FGORPG 新英雄チャート(改訂)RTA (O島)
しおりを挟む

キャラクリ

RTA小説は初めてなので初投稿です。


魔術師なのに魔術師じゃない魔術師こそが正義なRTA、はぁじまぁるよー!魔術師か魔術師じゃないのかハッキリしろよオラァン!

皆さんはじめまして、今回からFate/GrandOrder RPG(以下FGORPG)のRTAを走っていきます。

 

本RTAではFGORPGの最難関クラスに属する『明日のリュコーリアス』を獲得するために1部を最速で攻略していきます。獲得条件としましてはFGORPG1部主要キャラ全員の生存、そしてビーストを単騎撃破するということです。

 

前者の方は分かった方もいるでしょう。通常プレイだと死が決まってしまっているオルガマリー・アニムスフィア、ロマニ・アーキマン(■■■■)を生存させるということです。ただそれだけです。では一番疑問に思うのは後者の方ですよね。ボブでなくとも訝しみます。

 

はい、ではどういうことか説明します。

このゲーム、主要キャラ全員生存だけでは別トロフィーを獲得してしまいます。それは先駆者の兄貴達の動画や通常プレイで頑張っていた実況者様方の動画からも明らかですね。

 

なのでビーストを一人で、つまり操作キャラ一人でぶち転がしてしまいます。そうすることによってルートが変更されてそのまま突っ走ると目的のトロフィーが獲得できるんですね。

最終的にはゲーティアとタメを張るまで持っていきます。

 

いやいやw無理だろJKと思ったそこの兄貴達、ちょっとお待ちください。このチャート考案のために調査走1万回、本試走1000回を重ねた私に不覚はありません。塵も積もればホモと.........ンンッ!失礼。塵も積もれば山となります。

 

もちろん先人の兄貴達が語るように変態型ビルドであるYAMA育ち型が戦闘向けのビルドとなっている事は皆さんも知っての通りです。しかし今回、私は新たなビルド型で走るチャートを考案しました。

 

そのチャート披露のために早速キャラクリと参りましょう。性別は男で、容姿はもちろんランダム。...........名前はなんでもいいのですが、入力速度を一切考慮せずに本条 元哉(ほんじょう もとや)、略してほもとしましょう。既にカバじゃないかいい加減にしろ!ですって?私しか走ってないので誤差です誤差。

 

あ、言い忘れてました。(淫夢語録は)ないです。安心してくれよなぁ〜()

 

はーいよーいスタート(棒)

 

ニューゲームを押したところで計測開始です。では先人兄貴達同様にお祈りゲーですね。

 

頭がハテナになってる兄貴達に説明しますと、このゲームではスタートと共に魔術師家系か一般家系がランダムで決まります。今回はもちろん魔術師の家系を希望です。そしてその中でも狙うのは『強化』の魔術を専門にしている家系です。もう察しのいい兄貴ならほぼお分かりですね?ですがその読みはおそらくまだ足りません。もっと深淵を考察しましょう。

 

もちろん出なければ即リセです。出るまでやって、妥協を許さないのがRTAってそれいちばん言われてるから(10580敗)

 

マジで本走なんて100回もやってないんだからちゃんと出てくれお願いします何でもしますから!(なんでもするとは言っていない)

 

>これは、12年前と3年前に起こった出来事だ。

 

ほえ?いきなり過去の回想?

 

>12年前、あなたは飛び出した幼馴染を助けるためにその体を悪魔へ差し出した。

>唯一の救いだったのは、あなたが魔術師の家系だったことだろう。

>あなたが負った傷はすぐさま治療され、一命を取り留めた。

 

うーん、なんですかねコレ。一応、魔術師の家系ということは決まりましたが.........このパターンは初めてです。何となく嫌な予感もしてきたんですが.........大丈夫か?

 

>3年前、あなたは2度目の臨死体験を味わった。

>原因は通り魔による死角からの急襲である。

>あなたは自慢の強化魔術を使うことが出来ずに3日間、意識不明の状態に陥った。

>しかしなんの幸運か、あなたはまたも助かったのだ。

 

なんか不穏な空気ですね。魔術師の家系で「得意の」とあったのでおそらく専門的な強化魔術なのですが..........これはリセ案件?いや、もう少しだけ続けてみましょう。

 

>あなたはカーテンから零れた朝日の光によって目が覚めた。

>目が覚めたあなたの視界に映るのは、青と白が混ざった線の数々。

>その世界はまるで、終末の風景だった。

 

「おはよう元哉。”目”の調子はどう?」

 

>普段使っているベッドの横にいたのは、あなたの母親である女性だ。

>あなたは自分が好調であることを伝えて近くに置いてあった眼鏡をかけると、青白い線で支配された終末の風景は誰もが見ているのと変わらない普通の視界になった。

 

ファッ!?

 

こ、これは............『直死の魔眼』じゃないですかヤダー!めちゃくちゃ低確率で発生する魔眼持ちの魔術師スタートですね!しかも専門魔術は『強化』なのでこれは戦闘が超絶捗ります!いいゾ〜これぇ〜。

 

まぁでも実は、私が使ってるチャートは『直死の魔眼』の可能性を含めていないんですね。ですがご心配無用!こんなこともあろうかとちゃぁーんと直死の魔眼チャートも作っております。

 

私はこれを新英雄チャートと読んでいるのですが、内容としましては既存のチャートに『直死の魔眼』の可能性を含めただけですね。これはいいタイムが出るぞ〜!

 

「そう、良かった。じゃあ下に行ってらっしゃい。彼女が来てるわよ」

 

...........ん゛?

 

>あなたはひとつ頷いて1階へ向かう。

>リビングに入ると、あなたがいつも座っているソファと寸分違わぬ位置にとある人物がいた。

>オレンジ色のセミショートの髪の左側を一房纏め、アホ毛が生えているその少女は、あなたの幼馴染である藤丸立香だ。

 

スゥ..............ハァァァァァァ(クソデカ溜息)

 

チラッ(ガン見)

 

>オレンジ色のセミショートの髪の左側を一房纏め、アホ毛が生えているその少女は、あなたの幼馴染である藤丸立香だ。

 

「やっほ〜。おはよう!お邪魔しますっ!」

 

フルフル(現実逃避)

 

............チラッ(ガン見)

 

>オレンジ色のセミショートの髪の左側を一房纏め、アホ毛が生えているその少女は、あなたの幼馴染である藤丸立香だ。

 

..............(呆然)

 

ハッ!?失礼しました。危うく電源ボタンをポチッとイッてしまいそうでした。塵(豪運)も積もればガバとなるとはまさにこの事ですよ、ほんと。まぁというわけでね、RTA走者からは毛嫌いされてる主人公ですね。

 

ていうか過去回想の時点で、もうフラグが立ってましたよね。ハハッ。まぁでも出てしまったものは仕方ありません。好感度によってはまだやりようがあります。試しに褒めてみましょう。

 

>あなたは今日も髪が綺麗だと伝えた。

 

「ふえっ!?.......えへへ、ありがとっ!」

 

>あなたの言葉に立香は頬を赤くしながら照れるように掻いて笑った。

>藤丸立香の好感度が5上昇した。

 

アカーン!(宮川感)まずいですよ!?

この立香ちゃん、ほも君に対してかーなーり好感度がたけーです。こんな安い言葉、ギャルゲーでもなければ好感度上昇なんてしません。...........このゲームはギャルゲーだった?

 

まぁとりあえず。この程度で簡単に上がってしまうチョロインと化した立香ちゃん、マジでやべーです(滝汗)

 

さすがにそろそろ見切りつけなければとんでもない事に............でも立香ちゃん以外は今のところ条件が揃ってるしなぁ..............えぇ?どうしよ。

 

ま、まぁまだ家の距離がありますからね。焦るときではありません。え?関係性?既に回想から12年前ってなってますからね。カルデアに拉致られるのは高校卒業後すぐのことなので12年前ってことはもう幼稚園くらいからの付き合いです。諦めましょう、ツーアウトですよ。

 

「あらあら、いらっしゃい立香ちゃん。昨日の内に元哉の部屋の窓は開けておいたのに........」

「あはは...........さすがの私でもまだそこまでの勇気は出ないって言うか..........」

 

>あなたは母親へ説明を問うた。

>すると母親は意外な顔をする。

 

「あら、幼馴染で家が隣なんだからやる事やっちゃえばいいのよ」

 

あっ、ふーん(察し)スリーアウトですね?

 

スゥゥゥゥゥゥゥゥゥ............ヴェアアアアアアアアアアアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙(ドッガンガッシャン)

 

 

 

オリチャー発動!................続 け ま す(鋼の意思)

 

仮試走、本試走でも見たことの無い展開ですのでフラグ管理が上手くいったのならタイム短縮が狙えるかもしれません。でぇじょうぶだって(悟空)犠牲になるのはタイムじゃなくて走者のメンタルです。

 

というわけで今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




いきなりガバをやらかしたので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

育成パート

構想が思いついたので初投稿です。


 RE:ガバから進めるRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 いやーほんと、おかしいですねぇ。こんなこと今まで無かったんだけどなぁ...........はぁ。

 

 でも今のところチャートを見ても特に引っかかることはありません。一応、最悪のパターンの対処法まで記してありますからね。さすが私。

 

 というわけで気を取り直して、育成パートに進んでまいります。前回話した通り、今回のビルドはバリバリ近接戦闘型の私考案ビルドです。魔術師ってなんだっけ........。

 

 チャートに肖って名付けるならAU型と呼ぶのがふさわしいですね(小並感)このビルドの特徴としては、なんと言ってもサーヴァントと直接的な殴り合いができることですね。もちろん前回も言ったように最終的にはビーストをぶち転がします。

 

 あっそうだ(唐突)

 まだほも君のスキルを確認していませんでしたね。前回イレギュラーなことが起きてうっかりうっかり。しかしガバではありません。どうせ確認するのが先か後になっただけですから。

 それでは確認してイクゾッ! デッデッデデデデ(カーン)

 

 スキル一覧

【直死の魔眼(B)】【強化魔術D】【体術C】【直感D】【天性の肉体C】

 

 ふむ、なるほど。って、ン゛ン゛!? なぁんで魔術師なのに直感と天性の肉体が紛れ込んでるんですかねー? 

 

 なんで? (Wikiチラ見)

 なんで? (Wikiガン見)

 

 Wikiには武術とか辺の家系に生まれたほも君に一定の確率でしか付いてないんですが.........魔術師にも付くとかいうそういう仕様か? まま、(タイムの)短縮になるからええわ。

 

 ていうか直感て..........魔術師なのに頭使わずにどうすんだおめー! 

 

 ちなみに直死の魔眼が(B)となっていますがこれはほも君が誰かに作ってもらったメガネ(魔眼殺し)を装着しているので非装着時はランクがBって訳ですね。私が直死の魔眼有りで走った時の最大はCだったのでこれは期待です。

 

 ていうかこれほも君魔術師の肩書きどこ.........ここ........?? 

 

 まぁ肩書きなんて消失しても問題ありません。直感とかどうでもいいんで、カルデア入り前にせめて強化魔術をCに、体術をBにしておきたいですね。まぁ体術がBに至らなくてもPSで何とかしますが(465敗)

 強化魔術の方は絶対にランクを上げておきます。最低ラインであるCに乗せておかないとカルデア爆破の瓦礫に押しつぶされてリセ案件となります(1050敗)

 そしてランクCがサーヴァントにダメージを与えられる境目となってきます。C+なら言うことはもうありません。ラッキー! みたいな。

 

 あと戦闘する上で回復は必須です。サーヴァントに逐次回復してもらおうなんてそんな甘事を言っては行けません。ていうかそんなこと出来ません(15敗)

 なので治癒魔術も取得してランクをDに上げておきましょう。

 

 そして諸々の事情を込めての神性の獲得。これ無しではどのチャートも走れません。

 

 というわけで育成期間にやることは

 

 ・強化魔術と体術のランクを上げておく(特に強化魔術)

 ・治癒魔術を習得してランクを上げる

 ・神性の獲得

 

 大体はこの3つですね。それではやることが作業なので神性お祈り意外は倍速倍速〜! 

 

 では倍速している間、暇ですよね? ですので

 

 み な さ ま の た め に ぃ 〜

 

 ほも君のお家柄についてお話します。魔術師の家系は存続している年数が長いほど魔術の練度も高くなります。そして先述した年数によってほも君の初期ランクが変動します。例えばAならば1000年、Bならば500年みたいな感じですね。今回、ほも君の強化魔術はランクがDなので200年程度と言った所でしょうか。ちなみに腐っても魔術師なのでEはありません。最低がDってわけですね。まぁそのDを引いた訳ですが...........絶対に立香のガバのせいだぁ〜.........。

 

 まぁそれでも体術がCなところを見ると、武闘派な家系のようですね。魔術師で武闘派とかルヴィアかな? というわけで画面ではモブ兼マイファザーに強化魔術の手ほどきを受けています。知っての通りこのFGORPGではスキル成長率が塩っぱいのですが、それなら上がるまでやればいいって話ですよね。RTAに妥協とかねーから! 

 

 ちなみに現在のほも君の現状だと、カルデアに拉致られるまでには何とかひとつランクアップできそうです。良かった良かった。

 

 もちろんやることはひたすら熟練度を高めてレベルアップする作業ですね。

 

 最初はどう足掻いても手加減されているので無慈悲にボコしていきましょう。本番はパパンが本気を出してからです。立ち回りとしまして魔力のあるうちは全ブッパで強化魔術を使い続け、魔力が切れたら体術を使ってHPを削っていきます。ダメージ無視して殴り続けているとやられます、当たり前です。

 

 ですがそんなことも分からないノンケがいたらしいっすよ? (10敗)

 

 では続いて.........ん? 

 

 な ん で 等 速 に す る 必 要 が あ る ん で す か

 

「元哉、お前がここまで強いとは知らなかった。しかしなぜ傷を治癒しない?」

 

 そりゃあおめー、治癒魔術を学んでないからに決まってんダルルォ!? 

 

 >あなたが治そうとしても治せないと言うと、父親は深くため息をついた。

 

「我々は仮にも魔術師で、さらに強化魔術に富んだ家系だ。その家系の息子が自分の体を治す術を持っていないというのは致命的だぞ」

 

 んー、なんか言ってますね。もしかしてなにか強化フラグでも立ちましたかしら。

 

 >あなたの腕を引っ張ると父親は魔術を行使する。

 >するとあなたの骨折していた腕はみるみるうちに回復して行った。

 

「お前には我が家の強化魔術、体術、そして治癒魔術を叩き込む。期限は3週間だ、いいな」

 

 お、明確な期限に治癒魔術も学べるなんて新発見ですね。まぁここでなくとも学べる場所はあったのですが無問題です。まぁタイム短縮には繋がりませんけどね。

 

 ではまた倍速してイクゾッ! 

 

 画面では再び倍速してるので皆様のために(正常)等速に邪魔された私のAUビルドが成り立つ理由をお話しておきましょう。

 

 まずサーヴァントの特性として一般人はいくら攻撃したところでダメージが通りません。これは型月からの設定で、サーヴァントという神秘の塊と同格、或いはそれを上回るような神秘性をもつ武器などで攻撃しなければ攻撃は通らないという設定を持ってきたんですね。

 

 だからサーヴァントにはサーヴァントをぶつけるわけです。魔術はある意味神秘なのでランクによってはサーヴァントに効きます。しかし強化魔術で強化した自分の体では攻撃が通りません。詐欺ですかね? 

 

 まぁそれに加えて防御力なるものがあるのですが、この値がサーヴァントは異様に高いんですね。YAMA育ち型は単純に物理で殴るのに対して、私のAU型は大いにキャスターの力を借ります。

 

 どういう訳かサーヴァントが強化した人間はサーヴァントに攻撃が通るようでして、強化したサーヴァントの格が高いほど神秘性も増して強くなります。なんで、サーヴァントを倒せる事が分かったらあとは防御力突破ですね。これは既存のキャスターによる強化に上乗せしたほも君の強化魔術でサーヴァントの防御力を上回ることがきるので、ダメージを与えられるようになります。

 

 ビーストは..........ナオキです()

 

 まぁでもちゃあーんと対策はしてありますのであしからず。それに今回は直死の魔眼がありますからね。

 

 なので特異点Fにて召喚できるサーヴァントは重度のお祈りゲーです。キャスターが出なかった時点でタイム的に考えてリセです。たとえ今みたいな豪運とクズ運が共生している状況でもリセです(無慈悲)。

 

 ついでに申しますと、キャスターの中でも文豪やその他、魔術に関係なくキャスタークラスとなった英霊、そして玉藻の前が出てもリセです。前者は単純に魔術とは程遠いからですね。クーフーリンで最低ラインなのに強化できないとかキャスターの屑がコノヤロウ..........。

 そして後者は言わずもがなですね。監禁! ストレス! ○○○! というわけでストレス値が高いと謎空間に監禁されます。呪術による強化はありがたいんですけどね..........ホモ君がボカやらかすとストレス値が高確率で高値を叩き出すので、ただでさえ立香ちゃんのフラグ管理にストレスマッハな私の胃が軋んでガバが出ますのでタイム的に考えた結果ですね。

 

 来たらその時は...........アイアンマン!! (ガン無視)

 

 あっそうだ(唐突)

 ホモ君を強化できるキャスターと言ってもアスクレピオス、てめぇーはダメだ。言わずと知れた医神なので戦うホモ君を全力で止めて来ます。戦闘中だろうと関係なく取り押さえられます(25敗)

 

 というわけで重度のお祈りゲーだと言ったんですね。まぁ大丈夫ですよ、特異点Fでは9個の聖晶石が獲得出来ますので。キャスタークラスが一人でも来てくれれば後に巻き返し可能です。

 

 ではそろそろ倍速も終わりですね。そして倍速が終わるということは............知らないのか? 倍速が終わると倍速が始まる........わけないですね。

 

 今はパパンとの修練の空いた時間です。この時間帯で、神性を獲得するために神社に行きます。というわけでまたもお祈りガチャをやってイクっ! 

 

 

 

 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

 

 

 >あなたは近場にある神社に到着した。

 >どうやらよく手入れが行き届いているようで、境内は無人であるにもかかわらずかなり綺麗だ。

 >両脇に設置してある蛇の銅像も太陽の光に照らされて、心做しか輝いて見える。

 

 というわけで神社に着きましたね。ここで汚れていれば掃除したりして神性を獲得できる確率が上がるんですけどね〜。

 

 まぁ無いものねだりは言ってもしょうがありません。愚直にチャートをこなすのがRTA走者の鏡ってそれいちばん言われてるから。

 

 >あなたは賽銭箱へ五円玉を投げ込んだ。

 

 やっぱりこれからサーヴァントも召喚するんだから”ご縁”がありますようにってね。

 

 おっすお願いしま〜す(二礼)

 

 神性オナシャス! センセンシャル! (二拍手)

 

 その分.........ギャラは出すんで(一礼)

 

 >特に何も起こらなかった。

 

 ダメみたいですね(諦観)

 ま、まぁ根気よく通いましょう。もちろん期限までに神性が出なければリセですが余程のクソ運でない限り大丈夫です。それに過去にそんなこと一度もなかったので大丈夫やろ(慢心)

 

 このままだとタイムロスになるので普通に家へ帰ります。帰ったらまた鍛錬だ〜ね。

 

 >あなたが帰宅すると、珍しく母親が玄関で出迎えた。

 

「あら元哉、おかえりなさい。あなた宛に宅配が来てたんだけど.........」

 

 おや、何かのお届け物のようですね。ただの突発イベントなら適当にボタン連打しておきましょう。タイム短縮に繋がったりしない? ...........して欲しくない? (切実)

 

 >あなたが2階の自室へ向かうと、机の上に宛先匿名の中型の箱が置いてあった。

 >開けてみますか

 Yes No

 

 えぇ..........宛先匿名な上に選択とか怪しすぎんよー。ですが爆弾を仕込むには小さすぎますしホモ君の家系はそれほど続いている訳では無いので私怨を買ったりすることもないでしょう。という予測の元、開けてイクっ!! 

 

 >あなたは箱を開けた。するとそこには手のひらに収まる程度の、手鏡とは呼び難い少し特殊な装飾が施された鏡が丁寧に梱包されている。

 >なぜかその鏡からは不思議な力を感じ取れた。

 

 ん 〜............? なぁ〜んかこの形状、どこかで見たような気が.............したりしなかったり。でも今のところ触れても何も起こらないので捨てましょうか(非道)

 

 >それを捨てる気になれない! 

 >あなたが鏡を手から離すと、その鏡はあなたの目の前で忽然と消えてしまった。

 

 ファッ!? 捨てられない上になんか消えたんですけど!? え、え? 鏡どこ.........ここ........? (ステータスオープン)

 

 ...........あるぇ〜? 鏡は持ち物の欄ではなくて装備中になってますね? なんだこれは(困惑)

 ちょっとちょっと(Wikiガン見)

 こいついっつもWiki見てんな。

 

 うーん、どこにも掲載されてませんね。新種のバグ発見でしょうか? 後で報告しておきましょう。

 

 

 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




謎の発見をしたので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

武器確保+α

連続投稿なので初投稿です。


雲行きがなんとも言えないRTA、はぁじまぁるよー!

 

前回は謎の神性を獲得しましたね。ちなみに神性のランクは安定のE−。親の顔より見た数値なので逆に安心ですねー(もっと親の顔をry)

 

さて今回はカルデア入りがそこまで迫っているということでホモ君の命綱とも言える武器を買いに行きましょう.........の前にまずはパパンの指導の成果を確認します。

 

>以下のスキルが成長しました。

>【強化魔術D】→【強化魔術C】

>【体術C】→【体術B】

>【治癒魔術】(新規取得)→【治癒魔術D】

 

あ^〜いいっすね^〜。パパンは現当主と言うだけあって結構なコーチング効果を発揮していますね。これはある意味恵まれているかもしれません。

 

感謝ッ........!圧倒的感謝ッ..........!

 

これで後は武器を買うだけですね。走者もこのスキル成長にはニッコリ。

 

それでは武器を買いに行きます。そして買いに行くついでにここまでのスキルポイントも振っておきましょう。

 

ちなみにこのFGORPGでは警察が無能なのか路地裏まで捜査しないため、繁華街の1本奥に行った路地裏とかには平気で武器商人がいます。その人に逢いに行くんですね。

ちなみに例の如く、ホモ君の資金源は自費+巻き上げた(ストレート)分で合わせて高級家具が一つ買えるくらいですね。

 

この辺にぃ〜、新しく出現した武器商人がいるらしいっすよ。じゃけん夜行きましょうね〜。

 

>日が暮れる頃、繁華街の光が点灯し始める。

>あなたは煌びやかな繁華街とは対象的な暗い路地裏に入った。

>しばらく突き進むと黒いローブを纏った人物が佇んでいるようだ。

 

おっ開いてんジャーン!というわけで早速商談に移ります..............が、ここはどうやら銃しか売っていないようですね。何度も言っているようにホモくんは近接型なので銃は使いません。もう一人いるようなのでそっちに期待しましょうか。

 

おっすおっす、いい武器持ってんねぇ〜!

 

「..........いらっしゃい」

 

西洋の剣からナイフや刀まで選り取りみどりですね。やはり直死の魔眼持ちとしてはナイフのイメージが強いのですがもちろんそんなイメージには左右されません(8658敗)

やっぱり大切なのは............間合いなんやなって。

 

やはり間合いの関係で言えば西洋剣か刀が一番ですね。今までは西洋剣で走ってきたのですがこのチャートは刀でも問題ない感じなので今回は刀を選びましょう。ついでに万が一のためにサバイバルナイフかコンバットナイフを二つ買っておきます。

それじゃあ、一番いいやつを頼む。

 

>あなたは商人の背後の壁に立てかけてある素朴な柄の鞘に収まった刀を指し示す。

 

「ほう、それを選ぶか。値段はこれくらいだ」

 

>男は人差し指を立てて1の数字を示す。

 

「10万」

 

な、なんだってぇー!?(驚愕)

上手いことセールしている周期に当たったみたいですね。これはナイス運。それじゃあ刀と予備用にサバイバルナイフ、コンバットナイフの大型のものを買っておきましょう。

 

FOOOoooooo〜↑いい感じです。

 

>あなたは九字兼定×1を手に入れた。

>あなたはサバイバルナイフ(大)×1を手に入れた。

>あなたはコンバットナイフ(大)×1を手に入れた。

 

おや?なーんかこの刀、銘が秘匿されてますねぇ?まぁ使えりゃそれでいいのでままええわ。

 

「ついでにこれも持っていきな」

 

>男がこちらに向かって何かを投げてくる。

>あなたがそれをキャッチすると、何やら小さな石のようなものであった。

 

「ロシアのどこかの王朝の方から出土したありがたい小石らしい。俺には価値がないからやるよ」

 

なんなんですかねぇこの男。言ってみればただの石じゃないですか。ていうかなんで持ってんだよ。捨ててやる!(迫真)

 

>何故か捨てる気になれない

 

えぇ〜..........?(唖然)

 

いやいやそんなまさか(2度見)

 

>何故か捨てる気になれない

 

鏡と言い小石といい、どうなってるんですかねぇほんとこのゲーム。まさかここに来て新発見だらけとか誰が予想できたでしょうか。頭にきますよ!(冷静)

 

まぁでもこれ以上は無駄な行動はなので最後に唾を吐いてそそくさと去っていきましょう。悪徳店主め!ペッ!

私は帰らせてもらう!

 

「........まいど」

 

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

 

 

というわけで武器購入が終わったため次は和菓子を買いに行きます。これは後のための用意ですね。

 

このゲームでは好感度の管理に和菓子やケーキなどの甘いものを送るのが最適解とされています。甘党ではなくとも甘味料って言うのはほぼ万物受けするからね、シカタナイネ。(辛党から目を逸らし)

 

ちなみにロマニやダ・ヴィンチちゃんには結構効果てきめんです。まぁあんな隔離された土地で過ごしてるんだから外のお菓子なんて物珍しいですよね。特にロマニは日本の文化にかなり興味がある外国人()ですので和菓子なんかにも飛びつきます。お菓子程度で簡単に上がる好感度とかお前ギャルゲーヒロインかよ。

 

先程和菓子を買うと言いましたがついでにホモ君用のゼリーも買っておきます。某有名な10秒でチャージできるあれですね。あれも大量に購入して空腹状態の時に流し込んで食事時間の短縮を狙っていきます。些細な短縮が良タイムを生むのです。

 

行く場所は和菓子屋の方が菓子の質などの関係上、好感度上昇率は良いのですが質より量ということでスーパーに行きます。ゼリーも買わなければ行けませんからね。なにより和菓子屋とスーパーでは和菓子の売価も違ってくるのでスーパーの方が多く買えるんですよね。

 

「あれ、元哉?奇遇だね!」

 

げっ!(戦慄)

り、立香ちゃんじゃないっすか.........な、なんでこんなとこに、いっ、いるんすかっ(コミュ障)

 

「うん?私は夕飯の買い出しだよ!元哉は..........なんで刀なんて持ってるの?」

 

これは........えっとその、あれですよあれ。そう!外国から来日した親戚に送るんですよ!(大嘘)

だぁいじょうぶだって立香、これ模造刀だから!(大嘘)

 

「へぇ〜そうなんだ!まぁたしかに真剣は法律違反だもんね」

 

上手く誤魔化しきれた見たいっすね。にしてもカルデア入りの準備期間でエンカすることなんてあるんすね〜、今まで1度もなかったのに!(憤慨)

チャートに記載しておきましょう(再走するとは言っていない)

 

「あ、じゃあ一緒に帰ろっ!ちょっとまってて!レジ済ませてくるから!」

 

え、ちょ、待っ...........ダメみたいですね(諦観)

好感度がかなり高い位置にあるので、ここで断って少しくらい下げるのかまへんか、と思っていたのですが.........

いや、ここは先に帰りましょう。きっとあの速度ならホモくんが帰っているうちに追いつくので一緒に帰るという目的は達せられるはずです。(適当)

 

>あなたは立香を待たずに帰路へ着く。

>数分後、あなたの背後からやけに騒がしい足音が聞こえて来た。

 

「ちょっと元哉!待っててって言ったじゃん!」

 

おお、立香ちゃん怒ってますね。その姿も可愛ええ.......(ドM)

 

「優しくない元哉には私のレジ袋を持ってもらいます!」

 

おっそうだな(適当)

考えてやるよ(考えるだけ)

 

>立香はムスッとしながらそんなに重くないであろうレジ袋をあなたへ向かって突き出して来る。

>レジ袋を持ちますか?

Yes はい

 

ファッ!?持つ選択肢しかないやん!?どうしてくれんのこれ。

まるでギャルゲーだな?

 

>あなたは立香のレジ袋を持った。

 

「それでいいのです!.......さ、帰ろっ!」

 

帰ろっ!(皇帝スマイル)という訳ですね。

立香ちゃんは皇帝だった........?

 

いつからこのRPGはギャルゲーと化したのでしょう。幼馴染と夕暮れの道、何も起きないはずがなく..............おうホモ君そこかわれ(ノンケ感)

まぁでも好感度システムが採用されているということはつまり立香ちゃんとイチャつきながら人理攻略する方法があるということなんですね。ちなみに立香ちゃんの好感度MAXの状態で人理修復すると獲得できる『愛の勝利』というトロフィーもあります。

 

ちなみにこのトロフィー、PC版だけに用意されたルートなんです。なぜなら攻略した後に特典みたいな感じで結婚初夜のおせっせが用意されているからですね。

立香ちゃんのそういう絵が見たい兄貴達はぜひやってみて下さい。特典を見るためだけに走る価値はあるのでおすすめしますよ、RTAには絶望的に向きませんが(経験者は語る)

 

まぁ私の動画にはそんなノンケの兄貴たちなんていません..........居ないよね?(謎の不安)

 

ちなみに私が今走っているのはPC版です。←........ん?

 

「こうやって二人きりで歩くのも久しぶりだね」

 

しぃらないよぉ〜。

ちょっとちょっと、怪しい雰囲気を醸し出すのやめてくれよなぁ〜頼むよ〜。

 

「最後に一緒に帰ったのっていつだっけ?小学生以来?」

 

いや知らんて(真顔)

まぁ.........そうなんじゃないっすかね(適当)

 

「ねぇ元哉、私に隠してる事ない?」

 

なんで急に鋭くなるんですかねぇ.........(困惑)

まぁたしかに原作の方でもたまに勘が鋭かったりしますしFGORPFでもその仕様は採用されてますしおすし。

 

まぁでも隠してることなんてないに決まってんダルルォ!

 

「本当に?ちゃんと私の目を見て言って」

 

か、隠してないですって........本当ですよ立香サァン。

 

「何か心配なことがあるなら私に言ってね。私はいつも元哉の味方だから」

 

なんだこのシリアスな雰囲気は..........。ま、まぁ大丈夫やろ(震え声)

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




何かを引いたので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

いざカルデア

FGO5周年記念のPVがてぇてぇだったので初投稿です。


 動き出した運命の歯車なRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 今回からようやくほんへがスタートしていきます。具体的に言えばゲーティアが人理焼却しちゃうんですね。なので人理修復するために英霊の力を借りて特異点壊したろ! ってことです(適当)

 

 人理を保障する機関なのに人理を守れてないのですがそれは。ボブは訝しんだ。

 

 さてホモ君ですが、立香ちゃんが献血で拉致られる1週間前にカルデア入りしております。カルデアにはホモ君の名前で書類選考してもらって合格しているので簡単に入れますね。お邪魔するわよ〜。

 ちなみにここで小技なのですが、立香ちゃんがカルデア入りするより先にカルデア入りをするとOPを吹っ飛ばせます。皆さんもこのRTAを走る時は覚えておきましょう。

 

 そして1週間前にホモ君がやってきた理由は、ロマニとオルガマリーの2人と関係(意味浅)を持つことです。この一週間で好感度をある基準値まで上げておく必要があるんですね。

 

 好感度が初期値の場合、いざと言う時にこちらの想定した動きをしてくれない可能性がありますから(810敗)

 

 ではまず所長の方からイクゾッ! .........と言いたいところですがなんの用事も無しに所長室に行っても彼女は相手してくれません。そりゃそうですよね、顔すら知らない人物がいきなり仲良くしようZE☆なんて迫ってきたら気持ち悪い以外の何者でもありません。もちろんイケメンでも許されません(戒め)

 

 それに彼女は地味にプライドが高いのでナンパの類をすると大幅に好感度が下がります。まぁホモ君はコミュ障なんで(RTA的な意味)そんなことやりませんけどね。

 

 さて話を戻しますが、こちらから彼女へ接触するための用事はありません。もちろんないなら作ればいじゃない! ......ということなので、食堂に行きます。

 そこら辺にいる職員から1週間後の説明会の書類を奪ってもいいのですが、その場合は大したコミュを築けません。ですが彼女を労う意味で差し入れを持っていくと多少なりとコミュが築けて、その後に毎日フラグが発生します。

 

 持っていくのは不眠作用のある珈琲ではなく、リラックス作用のあるハーブティーにします。彼女の好物は珈琲ですが、如何せん仕事で煮詰まってるので多少はね? 

 

 ついでに和菓子もつけておくとなお良いでしょう。彼女と本格的なコミュを築く前から好感度が上昇します。

 

 >あなたはある程度賑わっている食堂にたどり着いた。

 

 おっ、着きましたね。それじゃあ担当の職員に話しかけてハーブティーを貰いましょう。

 

 一番いいやつを頼む。

 

「ハーブティーです。これでいいですね?」

 

(間違いは)ないです。ではこれを持って所長室にイクゾッ! デッデッデデデカーン

 

 >あなたは食堂からしばらく廊下を歩くと所長室に辿り着いた。

 >扉を3度ノックした後、返事を待たずに入室する。

 >あなたの視線の先、白髪を左サイドで三つ編みにまとめた女性が難しい顔をしながら机に向かっていた。

 

 おっすお邪魔しまーす、って気づいていませんね。

 だいたい扉をノックして入ったら小言から始まるのですが、ままええわ。

 

 おっはー! (大声)

 

「......ん? ああ、来客でしたか。すみません、少し集中を..........って、え? 違う?」

 

 そうだよ(便乗)

 お前のために差し入れ持ってきたんだよっ! (迫真)

 

「あら、ハーブティーですか。ありがとうございます。.........ん? あなた見ない顔ね。今日来たのかしら?」

 

 ウィッス。名前はホモ君です。よろしくオナシャス! 

 あ、ついでにこれぇ.......賄賂です()

 

 >あなたは女性に名乗ると同時に所持していたどら焼きを差し出す。

 

「あら、ありがとう。.......これは、確か東洋のお菓子よね。後で食べておくわ。.............そういえば名乗るのがまだでしたね。私の名前はオルガマリー・アニムスフィア、ここカルデアの所長をしています」

 

 こ↑こ↓ですね、分かります。

 ..........いい感じにコミュが築けてますね。このままもう少し引き伸ばします。

 

「服装を見るに、あなたも1週間後の説明会に参加するマスター候補生のようね。今から見学なんて、良い心がけですね。そういう向上心がある人間は好きよ」

 

 >オルガマリーの好感度が5上昇した。

 

 や っ た ぜ。

 好感度上昇が確認できたらそそくさと退室します。このテキストが出たら今日はこれ以上の好感度上昇をしません。居るだけ無駄です(辛辣)

 

 というわけなんで次はロマニとのコミュに行きましょう。この時期のロマニは医務室にいます。1週間後は所長に勘当()されて立香ちゃんのマイルームでサボっていますが、今はマシュのバイタルチェックなどがあるので真面目にやっています。

 

 まぁ彼のことなのでネット掲示板で魔法少女に質問しているかもしれませんが。それはゲームのみぞ知るということで。

 

 >あなたが廊下を歩いていると、向こうから2人の人影が現れる。

 

 ...........ん゛ん゛? 

 

 >段々と距離が近づくにつれ、その容姿が視認できる。

 >一人はモスグリーンのタキシードとシルクハットを被り、赤みがかった独特な髪型をしている男性。優しげでにこやかな笑みを浮かべている。

 >もう一人は、紫がかった銀髪のショートヘアーが片目を隠し、白衣と制服という独特な着こなしをする少女。

 

 .........嗚呼(諦観)

 

 カルデア内で行動しているとたまにマシュを連れているレ//フと出くわすことがあります。大体のエンカ率は10000回中7000回、つまり7割ということですね。いや高スギィ! 

 

 そしてここで魔術師の家系の産まれを引いていると高確率でレ//フに目をつけられます。どういうことかと言いますと、カルデア爆破後にレ//フとの鬼ごっこ()が始まるんですね。

 まぁ向こう側からすればレイシフトとマスター適性があって、魔術を使えるのに生きてたら厄介の種でしかないですから。危険の芽は早いとこ摘んでおくほうがいいと、つまりそういうことです。俺だってそうする(小並感)

 

 まぁこのチャートは最初から鬼ごっこの想定をしているので問題ありませんが、他のチャートの方々は気をつけましょう。

 

 というわけでコミュでもなんでもいいよ! こいよ! 

 

 >あなたが軽い会釈をして通り過ぎようとすると、男性の方が話しかけてきた。

 

「おや、君は........確か本城元哉君だったかな? もしかして気持ちが早まったのかね?」

 

「あの、レフ教授、この方は?」

 

「ああ、マシュ。彼は本条元哉君だ。私も書類でしか見た事がないのだがね」

 

 話しかけてきますがこちらからは絶対に話さないようにしましょう。適当に受け答えするだけでいいです。余計な事をやっていると立香ちゃんの前にマシュから興味を持たれますからね。

 

 ちなみに直死の魔眼については実家の方でも秘匿されていたようなのでカルデアでも書類には書いていません。まぁ本来のレ//フなら感知してきそうですが、彼はカルデア爆破に頭がいっぱいおっぱいなのでここでは気にされません。

 馬鹿だね〜(嘲笑)

 

「おっと、申し遅れたね。私はレフ・ライノール。見ての通りここの一般職員だ」

 

「私はマシュ・キリエライトと言います。この先、よろしくお願いしますね、先輩」

 

 おっすお願いしま〜す。(マシュだけ)

 ここで主人公みたいにマシュの先輩呼びについて言及していたらまた変なフラグが立ちますので適当に挨拶してその場を去ります。言及するのは主人公の役目ってそれ。

 

 >あなたは軽く挨拶をしてその場から立ち去った。

 >あなたはレフ教授が浮かべていた笑顔が不気味なものであると感じ取る。

 

 直感の演出は適当に流しましょう。レ//フが怪しいのは今に始まったことではありません。

 そして特有の鬼ごっこフラグのテキストが流れませんでしたがテキストが流れなくても爆破後にレフが徘徊している時があります。なのでレ//フとのコミュが発生したらそういうことだと割り切って構えておきましょう。(1919敗)

 フラグ用テキストは確立しろって言ってんダルルォ!? (迫真)

 

 それじゃあ気を取り直してロマニとのコミュを取りましょう。

 コミュニケーションのお時間だコルルァ! (ドゴォ)

 

「うおぉぉぉ!? な、なんだい君は! いきなり飛び込んできて!」

 

 おっすおっす、ホモ君って言うんで仲良くしてくれよなぁ〜頼むよ〜。

 あ、ついでにこれぇ.......賄賂です(再喝)

 

 >あなたは驚かせてしまったお詫びに謝罪と和菓子を差し出した。

 

「これ、くれるのかい? ありがとう! 僕は日本の文化にかなり興味があってさ! 和菓子も食べてみたいと思ってたんだ!」

 

 喜んでくれてますね、まぁ知ってましたが。

 ロマニは餌付けしておくと魔術を教えてくれたりします。今回、このルートを走る上でもう一つだけ必要な魔術があるのでそれを4章の魔神柱までに習得しておきます。まぁ先駆者様の動画を見た兄貴なら何の魔術を習得するのかお分かりなのではないでしょうか。

 

 方法被りはタイム的に仕方ないね。

 

 .......あれ、そういえば好感度上昇のテキストが出てきませんね? まだ何かあるのでしょうか。

 

「あ、そういえば申し遅れたね。僕はロマニ・アーキマン。カルデア所属の医師だ。みんなからはDrロマンと呼ばれているから君もそう読んでくれて構わないよ」

 

 ああ、自己紹介でしたか。それならば仕方ないですね、許してやるよ(傲岸不遜)

 

「.......ところで君、さっきからとても神秘的な力を感じるんだけど、魔術師だよね?」

 

 そうだよ(便乗)

 ホモ君はホモ君です。当たり前だよなぁ? 

 

「まぁいいや。その力は何やら悪いものでもないようだし、いつか君の役に立つ力だといいね。それと、その帯刀している刀からも不思議な力を感じるんだけど........ちょっと見せてもらっていいかな?」

 

 >あなたは頷いて刀をロマニに差し出す。

 

 な、何をするだァーッ(自爆)

 その刀はただ戦闘に使うだけなんですけどあのあの.........。

 

「ふむふむ..........ん? 気のせいか。ごめん、なんでもないよ。急に私物に触っちゃって、悪かったね」

 

 全くですよ、人の私物にはベタベタと触らないって学校で教わらなかったんですか! 

 まぁ操作している私が怒っても仕方ないんですけどね、初見さん。

 

「まぁとにかく、説明会までは1週間あるからゆっくりとカルデアを見て回るといいよ。あ、暇になったらいつでも遊びに来ていからね!」

 

 >ロマニの好感度が7上昇した。

 

 はえ〜やっぱりロマニはチョロインですね〜。和菓子をあげただけで好感度上昇出来てしまうんですもの。まぁRTA的には楽でいいんですけどね(ゲス顔)

 

 よし、それでは説明会の日まで倍速して行くどー! 

 

 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




次回が定まってないので失踪します


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

拉致

ホモ君のスキルのランクを調整したので初投稿です。


 あなたは死なないわ、だって私が守るもの。なRTAはぁじまぁるよー! 

 

 前回から1週間が経ち、ようやく立香ちゃがカルデア入りしてくる頃ですね。ホモ君はこの一週間、所長にめちゃくちゃ媚びを売ってロマニにオラオラし続けました。

 

 2人とも見事に目安の好感度を超えたのである程度こちらの言う事を聞いてくれます。これにてオルガマリー所長の生存は確定的なものとなりました。勝ち確に入っています。

 

 というのも、実はですね。

 今、気絶させて手足を拘束したオルガマリー所長がホモ君のマイルームにいるんですよ。

 

 はい、何をしたか言いましょう。所長を拉致って来ました☆

 

 やべぇよ.......やべぇよ........

 

 なんてことはありません。これはオルガマリー・アニムスフィア生存のためのフラグを作るために必要な行動です。

 

 私が調査した結果、先駆者兄貴の方々がやっていたように置換魔術での魔術人形へ魂魄置換を行う方法の他にルートを見つけました。ホモ君は初期に強化魔術の専門家系に生まれているため置換魔術を専門的に学ぶことができません。そして私のチャート的にもミスマッチです。

 

 ならどうするのか? 

 

 答えは単純明快です。所長の分身に爆発四散してもらいます(無慈悲)

 ここで矛盾していると思った兄貴もいることでしょう、ですがちょっとお待ちください。このカルデアには他人へ様々な魔術を教えられるくらい習熟した魔術師がいますよね? 

 

 そう、ロマニです。

 

 ロマニは様々な魔術へ精通しているため使い魔を作成することも可能です。そしてこれも一定の好感度と公な理由があればロマニは快く引き受けて、自分が望んだ使い魔を作ってくれます。

 

 あ、ちなみにその魔術を教えてもらうのはタイム的にロスなのでロマニに作らせます。この1回しか使わないからね。当たり前だよなぁ? 

 

 話を戻しますが、つい先日にロマニの好感度がその基準に到達しました。なので所長とのいつものコミュをするのと同時に気づかれないように彼女の髪を1本ぶち抜いてロマニに差し出したんですね。

 

 彼から理由を聞かれますが仕事でハードワークな彼女の補佐という事や自分の会話の練習等と言っておきましょう。

 

 そして本日に至ります。使い魔の主はロマニの促しでホモ君とされているので魔力供給もホモ君から支出されます。ですがホモ君はカルデアに来る前に自分の魔力量を徹底的に上げてきており、魔力は潤沢にありますので問題は一切ございません。

 

 使い魔には本日の説明会で自ら説明をすることと最前列で眠っているオレンジ髪の少女がいるので張り手してたたき出せと命令しておきます。こう命令するだけで後はシステムが上手くやってくれます(丸投げ)

 仮にもゲームですからね。

 

 ちなみに後で種明かしをされてホモ君の行動がバレますが問題ありません。諸君、これはコラテラルダメージだ。などと言っておきましょう。

 

 あっそうだ(唐突)

 原作では所長の足元に爆弾を設置していたレ//フですが今回もそうしてきます。しかし残念ながらあのクソ野郎が所長のことを使い魔だとは気づきません。それはなぜかと言いますと、単純にいえば舞い上がっているからです。これから自分が汗水垂らして仕掛けた爆弾をダイナマイッ! するのですから狂気的発想を持っている彼は興奮しないわけがありません。

 

 なので興奮に優先されて彼女が本物のオルガマリー所長だと信じて疑いません。その結果、一泡吹かせられるとも知らずに、ね。

 馬鹿だね〜wwwww(再喝)

 

 それではようやくスタートです。まずはカルデア正面入口前へ向かいましょう。地味に可愛い幼馴染主人公との感動の再開です。

 

 ホモ君は事前に懐へいくつかの甘味料を忍ばせておきましょう。爆破後に立香ちゃん達のストレス値を抑えるためですね。

 特に今回は要注意です。立香ちゃんのホモ君への好感度が想定よりもかなりたけーので。

 

 あと本物のオルガマリー所長は隠蔽しておきましょう。万が一、いや億が一レ//フに勘づかれても困りますからね。

 

 >あなたは入口前へ向かった。

 >少しだけ歩けばあなたはこの一週間で見慣れた光景を目にする。

 >しかし今日のその光景は少し変わっており、床に倒れている人物、それを起こそうとしているどこか見慣れた少女、そして見たことも無い小動物が居た。

 

 おっ、ちゃぁーんと立香ちゃんとマシュとフォウくんがいますね。

 ん? ばっかやめろお前! フォウくんこっち来るんじゃあないぜ! 

 

「フォーウ!」

 

「フォウさん? どうしたんですか.........って、あ。先輩!」

 

 >フォウと呼ばれた可愛い小動物は軽やかに床を跳ねると、あなたの顔面に覆いかぶさってきた。

 

 やめろォ! (建前)やめろォ! (本音)

 比較の獣に懐かれるとかまーた走者のメンタルが削られていくジャないですかヤダー! 

 

「フォウフォウ」

 

 >フォウは顔面に張り付くいた状態から肩に移動しくつろぎ始めた。

 >それを見たマシュがあなたに対してクスッと笑う。

 

「フォウさんは私以外に懐かなかったのですが、良かったですね先輩。これでフォウさんのお世話係が一人増えました」

 

「フォーウ!」

 

 まぁ、いいんじゃないっすかね(思考放棄)

 そもそもフォウ君に気に入られてないとRTA的にも世界的にも終わりが来ますし。

 

「そういえば先輩、どうしてここに来られたんですか? 説明会の会場は逆方向ですよね?」

 

 >あなたはここに来た理由を簡潔に話す。

 

「なるほど、先輩とはオサナナジミ? という関係だったのですね。.........あ、先輩が二人で紛らわしくなってしまいました」

 

 さすが原作屈指のヒロイン枠ですね。可愛さが立香ちゃんの次です。まぁ走者の推しはアナスタシアだけどな! (マウント)

 

「それでは、元哉先輩........というのはどうでしょうか?」

 

 問題ないっすよ〜。(RTA的に関係ないので)好きに呼んでくれよなぁ〜。

 

「! 、ありがとうございます。元哉先輩!」

 

 >マシュはあなたへ笑顔を見せる。

 >そんな雑談をしていると眠っていた立香が微睡む意識の中で目覚め始める。

 >僅かに開けた目から映し出されるあなたを見て目を見開くと数刻の間固まってしまった。

 

「.......ん、うむぅ? ............も、も、元哉?」

 

 いつもニコニコあなたの隣に這い寄らないノンケ、ホモ君です。

 さっさと起きて、どうぞ。

 

「え? え、え? .......えぇ!? 嘘! 元哉!?」

 

 >立香はあなたへ何度か驚愕の声を発すると、顔を真っ赤に染めながら慌てて身だしなみを整え始める。

 

 遅せぇ! (クイブレ感)

 

み、見られちゃった! 私のだらしない姿見られちゃったよぅ...........!! 

 

「あの、先輩?」

 

「フォウ、キュ、フォーウ!」

 

 >まるで立香を慰めるようにフォウが彼女に擦り寄った。

 

「えっと、慰めてくれてるのかな? ありがとうね」

 

「フォーウ!」

 

「あっ、逃げられちゃった........」

 

 >フォウの頭を優しく撫でていると、急にフォウはどこかヘ去っていった。

 >立香は少ししょんぼりとしてしまう、

 >立香のストレス値が上昇した。

 

 ファッ!? なぁーにしてくれてんですかねぇ、あの比較の獣さん! 自ら世界を壊しに行くとかやっぱり人類の敵なんやなって。

 まぁごくわずかな上昇なので時間経過で収まりますが、許早苗。

 

「大丈夫です。フォウさんは滅多に他人に懐きませんし、まず触らせてくれませんから。先輩はフォウさんに気に入られているはずですよ」

 

「そうなのかな.....? って言うか、あなた誰?」

 

「さっきも名乗ったはずなのですが........マシュ・キリエライトです。覚えていませんか?」

 

「......あー、なんか聞いた気がする。ごめんね、さっきまで意識がはっきりしてなくて」

 

 おめーヒロインの名前くらいしっかり覚えてくれよなぁ〜。これからずっとしっぽり(意味深)宜しくするんだからさぁ。

 ちなみに私は百合もいける口です(反ホモ)

 

 っと、フォウ君が逃げたということは彼奴が来ます。変態ドクソ野郎のレ//フですね〜。

 

「まぁ何はともあれ、フォウさんのお世話係が2人も増えました。今日はいい日です!」

 

 カルデアが爆発するのにいい日なわけがないんだよなぁ! ........マシュは一級フラグ建築士の国家資格をとっていた? 

 

 >通路の奥から、歯切れのいい音が聞こえてくる。

 >コツ、コツと少しずつその音はこちらへ近づいてきているようだ。

 

「ああ、そこにいたのかマシュ。ダメだぞ、断りもなしで移動するのは良くないと........おや。元哉君もいるのかい」

 

 >その音の正体はレフ教授のものだったらしい。

 >あなたはやはり彼が浮かべる笑みが不気味なものであると感じた。

 

 そんなこと知ってるんだよなぁ。いい加減直感さん自重して、どうぞ。

 はいということでここからは親の顔より見た説明会の風景なので倍速します。ちなみに立香ちゃんですが、ホモ君に出会っているのにまた眠りこけ出します。恥ずかしい思いをしたのに学習能力がないのかな? (辛辣)

 

 では倍速している間暇なので

 

 み な 様 の た め に ぃ 〜

 

 カルデア爆破後に開始されるレ//フとの鬼ごっこの本チャートでの攻略法を説明しておきましょう。

 

 まず結果から言います。本チャートではレ//フとの鬼ごっこが発生しません。

 なぜかと言いますと、今回はオルガマリー所長が五体満足で生きている状態なんですね。この状態の所長と中央管制室までランニングするとあの阿呆は出張ってきません。システム的にそういう風に作られていますのでこれは絶対です。なので強化魔術でも何でも使ってマシュの元へ向かいましょう。

 

 冒頭で言いましたが所長はホモ君のマイルームで今も気絶しているので、使い魔リー所長に締め出された後にホモ君も適当な理由をつけて退室し、一足先にホモ君はマイルームに向かいます。

 そこで気絶した本物リー所長を回収してロマニがサボっている立香ちゃのマイルームに飛び込みます。

 

 ロマニはなぜ所長が拘束されているのかなど色々聞いてきますが適当に受け流しましょう。それっぽいこと言ってればだいたい何とかなります(適当)

 あとは私がホモ君をカルデア爆破テロが起きる数秒前の絶妙なタイミングで起こして解決です。

 

 これが私が見つけたオルガマリー所長無傷の攻略方法です。ここでガバるなんて有り得ません。..........ないよね? (一松の不安)

 

 言っているうちに立香ちゃが叩き出されましたね。それじゃあホモ君も退室します。

 

 こんな所にいられるか! 私は(マイルームに)帰らせてもらう! 

 

「あ、元哉先輩。説明会はいいんですか?」

 

 >あなたはマシュに後で自分も彼女に付き添うことを伝えた後、用事を思い出した事と立香をマイルームに連れていくことを指示する。

 

「分かりました。私がマイルームに案内しておきますね」

 

 よし、これでマシュが間違えて医務室に連れていくなんてガバは阻止しました。ちなみにマシュが立香ちゃんを医務室に連れていった場合、2人とも爆破の瓦礫に巻き込まれ、纏めて死にます(3敗)

 

 よし、では強化魔術を使って高速で所長を取ってきましょう。

 

 >あなたは強化魔術で足を強化してカルデアの廊下をマイルームへ向かって駆けていく。

 

 ちなみにレ//フは感づきません。なぜなら立香ちゃんをマシュがマイルームへ案内するという絶対普遍の物語が進行しているからです。

 

 言っている間に着きましたね。

 おーいオルガマリー、こっちみてるかー? フラッシュ! 

 

 >あなたは気絶したオルガマリーを手に入れた。

 

 ほらこれ。

 システムテキストも所長の事をモノ扱いなんですよ。もっと所長を大切にしろ! (ブーメラン)

 

 まぁそんなことは置いといて(辛辣)

 彼女も一緒に連れて立香ちゃのマイルームに飛び込みましょう。万が一の場合、爆破で扉が開けられないという状況になったら隔壁閉鎖の時間に間に合わず、リセ案件となってしまうので強化魔術を使って自動扉は破壊しておきます(10敗)

 

 オラ、ロマニ! コミュニケーションのお時間だコルルァ! (ヤクザキック)

 

「はーい、入ってま───ってうぇええええええ!? ここは僕の空き部屋だぞ!? 僕のサボり場なんだぞ!? 誰の断りがあって..........って元哉君と、っ!?」

 

 >あなたが自動扉を破壊した事に驚いていたロマニだが、あなたが腕に抱いていた人物に目を見開いた。

 

「しょ、所長!? 縛られて気絶して.........元哉君、何があったんだい!?」

 

 私がやりました.........なんて言えるはずもないので適当に、ね? 

 

 >あなたはロマニへ彼女の当時の状況を伝えた。

 

「なるほど、君が発見した時にはこの状態で放置されていたんだね。.........説明会は彼女の分身がこなしたのか。にしても腑に落ちないね、気絶させて拘束したのに何もしないなんて。見たところ所長の体内に時限式の魔術は見当たらないし........」

 

「あれ? マシュ、扉が壊れてるよ?」

 

「はい、そうみたいですね? これはかなり乱暴な開け方をされたのでしょう」

 

 おっ、どうやら早く着きすぎたみたいっすね〜。まぁまぁ誤差です。声がしたら直ぐに入口前で立香ちゃんを預かりましょう。そうでないとマシュが本物の所長を見て偽所長の元へ戻ってくれません(1敗)

 

 >あなたはマイルームの手前でマシュから立香を任せられる。

 >マシュには立香の事を少し見てから行くと伝えた。

 

「分かりました。それでは所長にもそのように伝えておきますね」

 

 それじゃあマシュ、逝ってら(ゲス顔)

 まぁ爆破に巻き込まれて下半身を潰されないとデミサーヴァント化のフラグが成り立たないからね、仕方ないね。コラテラルダメージです。ストーリー進行のためのいたし方ない犠牲なのです。

 

「おや、元哉君、その子は誰だい?」

 

「元哉、この人誰?」

 

 お前がサボり部屋として使ってる部屋の主だよォ! 

 立香ちゃ、この人はね。ボッチのオタク系チョロモブ(最重要)なんだよ。

 

「ちょっと、誰がボッチだって!? 少なくとも僕には君という友達がいるじゃないか!」

 

「あはは、面白い人だね。それでも医療部門のトップなんだ?」

 

「それでもって何!? ........まぁいいや、僕の名前はロマニ・アーキマン。みんなからはDrロマンと呼ばれているよ」

 

「私は藤丸立香って言います。よろしくね、Dr」

 

「やった! 僕にも女の子の友達ができたぞぅ!」

 

 残念だったなロマニ、彼女は君に傾かないぞ(現実)

 

「ところで、そこで寝てる人って誰?」

 

「ああ、その人はね───」

 

 ロマニが喋り始めましたが今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




尺的に分割したので失踪します


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カルデア爆破テロ

誤字修正に立香ちゃ→立香ちゃんと直してくれた方がいましたがこの立香ちゃは仕様ですので悪しからず。申し訳ナス。

ということで初投稿です。


 ところでレフ、いつから私が貴様と出会すと錯覚していた? なRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 前回は尺の都合上切ってしまいました、申し訳ナス。今回はロマニが立香ちゃに使い魔リーと所長とカルデアの説明をして、フォウ君に哀れみの視線を向けられたりしたところからスタートです。

 

 というわけでロマニにはクソ野郎からの連絡が入ります。

 

『ロマニ、あと少しでレイシフトが開始される。万が一に備えてこちらへ来てくれ』

 

「やぁレフ。わかったよ、今から向かおう」

 

『あぁ、急いでくれ。今は医務室にいるんだろ? そこからなら2分もかからないはずだ』

 

 >そこでロマニの通信は途切れる。

 >それと同時に彼はなんとも言えないような表情をした。

 

「........ここって私の部屋だけど」

 

「あわわ.........それは言わないお約束だよ。今からじゃどう頑張っても5分はかかるぞ.........」

 

 はい、ということでもうすぐ爆発が始まります。ここで所長を起こしておきましょう。

 

 オラッ! 起きろぉ! 

 

「ん........んん..........」

 

 >あなた達が話していると、オルガマリーの目が開いた。

 

 起きたな(確信)

 

「あっ! 所長!」

 

「ん? ........ロマニ? どうしてここに..........それに元哉と............誰かしら?」

 

「はじめまして、藤丸立香って言います。所長の名前は聞いてます」

 

「あらそう? じゃあ自己紹介は省くわね。.........ところで、ここはどこでしょうか

 

「ここは私のマイルームらしいです」

 

「あなたの?」

 

 所長が困惑しているので説明してロマニも留まらせましょう。マイルームに居るうちはホモ君が守れますがひとたび外に出てしまったら手の打ちようがありませんからね(1敗)

 

 >あなたはオルガマリーへ事の発端と現状を説明した。

 

「ふーん........なるほど、私が気絶した状態で拘束を。それでここに連れてきたのね」

 

「僕も元哉君が所長を連れながらドアを蹴り開けてきた時は驚きましたよ。二つの意味で」

 

「ん? 部屋のドアを?」

 

 >オルガマリーの視線がカルデアに設置されている全自動スライドドア”だったもの”へ向けられる。

 

「っ........あなたねぇ! 普通は急いでいても、もう少しマシなやり方があったでしょう!?」

 

 あー怒ってますね。好感度低下やストレス値の上昇は無いので特に気にせず行きましょう。それに可愛ええんじゃあ〜(ドM)

 

「大体ですね! ドアを蹴り開けるなんて言う───」

 

 >オルガマリーの言葉を遮るようにして、マイルームの灯りが突如として消灯した。

 >あなたは瞬間的に強烈な死の予感を感じ取った。

 

 おっ、ついに来ましたね。それじゃあ、頑張っていきましょう! 

 

「なんだ? 明かりが消えるなんて、何か──」

 

 >今度はロマニの言葉を遮るようにして弾けるような激しい爆音が響き渡った。

 >その直後、危険を知らせるアラームが鳴り響く。

 

『緊急事態発生。緊急事態発生。中央発電所、及び中央管制室で火災が発生しました。中央区画の隔壁は90秒後に閉鎖されます。職員は速やかに第二ゲートから退避してください。繰り返します。中央発電所、及び中央──』

 

 >再び同じ爆音が響き渡る。

 >今度は先程よりもかなり大きく、どうやらこの部屋の近くで爆破したらしい。

 

「きゃあ!? なに!? なんなのよぉ!」

 

「も、元哉ぁ!」

 

 >オルガマリーと立香の悲鳴が聞こえる。

 >グラグラと揺れる床、天井にはいくつもの亀裂が入っていく。

 >直後、あなた達を狙うかのように崩れた天井の瓦礫が落下してきた。

 

 対策してあるんだよなぁ! 

 今回のホモ君の強化魔術はランクがCですが体術がBのため、落下してきた瓦礫は粉砕! 玉砕! 大喝采! してしまいましょう。

 ちなみに何もしなかった場合、助かりはしますが大幅なHP減少とストレス値が爆上がりしてアフターケアが面倒になるので気をつけましょう。

 

 >あなたは強化魔術を手と足に施して、落下してきた瓦礫を全て砕いた。

 

「た、助かったの........?」

 

「元哉は怪我してない!?」

 

 自分の事よりホモ君のこと気遣ってくれる立香ちゃ、最高か? 

 大丈夫だって、安心しろよなぁ〜。

 

「そう.......よかったぁ..........」

 

「ありがとう元哉君。本当に助かったよ」

 

 よしロマニ、おめーは感謝しろよ? (傲岸不遜)

 

「モニター、管制室を映してくれ! みんなは無事なのか!?」

 

 >ロマニの声に反応するようにして、モニターには管制室の映像が映し出される。

 

「っ........嘘よ、なに、これ!?」

 

「........ひどい」

 

「これは.........」

 

 >モニターに映し出された光景は凄惨なものだった。

 >管制室であったところは轟々と燃え盛る業火が支配し、いくつもの瓦礫が辺りに散乱している。

 

 はーい、よーいスタート。

 

 立香ちゃがマシュを助けに行こうと言うのでホモ君は一足先に所長を抱えて管制室にダッシュしましょう。(ちなみに所長が管制室についてくる理由は)ないです。せいぜいホモ君のレ//フ避けとして役に立ってもらいましょう。

 

 >あなたはオルガマリーを抱きかかえると強化魔術を施してそのまま部屋から飛び出した。

 

「ちょ、元哉君!?」

 

「元哉!?」

 

「あ、あなたっ! 何をしているの!? 今すぐに避難しなさい!」

 

 だが断る! 管制室に行かないと冬木にレイシフト出来ないダルルォ!? 

 

 >あなたは所長を放っておけないと言った。

 

「なぜ私がカルデアスの様子を見に行こうとしているとわかったの!?」

 

 >あなたは直感だと伝えた。

 

「そう.......感の鋭い事ね。まぁいいわ、確かに私が走るよりあなたにこうされていた方が早く辿り着けるし。もう責任はとってあげるから今は全力で管制室に向かいなさい!」

 

 >オルガマリーの好感度が10上昇した。

 

 なぁにこれぇ。

 はえ〜こんな時に好感度が上がることなんてあるんすね〜。吊り橋効果ってやつっすか? ままええわ、チャートにちゃぁーんと記載しておきましょう(激うまギャグ)

 

 >隔壁が閉まるまで残り40秒。

 

 走れ〜走れ〜ホモバオウ、本ホモ、穴ホモかき分けて〜。

 おっ見えてきましたね........って早ァ!? 

 

 >隔壁が閉まるまで残り30秒。

 

「も、元哉先輩............と、所長................?」

 

「マシュ? あなたなんでここに...........っ!?」

 

 >オルガマリーが床に倒れているマシュに気づいて近づいた瞬間、それを察した。

 >隔壁が閉まるまで残り20秒。

 

「はぁっ! .......はぁ! ...........も、元哉!」

 

 立香ちゃん来るの早くなーい? ホモ君が飛び出した後にモニターでマシュを見つけてから来たんでしょうけどかなり早いですね。確かに彼女はバレー部所属ではありましたがそれでもホモ君の10秒遅れなんて..........化け物か? 

 

「っ!? マシュ!」

 

「手伝いなさい藤丸立香! あなたもよ、元哉!」

 

 >隔壁が閉まるまで残り10秒。

 

(手伝わ)ないです。2人でやっているのをよそ目に彼女達のストレスチェックをしておきましょう(クズ野郎)

 

 あー、所長の方は大分上昇してますね。やはり彼女自身の宝であるカルデアスが心配だったのと、普段見なれない下半身を潰されたマシュというグロ光景を見たからでしょう。立香ちゃの方はここに入ってくるまでストレス値が高かったのですがホモ君を見ることによって大幅に減少しましたね。おめーどんだけホモ君に依存してんだよォ!? マシュのことをもっと気にしてあげて?

 

 ということでこのタイミングで所長を外に行かせます。彼女はレイシフト適性がないので特異点に行けません。なので隔壁が閉まるとホモ君達がいなくなった後に死にます(2敗)

 ちなみに、ここでロクに好感度を稼いでいなかった場合もホモ君の言うことを聞いてくれずに死にます(3敗)

 

 >あなたはオルガマリーにここは立香と自分に任せろと伝える。

 

「..........わかったわ。でもあなたの責任は私持ちなんだから必ず生きて帰ってきなさい。わかったわね」

 

 ウィッス。てゆーか所長、時間ないっすよ。死にたいんか? おお? 

 

 >オルガマリーが外へ出ていった直後、隔壁が閉鎖された。

 

「.........隔壁、閉まっちゃい、ました。............もう、外に、は」

 

「大丈夫だよ、マシュ。私も、元哉もいるから」

 

「............」

 

『コフィン内のマスターのバイタル、基準値に達していません。レイシフト、定員に達していません。該当マスターを検索中............発見しました』

 

 >燃え盛る中央管制室の中、無機質なアナウンスの声が流れる。

 

『適応番号47、本条元哉。適応番号48、藤丸立香の2名をマスターとして再設定します。アンサモンプログラムスタート、霊子変換を開始します』

 

 >あなた達の体が黄金の粒子となって発光する。

 

「あの............せんぱい、がた。手を、握ってもらって、いいですか?」

 

 突入前最後のガバポイント。ここで立香ちゃより先に手を握らないようにしましょう。ホモ君が先に手を握るとホモ君のデミサーヴァントとなってしまい、立香ちゃが死にます。

 

 というより先の展開的に考えて、何としてでも立香ちゃのデミサーヴァントになってもらわなければなりません。気をつけましょう。

 

 >マシュの願いへあなたは立香が握った方と逆の、右手を取る。

 >あなたと立香は何も言わず、ただ強くマシュの両手を握っていた。

 >死に瀕しているはずなのに、マシュの表情は段々と穏やかなものに変わっていく。

 

「ねぇ元哉、12年前のこと覚えてる? 私を命懸けで事故から守ってくれたよね」

 

『レイシフト開始まで3』

 

「.........また、守ってくれる?」

 

『2』

 

「────」

 

『1』

 

「っうん!!」

 

『全工程、完了。ファーストオーダー、実証を開始します』

 

 それでは特異点Fに、イクゾッ! デッデッデデデデカーン

 

 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

 




毎日投稿していますが本当は不定期更新なので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特異点F
想定外(イレギュラー)


この小説は先駆者兄貴達と同様に感想欄で好きに考察していただいて構いません。

というわけで初投稿です。


 目が覚めたら視界が真っ赤だったRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 >目が覚めるとあなたは廃れた廃墟のような街の中に居た。

 >周囲は所々から火の手が上がっており、辺り一面が火の海になっている。

 >その上、周囲には骸骨のような化け物が徘徊しているようだ。

 

 はい、というわけで特異点Fに無事飛ばされましたね。立香ちゃ達はどうやら居ないようです。まぁ立香ちゃ達と一緒の地点に飛ばされる方が確率的には低いからね、シカタナイネ。

 .........にしても手を握っていたのに一緒に飛ばされないとは一体。ボブは訝しんだ。

 

 まぁ元々チャート的に立香ちゃと行動することは想定していないので大丈夫です。

 

 さて、ホモ君が飛ばされた地点から1番近いのは..........お、どうやら冬木教会ですね。冬木教会はこの冬木市第3位の霊脈がある場所となっておりまして、個人的には第2位の遠坂家の方が何かと使い勝手が良かったのですが文句は言ってられません。上位の霊脈を引けただけでも御の字です。

 

 それではサーヴァントを召喚するために聖晶石を9個集めておきましょう。石が確定で落ちているところは全て記憶しているので強化魔術で走り回って回収します。立香ちゃの分を考えるならもう少し取っておきましょう。私はタイムロスになるので取りません。当たり前だよなぁ! 

 

 では倍速、行くどー! 

 

 冬木市の市街地はZEROのラストで聖杯の泥によって焼かれたままとなっていますので家などがありません。なので、できるだけエネミーと遭遇しないため遠坂凛みたいに建物の屋根を飛んでいくことが出来ないんです。

 

 そんな状態の冬木市ですが、ちゃっかりとアインツベルン城、穂群原学園、柳洞寺、遠坂邸、間桐邸、衛宮邸、冬木教会の7つは跡地として霊脈の効果は残ってるんですよね。まぁUNEIの意図としては召喚に必要な霊脈がなかったら詰むのでそういった配慮でしょう。

 

 私が遠坂邸に行きたかった理由ですが、遠坂邸では第四次聖杯戦争でAUO基、慢心王を召喚し、第五次聖杯戦争でシロウ(エミヤ)を引いたことからアーチャーに連なる縁が深いんですね。私が引きたいのはキャスターですが石は9個集めています。残る二騎のうちどちらかでアーチャーを引けたらかなり強い布陣になるのでは、と考えたのです。

 

 それに黒王のクラスはセイバーですしおすし。セイバークラスにはアーチャークラスが有効だって古事記にも書いてあるから。

 まぁ今回は冬木教会に行くんですけどね、初見さん。

 

 今更ですが冬木教会に行く理由はマシュの盾を介しての召喚ができ無いからですね。立香ちゃ達と合流してもいいのですが彼女達は常に動いているため、飛ばされた初期位置の場所によってはかなり時間を労します。その分、召喚の際には召喚陣を描く手間が省けますが、それでもタイム的に考えると飛ばされた地点から1番近い霊脈に行って召喚する方が早いです。

 

 立香ちゃ達と同じ初期地点になった場合は突発的なコミュが発生してタイムロスになり、聖晶石を集めるのが大変になるので結果的に1人の方が気楽です。

 

 お、そう言っている間に一騎召喚分の聖晶石が溜まりましたね。この調子でどんどん集めて早く召喚してしまいましょう。

 

 な ん で 等 速 に す る 必 要 が あ る ん で す か

 

 >あなたは背後から嫌な予感を感じ取った。

 >振り返ったあなたへ木製の矢が迫る! 

 

 ファッ!? いきなり奇襲とか聞いてないっすよ! 回避! 回避ー! 

 

 >あなたは間一髪でその矢を避けるが、頬を僅かに掠った。

 >HPが減少した。

 >よく見れば、視線の先では剣を持ったスケルトンが二体、弓を持ったスケルトンが一体、こちらを見ながらケタケタと顎を震わせている。

 

 なんだァ........てめェ.........! 

 突発奇襲イベントでタイムの邪魔しやがって! 頭にきますよ! (憤慨)

 もう許さねぇからなぁ! 

 

 こんな骨は頭蓋を叩き割ってやりましょう。もちろん、スケルトン全てぶち転がします。お前らはホモ君の糧となるんだよォ! 

 

 >あなたは帯刀していた刀を抜刀すると、強化魔術により強化した足で地面を蹴りあげる。

 >するとまるで弓兵のスケルトンを遮るように、あなたの前へ剣を持った2のスケルトンが立ちはだかった。

 

 ホモ君は剣術スキルを持っていないので補正はかかりませんが、体術によりそれもカバーできます。日本刀は2,3人ほど人を切れば鈍になると言われるほど刃こぼれしやすいですが、強化魔術を使えばなんてことはありません。なので腕と刀に魔術をかけて錆にしてやります。

 

 >あなたはスケルトンの眼前で沈み込み、勢いのままに刀を振り上げる。

 >豆腐を切るように一切の抵抗無く、スケルトンの1体を容易く真っ二つに両断した。

 >返す刀は間近に居たスケルトンを襲い、頭蓋を切り裂く。

 >2体のスケルトンはそのまま霊子になり、消えて行った。

 

 弓兵のスケルトンはあくまで遠距離攻撃なので近距離で弓を放つことはありません。弓兵なのにホモ君と距離感掴めないとか、やめたら? そのクラス。

 

 >仲間が倒された影響か、弓を持ったスケルトンは警戒して距離をとる。

 

 騙されては行けません、これは攻撃のためです。

 ダメだね、てめぇを殴り足りねぇぜ! (承太郎感)

 †悔い改めて†

 

 >あなたは一呼吸のうちに肉薄し、横薙ぎに刀を一閃した。

 >脊椎を切り裂かれたスケルトンは体が上下に泣き別れ、霊子と化して消える。

 

 終わり! 閉廷! 解散! 

 というわけで倒しました。最初の方なので経験値も美味しいですね。うん! 美味しい! 

 

 思わぬ邪魔がはいりましたがタイム的に見れば微ロスなので許してあげましょう...........とでも言うと思ったか! 

 ホモ君には悪いですがスタミナをほぼ使って駆け足で集めていきましょう。死ぬ気で走って、役目でしょ。

 

 それでは再び倍速倍速ゥ〜! 

 

 あっそうだ(唐突)

 

 今更ですがスケルトンエネミーには直死の魔眼が効きません。というより、直死の魔眼で見ても意味がありません。ホモ君が生物である以上、非生物にカテゴライズされるスケルトンエネミーの限りなく薄い死の線を見ることは困難だからです。まぁアサシン式の魔眼のランクなら見ることが出来るのかもしれませんが.........

スケルトンは脊椎が弱点ではありますが、ホモ君が見ることの出来る死の点が存在しません。なので真正面からぶち転がしてやりましょう。

 

 ちなみにサーヴァントにはどうかと言われると、直死の魔眼は効果があります。空の境界の方で両儀式が「生きているなら神様だって殺してみせる」と明言しているように、たとえ神という神秘とは言え生きているという定義に当てはまるなら殺すことが出来るのです。

 

 サーヴァントも神秘の一種であり、生きているのと同じですからね。まぁ神の場合は倒すと消滅=死という事なのですがサーヴァントの場合は倒すと座に帰る=死(?)という謎方程式なのでグレーゾーンではありますが。

 

 まぁ、あのヘラクレスでさえ殺せるので問題ありません。アキレウスも殺せるので不死身ではありません。つまりそういうことです(謎理論)

 

 あ、言っている間に二騎分の聖晶石が集まりましたね。倍速終わりィ! 

 それでは早速、冬木教会に向かっていきましょう。なるはやで。

 

 >あなたは背後から先程よりも強烈な死の予感に襲われた! 

 

.............ん゙? 

 

「■■■■■■■■────ッ!!」

 

 >あなたの背後から目にも止まらぬ速度でバーサーカーらしき影が襲いかかってくる! 

 

ぎゃ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!?!?!!? (大迫真)

 

 やめろォ! (建前)やめろォ! (本音)

 なんでシャドーヘラクレス(以下シャドクレス)がここにいるんですかねぇ!? お前、アインツベルン城から動かないはずダルルォ!? イリヤを守るんじゃなかったのかよォ!! 

 

 ちょ、ちょっと待って! チャートが! チャートが崩れるぅ!! 

 回避! 回避ー! 

 

 >あなたは脳が判断するより早く全身に強化魔術をかけて地を蹴り逃げ出した。

 

 ここはガン逃げの一択です! サーヴァントの強化もない今のホモ君では応戦ですらまともに出来ません! 

 

 .........ちなみにシャドクレスの速度とホモ君が強化魔術で逃げる速度ではシャドクレスの方が早いです。すぐに追いつかれます。

 なのでぇ........(ニチャア)

 

「■■■■■■■■────!!!」

 

 >バーサーカーはその巨大な石斧であなたを攻撃してくる! 

 >あなたは間一髪のところで自分と石斧の間に刀を挟み込みクッションとするが、その剛腕から放たれた石斧の衝撃は軽々とあなたを吹き飛ばす。

 

 シャドクレスに目的地までぶっ飛ばしてもらいましょう。

 人間一人ならシャドクレスが走るより早くぶっ飛ばしてもらえるので、距離短縮を狙えます。HPは反動などによって減っていきますがこのまま行けば間に合うでしょう。

 こちとら1万回以上走ってきとんじゃ! 馬鹿野郎お前、俺は勝つぞお前! (天下無双)

 

「■■■■■■■■■■■■────ッ!!!」

 

 >貴方に利用されたことを察したらしいサーヴァントは怒りの咆哮をあげる。

 >シャドウバーサーカーの速度が上昇した。

 

 今更怒っても無駄です。もう冬木教会は目に見えてますからね。へっへーん、攻撃できるならやってm.............

 

 >空中で無防備なあなたへシャドウバーサーカーが接近してくる。

 >あなためがけて石斧を振り上げた。

 

 アカーン! (宮川感)

 どんだけ殺意高いんだよお前ェ!? 待って、待って! このままじゃホモ君が死ぬぅ! 刀で受けるんじゃあ!! 

 

 >あなたは強化魔術を施した刀で再度シャドウバーサーカーの振り下ろしを防ぐ。

 >再び強烈な衝撃があなたを襲い、あなたの体は目にも止まらぬ勢いで地面へ叩きつけられた。

 

 おっぶえ! 

 何とか受けきりましたね。全身に強化魔術をかけておいて正解でした。地面に衝突した時のHPの減りは大したものではなかったです。

 

 >だが攻撃はまだ終わらない。

 

 は? 

 

「■■■■■■────ッ!!」

 

 >立ち上がろうとするあなたの正面にはいつの間にかシャドウバーサーカーが居た。

 >咄嗟に抵抗を見せるあなたの防御虚しく、シャドウバーサーカーの蹴りがあなたの腹部を穿つ。

 >腹部からいくつもの鈍い音が聞こえ、あなたはまた吹き飛ばされた。

 

 うおぉぉぉぉぉ!? 

 え、HPが一気に2割切ったんですけどぉ!? ひ、瀕死や! このままじゃホモ君もタイムもRTAも死ぬぅ! 

 

 >だがシャドウバーサーカーはそれ以上追撃することはせず、どこかへ去ってしまった。

 >あなたはシャドウバーサーカーから逃げ切った。

 

 ゆ る さ れ た

 いや、逃げ切ったという表現もおかしい話ですが.........。結果的には目的地に着いたのでままええわ。さて、ホモ君の状態は..........なるほど、肋全て骨折してますね。ですがこれなら今のホモ君の治癒魔術で直せます。さっさと治して教会内を探索してもらいましょう(無慈悲)

 

 >あなたは治癒魔術を使った。

 >HPが全快した。

 

 よし、治ったので教会探索行くどー! 

 

 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




暑くて溶けそうなので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紡いだ縁に壊れる運

筆が乗ったので初投稿です。


 謎のAIにより死にかけたRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 前回はシャドクレスヘッドコーチ迫真の乱入により痛烈な指導(物理)を受けたところで終わりましたね。ですがそのおかげでタイム的に見ればスケルトン達に絡まれた分を取り戻せました。一応、感謝しておきましょう(上から目線)

 

 それでは冬木教会を探索します。ここには聖晶石が一基召喚分まとめて確定で落ちているので早いとこ見つけてしまいましょう。

 

 さて、冬木教会では確定で落ちている聖晶石以外にも、ごく稀に触媒用の聖遺物が落ちている時もあります。まぁ私の体感では、500回走って1回出れば良い方でしょう。ついでにZEROやstay/night等で登場したアゾット剣もたまに落ちています。こちらはだいたい50回に1回くらいです。

 

 ちなみに50回に1回くらいと言いましたが本RTAがそろそろアゾット剣が出る周期になっているのでもしかしたら出るかもしれません。このアゾット剣は遠坂邸の方にも落ちていますので霊脈を遠坂邸から変えない兄貴達は是非1度やってみてはどうでしょうか。

 

 新たなRTAレギュとしてアゾット剣取得RTAというのも面白そうですね。

 

 >あなたは周囲を探索した。

 >めぼしい物は見つからない。

 

 あら、たしかここに落ちているんですが...........チャートにも......書いてますね? あっれれー? おっかしいぞぉー? 

 

 と、とりあえず別のところに行ってみましょうか。

 

 >あなたは別の所へ向かう。

 >あなたは周囲を探索した。

 >めぼしい物は見つからない。

 

 ツギィ...........

 

 >あなたは別の所へ向かう。

 >あなたは周囲を探索した。

 >めぼしい物は見つからない。

 

 つ、次ぃー........

 

 >あなたは別の所へ向かう。

 >あなたは周囲を探索した。

 >めぼしい物は見つからない。

 

 ウッソだろお前。やはりさっきのところに落ちてるはずなんだけどなぁ? もしかしてここの教会では確定で落ちている訳では無いのでしょうか? 

 時間的に考えて次かその次でラストですね。出なかったらどこかでリカバリーするとしましょう。

 

 >あなたは別の所へ向かう。

 >あなたは周囲を探索した。

 >めぼしい物は見つからない。

 

 まだ時間はありますね。次で最後にしましょう。

 

 >あなたは別の所へ向かう。

 >あなたは周囲を探索した。

 >めぼしい物は見つからない。

 

 あら...........ですが仕方ありません。気を取り直して召喚に移り.............

 

 >あなたは誰かが使っていた痕跡が見て取れる部屋を見つけた。

 

 お? 部屋ですか。部屋といいますと...........ああ。キレイキレイの私室ですね。ソファはもちろんホコリを被っていますし辺りも散らかってます。まぁ一縷の望みをかけてダメ元で探索してみましょうか。

 

 >あなたは周囲を探索した。

 >あなたは聖晶石×3を手に入れた。

 

 ヨシ! (現場猫)

 意外とやってみるものですね。..........しかし、聖晶石が確定で落ちているのはこの部屋じゃないはずなのですが..................。一応、チャートに記載しておきましょう。

 

 >あなたは更にある物を見つける。

 

 おぉ? 

 

 >それは全長50cm程の小剣だ。

 >華美な装飾は無いものの、柄にはなにやら埃で汚れた宝石が埋め込まれている。

 >あなたは謎の小剣を手に入れた。

 

 や っ た ぜ。

 

 やはりそろそろ周期だったようです。さてこのアゾット剣ですが、実を言いますとホモ君が今装備しているメイン武器の刀より性能が弱いようです。なにこれ、ただのゴミやん! 

 

 アゾット剣は強化魔術をかければかなり使えて今までも何度かメイン武器として使ってきたのですが、それを超えるこの刀は一体..........。

 

 まぁ貰うだけ貰って、立香ちゃにでも渡しましょう。これで少しは生存率が上がるはずです。

 

 ちなみにテキストは謎の小剣となっていますが、これはカルデアに持ち帰った際にダ・ヴィンチちゃんかロマニが見つけると名称がアゾット剣に変わります。もし謎の小剣というテキストが気に入らなかったら変えてみるのもアリですね。もちろん本RTAではそんなの全部無視しますし、立香ちゃに後で渡すので確定で名称は変わります。

 

 まぁ主目的の聖晶石は手に入れたのでレッツ召喚と行きましょう。霊脈がちょうど聖堂があるフロアになりますので、そこでお手製の召喚陣を描きます。魔術師なんだから召喚陣くらいかけるよなぁ!? 

 

 ではホモ君が召喚陣を書いている間に再度確認しておきましょう。

 私が狙っているうちの一騎はキャスタークラスです。欲を言えば二騎、最高は三騎なのですがまぁ現実的に見て一騎が順当でしょう。

 さて、その中でも文豪などから派生したキャスターが出た場合はリセ、アスクレピオスが出てもリセです。玉藻は..........そうですね、タイム的にもホモ君の現在の装備的にもリセは中々来るものがありまして。

 

 まぁ.........出たらその時はその時で......ね? まさか本当に出るとも決まってないですしね? (フラグ)

 

 さて、そう考えると残りの二騎ですが、一騎は後方からガンガン殴れるアーチャー、一騎は次の特異点のためにアサシンが欲しいところですね。まぁ理想は所詮理想ですので、堅実にキャスタークラスだけは願いましょう。

 私が具体的に狙っているのは、冬木ということでメディア辺りですね。stay/nightの方ではメディアが強化したマスターによって最優のクラスと言われるセイバーのアルトリア相手に楽勝で勝つくらいですし。

 

 それに彼女、宝具の破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)がかなり強いです。この宝具、割と黒王に刺さります。

 

 私が調査に調査を重ねた結果、このゲームのサーヴァントによるマスター強化率はレアリティによるものではなく、そのサーヴァントの生前の格が関係しているようでして、この仕様によってメディアもかなり使えます。そしてなんと原初のルーンを操る槍スカサハでもキャスターに負けない強化率を叩き出しちゃうんですね。

 

 ちなみに強化率の最低値はキャスタークラスのクーフーリンです。やはり彼はドルイドの側面ではなく魔槍を授かった側面の方が強く、今のホモ君を強化すると以前話したサーヴァントの防御力をギリギリ突破する値になります。もちろん文豪などから派生したキャスターは論外も論外ですが。違うクラスにも負けるとかやめたら? そのクラス。

 

 しかしクーフーリンが召喚されることはありません。このゲームをやっている兄貴達ならもうお分かりでしょうが、実際にキャスター側面のクーフーリンは顕界しており、立香ちゃと契約を結んでいます。1つの特異点において側面は違えど同じ座からのサーヴァントは召喚されない仕様となっておりまして、もしクラスが違うサーヴァントを召喚したいのならカルデアからの召喚に限られます。

 

 話しているうちにホモ君が召喚陣を描き終えたので重度のお祈りゲーの開始です。

 

 >あなたは英霊召喚陣の中に聖晶石を全て投げ入れ、英霊召喚陣を起動した。

 >そのままあなたは言の葉を紡ぐ。

 >縁を手繰り寄せるその呼び声を。

 

『告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に、聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。誓いを此処に。

我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。

 

汝、三大の言霊を纏う七天。抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!』

 

 >あなたの言葉に呼応するようにして、英霊召喚陣がバチバチと音を発しながら輝き始める。

 

 キャスタークラス来てくださいお願いします何でもしますから! 

 

 >英霊召喚陣が強い光を放ち始める。

 

 これは..........もしかして、あるのかもしれませんよ。

 

 >英霊召喚陣が虹色に輝き始めた! 

 

 勝ったな風呂入ってくる(RTA放棄)

 とまぁ冗談は置いといて、やりました。星五鯖確定演出です。いやー、何この綺麗な色。本当に芸術的ですね〜。

 

 やっぱりね、シャドクレスとか立香ちゃとかね、ガバの後には運が着いてくるんですよ。やっぱりぃ.........RTA走者力ゥ..............ですかねぇ。

 

 >あなたが所持していた小石が突如動きだし、英霊召喚陣に消えて行った。

 

 ん? 小石さん? 

 

 >続いて、あなたの眼前に行方不明だった鏡が現れ、同様に英霊召喚陣へ消えて行った。

 

 ちょ、ちょっと? なんですか? この演出。

 

 >最後に、あなたの目に強烈な激痛が走った。

 >HPが減少した。

 

 ちょっと待ってください!? ホモ君のHPがどんどん減って行ってるんですけど!? ダメですよこれ! まずいですよ!! 

 

 >痛みに耐えながら顛末を見守っていたが、英霊召喚陣から放たれる余りの光量にあなたは思わず目を瞑ってしまった。

 

 あっ、収まった.........。おかしいですねぇ、召喚の際にHP減少なんて聞いたことないんですが..........。

 

 Wikiにも書いてませんけど? 

 

 ま、まぁ今は召喚したサーヴァントを見てみましょうか。

 

 >英霊召喚陣の光が収まったそこには、3人の人物が立っていた。

 

「サーヴァントセイバーのクラス、両儀式。召喚に応じ参上しました。必ず、私が助けてみせるわ。素敵なマスターさん」

 

 >茶色の髪に白い着物が特徴的な、その女性。

 >名を両儀式というそのサーヴァントは、たおやかな仕草であなたへ笑った。

 

 まず1人目は両儀式ですか。まぁ、いいと思いますよ。アサシンではなくセイバーのサーヴァントなので出力も全体的に上がっていますし、宝具も射程人数は比較的多いですから。ホモ君がいるので前衛は必要ないんですけどね、出てしまったものは仕方ないです。

 

 気を取り直して次ィ! 

 

「サーヴァント、キャスター。アナスタシア.........とこの子はヴィイ。あなたの障害となる物は、今度こそこの私が全て凍結させましょう。というわけで、この子共々よろしくね! マスター!」

 

 >白銀の長い髪に、ドレスを着た少女、と人形。

 >アナスタシアと名乗ったサーヴァントはあなたへ向けて友人のような友好的な笑みを浮かべた。

 

 あ^〜いいっすね^〜。原作では敵キャラと仲間キャラでギャップ萌えから死にそうになったアナスタシアですね(走者話)

 マジで何だこのサーヴァント、可愛すぎか? いやー、もう残りのサーヴァントいらないっすよ! 俺この皇女様だけで人理攻略するぅ! ヴィイ共々まとめて面倒見てやるよォ! 

 

 .........コホン、冷静に。イッツソークール。さて、サーヴァントとしての彼女は普通に強いです。攻守ともに優れ、ヴィイの透視の魔眼により見たところが弱点になるという特性があります。まぁホモ君には直死の魔眼があるのでほぼ必要ないのですが、直死の魔眼が効かないスケルトンなどのエネミーに対してはかなり有効でして、宝具も射程人数はめちゃくちゃ広く、広範囲殲滅に長けています。

 

 いや〜推しな上に強いサーヴァント引けたのでもう満足ですよ。よし、後は何でも来い! 

 

「みこーん! っと参上! あなたのキャスター、プリチー玉藻ちゃん! 全ての可能性を集めてここに見参ッ! よろしくお願いしますね、マスター♡」

 

 >狐耳に九本の尻尾、青い着物を羽織った女性。

 >妙にしっくりくる玉藻の前という名の女性は、笑顔混じりにあなたへウィンクを飛ばした。

 

イ゙ヤ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!! (大迫真)

 

 確かに何でも来いとは言ったけどさぁ!? よりにもよって最後がお前かよォ!! ふざけるな! ふざけるな! 馬鹿やろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! (台パン)

 

 チャートが! 私のチャートがァァァ! 壊れる、壊れていくぅぅぅぅ...........

 

 なんでだよぉ..........どうしてこうなるんだよぉ............うあああ...............

 もうダメだ、おしまいだぁ..............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と思っていたのか? (ブロリー感)

 俺のターン! ドロー! 再びオリチャー発動! 

 つ づ け ま す(オリハルコンの意思)

 

 こんな所でおわれっかよォ! 近年稀にミラーな良環境を捨てられるわけないよなぁ! 

 

 死ぬのはタイムじゃねぇ! 作者のメンタルじゃァァァァァ! (大吐血)

 

 馬鹿野郎お前、俺は勝つぞお前! (天下無双)

 

 とまぁ、発狂しましたが冷静に理由をば。イッツソークール.............竹書房ァァァァァァァァァ!! (ドゴォ!)

 

 さて玉藻の前ですが、地雷ではあるもののフラグ管理をしっかりとすれば貴重な戦力になります。それに、ね? なんか尻尾が9本ありますがそんな彼女は全盛期も全盛期。宝具は桁違いに間違いありません。と言うより、そうでないと許しません。未来への投資という意味も含めて、このまま行きます。

 

 再度言いますが死ぬのはタイムではありません、作者のメンタルです。

 

 ハハッ♪ (ガバなんて)ぶち転がしてやる♪ 

 

 というわけで今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました




ホモ君

類稀なる豪運とありえない特大ガバが共存するRTA走者の操作機。走者は今回のサーヴァントの召喚セリフが()()ことに気づいていない。1万回以上走っている実力はどこ...........ここ.......?

サーヴァント ホモ君
    33ー4


Q.
先駆者兄貴と同じ鯖被りして恥ずかしくないの?
†悔い改めて†

A.
やっぱり.........出力が、ね?

連続投稿したので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

向かうべき場所

考察してくれてる方がいて嬉しいので初投稿です


 豪運と特大ガバは表裏一体なRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 ........はい、というわけで前回かなり開き直りましたが、キッツイ。ほんと、アルターエゴの側面ならまだ良かったのに、よりにもよってキャスターを引いてしまいましたし............。

 

 .........ん? そういえば今回召喚した玉藻の前、尻尾が9本ありましたよね? 確か2部のタマモヴィッチって本家の玉藻の前から枝分かれしたアルターエゴの側面で、ビースト化できる上に愛玩の獣でしたよね...........? 

 

 その尻尾は9本ある玉藻の前に搭載されているわけで。

 

 .........これ、特大の地雷引いたのでは? (正解)

 

 なんでしょうかこれ、世界記録出す時より緊張してきたんですけど。ま、まぁ今は大丈夫ですし? 問題ないですよ。..........ないよね? (滝汗)

 

 とりあえずHPゲージが減っているので治癒魔術を使ってホモ君を回復させた後、好感度上げに軽い交流をば。特に玉藻ぉ! 

 

 >あなたは治癒魔術を使った。

 >HPが回復した。

 

 ヨシ! (現場猫)

 

 では好感度をあげるためにヘラヘラと媚びへつらっていきましょう。特に玉藻の前には必要に絡んで起きます。...........絡ませてくれたらですが。

 

 >あなたは召喚した三騎のサーヴァントへ現状の説明と自己紹介をしようとして、妙に首が冷たいこと気づいた。

 >あなたは思わず驚愕した声を上げる。

 

「ナイスよヴィイ。初手はこちらが有利ね」

 

 この悪戯皇女.........節操なしverじゃないっすか。許すに決まってんでしょ可愛すぎか? 

 

 にしても向こうから交流を図ってきましたね。これはいい兆候です。いい感じに場が和んでいるのでさっさと済ませましょう。

 

 >あなたは現状の説明を兼ねた自己紹介を終えると、力を貸して欲しいと三騎へ頭を下げる。

 

「ええ、もちろん。私はそのためにここにいるもの」

 

「私の悪戯に寛容な貴方は好ましく思います。もちろん、巫山戯たけど真面目にやるわ」

 

「お任せ下さいっ♪ マスターの願い事、必ずやこの玉藻がみこーん! っと解決してご覧に入れましょう!」

 

 >三者三様ではあるものの、どうやらあなたへ協力してくれるようだ。

 

 掴みは上々のようですね。特に玉藻の前。ビーストクラスでない可能性が微レ存.........な訳ありませんね。ですが言う事を聞いてくれるのは嬉しい誤差です。このままちゃんと轡を引いておきましょう。

 

 それではこれから冬木教会を出て黒王の所へ向かいます。もし召喚する場所が柳洞寺だったらそのまま大空洞が直下にあるのでサーヴァントに地面を破壊してもらうなりなんなりするのですが、今回は教会の方が近かったのでまぁいいでしょう。

 

 それでは外へ行きまっしょい。

 

 >あなたは踵を返して教会の外へ向かおうとした。

 >踏み出したあなたの足の下はいつの間にか氷となっており、そのまま滑って顔から地面に倒れ込んでしまう。

 >HPが減少した。

 

「クスクス、また引っかかったわね! マスター」

 

「キャスターさん、やりすぎよ」

 

「そうですよアナスタシアさん。マスターは急いでいるんですから」

 

「フフフ........ごめんなさい。久しぶりだったから」

 

 まぁ可愛いし微粒子レベルなんで許したるわ(寛大)

 

 アナスタシアを引くとこうやってホモ君に悪戯してくる時があります。それにしても節操なしverは好感度が一定以上でないとやってこないはずなんですけどね? 

 

 初期の好感度ですと、大体は好奇心旺盛な彼女なので向こうから交流してきますが、それはカルデア限定のはずなんですよね。タイムには大して影響がないので気にしませんが.............ま、考えても仕方ないですね。

 

 さて、それでは今度こそ柳洞寺へ向かいましょうか。

 

 いつもの倍速倍速ゥ〜! 

 

 それでは倍速している間に本チャートでのこの後の立ち回りをを説明します。まず柳洞寺に行く途中から頻繁に飛び道具がホモ君を狙ってきます。これは地下の大空洞に繋がるところをシャドウアーチャーが見張っているからですね。ママお前セイバーに対して過保護すぎかよ。

 

 まぁ飛んできますが基本的に私のPSでは無駄無駄ァ! なので適当に避けつつ進みます。初見時、柳洞寺ルートを通った時に頭を射抜かれた兄貴達は少なくないはずです。私もその一人でした。

 

 このゲームはフロムと同等かそれ以上に初見殺しとNPCの死亡フラグが乱立しますし、サーヴァントなんていつ爆発してもおかしくない特大の爆弾を抱えているようなものですからね。結局は慣れってやつです。

 

 話を戻しますがアーチャーの攻撃を避けつつ柳洞寺に着いたら、アナスタシアと玉藻の前に強化してもらったホモ君でママを経験値に変えてやりましょう。特に玉藻の強化率は一尾の時ですらスカサハ=スカディとタメを張るくらいですからね。今回は九尾なんでとても楽しみです(ゲス顔)

 

 そしてママを倒した後に立香ちゃと合流していなかった場合はそのまま黒王の元へ行きます。というよりママを倒したらムービーが入って黒王がモルガンしてしまうため地盤が崩れますので、向こうから招待してくれます。

 

 黒王ツンデレか? .........ツンデレだな(確信)

 

 まぁ合流していなくても黒王戦中には必ず合流するという仕様があるので特に気にする必要もありません。まぁ立香ちゃのストレス値とフラグ管理がとんでもないことになるけどな! 

 でもそれ以上に管理が面倒なキャスターが約1名いますのでもう私に怖いものはありません。宇宙級のガバをやらかすとビースト三騎でここを攻略する羽目になるらしいっすよ? 

 

 あれ......? まだ画面は倍速していますね。これ以上何を話そうかな............

 

 あっそうだ(唐突)

 

 少し早いですが黒王戦のことを話しておきましょうか。かの騎士王と名高いアルトリアが聖杯の泥によって汚染、反転した姿ですね。彼女はほか先駆者兄貴達も口を揃えて言うようにフロムの権化とも言える初見殺しのオンパレードです。まず特筆すべきはその火力でしょう。

 

 やはり大聖杯のバックアップを受けているため一撃でも入れられたら簡単にHPが6割ほど吹き飛びます。宝具なんて並のサーヴァントですら瀕死まで持っていく威力ですからね。仮にホモ君がその手の有名なバーサーカーを召喚したとして、黒王とぶつけたとしましょう。軍配は向こうに上がります。

 何を言っても、やはり大聖杯のバックアップのせいです。ステータス値も大幅に上昇しているため、バーサーカークラスでさえ筋力対抗ロールで普通に負けます。

 

 続いては攻撃範囲です。彼女は反転ということで風王結界が無いのですが、彼女が振った剣からオーラが噴き出すので、近距離で後方に避けるのは絶対にやめましょう(185敗)

 ですがオーラは彼女が振った剣の方向にしか放出されません。なので袈裟斬りをしてきた場合は左右どちらかに全力で回避、突きを繰り出してきても同様です。横薙ぎの攻撃は武器で防ぐか迫真の土下座で避けましょう。

 

 ここまで言いましたが一番注意するのはどれでもありません。

 彼女と敵対して一番警戒すべきなのは、魔力放出です。彼女、一部の走者からは人間ロケット等と皮肉を言われています。

 どういうことかと言いますと、距離を詰めてくる方法として彼女の場合は走るのではなく魔力放出でカッ飛んでくるんです。当時の私はこの対応が苦手でPC版特有のメメントモーションに入った時もありました(560敗)

 死にムーブとして、魔力放出でカッ飛んで肉薄→袈裟斬りで剣+オーラを叩き込まれる→HP瀕死

と言った感じです。まぁ今ではそんな事ありませんが、プレイ1000回くらいまでだいたいこれで死んでました。

 

 さてここまでお話しましたがそんな相手にも勝つことは出来ます。簡単な話、サーヴァント三騎でタコ殴りにしてやればいいのです。いくら最優のクラスと言えど所詮は一騎、数の暴力には勝てません。

 

 ちなみにホモ君を戦わせた場合は今の私のPSだとそれなりに時間がかかってしまうので効率重視で行きます。勝てない訳では無いんですよ? 時間がかかるだけで(言い訳)

 

 さて、そろそろ倍速が終わって...........ん? 

 

 >あなたは柳洞寺に到着した。

 >内部には底が見えない大穴が空いている。

 

 あるぇ〜............? アーチャーどこ........ここ.........? 

 っていうかもしかして立香ちゃの方が早く到着した感じ? そういえば倍速画面でも道中で弓矢が飛んできませんでしたし..........

 

 でもおかしいですね。チャートだと立香ちゃ達が到着するのはもう少し遅いはずで、確実にホモ君の方が早く着く構成なのですが。

 

 .............あっ(察し)

 

 もしかしたら序盤のスケルトンとか冬木教会で余計に探索した分が響いたのかもしれませんね。まぁ仕方ないので、このまま飛び降りてさっさと立香ちゃ達と合流してサクッと倒しちゃいましょう。大穴が空いた時間の次第では立香ちゃがぶっ殺された後だったりしますからね(554敗)

 

「やはり何度見ても大きい穴ですね。マスター、やはりここは慎重に............って、あの! マスター! ちょっと!!」

 

 >あなたは玉藻の前の制止を振り切って、なんの迷いも無く大穴へ飛び降りた。

 

「ちょ、ちょっとマスター! 気が早くないですかぁ!?」

 

「あら、いつもの事じゃないかしら。それじゃ.........えいっ!」

 

「この私を差し置いて紐なしバンジーなんて。ずるいわよマスター!」

 

 お、ちゃんと着いてきてくれてますね。なんか約一名だけすごく楽しんでいるような気がしますがまぁ気にせず行きましょう。戦力になればそれでいいのです。

 

 さて、実はここで小技。体術のランクがB以上でなおかつ強化魔術がC以上であればなんと壁走りができるようになります。そしてホモ君の強化魔術はC、体術はB。これはもう.........やるしかねぇな! 

 

 >あなたは全身に強化魔術を施した状態で落下する方向に倣って壁を蹴る。

 

 よし、出来ましたね。あとは重力加速度を利用して音速並みに駆け抜けていきましょう。

 

 >あなたは人間の肉体が耐えうる速度を超えた。

 >HPが減少した。

 

 というもののあまり減っていません。このまま走りましょう。

 

 >向かい風があなたの体を殴りつけるようだ。

 >HPが減少した。

 

 問題ありません。早く行かないと立香ちゃが死んでしまうかもしれません。

 

 >あなたの体からいくつかの血飛沫が飛び散る。

 >HPが減少した。

 

 最終的に立っていた方が勝ちなので突っ走ります。そろそろ大空洞が見えてくるはずなんですよね。

 

 >あなたは大空洞へ辿り着いた。

 

 よし、着きました。それでは状況の確認をしましょう。お、立香ちゃ達が居ますね。

 

 見た感じ、立香ちゃ達もさっき着いたのでしょう。まだ戦闘には移行していません。.........よかった。

 さて、それでは相手の方を...........は? 

 

は!?(大声)

 

 なぁーんでシャドクレスとマッマが黒王と一緒にいるんですかねぇ!!? シャドクレスはアインツベルン城に帰ってマッマはキャスニキが倒したんじゃねーのかよォ!? 

 

 >あなたはしっかりと地面に着地した。

 >あまりの衝撃に足から鈍い音がいくつも響く。

 >HPが減少した。

 

 この状態を立香ちゃに見られると彼女のストレス値が跳ね上がるので治癒魔術を使います(早口)

 

 >あなたは治癒魔術を使った。

 >HPが回復した。

 

 ヨシ! (現場猫)

 

 回復したはいいもののどうしましょうかね.........まぁ、何とか対応はできるんですけど............

 

「元哉ぁ!!」

「元哉先輩!」

 

 >立香とマシュの悲鳴にも似た声があなたを呼ぶ。

 >あなたは前方から強烈な死の予感を感じた。

 

 はっ? 

 

 >あなたへ向かって、光すら飲み込む禍々しい漆黒の豪砲が放たれた。




次回は例の如く小説だと思います。たぶん。きっと。

というわけで失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

加勢

初めての小説形式ですので実質初投稿です。


本条元哉というマスターは、私にとって特に記憶に残ることの無い男だった。特筆した才能など皆無なのに、最後まで足掻いてみせる。戦闘続行のスキルを持つ英霊ですら苦笑いした程だ。

 

肩を並べて戦うなら、まだ円卓の面々の方が頼りになると思った。私達の関係はマスターと使い魔、それだけだと。

 

「俺は諦めたくない。未来のため、皆のために。だから力を貸してくれ」

 

私が否定した時、お前はそう言ったな。その真っ直ぐな目で、なんの根拠もない希望を持って。

 

正直、馬鹿だと思った。だって、お前にはその才能がない。世界を救う為の才能なんて、お前にはこれっぽっちもなかったのに。それでも私にお前はそう言った。

 

協力してやる理由は英霊の座に登録されていたから、この馬鹿な男の人生を笑ってやろうと思ったから、その程度だったか。でもお前は、私の予想など遥かに超えて、仲間と共に奇跡を起こしてくれる。

 

馬鹿な突撃女を超え、文明の破壊者を防ぎ、英雄達の海を渡り、霧の街を駆け抜け、大陸の戦争を止め、絶対的な法を壊し、神殺しを成し遂げ、そして人理を守った。

 

私が見たお前は、場を重ねる毎に輝いて行った。経験して行くうちに、私が知っているお前とは似ても似つかないようになって。

 

そしていつの間にか、その成長に私は笑うようになっていた。元の私とは別人とも言える私が、だ。

 

あなたと過ごした場所、時間、それが私を絆すきっかけとなったのだろう。誰がなんと言おうと、そうに違いない。自然とあなたと過ごした時間が心地よかったのだ。

 

最後の日、最後まで残っていた私にもあなたは変わらぬ顔を向けてくれた。少し寂しそうではあるが、どこかそれを認めている顔を。私は最後に言う言葉を決めていた。あなたへ最後まで言えなかった言葉を言おうと待っていたのだ。

 

そしてその刻はやってきた。最後まで言うことのなかった、あなたへの礼を。あなたへ伝えるために口を開き、そして───

 

 

 

 

 

───()()()()()()()()()()

 

「..........は?」

 

私はいつの間にかあの場所にいた。彼と初めて出会ったあの場所に。

 

そしてそれが、地獄の始まりだった。

 

 

 

 

1回目。

 

私はあなたを見つけ、契約を結んだ。

 

しかしあなたは言ったな

 

特異点を攻略しに行く

と。

 

 

 

 

 

2回目。

 

また同じ場所に居た。

 

同じようにあなたを見つけた。

 

また私はあなたと契約を結んだ。

 

そしてあなたはまたも言うのだ、特異点を攻略しに行くと。

 

 

 

 

 

5回目

 

言うべきことは分かっている。

 

あなたが言うこともだいたい分かった。

 

私は、あなたのために戦おう。

 

 

 

 

 

50回目

 

まだ終わらない。

 

どういうことだ?まさかこの世界が特異点だとでも言うのか?

 

嗚呼、またあなたが来た。

 

分かっている、皆まで言うな。

 

 

 

 

 

200回目

 

また、まただ。

 

いつまで続ければいい?

 

また、来たな。

 

さぁ、行こうか。

 

 

 

 

 

 

900回目。

 

終わらない、終わらない。

 

世界はまたも塗り替えられた。

 

分かっている。分かっているさ。

 

また行こう。

 

 

 

 

 

 

2000回目

 

死んだ、マスターが死んだ!

 

何故だ、何が間違っていた!?

 

私は同じようにやっただろう!

 

何がいけない。どうなっている。誰か教えてくれ。

 

 

 

 

 

 

5000回目

 

死んでも終わらない。

 

死んだその時点で世界は塗りつぶされる。

 

繰り返す。そこに他者の意思は関係ない。

 

マスター、本当はお前のせいじゃないのか?

 

 

 

 

 

 

7000回目

 

決めたよマスター。

 

私はお前を殺す。あなたを救っても終わらないなら、逆に殺してやる。

 

あなたのために、私のために。

 

もうあなたをマスターなどとは呼ばない。

 

 

 

 

 

 

10000回目

 

私を超えたのに、またやってきたのか。

 

それでも終わらないなら、また私が殺してやろう。

 

さぁ、超えて見せろ元哉。

 

お前が死んだその敵を超えるまで。

 

 

 

 

 

 

■■■■■回目

 

いい加減、飽きた。

 

お前は何度でもやってくる。

 

私は何度でもお前を相手する。

 

時間が惜しい。

 

 

 

 

 

 

■■■■■回目

 

殺す。殺す。殺す。

 

私に出来るのはそれだけだ。

 

さぁ、次はどうやって狩ろうか。

 

どうやれば効率的だ。

 

 

 

 

 

 

■■■■■回目

 

記録更新だ。

 

またも私は最速でお前を殺した。

 

さぁ、お前は何度でも来るのだろう?

 

..........あと何度来れば、お前は折れてくれる?

 

 

 

 

 

 

■■■■9回目

 

時間の感覚など、もう私には残っていない。ただ、殺意の無い相手を殺すことだけを考える。

 

嗚呼、今回は遅かったな。先に他のマスターが来ていたぞ?

だが生憎、私がやることは変わりない。

 

「...............卑王鉄槌、極光は反転する。光を飲め。約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)!!!」

 

さぁ、死ぬがいい。超えれるのなら超えて見せろ。今回のお前はどっちだ?本条元哉。

 

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

 

 

元哉へ向かって放たれた、光すら飲み込む禍々しい漆黒の豪砲。それは完全に彼へタイミングを合わせたものであり、サーヴァント1人すら連れていない彼に防ぐことは出来ない。

 

アルトリア・オルタはそれを()()()()()

 

だから確信する、今回は勝ったと。また世界が塗りつぶされ次へ移行するのだと。

 

だがアルトリア・オルタが己が勝ちを確信したその瞬間でも、本条元哉は笑っていた。

 

残光、忌まわしき血の城塞(スーメルキ・クレムリ)!!」

 

一瞬にしてそこに現れた、壮麗かつ堅固な城塞。ロシア各地に点在したという城塞を再現する宝具、それを使えるのは彼女しかいない。

皇帝(ツァーリ)の血を引く皇女、アナスタシア・ニコラエヴナ、ロマノヴァ。

 

彼女の宝具は己がマスターを城の中に囲み、豪砲と真っ向から衝突した。並のサーヴァントなら防ぐことすら出来ずに蹂躙されるはずだが、未だに堅固な城塞は此処に在る。

 

アルトリア・オルタの表情が曇る。反対に穴から降りてきたアナスタシアは笑う。

 

やがて消えゆくアルトリア・オルタの宝具に一切負けること無く、亀裂ひとつすら見当たらない堅固な城塞は見事に己がマスターを守りきって見せた。

 

「大切な人を傷つけるというのなら、あなたでも容赦しませんよ。セイバー」

 

元哉に接する時とは似ても似つかない底冷えする様な低い声で、アナスタシアは宝具を放ってきたアルトリア・オルタを睨んだ。

 

「元哉!」

 

「元哉先輩!」

 

宝具が解除されて地面におりた元哉へ、立香やマシュ達が駆け寄ってくる。特に立香は目頭に涙を浮かべながら心配げな表情で元哉の体に触れる。

 

「っ馬鹿!マスター!よそ見してんじゃねぇ!」

 

「っ!」

 

立香が契約しており、今現在シャドウアーチャーと戦闘中のキャスターの声によって彼女は我に返る。指示が遅れてしまい、対応が追いつかない。前方からはシャドウバーサーカーが迫ってきており、とてもマシュ一人では塞げないだろう。

 

「盾の人、そのまま攻撃を受け止められるかしら?」

 

「っはい?........やります!」

 

どこからともなく聞こえた声に一瞬だけ戸惑ったマシュだが、咄嗟の決断によりシャドウバーサーカーの一撃に構える。振り下ろされたバーサーカーの剣がマシュの大盾とぶつかり合って甲高い金属音をあげた。

 

「■■■■■───!!」

 

「っ重............!」

 

「うん、上々よ。ありがとう」

 

その声の正体は、突如として現れる。霊体化していた両儀式が空中で身を翻し、バーサーカーへ向かって回し蹴りを繰り出した。

突然の奇襲に大英雄の格落ちと言えども反応出来ず、軽々とその巨体が吹き飛ばされる。

 

「まさか、そんな偽物程度で私に勝てるわけがないでしょう?」

 

嘲笑混じりに言い捨てた彼女はそのまま起き上がってくるバーサーカーを見据える。

 

「マスター、あれは私と盾の人に任せて。あなたも、それでいい?」

 

「私は大丈夫ですが...........その、マスターの意見が」

 

「マシュ、任せるね」

 

「..........はい!」

 

再び一人の英霊と半英霊(デミ・サーヴァント)はバーサーカーに向かって行く。その時、立香のリストバンドにホログラムのロマニが映し出された。

 

『そこにいるのは元哉君で間違いないかい!?はぁ〜、良かった、どうやら無事だったようだね!』

 

「ああ、無事だ。問題ない」

 

『ちょ、元哉!?元哉なのね!通信くらい出なさいよ!』

 

ロマニを押しのけて今度はオルガマリーが映し出される。どうやら2人とも無事だったようだ。

 

「すいません、どうやら通信の調子が悪かったみたいで」

 

『全くもう!こっちはあなたと連絡がつかないから大騒ぎよ!だいたいね、連絡もなしに────』

 

『まー!まー!所長、今は落ち着いてください。..........とりあえず積もる話はあとだよ、元哉君。今は生き延びることだけを考えて』

 

「分かった」

 

そこでホログラムは消える。しかしどうやらこちらの映像は伝わっているらしく、立香のリストバンドの画面は発光していた。

 

「ちょおーっと!さっきとんでもないことやらかしそうになったでしょう!マスター!」

 

「んひゃあ!?何!?誰!?」

 

突如元哉達の背後から現れた玉藻の前に立香は間の抜けた声をあげた。一方でぷくーっと頬を可愛く膨らませた玉藻の前はずいっと元哉に迫る。

 

「丁度良かった。玉藻、俺を強化してくれ」

 

「っ........あなたという人は!もう!」

 

「ついでに立香の護衛も頼むぞ」

 

「分かりました。分ーかりました!玉藻ちゃんもうどうなっても知りませんからね!」

 

「助かる」

 

「もう!これは帰ったら見返りプリーズですよ!」

 

文句を言いながらも玉藻の前は渋々、呪術を元哉の体に刻み込む。一件してみればなんともないように見えるが、内部には伝説の九尾が施した最上位の神秘性と強化が含まれている。元哉自身も、力が漲ってくるのをその肌で感じていた。

 

「立香、彼を下がらせてアナスタシアの援護に回せ」

 

「ええ!?でもそうしたら誰が相手するの!?」

 

「俺が行く。安心しろ、俺は負けない」

 

そう言うなり、立香の言葉を聞く耳持たず歩き出た。神霊クラスのサーヴァントの強化により飛躍した身体能力、さらに自前の強化魔術を施すことによって並のサーヴァントと同じか、それ以上の力を引き出す。

 

やがてシャドウアーチャーと一旦距離をとったキャスターの横に元哉は並んだ。

 

「..........テメェ、何者だ。何だ、その内から溢れ出る強い神秘は」

 

「やはり複数の魔力が混在しているせいで感じ取れないようだな。下がれ、キャスター。お前が知りたい事柄は全てお前のマスターの元にある」

 

「おいおい、お前マスターだろ!冗談キツイぜ?」

 

「まぁ見ていろ。それと、マスターの言う事は聞いておけ」

 

自身を越えてシャドウアーチャーの方に歩き出す元哉をもちろんキャスターは止めようとした。だが、その手は後方からの声によって阻まれる。

 

「キャスター!」

 

「ッ!!マスター、正気かよ!?」

 

「大丈夫!元哉を信じて!」

 

主の瞳には絶対的な自身の色が浮かんでいた。一切の嘘はなく、それを信じて疑わない目だ。

 

「........おい坊主、英雄同士の一騎打ちを邪魔したんだ。分かってんだろうな?」

 

「任せろ」

 

「.........チッ」

 

元哉が後ろ背に軽く手を振ったのを見てキャスターは立香の元へ下がった。そうしてその場に残ったのはシャドウアーチャーと元哉のみ。互いに一定の距離で立ち止まった。

 

「まさか、自殺志願者かね?人間がサーヴァントに挑む等、愚かすぎると思うが」

 

「愚かかどうかは、戦ってから決めるといい」

 

そう言い捨てれば、元哉は腰に帯刀していた刀を抜刀する。それと同時に、眼鏡も外した。

 

「直死」

 

彼にとっても久方ぶりである終末の世界。あらゆるものに青と白の交じった線が入っており、それは目の前のシャドウアーチャーも例外では無い。

 

「まさか、魔眼だと!?」

 

「生きているなら、神様だって殺してやるさ」

 

元哉は強化魔術を全身と刀に施し、シャドウアーチャーへ向かって行った。




乱戦を書くのが難しいのでこの先どうなるか分からないため失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三つ巴

妄想と想像を混ぜたので初投稿です。


 その広い空間で、三つの戦闘が同時進行していた。一つはシャドウバーサーカーへ立ち向かう両儀式とマシュ。一つはサーヴァント同士のような戦闘を繰り広げるシャドウアーチャーと元哉。一つは暴力的なまでの力を叩きつけるアルトリア・オルタに応戦するアナスタシアとクーフーリン。

 

 その戦闘は敵方のサーヴァントとしても異常と言わざるを得ない。たとえキャスタークラスのサーポートを受けているとはいえ、人の身でありながら英霊と渡り合うその男、本条元哉。

 

(剣の扱いにおいては素人............だが、こちらの剣が届かないッ.......!)

 

 鶴翼三連を会得しているシャドウアーチャー、エミヤ。かつて違う世界線では”クランの猛犬”と渡り合って来た猛者。そのエミヤを以てして一太刀浴びせることすら未だにできていない状況。

 

「考え事とは余裕だな」

 

「ッ!!」

 

 元哉が繰り出す横薙ぎの一閃。それをエミヤは投影した干将・莫耶の双刃にて受け止める。だが、その双剣はまるで熱したナイフでバターを切るようにするりと切断され、同時にエミヤが持っていた柄もパラパラと砕け落ちる。

 

 今、元哉は干将・莫耶を所持していた刀で”殺した”。

 

 ───直視の魔眼

 

 所有者が死を理解している、もしくは死の概念を有するあらゆる物の死の線、点を視認する事が可能になる超能力の一種。魔術協会最高ランクである虹に該当する魔眼でもある。

 

 元哉の場合は青と白が混じった線が見える。だが見え方はどうであれ、それが終末の世界であることには変わりない。凡人や一般的な魔術師でさえも発狂するレベルであることも。

 

 そしてその魔眼こそ、エミヤの最も警戒しているものだ。

 

投影開始(トレースオン)

 

 再び干将・莫耶を投影する。だがそれも、元哉によって殺される。エミヤが武器として扱うのは贋作であり使い捨ての様なもの。耐久値も本家に比べればかなり劣る。

 

 壊されればまた投影し、自らの手から離れた物は再び投影する。それこそがエミヤの戦闘スタイル...........なのだが。

 

「ふっ!」

 

「チィ!」

 

 元哉の攻撃は弾くことが出来ない。全てが切られ、殺されてしまうがために。決して弾かれることがないというアドバンテージも、元哉を優位に立たせている一つの要因だ。

 

I am the bone of my sword(我が骨子は荒れ狂う)

 

 大きく宙返りすることで距離を取る隙に武器を投影する。近接戦闘をするもエミヤの本命は弓兵。洋弓に番えられ、元哉へと向けられたその矢は───

 

「───偽・螺旋剣(カラドボルグII)!!」

 

 矢を放つには近すぎた近距離から放たれる、自己が改造した弩級の聖剣。その威力は格落ちの偽物と言えど簡単に人の命を散らせる。

 

 そうして迫った凶刃は、しかし。

 

「遅い」

 

()()()いた。常人ならざるその眼は、ハッキリとエミヤの放った偽の聖剣を捉えている。もし元哉がただの人間のままだったら、こうはいかなかった。しかし今の元哉は神霊クラスのキャスターによってあらゆる強化を施された状態。

 

()()()()()が放つ矢など、遅すぎた。

 

「ッ........これも防ぐのか!」

 

 その聖剣は元哉の刀によって簡単に打ち払われる。否、殺される。そうして元哉は一呼吸のうちにまたエミヤへ肉薄した。

 

「しまっ..........」

 

「ハッ!」

 

 それは完全にエミヤの油断だった。幸いなのは霊核やそれに繋がる重要な場所を狙われなかったことだろう。

 

 元哉が振るった刀はエミヤの右腕へ向かう。咄嗟に避けたものの、刀が腕を掠った。

 それだけで、エミヤの腕は簡単に切り飛ばされる。

 

「クッ............!」

 

「まだだ!」

 

 元哉は吠える。返す刀は確実にエミヤの首を狙っている物だった。魔眼に映し出される線は首、そして点は心臓を示している。

 

「ぬぅ......オオォ!」

 

 だがそれでも、エミヤは闇に落ちた身でその攻撃を防いでみせた。咄嗟に干将を投影し、剣の腹で刀を叩き落とす。正面から打ち合えば確実に切られるのだ、ならば叩き落とせばいい。

 何とも機転の利いた防御だろう。

 元哉の体勢が崩れる。それは、確実に出来た隙であり、元哉に致命傷を与えるチャンスでもあった........が。

 その顔は、笑っていた。

 

(まさか.........罠ッ!!)

 

 そう、元哉はエミヤがその一太刀を捌くだろうと()()()()()()。だから次の攻撃に繋がる。だから、ついに致命傷を与えられる。

 

 エミヤが干将を振り抜くより先に元哉の姿が消えた。彼は、元哉を一瞬とはいえ見失ってしまったのだ。

 

「後ッ...........」

 

「遅い!」

 

 雌雄は決する。元哉がエミヤへ突き刺した刀は確実に霊核を、死の点を穿っていた。

 

「人間の身で............英霊を...........」

 

「だから言っただろう、愚者ではないと。..........俺の、勝ちだ。アーチャー」

 

 エミヤから返ってくる言葉はない。刀を抜けば力なく地面に倒れ、そして消えていった。

 

 

 

 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

 

 

 甲高い金属音が響く。クラスの特性とクーフーリンとの特訓の甲斐もあってか、マシュはシャドウバーサーカーであるヘラクレスに対してなんとかついていけていた。

 

 だが、マシュがまともに戦えている要因は8割方が彼女のお陰に他ならないだろう。

 

「マシュさん、ここで受けて」

 

「はいっ!」

 

 本条元哉のサーヴァントであるセイバー、両儀式。まるでマスターのようにマシュへ的確な指示を飛ばし、ヘラクレスの絶妙なタイミングを狙う。今回の攻撃もしっかりと受け止め、両儀式がその隙を突いた。

 

「■■■■■────!!」

 

「遅いわ」

 

 回り込んだ両儀式へとヘラクレスが剣を振る。だが彼女は既にそれを見切っていた。

 

 迫る剣撃を軽々と避け、ヘラクレスの胸部へ鞘にしまった状態の刀を叩き付ける。それだけで簡単にその巨体は吹き飛ばされた。

 

(両儀式さん..........凄い.........)

 

 セイバーなのに剣を使わない、それはつまり彼女が手加減しているという事に他ならない。最初に彼女は言った、偽物程度に負けるわけがないと。偽物とはいえ相手はかの有名な大英雄だと言うのに、手加減しているその状態で常に優位を取っている。

 

 マシュがまだサーヴァントの戦いというものに慣れて居ないということもあるだろう。だがそれを踏まえても、彼女の戦闘能力は非常に高いとマシュは思った。

 

 両儀式はチラリと横目で戦況を確認する。そして彼女は己がマスターが敵方のシャドウアーチャーを撃破するのを目撃した。

 

「あら、マスターの方は終わってしまったのね。..........残念、()()()()()()()()と思っていたのだけれど」

 

 そこで初めて、両儀式は刀を抜かないように固定していた紐を解き、その刀身を抜き放つ。なんてことは無い、ただの刀。だがそれは、元哉が所持している刀とひどく酷似していた。

 

「あなた程度に宝具なんて使わないわ。マスターの魔力が勿体無いもの」

 

 ゆるりと刀を下げた状態でヘラクレスへ歩いていく。だが心做しか、マシュは彼女の纏う雰囲気が変わった気がした。

 

「■■■■■───!!!」

 

「直死」

 

 ヘラクレスが吠えた瞬間、両儀式は何やら言葉を呟いた。鍾乳洞に響き渡った咆哮によってマシュは聞こえなかったが、彼女が口元を動かした瞬間にマシュは自分の背中に体験した事がないほどの激しい悪寒が走った。何故味方である両儀式を見て悪寒が走ったのか、それはすぐに分かる事となる。

 

 ヘラクレスが両儀式へ飛びかかった。大上段に振り上げた剣は、一撃の元に叩き切るという意思だろう。

 

 だが両儀式が空中を睨んだ瞬間───

 

 

 

 

 

 

 

 ───彼女の姿が掻き消えた。

 

 

「.........は?」

 

 あまりの光景に、マシュは思わず己の目を疑う。

 果たして今起きた目の前の光景を信じていいのか、戸惑ってしまった。

 

 マシュの視界から突如として消えた両儀式。その次の瞬間、ヘラクレスの体表にか細い銀閃が走ったかと思うと、空中で肉塊となって四散したのだ。

 

 偽物とはいえ大英雄、その最後が非常に呆気無いものである事に、まだマシュは現実を捉えきれていない。

 

「マシュさん。..........マシュさん?」

 

「っ! ......っは、はい!」

 

 いつの間にか眼前に居た両儀式に、マシュは思わず素っ頓狂な声をあげた。その様子を見た彼女は、クスクスと口元に手を当てながら笑う。

 

「ごめんなさい、驚かせたかしら」

 

「い、いえ!」

 

 咄嗟に否定するマシュに「そう? ならいいのだけれど」と言って踵を返した。そしてそのまま、未だに轟音が鳴り止まない横へ向かおうとする。

 

「マシュさん、あなたは自分のマスターの元へ行ってあげて。私は私のやるべき事をやるから。..........お願い、ね?」

 

「っ.........!」

 

 両儀式は最後に振り返って笑い、自らまた戦火へと飛び込んで行った。

 

 だがマシュは彼女が離れた後、少しの間、蛇に睨まれた蛙のようにその場に縫い付けられた。

 

 理由は簡単。両儀式が先程浮かべた笑み、それに恐怖を感じ、背中に走った激しい悪寒の正体がわかったから。

 

 両儀式の実力は本物だ。それは共に戦っていたのだから十分に分かる。だがその圧倒的すぎる力を、マシュは恐れてしまった。

 

『もう少し楽しめると思ったのだけれど』

 

 脳裏に彼女の言葉が浮かんだ。両儀式は未熟である自分を上手く使いながら戦闘をしていた。だから自分は上手く戦えると思ってしまっていたのだ。

 だが本質は違う。

 

 彼女はそもそも()()()()()()()()()()。全ては彼女の掌の上で、彼女自身が遊んでいたのだ。

 

 刀を紐で固定して鞘だけで攻撃していたのも、自分を使って盾役をさせていたのも、全て彼女の遊びの一部。その証拠に、両儀式は自らのマスターである本条元哉の戦闘が終わると同時に赤子の手をひねるかのようにシャドウサーヴァントを倒してしまった。

 

 あの大英雄、ヘラクレスを、だ。

 

 先程、両儀式は自分の視界から掻き消えた。それはつまり、自分の目では彼女の動く姿を捉えられなかったということ。たとえ未熟とはいえ、自分は半英霊(デミ・サーヴァント)という英霊の端くれ。その自分、さらに相手方のヘラクレスでさえ追えなかったその速度、剣撃。

 

 もし自分がヘラクレスの立場だったと思うと.........ゾッとする思いだった。

 

「────シュ。..........マシュ!」

 

「.........あ。せん、ぱい?」

 

「良かった。声をかけても返事がなかったから」

 

「はい...........すいません」

 

 自分のマスターである立香が話しかけるまで、マシュはその場から動けなかったという。

 

 

 

 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

 

 

 その場に、轟音が響く。オーラを纏った剣を一薙ぎする度に地面が抉れ、弾け飛んだ岩石は一定領域に入ると瞬間的に凍結される。その横合いから炎が舞い、再び地面を焼いた。

 

「っ小癪な!」

 

「お前さんの攻撃の方が馬鹿げてるよ!」

 

 大聖杯をバックに無限の魔力を暴力的な魔力放出によって振るうアルトリア・オルタ。神霊クラスの出力であらゆるものを凍結させるアナスタシア。ルーン魔術によって応戦するクーフーリン。

 

 実を言えば、クーフーリンは具体的に戦闘の主役とはなっていない。マスターの命じられた通り、アナスタシアの援護に回っている。

 

 生前、自らの師であり影の女王であるスカサハによりルーン魔術を叩き込まれたクーフーリンが戦闘に介入できないほど苛烈な戦いがそこにはあった。あまりキャスターのクラスが適していないという理由もあるだろう。しかし、本命(槍兵)のクラスで現界したとしても勝てるかどうか。

 

(......しっかし、あの姫さんの出力、ヤバすぎんだろ。ロケット野郎と対等以上に渡り合ってやがる)

 

 アルトリア・オルタが彼女に接近しようとすれば即座にヴィイを使役して氷を錬成し、魔力放出のオーラさえも防御に使った氷を砕くだけに終わる。キャスターとは本来、近接戦闘を行うようなクラスではない。だがアナスタシアとアルトリア・オルタの距離は遠距離などとは言えない微妙な距離だ。その距離でクーフーリンの支援があるとはいえ、両者ともに一度も傷を負っていない。

 

 実力は拮抗か、またはどちらかが僅かに上か。

 

「凍らせなさい、ヴィイ!」

 

 アルトリア・オルタの足元から氷の槍が迫り出した。だがその場から避けると共に魔力放出で地面を蹴りあげてアナスタシアに肉薄しようとする。

 

「させねぇよ! アンサズ!」

 

「チィッ!!」

 

 しかし空中のアルトリア・オルタへ向かってルーン魔術により生み出した複数の火球が迫る。

 

 だが流石は最優のクラスか。空中で身をひねることによって全ての火球を避けて見せた。

 

「邪魔だキャスター!」

 

「その呼び名じゃどっちかわかんねぇだ.......ろ!」

 

 そのまま()()()()()()突っ込んできたアルトリア・オルタの一振を咄嗟に強化した杖を槍に見立てて防いだ。だが、筋力Aである上に魔力放出により重撃と化したアルトリア・オルタの一撃は筋力Eであるクーフーリンを弾丸の如く弾き飛ばす。

 

 しかしクーフーリンは遠ざけられてもアナスタシアは止まらない。上空から無数の氷の槍がアルトリア・オルタへ飛来した。

 

「はぁッ!」

 

 上空へ剣を振る。放出された魔力のオーラが飛来する氷槍を1つ残らず叩き落とした。

 

「何故だキャスター! 何故に永遠を望む!」

 

「永遠? それは違います、セイバー。私は、終わらせるためにここにいるのです」

 

「終わらせるだと? それが不可能だと分かってのことか!」

 

「終わらせることから”逃げた”あなたに言われる筋合いはありません」

 

「逃げた、だと? この私が? .............ハハッ」

 

 アナスタシアの一言に、アルトリア・オルタの顔から感情が抜け落ちる。今までやってきたことの全てを否定するような発言。それを、彼女は許せなかった。内から湧き上がる止め処無い怒りの感情。

 

 何百と、何千と繰り返したその道程を。なぜ理解しない。

 

 感情が増幅するにつれ、彼女の周囲も変化していく。徐々に彼女の周りに禍々しい魔力が漂い始める。

 

「巫山戯るなッ!!!!」

 

 その場を震撼させる爆音の如き怒号。同時に彼女の周囲に禍々しい魔力が解き放たれ、地盤をも破壊した。その声はこちらへ向かってきていた両儀式、本条元哉を止め、鬼神のような形相を浮かべるアルトリア・オルタは、アナスタシアを睨む。

 

「逃げただと? たった数百の記憶だけでこの私を愚弄するか、小娘!」

 

「ええ。何度でも言いましょう、あなたは逃げた。マスターから、この世界から。そして、自分から。紡がれる記憶を、受け継がれる方法を、あなたは見ようとしなくなった!」

 

 アナスタシアは威圧すら放っているアルトリア・オルタを逆に睨み返す。

 

「これがマスターのため? この方法でいつか終わりが来る? ふざけないで! あなたはそうやって自分に言い訳して、楽な方法を選んでいるだけです!」

 

「貴様は知らない! 何度も繰り返す恐怖を、方法が見つからない絶望を! 私と同じ道程を歩ま無かったからそんなことが言えるのだ!」

 

「.........確かに私はあなたの苦労など知りません。私はあなたの恐怖など知りません。私は、あなたの絶望など知りません」

 

「しかし」と呟いて、アナスタシアは真っ直ぐにアルトリア・オルタの瞳を見据えた。

 

「私はそれでも、マスターを助ける。どんな手を使ってでも、絶対に!」

 

「っ............」

 

 アナスタシアのその瞳に見覚えがあった。それは忘れることの無い記憶の1つ。最初に出会った頃の、なんの根拠もない希望を持った誰かの瞳。

 

 本気なのだ、アナスタシアは。ここにいる両儀式、そして玉藻の前も。

 

「彼女の言っていることに嘘偽りは無いわよ、セイバーさん」

 

「........「」の者か。まさか、貴様まで出張ってくるとはな」

 

 横の戦場から向かってきた両儀式。()()()()()()()()ヘラクレスはもうこの世にはいない。

 

「私達は共通の目的を以て動いてるの。世界の意思なんかに、奪わせないわ」

 

「お前も、か」

 

 両儀式の瞳にも、それは見て取れた。いつかどこかの大馬鹿者が浮かべた瞳を。

 

 アルトリア・オルタはため息をつくと剣を納刀する。

 

「あら、セイバーさん?」

 

「興が逸れた。貴様らの馬鹿さ加減にな」

 

 両儀式に言い捨てるなり、そのままとある人物の元に歩いていく。その歩みを、両儀式はもちろんアナスタシアも、玉藻の前も止めなかった。

 

「今回ははじめまして、だな。本条元哉.............いや、()()()()

 

 アルトリア・オルタが向かった先、そこには元哉が居た。彼女は元哉が喋る前に再び口を開く。

 

「ここであなたに言うのは違う気がする.........が、この際だ。どうせ同一人物だからな。............ありがとう、マスター。あなたのおかげで私は幸せだった」

 

 慈しむような笑顔を浮かべ、いつの間にかドレス姿となっていた彼女の細指は元哉の頬へ。そして────

 

「........んなっ!?」

 

「............」

 

「あら」

 

「何してるんですかセイバーさん!?」

 

 立香が赤面しながら目を見開き、アナスタシアの笑顔にピキリと青筋が走り、両儀式が冷めた目を細め、玉藻の前が行動を問う。そして全ての元凶であるアルトリア・オルタは勝ち誇った様に不敵な笑みを浮かべた。

 

「別れなど毛頭言うつもりはない。ここで引けばまた怪しそうだからな。そしてカルデアの。貴様らの道程、しかと見させてもらうぞ」

 

 去り際にそう言うと、アルトリア・オルタは踵を返して数歩のうちに足元から黄金の粒子となって消えた。

 

 ────その場になんとも言えない空気を残して。




セイバーオルタがヒロイン化したので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

終幕

割と書きやすかったので初投稿です。


 咄嗟の宝具で一命を取りとめたRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 いやー、危なかった。アナスタシアの宝具がなければ死んでいた。にしても着地狩りとか、ボスがやって良い訳無いダルルォ!? 頭にきますよ! (憤慨)

 

 まぁなんとかそこからエミヤマッマを倒しましたからいいんですけどね、初見さん。

 

 .........と、ここまでで私は思ったことがあります。

 

 嘘、私のサーヴァント達、強すぎ!? 

 

 はい。九尾の玉藻のホモ君強化率がまず頭おかしいです。だってあのホモ君、黒王とサシで殴り会えるレベルですよ? さらに直死の魔眼があり、自前の強化魔術もあるのでインフレは更に加速していく、と。これ、早くも魔神柱とやり合えるレベルなんですがあのあの(困惑)

 

 はい次に、いくらシャドウサーヴァントとはいえヘラクレスを瞬殺した両儀式さん。彼女もまた出力が頭おかしいです。いくらセイバーといえど本来の彼女なら優位に立てるだけで瞬殺なんてなかったはずなんですけどね? 

 

 なんかその影響でナスビちゃんにバッドステータス付いてたし(遺憾)

 まぁ一時的なものみたいなのでスルーしますが。

 

 はい、そんで一番出力おかしいのは我が推しのアナスタシアたんちゃそです。まず大聖杯を源にした黒王の頭おかしい宝具をホモ君から貰った魔力だけで防いでました。アナスタシアの第二宝具のランクはA+なんですがせいぜい防げても青王までだったんですけどね? 

 なんか雰囲気的に慢心王の宝具受けられそうなんですけど。

 

 そんでわずかな時間とはいえ黒王と戦闘して無傷だったことです。ていうか途中からキャスニキが空気でしたよね。もうほぼダメージ出てないって言うか、そもそも避けられてましたし.............。

 弱い上に当たらないとか、やめたら? そのクラス(辛辣)

 

 なんか途中から会話が入っていましたがRTA的に無駄なので全部飛ばしました。当たり前だよなぁ!? 

 

 というわけでアルトリア・オルタが退去したところからよーいスタート。

 

 この後は所謂巻きです。特にやることがありません。なぜなら、本来はダイナマイッ! された所長の魂をレ//フが鬼畜ミキサーにかけるのですが、今回の所長は五体満足でカルデアに居ますからね。

 

 ちなみにこの状態だとレ//フの喋る内容が変わるのでみんなでワイングラスを片手に愉悦しましょう(ゲス顔)

 

 あ、ちなみに特にやることは無いと言いましたがちゃんと丁寧丁寧丁寧に撃退しましょう。人間形態のレ//フはどこかの誰かと同じように手加減してくるので雑魚にほかなりません。戦闘すると恐らく今のホモ君で瞬殺できる弱さですからね。

 

 まぁホモ君は今度は二騎のキャスターから強化を受けることになるので本体が出てきても善戦しそうですが。

 

 >どこからともなくパチパチと拍手する音が聞こえる。

 

 お、来ましたねお間抜けレ//フが。散々泡吹かされたのにこりねーな、おめー。

 

「いや、まさか君たちがここまでやるとはね。計画の想定外にして、私の寛容さの許容外だ。特に本条元哉、何故貴様の生死を確認しなかったのか私も不思議でならないよ」

 

 これだから慢心は.........(ブーメラン)

 そういうガバはRTAの恥ってそれいちばん言われてるから(ブーメラン)

 え? レ//フはRTA走者じゃない? そう......(無関心)

 

「レフ教授!?」

 

『レフ────!? レフ教授だって!? 彼がそこにいるのか!?』

 

『なんですって!? レフ! レフ聞こえる!? そこにいるの!?』

 

 乗るなオルガマリー! 戻れ! (本家版)

 

「うん? その声はロマニ君かな? 君も生き残ってしまったのか。すぐに管制室に来てほしいと言ったのに、私の指示を聞かなかったんだね。それに、オルガ。君も────」

 

 >そこでレフの言葉は止まり、代わりにホログラムに映し出されたオルガマリーに目を見開く。

 

「は? オルガ? なぜ貴様がそこにいる!? 私は確かに貴様を爆弾で吹き飛ばしたはずだぞ!?」

 

『レフ? 何を言っているの? 私は誰かに気絶させられて、立香のマイルームにいたのよ!?』

 

 はいここ愉悦ポイント。みんなで声を揃えて言いましょう。せーの

 

NDK? 

 

 ねぇねぇ、今どんな気持ち? 偽の所長を爆破して本物は殺りきれないことが分かって、ねぇ今どんな気持ち? ん? ん? (DQN感)

 

「ああほんと、全く────」

 

 >レフは今までの彼とは似ても似つかないような憤怒の形相を浮べる。

 >まるで別人だ。

 

「このゴミ共がァ! 貴様らのせいで事が上手く運ばないだろうがァァァ!!」

 

 いや人のせいにしないでください(正論)

 

『レフ........? どうしたの? ねぇ、何を言っているの!?』

 

「やれやれ、ここまで言って気が付かないとは天性の馬鹿だな。カルデアを偽の貴様ごと爆破したのは私だと言ったんだよ、オルガ」

 

『う、そ...........』

 

 所長そんな絶望しないで? ホモ君が慰めてあげるから。あ、ここで小話をば。この後、大変所長は傷つきますが、他次元のホモ君が頑張った結果、PC版では彼女との結婚ルートもあります。こちらは立香ちゃん同様にトロフィー『悲しみと愛と』を獲得し、結婚初夜のおセッセが用意されています。

 

 まぁ要はマッチポンプみたいに絶望所長を慰めて依存させればいいんです。女の子ってこういうところに弱いからね、仕方ないね。

 

 ちなみに、やりすぎると所長がヤンデレ化します。好感度100の次に新しいバーが来て200まで一気に上昇します。演出入った時、私は大変恐怖を感じました(小並感)

 

「マスター、元哉先輩、下がって.........下がってください! あの人は危険です...........あれは、私たちの知っているレフ教授ではありません!」

 

 知 っ て た。

 ていうかこのレ//フが本性なんでみんな騙されてただけなんだよなぁ。

 

「.........まぁ、いいさ。ここまで思い通りにいかないんだ、私の我儘くらいまかり通るだろう」

 

 ん? なんかレ//フが言ってますね。って、お前、その手に持ってる聖杯どうする気だ。

 

「さぁ、来るといい。オルガ」

 

 >レフが掲げた聖杯のようなものが輝き、レフの横へオルガマリーが現れた。

 

 ...........はぁ? 

 

「え? ここ.........嘘、特異点?」

 

「やあ、オルガ。元気そうでなによりだよ」

 

 やめろォ! (建前)やめろォ! (本音)

 お前、何してんの!? なーんで聖杯の力使って所長呼んでるんですかねぇ!? ちょ、待って待って!? チャート壊れる! リセ案件になっちゃう!! 

 

「嘘っ、レフ..........嫌っ!」

 

「こらこら、暴れるんじゃない。手元が狂うだろう?」

 

 >レフは聖杯の力を使って真っ赤に燃え上がっているカルデアスがある管制室の時空と繋げた。

 

 おい、お前.........まさか...........! 

 

「歴史にはこう語られるだろう。オルガマリー・アニムスフィアはその生涯を自らの宝物に捧げた、とね!」

 

「アンタ、どこの誰なのよ!? 私のカルデアスに何をしたっていうのよぉ............!」

 

「アレは君の、ではない。まったく、最期まで耳障りな小娘だったなぁ、君は」

 

 >レフはそう言いながらオルガマリーを鬱陶しい蝿を見るかのような冷酷な目で見下す。

 >そしてレフはオルガマリーに向けて手を向けた。

 

「なっ.........体が、宙に。何かに引っ張られて..........」

 

 >オルガマリーの体が宙へと浮き少しずつ赤く染まったカルデアスへと近づいていく。

 

 おい待てお前! こんな展開チャートどころかWikiにも無いんですけど!? まずいですよ!? 

 

「言っただろう、そこは今カルデアに繋がっていると」

 

 >レフはそう言って嗜虐的な笑みを浮かべる。

 

「このまま殺すのは簡単だが、それでは芸がない。最後に君の望みを叶えてあげよう。君の宝物とやらに触れるといい。なに、私からの慈悲だと思ってくれたまえ」

 

「ちょ、何言ってるのレフ? 私の宝物って..........カルデアスの、こと? や、止めて。お願い。だってカルデアスよ? 高密度の情報体よ? 次元が異なる領域、なのよ?」

 

「ああ、ブラックホールと何も変わらない。それとも太陽かな? 」

 

 そん中に生身の人間が..........いやホントまずいです。原作の所長死亡ルートよりも残虐すぎて走者もさすがに笑えません。

 いや言ってる場合じゃないんですけどね!? 

 

「まあ、どちらにせよ。人間が触れれば分子レベルで分解される地獄の具現だ。遠慮なく、生きたまま無限の死を味わいたまえ」

 

「いや.........いや、いや! 助けて、誰か助けて! わた、わたし、こんな所で死にたくない!」

 

 あ、ムービが終わりました。何とか間に合うか...........ってあれ? ホモ君のサーヴァントは? 

 

「ヴィイ!」

 

 >どこからか声がしたと思えば、一瞬でレフの全身が氷漬けにされた。

 

「な..........に.............!?」

 

「全く以てお腹に溜まる人ですねぇ..........ポンポン、なんちゃって☆。こんな人、私はお断りですぅ〜」

 

 >続いて玉藻の前がカルデアスに引き込まれそうなオルガマリーを強引に引き離す。

 

「た、たすかった.......の!?」

 

 >すると魔術が逆流し、レフの腕が吹き飛んだ。

 

「があぁぁぁぁ!?」

 

「あ、ゴミみたいな術式だったので、呪術のサービスです♡」

 

 >最後に、両儀式の何の感情もない瞳がレフを貫いた。

 

「おのれぇ..........サーヴァント如きがァァァァァ!!」

 

「かける言葉すら見つからないわ。さようなら、ゴミ以下の雑魚さん」

 

 >瞬いたのは一閃、刻み込まれたのは優に100を超える。

 >カチンと納刀した両儀式が退けば、玉藻の前が細切れを全てカルデアスに放り込んだ。

 >そのまま玉藻の前は聖杯によって空けられた時空の穴を強引に閉じる。

 

 Fin。

 

 ホモ君が指くわえて見てる間に全部終わっちゃいましたね。これじゃあもうどっちがマスターかわかんねぇな! 

 

 ままええわ、結果的にタイム短縮になりましたからね。何だこの早業は..........(困惑)

 

 じゃあとりあえず帰りま────

 

「ちょ、ちょっと待ちなさい! 私はどうなるのよ! レイシフト適正なんて無いのよ!?」

 

 ........あ。ほんまやぁ。

 

 え、マジでどうすんの? (困惑)

 

「今日はハードワークですが玉藻ちゃん出血大サービス! 私が連れ帰りますぅ〜」

 

 た、玉藻ぉ...........(キラキラ)

 にしてもそんなことできるんやな、初めて知ったわ。これは一応、さっきの事も含めてチャートに書いておきましょう。

 

『本当かい!? 君なら所長を連れて帰れるんだね!?』

 

「ええ、この玉藻ちゃんに不可能の3文字はございません。ま、どうやるのかは企業秘密ですけどね! これでいいんですよね、マスター?」

 

 あったりめーだろおめー。いいぞもっとやれ! (ガヤ感)

 

「ほ、本当に大丈夫なんでしょうね.........?」

 

「あらら、疑いますねー? まぁ見ててくださいな、きっちりお届けしますので♡」

 

 >あなたは今もへたり混んでいるオルガマリーの手を握って大丈夫だと伝える。

 

「元哉............分かったわ」

 

 >オルガマリーは貴方の瞳をじっと見つめて言った。

 

 オルガマリーの好感度が5上昇した。

 

 目と目が合う〜瞬間好きだと気づいた〜♪ 

 いや、歌ってる場合じゃなくて。まーたなんか変なところで好感度上昇してますね? なぁにこれぇ。

 

「ドクター、こっちは準備できたよ」

 

「いつでも帰還できます!」

 

『オーケー。積もる話はあるけどこっちも完了だ!』

 

 >ロマニがそう言うと同時にあなたを含めた全員の体が霊子に変換されていく。

 >不意にあなたの手を立香が握った。

 

 ん、もしかしてあれが来ましたかね。

 

「元哉、私、守られてばっかは嫌。さっきの元哉の戦いを見てそう思った。だからね、帰ったら戦い方とか、魔術とか、いっぱい教えて欲しいな」

 

 >あなたは帰ってから渡したいものがあると言った。

 

「え? 何かな。.......えへへ、楽しみにしてるね」

 

 >そこには、花の咲いたような笑顔をうかべる彼女が居た。

 >あなたはカルデアへレイシフトした。




ヒロインの席は誰が奪うのか分からないので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特異点F攻略後

5周年の闇に勝利したので初投稿です。


 俺たちの戦いはこれからなRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 というわけで帰ってきましたカルデア。時間はあれから経過しており、特異点F攻略から一日経った後となります。内部処理的にはどうやら2人とも一日眠っていた設定らしいんですよね。

 

 ホモ君と立香ちゃ怠慢スギィ! 

 

 とまぁいいましたが、もちろんこれも想定内です。だって強制ですからね、ゲームの仕様なんて弄れませんし(チートを除く)

 

 さて、それじゃあカルデアに帰ってきてからやる事ですが、先駆者兄貴達と特に変わりはありません。泥アイテムの確認、各キャラのストレスチェック、稼いだスキルポイントの割り振り、サーヴァント召喚。

 

 別チャートでメイン武器に銃を選んだ兄貴達はダヴィンチちゃんに武器開発をお願いするようですが、このホモ君はバリバリの近接型ですから剣を作ってもらうようにします。ですが、私が当初予定していた素材を使う武器よりも武器商人から買った武器の方がずっと強いという事案がありまして.........

 

 なので泥アイテムの素材はしばらく放っておくことになります。アゾット剣は使う予定ならだいたい限界が五章辺りになりますが、そのアゾット剣より性能が良いのでこの刀がどこまで使えるのか未知数なんですよね。

 

 まぁ、そこは上手くやって行きましょう。普通に考えれば大幅なタイム短縮が狙えるでしょうし。

 

 次にスキルポイントの割り振りですね。ホモ君は近接戦闘ということで強化魔術、筋力の二つでしょう。理由は単純、火力を上げて物理(即死攻撃込み)で殴るのが手っ取り早いからです。玉藻の強化率が異常なのでぶっちゃけそれ以外にスキルポイントを振る必要性が無いです。魔力はカルデアに来るまでにそれなりの数値を用意できたので必要に応じて振り分けましょう。

 

 では話すことも話したので、一番重要な各キャラのストレスチェックを兼ねたコミュを図りに行きましょう。

 

 まずは最優先で幼馴染さえもぶん投げてマシュの所へ向かいます。と言うのもですね、特異点Fで一時的なバッドステータスを負ったためこの先どう転ぶか分からないからです。何かの拍子に致命的なガバが起こって死亡、連鎖して立香ちゃも死亡とか目も当てられません。多分私の経験則から行くとストレス値がやべーと思うので一番最初にケアしに行きます。

 

 >あなたはとある部屋の前に辿り着いた。

 >あなたは扉をノックしてから中に入室する。

 

 おっすお邪魔しま〜す。

 

「あ、元哉先輩...........」

 

 オォン........かなりストレス値が上がっていますね。やはり最初に来て正解でした。早速お菓子を殴り付けてやりましょう。

 

 ノックはしたんで卑怯とは言うまいな? 

 というわけでこれぇ...........賄賂です(ニチャア)

 

「これは東洋の.........どら焼き、でしたか? ありがとうございます」

 

 >マシュはあなたへ笑顔を浮かべた。

 

 よしよしストレス値はさがって...........って微量!? なぁにこれぇ。

 

 >あなたはマシュのその笑顔がどこか曇っているように感じる。

 

 >マシュに何かあったのか聞いてみる

 そのまま退室する

 

 おや? 選択肢が出てきましたね。お菓子をあげても下がらないということはメンタルケアが必要って事でしょう。ここはちゃんと愚痴でも何でも聞いてあげましょう。

 

 >あなたはマシュに何かあったのか聞いた。

 

「えっ......? いえ、私は特に何も...........」

 

 ダウト! 嘘つけ絶対何かあったゾ。

 

「本当に大丈夫です!」

 

 >マシュは必死に否定する。

 >だがそれでもあなたは詰め寄った。

 

「...........実は」

 

 いいから早く吐くんだよオラァン! 無理してんダルルォ!? 

 

「両儀式さんと共闘した時、”本物の”サーヴァントの戦いを見ました。彼女は私が必死だった敵を一瞬で倒してしまって..........」

 

 あれは私も衝撃でした。だってシャドクレスのHPがエミヤマッマを倒した瞬間に一気に0ですよ? びっくりするよなぁ........。

 

「両儀式さんはそもそも戦ってすらいませんでした。.........『遊んで』たんです。その場で。私、それに気づいた瞬間に恐怖してしまって........この先、両儀式さんみたいな敵やサーヴァントと対峙した時、倒せるのかなって。.............自分の役目を果たせるのかなって、心配で」

 

 ああなるほど、これはよくあるマシュのメンブレパターンですね。だいたい第3特異点までのマシュにありがちなイベントです。彼女は元々デミ・サーヴァント用のホムンクルスとして、その役割を知らされずにこのカルデアという温室にてぬくぬくと育てられた存在です。

 

 だからまぁ、色々と知らないわけですね。挫折も、恐怖も、自信も。社会で培ってきた訳でもないのにいきなり無垢すぎる少女へ人命に関わるような責任を押し付けるのは酷ってやつでしょう。

 

 なので経験が少ない彼女はこうやってブルーになるわけです。まだ精神的にも全然成長してませんからね。特に今の彼女は誰に依存する訳でもなく『独り』なわけですから、原作からもわかるように抱え込みやすい性格な彼女のストレス値は爆上がりなんですね。何だこのクソ仕様!? 

 

 とまぁ話しましたが、私の経験している異常で良かった。これでまたイレギュラーとか起きたら本当にどうしようかと思いましたよ。

 このパターンは松岡修造みたいに全力で励ませば勝手にペカーッと元気になってくれます。

 

 頑張れ! 頑張れ! 頑張れ! 出来る出来る! 絶対できる! 

 

 今日から君は、富士山だ! (暴論)

 

「.........ありがとうございます。優しいですね、元哉先輩は。元哉先輩に貰ったお菓子、後で緑茶と一緒に頂きますね」

 

 >あなたへ向けて再びマシュは笑った。

 >その笑みからあなたへ感謝しているのが分かる。

 

 お、ストレス値が下がっていきますね。いいゾ〜これぇ〜。

 

 >マシュの好感度が5上昇した。

 

 NANDESA! .........いや、初期好感度から動いてなかったのでいいのですが.............ま、まぁ目ェ瞑ったるわ(上から)

 

 とりあえずマシュのストレス値は下がったので次は愛する幼馴染()な立香ちゃの元へ向かいます。渡す物もありますしね。

 

 >あなたは立香のマイルームに辿り着いた。

 

 お、蹴り開けたドアは修復されてますね。ロマニとか職員の対応早すぎんよ〜。まぁ所長も生きてますから復旧作業が早いんでしょう、知らんけど。

 

 >あなたは扉をノックして部屋に入室する。

 

(返事は待た)ないです。当たり前だよなぁ!? 

 

「ふえっ!? も、元哉...........」

 

 >あなたの視界に飛び込んできたのは、■■■■の立香だった。

 >あなたに気がついた瞬間、顔を真っ赤にして固まる。

 

 おっとこれはまずい、モザイクモザイクっと.........。

 

 >あなたは謎の力によって逃げられない! 

 

「ば、馬鹿ぁ!!!」

 

 >HPが減少した。

 

 はい、たまによくあるPC版限定シーンです。よくありますよね、ノックなしに入ったら。みんなもちゃんとノックはしよう! (反面教師)

 

 それにしてもシュールですよね、このテキスト。そういうシーンの締めくくりがホモ君の体力が減ったお知らせのテキストとかなんの需要があるんでしょう。私はこれに出くわした時、不覚にも笑ってしまいましたね。初見の皆さんもあったのではないでしょうか? 

 未プレイの兄貴は買って体感して、どうぞ。

 

「そっ、それでっ........何の用!」

 

 まだ怒ってる立香ちゃのジト目が可愛ええんじゃあ〜。それで主人公とかウッソだろお前。公式からはヒロイン主人公とかいうパワーワード貰ってましたっけ。

 

 >あなたはプレゼントを渡しに来たと伝える。

 

「プレゼント? ..........もしかして、あのとき言ってたやつ?」

 

 おっそうだな。じゃけん持ち物のアゾット剣を選択して渡しましょうね〜。

 

 >あなたは謎の小剣を立香に渡した。

 

「これ........剣? どうしたの?」

 

 >あなたは、特異点で拾った。今後のために身を守る物が必要だと言う。

 

「あ........あー、それで、ね。そういうこと、ね」

 

 あれ? あんまり嬉しくない? ..........ままええわ。渡すものは渡したのでストレス値を下げる時間だオラァン! 

 

「........お菓子? わぁ! 私の好きな奴だ! えへへ、覚えててくれたんだ!」

 

 >あなたが渡したお菓子を見て立香は花の咲いたような笑顔を浮べる。

 

 か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛立香ちゃんは゛ぁ゛〜゛

 18歳でこの可愛さは反則ではなかろうか。おいホモ君ちょっとそこ代われ(反ホモ)

 

 まぁ本音は置いといて(置いとけない)、ストレス値は下がっていきますね。ですが元々、ホモ君のお陰か軽減はされていたのでマシュみたいな下降はしないようです。

 

 つまりホモ君さえ健在なら立香ちゃのストレス値が振り切ることは無いでしょう。........これはうま味なのでは? (正解)

 

 さて、それでは次に所長のところに向かいましょう。彼女はもう死亡フラグをおっ立てないので適当にメンタルケアする旅が始まります。

 

「どこ行くの.........?」

 

 >あなたは所長の様子を見てくると伝える。

 

「そっか、わかった。じゃあ私はドクターの所にでも行こうかな」

 

 そう…(無関心)

 というわけで立香ちゃに別れを告げたので早足で医務室へ向かいます。なぜ医務室なのかと言うと、単に私の予想ですね。いつも通りならば中央管制室に居るのですが今回はあのボケナスレ//フのせいで強引に帰還してます。

 

 玉藻のサポートがあるとはいえ彼女にレイシフトの適正はありません。そう考えるとやはりケロッと元気に帰ってくるということはないと思うのでとりあえず医務室に向かいます。ちなみにロマニやダヴィンチは中央管制室で所長の代わりの仕事でもしているでしょう。(きっと)

 

 >あなたは医務室の室内に入室する。

 >そこには、ベッドで横になるオルガマリーの姿があった。

 

 おっ、居ましたね。バッドステータスは.........あれ、無いです。何かしらの副作用でここにいると思いましたが、嬉しい誤算です。後で存分に玉藻を労ってやりましょう。

 

「あら元哉、目が覚めたのね。ねぇ、聞いてちょうだい。ロマニのやつ、帰ってきていきなり私をここに軟禁したのよ? 私がなんと言おうと聞かないし..........騒動が収まったら解雇ね、解雇」

 

 やめたげてよぉ! 所長はレイシフト適正が無い上での事だから、ロマニも心配してるんだって。ね? 多少はね? 

 

 >あなたはやんわりとロマニの弁明をしておいた。

 

「あなたが言うのなら..........まぁ、考えておきましょう」

 

 うーん、内部好感度どうなってるんでしょうね、この子。割と言う事を聞いてくれるので立香ちゃまでとは行かずともそれなりに高そうですが.......。

 まぁ、ホモ君は気にせずストレス値を下げるだけです。

 オラッ! 下がれ! 

 

 >あなたはお菓子をオルガマリーに渡した。

 

「あら、また東洋の和菓子? いいわ、受け取ってあげる。珈琲があればなお良かったのだけど」

 

 こいつ.........! 何故でしょう、所長の幼少時代はどことなくメ〇ガキ感がしてきました。まぁでも所長のツンデレは今に始まったことじゃないからね、シカタナイネ。なお、この公式は邪ンヌにも通用するものとする。

 

 ではストレス値は下降しているので言うことはありません。ホモ君は華麗に次の役目をこなしましょう。

 

 >退室しようとしたあなたの服の袖をオルガマリーが引っ張った。

 

「............待って」

 

 >あなたはそのまま引き寄せられ、オルガマリーはあなたの腕を抱きしめた。

 

「少しだけこのままで居させて。お願い」

 

 やめろォ! (建前)ナイスゥ! (本音)

 なーんか引き止められましたね。これは........なんですかね? (無知)まぁ予想するに、ホモ君を精神安定剤にしようとしてる感じでしょうか。今の所長は信頼していた人物の裏切り、宝物とも言える物の危機、この先の不安など色々あったので弱気になっています。

 

 そこに降って湧いたホモ君に白羽の矢が立った.........と考えられます。まぁタイム的には想定内ですので問題ありませんが。

 

「..........ありがとう。もう大丈夫よ」

 

 どうやらこれ以上は特に無いようなので今度こそ華麗に去りましょう。最後に向かうのはロマニ&ダヴィンチのところですね。ついでにダヴィンチに武器開発のお願いと、立香ちゃの訓練フラグを立てること、さらに召喚もやらねばなりません。あ〜やることがいっぱいだぁ〜。

 

 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




育成が忙しいので失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

追加召喚

水着ガチャが礼装祭りでブチギレてモチベが全て吹っ飛んでたので初投稿です。


 やっぱり1番楽しいのはガチャだったRTA、はぁじまるよー! 

 

 あの後、立香ちゃと共に中央管制室に行って私はロマニとダヴィンチのストレス値を確認しました。ダヴィンチはこちらとの関わりがなかったせいか特に著しい変動はなかったものの、やっぱりロマニが......ね。

 

 まぁでもロマニはお菓子をあげればホイホイチャーハンなチョロイン(意味深)なので簡単にストレス値は下がります。クォレが終盤の重要キャラってマ? 

 

 後はダヴィンチちゃん達に見つかった謎の小剣君がアゾット剣に昇華しましたね。その際、立香ちゃの好感度も上昇しましたけど(血涙)なんでや.........なんでや.........。

 

 もう立香ちゃチョロイン確定じゃないっすかヤダー。はぁ..........(クソデカ溜息)ままええわ(良くない)

 

 そんであとは訓練フラグも会話の中で立ったので良しとしましょう。好感度管理は...........ナオキです............。最後にストーリーですね。まぁ原作と同じように、人理修復頑張ろう! (拒否権は)ないです。というブラック会社も裸足で逃げ出す内容を強制されました。カルデアさん、あなたの正式名称知ってます? 

 

 まぁこんな感じでやることはやり終えたのでね、レッツ召喚から参りましょう。

 

 では召喚ルームに向かっていきます。立香ちゃには.........そうですね、マシュが第6特異点で覚醒するまでは防御面がかなり乏しいことになるので、私が引けなかったメディアや後はメドゥーサ、その他にもバランス良く引いて欲しいところです。

 

 攻撃面はホモくんサーヴァンツがゴリラと化しているので問題ないと思われがちですが、万が一に立香ちゃがホモくんと離れて行動する際はそうも言ってられません。このRTAが主要人物全員生存を目指している以上、不確定要素は取り除かねばならずそういう面で言えばやっぱり過保護気味にでも性能の良いサーヴァントを引いて欲しいところです。

 

 まぁ立香ちゃは4騎も召喚できるし..........大丈夫やろ(慢心)実はですね、所長の救い方によって1騎分の聖晶石を貰えるか否かが決まります。別ルートで兄貴達がやっていたように、1度所長を殺してしまうとこの時点でカルデアには存在していないため石が貰えません。しかし今回は見ての通り健在です。報酬くらいあってもいいよなぁ!? 

 

 ということなので、所長から追加で一騎分の聖晶石が貰えるんですね。ちなみに私が行った所長救出法はどのルートでも使えるので、これを見ている視聴者兄貴も是非RTAを走って、どうぞ。私もやったんだからさ。

 

 話は戻りますが、所長からの報酬によって5騎分のサーヴァントを召喚できる訳ですが、立香ちゃが4騎なのに対してホモ君は1騎です。1騎しか引けないので重要になってくるのですけど、まぁ次の特異点に向けてアサシン、もしくは後衛でアーチャーが欲しいところです。バーサーカー? 論外ですね(辛辣)

 

 こちらの指示を聞かない(80敗)イレギュラーな行動ばかりする(450敗)全体魅了から率先的に仲間割れ(1506敗)というRTA殺しなクラスをわざわざ召喚する意味なんてありません。†悔い改めて†

 

 まぁでも今回のRTAでは言霊みたいなものが働いてるのでこれ以上は言わないでおきましょう。.........アサシンとかアーチャー来い! ()

 

 >あなたと立香はダ・ヴィンチに連れられ召喚ルームにやってきた。

 

「ここが召喚する部屋、通称守護英霊召喚システム・フェイト。特異点で縁を結んだ英霊か、もしくは君達自身に何らかの縁があればその呼び掛けに応じて来てくれるだろうね」

 

 さぁやってきました。何人ものマスターが希望と絶望を交錯させるまさにアンリマユな空間。この空間で果たしていくつのストーリーが生み出されたことでしょう。

 

 道中でダヴィンチより聖晶石召喚についての説明は聞いているので、立香ちゃに引いてもらうとしましょう。ここでは特段リセ案件なんてことはありませんが、立香ちゃの引いたサーヴァントによっては立ち回りなどが大きく異なったりして、タイムが大幅に遅れたりするため危惧するとしたらそこですね。まぁでも主人公補正あるので大丈夫やろ(慢心)

 

 ホモ君? ホモ君はもう既にヤベー奴を1人引いてるので怖いものはありません。むしろビーストでもなんでも来やがれって話です。

 

 さて、それではジャッジメントですの。

 

 >立香は召喚サークルの前に立ち、12個の聖晶石を投げ入れた。

 >召喚サークルの光帯が回転し、眩い光を放つ。

 >光帯が収束したそこに、一人の人物が立っていた。

 

「よう。サーヴァント・ランサー、召喚に応じ参上した。この間は最後まで守れなくて悪かったな。ランサーとして召喚されたからにゃあ、今度は守りきってみせるぜ」

 

 >真紅の槍を引っ提げた、全体的に青を基調としている男。

 >面影はどこか既視感があり、あなたはそれが特異点Fで見たキャスターに酷似していると思った。

 

 槍ニキじゃないっすか! おお、ええやん! 槍ニキは戦闘続行のスキルで継続的な戦闘ができる他、宝具などの面においても非常に強力です。更には立香ちゃの訓練相手としてもかなり貢献してくれるはずです。いいゾォ〜これぇ〜。

 

 >続いて光帯が回転する。

 >その光帯は、途中より金色のプリズムを纏った。

 >再び光帯が収束すると、新たな人物が立っていた。

 

「サーヴァント、アーチャー。召喚に応じ参上した。まさか、ランサーと同じ戦場に立つ日が来ようとはね」

 

「ケッ、それはこちらのセリフってもんだ」

 

 >アーチャーと名乗った、赤を基調とした衣装の男。

 >敵意はないものの、先に召喚したランサーと睨み合っている。

 

 来ましたね、全マスター共通のマッマ。これでカルデアの食堂は安泰だぁ〜。まぁ性能的な面で言っても彼の固有結界は射程範囲もなかなか良い感じですし、メンタルケアにも役立ちます。割とアーチャーの中では優秀な人を引いたようですね。さすが主人公補正、つおい。

 

 >さらに光帯が回転、収束する。

 

「ほう........なにやら見覚えのある顔があると思ったら。サーヴァントランサー、メドゥーサ。死にたくなければ、せいぜい私を御することですね」

 

 >最初に召喚した男と同じくランサーを名乗ったローブを被る女性。

 >しかし多少の露出もあり、ローブから除くヘビのような瞳は見続けていれば呼吸も忘れてしまいそうだ。

 

 えっ........(思考停止)ライダーでもなければゴルゴーンでもなく、はたまた幼女じゃなくて成長した後の姿だと.......!? うーん、私としては初めての経験ですね。実はこの霊基の彼女は初見なので未知数なんですよねぇ。大丈夫? いや、大丈夫にじゃないとダメなんですけど.........。ま、まぁ気を取り直して次だ次! 

 

 >召喚されたメドゥーサは少し辺りを見回すとあなたに焦点を合わせる。

 >そのまま本来のマスターである藤丸立香を後ろ背に、あなたの眼前まで向かってきた。

 

 ........ん゛? 

 

「..........なるほど」

 

 >あなたを数秒見つめて何を思ったのか。クスッと笑って立香の元へ戻って行った。

 

 な、なんですかさっきの行動は.........怖い怖い。その意味深な笑顔はなんだったんですかちょっと。

 

 >再び光帯は回転し、召喚サークルに最後の一人が現れた。

 

「ようやっと私を呼んだか、ノロマな奴め。サーヴァントセイバー。此度はお前を...............」

 

 >サーヴァントセイバーを名乗るその女性。

 >全身黒の甲冑に金色の髪、さらに顔のフェイスペイント、それは確かに見覚えがあった。

 >だからだろう、その人物を見た瞬間に立香の顔が驚愕一色に染まったのは。

 

「う、嘘っ.........なんであなたがここに!?」

 

「それはこっちのセリフだ! なぜ貴様が........って」

 

 >立香を睨んだセイバーは、視界の端にあなたを見つける。

 >すると立香には目もくれず、今度はあなたの元へやってきて襟元に掴みかかった。

 

「おい元哉! なぜ私を召喚しなかった! 貴様の召喚に応じるためにやってきたんだぞ!」

 

 えぇ....(困惑)アルトリア・オルタさん、まさか気が早り過ぎてフライングしちゃった説濃厚? ウッソだろお前www

 これ、どうなるんですかね? 便宜上マスターは立香ちゃだけど仕えるのはホモ君ていう慎二スタイルになるんでしょうか? 

 

「ッチ、だがカルデアに来れたのは紛れもない事実だ。........藤丸立香、たとえ貴様にマスター権があろうとも、私は貴様をマスターなどとは呼ばん。それに私へ向けて令呪も行使するな、分かったな?」

 

「え、えぇ........?」

 

 ホモ君は無償でサーヴァントを獲得した! ........いやまぁ、嬉しいんですけど、立香ちゃの方は大丈夫ですかね? いや大丈夫やな(即答)前衛では優秀な槍ニキが居ますし、後衛ではエミヤマッマが付いてます。さらにマシュも参加するので結構いい布陣ですね。唯一メドゥーサが未知数ですが、まぁ第7特異点の彼女が進化した姿なら全幅の信頼を置いても大丈夫でしょう。

 

 ちなみにですが、メディアの破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)で契約は解除できるので、召喚するまで待ってくれよな〜頼むよ〜。

 

「えっと、藤丸立香です。今人理が焼却されてしまって助けが必要なんです。だからどうか私達を助けてください!」

 

 >立香はそう言って眼前の3人に深く頭を下げた。

 

「任せな! クランの猛犬の力、見せてやるぜ!」

 

「あぁ、もちろんだ。任せてくれたまえ」

 

「良いでしょう。せいぜい、生き延びることです」

 

「..........フン」

 

 まぁ色々と発覚したところで契約成立です。どうやらアルトリア・オルタはホモ君側に来るようですが立香ちゃと契約しましたのでパスは繋がっています。魔力供給が楽になるってある意味.........いや、彼女の宝具が立香ちゃから支出されると考えるとそうでも無いですね。これは.........早急にメディアを引く必要があるかもしれません。

 

 ま、まぁとりあえず気を取り直してホモ君の番ですね。

 

 >あなたは召喚サークルの前に立ち、聖晶石を3つ投げ入れた。

 >召喚サークルの光帯が回転し、虹色の眩い光を放つ。

 

 や っ た ぜ。

 やー、やっぱりこういうところですよね。こういうところで走者力が発揮されるんですよ。やっぱりね、ガバの後には運がついてるものなんです。さぁこい! いいのこい! こいこい! 

 

「快楽のアルターエゴ、メルトリリス。何度目か分からないけれど、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()の。早急に理解しなさい? ..........ったく、この私の召喚に入り込もうとするなんて。もしあいつが召喚されたら真っ先にブチ抜いてやるんだから

 

 >自身のクラスをアルターエゴと名乗る彼女。

 >脚部によりこちらを見下す形になる彼女。

 >水平線の水面のような青く長い髪に、振袖のような服が良く印象に残った。

 

 .........なるほど、メルトリリスですか。これはいい感じです。次の特異点のためにアサシンが望ましいと言いましたが、このアルターエゴクラスは後者の3騎士を上から殴れるので結果的に汎用性の増したクラスでしょう。彼女自身、生前の格とかそんなものは存在しませんが、強いです。.........ていうか、前衛ばっかりでホモ君のサーヴァンツ殺意高すぎんよ〜。

 

 まぁ召喚したということは交流があると言う訳でして。立香ちゃも召喚した3人と絆を深めてもらいましょう。アルトリア・オルタはもうホモ君で対応する他ないのでそうします。

 

 あっそうだ(唐突)

 

 そういえば玉藻の前がカルデアに帰還したら見返りよこせとか言ってましたね。........ということはマイルームに戻っている感じでしょうか? それじゃあついでに交流も兼ねてホモ君のマイルームへ..........

 

「悪いな、マスター。来て早々だが私は行くところがある」

 

「そちらのお馬鹿さんに同じよ。今度構ってあげるわ」

 

「誰が馬鹿だと?」

 

「仕える相手を間違えるなんて、馬鹿以外に何があると言うの? 新しく間抜けとでも言って欲しいのかしら?」

 

「フン、不器用と腰抜けが同棲している貴様がよく言ったものだ」

 

「何よ?」

 

「何だ?」

 

 オォン..........なんか2人で睨み合ってどこかに行ってしまいましたね。えーっと........なんか特殊なケースですねこれは。ん〜、ホモ君どうしましょうか。まぁとりあえずさっきダヴィンチちゃんに伝え忘れていた開発のお話にでも行きましょうかね。

 

 そうと決まれば即行動です。ローマは一日にして成らず。タイムは1秒にして成らずです。

 

 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




怒りに身を任せて失踪します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特異点F幕間+‪α‬

ま た せ た な

どうしてもモチベが上がらなかったのと割と忙しかったのとうまぴょいしてたりカムラの里で古龍をシバキ周したりしてたので初投稿です


 ──FoxTailに問ふ──

 

 カラン、コロン、カラン、コロン。妙に心地の良い下駄の音が、閑散としたカルデア内の通路に響く。フリフリと9本の尾を揺らしながら、玉藻の前は何かを懐かしむように歩いていた。

 

「変わりないのはまぁ、いいんですけどねぇ」

 

 ふと立ち止まって、視線を送る。通路側の窓から覗く年中吹雪な外の景色、通路内を照らす照明、窓際にせめてもの彩りとして設置されたクロッカスの花。

 

 その一つ一つに、いつか見た記憶を重ねていた。なればこそ、ため息や独り言も多くなるというもの。立ち止まっていた玉藻の前は、再び目的地へと向かって歩き出す。

 

 カルデアに所属するマスターのサーヴァントには、一騎一部屋が割り当てられる。玉藻の前もその例外では無く、元哉が目覚めるまでは部屋で大人しくしていた。

 

 しかしようやく自らのマスターが目覚めたというでは無いか。 もちろん良妻を名乗る彼女がそれを聞いていつまでもじっとしていられるはずもない。そるに特異点Fから帰った後はサービスしてもらうという約束(?)をしていたのだ。いくら主従といえど、そういう事は守ってもらわなくてはならない。

 

 そんな理由で今現在、元哉の部屋へのんびりと向かっているのだ。焦る必要は無い。彼はふらりとどこかへ消えたりすることがないのを彼女は知っているのだから。

 

「........おや?」

 

 ふと視線の先に映った人物に、少しだけ首を傾げる。コツコツと歯切れの良い靴音を響かせながら、こちらへ向かって歩いてくる全身黒甲冑の人物。それはつい先日見たアルトリア・オルタだった。

 

 玉藻の前とアルトリア・オルタ、両者は歩みを止めずに互いの眼前に立った。

 

「やっぱり来たんですね。.......あぁでも、てっきりこっち側に来ると思ってましたけど。玉藻ちゃんの勘も鈍りましたかねぇ?」

 

「なるほど、お前の尻尾は本命の1本以外すべて要らないらしいな?」

 

「ひえっ、動物虐待ですー!」

 

 やたらとおどけた口調で怯えた演技をするいつもの玉藻ちゃん。それを見たところでアルトリア・オルタが特になんの反応をする訳でもないのは本人が1番知っている。

 

 もはや反射的なものなので仕方ないといえば仕方ないのだが。とりあえずアルトリア・オルタへ向き直った。

 

「ところで、オルタさんはどうしてこちらに?」

 

()()()()()()()といえば分かるだろう?」

 

「はてさて、玉藻ちゃんには1ミリも心当たりが..........」

 

 刹那、アルトリア・オルタの魔力が吹き荒れた。飛来する黒鉄の剣は真っ直ぐに玉藻の前の首へ。しかし彼女が小石をつまむかのように軽く指2本で受け止めれば、纏っていた魔力が一気に霧散し、地形破壊すら起こす剣身は完全にピタリと静止した。

 

「なんのつもりです? 戦闘ルーム以外での攻撃はご法度だとあなたも知っているでしょう?」

 

「フン、私の一撃を涼しい顔で受止めておいてまだとぼけるつもりか?」

 

「とりあえず剣を下ろしてくれません? 物騒ですよ」

 

「ならば私がこの剣を下ろすに足りる返答をしろ。なんだ、その()()()()()()()は?」

 

 キッ! と睨んだアルトリア・オルタの瞳が、玉藻の前を射抜く。しばらく両者は無言のままでその状態を維持していたが、先に根負けしたのは玉藻の前の方だった。彼女は観念したようにため息をひとつ零す。

 

「.......マスターには言ったんですけど、私は私における全ての可能性を集めて顕現してるので。あなたが今までに知っている私とは少し勝手が違うかもしれませんね」

 

「少しどころの問題か。貴様のそれは、もはや英霊の────ッ!」

 

 何かを言おうとしたところで、その唇に玉藻の前の細指が押し当てられる。すると、アルトリア・オルタの口はそれ以上動かなくなった。

 

「はぁ〜い、シリアスなのはここまでで十分ですぅ。玉藻ちゃんにも用はありますからね〜..........あ、すいません。そのままだと喋れませんね」

 

 パチンと指を鳴らせば、ようやくアルトリア・オルタの口が動いた。彼女は小さく舌打ちをしながらその剣を納刀する。

 

「.........もし、お前がなにか怪しい動きを見せたのなら、元哉の前であっても叩き切る」

 

 最後、やけに低い声で玉藻の前に言い捨てると、アルトリア・オルタはそのまま霊体化してどこかへ消えてしまった。そうしてその場に残った玉藻の前は、何がおかしいのかクスクスと口元を裾で覆いながら優雅に笑う。

 

「物騒ですねぇ。..........ま、気づいたのはオルタさんが最初ですし、その高慢な態度は許しましょう」

 

 カラン、コロン。カラン、コロン。再び心地の良い下駄の音が廊下に響き始める。

 

「まぁ私は真っ白なキャンパスですので。全てはマスターの配色次第ですかねぇ〜.........なんちゃって☆。さっ、マスターの部屋にお邪魔致しましょうか!」

 

 九本の尾は、フリフリとご機嫌に動いていた。

 

 

 

 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

 

 

 チャートは持ったか? 行くぞぉ! なRTA、はぁじまぁるよー! 

 

 さて、ダヴィンチに武器開発のお話を通してきました。これで特異点でドロップした素材を使って武器を作れるようになりましたね。まぁでも暫くは使う必要すらないんですけどね、初見さん。

 

 あっそうだ(唐突)

 

 前回、破戒すべき全ての符で立香ちゃ所持のアルトリア・オルタの契約を切るためにメディアを早々に召喚しなければいけないと言いましたが、あれは嘘だ(大佐感)

 

 しっかりとエミヤマッマを立香ちゃが召喚していますからね、彼に作ってもらえばいいのです。贋作でも十分効き目あるとか投影魔術器用すぎんよ〜。

 

 というわけなので、恐らく厨房でハードワークしてるであろうエミヤニキのところに行きましょう。

 

「......む、元哉か。どうしたのかね? 私に何か用かな?」

 

 破戒すべき全ての符作ってくださいお願いします何でもしますから! (なんでもするとは言ってない)

 

「なぜそれを........嗚呼、彼女の事か。だが、私の独断でやる訳にも行かなくてね.........私に投影して欲しいのならせめてマスターと彼女を連れてくることだ」

 

 >あなたは断られてしまった。

 

 はーつっかえ。

 

 .......しかし仕方ありません。ここは立香ちゃとアルトリア・オルタを連れてきましょう。

 

 >あなたは立香のマイルームを訪れた。

 

 お邪魔するわよ〜

 

「あ、元哉。どうしたの?」

 

 >あなたはアルトリアオルタの契約権についてリスクを述べ、交渉した。

 

「うーん......サーヴァントとか令呪とか、契約の仕組みとかもまだよく分かってないし、確かに元哉に渡した方が彼女も喜びそう。あの時のことが引っかかるけど........さすがに大丈夫だよね! 

 

 >何やら彼女は小さくブツブツと何かを言っていたが、あなたには聞こえなかった。

 

「うん、わかった。どうやるのかわかんないけど、元哉に任せるね」

 

 ヨシ! (現場猫)

 

 許可も貰ったので彼女を連れて今度はアルトリア・オルタを捕まえに行きましょう。ちなみに先程やったようにこうやってサーヴァントの契約権を巡って交渉することができます。ですが好感度が高くても今回のようにお互いの利害が一致したりそれ相応の理由がない限りは交渉は成功しません。

 

 今回はアルトリア・オルタが立香ちゃに懐いてなかったのと、立香ちゃの魔力的な問題もあって成功した感じですね。まぁもちろん好感度が低いとそれ以前の問題になってきますが。

 

 >あなたはアルトリア・オルタのマイルームを訪れた。

 

「お、お邪魔します」

 

 おっすお邪魔しまーす。

 

「む? 元哉と.......お前か。何の用だ」

 

 >あなたはアルトリア・オルタの立香に対する視線が鋭いものであることを感じた。

 

 直感くん仕事しないでいいっすよ...........(RTA的に)無駄なテキストなんで。

 

 >あなたはアルトリア・オルタに契約権の変更を確認する。

 

「当然だ。私はお前のサーヴァントであってそこの小娘のではない」

 

 確認が取れました。後は消化試合なのでパパっとやって終わり! 閉廷! 解散! 

 

 >あなたはアルトリア・オルタとのパスが繋がるのを感じた。

 

 工事........完了です。

 

 ちなみに余談ですがホモ君の専攻が強化魔術ではなく投影魔術の家系だった場合、エミヤマッマを自分で召喚しているとプチ衛宮士郎プレイができます。意外と投影魔術ルートも自前で武器をいくらでも作れるため多少なりのタイム短縮ができるんです。しかし火力は一般ピーポーとさほど変わらないのでこのチャートでは使用しませんが。

 

 さて、それではカルデアに帰還してからやることは終えたので、次の特異点に向けての準備をしましょう。しばらく時間が空くので、倍速倍速ゥ! 

 

 倍速している間に大人気アニメを流しても良かったんですが、さすがに画面が寂しくなるので.........

 

 み な さ ま の た め に ぃ 〜

 

 倍速の画面で何をしているのか解説致します。

 

 次の特異点が見つかるまでの準備期間で、立香ちゃの強化を図っていますね。

 

 現在の立香ちゃはまぁ、プチッと簡単に死ねるレベルで弱いです。そのためどの兄貴もRTAでは必ず立香ちゃの訓練フラグを立てています。立てないと立香ちゃが成長していかずに死んじゃうからね、シカタナイネ。

 

 今回は槍ニキやらマッマやらとかなり戦闘面に富んだ面々を召喚しているので、まぁ安泰でしょう。魔術の講師と戦闘指南は槍ニキに、座学やらなんやらはマッマとホモ君で担当します。

 

 魔術の面ではしっかりとガンドの補足率をあげてもらいましょう。原作や今ゲームで兄貴達は何度もこの魔術に救われてきたことでしょう。実はこのガンド、ルーン魔術なんです。そのためルーン魔術専門の槍ニキを講師にする必要があったんですね〜(例の構文)

 

 それに戦闘面でも『クランの猟犬』と呼ばれるだけあってクソ強いですからね。まぁ欲を言えばマジカル八極拳やパンクラチオンみたいな格闘術も教えて欲しいのですが、それはまた追々です。まぁ立香ちゃが召喚したらの話ですけど。

 

 座学やらその他諸々に関しては言うことはありません。ホモ君は優秀なのです。

 

 では画面では地味な絵面が続きますので、そのままお楽しみください(ニチャア)

 

 

 

 

 

 走者、倍速中………

 

 

 

 

 

 

 

 走者、倍速中………

 

 

 

 

 

 

 

 走者、倍速中………

 

 

 

 

 

 

 何 で 等 速 に す る 必 要 が あ る ん で す か

 

「あれから数日が経つが、マスターは結構やり手だな」

 

「ほんとっ!? ありがとう!」

 

「待て待て気ィ抜くな。喜ぶのはしっかり習得してからにしろ」

 

「はーい」

 

 お、順調に立香ちゃんが仕上がってるみたいですね。いいゾ〜これ〜。さて、このぐらいの立花ちゃんならオルルァンにも十分対抗できるでしょう。

 

 >あなたとクーフーリンがいつも通り立香に魔術を教えていると、慌ただしくロマニが入室してきた。

 

「はーっ.........はーっ............み、見つけた」

 

 オッスオッスドクター。どうしたんだよ急に? ここは女の子の部屋だぜ? デリカシーがないんじゃないか? 

 

「って、それなら君も普通に入ってるじゃないか! ..........って、そんなこと言ってる場合じゃなくて!」

 

 >ロマニは上がった息を整えると、真剣な眼差しであなた達を捉えた。

 

「立香ちゃん、元哉くん、特異点が見つかった。至急中央管制室に来てくれ」

 

 出たわね........ではオルルァンへの道が見つかったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

 

 

 ───轟音が鳴り響く。

 

 鳴り響かせるのは、全身の血管が浮き出た荒々しい形相の巨大な魔猪。その眼光の先に映るのは、()()()調()()()()()()()()()女性。

 

 どこにも外傷が見当たらない魔猪に比べ、女性の方は、全身血にまみれており、状態から見ても返り血ではなく彼女自身の物であると考えられる。ぽたぽたと地面に滴る血の量からしても、既に立っているのがやっとと言った状態か。

 

「ブオオォォォォォォォォ!!!」

 

「あーもう、しつこいのよさっきから!!」

 

 その巨体で突進してきた魔猪を、女性は跳躍して避ける。そしてそのまま魔猪の頭上目掛け、垂直に落下していった。

 

「ベリー・ウェルダンにしてやる!!」

 

 魔猪の頭上に彼女の腰に差していた黒剣が突き刺さり、次いで魔猪の全身から炎が吹き出る。やがて全身を炎で包まれた魔猪は、断末魔を挙げる暇すら与えられずに絶命した。

 

「っく.......!」

 

 少しぐらついたと思うと、女性は地面に膝を着いた。傍目から見ても状態は最悪。これ以上苛烈な行動をすれば、すぐに命を落としてもおかしくないだろう。

 

 女性は体を引きずるようにして近くの深い茂みまで行くと、木に背中を預け、ズルズルと地面に座り込んだ。

 

「はぁ.........はぁ..........ったく、早く..........来なさい、よ.............」

 

 まだかろうじて動く口で、空を見上げて文句を言い放った。

 

「馬鹿..................マスター...........!」

 

 




失踪するとか言ってどうせ帰ってくるので失踪します


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。