ギャング達は今日も強盗を起こす (爽やかなマスク)
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キャラ紹介
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大変長らくお待たせいたしました!

キャラ紹介です!

物語ももう少ししたら終わりが迎えられそうです、また総合評価やお気に入りありがとうございます!
今後とも読んで頂けると光栄です!

それではどうぞ!
※ネタバレ注意!












上から順にギャング、グリフィン、警察・傭兵部隊、鉄血に分けて紹介させて頂きます!

 

ギャング

 

〜ウルフ〜

元PMCの諜報部

過去に数多くの作戦と任務に従事しライバル会社からのヘッドハンティングを受ける程の実力者であった

しかし、鉄血で起きた事件により会社は2分される、人形根絶派と人形保守派に分かれて会社分裂の危機に瀕した

ウルフは保守派に入り会社内にいた人形達を退職や自身の部隊に入隊させたりし根絶派から守っていた、保守派は社長や役員の者達が根絶派に対し抑え込んでいたが、社長の息子が自らの父親を殺害(不慮の事故として)し保守派と根絶派の均衡大きく崩れる、息子が新しく社長になり根絶派を支持したせいで根絶派が大きく増長し保守派の役員が次々に辞めたり行方不明になったりしていき社長が立案した作戦にウルフや保守派の社員に人形が巻き込まれる

社長が立案した作戦は人形の虐殺であり、人形の虐殺を手助けした者は会社から多額の金額を支払うというものだった、ウルフは自身が持つ部隊に人形の「ウェルロッドMkⅡ」を匿おうと会社から離脱するが会社の人間が次々に2人に襲い掛かり追い詰められるがウルフの必死の抵抗により「ウェルロッドMKⅡ」を逃がす事に成功する、その後は消息を絶って現在強盗ギャングのリーダーになっていた

戦闘時はハンドガン(GLOCK17)アサルトライフル(AKー47)を扱い命中精度が高く、1マガジンだけで10人以上射殺することも可能である、格闘技術も高く1人で4人相手にする事もある、車の運転技術は見事なもので誰一人として彼の運転技術に付いていける者はいない

唯一弱点はボスを口実に人形の破壊が出来ないとしているが理由は不明であり、フォックスやベア、シャーク等に指示を出している

 

〜フォックス〜

出自は不明であり何処で戦闘経験を積んでいるのかも不明でスナイパーライフル(バレットM82)での狙撃能力及び瞬時にリボルバー(コルトパイソン)を引き抜いての反射神経が高い

過去の事についても不明であり、明確な目的は金を得る事だけである

普段はライオンと一緒にチェスやポーカーをしたりして時間を潰す事があり、毎回負けて金や物の賭け事で痛い目をみている

 

〜ベア〜

元正規軍兵

ベアは元々ELID殲滅部隊に所属して数々の死線をくぐり抜けてきた猛者でもある、彼自身の身体を強化されており軍用アーマーよりも硬い装甲を持ち、また人形にも劣らない力がある

彼の持つ銃器はミニガンと4連ロケットランチャーでありギャングの中でも最高火力である、代わりに機動力等が欠点でありたまにウルフ達にたまに置いて行かれる時もある

普段は武器の手入れや車等を点検したり修理したりと過ごしている、緊急時には全員の武器を配る事もある

過去に家族を守る為に正規軍を裏切り逃がそうと奮闘するが生き残ったのは妹だけとなり、妹を守る為に散り散りに逃げる。

その後はpaydayギャングのボスに気に入られギャングとして活動する、しかし、妹の居場所が分からず未だに探している。

 

〜シャーク〜

元鉄血工造の人形オペレーター

シャークは入社してわずか1年で人形メンテナンス要員の1人となり、人形のネットワークの更新や追加、人形の腕や脚等の様々なパーツを修理する事が可能

シャークの過去では辛い過去があり向き合えずにいた時にUMP40と出会う

次第にUMP40と親しんでいき、自身の娘の様に可愛がっていたがUMP40のメンテナンス中に彼女からウイルスがある事と謎のネットワークがあることを告げられる

シャークは約束をしてそのウイルスとネットワークの阻害をする為のチップ開発していた、そして完成した時に鉄血工造内での反乱が発生しチップを持ってUMP40を探す、そしてそこには既にUMP40の亡骸がそこにはあり、シャークはUMP40を殺した人物の情報を得るために彼女のメンタルモデルにアクセスし唯一取れた情報はUMP40の視覚情報だけである、シャークは殺したのがUMP45と知り、45を酷く憎んでいる

彼の扱う銃器類はショットガン(AA-12)ハンドガン(P99)、マチェットナイフ

マチェットナイフでの近接戦を何処で会得したのかは謎のままであるが戦闘力が高くIDWの脚を斬り落とす程の実力者である

普段は料理本を片手に料理したり仕込みをしたりと意外と家庭的に家事をこなす

 

〜ライオン〜

元鉄血兵のリッパー

元々鉄血に属してメンタルモデルの改造をしていたがウルフ達の襲撃に合い攫われる

そして、ウルフ達を雇った変態商人に売られそうになるがウルフ達に金が一部支払われていなく、またウルフは見ていられなかったのか指示を出して商人と護衛を撃ち殺す

その後、ギャングに入り強盗やその補助を担ったりしている、普段はフォックスとチェス等をして賭け事したりして毎回勝ってるが1度ウルフに負けて以来、ウルフとの再戦を望んでいたりとしている、そして、何もない日は海を見に行ったりしてゆったりと過ごすこともある

銃器類は鉄血製のSMGであり、ハリネズミにより徹甲弾にした事で火力を増す事に成功するが反動が大きい為に連射するのも一苦労でもある、それを補う為に脚の強化をされており従来のリッパーを超えてエクスキューショナーの様に立ち回る事が出来る様になった

 

〜ハイエナ〜

元グリフィン社員のトンプソン

過去に仲間や指揮官を庇う為に囮となって鉄血の攻撃を退ける事になり成功したが逆に鉄血に追われる

瀕死の状態で追い詰められた時にウルフとハリネズミに出会い助けられる

その後はギャングとして活動していたがウルフ達との仕事している最中にヘマをしてしまい警察に追い詰められて捕まるがウルフ達に助けてもらい再びギャングとして活動を再開する

扱う銃器類はトンプソンとショットガン(スーパーショーティ)での戦闘で継戦能力が高くハリネズミによって手足の強化もされている為、より困難な依頼でもこなせる事も可能

そして、彼女の持ち味は耐久力が高く腕や足にダメージを受けてもダウンする事はない

普段はベアを相手に模擬格闘戦をして鍛えているがベアの容赦ない力技にとことん負けている

 

〜ジャケット〜

所属不明

ジャケットは基本的に喋らず、コミュニケーションをいつも取る方法は自身がテレビやラジオ等で録音した物を編集してラジオから流して行う。

ジャケットが扱う銃器はアキンボM10とデザートイーグルであり、M10はジャケット仕様に改造とカラーリングされておりカラフルに仕上げている。

そして、ジャケットはAP弾を所持しておりM10へ装填する事で盾やブルドーザーに対して優位に振る舞えるが弾数が少なく相手を選んでの使用をする事がある

 

〜アリクイ〜

元国家諜報員

彼の持つ過去は不明であるが一昔に自身の家族を探して突き止めたがその後どうなったかは不明である。

彼は情報戦に長けておりウルフ達でも知り得ない情報を持っている事がある、直接強盗や戦闘には関与しないものの脱出の手助けでヘリやワゴン車等を操縦したりしている

普段は情報収集や依頼の受付を担ったりしている為にセーフハウスにあまり顔を出さない

 

〜エレファント〜

元正規軍操縦手

エレファントは正規軍で運用している装甲車や戦車等の操縦手であり作戦は様々な所で活躍していたがある日装甲車でのエンジントラブルにより左目を失明する。

その後は引退してギャングとなり、ウルフ達の脱出の補助等をしている

普段はセーフハウスでのんびりとクラシック音楽を聞いたりしている。

 

〜ハリネズミ〜

元人形製造員兼メンテナンス員

ハリネズミはハイエナやライオン等の人形をメンテナンスする事が出来る、唯一無二のメンテナンス要員

彼女は元々I.O.P社の技術部門に配属し従事していた、鉄血の事件以降も従事しその後は何事もなく引退して余生を過ごそうとした時にpaydayギャングのボスと出会い、契約を結んでギャングの一員となった。

普段はセーフハウスにはおらず、自身が作ったメンテナンスルームに籠もりライオンやハイエナ以外の違法人形等のメンテナンスや資材と金さえ払えば人形の製造もやっていたりとする。(割と高額)

 

〜ボス〜

所属不明

paydayギャングのボスであり謎が多く、知っている者はアリクイやウルフといった一部にしか分からない

普段はセーフハウスにはいなく基本的にウルフやアリクイに指示を出して強盗を行わせたりする

 

〜バッファロー〜 NEW

ハリネズミによって作られたハンドガン人形“イマニシ17”

元々は映画やゲームに登場した武器をハリネズミにより作成された、彼女曰く主人公が使用するバレットカーブという銃弾をカーブさせて標的に必ず必中するという技を研究して実現するのに数年を費やしていた

そして、悲願のバレットカーブを実現をしたがその代償として人形の感情のスペックダウンをさせておりサイボーグの様な感情になってしまう

そして、セーフハウスにいる時はウルフのテレビチャンネルでの争いがあり、ウルフはスポーツやニュースを観たいのに対しバッファローはエンタメや旅番組をウルフが観ている所に横槍を入れていたりと感情が読めない

1度ウルフはバッファローとテレビ争奪戦にチェスで決着をしようと提案され勝負して勝利する

その日は1日中焚き火をしている番組を観ていたりしていた

 

グリフィン

 

〜ヤマナカ〜

G36小隊の指揮官

元々は別戦区の担当だったがある時に鉄血との戦闘中に夢想家(ドリーマー)と戦闘になり指揮をしていたが奇襲作戦にはめられ1人の仲間を引き換えに自身とG36達は生き残る、その後は任務失敗となり全責任を負って辞職しようとしていた所にグリフィンの社長クルーガーに依頼があることを言い渡される。

内容は「鉄血との関与がある強盗集団の調査」であったが次第に依頼内容が変わり、捕縛するようになる。

休日はG36達の買い物や飲み会等に赴いて羽目を外したりしている

 

〜アシーナ〜

M590小隊の指揮官

別戦区の担当であったがある日、クルーガーから強盗集団の任務を担当するヤマナカの補佐を頼まれる

補佐に付いてヤマナカの指示を受けたり逆に指示を出したりと多忙な所が多少ある。

人情味が深くM590達の信頼が厚く、酷い目にあった人形を保護して自身の部隊に引き込んだりや信頼出来る指揮官に引き渡したりとヘリアンを交えての行う事が多くある。

休日はM590達とお茶会や保護された人形の様子を見に行ったりして過ごす事がある。

 

〜G36〜

ヤマナカの部下

普段はヤマナカの一歩後ろに控えていたりして話や執務を行ったり、休日は買い物や飲み会等になるとヤマナカを連れて行ったりしている

 

〜M590〜

アシーナの部下

普段はアシーナの隣におり、アシーナが必要な書類等を持って行ったりしてくれたり、小隊メンバーの面倒を見てくれたりしている

休日はお茶会を開いてアシーナやヤマナカを呼んだりしてまったりくつろぐ時がある

 

〜PPK〜

元グリフィン

街に店を構えていたPPKであったがウルフの強盗に合い、自身にとってはかけがえのない物が金庫の中に眠っておりそれを守る為にウルフの前に立ちはだかった、結果はウルフの撃退に成功するが足を撃たれてその後は警官に保護され足を直した後に再び店を再開した

 

〜9A-91、モシンナガン〜

別指揮官の部下

元々は2人で基地から密かに抜け出してバーに寄ろうとした時に居合わせて警官達と共に連携してウルフ達を捕まえようとするも失敗して負傷する、その後は指揮官にこっぴどく叱られたが指揮官は涙ながらに無事で良かったと2人を抱きしめていた

 

〜IDW〜

別指揮官の部下

いつも海の家に行ってはかき氷を注文して食べに来ていたがその日は悲鳴が響き通い詰めてる海の家に急いで行くとベア達が金庫を漁っているのを見て襲い掛かり、スピードとそのスピードで活かした蹴りをベアとシャークに叩き込むが、ベアの怪力とシャークの斬撃に為すすべなく足を切断されるがシャーク達に情けを掛けられて無事に警官らに保護される。

その後はベア達を捕まる為に多くの作戦に従事して強盗集団の捕縛の転属希望を出すが却下されている。

 

〜ウェルロッドMKⅡ〜

オフィスビルの警備(現グリフィン)

グリフィンへの依頼でその日はいつものパトロールであり、屋上の警備にあたっていたが普段は聞こえない物音を聞き音の発信源を確かめるとウルフとフォックスであり、その時マスクの強盗集団がIDWの足を切断したと聞いていた為に怒りが湧きフォックスへ奇襲攻撃を繰り出す。

奇襲攻撃は成功するも怒りに身を任せていた為に反応速度が鈍り格闘戦に持ち込まれる、過去に習得した格闘技術でウルフと勝負し勝利の一歩手前でマスクの一部を見て隙を見せてしまい、ウルフに投げ技を仕掛けられて追撃と言わんばかりの目に液体を掛けられて負傷する

しかし、彼女には見覚えがあり自身を逃してくれた人でもあり探していた人でもあった

その後は目を修復しIDW同様に希望を出すが却下される

 

〜救助された指揮官〜

死亡

元々は別戦区での指揮をしていたが鉄血軍に敗走して逃げていたがヤマナカ達がいる街の郊外へ逃げる

しかし、追いかけていたのはアルケミストであり捕まる

そして、林の近くにある小屋で拷問を受けていたが間一髪にたまたま通り掛かったジャケットにアルケミストの部隊とアルケミスト自身が戦闘しに向かった為にアシーナの部隊へ保護される

その後は病院で療養していたが突然の人形達の殺戮の目標にされ殺害される

 

〜P7〜

死亡

上記の指揮官と同様に逃げ果せたが闇市場の関係者に捕まり解体される所をウルフ達に助け出されたが、鉄血の襲撃に巻き込まれる

ウルフ達と共に脱出を果たして街の近くに降ろし、その後はヤマナカ達がいる基地に向かう

そして、指揮官が療養していると聞き病院に向かい秘書官兼護衛として守っていたが突然の人形達の殺戮に巻き込まれ死亡する

 

〜404小隊〜

UMP45、UMP9、416、G11

元々強盗集団の存在を知っており、ウルフ達を利用して人形の救助をさせたりして下請けの扱いをしていたが鉄血との関与と強盗事件の未逮捕が数多くある為、出動要請される

ギャングと警察との抗争の中、混乱に乗じて作戦を展開してウルフ達を追い詰めるがヘリで逃亡される

その後はヤマナカ達との作戦行動を取ってベア達の捕獲に成功する

 

〜AR小隊〜

M4、M16A1、AR-15、M4 SOPMOD2

M4の小隊はM16A1の捜索作戦を展開しており、近くの街で活動していたヤマナカ達の方でも部隊を展開して捜索に当たらせる

無事に見つかり鉄血の追手を振り切って基地に帰還を果たしてヤマナカ達の提示した見返りを今度は果たす番であった

そしてヤマナカ達の切り札としてベア達の捕獲に成功する

 

 

警察・傭兵

 

〜警官・特殊部隊〜

通報を受けて現れてウルフ達に攻撃をする、モブですね

 

〜クローカー〜

特殊部隊の戦技兵であり数々のギャングやマフィア等を捕獲した恐怖のホロロ、常に隙を狙っている為にウルフ達は注意している

 

〜ブルドーザー〜

特殊部隊の戦技兵でもあり重装甲の隊員でもある、ベアやフォックスが持つ重火器には有効だがウルフやハイエナの銃では火力不足であり倒せない時もある

武装ではショットガンやLMGが多い

 

〜スカルブルドーザー〜

ブルドーザーの上位互換、ブルドーザーの顔面部に分厚い装甲板が装備されており白のペイントでスカルに仕上げている

ブルドーザーの倍の超重装甲であり、バレットM82の弾を弾いたりベアが装備していた4連ロケットランチャーをもろに食らうも装甲が剥がれただけでほとんど無傷

武装ではショットガンとLMGは変わらないが弾の種類を変えたのか火力が高い

 

〜テーザー〜

特殊部隊の中でもクローカーと1,2を争う程の捕獲の名人、数多のギャングやマフィア等をテーザーガンで痺れさせ見動き1つさせず、痺れさせたら最後特殊部隊隊員の総攻撃を受ける羽目になる

ウルフ達は互いにカバーをしながら襲撃するのでさほどの驚異にはならない

 

〜盾装備の隊員〜

特殊部隊の中で分厚い盾を装備して仲間の被害を最小限にする者達、フォックスの持つバレットには貫通されたりベアのミニガンで火力押しされたりと火力と貫通が高い物に対しては有効では無いがウルフやハイエナ等の火力不足に対しては有効である

 

〜刑事〜

ギャングの強盗集団捜査担当であり、ウルフ達を追っている者でもある

 

〜傭兵隊長〜

街の治安の為に雇われて組織された部隊であり、ギャング対策部隊として充てがわれた部隊でもある

普段は街の郊外での鉄血対策として任務に付いていたがウルフ達の猛烈な驚異に対して警察や特殊部隊の人員不足が発生した為に投入されている

 

 

鉄血

 

〜アルケミスト〜

指揮官を拷問中にたまたま通り掛かったジャケットにより攻撃され部隊が半壊して撤退し、その後は闇市場を襲撃するもライオンと怠慢を張って敗北して破壊される

 

〜ドリーマー〜

ヤマナカとの戦略戦において勝利し戦区の優勢を勝ち取る、その後はヤマナカが外れた為にその戦区1つを掌握、その後は目立った動きが無い

 

〜蜂のマスク女〜

病院で姿を現した彼女は何者なのか・・・

 

※その他

 

〜巨大クローカー〜

ハロウィンの世界に現れた悪夢は多くのギャング達を招き入れ刑務所へと誘い、そして恐怖と絶望を与えてギャング達を1人また1人と収監して行くのだった

 

 




いかがだったでしょうか?

色々とネタバレしてしまった箇所もありますが楽しんで頂けたら幸いです!
キャラクターを使ってみたい等は問題無く使っても良いですよ!

今後に付いてなのですが、ギャング達の完走した時に二次創作の短編を作ろうと思っていますね
(paydayギャング×アークナイツ)
(ウマ娘×ルパン三世)
(ウマ娘×水曜どうでしょう)
のどれかを書こうかと思っていますね


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強盗はこの世界でもある
ショッピングモール強盗


色々なゲームでやってきた中で一番やってみたかったクロスオーバーのpayday2とドルフロの世界です。

登場人物達はコードネームで呼び合います

まだまだ日は浅く色々面白く無いかもしれないですが、楽しんで頂ければ幸いです。


それではどうぞ


ショッピングモールの周辺を収めた写真を机の上に置きその机の四方を4人のギャングが固めて眺める

 

4人の内の一人が切り出す

 

ウルフ「全員で正面から襲撃はどうだ?」

 

それに対して3人は頷き、1人が言う

 

シャーク「そうと決まれば、装備はどうする?」

 

ベア「俺はミニガンで行く」

 

フォックス「俺はモシンナガン」

 

ウルフ「AK-47で行く、シャークお前は?」

 

シャーク「AA-12だな」

 

ウルフ「オッケー、正面から堂々と強盗しよう、一般人は撃つなよ」

 

3人は頷きつつ、当たり前だろや当然だと言った言葉が出た、4人は各々アーマーや装備を点検しワゴン車に乗り込む

 

運転はウルフで全員乗りんだのを確認してワゴン車を走り出す

 

ワゴン車で走り出して数十分、目的地であるショッピングモールが見えてくる

 

そこには家族で賑わい、またぬいぐるみマスコットを着た者達も子供に風船を渡したりと微笑ましいような光景がある、ワゴン車はショッピングモールの正面に停めて各々マスクと銃を持ちワゴン車から降りて堂々と正面から歩いていく、そこに異変を感じた警備員は銃に手をかけた時、ウルフが警備員を射殺する

 

その銃声を聞いた一般人達は一斉に悲鳴が上がりギャング達から逃げるようにショッピングモール内に走り込むショッピングモール内は逃げゆく人々で大混乱して警備員は拳銃を構えながらギャングに発砲し出入口付近にて銃撃戦が繰り広げられるがベアとフォックスの連携により警備員は倒れて行く、ウルフとシャークはショッピングモール内に突撃して遮蔽物に身を隠していた警備員を撃ち倒していく二人、残ったのは取り残された一般人達だが、ギャング達は興味無しの感じでショッピングモール内にある店の金庫や宝石店等を襲撃しバッグの中に宝石や現金を詰め込む

 

ほとんど無言だったが、やがて警察官がショッピングモールの正面からやってきてウルフとベアの銃撃戦が始まる

 

ベア「俺のミニガンを堪能しな!」

 

ウルフ「ベア!気をつけろ!まだ一般人がいる、お前に支払う金が無くなるぞ!」

 

とウルフとベアは正面から来る警官隊と銃撃戦するが警官隊は分が悪くすぐに外へ一時撤退する、その後、背中にSWATと書かれた特殊部隊がシールドを持って正面から突撃し再度銃撃戦を繰り広げる

 

一方でフォックスとシャークはショッピングモール内のある金庫や宝石等片っ端から集めていたがショッピングモールの天窓から特殊部隊が突入し着地と同時に2人のギャングと交戦するがシャークの持つAA-12の持つ連射力でで突入した隊員全て撃破してバッグの詰め込み作業を再開する

 

しばらくしてフォックス達の詰め込み作業が終わり、正面に向かうがベアとウルフが正面でドンパチしてる為、ワゴン車での脱出は無理と判断してシャークは通信機を取り出し誰かと連絡する

 

シャーク「おう、俺だ、今からヘリでの回収は可能か?、オッケー、屋上で待てばいいんだな」

 

と通信機をしまい正面で交戦してる3人に寄り全員伝える、それらを聞いたウルフはベアと一緒に正面から来る特殊部隊との時間稼ぎをしてシャークとフォックスは詰め込んだバッグを屋上に持って行く、その後、フォックスの掛け声に反応したウルフはベアの肩を叩き屋上へ向かう階段に向かう

 

4人ともヘリの到着を待ち階段にはベアが足止めし向かい側にあるビルから狙撃手とフォックスが狙撃戦を繰り広げる、ウルフとシャークはラペリングロープでよじ登ってきた特殊部隊を蹴散らしていき、しばらくして特殊部隊の突撃が緩和した時に、タイミングよくヘリがやってきて4人ともヘリに荷物を詰め込み、ヘリでの脱出を成功する

 

〜ヘリ内〜

 

ウルフ「成功したな、後で協力者に換金して貰おう」

 

シャーク「今日の仕事も楽勝だったな」

 

ベア「ミニガンでやりすぎたか」

 

フォックス「いや、火力不足があったから良いんじゃないか?」

 

ウルフ「まぁ、なんであれ成功したんだから良いだろ、この後、飲みにでも行こうぜ」

 

その誘いを受けた4人は歓喜してヘリは飛び去るのであった

 

その後、セーフハウスにてショッピングモールの強盗事件がニュースに流れ警察が捜査を開始するという内容が流れるが詳細を明らかにしなかった




一話を書き終える事に安堵した

次回も間が空きますがご了承下さい

ドルフロのイベント楽しいけど難しい(特に編成が)


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人類人権団体の施設に強盗

2話目です

1話目にドルフロ要素出そうか迷った結果2話目に出す事に&伏線要素も貼ったので楽しめればと思います

それではどうぞ


ショッピングモールの強盗事件から数ヶ月以上経ち、ウルフ達は各々装備の点検だったり本を読んでいたり、テレビを見ていたりセーフハウスの外を眺めていたりと自由にしていた、そんな時に一つの電話がウルフに掛かる

 

ウルフ「もしもし?そうか、分かった、契約金は?、オッケー、詳細の情報はあそこに置いてくれ、今から向かう」

 

とウルフは電話を切る、その様子を見ていたフォックスは聞く

 

フォックス「仕事の話か?」

 

ウルフ「そうだ、皆を集めてここの拠点に向かうぞ」

 

フォックス「了解」

 

その後、4人全員は拠点へと向かう

 

 

拠点に辿り着く、そこに協力者のアリクイが4人を出迎えて拠点の中へと促す

 

拠点の中に入り、ウルフ達は各々の椅子に座り、ウルフがアリクイに話しかける

 

ウルフ「どんな仕事の依頼だ?」

 

アリクイ「今回は人類人権団体の施設にある物を奪って欲しいとの依頼だ、契約金はこれぐらい見合うらしい」

 

そう言ってアリクイは紙をウルフに渡して、ウルフは笑みを浮かべながらシャークとベアとフォックスに回して行く、ウルフは話を続ける

 

ウルフ「なかなかの大金だな、良いだろう、この仕事引き受けよう、やり方は俺たちに任してくれ、それと戦利品は奪ってもいいのか?」

 

アリクイ「依頼主は何も言ってない」

 

ウルフ「オッケー、すぐに準備して行こう」

 

ウルフ達は椅子から立ち上がり隣の部屋に装備品と武器が保管してある場所へと移動する、アリクイだけが残りアリクイは誰かと電話していた

 

 

ウルフ達は装備品を身に着け、マスクを被り施設の写真と図面を広げて計画を練っていた、その施設は港の倉庫の一部で裏には海、左隣と右隣は倉庫になっており、コンテナが多数配置していた

その倉庫群を囲う様にコンクリートの塀に正面入り口はフェンスの門が構えていた

 

ウルフ「この塀が邪魔だな」

 

シャーク「ならC4で爆破するか?」

 

ベア「それが良いな」

 

フォックス「ベアは爆破ってなると見境無いからな」

 

ウルフ「オッケー、爆破してワゴン車で脱出しよう、それと今回の依頼物は大物らしい、丁寧に運んでアリクイに届けよう」

 

シャーク「そういえば、アリクイはどうした?」

 

ウルフ「あいつは今通信機器の調整に入ってる」

 

フォックス「なるほど、通信役か?」

 

ウルフ「そうだ、案内はあいつに頼もう」

 

シャーク「装備はショッピングと同じで良いだろう?」

 

フォックス「それが良いだろう」

 

ベア「皆準備はいいか?」

 

ウルフ「オッケーだ、行くぞ」

 

人類人権団体がアジトにしている施設へ到着する4人

 

ギャング4人はコンクリートの壁にC4を仕掛け、そして4人とも正面のフェンスが開いていた為、堂々と武器を構えて突き進む4人に対して異変を発見した団員は銃を構えようとした瞬間、一発の銃声で団員が倒れる、その銃声を聞いた団員はすぐに仲間を呼び、施設の中からゾロゾロと現れるが、ベアの制圧射撃とミニガンの火力に次々に倒れ取りこぼした団員をウルフとフォックスが処理し、シャークは3人の背中を警戒し施設の扉に辿り着く、ウルフは通信機を取り出し喋る

 

ウルフ「アリクイ、目標に辿り着いた、どこに行けばいい?」

 

アリクイ「了解、まずは2階の探索をしてくれ」

 

ウルフ「了解、2階の探索をする」

 

ウルフが扉を開けた瞬間、広い空間に団員が銃を構えて射撃を開始する、それを察知したベアが前に出てミニガンで射撃を開始する、咄嗟に遮蔽物に身を隠した団員がベアの高火力に思わず声を荒げる

 

団員À「あいつ何なんだ!何の躊躇いも無く撃って来やがって!」

 

団員B「いいから撃ち続けろ!この先へ進ませるな!」

 

2人の団員はベアに向けて発砲するもベアに傷一つも付かず、そうしているとベアは団員A、Bに向けて射撃する咄嗟に隠れるも遮蔽物の真横にシャークとウルフに左右挟まれる形で射殺される、1階の制圧を済ませたウルフ達は階段を見つけて上がって行く、その際、団員Bは息があり最後尾にいたフォックスに話しかける

 

団員B「どうして……俺……たち…同じ……人類だろ?………なぜ……」

 

フォックス「すまねぇな仕事なんでね、俺は明日の飯を食うのに忙しいんだ、くたばりな」

 

フォックスは団員Bに銃口を向けて発砲し団員Bは絶命する、そこにシャークが駆け寄りフォックスに聞く

 

シャーク「敵がいたのか?」

 

フォックス「いや、さっき死んだ、俺に銃を向けたからな」

 

シャーク「そうか、早く行こうぜ、あいつら2階いるぞ」

 

シャークとフォックスはウルフ達を追いかけて行く

 

 

 

ウルフとベアは2階の事務室と思われる、部屋の扉前に左右に壁を背にしていた、外開きの扉でウルフがドアノブに手をかけてベアとアイコンタクトを取り一気に扉をウルフが開く、そのタイミングに合わせてベアが突撃しウルフも続く

事務作業が可能なパソコン等が机と一緒に並び、誰もいない空間で奥には小さな金庫があり、ウルフ達は真っ先に金庫に駆け寄る、バッグの中からドリルを取り出し、ドリルを金庫に取り付け、固定して起動させる、ドリルの真横にはタブレット端末が付いており、数字が表示されてそこには「70秒」と徐々に数字が減っていく

 

ちょうどシャーク達もやってきて合流を果たす、ベアは机の上にある書類に目が行き、そこに保管リストを見つけウルフ達に見せる

 

ベア「ウルフ!ここの保管リストがあるぞ!」

 

ウルフ「でかしたぞ!、なるほど武器保管庫があるようだ」

 

フォックス「奴ら、どこでそんなに手に入れたんだ?」

 

ウルフ「知らん、だがこれだけの武器を売り飛ばせば金になる」

 

シャーク「なら、俺とフォックスでリストにある武器を奪って来よう」

 

ウルフ「オッケー、ワゴン車で合流しよう」

 

ウルフとベアは金庫に残り、シャークとフォックスは武器庫を探しに向かう

 

そこでちょうど金庫が開き、中身は書類とUSBメモリがあり、書類の中身を見たウルフは驚いた声で言う

 

ウルフ「奴ら、グリフィンと戦争を起こすつもりだったらしいな」

 

そこにアリクイの通信が入る

 

アリクイ「ウルフ、それが依頼主のお目当てだ、それと追加注文でどうやら、そこに囚われてる人形がいるらしい、そいつの回収をすれば追加報酬だそうだ」

 

ウルフ「了解、シャーク、フォックス聞いたか?」

 

シャーク「お互い聞いてる、探して来よう」

 

アリクイ「オッケー、頼んだぞ」

 

アリクイの通信が切れて、ウルフは金庫の中身を全て回収してベアと一緒に部屋から出ていく

 

 

シャークとフォックスは上に行く階段とは別の下に行く階段を見つけて下って行く

 

下った先には檻があり、檻の隣には武器庫と保管庫を見つけてシャークは武器庫と保管庫の方に駆け寄りフォックスは檻の中にいる人物を助け出す為に檻の鉄格子扉にピッキングをする、シャークは大量にある武器を見てウルフ達に連絡する

 

シャーク「戦利品を見つけた!地下ヘ下る階段がある、そこに来てくれ」

 

ウルフ「了解した、今から向かう」

 

早速シャークはバッグに武器を詰め込んで行く、しばらくしてウルフ達と合流しベアとシャークはバッグに武器を詰め込む、ウルフとフォックスはフォックスがその人物の手当を行い、ウルフが状況を聞く

 

ウルフ「そいつ、生きてるのか?」

 

フォックス「分からない、人形相手に手当は初めてだからな」

 

ウルフ「人形にしてはやけに幼いな」

 

フォックス「そうだな、出血してる箇所に応急処置をしよう」

 

ウルフ「オッケー」

 

ウルフがフォックスから目を離した時、フォックスがいた所からものすごい音が響きフォックスに向き直る、そこにはフォックスが手当をしていた人物がフォックスに馬乗りになりフォックスは首を絞められ腕を掴み足をばたつかせていた、ウルフは咄嗟にフォックスから引き離そうとしたがびくともしない為に銃床で頭に殴りつけよろめきながらフォックスから離れる、フォックスは自分の首を抑えながら立ち上がりながら咳き込みすぐにウルフの後ろヘ避難する、ウルフは銃口をその人物に向ける

その人物は頭を手で抑えながらゆっくりと向き直り、金髪のツインテールに青い瞳で肌は白く痣が見え隠れして服装は酷い有様であり唯一分かるのは青い服で幼目な少女であった、そんな少女がものすごい形相でウルフ達を睨み付けて大声で叫ぶ

 

少女「あなた達のような人たちに施しなんか受けない!、私は決して屈しない!」

 

その叫び声を聞いたシャーク達がウルフ達と合流する

 

シャーク「何があった?」

 

ウルフ「分からん、俺たちは奴らと勘違いされてるのかもな」

 

少女は未だ息を荒げて警戒していた、ウルフはゆっくりと近づき説得をする

 

ウルフ「俺たちもあいつらと同じにされちゃあ困るぜ、お嬢さん、俺達は君を回収しろと依頼主からの要望があってな」

 

少女「そんな話誰が信じるもんですか」

 

ウルフ「確かに君のような状況だと誰も信じないと思うが事実だ、それにこんな追加の依頼は本当ならお断りだが、追加報酬の約束もあるんでね」

 

少女「………誰からの依頼なの?」

 

ウルフ「知らねぇ、だが言えることはグリフィンの関係者というのは間違い無い、来るか来ないかはお嬢さん次第だ、どうする?」

 

少女は俯き考えていた、そこでハッとしてウルフ達に聞く

 

少女「私の武器は?武器を知らない?」

 

そう言われてシャークとベアはバッグの中に詰め込んだ武器を探し少女もその中身を見る、そこに彼女の武器が見つかる

 

少女「あった!私の!」

 

彼女は「Super-Shorty(スーパーショーティ) 」というショットガンを抱きしめる、ウルフ達は首を傾げて聞く

 

ウルフ「そんなに大切な銃か?」

 

少女「当たり前でしょ!、私は戦術人形なのよ」

 

と胸を張る少女にウルフ達は笑いながら頭を撫でる

 

ウルフ「ハッハッハッ、面白いなお嬢さん、気に入ったぜ」

 

少女「もう馬鹿にしないでよ!」

 

少女はムスッとした顔でウルフに駆け寄るが、そこにアリクイの通信が入る

 

アリクイ「無事に合流できたみたいだな、おっと、お前らの周りにたくさんのわけの分からん輩がうじゃうじゃ外にいるぜ」

 

 

ウルフ「オッケー、そいつらから逃げてワゴン車に行こう、アリクイ例の場所で落ち合おう」

 

アリクイ「了解、通信終了」

 

ウルフは少女の目を見て言う

 

ウルフ「どうする?、俺達と付いて行くか?それともここで変態野郎共に捕まるか、どっちか選べ」

 

少女「変態野郎達には捕まりたくないわ、私はあなた達に付いて行く」

 

ウルフ「オッケー、追加報酬獲得だな」

 

少女「人を金みたいな扱いしないでよ!」

 

少女は手慣れた手付きでショットガンの点検し弾を装填する、ウルフは驚きながらも聞いた

 

ウルフ「人を撃ったことは?」

 

少女「ないわ、でも怪我をさせる事なら出来るわよ」

 

ウルフ「オッケー、早く出よう、ベアとシャークは戦利品を頼む」

 

シャーク「任せとけ」

 

ウルフ「よし、行くぞ」

 

地下から1階ヘ上がる階段へ上ると、ウルフ達が入ってきた扉に武装した団員達がウルフ達を探していた、ウルフ達に気づかない団員、ウルフはフォックスに言う

 

ウルフ「俺が前に出て奴らを引きつける、援護をくれ」

 

フォックス「オッケー」

 

そしてウルフは気づいて無い団員に不意を突いた射撃で団員は混乱し半分やられる

 

フォックスの援護射撃もあり扉から増援としてきた団員を撃ち殺して行く

 

1階の制圧が完了して、扉を開けて外を見ると団員達が銃を構えて待っていた、ウルフはスイッチを取り出し押す、その時団員達が背にしていた塀が爆発する、爆発した塀のコンクリートの一部が団員達を巻き込み混乱する、そこにウルフが遮蔽物に隠れて浮足立った団員を射殺するも正面入り口からワラワラと現れてフォックスと少女、ベアとシャークがやってきて銃撃戦を繰り広げる、ベアの圧倒的火力で団員がやられていき、敵の弾幕が弱まるのを確認したウルフは一気に壊した塀の先にある、ワゴン車へと走る

ワゴン車にエンジンを掛けて、銃で応戦しシャーク、少女、ベア、フォックスと続いて乗る、ウルフは猛スピードで駆け抜け、脱出に成功する

 

 

その後、アリクイと合流しアリクイからウルフに伝える

 

アリクイ「依頼主からでその少女を直接受け取りたいとの事だ」

 

ウルフ「了解した、依頼主はどこに?」

 

アリクイ「まだ、来てない……あれかな?」

 

拠点の前にある歩道で、そこにフードを被った人物がやって来る、その人物はウルフ達の前に立ち止まる

ウルフは警戒しながらも聞く

 

ウルフ「お前が依頼主か?」

 

謎の人物「ええ、そうよ」

 

ウルフ「代理か何かか?」

 

謎の人物「いいえ、依頼主本人わよ」

 

ウルフ「まぁいいや、シャーク!彼女をここに」

 

そう言うと拠点からシャークと少女は現れ、少女は一気に駆け出して謎の人物に飛び込んで抱きつく

 

謎の人物も不意の飛び込みによろけるが、抱きしめる、ウルフ達は喉を鳴らして言う

 

ウルフ「感動の再会で水を刺すが、その子に資料とUSBメモリを渡した、金を」

 

謎の人物から発せられる若干不機嫌なオーラを出しつつも大金が入った袋をウルフとシャークに投げる

 

謎の人物「確かに受け取ったわ、じゃあまたね、ギャングさん」

 

と言って少女と一緒に手を繋ぎながら歩いて消えていく

ウルフはため息を付きながらも、拠点へ戻り、そこにはベア達が買ってきた酒とつまみで宴会が行われ、笑い声が響きあっていた




今回長くなってしまった

次回からは気をつけ無ければ、案外ネタはあるのですが、とても迷ってます、頑張って執筆していきます

8/14 色々と誤字脱字等がありましたので修正しました(汗)


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大通りにあるショップ街強盗

3話目です

早く梅雨明けて欲しい人です(湿気のせいで寝癖がひどい)


それではどうぞ


ウルフ達はセーフハウスで各々自由に過ごしていた、ニュースの見出しには、警察が人類人権団体の家宅捜索や武器の押収等の様々な内容で載っていた、ウルフはテレビでチャンネルを変えて見ており、そこであるチャンネルで手が止まりショップ街を紹介していた。

別地区で人気のスイーツや服等様々な紹介があり、その中で宝石店が紹介されていた、そこでウルフは何かを思い出し皆を集める

 

ウルフ「皆集まってありがとう、仕事をしよう」

 

シャーク「仕事の依頼でも来たのか?」

 

ウルフ「いや、以前依頼を受けようか迷って保留にしていたショップ街がテレビで出てたからな受けようかと思う」

 

フォックス「なるほどな、暇だからオッケーだ」

 

ベア「同じく」

 

シャーク「俺もだ」

 

ウルフ「オッケー、早速依頼を受け取ったマウスに連絡してくる」

 

そう言ってウルフは携帯を取り出し、マウスへ連絡する

その間シャーク達は装備やワゴン車の準備に取り掛かる

ウルフはマウスへ連絡を終えてワゴン車があるガレージに行くとシャーク達は以前と同じ装備であり、準備万端といった形でウルフを待っていた、ウルフも装備品を装備して皆に言う

 

ウルフ「今回の仕事は物をできる限り奪え」

 

シャーク「オッケー、単純で分かりやすいな」

 

フォックス「早速行こうぜ」

 

ベア「さっさと終わられせようぜ」

 

ウルフ達はワゴン車に乗り込み、出発させる

 

 

 

ショップ街は人で賑わい、カップルや家族連れだったりととても微笑ましい形で溢れ返る、そして休日でもある為、警官がショップ街の大通りを通行規制を掛けて、歩行者が自由に大通りを歩けるように歩行者天国が出来ていた、そこに車両規制を掛けて作った柵を破壊し、侵入してきたワゴン車がいた、金属と金属がぶつかる音がした為、慌てて警官が駆け寄るとワゴン車から出てきたのはマスクを被ったウルフ達であり、武装もしていた為、警官が銃を手に掛けようとした時にウルフが発砲する、撃たれた警官は体制を崩して仰向けに倒れる、その光景を見た一般人は悲鳴で溢れ返り逃げ惑う

ウルフは一般人に銃口を向けず、銃を真上に向かって撃ち一般人達の恐怖を煽る、煽られた一般人達はさらにパニックになり、我先にという感じで逃げる

 

ウルフ達はその人混みを掻き分けながら、大通りを走り、ショップ街の店のガラス等を破り、レジやATMを片っ端からこじ開けていき、金を盗む、そうしているとウルフが一人で店の奥にある、金庫を開けている時にウルフの後ろで音がして咄嗟に振り向こうとするが、銃を突きつけられ、両手を挙げるウルフ、銃を突き付けた人物が命令する

 

謎の人物「両手をそのままに、ゆっくりこっちを向きなさい」

 

黙ってゆっくり振り向くウルフ、容姿は金髪のロングヘアに服装は黒のコルセットのようなドレスで少女であった、手に持っている銃は「ワルサーPPK」という小型の拳銃をウルフに向けていた

 

ウルフ「お嬢ちゃん、それはおもちゃじゃないぜ、やめときな」

 

少女「私をお嬢ちゃん呼ばわりとは、とても余裕があるのね」

 

ウルフ「ああ、余裕たっぷりさ、俺はただ金を盗みにやってきただけだぜ」

 

少女「ふーん、その行為自体見逃すほど私はお人好しではないの、さぁ手錠を掛けさせて貰うわね、たっぷりと署で聞くから」

 

少女はゆっくりウルフに銃を向けたまま歩み寄る、ウルフは間合いに入った事を確認して、少女の持つ拳銃を横に叩き、少女へ絞め技に掛かろうとするが、少女も銃を叩き落とされ、一気に後ろへ下がり、両手をぶら下げた状態でウルフへ警戒を向ける、ウルフも避けられ近接格闘の構えをした状態でお互いににらみ合い、警戒する

すると、シャーク達と警官隊が銃撃戦を始め外から聞こえてくる、少女はニヤけて言う

 

少女「助けが来たみたいね、観念して署に同行して欲しいのだけれど」

 

ウルフ「あいにく、もう間に合ってね、お嬢ちゃんもこんな危ないおじさんと戯れて楽しいかい?」

 

少女「ええ、とっても楽しいわ、鉄血よりこっちのギャング狩りの方が良いかもね」

 

ウルフ(言ってみたは良いものの、あの女、俺の絞め技を避けてなおかつ、あの身のこなしだ、気を引ける物が無ければ彼女を出入口から引き剥がせない)

 

少女(あの近接格闘は危なかったわね、ここで時間稼ぎも可能だけどいつまで持つか分からないしあの絞め技以外にもあると考えても良いわね、銃を取る方が良いけど、彼の目的は恐らく私から出入口を引き剥がす方法を考えてる、後ろの金庫は諦めたようね)

 

とお互い考えて導き出した答えであるが、そう悠長にしていられないのも事実であった、そして、ウルフが一気に間合いを詰めて少女へ右ストレートを放つ、少女はそれを避けて後ろに下がり、カウンターの左パンチを繰り出す、人形のパンチをウルフはもろにくらうも、後ろに下がり態勢を立て直し構える

 

ウルフ(ぐぅ……普通の女の子かと思ったが、人形か、少し舐めてたが次は容赦はしない)

 

少女(あの間合いの詰め方、とてもじゃないけど避けきれ無いし右ストレートでの力技で良かったけど、格闘術だったら危ないわね……次は本気みたいね)

 

ウルフの構えが変わり、ジリジリと詰め寄るウルフに対し少女は少しづつ引き出入口付近まで引く、少女は覚悟を決めたのか護身術の構えを取る、それを見たウルフは詰め寄るのをやめ、お互い膠着する、外の銃声は少しづつこちらに向かって来るのが分かったがどっちが敵か味方が分からない

 

ウルフ「お互い手打ちにしないか?、痛い目見たく無いのなら何もしない、そこを通してくれるだけで良い」

 

少女「何を馬鹿な事を言ってるのかしら、あなた達の一人でも捕まえられなかったら指揮官の面目が立たないわ」

 

ウルフ「そうか……なら、ひどいやり方だが、通して貰おう」

 

そう言うと、銃声と共に少女は崩れる、そこにいたのはフォックスが拳銃「グロック17」を構えて撃ち、少女の足に当てて負傷させる、そこでフォックスはウルフに駆け寄る

 

フォックス「大丈夫か?、なかなか戻らないから心配したぜ、この女は何者だ?」

 

ウルフ「戦術人形だ、助かった、あの金庫は諦める」

 

ウルフとフォックスは少女の前に立ち止まる

 

フォックス「殺すか?」

 

ウルフ「いや、無闇に女を殺したくは無い」

 

少女「情けは無用よ……殺しなさい」

 

ウルフ「悪いが、お嬢ちゃんを殺す趣味は無い」

 

そう言って立ち去ろうと出入口に向かう時に、少女が大声で言う

 

少女「私の名前は「ワルサーPPK」よ!、お嬢ちゃん呼ばわりはやめなさい!」

 

そう言われてウルフは顔を振り返る、ワルサーPPKは悔しいという顔でウルフを睨み付けていた

 

ウルフ「分かった、次会った時は容赦はしない、ワルサーPPK、指揮官に言っとけ」

 

そう言って立ち去る、ウルフとフォックスは外へ出た時には、警察の特殊部隊がベア達と交戦してワゴン車付近で守っていた、フォックスとウルフは背後に気づかない、特殊部隊をなぎ倒しながら、ベア達と合流する

 

ベア「やっと来たか、何やってたんだ!、早く逃げるぞ」

 

シャーク「弾の底が付き始めてた、早く脱出しよう」

 

ウルフ「悪い、今から脱出するぞ」

 

そう言うとウルフ達はワゴン車に乗り込み、走り去っていき、逃げ切る

 

ワルサーPPKは店の全体を見回して呟く

 

PPK「指揮官、貴方が通っていた店は守れたわ」

 

その後、特殊部隊が突入してPPKが保護される




どうだったでしょうか

次回も楽しみにしてくれたら幸いです


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鉄血工造の拠点強盗、前編

いつの間にか長くなっていたので分けました

最近眠気に勝てない

それではどうぞ


ショップ街の強盗事件から数ヶ月、セーフハウスにてウルフは腹部に受けた場所をさすりながら、ため息をつく、それを見ていたフォックスが聞く

 

フォックス「まだ、痛むのか?」

 

ウルフ「ああ、まだな、彼女はかなり手練だった」

 

フォックス「そうか、前線に出てる人形がいたのは不運だったな」

 

ウルフ「だが、意外に楽しかったな、なかなか味わう事は無いな」

 

フォックス「そうか、話を変わるが、エレファントから仕事の依頼が来てる」

 

ウルフ「何の依頼だ?」

 

フォックス「どうやら、鉄血工造の拠点にある資料と素体集めて欲しいとの依頼だ」

 

ウルフ「なんだ、その依頼………あいつ変な依頼受けたな」

 

フォックス「まぁ、今回は大目に見ようぜ」

 

フォックスはウルフに肩を叩いて去り、ウルフは資料に目を通し、エレファントヘ連絡するウルフ

 

ウルフ「エレファント、何だこの依頼、誰からだ?」

 

エレファント「変態商人共からだ、鉄血の持つ工場にある下級人形を掻き集めて欲しいらしい、何に使うかは知らないがな」

 

ウルフ「依頼主は分かってるのか?、あそこは危険だ」

 

エレファント「分かってる上で言って来ている、支援もあると言ってるしな」

 

ウルフ「何の支援だ?」

 

エレファント「輸送ヘリをたんまり支援に回して回収時にはウルフ達も回収するとの条件付きでいる」

 

ウルフ「それなら構わない、時期はいつでもか?」

 

エレファント「ああ、いつでもだ」

 

ウルフ「なら1ヶ月待って欲しい、回復に全力を注ぐ」

 

エレファント「オッケー、依頼主も了承済みだからな」

 

ウルフ「オッケー、じゃあまた連絡する」

 

ウルフは通話を切り痛む腹部の回復に勤しむ為、ベッドへ横になり寝る 

 

 

1ヶ月後、ウルフ達は作戦を練っていた

 

ウルフ「どう行くか」

 

フォックス「鉄血工造の拠点周りに機械化兵が多数に拠点の中には切り裂き魔(リッパー)スズメバチ(ヴェスピド)か」

 

ベア「正面が厚いな、裏はどうだ?」

 

フォックス「駄目だ、地図上だと狙撃ポイントが多数存在している少数の狙撃で小山や丘がある、それに全方位見られる位置でもあるから裏から潜入は諦めた方が良い」

 

ウルフ「どう攻める?ここら一帯は山に囲わての拠点だ、入ったら狙撃で一気にやられるな」

 

ベア「だな、ウルフの奇抜なアイデアに頼るしか無いな」

 

ウルフ「そう言われてもなぁ、少し考えさせてくれ」

 

ウルフは写真を見ながら考える、そこで一つの案が浮かぶ

 

ウルフ「2人1組で攻め落とすか」

 

ベア「何か良い案が出来たのか?」

 

ウルフ「ここの小山の上は崖になってるだろ、ここのポジション事態を破壊しもう1つの丘はフォックスがやれ」

 

フォックス「もう1組はどうするんだ?」

 

ウルフ「奴らの注意を引く、ここの山は急勾配になってる、それに目標の建物には当らないはずだ」

 

シャーク「当たったらどうする?」

 

ウルフ「当たったら当たったでしょうがない、拠点周りにいる雑魚どもと中にいる奴らをおびき出す、この役はベアと俺でやる」

 

フォックス「オッケー、俺はシャークとだな、合流地点はどうする?」

 

ウルフ「中で落ち合おう、今回は情報と素体が欲しいとの依頼主からの要望だ、何に使うかは知らんがな」

 

シャーク「どうせろくでもない物だろ、さっさと終らせて飯食いに行きたいぜ」

 

ベア「あそこの店か?それなら俺も行く」

 

ウルフ「よし、作戦成功したら俺がお前らに奢ってやる、好きなだけ食え」

 

フォックス「太っ腹だな、今回の依頼料も悪くなかったのか?」

 

ウルフ「悪くは無いが、支払いがなかった時のルールを奴らに言っておいた、忘れてたらルール通りフォックス殺っていいぞ」

 

フォックス「了解」

 

そうして、作戦が決まりマスクを被り装備を整えて、ヘリに向かうウルフ達、そこにはエレファントがヘリを起動して待っていた

 

エレファント「俺も後で通信機で援護する、何かあったら連絡をする」

 

ウルフ「オッケーだ」

 

ウルフ達はヘリに乗り込み、目的地へと向かうのであった

 

 

目的地に着き、作戦通りにウルフ組とシャーク組は別れて行動を開始し敵にバレずに作戦通りに事が運ぶ、お互いに準備が整いウルフが連絡する

 

ウルフ「オッケーか?」

 

シャーク「いつでも行けるぞ」

 

ウルフ「よし、じゃあ仕事開始だ」

 

そう言ってウルフはスイッチを押す、同時にシャーク組の方も爆破が確認され小山の狙撃ポイントが潰される、ウルフ組の方も爆破により岩が拠点へ雪崩込み、次々に鉄血兵が潰されて行く、ベアとウルフは正面ゲートへ一気に走る、放浪者(プロウラー)スカウト(斥候)から攻撃を浴びるもベアの持つミニガンになぎ倒されていき、ウルフのAK-47による精密射撃で次々に倒される、ゲートへ辿り着いたウルフ達は爆薬を手に正面ゲートへ貼り付けて、起爆する、正面ゲートに穴が空き、中から護衛(ガード)スズメバチ(ヴェスピド)が現れ、前衛は護衛(ガード)で後衛にはスズメバチ(ヴェスピド)の隊列で射撃を開始し弾幕が張られる、ウルフはAK-47から持ち替えて手榴弾を持つ、そして手榴弾を投擲して前衛の中央部が総崩れを起こす、その隙間をその他の護衛(ガード)が補おうとした時にベアのミニガンの制圧射撃により後衛は壊滅して、ウルフは手榴弾を何度か投擲し前衛を全滅させる、そしてウルフ達は拠点の中に入って行く

 

 

シャーク組は爆破と同時にウルフ組の爆破も確認し、小山の狙撃ポイントが潰れて、そこから猟兵(イェーガー)が現れシャークが射殺する、そしてウルフ達が正面への攻撃を敢行した時にフォックスは丘への狙撃手を探して、射殺していく、見つけては倒しての繰り返している時に次第にフォックスの足元に狙撃を確認するも、気にする事なく問答無用で狙撃していく、猟兵(イェーガー)の全滅を確認して、フォックスとシャークは拠点へ向かい、正面ゲートから入って行く

 

ウルフ達は先に着いており拠点の中を制圧している最中であった、そして拠点の制圧が完了した時にエレファントから連絡が入る

 

エレファント「やべぇーぞ、ウルフその拠点に鉄血が向かってるぞ」

 

ウルフ「待ってろ、今素体の情報一覧のコピーを行ってる」

 

エレファント「輸送ヘリはあそこでいいんだな?」

 

ウルフ「あそこで良い、コピーを開始した、140秒待ってろ」

 

エレファント「オッケー、待ってるぞ」

 

ウルフ達は守りを固め、後半戦へ続く




鉄血の敵兵をこんな感じで呼んでみたかったんですよね

後編も長くなりそうになったら分けるかもですが、ご了承下さい


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鉄血工造の拠点強盗、後編

仕事の合間に執筆大変だなぁと実感している、自分……

やっぱ眠気に勝てない

それではどうぞ


ウルフ達は情報端末機の守りを固める、四方に囲まれた山から足音や機械音が聞こえてくる、完全に包囲されていた、奥から(ジャガー)が現れる、ウルフは指示を出す

 

ウルフ「鉄血軍団が来たぞ、全員戦闘態勢に入れ!フォックス、後ろにいる奴らを全て撃て!」

 

ベア「俺は前線に出てなぎ倒す」

 

シャーク「この包囲殲滅の仕方、相手は相当の手練だ、注意しろ」

 

フォックス「(ジャガー)は厄介だな、任せろ」

 

ウルフ達は敵の波状攻撃を受ける、第1軍団は拠点を四方に包囲して包囲線を狭めていく、前衛に切り裂き魔(リッパー)斥候(スカウト)放浪者(プロウラー)中衛にはスズメバチ(ヴェスピド)後衛には(ジャガー)という構成でウルフ達へ迫る、対するウルフ達は迎え撃つが正面からの攻撃は遮蔽物で防げるが、側面や後方からの攻撃では防げず、ウルフ達に銃弾が当たる、しかしウルフ達は軍用アーマーで防ぎ、何事も無かったかのように、撃って来た鉄血兵を倒して行く

ウルフは次のように指示を出して行く

 

ウルフ「ベア!制圧射撃で敵の頭を下げさせろ!」

 

ベア「おうよ、任せろ!」

 

ウルフ「シャーク!弾薬パックを置いとけ!」

 

シャーク「オッケー!」

 

ウルフ「フォックス!医療キットを皆に配れ!」

 

フォックス「了解、(ジャガー)の討伐完了した!」

 

ウルフ「ナイスだ!、フォックス!建物の中に脱出出来そうな所はあるか?」

 

フォックス「分からん、見てくる」

 

ウルフ「オッケー、頼んだぞ」

 

フォックスは拠点の中にあるコンクリート製の建物の中に入る、そこには人形だった物が椅子に縛りつけられて血が滴っており、テーブルの上には拷問器具が置いてあり、その器具は血が付いていた、フォックスは気にする事なく、部屋を散策していると、縛りつけられていた人形の後ろから人影が見えフォックスはモシンナガンを即時に構えるが間に合わず銃を叩き落とされるが、武器を持ち替えてマグナム(44magnum)を構える、そいつは一気に間合いを詰めて来た為、発砲し左肩に命中する、そいつの姿は切り裂き魔(リッパー)で左肩を抑えながら、フォックスに睨み付けていた

 

フォックス「悪いが、ここで時間喰ってる暇は無いんだ、大人しく降伏して貰おう」

 

切り裂き魔(リッパー)「何者だ?、グリフィンとは違うな」

 

フォックス「俺はただのギャングだ、下級人形でも喋るのか」

 

切り裂き魔(リッパー)「私は他の切り裂き魔(リッパー)とは違う」

 

フォックス「どういう事だ?」

 

切り裂き魔(リッパー)「言ったとおりだ、私は他の切り裂き魔とは違う、私の持つコアはハイエンドモデルの実験体、その育成段階だ」

 

エレファント「そいつはレアだな、持って帰れそうか?、フォックス」

 

フォックス「無理だな、完全に敵意が向いている」

 

エレファント「依頼主が四肢を切断してでも構わないとの事だ、とにかくそいつを生かした状態でくれ」

 

フォックス「無茶言うな、こっちは殺されそうになったンだぞ」

 

切り裂き魔(リッパー)「どうやら、お前ら以外にもいるんだな、私を捕まえても無意味だ」

 

切り裂き魔(リッパー)と言った途端、フォックスは3発発砲する、切り裂き魔(リッパー)の右肩、左右の太ももに命中し崩れ落ちる

 

切り裂き魔(リッパー)「ぐぁぁ………卑怯だ」

 

フォックス「何が卑怯だって?、俺達は時間が無いし、これは戦いだ、卑怯もクソも無い」

 

切り裂き魔(リッパー)「私をどうするつもりだ?」

 

フォックス「お前をエレファントに渡す、その後の処遇は奴らに任せる」

 

フォックスは無力化した切り裂き魔(リッパー)を手足を縛りつけ、口にタオル噛ませて、袋を頭から被せ目隠しにする、そして持ち上げて部屋の隅々まで調べるとある所だけおかしな事が起きる

銃床で床を叩くとそこの音だけ軽い音がして、他の床を叩くと重厚感ある音が鳴る、そこでフォックスは軽い音がした床に手榴弾を投げて爆破させると床が抜けて、その床の穴には軍事用目的で作られたトンネルで、旧塹壕跡になっていた、フォックスは早速ウルフに連絡する

 

フォックス「逃げ道があったぞ」

 

ウルフ「ほんとか!でかしたぞ、こっちもすぐに終わらせる」

 

その後、ウルフ達がやってきて部屋の惨状と手足を拘束された切り裂き魔(リッパー)が転がっていた

 

ウルフ「こいつがさっき言っていた奴か」

 

フォックス「そうだ、外の状況は?」

 

ウルフ「なんとか第1軍団は退けたが第2波がくる、その前に脱出しよう」

 

フォックス「オッケーだ」

 

ウルフ「シャーク、ここの出入口にセントリーガンを配置して敵の追撃を振り切るぞ」

 

シャーク「了解、任しとけ」

 

ウルフ「予定通り、ここを抜けた先の丘に行くぞ」

 

そう言ってフォックスは切り裂き魔(リッパー)を担ぎ、ウルフ達は旧塹壕跡を走り抜ける、そして抜けた先は拠点を囲む山から出て、輸送ヘリが旋回してウルフ達を探していた、そこでウルフは発煙弾を空に打ち込み、輸送ヘリが近づきウルフ達を乗せる、輸送ヘリが依頼主の元に辿り着き、ウルフ達は降りる、そして手足を拘束した切り裂き魔(リッパー)を降ろして依頼主に引き渡す、依頼主は待ってましたと言わんばかりに切り裂き魔(リッパー)を担ぎ、車に乗せる

 

依頼主「ぐふふふふ、これはこれは、良い体つきしてるじゃないか」

 

依頼主の目には情欲的な目で切り裂き魔(リッパー)を見ていた、切り裂き魔(リッパー)は被っていた袋を外され、依頼主を見るや否や一瞬で理解したのか青ざめて、フォックスやウルフを見て助けを求めるような眼差しで見つめ、依頼主は気にせず切り裂き魔(リッパー)の体を触れていた、切り裂き魔(リッパー)は避けるように体をくねらせたり、這いつくばりながら逃げようとしたりしていた、ウルフは時間を気にしてずっと何かを待っていた、ベアとシャークは依頼主に雇われた者から金を受け取るも、割に合わない金額を貰っていた、シャークは無線で伝える

 

シャーク「契約通りの金は受け取ったが、追加報酬が無い」

 

ウルフ「了解、10分待って来なかったら行動を開始する」

 

シャーク「了解」

 

依頼主はウルフ達に気にも止めず、切り裂き魔(リッパー)にべっとりだった、そして時間になっても変わらない為、ウルフはハンドサインでフォックスに射撃を命じる、そこでフォックスは依頼主の頭を狙い射撃を開始すると車は防弾ガラスになっておりガラスにひびが入っただけであったがそれに気付いた依頼主は怒り顔でウルフ達に指を指す、現れたのは傭兵達で銃を構えるがそれを気にせずベアは車ごとミニガンで薙ぎ払うように傭兵を倒す

 

ウルフが車に駆け寄り、ひびが入った窓を叩き割り車のドアを開けて、切り裂き魔(リッパー)を助け出す、依頼主は怒鳴りながら銃を構える

 

依頼主「貴様!契約通り金は払っただろ!」

 

ウルフは切り裂き魔(リッパー)を肩に担ぎ、依頼主に言う

 

ウルフ「お前は追加報酬を払い忘れて、俺達の商品に手を出した、だから撃った」

 

依頼主「なら、追加報酬は払おう、さぁそいつを降ろせ」

 

ウルフ「ハッハッハッ、悪いな、もう遅い」

 

ウルフは走り出して車から離れる、そして輸送ヘリの隣には、エレファントが操縦するヘリに皆駆け出す、それを逃すまいと依頼主は銃を発砲するも当たらず、再び狙いを付けた時に1発の発砲で依頼主の眉間を撃ち抜き、絶命する

撃ったのはフォックスでモシンナガンの銃口からは硝煙が立ち込めていた

 

ウルフ「ナイスだ、フォックス」

 

フォックス「俺は元々ああいうのは嫌いでね、すまんなウルフ」

 

ウルフ「良いって事だ、どうするこいつは?」

 

フォックス「ハリネズミに相談する」

 

ウルフ「そうか、セーフに戻ろう」

 

ヘリはセーフハウスの方に飛んで行く

 

 

後日、その依頼主は死亡が確認され、鉄血の襲撃によるものとして警察等が捜査するというニュースが流れる

 

 




難しく考える癖治そうか(自分にマジギレ)

少しづつ改善点見つけて、頑張ってみます

次回もおたのしみに


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ただ飯食うだけ

前話の口直しになれば

それではどうぞ


鉄血工造の強盗から数日、切り裂き魔(リッパー)をハリネズミという女の研究員に引き渡し、ボスとフォックスとで相談中、ウルフが取って来た素体情報は依頼主がくれとの要望なく、切り裂き魔(リッパー)の方へ行ってしまった為に持っていても無意味な物になっていたが、ボスがその情報媒体をグリフィンに売るという事で渡して終了した

そして、ウルフ達はシャークが言っていた店に着く

その店はカウンター席のみのラーメン屋でその店からはスープの出汁が立ち込めてひっそりとしていた

ウルフ達はその店に寄る

 

シャーク「ここの店が一番うまいんだよ」

 

フォックス「確かにいい匂いがするがなかなかするんじゃないか」

 

ベア「そりゃ仕方ない事だ、何せ高級食材がゴロゴロあるんだ」

 

ウルフ「確かに、かなりの額だな」

 

その店の値段は新鮮な食材を買い込めるぐらいの額であった

そして店主が現れウルフ達に言う

 

店主「また懲りずに来たのか、お前ら裏の人間が一体何のようだ?」

 

シャーク「悪いな店主今日は客として来た、店主のイザコザに関与するつもりは無い」

 

店主「………客として来たのなら文句は無い、だがキッチリ払って貰うぞ」

 

シャーク「もちろんだとも」

 

そう言って店主はラーメンを作り始める

数分後、出来上がったラーメンは中華そばであった

そこでウルフは箸を持ち麺を食べる

麺は細麺でもちもちとした食感に弾力もしっかりしており、また喉越しもよい食感でもあった、ウルフは気付くとがっついて食べていた、チャーシューは2枚ありチャーシューの食感は柔らかく脂身はとろけており口の中で溶ける、そして麺と一緒に小刻みにされた青ネギが絡みシャキシャキ感が相まって麺が進む、ウルフはスープを一口飲む

 

スープは干ししいたけの香りが口一杯に広がり、スープはあっさりとした味わいであり、しつこく無いコクであった、それを飲み干す勢いで食べていたウルフにシャークが肩を叩き、胡椒に指を指していた、ウルフは胡椒を手に取りラーメンに振りかける

すると、そのラーメンのスープが一気にスパイシーな味わいに変貌する、しいたけの香りに胡椒のスパイシー感が加わり、ますます食欲が収まらず食べきる

そして、スープを飲みきり一息付く

 

ウルフ「このラーメンはハマるな」

 

シャーク「だろ!スゲーうまいんだよここ」

 

ベア「俺もドハマリ中だ」

 

フォックス「なかなか食えないぞ、このラーメン」

 

店主は口にタバコを吹かし新聞を読んで椅子に座っていた、ウルフ達は全員食べ終わり、会計で金を多く渡す、ウルフに怪奇そうな目でウルフを見つめていた

 

ウルフ「金は多く持っといた方が良いぜ、あと俺達の口止め料と感謝料だ」

 

店主「チッ、これだから裏の人間は嫌いだ、だがまた来いよ、今度はもっとふんだくってやる」

 

ウルフ「ならもっと金が必要だな」

 

ウルフはそう言って店を出て、シャーク達もウルフに続き退店する




美味しいラーメンって思い出すとなかなか離れない

次回もお楽しみに


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カジノで強盗

長らくお待たせして申し訳無いです

言い訳では無いのですが、仕事の波が激しかったが為に遅れてしまった

それではどうぞ


数ヶ月が過ぎ、グリフィンと鉄血の戦闘が起きウルフ達が襲撃した拠点を壊滅する事に成功したとのニュースがどのチャンネルにもあり、どのニュースも同じようなものだった

 

ウルフ達はセーフハウスにて各々羽根を伸ばしていた、ウルフはニュースを見ながら銃のメンテナンスをしたり、ベアとシャークはグルメ本を漁り、フォックスは誰かと電話をして過ごしていた、そしてウルフに連絡が入る

 

ウルフ「もしもし」

 

アリクイ「ウルフ、今暇か?」

 

ウルフ「暇だがどうした?」

 

アリクイ「仕事の依頼だ、カジノの売上金を奪うだけの仕事だ」

 

ウルフ「いいだろう、見取り図をくれ」

 

アリクイ「オッケー、今から送る」

 

ウルフは即答してシャーク達を集める

 

その後、アリクイから建物の図面を貰い机の上に広げて全員で眺めてベアが話を切り出す

 

ベア「なかなか分厚い金庫じゃねぇか」

 

ウルフ「そうだな、他の組織が運営するカジノだからな」

 

シャーク「良いねぇ、その金を奪って飯食いに行きたいな」

 

フォックス「シャーク、お前飯に使いすぎだぞ」

 

シャーク「良いだろ、人の趣味にケチつけるのか」

 

フォックス「そうじゃない、飯以外にも色々使い道あるだろ」

 

ウルフ「2人共その辺で良いだろ、仕事の話だ」

 

ベア「それで、どうやってこの金庫に侵入するんだ?」

 

ウルフ「あいつを使う、アリクイが準備している」

 

ウルフが言ったあいつという言葉にベア達は納得したかのように頷く

 

ウルフ「全員異論は無いようだな、行くぞ」

 

その言葉と同時にウルフ達は武器を持って、ワゴン車に乗り込む

 

 

カジノの門の前に辿り着き、豪快に門を破りマスクを着用して降りる、門を破り強行突破してきた輩を取り押さえようと拳銃を構えながらウルフ達に近づくがシャークの先制射撃に警備に付いていた、ギャングが次々に倒される、銃声を聞いた客は外へ逃げていきウルフ達は逃げる客達を掻き分けながら進んでいく、そこには大広間で吹き抜けになっており、ど真ん中にはブラックジャックやカジノルーレット台等が多く並んでいた

ウルフ達は手当り次第に床にC4を仕掛け爆破していき、床に金庫の天井部分が見える、そして客の誰かが警察に通報したが、ギャングが運営するカジノの為、表の外では警官隊とギャングとの銃撃戦が聞こえる、ウルフはアリクイに連絡する

 

ウルフ「金庫を見つけた、例の物をくれ」

 

アリクイ「了解した、天窓から投げ入れる」

 

ウルフは連絡を取り終わると、警備にいたギャング達は徐々にいなくなり、警官隊とSWATが正面から突入してくる

ウルフ達は警官隊との銃撃戦を仕掛けほぼ一方的に容赦の無い制圧射撃に精密射撃といった戦法で瞬く間に正面から突入して来た部隊を壊滅させるが、左右側面にある扉からSWATがスタングレネードを投げ込み突入してくる、スタンをもろに受けたのはベアのみであり左右から突入して来た部隊をウルフとシャークが両方射撃し退ける、そうしてる間に天窓のガラスが割れて大広間にバッグが落ちてくる

ウルフはバッグを持ち、金庫の天井部分で何かを組み立てて行くウルフ、そして援護としてシャーク達はウルフの組み立てが終了するまで突入してくる部隊へ攻撃して行く、ウルフは順調に組み立てが終了してタンクを持って行きトイレの水道の蛇口にタンクを置きタンクの中に水を入れて行く、そしてウルフはその機械の電源コードを持ってコンセントへ差し込み、その機械を起動させる

機械が動き出して、金庫の天井部分に円を描くようにレーザーが天井部分を焼き切り始める、そして水を満タンに入れたタンクを持って機械に取り付けレーザーが冷やされるのを確認する

ウルフはシャーク達に指示を出す

 

ウルフ「機械が起動した、全員この機械を守れ!」

 

SWATの部隊が次々に突入して行く中、1人だけ違う隊員がいた、ヘルメットは青く服装は所々青と黄色のアーマーを着ており、その隊員が構えていたのはテーザー銃でベアに狙いを定めて放ち見事にベアに命中する、ベアはテーザーにより痺れてミニガンの狙いが定まらず、別の場所に向けて発砲していた、異変に気付いたフォックスがテーザー銃持ちの隊員を射殺するとベアに付いていたテーザーフックが取れてベアを開放する

 

ベア「くそ!、まだ右手の感覚が狂うぜ!」

 

フォックス「大丈夫だ、まだ行けるぞ、テーザーに気をつけろ!」

 

フォックスはウルフ達に注意を促す、SWATの部隊が収まり始めた時に、機械の方から金属音が聞こえる、ウルフは機械の方を見ると、金庫の床の部分が抜けて穴が出来て入れる事を確認しウルフが穴の中に入る、しばらくすると穴から札束が入ったバッグが投げ込まれそれが少し続き穴からウルフが這い出て来る、フォックスがウルフの腕を掴み引き上げ全員でバッグを持ってワゴン車に向かう、正面入り口には盾が横並びになり盾の隙間からはアーマーを着たSWATの隊員が銃を構えて入り口を封鎖していた、その集団の先頭にグリフィンの腕章を付けた少女がいた

アリクイから連絡が入る

 

アリクイ「ウルフ、グリフィンの人形が相当ご立腹のようだ、どうする?」

 

ウルフ「知らねぇな、俺達は仕事をしただけだ」

 

その少女はこちらに気付いてはいないが、腕を組み明らかに怒ってますよ感が出ていた、そして様子を伺っていると少女はウルフ達が隠れている場所に銃を構えて発砲する、その発砲に盾持ちのSWATとアーマーの隊員がその物陰に少しづつ詰め寄る、ウルフは片手にグレネードを構えており、何時でも撃てるよう銃を構えて待ち構えていた、そしてSWAT隊員が詰め寄るのをやめ、少女が拡声器を持ってウルフ達が隠れている場所に言う

 

少女「貴方達は完全に包囲されている!大人しく投降しなさい!」

 

ウルフは場所がバレたのとSWAT達の妙な連携に疑問を持ち上を見上げて何かを探し見つける、フォックスに位置を教えそのやり取りを見ていた者がウルフに向けて発砲する、もろに受けたウルフは指を指しながらフォックスに指示出す、そして発砲と同時にSWAT隊員が一気に詰め寄る、それを察知したベアが物陰から出てSWATへ制圧射撃を開始、少女も盾持ち隊員の裏に隠れて指示を出して後退させる、フォックスはウルフが指を指した場所にモシンナガンを構えて、発砲し狙撃手の肩に命中する、コッキング動作をしてスコープに覗くもその狙撃手が隠れたのを確認してウルフを手当する、ウルフはアーマーが貫通しなかったが脇腹辺りを抑えていた

フォックスはウルフの肩を担ぎ、モシンナガンでベア達の援護をする、ウルフは肩を担がれながらもグレネードを投擲して盾持ち隊員の隊列を崩す、そして盾持ち隊員が正面入り口から後退して行き、入り口の外まで後退する、ベアとシャークは正面入り口の陰に隠れて覗くとワゴン車付近には盾持ち隊員の隊列にテーザー銃持ちにアーマー隊員が待ち構えていた、少女は拡声器を持ってウルフ達に呼びかける

 

少女「貴方達、今すぐに投降しなさい!、これが最後通牒よ!」

 

外でそう呼びかけるのに対し、ウルフは片手にスイッチを取り出して押す

その時、ワゴン車が爆破され少女と隊列を組んだ隊員達が爆破により隊列が崩れる、タイミング良くベアとシャークが突撃して隊列を崩した隊員を排除して行き、ウルフ達は門の外へ走る、そこに少女が爆破により起き上がろうとしていた為にベアはミニガンの弾倉部分で叩きつける、そして少女は起き上がる事は無かった、ウルフ達は走り門の外へ出て予備のワゴン車に乗り込む、そしてワゴン車は走り出した

 

その後、倒れた少女に駆け込み、肩から血を流す少女がいた

 

少女「9A-91さん!大丈夫ですか!」

 

9A-91「だ、大丈夫です、頭を殴りつけられましたが特に問題は……モシンナガン貴方の方こそ大丈夫ですか?」

 

モシンナガン「こんなのへっちゃらだよ、でも無事で良かった………指揮官に怒られちゃいますね」

 

9A-91「指揮官は怒らないとは思いますよ、あの人優しいですからね」

 

モシンナガン「でも悔しいなぁ、私があの狙撃で撃たれるなんて」

 

9A-91「私もあんな大胆なのは初めてでした」

 

そして少女達は互いに微笑み後続で来た警官隊に保護されるのであった




めっちゃ間を明けてしまった、悔やまれる

次回の投稿も気をつけなければ……

それでは次回もお楽しみに


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セーフハウス襲撃

なかなか難しく考えてしまう癖は何とかしたいなぁ

ドルフロイベント周回しなきゃ

それではどうぞ




カジノ強盗から数ヶ月、ウルフ達はSWATの襲撃に見舞われており、そこにエレファントの無線が入る

 

エレファント「ウルフ、今回は警察も容赦なく捜査に乗り出しているらしい、第3部隊まで警察は投入してる、ボスが奴らの所で話をつけるらしい、それまで耐えろとの事だ、1人増援を寄越した」

 

ウルフ達はセーフハウスで現金の山を防衛していた、SWATは窓やフェンス、天窓等から次々に入ってウルフ達へ攻撃するがウルフ達が装備しているアーマーが軍用の為、全く歯が立たず次々にやられて行く、第1部隊の襲撃はしばらく続き、第1部隊は壊滅し撤退して行く、エレファントから無線が入る

 

エレファント「何とか退いたみたいだな、ちょうど増援がつく頃だろ、ボスがそいつの面倒を見てやれとの事だ」

 

その時、何者かが天窓から勢い良く飛び降りる、その姿を見てウルフ達はその人物に向けて銃を構える、そいつの姿はレディース姿で紫色のショートカットでマスクは「ライオン」であった、ウルフは問いただす

 

ウルフ「何者だ?」

 

???「さっきエレファントから連絡が来なかったか?」

 

ウルフ「そうか、すまない少しピリピリしていた」

 

ウルフ達は銃を下ろして聞く

 

ウルフ「お前はライオン?でいいのか?」

 

???「ライオンで良い、次の第2波が来るぞ」

 

そう言ってSWATがやってくる、その中でアーマー隊員と盾持ち隊員が窓や天窓から降りて攻撃してくる

ライオンは鉄血のSMGを片手で薙ぎ払うように射撃し盾持ち隊員とアーマー隊員を倒す、ウルフ達は銃を構え射撃する、ベアが愚痴をこぼす

 

ベア「ちくしょう、数が多すぎる」

 

ウルフ「ベア愚痴こぼすのは良いが、手を動かせ!、ライオンは盾持ちとアーマーを優先的に撃破しろ!」

 

ライオン「了解」

 

そうしてしばらく銃撃戦が続き第2部隊を壊滅させる、エレファントから再び無線が入る

 

エレファント「よう、ウルフ大丈夫か?、ライオンの調子はどうだ?」

 

ウルフ「とても助かってるが、こいつは以前に捕まえた奴だろ、大丈夫なのか?」

 

エレファント「ハリネズミが言うには鉄血ネットワークがあるらしいが、それら全て切り離されてただの鉄くずに成り果ててるらしい」

 

ウルフ「どういう事だ?」

 

エレファント「要は奴ら専用のネットワークがあるがそれらを統括している奴がライオンを死んだものとしてネットワークから切り離したのだろうな、色々と情報が抜かれたらまずいと思ったんだろ、俺達がそいつを再利用してやっただけだ」

 

ウルフ「なるほど」

 

エレファント「おっと、ウルフ第3部隊が到着したぞ、盛大に歓迎してやれ」

 

ウルフ「任せな」

 

そして、第3部隊がセーフハウスヘ次々に侵入していく、ウルフは指示を出しながら射撃する

 

ウルフ「ベアとシャークは手当たり次第撃て、俺は取りこぼした奴をやる、ライオンは盾持ちとアーマーを優先的に撃破、フォックスは援護射撃だ」

 

ベア&シャーク「オッケー」

 

ライオン「了解」

 

フォックス「任しとけ」

 

そうして第3部隊は全滅するまで突撃をし、最後の隊員が射殺され倒れる、エレファントから無線が入る

 

エレファント「そいつで最後だったみたいだな、後はこっちで片付ける、ウルフ達は休め、それとボスから報酬がある、後で送ろう」

 

ウルフ「了解した、一時セーフハウスから離れる」

 

エレファント「ああ、そうしてくれ」

 

そしてウルフ達はワゴン車に現金が入ったバッグをワゴン車に詰め込みセーフハウスから離れる

 

車内では皆クタクタなのかベアとシャークは寝てしまい、運転しているウルフと助手席にいるフォックスが静かに運転していた、ライオンがウルフ達に喋りかける

 

ライオン「皆今日は疲れたのか?」

 

ウルフ「休みの日に襲撃されたからな、増援に感謝する」

 

ライオン「お互い様だ、これで借りは返した」

 

フォックス「なるほど、これからどうするんだ?」

 

ライオン「私は君達と行動を共にする事に決めた、どうせ野垂れ死にするのは目に見えてる」

 

ウルフ「そうか、ようこそpaydeyギャングへ」

 

フォックス「後で盃の準備だな」

 

そう言ってワゴン車は別の拠点の方へ走らせるのであった




飯屋の回は案外リアルなお話だったりしますね(暴露)

二日酔いには気をつけよう(焼酎の話)

次回もお楽しみに


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海水浴場ヘ強盗しよう

夏といえば海ですね、だけど出掛けられない悲しみ

それではどうぞ


セーフハウスの襲撃から少し経ち、ウルフ達はセーフハウスに戻っていた、そこにはきれいさっぱりと銃痕や薬莢等全てがきれいさっぱりと無くなっており、死体も片付けられていた、血痕の跡も無く何事も無かったかのようにきれいになっていた、ウルフ達は各々自由に過ごす

ウルフはテレビを見ていたり、ベアはミニガンの分解メンテナンスをしたり、シャークはグルメ情報本を読んでいたり、フォックスとライオンはチェスで遊んでいたりと、割と慣れてる感じであった、ライオンはチェスしながらフォックスに尋ねる

 

ライオン「ウルフ達はいつもこんな感じなのか?」

 

フォックス「ん?ああ、そうだな、いつもこんな感じだ」

 

ライオン「なるほど、普通に過ごしているんだな」

 

フォックス「ああ、普通だな、これでどうだ」

 

ライオン「なるほど、チェックメイト」

 

フォックス「な!?いつの間にポーンがクイーンに……負けた」

 

ライオン「フォックスは慎重に考え過ぎだ」

 

フォックス「そうだな、善処しよう、賭け事していたからな、何か食べたい物とかあるのか?」

 

ライオン「特に食べたい物は無いが、海に行ってみたい」

 

ライオンの何気ない一言にウルフが反応して、フォックスとライオンがいる所にウルフが話しかける

 

ウルフ「ライオンは海に行った事がないのか?」

 

ライオン「ああ、そうだな」

 

ウルフは何かを閃いたような顔でフォックスに言う

 

ウルフ「フォックス、ベア達を集めろ」

 

フォックス「オッケー」

 

そうしてウルフ達は集まり、ウルフからとんでもない事を言う

 

ウルフ「皆良く集まってくれた、俺達はこれから夏の海の家やショップに強盗を仕掛ける」

 

ライオン「待ってくれ、何故そうなる?」

 

ウルフ「ライオンは海を見たいのだろう?仕事をしながら海を眺めるのも一興だぞ」

 

ライオン「別に強盗しなくても良いだろ」

 

ウルフ「まぁ仕事の依頼が以前からあったからな、それの消化をしたい」

 

ライオン「依頼があるのなら何も言わない」

 

といった具合にライオンは渋々引き下がる、仕事の依頼内容は簡単で誰かが嫉妬に哀れんだのか、依頼料もなかなか良く海の家やショップ等の売上金は全て貰って良いという好条件であった

一通りウルフは説明した後に全員マスクを被り、ワゴン車ヘ乗り込む

 

 

ワゴン車に揺られ数時間して海に到着してワゴン車を路地に止める、そして装備を着用している時にライオンの姿が無いことに気付いたウルフはライオンを探す、ライオンは路地の曲がり角でずっと何かを見ていた

ウルフはライオンに話しかける

 

ウルフ「ライオン黄昏に浸るのは良いが準備はしたのか?」

 

ライオン「あ、ああ、すまない海がすごくてな」

 

ウルフ「分かった、5分やる、それまで眺めてろ」

 

そう言ってウルフはベア達の所に戻る、ライオンはただ海から来る潮風と漣の音を静かに聞いて眺めていた

そして、時間になりウルフはライオンの肩に手を置き終了の合図をする、ライオンはマスクを被り頷く

ウルフ達もマスクを被り銃を構え、路地から出る

 

海水浴場は多くの賑わいを見せていた、家族連れで海の波を楽しんだり、カップルで水の掛け合いやビーチパラソルの下で日光浴を楽しんだりしてる人や、砂浜でビーチバレー大会等が執り行っていたりもしていた、そしてウルフ達が目標としている海の家やショップ等も多くの客で賑わいを見せていた、ウルフ達に気付づく様子も無くウルフは指示を出す

 

ウルフ「ベアとシャークは海の家をやれ、俺とフォックスとライオンはショップをやる」

 

ベア「オッケー、俺達はお前らの騒ぎに合わせる」

 

ウルフ「そうしてくれ」

 

そう言って二手に別れる、ウルフ達はショップの前まで着くと警官がたまたま通り掛かり武器を携えているマスクの集団に警官は警戒しながらウルフ達に声をかける、その時にウルフは警官に向かって銃を構える、すかさず警官も懐から銃を取り出すも、ウルフが発砲し警官は射殺される

その銃声を聞いた客達は一気に悲鳴に変わり、店から人々が出て来て通りにいる人々も逃げていく、ウルフ達の騒ぎと海水浴場からの悲鳴も聞こえベア達の方もウルフ達に合わせて騒ぎを起こしていく、ウルフ達は店の中にあるレジや金庫を開けて中身の現金を奪って行く、そしてパトカーがやって来て警官が店に突入するが同時にライオンの持つ銃が警官を次々に射殺して行く、その後SWAT隊が到着してウルフ達がいる店へ盾持ちとアーマー隊員が突入するがライオンにより撃退される

そして、新しく投入されたと思われるSWAT隊員の姿が見え、暗視ゴーグルを着けており服装は軽装といった比較的動きやすいように見える、その隊員がスモークをフォックスに投擲して視界を遮る、そしてその隊員は一気に駆け出してフォックス目掛けて蹴り技を行いフォックスを押し倒す、その後、追撃と言わんばかりに警棒でフォックスに殴りつけフォックスも銃を盾にするが全く起き上がれず、ウルフがそれに気付き暗視ゴーグルの隊員を射殺してフォックスヘ駆け寄り腕を掴み立ち上がらせる

 

ウルフ「大丈夫か?」

 

フォックス「すまない、大丈夫だ」

 

ウルフ「油断するな、次は気をつけろ」

 

そう言ってウルフ達は店へ出る、そこにはSWAT隊員が群れをなすかのようにウルフ達へ次々に射撃する

 

 

一方ベア達は銃を一般人に向けないように真上に向けて発砲して海の家の人々を退けていた、店の中に人がいなくなり、ベア達はレジや金庫を探し開けて行く、ベアは金庫開けをシャークに任せて外から来る警察に備えていた、その時ベアの頭目掛けて飛び蹴りを喰らい、ベアは倒れるその物音を聞いたシャークが銃を持ってベアの方を見る、ベアが倒れており何があったのか分からず、その時自身の真横で音がなり視界を音がなった所へ移そうとした時に視界の端で何者かが自身に殴りつけようとしている事に気付き、慌てて一歩後ろに行くと同時に銃でガードしようと動き、間一髪でガードしたのと一歩後ろに下がった事により奇襲は免れる、そしてその人物は猫耳を生やし小さい女の子であったが、銃をガードした時に、重いパンチだった為、女の子に問いただす

 

シャーク「お前、グリフィンの人形か?」

 

???「よく分かったね、私の名前はIDWだにゃ」

 

シャーク「なるほどな、お前の飼い主はどこ行ったんだ?」

 

IDW「もしかして指揮官の事かにゃ?」

 

シャーク「そうそう、指揮官っていうのはこんな猫まで飼いならせないとはどうしようもないな」

 

その時、IDWは激しく怒っているのか睨み付け始める

 

IDW「私の事を侮辱するのなら受け入れるにゃ、ただあの人を侮辱するのなら許さない!」

 

IDWは駆出そうとした時に、不意に後ろの気配に誰かがいるという直感で振り向くとベアが両手拳を重ねてIDWに殴りつけようとしていた、咄嗟に腕でガードした時にIDWの足場の木材がメキっと音を立てる、IDWの咄嗟のガードで良かったがベアが繰り出す蹴り技が腹部に命中してIDWは大きくよろめき、それをチャンスと思ったベアはIDWの首を片手で掴み持ち上げる、首を掴まれたIDWは両手でベアの腕を離そうとするが、あまり力が入らず徐々に意識が遠のいていく、ベアはそのまま首を絞めようと力を入れていると目の前にフラッシュバン(閃光弾)が投擲されベアは光をまともに受けてIDWを離してよろける、IDWは咳き込みながら何とか立ち上がった時に、後ろの木材の壁が崩れる、そこからヘルメットは鉄で覆われて顔にも鉄板で防御しており、着ている服装は全体的に分厚いアーマーで覆われている隊員が突入してくる、それを見たシャークはAA-12を連射するも歯が立たず、その隊員からモスバーグM500をシャークに向けて発砲する、もろに食らったシャークは後ろによろめく、ベアは目が回復してミニガンを向けて発砲して、何とか倒すも次々にSWAT隊員が流れ込んで来た為にベアとシャークは金庫は諦めてレジの金だけを回収してウルフ達の所に向かおうとした時にシャーク目掛けてIDWが速度を生かしたパンチを繰り出す、シャークは咄嗟にマチェットを引き抜き、IDWの腕を切り落とす

 

IDW「あああああああああああ!!!」

 

と大きく叫び勢い良く床に倒れ込む、切り落とされた腕からは人工血液が吹き出しておりIDWは苦悶とした顔でシャークに睨みつける、シャークはマチェットをしまいそのまま立ち去り、ベアは可哀相と思ったのか医療キットをIDWの前に置いて立ち去る

 

IDW「屈辱だにゃ、敵に情けを掛けられたにゃ……」

 

彼女は吹き出す血液を止血しようと医療キットを使う

 

 

ウルフ達は大通り銃撃戦をしてベア達が戻るのを待っていた、しばらくしてベア達が来て合流して路地の方に停めてあるワゴン車に乗り込み、走り去る

 

車内にてシャークがベアに聞いていた

 

シャーク「ベアあの子に医療キットを渡してくれたか?」

 

ベア「渡しては無いが、目の前に置いた」

 

シャーク「そうか、すまねぇな」

 

ベア「いいさ」

 

ウルフ「何かあったのか?」

 

シャーク「後でセーフハウスで話す」

 

ウルフ「分かった」

 

そのままワゴン車は走って行くのであった




夏の気分を台無しにさせていくウルフ達がいいですねぇ

次回もお楽しみに


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オフィスビルヘ潜入

長らくお待たせして申し訳無いです、最近は眠りが深い事に気付きました

ドルフロアニバーサリーで心を落ち着けましょう

それではどうぞ



海水浴場からセーフハウスヘ戻り、シャークの事の顛末を聞いてウルフが言う

 

ウルフ「そうか、その事に関してはボスに聞いているがまだ決まっていない」

 

ライオン「殺せよ、そんなもん」

 

ウルフ「駄目だ、面倒事は避けたい」

 

フォックス「グリフィンと戦争するか、それともしないかのどちらかだな」

 

ウルフ「殺して無いのなら良い、だがベア次回は気をつけろ、お前完全にキレてただろ」

 

ベア「後ろから頭目掛けて蹴り入れて来たんだぞ、そりゃキレるなという方が無理だ」

 

と話し合いをしていると、ウルフに一つの連絡が入る

 

ウルフ「ハリネズミ、何の様だ?」

 

ハリネズミ「依頼が来たのよ、そっちに送るから宜しく」

 

ウルフ「な、おい」

 

通話は切られて携帯からはツーツー音が聞こえる、そしてウルフが手に持ってる端末からオフィスビルの情報が送られる

 

ウルフ「受けるって言って無いんだがな」

 

フォックス「どうした?」

 

ウルフ「ハリネズミの一方的な仕事の押しつけだ、仕事やるか」

 

ウルフは端末を皆に見せるように机の上に置く、端末に映し出されてられるのはオフィスビルの青写真と依頼内容であった

 

ウルフ「サーバーのデータを盗むのか」

 

ベア「いつも通りやるか?」

 

ウルフ「いや、今回はステルスで行くぞ」

 

フォックス「珍しいな、どうしてだ?」

 

ウルフ「この扉は緊急時に閉まる様設計されてる、つまり騒ぎを起こせば自動的に閉まるはずだ」

 

フォックス「詳しいな、どこで知ったんだ?」

 

ウルフ「職業柄な」

 

シャーク「なるほど、誰が潜入するんだ?」

 

ウルフ「俺とフォックスで潜入する、ベアとシャークにライオンは逃げ道の確保をしろ」

 

シャーク「オッケー」

 

ウルフ「潜入は夜に行う」

 

 

ウルフとフォックスはビルの屋上から侵入しマスクを被り、屋上の扉を開け階段をゆっくり下り扉に辿り着きゆっくりと開ける中は廊下になっており、左は壁で右は十字路になっており案内板が表示されていた、それを見てサーバールームとセキュリティルームが同じ方向に表示されておりウルフとフォックスは案内板通りに進む、サーバールームを見つけウルフが近づくが何かに気付いたウルフはハンドサインで進行を止める、左右に黒い点が壁に不規則に点在してサーバールームヘと続いていた

 

ウルフ「センサーがあるな」

 

そこにアリクイの無線が入り、指示を出す

 

アリクイ「ウルフ、アリクイだ、まずはセキュリティルームを探せ、ハッキングなら俺がやる」

 

指示された通りにセキュリティルームを探して見つけるも警備員が巡回しセキュリティルーム前には監視カメラが設置してあり、近づけない状況であった

そこでウルフは警備員の巡回ルートに監視カメラから見えない死角を見つけて警備員は再度そのルートを通る、

そこで警備員の喉を切り、無線機を拾い上げて無線をもう一人の警備員に異常なしと伝える、無線越しからは了解との返事があり、しばらく起動するもノイズ音しかしない為、無線機を切る

そして死体を死体袋の中に詰め込み、オフィスにある給湯室に置く、セキュリティルームに向かい監視カメラにECMジャマー(監視カメラ映像をループさせる装置)を取り付けセキュリティルームの扉をピッキングして開ける、そこには警備員が片手でコーヒーを啜りながら監視カメラを見ていた、フォックスが音を立てず警備員の口を塞ぎ喉を切り無線機を拾い上げる、無線機からは大きな音がしたが大丈夫か?という心配するような内容だったが、フォックスがコーヒーを零した事を伝えると気をつけろよと注意される、しばらく起動してノイズ音しか無い為、無線機を切り死体袋を詰め込み、セキュリティルームの机の下に死体を隠す

そしてセキュリティルームの赤外線センサーのセキュリティをオフにしてサーバールームへと向かう、ウルフは端末機を手にサーバールームの扉にあるカードセキュリティに接続してアリクイに連絡する

 

ウルフ「アリクイ、ここのセキュリティを解除しろ」

 

アリクイ「オッケー、待ってろ」

 

そう言ってしばらくして扉が開く、ウルフとフォックスは入って行きサーバーを管理しているパソコンに端末機を接続してアリクイに連絡する

 

ウルフ「サーバーに接続した」

 

アリクイ「了解、待ってろ」

 

そう言って端末機に時間が表示されて200秒と表示される、そして80秒になった時にシャークから連絡が入る

 

シャーク「ウルフ、警備の奴らが数人ビルに入った、気をつけろ」

 

ベア「おいおい、女まで連れてるぜあいつら」

 

シャーク「ウルフ、グリフィンの腕章した女がいる、人形だと思うが気をつけろ」

 

ウルフ「了解、アリクイ早くしろ」

 

アリクイ「待ってろ、あと少しだ」

 

そうして端末機に完了の文字が表示されサーバールームから出ようとした時に扉をゆっくり開けて廊下の様子を見る、そこには警備員がサーバールームへと向かっているのが見える、ウルフは拳銃にサプレッサーを付けて再度見た時に警備員は赤外線センサーの近くで止まり、周囲を見るだけ見て後ろを向き別の場所へ巡回する

そしてウルフとフォックスはそのまま屋上へ上がる階段へ辿り着き上って行く、そして扉を開けた瞬間グリフィンの腕章を付けた少女がいたその子の姿は月夜に照らされ金髪のショートにツインテであり、黒のコートを羽織り灰色のYシャツにネクタイ胸部と腹部には黒のコルセット、黒のミニスカであった、その少女はウルフ達には気付いていない為にウルフとフォックスは登って来たラペリングロープまで向かう、その時、後ろに付いて来ていたフォックスがウルフに言う

 

フォックス「おい、ウルフ女がいねぇぞ」

 

ウルフは少女がいた所を見回して探すがいなく、ウルフが物陰に隠れた瞬間、正面に少女のパンチを喰らいフォックスと共に倒れる

少女は黒の手袋をしており右手のストレートをゆっくり戻して告げる

 

???「貴方達ですか、私の部下に深手を負わせたのわ」

 

そう言ってゆっくり歩いてウルフに近づく、フォックスはウルフから離れ銃を構えるが少女はフォックスが持つグロック17を銃で撃ちフォックスの手から弾かれる

弾かれたフォックスは右手を抑えて痺れを抑える

少女は銃を片手にウルフの右腕を撃とうとした時にウルフは回し蹴りをして少女の態勢を崩し、ウルフは立ち上がり、フォックスにラペリングロープの準備に向かうよう合図を送る、それを見た少女は寝転びながらフォックスに照準を合わせていた、それを見たウルフは少女が持つ銃を蹴り飛ばす、蹴り飛ばされた少女はウルフに睨み付けて素早く立ち上がり構えを見せる、ウルフは少女に回し蹴りを入れるが少女は避けて素早さを生かしてのジャブが繰り出される、両腕で防御するが人形のパンチに両腕共にハンマーで殴られた様な痛みが襲い、当たりどころが悪かったのか左腕が下がりもろにマスクで喰らい、ウルフのマスクは一部崩壊し顔の一部が露出する、それを見た少女は驚く

 

???「貴方は!?」

 

その一瞬の隙を見逃さず、右手首のスーツとYシャツの間にある装置が起動して少女の視界に霧状の液体を振りかける、少女は目を抑えて激しくのたうち回る、ウルフはフォックスの所に向かう時に少女はウルフの足を掴み止める

 

???「待ちな…さい……貴方が………なぜ……」

 

少女は虫の息ながらも目を見開く、少女の目は赤く充血しておりウルフを見ていた、ウルフは掴む手を足で払いのけ走り去る、少女は片手で走り去って遠くなるウルフの背中に伸ばすが徐々に遠くなっていく背中、仰向けに寝そべり1滴の涙を流す

 

???「やっと……見つけた………のに……」

 

少女は目を閉じて気絶するのであった

 

ウルフは左腕を抑えながらフォックスと合流する、フォックスはラペリングロープを下まで伸ばしてウルフを待っていた、ウルフはラペリングロープを体に巻きつけ下へ下りる、下りた先は金網であったが丸く描くように切り取られており、その部分を覆い隠すようにワゴン車で隠していた、ウルフとフォックスが乗り込むとすぐにワゴン車は走り出して、無事にビルから離れる




難しい話を書くのはなかなか骨が折れますね

相容れぬ恋は実らないですよ、中n(バシュ)
すいません、ウェルロッドさん真顔でウルフさんと一緒に銃を構えないでください

次回もお楽しみに!


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美術館強盗

今回はネタに走ってみました

MP7さん出ない(泣)

それではどうぞ


ハリネズミにハッキングして盗んだデータを送り、無事に依頼料を受け取る、ウルフはセーフハウスにてフォックスに治療を受け左腕は包帯で巻かれておりしばらくは動かせないのが分かる

そこにアリクイが現れウルフと人形の関係を聞く

 

アリクイ「あの女何者だ?ウルフの事を知っているという感じだったが」

 

ウルフ「関係無い、俺の顔が珍しかっただけだろ」

 

そう言われたアリクイはますます気になったのか、ウルフにちょっかいかけたり肩を揉んだりと色々聞いて来ていた、ウルフはうっとおしくアリクイの手を払いのけたりして対処していたがあまりのしつこさにウルフは一部壊れたマスクをアリクイに押し付けて言う

 

ウルフ「これを直したら喋ってやる」

 

アリクイ「えぇ、それは無いだろ」

 

アリクイは渋々ながらウルフのマスクを見るや否やアリクイがウルフに向けて言う

 

アリクイ「ウルフ、お前はしばらく出られないぞ」

 

ウルフ「知ってる、フォックスしばらくはお前に任せる」

 

フォックス「オッケー」

 

言った途端にエレファントからウルフに連絡が入る

 

ウルフ「何だエレファント?さっきフォックスに任したばかりだが」

 

エレファント「おっとそうだったのか?美術館の絵画を盗んでくれという依頼だったんだがな」

 

ウルフ「ならフォックスに変わろう」

 

そう言ってウルフはフォックスに変わり、フォックスは依頼を了承した

 

 

フォックスはベアとシャークにライオンを集めて美術館の写真を机の上に置き、作戦を立てる

 

フォックス「正面から入り込むのは難しいな」

 

ベア「だな、どう行く?」

 

シャーク「強行突破しか無いぞ」

 

フォックス「それで行こう」

 

ライオン「この絵画どこかで見たことがあるようなないような」

 

フォックス「知ってるのか?」

 

ライオン「ん、いやたぶん見間違いだろう」

 

フォックス「そうか、これは夜に行うぞ」

 

 

夜間の美術館は正面の門に警備員2人に監視カメラが設置されていたが、正門を目掛けて1台のワゴン車が突っ込む、警備員は運良くぶつからなかったものの立ち上がろうとした時にはライオンが銃を向けて発砲し警備員を射殺、もう一人はベアに首をへし折られて絶命する、警備員は警報音を鳴らして、作品の盗難防止装置を起動する、フォックス達は正面玄関の扉を破壊して作品が展示されてる展示室に向かう、警備員が展示室の前で拳銃を抜いてフォックス達に向けて発砲するがベアが前に出て盾になり続けて発砲するがベアにはうんともすんとも効かず、警備員は警棒を取り出してベアに殴りつけようと振りかぶるがベアの後ろにいたシャークが発砲して警備員は倒れる

展示されてる大弾幕には「アニバーサリー2周年!」と可愛らしい文字で書いてある、ベアとシャークはポータブルソー(電動ノコギリ)を取り出して飾ってる作品の盗難防止の鉄格子を切り1枚1枚回収していく、ライオンは作品の1枚1枚に心当たりがあり、良く見るとグリフィンの人形達が描かれていた、中でもAR小隊と404小隊が人気なのかランキングで1位2位を争っていた、ライオンは自身がいた鉄血工造の作品を探して見つける、ライオンは自身が持つ銃を鉄格子に押し当て1本1本破壊して作品を手に取って回収する、そして美術館に数多くの特殊部隊が突入してくる、ライオンは急いでフォックス達と合流を果たすとフォックス達は絵画の作品を半分以上回収したのを確認してエレファントに連絡する

 

フォックス「エレファント、絵画の回収を完了した」

 

エレファント「了解、迎えに行く」

 

しばらく待ち続けていると、突然目の前が真っ白の煙になりフォックスとライオンは煙から出て周りを見回すと特殊部隊がおり、周りを囲み銃を構えていた、煙の中から特殊部隊の暗視ゴーグルを付けた隊員がベアとシャークを手錠した状態で現れる、その特殊部隊の服装が少し変わり基本的に緑や青といった色だったのが、1人1人別の色になっており、中にはカラフルな隊員までおり、そして1人1人持つ武器がバラバラであった

フォックスは異様な光景に驚きながらもベアとシャークを捕えていた隊員をすぐに射殺してベアとシャークの手錠を外す、特殊部隊の隊員は一斉に射撃を開始してフォックス達に銃弾の雨を降らせる

ベアはミニガンで360度回転して薙ぎ払うように射撃してシャークとライオンは取りこぼした隊員を射殺していく、フォックスは天窓から狙ってくるスナイパーを排除していたが数が多くなったのかリボルバーに持ち替えて一撃必中で隊員にヘッドショットしていく

そして隊員1人1人の背中のロゴが違う事に気づく、それは普段はSWATなのに今回は「416が全てだ」や「45姉様万歳!!」や「SOPMODと遊び隊」に「AR-15ちゃんからチョコ貰い隊」等様々な文言が書いてあり、倒して行く度に目につく、そしてエレファントから連絡が入る

 

エレファント「あとちょっとで着く、待ってろ」

 

すると美術館の壁を破壊してやってきたのは装甲車でありスピーカーでエレファントが呼びかける

 

エレファント「フォックス迎えに来たぞ!早く乗れ!」

 

フォックス達はエレファントが乗る装甲車に乗り込み、脱出には成功するが、振りきろうとした時に装甲車のタイヤに対戦車ライフルが撃ち込まれパンクし駐車場の塀を破壊して駐車場の中で止まりエレファント達が出てくる

 

エレファント「ヤベーぞ、あいつらなかなかやるようになったな」

 

フォックス「絵画は俺達が守る、エレファント代わりの車を頼む!」

 

エレファント「オッケー、待ってろ」

 

エレファントは車を探しに向かい、フォックス達は装甲車から出て絵画を外に出し警察車両を待ち構える、警察車両が現れる、その車両は痛車のようにボンネットには「ドルフロ2周年おめでとう!」や「ヘリアンまた失敗したのか」等新しい車両が来る度に言葉が変わり最終的には「俺達にも指輪くれ」といった車両まで来ていた、車両の中からは特殊部隊が降りて様々な武器種で定まっておらず、フォックス達は悪戦苦闘を強いられる、盾持ちの盾にさえ「ウェルロッドをよくも!」や「ギャングくたばれ!」等色々と罵倒が書いてある盾も見える、フォックス達は気にせず射撃して寄せ付けないようにしていたが、塀を超えてやって来たのはヘルメットが鉄の分厚いアーマーを来た隊員が突撃してくる、背中には「貧乳は正義!」や「モスバーグ590式ちゃんの褐色肌とケモ耳はチート」等色々と書いてあり、フォックス達に突進する、フォックス達はジリジリと後退し最後には装甲車まで押される、そこにエレファント関わりのワゴン車が破壊した塀を乗り越え隊員を轢きながらフォックス達の前に現れる

 

エレファント「早く乗れ!」

 

フォックス達は絵画を持って乗り込み、特殊部隊から逃げ切るのであった




さてグリフィンに土下座して謝りに行きますか

次回もお楽しみに


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銀行強盗

また間を空けてしまった、申し訳無いです

仕事をしながら小説を書くのって意外にも大変ですね

それではどうぞ


美術館の強盗から数ヶ月が経ち、ニュースでは絵画作品が闇オークションで出回ったのを警察とグリフィンが押収したとの報道がされていた、出品したオーナーが供述しているのがテレビに報道される

 

オーナー「カリーナのせいでダイヤが無くなって」

 

ウルフはテレビを見ながら筋トレをして汗を流していたり、フォックスとライオンはチェスで遊び、シャークは料理本を片手にキッチンで料理したりベアはミニガンやガトリングの整備をして過ごしていた

ウルフの左腕は完全に完治し強盗が出来るくらいにまで回復する、そこにウルフの端末が鳴りウルフは筋トレをやめて端末に手を伸ばして電話に出る

 

ウルフ「もしもし」

 

アリクイ「ウルフ元気にしていたか?」

 

ウルフ「絶好調だが、マスクの修復が済んだのか?」

 

アリクイ「良く分かったな」

 

ウルフ「修復を頼んでいたからな」

 

アリクイ「後でそっちに持って行く、約束は覚えているんだろうな?」

 

ウルフ「ああ、覚えてる」

 

アリクイ「オッケー、また、後でな」

 

そう言ってアリクイのやり取りが終わり、ウルフは筋トレに戻る

しばらく、ウルフ達はのんびりした時間で過ごしてアリクイがやって来る

 

アリクイ「ウルフ、マスクを持って来たぞ」

 

ウルフ「アリクイすまんな」

 

アリクイ「いいさ、ウルフとの約束を果たす前にいっちょ銀行強盗しねぇか?」

 

ウルフ「良いだろう、ちょうど体を動かしたかったからな」

 

アリクイ「そう言うと思って用意して来た」

 

アリクイは紙袋の中から銀行の資料を取り出して机の上に広げる、その様子を見ていたフォックスとライオンがやってくる

 

ライオン「強盗の計画か?」

 

ウルフ「そうだ、来るか?」

 

ライオン「私はハリネズミに呼び出されてるからパスで」

 

フォックス「そうだったのか?すまねぇなチェスに誘ってしまって」

 

ライオン「いいさ、案外楽しかったしな」

 

ウルフ「ライオン、これ持って行け」

 

ウルフは鍵をライオンに投げ渡す

 

ライオン「これは?」

 

ウルフ「ハリネズミに渡しておいてくれ」

 

ライオン「了解した、それじゃ行ってくる」

 

ベア「おう、行ってこい」

 

そう言って彼女はセーフハウスから出て行く、ウルフはフォックスに皆を呼ぶように伝える

ウルフは全員集まるのを確認すると机の上に広げてある銀行の図面と写真を見せる、そしてウルフはフォックス達に伝える

 

ウルフ「久しぶりの強盗だ、今回はこの銀行を襲う」

 

ベア「お、待ってたぜ」

 

シャーク「よっしゃ」

 

フォックス「復帰祝の強盗か」

 

ウルフ「単刀直入言おう、金庫開けて奪って終了だ」

 

ベア達は頷き各々準備をしてウルフはアリクイから受け取ったマスクを被り微調整をして装備を確認しベア達のを見る、ベア達はマスクを被りワゴン車でウルフの事を待っていた、ウルフは装備の最終チェックを行いワゴン車へと乗り込む

 

銀行近くの路地へワゴン車を止めてウルフ達はマスクを被りアリクイが銀行の駐車場に置いて行った、カバンを持ち銀行裏手の駐車場から中へ入る扉にピッキングをして扉をこじ開ける、中へ入りウルフは天井に向けて発砲して銀行にいる職員や訪れた人を驚かせて半分パニックになり、警備員が拳銃を構えてウルフ達に迫った時にシャークが発砲し銀行内部で銃撃戦が始まる

客や職員は非常扉と正面出入口へと逃げ、警備員はウルフ達に発砲するも次々にやられていく、通りにいた歩行者も銃声を聞いてすぐに銀行から遠ざかる

ウルフ達は金庫を探して見つけ、カバンを金庫の前に置きカバンを開ける中にはドリル一式が入っておりそれを金庫に取り付け起動させる、ドリルに付いているタブレットが300秒と長めに表示され1秒ずつ減っていく

そして、誰かが通報して警察が銀行に雪崩こむがベアのミニガンが正面入り口から入って来た警官を蜂の巣にしていき外にいた警官は増援を呼ぶ

しばらくベアは入ってくる警官を射殺していく、そして増援が到着して突入して来た特殊部隊で正面入り口から堂々と入って来たのは顔を鉄で覆い隠し全身は分厚いアーマーの隊員であった、ベアはそれを見てウルフ達に呼びかける

 

ベア「ブルドーザーが来たぞ!」

 

フォックス「了解、援護する」

 

そして非常扉から入って来たのは盾持ち隊員とテーザー銃でありシャークが交戦する、シャークが発砲した弾丸が盾持ち隊員に貫通し倒れる、シャークは連射して盾持ちを次々に射殺していく、しかしシャークの目の前でスモークが現れシャークの視界を遮る、そこに暗視ゴーグルを装備した隊員がシャーク目掛けて突進し体術を掛けようとした所でウルフが射殺して絶命する、ウルフは叫ぶ

 

ウルフ「クローカを倒したぞ!」

 

そうこうしている時にグリフィンの腕章をした少女が警官達と加わる、ウルフは窓で見てベア達に知らせる

 

ウルフ「グリフィンの小隊が来たぞ、全員分かってるな?」

 

ベア達はそれぞれに返事をしていく、ウルフは再度窓から通りを見た時に1人の少女がライフルを持って別のビルへ駆け込む、ウルフは窓に身を乗り出した時に間一髪マスク越しに狙撃され、狙撃した方向を見ると特殊部隊の隊員がウルフを狙っていた

ウルフは狙撃された場所から移動して別の窓に張り付き、チラ見をする狙撃手は気付かずウルフがいるであろう場所に狙いを定めていた、ウルフはチャンスと捉え狙撃手を倒そうとした時に一発の弾丸がウルフの胴体に命中して吹き飛ばされる、ウルフは寝転んだ状態からほふく前進をして別の窓からチラ見をして狙撃された場所を見るとそこには先程の少女がベランダから狙撃していた、部が悪いと判断したウルフは窓から離れ金庫の方に走りタブレットの時間を見ると残り160秒であった

 

ウルフ「クソ、まだか」

 

ベア「ブルドーザーを倒した!、グリフィンが来たぞ」

 

ベアが声を大にしてウルフ達に知らせていた、ウルフはベア達の方を見るとグリフィンの腕章をした少女が2人いるのが分かり、そこにシャークも叫ぶ

 

 

シャーク「こっちもグリフィンだ!」

 

ウルフはシャーク残り方も見て少女が2人突撃していたベア達は1人ショットガンのもう1人はサブマシンガンであり、シャークが交戦しているのは2人アサルトライフルという構成であった

ウルフはシャークの援護に行く、シャークは2人の制圧射撃に頭が上げられずじまいだったがウルフの援護により多少狙いがシャークに向けられ無くなりシャークは遮蔽物から身を乗り出して射撃し非常扉近くで足止めをする、ウルフはセントリーガンを置き起動させセントリーガンは火を吹き足止めをする、そして金庫が開き中身を見せる、中身は金塊と現金が中央に置かれその中央を囲う様に小さなロッカーがあった、ウルフは急いでポータブルソー(電動ノコギリ)を取り出して開けていく、小さなロッカーの中身は宝石がはめ込まれた指輪やネックレス類で売れば高額なのは確実な物だった、ウルフはロッカーを開けていきそして中身を取り出してバッグの中に詰め込む、しばらく詰め込み作業をしているとアリクイから無線が入る

 

アリクイ「ウルフ、お前らが乗って来たワゴン車奴らに取り押さえられた、俺が迎えに行く、待ってろ」

 

ウルフは了解とだけ言い詰め込み作業を手早く終わらせる、ウルフはバッグをシャークやベア達に持たせてアリクイが迎えに来るのを待つ、そして銀行の屋上からヘリが近づく音が聞こえ、アリクイから無線が入る

 

アリクイ「屋上に来い!」

 

という無線が入る、ウルフ達は急いでバッグを持って階段を駆け上がり屋上に辿り着く、そこにちょうどヘリが現れ扉が開きアリクイがバッグを投げ込む様に指示を出し、ウルフ達はヘリにバッグを投げ込み、ヘリの中に入る、そこに屋上に少女達が現れウルフはフラッシュバンを投擲して足止めさせる、狙撃手の少女はヘリのエンジンを狙って撃つが装甲が防ぎダメージを負わせるのを失敗し断念する、ウルフ達はヘリでの脱出に成功する




どうだったでしょうか?

次回はもう少し早めに出していこうと善処します

次回もお楽しみに!


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グリフィンの指揮官

色々重なって報告書にドルフロと入力した失敗談

皆様も気をつけましょう(笑)

それではどうぞ


グリフィンの創設者にして最高責任者のクルーガーはある問題についての指揮官達を招集し会議を開始していた

 

クルーガー「今回はこの地区の各所に起きている強盗事件について会議しようと思う」

 

そう言ってクルーガーは会議室の円卓の中にある端末機を起動させて地図を開く

その地図には☓印がされておりそれは強盗事件が起きた場所を示していた

 

クルーガー「これが強盗事件が起きた場所を示している、見ての通りバラバラだ」

 

男性指揮官「会議をするのはいいんですが、なぜ我々が警察の手伝いを?」

 

女性指揮官「私も気になりました、私達はただでさえ鉄血との戦闘に忙しいのに」

 

クルーガー「まぁそう言うな、これは正式な依頼でもある」

 

男性指揮官「そんなに手強いのですか?」

 

クルーガー「そのようだ、警官だけで100人以上は戦死した、それだけでは無い奴らは数多くの金品や装飾品を盗んだ」

 

女性指揮官「結構やり手ですね、ですがクルーガーさんは他に気になるのがあるのてすか?」

 

クルーガー「よく分かったな、気になるのは鉄血との関与が浮上した」

 

男性指揮官「何だって?、鉄血と奴らは何の関係があるんです?」

 

クルーガー「それを調べて欲しい、前の強盗事件では4人だったのに海や美術館等はこのマスクの女が現れた」

 

クルーガーはそう言って端末機のリモコンをいじり端末機が投影している地図の画面から写真の画面に変わる

マスクをした女性姿であり、彼女が持つ銃に鉄血のロゴマークが鮮明に映る

 

女性指揮官「これは!?」

 

男性指揮官「確かに怪しいですね」

 

クルーガー「これが出るまでは我々はあまり関与したく無かったがこうなってしまった以上関与せざる負えなくなってな」

 

男性指揮官「なるほど」

 

クルーガー「そうだ、君達にはこの強盗事件の調査をしてもらいたい」

 

クルーガーは立ち上がり2人の指揮官に向けて言う

 

クルーガー「ヤマナカ指揮官及びアシーナ指揮官君達にはこの任務に付いてもらう」

 

男性指揮官と女性指揮官は立ち上がりクルーガーに敬礼して会議室から退室する

 

会議室から出た男性指揮官と女性指揮官はお互いに軽い自己紹介をしながらブリーフィング室に向かっていた

 

男性指揮官「俺はヤマナカだ、よろしく」

 

女性指揮官「私はアシーナよ」

 

ブリーフィング室に辿り着き2人の女性が待っていた

 

ヤマナカ「G36待たせたな」

 

G36「いえ、ご主人様」

 

ヤマナカの斜め後ろに付きメイド服姿の女性であった

 

ヤマナカ「ご主人様呼ばわりは柄じゃないからやめてくれ」

 

G36「いいえ、それはできません、私はご主人様のものですから」

 

ヤマナカは全くといった感じでため息を漏らす、アシーナの方は白髪のロングヘアに褐色の女性と話をしていた

 

アシーナ「M590待たせたわね」

 

M590「いえ指揮官、あちらの方は?」

 

ヤマナカに視線を向けていた、M590はヤマナカと目が会いヤマナカがM590に歩み寄り手を差し出す

 

ヤマナカ「俺はヤマナカだ、これからよろしく」

 

M590「私はアシーナ指揮官の元で活動しているモスバーグM590式といいます、宜しくお願いします」

 

と握手をして挨拶をする、G36もアシーナの元に挨拶しに行く

 

G36「私はヤマナカ様にご奉仕をしております、G36と申します、よろしくお願いします」

 

G36はスカートの裾を軽く持ち上げてお辞儀をアシーナに行う、アシーナは頬を欠きながら少し困った様な表情で手を差し出す

 

アシーナ「すまない少しその挨拶をされた事が無くて反応に困ってしまった、これからよろしくね」

 

G36は笑顔でアシーナと握手を交わす、そしてヤマナカが最初に切り出す

 

ヤマナカ「G36はモスバーグM590式と挨拶は済んだのか?」

 

G36「はい、ご主人様達が来る前に済ませております」

 

ヤマナカ「そうか、ではこれからの方針について話し合おう」

 

アシーナ「そうね」

 

ヤマナカ「G36達はマスクの強盗事件を耳にしているか?」

 

G36「存じ上げております、幾度か警察と銃撃戦を繰り広げ逃亡しているとニュースで拝見しました」

 

ヤマナカ「そうだ、それが今回俺達に回ってきた」

 

M590「何故私達が捜査をしなくてはいけないのですか?」

 

アシーナ「それはこの強盗犯が鉄血との関与が浮上したのよ」

 

アシーナは机に内蔵されてる液晶の画面を起動させてマスクを被った女性の持つ銃を拡大させて鉄血のロゴマークを見せる

 

M590「これは!?」

 

ヤマナカ「そうだ、これが関与した以上捜査をせざる負えない」

 

G36「なるほど、これは確かに問題ですね」

 

ヤマナカ「俺からの提案なんだが、分担しようと思う」

 

アシーナ「分担?」

 

ヤマナカ「そうだ、俺が戦闘役でアシーナは調査役という提案だ、戦闘は奴らの持つ戦力と戦闘能力を見極め確保をする役、調査役は奴らがどうやって鉄血と接触したのかの調査だ」

 

アシーナ「なるほど、情報共有もしっかりとこなせば奴らの戦力も分かるかもですね」

 

ヤマナカ「そうだな、奴らと戦闘している特殊部隊と警察の連携を密にすれば出来なくは無いからな」

 

アシーナ「なら行動に移そう、私は奴らの居場所と警察との連携強化に務めるわ」

 

ヤマナカ「了解、こちらはG36を中心にした第1小隊を即応部隊として特殊部隊と連携して撃退に努めよう」

 

G36「お任せを」

 

ヤマナカ「よろしい、では何か分かれば連絡を」

 

アシーナ「いいわよ、そっちもよろしくね」

 

そう言ってアシーナ指揮官とM590はブリーフィング室から出て行き、ヤマナカ指揮官も出て行く

 

 

数週間後

 

 

ヤマナカ指揮官は慌ただしく地図を見て指示を飛ばしていた

 

ヤマナカ「G36!奴らは銀行強盗している、急いで奴らを撃退しろ、座標を送った」

 

G36「了解です、すぐに向かいます」

 

G36の小隊は銀行強盗するウルフ達と交戦をする

 

G36「ご主人様!相手はミニガンを持って立て籠もっています!」

 

ヤマナカ「正面にM1014とMP5で敵を引きつけろ、G36とG3は非常扉から侵入して制圧しろ」

 

G36「了解!」

 

G43「指揮官!ターゲットに命中!」

 

ヤマナカ「ナイスだ!」

 

G43「ですが、ターゲットはアーマーで防がれました、指示を」

 

ヤマナカ「その位置を維持しろ、G36達が裏から侵攻している、窓からの脱出を阻止しろ」

 

G43「了解」

 

G36「現在非常扉にて交戦中、ですが優勢です」

 

ヤマナカ「了解、そのまま侵攻しろ」

 

G36「ご主人様、もう1人のターゲットに侵攻を阻まれました、突破をしてみます」

 

ヤマナカ「無茶はするなよ」

 

MP5「こちら正面入り口、敵の制圧射撃及び徹甲弾を用いた射撃により突破は不可能です、指示を」

 

ヤマナカ「無理に突破するな、奴らを引きつけろ、G36達の負担を減らしたい」

 

MP5「了解しました!」

 

そうして指示をしていた時にG43から連絡が入る

 

G43「指揮官!ヘリが銀行の屋上に低空で停滞しています!」

 

ヤマナカ「警察のヘリか?」

 

G43「いえ、違います!あれは敵のヘリです!」

 

ヤマナカ「空からの脱出だと!?G36奴ら空に逃げるぞ!」

 

G36「何ですって!?、奴らセントリーガンで制圧射撃をしていたなんて騙されました、早く屋上に向かいますよ!」

 

G36とG3は屋上ヘ向かう階段を駆け上がり屋上に出ると同時に別の階段からM1014とMP5が階段から駆け上がり屋上にて挟み撃ちにすると狼のマスクを被った犯人が何かを投げつける、G36はそれを見てスタングレネードと気付き目を閃光から守る為に腕で防ぎ、すぐにマスクを被った人物を見るがヘリは上昇して飛びさろうとしていた

 

G36「ご主人様!空の脱出を許してしまいました!」

 

ヤマナカ「了解、G43狙撃できるか?」

 

G43「駄目です、エンジン部に装甲があり抜けません」

 

ヤマナカ「了解した、後処理はこっちでする、よくやった休んでくれ」

 

G36「申し訳ございません、ご主人様」

 

ヤマナカ「仕方ない、奴らの方が1枚上手だったからな、追跡はアシーナ指揮官にしてもらう、今は休め」

 

そう言って通信は切れる、G36は小隊を招集して隊員達の救護活動に参加するのであった




今回はグリフィン視点で書いてみました

なかなか難しい所もあったので何とも言えないのですがね

各話の話を見直して行こうと思います(色々誤字脱字が見受けられたので)
少し投稿遅れるかもしれないですがご了承下さい

それでは次回もお楽しみに


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ウルフの過去

だいぶ間を置いてしまった

楽しんで頂けたら幸いです

それではどうぞ


銀行強盗が成功しセーフハウスへ向かっている中、へりの機内でアリクイは操縦しながらウルフに話を聞く

 

アリクイ「ウルフ、あの美少女人形と何があったんだ?」

 

ウルフ「唐突だな、昔話はしたくない」

 

アリクイ「そう言うなって、俺とお前の仲だろ」

 

ウルフ「セーフハウスに着いたら話してやる、あとシャーク達には聞かれたくない」

 

アリクイ「オッケー」

 

ベア「興味無いからゆっくり話してくれ」

 

シャーク&フォックス「同じく」

 

ウルフ「お前ら、後で覚悟しとけ」

 

ヘリは終始笑いに包まれながらセーフハウスへと向かう

セーフハウスへ着いたヘリは近くにある廃墟の屋上へと着地して静止しウルフ達は降りて行く、ベアはウルフに肩を叩く

 

ウルフ「なんだ?」

 

ベア「さっきの話だがアリクイに話して行けよ」

 

ウルフ「まだ、ヘリが隠せてない」

 

ベア「それは俺達がやる、いいから行け」

 

ベアはウルフとアリクイをヘリから遠ざけて先に戻るように施す、ウルフは渋々アリクイと一緒にセーフハウスへ戻る、セーフハウスに戻るとライオンが銃の手入れして留守番をしていた、ウルフとアリクイは2階へ上がりソファにウルフは座りアリクイは少し離れた椅子に腰掛ける、雰囲気が少し違う事に気付いたライオンはウルフ達がいる2階に上がりウルフに聞く

 

ライオン「今日はずいぶんと不機嫌だな、どうした?」

 

ウルフ「今日はアリクイに昔話を話さなきゃならなくてな」

 

ライオン「私も聞いてもいいか?」

 

ウルフ「……良いだろう」

 

ライオンはウルフの隣に座り話を聞く

 

ウルフ「俺は元民間軍事会社の社員であの人形と出会ったのはそこだった」

 

アリクイ「まだマスク被って無かった時か」

 

ウルフ「うるさい黙って聞け……俺はあいつとエージェントとしてコンビを組んだ、何もかも任務は成功した、あいつと一緒にテロリストの殺害に重要人物の護衛にテロリストのアジトに潜入もやった」

 

ライオン「色々やってたんだな」

 

ウルフ「色々とやったさ、だがそこである事件が起きた」

 

アリクイ「事件?」

 

ウルフ「そうだ、鉄血が起こした事件だ」

 

アリクイ「あの事件が何か関係してるのか?」

 

ウルフ「関係してたさ、そのおかげで会社の信用はガタ落ちに仲間割れも見え隠れし始めた、そして会社の社長やら役員やらが意見が割れた、と言っても過半数は人形の撤廃だったがな、会社が二分にされそうな時が何回かあったがとうとうその時がやって来た、社員の半分以上が人形をズタズタにし始めたのだ、会社は崩壊し社員は人類人権団体に組み込まれ人形を庇った者は殺されていった」

 

アリクイ「悲劇だな」

 

ウルフ「まぁな、俺はあいつを逃がす為にあの手この手で逃した、あいつにとって耐え難いものだったろうな、同じ釜で飯食っていた者達からいきなり敵扱いされてたからな」

 

アリクイ「そんで何故あの人形が驚いているんだ?」

 

ウルフ「まぁ最後に人権共の追手が振り切れずに俺があいつの為に足止めをしてやっただけなんだが、どうやらあいつは俺の事を死んだとでも思っていたのかな」

 

ライオン「ひどいな、その後彼女に連絡しなかったの?」

 

ウルフ「しなかったというよりする暇が無かったし何より俺も危なかったからな」

 

アリクイ「そうだったのか?」

 

ウルフ「ああ、奴らに殺される寸前にボスに助けられたからな、あいつが逃げて生き延びてる事には驚いた」

 

アリクイ「お前もか、だが今なら彼女に連絡すればいいじゃねぇか」

 

ウルフ「いや、今は彼女と俺は立場が違うぞ」

 

ライオン「……」

 

アリクイ「どうしたライオン?」

 

ライオン「いや、余計な事だとは思うがウルフはヴェルロッドに面と向かって撃てるのか?」

 

ウルフ「本当に余計な事だな、撃てるに決まってるだろ、この話はお終いだ」

 

そう言ってウルフはソファから立ち上がり階段で下に下って行き下の階にあるテレビをつけてソファに座り見る、アリクイはライオンに手招きしてアリクイがチェス盤を取り出し机の上に置き、2人共ソファに座りプレイをする、そこにベア達がちょうど戻りベアは疲れたのかベッドルームに行き、フォックスはアリクイ達がチェスで遊んでるのを聞き観戦しに行く、シャークはキッチンに向かい料理を作る、ウルフはテレビを見ながらヴェルロッドの事を思い出していた

 

〜ウルフの回想〜

 

ウルフとヴェルロッドは森の中で人類人権団体の戦闘員に追われていた、互いに傷が深くウルフは左肩から血を流しヴェルロッドは右腕から血を流して走って逃げていたが徐々に戦闘員が追いつき始め、ウルフはヴェルロッドに指示を出す

 

ウルフ「ヴェルロッド!あの建物に逃げるぞ!」

 

ヴェルロッド「了解です!」

 

ウルフはスモークを後ろに投擲して煙幕が出来る、戦闘員は煙幕でウルフ達を見失うも追手に追跡出来るプロがいたのかすぐにその後を追いかける、辿り着いた場所は廃墟になっているホテルの様な施設であった、戦闘員は散開して包囲をする、ウルフ達は3階の部屋に逃げ込み、ウルフは包帯を取り出してヴェルロッドに治療をする

 

ヴェルロッド「ウルフ、何故貴方は私にここまでしてくれるのですか?」

 

ウルフ「何でだろうな、俺にも分からんが1つ言えるのは夢見が悪いと思っただけだ」

 

ヴェルロッド「何ですかその解答、いつも通りのウルフですね」

 

ウルフ「いつも通りさ、俺の肩に包帯を巻いてくれないか」

 

ウルフは上着を脱ぎ左肩から血が流れていた、ヴェルロッドは包帯を受け取り巻いていく、包帯を巻き終えて外の様子を伺う、戦闘員はホテルを包囲して随時突入していた

 

ヴェルロッド「ここもバレるのも時間の問題ですね」

 

ウルフ「そうだな、ヴェルロッド弾数は?」

 

ヴェルロッド「まだありますが、無駄撃ちは出来ないですね」

 

ウルフ「そうか、なら敵の数を減らすか」

 

ヴェルロッド「いいのですか?貴方の仲間もいるのでしょう?」

 

ウルフ「いいも何も俺達に向かって撃ったんだ、撃たれる覚悟ぐらいあるだろ」

 

ウルフは銃の点検を軽く行い弾数を確認して指示を出す

 

ウルフ「ヴェルロッド、行くぞ」

 

ヴェルロッド「了解」

 

そう言って部屋から出て廊下の様子を伺う、敵は3階まで来ていなく比較的静かであり階段の方に向かう、階段を下りて2階廊下から物音がしており廊下の様子を伺うと戦闘員3人が部屋を1つ1つ開けていた、ウルフは無駄な戦闘を避ける為に階段へ戻り1階に下りるも1階下りた先にて瓦礫が崩れており外へ出る事が出来ない、案内板が階段の踊り場にありよく見ると2階の廊下を抜けた先に非常扉がありそこから脱出が出来る事が分かり2階廊下の方に戻る、戦闘員3人は少しずつウルフ達がいる階段に近づきつつあった、ウルフはサプレッサーを装備した2丁拳銃でヴェルロッドにアイコンタクトを送り、ウルフは2丁拳銃を構えて廊下に出る、戦闘員3人はウルフが歩く音に気が付き銃を構えようとした時にウルフは先に発砲して3人を射殺する、3人の遺体を超えて非常扉の方に辿り着き開ける、そこは非常階段であり戦闘員がいなく非常階段を下りた先に桟橋がある事が分かりウルフとヴェルロッドは走り出して桟橋の方に駆け出す、そこで見つかったのか戦闘員達が窓から桟橋目掛けて発砲して来る、ウルフは2丁拳銃で窓の戦闘員達に向けて発砲する

 

ウルフ「行け!後で合流する!」

 

ヴェルロッド「了解!」

 

そう言ってヴェルロッドは全速力で桟橋を駆け抜け無事に対岸に辿り着き振り向いた時にウルフは桟橋のロープに向けて発砲して桟橋を落としウルフは無線で連絡する

 

ウルフ「ヴェルロッドお前と組んで案外楽しかったぜ、奴らが来る前に逃げろ」

 

ヴェルロッド「そんな……さっき合流するって」

 

ウルフ「嘘に決まってるだろ、お前は十分に戦闘経験を積んだ、それに人間の勝手な争いに巻き込みたく無い」

 

ヴェルロッド「でも」

 

ウルフ「いいからさっさと逃げろ!、そこにいられたら気が散る」

 

ヴェルロッドはその言葉を受けて涙目ながらも振り向いて走り去る、ヴェルロッドが最後の通信をする

 

ヴェルロッド「生きていて下さい、今度紅茶を飲みましょう」

 

ウルフ「そりゃありがたい、お前も生きろよ」

 

ウルフは無線機を取り外し、無線機を破壊して2丁拳銃を持って戦闘員と銃撃戦を繰り広げる

 

 

 

ウルフはソファに座りながらボーとしているのに気付いたライオンがウルフに近づき肩に手を置く、その時ウルフは我に返り手を置いた人物を見上げライオンであり聞く

 

ウルフ「ライオンチェスで遊んでたんじゃないのか?」

 

ライオン「いやウルフがボーとしていたからな、何かあったのか?」

 

ウルフ「いや何でもない俺もチェスやるか、ライオン相手してくれ」

 

ライオン「オッケー、ウルフとチェスをするのは初めてだ」

 

ウルフはソファから立ち上がりライオンと一緒にチェス盤を置いた机に向かうのであった




色々と書けて来たのに時間がというのが多いですね

また間を置く可能性がありますのでご了承下さい

また次回も楽しみにして頂けたら幸いです。


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とある人物の奪還

大変お待たせして申し訳無いです

仕事と両立のつもりが仕事量が増えていったので処理に追われてしまった

それではどうぞ


銀行強盗から数ヶ月が経ちウルフ達はセーフハウスにてのんびりと過ごしていた、ウルフはニュースを見ながらソファに座って見ていたりベアはサウンドバッグでボクシングしたりシャークは人数分のお菓子を作ったりフォックスとライオンはチェスをしていたりとゆっくりしていた、そこにウルフに連絡が入る

 

ウルフ「もしもし」

 

???「おう、俺だ」

 

ウルフ「これはこれはボス、どうしたのですか?」

 

ボス「ウルフ、奴が移送されるのが分かった」

 

ウルフ「あいつがですか?」

 

ボス「ああ、移送ルートは後で送る」

 

ウルフ「了解です」

 

ボスはそのまま電話を切りウルフは皆を呼びに行く

ウルフの呼びかけにフォックス達は集まりウルフが話を切り出す

 

ウルフ「ボスから“ハイエナ”の移送ルートが分かったとの事だ」

 

ベア「あいつ移送されるのか?」

 

ウルフ「どうやらそうらしい、この機会を逃すわけにはいかない」

 

ライオン「ハイエナは何者なんだ?」

 

フォックス「お前とほぼ同じ境遇の人形だ」

 

ライオン「私と同じ?」

 

ウルフ「ほぼ一緒だが、鉄血では無いぞ」

 

ライオン「そうなのか」

 

シャーク「それでハイエナはいつ移送されるんだ?」

 

ウルフ「3週間後だ」

 

ベア「オッケー、それまで準備しなきゃな」

 

そう言ってベアはミニガンのチェックを行いに装備が置いている部屋へと向かい、フォックス達もベアに続きウルフがライオンを待つように止める

 

ライオン「何だ?ウルフ、またチェスか?」

 

ウルフ「そうじゃない、ハイエナの装備をお前から渡せ」

 

ライオン「何故私が?」

 

ウルフ「何故って女性同士仲良くした方が良いだろう、まぁあいつは癖がありすぎるからそこは注意しとけ」

 

ライオン「ハイエナの服も用意していたのか」

 

ウルフ「そういうことだ、囚人服じゃあ俺がどやされるからな」

 

ウルフはそう言ってライオンにハイエナの装備や衣服を渡す

 

〜襲撃日〜

 

ウルフ達は地下でスコップやピッケルを持ってトンネルを掘っていた、そこにコンクリートの壁に当たりドリルを持って穴を空ける、その穴の先には空洞がありそこに光を当てるとコンクリートの通路になってるのが分かり

内視鏡カメラを通して通路に人がいないか確認する、人がいない事を確認してウルフ達は壁に爆薬を仕掛けて待機する、そこに複数の足音がやって来てウルフ達の前を通ろうとしていた、その複数人はウルフ達が空けた穴に気付いていなく徐々に近づいて来る、そして爆薬のスイッチを押してコンクリートの壁を破壊する、破壊されたコンクリートの破片がその場を通ろうとした者たちに直撃する、破壊された壁は人が通れるほどの穴が出来上がりその穴からウルフ達が現れる、ウルフ達は倒れている人に近づく、コンクリートの破片が直撃し看守とオレンジ色の囚人服を着た女性が倒れていた、ウルフは倒れている女性に近づき起こす、その時爆発音で通路から別の看守が現れウルフ達に銃を向けて近づく、シャークは近づく看守に発砲して看守は倒れる、コンクリートの破片と爆風を受けて倒れていた看守が起き上がろうとした瞬間フォックスが後ろから発砲して絶命する、そして通路に設置している拡声器から警報音が鳴り響く、ウルフはなかなか起き上がらない女性を担ぎ急いで穴へ戻る、ウルフの跡を追うように穴へと戻り最後尾にいたライオンが爆薬のスイッチを押して爆発させると人1人分通れた穴に上から岩が雪崩込み穴を塞ぐ

しばらくトンネルを進んでいくと何処かの地下室に出て、そのまま部屋を出て階段を上って行くと立体駐車場に出てすぐ側にワゴン車があり、そのワゴン車に乗り込み発車する

しばらくしてパトカーがウルフ達が乗るワゴン車にサイレン音を出しながら迫って来る、ウルフはパトカーから何とか振りきろうとするも別のパトカーに先回りされて徐々に追い込まれていき最終的には広い交差点で包囲をされる、その交差点はT字路になっており3方向共に道を塞がれワゴン車はT字の真ん中で孤立する

 

ベア「おい、ウルフ囲まれてるぞ!」

 

ウルフ「分かってる、今どうするか考えてる」

 

フォックス「誰か下りて来たぞ」

 

正面のパトカーから下りて来たのは白髪の髪をした女性がショットガンを構えたと同時に彼女の腰からシールドが展開され前に進み立ち止まる

その女性を盾にする様に赤い制服にベレー帽、ロングヘアの女性が拡声器を持ってウルフ達へ呼びかける

 

赤い制服の女性「貴方達は完全に包囲されてるわ!、大人しく投降しなさい!」

 

別の2方向は警官と少女達がパトカーのドアを盾にハンドガンを構えワゴン車ヘ向ける

その様子を見たウルフはベア達に指示を出す

 

ウルフ「ベア、ライオン、シャーク、3方向全てに攻撃をしろ、俺とフォックスは車の下にあるやつを動かす」

 

ベア「攻撃するって車内からか?」

 

ウルフ「そうだ」

 

シャーク「了解、ライオン右を任せた」

 

ライオン「了解した」

 

そう言ってシャークはワゴン車の後ろにいる少女と警官に銃を向け、ライオンはワゴン車の右側で展開している少女と警官に銃を向ける、ベアはワゴン車の正面にショットガンを構える女性とその女性を盾に拡声器を持って呼びかける女性と展開している警官ヘ銃を向けてベアが指示を出す

 

ベア「引きつけて撃つぞ、俺が合図する」

 

シャーク「了解」

 

ライオン「いつでも」

 

警官が盾を持ちながらワゴン車ヘ少しずつ近づく、そしてベアは攻撃の合図を出す

一斉に射撃が開始され近づいていた警官は盾で防ぎながら後退しパトカーや遮蔽物に身を隠して応戦する、銃撃戦が開始される、白髪の女性はシールドを展開しながら後退しショットガンを発砲するが命中せず、遮蔽物ヘ身を隠す

ウルフとフォックスは銃撃戦と同時に車内のシートを剥がして電動ノコギリで床のぶ付を丸を描くように切る、そして出てきたのはワゴン車の下にマンホールがありマンホールを空けて下に続くハシゴを見つける

 

ウルフ「ビンゴ!、ここから脱出しよう」

 

フォックス「了解、俺が先に降りる」

 

ウルフ「オッケー、先に降りてくれ」

 

そう言ってフォックスは下に降りて行く、ウルフは女性を再度起こそうと肩を掴んだ時にその女性が目を見開きウルフの顔に目掛けてパンチをする、ウルフは不覚にももろに受けるがウルフは女性の2度目のパンチを受け止めて大声で言う

 

ウルフ「ハイエナ!俺だ!ウルフだ!、さっさと目を覚ませ!」

 

その女性はハッとしたのかよく目を凝らしてウルフを見て安堵したかの様に言う

 

ハイエナ「すまない、てっきり奴らかと思って殴ってしまった」

 

ウルフ「いいさ、それより早く脱出するぞ、下に降りろ」

 

ハイエナはテキパキとマンホールの中に入り降りて行く、その時不意に首元にジャラという音を聞いて首元を探ると囚人番号が貼られたタグと発信器が付いておりそれに気付いたハイエナは引きちぎり捨ててマンホールに降りて行く、ウルフはベア達に声を掛けてセントリーガンを3方向に1台ずつ置きマンホールの下に降りて行きベアが最後にマンホールの蓋をして締める

ウルフ達は無事にハイエナの奪還に成功してセーフハウスへ向かうのであった




最近はAK-12と94のレベリングにも追われてますね

また、遅れる事もあるかもですが何卒宜しくお願いします

それでは次回に


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ギャング追跡

大変長らくお待たせいたしました!

仕事と休日の合間に考えて書くの割と好きですね

それではどうぞ


〜ウルフ達の襲撃から一週間前〜

 

アシーナはドタバタと急ぐ様にブリーフィング室に入る、そこにはヤマナカ指揮官もおり、卓上には何かのルートが書き記してあった

それを見たアシーナはヤマナカに詰め寄り問いただす様に言った

 

アシーナ「ヤマナカ!どういうことなの!?」

 

ヤマナカ「何の事だ?」

 

アシーナ「何の事だじゃない、ギャングの一味が移送されるのって知ってたの!?」

 

ヤマナカ「それは俺もさっき初めて知ったんだ、それで至急移送ルートの確認をしていた所でアシーナを呼ぼうとしたら来た」

 

アシーナ「そうだったの、忘れてたわけじゃないのね」

 

ヤマナカ「さすがにそれは無いが早速移送ルートを確認しよう」

 

そう言ってヤマナカはルートが書いてある地図をアシーナに見せて作戦会議をする

 

ヤマナカ「これがそのルートだ」

 

アシーナ「ABCにルートが振り分けられてる、用意周到に作ったのね」

 

ヤマナカ「ああ、見事だと思う」

 

アシーナ「けど現地の指揮は誰が行う?」

 

ヤマナカ「まだ決まって無いらしいが」

 

アシーナ「なら私がやるわ」

 

ヤマナカ「いいのか?」

 

アシーナ「ええ、奴らの追跡をするのも仕事だからね、貴方の小隊も使っても?」

 

ヤマナカ「いや、それは俺が指揮する、アシーナは追跡役で俺が護送隊の役を担おう」

 

アシーナ「いいわ、それで行きましょ、それと念の為にあれを付けてもらう」

 

〜ウルフ達の襲撃日〜

 

刑務所からは警報音が鳴り響き、看守や刑務官等が慌ただしくなり、護送する予定の警官達も慌ただしく刑務所へ出入りしていた、そこにG36の小隊とヤマナカが居合わせて警官に何があったのか聞く

 

ヤマナカ「グリフィンの者だ、何があった?」

 

警官「グリフィンか、さっき刑務所にギャングの襲撃にあい移送予定の囚人を1人誘拐された」

 

ヤマナカ「何だと!?奴らは何処に?」

 

警官「わからない、……ちょっと待ってくれ」

 

そう言って警官は耳に付けている無線を聞いていた、しばらくして頷きヤマナカに言う

 

警官「奴らの居場所を見つけたらしい、君達も来るだろ?」

 

ヤマナカ「ああ、俺達も行く、先に行ってくれ俺達もすぐに追いつく」

 

警官達はパトカーに乗って走り去り、ヤマナカとG36小隊はハンヴィーに乗りG36が運転しながらヤマナカに聞く

 

G36「ご主人様、意見を述べてもよろしいでしょうか?」

 

ヤマナカ「いいぞ」

 

G36「奴らはどうして仲間が移送されるのを知っているのでしょうか?」

 

ヤマナカ「……奴らの内通者がいると聞きたいのか?」

 

G36は沈黙したまま運転して頷き、ヤマナカは顎に手を当てて考える、その時アシーナから無線で連絡が入る

 

アシーナ「ヤマナカ!奴らの居場所をそっちに送ったから追って!」

 

ヤマナカ「了解、……発信器を付けたのか?」

 

アシーナ「そうよ、奴らの移送する仲間にドックタグを付けさせて貰ったわ」

 

ヤマナカ「なるほどな、俺達も今そっちに向かってる」

 

アシーナ「分かったわ、こっちは警官達にもパトカーで足止めをして貰うわ」

 

ヤマナカ「了解、任せた」

 

そう言って無線が切れる、ヤマナカはG36に言う

 

ヤマナカ「今は仕事に専念しよう、その後で内通者がいるか考えよう」

 

G36「かしこまりました」

 

ヤマナカ達はギャングの追跡を開始する、同時刻アシーナとモスバーグM590がパトカーに乗り発信器を付けたギャング達を追っていた

 

アシーナ「クソ!あいつら行動が早すぎる、発信器を付けて正解だったわ」

 

M590「指揮官、それより奴らに振り切られる!」

 

アシーナ「そうね……ここのT字路に追い込む」

 

そう言ってアシーナは無線機で誰かと話す

 

アシーナ「スコーピオン!、あなた達は先回りしてT字路で配置して!」

 

スコーピオン「了解!指揮官!」

 

アシーナは無線機のチャンネルを変えて再び誰かと話す

 

アシーナ「本部!こちら鷹の目、逃走中のギャングは黒のワゴン車に乗っている、至急応援を」

 

本部「了解した、付近のパトロールは至急鷹の目へ応援に駆けつけろ」

 

アシーナは無線を置き端末機器を見てギャング達の逃走経路を予測し再び無線を取る

 

アシーナ「パトロール02へそこの路地に飛び出して、ワゴン車を通さないで!」

 

警官「パトロール02、了解した」

 

そう言ってパトカーの1台がワゴン車の目の前に現れるがワゴン車は手前の歩行者用十字路に片輪走行を行い、左方向へパトカー02を迂回して行く、アシーナは予想外の事に驚くもパトカー02を引き連れて先回りをする

 

アシーナ「奴らの運転技術相当頭おかしいわね、モスバーグその先にさっき逃した狭い路地が出るわ、そこで先回りよ」

 

M590「了解です!」

 

アシーナ達が乗るパトカーはスピードが上がり狭い路地へ迫ろうとした時に目の前の狭い路地からワゴン車が勢いよく出てくる、ワゴン車のスピードはパトカーと大差無い位に出ており、アシーナは再び悪態をつく

 

アシーナ「あいつら何なの!、頭がおかしいじゃなくて異常よ!」

 

M590「指揮官!、それよりも指示を!」

 

アシーナ「パトロール09!その先にある道を塞いで!」

 

警官「パトロール09、了解」

 

その後、パトカーの1台がワゴン車の先に現れ道を塞ぐがワゴン車はスピードを出したまま斜めに立て掛けていた板を積んだトラックに乗り、ワゴン車事ジャンプしてパトカーを飛び越える、アシーナが乗るパトカーは道を塞いだパトカーに阻まれ止まる、アシーナは無線でヤマナカに連絡をする

 

アシーナ「ヤマナカ!振り切れられた、作戦通りに追い込んで!」

 

ヤマナカ「了解した」

 

アシーナはヤマナカへの通信を切り指示を出す

 

アシーナ「モスバーグ、先回りして奴らをここで捕まえるよ」

 

 

アシーナからの連絡を受けた、ヤマナカは追跡を開始すると同時に見つける、すぐさまパトランプを点灯してヤマナカがワゴン車へ呼びかけるが猛スピードで大通りを駆け抜けていく、ヤマナカは後部座席にいた者たちに指示を出す

 

ヤマナカ「G36c、ストーム発砲を許可する、奴らの足であるタイヤを撃て」

 

G36c「了解です!」

 

ストーム「任せて、マスター」

 

2人は後部座席の窓から上半身を乗り出してワゴン車へ発砲をする、するとワゴン車の後部座席のドアが開きサメのマスクをした人物とライオンのマスクをした人物が銃を持って応戦する、一進一退の銃撃戦をするとワゴン車は狭い路地へと逃げ込む、それを見ていたG36cとストームは慌てて車内へ引っ込み壁の激突を回避する、G36cはハンヴィーの屋根部分ハッチを乗り出してワゴン車へ直接射撃する、ワゴン車の屋根部分に命中して貫通を狙う、すると狐のマスクをした人物がワゴン車の屋根をライフルで貫通してG36cの肩に命中する、G36cはハッチから落ちて車内へ引っ込める、彼女を傷つけられたG36は怒りヤマナカに言う

 

G36「ご主人様、申し訳ありませんが運転して貰っても良いでしょうか?」

 

ヤマナカ「お、おい、落ち着けG36cは負傷しただけだ、死んではないぞ」

 

G36「いいえ、妹を傷つけた罰を与えます、ご主人様運転を」

 

そう言ってG36はハンドルから手を離す、ヤマナカは慌ててハンドルを握り、G36がペダルから足を離して運転席から後部座席のハッチへと移動しヤマナカは助手席から運転席へと移動してハンヴィーの運転をする、Px4ストームはG36cの肩の治療する、G36はハッチから自身のアサルトライフルを構えてワゴン車へ容赦なく射撃する、屋根やトランクの窓へ命中する、ワゴン車も応戦するがG36への攻撃が苛烈の為に抵抗ができず、そして熊のマスクをした人物が火炎瓶を投げつける、それを見たG36はすぐにハッチへ身を引っ込めようとした時に火炎瓶が爆発する、中身は油ではなくスモークでありハンヴィーのフロントガラスにへばりつき視界を遮るがヤマナカは端末機器の地図に従い運転すると、ハッチからG36が大声で叫ぶ

 

G36「ご主人様!奴ら右に曲がりました!」

 

ヤマナカ「何!?」

 

端末機器を見ると歩行者用の路地に逃げ込むのを見てスモークの煙が少し晴れた時にその先の道路に工事中の看板があり、慌ててスピードを落とし間一髪工事中エリアに突っ込む所で止まる

 

ヤマナカ「映画の様にあいつら逃げるな、アシーナこちらヤマナカだ、奴らに逃げられたが座標近くまで誘導した」

 

アシーナ「了解、ありがとう、私達がやっとくわ」

 

通信を切り後部座席を見るとG36は我に返ったのか、表情はこわばっていた

 

ヤマナカ「G36、自分の妹を傷つけられたのが許さないのは分かるがもっと冷静になれ」

 

G36「申し訳ございません、ご主人様」

 

ヤマナカ「次はうまく立ち回れ、G36cの治療をしなきゃな、基地へ帰還するぞ」

 

ヤマナカはハンヴィーを運転して路地を抜けて撤退する

 

アシーナはヤマナカの通信を受けて、先回りした先にワゴン車が片輪走行しながら路地から出て、しばらくして片輪走行をやめる、と同時にアシーナ達が乗るパトカーに気付いたのかスピードを上げて逃げていき、十字の交差点に差し掛かった時にワゴン車の正面と右方向にパトカーが道を塞ぎ、左方向にしかなく逃げていきT字の交差点にワゴン車を追い込む

ワゴン車は観念したのか交差点の真ん中に止まる、そしてアシーナ達が乗るパトカーで包囲が完了してアシーナは車を降りて拡声器で呼びかけるが応答が無い為にスコーピオン達に指示を出す

 

アシーナ「スコーピオン、ゆっくりワゴン車に近づいて」

 

スコーピオン「了解!」

 

アシーナ「M14!盾持ち警官の援護に」

 

M14「了解です!」

 

左右の方向でパトカーから降りて彼女達は配置につきワゴン車へ近づいていく、その時ワゴン車から射撃が開始され3方向に攻撃を受ける、アシーナ達は不意を付かれた状態で混乱する、スコーピオンやM14は警官達に指示を出していく

 

スコーピオン「早くパトカーの裏に引いて!」

 

M14「お巡りさん!、早く退避してください!」

 

M590「指揮官!私の後ろに隠れて下さい!」

 

アシーナはすぐにM590の後ろに隠れて下がり指示を出していく

 

アシーナ「各自応戦して、発砲を許可する!」

 

スコーピオン&M14&M590「了解!」

 

スコーピオンとM14とM590は射撃を開始してワゴン車へ攻撃するが決定打になっていないのか弾幕の雨が止む事がなく降り注ぐ、警官やアシーナ達も顔出さず収まるのを待って1時間が経過した頃、警官が銃声の収まりに気付きゆっくりワゴン車へと近づき慌てた様子で無線を取る

 

警官「奴らの姿がありません!ワゴン車はセントリーガンしか無いです!」

 

アシーナ「何!?」

 

そう言ってアシーナは慌てて端末機器を取りギャングの居場所を探すが発信器はワゴン車内を指し示していた為にアシーナは舌打ちをする

 

アシーナ「チッ、発信器がバレたか」

 

M590「指揮官、奴らの攻撃で多くの負傷者が出ております」

 

アシーナ「分かったわ、追跡は諦めましょう」

 

アシーナ達は警官の救護活動へと移行してギャング達の追跡を諦めた




いかがでしたでしょうか?

今回は長めになりましたが次回もうまく作って行こうと思います

それでは次回もお楽しみに


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クラブハウスにて強盗

大変長らくお待たせいたしました!

アンケートのご回答ありがとうございます!

それではどうぞ!


ハイエナの脱獄から数ヶ月になりウルフ達はセーフハウスにてのんびりとしていた、ウルフはテレビを見ていたりシャークは料理をしたりベアとハイエナは銃の手入れをしていたり、フォックスとライオンはチェスをして遊んだりと自由にしていた、そこにウルフへ連絡が入る

 

ウルフ「どうしたハリネズミ?」

 

ハリネズミ「ハイエナに関してだけど全く問題は無いよ、それに彼女自身も相当苛立っているし」

 

ウルフ「誰に捕まったんだ?」

 

ハリネズミ「どうやらグリフィンみたいだけどどういう連中なのかわからないみたいね」

 

ウルフ「なるほどな、ハイエナが元気にしているなら良かったな」

 

ハリネズミ「ええ、念の為うちが預かっておくわ、何か問題があったら伝える」

 

ウルフ「了解した」

 

ウルフはそう言って電話を切り、テレビを見ようとした時に再び連絡が入る

 

ウルフ「何だ?エレファント」

 

エレファント「おう、ウルフ仕事の依頼だ」

 

ウルフ「仕事内容は?」

 

エレファント「クラブハウスの中にある、ブツと大金を盗めってよ」

 

ウルフ「了解、資料を送ってくれ」

 

エレファント「オッケー、後で送る」

 

しばらくしてウルフはフォックス達を呼び出し資料を広げ皆に見せる、それはクラブハウス内の写真や見取り図の情報が載っていた

フォックスが最初に切り出す

 

フォックス「ウルフ、今回の仕事は微妙なの受けたな」

 

ウルフ「まぁな、こういう湿気た依頼しか無いからな」

 

ベア「それで、どうする?」

 

シャーク「いつも通りで良いだろう?」

 

ウルフ「いつも通りで良いさ」

 

フォックス「そういえばライオンとハイエナは?」

 

ウルフ「彼女達は今ハリネズミの所だ」

 

フォックス「何かあったのか?」

 

ウルフ「単純にメンテナンスだ」

 

フォックス「なるほど」

 

ウルフ「他は何かあるか?……オッケー準備しろ」

 

ウルフの一声にフォックス達はすぐに準備に取り掛かりワゴン車(別の車)の準備が完了し、ウルフはマスクを被りワゴン車に乗りフォックス達も乗る

そして、ウルフはワゴン車を運転してクラブハウスへと向かう

クラブハウスは客で賑わい、あまり目立たない所には白い粉が入った袋を客に売りつけておりその部屋の前には警察が入って来ない様にボディーガードを雇って門番の役割をしていた、そしてウルフ達はワゴン車をそのまま1階にあるガレージへ突っ込む、ガレージにいたギャングがワゴン車へ詰め寄り運転席にいるウルフに怒鳴る、そしてウルフは運転席から出てハンドガンでギャングを撃ち抜く、銃声を聞いたギャングが一斉にガレージへやって来てウルフ達に銃を向けるがベアが入って来たギャングをミニガンで撃ち抜いていく、ウルフ達はガレージを抜けて地下階段へと向かい下りていく、下りた先にはギャングがいたがシャークとフォックスの射撃により次々と倒れる、その銃撃戦の最中ウルフとベアは金庫をドリルで開けて中にある大金と粉が大量に入った袋を取り出しバッグの中にしまい込む、そしてしまったバッグを4つ共にウルフ達が背負い込みクラブハウスから脱出を図る、その時ギャング達が集まり始めワゴン車が破壊され待ち構えていたがウルフ達の一斉射撃にギャング達は射殺されていくがギャングが数でウルフ達を圧倒し始めてウルフはフォックス達に言う

 

ウルフ「駄目だ、奴らの数が多い!」

 

フォックス「バラバラにバラけて逃げるか?」

 

ウルフ「……そうだな、それでいこう」

 

シャーク「どこで合流だ?」

 

ウルフ「あの仮拠点で落ち合おう、ベア聞いてたか?」

 

ベア「聞こえてる!、スモークを投げるぞ!」

 

ウルフ「俺はスタンを投げる、3、2、1!」

 

ウルフが合図をしたと同時にベアとウルフはスモークとスタングレネードを投げてギャングに命中する、ギャング達は見事に目くらましを喰らいウルフ達を見失って怒り狂うが騒ぎを聞きつけた警察がクラブハウスの周辺に現れ始めギャングと衝突、銃撃戦が起こりクラブハウス周辺が暴徒化する

ウルフ達は混乱に乗じてバラけて逃げる、ウルフは路地に逃げ込みフォックス達に連絡する

 

ウルフ「フォックス、ベア、シャーク俺は逃げ切れたがそっちはとうだ?」

 

フォックス「同じく、問題無い」

 

ベア「俺もだ」

 

シャーク「俺も」

 

ウルフ「よし、仮拠点で落ち合おう、何かあったら連絡をくれ」

 

3人の返事は全員了解と受けて路地を進む、しばらく進むと少し開けている路地に出る、そしてその先はトンネルになっておりそのトンネル内の灯りがなく暗闇となっていた、ウルフは躊躇なくトンネルに入ろうとした時にトンネルの奥から誰かの足音を聞きつけその人物を確かめる、そしてその足音の人物が現れる

トンネルから出て来たのはフードを被った女性であり、腕章は見たことが無く、その女性が持っていたのはSMGのであるのが分かった

ウルフは素通りをしようと近づいた瞬間、その女性はSMGをウルフに構える、ウルフは咄嗟にAK-47を構えて一歩ずつ引く

 

女性「久しぶりね、オオカミさん」

 

ウルフ「お前、俺の事を知ってるのか?」

 

女性「あら、覚えてないの?、あの時救出の仕事を依頼した者よ」

 

ウルフ「ああ、あの時の客か、痛い目に遭いたくなかったらそこを退いて欲しいのだが」

 

女性「それは出来ないね、どうしてもって言うなら通れば?」

 

フードの女性はSMGを構えてウルフに照準を合わせる、ウルフは咄嗟に遮蔽物に身を隠して顔を出すと顔の側の遮蔽物に射撃をされる、ウルフは再び身を隠し銃を遮蔽物から出して射撃していく、途中で遮蔽物やウルフの近くの土に着弾するが銃声が無い事に気付きウルフはパッと顔を出して再び隠す、その時ウルフはフードを被った女性が遮蔽物に隠れていなく堂々とウルフを狙っていた

 

ウルフ「ベア、シャーク、フォックストラブルが起きた」

 

ベア「奇遇だな、俺もだ」

 

フォックス「同じく」

 

シャーク「こっちは笑ってやがる」

 

ウルフ「そうか、全員捕まるなよ」

 

ウルフは通信を切り女性の様子を伺うと女性はリロードをしていた、ウルフはチャンスと捉え射撃をする、女性は一瞬回避行動を取ろうとしたがウルフが撃っていたのは真上に向けて撃っており、女性も真上を見上げると廃墟の看板が女性の目の前に落ちて来て咄嗟に回避行動をする、看板は地面に激突し土鉾が舞う、ウルフは来た道を走って逃げる

女性はウルフを追いかける

 

〜ベア〜

ベアはミニガンを持って団地の廃墟で休憩しながらミニガンのリロードをしていた、リロードが終わり立ち上がり階段に下りる時にベアは誰か来るという気配を察知して階段をゆっくり上がりながら引いていく、団地の長い廊下に入りその人物が来るのを待つ、そしてその人物はベアが歩いた痕跡を辿ってやって来てベアの目の前に止まる、その人物は蒼色のベレー帽を被り手に持つ銃はAR

そして水色のロングヘアでひと目で女性と判断したベアは話しかける

 

ベア「お前、何者だ?」

 

女性「……大人しく捕まりなさい」

 

ベアの問いかけを無視して女性は銃を構えてベアに照準を合わせるとベアは堂々と前にいた、その女性はゆっくりベアに近くとベアが言う

 

ベア「お前の持ってるのM4か、なかなか良いセンスしてるな」

 

それを聞いた女性は足を止め、ボソボソと喋る

 

女性「………な」

 

ベア「ん?今何て?」

 

女性「その名で私を呼ぶな!!」

 

女性は怒り狂いベアに向けて射撃するがベアの持つ軍用アーマーが阻む、全弾打ち尽くしたのか弾倉を落下させ再び違う弾倉を装填させて撃とうとした時にベアはミニガンを構えて射撃をする、女性はすかさず団地の階段室の壁を背にミニガンの射撃を回避する、ベアは射撃しながらベアの後ろにある階段室に向かおうとする、すると後ろで爆発が起きて咄嗟に後ろを向くと階段室が潰れて通れなくなっていたベアは手前にある部屋の扉をミニガンを撃って引きちぎり盾として使い、ベレー帽の女性に見えない様にC4を引きちぎった部屋の中に投げる、そしてスイッチを押して爆破させる、すると下の階に降りられる様になり盾とセントリーガンを設置してベレー帽の女性の引きつけ役をする、ベアは下の階に下りていき途中で飛び降りても大丈夫だと思ったベアはミニガンを持って飛び降りる、そして走りだそうとした時に女性が目の前に下りて現れる、その女性の表情は怒っている事が分かりベアは逆の方向に走り出し、悪態をつく

 

ベア「めんどくさい野郎だ!」

 

その女性はベアを追いかける

 

〜シャーク〜

シャークは走って地下トンネルを走っていたがその先にツインテールで黒のパーカー着ており右目に傷跡がある女性が現れる、その女性が持っていたのはSMGでシャークは通り過ぎた時に真後ろの視線に気付き顔を振り向く、その女性は自身を狙っている事に気付き慌てて体を振り向かせて女性に銃を向ける

 

シャーク「おいおい、勘弁してくれよ」

 

女性「ふふ、サメさん見ーつけた」

 

女性は一気に駆け出しシャークの間合いを一気に詰める、シャークはあまりの速さにショットガンを撃つ余裕がなかった為にマチェットを引き抜き女性の足を狙う、女性はコンバットナイフでマチェットを防ぎ、シャークに目掛けて回し蹴りを放つ、シャークはもろに腹部に命中して大きくよろめく、女性はゆっくりシャークに近づきコンバットナイフを逆手に持ちシャークに斬りかかるがシャークはマチェットで防ぐが腹部のダメージにより力が出せず押される、シャークはポケットからスタンを投げて目くらましをして地下トンネルを走る

シャークは後ろを見るが女性はスタンを防ぎ追いかけてくるのを確認するとシャークはスタンを投げて足止めしながら逃げるが一気に女性が詰める

そしてコンバットナイフで再び斬りかかるがシャークはショットガンを片手にもつ

 

シャーク「クソ!、早すぎる!」

 

シャークは悪態をつきながらショットガンを片手で射撃する、すると女性は一気に後ろに引きシャークと距離を取り追いかける

 

〜フォックス〜

フォックスはリボルバーを抜いて気だるそうな女性と銃撃戦をしていた

 

フォックス「チッ、通れねぇ」

 

フォックスは女性の後ろにあるトンネルへ通ろうとした時にトンネルの奥から帽子を被ったボサボサのロングヘアの女性がフォックスの行く手を阻んでいた、女性は気だるそうにフォックスへ呼びかける

 

女性「狐のお面の人、捕まってくれないかな?」

 

フォックス「何処ぞの知らない奴に捕まりたく無いね!」

 

フォックスは遮蔽物越しに喋る、その時遮蔽物の後ろから女性の声がする

 

女性「やっと見つけた」

 

フォックスは振り向きリボルバーを構えるとその女性はフォックスが持っていたリボルバーを撃って弾く、フォックスは左手で右手を抑えて痺れを抑える

女性は銃を構えてフォックスを見据えながら少しずつ近づいて来る、フォックスは右手を抑えながら近づくのを待っていると女性は立ち止まる、そこでは一種の心理戦が始まっていた

 

女性(これ以上近づくのは危険だなぁ、でも捕まえないといけないし、けどオオカミとサメは近接攻撃出来るって聞いたけど、どうしよう……)

 

フォックス(不味いな、もう少し近づいてくれればぶちかます事が出来るんだがなぁ)

 

とお互い沈黙した状態が続き、そして女性から先制をする

 

女性「膝を付いて、手を頭の後ろにして」

 

フォックスは言われた通りに従うが女性は一向に動こうとしない

 

女性(従ってくれた?でも何してくるかわからない)

 

フォックス(なかなかに警戒心があるな、どう出るか)

 

なかなか動かない女性にフォックスが切り出す

 

フォックス「なぁ、意外とこのポーズはきついんだ捕まえるなら捕まえてくれないと困るぜ」

 

女性「え……あ、うん、でも何かして来るでしょ?」

 

フォックス「何もしないさ、手錠でも何でも従うさ」

 

女性(本当に大丈夫なのかな、詰め寄るだけならいけるか)

 

フォックス(揺さぶった効果があるな、もう少し近づけ………今だ!)

 

フォックスは手に巻きつけていた細い糸を引っ張る、すると女性の足元でスタングレネードがピンが抜ける音がして女性は足元を確認して一気に後ろへと下がるとスタングレネードが閃光と共に大きな音を鳴らす、女性は閃光をもろに受ける

フォックスは同時に女性の後ろにあるトンネルへと入っていく女性は目の回復が早く済んだのかすぐにフォックスの後を追いかける

 

ウルフ達はそれぞれ女性に追いかけられながら逃走をしていたが、装備の重量とバッグ(戦利品)を担いでいる為か徐々にバテ始める、そしてウルフはトンネルを出るとそれぞれ3方向ある広場の様な所に出る、そして別の方向からフォックス、ベア、シャークという順に現れる

それを見たウルフは初めてただ追いかけられたのではなく一箇所に誘導された事に気づく

そして別の方向からそれぞれ追いかけられた女性達が追いつく、ウルフ達は背中合わせで中央に集まり武器を構える、そしてフードを被った女性がウルフ達に勧告をする

 

フードの女性「あなた達は今包囲されてる、さっさと降伏して欲しいんだけど」

 

ウルフ「それは無理だな、どうしてもというなら金でも渡すんだな」

 

フードの女性「そう、従わないなら殺すしか無いわね」

 

4人の女性は一斉に銃を構える、ウルフ達も銃を構え徹底抗戦の構えをする、するとヘリが突如現れヘリのライトはウルフ達を照らしてからフードを被った女性を照らしヘリから銃撃がされる、フードの女性は一気に後ろへと後退する、他の女性達も引きヘリへ攻撃をする、ヘリは縄梯子を投下してウルフ達を回収しようとしていた、ウルフ達はスモークとスタングレネードを投擲して攻撃の手を緩めさせ縄梯子を登る

ヘリは上昇してウルフ達が掴む縄梯子を上げていき回収に成功する、そこにはアリクイとライオンにハイエナがおり出迎えていた

 

ウルフ「お前ら、来てくれたのか」

 

アリクイ「ああ、お前らが不味い連中と遭遇したって聞いたからな」

 

ウルフ「確かに不味かったな、ありがとう」

 

ライオン「気にするな、お前らが死なれちゃこっちが困るからな」

 

ハイエナ「そうそう、ボスに面目が立たないからな」

 

ウルフ「ハイエナ銃の調子はどうだ?」

 

ハイエナ「まだ良い方とは言えない、ライオンとベアに鈍った体を動かして貰わなきゃだな」

 

ウルフ「そうか」

 

とウルフ達が話している時、シャークはふと下を見るとフードの女性はヘリを見上げていてその素顔を見る、その女性は左目に傷跡があり暗い色の茶髪に瞳は金色であった

シャークはその素顔に見覚えがあり、ボソっと呟く

 

シャーク「UMP45…か」

 

それを聞いたフォックスはシャークに話しかける

 

フォックス「知ってる奴か?」

 

シャーク「ああ、知ってるさ、戻ったらセーフハウスで話そう」

 

ベア「何でもったいぶるんだ?」

 

アリクイ「奴らは“存在しない部隊”だからな」

 

シャーク「アリクイお前も知ってるのか?」

 

アリクイ「ああ、知ってる、奴らと殺し合いをして命からがら逃げたのさ」

 

ハイエナ「奴らの事は聞いた事があるが詳しくは知らない」

 

ウルフ「まぁ後で聞こう、今は少し体を休める」

 

こうしてウルフ達は404小隊との交戦に逃げ延びる事に成功する




いかがだったでしょうか

404小隊の初登場をここでかましていきました

AR小隊の方も随時ストーリー構成を考えていこうと思います。

それでは次回もお楽しみに!


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404小隊参戦

大変長らくお待たせいたしました!

言い訳させて貰うとクラエス堀周回(108回)と仕事の往来で書けなかったです( ;∀;)

それではどうぞ


〜クラブハウス襲撃の一週間前

 

ヤマナカ指揮官とアシーナ指揮官はグリフィン本社に呼ばれてクルーガーがいる執務室のソファに座っていた、2人共ぎこちない様子でもあった、そして2人の前にクルーガーが現れて立ち上がり敬礼をする、そしてクルーガーは2人に手で座る様に促し、2人共ソファに座る

クルーガーは自身が座る執務椅子に座りクルーガーが切り出す

 

クルーガー「警察から聞いたが奴ら相当派手に暴れているんだな」

 

ヤマナカ「はい、申し訳ございません、我々の失態です」

 

アシーナ「奴らは我々を凌駕する程の能力があります、私達が持つ小隊では限界があります」

 

クルーガー「知っている、全て戦闘記録に追跡記録を見たが映画のワンシーンの様な感じだったな」

 

 

ヤマナカ「我々に第2小隊の付与とダミー人形追加を申請します、奴らを捕まえるなら数で圧倒しなければなりません」

 

クルーガー「奴らを捕まえる意気込みは分かるが鉄血でもない人間にそこまでやる必要は無いと思うが、検討しよう、それと別件だが404小隊を知っているか?」

 

アシーナ「“存在しない部隊”ですか?聞いた事はありますが見たことが無いです」

 

ヤマナカ「私も同じく」

 

クルーガー「そうか、簡単に言えば彼女達は人形のみで構成された特殊部隊だ、指揮官は存在しない」

 

アシーナ「指揮官が存在しないのですか?」

 

クルーガー「そうだ、彼女達の経緯は言えないが今回の件で投入しようと思う」

 

ヤマナカ「なるほど、それで我々を呼んだんですね」

 

クルーガー「そうだ、彼女達と共に奴らを捕縛しろ、もし鉄血との関与していたら危険だ」

 

アシーナ「分かっていますよ、クルーガー社長、我々も全力で奴らを捕まえます」

 

ヤマナカ「私の部下を傷つけられ逃げられた、絶対に奴らを捕まえる」

 

そう言って2人共立ち上がりクルーガーを見つめ、クルーガーは2人に対し敬礼して言う

 

クルーガー「では引き続き、この件は任せる、ヤマナカの意見も前向きに検討する」

 

ヤマナカとアシーナは敬礼して執務室から退室していきクルーガーだけが残る、そしてクルーガーは電話で誰かに伝える

 

クルーガー「ギャングが最後まで抵抗及び捕縛が難しいと判断した場合殺せ、ああ、後で口座に振り込んでおく」

 

クルーガーは電話を切り椅子の背もたれによりかかりため息をする

 

〜ヤマナカとアシーナ〜

クルーガーの執務室からブリーフィング室に入ると見慣れない4人の女性達がいた、そしてその4人には部隊腕章がしてあり見慣れない部隊腕章でもあった

 

ヤマナカ「君達が404小隊か?」

 

ヤマナカが聞くとサイドテールした女性が振り向く

 

サイドテールの女性「あなた達が今回の件で引き受けてる指揮官?」

 

ヤマナカ「そうだ、俺はヤマナカ、宜しく」

 

アシーナ「私はアシーナだ、宜しく」

 

サイドテールの女性「私はUMP45、よろしくね〜」

 

そしてサイドテールの女性に続き残りの3人も自己紹介をする

 

ツインテールの女性「私はUMP9!45姉共々宜しく!」

 

蒼のベレー帽を被った女性「私はHK416、ほらあなたもしっかり自己紹介しなさい!」

 

ボサボサ髪の女性「うぅ…G11……もう寝ていい?」

 

416「いいわけ無いでしょ、任務があるのだから」

 

ヤマナカ「今回の件で引き受けている事か?」

 

45「ええ、そうよ」

 

アシーナ「なら事の顛末を」

 

45「それなら必要は無いわ、直接報告書見させて貰ったからね」

 

アシーナ「そうなのね」

 

ヤマナカ「君達の方針は?」

 

45「そうねぇ、最初だけ私達だけでやらせて貰えないかしら」

 

アシーナ「支援も無しに?」

 

45「ええそうよ」

 

ヤマナカ「危険だ、何かあったらどうするつもりだ?」

 

45「私達はその危険を潜り抜けて来た、猛者よ」

 

アシーナ「……分かったわ、許可するわ」

 

ヤマナカ「アシーナ……良いのか?」

 

アシーナ「ええ、良いわよ、認めましょ、それに何か考えがあっての行動でしょ?」

 

45「あら?見破られちゃったかしら」

 

アシーナ「私達も確証を得られて無い事があるの」

 

ヤマナカ「確証を得られてない?」

 

アシーナ「ええ、奴らを調べて思ったのだけど誰一人として人形を殺してない」

 

ヤマナカ「なるほど、それで45達が確かめるという事か?」

 

45「そうよ、何かあれば私達を見捨てる事も出来るからね」

 

ヤマナカ「そんな事を言うな!」

アシーナ「そんな事言わないで!」

 

2人の指揮官は勢いよく同時に被り、UMP45に向けて言っていた、UMP45も2人同時に言われるとは思っておらず驚きの表情を見せる

ヤマナカとアシーナもお互い見つめて驚くがお互い机の方に視線を落としてアシーナが口を開く

 

アシーナ「45、私達が怒った理由は分かる?」

 

45「ええ、分かってるわ、失言だったわね」

 

ヤマナカ「なら良いんだ、俺達の小隊も支援に回す」

 

45「それは嬉しいのだけど私達だけでやらせてもらえない?」

 

ヤマナカ「何故そこまで固執する?」

 

45「奴らと取引した事があるの」

 

アシーナ「奴らと取引しただと!?」

 

45「そうよ、奴等の仲介人を通してね」

 

ヤマナカ「そいつの居場所は?」

 

45「残念ながら情報が無いの、それに奴らが何処を襲撃するのか皆目検討がつかないからどうしようも無いけどね」

 

ヤマナカ「なるほど」

 

45「それで、どうするのヤマナカ指揮官?」

 

ヤマナカ「………俺も許可しよう、ただし条件だ、1人欠ける事なく無事に帰還しろ」

 

45「了解、必要な事があったら連絡するわ」

 

そう言って404小隊はブリーフィング室から退室していく、ヤマナカとアシーナは沈黙が支配するもヤマナカが口を開く

 

ヤマナカ「アシーナ……失礼を承知で過去の事を聞いても?」

 

アシーナ「………今度話すわ」

 

ヤマナカ「オッケー、席を外す」

 

ヤマナカはブリーフィング室から出て行き、アシーナが残る、ブリーフィング室からは少しだけすすり泣く音が聞こえた

 

 

〜クラブハウス襲撃後〜

クラブハウス周辺でギャング達が暴れており、現地は混乱していた、そこかしこに銃撃戦が聞こえいた

ヤマナカとアシーナは自身が持つ小隊をギャング鎮圧に向けて通信し指揮をしていた

 

ヤマナカ「G36!状況は?」

 

G36「ご主人様!C地区にいるギャングの数が我々より圧倒しています!指示を!」

 

 

ヤマナカ「警官達と合流をしろ、ゴム弾の発砲を許可する!」

 

G36「承知しました!」

 

アシーナ「モスバーグ!そっちの状況は?」

 

M590「こちらクラブハウスにたどり着きましたが付近の建物からの射撃があり前に進む事が出来ません!指示をお願いします!」

 

アシーナ「分かったわ、モスバーグ達は警官隊の援護をして」

 

そして45からの通信が入る

 

45「例のギャング達を見つけたわ」

 

アシーナ「な、もしかして事の元凶が奴等か!」

 

45「そうみたいね、今バラけて逃走してるからこちらとしては好都合ね」

 

アシーナ「何をするつもり?」

 

45「私達は追うわ」

 

アシーナ「待って、ヤマナカとの約束覚えているわよね?」

 

45「ええ、約束は守るわ」

 

アシーナ「分かったわ、鎮圧が済んだらそっちに向かわせる」

 

45「了解」

 

45は通信を切り、それぞれに指示を出す

 

45「じゃあ各々誰追いかける?」

 

9「はいはいーい!私サメ追いかける!」

 

416「私は熊ね」

 

G11「私は残り物でいいよ〜」

 

45「じゃあ私はオオカミを追いかけるわ」

 

 

45達はそれぞれに散ったギャングを追いかける

 

〜UMP45〜

45はオオカミマスクの男がトンネルの方に向かっていると分かり先回りして待ち伏せをする、そしてオオカミマスクの男がトンネルに向けて歩くのを確認し45も男の方に向けて歩きだす、そして鉢合わせする前にフードを被ってオオカミマスクの男の前に姿を見せる、男は躊躇なくトンネルに歩きだした

45は自身の持つ銃をオオカミマスクの男に向けると男は咄嗟にAK-47を45に向けて一歩ずつ引く

そして45が話かける

 

45「久しぶりね、オオカミさん」

 

オオカミマスクの男「お前、俺の事を知ってるのか?」

 

45「あら、覚えてないの?、あの時救出の仕事を依頼した者よ」 

 

オオカミマスクの男「ああ、あの時の客か、痛い目に遭いたくなかったらそこを退いて欲しいのだが」

 

45「それは出来ないね、どうしてもって言うなら通れば?」

 

45はオオカミマスク男の足を狙う為に照準を合わせると男は近くにあった遮蔽物ヘ身を隠す、その動作を見逃さない45はオオカミマスク男の足を狙うが当たらず遮蔽物に身を隠される

そして遮蔽物に向けて発砲する、銃声を抑える為にサプレッサーを装備しオオカミマスク男にスキを与えない様にする、だがオオカミマスク男から片手で遮蔽物越しに撃って来るが命中率が乏しく45 の足元辺りに土ぼこりが出来るだけであった、45は弾倉交換をするとオオカミマスク男が咄嗟に遮蔽物から体を出し銃を自身の斜め上に向けて撃っている、撃っている方向を見ると崩れかけの看板に命中して自身の目の前に落ちて来る、45は一気に後ろへと後退して避ける、看板は落下して土埃が舞い視界不良となるがオオカミマスクの男が逃げるのを確認して追いかける

 

〜HK 416〜

416はクママスクを着けた男が逃げた廃墟の団地に辿り着き両サイドの階段を確認すると片方だけが崩れかけているのを確認すると416は遠隔で爆破可能なC4を取り付ける、そして無事な方の階段を上って行くとホコリの上に足跡がありそれに辿って行く、不気味な事に団地周辺はほとんど無音であり団地地帯の別の方角からは銃撃戦が聞こえるぐらいであった

そして足跡が廊下に続くのを確認し廊下へ行くとクママスク男がミニガンを携えて廊下に立っていた、416は銃を構える、すると男が問いかける

 

クママスク男「お前、何者だ?」

 

416「……大人しく捕まりなさい」

 

416は男の問いかけを無視して銃の照準をクママスク男へ向けるが男は堂々としていた、416はゆっくりと男へ近づくと男が言う

 

クママスク男「お前の持ってるのM4か、なかなか良いセンスしてるな」

 

それを聞いた416は足を止め、怒りが湧いて来る

 

416(私が……M4と一緒だと………)

 

その時416はプツんと何かが切れる音がしてボソボソと喋る

 

416「その名で呼ぶな

 

クママスク男「ん?今何て?」

 

416「その名で私を呼ぶな!

 

416は完全に怒りクママスク男へ発砲するが男は微動だにせず、命中した箇所からはアーマーが見えて全てアーマーに防がれているのが分かるが全弾撃ち尽くし弾倉交換しようとした時、クママスク男はミニガンを構えてこちらに発砲しようとするのを確認すると急いで階段室の壁を背に隠れる、するとミニガンの制圧射撃が来る、壁の角は抉られるも銃弾の雨が止むのを待つが銃声が徐々に遠のいているのに気付き、遮蔽物から顔を出すと男は崩れかけの階段に向かっていた、416はC4のスイッチを押すと爆破して階段が崩れるのを確認する、すると男はミニガンを扉に向け、そして引きちぎり盾として使い始めて盾に隠れて撃ち続ける、すると男のいる方向から爆破が聞こえて遮蔽物から顔を出すと射撃をされて顔を出す事が出来ないが銃声に違和感を覚え416がいる手前の部屋へ駆け込むと廊下に発砲音がするが構わず回避をして部屋の中へ入りベランダの方に出るとクママスクが下の階に移動して飛び降りようとしていたそこですかさずベランダから飛び降りると同時にクママスク男は飛び降りて走り出すが416がその先を遮る様に阻み男は逆の方に走り出して何か言っているが416は無視して追いかける

 

〜UMP9〜

9は地下トンネルを走るサメのマスク男に先回りして待っているとサメマスク男がこちらに向かって走って来るのを確認して通り過ぎる

9はナイフを取り出しサメマスク男の方を向くと男はこちらの視線に気付き警戒態勢に入る

 

サメマスク男「おいおい、勘弁してくれよ」

 

9「ふふ、サメさん見ーつけた」

 

9はコンバットナイフで一気に間合いを詰めてサメマスク男のふところに入る、サメマスク男も不意打ち攻撃に慣れているのかマチェットで足を切り掛かるがコンバットナイフで防ぎそのまま勢いよく回し蹴りして男の腹部に直撃するも数歩よろめく、9はナイフを逆手に持ちサメマスク男に斬りかかるがマチェットで防がれる

しかし、男も腹部のダメージのせいなのか思うように発揮出来ていない、チャンスとばかりに力任せで押し出すとサメマスク男がポケットの中から何かを投げる、咄嗟にガードをすると閃光と爆発音がするが無害であり、瞬時にスタングレネードと判断してサメマスク男がいた場所を見ると男は走って逃げていた、9は追いかけて一気に男に詰め寄り斬りかかるが男はショットガンを片手で構えて悪態をつきながら発砲する

 

サメマスク男「クソ!、早すぎる!」

 

9は回避して間をあけて追いかける

 

〜G11〜

G11は狐のマスク男が建設途中の建物を縫うように歩いている所を銃で構えて狙撃を試みる、そして引き金を引いて発砲すると男は気付き咄嗟に遮蔽物に隠れて狙撃を回避される

G11は狙撃を回避されたのを驚くも自身も男の狙撃をされるが間一髪回避する、お互い見えない様に遮蔽物を駆使しており狙撃ポイントを見つけては探しての繰り返しをしばらく続きG11は男を見つける、男もこちらを見つけた様で同時に発砲する男は腕をかすりG11は頬を横切りボサボサ髪を突き抜ける

男はそのまま遮蔽物に隠れてG11から遠ざかる様に逃げる、G11は男を追いかける様に慎重に探していた

そしてG11は呼びかける

 

G11「狐のお面の人、捕まってくれないかな?」

 

すると何処からか声がする

 

狐マスク男「何処ぞの知らない奴に捕まりたく無いね!」

 

G11は瞬時に声がする方を向き隠れられる遮蔽物を見つけて近づき狐男の吐息音聞いて言う

 

G11「やっと見つけた」

 

男は驚いていたのか咄嗟に遮蔽物から体を出して銃を構えていたがG11男の持つ銃を撃って弾く、ゆっくり近づき手錠を用意した時にG11は足を止めて考える

 

G11(これ以上近づくのは危険だなぁ、でも捕まえないといけないし、けどオオカミとサメは近接攻撃出来るって聞いたけど、どうしよう……)

 

そう考えた結果、G11は言う

 

G11「膝を付いて、手を頭の後ろにして」

 

男は素直に従うとG11は従ってくれた事に戸惑う

 

G11(従ってくれた?でも何してくるかわからない)

 

G11が考えていると男が言う

 

狐マスク男「なぁ、意外とこのポーズはきついんだ捕まえるなら捕まえてくれないと困るぜ」

 

男は膝を付いて手を頭の後ろにして肩をすくめており、G11は気が抜けたのか尋ねる

 

G11「え……あ、うん、でも何かして来るでしょ?」

 

狐マスク男「何もしないさ、手錠でも何でも従うさ」

 

G11(本当に大丈夫なのかな、詰め寄るだけならいけるか)

 

G11は男に詰め寄った時に男の腕が動いたと同時に自分の足元でピンが抜ける音がする、咄嗟に足元を見るとピンが抜かれた何かが転がっておりすぐに回避に移る、そして再びその何かを見た時にスタングレネードと気付き目を慌てて防御をする、そして狐のマスク男を見失うも振り向くと男はトンネルに入って行くのを見て追いかける

 

45達はそれぞれ追いかけて45が指示をした場所へと誘導して行き、そしてギャング達を1箇所に追い詰める事に成功する

そして45が降伏勧告を行う

 

45「あなた達は今包囲されてる、さっさと降伏して欲しいんだけど」

 

オオカミのマスクを被った男が答える

 

オオカミマスクの男「それは無理だな、どうしてもというなら金でも渡すんだな」

 

ギャング達は徹底抗戦の構えで45達は包囲をした状態で銃を構える

そこにヘリコプターが突如現れスポットライトを45に向ける、するとヘリコプターから射撃が入りトンネルの入口まで退避し9達も同様に退避して45に集中して攻撃しているヘリに向けて射撃するがギャング達がスモークとスタンを投擲しておりヘリに攻撃が出来ず、そしてギャング達は縄梯子で脱出される

45はアシーナ達に連絡する

 

45「ギャングの確保に失敗したわ」

 

アシーナ「そう、全員無事?」

 

45「ええ、皆無事よ」

 

アシーナ「了解したわ、そっちにヘリを送るわ、こちらもギャングの鎮圧が完了するわ」

 

45「了解したわ」

 

45はヘリが飛び去って行った空を見上げる




今回長らくお待たせしてしまった事に申し訳なさが半端ないです

失踪せず完走する事を目標にしていますので気長に待って頂ければ幸いです

今後とも宜しくお願いしますm(__)m


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シャークの過去

めちゃくちゃお待たせしまい本当に申し訳無いです

色々と度重なる仕事に四苦八苦です(笑)

それではどうぞ


ウルフ達はクラブハウスと404小隊の追跡を振り切りセーフハウスにいた

ウルフ達はヘリを隠した後に全員で2階に上がり各々ソファや椅子に腰を掛けたり壁に寄りかかったりとシャークの話を聞く

 

シャーク「俺はUMP45を憎んでいる」

 

開口一番にシャークは言うとウルフが聞く

 

ウルフ「そいつに金でも取られたのか?」

 

シャーク「そうではない、奴は45は俺の大事な者を殺した」

 

ウルフ「大事な者?」

 

シャーク「これから話をする」

 

〜シャークの回想〜

シャークはメンテナンスルームにて人形の足や腕戦闘で傷ついた人形もベッドに寝かせて修理作業をしていた、シャークは腕に付いている装置のキーボードを打ち、そして機材にも同様にキーボードを打つ、両方見ながら操作していた

そして、傷ついた人形は目を覚ましてシャークに聞く

 

傷ついた人形「どう?あたいの腕?」

 

シャーク「動けるさ、まだまだ君は活躍出来る」

 

傷ついた人形「良かった、あの子に心配されちゃったから」

 

シャーク「以前に君が言っていた妹分か?」

 

傷ついた人形「そうだよ、そういえば紹介してなかったね、今度紹介してあげるよ!」

 

シャーク「楽しみにしてる」

 

シャークは傷ついた人形の修理が完了し少女に動作チェックを行う

 

シャーク「腕は動かせそうか?」

 

少女「うん、問題無いみたい」

 

シャーク「そうか、じゃあ気をつけろよ」

 

少女「うん!じゃあね!」

 

少女はベッドから降りてシャークに手を振りながら駆け出して行きメンテナンスルームから退室する

シャークも手を振り返して機材の片付けに取り掛かる

 

月日が流れシャークは故障した人形のパーツを修理していた、機械では直せない繊細な箇所や配線の一部を丁寧に整えながら修理していた、メンテナンスルームに一人で黙々と作業している時にメンテナンスルームの扉が開く音がして振り向くとそこには以前に腕の修理をした少女が立っておりシャークは異変に気付き近づく、すると少女はシャークに襲い掛かる

少女は無表情でシャークに右ストレートを放つ、シャークは受け流して少女の背中に回り込む

シャークは少女に首締めを行い、少女は振りほどこうともがいて抵抗するが次第に弱まり気絶をする、シャークは少女をベッドに寝かせ拘束具で縛り目を覚ますのを待つ

そして少女は目を覚ましてシャークに話す

 

少女「あれ?あたいってまたここにいるの?」

 

シャーク「ああ、またな」

 

少女「そうなんだ、あたいまた迷惑を掛けたんだね」

 

シャーク「迷惑では無い、それにそう思うなって何度も言ってるだろ?」

 

少女「そうだったね」

 

少女は笑顔でシャークに話し、シャークは拘束具を外して機材の準備をする

そして、シャークは機材の起動をして少女に言う

 

シャーク「さて、UMP40俺はお前のメンテナンスをしなきゃいけない、眠って貰っても?」

 

UMP40「うん!お願いね」

 

UMP40は瞼を閉じて眠り、シャークは機材からケーブルを出して頭部と腕に繋げる

シャークはUMP40の中にある謎のプログラムを削除したり書き換えたりと作業をする、ある程度進んだ段階でシャークはUMP40の中のプログラムやメンタルモデルを確認すると謎のプログラムのダウンロードが進んでいるのが分かり、シャークは手早く自身の腕に付いている装置を起動してキーボードを打ち込んでいき、機材も操作をする、そしてそのプログラムのダウンロードの進行を止める事に成功する

そして、UMP40のプログラムやメンタルモデルの状況を確認して作業していく

シャークは腕を直していた時を思い出しながら作業を進める

 

シャーク(あの時よりひどいな、腕を破壊して何とか防いだがなかなか骨が折れそうだ)

 

シャークは謎のプログラムやインストールをした物をデータとして集めて解析をしていたが何なのかが分からず途方に暮れていた

そして、UMP40の修復作業が終了して集められるだけデータを集めて別の機材に保存をする

そしてUMP40に繋いでいたケーブルを取り外しUMP40を起こす

 

シャーク「おーい起きろ、眠り姫さん」

 

その一声に瞼を開けてシャークを見る、UMP40が口を開く

 

UMP40「ごめんなさい、あたいのメンテナンスをして貰って」

 

シャーク「良いんだ、仕事だからな、……UMP40単刀直入に聞こう、何のプログラム何だ?」

 

シャークはUMP40を見つめるが濁らせる

 

UMP40「あたいにだって分からない、でもあなたが直してくれる事を信じてるよ」

 

シャーク「そうかい」

 

シャークは機材の片付けをしようとした時にUMP40が呟く

 

UMP40「いつもありがとう

 

シャーク「ん?何か言ったか?」

 

UMP40「何でも無いよ!」

 

UMP40は元気よくベッドから飛び起きてメンテナンスルームを出て行こうとした時にUMP40は振り返り大きく手を振ってシャークに言う

 

UMP40「また来るよ!」

 

シャーク「おう、気をつけろよ」

 

UMP40は勢いよく出て行く、シャークはUMP40から出てきた謎のデータを解析する

 

シャーク「さて、何の物なのか見るか」

 

シャークは端末機器を起動させて1つ1つ解析していく

そして、シャークは解析した物の中から見たことが無いデータが出てくる

 

シャーク「これは…なるほど」

 

シャークは何かを納得した様に頷き端末機器を打ち込んでいく

しばらくして数日が経ちシャークはUMP40の為に作った試作のプログラムが完成間近に迫った時にメンテナンスルームの扉が開きシャークは振り向く

そこには鉄血の人形が3体がおりその内の1体が言葉を発する

 

???「人間……コロス…」

 

発したと同時にシャーク目掛けて3体がメンテナンスルームへ入ってくる、シャークは護身用の拳銃を引き抜き3体の人形に向けて発砲する、その内の1体は頭部に命中して崩れるがその人形を盾に2体ともシャークに突っ込む

シャークは発砲するが盾にされた人形に全て命中し盾にした人形がシャーク目掛けて投げる

シャークは投げ飛ばされた人形を防御して仰け反り再度銃を構え直すがシャークは腕を捕まれ銃を叩き落とされそのまま殴られてシャークはもろに顔面を受ける、あまりに強烈だった為に軽く脳震盪が起こりふらつく

追撃と言わんばかりに2体の人形が殴り掛かる

シャークはふらつきながらも避けようとするが思った様に体が動かず2体の人形に殴り飛ばされシャークは倒れる、それと同時に2体の人形は蹴りや踏みつけを行いシャークに攻撃する

シャークはされるがままに攻撃を受ける、そして2体の人形はシャークが動かなくなったのを確認してメンテナンスルームから出て行こうとする

シャークは全身血だらけの状態でゆっくりと立ち上がりベッドの下に隠していたマチェットを取り出す

そして2体の人形は気づく事なくメンテナンスルームから出ようとする、その背後をシャークはマチェットで攻撃して2体の人形の首を切断する

2体の人形は崩れ落ちて動かなくなる、シャークは壁を背にして端末機器を起動して完成間近の試作プログラムを作り完成させる

それと同時に施設内に警報音が鳴り響く、シャークはため息と悪態をつきながらゆっくり立ち上がる

 

シャーク「クソが、次から次へと」

 

シャークは片足を引きずりながら医療箱を取り出して片足や腕などの治療をする、全身は包帯が半分以上占めていたがシャークは自身の応急処置を終えて端末機器を起動する

そしてUMP40の居場所を突き止めてその場所に向かう、シャークはマチェットと護身用の銃を拾いあげてリロードをし端末機器とケーブルを持ってUMP40に向かう

道中は警報音と銃声に悲鳴がそこかしこから出ておりシャークは足音や気配をなるべく出さずにゆっくりと向かう、シャークは通路に出ると左手にガラスで下の階が見えるようになっておりそこには鉄血の人形とエリート人形が従業員を集め液体を掛けて焼き殺したり1人の従業員を吊るしてその場で解体したり等地獄の様な様子でありシャークは舌打ちをして小言をする

 

シャーク「チッ、俺も捕まったらあんな感じにされるのか、早く彼女の元に向かわないとな」

 

シャークはその通路を出ると壁には血の後がそこらじゅうにあり、その中に警備スタッフの死体が壁を背に横たわっておりシャークは警備スタッフが持っている装備を持って行く

そして、まだ息があるスタッフがおりシャークはそのスタッフの手当をしようとするがスタッフはシャークに突き放して言う

 

警備スタッフ「さっさと逃げろ、殺されるぞ」

 

シャーク「……そうかい、手遅れの様だな」

 

その警備スタッフは腹部をめった刺しにされており血はどんどん出ていた

そしてその警備スタッフは息絶えたのか、動かなくなりシャークはそのまま進む

そして進んだ先の部屋から白い髪のロングヘアに両手には見たことが無い武器を持った女性が出てくる、シャークはその場で警備スタッフの死体と紛れて死んだフリをして遠ざかるのを待つ

その女性はゆっくりとシャークが通った道を進むと途中で立ち止まり警備スタッフにトドメと言わんばかりに片っ端から刺して行く、そしてその女性は何かを探す様に呟く

 

女性「ん?おかしいな、この辺りにまだ息がある玩具がいたんだが死んだのか?」

 

その女性が言う玩具とは先程シャークが手当をしようとした警備スタッフの事を言っておりシャークは固唾を飲んでその様子を見守ると別の通路から鉄血人形が現れてその女性に言う

 

鉄血人形「アルケミスト様、メンテナンスルームに向かった人形達との連絡が取れません」

 

アルケミスト「そうかい、じゃあそっちに向かうとしよう生かして捕えて拷問だな」

 

アルケミストはその場を去る時に一度振り返り死体を見渡しシャークの目の前まで来るが一言呟いて去って行く

 

アルケミスト「気のせいか」

 

アルケミストは立ち去りシャークはしばらく死体のフリをして起き上がり死体の血を浴びるがシャークは気にせず通路を進む

途中で止まり端末機器を操作してUMP40がいる場所を確認して再び歩を進める、進んだ先に格納庫でありそこには警備隊と鉄血が銃撃戦の真っ最中であった、シャークは手前にある障害物に屈んで格納庫の先の通路を目指す

警備スタッフ達は明らかに劣勢であった、鉄血は数の暴力で攻めており警備スタッフは質でこそ勝っても数で押し切られていた、シャークは警備スタッフの援護として自身が持つ端末機器を持って防衛兵器の起動を試みる、すると警備スタッフの1人がシャークに近づき言う

 

警備スタッフ「そいつを起動できるか?」

 

シャーク「今やってる、少し待ってろ」

 

警備スタッフ「ありがたい、援護する」

 

警備スタッフはシャークに近づく鉄血兵へ攻撃し注意を引きつける、そして防衛兵器の起動が成功して防衛兵器は鉄血兵へ攻撃する、鉄血兵は防衛兵器が起動した事により近づく事が無くなったがそれでも数で押して来る

警備スタッフはシャークを引き連れて格納庫の扉を開けるよう促す

シャークは格納庫の扉へハッキングをして扉を開かせる事に成功する、警備隊と従業員の一部が格納庫の外へ出ていく

 

警備スタッフ「ありがとう、これで脱出できる」

 

シャーク「いいさ、早く行け」

 

警備スタッフ「お前は脱出しないのか?」

 

シャーク「俺はUMP40に用があるんでな」

 

警備スタッフ「……俺も行こう」

 

そう言うと別の警備スタッフ達が言う

 

警備スタッフA「隊長!我々も」

 

警備隊長「副隊長、君達は来なくていい」

 

警備副隊長「しかし!」

 

警備隊長「この事を本社に知らせる義務がある筈だ!」

 

警備副隊長「……了解しました」

 

シャーク「話は纏まったか?」

 

警備隊長「ああ、すまない、行こう」

 

シャークと警備隊長は格納庫の奥の通路へ進む

格納庫の通路から出て工場の搬入ゲートへ来た時に搬入ゲートは既に鉄血兵が占領しており辺りは血だらけであったそしてそこには大量の死体が山のようになっており積み上がっており鉄血兵は死体をその山に投げ捨てていた、シャークと警備隊長はその残虐性に吐き気が出るも何とか堪えて搬入ゲートを通り抜ける、幸い鉄血兵はその山の近くにしかおらず搬入ゲートの警備はしていなかった為、搬入ゲートを抜ける

搬入ゲートを抜けた先にUMP45 が別方向へ逃げるのを確認してシャークは嫌な予感をしていた、急いでUMP40がいる方に向かうと彼女が横たわっているのを見てシャークは駆け寄り抱き寄せる

UMP40は額に銃跡があり人工血液が流れていた、シャークは彼女を抱きしめながらすすり泣く、警備隊長は周囲を警戒して落ち着いたのを見計らってシャークに聞く

 

警備隊長「おい、しっかりしろ、君は彼女とどういう関係だ?」

 

シャーク「俺にとって彼女は娘だ」

 

警備隊長「娘?」

 

シャーク「ああ、俺はあの戦争のせいで家族を失って以来喪失感と虚無感に襲われて俺は生きる屍だった……だがこの娘と出会いそして約束をしたんだ」

 

警備隊長は黙った状態で周囲を警戒して銃を構えていた

 

シャーク「この娘の中にあるネットワークの排除、それが約束だった…………だがそれが果たされぬまま出来なかった……」

 

シャークは再びすすり泣きUMP40を抱きしめる、魔の悪い事に鉄血兵が現れたがシャーク達に気づいていなくそのまま別の方向に歩き通り過ぎる

警備隊長はホッとしたが警戒は続けていた、シャークは落ち着き続きを言う

 

シャーク「この娘を殺した奴を復讐してやる、絶対に楽には死なせない」

 

シャークは自身の左腕にある端末機器を起動してUMP40へケーブルを繋げる

そして、キーボードを打ってすぐにケーブルを引き抜き警備隊長へ言う

 

シャーク「……すまない警備隊長、取り乱した、脱出しよう」

 

警備隊長「了解した」

 

シャーク達は元の道へ戻り格納庫の扉までたどり着きあと一息という所でアルケミストが現れる

防衛兵器は既に破壊されて突破されており鉄血兵が雪崩込んでいた、そしてアルケミストは警備隊長とシャークを見つけてテレポートしてやって来る、警備隊長はすかさず武器を構えてアルケミストを見据える

アルケミストはニヤニヤしながら映像の端末機器を取り出して警備隊長へ見せる

 

アルケミスト「よぉ、お前が警備隊長だな、今からとっておきの物を見せてやるよ」

 

アルケミストは映像を再生するとそこには脱出した筈の隊員と一部の従業員が射殺されていく映像であった

 

警備隊長「……貴様よくも仲間を」

 

警備隊長は怒り引き金に指をかける、そして発砲しかけた時に映像がまだ再生しており副隊長を拷問してる映像が出て警備隊長は絶句していた、副隊長は殺してくれと大声を発しながら映像は止まる、アルケミストはケタケタと笑いながら警備隊長へ見据える

 

アルケミスト「お前らは既に包囲されてるんだよ、諦めて殺されろ」

 

アルケミストはテレポートして警備隊長へ攻撃をする、警備隊長はテレポート先に現れたアルケミストを攻撃しアルケミスト自身が驚き銃弾を喰らう、喰らったのは右肩であり痛みよりもどうして移動先を予知出来たのかという表情であった

 

アルケミスト「……お前、なかなかやるな」

 

警備隊長「てめぇは楽に殺さねぇ、絶対にな」

 

警備隊長は射撃してアルケミストを狙うがアルケミストはテレポートを多用して回避していた、シャークは警備隊長との攻防戦に参加しようとした時に警備隊長が言う

 

警備隊長「邪魔だ!お前はさっさと扉を閉めて脱出しろ!」

 

シャークは言われた通りに格納庫の扉へ駆け込むと鉄血兵がシャークに向けて発砲をする、シャークは遮蔽物へ身を隠し足止めされるが鉄血兵の攻撃が止む、警備隊長が鉄血兵に向けて射撃しておりシャークは一気に駆け出して格納庫の扉へ辿り着き警備隊長を見るとアルケミストと戦闘をしていた、格納庫の扉を閉める様に端末機器を使い格納庫の扉が閉まって行く鉄血兵は閉まっていく扉の隙間から射撃してシャークに発砲していた

シャークはすかさず扉から離れて脱出する

 

 

〜シャークの回想終了〜

 

ウルフ「彼女のデータを取ったのか?」

 

シャーク「ああ、こいつに入れてある、最後に残っていたデータしか無いが音声は無しの彼女視点だ」

 

シャークは端末機器を起動してウルフ達に見せるとノイズが酷いのか映像は乱れてUMP45 が彼女の額へ向けて発砲するシーンで途絶える

シャークは握りこぶしを作りながら言う

 

シャーク「ウルフ奴との決着をつけたい、俺にやらせてくれないか?」

 

ウルフ「駄目だ、それは許さない」

 

シャーク「何故だ?」

 

ウルフ「お前は優秀な人材だ、それも替えが効かない」

 

シャーク「俺がここに入ったのは奴に復讐する為に入った、やらせてくれ」

 

ウルフ「……良いだろう、ただし死ぬなよ」

 

シャーク「すまねぇな、ただでは死なないさ」

 

ベア「じゃあさっさと寝て仕事が来るまで休もうぜ」

 

ベアの一声に皆立ち上がり下の階に移動して各々休みにいく、シャークは1人ソファに座ったまま背もたれに預けて目を瞑るのであった




いかがだったでしょうか?

まだまだ終わらないと思いますのでまた暖かくお待ち頂けたら幸いです

次話もお楽しみに


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ハロウィンの世界でも強盗

今回は早めに出せた

今回は少し早めの物です(何がとは言いません)

それではどうぞ


ウルフ達は全員セーフハウスにて各々ソファやベッドに寝ていた

そしてウルフ達は全員夢を見る

 

 

〜夢の世界〜

ウルフ達は装備とマスクを着用して廃墟の刑務所の前にいた、ウルフ達は訳が分からず状況が読み込めないという表情であった

 

ウルフ「……何処だ、ここ」

 

ベア「分からねぇ、俺達寝てたよな」

 

ライオン「皆の意識がここにいるのが不思議」

 

シャーク「それもそうだな、とにかくこの廃墟に行ってみようぜ」

 

ウルフ達は廃墟になった刑務所のゲートヘ行くがゲートにはカードキーが無いと入れない仕組みになっており開けられずにいた

そこにアリクイの通信が入る

 

アリクイ「あああ、マイクテストマイクテスト」

 

ウルフ「アリクイか?聞こえてるぞ」

 

アリクイ「ウルフか!良かったぜ、この状況を作り出した人物からの依頼だ」

 

ウルフ「依頼だと?」

 

アリクイ「どうやら俺達はこの世界で強盗してほしいとの依頼らしいが引き受けなかったらこの世界からは出られないと書いてある」

 

ウルフ「やるしかねぇのか」

 

 

アリクイ「そのようだ、今そこのゲートに入れないのだろう?」

 

ウルフ「ああ、そうだ」

 

アリクイ「そこの横に階段があるだろ?そこに行ってルーレットを回せとの事だ」

 

ウルフ「ルーレットだと?」

 

アリクイ「そこに行けば分かるらしいぜ」

 

ウルフ「分かった、行ってみよう」

 

ウルフ達は警戒しながら階段を下ると外堀の改修工場跡なのか資材やら木材やら外に放置しっぱなしでありそのまま進む、そこにはでかいルーレットがあり、アリクイヘ連絡する

 

ウルフ「ルーレットがあったぞ」

 

アリクイ「そいつをドリルで回せとの事だ」

 

ウルフは言われた通りにドリルをルーレットの中心に取り付けて起動するとドリルが回りルーレットも回る

その時外堀の池がある方向から巨大な物が歩いて来る様な足音が聞こえて来る、ウルフ達は池の方向に銃を向けるが霧が濃く何が歩いて来るのか分からなかったが次第に音が大きくなりこちらに近づいて来るのが分かった

そしてそいつが姿を表した時に誰もが見たことがある、黒の暗視ゴーグルに黒の軽装備の巨大なクローカーであった

そして、クローカーは言う

 

巨大クローカー「ようこそ我が世界へ!我が監獄へ!」

 

ウルフ達はそれを見て絶句すると共にクローカーは続けて言う

 

巨大クローカー「もてなしてやるよ、何も無いがな!」

 

その時外堀周辺にはいなかった、警官達が湧いて出てきて問答無用で攻撃してくる、ウルフ達は不意を付かれた形ではあるが応戦する

巨大クローカーは笑いながらその様子を見ていた、ウルフは巨大クローカーに攻撃するも巨大クローカーは言う

 

巨大クローカー「無駄に弾を消費するだけだぞ、まぁ俺には関係無いけどな」

 

そう言って笑っていた、ウルフは仕方なく警官隊と交戦するが警官がルーレットへやってきて止めようしているのが分かりウルフは警官を射殺して指示を出す

 

ウルフ「ベアとライオンは前に出て応戦しろ、ハイエナと俺とシャークは撃ち漏らした奴の排除だ、フォックスはルーレットを守れ」

 

皆がオッケーと言うとその通りの編成で攻撃してくる警官達の猛攻を凌ぐとルーレットは止まり中からカードキーが出てくる、すかさずフォックスは手に取るとルーレットは目の前で無くなる、フォックスは驚くもウルフに言う

 

フォックス「ウルフ!カードキーが取れたぞ」

 

ウルフ「でかしたぞ!さっさと中に入ろう」

 

ウルフ達は階段を駆け上がり刑務所の扉へカードリーダーにキーをかざすと扉が開く、ウルフ達はそこに雪崩込み刑務所の中央広場へと出るとルーレットがあり再びドリルを取り付けて回す、その間特殊部隊が突入して来てどんどん現れる

ハイエナが悪態を付きながら攻撃をする

 

ハイエナ「クソ!奴ら倒しても倒してもまだ湧いて来る」

 

ウルフ「ハイエナ、これも仕事の内だ」

 

そしてしばらくルーレットが回って針が指す場所に止まる、そこには「FLAMES」と止まる

そして巨大クローカーは何処から持ち出したのか巨大な火炎放射器を持ちルーレット周辺を焼き払う

フォックスはルーレットから離れる、ルーレット周辺は火に包まれるがルーレットは燃えておらずまた、しばらくして火が収まりフォックスはルーレットへ向かうとカードキーがあり手に取るとアリクイから通信が入る

 

アリクイ「カードキーを取ったな、それで奴らの金を取るか脱出するのかのどちらかしか選択出来ない」

 

フォックス「なら奴らの金を奪ってやるか」

 

アリクイ「オッケー、中央広場にカードキーをさせる端末盤がある筈だ」

 

フォックス「あれだな、了解」

 

フォックスは刑務所の中央広場の階段を駆け上がり端末盤にカードキーを差し込むと何処からか重いバッグが放り出される音がしフォックスは音のする方に向かうと緑色のバッグが5つほどあり、フォックスはバッグを持って回収場所を聞く

 

フォックス「アリクイ、カバンを持って何処に持っていけばいい?」

 

アリクイ「中央広場の下の階に通気口があるだろ?、そこに放り込めば大丈夫だ」

 

フォックス「了解した、ウルフとハイエナ!俺が下に放り込むから受け取ってくれ!」

 

ウルフ「了解した!」

 

ハイエナ「はいよ!」

 

フォックスはバッグを持って下に放り込む、ウルフが受け取りウルフはハイエナに投げて渡しハイエナは受け取ってそのまま通気口へ投げ入れる、その工程を繰り返すと巨大クローカーが叫ぶ

 

巨大クローカー「俺の金が!」

 

そしてフォックスは無限に出てくるカバンを回収に向かうと目の前で爆発して無くなる、フォックスは驚いたと同時にアリクイから通信が入る

 

アリクイ「ルーレットの出現場所が分かった、中庭にある」

 

それを言われてフォックスは我に返り、ウルフ達と合流して中庭へ向かうとルーレットがあり、それを再びドリルで回す

そしてルーレットの針が止まったのは「SMOKE」というのに止まる

すると巨大クローカー再び何処から取り出したのか巨大なスモークグレネードを投げる、そしてスモークグレネーは爆発して一瞬で視界が悪くなる

ルーレットからカードキーを取り出して再び中央広場の端末盤へ差し込む

すると先程出てきた階とは別の階でバッグが放り出される、そしてアリクイから通信が入る

 

アリクイ「どうやらバッグが放り出される場所と回収する場所はランダムのようだ、囚人房と通気口のどちらかが扉が開く、そこに放り込め」

 

フォックス「了解した」

 

フォックスは再度バッグを回収してウルフ達へ投げる、そしてウルフ達も開いてる場所を探してバッグを投げ入れる

しばらくして再びバッグが爆発して無くなると同時にスモークで視界が悪かったのが晴れていき視界が良くなると同時にアリクイから通信が入る

 

アリクイ「ルーレットは中央広場の真横の階段室にある」

 

ウルフ達は指示通りに階段室へ向かいルーレットを回す、そして針が止まったのは「SPIN」に止まりルーレットが再び回る、そしてルーレットが止まったのは「DRILLS」に止まり巨大クローカーが巨大なドリルを持ってルーレットの近くにいたフォックス目掛けて襲う

フォックスは咄嗟に避けると巨大なクローカーはフォックスがいた場所にドリルを起動して地面に針がめり込む、それをフォックスは無視してルーレットからカードキーを取って再び中央広場の端末盤に差し込む

そして再びバッグが別の場所へ現れては回収しての繰り返しで再びバッグは消失したと同時にルーレットが出現する

ルーレットを再び回して針が止まったのは「DOZER」になり巨大なクローカーの手からブルドーザーが現れてウルフ達の目の前に降り立つ、そして容赦なく攻撃して来てウルフとハイエナは苦戦するとライオンが援護でブルドーザーへと攻撃しブルドーザーがライオンの方に向かいライオンが言う

 

ライオン「ウルフ達は金の回収を!私はこいつを相手にする」

 

ウルフ「了解した!任したぞ」

 

ベアとライオンはブルドーザーへと攻撃しシャークはベア達が撃ち漏らした敵の排除をしウルフ達は金の回収を優先して行い再びルーレットが中庭にあり回してウルフが言う

 

ウルフ「もう十分に金を回収した!フォックス!カードキーを取ったら脱出するぞ!」

 

フォックス「了解!」

 

そしてルーレットの針が止まったのは「SNIPER」で巨大なクローカーの手が開いき手の平にスナイパーライフルを持った隊員がウルフ達を狙う

フォックスは自身が持つスナイパーライフルで狙撃してくる隊員を撃ち倒して行く、そして最後の1人になったところで巨大なクローカーは手を握って隊員を握りつぶす

フォックスは気にせずルーレットへ向かいカードキーを回収してアリクイに聞く

 

フォックス「アリクイ、脱出したいのだが何処に向かえばいい?」

 

アリクイ「中央広場の最上階にある管制室に端末盤がある、そこに向かえ」

 

フォックス「了解した」

 

フォックスは駆け上がり最上階にある管制室の端末盤にカードキーを挿し込むと刑務所内が突如爆発して辺り一面は火に包まれる中、アリクイから通信が入る

 

アリクイ「全員刑務所から出て丘にジップラインがある、そこへ向かえ」

 

アリクイの言うとおりにウルフ達は丘に向かい全員ジップラインを装着して起動すると巨大なクローカーが手を大きくこちらへ延ばして掴み掛かって来るが届かずそのまま廃車になった電車の中に入る

そしてまっすぐウルフ達は進むと扉があり、開けようとするも固く工具では開く事が出来なかった時にアリクイから通信が入る

 

アリクイ「扉が開かないか、C4を送る、少し待ってろ」

 

そう言うと同時に特殊部隊が電車へ乗り込んで来てウルフ達へ攻撃する、ウルフ達もすかさず応戦して乗り込んで来る特殊部隊を撃退していく

そしてアリクイから通信が入る

 

アリクイ「C4を送った、使ってくれ」

 

車両の中央にC4が入ったバッグが現れる、ハイエナは手に取り扉に取り付ける、そしてハイエナが叫ぶ

 

ハイエナ「爆破するぞ」

 

そう言って爆破して扉が開くと直線上のレールになっており、ウルフ達は走る

道中には核の部品があったが特殊部隊が問答無用でレールの外側からジップラインで上って来るため、無視して

先を急ぐとその先に白く輝いている場所がありそれに近づくと電車であった、ウルフ達は全員それに乗り込む、すると視界は真っ白になる

 

〜夢の世界終了〜

 

ウルフ達はガバッと起き上がり全員体のチェックをするが何ともなってない事にホッとするがウルフが気づいて皆に言う

 

ウルフ「もしかして、お前らも見たか?」

 

ベア「夢か?」

 

シャーク「俺も見た」

 

フォックス「全員同じか?」

 

ライオン「私もだ、鉄血人形なのに夢を見たの初めてだ」

 

ハイエナ「嫌な夢だったな」

 

ウルフ「……俺顔洗いに行ってくる」

 

ライオン「レディファーストという言葉を知ってるか?」

 

シャーク「俺も行きたいが、ウルフ女性陣に譲れよ」

 

ウルフ「仕方ない、早く行ってくれ」

 

ライオン「そう急かすな、直に終わる」

 

ライオンとハイエナは洗面所へ向かいウルフはベッドに横になりシャークはキッチンに向かいベアとフォックスはソファに座りテレビを見る

そして、アリクイがバッグを持ってやってくる

 

アリクイ「お前ら荷物が来てるから手伝ってくれ」

 

フォックスとベアはアリクイのバッグを受け取り中身を確認する

 

フォックス「おい!ウルフ金が入ったカバンだ!」

 

ウルフはベッドから飛び降りてフォックスの元に向かうとバッグいっぱいに金が入っていた

そして、別のバッグからは手紙とマスクが出てくる

ウルフは手紙を読む

 

「やぁ!強盗の皆さん!

今回の依頼遂行ありがとう!、あいつにギャフンと言わせる事が出来たよ

それが今回の報酬と余分の戦利品を換金してあげたからね、あとそのマスクも送ってあげる

マスクは被って見れば分かるよ!

それじゃあね!

また依頼すると思うから!」

 

ウルフはフッと笑い皆に手紙を渡しマスクを取り出す、そのマスクは「パンプキン」であった、それを手に取りアリクイ達に言う

 

ウルフ「今日はトリック・オア・トリートだったな」

 

フォックス「そういえばそうだったな」

 

ウルフ「アリクイ、今日はこのマスクで強盗をするぞ」

 

アリクイ「いいぜ、何処にするんだ?」

 

ウルフは指を指しながら言う

 

ウルフ「ここだ」

 

その日は全員パンプキンマスクを被ってその場所にて強盗といたずらの計画を練るのであった




どうだったでしょうか?

こんなに早く出せて行けばいいのにと自分でも思います(泣)

次回もお楽しみに!


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トリック・オア・マネー!

トリック・オア・トリートならぬトリック・オア・マネー!

俺も金が欲しい(切実)

それではどうぞ


ヤマナカとアシーナは強盗達の行方を探すも一向に見つからず、また強盗達は大人しくしているのか足取りを掴もうにも掴めないでいた

そこでヤマナカはアシーナに雑談を持ちかける

 

ヤマナカ「そういえば、今日はハロウィンだったな、アシーナはお菓子の準備とかしてるのか?」

 

アシーナ「ええ、あの娘達の為に色々買って来たのよ」

 

ヤマナカ「そうか、ちょうど街の子供達が仮想衣装を着て家々を回ってお菓子を貰うという行事があるんだ、そして貰ったお菓子を広場で集まってパーティーをするんだ」

 

アシーナ「そうなの、大人は参加出来ないでしょ?」

 

ヤマナカ「お菓子を貰う事は出来ないが仮想衣装を来て回るのはオッケーだぞ、ちなみに俺はオオカミ男の衣装を着ていくつもりだ」

 

アシーナ「何で貴方はそんなウキウキなの?」

 

ヤマナカ「最近強盗が大人しいだろ?それに気を張り詰めてもしょうがないからな、それと街の様子も見ておきたいし」

 

アシーナ「なるほどね、じゃあ私も行こうかな」

 

ヤマナカ「お、良いねぇ時間は18時からだからな」

 

その話を聞いたある者が執務室の扉を大きく音を立てて開いてヤマナカとアシーナの前に姿を表す、それを見たヤマナカとアシーナは驚く

それは、MP5であったが様子が変わっており赤いベレー帽からかぼちゃの帽子に赤いリボンが付いて服装も変わり胸を衣装で覆い背中に大きい赤いリボンを着けスカートはかぼちゃ色で可愛らしい顔が出ていた

そしてMP5はヤマナカとアシーナに言う

 

MP5「私も是非参加させて下さい!」

 

ヤマナカ「聞かれていたか、まぁいいや、全員に呼びかけて来て」

 

MP5「了解しました!」

 

MP5は走って行き執務室を後にする、アシーナは肩をすくめながら言う

 

アシーナ「まぁ今日だけは息抜きをしますか」

 

〜グリフィン基地内〜

基地内ではMP5の他に仮想衣装をしている少女達がたくさんおり各々賑わっていた

お菓子袋を作ったりお菓子を入れる籠を作ったりと楽しそうに賑わいを見せていた

そこに仮想衣装をしたヤマナカとアシーナが現れて大きな賑わいをみせる

ヤマナカはゾンビ衣装でボロボロのワイシャツにボロボロのズボンを着て顔はゾンビメイクと割と本物に近い出来栄えであった

アシーナは黒のドレスに身を包み片方の太ももから足に掛けて魅せる様にして頭にはドクロの被り物、そして極めつけは大きな鎌を持った死神衣装であった

 

ヤマナカ「アシーナは死神か、なかなか似合ってるぞ」

 

アシーナ「ありがとう、ヤマナカはゾンビなのね」

 

ヤマナカ「ああ、メイクはスプリングにやって貰ってな、なかなかだろ?」

 

アシーナ「ええ、なかなかだわ」

 

ヤマナカ「アシーナは誰にやって貰ったんだ?」

 

アシーナ「私は貴方のG36cに手伝って貰ったのよ」

 

ヤマナカ「G36cに手伝って貰ったって、もしかして手作りか?」

 

アシーナ「そうよ」

 

ヤマナカ「そうか、さて街に行こうか」

 

ヤマナカは基地内の少女達の様子を見に行き、アシーナはG36姉妹とM590と共にお菓子作りの手伝いへと向かう

そして、辺りが夕焼けになり少女達は準備万端といった感じで基地内のゲートに集まっていた

ヤマナカとアシーナは拡声器を持って少女達へ呼びかける

 

ヤマナカ「おーい、これから街の方のイベントに参加するからな、皆迷惑掛けないように!」

 

アシーナ「迷惑を掛けたら減給だからね、気をつけてね」

 

アシーナの一言に少女達は少し表情が強張るがまた笑顔に戻りつつあった、そしてヤマナカが出発の合図をする

と共に呼びかける

 

ヤマナカ「じゃあ基地の事はスプリング達に任せるよ、それと今回街には子供達がたくさんいるから武器はなるべく見せない様に注意して!」

 

基地のゲートが開き放送設備からスプリングの声がする

 

スプリング「皆さんいってらっしゃい!お土産話カフェでお待ちしてます!」

 

基地から出たハロウィン集団は終始賑わっていた

 

 

〜街〜

街の様子はハロウィン一色で染まっており家々の扉にはトリック・オア・トリートという文字や小さなお化けたち大歓迎等ハロウィンムードであった、そして広場に辿り着くと小さな子供達がワイワイとはしゃいでいた、そして子供達はハロウィンの仮想衣装しており色々なお化けたちがいた、そしてそれらを見守るのが警察官達であったが、警察官も仮想衣装をしており警察官は全員ゾンビ衣装であった

ヤマナカは警官の1人に近寄り腕を絡めて言う

 

ヤマナカ「おい、お前ら何で俺とほぼ同じ何だ?」

 

警察官「あはは、たまたまですよ、たまたま」

 

ヤマナカ「たまたまだったら、こんなにゾンビいらねぇんだよ」

 

ヤマナカと警官は何か揉めている様な感じで2人はそのまま何処かに行ってしまいアシーナは皆に指示を出す

 

アシーナ「ヤマナカの変わりに皆に指示を出すわ、皆2人1組になって行動してね、それと今回は子供達の護衛でもあるから絶対に目を離さないでね」

 

少女達はアシーナの指示に従って2人1組になって行動する、そしてアシーナはMP5とマカロフに声を掛けて2人と行動を共にする

そして、ドラキュラの衣装を着た人物が壇上に上がりマイクを持って参加者に呼びかける

 

???「皆さん!こんばんは!ハロウィンイベントに参加してくれてありがとう!、ハロウィンイベントの司会を務める警察広報担当のマイと言いまーす!」

 

それを聞きつけてやって来たのは小さな子供達で壇上の前ではしゃぐ

 

子供A「スーパーマンのマイちゃんだー!」

 

子供B「本物だ!本物だ!」

 

子供C「あのポーズやってー!」

 

マイ「こら、今日はヒーローショーじゃないの、ハロウィンよ!」

 

そのやり取りを見ているアシーナ達は微笑みながら言う

 

アシーナ「平和って良いわね」

 

MP5「アシーナさんはあんな感じで過ごされたのでは無いのですか?」

 

アシーナ「あんな感じで過ごしてたわ、兄さんと一緒にね」

 

マカロフ「指揮官にお兄さんがいたなんて、今は何をされてるんですか?」

 

アシーナ「さぁね、今は何をやってるのかな」

 

MP5「知らないのですか?」

 

アシーナ「ええ、知らないわね、さぁ私の話はいいからお姉さんの話を聞きましょ」

 

アシーナはマカロフ達を壇上にいるマイの方へと向ける、マカロフはアシーナの表情を見ると笑顔ではいるものの少しだけ悲しげな目をしていた事に気付き詮索しないようにした

壇上のマイはマイクを持って一度コホンと咳払いしてから司会の進行をする

 

マイ「じゃあ皆注目!これから皆さんはお化け役として家々に回ってお菓子を貰って下さい!、そして皆さんは家々に回る時絶対に大人や警察官から離れない様にね!分かりましたか!」

 

子供達「はーい!」

 

マイ「はーい、それでは元気よくトリック・オア・トリート!」

 

子供達「トリック・オア・トリート!」

 

子供達は簡単な集団を作って散り散りになり近くの家々へとノックして子供達は小さなかぼちゃの籠を持ってトリック・オア・トリート!と言って回りノックされた家からは老夫婦や若い夫婦等様々な人が笑顔でお菓子を子供達に配る

マカロフが頬が緩みながら言う

 

マカロフ「小さなお化け達の護衛って案外癒やされるわね」

 

MP5「そうですね、とても可愛らしいです」

 

アシーナも癒やされているのか、頬が緩んでいるとヤマナカがやって来て子供達がそれを見て泣き出し逃げて行く、それを見た警察官や少女達に笑われ警察官が言う

 

警察官「ヤマナカさん、子供達を泣かせるのは良くないですよ」

 

ヤマナカ「驚かせるつもりじゃなかったんだが泣かれて逃げるとは思わなかったな」

 

G36「ご主人様、あまりその格好で子供達の前に出ないで下さい」

 

ヤマナカ「……そうしよう」

 

子供達は怖いのかG36やM590に警察官の後ろに隠れていたり物陰に隠れていたりと本気で怖がっていたがマイやアシーナはその光景に頬を緩ませて癒やされる

そうしてイベントは順調に進み一度広場へ集合が掛かった時に警察官が慌て始める

それを見たヤマナカは警察官に小声で何があったのかを聞く

 

ヤマナカ「何かあったのか?」

 

警察官「ああ、例のギャングがとある豪邸に強盗を仕掛けたとの通報があってな」

 

ヤマナカ「何だと、奴らはどこに?」

 

警察官「それが豪邸から出て真っ直ぐこっちに向かって来てるらしい」

 

ヤマナカ「え」

 

その時、1台のワゴン車が広場へとやって来る、それを見た警察官や少女達も子供達を守る為に広場から遠ざける、そして警察官は拳銃を持ってワゴン車に向ける

しかしワゴン車は広場へ突っ込む事はせず、広場の手前で停車して中からパンプキンマスクの男が降りて来る、そして男は後部座席の扉を開けるとワゴン車からプレゼントボックスを取り出して投げつける、その時プレゼントボックスが爆発と同時に煙幕が張れれる、警察官達は視界を遮られ発砲出来ずにいた

ヤマナカは子供達と共に離脱しようとした時にマイが煙の中に入って行くのが見えてヤマナカが呼びかける

 

ヤマナカ「マイさん!危険だ!入ってはいけない!」

 

マイはヤマナカに気付き、ヤマナカに向けて言う

 

マイ「子供達を頼みます」

 

マイは拳銃を持って突撃する

ヤマナカはやるせない気持ちになるが子供達の安全を優先して遠ざかる

 

 

〜マイ〜

マイは煙の中に入り視界が見えない中ワゴン車があったであろう場所に向かうとワゴン車が見えて来て近づくそして、パンプキン男が現れてマイに対して言う

 

パンプキン男「お前が依頼者か?」

 

マイ「ええ、そうよ」

 

パンプキン男「依頼通り、あんたが欲しいのは手に入ったぜ」

 

パンプキン男はワゴン車へ案内してワゴン車の後部座席を開ける、そこには小さな子供がボロボロの布を着ている少女が乗っておりふるふると震えて怯えていた

それをマイが見てその子を抱きしめて落ち着かせる

 

マイ「大丈夫よ、お姉ちゃんが助けに来たからね」

 

その時、子供は涙を浮かべて泣き出してマイに抱きしめる、パンプキン男はその様子を見て落ち着くまで待つ

そして子供が落ち着きワゴン車から降ろしてマイはパンプキン男にUSBデータを渡して言う

 

マイ「貴方達が求めてる物よ」

 

パンプキン男「なるほど、確認しよう」

 

パンプキン男は別のパンプキン男を呼んで端末機器を持って現れてUSBを端末機器へ挿し込みデータを確認してパンプキン男が言う

 

パンプキン男「オッケーだ」

 

パンプキン男は撤収を始めてワゴン車を置いて行きマンホールの蓋を開けて逃げる時に1人のパンプキン男が子供へ近づき言う

 

パンプキン男「お菓子は持って無いがこれならあるぞ」

 

そう言って渡したのは札束であり、頭を撫でて言う

 

パンプキン男「トリック・オア・マネーだ」

 

そう言ってパンプキン男はマンホールに向かいマンホールの中に入って蓋を閉める

マイは逃げるのを確認して子供の手を繋ぎその場を離れる

 

 

 

〜数十分後〜

煙幕は晴れて特殊部隊とG36の小隊が突入するとマイと子供だけがおり、その場に居たはずの警察官達は気絶や結束バンドで手を塞がれてる者が何人かいたぐらいであった

特殊部隊はマイと子供を無視してワゴン車がある所へ向かうと既にもぬけの殻となっており、特殊部隊は警戒を解いた時にG36はマイの前に現れて言う

 

G36「その子は一体何処から現れたのですか?」

 

マイ「私がワゴン車へ着いた時にはこの子だけだったわ、奴ら煙を巻いて何処かに消えたわ」

 

G36「そうですか、とにかくその子は我々が保護を」

 

マイ「それは必要ないわ、この子は私の大事な“家族”だから」

 

G36はその言葉を聞いて驚く、そして通信が入ったのか耳を抑えて受け答えしてマイに言う

 

G36「マイ様、ご主人様が貴方とお話がしたいとの事です、ご同行願えますか?」

 

マイ「良いわ、この子と共にね」

 

マイとその子供は手を繋ぎながらG36と一緒に向かうのであった




いかがだったでしょうか?

今回のギャングは優しいですね〜
そして、投稿予約を初めて使ってみました!
これはなかなかいいかもですね

次回もお楽しみに!


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鉄血工造の通信基地強盗

大変お待たせいたしました!

今年もあと少しで終わりますねぇ(切実)

それではどうぞ!


ウルフ達はセーフハウスにて各々自由に過ごしていた、ウルフはテレビを見ており、シャークとアリクイはキッチンで料理を、フォックスとライオンはチェスで遊び、ベアとハイエナは組み手をしたりとやりたい放題であった

そして、ウルフが見ているニュースではハロウィンイベントで保護された子供や子供の拉致容疑で豪邸の持ち主が逮捕されたという報道がされる、それを見たウルフはチャンネルを変えて別の番組を見る、そこにはグリフィンと鉄血の戦況が報じられ互いに拮抗状態であるという内容であった

その時、ウルフの携帯に連絡が入る

 

ウルフ「もしもし?」

 

???「おう、ウルフ俺だ、エレファントだ」

 

ウルフ「エレファント!、久しぶりだな、どうした?」

 

エレファント「ウルフ、仕事の依頼なんだが頼めるか?」

 

ウルフ「どんな依頼だ?」

 

エレファント「鉄血の通信基地にあるジャミング装置を盗んで欲しいとの依頼だ」

 

ウルフ「何だそれ?」

 

エレファント「一応裏は取れている、そいつはただのメカニックマンだ」

 

ウルフ「オッケー、暇だから引き受けよう」

 

エレファント「詳細の資料は送る」

 

ウルフ「頼んだ」

 

ウルフはセーフハウスにいる皆を集める

 

 

全員集まりエレファントから送られて来た資料をテーブルの上に広げる、それは通信基地上空の写真であった

通信基地はレーダー塔や物見櫓に塹壕までも通信基地の周りに点在しており周囲は森で隠れていた

ウルフは通信基地の防備体制を見て1つ妙案を思いつく

 

ウルフ「ここから移動出来るかもな」

 

ベア「何処からだ?」

 

ウルフは指を指して言う

 

ウルフ「この川を移動用と脱出用で使う」

 

ライオン「了解」

 

フォックス「俺はこいつを試したいんだが持ってても?」

 

フォックスが取り出したのは対物ライフルであった

 

ウルフ「相手は人形だ、躊躇せず撃て」

 

フォックスはニヤリと笑いオッケーの一言で対物ライフルを持っていく

 

ウルフ「他に何かあるか?」

 

ウルフは全員を見渡す、全員はウルフを見つめて何もない事を示しウルフは頷きながら言う

 

ウルフ「オッケー、全員準備に取り掛かれ」

 

その一言で全員準備に取り掛かる

 

 

〜通信基地周辺〜

ウルフ達は通信基地の少し離れた場所にクルーザーで来ており、クルーザーからゴムボートを降ろして川岸に向かう

何事も無く川岸に辿り着き全員銃とマスクを装備して通信基地を見渡せる丘に向かい通信基地を見渡す

通信基地には鉄血兵がいるがほとんどが機械と数体のリッパーのみであった

そしてアリクイから通信が入る

 

アリクイ「……ウルフ……聞こ……え」

 

ウルフは通信機を持って丘に下り川岸の近くに行くと通信が回復する

 

アリクイ「ウルフ無視するなよ」

 

ウルフ「悪い、アリクイジャミングが酷くて聞こえなかった」

 

アリクイ「そうか、こんな距離でもか」

 

ウルフ「それで何の用だ?」

 

アリクイ「ジャミング装置のパーツは全部で5つだ、それを回収すれば仕事完了だ」

 

ウルフ「了解した、アリクイここからは通信出来ない、いいか?」

 

アリクイ「おうよ、さっさと終わらせて帰って来い」

 

ウルフは通信を切って丘に行くとハイエナが軽く銃の点検をしていた

 

ウルフ「ハイエナ、どうだ?自分の相棒が戻ってきて」

 

ハイエナ「ああ、とてもしっくりくる」

 

ハイエナが取り出したのはSMGの“トンプソン”であった

そしてハイエナはドラム弾倉を装填して言う

 

ハイエナ「ハリネズミに感謝しなきゃな」

 

ウルフはそれを聞いて鼻笑いし丘を降りて通信基地を目指す、ウルフ達はそれぞれ3組に別れて行動をする

ウルフはフォックスとベアはハイエナとシャークはライオンと共に行動しそれぞれに配置に付く、そしてベアとハイエナは共に通信基地の正面を走って射撃する、それに気付いたスカウトやプラウラーが戦闘を始める

そしてスカウトやプラウラーが正面へと集まり始めた時にライオンとシャークが側面から攻撃して注意を引きつけるとリッパーが数体現れてライオン達と交戦する、ウルフとフォックスは隙をついて通信基地のコンクリート張りの小屋に入る、リッパー1体がいたがウルフは容赦なくナイフでリッパーの首を斬りつけるとリッパーは首を抑えながら倒れ自身の銃を取ろうと這いずりながら手を伸ばすがウルフは後ろからリッパーの頭にナイフ叩き込み絶命させる

そしてジャミング装置を見つけて取り出そうとするが電源が繋がっており取り外せなかった、そこでフォックスが持ち出したのは大型のワイヤーカッターを持ってコードを切断して装置を持ち出すとアリクイから通信が入る

 

アリクイ「どうやらジャミング装置を確保したようだな」

 

ウルフ「通信も回復したんだな」

 

アリクイの通信が来た時に外の銃声が鳴り止みウルフとフォックスは装置を入れたバッグを持って外へ出る、外ではベアとハイエナにシャークとライオンが全て撃破しウルフ達を待っていた、ウルフとフォックスはベアとシャークにバッグを持たせて残りの3つはウルフとフォックスとライオンが持って川岸へと向かうと背後から銃声が聞こえウルフとフォックスにライオンが足を止めて振り向いて警戒すると女性の声がウルフ達の真横に聞こえる

 

女性「止まれ!」

 

ウルフ達は通信基地正面で女性に呼び止められその女性を見るとロングヘアの三つ網の女性で右目には眼帯をし

黄色のシャツに黒のネクタイに左腕にはグリフィンの腕章がある、そして持っている銃はM16A1でウルフ達に向けられていた

 

女性「何処の者だ?」

 

ウルフはシャーク達に銃を降ろす合図をして女性に言う

 

ウルフ「俺達はただのギャングでね、無闇に争い事はしたくないんだ」

 

女性「お前ら何処から来た?」

 

その時ウルフ達の側面からリッパー1体が現れてライオンが銃撃して撃破するとあらゆる方向からリッパーにヴェスピドが現れてウルフ達に攻撃する、M16A1を持っている女性も応戦するが数が圧倒的であった、ウルフは女性に近づき取引を持ちかける

 

ウルフ「取引をしよう!」

 

女性「何の取引だ?」

 

ウルフ「お互いここで犬死はご免だろ、俺達は足があってお前を街に帰還させる事が可能だ、どうだ」

 

女性「そりゃいい話だが肝心の取引は?」

 

ウルフ「おっと、忘れてた、お前は俺たちが何をしてたかを忘れてくれればそれでいい」

 

女性「それだけなのか?」

 

ウルフ「それだけだ」

 

女性は考えるが、その時女性は咄嗟に銃をウルフに向けウルフも咄嗟にハンドガンを構えてお互いに撃つ

その時ウルフと女性には弾丸は当たらず頬を掠めてウルフと女性の後ろにいた鉄血兵に命中して倒れる

 

女性「なかなかいい腕してるじゃねぇか」

 

ウルフ「お前もな」

 

女性「こんな状況だ、私はここから離れる訳にはいかないが足を使ってここまでいけるか?」

 

女性が差し出した地図をウルフは見て頷く

 

ウルフ「オッケー、その近くなら降ろせる」

 

女性「助かる、取引成立だな」

 

ウルフはシャーク達に指示を出して川岸に向かう

 

ウルフ「シャークとライオンはそこの女性と一緒に並走しろ、ベアとハイエナは先行し川岸まで行け、俺とフォックスは後ろを排除する」

 

指示通りの編成になり、川岸まで走り抜けるが道中には鉄血のスカウトやプラウラーが先回りして現れるが、ベアとハイエナの火力で殆どが撃ち漏らしが無く、順調に川岸まで辿り着きゴムボートに乗りルークモーターを起動して川岸から離れる、離れる際に鉄血が川岸からウルフ達に向けて射撃しておりウルフとフォックスは正確な射撃をして鉄血を1体1体を撃ち倒して行く

そして川岸から離れてしばらくしてクルーザーを見つけて乗り込みゴムボートを引き上げる、そこにアリクイが出迎えるが女性を見て驚く

 

 

アリクイ「何だ?何処で捕まえたんだ?」

 

ウルフ「いや、偶然出会っただけだ、そういえば名前を聞いてなかったな」

 

女性「あたしの名はM16A1だ、M16と呼んでくれ」

 

ウルフ「分かった、アリクイ彼女をここまで送ってくれ」

 

アリクイ「おいおい、ウルフ俺達はタクシーじゃねぇんだぞ」

 

ウルフ「成り行きでこうなった、M16降ろしたらそこで俺達と会った事は忘れろ」

 

M16「それは分かってる……そういえばここに酒でもあるのか?」

 

ウルフ「シャークが知ってる」

 

シャーク「用意してやるよ」

 

シャークはクルーザーの奥からテーブルと椅子を用意して座らせて酒を用意する

 

M16「ありがたい、ライオンと言ったな、お前鉄血なのにギャングやってるのか?」

 

ライオン「私は諸事情でギャングになっただけよ」

 

M16「そうなのか、話が変わるがオオカミ野郎、何であたしはお前らの事を忘れなきゃいけないんだ?」

 

ウルフ「グリフィンといざこざがあってな、なるべくグリフィンの者と戦闘したくない」

 

M16「何のいざこざだ?」

 

ウルフ「お前には関係無い事だ、酒でも飲んでろ」

 

ウルフはM16の前に酒を注いだグラスを差し出す

 

M16「冷たい奴だな、名前を聞いて無かったな」

 

M16はグラスを持って一口飲み、返答を待つ

 

ウルフ「ウルフだ、名前はそれだけだ」

 

ウルフは自身の持つ銃を点検し答える、クルーザーは航行し、しばらくしてM16が指定した場所の近くに来るとクルーザーは止まりアリクイがM16の元にやって来て言う

 

アリクイ「お前が指定した場所に着いたぞ、ゴムボートを用意してやる」

 

M16「送り届けた事に感謝する、ゴムボートのエスコートは誰が?」

 

シャーク「俺だが何か問題でも?」

 

M16「わがままで悪いがウルフにエスコートをしてもらっても?」

 

ベア「ウルフ!ご指名だぜ」

 

ウルフはため息を付いてゴムボートに乗り込みM16も乗り込んでゴムボートを川岸まで航行させるとM16が言う

 

M16「お前らpaydayギャングだろ?」

 

ウルフ「……そうだが、何か問題でも?」

 

M16「いや、お前らは意外と優しいんだな、もっと酷い奴らかと思った」

 

ウルフ「そりゃどうも、ただ次からはこんな事はしないぞ」

 

M16「そうかい」

 

ゴムボートは川岸に辿り着きM16を降ろすとウルフはM16にある物を渡す

 

ウルフ「おい、M16これを奴に渡してくれ」

 

M16が受け取ったのはトランプのクイーンでありウルフは続けて言う

 

ウルフ「生きて帰ったらヴェルロッドに渡してくれ」

 

M16は「?」といった感じだったが返答をする

 

M16「忘れて欲しいんじゃ無いのか?」

 

ウルフ「撤回だ、そいつをヴェルロッドに渡してくれ」

 

M16は鼻で笑い、トランプカードをひらひらさせながらウルフに言う

 

M16「はいよ、渡しておくよ」

 

ウルフはゴムボートを旋回させてクルーザーに戻る、その後ろ姿を見ていたM16は呟く

 

M16「奴らと戦いたくは無いな」

 

ウルフはクルーザーに戻り、クルーザーは走り去って行く




いかがだったでしょうか?

仕事も少しずつ数の暴力でやって来ました
めげずに頑張ります(笑)

それでは次回もお楽しみに!


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AR小隊と合流

大変お待たせいたしました!

仕事が忙しく間が空いてしまいました。。。
通勤途中で書くのが意外と楽しく思いますがね

それではどうぞ!


ヤマナカとアシーナはブリーフィング室で1人の少女と話をしていた

その少女は黒のセミロングに前髪の一部は黄緑色に染めて首元にはスカルスカーフを巻き左腕にはグリフィンの腕章がされていた、そしてその少女はヤマナカ達に伝える

 

少女「ヤマナカ指揮官とアシーナ指揮官で良いのですよね?」

 

ヤマナカ「そうだが、君は見たこと無いが名前は?」

 

少女「あ、私はAR小隊の小隊長のM4A1と申します、宜しくお願いします!」

 

ヤマナカ「そうか、宜しく俺達はクルーガー社長から言われたが君達の隊員を保護で良いんだよな?」

 

M4「はい!、その通りです、それで捜索をお願いしても?」

 

アシーナ「構わないわ、その変わりに街のギャングの捕縛に協力して欲しいのだけど」

 

M4「ギャングですか?何故です?」

 

アシーナ「奴らは鉄血と関与しているのでは?と疑いを掛けられてね、協力してくれる?」

 

M4「それでしたら了解しました」

 

ヤマナカ「よし、ではまずは君達の隊員捜索と行こうか」

 

ヤマナカは部屋の中にある端末機器を起動してM4に場所を教えて貰う

 

ヤマナカ「この辺りか?」

 

M4「はい、この辺りに救難信号を拾いました」

 

アシーナ「すごいわね、よくここの川を渡ったわね」

 

M4「ボートで渡ったのでは?」

 

ヤマナカ「いや、この辺りは戦争で残ってる機雷があった筈だ、運が良かったな」

 

アシーナ「そうね、さっさと救出してギャング達に備えしなくちゃね」

 

ヤマナカ達は捜索隊を編成してM4達と同行させる

 

〜捜索開始〜

エリア一帯の捜索を開始したM4とG36小隊(ヤマナカ指揮下)M590小隊(アシーナ指揮下)それぞれ3つの小隊は別々に分かれて捜索を開始する

そこにヤマナカとアシーナの指示が入る

 

ヤマナカ「G36は川岸の捜索を頼む」

 

G36「かしこまりました、ご主人様」

 

アシーナ「じゃあモスバーグは救難信号付近の捜索をお願い」

 

M590「了解です、指揮官」

 

ヤマナカ「AR小隊は救難信号の中心部の捜索を頼む」

 

M4「了解しました」

 

小隊はそれぞれに分かれて捜索を開始する

 

〜G36小隊〜

G36を小隊長としてG36cとストームにG3とMP5で構成され指示を受けた通りに川岸に向かう、道中何事も無く川岸ヘ辿り着きG36は川の水平線を見渡すが何も無く、そのままヤマナカヘ通信を入れようとした時にストームが何かを見つける

 

ストーム「G36!足跡を見つけたわ!」

 

その声にG36は駆けつけてストームがいる場所に向かい、ストームが膝を付いて地面を見ている姿を見つける

そして、G36も地面を見ると地面がぬかるんでいて足跡が残っていた

G36はヤマナカヘ通信を入れる

 

G36「ご主人様、こちらG36です」

 

ヤマナカ「どうした?何か見つけたか?」

 

G36「はい、足跡を見つけました、これから追跡します」

 

ヤマナカ「了解した、気をつけてくれ」

 

G36「了解です、ストーム!貴方は先行をお願いします」

 

ストーム「任せて」

 

G36達はストームを先行に足跡を辿り追跡する

 

〜M590小隊〜

救難信号の周辺は木々が生い茂り数メートル先を確認するのがやっとの状態であった

そしてM590を小隊長としてスコーピオンにM14とLWMMGとセルジュコフでの構成であり救難信号周辺の捜索を開始した、しばらくして小屋を見つけM590はアシーナヘ連絡する

 

M590「指揮官、小屋を見つけました」

 

アシーナ「了解したわ、注意してね」

 

M590「はい、スコーピオンと私が入るからM14は援護を」

 

スコーピオン「了解〜」

 

M14「分かりました!」

 

M590は小屋のドアノブに手を掛けて指で数字を数えてゼロになった瞬間、M590は一気に扉を開いて入り、スコーピオンが続く、中は広くなく誰もいない、木箱が多く床に扉がありM590は扉に手を掛けて勢いよく開けると階段になっており、M590は中へ進む

通路は暗く先の扉に手を掛けて開ける

そこは部屋で壁はコンクリート造りであった、そしてむき出しの電球が1つ不規則に照らしていたのは椅子に縛り付けられた人であり、周囲は赤く黒く濁った水が椅子に縛り付けられた人物の周りに広がっていたがその人物は動く様子が無く顔は袋で被されており、生きているのか分からない、M590はゆっくりと袋に手を掛けて一気に袋を取り払うと顔全体が殴られた跡のように赤く腫れており所々血が滲み出していた、その人物は男性で口をパクパクと動かしており小声で言う

 

???「もう……喋る……ことは…………ない……

 

M590はすぐに椅子の拘束を解くとその人物がゆっくりと喋る

 

???「何……者………だ?」

 

M590「グリフィンです、何があったんですか?」

 

???「鉄血……だ……」

 

M590「鉄血ですって!?」

 

M590は驚いた声で言うとスコーピオン達も驚く

そして、男性の服装はグリフィンの制服であり、ボロボロの状態であった、男性は気を失うと同時にM590はアシーナヘ連絡する

 

M590「指揮官!小屋の中でグリフィンの制服を着た人物が拷問されていました」

 

アシーナ「え、ちょっと待ってて!今行方不明者リストを出すから、モスバーグ達はその人物を保護して基地に帰投して!」

 

M590「了解しました、それと指揮官……言いにくいのですが」

 

アシーナ「どうしたの?」

 

M590「彼が気を失う前に言ったのが鉄血がいると言ってました」

 

アシーナ「……そう、とにかくその人を基地に!」

 

アシーナとのやり取りを終えてM590が先頭に小屋を出て行き男性をM14がおんぶして小屋から出ていきM14を守るように周囲に展開して基地へと戻って行く

 

〜AR小隊〜

AR小隊はM4を小隊長にM4 SOPMOD2とAR15の3人で捜索を開始ししばらくしてヤマナカとアシーナから通信が入る

 

ヤマナカ「M4、聞こえるか?」

 

M4「こちらM4です、何かありましたか?」

 

ヤマナカ「G36小隊が何者かの足跡を見つけた、追跡して貰ったがどうやらその中心部の近くで途絶えたらしい、注意しろ」

 

M4「了解です」

 

アシーナ「モスバーグ達も見つけてね、人を」

 

M4「人ですか?」

 

アシーナ「ええ、モスバーグ達は帰還させるわ」

 

M4「了解しました、ヤマナカさん」

 

ヤマナカ「ん?どうした?」

 

M4「G36小隊と合流しても?」

 

ヤマナカ「良いぞ、そのまま東に向かえば彼女達がいる」

 

M4「了解しました、皆行くよ」

 

M4の号令で付いて来るがSOPMODがボソッと言う

 

SOPMOD2「M16お姉ちゃんどこ行ったんだろうね」

 

M4「そうね、ここの視界も悪いというのもあるわね」

 

AR-15「M4、SOP静かに、何か聞こえない?」

 

M4とSOPMODは静かに耳を澄ます

そこにはこちらへ走っている音が聞こえM4は2人に言う

 

M4「2人共!警戒して!」

 

M4達はこちらへ走って来る足音の方向を向いて銃を構える、そして草むらから現れたのは緑色の髪色に褐色の鉄血人形“ブルート”であった

すぐにM4とSOPMODは射撃するとブルートは素早く木の裏に隠れる、AR-15が木の裏に隠れているブルートに気づかれずに発砲して見事こめかみに命中して倒れる

M4が近づきブルートが死んだ事を確認してヤマナカヘ連絡する

 

M4「ヤマナカさん、応答できますか?」

 

ヤマナカ「どうした?」

 

M4「鉄血のブルートと遭遇して倒しました」

 

ヤマナカ「こんな後方に鉄血だと、了解した、各小隊に警戒させる、AR小隊も注意しろ」

 

M4「了解しました」

 

M4が通信を終えてブルートの方を見るとSOPMODがブルートの体のパーツを解体して遊びAR-15はSOPMODに注意していた、M4も止めようとした時に別の場所から銃声が聞こえる、それも聞き慣れた銃声であった

M4達はすぐに銃声がする場所へと向かうとそこは開けた場所でありM16A1が地面の窪みに身を潜めて銃撃戦をしていた、すぐさまM4が駆寄ろうとした時に何者かのも銃撃されM4やSOPMODにAR-15も銃撃するとM16がこちらに振り向いて大声で言う

 

M16「M4!伏せろ!鉄血のイェーガーだ!」

 

M4はずくに姿勢を低くしてイェーガーが潜みそうな所に銃撃するが一向に止む事が無い、しばらくして銃声が止み射撃するが反応が無い、しかし草むらからイェーガーが走って来て振り返り銃撃して逃げていた、M4達はそのまま様子を見ているとイェーガーは再び走って逃げるとそのまま転ぶ、よく見ると太ももに弾痕がありそこから血が流れていた、イェーガーは這いずって銃を構えるがその標的を見失いキョロキョロと銃を構えて見渡していた

そしてM4達の目にはイェーガーの真後ろで何かを持って振り上げている人物が目につく、その時イェーガーは真後ろに銃を向けてその人物へと射撃すると同時にその人物も振り上げた何かを思いっきりイェーガーへと振り下ろす、イェーガーの銃弾はその人物へ命中すること無く空振りそしてその人物が振り下ろした物はイェーガーの頭部に命中しイェーガーの頭部から血が流れる、その場で倒れる

その人物はM4達に見向きもせず棒状の物を振り下ろしてイェーガーの頭を潰す

そしてその光景に圧倒されM4が後退った時に枝を踏みしめて音が出るとその人物はこちらに振り向く、その姿は茶色のジャケットにジーパンで顔は鶏のマスクを被り手には人工血液の返り血が夥しいバッドを持っていた、ゆっくりと体をM4達に向けると至るところに返り血がありM4達はゾッとするとその人物はゆっくり歩きながら次第に早歩きになりそして走ってM4達へ迫る

M4は咄嗟に銃を構えて警告を発して照準を鶏マスク男に定める

 

M4「止まりなさい!止まらないと撃ちます!」

 

M4は威嚇射撃をして男の足元に撃つがなりふり構わず走って来る、M4は仕方なく男に狙いを定めて発砲すると男は真右に方向転換してからM4達に再び向かうとM4は驚きAR-15達に指示を出して射撃する

 

M4「AR-15、SOP援護を!M16姉さんは奴の足止めを!」

 

AR-15「了解」

 

SOP「分かったよ!」

 

M16「任せな」

 

M4「決して殺さないように!」

 

指示を出し終えて銃を構えて射撃するとその男はくねくねと動き回り弾除けを始める、M4達は出来るだけ負傷させる様にセミオート射撃をして近づかせない様にしていたが木々の間を通り過ぎると唐突にいなくなりM4達は辺りを見渡すがいなく無音が支配する、M4は固唾を飲んで探していると真上から音がして咄嗟に真上を見ると木の上からM4達へジャンプしてバッドを振り上げて現れると咄嗟に銃を構えるが間に合わず、男はバッドを振り下ろしてM4は目を瞑って身を反らす

そして、鈍い打撃音が聞こえるがM4はしばらく瞼を瞑っているが痛覚も何も襲ってこずゆっくりと瞼を開けると鶏マスク男はM4の足元にいる何かを潰していた、ゆっくり足元を見ると土に隠れていたブルートがM4に斬りかかろうとしていたのか半分上半身を出していたが鶏マスクのバッドで見事に命中して頭部から滲んでいたが鶏男はお構いなくM4の目の前で2撃、3撃と叩き潰していた

そして終わったのかバッドを持ってそのまま歩き去ろうとした時にAR-15は銃を向けて警告する

 

AR-15「動かないで!動くと撃つわよ」

 

鶏男は足を止めてゆっくり手をバッドを離す、M4はハッとして鶏男に問い詰める

 

M4「貴方は一体ここで何をしてるのですか?」

 

男は答えず

 

M4「……分かりました、答えないのなら一緒に来て貰います」

 

M4が近づき手錠を取り出した瞬間、目の前にスタングレネードがピンが抜けた状態で足元に転がる、咄嗟に目を覆い隠すが間に合わず全員目くらましを喰らいしばらく目が開けられないでいたが目が回復して周囲を見回すと男はいなくなっており、バッドも無くなりM4は咄嗟に追いかけようとしたがM16に止められ諦める

M4はヤマナカヘ通信を行う

 

M4「鉄血と交戦し無事に対象の保護しました」

 

ヤマナカ「了解した、そのまま帰投してくれ」

 

M4「了解しました、それと報告が」

 

ヤマナカ「何だ?」

 

M4「鶏マスク男に遭遇してそのまま見失いました」

 

ヤマナカ「何だと!?何かしていたか?」

 

M4「鉄血人形を倒していましたがそれだけです」

 

ヤマナカ「了解した、G36達が待っている」

 

M4「了解しました」

 

M4は通信を終えてM16達を引き連れてG36達と合流して基地へと帰投した




いかがだったでしょうか?

AR小隊の個性引き出すの案外難しいですね(苦笑い)
余談ですがブルートぶん殴ってる時のSOPMODは確実に笑顔だと思いますね

それでは次回もお楽しみに!


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闇市場の強盗

大変お待たせして申し訳無いです!

仕事が一段とハードになってきまして(汗)
余談ですが昨日まで出来上がっていたのですが前書きの部分で力尽きましたね(笑)

それではどうぞ


数カ月が経ちウルフ達はマスクを被り廃墟の建物で男を拷問していた

部屋は四角の部屋に男を椅子に縛り付けてベアが男を殴り続けていた

ウルフは手でベアを制止させて男に詰め寄り聞く

 

ウルフ「喋る気になったか?」

 

男「………」

 

男は何も言わず、ウルフはベアに殴るように施した時に部屋の奥にある廊下から音が鳴り響き、ベアは殴りかけたが辞めて部屋の壁に持たれ掛かる、そしてしばらくして音が近づき部屋の扉から現れたのはライオンと鶏男で鶏男はバッドを持っていた

ライオンは廊下の見張りに立ち鶏男はゆっくり近づき男に目掛けてバッドを男の膝に振り下ろす

男は叫び椅子と共に横へ倒れる、鶏男は容赦なくバッドで足を狙い振り下ろす

苦痛に耐えきれず男は動けない体で悶える、ウルフは男に近づき男が縛られている椅子を乱暴に起こして男に問う

 

ウルフ「どうだ?まだお望みなら5分間コースがあるぞ」

 

男「分かった……喋る…喋るから俺を病院に」

 

ウルフ「良いだろう、場所はどこなんだ?」

 

男「市場は……ここで…開催され……てる」

 

ウルフは頷きベアを見る、ベアは男に近づき男の椅子を固定すると男は戸惑いながら言う

 

男「お、おい病院へ連れて行くんじゃないのか?」

 

ウルフ「ああ、病院送りにするのさ、今ここで」

 

ウルフが退いた時に鶏男はバッドで殴る態勢におり男は焦りながら言う

 

男「待ってくれ!嘘は言ってない!信じてくれ!」

 

鶏男は無情にもバッドをフルスイングして男の顔面に直撃して男は気絶する

ウルフ達は男の拘束を解いて廃墟から出ていく、そして車に乗り込み廃墟から離れて行く

道の傍らには男の護衛だった者達が倒れておりウルフ達は無視して行く

ウルフはライオンに運転を任せて誰かに連絡をする

 

ウルフ「おう、俺だ」

 

アリクイ「おう、ウルフかどうだった?」

 

ウルフ「奴らの市場を突き止めた、後で情報を送る」

 

アリクイ「ナイスだ!」

 

ウルフは通信を切りライオンに聞く

 

ウルフ「そういえば、ライオンお前脚部の強化をしたと聞いたが」

 

ライオン「ん?ああ、ハリネズミが私の強化をしてくれてな、ジャンプ力と脚力が従来より上がったとか言っている」

 

ウルフ「そうか、何かあれば使えそうだな」

 

ベア「ライオンの蹴り技はすごいぞ、俺のガードを打ち崩せるからな」

 

ライオン「そこまで称賛されるほどじゃない、ウルフと今度手合わせしたいけどね」

 

ウルフ「チェスの様に容赦しないぞ」

 

ライオン「望む所だ、楽しみにしてるよ」

 

鶏男「………‘俺も見てみたい、二人の格闘’」

 

鶏男からはラジカセの様な音声で発しウルフ達は気にせず鶏男へ言う

 

ウルフ「そうだな、‘ジャケット’の言う通りだな」

 

ライオン「そういえば、チキンって喋れないのか?」

 

ベア「そうみたいらしいぜ、理由は分からないがな」

 

ジャケット「‘すまない、人気キャスターの音声を繋ぎ合わせた物だからな’」

 

ライオン「いや、気になっただけだ」

 

車を走らせて数時間で目的地に着く

そこは廃墟群なのだが迷彩柄の布を廃墟と廃墟の間に貼って迷彩効果で発見しにくい様に設置されていた、ウルフ達は車から降りてマスクを被りその迷彩布で隠されている奥に入るとそこには店が多く立ち並び商店街の様な感じで店が転々としていた、その店の多くには市場では見ない兵器や臓物に人形のパーツが売られていた

ウルフ達は手前の店に入り銃を持って店員を探す、すると奥から物音がして銃を構えると薄暗い部屋から人が現れる、その人物は男で銃を構えてウルフ達に照準を定めて問う

 

男「あんたら客じゃねぇな、何の用だ?」

 

ウルフ達はゆっくりと銃を置きながら受け答えしていく

 

ウルフ「銃を置くから落ち着け」

 

ウルフが宥めている時にライオンは両手を挙げながら右脚を半一歩で後ろに下がり、そして足に力を入れて思いっきり床板を蹴り飛ばして男の懐に入り込みアッパーを食らわす

男は突然の事に理解出来ず宙に舞いそして床に思いっきり叩き付けられる、男の顎は外れて舌を切ったのか口から血が流れる

ウルフはライオンの奇襲攻撃に驚き思わず拍手してしまうが奥の部屋から物音がしておりウルフ達は銃を拾い奥の部屋に入る

そこには猫耳のシスター姿の少女であり服装はボロボロで両手は縛られて目隠しと口をテープで塞さがれて牢屋の中でジタバタとしていた、ウルフは牢屋の扉を開けて目隠しを外すとその少女は驚いてフガフガとテープ越しに何かを言っていた、ウルフはテープを外すと少女は叫びだす

 

少女「誰かー!助けてー!」

 

ウルフは口をテープで塞ぎ言う

 

ウルフ「静かにしろ、俺達は探しものをしに来ただけだ、もし叫ぶんだったらここにこのまま置いて行く」

 

ウルフの言葉にうんうんと頷く、ウルフはテープを剥がす

 

少女「本当に助けてくれるの?」

 

ウルフ「約束は守るさ、こいつを見たか?」

 

ウルフは懐から写真を取り出す、その写真は爆弾の設計図であり少女は首を横に降って言う

 

少女「そんなの知らない」

 

ウルフ「そうか」

 

ウルフは少女の腕を縛っている物を破壊して外の扉に向うと窓があり窓のカーテン越しにウルフは向かい外の様子を確認すると様子がおかしくしばらく見ているとギャングと傭兵達が銃を持って走って市場の奥に行く

そして、闇市場で銃声が鳴り響く

ウルフは冷静にライオン達に指示を出して行く

 

ウルフ「ライオン、この娘を車まで送る」

 

ライオン「了解」

 

ウルフ「ベア、ジャケット戦闘の準備をしろ」

 

ベア「オッケー」

 

ジャケット「‘潰す’」

 

ウルフは指示を出した後に窓の様子を再び確認するとギャングや傭兵達は少しずつ後退しながら何かと交戦していた、そしてその何かはウルフの目の前に現れる

白い髪のロングヘアに白い肌、片目は眼帯をして両手には見たことが無い武装した女性が現れる

その女性はケタケタと笑いながら逃げ遅れた傭兵やギャングを殺し回っていた、その女性の後を付いていくように鉄血兵が続く

その様子を見てウルフは悪態をつく

 

ウルフ「何で野郎共がここにいるんだ」

 

ネコミミシスター少女もウルフの足元から覗き少女が言う

 

少女「あいつは“アルケミスト”だ」

 

ウルフ「何だって?知ってるのか?」

 

少女は慌てふためく感じに言う

 

少女「ねぇ、お願いなんだけど私の武器を探してくれない?」

 

ウルフ「武器ってなんのだ?」

 

少女「私の名前は“P7”ハンドガンの戦術人形だよ」

 

そう言った後にライオンがハンドガンを持って現れる

 

ライオン「これのことか?」

 

ライオンはハンドガンをP7に差し出すとP7は受け取り頷く

 

P7「ありがとう、鉄血なのに優しいんだね」

 

ライオン「元鉄血だからな」

 

ライオンとのやり取りしてる時に窓越しに銃弾の雨が降り注ぐ、ウルフ達は咄嗟に物陰や机の裏等に隠れて雨が止むのを待つ

そして、雨が止み扉が思いっきり開かれた時にベアがガトリングを持って走って行き扉を開けた鉄血兵を飛び蹴りして周囲にいる鉄血兵をガトリングの火力でなぎ倒していく

ベアが突撃したと同時にウルフやジャケット達も店から出ていきベアと交戦する、突然の奇襲に鉄血兵は為すすべなく倒れていく

掃討し終えて迷彩の布を見るとビルの瓦礫に阻まれ脱出が出来なくなっていた、ウルフ達はもぬけの殻になった店に入っては探して別の店に入っては探しの繰り返しをするとリッパーやうヴェスピドにガードの大群がウルフ達に襲い掛かるがベアとライオンの火力に次々に倒されていく、そしてガードが前に倒れるとその後ろにいたアルケミストがニヤニヤと笑いながら佇んでいた

ライオンとアルケミストは鉢合わせする

アルケミストはニヤニヤしながらライオンに話しかける

 

アルケミスト「おやおや、いつぞやに裏切った試作じゃないか」

 

ライオン「裏切った?切り捨てたの間違いだろ?」

 

アルケミスト「言うようになったじゃない、まぁ殺さないようにじわじわとなぶり殺しやる」

 

ライオン「やってみろ、鉄くず」

 

そしてお互い黙り込み、先に仕掛けて来たのはアルケミストでありテレポートを使ってライオンの目の前に現れて蹴り技をやってくるとライオンも回し蹴りを行って蹴り技を弾く

それと同時にアルケミストは両手に持つ武器でライオン目掛けて射撃する、ライオンは上手く躱して距離を取ってライオンも射撃しアルケミストの腕に命中する

アルケミストはギロッとライオンに睨み、ライオンは鼻で笑うとアルケミストは本気になりテレポートを多用して攻撃を仕掛けてくるとライオンは一度引きながら射撃してある店に駆け込んで扉を閉める、ライオンは何かを見つけて駆け寄る

アルケミストはライオンが逃げ込んだ店の扉を蹴破って現れるとそこはバーでカウンター席に座るライオンがおりグラスを片手にアルケミストに挑発する

 

ライオン「アルケミスト、お前にはこの酒は飲めないな」

 

アルケミストは既に怒り状態であり、ライオンの言葉に耳を傾ける事をせずにテレポートしてライオンの目の前に現れて武器の近接攻撃をする、ライオンは咄嗟にグラスの中身をアルケミストの顔面にぶちまける

アルケミストはもろに喰らい顔を手で覆い隠して狼狽える

ライオンはライターを手に火を付けてアルケミストに放り込む、アルケミストの顔はたちまち火が広がりアルケミストの体を焼く

アルケミストは悶えながら倒れ込み床を這いずる、ライオンは笑いながらアルケミスト目掛けて言う

 

ライオン「アハハハハハ、アルケミストの丸焼きって意外と面白いわね!」

 

そして、火が収まり人工皮膚が焼けただれて配線や外骨格が所々むき出し状態でライオン目掛けて攻撃を仕掛ける、ライオンは脚力を活かして攻撃を躱してアルケミストの懐に潜り込み、蹴り技をする

アルケミストはそのまま倒れて立ち上がろうとした時にライオンに両足を撃たれる

アルケミストはそのまま倒れ込みそれでも立ち上がろうとしていた時にライオンは言う

 

ライオン「悪いけど、私の仕事の邪魔をしないで貰える」

 

ライオンは容赦なくアルケミストの足を千切れるまで撃ち、やがて両足が千切れて仰向けの状態でアルケミストは睨みながら言う

 

アルケミスト「貴様!絶対に殺してやる!」

 

アルケミストは両手の武器を持ってライオンに目掛けて抵抗するがライオンは蹴り技をして武器を弾き飛ばして銃を構えて言う

 

ライオン「お前は私のチェスに負けた、チェックメイト」

 

ライオンはアルケミストの胸目掛けて発砲して命中、アルケミストはそのまま倒れるが意識があるのかまだ言っていた

 

アルケミスト「貴様……絶対………に………殺す………」

 

ライオンはため息を付いて頭部目掛けて銃を構えた時にライオンは目の前に現れた人物に驚き銃の照準を外す

そしてアルケミストの目の前に現れたのはネコミミシスターのP7であった

P7はアルケミストに向けて拳銃を構えて言う

 

P7「私の大事な仲間と指揮官の仇!」

 

アルケミストは反応したのか笑いながらP7に言う

 

アルケミスト「お前はいつぞやに逃げた雑魚じゃないか、あいつらはもう生きちゃいないよ!」

 

その言葉にP7は怒りアルケミストの顔面に銃弾を撃ち込む、引き金を引き続け数分後にP7の拳銃はカチカチと弾切れの合図であった、ライオンはP7の肩に手を置いて落ち着かせる

そしてP7は涙を流して静かに泣く

ライオンはバーの店から出ていきP7を1人にする

しばらくしてP7はスッキリとしたのかバーから出てきてライオンに声を掛ける

 

P7「お待たせ、ありがとう」

 

ライオン「スッキリしたか?」

 

P7「うん」

 

ライオン「そうか」

 

そしてウルフから通信が入る

 

ウルフ「ライオン、今どこだ?」

 

ライオン「今南東のエリアだ」

 

ウルフ「オッケーだ、そっちに向かう」

 

ライオン「物は見つかったのか?」

 

ウルフ「見つかった、こんな場所に長居はしたくねねぇからな」

 

ウルフからの通信が切れると、車道を物凄いスピードで走る、ジープでありライオン達の目の前に止まる

ジープの扉が開きベアが顔を出す

 

ベア「早く乗れ!」

 

ライオンとP7は乗り込み市場を抜けて森の中に逃げ込み、鉄血の追撃を逃れる

車内でウルフは運転しながらライオンに尋ねる

 

ウルフ「何であそこにいたんだ?」

 

ライオン「酒が飲みたかっただけよ」

 

ベアとウルフはフッと鼻笑いして言う

 

ウルフ「そうかい、ライオンが珍しく酒を飲むとはな」

 

ウルフはP7に尋ねる

 

ウルフ「そこのシスター、お前はどうするんだ?」

 

ウルフの声にハッとしてP7は少し考えてからウルフに言う

 

P7「グリフィンの基地に行かせて」

 

ウルフはジープを止めてゆっくりとP7が座る座席に振り向き言う

 

ウルフ「本当にいいんだな?」

 

P7は真っ直ぐとウルフを見ており、ウルフは向き直りジープを走らせる、そして見慣れた道に出ていき街に向かうのであった




いかがだったでしょうか?

今年のクリスマスイベントに向けて書かなくては……

次回もお楽しみに!


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クリスマスツリー強奪

クリスマス過ぎてるのに投稿が遅すてしまった

仕事量が多い今年でしたなぁ

それではどうぞ!


闇市場の強盗から数日が経ち、ウルフ達に依頼が入り込む

内容はクリスマスの季節になるとクリスマスツリーの前で男性が女性に告白をすると必ず成功するという謎の噂があり、その目障りなクリスマスツリーを盗んでくれという依頼であった

ウルフ達は最初断るがアリクイが強引にウルフ達に必要以上に迫る為、仕方なく引き受ける事になる

 

ウルフ「何で木を盗まなきゃいけないんだ」

 

アリクイ「ウルフ、まだ言ってるのか?」

 

ウルフ「当たり前だ、何でこんな変な依頼がやってくるんだよ」

 

アリクイ「その変な依頼が存外に高額だから引き受けたんだよ」

 

ウルフ「どれぐらいだ?」

 

アリクイ「遊んで暮らせるぐらいだ」

 

ウルフ「なら、それに期待だな」

 

ウルフは車から降りてマスクを被り車のトランクに向うともう既に準備が整ったハイエナとシャークとフォックスであった

ウルフは全員に言う

 

ウルフ「よし、全員準備できたか?」

 

ハイエナ「とっくのとうにできてる」

 

フォックス「同じく」

 

シャーク「右に同じ」

 

ウルフ「宜しい、じゃあさっさと木を盗んで帰って寝る」

 

ウルフは装備を整えてクリスマスツリーがあるデパートの中に入る

ウルフ達は天井に向けて発砲するとデパートの中にいた客はパニック状態になり出入り口に殺到する、同時に警備員がウルフ達に銃を向けて銃を捨てるよう促すがウルフ達は問答無用で警備員を撃ち殺すと同時に警備員もウルフ達に向けて発砲するがシャークとハイエナの火力に次々に撃ち倒される

その間ウルフとフォックスはクリスマスツリーの土台に金具を付けている時に1人の女性が拳銃を持ってウルフ達に向けて警告を発する

 

女性「止まりなさい!すぐに手を挙げて!」

 

ウルフとフォックスはゆっくりと手を挙げると続けて女性は言う

 

女性「ゆっくりこっちに振り返りなさい」

 

ウルフ達はゆっくりと振り向くと女性の容姿は灰色のロングヘアに丸眼鏡でありコートのベージュを来ておりその女性はさっきまで泣いていたのかメイクが崩れており、若干鼻声でもあった

ウルフは素直に女性に聞く

 

ウルフ「何で泣いているんだ?」

 

女性「何で泣いている、ですって?」

 

ウルフ&フォックス「?」

 

女性「泣くに決まってるわよ!やっとの思いで合コンで得たチャンスをお前らが台無しにしたんでしょうが!」

 

女性はウルフ達に容赦なく撃ちまくり、ウルフとフォックスは驚いて遮蔽物の裏に隠れて銃弾を避ける

 

女性「クソがああああああああああ!!」

 

女性の怒りの矛先はウルフとフォックスに向けられていた、その銃声を聞きつけたのか警察がやって来てその女性に銃を向けて警告を発する

 

警察「おい!銃を捨てて大人しく手を挙げろ!」

 

女性は我に返ったのか急いで銃を捨てて警察官の言うとおりにし、女性はウルフ達が遮蔽物に隠れている事を伝えるが警察は………

 

女性「ちょうどいいところに!、強盗はあそこの裏よ!」

 

警官「そうか、そうか、署でクリスマスパーティー(取り調べ室)で聞いてやる」

 

警官は女性に手錠をして女性を引きずる、女性は慌てふためながら言う

 

女性「私じゃない!あっちだあっち!」

 

女性も女性で抵抗しながら引きずられるがやがて複数の警官に囲まれながら女性はパトカーまで引きずられていった

ウルフとフォックスはチャンスと思いクリスマスツリーの土台に金具を取り付ける作業に移る

その時、シャークとハイエナが別の場所で銃声が聞こえてウルフ達は作業を早める

そして、作業を終えた時にシャークから連絡が入る

 

シャーク「おい、ウルフ奴らメディックまで連れて来たぞ」

 

ウルフ「何?」

 

シャーク「奴ら何か薬を打って戦闘してきている、注意しろ」

 

ウルフ「了解した、そっちも気をつけろよ」

 

通信を終えた時に特殊部隊が現れてウルフ達に問答無用で襲い掛かる、そして現れたのはブルドーザーとクローカーであり、フォックスはブルドーザーを仕留めウルフはクローカーを仕留める

しかし、それらに声をかけながら薬を打つ1人の紅白装備をした隊員がいた

 

???「おいおい、誰が寝ていいって言ったよ」

 

ウルフとフォックスはそいつの様子を見ていると倒した筈のブルドーザーやクローカーが立ち上がり再び戦闘を仕掛ける

 

ウルフ「おいおい、嘘だろ」

 

ウルフ達も再び戦闘するが紅白装備の隊員は警官や隊員達に薬を打って復活させて回っていた

フォックスは紅白装備の隊員をバレットで撃ち抜き、復活した警官達を一掃する

 

ウルフ「奴らこんな奴まで用意してきたか」

 

フォックス「ウルフ、そんな事より屋上の天窓を破壊するぞ」

 

ウルフ「階段は……あっちか!」

 

ウルフ達は屋上へ昇る階段を見つけて駆け上がると屋上はもぬけの殻でありウルフは天窓のガラスにC4を仕掛けていると1人の女性が別のビルから飛び移ってウルフ達の目の前に現れる

その容姿はサンタマントを身に纏い白のセーターに金髪の網目ロングヘアに黒のタイツと黒の短いスカートを履き銃は一目で分かる程のボルト式アクションだと分かった

女性はウルフ達の目の前に現れて銃を構える、すると同じ女性が4人も同じ位置に降り立ちウルフ達に投降を呼びかける

 

女性「貴方達は既に包囲されてます、無駄な抵抗はやめて投降しなさい」

 

フォックスはバレットを女性に向けて発砲すると5人の女性は一気に別々の方向へと走りフォックスの狙いを反らす作戦に移るがフォックスは至って冷静であり1人1人に狙撃をして女性の腕や足を撃ち抜く

3人の女性は別々の方向から射撃しフォックスに命中する、フォックスは撃たれた方向にバレットを向けて射撃して遮蔽物ごと撃ち抜き女性の腕に命中してもげる、そしてもう1人の女性はウルフに狙いを定めて発砲するが命中せず再び発砲しようとした際にフォックスが女性の両腕を撃ち抜き両方ともにもげる、最後の1人になってしまった女性は遮蔽物から身を乗り出して銃剣突撃をウルフに向うとウルフの目の前にフォックスが現れて突撃を防ぐ女性は銃床でフォックスを退かそうとするがフォックスは回避してバレットのバレル部分で銃剣を抑えるが女性のパワーは凄まじくフォックスを跳ね除けて至近距離で女性は発砲するとフォックスの胴体に命中して貫通する、フォックスは膝を付いて女性を睨む

女性はボルトのコッキングを引いて押し戻して薬室に弾を込めて再び銃を構え直しウルフを見る

そこには仕掛けられたC4だけが残っており女性はC4に駆け寄った時に背後に物音がして銃剣で思いっきり背後を振り返りながら背後にいる何かに攻撃するとカキンという金属音と同時に背後にいた物はウルフであった

銃剣攻撃を防いでいたのはハンドガンでありウルフはそのまま容赦なく女性の腹部を蹴り女性を押し倒して女性の頭部に銃を突きつけて問う

 

ウルフ「お前、グリフィンの人形か?」

 

女性「………撃てば宜しいわ」

 

ウルフ「……」

 

女性はウルフの持つ銃を掴んで自身の頭部に突きつけて怒号がウルフに飛ぶ

 

女性「人形が憎いなら辱めは受けないわ!、さっさと殺しなさい!」

 

ウルフは引き金を引かず女性の目を見て言う

 

ウルフ「安心しろ、殺す気は無いがそこで爆死するって言うなら別だがな」

 

女性の背後にはC4があり、ウルフは女性から離れてC4の起爆装置を手元に見せると女性はウルフを睨みながらC4から離れるとウルフはC4を起爆して天窓を破壊する

女性は爆風で吹き飛ばされて空調設備に激突して気を失う

ウルフはアリクイに連絡する

 

ウルフ「アリクイ、天窓を破壊した次は?」

 

アリクイ「俺が来るまで何か戦利品でも奪っておけ」

 

ウルフは通信を終えてフォックスに駆け寄りフォックスの腹部を手当していると屋上に飛び移って来た女性と少女が現れると同時にラペリングロープで這い上がって来たのは特殊部隊の隊員が数名現れて挟み撃ちの形になる

ウルフは手早く止血してフォックスに銃を渡してウルフは通信でシャーク達に通信する

 

ウルフ「シャーク!お前ら今どこだ?」

 

シャーク「今店の中にある宝石とかを拝借してるところだ」

 

ウルフ「戦利品を回収したら屋上に来い、グリフィンと警官の挟み撃ちを食らってる!」

 

シャーク「了解した、金庫開けたらすぐ行く!」

 

ウルフとフォックスは遮蔽物に身を隠してグリフィンと特殊部隊に向けて発砲すると呼応したかのように双方共に射撃が開始されて火力負けをする

ウルフはショットガンを持った褐色の女性目掛けてグレネードを投げると装甲板が邪魔をして上手くダメージが入らず徐々に追い詰められる

ウルフは何かを思いつきフォックスに言うとフォックスは聞き返す

 

フォックス「正気か?」

 

ウルフ「このまま、ここにいるよりマシだろ?」

 

フォックス「………分かった、やってみよう」

 

ウルフとフォックスはそれぞれにグレネードとスタングレネードを投げ攻撃の手を緩めさせるとウルフとフォックスは破壊した天窓に勢いよくジャンプしてクリスマスツリーにしがみつきそのまま下に降りてシャーク達がいる店に駆け込む

シャークとハイエナは宝石店のバックヤードにある金庫を開けて貴金属や宝石等を片っ端からバックに詰め込み作業していたがそこにウルフ達が駆け込みハイエナはトンプソンを片手にウルフ達に向けるとウルフが慌ててハイエナに言う

 

ウルフ「撃つな!俺達だ!」

 

ハイエナ「ウルフか、どうした?」

 

ウルフ「同じ女が5人もいやがった」

 

ハイエナ「グリフィンもいるのか」

 

そして店の前には足音が響き隊列を組んでウルフ達を包囲し女性の声が響く

 

女性「貴方達は包囲されています!直ちに投降しなさい!」

 

ウルフはシャーク達に指示を出す

 

しばらくして隊列を組んだ特殊部隊とグリフィンとでじりじりと店に迫るとバックヤードから現れた人物達に発砲出来ずにいた

それは口を布で締めて手をインシュロックで固定された人質達であった、ウルフ達は人質を盾に特殊部隊に攻撃を仕掛けると特殊部隊は近くの遮蔽物に身を隠して銃弾の雨を避けるが反撃が出来ずにいた

ウルフ達はそのままクリスマスツリーに人質と一緒に駆け込むとクリスマスツリーの上にある破壊された天窓からカラビナ付きのワイヤーが降ってくるとアリクイから通信が入る

 

アリクイ「そのワイヤーで取り付けた金具を引っ掛けろ!」

 

ウルフ達は言われたとおりにワイヤーを金具に引っ掛けるとヘリは上昇してクリスマスツリーの土台が浮き始めるとアリクイから通信が入る

 

アリクイ「クリスマスツリーにしがみつけ!」

 

ウルフ達はしがみつくとクリスマスツリーの土台が浮きクリスマスツリーは上昇していくと土台の下から白い布の大きい袋が現れる

そして土台が上昇していくにつれて袋も一緒にくっついていく、袋は破壊した天窓に差し掛かると天窓の鋭利の部分に引っ掛かり、そのまま上昇して布が破れ中身が出てくる

その中身は札束であり中から雪崩のように落ちて行くと札束は空中でバラバラと落ちる

それに気づいたウルフがアリクイに通信する

 

ウルフ「おい、アリクイ何だあの袋は?」

 

アリクイ「俺も知らない、何も聞いて無いぞ」

 

ベア「降りて回収するか?」

 

ウルフ「いや、そのままセーフハウスに戻るぞ」

 

ヘリコプターはそのままツリーと金をばら撒きながらセーフハウスへと向かった




どうだったでしょうか?

今年もあとちょっとで終わりそうですねぇ(しんみり)
今年は購読ありがとうございます、来年も宜しくお願いします

それでは次回もお楽しみに!


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グリフィンの後処理

明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いします(遅すぎる新年挨拶)

まさかの仕事の都合上で人員不足が発生してここまで期間を空けるとは思わなかったです(汗)
遅れてしまい大変申し訳無いです……

それではどうぞ



クリスマスツリー強盗事件から数日後ヤマナカとアシーナは1人の女性に手を焼いていた

 

ヤマナカ&アシーナ「……」

 

女性「グスン…

 

ヤマナカ「あの、ヘリアンさんどうか落ち着いて」

 

その言葉にキッと睨むが再び机に突っ伏して泣きながら言う

 

ヘリアン「やっとの思いで取ったチャンスをあいつらー!」

 

ヤマナカとアシーナは再び始まったと言わんばかりの顔でため息を付く

その間にヤマナカの指示を受けた1人の人形がドアを開けて現れる、その人物はG36であった

G36はヤマナカとアシーナにある雑誌を渡して来る

 

G36「ご主人様、これでヘリアン様の機嫌を直されてはいかがでしょうか?」

 

そう言い渡されたのが合コンの正月イベントであった、ヤマナカとアシーナはナイスと親指を立ててG36に向けるとG36は丁寧にお辞儀をする

そして、ヤマナカは雑誌を持って泣き崩れているヘリアンに雑誌を見せる

 

ヘリアン「ん?こいつは!!」

 

ヘリアンは驚きの声と共に雑誌を勢いよく鷲掴みにして読んだ後にヤマナカの襟首を掴んで礼を言う

 

ヘリアン「ヤマナカ!ありがとう!」

 

ヤマナカはものすごい力で襟首が締まりヤマナカはヘリアンの腕を掴んで言う

 

ヤマナカ「分かったから!首締まってます!」

 

しばらくしてヘリアンは少し落ち着きを取り戻してG36が出したお茶を飲み咳払いしてヤマナカに改めて言う

 

ヘリアン「取り乱してすまない、私もそれなりに苦労してな」

 

ヤマナカ「いえ、大丈夫です(馬鹿力だったと言うのはやめておこう……)」

 

ヘリアン「そうか、それより私がここに来た理由は君達には年末年始の休暇を取って欲しいんだが」

 

ヤマナカ「俺達がですか?」

 

ヘリアン「そうだ、クルーガー社長は君達を休ませたいという事だ」

 

アシーナ「急に言われても、ギャングはどうするんですか?」

 

ヘリアン「そこは安心してくれ、実績がある指揮官の部隊が変わりにやってくれる」

 

ヤマナカ「その部隊は?」

 

ヘリアン「今最前線で活躍している指揮官が指揮する部隊だ、彼はクルーガー社長のお気に入りでな」

 

アシーナ「なるほど、街は安泰ですね」

 

ヘリアン「では、要件を伝え終えたから“観光”してくる」

 

ヘリアンはそそくさと出ていった、ヤマナカとアシーナは嵐が過ぎ去ったのを確認すると安堵のため息付いてG36が淹れたお茶を飲む

そして、ヤマナカはアシーナに聞く

 

ヤマナカ「この前の作戦の時に救出した奴は今大丈夫なのか?」

 

アシーナ「ええ、無事よ」

 

ヤマナカ「そうか、G36、クリスマスツリー事件での被害は分かったのか?」

 

G36「はい、被害は警官の約50人以上が負傷者のみと我々の被害はスプリングフィールドが引き連れていたダミー4体の損傷です」

 

ヤマナカ「……そうか、それでツリーの下にあった金は一体どこの金なんだ?」

 

G36「それが警察でも分からず今現在捜査しているとの事です」

 

アシーナ「そう、話は変わるけどスプリングの様子は?」

 

G36「修復は終わっており現在は食堂にいるかと」

 

アシーナ「元気になったのね、彼女の所属を聞いて来るわ」

 

ヤマナカ「頼んだ」

 

アシーナは食堂に向かっていき、G36とヤマナカだけが残る

G36はヤマナカの正面に立ち、G36が言う

 

G36「ご主人様、年末年始のお休みについてご相談があります」

 

ヤマナカ「どうした?何かあったのか?」

 

G36「いえ、一緒に年越しをしませんか?」

 

ヤマナカ「別に構わないが皆といつも通りに年越しをする予定だろ?」

 

G36「そうなのですが、一緒に慰霊碑に行きませんか?」

 

ヤマナカ「………そうだったな、忙しくて行けて無かったな、皆と一緒に行こうか」

 

G36「はい、畏まりました」

 

ヤマナカは机の引き出しから古びた写真を2枚取り出して思い出に浸るのであった

 

 

〜アシーナ〜

アシーナは食堂前の扉からにぎやかな声がして扉を開けて中に入るとスプリングフィールドが厨房で料理を振る舞っている最中であった

アシーナに気付いたM590が駆け寄りアシーナに言う

 

M590「指揮官、スプリングフィールドさんが助けてくれたお礼にと料理を振る舞ってくれていますよ、指揮官もどうですか?」

 

アシーナ「では頂くわ、彼女の所属は?」

 

M590「それが、その……」

 

M590が回答を渋った時に厨房から歓声が聞こえるとアシーナは見るとそこには豪勢な料理が並び、人だかりが出来て厨房前のカウンターが見えなくなる

スプリングフィールドは出来た料理を配膳して料理の盛り付けをする、そして人だかりが無くなり落ち着いたのを見計らってアシーナはトレーを持ってスプリングに近づくとスプリングは笑顔でアシーナのトレーの上に食事を置く、アシーナはスプリングに言う

 

アシーナ「スプリング後で話があるから落ち着いたらで良いわ、あっちのテーブルに来てね」

 

スプリング「分かりました」

 

アシーナはそのまま食事を持ってテーブルに向かい待つ、それと同じくM590も食事を持ってアシーナと同じテーブルに同席する、そしてアシーナとM590は食事を始めて世間話や身の回りの話をして盛り上がる

そして、スプリングがやってきてアシーナとM590がいるテーブルへ向かい、アシーナの前の席に座り尋ねる

 

スプリング「指揮官、お話とは何でしようか?」

 

アシーナ「わざわざ呼び出して悪いね、まだ所属を聞いて無かったからね」

 

スプリング「……私の所属は……言えません」

 

アシーナ「そう、それは命令?」

 

スプリング「………」

 

アシーナ「なるほど、分かったわ」

 

アシーナは手早く食事を済ませてM590に言う

 

アシーナ「彼女と別の部屋で話をしてくるから片付けお願いね」

 

M590「分かりました、後ほど合流します」

 

アシーナ「うん、さぁてスプリングあっちの部屋に行きましょ」

 

スプリングに手を差し伸べて食堂の隣の部屋に案内する、アシーナとスプリングは部屋に入って部屋の扉を閉めて椅子にアシーナが座りスプリングは肩を震わせながらもゆっくりと椅子に座る

開口一番にアシーナが尋ねる

 

アシーナ「スプリング、貴方もしかしてだけど脱走したのでしょ?」

 

スプリング「………はい」

 

アシーナはその言葉を聞いて少しため息をしてスプリングに問う

 

アシーナ「どうして?」

 

スプリングは俯き肩を震わせながら問に答える

 

スプリング「……私は配属してから指揮官の為に頑張ってきていました、ですが……指揮官が病に倒れその指揮官の代わりに配属になった代理指揮官は私に………ひどい事をしました」

 

スプリングは今にも泣き崩れそうになっていた、アシーナはその言葉を聞いて怒りが込み上がるがもう一つスプリングに対して疑問があった

 

アシーナ「そこまで話さなくてもいいわ、それと1つ何だけど、何故あの場にいたの?」

 

スプリングはゆっくりと疑問に答える

 

スプリング「……あの場にいたのは子供達へのプレゼントを配っていた時です、銃も隠すように持っていました」

 

アシーナ「なるほど、それで銃声聞いてやってきた?」

 

スプリング「そうです、相手が人間とは思わず発砲を躊躇ってしまいました」

 

アシーナ「アイツらは異常だから大丈夫よ、それにアイツらは何故か人形には負傷か重傷を負わせるだけで終わりなのよね、理由はわからないけど」

 

スプリング「それで私の処遇はどうなるのでしょうか?」

 

アシーナ「スプリングは正式に___」

 

スプリング(あそこに送られるのですね、私は……)

 

アシーナ「ここの小隊に入って貰うように掛け合うわ」

 

スプリング「え……」

 

アシーナ「貴方は小隊とはぐれてこの街にやってきて私達に拾われたと言いなさい、いいね?」

 

スプリングは涙目になりながらお辞儀して礼を言う

 

スプリング「ありがとうございます」

 

アシーナは笑顔になりスプリングの肩を叩いて言う

 

アシーナ「期待してるわよ」

 

アシーナはそのまま扉を開けて部屋から出ていくとM590が慌てた素振りでアシーナに駆け寄り、アシーナに情報が入る

 

M590「指揮官!大変です!以前救出された指揮官が入院している病院に何者かの手によって大虐殺されたとの事です!」

 

その報告を聞いたアシーナはヤマナカがいる部屋に走って向かうのであった




いかがだったでしょうか?

期間が空きすぎてしまったのがとても心苦しいですが、あまり長くしないように善処したいですね(苦笑い)
今後とも購読頂ければ幸いです

次回もお楽しみに!




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ギャング捕縛作戦〜事前準備〜

大変お待たせいたしました!

今年は仕事量に忙殺されない年でお願いしたいものです(泣)

それではどうぞ!


ヤマナカは警官達と共に病院へと向かっていた

病院は町外れの小さな病院にあり林道を抜けた先に到着する、病院の周りは既に警官や刑事が捜査を開始していた

ヤマナカは刑事と合流し刑事がヤマナカ達に歩み寄って挨拶をする

 

刑事「グリフィンのヤマナカさん、こんにちは、捜査協力ありがとうございます」

 

ヤマナカ「いえ、こちらこそ、それで状況は?」

 

刑事「………見て頂ければ分かります」

 

病院の玄関から入ると周りは血だらけであり病院の人間や患者が襲われた後であった

警備員は拳銃を手にしたまま腹部から出血して倒れており絶命していた

ヤマナカはあまりの酷さに警官でも目を背ける者や外に出る者もいた、警備員が倒したのはナース姿の民間人形であり手に鋭利な物を持ったまま倒れていたが表情は笑みを浮かべながら額に弾痕の後があった

そして刑事と共に病院の2階に上がって行くとナースの民間人形が複数体倒れていた、そしてその先に行くと救助された指揮官の病室があり扉は破られていた、そして中に入るとバリケードで塞いだ後がありベッドや棚等窓ガラスが散乱していた

そして、部屋の中は血だらけであり他の患者や生き残った警備員等の死体が死体袋に収められていた

そして、その部屋に1体の人形が惨たらしく殺された状態であり、コアも破壊されており左手には指輪がはめられていた

ヤマナカ達はその人形には見覚えがありヤマナカは刑事に聞く

 

ヤマナカ「この子は“P7”……か?」

 

刑事「ええ、その通りです、製造番号等も割り出していますがここまで酷いのは初めてです」

 

ヤマナカ「……」

 

刑事「差し出がましいのは承知していますが、何故ここに人形がいるのでしょうか?」

 

ヤマナカ「この子はここの指揮官の副官だった、恐らく看病してずっといたのだろうな」

 

刑事「なるほど、指揮官というのはこの死体袋の中にいますか?」

 

刑事が警官に指示を出して数体の死体袋のジッパーを開く、しかしそこには指揮官らしい者がいなく刑事に尋ねる

 

ヤマナカ「どれも違う、刑事さん他に死体は?」

 

刑事「……あそこかもしれない」

 

刑事は重いため息をしてヤマナカを案内すると廊下には何かが引きずられた後が血の跡になって外に通じていた、刑事が外に通ずる扉を開けるとそこは病院の庭になっており花壇や造形物等があったが荒れ果てていた、そして庭の中央には何か焼き焦げた後があり、臭いも充満していた

ヤマナカはその光景に酷く嗚咽しそうになるが堪えて刑事に聞く

 

ヤマナカ「……まさか、あれですか?」

 

刑事「ええ、あまり見せたく無い物ですが」

 

刑事が話していると銃声が鳴り響き、刑事が無線で聞き取りヤマナカに伝える

 

刑事「どうやらまだ狂ってる人形がいるとの事です、我々が今のところ警戒していますが注意して下さい」

 

ヤマナカ「まだ、制圧しきれてないのですか?」

 

刑事「病院の制圧は終わっていますが周囲はまだ潜伏しています」

 

ヤマナカ「我々も手伝いましょうか?」

 

刑事「いえ、心配には及びません、“あの部隊”が受け持っていますから」

 

ヤマナカ「あの部隊?」

 

刑事「ええ、それよりも死体袋はこちらにあります」

 

刑事はヤマナカを死体袋へと案内すると死体袋が十数体あり、ヤマナカは1人ずつ見ていき目当てを見つける

指揮官だけが欠損が激しく左腕や右足等がきれいに無くなっていた

ヤマナカは呟く様に言う

 

ヤマナカ「周りの人は損傷は無いのに指揮官だけここまで欠損が酷いな」

 

刑事はそれを聞いて答える

 

刑事「周りの患者さんや看護師や医師は弄ばれて殺された、あの灰の中に何があるかわからないが今現在調査している」

ヤマナカは重いため息して刑事に言う

 

ヤマナカ「これをやった犯人は分かってるのか?」

 

刑事「……グリフィンの皆さんに見て頂きたい監視カメラの映像があります、こちらです」

 

刑事は再び病院に案内すると、ヤマナカはふと警官達が作業している焼き焦げた中から何かを運び出していた、そしてその人だった左腕には指輪が光ヤマナカは下を向いたが再び顔を上げて歩き出して病院内に入る

 

刑事が案内した場所は病院の警備室であり監視カメラの映像を確認していた警官が待ってましたと言わんばかりに準備を終えて待っていた

ヤマナカは監視カメラの映像を確認すると衝撃な物が映り込む

玄関口を映すカメラは行き交う患者や看護師等が日常の風景を映していた、点滴スタンドを掴みながらゆっくりと歩く老人や頭に包帯を巻いた子供が走ってはしゃいでいたりお見舞いの品を持ってナースステーションに案内をされていたりと平凡なものであった

そして、その平凡な日常を映していたカメラ映像が乱れて数分止まる

数分後に再び映像が戻った時には地獄になっていた、民間人形や警備人形等が患者や看護師に容赦なく襲い惨殺されていく、警備員が拳銃を持って玄関や廊下等に民間人形に対して発砲するが数が多く1人また1人と画面から消える、生き残った患者や看護師に警備員は2階に駆け上がっていくのが見える

そして2階の廊下には数人の警備員や患者や看護師が指揮官がいる部屋に雪崩込み、逃げ遅れた警備員は廊下で餌食になる、そして逃げ込んだ病室の扉を開けようと群がる民間人形達にこじ開けられそうになるが扉が開かない事に諦めたのか別の病室に雪崩混んだりして病室にいる患者を殺していく

他のカメラ映像には患者を半殺しにして中庭に運んでいく映像があり中庭の映像を見ると別の所から運んで来たのか患者や警備員に医者等が1箇所に集められて何か液体を掛けて1体の人形がマッチに火を付けると患者達は怯えて叫ぶ様子があるが無慈悲にも火がついたマッチ棒を患者達がいる所に投げて燃え広がる、その様子を見て笑っている民間人形達に映像を確認していた警官は下を向いて口元を抑える

その様子を見ていたヤマナカはその地獄の形相を見ているしかなかったが玄関口に黒のサラリーマンスーツを着た女性が1人入る、それを見たときにヤマナカはそのマスクを見た事が無いギャングだと一目で分かった

そこで映像は停止され刑事が言う

 

刑事「奴が来た時に全部のカメラが全てダウンしました」

 

ヤマナカ「そうなのか、俺達でも見た事が無いぞ」

 

刑事「ええ、私もあれを見たのは初めてです」

 

その映像に移る女性は豚のマスクを被っていた、そして刑事はヤマナカに言う

 

刑事「ヤマナカさんに協力して欲しい、我々と共に捕まえませんか?」

 

ヤマナカ「奴らを捕まえる?」

 

刑事「ええ、そうです」

 

ヤマナカ「……捕まえたいが奴らを殺したくなる」

 

刑事「気持ちは分かりますが堪えてください」

 

ヤマナカ「いいでしょう、そもそも我々は警察からの依頼で協力しています」

 

刑事「奴らの場所は突き止めています」

 

ヤマナカ「以前にも逮捕した事があるのか?」

 

刑事「ええ、ですが奴らの雇った弁護士にまんまとやられましてね、監獄入りが出来なかったです。

奴らの居場所を突き止めたはいいですが、3部隊も送って駄目でした」

 

ヤマナカ「3部隊も送ったのか、その後は?」

 

刑事「その後は、奴らの引き起こした強盗事件や他のギャング共が暴れだしましてね、奴らの逮捕に至って無いです」

 

ヤマナカ「傭兵を雇ったのか?」

 

刑事「ええ、奴らがここに来てから日に日に警官が殉職しています、ですので、我々側は傭兵や警察人形を増員して対処してるという状況です、もちろん問題は無いです」

 

ヤマナカ「そうか、では俺は前線基地に戻る、アシーナにも相談したいからな」

 

刑事「分かりました、今度この日に作戦会議がありますので来てください」

 

ヤマナカ「了解した、宜しく頼む」

 

ヤマナカは警備室から出てそのまま病院を出ていき車に乗り前線基地へと向かう

 

〜ギャング捕縛作戦会議〜

 

病院の惨殺事件から数日が経ちヤマナカとアシーナにG36達も会議に参加していた

会議室には署長と傭兵部隊の隊長がおり、ギャングの捕縛作戦についての話し合いが行われていた

 

傭兵隊長「前回の捕縛作戦は何が原因だったんだ?」

 

署長「前回は奴らの持つ火力に為すすべなく殺られた」

 

アシーナ「奴らのミニガンとショットガン(AA−12)ですね」

 

署長「そうだ、だが他にも盾を貫通するスラッグ弾や徹甲弾を使用している点もある」

 

傭兵隊長「犠牲は避けられないか」

 

ヤマナカ「我々が連携して1つ1つ対処をしていけば多少の犠牲は避けられる」

 

傭兵隊長「何か考えがあるのか?」

 

ヤマナカ「以前にもここからの侵入が出来たのであれば奴らはそこまで割く余裕が無いという事でしょう、それなら侵入は容易ですがそこからが大変ですね」

 

アシーナ「誰を侵入させるの?」

 

ヤマナカ「我々は窓からの侵入と天窓には警察、正面には傭兵部隊での方が宜しいかと」

 

署長「天窓の突入タイミングは?」

 

ヤマナカ「我々が合図した時に突入して下さい」

 

傭兵隊長「最初に潰すのはミニガン野郎とサメ野郎に的を絞ろう」

 

署長「我々は狐のマスクを捕らえましょう」

 

ヤマナカ「では我々はオオカミ狩りとしましょう」

 

署長「では作戦の決行日を決めましょう」

 

ヤマナカ「我々の特殊部隊がこの日にこちらに到着するとの事なのでその日以降に決行しましょう」

 

署長「ではこの日に異論はありますか?」

 

ヤマナカとアシーナに傭兵隊長は黙る

 

署長「宜しい。ではこの日に決行しましょう」

 

そうして会議は終了して各々出ていく

ギャング捕縛作戦は数週間後に決行されるのであった。

 

 

〜別の日〜

ヤマナカとアシーナは制服に着替えて外に出ると2つの棺があり、周りにはG36小隊やM590小隊が囲んでおり泣いていたり悲しんでいたりと様々な反応であった

ヤマナカとアシーナは号令を掛けて敬礼するとG36達も敬礼しスプリングが空に向かって発砲して棺を地中へと収める

そして、喪服を着た者達が棺に土を掛けて埋めていき、埋めた場所に墓石を設置する

ヤマナカはアシーナの隣で呟く

 

ヤマナカ「絶対に奴らを捕らえる、それまで待っていてくれ」

 

それを聞いたアシーナもヤマナカと同じ決意した眼差しで墓を見つめるのであった




いかがだったでしょうか?

最近はGTFOにハマり今度番外編みたいなのを作りたいなと思います(いつになるか分かりませんがね)

それでは次回もお楽しみに!


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ギャング捕縛作戦〜決行〜

大変お待たせいたしました!

ドルフロのコラボ(ディビジョン)楽しいですねぇ。
全然攻略進んで無いですけどね(笑)

それではどうぞ!


ヤマナカ達は装甲車でセーフハウスの付近に到着し車から降りる

ヤマナカとアシーナは戦闘服に着替えハンドガンを携行しG36小隊とM590小隊に404小隊とAR小隊が降りヤマナカとアシーナはそれぞれ2つの小隊に分かれる

ヤマナカはG36小隊と404小隊、アシーナはM590小隊とAR小隊に分かれて別行動を取る

セーフハウス内はガヤガヤとしており無警戒であった。

そして各小隊は配置に着くとヤマナカはアシーナに連絡する

 

ヤマナカ「こちらヤマナカだ、アシーナ聞こえるか?」

 

アシーナ「聞こえるわ、こちらは準備完了よ」

 

ヤマナカ「了解した、我々がスモーク投げたら突入だ」

 

ヤマナカは45に指示を出してスモークを投擲させると中にいるギャングが一気に静まり返り9にフラッシュバンを投擲させて一気に突入する、ギャング達は窓から侵入したヤマナカ小隊とアシーナ小隊を追い払おうと銃弾の雨を降らせる、その銃撃戦の中に天窓から侵入してきたのは白い都市型迷彩服を着た特殊部隊であり、ギャング達に攻撃を仕掛ける

そして正面には蒼色の迷彩に装備品は赤やオレンジといった色付されている部隊が現れて突入してくる

ギャング達は4方向からくる攻撃部隊に苦戦するも何とか耐え忍んでいたが天窓と正面からブルドーザーが突入する

天窓から降り立ったブルドーザーは白黒の都市型迷彩柄ではあるが顔を覆い隠す鉄板の厚さとペイントにギャング達へ威圧を与える。

鉄板のペイントがガイコツでペイントされており、武装はLMGでギャング制圧を開始する。

 

〜ヤマナカ小隊〜

 

窓から侵入したヤマナカ小隊は1人のギャングに苦戦するも指示を出す

 

ヤマナカ「あのサメ野郎1人でこの火力か、45はスモークを9はフラッシュバンを投擲、その後、M1014とMP5はダミーを先行させて突入しろ、援護は416とG36だ、他はダミーでの波状攻撃を掛けろ」

 

各々了解と言って各自行動に移す、サメマスクの男は壁に身を潜めてリロードを行うと同時に45と9の投擲物に視界を奪いM1014とMP5のダミーが突入する、煙の中で戦闘が始まる、すぐに終わるとM1014とMP5がヤマナカに報告する

 

M1014「指揮官!私達のダミーがやられました!指示を!」

 

MP5「私もです!」

 

ヤマナカ「スモーク越しに射撃開始!」

 

ヤマナカの指示を受けた小隊は射撃を開始する、そしてスモークが晴れていくとM1014のダミーが首から人工血液を流して倒れ、MP5のダミーは衣服や人工皮膚が焼け落ちて原型を留めていなかった。

そしてサメマスクの男はAA-12を構えて発砲すると無数の火花がヤマナカ小隊目掛けて降らす

M1014が咄嗟に自身とダミーを使って小隊の盾になるがダミーの1体の装甲板が貫通して衣服に火花が掛かり燃える、ダミーが火花を叩いて消火させるとサメマスクの男は容赦なくM1014のダミーへ火花を被せると装甲板が貫通して燃え広がり体全体を燃やされる。

ヤマナカは冷静に指示を出す

 

ヤマナカ「416榴弾の発砲を許可する、爆破後45と9はやつの後ろに回り込んで格闘戦に持ち込め、G36とG3は援護射撃、G43とG11は奴の足を狙え、M1014達はそのまま奴に銃弾の雨を降らせろ」

 

各員は了解と言って行動を移す、416の爆破後45と9のダミーを合わせて10体がサメマスクに近接戦を仕掛ける、男は片手にマチェット、もう片手にAA-12というスタイルで応戦する、45と9のダミーがUMPで射撃して男に命中させるが何事もなかったかのようにAA-12を乱射してダミーの半分やられた時に9のダミーがナイフを持って男に接近してナイフ戦を仕掛ける

男はマチェットナイフでナイフ攻撃を防ぎAA-12を向けるがAA-12を蹴飛ばされて片手から離れると同時に防いでいたマチェットでダミーの片手を斬り落とす、男は素早く9のダミー人形の首目掛けてマチェットを振ろうとした瞬間、マチェットが弾かれたと同時に男は足に銃弾を受けて倒れ込む

男はヤマナカの達の方を見やるとG43とG11の銃から硝煙が銃口から立ち上っていた、男は倒れたまま45と9により拘束される。

 

〜アシーナ小隊〜

ヤマナカ小隊がサメマスク男と交戦すると同時にアシーナは狐マスク男と交戦していた。

男は大口径のバレットでの射撃をするとM590のダミー人形が装甲板を貫通して命中し吹き飛ばされる、男は徹甲弾を装填させており、アシーナはスコーピオンとステンMK-Ⅱに指示を出す

 

アシーナ「スコーピオン、ステン、焼夷と手榴弾投げていいわよ」

 

ステン「え、でも相手は人間ですよね」

 

アシーナ「ステン、あいつらはタフだから大丈夫よ、それに殺されたくなかったらあらゆる手を尽くさないとね」

 

ステン「了解です」

 

アシーナの指示通りにステンとスコーピオンは投擲すると男は遮蔽物から離れて別の遮蔽物に身を隠す、それをAR小隊が見逃す筈がなく男が隠れている遮蔽へ射撃していく。

アシーナはM4に事前に指示を出していた為、誘導する事に成功していた、しかし、男は銃を替えてリボルバーでの応戦をするとAR小隊のダミー人形が次々に撃たれていく

アシーナは次の指示を出す

 

アシーナ「モスバーグ!、HK33!AR小隊の援護に行って!、M14はサポートお願い!スコーピオンとステンは私と一緒に包囲するわよ!」

 

各々指示に従い遮蔽物から出られなくなる程の弾幕を張り男の移動を封じ込める

男は顔を出しては射撃するが当たらず、男はフラッシュバンをアシーナ達に向けて投擲する、運悪くアシーナはフラッシュバンに視界と聴覚を奪われてしばらくして、アシーナの視界と聴覚が回復した時に男はアシーナに銃口を向けていた

アシーナは咄嗟に銃を構えようとするが間に合わず男が発砲した瞬間にM16が男の持つリボルバーを蹴り飛ばして銃床で殴り飛ばす

男は殴り飛ばされて倒れる、M16はアシーナに見やるとアシーナの頬にかすり傷が出来た程度であった、M16は安堵して男の方を見やるとM4たちが男を取り押さえて手錠を掛けていた

男はマスク越しで舌打ちをして拘束されるのであった

 

 

〜傭兵部隊〜

ヤマナカ達の突撃後に正面から乗り込むと正面には鶏男が正面で待ち構えていた、男は2丁のSMGのM10(カラフルなカラーリング)を持って傭兵部隊に問答無用で攻撃を開始する

傭兵部隊は盾持ちを前衛に鶏男に攻撃するとSMGでは歯が立たないと判断したのか手榴弾を投げて盾持ちを倒していく、傭兵隊長は次々に指示を出していく

 

傭兵隊長「衛生兵は負傷兵の対応をしろ、ブルドーザーとAEGIS小隊は鶏男に攻撃しろ」

 

その指示を受けたブルドーザーとAEGIS小隊は鶏男に攻撃を開始すると鶏男はリロードを行い再び射撃を開始する、AEGIS小隊とブルドーザーを数分で全滅させると傭兵隊長は驚く

 

傭兵隊長「あの野郎、たった1人でAEGIS小隊を潰すとはな」

 

傭兵隊長は次の指示を出す

 

傭兵隊長「隊列を組んで奴に攻撃を集中しろ、盾は前に後ろはライフルで構成しろ!ブルドーザーも前に出せ!」

 

指示を受けた傭兵達は隊列を組みブルドーザーと共に鶏男に攻撃を集中する、鶏男も敵の数が増えた事に手榴弾やブルドーザーを数分で倒した弾倉に切り替えての発砲をしたりして凌いでいた、そこに打ち崩す様に現れた暗視ゴーグルを付けたクローカーが様子を伺い鶏男がAEGIS小隊とブルドーザーや盾隊員に手間取っている時にクローカーはスモークを投擲して視界を遮る

クローカーはすぐに鶏男に向かって飛び蹴りをかまして鶏男をダウンさせ、その後追撃するかの様に警棒で鶏男を殴りつけて拘束する

 

〜特殊部隊〜

天窓から侵入するとミニガンを構えた熊の男が出迎える様に弾丸の雨を降らせる、被弾した隊員は落下し負傷する

そしてスカルブルドーザーが天窓から降りると男はブルドーザーにミニガンを向けて発砲するがびくともせず、ブルドーザーは男にLMGを向けて発砲すると、熊男は遮蔽物に隠れる、スカルブルドーザーが先行したおかげで隊員達は天窓から次々に降り立つ、熊男はしばらくミニガンでスカルブルドーザーと隊員達を相手取るが3人拘束されるとグリフィンと傭兵部隊が合流して熊男への攻撃を開始する

男は4連ロケットランチャーを取り出してスカルブルドーザーへ向けて発射するとロケット弾は炸裂して爆発する

しかし、爆発をもろともせずアーマーが多少黒焦げになった程度であり構わず男に向う、男は残りの弾を全てブルドーザーへ向けて発射するが全弾ものともせず前進してくる、それを見た熊男は遮蔽物に隠れてミニガンの装填をしていると男の目の前に45とM4が男に向かって銃口を突きつけていた、男は降参したのか両手を挙げてミニガンを離すと男はその場で拘束される

 

 

 

セーフハウスを制圧した特殊部隊と傭兵部隊にグリフィンの部隊は男達を1箇所に集めて護送車が来るのを待つ、その間は特殊部隊がセーフハウス内を探索していると大量のカバンが見つかり中身は札束であった。

証拠品として写真に収めたりカバンを現金輸送車へと積み込む

ヤマナカは熊男に写真を見せて問いただしていた

 

ヤマナカ「この女に見覚えはあるか?」

 

熊男はその写真を見て首を振る

 

ヤマナカ「そうか」

 

次にサメ男に見せるが首を振る、ヤマナカは残り2人に写真を見せるが首を振られる

ヤマナカがオオカミ男やライオン女の居場所を聞こうとした時に護送車が現れて特殊部隊隊員が男達を護送車へと乗せて走り去っていく

ヤマナカは男達に見せた写真を眺める、その写真は病院の事件でカメラに収められていた女を捉えた写真でありマスクは蜂のマスクを被っていた




いかがだったでしょうか?

今度キャラ紹介みたいなのを作った方が良いのでしょうかね?
個人的に楽しく書いていたつもりだったので完全に見落としていました(笑)
今度アンケートを添付します(自分では決めれない)

それでは次回もお楽しみに!


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ギャング別行動

大変お待たせいたしました!

盛大にやらかして1から作り直す羽目になるとは思わなかった(泣)
やらかしてなかったら4月15日に投稿予定だったのに・・・
ブルーな話はここで終わり

それではどうぞ!


〜グリフィンの作戦始動時〜

ウルフとライオンとハイエナはセーフハウスから出てハリネズミがいる店に向かっていた

しばらく車を進めているとアリクイから連絡が入る

 

アリクイ「ウルフ!大変だ!」

 

ウルフ「どうした?」

 

アリクイ「ベア達がいるセーフハウスに警察が乗り込んで来やがった」

 

ウルフ「大丈夫なのか?」

 

アリクイ「いや、今回ばかりは警察も雰囲気が違う」

 

ウルフ「援護に向かおう」

 

アリクイ「それはやめた方がいい、奴らグリフィンと傭兵部隊を引き連れてやってきている、しかも数も多い」

 

ウルフ「・・・どうすればいい?」

 

アリクイ「今やっている仕事を終わらせてベア達は別の機会で救えればいい」

 

ウルフ「分かった」

 

そしてウルフ達はハリネズミの店にたどり着いて店を開ける

そこには正面にカウンターがあり左右には人形の腕やパーツが綺麗に並べていた

そして、カウンターの奥から作業服姿の女性が現れる

 

女性「いらっしゃい、今日が初仕事だったね・・・こっちに来なさい」

 

女性が呼ぶと階段からスーツ姿の少女が降りて来る、そしてその子の顔にはマスクを被っており、そのマスクは“バッファロー”でありその少女は拳銃を取り出して簡単な動作確認してからホルスターにしまい、ウルフ達に話しかける

 

少女「仕事は何?」

 

ウルフ「今回、ここの金を強盗するつもりだ」

 

少女「宝石店?」

 

ウルフ「そうだ、一般人もいる、撃つなよ」

 

少女「分かった」

 

ハイエナが少女へ話しかける

 

ハイエナ「お前のマスクはなんだ?」

 

少女「私はバッファローよ」

 

ハイエナ「そうか、名前は?」

 

バッファロー「“イマニシ17”」

 

ハイエナ「聞いた事が無いな、ライオンお前は?」

 

ライオン「貴方が知らなかったら私も知らないわよ」

 

女性が割って話しかける

 

女性「その子は昔の映画で一部に出た銃よ」

 

ウルフ「大丈夫なんだろうな?」

 

女性「大丈夫よ、研究して作ったんだもの」

 

ウルフ「そうかい、話が変わるんだが良いか?」

 

女性とウルフは別室に行き、ライオン達と離れる

ウルフは女性に言う

 

ウルフ「話なのだがベア達が捕まったの知ってるか?」

 

女性「ええ、知ってるわ」

 

ウルフ「それだったら話が早い、この仕事が終わったらあいつらの救出に向う、ドリルとかを用意してくれ」

 

女性「分かったわ」

 

ウルフ「それともう一つ話がある、こいつを知ってるか?」

 

ウルフが取り出したのは蜂マスクの女が写っている写真であった、女性は首を左右に振って言う

 

女性「知らないわ」

 

ウルフ「そうか、何か分かったら連絡をくれ」

 

ウルフはそのまま部屋を出るとライオンとハイエナ、バッファローが格闘しており、ウルフが拳銃を上に向けて発砲して格闘戦を止めさせて言う

 

ウルフ「お前ら何してるんだ?」

 

そこに女性が部屋から出て聞く

 

女性「何事?」

 

ライオンが事の経緯を話す

 

ライオン「すまない、バッファローに握手しようと彼女に手を伸ばしたら投げ技されてね、そしたらこの状況に発展したんだ」

 

バッファロー「すまない、力量を確かめたかった」

 

ウルフはため息して全員に言う

 

ウルフ「後で好きに殴り合えばいいだろ、仕事に行くぞ」

 

ウルフはそそくさと店から出ていきライオン達も続く

店に取り残された女性はため息して自身の工房に戻って行く、そして工房の中にはアリクイのマスクが立て掛けらていた。

 

ウルフ達は車に乗り、ウルフは運転をする

車内は殺気立った雰囲気になっておりしばらく無言で車を走らせる

そして、痺れを切らしたウルフはラジオを付けるが繋がらない、どのチャンネルも繋がらず

ウルフは異変に気づきアリクイへ連絡するが繋がらなかった

ウルフは車内で警戒するようにライオン達に指示を出す

 

ウルフ「何か妙だ、警戒しとけ」

 

そして、目的地付近に到着した時に銃声が各所から聞こえており、ウルフ達はすぐに車から降りて様子を伺うと警察官が交差点から現れて何かに向けて発砲していた、ウルフはライオン達に指示をする

 

ウルフ「ライオン達はここで待ってろ、俺は宝石店に行って回収してくる、この混乱を利用するぞ」

 

ライオン「了解した、さっさと戻って来てくれよ」

 

ウルフはそう言ってライオン達を残してマスクを被り銃を構えて路地に入って行く

ライオンは何かに向けて発砲していたが徐々に後退しているのが分かった

その時交差点から現れたのはELIDに感染した者達が大量に現れてウルフに連絡するが繋がらず

そしてライオン達に気付いた警官Aが避難を促す

 

警官A「こんな所で何をしてるんだ!さっさと避難しろ!」

 

警官AとBは拳銃で応戦していたが数が多かった、ライオンはハイエナと目を合わせて警官に言う

 

ライオン「私達の事を見逃してくれるなら奴らを排除してやってもいいよ」

 

警官A「こんな一大事に何を言ってるんだ!」

 

ライオン「貴方達は助かりたいのでしょう?」

 

警官Aは押し黙るがもう一人の警官が大声で叫ぶ

 

警官「何に手間取ってるんだ!、早くしろ!」

 

警官Aは口を開いてライオンに告げる

 

警官A「相方には事情を言う、今はこの状況をどうにかしたいが人手が足りない、手伝ってくれるか?」

 

ライオン「了解、交渉成立ね」

 

ライオン達はマスクを被って銃を取り出してELIDに向けて攻撃を開始した時に警官Bは驚く

 

警官B「あいつらギャングじゃねぇか!警官Aどういう事だ」

 

警官A「今はこの状況をどうにかしたいから手引した、俺の責任でいい」

 

警官B「・・・なら、俺も一緒に処分食らってやるよ」

 

警官A「いいのか?」

 

警官B「良いも何も、よく考えたら俺もそうしてる」

 

警官A「なら、さっさと仕事を終わらせよう」

 

ライオン達と警官コンビでの戦闘が始まった頃にウルフは目的地の宝石店に向うとELID感染者に溢れており、一人では対処しきれない程の大通りに大量に感染者が群がっていた

ウルフは分が悪い事が分かり何か無いか探すと宝石店の隣にパトカーがあり、パトカー目掛けてグレネードを投擲しパトカーが爆発する

すると、爆発の衝撃で感染者達は爆発した方向に歩いて行き、ウルフは隙を突いて宝石店の隣にある路地に走る

感染者は気づく事なく燃え盛るパトカーに歩いて行く

ウルフは路地から宝石店の窓が割れてるのに気づき割れた窓から侵入する、そこはオフィスであり散乱した書類や机に椅子が倒れてたり出血の跡があったりと凄惨な状況であった

そして、そのまま宝石が保管されてる金庫や展示されてる物を片っ端からバッグに詰め込み持ち出して行く

そして、路地から大通りの様子を伺うと遠くから銃声が聞こえており、感染者は銃声がする方向に歩いて行っていた、ウルフはバッグを担いだまま来た道を戻って行くと道中に感染者と出くわすがサイレンサー付きのハンドガンで頭を撃ち抜いて絶命させる

そして、ライオン達と合流するが感染者達は徐々に集まって来ており四方八方から包囲されつつあった

ウルフ達は車まで引き警官達も一緒に車まで引く、ウルフは訳が分からないという表情でライオンに聞く

 

ウルフ「なぜ、警官まで付いてくるんだ?」

 

ライオン「取引したからよ、さっさと乗って脱出」

 

ウルフは承諾したかのように運転席に乗って警官達も乗らせる

そして、車で一気に包囲網を突破して猛スピードで走り去って行く

車内では疲れ切った空気が流れていた、安全地帯に入った時、街の中央では人々が逃げ惑う姿が見えて警官達がウルフに言う

 

警官A「ここで止めてくれ」

 

ウルフは言われた通りに車を止めて、ウルフは警官達に聞き返す

 

ウルフ「本当にここでいいのか?」

 

警官A「ここでいい」

 

ウルフ「そうか、短い時間だったが俺達を見逃していいのか?」

 

警官A「本当なら駄目だが今回は一大事だ、事が収まったらお前らを逮捕してやる」

 

ウルフ「良いだろう、また会おう」

 

ウルフは警官に手を差し伸べる、警官Aは応えるかの様に握手して伝える

 

警官A「また会おう」

 

警官Bも握手してウルフに言う

 

警官B「本当ならここでお前らを殺したいが事が事だ、次に会ったら最後だ」

 

ウルフ「そうかい、その時は相手をしてやる」

 

そうして警官達は車を降りて行き人混みの中に消えて行く

ウルフはアリクイに連絡するとアリクイは焦ってるのか連絡に応じる

 

アリクイ「ウルフ!大変だ!」

 

ウルフ「どうした?」

 

アリクイ「鉄血とELIDが同時に拠点に現れやがった!」

 

ウルフ「お前の拠点か?場所は?」

 

アリクイ「くそ!ウルフは予定通りに合流地点に向かえ!、俺からの通信は最後だ」

 

アリクイは通信を閉じる、ウルフは再び掛け直すが繋がらなかった




いかがだったでしょうか?

少しずつ伏線回収をしつつ物語を書いていこうと思います。
また、長くなるかもですが気長に待って頂けると幸いです
ご指摘やご感想及び総合評価点等付けて頂きありがとうございます!
これからも不定期ながらではありますが購読して頂けると有り難いです。

それでは次回もお楽しみに!


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ベア達の脱獄

大変お待たせしました!

最近は仕事量の多さとウマ娘プレイでのストレス軽減になっている日が多くてヤバいですねぇ・・・
まぁ、休日はアクション映画を観ていたりしていますが(笑)

それではどうぞ!


輸送車に乗せられて行き着いたのは刑務所であり、ベア達は降ろされてそのまま、牢獄に連れて行かれる

刑務所内や看守達は慌てており、何事なのか聞けずに牢獄の中で4人共黙っていたが看守達の発砲音が刑務所中に聞こえ始める、牢屋の中にいる囚人達は騒ぎ立てて看守に注意されるが看守達が慌ただしくなっており武装した看守が廊下を走っていく姿が見える

ベア達は静かにしていたが看守の何人かが囚人達を収容している牢屋に向かって何かを話して牢屋の鉄格子扉を開けると囚人達の何人かは武装した看守達と共に消えて行く

それは順番にやって来ては消えると繰り返して、最後にはベア達の番になる、看守はベア達に向かって言い放つ

 

看守「我々は今現在敵の攻撃を受けている、貴様らをこれから移送する」

 

ベア「誰の攻撃だ?」

 

看守「それは貴様らに伝える必要は無い、さっさと出ろ」

 

看守は扉を開けるとベア達は従って看守達と共に廊下を歩いて行くと武装した看守達は既に疲弊し負傷者や重傷者が多く廊下に座り込んでいた

しばらく廊下を進むと1人の看守がベア達に駆け込み移送中の看守と話し込む

すると、背後にて爆発して看守達は銃を構える

爆発して破壊された壁の外から鉄血のリッパーが現れる

その場で銃撃戦となりベア達は遮蔽物に身を隠す

そこに看守の1人がやられてベア達の手錠の鍵をその場で落とす、シャークは遮蔽物から出て鍵を取り手錠を外して看守の銃を拾って鉄血との銃撃戦に参加する

敵の攻撃が止んだと同時にベア達もシャークがいる遮蔽物に移動して手錠を外す

看守の1人がベア達に銃を向けて叫ぶ

 

看守「貴様ら!何をしてる!」

 

シャークも銃を向けるが鉄血の攻撃は再開され、再び銃撃戦をすると看守が1人、また1人とやられていき最後には怒鳴り散らす看守とシャーク達だけになり、看守はハンドサインでシャーク達に引くように命令する

シャークはハンドサインを確認して死んだ看守からくすねたスモークグレネードを投げる

辺りは白い煙に覆われると看守とシャーク達は走って逃げる

そして、しばらくして逃げ込んだ先の部屋に入ると武器庫と思わしき部屋になっており、銃が立て掛けてあった

看守はシャーク達に銃を向けて怒鳴る

 

看守「さっさと銃を捨てろ!、良いか何もするなよ」

 

看守は銃を向けたまま、通信機に手を伸ばして誰かと通信する

 

看守「本部!応答を願う、鉄血に攻撃された、増援を送れ」

 

すると通信機から高らかな女の声が聞こえて笑っている

 

???「アハハハハ、まだ生き残ってる人間いるんだ」

 

看守「貴様!何者だ!」

 

???「何者って鉄血に決まってるじゃない、貴方って馬鹿なの?」

 

看守「な、本部の人間はどうした?」

 

???「全員死んだわ、家族がいるんだ、許してくれぇって言って涙流しながら死んだわ、思い出したら笑えて来ちゃうけどね」

 

看守は押し黙ったままであった、そして女は言う

 

???「貴方達が頑張って捕まえてくれた人間のクズを私達が丁寧に処分してあげてるんだから、少しは感謝してもらいたいね」

 

看守「俺は絶対に許さないぞ、どんな手を使ってでも貴様を殺してやる!」

 

看守は通信機を叩きつけて銃で通信機に向かって発砲して通信機は破壊される

シャーク達はただその光景を見ることしか出来なかったが、廊下から走ってくる音が聞こえて来る

鉄血がすぐそばまでやってくる事が分かった途端に看守はシャーク達に言う

 

看守「俺の目的は変わった、もう貴様らを移送する理由は無い」

 

シャーク「そうかい、俺達はどうなるんだ?」

 

看守「こんな状況だ、貴様らが脱獄するのは目を瞑ってやる、代わりに俺の手伝いをしろ」

 

シャーク「良いだろう」

 

看守はシャーク達に武器庫の扉を開けて叫ぶ

 

看守「5分で支度しろ!」

 

シャーク達は咄嗟に動いて防弾チョッキや銃を掴んで弾倉に弾を込める

そして、準備し終えてシャークが看守に問う

 

シャーク「どこまで付き合えばいい?」

 

看守「直接作戦本部に向う、その道中で構わない」

 

看守はバッグを背負い込んでシャークにカードを渡す

 

看守「これはお前らにとって必要なやつだ」

 

それは看守のカードキーであった、シャークはポケットの中に入れて看守に言う

 

シャーク「オッケー、指示をくれ」

 

看守はハンドサインを送る、数秒後に扉を思いっきり開けて部屋から出て廊下で歩いてくる足音に銃を向けると盾を構えていたガードが現れて交戦状態に入る

ベアが真っ先に前に出てLMGを乱射するとガードは反撃出来ずに盾で防ぐ事しか出来ていなかった

シャークは手榴弾をガードの足元に投げつける、そして爆発して複数のガードはやられる

そして、シャーク達は走ってガードがいた廊下を駆け抜けるとヨロヨロと立ち上がろうとしたガードを蹴り飛ばして頭に一発放って絶命させる

そして、廊下を走ってブリーフィング室に向う途中に看守が広場に目を向けて立ち止まる

シャークが尋ねる

 

シャーク「どうした?」

 

看守「あいつら、絶対に許さん」

 

シャークも広場に目を向けると凄惨な事が起きていた

そこには大勢の囚人と看守が1箇所に集められて1人1人斬首されたり銃殺や撲殺等地獄の様な光景であった

シャークは看守の肩を叩いて言う

 

シャーク「助けに行くか?」

 

看守は頷いて走り広場に向うと多くのリッパーやヴェスピドにガードやスカウトが広場全体に警備していた

看守は作戦を考える

 

看守「陽動が必要だな」

 

シャークが提案する

 

シャーク「なら俺とベアで陽動を仕掛けよう」

 

看守「良いのか?」

 

シャーク「俺達だけじゃ手に負えないからな、犠牲を出してでも解放する意味はあるだろ」

 

看守「・・・分かった、だがお前らはまだ死なせんぞ、俺の目的があるからな」

 

シャーク「それはもちろん分かってるさ、どこに陽動を仕掛ければいい?」

 

看守「ここに防衛設備で砲台の端末がある、そこに向かって砲台を確保して利用しろ」

 

シャーク「了解」

 

看守「残りは俺と来い」

 

フォックス「了解した」

 

そして、作戦が開始されて砲台にやってくるシャークとベアであり、付近にはリッパー1体と砲台にヴェスピド2体がいるだけであった

シャークはリッパーを後ろから襲い口元を手で覆って首目掛けてナイフを振り落して絶命させる、その後、物音をわざと立ててヴェスピドの1人をおびき寄せて音がなる方に来たヴェスピドはシャークを見て銃を構えようとした時にベアが背後から現れてヴェスピドの首を折って絶命させる、そして砲台にいるヴェスピドは広場を見下ろせる位置にいて見渡して警備していた、そして、シャークがヴェスピドの肩を叩く

叩かれたヴェスピドは振り向くとシャークがナイフで頭目掛けてヴェスピドの頭部に振り落しす、その場で倒れる

ベアは砲台を起動させると自動防衛システムがまだ生きている事が分かりシャークにハンドサインを送るとシャークは起動させろという合図を送る

そして、ベアは起動させると自動防衛システムが動き出して広場の中心と高台からセントリーガンが現れると同時に攻撃を開始する

突然の奇襲攻撃にリッパーやヴェスピド等は次々に倒される、それと同時に看守とフォックス達は捕まっていた囚人や看守を開放して逃がす

囚人達は取り上げられた武器に一目散に駆け出して銃やナイフ、資材等を持ち出して鉄血兵に攻撃を開始する

囚人や看守の攻撃に一部指揮が乱れているのか連携がうまく行かずに次々に倒されていく

そして、広場を制圧して次々に囚人や看守達は刑務所の中にいる鉄血との戦闘を始める

その道中にシャーク達が乗ってきた輸送車を見つけ駆け寄る、特殊部隊隊員は既に死んでいたがシャーク達が持っていた装備を見つけて回収する

そして、刑務所内での銃声や怒号が所々に鳴り響く、シャーク達は作戦本部の付近にたどり着くとそこはロビーの様になっており吹き抜けていて天窓や窓ガラス等は破れていた、そしてその中央には剣を持った黒い女性がいた

それと同時に別の通路からやって来た囚人達が女性に向けて銃を向けると女性はその囚人の集団に突撃して剣で1人、また1人と斬り捨てていく

シャークは彼女を見て看守に伝える

 

シャーク「あいつは鉄血の‘処刑人’だ」

 

看守「知ってるのか?」

 

シャーク「多少な」

 

そして、1人残らず斬り捨てた処刑人は舌打ちをして死体に座って大声で叫ぶ

 

処刑人「おい、そこにいるのは分かってるぞ、さっさと出てこい!」

 

物陰からシャーク達が現れると処刑人は笑いながら立ち上がり剣を抜いて言う

 

処刑人「簡単に死ぬなよ」

 

処刑人は一気に距離を詰めて突撃してくる、シャーク達は弾幕を張って一歩ずつ後退して距離を保つ

処刑人も銃で応戦してベアに命中するがアーマーに阻まれて攻撃が通じない

それが分かったのかベア目掛けて走って斬りに来るがベアは死体から銃を手にとって処刑人のブレードを防ぐがそのまま両断して胴体目掛けてブレードが飛ぶ

ベアは避けずにダメージを受ける、処刑人は次の攻撃を行おうとした時にベアに腕を掴まれて片腕でベアから振り解こうとするともう片方も防がれて捕まり処刑人は力尽くで両腕を解こうとした時にフォックスやシャーク、ジャケットに看守が処刑人目掛けて発砲して命中し倒れる

そのまま、ベアも膝を着いて胸の流血を救急キットで傷の手当をしていた

しかし、処刑人は目の前にいるベアだけでも倒そうと拳銃を手にとってベアに向けていると看守が乱射して処刑人を倒す

看守は息が上がっておりベア達に向けて言う

 

看守「もう、ここでいい」

 

シャーク「いいのか?」

 

看守「こいつらのボスはこいつで間違い無いだろ」

 

シャーク「そうかい、じゃあ俺達は脱走させて貰うぞ」

 

その時、扉から刑務所の機動部隊の生き残りが現れてベア達に銃を向ける

その時、看守が前に出て銃を下げるように指示を出していた、機動部隊の隊長は看守に問い詰める

 

隊長「何故止める!」

 

看守「こいつらは俺の仕事を手伝って貰っただけだ、それよりも外の状況は?」

 

隊長「外は地獄そのものさ、ここから出られても死ぬだけだ」

 

その時、四方八方から鉄血が現れて攻撃を開始する

機動部隊と看守は交戦を開始する

隊長はシャーク達に怒鳴るように伝える

 

隊長「てめぇらはさっさと逃げろ!ここは俺たちでどうにでもなる」

 

シャーク達は機動部隊が来た扉から出ていき建物から出ると乗り捨てられた車両があるが、鉄の門が行く手を阻んでいた、シャークは鉄血兵を蹴散らしながら鉄門の扉を開ける管制室に向かい制御装置を操作して看守から貰ったカードキーを装置の中に挿し込むと鉄扉はゆっくりと開く

シャークは管制室から降りて行きベア達は車両を守るように鉄血兵と交戦していたが鉄扉は案外ゆっくりと開く為に時間が掛かり消耗戦を強いられる

そして、鉄扉が車1台分通れるようになるとシャークは怒鳴ってベア達に車に乗らせる

 

シャーク「おい、扉が開いたぞ!早く乗れ!」

 

ベア達は車に乗り、シャークが運転して鉄扉から出て刑務所から脱獄に成功する

シャーク達の行き先はセーフハウスへと向うのであった

シャーク達の脱獄が成功したと同時に刑務所に残った機動部隊と看守は交戦の末、看守のみ生き残っていたが満身創痍の状態で壁に持たれ掛かって煙草を吸い写真を眺めていた

そして、彼の前に現れたのは白い肌に黒のワンピース、そして黒のロングヘアに武装は黒い武装であり、一目で鉄血というのが分かった

そして、その少女は笑っており看守に話しかけているが何も聞こえ無い看守はただボーと見ているしかなかった

そして、少女は看守に銃を向けて撃とうとした時に看守は少女の足を撃つ

すると、少女は崩れ落ちて看守に怒号と怒りの表情を向けていた

少女は看守に向けて発砲して看守に命中する、看守は血に濡れた写真を見て最後の力を振り絞りC4のスイッチを押すと建物が爆発して崩れ始めると少女は足を引きずりながら看守の写真を手に取って看守の目の前で破り捨てるが看守は何も言わぬまま死ぬと少女の顔は怒りの表情を浮かべるが建物が崩れ始め炎が見えた時に少女は足を引きずりながら建物から脱出する

破り捨てられた写真は少女の体が写っており写真の端には名前が書いておりその名前は“アシーナ”と書いてあった

そして、刑務所の建物は崩れ落ちていき看守の死体もろともコンクリートの残骸と共に埋まって行く




いかがだったでしょうか?

ここだけの話ですが完全にミスったのが前話を作っていた際に話の流れ的に宝石店と書いていたのに何故か工場にたどりついて何の強盗してるんだ?と通勤途中の自分が混乱してしまったという事がありましたね(笑)
あれは良い経験したなと思いますね

それでは次回もお楽しみに!


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予期せぬ事態

大変お待たせしました!

仕事との両立は中々に難しいですねぇ(笑)
一瞬で企業メールになってしまいそうです
前置きはこれくらいで

それではどうぞ、お楽しみ下さい



paydayギャングを逮捕したと同時に市街地にELID感染者と鉄血の同時攻撃を受けてヤマナカとアシーナは急いで部隊を市街地に向けていた

2人は役割分担をする、ヤマナカ小隊と404小隊は鉄血の殲滅、アシーナ小隊とAR小隊はELID感染者の殲滅に動き出す

ヤマナカは道中に警察の特殊部隊に伝える

 

ヤマナカ「奴らがいた場所の廃墟郡に避難民を誘導しよう、危険は無い筈だ」

 

特殊部隊隊長「そうだな、少数はここに残して我々は住民の避難と護衛をしよう」

 

ヤマナカ「了解した、アシーナと俺は小隊を率いて鉄血とELIDを対処しよう」

 

傭兵隊長「俺達は警察の手伝いをしよう、元々そういう契約だからな」

 

ヤマナカ「オッケー、それでいこう」

各部隊は作戦を立てて出発して行き市街地に向けて車両等が走り出していく

 

〜アシーナ小隊〜

街に辿り着くと各地での銃声や悲鳴が聞こえる、アシーナ小隊は404小隊と別行動を取って避難の支援及び取り残された住民の救出任務をアシーナは言い渡し、自身も防弾チョッキやハンドガンを携えてモスバーグに守られる様に警戒して進む

先頭はスコーピオンと4体のダミーを使ってクリアリングしていくと、大通りの方からの銃声が聞こえてきて急いでアシーナは小隊にハンドサインを出して速歩きで銃声に向うと警官と鉄血のリッパーとの銃撃戦しており警官2名に対して20体以上のリッパーが数の暴力で攻撃しており、アシーナはスコーピオンに指示を出して焼夷手榴弾をリッパーの隊列中央に投げさせる

見事に爆発して炎上してリッパーの隊列が総崩れを起した時にアシーナ小隊はリッパー達の真横から攻撃を開始して殲滅する

アシーナは警官達に歩みより状況を聞き出す

 

アシーナ「ここの地区の状況は?」

 

警官「まずは援護に感謝する、ここの状況はよろしくない、子供が迷い込んでるとの連絡を受けて現在捜索していたらあいつらにぶつかった」

 

アシーナ「子供?まだ避難出来てなかったの?」

 

警官「どうやらここら辺ではぐれたらしい、その子を保護したら俺達はすぐに引き上げる」

 

アシーナ「了解したわ、貴方達はあっちを探して、私達はこっちを探す」

 

警官「了解」

 

アシーナ達は大通り沿いにある飲食店や路地を捜索する、飲食店はモスバーグとアシーナ、路地はステンとスコーピオン、HK33、M14を捜索を開始する

アシーナはモスバーグの後を追う形で銃を構えて店内を捜索する、モスバーグのダミー4体は散開して店の奥に向う、しばらくしてモスバーグがアシーナの肩を叩いてハンドサインにて店の奥に何かあると伝える

アシーナはモスバーグを先頭に店の奥に向うとダミー1体壁を背にドアの側で待機していた、アシーナはドアノブに手を掛けて目線をモスバーグに向けるとモスバーグは頷いてダミー1体の背中に手を置いてドアが開かれるのを待つ

そして、アシーナは合図を出した後にドアを思いっきり開けると同時にモスバーグとダミーは中に入る

そして、アシーナも入ると中は暗闇であり何も見えないでいた、アシーナ達はライトを付けて探索していると掃除用ロッカーから音がするとアシーナはロッカーの扉に手を掛けて開けると少女が半泣きの状態で見つかりアシーナはその子を抱きしめて言う

 

アシーナ「もう大丈夫よ、お父さんとお母さんに会えるわ」

 

そう言うと少女は泣きながらアシーナに抱きつくモスバーグはその様子をほくそ笑むと外から銃声が聞こえる

アシーナとモスバーグは目を合わせてアシーナは少女と手を繋いで片手で銃を持つ、モスバーグは2人を守るようにダミー達を前に出して自身も盾のように前に出て店の外の様子を伺うと警官の増援が来ており鉄血軍と交戦していた、アシーナはモスバーグに指示を出す

 

アシーナ「路地組を呼び戻して、ここの店に来るように伝えて」

 

モスバーグ「了解」

 

モスバーグが連絡していると、外の銃声で一際大きい銃声が聞こえてきてアシーナは外の様子を伺うと警官達は次々にやられていく、その銃声の正体はマンティコアであり次々に警官達を倒していく

そして、ちょうど路地からスコーピオン達が警官達の援護に加わりマンティコアへ攻撃する、アシーナは悪態ついてモスバーグに指示を出す

 

アシーナ「あの馬鹿、勝手な事をして、モスバーグ!援護に向かうわよ」

 

モスバーグ「了解」

 

アシーナ達は飲食店から出て銃撃戦に参加して指示を出して行く

 

アシーナ「スコーピオン、ステン!投擲!、M14とHK33は援護射撃!、モスバーグはこの子をお願い」

 

指示を受けたモスバーグ達は投擲や援護射撃でマンティコアに集中するとマンティコアは破壊される

残党の鉄血兵も排除して戦闘が終わりアシーナは一言でご苦労と言った後に警官達がアシーナに駆け寄る

 

警官「援護に感謝する」

 

アシーナ「無事で良かった、この子をお願いします」

 

アシーナは警官達に少女を引き渡す、警官達は少女を守るように車に乗せて安全圏に向けて走り出す

残った警官はアシーナ達に聞く

 

警官「君たちはどうする?」

 

アシーナ「私達は避難が遅れた人たちを助けに行く」

 

警官「我々も付いて行こう」

 

アシーナ「ありがとう」

 

そうしてアシーナ達は警官隊と共に救出作戦を継続、街の探索を続けた

 

〜ヤマナカ小隊〜

ヤマナカ小隊は逃げ惑う人々を掻き分けながら前線に向うと大量に感染者が人々を襲っていた、ヤマナカはG36達に指示を出して発砲して撃滅していく

最後の感染者を撃ち倒して周囲の人々に大声でヤマナカは伝える

 

ヤマナカ「早くこの区域から逃げろ!奥に行けば警察が待機している、早く避難するんだ!」

 

そう言って避難を促していると1人の女性が駆け寄りヤマナカに慌てた様子で伝える

 

女性「家に子供が!子供が残ってるんです!」

 

ヤマナカ「何だって!?、どこです?」

 

女性「この通りの真っ直ぐ行った先の茶色のアパートにいます!」

 

ヤマナカ「分かりました、早く避難を。」

 

そう言って女性は走って逃げて行きヤマナカはG36にハンドサインを送って小隊を奥地に進ませる

言われた通りにアパートがあり、幸いにも感染者はアパートの外にいなく、中に侵入すると辺りの廊下は緑色の液体と赤い液体がそこら中に散っており、ヤマナカはG36に指示を出す

 

ヤマナカ「この先は俺は行けないようだ、外周は俺とM1014とG43、G3で探すからG36とMP5は中の捜索をしてくれ」

 

G36とMP5は了解と言って中に入って捜索していく

ヤマナカ達はアパートの外周を探索するが特に見つからず、ヤマナカはG36に無線で連絡する

 

ヤマナカ「G36見つけたか?」

 

G36「見つけました、男の子です、感染の心配はありませんが下に行くルートが無い為、ロープで降ります」

 

ヤマナカ「了解した、どこに降りる?」

 

そう言うとヤマナカの目の前にロープが降ってくる、ヤマナカは降って来たロープを辿って見上げるとG36が手を降ってG36のダミーが最初に降りて行く

無事に降りてG36のダミーが合図を送ると次にMP5のダミーが降りていく、次々に降りて来てG36は男の子を背負いながらゆっくりと降りて行く

その時、下で待っていたヤマナカ達はG36達が無事に降りるのを見守っていたがMP5がヤマナカ達に向けて叫ぶ

 

MP5「指揮官!感染者が近づいています!」

 

その声にヤマナカは指示を出す

 

ヤマナカ「全員!警戒態勢!」

 

すると、M1014とG43が感染者に向けて発砲して撃破すると同時に感染者の雄叫びやうめき声が一気にヤマナカ達に集まって来る

感染者は物量でヤマナカ達に襲いかかる、ヤマナカは全員に指示を出す

 

ヤマナカ「ここが正念場だ!戦闘開始!」

 

ヤマナカ達は襲いくる感染者を次々に撃ち倒して行く、G36はゆっくりと男の子に声を掛けながら降りて行き無事に地上に降り立つ

そして、G36は合図を送ってMP5が最後に降りて行く

G36は男の子の頭を優しく撫でて言う

 

G36「よく頑張ったね、あと少しの辛抱だから頑張ろうね」

 

そして、MP5が降りきるのを確認したG36はヤマナカの方に駆け寄り伝える

 

G36「ご主人様、全員無事に降りました」

 

ヤマナカ「よし、全員生きて帰るぞ、来た道を戻ろう」

 

そう言ってアパートの敷地から出ると大通りの方から大型のELID感染者がゆっくりと近づいて来るのが見えた時にヤマナカは言う

 

ヤマナカ「ここから離れるぞ!全員走れ!」

 

そう言って全員走る、男の子はG36が背負って走るが走った先には感染者の大群が待ち構えておりヤマナカ達は走りながら攻撃を開始する

しかし、武装した感染者の一発の弾丸が男の子の足に命中する

男の子は酷く泣き出して痛がっていた、ヤマナカは感染者を撃破して全員止まる様に指示を出す

ヤマナカは男の子の容態を確認すると、足から出血が酷かった

辺りを見回すと小さな薬局があるのが見えてヤマナカは全員に指示を出す

 

ヤマナカ「あそこで応急処置をする、M1014、MP5は中の制圧をしろ、他は男の子を守るぞ」

 

指示に従ってM1014達は中に入って行く、しばらくしてMP5がヤマナカ達にハンドサインで制圧したことを送るとヤマナカは手早く男の子を担いで中に入る

そして、ヤマナカは床に自分の上着を敷いて男の子を座らせて治療をする、外から感染者と大型の感染者が薬局に目掛けて入ろうとしていた、ヤマナカはG36達に指示を出す

 

ヤマナカ「俺はこの子の手当をする、G36は皆に指示を出してここに感染者を入れるな」

 

G36「承知しました、皆さんご主人様達を守りますわよ」

 

G36達は近づいてくる感染者を片っ端から倒して行くが、残りの弾数と感染者の物量に限界が来ており、突破されるのも時間の問題でもあった

大型の感染者は薬局の手前まで来てG36達の銃撃にもびくともしないで中に入る、G36のダミーやMP5のダミーがナイフを持って近接攻撃を仕掛けるが感染者の剛腕の攻撃に一発で破壊される

そして、ヤマナカ達の方に向かって行く大型の感染者をG36が最後まで攻撃したことにより倒れるがG43の言葉に全員が戦意が落ちる

 

G43「嘘でしよ、あんなのがまだ3体もいるなんて」

 

そう言われてG36も大通りの方に目を向けると感染者と大型感染者が群れを作って薬局を目指していた、G36はヤマナカに報告するとヤマナカは言う

 

ヤマナカ「了解した、この子だけでも助けるぞ」

 

そして、報告を終えてMP5たちの方に向うとMP5やG3が言う

 

MP5「指揮官様は何と?」

 

G36「あの子だけでも助けるとの事よ」

 

G3「了解しました、ですが弾薬はもう・・・」

 

G36「バリケードを使って近接攻撃に持ち込むのよ、私達の力ならここを突破は容易じゃない筈」

 

MP5「分かりました、直ぐに取り掛かります」

 

そう言って全員で薬局の出入り口や窓に棚や板を使ってバリケードを作る

そうして、感染者は薬局の出入り口や窓のバリケードを破壊しようと叩くがバリケード板の隙間からナイフが出て頭部目掛けて突き刺すと感染者は崩れ落ちる

そして、その籠城戦をしていたが次第にバリケードが破壊されダミーが1体、また1体と倒されていく

そして、出入り口が大型の感染者に突破された時、G36達は絶望していた

急いでヤマナカがいる方に向うと、ヤマナカは男の子の治療を終えていた

G36はヤマナカに伝える

 

G36「ここはもう駄目です、ご主人様達だけでも逃げて下さい」

 

ヤマナカ「駄目だ、全員でここから逃げるんだ!、1人も欠けさせない」

 

G36「ですが!ここから逃げたって誰も助かりません!」

 

ヤマナカ「それは分かってる!今それの打開策を考えてるんだ!」

 

G36「時間がありません!」

 

そうして言い合っているとM1014達が慌てて言う

 

M1014「指揮官!店内の半分は制圧されました!」

 

裏口からは感染者が現れており、完全に包囲されていた

そして、全員が絶望していた時に銃声が聞こえる

裏口から現れたのは警察の特殊部隊であり、ヤマナカ達に駆け寄り言う

 

隊員「よく頑張った、後は俺たちに任せろ」

 

そう言って隊員達は店内にいた、感染者を次々に撃ち殺して行き大通りには装甲車が銃弾の雨で感染者をなぎ倒して行く

ヤマナカ達は助かったと安堵していた、隊員はヤマナカ達に車に乗るように言って案内して車に乗せる

男の子は衛生兵が適切な治療を施していた、G36達も安堵しており眠る子もいた、ヤマナカはG36に謝る

 

ヤマナカ「さっきはあんな状況で言い合いをして済まなかった」

 

G36「良いのです、ご主人様は私達の事を想って言っていたのですから」

 

そうして、車は揺られて無事に市街地郊外の避難所付近にたどり着き、車から降りて地図が広げられたテントに向かいヤマナカは全員に言う

 

ヤマナカ「俺達の仕事は終わって無いぞ、次の救出をやるぞ、全員補給とダミーの補充を済ませてこい」

 

全員言われた通りに補給して次の救出任務を実行するのであった




いかがだったでしょうか?

次回も空くかもしれませんが気長にお待ち頂けると幸いです。

次回もお楽しみに


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交戦

大変お待たせしました!!

人事異動やらなんやらで長らく投稿出来ていなかった(泣)

それではどうぞ!


404小隊は鉄血が支配する地域に潜伏していた

45達は鉄血兵のパトロールをやり過ごしたりして鉄血の指揮官を排除する為に潜伏して気付かれない様にしていた

そして、鉄血の指揮官は“スケアクロウ”であり宙に浮くビットを自身の頭上で回転させながら考え事をしていた、45は指示を出して奇襲の作戦を立てる

 

45「416あの高台から榴弾お願いね、G11は私達の援護で9と私はスタンとスモークを投擲して突入する」

 

416「また、無茶な注文ね」

 

G11「えぇ、やらなきゃ駄目?」

 

45「別にやらなくても良いけど、変わりにずっと起きて貰う事になるから」

 

G11「うぅぅ。分かったよ」

 

45「異論は無さそうね、じゃあ作戦開始するよ」

 

作戦通りに配置に着いて45が合図をする、そして一発の発射音と共に爆発音がした

同時にスタンとスモークが投擲され閃光と白い煙を確認して突入していく

そして、スケアクロウがいたであろう場所を探すが見当たらずスモークの煙が消えかけた時にスケアクロウからの攻撃をされる

45と9はすぐに遮蔽物に身を隠してG11が援護射撃を開始すると416が無線で45に言う

 

416「スケアクロウは何処にいるの?」

 

45「分からない、G11が交戦してるけど何処からなのか分からない」

 

416「了解、私は高台から援護するわ」

 

そしてスモークが晴れた時に攻撃してくる方向に目を向けるとスケアクロウのビッドから攻撃されている事を確認することが出来る

45は416に指示を出してスケアクロウを捜索させる、416はスケアクロウのビッドに攻撃されながらも探していると後方に警戒させていたダミー人形の1体の信号が途絶えてすぐに後ろを振り向くとスケアクロウが物凄いスピードで416目掛けて飛びついてくる、銃を構えられないと判断した416はダミー1体をスケアクロウの足止めに使って残りのダミーと416は共に高台から降りる

そして、416のダミーがやられたのか首と胴体が落ちてくる

416は45達と合流する

 

416「スケアクロウ見つけたけど、私のダミー2体もやられたわ」

 

45「あら、そうなの?てっきりダミーが喋ってるのかと思った」

 

416「うるさい、さっさと指示を出しなさい!」

 

そうしているとスケアクロウが現れるが先の奇襲攻撃で被弾したのか服装もボロボロであり腕や肩には破片が刺さったのか人口血液が流れ出ていた

そして、スケアクロウは低い声で呟く

 

スケアクロウ「次から次へと····」

 

スケアクロウは自身のビッドを指揮して戦闘を開始する、45達も応戦していたがビッドの機動力をなかなか捉えられず攻撃をされていく

そして、45はスモークをスケアクロウに向けて投げつけて目くらましをする、スケアクロウはすぐにスモークの中から出ると9とG11が発砲して命中する

スケアクロウはそのまま倒れ込む

スケアクロウは虫の息であった、45は歩み寄ってトドメをさそうとするとスケアクロウは45に向かって言う

 

スケアクロウ「あなた達でしたか、刑務所の爆発」

 

45「あら、そんな所通った覚えは無いけど、別の者じゃない?」

 

スケアクロウ「なら。AR小隊?」

 

45「知らない、囚人に返り討ちされたんじゃない」

 

スケアクロウ「そうですか」

 

45「お喋りはこれで終わりよ」

 

45はスケアクロウの頭部に数発撃ち込み、スケアクロウは絶命する

45達は歩を進めると救難信号を受信する、すぐにマップを開くとそれは工場から発せられる事が分かり、45は9達に伝える

 

45「救難信号を受けた、工場に向かうよ」

 

そして、徒歩で工場の門にたどり着くと門は破られていた、45達は警戒しながら工場の敷地内に侵入すると鉄血兵が破壊された跡が数え切れない程に転がっていた

45は散開のハンドサインを出すとダミー人形をそれぞれ引き連れて散って行く

45は建物内に9は倉庫内に416は地下へ続く階段にG11はコンテナ郡へと散って行く

その様子を監視カメラを通して見ていた4人は各々散った少女らの元に追っていくのであった




いかがだったでしょうか?

昨今ではイベントが開始されましたね
レベリングが上手く行けてないですが完走したいですね(笑)

それでは次回もお楽しみに!


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感染者区域

ものすごく間が空いてしまい申し訳無いです。

自分事ですが人事異動が重なり業務量が大幅に増えた事で執筆する時間が取れなかった事が大きいですね。
今度もいつになるかは分かりませんが気長に待って頂けると幸いです。

それではお楽しみ下さい。


M4達はヤマナカの指示を受けてELIDが蔓延る地域へ派遣されていた

M4達は感染者へ積極的に攻撃して数を減らしていた、そして感染者の最後の1人を倒す

M16がM4に提案する

 

M16「なぁ、M4ここらで一息しないか?」

 

M4「そうですね、感染者もここで食い止められてるのは幸いです」

 

そこにちょうど、M4達の後ろからパトカーが現れてM4たちに弾薬と物資を渡す

M4は警官に聞く

 

M4「他地区の戦況はどうですか?」

 

警官「どこも優勢と聞くが、気をつけろよ、まだ強盗団がいるって聞く」

 

M4「あいつらがですか?」

 

警官「そうだ、D地区にいるって聞いたが今はどこにいるか分からない、それに奴らも俺たちと事を構えようとする気が無いらしい」

 

M4「それはどういう事ですか?」

 

警官「D地区の特殊部隊と目があっても攻撃してこない、何なら化け物共を蹴散らしながら何処かへ向かった話だぜ」

 

M4は少し考え込む、何故そんな危険地帯を渡る必要なのか、そう考えていると警官が話しかける

 

警官「AR小隊だったか?確かに物資は渡したぜ、俺は別地区にも用があるから去るが何か要望か何かあるか?」

 

M4「え、特には」

 

と言いかけた所にM16が大声で叫ぶ

 

M16「警官のおっさん!ジャックダニエルを!」

 

警官「酒か?まぁいいだろう、上に言って持って来てやる」

 

M4は苦笑いしながらお願いしますと言う

 

警官「任せとけ、死ぬなよ」

 

警官はパトカーで移動して見えなくなる

弾薬や物資は多く全員補充やエネルギーバー等を摂取していると見張りに立っていたAR-15がM4達に報告する

 

AR-15「銃声が段々とこっちに近づいてくるわ」

 

その報告にM4は警戒態勢を取らせる

そして、銃声を響かせながら走って逃げる集団を確認し、M4は保護するように指示を出す。

その集団は警官が言っていたマスクの集団でありELID感染者に追い回されている最中であった。

それに対してAR-15は鼻で笑って言う

 

AR-15「いい気味だわ、悪党共を助ける義理は無いよM4」

 

M4「でも、このままだとあの人達が何の目的でここを横断するのか分かりません。」

 

AR-15「それは私達の仕事でも無いわ、無駄に弾を使うだけよ」

 

AR-15がそう言った時にSOPが異常を伝える

 

SOP「お姉ちゃん!敵が近づいて来てる!」

 

そう言うとマスク集団が感染者を引き連れてやってくる、M4は指示を出して交戦を開始する

そして、M4はマスクの集団に駆け寄り近くにいた狼のマスクに銃を突きつけて問う

 

M4「何であなた達がこんな所にいるのですか?」

 

狼マスク「それは、こっちのセリフだって言いたいが今は言い合うような状況じゃないだろ」

 

そう言うと狼マスクの男は銃をM4の方に向けて発砲してM4も同じく発砲する

そして、二人共立ち尽くしていた、お互いの背後から倒れる音がする

倒れたのは感染者であった

 

狼マスク「撃たれるかと思ったぞ」

 

M4「同じセリフです、今は状況打破をしましょう」

 

狼マスク「いいだろう、それと取引をしたい、ここの敵を俺達が潰す、かわりにこの道を通らせて欲しい」

 

M4「何故です?」

 

狼マスク「仲間と合流するためだ、それが出来ないなら悪いが無理矢理でも通る」

 

その時、大型感染者の咆哮が聞こえるとM4達の前方に確認出来る

 

狼マスク「どうする?時間は残されて無いぞ」

 

M4は狼マスクに睨みながらも取引に応じる

 

M4「もし、貴方達が裏切ったら撃ちますから」

 

狼マスク「それは保証しよう、俺達は契約にうるさいからな」

 

そう言って狼マスクは仲間の所に向かう。

 

M4も自身の部隊に戻る

 

そして、感染者と近接戦闘が開始されるマスクの集団は次々にやって来る感染者を圧倒する

狼マスクは弾丸を一発一発無駄にせず頭部に風穴を空けていく、ライオンマスクリッパーの性能を最大限に引き出してスピードを生かした機動戦で圧倒する

ハイエナのマスクはサブマシンガンの火力で圧倒をする、バッファローはハンドガンでハイエナの撃ち漏らしを狙い撃って行く

そして、大型の感染者が突進してくる

マスク集団は散り散りになるが、大型感染者に容赦なく弾丸を浴びせて倒れる。

そして、残った感染者もマスク集団が殲滅する

 

狼マスクがM4に近づくとAR-15がM4の前に立ちはだかり銃を向ける

狼マスクもAR-15に銃を向けて問う

 

狼マスク「話が違うぞ」

 

AR-15「犯罪者集団が。お前らの好きにはさせない」

 

狼マスク「ここでお互いが潰し合ってもメリットが無いぞ」

 

お互いに銃を構えて引き金に指が掛かる、その時。

AR-15の前にM4が立ちはだかり、狼マスクの前にはライオンマスクのリッパーが立ちはだかる

 

AR-15「M4退いて!」

 

狼マスク「何の真似だ?」

 

2人がそう言うとM4とライオンリッパーは二人に対して言う

 

M4「ここでこいつらと争ったらここの防衛維持が出来なくなる、今の敵はこいつらじゃない」

 

ライオン「落ち着け、ここであいつらと戦っても弾の無駄だ」

 

そう言われた二人は銃を下ろして互いに睨み合う、狼マスク男はライオンマスクのリッパーを引き連れてAR-15の前を通った時、AR-15は小声で狼マスク達に聞こえるように伝える

 

AR-15「次見つけたら捕まえる

 

狼マスク「次、会った時は潰す」

 

強盗集団はそのまま目的地へ向かうように見えなくなる

M4達はそのままへたり込み束の間の休息を取る




如何だったでしょうか?

毎回投稿ボタンを押す際に緊張しますね(笑)
例えると会った事が無いお客さんに商品説明をするような感じですね。

次回もいつになるかは分かりませんが
お楽しみに。


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ELID感染者の進化

皆様、大変お待たせ致しました。

今年は色々とありまして長く不定期な状態が今後も続きます、理由としては仕事が忙しくなってきた事ですね。
あとは、体調を一度崩しました(2月頃ですが。。。)
体調管理には気をつけて下さい。(笑)

それではどうぞ!!



目的地へと車で向かうベア達は道中のELID感染者や鉄血兵を轢き殺しながら街道を進んで行く。

そして、車で進むと瓦礫の山が出来ており車での移動が困難と判断したベア達は車を降りて武器を構えて進んで行く。

 

路地には感染者の死体と都市迷彩服を着た特殊部隊員の死体も一緒に転がっていた。

その時、路地裏から銃声が聞こえ悲鳴と共に路地裏から特殊部隊員が勢い良く出てくる。

同時にLMGの銃声が聞こえて逃げた特殊部隊員に次々に命中して絶命する。

そして、路地裏からゆっくりと現れたのはブルドーザーだがそのブルドーザーにあるべきものが無かった。

背格好はそのままの首が無いブルドーザーが現れる。

そして、そいつはベア達を認識して発砲する。

ベア達はすぐに物陰に隠れて銃弾の雨を逃れて、ベアは悪態をついた。

 

ベア「くそったれ、人類救う側がELID側に転職したのかよ!」

 

シャーク「どうするんだ?迂回するか?」

 

ベアが考えている時に死んだ隊員の無線機から音声が流れる。

 

???「こちら第5中隊、中隊長は戦死した、残った隊員は撤退せよ、大型ELIDの出現によりここの地区は放棄する、繰り返す。。。」

 

無線機からは撤退命令が流れており、同時に大型ELIDの出現を知らせていた。

ベアはそれを聞いて全員に知らせる。

そのことを聞いたフォックスは物陰から顔を覗かせると首なしブルドーザーはすかさず発砲してフォックスは顔を隠す。

フォックスはベア達に伝える。

 

フォックス「最悪な知らせと共に幸運な事だが、今の状況で奴を倒せばここから脱出は出来る」

 

ベア「どういうことだ?」

 

フォックス「ここの路地裏は俺が調べていた時に通っていた道だ、ここから行けば時間短縮出来る。」

 

ベア「なるほどな、いい考えがある」

 

ベアは考えを話す。

 

ベア「奴は弾切れを起こす」

 

すかさずシャークはベアに質問する。

 

シャーク「何故分かるんだ?」

 

ベア「さっきまで弾丸撃ち込んできただろ?今も撃ち続けてるからな。話を戻す、弾切れを起こした時に俺が前に出る、その後に俺の後ろにシャークとフォックスがやつ目掛けて撃て、ジャッケットは俺達の後方警戒を頼む」

 

そうして作戦が実行される

 

計画通りに首無しブルドーザーは弾切れを起こして弾倉交換を行う。

そして、作戦通りベアが先頭シャークとフォックスがベアを盾にしながら発砲、ベアも自身のミニガンを向けて発砲する。

首無しブルドーザーは弾丸を受けるも物ともせず弾倉交換を続けるがさすがの弾丸の雨に耐えきれ無かったのか、その場に倒れる。

 

ベア達は倒れた事を確認して進むと大きな音と共に地面が揺れる。

ベア達は揺れが収まるのを待ち、周囲を確認するが何もない、シャークが冷や汗を拭いながら言う

 

シャーク「今度は何だってんだよ」

 

ベア「分からないが、大型ELIDが近づいて来てる可能性があるな。」

 

その時、ベア達の前に再び立ち塞がるのは首無しブルドーザーであった、首無しブルドーザーは容赦無くベア達に向けて連射する。

ベア達はすぐに物陰に隠れて弾丸の雨をやり過ごす。

しかし、ベア達の真後ろにあるビルの扉からELIDと共に首無しブルドーザーが現れる。

咄嗟にジャッケットは焼夷手榴弾を投げて、ELID共々焼くが首無しブルドーザーは容赦なくジャッケット達に向けて発砲する、ベアが仁王立ちで反撃をする。

集中射撃を首無しブルドーザーは受けて倒れる。

そして、もう一方の方はゆっくりと近づいていた為、ベアが再び先頭に立って戦闘を開始する。

そして、首無しブルドーザーを倒した時、大通りへと出る路地裏の正面に大型ELIDがベア達に向かっていた。

 

ベアはすぐに4連装ロケットランチャーを構えて4発発射して着弾するが物ともせずベア達に突進してくる。

ベアは指示を出して来た道を戻るがその先には大量のELIDの集団が迫る。

ベアはビルの壁にミニガンを発砲して人が通れる穴を作る。

ビルの壁は崩れて穴が出来上がる。

そして、急いでベア達はビルの中に入りシャークはC4を穴に仕掛けて感染者を引き付ける、感染者が入って来た瞬間スイッチを押して爆破する。

爆破に巻き込まれた感染者は吹っ飛び、穴も塞がる。

そしてベア達が一息入れて座り込むが休息の束の間、塞いだ穴を広くさせようと大型ELIDが岩ぐらいのコンクリを持ち上げてぶつけていた。

振動音がすごくベア達は再び立ち上がり非常口を探す。

そして見つけて勢い良く走ると同時に背後で壁が崩れる音がする。

そして、大型ELIDは非常口に走り去って行くベア達を追いかける。

シャークはグレネードの安全ピンを抜いてビルの柱に投げる、ベアも4連装ロケットランチャーを持って柱に向けて発射する。

ビルの柱は数本破壊されビルは少しずつ崩れ始める。

そして、非常口にたどり着いたベア達は急いで扉を開けるその先は大通りになっており大量の感染者が押し寄せる。

ベアは先頭切ってミニガンから弾丸の雨を降らせる。

そして背後はフォックスとシャークがグレネードを投げて最後の柱に向けて投げる。

そしてジャッケットがフラグに向けて発砲して命中し爆発するとビルが崩れて大型ELIDは非常口の一歩手前で瓦礫の生き埋めになる。

シャークとフォックスにジャッケットはガッツポーズをしてベアと共に大通りを横断する。

大通りにいる感染者をなぎ倒しながら進み、工場へと逃げ込む。

逃げ込んだ先は特殊部隊の物資と弾薬箱が設置されておりベア達は物資と弾薬を補給する。

そして、大量にやってくるであろう感染者を迎え撃つ準備をする、やがて感染者達の姿が見えてきてベアはシャーク達に向けて言い放つ

 

ベア「奴らのボスが居なくなった、ここで殲滅するぞ」

 

しかし、感染者の中には首無しブルドーザーが感染者郡に紛れ込んでおり、ベア達に向けて発砲する。

中には射線に入った感染者ごと発砲するものもおり、ベアは優先的にブルドーザーを倒す為、ミニガンを向けて発砲する。

そうして、ベア達の攻防戦が始まる

感染者を盾にブルドーザーはやって来て工場に侵入するもフォックスとジャッケットの火力で倒される。

ベアはミニガンをブルドーザーや感染者に向けてばら撒き侵入を防ごうとするもブルドーザーからの銃弾の雨が降り注ぎ遮蔽物へ隠れる。

シャークはベアの援護として優先的に感染者の数を減らす。

ベアはそばにあった可燃物のドラム缶を押し倒して感染者に向けて転がして感染者達は転がって来たドラム缶に転ぶ。

ベアはドラム缶に向けて発砲してドラム缶に穴が空きそうして火が着いた瞬間爆発して付近にいた感染者を吹き飛ばす。

感染者の数が減った後に首無しブルドーザーが複数現れてベア達に向かって射撃する。

ブルドーザーはゆっくりと歩みを進めてベア達に向かう、その時、地面の足元が爆発して首無しブルドーザー1体が吹き飛ぶ。

そして、もう一体の首無しブルドーザーも爆発で吹き飛ぶ。首無しブルドーザーが踏んで行った箇所は地雷源であり、ジャッケットがばら撒いていた。

しかし、首無しブルドーザーは仲間が吹き飛ぼうが関係なく行進して近づく。

そして、1体の首無しブルドーザーが地雷源を抜けてベア達がいる工場に侵入する。

その瞬間、首無しブルドーザーに向けてベア達は発砲して蜂の巣にする。

ブルドーザーも抵抗するが腕や足がもげ始めて、しばらくして倒れる。

そして、銃声が止んで外の爆発も聞こえなくなり、シャークとフォックスは外の様子を確認する。

 

フォックスとシャークはハンドサインで戦闘終了を送るとベアとジャッケットはその場で座り込む。

フォックスとシャークは工場の扉を閉めた後に扉を背にしてもたれ掛かる。

 

ベアが再度立ち上がり、物資箱に向かい開けると中には食料と水が入っており人数分持って配る。

シャーク達はそれらを受け取り各々水を飲んだり頭から水を掛けたりとして休息を取る。

ベアはカロリーバーを摂取しながら今後について話す。

 

ベア「ウルフ達と合流してこの街から脱出する計画だったが予定があまりにも変わり過ぎだ。」

 

シャーク「そのようだな、一応、合流ポイントはここで良いはずだがウルフ達が来てないな。」

 

フォックス「とりあえず、今は休もうぜ、次に差し支える」

 

そうしてしばらく休んでいた、工場内の管理室があることに気づいたシャークが中へ入り監視カメラの映像一つ一つ確認しているとその中の一つに目が留まりベア達を呼ぶ。

ベア達は駆け寄りシャークの見ている映像を見てベア達は簡単な武器のチェックをする。

ベアが話を切り出す。

 

ベア「嫌なおかわりが来たな。」

 

シャーク「そのようだ、行くぞ」

 

そしてチェックが終わり、管理室の中にある監視カメラの映像を点けっぱなしで各々立ち去っていく。

そこには工場に侵入する404小隊の姿が映っていた。




いかがだったでしょうか?

首無しブルドーザーはめちゃくちゃ苦戦するわ、めちゃくちゃ湧くわで最悪でした(泣)
ハロウィンイベントは良い思い出です。

次回も長く待たせない様に執筆していきます!


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