旧:【Fate/】転生したらエルキドゥな件【Grand Order】 (金属粘性生命体)
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エルキドゥの設定その1【ネタバレ有りかも】


お茶濁し


 

 

 

 

 

 

エルキドゥの設定集

 

 

【名前】

前世:米本空花(よねもとくうか) 今世:エルキドゥ・ボールドウィン

【年齢】

前世:25歳 今世:1歳未満

【性別】

前世:男 今世:無し

【身長】

前世:178cm 今世:163cm

【一人称】

前世:俺・私 今世:僕

【性格】

前世:面倒くさがり 今世:割と活発

【好きな物・人】

前世:金・爺さん・婆さん 今世:3-Bの生徒達・タカミチ・先生達

【嫌いな物・人】

前世:暴力・親 今世:魔女・混沌神・悪戯神

 

【概要】

 唐突に発生した地震により、食べていたきな粉餅を喉に詰まらせて死んでしまい、そのまま1那由多人目の死人として転生の権利を得た。だが、神様が面倒くさがりエルキドゥの体という名の別の何かに魂を入れられそのまま転生させられた。前世では割と普通の性格、というか若者によくある面倒くさがりであったが、エルキドゥとなり過ごしているうちに周りの人達が好きになった。根っこはお人好しであるため割となんでも協力してくる。現在は生徒に弄られてギに教員としての心構えや、何をするのかと言ったことを教えている。その対価として魔法を教えて貰っていたりする。

 

 

 

 

 

【FGO風ステータス表記】

 

【真名】?

【クラス】フォーリナー

【レア度】5

【コスト】16

【コマンドカード】

Quick/Arts/Arts/Buster/Buster

【スキル】

 

[神性:E]

 神の手により作られ、長年に渡り改造され続けられた影響で少しだけ神性を保有している。その為自身に鎖を巻き付けると硬くなったりする。

 

[対魔力(偽):B]

 神様やらかしその1。対魔力と言うよりも魔力のゴリ押しで相手の魔術を封殺するため、厳密には対魔力と言うより魔力放出に近い。

 

[復讐者:E−]

 本来は持ちえないスキルだが、混沌神に対するイライラが溜まりすぎたエルキドゥの意思がスキルに現れた。ぶっちゃけただの八つ当たり。

 

[忘却補正:EX]

 これも本来持ちえないスキル。エルキドゥとしての体の性能が高すぎて忘れられないせい。容量の空きは十分か?

 

[自己再生:A++]

 やらかしその2。肉体がいくら傷ついても即座に再生するスキル。これのせいで死ぬ確率ががくんと下がる。ランクA++にもなると首だけになっても時間かければ再生できる。

 

[戦闘続行:EX]

 往生際が悪い。別にこれ自体は意味がなく、自己再生の特典。

 

[領域外の生命:E]

 転生した影響で生えてきた。

 

[無限の魔力供給:A+]

 神格リアクターとかいう神様並の魔力を常に作り続けるとんでもエンジンがスキルになった。FGO風に言うならNP獲得量毎ターン16%とかいう頭イカれスキル。

 

[コスモリアクター:C]

 これまた混沌神の仕業……ではなく、別のクトゥルフ系の神の仕業によるもの。お前のことやぞ全で一の門。でもぶっちゃけ必要ない程度には効果が無い。

 

[変容:C]

 エルキドゥ本来のスキルだが、エルキドゥ本人じゃないし、元々持ってなかった。なのでアンリさんがぶち込んでくれたが、汚染されたせいで弱体化している。それでもまだまだ使える。あと宝具の効果も変えてくれる。

 

[気配感知:A++]

 エルキドゥ本来のスキル。エルキドゥじゃないけど機体性能がアホみたいに高いから変わらず。

 

[完全なる形:B]

 エルキドゥ本来のスキルだが、別になくても問題ないスキル。アンリさんのおかげで持ってる。

 

【宝具】

[人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)]

コマンドカード:Buster

ランク:EX

種別:対粛清宝具・対神宝具

 

 エルキドゥ本人ではないとはいえその威力は変わらないどころかupしている。対神宝具としての効果も付与されたからイシュタルにも効くよ!やったねエルキドゥ!

 

[民の叡智(エイジ・オブ・バビロン)]

コマンドカード:Quick

ランク:B~A++

種別:対軍宝具

 

 大地を変化させ、武具として飛ばす宝具。対応力の鬼。

 

[対物・霊体・神霊滅却レーザー(オールデリート)]

コマンドカード:Buster/Arts(切替)

ランク:C~EX

種別:対人~対界・対霊体・対神宝具

 

 トンデモ兵器としての能力が宝具となった。威力は自由自在で、最小威力は石を溶かす程度。最大威力は[天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)]と肩を並べる程度にはやべい。その代わり年に1度という制約が存在し、連続には弱い。

 

[転生せし人の魂(輪廻転生)]

コマンドカード:無し

ランク:C

種別:魂魄宝具

 

 転生したエルキドゥの魂そのものが宝具として形になったもの。現世に繋ぎ止める物であり、アラヤとガイアでさえ干渉が不可能、そもそも抑止力はエルキドゥを認識すらできなくなる。その代わりこの後紹介する宝具がなくば即座に消滅する程度には脆い。

 

[神造兵/type:GOD EATER(エルキドゥ・ボールドウィン)]

コマンドカード:無し

ランク:EX

種別:超古代宝具

 

 神話の頂点である最高神を相手取ることを想定された神造兵器であり、人造兵器。元となった素体は恐竜が生まれる時代の前に存在した超古代文明産の神殺しの人形(ヒトガタ)。その特性上生き物の魂を保存し、神殺しの力を付与することが出来るが……現在は暴走中で、宝具としての本来の姿に戻ろうとしている。このまま本来の姿である神縛りの鎖に戻ると、その過程で保存されている魂がすり潰される。

 

 

【セリフ集】

 

[召喚時]

「初めましてマスター。僕はエルキドゥ、フォーリナーとして顕現したよ。あぁ、かの英雄王の親友とは別の機体だ。そこのところは間違えないで欲しい、下手したら僕は英雄王に殺されちゃうからね」

 

[レベルアップ]

「うん、また強くなれたよ」

 

[再臨]

・第一再臨

「まだ僕も強くなれるらしい。正直これ以上強くなっても大差ないと思うけどね」

 

・第二再臨

「ま、まだ僕を強くするのかい?これでも神霊相手なら封殺できると思うんだけど……もしかして違う相手を狙ってるのかい?」

 

・第三再臨

「あーもういいさ、好きなだけ上げなよ。強くなるならそれはそれで別に不都合ではないからね。全く……呆れ果てたマスターだ」

 

・第四再臨

「あはは、ここまでやっちゃったのかマスター。これでまた強くなってしまった……下手したらオリジナル(エルキドゥ)さえも超えた出力を出せるよ。だけどマスターはそれを望んだんだろう?なら上手く使って欲しいな」

 

[戦闘開始]

「戦いの始まりだ」

「さて、どうやって捻り潰そうか」

 

[カード選択]

「これかい?」

「分かった」

「良いねぇ」

 

[攻撃]

「ハッ!」

「フッ!」

「ハハッ!」

 

[EXアタック]

「アハハハ!これはどうかな!?」

 

[宝具選択]

「ご開帳と行こうか」

 

[ダメージ(小)]

「あだっ」

 

[ダメージ(大)]

「ぐっ……」

 

[消滅]

「あはは……ちょっとしくじったかな」

「やらかしちゃったなぁ」

 

[戦闘終了]

「システム……オールグリーンってね」

「今回も無事に終われたね」

 

[マイルーム]

・絆レベル0

「うんうん、サーヴァントとのコミュニケーションは大事だね。僕も先生をやっていたからその気持ちはわかるよ」

「僕と君との絆はまだまだ始まったばっかりさ。今後とも仲良くしたいね」

「兵器とはいえ僕も自意識はあるんだ、慎重にカルデアのサーヴァントと接せるさ」

・ギルガメッシュ所有時

「え、英雄王がいるのかい?これは……ちょっと不味いかもしれないね。なんでかって言われてもそりゃ姿形が同じだけの別人、フェイカーだからね。キレられて殺されそうだ」

・エルキドゥ所有時

「エルキドゥ?あぁ、オリジナルか。僕はいわゆる模造品、本物じゃないからね。でも仲良く出来そうだ……英雄王と共に居たら嫉妬で拘束されそうだけども」

・イシュタル所有時

「あぁ、彼女か。別に面識はないし、英霊となる前も関係がなかったよ。でもエルキドゥだからといって襲ってくるのは勘弁して欲しいかな……別人なのに」

・BB所有時

「は?あのキチガイがここに居るのかい?ちょっと呼んできてくれないかな……別人だということは理解してるんだけどね、許せないんだ。彼女であって彼の事は」

・アンリマユ所有時

「本人じゃなく村人なのか……本人がいたら感謝の言葉を言いたかったんだけどね。唯一僕が信頼する神様だからね。え?全ての悪を信頼するのはおかしいって?言っとくけど神様の方のアンリマユは苦労人なんだ、それだけは覚えておいて欲しいな」

 

・好きな事

「好きな事かい?僕は……友人と共にティーパーティかな。あぁ、ネギくんと一緒にまた紅茶を飲みたいよ」

 

・嫌いな物

「嫌いな物はもちろん神さ……僕の運命を弄んでくれたからね、中にはいい神がいるんだろうけど根本的に信用ならないよ」

 

・聖杯について

「聖杯?僕は別に要らないかな、魔力さえあれば自分自身で代用できるからね」

 

・絆レベル1

「うん、僕に何か用かい?」

 

・絆レベル2

「紅茶でも飲むかい?」

 

・絆レベル3

「マスター、働き詰めは良くないよ?」

 

・絆レベル4

「良し、先生として僕がマスターに色々と教授してあげよう」

 

・絆レベル5

「ここまで仲良くなった人物はネギくん以来だ。今後ともよろしくね、マスター」

 

・イベント

「何かお祭りごとがあるみたいだ、麻帆良祭とはどう違うかな?」

 

・誕生日

「誕生日おめでとうマスター。君にケーキを用意してあるよ、手作りだから少しぶきっちょだけどね」

 

 

 

【ステータス】

 

筋力:A++

耐久:EX

敏捷:A-

魔力:A

幸運:B

宝具:EX

 

属性:中立・中庸

 

 

 

 



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【Fate/】転生したらエルキドゥな件【Grand Order】

【Fate/】転生したらエルキドゥな件【Grand Order】

 

 

1:エルキドゥ

神様よりエルキドゥの体を渡された。だがそんなことよりここどこだよ

 

 

2:名無しのランサー

2げと

 

 

3:名無しのランサー

何この……何?

 

 

4:名無しのランサー

ちょっと香ばしいスレ見つけちゃいましたねぇ……

 

 

5:名無しのランサー

こんなん誰が釣られr

 

釣られクマー

 

 

6:名無しのランサー

ちょっと面白そうだから来た、ネタスレかな?

 

 

7:エルキドゥ

ネタでもなんでもなくガチでエルキドゥになったんだよ

 

 

8:名無しのランサー

はいはい

 

で、どういう経緯で死んで転生したんだ?設定はあるだろ?

 

 

9:エルキドゥ

設定言うんじゃねぇ、事実だ

 

俺が死んだ経緯は簡単だ、今1月だろ?

 

10:名無しのランサー

うん、そうだね

 

 

11:名無しのランサー

そうだな

 

 

12:エルキドゥ

餅を喉に詰まらせて死んだ

 

 

13:名無しのランサー

 

 

14:名無しのランサー

wwwwww

 

 

15:名無しのランサー

おじいちゃんかよwww

 

 

16:名無しのランサー

これはさすがに予想外www

 

 

17:エルキドゥ

いやまぁ喉を詰まらせた原因は地震のせいなんだけどね?

 

 

18:名無しのランサー

なぜに地震?

 

 

19:エルキドゥ

餅食べてる時に地震きて戸棚に潰された衝撃で詰まった

 

オマケに手足が潰されてるもんで動けずに窒息死ってな具合だ

 

 

20:名無しのランサー

うっわそれはつれぇわ

 

 

21:名無しのランサー

うへぇ、考えるだけでも嫌だ

 

 

22:名無しのランサー

まさか笑えない理由とは

 

 

23:名無しのランサー

調べてみたら確かに窒息死で死んでる人居たわ

 

理由まで公開されてなかったけど窒息死は1人だけらしいぞ

 

 

24:名無しのランサー

それをネタにして転生物の釣りスレ作るのはさすがにクソでは?

 

通報しました

 

 

25:エルキドゥ

残念ながら本人だからなんと言われようと気にしないし

 

そもそも通報してもこのスレ消えねぇからな

 

 

26:名無しのランサー

は?なんでだよ

 

 

27:エルキドゥ

転生したっつってんだろ、まさか転生先から元の世界の掲示板に繋がってんのにまともな掲示板のルールが適用されるとでも?元の世界に転生するって一言も言われてねぇしな

 

 

28:名無しのランサー

確かにそれもそうか

 

 

29:名無しのランサー

ならエルキドゥに転生した理由は?

 

FGOのエルキドゥでいいのん?

 

 

30:エルキドゥ

そうだ、FGOのエルキドゥだ。

 

転生した理由は単に俺が全世界合わせて死者1那由多人目だったってだけだな

 

 

31:名無しのランサー

那由多ってなんぼだっけ?

 

 

32:名無しのランサー

10^60か10の^72だな、想像つかないならとっても大きい数字とでも思っとけ

 

 

33:名無しのランサー

博識ニキありがとナス

 

 

34:名無しのランサー

全世界……?

 

それって平行世界とか含めてってことか?

 

 

35:エルキドゥ

おう、そういうこった

 

 

36:名無しのランサー

ほえぇ……凄いっすねぇ、幸運すぎでは?

 

 

37:名無しのランサー

まさか那由多なんて単語をリアルで使うことになるとは……

 

 

38:名無しのランサー

ほんでなんでエルキドゥの体になったのん?

 

 

39:名無しのランサー

確かに、なんでだ?

 

新しい自分の体とかならまだしも何故にfateのエルキドゥの体になったんだ……?

 

 

40:名無しのランサー

fateキャラになるんだったら、俺はクーフーリンがイイわ

 

 

41:エルキドゥ

神様「体とかいちいち新規で作るのだるいし、神造兵器ならいくらでも余ってる。改造すりゃ済むわけだし、キャラ的にもあってるよな。てことでお前エルキドゥな」

と言われた

 

ぬっころすぞ

 

 

42:名無しのランサー

wwwwww

 

 

43:名無しのランサー

理由がひでぇやwww

 

 

44:名無しのランサー

草草の草

 

 

45:名無しのランサー

でも確かに合理的ではあるが、だるいからとかwww

 

 

46:名無しのランサー

なら掲示板が使える理由は?

 

 

47:エルキドゥ

神造兵器としての能力が高すぎるのと、元の世界の縁が深すぎてここに繋がっちまった

 

ってのがこの体を使って掲示板に繋がった理由を解析した結果だ

 

 

48:名無しのランサー

解析……?

 

あれ?エルキドゥにそんな力あったか?

 

 

49:名無しのランサー

いや、スキル表見てきたけどなかったな

 

 

50:名無しのランサー

もしやその体の元となった神造兵器の力か?

 

 

51:名無しのランサー

ちょっと嫌な予感がしてるんだが……

 

エルキドゥ弱体前クラスの能力持ってます?

 

 

52:エルキドゥ

自己解析結果↓

 

筋力A++

耐久EX

敏捷A-

魔力A

幸運???

宝具EX

 

 

53:名無しのランサー

とんでもねぇことになってやがる!?

 

 

54:名無しのランサー

インフレも甚だしい!www

 

 

55:名無しのランサー

耐久EX!?

 

 

56:名無しのランサー

キングプロテアとほぼ同等ということかよwww

 

 

57:名無しのランサー

筆舌し難いとはまさにこの事かw

 

 

58:名無しのランサー

幸運が???になってるのには理由があるのか?

 

にしても耐久と筋力がとんでもねぇぞ

 

 

59:名無しのランサー

これ、元になった神造兵器が知りたいですねぇ

 

ついでに使える宝具も

 

 

60:名無しのランサー

確かに宝具も知りたい

 

 

61:名無しのランサー

てか宝具使えるの?

 

 

62:エルキドゥ

使えるぞ

 

元になった神造兵器な、少し待て。若干長いからな

 

 

63:名無しのランサー

使えるんだ

 

 

64:名無しのランサー

一応そこも再現してんのな

 

 

65:名無しのランサー

あぁそっか、別にエルキドゥを再現しただけであってエルキドゥそのものの体じゃないもんな

 

元は神造兵器だもんな

 

 

66:エルキドゥ

この体の元になった神造兵器の詳細

 

名称は【エグリエ】

元々製造された理由として他の神造兵器の試し打ちのために作られた的。

後に戦闘訓練用として改造を施され、最終的には並の神なら単騎で殲滅可能になる程度には改造されまくったやべぇやつ

改造にはいくつもの神が関わっており、古くからずっと改造されていた。

判明しているだけでも、天照大御神、ゼウス、オーディン、ブラフマー等と様々な国の主神が手を出している。

 

 

67:名無しのランサー

納得のやばさ

 

 

68:名無しのランサー

ワイらの主神もやらかしてんのな

 

 

69:名無しのランサー

えぇ……

 

 

70:名無しのランサー

そんなやべぇやつを使って人に渡してんじゃねぇよ!?

 

どこの神だ!

 

 

71:エルキドゥ

八十枉津日神

 

 

72:名無しのランサー

誰……?

 

 

73:名無しのランサー

日本神話の災厄を司る神様

 

 

74:名無しのランサー

そんなやべぇやつにそんな体貰ったのかよ!?

 

 

75:エルキドゥ

オマケにロキだ

 

 

76:最高の賢神

ロォォォキィイイイイイ!!

 

見ているのだろう!?今そちらに向かっておる!首を洗って待っとれ!!

 

 

77:麗しのトリックスター

げぇえ!兄弟、勘弁してくれ!

 

 

78:戦争大好き賢神

許さん!今日という今日は許さん!

 

血祭りにしてくれるわ!

 

 

79:嘘つきの嘘つき

ぎゃぁぁぁぁ!!

 

 

80:名無しのランサー

……

 

 

81:名無しのランサー

去ったか……?

 

 

82:エルキドゥ

今物凄い勢いで目の前をとんがりボウシを被った爺さんが飛んでったんだが……

 

 

83:名無しのランサー

まさか……まさかだよ?

 

 

84:名無しのランサー

北欧神話のオーディンにロキなわけ……ない……よ、な?

 

 

85:名無しのランサー

今のやりとり見てそう判断できるならな

 

 

86:片目の賢神

今のやり取りは忘れろ、良いな?

 

さもなくば

 

 

87:名無しのランサー

さもなくば?

 

 

88:シャーマンの賢神

その命を用いてベルセルクにしてくれる

 

 

90:エルキドゥ

ぴっ

 

 

91:名無しのランサー

忘れました!はい!

 

 

92:名無しのランサー

ベルセルクって何……?

 

 

93:名無しのランサー

>>92

死者の魂を用いて作られる狂戦士の事だ

 

つまり遠回しに殺すって言ってんだな

 

 

94:名無しのランサー

うへぇ……

 

 

95:名無しのランサー

はい、みんな忘れたね、なんもなかったね

 

 

96:名無しのランサー

ウンソウダネー

 

 

97:エルキドゥ

それならどれだけ良かったか

 

よし、宝具の話に移るか!

 

 

98:名無しのランサー

是非ともそうしてくれ

 

 

99:名無しのランサー

釣りスレ……であって欲しかったなー

 

 

100:名無しのランサー

まさか文字からあんな威圧とかいうのを感じることになるとは……

 

 

 

 

 

 

 





FGOのエルキドゥと違い泥の体ではないし、そもそもエルキドゥそのものではなく、神様の力により改造された神造兵器、神器を用いて外見と能力の1部をエルキドゥに近づけさせられた存在です。

なので性格が違っても良いんですが、一応次回以降は多分モノホンのエルキドゥに近づきます。


エ「また僕の兄弟が増えたようだね、だけど……なんか色々と過剰な気がするよ。これならギルガメッシュ相手でも勝てるんじゃないかな?」
ギ「戯け、我に勝るとも劣らぬ存在は古今東西、未来永劫ただ1人のみよ」


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【Fate/】転生したらエルキドゥな件【Grand Order】その2


深夜帯に投稿したのに見てくれるとかお前ら優しいかぁ?

ちなみに主人公が転生させる世界はガチのルーレットを回して出た世界になります、まさかこの世界が当たるとは……アタランテ、アタランテ、と言いながら回した結果がこれだよ

あ、ちなみに世界観的にはある世界とある世界、それにもうひとつの世界が融合してます。そのうちの一つをルーレットで決めたんすよねぇ



 

 

101:名無しのランサー

んでんで、宝具だけどさ。エルキドゥの宝具持ってんの?

 

見る限り本人の体とは違うようだけど

 

 

102:エルキドゥ

もちろん再現されてる、しかも新たな宝具も追加してやがった

 

 

103:名無しのランサー

とっても強化されてるようで

 

 

104:名無しのランサー

もうこの時点で色々と慣れてしまったわい

 

 

105:名無しのランサー

もしかして:手遅れ

 

 

106:名無しのランサー

もしかしなくても手遅れなんじゃねぇかなぁ

 

 

107:エルキドゥ

所持宝具

 

【人よ、神を繋ぎとめよう (エヌマ・エリシュ)】

FGOまんまで、自身を宝具と化して突撃する

もしくは超巨大な花を咲かせ防御することができる。(fakeからの移植かな?)

 

【民の叡智 (エイジ・オブ・バビロン)】

大地を元に錬成、ありとあらゆる高品質な武具を作成可能。作成された宝具は最低でもBクラスであり、並の宝具より強い。でも主に鎖を生み出すのに使われる。

 

そして追加された宝具

 

【対物・霊体・神滅却レーザー (オールデリート)】

ランク:C~EX

種別:対人~対界・対物・対霊・対神宝具

レンジ:1~∞

最大補足:∞

由来:神造兵器

 

全てを消去すべく作られた砲撃、主に破壊神系統の力が込められているがその反動の強さゆえ最大火力は1年に1発しか放つことが出来ない。出力の調整もかなり可能で、便利遣いすることも出来るだろう。

 

 

 

年に1発で十分だってぇの……

 

 

 

108:名無しのランサー

ファーーーーーーwwwwwwww

 

 

109:名無しのランサー

またもやインフレwww

 

 

110:名無しのランサー

エルキドゥではなく神造兵器としての力かよwwwwwww

 

 

111:名無しのランサー

いやまぁ、神様のせいらしいけど

 

これは酷いwww

 

 

112:名無しのランサー

自重しろ神!wwwwww

 

 

113:名無しのランサー

しかも調整可能ってとんでもねぇなおいw

 

 

114:名無しのランサー

てかサラッとエヌマエリシュも地味に改変されてんのな

 

 

115:名無しのランサー

あぁ、盾として扱えるってところね

 

確かに元はと言えばそういうもんじゃないしね……

 

 

116:エルキドゥ

さて、そんなことは今どうでもいいんだわ

 

 

117:名無しのランサー

……?

 

 

118:名無しのランサー

どうでもいい、とは?

 

 

119:エルキドゥ

どうやら俺、まだ完全に転生が終わっていないらしい

 

 

120:名無しのランサー

はぁ……

 

 

121:名無しのランサー

終わってなかったんだ

 

 

122:エルキドゥ

んで、終わってない理由はひとつ

 

転生先が決まってないのだよ

 

 

123:名無しのランサー

あー、確かにどこだって嘆いてたな

 

 

124:名無しのランサー

……え、今までどこに居たんだよ

 

 

125:名無しのランサー

それ、今まで何してたん?

 

 

126:エルキドゥ

地平線まで真っ白の背景と黒い床の空間にいた

 

 

127:名無しのランサー

モノクロの世界か?

 

 

128:名無しのランサー

いわゆる転生待機部屋では?

 

 

129:名無しのランサー

あ、それか

 

 

130:名無しのランサー

そういえば誰がお前のことを転生先に送り付けるんだ?

 

 

131:名無しのランサー

転生の首謀者である八十枉津日神は居るのか俺らにはわからんし、ロキはさっき……うん。なんもなかったね

 

 

132:名無しのランサー

うん、なかったね

 

 

133:名無しのランサー

無くしたんだよなぁ

 

 

134:名無しのランサー

>>133

シッ

 

 

135:名無しのランサー

>>133

巻き添え喰らいたくないから黙れ

 

 

136:>>133

泣きそう

 

 

137:名無しのランサー

妥当なんだよなぁ……

 

 

138:エルキドゥ

>>133

危ない橋渡るのやめてくれ……真っ先に被害くるの俺なんだよ

 

話を戻すが、掲示板を弄ってる最中に俺はとあるものを見つけたわけだ

 

 

139:名無しのランサー

確かに1番最初の被害者になるのはエルキドゥだもんな

 

 

140:名無しのランサー

とあるものとは

 

 

141:名無しのランサー

一体何を見つけた?

 

 

142:>>133

ごめんなちゃい……

 

 

143:名無しのランサー

>>142

半年ROMっとれい!

 

 

144:>>133

出直してきます……

 

 

145:名無しのランサー

んで、何を見つけたん?

 

 

146:エルキドゥ

所謂回るダーツ版みたいな抽選機と、メモ書き

 

メモに書いてること書くが……マジでやるん?

 

 

147:名無しのランサー

……??

 

 

148:名無しのランサー

やるって何を?

 

 

149:名無しのランサー

一発芸とか?

 

 

150:名無しのランサー

エルキドゥのモノマネ?

 

 

151:名無しのランサー

なんかあったか?

 

 

152:名無しのランサー

あれだ、棺桶のやつ

 

 

153:名無しのランサー

あぁ、そんなんあったな

 

 

154:名無しのランサー

モノマネ前提で話を進めんの草

 

 

155:エルキドゥ

一発芸なんざ書いてねぇよ、ほれ

 

「初めまして、米本空花くん。私はロキという神なのだが……急ぎで書いてるから省略するが、君の転生先に関してはその体に繋がっている掲示板に出た世界に転生させることにしている。だから転生先を募集してそこなダーツルーレットに書いて言って、最後にダーツみたいに決めてくれ。では武うkkgnsnr2p3,a&ara」

 

て、訳だ。

 

 

156:名無しのランサー

最後やられてんじゃんw

 

 

157:名無しのランサー

いい、神様……だったかな?

 

 

158:名無しのランサー

クソでは?

 

 

159:名無しのランサー

え、別にこれ安価という訳では無いんだよな?

 

 

160:名無しのランサー

見る限り募集して、最終的にはダーツで決めるみたいだな

 

 

161:名無しのランサー

面白い……か?

 

 

162:名無しのランサー

なんだ一発芸じゃないのか、ツマンネ

 

 

163:名無しのランサー

誰もお前に対して面白みを与えようとしちゃいねぇんだよなぁ

 

 

164:名無しのランサー

ご尤もですわ

 

 

165:名無しのランサー

辛辣すぎて草

 

 

166:エルキドゥ

て訳で、お前ら

 

 

167:名無しのランサー

おう

 

 

168:名無しのランサー

はい

 

 

169:名無しのランサー

好きに上げていいんか?

 

 

170:エルキドゥ

まともな世界……頼んだぞ

 

ここから先は俺が転生する世界を書き込め↓

 

 

171:名無しのランサー

最弱無敗の神装機竜

 

 

172:名無しのランサー

スーパーマリオワールド

 

 

173:名無しのランサー

りゅうおうのおしごと

 

 

174:名無しのランサー

バトル系にしてやれよ

 

鉄拳

 

 

175:名無しのランサー

名探偵コナン

 

 

176:名無しのランサー

プリズマイリヤ

 

 

177:名無しのランサー

FGO

 

 

178:名無しのランサー

ポケモンブラホワ

 

 

179:名無しのランサー

ありふれた職業で世界最強

 

 

180:名無しのランサー

スマホ太郎

 

 

181:名無しのランサー

デスマ二郎

 

 

182:名無しのランサー

百錬三郎

 

 

183:名無しのランサー

尽くクソアニメじゃん

 

Fate/Heaven's_Feel

 

 

184:名無しのランサー

ハルヒの憂鬱

 

 

185:名無しのランサー

プリパラ

 

 

186:名無しのランサー

>>183

鬱の世界に招こうとしてんじゃん、悪魔かよ

 

結城友奈は勇者である

 

 

187:名無しのランサー

おまいう

 

あつ森

 

 

188:名無しのランサー

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド

 

神ゲーぞ

 

 

189:名無しのランサー

ちくわ大明神

 

 

190:名無しのランサー

日常

 

 

191:名無しのランサー

今の誰だ?

 

刀剣乱舞

 

 

192:名無しのランサー

ヘタリアとかどうよ

 

 

193:名無しのランサー

小林さんちのメイドラゴン

 

 

194:名無しのランサー

SAO

 

 

195:名無しのランサー

ネギま

 

 

196:名無しのランサー

艦これゲーム

 

 

197:名無しのランサー

なら艦これアニメ

 

 

198:名無しのランサー

ドラゴンクエストもいいゾ

 

 

199:名無しのランサー

ならFF1を推そうではないか

 

 

200:名無しのランサー

炎炎ノ消防隊

 

 

201:名無しのランサー

鬼滅の刃行けや

 

 

202:名無しのランサー

鬼ッズ嫌い

 

進撃の巨人

 

 

203:エルキドゥ

締切だ!

 

 

204:名無しのランサー

青藍島

 

 

205:名無しのランサー

なんつー世界を入れようとしてんだ!?

 

 

206:名無しのランサー

あっぶねぇなおいwww

 

 

207:名無しのランサー

ちっ、逃したか

 

 

208:エルキドゥ

とんでもねぇ野郎がいたな

 

とりあえず書き込んでくるわ

 

 

209:名無しのランサー

いてら

 

 

210:名無しのランサー

これでどこの世界に行くか決めるのか……

 

 

211:名無しのランサー

今更だがこれマジで転生する系だと思うか?

 

 

212:名無しのランサー

まぁ……マジなんじゃね?

 

 

213:名無しのランサー

途中のあれが衝撃的すぎてなぁ、信じざるを得ないというか

 

 

214:名無しのランサー

今見てもあの書き込みだけは常に鳥肌が立つ

 

 

215:名無しのランサー

やばいねぇ……

 

 

216:名無しのランサー

ま、これでまともな世界に当たればいいよ

 

くそみたいな世界も混ざってるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

256:エルキドゥ

行く世界が決まったぞ

 

 

257:名無しのランサー

お、待ってましたァ!

 

 

258:名無しのランサー

あれ、報告もなしにやったんだ

 

 

259:名無しのランサー

まぁええんでない、こいつの人生だし

 

 

260:名無しのランサー

せやな

 

 

261:名無しのランサー

ほんでどこに決まったので?

 

 

262:エルキドゥ

SAOだ

 

完全に宝の持ち腐れになったぞ

 

 

263:名無しのランサー

おぉ……おぉ?

 

 

264:名無しのランサー

あー、確かにゲームに参加するんだったら宝の持ち腐れだが

 

 

265:名無しのランサー

そもそもの話参加出来んの?

 

 

266:名無しのランサー

>>265

どういうこったよ

 

 

267:名無しのランサー

SAOのVRシステムはよく分からんが、大抵のVRシステムってのは脳みそから電気信号やら読み取ってやるわけだろ?プレイヤー全員の夢みたいなもんだしな

 

では今エルキドゥくんの体はなんでしょーか

 

 

268:名無しのランサー

 

 

269:名無しのランサー

神造兵器……脳みそがあるのかどうかわからんのか

 

 

270:エルキドゥ

その事だがシステムを追加すれば参加できるってアンリマユが言ってたぞ

 

 

271:名無しのランサー

アンリマユ……?

 

 

272:名無しのランサー

FGOの?

 

 

273:エルキドゥ

ゾロアスター教のガチのアンリマユ

 

 

274:名無しのランサー

全世界の災厄に身を任せるのかお前

 

 

275:名無しのランサー

命知らずにも程があるw

 

 

276:名無しのランサー

てか、アンリマユもそこに行ってんのかよ

 

 

277:名無しのランサー

なんかヤバそうだなおい

 

 

278:エルキドゥ

見た感じ良い奴っぽいし、騙そうとしても既に死んだ身だからな。どうでもいいや

 

アンリマユが来た理由は

 

「八十枉津日神はどっか行ったし、ロキは締められてるし、サタンはやる気ないし、ニャルラトホテプは観戦だけでいいって言うからな……仕方がなく俺が動いたってぇわけだ……分かったな?」

 

ということだ

 

 

279:名無しのランサー

ある意味の悟りの領域にいるエルキドゥくん

 

 

280:名無しのランサー

まさかアンリマユくんって苦労人属性……?

 

 

281:名無しのランサー

まさかの萌え要素

 

 

282:名無しのランサー

この世全ての悪を背負ってる神に萌えてどうすんのさ

 

 

283:エルキドゥ

とりま転生してくる

 

転生先でまたここに来れるかは知らんが保守を頼むぞ

 

 

284:名無しのランサー

あいよ

 

 

285:名無しのランサー

了解 ( ̄^ ̄ゞ

 

 

 

 

 

 

 



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【Fate/】転生したらエルキドゥな件【Grand Order】その3

最初だけ一人称です。


 

「さて、転生の準備いいか?」

「おう……いや、できてるよ」

「……口調変える必要はあったのかね?」

「この体は偽物といえどエルキドゥの名を冠してるんだ、ならばそれを忘れないためには口調変える必要があるだろう?」

 

 楽しげに笑い、目の前でこめかみあたりに手を当てながら此方らに声をかけてくるアンリマユを見すえる。

 

「はぁ、大したもんだ。これから行く世界はFGOのエルキドゥを知るわけがないというのに……」

「そうは言っても、僕が決めたことだ。例えSAOの世界で僕がそこまで知られていなくても、僕が居たということは忘れさせないさ」

 

 その言葉を聞き、少し頭痛みたいなのが収まったのか、手をこちらに翳し話を続けるアンリマユ。

 

「ではもう一度お前に説明してやる」

「あぁ」

「既にお前からは前世の厄、福をとっぱらっており、来世での運にしかすがれない。努、その事を忘れないようにな。そしてお前の来世での名は変わらずエルキドゥだが、苗字はボールドウィンだ、忘れるなよ」

「分かっているとも」

 

そして全身が光り輝き……消滅する寸前アンリマユが爆弾発言をした。

 

「あぁそうだ、お前が行く世界は確かにSAO……ソードアート・オンラインの世界だが、それだけでは無い。他に二つの世界が混ざっているが正常だ」

「いや、ちょ!そんな爆弾最後に──」

「ニャルラトホテプの仕業だが安心しろ、比較的まともな世界だ。あのルーレットに載ってる中では1番……な」

「──」

 

最後の言葉はよく聞こえなかったがアンリマユは何となく察していた。恐らくあれは「ふざけんじゃねぇー!」と叫んでいたと。

 

「はぁ……後でニャルラトホテプは締めなければな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Fate/】転生したらエルキドゥな件【staynight】

 

 

321:エルキドゥ

クソ混沌神がァァァ!

 

 

322:名無しのランサー

お、おかえり

 

どうした

 

 

323:名無しのランサー

荒れてらっしゃる

 

 

324:名無しのランサー

何かがあったな……?

 

 

325:エルキドゥ

俺が転生する世界に何してくれてんじゃァァァ!

 

 

326:名無しのランサー

……?

 

 

327:名無しのランサー

落ち着け、事情を話せ

 

 

328:名無しのランサー

もちつけ、事情を話してくれ

 

 

329:名無しのランサー

冷静沈着のエルキドゥなのに怒り狂うとはこれ如何に

 

キングゥくんの方じゃったか……

 

 

330:名無しのランサー

素数を数えよう

 

1.2.3.5.7……

 

 

331:名無しのランサー

>>330

初手から違うわい!

 

 

332:名無しのランサー

素で間違えた

 

 

333:エルキドゥ

ふぅ……ふぅ……いいだろう、やってやろうじゃねぇの

 

 

334:名無しのランサー

マジで何があったん?

 

 

335:名無しのランサー

アンリマユに何かされたかな?

 

 

336:名無しのランサー

悪神様だからな、有り得るか

 

 

337:名無しのランサー

でも混沌神つってんだからニャルラトホテプがなんかしたんじゃないの?

 

 

338:名無しのランサー

あ、確かに

 

 

339:名無しのランサー

確かに、アンリマユもニャルラトホテプの存在を示唆してたしな

 

 

340:エルキドゥ

そうだよ!あのクソ混沌神が俺が転生する世界であるSAOに他の世界を二つ混ぜやがったんだよ!

 

クソが……!しかも1つは割と楽しそうな世界混ぜやがった!

 

 

341:名無しのランサー

世界が混ざってる?

 

 

342:名無しのランサー

他作品が3つ混ざった世界か

 

 

343:名無しのランサー

それって作品によってはくそみたいな世界になるのではなかろうか

 

 

344:名無しのランサー

SAO以外のやつでも楽しそうなんだ……

 

 

345:名無しのランサー

ちなみにそのSAO以外の作品ってなんなん?

 

 

346:名無しのランサー

SAOだからな……それで楽しそう、か

 

日常でも混ざってたか?

 

 

347:エルキドゥ

ネギまだよ

 

 

348:名無しのランサー

楽しそう……?

 

 

349:名無しのランサー

お、比較的マシな世界か

 

 

350:名無しのランサー

なぜネギまだと判断できたんだ?

 

 

351:名無しのランサー

>>348

前半は学園モノで楽しいから、ね?

 

 

352:名無しのランサー

でもUQホルダールートかどうかでかなり変わるぞ

 

 

353:エルキドゥ

>>350

転生した先である俺の自室らしき場所にスマホがあってな、現在地検索したら麻帆良学園本校女子中等部の教師寮にいたからネギまの世界だと判断したんだよ

 

 

354:名無しのランサー

ほー……

 

 

355:名無しのランサー

教師とな

 

 

356:名無しのランサー

その世界での役職は教師なのか

 

 

357:名無しのランサー

ネギと一緒だな

 

 

358:名無しのランサー

ちなみに受け持ってるクラスはどこ?

 

まさか3-Aじゃないよな?

 

 

359:名無しのランサー

>>358

なんで3-Aじゃだめなんだ?知らんから教えてくんろ

 

 

360:名無しのランサー

>>359

主人公であるネギが受け持つクラスだからだな、歴史改変は作品的に好ましくない

 

それどころか下手したらその時点で世界が滅ぶこと確定になるかもしれない

 

 

361:名無しのランサー

明日菜と出会うというフラグが消えることになるからな

 

 

362:エルキドゥ

安心しろ3-Bの担任だ、生徒名簿見てみるか

 

 

363:名無しのランサー

ほっ……

 

 

364:名無しのランサー

騒がしいところを特等席で見れるのかwww

 

 

365:エルキドゥ

んぐっ!?

 

 

366:名無しのランサー

つまりパンツ見放題じゃな?

 

 

367:名無しのランサー

!?

 

 

368:名無しのランサー

おい!?

 

 

369:名無しのランサー

どうした!

 

 

370:名無しのランサー

敵襲かみ?

 

 

371:名無しのランサー

大丈夫か!?

 

 

372:名無しのランサー

答えろ!

 

 

373:エルキドゥ

マジかマジかマジか……

 

身の振り方考えなければならないぞこれは……

 

 

374:名無しのランサー

お、おい……?

 

 

375:名無しのランサー

いいから事情を話してくれ

 

 

376:名無しのランサー

え、なんかあったの?

 

 

377:名無しのランサー

生徒名簿見て吹いたんなら生徒にやばい名前でもあったんじゃないか?

 

 

378:名無しのランサー

エヴァンジェリンでもいたかな?

 

 

379:名無しのランサー

>>378

それはそれでネギくんがマギアエレペア覚えられたからやばくなーい?

 

 

380:エルキドゥ

俺のクラスに鹿目まどかと美樹さやかが居るから確実に3つ目の世界はまどか☆マギカだ

 

 

381:名無しのランサー

ぶふっ!?

 

 

382:名無しのランサー

ウッソだろお前!?

 

 

383:名無しのランサー

まどマギだと!?

 

 

384:名無しのランサー

ち、ちなみにほむほむは……?

 

 

385:エルキドゥ

まだ居ないから物語が始まる前だろう……っと、人が来た

 

少し落ちる

 

 

386:名無しのランサー

お、おう

 

 

387:名無しのランサー

特大な爆弾を置いていきやがった

 

 

388:名無しのランサー

SAOとネギま、まどか☆マギカか……

 

 

389:名無しのランサー

これ世界観的にどうなるんじゃろな

 

 

390:名無しのランサー

女子校になるってことはさやかちゃん、恭介と離れ離れなのでは?

 

 

391:名無しのランサー

あ、確かにそうだ

 

さやか救済ルートクルー?

 

 

392:名無しのランサー

推しか?推しなのか?

 

 

393:名無しのランサー

>>392

推しだ

 

 

394:名無しのランサー

(無言で手を差し出す)

 

 

395:名無しのランサー

(無言で握手)

 

 

396:名無しのランサー

なんだコイツら……w

 

 

397:名無しのランサー

しっかし、まどマギは物語が始動する前なのはわかったが他の奴らはどうなんだ?

 

 

398:名無しのランサー

ネギまはネギが居るかどうかでわかると思うけどSAOはな……

 

 

399:名無しのランサー

デスゲームが始まるかどうか、か

 

 

400:名無しのランサー

世界観的にSAOがくっそ邪魔なの笑う

 

 

401:名無しのランサー

確かに邪魔だなw

 

 

402:名無しのランサー

多分メインのはずなんだけどなぁwww

 

 

403:エルキドゥ

ただいま

 

子供先生が来るってたかみちに言われた、もしやたかみちは俺の友人か……?

 

 

404:名無しのランサー

おかー

 

 

405:名無しのランサー

おかえりー

 

 

406:名無しのランサー

おかおか

 

 

407:名無しのランサー

たかみちと友達、か

 

隣合ってるんだし可能性としてはあったな

 

 

408:名無しのランサー

まぁ友人だろうにゃ

 

 

409:名無しのランサー

つまり物語本編に遭遇する可能性があるわけで

 

 

410:名無しのランサー

死ぬ確率……いや、ネギまってほとんど主要な人物死なねーな

 

 

411:名無しのランサー

モブも含めて割と良心的よな

 

 

412:名無しのランサー

そういえばまどマギも割とモブは被害に会うけど死人少ないよな

 

 

413:名無しのランサー

3つの中じゃ死者がいちばん多いのSAOかよw

 

 

414:名無しのランサー

まぁデスゲームですしお寿司

 

 

415:エルキドゥ

これで一応まどマギとネギまは物語が本格的に動く前だと判断できたな

 

最後はSAOだ。ネット検索して探すか

 

 

416:名無しのランサー

確か世界初のVRMMOだからかなり話題になってるはず

 

 

417:名無しのランサー

麻帆良学園でも噂になってるのかね……?

 

 

418:名無しのランサー

なってるんじゃない?

 

 

419:名無しのランサー

あ、そういえばネットといえばネギまにちうちゃんいたな

 

 

420:名無しのランサー

……これ話題的にちうちゃんSAOやっちゃうんじゃ

 

 

421:名無しのランサー

いやでもネットに写真上げてるだけだからさすがにね……

 

 

422:名無しのランサー

人混みとか苦手なヤツに人いっぱいいるMMOをやるとでも?

 

千雨はヒキニートだぞこら

 

 

423:エルキドゥ

調べてきた

 

調べてきた結果載せる

 

 

424:名無しのランサー

案外早かったな

 

 

425:名無しのランサー

そりゃ世界的に有名なゲームですもん

 

 

426:名無しのランサー

んで、結局どうなったん?

 

 

427:エルキドゥ

ネット調べの結果

 

・SAOは明日から開始される

・茅場晶彦は麻帆良学園出身

 

 

428:名無しのランサー

この世界の茅場晶彦は麻帆良学園出身かよ!www

 

 

429:名無しのランサー

でも世界観的にピッタリなんだよなぁw

 

 

430:名無しのランサー

麻帆良学園は時折頭おかしい技術力してるしな

 

 

431:名無しのランサー

時間軸的には昔だけど科学力だけ未来してるから

 

 

432:名無しのランサー

納得の麻帆良クオリティ

 

 

433:名無しのランサー

てことは茅場晶彦って魔法工学的なのも学んでるのでは……?

 

 

434:名無しのランサー

!?

 

 

435:名無しのランサー

とんでもねぇことを言うなよ!

 

 

436:名無しのランサー

え、でも実際どうなるん……?

 

 

437:名無しのランサー

わからん、未知数としか言えねぇ

 

 

438:名無しのランサー

ナーヴギアに魔法陣とか刻まれてない?大丈夫?

 

 

439:名無しのランサー

可能性があるせいで怖いわ!

 

 

440:エルキドゥ

ひとまず今日は休日……色々とありすぎたから休むわ。

 

 

441:名無しのランサー

 

 

442:名無しのランサー

乙乙

 

 

443:名無しのランサー

休みか……羨ましい

 

 

444:名無しのランサー

社畜ニキ居るんか

 

 

445:名無しのランサー

まぁ居るだろうさ……休み

 

 

446:名無しのランサー

さぁってと、呼び出されたぜ!

 

行ってきます

 

 

447:名無しのランサー

が、頑張れ

 

 

448:名無しのランサー

日曜出勤頑張れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回は少しだけ飛んでSAO事件真っ只中になります

それとサラッとやばいこともするゾ


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【Fate/】転生したらエルキドゥな件【Grand Order】その4

サラッと日間ランキングに載ってたんすね……ほえぇ、勢いだけはあるもんだ

それはさておきアンケート取った結果、キリトくんとはガッツリ干渉することになりました。これで生存フラグ立つやつは立つ



【Fate/】転生したらエルキドゥな件【Grand Order】

 

 

 

 

 

682:エルキドゥ

デスゲーム始まったァァァ!!

 

 

683:名無しのランサー

イエエエエ!!

 

 

684:名無しのランサー

祭りじゃぁ!

 

 

685:名無しのランサー

普通に不謹慎な件

 

 

686:名無しのランサー

Wryyyyyyyyyyyy!!!!

 

 

687:名無しのランサー

ヒャッハァァァァー!

 

 

688:名無しのランサー

>>685

ごめん

 

 

689:名無しのランサー

>>685

すまない……

 

 

690:名無しのランサー

いや、うん……当事者じゃない俺らじゃ仕方ないよ

 

 

691:名無しのランサー

でも、これから人の生き死にが始まるわけだ。エルキドゥ気を引き締めてけよォ?

 

 

692:エルキドゥ

分かっているとも、ゲーム内であるため俺の力は大幅弱体化してる

 

今出来るのはレベル上げだけ

 

 

693:名無しのランサー

そしてオーディナル・スケールでの事件原因である重村悠那を助けて今後の展開を先立って阻止

 

 

694:名無しのランサー

茅場晶彦があいつなことは秘密にしておく、でいいんだよな?

 

 

695:名無しのランサー

すぐに終わらせてもいいけど、さすがにそこまで歴史改変はしたくないしな

 

 

696:名無しのランサー

いやぁ、驚いたよな

 

エルキドゥにあんな機能があったなんて

 

 

697:名無しのランサー

並列思考とか普通出来んじゃろ……

 

 

698:名無しのランサー

それで現実で活動しながらゲーム内でも活動可能とかわけがわからないよ

 

 

699:名無しのランサー

>>698

キュゥべえは帰れ

 

 

700:名無しのランサー

>>699

あの世界だと致命的すぎるから帰れ

 

 

701:名無しのランサー

これで現実であるネギまとまどか☆マギカに対応しながら、SAOでの致命的な事件は防げるな

 

 

702:名無しのランサー

個人的にはサチを、月夜の黒猫団を助けて欲しい

 

 

703:名無しのランサー

あの健気な子を失うのは世界の損失ゆえ、救ってくれ

 

 

704:エルキドゥ

もちろん救えるだけ救う、ディアベルはん生存ルートも作ってやらァ!

 

 

705:名無しのランサー

これは心強い!

 

 

706:名無しのランサー

原作を破壊しない程度に生存フラグ立ててけー?

 

 

707:名無しのランサー

それで、今ゲームではレベル上げってどこでしてんの?

 

 

708:名無しのランサー

リアルでの動向報告もお願いするぜ、とりあえずゲーム開始日である今は新人教師であるネギくんと、転校生である暁美ほむらがきたんだっけ?

 

 

709:名無しのランサー

全部同じ日に物語が始まるとか……いやーきついっす

 

 

710:名無しのランサー

とりあえず俺たちで考えられることは考えるかー

 

 

711:名無しのランサー

ひとまずほむほむは放置でいいよな、どうせそこまで動き変える必要ないし

 

 

712:名無しのランサー

でもキュゥべえとまどかは接触させたくないよな

 

 

713:名無しのランサー

あいつめっちゃ数いるからそれは無理じゃんよ

 

 

714:エルキドゥ

>>707

今はホルンカでアニールブレードなるものを確保するためにモンスター狩りしている、現在のレベルは5だな

 

>>708

リアルだと今は変なことは起こってないな。ただ隣がアホみたいにうるさすぎて苦情は言ってるけど……このショタコンどもめ

 

 

715:名無しのランサー

ホルンカってぇーと……確かアニメだとでてないんだっけか

 

 

716:名無しのランサー

出てないな

 

 

717:名無しのランサー

確かそこキリト行かなかったか?接触する気?

 

 

718:エルキドゥ

接触する気というか、多分経過的にしちゃうんじゃ

 

お、アニールブレードげっちゅ

 

 

719:名無しのランサー

早速か……早くねぇか?

 

 

720:名無しのランサー

エルキドゥだからな

 

 

721:名無しのランサー

リアルラック高いんすかね?

 

 

722:名無しのランサー

高いだろうなぁ

 

 

723:エルキドゥ

よし、次はフロアボス前で経験値稼ぎだ

 

食料も買い込まないとな

 

 

724:名無しのランサー

がんばえー

 

 

725:名無しのランサー

俺らは見てるしかできんのが歯がゆい

 

 

726:名無しのランサー

でも実際参加することになったらどうなる……?

 

 

727:名無しのランサー

断固拒否

 

 

728:名無しのランサー

参加したくないなぁ

 

 

729:名無しのランサー

ま、だいたいそんなもんだろうな

 

 

730:名無しのランサー

実質的に自殺だもんな

 

 

731:エルキドゥ

食料買い込んで外に出ようとしたらキリトと遭遇したわ

 

 

732:名無しのランサー

ファッ!?

 

 

733:名無しのランサー

いきなりかよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっといいか?」

 

 後ろから声をかけられた、しかも聞いたことのある声をした青年ぽい声に。これはもしかして、若しかすると……

 

 振り返るとそこにはやはりと言うべきかSAOという舞台の主人公である桐々谷和人、キリトが居た

 

「……どうしたんだい?」

 

 今の俺は口調は完全にエルキドゥの物としている。それはアンリマユに言ったのと同じように、この体の元となったエルキドゥの存在を世界に知らしめる為に、再現をしているわけだ。

 

 それよりなぜ俺はキリトに声をかけられたのか、それが分からない。何故だ?

 

「あんたは……怖くないのか?」

「怖いって何が、と言いたいけど今の状況だと死に対してだね?」

「そうだ」

「うーん……怖いか怖くないかで言われると、特に怖くは無いかな」

 

 その言葉に目を見開いて驚きを表すキリト。だって俺はナーヴギアでログインしてるわけでもないし、ナーヴギアでログインしてたとしても現実の体は人の脳を破壊する程度の力じゃ死なない。それにほかにも理由はある。

 

「何故だ!?既に何人か死んでいるんだ!それなのにあんたはそんなに食料を買い込んで……きっとあんたは泊まり込みで外で戦うんだろう?なぜ怖くないんだ!」

「背負ってるからだよ」

「……?」

「このゲームに参加した人の命を背負ってるから、恐怖なんて言う下らないもので僕は止まれない」

「なぜ、背負った?あんたに命を預けたわけじゃないだろうに──」

「攻略組として僕は動く気なんだ。それはつまりこのゲームに囚われた人の命全てを背負ったのと同義だよ、例え相手にその気はなくてもね」

 

 そう、今の俺は言ってしまえばSAOという作品に登場するキャラの命を背負っている。その事が出来る力を俺は手に入れてしまったわけだ。強者の義務とは言わないが、それでも俺は他人に比べて遥かに余裕がある。ならその余裕を使い他人を救う事になんの異論があろうか。出来ることをやるだけに過ぎないが、やるだけマシだろうしな。

 

「……あんたの名前は?」

「エルキドゥ、現実でも同じ名前だよ」

「あんたは女性だと言うのに、そこまでの覚悟を既にしているなんてな……尊敬するよ」

「ありがとう、じゃ僕は行くね」

 

 キリトの目にはある種の覚悟の色が浮かんでいた。元々覚悟はしていたんだろうが、ぶれていたであろう切っ先が真っ直ぐになったのだろう。力強くなった声を背に俺は歩き出す……前に最後に声をかける。

 

「そういえば君の名前は?」

「キリト、俺の名前はキリトだ」

「そうか、キリトくん……最後に一つだけ」

「なんだ?」

「僕は男だよ」

 

SAO内での設定はな。リアルは無性だ。

 

 キョトンとした顔が赤くなるのを見届けて歩き出す。うんうん、これで頑張ってくれるんじゃないかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

756:エルキドゥ

案の定キリトくん、俺の事を女だと思ってたようだ

 

 

757:名無しのランサー

 

 

758:名無しのランサー

だろうなwww

 

 

759:名無しのランサー

誰だって最初はエルキドゥを見たら女だと思うわいwww

 

 

760:名無しのランサー

まぁ聖娼を元に体を構築したわけだからな、仕方がないだろw

 

 

761:名無しのランサー

これで性癖歪んだら笑う

 

 

762:エルキドゥ

さてっと、物語が始まった訳だが

 

最初の特大のイベントは特に……ないな

 

 

763:名無しのランサー

ディアベルはんの死が一番最初のイベントじゃないかね?

 

 

764:名無しのランサー

ネギまでも最初の方はネギの空振り善意だし

 

 

765:名無しのランサー

まどマギも、最初は特に何も無かったような

 

 

766:名無しのランサー

てことはレベル上げに集中できるな

 

 

767:名無しのランサー

とりあえずまみさんもそこにいるか確かめなければいけないだろうな

 

 

768:名無しのランサー

てか他の魔法少女居ないのか?

 

 

769:名無しのランサー

そういえばそうだな

 

 

770:名無しのランサー

……うーむ、これは……もしや暇だな?

 

 

771:名無しのランサー

SAOはだいたい10日後あたりにボス戦

 

 

772:名無しのランサー

ネギまもそれくらいしてからエヴァンジェリン戦か

 

 

773:名無しのランサー

まどマギはどうだっけなぁ

 

 

774:名無しのランサー

割と直ぐにマミってたよな

 

 

775:名無しのランサー

マミったのは第3話だな、時間軸的にいえばほむほむが転校してきてから2日目あたりだったはず

 

 

776:名無しのランサー

てことは一番最初のイベントはマミるシーンか

 

 

777:名無しのランサー

助ける?

 

 

778:名無しのランサー

でも助けたらまどかが魔法少女になる可能性が上がらんだが

 

 

779:名無しのランサー

え、あ、そうか

 

マミに誘われて魔法少女になろうとしてんだもんな

 

 

780:名無しのランサー

そこをなんとかしてからマミるのを阻止しないといけないわけか

 

 

781:エルキドゥ

お前らの原作知識まじありがてぇ、まどマギだけよく知らんのよな

 

 

782:名無しのランサー

ん、まぁ協力できるならするからな

 

 

783:名無しのランサー

原作知ってる分辛いからなぁ、何とかしたいとは思うわけよ

 

 

784:名無しのランサー

ちなみに今時間帯は?

 

 

785:エルキドゥ

夕方、放課後だな

 

 

788:名無しのランサー

てことは、そろそろキュゥべえとまどかが出会うんじゃね?

 

 

789:名無しのランサー

ネギまは明日菜の部屋に泊まることになるな

 

 

790:名無しのランサー

くっっそ羨ましいわ

 

 

791:名無しのランサー

たしかに羨ましい

 

 

792:名無しのランサー

でも明日菜はJCぞ?

 

 

793:名無しのランサー

あの体型でJCなのは卑怯だわ

 

 

794:名無しのランサー

確かに

 

見た目だけいえば高校生級よな

 

 

795:名無しのランサー

ま、今日は特にイベントはないならレベル上げで終わるしかないわ

 

 

796:エルキドゥ

そうだな、そうする

 

んじゃ、お前らまた明日な……保守と、足りなくなったらスレ立て頼む

 

 

797:名無しのランサー

あいあいさー

 

 

798:名無しのランサー

>>900踏んだやつやれよ

 

 

799:名無しのランサー

おつかれさま

 

 

 




はい、並列思考するようになりました
これで現実で活動しながらゲーム内でも活動できるようになるんですが……その代わりかなりの弱体化をします。それで十分強いんですがね


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マミさん生存ルート
【まどマギ】多重クロスオーバー世界に転生したエルキドゥ【ネギま】




えー、厳正なる投票の結果ー……マミさん生存ルートでーす


 

 

 

【まどマギ】多重クロスオーバー世界に転生したエルキドゥ【ネギま】

 

 

1:名無しのランサー

ここはエルキドゥに転生した男を見守るスレになります

 

用法用量守ってスレを見守っていてください

 

 

2:名無しのランサー

現状

 

転生先がしっちゃかめっちゃかなので対応しようとしてるエルキドゥを見守っています。

 

 

3:名無しのランサー

Q.転生なんて信じてんの?馬鹿かな?

A.前スレの>>76を見ましょう

 

Q.エルキドゥの性別は?

A.ありません。自由自在だそうで

 

 

4:名無しのランサー

 

 

5:名無しのランサー

スレ立ておつ

 

 

6:名無しのランサー

乙乙

 

 

7:名無しのランサー

おつ

 

 

8:名無しのランサー

おつー

 

 

9:エルキドゥ

さて、皆の衆

 

 

10:名無しのランサー

なんだ

 

 

11:名無しのランサー

早速なにかあったか?

 

 

12:名無しのランサー

お?お?

 

 

13:名無しのランサー

いや、どう考えてもマミるのを阻止するかどうかの話だろ

 

 

14:名無しのランサー

あ、それもそうか

 

 

15:名無しのランサー

今2日目ですし……?

 

 

16:エルキドゥ

まぁそういうわけだ

 

別に俺は助けても助けなくてもどちらでもいいんだが、助けなかったらお前らは納得しないだろ?

 

 

17:名無しのランサー

そうだな

 

 

18:名無しのランサー

助けられるんだったら助けて欲しいけど……

 

 

19:名無しのランサー

人の行動に口出しするのってはばかられるんだよな

 

 

20:エルキドゥ

そういえば世の中にはこんな言葉があったよな

 

 

21:名無しのランサー

 

 

22:名無しのランサー

名言かな?

 

 

23:名無しのランサー

今更何を言うのか

 

 

24:エルキドゥ

「安価は絶対」

 

という言葉がな

 

 

25:名無しのランサー

!?

 

 

26:名無しのランサー

ちょっ!w

 

 

27:名無しのランサー

え!?

 

 

28:名無しのランサー

つまり俺たちにマミさんを助けるかどうか決めて欲しい、と

 

 

29:名無しのランサー

多分そういうことなんだろう

 

 

30:エルキドゥ

いきなりで済まないが、つまりそういうわけだ

 

>>39

で決まりだ

 

 

31:名無しのランサー

いきなりすぎぃ!

 

 

32:名無しのランサー

はっや!

 

 

33:名無しのランサー

助ける!

 

 

34:名無しのランサー

別に助けなくてもいいのでは?

 

 

35:名無しのランサー

埋め

 

 

36:名無しのランサー

助ける!

 

 

37:名無しのランサー

マミるの阻止!

 

 

38:名無しのランサー

助けようぜ!

 

 

39:名無しのランサー

助ける!

 

 

40:名無しのランサー

助けない

 

 

41:名無しのランサー

助ける

 

 

42:名無しのランサー

救助ォ!

 

 

43:名無しのランサー

マミさんに救済を!

 

 

44:名無しのランサー

っと、これは

 

 

45:名無しのランサー

いよっしゃァァァ!

 

 

46:名無しのランサー

マミさん生存ルート来たァ!

 

 

47:エルキドゥ

うん、まぁ大体は予測できてたな

 

という訳で、安価は絶対と言うからには必ずマミさんを助けようか

 

 

48:名無しのランサー

そういえばお主何してるんだ?

 

 

49:名無しのランサー

今は昼頃だよな

 

 

50:名無しのランサー

……何してはりますん?

 

 

51:エルキドゥ

たかみちと昼飯中だな

 

 

52:名無しのランサー

てことは今は何もなし、ってことだな

 

 

53:名無しのランサー

ネギは何してるん?

 

 

54:名無しのランサー

ゲームの方も何してるか知りたい

 

 

55:名無しのランサー

俺らじゃ動向わからんのよな……なんかライブ映像みたいなの出来ないの?

 

 

56:名無しのランサー

神造兵器なら出来そうだけどな

 

 

57:エルキドゥ

試してみるか?

 

 

58:名無しのランサー

お、やってくれんの!?

 

 

59:名無しのランサー

頼む!やってくんろ!

 

 

60:エルキドゥ

あいよ、色々と体探ってみるわ

 

 

61:名無しのランサー

わーい!

 

 

62:名無しのランサー

わわーい!

 

 

63:名無しのランサー

わわわーい!

 

 

64:名無しのランサー

わーい三段活用……?

 

 

65:名無しのランサー

絶対使わないようなものができたな

 

 

66:エルキドゥ

あ、エイジ・オブ・バビロンでドローン作成できた

 

多分これで放送できるんじゃないかね

 

 

67:名無しのランサー

まじか!?

 

 

68:名無しのランサー

え、マジで見れるのん!?

 

 

69:名無しのランサー

いや、さすがに生放送アプリとか入れないと出来ないんじゃ

 

 

70:エルキドゥ

あ、できたできた

 

ほらよ

 

https::/──────

 

 

71:名無しのランサー

……どこのサイトだ?

 

 

72:名無しのランサー

見たことないな

 

 

73:名無しのランサー

……?

 

 

74:名無しのランサー

とりあえず見てみるか

 

 

75:名無しのランサー

コメント欄はなしっと

 

 

76:名無しのランサー

てことは変わらずここで会話することになんのかね?

 

 

77:名無しのランサー

てかくっそエルキドゥ綺麗で驚きだわ!

 

 

78:名無しのランサー

スーツ姿のエルキドゥくっそ可愛いんじゃが?

 

 

79:名無しのランサー

うわぁ……長身裏山

 

 

80:名無しのランサー

てか今部屋にいるのな、当たり前だけど

 

 

81:名無しのランサー

傍から見ると生放送中は独り言とかに見えるだろうからな

 

 

82:名無しのランサー

そりゃ部屋に戻りますわな

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あー。声聞こえてるかな?」

 

 生放送を開始したのでとりあえず声が聞こえるかどうか判断するために言葉をなげかけてみる。

 

 

82:名無しのランサー

おー、聞こてるぞ

 

 

83:名無しのランサー

美声すぎる

 

 

84:名無しのランサー

浄化とはまさにこのことか

 

 

85:名無しのランサー

惚れた

 

 

 

「よし、聞こえてるね」

 

 部屋に備え付けられている椅子に座り、ドローンに向けこれからの予定について話す。

 

「とりあえずこれから僕は授業を行うから放課後まで動けないんだけど、マミさんがマミるのは放課後だから特に問題は無いよね?」

 

 

89:名無しのランサー

こんな美声でマミるとか言うのくっそ笑うwww

 

 

90:名無しのランサー

問題は無いんだが

 

 

91:名無しのランサー

真剣な表情でマミるっていうのはさすがに草生える

 

 

92:名無しのランサー

てか、口調違うけどどしたん?

 

 

 

「口調はエルキドゥに近付けてるだけだよ」

 

 そう言いつつ時計を確認するともう少しで昼休みが終わる時間だった。

 

「おっと、もう休み時間が終わるようだ。このままつけっぱなしにしとくから授業でも見ていけば?」

 

 

94:名無しのランサー

見る、超見る

 

 

95:名無しのランサー

鹿目まどかがリアルに見れる日が来るとは

 

 

96:名無しのランサー

二次世界に入れるってだけで歓喜する俺らからするとマジで今のエルキドゥくっそ羨ましいんじゃ

 

 

97:名無しのランサー

てか、これネギのくしゃみで明日菜たちのパンツ見れるのでは?

 

 

98:名無しのランサー

!?

 

 

99:名無しのランサー

>>97

お主天才か?

 

 

100:名無しのランサー

ふへへ……JCのパンツだァ!

 

 

 

 さすがは変態大国日本と言うべきか、性犯罪になりそうなことすらも肯定しそうだが生憎そうはいかない。

 

「僕がこのドローンを操作してるからね、見せる訳には行かないよ」

 

 

103:名無しのランサー

そんなー

 

 

104:名無しのランサー

そんなご無体な!

 

 

105:名無しのランサー

ケチんぼ!

 

 

106:名無しのランサー

鬼!悪魔!変態!

 

 

107:名無しのランサー

それはお前らじゃい!

 

 

 

 

 ため息ひとつ漏らしながらドローンの機能を使い隠蔽しながら外に出る。

 

「こんなヤツらの知識が重要って……なんか前途多難だな〜」

 

 呑気に考える。一応ゲーム内での報告も色々と済ませ、他に報告することがあったか、思い出しながら教室へと足を進め、中が騒々しかったので注意する。

 

「ほら!君たち席に座りなさい!」

 

 目の前に広がる2次元の世界にしか存在しないまどか達を救うことを決意しながら今後のことを考えるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

相も変わらず隣はすごくうるさいが。

 

 

 








隣のクラスにて

ネギ「ふぇ……ぶぇっくしょん!ふぅ、誰か僕のことを噂してるのかな〜?最近くしゃみの頻度が上がってるような……」
いいんちょ「あら」
明日菜「……このバカネギー!」
ネギ「あ、明日菜さん!待っ──「問答無用!」──うぐっ……」
楓「うむうむ、これも青春なり」
エヴァ「楓、お前本当に中学生か……?」




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【まどマギ】多重クロスオーバー世界に転生したエルキドゥ【ネギま】その2


いやーハッハッハッ、暇すぎて書く手が止まらねぇや!

このシーン書くために3話見直すことになるとは……まぁいっか、トラウマだけど


 

 

 

365:エルキドゥ

はい、着きました。お菓子の魔女が生まれる場所に

 

 

366:名無しのランサー

どんどんパフパフー……?

 

 

367:名無しのランサー

全然喜ばしい事じゃないけどな

 

 

368:名無しのランサー

確か一般人が魔女の結界に入るには招かれるか生まれる場所にいるかだっけか

 

 

369:名無しのランサー

そのせいで授業終わってから即座に周囲の探索、病院らしき場所で見つけたグリーフシードの周囲で待機してたんだっか

 

 

370:名無しのランサー

んで、まどかとさやかが来たから確定した訳で

 

 

371:名無しのランサー

その後にマミさんにほむほむも来た、と

 

 

372:名無しのランサー

今仕事が忙しくて放送見れてないけど、どうなってはりますん?

 

 

373:名無しのランサー

お前らの説明口調くっそ笑うw

 

>>372

真面目に仕事しろw

 

 

374:エルキドゥ

マミたちに見つからないように空中待機して魔女の結界内にいる

 

あ、ほむほむが捕まった

 

 

375:名無しのランサー

ほむほむ!?

 

あ、いいのか

 

 

376:名無しのランサー

予定調和だな

 

 

377:名無しのランサー

うん、アニメで全く同じシーンがあったから問題なさそう

 

 

378:名無しのランサー

んで、これからどうすんだっけか

 

 

379:名無しのランサー

>>378

まどかの魔法少女になる意欲を削るために、マミさんがマミる直前に救出するんやで

 

 

380:名無しのランサー

心を……折らなければァ!

 

 

381:エルキドゥ

て訳で、ほむほむに話しかけるとします

 

 

382:名無しのランサー

何故に?

 

 

383:名無しのランサー

協力者が欲しいんじゃろ?

 

 

384:名無しのランサー

今の目的はマミさん救出な訳だけど、最終目的はまどかの魔法少女化阻止だもんな

 

 

385:名無しのランサー

あ、そうか……でもなぁ

 

 

386:名無しのランサー

……?

 

 

387:名無しのランサー

>>385

どうした?

 

 

388:名無しのランサー

いや、まどかが魔法少女になるために願ったのは未来と過去を含めた全ての魔女の消失だろ?

 

それで救われる命もあるのになぁって

 

 

389:名無しのランサー

う、うーん……

 

 

390:名無しのランサー

それに関してはインキュベーターを処理して、ネギまの魔法使い達に任せられないかな?

 

 

391:名無しのランサー

あー、ネギまの世界って良くも悪くも化け物揃いだもんな

 

化け物には化け物をぶつけんだよ!

 

 

392:エルキドゥ

その話は後にしてもらっていいかな?

 

そろそろ行かないとマミりそうだ

 

 

393:名無しのランサー

あ、ほむほむとの話は終わったん?

 

 

394:名無しのランサー

めっちゃ怪しまれてたけど、一応協力はできそうだな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リボンをエイジ・オブ・バビロンで作った剣で切り飛ばし、ほむほむを助ける。

 

「わかったわ、一応目的は同じなのね?」

「うん、まどかくんの魔法少女化を阻止するのが目的だからね」

 

 ならいいわ、と。即座に視線を逸らし、まどか達が向かった方向に走り始めるほむほむ。その後ろに追従……いや、これ間に合わなさそうだな。

 

「先に行くね」

「な、ちょっ──!」

 

 足に魔力を込め、走り出す。そのあまりにも力強い踏み込みでほむほむは転んでしまうが仕方がない。安価は必ず守らないといけないのだから──

 

 

 

 

 

 

 

 

【マミさん視点】

 

 

 ついにこの結界の魔女が現れた。あんなに見た目は可愛いのだけれど、魔女は魔女。遠慮はできない。

 

「せっかくのとこ悪いけど」

 

 魔女が座っている椅子をリボンで編んだ銃で殴り壊し、落ちてきた魔女にも殴りつける。

 

「一気に決めさせて──貰うわよ!」

 

 吹き飛び壁に当たった魔女に追撃する。全然反撃してこない?いや、それは今は好都合。地面に落ちた魔女にまたもや追撃する。

 最後に大技を決めるため魔女を空中に放り投げ……

 

「ティロ・フィナーレ!」

 

決まっ──

 

 魔女が変わった。先程の人形のような姿から狂気の笑みを浮かべた巨大な大蛇に。これは死──

 

「させないよッ!」

 

 もう少しで頭が食べられそうになった時、横合いから何かが飛んできて、魔女を壁に叩きつけた。

 

 その何かが、地面へと降り立ち腰を抜かした私に手を差し伸べてくる。その姿は絵画から飛び出したかのように──美しかった。

 

「大丈夫かい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

【エルキドゥ】

 

 

 あっぶな!?あと1秒遅かったらマミさんがマミってたわ!この体のおかげで何とか間に合ったなー。

 

 俺が走っていって、既に開いていた扉に飛び込んだらさっきの光景、マミられる寸前だった。そこに地面を陥没させながら思いっきり横向きニードロップを食らわせてやった訳だ。

 

 

406:名無しのランサー

あっぶねぇ!

 

 

407:名無しのランサー

間に合った!

 

 

408:名無しのランサー

よしよし!

 

 

409:名無しのランサー

マミさん生存確定!

 

 

 

 喜びを掲示板の者共分かちあっていたのだが、一向に差し伸べていた手にマミさんが反応しないので不思議に思っていると、まみさんがボソリと何か言った。

 

「女神……様?」

 

 いやいやいや!なんでや!何をどうなったらそんな考えに至る!?

 

 

412:名無しのランサー

当たり前だろ、お前今エルキドゥなんだぞ?

 

 

413:名無しのランサー

めっちゃ美人さんなんだぞ?

 

 

414:名無しのランサー

そんなもんに助けられたらなぁ

 

 

415:名無しのランサー

惚れるだろ

 

 

 

 そ、それもそうか……元々マミさん心弱いし仕方がない……のか?ダメな気がするけど今はそれでいいや。

 とりあえず一向に立ち上がろうとしないマミさんの手を強制的に取り、立ち上がらせる。後ろからまどかたちが走りよってきているし。

 

「マミさん!大丈夫!?」

「ってあれ?エルキドゥ先生!?どうしてここにいんの?」

 

 振り向いて彼女らの姿を見据える。そしてため息ひとつ着いて……

 

「全く、僕が居たからマミ?くんが助かったからよかったものを」

「うっ……いや、てかエルキドゥ先生がなんでこんなとこにいるんですか?先生も魔法少女だったの?」

「僕は男だよ、魔法少女になれる訳ないじゃないか。とりあえずまどかくん、さやかくん。君達は無事にここから出られたら説教だからね」

「えぇ!?」

「……ごめんなさい」

 

 そうしょげる2人を放置し、マミさんの様態を見る。特に怪我もなさそうだな、これならこのまま放置しても問題なさそうだ。それにほむほむも追いついたしな。

 

「まどか、大丈夫?」

「ほむらちゃん……?うん、大丈夫だけど……」

 

 まどかを心配したあとキッ、とこちらを睨むほむほむ。そんなに睨まれる理由……は、走り始めた時のことかな。

 

「次やったら許さないから」

「次は気をつけるから大丈夫さ」

 

 そんなアホなやり取りをしている間に魔女は体制を整えたようで、真っ直ぐにこちらへ飛んできている。その姿を後目に後ろの3人を守るように前へ出る。その隣にほむほむが並びその手には手榴弾を持っている。

 

「さて、ほむらくん」

「なに」

「僕があれを止めるから、攻撃は頼むよ」

「……分かったわ」

 

 魔力を己のうちに注ぐ。取り出したるは我が半身たる天の鎖。それを二本取りだして魔女をぐるぐると拘束し、地面へと叩きつける。

 

「今だよ」

「はぁっ!」

 

 瞬きのうちにほむほむが魔女の傍へ移動しており、魔女の周囲には既に大量の手榴弾が撒かれており、連鎖的に爆破。最後にほむほむが肩に担いでいたRPGを放ちゲームセット。魔女の結界が消え失せる。

 

 

 

465:名無しのランサー

うっわエッグ

 

 

466:名無しのランサー

パッと見で手榴弾が20個近くあったよな

 

 

467:名無しのランサー

念入りに潰すためにRPGって

 

 

468:名無しのランサー

てか鎖出せるんかい!

 

 

469:名無しのランサー

天の鎖よっ!って叫べよ

 

 

 

 叫ばねぇよ、馬鹿かよ。厨二かよ、別にこの世界なら問題は無いんだろうけどさぁ。

 

「ふぅ……何とかなった、かな?」

 

 さて、帰ろうかと思ったけど、そういえばあの二人叱らないといけないんだよなって思った瞬間。頭に銃が突きつけられていた。相手はもちろんほむほむ、その顔はやはりと言うべきか鬼の形相。

 

「あなた何者?インキュベーターの仲間じゃないでしょうね?」

「ちょっと!ほむらちゃん何してるの!?」

 

 おっとっと、これまた修羅場の予感がするね。さて、なんと答えたものか。

 

 

482:名無しのランサー

えっえっ、これどうすんの?

 

 

483:名無しのランサー

どうしようもなくないか?

 

 

484:名無しのランサー

いや、ひとつ……だけとはいかないが案があるぞ?

 

 

485:名無しのランサー

え、何それ

 

 

486:名無しのランサー

早くそれ言ったれよ

 

 

 

 そして掲示板から流れてきたとんでもない方法に溜息をつきながら、意外といい案だったため乗ってしまった俺が憎い。

 

 

 

 

 





マギアレコード見直したけど、マミさん強すぎない?これ下手したら王の財宝とタイマン張れるぞ……


マミ「私が絶対になんとか──してみせる!」
ギル「思い上がったな雑種!貴様は神にでもなったつもりかッ!」



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【まどマギ】多重クロスオーバー世界に転生したエルキドゥ【ネギま】その3

 

 

「と、言うわけで頼むね。近衛学園長」

「え、マジで言っとるの?」

「マジで言ってるね、どう考えてもこれ魔法使い達の案件だろう?」

「嫌そうじゃが……お主いつから魔法界のことを──」

「最初からだよ」

「……分かっててここに来たのか?」

「勿論」

 

 というわけで、いい案というのはここ麻帆良学園の魔法使い達に魔法少女達の手伝いをさせるということである。別に俺は怪しまれてもいいんだけど、一応公的機関に身分保障されてたらいいよねってことで、今回から俺の扱いは『非常勤魔法職』という意味わからん役職になることに。

 

「まぁこっちとしても生徒たちの安全のためにそういったことをするのは異存はないが……魔法使いだということ隠しておったとはな〜」

「あ、僕は魔法使えないよ?」

「なんじゃと?」

「と言うより魔法を習ったことがないだけだね。魔法は使えないけど魔法の存在は知ってます、的な感じかな?」

「えぇ……」

 

 キャラ崩壊がすごいぞジジイ。型月世界だと魔法って再現不可だから使えないし、この世界の魔法は──あぁ、掲示板の人から教えてもらえばいけるのかな?そういえば簡単な魔法は一つだけ知ってたな。

 

「あ、ちょっといいかな?」

「今度はなんじゃ……」

「魔法使えるかどうか、今試してみても?」

「何をする気じゃ!?」

「初心者の魔法ですよ、火を灯す程度の」

「なら……問題ないのかの……?杖はあるのか?」

「多分要らないんじゃないかな」

 

 この体自身が媒体になりそうだし、必要なさそうだ。さて、夢にまで見た魔法だ。気合を入れてやってみよう。右手の人差し指を上に向けて。

 

「プラクテ ビギ・ナル "火よ灯れ(アールデスカット)"」

 

 

その瞬間、学園長室があった場所が吹き飛んだ──

 

 

 

 

 

 

【まどマギ】多重クロスオーバー世界に転生したエルキドゥ【ネギま】

 

 

569:名無しのランサー

っ!?w

 

 

570:名無しのランサー

くっそwwwwwww

 

 

571:名無しのランサー

初心者魔法で爆発したwwwwwwwww

 

 

572:名無しのランサー

なwんwでwwwww

 

 

573:名無しのランサー

笑い死ぬwww

 

 

574:エルキドゥ

魔力込めすぎた……でも魔法使えた!

 

 

575:名無しのランサー

おめwww

 

 

576:名無しのランサー

おめおめwwwwww

 

 

577:名無しのランサー

wwwwwwww

 

 

578:名無しのランサー

めっちゃ目がキラキラして嬉しそうだなぁって思ってたら、爆発する瞬間に悟った顔するの卑怯wwww

 

 

579:名無しのランサー

ふぅ……w

 

 

580:名無しのランサー

み、みんな落ち着こうぜ、な?

 

 

581:名無しのランサー

お、おうw

 

 

582:名無しのランサー

学園長も悟った顔してたんだよなぁwww

 

 

583:エルキドゥ

それはさておき、これで俺はこの学園の秘密をほむほむたちに教えたわけだ

 

ついでに学園内での魔法使い側の役職も手に入れたから、身分も保証されてほむほむもひとまず信用してくれた

 

 

584:名無しのランサー

切り替えはっやw

 

 

585:名無しのランサー

身体中についた煤を高速で払った後にすまし顔で学園長室前で待機してるほむほむのとこに行ったwww

 

 

586:名無しのランサー

wwwwwww

 

 

587:名無しのランサー

今回はネタ枠だったかwww

 

 

588:名無しのランサー

まぁ今後は彼女たちにはネギま世界の魔法使いのバックアップを受けれるし、いざとなったらエルキドゥとかいう単体戦略兵器が援護にいけるわけだ

 

 

589:名無しのランサー

最後の言葉の安心感パネェ

 

 

590:名無しのランサー

てか未だに宝具はほとんど使ってないんだよな

 

 

591:名無しのランサー

素の身体能力だけでアホみたいなことできるからなぁ

 

 

592:エルキドゥ

ま、明らかに学園長には人外だと見抜かれてたよねって話

 

 

593:名無しのランサー

あ、そうなん?

 

 

594:名無しのランサー

そりゃそうだろう、ネギま世界なんて杖がなきゃ魔法使えないのに、杖無しで魔法使えるとか真祖とかそこら辺だしな

 

 

595:名無しのランサー

そう言われればバレる要素多かったんだな

 

 

596:名無しのランサー

魔法使いは油断ならないってね

 

 

597:名無しのランサー

あ、タカミチじゃん

 

 

598:名無しのランサー

おっおっ?修羅場か?

 

 

 

 

「エルキドゥくん、君……ずっと魔法使いだということは隠していたのかい?」

「そうだね、最初から隠してたよ」

 

 

 

602:エルキドゥ

最初からかどうかは記憶ないので分からないけど。

 

 

603:名無しのランサー

シリアスなシーンなのに茶化すな!w

 

 

604:名無しのランサー

やwめwろw

 

 

605:名無しのランサー

こいつ、この状況を楽しんでやがる……!

 

 

606:名無しのランサー

図太い野郎だw

 

 

 

 

「なぜ黙っていたんだい?理由によっては……遠慮はしないよ」

 

 そう言いポケットに両手を突っ込むタカミチ。その体勢は正しく居合拳だった。これは……割と本気だ。でも俺の答えは決まっている。

 

「何となく、だよ」

「……え?」

「隠していた理由というか、間違いを訂正すると僕は魔法の存在しか知らないんだ。だから伝えても意味なかったんだよね」

「つまり、魔法は使えない、と?ではさっきの爆発はなんだい?」

「さっき初めて魔法を使ったんだよ、魔力こめすぎたけどね。こんな理由じゃダメかな?事実だしさ」

 

 その言葉に毒気が抜かれたのか呆れたような視線になったタカミチ、ポケットから手を抜いてこちらに差し出してくる。

 

「君ってそういう所があるよね……まぁそういうことなら、今後もいい関係を頼むよ。少しなら魔法を教えてあげれるしね」

「うん、よろしくね」

 

 こちらも握り返し微笑む。タカミチは先程と変わらず呆れているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

633:名無しのランサー

イケおじと美男子とか薄い本が厚くなるな

 

 

634:名無しのランサー

BLはちょっと……

 

 

635:名無しのランサー

俺もなんだかなぁ……

 

 

636:名無しのランサー

でもエルキドゥって性別自由だよな?

 

なら美男子というか、美人なのでは?

 

 

637:名無しのランサー

>>636

なら全然イける

 

 

638:エルキドゥ

お前たち、その会話をやめろ

 

 

639:名無しのランサー

はーい

 

 

640:名無しのランサー

うぃっす

 

 

641:名無しのランサー

りょーかい

 

 

642:名無しのランサー

なんと統率の取れたHENTAIどもだ

 

 

643:名無しのランサー

>>642

変態じゃないよ、仮に変態でも変態という名の紳士だよ!

 

 

644:名無しのランサー

どっちにしろ変態じゃねぇか

 

 

645:名無しのランサー

ド☆正☆論

 

 

646:エルキドゥ

て、訳で次のイベントなんだけど……多分ディアベルはんだな?

 

 

647:名無しのランサー

ネギまの吸血鬼イベントは夜だし、まだ大丈夫だろ

 

それにあれってネギがやるからこそ意味があるわけだし

 

 

648:名無しのランサー

ならSAOのディアベルはん生存ルートでいいのかな?

 

 

649:名無しのランサー

いや、でも別に……うーん

 

 

650:名無しのランサー

てか今までずっとSAOの存在忘れてたんだが?

 

 

651:名無しのランサー

俺も忘れてたわ

 

 

652:名無しのランサー

ちなみに今現在はどんな感じ?

 

俺らっゲーム内で放送してないから分からないんだけど

 

 

653:エルキドゥ

ただひたすらに夜も寝ないで戦闘してるからマージン超えの23レベになってるね

 

 

654:名無しのランサー

!?

 

 

655:名無しのランサー

バカみてぇに強くなってんじゃねぇか!

 

 

656:名無しのランサー

これ明らかにベータプレイヤー並みの強さになってるよな

 

 

657:名無しのランサー

てことはキリトには追いついた……のかな?

 

 

658:エルキドゥ

この時のキリトの情報がわからんからなんとも言えんなぁ

 

それとそろそろ精神的に疲れたから眠るわ、放送も切るからな

 

 

659:名無しのランサー

まぁこっちで調べとくわ

 

 

660:名無しのランサー

おやすみー

 

 

661:名無しのランサー

おやおや

 

 

662:名無しのランサー

お疲れ様でした

 

 

 

 




てことでひとまず最初のイベント、マミさん生存ルートが終了致しました。

てことで次はディアベルはん生存ルート、及びネギまの京都編になるかと思います。ではではまた次回……

アンケートは明日の朝まで行います、それまでに投票してくれ!


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ディアベルはん生存ルート
【SAO】エルキドゥがSAOで暴れるだけ【ディアベルはん】


難産でした

ということで、ディアベルはん生存ルート。行きます


 

 

【SAO】エルキドゥがSAOで暴れるだけ【ディアベルはん】

 

1:名無しのランサー

ここはエルキドゥに転生した男を見守るスレです

 

用法用量守って楽しんでください

 

 

2:名無しのランサー

現在のエルキドゥ

 

SAO

ディアベルはん生存ルートのために必死にレベル上げしています

 

ネギま

ネギくんと友人関係になり、魔法をいくつか教えてもらってます

 

まどマギ

野良魔女を単独で潰して回っています。もちろんグリーフシードは魔法少女達に回しております

 

【重要】

まどマギでさやかちゃん生存ルート突入しました

まどマギで杏子ちゃん生存ルート突入しました

 

 

【最重要】

あと5日ほどでワルプルギスの夜が襲撃しに来ます

 

 

 

3:名無しのランサー

Q.転生とか信じてんの?

A.信じるしかありません、事実なので

 

Q.杏子はなぜ合流したの?マミさん死んでないから普通ありえないんじゃ……

A.エルキドゥがほむほむと一緒に野良魔女を狩っていたら遭遇して、強制的に2-Bに転入させました。

 

Q.さやかはなぜ生存ルートに乗ったの?

A.恭介くんの腕は魔法使いが治したので魔法少女になる必要が無くなったからです

 

Q.配信とやらはどこでやってるの?

A.こちらです

 

現実世界

https://───────

 

ゲーム内

https://───────

 

 

 

4:名無しのランサー

1乙

 

 

5:名無しのランサー

おっつー

 

 

6:名無しのランサー

この7日間で色々と進んだよな……

 

 

7:名無しのランサー

乙乙

 

 

8:名無しのランサー

>>6

それ、めっちゃエルキドゥ忙しそうだった

 

 

9:名無しのランサー

まぁ朝魔法の練習して、授業して、夜になったらほむほむと一緒に魔女狩りですもん……忙しいわい

 

 

10:エルキドゥ

そろそろディアベルはんの演説が来るぞ

 

 

11:名無しのランサー

お!

 

 

12:名無しのランサー

エルキドゥやっほやっほ

 

 

13:名無しのランサー

てことは、そこにキリト居るんじゃね?

 

接触する?

 

 

14:名無しのランサー

してもしなくても、あーでもアスナとのフラグ立てないといけないからあんまり接触しない方がいいのでは?

 

 

15:名無しのランサー

それもそうか、後ろから見るだけにしとけば?

 

 

16:エルキドゥ

そうするか

 

相も変わらずディアベルはんの演説は面白いですのう

 

 

17:名無しのランサー

確かに……まぁ言ってることは正しいんだけどさ、この後のことを知ってる俺らからするとネタ枠なんだよな

 

 

18:名無しのランサー

 

 

19:名無しのランサー

キタキタwww

 

 

20:名無しのランサー

キタ━(゚∀゚)━!

 

 

21:名無しのランサー

キバオウキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━!!!!!

 

 

22:名無しのランサー

キバオウMAD思い出したwww

 

 

23:名無しのランサー

そんなんあったなーwww

 

 

24:名無しのランサー

相変わらず啖呵切ってやがる、そのままよろしく頼むぜぇ……!

 

 

25:名無しのランサー

このまま不干渉で行けば原作通り行きそうだ

 

 

26:エルキドゥ

ならこのまま放置してボス攻略まで待機してればいいんだな

 

 

27:名無しのランサー

おう、そういうこった

 

 

28:名無しのランサー

あんましストーリー削る必要は無いからな、必要最低限でよし

 

 

29:名無しのランサー

おし……でこの後どうするん?

 

 

30:名無しのランサー

あー……アスナとキリトの夜の話でも見るか?

 

 

31:名無しのランサー

あ、飯を分けてやるあのシーンか?

 

 

32:名無しのランサー

お、エギルが言ってやった

 

 

33:名無しのランサー

相も変わらずキバオウはクズやなー

 

 

34:名無しのランサー

>>31

そんなんあったか……?

 

 

35:名無しのランサー

いや、忘れたわ

 

 

36:名無しのランサー

分からん

 

 

37:名無しのランサー

キバオウがクズなのは分かりきってたことでは?

 

 

38:名無しのランサー

まぁ最終段階になると間接的にPKするしなぁ

 

 

39:名無しのランサー

てか、エルキドゥはペアどうすんの?

 

 

40:名無しのランサー

確かに、そういえばここにいるヤツらエルキドゥいなかったら偶数じゃん

 

どうすんの?

 

 

41:エルキドゥ

元々ソロでやるつもりだった

 

ディアベルはんの護衛するだけだしな

 

 

42:名無しのランサー

……不審がられない?

 

 

43:エルキドゥ

不審がられる程度で人の命が救われるならそれでいいわ

 

 

44:名無しのランサー

はー、かっこいいなーお前

 

 

45:名無しのランサー

ま、命助ければそんなことなくなるだろ

 

 

46:名無しのランサー

というか、そもそもの話エルキドゥについて行けるヤツがいるのかわからない件

 

 

47:名無しのランサー

というか、レベルの高さから言ってベータプレイヤー扱いされそうよな

 

 

48:名無しのランサー

今回から参加しただけなのにな

 

 

49:名無しのランサー

まぁエルキドゥが規格外なだけなんだけどもw

 

 

50:名無しのランサー

ある意味ベータプレイヤーより酷いのか……な?

 

 

51:名無しのランサー

ちょっ!ちょちょちょ、お前ら現実の方見てみ!

 

 

52:名無しのランサー

ん?

 

 

53:名無しのランサー

お!

 

 

54:名無しのランサー

停電?

 

 

55:名無しのランサー

停電てことは……

 

 

56:名無しのランサー

エヴァンジェリン戦か!

 

 

57:名無しのランサー

観戦しにいけ!

 

 

58:エルキドゥ

もう向かってる

 

っと、これ以上行くと茶々丸に見つかるな

 

 

59:名無しのランサー

一瞬こっちみてなかったか?

 

 

60:名無しのランサー

見てたな

 

 

61:名無しのランサー

おー、生の魔法の矢だ

 

 

62:名無しのランサー

ほえぇ……めっちゃ早いっすね

 

 

63:名無しのランサー

爆煙すっご

 

 

64:名無しのランサー

あ、明日菜だ

 

 

65:名無しのランサー

おでこ契約来るか?

 

 

66:名無しのランサー

カモミール!

 

 

67:名無しのランサー

カモくん!

 

 

68:名無しのランサー

変態オコジョ精霊

 

 

69:名無しのランサー

お!

 

 

70:名無しのランサー

あの光は!

 

 

71:名無しのランサー

キター!

 

 

72:名無しのランサー

お風呂戦が無かったのがちょっと残念だけど、まいっかー

 

 

73:名無しのランサー

照れてる

 

 

74:名無しのランサー

そりゃ初心なんだもん、さすがに明日菜だって照れるさ

 

 

75:名無しのランサー

中学生の女の子って言ったら夢見がちだからな

 

 

76:名無しのランサー

それ、そんな時にガキンチョとはいえキスをしろと言われたらねぇ?

 

 

77:名無しのランサー

照れるさ

 

 

78:名無しのランサー

っと、あれがハマノツルギか

 

 

79:名無しのランサー

やっぱハリセンなんだ……

 

 

80:名無しのランサー

でも全部の魔法やらなんやらをかき消すとかチートよな

 

 

81:名無しのランサー

下手すっとエルキドゥかき消されない?

 

 

82:エルキドゥ

え、あ、そうじゃん!

 

明日菜こっわ!?

 

 

83:名無しのランサー

やっとかよ!完全に忘れてたな!?

 

 

84:名無しのランサー

草草の草

 

 

85:名無しのランサー

神の作ったやつも消せるのかわからんが用心しといた方がいいだろうね

 

 

86:名無しのランサー

まさかの天敵現る

 

 

87:名無しのランサー

でも今のところはJCに毛が生えた程度よな

 

 

88:名無しのランサー

JCに毛……?

 

 

89:名無しのランサー

い、いん……

 

 

90:名無しのランサー

ハァハァ……

 

 

91:名無しのランサー

>>88

>>89

>>90

アウト、通報しました

 

 

92:名無しのランサー

それはさすがにアウト

 

 

93:名無しのランサー

>>87

言い方よw

 

 

94:>>87

すまん……

 

 

95:名無しのランサー

ってあら、エヴァちゃん落ちちゃった

 

 

96:名無しのランサー

そして颯爽と助けるネギ

 

 

97:名無しのランサー

さすがイケメンの息子、イケメンやわ

 

 

98:名無しのランサー

ハーレム王の1人

 

 

99:名無しのランサー

ハーレムの血筋つええ

 

 

100:名無しのランサー

とまぁこれで一件落着、かな

 

 

101:名無しのランサー

ってあー!

 

 

102:名無しのランサー

>>101

なした

 

 

103:名無しのランサー

アスナとキリトの会話見逃した!

 

 

104:名無しのランサー

 

 

105:名無しのランサー

忘れてた

 

 

106:名無しのランサー

ふっ、お前ら甘いな!

 

 

107:名無しのランサー

何!?

 

 

108:名無しのランサー

2画面で見ていた俺に死角はない……!

 

 

109:名無しのランサー

かぁっー!これだからPC勢は

 

 

110:名無しのランサー

PC裏山、仕事中でスマホでしか見れないのに……

 

 

111:名無しのランサー

仕事しろよ

 

 

112:名無しのランサー

いや、仕事しろや

 

 

113:名無しのランサー

仕事しろよ

 

 

114:>>110

(´・ω・`)

 

 

115:名無しのランサー

可愛こぶっても無駄だ

 

 

116:エルキドゥ

終わったから寝るわ

 

 

117:名無しのランサー

あ、うーす

 

 

118:名無しのランサー

乙乙ー

 

 

119:名無しのランサー

俺らも寝るかー、良い子は夜更かしすんなよ?

 

 

120:名無しのランサー

悪い子なので起きてますね!

 

 

121:名無しのランサー

いいから寝ろ

 

 

122:名無しのランサー

明日朝から……攻略か?

 

 

123:名無しのランサー

多分なー

 

 

 

 

 

 

 




完全に忘れてたワルプルギスの夜、もう少しで襲来します。これでまどマギのイベントは終わります。

え?短くないって?だって鬱展開になり得たマミるシーンが無くなったんだし、この後の杏子云々だってやろうと思えばエルキドゥが処理できる。さやかはもう作中に出てることで魔法少女化しないんだよ?ならもうワルプルギスの夜しかないじゃん。

そもそも1ヶ月かそこらで終わる物語なんだぞ、まどマギって。なら短いのは当たり前じゃん


ちなみにネギまは1年も経たずに終わります。こっちもこっちで早いねー……SAOは2年だもん、凄いねー


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【SAO】エルキドゥがSAOで暴れるだけ【ディアベルはん】その2

初手から勢い行きます


 

 

「さて、みんな準備はいいな?」

「おう!」「いけるぜ!」「問題ない!」

「よし、気合い入れていくぞ!」

「「「「おぉ!」」」」

 

 暑苦しいこった。でもそれだけやる気に満ち溢れてくれるとこちらの仕事が減るから有難いんだよな。てことで頑張ってくれ。

 

「では、エルキドゥくん。行こうか!」

「ん、分かった。やる気出して行こう」

 

 あー、そうそう。結局ペアのことだがディアベルはんと組むことになった。そっちの方が護衛しやすいしね。なんというか……ディアベルはんも一人ぼっちだったらしい、ぼっち仲間って言葉に反応してこっち見るのやめて欲しいわ。

 

 と、そんなくだらないことを考えている間に色々と進んでボス部屋前にたどり着く。そしてディアベルはんが扉を開き……その先にいたのがここ、第1層ボス【イルファング・ザ・コボルドロード】と呼ばれるかなり巨大なモンスターだ。その取り巻きは3体おり見る限りだとプレイヤー平均より若干高いくらいだろうか。ま、油断してたら死ぬよねってレベルだな。

 

『ぐおおおおおお!!』

 

「「「「「「うぉぉぉぉぉぉおおおおお!」」」」」」

 

 そして始まったのは生存をかけたゲーム最初のボスバトル。ここからがプレイヤーの正念場だ。

 

 真っ向から両軍ともにぶつかり合い、既に軽い乱戦みたいな感じになっている。ディアベルはんも攻撃を仕掛けに行っていて取り巻きであるセンチネルにいい攻撃を食らわせている。しかし攻撃を弾かれたのか体勢が崩れそうになった所で俺とスイッチする。

 

「スイッチ!」

「シッ!」

 

 今俺が使っている武器は鎖鎌である。まぁエルキドゥと言えば鎖という訳で、プレイヤーの鍛冶師に無理を頼んで作ってもらった代物だ。でもかなり使いづらいから今度から槍に変えるとしよう、クラスもランサーだしね。

 などと考えながらも攻撃の手は止めず、センチネルの首を刈り取ったので視線をコボルドロードに向ける。大半のプレイヤーがそっちに行って戦闘してるがなかなかいい勝負をしている。

 

 おぉ、エギルがいい働きするじゃねぇか。やっぱりタンク的な役割って重要よな。何回かHPが減って死にかけたプレイヤーに向けられた攻撃を受止めいやがる。

 

「ディアベル君、行こっか」

「あぁ!」

 

 2人同時に走り出す。その隣にキリトとアスナも走っている。あっちもセンチネルは仕留めきっていたか。なら心配せずに連携することを考えなきゃな。

 

「ディアベル君、僕があいつの斧の動きを止めるよ。その間に攻撃を頼むね」

「分かった!君なら大丈夫だろうから信用するさ!」

 

よしっ、ということで走りながら回していた鎖鎌についてる文鎮を投擲。斧に絡ませ、外周を走りながら斧を持つ手をコボルトロードの背中へと運んでいく。

 

「くっ、このレベルでも引っ張られるか……だが止まらない!」

 

 などとやってたら鎖鎌の鎖部分が耐久足りずに破損。残りは手に持っている鎌部分だけ。ていうかもう瀕死じゃん!走り出してコボルドロードにトドメを刺しに行ったディアベルはんの前に出る。そして斧と盾を捨て、腰からノダチを引き抜いてこちらに飛びかかってくる。遠くからキリトの声が聞こえるが既に行動済みよ。

 

「避けろ!」

「なっ!?」

 

 その様相に硬直したディアベルはんを蹴り飛ばし、残った手鎌でノダチの攻撃を弾くも衝撃で後ろへと吹っ飛ぶ、自身のHP残量を見ると半分近く減っている。質量差って酷いな。

 吹き飛ばされながらも体勢を立て直し着地した時には既に眼前に横凪に振りかぶっているコボルドロードが居た。

 

 そのまま前方に飛びながら体を捻り、ノダチの上に手鎌を添え受け流す。一発勝負だったが上手くいったようだ、掲示板の奴らもうるさいほどに盛りあがっている。っと、俺の横を通り抜けるようにキリトとアスナが走っていったな。それならもう俺の役割は終わりかな。

 近接戦闘とかいう緊張感で疲れたのか尻もちを着いてしまう。そのそばにディアベルはんが寄ってくる。

 

「エルキドゥくん、助かった。ありがとう」

「いや、礼はいいよ」

「その、不躾なんだが……」

「ん?」

「コボルドロードの攻撃を知ってたのか?」

「いや、知らなかったよ。ただ嫌な予感がしただけさ」

「そうか、改めて。助けてくれてありがとう、エルキドゥくん」

「ふぅ……どういたしまして」

 

 手を伸ばしてくれたので手を取り立ち上がる。コボルドロードは既にキリトとアスナのコンビネーションでボコボコにされている。もうすぐ終わるだろう。これでディアベルはん生存ルート、任務完了だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

【SAO】エルキドゥがSAOで暴れるだけ【ディアベルはん】

 

 

256:名無しのランサー

うぉぉぉぉ!

 

 

257:名無しのランサー

【朗報】ディアベルはん生存【任務完了】

 

 

258:エルキドゥ

ふぅ……疲れた

 

 

259:名無しのランサー

お!

 

 

260:名無しのランサー

おつかれ!

 

 

261:名無しのランサー

エルキドゥお疲れ様!

 

 

262:名無しのランサー

お前めっちゃかっこよかったぞ!

 

 

263:名無しのランサー

てか何だあの攻撃の避け方!

 

 

264:名無しのランサー

まさかの曲芸回避しやがって!

 

かっこよかったぞコノヤロウ!

 

 

265:名無しのランサー

いや、よくあの追撃に反応出来たよな、バケモンかよ

 

 

266:名無しのランサー

化け物かと言われれば化け物だけどな

 

 

267:名無しのランサー

あの回避見た瞬間傘の上で転がる玉を思い出したな

 

 

268:名無しのランサー

あー、なんだっけな

 

 

269:名無しのランサー

傘回しだろ?確か大道芸のひとつだったか

 

 

270:名無しのランサー

そうそうそれ!

 

それみたいにあのナタみたいな武器の上で回るんだもん

 

 

271:名無しのランサー

びっくりするわな

 

 

272:名無しのランサー

お!お!

 

 

273:名無しのランサー

キリトがキメた!

 

 

274:名無しのランサー

よっしよっし!これでディアベルはん残した状態でストーリーが進むな

 

 

275:名無しのランサー

あいつ意外と統率力的なものありそうだからな

 

 

276:名無しのランサー

カリスマはないだろうけど

 

 

277:名無しのランサー

あっと、キバオウさん絡んでいきましたね

 

 

278:名無しのランサー

でもディアベルはん生きてんだけど……

 

 

279:名無しのランサー

あぁ、ディアベルはんとエルキドゥが危険にさらされたのどう責任取る気だってことね

 

 

280:名無しのランサー

キバオウ「エルキドゥさんが動けたからよかったものを!」

 

 

281:名無しのランサー

意外とエルキドゥを認めてた件

 

 

282:名無しのランサー

胡麻すりの為やろな

 

 

283:名無しのランサー

 

 

284:名無しのランサー

で、出たー!

 

 

285:名無しのランサー

ビーターきたー!

 

 

286:名無しのランサー

ある意味名台詞!

 

 

287:名無しのランサー

生でこんな聞けるとかマジ?

 

 

288:名無しのランサー

ある意味感動モノ

 

 

289:名無しのランサー

愉快すぎるw

 

 

290:名無しのランサー

そしてキリトがそれに乗っかる

 

 

291:名無しのランサー

カッコつけちゃった

 

 

292:名無しのランサー

まぁ、これでキリトがソロになってくれるんだ

 

アニメ通りに行ったことをキバオウに感謝しようぜ

 

 

293:名無しのランサー

よっし、てことでSAOの直近のイベントは終わったな

 

 

294:名無しのランサー

次は……あー、問題のあいつか

 

 

295:名無しのランサー

次は何?

 

 

296:名無しのランサー

恐らくワルプルギスの夜かな

 

 

297:名無しのランサー

一応麻帆良学園の魔法使いたちに説明してるから協力体制は問題なさそうだけど

 

 

298:名無しのランサー

グリーフシードの予備も沢山あるからマミさんとほむほむ、杏子は魔法使い放題やな

 

 

299:名無しのランサー

てか相変わらずマミさんはエルキドゥにベッタリだなぁ……

 

 

300:名無しのランサー

いや、だから前にも言ったけど仕方がないって

 

 

301:名無しのランサー

マミさん心弱いから……

 

 

302:エルキドゥ

人前で神様って言った時の周りの反応が痛かった

 

 

303:名無しのランサー

そんなん言われたら誰だってそうなるわ

 

 

304:名無しのランサー

マギアレコード線と同じような目に時折なるんだよな

 

 

305:名無しのランサー

てか割とラリってるお陰って言っちゃだめだけどくっそ強くなったよな

 

 

306:名無しのランサー

 マ ミ の 財 宝 

 

 

307:名無しのランサー

正直威力とか連射力でいえばとんでもねーよ

 

 

308:名無しのランサー

なんなんだあの連射力

 

 

309:名無しのランサー

マスケット銃とは?

 

 

310:名無しのランサー

マミさん「撃った傍から作り直せば連射出来ますよね?」

 

 

311:名無しのランサー

実際にやってるから文句が言えない

 

 

312:名無しのランサー

不意打ちすればギルガメッシュすら一瞬で溶かす恐れがあるとかいうマミさん

 

 

313:名無しのランサー

まどマギ最強格の1人だけあるか

 

 

314:名無しのランサー

まぁまず周回プレイヤーであるほむほむ相手に互角って時点で頭おかしいから

 

 

315:名無しのランサー

歪だけど心が固まるとふざけた強さになる

 

 

316:名無しのランサー

やっぱり心の強さがネックだよな……

 

 

317:名無しのランサー

それでバランスとってるからプラマイゼロ

 

 

318:名無しのランサー

なお片方によるとバカ強くなる模様

 

 

319:名無しのランサー

エルキドゥとの模擬戦でも、エルキドゥが防戦一方になったしな

 

 

320:名無しのランサー

なおエルキドゥはそれでも半分の力すら出てない模様

 

 

321:名無しのランサー

神造兵器ェ……

 

 

322:名無しのランサー

てかバフとかなしに、しかもかなり制限かけた状態でマミさんの攻撃凌いでるしな

 

 

323:名無しのランサー

エルキドゥの条件

 

宝具禁止

オールステータスC

剣1本

 

マミさんの条件

 

オールオッケー

 

これで互角とか

 

 

 

324:名無しのランサー

やっぱり神様やらかしすぎ

 

 

325:苦労神

ニャるまじ許さん

 

 

 

 

 

 

 

 






ディアベルはん生存ルート編、終わり(早い)

そういえば、って感じで俺のTwitter載せときます。 https://twitter.com/asuku_dm?s=06

今後はここにも更新報告しますかね、質問も受け付けます。DMでもOK

それと私の活動報告の方に割と重要なこと書いてます。ていうかこの小説の今後ですね、なので意見お待ちしております


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ワルプルギスの夜襲来
【まどマギ】ワルプルギスの夜VSエルキドゥ【最終回】



遅くなってしまった、難産すぎるw

というか誰も活動報告になんも言ってくれないのかなC
何故だ……




 

 

【まどマギ】エルキドゥが奮闘するpart:1【最終回】

 

 

1:名無しのランサー

ここはエルキドゥに転生した男を見守るスレです

 

用法用量守って楽しんでください

 

 

2:名無しのランサー

現在のエルキドゥくん

 

SAO

最前線で頑張ってます、とりあえず第5層まで来ました

 

ネギま

もう少しで京都編に入ります、行動考え中

 

まどマギ

あと2日でワルプルギスの夜が襲来します、戦闘のための手回し中

 

【重要】

京都……行くのかな?

 

 

【最重要】

戦闘を隠す方法募集中

 

 

3:名無しのランサー

Q.転生信じてんの?マヌケかな?

A.いい加減そういう説明は飽きました、まとめを読んでください

 

https://─────

 

Q.京都編とやらですが、フェイトとは戦闘になりますか?

A.分かりません、正直未定が予定です。ぶっちゃけると明日菜'sVS鬼達の時、もしくは小太郎戦の時に干渉するかもしれません

 

 

4:名無しのランサー

1乙

 

 

5:名無しのランサー

スレ立ておつ

 

 

6:名無しのランサー

乙乙

 

 

7:名無しのランサー

 

 

8:名無しのランサー

さてここからがまどマギの盛り上がりどころよ

 

 

9:名無しのランサー

最終決戦であるワルプルギス戦

 

 

10:名無しのランサー

どうやって乗り切るかだが、別に実力的には問題ないんだろうな

 

 

11:エルキドゥ

ただ、俺が少しでも力込めてやれば麻帆良学園がお釈迦になっちまう

 

 

12:名無しのランサー

お、エルキドゥ

 

 

13:名無しのランサー

こんな深夜帯なのによく起きてたな

 

 

14:名無しのランサー

別に寝なくてもいいらしいけどな

 

 

15:名無しのランサー

それじゃあ精神的に疲れるだろ

 

良くも悪くも心は人間なんだから

 

 

16:名無しのランサー

お釈迦になるのもそうだけど隠蔽工作が重要よな

 

 

17:名無しのランサー

宝具を使うにしてもエルキドゥの持つ宝具ってド派手だから……

 

 

18:名無しのランサー

んで、今は学園長に手回しして決戦の地になりそうな場所に隠蔽工作してるんだっけか?

 

 

19:エルキドゥ

そうだ、じゃないと俺が本気で戦えないし

 

 

20:名無しのランサー

ワルプルギスの夜が結界作ってくれれば有難いんだけどなぁ……

 

 

21:名無しのランサー

こういう時にfateの固有結界が羨ましい

 

 

22:名無しのランサー

壊してもいい世界とかマジで便利だよな

 

でも心象風景をぶっ壊される側としたら恐怖だろうな

 

 

23:名無しのランサー

おっと、心は硝子だぞ

 

 

24:名無しのランサー

>>23

アーチャーはさっさと帰れ

 

 

25:名無しのランサー

てか思ったんだけどさ、そこの世界って抑止力いるの……?

 

 

26:名無しのランサー

見た感じいないのでは?

 

 

27:名無しのランサー

居たとしてもほとんど活動してない気がするが……

 

 

28:名無しのランサー

そも、エルキドゥの宝具って放ったら抑止力動くん?

 

 

29:名無しのランサー

エアと同等とかいう話だから動くのでは?

 

 

30:名無しのランサー

まぁ、問題ないだろ

 

 

31:名無しのランサー

>>30

なんでそう言いきれる?

 

 

32:名無しのランサー

下手したら全人類滅ぼすワルプルギスの夜が放置されてる時点でお察しだろ

 

 

33:名無しのランサー

あー……確かにそれもそうか

 

 

34:名無しのランサー

そういえばあいつってひっくり返るとダメなんだっけ?

 

理由あったか?

 

 

35:名無しのランサー

ひっくり返ると文明がひっくり返るらしい

 

 

36:名無しのランサー

どういう意味なんだろうなそれ……

 

 

37:名無しのランサー

物理的にひっくり返るのかな?

 

 

38:名無しのランサ

そんなことあってたまるかよ!?

 

 

39:名無しのランサー

まぁ最低でも文明がダメになる程度にはやばいだろ

 

 

40:名無しのランサー

文明破壊するといえば、アルテラも似たようなもんだよな

 

 

41:名無しのランサー

あいつは本当に物理的に文明破壊だから……

 

 

42:名無しのランサー

いや、そんなことよりまずどうやって隠蔽するか考えろよおまえら

 

 

43:エルキドゥ

その事だが、エヴァンジェリンの力を解放してネギくんと一緒に隠蔽魔法を使うことに決まったぞ

 

 

44:名無しのランサー

ん?え、あ、マジ?

 

 

45:名無しのランサー

魔王の隠蔽か……凄そう(小並感)

 

 

46:名無しのランサー

てか、エヴァちんならワルプルギスの夜やれるんじゃね?

 

 

47:エルキドゥ

>>46

そう思ったんだが、どうやらワルプルギスの夜って魔法少女以外には見えないらしい

 

 

48:名無しのランサー

へ?

 

 

49:名無しのランサー

うそん……

 

 

50:名無しのランサー

じゃあエルキドゥはどうやって戦うの!?

 

 

51:エルキドゥ

エルキドゥのスキルに気配感知ってあるだろ、あれで感知しながらやる

 

 

52:名無しのランサー

思ったより大変そうだった!?

 

 

53:名無しのランサー

それって姿見えない状態でやるってことだよね……?

 

 

54:エルキドゥ

いざとなったら変容を使って体の構造を魔法少女にしてみる

 

 

55:名無しのランサー

ヤバそう

 

 

56:名無しのランサー

発想がやばい

 

 

57:名無しのランサー

姿が見えないなら見える姿になればいいじゃない

 

 

58:名無しのランサー

とんでもないマリーアントワネットがいたもんだ

 

 

59:名無しのランサー

おいまてい、その言葉はマリーアントワネットのものじゃないぞ!

 

 

60:名無しのランサー

にわかか

 

 

61:名無しのランサー

いや、でも知らない人からするとそういうもんだろ

 

 

62:エルキドゥ

てわけで一応問題はなさそうなんだよな

 

 

63:名無しのランサー

そっかー

 

 

64:名無しのランサー

戦力の確認の為にまとめてみた

 

ワルプルギスの夜直接戦闘組

暁美ほむら

巴マミ

エルキドゥ

 

援護組

エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル

ネギ・スプリングフィールド

近衛学園長及び魔法使い軍

 

ってことでいいのか?さすがに戦闘組が少なさすぎるぞ……

 

 

65:名無しのランサー

あれ?杏子は?

 

 

66:エルキドゥ

戦闘について行けなさそうだから今回はお留守番だ

 

 

67:名無しのランサー

確かに槍だけでどうしろって話だもんな

 

 

68:名無しのランサー

一応伸縮自在の多節槍ではあるんだけどな

 

 

69:名無しのランサー

言ってしまえばそれだけって言うね

 

 

70:名無しのランサー

いや、十分に杏子も強いんだよ?強いんだけど、マミとほむほむが強すぎるんだよ……

 

 

71:名無しのランサー

それ、さすがは作中最強2人組

 

 

72:名無しのランサー

ここにさやかが居ればなー

 

 

73:名無しのランサー

回復の魔法に痛覚無効だもんな、ゾンビだよありゃ

 

 

74:名無しのランサー

マギレコだとマミさんの砲撃を腕がふき飛んでも再生させて止めてたもんな……

 

 

75:エルキドゥ

俺がそんなことさせるとでも?

 

一応俺の教え子だぞ、させるわけねぇだろ

 

 

76:名無しのランサー

お、さすがは教師

 

 

77:名無しのランサー

意外とこいつ情に弱いんだよな

 

 

78:名無しのランサー

戦闘になるとアホみたいに躊躇いもないけどな

 

 

79:エルキドゥ

ちょっとほむほむの戦力確保しに行くから落ちるわ

 

 

80:名無しのランサー

あいよ、行ってらっしゃい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほむらくん、次はどんな銃がいいんだい?」

「そうね……火力が高い銃がいいわ」

「てことは対物ライフルかな?」

「そうするわ、で……どこに私を連れていく気よ」

 

 そういい抱えて飛んでる俺を見てくるほむほむ。その視線には懐疑的なものばかりが含まれており、これから何をするのかと疑問に思っているのだった。

 

「いや、ここら辺にまた新しく魔女が出現した気配があってね。そこに運んでるだけさ」

「そう……それだけ?」

「それだけ」

 

 拍子抜けした、と言わんばかりに全身の力を抜くほむほむ。別に他意はないよ?本当に魔女が居たから魔女の結界にはいるためにほむほむを連れ出したんだから。

 ちなみに今彼女に渡した対物ライフルは【民の叡智】を使い作られたBクラス宝具だ。他にもグロックやデザートイーグルとか様々な武器は俺がBクラス宝具に変えてやった。他にもいろいろとやらかしてるけども。

 

「着いた、ここだよ」

「本当に居るわね、準備は?」

「いつでも」

 

 一応獲物として手には投擲用の槍を持っている。これもさっき作りだしたやつだ。便利だねぇ【民の叡智】。

 

「さって、ワルプルギスの夜戦の肩慣らしと行こうか」

「えぇ」

 

 ほむほむが開けてくれた空間に走っていく。隣を並走するほむほむの身を案じながら。

 

 

 





サラッと思いついたんだけど、スピンオフ的な感じでこんなの書いてみたいんだけどどう?

【艦娘】転生したらギルガメッシュだった件【可愛い】

艦娘世界に転生した中身凡人のギルガメッシュとか面白そうじゃね?って思いついたやつです。フハハハって笑いながら深海棲艦に宝具バンバカ撃ちまくるんだよ。あ、でも多分掲示板はあんまり出ないかと。





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【まどマギ】ワルプルギスの夜VSエルキドゥ【最終回】

友人「なぁ、お前これなに?」
自分「何って、書ききれなかった小説の設定集だが?」
友人「勿体なくね?」
自分「まぁ、分かるよ。たしかに勿体ないな。でも書かんぞ?」
友人「別に書かなくても設定をこの小説に入れればいいやん、ロリンチ当てれたら入れてくれよ?特にこれ」
自分「ならやってみろよオラァン!」

11連→ロリンチ2人……2人!?

自分「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」
友人「愉悦」

【報告】
エルキドゥの世界にアップデートが来ました

ダウンロード中……【■■■[45%]   】


クソ愉悦野郎が……


追記
気晴らしに11連したらキャストリア2体来ました、こっちは自分の運である



 

「ふぅ……あと数十分ってところ、かな?」

 

 そう呟きながらも装備や体のコンディションを確認する。元々強力ゆえ自動修復機能を持つこの体はそんなこと気にしなくてもいい。と思っていたのだがそういう訳ではなく、心のやる気によって性能が割と変わる厄介な性質を持っていたため、やる気を漲らせるためにちょっとした暗示をしている。

 

「ほむらくん、本当にここに現れるんだね?」

「えぇ、当然。何度も何度も……何度もまどかさんを殺してくれたあいつのことで間違えるわけないでしょ」

 

 目にどす黒い何かを浮かべながら銃のメンテナンスや、自身の武器である盾の調子を確かめているほむほむに確かめるように聞くと、更に目の中にどす黒い何か……いや、憎悪って言っていいものが溜まった。

 これ、戦い終わったらカウンセリング受けさせなきゃ魔女になるぞ……てかむしろよくならないな。

 

 

562:名無しのランサー

ほむほむこっわ!?

 

 

563:名無しのランサー

いよっし!間に合ったァ!

 

 

564:名無しのランサー

今日のためにわざわざ有給取ってきたぜ……!

 

 

565:名無しのランサー

ポップコーンとコーラの用意もバッチリだ

 

 

 

 こ、こいつら映画気分で見てやがる……!少し意地悪してやろうか。

 

 

【niceboat.の映像が流れる】

 

568:名無しのランサー

ちょっ!?

 

 

569:名無しのランサー

ひ、ひでぇ!

 

 

570:名無しのランサー

隠すなよ!

 

 

571:名無しのランサー

いや、ふざけて映画感覚で見てたのはごめんて

 

 

 

 少しはこれで反省してくれるとありがたいのだが、多分そんなことは無いだろう。多分懲りずに観戦するための何かを用意してるはずだ、こいつらはそういう奴らだ。

 

 もうほっとこう。この世界の物語には関係の無い奴らだ。うん、そうしよう。そんなことより近衛学園長に最終確認しなければ。

 

「近衛学園長、隠蔽工作は大丈夫かな?」

「もちろん、手抜かりなくやっておるわ。キティもうべらっ!?」

「貴様にキティと呼んでいいと許可した覚えはない!」

「あ、あわわわ!?学園長ー!!!」

 

 許可されていないという理由だけでおよそ数十メートルに及ぶほど吹き飛ばされる近衛学園長。それを生したのが見た目小学生の吸血鬼、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル。魔法界で恐れられる『闇の福音』である。

 ちなみに吹き飛ばされた近衛学園長を追っていったのがネギ・スプリングフィールドである。

 

「ふんっ、エルキドゥ。貴様も抜かりないだろうな?」

「もちろん、僕はいつだってベストコンディションさ」

「ならいい、今回は私ですら見えないという魔女とやらなのだろう?貴様なら問題は無いだろうが、油断するなよ」

 

 忠告をくれる姿はやはりと言うべきか可愛らしい姿をしているな。だがこいつは一応最強の魔法使いのひとりだ、多分油断してたら俺ですら氷漬けにされる、それでどうということにはならないが。めんどくさい相手ではある。

 ちなみに俺がエヴァと初めて会った時に言われた言葉が『魂の入った人形か、珍しい』だ。さすがは人形使い、一瞬で見抜いてきたのだ。

 

「まぁ、その人形(からだ)なら問題は無いだろう。後は魔女とやらが問題だ」

「ほむらくんの話からいくらか予想はついてるから大丈夫だと思うけどね」

「フンっ、私の物になる前にくたばるなよ」

 

 そう、こいつ俺が人形だとわかるや否や自分のものにしようと画作してきたのだ。いや、確かに人形使いとして欲しいものではあるんだろうが、精神の方は人間なのだ。誰かのものになるとか願い下げである。

 

「エルキドゥ様」

 

 と、そんな気の抜ける話をしていたら後ろから声をかけられる。

 

「む、だから様付けはやめなさいって僕は言ってるんだけど」

「いえ、あなたは私の神様なのです。様付け以外は無礼になります」

「その神様が別に良いって言ってるんだけどなぁ」

 

 はい、出ました問題のマミさん。こいつお菓子の魔女から救い出した時以降ずっーと俺の事を神様扱いしてるんだよな。いやね、心が弱いから縋りたいのは分かるんだけど、どこからか注がれる視線が痛い……掲示板の民どもめ……!

 と、まぁ一応ここにいる奴らを除けば他に居るのは援護組の為あとは放置していても問題は無い。というか風が強くなってきたということは……

 

「エルキドゥ先生、来たわ」

 

ワルプルギスの夜、襲来……!

 

「近衛学園長、来たそうです」

「あいわかった。魔法先生は隠蔽魔法の出力上げるんじゃ!」

「やっとか、坊主。ぬかるなよ!」

「はい!師匠!」

 

 後ろの3人が行動を開始した。近衛学園長は決戦の地になるであろう世界樹前広場周辺にいる先生方に指示を、エヴァンジェリンは闇の魔法……というか、眠りの魔法を使い周囲にいる一般人を眠らせ、ネギくんは風のコントロールを開始した。これで被害が治まると良いんだが……

 

 そして姿を現すワルプルギスの夜。体の構造魔法少女にしたら見えるのな。上下逆さまのまま、天より降りてくる。その真上には巨大な台風が、スーパーセルが存在し、世界樹さえも軋みを上げ始めた。てゆうか、あの木が軋むとかどんな風量だよ!あ、ネギくんが押え始めた。それでも焼け石に水か……

 

「エルキドゥ先生、行くわよ」

「あぁ……」

「斉射!」

「はぁっ!」

「【民の叡智(エイジ・オブ・バビロン)】!!」

 

 地面に手を当て、己の宝具である【 民の叡智(エイジ・オブ・バビロン)】で大量の剣に槍に、戦斧にハンマーに破城槌にと想像しうる武器を創造し、射出し続ける。

 ほむほむは俺が渡したり、作ったりしたミサイルやRPGなど様々な武器で攻撃しているし、マミさんはなんかもう空間を埋め尽くすように作ったマスケット銃をぶっぱなし続けている。時折なんか大砲みたいなのも使ってるし、やっぱりこいつ攻撃力えぐいな……それでもワルプルギスの夜にはちょっとずつしかダメージを与えられていないな、これじゃあひっくり返っちまうぞ。

 

「ほう……本当に何も無い空間で攻撃が当たっているな……いや、何かおぞましい気配を持った存在がいるな。ふむ、歯車のようなものの下に逆さまになった人形のような異形がいるな……」

 

 うっそ、普通になんか気配だけでワルプルギスの夜感知しやがったぞこのロリ吸血鬼。

 

「ふむふむ……私もちょっかい出してみるか」

 

 そういいふわりと宙へ浮かぶエヴァンジェリン。手をかざし、呪文を唱える体制へと移った。

 

「登校地獄も一時的にこいつの鎖で封じ込められてるし……少々本気出してみようか」

 

 キラン、と。愉快そうな笑みを浮かべながら唱え始めた。あー……登校地獄の精霊を封じ込めなきゃよかった……

 

「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック、氷の精霊(セプテンデキム・スピリトゥス)17頭(グラキアーレス)集い来りて(コエウンテース)敵を切り裂け(イニミクム・コンキダント)魔法の射手(サギタ・マギカ)連弾(セリエス)氷の17矢(グラキ・アーリス)】!!」

 

 そして出来上がる人の丈以上の巨大な氷柱。それが17柱、凄まじい速度でワルプルギスの夜へと吹っ飛んでいく。

 

「あれが、魔法使いの魔法……」

 

 ほむほむとマミさんが呆然とその攻撃を見届ける中、氷柱がワルプルギスの夜へヒットし、爆散。粉々に散った氷がワルプルギスの夜の姿を一時的に隠し……

 

 その霧のようなもののなかから電柱が、飛んできた。それが向かう先は……

 

エヴァンジェリンだ。

 

 

 





魔法の詠唱が1番めんどくさかった


エヴァ「ほう?ならもっと長いのをやってやろう……リクラック・ラ・ラック・ライラック、契約に従い我に(ヒュバクソン・テーン・ディア──)──」

や め ろ


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【まどマギ】ワルプルギスの夜VSエルキドゥ【最終回】



私のTwitterで時折サイドストーリー的なものや、ネタ的なものを乗せてます
質問も募集しております。私個人に対するものでもいいのよ?

https://twitter.com/asuku_dm?s=06


 あわや電柱がエヴァにあたる……寸前でエヴァが右拳を振るい電柱を地面へ叩きつけた。

 

「ちっ……!」

 

──ドパンっ!

 

 その振動で地面が少し揺れたが別にどうということは無い。ただ揺れただけなのだから、ていうかそれ以上に厄介なのが出てきている。

 

「出てきたね、使い魔が」

 

 みんなお待ちかねの魔法少女型の使い魔が甲高く笑いながらこちらへと飛んできているのだ。もれなくマミさんに蜂の巣にされてるが、それでもなんか前世で見たワルプルギス戦より数が多い。

 その数なんと100……200……500……800……いや待てや、この体のおかげで数えれてるけど、殲滅されてる状況で数が増えるの?え、何あれ、あれがワルプルギスの夜の本気?ほむほむ知らない?

 

「何よあの数……前より、いえ私が経験してきた中でも1番多い!」

 

 あ、知らない。てことは本当にあれがワルプルギスの夜の全力……なのかなぁ?それでもあの数の使い魔は危険すぎる。ということで魔法先生側に助けを求めることにする。

 

「学園長、あれはさすがに見えるよね?」

「あぁ、見えてるわい。あれが魔女かの?」

「いや、使い魔だよ。魔女の取り巻きなんだけど、ちょっと数が多いんだ」

「つまりワシらにも働け、と」

「そういうこと、僕らはワルプルギスの夜を相手にしてるからね。頼んだ──よ!」

 

 その言葉を最後に俺はワルプルギスの夜に飛び掛る。地面から鎖を出しながら、それをコントロールするように空を飛ぶ。

 近づくとなお分かるが、こいつデカすぎる。ビルと並のサイズは迫力がやばい。こんなやつ相手に俺たちは勝たないといけないわけだ。荷が重い、とは俺は言わない。それを為せるのがこの体でもあるのだから。

 

「ハァッッ!」

 

 鎖を奴の体に突き刺していく。ひっくり返らないように地面へ縫い付けるように、刺したのとは別に体に巻き付かせる鎖も必要だ。それらが完了したのなら俺はワルプルギスの夜の上へと向かい、敏捷のステータスをB-にして、筋力をEXへと、格上げ。莫大な魔力に無理を言わせ、足に魔力を集中。叩き付けるッ!

 

「落ちろッ!」

 

 地面へ落ちても追撃の手は止めない。そのまま歯車を壊すように、地面へ埋めるように魔力を込めた両手でラッシュ、ラッシュ、ラッシュ!

 

「オォラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」

 

 さて、なんでこんな非効率的な攻撃をしてるかと言うと、まぁ安価のせいである。つまりこういうことだ。

 

 

 

712:エルキドゥ

俺がワルプルギスの夜に攻撃をする方法

 

>>716

 

716:名無しのランサー

オラオララッシュ

 

 

 

 

 ちょっと予想外だったが、他のやつよりマシだった。何が下駄を飛ばすだけ、何が人間ミサイルじゃ。お前ら大決戦だということ分かるだろうが、と怒りをあらわににするも世界が違うので無意味だと無視を決めこんでたりする。

 

 というわけで、安価は絶対守るためにこういった手段を取った訳だが……あれ?割と効いてる。随分とでかいヒビが歯車にできていく。

 

「……え、こんなあっさり行くのかい?」

 

 と油断してたのが行けなかったのだろう。周りを使い魔達に囲まれていたのだ。

 

「あー……もう少しやってちゃダメかな?」

 

 答えは大量の矢だった。まぁだろうな、と意識を切りかえて両手に魔力の刃を作り出す。そのまま全ての矢を叩き切る、もしくは避けながら周りの構えをしている使い魔たちに接近する。

 

「シッ!」

 

 なんてことは無いはずなのだが、数がやはり異常に多い。というかこの体じゃなきゃ魔法少女でさえ死んでるぞこりゃ。しかし鎖使っても、空中待機させていた【民の叡智(エイジ・オブ・バビロン)】を使っても全然数が減らない。これは一旦下へおりて合流するか。というかマミさんの弾幕薄くなってる?そろそろほむほむの武器も尽きそうだし……合流が先決か。

 

「それじゃ、また後で会おうね」

 

 そう言い残し使い魔による包囲網から抜け出す。向かうのは先程までいた場所である。うわ、思った以上に追い詰められてる。マミさんが周りの使い魔たちを薙ぎ払いつつ、ほむほむが的確に使い魔を一匹ずつ仕留め、エヴァンジェリンと学園長が格闘やら氷やらで一角を潰してたり。ネギくんは大技を貯めてたのかなんかすんごいたくさん魔法の射手(サギタ・マギカ)をぶっぱなしている。それでもやはり焼け石に水なのか徐々に押されている、エヴァンジェリンと学園長以外。というか周りで戦ってるはずの魔法先生方は大丈夫なのか?……まぁ大丈夫なのだろう、1箇所に固まってる気配あるしすぐにはやられないと思う。

 

「【オールデリート!】」

 

 出力最低、全方位拡散スナイプ。この体だからこそできる幾本に別れるレーザーのスナイプを行いながら地面へと降り立つ。

 

「エルキドゥ様!ご無事でしたか!」

「問題無いよ、ほら攻撃を続けなさい」

 

 少し表情に疲れが見え始めたマミさんの頭を撫でながら考え込む。これやっぱり使うしかないんじゃ──

 

「この戦いを終わらせる方法があるなら早く出しといた方がいいぞ、エルキドゥ」

 

 俺の考えを読んだのか、鋭い言葉でこちらを見るエヴァンジェリン。その体は止まることなく襲いかかってきている使い魔達を吹き飛ばしていた。

 

「いや、威力が高すぎるんだけど……」

「そんなことを言っている場合か?そら、もうそろそろでやつがひっくり返るぞ」

 

 振り返る。エヴァンジェリンの言葉どおりに奴はひっくり返ろうとしていた。ていうか地面に1部埋めたってのにもう出てきたのかよ!嫌でもまだ鎖が耐えてくれてるまだあれを使う時じゃ──いや、なんで俺は使わない気で……いやでも使う必要は、待て待て待て。何かおかしい……何がおかしい?待てや、よし、別に使わなくても──

 

 

 

 

「エルキドゥ先生!早くして!このままじゃ、また、また戻らないと……!」

 

 

 

 その悲壮感溢れる声に、何故かそれを使うことを躊躇っていた宝具を開帳する。

 

「……分かった、やってやろうじゃないか」

 

 地面に手を添える。何を血迷っていたのか分からないが、それでも今の自分は最っ高に思考が澄み渡っている。

 

「──呼び起こすは星の息吹」

 

 天を見据え、空高く、全身よりほとばしる魔力をかき集める。

 

「──人と共に歩もう、僕は」

 

 体が変わっていく。それが神造兵器の本当の姿だと言わんばかりに。

 

「──故に」

 

 成層圏を突き抜けたら後はもう落ちるだけ、己が槍の如く、敵へ突き刺さるのみ。それが『僕』の仕事だから──

 

「【人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)】!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【情報断絶】エルキドゥが奮闘するpart:6【一週間】

 

 

 

563:名無しのランサー

エルキドゥの様子がおかしくなって、エヌマ・エリシュを放った時から1週間が経ちました

 

 

564:名無しのランサー

未だに情報ZEROかよ

 

 

565:名無しのランサー

はー……ほんと何があったんだろ

 

 

566:名無しのランサー

一応ドローンはまだ起動している

 

 

567:名無しのランサー

でもずっと麻帆良学園を一定のルートを動くように見回ってるだけなんだよな

 

 

568:名無しのランサー

他のドローンはどうだ?SAOの映像とかは?

 

 

569:名無しのランサー

SAOの方はなんかずっとどっかの地下室で寝てる、微動だにすらしていない

 

 

570:名無しのランサー

他のドローンはもう見つかってほむほむとかエヴァンジェリンに持ってかれたってぇの

 

 

571:名無しのランサー

あ、杏子に見回りドローン見つかった……

 

 

572:名無しのランサー

え、てかマジでエルキドゥいないの?

 

 

573:名無しのランサ-?

 

 

 

574:名無しのランサー

……?

 

 

575:名無しのランサー

お……お?

 

 

576:名無しのラン~#*

a

 

 

577:名無しのランサー

え、え?

 

 

578:名無しのランサー

ちょっえ、何このコテハン……

 

 

579:名無し#*\$¥$

a-a-

 

 

580:名無しのランサー

え、怖いんですけど!?

 

 

581:名無しのランサー

待てや!コテハンだけじゃなく日時すらおかしいぞ!?

 

 

582:名無しのランサー

怖い怖い怖い!

 

 

583:#$¥*&¥$#*!

あーあー……よし

 

 

584:名無しのランサー

喋った!?

 

 

585:名無しのランサー

え、ちょマジでお前誰!?

 

 

586:名無しのランサー

まさかどっかの神様……?

 

 

587:ニャル子

このコテハンなら……問題なさそうだな

 

 

588:名無しのランサー

ニャル、子……?

 

 

589:名無しのランサー

え、まさか

 

 

590:名無しのランサー

ニャルラト#¥**!>か!?

 

 

591:名無しのランサー

文字化けぇ!?

 

 

592:名無しのランサー

ぴっ……

 

 

593:ニャル子

よしよし、おめぇら落ち着け落ち着け

 

 

594:名無しのランサー

落ち着けるかぁ!

 

 

595:名無しのランサー

なんで俺の文字化けしてるん……?

 

 

596:名無しのランサー

いやー!這いよる混沌だァ!

 

 

597:ニャル子

落ち着いて、僕がエルキドゥの情報持ってきてあげたんだからさ

 

 

598:名無しのランサー

!?

 

 

599:名無しのランサー

え、うそん!?

 

 

600:名無しのランサー

えぇ……這いよる混沌のとか一番信用しにくいんだが……

 

 

601:ニャル子

とりあえずここに接続される時間は限られてるから一気に行くぜ

 

 

602:ニャル子

エルキドゥがどうなったか、それを知りたいのであらばこれを見よ

【映像】

 

これを見て助けたいと思うならばこれを見ろ

【映像】

 

では、これにてサラバだ

 

 

603:名無しのランサー

は?

 

 

604:名無しのランサー

いきなりかよ!

 

見るけど

 

 

605:名無しのランサー

待て、とんでもねぇことになってやがる!?

 

 

606:名無しのランサー

え、ちょ

 

 

607:名無しのランサー

エルキドゥが宝具化!?

 

 

608:名無しのランサー

しかも別世界にいる……?

 

 

609:名無しのランサー

え、どこにいんの……?

 

 

610:名無しのランサー

助けたい方見たけど、無理だろ

 

 

611:名無しのランサー

試練を超えろと

 

 

612:名無しのランサー

誰が超えるの……?

 

 

613:名無しのランサー

このスレッドを見てる人って言ってんだろ

 

 

614:名無しのランサー

つまり……ワイらも異世界転移ができる、と

 

 

615:名無しのランサー

いやいやいや、どこにいるかもわからんあいつを助けるために命を賭けろと言われても……

 

 

616:名無しのランサー

コレマジでどーしよ

 

 

617:名無しのランサー

ちなみに行きたいってやつ……居る?

 

 

618:名無しのランサー

いやー……

 

 

619:名無しのランサー

……

 

 

620:名無しのランサー

助けたいけど……ねぇ?

 

 

621:名無しのランサー

死ぬ可能性があるからなぁ……

 

 

622:名無しのランサー

誰か行ってやれよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突如としてスレッドに現れたニャル子と名乗る謎の神様。その神様が残した映像にはこんなものが載っていた。

 

・どこかの洞窟に眠る黄金の鎖

・平べったいが巨大な山

・その洞窟は天辺より入ることが出来る

 

・その山の名は、オリンポス山。火星最大の楯状火山である。

 

 そしてもうひとつの映像だ。

 

「エルキドゥを助け出したいという勇士がいるのであらば、名乗りあげよ。このままでは奴は完全なる宝具となるだろう。

 

奴がいるのはネギま世界の火星である。それでも、命を賭けてもいいと思う者だけが来い」

 

 

 

さて、誰が……名乗りあげるのだろうか?

 

 

 




というわけで急遽始まりました、エルキドゥ救助作戦。なお救いに行けるメンバーは5人の模様。

さて、ここでなんで今ここで言うんだ?って疑問になったでしょう。ぶっちゃけましょう。

読者の皆様方をネギま世界へぶち込みたいからです、所謂視聴者参加型のイベントになります。

えぇ、別に読者様自身が行く訳ではなく、分身を送り出すわけです。

え、何言ってるか分からない?

「キャラクターのアイデアないから読者に頼ろう」

つまりそういうこと、頼んだぜ!皆の衆!


【応募方法】

感想欄にて

【名前】
【性別】
【性格】
【年齢】
【趣味】
【使ってみたい武器】
【使ってみたい魔法】

の要素が揃ったキャラクターを送ってくださればランダムで5人選出して小説にぶち込みます。なお年齢は最低でも20歳とすることです。

(これが愉悦野郎にぶち込まれた設定です、ふざけんな)


追記

なんか契約違反とかいう可能性あるらしいんで、活動報告の方にそれ専用のやつ出しときます。既に出してくれた方申し訳ねぇ……編集するか、削除してくれるとありがたいです……申し訳ねぇ……


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エルキドゥ救出作戦
エルキドゥ救出作戦その1


 皆様、お待たせ致しました。

 さてさてさてさて!!!始まりました、エルキドゥ救出作戦。登場するキャラクターの選出も終わり、なかなかのメンツになりました。てか割と無難なキャラ達になりました、1人除いては。

てか月の魔物出したヤツマジでふざけてるだろw
一応ルーレットに入れたけど当たって欲しくないナンバーワンだったぞゴラ。転移部屋で戦争起こす気かよw



 

「では、行ってらっしゃいませ。勇士達よ」

 

 その言葉と同時に転移の兆候である身体の粒子化が始まり……特典部屋と呼ばれていた部屋から、大自然溢れる火星、しかも魔法世界(ムンドゥス・マギクス)と呼ばれる位相の違う火星へと移動していた。場所は熱帯林とも思える蒸し暑い場所である。

 

「はー、これが異世界の火星かい。随分とこっちのとは違うもんだ、荒れた大地かと思っていたよ」

 

 そう森の中で独りごちる老年の女性が1人、肩には先程混沌神となっていた人物から受け取った何かのケースをかけていた。服装は割と最近のもので、動きやすいジャージを着ている。

 

 そしてその老婆の周囲には同じように転移してきたであろう別室にいた今回の仲間達がいた。

 

「ひっひっひっ……これから始まるのかいなぁ……死合がぁ……」

 

 目に生気を宿さず、その体と心は無駄に鍛錬されたあとがあり、年に似合わない体に、それを包むように着ている大正時代の廃れた服装、そして古めかしい武器を持つ爺が1人。

 

「…………」

 

 ただひたすらに周りの観察をし、今回の仲間達や周囲の環境をつぶさに見続ける巨躯の男、その姿はタンクトップにジーンズといったかなり軽装でありながら、その背中にはあまりにもでかく、人の背ほど存在する巨大な戦斧を担いでいた。

 

 

「お!あんたらが一緒にエルキドゥを救いに行く仲間かい?」

 

 明るく、笑顔で周りにいるもの達に挨拶をしに行こうと陽気になっている男、その体は程よく鍛えられており柔軟性に富む。その身を包むのはレスキュー隊のような格好で、腕には何故かどこかで見た事のある盾を持っていた。

 

「……素人が1人に、多少鍛えているものが1人。過剰に鍛えられた者に、年齢にそぐわない体を持つ者……ふむ、まぁ及第点と言ったところか」

 

 そして最後にどこかで見たことのあるような、ないようなよく分からないエプロンをつけ、十字架を胸に垂らす目の死んだ男が1人。

 

「なんだい、かなりおかしなメンバーだねぇ。まぁいいさね。自己紹介と行こうか」

 

 そして始まる自己紹介、姿勢を整え、笑顔を作り、最初に自己紹介をするのは老婆。

 

「あたしの名前はふじ子ってんだ。気軽にふじ子ちゃんとでも呼んどくれ。今回参加した理由は、エルキドゥを助けるっていう気概あるやつが少なかったもんで思わず手を挙げてしまったんだよ。武器はこの肩にあるスナイパーライフル、種類はよく分からないね。次、誰が自己紹介する?」

 

 自己紹介が終わり、周りを見渡しながらバトンを渡す相手を探していると、手を上げるものが1人。先程のレスキュー隊のような格好の者である。

 

「俺、俺が行きます!」

 

 おっほんと、咳払い一つ。

 

「俺の名前は東堂(とうどう)陽佐志(ひざし)ていう。元レスキュー隊員だ。参加した理由はエルキドゥが大変なことになってるって聞いていてもたってもいられなくなったからだ。そして俺の武器は俺が憧れていたヒーローであるキャプテン・アメリカの盾だ。こいつで俺はみんなの前に立ち、勇敢に戦ってみせるぞ!」

 

 腕を振り上げ、キャプテン・アメリカの盾を皆に見せる姿は正しく馬鹿である。いわゆる正義感の塊と言うやつである。だが意外とウケがいいのか、ふじ子は感心し、巨躯の男は頷いている。

 

「なら次は私が行こう」

 

 そして口を開いたのは頷いていた巨躯の男だ。

 

「私の名前はヘイラ・クーレス、普段はスポーツジムを運営している。今回私が参加した理由は、エルキドゥという男に感銘を受け、人々を助ける彼をこのまま宝具とやらにするのが惜しかったからだ。私の武器はこの背中に背負っている戦斧、これで立ち塞がる敵は薙ぎ払う。君、東堂……と言ったな」

「うぇ?なんです?」

「私と君は、仲良くなれそうだ……宜しく頼む」

「あ、はい!よろしくお願いします!」

 

 そして両者は手を握り合い、仲良くなっていく。

 

 さて、自己紹介は残り2人と言ったところなのだが、爺は1人ブツブツと何かを言っているため必然的に店主と言いたくなるような格好をしている男に視線が行く。

 

「……ふむ、仕方があるまい。私の名前は……適当に店員とでも呼んでくれたまえ。普段は麻婆を使った料理を作っている。参加した理由だが、エルキドゥという人物に見覚えがあったから、ということにしておこうか。武器は自前だ、後々見せよう。それでそこの爺は……」

 

 じーっと、全員で視線を注ぐとやっと気づいたのかその狂った目を全員に向ける。

 

「なんじゃ」

「なに、自己紹介をしていないのは君が最後なのでね」

「ふん……儂は俵権蔵、参加したのは殺し合うためじゃ。武器は三八式歩兵銃。これでいいじゃろ」

 

 そしてまたブツブツと呟き始める爺。そんな奴はほっといて、爺を除いた全員は集まり話し合いを始める。仕切るのは先程自己紹介した店員と名乗った人物である。

 

「さて、何をするにもまず目的を決めなければならない。今回の目的はエルキドゥの救出で君達は異論はないな?」

「そうさな、それが参加した理由だからね」

「ならば次は目的地だ、誰かこの中で目的の地を教えてもらったものはいるか?」

「俺!俺地図もらいましたよ!」

「見せてくれ」

 

 どうやら東堂が地図を受け取っており、それを広げる東堂。それには転移した場所周辺と目的地がしか書かれておらず、それ以外には何も無い。

 

「ふむ……ここはどうやら宙に浮いている大陸のようだ……興味深いが、今はいいか」

「おわ、本当に空飛んでるって書いてる……てか二重構造になってたのか。上の地図は自然豊かだけど、下はなんか荒れてるなー」

「何があったかは知らんがね、これは一筋縄では行かないね。どうしたものか……」

「……ひとついいか?」

「なんだい?」

「確か私達はあの混沌神に各々魔法を貰っていたはずだ、その中に下に降りられるような魔法は無いのか?ちなみに私の魔法は強化魔法だ、恐らく下に降りるには使えないと思うぞ」

 

 その言葉に各々は魔法を思い出す仕草をする。

 

「あー、じゃあ順番的にまたあたしからかね。あたしの魔法は不可視化、まぁ姿を消す魔法さね。それだけじゃつたないからって消臭や消音魔法も一緒にくれたのさ」

「じゃあ次は俺だね、俺の魔法は主に回復や防御魔法だよ。一応いくらか補助魔法も貰ってるよ」

「ふむ……最後の貴方は?」

 

 その言葉ににやりと、何か嬉しそうな顔をしながらこちらを見る言m──店員は言った。

 

無限の麻婆豆腐(あんりみてっど・まーぼーわーくす)という魔法だ」

「……は?何さ、まーぼ……麻婆?」

「そう、麻婆豆腐だ。これは無限に麻婆豆腐が食べられる空間を作り出すという魔法だ」

 

 あきれ果てる。その言葉がこの男に向けられているのだが、当の本人は麻婆豆腐を無限に食える光景を想像してるのかニヤニヤとしている。腹立つ、すごく殴りたい。それが今3人を占める思いだった。

 

「ま、まぁいいさね……この中でしたに降りられそうなのは……東堂、あんたの補助魔法の中になんかないかい?」

「えっと──」

 

 

 

 

 

 とまぁ、このように初手から困難というか難航しているメンバーだが、割と噛み合っているようでこのまま行けば無事にエルキドゥを助けることが出来るだろう……

 

 

 

 ()()()()()()()()、ね。

 




さぁって、今回のキャラクターを送ってくれた人を紹介するぞ!

【キャラクター】ふじ子ちゃん
【送ってくれた人】夢幻月様

【キャラクター】ヘイラ・クーレス
【送ってくれた人】sho0000様

【キャラクター】東堂陽佐志
【送ってくれた人】テリオスZ様

【キャラクター】俵権蔵
【送ってくれた人】白丸赤罰様

【キャラクター】最強の店員
【送ってくれた人】冥土返し様

キャラ案送ってくれてありがとうございます。

なお、今後もキャラ案のところから登場する人が……いるかも?知れません、まぁ勿体ないのでね。

では、また次回!

追記

そういえば、今新しく作品書いてるんすよ。設定煮詰るまで公開する気はありませんがね。

とりあえずスピンオフのことももう一度言っておきますね。多分忘れてる人いるだろうし……

【艦娘】転生したらギルガメッシュだった件【可愛い】

てことでこちら、この作品のスピンオフ作品になるかもしれない物になります。一応いくらか設定できちゃったんで、見たい人は下で投票してね。多分エルキドゥ救出作戦が終わる頃には締め切るので。


更に追記

活動報告に載せた通り質問箱を用意しました。なんかこの作品に関して気になることや、私自身の質問を送ってね!別に送らなくてもいいよ!見てくれるだけでありがたいので!


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エルキドゥ救出作戦その2



水着ガチャでキアラが出ました、イリヤが良かったな……


 

 

 

 

「愉悦」

「え、なに?唐突に何言ってるんだい?愉悦……?何か面白いことでもあったのかい?」

「なに、さしてこの状況と関係がある訳では無い。さて、ではあなたを抱えるが問題はあるか?」

「いいや、別に大丈夫さ。ただこの歳になってからお姫様抱っこというものを体験することになるとは思わなかったが」

 

 4人で相談した結果、どうやって下に降りるのか決まったようで今はその準備をしている。

 

 下への降り方だが、東堂の補助魔法に軽量化があるのでそれを全員にかけ、後はヘイラが強化魔法を自身と店員に何度も何度もかける。それでヘイラと店員が各々東堂とふじ子ちゃんを抱えて飛び降りるというのだ。

 

 なお権蔵に話しかけると。

 

『フン、自前でどうにかなるわい。ほっとけ』

 

 と言うので、もう全員である程度無視を決め込むことにした。

 

 と、言う訳でこれから始まるのは紐無しバンジー、別名飛び降り自殺だが特に問題はなさそうに見える。なぜなら……

 

「でもさ、これでダメだったらどうすんの……?」

「この方法でダメなのであれば、私の魔法を使い別空間で着地する。それでいいだろう」

「あ、え?あんたの魔法って別空間に行くもんなのな。それでいんじゃね?わかんないけど」

 

 というわけで無限の麻婆(あんりみてっどまーぼーわーくす)を保険にするということで決まったのだ。

 

「……ふぅ、流石の私でもこの高さから降りたことはない。高層ビルくらいなら問題は無いのだが……ヘイラ、準備は良いか?」

「あぁ」

「では……行こうか」

 

 その言葉と同時に身を空へと投げ出す2人。それぞれ抱えられている東堂とふじ子ちゃんは表情を恐怖一色に染めてるが、ヘイラと店員は動じることなく不意に吹く風などで吹かれて回転やらしないように体勢を維持している。ビュービューと耳元で風が鳴り、爆風が下から来ており少し寒いが。

 

「これは──中々大変のようだ」

「あ、あんた随分と余裕さね!?」

「なに、安心したまえレディ。私は感情が希薄でね、故に怖くは無いのだが……彼はどうやって恐怖に打ち勝ってるのか、気になるのだがな」

「知らないよ!!!集中しておくれ!」

「ふむ、仕方があるまい」

 

 予想通りと言うべきか、店員は恐怖しておらず淡々とこなしているのだが……ヘイラは一般人のはずなのに、なぜ怖くないのか。少しそれが気になっている店員で凄いだが、その実情は少し違う。

 

「ちょちょちょ、ヘイラ揺れた!今すっごい揺れた!」

「……少し静かにしてくれ。集中出来ぬ」

「この高さの落下怖くないの!?」

「怖いが……?」

「え?怖いの?その無表情で怖いの!?」

「……感情を出さなさすぎて表情筋が死んでるだけだ、普通に怖いぞ」

 

 まぁ単純に表情が顔に出ないだけであった。つまり彼は内心怖がりまくりながらも行動出来ているのはひとえにその性格のおかげであった。彼は割と正義感に強く、弱者を貶す相手に対しては容赦しない性格であり、それは裏返せば弱者や己を頼る存在を見捨てられないということ。そのため今己の背中にいる東堂の命を預かっている身であるため、焦るなんて以ての外。いざとなれば自身の命を捨てても彼を助ける決意をしている。

 

「ふむ……ヘイラ!なにか来ているぞ、気をつけろ」

「……了解した」

 

 そして恐らく半分くらい落ちたであろう頃に横から何かが飛んできているのが分かった。徐々にこちらに近づくその姿は、少しすると直ぐにわかった。そして明らかな敵意をこちらに向けている。

 

「……!?」

「竜種、か。こんなものに空中で遭遇することになるとは。さてどうしたものか……」

 

 そう思案していると、おんぶしているはずのふたりがもそもそと動き始めた。何をしてるのかと2人は後ろを振り向くと、なんか武器を構えていた。

 

「何をする気だ?」

「怖い……が、やらなければならない事さね、あんたは集中して下に降りることを考えな。竜はあたい達がやる」

「ふぅ……ふぅ……怖いけど、こんなもの助けられる人が死ぬよりマシだ!」

 そして始まる竜戦、異世界最初の戦闘が竜相手なのは不安になるが仮にも彼らの持つ武器は神が与えたもの。おそらく神器としての役割を持つ武器である。ならば攻撃が通らないということは無いだろう。

 

「東堂!先制攻撃は任せな!」

「はい!」

 

──すっー……

 

「……」

 

──ふぅ……

 

 極限の集中状態へ移行したふじ子の目が光る。これはスナイパーライフルの機能であり、集中している人物の動体視力やら、反射神経やらを引き伸ばして一般人でも音速を捉えることが可能になる。

 

(これは……昔やった射撃競技より簡単さね。これなら……)

「撃ち抜けないはずがない!」

 

 発射される弾丸、サプレッサーがついてるかのごとく音量が小さいが気にしていられない。弾丸がどうなったのか、見届けなければならないから。狙いは目、先に視界を潰すことで行動を制限しようとして……その目論見は成功する。

 

「東堂!」

「ヘイラさん、ありがとうございま──す!」

 

 目に当たった瞬間甲高い音が辺りに響く。そして少し自由落下を始めた竜を見てふじ子が素早く東堂を呼び──既に東堂はヘイラの背中を蹴り竜の上にいた。

 

「堕ち……ろっ!」

 

 強化魔法をヘイラによりかけるれているその身体能力を持って、キャプテン・アメリカの盾を持つ左腕を竜へ叩き込む。その凄まじい力は容易く竜種の鱗を超え内蔵へと振動が行くが……

 

──グルルルォォォォォ!!!!

 

 まだ竜は諦めていない。そして始まる魔法乱打、それは風の魔法であり全身から数々の鎌鼬や風圧が吹きすさび──

 

 4人が離れ離れになってしまった。

 

「なっ!?」

「む……」

「ちょ!?」

「……不味い!」

 

 判断は一瞬、ヘイラは瞬時に全員へと強化魔法を放ち落下に耐えられるようにして周りを見る。どうやらもう全員の側へ行くのは不可能だと判断する。なぜなら竜はまだ魔法を放っていたのだから。

 

 そして押し出され離れ離れになっていく4人。

 

 東堂は竜の背中に、店員は背中から落ち、ヘイラは直立しながらもふじ子へ最大限の魔法をかけ続ける。ふじ子は風圧で気絶したのか微動だにしていない。

 

「……不味いことになったな」

 

 

 

 

 店員は視界の隅で権蔵が竜の群れとやり合っているのを見届けて、落ちていく。

 

 






店員がいるからこその難易度変更

変更その1

本当は下に召喚する予定が浮遊大陸のとこに転移させた。

変更その2

竜による個別行動の強制



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エルキドゥ救出作戦その3

書きたい小説ばかりが増える今日この頃、本日はどこぞの戦闘狂ジジイによる戦闘シーンからになります。




 

 

 

 

 

 4人が離れ離れに地上へと落ちている中、俵権蔵は一人翼竜の群れへ喧嘩を売っていた。

 

「くかか!」

 

 血湧き肉躍る、その言葉通り今の俵権蔵の肉体は血液が沸騰し全身を巡り、肉にエネルギーを送り続ける。三八式歩兵銃についてる銃剣で翼竜を斬る度に肉が躍動し、さらに俵権蔵の力を強化する。

 

 不死魔法、その正体は異常なまでの肉体の活性化にある。いわばそれは遺伝子情報のリセット、巻き戻し、再生。傷がつくたびに、死を突きつけられる度にその体は活性化し体を修復する。老人という人の最後から、若人という人の始まりまで、その肉体を再生させた。

 

「ウオオオオォ!!」

 

 腕が食いちぎられる、それがどうした。足がねじきられる、それがどうした。内蔵が漏れだした、それがどうした。俺は今も生きていると、まだまだやれると、翼竜達はその咆哮からとても強い想いを感じた。

 

──グルォォ!!

「カカカカ……!」

 

 またその活性化の性質上余分なエネルギーが発生するが、それもまたエネルギーとして魔力捻出や肉体の再生へ回される。それはまるで戦い続けることを宿命付けられたかのごとく、止まることを知らない。止まるには……死しかありえない。そして権蔵はある種の境地へと、その身を進化させる。

 

 一度銃剣を振るう、翼竜の象徴たる翼が切り刻まれる。二度振るう、姿勢制御の尾がちぎれ飛ぶ。三度振るう、ついには翼竜の首が跳ね飛んだ。

 

「温い温い温い温い!」

 

 それは本来生身ではなし得ないことである。仮にも翼竜は竜の一種、生物として強者を宿命付けられた存在。そんな存在が、そんな存在の群れがたった1人のただの人間に潰される。それを可能とするのは魔族や、吸血鬼の真祖など人をやめたヤツらだけ。だからこそ翼竜達は目の前で暴れるこの人間を認めない、こいつにだけ負けるのは認められない。それはある種の誇りであるから、人より優れた存在だと己らが信じているからこそ。

 

 落ちていく翼竜の背中を渡りながら獅子奮迅の勢いで翼竜を落としていく。その方法はおおよそ三八式歩兵銃という射撃をメインとした武器のあり方では無い。だがそんなことは俵権蔵も百も承知、今やっていることは単なる縛りプレイに過ぎない。己の肉体とこの銃剣のみで()を感じられるこの戦いに挑むが為に。

 

「カカカカ!楽しいぞ!楽しいぞ!」

 

 三八式歩兵銃を落ちていく翼竜に突き刺しながらまだまだ尽きぬ群れに向け吠える。その姿はまさに……

 

 

──鬼であった。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

「ぐっ……さすがの強化魔法でさえもあの高さはキツかったか」

 

 ヘイラは起き上がり、現状を把握する。周りの全ては荒れ果てており、時たま崩壊した建物の後が見える。

 

「ふぅ……どうしたものか」

 

 空中で散り散りなってしまった現状、何をするにも合流がしたいと思うヘイラ。大凡には他の者が落ちた方向は把握しているがあの勢いだ、恐らくそう簡単に遭遇することは無理だろう。だが合流しなければならない。

 

 合流する為に、合流する優先順位を立てていく。

 

 まずはふじ子。彼女は年老いており長時間の移動はきついためこちらから迎えに行かなければならない。次に東堂、彼はサポートに特化した魔法を使うが、その反面に戦闘はからっきしであろう、あの盾のおかげで守りは固いだろうがそれだけだ。ふじ子を回収できたのであればすぐにでも救出をしたいところである。

 

 最後に店員だが……なぜだか心配になることはなく、むしろこちらの身に何かをしそうな気配をしていた。そもそも自前の武器とはどういうことだろうか、彼はあの姿からどこかの料理屋で働いていたのはわかる。だからこそ不可解な発言に頭をかしげるが、それはそれで安心できる要素でもある。1人でも戦闘できる者がいるというのはある意味安心できるからだ。

 

「……思い立ったら即行動だ」

 

 食料に水分などの確保の方法を考えながらさち子が落ちたであろう方向に向かう。背中から戦斧を抜き放ち()()で担ぎながら歩き始める。その背中からはとてつもないほどの戦意がみてとれる。

 

 少なくとも彼は自分に対して強化魔法を……幾重もかけているのであろう。もはやその身体能力は人の領域を超え、魔人を超え、竜の力に近づいているだろう。

 

 

 

 

 

 

 




短くてごめんね……ごめんね……東方の方でやる気がそがれる現象が何回もあったからなんだ……

あ、ちなみにこの救出作戦だけどバッサリカットして欲しい人っている?居るなら活動報告によろしくお願いするゾ


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エルキドゥ救出作戦……の前に

ということでやる気が低下していた俺ですが、東方の二次書いて復活したので執筆再開します。




 

 

 鹿目まどかは混乱していた。今目の前で起きている出来事に脳が追いついていないからである。はて、今目の前で起きているのはなんだろうか、不思議なこともあるもんだと思った。まどかの視線の先には謎の亀裂、空間そのものにヒビが入っており、その先に見たことも無い花畑が見えているのだ。普通なら行きたいと思うような光景にまどかは何故かそこへ行くことを心の底から拒否してしまっていた。

 

「ほむらちゃん……これなんだと思う?」

 

 そして己の隣にいるはずである暁美ほむらへ声をかけようと横を向いた時……そこには無数の線で顔を消されたほむらがいた。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

「神様どこ……どこ……どこにいるの……?」

 

 どこ?どこ?とブツブツ呟きながら深夜の麻帆良学園をリボンを使い飛び回る巴マミ。その形相は泣きそうな、そして焦っているようなそんな印象を受ける。オマケに目にはハイライトがなかったりする。

 

「お、おい!待てよマミ!そんなに急いだって見つかるもんも見つからないぜ!」

 

 そしてそんなマミの後を多節槍で追うのは佐倉杏子である。こちらも中々に器用な方法で槍を使い壁に突き刺し、時には電柱に絡ませ、飛び回り、ついでに発狂するマミを確保する為に追っていた。

 

「でも神様が……1週間も居ないなんて……!」

「いや、そりゃ確かにあの男が居ないのは問題だが結論は出てんだろ?」

「あんな奴に神様がやられるわけない!むしろ神様が倒してたでしょう!?」

 

 2人は言い争いながら広場へ降り、お互い掴み合いながら話(?)合っている。そこで2人は違和感を覚えた。

 

 深夜といえど麻帆良学園は良くも悪くも可笑しい場所である。そんな場所が何故こんなにも……()()()()()。両者は同時に武器を構える。そして周りを警戒していると……唐突に空から奇襲をしかけてきた人物がいた。しかし警戒していた杏子は落ち着いて弾く。弾かれた者は少し離れた場所で着地する。

 

 その者の姿は全身青を基調とした剣士のような風貌をした人物であった。そしてそんな格好をした人物は両者の知り合いであり、なおかつ()()()()()()()()()()()はずのさやかの魔法少女としての姿であった。

 

「さや、か?」

「さやかさん……いつQB(キュウべえ)と契約したのか、しら……」

 

 そしてさやかは顔を上げるが……その顔は線で掻き消されていた。

 

 

 

 


 

 

 

 

「ふむ、妙な魔力を感じとってみたらこんなことになっているとはな」

 

 エヴァンジェリンは珍しく夜に外を歩いていた。傍には茶々丸とチャチャゼロがあり、弱体化しているエゥーゴでも並大抵な奴らではやられないだろうが……今、彼女らの周りで発生している異常がかなりおかしかったのである。

 

 ある意味それは死屍累々であり、様々な姿をした少年少女、青年にちょっときつい格好をした女性など様々な人達が倒れていた。その中心地では茶々丸とチャチャゼロが絶え間なく襲いかかってくる狂った人たちを倒していた。

 

「一般人だけでなく魔法使い……しかも学園長のジジイもか。こんなおかしなことをしでかしたのはどこのどいつだ?茶々丸、分からないのか?」

「魔力サーチ……対象……不明です。しかしマスター……これは本当に魔力なのでしょうか?」

「いや、多分魔力じゃないな。恐らくだがこれは瘴気……に近いものか」

「オイオイ、ズイブントハッキリシナイナ。イツモノゴシュジンラシクナイナ?イッタイドウシタッテンダ」

「……」

「ン?ドウシタ──!?」

「マスター!」

「む……?」

 

 突如風が吹き荒れる。その場にいた大体の一般人は吹き飛ばされ、地面にたたきつけられるもの、街路樹に背中をうちつけて気絶するものなどが居た。

 

 そしてそんなことをしでかした人物が3人の元へ歩き始めていた。

 

「いやー……バレますか」

「……貴様、何者だ。人じゃないな……魔法生物に近い何かか?」

「いやあんな奴らと一緒くたにされるのは嫌なんですが……訂正は」

「してやらん」

「ですよねー」

 

 紳士服で身を包み、ステッキをクルクルと回すその姿は余りにも可笑しい。その顔は黒い空洞がくっついており、目と鼻はなく、口のみでエヴァンジェリンを見据えていた。

 

「貴様が何者かと聞いているんだ、答えろ」

「あいやー、そんな急かさなくても」

「茶々丸」

「了」

 

 余りにも話を聞かないため、茶々丸がレーザーみたいなものを照射するもそれを容易く弾く男。

 

「話しに来ただけなんすけどねー」

「なら正体をいえ、もう一度やるぞ」

「あーはいはい。わかりましたヨット……」

 

 ただずまいを直し、紳士帽を取り両手を左手に伸ばしながら右足を左足にやる。それはボウ・アンド・スクレープと呼ばれる紳士的な挨拶の一つである。そしてそのまま自己紹介となる。

 

「初めましてエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル。私の名前は【ベルゼブブ】。蝿の王と魔界の第2位。ついでに……邪神をやっております。以後お見知り置きを」

 

 

 

 





はい出ました今回のエルキドゥ事件の首謀者(の1人)。あ、火星組のダイジェスト、行きます。




【ふじ子、ヘイラの今】
「ふむ……ここはどこだ?地図……む?」
「あーもう何やってんだい!こっちに貸しな!……逆さまで見てるじゃないか、あんたもしかして方向音痴かい?」
「むぅ……」

【東堂の今】
「あびゃぁぁぁ!?何この、何!?悪魔!?悪魔なの!?」

──ドッカーン

「うひぃっ!?」

【俵権蔵の今】
「……竜の肉は美味くないのう。筋が固くて食えたもんじゃないわい」

──グルル……

「? おう、また異形の化け物かい……さぁ、殺しあおうか」


【麻婆店員の今】
「む?」
「お?」

…………

「ラカンパンチ、超絶手加減バージョン!!」
「マジカル☆八極拳!」

──ドッパーン

「やるなぁお前」
「くっ……弾かれたか」



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エルキドゥ救出作戦その4

 

「そうか……なるほど、エルキドゥとはそういった存在だったか」

 

 だが、それがどうした?そう言い放ち目の前で杖をクルクルと回す男を睨む。自称邪神と名乗っているが、それだけの実力があるのだろう。弱体化している私では対抗は出来ぬな。

 

「しかし、それが事実である保証がどこにある?」

「えぇえぇ、それはご最もですがねぇ……邪神といえど私も神の端くれ。そして神は嘘をつけない、いえつくことを制限されてるのです。それではダメですかね?」

「フン、その言葉自体が嘘である可能性の方が高いからには信用出来ん」

 

 そう、今こいつが話したエルキドゥの出自が本当がどうかが怪しいのだ。人類どころか恐竜が産まれる前から存在する超古代兵器?そんな与太話誰が信じられるか、むしろ地球外から飛来してきたと言われた方がまだ納得出来る。

 

「いえいえ、これは事実です。神の歴史書にさえ乗っていますからね。まぁ外伝や0ページといった呼び方になりますが」

「ハッ、なぜとは聞かんぞ」

「えぇえぇ、別に聞かなくても構いませんとも……」

 

 外伝、0ページ。超古代文明が神の歴史書とやらに乗っているのであればなぜそうも別分類なのだろうか……いや、分かるには分かる。神とは人類が生み出した概念、ならば超古代文明とやらで神が居たかどうかが不明なのだからそういった別分類なのだろうな……

 

「しかし異世界より来たりし魂だと?いや、確かにそれは可能性があるだろう。まだ超古代兵器とやらは信用出来る。何しろ貴様の様な神が居るのだからな」

「おや、それは信用していただけるので?」

「何、古い友人に神とやらに不滅の存在にされた者がいるのでな……そこだけは信じてやれる」

 

 イシュト・カリン・オーテ。唯一神による罰と愛により死の概念を剥奪された古い友人。ここ数十年……いや、それ以上の期間会っていないが元気だろうか。死ぬことはなくとも精神的な死は存在する、そこだけが心配だ。

 

「しかし、しかしそれは重要では無いのだよ、ベルゼブブ」

「はて、それはどういうことで?」

「エルキドゥの現在だよ。何が起こってると言った?消滅の可能性、魂のすり潰し。話を聞くに貴様の世界の人間なのだろう、なら何故助けてやらぬ」

 

 エルキドゥはいずれ私が手に入れるべき人形だ。その前に消滅してもらっては困る……しかし、奴も一種の不死だと思っていたが、さすがに魂そのものを削られると死ぬか。もしかしたら他の不死共もそれにより死ねるかもしれぬな……

 

「いやー、助けようとはしたんですよ?したんですがね、うちのか狡知の神(バカ)がやらかしたことを原初の神(アルティメット・ワン)が知ってしまって過度な干渉が禁じられたんですよ」

「……」

「いやね?確かに助けようとはしましたとも。過度な干渉ができない、しかしこの世界の人間だと救えるか分からない、だから一時的とはいえ私たちの世界の人間を送り込んだんですがねぇ……」

 

 回していた杖を止め、ベルゼブブは床をコツンと軽く叩いた。途端に周りの光景が切り替わる。

 

「一人を除いて全滅しかけているようで……」

 

 この光景は……火星、魔法世界(ムンドゥス・マギクス)の地上か。そんな荒野と言えるような場所には4人の男女がいた。

 

 一人は盾を構えたまま仲間を守るように魔法を発動しながら前に出るもの。一人はその巨大な斧を用い、地面に巨大なひび割れを残しながら攻撃を。一人は無限に回復する体を引きちぎられながらも狂気の笑みを浮かべ殺しあっていて。一人は銃を構えながらも足りない片足を駆使して他のものの助けをしていた。

 

「これは……」

「はぁ……これじゃあダメそうですねー」

「お、おい。こいつらが相手しているのはなんだ?あんなもの火星に居たか……?」

「居ませんよ、あれは外来種。私達の世界から溢れた魔種です。私達はこう呼んでますよ」

 

──【旧支配者】

 

 それは話に聞くと古代の地球を支配していた地球外生命体のことを呼ぶらしい。一部のものは神を冠するほどに強力らしい。海の支配者に風の支配者、様々な支配者が存在し、今、火星で戦っているこの者たちが相手してるのはそういった存在。

 

「えぇっと、たしかこれには」

「……!?ウォェ……!」

「マスター!?」

「オイドウシタ……!?オイオイナンダソノホン!キミガワリィナ!」

 

 唐突にベルゼブブが取りだした本を思わず見てしまった。それはとてつもないほどの魔力を持ち、おぞましく、人の心を破壊するような気配を持っていた。チラ見しただけでこれなのだ……中身はいったいどんなにやばいものが書かれているのだ……

 

「あー、こりゃ失敬。地上の生き物ではこれを読むことは不可能でしたね。しかし、機械と人形には読めるのですかねぇ……」

 

 なにかベルゼブブが言っているが、今の私には聞こえない。この強烈な不快感が脳を抉るように蠢いているのだ。しばらくは戻らないと思っていたが……パチンと、なにかがなる音がしてその不快感が除かれた。

 

「さて、あれがどんなやつなのか。解説しますとですね……シアエガ、そう呼ばれる旧支配者であり、人間と旧神を恨むもの。何故ここにいるのかは知りませんが……いえ、どこぞの百貌の神(やらかし野郎)が連れてきましたね?はぁ……」

 

 シアエガ、人と旧神を恨むもの。封じ込められていた場所から目覚めたら即座に復讐に動くもの。タールのような液状の触手が、立っていた盾持ちを吹き飛ばす。

 

「……これ以上は無理ですね。仕方ありません……帰還させましょうか。良いですね、ニャ■ラ■■テプ」

 

 ノイズが走ったように。世界が割れる。そしてその先の世界を私の脳が認識しなかった。なにかが居る、それは分かる。分かるが認めてはいけない、認識してはいけない。覚えていてはいけない……そして私は気絶した。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

「……ほむらちゃん……?どうしたの?」

 

 顔がかき消されている友人、暁美ほむらがおもむろに歩き出したので私は思わず追いかけてしまった。何かダメなような気がするのに、ほっとけない感覚になる。このままほむらちゃんを放置したらなにかいけないことが起こる。それだけは私にもわかった。

 

「ねぇ、どこに行くの?」

 

 先程から何回も声をかけているも、なんの反応もない。それにさっき見た空間のひび割れみたいなの、気になったけど言っちゃダメな感じしかないから行かない。そう思った瞬間、笑い声が聞こえたような気がした。

 

 

 

 歩き出して十分近くたった。周りの光景は徐々に歪んでいた。ねじれるように、回るように。もう既に視線の先は天地が逆転している。物理法則なんてここには存在しないのかもしれない。

 

「……」

 

 

 

 

 もう何分経ったのか分からない。多分一時間かな?それくらい歩いていた。もはや何が起こっているのか分からない……それでも認識できるものはあった、周りはすごく緩やかに広がっている、それだけだ。

 

 

 

 

 あれ?ここはどこだろう。どこか見た事がある光景だなぁ。それにしても綺麗だな、まるで花畑のような……あれれ?

 

 

 

 

 歪む歪む、視界が歪む。だけどほむらちゃんだけは変わらない。彼女だけがこの歪んだ世界の道標、未だに足が止まらないけどどこに向かってるんだろ。

 

 

 

 もう周りを見るのはやめた。既に何も無いから、暗闇だけだから。だから私はほむらちゃんだけを見る。ほむらちゃんだけを、私だけのほむらちゃんを。ほむらちゃんだけを、ほむらちゃんだけを、ほむらちゃんだけを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「……さやかさん?事情説明してもらってもいいですか?」

「あっははー!ごめーんね!」

 

 ここはマミさんの自室。先程まで何者かに操られていたであろうさやかと杏子と共に先程帰ってきたのである。

 

「おい、さっきのさやかはなんだったんだよ?」

「うーんとねー……わかんないかな〜」

「すっとぼけてんのか?」

「いや、ふつーにわかんないの」

 

 顎に人差し指を当て上を見ながら考えるもさっき起きたことはよく分からなかった。マミさんも考え込んでしまい話が出来そうにもない。

 

「てかいつの間に魔法少女になったんだ?教えてくれりゃ良かったのに」

「別にあたし魔法少女になってないよ?」

「……は?」

「キュウべぇだっけ?あんな変な生き物と契約なんかしてないよ」

「じゃ、じゃあさっきの姿はなんだったんだ?」

「んーとね……何となくできるようになってた!」

「それじゃ答えになってねぇよ……聞いたあたしが馬鹿だったよ……」

 

 ぐでーと、机に体を投げ出す。

 

 ここの空間だけはいつもの変わらない、平和な空間だった。

 

 

 

 





*まどか に なにか が おきた !

なお、次章で回収される伏線になります。今回はあまり関係ありません、マミさん達もね。

そして気絶するエヴァちん。仕方がないね、幾ら何年も生きようと精神だけは人のままですもの、ネクロノm()を見たらあぁなりますわ。ついでとばかりにニャルラト■■■もイタズラしましたし。うへへ……って感じで。



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エルキドゥ救出作戦その5

次話でこの章が終わります。やっとだよこんちくしょう!


「おい、店員。こりゃぁ……なんだ」

「分からん、まだここに着いたばかりだが……あれの仕業だろう」

「うへぇ、なんだアイツ。ドッロドロだなおい」

 

 どデカい剣を引き摺るように登場した男と、両手に黒鍵と呼ばれる概念礼装を持った神父服に着替えた男が居た。そしてその両者の視線の先には先程店員以外の転移者をボコボコのボコにした旧支配者、シアエガが辺り一帯を破壊尽くしていた。

 

「ふむ、このまま放置すれば少しは楽しめそうだが……」

「それはさすがに俺が許さねぇよ。確かにお前さんとは激辛麻婆を食いあった仲だが、こんなバケモン放置してられっか。てか放置したら詠春に怒られるわ」

 

 うへぇと嫌な顔を隠さない紅き翼(アラルブラ)の生きる伝説ことジャック・ラカン。そしてもはや隠す気のない愉悦大好き言峰神父がラカンの言葉に残念そうな顔をしていた。

 

「まぁ私もあまり好き勝手するのはいけないだろう。あの混沌神に何をされるのかわかったものでは無いからな」

 

 混沌神と名乗り、第二魔法を、もしかしたら他の魔法をも使うことが可能な神話生物。己の記憶だと混沌神が名乗った名前であるニャルラトホテプ……思考がバグってしまったが、そんな名前の存在は確か近年により作成されたクトゥルフ神話において登場したはずだ。まさか、存在しているとは思わなかった、そしてそんな存在なら近年まで神話が作られなかったのも納得する。

 

「しかし……あれは一体なんなんだ?」

 

 それより今目の前に居る存在はなんなのか記憶から引っ張りだそうとしてみる。この世界特有の生き物の可能性はあるが、隣に立つ麻婆仲間(ジャック・ラカン)を見る限りこの世界固有というわけでは無さそうだ。

 

「ふむ、ラカンでも知らぬのか」

「誰かが作ったのなら知らんでも済むけどが……ありゃ自然発生した生き物だろう。それもここで生まれたわけじゃなく別の星かどっかで」

「その根拠は?」

「勘」

 

 もしやこちらの世界の存在なのだろうか……と。思考を沈めようとした時。

 

 唐突に隣に2人の人物が現れた。

 

 それは先程までここを観察していたベルゼブブとエヴァンジェリンである。なおラカンはエヴァンジェリンを見た瞬間顔を引き攣らせた。

 

「ちょっ、なんでエヴァ、お前がいるんだよ」

「うるさい筋肉達磨。別にいいだろう、あれを殺しに来たんだ」

「あー、殺しちゃダメですよ。返してもらわないと私も原初の神(アルティメット・ワン)に何されるか……ブルブル」

「ちっ、面倒な」

「お前さん誰よ……?」

 

 不明な男に問いつめるように顔をずいっと近づけるラカン。こほんと咳一つして、杖をコツンと地面へと下ろし、口を開く。

 

「どうも、私は異界の悪魔、ベルゼブブです。邪神とか、魔界第二位の悪魔とか呼ばれてます。サタンくんに第1位の座を親切に渡した紳士です」

「うさんくせぇ」

「酷い!」

 

 ブバッと、どこかで見たことがあるようなないような喀血をしながら叫ぶベルゼブブと名乗る男をラカンは見据える。確かに見た事もない体の構造をしているし、何より魔力がえぐい。

 

「確かにお前さんは人間じゃねぇんだな……まぁさして珍しくもない……よな?」

「確かに人ではない亜人は多くいるが、人種からの枠から外れてるのはそうそういないぞ。脳みそまで筋肉になったか?」

「ひでぇぜ……んで、ベルゼブブとやら。あれ知ってんのか?」

 

 その言葉に待ってましたと、両手を広げた瞬間……タールのような液状の体を持つ化け物がベルゼブブを触手でたたきつけて、地面へと埋めた。

 

「……もごもごもご」

「ふむふむ……シアエガと呼ばれる旧支配者で、お前さんらの世界の化け物と……どうしてそんなものがここにいやがる、返答によっちゃその首……刎ねるぞ」

「もごご!?もごもご!もごごごもごごご!」

「あー……店員の言ってた混沌神とやらの仕業か。疑って悪い、だが謝らん」

「もごぉ……」

「いや、なぜ会話ができる」

「なんとなくだ」

「……はぁ」

 

 聞いた自分が馬鹿だった。盛大なため息をひとつ吐いて飛んでくる無数のよく分からん液体を弾く。と、そこで地面から抜けたベルゼブブに声をかける。

 

「一先ずあれを倒さなければこの先にいるエルキドゥを救えぬのだろう?」

「ええまぁ……別に倒さなくても彼の者の所に行ければ別に良しですけどね。言峰神父、あれは持ってますよね?」

「あぁ、これだろう。勿論持っているとも」

 

 麻婆神父が取りだしたる麻婆缶詰……は懐に仕舞い、目当てのよく分からない形をしている鍵を取り出す。

 

「一体これは何でできているんだ、何度も解析の魔術をかけても判明しないのだが」

「虚数鍵って言ってね、虚数属性が付与されている特殊な鍵なんだ。これがないとエルキドゥのシステムに干渉できないんだよねー」

「なら貴様ら自身でやればよかっただろう」

「それがねぇ……エルキドゥって神縛りの鎖っていう超古代文明産の対神兵器なんだよ。だから今の状態のやつに近づいたら即座に拘束、すり潰されちゃうって訳。だから人に頼むしかないんだよねぇ……」

 

 やれやれと言わんばかりにうんざりした顔をシアエガの後ろ、オリンポス山を見る。もうすぐそこだ、もう少しで報酬も得られる。ならば突っ切るのみ。

 

「ラカン、任せてもいいか?」

「おう、任せな。エヴァ、おめぇも手伝え」

「ハッ、エルキドゥは私の物だ、勿論助けるとも……全力全開でな!」

 

 本気の強化魔術を己に施し駆ける。シアエガが攻撃しようと、触手を振り上げるが……

 

「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック、来たれ(ウェニアント・スピリトゥ)氷精(ス・グラキアーレス)大気に満ちよ(エクステンダントゥル・アーエーリ)白夜の国の(トゥンドラーム・エト)凍土と(グラキエーム・ロキー・)氷河を(ノクティス・アルバエ)

来たれ(アデアット)、【千の顔を(ホ・へーロース・メタキー)持つ英雄(リオーン・プロソーポーン)】」

 

 唐突にシアエガ周辺の地面が凍りつき、巨大な氷柱がシアエガを突き上げ、上へ飛ばされたと同時にあまりにも巨大すぎる大剣がシアエガを薙ぎ払った。

 

「【こおる大地(クリュスタリザティオー・テルストリス)】」

「斬艦剣!!」

 

 巨大な剣の柄にはラカンが、氷の台地を作り出した先にはエヴァが居た。両者ともにここ、魔法世界(ムンドゥス・マギクス)の最強の一角である証明となる威力であった。そして出来た空間を言峰神父は走り去った。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「ほっほー、これは私が何もしないのは失礼ですねぇ……まぁおイタが過ぎたシアエガとニャルラトホテプのお仕置にもなりますし良いですよねぇ……回収にもなりますし」

 

 隣に立つベルゼブブが何か呟いたと思ったら急に何かを詠唱し始めた。

 

魔界第二位ベルゼブブの名において(魔界第一位ベルゼビュートが認証する)魂の終着より命ず(魔界の方舟よ来たれ)

 

 吹き荒ぶ、シアエガが起き上がろうとしたその直上に何かが出来上がっていく。ベルゼブブの口からはふたつの言葉が同時に聞こえる。

 

「【叛逆者を喰らえ(魔界門よ、解錠せよ)

 

 それは門だった、天より降る、地獄の、魔界の門であった。扉が開いた瞬間……夥しい数の亡者がシアエガをその門の内側へと連れ去った。シアエガは抵抗していたようだが焼け石に水、もはや抵抗なのか分からないほどにシアエガを包み込んで……消えた。

 

「いやー、久々にやりましたが……魔力ごっそり持ってかれますねー。別世界でやるもんじゃないですねぇ……キツい……」

 

 そして隣では本当に疲れたのか五体投地しているベルゼブブが居た。

 

 

 

 



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エルキドゥ救出作戦その終

久しぶりの掲示板だひゃっほい!長いよ

ネギまの読み返ししてたら遅くなりました。


 

 

 

「ふむ……エルキドゥと呼ばれる者……か。確か元は英雄王ギルガメッシュの唯一の親友だったか」

 

 つくづく英雄王に関係があるものだ──と、オリンポス山の麓にあったひっそりと空いていた洞窟を1人コツコツと歩く。ここまで来たのならば恐らく妨害はもうない。あったとしてもこの狭い空間ならば敵が取れる手段は少ない、それならば自分でも対応ができる。

 

「だが実に滑稽だ。この精神性が歪んでいる者に他者を委ねる判断をしたあの3人が滑稽だ」

 

 口が歪むのを感じるが、それを隠す気はない。もはやここには自分以外には存在しない……そう確信したのは、エルキドゥと呼ばれる存在を見つけたからである。

 彼は現在下半身から鎖に変化していっており、その鎖が空中を漂いながら何かを探すように動いている。

 

「さて……では、仕事と行こうか」

 

 懐からアゾット剣を取り出し……エルキドゥを貫こうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【エルキドゥ】エルキドゥに転生した件Part:7【まだ戻ってこない】

 

 

 

569:名無しのランサー

まだか……まだ終わらないのか……

 

 

570:名無しのランサー

エルキドゥ救出作戦が無事に終わるように……

 

 

571:アメリカン

ああああ!やってしまったー!!

 

 

572:名無しのランサー

!?

 

 

573:勇猛な戦士

やらかしてしまった

 

 

574:名無しのランサー

!?!?

 

 

575:名無しのランサー

え?え?コテハン?

 

 

576:名無しのランサー

コテハン持ちってうちにはエルキドゥ以外居なかったけど……まさか

 

 

577:透明スナイパー

みんなすまないねぇ……やっちまったよ

 

 

577:名無しのランサー

救助組キター?

 

 

578:名無しのランサー

てか、やらかした……?

 

 

579:名無しのランサー

エルキドゥはどしたん?

 

 

580:名無しのランサー

まだ復活できないとか?

 

 

581:不死身の狂戦士

【規制されました】

 

 

582:名無しのランサー

ん?

 

 

583:不死身の狂戦士

【規制されました】

 

 

584:不死身の狂戦士

【規制されました】

 

 

585:【このアカウントはBANされました】

【規制されました】

 

 

586:名無しのランサー

待て、情報量が少し多い

 

 

587:アメリカン

詳しく説明……するわ、少し待って入力するから

 

 

588:名無しのランサー

はい

 

 

589:名無しのランサー

全裸待機

 

 

590:名無しのランサー

>>589

ネクタイはつけろ

 

 

591:名無しのランサー

スパッツ履いてます

 

 

592:名無しのランサー

ん、女?

 

 

593:名無しのランサー

いや、男だろ

 

 

594:名無しのランサー

女だよ

 

 

595:名無しのランサー

女だったかー

 

 

596:名無しのランサー

靴下とネクタイ全裸待機

 

 

597:名無しのランサー

てか、ぽまえら落ち着け

 

 

598:アメリカン

まず、俺たちは異世界に転移してからその場にいる自身を含めた5人と情報交換しようとしたんだけど……

 

まぁさっき不死身の狂戦士とかいうコテハン持ちが話を聞かないもんで、放置したんだ。それで転移した先がなんだっけ……ム、ムンドゥフ?何とかっていう場所の世界の浮遊大陸だったらしく、エルキドゥがいるであろうオリンポス山は下、浮遊大陸の下なのさ。んで俺の魔法を使い下に降りた訳だが

 

 

599:名無しのランサー

ほんほん

 

 

600:名無しのランサー

ムンドゥス……魔法世界【ムンドゥス・マギクス】か

 

 

601:透明スナイパー

確かにそんな名称だったねぇ……凄かったよ、浮遊大陸から下見たら高すぎて肝が冷えたさ

 

 

602:名無しのランサー

え、いいなー、行ってみたーい

 

 

603:名無しのランサー

写真とか撮ってないん?

 

 

604:透明スナイパー

趣味で撮ってるよ、えっと……こうかね?

 

【熱帯林にいる巨大カタツムリ】

【浮遊大陸から見た火星部分】

【下から撮った大量のワイバーンの群れ】

 

 

605:名無しのランサー

うはっ!?

 

 

606:名無しのランサー

やべぇよやべぇよ

 

 

607:名無しのランサー

うっわ2枚目めっちゃ景色いいじゃん……すげぇ

 

 

608:名無しのランサー

てか飛んでるやつ数多すぎ、何体いるんだ?w

 

 

609:名無しのランサー

カタツムリキッモ、キッモ!

 

 

610:名無しのランサー

確かにきめぇ……てか触手?

 

 

611:名無しのランサー

めっちゃうじゃうじゃ触手動いてる

 

 

612:名無しのランサー

見た感じ飛んでるやつ100体くらいいるだろ

 

 

613:勇猛な戦士

私は……何もすることが無い……

 

 

614:名無しのランサー

あら

 

 

615:アメリカン

そんでもって、下に降りてる最中になんか黒い竜みたいなやつが襲ってきたもんで撃退してたら、すんごい風が龍を中心に吹き荒れて俺たち4人は別々に行動することになったんだ

 

それで最終的には店員を除いて3人で行動してた訳

 

 

616:名無しのランサー

ん?4人?

 

 

617:名無しのランサー

あれ、1人減ってんな

 

 

618:名無しのランサー

話聞かなかったとか言うやつじゃね?

 

 

619:名無しのランサー

あ、そいつか

 

 

620:名無しのランサー

てか店員って……名前は聞いてないの?

 

 

621:勇猛な戦士

いや、聞いていないな

 

 

622:名無しのランサー

なら特徴は?

 

 

623:透明スナイパー

確かラーメン店の店主の格好してて

 

 

624:名無しのランサー

ほんほん

 

 

625:勇猛な戦士

激辛麻婆が好きだったな

 

 

626:名無しのランサー

ほんほん……ほん?

 

 

627:名無しのランサー

うん?

 

 

628:透明スナイパー

確か首に十字架の首飾りをしてたねぇ

 

 

629:名無しのランサー

ほ……ん?

 

 

630:名無しのランサー

んー、これはー……

 

 

631:名無しのランサー

まだ、まだだから

 

 

632:透明スナイパー

確か八極拳を使うって言ってたさね

 

 

633:名無しのランサー

……まだ、まだだ

 

 

634:勇猛な戦士

それと、一応神父でこっけん?とかいう武器を持ってたな

 

 

635:名無しのランサー

ハイアウトー!

 

 

636:名無しのランサー

それ該当すんの一人しかいねぇだろ!?

 

 

637:名無しのランサー

激辛麻婆で怪しまれる外道神父

 

 

638:名無しのランサー

こっけんは黒鍵だな

 

 

639:名無しのランサー

八極拳を使う神父とか確実にあそこの機関ですわ

 

 

640:透明スナイパー

ん?あんたらアイツが誰かわかんのかい?

 

 

641:名無しのランサー

あー、詳しく説明すると長くなるんだけど……

 

言っちゃえばFateと呼ばれるゲーム、もしくはアニメの登場キャラクターだと思うんだよね

 

 

642:名無しのランサー

神父で八極拳を使い、黒鍵を所有して八極拳を使うキャラはそいつぐらいしか俺らは記憶にないな

 

 

643:名無しのランサー

名前は言峰綺礼と言って、外道

 

 

644:勇猛な戦士

外道?

 

 

645:名無しのランサー

他人が苦しむのに愉悦を見出す狂った精神性を持ってるんだよ

 

 

646:名無しのランサー

それのせいで葛藤がすごくてなぁ……まぁ最終的には死んだはずなんだが

 

 

647:名無しのランサー

どの時間軸の言峰なんだろうな

 

 

648:名無しのランサー

老けてた?

 

 

649:名無しのランサー

いや、ラーメン店の格好してたんだろ?

 

だったらFate/kaleid liner プリズマ ☆イリヤの言峰綺礼だろ

 

 

650:名無しのランサー

ん?俺それ見てないからわからん

 

 

651:名無しのランサー

まぁそのシリーズだと外道神父はラーメン店の店長してんの、ラーメンには確定で激辛麻婆乗るけど

 

 

652:名無しのランサー

嫌だなその店www

 

 

653:アメリカン

とりあえず続きいい?

 

 

654:名無しのランサー

あ、すまん

 

 

655:名無しのランサー

どぞどぞ

 

 

656:アメリカン

そんで、オリンポス山にたどり着く……ってところで俺たち3人はよくわからんやつに襲われて死にかけて……そしたら転移する前の場所に俺は戻ってたんだ、他のふたりはどう?

 

 

657:名無しのランサー

死にかけて!?

 

 

658:名無しのランサー

わーお……

 

 

659:勇猛な戦士

私もそうだ、まぁジムの事務所だが

 

 

660:透明スナイパー

いつもの自分の部屋にいるさね……あと一人はさっき垢BAN?されたやつだよ

 

 

661:名無しのランサー

あ、そうなんだ

 

 

662:名無しのランサー

なんでBANされたんだか

 

 

663:名無しのランサー

やばいこと言ってたのは分かるんだがね

 

 

664:名無しのランサー

てか不死身の狂戦士って

 

 

665:名無しのランサー

貰った魔法とヤラが不死身関係だったのか?

 

 

666:名無しのランサー

ならなんで戻ってきてんだろうね?死なないなら別に戻さなくてもいいと思うんだけど

 

 

667:魔界神士

そこから先はこの私が説明致しましょう!

 

 

668:名無しのランサー

うわ、またなんかきた

 

 

669:名無しのランサー

神士?紳士ではなく?

 

 

670:魔界神士

それは私が神!だからですねぇ

 

 

671:名無しのランサー

へぇ……え?

 

 

672:名無しのランサー

また神様かよ!

 

 

673:名無しのランサー

これで何人目だ?

 

 

674:名無しのランサー

細かいけど柱な

 

 

675:名無しのランサー

混沌神

全悪神

賢神

悪戯神

NEW.魔界神(?)

 

もう5柱目かよ、ちなみにお名前は?

 

 

676:魔界神士

ベルゼブブですよ

 

 

677:名無しのランサー

あ、ヤバいやつや

 

 

678:名無しのランサー

魔界第2位とか

 

 

679:名無しのランサー

暴食を冠する蝿の王かよ!

 

 

680:名無しのランサー

確かに魔神って呼ばれてるけどさぁ……

 

 

681:魔界神士

ま、それはさておき先程の続きですが……その前に、入ってきてくださーい

 

 

682:名無しのランサー

おい、次はなんだ

 

 

683:名無しのランサー

また誰か来るの?

 

 

684:名無しのランサー

やめてくれよ……

 

 

685:外道麻婆神父

ふむ、これでいいのかね

 

 

686:名無しのランサー

!?

 

 

687:名無しのランサー

!?!?!!?wwww

 

 

688:名無しのランサー

……あのさぁ

 

 

689:名無しのランサー

アイエエエ!?ゲドウシンプ!?ゲドウシンプナンデ!?

 

 

690:名無しのランサー

オンドゥルルラギッタンディスカー!!!

 

 

691:魔界神士

そもそも味方だった覚えはないんですけどねぇ

 

 

692:名無しのランサー

ぐぅ正論

 

 

693:名無しのランサー

いや、でもなんで言峰連れてきたし

 

 

694:外道麻婆神父

なるほど、なぜ知られているのか謎だったが……私がいた世界はFateと呼ばれ2次元のものとして扱われていたのか

 

 

695:魔界神士

あ、知識持ち帰ろうとしても無駄ですよ

 

私が記憶消しますし、持って帰っても抑止力くんが排除することになりますから

 

 

696:名無しのランサー

それより訳を、言峰は死んでもどうでもいいんで

 

 

697:名無しのランサー

……てか、最後の最後に言峰が残ってたってことだよな?

 

 

698:名無しのランサー

ん?

 

まさか……

 

 

699:名無しのランサー

アゾッたか貴様!?

 

 

700:エルキドゥ

いや、俺は無事だ

 

 

701:名無しのランサー

は!?

 

 

702:名無しのランサー

生きてた!?

 

 

703:名無しのランサー

てかおかえり!

 

 

704:名無しのランサー

おかえり!!!

 

 

705:名無しのランサー

おかえりエルキドゥううう!!!

 

 

706:名無しのランサー

うおおおおお!生きてたァァァァ!!

 

 

707:アメリカン

無事だったか!

 

 

708:名無しのランサー

うおおおおお!!!

 

 

709:透明スナイパー

よかったねぇ

 

 

710:勇猛な戦士

ふむ……結果的に、何もなし得なかった、か

 

 

711:名無しのランサー

良かったァァ……

 

 

712:名無しのランサー

いや、マジで心配したんだぞ!?

 

 

713:名無しのランサー

いきなり要らなくなるしよォ!

 

 

714:名無しのランサー

ま、何はともあれ無事でよかった

 

 

 

 

────

 

────────

 

────────────

 

────────────────

 

────────────────────

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

 俺が眠っていた場所で空中に投影したディスプレイに表示される掲示板を見て苦笑する。

 

「あははは、相変わらず騒がしいな。彼らは……どれだけ心配かけたか、というかそもそもこんなに人いたんだ」

 

 どんだけROM専が居たのか分からないが、それでもたくさんの人が心配してくれていたのは分かった。

 

「君は少し自分に向けられる感情というものを理解した方がいい」

「それは言峰くん、君に言われたくないな」

 

 ディスプレイを共に見ていた、横に座っている言峰神父。彼は最後の最後、俺を殺そうとしたが……流石にダメだと察したのか虚無鍵に持ち替えて俺の事を救ってくれたのだ。

 恐らくあのまま俺の事を刺していたら言峰綺礼という魂は砕かれ、二度と修復不可能となり……Fateの世界に戻れなかっただろう。本能的にそれに気づいた彼はその動作をやめたのだ。

 

「さて、これで私は戻る訳だが……エルキドゥ。君はなにか伝えたいことはあるかね」

「誰に、とは聞かないけど……僕はエルキドゥそのものじゃないんだけどなぁ……ま、いっか」

 

 

 

「『君は僕の死を割りきれたんだろうけど、これだけは忘れないで……常に僕は君のそばにいるから』」

 

 

 

「……分かった、伝えよう」

 

 

 何を感じとったのか、言峰は表情を変え……後ろに開いた扉をくぐってこの場から消える。

 

 

 

 

 





次回からは京都編

てか誰かSAOの時系列順教えてくれ、うろ覚えだからわかんねぇ……教えてくれる方がいたらTwitterのDM、もしくはハーメルンの俺のアカウントにメールしてください。マジでわかんない……あ、シリーズごとの時系列じゃなくて、SAOの2年間のイベント内容が知りたいんですわ。有志の方頼む!調べても出てこないんじゃ……





「神に作られ、孤高の存在であった僕らは唯一の友を得て……失った。それでも僕らは前に進めるだろう?だってこんなにも素晴らしい国が出来たのだから!

でも少しは他人のことを考えて欲しいかな、仮にも君は人の子でもあるんだからさ」


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ネギま京都編
【京都編】エルキドゥ復活して一日でこれ【始まるぜ】



京都編……これより開始する!


 

 

 

 

【京都編】エルキドゥ復活ッ!!復活ッ!!Part:9【はーじまーるよー】

 

1:名無しのランサー

ここはエルキドゥに転生した男を見守るスレです

 

用法容量守って見てください

 

2:名無しのランサー

現在のエルキドゥ

 

SAO

復帰……!他プレイヤーに心配されるも前線復帰第3層攻略中!キリト君とは連携も上手くやれてるよ。ちなみに今は槍を使って無限槍を取得しようとしてる。

 

まどマギ

原作終了したし、まどかちゃんも救えた。だけどなんか昨日からまどかちゃんの様子が少しおかしいような……

 

ネギま

これから京都編じゃい!みんな大好きツンデレフェイト・アーウェルンクスが登場するよ!あ、あとコタくんも出るね、

 

【重要】

原作介入……する?

 

3:名無しのランサー

 

4:名無しのランサー

 

5:名無しのランサー

たて乙

 

6:名無しのランサー

乙乙

 

7:名無しのランサー

スレ立ておつ

 

8:名無しのランサー

おつ

 

9:名無しのランサー

いやはや、ついに来ましたね

 

10:名無しのランサー

この時を待っていたんだ……!

 

11:名無しのランサー

風呂のシーンももちろんありますよね?

 

12:エルキドゥ

ないです

 

13:名無しのランサー

そんなご無体な!?

 

14:名無しのランサー

ウッソだろお前!

 

15:名無しのランサー

見たくねぇのかよ!?

 

16:エルキドゥ

いや、この体性欲とかないし

 

てかJCの裸見たいとかお前らほんまほんま……

 

>>11

>>13

>>14

>>15

(´・ω・)っ爆竹

 

17:名無しのランサー

!?

 

18:名無しのランサー

!!?!??!?

 

19:名無しのランサー

画面かっあひむさ

 

20:名無しのランサー

画面から爆竹!?

 

21:名無しのランサー

ぬおおお!?

 

22:名無しのランサー

携帯の画面がァァ!

 

23:エルキドゥ

え、何?

 

24:名無しのランサー

Ki3us3&j!?jt!

 

25:名無しのランサー

……俺はなんともないが

 

26:名無しのランサー

俺もだ

 

27:名無しのランサー

まさか

 

28:名無しのランサー

指定したやつのとこに爆竹がいった?

 

29:名無しのランサー

多分そうじゃね?

 

30:名無しのランサー

あれ?そんな機能あったっけ?

 

31:名無しのランサー

何回か試したけどなかったような……

 

32:全悪神

それに関して俺が説明しようか

 

33:名無しのランサー

……は?

 

34:名無しのランサー

またか(クソデカ溜息)

 

35:名無しのランサー

しかもこの分ではアンリマユくんかよ

 

36:エルキドゥ

お久しぶり

 

37:全悪神

おう

 

とりあえず説明に関してだが……簡単に言うと物理的に支援が可能になった

 

38:名無しのランサー

物理的に

 

39:名無しのランサー

しかも相互関係か

 

40:名無しのランサー

……不正できるのでは?

 

41:名無しのランサー

お金とか?

 

42:全悪神

それは出来ない、流石にな

 

換金出来るようなものもそうだがいくつかは規制をかけている。それ以外なら問題ない

 

43:名無しのランサー

ほー

 

44:名無しのランサー

さすがにね?

 

45:名無しのランサー

100カラットのダイヤとか要求することになるからな

 

46:名無しのランサー

まぁ俺たちはそういうことしないしな

 

47:名無しのランサー

そういう気性の奴が多いんだよな、ここ

 

48:名無しのランサー

掲示板にしちゃ平和だし

 

49:名無しのランサー

そういえばなんでだろうな

 

50:名無しのランサー

掲示板つったら醜い争いが定番なんじゃがね

 

51:エルキドゥ

俺が規制してんだよ

 

52:名無しのランサー

ほん?

 

53:名無しのランサー

規制

 

54:名無しのランサー

規制とな

 

55:名無しのランサー

スレ主だからか?

 

56:エルキドゥ

そうそう、気性の荒いやつとか、邪なやつとか色々と制限かけてるんだよね

 

だからこのスレには気象の穏やかなやつとか、平凡オタクとか多くいる訳で

 

57:名無しのランサー

そりゃ知らなんだ

 

58:名無しのランサー

確かにそうしないと厄介なやつ来るし

 

59:名無しのランサー

邪なやつ……制限できてます?

 

60:名無しのランサー

できてないっすねぇ……

 

61:名無しのランサー

まぁ色々と安全だから(白目)

 

62:全悪神

話を戻すが、これにより君たちからエルキドゥを補佐することが可能になった

 

より楽しんでいけるだろう

 

63:名無しのランサー

ほーん

 

>>55

(´・ω・)っ旦~

 

64:全悪神

それとエルキドゥの所に届くものは、基本的にエルキドゥのスマホにある掲示板アプリの持ち物欄に追加される。確認してみてくれ

 

用事は済んだ、ではな

 

65:名無しのランサー

まぁそうしないと突然お茶が空中に出てくることになるわけで

 

さいならー

 

66:名無しのランサー

それはそれで面白いが……

 

67:名無しのランサー

戦闘中にやらかしたらやばいか

 

68:エルキドゥ

確認した、ガチであっついお茶が追加されてる

 

美味い、けど

 

69:名無しのランサー

けど?

 

70:名無しのランサー

あー

 

>>68

(´・ω・)っ和菓子

 

71:名無しのランサー

なるほど

 

72:名無しのランサー

確かにお茶には和菓子だな

 

73:エルキドゥ

美味い

 

74:名無しのランサー

これはなかなかいいアップデートである

 

75:名無しのランサー

神にしてはやるじゃんJohn

 

76:名無しのランサー

今までの髪がダメだっただけだから

 

77:名無しのランサー

確かに

 

78:名無しのランサー

また髪の話してる……

 

79:名無しのランサー

ハイハイ、髪の話はいいから

 

80:名無しのランサー

誤字です、許してヒヤシンス

 

81:名無しのランサー

>>80

許さない

 

82:名無しのランサー

>>81

許して

 

83:名無しのランサー

>>82

許さない

 

84:名無しのランサー

>>83

許して

 

85:名無しのランサ─

ちくわ大明神

 

86:名無しのランサー

>>84

許さな……誰だ今の

 

87:名無しのランサー

さぁ?

 

88:名無しのランサー

たまに出るよな

 

89:名無しのランサー

まぁどうでもいいしょ

 

90:名無しのランサー

このスレの話題は原作介入するかどうかじゃろ?

 

91:名無しのランサー

まぁ既に色々と変わってるんですがね?

 

92:名無しのランサー

まさかの1クラス追加っていうね

 

93:名無しのランサー

これフェイトくんの犠牲が増えるだけじゃ

 

94:名無しのランサー

と思うじゃん、フェイトの犠牲は別の場所で発生するから別に増えません

 

95:名無しのランサー

あ、そういえばそうだっけ

 

96:名無しのランサー

そうそう、関西呪術協会で襲撃されるから泊まる旅館では特に何も……何も?

 

97:名無しのランサー

ネギくん争奪戦がありますね

 

98:名無しのランサー

素で忘れてたわ

 

99:名無しのランサー

他に何かあったか

 

100:名無しのランサー

あるじゃん

 

101:名無しのランサー

あったか?

 

102:名無しのランサー

小太郎のゲーセン遭遇とか

 

103:名無しのランサー

あとはパパラッチにバレたり

 

104:名無しのランサー

というか旅館に着く前から色々とあるだろ

 

105:名無しのランサー

あーたしかに

 

106:エルキドゥ

ならその色々を俺個人で対応すれば良いのかな?

 

107:名無しのランサー

そうっちゃそうだな

 

108:名無しのランサー

まぁ甘酒とか飲まそうとしてくるしな……

 

109:名無しのランサー

やるところはやる、やらないところはやらないでいいでしょ

 

110:名無しのランサー

え、なんでやらない必要があるんですかねぇ?

 

111:名無しのランサー

この旅行はある意味強化イベントでもあるんだよ

 

112:名無しのランサー

このかが居ないと死ぬ時は死ぬから……

 

113:名無しのランサー

ヒーラーは重要、それにせっちゃんもいるし

 

114:名無しのランサー

せっちゃん?

 

115:名無しのランサー

桜咲刹那だな、神鳴流の使い手で今後必要になる力持ちやし

 

116:名無しのランサー

機動力もある……まぁこいつもこいつで心がなぁ

 

117:名無しのランサー

めんどくさいレズっ娘でして

 

118:名無しのランサー

ほう

 

119:名無しのランサー

その話詳しく

 

120:名無しのランサー

ハイハイ、後で後で

 

121:名無しのランサー

つーわけで、エルキドゥくんや

 

122:エルキドゥ

おう

 

123:名無しのランサー

やるところやらないところはこっちが指示するから適宜対応を頼むぞ

 

124:名無しのランサー

え、俺らが指示すんの?

 

125:名無しのランサー

ならエルキドゥくんやい、ネギま……知ってる?

 

126:エルキドゥ

知らん

 

127:名無しのランサー

だから俺たちがサポートするねん

 

128:名無しのランサー

最良とはいかなくても、せめてまどマギメンバーのいるクラス程度は守れるようにしないといけんし

 

129:名無しのランサー

つまり大変ってことやっちゃな

 

130:名無しのランサー

関西呪術協会が……と言うよりは今回関西呪術協会が悪いわけじゃないんだよな

 

131:名無しのランサー

ネタバレ禁止です

 

132:名無しのランサー

あ、はい

 

133:名無しのランサー

まぁ今回はイレギュラーがあるから何が起こるかわからんのさ

 

134:名無しのランサー

だから先んじて手を打つところ打たないところを作ってやらんと行けんわけで

 

135:名無しのランサー

一応何人か魔法先生行くからそいつらとも協力してもらいたい

 

136:エルキドゥ

うっーす

 

137:名無しのランサー

よし、各自情報持ちよれー

 

138:名無しのランサー

対策練るぞー

 

139:名無しのランサー

うおおおおおお!

 

140:名無しのランサー

Урааааааааааааа!

 

141:名無しのランサー

うひゃひゃひゃ

 

142:名無しのランサー

赤がいる、殺せ!

 

143:名無しのランサー

いや、なんかおかしいだろ

 

144:名無しのランサー

掲示板なんてこんなもんだ

 

 



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【京都編】エルキドゥ復活して一日でこれ【始まるぜ】Part:2

「みんな、忘れ物はないね?」

『ないでーす』

「元気でよろしい、じゃあ乗り込めー!」

 

 これから修学旅行ということで京都に向かうため大宮駅に集合して、新幹線に乗り込むことになる。忘れ物はないようなのでみんな元気に乗り込んでいくが、その途中まどかがほむらの方を見て一瞬だけ目が淀んだところを見てしまった。

 

(何かあったのかな、目が淀む……それも狂気を少し孕んだ感じで淀むのはなかなかないんだけど)

 

 前世の頃からそうだが狂気を持つ人間特有の雰囲気を纏い始めたまどかが少し心配になっている今日この頃。

 

「……ーん!エルキドゥさーん!」

「ん?」

「そろそろ乗らないと置いてかれますよー!」

 

 とまぁそんなことを考えていたらいつの間にか発車時間になったのか、ネギくんに呼ばれてしまう。そのまま駆け足で新幹線に乗り、生徒が居る所に乗りこんだ。

 

 

 

 

568:名無しのランサー

実際にこう見ると……

 

569:名無しのランサー

綺麗どころ揃いすぎだろ

 

570:名無しのランサー

本当にこいつら中学生?

 

571:名無しのランサー

全員が全員高校生級の体してんぞ

 

572:名無しのランサー

おいお前ら、さすがにそれ以上は

 

573:エルキドゥ

>>568

>>569

>>570

>>571

(´・ω・)っタライ

 

574:名無しのランサー

んぉっ

 

575:名無しのランサー

がく

 

576:名無しのランサー

痛てぇ

 

577:名無しのランサー

頭上からタライが……え、これ消えないの?

 

578:名無しのランサー

言わんこっちゃない……

 

 

 

 

 やかましい掲示板の変態(ロリコン)に制裁を加えながら新幹線内を歩き生徒達が悪いことをしていないか確認していく。

 

「ん、君たち何食べてるんだい?」

「ビックリマンチョコです!食べます?」

「良いなら貰おうかな」

「どぞどぞー」

 

 おやつを持ってきている生徒にビックリマンチョコを貰ってしまった……てかこの世界にもあるんだな。他のところでは自分たちで持ってきたのであろうおもちゃとかで遊んでいたりしている。黒ひげ危機一髪もあるのか……まぁ年代的にそういったものが多いのは仕方がないのかな。ゲームといったって……そういえばSAOがあったな。あれ?VRゲーが存在するのか……むしろこっちの方が科学力高いのか?

 

 

 

 

590:名無しのランサー

気づいてしまわれたか……

 

591:名無しのランサー

でもこんだけ技術力高くても恐らく麻帆良学園のみな所があるんだよな

 

592:名無しのランサー

まぁVR系の技術、ネット系の技術は公開されてるからこうなってんだろうね

 

593:名無しのランサー

こっちも俺たちで麻帆良学園外の調査とかしてるけど街並みとか変わらんし

 

594:名無しのランサー

え、そんなことしてんの?

 

595:名無しのランサー

ドローン操作できるようにしてもらったんだぞ、知らんのか?

 

596:名無しのランサー

Https://───────

こっからそこら辺見れるぞ

 

597:名無しのランサー

おー、あざす

 

 

 

 

 軽く生徒たちと雑談しながら掲示板の監視をしていたら隣の客車が騒がしくなった。

 

 

602:名無しのランサー

お、ネギの持つ親書が奪われるところか

 

603:名無しのランサー

割とすぐだな

 

604:名無しのランサー

その後桜咲刹那が取り返してくれるんですがね

 

605:名無しのランサー

そこでオコジョくんが勘違いするわけで

 

606:エルキドゥ

別にそれは訂正しなくていいよな

 

607:名無しのランサー

うん、別にそれは放置で

 

608:名無しのランサー

ちょっとネギくんが恐怖するだけだから

 

609:エルキドゥ

え、一体何があるんだよ

 

610:名無しのランサー

まぁ男のあれを……ね?

 

 

 

 なんかちょっと不穏になるようなことを掲示板の奴らが言ってくるが、そこは放置して隣に行くとそこはカエルで溢れていた。いや、なんでさ。

 

「なっ……なんですかこのカエルさんの団体はー!」

「なんかそこら中からいっぱい出てきたのよー」

「助けてネギくん!」

 

 協力してカエルを集めていたら108匹集まり驚いた。これも関西呪術協会とか言うやつらの仕業なんだろうか。いや、確定だろうな。その後紆余曲折あり刹那が疑われるところになっていたが掲示板の言う通り放置で。にしてもオコジョが喋るのか……魔法世界ってのは不思議だなおい。

 

 

696:名無しのランサー

獣人とかいる世界だしな

 

697:名無しのランサー

悪魔もいるし

 

698:名無しのランサー

吸血鬼のエヴァちんがいるんだから今更では?

 

699:エルキドゥ

それとこれはなんか違くない?

 

700:名無しのランサー

まぁいいたいことは何となくわかるよ

 

 

 その後京都に着き、清水寺を観光していたらなんか甘酒の匂いがしたので見に行ったら音羽の滝に仕込みがされてたので取り外したりして、生徒達が飲む前に対処した。

 

 そして問題だったのが夜である。

 

 



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【京都編】エルキドゥ復活して一日でこれ【始まるぜ】Part:3

序盤荒れます、ついでにオリ設定盛りだくさん


 

 

 

【京都編】エルキドゥ奮闘記Part:10【夕方だよ】

 

 

 

582:名無しのランサー

だーかーら!

 

近衛近右衛門は趣味で木乃香にお見合いさせてんの、そこ理解してる?

 

583:名無しのランサー

いや、理解はしてるがだからと言って学園長がクズという理由にはならなくない?

 

584:名無しのランサー

なるぞ

 

585:名無しのランサー

今までの説明聞いてその判断て……

 

586:名無しのランサー

まとめるか?

 

587:名無しのランサー

頼む

 

588:名無しのランサー

ほいじゃ、まとめて来るわ

 

589:名無しのランサー

中学生をお見合いさせるって、江戸とかの時代の話だぞ

 

590:名無しのランサー

だからそれがどうしたって言ってんだよ、別に好き同士ならいいだろ

 

591:名無しのランサー

自分より一回り二回り年取ってる奴を純情な中学生が好きになるとでも?

 

592:名無しのランサー

明日菜がいるじゃん、あいつ中年好きじゃん

 

593:名無しのランサー

明日菜は過去が仕方がねぇだろうが!

 

594:名無しのランサー

一般人じゃねぇやつと、一般人比べんじゃねぇよ

 

595:名無しのランサー

てか好きなやつだったらそもそもお見合いから逃げないと思うんですがね?

 

596:名無しのランサー

爺さんが親切心でやってるお見合いから逃げる木乃香の方がクズだろ

 

597:名無しのランサー

は?

 

598:名無しのランサー

は?

 

599:名無しのランサー

は?

 

600:名無しのランサー

まとめてきたが……なんだこいつ

 

601:名無しのランサー

エルキドゥフィルターがあってなおここまでやべぇやつが居んのか

 

602:名無しのランサー

今までが平和すぎたんやなって……

 

603:名無しのランサー

と、とりあえずまとめ兄貴頼む

 

604:名無しのランサー

お、おう

 

605:名無しのランサー

て、ことでこれからまとめを話そうと思う

 

606:名無しのランサー

まず近右衛門、学園長がクズだと判断された理由を話すには少しだけ時間を遡らなければならない

 

607:名無しのランサー

事の発端は俺らが麻帆良学園の歴史を気になり始め少し調べ始めた時なんだが、その時に見つかった【麻帆良の歴史】という本を読んで明らかに足りない情報があったんだ

 

608:名無しのランサー

それが所謂魔法関係の話、他には創設時に本来は何があったのか、それら裏の事情だけがすっぽりと抜け落ちていた。確かに魔法の話は一般に出してはいけない、だけど絶対に創設時の話というのは記録にとるはずだ、と俺らは即座に行動へ移した

 

609:名無しのランサー

そして見つかったのが魔法界が関与した証拠のある【麻帆良制圧作戦】という作戦書だ

 

610:名無しのランサー

これの内容は文字通り麻帆良の制圧……侵略の内容だった。当初魔法界の魔法使い達は交渉で麻帆良の土地を得ようとしたのだろうが、麻帆良の本来の持ち主である桃内(とうない)と呼ばれる一族がそれを拒否、そのまま数年の時を得て魔法使いたちは決断した

 

611:名無しのランサー

それが武力による麻帆良の土地にいる桃内の一族の根絶やし作戦、【麻帆良制圧作戦】と呼ばれる出来事であった

 

612:名無しのランサー

その後桃内は物量に負け一族が文字通り根絶やしにされ、そのまま麻帆良の地は魔法使いのものとなり……麻帆良学園が出来上がった

 

613:名無しのランサー

そしてこっからが近右衛門クズと判断された理由だ

 

614:名無しのランサー

まずは近右衛門は関西出身である、そして元々は関西呪術協会の者でもあったが彼は関西呪術協会を裏切り関東魔法協会へ寝返った

 

615:名無しのランサー

そこに関しては別にただの鞍替えなので問題はなかったのだろうがその後が問題であった

 

616:名無しのランサー

近衛木乃香の問題である。近衛詠春の愛娘である木乃香が「何故か」麻帆良学園へ行ってしまったのだ。近衛詠春は一人娘の木乃香に裏の事情を知らせずに育てたいと思い自身の元を離そうとしたのだが……

 

617:名無しのランサー

ここで介入するのが近右衛門、やつが裏そのものである麻帆良学園へ木乃香を連れてきて……お見合い相手、魔法使いの年寄り達に嫁がせようとしたのだ

 

618:名無しのランサー

さて、では彼が何をしたのか短くする、他にも説明以外で色々とやってるからそれも乗せてまとめよう

 

・関西呪術協会を裏切る

・魔法界と繋がってる関係で関西呪術協会と関東魔法協会の者を魔法界の戦争へ赴かせる

・そのせいで死者多数を生み出すが、自身は行かない

・木乃香を裏へと導こうとする

・無理やりお見合いさせる

・ネギくんのクラスメートにする

 

他にもいろいろとやってんだよこいつ、ほとんどが裏切り行為だぞこれ

 

619:名無しのランサー

……

 

620:名無しのランサー

ほら、何とか言えよ

 

621:エルキドゥ

おいお前ら

 

622:名無しのランサー

エルキドゥじゃん

 

623:名無しのランサー

なんです?

 

624:エルキドゥ

そこまでにしときな、俺もそれは分かった上で行動してんだ

 

最善の行動をさせんのがお前らだろ?だったら裏を暴こうとしなくていい……今はな

 

625:名無しのランサー

……あいよ

 

626:名無しのランサー

はぁ、ここまで言われちゃ仕方がねぇ

 

627:名無しのランサー

確かにやりすぎなのは分かるけど知識欲がね

 

628:名無しのランサー

あ、そういえば俺からひとつ報告があるんだが

 

629:名無しのランサー

まとめ兄貴か、ID見ないとわかんないから紛らわしい

 

630:名無しのランサー

……コテハンつける?

 

631:名無しのランサー

いいよいいよ、つけていいよ

 

632:まとめ兄貴

ということでこれな

 

633:名無しのランサー

まぁシンプルだわな

 

634:名無しのランサー

で、何を報告したいんだ?

 

635:まとめ兄貴

一度こっちに初心者用の杖を送って貰ったろ?

 

636:名無しのランサー

あぁそうだな

 

637:名無しのランサー

それでどうしたんだ?

 

638:名無しのランサー

まさか魔法でも使えたのかい?

 

639:名無しのランサー

それは夢があるな

 

640:まとめ兄貴

そのまさかだ

 

641:名無しのランサー

……え?

 

642:名無しのランサー

えぇ?

 

643:名無しのランサー

はぁ!?!?

 

644:名無しのランサー

え、え?

 

聞くけど魔法使えたん?

 

645:まとめ兄貴

使えたぞ

 

646:エルキドゥ

……アンリマユ

 

647:名無しのランサー

ちょっとこれはまずいのでは!?

 

648:全悪神

今来た、確かにこれは少しまずい

 

649:名無しのランサー

アンリくん!

 

650:名無しのランサー

マユちゃん!

 

651:全悪神

なんだその呼び名は……

 

それよりも、だ。確かにそれはまずい、不味すぎる

 

652:名無しのランサー

どうすんのこれ

 

653:まとめ兄貴

まさか殺されるってことはあるのか?

 

654:全悪神

……可能性があるからな、今そちらに向かう

 

オーディン辺りがやらかすかもしれないからな、他に秩序を司る神がやらかすかもしれん。俺の加護を与えて庇護下にするしかないな

 

655:名無しのランサー

【悲報?】まとめ兄貴アンリマユの庇護下に入る【悲報?】

 

656:まとめ兄貴

頼む!俺はまだ死にたくねぇ!

 

657:エルキドゥ

場合によってはこっちも介入するぞ、お前ら

 

658:名無しのランサー

どうやって?

 

659:名無しのランサー

ギフト機能だろ!

 

660:名無しのランサー

銃とか遅れたか?

 

661:名無しのランサー

銃とかより宝具だろ!

 

662:まとめ兄貴

ぬおおおおお!?家が軋み始めたァ!?

 

663:名無しのランサー

こんどはなにいい!!

 

664:全悪神

不味い!テミスがそっちに向かった!エルキドゥ、鎖を!

 

665:エルキドゥ

あいよ!

 

>>662

( ´・ω・`)つ[天の鎖]

 

666:名無しのランサー

テミスって何!?

 

667:名無しのランサー

掟の神様!ゼウスの妻だよ!

 

668:名無しのランサー

最上級の神じゃねぇか!?

 

669:名無しのランサー

どうすんのこれええ!

 

670:まとめ兄貴

鎖TUEEEEEEEE!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とんでもないことになったね!?」

 

 自身の体である鎖を掲示板を通じて送り付ける。その先で俺の分身体が戦闘を開始し、アンリマユが作った憎悪の空間で掟の神であり予言の神であるテミスを縛ろうと鎖を使い続ける。

 

「ん?どうした先生、行かないのか?」

「今行かないと間に合わないアルよ?」

 

 分身の視点に集中していたのかいつの間にかボッーとしていたようでこれから始まる木乃香奪還作戦の協力者である龍宮マナと、古菲(クーフェイ)がこちらを見てくる。

 

 既に京都編は佳境に入っており、既に戦闘が開始されているのだ。

 

「あぁ、ごめんよ。それじゃ……行こっか!」

 

 走り始める。俺がいたであろう世界で起こっている戦闘を心配しながら。

 

 

 

 



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23/23  【京都編】エルキドゥ復活して一日でこれ【始まるぜ】Part:4




お 久 し ぶ り 

みんな元気だった?俺は普通にこの作品の存在忘れてたわ!‪w

てことで気が向いたんで書きました。正直プロットも書き直すくらいに酷かったんで色々と見直しましたが……


 

 

 

 山を、木々の間を止まらずに走り抜ける。本来ならもっと早く走れるがそんなことをしたらまだ裏に関係ない古菲(くーふぇ)に怪しまれるので加減する……怪しまれるのか?

 

 まぁそこはなんだっていい。ただいま気になるのは隣を併走する、龍宮真名である。

 

「随分と速いな、センセイは」

「君だってやるじゃないか。正直着いてこれるとは思ってなかったよ」

 

 ぶっちゃけ置いていくような速度で走っているのだが、龍宮真名に古菲は普通に着いてきている。

 

 真名はその半魔族としての身体能力と技術により、古菲は無意識下による気の操作による身体強化と同じく技術によって。

 

 速度としては50kmよりは遅いだろうが、本当にこいつら中学生か?真名に至っては見た目は大学生並みだ、他にも楓も年齢には合わない姿をしている。

 

 そして噂をすれば現れるのがお約束というものだ。どこかで装備を整えていたであろう楓が忍者の姿で木から降ってくる。

 

「おや、真名よ拙者を置いていくのか?」

「いいや、お前なら着いてこれるってわかってたからな。放置していただけに過ぎん」

「あははは、僕は一応気にしてはいたさ……古菲くん、少し遅れてきてるけど」

「三人が速すぎるだけアル!」

 

 それもそうか、一応鍛えてあるとはいえまだ一般人……とはいえ悠長にしてる暇はないようだ。

 

 

 森を抜けるとそこは鬼共が百鬼夜行を行っており、その中心地で2人の女の子が、桜咲刹那と神楽坂明日菜が敵に追い詰められていた。

 

「むっ……真名と古菲、えるきどぅ先生。拙者は別行動するが良いか?」

「あぁ、構わない」

「ここは任せるアル!」

「行ってらっしゃい。彼は任せたよ」

「……あいわかった」

 

 そんな会話をしているうちに前方、湖の方から光の柱が。

 

「ちっ、時間はないか……先手を取る、センセイは先に2人を助けてくれ」

「了解、串刺しだね!分かるとも!」

 

 地面から作り出した槍を持ち2人へと襲っている巨躯の鬼へと突っ込む。後ろから発砲音がいくつか聞こえちらりと見ると、どこから出したのか不明だが狙撃銃を持って敵や武器を狙っている真名が見えた。一体どこでそんな技術を手に入れたのやら……

 

 そんなことを考えながら足は止まらない。

 

「ぬぅっ!?これは術を施された弾丸か!なにやt──貴様っ!」

「卑怯だなんて言わないでよ?仮にも戦いなんだから、さっ!」

 

 懐に潜り込み手元をねじりながらこちらを見て驚く鬼へ神速の一撃をお見舞する。

 

 それを見て反射的にだろうか、左腕を盾にして攻撃を受け止め、貫かれた腕ごと横へと振り払われた。

 

「やるね」

「らしくない苦戦をしてるようじゃないか」

 

 一旦距離を取り、古菲と真名の元に下がる。さすがにここで出番を奪うのは可哀想だからね。

 

 そしてそんな俺たちの姿に2人は驚きの顔へと変わる。

 

「え、えぇぇ~~~~ッ!?」

「この助っ人の仕事料はツケにしといてやるよ、刹那」

「うひゃー、あのデッカイの本物アルか?強そうアルね」

「ま、いわゆる援軍と言うやつさ明日菜くん、刹那くん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

753:まとめ兄貴

 いやぁ!!!

 

 天使の数が多すぎい!

 

754:名無しのランサー

 まとめ兄貴逃げろ!ドローン使って囮になっちゃいるが時間は少ししか稼げねぇ!

 

755:名無しのランサー

 なんで現代でこんなに神話バトル始まってんだよッ!

 

756:名無しのランサー

 アンリマユが頼りだ!頑張ってくれ!

 

757:名無しのランサー

 (´・ω・)っ【ドローン×5】

 

758:名無しのランサー

 増援助かる!

 

759:名無しのランサー

 認識阻害あるから一般人相手だと問題ないけど、これどうなるんだよ!

 

760:名無しのランサー

 くっそ、プレゼント機能制限かけられたせいでこんなちまちまとしか戦力送れねぇのかよ!

 

761:名無しのランサー

 エルキドゥの方も場面が動いた!鬼神が起きるぞ!

 

762:名無しのランサー

 リョウメンスクナノカミ、紅き翼でも封印するしか無かった化け物か……

 

763:まとめ兄貴

 ちきしょう、余計なことしなければよかった!

 

764:名無しのランサー

 てかテミス神強すぎだろ!なんでエルキドゥの鎖でもこんな苦戦してんだ!

 

765:名無しのランサー

 (´・ω・)っ【ドローン×5】

 

766:全悪神

 それ!はっ! 単純に!バックアップがあるからだ!

 

 まとめ兄貴よ!とっととその杖を壊せ!そしたら自体はひとまず終わる!

 

767:名無しのランサー

 バックアップだァ!?

 

768:名無しのランサー

 よくわからんがなにか味方してんのかよ

 

769:名無しのランサー

 やっぱりリョウメンスクナノカミには雷の暴風も効かないのかぁ、どうすんべ

 

770:名無しのランサー

 ま、普通に木乃香を取り返して終わりだろ!

 

771:名無しのランサー

 そんなことよりこっちの神話大戦おわったか?

 

772:名無しのランサー

 いんや、まだまだ。テミスがなんつうんだろうな、暴走中?

 

773:名無しのランサー

 バックアップとやらの力が強すぎたかね?

 

774:全悪神

 その通りだ、だからあとは発散させるだけだ……少し本気を出す、現地周辺の民間人の保護は完了した。スレ民は対ショック体制でいろ。

 

 スレ経由で様々なことが起きるぞ

 

775:名無しのランサー

 え?

 

776:名無しのランサー

 え?

 

777:名無しのランサー

 は?

 

778:名無しのランサー

 え、何する気

 

779:名無しのランサー

 あ、待て待て待て!

 

780:名無しのランサー

 塩!盛り塩っ!

 

781:名無しのランサー

 画面から黒いモヤが出とる!

 

782:名無しのランサー

 これ知ってる!心霊現象のあれそれやんけ!

 

783:名無しのランサー

 うすしおちっぷすぅ!

 

784:名無しのランサー

 オカスレ民舐めんなオラァ!

 

785:名無しのランサー

 手に持ってたきゅうりの浅漬け叩きつけたから画面ベタベタ……

 

786:名無しのランサー

 みんな逞しいなぁ……

 

787:名無しのランサー

 この分なら大丈夫そうだな……さて、エルキドゥの方は

 

788:名無しのランサー

 え、ちょ待てよ

 

789:名無しのランサー

 は?

 

790:名無しのランサー

 なんでこの子がここにいんの?

 

791:名無しのランサー

 しかも様子おかしいし!

 

792:まとめ兄貴

 しゃおらぁ!

 

 生き残ってやったぞ!

 

793:名無しのランサー

 エルキドゥ側もちゃんと全部終わった……

 

794:名無しのランサー

 いや、まだだ

 

795:名無しのランサー

 まだ終わってないぞこれ

 

796:名無しのランサー

 なんか雰囲気おかしくね?こんな感じにならないだろこの子

 

797:名無しのランサー

 なにしてんのまどかちゃん、こんな山奥にまで来て!

 

798:名無しのランサー

 待て待て待て

 

799:名無しのランサー

 え、リョウメンスクナノカミに触って……

 

800:名無しのランサー

 これちょっと不味くね?

 

801:名無しのランサー

 過去現在未来、全ての魔女を消すほどの因果の持ち主だからこそ……?

 

802:名無しのランサー

 リョウメンスクナノカミを、取り込んだ?

 

 

 

 

 

 

 

 覗き込んでいた掲示板の情報からまとめ兄貴が無事だと知り安堵していたのもつかの間。

 

 次に現れた問題は俺の生徒である鹿目まどかがこの場に現れたということ。

 

 そしてリョウメンスクナノカミを取り込んだこと。

 

 

「そうか!そういうことか!」

「どうしたセンセイ……ッ!?」

「なにアルかこの嫌な感じ?」

 

 この場にいる全ての生物に危険信号が発せられた。

 

「これ、は……ッ!」

 

 その清々しいほどまでの狂愛を感じ、場の空気が乱れに乱れた。

 

「エヴァちゃん!これ何か知ってる!?」

「知るわけがなかろう!というかちゃん付けするな!」

 

 鹿目まどか、その余りにも強力な因果律によって定められたその力はリョウメンスクナノカミを顕現させることが可能であり。

 なおかつ彼女を中心とした世界が存在したという事実がいけなかった。

 

 

 世界が塗りつぶされる。今現在だけは世界のからくりから離れ、一時的とはいえまどかは神の力を得る。

 

「これ、は……固有結界……?」

 

 俺は即座に判断する。

 

 兵器として、人として、先生として……

 

 そして同時に理解した。

 

 

 

 

「【滅却レーザー(オールデリート)】!全力照射(フルバースト)ッ!」

 

 

 

 このままだと京都周辺、その全てが終わると。

 

 

 



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【京都編】エルキドゥ復活して一日でこれ【始まるぜ】Part:終結




[壁]ω・`)<イキテルヨー


 

 

 

 まどかと融合したリョウメンスクナノカミ、それは6本の腕にそれぞれ刀と弓と矢を持ち、体つきが少々女性に近づいていた。オマケにその周辺には山型の使い魔らしき存在が溢れ出して来ており、周辺一帯の木々の生命を根こそぎ吸い出し始めた。

 

 

 右手の裾から己の本体たる天の鎖をばら撒き、瞬時に開放されたリョウメンスクナノカミに融合したまどか──仮称:マドカスクナ──を拘束していく。

 

 もちろん簡単にいくわけがなく、拘束しようとした鎖を2本の刀で切り飛ばしてくる。その抵抗の刀の振りによる風圧のみでその場に立っていた者たちが吹き飛ばされていく。

 

「ぐぅっ!?」

「ネギ!?」

「きゃあ!?」

「木乃香様!くっ!」

「ちぃっ……!エルキドゥ!これは一体どういう状況だ!?」

 

 その間も休まず動かなければならない。背中から出した鎖を地面へ突き刺して吹き飛ぶのを阻止し、左手を変容を使い変形させて数多の銃口へと変化、そして射撃。相対するはマドカスクナの弓2挺による高速乱射。

 

「まどかくんがリョウメンスクナノカミを取り込んだんだ!」

「バカな!?人間がそんなことをしたらタダじゃ済まないぞ!」

「彼女はただの人じゃない、最高峰の因果律を持ち、過去未来現在を願えば改変できる魔女の素質を持つものだ!正直まだこんな被害で済んでるのが信じられないよ!」

 

 曲がるレーザーVS自動追尾矢、両者ともに一撃一撃が小さくないクレーターを作るほどの威力を持つが、さすがに連射力ではレーザーの方が勝つのか時折マドカスクナへと当たっているのが確認されるが、傷一つ作れていなかった。

 

「なんて硬さだ!一応対城宝具相当の火力なのに……!」

「何とかできないのかッ!?」

「今考え中だよ!まずはまどかくんを剥がさないといけないんだけど……!」

 

 背中の鎖を地面から外し宙へと浮かぶ。その間にも両手でそれぞれ対処しているが状況が全く変わらない。それどころか徐々にだがマドカスクナの動きが速くなってきている。

 

「今までのは慣らし運転みたいなものかな?じゃあこっちも本気出して……大丈夫そうだね!」

 

 0からトップスピード、その速度およそマッハ3にまで加速しマドカスクナの動きへと着いていく。周囲を囲みながら鎖をばら撒き、巻き付けるようにしていく。

 

「えぇい!ぼーや!さっさと生徒を連れて逃げぬ──」

障壁突破(ト・テイコス・デイエルクサストー)石の槍(ドリユ・ぺトラス)〟」

「こいつ!」

 

 なにやら下であるようだが、エヴァが相手になっているのだろう。ならば無視で問題ないだろう、掲示板のヤツらが言うことを信じるなら、だが。

 

 一応気にかけておくがそれでもこちらの方が問題だ。

 

 拘束が完了し、マドカくんとスクナが融合している部分を露出させることには成功した。したのはいいが……

 

「さ、て、と……、これでもうすぐ終わりと行きたいところだけど……結界が体内に埋め込まれているのか」

 

 そう、融合した場所が更に魔女が潜む結界のような状態になっており手出しが出来ないのだ。オマケに入口が存在しない。

 

「……こういう時に、君の宝物庫があれば楽だったのかな」

 

 思わずこぼれた言葉に感傷を抱いて。しかし、今この場では必要ないから切り捨てて。

 

「じゃぁ……荒療治と行こうか!!!」

 

 具現化させるは我が本体。

 

 神喰らいのこの機体(からだ)、その本体はこことは違う虚数空間にて眠っていた。その事は転生前から知っていたけど、使うどころか顕現させることは無いと思っていた。

 

「いやー、神喰らいで良かったよ……神性以外には大して脅威じゃないからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界が固く、歪んでいた。空間が軋む、軋む、ギリリと軋んでいく。

 

 湖面に一筋の亀裂が出来上がり、そこから大量の水が押し寄せてきた。

 

「僕の本体は洪水そのものなんだよ、正しくは洪水の水源だけどね」

 

 エルキドゥ、またの名をエンキドゥ。その名前は豊穣と戦の神であるエンリルよりつけられた名前である。が、このエルキドゥはエルキドゥであってエルキドゥそのものでは無いのだ。何故ならこの機体はエンリルの持つ武器である洪水が由来し、洪水そのものを本体としているからだ。ただしこれは正しくなく、恐竜が存在した時代より昔の超古代文明を滅ぼした意思ある大洪水が、天空神アヌにより使役されエンリルに下賜されたことで付け足された属性である。

 

「さぁさぁ!神話の再現と行こうか!」

 

 湖面の亀裂より青い壁が、いや、大量の水が世界へとなだれ込んでくる。

 

「な、バカが!私たち事やる気か!」

「大丈夫、これ神性にしか効かないから」

「本当だろうな!?くっ、ぼーや!風壁を私たちの周りにやれ、呑まれるぞ!」

 

 エヴァの反応でそういえば神性にしか効かなくても、水ではあるのだから溺れはするのだと思いつくが後の祭りである。どうやらネギくんが対処してくれているので大丈夫そうだが。

 

 その間溢れ出した水は洪水へと代わり、マドカスクナを呑み込み空へと飛んでいく。重力を無視して洪水は上へと流れていくのだ。

 これが意思ある大洪水の、理不尽な災害だ。

 

「僕の生徒、返してもらうから」

 

 洪水はマドカスクナを呑み込み、その神性のみをくらい尽くしていく。その中にいるまどかくんを傷一つ付けずに……

 

 

 

 それから数分経ち、マドカスクナの最後の抵抗をみとどけ、残ったまどかくん水中より救い出す。

 

「全く……人騒がせな生徒だな、君は」

「うっ……ここ、は?えっ、と……あれ?エルキドゥ先生?」

「なにかな?」

「この状況は、えぇっと……どういうことですか……?なんで、こんなに顔が近──!!?!?」

 

 どうやら今の状況に気づいたようだ。そして暴れないで欲しい。ここ一応成層圏だからね、落ちたら死ぬよ?

 

「事情は後で説明するから、今は大人しくしていてね。いいね?」

「あ……はい。分かりま、した……?」

 

 

 

 さて、これにて一応一件落着、かなぁ?

 

 

 

 



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幕間
幕間「ある男について」




幕間はエルキドゥの居ないお話になります。エルキドゥ以外の主要キャラの話だとか、掲示板のヤツらの日常の話です


 

 

 

 

 【それは修学旅行が終了した後の、日常のある日のこと】

 

 

 

 

 

 

562:名無しのランサー(12:操作中)

なぁ、聞いてくれよ

 

563:名無しのランサー

中学生引きこもりワイ、エルキドゥの授業でトラウマを思い出す

 

564:名無しのランサー

ドローン操作組か、どうした?

 

565:名無しのランサー(9:操作中)

エルキドゥ、教師としてはかなりのものやね、なんだろ、わかりやすく説明するのが上手いのかな

 

566:名無しのランサー

>>562

何かあったのか?

 

567:名無しのランサー

お、新規情報か?

 

568:名無しのランサー

12番ってことは京都組か

 

569:名無しのランサー(12:操作中)

ちょっとこれ判断に困るんだけど……どうなんだろうか

 

570:名無しのランサー

 

571:名無しのランサー

え、何かあったん?

 

572:名無しのランサー

問題があった訳では無いよな?

 

573:名無しのランサー(12:操作中)

これ端的に言った方がいいよな

 

574:名無しのランサー(9:操作中)

だからどういうことだってばよ

 

575:名無しのランサー(13:操作中)

確かお前さん総本山の武器庫やら倉庫やら調べてたよな、なにか見つけたな?

 

576:名無しのランサー

端的でもなんでもいいからはよ

 

577:名無しのランサー

じれったい

 

578:名無しのランサー(8:操作中)

全裸待機しとく?

 

579:名無しのランサー

>>578

しなくていいわ!!

 

580:名無しのランサー(12:操作中)

分かった言うわ

 

エルキドゥのいる世界、多分だけど千子村正居る

 

581:名無しのランサー

は?

 

582:名無しのランサー(8:操作中)

は?

 

583:名無しのランサー(13:操作中)

え、マジ?

 

584:名無しのランサー

いやいやまてまて

 

585:名無しのランサー(9:操作中)

そんなバハマ

 

586:名無しのランサー(12:操作中)

証拠画像これね

【詠春と千子村正(一臨)が刀で鍔迫り合いしている写真】

 

587:名無しのランサー(14:操作中)

マジじゃねぇか!!

 

588:名無しのランサー

え、本物??

 

589:名無しのランサー

嘘じゃねぇよな?

 

590:名無しのランサー(13:操作中)

てか待てや、後ろに酒呑童子と茨木童子居るぞ!?

 

591:名無しのランサー

ほんとや!

 

592:名無しのランサー

はぁ??????

 

593:名無しのランサー(8:操作中)

え、なに、ていうことは……どういうことなの???

 

594:名無しのランサー(9:操作中)

わからん

 

595:名無しのランサー(12:操作中)

あと別の画像にだけど、渡辺綱と嫌がる茨木を捕まえている酒呑童子たちの写真もある

 

596:名無しのランサー

……

 

597:名無しのランサー

よくわかんねぇなおい

 

598:名無しのランサー

つまりサーヴァントがこの世界にいるってこと?

 

599:名無しのランサー

いや、確かに無くはないけどさぁ……

 

600:名無しのランサー(13:操作中)

ちょっと気になるなそれ、俺もちょっとそっち行って調べてみるわ

 

601:名無しのランサー(8:操作中)

え、あ、ちょ、まてまてまてまてまて

 

602:名無しのランサー

次は何!?

 

603:名無しのランサー(9:操作中)

は?8番の現在位置情報消えたんだけど

 

604:名無しのランサー(2:操作中)

なんか問題発生したっぽいから顔出したら何、どういうこと?

 

605:名無しのランサー(1:操作中)

今北産業

 

606:名無しのランサー(12:操作中)

あ、しかも村正印の刀もある

 

607:名無しのランサー

情報量多すぎワロチ

 

608:名無しのランサー

>>605

千子村正いるかも

サーヴァントいるかも

8番の位置情報不明

 

609:名無しのランサー(1:操作中)

うーん、これはひどい

 

610:名無しのランサー

8番気にしなくてもいいと思うよ

 

611:名無しのランサー

その心は?

 

612:名無しのランサー

映像見てたけど女子寮の大風呂覗きに行ってアスナにぶっ壊されてた

 

613:名無しのランサー(2:操作中)

えぇ……なにやってんのあいつ

 

614:名無しのランサー

てかそれ見てたってことはお前も同罪やんけ!!

 

615:名無しのランサー(9:操作中)

( ゚∀ ゚)ハッ!そうやんけ、お前!

 

616:名無しのランサー

あ、しくった!?

 

617:名無しのランサー(13:操作中)

あぁ……確かに風呂あたりで反応消えてたな

 

618:名無しのランサー

救いようのないバカだったか

 

619:名無しのランサー

なんとうらやまけs……最低な行為!!

 

620:名無しのランサー

>>619

隠せてねぇーぞ

 

621:名無しのランサー

こいつも締め上げるか

 

622:名無しのランサー

んだんだ

 

623:名無しのランサー

村八分にしちゃる

 

 

 

 

 

以下駄文が流れる

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

【エルキドゥについて話すネギ達】

 

 

 

 

 

「なに?エルキドゥについて教えて欲しいだと?」

 

 修学旅行が終わり、日常へと戻っていったネギ達一行。いつものように修行を行って、ボコボコにされたネギは休憩する合間でエヴァンジェリンに質問をしていた。

 

 近くで共に稽古をしていた刹那と明日菜、共に魔法の使い方を学んでいたのどかと木乃香も話を聞き付けそばに近寄ってきていた。

 

「なんでまたあいつのことを知りたくなったんだ?」

「なんでと言われましても、修学旅行の鹿目まどかさんの暴走事件の時の強さを見たから……です」

「そうだぜ、エヴァさんよ。あの人、見た感じただの人間じゃないんだろ?」

「ふうむ?それだけじゃなさそうだが……まぁいいか。本人も対して隠していないし、聞かれたら答えるタイプのやつだ」

 

 そういいおもむろに影から一体の人形を取り出し、糸を通して魔力を注ぎ操作を始めた。

 

「あいつのことを簡単に表すなら人形だ」

「人形?」

「あぁ、今ここに出している人形と同系統だ。ただし私ですら把握しきれぬほどの超技術を持って作られている」

師匠(マスター)でもですか!?」

「え、エヴァちゃんですら分からないの!?」

「業腹だが認めざるを得ないだろう。やつは神によって作られた神造兵器と呼ばれるものだ。その性能は人類種どころか最上位に位置する龍すらも超えるだろうよ」

 

 龍の人形も共に出てきて、人の形をした人形はその龍を足蹴にして拳を上に振り上げていた。どうやら強さを表現しているようだ。

 

 その言葉に4名+オコジョは驚愕の表情を浮かべる。

 

「そ、そんなにヤバいやつだったのかあの人……見た目は女の人に見える綺麗な麗人だってぇのに……」

「神……居るんですね、そんな存在が……」

「本屋ちゃん、多分エヴァちゃんの冗談だと思うけど」

「神造兵器、ですか。聞いたことないですね……どこかに文献があるのか……」

「ま、私の見解だかな」

 

 と、その後は他愛のない話が流れて行った。

 

 

(あのベルゼブブとやらは本物の神だろうがな)

 

 

 

 

 



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閉幕
リメイクします


 

 

 

 

 皆様お久しぶりです。コチラの投稿が経ってからおよそ1年近く経ちましたがこの度リメイクすることとなりました。

 

 理由としてはシンプルに萎え落ちですね、設定が上手くいかなかったのとストーリーに疑問を持ちまして。それに加えて脳内にプロットを作ってたもんですからその内容を完全に忘れてしまったわけで、そうなった場合1から作り直すのならば最初っから新しくした方が良くね?となりました。なのでこの度新しく作り直すこととなりまして、リメイクとなりました。

 

 ご愛読してくださった皆様には悪い事をしたかなと思いましたが、筆が進まないよりマシだと思いましたので。

 

 沢山のアンケートに答えてくださったり、キャラを送って下さったモノはそのまま新作にも使っていきたいと思っています。なので根本的なストーリーやキャラは変わりませんがその内容が大幅に変わる感じになります。

 

 

 

 

 いやぁもはや懐かしい領域まで行ってますよ、キャラ募集した頃なんてまだまだ手探りで自信にあった小説の作り方を探していた感じで。どんな作風になるのかなんて分からない中ちょこちょこと書いていたもんですから……足りないことだらけ、描写不足、設定矛盾、その修正でまた矛盾。よくもまぁ書けたもんだと。今読み返すともはや恥ずかしくて恐怖ですわ、でもまぁそんな中でもやっぱり皆様方の感想があったからこそこの作品はここまで書けてきたわけで。

 人の声って強いんだなぁって小説を書くまでは知らなかったことばかり。多数の作品を書いて書いて、小説家になろうの方でもオリジナル小説書いてましたけど、その時も声援がいっぱいで。なんでか知らないけど批判の感想少なくて大変助かってましたねぇ……

 

 たかが3年、されど3年。その間でなろうでは短編小説を十数個ほど投稿してきましたのでその経験を活かして、このエルキドゥになってしまった男の物語、完結まで持っていきたいと思います。恐らく年単位で書くことになります。多分最長で10年くらいかかるんじゃねぇかなぁって、最短でも3年はかかると思いますけど、そんなんでもいいよって方はぜひ付き合ってください。

 

 1人の馬鹿な男の妄想垂れ流し小説は一旦ここで閉幕となり、新作への糧となります。ここまで付き合って頂きありがとうございました。恐らく次の作品は既に投稿されていると思います。

 

 ですのでリメイク先も読んでいただけると非常にありがたいことです。

 

 

 では、皆様方、新しい作品でお会いしましょう






リメイク先
https://syosetu.org/novel/327104/#


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