東方最高神[零ZERO]【後世世界編】(完結) (神森リョウカ)
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第1章 神森大連盟国&後世日本VS後世アメリカ合衆国
第1話 神森大連盟国と後世日本…そして運命の海戦…


注意!これは東方最高神シリーズの派生作品です!


タグについて追加事項…【アンチ・ヘイトは念のため・ガバガバの編集と文章・更新不定期及び投稿不定期・時折ギャグとシリアス崩壊・時々変わるタグ・クロスオーバー技及び武器・敵超強化・原作改変及び崩壊に注意!】の以上です。


※注意!この作品ではこのすば編と同様に、恒例の後書きコーナーは有りませんのでご了承下さい。



……やぁ、聞こえるかな?そう…お馴染みの天の声だ…さて今回からまた更に新シリーズの開幕だ…読者の皆様…どうぞご覧あれ…

 

 

……さてだが…今現在の彼女達…お馴染みのリョウカ達一行は…何でも屋を休業し…約10年もの間…修行…装備開発や兵器開発…その他色々と過ごして行き…今ではたくましく強くなった…無論だが、娘達も大きくなってはいる…が…リョウカ達は何故か身長は変化が無いのはお約束だ…

 

 

リョウカ(幻想)「へっくしょん…!…ぅぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「どうした?風邪か?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…。」

 

リュウカ(幻想)「なら良いが…。」

 

大石「お嬢様、少し宜しいかな?」

 

リョウカ(幻想)「あ!大石さんに…みなさんも?何か用ですか?」

 

大高「はい…実は私達の所に…経由でこれをお嬢様方に渡す様に言われて…。」

 

リュウカ(幻想)「……ふ〜ん……って!依頼書か…!」

 

大石「ほぅ…再び開業して颯爽と依頼か…で内容は?」

 

リョウカ(幻想)「……!!これは…!…どうやら貴方達の世界線関連です。」

 

高野「何?」

 

大高「どう言う事ですかな?」

 

リョウカ(幻想)「はい…どうやら…後世世界線からの救難信号みたいな感じですね…これもあの世界線と同様です…しかし…依頼内容は…本当の平和を目指している…だから…【海の目】と言う組織を…潰して欲しい…との事が書かれていますね…。」

 

前原「…海の目か…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…本当の意味での…第二次世界大戦での黒幕でもあるし…その世界線でのラスボス的な存在だ…奴等が存在するから永遠に戦争が続く…そして…そいつらが原因で世界中に戦火が飛ぶ……なるほど…確かにこれは潰さないと不味いな…。」

 

大石「では?行くのですか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ!行きますよ!…みなさん!出撃用意です!それと…貴方達には、他各国に連絡して…此処に集結させて下さい…勿論…世界各国のトップの人達も連れてです。」

 

大高「分かりました。」

 

高野「任せてください。」

 

リュウカ(幻想)「出発は…半年後だ…それまでに準備を済ませよう…。」

 

リョウカ(幻想)「はい。」

 

 

そしてリョウカ達一行と…それぞれ各国は依頼に向けての出撃用意を実行した…

 

 

そして…その半年後…リョウカ達一行は…空間全域諸共…その後世世界線に向けてテレポートした…

 

 

OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

【東方最高神[零ZERO]【後世世界編】】

 

 

 

 

【照和:14年・4月1日】

 

 

ピキィィィィン…!ピシュゥン…!ザッパァァン…!

 

 

【神森大連盟島及び各国:後世日本本土付近にて転送完了】

 

 

リョウカ(幻想)「…着きましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…。」

 

大石「それでどうしますか?」

 

リョウカ(幻想)「…日本本土に向かいます…ただし…行くのは…私とお姉ちゃん…そして、大石さんと前原さんと高野さんと大高さん…以上のメンバーで…日本本土の帝都に向かい…とある場所に向かいます…勿論途中までは、艦隊を使って移動しますが…上陸後…一気にテレポートで移動します。」

 

リュウカ(幻想)「おう…んじゃあ早速艦隊の出撃用意をする。」

 

リョウカ(幻想)「お願いしますね。」

 

 

その数十分後…神森大連盟艦隊は、本島を出発し…日本本土に向かった…ただ、やはりまだ突然現れた存在でいきなり攻撃されたらたまらんので…全艦に旭日旗を掲げている…無論だが、途中にて…日本本土の艦隊と鉢合わせになった…その時と言うのは…

 

 

…拠点出発から…1時間後…日本本土まで残り1時間後…

 

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

兵士隊長1「お嬢様!電探に反応!日本艦隊です!」

 

リュウカ(幻想)「…その艦隊の位置と数…そしてその艦隊の向きは?」

 

兵士隊長1「は!位置は、3万地点!数は15!艦隊の向きは…真っ直ぐ此方に向いてます!およそ10分後に日本艦隊と接敵します!」

 

リョウカ(幻想)「…このまま敵対しなければ良いけど……取り敢えず、旭日旗は掲げてると思いますけど…一応もう一つ…神森旗を全艦に掲げるように伝えて。」

 

兵士隊長1「は!」

 

 

その1分後に…全艦に、更に神森旗が掲げられた…

 

そしてその予定時間…

 

 

兵士隊長1「……見えました!日本艦隊です!正規空母2!防空駆逐艦8!戦艦5!」

 

リュウカ(幻想)「大艦隊だな…。」

 

兵士隊長2「…艦隊から発光信号!内容は…『止マレ!貴艦等ノ所属ヲ答エヨ!』

 

リュウカ(幻想)「ならこう答えろ…『我ガ艦隊ハ、神森大連盟艦隊ナリ…我々ハ日本トノ同盟ヲ結ブベク…日本本土ニ入リタイ…上陸許可ヲ求ム…尚本艦隊ニハ…我ガ国ノ大統領ガ乗ッテオラレル…モシ攻撃シ…轟沈サセヨウモノナラ…我ガ国全勢力ヲ持ッテ…日本本土ヲ完全消滅サセル。』…っと送れ。」

 

兵士隊長2「は!了解しました!」

 

 

そして大和から発光信号を送ると…

 

 

兵士隊長2「艦隊から返信!『…了解シタ…貴艦等ノ上陸ヲ認メル…我ガ艦隊ニ続ケ。』…以上です。」

 

リュウカ(幻想)「此方も返信しろ…『了解…尚我ガ艦隊ノ目的地ハ帝都ニ向カウ予定…ソコマデノ誘導及ビ護衛ヲ求ム。』とな…。」

 

兵士隊長2「了解しました!」

 

 

その後、大和から再び発光信号による返信を行い…日本本土の日本艦隊に護衛されながら…出港から3時間後…無事に横須賀港に到着した…

 

 

リュウカ(幻想)「さて着いたぞ…。」

 

大石「そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと、それじゃあ後の事は頼みました…私達が戻る際にまた連絡しますね…それまでは、日本本土を護衛していて下さいね。」

 

全艦『了解。』

 

日兵士1「あの〜…貴方様達が?」

 

リュウカ(幻想)「ん?あ…ああ、すまないな……んじゃあ悪いが…これから…【料亭の愛花】に向かって欲しい…何せ機密事項だからな…。」

 

日兵士2「分かりました!直ちに車を用意します!」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…どうやらテレポートは必要なさそうだ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

大高「さて…どう出ますかな…?」

 

 

その後リョウカ達一行は、車で移動し…料亭の愛花と言う所に着いた…時間帯は…丁度夕方から夜になろうとしていた…

 

 

キィィィィ…!

 

 

日兵士3「さ…お着きになりました。」

 

リュウカ(幻想)「おう、ありがとな…んじゃ…もう行っても良いぞ…ただし、俺達の事は全て忘れて欲しい…機密事項なのでな。」

 

日兵士3「は…。」

 

 

そして、日本兵士を見送り…リョウカ達一行は、その料亭に入って行った…それでリョウカ達は…とある人達が集まる…あの場所に向かった…

 

 

女将「閣下、お客様がご来店です。」

 

?「む?お客様?…取り敢えず入らせてくれたまえ。」

 

女将「はい、さ…お嬢様閣下…どうぞ。」

 

リョウカ(幻想)「はい、ありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「……お、どうやら揃ってる様だな…。」

 

?「…!君達は一体…?」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…初めまして…私達は、つい今日ばかりから…新たな国家…神森大連盟国…その本島から来ました…私は、神森リョウカ…その神森大連盟国の…えーっとどう言えば良いかな?大統領…って所かな……

 

リュウカ(幻想)「んで俺は神森リュウカ…コイツの姉みたいな物で…まあ副大統領って所だ…。」

 

?「ほう…貴方様達がそうですか…報告で聞きました…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…さてと…本題に入りたいと思います…実はね…面白い人達を連れて来ました…さ、みなさん入って下さい。」

 

大高「どうも…。」

 

高野「おお…いつ見ても懐かしい…む?もう一人の私がいる様だな?」

 

大石「……さてお邪魔させて頂く…。」

 

前原「失礼させて頂きます。」

 

?「…これは一体?」

 

リョウカ(幻想)「だから本題なのです……それでです…今から話す事…そしてこれからの事…全てにおいて最重要機密事項なので…くれぐれも口外はしないで下さい…。」

 

?「分かりました…。」

 

リョウカ(幻想)「……さて先ず私達についてですけど…確かに私達は、神森大連盟国の大統領みたいな物ですけど…同時に…そうですね…みなさんは神様の存在って信じたりしますか?」

 

?「う〜む…。」

 

?「閣下…どうなのでしょう?神様の存在と言うのは?」

 

?「そうだな…率直に正直に言えば信じれない面も有ります…。」

 

リョウカ(幻想)「そうでしょうね…でも…今現在…私達やこの人達が存在し…更に突如として私達の国…それは偶然ではないのです…必然的に…私達の手で…直接この世界線にやって参りました…。」

 

?「…世界線?どう言う事ですかな?」

 

リョウカ(幻想)「はい…まあ所謂…貴方達にとっては異世界…又はパラレルワールドって言う存在が有ります…私達は、そう言う世界線を自由に行き来出来ます…ただし私達の目的は…その世界線の平和です…私達は、この世界線担当の神様に依頼されてこの世界線にやって参りました…。」

 

?全員『……!!』

 

リュウカ(幻想)「……さてだが…俺達は、何でも屋みたいな存在だ……だが……俺達はそうだな、そんじゃそこらの大統領や…神様以上…更に破壊神…絶対神よりも絶対の格上の…最上位の存在だ……しかし俺達はそんな力を悪用したくない…同じ人類として…俺達の目的の為に…コイツの為に…そんな力は多様はしたくないのだ…。」

 

?「…と言いますと…?」

 

リョウカ(幻想)「……はい…私達は最高神でありながらも何でも屋を営業してます…私達はみんなが笑顔でいるなら…私はどうなっても構わない一心です……さてと話が逸れましたね……これで私達の事が分かった筈です…そして今目の前にいる彼等は…私達の国の同盟国の人達で……私達の友人で……そうですね…確かに同一人物ですけど…貴方達の所では無いです…。」

 

大石「そう言う事です…さて…我々は、その神森大連盟国の誇る艦隊…神森大連盟艦隊の…司令直衛直接護衛艦隊の…旭日艦隊側の司令長官の…大石です。」

 

前原「同じく、神森大連盟艦隊の司令直衛直接護衛艦隊の…影の護衛艦隊…紺碧艦隊の司令長官の前原です。」

 

大高「私は、神森大連盟国の同盟国の日本国の…大高首相です。」

 

高野「同じく私は、神森大連盟国の同盟国の日本国の高野総長です。」

 

リョウカ(幻想)「……と言う訳です…だからこれは内密にお願いしますね…。」

 

?「分かりました…おっと、そうでしたな…私も同じく高野と申します。」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…知ってますよ…みなさんの事…勿論今揃っているみなさんは…転生者の人達だって知ってますよ…。」

 

高野(日)「あ…そうでありましたな…貴女様達は最高神ですから全てお見通し…と言う事かな。」

 

リュウカ(幻想)「おう…でもまあ俺達も完全な万能って訳じゃない…同じ人間だ…失敗だってする…さて…お前らに聞くが…戦争のからくりは知ってるか?」

 

高野(日)「戦争のからくり…ふむ…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…知らなくても知っていても教える…実はな…戦争って言うのはある組織によって、被害が世界規模まで大きくなっている…その名は…【海の目】…。」

 

高野(日)「海の目…ですか…。」

 

リョウカ(幻想)「………海の目……この組織は影の政府で…世界中の各国のスパイから構成された組織で、その膨大な資金…その強大な力…それらの所為で世界中に戦火が飛んでしまい…数々の人命の命が失いました…大昔…私の知るこの時間軸とは別の時間軸…そこで私は、必死に被害を食い止めようとしましたが…大昔の私では余りにも戦力不足で…海の目の強大な力に膠着状態のまま終戦を終えて…その後世世界線の人達に甚大な被害が出ました…旭日艦隊…高杉艦隊…紅玉艦隊…紺碧艦隊…その他色々にも被害が出て…日本の戦死者も無視出来ない規模でした……私は悔やみました…どうしてこんなにも無力なのか…ってね…。」

 

大石「お嬢様…。」

 

リョウカ(幻想)「……しかし、今は違います…今はみなさんが居ます…こんなにも私達は強大な力を保有してます…これならば海の目とも戦えるはずだと信じています…しかしそれでもまだ足りないのです…!だからこそ…私達が今此処に来た目的を言います。」

 

高野(日)「……目的とは…?」

 

リョウカ(幻想)「はい…私達と…同盟を結んで貰えないでしょうか?…私達がこの世界線に来て…この世界線での全ての世界と戦うのは私達でも厳しい…味方の居ない中で戦うのは無力に等しい事です…それに、私は信じています…貴方達なら…きっと海の目と戦える…そして…破壊無き平和にできる事を…。」

 

高野(日)「……。」

 

リョウカ(幻想)「……私…いえ…この世界線での鍵はみなさんに掛かってます…それに私は同盟を結びたいけど…今の日本と同盟は結べません…。」

 

高野(日)「……!どう言う意味です?」

 

リョウカ(幻想)「…はい…私達は、貴方達が…決起を起こして…無事に成功させて…高野さん…そして大高さんが首相になった時…その同盟を結びたいと思います…今の貴方達の現状は…非転生者の人達の所為で例の海戦までの残り時間が無いと見えます…。」

 

高野(日)「…そうですな…。」

 

リュウカ(幻想)「………それでだ…もし決起を起こすのなら、俺達も手伝うぞ?」

 

高野(日)「…なんですと?」

 

リュウカ(幻想)「だから俺達も手伝うぞ…って言った…安心しろ…俺達はこう見えてな…軍人だ…しかも…女だからって甘く見ると死ぬぞ?…まあどうでもいいが…さっきから言ったいる神森大連盟国や神森大連盟艦隊と言うのは…謂わば由来は俺達そのものだ…神森大連盟艦隊……それは神森艦隊を中心にそれぞれ各国の大艦隊が集結して出来た艦隊だ…。」

 

前原(日)「成る程…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、俺達は…その神森大連盟艦隊…その総旗艦…大和に乗艦…俺はその副総司令長官…副総元帥だ。」

 

リョウカ(幻想)「私も同じく大和に乗艦している、総元帥の…神森大連盟艦隊総司令官です…改めてよろしくです。」

 

高野(日)「おお、そうでありましたか…。」

 

リュウカ(幻想)「さてと…んじゃあ今後の事を…、」

 

 

その後リョウカ達一行と高野ら…紺碧会の人達の秘密裏の会談が順調に進んでいると…

 

 

ザーッ…!ザーッ…!

 

 

兵士隊長3『お嬢様…!聞こえますか…!』

 

リュウカ(幻想)「何だ?今俺達は会談中だ。」

 

兵士隊長3『は…申し訳ないと思っております…ですが緊急事態です…お嬢様達の居る所の付近に…二人の不審者が居ます…!』

 

リュウカ(幻想)「……何?」

 

兵士隊長3『お嬢様…如何致しますか?』

 

リュウカ(幻想)「…一応聞く、そいつらは現地の奴等か?」

 

兵士隊長3『は!そうであります…どうやら…狙いは…現地の方の高野総長様だと思われます…。』

 

リュウカ(幻想)「分かった、此方で如何にかする…が念のためだ…応援を寄越せ…ただしバレない様にな…。」

 

兵士隊長3『了解しました!到着まで数十分程…お待ち下さい。』

 

リュウカ(幻想)「分かった、頼んだ。」

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

高野(日)「あの…お嬢様閣下、先程の連絡は一体?」

 

リュウカ(幻想)「どうやら噂のお前さんのお客さんだ…随分と物騒な…ね…二人程待ち伏せている…今出るのは待て…間も無く俺達の部下が来る…そして来たら……そうだな…少し危険な目に遭うかもしれんが大丈夫だな?」

 

高野(日)「…分かりました、やってみましょう。」

 

リュウカ(幻想)「…すまんな…だが安心しろ…何が何でも守ってやる…俺達を信じろ…上手く行けばあの五月蝿い連中供を黙らせる起爆剤になる…そして…その間が勝負だ…良いな?」

 

高野(日)「はい…承知しました。」

 

 

トントン…!

 

 

リュウカ(幻想)「…来たか、入れ。」

 

兵士隊長1「は…只今到着しました…。」

 

リュウカ(幻想)「…何人連れて来た?」

 

兵士隊長2「は、隠密行動を優先しましたが…もしもの時に備えて…約100人程度です…安心して下さい、全員見えない様にしてます。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…。」

 

前原(日)「彼等がそうですか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、俺達の部下だが…勘違いするなよ?一番下の下っ端だろうが…俺達直々に訓練や修行を叩き込んでいる…そんじゃそこらの一般兵や軍隊以上に戦える…一人でそうだな…前世における戦艦大和の全員乗組員が一斉に相手にしても充分に一人か二人程度で制圧可能だ…銃火器…兵器の使用法…全てを叩き込ませている…無論…如何なる状況下での対策も叩き込んでいる…安心して頼れる。」

 

兵士隊長1「我々にお任せ下さい…閣下殿。」

 

高野(日)「ああ…宜しく頼むよ。」

 

 

そして数十分後…予定通りに高野は先に帰って行こうとした…すると…

 

 

?1「…高野中将閣下でありますな?」

 

高野(日)「…ああ……何か用かね?」

 

 

ッダ…!シャキン…!

 

 

高野(日)「……!!」

 

女将「いやぁぁ…!!誰か…!!!」

 

リョウカ(幻想)「……!!今です…!!みなさん!!二人の不審者を捕らえますよ…!!」

 

 

ッバ…!!ガチ…!!

 

 

?1「く…!!?」

 

?2「おわぁ…!?」

 

兵士1「動くな…!!大人しくしろ…!」

 

兵士隊長1「お嬢様!目標の二人を捕縛しました!」

 

リュウカ(幻想)「良しご苦労様…さてお前ら…何のつもりだ?こんな事して何にもならない筈だ!この愚か者供!」

 

?1「く…!」

 

?2「…くそぉ…!」

 

前原(日)「閣下!ご無事ですか!?」

 

高野(日)「ああ…無傷だ…彼女達のお陰で…。」

 

前原(日)「…そうですか…ありがとうございます!お嬢様閣下!」

 

リョウカ(幻想)「いえいえ…気にしないで下さい…。」

 

リュウカ(幻想)「おう…そうだぜ…さて、後は此奴らをあの五月蝿い連中供に突き出せば…少しは黙らせる事が出来る…頼んだぞ。」

 

高野(日)「はい…ありがとうございます…総元帥閣下。」

 

前原(日)「…それではこの人達の事はお任せ下さい。」

 

リュウカ(幻想)「おう、……おい…念の為に抵抗が出来ない様に縄で手を縛りつけろ…それで引き渡せ。」

 

兵士2「は!…ほら!大人しくしろ!」

 

 

その後リョウカ達は、不審者二人の身柄を引き渡し…この日の会談を済ませた……後に…忠実の通りの展開になり…更に後に…高野と大高が…別の小さな料亭…若狭と言う所で極秘裏に会談をした…無論だがその時にリョウカとリュウカも参加した………

 

 

そして……運命の時…

 

 

【照和16年・11月6日〜12月1日】

 

 

 

11月の6日頃…択捉島にて停泊中の日本本土側の高杉艦隊…そして…神森大連盟艦隊が合流し…密かに太平洋を東に急いだ…無論だが…本作戦の総司令官は…リョウカなのだが…本体ではなく、分身…更に司令長官といえど…高杉艦隊のサポートに実施するそうだ…じゃあ本作戦の司令は誰かと言えば…高杉長官だ…

 

 

高杉(日)『…さていよいよだな…。』

 

リョウカ(旭日)「そうですね…みなさん、抜かりはないですか?」

 

リュウカ(旭日)「問題無い、バッチリだ…。」

 

高杉(日)『こちらも問題無いが…閣下…神森大連盟艦隊と言うのは随分と巨大な艦を多数保有しているのですな?』

 

リョウカ(旭日)「ええ…まあね…って言っても…大部分は私達の手作り…又は沈没…鹵獲した物を私達流に大改造した物です…だから神森艦隊って呼ばれています…無論…全ての性能は史実の艦より圧倒的に強いです…が大きい事が災いする事も有りますしね…だから隠密行動は少しばかり難が有ります。」

 

高杉(日)『成る程…だが、それでも我々の艦隊の護衛及びサポートしてくれてる…しかも国のトップ自ら戦線に出られていますからな…我々もしくじる訳には行くまい…。』

 

リュウカ(旭日)「ふ…面白い事を言う…まあ俺達は分身体だ…死んでも本体居れば蘇れるし…例え艦が轟沈しても俺達の能力で復活…修理も容易い…。」

 

高杉(日)『ふむ…まさに不死身且つ不沈艦の鏡ですな…。』

 

リュウカ(旭日)「だろうな…さて、そろそろ任務に移るぞ。」

 

高杉(日)『分かりました。』

 

リュウカ(旭日)「…神森大連盟艦隊の全艦に告ぐ!本作戦の本艦隊の目的は、高杉艦隊の護衛及び作戦のサポートだ!無論だが一隻でも轟沈させた時点で作戦は失敗…即座に撤退行動に移る!良いな…誰も死なせるな!尚、本連絡を持って通信を遮断する…以後の連絡は、発光信号及び特殊な暗号電文のみで行う!以上!」

 

全艦『了解!!』

 

 

ブツ…!ザーッ…!ザーッ…!

 

 

そして…12月の1日…帝都に厚い雲が掛かり…その日の夜…

 

 

リュウカ(幻想)「全制圧部隊!作戦通りの所を完全制圧せよ!」

 

全隊員『了解!』

 

 

…全紺碧会率いる軍…全青風会率いる軍…そして神森大連盟国のリョウカ達の率いる制圧部隊…それぞれの軍が予定通りにそれぞれ各要所に突入…呆気なく制圧し…その後リョウカ達一行はそそくさに退散した…その後史実の通りの展開になり…大高は首相になり…高野は総長になった……そんなある日…とうとう…2人とリョウカとリュウカが再び会合し…密かに、リョウカ達からの条件付で…【神森大連盟国と日本と講和…同盟を結ぶ事を決定した…】

 

 

【神森大連盟国及び後世日本:講和同盟】

 

 

…さてだが…この同盟を結ぶ際に出したリョウカ達からの要求と言うのは…

 

 

・基本的に私達は自由行動…尚そちらから連絡を受け…何かしら救援が必要な場合には即座に対応する事…無論その逆も有るとの事…

 

・最重要の条件は…神森大連盟国の存在は絶対の秘匿…及びリョウカ達一行の事は出来る限りはバレてはいけない事…無論…例え、同盟を結んだと言えど…秘密漏洩は許されないとの事…更にこちらの技術提供は一切しない…が支援物資や必要物資や支援は喜んでするとの事…

 

・尚、途中にてこちらの仕事の関係でどうしても別の世界線での依頼が届いた場合…又はこちらの判断で、この世界線に滞在が出来ない状況下に置かれた場合は撤退準備をし…速やかに本世界線を発つ…尚発つ際に、能力で時間を止めるのでご安心下さい…

 

 

その他色々と条件が有ったが、日本側には特に影響が出る事は無い…と言う感じで了承したのだった…

 

 

 

一方その頃…神森大連盟艦隊側と言うと…

 

 

兵士隊長1「お嬢様!高杉艦隊の比叡から暗号文が届きました!内容は…【ニイタカヤマ登レ:1208】以上です!」

 

リョウカ(旭日)「分かりました……航空参謀!攻撃航空隊及び護衛の戦闘機隊に発艦準備をさせる様に伝えて!通信参謀!各艦にも伝達!」

 

『了解!』

 

『お任せ下さい!』

 

リュウカ(旭日)「いよいよだな…。」

 

リョウカ(旭日)「はい…さて、この世界線に来て初めての大規模な作戦且つ戦闘です…。」

 

リュウカ(旭日)「ああ、初のデビュー戦に勝てると良いな…。」

 

リョウカ(旭日)「はい…。」

 

 

 

…そして12月7日……回答期限の2時間前…

 

 

【ハワイ島(オアフ島):200海里地点】

 

 

高杉(日)『そろそろだな…良し!航空参謀!予定通りに第1波攻撃隊を飛ばせ!』

 

『は!』

 

リュウカ(旭日)「…動き有り!こっちも予定通りに行く!第1波の攻撃隊を高杉航空隊と合わせて発艦させろ!」

 

『了解!』

 

 

【神森大連盟艦隊及び高杉艦隊:作戦開始:攻撃隊発艦】

 

 

神森大連盟艦隊及び高杉艦隊からそれぞれ第1波の攻撃隊を発艦させた…因みにだが、流石に高杉航空隊と合わせるべく…神森大連盟艦隊側の航空機は…攻撃ヘリの大編隊を送り込んだ…ただし、その攻撃ヘリは…この後世世界線のチートぶりに対応された機体で…ある意味で、リョウカ達が活用する…フェルケンリア型の戦闘機の性能をそのまま攻撃ヘリにした様な物…見た目はまんまどっかの映画で出て来るあのスコーピオン型の攻撃ヘリ…それにフェルケンリア型の攻撃性能…飛行性能…様々な点において引き継がれ…更に全ての攻撃ヘリの能力をふんだんに使った…攻撃ヘリ及び戦闘ヘリの能力だ……がやはり…神森大連盟国の保有するジェット戦闘機には敵わないのが実情だが…この後世世界線においては…正にオーバースペックも良いところだ…

 

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

高杉(日)『…正に圧巻だな…これが閣下殿の航空隊か…。』

 

リョウカ(旭日)「まあ…今回の場合は、貴方達の作戦のサポートする為に…貴方達の航空隊の動きに合わせるべく、攻撃ヘリを飛ばしました…まあ普通に戦闘機でも良いけど…それだとこちらが速すぎて、作戦に大きく支障が出てしまいます…。」

 

リュウカ(旭日)「まあ。そう言う事だ…攻撃ヘリで我慢しろって事だ…が…ヘリだからって舐めてると落とされる…だから戦争は何が起こるか分からないのだ…。」

 

高杉(日)『成る程…。』

 

リュウカ(旭日)「さてと…上手く行くかな?」

 

リョウカ(旭日)「…みなさんを信じましょう…。」

 

高杉(日)『うむ…。』

 

 

……そして…2時間後…

 

 

【12月8日:午前0時】

 

 

【攻撃命令発令】

 

 

【戦闘開始】

 

 

日本がアメリカに対して突き付けた回答期限を過ぎた為…連盟攻撃隊は、ハワイ…オアフ島に侵入…全ての航空基地に対して攻撃を敢行…

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

バン…!ヒュゥゥゥ…!ピキィィィィン…!

 

 

高杉航空隊の一機から照明弾を放たれ…攻撃開始と言う暗号文の攻撃サインが送られ…いよいよ大戦が始まった…

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

米兵1「敵襲…!!」

 

米兵2「あれは…!ジャパンの機体…!!?どうしてこんな所に…!!」

 

 

ドドドドドドドドド…!!

 

ガチャ…!ヒュゥゥゥ…!!ドォォォォン…!!

 

 

……第1波の攻撃隊の発艦を遅れる事30分…第2波の攻撃隊も発艦されて行った…その第2波の目指す所は、同じくオアフ島…しかしどの攻撃隊も共通なのが…【絶対に燃料基地に攻撃しない事】…それに限る…

 

 

……約数時間後…高杉航空隊と神森航空隊の全攻撃が完了し…全航空機は艦隊に帰還した…その後…作戦通りに…神森大連盟艦隊の本艦隊は作戦を終了し…本国に帰投して行った……が……リョウカ達一行は、予定通りに…【神森潜水艦隊】に…後の事を譲った…無論だが、高杉艦隊もその事は承知している…しかし神森大連盟と違い…この潜水艦隊だけは絶対にバレてはいけないと言うのが条件だと言う…

 

 

…さて…少し時間が経過し…10分後に…神森潜水艦隊の元に…日本側の…X艦隊こと…紺碧艦隊と合流した…

 

 

【神森潜水艦隊及び紺碧艦隊(日):合流】

 

 

そして、それらの艦隊は…とある艦隊を奇襲する事になった…それが…【ハルゼー航空艦隊】…その艦隊に攻撃を加え…壊滅させる事が目的となる…

 

 

さてだが…この神森潜水艦隊の旗艦は…安定と信頼のヤマトだ…ヤマトが居ると言う事は…

 

 

リョウカ(紺碧)「さて…そろそろ見えて来ると思いますね…どうですか?」

 

兵士隊長3「は……む!お嬢様!電探に反応有りです!捉えました!どうやら奴らの目標は…高杉艦隊の様です!」

 

リュウカ(紺碧)「どうやら作戦通りだな……おい、お前ら聞こえるな?」

 

前原(日)「はい、聞こえますよお嬢様。」

 

リュウカ(幻想)「奴らを捕捉した…これより艦隊殲滅作戦を実行する…本艦隊は、敵護衛艦を攻撃…お前らは、旗艦エンタープライズを撃滅しろ…俺達には小さい餌だけで充分だ…お前らには贅沢してもらわんとな。」

 

前原(日)『はっはっは…了解した…。』

 

リョウカ(幻想)「…さてと…総員戦闘配置!!」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

『総員戦闘配置!繰り返す!総員戦闘配置!』

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

 

兵士隊長4「総員!戦闘配置に着きました!」

 

リュウカ(紺碧)「良し!それじゃあ僚艦に伝え!!作戦開始だ!敵艦隊を撃滅しろ!」

 

兵士隊長4「は!」

 

リョウカ(紺碧)「さてと…主砲!レールキャノン砲!発射用意!!」

 

ヤマト「了解!全主砲…レールキャノン砲!発射用意!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ジリジリ…!

 

 

ヤマト「チャージ完了まで…5…4…3…2…1…チャージ完了!」

 

リョウカ(幻想)「はい!目標!敵護衛艦!駆逐艦を優先的に攻撃します!…神森潜水艦隊!全艦攻撃実行!」

 

 

ドギャァァァン…!ドギャァァァン…!ドギャァァァン…!ドギャァァァン…!

 

キィィィィィン…!!チュドォォォォン…!チュドォォォォン…!

 

 

前原(日)『……!!これが…神森潜水艦隊の実力か…!この時代には無い兵器を活用しているのか……凄いな…良し!我々も行くぞ!紺碧艦隊全艦!戦艦及び旗艦エンタープライズに雷撃開始!』

 

 

バシュウ…!バシュウ…!バシュウ…!

 

シュゥゥゥ…!!!チュドォォォォン…!チュドォォォォン…!

 

 

 

…会敵から僅か数十分で…ハルゼー航空艦隊は全艦爆沈したのだった…ハルゼーは、突然何が起きたかどうか理解する前に…エンタープライズと運命を共にした…

 

 

【ハルゼー航空艦隊:壊滅】

 

 

【神森潜水艦隊及び紺碧艦隊:戦闘終了】

 

 

リュウカ(幻想)「さてと…次は、キンメル艦隊だ…んじゃあお前ら、高杉艦隊と合流するぞ…行くぞ。」

 

全艦『了解!』

 

 

そしてハルゼー航空艦隊をあっさりと壊滅させた艦隊は、高杉艦隊の元に向かった…

 

 

 

数時間後…潜水艦隊一行は、高杉艦隊及び合流した坂本艦隊と合流した…そして…

 

 

更に1時間後…キンメル艦隊は、壊滅的な被害を受け…旗艦と戦艦一隻だけになり……降伏したのだった…

 

 

【キンメル艦隊:降伏】

 

 

その後、潜水艦隊及び紺碧艦隊は…帰投して行った…

 

さて最後にだが…今現在のリョウカ達一行の拠点に関してだが…その位置…なんと…【紺碧島】であるのだ…いや厳密には…神森大連盟国がその紺碧島の側に移動し…合併したのだ…無論…神森大連盟国や紺碧島は完全に秘匿の存在…世界の目からも捉えられると言う事は無い…ある意味で安全な場所であるのだ……

 

 

その数時間後に…全艦隊は、拠点に帰投し…作戦は大成功に終えたのだった…

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森潜水艦隊:作戦終了(作戦成功)】

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第2話 神森大連盟艦隊のパナマ運河封鎖作戦

よう!お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…俺達は、依頼されて後世世界線にやって来た…それで日本本土に行き…様々な事が有って…ようやく同盟を結んだ……それでだ、後世世界にて運命となる海戦をおっ始め…大勝利を収めた……まあそんな感じだ…んじゃあ今回も見てくれよな!


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

【照和:17年・元旦】

 

 

【神森大連盟艦隊:大和】

 

 

…照和17年…元旦…リョウカ達一行及び紺碧艦隊は…とある攻撃目標に向けて移動中…

 

 

リョウカ(幻想)「……ん?…あ!みなさん!見て下さい!初日の出です!」

 

リョウカ(旭日)『え?どれどれ?』

 

リョウカ(紺碧)『…綺麗ですね…。』

 

前原(日)『そうだな…。』

 

リョウカ(幻想)「……こう言う少しの平和……良いですね……これがずっと有れば良いのに…。」

 

前原(日)『…うん…そうだな。』

 

リュウカ(紺碧)『まあ、だからこその俺達が…今度こそ本当の平和を目指しているって事だ……んで……大昔に…リョウカが成し得なかった……海の目の完全討伐……今度こそ達成し…仇を取る…更に平和に導く…。』

 

前原(日)『そうだな…閣下の思いも、必ず達成しましょう。』

 

リョウカ(幻想)「うん……さて…それで攻撃目標まで後どれくらいですか?」

 

リョウカ(紺碧)『えーっと…後1600浬ですね。』

 

リュウカ(幻想)「間も無く敵の陣地って所か…良し、全潜水艦隊は…潜行航行を続け…本艦隊も潜水艦隊と同様に潜水する…全艦全乗組員は、艦内に退避!潜行用意!!」

 

全艦『了解!』

 

リョウカ(幻想)「ヤマトさん、潜行始め!」

 

ヤマト「了解!大和!潜行します!ダウントリム注水!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザザァァン…!!

 

 

そして…敵の陣地に入った神森大連盟艦隊は、潜行航行を開始し…攻撃目標…パナマに向かった…

 

 

…さてだが…今此処に、今まで紹介されていなかった…神森大連盟艦隊の…完全な影の艦隊……神森潜水艦隊…それの紹介をする…

 

 

神森潜水艦隊…先ずだが、見た目に関しては…驚愕の神森艦隊と完璧に瓜二つ…近くで見ても間違えてしまう程で…違う所が何処にあるのかと言うのかと言う程…見た目がそっくりだ…唯一違うのが…艦底部…そこだけは、潜水に特化する為に、若干丸みを帯びている…次に主砲…副砲…対空砲…それらは見た目は大和にそっくりだが…主砲の先端部に白いラインのがそれぞれ付いており…副砲も同様…対空砲は、若干ゴツく重圧感が増した感じで…垂直発射装置も、白いラインが…黒いラインに変化している……以上の違いが挙げられるだろう…まあ他にも有る可能性も有るが…現時点では把握し切れていないのが実情だ…

 

…武装面では、実弾系では…基本的に主砲及び副砲及び対空砲の発射機構に…レールガン及びレールキャノンを採用している…寧ろ、これが本艦隊の特権と言えよう…それが無くして…潜水艦隊の存在意義は無い…何せ、それ以外の面に…本艦隊が取って行ってしまったのだから…しかしそれ以外で優ってるのは…水中での移動速度が潜水艦隊の方が5倍以上も早い所…更に潜水及び浮上速度も速い点も挙げられる…更に…雷撃能力…ミサイル能力…それらの性能も本艦隊より高いのである…尚…本艦隊と潜水艦隊の主砲面では…本艦隊は超要塞砲…又は超列車砲を採用して…圧倒的な瞬間的な破壊力と範囲攻撃と保有弾種に特化してるのに対し…こちらの場合は…瞬間的な破壊力や範囲攻撃は欠けてしまうが…貫通力…弾速…初速…射程距離…命中率それら全て本艦隊より優っているのだ……まとめると…本艦隊は、オールラウンダー型の…超パワー型で…潜水艦隊は、オールラウンダー型の…超遠距離攻撃特化型…って言う事になる…

 

 

そして…編成内容は…

 

 

司令直衛艦隊は…総旗艦ヤマト…それに続く形で…ムサシ…シナノ…キイ…ハリマ…オワリ…マホロバ…アシュラ…の以上の潜水ヤマト型で構成されている…って言うよりも…他の艦も…本艦隊と全く同じ編成内容だ…違いは、潜水◯◯型…と言う名称になる…

 

 

…尚それ以外の点は、やはり情報が少ないのが実情…この潜水艦隊の実力は後に判明するだろう…

 

 

 

…そして再びリョウカ達一行の様子に戻る…今のリョウカ達とはと言うと…

 

 

リョウカ(幻想)「新年!明けましておめでとうございます!」

 

全員『明けましておめでとうございます!』

 

リュウカ(幻想)「さてだが、今日から新年となったが…俺達は相変わらず何時もの調子で行こうと思う…まあお前らも何時もと変わらず元気で居てくれるなら俺達も嬉しい限りだ…んじゃあ…新年を祝って…乾杯!」

 

全員『乾杯!』

 

 

今現在全艦にて…リョウカ達からの無線経由で新年の挨拶をして…新年の祝いを行なった………因みに…目的地のパナマ沖まで5日である…

 

 

…時は同じく…一方で日本本土にて…リョクヨウとアヤカが、大高と高野と料亭にて話し合いをしていた…

 

 

リョクヨウ(幻想)「さて…今回はどう言ったご用件ですか?」

 

大高(日)「ああ…実はですね、お主達にお尋ねたい事がありましてな…。」

 

アヤカ(幻想)「訪ねたい事か…言ってごらん?」

 

大高(日)「はい…貴女達から見て…この世界線をどう見ますか?」

 

アヤカ(幻想)「どう思うか…ねぇ……そうだね〜…正直に言えば…申し訳ないって思うけど……君達から見ればもう一度チャンスを与えてもらえれたって思うけど…実際には別世界にて転生した…って所だね…根拠は…この世界線で、何故か敵の方のナチス第三帝国が異常に強く…更には海の目が存在し…アメリカが少し弱体化している……って言う所だな…それで、気持ち的には…そうだね……戦争は繰り返されてしまって…とても悲しい物だよ…戦争しても後に残るのは…復讐と同じく…虚しさ…傷付いた人々…最悪…滅びた国そのものだけ…だから戦争は嫌なんだ…。」

 

高野(日)「確かにそうですな…。」

 

大高(日)「うむ…そうですな…。」

 

アヤカ(幻想)「…まあ、だからこその私達が依頼受けて来たって訳……全く…最近の担当の神は碌な奴が居ないのか?」

 

大高(日)「はっはっは…貴女達も苦労しているのですな?」

 

アヤカ(幻想)「まあね…まあ…内の娘達が大変な事をしているのに…親である私達がこうしているのも…正直凄く申し訳ないと思うし悲しいと思う…情け無いと思う…しかしだ…私達は、娘達の事を信じてるし…娘達も必ず生きて帰って来るって言って…出撃した…だから必ず戻って来れると信じていますよ…。」

 

リョクヨウ(幻想)「うん、そうだね……必ず戻って来てね…みなさん…。」

 

高野(日)「うむ…一応名目上では…彼女達は紺碧艦隊の護衛及びサポートとなっています…しかし彼等なら必ず成功させて…必ずお嬢様閣下達を守ってくれる筈です。」

 

アヤカ(幻想)「そうだね…所でだが…お嬢様閣下と言うのは辞めて欲しいな…閣下って呼ばれる程の立場じゃないしね…。」

 

大高(日)「そうですか?う〜む…ならば…姫様はどうですか?」

 

アヤカ(幻想)「はははは…私達に姫様は辞めてくれ…そう言う柄じゃないのでね…って言うよりも…普通に呼んでも問題無いよ。」

 

大高(日)「はっはっは…そうですか…では、アヤカさんに…リョクヨウさんも、これからも宜しくお願いします…。」

 

リョクヨウ(幻想)「うん、こちらこそ…宜しくお願いします。」

 

 

リョクヨウ達一行の4人は固い握手を交わした…

 

 

 

 

 

そして再びリョウカ達の視点に戻り…一気に4日経過し…パナマ運河まで残り600km地点…

 

 

リョウカ達は、現在作戦会議をしていた…

 

 

リュウカ(幻想)「それで、どうやってパナマ運河の…【ガツン閘門】を破壊する?」

 

リョウカ(紺碧)『そうですね…私達の方では…いえ…紺碧艦隊の合同で考えたけど…どうやら艦載機による…ガツン閘門の破壊を実行する様です…。』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…ならば私達もそれを採用しましょうか……あ!でも…回収はどうしますか?」

 

前原(日)『は…回収地点を…出来る限り近付く予定です。』

 

リュウカ(幻想)「なるほど…が…敵に発見される可能性も高い…が俺達は誰一人として、犠牲者を出す訳にはいかん……ならばいっその事……もしもの時は、俺達と…旭日組の俺達で、敵供を撹乱する…その間に艦載機を回収し…回収完了後、一気に当海域を離脱する。」

 

前原(日)『…!!それでは!貴女様達が危険ですぞ!』

 

リュウカ(幻想)「安心しろ、俺達を誰だと思ってる?…それにこの艦隊は…そんじゃそこらの艦隊が束になった所でダメージは入らん…無論対空能力も自身がある。」

 

リョウカ(幻想)「それに、もしもの時に備えて…直掩機隊は残します…。」

 

前原(日)『なるほど…。』

 

リョウカ(幻想)「それと、このガツン閘門破壊作戦…その航空戦力についてだけど…勿論私達からも艦載機を発艦させますけど…今回から…ジェット推進法の機体を使用します…。」

 

リュウカ(幻想)「…フェルケンリアか……今時使っても大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「……私達の存在は秘匿です…ならば見つかったら撃墜あるのみです…本当は命を取るのは嫌だけどね…。」

 

前原(日)『ジェット推進法…噴進機ですか…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…今回から航空戦でもデビュー戦です…ただし、あまり姿が見られない事が前提ですけど…どっちにしろバレてしまいますけどね…。」

 

前原(日)『そうですか…それで先程、フェルケンリア……っと言いましたが?」

 

リョウカ(幻想)「はい、それは機体の名前です…詳しい事は流石に言えないけど…そうですね…ただ言える事は…私達の誇る最強の戦闘機でもあり…攻撃機でもあり…偵察機にもなれる…何にでもなれる万能な航空機ですよ…。」

 

リュウカ(紺碧)『まあ正確には…それぞれの形態のフェルケンリアを使用する…って所だ…が、俺達専用の場合は全ての形態に一瞬でなれるって所だろう…。』

 

前原(日)『そうなんですか…。』

 

リョウカ(旭日)『更に言えば、この航空機が一機居れば…例え同じジェット推進方式の戦闘機が100機だろうと1000機が束になって掛かって来ても蹴散らす事は容易いです…それに大艦隊が相手でも全て撃沈可能です…勿論、防御性能も抜群で…私達が知る限りで最大の核兵器のツァーリ・ボンバーが100個直撃しても戦闘に支障も無く…ピンピンしてますよ。』

 

リュウカ(幻想)「おいおい、全部言ってるじゃねぇか…仕方ないからもう言うけど…コイツの正式な名前は…【戦略級・戦術級:全場面対応超航空機:CXFA-ジオフェルケンリア-レーベン】…っと言う名前だ…因みにコイツはオリジナル型…俺達専用機で、量産型の場合は…【戦略級・戦術級:量産型◯◯対応超航空機】と言う別名になる…その◯の所にそれぞれ対応した名前が入る…。」

 

前原(日)『へぇ…。』

 

リュウカ(幻想)「んで、防御性能は…さっきも言ったが…更に言えば…コイツは本来…宇宙での戦闘を想定されてるからな…この地球上の全兵器で攻撃してもダメージは入らない…んで、俺達の直接の攻撃はある程度は耐えれる設計だ…因みに俺達の直接の攻撃の威力は…そうだな…偶々異空間で修行していた時…リョウカがうっかりと力加減間違えて…量産型の大和をブン殴った…そしたら爆発四散してしまった……それでつい最近に…そう言う自体に備えて…全ての兵器や超兵器の防御性能を超強化した…だからうっかりと力加減間違えての全力パンチを喰らっても…100回は耐えれる設計になった。」

 

前原(日)『そんなに頑丈なのですか!…ん?力加減を間違えてうっかりと全力パンチをして…量産型大和が爆発四散したと聞きましたが…その量産型大和は…どれくらいの攻撃に耐えれるのでしょうか?』

 

リュウカ(幻想)「そうだな、お前らには分からんと思うが…俺達には必殺技と言うのが有る…その必殺技にもランクが有ってな…下位から最上位まで有る…んでその量産型大和は、一応は下位レベルから中級レベルまでは耐えれる設計だが…リョウカのうっかり全力パンチは…通常技なのに威力が上位クラスから最上位レベルまでの威力が有るって事で…爆発四散したって所だな…。」

 

前原(日)『…つくづく凄いのですね…。』

 

リュウカ(幻想)「んで、話が逸れたな…この航空機の防御だけじゃなく…飛行能力や…攻撃性能もおぞましい限りだ…飛行能力は、俺達特製のエンジンを採用し…更に俺達の能力の一種…ゴットピット…そのピットのコアを搭載している為…航続距離や…弾薬の補給は要らない…つまりは無限って事だ…更に…先程言ったゴットピット…それも扱えれると言う点だな……。」

 

前原(日)『ゴットピット?何ですか?』

 

リュウカ(幻想)「…ゴットピット…ある意味で俺達が最高神になるキッカケになった能力…まあ元凶の一つの能力…ゴットピットとは…簡単に言えば、無人自動攻撃機又は無人自動支援機…まあこの航空機と似た超万能兵器だ…コイツが、ある意味で最強の兵器の一つで…禁忌クラスに分類されてる……因みに素の攻撃力は、俺達と同等だ…だから俺達でも敵に回したら厄介な奴でもあるのだ…小さいからな、当てにくい上…全能力も全ステータスも俺達とそう変わらん…正確には…使用者と全く同じになるのが正解だがな…。』

 

前原(日)『恐ろしいですね…。』

 

リュウカ(幻想)「因みにコイツも、必殺技と同じくランクが有る…ランクが上がれば上がるほど…その性能も強大になって行く…最初期の方だと、俺達の半分以下位だが…今なら…俺達と同等位になる…まあ…こんなもんだ…さてだが、先の海戦で使った航空機だが…あの攻撃ヘリ…実はあのフェルケンリア型の派生型で…機体の名前は同じフェルケンリアだが…別名は…【戦術級・戦略級:全場面対応超武装ヘリコプター】となり…量産型も…【戦術級・戦略級:量産型◯◯対応超武装ヘリコプター】…と言う名称となる…性能面は完全に別枠で…航空機型は、飛行能力面で…速度…機動力で優っているが…ヘリコプター型は、旋回性能…小回りで優っている…武装面で言うなら、ヘリ型は完全に攻撃に突出している…更に、防御面でも航空機型よりも更に頑丈…持久戦では滅法強いし…総合火力で優っている…逆に航空機型は、短期決戦に優っていて…一撃離脱に勝る所だな…。」

 

前原(日)『なるほど…。』

 

リュウカ(幻想)「それに全機に共通で、垂直離着陸が可能って言う面も有るし…先程も言ったゴットピットを搭載してる面…それらが有るから航空戦において最強になれる…更に俺達の能力で無限に瞬時に量産されるし…ダメージを負っても、瞬時に自己修復する能力も有る…正に不死身の大航空隊の誕生…って訳だ…まあ取り敢えずは以上だな…。」

 

前原(日)『なるほど…色々と教えて頂きありがとうございます!』

 

リュウカ(幻想)「いや、気にすんな…どうせ俺達の兵器は作ろうと思っても絶対に作れないのだからな…何故なら…そもそもこれら全て…俺達の国特有の素材と特製の物を使っている…まあ見た目の再現なら可能かもしれんが…性能まで真似出来る所は限りが有る…そこは理解してくれ…謂わば俺達は…存在するパンドラの箱で…動く全世界終末兵器みたいな存在だ…だからこそ世界に俺達の存在が公になり…んで俺達の兵器の詳細が明らかになれば…真っ先に俺達の国に戦争を吹っかけるだろう…そうなれば如何に強大になったナチス第三帝国も…海の目も…壊滅して…滅亡する未来しかないだろう…。」

 

前原(日)『そうですね…。』

 

リュウカ(幻想)「……さてと…そろそろ作戦の確認に戻るが…そうだな…なれば、追加で…ヘリ型も追加で飛ばす…。」

 

リュウカ(紺碧)『ヘリも飛ばすのか?』

 

リュウカ(幻想)「そうだ、ヘリ型の任務は…紺碧艦隊の艦載機の護衛及び攻撃のサポート…んで航空機型も同様だが…同時に…航空戦でのデビュー戦を行う為に…陽動を行う…航空機型は、別の閘門に攻撃を行い…敵の目を向け…その間に、お前らがガツン閘門に攻撃を実行する…お前らが攻撃に成功するか否に関わらず…お前らが撤退するのを確認したら護衛任務に戻る…って言うのが作戦だ…。」

 

リュウカ(紺碧)『なるほど…。』

 

リュウカ(旭日)『良い考えだな…。』

 

リュウカ(幻想)「それと…その航空機型の航空隊に…俺達も参加する。」

 

前原(日)『…何ですと?お嬢様閣下…流石にそれは大丈夫なのですか?艦隊の指揮は?』

 

ヤマト「大丈夫ですよ、私が本艦隊の指揮をとりますから。」

 

前原(日)『そうでありますか…。』

 

リュウカ(幻想)「寧ろ作戦の要は…回収だ…攻撃作戦に無事成功し…帰還したとしても最後の関門…機体の回収にある…それを迅速に行う必要がある…俺達の方でも、燃料や弾薬無限だと言う事を利用して…出来る限りの時間稼ぎを行う…無論艦隊その物の対空兵装による迎撃を行うが…お前らの回収完了後…残る俺達側の艦載機は大量だ…それも時間が掛かる…が心配はしなくていい…俺達の目的はお前らが無事に作戦が成功し…一隻も一機も撃墜されなければ良いのだからな……だからこそ頼むぞ……ある意味で、回収の時間が掛かれば掛かる程…被害が大きくなり…こっちの情報も漏れてしまう可能性も高くなる。」

 

前原(日)『分かりました…最善を尽くそう。』

 

リュウカ(幻想)「うん…良し!全艦に告ぐ!これより【要二〇〇〇】にて作戦開始とする!各員!作戦開始の準備に取りかかれ!」

 

全艦『了解!』

 

 

【パナマ運河現地時間:1月13日・6時】

 

 

【神森大連盟艦隊及び紺碧艦隊:作戦開始】

 

 

【パナマ運河封鎖作戦】

 

 

成功条件【パナマ運河の封鎖…後に一機及び一隻も撃破される事無く海域を脱出する】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

リュウカ(幻想)「お前ら?準備は出来てるな?」

 

航空隊隊長1「は!問題有りません!」

 

リョウカ(幻想)「こちらも大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(旭日)『こっちも準備万端だ!』

 

リョウカ(紺碧)『こちらも万全ですよ!』

 

前原(日)『お嬢様閣下、いつでも行けます!』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…作戦開始まで5秒前!4!3!2!1!今!全艦!浮上!尚浮上後、速やかに攻撃隊を発艦!発艦後…全艦は急速潜航し…会合点にて攻撃隊の帰投を潜航状態で待機する様に!更に、艦載機発艦後…全ての通信を遮断…艦載機の会合予定時刻まで艦隊との通信は全て遮断します!以上!」

 

全艦『は!』

 

ヤマト「電探に反応無し!大和!浮上します!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ及びリュウカの号令により作戦は開始され…全艦は浮上した…

 

 

リョウカ(幻想)「それでは行って来ますね…。」

 

リュウカ(幻想)「行って来るぞ…後は頼んだ。」

 

兵士隊長1「は!どうか御武運を!お嬢様!」

 

兵士隊長2「どうか…お気をつけて下さい!お嬢様!」

 

リョウカ(幻想)「うん!…全艦!発艦!私達も出ます!」

 

 

【神森大連盟艦隊及び紺碧艦隊:攻撃隊発艦】

 

 

ヤマト「…どうかお気をつけて下さい…お嬢様…全艦!急速潜航!会合点に向かいますよ!」

 

全艦『了解!』

 

 

そして発艦し終えた艦隊は、その巨大な船体を海中に身を潜め…会合点にて…攻撃隊の帰投を待った…尚、発艦の所要時間は…何と6分未満だ…更に、それくらいの時間なのに…神森航空隊は…1000機以上も発艦したのだ…因みに、やろうと思えば…一気にその倍の…1万…いや10万機も一気に同時に発艦が可能だと言う…が、今回はそこまでは要らないので…1000機以上だけで充分と言う事になった…

 

 

さて、攻撃隊に関してだが…この航空隊の指揮を担当してるのは…リョウカ搭乗機…フェルケンリア・ゼロ…次に、リュウカ搭乗機…フェルケンリア・インフィニティ…最後に、副隊長機として…紺碧艦隊の航空隊の司令…大竹大尉が搭乗する…攻撃爆撃機:雷洋…以上の3機によって全航空隊の指揮をとっている…では…紺碧の航空隊と神森航空隊と合わせての本作戦に総勢参加機数は…【1512機】…その内の10機は紺碧の航空隊で…残りが神森航空隊だ…その内の1000機が戦闘機隊で…500機が攻撃ヘリ隊だ…そして残りの2機は…リョウカとリュウカの搭乗機の戦闘機…更にこの神森大連盟航空隊の総司令機でもあるのだ…

 

 

因みにだが、リョウカ及びリュウカの指揮する攻撃隊は…リョウカ達の指示で、パナマ運河のガツン閘門あたりまでは共に行動するが…以後…リョウカ達の指示により戦闘機隊は先行して…それぞれの閘門を強襲し…敵を撹乱…陽動を行い…残った攻撃隊のガツン閘門の攻撃完了まで撹乱と陽動を実施する…尚、リョウカ及びリュウカは、そのガツン閘門の攻撃の支援に当たる……これがパナマ運河の封鎖作戦の全容だ…

 

因みに…飛行速度は、紺碧艦隊の航空隊に合わせる為にかなり抑えて飛行している…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん?ちゃんと着いて来てますか?」

 

大竹『は、…問題無いようです。』

 

リュウカ(幻想)『そうか……さてと…着いた時が勝負だ…おい、戦闘機隊!聞こえるな?お前らは、俺達がガツン閘門に攻撃を仕掛ける…が…この時、お前らの突入のタイミングが本作戦に掛かっているぞ…早すぎても駄目…遅過ぎても駄目…丁度良い位のタイミングで突入しなければ…本作戦は失敗する可能性が高い…良いな?突入のタイミングは…【俺達が太平洋に出て…パナマ運河が見えて来たタイミングだ…】そのタイミングで強襲作戦を開始しろ…良いな?』

 

戦闘機隊全員『了解!』

 

リュウカ(幻想)『言っとくが、撹乱や陽動と言えど…本格的な攻撃だぞ…ただし、出来る限りでの殺傷は駄目だ…歩兵程度は無視しろ…狙うは閘門…それを最優先しろ…後、どっちにしろ敵の航空戦力も出て来る…軽く返り討ちにしろ。」

 

戦闘機隊全員『了解!』

 

リュウカ(幻想)『…さて、どう出るかな?』

 

 

キィィィィィン…!!

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

正に圧巻と言える数の航空機が空を埋め尽くし…それがパナマ運河にジワリジワリと近付いて行った…

 

 

2時間後…

 

 

航空隊は、今現在…間も無く太平洋に出ようとしていた…尚、紺碧艦隊から発艦した偵察機の星電改は…ここで任務を終えて…攻撃隊の作戦終了時の会合点に帰投し…以後は、艦隊に近付く敵の監視任務を実行する…

 

 

リュウカ(幻想)『…!!出た…!!全機!ここからが敵陣だ!電探には気を配れ!』

 

全機『了解!』

 

大竹『……!!閣下!パナマ運河です!』

 

リョウカ(幻想)「…!!良し…!作戦開始です!戦闘機隊!攻撃開始!」

 

戦闘機隊隊長1『は!全機!攻撃開始!』

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

【神森航空隊:戦闘機隊:戦闘開始】

 

 

戦闘BGM:作品名【紺碧の艦隊】使用場面【第2話:パナマ運河攻撃時】

 

 

 

米兵1「ふんふん〜♪」

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

米兵1「ん?……な!?あれは何だ…!!?」

 

米兵2「…!!未確認機の敵襲だ……!!」

 

 

ドドドドドドドドド…!!バシュウ…!バシュウ…!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

…全くもっての奇襲だった…戦闘機隊は、パナマ運河のガツン閘門以外の所に向かい…それぞれの閘門を攻撃…更に軍用設備に攻撃を敢行した…

 

 

ドドドドドドドドド…!!

 

キィィィィィン…!!

 

 

 

米兵3「クソ!当たらねぇ…!!」

 

米兵4「それ以前に!何て速さだ…!!しかも何て機動力だ…!?」

 

 

ガコン…!ヒュゥゥゥ…!!ドォォォォン…!!

 

 

そして戦闘機隊から遅れる事5分…

 

 

リョウカ(幻想)「良し!全機!攻撃開始です!私達に続いて!」

 

全機『了解!』

 

 

 

キィィィィィン…!!

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

米兵1「……!!な!?あれは…!!チャンプの攻撃機…!!それに例の未確認機!!?」

 

米兵2「…!!あの独特の攻撃機は…!!まさか…!!さっきの未確認機は…陽動…!!?」

 

米兵1「クソ…!航空隊は何をしている…!!」

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

大竹『こちら富嶽1番から2番機へ!落差の大きいのをやるぞ!』

 

2番機『了解!ヨーソロー…!!』

 

リョウカ(幻想)「全攻撃ヘリ隊は、雷洋の攻撃の支援を!敵の攻撃をこちらに引き付けて!」

 

全機『了解!』

 

 

 

ドドドドドドドドド…!!バシュウ…!バシュウ…!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

大竹『行くぞ…!!魚雷……投下…!!』

 

2番機『投下…!!』

 

 

ガコン…!!バシャァン…!!シュゥゥゥ…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

大竹『クソ!ビクともしねぇ!!失敗か!?』

 

宮城『いえ!あれを見て下さい!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ビキビキ…!!ズガァァァァァン…!!ザッパァァン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザザァァン…!!!

 

 

雷洋の放った魚雷攻撃により…ガツン閘門の閘門が水圧によって決壊し…大規模な水害が発生した…

 

 

【パナマ運河:壊滅的被害】

 

 

リュウカ(幻想)『良し!上手く行った!戦闘機隊も含む全機に告ぐ!作戦成功!これより帰投する!』

 

全機『了解!』

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

リョウカ(幻想)「全機!電探に反応です!正面!数12機!!」

 

リュウカ(幻想)『へ!流石に面白くなって来やがった!全機!軽く捻り潰してやれ!その後一気に高高度まで上昇し…敵機の増援に備えて…一気に会合点まで飛行する!』

 

全機『了解!』

 

 

キィィィィィン…!!

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

【神森大連盟航空隊:航空戦開始】

 

 

バババババババババ…!!

 

ボォォォン…!

 

 

リョウカ(幻想)「大竹さん!後方に敵機です!!」

 

大竹『!!っく…!』

 

 

バババババババババ…!!

 

キィィィィィン…!!

 

 

大竹『酷いと思うが…!!これが戦争だ…!!』

 

 

バババババババババ…!!

 

ボォォォン…!!

 

 

…僅か戦闘開始から5分足らずで、敵機は全て撃墜された…

 

 

リョウカ(幻想)「全敵機の撃破を確認!…更に電探に反応!数21!しかしこれ以上の戦闘は無意味です!予定通りに撤退しますよ!!」

 

全機『了解!』

 

 

キィィィィィン…!!

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

そして航空隊は、一気に高高度9900mにまで上昇し…敵機の追撃を逃れた…

 

 

……しかし……攻撃隊のパナマ運河の封鎖作戦の成功の上…味方の損害の皆無なのだが…最後の最後で…味方艦隊との会合予定地点にて…最後の試練が待ち受けていた…

 

 

宮城『……ん!飛行長!標識灯です!!』

 

大竹『おお…!…!!いかん…!!』

 

リュウカ(幻想)『…っち!敵駆逐艦の艦隊!!』

 

リョウカ(幻想)「……!!見えた…!!敵機の偵察機【PBY-カタリナ】です!」

 

大竹『くそ…!アイツが知らせたんだな!』

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

バババババババババ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「みなさんをやらせない…!!落ちなさい…!!」

 

 

バシュウ…!!ボォォォン…!!

 

キィィン…!!ザッパァァン…!!

 

 

大竹『閣下…すみません…。』

 

リョウカ(幻想)「いえ、気にしないで下さい…それよりもあの駆逐艦の艦隊を…!」

 

リュウカ(幻想)『だが、俺達は良くても…コイツらの燃料や弾薬はもう無いぞ!』

 

リョウカ(幻想)「そうですね…ならば…全紺碧艦隊の航空隊全機に告ぐ!貴方達は、出来る限り燃料の節約をし…高度を保って!良いですね!絶対に変な真似はしないで!!」

 

全紺碧航空隊『了解!』

 

 

一方艦隊側は…

 

 

兵士隊長1「また来ます!」

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

ヤマト「…さて、どうしましょうか…。」

 

前原(日)『あの、我々に秘策が有ります…。』

 

ヤマト「…言ってみて下さい。」

 

前原(日)『はい…戦術【G7】を使いたいと思います。』

 

ヤマト「なるほど…囮魚雷って所ですね…良し!やって下さい!」

 

前原(日)『分かりました!』

 

 

どうやら紺碧艦隊は、戦術G7を発動する様だ…

 

 

【神森大連盟艦隊及び紺碧艦隊:戦術G7発動:戦闘開始】

 

 

戦闘BGM:作品名【紺碧の艦隊】使用場面【第2話:対駆逐艦艦隊戦】

 

 

水雷長『閣下!囮魚雷の装填完了しました!』

 

前原(日)『良し!…撃て!』

 

 

バシュウ…!!シュゥゥゥ…!!

 

ボコボコ…!!

 

 

敵艦兵士1『……!正面に気泡確認!潜水艦です!』

 

敵艦兵士2『良し!全艦!取舵一杯!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

前原(日)『良し!敵は引っかかってくれた!僚艦に伝え!これより敵艦隊の迎撃に入る!全艦攻撃用意!』

 

ヤマト「神森艦隊全艦!主砲砲撃用意…!!」

 

前原(日)&ヤマト『……てぇぇ…!!!』

 

 

バシュウ…!バシュウ…!

 

ドギャァァァン…!ドギャァァァン…!

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

 

チュドォォォォン…!!

 

 

大竹『おお…!!敵艦隊が…!!』

 

宮城『凄いです…!一斉射で壊滅ですよ!』

 

リョウカ(幻想)「…良かったです…さてと……あ〜…あ〜…こちら神森航空隊のゼロです、敵艦隊の全滅を確認しました…浮上しても大丈夫です。」

 

ヤマト『こちら大和了解です!全艦!浮上!』

 

 

神森大連盟艦隊テーマ曲:作品名【宇宙戦艦ヤマトシリーズ】曲名【夕陽に眠るヤマト】

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!

 

 

ヤマトの号令により…神森大連盟艦隊及び紺碧艦隊が全艦浮上した…

 

 

リュウカ(幻想)『良し!紺碧艦隊の航空隊全機に告ぐ!先にお前らが着陸し…無事に収容作業を実施してくれ!お前らが収容後…俺達も着陸し…収容する!』

 

大竹『は!分かりました…!すみません!閣下!お先に失礼します…!』

 

 

ブロロロロロロ…!!ザザァァン…!!

 

 

【紺碧航空隊:収容作業開始】

 

 

 

 

 

リュウカ(幻想)『全機聞こえるな!絶対に電探から目を離すなよ!恐らく敵は来ると思うぞ!』

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

ヤマト『電探に反応有りです!目標!南方5000!数9!』

 

リョウカ(幻想)「やっぱり来ましたか!全機!迎撃戦闘実施!此処が正念場です!」

 

全機『了解!』

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「掛かれ!!」

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

【神森航空隊:迎撃戦闘開始】

 

 

大竹『閣下…!!…おい!急いでくれ!』

 

601艦長『収容完了!ハッチ閉め!潜航する!』

 

前原(日)『分かった、神森航空隊に連絡!全艦収容完了の報告を!後に、本艦隊は…神森大連盟艦隊が潜航完了まで潜航して待機する!』

 

601艦長『は!』

 

 

 

そして、神森航空隊にもその連絡が届き…

 

 

リュウカ(幻想)『良し!紺碧艦隊は撤退した!後は俺達だけだ!全機!着陸しろ!俺達は1番最後に着陸する!』

 

全機『了解!』

 

ヤマト『……!!新たに敵機増援!数…21!!』

 

リョウカ(幻想)「…あの時の迎撃戦闘機ですか…!!みなさん!急いで!」

 

ヤマト『全艦!対空戦闘用意!!』

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

リュウカ(幻想)『おい!収用完了まで掛かるのはどれくらいだ!』

 

ヤマト『はい!急いで…10分は掛かります!』

 

リュウカ(幻想)『10分だな!ならそれまで俺達がどうするかする!全機!急いで着艦しろ!俺達の事は構うな!急げ!』

 

航空隊全機『……了解…!!』

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん!来ました…!!敵機です!」

 

リュウカ(幻想)「艦隊はやらせん!行くぞ!」

 

敵機1『見つけたぞ!あの敵機供だ!』

 

敵機2『ん?あれは…?…!!おいおいなんじゃありゃあ…!!?凄まじく超巨大艦が大量に居るじゃねぇか…!!』

 

 

ドドドドドドドドド…!!!

 

 

敵機3『撃って来たぞ!ん?未確認機の迎撃は2機だけか?』

 

敵機4『いや油断はするな!各機散開しろ!一気に敵機を撃墜し…!この事を報告…、』

 

 

バシュウ…!!シュゥゥゥ…!!

 

ボォォォン…!!

 

 

敵機4『ぐわぁぁ…!!!』

 

 

ドドドドドドドドド…!!ボォォォン…!!

 

キィィィィィン…!!

 

 

敵機3『うわぁぁ…!!』

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

敵機2『クソ…!!何て奴らだ…!!この濃い弾幕…!!更に超正確な弾幕の中を縫って来る様に…!!う…うわぁ…!!?』

 

 

バババババババババ…!!

 

ボォォォン…!!

 

 

敵機1『くそ…!後4機しか…!!ん?おい…あの艦…何をする気だ…?』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん!退避しますよ…!!」

 

リュウカ(幻想)『おう!…ヤマト!やってやれ!』

 

ヤマト『了解!主砲三式融合弾!砲撃始め!!』

 

 

ドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!!

 

 

敵機1『そ…そんな…!!ぐわぁぁぁぁ…!!!!?』

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

前原(日)『っく…!!ここまで衝撃が響くのか…!!!』

 

先任士官『…つくづく彼女達が敵で無くて良かったでありますな…。』

 

前原(日)『ははは…そうだな。』

 

 

キィィィィィン…!!ズザァァ…!!

 

 

そして…神森航空隊は、何とか全機着陸を完了し…リョウカ及びリュウカの搭乗機は、無事に大和に帰還した…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…疲れましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…。」

 

ヤマト「お嬢様…!お帰りなさいませ!」

 

兵士隊長1「ご無事で何よりです!」

 

リョウカ(幻想)「うん、ありがとうございます…。」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

兵士隊長2「お嬢様!更に増援です!数は…100機以上…!」

 

リュウカ(幻想)「これ以上付き合うな!全艦!作戦成功だ!これより当海域を離脱する…!!全艦急速潜航!!」

 

全艦『了解…!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザザァァン…!!

 

 

…残った神森大連盟艦隊は、敵機の増援が来る直前に無事に急速潜航を完了し…紺碧艦隊と共に…潜航状態のまま…本国に帰投して行った…後に…この作戦後…紺碧艦隊及び神森大連盟艦隊は…世間から……【ゴット艦隊(通称神の艦隊)】と呼ばれる様になるのであった…

 

 

 

【神森大連盟艦隊及び紺碧艦隊:作戦完了(作戦成功)】

 

 

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第3話 神森大連盟国の帝都空襲阻止作戦

どうもです!リョウカです!さて、前回のあらすじを簡単に言えば…前回私達は、アメリカの物資や軍備の輸入を完全に遮断する為にパナマ運河の封鎖作戦を実施しました、その作戦は無事に成功しました…さて、今回も見て下さい!


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

 

【神森大連盟紺碧島】

 

 

此処は、神森大連盟紺碧島…この世界線専用に、神森大連盟島と紺碧島が合併って言うよりも融合した島である…さて…第1話の時…日本本土近くに現れて…その後何故そこに移動し…紺碧島と融合したのかと言うと…無論…存在を隠す為である…あの時、神森大連盟艦隊が出航後…作戦通りに、神森大連盟島が移動要塞島と言う点を利用し…一気に紺碧島になる所に向かい…一気に紺碧島と融合したのだ…後に、大高と高野にリョウカ達の要求で…その存在を秘匿にする事だが…それと同時に、紺碧艦隊も秘匿する為に…リョウカ達が彼等と共に匿う事にした……これが経緯だ…

 

 

前原(日)「入ります、お嬢様。」

 

リョウカ(幻想)「どうぞ、前原さん。」

 

前原(日)「失礼するよ……お嬢様、実は相談が有りまして…。」

 

リュウカ(幻想)「……いや言わなくても分かる……アメリカからの…【本土空襲だろう?】」

 

前原(日)「ええ…もうすぐ例の4月に入ろうとしてます…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…確か私の知る限りでは…前に帝都空襲する際の…【超重爆撃機:B-30】は…【リーショイ】から逆コースから攻めて来ました。」

 

前原(日)「何…?B-30…?」

 

リョウカ(幻想)「はい、B-29の新型機です…高度12000からの高高度での飛行が可能な機体です…更にB-29の上位互換であるべく…対空能力も上昇してます…敵さんも…流石に12000までの高度な来れる航空機は居ない…って油断している時…貴方達の所で開発している…【局地戦闘機:蒼莱】によって…全機撃墜した…って事になってますが…今回はどうですか?」

 

前原(日)「…う〜ん…実は、こちらの方でも蒼莱を作っている所です…。」

 

リュウカ(幻想)「おお…そうか…!」

 

リョウカ(幻想)「だけど、今回何処から攻めて来るかは分かりません…あくまで知る限りの事を話したまでです…。」

 

前原(日)「…なるほど、参考になりました…一応この事は報告した方が宜しいでしょうか?」

 

リョウカ(幻想)「良いですよ…後、もう一つ…同時期に…【リーガン少将】が指揮する艦隊…それが【ダッチハーバー】にて集結している頃です…何せ…アメリカの大部分の艦隊は壊滅状態…現時点ではね…だから、主力艦隊が集結した…って所でしょう…。」

 

前原(日)「……!!そうですか…!ではそれも報告に参ります!」

 

リュウカ(幻想)「ああ…行って来い…ああ、それと…俺達もそろそろ出撃する…だから紺碧艦隊も出撃させておけ…目指すは北だ…目標は無論そのダッチハーバーの艦隊だ…まあ名付けて…【アメリカ心臓艦隊】又は【リーガン艦隊】って奴だな…。」

 

前原(日)「了解した。」

 

リョウカ(幻想)「一応何か有ったら報告はして下さいね…私達の方も何か有れば報告しますよ。」

 

前原(日)「分かりました…それでは行って参りますお嬢様。」

 

リョウカ(幻想)「行ってらっしゃい…前原さん…あ…富嶽さん…。」

 

前原(日)「あ…はっはっは!これは一歩取られました!それでは画家…富嶽…行って来ます!」

 

 

そして今日…前原が率いる紺碧艦隊が先ず日本本土に前原を送り届ける為に先行で出撃し…遅れる事…40分…神森大連盟艦隊も出撃した…尚紺碧艦隊は、前原が出発した後…いつも通りに神森大連盟艦隊と合流する…尚、神森大連盟艦隊及び紺碧艦隊は…その前原少将が帰還しない限りは作戦は開始されない所か…準備も出来ないのが実情だ…尚最終的に神森大連盟艦隊及び紺碧艦隊は、太平洋を北上し…ダッチハーバー及び日本本土の中間地点にて前原の帰還を待った…

 

 

 

【照和17年:4月11日夜間】

 

 

一気に時が飛び…4月11……その日の綺麗な星空が広がる夜の事…

 

 

リョウカ(幻想)「…相変わらず綺麗な星空ですね〜…。」

 

リョウカ(旭日※乗艦している)「そうですね…。」

 

リョウカ(紺碧※同じく)「うん…これくらい平和で…綺麗な星空が見れるなんて久々ですね…。」

 

リュウカ(旭日)「だな…。」

 

ヤマト「…お嬢様、本艦隊に近付く機影確認しました…あれは…紺碧艦隊の航空機…雷洋です。」

 

リョウカ(幻想)「…!前原さんが帰って来ました!全艦!前原さんが帰って来ましたよ!収容用意!後に…収容後、全艦は急速潜航!」

 

全艦『了解。』

 

リョウカ(旭日)「それじゃあ、私達も戻りますね。」

 

リュウカ(幻想)「おう、またな。」

 

 

そして、それぞれの艦隊に戻って行き…前原を乗せた雷洋は無事に伊601に収容完了し…全艦は再び海中に身を潜めた…

 

 

リョウカ(幻想)「…こちら大和のリョウカです、前原さんは居ますか?」

 

前原(日)『はい、こちら前原だが?』

 

リョウカ(幻想)「あ、前原さんですか?……それで…どうでしたか?」

 

前原(日)『ええ…お嬢様の予想通りでした…今現在…ダッチハーバーにてアメリカの主力艦隊が集結している事が分かりました。』

 

リョウカ(幻想)「なるほど…良かったです…あ…それで、例の超重爆撃機は?」

 

前原(日)『う〜ん…一応は報告はしましたが、まだ情報が届いてないから分からないですね…。』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…じゃあ最後に…例の貴方達の開発中の局地戦闘機は?」

 

前原(日)『はい…実は良い知らせで…完全しました!』

 

リュウカ(幻想)「おお!やっぱりお前らは凄いな…!」

 

リョウカ(幻想)「良かったです…!…さて、問題なのは…例の超重爆撃機…先ずはそれをどうにかしないと…。」

 

前原(日)『そうですね…。』

 

リョウカ(幻想)「……そうだ…私に良い考えが有ります!ただ…私が出来るのは、あくまでもその超重爆撃機の位置が特定する手段です…だから後の事は日本に任せますよ…。」

 

前原(日)『分かりました。』

 

リョウカ(幻想)「……さてと…あ〜…あ〜…こちら艦隊より拠点!応答して下さい!」

 

リョウカ(艦娘)『はい、こちらリョウカです…どうしましたか?』

 

リョウカ(幻想)「大至急…超兵器…超高高度航空兵器:アーセナルアークバードを全機リーショイ及びダッチハーバー及びアメリカ本土に向けて偵察飛行を実施して下さい!あくまでも目標は…敵超重爆撃機の位置が知りたいです!お願いしますよ!」

 

リュウカ(艦娘)『おう!任せろ!…おい!大至急アーセナルアークバードに出撃させろ!』

 

拠点防衛兵士長1『は!』

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

一方で…神森大連盟紺碧島では…

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

『アーセナルアークバード…出撃せよ…繰り返す…アーセナルアークバード…出撃せよ…。』

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

キィィィィ…!!ゴォォォォォォォ…!!!!

 

 

…神森大連盟紺碧島から、宇宙からの白き絶対の破壊の超巨鳥…アーセナルアークバード…その巨体は…高度3万…いや…5万m以上…まあやろうと思えばいつでも衛星と同じ高度且つ…尋常じゃない速度で飛行可能な超航空兵器…本来の用途は、超高高度からの攻撃及び支援攻撃…更に時と場合によっては超高性能の偵察機…又は偵察衛星としての役割を果たす…今回はあまり時間が無い為…全機投入の上での偵察を実行したのだ…因みに見た目は…アーセナルバードを更に超巨大にし…若干アークバードに似せて…スマートになり…プロペラが…ジェット噴射に換装された…尚…アーセナルバードは、アークバードより後に開発され…アーセナルバードは…プロペラ方式での飛行をしていた…何故プロペラ方式なのかと言うと…航続距離的の問題を解決する為である…ジェット噴射の場合は燃料の消費が激しく…巨体であるアーセナルバードにジェット噴射機構を搭載すれば…その膨大な燃料消費が問題視され…更に燃料問題を解決するべく…プロペラ方式に変更…一応プロペラ方式でも燃料の補給は必要だが…起動エレベーターから発生されるマイクロ波によって予備電源のと合わせて膨大な航続距離を得た訳である………それでこのアーセナルアークバードの場合は…問題であるジェット噴射方式を採用した…何故かと言うと…その問題を解決したのである……それは彼女達の能力で無限に産み出すエネルギー…ゴットピット…それを搭載したのだ…更に神森一家特製の特注品のジェットエンジンを搭載…これにより、無限に飛行が可能で…更に宇宙空間でも飛行航行が可能な丈夫な特製の素材…しかも武装も超強化…更に無人戦闘機…UAV…それの搭載量アップ及びAIの強化…更に武装強化と耐久力のアップも施した……更にアーセナルバードの特徴的の防御システムも強化され…短時間に…更に持続時間を強化された…APSシステム…実はこのシステムの強化はそれだけでないし…本機の強さはまだまだ有るが…以上が語れる範囲である……さてこの機体の実力は如何に…?

 

 

 

前原(日)『あの、超航空兵器や…アーセナルアークバードと出て来ましたが…どう言う兵器でしょうか?』

 

リュウカ(幻想)「ああ、説明する……正式名称は…【戦略級・戦術級:超航空兵器:超高高度超攻撃支援超巨大航空機[アーセナルアークバード]】…それがヤツの名前だ…実はあの機体は、アーセナルバード…及びにアークバードを融合させて出来た機体で…それぞれの特徴を受け継いでいる…アークバードの…超高高度…そうだな衛星の役割だな…それとジェット噴射方式…んでアーセナルバードの…大量の無人戦闘機格納機能…更に特有の防御システム…これらが集約して出来たのが…アーセナルアークバードって事だ…がそもそもアーセナルバードやアークバードの事は知らないと思うが…実はその2機は…別の世界線で鹵獲した超航空兵器で…それを俺達の所で改造及び大量生産した…。」

 

前原(日)『なるほど…。』

 

リュウカ(幻想)「が……だ…元となる、アーセナルバードやアークバードにはそれぞれ欠点も有った…先ず…アーセナルバード…コイツは本来は無人で飛行する…つまりはAI操作だ…がそれ故にハッキングされてしまう可能性が高い…故にその世界線でハッキングされ…とある場所に近付く奴は全て敵と認識して…味方問わずの破壊の守護神となった…リバティやジャスティスの2機諸共な…。」

 

前原(日)『何て事だ…ん?リバティにジャスティス?』

 

リョウカ(幻想)「はい、アーセナルバードには2機建造され…それぞれ分野が違い…更に性能も違います…リバティは…空中支援空母の役割を果たしており…更に防御システムの効果時間が異常に長い事で有名です…ジャスティスは…リバティが空中空母なら…こちらは完全な攻撃特化型で…多量のミサイル…高出力のレーザーキャノン砲…挙句衝撃波弾頭ミサイル…ヘリオスを搭載してます…一応この機体にも無人戦闘機を大量に搭載してますが…その量で言うならリバティの方が圧倒的に多いです…しかし攻撃に特化して…その防御システムの効果時間が短くなりました……まあ両者が揃ってしまえば…そうですね…この後世世界線でも…尋常じゃない強さで壊滅的な被害を与えてしまいます…。」

 

前原(日)『なるほど…確かに怖い相手ですね。』

 

リュウカ(幻想)「んで、次にアークバードについてだが…コイツは謂わば…アーセナルバードのご先祖様って所だ…コイツは宇宙空間から衛星ばりの役割を果たし…更に攻撃衛星としての役割も果たした…が…コイツに核兵器を搭載して悪魔の計画を実行しようとした愚かな国も居た…おっと話が逸れたな…コイツは、アーセナルバードと違い…特殊な防御システムも無いし…大量の無人戦闘機も無いが…一応無人機は居る…が…コイツは…例え海中にいようとも位置さえ分かれば問答無用でその大出力レーザーキャノン砲により…超巨大潜水艦を撃ち貫く…しかもジェット噴射方式だから早い早い…が…そのジェット噴射方式だと言う事が逆手に取られて…攻撃可能な高度に下がって…撃墜される可能性もある…まあ強さで言うなら…ジャスティス型のアーセナルバードの感じだな…が流石ご先祖…有人操作且つ…ジャスティスより超強力なレーザー砲を装備している…しかも場合によっては核兵器を搭載する…んでアーセナルバードが防御システムを解いていれば…一撃で仕留める事が可能だ…。」

 

前原(日)『うむ…その世界線は…そんなにも技術が発展し…恐ろしい物を作り出しているのですね…。』

 

リョウカ(幻想)「ええ…でも、その世界線は…日本何処か…貴方達が知る世界は一切存在しない世界だから…だからこそそう言う兵器が作れるのだと思います。」

 

前原(日)『確かにそうですな…。』

 

リュウカ(幻想)「さてだが…この2機について分かったと思うだろう…んじゃあ本機について戻す…コイツは謂わば、その欠点を補うべく出来た機体で…アーセナルバードが飛行速度が遅い事や…無人である故のハッキング…んでアークバードの燃料の補給の為の降下…更に武装の少なさ…それら全て補った結果…この機体が産まれた訳だ…ある程度は自動で行うが有人操作が前提で…んで、速度問題を再びジェット噴射方式にして…燃料問題を俺達の能力のゴットピットを搭載して解消し…武装の少なさはアーセナルバードその物を流用して…無人戦闘機もアーセナルバードそのものをメインにしている為か大量に搭載している…無論その無人戦闘機は俺達特製のAIを搭載し…武装も耐久性…更に機動力や飛行能力も強化…そして何よりも…このアーセナルアークバードのらしさと言えるレーザーキャノン砲は…更に強大となり…俺達が扱う必殺技の中級レベル並の威力を誇る…まあ流石に時と場合によっては威力を抑えるが…今達のお前らの開発している…例の超戦艦…【日本武尊】…それを一撃で轟沈させる程の威力だと分かってくれ…。」

 

前原(日)『……!!分かりました…。』

 

リュウカ(幻想)「が、あくまでも欠点を補っただけで…新しい欠点も増えた事も有る…流石に言えんがな…まあ強いて言えば…有人操作だって事だな……が…それを逆に取れば…一気に簡単に撃墜される恐れも有るがな…。」

 

前原(日)『そうですか…ですが恐ろしい存在なのは間違いないでしょうね…。』

 

リュウカ(幻想)「ああ…だが、そいつでも天敵は居るがな…それが…神森潜水艦隊の主砲だな…コイツの主砲は…そもそも発射方式が異なり…電磁加速装置…つまりはレールガン方式だ…んで…俺達の艦隊の特有の大艦巨砲主義の…超超巨砲…それにレールガン方式を採用すれば…如何にどんなに硬いバリアーや結界だろうがコイツの主砲で撃たれたら意図も簡単に貫通されて…一撃必殺で撃墜されるがな…。」

 

前原(日)『なるほど…だからあの時…海中でも尋常じゃない威力や貫通力を発揮した訳ですか…。』

 

リュウカ(幻想)「そう言う事だ…因みにだが…このアーセナルアークバード…もう一つ…いや…これが無くしてアーセナルアークバードは語れない最大級の強化として…実は、アーセナルバード及びアークバードには共通の弱点として…真上…正確には背後にピッタリと真上を取られた場合は、如何に濃いミサイル弾幕だとしても…迂闊に反撃が出来ない事…謂わばカウンター能力が完全に欠けていた事や…ステルス能力の低さ…それら全てを補う事にした……先ず、機体背面…つまり上側に…内蔵型の超高出力の電子誘導レーザーを多数装備し…更に真上の攻撃も可能な…超高出力レーザーキャノン砲をもう1基追加で背面に装備して…更に新システムの…イージスシステムや…CIWSシステム…光学迷彩システム…その為色々の迎撃用のシステムや…隠密行動に特化したシステムを搭載した…超空の…超巨大航空攻撃要塞…っと言った所だ…。」

 

前原(日)『おお!素晴らしい物ですね…!』

 

リュウカ(幻想)「さて、こんなもんだ…取り敢えずは分かったな?」

 

前原(日)『はい、色々とありがとうございます!』

 

リョウカ(幻想)「どう致しまして…。」

 

 

そして…5日が経過した…

 

 

ヤマト「…!!アーセナルアークバードより通信!回線開きます!」

 

アーセナルアークバード10『こちら10番機隊長!目標のB-30が、リーショイの基地に居る所を捕捉!どうしますか?』

 

リュウカ(幻想)「監視を続けろ、それと…日本本土に連絡!!B-30は、リーショイにて燃料及び弾薬補給を実施しているとな。」

 

アーセナルアークバード10『は!了解しました!』

 

 

ブツ!ザーッ…!ザーッ…!

 

 

そしてその無線の後に…10番機のアーセナルアークバードから日本本土に極秘の電文が届けられた…すると…

 

 

高野(日)『あ〜…聞こえるかね?』

 

リョウカ(幻想)「その声は高野さんですか?」

 

高野(日)『はい…先程の電文…ありがとうございます…これで幾らか対策は取れる筈です。』

 

リュウカ(幻想)「そうだな…が、一応…迎撃はお前らに任せる…お前らの所の新兵器…蒼莱を…充分に発揮させてやれ…。」

 

高野(日)『…はい、分かりました…。』

 

リュウカ(幻想)「一応、俺らの方でも奴等の動きを監視する…奴が動き出したら報告が有る筈だ…。」

 

高野(日)『分かりました…お嬢様、何から何まですみませんな…。』

 

リョウカ(幻想)「ううん、気にしないでください…それじゃあね…。」

 

高野(日)『はい。』

 

 

ブツ…ツー…ツー…

 

 

…更に時が流れ…【4月18日の朝】

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

アーセナルアークバード1『こちらアーセナルアークバード1番機…!!お嬢様!!奴等が日本本土に向けて発進しました…!!』

 

リュウカ(幻想)「日本本土に到着するまでの時間は!」

 

アーセナルアークバード1『は!敵機の速度からして…3時間後に日本本土に到着します…!!お嬢様!ご指示を!』

 

リュウカ(幻想)「大至急、日本本土に連絡!奴が動き出した事をな!んで…その後は、もしかしたら日本本土の迎撃機だけで足りない可能性も出て来る…日本本土から出て来たB-30を…全て撃墜しろ…ただし、あくまでも…敵が出て来た時…そう帰る時を狙え…基本的に日本本土の迎撃機に任せる…各機にもその事を伝えろ。」

 

アーセナルアークバード1『了解しました!』

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

前原(日)『いよいよですね…。』

 

リョウカ(幻想)「そうですね…さて…どうなりますかな…?」

 

 

 

そして時が進み…2時間30分後…

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

キィィィィィン…!!

 

 

日本本土の新型迎撃機…局地戦闘機…蒼莱が発進して行った…

 

 

30分後…

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

高度12000m地点の日本本土上空にて…超空の要塞の大群が日本本土に攻めて来た…が…

 

 

キィィィィィン…!!

 

バババババババババ…!!!

 

ボォォォン…!!

 

 

敵機1『ノォォ…!!日本の新型機だぁぁ…!!?」

 

 

バババババババババ…!!

 

ボォォォン…!!

 

 

…超空の要塞を超える高度…13000mから…蒼莱16機が…B-30を奇襲し…

 

 

数十分後…

 

 

敵機2『に…にげろぉぉ…!!』

 

敵機3『助けてくれぇぇ…!!』

 

 

生き残ったB-30…僅か4機…それが撤退しようと日本本土から出て…数分後…

 

 

アーセナルアークバード1『…!!目標!日本本土から撤退を確認!!機数4…!!全機!お嬢様からの命令だ!全て撃墜しろ!』

 

全機『了解!』

 

アーセナルアークバード1『ターゲットロック…!!高出力レーザーキャノン砲…!全機照射開始…!良いな!威力は抑えろ!奴を一撃で仕留める程度の威力だけで良い!』

 

全機『は!』

 

 

キュィィィィィィン…!!ビィィィ…!!

 

 

敵機2『何だ…?空が…、』

 

 

ピィィィィ…!!!ボォォォン…!!

 

 

敵機3『な…!!?何処からだ…!!?』

 

 

ピィィィィ…!!

 

 

敵機3『ぐわぁぁ…!!!』

 

 

ボォォォン…!!

 

 

そして…残った機体も…アーセナルアークバードにより…全て撃墜された…

 

 

 

アーセナルアークバード1『ふぅ…目標、全機撃墜を確認!全機目標達成だ!帰投する!』

 

全機『了解!』

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

…2時間後…

 

 

リョウカ(幻想)「…そうですか、やってくれましたか…。」

 

高野(日)『はい、貴女方達の迅速な報告が…日本本土の損害皆無と言う結果を生みました…ありがとうございます…!』

 

リョウカ(幻想)「ううん、結果的に…貴方達の蒼莱も有って…被害を無くす事が出来たのです…私達は、報告と後始末だけです…。」

 

高野(日)『だとしても…貴女達が居なければ…もっと被害が出ていたと思われます。』

 

リョウカ(幻想)「…そうですか…あ……そうだ…一応今後についてですけど…恐ろしい私達の存在はいずれ全世界にバレると思います…。」

 

高野(日)『……!!どう言う事ですか…!』

 

リョウカ(幻想)「……私達は、余りにも暴れ過ぎて…勝ち過ぎたのです…しかもどうやら…日本本土に…敵のスパイが入っていると思います…。」

 

高野(日)『何…!?』

 

リョウカ(幻想)「…だから…少し条件を変えます…どっちにしろ私達の存在は明るみになる…ならばいっそのこと…堂々と私達は日本と同盟を結んでいるって事を証明する為に…後に、リーガンの艦隊との戦いに…私達も堂々と参戦します…ある意味で…敵側にとっては、もう一国から…しかも未確認の国家から宣戦布告を受ける事になります……。」

 

高野(日)『……そうですか…。』

 

リョウカ(幻想)「…ただし、確かに私達は堂々と参戦しますが…私達や紺碧艦隊の存在そのものは秘匿なのは変わりないです…が私達の居る拠点の場所さえ言わなければ良いだけの事です…。」

 

高野(日)『分かりました…。』

 

リョウカ(幻想)「一応、もしバレそうになった時は…私達の拠点は超巨大移動要塞です…だからこっそりとその場所から逃げ果せますよ…。」

 

高野(日)『おお…そう言えばそうでしたな…。』

 

リュウカ(幻想)「が…バレない事に変わりない…油断はするなよ?バレたらこっちもヤバくなるし…お前らもヤバくなる…。」

 

高野(日)『分かりました…。』

 

リョウカ(幻想)「…それじゃあ私達は失礼しますね…後々に、作戦内容についてまた連絡しますから…それまでは、私達はこの場でこっそりとリーガンの艦隊を超遠距離から監視します…。」

 

高野(日)『はい…お気をつけて下さい…。』

 

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

前原(日)『……お嬢様…大丈夫なのでしょうか?』

 

リュウカ(幻想)「……俺達の存在がバレそうだ…しかし、お前らの存在はまだバレた訳じゃない…。」

 

前原(日)『…お嬢様…。』

 

リョウカ(幻想)「でも、バレたとしてももう遅いです…戦力的に私達の方が圧倒的に多いし…強大です…しかも戦術…戦略もしっかりと考える事も出来ます…だから今の所やる事は変わらないんです…。」

 

前原(日)『……なるほど…。』

 

リュウカ(幻想)「が…警戒する事に変わりない…ヤマト、拠点にも連絡しろ…最悪の場合…拠点そのものを移動する…って事を連絡しろ。」

 

ヤマト「分かりました。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと、それじゃあ警戒及び監視を続けますよ…。」

 

前原[日)『了解。』

 

 

 

そしてリョウカ達は、リーガンの艦隊との戦いに向けて…日本からの作戦内容が届くまで待機する事に…リョウカ達の戦いは続く…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第4話 神森大連盟国の天元作戦

どうもです!リョウカです!あ…紺碧艦隊の方の私です…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと…私達は、近々に…日本本土に向けてアメリカからの空襲が来るって言う事を聞いて…偵察を行い…その後数日経過して問題の爆撃機を捕捉して…日本本土に連絡を入れて…日本本土に空襲しようとした所、日本本土の新型迎撃機によって迎撃に成功し…損害皆無の大戦果を挙げたそうです…って言う感じですね……それじゃあ今回も見て下さい!


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

 

【照和17年・5月】

 

 

この頃…リョウカの悪い予感が当たり…世界中に…謎の軍事国家…神森大連盟国の存在が公になってしまった…が…幸いにも…位置や姿形を特定された訳じゃないのが救いで…世界中では…その国の事を…【神の国家】…そして艦隊の事を…【ゴット艦隊】又は【神の艦隊】…っとして名が広がった…まあ、リョウカ達一行はその名前に苦笑していたそうだが…

 

 

それで数日経過した時…丁度リョウカ達一行は…拠点に戻っており…神森大連盟国に客が来ていた…それが…

 

 

リョウカ(幻想)「それで、話とは何でしょうか?高野さんに大高さん?」

 

高野(日)「ええ、実は…お嬢様に例のリーガンの艦隊についての事です…。」

 

大高(日)「うむ…そのドナルド・ダッグ・リーガン氏の事を…どうされたいのですか?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…私の知る限りだと…最終的に…対海の目のメンバーの一人として…活躍しますので…その艦隊は絶対に撃沈させてはいけないです…私達にとっては貴重な戦力にもなります…。」

 

大高(日)「……と言うと…もしや…お嬢様…その艦隊そのものを…鹵獲するのですか?」

 

リョウカ(幻想)「惜しいですね…正確には…亡命ですよ…彼らをね…。」

 

高野&大高『……!!』

 

リョウカ(幻想)「……史実だとね…もうじき行われる作戦にて…一応は艦隊は全艦生存し…無事に帰投しましたが、リーガンさんは完全にアメリカ側を裏切る様な事してましたので…どうなったか分かりませんけど…もう軍としては働く事は出来なくなりました…。」

 

高野(日)「…そうなのですか…。」

 

リョウカ(幻想)「……ならばいっその事…今回は、亡命って言う手段を使い…リーガンさんを…こちら側に引き込もうと思います…あの人は本当の意味でアメリカの中で正義感が有りますし…武士道って言うのも持っています……だから真実を教えてあげて…それで上手く行けばリーガンさんはこちらの味方になる筈です…。」

 

大高(日)「…なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「…ですが、流石に先ずは勝たなければ意味はないです…相手の艦隊は…超空母を旗艦にした航空機動艦隊…その超空母は6万トン級で…艦名はスペリオール…姉妹艦に、ヒューロン…後の艦船は、戦艦2隻…そして無数の重巡や軽巡と駆逐艦…しかもどれも30ノットも出せる艦隊です…。」

 

高野(日)「何ですと…!?」

 

リョウカ(幻想)「……が、今はその艦隊はダッチハーバーに完全に引き篭もっていますから…引き摺り出す事から始めましょうか…。」

 

大高(日)「引き摺り出す方法が有るのですか…?」

 

リョウカ(幻想)「はい…前原さん!」

 

前原(日)「は!お呼びでしょうか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、紺碧艦隊で…伊502で…欺瞞工作で…【レッドシステム】を使いましょう…それを使えば簡単に相手は引っ掛かる筈ですよ。」

 

前原(日)「分かりました!」

 

高野(日)「おお…前世で使っていた海軍の暗号システム…レッドシステムがこう言うのに役に立つ時が来るとはな…はっはっは!流石お嬢様ですな…。」

 

リョウカ(幻想)「褒めても何も出ませんよ…さてと……作戦開始と行きたい所ですが……高杉艦隊をこちらに呼んでもらえないでしょうか?」

 

高野(日)「は?…え…ええ…それは構いませんが…どうするつもりで?」

 

リョウカ(幻想)「……少しばかり、私にいい考えが有ります…この島そのもの…そう超巨大移動要塞島としての機能を充分に活躍しようと思います…。」

 

大高(日)「…!!まさか…移動するのですか…?」

 

リョウカ(幻想)「そのとうりです……しかも目指す所は……日本本土とその目標の…ダッチハーバーの間に移動します…無論この作戦限定ですけどね…作戦終了後…元居た位置に戻るか…更に移動して…世界から目をくらまします。」

 

高野(日)「分かりました…。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと、作戦開始と行きましょうか…それじゃあ、高野さん…大高さん…前原さん…頼みましたよ…私達は、準備が有りますのでね。」

 

高野(日)「はい、色々とありがとうございました…。」

 

大高(日)「うむ…お嬢様、それでは失礼致します。」

 

前原(日)「それでは行って参ります。」

 

 

そして翌日から…リョウカ達一行は作戦決行の為の準備を進めた…

 

 

 

【1942年・5月15日】

 

 

【天元作戦開始】

 

 

神森大連盟国の存在位置は、言った通りの位置にいた…そして…そこから神森大連盟艦隊及び高杉艦隊及び神森潜水艦隊…以上の艦隊が出撃して行った…

 

 

【神森大連盟艦隊及び潜水艦隊及び高杉艦隊:作戦開始出撃】

 

 

 

さて…ここで天元作戦の内容を簡単に説明する…先ず史実では、高杉艦隊の本艦隊と別働隊の艦隊と別れて行動し…本艦隊は、リーガンの艦隊と戦闘を行い…別働隊でダッチハーバーを叩く事になっていたが…今回は…別働隊に旭日組の神森艦隊が参加し…更に本艦隊側に…神森大連盟艦隊がリーガンの艦隊との戦いに参加する事になった…更に、潜水艦隊は…紺碧艦隊と合流後、艦隊の支援…最悪そのリーガン艦隊の撃滅を行う事になっていた………が、本作戦では、もう一つの目的があり…それはそのリーガンの艦隊の鹵獲及び亡命させる事である……それこそがこの天元作戦の本命でもあるのだ……つまりはダッチハーバー襲撃はおまけであるのだ……以上が本作戦の内容だ……因みに、神森大連盟国は…もう既に元居た場所に帰投して行った…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、久々に高杉さんと合同ですね…上手く行くかな?」

 

リュウカ(幻想)「さあな…が、成功させないと不味いだろうし…。」

 

高杉(日)『そうだな…にして聞くが、お嬢様…貴女様も自ら本艦隊の支援に入って大丈夫なのか?』

 

リョウカ(幻想)「ええ、だってそもそもこの作戦は…ある意味で私達の存在そのものを明るみになりますからね…しかも私達は…日本とも同盟しているって事を堂々と証明する事を見せ付けるのですよ…。」

 

高杉(日)『なるほど…影から光になるのですな…?』

 

リョウカ(幻想)「近いけど違いますね…光よりの影です…紺碧艦隊と同様の存在にあるべくね…。」

 

高杉(日)『なるほど…神出鬼没の存在…世間から神の国家やら…ゴット艦隊とも呼ばれてるらしいが…我々にとっては抑止力になるだろうしな…。』

 

リュウカ(幻想)「だろうな……がだ、アメリカは未だに核兵器を作ってるのもどうにかしないとな…。」

 

リョウカ(幻想)「……原子爆弾…それだけは絶対に阻止しないとね…。」

 

高杉(日)『うむ…そうだな…。』

 

兵士隊長1「お嬢様!伊601から暗号文が届きました!内容は…『敵艦隊、餌ニ食イツイタ。』…以上です!」

 

リョウカ(幻想)「そうですか……じゃあ予定通りに行きましょう……高杉艦隊の別働隊及び旭日組の神森艦隊全艦!予定通りにダッチハーバーに迎え!武運を祈ります!」

 

全艦『了解!』

 

 

 

そして、リョウカの号令を受けた…高杉艦隊は別働隊の艦隊を送り出し…旭日組の神森艦隊も、その別働隊に続いた…

 

 

【高杉艦隊:別働隊及び神森艦隊(旭日):ダッチハーバー強襲作戦開始】

 

 

兵士隊長2「お嬢様。」

 

リョウカ(幻想)「ん?どうしましたか?」

 

兵士隊長2「は、お嬢様…少しの間…お休みになられてはどうですか…?ここ最近…碌に休まれていない様で…。」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん…。」

 

ヤマト「ここは、私達にお任せ下さい…お嬢様は、時に備えて休むべきです。」

 

リュウカ(幻想)「だそうだ…休もうぜ?」

 

リョウカ(幻想)「……そうですね…それじゃあ少しの間だけ休みますね…。」

 

兵士隊長1「は…お任せ下さい…お嬢様。」

 

 

リョウカとリュウカは、少しの間だけ仮眠を取る事にした…

 

 

ヤマト「…さぁ、みなさん…お嬢様を出来る限り負担を掛ける訳には行きませんよ…全ての警戒は厳して下さいね…電探及び、対潜にも警戒しますよ。」

 

全員『は!!』

 

 

因みに、リョウカとリュウカが仮眠を取り始めた事は既に全艦に連絡が行き届き…更に艦隊は警戒力が上がった…

 

 

…そして朝方…

 

 

リョウカ(幻想)「ん…ん〜…!良く寝れました…って!しまった!寝すぎた…!お姉ちゃん…!!」

 

リュウカ(幻想)「ぐぉぉ〜…すぴぃぃ〜…ん〜…もう5分だけ〜…。」

 

 

ガチ…!

 

 

リュウカ(幻想)「ん〜…?」

 

リョウカ(幻想)「急いで戻らないと…!!」

 

 

ッダ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「な…なんじゃ〜…!!?って…!!リョウカ…!!?今俺…!どんな状況…!!?何で俺は物凄い勢いで引っ張られてる訳…!!?」

 

リョウカ(幻想)「寝過ごし過ぎました…!!だから急いでいるのです…!!」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…って…!!ちょい待ち…!!俺達…こんな格好で出る気じゃないだろうな…!!?」

 

 

ピタ…!

 

ズシン…!

 

 

リュウカ(幻想)「いってぇぇぇ…!!!顔からいきやがった…!!」

 

リョウカ(幻想)「えっと…すみません…少し待ってね…えーっと…それ。」

 

 

パチン…!

 

 

リョウカとリュウカは、何時もの格好に戻った…

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ…朝っぱらからこんな感じだな…とりあえず急ぐぞ。」

 

リョウカ(幻想)「うん!」

 

 

そしてリョウカとリュウカは、艦橋に戻った…

 

 

兵士隊長1「お嬢様、おはようございます…ゆっくり休めれましたか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、ありがとうございます…あ、みなさんは?」

 

兵士隊長1「はい、我々は交代方式で休みました…だから問題無いです。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…良かった…んで、何か問題有ったか?」

 

ヤマト「いえ、問題有りませんでした。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか……ん?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(幻想)「……高度5000、左舷20度…俯角50度に…敵の偵察機が飛行してます…!」

 

ヤマト「え!?……!!全艦!!戦闘配置…!!」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

 

【神森大連盟艦隊及び高杉艦隊:戦闘態勢に移行】

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「…主砲三式融合弾…!!砲撃始め!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン!!

 

ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

兵士隊長2「敵機撃墜…!!」

 

リョウカ(幻想)「…もう私達の位置や存在はバレました……全艦に通達して下さい、全艦…対空戦闘用意し…直掩機を全機発艦させる様にね。」

 

兵士隊長4「分かりました!!」

 

 

リョウカの指示で…ヤマトから全艦に対空戦闘及び直掩機を発艦させた…

 

 

リュウカ(幻想)「さてと、今頃敵さんは慌てて艦載機を発艦させているだろう…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

 

 

リュウカやリョウカの言う通り…リーガンの艦隊の全空母から…攻撃隊が慌てる様に発艦して行った……が、それを静かに遥か彼方の超超高高度から見ていた機体が居た…そう…アーセナルアークバード…しかも1万機以上が超超高高度から、リーガン艦隊を監視し…更に、神森大連盟艦隊や高杉艦隊に近付く不届き者(敵)を知らせたり…撃滅する事…つまりは護衛であった…何故そこにもう既に居るのかと言うと…リョウカの指示で再度このアーセナルアークバードを出撃させたのだ…更に…出撃させたのはこの機体だけでなく…

 

 

ザーッ…!ザーッ…!

 

 

『こちら、【超超弩要塞級:超偵察衛星のオーディン!】敵艦隊!艦載機を発進!!』

 

リョウカ(幻想)「そうですか、ありがとうございます。」

 

 

実は…リョウカは、新たに密かに作っていた超兵器が有った…それが、この超衛星兵器である…この超衛星兵器は…超攻撃衛星:フェンリルの他に…超偵察衛星:オーディン…超迎撃衛星:プロメテウス…超司令衛星:ゼウス…の以上である…尚編成内容は…攻撃衛星が…100機…迎撃衛星及び偵察衛星がそれぞれ200機……そして…司令衛星が…10機…の以上で編成され…堂々の輪形陣である……それでこの衛星兵器は…基本的に、リョウカ達を守る事が目的で…アーセナルアークバードと同様の任務を与えられている…無論、基本的有人操作で…自動操作も可能……更に移動可能で…超超弩要塞級のサイズの誇る…神森大連盟国の防衛兵器で最終兵器でもあるのだ……

 

因みに武装面では…全てに、宇宙空間でも問題無く機能する…ミサイルや…レーザー兵器…ゴットピット…以上の共通の武装をしている…それで、攻撃衛星には…アーセナルアークバードより更に強大な…最強のレーザー砲を装備しており…更にミサイルも…超巨大なミサイル兵器を搭載可能…っと攻撃に特化している…迎撃衛星には、全方位に…びっしりと内臓式電子誘導レーザー砲を内蔵し…同じく迎撃用のミサイルランチャーも内臓している…偵察衛星には、必要最低限のレーザー砲やミサイルランチャーを内臓している程度……最後の司令衛星には、攻撃衛星…迎撃衛星…偵察衛星の全ての能力が備わっており…最強のレーザー砲や…びっしりと内臓された、迎撃用電子誘導レーザー砲やミサイルランチャー…それで高性能の偵察能力を持った……最強の衛星兵器だ……

 

 

以上がこの衛星の凄さである…

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ、いつの間に衛星兵器を作ったんだ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね、依頼を受ける前の…まだ休業期間中に作った物ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと…神森大連盟艦隊全艦に告ぐ!本作戦で、敵国は完全に私達の存在を理解するでしょう!しかし!私達の目的は変わらないです!…みなさん、恐らくもうそろそろ敵機がやって来るでしょう…しかし私達は負ける訳には行きません!世界が平和になる為に私達はどこまでも戦い続けます!みなさん…今一度…死力を尽くしましょう!」

 

全艦『おおおおおぉぉぉぉ…!!!』

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

ヤマト「電探に反応!!これは…!大編隊です…!!距離10万…!!」

 

リョウカ(幻想)「……神森大連盟艦隊全艦!不動明王旗及び神森旗及び最高神旗…掲揚!!全艦!!及び全機…!!戦闘開始です…!!」

 

全艦『了解!!』

 

 

そして…リョウカの激励の言葉と…号令により、神森大連盟艦隊の全体の士気が最高潮に達し…とうとう全艦に旗が掲げられた…

 

 

【神森大連盟艦隊及び高杉艦隊:対空戦闘開始】

 

 

VS【アメリカ主力心臓艦隊:リーガン艦隊】

 

 

勝利条件【敵航空機全機撃墜及び敵艦隊の降伏】敗北条件【味方の内一体の撃破又は敵艦隊の内一隻の撃沈】

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

【戦闘開始】

 

 

リュウカ(幻想)「最大戦速…!!!!」

 

ヤマト「了解!最大戦速!!」

 

 

ザザァァン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん、私は防空指揮所に上がります!」

 

リュウカ(幻想)「俺も行くぜ!」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…分かりました、行きましょう!」

 

ヤマト「此処はお任せ下さい!」

 

兵士隊長1「どうかお気を付けて…!」

 

 

リョウカとリュウカは、防空指揮所に上がった…

 

 

数分後…

 

 

兵士1「……!!!」

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

 

兵士1「アベンジャー雷撃機…!!70機!!突っ込んで来る…!!」

 

兵士隊長2『対空戦闘用意…!!!』

 

 

『対空戦闘…!!』

 

『対空戦闘用意良し…!!』

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……!!!直掩機全機退避!!主砲!!三式融合弾…!!!砲撃始めぇ…!!!!」

 

 

 

【超戦艦:大和:主砲三式融合弾:砲撃開始】

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ガコン…!

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!!ピキィィィィン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「全艦!!対空戦闘開始…!!直掩機全機!!攻撃開始…!!!」

 

全艦『了解!!』

 

 

【神森大連盟艦隊及び高杉艦隊:対空戦闘開始】

 

 

 

バババババババババ…!!

 

バシュゥ…!バシュゥ…!バシュゥ…!

 

ドドドドドドドドド…!!!

 

 

敵機1『な…何て化け物だ…!!』

 

敵機2『これじゃあ、近付け…ギャァァァァァァ…!!!!?』

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

兵士3『てぇぇぇ…!!!』

 

 

ドォォォォン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

兵士隊長4『……!!高杉艦隊の赤城直上!!急降下…!!!』

 

リョウカ(幻想)「赤城はやらせませんよ!!みなさん伏せて!!」

 

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

高杉(日)『…!!お嬢様…!済まない…!!』

 

リョウカ(幻想)「良いって事です…!!さぁ…!!どんどん行きますよ…!!!」

 

 

神森大連盟艦隊及び高杉艦隊と敵機の熾烈の戦闘が続き…対空戦闘を始め、1時間後…やって来た全ての敵機が…海中に沈んで行った…尚こちらの損害や被害はリョウカとリュウカの指揮で…何とか皆無に抑えられた…

 

 

一方敵側は…

 

 

リーガン「何…!!!?全機撃墜されただと…!!?」

 

航空参謀「はい…高杉艦隊の新型の直掩機や…例の神の艦隊の未確認機の大編隊や対空砲火が凄まじく…あっという間に壊滅した…っと言う通信を最後に…途絶しました…。」

 

リーガン「何だと…!?それを信じろと言うのか…!!」

 

参謀長「残念ながら信じるしかないと…。」

 

リーガン「何って事だ…!!」

 

敵兵1「ほ…報告…!!」

 

リーガン「今度は何だ…!?」

 

敵兵1「は!ダッチハーバーからの入電で…ダッチハーバーの軍港が…襲撃されたそうで、壊滅的被害を受けたそうです…。」

 

リーガン「……!!?」

 

 

この時リーガンは全てを悟った…そして敗北を知った…

 

 

リーガン「…今の我々には航空戦力も無い丸裸だ…今のまま戦って勝ち目など無い…このままサンフランシスコに撤退する。」

 

参謀長「は!」

 

敵兵2「敵機来襲…!!」

 

リーガン「何…!!?」

 

敵兵3「……未確認機です…!!数2!!」

 

リーガン「何!?たったの2機だけなのか!?」

 

敵兵3「はい!たったの2機だけです…!!」

 

リーガン「どう言うつもりか知らんが…もしあの未確認機にこの艦隊を全滅させれる実力があるのなら…仕方ない…こうなったら武人らしく最後まで戦って…艦と共に沈もう、全艦戦闘用意!」

 

 

リーガン艦隊は、覚悟を決め…その問題の未確認機の2機との戦闘に入ろうとした…その時…

 

 

リーガン「……ん?」

 

 

何と、その未確認機は突然車輪を出し…攻撃する意思は無い様なそぶりを見せ始めた…更に…機体底部ハッチから、紙を括った小さな気球をスペリオールに落とした…

 

 

ヒュゥゥゥ…

 

 

リーガン「……!!あれは…手紙か…?」

 

 

リーガンは、その手紙らしき物を取り…中を拝見すると…

 

 

リーガン「何…『私達は、貴方と話がしたい…着陸許可を求む…。神森大連盟艦隊:総司令官:神森リョウカ総元帥』…だと…?」

 

参謀長「提督!恐らく敵の罠かと…!」

 

リーガン「……いや……あの感じは本当だろう…先程から旋回飛行をしてるが攻撃はしてこんだろう?やろうと思えばいつでも攻撃出来た筈だ…なのにしない……話し合いをしたいのは本当だろう……。」

 

参謀長「では…?」

 

リーガン「……着艦を許可しよう…例の機体に発光信号を。」

 

参謀長「は!」

 

 

そして、スペリオールから未確認機2機に対して発光信号で着艦の許可を出すと…その2機は、スペリオールの滑走路真上に行き…ゆっくりと降下して行き…最終的にぴったりと甲板上に降り立った…果たしてその2機の中に誰が入っているだろうか…?

 

 

ガシャン…!!ウィィィン…!

 

 

?「ふぅ…着陸成功っと…。」

 

?「…どうやら此処が旗艦スペリオールか…デカイな。」

 

全員『………!!!?』

 

 

全員が驚愕した…何故なら、その2機から出て来たのは…女性だ…しかも一人は余りにも幼過ぎる女の子も居た……そう彼女達こそ、あの神森大連盟艦隊の総司令官及び副総司令官のリョウカとリュウカである…

 

 

そして視点をリョウカ達に戻る…

 

 

さてだが、何故リョウカとリュウカが此処に居るかと言うと…時は対空戦闘が終わった時に戻る…

 

 

リュウカ(幻想)「何とかなったがどうする?」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん、これから私とお姉ちゃんのみで…リーガンさんの所に行きますよ。」

 

リュウカ(幻想)「…何だって?リーガンの所に行く…!?」

 

リョウカ(幻想)「そうですよ?そもそもこの作戦目標は…リーガンさんを説得して…私達の所に引き込む事ですよ…私達が説得しないと意味はない…それに大人数で行っても仕方ないです。」

 

リュウカ(幻想)「……確かにそうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ急ぎますよ…さっさと行かないと撤退されてしまいます…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった、だが高杉艦隊はどうする?」

 

リョウカ(幻想)「…一応、作戦通りに…私達が出発後…リーガンさんの艦隊方面に来るようには言ってあります…ただし手は出さない事…って言いました。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…んじゃあ行くか。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

 

……そして今に至る訳だ……

 

 

 

 

リョウカ(幻想)「さてと…コホン……私達は、神森大連盟艦隊の総司令官と副総司令官です!!私達は、ドナルド・ダッグ・リーガン少将と話をしに来ました!!」

 

 

リョウカはその場で堂々とそう言うと…

 

 

?「君達かね?あの神の艦隊の総司令官と副総司令官と言うのは?」

 

リョウカ(幻想)「…貴方がリーガンさんで間違いないですね?」

 

リーガン「…!…ああ…そうだ、しかし君達とは一度も会った事が無いのに何故俺の名前や姿が分かった?」

 

リョウカ(幻想)「…取り敢えず、ゆっくりと話がしたいから場所を変えてはもらえないでしょうか?」

 

リーガン「……分かった、ついて来るがいい。」

 

 

そしてリョウカとリュウカは、スペリオールの会議室に連れて来られた…

 

 

リーガン「それで、どっちが総司令官なのです?」

 

リョウカ(幻想)「私ですが?」

 

リーガン「何?…はっはっは…流石に御冗談は止してくれ!」

 

リュウカ(幻想)「いいや、本当だぞ?何せコイツ…本当に艦隊そのもの全て指揮を取ってるしな…んでコイツが命令すれば…全員がその指示に従う。」

 

リーガン「……では本当なのだな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、私達は嘘が嫌いな主義でしてね…さてと、本題に入りましょうか……リーガンさん、少し貴方に尋ねたい事があります……今のアメリカ合衆国を…いえ正確には……ルーズベルト大統領側の方を見て…どう思いますか?」

 

リーガン「……どう言う意味です?」

 

リョウカ(幻想)「……答えて…正直に…それにあくまでもどんな感じかな?って事です…率直でも良いです。」

 

リーガン「……そうだな…率直に正直に言えば…あんな奴の為にこんな戦争をするのは真っ平だな…このままだと、アメリカ合衆国が危険に晒される!」

 

リョウカ(幻想)「……そうでしょうね……でも、戦争に引き込んだ…いえ…戦争の発端になったのは確かにアメリカ側です…。」

 

リーガン「……何…!?」

 

リョウカ(幻想)「話は最後まで聞いて……でも……そもそも戦争になった本当の元凶は…アメリカでも無く…日本でもなく…そして…ナチス第三帝国でも無いです…。」

 

リーガン「……どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「この戦争は…仕組まれて発生させられたのです…とある…影の組織によってね…。」

 

リーガン「……何だと…!?どんな組織だ!?」

 

リュウカ(幻想)「………海の目…それがそいつらの組織の名前だ…そいつらは全国のある意味でトップの人間供…ああ、日本は例外だが…それとスパイで構成された組織だ…無論その組織の中に堂々とアメリカ側の人間も混じってるし…日本にもスパイが居る…。」

 

リーガン「何て事だ…!!」

 

リョウカ(幻想)「……海の目はとても強大な存在です…アメリカ合衆国を傀儡にし…更に使い終わればポイ捨て当然の扱いにし…最終的に世界制覇を目標とするナチス第三帝国と手を組み…全世界に戦火を飛ばして…人類に壊滅的な被害を与えるつもりです…!」

 

リーガン「……そんな馬鹿な…!じゃあ、我々が今までして来た意味は何だったのか…!!」

 

リョウカ(幻想)「……ショックを受けていると思いますけど……実はそのルーズベルトさんも…本当は海の目側の人間です…。」

 

リーガン「……!!?何だと…!?」

 

リュウカ(幻想)「事実だ……これを見ろ。」

 

 

リュウカは手元からとある写真を取り出した…

 

 

リーガン「……!コイツは…!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、時折ルーズベルトさんに接触している人物です…彼等も海の目の人間です…。」

 

リュウカ(幻想)「更に言えば…幾ら大統領でも…奴らに逆らえば死ぬだけだ…更に大統領と言う存在も…ホワイトハウスの存在も…奴らからすれば、お人形さん遊び当然みたいな感じだ…でだ……どっちにしろ……今の事を知ってしまった以上…奴らから狙われて…殺されてしまうだろう。」

 

リーガン「……!!じゃあ君達は、何の目的で此処に来た!?」

 

リョウカ(幻想)「そこです…だからこそ、貴方にとってメリットとなる…そして…貴方の望む平和のアメリカ合衆国を取り戻す為に…取引をしたい。」

 

リーガン「何?取引だと?」

 

リョウカ(幻想)「はい…どっちにしろ、今の会話内容を聞いた時点で貴方は既に海の目から狙われます…そしてスカウトされるか…死ぬかのどちらかです…でも私達は貴方に失って欲しくないのです…一人の戦士として…そして…私個人的の意味で、失って欲しくないのです……だからです……貴方の選択肢は三つ…一つ……このままサンフランシスコに撤退して…海の目に関わって死ぬかスカウトされるか…二つ……私達の艦隊及び日本の艦隊なよって撃沈して死ぬか……最後に……私達に協力して亡命するか……どうしますか?」

 

参謀長「提督…。」

 

リーガン「……君達の狙いは何だ?」

 

リョウカ(幻想)「私達はその対海の目撃滅の為に動いてる国家ですよ…日本ともそう言う関係ですからね。」

 

リーガン「何?日本と?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、俺達は…ある意味で日本と同盟国家だ…ただし…この戦争が終われば俺達の役目は終わりだ…同盟を結ぶ意味は無くなる…。」

 

リーガン「……なるほど…そう言う事か……ん?待てよ?じゃあ、君達はあの神の国家の何だと言うのだ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね、じゃあ貴方達の所で言う…大統領って所ですね…真の意味でね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、俺は副大統領みたいな物だ…。」

 

リーガン「なるほど…これで分かった…はっはっは!こりゃあ勝てない訳か……まさか大統領自ら戦場に出て…更には前線で指揮を執り…戦い続けるとはな………分かった…君達大統領の意思は堅いと見た……それに信用も出来る…。」

 

リョウカ(幻想)「……それじゃあ…?」

 

リーガン「……そうだ……我々の完全に敗北だ…好きに使うと良い。」

 

参謀長「提督…それでは…?」

 

リーガン「…参謀長、軍令部に伝えとけ…『我が艦隊は、例の艦隊により壊滅的被害を受けた…本艦も大破…自沈も止む無し…。』…っとな…。」

 

参謀長「……分かりました。」

 

リーガン「ああ、それと全艦に通達しろ…本艦隊は現時刻を持って戦闘態勢を解除し…これより神の艦隊と共に行動を共にするとな。」

 

参謀長「は!」

 

 

そして…現時刻を持って…リーガン艦隊は、完全に降伏…と言う名の亡命宣言をし…リーガン艦隊は、そのまま神森大連盟艦隊と高杉艦隊と合流し…リョウカ達の拠点に戻って行った…無論だが、アメリカ側は…そのリーガン艦隊が消息を完全に断った事や…リーガンが裏切った事を知って…軍令部やホワイトハウスが大騒ぎになったそうだ…

 

 

【戦闘終了】

 

 

【天元作戦:作戦終了(成功)】

 

 

 

その後だが、途中高杉艦隊は目的を達成したのか本国に向けて進路を変えて…神森大連盟艦隊と別れた…尚、別働隊や旭日組の神森艦隊も同様に帰投して行った…それで数日後…リーガン艦隊を交えた神森大連盟艦隊は、本国に帰還した……

 

 

…1週間後…

 

 

リョウカ(幻想)「どうですか?リーガンさん、此処での生活は?」

 

リーガン「うむ、実に良い所だな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか、それは良かったです……しかし、世間では…完全に貴方達は戦没者として扱われます…が、私達はそれを利用させてもらいますよ……私達は、光に限り無く近い影……そして同じく相手は、同じ影の存在……私達はその存在と…今もまだ戦っているアメリカと…ナチス第三帝国……私達と日本は……それらと戦い続けます……リーガンさん…私達に付いた以上…協力してくださいね。」

 

リーガン「勿論だ、お嬢様…それにしても…前々から思ったんだが…俺が裏切る可能性が有った筈なのに何故俺を引き込もうと思ったのだ?」

 

リョウカ(幻想)「……そうですね、ただの感ですよ…それに貴方は私達と同様に…嘘は嫌いな主義でしょう?」

 

リーガン「…ふ、一本取られたな…はっはっは!」

 

リョウカ(幻想)「さてと、これからが忙しくなりますよ…あ〜…そうそう、貴方達が使っていた艦隊…勝手ながらも改造作業をさせてもらってますよ。」

 

リーガン「む?あの艦隊をか?一体何の改造だ?」

 

リョウカ(幻想)「…実はこれからの貴方達の所属についてです…先程も言った様に、貴方達は既に戦没者です…だからこそとある艦隊と同様に…影の艦隊として…動いてもらおうと思いましてね…。」

 

リーガン「……影…か…と言うと、まさか…前々から世間から聞いた事がある…神の艦隊の影…って言う存在に配属…って所か?」

 

リョウカ(幻想)「流石リーガンさん…御名答です…がこれらの艦隊は秘匿の存在…が貴方達ももうすぐ秘匿の存在の仲間入りします…そうですね、顔合わせ会と行きましょうか…付いて来て下さい。」

 

リーガン「分かった。」

 

 

リョウカは、リーガンを連れてとある場所に連れて行った…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん、居ますか?」

 

リョウカ(紺碧)「あ!リョウカさんに…ん?リーガンさん?」

 

リーガン「……!!お嬢様が二人も!?」

 

リョウカ(幻想)「あ…すみませんでしたね、そう言えば良い忘れてました……そうですね、この事は超極秘事項でね…少将以上の階級…まあ私個人で言う事もありますが…とりあえず良く聞いて下さい。」

 

リーガン「分かった。」

 

リョウカ(幻想)「…貴方達が私達の国家を神の国家…それで艦隊は神の艦隊と呼ばれています…実際には間違いないではなく…寧ろ大当たりでもあります。」

 

リーガン「……!!まさか…じゃあお嬢様…いえ…君達はまさか…神なのか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、ですが……神様にも階級がありましてね…私達はその最上位の最高神の立場にいます…勿論、最高神が死んでしまえば全てが終わり……戦争どころではなくなります…更に言えば、私達に手を出すイコールは…全てを敵に回すのと同義です………でも私達はそんな権限使って楽しようと思わないし…力を酷使しようと思いません、その力や権限を使うならみなさんの為になる様な事なら使うし…本当に非常時の時か…私達が本気を出す時…その制限を解こうとは思いますね…。」

 

リーガン「そうでありましたか…。」

 

リョウカ(幻想)「が……結局は私達は神様で最高神でも…中身や精神や肉体は人間ですよ…寧ろ無理矢理そんな存在になってしまったって言うべきでしょうね……ある意味で、それが私達の盛大な人生の幕開けって所ですね…悪い意味でも…良い意味でもね…。」

 

リーガン「そうですか…。」

 

リョウカ(紺碧)「でも、今は充実しているのかどうかと言われたら…良いには良いと思います…が私達の目指す本当の平和には程遠いですけどね……。」

 

リーガン「……そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと、話を戻しますよ…えーっと……こちらの私が…紺碧組の分身リョウカです。」

 

リョウカ(紺碧)「改めて宜しくお願いします…リーガンさん、話は聞いていると思いますけど…貴方達の艦隊が改造完了後は…その艦隊及び人員全て、私達の所に来ます…私はその…神森大連盟艦隊、潜水艦隊総司令官です。」

 

リーガン「分かりました…その時になったら頼みます…。」

 

前原(日)「何か有りましたか?お嬢様?」

 

リョウカ(紺碧)「あ〜…丁度良かったです…前原さん…もうすぐ貴方達の所に新しいメンバーと艦隊が追加されます…前の作戦で来た者ですよ…さてリーガンさん、この人がある意味で幽霊の先輩です…前原一征少将です…が少将ですが…全体的に考えて…少なくとも中将…又は大将クラスは持っています…そして彼は、紺碧艦隊の司令官です。」

 

前原(日)「前原です、これから宜しく頼むよ…リーガン。」

 

リーガン「ああ、そちらこそ良い頼みますよ…時期に同僚になる同士…仲良く…まあ行けるか怪しいが…宜しく。」

 

前原(日)「ああ、同じ幽霊同士…上手く行くと信じてるぞ。」

 

リーガン「うむ…。」

 

 

 

そして1週間後…リーガン艦隊はリョウカ達の手により大改造を得て…影の存在であるべく…全て潜水艦隊になった…が能力は潜水が可能になった事や…全性能の強化と武装の追加と機能の追加程度…尚紺碧艦隊も同様に超強化と改造を施された…(新装仕様)…リーガン艦隊と紺碧艦隊は同じ影の存在になり…幽霊の存在となった…祖国を守る為に…そして平和の為に……リョウカ達と共に激しい戦いに身を投じて行くのだ……

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第5話 最終決戦!神森大連盟国&後世日本国VS後世アメリカ合衆国

やあ、前原だ…前回のあらすじを簡単に言うと…我々は、天元作戦で…いよいよリーガン艦隊の拿捕と亡命…そしてダッチハーバー強襲作戦を実施した…無論作戦は成功した…さてと、こんな物だろう…それじゃあ今回も見てみると良いよ。


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

ドォォォォン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

 

神森大連盟国及び後世日本国は…開戦から損害らしい損害を出さずに…圧倒的な強さでアメリカを圧倒し続けた…

 

 

 

バシュウ…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

神森大連盟艦隊と神森潜水艦隊と連盟紺碧艦隊によるトレス海峡の封鎖及びフレッチャー艦隊の撃滅…

 

 

キィィィィィン…!!ガゴン…!ヒュー…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

高杉艦隊と神森大連盟艦隊と神森潜水艦隊と連盟紺碧艦隊によるFM作戦…最後の主力艦隊…モルガン艦隊との決戦…そして…超重爆撃機…B-32フライングデビルとの決戦…更にクリスマス諸島に2度も強襲…

 

 

それらの作戦を全て大成功をし…更には先程も言った通り被害らしい被害を出さなかった……が……リョウカ達一行…いや神森大連盟国はそれでも不安は拭いきれなかった…何故なら…

 

 

リョウカ(幻想)「………残る問題は原子核爆弾だけですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、後はそれをどうにかすればアメリカとの戦闘は一区切りする…。」

 

大石「そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「……いよいよですね…この世界線でのアメリカ合衆国の最終決戦の時がね…。」

 

リュウカ(幻想)「どうする?」

 

リョウカ(幻想)「……全護衛国家のトップと…この世界線の日本の大高さん又は高野さんを此処に集結させて下さい…出来るだけ早くね…それと、出来ればそれぞれの国の軍のトップの人全て集めて呼んで来るようにも…伝えて下さい。」

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

リョウカ(幻想)「私もみなさんを集めますね。」

 

 

そして、緊急収集命令が発令されて…1週間後…神森家の大会議室に各国家のトップと…その国のそれぞれ軍のトップ…最低でも少将クラス以上は全員参加…そして…この世界線での後世日本からも…大高と高野がやって来た…高杉と坂本と前原を連れて…

 

 

大高(日)「おお…これはすごい人数ですな…。」

 

高野(日)「…む?ヒトラーやルーズベルトも…何故此処に?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…安心して下さい…この人達は、貴方達の世界線のヒトラーさんやルーズベルトさんじゃないです…私達の所の者ですから安心して下さい。」

 

大高(神)「まあ、ごゆっくりとご自由にお座り下さいな。」

 

リュウカ(幻想)「…………さて、全員揃ったな?」

 

高野(神)「…どうやら揃ってますな。」

 

リョウカ(幻想)「……さてと、みなさんが揃った所で…みなさん、いよいよこの世界線でのアメリカ合衆国との戦いは最終局面に入りました…。」

 

大石「やはり…原子核爆弾か?」

 

リョウカ(幻想)「そのとうりです…今…アメリカ合衆国との戦闘を終わらせる為には…マンハッタン計画の阻止…つまりは原子核爆弾の開発そのものを阻止する事が…この戦闘を終わらせる手段です…そして…この世界線での日本とアメリカ合衆国と講和を結ぶ為の…最後のアメリカとの戦いです。」

 

リュウカ(幻想)「…それで全員を集めた訳だが、俺自身も具体的な作戦が思い付いた訳じゃない…リョウカ、作戦は有るのか?」

 

リョウカ(幻想)「はい…先ず作戦名は…【米原滅作戦】です…由来は勿論…米はアメリカを意味し…原滅とは原子核爆弾の破壊…を意味します…勿論、この作戦の成功条件は…原子核爆弾の開発阻止…又は開発されていた場合には原子核爆弾の破壊が目標です…それが最終目標……がです……そこに至るまでの行程が長いです……先ずは、日本とアメリカが講和を願う為のビラを巻いて…更に、アメリカ合衆国の全国民から日本との和睦を賛同させて…その後ホワイトハウスに対し…最後のチャンスを与えて……それを拒否した時…この作戦の第二段階が開始されます……先ず、第二段階の目標…それは陽動と再度のパナマ運河の完全封鎖です…陽動を行い、出来る限り敵の目を引き付けてもらいたいのです…更にパナマ運河が復活していると思うので再度完全封鎖を実行します…そして陽動により敵の目を引き付けている間に作戦の最終段階に入り……この神森大連盟国の誇る神森大連盟艦隊…総旗艦大和に私自身が乗艦し…単艦で…アメリカ合衆国の原子核爆弾の研究施設に特攻…至近距離にて主砲砲撃を行い…研究施設を完全破壊を行い…一気に離脱します………以上が作戦の内容です。」

 

全員『……!!』

 

 

全員が驚愕した…確かに内容的には理になってはいるが……がだ……全員が驚愕する理由は…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…作戦の内容は理解した…しかし作戦の最終段階はどう言う事だ?…大和にお前が乗って…研究施設に特効…?どう言うつもりだ?それに…乗艦するのは何人だ?」

 

リョウカ(幻想)「……大和に乗艦するのは…私一人です、そもそも私達の艦船は…実際に…全操作が出来るシステムも搭載してあります…今回それを活用し…特効作戦を決行します…が全自動は駄目です、確かに全自動でも操作は出来ますし…作戦は成功する可能性も有りますが…もし敵がジャミング工作された時や…そもそも砲撃のタイミングがずれたら…大和を失う事になります、特効作戦と言っていますが…どう生きて帰って来るのかも要となります…。」

 

前原(日)「…お嬢様…!流石にそれは危険過ぎます!」

 

リーガン「そのとうりだ!如何に核に耐え得る艦船でも…そもそもお嬢様は生身の身体です…!!核兵器の脅威を分かっているのか!?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、みなさんの言う通りです…しかし私はこの中で一番核の脅威を分かっているつもりです……そう……分かっているつもり…なのです。」

 

全員『………。』

 

 

 

そう、実際にリョウカは一人旅の時でも幾度となく核の脅威を味わった経験が有った…無論リュウカ達の比では無い位に…それ故にリュウカ達も反論は出来ず…全員が静まった…

 

 

リョウカ(幻想)「……だからこそ、この特効は私一人で大和を操縦し…破壊作戦を決行します…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…。」

 

兵士隊長1「お嬢様…!!我々も乗せて下さい…!!」

 

兵士隊長2「我々は、お嬢様をお守りする為なら、どんな事でも耐えてみせます…!!」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…!?」

 

兵士1「我々も!乗せて下さい!!お嬢様…!!」

 

兵士2「我々がお嬢様をお守り出来なくて何が部下だと思いますか…!!お嬢様が何と言おうと!我々は死ぬ気も覚悟で付いて行きます…!!」

 

『お嬢様…!!』

 

『お嬢様…!!』

 

リョウカ(幻想)「……みなさん…!」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ、どうやらコイツらは全員本気だ…言っとくが俺も乗る…。」

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん…。」

 

ヤマト「私も乗ります…お嬢様。」

 

リョウカ(幻想)「…ヤマトさん…。」

 

アヤカ(幻想)「全く…この子達ったら…まあ私達も乗るわ。」

 

リョクヨウ(幻想)「…私も行くわ。」

 

リョウカ(幻想)「………分かりました…そこまで言うなら…。」

 

リュウカ(幻想)「…決まりだな…が、流石にだ…アメリカ合衆国の懐まで単艦は不味い…。」

 

大石「ならば、我々が護衛に着こう…。」

 

前原(神)「無論我々もです。」

 

ヒトラー「では、余の方からも余った主力艦隊を向かわせる様に伝える。」

 

ルーズベルト(神)「私も同様に余った主力艦隊を護衛に回す…まあ…本土の所まではな…。」

 

リョウカ(幻想)「……すみません…ありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「んでだ…上陸後は、戦闘機隊による護衛も必要だろうが…そこは俺らの方の航空戦力で補う…無論だが、対原子放射能対策も最大限にさせた航空機だけを飛ばす…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね………。」

 

リュウカ(幻想)「さてと……この作戦の鍵は如何にして大和の存在がバレず…一気に懐に潜りこみ…研究施設に特効するのかだが…リョウカ一応聞くが…そもそも何故特効なんだ?他にも幾らでも安全圏からの攻撃も有った筈だ?」

 

リョウカ(幻想)「それも考えましたが……此処に来て私達の兵器の特徴が仇となりました…先ず基本的に威力や範囲が途轍もなく高く…下手をすればアメリカ合衆国そのものが消滅しかねない威力で…逆に威力を抑えようと思っても破壊そのものに手間取り一気にやられる可能性も有り得ます…少なくとも、あの研究施設を一撃で破壊する為の威力は…少なく見積もっても…超戦艦級の主砲を至近距離で直撃させる他無い…と言う計算になりました…。」

 

リュウカ(幻想)「何てこった……。」

 

前原(日)「あの、先程から思ったのですが…大和を特効させると聞きましたが…そもそも陸上での行動は不可能では?あそこは完全に陸上で…更に航空機を用いて数十分も掛かる距離です。」

 

リュウカ(幻想)「おいおい、俺達を何だと思っている?俺達はそもそも全ての常識そのものを破壊尽くす様な存在だ…神森大連盟艦隊も同様だ…陸上での活動が出来ないなら空を飛べばいい。」

 

前原(日)「…はい?今…何と?空を飛ばすのでありますか?」

 

リョウカ(幻想)「そうです…飛びますよ、そもそも神森大連盟艦隊は…いえ…全兵器は全て対宇宙戦闘を想定してますから…基本的に全艦船は空を飛べますし…やろうと思えば超巨大な超航空戦闘機としての利用も可能で…流石に私達の航空機ばりの機動力は無理ですけど…レジプロ機以上でジェット機未満の機動力を誇ります……勿論艦船ですので、航続距離も圧倒的に優れていますのでそこは問題無いです…まあ航続距離はそもそも私達の能力で無限ですし…機動力もリミッター解除すれば更に機動力も上がりますけどね…。」

 

大高(日)「なるほど…しかし飛ぶと言いますと…どの様にして飛ぶのですか?」

 

リュウカ(幻想)「…前原、お前らはいつも見ていると思うが…俺達の艦船の推進方式はどんなのか覚えているか?」

 

前原(日)「は?えーっと確か…我々と似た…ポンプジェット方式に似た感じですね…スクリューではなく…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…がだ、実際にはポンプジェット方式はおまけみたいな物だ…謂わば偽装の為にな…俺達の艦隊が世間で空を飛ぶのを見たら真似をしたがる連中も居るだろうからな…だからわざわざ、海上でゆっくりであるが航行する事になる。」

 

前原(日)「そうですか…確かにそうですね…。」

 

リョウカ(幻想)「それと、バレない様に…本作戦での最終段階は…完全な夜襲を仕掛けます…敵の目と耳と鼻を奪い…そこで完全な良条件が揃った所で決行です。」

 

高野(日)「では、高杉艦隊と紅玉艦隊で…軍事設備を攻撃し…更にレーダー施設を攻撃します。」

 

リョウカ(紺碧)「それでは私達は、紺碧連盟艦隊を率いて再びパナマ運河に攻撃を敢行します。」

 

リョウカ(旭日)「それじゃあ私達は、高杉艦隊や紅玉艦隊の攻撃支援を行います…更に残った敵艦の撃滅もしますね。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…で、ルーズベルト…一応聞くが…別世界とは言え…同国のアメリカを本格的に攻撃する事になるが…本当に大丈夫なんだな?」

 

ルーズベルト(神)「構わん…海の目に操られた奴らに目を覚まさせる良い機会だ…遠慮はしない…それにお嬢様閣下に手を出す敵は全て敵だ…例え同じアメリカ合衆国だろうとな。」

 

リュウカ(幻想)「……お前らの覚悟…しかと受け止めた……良し!久々に大暴れして来い!まあ責任は戦争吹っかけた奴等…まあ海の目に責任を押し付けるとするか…死を持ってな…。」

 

ヒトラー「はっはっは!お嬢様閣下も中々の悪知恵が有るの。」

 

リュウカ(幻想)「ふ…仮にも俺達は最高邪神でもある…奴等にそれ相応の報いの報復手段は考える。」

 

大高(神)「そうですな…。」

 

リュウカ(幻想)「がだ、…この戦争を終わらせる為には…最終的に海の目を潰さない限りは戦争は起こる…無論、この世界線のナチス第三帝国も戦わないといけない…それも分かって欲しい。」

 

大高(日)「勿論です。」

 

ヒトラー「まあ、余も…つくづく気が引けるな…まさかあんな小汚い輩供の傀儡にされ掛けるのも余の屈辱だ…。」

 

リュウカ(幻想)「……まあ取り敢えず、今はアメリカとの決戦だ…良いな?此処が正念場だ……必ず成功させるぞ…失敗イコールは…この世界線の日本国の壊滅的の被害を受けるだけでなく…ドイツや海の目からのトドメの攻撃を受け…日本帝国の終焉を意味する…更には、この国そのものも危険に晒される…最悪こちらも核兵器の使用も考えなければいけなくなる…無論そうなれば全面核戦争に突入し…この地球は終わる……だからこそ絶対に失敗は許されない……良いな?」

 

 

リュウカがそう言うとこの場に居る全員が静かに決意した感じで頷いた…

 

 

リョウカ(幻想)「…さてと詳しい作戦内容は後日送ります……みなさん、決戦の準備を進めて下さい…それじゃあ以上!解散!」

 

 

そして後日…予定通りに護衛国家全国とこの世界線の後世日本国にも作戦内容が届けられた…

 

 

作戦決行日は……【2週間後】…その日に作戦が開始される…

 

 

…そしてとうとう予定日の…【1945年・10月15日】

 

 

兵士隊長1「お嬢様、予定通りです。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…全軍に通達!これより米原滅作戦を開始します!他護衛国家にも打電!!」

 

兵士隊長3「は!!」

 

 

リョウカの号令により…大作戦…米原滅作戦が開始された…

 

 

【神森大連盟国及び護衛国家全国及び後世日本:米原滅作戦開始】

 

 

さて第一段階についてだが…アメリカ全市民は一応味方についたが…案の定この世界のルーズベルトは…断固拒否をした…しかも世界が滅びてしまおうと構わない姿勢を取った…

 

 

リョウカ(幻想)「……やっぱり乗らなかったですね……本当に残念です…。」

 

大高(日)「仕方ない事です…予想されていた事ですし…。」

 

リュウカ(幻想)「…まあ、落ち込んでも仕方ない……全軍に通達しろ、第一段階は予定通り失敗…第二段階に入る様に伝えろ。」

 

兵士隊長3「了解!」

 

 

予定通り第一段階は失敗した事が全軍に伝わり…本格的に作戦が開始される事になった…

 

 

【米原滅作戦:第二段階に移行】

 

 

【第1章:最終ボス】

 

 

VS【アメリカ合衆国:残存全軍:推奨戦力[1000万8000]】

 

 

勝利条件【ロスアラモス原爆研究所の破壊】敗北条件【味方の内一体の撃破又は敵国の一般市民の殺害】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば 】曲名【tomorrow(フルver)】

 

 

【作戦開始】

 

 

【パナマ運河強襲艦隊】

 

 

リュウカ(紺碧)「一気に切り崩すぞ!!てぇぇ…!!」

 

リョウカ(紺碧)「てぇぇ…!!」

 

 

ドッキュゥゥゥゥン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

神森潜水艦隊と紺碧連盟艦隊によりパナマ運河が再度全ての閘門が破壊され完全封鎖…更にパナマ運河に集結した艦隊も見事に味方の損害無しで全艦撃沈せしめた…

 

 

 

【アメリカ艦隊撃滅艦隊】

 

 

アーセナルアークバード1『こちらアーセナルアークバード1!敵艦隊確認!攻撃開始!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

キィィィィィン…!!!チュドォォォォン…!!!

 

 

リュウカ(旭日)「お!やってるな!!全艦!対水上戦用意!!主砲!!砲撃始め!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

旭日組の神森艦隊を先陣に…神森大連盟国の護衛国家のそれぞれの主力艦隊を集結させた連盟艦隊と合同で、アメリカの残存艦隊の撃滅…これに成功した…

 

 

【アメリカ合衆国:レーダー施設破壊作戦】

 

 

リョウカ(エスコン)「みなさん!目標接近です!一気に全て破壊しますよ!!」

 

全機『了解!』

 

 

バシュゥ…!バシュゥ…!チュドォォォォン…!!

 

ガコン…!!ヒュゥゥゥ…!!ボォォォン…!!!

 

ドドドドドドドドド…!!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

エスコン組のリョウカとリュウカが乗るフェルケンリア戦闘機を隊長機に…それに続く形で、神森大連盟国自身の攻撃隊戦闘機と…高杉艦隊及び紅玉艦隊の艦載機の航空連盟攻撃大隊により…アメリカ国内にあるレーダー施設を全て破壊尽くした…

 

 

そしていよいよ…作戦の最終段階に入ろうとしていた…

 

 

リョウカ(幻想)「……行こう!みなさん!」

 

全軍『おおおおおおおぉぉぉぉ…!!!!』

 

 

夜間に…ひっそりと最終段階の要でもある大和を先頭に…神森大連盟艦隊の残存艦全て出撃し…更に拠点の残った護衛戦闘機を全て離陸させて…大和の護衛に向かわせた…

 

 

【米原滅作戦:最終段階】

 

 

リュウカ(幻想)「…お前ら、分かってると思うが…俺達は原爆研究所を破壊しに行く…それでだ、破壊する際に核爆発が発生し…被爆の恐れもあるし…本艦もやられる可能性も無くも無いが…退艦するなら今の内だ…合衆国に着いたらもう退艦のチャンスは無い…それでも行くのならもうこれ以上何も言わん…しかしこれだけは言わせろ……絶対に全員で…本艦も無事に生きて帰るぞ!以上だ…。」

 

全員『了解!!』

 

ヤマト「…今の所電探にも問題有りません…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…しかし警戒は緩めるな…此処で発見されたら被弾も多くなる。」

 

ヤマト「了解です。」

 

 

そして、1時間後…

 

 

兵士隊長1「お嬢様!間も無くアメリカ合衆国です!!」

 

リュウカ(幻想)「良し!!本艦はこれより浮上し…一気にロスアラモス原爆研究所に向かう!他の艦隊は…現時刻を持って作戦終了…拠点にて本艦の帰還を待っていてくれ。」

 

大石『分かりました、お嬢様…御武運を祈ります…全艦!180度反転!拠点に帰投する!!』

 

全艦『了解…!』

 

 

大和を除く艦隊は…特攻する大和の後ろ姿に総員は敬礼をし…そのまま拠点に帰投して行った…

 

 

キュィィィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「行きますよ…!突撃です!!」

 

 

ゴォォォォォォォ…!!!キィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ達を乗せた大和は一気に浮上し…超低空飛行にてアメリカ合衆国に上陸した…無論だが、一応護衛戦闘機もぴったりと着いて来ている…

 

 

数十分後…

 

 

兵士隊長1「…!!見えました!!ロスアラモス国立研究所らしき所を発見…!!」

 

リュウカ(幻想)「良し!狭いと思うが…峡谷を抜ける!!」

 

ヤマト「了解です!!」

 

 

ビィィィ…!!ビィィィ…!!

 

 

兵士隊長2「お嬢様!!敵の迎撃機です…!!数5!!」

 

リョウカ(幻想)「やっぱり来ましたか…!護衛戦闘機全機…!!お願いします…!!」

 

全機『了解!!』

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

敵機1『な…なんだあの超巨大艦…!!?』

 

敵機2『信じられねぇ!!空を飛んでる…!!』

 

敵機3『まさか…!!神の艦隊か…!!!奴等ならこんな芸当が出来る筈…!!だとしたら不味い…!!』

 

敵機4『ええい!とにかく奴等を研究所に近づかせる…、』

 

 

 

ドドドドドドドドド…!!ボォォォン…!!

 

バシュゥ…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

兵士隊長2「敵機全機撃墜…!!」

 

ヤマト「高エネルギー反応確認!!射程圏内!!」

 

リョウカ(幻想)「主砲!!時限式三式融合弾装填!!時間は…10秒!!」

 

ヤマト「了解!主砲に時限式三式融合弾装填!!時間指定10秒!!」

 

リョウカ(幻想)「ギリギリまで近付いて…!!」

 

 

ウォォォォォ…!!ウォォォォォ…!!

 

 

ドドドドドドドドド…!!!

 

キン…!キン…!キン…!

 

 

研究所に近付いたのか…大和に向けて対空攻撃が実施されたが豆鉄砲位しか感じないのか無傷…そして…

 

 

リョウカ(幻想)「射角0度!!距離1000…!!砲撃始め!!」

 

リュウカ(幻想)「てぇぇぇ…!!!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「良し!!一気に離脱…!!ヤマトさん!!緊急オーバードブースト起動…!!!」

 

ヤマト「了解です!!大和緊急オーバードブースト起動…!!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォォォォォ…!!!キィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「ぐ…ぅぅ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「ぐぅぅ…!!!」

 

 

緊急オーバードブーストを起動させた大和は2000kmの速度を叩き出し…一気に離脱し…護衛戦闘機もその大和にぴったりとくっ付きながら離脱した…

 

 

そして…

 

 

ピキィィィィン…!!!!ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

……大和の放った時限式三式融合弾により…原爆研究所が…核爆発により…消滅した…

 

 

…30分後…

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

現在大和の状況は…拠点に近くなったが…緊急オーバードブーストの効力が以前に残り…このままだと追突する事態になってた…

 

 

ヤマト「お嬢様…!!本艦は勢いがつき過ぎて止まれません…!!」

 

リョウカ(幻想)「多分無駄かもしれないけど……緊急ブレーキ術!両舷の錨を急いで下ろして…!!」

 

ヤマト「了解です!!」

 

 

ガラガラガラガラ…!!ザッパァァン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん…!!衝撃に備えて…!!!」

 

 

ガラガラガラガラ…!!ガチ…!!!

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「っ…ぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「ぐは…!?」

 

ヤマト「お嬢様…!!…!!?いけない…!!正面に本拠点…!!ブレーキ…間に合いません…!!」

 

リョウカ(幻想)「……みな…さん…!!逃げて…!!!」

 

 

一方で…拠点側は…

 

 

大石「……!!全艦…!!急いで進路を開けろ…!!大和が突っ込んで来るぞ…!!」

 

参謀長『全艦!!衝撃に備えろ!!』

 

 

ウォォォォォ…!!ウォォォォォ…!!

 

 

そしてその数秒後…

 

 

キィィィィィン…!!ズガァァァァァン…!!!

 

ギィィィ…!ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカ達を乗せた大和は…何とか衝撃を抑える為に浜辺に進路を変えたが…勢いを殺し切れず…浜辺に打ち上げられ…正面の頑丈の障壁に追突し…船体を横転させて停止した…

 

 

大石「お嬢様…!!全艦!救出作業!!急げ!」

 

全艦「了解!!」

 

 

…大石達が急ぎ打ち上げられた大和に救出作業を行い始め…数時間後にようやく全員を救出に成功した…幸いにも衝突寸前に…リョウカ達の能力で乗員全て無論リョウカ達やヤマトを含めて…ありとあらゆる全ての加護と結界やバリアーを貼っていた為…全員が軽傷で済んだ…その後だが…打ち上げられた大和は装甲列車艦隊によって元の姿勢に戻ったが…案の定大破…ドック入りになった…

 

 

【超戦艦:大和[大破(ドック入り)]】

 

 

そして後日…リョウカ達全員は退院したが……凶報が届けられた…

 

 

ガッシャァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「………今…何て…言ったの…?」

 

兵士隊長1「……は……この世界線の…ルーズベルト大統領閣下が…突然病気で…急死しました。」

 

リョウカ(幻想)「………ルーズベルト……さん……。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……ごめんね……本当に…ごめんね…この世界の…ルーズベルトさん…救う事が出来なくて…ごめんね…。」

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

 

リョウカは、リュウカに抱き付いて…静かに泣き出しだ…この世界線のルーズベルト大統領を救う事が出来なかった…更にこのアメリカとの戦いでアメリカ側に多大な犠牲者を出してしまった…それが今に積もって一気に溢れ出したのだった……

 

 

【戦闘終了】

 

 

【米原滅作戦:作戦終了(成功)】

 

 

【対アメリカ合衆国:被害報告】

 

 

【味方】

 

 

・超戦艦:大和【大破(ドック入り)】

 

 

【敵】

 

 

・米兵:【戦死者:500万人以上】

 

・艦船【撃沈:50隻以上・大破:100隻以上】

 

・航空機【破壊:500機以上・大破又は使用不能:1万機以上】

 

・軍用設備【レーダー施設及びパナマ運河閘門:全壊】

 

・ヘンリー・ルーズベルト大統領【脳溢血[死亡]】

 

 

以上の被害報告だ…

 

 

そして…一週間後…アメリカ合衆国は新た大統領…トルーマンになり…事実上、アメリカは日本との講和を申し出る動きを見せようとしたが…影の政府により、中々上手くいかなかった為…仕方なく着々と日本との講和を目指す為に…日本との戦いを止め…ナチス第三帝国との戦いに向ける事にした…そして神森大連盟国では…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと…これから数ヶ月の間に…この本国の全兵器及び超兵器…そして全艦隊を大改装及び大改造します…更に護衛国家にも…全艦隊の大改装と大改造を行います…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、流石にこのままだと不味いだろうしな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうです…このままだと何は此処にも犠牲者が出てしまいます…だからこその今です。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…じゃあ早速取り掛かろう。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…あ、各国の護衛国家にもこの事を伝えて…後この世界線の日本には…しばらくの間は…自身の力でどうにかする様に伝えて。」

 

兵士隊長2「了解です。」

 

 

そして後日…神森大連盟国に各国の全艦船が集結し…作業が行われる事になった…全ては平和の為に…ナチス第三帝国や海の目との戦いに備えて…

 

 

 

【第1章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第2章 神森大連盟艦隊&旭日艦隊VSビスマルク二世&シャルンホルスト
第6話 新装神化!神森大連盟艦隊:超戦艦神森大和と超戦艦日本武尊!出撃!


どうも…私は零月…前回のあらすじを簡単に言うと…私達はいよいよこの世界線のアメリカ合衆国と決戦を挑んで…無事に勝利したの…でもその世界線のルーズベルト大統領は死んじゃったけど…それじゃあ今回も見てね…


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

照和20年…遂に第二次世界大戦は終結しなかった…神森大連盟国及び後世日本帝国はアメリカに勝利したが…その数ヶ月後…ヒトラー率いるナチス第三帝国は、世界制覇を目論む…後世日本は神森大連盟国無しの数ヶ月の間…ナチス第三帝国に宣戦布告し…更に英国と単独講和を果たして…ユダヤ人を解放した…

 

 

【喜望峰沖海戦】

 

 

…此処、喜望峰沖の海中に…独国…そう、ナチス第三帝国のUボートが13隻居た…その中の一隻…オットー少将(史実では少佐で艦長だが…Uボート軍の司令になった)が乗艦する潜水艦…U-975潜は…とある艦隊の艦…【見た目的に完全に戦艦】を雷撃しようとしていた…

 

 

 

チュドォォォォン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

オットー「ぐぅ…!!」

 

敵艦艦長「至近弾!被害対策急げ!」

 

聴音手「敵艦の攻撃!全弾回避!音が遠ざかります!」

 

敵艦艦長「異常無し!問題有りません!」

 

オットー「良し…あの戦艦に雷撃を行う…雷撃用意…!潜望鏡深度まで無音浮上…!」

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

敵水雷長『魚雷準備完了…!』

 

敵兵士1「3…4…5…アップトリム5…!」

 

オットー「魚雷は必ず一発は当たる!発射用意…!!」

 

 

チュポン…!

 

 

オットー「……良し!発射…!」

 

敵水雷長「発射…!」

 

 

バシュバシュバシュバシュ…!!シュゥゥゥ…!!

 

 

オットー「急速潜航!深度40まで潜航!」

 

 

シュゥゥゥ…!!

 

U-975潜から放たれた4発の誘導魚雷がその戦艦らしき艦に殺到して行った…が…

 

 

ゴォォォ…!!ザッパァァン…!!

 

バシュゥ…!バシュゥ…!バシュゥ…!ザッパァァン…!!!

 

ピキィィィィン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

その戦艦らしき艦は尋常じゃない方法で急加速…更に有り得ない軌道で回避した挙句…駆逐艦の特権の筈の爆雷を投射し…全ての魚雷を迎撃し…

 

 

ウィィィン…!!バシュゥバシュゥバシュゥ…!!バシャァン…!!

 

シュゥゥゥ…!!!

 

 

…その戦艦らしきから…お返しとばかりの音響探知魚雷を放った…

 

 

オットー「……!!タンクブロー!急速浮上!モーター停止!」

 

敵艦長「長官!?」

 

オットー「恐らく音響探知魚雷だ…!無音浮上の後再度雷撃する…!対水上戦用意!」

 

 

ザッパァァン…!!

 

シュゥゥゥ…!

 

 

そしてその艦は、止むを得ず無音浮上した…が…

 

 

オットー「何とか避けれた……!?」

 

 

ザザァァン!

 

ウィィィン…!!ガコン…!!

 

 

…そう例の戦艦らしき艦によって待ち伏せられていた…しかも…

 

 

オットー「……!!囲まれたか…!」

 

 

そう…他にも旭日旗を掲げた駆逐艦の3隻がその艦を取り囲んでいた…

 

 

オットー「……ここまでか…発火信号の用意…モールスで降伏すると伝えろ…。」

 

敵艦長「し…しかし…。」

 

オットー「…皆の奮戦に感謝する……。」

 

敵艦長「……総員…敬礼…!!」

 

 

その艦は、完全に戦意を喪失し…降伏しようとした時…

 

 

シュゥゥゥ…!!

 

ウィィィン…!!バシュウバシュゥバシュゥ…!!

 

ザッパァァン…!!チュドォォォォン…!!!

 

 

敵艦全員『…!!!』

 

 

突然、その戦艦らしき艦から対潜ロケットが放たれ…それがその艦から1000離れた位置に着弾し…浮上した艦を狙っていた雷撃全てを迎撃した…

 

 

オットー「…まさか…助けたのか…それよりもやったのは…シュリフマンか…。」

 

 

ウィィィン…!!バシュゥバシュゥバシュゥ…!!ザッパァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

そして残った艦は、同じく雷撃を放ったであろう敵潜に対し対潜ロケット砲を連射した……

 

後に…その降伏しようとした艦は…

 

 

……時間帯は夜が更ける時…その戦艦らしき艦は収容自体はせずに…待つ様にさせて…残った駆逐艦も同様に待っていると…

 

 

〇〇艦隊のテーマ曲:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

オットー「……む…?」

 

敵艦艦長「…!長官…あれを…!!」

 

オットー「……!!オウマイ…!!ガット…!?」

 

 

ザザァァン…!!ザッパァァン…!!!

 

 

…朝陽が昇る…その旭日を背に……超巨大艦が…2隻現れ…その2隻の内……最後尾の一隻は…その前衛の超巨大戦艦らしき艦より圧倒的に巨大で…正に超超弩巨大要塞級の海に浮かぶ超巨大要塞……そして彼等が…これらの艦隊に邂逅した事により…物語は大きく動き出す…

 

 

……1時間後…U-975潜の乗員全て…最後尾艦に収容されていた…無論オットーもだ…

 

 

兵士1「少将殿、どうぞ。」

 

オットー「分かった。」

 

 

オットーは、その艦の乗組員にとある場所に案内された…が目的地のところに…

 

 

オットー「……!……シュリフマン中佐。」

 

シュリフマン「…!!生きていたのか…オットー少将…!」

 

オットー「…シュリフマン中佐、貴艦も救出されて大変良かったでありますな…。」

 

 

オットーはこう言ってるが…内心は複雑だった…同胞から雷撃を受けそうになったが…それを敵艦に助けられた…それだけでも複雑過ぎて対応に困っていた…そして…更に困惑する事になった…

 

 

兵士1「お嬢様!それと長官殿!ヘルマン・フォン・オットー少将をお連れしました!」

 

?「来たか…入れ。」

 

オットー「……(女性の声?)……失礼します。」

 

 

オットーは、室内に入ると…室内に、女性が二人…そして男性が一人…内、小さい子供の方と男性の方は飲み物の準備をしていた…

 

 

オットー「…ヘルマン・フォン・オットーです、貴艦隊の救出に感謝致します!」

 

?「まあ…取り敢えず座ってもいいぞ?」

 

オットー「いえ、私はこのままで…。」

 

 

 

カチャン…

 

 

?「はい、どうぞです。」

 

?「…どうぞごゆっくりと…。」

 

オットー「…は…恐縮であります。」

 

?「先程の貴艦の友人である、シュリフマン中佐から話を聞いたぞ…。」

 

オットー「閣下…私は同胞に雷撃を加えるナチスの犬に友情を感じません…。」

 

?「そうか…だが奴の艦から魚雷攻撃を受けそうになった事はこちらも確認している…。」

 

オットー「恐らく、我々が投降する事により…Uボートの機密が漏れる事を恐れたのでしょう。」

 

?「…そうか…がだ…奴は…駆逐艦に追い詰められたら、あっさりと即座に投降した…。」

 

オットー「……っ!!…今や祖国はナチスが台頭し…残念ながら我々の軍人魂は失われつつ有ります……(…む?これは…?)…日本艦隊は、戦闘だけでもなく…コーヒーの味にも優れているのですね、司令長官閣下。」

 

?「ん?…あ…あっはっはっは…!…いや…失礼だったな…俺の本職は…本艦隊…【神森大連盟艦隊の総旗艦…[神森大和]の副総司令官の神森リュウカ】だ…んでそっちに居るのが…この本艦隊…【総司令官…神森リョウカ】

 

?「はい、すみませんでした…悪気は無かったですけど…リョウカです。」

 

?「私は、旭日艦隊の…大石です、コーヒーのお代わりは如何ですか?」

 

オットー「……!!し…失礼しました…!!閣下…!!」

 

リョウカ(?)「まあ…うん…見た目的に、どっちが司令官か分からないと思いますよね…あ…気にしなくて良いですよ…?……えーっと…まあ取り敢えず…話をしましょうか…。」

 

オットー「はい…。」

 

 

そして視点をリョウカ達一行に切り替える……そもそも何故神森大連盟艦隊と旭日艦隊が合同しているのかと言うと…数週間前に…リョウカ達一行は全艦隊及び全兵器の大改装及び大改造を完了させた…その時丁度…日本から…日本の象徴する超戦艦が完成し…いよいよ旭日艦隊が本格的に動き出す為…こちらも、数ヶ月ぶりの神森大連盟艦隊…及びその護衛国家艦隊も出撃させた…簡単に言えば、顔合わせみたいな感じで今後の行動を共にする仲間同士の自己紹介をした……それが現在である…因みにだが…本体組がこの艦隊を指揮して…旭日組や紺碧組は…紺碧連盟艦隊と共にお留守番だ…いや…厳密には…本体組は以後の行動はインド洋をメインに…旭日組及び紺碧組は、その紺碧連盟艦隊の活動を共にするのだ…

 

 

 

さてだが、この総旗艦…神森大和とはど言う事なのかと言うと…先ずだが、この神森大連盟艦隊は先程大改造及び大改装をしたと言った…その後……リョウカの立案で…神森大連盟艦隊…ではなく神森艦隊の全艦隊及び全艦に…神森の名が授かった…無論だが、潜水艦隊や装甲列車艦隊も同様である……それではこの総旗艦…神森大和についてに戻るが……見た目が完全に超兵器化…そう超超巨大戦艦形態になった大和と同じ…いや正確には…全体的に更に重圧に装甲を追加されていて…主砲の搭載数が増加し…更に武装も追加…特に対空面での強化が図られているらしく…大量の高射砲や機銃…更に速射砲も更に増加で設置され…ミサイルランチャーの数も更に増加…更に他にも色々と武装の追加や既存の武装の超強化を図り…新システムの大量搭載…推進方式の強化…新形態の追加…等…神森の名にぴったりな程の超強化ぶりだ…因みにこの姿は以後ノーマル状態として扱われる…因みに以前にも、この艦は…【カミモリヤマト】と名ずけられた事があるが…その時と今に比べると……旧世代と新世代と同じだが……実際には…旧世代は完全に攻撃に突出した艦で…新世代は逆の完全防御徹底思想で…防御に突出している…(が…攻撃にも突出している事も忘れないで欲しいと言ったらお終いなのはお約束…)

 

 

オットー「へぇ…超巨大ですね…。」

 

リョウカ(幻想)「…全長【約33300メートル超】幅【約620メートル超】総排水量は…。」

 

オットー「軍備につき極秘…ですね?」

 

リョウカ(幻想)「ふふふふ…【約5000万トン】ですよ。」

 

オットー「……!!」

 

リュウカ(幻想)「驚いているだろう?…あ〜…実はだな…お前らを追い詰めた事や助けたあの艦…お前にとって何に見えた?」

 

オットー「え?えーっと…巨大な戦艦に見えました…あ…ほら、前方の戦艦と同じ位です。」

 

リョウカ(幻想)「…あれは旭日艦隊の総旗艦…超戦艦【日本武尊】ですね…さてですが、貴方の言っていた艦は…私達の艦隊…神森大連盟艦隊についてですけど、基本的に全て超戦艦…その超戦艦化した艦に駆逐艦…又は空母…巡洋艦…様々な能力を持たせています…だから貴方達を攻撃及び救助したのは、超駆逐戦艦…吹雪型駆逐艦…吹雪ですね…。」

 

オットー「…そ…そうなんですか…驚きです…。」

 

リュウカ(幻想)「それでだ…この本艦は…純粋な超戦艦だ…がだ、この本艦も空母と同様に艦載機も発艦が出来…駆逐艦と同様に緊急用の迎撃用の爆雷も装備…まあその他に色々有るが…何にでもなる超戦艦だ…まあ何れ分かる。」

 

オットー「分かりました。」

 

 

そう…確かにリョウカ達の言う事は間違ってはいない…しかし…実際には全艦共通の事を言っただけだ…しかも…まだまだ性能は隠されていたのだ…

 

 

リュウカ(幻想)「…で、オットー…お前の事だから…武士道も有るし…同胞の事も有るから絶対に強要はしないが……お前ら…俺達と共にナチス第三帝国を…打ち倒す協力をして欲しい……。」

 

オットー「……ナチス第三帝国を…ですか…しかし…。」

 

リュウカ(幻想)「分かっている…だから言った…強要はしないと…だが、このままだと…確実に世界は破滅の運命に向かう…ナチス第三帝国と…そして…影の存在…海の目と言う存在によりな…。」

 

オットー「……!?今…何と?」

 

リュウカ(幻想)「ん?何処ら辺だ?」

 

オットー「最後の所です…影の存在…海の目と言うのはどう言う事ですか…!?」

 

リョウカ(幻想)「…結論を言うと、この戦争の黒幕そのもので…アメリカや…ドイツ…そして日本さえも戦争の渦に巻き込んだ張本人で…ナチス第三帝国のヒトラーさんと一緒で世界制覇を目論んでいます…だからもし両者が結託し合えば…更に強大な存在となり…貴方の祖国も危険に晒らされてしまいます…最悪…世界が滅ぶまで続けるつもりだと思います…私達はそれを阻止する為に…対海の目を撃滅する為…力が必要なのです…。」

 

大石(日)「そう言う事なのです、少将…お嬢様閣下は破壊無き平和を目指す日本国と同様に…平和を願う者の人です…。」

 

オットー「…そうですか…確かに私も賛成です…しかし…それでも私はナチスの人間です…同胞に向けて雷撃何て出来ません。」

 

リョウカ(幻想)「はい…分かっていますよ…。」

 

オットー「……ですが…そんな私達でも宜しければ…是非協力させて下さい…!同じ…世界平和を望む者同士として…。」

 

リョウカ(幻想)「…はい…ありがとうございます……貴官らみなさんを…我が艦隊…神森大連盟艦隊…その総司令官…神森リョウカ国家総元帥である…私が認めましょう…。」

 

リュウカ(幻想)「俺も認めるぜ…この副総司令官…神森リュウカ副国家総元帥である俺からも歓迎しよう…。」

 

オットー「……はい!」

 

 

そして今此処に…オットー少将含む…U-975潜乗員全てが…仲間になった…

 

 

その後神森大連盟艦隊及び旭日艦隊は、太平洋上の英国領の火山島…トリスタン・ダ・クーナー島に身を寄せていて…そこでリョウカ達一行と大石達は作戦会議をしていた…

 

 

リュウカ(幻想)「さて、どうジブラルタル海峡を攻略するか…。」

 

参謀長(日)「ええ、其処には航空基地も有り…更に海上戦力に、高速戦艦:ビスマルク二世と…装甲空母:グラーフ・ツェッペリンが居て…堅固な要塞となってます。」

 

リョウカ(幻想)「なるほどね……でも……攻略は出来ない訳じゃないです…。」

 

大石(日)「お嬢様…まさか私と同じ考えか?」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…そうなりますね……私に秘策有り…です。」

 

 

そして作戦開始まで神森大連盟艦隊及び旭日艦隊は、演習を繰り返した…正に月月火水木金金で有る…

 

 

ウィィィン…ガコン…

 

 

兵士隊長1「敬礼!!」

 

ヤマト「お嬢様!神森大連盟艦隊の出撃準備完了です!」

 

大石(日)『こちら大石、旭日艦隊の出撃準備完了だ。』

 

リョウカ(幻想)「分かりました……神森大連盟艦隊及び旭日艦隊!!全艦出撃!!」

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカの号令により…神森大連盟艦隊及び旭日艦隊の大連盟艦隊が出撃した…さてだが…この大艦隊の編成についてのおさらいだが…神森大連盟艦隊の総旗艦は同じみの超巨大超戦艦:神森大和…通称:大和を中心に…その大和の前方に旭日艦隊総旗艦:超戦艦:日本武尊…その周りに神森大連盟艦隊と旭日艦隊が混同して五輪形陣で航行している…無論…この神森大連盟艦隊は、以前よりも超強化されているが…その全容は明らかになってはいない…無論大和も同様…更にこの世界線の日本武尊も性能が分かった訳じゃない…それらの性能は後に判明するだろう…

 

 

神森大連盟艦隊及び旭日艦隊は、ウルグアイ…サントス…シェラレオネに訪問し…それぞれ会見を開いた…が、相変わらず神森大連盟艦隊って言うよりもリョウカ達一行は、秘匿艦隊の一種なので旭日艦隊の大石が担当した…無論この会見は全世界に放映され…ナチスドイツのベルリンに居るヒトラーの耳に入り……ヒトラーはリッペ元帥に攻撃目標がジブラルタルと判明し…その艦隊の撃滅を指示したが…オットーの指揮するUボートの欺瞞情報に踊ろされていた……何回も何回も攻撃機を飛ばしたが…虚しくも空回りして…1日が過ぎて行った…そして…

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

独兵1「ん?何だ?」

 

独兵2「まだ帰還してなかったのか?」

 

 

キィィィィィン…!!

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

独3「うわ…!?」

 

 

キィィィィィン…!!

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

ガコン…!ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

バシュゥ…!!シュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

バババババババババ…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

そう…これこそがリョウカ達の狙いだった…何度も出撃を繰り返し…精神的にも体力的にも消耗していた…正にその時を狙い送り狼として超低空飛行で、軽空母尊氏…そして神森大和から発艦した…艦載機により、ジブラルタル海峡の空軍基地は壊滅的被害を受けた…更に…

 

 

バシュゥ…!!シュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

 

旭日艦隊所属のア号潜の雷撃により…巡回船は撃沈…其処に…

 

 

ザザァァン…!!

 

 

旭日艦隊所属の駆逐艦4隻と…神森大連盟艦隊の超駆逐戦艦の2隻がジブラルタル海峡に突入し…

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!

 

シュゥゥゥ…!!ゴトン…!

 

 

…駆逐艦4隻から海底音響探知魚雷を28発…そして同じく超駆逐戦艦から超大型海底音響探知魚雷を14発と更に追加の海底音響探知魚雷を…62発ずつ…を置き土産に残して行った…無論だが、そこまでは絶対に要らないし…余裕のオーバーキルである…

 

 

そして1時間後…

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リッペからの命令を受け…装甲空母…グラーフ・ツェッペリンが出撃…それの護衛の駆逐艦2隻も出撃した…この装甲空母グラーフ・ツェッペリン…このドイツ海軍においての切り札の一隻だった…が……出撃した事が…この三隻が地獄を見る事になった…何故なら…

 

 

バシュ…!バシュ…!バシュ…!バシュ…!

 

シュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ボォォン…!ボォォン…!ボォォン…!ピキィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

……案の定…その三隻は、自身の発してたスクリュー音により…置き土産である音響探知魚雷の大群が目覚め…一気に襲い掛かり…更に超大型音響探知魚雷も魚雷爆発音によって目覚め…それぞれ各艦に命中し…三隻ともジブラルタル海峡の湾口にて爆沈した…生存者は居なかった……勿論その事はリッペにも届き、一気に現場の士気がガタ落ちし…空気が重くのし掛かったが……其処にU-975潜からの情報が届き…敵旗艦らしき超戦艦及び超巨大要塞戦艦に雷撃を加え…甚大な被害を与えたから追撃を求むと言う物だった…それによりリッペが立ち直って…海軍最強の戦艦…超戦艦の高速戦艦…ビスマルク二世と巡洋戦艦シャルンホルストを出撃させた……が…この情報は無論欺瞞だ……その情報で言う戦艦と超戦艦と言うのは…戦艦が日本武尊で…超巨大要塞戦艦が神森大和だった…

 

 

大石(日)『見事に食いついたな。』

 

リョウカ(幻想)「そうだね…だって、人間や生物の心理を逆手に取れば…手負いの本艦と貴方の艦は必ず食い付く筈です…何せ…あのリッペさんだからね…。」

 

リュウカ(幻想)「…リッペ海軍元帥か……史実だと、日本海軍にやられまくって最終的に禁固刑に処された哀れら奴だな…まあ死なないよりマシだがな…が…仮にも元帥の癖に哀れな扱いにされるのは日本が異常過ぎたからだな…まあ今回は更に異常国の俺達も参戦するから…。」

 

大石(日)『…そうだな…そう言われると同情し兼ねないな……。』

 

リョウカ(幻想)「…うん、でも手加減はしません…もう悲しい悲劇を繰り返さない為にも…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、だからこそ俺達は戦い続ける…自身の身柄は関係無い…俺達は平和を望む者の人として……そして………俺達は…奴等を討つ…!」

 

リョウカ(幻想)「うん…やってやりましょう…みなさん!」

 

ヤマト「ええ!」

 

大石(日)『無論です、お嬢様閣下。』

 

 

 

そして決意を固めた神森大連盟艦隊と旭日艦隊は…そのままの航路で戦いに備えた…

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第7話 超戦艦決戦!日本武尊&神森大和VSビスマルク二世&シャルンホルスト

よう!リュウカだ!んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば、俺達は喜望峰沖海戦にて敵潜を2隻鹵獲し…その内の一隻の乗員全てを味方に付けた…シュリフマン中佐?知らんな…んで、俺達はジブラルタル海峡を攻略する為に要塞に攻撃を行い…装甲空母グラーフ・ツェッペリンを撃沈せしめていよいよ予定通りにビスマルク二世を引き摺り出した…んじゃあ今回も見てくれよな!


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

 

 

…とある海域にて、英国側の偵察機が…ビスマルク二世及びシャルンホルストの対空砲や対空機銃に晒されながらも、2隻の捕捉に成功し…それが日本武尊…そして日本武尊から神森大和にその情報が届いた…

 

 

参謀長(日)『やはり、敵はシャルンホルストとビスマルク二世の2隻のみですね。』

 

大石(日)『ああ、典型的な通商破壊作戦を考えた編成だが…空母も空軍も無い丸裸だ…。』

 

リョウカ(幻想)「ええ、でもそれが狙いなのですから…。」

 

参謀長(日)『…もしや、艦隊決戦を挑むのが狙いなのですか?』

 

リョウカ(幻想)「ええ、そう言う事です…まあ答えは何れ分かります…何せ、今回…お客様が来る予定ですから。」

 

大石(日)『ああ、だからこその艦隊決戦だ…無論ゲストの為の観客席も有る…。』

 

参謀長(日)『なるほど…。』

 

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

ヤマト「電探に反応!独軍のUボート軍です!数3!」

 

リョウカ(幻想)「お客様が来る前に敵ですね…。」

 

大石(日)『ああ…招かねざる客だな…。』

 

リョウカ(幻想)「さてと、半潜航行及び偽装炎開始!」

 

ヤマト「了解です!」

 

 

ザッパァァン…!!ボォォォォォォ…!!

 

 

大石(日)『おお…やるな…ならそろそろ我々も半潜航行を実施し…偽装炎を実施しようか。』

 

艦長(日)『了解!』

 

 

ザッパァァン…!!ボォォォォォォ…!!

 

 

独軍のUボート軍が接近した事を察知し…日本武尊と神森大和は大破偽装を行った…

 

 

前夜のジブラルタルの攻撃は司令部に深刻な被害を与えた…更にUボートによる欺瞞情報により…海軍長官のリッペはこの2隻を大破と思い込み…戦艦2隻による猛追とUボート三隻による攻撃で撃破すると言う…通称…【ウルフパック】戦術で遣り合うと言うのが作戦だ…

 

一方で、その頃ドイツではその2隻を撃沈出来る事を満足していたヒトラーは新型兵器…自走列車砲:ゲルマン砲の試射を行う為に列車に乗って行った…

 

そしてその頃ビスマルク二世側と言うと…この艦隊司令官は、ヨハネス・ゲーデ少将で…丁度そのUボートから2隻を捕捉した事の報告が届けられた…

 

 

ゲーデ「Uボートに連絡しろ、『手出し無用。』とな。」

 

敵艦長「しかしもう攻撃中かと…。」

 

ゲーデ「不快だな、聞く所によると敵は超大型戦艦に…それを圧倒的に上回る超巨大大型戦艦と聞く…しかもその2隻は他国同士…だがこのビスマルク二世が相手にとって不足では無いだろう、Uボートの魚雷で沈めるより…この艦で海の底に送り込むのが海の戦いと言う物だ。」

 

敵艦長「は…敵艦隊との会敵は後17時間です。」

 

ゲーデ「うむ…旗艦だけでも残す不精な奴はUボートには居ないだろうな。」

 

敵副官全員『はっはっは!』

 

敵艦長「ん?どうした?」

 

敵通信手「は、Uボートとの通信が途絶しました。」

 

敵艦長「何…!?先程敵艦捕捉と連絡して来たばかりではないか!?」

 

ゲーデ「……全滅したと言うのか?」

 

敵通信手「分かりません…状況報告が一切有りませんでした……。」

 

ゲーデ「…ふん…参謀長、日本艦隊及び謎の艦隊の情報の再検討を!対空対潜警戒を強化!シャルンホルストにも打電!」

 

参謀長「は!」

 

 

ゲーデは、敵艦隊を侮る確しと考えていた…しかし疑問なのが何故ドイツに神森艦隊の情報が漏れたのかと言うと…いや…完全にバレた訳じゃないが……あのUボート海戦での時一部のUボートがこの存在の事が報告されていた…が幸いにも未だに謎に包まれた艦隊と言う事になっていた…

 

 

そしてリョウカ達の視線に戻る…日本武尊と神森大和は如何にしてUボートを退けたのか…その一部始終についてはこれだ…

 

 

日本武尊と神森大和を大破と思い込んだUボート軍はウルフパック戦法で雷撃を加えようとしていた…

 

 

ヤマト「敵潜浮上!」

 

リュウカ(幻想)「そうか、おい大石。」

 

大石(日)『は、何ですか?』

 

リュウカ(幻想)「この程度の戦力は、お前らの艦で撃破可能だ…軽く捻り潰してやれ。」

 

大石(日)『分かりました。』

 

 

リュウカの命令で、日本武尊でUボートを撃破する事になった…

 

 

そして…

 

 

ドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

ヤマト「日本武尊!主砲対潜Z弾発射!!着弾まで3秒!2秒!1秒!近接信管作動!!今です!!」

 

 

チュドォォォォン…!!

 

ボォォン…!ボォォン…!ボォォン…!

 

 

兵士隊長3「目標!全て圧壊!沈没して行きます!!」

 

リュウカ(幻想)「流石日本武尊だ…一撃必殺だな…しかも対潜及び対空のスペシャリストの戦艦…ありとあらゆる面で覆す異常な存在だな…相変わらず。」

 

大石(日)『お褒めの言葉として受け取ろう…お嬢様閣下。』

 

リュウカ(幻想)「さてと…オットー。」

 

オットー「はい、何でしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「…今の所、俺らは彼らに対する意識は非常に残念ながら謝罪の言葉も見つからん…しかもこれが平和を目指す者としては屈辱の極みでも有ると思ってる……何せ……俺らは勝ち続けた結果…間接的にアメリカの大統領…ルーズベルトを死に追いやってしまったのだからな……。」

 

オットー「……そうですか…実は前からも米国の大統領が突然死した事も耳に入りました…そう言う事ですか……。」

 

リョウカ(幻想)「………これじゃあこのままだと史実と変わらない未来になってしまいますね………。」

 

オットー「…史実…?どう言う意味でしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「オットー、何故俺らは女の癖して軍事行動をし…更には男が乗る艦船に堂々と乗り込み…更には前線で指揮を取ってるのか…更に、こんなにも幼い…俺の妹がこうして俺よりも階級が上でいっつも特攻しまくるのかと言うとだ……まあ機密だから絶対に口外しない事を誓うか?」

 

オットー「……はい、誓いましょう。」

 

リュウカ(幻想)「……少し場所を変えよう。」

 

オットー「はい。」

 

 

リュウカとオットーは、二人で接待室に移動した…

 

 

リュウカ(幻想)「…俺達は、そうだな神森大連盟国の大統領…まあお前らの所で言う総統閣下や皇帝でもあるが…俺達はそんなそこらの大統領や総統閣下や皇帝以上の存在だ…そんな存在は神以外居ない……んでだ…その神でさえも俺達の前では下僕又は部下当然…じゃあ何なんだと言うと……神の中で絶対の頂点に君臨する最高神だ…全ての世界…宇宙…次元…時空…絶対の権限を持ち絶対の力を持つ…。」

 

オットー「……!!」

 

リュウカ(幻想)「しかしだ、俺達はそんな力の所為である意味で人間だが…振り回され…様々な悲劇や苦難を繰り返して来た…その中でリョウカはそれ以上の事を味わって来た……核の脅威…世界の終焉…その為色々…挙句大昔にその力の所為で家族はバラバラに分断され…大昔の神森一家の軍も仲間も壊滅した…いや全滅と言って良いだろう…その後リョウカは何百年…何千年…永遠の時のも間封印された…全ての神々が集結し…更に残っていたリョウカの意識によりな……んで、封印が解かれた後はずっと一人旅を続け…どんどん仲間や家族を増やして今に至る訳だ…んでこの大和は…リョウカの中で一番目に仲間にした奴だ…俺は家族の中で一番目…まあ総合的に言えば二番目だがな。」

 

オットー「……そうで…ありましたか…そんな事が…そう言われると我々も罪悪感が積もるばかりです…。」

 

リュウカ(幻想)「……だから本音を言えば、最高神何てクソ喰らえだ…俺達にとって呪い以外何者でもない…そんな力の所為でリョウカはずっと苦しんで来た……だからこそ…俺達は、こうして再び軍を結成し…本当の平和を目指して戦い続ける……そしてだ、最終的に俺達にこんな役職つけた元凶にみっちりとそれ相応の苦しみを味合わせてブチ殺してやる……んで、それで解放されて本当の平和の世界で…リョウカと共に本当の幸せの生活を送る……オットー、お前もこの世界で平和になって欲しいと思うだろ?」

 

オットー「そうですね……我々は、ヒトラーに命令を受けただただ…戦い続けるしか無かった……しかし本当は…我々の祖国を救いたい…そして祖国が平和になって欲しいと願うばかりです。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな……がだ、それで死んでしまえば何もかも終わりだ…死んだ者の命は戻らないのが世の常識だが……俺達は、そんな不運に理不尽な理由で死んで行った者達を救う…んで時と場合によっては生き返らせてやる……ただな…病死や寿命で死んだ奴はおいそれと生き返らせるのは難しい……出来なくは無いが…失敗すればどうなるか分かった物じゃない。」

 

オットー「そうでありますか…!?」

 

リュウカ(幻想)「が、あまり多用は出来ん…無論だが絶対悪は駄目だ……生き返らせて悪事働く外道に蘇らせる資格は無い……。」

 

オットー「そうですよね…。」

 

リュウカ(幻想)「……まあ、暗い話はここまでにするか…で、オットー…最後の確認だ……お前はナチス第三帝国と戦う意思…それは有るのか?」

 

オットー「……はい!勿論です!」

 

リュウカ(幻想)「そうか、やはりお前らしくて良かった…。」

 

オットー「やはりと言いますと…やはり史実では?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、史実ではお前は俺達に説得されるのではなく…大石に説得されて仲間になり…自由ドイツを目指す様になった。」

 

オットー「分かりました…では我々も今回もそれを目指して行こうと思います…!」

 

リュウカ(幻想)「そうか…頑張れよ。」

 

オットー「はい。」

 

ヤマト『お嬢様、英国の駆逐艦…ランカスターが到着しました。』

 

リュウカ(幻想)「分かった、今行く…んじゃあオットー…戻るぞ。」

 

オットー「はい。」

 

 

そしてリュウカとオットーは艦橋に戻って来た…

 

 

リョウカ(幻想)「あ、来ましたねお姉ちゃん…来ましたよ…お客様が。」

 

リュウカ(幻想)「そうか、…あの駆逐艦にはゲストが沢山乗っている…ニュース映画も居る…んじゃあ発光信号を送れ…内容は…『記者諸君、一大海戦ショーヲ、ゴ覧ニ入レヨウ。神森総司令長官』…とな。」

 

兵士隊長3「分かりました!」

 

兵士隊長1「お嬢様…いよいよ我々の存在がバレますが…。」

 

リュウカ(幻想)「大丈夫だ…あくまでも俺達は神出鬼没の神の艦隊…俺達はたまたま旭日艦隊と共に共闘する…と言う設定で思わせる…戦闘後…キリを見て一気に離脱する。」

 

兵士隊長1「了解です。」

 

リュウカ(幻想)「…と言う訳だ…オットー、その時になったら日本武尊にお前も含む乗員全てを移す…一時的のお別れだ…。」

 

オットー「はい…分かりました。」

 

リュウカ(幻想)「だから、しっかりと刮目せよ…俺達の戦いをな…。」

 

 

…さてだが一方で時は少し遡り…ヒトラーについてだが、史実通り…ゲルマン砲の試射に立ち会っていた…そしてその試射会をヒトラー自身でやったそうだ…しかもそこで改めて演説を行い…そのゲルマン砲の脅威を思い知らせようとしていた……

 

 

それで時は戻り…そんな事をやらせないとばかりにリョウカ達一行と大石一行はいよいよ海戦の時がやって来た…

 

 

ヤマト「電探に反応!距離5万!数2!シャルンホルストとビスマルク二世です!」

 

兵士隊長1「お嬢様、どうしますか?」

 

リョウカ(幻想)「もうそろそろですけど少し待って下さい……大石さん聞こえますか?」

 

大石(日)『は、聞こえますともお嬢様閣下。』

 

リョウカ(幻想)「はい、貴方達の艦で…シャルンホルストを相手にして下さい…私達はビスマルク二世を相手にします…とりあえず、シャルンホルストを撃沈したらランカスターの護衛を行い観戦をしていて下さい。」

 

大石(日)『了解です。』

 

リョウカ(幻想)「……さてと……総員に告げます!緊張して待機して!いよいよ始まりますよ…敵は強大な独国の高速戦艦と…巡洋戦艦です!みなさんの奮戦に期待します!……不動明王旗及び神森旗!掲揚!」

 

 

リョウカの激励と共に…不動明王旗と神森旗が掲げられた…

 

 

ヤマト「…敵!右へ回頭を始めました!あ、日本武尊!大破偽装を辞め浮上します!」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…では日本武尊がシャルンホルストを撃破の後…日本武尊が退避したのを確認し…その後浮上して下さい。」

 

ヤマト「了解です。」

 

 

そして…ここでの海戦の幕が開かれた…

 

 

【第2章:最終ボス】

 

 

VS【独国所属:巡洋戦艦:シャルンホルスト】&【独国所属:高速戦艦(超戦艦):ビスマルク二世】

 

 

戦闘方式【海戦バトル】

 

 

勝利条件【シャルンホルスト及びビスマルク二世の撃破】敗北条件【日本武尊又は神森大和又はランカスターの撃沈】

 

 

【RONDO 1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

戦闘BGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ(対シャルンホルスト戦ver)】

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

参謀長(日)「敵弾来ます!」

 

大石(日)「水流噴進を使う…ダッシュ!」

 

 

ザザァァン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ザッパァァン…!!

 

 

大石(日)「砲術長!一撃で沈めろ!タイミングは任せる!」

 

砲術長(日)『は!お任せ下さい!』

 

 

ウィィィン…!!ガコン…!

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

艦長(日)「甲板乗務員は遮蔽物に退避!」

 

砲術長(日)『てぇぇ…!!!』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ヒュゥゥゥ…!チュドォォォォン…!!

 

ボォォン…!ボォォン…!ボォォン…!ズドォォォォォォン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!

 

 

……日本武尊の圧倒的な性能により…独国の巡洋戦艦がただの一斉射撃により…一撃で海の藻屑となった…

 

 

大石(日)『良し、我々の出番は終わりだ…後は任せるぞ。』

 

リュウカ(幻想)「上出来だ…大石…んじゃあ任せろ…!」

 

リョウカ(幻想)「さてと…行きますか…ヤマトさん!大破偽装止め!浮上!戦闘モードに移行せよ!」

 

ヤマト「了解です!大和!大破偽装停止!浮上します!及び戦闘形態に移行!」

 

 

神森大和のテーマ曲:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ】

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!

 

 

敵艦全乗員『……!!?』

 

全記者『…!!!』

 

リョウカ(幻想)「……見せてあげますよ…これがこの本艦の戦闘形態です!」

 

 

神森大和が浮上した時…その大和は先程より更に巨大化して…武装の数も増えていた…しかも艦尾部分の形状は…あの霧の超戦艦ヤマトと同じ…更に、船体の所々に羽翼らしきパーツが追加された…因みにサイズの巨大倍率は…2倍だ…だからただでさえ日本武尊が小さく見えるのに…最早駆逐艦と変わらないサイズに見えてしまった…無論駆逐艦も尋常じゃないサイズである故に…何とか視認出来る程度のサイズって感じの巨大な存在を放っていた…

 

 

敵艦長「し…司令…!!あ…あの艦…!!」

 

ゲーデ「うろたえるな!総員聞け、敵艦の実力は未知数…しかも場合によっては本艦も一撃で沈められる可能性も有る…しかし我等に逃げる道は無い!このビスマルク二世が負ける訳に行かん!シャルンホルストの仇を討つ!総員!死力を尽くせ!射程に入り次第、攻撃開始!」

 

 

ビスマルク二世はゲーデの激励により士気は回復した…無論やる気だ…

 

 

リョウカ(幻想)「…さぁ…!勝負です!」

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

リュウカ(幻想)「とーりかーじ!!」

 

『とーりかーじ!』

 

『全速!!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

大石(日)『超巨大の図体なのに尋常じゃない加速力に速度…凄まじいな…。』

 

参謀長(日)『そうですね、本艦の最大速力を軽く上回ってますしね…敵に回したら間違いなく追い付かれます…。』

 

大石(日)『だろうな…。』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

ヤマト「ビスマルク!発砲!」

 

リョウカ(幻想)「問題無いです!本艦の防御力でわざと受けて!総員!衝撃に備えて!」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!カン…!!ザッパァァン…!!

 

 

大石(日)『おお…!弾き返しただと…!?』

 

参謀長(日)『しかも一番脆い所に当たったのにダメージも入らない所か…信管も作動しなかったです…。』

 

 

そう…これこそがこの大艦隊の特徴である…実は、全艦艇に使われている装甲は…神森一家で作られた鉄…通称【神森鉄】を用いた物だ…しかもこの神森鉄は…グレードが存在し…最上級の物は…【神森金剛神鉄】と呼ばれていて…希少性がべらぼうに高く…例えるなら…現実世界で言う…なら…全宇宙を金で買えたとする…んでだ、その鉄の価値は…【一番最低ランク】でも…全宇宙を…丸々1000億セット購入して…更に神森一家からの許可を得て…ようやく入手出来ると言う品物だ…ならこの最高級の物はどうなのだと言うと…そもそも論外…金で買える代物ではなく…神森一家の許可が必要なのは変わらんが…そもそも神森一家の軍所属且つ…それぞれの軍のトップになってなければ入手不可……例えるなら…神森大連盟艦隊に所属の旭日艦隊の大石なら普通に入手出来る…って言う具合だ…

 

さて…この神森鉄の防御力についてだが…最低ランクでも…厚さ【0,00001mm】…最早透明な感じもするが…それで試した所…何と地球上の全ての核兵器を一点に集中攻撃しようがノーダメージ…しかも何も影響も無く…無傷だった…が、リョウカ達の攻撃を受けた時…ペラッペラの髪当然にあっさりと壊れる……つまりだ…この鉄の特徴は、【神森一家及び神森大連盟国及び神森大連盟軍以外の攻撃は全て無効化】…更に厚さやグレードを上げると、弱点でもある神森属性をもある程度無力化する…と言うチート装甲板を用いている…しかも全て最高グレードの鉄を使い…甲板の木は…神森一家の特製の神の最高級の大樹をふんだんに使われている…無論その木も神森一家以外での攻撃はある程度無効化する…

 

無論…これらの鉄と木材全て…神森艦隊所属艦全てに使っている…つまりは…

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ガキィィン…!ザッパァァン…!!

 

 

ゲーデ「何故だ!?何故本艦の主砲が効かない!?」

 

敵艦長「まさか…噂に聞く…!神の艦隊か…!?」

 

ゲーデ「神の艦隊だと?」

 

敵艦長「…はい、数年前から突如として現れ始め…我々ドイツをも圧倒し得る艦隊で…それと同時に神の国家と言う謎の国家が現れ…全てを絶対なる力で圧倒し続けると言う噂を耳にしてます…現に…アメリカ合衆国も壊滅的被害を受けたと言う情報も得てます。」

 

ゲーデ「ふむ…もしそれが事実なら…勝てないだろう…が、それでも我々は神に抗うだけだ!攻撃を続行せよ!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ガキィィン…!ザッパァァン…!

 

 

幾らゲーデら一行が覚悟を決めたとしても…幾らビスマルク二世の主砲が直撃しようが…神森大和には一切傷つかなかった…そして…

 

 

リョウカ(幻想)「……流石にもう可哀想ですね……もう終わらせてあげましょう……主砲!砲撃用意!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!

 

 

敵艦長「……!!敵超巨大戦艦!主砲が向きました!」

 

ゲーデ「……どうやら我々はここまでの様だな…総員の奮戦に感謝する…。」

 

敵艦長「……司令…では…?」

 

ゲーデ「……総員の退艦を命じろ、急ぎでだ。」

 

敵艦長「は!」

 

 

ゲーデは、主砲が撃たれる前から結末を悟り…総員退艦の命令を発令した…

 

 

ヤマト「…目標、総員退艦が始まってますが…?」

 

リョウカ(幻想)「……そのまま待って……。」

 

 

数分後…

 

 

敵艦長「…司令…総員の退艦…完了しました、司令…貴方もお逃げ下さい。」

 

ゲーデ「いや、俺は残る…俺はこの本艦の司令官だ…だから最後まで職務を完遂しよう。」

 

敵艦長「……司令…。」

 

 

ゲーデは、自身だけ残り…ビスマルク二世と共に運命を共にする気だ…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……やっぱり残りますか……仕方ないです……ヤマトさん、せめてです…至近弾ギリギリの所を狙って…沈没しない程度に。」

 

ヤマト「了解です……主砲!砲撃始め!」

 

 

ドォォォォン…!!!

 

 

神森大和から、凄まじい轟音と衝撃が発生しながら…その巨砲が火を噴いた…

 

 

大石(日)『……っ…艦の中に居ても凄まじい衝撃だ…。』

 

参謀長(日)『そうですね…もし直撃すれば幾らビスマルク二世でも一撃で轟沈され兼ねない威力です。」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

 

ゲーデ「ぐぅぅ…!!!!」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!ザッパァァン…!!

 

 

ゲーデ「ぐふ…!!」

 

敵艦長「司令…!!」

 

ゲーデ「…大丈夫だ…それよりも被害は…?」

 

敵艦長「は……殆どの者が退艦しましたから正確な事は判明しませんが……至近弾により大部分の兵装が駄目になりました…だから本艦の戦闘能力は剥奪されてしまいました…。」

 

ゲーデ「そうか…。」

 

 

どうやらビスマルク二世は甚大な被害を受け…戦闘能力が剥奪された様だ…

 

 

リョウカ(幻想)「……もう良いでしょう、発光信号にて彼らに海戦は終わった事を伝えて…そして乗員の救助を優先させる様にして…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな。」

 

 

そして神森大和から発光信号にて…『勇敢ナル諸君ニ敬意ヲ捧ゲル…海戦ハ終ワッタ…乗員ノ救助ヲ優先シ…無事ナル帰投ヲ願ウ。神森大連盟艦隊:総司令官:神森リョウカ国家総元帥』…と送られた…すると、ビスマルク二世は命令に従い乗員の救助をし始め…撤退して行った…

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(幻想)「…さてと、私達も帰りましょう…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…さて、オットー…お別れの時だ…。」

 

オットー「はい…お世話になりました。」

 

リュウカ(幻想)「…ああ…頑張れよ……おい大石。」

 

大石(日)『何だ?』

 

リュウカ(幻想)「これから、オットー達を送る…後は任せたぞ。」

 

大石(日)『分かった…それでは、またの共闘を願いますぞ…お嬢様閣下。』

 

リョウカ(幻想)「はい…それじゃあね…。」

 

 

ザッパァァン!!キュィィィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!!キィィィィィン…!!!

 

 

大石(日)「……神森大連盟艦隊…総旗艦…神森大和か…そしてその艦長で…総司令官の、神森リョウカ国家総元帥か…ふ…凄まじい存在だな…これなら或いは…いや…よそう…では我々も帰投する。」

 

参謀長(日)「は!」

 

 

そしてリョウカ達は、能力でオットーとその乗員全てを日本武尊な移して…浮上し…新装備【超重量電磁加速機構搭載ブースター】を作動させ…拠点に帰って行った…今回の戦闘で華々しく大勝利を納めた神森大連盟艦隊総旗艦…神森大和…そしてそれらを操るリョウカ達一行の旅はまだまだ続く…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第8話 神森大連盟国の旅たち…

よう、リュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…俺達はこの世界線の日本武尊と共にシャルンホルストとビスマルク二世と戦い…大勝利を収めた…そんな所か、んじゃあ今回も見ろよな。


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

例の決戦の海戦から数ヶ月後…リョウカ達は再び全艦隊の艦船を改装と改造を済ませた…まあ今回は、更に戦闘能力の向上の為に…防御力だけで無く…攻撃力を更に超強化…そして新モード…エコモードとコアモード…その二つが追加された…エコモードとは…簡単に言えばリミッター状態の事を指す…尚その時の姿は、通常の半分のサイズ…がリミッターが掛かっていてもこの地球上の全兵器が束になって掛かって来ても蹴散らす強さは持つ……らしい……そしてコアモードとは…一言で言えば…戦闘モードの一種で…コア形態になって戦う……そしてそのコアと言うのは……神森大和なら…元が伝説の戦艦…大和だから…戦艦大和になって戦う…無論見た目やサイズもそれ相応になるが…例の世界線での対超兵器戦艦での最強形態でもある…何故なら……この姿は…戦闘モード時の時と同等以上…更に言えば、史実以上の戦闘能力と加護…乗員の守りを徹底する為に、大部分の武装は自動で攻撃可能…無論場合によっては手動で攻撃可能……トドメに…確かに見た目は史実と同じになるが…武装は、通常モードと戦闘モードと同じである……それ故に、ありもしない所から突然攻撃が飛んで来たり…小さい口径の筈なのに、出て来る物が異常なサイズになってたり…明らかに異常な光景を目の当たりにする………つまりこのコアモードと言うのは……見た目及びサイズは史実に基づくが…実際には戦闘モードと同じ異常の存在が化けてるだけである…

 

まあ長々となったが…こんな物だが…結果的に少しアップデートした程度と捉えた方が良いだろう…

 

 

 

リュウカ(幻想)「……なんかどっかで長々と解説している気がするな…。」

 

リョウカ(幻想)「気の所為じゃないですか?」

 

リュウカ(幻想)「気の所為か…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、偶には息抜きでもしますかな…此処は元々紺碧島で…南国みたいな場所ですから…バカンスには最適な所です。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、んじゃあそうするか…みんなも呼ぶか。」

 

 

 

そして30分後…砂浜にて…紺碧艦隊のメンバー(日)と神森一家全員が…バカンスを楽しんでいた…

 

 

リョウカ(幻想)「ふ〜…快適ですね〜…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

 

因みにだが…リョウカとリュウカの水着についてだが…リョウカは欲に言う…スク水型で見栄えの良い感じで…リョウカのトレードカラーの青空色…リュウカの場合には、ビキニスタイルだ…が、出ている物が出ていな…(バキ!グキ…!!ポォォピィィ…!!デデーン…!!)…げほ…!…失礼、トレードカラーは同じく青空色…

 

で…現状は、相変わらずリョウカは…能力無しでは泳げれない事は分かっていたので浮輪でダランと寝転がる様な姿勢で遊覧していた…まあリュウカが押して動かしてるが……因みに男性陣も…一応は男性なので、一目惚れしていた…何せ最高神直々の水着姿で…更に間近で見られると言ったら…最高以外何者でも無い…

 

 

前原(日)「……美しいな…。」

 

入江(日※伊601号潜艦長)「そうですな〜…まさかあそこまで美しいとは想像出来ませんでした…。」

 

前原(日)「それに、美しいだけで無く可愛い物だな…お嬢様閣下…。」

 

入江(日)「…閣下まさかだと思うけど…襲いませんよね?」

 

前原(日)「まさか?はっはっは!冗談は止してくれ、それをしたらどうなるか想像しなくても分かるし…それ以前に社会的にも危な過ぎるからダメだ。」

 

入江(日)「はっはっは!そうですね…。」

 

 

 

…っとまぁ、こんな感じであるが…内心的に最もヤバイ状態なのはリュウカの方である…皆も忘れてると思うが…リュウカは大のリョウカ好きだ…まあリョウカも少しは分かってるつもりだが…下心までは読めない…それで今のリュウカの心境はと言うと…

 

 

リュウカ(幻想)「……。(落ち着け俺…落ち着け俺…落ち着け俺…俺は至って普通のリョウカのあね…俺は至って普通のリョウカの姉…あ〜…!!クソ…!何回も見て来た筈なのに…この姿のリョウカを見ると…襲いたくて…襲いたくて堪らん…!!いや…駄目だ…!落ち着け…!!)」

 

 

……とまあこんな感じで必死に抑えている…無論流石にみんなの前であんな事やそんな事はしない玉を備わっているから良いが……結局最終的にどうなったかと言うと……夕方で、全員が居なくなった時に我慢の限界が超え…再び一線を超えたのだった……因みに、水着姿でヤりあったのは総合的に含めれば…昔の後書きコーナーにて一回…そして今の一回である…が、今回の場合危険日であったので…危険日に尚且つ水着でヤったのは初めてである……が、その後の結末は言わなくともだが敢えて言うと……ヤった事は当然バレた…まあ夜になって帰って来たのだからな…幸いにも、広まった訳じゃなく一部の人が知っている位だが…その一部には当然アヤカやめぐみん等…リョウカ大事派にとっては大事なので……

 

 

グキ…!バキ…!ポポポポポポポポォォピィィ…!!デデーン…!!

 

 

……案の定しばかれたのであった……

 

 

翌日…

 

 

リュウカ(幻想)「…クソ痛え…。」

 

リョウカ(幻想)「えっと……その……ごめんね…?」

 

リュウカ(幻想)「いや良い……そもそも俺が悪かった……済まん、可愛すぎて…俺の理性そのものが抑えきれなくてついまたヤってしまった…しかも危険日だって知らずに……。」

 

リョウカ(幻想)「ははは…良いですって……それにある意味で良かったかもしれないですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ん?」

 

リョウカ(幻想)「……私達の子供…また増えるね。」

 

リュウカ(幻想)「…そうだな…。」

 

兵士隊長1「お休み中の所申し訳ありません、お嬢様…。」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?」

 

兵士隊長1「は、実は日本から作戦の参加を希望して来ました…内容は、【紅海にて…敵艦隊を撃滅せよ。】…もう一つ…【旭日艦隊の心臓作戦に参加を求む。】が届きました…。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…やはり来ましたか…。」

 

リュウカ(幻想)「行くのだな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、取り敢えずみなさんを集めましょう。」

 

リュウカ(幻想)「だな…が少し待て…。」

 

リョウカ(幻想)「え?…うん。」

 

リュウカ(幻想)「……パーフェクトヒーリング。」

 

 

ピキィィン…

 

 

リュウカ(幻想)「お〜…スッキリした…。」

 

リョウカ(幻想)「ははは……さてと、動きましょうか。」

 

 

そして30分後…会議室にて全員が終結した…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、みなさん…分かっていると思いますけど…この世界線の日本からとある大作戦の参加願いが来ました…内容は心臓作戦…まあ史実では、紺碧艦隊は紅海にて誘き出された独主力艦隊の撃滅を行い…それと同時に旭日艦隊の囮艦として…木製戦艦八咫烏を使って…第一遊撃部隊と共にジブラルタル要塞を再度強襲…制圧します…そして、本隊となる艦隊はベルリンに向かい…強襲を仕掛け…更に列車砲陣地の壊滅を行います…以上が史実の内容です。」

 

リュウカ(紺碧)「なるほどな…で…俺達が呼ばれたのは…その三つの内のどれかの艦隊に入ってくれ…って事か?」

 

リョウカ(幻想)「そう言う事です…結果的に、三つの艦隊に分かれてますから…私達も含めて丁度良い感じです。」

 

リョウカ(紺碧)「分かりました…では私達は、紅海側に付きます。」

 

リョウカ(旭日)「それじゃあ私達は…ジブラルタルの強襲に付きますね。」

 

リョウカ(幻想)「すみませんね…それじゃあ私達は、本隊の方に向かいましょうか…。」

 

アヤカ(幻想)「まあ…作戦の事はもう良いけど…それ以外で問題は有るよ。」

 

リョウカ(幻想)「…?何か問題が有りましたか?」

 

アヤカ(幻想)「大有りよ、そもそもリョウカちゃん…本当に身体は大丈夫なの?」

 

リョウカ(幻想)「え?え〜っと…、」

 

アヤカ(幻想)「…また危険日にヤり遭ったんだから…少しは身体の事を気を配る必要が有るわよ…リョウカちゃん…まあ最も、その原因であるどっかの大馬鹿が問題だけどね。」

 

リュウカ(幻想)「……何も言い返す言葉も有りません…。」

 

リュウカ(紺碧)「おいおい、作戦前に何やらかしてんだよ…本当に…おい、そっちのリョウカ…本当に大丈夫なんだな?」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん…今の所は大丈夫…かな?」

 

アヤカ(幻想)「……はぁ…じゃあこうしよう、本隊に参加するのは……闇神森艦隊に任せる事にしましょうか…作戦中に産気付いて出産騒ぎになれば…作戦に大きく支障が出て…貴女自身も動けなくなる…。」

 

リョウカ(幻想)「……そう…ですよね…。」

 

アンカ(幻想)「やれやれ…まあ来て早々だけど…話の内容的に…この世界線の旭日艦隊の本隊に付けば良いんだね?」

 

アヤカ(幻想)「まあ、そう言う事ね…。」

 

アンクロ(幻想)「ま、面白くなって来たし…それに少しはリョウカちゃんの事を休ませる事も大事だし丁度良いや…参加させてもらうよ。」

 

リョウカ(幻想)「………そうですか……。」

 

 

バタン!

 

 

?「お嬢様、少し良いかしら?」

 

リョウカ(幻想)「あ、ジョイさん?どうしましたか?」

 

ジョイ「は…お嬢様、実は頼まれた通り……とうとう探し当てる事に成功したわ…。」

 

リュウカ(幻想)「ん?どう言う事だ?」

 

ジョイ「は…実は、かなり昔に…そうですね、お嬢様の家族が全員が揃った辺りからお嬢様のご命令で…リョウカお嬢様…貴女の本当の故郷の世界線を探して欲しい…って言う事を言われました……そして…今それに関しての報告です。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカの故郷の世界線……まさか?」

 

アヤカ(幻想)「ええ…リョウカちゃんが初めて大暴走して…最終的に封印し…私達が壊滅的な被害を出した…通称…【最高邪神封印大戦争】と呼ばれた…あの異変が起きた世界線で、本当の意味で私達の産まれ故郷って所ね……で?それが見つかったって事かい?」

 

ジョイ「ええ、その通りよ…我々も総力を挙げてようやく見つけました…もう既にテレポート先に登録は済ませたわ。」

 

リョウカ(幻想)「……ありがとう…ございます…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…早速行きたい所だが…この世界線の作戦が有る…で、作戦決行はいつだ?」

 

リョウカ(幻想)「え?確か…【来年の…1月です。】」

 

リュウカ(幻想)「え〜っと……今が7月だから…問題無いな…じゃあ、日本国に連絡しろ…『現時刻を持って。我々はしばらく別の世界線に旅立つ…が、我々が旅立った時の対策で…この世界線に時間停止を掛ける…我々が戻った時時間停止は解除される…それまでは達者でな…。』……とな。」

 

ジョイ「分かったわ、伝えておく。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、作戦はこの世界線に戻った時に考えるか…そんじゃあ行ってみようか…リョウカの本当の産まれ故郷に…。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

そして会議はまたこの世界線に戻った時にやり直す事にし…この世界線の日本国に連絡を入れた…その時大高の返事は…『またお会い出来る事を…お待ちしております…お嬢様。』…っと言ったらしい…

 

 

…2時間後…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん?準備は出来ましたか?」

 

リュウカ(幻想)「おう。」

 

前原(日)「それではお元気で…お嬢様。」

 

リュウカ(幻想)「おう、まあお前らにとっては一瞬の事かもしれんが…また永い間…此処を留守にする。」

 

リョウカ(幻想)「…そして戻って来た時に、また供に戦いましょうね…。」

 

前原(日)「はい…お嬢様。」

 

リョウカ(幻想)「……それじゃあね……みなさん…。」

 

 

その後リョウカ達は…紺碧島と神森大連盟島と再び切り離し…護衛国家と共に…テレポートを発動し…この世界線を後にした…目指すは…リョウカの本当の産まれ故郷の世界線……後世世界線での戦いはまだ終わった訳じゃない…しかしリョウカ達はまた再び戻って来るであろう…そう信じて彼等は待ち続ける…神森一家よ…永遠に…

 

 

 

 

 

【第2章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第3章 神森大連盟国と後世日本の心臓作戦
第9話 戻りし後世世界へ…神森大連盟国の心臓作戦…始動!


どうもです、リョウカです…さて、前回のあらすじを簡単に言えば…本国と紺碧島の性質を利用して…海水浴を満喫しました…えっと…その…その時……お姉ちゃんと一緒に……ううん…何でもないです……その後……私達は、日本国から是非心臓作戦に参加して欲しいと頼まれましたけど…かなり期間が空いてましたので…丁度その時に今まで探していた本当の意味での私の故郷の世界線を発見したので…私達は、一旦この世界線から出て行って…私の故郷の世界線に向かいました……こんな感じかな…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

【神森世界線[神森大連盟国:本拠地]】

 

 

3度目の休業から…数年…リョウカ達は完全に平和な時を過ごしていた…

 

 

リョウカ(幻想)「……ん…ん〜…ふぁ〜…今日も良く寝ました…。」

 

リュウカ(幻想)「ぐご〜…すぴ〜…。」

 

リョウカ(幻想)「……もうちょっと寝ようかな……ん……眠い……です……ん〜…すぅ…すぅ…。」

 

 

……2時間後…

 

 

ジリリリリリリ…!!カチ…!

 

 

リョウカ(幻想)「ん〜…!……は…!!しまった…!!?寝過ぎた…!お姉ちゃんは……あれ?居ない…?って!そんな事よりも急がないと…!」

 

 

この時のリョウカは、珍しく寝坊してしまった…

 

 

5分後…

 

 

リョウカ(幻想)「急げ…!急げ…!急げ…!」

 

 

リョウカは、家の中を走って…とにかく朝食の準備に向かっていた…が…

 

 

ズル…!

 

 

リョウカ(幻想)「……ゑ…?」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!ドッシィィン…!!!ガッシャァァン…!!!

 

グキィ…!バキィ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!?……っぁぁ…!!!?」

 

 

リョウカは急ぎ過ぎた故に…階段の所で誤って滑り…転がり落ちて…更に運悪く…右腕と…左足から聞こえてはいけない音が響き渡り…完璧に骨折してしまった…

 

 

リュウカ(幻想)「何事だ…!!?って…!!!おい…!!大丈夫か…!!?しっかり…って!!右腕と左足どうした…!!?骨折してるじゃないか…!!?」

 

リョウカ(幻想)「ごめん…なさい…寝坊して…急いで準備しようとして…謝って階段から転げ落ちちゃいました……。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…あのな…確かにお前らしい理由で良く理解したがな……幾らなんでも急ぎ過ぎだ…挙句日常生活で重傷を負うとは…全くお前は……仕方ない奴だなぁ…。」

 

 

それでリョウカは、リョウカの手により部屋に運ばれて…しばらくは安静にする様に言われた…

 

 

……数ヶ月後…リョウカは復活した…が、やはり休み過ぎたのか…身体能力が低下して来てるので…

 

 

リョウカ(幻想)「……これよりリハビリ訓練を行います!」

 

リュウカ(幻想)「リハビリ訓練?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、休み過ぎたので…身体が鈍ってると思いますのでリハビリで元の身体能力に戻します。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、そうだな…んじゃあやるか。」

 

 

その以後…神森大連盟軍及び護衛各国はリハビリで演習を繰り返した…

 

 

そして……数ヶ月後…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、本調子に戻りましたから…再び後世世界に戻りますよ。」

 

リュウカ(幻想)「あの、後世世界にか?」

 

リョウカ(幻想)「そうですよ、みなさん!出発の準備を!!」

 

 

更に1週間後…神森大連盟国と全護衛各国は…再び後世世界線に旅たった…が、今度の神森大連盟国と護衛各国はリョウカ達の手により尋常じゃない位の強くなっていたなんて事は…まだ後世世界が知る余地も無かった…

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

神森大連盟国と全護衛各国は予定通りに後世世界線に到着し…リョウカ達の能力で時間を止めたまま…そのまま再び神森大連盟国と紺碧島と臨時融合した…

 

 

パチン…!キィィン…!

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…結構疲れますね。」

 

リュウカ(幻想)「だろうな……まあそう言う体質だから仕方ないがな…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…うん……すみません……。」

 

リュウカ(幻想)「………まあ、取り敢えず戻って来たんだから…え〜っと…どうするんだっけ?」

 

リョウカ(幻想)「…そうだ…確か心臓作戦に参加しないといけなかったですね。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…はいはい、そうだったな…んじゃあみんな集めるか。」

 

 

2時間後…

 

 

リョウカ(幻想)「…っと言う訳で、この世界線の日本国の心臓作戦の作戦会議を再開しますね。」

 

リュウカ(幻想)「えーっと、どこまで話したんだっけ?」

 

リョウカ(幻想)「えーっと、確か…3つの艦隊に分かれて行動するって言う感じじゃなかったですか?」

 

リュウカ(紺碧)「あ〜…確かそんな感じだったな。」

 

リョウカ(旭日)「そう言う感じでしたね…。」

 

リョウカ(幻想)「それで、出て行く前は…本隊と陽動と紅海…で…それぞれもう決まっていましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…本隊に俺らが行く予定だった…。」

 

リョウカ(旭日)「それで私達は、陽動にですね。」

 

リュウカ(紺碧)「んで、俺達が紅海にだったな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…それで…です…すこし考えたのだけれど…アンカさん達とマザーさん達を…それぞれの分身で…三つのグループに分かれて行動しようと思います。」

 

リュウカ(幻想)「わ〜お…オーバーキルな気持ちするが…面白そうだな…。」

 

アンカ(幻想)「う~ん、まあ…いっか…それで、本体が貴女達について行けば良いんだね?」

 

リョウカ(幻想)「そうなりますね。」

 

クロカ(旭日)「えっと…じゃあ…私達は…旭日組に行くのかな?」

 

リュウカ(旭日)「まあ、そう言う事だ。」

 

マザーリョウカ(紺碧)「ふむ、では我々がお主らの所に向かえばいいのだな?」

 

リョウカ(紺碧)「うん、そうだよ。」

 

マザーリョウカ(幻想)「ふむ…にして聞くが…作戦決行日は本当に大丈夫なんだろうな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、多分大丈夫な筈ですよ…取り敢えず、照和22年…元旦には間に合わせますよ。」

 

リュウカ(幻想)「そう言えばだが…俺達と旭日組は最初は一緒に行動するんだよな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、でも…行く際に…日本国からとある戦艦がこの世界線の大石さん達の元に送り届けられます…私達は、その護衛をしながら向かいます。」

 

大石「もしや…【木造戦艦:八咫烏】なのでは?」

 

リョウカ(幻想)「その通りです…正式名称は…【原寸大サイズ木造戦艦:日本武尊型:標的艦及び特務艦[八咫烏]】…と言う名前です。」

 

大石「そうだったな…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、基本的に木造戦艦:八咫烏…が定着した名前です。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、細かい事は良い…が何故八咫烏が?」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん、忘れたのですか?八咫烏は…この心臓作戦においてキーパーソンとなる存在です…そして木造戦艦として…特務艦としての任務として…この艦が必要です……超戦艦…日本武尊の為の囮としての…世界の目を欺かせる為です…。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…そうだったな…。」

 

リョウカ(幻想)「が、出来ればこの木造艦…記念艦としても残して良い気もしますから…旭日組には、その八咫烏の任務のサポート及び護衛を行なって欲しいのです。」

 

リュウカ(旭日)「良いのか?少し歴史が変わる事になるが?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です、あくまでも…この陽動作戦のメインは八咫烏です…それで相手に日本武尊不沈戦艦の神話を創り出すのです…私達の力を使ってね…。」

 

リョウカ(旭日)「分かりました。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと、そろそろお開きとして…この世界線の日本国に連絡しないとね…。」

 

 

その後…作戦会議を終えたリョウカ達は、日本国に帰って来た事を報告し…予定通りに心臓作戦に参加する事を連絡した…

 

 

…それで一気に…照和21年…1月元旦…

 

 

リョウカ(幻想)「さぁ!みなさん!出撃ですよ!!」

 

リョウカ(旭日)「はい!」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、いっちょ…派手に行くか!」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、後の事は頼みましたよ。」

 

リョウカ(紺碧)「はい。」

 

前原(日)「ええ、どうかお気を付けて下さい。」

 

 

そして…神森大連盟艦隊の本体組と旭日組は紺碧組と連盟紺碧艦隊に見守れながら…同時に出航して行った…

 

 

 

さてだが、この神森大連盟艦隊と護衛国家の艦隊の改造及び改装した結果についてだが…最大規模の作業の故に、大きく仕様が変わった…特にデメリットの解消を目的と…全性能の強化…更に新規武装の追加…装甲の追加…その他色々だが……目立った変化が有るのは…リミッター解除及びコア形態系についてだ…これは最初は、対超兵器戦の時に真価を発揮する…が、それ以外では戦闘系時とあまり大差無いのが欠点で…武装が限られてしまうのが欠点だった………それで、改造及び改装後に……段階解放式に変化して…最大十段階になった…基本的にリミッター制限が掛かってる時は五段階目までしか解放出来ないが…五段階目だけでも最初期の真・コア形態と全く同じ力を発揮する様になった…リミッター解除後は、十段階目まで解放し…その真価を発揮出来る様になる…リミッター解除も段階式となり…最大五段階…先程のコア形態を解放させるには一段階目を解放するだけで良い…が逆に…一段階目でも解放しないと充分な性能を拝めないのがたまにキズ………さて、まだ他にも色々と紹介したい事も有るが……それは後ほど明らかになるだろう……

 

 

 

【本体組サイド】

 

 

神森大連盟艦隊は今…濃い霧の中を…神森大和が何故かコア形態を発動して航行していた…いや、正確には…神森大和型の代表4隻が、コア形態を発動していたのだ…

 

 

リュウカ(幻想)「なあ、一応聞くが…何故コア形態になった?」

 

リョウカ(幻想)「少し驚かせてあげたいのです…。」

 

リュウカ(幻想)「…は〜ん…分かった…この世界線の大石に今の大和型を見せてやろう…って訳か?」

 

リョウカ(幻想)「そう言う事です。」

 

 

…コア形態…簡単に言えば…真・コア形態が改造及び改装した後に変更された名前だ…因みにだが、この神森大和型は…勿論全て大和型に姿が変わる…が、大和・武蔵・信濃・紀伊…の4隻…その姿は勿論あのはいふりの世界線の大和型になっている…つまりは大和は昔の姿になっている…因みだが…本来は、戦闘形態の時のみ起動出来るが…仕様が変わって…通常形態の一つとしての扱いになった…が…今の状態は、通常形態の時の半分程度しか実力を発揮出来ない…まあ…本来は、戦闘形態専用だからやむを得ないがな…

 

 

ヤマト「…懐かしい姿です…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、これがなかなか苦労しましたよ…昔の…貴女が居た世界線の大和に似せるのにね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、それで数ヶ月も掛かったがな…一隻にな…。」

 

ヤマト「お嬢様…私達なんかの為に…ありがとうございます…!」

 

リョウカ(幻想)「気にしないで下さいよ、ヤマトさん…もうれっきとした家族じゃないですか?そうですね…もう普通に私達の事を呼び捨てにしても良いですよ。」

 

ヤマト「えーっと…じゃあ…【リョウカ…さん?】」

 

リョウカ(幻想)「はい、私ですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、長年の仲だし…いっか…。」

 

リョウカ(幻想)「…あ…そうだ、そろそろ定期の警笛の時間ですね…こんなにも濃い霧ですからね。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな……全艦!定期警笛だ!本艦の警笛の後にそれぞれのタイミングで警笛を一回だけ鳴らせ!。」

 

全艦『了解。』

 

ヤマト「警笛鳴らし!今…!」

 

 

ボォォォォォォ…!!!

 

ボォォォォォォ…!!!

 

ボォォォォォォ…!!!

 

 

濃い霧の中で…神森大連盟艦隊は、定期警笛を鳴らした…因みにこの定期警笛のタイミングは…基本的に、30分おきにやる……

 

 

リュウカ(幻想)「よし、全艦居るな…。」

 

ヤマト「ん…?リョウカさん。」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?」

 

ヤマト「はい、前方1万に…漁船らしき反応を確認しましたが…どうしますか?」

 

リョウカ(幻想)「…このまま直進すると、漁船はどうなりますか?」

 

ヤマト「はい…このまま直進すると……いけない!衝突コースです…!!」

 

リュウカ(幻想)「何…!!?全艦!!取舵20度…!!回避しろ…!!!」

 

 

ザザァァン…!

 

 

ヤマト「距離…5000……4000………3000……………2000………1000…!!全艦!衝突コースから逸れました…!」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜…危ねぇな…ったく!!誰だ!!こんな時に漁船を出してる馬鹿は…!!?」

 

リョウカ(幻想)「まあまあ…取り敢えず無事で良かったじゃないですか?」

 

リュウカ(幻想)「そりゃあ…まあ……そうだが……今戦争真っ只中だぞ?良くこんなに呑気で出航出来た者だな…って感じるんだが?」

 

ヤマト「恐らく…あの漁船は、元旦だからこそ…出て来たのだと思います。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…まあ良い……取り敢えず奴らと合流を急がないと…。」

 

 

そして1月の中旬…神森大連盟艦隊は、英国領の…トリスタン・ダ・クーナー島の目と鼻の先に来ていた…さてだが…今回は大石側から見てみよう…

 

今現在…例の木造戦艦…八咫烏が到着した…その直後である…

 

 

参謀長(日)「長官!」

 

大石(日)「どうした?」

 

参謀長(日)「は!偵察機の報告で…この港に向けて…未確認の大艦隊が接近しています!」

 

大石(日)「何?…いや待て…未確認の大艦隊って言ったな?」

 

参謀長(日)「は…はぁ…そうでありますが…。」

 

大石(日)「……ふ…どうやら【彼女達】も来た様だな…。」

 

参謀長(日)「……!!もしや…神森大連盟艦隊…!」

 

大石(日)「そうだ…。」

 

海野「あの〜…神森大連盟って…どう言う存在でしょうか?」

 

大石(日)「そう言えばお前は知らないな…簡単に言えば…例の幽霊艦隊と似て異なる存在だ…まあ、例の幽霊艦隊を光側に寄せた様な存在だが…その存在は謎だ…が、分かる事はただ一つ…彼女達を絶対に敵に回してはいけない…例えこの世界全てが相手だとしても絶対に敵わない相手…って言う事位しか分からん…。」

 

海野「なるほど…。」

 

参謀長(日)「…!見えて来ました!…あれは……む!!長官!!あ…あれを…!!」

 

大石(日)「どれ?……!!あれは……俺は夢でも見ているのか…?」

 

参謀長(日)「いえ…夢ではありません…!私にも見えています…!あれは…間違いありません…!【戦艦大和です!】」

 

 

 

推奨BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの大和:メインテーマ】

 

 

大石達が見たのは…あの日本の象徴である…前世において時代遅れと言われていたが…それでも日本の誇る最大で最強の戦艦が…大艦隊を引き連れて現れた…

 

 

 

海野「戦艦大和…?確か…あれは高野総長が、全大和型戦艦の建造を中止にした筈では?」

 

大石(日)「……む?いや待て…確かに大和だが…見られない塗料が塗られているな…しかも大和型が4隻も居る…が、どれも違う塗料が濡れているな…。」

 

参謀長(日)「…ん?前方の大和型の一隻から発光信号!内容は…『我…神森大連盟艦隊…本艦ハ、1番艦ノ…旗艦神森大和…赤ノ塗料側ハ…2番艦ノ神森武蔵…黄ノ塗料ハ…3番艦神森信濃…最後ノ緑ノ塗料ハ…4番艦ノ神森紀伊…コレラノ塗料ノ意味ハ…識別帯ナリ…御了承下サイ…尚、コノ発光信号ノ後…本艦隊ハ…本港ニ入港スル…。神森大連盟艦隊:総司令官:神森リョウカ国家総元帥』…以上です。」

 

大石(日)「分かった、なら入港出来る様にする様にしなければな…。」

 

 

そして30分後…例の艦隊は、港に入港した…

 

 

…そして再び視点はリョウカ達に戻る…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん、お久しぶりですね。」

 

リュウカ(幻想)「よう、元気だったか?」

 

大石(日)「ああ、お嬢様閣下もお元気で何よりです…それでお聞きしたいのだが…あの4隻の大和型についてだが?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…あの形態ですか?…取り敢えず、場所を変えましょう…此処だと目立ちますしね…。」

 

大石(日)「分かりました。」

 

海野「私もご同行します。」

 

 

10分後…リョウカ達と大石達は建物の所に行った…

 

 

大石(日)「それで、あれは?」

 

リョウカ(幻想)「はい、簡単に言えば…あの姿は形態変化の一つで…コア形態と呼ばれています…。」

 

大石(日)「コア形態…つまりは心臓そのものか…。」

 

リョウカ(幻想)「そう言う事です…ある意味でこの形態こそが、対超兵器戦での戦闘形態とも言える姿です……。」

 

大石(日)「超兵器?」

 

リョウカ(幻想)「はい、まあ例えるなら…貴方達の国では…一応準超兵器クラスは…貴方の乗艦する…超巨大戦艦…通称超戦艦…日本武尊…それでドイツ側では…現段階では…超兵器…に呼ばれるのかどうか怪しいけど…超兵器候補の、列車砲…60cmのゲルマン砲…そして80cmのヒトラー砲…の以上が超兵器候補ですね…。」

 

大石(日)「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、私達の場合は…そうですね、貴方達から見れば全てが超兵器ですね…って言うよりもその超兵器以上の超兵器…っと言った所ですね……さて話が逸れましたが…そのコア形態は…何故対超兵器戦では戦闘形態なのかと言うと……これは私達の能力で制約と契約をしたのですよ。」

 

大石(日)「どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい…内容は…『対超兵器戦に限り…コア形態の時のみ絶対に勝てるが…それ以外の戦闘では通常の姿の戦闘形態と倍以上レベルの強さになる。』……と言う内容ですね。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、直球に言えば…相手が超兵器であれば…絶対に負けない…それどころか超兵器を絶対に殺すマンに変貌する…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、欠点は勿論ありますよ…そもそもコア形態…貴方の言う心臓そのものですけど間違ってはいないです…そもそもコアそのもので戦闘を行うのですから…まあ被弾しても私達と同等の強さじゃない限りは撃沈どころかダメージを与えるのは無理ですけど…もし対等の敵ならば…コアである故に…その受ける被害が倍に増える欠点が有ります…。」

 

海野「へ〜…そうなんですか…。」

 

 

そう…確かにコア形態も仕様が変わって幾らかマシになったが…最大級の欠点…コアである故のダメージの倍増…それだけはどうしようもなかった…

 

 

リョウカ(幻想)「後、気になっていると思いますよね?なら何故そもそもコア形態で来たのか…っと言う事を。」

 

大石(日)「確かにそうだな…教えてくれないか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、直球に言えば…そもそも貴方を驚かせる為にわざわざコア形態になって…入港してみよう…って感じにしたのです…確か貴方は…前世で大和の乗員だったのでしょう?」

 

大石(日)「……!ああ…そうだ…。」

 

リョウカ(幻想)「それで聞きます……あの大和を見て…どんな感じに思いましたか?」

 

大石(日)「そうだな……正直に言えばだが……最初見た時……何故…戦艦大和が此処に現れたのか…?そして…喧噪が中止された筈なのにどうやって…?…と言う考えが有ったが…微妙に姿が違う事に気付いて…更に同じ大和型が4隻も勢揃いする時点でおかしいと思った…まあ…なんだ…私を驚かせようと考え……ある意味で驚いた…良い意味でな……それと、私の為にわざわざありがとうございます…。」

 

リョウカ(幻想)「いえいえ…後、一応は作戦に支障が出ますから…作戦開始時には元に戻します。」

 

大石(日)「分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…長くなりましたが、そろそろ本題と行きますか…そもそも私達が来たのは…貴方達の大作戦に是非参加して欲しい…って事で来ました。」

 

リュウカ(幻想)「因みに、内容は既に知ってる…。」

 

リョウカ(幻想)「……作戦名…【心臓作戦】…確か中枢部に大打撃を与える事と…後おまけ程度だけど…この世界のヒトラーさんに【日本武尊不沈神話】を思い知らせる…でしたよね?」

 

大石(日)「まあ、有ってはいる…流石お嬢様閣下ですな…良くそこまで情報が届いているのだな…。」

 

リュウカ(幻想)「まあな、伊達に神や最高神をやってる訳じゃない…まあ知ってて当たり前…って言う強がりは言わんし…神や最高神だって失敗はするものだ……あ〜…一応言っておくが海野大佐…で合ってるんだっけ?」

 

海野「ええ、合っておりますよ。」

 

リュウカ(幻想)「さっき大石から聞いたと思うが…基本的に俺達や俺達の国は秘匿そのものだ…別に強要はしないが…バラさないでくれよ?バレたら色々と不味いからな…流石に全国を相手にするのは面倒くさい…特に例の影の連中から追われるのは不味い…。」

 

大石(日)「まあそう言う訳だ…本作戦後、彼女達の事は忘れて欲しい…。」

 

海野「はい。」

 

リュウカ(幻想)「すまんな…しかし、これがお前らの為だ…バレたらバレたで…俺達だけでなく…お前らにまで更に危険が及ぶ…それだけは回避しないとな…。」

 

大石(日)「そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「さてとです…私達の役目は、紺碧艦隊の作戦支援…次に、木製戦艦八咫烏の陽動支援…そして旭日艦隊の攻撃支援の以上三つ艦隊を用意しました…因みに既にもう紺碧組の方は動き始めてます。」

 

大石(日)「なるほど…む?三つの艦隊?」

 

リョウカ(幻想)「はい、私達…本体組と…旭日組の私達と…紺碧組の私達です…既にその2組には、作戦内容を伝えて…紺碧組の方は動き出して…私達と旭日組は、貴方達の作戦に参加します…因みに、旭日組には八咫烏側の支援に入ってもらう事になってます…まあそれに伴ってだけど…その陽動側の指揮官は?」

 

大石(日)「ああ、中村中将に任せてる。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました……それじゃあだけど、旭日組は自身の判断で動いて…八咫烏の陽動作戦の支援を行わせます…その方が少し楽です…それに、こちらとしても…どうしても八咫烏には生き残ってもらわないと困りますからね…。」

 

大石(日)「む?どう言う事ですか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…史実を言ってしまえば…この作戦限定で呼ばれた八咫烏は…轟沈しました、ゲルマン砲及びヒトラー砲の一斉射撃による砲撃によりね……それで今回は、その八咫烏を生き残らせ……日本武尊の2番艦…の存在として…まあ形だけですけどね…日本武尊が2隻も存在するっと言っただけでナチス第三帝国も慌てると思いますしね……。」

 

大石(日)「ほぅ…。」

 

リョウカ(幻想)「更に言えば、もう既に列車砲の場所は判明してますし…その途中で邪魔をしてくる新型機の拠点の位置も分かっておりますよ。」

 

大石(日)「む?新型機?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、この頃から…奴等はとうとう…まあお前ら風に言えば…噴進式の戦闘機を開発した…それがホルス機だ…速度は約1500kmを叩き出す恐ろしく速い奴だ…んで、史実ではヒトラーの能力でお前らの位置がバレ…コイツに出撃させ…日本武尊を撃沈する様に命令した……まあ当然の結果だが、そもそも日本武尊は戦艦の癖して対空戦闘のスペシャリストだ……更に対潜攻撃も可能な時点で本当にお前戦艦なのか?と疑われる様な相手に…たかだか1500km叩き出す戦闘機如きに負ける事はなく……意図も簡単に対空炉号弾によって消滅させた……って感じだったがな。」

 

大石(日)「なるほど…む?何故炉号弾の存在を?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…実はね…私達の方では、炉号弾系を使うのはほぼ当たり前みたいな感じで…全艦に炉号弾を持たせてます…それに存在自体は、私達も認知してますし…私達の中でお決まりの弾頭ですね。」

 

大石(日)「……そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「それでですけど……今回は…流石に邪魔が入っては困るから…既に先手を打たせてもらいした…。」

 

大石(日)「……何?」

 

リュウカ(幻想)「さっき言ったろ?例の新型機の拠点も分かっている…っとな…。」

 

リョウカ(幻想)「だから、その拠点諸共…破壊する様にとある超兵器に命令して行動させてます。」

 

海野「へ〜…どんな兵器ですか…?」

 

リョウカ(幻想)「…言っても大丈夫なのですか?」

 

リュウカ(幻想)「多分大丈夫だと思うぞ?」

 

リョウカ(幻想)「…そうですね………じゃあ、言うけど……これはある意味で私達の中で禁忌クラスの超兵器ですので…くれぐれも口外はしないで下さい…。」

 

大石(日)「分かりました…それで?」

 

リョウカ(幻想)「はい…実は、本作戦にはとある超兵器も参加する事になってます…それは、私達の保有する中で唯一の宇宙空間からの支援及び攻撃可能の…超兵器……超衛星兵器です……。」

 

大石(日)「…衛星兵器…ですと?」

 

リョウカ(幻想)「はい、この超衛星兵器は色々と種類が有りますが…それは省きますが……今回その衛星に命令したのは…その例の新型機の破壊及び拠点の完全破壊……そして、私達の本体組の索敵支援…更に場合によっては列車砲陣地に対しての攻撃も考えてます。」

 

大石(日)「なるほど…しかし…幾ら宇宙空間からの攻撃でも、いずれはバレる可能性も有るだろう。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、史実では最終的に…ナチスでも衛星兵器を作り出して…それに核を大量に載せて打ち上げ…大暴れしました…。」

 

大石(日)「…何て者だ……。」

 

リョウカ(幻想)「………あ……やっぱり作戦を変えましょう…確かヒトラーさんには、予知能力が有りますから…衛星攻撃をしようとして…バレる可能性も高いですし……新型機以外で…攻撃機の大編隊を送り付ける可能性も非常に高いです……一応私達の能力を使えばヒトラーさんの予知能力を封じる事が出来ます……でも、ヒトラーさんの事ですから…何を起こすか私達でも予測不能です……。」

 

大石(日)「……ではどうしますか?」

 

リョウカ(幻想)「………止む得ないけど…例の新型機との戦闘は免れないけど…そのすれ違い様に…その新型機の要塞を破壊します…ヒトラーさんの予知能力を超える…それ以上の行動を起こさないと不味いです…更に此処で、衛星兵器を使うのは不味いので…この作戦での衛星兵器の行動を変更します…衛星には…『私達…本体組の作戦支援及び索敵支援…それと、列車砲陣地の偵察と観測…。』それを行う様に後で伝えておきますね。」

 

大石(日)「分かりました…。」

 

リョウカ(幻想)「……後、対列車砲戦では…史実では貴方達がやりましたが…今回…私達に任せてもらえないでしょうか?」

 

大石(日)「…何か秘策が…?」

 

リョウカ(幻想)「……勿論です…私達…最高神である…その力の片鱗を見せてあげましょう…。」

 

リュウカ(幻想)「やるのだな?」

 

リョウカ(幻想)「はい…ただ、無茶はしないです…だからこその衛星が頼りです…。」

 

大石(日)「……なるほど…そう言う事か…まあ、お嬢様閣下が何を行動するか分からんが…衛星で偵察及び観測を行い…攻撃の弾着観測を行う…そう言う事か?」

 

リョウカ(幻想)「そう言う事です…さてと、実はだけど…本作戦に私達側の方に…ゲストが来てます…。」

 

大石(日)「……ゲスト?」

 

リョウカ(幻想)「はい…それじゃあ、みなさん…入って来ても良いですよ。」

 

?「やっほー!リョウカちゃん!」

 

?「ようやくですか、リョウカさん。」

 

海野「……!!」

 

大石(日)「……お嬢様閣下、一応聞きますが…彼女達は?」

 

リョウカ(幻想)「はい、ミケちゃん…いえ…彼女達は、私達と同じ家族同士で…同じ艦隊に所属している者です…ミケちゃんこと…こちらの…、」

 

岬「うん…私は、神森大連盟艦隊の司令直衛直属護衛艦隊:総旗艦:航洋超駆逐戦艦[晴風]艦長及び護衛艦隊の総司令官の岬明乃国家総元帥です!」

 

リョウカ(幻想)「はい…そちらは、シロちゃんこと…、」

 

宗谷「はい、同じく岬さんと同じ…神森大連盟艦隊所属の司令直衛直属護衛艦隊:総旗艦:航洋超駆逐戦艦[晴風]副艦長及び護衛艦隊の副総司令官の宗谷真白国家総元帥です!」

 

リョウカ(幻想)「他にもゲストは居ますが…代表者として此処に呼びました…本作戦では、私達本体組と行動を共にします…尚、本作戦では、ミケちゃん…いえ岬さん…みなさんには私達の艦に乗艦してもらう事になってます。」

 

岬「うん、分かったよ。」

 

大石(日)「…一応更に聞くが…見た所…完全に学生みたいな様だが?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうですよ?ただ…彼女達は、私達の居た空間に突然世界諸共やって来まして…成り行きで今に至ります…因みに彼女達は、横須賀海洋学校に所属してました…まあ今では、私達の能力で永遠の時間となって…既にみなさんは卒業しました…だから今は私達の所で頑張っています…が基本的に艦隊決戦しか出来ないです…けど、艦隊決戦となれば…この直属護衛艦隊の見せ所です…彼女達に勝てる相手は私達以外存在しない位強いですよ。」

 

大石(日)「…そんなに強いのですか?」

 

海野「その見た目で…信じられませんね……。」

 

リョウカ(幻想)「あら?見た目で判断すると…後で痛い目を見る人だって居ますよ?海野さん?」

 

海野「し…失礼しました…。」

 

リュウカ(幻想)「とにかく…本作戦はコイツらも着いて来る…んで…取り敢えずは、旭日組は…予定通りに八咫烏の支援を行い…俺達本体組は…日本武尊の支援…及び列車砲陣地の破壊を行う…それで良いな?」

 

大石(日)「ああ、分かった…。」

 

リュウカ(幻想)「因みにだが、俺達は俺達なりに動く…だからお前らは、自分達の艦隊は自分達の指示で動いてくれ…俺達はそれに出来る限り合わせて行動する……まあもしもの時は独断行動に出る事も有る…そこは分かってくれ。」

 

大石(日)「了解した。」

 

海野「ええ、了解しました。」

 

リュウカ(幻想)「………さてだが、もう一つ……これはある意味で警告に近いが……この戦争を終わらせるには……ナチス第三帝国を勿論…ヒトラーを倒しても終わりではない…更に影の組織を完璧に潰さない限りは絶対の平和は存在しないと思った方がいい……それだけは絶対に忘れないでくれ……良いな?」

 

大石(日)「分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「…それじゃあ私達はこれで失礼します…本隊出発その時まで…隠れながら私達は休みます…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…多分この後お前らは堂々とこれ見よがしに演習を繰り返す…しかし何度も言うが俺達は秘匿の存在だ…無論陽動で参加する旭日組だって秘匿だ…だから演習には参加出来ん…まあこの演習自体も陽動の科目だが…そこで俺達が目立つと不味いからな…しかし安心しろ…必ず成功させよう…それじゃあな……行くぞお前ら。」

 

岬「うん、それじゃあね…。」

 

宗谷「失礼しました。」

 

 

そしてリョウカ達は自身の艦に戻って行った…

 

 

海野「ふ〜…あの方々って…やはり…最近噂になってた…例の神の艦隊の総司令官で間違いないのでしょうか?」

 

大石(日)「そうだ、そして…この後世世界で1番最初に同盟を結んだのだ…彼女達とな…。」

 

海野「え?そうでありましたか…しかし…何故同盟したのに、公表を拒むのでしょうか?」

 

大石(日)「そもそも彼女達の存在は秘匿だ…無論その国もだ…更にその力は強大だ…しかも聞く所によれば…大量の核を持ってるそうだ…しかも、自身達特製の物らしい…。」

 

海野「核兵器ですと…!?」

 

大石(日)「そうだ、だが…使えば何もかも終わりになる終末兵器……だから使わないが……持ってるだけでもいい……核抑止を行う為にだけ用意した感じだ……だからこそ…絶対に公表は出来ん…更に付け加えれば…もし公表すれば…恐らく全国がその国家に…全国から地球上には存在しないであろうその力を我が物にしようと目論む輩が出て来る…無論彼女達が追っている影の組織からも狙われる羽目になる……最悪の場合……その影の組織がその国家に乗り込み…制圧されてしまえばこの世界…いや…地球そのものの終焉を意味する…。」

 

海野「なるほど…。」

 

大石(日)「だからこそ、彼女達の存在を知るのは上層部のごく一握りに限られている…私自身もその1人だがな…。」

 

海野「分かりました。」

 

 

……その後、予定通りに大石達…旭日艦隊はこれ見よがしに堂々と演習を繰り返した……そして1月下旬の雨天にて…しかも新月の時…旭日艦隊の本隊と…神森大連盟艦隊の本体組は、何処となく出撃して行った…無論だが、八咫烏組と旭日組を残して…

 

 

リョウカ(旭日)「……どうか御武運を…みなさん…。」

 

リュウカ(旭日)「ああ…だが、こっちが上手くやらないと不味いだろうしな…。」

 

中村「そうだな…それで聞くが、君達もこちら側に参加するのは本当かね?」

 

リョウカ(旭日)「ええ、そうですよ…ただし…こちらはこちらなりに動きますから…どうぞお構い無くやって下さいね。」

 

中村「分かった。」

 

 

 

そして…本隊に遅れる事3日…各国にその存在を誇示するかのように堂々と陽動艦隊も出撃して行った……それと同時に……神森大連盟国にて…

 

 

リョウカ(紺碧)「…それじゃあみなさん!出撃です!!」

 

 

…同時刻……神森潜水艦隊及び連盟紺碧艦隊もひっそりと出撃して行った…これが心臓作戦の幕開けだった…

 

 

【心臓作戦:開始】

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第10話 神森大連盟国と後世日本の心臓作戦

よう、お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…俺達は、再びこの後世世界線に戻って来て…この世界の日本国の心臓作戦に参加する事にした…こんなもんか…んじゃあ今回も見ろよな!


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

神森大連盟国と後世日本はとうとう心臓作戦を開始した…

 

 

 

【旭日組サイド】

 

 

 

バババババババババ…!!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

ボォォォン…!!キィィィィィン…!!ザッパァァン…!!

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

ヤマト(旭日)「独国の偵察機!撤退して行きます!」

 

リュウカ(旭日)「それでいい、深追いはするなよ?何せ俺達は陽動だからな。」

 

リョウカ(旭日)「うん、ここまであからさまに挑発をすれば敵も参るでしょう…まあそれが狙いですよ…【武田信玄流:啄木鳥戦法】…。」

 

中村『ほぅ…お嬢様閣下も知っておるのですか?』

 

リョウカ(旭日)「知ってるも何も…その啄木鳥戦法は…大昔に私自身が…【罠として】武田信玄さんにその戦法を教えたのですよ?無論…騙された武田信玄さんは…作戦失敗しましたけどね…。」

 

中村『…お嬢様閣下、貴女様は中々エグいお方ですな…。』

 

リョウカ(旭日)「仕方なかったですよ…何せ生きる為にはもうそうするしかなかったのですから…それに悪いって思ってます…。」

 

リュウカ(旭日)「だろうな、1人旅の時…まあどうだったか知らんが…相当荒れてた時期が有っただろうし…その時の犠牲者だな…。」

 

中村『ふむ…。』

 

リュウカ(旭日)「……まあ何にせよ、今回の場合の啄木鳥戦法は…ジブラルタル海峡にいる艦隊を紅海側に追いやる事…それが狙いだ…んで出て来た艦隊を…紺碧組の俺達と連盟紺碧艦隊によって…、」

 

 

【紺碧組サイド】

 

 

リョウカ(紺碧)「ぱっくりと行く訳ですよ、みなさん?理解出来ましたか?」

 

リュウカ(紺碧)「ああ、だが彼奴らが上手くやらないと…こっち側に出てこないがな…。」

 

リョウカ(紺碧)「いえ、必ず出て来ます…何せ…もう既にヒトラーさんには予知能力で…私達の行動が読まれてますからね…英国本土の上陸阻止の件でね…それを餌にして叩く…って言うのが彼等の狙いです…。」

 

前原(日)『なるほど…。』

 

リーガン『ふむ…しかしお嬢様閣下、ヒトラー総統が何を考えてるのか良く分かるのだな?』

 

リュウカ(紺碧)「仮にも俺達だぜ?まあやろうと思えば奴の予知能力を完全に封じれるが…俺達は奴の予知能力を傍受する様な形で行動してるからな…封じられたら今度はこっちが面倒な事になる…。」

 

リーガン『そうか…。』

 

リュウカ(紺碧)「…さてと、んじゃあそろそろ奴等に対しての置き土産を置いて行くか。」

 

前原(日)『了解した。』

 

リーガン『了解だ。』

 

リョウカ(紺碧)「全艦に告ぐ!これよりこの海域に海底音響探知魚雷を斉射する!全艦!射撃用意…!!」

 

全艦『了解!』

 

 

リョウカの号令と共に置き土産の準備をして…

 

 

リョウカ(紺碧)「……てぇぇ…!!!」

 

 

バシュウ…!バシュウ…!バシュウ…!バシュウ…!

 

シュゥゥゥ…!!ゴト…!ゴト…!

 

 

リュウカ(紺碧)「へ!まあこんなもんだ…良し!次は本命を狙う!全艦!紅海を抜けるぞ!」

 

全艦『了解!』

 

 

そして…神森潜水艦隊と連盟紺碧艦隊が置き土産で残して行った…海底音響探知魚雷と超大型海底音響探知魚雷を…計約100本超以上も置いて…敵艦隊を撃滅する為に、紅海を抜けて行った…

 

 

……1日経過…

 

 

ザザァァン…!

 

 

ピッ…ピッ…ピッ…ピィー…!!

 

バシュウ…!バシュウ…!バシュウ…!

 

シュゥゥゥ…!!ズドォォォォォォン…!!

 

 

独国の主力艦隊が全力出撃していた時…神森潜水艦隊と連盟紺碧艦隊が残して行った海底音響探知魚雷系の雷撃の嵐に巻き込まれて行った…その雷撃の嵐により…あれほど居た大艦隊が…一気に10隻も満たない艦隊まで落ちぶれてしまった…そしてその主力艦隊は、紅海を抜けようとしていた……が、そこには当然……彼女達……神森潜水艦隊と連盟紺碧艦隊が待ち伏せていた…

 

 

 

リョウカ(紺碧)「さてと…トドメを刺しますよ!全艦!戦闘用意!」

 

全艦『了解!』

 

 

【神森潜水艦隊及び連盟紺碧艦隊:戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(紺碧)「主砲用意!!」

 

ヤマト(紺碧)「了解!主砲、レールキャノン砲!発射用意!!」

 

 

ウィィィン…!!ガコン…!!ジリジリ…!!

 

 

ヤマト(紺碧)「目標!敵旗艦!主砲チャージ完了です!」

 

リュウカ(紺碧)「良し!全艦!各艦に攻撃開始!!主砲!!てぇぇ…!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドギャァァァン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!ボォォォン…!!

 

バシュウ…!バシュウ…!バシュウ…!

 

シュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

 

……待ち伏せを喰らった主力艦隊は、呆気なく…出オチとばかりに…全艦が海の藻屑となった…

 

 

リョウカ(紺碧)「…戦闘終了です、みなさん…私達の役目は終わりです…後はみなさんの帰還を待つだけです…帰りますよ。」

 

全艦『了解。』

 

 

神森潜水艦隊と連盟紺碧艦隊は旭日艦隊と神森大連盟艦隊のそれぞれ本隊に作戦成功の報告を入れ…帰還して行った…

 

 

【神森潜水艦隊及び連盟紺碧艦隊:作戦成功】

 

 

【旭日組サイド】

 

 

時は少し遡り…紺碧組が敵艦隊と戦う前に戻る…時刻は夜…旭日組の神森艦隊と旭日艦隊の別働隊がジブラルタル海峡に迫っていた…

 

 

キィィィィィン…!!

 

バシュウ…!!シュゥゥゥ…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

ガキン…!ヒュゥゥゥ…!!

 

ボォォォン…!!

 

 

 

神森艦隊の航空隊と第一遊撃部隊の航空隊が、ジブラルタル海峡のレーダー施設を破壊尽くした…これにより、独軍の目と耳を破壊した…

 

 

ヤマト(旭日)「虎狼より入電です!『コレヨリ我ガ艦隊ハ、ジブラルタル海峡ニ突入ス…随伴ハ貴艦等ニ委ネル。』…以上です。」

 

リョウカ(幻想)「そうですかならば…私にいい考えが有ります、八咫烏と虎狼に発光信号!これより八咫烏が先頭に…本艦も突入する!」

 

兵士元帥4「は!!」

 

 

そして直ぐに神森大和から、それぞれに発光信号を送った…

 

 

10分後…

 

 

一方で…ジブラルタル側の敵側は…

 

 

敵砲台司令官「来たぞ!!敵!超戦艦と超巨大要塞戦艦だ!!全砲台!射撃用意!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!

 

 

独兵1「各部射撃準備完了であります!」

 

敵砲台司令官「良し!警報!」

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

 

敵砲台司令官「目標!敵!超戦艦及び超巨大要塞戦艦!てぇぇ…!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

ジブラルタル海峡の列車砲…63cm:ヘラクレス砲台5門から、真っ直ぐに八咫烏と神森大和に徹甲榴弾が飛んで来た……が…

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

敵砲台司令官「くそ!全て遠弾だと!?」

 

 

ドォォォォン…!!

 

 

再度、ヘラクレスの砲撃を行ったが…

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

 

独兵2「命中弾無し!!」

 

敵砲台司令官「そんな馬鹿な!?」

 

 

 

実は、砲弾は全て八咫烏と神森大和に直撃していた…しかし八咫烏のハリボテによって過貫通を引き起こしたり…神森大和の異常なチート装甲によって全て弾き返されたり…等を起こした為か、虚しくも遠弾に見えてしまうのだった…更に、八咫烏は…リョウカ達の能力で破損しても攻撃受けた瞬間に回復能力で常に万全な姿に回復され続けていた…

 

 

リョウカ(旭日)「煙幕展開!!」

 

ヤマト(旭日)「了解!煙幕展開!!」

 

 

シュゥゥゥ…!!

 

 

神森大和と八咫烏から煙幕が展開された…これにより、虎狼以下三隻の姿は完全に見えなくなった…

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

バコォォン…!ガキィィン…!

 

ザッパァァン…!!

 

バコォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(旭日)「大丈夫です、この程度の攻撃でこの大和にダメージは与えれません!」

 

 

敵の列車砲による攻撃を受けても涼しい顔で優雅に…更に堂々と居座っている八咫烏と神森大和に敵は完全に焦っていた…何発も直撃してるのに何故沈まない事に焦っていた……そして更なる悲劇が襲い掛かろうとしていた…

 

 

リョウカ(旭日)「…さてと、そろそろ後に譲りましょうか…煙幕辞め!!取舵一杯!!」

 

ヤマト(旭日)「了解!煙幕辞めー!取舵いっぱーい!!」

 

 

ザザァァン…!!

 

 

神森大和と八咫烏による陽動により…虎狼以下三隻は、ヘラクレス砲台の死角まで接近していた…そして…

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ヒュゥゥゥ…!!チュドォォォォン…!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!ボォォォン…!

 

 

虎狼以下三隻から放たれたクラスター砲弾によって…ヘラクレス砲台全門共に破壊された…

 

 

ヤマト(旭日)「虎狼より入電です!『コレヨリ周辺施設ノ制圧ニ掛カル。』…後追伸です!『見事ナリ八咫烏ト神森大和。』…以上です!」

 

リュウカ(旭日)「ふぅ、一先ずは何とかなったな…。」

 

リョウカ(旭日)「ええ、さて私達はただ敵要塞を堕としただけじゃないです…この世界線のヒトラーさんに、【日本武尊と神森大和の不沈神話】を思い知らせる事が出来た筈ですよ。」

 

リュウカ(旭日)「だろうな…それで?この後は?」

 

リョウカ(旭日)「ええ、確かこの後は…私達と八咫烏を本隊と合流する事になってます。」

 

リュウカ(旭日)「分かった…さてと、八咫烏に発光信号!これより、貴艦と本艦隊は本隊と合流を目指す!貴艦は我らに続け!」

 

ヤマト(旭日)「了解です!」

 

 

そして、旭日組も作戦を一通り終え…旭日艦隊と神森大連盟艦隊の本隊との合流を急いだ…尚…その後に、紺碧組により…主力艦隊は壊滅したのだった…

 

 

【本体組サイド】

 

 

ザーッ…!!ビュゥゥゥゥゥ…!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

その頃の今…旭日艦隊と神森大連盟艦隊は、遥か北を北上していた…

 

 

岬「……酷い嵐だね…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、でももうすぐ止みます…でもその時に敵機の襲撃が来ます…だから攻撃するのだったらこの嵐の中で行動を起こしますよ…。」

 

リュウカ(幻想)「あいよ…ヤマト、一応確認だ…衛星からは奴等は動き出したのか?」

 

ヤマト(本体)「いいえ、まだ…いえ!たった今衛星から…4機!山から出て来た所を確認しました!」

 

リョウカ(幻想)「そろそろですね…では、新兵器…秘匿兵器の…【超大型ヒュージN2ミサイル】の使用制限解除!本艦及び武蔵!信濃!紀伊!播磨!尾張!以上の艦は、それぞれ1発ずつVLSに装填!装填完了後…目標の位置のデータを送ります!データ入力完了後、即座に発射せよ!」

 

全艦『了解!』

 

ヤマト(本体)「VLSに超大型ヒュージN2ミサイル装填!……装填完了しました!他の艦も装填完了しました!」

 

リョウカ(幻想)「それではデータを送ります!この攻撃で敵新戦闘機の施設を破壊せよ!」

 

全艦『了解!』

 

リュウカ(幻想)「良し!全艦!VLS解放!超大型ヒュージN2ミサイル発射!」

 

 

 

推奨BGM:作品名【ジパング】曲名【戦闘:みらい】

 

 

バシュゥ…!!!

 

シュゥゥゥ…!!!

 

 

神森大連盟艦隊の神森大和型の6隻から6発の新兵装…超大型ヒュージN2ミサイルが発射された…

 

 

…超大型ヒュージN2ミサイルとは…そもそもヒュージN2ミサイルは…あのアーマードコアとエヴァンゲリオンシリーズの…AC世界のオーバードウェポンのヒュージミサイルと…エヴァの世界線の対使徒線の通常兵器の最終兵器のN2兵器の一つ…N2ミサイル…その二つを融合させたのがこれだ…準核×準核…その合わさった力は最早核を超える超兵器だ……その弾頭が打ち出されたのだ…尚、目標となっている例の新型機……秘匿決戦兵器:高速円盤機:ホルス16…その発進基地…それが目標だ…しかしそこは険しい山脈地帯で覆われていて…ビーコンによっての誘導をしなければ届かない位置に有った……が、神森一家の作った物は…そんな事は無いとばかりに…今回発射された核ミサイル擬きは…超高高度…約2万メートルまで上昇し…そのまま目標地点まで向かい…近付いた時に一気に急降下し破壊する…

 

 

一方で…日本武尊側は…神森大連盟艦隊から例のミサイルが発射する所を間近で見ていた…

 

 

参謀長(日)「6隻から1発ずつ!計6発の超大型噴進弾!発射されました!!」

 

大石(日)「……捉えたか…こんな大荒れの中で良く撃てたな…。」

 

参謀長(日)「長官、どう言う事でしょうか?」

 

大石(日)「ああ、作戦開始前の作戦会議でな…彼女達がこの時点でヒトラー総統の予知能力で我々の動きがバレ…此処に向け…ナチスドイツ第三帝国の新型機…ホルス16が刺客として送り込まれる…だから彼女達が、その厄介な新型機がもう戻って来る事や発進が出来ぬ様に…その施設を完全破壊する様だ…しかしどっちにしろ例の新型機との戦闘は免れぬ…どうやら、もし発進前にやれば…代わりに此処に敵機の大編隊を送り込む事を予測出来たからだ…ならば数が少ない方を選んだ訳だ…。」

 

参謀長(日)「へぇ…そうなんですか…それではもしや…。」

 

大石(日)「そうだ、どうやら例の新型機が発進したから撃った…そう捉えた方が良い…さてとだ、恐らく例の新型機は絶対に此処に来る…全艦に打電しろ!対空警戒を厳に!」

 

参謀長(日)「は!」

 

 

そして旭日艦隊は対空警戒を厳にし…時同じく神森大連盟艦隊も対空警戒を厳にした…

 

 

【神森大連盟艦隊(本隊)及び旭日艦隊(本隊):厳戒態勢】

 

 

…10分後…敵側にて…

 

 

敵機1『ん?何だ?』

 

敵機2『…!電探に反応!数6!!』

 

敵機3『何処だ…!?』

 

敵機4『……!!上だ!!』

 

敵機1『……何だ…あれは…!?』

 

敵機3『おいおい…あの機の向かってる方角…!』

 

敵機4『…!!まさか…あの機の狙いは…俺達の基地を狙ってるのか…!?』

 

敵機1『何…!?馬鹿な!?そもそも俺達の基地は山脈地帯で…秘匿の場所だぞ!?何故バレた!?』

 

敵機2『ええい!兎に角発進基地に連絡しろ!!恐らくあの速度だと、もう10分も無い!!』

 

 

それでホルス機から、発進基地に対して緊急入電を行い…敵機らしき機が6機接近してる事を報告した…が…

 

 

5分後…

 

 

シュゥゥゥ…!!

 

 

敵要塞司令『敵機来襲……いや違う…!!ミサイルだぁ…!!総員たい…、』

 

 

シュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

……6発のミサイルは、それぞれの射出口に見事に入り込み…その奥で超超規模の大爆発が発生し…完全にその基地は消滅した…無論…消滅した事は敵及び味方にも届いた…

 

 

ヤマト(本体)「オーディンから報告!目標消滅!!」

 

リュウカ(幻想)「分かった、一応旭日艦隊にも連絡しろ。」

 

ヤマト(本体)「はい!」

 

リョウカ(幻想)「……消滅…ですか……。」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ、お前の考えは分かった…だがな、何度も言うが…、」

 

リョウカ(幻想)「戦争ですよね……だから私達は一刻も早くこの悲劇の戦争を終わらせて…犠牲者を減らさないといけないのは分かっています……。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「………ごめんなさい……みなさん……でも私達は止まる訳にはいかないです……どうか安らかに…眠って下さいね……ご冥福を……。」

 

岬「……リョウカちゃん……。」

 

 

……更に20分後…

 

 

ヤマト(本体)「リョウカさん、リュウカさん…天候が晴れました。」

 

リョウカ(幻想)「そろそろ来る筈です…旭日艦隊や全艦に打電!!全艦対空戦闘用意!!」

 

ヤマト(本体)「了解です!!」

 

 

リョウカの命令で、神森大和から旭日艦隊も含む全艦に対空戦闘用意する様に指示が入り…全艦は即座に対空戦闘準備を行った…

 

 

【神森大連盟艦隊(本隊)及び旭日艦隊(本隊):対空戦闘準備完了】

 

 

リョウカ(幻想)「……全艦最大戦速!!」

 

ヤマト(本体)「了解!!最大戦速!!」

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

リュウカ(幻想)「リョウカ、俺は防空指揮所に上がる…良いな?」

 

リョウカ(幻想)「うん、気をつけて…お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「おう、……お前らも来い。」

 

兵士元帥1&2『は!!』

 

 

リュウカは兵士元帥の2人を連れて防空指揮所に上がった…

 

 

…そして…数分後…

 

 

兵士1「……!!」

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

兵士1「ホルス4機!!突っ込んで来る!!」

 

 

『対空戦闘!!』

 

『対空戦闘準備良し!!』

 

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「主砲三式融合弾!!砲撃始め!!!」

 

 

【超要塞戦艦:神森大和[主砲:対空三式融合弾:砲撃開始]】

 

 

ビィィィィィィ…!ビィィィィィィ…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!

 

ドォォォォン…!!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

神森大和から放たれた三式融合弾は、辛うじて2機に命中し…消滅させた…

 

 

VS【独国所属:秘匿決戦兵器:高速円盤機[ホルス16]】

 

 

勝利条件【敵全機撃墜】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

【対空戦闘開始】

 

 

【神森大連盟艦隊(本隊)及び旭日艦隊(本隊):対空戦闘開始】

 

 

ドドドドドドドドド…!!!

 

 

兵士1「てぇぇ…!!」

 

 

ドォォォォン…!

 

 

兵士2「右八十度!!高角六十度!!」

 

兵士3「てぇぇぇぇ…!!!」

 

 

ドドドドドドドドド…!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

神森大連盟艦隊と旭日艦隊からの超濃厚な対空弾幕が…残った2機に襲い掛かった…しかし流石の独国の秘匿決戦兵器と言われるだけの事はあり…辛うじてあるが何とか回避している…

 

 

リョウカ(幻想)『大石さん!聞こえますか!!』

 

大石(日)『ああ!聞こえるぞ!』

 

リョウカ(幻想)『トドメは任せましたよ!貴艦の主砲に例の機を誘い混みます!主砲の対空炉号弾にて…ホルス16を撃墜して!!』

 

大石(日)『了解!』

 

 

 

ドドドドドドドドド…!!!

 

 

兵士元帥1「日本武尊の主砲範囲まで!残り1000!」

 

リュウカ(幻想)「もっと弾幕を濃く!更に進路を絞らせろ!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

バババババババババ…!!

 

 

参謀長(日)『目標!入りました!!』

 

大石(日)『今だ!!てぇぇ…!!』

 

 

ドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

 

日本武尊の放った主砲対空炉号弾により…ホルス16は…完全に消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

リュウカ(幻想)「……はぁ〜…!疲れた!」

 

リョウカ(幻想)『お疲れ様です、お姉ちゃん。』

 

リュウカ(幻想)「やれやれ…此処に立って、此処で指揮執ってるお前の立場が良く理解出来る…相当プレッシャーが掛かるし…いつ此処に攻撃が飛んで来るかもヒヤヒヤするぜ…。」

 

大石(日)『まあ、それが防空指揮所だからな…。』

 

リュウカ(幻想)「だな…まあお前らもお疲れ……さてこれで残るは奴等の本拠地と…例の列車砲だ…それを攻撃するぞ。」

 

大石(日)『分かった。』

 

リュウカ(幻想)「…恐らく、もう奴等には俺達の事はもうバレただろうし…それに例の発進基地を破壊した事も伝わった筈だ…だから敵が攻めて来る前にこちらから攻め入る!大石!急ぎ攻撃隊を発艦させろ!目標は…ベルリン!俺達は、レーダー施設を破壊後…同じくベルリンに強襲させる!英国艦隊にも打電!」

 

大石(日)『了解した。』

 

 

そして、旭日艦隊及び神森大連盟艦隊から、次々と攻撃隊が発艦して行き…それぞれの攻撃目標に向けて…飛行して行った…

 

 

【旭日及び神森連盟攻撃隊:作戦開始】

 

 

リュウカ(幻想)「さてと、俺達は…例の列車砲を片付ける…お前らは…そうだな、俺達と言う存在は如何なる物か…この目で焼き付けてくれ…恐らく早々見れた物じゃない…。」

 

大石(日)『分かった…ではお言葉に甘えてそうさせてもらう。』

 

 

約3時間後…

 

 

旭日艦隊及び神森大連盟艦隊が解き放った攻撃隊の大編隊が…レーダー施設やベルリンに襲い掛かった…

 

 

バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!ヒュゥゥゥ…!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

空襲を受けたベルリンは空襲警報を鳴らした…無論だが、流石のヒトラーはこれに勘付き…そそくさに地下壕に避難していた…そして更に1時間後に、ヒトラーは…予知能力で例の2隻を捉えた…それでそれを撃滅する様に指示を出した………が……それが後々に彼等が災難に陥るのは知る余地も無かった…

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……さてと、いよいよ私達の見せ所です…恐らくこちらに敵機の大編隊がやって来る筈です…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「……それじゃあ私は、行きます…久々に大暴れのお時間です…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…必ず生きて帰って来い…良いな?」

 

リョウカ(幻想)「はい…。」

 

兵士元帥1「どうかお気を付けて下さい…お嬢様。」

 

ヤマト(本体)「リョウカさん、必ず生きて帰って来て…。」

 

岬「リョウカちゃん…絶対に帰って来てね…。」

 

リョウカ(幻想)「……はい、それじゃあ行って来ますね…みなさん。」

 

 

そしてリョウカは、たった一人…甲板に出て…艦首に立った…

 

 

大石(日)『お嬢様閣下は…一体何をする気だ?』

 

リュウカ(幻想)『……見れば分かる…いずれな…。』

 

 

…リョウカが艦首に立ってから…20分後…

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

ヤマト(本体)『…!!敵機の大編隊です!!数…100機以上!!』

 

リョウカ(幻想)「……みなさんはやらせないです…それに私達に戦いを挑むとはどう言う事か……私自ら教えてあげますよ…!!はぁぁぁぁ…!!!」

 

 

ッダ…!!キィィィィィン…!!!

 

 

 

リョウカ(幻想)「リミッター解除!!【完全最高神化形態:最終覚醒形態】!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

 

リョウカは、一気に空高く舞い上がり…リミッターを外し…完全最高神化形態になった…

 

 

…完全最高神化形態とは…あの完全神化形態の究極上位互換…それの最上位の形態…最高神としての力を満悦無くデメリット無しで発揮する形態だ…無論フルパワーも出せる…

 

 

今のリョウカの姿を見れば完全に神化形態と同じだが…その神々しさが更に磨きに掛かっているようで…両手にはいつのまにか新しく作られた武器…神槍:神森神槍をそれぞれ片手に一本ずつ…計二本を持つ…更にゴットピットコアの展開数が異常に多く…普通に100機を超える…それを常にリョウカの周りに展開して待機している…

 

 

一方で敵側は…

 

 

敵機1『お…おい…何だあれは…!?』

 

敵機2『姿が…変わっただと…!?』

 

敵機3『まさか…例の神の艦隊の人間か!?』

 

敵機4『神の艦隊だと!?あのナチスの中で禁句とされるあの神の艦隊か!?」

 

敵機5『それだったらあんな芸当が出来る奴が居てもおかしく無い筈だ!各機は警戒しろ!!何を仕掛けて来るか分からん!!」

 

全敵機『は!』

 

 

どうやら敵機もリョウカの変化に気が付き…警戒し始めた…

 

 

大石(日)『……あれが…お嬢様閣下の姿か…。』

 

参謀長(日)『あれを見ると本当に神ですね……。』

 

リュウカ(幻想)『……しっかりと見とけ…これから行う事は一方的な戦いだ…無論これは絶対な秘匿の事だ…口外はしないでくれよ。』

 

大石(日)『分かった、旭日艦隊全乗組員に告ぐ!これより起こる事は後で全て忘れる様に!』

 

 

そして…リョウカ対ナチスドイツ第三帝国との本格的な戦いが始まろうとしていた…

 

 

【第3章:最終ボス】

 

 

VS【ナチスドイツ第三帝国[第1回戦]】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【はいふり】曲名【High Free spirits(最終戦ver)】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(幻想)「……!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ビィィィ…!!!

 

 

リョウカは、ゴットピットを使い…無数のレーザーを解き放った…

 

 

ビィィィ…!!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!ボォォォン…!

 

 

敵機1『グアァァァ…!!?』

 

敵機2『ギャァァァ…!!』

 

敵機3『どわぁぁ…!!!?』

 

敵機5『な…何て奴だ!?あれだけいたこの大編隊を…!!くそ!!喰らえ!!」

 

 

バババババババババ…!!!

 

キン…!キン…!ガキィィン…!

 

 

敵機6『馬鹿な!?全て弾かれただと!?』

 

敵機7『まさか…本当にあいつが神なのか!?』

 

 

シャキン…!!ピシュゥン…!!

 

 

敵機8『な…!!?消え…、』

 

 

ザシュゥゥ…!!ジリジリ…!!

 

ドォォォォン…!!

 

 

敵機9『な…何って奴だ…!!?機体を真っ二つにしやがった…!!?』

 

敵機10『ええい!!怯むな!!掛かれ!!』

 

 

バババババババババ…!!

 

ガキィィン…!

 

 

……正に一方的な戦い…リョウカの手により、一気に敵の攻撃大編隊が壊滅的被害を受けた…因みにこの時例のルーデル閣下も出てたが…あっさりと撃墜されてしまった…

 

 

その数十分後…

 

 

敵機11『全機至急退避せよ!!これより支援砲撃が来る!!』

 

敵機12『…!!それなら行ける…!!全機退避するぞ!!』

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

リュウカ(幻想)『……いよいよか…さて…リョウカ…どうする?』

 

大石(日)『……遂に来るか…列車砲が…。』

 

 

そして更に3分後…

 

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

ピキィィィィン…!!ガキィィィィン…!!!

 

ザッパァァン…!!

 

 

敵観測機『……!!?全て…弾かれました…!!?』

 

敵砲台司令官『何だと!?ええい!!もう一斉射!!』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「捉えましたよ、さてと…見せしめですよ…私達に戦争を仕掛けるとどうなるか…。」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ガキィィン…!!ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……見せてあげましょう…私達の恐ろしさを…!!スペル!!【雷の天使[ラミエル]】!!」

 

 

ピキィィィン…!!

 

 

リョウカがそのスペルを宣言すると…リョウカの周りのゴットピットコアが正8方形…つまりラミエル型を形取り…姿が完全にラミエルになった…

 

 

敵観測機『…!!敵!!姿変わりました…!!!奇妙な姿です!!正8方形型の超巨大な蒼い未確認飛行物体になりました…!!!』

 

ラミエル(リョウカ)『ハーン…ハーン…。』

 

 

ギチギチギチギチ…!ガキィィン…!!

 

ピギャァァァァァァァ…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

 

ラミエルの姿になったリョウカは、最終砲撃形態(ラミエルの最大攻撃形態の星型)になり…敵列車砲陣地に向けて…手加減バージョンの最大出力のレーザー砲を解き放った…

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ピキィィィィン…!!!ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

大石(日)『ぐ…!!』

 

リュウカ(幻想)『っ…!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

……正に圧巻の一言……リョウカの放った攻撃は見事に命中し…超超規模の大爆発…そう…まるで核を使った時より倍の大爆発が発生し…超巨大な火球と…キノコ雲を発生させた…(尚味方航空機や目標の人物や一般市民は無事に逃れた…)

 

 

敵観測機『…あ……あ…!』

 

ラミエル(リョウカ)『ハーン…ハーン…。』

 

 

ギチギチギチギチ…!ガキィィン…!

 

ピギャン…!!

 

 

敵観測機『へ…!?う…うわぁぁ…!!!?』

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

そして残った観測機は、光線砲撃形態(一番最初になった攻撃形態)になった…リョウカによって撃墜された…

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

その後…そのリョウカから、全ナチスドイツ第三帝国に対して…

 

 

『先ノ、ベルリン空襲…秘密航空基地破壊…列車砲陣地ノ消滅…ソレハ我々神カラノ警告デ見セシメダ……1週間ダケ時間ヲ…最後ノチャンスヲ与エル…1週間以内ニ降伏シ…全武装及ビ全兵器ノ解除ヲシロ…ソウスレバ命ハ助ケヨウ…タダシ…期限ガ過ギタ時…貴様等ノ命ハ無イ…我々…神ノ軍…全勢力ヲ持ッテ…貴国ニ対シ…徹底的ニ攻撃ヲ行ウ…無論…貴国ガ降伏スルカ…滅亡スルマデ攻撃ハ続行スル……シカシ我々ハソンナ結末ハ望ンデイナイ……ヒトラー総統ニ告グ……1週間以内ニ降伏セヨ……良イ返事ヲ待ッテルゾ……。』

 

 

……っと電文を流した…

 

 

ピキィィィィン…!!シュゥゥゥ…

 

 

リョウカは、元に戻り…艦に戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、こんな物ですね。」

 

リュウカ(幻想)「お疲れさん…さてと作戦は終了だ…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、帰りましょう…さてと例の降伏勧告を促す様にも電文を流しましたし…まあ絶対に呑まないと思いますが…少しは脅しの効果を見せました…。」

 

大石(日)『…しかし凄いな…あれがお嬢様閣下のお力ですか?』

 

リュウカ(幻想)「ああ、だがあれでもかなり手加減した感じだと思うぞ?やろうと思えばこの惑星を瞬時に消滅させる威力のレーザー砲をブッパするからな…。」

 

大石(日)『ほぅ…ですがあの攻撃…些かやり過ぎな気がするが…?』

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です、ちゃんと一般市民や味方は退避してます…まあでも敵からすれば…突然核を使われた感覚を感じますからね…これで私達に下手に刺激が出来なくなりますし…少しは降伏させやすくなりました…。」

 

大石(日)『なるほど…。』

 

リョウカ(幻想)「さてと、急いで帰りますよ…それじゃあね…大石さん、みなさん…またしばらくのお別れです。」

 

大石(日)『そうですか…お嬢様閣下もお元気で…。』

 

リョウカ(幻想)「はい…神森大連盟艦隊全艦!作戦終了です!拠点に帰投しますよ!!」

 

全艦『了解!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

そして神森大連盟艦隊は、拠点に帰って行った…その後だが、こちらに向けて移動中の旭日組と合流し…共に帰って行った…更に旭日艦隊の第一遊撃部隊及び八咫烏も旭日艦隊本隊と合流し…日本国に帰って行った…

 

 

【心臓作戦:終了(成功)】

 

 

そして…5日経過し…いよいよと1週間が経過しようとしていた…

 

 

リョウカ(幻想)「……期限まで、後3時間…。」

 

リュウカ(幻想)「何も無いな…日本にも報告は無い…。」

 

リョウカ(幻想)「……やはり降伏はしないでしょうね…あの人なら…。」

 

リュウカ(幻想)「……だな…。」

 

 

そして…

 

 

チ……チ……チ……チ……チ……カチッ…!ゴーン…!ゴーン…!

 

 

……降伏期限が…たった今過ぎたのだった…

 

 

リョウカ&リュウカ『………。』

 

 

リョウカとリュウカは…やはり予想が当たってしまったのか、微妙な心境に浸っていた…

 

 

リュウカ(幻想)「……さてと、取り敢えず日本にも連絡は入れとく。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…。」

 

 

その後、神森大連盟国から日本に…ナチスドイツ第三帝国が降伏しなかった事を報告し…更に後に…神森大連盟国からナチスドイツ第三帝国に対して…総攻撃実行の電文で流した…

 

 

リョウカ(幻想)「…さてと、やっぱり私達のあげた最後のチャンスが無駄に終わりましたけど…私達も少し疲れましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、ここ最近ずっと緊張状態だし…更に先の作戦の件でも結構疲れた…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね、それじゃあ…またしばらく此処を離れましょうか…すぐに仕掛ける訳じゃないですし…。」

 

リュウカ(幻想)「……だな。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと、今回はこっそり行きます…だからこの世界線の日本には伝えず…急いで出発しますよ。」

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

 

そして1日後…この世界線の時を止め…神森大連盟島と紺碧島と再度分離し…全護衛国家と共に…ひっそりとこの世界線を後にしたのだった…

 

 

 

【第3章:完】

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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第4章 神森大連盟皇帝神国の天極作戦
第11話 神森大連盟皇帝神国と後世日本の天極作戦!


やあ、久々ぶりのアンクロだよ…さてと前回のあらすじを言うと…僕達は後世日本と共に心臓作戦を実施し…ジブラルタル海峡の要塞を攻略し…ナチスドイツ第三帝国の本拠地にも空襲に成功し…敵の戦力を大部分を削る事に成功したよ…まあこんな物かな?それじゃあ今回も見ると良い。


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

ポケモンの世界線から帰投したリョウカ達一行…あれから更に数年の年月が流れていた…無論何時もの様に毎度の様に滅茶苦茶強化されまくる最強国家とリョウカ達一行…そんなある日の事…リョウカ達一行は再び後世世界線に飛ぶ事にした…無論理由は依頼の遂行する為だった…因みにだが、勿論の事全護衛国家も着いて来る事にした…

 

 

【神森大連盟皇帝神国及び全護衛国家:転移完了】

 

 

転移完了と同時に神森大連盟皇帝神島は何時もの様に紺碧島と臨時融合し…時間停止を解除した…

 

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、戻りましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

リョウカ(旭日)「それでどうしましょうか?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね、取り敢えず状況が知りたいですし…会いに行きましょうか。」

 

リュウカ(紺碧)「そうだな。」

 

 

リョウカ達は久々にこの世界線の前原達と会う事にした…

 

 

リョウカ(幻想)「えーっと…あ!みなさ〜ん!戻りましたよ〜!」

 

前原(日)「おお!お嬢様閣下!よくお戻りになられました!」

 

リーガン「ふむ、一瞬の出来事だったが、お嬢様閣下とは本当に久し振りに出会った気分だ…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…それでですけど、今この世界線での戦局は?」

 

前原(日)「ええ、どうやらあのお嬢様閣下からの宣告の効果はある程度見られていますが…完全にとはいかなかった様です…しかもです…どうやら原子爆弾を作っているようです。」

 

リュウカ(幻想)「何!?原子爆弾だと!?」

 

リョウカ(幻想)「…ドイツの原子爆弾ですか…それで製造場所は?」

 

前原(日)「いえ、まだ判明はしてません…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…多分ですがもしあまり変化が無ければの話ですが…史実ではドイツの場合の原子爆弾の製造場所は…【ニュルンベルク原爆工場】と言う場所に有ります…地図は…えーっと…これです。」

 

 

リョウカは、前原達にその原爆工場の有る地図を渡した…

 

 

前原(日)「……ありがとうございます!お嬢様閣下!」

 

リョウカ(幻想)「どういたしまして…しかしです…あくまでも史実の通りに動いていればの話です…だからこれから偵察を行います…精々最低でも1週間は待って下さい…後それとです…一つ確認ですけど…貴方達の所で今開発中の…【超巨艇:空中戦艦:富士】の開発状況は?」

 

前原(日)「…!!ご存知…でしたか…はいその富士の開発状況は…見事に完成したとの事です!」

 

リュウカ(幻想)「ふ…それでこその日本だ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか、取り敢えずは史実通りですね…さてと私達も頑張らないとね…すみませんが、早速です…ドイツ軍の原子爆弾の製造場所の偵察を行なって下さい…多分危険な事ですが。」

 

兵士元帥1「了解致しました!早速準備に取り掛かります!」

 

 

その後、この世界線に再び超衛生兵器が打ち出され…ドイツ軍の原爆工場を捜索を開始した…

 

 

………3日後…

 

 

兵士元帥1「お嬢様!超偵察衛星:オーディンから入電!!【我、ニュルンベルクにてターゲット確認!】…以上です!」

 

リョウカ(幻想)「……!!そうですか…史実通りで良かったです…!」

 

前原(日)「流石衛星…こんなにも早く場所が割れるとは…!」

 

リョウカ(幻想)「さてと、場所が分かったから早速日本にも連絡を入れましょう。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな。」

 

 

その後、神森大連盟皇帝神島から極秘緊急入電にて…日本本土の大本営に敵の原爆工場を捕捉と場所の情報を送った…

 

 

……更に2週間後…

 

 

 

【神森大連盟皇帝神島:リョウカ達の家の大会議室】

 

 

 

今現在リョウカ達は、この世界線の大高と高野を呼び寄せて…更に全護衛国家の最高クラスの人材を全て呼び寄せた…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、みなさん集まって頂いてありがとうございます。」

 

大高(日)「いえいえ、それにしても直接会うのは久しぶりですな…お嬢様閣下。」

 

リョウカ(幻想)「ええ…さてと懐かしんでいる所申し訳ないと思います…今回は事態が急を要しています…。」

 

高野(日)「ええ…確か原爆工場を発見したと言う事ですな?」

 

リュウカ(幻想)「その通りだ…んでだ、近々にお前らは確かその原爆工場に対して【天極作戦】を展開し…例の超重爆撃機を使い爆撃を行う…そうだったな?」

 

高野(日)「は…その通りです。」

 

リョウカ(幻想)「…史実通りですね…さてとこれよりその天極作戦での作戦内容を説明します。」

 

リュウカ(幻想)「言っとくが…特攻は駄目だからな?」

 

リョウカ(幻想)「分かってますよ、娘達の事も有りますし…必ず生きて戻りますよ…さてと内容です…先ず史実通りに天極作戦を行います…史実では敵のレーダー設備に捉えられないルートを通って…地球を半周するルートを通って…ニュルンベルクに向かい…原爆工場を爆撃を行い…その後無事に会合点に向かい…燃料を補給して本土に戻る…と言う手順です…勿論今回もそれと同じ事をしますが…史実では一機も護衛機は存在しません…有力なのは自身の防空火力と英国の陽動を行なっていた戦力が頼りでした…その時は英国側の攻撃隊は壊滅的被害を受けましたが無事に作戦通りに富士による爆撃に成功しました…。」

 

大高(日)「なるほど…。」

 

リョウカ(幻想)「…さてとここからが本題です…今回の天極作戦は…あのアメリカ決戦と同様にほぼ総出撃が必須です…それでですが、今回の天極作戦での陽動は私達の航空隊に任せて下さい…そもそもドイツ軍に宣戦布告したのは私達なのでね…そして…神森大連盟皇帝神艦隊は総出撃して…富士の護衛を行い…攻撃及び護衛…そして制空権の確保を行います…。」

 

全員『……!!』

 

 

全員が驚愕したのは、何と神森大連盟皇帝神艦隊を富士の護衛の為に総出撃させると言う内容だ…

 

 

リュウカ(幻想)「なあリョウカ、幾らなんでもやり過ぎじゃないか?」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん、確かにやり過ぎだと思います…がこれは戦争です…それに勘違いしては困ります…相手は私達の事はまだまだ知らないです…そんな時に…超巨大で空を飛ぶ艦隊が現れたら…敵はどう思いますか?」

 

リュウカ(幻想)「……!!なるほどな…確かにそれならあまり人は殺さず…敵の戦意を喪失させる事も出来るし…。」

 

リョウカ(幻想)「おまけに…私達は海だろうが空だろうが…地上に居ようが何処にでも艦隊が現れる…神出鬼没と言う異常性を秘めた神の艦隊として恐れてもらわないとね…。」

 

高野(日)「ほう…お嬢様閣下も中々な戦略を考えてますな。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、それに…艦隊そのものが来ると言う事は…何処にでも現れる航空基地…又は超攻撃要塞でもあります…しかも全ての平均の総合戦力はこの世界…いえ全てを終焉を訪れさせる程の超終末禁忌兵器級です…下手に手出しすれば国そのものが滅んでしまうと言う恐怖を与える事も出来ます。」

 

大高(日)「ふむ…。」

 

リョウカ(幻想)「しかし何度も言いますが、私達は破壊無き平和を目指しています…だから絶対にそんな事はしません…そこは覚えて下さい…。」

 

大高(日)「ええ。」

 

リョウカ(幻想)「…所ですが…大高さん、その富士の設計図は有りますか?」

 

大高(日)「ええ、言われた通りにお持ち致しました。」

 

 

大高は、リョウカに富士の設計図を渡した…

 

 

リョウカ(幻想)「……なるほど…ふむ…ありがとうございます、確か日本は量産性が弱点でしたね?」

 

大高(日)「はい…残念ながら。」

 

リョウカ(幻想)「…分かりました…ならば私達がその日本の弱点を補いましょう…すみませんが、早速この富士の量産を始めて下さい…出来るだけ急ぎです。」

 

兵士元帥1「は!!」

 

 

リョウカは、その設計図を兵士元帥に渡して量産する様に指示した…

 

 

 

高野(日)「本当にありがとうございます…お嬢様閣下。」

 

リョウカ(幻想)「気にしないで下さい…同盟関係ですから助け合わないとね…ただ、今回は間に合いそうに無いので3機のみで頑張ってやるしかないですよ…。」

 

高野(日)「…そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「だけど、その為の私達です…護衛に関しては任せて下さい。」

 

大高(日)「ありがとうございます…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…作戦開始は、富士の操縦及び爆撃訓練及びに準備込みで1ヶ月後!1ヵ月後に天極作戦は開始し…陽動及び敵施設の破壊と敵の殲滅を行う…旭日組の神森艦隊と航空隊は先行で海上から出撃し…その3時間後に富士全機及びに神森大連盟皇帝神艦隊は上空から目標地点にまで飛行…その後目標地点にある原爆工場を完全破壊せしめ…別働隊と合流して…会合点にて待機している神森連盟潜水艦隊と合流し…富士の燃料補給を済ませて…本国に帰投させます…尚私達神森大連盟皇帝神艦隊と別働隊の旭日組と航空隊…そして補給艦隊である神森潜水艦隊は共通で…富士の燃料補給が完了するまでが私達の役目です…後の日本本土までの護衛は…この世界線の日本国の方々に任せます…まあそもそもそこから敵が現れる事は無いと思いますが念の為です…だから最後までは油断はしないで下さい…以上が作戦の内容です…後日に詳しい内容の作戦文を送ります…私からは以上ですが…他に質問は?」

 

前原(日)「はい、私から質問ですが…良いですか?」

 

リョウカ(幻想)「良いですよ。」

 

前原(日)「はい、実はですが我々はその作戦日当日にいつ頃出れば宜しいのでしょうか?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…そうでしたね…説明し忘れました…貴方達補給艦隊が出発するタイミングは、富士の燃料的に…地球を半周する事が可能ですし…緊急時のジェットブーストも有ります…だから燃料的には…そうですね…最低でも2日以上で…最大は3〜4日位ですね…だから貴方達が出発するのはその2日後です…しかし会合点に指定した場所とこの本島とはかなり距離が有りますから…その予定の1日前に出発して…予定通りの地点に待機して下さい…尚もしその地点に敵が居た場合には必ず殲滅して下さい…まあ居たらの話です…居なければ燃料補給の準備をして待機して…やって来たら補給して…補給が完了次第に任務完了…拠点に帰投して下さい…まあその時は私達も居ますし大丈夫です…因みに待機中に敵が来たら勿論迎撃は怠らないで下さいね。」

 

前原(日)「分かりました…。」

 

大石(神)「こちらから質問良いか?」

 

リョウカ(幻想)「良いですよ。」

 

大石(神)「はい、確か神森大連盟皇帝神艦隊は富士と共に総出撃して…富士の護衛と敵の迎撃や目標施設の攻撃を行う…そうだな?」

 

リョウカ(幻想)「まあ、その通りですね…厳密には…富士が原爆工場を破壊し…私達は他の軍事設備の破壊と敵戦力を壊滅させると言う役目が有ります……があくまでも最優先目標は原爆工場の完全破壊と富士の護衛です…それさえ達成すれば後々の戦局に大きく影響を及ぼせます…更にそこで敵戦力を壊滅させれば敵の戦意を喪失させたり…継続能力を大きく削ぐ事も出来ます…それにそこには大規模なレーダー設備の一つが存在しますからそこを潰せば敵の目を一つ潰す事も出来…大きく弱体化させれます。」

 

大石(神)「ほぅ…なるほど、そこまで考えての本隊の総出撃か…。」

 

リョウカ(幻想)「そう言う事です…ルート上では確かにレーダー設備も存在します…ついでに破壊出来れば大丈夫かと思いますし…それに敵の最新鋭の航空機も存在しますからそれも出張って来た時に全て破壊すれば…更に敵の士気を下げれると思います…が基本的に私達本隊の攻撃能力はほぼ航空戦力が頼りですから必ず艦載機の数は最大限まで積めて下さい…勿論直掩機も含めてです…。」

 

大石(日)「了解だ。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、こんな感じかな?後は大丈夫ですか?」

 

リュウカ(幻想)「…どうやら大丈夫そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…さてとこれで作戦会議を終わります…1ヵ月後…予定通りに作戦は開始します…尚、富士と神森大連盟皇帝神艦隊本隊の初期の合流点は上空にて合流します…だからその時にも気を付けてください…間違って衝突して墜落すると言う事態は避けないとね…それじゃあ解散です!各自に準備を進めて下さい!」

 

全員『了解。』

 

 

…会議を始めて2時間後に作戦会議を終え…各自に天極作戦に向けた準備を始めた…

 

 

……1ヵ月後…

 

 

リョウカ(旭日)「神森艦隊!出撃!!」

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカ(エスコン)『陽動航空隊!全機出撃!!』

 

リュウカ(エスコン)『了解!出撃する!!』

 

 

キィィィィィン…!ゴォォォォォォォ…!!

 

シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……どうかご武運を……みなさん…。」

 

 

…作戦当日、旭日が登る時…予定通りに先行で旭日組の神森艦隊と陽動航空隊は出撃した…

 

 

【陽動隊(旭日組:神森艦隊&陽動神森航空隊):出撃】

 

 

……そして…3時間後…

 

 

 

リョウカ(幻想)「全艦出航用意!!錨を上げー…!!」

 

 

ガラガラガラガラ…ガコン…!

 

 

リョウカ(幻想)「……神森龍華(リョウカ)…!!出航!!神森大連盟皇帝神艦隊!!全艦出航!!」

 

 

ボォォォォォォ…!!

 

キュィィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!

 

ザッパァァン…!!キィィィィィン…!!!

 

 

【第4章:最終ミッション】

 

 

 

【神森大連盟皇帝神艦隊本隊及び補給艦隊:出撃】

 

 

【天極作戦:作戦開始】

 

 

成功条件【ニュルンベルク原爆工場の破壊】アナザー目標【敵戦力及び敵施設の壊滅率が80%〜100%の達成】敗北条件【富士が1機撃墜又は味方の内一体の撃破】

 

 

 

……本隊が出撃して1時間後…

 

 

岬「うわ〜…無事に空を飛んでるね〜…。」

 

宗谷「そうですね…。」

 

志摩「……うぃ…。」

 

西崎「うひょ〜…!凄いじゃん!」

 

幸子「凄いですわ…リョウカさん!」

 

リュウカ(幻想)「なあ、一応聞くが…何故乗せている?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、一応この艦の制御は私が行なっていますが…その間のこの艦隊の指揮は不在なのです…だからこそのミケちゃん達を呼んだ訳ですよ…それに、もしもの時に私を止めてくれる為の保険と…偶には快適な空の旅を満喫するのは悪くないと思います…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…んで、この事は既に他の艦にも知っているのか?」

 

リョウカ(幻想)「伝えてますよ?それにもう一つの保険として…。」

 

リョウカ(艦娘)「私達も乗っている訳です…まあ操縦の交代の時に私達が必要ですから。」

 

リュウカ(このすば)「まあ、その間は暇な訳…と言う訳じゃない…一部の分身組と本隊組は交代式で直掩機隊に参加して防空や警戒飛行を行う事になっている…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…。」

 

ミーナ「ふむ…色々と大変じゃな〜…。」

 

リョウカ(幻想)「ははは…まあ戦争だからね…。」

 

兵士元帥1「お嬢様、電探に機数3機確認してます…恐らく富士と思われます。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…一応は念の為です…直掩機に連絡!!至急その3機の正体を探って本隊に報告せよ!!」

 

兵士元帥1「は…!!」

 

 

リョウカは即座に指示を出して、現在直掩隊を指揮している…モンハン組のリョウカ達に連絡が届き…偵察機を含めた航空隊を率いてその地点に向かった…

 

 

……30分後…

 

 

リョウカ(モンハン)『こちらモンハン組のリョウカ!!目標と合流しました!富士3機です!これより本隊と合流します!」

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…そうですか、じゃあ無事に戻って来て下さいね…私達も直ぐに追い付きます。」

 

リョウカ(モンハン)『はい!』

 

 

ブツッ…!

 

 

……1時間後…

 

 

キィィィィィン…!!

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

リョウカ(モンハン)『こちら神森直掩航空隊!富士を連れて来ました!』

 

リュウカ(幻想)「良し!ご苦労だった…んじゃあそのまま交代が来るまで警戒を続けてくれ。」

 

リョウカ(モンハン)『はい!』

 

マチコ『富士の1機から発光信号!【我、貴艦隊ニ驚愕ノ姿ガ見レマシタ…流石神ノ艦隊デアル…今回ノ作戦ノ事ハ聞イテイル…宜シク頼ム…。超巨大艇:空中戦艦:富士1番機隊長】…以上です。」

 

リュウカ(幻想)「ほぅ…そうか…ならばこちらからも発光文を送れ、内容は…【任せろ…我々の実力をナチス供に思い知らせてくれよう…。】…とな。」

 

マチコ『了解!』

 

 

龍華(リョウカ)から富士に発光文を返した…

 

 

……3時間30分後……

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

岬「…?おーい?リョウカちゃん?」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

岬「リョウカちゃん…?リョウカちゃん!」

 

リョウカ(幻想)「……っは…!?どうしましたか!?」

 

岬「良かった…大丈夫そうで…。」

 

宗谷「…リョウカさん…もう交代した方が良いのでは?先程から眠そうな感じしか見えないのです…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、おいリョウカ…交代だ…。」

 

リョウカ(幻想)「……そうですね…それじゃあ後は頼みますね…。」

 

リョウカ(艦娘)「はい、任せて下さいね…。」

 

 

本体のリョウカは艦娘側のリョウカと制御を交代して…仮眠を取りに行った…

 

 

岬「…艦の操作って大変だよね…?」

 

リョウカ(艦娘)「そうですね、だってこの艦は私その物ですから…超巨大な上に…数々の武装や機関の操作や様々な設備等をほぼ全て制御者が委ねていますから…それを的確に操作しなければいけません…まあ一応手動操作や全自動操作も有りますが…基本的に艦の制御は私一人で行っています…だから色々と大変ですよ…まあそれを言うなら他の艦も同様ですがね…がこの艦は全能艦…ありとあらゆる艦種の能力を取り込んでいますから制御難易度は物凄く高いです…一歩でも扱いを間違えれば即座に劣勢に持ち込まれたり…最悪は轟沈は免れませんし…それに私その物の特徴を取り込んでますから……何度も改良は加えてますが…まだまだ長期戦は苦手ですね…この作戦はある意味で長期戦ですので…代わりとなる私と言う存在が必要です…まあ他の人でも操作は可能ですが…本来の性能を発揮させるにはどうしても私が必要です…。」

 

岬「そうなんだ……。」

 

宗谷「なるほど…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、まあエネルギーは消費しないが…リョウカ自身の元々の体質が仇となってるから数時間おきに交代を挟まないといけない…リョウカの体質は自動で自身のエネルギーが尋常じゃない速度で浪費続ける事や…自動で尋常じゃない速度で体力が消耗する体質も有る…改造前のこの艦とはガチで天敵その物だった…操作するだけで駄目になるほどで戦闘にさえ発展出来ない程の弱体化だった…。」

 

岬「そうだね、確かにあの時は大変だったね…。」

 

志摩「うぃ…。」

 

リュウカ(幻想)「んで今は改良に改良を加えて艦自体の問題は解消した…そう…艦自体はな…。」

 

岬「……やっぱりリョウカちゃん自身の問題かな…。」

 

リョウカ(艦娘)「ええ、残念ながらね…一応分身組とは言え本体のリョウカさんと全く同じ人間ですから交代は必要です…予定通りに行くと…後最低でも…8〜10回の交代は必要です…最大ではその2倍です。」

 

リュウカ(幻想)「ふ〜む…そこまで深刻だな…どうしたら良いだろうか…能力を使おうにも…そもそも正体が判明しないといけないからな…能力による物かガチで体質的に病弱体質による物でこうなってるのか分からんからな…。

 

岬「……そう…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ帰ったら再度詳しく検査はする…無論前よりも精密に大規模な検査を施して原因究明を急がせる。」

 

リョウカ(艦娘)「そうですね………ん?」

 

リュウカ(幻想)「どうした?」

 

リョウカ(艦娘)「……今微弱なノイズが入った様な…?」

 

リュウカ(幻想)「微弱なノイズか…おい、一応警戒はしとけ…電波妨害を施して本艦隊に接近してくる可能性も…、」

 

岬「うわ〜…!!見て見て!!オーロラよ!!」

 

リョウカ(艦娘)「ん?……本当ですね…綺麗です…。」

 

リュウカ(幻想)「…確かに綺麗だな…こんなにも綺麗なオーロラだが…うちのリョウカに見せてやれないのは残念だな…。」

 

リョウカ(艦娘)「ははは…あ…そう言う事ですか…確かオーロラには微弱ながら電波妨害の作用を働かせる効果があるそうですよ?」

 

岬「へ〜…そうなんだ…。」

 

宗谷「初めて知りました…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、まさかオーロラが時と場合によっては味方にもなるからな…俺達はまだバレる訳にはいかないからな…このオーロラは微弱とはいえ…俺達の存在を隠すには打って付けだからな…まあステルスモードも有るがそれだと富士が俺達の存在を視認出来ないからな…それで激突して墜落する結末が待ってるから駄目だ…。」

 

リョウカ(艦娘)「…そうだね…。」

 

 

ウィィィン…!ガコン…!

 

 

リョウカ(幻想)「ふぁ〜…みなさん…戻りました…。」

 

リュウカ(幻想)「もう起きたのか?」

 

リョウカ(幻想)「うん、少し冷えてきましたから…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか…それよりも、ほら見てみろ…オーロラだぞ。」

 

リョウカ(幻想)「…うわ〜…久々にこんなにも綺麗なオーロラが見れましたね…しかも縁起の良い赤色も有りますし…何か良い事が有ると良いですね……。」

 

リュウカ(幻想)「…そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「…ん……ん〜…やっぱり此処に居ると落ち着き…ますね……。」

 

岬「リョウカちゃん?」

 

リョウカ(幻想)「…すみません……何か有ったら…起こし…て……。」

 

 

ピキィィン…ボフ……

 

 

リョウカ(幻想)「……すぅ……すぅ…。」

 

 

リョウカはその場で半人半龍形態(娯楽用)になって再度眠り始めた…

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ…やれやれ…。」

 

岬「本当に此処で寝ちゃったよ…でも相変わらずリョウカちゃんって…その姿だと何処にでも眠るんだね…。」

 

リョウカ(艦娘)「まあね…一人旅の時は本当に寝る場所が困りましたからね…だからこそのその姿が役立つ訳です…やろうと思えば、砂漠のど真ん中だろうが…北極や南極に居ても普通に眠る程ですからね…。」

 

宗谷「…は…はぁ…それで良く無事に生きていれますね…。」

 

リョウカ(艦娘)「ははは…まあその頃は特に何も問題は抱えて無かったからね…力の大部分が完璧に封印状態だったから…その頃は大問題だったエネルギー効率は安定してましたし…病弱体質は無かったですね…だからある程度の事が起きても対処が可能ですから…孤独のサバイバル生活は完全に熟知しています。」

 

岬「へぇ〜…そうなんだ……え?ちょっと待って…確かその頃は力の大部分が封印されていたから弱点も無かったの?」

 

リョウカ(艦娘)「そうですね…まあ強いて言えば…大部分封印されてましたから…本領を発揮するのはほぼ不可能な状態でしたね…まあそのお陰で大昔の大規模な戦闘では敗北が続きましたからね…。」

 

岬「…そうなんだ…。」

 

宗谷「では…結局は再び力の大部分を封印した方が弱点も消えるから良いのでは?」

 

リョウカ(艦娘)「う〜ん…実は前にもそれを考えた事も有りますが…みなさんに押し止められてしまいました…何でも…今の私に対して封印はほぼ不可能だそうです…しようと思うなら誰かが犠牲にならないと駄目なんだって…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、だから封印が事実上不可能になった…が封印はせずとも弱点そのものを無くす手段は探せば見つかる筈だ…それまでは辛抱してくれ…。」

 

リョウカ(艦娘)「そうだね…。」

 

もえか「大変だろうけど…頑張って下さいね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…。」

 

 

その後神森大連盟皇帝神艦隊と富士は予定通りに何事も無く移動を続け…

 

 

……翌日…爆撃開始まで3時間前…

 

 

兵士元帥1「報告!間も無く敵の防空圏内に入ります!!」

 

兵士元帥2「報告!陽動隊!敵のレーダー網に突入しました!!」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…さてと此処からが正念場です!各艦に総員起こしを伝えた上で戦闘配備に付かせて!」

 

兵士元帥1「了解!」

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

『総員!起床せよ!!総員起こし!!戦闘配置に付け!!繰り返す!総員起こし!!戦闘配置に付け!!』

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

【神森大連盟皇帝神艦隊本隊及び富士:総員起こし完了及び戦闘配置完了】

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、そろそろ私達も出発しますよ!お姉ちゃんもですよ!」

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

リョウカ(幻想)「ミケ…いえ岬さん、此処は頼みましたよ?リョウカさん…私(龍華)を頼みますね。」

 

岬「了解です!」

 

リョウカ(艦娘)「はい!任せて下さい!」

 

 

そして本体のリョウカとリュウカは攻撃隊と直掩隊を率いて発艦して行った…尚この時に搭乗していた機体は新たな専用機として…【神森型全能神機:全能戦闘機:ZEROリョウカ】と【神森型全能神機:全能戦闘機:INFINITYリュウカ】と言う機体が投入された…この機体は謂わばあの神森型の全能神艦と同じで…フェルケンリア型をメインに全てを自身の力を投入した機体に仕上がっている…無論自身の名前がそのまま機体名だ…それ故にそれ以外の者は操縦は艦船型の神森型と違い不可能…尚弱点自体も初めから完成した時に改良を加えている為か艦船型と同様にエネルギーの消費は無くなっている…因みにこの2機の名前は勿論自身の名前でもあるが…同時に零と無限も乗る事も出来て操縦も可能…しかもリョウカ又はリュウカがそのZEROモードやINFINITYモードになっても操縦可能になっている…性能は流石のフェルケンリア型の究極の最上位とも言える存在からか全ての性能はフェルケンリアの専用機型の性能を軽く凌駕する程で…性能差は…約5〜10倍以上…いや寧ろ自分自身を体現させた機体に仕上がっている…操作方法は然程変わらないが…新たにオプトニューロンCOFFINシステム(手術の必要無しの最上位互換)とシンクロシステムも導入している為更にダイレクトに操作が可能になっている…しかも対G性能は凄まじく…神森装甲とガラスの最上級の物を使い…コックピットの座席シートは最上級のクッションを採用して…何と1万〜100万〜1000万と如何なるGが掛かろうと機体やパイロットはピンピンしている程の頑丈性を誇る…が欠点とすれば…機体サイズが1.2倍以上も巨大になった事で更に狙われやすくなっている事と入れるスペースが限りなく狭くなってしまう事…尚だが…そのサイズの欠点は機体の速度による変形仕様でどうにか解消はしているとの事だ…

 

 

 

以上が解説内容だ…果たして…

 

 

……2時間50分後…爆撃地点まで残り10分…

 

 

兵士元帥1「……報告!陽動隊!交戦が開始されました!」

 

宗谷「…とうとう始まりましたね…!」

 

岬「うん…!」

 

兵士元帥2「報告!電探に反応!!我が艦隊に接近!!距離10万!!機数10!!接敵まで残り10分!!」

 

リュウカ(艦娘)「流石に全機を陽動は不可能か!…これ以上の秘匿飛行は無意味だな…。」

 

岬「そうだね…全艦!面舵いっぱ〜い!!最大戦速!!」

 

リョウカ(艦娘)「了解!!最大戦速!!」

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

キュィィィィィン…!!ゴォォォォォ…!!

 

 

リュウカ(艦娘)「俺は防空指揮所に上がる…そうだお前らも来い。」

 

岬「え?良いの?」

 

リュウカ(艦娘)「構わん、良い経験だ…行くぞ…。」

 

宗谷「はい!」

 

兵士元帥1「我々もお供します!」

 

兵士元帥2「行きましょう、お嬢様。」

 

 

リュウカは岬と宗谷の3人と護衛の兵士元帥の2人を連れて防空指揮所に上がった…

 

 

そして10分後…

 

 

ヤマト『こちらヤマト!富士より入電!『我、爆撃開始!追伸!敵の航空機接近!』以上です!』

 

リュウカ(艦娘)「分かった!」

 

マチコ『……!!左舷90度!!敵迎撃機!!突っ込んで来ます!!』

 

リュウカ(艦娘)「対空戦闘…!!」

 

兵士1『対空戦闘…!!』

 

兵士隊長1『対空戦闘用意良し!!』

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

リュウカ(艦娘)「味方航空隊!!これより本艦は主砲を発射する!退避せよ!!」

 

リョウカ(幻想)『了解です!全機!退避して!!』

 

全機『了解!!』

 

マチコ『味方航空隊退避しました!!』

 

リュウカ(艦娘)「良し…総員!衝撃に備え!!主砲三式融合弾!!砲撃初め!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!

 

 

西崎『おぉ…!!撃つのか!?撃っちゃうのか…!?』

 

志摩『うぃ…!』

 

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

龍華(リョウカ)から放たれた主砲三式融合弾は凄まじい大爆発を発生させ…迎撃に来ていた戦闘機を1機残らず迎撃したが…

 

 

兵士元帥3『…!!電探に反応!!更に応援です!!近いです!!距離5000!!』

 

リュウカ(艦娘)「全艦及び航空隊!!迎撃開始!!富士を護衛しろ!!」

 

全艦及び航空隊『了解!!』

 

 

神森大連盟皇帝神艦隊と神森航空隊の上空の迎撃戦が始まった…

 

 

【神森大連盟皇帝神艦隊及び神森航空隊:迎撃戦闘開始】

 

 

【空中戦艦:富士:爆撃開始】

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

兵士隊長2『右40度!!高角20度…!!』

 

兵士2『うぉぉぉ…!!』

 

兵士3『はぁぁぁ…!!』

 

 

ドドドドドドドド…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

キィィィィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)『貰いました!!落ちなさい!!』

 

 

バババババババババ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

正に圧巻の一言だった…ドイツ軍の大量に送り込まれた戦闘機は瞬く間に一気に数を減らしていき…

 

 

……10分後…

 

 

リョウカ(幻想)『これで最後です!!FOX2!』

 

 

バシュゥ…!!チュドォォォォン…!!

 

 

敵迎撃戦闘機の最後の機体を撃破に成功した…

 

 

【制空権確保】

 

 

リョウカ(艦娘)『レーダーオールグリーン!索敵に反応無し!!敵の航空機全て撃墜を確認しました!!』

 

岬「本当にやっちゃった…!」

 

宗谷「凄いです!」

 

兵士元帥4『陽動隊から電文!!『我、敵戦力の壊滅!及びに敵施設を再生不可能まで破壊完了!これより本隊と合流する!』…以上です!』

 

リュウカ(艦娘)「流石だな…。」

 

兵士元帥3『富士からも報告!『我、目標爆撃完了!これより撤退する!』以上です!』

 

岬「これで終わりなんだね…。」

 

リュウカ(艦娘)「ああ、これで敵の継続戦闘能力はほぼ完全に叩き潰した…しかも敵の目ん玉の一つを破壊した…トドメに俺達と言う存在が如何なる者か思い知らせる事にも成功した…これで敵の戦意や士気をガタ落ちだろう…しかも如何にあのヒトラーだろうと最悪一時停戦を余儀無くされるか…良くて降伏するだろう…まあ奴のトチ狂った思想や頭だからなどっちも無いだろう…が俺達はそれ以上にトチ狂った戦術や戦略でじわりじわりと追い詰めて一気に奴の野望を叩き潰す…そして最後に海の目を叩いてこの終わり無き戦いを終わらせる…。」

 

岬「そうだね…。」

 

宗谷「そうですね…。」

 

リュウカ(艦娘)「…良し!全機帰投しろ!これより戦域を離脱する!後に陽動隊と合流し…会合点まで飛行する!」

 

全機『了解!』

 

 

その後神森航空隊は無事に着艦…帰還して、2時間30分後に陽動隊が更に敵施設を壊滅させながら合流して戦域を離脱したのだった…

 

 

【敵軍:壊滅的被害】

 

 

【アナザー目標達成!】

 

 

【作戦目標達成!】

 

 

 

翌日…

 

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカ(紺碧)「……暇ですね〜…。」

 

前原(日)「そうだな…。」

 

リュウカ(紺碧)「……ん?おい!あれ見ろ!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リョウカ(紺碧)「…どうやら成功したようですね…全艦!補給準備!!」

 

全艦『了解!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

キィィィィィン…!!

 

ザッパァァン…!!ザザァァン…!!

 

 

………作戦開始から2日後…予定通りに補給艦隊と合流した……

 

 

富士機長1「本作戦の無事の成功に感謝します!」

 

リョウカ(幻想)「いえいえ、気にしないでください…私達と日本の仲ですから…まあでも相変わらず私達の存在は例え同盟国でも一部の最高権限者以外は知るのは難しいですから…残念ながら私達とは此処でお別れです…。」

 

富士機長1「そうですか…我々も名残惜しいですな…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…さてとそろそろ補給が完了する頃合いです…それじゃあね…どうか御武運を…。」

 

富士機長1「はい、お嬢様閣下もお元気で…。」

 

 

補給を開始して30分後に富士全機は離陸して…神森大連盟皇帝神艦隊に見守ってもらいながら日本に帰投して行った…その後リョウカ達一行も拠点に帰投したのだった…

 

 

………翌日…

 

 

ジョイ「お嬢様、良い知らせが有るわ。」

 

リョウカ(幻想)「あ、ジョイさん…どうしましたか?」

 

ジョイ「ええ、実は昔に頼まれた例の件についてですが…、」

 

リョウカ(幻想)「…!!見つけたのですか!?」

 

ジョイ「…はい、その通りです…ようやく見つかったわ…。」

 

リュウカ(幻想)「おい、リョウカ…今度は何を探させたんだ?」

 

リョウカ(幻想)「はい…実は数十年前に…私はヤマトさんの故郷と言える世界線の時間軸を探す様に指示をしました…。」

 

ジョイ「ええ、本当に苦労したわ…何せ針の穴を探す様な感じだったわ…。」

 

リュウカ(幻想)「なあ…リョウカ、まさかだが…ヤマトと…。」

 

リョウカ(幻想)「……決めるのはヤマトさんです…私はヤマトさんの意思を尊重したいです…それに永遠の別れと言う訳じゃないです…ヤマトさんは…ヤマトさんだから…。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……取り敢えず一旦帰って…その後にみなさんと相談して行ってみましょうか…ヤマトさんの故郷に…。」

 

リュウカ(幻想)「……分かった…。」

 

 

その後…この世界線の前原達にも説明をして…臨時融合を解除して…元の世界線に帰還したのだった…

 

 

 

【第4章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】



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最終章 最終決戦!淵森母神大連合国&後世日本対ナチスドイツ第三帝国
第12話[最終回] 最終決戦!淵森母神大連合国&後世日本対独国:第三帝国


どうもです、お馴染み…っと言えばお馴染みの前世のリョウカで…神森タツハナこと…母核リョウカですよ…それじゃあ前回のあらすじは…天極作戦を展開する事になった私達は日本の誇る最大の爆撃機である空中戦艦:富士と供に艦隊出撃し…超々距離飛行を続けながらナチスドイツ第三帝国の原爆工場を破壊せしめ…尚且つ敵戦力を再生不可能レベルまで大打撃を与える事に成功しました……っとまあこんな感じですね、それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

あれから更に数十年後……

 

 

【後世世界線】

 

 

一行達はそこで戦い続けていた……この世界線に舞い戻ったのは数年前……それから戦いに戦って……独国の大部分を壊滅させ……独国の幹部クラスも大部分も失い……そして……一番因縁深い海の目も壊滅させた…更にその直ぐ後にとうとう…アメリカ合衆国が日本とも講和を果たし……日米英伊同盟を果たした……しかし……第三帝国…とうとう追い詰められて気が狂ったのか…いよいよ切り札を繰り出そうとしていた……

 

 

【淵森母神大連合島】

 

 

とある日にて、大会議室にて何時ものメンバーと後世日本の大高及び高野等含む主要人物メンバー全員が集結した……

 

 

 

リョウカ(本体)「みなさん、集まりましたね?」

 

大高(日)「ええ、それで閣下…いよいよでしょうか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、もう第三帝国は虫の息と変わらないです……地上戦力…空軍……そして海軍戦力も最早存在しないレベルまで完膚なきまでに壊滅させました…………っが……どうやら私も恐れていた事が起きたのですよ……。」

 

高野(日)「恐れていた事…?もしやイレギュラーですか?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、海の目を壊滅させた際に…妙な違和感を感じてね…それに……艦隊が主力となる世界線でのイレギュラー発生時には大体……そのイレギュラーと言うのはとある超兵器が現れるジンクスが有るのですよ、まあ偶に別の超兵器が現れるけどほぼ確実に奴が現れるのです……。」

 

前原(日)「奴と言うのは?」

 

リョウカ(本体)「…………【潜水航空巡洋艦:アリコーン】……スペックはこの資料を見て下さい。」

 

 

リョウカはそのスペックの書かれた資料を全員に配った……

 

 

後世組全員『……!!』

 

リョウカ(本体)「……みなさんも驚いてるでしょうが……これが事実です……この一隻が居るだけでも世界のパワーバランスが大きくへし曲がる程の超強大な力を持ち……しかも核弾頭を直接撃ち出すと言うのが恐ろしい……トドメに……それ抜きにしろ……この一隻の戦力は……貴方達の所の海軍戦力のほぼ全て位でしょう……無論航空戦力も馬鹿にならず…この一隻だけでも航空機動艦隊の大艦隊クラスと同等です……こんな化け物がもし彼方側のヒトラーさんの手に渡ればどうなると思うかな?……間違い無くこの世の終わりを意味します。」

 

大高(日)「ふむ、確かにこの本艦の性能は恐ろしいに限ります…無論もしヒトラーに渡ると思うと非常に厄介になります……。」

 

高野(日)「ええ、しかし閣下この化け物に勝てるのですか?」

 

リョウカ(本体)「有ります、ただし……現状で言えば私達が戦うのは確かにアリコーンなのは確かです……しかし……よく考えてみて下さい…これで『航空巡洋艦クラス』ですよ?私が恐れてるのは…航空戦艦クラス〜超巨大航空戦艦クラス…っとなれば……最早地球の存亡に掛かる程の絶体絶命の危機になりますよ……何せ私の感じたのはこの最も最大級の超巨大航空戦艦クラスのアリコーン級です……以前に一度だけ…まあ余り覚えてはいないけど…前世のお母さん達が別の世界線にて超巨大航空戦艦クラスのアリコーン級と交戦し…熾烈の戦いの末に撃破した…っと分かってます……昔と今じゃあ私達の戦力も更に強大になってますが……無論イレギュラーです……相手も相当強いですよ……下手に舐めて掛かれば今度こそ犠牲者が出る挙句……逆転敗北も有り得ます……。」

 

大高(日)「ふむ……確かに……。」

 

リョウカ(本体)「ただ、今回の場合の超巨大航空戦艦クラスは以前戦ったものよりもかなり小さめ…ですが偵察によれば……普通に全長は6500m…全幅235m……全高300m……そしてスキャンによれば……武装は…アリコーンの主砲とも呼べるレールガンは…200mmから……120cmを8基………甲板の格納型の最大級の主砲……600mmが……1000cmになって……それ以外には更に積めるだけ更に……VLS……VLA…SAM…それぞれ1000ずつの合計3000セル……60mmCIWS及び防護60mm機銃……合計2000基……推定排水量は……凡そ数千万t…満載すれば1億tは超えるかもしれない………そして……無人機は…スレイブ型…1000機……バリアドローン……800機……そして艦載機は…何と超重爆撃機も艦載機として積めるので…恐らく向こうの事だから……数千機以上は載せられるとは思います………以上が報告ですよ……。」

 

大石(日)「まるで一国を相手にする様な化け物だな。」

 

リョウカ(本体)「ええ、と言うよりも……このイレギュラーを送り込んだのは十中八九……また神々の仕業ですよ……狙いは無論私の抹殺ですよ。」

 

大高(日)「何?それは本当ですか?」

 

リョウカ(本体)「間違いないでしょう何せここまで史実を狂わせたからね…だからトドメの一手として…この超兵器を投入して…あわよくばこの世界線諸共…抹消させる気ですよ…何せ、もししくじれば世界線にそれぞれ存在する修正力……それを失い…一瞬にして世界線が消滅します…そうなれば全てが水の泡と消えてしまいますよ……。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……みなさんは分からないとは思いますが…世界の修正力……さっきも言った様にこれは元々史実通りの展開にする為のシステムみたいな物で……史実が狂えばこの修正力が働いて何らかの方法で史実通りの展開にする……っと言うのが世界の修正力です……しかし……もし修正不可能レベルまでの史実改変を行えば無理矢理にでも史実通りにしようとこの修正力が働くのですが当然相当負担が掛かるのです……そして……負担が掛かり過ぎて……最終的に自壊します……無論修正力は謂わば世界線の心臓部とも言えるので……その心臓が破壊されるのと同じなので呆気なく消滅します……即座にね……。」

 

高野(日)「……ではまさか…!?もしヒトラーに核を撃たれたら…!」

 

リョウカ(本体)「その通りです……世界の修正力を失い…終わりを告げるのです…ただし、海面に着弾する程度なら問題はないですがね……しかし……この本島……日本……米国……英国……イギリス……等それぞれ何処かの国に核を撃たれた時点でアウト……何が何でも止めなければならないのです……しかし相手が相手です……一国を相手にするのと同じ……つまりはもう日本国で対処は不可能レベル……全国が束になってようやく勝てる確率が10%位です……尚私達が加われば…どうにか60〜70%位でしょうね……。」

 

大石(日)「それ程とはな……ではどうする?」

 

リョウカ(本体)「先ず大前提として……水上艦は絶対に行かない方が良いです…。」

 

高野(日)「それは何故でしょうか?」

 

リョウカ(本体)「相手の武装は、対艦攻撃の主力としてレールガン……VLS……そして最後の切り札のレールキャノン……何も射程距離は数百kmは優に超える上に連射速度も速い……しかもトドメに威力もトチ狂っていて……恐らく現状最強の防御力を誇る八咫烏若しくは日本武尊程度ははレールガンの一斉射で轟沈……掠っても大破する威力…しかも主砲旋回速度も異常でね……何と1〜2秒以内に180〜360度旋回も可能……とても近付く事は出来ません……私達の艦隊以外はね……私達の艦隊なら無理矢理ゴリ押しで突破は出来るでしょうが……レールキャノンは流石に当たればヤバい…ダメージは無くとももし核弾頭なら放射線でやられるのですよ……っがレールキャノンは艦自体が砲台なので取り回しが悪い…しかも連射も不可能……更に言えば自信の最大の弱点を晒すので当たれば勝てるけど外せば一気にピンチになる博打です……。」

 

高野(日)「成る程……っむ?レールキャノンで何故最大の弱点を晒すのです?」

 

リョウカ(本体)「ええ、アリコーン級の共通の弱点…謂わば心臓部は…このレールキャノン……の根本です……そこは一番脆くてね…しかもそこに一番電力が集中する上にそこの真下はブリッジ…謂わば艦橋で……もしレールキャノンの発射準備中に破壊されれば……そこに溜まりに貯まった電力…そして電力に使われてるリチウム電池と海水による浸水でたちまち全区域が数千度以上の熱量の業火に包まれて……骨すらも残さずに火葬され……全ての武装が吹き飛んで…最終的に中央部が断裂する程の大規模な爆発を発生させて爆沈します…………まあ全区域の中でも一番硬いのがブリッジですが脱出口も数千度以上の業火で包まれて脱出不可能になってるので……最後の大爆発による爆沈で全て吹き飛ぶのでどっち道助からないでしょう……まあそんな感じですよ……無論核を載せていたら更に大惨事でしょうがね……しかもまだまだ大量の弾薬や燃料や艦載機…そして原子炉も積んでるので破壊された時点で搭乗員及び艦長と司令官も御陀仏ですよ。」

 

高野(日)「おお……成る程……。」

 

リョウカ(本体)「……っが生憎そんなピンポイントで破壊出来るのかと言われたら不可能じゃないけど船での砲撃は厳し過ぎるのが実情でしょう……何せ確かに私達の艦隊なら攻撃はある程度無効化出来て圧倒的な攻撃力を誇るとは言え……弱点部位以外はまともに通じないでしょうし……そもそもこっちは相手よりもデカいので死角まで入られたら潜航して無理矢理俯角取らない限りは先ず不可能……しかも先ずどうやってレールキャノンを引き摺り出すかが問題で……先ず潜航能力を封じる為にバラストタンクを全て破壊しないといけない……バラストタンクの位置は恐らくアリコーンと変わらないとは思いますが……第二の弱点部位とは言え相当硬いので苦労します…………そして肝心なのはどうやってこの化け物を見つけ出した上に水上へ引き摺り出すかもこれも厄介でね、見付けるのは私達でどうにかなるけど引き摺り出すには超高火力の対潜攻撃を複数回直撃させればどうにかって感じでしょうね。」

 

前原(日)「しかし閣下、そんな都合の良い代物なんて有るのでしょうか?」

 

リョウカ(本体)「実は有るのです……寧ろこの最終戦の為にようやく出来たのですよ……弱点部位にピンポイントで攻撃出来て尚且つ……敵の対空攻撃及びレールガンのロックオンから逃れる程の速度とある程度の防御力を持った航空機がね……。」

 

リュウカ(本体)「それって私達が何時も使ってる航空機?それともアース?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?以前の神々との戦争にて鹵獲したあの超巨大飛行船の攻撃力と私達の航空機とそして戦艦の砲力を注ぎ込んだ……この……【対地及び対艦:戦術・戦略:超超越弩級超高機動航空攻撃及び爆撃機】……本機は何と通常の爆撃の他に……主砲及び副砲等を搭載…更に対空兵装もマシマシで大量に載せてあります……。」

 

高野(日)「成る程、空からの砲撃っと言う訳か?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、一応私達の艦隊も空は飛べて尚且つかなりの速度で飛行は可能ですがあの化け物相手に高精度でピンポイントで射抜くのは難しいので……弱点部位を破壊する為の最大級の威力…まあ精々、同じ1000cm級のを単装砲として4基搭載…それぞれ機首…左右主翼…尾翼に格納式で搭載……副砲群は200cm級のを機体底部の左右それぞれ10基…合計20基格納してます…後は防護機銃及びCIWSとVLS及びSAMともしもに備えてバリアー発生装置とジャミング発生装置も搭載……っとこんな感じの代物ですが……。」

 

カズマ「成る程な、化け物には化け物をぶつければ良いって言う発想みたいなトチ狂った攻撃能力だな…。」

 

リョウカ(本体)「まあね、ただし……幾ら私達とは言え完成したばかり尚且つこれはまだ試作機に近く…量産開始にはまだまだ先で…完成型になれば量産開始出来ます……しかしそんな時間は最早残されて無く、この1機のみです……現状あの化け物に唯一勝てる手段はこの機体しか無いです…。」

 

大石(日)「ふむ…。」

 

高野(日)「……成る程、つまりはその機体を守りながらあの化け物を陽動しなければ先ず勝てないと?」

 

リョウカ(本体)「ええ、しかしバラストタンクは普通に破壊は出来ますので必要になるのはやはりコアに攻撃を加える時……それ位でしょうが責任は重大……化け物の息の根を止める為の心臓部を破壊すると言う重大な事です……もししくじれば全ての苦労が水の泡と消える訳です……だから頼みたいのですが、貴方達の所で最高の練度の誇る航空隊の人達を寄越して下さい……その人達を私達と供にこの機体に乗り…最後の戦いに挑みます…。」

 

大高(日)「分かりました。」

 

リュウカ(本体)「一応聞くけど、能力による破壊は?」

 

リョウカ(本体)「無理です、どうやら神々の加護の所為で能力攻撃が通用しないので確実に真正面からやらないと駄目ですね…。」

 

リュウカ(本体)「そっか……。」

 

リョウカ(本体)「ただ、この艦を撃破出来ればこの戦争は終わります。」

 

前原(日)「何故でしょうか?確かにそんな化け物の艦は独軍にとっては正に最後の切り札でしょうが…それだけで終わるとは……、」

 

リョウカ(本体)「……実はとある情報を手に入れてね、その艦に何とヒトラーさん自ら乗艦…更に残った幹部も全員乗せて直接指揮をする様です……。」

 

大高(日)「成る程…確かにそれを撃破…そうすればヒトラーも…。」

 

リョウカ(本体)「その通りです、幾ら未来が見えるとは言え…脱出不可能空間にいては逃げる事も出来ない上…弱点破壊されれば生き残る手段はゼロの灼熱の業火に焼かれて死ぬ超巨大な火葬場付きの棺桶と変わらないのですから……まあそれは置いといて……撃破出来れば終戦に近く、後は降伏勧告すれば勝てる訳ですよ。」

 

高野(日)「そうか。」

 

リョウカ(本体)「とは言え勝てなければ意味がない……最悪の場合……もしこの試作機が撃墜された時点でこの艦を撃破出来る方法が限られてきます……艦諸共弱点に攻撃しなくても破壊する方法なら私達の乗艦してるあの龍華(タツハナ)型の艦首内蔵式の切り札を使えば一撃必殺ですが……下手すれば周りも巻き込む上に、最悪何処かの国にぶち当たる可能性も否定出来ない……それ以外と言えばやっぱり核兵器クラスの超破壊力のゴリ押しでやるかのどれかに限られます……だからこそこの試作機は切り札……絶対に撃墜されてはいけない……しくじればそのどちらかを使用して何が何でも撃沈しなければならなくなります……。」

 

大高(日)「分かりました……しかしどうやって陽動しましょう……敵の防衛権内に入れば忽ち蜂の巣にされてしまう上…我々の艦船程度ではレールガンの攻撃も耐えれません……。」

 

リョウカ(本体)「………こうなれば一か八かの大勝負です……この最後の戦いで私達…淵森大連合国を表立ってナチスドイツ第三帝国に対して宣戦布告…無論全国にも分かるようにね……更には私達は日本とも一時的とは言え同盟を結んでいると言う事も全て公表し…この最後の戦いに参加する事も含めて敵の事も含めて……全て丸裸…公表するのです……。」

 

大高(日)「しかし…閣下……そんな事すれば…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、上手く行けば世界連合軍対独軍:超巨大潜水航空戦艦[ワールド]…艦名はまあ…コードネームですが…取り敢えず…そう言う局面を作り出す事が出来ます……っが無論しくじれば…その逆になるでしょう……これは博打です……吉と出るか凶と出るかは分からないです……しかし勝つにはこれしか無い……最悪世界を敵に回してでもこれを撃破しなければどっちにしろ世界は終わります…………ならば最善の取れる策を取るのが筋です……。」

 

大高(日)「分かりました……我々も出来る限り最善を尽くしましょう。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……それでは…、」

 

 

会議は続き…夜まで続いた……そしてこの最悪の終末超兵器…ワールドの撃沈作戦……【終末阻止作戦】が発令……翌日に全国に向けて、独国に宣戦布告すると言う電文が発令……全国に衝撃が轟き…更に追い討ちが掛かるかのように日本とも同盟を結んでるとの事も更に拍車を掛けた……っが幸運にも…何と三国供に同盟を結ぶ事に成功……更に翌日にこの終末阻止作戦の全容を独国を除き暗号文で送り……最後の戦いに備えた……

 

 

そして……1週間後……ヒトラー及び全幹部が乗ったワールドが出航したと言う米国からの緊急電文の元……最終作戦が開始された……

 

 

 

【最終章:最終作戦:最終ボス】

 

 

【終末阻止作戦】

 

 

VS【ナチスドイツ第三帝国所属:究極超終末兵器級:超巨大潜水航空戦艦:ワールド[総司令官:ヒトラー総統]】

 

 

勝利条件【ワールドの撃沈】敗北条件【ワールドに核を撃たれる・味方の全滅】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

さてだが、安定と信頼のダイジェスト方式で行く………ヒトラーの乗せたワールドは悠々と海中の中で時速100ノットを超える悍ましいスピードで航行していた……しかし……進路上にリョウカ達の用意したレーダー及び電探で映らない超強力な水中用N2機雷を大量設置されていた為…

 

 

ピキィィィィィン……!!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!

 

 

っとワールドがまんまと引っ掛かり全て起爆……バラストタンクに深刻なダメージを与えて無理矢理浮上……しかし……浮上した先には淵森母神大連合艦隊によって囲まれていた……

 

 

タツハナ『全艦一斉攻撃…!!テェェェェ…!!!!』

 

 

ズドォォォォォン…ズドォォォォォン…!!!

 

ドドォォォォン…ドドォォォォン…!!!

 

ドォォォォン…ドォォォォン…!!!

 

ドドドドドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ…バシュゥ…!!!

 

ピキィィィィィン…チュドォォォォン…!!!!

 

 

全艦からの一斉攻撃でレールキャノンを除く全ての武装を破壊尽くし…更にはバラストタンクを全て破壊し…潜水不可能にした…っが……

 

 

 

ヒトラー『おのれぇぇぇぇ…!!!猿供の分際で…!!!余の計画を邪魔をするなぁぁぁ…!!!』

 

 

ウィィィィィィン…ガッコン…!!!

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!!!

 

 

ワールドのオープンチャンネルに近い無線で叫びまくり……とうとうレールキャノンを起動させた……っが……

 

 

キィィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「掛かったね!一気に叩く!」

 

日本飛行長「は!主砲砲撃用意!チャンスは一度しかないぞ!しっかり狙え!」

 

日本砲手全員『了解!』

 

 

 

ウィィィィィィン…ガコン…!!

 

 

リョウカ(本体)「高度下げますよ!更にレールキャノンの射線のど真ん中です!しくじれば私達や世界も御陀仏です!確実に一撃でワールドの心臓を破壊して!」

 

日本兵全員『了解!』

 

 

キィィィィィィィン…!!!

 

 

英国飛行長『お前ら!奴の侵入を手助けしろ!まだ武装が生きてるかもしれんからな!」

 

英国兵全員『了解!』

 

米国飛行長『全機聴こえるな?奴が撃破されたら終わりだと思え!奴の為に盾になっても構わん!あの化け物の注意を逸らせ!』

 

米国兵全員『了解!』

 

 

此処でそれぞれ各国の寄越した出せるだけの航空戦力の飛行師団がワールドに攻撃を開始……全武装を破壊したとは言え…まだ辛うじて生きてる武装が存在するのでそれの注意を逸らす事に……そして……

 

 

日本砲手1「ちょい右…!そのまま…!!」

 

日本砲手2「主砲照準用意完了!弾種!徹甲榴弾!」

 

日本砲術長「一斉射撃で行くぞ!用意…てぇぇ…!!!」

 

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…ピキィィィィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォォン…!!!!

 

 

放たれた砲撃は真っ直ぐ全弾供にコアに命中……コアは破壊され…最大まで電力が行き届いてたのかそこから大火災が発生…更に浸水も発生してるので…

 

 

リョウカ(AWACS)『命中!命中!』

 

日本飛行長「爆発閃光視認!レールキャノンを破壊!」

 

米国兵1『ヤッホー…!!やったぜ!!』

 

米国兵2『フォォォォ…!!流石だぜ!』

 

 

ジリジリジリジリ…ガッシャァァァァン…!!

 

ボォォォン…ボォォォン…ボォォォン…!!!

 

 

レールキャノンは根元をやられたので元の仰角まで元に戻ったがそこに電力が行き届いたのが仇となり…艦全体が火の海へと一瞬で変わり…彼方此方で連鎖爆発が発生し始めた……

 

 

ヒトラー『おのれぇぇぇぇぇ…!!!!猿供がぁぁぁぁぁ…!!!ぐぉあぁぁぁぁぁ…!!!(ザーッ…ブツ…!!)』

 

 

ピキィィィィィン…ズッドォォォォォォォォン…!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴ…ザッパァァァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

 

……ヒトラーの最後の無線は断末魔と供にワールドの中央部から大規模な大爆発が発生……真っ二つに船体が折れて海中に没し……海中にて再度大爆発が発生し……ワールドは爆沈した……

 

 

英国兵1『ワールド…撃沈!』

 

英国兵2『やったぞ…!!我々の勝利だ…!!』

 

リョウカ(本体)「……ふ〜……やりましたね。」

 

日本飛行長「は…そうでありますな…。」

 

リョウカ(本体)「……こちら、淵森母神大連合国の総司令官のリョウカです……ワールドの撃沈を確認…現時刻を持って作戦は終了……私達の勝利です!」

 

全軍『おおおぉぉぉぉぉぉ…!!!!』

 

 

その後それぞれ各国の軍は引き上げた……後日……ナチスドイツ第三帝国に対して…ワールドの撃沈及びそれに伴いヒトラーの戦死と全幹部の戦死を言い渡した上で最後の降伏勧告を促し………照和1950年の10月7日……ナチスドイツ第三帝国は……完全降伏したのだった……

 

 

 

【作戦終了】

 

 

【ナチスドイツ第三帝国:戦意喪失[完全降伏]】

 

 

……更に翌年に第二次世界大戦の終戦を知らせる電文が全国に行き渡り……1951年の1月20日に後世世界の第二次世界大戦は終結したのだった……

 

 

 

【第二次世界大戦:終末】

 

 

……数年後……

 

 

【後世日本】

 

 

大高(日)「それでは本当にお別れですか?」

 

リョウカ(本体)「はい、私達はあくまでも依頼でこの世界線を救いました……だからもう会う事は無いと思います…名残惜しいですがね……。」

 

高野(日)「そうですか……。」

 

リョウカ(本体)「……今の世界の動きは戦後の復旧作業でもしてるのかな?」

 

大高(日)「ええ、恐らくは…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……まあ今はこの勝ち取った平和をどう活かすか良く考えて使って下さいね……。」

 

大高(日)「ええ……。」

 

リョウカ(本体)「っと…そろそろ時間ですね……それじゃあお達者でね……。」

 

大高(日)「はい…。」

 

 

そしてリョウカは元の国家へと戻り……紺碧島の住民…そして……

 

 

リーガン「…閣下、ありがとうございました……。」

 

リョウカ(本体)「はい…リーガンさんも早く家族の元に帰ってあげて下さいね……。」

 

リーガン「ええ。」

 

 

……リーガン達とも別れを告げ……紺碧島と分離し……元の世界線へと帰って行った……これにてこの後世世界での戦いは終わった……しかし一行の旅はまだまだ続き……無論……戦いは終わらないだろう……真の平和を勝ち取るのはまだまだ先だろうが一行は止まらない……その真の平和を目指して………今日もまた旭日の陽を照らし……変わり無い日常を続ける……一行の旅はまだまだ続く……

 

 

【最終章:完】

 

 

【後世世界編:完】

 

 

【完結編へ…続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】




現在の達成率:[70%](次章解放)


次章解放必要達成率:残り[30%]


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