呪われた私がヒーローになれるのか (無個性少女)
しおりを挟む

雄英入学
私と出久


こんにちは!!なしです!
初投稿なんでわからないことが多いですが、よろしくお願いいたします!
なるべく頑張って投稿していきます!

相澤先生、大好きですっ!(唐突の告白)


『 もう大丈夫!私がきた!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・こんな元気そうな声で何を言っているんだろう

もう大丈夫?私がきた?

 

来るならもう少し早く来て欲しかったなぁ・・・ヒーロー。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

やあ!みんな、こんにちは!

私の名前は名瀬 唯月(なせ いつき)

 

折寺中学に通う中学三年生!といっても来週は雄英高校の受験だから今は中学に入ってから知り合った出久と勉強するんだ〜

 

出久は総人口の約8割が個性を持つ個性社会の中でも珍しい無個性なんだよね。私は個性なんかない方が幸せだと思うけど出久はいつも楽しそうに人の個性を見てヒーロー目指して頑張ってる。

 

「な、名瀬さん!」

 

お、言ってるところにやってきた!私のベストフレンド!

 

「やっほー出久!あと唯月でいいって言ってるじゃん」

 

「い、いやそれはちょっと・・・」

 

相変わらず、オトコゲのないやつだな・・・まぁそーゆーところが親しみ安くていいんだけどね。でもなんか最近・・・というかここ半年?なんか出久の雰囲気が変わった気がするなぁ

 

「名瀬さん?」

 

「え?」 ふと出久を見ると心配そうな顔で私を見ている

あれ?なんかしたかな?

 

「い、いや・・・なんか初めて会った時みたいな顔してたから・・・なんか悩み事でもあるの?」

 

なんだそんなことか…私の人生の悩みがない日なんてないけどね

 

「いいや?なんでもないよ?そろそろ図書館行こ!」

 

「そう?じゃあ行こっか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーー!名瀬さん雄英志望なの!」(大声)

 

 

びっっっくりしたぁぁ!声でっか!

今は図書館の帰り道です。志望校の話してて雄英って言ったら超驚かれたよ。言ってなかったかなー?

「知らなかったよ!何科受けるの?」

 

「とりあえずヒーロー科かなぁ...私ヒーローになってみたいんだ。あ、私ここで曲がるからまたね!出久!」

 

「う、うん!また明日、名瀬さん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

side緑谷

 

無個性で出来損ないの僕だけどそんな僕にも1人だけ友達と呼べる人がいる。しかも女の子だ。

少し長めのオールマイトとは少し違う薄い金色の髪。

パッチリとしていて茶色だがどこか金色に見える目。

スラリと伸びる手足に、白い肌。まるで天使のようで・・・

 

そう!誰が見ても美人だと言うほどの人。

時折見せる笑顔にはもう3年の仲だと言うのに僕はまだドキリとする。

 

名瀬唯月。

 

中学に入って初めてあった時は誰とも話さず、会話をしようとしても真顔でどこか暗い目向けてくるだけだった。

本当に何に対しても興味がないようでなんの反応もしてこなかった。

 

 

でもある時、僕の幼なじみのかっちゃんが窓から投げ捨てたノートを拾ってくれたのをきっかけに少しずつ話してみたい思い、毎日話しかけた。だんだん表情を見せてくれるようになって凄く嬉しくなったのを今でも覚えてる。

今ではお互い色んなことについて話せる。

 

 

・・・でも僕は彼女について何も知らないんだ。

 

今回の雄英の件もそうだった。

図書館で勉強してる時、正面に座る名瀬さんを見て名瀬さんはこれからどうするんだろうかと何故か心配になった。

 

「な、名瀬さんはどこ受けるの?」

どこか震えてる気がする声で聞いた。

聞いていいのかわからなかった。名瀬さんといると楽しいし、名瀬さんも楽しそうにしている。でも踏み込んでは行けない境界線のようなものが何となくあって、どうもプライベートの事については聞けないでいた。

 

・・・嫌われるかな

 

 

「あー、雄英だよ〜 」

 

よかった、嫌われてなさそう。

でもそっか〜雄英か〜・・・

・・・ん?雄英!?ぼ、僕と同じじゃないか!てか名瀬さんは一体、何科を受けるんだ!?

 

 

 

「んー、とりあえずヒーロー科かなぁ...私ヒーローになってみたいんだ。」

 

ヒーローになってみたいそういう名瀬さんの顔はどこか寂しそうに見えた。

 

・・・名瀬さん帰っちゃったけど名瀬さんの個性ってなんなのかな? 本当に僕は彼女のことを何も知らないなぁ

 

 

 

 

よし!雄英に入って名瀬さんのことをもっとちゃんと知っていこう!そのためにもトレーニングに行こう!

 




初めてのハーメルン・・・
全然書いてないけど大変ですね・・・
これから投稿頑張って行きます!

ではここでオリ主情報!
名前 名瀬唯月(なせいつき)
個性 ??
身長 165cm 体重 ??←言ったらどうなると思う?
外見 淡い金髪、ほっそい体、美人!
性格 出久と会った時は暗めだったけど最近はなるべく明るく演じている トラウマあり

次回!雄英高校入試!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雄英高校入学試験!

皆さんこんにちわ!なしです!
いよいよ来ました雄英高校入学試験!
頑張っていきましょう!

感想等まってます!


少しずつ春の気配を感じ暖かくなり始めて来た頃・・・

 

「はぁ・・・」

鏡の前に立つ私は大きくため息をついた

そして自分の金髪の髪を見つめた

 

今日は雄英高校の入試の日だ。

 

「全く・・・どうして私は雄英なんかに行こうと思ったのかな・・・ヒーローなんて大嫌いなのに」

 

 

私は髪をポニーテールにしながらつぶやく

一応勉強だって人以上に出来るし個性を2つ持ってる私なら実技テストも問題なく受かるだろう

 

だがしかし!行けると行きたいかは別問題だ!

まぁ出久と同じ高校行きたかったってのは無くはないけどなぁ、、、出久受かるのかな?

 

 

・・・でもきっと、そうじゃない。

私が雄英に行こうと思ったのは、君がいたからだ

 

 

目を瞑れば聞こえてくる

「唯月ちゃん!今日も来たぜ!」

彼の明るくて元気な声が。他のヒーローなんかとは違う、私のヒーロー

 

 

 

「私、頑張ってみるよ。 白雲朧君・・・」

私は今は亡き彼の写真に向かってそう呟いた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「でっか・・・」

 

いやいや、いくら国立で金があるからと言ってこれはデカすぎだろう。もはや1つの町だ。是非とも1個買い取りたい、

一体これと同じのがいくつあるのか・・・

 

筆記試験は無事終わり今は実技試験の会場に来ている

筆記は案の定、楽勝で恐らく満点だろう

・・・出久は大丈夫かな

さっきの説明の時も凄い緊張してたし・・・いや?あの人間スピーカーのクッソうるさい説明聞いて喜んでた気もする

でも試験会場が違うのが本当に残念だ

 

プツ...

 

マイクのスイッチが入ったような音がした。

そろそろだろう。さて・・・

 

 

 

 

 

 

少し本気でやろうかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄英教師side

根津「いやー、今年も豊作だね!」

 

ミッドナイト「ほんとですね。あの金髪のポニーテールの子とつんつん頭の子が勢いがあっていいわね!!」

 

マイク「ノリが良くていいぜ!!でもよー、つんつんはともかくポニーテールちゃんの個性って一体なんだ?炎出してるっぽいけど空中に浮いてるよな」

 

根津「うーん、一応個性届けでは火炎放射と浮遊になってるね」

 

ミッドナイト「2つ持ち!珍しいし凄い戦闘系の個性ね!」

 

イレイザー「確かにそうだが・・・浮遊にしてはスピードがかなり出てないか?炎も火炎放射と言うよりは単体で出して投げつけてる場面もあるぞ?」

 

根津「確かにそうだね、でも個性の調整の範囲内です。なんて言われても今の状態じゃ証拠がないから反論は出来ないのさ!」

 

イレイザー「確かにそうですがコイツは人を助けようとする意思がつんつn・・・えーと、、爆豪のようにないようですしどちらかと言うと爆豪よりタチが悪いんじゃないですか?」

 

確かにそうだ。爆豪君は瓦礫が落ちてきた時は流石に助けたりしてるが彼女はロボット以外に対しては無反応。戦闘を楽しんでる節もある。それはヒーローを志す者としてあまり関心出来ることじゃない。でも...

 

根津「人を助けることの大切さを教えるのも僕達の仕事の1つさ!何より彼女、筆記試験は全科目満点のようだし恐らくこの実技試験も彼女はヴィランポイントだけで1位になるだろう!これだけでも彼女を我が校に入れる理由は十分にあるのさ!」

 

イレイザー「ですが校長!明らかにおかしい危険人物をわざわざこちら側に招くなんて合理的じゃない」

 

根津「そうだね。なら彼女は君に任せるよ。君が見込みがないと思うなら除籍にしてしまっても構わないのさ。でも可能性が少しでもあると感じたなら彼女を教え、導いてあげて欲しいのさ!」

 

イレイザー「・・・分かりました。言っときますがすぐ除籍しますよ?」

 

根津「ハハ!そうならないことを願ってるのさ!じゃあ彼女は合格だね!・・・と話してる間に実技試験も終わったようだし他の生徒の合否もどんどん決めていくのさ!」

 

エクトプラズム「えーではまずヴィランポイント2位の・・・」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

名瀬&緑谷side

・・・手がちょーーー痛い

調子にのって炎出しまくったからチョー痛い!

帰ったらアイス食べよ!

 

「出久〜?大丈夫?」

 

「ヴーーーーアーーーワーーー」

 

めっちゃ唸ってる出久がいる。どうやらロボットを一体しか倒せなかったらしい。それも0ポイントの。

0ポイントヴィランはメリットがないからすぐ避けて逃げたなー個性使うのダルいし・・・でも0ポイント倒せただけでも凄いと思うなぁ、出久無個性だから尚更

 

「・・・出久!!!!」

 

「うわぁ!な、名瀬さん!?」

 

「いつまでウジウジしてるの!悩んでたって終わっちゃったんだから仕方ないでしょう?あっ!そうだ!!雄英の合格通知来たら一緒に見ようよ!」

 

「えーーー!ぼ、僕、受かってないかもだし・・・」

 

「もう!そんな事言わない!じゃあ結果来たら連絡してね」

 

私は出久の返事も聞かずに家に帰った

「私は受かってるかなぁ...ねぇ白雲くん」

少しでも私は君に近づけていっているかな?

 

 

 

 

 

 




遅くなってしまってすみません!!
次はもう少し早く出したい!
早くイレイザーとオリ主を引き合わせたい!

んー!書くことない!

では次回、個性把握テスト!
唯月は除籍にされてしまうのか!?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

筋肉ムキムキ男との出会い

ごめんなさい!個性テストまでいきませんでした!!
次回は必ず書きます。

それともう少し投稿頻度を上げたい…


ピンポーン ピンポーン

郵便の人「お届けものですよー?」

 

・・・ついに来たか、合格通知

 

でも出久と見ようって言ってたし、とりあえず電話するか

 

「もしもし出久?」

「な、名瀬さん!今、合格通知が来たんだ!」

「出久も〜?私も今、来たよ。じゃあとりあえず30分後に浜辺に来てよ。待ってるねー」

「え!?あ!まって!!!そこはこの後オール...プツ」

ツーツーツー

 

こういう時は電話を切るのが1番だ。よし行こ!

 

 

 

side緑谷

やばいやばいやばい!

名瀬さんと一緒に見るから海浜公園で待ち合わせる事になっちゃったよ!丁度、30分後にオールマイトとも待ち合わせてるのに・・・オールマイトは電話に出ないし。あーーーーーとりあえず行くしかない!

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

・・・なんでこんなに空気が凍りついてるの?

名瀬「なんで貴方のような人がここにいらっしゃるのですか? オールマイト。ここで油を売ってる暇があるならさっさとヒーロー活動しに行ってくれません?いつも気持ち悪い笑顔浮かべて、反吐が出るんですよ。ほんとに。とに かく今すぐ消えて下さい。」

 

オールマイト「oh......あー、えっと、そんなに気持ち悪いな?お、おじさんちょっと傷ついちゃうよ」

 

緑谷「な、名瀬さん、落ち着いて!ど、どうしたの突然!?」

 

 

 

〜10分前〜

オール「私がぁぁぁぁ合格を祝いに来たァァ!」

 

緑谷「お、オールマイト!え!え!?僕、合格なんですか!?」

 

オール「え?君まだ結果見てないの?」

 

緑谷「じ、実は友達が一緒に結果を見ようって言ったのでまだ見てないんです。あ、で!その友達がもうすぐここに来ちゃうんですよ!」

 

オール「え!そうなの!?うーん、、じゃあおじさん1回どっか行こうか?」

 

緑谷「あ、そうで「出久〜!!」あ・・・ な、名瀬さん!」

名瀬「出久!結果見......オールマイト?」

 

オール「やあ!こんにちは!緑谷少年のお友達かな?仲がいい のはいい事だが入試結果は1人で見る方がいいんじゃないかい?君も緊張するだろう?(緑谷少年のお友達は 今回、入試1位だった名瀬少女なのか!ずいぶん仲が いいようだが入試の時は若干、精神面に難があるよう に感じたんだが・・・)」

 

そして話はさきほどの名瀬の発言に戻る。

 

名瀬「ごめん、出久。出久がオールマイトを好きなのは知っているけど、私ヒーローが嫌いなの。

特にオールマイト。私は貴方の事が大嫌いよ。…私から呼んで置いて申し訳ないけどもう帰るわ。またね出久」

 

そして名瀬さんは帰ってしまった。

 

オール「なんかごめんよ、緑谷少年。私、ヴィラン以外からあそこまで言われたの初めてかもしれない…でもならどうして彼女はヒーロー科に入ったのかな?」

 

 

 

 

 

名瀬side

……最悪だ、よりにもよってあのオールマイトに会うなんて

私はヒーローが好きじゃない。一人で強がってヴィランの所へ行って待っているこっちの気持ちも知らないでヘラヘラ笑って戻ってくる。怖いはずなのに…

私はそれが怖くてたまらなかった。だって私のヒーローは帰ってきてくれなかったから。それにあの人以外のヒーローはオールマイトでさえ私を助けてくれなかった。

 

 

出久には申し訳ないことをしてしまった。私の試験結果は主席での合格だった。オールマイトからの発表で正直吐きそうだった。

レスキューポイントが無いことに対して何か言っていたがよく覚えていない。私の個性についての話はなかったから偽装した個性に気づかなかったかあえて言わなかったかのどちらかだろう。

 

とにかく今日はもう眠ろう。気分を切り替えて高校生活の準備をしなくちゃ。…そうえばオールマイトはどうして出久といたんだろう。

 

 

 

…次の日、出久から昨日のお詫びと雄英に合格したこと、そして個性が発現したことについての電話があり、それはそれは驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学年末考査が終わり、卒業式も終わり春が来た。そして雄英高校入学式の日になった。

やあ、真新しい制服に身を包み高校生活へのかすかな希望を夢見て学校へ行き、主席と言うことでプロヒーローがたくさんいる職員室へ行きドアを開けた瞬間希望とやらをゴミ箱に捨てた名瀬唯月です。

 

どうしたって?いや、だってね!職員室のドアを開けた瞬間、こないだウザいから消えて?って感じで言ったオールマイトが目の前にいたんだよ!?

確かにこないだ少し反省してオールマイトの前でもいれるように練習したけども!(心の中は真っ黒)不意打ちはまだ対応できないヨ!

 

 

オール「や、やあ!名瀬少女!!久しぶりだね!元気にしていたかい?こないだは緑谷少年との時間を邪魔してしまってすまなかった!ま、まあ、色々あったがこれから是非君と仲良くしていきたいと思ってるんだ!よろしくね!!」

 

名瀬「…(よろしくなんてあり得ない。私は貴方と関わりたくないのに。それにやっぱり不意打ちはまだ答えられない)」

 

オール「な、名瀬少女?」

 

名瀬「(聞かなかったことにしよう…うん) あ、あのすいません、そこの宇宙服先生。相澤消太先生に呼ばれて伺ったのですがどちらにいらっしゃるでしょうか?」

 

 

 

((((((((((((オールマイトを普通に無視した!!))))))))))))

 

 

宇宙服「ぼ、僕の名前は13号と言います。先輩はあs「俺だ」…この人です。」

 

「担任の相澤消太だ。今日の入学式でお前がする予定だった新入生代表の言葉だが諸事情により無しになったから必要ない。それとオールマイトがいじけて仕事が進まないのは合理的じゃないから返事くらいしろ。」

 

「・・・突然筋肉ムキムキの自分の倍の身長が高い大男に話かけられたので驚いてしまいました。これからは気おつけます。新入生代表の言葉の件については了解しました。」

 

「筋肉ムキムキ...」

 

「では失礼いたします」

 

 

 

 

 

私はその後時間ギリギリで教室へ行った。大きなドアを開けると出久と可愛い女の子がいて爆豪君がなんか知らないけど怒ってた。あの顔はヒーロー志望なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 

うわぁぁぁぁぁぁん!もう雄英やめたぁぁぁぁぁい!

 

現在、グラウンドにて集合中。なんで!?入学式は!?

 

突然ドアからイモムシになった相澤消太先生が出てきてグラウンドへ呼び出された。何でも入学式をするような時間はないそうで最下位は除籍にするそうだ。・・・除籍!?

 

 

まじでまって?個性偽装したのばれるって。浮遊とええと...火炎放射だっけ?今日手袋してないから手から出すと痛いし

 

あぁぁぁぁ!やめたぁぁぁぁぁい!

くっそ!新入生代表の言葉がないのはそれが理由か!

・・・相澤消太先生の個性はイモムシなのかなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




改行がめっちゃおかしくて直しましたー
(2020/08/19 23:22:21)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

個性把握テスト!除籍の危機!!

遅くなってしまってすみません!
やっぱり更新速度は上がらない・・・
月一とかになってしまってますが必ず更新するのでこれから見てください!

ではどうぞ!


そして始まった個性把握テスト・・・

 

うわぁ・・・やばいよやばい。どうしよう!

手から炎をずっと出してると痛いから入試の時は手袋をしてたけど今日は入学式だけだと思ってるから持ってきてない・・・

浮遊だけでなんとかするしか・・・

 

「おい!名瀬!」

 

「ぇ?な、なんでしょう?」

 

「チッ、聞いてなかったのか。なら爆豪、このボールを投げてみろ。あと名瀬、そんな気の抜けているままヒーローになれると思うなよ。」

 

「・・・・・・申し訳ありません。」

 

・・・気を抜いてる?誰が?私?

私はいつも本気だよ。入試の時だって結果を出すための最短経路を導き、ほとんどの仮装ヴィランを倒した。どうすれば良い結果が出せるか私はいつも考えてる。

そんな事を言うのならこのテストも最短経路で結果を出しやるよ

 

 

 

 

 

 

side相澤

 

名瀬唯月、【個性】浮遊・火炎放射。

両親は5歳の頃に死別し現在は両親の残したお金で一人暮らしをしている。小学校には通ってなく、中学は3年間通っており成績は優秀だったが緑谷以外の友達はおらず人と関わることに難があると思われる。ちなみに小学校になぜ行っていなかったのか分かっておらず、その間周りに面倒を見てくれた大人がいたかも不明である...

 

これが入学時に貰った本人からの情報と雄英で独自に調べて分かった俺が知っている名瀬の情報だ。

 

他の奴らに比べてかなり少ない上に親が死んでから中学に入るまでの間何をしていたのか分かっておらず、入学試験を見るに個性を偽装していると思われる今年1番の問題児だ。

 

「だからあいつを入れるのは合理的じゃないんだよ」

 

職員室で遠目で見た時は意外と普通そうだと思ったがオールマイトを見た時の目はヴィランのそれと全く変わらなかった。

個性把握テストをすると言った時もどこか焦っていたようだったので恐らくどう個性を使うか考えていたんだろう

 

 

 

・・・ただ、あいつを注意した瞬間、雰囲気が変わった。

それは入試の時に見たなにかの信念に駆られたようにしていた時と同じだった。これは・・・

 

 

 

 

50m走

最後の走者

 

「こんにちは、貴方の髪とても綺麗ね。良かったら一緒に走らない?」

 

「あなたは?」

 

「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで。名瀬さんであってるかしら?」

 

「ええ。でも怪我しないように気をつけてね」

 

「怪我?」

 

 

測定ロボ「ヨーイドン!」

 

ドーーーン!

 

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

「ケッ、ケロッ・・・」

 

測定ロボ「......1.23秒」

 

 

やっぱり手を火傷したか・・・この分だと同じことはあと2回しか出来ないな。

 

相澤「おい、何をした」

 

「手に火力を集めて一気に放出すると同時に浮遊を使いました。まぁ、おもったより衝撃がありましたが。」

 

「・・・(こいつの個性は一体・・・)」

 

 

 

 

その後、握力測定では機械を燃やし測定不能にし、長座体前屈では棒を浮遊させ押し、ボール投げでは火炎で吹き飛ばし、立ち幅跳びは浮遊し、持久走では浮遊と火炎を交互に使いなんとか終えた。

その度に皆が驚いていた気がしたが気のせいだろう

 

それにしても・・・手がやばいな。保健室今日、空いてんのかな

 

 

 

 

「では結果を発表する。いちいち言うのは合理的じゃないから一斉開示する。ちなみに除籍は嘘だ」

 

「「「「「「「「「えーーーー!」」」」」」」」」

 

 

除籍は嘘か・・・順位は1位か。なんとか上手くいって良かった。

よし!着替えて出久と帰ろ!!

 

 

「おい名瀬」

 

「・・・なんでしょうか。相澤消太先生」

 

「相澤でいい。その手の火傷、ばぁさんに見てもらいに行くから着いてこい」

 

「(ばぁさん?)了解です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コツコツコツ...

 

(なんで着いてくるんだ。これは目を付けられたかもな)

 

 

「相澤先生、保険の先生はいらっしゃらないようですが?」

 

「あぁ、今職員室にいるだろうな。」

 

「はい?」

 

「名瀬唯月。お前は誰だ。どうして、なんのためにここに来た」

 

「・・・誰?貴方の言った通り名瀬唯月という名を持つヒーローの卵です」

 

「・・・本当のことを答えないのならお前を今この場で除籍にするだけだ。正直俺はお前が個性を偽装していると思ってる。入試の時に見せたあの個性の使い方はお前の個性では説明が出来ない。そしてお前の過去にも謎が多い。小学生の間一体どこで何をしていた」

 

 

「(思ったよりも早かった。これはどうするべきか...)

私がここにきたのはヒーローになるためです。私はヒーローがこの世で1番嫌いです。私を見捨てたヒーローが嫌いです。自分の個性が嫌いです。本当の姿がわからないからと私をヴィランのように扱う相澤消太も嫌いです。私は誰だ?ですっけ?知りませんよ。そんな事。私は名瀬唯月だ。それ以下でも以上でもない。」

 

 

「素性が分からないものを警戒するのは当たり前だ。お前の個性は本当に浮遊と火炎放射なのか?」

 

(これで引いてくれると思ったけど・・・個性について言うとあの人の所まで私がここに居るのがバレる可能性がある。この人まで巻き込む訳には行かない。決めたでしょ、名瀬唯月。もう誰も私のせいで死なせないって)

 

 

「相澤先生、ごめんなさい。私は...私は出久と同じヒーローの卵です。ヴィランでは無いんです。信じられないかもしれない。でもお願いします、私を雄英に置いてください。もうここしかないんです。私が生きていられるのは」

 

(・・・オールマイトや相澤先生が本当は悪い人なんかじゃないなんてわかってる。きっとホントのことを伝えたら見捨てないで助けようとしてくれる。でもそれじゃ駄目なんだ。きっとまた殺される)

 

 

 

「・・・」

(どういう意味だ。俺は正直名瀬のことを雄英に入り込んだスパイのようなものだと考えていた。でもこいつは、何かに怯えているのか?自分よりも強大な何かに。・・・こいつを今、雄英から追い出したらこいつは死ぬかヴィランになってしまうような気がする。あの個性の使い方を見るにヴィランにしてしまうと厄介なのはよく分かる。今直ぐにじゃなくともここに通わせればやがて分かることもあるか...)

 

「わかった。今回は見逃してやる。でも次があると思うなよ。お前の個性の件についてはまだ疑いが晴れてないからな。

とにかく今からばぁさん呼んでくるからここで待ってろ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラガラ...バタン

 

・・・

 

「趣味が悪いですよ、オールマイト、根津校長。」

俺は隣の部屋で聞き耳を立てていた2人(1人と1匹)に声をかけた

 

「おや、気づいてたのかい?相澤君。僕は正直、君があの場で名瀬くんを除籍にすると思っていたんだけね!何か進展でもあったのかい?」

 

「進展ですか・・・特に何も無かったですね。ですがあいつの過去についてはもっと洗ってみた方がいいでしょう。なんというか何かに怯えていて恐れてるように感じました。」

 

「恐れるか・・・昔ヴィランに襲われた過去か何かがあったのかもしてないね!そこら辺はもう一度しっかり僕が調べて置くのさ!じゃあ1年A組21人をこれからよろしくなのさ!相澤くん!」

 

「あいつを除籍にする前提で特例で21人にしたのにそのままで構わないんですか?根津校長」

 

「別にいいのさ!優秀な金の卵が多かったってことにしておくさ!」

 

「意外とアバウトですね、まぁ別に構いませんが。じゃあ失礼します」

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、オールマイト。彼女、あの事件の子に似ていないかい?」

 

「・・・正直、髪の色が違うだけで同一人物だと考えています」

 

「オールフォーワンの玩具か・・・」

 

「本当にそうだとしたら彼女は...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は今までどんな思いで生きてきたのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

オールマイト初めての授業

なんとか出来た!


「ただいま、朧君。今日ね、雄英の入学式だったの。でもね相澤先生...私の担任なんだけどね、その人が個性把握テストをし始めてうちのクラスだけなかったんだ。それで先生に個性や過去について聞かれてね・・・それでね・・・それで・・・・・・うっ、うっ、会いたいよ、朧くん。」

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピンポーンピンポーン

 

ん?こんな時間に誰かな?もう僕、学校に行かないとなんだけど・・・

 

 

「い、出久!!た、た、大変よ!女の子がうちに!!」

 

「はぇ?女の子?」

 

「おはよう!出久!!一緒に学校まで行こう!」

 

 

部屋のドアを見ると制服を着た名瀬さんが僕に笑いかけながら立っていた。僕は驚いて名瀬さんに声をかけようとしたんだけど、床に落ちてたパジャマを踏みつけて...

 

 

「「「あ、」」」

 

 

 

ドーン

 

 

朝の住宅街に僕の頭を打ち付けた音が響いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当にごめんなさい!!」

 

 

「いや、もうほんとにいいって!私こそ朝、いきなり家に行ってごめん。これからは行く時は前もって連絡するから」

 

「うん...」

 

 

 

あの後、頭を打った僕は30分ぐらい気絶していて学校に間に合わないと思った名瀬さんは僕だけ遅刻するのは申し訳ないと言うことでお母さんとリビングで待っていた。僕が起きた時にはやはり登校時間を過ぎていたのでそのまま2人で急いで学校に向かった。

まぁ、そこで鬼のような顔をした相澤先生に呼び止められたんだけど・・・

 

 

「登校2日目から遅刻とは元気があってなによりだな、緑谷、名瀬。」

 

「先生!あの、これには事情があって頭を打って気絶してしまった僕を待っていてくれて・・・」

 

「・・・私が連絡なしで今朝、出久の家に行った所、私に驚いた出久が転けて頭をぶつけてしまった為こうなってしまいました。今回のは完全に私の落ち度です。申し訳ありません。そして出久は悪くありません。」

 

「な、名瀬さん!?いや、僕だって・・・」

 

「はぁ...大体の理由は分かった。名瀬、もういきなり緑谷の家に行くのはやめろ。今回の件は大目に見るが...名瀬、昨日の件と言いこのままで済むと思うなよ」

 

 

昨日の件?確か昨日は個性把握テストがあって僕は手を怪我したからたまたま職員室にいたリカバリーガールに治して貰ったな。あ、でも名瀬さんも手を火傷してて相澤先生と保健室に行った・・・あれ?でもリカバリーガールは職員室にいたし、僕と話して間に名瀬さんも来なかったし一体何をしてたんだろう。

帰る時もなんだか元気がなかった気がしたし...

でも名瀬さんの個性には驚いたなぁ!まさか2つ持ちだなんて!個性社会の今でも珍しいのに。でも手を怪我してるってことは僕と同じでまだ個性の制御がしっかり出来てないのかな?

 

 

 

「・・・もう失礼します。出久、行こ」

 

でも前を歩く名瀬さんの後ろ姿は何処か悲しそうに見えた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「次の授業、オールマイトの授業だよなぁ!」

 

「だよね!どんな授業なんかな!」

 

「やっぱり相澤先生みたいな基本的な個性演習かしら?ねえ、唯月ちゃん、あなたはどう思う?」

 

「え?私ですか?」

 

「ええ、貴方よ。覚えてるかしら?昨日50m走を一緒にやった蛙吹梅雨よ。その様子だとあまり覚えてなさそうだけど。」

 

「えっ、あ、えっt「あ!昨日の凄い子やん!ほんまお人形さんみたいで可愛ええー!あ、私麗日お茶子!よろしくね。」」

 

「あ、本当だ!昨日、浮いてたり炎出してたよな!俺は切島鋭児郎!話してみたかったんだけど昨日は先生と一緒に行ってから戻ってこなかったし今日は緑谷と遅刻して来たし、なにより緑谷以外とは話してなかったからよ。」

 

「みんな貴方とお友達になりたがってたのよ、唯月ちゃん。」

 

「お友達...ですか...」

(お友達なんて今まで出久と朧くんしかいなかったからどうしたらいいのかわかんない。私いつも出久と何を話してる?出久の好きなヒーローの話?いや、今その話は変よね)

 

「すまねぇ!突然話しかけてやっぱ嫌だったか?」

 

「あ、いや、違うの。今まで私とお友達になりたいなんて人、出久くらいしかいなくて、なんて話せばいいのかなって...」

 

「なんだそんなことか!じゃあこれから俺たちと色んな話していこうぜ!」

 

「そうそう!これから知っていけばいいんだよ!」

 

「そんなことを考えていたのね。大丈夫よ、少しずつで。私のことは梅雨ちゃんと呼んで。お友達になって欲しい人にはそう呼んでもらいたいの。」

 

「あ、ありがとう、梅雨ちゃん。私は名瀬唯月です。えっと、唯月って呼んでくれたら嬉しいです...」

 

「「「よろしく!唯月(ちゃん)!」」」

 

「!!」

(友達ってこんな簡単に出来るものなんだ。この人達は私でも普通の人として見てくれてそれで皆、朧くんみたいに温かい。いいなぁ、嬉しいな。)

 

「それは君についてよく知らないからだろう?」

 

 

 

ゾワッ

「っ・・・」

 

「唯月ちゃん?」

 

 

 

ガラッ!

「私が普通にドアから来たぁぁぁ!」

 

 

「オールマイトじゃん!」

「かっけー!てか画風が違う!」

「本当に雄英の先生なんだ。」

 

 

 

「私が行う授業はヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る為、様々な訓練を行う科目だ!!単位数も最も多いぞ」

 

 

オールマイトはそう言うとなにやらグググっと力を溜めて1枚のカードを皆に見せた。

 

 

「早速だが今日はこれ!!戦闘訓練!!!」

 

「そして、こちら! 入学前に送ってもらった個性届と要望に沿って誂えた戦闘服(コスチューム)!!着替えたらグラウンド・βまで来るんだ!」

 

 

「・・・」

 

「唯月ちゃん?どうかしたの?着替えにいきましょう?」

 

「そうね、...蛙吹さん」

「い、唯月ちゃん?なにかあったの?」

 

「なにも、...悪いけど先に行っていますね。」

 

「ケロッ・・・何かに気に触ることを言ってしまったかしら?」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「よっし!みんな集まったみたいだね!君達にはこれからヴィランとヒーローのチームにわかれて、2対2の屋内戦を行ってもらう。状況設定はヴィランがアジトに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを回収しようとしている!ヒーローは時間内にヴィランを捕まえるか核兵器を回収する事、ヴィランは時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえる事!」

 

「チームはクジで決めるぞ!」

 

 

「チーム分けは適当なのですか?」

「チームアップを視野に入れてるんじゃないかな?」

「なるほど!先を見すえた計らい!失礼しました!」

「いいよ!早くやr「オールマイト」んん?ど、どうかしたかい?名瀬少女(話しかけてくてた!少しは仲良くなれそうかな?)」

 

「1年A組は()()()()()()()()()()()()()21人クラスです。その状態で2対2の訓練を行った場合1人あまります。今の説明にはありませんでしたがその1人はどうするかきちんとお考えなのですよね?」

 

「ぐふっ!(やばい!完全に忘れてた!名瀬少女の件があって今年のA組は21人クラスだった!uuum...3人組を作るとパワーバランスが崩れるし・・・まぁいいか)んんっ!1組だけ3人組を作るから人数については問題ないよ!早くやろ!」

 

「...了解しました。」

 

〜〜〜

 

「ペアは...まじかよ」

「あっ!?くそ!お前か!金髪野郎!おめぇのことを叩き潰せねぇじゃねぇか!」

 

(爆豪勝己...出久の幼馴染らしいが仲が悪いらしく中学の頃から出久によくあたってるのを見てきた。個性 爆破 今回の個性偽装にあたって1番厄介ね。なんせ個性が似てるから見比べられたらクラスメイトにも気づかれる。そして何よりあいつは連携が取れない。)

 

 

「...困ったものね、対戦相手は誰かしらね」

「あっ!?知るかよ、誰だろうが捕まえる殺してやる」

 

 

「ペアが決まったみたいだね!じゃあ対戦相手を発表するよ!」

「1回戦目は!ヒーローチーム緑谷・麗日vsヴィランチーム爆豪・名瀬!!

 

 

 

はぁ・・・朧くん、出久。私の高校生活、入学2日目にして終わったよ・・・まじでどうすんの、コレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




唯月ちゃんは出久以外の人には基本的に敬語で話します。緊張しているというのもありますが単純に最初は誰でも信頼していないからという理由もあります。


感想ありがとうございます!これからも続けていくのでもし良ければ評価、感想等是非してください!なるべくお返事は返します。
では次回!戦闘訓練!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神なんていないのね、信じてないけど

中間考査終わりましたーー
古典死にました✨
よし!こういう時はヒロアカだ!!



皆さんこんにちは、今すぐ家に帰りたい名瀬です。

はぁ...まさか爆豪くんとペアだなんてね。うーん、どうしたらいいんだろ。あんまり悪い成績は取りたくないのだけど。

 

 

 

「おい、金髪女。この試合は俺が1人で片付けるからおめーみてぇな雑魚は黙って見てろ。」

 

「はい?何を言っているんですか?これは授業です。2人組で授業をするのは出久が言っていた通りチームアップも視野に入れているのでしょう?あなたは自分1人でどんなヴィランでも相手に出来ると考えているようですがそんなもの傲慢もいいところです。出久がそんなに嫌いですか?私は無個性を理由に人を虐めるあなたなんかよりもよっぽどヒーローに相応しいと思いますよ?」

 

「あ?ふざけるなよ、金髪女。首席だがなんだか知らねぇが俺に指図するんじゃねぇ!!」

 

「...はぁ、ここまで言ってもわかりませんか?ならお互い別行動にしましょう。ただ、1つ言うのなら貴方は授業に私情を持ち込んでいる。その時点で今のあなたはヒーローに相応しくない。そんな生き方をしているといずれ後悔しますよ。」

 

「はっ!知るかよ、そんなこと。俺の邪魔するなよ」

 

 

 

はぁ・・・やっぱり無理ですよね。知ってましたよ、はい。

「・・・出久、大丈夫かなぁ」

 

 

 

side緑谷

 

「まさか初めから対戦相手がかっちゃんと名瀬さんだなんて!2人とも個性が炎系でそれなりに威力があるから1回当たるだけでも致命傷だ。そして名瀬さんの戦闘スタイルが全く持ってわかってない。かっちゃんはいつも右の大振りからだから最初はそこからで...ブツブツ」

「デクくん!さっきからめっちゃブツブツ言ってるけど大丈夫!?」

「あっ、ごめん。実はかっちゃんの戦闘スタイルとかは分かるんだけど僕、名瀬さんの個性や戦い方がよく分かってないんだ。」

「うーん、そうなん?少し変わった子やよね。さっき話しとったけどあんまり喋り慣れてなさそうやった」

「うん...そうだね。...とりあえずかっちゃんは僕がどうにかするよ!」

「わかった!よーし!頑張ろ!」

 

「両チームとも用意は出来たかい?では戦闘訓練スタート!!!」

 

 

 

side名瀬

うーーん、爆豪くんはやっぱり先に行ってしまったな。別にわざわざ戦いに行かなくても核を守れば良いし、ここに座って待ってようかなぁ。・・・出久の個性にも興味があるしね

 

ドカッ!!

グラグラ...

 

うわー、派手にやってるねー。室内戦で核あるの忘れてない?

とりあえず今のは爆豪くんと出久がやらかした音だろうからそろそろ麗日さんがくるかな。うーん、彼女の個性苦手なのよね。なんせ浮遊に似ているもの。

 

カツカツ...

・・・柱の裏あたりに居そうね、今出久と連絡でも取ってるのかしら。出てくるまで待った方が良さそうね。変によって浮かせられたら面倒だし。

 

 

「スマッシュ!!」

ドッカーーン!

 

下の階から出久の声が聞こえてきたかと思うと目の前の地面が音を立てて吹き飛んだ。そして...

「行っくよー!!」

麗日さんが柱を個性で持ち上げて出久のパンチによって浮かんだ瓦礫をホームランのように打った。

 

...核があるの忘れてるのかしら、それにこんなに建物破壊したら大幅減点よ。でもまぁ、私の見せ場かしら...

「火力最大、火炎放射!!」

ブオッッッ!!

 

目の前が炎に包まれる、瓦礫は火力に負けて落ちてゆく。

 

「嘘やん...あの量を一瞬で...」

「次は何かしら?あの程度の攻撃造作もないわよ」

「だ、だとしてもうちは諦めたりせん!」

「...そう、怪我しないようね。「緑谷少年確保!!」仲間が1人減った見たいね。」

「なら私もデクくんみたいnドカッ!!っっっ!!!」

麗日さんの目の前で私の炎が爆発した

「デクくんみたいになんですって?話すより動いた方がいいわよ。本物のヴィランは貴方の話をただ黙って聞くほど間抜けじゃないわ」

「(炎が爆発!?な、なんでなん!?とりあえず距離を取らないと...)ズリッ...」

「...あなたの負けね、麗日お茶子」

「えっ、なんでっ!キャッ!」

(あ、穴が広がってる!さっきまでここには穴がなかったのにどうして!とにかく浮かないと!「ドンッ!!」うっ...)

 

パタリ...

 

「私の浮遊だって貴方と同じような事は出来るわ」

私の髪はかすかに銀色に光って見えた。

 

「ヴ、ヴィランチームWinnnn!!」

「名瀬少女!、爆豪少年!2人だけでいいから戻っておいで!講評の時間だよ!」

 

講評...ねぇ?文句めっちゃ言われそうだな

 

 

 

 

〜講評〜

「では講評を始めるぞ!今回の訓練のベストはぅぅぅぅん...ちょっと皆やり過ぎだよね、うん。なにか意見がある人!」

 

「はい!オールマイト先生!」

 

「じゃあ八百万少女!」

 

「今回と訓練のベストですがオールマイト先生が言う通り皆さんやり過ぎです。まず爆豪さんに関してですが訓練に私情を持ち込み緑谷さんに向かって一方的に攻撃しています。建物内でこの威力の技を使うなんてありえないとしか言えませんわ。そして緑谷さん。最初こそよかったものの、後半になるにつれて爆豪さんと同じような感じになっていました。作戦だったとはいえ、これでは核に瓦礫が当たる可能性も十分ありますし、何より自分を犠牲にする作戦なので今回のように完封された場合話になりませんわ。次に良かったのは麗日さんですわ。ですが後半の動きの雑さが少々目立ちましたわ。あの攻撃は核をハリボテだと認識してるから出来るものですし、それにおそらく...ですが名瀬さんは麗日さんが核の部屋に入った時すぐ気づかれましたよね?」

 

「ええ、麗日さんの足音は特徴的でしたし、そもそも私自身耳が良いのですぐ分かりました。」

 

「やはりそうですよね。そして名瀬さん...ですが彼女の講評は正直なんと言うべきか迷いますわ。核の目の前で炎を使うのはよろしくないですが、炎をコントロールして居たように見えましたわ。実際、核の方に炎は行っていませんでしたし、麗日さんの攻撃に対する対処は素早く的確でしたわ。ですが床に穴が空いた理由がよく分かりませんわ。貴方の個性ですの?」

 

「...私の炎の種類によっては物を溶かす威力のものがあるので…。」

 

「それであの威力ですの!?貴方の個性は本当に2個ですわよね?物を溶かすほどの威力がある炎を一見デメリットなしで広範囲にだし、かつ自分と物体を浮かせられる個性なんて…強個性と言う他ありませんわ。」

 

(ああ、、私もそれは気になっていた。彼女の火炎放射の方はともかく浮遊は本当の個性の応用の一つだろうか…)

「名瀬少女の個性の事は置いといて、まず今回の訓練のベストは無しだ!!爆豪少年、緑谷少年は見ての通り、麗日少女の攻撃は核に対してまずしてはならない行為だ!そして名瀬少女、いくらコントロールしているかと言って炎はNG!そして気絶させる為とはいえ浮遊で持ち上げた瓦礫を麗日少女に当てるなんて危険すぎる!個性を使っての攻撃は時に自分が思ってる以上の威力が出ることがある。それは時に人を殺してしまいかねないのさ、、、まあ一回目だったからこのくらいにしておこうか。みんなもこれを他人から得た知識生かして自分の訓練に使うんだぞ!」

「「「「はい!!」」」」

 

 

 

 

side 梅雨

あれから他のチームの訓練もしたわ。相澤先生の授業の後で少し拍子抜けしたけどヒーローって感じがして嬉しかったわ。放課後はみんなで反省会をしたのだけど爆豪ちゃんは帰ってしまってそのあと保健室から戻ってきた緑谷ちゃんが追いかけてたわ。オトコの因縁ってやつかしら、ケロッ。それと唯月ちゃんも帰ってしまったの。昼休みは仲良くなれたと思ったのだけどまた距離が出来てしまったみたい。訓練の後はずっと黙っていて何か考え込んでいたわ、やっぱりオールマイト先生に注意されたのがショックだったのかしら…どうしたら唯月ちゃんと仲良くなれるのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




戦闘描写ゴミですね、はい。
だんだん自分が何書いてるかわからなくなります…
まあ、次ですよ、次!!
次回の投稿は今月中にします!ではまた!!
感想待ってまーす!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

USJ
私はヒーローを信じたかった


...すいません。
テストがあるのすっかり忘れてて10月中に投稿出来ませんでした...


グシャッ

 

プルルルプルルル

「やぁどうしたんだい?弔。今取り込み中なんだけどなぁ...ああ、雄英高校のかい?分かったよ、すぐ送るよ」ガチャ

「ハハハ、面白いね...さてあの子は元気かな」

 

 

 

 

 

戦闘訓練が行われた翌日、学校に行くと門の前に人だかりが出来ていた。

 

「なんだあれ、マスコミかよ」

「うわぁ、あそこまで居るとか邪魔なくらいおるなぁ」

 

「すみません、オールマイトについて...「はい?」」

「朝から邪魔ですし、うるさいです。そもそも雄英高校に撮影許可はお取りになられましたか?報道の自由などと言うもの以前に私たちの自由を制限する行為は辞めて下さい。」

「私たちには正しい事を皆さんに伝える権利があるんですよ!なのに雄英が撮影許可を出さないのが悪いでしょ!?」

「正しい事?オールマイトが雄英の教師になった。それ以外に何か伝えるべき事はありましたか?昨日オールマイトから正式に発表されたはずです。貴方達がこれ以上ここに居る必要は全くもってありません。...麗日さん、出久、飯田君、切島君行こう」

 

「お、おう」

「あ、ありがとう!」

 

 

 

 

「昨日の戦闘訓練、おつかれ。Vと成績を見させて貰ったが...おい、名瀬、緑谷、爆豪1回目から随分楽しんだようだな」

 

ビクッ!!!

 

「全く...爆豪。お前もうガキみてえな真似するな、能力あんだから。」

「...分かってる」

 

「で、緑谷はまた腕ぶっ壊してしかも捕まったのか」

「うっ...」

「個性の制御、いつまでも出来ないから仕方ないじゃ通さねえぞ。俺は同じ事を言うのが嫌いだ。それさえクリアすればやれる事は多い、焦れよ緑谷」

「っはい!!」

 

「それで...名瀬。お前は昼休み面談室まで来い。話がある」

「...わかりました」

 

 

「さて、HRの本題だ...急で悪いが今日は君らに...」

((((何だ......!?また臨時テスト!?))))

 

「学級委員を決めてもらう」

『 学校っぽいの来たーー!!!!』

 

張り詰めていた空気が一気に緩んだ。

「委員長!やりたいです!」

「オイラのマニフェストは女子全員膝上30cm!」

「ウチもやりたい」

「ボクのためにあるヤツ☆」

「リーダー!やる!」

ほぼ全員が挙手した

 

「ねぇねぇ!唯月はやらないのー?」

「?えっと...」

「あ、私、芦戸三奈!昨日の反省会いなかったよね!唯月、戦闘訓練かっこよかったし似合うと思うんだけど?」

「私は人を引っ張るよりは誰について行く方が好きなので...」

「そうなんだ!」

 

 

「静粛にしたまえ!これは責任重大な、仕事だぞ!やりたい者がやるのではなく周囲の信頼あってこそ務まるもの!これは多数決で決めるべき案件だ!」

「そびえ立ってるじゃねーか!なぜ発案した!」

 

結局相澤先生も許可したので委員長の投票が行われたが...

 

「え、私3票?」 「僕、2票ーー!?」

 

「じゃあ委員長は「待って下さい」...なんだ?」

「私委員長にはなりません。そもそも私には向いていません」

「そ、そんなことない!さっきだってマスコミのせいで学校に入れない所を助けてくれたやん!」

「そうだぜ!それに昨日の戦闘訓練も凄かったしな」

「...凄いのは個性で別に私が凄い訳ではありません。朝助けたのだって自分がこれ以上マスコミに文句を言われないようにする為に行動しただけです。私は人のために行動する気はありません。」

「...分かった。委員長は緑谷、副委員長はもう一度投票で決めろ」

 

結果、八百万が副委員長になった。

 

 

 

ーお昼ー

面談室

 

相澤side

 

「失礼します」

「入れ」 「はい」

 

「さて、昨日の戦闘訓練の事だがお前の炎には物を溶かす効果があるのは本当か?」

「...はい」

「これは俺が思った事だがお前の()()()()()はお前が今、学校に申告している個性と対して変わらないと思っている。火炎放射の方はおそらく名前が違うだけで使い方は大体同じだろう。浮遊のあれは個性の応用だな。違うか?」

「...」

黙りか...さっきの委員長の件といい、一体こいつは何を...

 

ウウーッ!

突然大きな警報が鳴った

 

「これは...?」

「侵入者が入ってきた時の警報だ。おそらく朝の様子を見るにマスコミだろうが話は一旦終わりだ。お前も他の奴らと一緒に避難しろ」

全くこれだからマスコミは嫌いなんだ

 

俺は名瀬を置いて部屋を出た。俺はこの時こいつと一緒にいてやればよかったと後悔するとは思いもしなかった。

 

 

 

名瀬side

避難って何処にすればいいのよ

なんだかんだ言ってここ、職員室の横だからそれなりに安全だと思うけど...とりあえず職員室の先生に聞こ

 

ガラガラ...

...先生誰も居ない。皆、門の方に向かったのかな。この学校危機管理大丈夫?うーん、食堂の方に行けば皆と合流できるかな。

 

ゾワッ

 

この感じまさか!私は自分の体温が下がるのを感じた

 

「おいおい、何だよ。なんで生徒が此処に居るんだよ」

「と、むら...!?」

「って誰かと思えばお前か。まさか本当に雄英にいるとはなぁ、それにヒーロー科に通ってるんだって?お前みたいなやつがヒーローなんて世も末だなぁ笑」

 

恐怖で身体が動かない。頭が痛くて手足の感覚がない。

 

「ほら?今だって生徒がヴィランに襲われそうになってるのにヒーローは助けにこないぞ?おかしいなぁ?ここは雄英高校なのに?お前は今でも誰かが自分を助けてくれると思ってるみたいだけどお前の事なんて誰も助けねぇよ」

「う、、あっ、、(こ、声が出ない!!)」

「喋る気がないなら邪魔だから死ね」

 

弔の手が私に近づく。もう少しで頭に触れると言うところで私は()()身体を無理やり動かして避けようとした。

「ぐっぁ!」

肩に手がかすり肩の表面が崩れる。横には黒い霧があった。

黒い霧は私には触れずに弔の隣に降り立った。

 

「死柄木弔、カリキュラムは無事入手しました。」

「よくやった。黒霧」

「カリキュラムは手に入りましたし、ヒーローが来る前に戻るべきかと。それに彼女を今殺すと先生から色々言わると思いますよ?」

「そうだな、でも死人に口なしって言うもんな。こいつに俺らの事をしゃべられるのは具合が悪い、やっぱり今ここで殺そう」

 

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

もうあの人達の所に戻るのは嫌だ。私は...私は自由に生きていたい!

 

そう思った時、自分の中のなにかが動いた。

頭はもう痛くなかった。手足も暖かくて私は何でもできる気がした。そう感じた途端、私の意識は遠のいていった。

弔達の叫び声を聞きながら...

 

 

 

キーーーーーーーーーーーーン

夢を見た。

ここは何処だろう。弔は?さっき叫び声を上げていたのは誰?結局私はどうなったの?

ふと気づくと目の前には朧君がいて涙を流しながら私に向かって必死に手を伸ばしていた。でもその手は届かなくて...

泣かないで?朧くん。朧くんが泣いてると私も悲しいよ

私は大丈夫、大丈夫だから...だから...

「目を覚ませ!名瀬!」

 

「っ!!ゲホッ...ゲホッ」

「名瀬!」

「あい、ざわせんせい?」

目の前には必死そうな顔をした相澤先生がいて近くにはほかの先生方もいた。

「とにかく早く保健室に!」

13号だったかな...入学式の日に会った先生が声を上げた。

保健室?ああ、弔の手が肩に当たったからかな?あんなの大した事ないのに、なんで皆そんな必死そうな顔をするの?

そこで私は気が付いた

...声が出ない、身体が焼けるように痛い。

 

そう気づいた時私はまた気を失ってしまった。




感想、評価待ってます!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

個性は...

side 根津

まさか校内にヴィランが入ってくるだなんて…

雄英バリアに気を取られてマスコミと生徒達のところへ向かっている間にこんな事になるとは。そもそも職員室に教員が誰も居なかったということが1番の問題か…

名瀬唯月。今年一番の問題児と言っても過言ではない彼女。日々の学校での生活で大きな性格の歪みは見られないがゆくゆくはしっかり話してメンタルケアなどをさせるべきだろう。

しかしその一方で彼女があのヴィランを雄英に入れた可能性は否定できない。現に教員の中には彼女を危険視している者も多い。

…ただ、本当に彼女がヴィランの仲間だと言うのならばあの怪我は一体なんだ?肩の表面が崩れ、手は赤く爛れ全身切り傷だらけ。職員室の中央の床が黒く焦げており個性を使ったのは間違いないだろう。火炎放射と浮遊。相澤君によると彼女の実際の個性はこの二つの個性と名前が違うだけで本来の使い方とは対して変わらないのではないかとのこと。でもそれならなぜ個性を偽装したのか。

「…やっぱり彼女と話してみるしかないのさ!!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「痛!!」

「ほれ動くんじゃないよ!全く、この肩の傷。少し跡が残ってしまうかもしれないさね。」

「そのくらいの傷なら別に気にしま、いったぁぁぁ!」

「女の子がそんなこと言うんじゃないよ!!...それで職員室にいたヴィランはワープの個性と触れたものを崩壊させる個性を持った男2人組だけかい?」

「はい」

「そうかい...()()()()()()()()()()()()()()()()

「...職員室に入った瞬間、突然襲われたので」

「わかったよ、とにかく手当は終わったから今日はもうおかえり。事情聴取にも協力してくれて助かったよ」

「こちらこそ、手当ありがとうこざいます...」

「1回職員室に寄ってから帰んなさい。あと明日もその傷治すから朝、ここに寄りんさい」

「わかりました」

 

 

 

「...あの子は肩の傷どうしようかねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...ばれてないよね?いや、流石に襲ってきたやつが自分の知りあいだなんて思わないよね?リカバリーガール(え?あれでガール?)からは職員室に寄るように言われたけど......

「相澤先生に除籍されそうだから帰ろ」

「俺がなんだって?名瀬。」

「......キャャー!「おい、」ミイラ巻きの不審者がいる!ヒーロー!助けて!」

「いい加減にしろ!「ムギュッ...」」

不審者扱いして逃げようとしたら相澤先生にミイラ巻きにされた。

「...暴行罪で訴えますよ?」

「ならお前を名誉毀損、個性届け偽造で訴えてやるよ」

「...すみませんでした。」

「全く......本当にすまなかった」

「え?」

え、え??え????相澤先生今なんて!?謝ったの!?あの相澤消太が!?...明日は猫が降るかもなぁ

「おい、何考えてる」

「いえ、何も。どうして先生が謝るんです?そもそも私は本来個性無断使用で怒られなくてはならない立場のはずですよ?」

「それはそうかもしれないが、ヒーローの卵であるお前にやむを得ないとはいえ戦わせてしまった上に怪我までさせてしまった。これに関しては完全にこちらの落ち度だ。そもそも俺がお前を昼休みだと言うのに呼び出したのが悪いしな。だから本当にすまなかった」

 

ああ・・・この人はヒーローだなぁ。オールマイトと同じくらいとても立派なヒーロー。自分の行いを振り返りその上で生徒に対ししっかりと謝罪出来る大人なんてヒーローでもそうそう居ない。まして相手の生徒は個性届けを偽造までしてる。

「先生はヒーローですね」

「あ?」

「もう帰ります。 ...私はヒーロー(あなた)を信じてみたい

「え、おい待て、一応家まで車で 「ブワッ」」

 

突然風が吹いて思わず目をつぶった

目を空けると目の前にいたはずの名瀬はどこにもいなかった

 

「あいつの個性は...風を操る個性か?」

 

 

 

 




日曜日に出せませんでした。すみません!
そして内容が薄い...
えー気お取り直して次回は今週の日曜日に投稿します!

あと主人公のヒーロー名募集中です!


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。