リカリナプリキュア (大家主)
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1話 花のプリキュア!! キュアフィオレ誕生!!

大家主です。
プリキュアの小説を考えていたら、止まらなくなりこれを期に書いてみようと思いました。
奇跡を繋いで、リカリナプリキュア!!


世界が闇に覆われたとき、必ず現れた戦士。その名はプリキュア。そのプリキュアが全員集まった戦いを人々はこう言う。オールスター大戦と。その大戦で戦ったプリキュア達は全員その力を失ってしまったのであった。その大戦から10年間、闇の者達は現れず平和が長らく続いていた。しかし、その平和は続く事は無く再び闇の者達が現れようとしていた。今現状戦いに出れるプリキュアは居らず地球にピンチが迫っていた。そこに現れた戦士、人々はこう言った。プリキュアと、、、、

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「お母さん。行ってきます〜!!」

 

「さくら、行ってらっしゃい。」

 

私の名前は佐倉さくら。一色町に住む、中学2年生。私は家を飛び出し、今日も日課であるパトロールをしている。

 

「今日も一日、張り切って頑張って行こ〜!!」

 

私はいつもこんな感じで、偶に自分の事を放ったらかして痛い目を見ちゃうんだけどね(笑)。私が公園の前を通りかかった時、小さな子達が困っている様子をしていた。近くに行くとどうやら木にボールが引っかかっているみたい。

 

「どうしたの?」

 

「ボールが木に引っかかっちゃって。」

 

「よ〜し、お姉さんが取ってあげよう。」

 

「本当に!!」

 

「任せて。ちょっと木から離れてくれるかな。」

 

私は、少年達を木から離し自身も木から離れると準備運動を始めた。ある程度やって、木に向かって走った。木の前にいくとジャンプして木の幹を蹴り枝に引っかかっていたボールを取ってあげた。

 

「よっと。はい。」

 

「ありがとう。お姉さん。」

 

「どうもどうも。」

 

「よし、さっきの続きやろうぜ。」

 

「また乗せないでね。」

 

「「「はーい。」」」

 

私は、公園をあとにし再びパトロールへ戻るのであった。次に私が見かけたのは、重そうな荷物を持ったおばあさんがゆっくりと歩いているのを見かけたのだ。勿論、私は見つけると、おばあさんの荷物を持ってあげた。

 

「おばあさん、重そうな荷物ですね。持ってあげますよ。」

 

「おっ、いいのかい?」

 

「はい!!それで、どこまで持って行けばいいですか。」

 

「出来れば私の家まで、持って行ってくれるかい。」

 

「はい!!もちろん。」

 

「すまないね。では、お言葉に甘えて。」

 

おばあさんの家まで持って行ってあげた。

 

「ありがとうね。」

 

「どういたしまして。」

 

「何かお礼をしないとね。」

 

「いいえ、お礼はいりません。」

 

「そうかい?」

 

「1日一善をこころがけていますから。」

 

「それは、大したものだね。」

 

「えへへ。では。」

 

「元気でね。」

 

「また会いましょう。」

 

さくらは、おばあさんの家をあとにした。

 

「あの子がいいアク。」

 

その姿を見ている妖精がいた。

 

「アクリ、本当に彼女でいいのですか?」

 

アクリと呼ばれた方のピンク色はうさぎ型で、もう片方は青色で犬型の妖精。もう一人喋っていない妖精がいるが、その子は黄色で猫型の妖精だ。

 

「プリキュアの王道は、始めはピンク色でリーダー的存在アク。元気いっぱいの女の子アク。」

 

「出ましたよ、アクリのプリキュア豆知識。ここでも言うのですか?あんまり余計な事は言わないでくださいよ。」

 

「行ってしまうアク。」

 

「追いかけましょう。」

 

妖精達は、さくらを追いかけるのであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ここがプリズムの力がある星か。」

 

地上を見落として嘲笑う少年の黒い影があった。

 

「凄くキラキラしているぜ。」

 

少年は、腕を顔の前にやって凄く眩しそうにしていた。

 

「目障りだ、何かよさそうなやつはいないかな。いたいた。」

 

地上に降りて、近くにいたカマキリに狙いをさだめると、何かを唱え始めた。

 

「いでよ!クラッシュこの世界を闇に染めあげるのだ。」

 

「クラーシュ!!」

 

少年は何かを唱えるとカマキリは闇に染まりカマキリような黒い怪物が現れた。

 

「クラッシュ。暴れろ。」

 

少年が言うとクラッシュと言われる怪物は、暴れ始め周りの建物を壊していった。

 

ドーン

 

「何?」

 

それに気づいたさくらは、その建物が壊れる音がする方へ走っていった。もちろん、さくらを追いかている妖精達もついていった。

 

「逃げろー!!」

 

「うわー!!」

 

町の中は怪物が現れパニック状態になっていて、逃げ惑う人で溢れていた。さくらは逃げ惑う人たちとは反対方向に走り、逃げ遅れた人がいないか怪物の方へ走っていった。

 

「え〜ん、お母さ~ん」

 

さくらは目を凝らしながら探していると、少女がうずくまって泣いていた。

 

「大丈夫?お姉さんがお母さんのところまで送ってあげるからね。」

 

「うん。」

 

そう声をかけ、少女を安全なところへ送り親のところへ送ってあげた。

 

「ありがとうございます。」

 

「いえいえ。じゃあ。」

 

「あなたは大丈夫なんですか。」

 

「私は大丈夫。」

 

そういうと私は戻っていった。

 

「私には、これがあるから。」

 

そういうと私は、右胸のポケットを握り閉めた。

 

そうこうしているうちに私は、怪物と黒い少年と対面してしまった。

 

「まだ人間がいたのか。お前、大したもんだ。だがお前に用はない。帰れ。」

 

「こんな事をしているのはあなたね。あなた何者?どうしてこんな事するの。」

 

「俺の名は、ドート。ある物を探しにきた。用がないなら帰れ。」

 

「探し物なら街を壊さなくていいでしょ。みんなで探せばばいいじゃない!!」

 

「そんな面倒な事するか。」

 

「この町はみんなの町なの。自分勝手な事をしていいところじゃないの。あなたに愛はないの?良心はないの?」

 

その事を聞いたアクリは、決心が付いたのだ。

 

「あの子なら、きっとやってくれるアク。」

 

アクリは私の元へいった。

 

「そんな事知るか。」

 

少年は不満の顔をしていた。

 

「ちょっと、そこの君アク。」

 

「私?」

 

「なぜここに妖精が!!」

 

ドートは、驚いているようだった。

 

「私の名前は、アクリ。今、町が大変なことになっているアク。プリキュアに変身してあいつをやっつけるアク。そうすれば、一件落着アク。」

 

「えっ私、あの伝説のプリキュアになれるの?」

 

「そうアク。」

 

「ならやってみる。町の平和を守らないとね。で、どうやって変身するなの?」

 

「キュアジュエルを使うアク。これを(ポン)私にセットするアク。」

 

アクリは、キュアジュエルを私に渡して、携帯型のコミューンに変わった。

 

「お〜凄い。」

 

「まさか、、、、」

 

「かけ声は、プリキュアメイクアップアク。」

 

「プリキュアメイクアップ!!」

 

私はキュアジュエルをアクリにはめるて叫ぶと、体がひかり少し浮き上がった。次に花が体を包み胴、腕、脚、髪と順に光となって消えていった。全体的にピンク色であしらわれていて髪はポニーテールで花の装飾品で留めれていて、肩には白くあしらわれていて、手首には花のブレスレットがあり、胴はところどころに花の装飾品がされていて、スカートは、2段で膝の高さまでで上が丸く5つに分かれていて、靴はハイヒールで1部花の装飾があり、ニーソックスは蔦みたいに巻かれている装飾がされていて緑色、という花がたくさんあしらわれていた。

 

「ピンク色 花のプリキュア キュアフィオレ」

 

ドートの予想通り、私はプリキュアに変身したのだった。

 

「え〜。私、変身しちゃった!」

 

私は吃驚して事態を飲み込めなかった。

 

「何!プリキュアだと。そんなバカな、プリキュアは、あの時。まあいい、増える前に倒せ!!クラッシュ。」

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュという怪物は、戸惑っているフィオレに拳を繰り出した。突然の事でフィオレは攻撃を避けようとしてジャンプした。が、フィオレは空へグングン昇っていきフィオレが目を開いた時には、クラッシュが蟻のように見えた。そう、フィオレは地上1キロを超えて天に舞っていたのだ。

 

「うわうわ!!私、空飛んでるの?」

 

「空は、飛んでないアク。もうすぐ落ちるアク。」

 

アクリがそう言った途端、私は浮遊感に襲われ落ちていった。

 

「アクリ。どうすれば、いい?羽あるの?」

 

「無いアク。」

 

アクリはどうしようもないように言った。

 

「えー!!こうなったら。」

 

私は、何か決め思い立った。

 

「このまま、あの怪物に落ちる。プリキュアキック!!」

 

私は、クラッシュに落ちてきた反動で蹴りを入れた。

 

「クラッシュ!?」

 

クラッシュは、とてつのない高さから落ちてきた私の攻撃を受けて止めれず倒れていた。

 

「おい!!クラッシュ!!」

 

「クラクラ~。」

 

クラッシュと言われた怪物は混乱していた。

 

「アクリ、何か必殺技的なもの無いの?」

 

「ボタンを3回押すアク。」

 

私は、アクリに言われるままコミューンのボタンを3回押した。すると、頭に何かよぎり体が勝手に動いたのだった。

 

「プリキュアブルームフィオーレ」

 

私は、右手を出しその名を叫んだ。フィオレの後ろから花びらが舞って、そのまとまりがクラッシュのもとへ行き、クラッシュは浄化した。

 

「クラ〜シュ」

 

クラッシュと言われた怪物は、浄化され消えてしまった。

 

「ちっ、これはどうにかしないとな。」

 

ドートは面白くなさそうにして消えてしまった。町は、クラッシュによって壊されたところは綺麗に直っていた。

 

「ふ〜。よかったよかった。」

 

「ありがとうアク。あなたのおかげでこの世界を守る事が出来たアク。」

 

「いやいやそんな事ない。それを言うのはこっちのセリフだって。」

 

「改めて、私の名前はアクリ。よろしくアク。」

 

「私の名前は佐倉さくら。さくらって呼んでね。」

 

「アク。ところで、なんでさくらはアクリを見ても驚かないアク?普通は驚くはずアク。」

 

「それは昔、私を事故から守ってくれた人が黄色い妖精を連れていたのを見たから。」

 

 

 

 

 

私は、10年前の事を思い返した。

横断歩道を渡っていたときの出来事だった。

車用信号機は赤になっていたのだが、突然車が横断歩道を突っ切ってきて、さくらは、引かれそうになった。そこへ、高校生くらいの子がさくらを助けたのだ。

 

「大丈夫だった?」

 

「全くーは無茶して。でもこの子が助かってよかったわ。」

 

助けてくれた子はオレンジ髪ショートヘアでボーイッシュな感じで、もう一人は黒髪ロングでお姉さんぽかった。

 

その事故は、居眠り運転だったらしく。交差点にいた車は全体的に事故にあい甚大な被害があったそうだ。

 

泣いていた私を安心させようと頑張ってくれたあのふたりのポケットには心配そうに見つめていた妖精がいた。その妖精が喋っていた事は今となってはさくらは覚えていない。

 

その子が最後に言ってくれた言葉を さくらは今だ忘れていない。

 

「泣かなければ、未来はきっと明るいよ。」

 

私はこの言葉を胸にこの事を忘れずに、あの人がやってくれた事のまねをしようと、困っている人がいたら助ける事に決めて今まで過ごしてきたのだった。

 

 

 

 

 

「さくら、さくら。」

 

「はっ!!」

 

「なに考えたアク?」

 

「なんでもないよ。」

 

「まあいいアク。これからよろしくアク。」

 

「うん、よろしくね。」

 

こうして、私はプリキュアになった。だが、それを見ていた人がいた事を私たちは知らないかった。

 

「さくらちゃんとうさぎ?」

 




そういえば、プリキュアって思ったより増えましたよね。それでは問題です。プリキュアは現在(ヒーリングっとプリキュアまでの正式キュア)は、何人いるでしょうか。

こんな感じの問題を出していく予定です。
投稿1週間以内に次作を出す予定です。


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2話 海のプリキュア!! キュアイマレ誕生!!

前回の答え。
現在の公式のプリキュアの人数は、ヒーリングっとプリキュアのキュアアースまで合わせると、64人です。みんなは、わかったかな?
前回までのあらすじ。
さくらは、アクリに会って伝説の戦士プリキュアに、なったのであった。


登校中

 

「そういえばさくら、昨日市内にプリキュアが出たってニュースが流れたけど知ってる?」

 

「知ってるけど。」

 

そう、昨日の騒動は市内に広がっていた。

 

「あの近くでさくらの目撃情報があったのだけど、さくら心辺りはある?」

 

「ないけど。」

(ひなちゃんを巻き込まないようにしないと。)

 

「ふ~ん。」

 

そうこうしているうちに学校に到着した。

 

 

現在学校さくらのクラス

 

さくらは次席で、昨日の事を思い出していた。

 

「は〜。昨日は大変だったな。」

 

さくらは、あれから家に帰って自室でアクリの話を聞いた。

 

 

 

「私、凄い力手に入れちゃったんだ。」

 

「さくら、その事は誰にも言っちゃ駄目アク。」

 

「なんで?」

 

さくらは、疑問に思った。

 

「知った人が、戦いに巻き込まれちゃうかもしれないアク。」

 

「確かに、そうなったら大変だね。」

 

「そういう事アク。」

 

「そういえば、私が昔誰かから貰ったやつが、キュアジュエルっぽいんだけど、アクリ何か知ってる?」

 

さくらは、ポケットからキュアジュエルに似ている物を見せた。

 

「確かにキュアジュエルっぽいアク。だけど、アクリはこれについて知らないアク。」

 

「そっか~。」

 

という、話しをしていた。

 

 

 

さくらは、プリキュアになったことを言いそうになりながらも、言いたい気持ちを抑えていた。そんなさなかクラスでは、プリキュアについて話が盛り上がっていた。

 

「そういえば昨日住宅街で、怪物が暴れていたらしね。」

 

「知ってる知ってる。」

 

「あそこに飛びこんだ女の子がいたらしいよ。」

 

「まじで。」

 

「しかも、年頃が私たちと同じくらいなんだってさ。」

 

「それで、変身して戦っていたとかどうとか。」

 

「本当に変身?私、思い付く人がいるだけど。」

 

「私も私も。」

 

「本当に?なら一緒に言うよ。せーの。」

 

「「「さくらさん」」」。」

 

「やっぱ、さくらさんしかいないよね。」

 

「聞いてみる?」

 

「やだよ。」

 

「じゃあ 、私が 行ってきる。」

 

さくらは、思った。もう隠しきれないと思った。その時だった。

 

「さくらは、そこまでしないと思うけどな。ましてや変身だなんて。」

 

「「「ひな!!」」」

 

「ひなちゃん!!」

 

彼女は熱海ひな。さくらの幼い頃からの友達だ。成績優秀で、学年トップで、全国模試も上位にいる容姿端麗な女の子だ。今朝さくらと話していたのは、ひなという少女だ。

 

「私に隠し事が出来ないさくらが、朝から話しててもボロが出てないなんて、そんな事無いでしょ。ましてや変身だなんて、絶対私に言うと思うんだけどな。」

 

ひなは、顔の前で手を振った。

 

「幼馴染みの陽菜が言うならそうなんだよね。」

 

さくらは難を逃れたのだった。

 

 

 

一方その頃妖精達は。

 

「二人目のプリキュアを探すアク。」

 

「って言っても、めぼしい人はいるのですか。」

 

「アク~。」

 

「第一、プリキュアの力を使える人など少ないと言うのに。」

 

「まあ、さくらの幼馴染みで頭が良い人がいいアク。」

 

「キュアダイヤモンドですか。いくらなんでも都合良くそんな人がいる分けないでしょう。パフムも何か言ってください。」

 

「いたらいいね~」

 

「ちょっとパフムまで。この先どうなっていくのか。」

 

ジュリは呆れていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

時間は進み、現在学校の帰り道。

陽菜との帰り道に陽菜はこんな事を言った。

 

「昼放課のあれ、全部嘘でしょ。」

 

「!!」

 

さくらは、驚きで声も出なかった。

 

「何を隠しているか知らないけど、自分を犠牲にするような事しないでね。」

 

「何にも隠してないって、、、」

 

さくらは、たじろいていた。

 

「嘘。さくら、私といつから一緒にいると思ってるの。もう10年以上の付き合いだし、さくらの嘘つく時の癖くらい分かるよ。」

 

「え〜!!」

 

さくらは、ひなには勝てないなと思った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

一方敵side

 

「何、プリキュアが現れたと。」

 

「はい、ネグレット様。」

 

「分かったドート。下がれ。」

 

「ははぁ。」

 

どこかの寂れた暗い城でこんなやり取りがされていた。

 

「プリキュアとは、予想外だ。プリキュアはあの時、滅んだはず。何故、今さら。まあいい。問題は、プリキュアをどう倒すかだが。」

 

「ネグレット様。」

 

「なんだ、ダデチ。」

 

燕尾服みたいな服に身を包んで、シルクハットを被り髭を少し生やした老人がネグレットに話しかけた。

 

「はっ。現在プリキュアは一人。今のうちにさっさと片付けちゃいしょう。そのためにこのダデチ、名案があります。」

 

「言ってみろ。」

 

「より強いクラッシュを出したらプリキュア一人など容易い。」

 

「ほほう。勝てる保証は?」

 

「ありますとも。」

 

「ならば、今回はダデチ、お前が行ってこい。」

 

「ははっ。全ては 、ネグレット様のために。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

場所が変わって一色町

ダデチは、プリキュアの居る一色町に来ていた。

 

「さてと、あれでよろしいかな。いでよ!クラッシュこの世界を闇に染めあげるのだ。」

 

ダデチはターゲットを街路樹にすると、街路樹が闇に染まり木のクラッシュが現れた。

 

「クラッシュ!!」

 

 

 

さくらたちは、それに気づいた。

 

「何?」

 

「クラッシュが現れたみたい。」

 

「クラッシュって?」

 

「あっ。」

(ひなちゃんがいるしどうしたらいいの。)

 

さくらは、この状態をどうしようかと悩んでいた。そのとき、ひなはさくらにこう話した。

 

「行ってきなさい、さくら。」

 

「えっ?」

 

さくらは、キョトンとしていた。

 

「どうせ、さくらしか出来ない事なんでしょう。」

 

ひなには、隠しきれないと確信したさくらは、考えるのをやめた。

 

「うん。分かった。この事は、誰にも言わないでね。」

 

「分かってるわよ。」

 

さくらは、その場からクラッシュのいる場所に走って向かった。

 

「あの子ってば、いつも何かしら巻き込まれて。ああ~。何か心配になってきた。よし、私も。」

 

ひなも心を決め、さくらについて行くことにした。

 

 

 

「クラッシュやれ。」

 

「クラッシュ!!」

 

「ちょっと待った!!」

 

ダデチとクラッシュの前にさくらが立った。

 

「何、小娘が。まさかお前がプリキュアか。」

 

「新しい人?」

 

「私の名は、ダデチ。親愛なるネグレット様の、忠実なる下僕。」

 

「なにあいつ。アクリ?」

 

「知らないアク。」

 

「まあいいや。いくよ!!」

 

「アク。」

 

「それじゃあ、行くよ!!」

 

「やるアク。」

 

「プリキュアメイクアップ!!」

 

体が光に包まれ花を彷彿させるような衣装に変わった。

 

「ピンク色 花のプリキュア キュアフィオレ」

 

「やれ、クラッシュ。」

 

「クラッシュ!!」

 

「はあ!!」

 

フィオレとクラッシュの戦いが始まった。

フィオレが攻撃するとクラッシュが受け止め、

クラッシュが攻撃するとフィオレが避けるというパターンにすぐに入ってしまった。

 

「ふっ、てや~!!」

 

フィオレは、クラッシュの攻撃を避けて後ろに周り攻撃したが、鞭型の手が邪魔でなかなか懐へ入れなかった。

 

「さくら!!」

 

「ひなちゃん!!なんでこんなところに?」

 

「今だ!!クラッシュ。そいつを人質にしろ!!」

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュは、標的をひなに向けた。

 

「きゃあ!!」

 

「危ない!!」

 

フィオレは、ひなを守り攻撃を受けてしまった。

 

「さくら!!」

 

ひなは、申し訳ないようにフィオレを見つめる。

 

「ごめんね、さくら。私がでしゃばったまでに。」

 

「いいよ別に。その前にあいつを倒さないと。」

 

フィオレは、怪我を負いながらもクラッシュに向かった。

 

「絶対にみんなを守るんだから!!」

 

フィオレは、クラッシュのもとへいった。ひなに、ひとつの思いが混み上がった。

 

「私にも、同じような力があれば。」

 

ひなは、無力な自分を恨んだ。その時だった。

 

「君もあの子と似ているね。」

 

ひなの前には青色の犬の妖精、ジュリがいた。

 

「犬が喋ってる!!しかも、浮いてる!!」

 

「犬じゃない。僕の名前はジュリ。プリキュアの妖精さ。」

 

「妖精?」

 

「そうだね。ところで、君はプリキュアにならないかい?」

 

「プリキュアに?あの伝説の?」

 

「そう。プリキュアになれば、あの子と一緒に戦える事が出来る。」

 

そう言われた、ひなはの心は決まっていた。

 

「やるよ。それでさくらを助ける事が出来るのなら。」

 

「けど、途中で逃げ出すことは出来ない。」

 

「私は、最後までやり続ける!!」

 

ジュリにひなの熱い気持ちが見え、これでいいと確信した。

 

「分かった。じゃあこれを使って。」

 

「これは?」

 

「キュアジュエル。プリキュアに変身するためのアイテムだ。これを僕にはめることで変身することが出来る。掛け声はプリキュアメイクアップ。」

 

「分かった。」

 

ジュリは、コミューンに変身しひなは受け取った。

 

「プリキュアメイクアップ!!」

 

ひなはキュアジュエルをジュリにはめるて叫ぶと、体がひかり少し浮き上がった。次に波が体を包み胴、腕、脚、髪と順に光となって消えていった。全体的に青色であしらわれていて髪はロングヘアで髪の先に3つの水の装飾品があり、元を貝がらの装飾品で留めれていていた。肩には白くあしらわれていて、手首には水型のブレスレットがあり、胴はところどころに波の装飾品がされていて、スカートは2段で膝の高さまでで波のような感じで、重なっていたスカートは左膝から2つに分かれていて、靴はブーツだった。

 

「青色 海のプリキュア キュアイマレ」

 

「新しいプリキュアですか。まあいい、クラッシュ弱っている方から倒しなさい。」

 

「クラッシュ!!」

 

「そうわさせない!!」

 

イマレは、クラッシュの攻撃からフィオレを助けた。

 

「大丈夫?さくら。」

 

「今は、さくらじゃなくてフィオレアク。」

 

「誰?」

 

フィオレのポシェットからアクリが出てきた。

 

「あなたね。フィオレを勧誘してた。」

 

「勧誘はしてないアク。」

 

アクリは、少し焦って言った。

 

「とりあえず、フィオレはここで休んでいて。あとは、私がやるから。」

 

イマレは、クラッシュの前に立った。

 

「お前一人か、楽勝楽勝。クラッシュ。」

 

「クラッシュ!!」

 

「何かしらないかしら。」

 

イマレは、集中し自分の中に何か溜まっていくのを感じた。すると、頭に何かよぎり体が勝手に動いたのだった。それをイマレは、一気にとき放った。。

 

「プリキュア シューティングイマーレ!!」

 

イマレは、手を上に伸ばした。すると、イマレの後ろに水がまとまっていき、クラッシュに向かってひとつひとつの水の塊がクラッシュに当たっていった。

 

「クラクラッシュ!!」

 

「あんな技があるなんて、私聞いてない。アクリ、私にも何か無いの?」

 

「アクリに言われてもアク。」

 

フィオレは、びっくりしていた。

 

「所謂、ハートキャッチやハピネスチャージみたいな感じかな。」

 

「ジュリ、なに言っているの?」

 

「なんでもない。」

 

「必殺技は?」

 

「必殺技じゃなくて、浄化技。ボタン三回押してみて。」

 

イマレは、ジュリに言われままにやってみた。

すると、頭に何かよぎり体が勝手に動いたのだった。

 

「プリキュア スプラッシュイマーレ!!」

 

イマレがそう叫ぶと、クラッシュの四方八方から波が流れてきて取り囲むように円を書くと、波のリングが上へ伸びてクラッシュを包んだ。

 

「クラッシュ~」

 

クラッシュは浄化され消えてしまった。

 

「やれやれ、やられてしまいましたか。」

 

ダデチは、消え去ってしまった。

 

「大丈夫、さくら?」

 

「大丈夫かな。」

 

「もう。」

 

「しかし、ひながプリキュアになったんだね。」

 

「私も、実感がないわ。」

 

「しかし、固苦しいジュリがプリキュアを選ぶとはアク。」

 

アクリは、ジュリがプリキュアを選ぶのを以外そうに見えたようだ。

 

「僕をなんだと思っているのですか。あなたは。」

 

「頭がいい秀才で、関わりずらいとずーっと思っていたアク。ジュリの以外な1面が見えてよかったアク。」

 

ひなは、ある疑問をいだいた。

 

「ところで、さっきから聞いてると、私はジュリの気まぐれで選ばれたって感じがするのだけど。」

 

「君を選んだのは、さくらと似ていた所、さくらと仲が良かった事。まあ1番は、僕になんとなく似ていた感じがしたからだね。」

 

「似ている?秀才?固苦しいところ?またはそれ以外?」

 

ひなは、とても不思議に思ったようだ。

 

「そう思っただけだ。気にするな。」

 

「?」

 

新しくひながプリキュアなった。今後、この二人がどうなっていくのかまだ誰にも予想がつかないのであった。




今回は、さくらの幼なじみのひながプリキュアになりました。青キュアは、清楚で秀才っていうキャラが多いですよね。
では、そこで問題です。
青キュアで、清楚で秀才でないプリキュアがいます。いったい誰なんでしょうか?


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3話 ふたつの光!! 伝説の戦士!!

前回の問題の答え。
答えは、キュアマリンこと来海えりかです。
えりかは元気いっぱいで自由奔放、可憐とは言い難い性格で、青キュアでは異色のキャラです。
そんなキャラが相まってプリキュア総選挙では、ほかのピンクキュアを差し置いて3位に入っんですよね。
では、今回のリカリナプリキュアをどうぞ。


現在、さくらの部屋

 

今日、ひなはさくらの部屋にお邪魔していた。

 

「私、思ったのだけど。昨日聞いた話だと、プリキュアが私たち以外にもいる可能がない?」

 

「それ、私も思った。」

 

「それはないアク。」

 

「なんで?」

 

アクリは、昔の事を話した。

 

「それは10年くらい前の話アク。」

 

「地球に悪の軍団が迫った事があるアク。そういう事は前に数回あったアクが、その時だけは違って、闇の力がいくらやっつけても倒しきれなかったアク。そして、最後の手を出す事になり、プリキュアは変身出来なくなってしまったアク。」

 

「なので、現在プリキュアはいないという事になります。」

 

「いたらいいね〜。」

 

「残念。私たちの他にプリキュアがいたらよかったのに。」

 

さくらは、残念そうにした。

 

「正確には、まだパフムのパートナーがいないのですが。」

 

「だったら、パフムのパートナーを探そうよ。!!」

 

「それはいいね。こちらとしても、戦力は欲しいものね。」

 

「じゃあ、今日はパフムのパートナー探しに決定だね。」

 

「アク」

 

「そうですね。」

 

さくらたちは、パルムのパートナーを探し始めたのだった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さくらとひなは、二手に分かれて探す事にした。

 

さくらside

 

「アクリ。どんな人がいいの?」

 

「出来るだけ、元気な子のがいいアク。」

 

「分かった。」

 

さくらが公園に来た時なにやら、いい匂いした。

 

「なんの匂いだろう。」

 

「気になるアク。」

 

「少し寄り道しようか。」

 

匂いの元を辿ると、そこにはパンのクッキングカーがあった。

 

「いらっしゃい。何か、食べる?」

 

「ならこのメロンパンをください。」

 

「はいメロンパンね。」

 

「お待たせ。どうぞ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「そこで食べれるから。」

 

さくらはクッキングカーの近くのベンチに座り、メロンパンを一口食べてみた。

 

「ん〜」

 

外はカリっとしていて、中はもちもちだった。

 

「店員さん。このパンめっちゃ美味しいです。」

 

「ありがとうね。」

 

ポケットにいるアクリも食べてみたいようだったので、アクリにちぎって渡してあげた。アクリもとても嬉しそうだった。

 

「あっそうだ。そこのお嬢さん。」

 

「私ですか?」

 

「うん。ここら辺で、絵描きを見なかったかな?」

 

「見てないですけど。」

 

「そっかー。ありがとう。気にしなくていいよ。」

 

「ん?」

 

「どこにいるのかな。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ひなside

 

「どういう人がいいの?」

 

「そうですね。やはり、心優しい人がいいのですが。」

 

「心優しい人って言ってもね。ざっくりしていてはっきり言って分からないわ。」

 

すると、ひなたちの前に心優しそうな人がいた。その人は、風景画を書いていた。

 

「優しい絵ですね。」

 

「ありがとう。」

 

「よかったら、そのぬいぐるみさんと一緒に絵を描いてあげましょうか。」

 

「いえいえ、私はあなたの絵に心を引かれていただけ。絵を描いていただくなんて。」

 

「ここで会ったのも何かの縁です。あと、私が描きたいと思っただけだから。」

 

「なら、お言葉に甘えて。」

 

ひなが、近くのベンチに座るとほんの数分で絵が完成した。

 

「はい。」

 

「くれるのですか?描いていただいてありがとうございます。この絵大切にします。」

 

「あっそうだ。あなたこの辺で、キッチンカー見なかった?」

 

「見てませんけど。」

 

「公園って言っていたはずなのに。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

敵side

 

「今回もプリキュアが現れ、今回もやられました。」

 

「次は、どの手で行こうか。ケード、何かいい方法はないか。」

 

「そうね。クラッシュを数体出せばいいのじゃないの?そうすれば、新しくプリキュアが現れても対処しきれるじゃないの?」

 

「では、ケード頼んだ。」

 

「分かりました〜。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

一色町

 

「始めちゃいましょう。とりあえず、あそこの物一式で。いでよ!クラッシュこの世界を闇に染めあげるのだ。」

 

今回のクラッシュは、シャベル、植木鉢、ガスコンロ、蛇口がくっついていた。

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュが現れ、街は逃げ惑う人々で溢れた。

 

「クラッシュ!!」

 

これに気づいたさくらたちは、クラッシュのいる方へ走った。さくらたちを追いかける人影があった。

 

「早くプリキュア来ないかしら~。」

 

「「やめなさい!!」」

 

「現れたわねプリキュア。」

 

「一緒にいくよ。」

 

「うん」

 

「アクリ!!」「ジュリ!!」

 

「アク」「了解」

 

「「プリキュアメイクアップ!!」」

 

二人の体を光が包み光が弾けると花と海を彷彿とする服を着た二人が現れた。

 

「桃色 花のプリキュア キュアフィオレ」

 

「青色 海のプリキュア キュアイマレ」

 

さくらたちは、変身した。

 

「あれって、新しい人?」

 

「そのようだけど。」

 

「あの誰ですか?」

 

「敵に名前を聞かれたのは初めてだわ。私の名前はケード。なに言っているの私。まあいい。クラッシュ、やちゃって。」

 

「クラッシュ!!」

 

「行くよ。」

 

「うん。」

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュは、右手に装備されたガスコンロでフィオレたちの周囲を燃やした。

 

「わわわ。」

 

「フィオレ!!」

 

「うん。」

 

イマレに言われ上にジャンプした。すると、クラッシュは、左手に装備された蛇口による水圧攻撃で飛ばされ、地面に打ち付けられた。

 

「うぐっ」

 

「痛い!!」

 

「プリキュアも大したものじゃないね。」

 

「まだまだ!!」

 

「rこれからよ!!」

 

フィオレたちは立ち上がった。この情景を見ている人がいた。そう、パン屋の店主と風景画家だ。

 

「あの子たちが今のプリキュアか。大丈夫かな?」

 

「あら、咲じゃない。」

 

「舞!!」

 

「久しぶり。元気にしてた?」

 

「うん。咲は?」

 

「絶好調なり!!」

 

「ふふ 、咲らしいわ。」

 

フィオレたちは、咲たちの存在に気づいた。

 

「さっきのパン屋さん!!」

 

「さっきの画家さん!!」

 

戦いが何故か止まった。

 

「イマレ、知り合い?」

 

「さっき、絵を描いてもらって。フィオレこそ知り合い?」

 

「さっき、あの人のパンを買ってさ。イマレも後でどう?美味しいよ。」

 

「後でいただこうかしら。」

 

「私を無視して無駄話?ムカつくわね。やっちゃって。」

 

「クラッシュ!!」

 

「あんだけいると、無理に動けないな。」

 

「なにかしらの突破口が無いことには。」

 

「ていうか、危なから逃げてください。」

 

あの二人は、楽しそうに見ていた。

 

「大丈夫だって。用が済んだら退くから。」

 

「え?」

 

二人は服のポケットに手を入れると、何故か光っているダイヤの形をしたカードを出した。何かに反応しているようだった。

 

「あなたたち、これ使える?」

 

二人は、フィオレたちにそのカードを渡した。すると、そのカードは形を変えキュアジュエルと同じ形に変わったのだった。

 

「え?いいんですか?もらっても。」

 

「私たちはもう使えないし、使えるなら使ってほしいな。」

 

「あなたたちは、いったい?」

 

「私たち?自然を守るために生まれたプリキュア。ふたりはプリキュアスプラッシュスター。」

 

フィオレには、この二人の当時の面影が見えた気がした。

 

「ありがとうございます。」

 

「使わせていただきます。」

 

キュアジュエルを二人から貰ったジュエルに変え再変身した。が、

 

「「プリキュアメイクアップ!!」」

 

変身出来なかった。

 

「なんで使えないの?」

 

「手順でも間違えちゃったのかしら?」

 

「茶番は終わったかしら。クラッシュ。」

 

「クラッシュ!!」

 

「「うわ〜!!」」

 

間一髪避けられた。

 

「ん〜?そっか!!」

 

咲が何か思い出したようだった。

 

「舞、あれだよあれ。」

 

「あ〜!!」

 

舞も何か思い出したようだった。

 

「二人とも、こうやってみて。」

 

二人は、手を繋ぐとこんな事を叫んだ。

 

「「デュアルスピリチュアルパワー!!」」

 

空いた腕を回して見せた。

 

「こうやってみて。」

 

「分かりました。イマレ。」

 

「うん。」

 

「「デュアルスピリチュアルパワー!!」」

 

二人はお互いの手を握ると光に包まれ、フィオレのコスチュームは基本的に赤紫色で、ひまわりの花弁のような黄色の縁取りになって、胸のリボンの色は赤色で、黄金色をしたハートの宝玉が付いている。髪は、オレンジがかった鮮やかな黄金色に変化し、赤いハートがついたカチューシャでまとめたやしの木のように盛った髪と外側にはねた後ろ髪が特徴的で、黄金色のイヤリングをつけていた。イマレのコスチュームは基本的に乳白色に近い銀色で、シラサギの翼のように開いたスカートが特徴的で、肩の部分は鳥の羽根をイメージしている。胸のリボンの色は薄紫がかった白色で、空色をしたハートの宝玉が付いている。髪は、鮮やかな暗紫色のポニーテールになり、空色のハートのリボンがついたカチューシャでまとめたものに変化した。。また、空色のイヤリングをつけている。

 

「輝く金の花 キュアブルーム」

 

「煌めく銀の翼 キュアイーグレット」

 

「「ふたりはプリキュア!!」」

 

「聖なる泉を汚す者よ!」

 

「アコギな真似はお止めなさい!」

 

フィオレたちは、ふたりはプリキュアスプラッシュスターに変身した。

 

「それが、私たちが戦っていた時の服装よ。」

 

「存分に私たちの力使っちゃって!!」

 

「「はい!!」」

 

「姿が変わっただけで力差がひっくり返せると思ってるの?」

 

「思う!!」

 

フィオレたちは、クラッシュに突っ込んだ。

 

「「は~!!」」

 

フィオレたちは左右に分かれて上へ飛び、交互に攻撃を与えていった。

 

「やー!!」

 

「えい!!」

 

「クラッシュ!?」

 

「えーい。クラッシュ何やっているのよ。」

 

「クラッシュ!!」

 

フィオレたちの攻撃が終わるとクラッシュは反撃をした。

 

咲side

 

「懐かしいなぁ。」

 

「私達もあんな時期があったわね。」

 

「久しぶりにやると恥ずかしいね。」

 

「それはそうよ。」

 

「そういえば、満と薫は今どうしてるかな。」

 

「きっと、元気にしてるわよ。」

 

「きっとそうだよね。」

 

二人は、呑気に話していた。

 

 

 

フィオレside

 

「イマレ、これで決めるよ。」

 

「うん。」

 

コミューンのボタンを3回押した。

 

お互いの手を握りこう叫んだ。

 

「大地の精霊よ。」

 

「大空の精霊よ。」

 

「今、プリキュアとともに!」

 

「奇跡の力を解き放て!」

 

「「プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ!!」」

 

「クラ~シュ」

 

クラッシュは、光に包まれ浄化された。

 

「この役立たず。」

 

派手な女性は、消えてしまった。

 

 

「というか、あなたたち二人がプリキュアだったとは。」

 

「ふふ~ん。」

 

「こら咲。後輩たちに胸を張っているのはいいけど。」

 

「そうだ。さくらが、あなたのパンが美味しいと言っていてさっきから気になっているんです。」

 

「咲でいいよ。分かった、じゃあこっち、、 、道どっちだっけ?」

 

「もう、咲ってば。」

 

「へへっ。」

 

「さっきと同じ場所ですよね。」

 

「うん。」

 

「私、覚えいるから行こう~!!」

 

「ありがとうね。」

 

こうして、さくらたちは先輩プリキュアの方と出会い少し成長したのであった。




今回は、スプラッシュスターからの問題です。
スプラッシュスターの敵は、何かをモチーフにされています。そのモチーフとは、いったいなんでしょうか?


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4話 キュアップラパパ!! 奇跡の魔法!!

前回の答え。
答えは、中国の五行思想です。
火、水、木、金、土、それぞれ、
モエルンバ、ミズシタターレ、カレハーン、
キントレスキー、ドロドロンです。
そう言えば咲ちゃんは、幹部全員の名前を間違えてましたよね。
それでは、今回のリカリナプリキュアを
どうぞ!!


「残念だな~。」

 

「しょうがないよ。」

 

さくらは、咲さんたちと別れたことを残念がってたのだった。

 

「咲さんは、日本中に自分のパンを届けるって言っていたし。舞さんも、日本中の風景画を描く旅をしているって言っていたじゃない。」

 

「そうだけど。」

 

「第一、私たち以外のプリキュアを探すって言っていたのに、この土日ずっと咲さんと一緒にいたんじゃない。」

 

「は〜。気を取り直して、今日も張り切ってプリキュア探し!!」

 

「って言っておきながら、見つけるのは先輩方々だったりして。」

 

「それはそれでいいかも。」

 

「は~。」

 

ひなは、こんなんで大丈夫かと思った。

 

「モフルン、今日は、ここで食べようか。」

 

「モフ~。」

 

さくらたちは、声の聞こえてきた方をみると20代くらいだろうか、女性がぬいぐるみに吹き替えしているというなんともシュールな光景があった。

 

「あの人何やってつるんだろう。」

 

「さあ?」

 

女性もこっちに気づいたようで、顔を真っ赤にし、顔を隠して恥ずかしがっていた。

 

「ん~~~。」

 

「大丈夫かな。」

 

「こっち見ないで~!!」

 

「関わらない方がいいよね。」

 

「うん」

 

「誰にも言わないで~!!、イチゴメロンパンあげるから!!」

 

女性は凄くテンパっていた。

 

「イチゴメロンパン?」

 

「そうイチゴメロンパン。甘くて美味しいよ~。」

 

「さくら、知らない人から物を貰うのはよくないからね。」

 

「イチゴメロンパン。」

 

さくらは、イチゴメロンパンを食べたくなって近ずいていた。

 

「さくら〜。」

 

「そっちの子は食べたがっているようだけど、あなたはどう?」

 

「いいえ結構で、、、」

 

グゥ

 

ひなのお腹の音が鳴った。

 

「ひなも一緒に食べようよ。」

 

「じゃあ食べてみようかな。」

 

「ありがとう。イチゴメロンパン4つ買っちゃってどうしようか困っていたところなんだ。はい、どうぞ。」

 

「わ〜い。」

 

「4つも買ったんですか?それはどうして。」

 

「わけがあって。」

 

「わけですか」

 

「これはある少女の物語。むかしむかし、」

 

女性は、ある物語を話し始めた。ひなは、その話に耳を傾けた。

 

 

 

 

 

むかしむかし、魔法を夢見る少女がいました。

ある日、少女が窓を開けると窓の外に何か飛んでいるではありませんか。その影はバランスを崩したのか空をクルクル回り、ついには落ちてしまいました。少女には、それが魔法使いに見えました。

 

「お母さん、外に魔法使いが飛んでいるよ。」

 

「へぇ〜そうね。」

 

お母さんは信じてはくれませんでした。

少女は、家を飛び出し魔法使いが落ちていった方へ走って行こうとしたが、お母さんに止められ行けませんでした。

次の日、少女は魔法使いが落ちた場所に行ってみることにしました。そこには、何もなく少女は残念そうにしていましたが、空から何か降ってくるではありませんか。

 

ドーン

 

「狙い通りだし。」

 

魔法使いは言い訳をしているようでしたが、こっちに気づいたのか顔を真っ赤に染めていました。少女は魔法使いに話しを聞くと、どうやらお腹がすいていたようだったので持っていたメロンパンを魔法使いにあげました。魔法使いは物珍しいようにしていましたが、1口食べると気に入ったのか無言で食べ進めていました。

魔法使いは食べ終わろると、こんな事を言いました。

 

「お礼にひとつ願いを叶えてあげる。」

 

と、言ってくれました。

女の子は、考えてみてひとつ思いつきました。

 

「この子と話してみたい。」

 

と、お気に入りのぬいぐるみを手に言いました。

 

「キュアップラパパ ぬいぐるみよしゃべりなさい。」

 

するとみるみるうちにぬいぐるみの目に光が入ってきました。目に光が入ると、ぬいぐるみは少女の手を飛び出しくるっと1回転してこう言いました。

 

「モフルンモフ。よろしくモフ~。」

 

「わ〜。」

 

「ふふっ。」

 

少女は、モフルンを抱いて嬉しそうにしていました。

それからというもの、少女はモフルンと、魔法使いに魔法のステッキを作ってもらったり、簡単な魔法などを教えてもらったり途中に妖精が入ってきて一緒に遊んだり、追いかけっこをなどをしたりして遊んでいました。だがしかしそんな時間は長くは続かず、終わりの時間がやってきてしまいました。

 

「ねえあなた、私もう帰らないと行けないの。」

 

「え~やだ。」

 

「最後にすごい魔法を教えてあげる。」

 

「すごい魔法?」

 

魔法使いはすごい魔法っと言って、身構えた。

 

「キュアップラパパ明日も良い日にな〜れ。」

 

「これ?」

 

「うんこれよ。」

 

「これってなんの魔法?」

 

「これは、また私があなたに会いに行けるようにする魔法よ。」

 

「また会えるの?」

 

「うん。また会えるよ。ほんとに?」

 

「本当に。」

 

「分かった。また会えるまで我慢する。」

 

その時だった。魔法使いの後ろに光の穴が現れた。

 

「またね。」

 

「また会えるよね。」

 

「きっとまた会えるよ。」

 

そう言うと、魔法使いは光の中に消えていきました。それと一緒にモフルンは普通のぬいぐるみに魔法のステッキは木の棒に戻ってしまいました。でも、少女の記憶の中にはきちんと残っていました。ぬいぐるみのモフルン事も魔法使いの事も。少女はこんな事を口ずさみました。

 

「キュアップラパパ明日も良い日にな~れ。」

 

 

 

 

 

「いい話ですね。」

 

「女の子可哀想だよ~。」

 

さくらは、いつの間にかイチゴメロンパンを食べ終えこの人の話しを聞いており、凄く泣いていた。

 

「う~。」

 

「さくら、泣き過ぎ。その話しを聞いていると、まるであなたが体験した事があるというように聞こえます。あなたは、魔法使いに会った事があるのですか?」

 

「さ~。どうでしょう。」

 

その時だった。クラッシュが、町にトラック型のクラッシュが現れたのだ。

 

「クラッシュ!!」

 

「さくら、ありがとうございました。」

 

「イチゴメロンパン美味しかったです。」

 

「危ないので逃げてくださいね。」

 

そう言うと、さくらたちはクラッシュが現れた方へ走っていった。

 

「あの子たち、大丈夫かな。よ~し行くよモフルン。」

 

女性は、さくらたちを追いかけていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

時は少し戻り敵side

 

「今回、やられてしまいました。」

 

「どうしてだ。」

 

「姿形が変わり、同じように戦ったら、そのままやられました。」

 

「姿形が変わったとは?」

 

「こんな感じです。」

 

スケルが、プリキュアを撮った動画が流れた。

 

「この姿!!」

 

「知っているのですか。ネグレット様。」

 

「なんで、奴らがいるのだ。」

 

「と、言いますと?」

 

「二人はプリキュアスプラッシュスター。先日のプリキュア大戦で居なくなったはず。何故だ。」

 

「「「!!!」」」

 

「これは、まずい事になったな。」

 

「スケル、下がれ。」

 

「は〜い。」

 

「何かいい案ないか。」

 

「面白そうだしちょっと戦ってきていいかな。」

 

「ドート。何かいい案が、あるのか。」

 

「1度目は、不意を付かれた感じだったから、臨機応変に戦ってみるよ。」

 

「では、ドート行ってこい。」

 

「りょ~かい。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一色町

 

「こいつでいいや。」

 

トードは、木に止まっていた鳥に闇をかけた。

 

「いでよ!クラッシュこの世界を闇に染めあげるのだ。」

 

「クラッシュ!!」

 

鳥型のクラッシュが現れたところに、さくらたちは遅れてきた。

 

「現れたわね。」

 

「お前ら,ここで倒してやるよ!!行けクラッシュ!!」

 

「クラッシュ!!」

 

「アクリ!!」「ジュリ!!」

 

「アク!!」 「了解!!」

 

「「プリキュアメイクアップ!!」」

 

二人の体を光が包み光が弾けると花と海を彷彿とする服を着た二人が現れた。

 

「桃色 花のプリキュア キュアフィオレ」

 

「青色 海のプリキュア キュアイマレ」

 

「クラッシュ!!」

 

「行くよ。」

 

「はー!!」

 

その時だった。

 

「今、プリキュアって言いました!!」

 

先程の女性が現れたのだ。

 

「ワクワクもんだ~!!」

 

「危ないですよ!!」

 

「今の、プリキュアってこの子たちなんだ~。」

 

「ですから、危ないですって。」

 

女性は、目をキラキラさせて興味がこちらに向いてしまったようだった。

 

「一般人がチョロチョロとウザイんだよ!!」

 

「一般人じゃないもん。朝比奈みらいだもん。」

 

女性もとい、みらいはドートに胸を張った。

 

「あっそうだ、これ。」

 

みらいは、バックから何かに反応して光っているダイヤ型の宝石をフィオレに渡した。そのダイヤ型の宝石はキュアジュエルに変わり、ピンク、紫の2つに別れた。

 

「あなたは、いったい?」

 

「私?元、魔法使いプリキュアのキュアミラクルだよ。」

 

フィオレには、みらいの当時の姿が見えた気がした。

 

「「魔法使いプリキュア!?」」

 

「そうそう。無駄話しはあと。あなたたち、頑張ってね。」

 

「はい!!」

 

フィオレはピンク色のキュアジュエルをイマレは紫色のキュアジュエルを持って変身した。が、変身出来なかった。

 

「今回も~。」

 

「朝比奈さん、何か変身する前の決めセリフとかないですか?」

 

「え〜と。二人でモフルンと繋いでキュアップラパパダイヤミラクルマジカルジュエリーレって言って終わりかな。でも、ルビーとか違うときがあるし、どうか分からないや。えへへ。」

 

「じゃないわよ。」

 

「クラッシュ!!」

 

「わああ。」

 

「よそ見して余裕じゃないか。クラッシュ。」

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュがラッシュした。

 

「ああああ~。」

 

「イマレ。とりあえず手を握ってキュアップ・ラパパって言ってみよう。」

 

「そうね。」

 

「「キュアップ・ラパパ 、、、ダイヤ ミラクルマジカルジュエリーレ」」

 

「「!!」」

 

特に考えていないのに口が自ずと動いたのだ。

 

フィオレは、コスチュームはピンクを基調とした曲線的なデザインで、胴の部分は濃いピンク、そこから濃淡2種類のピンクと白による三重フリルのスカートを身に着け、胸から上は白いブラウスとなっており、白い手袋と爪先がピンクになった白いブーツを着用。胸元とサイドテールにした髪にはピンクのリボンがつけられており、胸元のリボンにはピンクの宝石、頭には赤いリボンとピンクの小さな帽子をあしらったカチューシャがつけられている。

 

イマレは、コスチュームは紫色を基調とした直線的なデザインとなっており、スカートを中心とした薄紫色の服の上に濃い紫色の服と白系のケープを着用、黒い長手袋とつま先が紫色の黒いブーツを身に着けている。後頭部の髪は翼状になっており、赤いリボンと黒い帽子をあしらったカチューシャがつけられ、胸元にはリボンと共に薄紫色の宝石がつけられていて、ノースリーブのコスチュームであった。。

 

「ワクワクもんだ~。」

 

「これが、魔法使いプリキュア。」

 

「私たちの、力で倒しちゃえ。」

 

「「はい!!」」

 

フィオレたちは構えた。

 

「はあー!!」

 

「クラッシュ!!」

 

フィオレたちの攻撃が当たり、クラッシュは怯んだ。それからクラッシュは羽ばたいて羽を飛ばし反撃をしたが、フィオレたちは、魔法の箒を取り出し攻撃を避けた。

 

「お~。」

 

「魔法使いの力凄く使いやすいわね。」

 

「こら降りてこい!!クラッシュ!!」

 

トードは、怒っていた。

 

空中戦が始まった。

 

「「は~!!」」

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュはフィオレたちに突っ込んでいったが、ギリギリで避けられ左右から蹴りをくわえた。

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュは、道路めり込んだ。

 

 

 

みらいside

 

「懐かしいなぁ。また、リコたちに会いたいな~」

 

みらいは、過去の事を思い出して懐かしんでいた。

 

「きっとまた会えるモフ。」

 

「えっ」

 

みらいにはモフルンが喋ったように聞こえたがモフルンになんの変化も見られなかった。

 

「ようだよね。またみんなに会えるよね。」

 

みらいは、またリコたちに会えるのをいっそう楽しみになったのだった。

 

 

 

「いくよ、イマレ。」

 

「うん。」

 

フィオレとイマレのコンビネーションは凄まじく、それに魔法の箒があるおかげで立体的に動け、クラッシュも混乱していた。

 

「クラ!?」

 

「プリキュアダブルパンチ!!」

 

機動力抜群のフィオレたちの攻撃はクラッシュに当たらないわけはなくそのままクラッシュが吹っ飛んでいった。

 

「クラッシュ。」

 

「どうなっているんだ?」

 

トードはいきなり素早くなったフィオレたちを見て、驚いていた。

 

「そのまま決めちゃえ!!」

 

みらいがそう言うと、二人はリンクルステッキを出しこう叫んだ。

 

「「リンクルステッキダイヤ」」

 

「プリキュア ダイヤモンドエターナル!!」

 

ダイヤの光がクラッシュに迫った。

 

「クラッシュ~」

 

「「フルフルリンクル」」

 

クラッシュは、浄化された。

 

 

「しかし、あなたがプリキュアだったなんて。」

 

「人を見た目だけで判断しちゃダメって事。」

 

「そういえば、さっきの話し。朝比奈さんの体験談ですか?」

 

「うん。だいたいは、本当だよ。」

 

「てことは、魔法使いにあったことがあるの!?」

 

「ていうか、私が元魔法使いです。」

 

「「え~!!」」

 

そんな驚きがある中、こうしてさくらたちは新しい先輩プリキュアの方と出会い少し成長したのであった。




今回の問題は、魔法使いプリキュアについてです。
魔法使いプリキュアは、1年でふたつの勢力と戦っていました。その勢力とはなんでしょうか?


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第5話 星のプリキュア キュアステラ誕生!!

投稿日遅れました。
それでは、どうぞ。


現在下校中

 

「そういえば、パフム知らない?」

 

「さくらも知らないの?」

 

「帰ったら、パフムとプリキュアらしい人探すよ。」

 

「帰ったら宿題が。」

 

「私だってそうよ。」

 

「学年1位には、言われたくないよ〜。」

 

「しょうがないわね。私一人で探すから、さくら宿題頑張ってね。」

 

「はいはい。」

 

そうして、陽菜一人で探す事になった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「優しそう人だよね、ジュリ。」

 

「そうですね。」

 

と言っても、平日だからあまり遠くへは行けなく近場で探していた。

 

「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」

 

とある声が聞こえてきた。

 

「星崎さん?」

 

「知り合いか?」

 

「今のクラスメイト。」

 

声が聞こえたようで、こっちを向いた。

 

「熱海さん?」

 

店から女性店員が出てきた。

 

「あすか、少し休んでいいわ、、、あら、りんのお友達?いつもりんがお世話になっております。」

 

「いえいえ、全然。」

 

「あすか、休憩していいわよ。お友達も入って入って。」

 

ひなは言われるままに、入っていった。

 

 

「ごめんね、お母さんが。」

 

「いえいえ。それにしても星崎さんの家、洋食店だったんだ。」

 

「ちょっと手伝ってて。」

 

星崎は、少し恥ずかしそうだった。

 

「だから、いつも一人で早く学校から帰っていたんだ。」

 

「うん。」

 

話がなかなか進まなく、気まずい空気が漂った。さきに口を開いたのは、星崎だった。

 

「どうしてうちへ?食べに来たわけでは無さそうだけど。」

 

「散歩かな。」

 

「へぇ~。ああそうだ、来てもらったついでに宿題教えてもらっていいかな。」

 

「いいけど。」

 

ちょっとした勉強会が始まった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日

 

「さようなら」

 

「「「「「さようなら」」」」」

 

やはり星崎は、一人で帰っていった。

 

「ひな~、今日どうする?」

 

「さくら今日は、ちょっと用が。」

 

「分かった。私が、探してみるよ。」

 

「ありがとうね。」

 

ひなは、星崎を追った。

 

「星崎さん!!」

 

「なんだ、熱海さんか。」

 

「いつも一人で帰っているの?」

 

「うん、店の手伝いあるし。ほとんど毎日手伝っているから、休みの日はずっと家の手伝いかな。」

 

「勉強と店の手伝い、両立させるの大変じゃない?」

 

「全然平気。今でも、どうにかなってるから。」

 

「勉強でつまったら、いつでも手伝ってあげるから、いつでも言ってね。」

 

「ありがとう!!」

 

それから、いろいろ話しているうちに星崎の家に着いた。

 

「じゃあね。」

 

「じゃあね。」

 

ひなは、その場を後にした。

 

「あの子と結構中いいのね。」

 

「うん。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日

 

星崎は、先生たちの手伝いをしていた。

そんな姿を見てひなは、今までの星崎がやっていた事を思い出していた。

 

「そういえば、星崎さんって委員会の仕事積極的に行っているし、先生たちの手伝いをしているし、仕事の手伝いをしているし、人の役に立つ事ばかりしているな。凄く優しい人なんだな〜。?」

 

ひなは、今自分がやっている事を思い出した。

 

「そういえばジュリが言っていたな。心優しい人って。星崎さんもそれに入ってるじゃない。!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

敵side

 

「今回、やられてしまいました。」

 

「どうしてだ。」

 

ドスの効いた声でネグッレクトは話した。

 

「姿形が変わり、同じように戦ったら、そのままやられてしまって。」

 

「姿形が変わった?」

 

「こんな感じです。」

 

ケードが、プリキュアを撮った動画が流れた。

 

「またか、、」

 

「知っているのですか。ネグレット様。」

 

「魔法使いプリキュアだ。」

 

「てことは、また先日の大戦でいなくなったはずのプリキュアですか。」

 

「そうだ。これは、まずい事になったな。ケード、下がれ。」

 

「ははっ。」

 

「何かいい案ないか。」

 

「面白そうだしちょっと戦ってきていいですかな。」

 

「ダデチ。何かいい案あるか?」

 

「特には無いです。」

 

「何か考えろ。」

 

ダデチは、少し考えてみた。

 

「う~ん。思いつきました。」

 

「では、行ってこい。」

 

「全ては、ネグレット様のために。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

現在 一色町 放課後

 

「さて、あれなんていいでしょう。いでよ!クラッシュこの世界を闇に染めあげるのだ。」

 

「クラッシュ!!」

 

今回は、お好み焼き型でフライ返しを持っているクラッシュだった。

 

「クラッシュ、プリキュアが現れるほどにやってしまいなさい。」

 

「クラッシュ!!」

 

ドーン

 

近くの家や電柱をぶち壊した。

 

「怪物だ~!!」

 

「「!!」」

 

さくらとひなはそれに気づき、その場へ走っていった。すると、その場所は、星崎さんの家の前だった。

 

「星崎さんが、危ない。」

 

二人は、クラッシュの前に立った。

 

「「やめなさい!!」」

 

「来たね、プリキュア。行けクラッシュ 。」

 

「クラッシュ!!」

 

「アクリ!!」

 

「アク!!」

 

「ジュリ!!」

 

「了解!!」

 

「「プリキュアメイクアップ!!」」

 

二人の体を光が包み光が弾けると花と海を彷彿とする服を着た二人が現れた。

 

「桃色 花のプリキュア キュアフィオレ」

 

「青色 海のプリキュア キュアイマレ」

 

「あんたたちの好きには、させない!!」

 

「あんたとはなんですか、私にはダデチと言う名前があるのです。行きなさい、クラッシュ。」

 

「クラッシュ!!」

 

「「は~!!」」

 

フィオレたちは、クラッシュに攻撃を始めた。

クラッシュは、フライ返しでフィオレたちを叩いてまわった。そのせいでなかなか攻撃ができずにいた。

 

「攻撃が重たいね。」

 

「じゃあ、先輩たちの力借りちゃいましょうか。」

 

レジェンドキュアジュエルを取り出しフォームチェンジをした。

 

「「デュアルスピリチュアルパワー!!」」

 

二人は、スプラッシュスターにフォームチェンジした。

 

「これなら。」

 

「クラッシュ!!」

 

「「はっ!!」」

 

二人は、防御壁を出して押し返した。

 

「「はあ~!!」」

 

「クラッシュ!?」

 

クラッシュは、その攻撃が当たり倒れたのだ。

 

「クラッシュ!?」

 

「クラッシュ、早く立ちなさい!!」

 

クラッシュは、重い体を持ち上げようとしている。今がチャンスだと思い、技を出そうとしたその時だった。

 

「私が居ない間に、私の家の前で何やってくれてるの!!」

 

「星崎さん!!」

 

いきなり、クラッシュの前に星崎が現れた。

 

「パフム!!」

 

「は~い(ポン)」

 

「「「「パフム!!」」」」

 

「これをはめればいいんだよね。」

 

「うん~」

 

「プリキュアメイクアップ!!」

 

星崎はキュアジュエルをパフムにはめるて叫ぶと、体がひかり少し浮き上がった。次に空から流れ星が降りが体を包みこむと胴、腕、脚、髪と順に光となって消えていった。全体的に黄色であしらわれていて髪は

で星の装飾品で留めれていて、肩には青くあしらわれていて、手首には星のブレスレットがあり、胴はところどころに星の装飾品がされていて、スカートは、

2段で膝の高さまでで上が丸く5つに分かれていて、靴はハイヒールで1部花の装飾があり、ニーソックスは蔦みたいに巻かれている装飾がされていて緑色、という花がたくさんあしらわれていた。

 

「黄色 星のプリキュア キュアステラ」

 

「「え~!!」」

 

「星崎さんが。」

 

「プリキュアになっちゃった,!!」

 

二人は、驚きを隠せず互いの顔をも見合った。

 

「また、プリキュアが増えてしまった。何か考えなければ。」

 

「ちょっと、あんたたち。店の前で争われたら、お客さん入って来れないでしょうが。」

 

「「えっ?」」

 

ステラは、突拍子のないことを言った。

 

「パフム 、何かない?」

 

「集中するの~。」

 

「分かった。」

 

ステラは集中したが、すぐに切れてしまった。

 

「こんな状況下で、集中なんて出来るわけない!!」

 

周りにいる全員が、呆気に取られていた。

そして、ボタンを3回押して技を放った。

 

「プリキュア ステラトゥインクル」

 

上から大きな星が降って来てクラッシュを包んだ。

 

「クラッシュ~。」

 

「あっ。私の考えていた計画が!!」

 

ダデチは、消えるように去っていった。

 

「私の家の前でやるからよ。」

 

「あの~、星崎さん?」

 

「どうしたの?」

 

「いや~。聞きたいことが多すぎて何から聞いていいか分からなくて。」

 

「さくら、こういうときにまず聞く事はなんでプリキュアになっているかでしょ。」

 

「そうだよね。なんでプリキュアになったんですか?」

 

「なんでプリキュアになったかって?それは、この子がいるからだよ。」

 

星崎は、後ろにいたパフムを見せた。

 

「どうも~」

 

「パフム、ここで何やっているの!!」

 

「探したのよ!!」

 

「この前の戦いのときに寝てた僕を助けてくれたの~」

 

「あなた、もしかしてお礼に変身方法を教えたわけないですよね。」

 

「え~。駄目だった~?」

 

「駄目に決まっているでしょう。」

 

ジュリは、そんなパフムに呆れていた。

 

「ってわけで、私はプリキュアになりました。」

 

「なに、このノリ、、、」

 

「あははは、、」

 

星崎以外、周りの人たちもそれに吊られ呆れかえっていた。さくらは気を取り直してから話した。

 

「まあとりあえず、星崎さん。これからよろしくね。」

 

「あすかでいいよ。同じクラスなんだし。」

 

「分かったよ。あすかちゃん。」

 

「さくら、よろしく。」

 

「熱海ひなよ。よろしく。」

 

「星崎あすか。よろしくね。」

 

こうして、半ば成り行きで星崎あすかが仲間になったのであった。




投稿日いつになるか、分かりません。


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第7話 街を守る 幸せの戦士

あれから1年が経過して書く事が減ったな〜
と言う事で書いたものを出していきます。


「1、2、3、4、5、6、7、8。」

 

「ん?」

 

あすかは、葵公園でダンス練習を行っている子たちを見かけた。

 

「みかん、さんご、なでしこ、こんな所でなn、、、そっか、今週だもんね。大会。」

 

「そうそう。私たち、今週の大会に出て優勝目指して頑張っているんだ。」

 

「あすかも見に来てよ。私たち、パステルってユニットで出てるから、応援しにきてね。」

 

「分かった。行くよ行くよ。」

 

あすかは、みかんたちと大会に応援しに行くと約束した。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ガヤガヤガヤ

 

「やってきました。ダンスイベント!!」

 

「あすかに言われるままに来たけど、みかんちゃんたちが出るんだよね。」

 

「そうそう。ゲストで、フレッシュワークっていうユニットが来るっていうイベントね。」

 

現在あすかたちがいるのは、一色町にあるイベント用野外ステージのある崎村ホール。今日は、ダンスイベントでたくさんの人が集まっていた。

 

「それにしても人が多いな~」

 

「それもそうでしょう。近くの学校やダンススクールの生徒もきているから。うちの学校からも出てるって知らなかったの?」

 

「知らなかった~」

 

「「やれやれ」」

 

曲が流れはじめた。どうやら、そろそろ始まるようだ。

 

「どうも~。さあ、始まりました。ジュニアアットダンス大会イン一色町。司会は、若竹でお送りします。今回は総勢63人12組が集まりました。どうな熾烈な戦いになるのか楽しみだ~。みんなはどうだい?」

 

「「「「イエーイ!!」」」」

 

「盛り上がってるね。今回の審査員は、日本で今注目度ナンバーワン若手ダンスグループ、フレッシュワークから桃園ラブさん」

 

「お願いしま~す!!」

 

「今、世界から注目されている、トリニティからミユキさん。」

 

「みんな頑張ってね。」

 

「そしてそして、大御所、ア・レックスから、マリナさんだ~。」

 

「みんな、盛り上がってる~?」

 

「「「「イエ~イ!!」」」」

 

「今回は、この3人が審査員として皆さんを審査してくれます。さ〜て、まずはナンバー1、スリーカラーズ。では、張り切ってどうぞ!!。」

 

すると、3人組の女の子が出てきて所定位置にたった。曲が流れ始めると、元気よく踊り始めた。

 

「凄いね。何が凄いのか分からないけど。」

 

「さくら、それは彼女たちに対してどうかと思いますよ。」

 

「一体感があって、曲にのっていて、激しくて、すごい!!」

 

あすかが、凄くノリにのっているなかダンスはフィニッシュを向かった。

 

パチパチパチ

 

「スリーカラーズでした。お次は、ナンバー2、アンノーン。張り切ってどうぞ!!」

 

舞台からかっこいい曲とともに男子4人のユニットが舞台袖から現れて踊り始めた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

一方敵side

 

「プリキュア、なかなかしぶといですね。」

 

「何かいい案ないの~?」

 

ダデチとスケルは、困り果ていた。だが、ドートは、あっけらかんにしていた。

 

「まあ、頑張っていれば努力は報われるんでしょ。毎日やってればそのうち勝てるでしょ。」

 

ダデチとスケルは、そんな事を言っているドートにカチンときた。

 

「何言っているのですか、あなたは。第一あなたが1番頑張ってないでしょうが!!」

 

「そうよ。ドートも何か考えたらどうよ!!」

 

「そう。頑張っているというのならまともな事をやってからにしろ。」

 

「その声はケードか。」

 

城の入口から見た目中学生くらいの少女が入ってきた。

 

「お前が1番何もやってないだろが!!」

 

「私が、お前と同じで遊んでいたと。ふっ。笑わせるな。お前らが、ぐたぐたやっていたとき私は、闇の力をためていたのだ!!」

 

ケードはどこからか、黒いジュエルを出して笑った。

 

「ケードそれをどこで!!」

 

「謎の女から、貰ったんだよ。」

 

「貰ったっていったい、、、」

 

「さてと、あのプリキュアたちと少し遊んでやるか。」

 

ケードは、不敵な笑みを浮かべた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一色町

 

ケードは一色町上空に浮かんでいた。

 

「ここが、プリキュアのいる街か。ん?やけに騒いでいるところがあるな。」

 

ケードが見たのは、現在ダンス大会が行われている崎村ホールだ。

 

「目障りだ。」

 

ダンスイベントが行われている会場のスピーカーに狙いを向けた。

 

「いでよ!クラッシュこの世界を闇に染めあげるのだ。」

 

 

「次のユニットは、パステルd」

 

キーーーーーーン

 

 

「クラッシュ!!」

 

「怪物が現れた!!」

 

崎村ホールは、パニック状態となった。

 

「マイク貸して。」

 

ラブが動いた。

 

「えっ?」

 

「若竹さん、逃げてください。」

 

「ちょっと、ラブさん?」

 

「私は、大丈夫だから。」

 

ラブは、息を大きく吸ってマイクに声をあてた。

 

「ちょっと、そこの怪物!!止まりなさい!!」

 

「「「!!」」」

 

さくらたちは、びっくりしていた。ラブはクラッシュの気を引いた。

 

「みんな、このうちに逃げて!!」

 

倒れ込んでしまった人や逃げ遅れた人を逃がした。さくらたちは、気を戻し腰が抜けた人を助けた。

 

「なんだ、ただの一般人か。」

 

「ただの一般人か。私もそうなったんだよね~。」

 

「なにを言っているんだこいつ。やれ。」

 

「クラッシュ!!」

 

ラブは、クラッシュの攻撃を避けた。

 

「やっぱり、生身だとあの頃のようにはいかないか。」

 

「クラッシュなにをしている!!」

 

「クラッシュ!!」

 

「「「ラブさん!!」」」

 

「ん?お前らが、プリキュアか。」

 

「みんな、いくよ。」

 

「「うん!!」」「アク!!」

 

「了解!!」「は~い」

 

「「「プリキュア メイクアップ!!」」」

 

三人の体を光が包み光が弾けると花と海と星を彷彿とする服を着た三人が現れた。

 

「ピンク 花のプリキュア キュアフィオレ」

 

「青色 海のプリキュア キュアイマレ」

 

「黄色 星のプリキュア キュアステラ」

 

「「「リカリナプリキュア!!」」」

 

「この子たちが、今のプリキュアか。」

 

ラブは、関心していた。

 

「よし、いきなりスプラッシュスターいくよ。」

 

「うん。」

 

「えっ」

 

2人はキュアジュエルをはめて、手をつなぎ叫んだ。

 

「「デュアルスピリチュアルパワー!!」」

 

フィオレはブルームに、イマレはイーグレットに変身した。

 

「聖なる泉を汚す者よ!」

 

「アコギな真似はお止めなさい!」

 

「フォームチェンジしたか。」

 

「えっと、私はなににすればいいの?」

 

「そういえば、先輩からは2つずつしか貰ってない。」

 

「両方とも、2人で変身するものだから。」

 

「えー!!」

 

「よそ見とは、いい度胸だ。いけ。」

 

「クラッシュ!!」

 

「「「わわわ」」」

 

いきなりの攻撃に驚いたが、上手く避けれた。

 

「もー。分かったよ。私は、ラブさんを送るから、2人で頑張ってね。」

 

「ごめんね。」

 

「私も、先輩のに変身したいな。」

 

ステラは、ラブの下に行った。

 

「ラブさん、逃げますよ。」

 

「プリキュアに変身するときは、周りを見てから変身しよう。」

 

「見てたんですか!!」

 

「見てたよ。」

 

「この事は、誰にも言わないでください。」

 

ステラは、オドオドした。

 

「お互い大変だよね~。」

 

「?」

 

「あっ知らないのか。街の人たち、言わないでくれたんだ。私の名前は、桃園ラブ。元フレッシュプリキュアのキュアピーチ。」

 

ラブは、キュアピーチのポーズをとった。

 

「えー!!」

 

「そういえば、先輩の力を使いたいって言ってたよね。」

 

「もしかして!!」

 

「私たちの力が役に立つなら。」

 

ラブはポケットからクローバー型のキーホルダーを出した。そのキーホルダーは、何かに反応しているようだった。

 

「さっきから光っていて、このキーホルダー使える?」

 

「多分。」

 

ステラは、ラブからキーホルダーを受け取った。すると、キュアジュエルに変わった。

 

「お~。」

 

「お願い、みんなを不幸から守って。」

 

「分かった。ラブさんは、逃げてください。」

 

ラブは、この戦いに邪魔にならない場所に隠れた。

 

「フィオレ、イマレ!!これ!!」

 

ステラは、フィオレたちにフレッシュプリキュアのキュアジュエルを渡した。

 

「何?」

 

「これ、ラブさんから。」

 

「ラブさん、プリキュアだったの!!」

 

「うん。」

 

「今回は、特にないわよね。」

 

「何の話?」

 

イマレは、何かを危惧していた。

 

「なんでもない。いくよ!!」

 

フィオレはピンク色、イマレは青色、ステラは黄色のキュアジュエルをセットした。

 

「「「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!!」」」

 

フィオレは、ピンク色のハートの飾りがついた紐で結った薄いレモン色の長いツインテールになり、ピンクを基調としコスチュームはスカート下のフリルのペチコートを幾重にも重ねていた。リボンのついたリストバンドを両手首につけていて、腰には前側に小さなリボンを2つ、後ろ側に大きなリボンを1つ付けている。膝まであるロングブーツを履いていた 。

 

イマレは、ロールした薄紫色のサイドテールに変化し、カチューシャは左側に青色のハートの飾りがついたものに変わった。青を基調としたへそ出し仕様のコスチュームで、4人の中で右腰の長いリボンと黒いニーソックスを着用している。リストバンドの形状はピーチとほぼ同じ。フィオレと似たロングブーツを履いている。

 

ステラは、明るい山吹色のウェーブがかかったセミショートになり、右側の黄色のリボンは同色のハートの飾りがついた橙色のリボンに変わった。黄色と橙色を基調としたコスチュームはフィオレとほぼ同じデザインだが、それよりも全体的にボリュームがあり丸みを帯びたものになっている。リストバンドはフィオレやイマレとは違いふんわりとした丸い形状をしていて、イヤリングやブーツの形状も他の3人とは若干違う形状をしていた。

 

「ピンクのハートは愛あるしるし! もぎたてフレッシュ キュアピーチ」

 

「ブルーのハートは希望のしるし! つみたてフレッシュ キュアベリー」

 

「イエローハートは祈りのしるし とらたてフレッシュ キュアパイン」

 

「「「フレッシュプリキュア!!」」」

 

フィオレたちは、フレッシュプリキュアに変身した。

 

「これが、フレッシュプリキュア。」

 

「きゃあー!!。」

 

「どうしたの。」

 

「なんで、お腹出てるの~!!」

 

「そういう仕様じゃない?」

 

「なんで、私だけ。」

 

イマレは恥ずかしがって、少し涙目になってうずくまっていた。

 

「いくよ、イマレ~。」

 

フィオレは、イマレを促していた。

 

「フォームチェンジしたか。まあいい。いけ!!」

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュの音攻撃を避けフィオレたちは攻撃した。

 

「「「プリキュアトリプルキック!!」」」

 

「クラッシュ!?」

 

3人で攻撃した反動で、クラッシュの体勢が崩れた。

 

「みんな!!」

 

「「うん!!」」

 

コミューンのボタンを3回押してた。

 

「「「プリキュア・トリプル・フレッシュ!!」」」

 

フィオレは手をハートの形にして、桃色の光線を放ち、イマレは手をスペードの形にして、青い光線を放ち、ステラは手をダイヤの形にして、黄色い光線を放った。

 

「クラッシュ~」

 

クラッシュが消えると、街は元に戻った。

 

 

 

「優勝は、、、ナンバー10。フォーリーフズ。」

 

パチパチパチ

 

「「「「やった~!!」」」」

 

 

そして、大会が終わり帰り道。

 

「みかんちゃんたち、負けちゃったね。」

 

「そういうこともあるわよ。」

 

「でも、準優勝は凄いよね。」

 

「あっ、みかんちゃん。」

 

みかんたちは、先日練習していたところにいた。そこには、ラブの姿もあった。

 

「そこワンテンポズレてる。もう1回。」

 

「「「はい!!」」」

 

「1、2、3、4、5、6、、、」

 

ラブは、あすかたちに気づきカウントを止めた。

 

「あっ、さっきの。え〜と。」

 

「あすかです。」

 

「あすかちゃんか。」

 

「みかんたちの練習を見ているんですか。」

 

「そうだね。あの子たちがせがんできて時間開いてたし、今日だけだけどね。」

 

「ラブさん、次のところなんですけど。」

 

「次はね。」

 

「それじゃあ。」

 

「そうだ、あすかちゃんたち。」

 

ラブは、あすかたちを呼び止めた。

 

「みんなで幸せ、ゲットだよ!!」

 

「「「はい!!」」」

 

こうして、さくらたちは先輩プリキュアの方と出会い少し成長したのであった。




次いつになるやら


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第8話 輝け 伝説のプリンセス

書かなくなった人の感覚が分かる


ここは、とある町。

そこには、叶わない夢だと知っていながらそれでも夢を目指す女性がいた。

 

「よし!!」

 

その女性は自分を奮い立たせるようにこう言った。

 

「今日も、幸せ満開だよ~!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さくらside

 

「そういえば、お花見シーズンだよね。」

 

「そうね。桜も咲き始めたし、みんなでお弁当持ち寄ってお花見しようかしら。」

 

「賛成~!!」

 

「あすかちゃんの家の弁当さぞかし美味しそうですな。」

 

「それが、目的か!!」

 

あすかは、さくらにツッコミをいれた。そんな話をしながらみんなでパトロールをしていると、突然会社の制服姿の女性が話しかけてきた。

 

「ねえ、あなたたち。この辺りに飲食店ない?」

 

「ありますけど。」

 

ぐぅ~~

 

「こんな感じで。」

 

女性は、お腹を空かしていた。

 

「あすか、家に連れて行こう。ここから1番近いのは、あすかの家じゃなかったっけ?」

 

「そうだね。お姉さんこっち。」

 

「うん。」

 

さくらたちは、女性を洋食屋HOSIZAKIに連れて行った。

 

 

 

時は少し戻り女性会社員side

 

「部長も無理言わないでよ。」

 

この女性は、会社でこんな事を言われた。

 

 

「うちの商品売っているところを見回りしてきて。ついでに、売り上げとかお客さんに商品の使い勝手がいいか聞いてきて。」

 

「わかりましたが、どこを回ればいいのですか?」

 

「ここにまとめてある。はい、行ってらっしゃい!!」

 

そして、行くところが10箇所。車で片道一時間弱。店舗が点々と空いている。あとこの女性、車を持ってなく電車にのって行っているせいで、時間がかかるのだ。

 

 

「あと、4箇所。」

 

ぐぅ~~

 

女性は、昼を過ぎても昼飯を食べておらずお腹を空かしていた。

 

「お腹すいたよ~。」

 

周りを見ても飲食店らしきものはない。そこに、さくらたちが歩いてきた。

 

「ねえ、あなたたち。この辺りに飲食店ない?」

 

「ありますけど。」

 

ぐぅ~~

 

「こんな感じで。」

 

「あすか、家に連れて行こう。ここから1番近いのは、あすかの家じゃなかったっけ?」

 

「そうだね。お姉さんこっち。」

 

「うん。」

 

女性はさくらたちに、洋食屋HOSIZAKIに連れて行ってもらった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

敵side

 

「今回も新しいプリキュアに変身したようだし、どうすればいいのやら。」

 

「今回も滅んだはずのプリキュア、フレッシュプリキュアなんでしょ。」

 

「なんでこんなにもポンポン出てくるのか。」

 

トード達が悩んでいた。そんな中スケルが帰ってきた。

 

「おっ、大口叩いた奴が帰ってきたぞ。プリキュアを倒せなかったし、新しいプリキュアを出しといて良いざまだ!!」

 

「おい、トード。」

 

「私の力がこんなものだと思うなよ。私の力はこんなものでは終わらない。」

 

「そんな負け惜しみでしょうが。」

 

「そんな事ないと思いますよ。」

 

「ダデチ、お前何言ってるんだ。」

 

「ケードは、私たちの前に出したあのジュエルの力を出してないのだ。本気を出してないと言われても納得がいく。」

 

「そういうことね。」

 

「スケル、分かっていなかったのですか。」

 

「それは、、、」

 

「分かっている奴がいたか。まあいい、私は今日も行く。」

 

ケードは、一色町に向かった。

 

「けっ」

 

トードは面白くなさそうだった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

一色町さくらside

 

「美味しすぎる~!!」

 

「喜んでくれて幸いです。」

 

女性は、洋食屋HOSIZAKIで日替わりランチを食べていた。

 

「あなた、良い食べっぷりだね。」

 

「あっ、お母さん。」

 

「はい!!美味しすぎるて、笑顔満開だよ~。」

 

「はは、それは良かった。ゆっくりしていってね。」

 

「はい。」

 

「ところで、、、」

 

「春野はるか、はるかでいいよ。」

 

「はるかさんは、なんでこの町に?」

 

「仕事でね。自社の商品の評価を直接店舗に行って聞いてくるって仕事。一気に10店舗周わらないといけなくなってね。」

 

「大変ですね。」

 

「仕事なんてこんな大変な事ばっかりだよ。でも、やりがいは感じている。」

 

「「へぇー。」」

 

「ごちそうさまです。」

 

 

そんな時だった。

 

「クラッシュ!!」

 

「「「「!!」」」」

 

「まただね。何とかならないかね。まあ、プリキュアが倒してくれるからいいのだけど。」

 

「おばさん、会計お願いします。」

 

「はい。」

 

「お母さん、逃げないの?」

 

「プリキュアが守ってくれるのでしょ。」

 

「え?」

 

「ちょうどね。ありがとうございました。」

 

「あなたたち、ありがとう。」

 

そう言うと、はるかは店を出てから走り始めた。

 

「私たちも行こう。」

 

「行ってらっしゃい!!」

 

さくらたちは、クラッシュの方に向かった。

 

 

 

「お~プリキュアじゃないか。」

 

そこには、ケードと錠前型のクラッシュが大きな鍵を持って立っていた。

 

「みんないくよ。」

 

「「うん!!」」

 

「アク」「了解」「は~い」

 

「「「プリキュアメイクアップ!!」」」

 

三人の体を光が包み光が弾けると花と海と星を彷彿とする服を着た三人が現れた。

 

「ピンク 花のプリキュア キュアフィオレ」

 

「青色 海のプリキュア キュアイマレ」

 

「黄色 星のプリキュア キュアステラ」

 

「「「リカリナプリキュア!!」」」

 

「こっちか。この子たちが新しいプリキュアだったんだ~。」

 

やっとはるかは、クラッシュのいるところに着いた。

 

「やれ!!」

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュは、手に持っている鍵をフィオレたちの方へ叩き込んだ。フィオレたちはその攻撃を躱し反撃に出た。

 

「プリキュア ステラマジック!!」

 

空から飛んできた星からチェーンが飛び出すとクラッシュの動きを止めた。と、思ったが、クラッシュは器用に持っていた大きな鍵で巻きとって、背中にあったもう1本の鍵でチェーンを断ち切った。

 

「そんな攻撃受けるか!!」

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュが鍵を振ると、衝撃波が出た。

 

「「「わあ~!!」」」

 

フィオレたちは、攻撃を受けてしまい後方へ飛んでいってしまった。

 

「くっ、フレッシュでいくよ。」

 

「泣き言なんて言ってられない!!」

 

「「「プリキュアメイクアップ」」」

 

「「「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!!」」」

 

フィオレはピーチに、イマレはベリーに、ステラはパインに変身した。

 

「「「フレッシュプリキュア!!」」」

 

「楽しませてくれよ。プリキュア。」

 

スメルは、キュアジュエルを出した。

 

「なんであいつがキュアジュエルを持っているの?」

 

スメルは、腕のブレスレットにキュアジュエルをかざした。すると、ブレスレットは変形してダークサーチ(仮面ライダーファイズのアクセルブレスみたいな感じ)にキュアジュエルをはめ込み青いけギターを出した。

 

「なぜ、あなたがそれを持っているの!!」

 

「さあ、なんでだと思う?それより、やろうぜ!!」

 

ジャーン!!

 

スメルがギターを掻き鳴らすと、発せられた音が矢となりフィオレたちを襲った。フィオレたちは、咄嗟に横に飛び難を逃れたが。

 

「まだまだ!!」

 

スメルは、立て続けにギターを掻き鳴らしてフィオレたちに攻撃を与えた。

 

「「「わぁー!!」」」

 

「みんな!!」

 

「ふ~。見たか!!私の力を!!」

 

「くっ。強い。」

 

「どうすればいいの。」

 

「なんかやばい。」

 

「これで終わりだ、プリキュア!!」

 

スメルは、キュアジュエルを入れ替えた。すると、赤いバイオリンが出てきた。

 

「あれは、スカーレットのバイオリン!!なんであの子が、、、じゃないよ。どうしようこのままじゃ。」

 

そのとき、カバンの中に入っていたドレス型の鍵が光出した。

 

「もしかして。」

 

はるかは、その鍵を持ってフィオレたちの前へ走った。

 

ギー

 

バイオリンから鳴らないような音が鳴ると、スメルの後ろに炎の鳥が出てきてフィオレたちを襲ったように見えたが、はるかがフィオレたちの前に立ち庇った。

 

「はるかさん!!」

 

そのときだった。はるかの前に光の壁が出てきてはるかたちを守った。

 

「危なかった~。」

 

「「「はるかさん!!」」」

 

「何故だ!!」

 

スメルは、何が起こったのか把握できずにいた。はるかは、突然の事でびっくりして尻もちをついた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「大丈夫、、、ねえ、さくらちゃんたちだよね。」

 

「「「ビクッ!!」」」

 

「まさか、後輩が居たなんて。」

 

「はるかさん?」

 

「まだ分からないか。」

 

はるかは、立って服をはたいてフィオレたちに手を貸しながら言った。

 

「私は、元プリンセスプリキュアの1人。キュアフローラ。」

 

「「「えー!!」」」

 

「はるかさんが、プリキュア!!」

 

「そこまで驚かなくていいでしょう。」

 

「すみません、、、」

 

「はい、これ。」

 

はるかは、フィオレたちの全員立たせるとさきほどの鍵を渡した。鍵は、フィオレたちの手に行くと変わりキュアジュエルとなった。

 

「じゃあ、さくらちゃんたち。」

 

「今は、フィオレでお願いします。」

 

「そうだったね。それじゃあ頑張って。」

 

「「「はい!!」」」

 

「まあいい。あいつまで倒せばいいだけだ。」

 

スメルも吹っ切れたようで。

 

「みんないくよ!!」

 

「「うん!!」」

 

フィオレたちは、はるかから貰ったキュアジュエルを使ってフォームチェンジした。

 

「「「プリキュア、プリンセスエンゲージ!!」」」

 

フィオレたちは、そう叫ぶと衣装が光出した。

 

フィオレは、髪はピンクのメッシュとグラデーションがかった淡い金色の長いウェーブヘアになり、頭部には花型のティアラをつけるなどして華やかさが強調されている。コスチュームの基本カラーはピンク。手には白い手袋をつけ、太ももから足首まで露出している脚にショートブーツを履いている。また、胸と腰部にはピンク色のリボンをつけ、耳にはピンク色の花のイヤリングが取り付けられていた。

 

イマレは、髪はターコイズカラーにブルーのグラデーションがかかったロングヘアで、紫色のメッシュの入った前髪の向かって右側の部分を編み込んでいる。頭部にはスカーフと貝の飾りがついたティアラをつけている。コスチュームの基本カラーは水色で、へそが見える衣装を着ている。スカートの後ろには尾びれを模したフリルがついており、白色のフィンガーレスの長手袋を着け、膝の高さの白色のブーツを履いている。胸には金色の真珠をつけており、腰部には薄いピンク色の真珠を複数つけている。耳には白い貝のイヤリングをつけていた。

 

ステラは、髪は頭頂部に朱色のグラデーションがかかったオレンジ色の(頭頂部の大きくて短めの部分と後頭部の長い2つ縛りで構成された)クワトロテールで、前髪の両サイドにはワインレッドのメッシュが入っている。頭部には星型のティアラと白色のリボンを、耳には星型のイヤリングをつけている。コスチュームの基本カラーは黄色。胸には紫色のリボン、腰部には星のついたオレンジ色のリボンを付けている。スカートには紫色の丈の短くて巨大なパニエと後部には長い黄色のリボンを用い、袖が羽の形に広がった腕飾りと、同じく裾が羽の形に広がった手袋を着け、白を基調とした膝上丈のロングブーツを履いている。メンバーで唯一ビスチェ型のコスチュームであった。

 

「強く」

 

「優しく」

 

「美しく」

 

「「「GO!プリンセスプリキュア!!」」」

 

フィオレたちは、プリンセスプリキュアに変身した。

 

「またー!!」

 

イマレは、またうずくまった。

 

トントン

 

「ちょっと。」

 

はるかは、フィオレに耳打ちするとフィオレは、わかった顔をしてはるかに応答した。

 

「「冷たい檻に閉ざされた心、返していただきますわ。お覚悟はよろしくて!!」」

 

はるかとフィオレは右手を出して言い放った。

 

「新しいプリキュアの力か。」

 

スメルは、再びバイオリンを鳴らし火の鳥を出した。

 

「イマレちゃん、動いて~。」

 

はるかがイマレに問いかけると、イマレはうずくまった状態で技を言い放った。

 

「高鳴れ、海よ!プリキュア・マーメイド・リップル!」

 

ボトムスはマーメイドラインのドレスに、フリルがドレスの周りに螺旋状になり変化した。

 

火の鳥の下から大きな渦巻状の水流が噴出し火の鳥は身動きがとれなくなり、相互に消えた。

 

「イマレ、ナイス。」

 

「ちっ。やれ。」

 

「クラッシュ!!」

 

「フィオレ、任せて。」

 

ステラは、腰に手を当て言った。

 

「プリキュア・トィンクル・ハミング!」

 

腰から出た星をブーメランの感覚でクラッシュに当てた。

 

「クラッシュ!!」

 

「それくらい避けろ!!」

 

スメルは 半ばキレていた。

 

「フィオレ。」

 

「いくよ。」

 

フィオレは、構えた。

 

「プリキュア・フローラル・トレビヨン!」

 

手に花びらを集めて、クラッシュに撃ち放った。

 

「クラッシュ~。」

 

「本当に使えない。プリキュア、絶対倒す。」

 

スメルは消え去った。辺りは綺麗に元通りになった。

 

 

「みんな頑張ったね~。私はとっても笑顔満開だよ~。」

 

「てか、はるかさんがプリンセスだったとは、思えない、、、」

 

「こら、あすか。」

 

「いいよ、ひなちゃん。」

 

「?」

 

「私は、ほかの三人とは違うからね。きららちゃんなんてもう世界的に有名になっちゃったしね。」

 

「きららちゃんって、世界的に有名なモデルのあのきららちゃんですか!!」

 

「そうだけど。」

 

「はるかさんが繋がっていたとは。」

 

「今では、ちょっと誇らしいかな。」

 

「ところで、はるかさん仕事のほうは大丈夫ですか?」

 

「あ~!!」

 

こうしてさくらたちは新しい先輩プリキュアの方と出会い少し成長したのであった。




次はいつになるやら


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第9話 守って 世界の命

うぎゃ〜全然書けない


一色町に1人の女性が訪れていた。

 

「ふわぁ~っ。ここは、前住んでたところくらい自然がいっぱいあるな~。」

 

女性は一色町に観光をしに来たのだった。

 

 

さくらside

 

「今日は、いい天気だ~。」

 

「確かにそうね。」

 

「うーー」

 

さくら達が公園を歩いていると、妊婦さんがしゃがんでいた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「そろそろこの子が生まれるて聞いていたのだけれど、こんなに早いなんて。」

 

「どうかしました?」

 

女性がさくら達に声をかけた。

 

「この人が、妊婦さんらしくて。」

 

「そうなんですか!!大変!!」

 

そう言って女性はスマホを取り出して救急車を呼んだ。

 

「一色町の、、、はい、お願いします。」

 

すぐに救急車が来て女性は運ばれて行った。

 

「よかった。」

 

「ありがとうございました。」

 

「私、あなた達になにかしましたか?」

 

「いいえ、ですけど。」

 

「困った人が居たら助ける事は大事でしょ。」

 

「そうですけど。」

 

「この町も平和って事だよね。プリキュアもいるようだしね。」

 

「はぁ。」

 

「まだ名前を言ってなかったね。私の名前は花寺のどか。あなた達の名前は?」

 

「佐倉さくらです。」

 

「熱田ひなです。」

 

「星崎あすか。」

 

「さくらちゃんとひなちゃん、あすかちゃん。よろしくね。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

一方敵の幹部達

 

「くそっ、なんなんだあいつは!!」

 

スメルはイライラしていた。

 

「全く、あの強気はどこいったのかな~。」

 

トードは飽きれてものを言った。

 

「余計な邪魔が入っただけだ。次こそは、勝ってやるさ。」

 

「どうでしょうね。」

 

「三度目の正直って言うだろう。」

 

そう言ってスメルは、一色町に向かった。

 

「二度あることは三度あるとも言うのに。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「へ~、花寺さんはお医者さんなんですか。」

 

「まだ研修医だけどね。」

 

「でも、凄いですよ!!」

 

「確かに、医者になるためには狭き門を通らないといけないですからね。」

 

「へへへ~♪」

 

「で、なんでこの街に来たのですか?」

 

「それはね、p、、、」

 

ドカーン

 

「「「「!!!」」」」

 

4人の近くで爆発が起こった。

 

「ふわぁ~~~!!」

 

「花寺さんは、ここから逃げてください。」

 

「え、あなた達は。」

 

「私たちは、あの周辺の逃げ遅れた人たちを。」

 

「ちょっと待って、私が行く。あなた達はまだ中学生でしょ。そんなあなた達は逃げて私が行く。」

 

「でも。」

 

「さっき話したよね。私はこれでもお医者さんだよ。任せて。」

 

さくら達の肩を叩くと、のどかは被害があったところへ行った。

 

「私たちも変身してから行きましょう。」

 

「そうだね。」

 

「うん。」

 

「アク」「了解」「は~い」

 

カバンの中からアクリ達が出てきた。

 

「「「プリキュアメイクアップ!!」」」

 

三人の体を光が包み光が弾けると花と海と星を彷彿とする服を着た三人が現れた。

 

「ピンク 花のプリキュア キュアフィオレ」

 

「青色 海のプリキュア キュアイマレ」

 

「黄色 星のプリキュア キュアステラ」

 

「「「リカリナプリキュア!!」」」

 

フィオレ達は、被害のあった方へ行った。

 

 

 

「今日こそプリキュアを倒す!!」

 

そこには、ケードと蛇口の頭を持ったクラッシュがいた。

 

「もしかしてあなた、プリキュアについてなにか知ってるの?」

 

「それがどうした。」

 

「やっぱりこの街に居るんだ。」

 

「お前には用は、、、やっと来たかプリキュア。」

 

「またあなたなの。スメル。」

 

「お前らを叩きのめすまでは、やり続ける気だからな。」

 

「あのプリk「やれクラッシュ!!」」

 

「クラッシュ!!」

 

「はぁー!!」

 

「あの!!」

 

誰ものどかの事を聞いていなかった。

 

「はぁー!!」

 

フフィオレ達は、クラッシュに攻撃を与えた。

 

「クラッシュ!!」

 

クラッシュは顔の蛇口をひねって水流を出して対抗した。

 

「さてと、私もいきますか!!」

 

スメルはダークサーチにキュアジュエルをはめ、青いギターを手にとり掻き鳴らした。発せられた音が矢となりフィオレたちを襲った。

 

「「「きゃあ!!」」」

 

「まだまだ!!」

 

スメルは、ギターをしまいフィオレに攻撃を仕掛けた。フィオレがガードするひまもなく繰り出される拳は、全部叩きつけられた。

 

「「フィオレ!!」」

 

「ははは!!楽しいぜ!!クラッシュ最後だやれ!!」

 

「クラッシュ!!」

 

「「フィオレ!!」」

 

イマレとステラはフィオレに近ずいたが、クラッシュの攻撃を見ていなかった。

 

「どうすれば。見ているだけなの。」

 

その時、のどかのポケットが光った。

 

「なに?」

 

のどかがポケットに手を入れて探ると中からエレメントボトルを見つけた。

 

「なんでこれが、ポケットにってそんなことはあと!!」

 

のどかはフィオレ達の前にいきフィオレ達を庇った。

 

「またか!!」

 

攻撃は全部クラッシュに返った。

 

「クラッシュ!?」

 

「大丈夫??」

 

のどかは弱っていたフィオレの体に触った。すると、フィオレの体がみるみるうちに傷や怪我が治っていった。

 

「「え!!」」

 

イマレとステラが凄く驚いていた。

 

「えっ、痛くない。」

 

フィオレは、気を取り戻した。

 

「今のお医者さんってこんなことも出来るの!?」

 

「そんなわけないでしょ。あなたはいったい。」

 

フィオレ達は、のどかをみた。

 

「プリキュアさん、私は元ヒーリングっど♡プリキュアのキュアグレース。」

 

「花寺さんが、元プリキュア!!」

 

「どうして、私の事を?ん~?」

 

のどかは、フィオレの顔を覗き込んだ。

 

「わかった、さくらちゃんだよね。」

 

「そうです。」

 

「てことは、ひなちゃんにあすかちゃんだ。」

 

のどかは、イマレとステラの顔をみた。

 

「そうだ、これ。」

 

のどかは、エレメントボトルをフィオレ達に渡した。そのボトルはキュアジュエルに変わった。

 

「お願い、この地球を守って。」

 

「うん。」

 

「いくアク!!」

 

「「「スタート!!」」」

 

「「「エレメントレベル上昇アク!!」です!!」なの~」

 

フィオレは、花びら型のハイライトが付いた濃いピンク色のロングヘアを盛り髪にして、黄色い花に緑の葉の髪飾りをあしらっておりピンクのハートのついたティアラが装着されている。イヤリングは緑色の葉型。瞳の色と睫毛はピンク色。コスチュームは胸にバラの飾りをあしらったパフスリーブのワンピースであり、緑のリボンのついたショートブーツを履いている。

 

イマレは、水滴型のハイライトが付いた濃い水色のロングヘアを二つ分かれにして、青色のハートのついたティアラが装着されている。イヤリングは白い真珠の下に雫がついている。瞳の色と睫毛は水色。コスチュームは胸に雫の飾りをあしらった、グレースより若干大きめのパフスリーブのワンピースであり、白と緑のフリルがついている。青色の雫のついたロングブーツを履いている。

 

ステラは、髪型は四芒星型のハイライトが付いた金髪の猫耳型シニヨン付きツインテールであり、黄色のハートのティアラが装着される。イヤリングは白のファー仕様。瞳の色と睫毛は緑に変わり、コスチュームは、黄色の光マークの飾りをあしらったノースリーブのトップスで、二の腕にアームファーを装着。緑のフリルのついた、ファー仕様のかぼちゃパンツを着用している。足元には茶色のオーバーニーソックスと黄色のロリータパンプスを着用している。

 

「重なる二つの花!キュアグレース!アク!」

 

「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ!」

 

「溶け合う二つの光!キュアスパーク!」

 

「「「地球あをお手当て!ヒーリングっど♡プリキュア!」」」

 

フィオレ達は、ヒーリングっと♡プリキュアに変身した。

 

「ちっ、やれクラッシュ!!」

 

「クラッシュ!!」

 

「はぁー!!」

 

フィオレ達は、クラッシュに攻撃をあたえた。クラッシュもつかさず水流を出して反撃を試みた。

 

「みんな!!ヒーリングステッキを出して!!」

 

のどかからのアドバイスが聞こえた。フィオレ達は、いっせいにヒーリングステッキを出してシールドを出した。

 

「「「ぷにシールド!!」」」

 

クラッシュの攻撃はぷにシールドに当たり阻止できた。

 

「クラッシュ!!」

 

フィオレは、ヒーリングステッキの肉球を3回タッチした。

 

「エレメントチャージ!!」

 

「ヒーリングゲージ上昇!!」

 

「プリキュア!ヒーリング・フラワー!!」

 

フィオレは螺旋状の花のエネルギーをクラッシュに放ち、クラッシュは怯んだ。

 

「3人の力を合わせて浄化だよ。」

 

「と言われましても。」

 

その時、3つのヒーリングっど♡プリキュアのキュアジュエルがひかり羽がはえたエレメントボトルが光の中に現れた。

 

「それをヒーリングステッキにはめて!!」

 

「「「はい!!」」」

 

フィオレ達はミラクルヒーリングボトルをはめて、肉球を3回タッチしながら言った。

 

「「「トリプルハートチャージ!!」」」

 

「「届け!!」」

 

「癒しの!!」

 

「「パワー!!」」

 

ステッキからピンク、水色、黄色の螺旋状のエネルギーを放ち、クラッシュに与えた。

 

「クラッシュ~」

 

クラッシュは消え、街並みが元に戻った。

 

「「「お大事に!!」」」

 

「ちっ。」

 

いつの間にか、スメル消えていた。

 

 

「みんな、プリキュアしてたんだね。」

 

「「「はい!!」」」

 

「ところで、花寺さんがプリキュアときどんなことがありました?」

 

「私は、その頃体が弱くてね。それがビョーゲンズ、のせいだってわかったときはびっくりしちゃったよ。ビョーゲンズっていうのは、私たちと敵対していた組織ね。」

 

「そんな事が。」

 

「ほかには?」

 

「えっとね。」

 

「ここではなんですし、近くのカフェスペースに行きましょうか。」

 

「そうだね。」

 

さくら達はそれから、のどかと長い時間しゃべった。

 

こうしてさくらたちは新しい先輩プリキュアの方と出会い少し成長したのであった。




いつ書けるか分からない。


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