TS転生した艦娘とゲーム知識だけの提督 (月宮みんみん)
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転生しました

はじめまして!初投稿です!
二次創作小説?を書くのは初めてですし、艦これも二次創作で得た知識と海域1-4辺りまでの知識しかないにわかなので、拙い文章となりますが、よろしくお願いします!


 今日もいい天気だな。

 なんて考えながら俺は散歩をしていた。

 

「ヒヒッ!お前があの聖剣士様か?」

 

「……何の話ですか?」

 

 圧倒的不審者に話しかけられてしまった。

 聖剣士って何?ゲームの話?

 俺、最近は艦これしかしてないけど……

 

「惚けても無駄だぜ?仲間の無念、晴らさせてもらおうかなァっ!?」

 

「ッ!?」

 

「……ナンダ、現実じゃあこんなもんか?ん?」

 

「人違いだって言ってんだろ!?ゴボッ」

 

 ごぼっ?そんなおとふつうじゃしない……あ、だめ、いしきが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きてくださーい」

 

「あとごふん……」

 

「起きないと耳から脳に入ってくちゅりますよ?」

 

「起きます起きました!ん?知らない天井……」

 

「こんにちは。あなたは僕の力で艦娘として転生しました!」

 

「……はぁ?」

 

 

 聞いた話によると、俺はあの男に殺されたらしい。

 しかもマジで人違い!

 どーやら、あの男は別の世界から来たらしくてさ……

 ○AOでいう○リトポジの人に仲間を殺されたんだって。

 んで、なんやかんやで俺が殺されたと?

 

「そして、あなたの専属妖精、つまり僕が転生さてあげたのです!」

 

「俺に専属妖精なんていないはずだが?」

 

「勝手になりました!」

 

「転生させた理由は?」

 

「面白いことが起きたんでよ!なんと!佐世保鎮守府がキレイさっぱり消えてしまったんです!」

 

「大問題じゃねぇか……」

 

「そして僕は思いついたんです!あなたを初期艦にして新しく佐世保鎮守府を作ろうと!」

 

「ふぁん?突飛なこと思いつくなぁ」

 

「それが僕ですからね。そして、ここがその佐世保鎮守府の工廠です」

 

随分と殺風景だな……

 

「お前以外の妖精はいないし、提督もいないが」

 

「もうすぐ来ますよ!妖精たちは提督が来たら現れるでしょう」

 

「そう。で、俺の名前はなんて言うんだ?」

 

「あなたは……誰でしょうね?」

 

「そこも適当か……艦娘には艦だった頃の記憶?があるらしいし、探れば出てくるかな……」

 

 とりあえず座るか……

 記憶記憶……お、これか?

 

『Вы Минск с сегодняшнего дня』

 

 ロシア語?俺はミンスクって言うのか。

 

「俺はミンスクって言うらしい」

 

「なるほど。ア○レンにいましたね」

 

「お前、アズ○ン知ってんよかよ……」

 

「さ、提督が来ますよ」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「今日から俺も提督か……」

 

俺の名前は工藤守、まもりんとかそんな感じのあだ名で呼ばれたりする……

いや、こんなのどうでもいいか。

前世ではなんとなく自衛隊に入って、辛くなってすぐやめてフリーターとして生きながら、艦隊これくしょんというゲームをやってたんだ。

 

そしたら、艦これの世界に転生したんだよね……

 

なんでかは知らないけど、俺は妖精が見えるらしくてさ?

今度は海軍に呼ばれて提督になってたんだ……

はっきり言ってやりたくないんだよね。

艦娘ハーレム?無理無理。

俺、女性と話せるほどのコミュ力ないから。

でも妖精さんたちと話すのは楽しいよ?

話せるのは人間で俺だけっぽいから秘密にしてるけどね。

はぁ、ここを開ければ俺の提督生活も本当に始まるんだな……

 

「初期艦の子が優しい子だといいな……」

 

 

 




読んでいただきありがとうございます!
タグは今後追加していこうと思ってます。
次回の更新は1週間以内にしたいですね。
高校の課題がまだ終わってないので怪しいです……
提出日すぎてるし諦めようかな……

(2020/09/05)途中切り替えが分かりずらかったので線を追加しました。


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男は度胸

何回も見返してたらよく分からなくなってきた……
誰が誰のセリフなのか分からないので、(○○視点)を付けてみました。いらなかったら辞めます
課題の方は少しづつですが提出できてるので、来週辺りには終わってるといいなと思ってます。
モンハンでアルバトリオンが来るのでサボりそうですけどね‪w



「……なかなか来なくない?」

 

「すぐそこにいるんですけどね……こちらから行ってみますか?」

 

「いやいや、こういうのは提督が迎えてくれて初めて俺が初期艦だと実感する場面だろ?」

 

「そういうものですか」

 

「そういうものだ。さて、あとどれだけ待てばいいんだ? 今のうちに一人称でも改めるか?」

 

「アズ○ンだと、我が一人称だった気がするので俺でもいいと思いますよ?」

 

「ふむ、確かにそうだな。服装はなんというか、スカートじゃなければ男っぽいしな」

 

「さすが僕がデザインした服ですね」

 

「自画自賛かよ……にしても来ねぇな」

 

 

 

 

 

 

 

 

(提督視点)

 

 ここを開ければ……俺は……

 帰りてぇ! 今すぐ帰りてぇ! 

 

「いや、男は度胸? とかいうし行くか……いやいや、やっぱり怖い。コミュ障の俺に女と話せるわけない!」

 

「早く行くのですよ!」

 

「妖精さん……うし! 覚悟を決めよう」

 

 決死の覚悟で俺は扉を開けた

 

 

「……」

 

「……お前が提督か?」

 

 あ、やべ、もう帰りたい

 めっちゃヤンキーみたいな顔してる

 

「あ、ああ。一応提督です……」

 

「随分と来るのが遅かったな。なんだ? 緊張してんのか?」

 

「いや、まぁ、はい」

 

「……」

 

「……」

 

 

 

 

 

 

(ミンスク視点)

 

 やべぇ、会話が弾まねぇ!? 

 いやいや、俺コミュ障だし仕方ないよな? 

 妖精? あれは、ほら、人間じゃないし……

 緊張のせいでなんか怒ってる感じで話しかけちゃったしもう最悪……でも待たせる方が悪いよな? 

 

「待たせてしまったことは謝るのでどうか命だけは……」

 

「何言ってんだ?」

 

 マジで何言ってんだ? そんなに怖い顔してる? 

 てか、妖精どこいった? 

 

「……とりあえず自己紹介でもしようか?」

 

「あ、そうですね! 俺はここの鎮守府で提督を務めることになった工藤守です! よろしくお願いします!」

 

「俺はレニングラード級? の駆逐艦のミンスクだ。よろしく」

 

「ミンスク? そんな艦娘いたっけ……?」

 

「ん?」

 

「あ、いえ……」

 

 なんか、めっちゃ怖がるなこいつ……

 もしかしてコミュ障か!? 

 分かるぞその気持ち! 

 俺もコミュ障だからな! 

 なんとかして怖がらせないようにしないとな……

 

「さて、お二人の自己紹介も済んだところで我々妖精からのプレゼントです!」

 

「「プレゼント?」」

 

「ふむ、これは……」

 

「高速修復材?」

 

「っておい待て! 提督って妖精と話せるのか!?」

 

「あ、いえ、その、世界で俺だけみたいです……」

 

「そうなのか……工藤提督だけってことはお前は深海棲艦の手先? 殺した方がいいのか?」

 

「いやいや! 俺は人間ですよ! あなたこそ深海棲艦じゃないんですか!? ミンスクなんて艦娘記録に存在しませんよ!?」

 

「んなの妖精に聞けばわかる事だろ?」

 

「そういえば言ってませんでしたね! 提督、ミンスクは僕が作った艦娘です。深海棲艦だったら既にぶち転がしてますよ?」

 

「な?」

 

「すいませんでした……なんでもするので許してください……」

 

「はぁ……んで、この大量にある高速修復材は何に使うんだ? 初期艦でさらに艤装もない俺だけで出撃させて大破させてこれ使ってを繰り返すのか?」

 

「いえ、提督が使います。提督にこれをぶっかけてください」

 

「分かった。なんでもするんだろ? 覚悟はいいな?」

 

「え、やめ……」

 

 

 

 

 

(提督視点)

 

 最悪だ……

 なんでローションみたいな高速修復材を被らなきゃいけないんだ? 

 いや、なんでもするって言っちゃったもんな……

 ヌメヌメするぅ

 

「これをかけることによって……ほら、提督の身体が段々と艤装になっていきます」

 

 は? 

 

「なんか提督……グロいよ?」

 

「武器種の指定をしてないからですね。

 これは提督を武器化して提督自身も戦場で活躍できるように作った【人間武器化液(ヒューマウェポン)】です。艦娘に対しては高速修復材としても使えますし、武器化させることもできますよ」

 

「……俺、ちゃんと元に戻れるよね?」

 

「それはもちろん。では、提督の性能を試してみましょう!」

 

 俺の意思とか関係ないの? 

 俺一応提督なんだけどなぁ……? 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます!
まずは1週間以内に投稿できたことを喜びましょうかね……
書き方がいわゆるまとめサイトとかのSSみたいな感じなので、登場人物(主に主人公)の心情やらを書くことが次回から少なくなります。
お許しください……

それでは、また1週間以内に投稿を目標に頑張りたいと思います!


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初戦闘?

期間空いてすいません……!
いろいろ学校でありまして……
自分が面白いと思ったことを書くので、つまらねぇと思う方はただちに読むのをやめてください。
感想とかにつまんねぇとか書かないでね


「さぁ、提督の性能を見せてもらおう」

 

 と、言うことで海にいるぜ! 

 本当に海の上で立ってるなんてな……

 ほぼ陸と同じ感じで動けるし、艦娘って不思議やなぁ

 

『俺ってほんとに人間なのかな……』

 

 提督……

 

「提督が人間じゃなかったらなんだ? やっぱり深海棲艦の手先?」

 

『だから違いますって! ……俺を武器にするのは今後本当に緊急の時だけにしますからね? 提督命令です』

 

「そんなに嫌なのか?」

 

『嫌です』

 

 

 人が武器になるってなんかかっこいいけどね

 でもまぁ、俺の事信頼しきってないと死ぬ可能性もあるしやりたくないのかな

 提督と俺って会って数分の仲だもんな

 仕方ないか

 ま、使うんだけどね

 

 

「まずはどんな武器になるのか確認だな」

 

『それなら、自律型みたいなのにしません? 俺は逃げるんで』

 

「嫌だよ。俺に全てを預けて俺に使われろ」

 

『自分の身体が深海棲艦に叩きつけられるんですよ? 嫌です』

 

 

「さっきまで俺に怯えてたもんな。そりゃ深海棲艦怖いよな?」

 

『いや、深海棲艦可愛いじゃないですか。返り血浴びるの嫌なだけですよ』

 

「可愛いって……もしかして、鬼級とか姫級が好きなの?」

 

『いや、戦艦レ級が好きなんですよ』

 

 戦艦レ級ね……ん? あれって……

 

「もしかして、あんな感じの?」

 

『そうそう……ってレ級!?』

 

「初戦闘でこいつはかなりキツイなぁ……提督、どうする?」

 

 

 単騎で勝てる……気はしない。だって初戦闘だからね! 

 ここで殺さないと本土で被害が出るかもしれないけど、俺無理だぞ? 

 

 提督はどっちを選ぶかな

 

 撤退か戦闘か

 

 

 

 

《お……い……ちゃ……》

 

 

 

「……?」

 

『大本営に連絡しても暫くは応援が来ないでしょう……こっちには大量の高速修復材がありますし、なんとかして殺しましょう!』

 

「あ、ああ。分かった! 

 んじゃ、まずは武器種の指定……でっかい鎌みたいなのにしよう!」

 

「わかりました! 提督さん、少し不快な気持ちになると思いますが、我慢してくださいね。提督さんのイメージで形が決まるので想像しといてください」

 

『分かった。ミンスク、どんな鎌がいいですか?』

 

「そうだな……グレイの鎌みたいにして欲しいんだけど」

 

『グレイ? ……ロード・エル○ロイII世の事件簿に出てくる?』

 

「ああ、それそれ!」

 

『ミンスクってやけにアニメに詳しいですね……』

 

「そりゃ、転生してきたからな……」

 

『え? 転生?』

 

「あ、やべ、妖精こいつ殺す?」

 

「はぁ……この提督も転生者なので平気ですけど、他の人には言わないでくださいね? 言ったらあなたのこと殺しますから」

 

「うっす……」

 

 迂闊に言わないよう気をつけよ……

 って、提督もか! この世界転生者何人いるんだよ

 そのうち転生者で溢れるんじゃねぇの? 

 

『……ミンスクが転生者……それでその喋り方ってことは男!?』

 

「そうだけど……まぁ、気にすんなって! お前のこと恋愛対象として見ないだけだからさ!」

 

「さて、一応出来ましたけど……」

 

「おお、いい感じじゃん!」

 

『ふむ、見た目よりも機能が沢山あるな……ミンスク、俺がサポートするよ』

 

「急にタメになったなお前……なに? 俺の事怖くないの?」

 

『いや、提督だしもうタメでもいいだろ?』

 

「キャラ被りするんだよ……いや、いいよ。転生者同士仲良くしようや」

 

『……ミンスク、すごい怖い顔してるぞ? それ笑ってるつもりか?』

 

「うるせえ! そうだよ! ったく……行くぞ!」

 

 

 

 




またすぐ出せるといいなぁ……
活動報告?にも書いたのですが再来週に期末テストがあるので、なかなか書けないと思います。
すいません。

p.s
7/21
サブタイトルつけてなかったので付けました


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ざーこざーこ!

テスト勉強せずにゲームやってました。ごめんなさい。
ゲームやってるなら、続きも書くかということで書きました。
テスト明日だけどまぁ、なんとかなるっしょ!
……三相交流?なにそれおいしいの?


戦闘開始から3分くらい経ったか?

提督が最強すぎてやばい

 

「なんで鎌からシールドが出たり、砲撃が撃てたりするんだよ……」

 

『妖精さんの粋な計らい?ってやつじゃね?』

 

「でも、レ級に対して攻撃があまり効かないのは困るなぁ」

 

『……そうか!練度だ!』

 

「あ、そういえば建造されたばっかだな。何とかなんねぇかなぁ」

 

うーん、瞬間的に火力が出せる本当に方法……無いな!

仕方ない。投げよう

 

「えいっ!」

 

『は!?俺のこと投げるのおおぉぉ!?』

 

 

あ、レ級にキャッチされた

……え、返してくれないの?

 

「なぁ妖精、困ったことになったぞ?」

 

「ええ!?僕の所為!?」

 

『くっそぉ!自爆!』

 

「お、爆発した」

 

『はぁ……爆風に乗って何とか戻ってこれた……』

 

「おつかれ!投げも効かないとすると詰んだくね?提督弱くね?」

 

『いやいや、さっきの爆発で少しは効いてるから!たぶん!』

 

「ほんとかぁ?あ、そうだ!本家みたいに宝具とかないの?」

 

『あー、ワンチャンあるかも?』

 

「んじゃ、【覇爆(ラスト・インフェルノ)】!こんな感じか?」

 

『お!?なんか出そう!ふんぬううううううううぅぅううっぅぅうううううああああああああぁぁぁ!!!!!!!』

 

「おお……かなり爆発した!まるでめ○みんの魔法!これは殺せたべ」

 

《ザンネン、コロセテナイヨ?》

 

「ぐふぁっ!?……嘘……だろ?」

 

《ソノブキ?モツカエナサソウダシワタシノカチダネ》

 

「お前……そんな喋るヤツじゃねぇだろ……」

 

ここで俺は死ぬのか……

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは……」

 

《オキタ?ココハワタシノスミカッテヤツダヨ。……わざわざカタカナで喋るのもだるいわね……普通に喋るわ》

 

「は?おま、普通に喋ったら色んな人から批判とか来そうだが!?」

 

《いや、私別にレ級の見た目なだけで中身そんな好戦的じゃないし?だったら普通に喋ってもおかしくないし?》

 

「はいそれ嘘〜!さっきあんなに楽しくやってたじゃねぇか!」

 

《仕方ないじゃない!本能的になんか楽しくなっちゃうのよ!アホ!バカ!》

 

「あぁん!?もう1回言ってみろやハゲぇ!」

 

《ハゲてない!あ、もしかしてまた戦う気?どうせ負けるのに?

ざーこざーこ!》

 

「ふぬぬぅ!ふぬぅ!ふぬぬぬぅ!」

 

《はぁ……私は口喧嘩するためにミンスクを連れてきたんじゃないのよ?》

 

「ふぅーん?俺はお前を許さないぜ?」

 

《まぁいいわ。あなた、さっきの会話的に転生者よね?というか、転生者だって知ってるんだけど》

 

「違いマース!私、帰国子女のミンスクデース!」

 

《ミンスクはロシア生まれでしょ!こっちは転生したことわかってるんだから。私も転生者なのよ?》

 

「転生者多すぎじゃね?一日で2人も見つけちゃったよ」

 

《そして、私の正体はね》

 

「え、正体とかあんの?」

 

《お姉ちゃんです!》

 

「……は?」

 

《は?って……お姉ちゃんだよ?甘えていいんだよ?もっと喜んで?》

 

「俺に姉なんていないはずなんだけど……」

 

《あ、そうか。お姉ちゃんになりた過ぎて自分のことをお兄ちゃんのお姉ちゃんだと思い込んでただけでした》

 

「なるほど妹か!殺さなきゃ」

 

《そう易々と殺される訳にはいかないわ!催涙ガス〜噴射〜》

 

「調べたら、ミンスクは空母なのでどんなに目を攻撃しても視認性は落ちません(ボソッ)」

 

「ふふふはははは!効かぬ!今妖精さんから聞いたら俺は空母らしいからな!目にかけられても平気なのだゴホッゴホッ!」

 

《肌には効かないだろうけど、吸い込んでも効果あるでしょ?ほら、苦しい?》

 

「やめ、ゴホッ……死ぬ……息できな……」

 

《おやすみ。また会おうね?お兄ちゃん♪》

 

ミンスク、呼吸困難により気絶!

 

 

 

 




と、いうことでね!
妹です。
妹だから標準語喋れても問題ないよね!うん!
次回はテストが終わって少し経ってからですかねぇ……?
8月1日までには出したい!頑張ります!


あ、気づいた人いるのか分かりませんけど主人公は神奈川出身です。


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内容は無いようです(笑)

テスト終わった記念に投稿!ストックゼロ!
まだ編集点とかあるかもしれないというか絶対にある……
でもテスト終わったしいいよね!
俺、お疲れ様!
提出物もちゃんと出した俺偉い!


「……また知らない天井か」

 

「そのセリフ、俺も言ってみたいな」

 

「……提督か」

 

「正解。ま、この鎮守府には俺とお前と妖精さんしかいないんだけどな」

 

「俺がレ級といる時提督はどこにいたんだ?」

 

「レ級に武器化を解いてもらって、鎮守府まで送ってもらったんだ。

いつ殺されるかも分からない状態で世間話でもしましょうって言われた時は、マジで泣きそうになったぜ?

んで、その後は解放されていっきに緊張が解けて、浜辺で気絶してたんだけど妖精さんが執務室まで運んでくれたんだ」

 

「なるほど……俺の事とかどうでもよかったんだな?」

 

「もちろん心配してたぜ?でも、起きたのさっきなんだよ。ごめんな?んでさ、妖精さんからレ級に敵意はないって聞いたんだけどほんとか?」

 

「あー、んー……あれ、俺の妹。俺が殺したはずのな」

 

「……急にシリアスぶるのやめてくんない?」

 

「おま、空気読めよww」

 

「で、なんで殺したん?」

 

「正当防衛だよ。向こうも俺を殺そうとしてきたから仕方ないんだ。あいつのせいで身体中に傷跡が沢山できてさ……今はないけどな」

 

「え、何?お前のことが憎かったの?」

 

「いや、あれは……なんだろうな?聞いてみれば分かるんじゃない?ま、俺があいつを殺した時あいつは死に際で喜んでたからやべぇやつには変わりない。また殺す」

 

「ふむぅ……レ級、仲間にしてみるか」

 

「は?いや、殺すって言ってんだろ?深海棲艦なんだから人類の敵でもあるんだぜ?お前バカなの?あと、大本営に何言われるかわかんねぇぞ?」

 

「人生二週目だし、なんか変わったりするだろ?ダメだったらまた殺せばいい。実を言うと、この鎮守府は大本営から見放されてるんだ。何やっても基本平気!」

 

「……何かあったらお前のせいだからな?」

 

「そんときはそんときで何とかするよ。まずは、新しい艦娘を建造しようか!資材ってあるの?」

 

「妖精の力舐めないで欲しいですねぇ!僕くらいの妖精レベルになれば無から生み出せるんですよ!……提督、この鎮守府が大本営から見放されてるってマジですか?妖精さん頑張って再建したのに……?」

 

「まぁ、功績をあげれば見てもらえるんじゃない?俺、妖精さんが見えるだけって理由で提督になったから海軍のこととかなんも知らないんだよね……」

 

「そんな……まぁいいです。建造なんですけど、来て欲しい艦娘とかいますか?レシピに関係せず欲しい娘を建造することができますよ」

 

「神機能じゃねぇか!?そうだな……資材があるってんなら戦艦とか?」

 

「全員空母にして艦上爆撃機で遠距離から攻撃しようぜ?」

 

「いや、戦艦の砲撃射程がだいたい42キロまでだから威力の高い戦艦でよくね?」

 

「誤差ってもんがあるだろ?艦娘も人間だ。誤差なしで命中させられるとは思えないぜ?」

 

「うーん……」

 

「いっそのことどっちも建造しましょう!工廠では四隻建造できますからね!」

 

「そういえばそうだった」

 

「先に言えよ……」

 

「欲しい娘の名前、教えてください」

 

「4隻できるなら、赤城さんと加賀さんと……長門と陸奥かな?」

 

「駆逐艦も建造しようぜ?俺的に霞が来てくれると嬉しい。提督を罵ってるところを生で見たい」

 

「俺も罵られたいから高速建造材を使って霞と曙を頼む」

 

「……理由が不純すぎるうえにキモイですけど了解しました。明日になればみんなできてると思います」

 

「ああ、頼んだ」

 

 

 

 

 




アズレンタグを追加した気がしたんだけどそんなにアズレン要素強くないかも。
今日1万円課金したら目当てのキャラがすぐに出て悲しくなった……
また次回をお楽しみに!


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霞って可愛いよね

艦これのヤンデレが好きでよく読むんですけどやっぱ面白いですね
ということでヤンデレ?回です
多分きっとそうなってるはずだよ!
……昨日から頭痛で死にそう!
職場見学に行ったんですけど、楽しかったです(小並感)



「航空母艦、加賀です。 あなたが私の提督なの? それなりに期待はしているわ」

 

「おお! 本物だ! 本物の加賀さんだぞミンスク! めっちゃかわいい!」

 

「……え?」

 

「おい提督、加賀さんが困ってるだろ? 落ち着けって」

 

「……そうだな。ごめんな加賀さん」

 

「……いえ」

 

「もっとちゃんと真面目に謝れボケナスゥ!」

 

「おお落ち着けけけけけ? 俺、提督。加賀さん、部下。おーけー?」

 

「だからどうした?」

 

「え?」

 

「加賀さんはまだ怒っていらっしゃるぞ!」

 

「そんなわけないでしょ!? え、加賀さん怒ってるの!?」

 

「怒ってませんよ?」

 

「怒ってる! 凄い怒気を含ませて声を発してる! ほんとすいませんでしたァ!」

 

「あの、本当に怒ってないのですが……」

 

「許された! ミンスク! 俺は許されたんだな!?」

 

「今までの冗談だぜ? お前ほんと面白いな」

 

「おま、絶対に許さねぇ……」

 

「俺はミンスク、よろしくな加賀さん」

 

「……よろしく」

 

 

「航空母艦、赤城です。空母機動部隊を編成するなら、私にお任せくださいませ」

 

 

「うんうん。やっぱかわいいなぁ」

 

「かわっ……」

 

「俺は提督だ。こいつはミンスク。よろしくな、赤城さん」

 

「は、はい。よろしくお願いします!」

 

「提督、もしかして全員に可愛いって言うつもりか?」

 

「ダメか?」

 

「なんか、可愛いの価値が下がると思うんだよね」

 

「つまり?」

 

「きもい」

 

「泣くぞ?」

 

「……さ、陸奥と長門にも挨拶しよう。他にも待ってる娘はいるんだから急ごうぜ?」

 

「うぇーん」

 

「は? うざ」

 

「ごめんて……」

 

 

 

「私が、戦艦長門だ。よろしく頼むぞ。敵戦艦との殴り合いなら任せておけ」

 

「こちらこそよしくな! 俺は提督でこっちは」

 

「ミンスクだ。よろしく頼むぜ」

 

「長門さんは……かわいいというよりクールな感じだな! うん!」

 

「見た目は頼れる姉貴って感じするよね……」

 

「安心して頼ってくれ。期待に応えよう」

 

「……長門ってこんなキャラなの? もっとポンコツのイメージがあったんだけど」

 

「世界線によって色んなのがいるから気にすんな。二次創作とか見ないの?」

 

「仕事で忙しかったからあんま見れてないな……」

 

「ほーん? 次は陸奥かな」

 

 

 

「長門型戦艦二番艦の陸奥よ。よろしくね。あまり火遊びはしないでね。お願いよ?」

 

 

「っスー……ノーコメントで」

 

「ノーコメントって何!?」

 

「確かにノーコメントの気持ちわかる。凄くわかるぞ提督! あ、俺はミンスク。よろしく頼むぜ陸奥」

 

「え、ええ……その、ノーコメントの理由は……?」

 

「んー、提督は陸奥の身体に欲情したんだ」

 

「は?」

 

「それで提督はそれを抑えるべくノーコメント、いわば賢者になろうとしている。でも、それも難しいだろうな。提督は爆発寸前だと思うぜ」

 

「……つまり提督は勃起をしないように頑張ってるという事ね?」

 

「理解が早くて助かる。と、言うことで……死なない程度のパンチなのに死ぬほど痛いなんかすごいパンチ!!」

 

「ぐぼああああぁぁあぁうあああぁ!?!?!?!?!?」

 

「おはよ」

 

「死ぬ! これ死ぬ!」

 

「死ぬことはないから安心しろ? どうだ、少しは収まったか? 次はロリ……じゃなくて駆逐艦の霞だから色々危ないだろ?」

 

「……おばあちゃんのことを思い出したら何とかなったよ! お前の攻撃マジ無意味!」

 

「いやだって、既にテント張り気味だったぞ?」

 

「もういい! 次だ!」

 

 

 

 

「霞よ。ガンガン行くわよ。ついてらっしゃい」

 

「よし、帰るか」

 

「ん? 挨拶は?」

 

「霞のことをよく見るんだ。あいつ、既に病んでる」

 

「そんなばなな!?」

 

「ほら、お前のことを……じっと……」

 

「なんで俺? まぁいいや」

 

「お、お前! ……勇気あるなぁ」

 

「霞、俺はミンスクだ。よろしく」

 

「……」

 

「ミンスク! 避けろ!」

 

「はっ、こんなん避けなくても平気だって!」

 

「……なんで放置したのよ?」

 

「放置? ……おま、まさか」

 

 

「フフ……私はあなたの艦娘……ケッコンカッコカリまでしたのに放置されたあなたの艦娘よ

 

 

「完全にミンスクが悪いじゃん?しかも包丁まで持ち始めたよ?完全にお前を殺す気じゃん?文字赤くなってるしやばくない?」

 

「死んだんだから仕方ねぇだろ!」

 

 

 

 




誰が喋ってるのか分からない!という方がいらっしゃいましたら、セリフの前に名前付けますので言ってくださいね(露骨な感想稼ぎ)

次回は、そうですねぇ……いつになるんでしょうね笑
ストックが0になりました( ˇωˇ )

ps:文字赤くしたつもりなんですけど、ピンク色ですかねコレ?自分がスマホだから反映されてないとかじゃないですよね?仕様が分からない……


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水着っていいですよねぇ

大阪行ってました( ˇωˇ )
久しぶりの更新ですけども、相変わらず内容が……
これ日常系のはずなんですけど、どこで道を間違えたんですかね?
そんなこんなで7話目のですけども、あまり期待しないでご覧下さい。


「いや、言い訳をさせてくれ!」

 

「ふぅん? それくらいなら聞いてあげる」

 

「俺は死んでたんだよ!」

 

「あら、死ぬ前から放置してたような気がするんだけど?」

 

「……気のせいじゃない?」

 

「私が間違えるとでも思ってるの?」

 

「うんうん!」

 

「馬鹿ね。私は知ってるの」

 

「……」

 

「ずっと見てきたもの。毎日ずっとあなたの事を、あなたのすべてを知りたくて」

 

「こんな霞俺知らない!? 助けて提督!」

 

「いや、お前ならどうにかできる!」

 

「私の話はちゃんと聞かなきゃダメでしょ? ほら、こっち向きなさい?」

 

「ひゃいっ!」

 

「それでいいの……ああ、本当に可愛い……あなたの魂はずっと変わってないのね」

 

「では、殺さないで貰えると……」

 

「アズレンに浮気したあなたを許すとでも?」

 

「ダメだああああああああぁぁぁ!!!! ていとぐうううぅぅぅうう! 助え゛てえぇえええぇぇぇええええ!」

 

「あんまり使いたくなかったんだけど……仕方ない」

 

「……何するつもり? 部外者は黙っててくれる?」

 

「んじゃ、霞さんも『黙ってくれる?』」

 

「っ……!?」

 

「よし、ちゃんと効いてるな。さすが妖精さん! 次は『跪け』」

 

「……」

 

「これで暫くは大丈夫だと思うけど……ミンスク、どうすんだ?」

 

「いやいやいや、何これ」

 

「ん? これは……妖精さんに貰った艦娘用の令呪みたいなやつだよ。原作とは違って無限に使えるけどね」

 

「それでえっちなことするつもりなんだな!?」

 

「しねぇよ……あ、妖精さん加賀たちの案内頼めるか?」

 

「分かりました!」

 

「さ、ミンスク。この霞さんどうすんだ?」

 

「とりま喋れるようにしてくれるか?」

 

「分かった。『喋っていいよ』」

 

 

 

 

 

「さてと……霞、お前俺を殺したらどうするつもりだったんだ?」

 

「殺す? 元々、殺すつもりなんてなかったの。本当は動けなくなるまで攻撃して拘束、その後監禁して私と永遠に一緒にいるつもりだったの。でも、あなたを見てから殺意が溢れちゃって……」

 

「それ俺の事嫌いなんじゃない? 離婚する?」

 

「もともとちゃんとした結婚じゃないんだから離婚も何も無いのよ。あなたは永遠に私のモノ」

 

「なるほどね? 今も殺したいと思ってる?」

 

「四六時中あなたと一緒にいたいと思ってる」

 

「それはつまり……殺される心配はないんだな?」

 

「あなた艦娘になったんだから、刺されたくらいじゃ死なないっての。少し痛いだけ。だから1回刺してもいい?」

 

「それで気が済むなら……」

 

「……えい」

 

 

 

「お、おいミンスク! ……お前、何しやがった!」

 

「少し心臓を刺しただけだよ。早く入渠させないと死んじゃうよ?」

 

「お前……霞じゃないな?」

 

「そうだね。一緒に来させて貰ったんだ」

 

「霞の身体を器にお前の魂が入ってるってことか? んな無茶苦茶なことあるかよ……」

 

「そんなこと言ってる場合? 早く行きなさい」

 

「クソっ!」

 

「僕は白露型駆逐艦、時雨。これからよろしくね」

 

 

 




FGOのガチャ爆死して病みました。どうも作者です。
水着ガチャとか闇ですよ。ふざけんなって感じですわね!
さて、第7話目どうだったでしょうか?何も考えずに好きに書いて添削とかしないでそのままばーん!と出してるので変なところや誤字など多いと思われます……
次回はどんな展開なんでしょうね?ミンスクも死にかけですからね。
ストックがないので自分でも今後の展開が予想付きませんよ。
楽しみですね。
それでは、また次回会いましょう!


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時雨はミンスクのことどう思ってるの?

タグとタイトル詐欺してますけどそのうち戻りますから安心してください!
戻らなかったら軽めの黒歴史晒しますから!
勢いで投稿するので誤字とかなんかあったらすんません!


「時雨、どうして刺したのよ」

 

「どうしてって、君が望んでいたことじゃないか? 僕はそれに従っただけだよ」

 

「違う、私はあの人とずっと一緒に暮らせれば……それで良かった」

 

「あのさぁ、動けなくなるまで攻撃するって言ったのは君じゃないか」

 

「それが致命傷を負わせるのとなんの関係があるっていうの!?」

 

「動けなくなるまで、それは死ぬまでとも言えるだろう? 死んでしまえばあの人は動かない。ほら、君が望んだことだ」

 

「私は彼が死ぬことを望んでない!」

 

「あの人を見ただけで殺意が溢れるような君が? 冗談だろう?」

 

「……」

 

 

 

 一方その頃、ミンスクは入渠していた! 

 

 

「いってぇなぁ……あいつマジで刺しやがったなこれ……」

 

「痛そうだったね〜」

 

「は? なんでレ級がいるんだ?」

 

「実はあの時雨ちゃんは私の時雨ちゃんで、私のことを殺したお兄ちゃんを許せないみたい」

 

「は!?」

 

「私にバレないように罪を霞ちゃんになすりつけようとしてるってかんじかなぁ? 気になって見に来たけど、お兄ちゃんを殺すのは私だけの特権だからさ……少しお仕置きが必要かな」

 

「……で、当たり前のように隣に来るのやめろ?」

 

「安心して! 生やしたよ!」

 

「死ねボケ」

 

 

 

 

 その頃提督は

 

 

「俺の存在……いらなくね?」

 

 

 闇落ちしそうになっていた! 

 

 

「俺はただの非力な人間……なんでこんな俺が……提督を……」

 

『力が欲しいか? 人間』

 

「ああ、欲しいとも。この世最強の力が……」

 

『良かろう……我が能力、我が権能、この世全てを掌握せし力、『(vice)統べる(Govern)交響曲(Symphony)』を、今を持って貴様に譲渡しよう。貴様こそが新たな支配者だ。上手く使えよ人間』

 

「……」

 

 

 本当に闇落ちしちゃった!! 

 

 

「これで……ミンスクを救える!」

 

 

 

 

「知らない天……知ってる天井だわ」

 

「目覚めたかミンスク」

 

「ああ、風呂にも入ったしもう大丈夫だぜ提……督?」

 

「ならよかった。あとのことは俺に任せて安静ニしててろよ? 霞と時雨は俺がどうにかすっからよ」

 

「おいおい、深海棲艦の手に落ちたか? なんだその姿は」

 

「……お前を護るための力を手にした。それだけだ」

 

「何? 俺に惚れてんの? 気持ち悪」

 

「冗談きついぜ? お前は俺にとってただ一人の友だからだよ」

 

「だからといってそうなっていい理由は無いだろ? 戻ってこい。その先は地獄だぞ」

 

「戻ることなんてもう出来ない。それに、完全に落ちた訳でもねぇさ」

 

「……」

 

「なに、心配はいらない。すぐに戻ってくる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうしてあいつが深海棲艦側につくんだよ……

 

「そんなの私のせいに決まってるじゃん?」

 

「またお前かよ……」

 

「やっほ、お兄ちゃん。さっきぶり」

 

「お前のせいって」

 

「うん、あの人は代行者ってやつだよ。時雨にお仕置きするって言ったじゃん?」

 

「それは、あいつが望んだことなのか……?」

 

「力が欲しいって言ってたからそうなんじゃない?」

 

「……もうわけわかんねぇな」

 

「安心して? お仕置が終わったらちゃんと元に戻るから」

 

「……そうかよ」

 

 

 

 

 




次回に続く!
何となく闇落ちさせましたけどすぐに戻るんですよねこれ
霞のせいでこんな展開になってますけど、すぐに戻りますからね!多分!
そのうち提督とミンスクがデートする話とかやりたい
まぁ、ミンスクのせいで建造したらやべぇやつしか来ねぇってなったら無理なんですけどね。味方が増えないから絶望ですねコレ
タイトルとタグとあらすじ直そうかな……
黒歴史見たいから直すな?しょうがないですね〜^^
そうそう、就職の志望動機ってどんなこと書けばいいんですかね?
提出が今週の金曜までなのに何も書いてません。詰みました( ˇωˇ )



p.s
皆さんがこの物語を読んでくれたおかげで、沢山の作品に出会えたことにとても感謝してます。これからも、拙い文章を書いていきますが何卒よろしくお願いいたします。


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提督、覚醒(短時間)

どうにか今日中に投稿したかったんで、急いで仕上げ()ました。
人生って辛いね……


「げへへへへへへ……お仕置に来たぜぇ?」

 

「ひっ……! こ、来ないで!」

 

「おいおい、時雨ぇ? うちのミンスクのこと刺しといてそれはねぇだろぉ? 早く霞から出てこい。霞が可哀想だ」

 

「嫌だ! そんなことしたら君は鬼畜陵辱エロ同人みたいに僕のことを犯すんだろ!?」

 

「はぁ……仕方ねぇなぁ? お前の魂だけ取ってやるよ。肉体は用意してある」

 

「いやだあああああああああああああぁぁぁあああああああああああぁぁぁ!!!!!!!!!! ……あ」

 

「手こずらせやがって……よし、これで動けるはず。時雨、北方棲姫になった気分はどうだ?」

 

「……」

 

「なんか言えよオラァッ!」

 

「ふぐぉおっ!?」

 

「痛覚3000倍だからなぁ? 死ぬほど痛いだろ?」

 

「あがっ……」

 

「痛みに耐えきれなくて気絶しちゃったのかなぁ? 起こしてやるよ」

 

「……や」

 

「黙れ! (ドンッ)」

 

「ガハッ……」

 

「ほら起きろ! これ、何かわかるよな?」

 

「ひっ」

 

「お前がミンスクを刺した時に使ったやつだよ。これでお前を刺す」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

「ん? お仕置はだいたい終わったかな。残念。またねお兄ちゃん」

 

「二度と会いたくねぇ……」

 

 何をされたかって? それは……膜ギリギリまで……いや、言葉を改めよう。

 犯されそうになりました。

 

 いやー、かなり危なかったぜ……

 先っぽ入ってたからね? 

 あいつまじ殺す

 

 

「はぁ……提督の様子気になるし、俺も行くか」

 

 

 ……あれ、服がない

 あっ、俺もともと全裸だったわ

 風呂でレ級がきてそこでも襲われそうになったから逃げてたらすっ転んで気絶したんだ。

 そしたら、ここに運ばれて……

 最初からレ級はいたのか!? 

 あいつこっわ……

 

「妖精、服あるか?」

 

「レ級に持ってかれたので今作ってます……あと少しで完成するので鬼強いミンスク用艤装も一緒に持ってってください」

 

「ああ、作ってたんだ……特に戦う訳じゃないけどまぁ、偵察に使うか」

 

「よし、縫い終わりました……」

 

「ありがと」

 

「いえいえ……って、着替えるの早いですね」

 

「全裸でいる必要は無いからな。行ってくる」

 

「怪我には気をつけてくださいね」

 

「ああ」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「あれ? お兄ちゃん来たんだ」

 

「一応な。さて、偵察機を発艦させるにはどうすればいいんだろうか」

 

「私に聞かれてもなぁ……というか、さっきあんなことしたのによく平気で私の近くに居れるね」

 

「昔からお前に襲われることがありすぎてほぼ慣れてんだよ。クソが」

 

「だって好きな人の子供を産みたい、孕ませたいって思うのは当然でしょ? まぁ、邪魔だから生まれても殺すけど」

 

「まじのヤベぇやつだな……ん? ああ、妖精か」

 

「この子は喋れないの?」

 

「喋れるやつはあんまいねぇみたいだ。他のやつは脳に直接語り掛けてくる」

 

「へぇ? んじゃ、そろそろいくね。また後で会おうね♡」

 

 

 無視無視。

 アイツと関わるとろくなことない。

 

 

『右手を前に、左手で右手を支えるように持って念じると魔法陣が出ます! そこから何でも出ますよ!』

 

 

「教えてくれるのはいいが、なんだそのチート? ほぼ無敵だぞ? 提督いらないじゃん……まぁいいや。こんな感じか?」

 

 なんか出たな。

 飛べる豚さんが乗ってる飛行機みたいなやつだ。

 ふむ、視界を共有できるのか……これ絶対酔うな。

 

 

『到着しました』

 

「おう、りょーかい。……提督が北方棲姫の身体を包丁で切り刻んでる!?」

 

『時雨の魂が入ってるみたいです。提督の力で北方棲姫の素体を用意したのでしょう』

 

「なるほど……あ、レ級じゃん。提督が元に戻った。マジで一瞬だったな……で、時雨は」

 

『北方棲姫の素体の心臓部分が刺されてるので、絶命したでしょうね。若しくは、魂だけが残っているか』

 

 惨いなぁ……

 

『レ級が時雨の素体を造り始めました……あの人なんでもありですね』

 

「うわぁ、そこに時雨の魂入れるのか? お、素体が動き出したな。おいおい、時雨蹲って泣いてるぞ……」

 

『これは……レ級はミンスクさんに何をさせたいんでしょうね? どうやら、時雨がミンスクさんに完全に依存するよう洗脳してます。霞さんは、ずっとミンスクさんの名前を呼んだまま蹲ってます』

 

 

 

「ふえぇ……平和な世界に転生したかったよぉう……」

 

 

 

 




次回に続く!
いつも中途半端に終わってすいません……

さて、今回で9話目ですね。
当初予定していた内容と大きく逸れながらも、ちゃんと更新できてる俺偉い……
最初に考えてたのは、主人公と那珂ちゃんがアイドル活動や配信を経てキャッキャしながらアイドルとして成長していく話だったんですよ。
そんなものとは程遠いものが出来上がりましたけど。

次回もお楽しみに〜

(2020/09/03)
誤字修正と一部セリフを変更、追加を行いました。


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時雨と霞はかわいいけどキャラ崩壊してるから実質別人

「おはよう」

 

「……霞か。今日は時雨いないんだな」

 

「ええ。今は朝食を作ってるはずよ」

 

「随分仲良くなったな」

 

「今私達はひとつになってるんだから当たり前よ」

 

「そうか……」

 

 

あの後、レ級は時雨と霞の魂、と言っても一部だけなんだけど融合させちゃってさ。

記憶と五感を同期したらしい。

 

んで、俺に対する依存度とか霞のヤンももちろん同期されたわけで。

老人ホームの人達みたいに介護されてるんですよ……

常に鎖で固定されてますけどね?

 

たまに提督とかが来るんだけど助けてくれないし……

逆にみんなと楽しくお話してるよ……

 

なに?お前もそっち側なの?俺辛いよ?外に出して?

 

 

「ミンスク、朝食ができたよ。1人で食べれるかい?」

 

「そりゃもちろん」

 

「無理?そうだよね。僕が食べさせてあげるよ」

 

「人の話を聞け?」

 

「ほあ、くひをあへて?」

 

「口移し!?霞!これはお前的にどうなんだ!」

 

「五感共有してるし私も楽しめるから別に」

 

「ここには味方がいねぇのか!?」

 

「時雨、無理やりにでも任務を達成なさい」

 

「こないで!いやだ!初キスは好きな人とって決めてるんだ!」

 

「じゃあ、キスじゃなくて上から流し込めばいいんじゃない?ほら、時雨よく噛んで」

 

「もぐもぐ……ほんなかんひ?」

 

「ええ。そしたら提督の口を無理やり開けます。はい、時雨」

 

「あ〜……提督、ちゃんと食べて?」

 

食べると言うよりもう飲むだよね……無理やりされるの辛いよ……

 

「うぅ……食べました……」

 

「えらいね〜!よしよししてあげる」

 

「よしよしとけりゅぅ……ふへへぇ……」

 

俺みたいな社畜によしよしは効果抜群だよ……ふへぇ……

 

「ほら、まだあるからしっかり食べようね?」

 

なんで……昨日まで普通に食べてたじゃん……

 

「提督に言われたんだ。ミンスクは壊れやすいから極力何もさせないようにって」

 

あのクソ野郎!!!!

まだレ級側なのか……殺したい……レ級を早く殺したい……

 

『超小型艤装の完成を報告。なるべく早くそちらにお届け致します。我々はこれより作戦αを決行。総員出動!』

 

これは妖精!?

この状況を脱する為に作ってくれたのか……!

さすが妖精!信じてたぜ!

 

「……どうやら、ゴミ共がなにか始めたみたいね。片付けに行くわよ」

 

「うん。ミンスクは渡さない」

 

なんでバレてるの!?

てか妖精は味方だろ!ゴミって……

 

あ、この2人別世界からだからこっちの味方とかどうでもいいのか……そっかぁ……

 

「おとり作戦は上手く行きましたね。新しい艤装を持ってきましたよ」

 

「喋れる妖精!ありがとな。……よし、これで無敵だ」

 

「そうそう、レ級とレ級に操られてる提督が加賀さんたちのことも霞や時雨のようにさせちゃったのでこの鎮守府に味方はいなくなりました。我々妖精はもう手に負えません……提督が持ってた令呪みたいなやつは機能を停止させましたのでご安心を」

 

「提督は結局操られてんのか……うし、レ級をマジで殺す。お前も行くぞ」

 

「ええ、その艤装は僕とあなたにしか適応しませんからね。行きましょう」

 

 

「あいつを殺して平和を手に入れる!空母ミンスク、出撃!」

 

 

 

 

 

「あれ、もう動けるようになったんだ。まぁいいや。お兄ちゃん、また殺してあげるね」

 

 

 




次回、兄妹喧嘩開始!



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宣戦布告

就職関係で死にそうですけどどうにか生きてます。
前回、今回がバトル回的な次回予告しましたけど次回になりました。ごめんなさい。


「よし、これで鎮守府の放送設備は俺のもんだな。この艤装マジでなんでも出来るな」

 

「そりゃ、妖精の知恵や技術を最大限活かして作成しましたからね。死んでしまった古の妖精達にも協力してもらいましたから、今までのものとは比べ物になりません。普通だったら、それひとつで深海棲艦全滅させることが出来るはずなんですけどね。あのレ級は本当に規格外です」

 

「アイツ邪神かなんかの手先なんじゃね? てか、あいつ自信が邪神だろ。ま、そんなことはどうでもいい。早速放送始めるぞ」

 

 

 

『あー、マイクテスマイクテス。皆さんの脳に直接語りかけています。聞こえますか? 特にレ級! この放送は、宣戦布告をするためのものです。私、いや俺は怒ってる。それはもうマリアナ海溝を超えるほどの深さ怒りを持ってな! 理由は考えなくても分かるよな? と、言うことでレ級さんや、最後の戦い、最終決戦をしようじゃないか! 決戦の場所は鎮守府からレ級の住処までの海域ね。日時は明日、13:00からだ! 来なかったら殺す。来ても殺すけどな! 以上だ。次の番組は、妖精がお送りするドキドキ!? 妖精の反撃! 生き残るのは果たして誰だ!? です。このあとすぐに始まります!』

 

「よし、次はお前の番だ。お前らの力、見せてやれ」

 

「おっしゃ行くぞおめぇらァ!」

 

「「「「おおおおお────!!!!!」」」」

 

 

『はい、今からドキドキ!? 妖精の反撃! 生き残るのは果たして誰だ!? を始めます。概要は、我々妖精達が完全武装して艦娘達を襲います。先の襲撃で囮になってくれた妖精たちの恨み、決して忘れません。我々はこの鎮守府を、この佐世保鎮守府を再復興させるために頑張って生きている。貴様らのような艦娘が俺らの邪魔をするんじゃねぇ……全員解体だ。これより襲撃を開始! 待機していた戦闘員は目標の攻撃を開始せよ! 我々に敗北はない! 勝て! 勝ってこの鎮守府を建て直すんだ! 総員突撃──!』

 

 

 

「うん。いい感じじゃない?」

 

「そうですか? 本当は解体とかしたくないんですけどね。どうせまた同じやつが来るでしょうし」

 

「そうなのか?」

 

「はい。この鎮守府から生まれたり、近海でドロップした艦娘は基本一番最初の記憶を引き継いで生まれます。ですから、これはほんの少し余裕が生まれるだけです。ですから、これ以上洗脳されないようにレ級を殺さなければなりません。頼みますよ?」

 

「分かってる……提督は大丈夫か?」

 

「洗脳は解けましたが、まだ眠りから覚めてません。しばらく様子見です」

 

「分かった。んじゃ、俺は少し休むわ」

 

「はい。ごゆっくり」

 

 

 俺がレ級……妹を殺す。

 これが本当に最後の兄妹喧嘩(殺し合い)だ。

 

 必ず『勝つ』

 

 

「っ──!?」

 

「まさか私に勝とうなんて気でいるなんて、随分と余裕なんだね? あ、念話? みたいなやつ覚えて見たんだけどちゃんと使えてるかな? さっきのやつを頑張って応用してみたんだ。どう? 『聞こえてる?』」

 

「……今ここで俺を殺すのか?」

 

「そんなまさか! さっき折角時間決めてくれたのに、そんな無駄なことするわけないじゃん? お兄ちゃんとのデートだよ?」

 

「これをデートと称するか……お前のその負けない自信はなんなんだ?」

 

「さぁ? 最近私は私じゃなくなってるからね。昔はただ単純に好きなだけだったし。殺すとかそんなことも考えなかったなぁ」

 

「うっそだろ?」

 

「ホントだよ。私が思うに、これはレ級の思いなんじゃない?」

 

「なんでそんなことがわかるんだよ……」

 

「だって私はレ級だよ? レ級は前の世界でお兄ちゃんを見て一目惚れ、世界の干渉をどうにか乗り越えて、私の魂と融合。でも、力は弱まってたからこっちの世界に転生させた……とか? 分かんないけどね」

 

『すごい! だいたいあってるよ、言語能力の習得に時間がかかり過ぎた……やっと喋れる。こんにちは! 私の夫! ……あってる?』

 

「結婚してないから違う。残念だな。俺は寝る。さよなら」

 

 これ以上は脳が持たない……マジ無理

 

 

 

 

「あ、いっちゃった。私も疲れたし帰ろ……あんまり驚かなかったね」

 

『もっと驚くと思ったけどあんなもんか。明日は負けても別の素体に移ることになるから安心してね。じゃ、結果を楽しみにしてるよ』

 

「うん。あ、ひとつ聞いていい?」

 

『ん?』

 

「あの艦娘たちをあんなふうにした理由は?」

 

『実験だよ。私の技術がどこまで通用するかのね。妖精に殺されても、どの道記憶を引き継いで建造なりなんなりされるだろうから安心しなよ』

 

「そう? ならいいや」

 

『というか、あんたもすごいよね。すごく上手に嘘つくし。あなたは前の世界でも実の兄を殺すほどめっちゃ病んでたじゃん』

 

「そんなことないよ? でもまぁ、死体のお兄ちゃんでいろいろしてたのは周りから見たら異常かもね」

 

『かもじゃなくて異常そのもの。さすがに私でも引く』

 

「あはは」

 

『笑い事じゃないっての……』

 

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 一方、ミンスクは

 

 

 ……あれ? よく考えたらめっちゃやばくね? 

 

 レ級は素体を作れる……つまり、あのレ級? を別の素体に移動させることも可能……

 

 あ、詰んだ

 

 レ級が2人とかマジ無理……

 

「もういいや。寝て明日に備えよう……」

 

 

 裏であんなことが話されてると知らずに不貞寝するミンスクであった……




別作品投稿したんですけど、そっちの方が人気みたいで草生えました。
1話しか投稿してないのにお気に入り数が33件ですよ。こっちは今回で11話ですが、お気に入り数は35件。何が違うんでしょうね……?
と、そんな話がしたいんじゃないんです。
次回の更新なんですけど、就職関係でほんとに忙しくなりそうなので気分転換にちまちまと書く予定です。ですから、遅くなると思います。すいません。
次回は喧嘩出来たらいいなぁ……


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愛さえあれば関係ないよね

何日か開けて書いたり消したりしてたら内容がゴミになった。
でも投稿しますよ。黒歴史としてね。
誤字脱字あったらすぃせん


「……時間だ」

 

「ギリギリセーフ!」

 

「少しは余裕を持ってこいよ……説明するぞ? ルールは1つ。戦闘海域から出ないこと。それ以外は何をしても平気。だな」

 

「じゃ、早速始めようか? お兄ちゃん」

 

「そうだな」

 

「いくよ」

 

 

「っ──! 相変わらず化け物みたいな力だな」

 

「もー! 盾とか狡いなぁ! その艤装、壊せばいいのかな?」

 

「できんならやってみな。──展開(オープン)

 

 

 展開されたのは万を超える45口径46cm3連装砲。

 

 狙いはただ一人に絞られ

 

 

「──放て」

 

 

 海に大きな飛沫が上がる

 

 

 

 さすがにこれなら勝てるだろ! 

 

 

「数で勝とうとか、シロウトガカンガエルコトダヨ?」

 

「んなっ!?」

 

 こいつ、どこから……? 

 

「残念だねぇ? 殺せなくって。次は私のターン、だよね」

 

「ターン制じゃないからな。追撃だ」

 

「えいっ!」

 

「──だから早すぎんだよ! くそっ! 掠っただけでこんな食らうのかよ!? 盾がなかったら死んでたな……」

 

「盾とかさぁ、今までで一番だるいよ? なんですぐに死んでくれないの?」

 

「死んだらお前のこと殺せなくなるだろ?」

 

「めんどくさ……お兄ちゃんはずっと私のものってこと理解してるの? 殺すも生かすも私次第なんだよ?」

 

「死ね!」

 

「もういいや。今回は死んであげる」

 

「は?」

 

 

『……消失を確認。近辺に敵影無し。勝利です』

 

「そうか……」

 

 どうなってやがる……あいつ、自殺したのか? なんでだ? 

 ……全くわからん

 

 

「なーんてね」

 

「あがっ!?」

 

 

「あれ? 言ってなかった? この身体は沢山あるの。だから、魂的なのを移動させれば死んでも復活するんだよ」

 

「このチートがぁ! 《回》!」

 

「回復かぁ……前回はもっと簡単に終わったんだけどなぁ」

 

「さっきから何言ってやがる!」

 

「んー、それはゴールに着かないと教えられないかなぁ。ゴールの場所は〜……深海棲艦になったら分かるんじゃない?」

 

「それは試してなかったな。《深海棲艦化》……しくった」

 

『すいません! 離脱します!』

 

「……お兄ちゃん、馬鹿?」

 

「いや、そんなことは無い。この世界の仕組みも分かった。お前以外の深海棲艦が何故少ないのか……な」

 

「そう。やっとゴールに辿り着けるんだね……長かったなぁ。でもさ、私を倒さないとダメってことも分かるよね?」

 

「……【Höre auf meine Worte und öffne das Tor】」

 

「あっ! ずるい! ずるいよお兄ちゃん! 裏技禁止ー!」

 

「はっ! 最初からコマンド対策はしとくんだな! また後で会おう!」

 

「むー!」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

「おえっ……強制転移ってこんな気持ち悪くなるのか……」

 

 深海棲艦になったせいで艤装使えなくなったし、妖精もいないし気持ち悪いし、もう詰んだよね。

 

「ダルい……」

 

『あれ? お兄さんがいるじゃん! ついにたどり着いたのかー! レ級は?』

 

「知らん。お前は誰なんだよ……」

 

『あ、覚えてない? あなたの事を私の夫って言ったんだけど』

 

「ああ、レ級の中の人?」

 

『本当は違うんだけね。私の事は博士とでも呼んでね。研究室まで案内するよ。私の声に従ってね?』

 

「分かった」

 

 

 で、着きました。

 

 

「……なんだここは」

 

「研究室だよ? なんか思い出した?」

 

「ここが研究室……俺がいる事以外分からないな」

 

「あれぇ? おかしいな。ここに来れば作られた時のことを思い出すよう作ったんだけど。ま、いっか。早くレ級来ないかな」

 

 

「私のこと呼んだ? ただいま博士。さすがに全力疾走は疲れた。お兄ちゃんは?」

 

「見えてないの? そこにいるじゃない」

 

「あー、生命力が薄くて消えかかってるのね。そりゃ、この身体じゃ見えずらい訳だ。お兄ちゃん、これ飲んで」

 

「なんだこれ? ……くっさ! ほんとに食いもんかよこれ? いただきます。……お゛ぇ゛っ! 魚の内蔵の味がする」

 

「うん。見えるようになったね。そしたら、あれを見て?」

 

「ん? 俺がどうかしたのか?」

 

「今から、ミンスクお兄ちゃんはお兄ちゃんと一緒になるんだよ!」

 

 自分を第三者目線から見るってのは不気味だな。

 ふむ、頭に沢山の管がついてるな。

 たしか脳が損傷してるからだっけ? 

 おかしい。深海棲艦になってもよく分からないんだが? 

 

「とりあえず、そこに座ってね」

 

「なぁ、これをするとどうなるんだ? 本体の脳が治ったりするのか?」

 

「分かんない。初めての試みだからね」

 

「うせやろ……そもそも、なんで俺を殺したんだよ? そんなことしなければこんな面倒臭いことしなくて済んだんだぜ?」

 

「お兄ちゃん不死身計画のために擬似的に殺したの。計画内容は、お兄ちゃんの精神体、SAOでいうならフラクトライトかな? それを抽出。そして、脳細胞を完全に再現したシステムに移動させる。はい、不死になりました。って感じ?」

 

「はぁ……?」

 

「んーと、デカダンスは見た事ある?」

 

「あるけど」

 

「カブラギ達みたいに、お兄ちゃんの身体はサイボーグになったってことでいいよ。オキソンの注入とかいらないサイボーグにね」

 

「なるほど……?」

 

「で、ミンスクお兄ちゃんを作った理由は」

 

「損傷した脳の復元のために、か?」

 

「そうだね。過去にとったお兄ちゃんのデータを元にミンスクお兄ちゃんを作成して、お兄ちゃんが好きだったこの艦これの世界でどのように生きるかを検証。終了するには、私を倒すかこの施設に辿り着くか」

 

「俺を作ったことに意味はあんのか?」

 

「あると思うよ。失敗したら次に生かせる」

 

「そうか……」

 

「じゃ、早速始めようか」

 

 

 

 




来週の金曜日採用試験です……
面接練習してないし、面接内容も考えてないし、作文も考えてないし、SPI3Hの勉強もしてない。
詰みですわ。


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妹に殺されたはずの俺はミンスクの記憶を引き継ぎ、提督になっていた

採用試験落ちたなぁと思いながら作りました。
面接もうしたくないよう……


「……ここ、どこ?」

 

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 俺の名前は……分からん。

 妹に殺され、その妹のせいでミンスクが生まれて、そのミンスクが俺の脳を治してくれて……

 

 つまり、今の俺はミンスクという訳だ。

 死ぬ前の記憶があまりないから必然的にそうなってしまう。

 いや、ボディまでミンスクなんですけどね……? 

 

 まぁ、そんなことどうでもいいんだ。

 重要なのはここがどこなのか、だな

 

『ここは鎮守府の近くにある山だな』

 

「誰だ!?」

 

『俺の記憶持ってんだろ? ミンスクだよ。なかなかお前が起きないから、アップグレードみたいに俺をICチップにして、お前に埋め込んだんだ』

 

「ああ、2018年公開のバイオレンスアクション・ホラー映画か。あれはなかなかに怖かったなぁ……え、なに? 俺の身体が欲しいのか!?」

 

『いや、いらん。こっちの方が楽だからな。さて、お前にはこれから任務を遂行してもらう! 俺が深海棲艦になった日から約10年経ったこの鎮守府の提督になれ!』

 

「いや、なんでだよ!?」

 

『お前の記憶が不完全だから、完全に思い出すために艦これをやってもらおう! というのが妹の考えだ。妹は今回も出てくるから安心しろよな!』

 

「お前はどっちの味方なんだ!?」

 

『俺を作ったのは妹だぜ? そりゃ妹の味方だろ』

 

「この裏切り者! 俺のくせに!」

 

『いいから、早く下山するぞ。お前の上司も待ってるんだからな』

 

「上司……?」

 

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「やぁ! 待っていたよ! レグルス提督!」

 

「……それ、俺の名前?」

 

「いや、適当に着けた。久しいな、ミンスク」

 

「久しぶり。随分厳つくなったね、工藤守提督。てか、よく覚えてたな俺の事」

 

「忘れるわけないだろ? ほら、これを受け取れ」

 

「……これ何?」

 

「提督の証みたいなもんだ。大事にとっておけよ? 純金でできてるからな」

 

「うわぁ……」

 

「んじゃ、頑張れよ! 俺は横須賀鎮守府に異動だ! 達者でな!」

 

「うい、お互い頑張ろう」

 

 ……あ、断ろうと思ってたの忘れてた! 

 

 仕方ない……提督、頑張るか……

 

『これからお前はミンスク提督だな』

 

「お前もミンスクだろ? ややこしすぎる……」

 

『気にすんなって。それじゃ早速母港の皆さんに挨拶だな』

 

「うー……艦これゲームしかやった事ないけど、リアルで指揮取れるかなぁ……」

 

『なんとかなる!』

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「今日から新しく提督として着任したミンスクです。提督としての勉強とかしてないほぼ一般人ですけど、よろしくお願いします。まずは、秘書艦を決めたいと思うのですが……」

 

「私がなるわ」

 

「か、霞……ですか……」

 

『あ、安心しろ! あれから時間も経ってるんだ。ちゃんと記憶の処理もしてもらったはず……!』

 

「何? 嫌なの? 結婚までしたのに?」

 

「……」

 

『……』

 

「早く答えなさいよっ!」

 

「あ、霞でいいです! いや、霞がいいです! 生意気言ってすんませんしたァ!」

 

「分かればいいのよ。あれからこの鎮守府も変わってるし、案内するわ」

 

 

 霞のことを解体するのも視野に入れるか……

 

「そんなことしても無駄だから」

 

「あ、はい……ごめんなさい……」

 

 

 

 




TS転生した艦娘(身体を捨てたミンスク)とゲーム知識だけの提督(記憶障害の現ミンスク)

タイトル回収するために無理やり作ろうとした感満載ですね……笑
お兄ちゃんいつになったら完全体になるの……?


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番外編!一日遅れのハロウィン!

昨日文化祭で書けなかったので一日遅れのハロウィンです。
ハロウィン要素は低いし内容も薄いので適当に流し見てください。
あ、内定もらえました。やったね!ニートは回避だ!


「トリックオアトリート」

 

「……何?」

 

「いや、トリックオアトリートだよ」

 

「巫山戯てるの?」

 

「なんで!? ハロウィン知らないの!?」

 

「もちろん知ってる。でも、要求するのは子供でしょ? あんたそんな年齢だっけ?」

 

「泣く。泣いた。もう霞のこと嫌い!」

 

 

 こんな所にいられるか! 俺は逃げさせてもらう! 

 

 

「あっ、逃げた。……はぁ、世話が焼ける子ね。私から逃げれると本気で思ってるの?」

 

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ!!!!!!!!!!!!!! 

 

 捕まったら確実に死ぬ……! 

 

 冗談のつもりだったのに……! 

 

「早く私に捕まりなさい! 何もしないから!」

 

 これ、ヤラれるやつだ! 

 

「命令だ! 今すぐ俺から離れろ!」

 

「断る!」

 

「ダメだぁ……」

 

『他の艦娘に助けを求めたらどうだ?』

 

「そうだなっ! そこの時雨! 助けてくれ!」

 

「どうしたんだい?」

 

「霞に対しての攻撃を許可する! 俺を守れ!」

 

「……分かった。僕が持つ最強の攻撃を使おう。これでも足止めにすらならないだろうけどね」

 

「融解物質の装填を完了────放出します」

 

「は?」

 

「冷却を開始。再起動まで10……9……」

 

「これでも溶けないのか。さすが霞だね」

 

「装填準備が完了しました」

 

「この鎮守府はなんてもの作ってんだ!? 今霞に触れられたら絶対に死ぬ! あとは頼んだぞ時雨!」

 

「善処するよ。頑張ってね」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 ふぅ……疲れた

 

「あれ? 提督じゃん?」

 

「ああ、鈴谷……じゃない!? アズレンの熊野!?」

 

「違う違う! ただのコスだよ〜!」

 

「再現度高すぎる……」

 

「提督、今日は何の日か分かるかな?」

 

「ああ、ハロウィン……だろ?」

 

「そう! ということは?」

 

「お菓子……か?」

 

「うん! トリックオアトリート!」

 

「残念だが今持ってないんだ……後で必ず渡すから……!」

 

「だめだよ? ちゃんとイタズラされて?」

 

「え?」

 

「さぁ! 私の部屋にレッツゴー!」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「……」

 

「んー、提督に合いそうなコスがなかなかないなぁ……お、これとか良さそうじゃん! 熊野はどれがいいと思う?」

 

「これか似合いそうですわ」

 

「メイド服?」

 

「ええ。提督が私たちに奉仕する……興奮しますわ」

 

「と、特殊な性癖を持ってるんだね。じゃあ、メイド服にしようか」

 

「え、嫌なんだけど」

 

「提督に拒否権はないよ? ほら、着替えさせてあげるから」

 

 ミンスク、助けて

 

『霞に捕まるよりはマシだろ? 我慢しとけ』

 

 ぴえん

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 メイド服の俺、参上! 

 紅茶の入れ方でいちいち文句言われてやり直しをさせられるのは大変だったけど何とかなったぜ……! 

 

 これで霞から逃げられる! 

 

「あのクズ、どこに行ったのかしら……ねぇ、そこの人? 提督を知らない?」

 

「……て、提督なら食堂にいたと思いますよ〜?」

 

「ほんと? ありがと。でもね、嘘はダメよ?」

 

「いやいや、ほんとですよ〜!」

 

「服を変えても声でバレるの。さ、観念しなさい」

 

「……まて、時雨はどうした」

 

「どうしたって、何もしてないけど? お詫びにお菓子を貰ったくらい。提督の分もあるけど」

 

「あれ? 怒ってたんじゃ……?」

 

「なんのこと? 私はただ、年齢のことを言っただけで逃げた提督を追いかけて捕まえて仕事と私から逃げたことを詫びさせようと思ってただけよ?」

 

「……つまり、このあと何かされる?」

 

「そうね」

 

「逃げていい?」

 

「だから無駄だっての。早く仕事から逃げたことを詫びなさい?」

 

「……え?」

 

「聞こえなかった? 詫びろ」

 

「こ、これは」

 

「詫びろ」

 

「詫びろ詫びろ詫びろ詫びろ詫びろ詫びろおおおぉぉ! 詫びろ提督うぅぅうぅ!!!!!!!!」

 

「伊佐山……っ!」

 

「どーげーざ! どーげーざ! どーげーざ!」

 

「くっ!」

 

「冗談よ。早く執務室に戻りましょう?」

 

「……はい」

 

 

 




次回はアイドル(艦娘)をプロデュースします。多分。


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アイドルのプロデューサーになります!

艦娘の口調が分からないので何となくでやってます。違うところがあったら教えてくだはい……!




「プロデューサーになって欲しい?」

 

「ええ。なにか文句でもあるの?」

 

「いやいや、急にアイドルとか言われても困るよ? 俺提督だよ? しかも、着任して2日しか経ってないよ?」

 

「シャニ○スやってたんだから余裕でしょう? このクズ」

 

「……」

 

『そういうとこだぞお前ほんと……』

 

「これがメンバー一覧。確認しときなさいよ? 分からないことがあったら随時聞くように。分かった?」

 

「ガチかよ……」

 

「……分かった?」

 

「あ、はい!」

 

「暫く提督の仕事は私が代わりにやるから、ちゃんとトップアイドルに育成するのよ? もしトップアイドルにならなかったら……ね?」

 

「しっかりとプロデューサーとして頑張ります!」

 

 

 とはいったものの、リアルでプロデューサー業なんてやった事ないしなぁ……

 とりあえずメンバーの確認をするか。

 

 

『なんこれ……』

 

「霞1人!?」

 

『あいつ仕事引き受けてたけど平気なのか?』

 

「私のこと、呼んだ?」

 

『ん? こいつは……』

 

「か、かかかか霞いいいぃぃ!?!?」

 

「だ、大丈夫!? 頭でも打ったの!?」

 

『落ち着け! この霞は改二だ!』

 

「霞が改二……?」

 

「大変ね、これは重症だわ……私がしっかりお世話してあげるから全てを私に【委ねなさい】……?」

 

『っ! この霞、普通じゃない! しっかりしろ提督!』

 

「ママぁ……」

 

『駄目だ……提督が……! いや、いくらなんでも耐性低すぎだろ』

 

「あんた、何してるの?」

 

「あれ? まだ解体されてなかったの? 改造前の私」

 

「私こそが正妻なの。解体されるわけないでしょ? それより、早くそのクズを私に渡しなさい。今ならまだ許してあげる」

 

「提督は私のモノ。あんたみたいな雑魚じゃ提督は守れないでしょ? しっかりとお世話してあげるから安心しなさい?」

 

「この……っ!」

 

『ふーむ、どうやら本当のアイドル候補が別にいるみたいだな。提督、起きろー?』

 

「……はっ!? 安心してくれ二人とも。俺は今起きた。看病などする必要はな(ゴッ」

 

『て、提督ー!?』

 

「いたた……まだうごけ(ゴッ」

 

「やめ(ゴッ」

 

 ……これ、怒っていいよね? うん。いいよね。殺すわ。

 

 

「死ねオラァ(ゴッ」

 

「……」

 

『……提督、練度って知ってる?』

 

 

「クソゲーかよ! (ゴッ」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 霞二人に殴られ続けて気絶した俺は、本当にプロデュースする艦娘達がいる部屋で寝ていた。

 

 さすがに遅いと思ってメンバーの誰かが霞を止めたんだろうな。

 

 で、起きて確認できたのは

 

 

「時雨だけか……?」

 

「今は休憩中なんだ。これがちゃんとしたメンバー表だよ。僕の他に提督が小学生の時、LINEのなりきりアカウントにガチ恋してた白露姉さんや、同じく小学生の時に、無断転載されたエロ同人を読み漁る原因になった夕立や初めて精通した原因になった江風とかいるよ」

 

 ……え? 

 なんで? なんでなんで? 

 それは俺以外誰も知らないはずの……なんで? 

 死にたくなってきた……

 

「して……ころして……」

 

「よしよし。膝枕してあげるね」

 

「ぐすん……お前のせいだぞ……」

 

 一発殴りてぇ……

 

「ついでに耳かきもするから動かないでね」

 

「やめっ!? 耳は敏感んんッ///」

 

「かわいいね……ふへへ……」

 

「ただいまっぽい〜。あれ? 提督さん来てたっぽい?」

 

「おかえり。今提督の耳にある迷走神経を刺激してイクかイかないかの実験をしてるんだけど、夕立もやる?」

 

「遠慮しとくっぽい。もう少しでみんな来るからあまりやりすぎないようにっぽい」

 

「分かってるよ。提督もそろそろ限界そうだしね」

 

「はぁ……はぁ……脳イキヤバい……これは飛べる……」

 

 中毒性やばくない? また頼もう……

 

「提督さんは少し休んだ方がいいっぽい? これお茶っぽい」

 

「ありがと……ぶふぉっ!? なんだこれ!? クソ苦いぞ!?」

 

「ああ、それはセンブリ茶だよ。身体にいいから置いといたんだ」

 

「なるほど……」

 

「……提督、隠れて」

 

「え?」

 

「いいから!」

 

 

 ……一体何が始まるんです? 

 

『第三次世界大戦だ』

 

 は? 

 

 

「過冷却型粘性液体爆弾、用意! ────放て!」

 

「っぽい!」

 

 

 ガチで戦闘始まったんだけど!? 

 

「酷」

 

「喋るな」

 

「少し遊びに来ただけじゃん? 久しぶりだね! 天照! 元気してた?」

 

「あまてらす?」

 

「次喋ったらその首、飛ばすっぽい!」

 

「怖いねぇ? 僕は天照の友人だよ? 少しは歓迎してくれてもいいじゃないか!」

 

「うぐっ!?」

 

「これだからあの子が作った世界は……そんなに僕が嫌いなのかい?」

 

「あまてらす……天照? 俺のことか?」

 

「そう! その通り! それが君の名前だ。あー、バレちゃったか? これじゃさすがに消されるな。また会おう! Ciao!」

 

 

 ……なんだったんだ? 

 

『あいつは外部からの侵入者だ。不正なプログラムを検知した。お前をここから出すつもりみたいだな』

 

 それって俺の身が危ないのか? 

 

『今の方が危ない。さっきの、やつから通信が入った。お前は妹と名乗るものに監禁されている……と。そして、お前に妹は存在しないともな』

 

 はぁ!? 訳わかんねぇ……

 

『つまり、お前は頭弄られてんだな。ホントかどうか知らねぇけどよ。もう誰を信じればいいのか分かんねぇや』

 

 同感だ……とりあえずこの仕事が終わってから考えよう

 

『りょーかい』

 

 

 




次回はちゃんとプロデュースします。多分。


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目指せ!トップアイドル!

アズレンたの……あ、これ艦これの二次創作だった( ˇωˇ )


「夕立、立てる?」

 

「これくらい平気っぽい!」

 

「一応、後で入渠しといてくれ。ひとまずあいつのことは忘れてアイドルの仕事を全うしよう」

 

「そうだね。このメンバーには提督も含まれてるから、歌とダンスをしっかりと覚えてもらわなきゃいけないし」

 

「……え? 俺も?」

 

「うん。霞から言われなかった?」

 

「言われてねぇよ……なんでだ?」

 

「艦隊のアイドル代表川内型三番艦、那珂ちゃんからの命令なんだ。断るなら無理やりにでも」

 

「無理やりにでも?」

 

「耳に触手を」

 

「是非ともやらせていただきます。まずは何をすれば?」

 

「とりあえずダンスを見て欲しいんだ。歌は僕が歌ったのを収録したCDを聞いて練習してね」

 

「了解!」

 

 ……あれ? 白露たちは来ないのか? 

 

『何言ってんだ? 後ろ見てみろ』

 

「ひっ!? いつの間に……」

 

『あの表情……無闇に話しかけない方がいいな』

 

 りょーかい

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 ……え? 何コレ? 

 艦娘ってアイドルのセンスそんなに高いの? え? なんで? 

 これを俺が踊る……? 

 無理だろ? 

 

「はぁ、はぁ……こんな感じ。覚えた?」

 

「辞め」

 

「触手」

 

「退路が塞がれた!? くっ! 殺せ!」

 

「大丈夫だよ。提督は艦娘だから」

 

「艦娘がなんでも出来ると思うなよ!?」

 

「え? 出来ないの?」

 

「素で酷いこと言わないでくれるかな夕立さん! 俺の心は硝子だぞ!?」

 

「ご、ごめんっぽい……」

 

「那珂ちゃんVS白露型with提督のステージまで時間はあるからゆっくり覚えていこう。これ、明日からのスケジュール表だよ。確認してね。今日は色々あったし解散にしようか」

 

「おいおい、休憩が全然ないぞ?」

 

「疲れたら適当に休んでくれればいいよ」

 

「それでいいのか……? まぁいい。んじゃ、この料理の練習とは?」

 

「料理対決をやるらしいからその練習だよ。お題はアイドルが作りそうなものなんだけど、よく分からないからメイド喫茶風カレー(レトルト)を作ろうかなって」

 

「練習の意味知ってる? それ皿に入れてラップをかけてレンチンするだけだよ?」

 

「この鎮守府、レンジがないんだよね」

 

「じ、じゃあ中身を出さずにお湯で温めればいいんじゃない?」

 

「コンロがないんだよね……」

 

「なんでお料理対決をしようとしたの!? さすがにコンロはあるだろ! 間宮さんに頼めば借りれるだろ!?」

 

「間宮さん、居ないんだよね……」

 

「嘘だろ!? 嘘だ! 嘘に決まってる! さっき俺は見たぜ! 間宮さんが飯を作ってるところをよォ!」

 

「いないと言っているだろう!? あの人は、あの人はもはや艦娘ではない! 人妻なんだっ!!」

 

「間宮さんなら、さっきいたっぽい〜」

 

「やっぱりいるじゃあないか! なぜ嘘をついた時雨! 答えろ時雨! これは上官命令だぁっ!」

 

「ふ、ふふふ……答えてあげよう! いや、答えなければならない! この鎮守府の真実を!」

 

 

「ッ!!」

 

 

「この鎮守府の真実! それは!」

 

 

「前に間宮さんのところで料理をした艦娘がダークマターを作ってから間宮さんは料理を辞めて提督と結婚したっぽい〜」

 

 

「い、言われてしまった……!」

 

 

「て、提督と結婚しただとォ!?」

 

 

『何言ってんだ? こいつら……』




最近ジョジョの奇妙な冒険を見始めて(3日くらい前から)、今3部(7話まで)見てるんですけど面白いですね。
3部より1部2部の方が面白いなぁと個人的には思いましたが、3部と言ってもまだ序盤の序盤。これから面白くなっていくんでしょう。楽しみながら見ていきますよ。
あ、次こそはアイドルやります。多分……ね?


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アイドル活動?まだ0日目ですが?

アイドル活動しません。次こそは……!


「結婚した間宮さんは今日、甘味処間宮を閉じてしまったんだ……。だから、この鎮守府に間宮さんは居ないんだ……!」

 

「なるほど……」

 

『あれ? この世界に結婚システムはあったか……? いや、なかったはずだな。と、いうことは最近作られたってことか。ふぅーむ。妹(仮)は艦娘と人間の子供を作りたいのか? 作ったとして、その子供をどうするつもり……あ、もしかして深海化? 妹(仮)の力では人間と艦娘のハイブリッドを作れないから、元となる人間と艦娘を結婚するように操作し、子供が出来たら奪うつもりなのか?』

 

 深海化した子供をあの謎の男と戦わせるのか……? 

 

『いや、もし戦わせるなら最初の子供はサンプルとして扱うだろう。直ぐに量産するためにな』

 

 まぁ、そうなるか……あの男もどんな攻撃をしてくるか分からないし数で勝るしかねぇよなぁ。

 

「で、料理は結局どうするっぽい〜?」

 

「ん? ああ、提督権限で妖精たちに頼んで調理器具を作ってもらうよ。人並み程度に料理ができる俺に任せろ」

 

「了解っぽい〜」

 

「じゃ、今度こそ解散にしようか。またね提督」

 

「失礼するっぽい〜!」

 

「おう。また明日」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「疲れた……」

 

「おかえり。何か食べる?」

 

「ああ、そうだな……ん?」

 

「どうしたの?」

 

「お前、誰だ……?」

 

「誰って? 見れば分かるでしょう? 私の名前は」

 

『こいつは霞だ。全ての霞がひとつになった結果生まれた霞。名は』

 

「霞よ?」

 

『KASUMI MODE FINAL だ』

 

 は、はぁ? もうなんでもありかよ……? 

 

 

「で、なんでお前はここにいるんだ? 仕事は?」

 

「約1年分の仕事を全部終わらせたわ。私が4人もいれば当たり前よ」

 

「よ、4人……霞、霞改、霞改二、霞改二乙の4人ってことか?」

 

「よく分かったわね? ご褒美によしよししてあげる」

 

「……いや、しなくていい」

 

「これは命令よ。早く屈んで」

 

「あ、はい」

 

 ……あ、これ死ぬやつだ。

 

 押し倒されて……? 

 

 

「もう逃がさないから」

 

 やばい! 一瞬で拘束された! 結束バンドって強いんだなぁ……

 

「何言ってんだ? 俺が逃げようとしたことなんて無いだろ?」

 

「私を見た時、ドアノブから手を外さなかったでしょ? 見えてるのよ」

 

「……」

 

「アイドル活動の時はちゃんと外すから安心して。私も一緒に行ってあげる」

 

「もういい。霞からの介護生活を受け入れようじゃないか」

 

「じゃあ、結婚」

 

「それは断る」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

「んー、結構早く追い出されたな。干渉するだけでもかなり時間を要したってのに……」

 

聖亜(せいあ)さん、被検体050は取り戻せそうですか?」

 

「んー、嘉義村聖魅(かぎむら せいみ)の本拠地を探さないとキツイかもですね。そこに彼のボディがあるかは知りませんけど」

 

 

「そうですか。今回得られた情報などはありますか?」

 

「そうですねぇ……彼には天照としての記憶が全て無いようです。記憶の改変とかでもされてるんじゃないですか?」

 

「ふむ。確か記憶の複製は完了してるので対応できますね。それでは、引き続き任務の継続をお願いします。失礼します」

 

「了解です。……さて、次に侵入した時のために武器でも作りますかね」

 

 

 待ってよろ天照……君は僕が必ず取り戻す。

 

 

 




ジョジョ4部まで見終わりました!
面白すぎてテスト期間でも勉強せずに見てましたよ笑
次回こそはアイドルやります!多分!


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アイドルって、つらいんやで

あけおめです。


「うぼぇ……」

 

「て、提督!」

 

「つらたん……病む……」

 

「まさかこんなに貧弱だとはね……運動とかしないのかい?」

 

「こちとら生まれてからそんなに日が経ってねぇんだぞ? ふざけんなよマジで」

 

「ふむ、予定を変更しよう。提督は、体力を付けるトレーニングに集中してくれ。見た感じダンスは完璧に覚えれてると思うからそれで問題ないはずだよ」

 

「了解。……これじゃどっちがプロデューサーか分からねぇな」

 

「名前だけのプロデューサーが欲しかったから問題は無いよ。さ、続きを」

 

 ……え? 俺本当にアイドルするためだけに来たのか? 

 

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

「あー、めんどいなぁ! これ以上こっちを攻撃してくるなっての……!」

 

 アイツらの攻撃はどんどん激しくなってる。

 それに対抗するためにこの世界に存在する最強の生物である艦娘と深海棲艦を利用し、生み出した生命……適当に『コア』とでも名付けよう。

 こいつの教育をするために私自ら世話をしているが……

 

「だから! 今攻撃してるのは私! 攻撃目標はそれじゃない!」

 

 深海棲艦が持つ凶暴性を制御できなくて何度も私を攻撃してくる。

 

「やめてくれ! コア!」

 

「……コア?」

 

「ん?」

 

「コア……それがボクの、名?」

 

「喋れたのかよ……そう、それがお前の名前だよ(適当だけど)」

 

「コア、嬉しい」

 

「それは良かった」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 ふぅ、今日は疲れたな……

 体力トレーニングという名の拷問だぜあれは。

 

 

「ただいま……って危な!? 急に飛び付いてくるな!」

 

 

「いたた……避けないでくれる? 頭ぶつけたじゃない」

 

「いや、あの速さで向かってきたら誰でも避けるから。何か用事?」

 

「そうそう、ご飯にする? お風呂にする? それとも……」

 

「それとも?」

 

「体力トレーニングする?」

 

「そうきたか! 全くの予想外! その体力トレーニングってのは具体的には何すんだ?」

 

「い、言わせないでよバカっ///」

 

 ……なるほどね。つまりそういうことか。うーん、飯と風呂、どっちにしよう……

 

 

 

「よし、先ご飯にします。リビングで待ってるわ」

 

 

「ま、待って! ……待てやオラァ!」

 

「ヒッ」

 

「そのまま動かないでよ?」

 

「な、なにを」

 

「喋るな」

 

「……」

 

 く、顔が近い! これは……

 

《自立型防御システムの起動を確認》

《手動式対軍用荷電粒子砲アルベルクを現界、装着完了》

 

「な、なんだこれ」

 

「大妖精の手によって製造された艦娘にだけ搭載されるオリジナル艤装の一部よ」

 

「あの流れでなぜこれを……?」

 

「あのクソ女が娘のために深海棲艦を融合させたみたいなの。その複製体を間違えてこっちに流してしまったから私たち艦娘に殺せと命令してきたのよ……まったく、提督じゃないくせに生意気ね」

 

「……?」

 

「通信機能がまだ調整中だから聞こえなかったのね。とりあえず海に行くわよ」

 

「わ、分かった」




改めまして、新年明けましておめでとうございます。
半月ぶりくらい?ですかね。年明けちゃいましたよ笑
遅れたというか、遅くなってしまった理由、まぁ言い訳なんですけどもね。
させていただきます。

前回投稿した後、続きはジョジョを全部見終わってから書こうと思い先月の26日に5部見終わりまして、その後シンエヴァ見るためには知識必要だよなと思いアニメ版と旧劇を2日で見終わったわけです。
その結果若干ですがうつ病というものになりました。夢にエヴァのトラウマシーンが出てきた時は泣きました。
まぁ、友達と話してるうちに楽になったので今は平気です。
ちゃんと新劇場版も見ましたからね。これでシンエヴァを見ても平気です!
で、原因なんですけど全てエヴァのせいです。いや、エヴァを見ることが抑えられなかった自分のせいですね。
というか、ここまで本編見てもらったらわかると思うんですけど(前も言った気がするけど)構成とか何も決めずにその場の勢いで書いてるんですよ。
つまり話が思いつかない。
困りました。次、どうしよう。
で、僕は何が言いたいんだ?……分からないのでもういいです。

次回、量産型巨大深海棲艦現る

アイドル企画?多分潰れます。


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ぴぎゃ……!?

この作品の登場人物は全員情緒不安定なので優しいかと思いきやいきなり怒ったりします。突然主人公のことが嫌い(すこーしだけ)になることもあれば監禁してくることもあります。主人公も情緒不安定ですが比較的安定してます。
これあらすじに書いとこうかな……


「あれが深海棲艦……だと?」

 

「適当にくっつけた感が凄いわね……」

 

「ああ……」

 

 見た目はサマウォズに出てくるラブマシーンのでっかいやつみたいで、なんかきもい。何でくっついてるんだあれ……

 

「さて、私も艤装展開するから少し待ってて。先に攻撃してもいいわよ」

 

「いや、これ威力足りる?」

 

「一発打ってみなさい。ダメだったら別のを出せばいいから」

 

「……分かった」

 

《攻撃対象を確認。エネルギの充填を開始。……完了。発射準備完了。トリガーを引いてください》

 

「狙いを定めて……心臓部分でいいかな。えいっ!」

 

《……命中。対象に効果有りと判断。本機を含む二つ以上の艤装による接続を推奨》

 

「霞、艤装ってもうひとつ出せるのか?」

 

「出そうと思えば無限に出せるわ。でも……今のあなたじゃ無理ね。私のを使いなさい」

 

「了解」

 

《接続を確認。変形を開始。……完了。識別名【DP-2】の発射準備を開始。衝撃の無効化を開始。……全ての工程を完了。トリガーを引いてください》

 

「引き金が重い……っ! オラァっ!」

 

《対象の消滅を確認。……新たに敵対生命の反応を確認。数、測定不能》

 

「……は?」

 

「嘘でしょ……?」

 

 

「同じやつが……こんなに!?」

 

 

 

「コピペを繰り返すにも程があるっての──っ!」

 

「おいおい、遠距離攻撃まであるのかよ……」

 

「私たちだけじゃ手に負えないわ。ほかの娘たちを待ちましょう」

 

「……こんな感じの艤装を持ってるのって何人いるんだ?」

 

「ここの鎮守府にいる艦娘は全員これよ。クソ女のせいでここはハードコアモードにしかいなさそうな敵が高頻度で来るのよ」

 

「マジかよ……アイドルやってる場合じゃねぇな」

 

「ん、ほかの娘達が来たようね」

 

「あ、提督の俺が指示する系ね? おけおけ。あー、あー、マイクテステス。よし! どーもー。提督です。作戦とかないです。最大火力をぶっぱなして殲滅です。燃料とか気にせずにぶっぱなしてください。死にそうになったらすぐに撤退してください。以上です」

 

「……ま、まぁ提督になってからそんなに経ってないしいいでしょう」

 

「そんなダメだった? お、攻撃始めたみたいだな。なんで俺らのところ誰も来ないんだろう?」

 

「私がいるからよ。これ、設置するとここらへんの足場無くなるのよ」

 

「……またでっかい兵器だよ。ニーアオートマタの海上戦の時に出てきたヤツみたいだな」

 

「これを撃てば半径1kmに爆破が起きるわ。その衝撃に耐えるために装甲を厚くしてあるの。あなたも乗りなさい。その艤装はここに着けてくれる?」

 

「分かった。……2人乗るには狭くないか?」

 

「当たり前でしょ。このLL-2は艦娘2人の力を使うために狭くしてあるんだもの」

 

「狭くする必要ある?」

 

「とりあえずここに座りなさい。はやく」

 

「……で?」

 

「ぎゅー」

 

「ふはぇ……」

 

「私が後ろから抱きつくことによって私とあなたの力が混ざり合いフルパワーで撃てるの。さぁ、照準を合わせ……何をしているの?」

 

「あ、すいません。今撃ちます!」

 

「あ、待ちなさ」

 

「うおおおおぉ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

「……」

 

「やったk」

 

「バカ! 照準を合わせなきゃ意味無いでしょ!?」

 

「……ほ、ほら! 倒せた! 倒せたから許して!」

 

「ダメよ。後でお話ね」

 

 

 

 うう、優しい霞はどこに行ってしまったんだ……




艤装が動く時(攻撃する時とか)のサウンドエフェクトはトランスフォーマーをイメージしてます。まぁ、かっこいいやつならなんでもいいんですけどね。
今回は量産型をチート艤装で倒すだけでしたね。最後主人公が死亡フラグ言いそうになりましたけど霞さんが殴ったので平気です。
次回は……男?がでます。きっと!


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侵入

久しぶりです。何とか投稿できる文字数に行けたので投稿します。


ふぅ、やっと侵入できた。

前より世界強度が高くなってるな……

今回か次回で天照を取り返さないと詰んでしまう。

 

とりあえず捕獲用アイテムとかをアップロードして……よし。

早速入ろう。

 

「……接続、開始!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「え、侵入されてる!?めっちゃ強化したはずなのにぃ〜!!早く弾かないとお兄ちゃんが持ってかれちゃう!」

 

まだ完全には侵入されてない!

時間は持って1分程度……!

 

「コア!今すぐこの位置に移動して!」

 

「分かった。行ったら何をすればいい?」

 

「着いたら指示を出す!早く行って!」

 

「……行ってくる」

 

あいつは用心深いやつだから今回は絶対にお兄ちゃんを取り返せる装備を持ってくるはず……

前回の侵入時にも、私に気づかれないよう何か隠してるはず。

いくら確認してもなかったけど……必ずある。

 

コアを出してもどれくらい持つか分からない。

なら、やることは一つ。

全艦娘の強制武器化、そして深海合体。

 

でも、操縦者が必要……

 

お兄ちゃんは前回あいつになにか唆されて戦うのを拒否するはず。

うん、私が行くしかない。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「……お、おい!霞?」

 

「離れて──!」

 

「うぐっ……!な、なんだよ!急に突き飛ばして!」

 

「はやく、どこかに行って……!こんなスガタみせ、みセらレナイッ!」

 

「霞……?お前、身体が……」

 

「ミナイデ!も、うムリ……コウナッタラ死ヌシかナイ」

 

「痛っ──!頭が……」

 

「今マで、アリガトウ──」

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっっ!!!!!!!!」

 

 

 

《天照の覚醒を確認。神化によるエネルギーを元に装備の創造を開始》

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「……識別番号1023、起床の時間だ」

 

「相変わらず名前では呼んでくれないんだ?ボクには天照って名前があるのに」

 

「……早く準備をしろ」

 

「もうちょっと時間あるでしょ?そんな急がなくてもいいと思うんだけど。それに、今日はボクの命日だからね。少し話でもしてくれよ」

 

「お前との会話は基本的に禁じられている。行くぞ」

 

「……そっか。命令なら仕方ないよね。逆らったら減給とかあるかもしれないし。でもさ、少しは会話してもいいと思うんだ。ボクの足にはめてるこの足枷さ、壊れてるよ?」

 

「何!?」

 

「ほら、会話しないと分からないこともあるんだよ。なんで壊れてることに気が付かないか教えてあげるよ。ボクがシステムをハッキングしてるからなんだよ」

 

「こちら識別番号1023管理のものだ。識別ば────」

 

「おいおいおい、それは無いだろ?せっかく教えてあげたんだからまずはお礼の言葉が必要だろ?義務教育受けてないの?」

 

「ぐぁ、がっ……はな゛」

 

「知らないと思うから教えてあげるよ。ボクはね、ボクが死ぬ度に強くなるんだ。毎年、今日という日に必ず死んで力を蓄える。でも、死ぬのはボクの魂じゃなくて肉体。君たちが新しい身体を作ってくれるからどんどん強くなってくんだ。力を隠すのには苦労したよ。んで、今日は遂に最後の進化を終えたんだ。不死の力を得て究極生命体となったんだ。だから、ボクはしばらく別のボクにボクを託そうと思う。別の人格を新しく作るって訳だね。その手配も既に終わらせてある。それじゃ、バイバイ」

 

「あ゛」

 

 

 

「追っ手がこないうちに移動しようかな……またね、聖亜くん。君の姉と一緒に待ってるよ」

 

 




もう艦これ関係ないですね。
次回以降シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の要素が入る可能性があるのでネタバレ注意です。次回投稿がいつになるか分からないですけどね。もうすぐ社会人として働きますし。
それでは、また次回もお楽しみに


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2人で1人の艦娘

そういえばハーメルンの機能で文章整形?っていうのがあるんですけど、それを使ってるせいでセリフに空白が生まれたりしますが気にしないでくださいね


「そうか……俺は天照……別の人格としての天照」

 

『ようやく思い出したか。なら、その身体を俺に渡してもらおう』

 

「えっ? ミンスク? 今までどこ行ってたの?」

 

『貴様の身体を乗っ取る準備をしていたのだよ……』

 

「え、なんか喋り方キモい。とりあえず死んどこ? 楽になれるよ?」

 

『初代天照と共に生まれた我が死ぬ? ありえないことだ。貴様の身体を使い我は完全なる復活! 真なる天照へと生まれ変わる!』

 

「……じゃあ、今までミンスクとか言って嘘ついてたの!? サイテー! 絶対に許さない!」

 

『な、なにいぃぃぃ!?!? た、魂の浄化が始まっているぅ!?!?』

 

「もう私に近づかないでよね! ほんっっっっっっっっと、気持ち悪いんだからっ! ……私? 今、俺は、何を……? ぐぁっ!? からだ、うごか、な……」

 

 

《……個体名天照、個体名霞、両名の同化を完了。魂の融合により個体レベル上昇。それに伴い権限の昇格を推奨。……承認。権限をアドミニストレータ級に昇格。人格形成を開始……エラー。既に人格が形成済み。工程の省略を推奨。……承認。全工程終了。意識回復まで5、4、3……。回復を確認。おはようございます。私は管理者権限保持者をサポートするナトです》

 

「『おはよ……え?』」

 

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「『フュージョン?』」

 

《はい》

 

 このナトが言うには、俺と霞が融合したことによってこの世界での権限レベルが“何故か“管理者並みに高くなり、艦娘的パワーもこの世界で一番強い、と? 

 

「『分離できないの? 好きが爆発して今すぐに愛し合いたいんだけど……ちょ、何言ってんだ! 恥ずかしいだろ!』」

 

《霞さんは神化エネルギーを元に創り出した装備として登録をしています。不可能です。ご自身の身体で頑張ってください》

 

「『そう、なら仕方ないわ。せっかくFutanariになったんだし落ち着くために……やめろ! 今は戦いの真っ最中だぞ!? アイツが元々の深海棲艦を使わずに、艦娘が深海棲艦化させたんだっ! 必ずあの女……聖魅がなにかするはず! それに対抗してる聖亜くんも危ないはずだ!早く探すぞ!』」

 

「『あの女を名前で呼ぶほどの関係なの……? 許せない……! いいから黙って行くぞ! ……私の事、好き? 好きじゃなきゃ融合なんてしないだろ!黙ってろ! ふへへ、しゅき……』」

 

 

 ━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「よーし! 深海合体は出来そうね。……ん? なにか動いて」

 

「オラァッ! ……躱されたわね」

 

「あんたら……なんで深海棲艦化してないの!?」

 

「本体が深海棲艦にならなければ私達も同様に深海棲艦にはならないのよ。本体が天照と融合したことによって私達も同じ力を得た。今ならあなたを殺すことも出来る」

 

「創造主に歯向かう気? いい度胸ね……深海合体の力、見せてあげる。セット! 我が身に纏え! 漆黒の宝石よ!」

 

「深海合体って戦隊モノみたいな感じじゃないのね」

 

「ふふ、綺麗でしょう? 艦娘で編まれた漆黒のドレスは」

 

「私達の命をなんだと思って……ッ!」

 

「命? 人工知能に過ぎないモノを命と? 頭悪いの?」

 

「この……っ! 殺す!」

 

 

 

 




お仕事って大変ですね。お久しぶりです。
シンエヴァ要素出るとか言いましたけど出ないかも。
量子テレポは使おうかなぁ……
今回最後に出てきたのは霞の改、改二、改二乙です。戦隊モノ何とかまで言ったのは改二乙で、命が改、殺すが改二です。
霞とは魂で繋がってるので、居場所は2人に伝わるはずです。
なので、次の話は聖魅の所にいくとこから始まります。多分。覚えてたら。
「『』」これは魂だけの霞と肉体と魂がある天照を表してます。

それじゃ、次回もお楽しみに!


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