転生したらワンピースの世界だった件(仮) (ふっか)
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東の海編
第1話 出航そして侵略
ワンピースの二次創作書いてみたかったので書くことにしました。
他に書いている俺ガイル×SAOとラブライブの二次創作も来週中には投稿します。
あっれれ〜おっかしいぞぉ〜
俺事故にあって死んだよな?
なんで赤ちゃんになってるんだ?しかも前世の記憶あるし。
もしかして異世界転生か?
〜11年後〜
この11年で分かった事がある。
まず名前
カイト
まさかの前世と同じ名前かよ。
そしてここは前世で俺が大好きだったワンピースの世界のフーシャ村だということ。
そして、つい最近シャンクスがこの村を拠点にし始めたとこだということ。
とりあえずこれから何しよ。
せっかくワンピースの世界に来たんだからやっぱ海賊になりたいなぁ。
海賊になるには強くなきゃだから、とりあえずシャンクス頼んでに修行つけてもらおう。
ということで、1年後位にこの島を出るということだったのでそれまでシャンクスに修行をつけてもらえることになった。
修行の途中で、ルフィと知り合った。
そして、なぜかシャンクス達が悪魔の実を2つ持ってた。
ひとつはゴムゴムの実でもう1つは知らない悪魔の実だった。
そして、ルフィはゴムゴムの実を、俺はもう1つの方を食った。
俺が食った方はミズミズの実と言うらしい。
修行が始まってから1年後、シャンクスが出航した。
修行の成果は、武装色と見聞色を使えるようになった。まぁ海軍の中将クラスだけど。覇王色は使えるようにならなかった。
そして、その後エース,サボ,ルフィと盃をかわして義兄弟になった。
〜数日後〜
フーシャ村の港にはエース,サボ,ルフィとマキノや村長や村の住人か集まっていた。
「エース,サボ,ルフィ!俺は先に海へ出る。じゃあな!」
「「「あぁ!」」」
「マキノさんや村長,村のみんなもじゃあな!」
俺は皆に別れを告げると船を走らせた。
とりあえずココヤシ村に向かってナミさん達を助けよう。
そして、俺はココヤシ村に向かった。
〜数ヶ月後〜
ふぅ、何とかココヤシ村に着いた。とりあえず上陸しよう。
「旅のお方ですかな?」
声がした方を振り返ってみると、そこにはココヤシ村の駐在のゲンさんがいた。
「ええ、そうです」
俺はそう答えた。
「そうですか。まぁゆっくりしてってください。良かったら村を案内しましょうか?」
ゲンさんはそう言ってきた。
「じゃあよろしくお願いします」
と言う訳で村を案内して貰った。
それとしばらく滞在させて貰えることになった。
その数日後、アーロンがやってきた。
「海賊だァっ!」
「アーロン一味だ…!!!」
「アーロン!!?」
「そんなバカな!!」
村人達はすごく驚いていた。
「シャーッハッハッハッハッハッハ!!!ゴキゲン麗しゅうくだらねェ人間どもよ!!!今この瞬間からこの村、いやこの島を俺たちの支配下とする!!!」
こんばんは、ふっかです。
ワンピースの二次創作を書いてみたくなったんで書いてみました。
ナミさんをヒロインにしたいのでアーロンがココヤシ村を支配しに来た辺りに遭遇させました。
キャラ紹介
カイト(12才)
ミズミズの実を食った水人間
シャンクスに修行をつけてもらう。覇気を使えるようになる(中将クラス,覇王色は使えない)
サボとエースとルフィの4人で兄弟の盃を交わす。
その後すぐに出航する。
そしてココヤシ村へ。
悪魔の実紹介
ミズミズの実
自然系悪魔の実の1つであり、体全体を水に変えることが出来る。
そのため打撃や斬撃が全く効かない。(海楼石の攻撃は効く)
さらに、近くの水場まで移動できる。(ジ○○ョ第4部のア○アネ○ク○ス的な感じ)
体を一部水化させ、それを飛ばした先にも移動できる。(射程距離2m)
雷系の攻撃は効く。
体内の水分を操り、触れた相手に水分を与えたり干からびさせたり出来る。
近くの水を操り水害を起こすことも出来る。
海水は操れないが、海水の温度を変えること位は出来る。
水の温度も変えることができる。
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第2話 アーロンとの戦いそして出航
「シャーッハッハッハッハッハッハ!!!ゴキゲン麗しゅうくだらねェ人間どもよ!!!今この瞬間からこの村、いやこの島を俺たちの支配下とする!!!」
そして、アーロンは大人1人10万ベリー、子供1人5万ベリーと言って村人から金を巻き上げて行った。
そして、アーロンの仲間がベルメールさんの家を見つけてしまった。
アーロン達はベルメールさんの家に向かった。
「「ベルメールさん!!」」
茂みに隠れていたナミとノジコが声を出した。
その後2人はベルメールさんの家に向かって走り出した。
俺は2人を追いかけた。
ベルメールさんは、アーロンに腕を踏みつけれていた。
俺は、アーロンに向かって行ってアーロンを殴った。
「下等な人間のガキが俺様に何をした!」
「うるせぇよ。クソ半魚野郎!」
「半魚だと?下等な人間如きがァ!
アーロンは、口を開けて回転しながら突撃してきた。
俺は、それを避けようとしなかった。
「危ない!避けろ!」
ゲンさんがそう叫ぶが、俺はそれを無視し、ぼーっと突っ立っていた
「シャーハッハッハッハッハ!バカめ!そのまま風穴あけて死ねッ!」
アーロンが俺の体を貫いた瞬間、俺の体はアーロンがぶつかった場所を中心に、液体化して水になった。
そして、アーロンは地面に突き刺さった。
「貴様ッ!悪魔の実の能力者か!」
アーロンが立ち上がってそう言ってきた。
「そうだ。俺はミズミズの実を食った水人間、体を自由に水に変化させることが出来たり水を操る事が出来る」
「チッ!
アーロンはそう言って逃げようとした。
「逃がすか!」
俺はそう言うと体を水化させて移動し、アーロンにしがみついた。
「離せッ!な、なぜ干からびているんだ?貴様何をしたァ!」
「俺は水分を操れるから相手の水分を吸い取って干からびさせることも出来るんだよ!」
そして、アーロンは気絶した。
「さて、お前らの船長はダウンしたがまだ続けるか?まぁ逃げようとしても逃がさないけどな」
「舐めるなァ!」
そう言ってエイの魚人のクロオビが向かってきた。
「武装色!硬化!」
俺はそう言って武装色の覇気を発動した。
「おりゃァ!」
俺は、武装色の覇気を纏った腕でクロオビを殴った。
「ぐはァ!」
そしてクロオビが気絶した。
数分後、俺アーロン一味を全員制圧した。
そして、初めての戦闘のため、疲れて倒れた。
〜3日後〜
「はっ!ここは?魚人たちは?」
目を覚まして飛び起きると、どこかの部屋のベッドに寝かされていることに気づいた。
「魚人達は君が全部倒したぞ。そしてここは君が使ってた部屋だ」
俺は声がした方へ目を向けた。
そこにはゲンさんがいた。
「魚人達から村を守ってくれてありがとう。君には感謝してもしきれない。お礼と言ってはなんだが、君が満足するまでこの村に滞在するといい」
ゲンさんがそう言ってきた。
「いや。当たり前のことをしたまでです。じゃあお言葉に甘えて10年位滞在させてください」
「わかった」
というわけでココヤシ村に10年間滞在させてもらうことになった。
〜10年後〜
ココヤシ村に滞在させてもらってから10年が経った。
この10年間で色々修行した。
俺は、フーシャ村に向かって船を出すとこだった。
ちなみにナミは俺についてくることにしたようだ。
「ココヤシ村の皆さん、10年間お世話になりました」
「ココヤシ村のみんな!今までありがとう!元気でねー!」
俺とナミは、村の人達に別れを告げて小船を出した。
「本当によかったのか?俺と一緒にきて」
「うん!私の夢は自分の目で見た世界地図を書く事だもん。それに、カイトと一緒にいたいから」
やばい可愛い。
待ってろルフィ。俺がお前の仲間になってやる。
こんばんはふっかです。
お久しぶりです。遅くなって申し訳ありませんでした。
ウマ娘にどハマりしてました。orz
あとは今年から受験生なので...
それではいつになるか分かりませんがまた次回。
設定
カイト(22)
ココヤシ村で10年間修行し、技を開発した。
(技の解説は技が出てきた時に。)
10年の間にワンピースの原作の記憶は薄れてきた。
ナミ(18)
本作のメインヒロイン
10年前アーロンからベルメールさんとココヤシ村を救ってもらったのをきっかけにカイトに好意を持ち始める。
次回予告
結成、麦わらの一味
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第3話 vs.バギー海賊団
4話はここまで投稿遅くならないように気を付けます。
では、第3話どうぞ。
俺とナミは、
そして今、俺は、バギー海賊団の下っ端と戦っていた。
しばらくして、下っ端たちを全滅させたとき上空で、爆発音が聞こえた。
そして、何かが降ってきた。
「くっそ~。何で砲弾が飛んでくるんだ!?あーでも助かった。あっ!お前もしかしてカイトか!?」
落ちてきたやつ。否、ルフィはそう言って立ち上がった。
「ああ。久しぶりだなルフィ、相変わらずだな」
俺は、ルフィにそう言った。
「カイト、その人は?」
ナミは、そう言いながら隠れていた所から出てきた。
「こいつは、ルフィ。前にココヤシ村にいたときに少し話した俺の弟だ」
俺は、そう言ってナミにルフィを紹介した。
「ルフィ、彼女はナミ。俺の仲間だ」
そして、ルフィにナミを紹介した。
「そうか、よろしくな。ところで、おまえら俺の仲間にならないか?」
ルフィはそう言ってきた。
「俺は、いいぞ。ナミはどうする?」
「カイトが入るなら私も入る」
「ということだ。よろしくなルフィ」
「おう」
というわけで俺たちはルフィの仲間になった。
「とりあえずバギーを倒しに行くか」
「バギーって誰だ?」
ルフィがそう聞いてきた。
「バギーはね、大砲好きで有名な海賊なの。どこだかの町で子供に自分の鼻をバカにされたからって大砲でその町一つを消し飛ばしたって話もあるし、その上妙な奇術を使うとも聞いているわ」
ナミがルフィにそう説明した。
「よっしゃ行こう。どこに居るんだバギーは」
「こっちだ」
俺は、そう言ってバギー海賊団のいる酒場に向かって歩き出した。
しばらくすると、酒場についた。
「よし、着いた」
俺はそういうと、腕を水に変化させ手首を勢い良く発射させ、酒場の屋上の柵をつかんだ。
そして、勢い良く上へと飛び上がった。
「
俺は、バギー海賊団の奴らに向かって両手を前に出し、銃のように構えてそう叫んだ。
すると、バギー海賊団の下っ端たちは俺の指先から放たれた水の銃弾にあたり、次々と倒れていった。
そして、俺は酒場の屋上に着地した。
「何者だ、てめェは!!」
バギーは俺に向かってそう言ってきた。
「俺は、カイト。お前たちから海図を盗んだ奴の仲間だ」
俺は、バギー達にそう名乗った。
「そうか、あの女の仲間か。なら、ハデに死ねェ!!バラバラ
バギーがそう叫ぶと、ナイフを指の間に三本挟んだ腕を発射してきた。
簡単に能力を明かすと面白くないしよけるか。
俺は、右に転がり、何とかしてよけた。
「よっと。おいカイト、おいてくなよ。おい、でかっ鼻!お前がバギーか?」
「誰がでかっ鼻だァ!!!先ずはてめェからハデに死ねェ!!」
「ルフィ、後ろの二人は俺がやる。バギーは任せた」
「ちょっと待った、俺も混ぜてもらおうか」
そういいながら、ロロノア・ゾロが現れた。
「わかった。じゃあ、俺は、ライオンの方をやる。あんたは、もう一人の方を頼む」
俺は、そういうと、モージと対峙した。
ルフィ達はというと、下に降りて戦っている。
「おれはバギー一味猛獣使いのモージだ」
モージはそう名乗った。
「そうか、雑魚に興味はない」
「てんめェさっきの奇襲が成功したからって調子乗ってんじゃねェのか?まず、おれの怖さを知らんらしい…やれ‼リッチー!!!」
モージがそういうと、リッチーが襲い掛かってきた。
俺は、ギリギリで上に飛んでよけた。
そして、モージに蹴りを入れた。
すると、モージは吹っ飛んだ。
(やべ、やりすぎたか?まあいいか)
というわけで俺は、ルフィたちのところへ向かうことにした。
ルフィたちのところに着くと、ちょうど町の人が集まって来たとこだった。
「君達……俺達はこの町の住人だ。海賊達の仲間割れでも起きたのか…何か知っていれば教えてくれ…!」
オールバック風の髪形の町民がそう聞いてきた。
「なんだ…町の人達か、まだ仲間がいたのかと思った」
ナミがそう言って安堵した。
「あ!!町長っ!!なんてことだ!!しっかりしてください!!くそっ!!一体ここで何があったんだ!!」
「海賊達の仕業に違いない!!」
町の人たちは町長の周りに集まりながらそう言っていた。
「あごめん。そのおっさんは俺がぶっ倒した!」
ルフィは町民達にそう言った。
「何!?」
ルフィの言葉を聞いて町民達がこちらをにらんできた。
「ちょっと!そんなことわざわざ言わなくても」
「見てたろ」
「見てたけど!!それにはちゃんと理由が…」
ルフィとナミが言い合いをしていた。
「お前らうちの町長をこんな目に合わせといて」
「言い訳は聞かんぞ!!」
「何者だ!!まさか海賊か!?」
町の人たちが口々にそう言ってきた。
「海賊だ!!」
ルフィが町の人たちにそう答えた。
「やっぱりそうか!!」
そういうと、町の人たちは襲い掛かってきた。
「ばかっ!!!」
ナミはルフィそう言ってキレていた
「ほんとだろ!!」
ルフィはナミにそう言い返していた。
「逃げろっ」
ルフィはゾロを担いでそう言って走り出した。
「もうっ!!」
ナミは、そう言ってあきれながら走り出した。
俺も二人の後に続いて走り出した。
しばらくすると、港に着いた。
「はあー怖かった。シュシュのおかげで何とか逃げ切れたわ。何で私達がこんな目に合わなきゃなんないの?」
ナミがそう言った。
「いいだろ別に、おれ達の用は済んだんだから!」
ルフィがナミにそう言った。
「とりあえず出港準備しようぜ」
俺はそう言って船に乗ると、帆を張った。
「おい待て小童共!!!」
町長のおっさんが船着場のとこからそう叫んできた。
「町長のおっさん!」
ルフィは町長のおっさんに気づいてそう言った。
「すまん!!!恩にきる!!!」
町長のおっさんは俺たちにそう叫んだ。
「気にすんな!!楽に行こう!!」
ルフィは町長のおっさんにそう返した。
「そういえば、自己紹介がまだだったな。俺はカイト。ルフィの兄だ。よろしくな。」
俺はゾロに向かって手を差し出しながらそう言った。
「ルフィの兄貴なのか。俺はロロノア・ゾロだ。よろしくな」
ゾロはそう言って俺の手を握り返した。
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4話 VSクロネコ海賊団
今年の四月で大学生になりました!
なので学校が早く終わる日と課題がなくて時間があるときにちまちま書いて投稿してくんで前より更新頻度上がるかもしれません。
SAOの方もそのうち更新します。
それでは第4話どうぞ
オレンジの町を出てから二日が経った。
俺達は、食料や船と仲間を手に入れるためにシロップ村に来ていた。
そこで、キャプテンクロの計画を知り、俺たち四人は、村を守るためにウソップに協力することにした。
翌日、早朝、俺は、ルフィたちがいる海岸とは逆の北の海岸に停泊しているクロネコ海賊団の船に忍び込んでいた。
(外のクロネコ海賊団の奴らはもうすぐ来るウソップ達に任せてこの船の宝を頂いておくか)
俺は心の中でそう思い、クロネコ海賊団の船の探索を開始した。
(なんだよ、少ねぇな。まあいいか、とりあえずこれをおれたちの船へ運ぼう)
探索を開始して数分後、宝の入った袋を一袋抱えて船から出ようとしていた。
ドスゥーン!!
「おいおいブチ!!来て見ろよえれェこった船首が折れてる!!!」
「なに、船首がァ!!?おいおい、どういう理由で折れるんだ!!」
船の先頭の方からそんな声が聞こえてきた。
「下りて来い!!!〝ニャーバン・
船の外のほうからそんな声が聞こえた。
(やべぇな、とりあえず俺も戦いに参加するか)
そして俺は、船室から甲板に出た。
甲板に出ると両手を前に出し、指を銃のように構えた。
「
そう叫ぶと地面に座り込んでいる敵に向かって指先から水の銃弾を乱射した。
「水拳!!」
俺は、右腕を水化させ水の拳を放ち、ジャンゴを殴り飛ばした。
「ナミ、大丈夫か」
俺は、ゾロの刀を拾ったナミにそう言った。
「カイト!どこに行ってたのよ」
ナミがそう言ってきた。
「わりぃな。あの船からお宝をいただきに行ってた。まぁこんだけしかなかったが」
俺は、そう言って左手で持っていた宝の入った袋をナミに渡し、ゾロの刀を受け取ってゾロに渡しに行った。
「もう、とうに夜は明けきってるのになかなか計画が進まねェと思ったら…何だ、このザマはァ!!!!」
声のする方を見てみると、崖の上に男が立っていた。
その後、キャプテン・クロがニャーバン兄弟に五分でこの場をかたずけろと命令して、ゾロとニャーバン兄弟の戦いが再開した。
そして、寝ていたルフィが復活し、クロを殴った。
「ジャンゴ!!!その小僧はおれが殺る。お前にはそこの小僧とカヤお嬢様を任せる。計画通り遺書を書かせて…殺せ。それに、アリを三匹。目障りだ」
キャプテン・クロはジャンゴにそう言った。
「引き受けた」
ジャンゴはそう言うと、俺に向かってチャクラムを投げてきた。
俺は、そのままよけずにジャンゴのほうに向かっていった。
ズバッ!!
ジャンゴが投げたチャクラムは俺の体をすり抜けずに脇腹をかすめた。
「なッ!!クソッ、油断した。海楼石かよ!」
そう言って俺は、倒れた。
「もしもの時の為に、海楼石を含んだチャクラムも持っていてよかった。この小僧はしばらくうごけないだろうし、小娘を始末しに行くか」
(どうゆうことだ?なんでジャンゴが海楼石が入った武器持ってんだ?原作だと海楼石出てくるのもう少し後だったような…俺が転生した影響で原作改変が起こってるのか?まあいいか。とりあえず後はルフィたちに任せるか)
数十分後、俺達はクロネコ海賊団を倒し、お嬢様の執事のメリーが船をくれるということで海岸に来ていた。
「うわあああああああ。止めてくれ―――――っ!!」
俺とナミがメリーさんからゴーイング・メリー号の説明を聞いていると、坂の上から大きなリュックを背負ったウソップが転がり落ちてきた。
「何やってんだあいつ」
「とりあえず止めとくか、このコースは船へ直撃だ」
「そうだな」
ルフィとゾロと俺は、そう言って足でウソップを止めた。
「………!!わ……わりいな…」
「「「おう」」」
「やっぱり海へ出るんですね、ウソップさん」
「ああ、決心が揺れねェうちにとっとと行くことにする。止めるなよ」
「止めません…そんな気がしてたから」
「なんかそれもさみしいな」
「今度この村に来るときはよ、ウソよりずっとウソみてェな冒険譚を聞かせてやるよ!!」
「うん、楽しみにしてます」
「お前らも元気でな。またどっかで会おう」
「なんで?」
「あ?なんでってお前愛想のねェ野郎だな…これから同じ海賊やるってんだからそのうち海で会ったり…」
「何言ってんだよ、早く乗れよ」
ゾロがウソップにそう言った。
「え?」
「おれ達もう仲間だろ」
「キャ……!!キャプテンはおれだろうな!!!」
「ばかいえ!!おれが
というわけでウソップが仲間になった。
そして、俺達はシロップ村を出港した。
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5話 クリーク海賊団襲来&ゾロvs.鷹の目そして、出港
シロップ村を出港した俺達は、メインマストと三角帆の柱の上にウソップが描いた海賊旗を結び終わり、休んでいた。
ドウン!
音がした方を見るとルフィが大砲の練習をしていた。
その後、ウソップが遠くの岩山を大砲で撃ち抜いた。
そして、今はラウンジで次にどのポジションの仲間を探すかについて話をしていた。
バキバキッ!
「出てこい海賊どもォーっ!!!てめェら全員ぶっ殺してやる!!!」
外からそんな声が聞こえてきた。
「おい!!誰だお前!!!」
ルフィがラウンジから出てそう言った。
「誰だもクソもあるかァ!!!」
そう言うと、ルフィに斬りかかった。
数分後色々あって和解した。
そして俺達はヨサクとジョニーの案内で海上レストランバラティエに向かうことになった。
バラティエについたら、なんやかんやあってルフィが一年間雑用をすることになった。
そして、バラティエに来て二日が経ち事件が起きた。
ゼフが渡した百食分の食料と水によって元気を取り戻したクリーク海賊団の奴らが攻めてきた。
ズババン!!
「何が起きたァ!!!!」
ドン・クリークが外の巨大ガレオン船に向かって叫んだ。
「
「斬られた?斬られただと!!?この巨大ガレオン船をか!!?そんな……………!!!バカな話があるかァ!!!!」
クリークがそう叫んだ。
「やべぇ!船にはナミ達が!!」
俺はそう言って体を水化させてメリー号のほうへ向かった。
「ナミ!大丈夫か!!」
俺はバラティエから飛び出し、メリー号にいるナミに向かってそう言った。
「私は、大丈夫!ヨサクとジョニーも無事!」
ナミがそう言った。
「よかった。ナミ達はメリーにいてくれ、あいつらは俺たちが何とかする!!」
俺は、ナミ達にそう言った。
「あいつだァ!!!!
クリークの部下の一人がそう叫んだ。
「あの野郎…」
クリークが目を見開いてそう言った。
「まさか…あれが…鷹の目の男……!?」
ゾロがそう言った。
「あいつが…一人で50隻の船を沈めたってのか…!?」
「…じゃあたった今クリークの船を破壊したのも!?」
「普通の人間と変わらねェぞ…特別な武器を持ってるわけでもなさそうだ…」
コック達が口々にそう言った。
「武器なら背中にしょってるじゃねェか!」
ゼフがそう言った。
「そんな…まさか!……じゃあ、あの剣一本で大帆船をぶった斬ったとでも!?」
コックがそう言って驚いていた。
「そうさ………“鷹の目の男”とは大剣豪の名。奴は世界中の剣士の頂点に立つ男だ」
ゼフがそう言った。
「終わりだ…畜生ォ、てめェ!!何の恨みがあっておれ達を狙うんだ!!!」
クリークの部下がビビりながらそう言った。
「ヒマつぶし」
鷹の目がそう言った。
「フザけんなァ――――っ!!!!」
クリークの部下がそう叫んで鷹の目に向かって銃を撃った。
「え………!!?は…ハズれたぞ!!!」
銃を撃ったのとは別のクリークの部下がそう言った。
「
ゾロがクリークの部下の後ろからそう言った。
「………!?てめェは誰だ!!」
クリークの部下の一人がゾロにそう言った。
「あんな優しい剣は見たことがねェ」
ゾロがそう言った。
「 “柔”なき剣に強さなどない」
鷹の目は刀を背中の鞘に納めながらそう言った。
「その剣でこの船も割ったのかい」
ゾロが鷹の目にそう言った。
「いかにも」
「なる程…最強だ。おれはお前に会うために海へでた!!」
ゾロが鷹の目に向かってそう言った。
「………何を目指す」
鷹の目がゾロにそう問うた。
「最強」
ゾロがそう言って頭にバンダナを巻いて笑った。
「ヒマなんだろ?勝負しようぜ」
ゾロが鷹の目にそう言った。
「か…刀三本…!?おい…コイツまさか………!!コイツ…ゾロだ!!三刀流の…ロロノア・ゾロだ!!!」
クリークの部下の一人がそう叫んだ。
「なにい―――っ!!」
クリークの部下達がそう言って驚いた。
「………海賊狩りか……」
クリークがそう言った。
「………あいつが……!?」
サンジがそう言って驚いた。
「哀れなり、弱き者よ。いっぱしの剣士であれば剣を交えるまでもなくおれとぬしの力の差を見抜けよう。このおれに刃をつき立てる勇気はおのれの心力か…はたまた無知なるゆえか」
鷹の目が向かい合ったゾロにそう言った。
「おれの野望ゆえ。そして、親友との約束の為だ」
ゾロはそう言って刀を二本握り、一本口にくわえた。
「こんなに早く会えるとは、正直考えてなかったぜ…」
ゾロが鷹の目にそう言った。
「無益」
鷹の目がそう言った。
「世界最強の剣士と…海賊狩りのゾロ…!!一体どんな戦いになるんだ…」
バラティエのコックの一人、パティがそう言った。
「アニキに
ヨサクがそう言った。
「オイ何のつもりだそりゃあ」
ゾロは、背中の刀ではなく短剣を抜いた鷹の目に向かってそう言った。
「おれはうさぎを狩るのに全力を出すバカなケモノとは違う。多少名を上げた剣士がいたところで、ここは“
鷹の目はゾロにそう言った。
「人をバカにすんのもたいがいにしろ…!!死んで後悔すんじゃねェぞ!!!」
ゾロがそう言って鷹の目に向かっていった。
「井の中の吠えし蛙よ、世の広さを知るがいい」
鷹の目はそう言ってナイフを前に突き出した。
「鬼!!!斬り!!!!」
ゾロはそう言って三本の刀の刃をクロスさせて鷹の目に向かっていった。
しかし、ゾロの技はナイフ一本で止められてしまった。
「アニキの“鬼斬り”が止まった!!!出せば100%敵が吹き飛ぶ大技なのに!!」
ヨサクとジョニーがそう言って驚いた。
「何を背負う。強さの果てに何を望む、弱き者よ……」
鷹の目がゾロにそう言った。
「アニキが弱ェだとこのバッテン野郎ォ!!!!」
「てめェ思い知らせてやるその人は………」
ヨサクとジョニーがそう言って飛び出そうとした。
「やめろ手ェ出すなヨサク!!ジョニー!!!ちゃんとガマンしろ…!!!」
ルフィがそう言ってヨサクとジョニーを止めた。
「虎…狩り!!!!」
ゾロはそう言って鷹の目に攻撃を仕掛けた。
ズバン!!
鷹の目に攻撃を仕掛けたゾロはナイフで胸を刺された。
「このまま心臓を貫かれたいか。なぜ退かん」
鷹の目がゾロにそう言った。
「さァね…わからねェ…
「そう。それが敗北だ」
「へへっ…じゃ、なおさら退けねェな」
「死んでもか…………」
「死んだ方がマシだ」
ゾロがそう言うと、鷹の目はナイフを抜いた。
「小僧…名乗ってみよ」
「ロロノア・ゾロ」
「憶えておく。久しく見ぬ“強き者”よ。そして、剣士たる礼儀を持って世界最強のこの黒刀で沈めてやる」
そう言って鷹の目は黒刀を抜いた。
「散れ!!!」
「三刀流奥義!!!三・千・世・界!!!」
そして、ゾロの刀と鷹の目の黒刀がぶつかりあい、ゾロの刀が二本斬られた。
ゾロは残った刀を納刀すると、鷹の目の方を向いて両腕を横に伸ばした。
「何を…」
「背中の傷は剣士の恥だ」
「見事」
ズバン!!
ゾロは鷹の目に斬られ海に落ちていった。
「ゾロォ―――っ!!!」
ルフィがそう叫んで鷹の目に突っ込んでいった。
そして、ヨサクとジョニーはゾロを助けるために海に飛び込んだ。
「我が名ジュラキュール・ミホーク!!貴様が死ぬにはまだ早い。己を知り、世界を知り!!強くなれロロノア!!おれは、先幾年月でもこの最強の座にて貴様を待つ!!猛ける己が心力挿してこの剣を超えてみよ!!!この俺を超えてみよロロノア!!!」
ミホークがゾロにそう言うと、それに反応したのか船に寝たまま、刀の先を天に向けた。
「…ル…ルフィ…?…聞…コえ…るか?不安にさせたかよ…俺が世界一の剣豪に
ゾロはそう宣言した。
「しししし!!ない!!!」
ルフィはゾロにそう返した。
数十分後、俺達はクリーク達を倒した。
そして、俺達はバラティエを出港する所だった。
「行こう」
「…いいのか?あいさつ」
「いいんだ」
「おいサンジ、カゼひくなよ」
「
「くそったれがァ!!!さみしいぞ畜生ォオ!!!」
「ざびじいぞ――――っ!!!」
パティとカルネが号泣しながらそう言った。
「また逢おうぜ!!!!クソ野郎ども!!!!」
サンジは泣きながらそう言うと、船に乗り込んだ。
「いくぞ!!!出港!!!」
こうして俺達はバラティエを出港した。
すいませんほとんど原作と同じ展開になりそうだったのでクリーク海賊団との戦闘シーン全カットしました。
六話は来週までにあげられるよう頑張ります。それではまた次回もよろしくお願いします。
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5.5話 ココヤシ村
バラティエを出港した俺達は、ナミの要望でココヤシ村に来ていた。
「海賊がここに何をしに来た」
ゲンさんがそう言ってきた。
「ゲンさん、お久しぶりです」
おれは、ゲンさんにそう言った。
「ゲンさん久しぶり!」
ナミがそう言った。
「ナミにカイト君か。すまなかったな」
「大丈夫ですよ。海賊船が来たら誰でもそんな反応になりますよ」
「そうか、ありがとう。それで、そこの四人は君の仲間か?」
「そうです。ちなみに船長は俺じゃなくて、この麦わら帽子をかぶっている俺の義弟です」
「おれは、ルフィ。海賊王になる男だ!」
「そうか。ナミとカイト君の仲間なら大歓迎だ。ゆっくりしていってくれ」
こうして俺達はココヤシ村に上陸した。
おれはナミと一緒にベルメールさんとノジコの家に向かった。
ちなみに二日程滞在することになった。
ルフィ、サンジ、ウソップは村を見て回ると言っていた。
ゾロはというと、ドクターに治療してもらっている。
そんなこんなでベルメールさんとノジコの家に着いた。
「ベルメールさん,ノジコただいま!」
ナミはそう言ってミカン畑にいた二人に抱き着いた。
『ナミ!おかえりなさい。カイト(君)も』
ベルメールさんとノジコが俺とナミに向かってそう言った。
「ただいま、二人とも」
そして、俺とナミはベルメールさんとノジコの家に泊まることにした。
俺たちがココヤシ村にきて二日が経った。
やってしまった...
ベルメールさんとノジコと一線を超えてしまった...
あんな美人二人に迫られたら仕方ないよね。
俺は今、ゲンさんに呼ばれて駐在所に来ていた。
「実はな、君に渡したい物があるんだ」
ゲンさんはそう言って一本の刀を差しだしてきた。
おい、ちょっとまてこの刀って、BL○ACHの鏡花水月じゃねェか。
なんでこの世界にこの刀があるんだ?
いや流石に似てるだけだよな。
「この刀は鏡花水月というらしい」
やっぱり鏡花水月かよ!
流石に能力はないよな?
「実はな、君とナミがこの村を出て二日程して謎の漂流者がいてな、助けてくれたお礼と言ってこの刀をくれたんだ。この刀には特殊な能力があるらしいんだが、私には使えなくてな。君なら使えるんじゃないかと思ってな」
能力あるんかい!
ってことは完全催眠使えるかもしれんのか。
さすがにチートすぎんだろ!
「ありがとうございます」
俺はそう言って刀を受け取った。
数分後、俺たちはココヤシ村を出港した。
ちなみにナミの左肩にはミカンと風車のタトゥーが彫られていた。
鏡花水月
BLEACHに登場する斬魄刀。
今作では、特殊能力のある刀という扱い。
解号「砕けろ。鏡花水月」
BLEACHの鏡花水月と同様、解放の瞬間を一度でも見た相手の五感・知覚を支配し、対象を誤認させることができる「完全催眠」。そして、解号を唱えると完全催眠を解除出来る。(解号を唱えなくても催眠を解くことは可能)
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6話 ローグタウン
俺達は今、 “
ナミがビーチチェアに座って新聞を読んでいると二枚の紙が落ちてきた。
それを見ると、ルフィと俺の手配書だった。
「あああああ――――っ!」
「なっはっはっは!!おれ達は“お尋ね者”になったぞ!!二人共3千万ベリーだってよ!!」
「おい、ルフィあんまりはしゃぐな。手配書が出たってことは海軍が本格的に海軍が俺たちを敵と判断したってことだ」
なんで俺まで手配されてんだ?
多分あれか。ココヤシ村に滞在してた十年間、修業がてら島を出て海賊狩りまくってたから。
「それに、この金額ならきっと“本部”も動くし、強い賞金稼ぎにも狙われるし……これは“
「張り切って“
「うお――――っ!!」
「おい、なんか島が見えるぞ?」
「見えたか……。あの島が見えたってことはいよいよ“
「海賊王が死んだ町……!!」
「行く?」
~数時間後~
おれはナミと一緒に買い物を済ませ、死刑台広場でゾロ,ウソップ,サンジと合流した。
「――――で?あいつは?」
「死刑台を見るって…言ってたわよね…」
「死刑台のある広場って
そして、俺達は死刑台の方を見るとルフィが殺されそうになっていた。
ナミとウソップは、荷物を持って船に向かった。
「その死刑待て!!!」
「サンジ!!!ゾロ!!!カイト!!!助けてくれェ!!!」
「来たなゾロ,カイト。だが一足遅かったな…‼」
バギーが刀を振りかぶりながらそう言った。
「とにかくあの死刑台を壊すぞ‼」
『わかってる(よ)』
「やっちまいなお前達っ‼」
『やっちまいます。アルビダ姉さん!!!』
バギー海賊団の奴らがアルビダに命令されて襲い掛かってきた。
『どけ、邪魔だァ!!!』
そう言って俺達はバギー海賊団の奴らを蹴散らしていった。
「ぎゃはははははは!!そこでじっくり見物しやがれっ!!!てめェらの船長はこれにて終了だァ!!!!」
バギーがそう言って刀を振り下ろした。
「カイト!!ゾロ!!サンジ!!ウソップ!!ナミ!!わりい、おれ死んだ」
ルフィはそう言って笑った。
バリバリッ!!
ルフィが笑った直後、死刑台に雷が落ちた。
「なははは、やっぱ生きてた。もうけっ」
「広場を包囲!!海賊どもを追い込め!!」
「きたっ!!逃げろォ!!」
そして、俺達は海軍から逃げた。
その後、とある男のおかげで何とか海軍から逃げのびた後、俺達はローグタウンを出港した。
「あの光を見て。 “導きの灯”あの光の先に“
「よっしゃ。偉大なる海に船を浮かべる進水式でもやろうか!!」
サンジがそう言って樽を持ってきた。
「おれは、オールブルーを見つけるために」
「おれは、海賊王!!」
「おれァ、大剣豪に」
「私は、世界地図を描くため!!」
「俺は、ルフィの行く末を見届けるために!!!」
「お…お…おれは、勇敢なる海の戦士になるためだ!!!」
「いくぞ!!!“
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偉大なる航路編
7話 リヴァース・マウンテン
「おい大変だ!!!ナミ、光が途切れた。やべェな!!“導きの
ルフィがメリー号の船首にぶら下がりながらそう言った。
「灯台の灯だもん。そりゃ途切れもするわよ。そのために航海士がいるんでしょ?大丈夫、方角くらい覚えてるから」
____________________________________________
「偉大なる航路グランドラインの入口は、山よ!」
ナミがそう言って
「山!?」
「導きの灯が差してたのは間違いなくここ
“ 赤い土の大陸レッドライン”にあるリヴァース・マウンテン」
「何だ、山にぶつかれってのか?」
「違うわよ、ここに運河があるでしょ」
「運河!?バカいえ、運河があろうと船が山を登れるわきゃねェだろ!」
「それはそうだが、実際ここしか入り口ねェしな」
「そりゃバギーから奪った海図だろ!?当てになるかよ。だいたい何で“入り口”へ向かう必要があるんだ。南へ下ればどっからでも入れるんじゃねェのか?」
ゾロがそう言った。
「それが出来れば苦労しねェんだがな。いいか、
俺がそこまで言いかけると、ウソップが窓の外を見て叫んだ。
「おい!!あれっ!?嵐が突然止んだぞ」
「本当だ、静かだ」
「……え…そんなまさか…嵐に乗って“入り口”まで行けるハズなのに…」
ナミがそう言って不安そうな表情を浮かべた。
「やべぇ!!みんな、急いで船を嵐の軌道に戻すぞ!!ルフィ,ウソップ,サンジ、帆を畳んで来てくれ!!ゾロは舟を漕ぐの手伝ってくれ。」
俺は、ルフィ達にそう言ってゾロにオールを渡した。
「何あわててんだよ、お前。漕ぐってこれ帆船だぞ」
「何でまた、わざわざ嵐の中へ」
「いいから言うこと聞け!!“
ナミがそう言ってルフィとウソップにキレた。
「うわっ、何だ何だ地震か!?」
「違う!海王類が出てきた!!」
……ンニッ…!!ッキシ!!!
船の真下に出てきた大型の海王類がくしゃみをした途端、船が吹き飛んだ。
「ナミ!大丈夫か!?」
俺は、そう叫んで吹き飛んだナミを何とか掴み、抱き寄せた。
~数分後~
「…よかった…ただの大嵐に戻った…」
「これでわかった?入口から入る訳」
「ああ…わかった…」
しばらくすると、目の前に巨大な影が現れた。
「不思議山が見えたぞ!!!」
ルフィがそう叫んだ。
「吸い込まれるぞ!!!舵しっかり取れ!!!」
「まかせろォ!!!」
「ウソみてェだ…本当に海が山を登ってやがる…」
「ずれてるぞもうちょっと右!!!右!!!」
「右!!?おもかじだァ、おらァア~~~~っ!!!」
ボキィッ
「舵が…」
「ぶつかる――――――――っ!!!」
メリー号は、舵が折れて操縦ができなくなり、アーチの柱にぶつかりそうになっていた。
「ゴムゴムの……風船っ!!!」
ルフィがそう叫んで柱と船の間に飛び込み、膨らんだ。
「ルフィ!!!ウォーターバインド!!!」
俺はそう叫び、手から縄状の水を出して、ルフィを捕獲し、船へ引っ張り込んだ。
そしてついに、山を登り切った。
「おお見えたぞ“
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