあ……ッ♡♡う、びびびィ……ッ♡♡♡」
瞬間、私は今まで感じた事のないほどの快楽をアソコで感じてしまう。
絶頂の波がすぐそこにまでやって来た。ま、待って待って待って!!あとちょっとで勝てるの!まだイキたくない!まだイキたくない!
「ううぅうう~~ッ♡♡く、くひゅぅぅ……ッ♡♡♡♡」
「んぐおおお……!!おご、あ、あが……!!」
見ると六助さんも絶頂寸前といった様子だった。当たり前だ。ズボンとドロワーズ越しとはいえ、おちんちんとおまんこをぶつけ合ったのだ。
諸刃の剣にも程がある。こんな攻撃は、もう二度と繰り出せないはず――
「おらぁああ!!」
「きゃああッッ?!?♡♡♡♡」
しかしまたもやズムゥンッ♡ とおまんこに衝撃。あまりの気持ちよさに目の前で光が散った。
「な、何をしゅるんれすかッ!?♡♡ ろ、六助しゃ……」
「はぁはぁはぁ!こうなったらもう、捨て身攻撃だ! たとえ俺が射精しちまったとしても、お前を先にイカせさえすりゃ俺の勝ちだからな!!」
「んなぁッ!?♡♡♡あぁんッ!?♡♡そんにゃッ♡♡やッ♡あッ!?♡ああッ♡♡んあああッ!?♡♡♡やだぁッ♡♡待ってぐたひゃひッ♡♡い、イクッ♡♡イッひゃうううッ!?♡♡♡」
「イケ!!おら!!早くイケ!!俺よりも先に!ん、ぐぅううううッ!!!」
六助さんの腰が激しく動き出す。おちんちんで、私のアソコを、何度も何度も殴り付けてくる。
乳首の比じゃない!!何これ!?気持ちよすぎ!!こ、こんなの耐えられる訳がない!!
「く、おおおお……ッ!!!!」
だ、だけど六助さんももう限界のはずだ!こんな攻撃を続けて、無事でいられるはずがない!だってほら、六助さんのあの顔は、すぐにでもイッちゃう時の顔だから!
「うッぎゅうう……ッ♡♡♡」
でも私だってもう限界!!
すぐにでもイッてしまう。というかもうイクッ!!秒読みしちゃってる!ま、負けたくない!!
「んんんんんんんッ♡♡♡♡」
「ぬが!?う、うおおおおおお!!」
こうなったら道連れだ!!私はおまんこを思いっきり六助さんのおちんちんに押し付けた。
泣きたくなるほど気持ちいいが……!! だ、だけど、そのぶん六助さんだって物凄い気持ちいいはずだ!
ほら! きた! 六助さんのおちんちんが、精液を吐き出す為に、ビクンと跳ね上がった! だけどそれと同時に、私のおまんこも絶頂する為にビクンと震え始める。
「ろ、六助さんッ♡♡先にイッてくらさいぃッ♡♡♡」
「妖夢がイケッ!!い、イケ!うあッ!?」
「ふにッ♡ああッ!?♡♡」
「んおおおおッ!!!」
「ん、んっぢゅぅうううう~~ッ♡♡♡」
「ぶっぢゅぅうううう~~ッ!!!」
私達は、互いに一秒でも先に相手にイカせる為に、性器同士を押し付け合いながらお互いの唇に思いっきりむしゃぶりついた。
そして皮肉にも、その刺激がお互いにとって、最後のトドメとなってしまった。
「ん゛ッ!?♡♡ん゛ん゛ッ♡ん゛ッん゛ん゛ーー~~ッ!?♡♡♡♡」
「ん゛ん゛ん゛ッ!!ん゛!ん゛ん゛ーーッ!!?」
ビュルゥウウッ!!ビュクビュクビュグゥッ!!
快楽の大爆発。
私達は0、1秒の誤差もなく、互いに絶頂してしまった。
「んんんんッ♡♡んんんんッ♡♡(ろ、六助さんの精液がぁッ♡わ、私のアソコに、染みてきてるぅッ♡♡)」
六助さんは下着とズボン、私はドロワーズを履いている為、直接アソコ同士が触れ合っている訳ではないが、それでも壁になっていたのは薄布三枚だ。
六助さんの出した精液が、彼のズボンから滲み出して、私のドロワーズに浸透してしまっている。
温かくてぬるぬるしたのが、私のアソコに……
「んん……ッ♡♡ふぅう……ッ♡♡んぅぅ……ッ♡♡」
「んぐぅ……ふうふう、んぐ……!」
ビクンビクンが収まっても、私達はしばらくの間、唇を合わせたまま抱き合ったままだった。
余韻が酷いのだ。
ふわふわ気持ちいいのが消えてくれない。六助さんから、なんだか離れたくない……
「ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡」
「んちゅ……ん……」
……あれ? そういえば、勝負はどうなったんだっけ?
(あ、また引き分けか……)
心地よい微睡みの中、私はそんな事を考えていた。
本番エッチさせるつもりだったのに……
六助と妖夢が勝手にキス対決なんて始めるから本番エッチ出来なかったじゃない……どうしてくれるの……
もう片方の小説が忙しいからなかなか更新出来ないけど、評価高かったら本番エッチの続き書くかも。
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