続ける予定のないpart1置き場 (MAGMA)
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パワプロ君「私立頑駄無高校か……」

一発ネタ其之1


 俺は『波輪田(はわだ) 楓炉(ふうろ)』。皆からはパワプロって呼ばれてる野球バカだ。あこがれの甲子園目指して、野球を頑張っている。

 

しかし、高校受験で間違った進路を提出しちゃったせいで、通うつもりだった高校とは違う高校に入学してしまった!

 

「はあ、野球部があったからよかったけど、去年から始まった野球部なんて大丈夫なのかなぁ?」

 

「何を黄昏ているでやんす? せっかく晴れの入学式なんでやんす! もっと明るくいくでやんすよ!」

 

 入学式で、些細なことで知り合った矢部君。彼はこの学校が特に力を入れているロボット開発に惹かれて入学したらしい。肝心のロボット工学部には入れなかったみたいだけど。

 

入学してから1週間、早速部活を決めることになった。勿論俺は野球部。この学校はロボット工学を専攻する学校なんだけど、なぜかボクシング部、フェンシング部、少林寺拳法部、空手(?)部は滅茶苦茶強いらしい。

 

「君が野球部志望の一年生かい? グランドは向こうだよ。今年は結構な数の一年生が来てくれてうれしいな」

 

 声をかけてくれたのが3年生でキャプテンの『安室 怜』先輩。ポジションはファーストだ。

 

「みんな、集まってくれ。去年は部員の数が足りず、試合にすら出れなかったが今年は新入生たちも加わって試合ができるようになった! 能亜先生が勝ち取ってくれた予算を最大限生かし、結果を出そう!」

 

「安室の言うとおり、我々には圧倒的に経験が足りない。しかし、此処にいる全員が光るセンスを持った者たちであることは間違いないのだ。センスを磨き、実力を付ければ甲子園に指をかけることも可能になる。ともに励もう」

 

 後から皆を激励したのが、副キャプテンの『亜砂 四赤(シア)』先輩。ポジションはショートだ。

 

「早速、練習と行きたいが、先ずは部員の紹介だな。3年は俺たち二人だけだから、次は2年の自己紹介をしよう」

 

「『日高 美夢』、センターだ。女の名前だと馬鹿にしたらぶん殴るからな」

 

「『四本 阿納』、セカンドだ。瞬発力に自信がある。」

 

「『天田 士郎』、ライトを守ってる。肩肘張らないで仲良くしようぜ」

 

「2年は以上だ。次は1年の自己紹介を頼む」

 

「『蘆田 自由』、中学ではキャッチャーでした!」

 

「『浦木 晃』、中学ではレフトです!」

 

「『阿路菜 飛亜』、中学ではサードでした!」

 

 そして俺、勿論ピッチャーだ。この高校でピッチャーは俺一人。俺がエースにならなくてはいけない。俺たちの高校野球は前途多難な中始まるのだった。




誰か続き書いて♡


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