明日への夢 (白黙)
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序章 目覚めの化物篇 (原作開始前)
WakeUp 1 目覚めの日


初投稿です。
この作品は投稿者の「ハイスクールDxDの奴にスクライドの能力出てくるのってあったっけ?」という考えの後に妄想に妄想を続けて作られた作品です…


朝起きて昨日のことを思い出し俺は震えていた。

昨日は俺、父さん、母さんの3人で隣町の海まで遊びに来ていたんだけど途中俺は父さんと母さんから離れて自分が迷子になってるのに気づかず海で遊んでるうちに溺れかけていた。というか溺れていた。(ここまでは覚えてるのがここからが両親から聞いた話)その後ライフセーバーのお兄さんに助けられたらしい。そして病院に行ったけど特に異常もなく異常が出るようならまた明日病院に来てくださいと言われて帰って来たけどその後死ぬのか!?という勢いで昨日はいきなり寝たので心配してたそうだ…

やべぇわぁこの歳になって海来てはしゃいで溺れるとかガキかよ…そして父さんと母さんが心配していた…起きたのに気づいて2人とも急いで駆け寄って来るぐらいだからなぁ…本当に申し訳ないと思い

 

「…ごめんなさい」と謝ったら

 

「いいんだゆうじからちょっとでも目をはなしてしまった僕達も悪かったんだからね」

と言って許してくれた。その後母さんはご飯を作るために台所に戻って母さんに連絡を受けて一時的に戻ってきてた父さんも俺がどこも異常がなく無事なのをしっかりと確認した後に仕事に戻って行った。ってそこまで見ててようやく気づいた

 

「ん、え、あ?…」

 

体縮んでね?とゆうか誰だこれ近くの鏡に映っていたのは5歳くらいの少年だった。

 

「格好は違うけど…この髪型に見た目ってどう考えてもスクライドのカズマだ…」

 

その姿はスクライドの主人公シェルブリットのカズマがまだ兄貴といた時、つまり幼少期の姿だった

 

「つまり俺はシェルブリットのカズマだった…?ハッ(察し)」

 

とネタにはしって見たものの何故こうなったかが分かってないがさっきからずっとチラチラとあった違和感の正体がここで掴めた

 

「そういえばなんで俺はさっきからあの人たちのことを父さんと母さんってそれにゆうじ…って言ったか?」

 

確実名前であろう「ゆうじ」を俺に向けて言ってたことそしてこの5年(と言ってもちゃんと覚えてるのがそこ2年分しかなけど)の記憶に父さんと母さんの存在から考えられる結論は

 

「二度目の人生の可能性…」

 

生前の最後と思わしき記憶が昨日と同じ海で溺れていった記憶だった。正直に言うとこれは怖すぎる暗い暗い海の中にじたばたしながら沈んでいくとか…完璧なトラウマじゃん!!どう考えても昨日も溺れかけたからそれで前世の記憶思い出したとかだろこれ!!なんだこれ思い出したとしても最悪じゃねぇか!!こんなトラウマで前世の記憶を思い出すて…はぁ

 

「しかし…」

 

何故にスクライドのカズマ?シェルブリットのカズマさんなんですかねぇ?名前は「ゆうじ」で姿はカズマとはこれどゆこと?多分名前は父さん、母さ…両親がつけてくれたものなんでろうけど(ほぼ確定)、もう1つは姿がカズマなのが謎過ぎる。どうしてカズマなのかもしかするとここってスクライドの世界とか?…ならやることは1つだな!!

とりあえずベランダにでてっとスゥゥ(空気を吸ってからの)

 

「(小声で)シェルブリットー!」

 

すると地面が少しえぐれた後に虹色に発光しながら右腕が3等分に別れた後金色のリングでその枝分かれ状態の腕が元の腕の形に固定後オレンジとゴールドを元にした装甲が右腕を包み込んでそしてゴツゴツとした腕が出来上がった

 

「…………ゑ?」

 

まじで出るとは思わなんだ…

その腕は誰がどう見てもシェルブリット第1形態だった




修正した方がいい所とか
こうした方がいいのでは?や
誤字ありましたよ?などでもいいので
感想下さい!!

ちなみに主人公の前世は海で人が溺れているのを助けたがその後まさか足つって自分が死んでしまうという終わり方でした(本人談)


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WakeUp 2 分かってきたこと

2話目です
1話目と今回とあと数話で一応のプロローグの話になってます


次の日

昨日はあの後シェルブリッドを発動した影響もありまだ疲れが抜けてなかったのもありものすごく眠くなって眠ってしまっていた…

気づいたら夜だったのでまた2人から心配されてしまった。

ものすごく心配をかけてしまう息子ですまないと思う。

それからちょっとずつだが思い出すでいいのかなぁ…?2度目の人生での名前やここが何処なのかも分かって来た。

まず名前は、大門(だいもん) 雄護(ゆうご)ってのが俺の今の名前だった。というか5歳だからまだ名前しか分かってなかった。まぁ普通5歳の子は友達の名前や周りや自分の名前覚えてればいい方だしなぁそりゃそうかぁー。

それはそれとして(いや普通にアウトなんだけどね)で今日も昨日と同じくシェルブリッドを出してみようと思い母さんがお昼ご飯作ってくれてる間に自分の部屋に戻り窓を開けてからベランダに出てベランダ…というか庭の砂場(子供用のちっちゃ子が遊んだりする奴で前に父さんが作ってくれた)のを使ってもう一度シェルブリッドを出そうと思う

……よし!!やるか!

 

「シェルブリッド(小声で分かりづらいレベルの声で)」

 

と言うと昨日と同じ手順でするとほんと少しだけ砂場の砂がなくなり腕にシェルブリッド第1形態が出てくる

 

「おぉ-…やっぱシェルブリッドカッケェなぁ…」

 

と口に出してしまうほど俺はシェルブリッドに見とれていた

 

「やっぱ全体的にも見たいなぁ」

 

と思い1度そのままの状態で自分の部屋に戻り部屋にあった鏡で俺自身の体を見て回る…

 

「やっぱりこの状態だと前髪も上に上がるのか…」

 

あれでもカズマの幼少期の時ってシェルブリッド発動しても前髪は上がってなかったような気がするけどぉ…

まぁ見た目や能力がカズマなだけで名前とかは雄護だしなそこら辺は差異もあるだろうと思ってまたそこで遅れて気づく

 

「背中の赤いフィンがない…?」

 

そうシェルブリッド第1形態ならばあるはずの背中の赤い羽3枚(って正式名称じゃないはずだけど正式名称忘れたから赤い羽でいいか)がないのだ………………………

え?なに?つまり今後そういう俺の敵になるような奴と戦うにしても第1形態の身体能力と右腕のシェルブリッド本体だけで戦わないといけない訳?…

流石に今から体を鍛え始めたとしてもかなり厳しくないかなぁ

というか俺がシェルブリッド持ってるくらいだから絶対に絶影持ってるやつとかも出てくるよ!?第1形態だけでどうしろと!!絶影が本来の姿で来たりしたら負ける気しかねぇ!!あれと第1形態でいい勝負?してたのはカズマがカズマ(という名の負けず嫌い根性)だったからだ

一方この5年間普通の子供として生きてきてつい先日前世の記憶思い出しただけのガキじゃ絶対負けるね!!

まぁ愚痴をこぼしても仕方ないしとりあえずもっかい庭に出てからシェルブリッド装着し直してそれでも赤い羽がないようならまた別の方法を考えよう。

…それか本格的に本体の俺が体を鍛えて強くなるかだな…正直これは最後の手段にしたいなぁ…鍛えるの面倒臭いし(ただの面倒くさがり)

じゃあまずは庭に出

 

「ゆ〜く〜んお昼ご飯できたから出てきてらっしゃ〜い」

 

もうそんな時間!?

 

「ハーイ」

 

と返事とりあえずお昼食べてからこの後のことは考えよう。




サクサク読める感じの作品を目指してます。
(ただ書くのがヘタクソなだけですすいません…)
誤字や「ここはこうしたら?」というアドバイスがございましたらどんどん下さい!!


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WakeUp 3 それからの面倒くさがり

3話目です
まだプロローグは続きます!



その後

日々シェルブリッドを纏うことにより様々な事が判明して来た事がある。

まず1つ目は、身体能力であるシェルブリッドで地面を少し叩くだけじゃジャンプは流石にできなかったが思いっきり力を入れる事で2メートルは飛ぶことが出来るのが分かった(ちなみに足で着地をしようとするとちょっと痛いです)。

そして2つ目は、シェルブリッドの展開持続時間だ。

これはただの興味本位でやったのだがいがいなことが分かった。それは展開持続時間がないと言うことだ。

え、既にやばくないか?シェルブリッド第1形態だけでも普通はやばいのにそれにプラスして持続時間無制限とか!?まぁそれでも性能は本編カズマより下なんやけどね…

それとは別でシェルブリッドを再構成して腕につけるたんびに体力をちょっと持っていかれるのはそこそこ辛いですよ…

うんまぁ、だからこそ体力消費してまで出したのが時間無制限とは思わんやん?

更に3つ目、それは少し前に1番気にしてた部分…そう!!背中の赤い羽3枚の件である。結局あの日の昼飯後で何度か試してみてわかった赤い羽は出なかったのである…それは落ち込みに落ち込んだ…そりゃね?絶影とかが敵として出てきたら本格的にやばいと思うよ?でもね?それとは別でさ…男だったら「衝撃のファーストブリッド」

や「撃滅のセカンドブリッド」とか「抹殺のラストブリッド」を放ってみたいじゃん!?

まぁ出せないのはしょうがないよね…ってその事をかなり引きずりながら最終手段の体を鍛える道を選んだ。

当然ながら両親からは心配もされた(そらそうだわ溺れかけた子が翌々日以降にいきなり体を鍛え出したら普通は困惑するわな)。それに対して俺は「勝ちたい子がいるんだ!!」や「絶対に負けたくない!!」とか「二度と溺れたくもないしね!!(これはほぼ関係ないな)」と言ったところ説得できてしまった…いやいい事なんだけどまさかこれらの言葉で説得できたところに驚きを隠せなかった。…今世の人生の両親はこれだけでいいひとや善人と呼ばれる部類の人間だと分かるので嘘をついて体を鍛えることに申し訳ないと思ってしまう…

それもあり1年間体を鍛えた事で驚きの変化が起こった。

なんとシェルブリッド第1形態の時になかった赤い羽3枚が第1形態の再構成の度にちゃんと出てくるようになったのだ!!ヤッタゼ!!

じゃなくてここまでの事を今まとめて考えられるのは、

その1、俺が使ってる力は実際はシェルブリッドとかじゃなくてそれに似た別の能力の可能性。

その2、シェルブリッドではあるがカズマの実力と違いすぎるのを考えてシェルブリッドを元になっている複製品(デッドコピー)の可能性。

その3、ただの本人のスペック不足の可能性。

…の仮にその3が正解ならちょい落ち込みますね…。

ちなみにちゃんとシェルブリッドの実力を何回も測ってる。

全く人がいないような所まで行き試して見たところ…うん…まぁ誰も使ってない廃工場でしたけどさすがはシェルブリッドコンクリは粉々になるし、鉄の塊や鉄骨は粉々にはできんやったけどバッキバキに割れて崩れるぐらいにはできてしまった…すいませんシェルブリッドさん自分シェルブリッドさんの実力舐めてました!!

本当にすいませんでしたぁ!!




3話目でした
次の話で原作改変しに行っていいですかね?(と言いつつするのはほぼ確定)
ハイスクールDxDじゃ割とあるタイプの原作改変だと思います。
していいかどうかは感想に書いてくれると嬉しいです。
(露骨な感想催促)
ではまた次回の4話もよろしくお願いします。


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WakeUp 4 邂逅(本人はヤバいことに気づいてない)

4話目です
今回の話から原作登場人物に関わります


そして更に1年がたった。

この世界が人生2度目の世界だと気づいたあの目覚め(もしくは始まりの)日からももう2年の月日が既に流れている(ついでに言うなら体を鍛え始めたのも今年で2年目だな)。

あれから7歳になり小学校に入学して小学一年生となった…のはいいもののどうも落ち着かない…(というのも俺の間違えでなければ小学校は2度目だしな)ってのもあるし他の7歳児達ののテンションについていけないのだ…

それもあり学校のクラスメイトからは【変な子】もしくは【よく分からない子】と言われる事があるし、先生達

からは【他の子達に比べて怖いぐらい大人しい子】と称されているようになっていた(実際に中身は成人近くまで来てた青年だしな)。

って事もあり当然ながら親友やら友人ましてや友達と呼べる者はいなかった。

あれ、なんかちょっと思い出してて涙出てきた…。

あ、でもやっぱ訂正!少し前に(言うなら小学校の夏休み入った時期から)友人…?と呼べるかわ未定の人が遂に俺にもできたのだ!!ヤッタァ!!ヤッタァ!!(別にボッチだったから寂しかったわけでわないのでそこの認識は注意していただきたい)

それに人じゃなくても出会いはあったしな。

ちなみにさっき言ってた友人未定1号の所へとこれから遊びに行くところだ!!

と思いながらいつもの石畳の道を行き森林の中を突き進んでいくと1件のお屋敷のような家が見えてくる。

そしてその家の前には1人の同い歳くらいの女の子がたっていた。それに俺は気づきその人物に呼びかける。

 

「朱乃姉ちゃーーん遊びに来たよぉぉぉ!!」

 

と言ってそちらに向かって行きながら話しかけると向こうもこちらに気づき駆け寄ってきた。

 

「久しぶりーーゆうくん!!!!」

 

抱きつかれた!?やべぇ!?殺される!!

そしてテンションたっか!!ん?人のこと言えない?だと…?(細かいことは)気にしないでくれ!!いやね?別に久しぶりに友人未定とはいえ知り合いに会いに行くのに楽しみじゃないわけナイジャナイカ!!(軽い言い訳)

まぁ、言い訳はここまでにしてと。

今俺に抱きついて来たのが(というか勢い良くこっちに来たから当たった時にむせかけたわ)友人未定1号の『姫島朱乃』通称:朱乃姉ちゃんなのだ。

この歳(と言っても身体は7歳だけども)になって初の友人枠がまさかの女子とは思わなんだ…

出会いとしては結構単純だった。

そうあれは小学校入って最初の夏休みがまだ入ったばっかの時だった。

その時は外の人気の無い場所にシェルブリッドの練習しに来てた後に昼にやめて帰ろうとしてた時に見かけたのだった。その時に朱乃姉ちゃんはそれはもうわんわんと泣きながら涙を流していたので「どうしたの?」と話しかけたら「お家への帰り方が分からないの…」と言われた一瞬固まってしまった何故ならその子は見た目からすればあまり自分と変わらない歳だったから小学生で自分家の道順を忘れるか普通?と思って家の特徴を聞いてみたらほぼ町の外れなのがわかったそりゃ分からんかしょうがないねと思いその子に

 

「そこまでの行き方なら僕覚えてるから一緒に行こうか?」

 

と聞くとすぐに泣きやみ此方を見てから嬉しそうな顔で

 

「ほんとに!!いいの?」

 

と言われたので

 

「うんもちろんだよ」

 

と言い名前をお互いに聞いた

 

「きみ名前は?僕の名前は大門 雄護!」

「私の名前は姫島朱乃って言うの!!」

 

そこで初めて名前を知りその後に朱乃姉ちゃんを家まで送ってからまた会う約束をし何回もあって行くうちに今に至るという訳だ(ちなみに朱乃姉ちゃん呼びは朱乃姉ちゃん本人に歳を聞かれた時に俺が歳が下だったのもあり本人にそう呼ぶように強制されたのデス)。

とそこまで考えた所で朱乃姉ちゃんが

 

「ねぇ今日は何して遊ぶ」

 

と聞いてきたので

 

「じゃあかくれんぼしようよ!」

 

といいかくれんぼを開始し久々の友人?との遊びを楽しんだのだった。




というわけで4話目でしたり。
いつもより文章量はちょっぴり多いのは許してくらさい。
今回のお話から主人公が原作改変に向けて走っていきます(と言っても本人はそもそもハイスクールDxDに関する記憶がないからやらかしたや自分がやったからこうなったという誤認識をする可能性が高いです)
次回の5話では、遂に黒猫さんが出てきます。
では次回もよろしくお願いします。

あ、誤字や「ここはこうしようよ」等の事があれば感想欄に書いていただけると嬉しい限りです。

それとこの作品を評価してくれると嬉しいな…なんて


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WakeUp 5 黒猫を飼う

5話目です。
現在アンケートで主人公の名字を開示するかしないかの投票行っています。
よくよく考えてみると主人公の名字は別に開示しても問題無いかもしれない…とも思ったのですが、前回(4話)まで隠しといて今更開示するのはそれはそれでどうなんだろうと思いアンケートをとることにしました。
ぜひ投票に参加して頂けると嬉しいです(*^^*)
(アンケートは今日から3日間出しておきます)


あれは約半年前の土曜日のことだった

そう、まだ朱乃姉ちゃんにも会ってないじきだ。

あの日も町外れ近くの廃工場でシェルブリッドの練習をしていのだが途中雨が降り出しそこから5分もしない内に土砂降りになりしかも雷まで鳴り出したのでやっべ!と思い走りながら急いで帰っている途中だったのだがいつも通る道で帰ってるといつもと違うことが発生したのだ。

1つはさっき言ったいきなりの土砂降りだった事。

そして2つ目はその雨の中で公園を通って行くと丸まって木の下で眠っているキズだらけの黒猫がいたのだ。

どう考えてもおかしいと思った…何故なら黒猫はこの辺りの場所にはいないのだ。

普通はそんな事は分からないのだが最初期に体を鍛え始めた時に町のいたる所を通ってきたのでここら辺の猫だけなら大体は覚えていた(まぁ別のところに今までいたとかなら流石に俺でもわからんが)

いつもならなんだ猫か位にしか思わないが見たことない黒猫がしかもキズだらけで雨の中木の下で丸まって眠っているのは何か嫌な予感というあいまいな予感でその黒猫を………

 

お持ち帰りしました!!

 

あ、間違えた保護しますた。

いや間違ってないよな持ち帰ってはいるし。

そして両親にも事情を説明して家で飼うもしくは保護してもいいかな?と聞いたらまさかの1発OKを貰った。……最近俺は思うんだ、この人達って本当は善人じゃなくて聖人か何かだろと割と最近はそう思う。

雨も止んだ次の日の日曜に両親に動物病院などに連れてってもらい、その帰りに猫用の飼育道具や餌などを買って帰ってきた(当たり前だが俺が拾ってきたのだがその日予定していたシェルブリッドの練習や鍛錬もやめた)。

その後に猫も目を覚ましたのだが最初はものすごい警戒されたうんまぁ木の下からいきなり移動してたらそら警戒されるよな、それはいいんや問題はそのあとものすごい勢いでお決まりのごとく顔を爪でひっかいて来るので痛いったらありゃしねぇ!そして何故かというか当然だみたいな顔(いや猫の顔を見てもそんなん何となくで思っただけども)両親に懐いたのだ!ナゼェ!?最初に保護したの俺なのにナンデェ!?

その後我が家の飼い猫となった黒猫と同じ事を毎日繰り返してるうちに遂にやらかしてしまった…両親がいなくて油断しきっていたのもありくつろいでいた所に黒猫のクロが到来(名前は両親がつけました)いつものようにひっかいってこようとしたところにそれを手で受け止めたのだ。それだけならどれだけ良かっだろうか…その時につい反射行動で手だけ(机の上に置いてあった空ペットボトルを消滅させて)シェルブリッドをまとって受け止めてしまったのだ。

やばいやばいやばいやばいやばい完全にやらかした!!人じゃないけど家族同然に扱っていたクロにシェルブリッドを見られてしまった!!どうしようどうしようどうしようと迷ってしまっているうちに自分でも気づかないうちに

 

「…ごめん」

 

と謝り自室に戻ってしまっていた…

あぁ終わったクロの最近の態度がマシになってきたのこれでまた最初見たいに警戒されるかもしれない…というか絶対にされる…悲しいなぁ…悲しいなぁ…と思っていたら

 

「にゃ〜」

 

という鳴き声が聞こえそちらを振り返るとクロがいたというかどうやって入ってきた?扉は閉めてた筈閉め忘れてたか?するとクロがこちらに来て顔をめっちゃ舐めてきた!!キッタナ!?後手も舐めきた!!ナンデェ!?

あ、もしかして今までひっかいたところを舐めてくれてるのかな?

 

「警戒しないのか?」

 

と言うと返事のごとく「にゃ〜」と鳴くので良かったと思い「ありがとう」と言った。

それからは少しずつだけど俺にも懐いてくれた。

今では頭も撫でさせて貰えるし!!毛をもふもふさせて貰えるようになった!!やったね!!




これにてプロローグの準備完了!!
駄文許して下さい…
あとは事件発生させるだけです…
アンケートもよろしくお願いします。
誤字やこうした方がいい等のありましたらぜひ感想欄に書いてくださると嬉しいです


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WakeUp 6 覚醒事変

6話目です
な、なんかもうアンケートかなり差が出てるんですけど(震え声)
これはもう締め切ってもいいのでは?
それと今回で主人公の能力がまた少し明らかになります。
後今回の話はいつもより長めになっております。
ではどうぞ


前に朱乃姉ちゃん家に遊びに行ってから1週間があれからたった。

また土曜で今日も学校は休みなので先週約束してたのもあり今日も朱乃姉ちゃん家に遊びに行ってるというか現在進行形で向かっている。

それと嬉しい事が1つできなんと鍛錬の成果が出たのかアルターつまりシェルブリッドを形にして纏わなくても若干だがアルターで身体能力強化ができるようになったのだ!あれだねアニメで劉鳳が記憶喪失の時に使ってたの言うなれば応用だね!!(厳密にはかなり違うけど気にしない事にした)

と考えてる家に朱乃姉ちゃん家に着いた

すると前回同様朱乃姉ちゃんが出てきて

 

「ゆ〜く〜ん」

 

これまた前回同様抱きつくためにこっちに飛び込んできたので…

 

「ここだ!!」

 

と言い避けた

うん、いや抱きつかれるのは満更でもないよワイは別に歳なんて気にしません。せやけどなこの娘のお父さんが話に聞く限り怖いんだよね…

だから俺もやりたくてやってる訳ではないんすよ?ホントだよ?とそこまで考えてると朱乃姉ちゃんが

 

「ゆうくんなんで避けたの!?」

 

と物凄く驚いた感じで言ってきたので

 

「え?逆に避けたらアカンの?」

 

と素でかえしてしまった

 

「ダメだよ!!」

「ダメなの!?ナンデェ!!ナンデェ!!」

 

と面白おかしいコントのような会話を続けてるともう1人こっちに向かってきている人が見えたので挨拶をした

 

「あ、こんにちは朱璃おばさん!」

「はいこんにちはゆうくん」

 

と返事を返してくれたのは朱乃姉ちゃんのお母さんの姫島朱璃さんだった。それにしても…若くない?この人?朱乃姉ちゃんの歳に対して見た目だけで言うならかなり若そうだよねこの人?いったい朱乃姉ちゃんはいつこの人と結婚したんだろうか…?若干(割と)失礼な考えが頭を巡る。

とそんなやり取りをしていると俺が登ってきた石畳の階段の方から誰かが登ってくる足跡が聞こえてくる。それを聞いて俺は「つ、遂に朱乃姉ちゃんのお父さんが帰ってきたのか!?だとしたらめっちゃ逃げてぇ!!」と考えたところで階段の方から黒い服装、もとい黒づくめの男たちが階段の方から来たので「え、これが朱乃姉ちゃんのお父さんと…誰だろう?」と思い何となくで朱璃おばさんの顔を見ると若干睨むような目付きで向こうを見てた……って事は朱乃姉ちゃんのお父さんではないけど

 

「姫島朱璃…やっと見つけたぞ」

 

と黒のリーダーっぽいのが言ったのに対して

 

「…私は貴方達のような方など知りません」

 

と朱璃おばさんが言い返す

するとまたリーダーっぽいのが口を開いた

 

「だろうな、私達は姫島家からその娘を回収し、殺すように依頼されたのだからな」

 

…………………………………………………は?

え、今コイツらなんて言った

殺す?誰を?朱乃姉ちゃんを?なぜ?ナゼ?何故?

 

「そこのガキ」

 

と言いこちらに今度は顔を向けてリーダーっぽいのが話しかけてくる

 

「お前のおかげでこいつらが見つかったぞ、礼を言おう」

「何を、言ってるんだ?」

「あぁ、説明してやるよ。少し前にお前がそこの女姫島朱璃の気配がついた状態だったから気づけたのだから礼を言おう」

 

訳が分からない…なんだコイツらさっきから何殺すとか言ってんだ?頭がおかしいのかと考えてるとまたアイツが喋り出す。

 

「そして姫島朱璃よ再度通告だ。その娘をを渡して貰おう。忌々しき邪悪な黒き天使の子なのだ。」

 

すると一瞬で俺達は黒服達に囲まれる。

 

「この子達は渡しません!私の娘もその友達の子も渡しません!この娘は私とあの人の大切で大事な娘!!そしてこの子は私達の子と友達になってくれた子!!だから絶対に!!絶対に渡しません!!」

 

と朱璃おばさんが朱乃姉ちゃんと俺を庇うようにして叫ぶ。

そういうことなのか!?やっと今理解が追いついた!!つまりこの世界はそういう世界なのか!!だったらこの形はもっとやばい!?

「……貴様も黒き天使に心も穢されてしまったようだ。致し方あるまい」

と言い黒服が刀を抜いた。

クソっ間に合え!!!!

雄護sideout

 

 

 

朱乃side

「……貴様も黒き天使に心も穢されてしまったようだ。致し方あるまい」

 

と言いながら変なおじさんが刀を母さまに向かって振り落としたのが見えた!!

 

「母さまぁぁぁぁぁっ!!」

 

と言った次の瞬間辺り一面が眩しく光出した。

そして光が止むとそこにはゴツゴツとした金色の腕で刀を掴んでいるゆうくんがいた

朱乃sideout

 

 

 

雄護side

間に合った間に合ったギリギリでほぼ賭けだったけど良かったぁ…

そう思い黒いおっさんが向けた刀をそのまま装甲が分厚くなり肘下から拳までしかないシェルブリッドでつかみ折った。

すると黒い汚っさんが

 

「な、なんだと!?貴様何をしたんだガキ!!」

 

と言ってきたので

 

「あ、わかんないのか?折ったんだよ」

「違うそんな事ではない貴様は何者な「そんな事はどうでもいいんだよ…」な、なに!?」

「お前何で朱乃姉ちゃんを殺す必要がある?さっきから聞いてると朱乃姉ちゃんを殺すように聞こえてくるんだが…?朱乃姉ちゃんがお前らになんかしたのか?」

「そんな事関係ない!!そいつはそこに存在すること自体が悪なのだその忌々しき邪悪な黒き天使の子はここにいるだけで存在そのもの「黙れッ!!!!」!?!?!?」

「それで貴様らは正義を語るつもりか…?」

「ゆう…くん…?」

 

…大丈夫朱乃姉ちゃん達は俺が守るから。

 

「それを貴様らが正義と言いのならば俺は、俺自身の正義で貴様らを断罪する!!」

 

いまさっき命の危機に陥ったからかやっと分かった…この力の本当の使い道が!!

 

「こい絶影(ぜつえい)!!!!」

 

すると周りの木が消滅後俺の目の前に両腕に拘束具をつけた二本足の青、黒、白が主体カラーとなった人形が目の前に出来上がる。

 

「いけ!!絶影!!」

 

そう言うと絶影は走り出した黒服達を薙ぎ倒して行き俺も黒服を追いかけシェルブリッドで殴り飛ばして気絶を繰り返す。

 

「グァッ」「ゴッ!」「ガァァァッ」

 

するとうちの1人が

 

「ふざけんな!!」

 

と言い朱乃姉ちゃん達に向かって火の玉のようなものを何個も発射する。

 

「ふざけるなはこっちのセリフだ!!」

 

それを急いで走り朱乃姉ちゃん達の前に立ってからシェルブリッドで防ぐ!!

 

「このやろぅ!!」「ゴハッ!」

 

そうして火の玉野郎を殴り飛ばす

 

「ハァっハァっハァっ……残りはお前だけだ刀おっさん…」

 

と言うと

 

「な、なんなんだ…なんなんだお前はッ!!!!」

 

あ、決まってんだろ?

 

「ただの化け物だよ…!!」

 

そう言いながらおっさんを殴り気絶させた。

 

「終わったぁ………絶影…黒服達を全員を列迅で縛り上げて拘束しろ」

 

そう絶影に向かって言うと絶影が気絶した黒服達を1箇所に集め円のように並べて座らせたのを列迅で縛り拘束ご列迅を結びちぎると絶影が消えシェルブリッドも消えた。すると一気にその分の疲れが来る。あぁ、これはちょっとやばいなぁ。

すると朱乃姉ちゃんがこちらに来て

 

「…ゆうくん…大丈夫?」

 

と言うので

 

「大丈夫…って言いたけどごめん今日は疲れたから帰るね」

 

と言うと不安そうな顔で

 

「また遊びに来てくれる…?」

 

と言われたので

 

「うん!また来週遊びに来るね!」

「本当に!?」

「うん、僕嘘はつかないから!」

「絶対!絶対だよ!!」

「うん分かってる!またね!」

「またね!」

 

と言い笑顔になった。

良かった…朱乃姉ちゃんが落ち込む顔は見たくないからね…

そう思いながら今日は家に帰るのだった。

 

 

 

 

そしてその後俺は意志とは関係なくこの約束が守れなくなるのだった……




と言う訳で6話目でした。
すいません駄文なのに長くしてすいません!!
後、作者は戦闘描写が苦手です…

誤字報告やこうしない等の意見がありましたら感想欄に書いてくれるとありがたいです。

と言う訳で次回が多分プロローグの最終話になると思います。

次回も見ていただけると嬉しいです。

追記
感想できていて他の人も思ってそうだったのでここに書いておきます。
今回出現した絶影と拳から肘下までの装甲が分厚くなったシェルブリッドに関しての詳細は次回判明します。

2021/1/21
誤字報告を受けた為修正しました(誤字報告してくれた人ありがとう!!)。


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WakeUp 7 自己採点の実力試験

はい7話目です。
プロローグの最終話にするつもりだったんですけど、まだまだ何個か問題が残ってそうなのでそれを先に解決します。


一昨日、朱乃姉ちゃん家に行った時に襲って来た黒服のおっさんから2人を庇おうとして間合いに入った時に理解した事があった

それは俺の能力についてだ。

俺の能力の実際の所はシェルブリッドだけでなかった。その能力を試したかったのだが、あの日は本当に疲れててそれはもう泥のように眠った。

次の日からしばらく小学校も休みになった。

何故かって?

昨日から休みになったのだが学校から通知が来たのだ。

その内容によると校舎の1部がボロボロに崩れ落ちたらしい…

それもあって学校はその1部の修理と掃除の為1週間休みなった。

あの校舎もそうとう立ってから時間が立ってるのでそれもしょうがないと言われているが実際に昨日は見に行って見たのだがそれはもう見事に校舎の3分の1がバッキバキに砕けていた。

その周辺にもkeepOUTのテープが貼ってあるのが学校の門から見てわかった。

それにしてもだ…周辺の掃除と『修理』だ。

学校の通知をそのままの意味で受け取るならたった1週間で校舎が治るということだ。

なんなの?この世界ってそういう技術が俺の前世の世界よりも発展してんのかな?

まぁ、現在の時点で考えても分からないだろうからそこは深く考えないことにした。

そして本日、遂に能力の自己試験です!

場所はいつもの廃工場です!!

あの時(一昨日)に間に入りシェルブリッドを展開して刀を止めようとしたのだが普通に間に合わず素手で最初は受け止めたのだ。

その直後、俺は頭の中で『死ぬ、死ぬ、死んでしまう!!』と考えた後だった。

一瞬の出来事ではあったが右腕にシェルブリッドもどきが装着されてそれと同時に能力の本質が頭によぎった。

それにより1発勝負で俺は頭に絶影を明確に思い浮かべたことにより俺の目の前には絶影が現れた。

だからもう一度同じように今考える…………来い!!

 

「絶影!!」

 

そう言って少ししてから工場内の鉄骨が消滅してから俺の目の前に絶影が現れる。

…良かったぁちゃんと出たわァ

これで俺の能力の本質がわかった…。

俺の能力は頭に明確にアルター能力を思い浮かべることでそのアルター能力が使える事だ(多分)。

それとこの能力にもう1つ備わっていたものは『調整と加工』である。

『調整と加工』は完璧に俺の主観でつけた呼び方だがこの能力はそのままの意味で出すアルター能力の形や出力を変えられる事。

ただし作る度に体力を持って逝かれる(そこは今までと変わらず)

ここ2年のシェルブリッドの謎も今回の事で解明することが出来た。

 

○何故シェルブリッドの出力が最初は弱く赤い羽3枚が出ていなかったのか。

→体がそこら辺を勝手に調節していた可能性が高い。(多分能力を理解できてなかったのもあるが、実際体を鍛えだしてから赤い羽3枚は出てきたし)

 

○何故シェルブリッド第1形態にも関わらず体に長時間出しても体に異常や疲れが出なかったのか。

→これもさっきと同じで出力を落とす代わりに体への負担(デメリット)も大幅に減らされたのだと思う。

 

 

う〜〜ん

これはもはやチートでは?

とも考えたいがよく考えようこれは昔言われてた神様転生とかではない筈(そもそも神様らしき人にあった覚えがない)。

そこから考えられる可能性は

この世界は俺みたいな能力者が隠れてうじゃうじゃいる可能性(こないだの黒服汚っさんの件からそれが考えられる)。今のところはこの説が1番有力というかこれしか考えられないなぁ。

あとはアルター能力がどの能力でどこまで出力を出したら体に異常をきたすか実験だァ!!




というわけで7話目でした。
投稿が遅れてすいませんでした。
これからの話の進路を考えていたために投稿するまでに時間がかかりました。
ちなみに主人公の能力の『調整と加工』を簡単に説明するなら、加工は能力がシェルブリッドのままで外見だけ赤龍帝の篭手にする等ができますしまたはシェルブリッドにそのまま絶影の列迅を取り付けて使う等。
調整をすればシェルブリッド第1形態のままで第2形態と同じ出力を出すことができますが体への負担=デメリットが第2形態の時と同じ位になります。
それとアンケート結果で主人公の苗字開示の方が圧倒的に多かったので主人公の苗字の大門(ダイモン)を開示させて頂きました。
苗字の由来はスクライド主人公の中の人繋がりですね。

最後にここに誤字がありますやここなんて書いてんの?もうちょい詳しく書いてよ等があるなら感想欄に書いていただくと嬉しい限りです。(それ以外でもOKです)
気がついたらでいいので評価をしてくれると作者が喜びます(誰得)


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WakeUp 8 また巻き込まれました☆(なんでや)

8話目です。
この作品の進路上での矛盾を発生させる問題のうちの2人を解決します。
ちなみに2人のうちの1人は出てくるけどもう1人は出てこないよ。



あれからアルター能力をそれぞれ使えるか試して見たけども…

アルター能力の殆どが使えたのは予想どうりだったのだかなぁ…

アルター能力がほぼ使えるのはいいが、問題としてはそれぞれのアルターで初期の出力がかなり弱いのが出てきたりしたのだ

例をあげるならストレイト・クーガーのアルターであったラディカル・グッド・スピードで自転車にそのアルターを使えばアニメの時のようなスピードは出ない(多分これも体がその速度に対するGに耐えられないから)。

代わりに自動車並みのスピードは簡単に出せるし、アルターの素材として使った自転車も全く壊れなかったしな。

そして今日も今日とてアルター能力の試行錯誤してたんだがなぁ…

そんな事を考えている俺の前には現在進行形で廃工場の閉めていたドアを破壊して入って来た1人の剣を構えている男性ともう1人が黒いコウモリの羽のようなものを生やした男だった。

はぁ…どうしてこうなったのだろうか…

雄護sideout

 

 

???side

僕は今現在悪魔から逃げている。

その悪魔は僕とクレーリアを殺す為にずっと追いかけている。

でもまさか紫藤さんが悪魔と協力してまでも僕達を殺そうとしてくるだなんて…そこまでしなきゃ行けないのかと僕が考えているとその追っ手の悪魔が

 

「何をよそ見してやがる!」

 

と言い思いっきりその悪魔が放った魔力弾を食らってしまったその勢いで近くの廃工場のトビラに叩きつけられそのままトビラごと工場に突入していく。

幸いにもそこまで重症では無いのですぐに立ち上がり聖剣を持って警戒態勢をとる。

その間に追手の悪魔も廃工場内に侵入してくる。

すると廃工場の奥の方から

 

「な、なんだぁ!?」

 

と言い子供がこちらに来た

???sideout

 

 

雄護side

剣を持った男性がこちらに気づき

 

「子供!?君早くここから逃げなさい!!巻き込まれるぞ!!」

 

と言うがそれに気づいたコウモリ男が

 

「いいやそのガキに俺の姿が見られ為そのガキは逃がさんしここで殺す!!」

 

と言いながらそのコウモリ男の手の中にあった禍々しいエネルギー的なものをこちらに………ってヤバっ!!

 

「危ない!!」

 

するとさっきの剣の男性が俺を抱きかかえてその攻撃を避ける

 

「あ、ありがとう」

 

と言うがその男性は「ウゥッ」と言い肩を抑えていた。

そしてその抑えていた肩から流れ出るものがあった。

血だ、血が流れているのだ。

 

「お兄さん大丈夫!?」

 

と言うと

 

「お兄さんは大丈夫だから早く逃げなさい!!」

 

とこちらに叫ぶ

…逃げられるわけないじゃん

今回も前回も巻き込まれただけだから俺にはよくは分からないが…

今わかったのはアイツが悪いやつでこの人はいい人だ。

だったらやることは1つだな…!!

 

「いや、俺は逃げないよ…ここを立ち去るのはコイツを倒した後の時だけだ!!」

「!?な、君は何を言って」

「シェルブリッドォォォォォォォォォォ!!!!」

 

そう言って俺はシェルブリッド第1形態を展開し纏う

 




というわけで8話目でした。
バトル展開?それは次回の9話目で発生します。
今回出てきてまだ性能が判明してないシェルブリッド第1形態改ですが見た目だけで言うならシェルブリッド第1形態とほぼ変わりませんが1箇所だけ違うのがシェルブリッド第1の肘にあった赤いトゲ2本が出ていた穴から青く鋭く尖ったトゲが突き出ているのに変わってる所ですね。

多分恋人の名前が出た時点でわかる人には???の人の名前が分かってる筈

誤字報告やここ何言ってるのかちょっと訳わかんないなぁの意見がありましたら感想欄に書いてくれるとありがたいです(それ以外や質問でももちろん嬉しいです)。

昨日言って早速この作品に3つ目の評価がついて作者は狂喜乱舞してたらそれを親から見られ昨日はしばらくの間ずっと親の目がジト目でした…。

という訳で感想、評価をくれると作者は喜びます!(誰得)

では次回の9話目もよろしくお願いいたします。


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WakeUp 9 人助け(この場合は人体実験とも言う)

9話目です
この話が終わると次回から2話続けてプロローグ最終章となります。(実質的な2話連続のプロローグ最終話)
ちなみに今回は前回の終盤からスタートします。
今日の話は長いよ!!
それでは9話目どうぞ!



「シェルブリッドォォォォォォォォォォ!!!!」

 

 

 

そう言って俺はシェルブリッド第1形態改を展開し纏う。

そしてその後に左腕にシェルブリッド擬を装着した(簡単に説明するならこないだの黒服戦で使用した右腕に装着したシェルブリッドもどきを今回は左腕につけてる状態)

そうするとコウモリ男が

 

「き、貴様まさか神器(セイクリッド・ギア)所有者か!!」

 

と言って来た。

セイク…なんだって?もしかしなくてもこの能力の名称か?

それともコウモリ男の勘違いか…?

 

「お、おい貴様何とか言え!!」

 

と今度は言って来た。

アレなんかコイツの言い方が小物臭くね?

まぁとりあえず俺は…

 

「何勘違いしてやがる…」

「な、なんだと!?」

「俺はただのアルターの化物だ!!!!」

 

するとそこで驚いてて今まで無言を貫いてたお兄さんが、

 

「アルター…?」

 

と言っていた

コウモリ男とお兄さんの反応からして…

この世界にアルター能力者を見かけてないもしくはいないのか?

まぁ…今はそんな事どうでもいい。

大事なのは

 

「お前はここで倒す!!コウモリ男!!」

「な、何だと!!お前のようなただの神器所有者に私がやられる訳ないだろうが!!」

 

一瞬驚いた反応をした後に簡単にブチ切れこちらに飛んでくる。

 

「つまりは俺を舐めてるって事だな?」

 

と言い俺は

コウモリ男の背中まで瞬時に跳躍して

【ゴスッ!!】

と鈍い音を立てる勢いでコウモリ男の背中を殴りすぐ下の地面に叩き落とした

 

「 ガッ!!ゴホッゴホッ!!貴様!!何をした!!」

「あ?あんたの真後ろまで瞬時に跳躍して殴っただけだ…………というか?いちいち喚きながらじゃないとお前は喋れんのんか?」

「何だとォこのガキが!!」

 

すぐにコウモリ男が立ち上がり初めこちらを睨みつけてこっちに来ようとするが

アレに気づかない時点で

既にこちらの勝ちは決まった

 

「か、体が動かないだと!?な、なんだこの青の触手は!?」

 

今気づいたか俺がさっき殴り飛ばした時に体に括りつけた青のトゲに…

だがもう遅い

 

「喜べあんたが最初の俺のオリジナルの実験体だ!!」

「な、何を「レールガンショット!!!!」ガァッ!?」

 

俺は背中の赤い羽を瞬時に3枚全て消費しその勢いで

ジェットのようなスピードでコウモリ男の懐に飛び込み両腕を真っ直ぐそのままの状態で拳を入れる

 

「これが俺のオリジナル技だ」

 

そう言い終わるとコウモリ野郎もがき苦しんだ後に白目を向いて倒れた………

あれ?なんで?と思い殴った場所をよく見たら…

やっべ股間強打してしもうた…

身長が足りないから仕方ないね☆(100%悪気はなかった)

とりあえずお兄さんの方を気にしないと

 

「お兄さん腕はもう大丈夫?」

「え、あ、あぁ大丈夫だよさっきより出血量は少なくなってきたしね。」

「そっか」

 

そう言って驚いた表情から笑顔になりながら答えてくれた。

 

「お兄さんには色々聞きたいんだけどいいかな?あ、僕の名前は大門 雄護だ」

「あぁ君には助けられたからね僕が話せる範囲なら話そう。それと僕は八重垣(やえがき) 正臣(まさおみ)って言うんだ」

 

いや先に助けたの八重垣さんだけどね

 

「そうかそれじゃ…いや、その前にか」

「うん?」

 

と首を少し傾げながらこちらを見ている八重垣さんの前で俺は

 

「エタニティエイト!!」

 

と言いエタニティエイトを出した

 

「なんだい?それは?」

「これはこうするんだよ」

 

と言いながら俺はエタニティエイトを八重垣さんの腕の傷に当てる

 

「これは…!」

「八重垣さんは俺を庇って怪我をしてしまったから先にこっちを治さないとね」

「君は一体どのくらいの神器を持ってるんだい?」

 

と言い終わる頃にはエタニティエイトで腕の傷は完治させていた。

 

「そうそれまず1つ目の質問だ、さっきから八重垣さんやコウモリ男が言ってるその神器ってのなんだい?」

「ん?その言い方からすると君は神器の事をよく知らないのかい?」

「いや、知らなくても使う分には問題なかったしね?それと今までそれを知ってそうな人がいなかったからね…だから八重垣さん神器の事でわかる範囲で教えてくれないかい?」

「あぁいいよ」

 

それから八重垣さんから聞いた神器とは

特定の人間の身に宿る規格外の力の事で、聖書の神と言う神様が人間に与えたもので歴史上の偉人の多くが神器所有者とされているという事や

神器は人間に先天的に宿るものなので人間か人間の血を引く混血しか持たない

と言うことがわかった

 

「へーそうなんだって事はこれも神器の力って事なのかな?」

「さぁそれは協会とかに行かない限り調べることができないんだ…」

 

そしてその後聞いたのが

この世界には三大勢力と言うものがあるらしくそれは堕天使、悪魔、天使の3つの勢力に別れているらしい。

そして八重垣さんは今まで天使の勢力である協会の戦士として戦っていたらしいのだが、

ここを収めていた悪魔のクレーリアさんと恋に落ちて恋人になってしまったらしいのだ

…というかこの街って悪魔が収めてたのね……

ワシ初耳じゃよォ

と話の腰をおってしまったが

要はそれを認めんとする悪魔の勢力と天使の勢力の協会から追われてしまう事になったのだと

 

「だからこそあの悪魔を倒した君には驚いてんだよ」

「なるほどぉまぁ慢心して言うなら僕は(能力に振り回されたり少しでもを負担を減らすために)鍛えてますから」

「その歳で達観してるなぁ」

「いえいえ、でそれを聞いて僕は思ったんですよ」

「ん?なんだい?」

「実は僕が持ってる能力に書いた文章道理に相手を動かすマッドスクリプトって能力があるですよ?」

「それは僕に言っていいのかい?」

「言って良いんですよ。で、ですね更にそれを出力を最大まで上げれば本来は僕より精神力が下の人にしかかからないんですけどね?そうすれば精神力関係なくそのままの通りに操れると思うんですよ」

「な、なんか話が物騒じゃないかな?」

「いやそうでもないですよ?で、です。ここからが本題でそれをまだ試したことがないのであそこで延びてる悪魔にかけて試して見てもいいですか?」

「う〜んそれは僕が勝手に決めていいのかい?」

「追いかけて勝手にのされたのはあっちだから大丈夫でしょ?」

「君は悪魔みたいな事を言うね…」

 

と笑顔だが八重垣の顔が若干引きつっていた

それから八重垣さんの了承も得てとりあえずマッドスクリプトを出してから出力を最大にした。

さっきの悪魔にはこのストーリーを付与しよう

 

『その後、大門雄護にのされた悪魔は股間に来たあまりの痛みに八重垣さんを追う以前から俺に倒された時の記憶を失っていて起きてすぐに八重垣さんを直ぐに探し始めた為に廃工場奥隠れて見ていた雄護と八重垣さんに気づかずそのまま出ていき協会も悪魔側も2週間もの間八重垣さんとクレーリアさんを全く見つける事が出来なかった。』

 

「よし…」

「出来たのかい?」

「うん!八重垣さん奥に隠れるよ!」

「え、え?」

 

そう言い八重垣さんと廃工場の奥に隠れてから悪魔を見てると

先程の悪魔が起きた

 

「う、う〜ん私は一体何を…ハ!!こんな事をしてる場合ではない!!早くあの剣士を見つけなければ!!」

 

と言いこちらに気づかず飛び去って行った。

 

「これは成功かな?」

「そうみたいですね…八重垣さん1つ頼みがあります」

「なんだい?」

「電話番号教えて貰えませんか?」

 

といい少し前に両親から誕生日プレゼントで貰った携帯電話を取り出した…(まだこの歳では買って貰えないと思ってたけどね)

 

「理由を聞いても良いかい?」

「八重垣さんが完全に俺に信用してくれると言うなら今日から1週間後、悪魔や協会に全く見つからなかったらここに来てください。あなたとそのクレーリアさんが望むならさっきの能力であなた方を一生三大勢力に見つからないようにします。そしてとりあえずはその連絡用です」

「なんで僕達にそこまでしてくれるんだい?」

「だって知り合いが死んだら悲しいでしょう?」

「まだ出会ってそこまで経ってないけど?」

「そんなものは時間では決められませんよ?」

「それも、そうだね…分かったまた1週間後ここで会おう」

「はい、また1週間後」

 

 

 

 

あれから1週間たった

【学校はまだ治りそうにないため2週間休校を伸ばします。】

という事らしい

そりゃそうだー1週間で治ったらさすがにビビるわ

と廃工場でただ佇んで考え事をしていると入口から

2つの人影が入ってくる

 

「やぁ元気にしてたかい?」

「八重垣さんこそ…とそちらの人は?」

「初めましてクレーリア・ベリアルと言います。この間は正臣を助けてくれてありがとう」

「って言うと貴方が八重垣さんの「そう彼女が僕の最高の恋人さぁ!!!!」!?」

 

うっわ性格変わりすぎと驚いてその後2人による惚気を30分以上聞かされた。

しかもその後にはクレーリアさんのお兄さん(実際には従兄らしいが)のディハウザー・ベリアルさんの話も聞かされた

とほほ…

 

「と言う訳で僕から話がある」

「どうするか決まりましたか?」

「あぁ…雄護くん…君に僕達が外国に逃げる手伝いをして欲しい」

「そう言うと思っていました」

「ありがとう…」

 

そう八重垣さんが言い終えると俺はマッドスクリプトを1週間前と同じ最大出力で出して体に異常が出ないようエタニティエイトも出して体へのサポートに回し僕はストーリーを書き出す

そして10分もかからないうちに書き終った

その内容はこうだ

 

『八重垣とクレーリアの2人の恋人はその後雄護の魔法みたいな能力にをかけられたことにより一生が終わるまで三大勢力や裏の世界の者たちには視界に入らなくなり、2人は外国に生き2人静かにいつまでも幸せに暮らしました。』

 

とそれで良いか2人に聞く

 

「この内容でいいですかね?」

「!!あぁ…これでいいよ!!」

「私もこれで賛成するわ!!」

 

と言ったので最後に忠告を言った

 

「おふたりはこの内容の為にもう二度と家族や友人にも会えなくなってしまうかもしれませんがそれでもいいですか?一応僕には電話をかける事ができますけどが…」

「覚悟はできてる…!!」

「正臣と一緒にいられるなら私も」

「そうですか…」

 

といい俺は能力をマッドスクリプトの最大出力でそのストーリーを現実へと発動させた

 

「それじゃあ八重…正臣さん、クレーリアさんお元気」

「君もね」

「本当にありがとうね雄護くん!!」

 

と言いながら2人は廃工場から去っていった

 

その後その街でおじいさんのような足取りで歩く少年が見受けられたとか何とか。




というわけで9話目でした。
どうでしたか?ちょっと詰め込みましたね…
ここで少し補足をば!

主人公が出したレールガンショットの補足です。
あれは赤い羽を砕く事で出る風量?を3枚全て砕いて最速のジェット噴射で拳を青いトゲ(改造してつけた絶影の列迅ですね。)での拘束に確実に抉り込む事によって生み出す技です。

最後のおじいさんのような足取りをしていたのはもちろん主人公です。
理由としてエタニティエイトでサポートしてたとは言え世界に影響を及ぼしかねないのを最大出力で使った為の代償として体力をほぼ全部もっていかれたからですね。
逆にそれだけですんでるのはエタニティのサポートがあってこそなんですけどね。

これにて9話目は終わりますが
誤字報告やなんて書いてあるかわからんからもうちょい詳しく書こうよやここの説明がないし抜けてる等の意見があるなら感想欄に書いて貰えると作者は助かりまする。

それとこの作品を評価してくれると作者が喜びます(誰得)


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WakeUp Final Part1「絶望ト恐怖ト怒リト」

10話目です
今回と次回でプロローグの最終話となります


俺は気づかなかった自分の傲慢さに

『その日常はいつまでも続くだろう』

『この日常はいつまでも続くだろう』

『その平穏はいつまでも続くだろう』

『この平穏はいつまでも続くだろう』

そして、

『この力があれば全ての人を守れるだろう』

その…この…傲慢さに気づくのが遅すぎたんだ…

そう思いながら俺は新しく作った腕の接合部から流れ出る血と痛みに苛まれて倒れる

 

 

 

ことの始まりの一日の始まりに戻る

 

 

その日も俺はいつもどうりの行動をしていた

学校が今はなく9時過ぎになるとずっと寝ている俺の上に乗っかたりふみふみと前足で踏んでくるクロから起こされて、

最近の日課になっている朱乃姉ちゃん家からかかってくる電話をとりいつもどうり話すそして最後には明日また朱乃姉ちゃん家に遊びに行く約束をする。

そこで終わったかと思ったらあの日から3日たった日からずっと電話をかけては惚気てくる八重垣さんからの電話が来てそれに出るとまさかの今回最長記録更新の2時間近くの惚気通話である。

そして日課となっている廃工場に行って廃工場での鍛錬とシェルブリッドの改良と他アルター能力の試行錯誤をする。

それから夕方になってきたので歩いてゆっくりといつも通りの道を通って家に帰って行き、

そして家に辿り着く。

 

ここで気づくべきだったのだ…いつもちゃんと玄関の鍵を閉めていた両親がいたのに玄関の鍵が空いてる時点で気づくべきだったのだ

 

更に俺はこの間悪魔に圧勝して勝ったために力に自信をつけてしまっていた。

それこそが最大の慢心だと言うのに

 

雄護sideout

 

 

 

 

三人称side

 

雄護が鍛錬から帰って来てそのまま自宅の玄関を開けるとそこには

血溜まりができていた。

 

 

「え、は?え?」

 

雄護は今目の前で見えている惨状が理解出来ていなかった。

否、わかっていたが理解が及ばない或いは理解したくないのである。

そんな隠せていないような動揺をしながらリビングに歩いて行くとそこには、血しぶきの部屋の中心で唯一血の一滴もかかっていない初老の銀髪で髭を生やした男が座っていた

すると銀髪の男は雄護の方を見たあと笑顔で

 

「おっほ!!君が異次元君かい???」

「誰だそれ……ってかお前は誰だよ………??」

 

そう言った雄護…少年は一見酷く冷静に見える口調で言う

 

「俺ちゃんかい俺ちゃんはリリン…いやリゼヴィム・リヴァン・ルシファーって言うんだぜ♪リゼヴィム様って読んでくれていいだぞ♪」

 

と銀髪の髪をした男性は軽々とそう言ってくる

 

「お前の名前なんてどうだっていいんだよ………1つ聞くぞこの家に散らばって飛び散ってる血は誰のだ…」

「それはこの家に入って来た時に喚いていた男女2名さ♪」

 

そうリゼヴィムが言い放つと沈黙が走りその後…

 

「…殺す

「あ、なんだって?」

殺す!!!!

 

そう言いリビングのソファを再構成し、

シェルブリッド第1形態改とシェルブリッド擬を瞬時に

両腕に纏いリゼヴィムと名乗った初老に対し殴りかかるが…

 

「あっひゃっひゃっひゃっ!!異次元君のレベル程度じゃあ俺ちゃんは倒せんよ♪」

 

といい雄護が殴りつく前に

リゼヴィムが片手で生成した魔力弾を放ち雄護の右腕のシェルブリッドに当てると当たった瞬間部屋に【ブチッ】

【グシャッ!!】【ブシャァァァァ】という音が響き渡り雄護が自分の右腕に目をやるとそこには

 

「あ?あ???」

 

今度こそ本当に理解できなかった

右腕が存在していた場所からは血が吹き出していたのだ。

そこには腕も無くシェルブリッドもなくただただ右肩から先が血が出ているのだ。

 

「ガァァァァァァァァ!!」

 

そこまで理解が追いつく事で右腕のあった場所からどんどんと激痛が来てしまい雄護は叫ぶ。

そして、それと同時に理解した

『コイツには勝てない』と

そこで次に雄護がとった行動はリビングのものを再構成し無茶をすることで右腕を再々構成し、同時に足にラディカル・グッド・スピード(脚部限定)を纏って瞬時に家からの脱出だった。

 

「アァァァァァ!!」

「おや?逃げるつもりかい?そうはいかないよん♪」

 

といい大量の異形の怪物を雄護の元に向かわせる。

 

(クソ!クソ!クソがァ!!)

 

そんな言葉と怒りと恐怖と哀しみの感情が雄護の頭の駆け巡っていた。

 

三人称sideout

 

 

雄護side

 

時は現在に戻る

 

俺は既に満身創痍だった。

あの銀髪野郎は『今は敵わない』と思い即座に撤退することを選んだ。

その後アイツは追っ手として怪物を放ってきたが特別強いわけではなかったが、いかんせん数が多すぎた出力を瞬時に現在出せる限界ギリギリまで引き上げて『衝撃』『壊滅』のラディカルのブリットで倒せたのだがそれでもおおよその体力を全て持っていかれた。

 

「ハアッハァッハアッハァッハアッ…」

 

息はもうとっくに上がっていてそれでもあそこから少しでも遠くに今は逃げるために進むが、前にクロを拾った公園まで来たところで遂に倒れる…

(ここまでか…父さん…母さん…俺が居たせいでこんな事に巻き込まれてごめんなさい…)

(仇を取れなくて…ごめんなさい…)

そこまで心の中で謝ったところで意識が薄れていく…

意識が消えかける瞬間に見えたのは叫びながらこちらに駆け寄ってくる金と黒の髪色をした浴衣を着てい男性だった。




という訳で10話目でした。
今回の話で主人公はリゼヴィムに付け狙われる…訳ではないんです。
最後に出てきた人物はこれからの主人公の保護者です。
そして今回の話でやっと主人公の本命の目的でこの作品の主軸でもある「リゼヴィム絶対殺すマン」への暗黒進化が発生します。
ちなみにリゼヴィムが部屋にいた理由は
一悪魔と協会戦士が悪魔勢力と天使勢力から完全に逃げ切ったらしいと自分が悪魔勢力に突っ込んで置いたスパイからの連絡を受ける→面白そうだから捕まえて見るか→なんだこの人間2人はウッザッ殺すわ→お、異次元君やってきたか→なんだつまんね殺すわ→飽ーきた帰ろ
位の考えだからホントにクソ野郎です(つまりはそれを考えた作者が1番のクソ野郎では?)。
もうひとつのリゼヴィムが主人公を「異次元君」と読んでいたのは主人公の力の源が次元の狭間のそれに似ていた為に「異次元君」と呼んだのでした(ちなみに飽きたから帰っただけで主人公を見つければ直ぐに興味をまた出すぞ)。

という訳で
誤字報告やこうしたら?やここもうちょい補足つけないと何を言いたいのかわからんぞ等がありましたら感想欄に書いて頂けると嬉しいです(もちろんそれ以外でも可)。
それと作品の評価をしてくれると作者が泣いて喜びます(誰得)

そして次回で遂にプロローグは終了です。
更に主人公の身に異変も発生します。
それでは!!


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WakeUp Final Part2「Reset」

11話目です。
今回でプロローグは最終話となります。
前回の金と黒の髪色の人に回収された後の話ですね。
…ここからが始まりです。
本編開始早々ネタバレするスタイル。


アザゼルside

 

俺、アザゼルはあの日、日本の駒王町に視察に来ていた。

理由としてはサーゼクスから聞いた話でなんでもこの街の責任者であったクレーリア・ベリアルという上級悪魔がこの町に来ていた協会の戦士八重垣正臣と恋仲になってしまったそうだ。

すると悪魔の上層部はその上級悪魔クレーリア・ベリアルと協会の戦士を粛清すべく上級や中級の者たちを向かわせ更にはこの町の協会とも手を組んで捕まえようとしていたらしい。

そこまでして捕まえようとするなんざ何か裏を感じるが

この話はおいおいまた考えるとしよう。

話は更に続く。

なんとそのクレーリア・ベリアルと八重垣正臣はいきなりこの町からいなくなったらしいのだ。

ここまでの包囲網なら普通は簡単に捕まえる事ができるだろう。

しかし1人は上級悪魔でもう1人は協会でも有力な戦士だったらしい。

それなら捕まえるのも一筋縄では行かないだろう。

しかし問題はここからなのだ。

いなくなる前までは探せば姿を見つける事が出来ていたらしいのだが、ある日いきなりどんなに探しても見つける事すら出来なくなってしまったのだ。

それだけではなくある悪魔の報告を聞いたらこういったらしいのだ。

 

「私は戦士の男を追っていたのですが、次の瞬間気がつけば廃工場の中で目が覚めていたのです。油断をしていた事などでは決してなく次の瞬間いきなり廃工場にいたんです。私はあの人間がそこまでの手練だとは思えせん!なので考えられるとしたら何者かが介入してのだと思います。」

 

という言い訳をしたらしい。

しかも二人が姿すら発見出来なくなったのはその翌日からと言うのだ。

どう考えてもこれは何かしらの魔法………

もしくは、神器か…

とすればその二人に協力した神器所有者がまだこの町にいる可能性は高いな。

しかし、この場合考えられる能力はなんだ?

認識をずらす?いや、この場合認識阻害の魔法の上位版か?

だとしてもだ…

そういった他人に影響を与える能力の大体は自分の実力以下じゃないと効力が弱い節があるがそこはどうなるんだろうなぁ…

くっそワクワクが止まらん!!この町の神器所有者を探すか!!

 

 

5時間後

 

 

だァァァァァ見つからねぇぇぇぇ!!

なんだ!?これ5時間探して気配が1ミリもしないとかなんなんだよ!?

やめだやめだ疲れたしそこの公園のベンチで少し横になるか。

 

 

1時間後

 

 

…………………んぁ?

やっべ今何時だ…

少し横になるつもりだったのにもう空が暗いじゃねぇか…

流石にここにこれ以上長居してたらシェムハザにまたキレられるな…

そうと決まればグリゴリに戻るか。

そう俺が考え終わった時だった。

 

「あ?」

 

ガキが公園に歩いて来てるのが見えた

なんだ家出でもしてんのか?

と思っていると公園にガキが入って来てさっきまで公園の柵などで見えていなかったガキの全体像が見えてくる。

そのガキは体の至る所から血を流していた。

おいおいこりゃなんだ!?

するとガキが公園の入口の木の近くまで来たところで倒れた。

 

「おい!!大丈夫か!!おい!!」

 

そう言っているがガキからの返事は帰って来ない。

クソこれだからガキはめんどくせぇんだ!!

と俺が思っているとガキの周りから突如として光を放っている八つの緑色の球が飛びま回ってくる。

するとその八つの球はガキの体内に入っていった。

その後見ると出血が止まっていた。

一体なんなんだ…

とりあえずガキはグリゴリに持って帰るか。

 

アザゼルsideout

 

 

 

 

???side

 

(………………ン?)

気がついたら僕は白い部屋にいた。

(ここはどこだろう?)

そう考えていると向こうの方から『ウィーン』という音が聞こえてくる。

そしてそっちの方にむくと金と黒の髪の男性がこちらに向かって歩いて来ていた。

(誰だろう?)

 

「よぉガキ目が覚めたか?」

「えっと…………?」

「おっとその前に自己紹介だ。俺はアザゼルって言うんだ」

「アザ…ゼル……さん?」

「やめろやめろさん付けとかするなむず痒いから!アザゼルって呼び捨てで構わねぇ」

「えっと……わ、わかりました……アザゼル?」

「よし!そんでお前の名前はなんて言うんだ?」

「……………カズマです。」

「カズマか。なるほどねじゃあ名字は?」

「…分からない」

「あ?」

 

とそう聞かれて僕は答えた。

 

「ここがどこで今まで何してたか僕が何なのか…名前以外がいや、名字も全く分からないんです…けど何か…何か…大切な事があったような事がして」

「分かった!分かったから泣くんじゃねぇ!!」

 

泣いている?誰が?僕が?

そう考えてから頬を触ると涙が流れていた。

 

「すみません…ティッシュ貰っていいですか?」

「いやまぁいいけどよ…」

 

と言った後にアザゼルがティッシュをくれたのでそれで涙と一緒に流れていた鼻水『ズビッ!!ズビビビビッ!!』も拭き取る。

 

「って事はなんだお前さん記憶喪失なのか?」

「記憶…喪失っていうと記憶が無くなるやつですか…?」

「そうだその記憶喪失であってる」

「そうですか」

「まぁとりあえず本当にそうか調べるからちょっとついてこい」

「分かりました」

 

それからアザゼルに連れいてってもらいその白い部屋を出た後に色んな検査室?らしき場所を1時間かけてめぐった。

 

「なるほどな」

「あの…僕の事何か分かりました?」

「すまん特には…調べて見たがこれと言って体に異常がなかったな。だが…」

「だが…?」

「少しだけお前の右肩から右腕にかけての骨に繋ぎ直したような跡がついていたな。それ以外はないな」

「そうですか…」

「そう落ち込むな」

「はい…ありがとうございます………!そういえばここに来る前は僕って何処にいたんですか!!それは分からないんですか!!」

「いやそっちもさっぱりだなそもそもお前が何処に住んでいたかが分からないし、それにお前はあの時血だらけで公園まで歩いて来たからな」

「血だらけで?」

「血だらけでだ」

 

血だらけで公園まで歩いて来たのか…僕は本当に何してたんだろうか…?

 

「それにしてもお前さんここまで話してて思ったんだが随分落ち着いてんだな」

「あぁ…なんていうか何も分からないんですけど話を聞いてると自然と僕はしそうだなって思えてきて」

「そうか…まぁ記憶が消えても人格がそのままなんて奴はいるしなお前もそんな感じじゃねぇのか?」

「…そうかもです」

 

とここまで話したところでアザゼルが急に「アッ!!」といきなり思い出しかのような反応をして

 

「カズマお前…神器の事はわかるか?」

「神器とは…?」

「こういうもんだ」

 

といいどこからかタブレットを取り出してそこに映っている動画を再生する。

その動画の中では1人の男性が立っていてその人が気合いを入れるように叫んだ後腕が光だし次の瞬間その光が止むと男性の腕が銀色の鱗の様なものを纏っていた。

 

「これがセイ「これなら僕できる気がします!!」!?本当か!!」

 

確証はない…が何故か僕はこれが出来るという強い確信が溢れてくる。

 

「よしじゃあやって見ろ!!」

「はい!!…………来てくれ!!神器!!」

 

そう言った後に僕の右腕が閃光を放ち出しそれが止むと僕の右腕はさっきの映像と同じ鱗の様なもの纏っていたが…映像と違って僕の右腕の鱗の色は金色で緑色の八つの球がついていた。

 

「すいません…なんか映像の奴と違いました…」

「いや問題ないこれも多分神器だろうからな……というかこれはもしかしなくても『龍の手(トゥワイスクリティカル)』の亜種か?」

「あの…」

「なんだ?」

「そのとわ何とかって何なんですか?」

龍の手(トゥワイスクリティカル)な!さっきの映像に出てたやつだよ」

「でもさっきの映像やつとはこれってなんか違いますよね?」

「あぁだからこれは龍の手の亜種じゃないかと俺は思う」

「亜種…」

「そうさなこの形ならさしずめ『黄金に輝きし龍の宝腕(ゴルドクリティカル・ジュール)』ってところか?」

「…だっさ(ボソッ)」

「なんか言ったか?」

「いえ何も!!…ところでジュールってなんですか?」

「あぁそれは宝玉を英語にするとジュエルだからそのエをー棒変えただけだ」

「かなり適当ですね…」

「まぁいいだろ。それとな今日からお前は俺が引き取るから」

「え、は、えー……」

「仕方ねぇだろお前の身元が分かんねぇんだからよ」

 

と言うわれその日から僕は「神の子を見張る者」の所属の神器所有者となって日々特訓(地獄)の毎日が始まってしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

この物語は大門雄護が無くした記憶を取り戻し復讐をする物語である。(仮)

 

 




という訳で11話目でした。
不評だったら内容修正してもうちょい伸ばします…
それと前回の出来後で主人公は恐怖、怒り、哀しみの三つの感情の混濁に加え致命傷だった事もあり記憶喪失になってしまいます。
はい、これが最初に主人公の名字隠そうとしてた理由です。
それと主人公の能力は本人は無意識的にシェルブリッドを龍の手にしようとした為にあのような事になりました(当然ですがシェルブリッドよりはスペックが落ちてますその代わりにエタニティエイトの回復能力が着いてます)。
本人がカズマと名乗っていたのは今世の自分の名前よりも憧れがあった名前だった為に覚えていてその為にそれが自分の名前だと思った。

他に疑問点や修正点があるようなら感想欄に書いてもらえると助かります。

そして作品を評価してくれると作者が泣いて喜びます(誰得)


次回からD×Dの本編入るか番外編(グリゴリ編)を1、2話もしくは数話入れるか迷ったのでアンケに頼る。

アンケの結果はある程度差がついたら締め切ります


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第1章 覚醒の赤と緋 第1節 新校舎のバケモノ篇
Life 1 特例堕天使の日々


12話目です。
すいません原作のハイスクールDxDを最初から読み直したりここから先の展開を考え直したりしてたら既に3日以上経過してました…本当に申し訳ない。
という訳で遅ればせながら内容は本編に入ります。


あの日アザゼルにグリゴリで僕を引き取ると言われてもう9年もたった。

今年で僕はもうすぐ17歳になる。

 

「これで全部かな?」

 

これと言って何か今のところある訳でもないが明日は学校なのになんでこんな仕事を依頼して来るかなぁ…

と思い僕、龍導(りゅうどう)カズマはアザゼルから出される裏の仕事を終わらせて溜息をつく。

…まぁ裏の仕事といえども殺しはなく裏の者からでた犯罪者の捕獲が主だ(殺しの仕事ではないがあまりにも手加減が出来ないような相手であれば殺す時もある)。

そして今回も裏からでたもの達の捕獲が終わるのでポケットからスマホを取り出しある電話番号に電話をかける。

少しの間コール音がなった後に【ガチャッ】と通話が繋がる音がすると

 

『もしもしどうした?』

「アザゼルさっきの依頼がおわりました。」

『おぉ!!早速捕まえたか!!』

「あぁ、なんか今回は割かし内容が簡単だったからね」

『と言ってもそいつ等5人は表の人間を既に何人か殺してやがるからな早めに掴まなきゃならなかったんだよ』

「なるほどです……でもこの人たちってものすごく自信満々に挑んで来た割に弱かったですけど?」

『あのな、お前みたいな特例堕天使っていうほぼ上級堕天使幹部と同じ奴と戦わせたらそうなるに決まってんだろ!?そいつ等は確かに戦闘特化の神器だけどなお前は既に人間でありながら素の身体能力だけで言えばバケモンなんだぞ!!その位はそろそろ自覚しとけよ!』

「の割にはさっき捕まえた連絡した時には『早かったな!!』的な事を言って驚いてましたよね?」

『だってカズマ、お前は全くもって探知能力や神経研ぎ澄ませて相手を探るなんてやり方が出来ないからだろうが………そう言えば本当に今回は何故こんなに捕まえるのが早かった?』

「いえ、相手の中の1人が探知系の神器だった人がいたので普通に散歩してたら神器所有者ってバレて喧嘩ふっかけられました」

『なるほどな…馬鹿な奴もいるもんだな』

「はぁ…それは良いんですけどこの気絶させた人たちはどうしますか?」

『いつも通り俺の隠れ家に置いとけ後で俺が回収しておく』

「了解です。それではおやすみなさい」

『あぁ、またな』

 

と言った後に【ツーツー】という通話がきれた音が発せられたのを確認した後にスマホをポケットに再度収納しアザゼルの現隠れ家に歩いて行き、先程縛り上げ気絶までさせた神器使い達を隠れ家の倉庫に放り込み外から鍵を閉めておく。

その後僕は頭痛がする頭を抑えながら駒王町の自宅へと帰るのだった。

 

翌日

 

昨日はあまり眠れなかった…

そんな事を考えながら僕は現在駒王学園に向かって登校中である。

頭痛がずっとしていたために頭痛が収まって眠り出したのが4時そして起きたのは7時で僕は本日約3時間しか寝れてないのだ…

神器を使う度に頭痛がするのは何なんですかね〜?

酷い時は体調崩して風邪を引いてしまってオーフィス黒歌さんに心配かけたのは本当に申し訳ないと思ったからね…気をつけないと

いや昔よりかは寝れてるのかな…?

 

「おーーい!!龍導ーー!!」

 

ん?あれは……

 

「松田くんと元浜くんかぁ…おはよう!いったい朝からそんなに急いでどうしたんだい二人とも?」

 

と挨拶したのは友人である松田くんと元浜くんである。

この2人は僕が1年生の頃から同じクラスで中々自分から話すことが出来なかった僕に対し気軽に話しかけて来てくれたのだ。

 

「『どうしたんだい?』じゃねぇーーー!!昨日俺たちがお前に貸した『密着エロス24時』はちゃんと見てきたんだろうなーーー!!」

 

ただ残念な事にこのお二人+もう1人の友人の計3人はこの学園では『変態三人組』と呼ばれる程の変態ぶりである…

 

「ごめんね…昨日は頭痛がずっとしてて寝れてない無いから今も眠気がしててもう結構危ういんだよね…っとその前にさっきのコレは返すね」

「お、おうそうか…あんまり無理すんじゃねぇぞ?キツかったら帰った方がいいと俺は思う!!」

「俺もそう思う!!早く体調は治せよ!!そしたら我が秘蔵のエロDVDを貸してやろう」

「二人とも…ありがとう」

 

と2人に感謝の意を示したところで僕は気づいた

 

「二人とも兵藤くんはどうしたんだい?今日は一緒じゃないのかい?」

「いや兵藤の奴なら「おーーーーーーい!!松田!元浜!龍導!」む、兵藤来たか」

 

とそこで学ランの下に赤い服を来ている男子がこちらにニマニマしながらやってきた。

そうこの人がさっき言っていた僕のもう1人の友人の兵藤一誠くんだ。

…というか兵藤くん今日はいつにもましていい笑顔だなぁ…

と思うと兵藤くんがこう言った

 

「聞いて驚くなよお前ら!!なんと…俺に…彼女が出来たんだよォーーー!!」

 

暫くの沈黙の後

 

「「な、何ーーーーーーーーー!?!?」」

「お、おめでとう兵藤くん?」

 

松田くんと元浜くんの驚きの声がそこら中に響き渡った後に僕も驚きながらお祝い?の言葉を送るのだった。




という訳で12話目でした。

何かしらの不満点や誤字報告、ここなんて書いてるかわからんからもう少し分かりやすく書こうや?などがありましたらどうぞ感想欄まで報告してくれるとありがたいです。(もちろんそれ以外でもありがたい)

あぁ…主人公が本格的に記憶を戻したらどの位強くなるか考えなきゃ…後は記憶を戻す時とかも…

…それで今回はここまでです!!
次回もまた呼んでくれると嬉しいです!!
ではまた次回!!

追記オーフィスと黒歌に関してはのちのち書きます…
それとルビが何故か解除されてたのでルビも振り直しました。


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Life 2 いつもと変わらない日々…?

13話目です。
原作主人公side今回は少ないです…すまない
それと投稿も遅れてすいません。
始まりはカズマsideからです。


あの日

あの後に兵藤くんから聞いた話だと、昨日学校の帰りに1人になった後に別の高校の女の子に声を掛けられてなんと急に告白されたらしいのだ!!

『世の中そんな事があるのか〜』と僕は兵藤くんには失礼だが少しばかり驚いた。

それでも…兵藤くんが『彼女が出来たんだ!!』って言った時は驚いたけど自分の友人に彼女が出来たと分かると自然に祝っていたし嬉しかった。

何故だろうか………あっ!!

変態だから!?彼女出来ないと思ってたんだ!!(多分)

………さすがにそれはないな

後あれはなんだったんだろうか…

と思い出すのは彼女出来ました宣言から後の初デートに行くと聞いた日曜の次の日の学校での兵藤くんとの会話だった

 

 

 

「おーーーーい!!龍導」

「あっ兵藤くんどうかしたのかい?」

「どうかしたどころじゃねぇ!!お前!お前は夕麻ちゃんの事覚えてるよな!?」

 

そう言いながら聞いてきた名前は先週聞いた兵藤くんの彼女さんの名前だった。

 

「兵藤くん…さすがに先週聞いたばかりの友人の恋人の事を僕は忘れないよ」

「だよな!だよな!!先週確かに俺は夕麻ちゃんの事を松田や元浜や龍導に話したもんな!?」

「そ、そうだよ…なんだい?もしかして2人が君の彼女の事を忘れたとでも言ったのかい?」

「言ったんだよ!!」

「…え?」

 

違和感を覚えた。

彼ら3人は前も言ったが『変態3人組』と称される位で校内で転校生などでない限りまず知らない人は以内であろうと僕は思っている。

それもあって彼らはものすごく彼女を欲していて中でも1番変態だと(性格はいいんだけどね…)兵藤くんが彼女が出来た時にはそれはもう嫉妬の炎が出てるように見えるほどだったのだ。

…それなのに1週間たたない内に忘れる事があるだろうか?

ないな…絶対にない!

とすれば怪しいのはその兵藤くんの彼女さんの方か?

…よし聞いてみよう。

 

「ねぇ兵藤くん!!」

「うぉっな、なんだ!?」

「兵藤くん自身は覚えてるんでしょ?」

「はぁ?当たり前だろ!!自分の彼女忘れる馬鹿はいねぇよ!!」

「だよね?だからスマホから電話かけたりはしたの?」

「それが電話番号も写真も消えてんだ!!俺は消した覚えがないのに!!」

「なるほど…」

 

これで考えられる可能性は2つ

1つ兵藤くんの彼女さんが何かしら裏の事件に関わってしまいそれによって兵藤くんの彼女に関する記憶を消された可能性

2つ目はその彼女さん自信が裏の人間で兵藤くんに用がある為関わりを持ちもう用がすんだ為に周囲から自分に関する記憶を消した可能性

の2つの可能性が出てくるが…仮にどっちだったとしても確実に出る矛盾点が1つある…それは兵藤くん自身から記憶が消えていないということだろう。

何故だ…何故なんだ?

 

 

と考えた事までは僕は覚えてる。

結局あの後この件はウヤムヤになってその後兵藤くんはこの話を出さなかった…

それとその翌日には3年この学園のアイドルである『二大お姉さま』の1人のリアス・グレモリーさんと歩いて登校して来た。

更にはその日の休み時間に兵藤くんを呼び出したのはこの学園で女子からかなりの人気を集めるイケメン王子の木場祐斗くんが来たのだ。

…一体今兵藤くんの周りでは何が起きてるのだろうか……?

この事をアザゼルに聞いてみようかな?

とアザゼルから捕縛命令が出ていた危険思想の神器所有者達を縛りながら僕は考えるのだった…。

 




という訳で13話目でした。
かなり短くなってすいません…。

そしてイッセーはこの時点で既に死んでいます。

それとアーシアとイッセーの邂逅を掘り下げずに早速堕天使を締めに行っても良いですかね?
そうなった場合次回辺りで締めに行きます。

ちなみに現在の主人公は裏の世界での戦い方や生き方をアザゼルに教えて貰っただけなので大御所の悪魔の名前や有名どころの協会の戦士の名前は知りません……がアザゼルの趣味に付き合わされた為に大体の神滅具や神器の名称と能力なら知っています。

何か足りないところや気になる所があるなら感想欄で言ってくれると助かります。(場合によっては修正します)


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Life 3 特例堕天使のお仕事

前回から約1ヶ月も時間が経ってしまって申し訳ないです。
リアルがリアルが忙しかったんじゃ…学校とか始まったしもうすぐ就職とかでね…
というわけで久々の更新ですどうぞ



やばいよ…やばいよ…

アザゼルはなんでこんな重要な事を話してなかったんだろう!?

まさかリアス・グレモリーさんが72柱の悪魔の出でありここの管理者だったなんて!!

しかも!?今回の異変は下級と中級堕天使が関わってる可能性が高いって何!?

またグリゴリから問題児(と言うか問題そのもの)が出たって事ですかね!!

そしてこれまでのを考えると多分、兵藤くんは神器所有者の可能性が高くそれを奪う為に殺そうとした所をリアス・グレモリーさんが間一髪で助けたんだろう多分。

更に今日この町で堕天使と神器所有者が当たった気配が出たそうだ…

その為今回の異変でアザゼルから堕天使が関わってた場合は特例堕天使としてこの異変の早期解決と『こちらからの謝罪と出来る限り何か償いをする事と出来れば首謀者大半の引渡し』を管理者リアス・グレモリーさんに伝える事だそうだ…それともう1つ言われた事あったけどアレは僕はしないなぁ…

ともかくこの町で拠点にしてるであろう教会に早く行かないと!!

そう思い見えてきた教会に向けて続けて走り出すのだった。

カズマsideout

 

 

 

イッセーside

 

「こういうとき、神に頼むのかな…」

 

俺はそんな事をいつのまにか口にしていた。

 

「?」

 

疑問符を浮かべるレイナーレ。構わず俺は続ける。

 

「でも、神様はダメだ。さっきも俺の言葉を聞いてくれなかったし、アーシアも助けてくれなかったからな…」

「何?遂に壊れちゃった?」

「じゃあ、アレだ。魔王さまなら俺の頼み聞いてくれますかね?いますよね?聞いてますか?一応俺も悪魔なんで、俺の願いだけでも聞いてくれませんか?」

「…………どうしようもないわね。こんなところで独り言を始め出したわ、コイツ」

「後は何もいらないんで」

 

そう言い足の痛みを堪えながら俺は立ち上がる

 

「そ、そんな嘘よ!!」

 

俺を見てそう叫ぶレイナーレ

 

だからコイツを1発殴らせてください!!!!

 

そう言って俺は再び動き出す

 

「…立ち上がれる筈がない!!下級悪魔ごときがあの傷で動けるはずないじゃない!!体中を光が内側から焦がしているのよ!?光を緩和する魔力も持たない下級悪魔が耐えられる筈ないわ!!」

「あぁ…痛てぇよ…チョー痛てぇ…今だって脚はガクガクで意識だってどっかに行っちまいそうだ…けどな…」

 

そういい更に俺はアイツの前まで進む

 

それ以上にてめぇがムカつくんだよ!!!!

『Explosion!!』

 

その音声と共に俺の全身に今までと比べ物にならないほどの力が溢れてくる。

 

「そんな!!それはただの龍の手トゥワイス・クリティカルの筈?…でもコイツのこの魔力の波は中級…いや!!上級悪魔のそれ!!」

 

上級悪魔って部長と同じって事か…そりゃありがたいな…

 

「う、嘘よ!!」

 

そうやって光の槍を投げるがそれを左腕の神器で【バキッ】と音をたてて砕く。

 

「い、嫌!!」

 

それをみて黒い羽根で逃げようとするレイナーレ。

だが俺は逃がすつもりはない!!

 

「逃がすかバカ!!」

わ、私は至高の!

吹っ飛べ!クソ天使ッ!!

 

そうして思いっきり殴ったレイナーレは教会のガラス窓に衝突し【ガッシャァァァァン】と音をたてそのまま外に。

 

「ザマーみろ」

 

一矢報いた…

とそう考えた俺の心には虚しさが残る…

 

「アーシア…」

 

もう二度と彼女は笑ってくれない…

 

イッセーsideout

 

 

 

三人称side

アーシアの事を思い出していたイッセーだったがそこで限界が来て倒れ………。

 

「おつかれ、まさか堕天使を倒すなんてね」

 

そう言って倒れかけたイッセーに肩を貸すのは先程地下からイッセーを送り出した木場祐斗だった。

 

「よー、遅せぇよ、イケメン」

「ふふ、部長に邪魔をしないように言われていたんだよ」

 

木場のその言葉をイッセーが不思議に思っていると

 

「その通りよ。あなたなら、堕天使レイナーレに勝てると信じていたもの」

 

声のするほうへ振り返れば、紅の髪を揺らしながらリアス・グレモリーが笑顔で歩いてくる。その横ではいつものニコニコスマイルで姫島朱乃がいる。

 

「部長、どこから?」

「地下よ。用事が済んだから、魔法陣でここへジャンプしてきたの。協会にジャンプなんて初めてだから緊張したわ」

 

そうイッセーが聞くとリアスは淡々とイッセーに笑顔を向けながらそう答える。

 

(なるほど、それで木場たちと共に上へあがってきたのか。...ってことは、下の神父たちは全滅だな。部長相手じゃ、ぶじじゃすまないだろうし。)

 

そうイッセーが考えているとリアスの後ろにあった地下に続く階段から小猫が上がって来る。そのままイッセーの横を通り過ぎていこうとすると

 

「小猫、どうやら汚い堕天使さんたちを回収してくる必要はなさそうよ」

「はい...?」

「部長?」

 

リアスの言葉にオカルト研の(リアスを除く)全員が唖然としていると協会の出入り口から声が聞こえてくる

 

「ご、ご志望の品をお届けに参りました~」

 

その若干どもった声と姿を見てイッセーは驚き叫ぶ。

 

「なんで龍導おまえがここにいるんだよ!?」

 

そう言ったイッセーの視線の先には全身黒い格好をし黒いロングコートを纏い堕天使たちを引きずって来ている龍導の姿があった。

 

三人称sideout

 

 

 

カズマsideout

 

まぁ、普通は友人が堕天使を四人も引きずってきたらそれはそういうはんのうだよね...はは...

 

「兵藤君...聞きたいことはたくさんあるだろうけどまず一つだけこっちから聞かせてくれるかい?」

「な、なんだよ?」

 

そう、ここに来て兵藤君の姿を見て気付いたのだ

 

「君は悪魔だったのかい?」

「え、な‼」

 

それを聞き驚いている兵藤君に応える

 

「君の背中から悪魔の羽が出てたからね」

「いつの間に‼」

 

それを聞いて羽が出てるのに気づいたようだった...

 

「今の反応含め今までの行動を考えるとまだ悪魔になってそう立ってないよね?すると.....いいやこいつらに聞いた方が早いか」

 

そう言い僕は堕天使引きづって来た堕天使の1人をリアス・グレモリーさんの足元に投げつけた

リアス・グレモリーさん(以下長いのでグレモリーさんと記す)はこちらを無言で警戒するが堕天使が起きたのに気づいて視線がその堕天使へと切り替わった...よかったぁずっとにらまれ続けられると精神が持たないよ...

 

「...こ、ここは?...」

「ごきげんよう、堕天使レイナーレ」

「.....グレモリー一族の娘か.....」

「初めまして、私はリアス・グレモリー。グレモリー家の次期当主よ。短い間でしょうけど、お見知りおきを」

 

そう笑顔で言ったグレモリーさんに対し、先ほどレイナーレと呼ばれていた堕天使はグレモリーさんを睨み付けているが。

と、途端に嘲笑う。どうしたのだろうか?

 

「.....してやったりと思っているんでしょうけど、残念。今回の計画は上に内緒ではあるけれど、私に同調し、協力してくれている堕天使のいるわ。私が危うくなったとき、彼ら私をー」

「彼らは助けに来ないわ」

 

レイナーレの言葉を遮り、そうグレモリーさんは断言する。

 

「堕天使カラワーナ、堕天使ドーナシーク、堕天使ミッテルト、彼らは私が消し飛ばす.....予定だったのだけども急に現れた彼が全員気絶させて回収されたから今はそこで三人とものびてるわよ」

「な、何!?誰だお前は‼」

 

グレモリーさんがそう言った後にこちらに振り返って事実を確認するとともに僕の存在を認識するや

 

「で、あなたはいったい誰なのかしら」

 

やっと自己紹介かな?

 

「これは失礼いたしました。僕は駒王学園高等部2年生で兵藤君と同じクラスかつ神の子を見張る者グリゴリの堕天使総督アザゼル直属兼『特例堕天使』の龍導カズマです。あ、あと堕天使からは«特例»や人間で羽が無いので«無翼(ムヨク)»ともよばれていますが呼び方は何でもいいですよ」

 

「む、ムヨク?」

 

そう兵藤君が聞き返す。

なんか皆さんの警戒心が高まった気がする...

そう考えているとグレモリーさんが聞いてくる

 

「それであなたはここに何しに来たのかしら?事と場合によってはここで消し飛ばすわ。」

「なぁ...木場、部長が言っている消し飛ばすってどういう意味なんだ?」

「その一撃を食らえばどんな者でも消し飛ばされる。滅亡の力を有した公爵家のご令嬢。部長は若い悪魔の中でも天才と呼ばれるほどの実力に持ち主ですからね」

 

と主を褒め称えるように先ほど木場と呼ばれてた男子は答えている

 

「別名『紅髪の滅殺姫(べにがみのルイン・プリンセス)』」

 

そういい「うふふ」と笑って答える黒髪ポニーテイルの女子....確か姫島朱姫さんって言う3年生の先輩だったけ?

...ってそうだグレモリーさんの問いに答えてなかった!!早く答えないとキレ...見るからにもうキレテらっしゃる‼

 

「う、上からの命令です」

「上...まさか堕天使総督のアザゼルから!?」

「なぜアザゼル様がそこで出て」

「うるさいよ」

「ガッッッ!??」

「「「「「!!!???」」」」」

 

そこでみんなが驚いてるが気にせずそのままレイナーレを思いっきり壁に投げつける...だけだったんだけどそのまま殴った勢いで協会の壁にめり込んだ

うん、だって飛んできた方向と言い兵藤君のケガからしてどう考えても犯人この方にしか思えないんですよね。

えぇ~レイナーレさんクソザコスギ~('Д')(内心煽り)(私怨まじり)

とそうじゃないそうじゃない

 

「で、話の続きでしたよね?なぜアザゼルからの命令かって話の」

「え、えぇ。いろいろツッコミたいことはあるけどまぁいいわ」

「かしこまりました。それでさっきから言っているアザゼルからの指令があなたへの交渉なんですよ」

「交渉?」

「アザゼルからの指令内容はこうです。今回の異変で堕天使が関わってた場合は特例堕天使としてこの異変の早期解決と『こちらからの謝罪と出来る限り何か償いをする事と出来れば首謀者大半の引渡し』を管理者リアス・グレモリーさんに伝える事なのです....というわけで.....大変申し訳ございませんでした‼僕自身も兵藤君の様子がいつもと違うからアザゼルに聞いていたのですが中々アザゼルが口を開かなかったので脅して情報を吐かせた後に無理やり押し通して指令を出させたのですが...遅かったようです...」

 

そうグレモリーさんに話してる最中に気づいてしまったのだ協会の椅子で横になっている金髪の外国の女の子が青白くなっている...あれはどう考えても........

そう考えていたら兵藤君がこちらを見て叫んだ

 

「遅かったようですじゃねーよ‼龍道‼謝罪なんていらないんだよ‼謝るくらいだったら...謝るくらいだったら...アーシアを返せよ‼」

 

...その言葉を待ってた

 

「兵藤君...もう三つ聞きたいことができた」

「なんだよ‼」

 

こんな時でも質問してくる僕に対してキレかかっている

 

「キレルのはいい、だが兵藤君もしかしたらアーシアさんは生き返らすことができるかもしれない」

「え...ほ、本当か龍道!?」

「聞かないことには絶対とは言えない。これはそのアーシアさんに関するとても大事なことなんだ...。一つ目の質問まずこのリングは彼女の神器かい?」

「あぁそうだ‼」

 

そう言い兵藤君に見せたリングは先ほどレイナーレを殴ったときに奴の腕からすっ飛んできたのを回収したもの

 

「二つ目彼女は死んでどのくらいたった?」

「まだ10分もたってない筈...うん多分...」

 

多分で大体10分たってないならあとは...

 

「そして最後の三つ目の質問...。君にはその生き返った後のアーシアさんの一生を背負う覚悟はあるかい?」

「...それはわかんねぇ...けどな俺はアーシアを生き返らせるなら生き返らせたいんだ」

「それは...どうして?」

「だって俺はアーシアにとっての初めての友達だからな‼」

 

これ聞く必要はなかった感じかな?

 

「分かった‼そしてこれにて条件はクリアされた‼イケるぞ兵藤君‼」

「ちょ、ちょっと待ちなさい‼」

 

そう言った瞬間グレモリーさんが止めに入った

 

「なんですか?」

「理解するのに時間がかかって口をはさめなかったけどあなたの口ぶりからしてアーシア・アルジェントを生き返らせる事ができると聞こえるのだけど?」

「そう言っているんですけど?」

「そんなの悪魔の駒イーヴィルピースや特殊な道具でも使わないと無」

「あります。僕のこの両腕に」

 

それを聞いてグレモリーさんが今度は兵藤君に問いかける

 

「イッセーそれでいいの...?」

「はい‼正直不安じゃないと言えば嘘になります...けど、アイツは、龍導はこんな時に絶対嘘はつかないんで‼」

「嬉しいことを言ってくれるね...だったら僕は君の期待に応える‼」

 

そう言い僕は僕の神器を両腕に展開する

すると両腕には金の籠手と金の鱗に覆われその上から最初から埋まっていたかのように両腕に四つずつ緑の宝玉が現れる。

 

「龍導それは?なんか俺の神器に似てるけど」

「これが僕の神器『黄金に輝きし龍の宝椀(ゴルドクリティカル・ジュール)』だよ。これでアーシアさんを生き返らせる」

 

そう言って僕はアーシアさんの近くまで来て気づく

 

「ひょ、兵藤君??」

「な、なんだなにか問題で」

「君の学ラン貸して!!アーシアさんが裸だと生き返らせるのに集中できないから‼」

「お、おうわかった」

 

そう言って兵藤君がこっちに来て急いでアーシアさんに学ランを被せる

 

「あとアーシアさんのこのリングをどっちの腕でもいいから着けてあげて」

 

それを投げて渡すと「あ、あぶねーだろ!!」と言って怒られた。

も、申し訳ない

 

「あ、それと」

「まだあんのかよ!?」

「作業中は絶対に邪魔しないようにさっきも言ったけど集中が途切れるとだめだから」

「了解だ」

「それじゃ始めるよ.....神器頼む‼」

 

神器にそう言葉をかけるとそれに応えるかのように両腕に付いている八つ全ての宝玉から緑色の光が溢れ出す

 

「すげぇ...まるでアーシアの神器見たな光だ...」

 

そう言っているように聞こえたが今はこっちに全神経を集中させないと

戻ってきてくれアーシアさん...僕は君のことは全く知らない、だが、僕の親友が君の帰還を待っているんだ!!!!!!

そう思った瞬間協会すべてに覆ってしまうほどの閃光が発生した

 

「ハァ...ハァ...兵藤君、蘇生は成功だ...」

 

その言葉を言い終わると同時にアーシアさんの瞼が開き始める

 

「あれ?」

 

僕はそれの言葉を聞くと同時に立ち上がり協会の壁にめり込んでたレイナーレと他3名の堕天使を回収し協会から出ようとする

がグレモリーさんに呼び止められる

 

「待ちなさい。どこに行くつもり?まださっきの交渉に対しての答えは言ってないわよ」

「すいません...明日必ずあなた達のもとへ行きます...案内は兵藤君に頼んでください...僕はこいつらと違って逃げも隠れもしません。ただ渡す前にこいつ等には反省させないといけないんで...」

「...わかったわ。その代り明日必ずよ」

「了解です」

 

グレモリーさんとの会話が終わり僕は帰宅用に足元に魔法陣を起動する

すると兵藤君とアーシアさんの声が聞こえてくる

 

「......イッセーさん?」

「帰ろう、アーシア」

 

その言葉と同時に魔法陣が光って発動した

また明日会おう兵藤君、そしてアーシアさん

そして僕は家へ帰るのだった

 

 

 

 




主人公の現段階での状況は次回で分かります。
それと主人公がなぜアーシアを蘇生できたのかも。

書き上がるのに時間がかかってしまいほんとに申し訳ない…次回はなるだけ早く更新したいなぁ(願望)

感想や誤字報告など評価もしてくれると嬉しいです。
それではまた次回「Life4 その後顛末」でお会いしましょう。


10/11追記 そろそろ就職試験も近づいて来たのでもしかしたら次回の更新は10月中には無理かもしれません。


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Life 4 その後顛末

毎度毎度投稿遅れてすいません。
11月終わる前にギリギリ投稿。



...また吐きそオロロロロロロr....

...洗面台でまた吐いた

気持ち悪い...

とりあえず布団まで移動しよう...

というかどーしよう...「明日学校で詳細は話します!」的なこと言っちゃったけど...

そう考えた後に僕は布団の横に置いていた目覚まし時計の時刻を見る。

現在時刻14時27分...つまり午後2時27分ですね(やっちゃった☆)

やばいなー(思考能力低下中)おこられるなー(リアスさんに)きれられたなー(黒歌に)しんぱいさせちゃったなー(オーフィスに)

やっぱり簡単に人の蘇生なんて引き受けるもんじゃないね...

...後が怖いが今日は強制的な呼び出しがない限りはもう寝とこう。

そうしようそうしよう。

というわけで.....

 

「ありがとう、あとおやすみー」

 

そうして看病してくれてて寝てしまったのであろう布団の近くで寝ている我が家の龍神様に掛け布団をもう1枚押し入れから取り出して掛けてお礼を言ったのちに僕は再び眠りについた。

 

カズマsideout

 

 

 

イッセーside

 

俺、兵藤一誠は現在部室に集まっている俺以外のオカ研メンバーも含め全員沈黙に徹していた。

 

(イッセーさんイッセーさん)

 

そう言ってアーシアが俺の制服の裾を掴んで小声で話しかけてきた。

 

「アーシアどうしたんだ?」

「あの私の勘違いだと思うんですけど部長さん何かに怒っていらっしゃいますか?」

「あ、うん多分部長が起こっているのは俺たちに関してじゃないよ」

「そうだよアーシアさん。怒ってるのは僕たちにじゃなくてどうやら龍導君に対してらしいよ」

「あ、木場さんこんにちは」

「龍導に対して?あいつなんかやったっけ?」

「実は龍導君が昨日『詳細は明日話す』みたいなことを言ったらしいんだけど今日は休んでるみたいなんだよ」

「そういえば今日は朝から居なかったな」

「だから龍導君の家の電話番号を調べて3回掛けてみたようなんだけどね?」

「あー...龍導が電話に出なかったのか」

「うん...」

 

それで俺とアーシアは木場の話を聞いて現在の状況に納得する。

あれ?じゃあ俺がアイツに電話かければいいんじゃないか?

そう考えて制服ズボンのポケットからスマホを取り出して...

そして龍導の電話番号に掛けるそれからコール音が数度なったが結局龍導は出なかった

もしかしてあのあと何かあっt

 

«プルルルルプルルルル»

 

え、龍導が掛けなおしてきた‼

電話の着信音で皆がこっちを見ているがそれよりも早く出ないと

 

«ガチャ»

「もしもし?」

『もしもし?兵藤君?さっき僕の携帯に電話かけたかい?』

「あぁさっきかけたんだけどな」

『というか話途中で遮てしまうけどそこにオカルト研究部のみんなは居るかい?』

「居るけど...」

『ならいまからそっちに行くから兵藤君にやってほしいことがあるんだけど』

「なんだ?」

『こないだ兵藤君含めた三人にメモ帳の紙やったでしょ?それを床でいいから置いてほしいんだ』

「こないだのメモの紙を床に置いたらいいんだな?」

『そうそう』

「わかった」

 

そう言い俺が龍導が言ったとおりにメモの紙を部室の床に置いたらメモの紙が光そこから

 

「...ども」

 

龍導が現れた‼

 

イッセーsideout

 

 

 

カズマside

 

僕、龍導カズマは現在兵藤君に渡していたメモ帳の紙を使い転移(ジャンプ)してきました。

 

「...ども」

 

あ、なんかこっち向いて頭抱えてため息ついてるリアス・グレモリーさんがいる

 

「あなたね...仮に許可なしにここへの侵入は見逃すわ...けど‼電話3回も無視とはいい度胸ね‼」

「3回電話...あ、もしかしなくても家の方にかけてますか?」

「そうよ‼」

「えっとぉ...そのー非常に言いにくいんですけどー」

「何‼」

「寝てました」

「はぁ!?あなた学校さぼって寝てたの!?」

「まぁそれも含めて今から話しをするんでしょ?ちょうどよかったですよ...ここの自称管理人とは話がしたかったですからネ?」

「「ヒエッ」」

 

という会話をしてると兵藤君と昨日の...金髪シスター(名前昨日聞いた気もするけど忘れちゃった)さんに若干怯えられた悲しいなぁ

それからここの部室の椅子に座り

 

「では改めてお話をしましょうか?リアス・グレモリー譲」

「...ええいいわ会談をしましょう龍導カズマ」

 

呼び捨てですか...マ、イッカ!!

 

「で昨日の話の続きでしたっけ?」

「そうね特に昨日アーシアを蘇生した能力のほうがきになるわね」

「あ、そっちですかぁ~(いや別に昨日の話がそれで流れるならそれでもいいの...かな?)」

「で‼昨日のあれはいったい何なの?」

「僕の神器『黄金に輝きし龍の宝椀』の能力ですよ」

「改めて聞いてみても全く聞いたことない神器ね」

「だってアザゼルも『その神器見たこともねえから俺が名付けてやるよ‼そうだな~『龍の腕』に似てるしその亜種っぽいし『黄金に輝きし龍の宝椀』なんてどうだ~?(雑回想)』なんていわれてつけられたくらいですからね」

「そ、そうなの?それでその能力って昨日見たまんまの」

「能力ですね。実際のところは少し性質が違うので僕はこの能力を『復元』と呼んでいます」

「『復元』?」

「分かりやすいですよね?というかそもそもがこの能力は『回復』って呼んでたんですよ」

「え、じゃあお前の神器って能力、二つもあんのか!?...なんかズルいな」

 

そう言って会話に割り込んでくる兵藤君...というより

 

「兵藤君話聞いてた?というよりなんで僕の神器の能力が二つだと思ったん?」

「へ?さっき言ってた『回復』と『再生』やつ」

「なるほどそゆことか。言い方が悪かったよ。『回復』ってのは『再生』の前の呼び名だから僕の神器が使えるのは『倍化』と『再生』だけだね」

「はーー!?お前倍化できるのかよ!?」

 

言うほど驚く内容でもないきがするが...?

 

「一応『龍の腕』の亜種だから」

「じゃあレイナーレを吹き飛ばしたのも神器の力なのか?」

「んや?あれは素の身体能力の全力だよ?」

「な!?じゃあ、あれで神器なしの実力なのかよ!?」

「(ここ数分もたたないうちに「は!?」を2回も言われてしまった)そうだね、堕天使にも強さのランクがあって下級堕天使は神器の実力なしでもいけるんだけど中級堕天使とかもいてそれ位だと流石に神器使わないと僕も勝てないしね」

「まぁ上級堕天使とかもあるんだけど...そもそも上級はグリゴリの幹部しかいないし、僕が全力出しても一度も勝ててない」

「へ~じゃあ昨日龍導が言っていた『ムヨク』とか『特例堕天使』ってのは何なんだ?」

「あぁ『ムヨク』ってのは俺が「お前は人間のくせに欲がすくねぇんだよ!!」って突っ込まれて更にそこに人間だから翼が無いってのも含めて「何も無いって『無』に『欲』をカタカナの『ヨク』って呼んでさらにそこから『翼』に変換して『無翼』ってコードネームはどうだ???まぁ皮肉なんだけどな」ってグリゴリ1の中二病に名付けられたのが始まりだよ」

「なるほどな(中二病って今聞こえた気が...)」

「次に『特例堕天使』はグリゴリ内でさっき言ってた幹部...上級堕天使と同等又はそれより下の特殊な立場のやつに与えられる称号です」

「ってまぁ無駄話はここまでにしましょう」

 

リアス・グレモリーの方を見やると彼女もそれに気づいて小さく「そうね」と同意した後

 

「それじゃ今回の事件について詳しく聞かせてもらおうかしら」

 

と言った

 

「そうですねまずは事の発端で事件の首謀者であるレイナーレが行った事から言っていきましょうか」

 

そう言いながら僕は懐からメモ帳を取り出しめくる。

 

 

 




申しわけねぇ...申しわけねぇ...
この後何やかんやで話は纏まりました(会話内容をうやむやにする作戦)。
2巻冒頭でカズマとリアスがどんな会話をしたかは少し出るから許してくらさい。
それと次回のお話は主人公の詳細についてか書こうと思っていますのでアンケートにご協力していただけると幸いです。


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Life 5 目覚めの殴り込み

タイトルはテキトー
「わ?」はわざと
グレイフィアさんって年下に様って付けるっけ?
途中主人公のセリフで「」がついてないのは主人公が焦ってる演出です。
決して決してつけ忘れじゃないです。
あとsideとsideoutが複数回出てくるけど許し亭。



やぁ、僕の名前は龍導カズマだ

 

数年前に厨二病(アザゼル)に拾われて準堕天使幹部的なものをやっています。

 

昨日まで13日もの間アザゼルからの仕事により別の町や都市に趣、グレゴリに敵対又は逃亡した神器所有者の捕縛をしておりました。

 

そんな面倒臭い仕事も終わり久しぶりの学校そして兵藤君や松田君と元浜君に会えると思って登校したら居なかった。

 

…いや、正確には松田君と元浜君は居た。そう…兵藤君がクラスに居なかったんだ。ただ単に朝からオカ研の部室に行ってみたがやはりそこにも兵藤君は居なかった。その後一応学校内を探してみたが居ない。

 

普通ならまだ学校に来てないだけと思うけど、最近はあのクソおんn、………失礼。

 

リアス・グレモリーが早朝から兵藤君を鍛える為にランニングに連れ出しているから前より早く学校に登校しているんだ。だから、この時間帯でまだいないのはおかしいんだよね?

 

そしてここまでやってもう1つ当然だが分かった事があった。

 

グレモリー眷属がそもそも学校に全員が登校して来てないのだ。

 

クs、これまた失礼、グレモリーの奴ならまだしもクイーンを含めた眷属全員がいないのはおかしい……もしかしなくても僕が居なかった間に何か事件が起きたor巻き込まれた可能性が高いな…

 

因みにその事(学校にオカ研メンバーがいない事)を松田君と元浜君に聞いたところによると何やらオカ研の合宿があったらしいのだそして昨日は普通に他校のオカ研との試合があって今日はそのお休みと………オカ研の試合とかどう考えても嘘だよね………?

 

そんな事を考えてるとアルジェントさんが教室に来た。しかも、チャイムがなるギリギリでだ。

 

珍しいこともあるんだなぁ〜

 

…………いやそうだった、アルジェントさんもグレモリー眷属でしたね。

 

その後昼休みになってからアルジェントさんを屋上呼び出した(もちろん松田君と元浜君にあらぬ疑い掛けられぬようにアザゼル印の「認識ズラし催眠装置」かけてきた)

 

「という訳で言わずもがな聞きたいことがあって呼び出したんですけど聞きたいこと内容は分かりますよね?」

 

「えっと…皆さんが学校に居ないことについてですよね…?」

 

「はい。話せる範囲でいいので僕が居なかった間に何があったのか知りたくて」

 

「はい…」

 

そう言ってアルジェントさんは悲しそうな顔をしながら話してくれた。

 

グレモリーさんンンン!?

何でプライベートに部下巻き込んだ!?

ウッソでしょ!?アザゼルでもここまでしませんよ!!

 

と…一旦落ち着こう…まだ話は終わってない

 

「でそのレーティングゲームってのは勝敗は…」

 

「はい…負けてしまいました」

 

まぁ当たり前ですね。

もしかして『滅びの力』があるし『赤龍帝』大丈夫とでも思っていたのか…?

だとしたら…

 

「勘違いも甚だしいな」

 

「え…」

 

「グレモリーさんは『赤龍帝』…兵藤君がいるから大丈夫とでも思っていたのかもしれないけど素人が最初から何度も戦い抜いたプロに勝てる訳がないですよ」

 

「え、あの、す」

 

「一応言っときますけど、アルジェントさんが謝る必要ないですから。どう考えてもグレモリーさんが悪いですから…」

 

「は、はぁ…」

 

「それはそうと話中断しててすいませんでしたが結局今日なぜ皆さん来てないのでしょうか?」

 

「それは今日がリアスお姉さまの結婚式で皆さんもその出席と準備の為冥界に行ってて」

 

「なるほど…」

 

つまり自業自得でわ?わ?

 

「じゃあ兵藤君も今日はそれで休みなんだ」

 

するとアルジェントさんはさっきよりも顔を俯かせる

そして遂には泣き出した…えっ?えっ?えっ?

 

「イッセーさんは最後まであの時諦めなくてあの後からずっと目が覚めてないんです」

 

兵藤君がまだ気絶したままか…命に別状はないんだね…ならいい…訳でもないか…

 

「じゃあ今日兵藤君のお見舞いに行ってもいいかい?」

 

「っ!!はい!!」

 

そう言ったら笑顔でアルジェントさんは答えた

 

それから時間は経って放課後

約束通り兵藤君家にお見舞いに来た

けれど兵藤君の部屋から話し声が聞こえる

!!が先客がどうもいるようで…!!

 

「そろそろ扉の前にいる方も入って来ては如何ですか?」

 

カズマsideout

 

 

イッセーside

 

俺、兵藤一誠はさっき目覚めた…

しかもレーティングゲームに負けたようだった…

ただ、だからと言ってあの焼き鳥野郎に部長は絶対に渡すつもりもない!!

 

だからさっきから話しているグレイフィアさんに俺はそう伝えると

 

「そうですか。なんにせよ私はサーゼクス様からの伝言は伝えましたので戻ります…がその前に」

 

そう言いながら部屋の扉の方を向くグレイフィアさん

 

「そろそろ扉の前にいる方も入って来ては如何ですか?」

 

と言った

すると扉が開いて見知った人物が入ってきた

 

「龍導!!来てたのか!!」

 

「兵藤君のお見舞いにね。さっき来たばっかりだけど」

 

「心配させてごめんな!!」

 

「いいよ僕も今日この街に帰って来たばかりだし」

 

そう龍導と話してると

 

「やはり貴方でしたか…」

 

「ご無沙汰していますグレイフィアさん」

 

「えぇお久しぶりですカズマ様」

 

と挨拶を交わしてた

 

「え、お前グレイフィアさんと知り合いなの?」

 

「いやこれはグレモリーさん達には内密にして欲しいんだけど、実は駒王学園に入学するに当たってアザゼルがサーゼクス様に許可貰いに行ってんだよ。だからその時に面識しただけだね」

 

「はい」

 

へー………………

って!!!!

 

「って事はお前魔王様に会ったことあるのかよ!?」

 

「うん」

 

うん!?

まじかよ!!俺はまだ会ったことないのに…

 

「それはいいとして、なぜ貴方がここにいるのですか?」

 

とグレイフィアさんが会話に割り込んできた

 

「だから兵藤君のお見舞いです」

 

「そうではありませんここは悪魔である一誠様のお家です。なぜ堕天使である貴方がここに来たのかという問題について聞いているのです」

 

え!!何!?龍導は俺の家に来ちゃ行けないのか!!?

 

「友人のお見舞いに来ただけです」

 

それに対して龍導が淡々と答えた

いや、龍導…多分グレイフィアさんが求めてる答えは今それじゃないと思うぞ…

 

「そうですか…まぁそれはまた次の機会に問い詰めることにしましょう…それでは」

 

そう言い残してグレフィアさんは俺の部屋をあとにした。

 

「で、どうする?」

 

「え?」

 

「話は扉の前で聞かせて貰ってたよ…グレモリーさんを助けに行くのかい?」

 

そうか…話聞いてたのか…

 

「アルジェントさんからも今回のあらましは大体聞かせて貰った」

 

って事はレーティングゲームに負けたことも知ってんのか

 

「ハッキリ言おう。今回のはグレモリーさん自業自得だ!!」

 

「なッ!!」

 

「だけども!!それでも!!兵藤君が助けに行きたいと言うなら…僕も手を貸そう!!…仲間は多い方がいいはずでしょ?」

 

龍導…

 

「頼む!!俺は部長を助けたい…だから力を貸してくれ龍導!!」

 

「あぁ!!任せてくれ!!」

 

そう言って急いで部屋の扉から出て

 

「準備してくる!!兵藤君も準備出来たらこの家の前で待機してて」

 

「わかった!」

 

そう言い残し部屋から急いで出ていった龍導

…さて俺も準備するか

 

イッセーsideout

 

 

カズマside

 

「兵藤君待たせたね」

 

「おぉ!龍…導……?」

 

「そうだけど?どうかしたのかい?」

 

「いや、タキシードスーツまだわかるとして何で変な仮面付けてんだよ?」

 

あぁ、これのことか

 

「忘れてるかもしれないけど僕はこれでも一応堕天使の勢力の人間だよ?当然だけどそれなりに知られてるんだよ。そして今回は上級悪魔達が集まってきてる。そこにノコノコと駒王学園の制服を着ていったら身バレてしまうから、その為の変装用の仮面だよ分かった???」

 

「わ、分かった」

 

ならばよし!!そして最終確認だ

 

「じゃあ準備はいいかい?兵藤君」

 

「いや、それはいいんだけどそのバイクどうすんだよ?」

 

「魔界に行くのに使うんだよ?」

 

「龍導…?」

 

なんでそんな理解できないような目で僕を見るんだい?兵藤君?

 

「どうかした?」

 

「魔界にはこの魔方陣で行けるって言われてグレイフィアさんからこれ渡されたんだが」

 

「それも聞いてた」

 

「じゃあなんで尚更バイクなんか持ってきてんだよ」

 

「それはその魔方陣を使って魔界にバイクで行くからだよ」

 

「はぁ?」

 

「このバイクには魔方陣の紙を読み込ませる機能があって、それで読み込んだ魔方陣の場所に飛ぶことが出来る」

 

「そ、そうなのか」

 

「それに上級悪魔同士の結婚式なんでしょ?って事は確実に警備は堅いはず。だからこそのバイク突っきるんだよ」

 

「なるほど…………え?」

 

まぁ他にも理由もあるけど

 

「分かったらさっさと行くよ!!急がないと時間はそこまでないはず…多分!!」

 

「お、おう!!」

 

そう言いながら兵藤君を急かして先程の魔方陣を貸してもらいバイクに読み込む

すると2m先正面に魔方陣が展開される

 

「じゃあ行くよ!!しっかり捕まっててね!!」

 

「あぁ!!」

 

思いっきりバイクのハンドルを回す

 

「あ、それと身バレを防ぐため兵藤君の事を『赤龍帝』って呼ぶから僕の事は名前以外で適当に呼んでね」

 

「は、はぁ!?それを今いきなりい」

 

「アクセル全開だァ!!」

 

「話を聞きやがれ!!」

 

瞬間ボォン!!!!と音を鳴らし僕達は魔界へ向かった。

 

まぁ分かりきってることに魔方陣に即突っ込んだ事で魔界にも即侵入したが…

 

現在白い壁、白い天上に豪華なシャンデリア、そして両端に装飾がされた赤いカーペットの上…どうやらかなり誤算がありその上サーゼクス様とグレイフィアさんはかなり兵藤君に配慮してたようだ………マジか

尚、敵:警備員の悪魔の方々 数:たくさん

 

「お、おい龍導…?」

 

はい、なんでしょうか?

 

「もしかしなくてもここって」

 

式場ですね

 

「バイクで来る必要は?」

 

突撃するつもりだったから問題ないね!!(嘘)

 

「という訳でしっかり捕まってろよ赤龍帝!!飛ばすぞ!!」

 

「絶対嘘だぁぁぁぁぁ」

 

「し、侵入者発見!!」

 

と後ろで色々聞こえるけど今はスルーしよう。

そしてこうなったら当たって砕けよう!!

 

「どかない人はどんどん引くのでバイクの餌食になりたくないならどいてくださいーーーー!!」

 

廊下を突っ切り、階段をバイクで駆け上がっていくさらに廊下が続いているがその先ガヤガヤでアカアカしたデカい扉発見!!(+今までの倍位の衛兵も目視)

 

「赤龍帝!!そろそろ着くぞ!!衛兵轢く為に飛び降りるから身構えろ!!」

 

「と、飛び降りる!?」

 

「大丈夫、僕が安全に下ろすから身構える事だけに集中しててくれ!!」

 

すると切れたような顔の衛兵が僕達を見て叫んだ!!

 

「そこの奴ら止まれ!!止まらぬかぁ!!!!」

 

「「止まれと言われて止まるバカはいねぇ!!(いません!!)」」

 

向こうが叫ぶならこっちも叫ばなきゃね(?)

叫びながら兵藤君の首ネッコを掴んでバイクから緊急脱出した。

まぁ、当たり前だけど案の定運転手がいないバイクはスピードを出したまま横に倒れ衛兵を薙ぎ倒して扉まで当たって轟音をたてた。

そのおかげで煙が発生したが煙が晴れたと同時に友人は叫んだ。

 

「部長ォォォォォォッッ!!」

 

「イッセー!?」

 

 




投稿遅れてすいません!!
次回「Life 6 真っ正面から」
誤字報告やなんて書いてのんかわっかんねぇ!!とかでもいいので感想くれると嬉しいです!!
後、次回はそう遠くない内に投稿します(多分)
ちなみに次回でハイスクールDxD原作小説の1、2巻のお話が終わります(やっとかよ…とか思ってたらすいません)


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Life 6 真っ正面から

タイトル?は主人公の口癖にした(少し前に決めた)
オリ主の口調がバラバラなのは気にしないでくれると助かる
文の間開きすぎた…
後戦闘描写ってムズいですよね…オリ主に一般常識…?

育て親はアザゼルそこを踏まえて考えよう


カズマside

 

兵藤君の呼び掛け(と言う名の叫び)にグレモリーさんが気づいて名前を呼ぶがそれと同時に式場?会場?内の悪魔の注目がこちらに集まる。

だがそれよりも問題なのは仮面(認識阻害+ボイスチェンジャー付き)を付けた僕がサーゼクス様に即バレしてしまった事だ!!何故そんなに確信を持てるかだって?だってあの人一瞬だったが口パクで『やぁカズマくん』って言ったんですよ!?こっわ!!バケモノ呼ばわりされてる僕でもビビるわ!!

と内心バックバクにビビっているとグレモリーさんの隣に立っていた金髪の胸元をバックリと開いた白い服装してる男がが口を開いた。

 

「貴様!!ここを何処だと…」

 

「俺は駒王学園オカルト研究部の兵藤一誠!!部長、リアス・グレモリー様の処女は俺のもんだ!!!!」

 

「なっ!?」

 

金髪が怒りが混じった驚きの声をあげるがまだ終わりじゃありませんよ!!

 

「そして、僕は赤龍帝の付き添いで同じくリアス・グレモリー様を取り返しに来た《龍人》だ!!娘の為とか言ってゲームで娘の将来を決める親がいるらしいのでその後尊顔を拝みに来ました!!」

 

当然仮面のお陰で声も変わってる為安心して普通に名乗る事が出来る。そしてついでで煽る。

 

「呑気に自己紹介してんじゃねぇ!!衛兵共コイツらを捕まえろ」

 

とか考えていましたら焼き鳥が何かほざいたせいで衛兵がまた全方位ほぼ埋めるようにコチラに詰め寄って来てます。

そして先程思いっきり当たった扉の方からも大量の衛兵が来てるのが見えました

う〜ん、思ったより来るの早いな…仕方ないけどこれが1番いいかな?兵藤君の近くには木場君や塔城さんや姫島さん達がいるから大丈夫だね!!

 

「赤龍帝!!こっちは僕が抑えるからそっちは自力で頑張ってください!!」

 

「あぁ、親友(龍人)ありがとよ!!」

 

その言葉が聞こえたなら後は向こうに向かうがその前に

 

「リアス・グレモリー!!」

 

「…何?」

 

「今度こそ赤龍帝を最後まで信じるんだな!!」

 

「…………ッッ!!」

 

そう言い放ち僕は、扉の外まで出て扉を閉めた。

そこに一足遅く衛兵達が到着する。

 

「どけ!!小僧!!」

 

「侵入者発見!!侵入者発見!!排除する!!」

 

「目標を捕縛する!!」

 

「やれるもんなら、やってみろ雑兵共!!来い!!神器(相棒)!!!!」

 

僕にやる事は決まってる!出来るだけ粘り出来るだけ時間を稼ぐ事だ!!

煽りながらさっきバイクで突っ込んだ時に気絶させた衛兵の装備を砕き神器を装備する!!

また、力を貸してもらうぞ神器!!

 

「ふざけんな餓鬼ィ!!」

 

「トロイね!!トロすぎてアクビが出ますよ!!」

 

「ガッッ」「グァッ」

 

蹴りを雑兵その1の顔面に入れ、そのまま雑兵その2にカカト落とし!!

 

「邪魔すんなやぁ」

 

「あんたがなぁ!!」

 

「ボホォッ」

 

その次に雑兵その3の槍を折り顎にアッパー!!

 

「ハァ!」

 

「ダァ!!」

 

「ギィッ」

 

その4の槍の月を交わして土手っ腹に拳を叩き込む

 

「ここで止める!!」

 

「こっちのセリフだ!!」

 

その5、6、7、8、9、10人が一斉に飛びかかってくる

 

《Boost》

 

と同時にようやっと1回目の《Boost》がかかる

 

「これで1回目だ!!【弾丸雨】!!ダッッダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダァ!!」

 

「ナァッ」「ディァッ」「オッ」「アバッ」「グッ」「ブッ」

 

そしてこの神器の両腕で先程の6人に拳のラッシュを撃ち込む!!

 

「クソ!!誰かアイツ捕らえろ!!誰でもいい!!」

 

「今度こそ同時に畳み掛けて捕らえろ!!」

 

ッ!キリがない!!この城の中にどんだけ衛兵がいるんですかッ!!

それに兵藤君達が早くグレモリーさんを奪取しないとこっちも持たないね!!

………別に城中の衛兵全て倒してしまってもいいか!!

 

「すいません」

 

「は、はぁ!?何急に謝ってんだァ!!」

 

「今更怖気付いても許さん捕縛だ!!」

 

「いやそのつもりは無いし、捕まりもしない」

 

いや、残念ですけどここで捕縛される気は更々無い

だって今からする攻撃は死にはしないけどかなり痛いですから

 

《Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!》

 

「何だ!?奴の腕の宝玉が光出したぞ!!」

 

「何だか分からんがあれはヤバい!!絶対に使わせるな!!」

 

「遅せぇ!!真っ正面からぶっ飛ばす!!」

 

肩から手まである神器『黄金に輝きし龍の宝腕』の両腕を前に突き出し衛兵集団の真ん中に来た人に撃ち込む!!

これが僕の最高威力!!

 

「必殺!!叫ぶ一撃(コウルブロウ)!!!!」

 

「グァッ」「な、ヤメッ」「ナンナンダァ」

 

すげー(小並感)

久しぶりに使ったけどやっぱ疲労感というか一撃だけで発生する疲労がデカい、デカすぎる…

そして説明しよう!叫ぶ一撃とは!Boostの限界8回の状態で両腕で相手を殴る技で共振が発生しそこから衝撃へと変換される技である!!尚、必殺技とは名ばかりで殺傷力は(多分)そこまでない(何ならここまで変な説明しといてあれだが要はただの強力な一撃である)。ちなみに今回みたいな集団や大人数に対しても衝撃が行き渡る為にかなり使える技なのだ!!ハイ説明終了!!

これで衛兵はほぼ片付いたかな?

 

「はぁ、これでひと段落つい」

 

「まさかここまでは出来るとは思いませんでした」

 

「え!?」

 

声がした方に振り返るとグレイフィアさんが悠々と立っていた…

 

「まさか魔王様の女王様も僕を捕獲しに来たのですか?」

 

「そんな冗談が言えるようならまだ余裕ありそうですね」

 

「いや無いですけどね…それで本当は何用で?」

 

「もしよろしければライザー様と一誠様のゲームが開始したのでサーゼクス様から『一緒に観戦しないかい?』そして、ピンチに陥ってるようなら助けてやってくれと言われまして」

 

「ピンチではないですね…あぁ…なるほどつまり『兵藤君が勝つところを一緒に観よう』ってお誘いですね?」

 

「…まだ一誠様が勝つと決まったわけじゃないですよ?」

 

「勝ちますよ…僕の親友は…

だから今日は帰りますもう眠いですし!!それにこれ以上ここにいて面倒事に発展しても嫌だし(何なら既に魔王様からの呼び出しという名の面倒事発生してる)」

 

「サーゼクス様のお誘いを断ると?」

 

「言い方からして強制力は無いんですよね?だったら帰らせてもらいます。それにどっかの厨二病のせいで2週間の仕事してきてて更にこれですからね?流石に疲れてるんで…」

 

「分かりました…それではまた」

 

「えぇ、また次の機会がありましたらお礼も兼ねてこちらから伺います」

 

そう言って僕はアザゼル印の魔法陣を起動させる




短ーい
いや、遅れてすいません…
今週までテスト期間だったもんで…許して…
《叫ぶ一撃》とかいう技出してみたけど今後も使うかどうか怪しいなぁ…(何せただの強力なパンチだからね…)。
後、戦闘描写はものすごい苦手…
次回Life 7 「1週間後なのでつまりは後日談」

誤字あったり分かりづらい所があったら報告よろしくお願いします ((○| ̄|_


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Life 7 1週間後なので後日談(とは言ってない)

続きじゃい!!
最近になって家賃がかなり上がって引っ越す事になっちゃって引越しの準備して…車校も行ってて
すっかり忘れてた…
後、黒歌の口調が難しすぎる…
原作読み直して確認しようにもダンボールに詰めてしまったんで何となくで書いてしまった…誰か訂正下さい…

ちなみにこれはどっちかって言うと後日談ってよりは黒歌との出会いの話です。


「あんたって奴は!!」

 

「すいません…」

 

はい…どうも…龍導カズマです…

現在進行形で黒歌に説教されてます。

 

「大体あんたねぇ…アザゼルからの仕事はまだいいとしてその後にまだ暴れに行くとか…馬鹿じゃないの!!」

 

「返す言葉もないです…」

 

一通り怒って疲れたのかため息をつく黒歌さん…いやほんとすいません

 

「すいません」

 

「もういいわよ無事なら…それよりホントになんで悪魔の貴族それも大勢が集まるような所に行ってきてこの位で済んだのおかしいんだけどね〜」

 

この位でって言ってるけど

 

「実際現在風邪ぶり返して全身筋肉痛で頭痛あって全く身動き取れないんですけどネ…」

 

そう現在進行形でこの間の能力乱用時よりデメリットがデカくて現在学校休んで布団に入った状態で黒歌さんに看病されながら説教受けてました。

 

「とりあえずアンタは暫く安静にして寝るにゃ!!それと神器で無茶するのも禁止にゃ!!」

 

「えっ」

 

「『えっ』じゃないにゃ!!アンタはもうちょい自分を大切するにゃ!!」

 

「すいません…」

 

「すいませんはもういいから早く寝て体調治さないとオーフィスに心配されるわよ」

 

「寝ます!!」

 

そうやって叫んだ後に僕は枕に頭つけて寝ようとすると雨音が聞こえた

 

カズマsideout

 

 

 

黒歌side

 

「寝たか…」

 

私、黒歌は同居人の龍導カズマを現在、看病をしていた。

 

…自分で考えてても少し可笑しいと思う

 

実の妹である白音ならまだしも実の家族ではない年下の男の看病をするなんて

 

「そういえば今日は雨か…」

 

あれは数年前の出来事だった

 

いつものようにはぐれ悪魔を狩る悪魔や神器所有者たちの追ってから逃れている日だった

 

あの日も今日のように雨が降っていた。

 

その日はたまたま、ドジを踏み傷を負ってしまっていた私は近くの公園で黒のノラに化けて休んでいた

 

が次に目を覚ました時は見知らぬ家にいた…

 

最初は何が起こったのか分からなかった。

 

もう一度周囲は見回すと私の体に所々傷の処置が見受けられた。

 

そして近くでは若い夫婦?が楽しげに会話をしていた。

 

その夫婦は私が目覚めた事に気づくと凄く喜んでたのを見て…『あぁこれはノラだと思われて治療されたのだ』と気づいた。

 

それが大門夫婦との出会いだった

 

大門夫婦はこちらに対して話しかけて来ていていた内容としては『ノラの私を飼い猫としては引き取るという』とか『今日から君は僕達家族の一員だ』という内容だった。

 

私は家族の一員とかは内容はどうでもよく『こいつらは所謂お人好しなのだろう』と推測し『それなら暫く隠れみのにでもさせてもらおうかな』と思考を終わらせると誰かがこの部屋に入ってきた。

 

それが大門雄護との出会いだった

 

ハッキリ言って最初はあまり彼の事が好きではなかった。

 

彼の私を見る目は非常にいやらしいのだ。

 

勿論、元の姿にはなってないので猫を容赦なくモフるような目なのだ。

 

だからこそ最初は彼が手を伸ばしてくる度に手を爪で引っ掻いた。

 

がある日の事だったいつものようにこちらに近づいて来るので手を伸ばすより先にまた爪で引っ掻こうとした………が実際に私の爪は彼の手を引っ掻くことはなかった。

 

私の手は彼の黄金の手によって受け止められたのだ。

 

一瞬だったが私は確かに見た。

 

私達の近くのペットボトルが壊れ…いや、分解されその次の瞬間に彼の手が黄金色の獣の様な手になったのを。

 

だが私は驚いたと同時に『しくった!』という考えが出た。

 

当然だ、元々この家に来るまでは『はぐれ悪魔』として追われている身だったのだ。

 

だから直ぐに手を突き放し警戒しようとしたがその前に雄護が私の手を離して神器も解除し、一言『…ごめん』とだけ言い残し自身の部屋へと帰って行ったのだ。

 

それで私はただの思い過ごしだと気づいた。

 

そりゃそうだ確かに神器所有者は珍しいが一般人の、それも一般家庭にも神器所有者は産まれるのだ。

 

だからこそ自室であいつが落ち込み泣いているのを見て演技じゃなくホントにただの神器所有者なだけの子供だと気づいた時は『悪い事をした』と思った。

 

そしてあまりにその落ち込む姿があの子(白音)にダブってしまいついつい慰めてしまった。

 

それからちょくちょく私を撫でるようになったけど私も私で『まぁいいか』と思うようになっていた。

 

『今日は朱乃姉ちゃんと遊んだ!』とか『シェルブリットの使い方が少しだけ上手くなった!』と何かとその日あった事を話すようになった。

 

何故ここまで懐かれてるのかは正直私にも分からなかった。

 

それでもそんな話を聞いてて楽しく思う自分がいた。

 

そんなこんなで半年以上はゆうに過ぎて私はちょくちょくこの家を開けて白音を探していた

 

その日もいつも通り3日間出ていき、また3日したら戻ってくるつもりだった。

 

私を待ち受けていたのは空の家だった。

 

いつも通り、いつも通りの3人がいるはずだった。

 

なんで何もないの?なんで3人がいないの?

 

分からない分からない分からない分からない分からない?なんで?

 

人に化け耳と尻尾を隠し近所の人に聞いた。

 

『ここにこの前まで住んでた大門一家が何処に行ったか知りませんか?』と

 

すると聞いた人達が全員が全員、誰に聞こうと口裏を合わせてるかのように言う。

 

『あそこの家にはもう何年も人は越してきてないですよ?』と

 

そしてそう答える人の目は答える時だけ虚ろになっていた。

 

どう考えても悪魔が何かしたのだ。

 

そして悪魔がこの家に私がいないのに手を出すとしても一つだけだが可能性が浮かび上がった。

 

あの子(雄護)だ。

 

あの子の神器は私が知る限りでは篭手やガントレット型では見た事のない新種の神器だった。

 

そしてあの子はずっとあの神器の練習をしていたはずだ。

 

つまりそれが何処からかバレて悪魔に殺された可能性が?

 

じゃないとあの子だけならまだしも何故大門夫婦の存在を周りから消す必要があるのだろうか?

 

だからどう考えても…何度考えても…大門一家はもう…

 

にゃはは…今更だけど私は結構この家が気に入ってたみたいだ…

 

猫扱いではあったがあの夫婦は私が知ってる両親よりずっと両親らしくずっと本物家族らしくも思えた。

 

もちろんそれは彼もだ。

 

 

そんな事を考えてもう何年も経った。

 

この日は初めて彼に拾われた前の日と同じように敵に追われてた。

 

今度は禍の団の魔王派の一部の過激派に追われていた。

 

理由としては『穢らわしいはぐれ悪魔如きが組織に居るな、というより要らん』簡潔に言うなら『気に入らねぇからぶっ殺す』との事らしい。物騒過ぎてしかも清々し過ぎていっそ笑えてくるにゃ。

 

魔王派は前からヤベー奴らと思ってたけどまさかここまでやばいとは思ってなかったにゃ

 

そんな事を考えてる内に公園まで追い込まれてしまっていた。

 

久々にしくじったと思った。

 

それでも何とかして逃げようとした…が

 

流石に数が多いそしてキリもない

 

『どうすれば!!』

 

とその瞬間一斉に襲いかかってくる…………筈だった。

 

その前の一瞬見えた人影が私を囲いこんでいた奴らを殴り飛ばしたのだ。

 

『あの、大丈夫ですか?』

 

その人影に最初は警戒したが既に人影…人物は私の後ろから聞こえてきた声を聞いて私は耳を疑った。

 

振り返るとそこには金髪と黒髪(残念な色をした髪)の青年が立っていた

 

だが分かるその顔はその声はその髪型は

 

『僕の名前は龍導カズマです。えっとあなたは?』

 

それが彼との再会だった。

そのあとは何やかんやアレアレコレコレ〇〇なになにがあってトントン拍子でまた彼の家に住み着くことになった。

 

 

だから…今度は…今度こそは絶対に

私が白音も彼も守ってみせる

 




眠い
引越し、車校、何やかんやがあり全然書けなかったです。申し訳ない。

今回は結婚騒動の〆と言うよりは黒歌してから見た彼との関わりから現在までの話です。

こんな拙い作品ですけどどうぞよろしくお願いします(?)

ちなみに黒歌は本人に記憶喪失なのは聞いてるから龍導=雄護なのは気づいてる

何処ぞの巫女悪魔さんはそもそも幼い頃の記憶だから『誰かと遊んでいた』ってことしか今は覚えてない

なお次回からようやくエクスカリバー編に突入します。


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番外編 現時点での主人公の詳細

ここのお話はこの作品の主人公の紹介だけです。
尚、途中で作品の根幹に関わるネタバレが入っていますがその前に警告文を書いているのでネタバレを見たくない方はその警告文が出た所でブラウザバックするのを推奨します。
あとがきにもネタバレあるので読むのは推奨しない。
何回か、設定修正します。


大門(だいもん)雄護(ゆうご)龍導(りゅうどう)カズマ

年齢:17歳

能力:アルター能力+「調整&加工」

趣味・特技:無し

好きな物:友人、仲間、家族(仮)

嫌いな物:戦闘狂

憧れ:シェルブリットのカズマ等のアルター能力者

 

本作品の主人公、本人は転生者と思っているが実際のところは分かっていない。

前世?の記憶を取り戻して直ぐは大門家の子として生活していたがリゼヴィムの襲来により大門夫婦は殺害されてしまう。

外見の容姿としては黒髪の黒目で少しあどけなさが残っている青年の風貌(尚、「スクライド」のカズマからはどこをどう見ても似てない)。

現在は上記の事件のショックにより記憶を失ってしまい「龍導カズマ」を名乗っている。(尚、現在名乗っている「龍導」という名字はアザゼルが名付けたものであり「龍のように強く仲間を導ける存在になれるようになれ」という意味で付けられたもの)

外見上の違いとしてはアザゼルを真似て髪を金髪にしてるくらい

記憶喪失となった後アザゼルに引き取られ今は駒王学園高等部に所属しており家では基本的にオーフィス、カズマ、黒歌の三人で生活している

 

性格は友人や仲間、家族(と思っている)者に対しては優しく接するが他人には余り興味を持ちたがらない。

そのくせ本人は明確に友人と思っているのはイッセーや松田と元浜しかおらず、家族に関しては実の家族はおらずその為に家族というものを知りたいと思っている(その為に現在、自宅にオーフィスと黒歌を匿っている)自分を拾ってくれたアザゼルには父親に抱くような感情や感謝を感じている。

グレゴリから依頼を受ける為アザゼルからは「特例堕天使」という措置を貰ってたりするが、人間の為にグリゴリ内の堕天使からは「特例」や「無翼」という通称で通っている。

実力的にはギリギリであるがグレモリー眷属全員を相手取って勝てる位には強い。

グレゴリ内では地獄のような特訓をした為に上記の実力まで入手したが堕天使幹部には模擬戦で勝利した事は1度も無い(尚、中級の下や下級の堕天使には素の力で勝てる)。

 

アルター能力について

「大門雄護」の主な能力である

物体を分解、再構成を行うことで別の物へと作り替えることができる。

分解は基本的には生物以外なら全て分解できる。

アルター能力自体は「スクライド」本編に出てきたアルターを全て使う事ができるが出力自体は本物のアルター使い達よりまだ弱い。

アルターによっては制限が付いていたりする(例:無常矜侍のアルター能力である「吸収(アブソープション)」をカズマが使うと吸える量は少なくしかも今はまだ体力だけしか吸収する事が出来ない)。

また「向こう側」への扉等を開いていないのと実力不足の為にシェルブリット等は第2形態に変化する事が出来なかった。

その為にシェルブリット改(シェルブリット第1形態+絶影の列迅)とシェルブリット擬という「スクライド」には出てこなかったオリジナルを編み出す。

また、現在は記憶を失ってアルターを神器だと思っている為に「黄金に輝きし龍の宝腕」という神器として扱っている(これに関してはアルター能力が精神に関係してるのもあってほぼ完全にと言っていい程変質してしまってるため)。

 

シェルブリット(あらため)

シェルブリット改でようやく「スクライド」のカズマが使っていたシェルブリット第1形態と同じ出力と威力が出せるようになっている。

尚、絶影の列迅を取り付けているため列迅を使い相手を拘束する事もできる。

必殺技は「レールガンショット」

相手を列迅で拘束してシェルブリットの赤羽3枚を全て砕いてその時発生する勢いに身を任せ真っ直ぐ相手に拳を叩き込む技。

 

シェルブリット()

シェルブリットを素早く出現&装備をコンセプトとして編み出した形態(言い方としては1件よく考えられてるようにも見えるが実際は偶然の産物)。

見た目としてはシェルブリット第1形態が拳から肘までしかないような感じで、上記内容の開発コンセプトもあって通常出力はシェルブリット第1形態の2分の1程しかなく背中にも第1形態時に出現する赤い3枚の羽がない。

 

黄金に輝きし龍の宝腕(ゴルドクリティカル・ジュール)

内容としてはシェルブリット第1形態の下位互換である(かと言って「シェルブリット擬」よりも出力が出ていない)

形もかなり変わっていたりする(最初はシェルブリット擬と同じく手から肘までしかないし外見は通常の龍の手に近かった、イッセーに初めて見られた時は既に手から肘までに宝玉が3つずつそして肩に1つずつと両腕を鎧のように囲んだ剛腕形態へと進化している)

他には物体を分解する能力と回復と「復元」が使える(分解はアルターの基本で回復はシェルブリットに埋め込まれた状態でエタニティエイトが出現しておりエタニティエイトによる回復とエタニティに混ざってるエターナルデボーテによる蘇生)

尚これらの能力を1つでも使えば体中に大きな負担が掛かる(例:吐き気、頭痛、体中を刺すような痛み、などets)。

しかも蘇生に関しては無理矢理力を引き出しているような物なので体にドンドン疲労が貯まっていっている。

 

関連人物

アザゼル

実の父のように感じている反面、厄介な厨二病の精神子供とも思っている。

 

オーフィス

ある日偶々家の近くにいた所を保護。

禍の団の首領にしてボスだが最近は禍の団に赴く時以外はカズマの自宅に入り浸っている。

カズマ自身はオーフィスの事を妹のように扱っている。

 

黒歌

オーフィスより少し前からカズマの家にいる奴。

日頃からダラダラしていると思えばいつの間にか家から出て行っていたりと行動が掴めないが、カズマがケガをしたり体調を崩したりすると怒ったり心配したりしてくれる。

その為カズマは黒歌に対しては母親か姉に近しい感情を抱いている。

 

戦闘狂(ヴァーリ)

黒歌の仲間

「なるほど…君がアザゼルが俺以外に直々に育てている神器使いか…どうだい?ここはひとつ俺と手合わせしてみないかい?」

といい初対面でいきなり勝負仕掛けた挙句

「なんだこの程度か…つまらんな…」

と言ってボコされてさっさとどっか行った為にカズマの戦闘狂嫌いの原因を作った奴。

その為余りヴァーリに対してはいい感情を抱いていない。

 

兵藤一誠

最初は何となくで行ってみたかった学校で初めて出来た友人であり変態。

彼に対してカズマは「自分が気づけなかった為に彼は殺された」と思いイッセーが転生悪魔になったのには割と重く受け止めている。

 

リアス・グレモリー

調べて見ても余りいい噂を聞かない人。

イッセーを転生悪魔にした張本人。

イッセーを助けてくれたことには感謝しているがそもそもイッセーが「赤龍帝の篭手」を持っていなかったら何もしなかったかもしれないと思いカズマからしたらあまり評価は良くない。

そもそも堕天使が町に入ったことも気づけていないのは(人間?のカズマならまだしも)悪魔としてどうなん?

 

木場祐斗

イケメンナイト

直接の面識はない、ほぼない。

兵藤君がいつも目の敵にしてるなーぐらいにしか知らない。

 

塔城小猫

学園のマスコットというのは知っているしなんなら毎回女子更衣室等の覗きをして捕まりかけの友人三人の変わりカズマがDO☆GE☆ZAしている相手。

小猫は「懐かしい匂いのする人」という認識で覚えられている。

 

姫島朱乃

大門雄護の時にできた友達。

カズマとしては学園二大お姉様として学園内で知られてるという事実は知っているが直接の面識は無し。

だがカズマも朱乃も「何かが引っかかってはいる」

 

アーシア・アルジェント

話して見たらめっちゃいい子じゃん!!(カズマ談)

 

松田・元浜

イッセーと同じく初めての友人。

毎度毎度エロ談義をされるがカズマはついていけない。

 

リゼヴィム

殺害目標

それ以外の何者でもない By大門雄護

 

大門夫婦

この世界での両親。

いつも優しく接してくれて頼りになる人達だった…多分自分の正体を知ってしまっても今まで通り接してくれたかもしれない…ただその考えが現実になる日は来なかった。

ただし、謎は残る。

 

 

 

 

WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING

 

 

 

 

 

この先はこの作品自体の根幹に関わる主人公の正体のネタバレ(この内容が本編で明かされるはD×D原作12巻の内容辺り)があります。

ネタバレが見たくない方はブラウザバックを強く推奨します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当によろしいんですね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公の正体

 

纏 雄護

 

年齢:正確な年齢は不明(本編開始前で推定でも軽く百年以上は生きている)

能力:生命戦維によるets

趣味:アニメ、漫画等の鑑賞

好きな物:家族、仲間

嫌いな物:上記の内容を奪おうとする全ての者、

憧れ:シェルブリットのカズマや「カッコイイ者」

 

鬼龍院家に生まれた長男で、母に鬼龍院羅暁、父は纏一身(鬼龍院装一郎)姉弟に鬼龍院皐月と双子の姉である纏流子を持つ(所謂一番下の子である)。

尚、重度のシスコン

 

元の世界から生命戦維を全て回収する為に次元世界を渡っていたのだが当時制御すらできてない生命戦維に寄生されたリゼヴィムからの攻撃により瀕死の重傷となる(なんなら右腕の手だけをむしり取られたりもした)。

その後リゼヴィムにバレないように体を幼児サイズまで変えた後に気絶していた所を大門夫婦に拾われる。

なので大門夫婦には最初から正体を明かしているしその上で記憶を封印&偽装して匿って貰っていた。

 

能力:生命戦維

体内に生命戦維がある為、身体能力がかなり向上されている。

キルラキルOVA後状態では既に素の状態の流子より少し強い位で、その後も様々な次元世界を渡っては生命戦維を回収しては吸収を繰り返していた為、既にD×Dの世界に来る前から強さのレベル的には上級悪魔の下位クラスに匹敵もしくは圧倒するレベルではあった。

 

アルター能力:「記憶の物語(マイメモリ・オブ・ストーリー)

アニメスクライドのアルター能力を全て使える他形状変化に威力の増強などもできる。

又、一度覚えた「物」なら再現可能である。

ただし、精密であれば精密であるほど巨大であれば巨大である程アルター使用による体力と精神力の消費は増える。

因みにアルター能力者になった理由は、かつてある街で暴れていた転生者を名乗るものと戦闘となり倒した後にその転生者から無限の吸収能力を駆使しアルター因子を吸収した(※アルター粒子ではなくアルター因子)。

尚、吸収した直後はかなり「アルター因子」と「生命戦維」との相性が悪かったのもあり1年間体中から発生する痛みに苛まれてまともに動けていなかった。

ちなみにこの世界でもスクライドは放送されてた。

 

アルター因子について

アルター因子は神様転生の転生者が本来所有していた因子で後に雄護が転生者から奪い取った物。

内容としては体内に所有しているだけで「本人の性質に依存したアルターを生み出す」と言うもの。

その為、雄護が因子を吸収したあと因子そのものの本質の「侵食による破壊」と生命戦維の「侵食による再生」がぶつかり合うことで変質し上記のアルター能力が使えるようになった。

 

「無限の吸収能力」

正確な名称はない、その名の通りなんて事はない能力(んなわけ)。

この能力は幼い頃に纏一身が双子の姉の流子とその弟である雄護のDNAに植え付けた能力で、能力発動条件が「相手の体内にある生命戦維の吸収」もしくは「相手の肉体の一部を取り込む」のどちらかを行うことで相手の能力を一方的に文字道理「吸収」して自らの物、又は自らの進化の糧にする事ができる。

 

所持品:断ち切りバサミ(紛失)

双子の姉である纏流子がかつて使っていた対生命戦維の武装。元の世界から旅立つ時に本能寺学園跡地である海の底に沈んでいたものをわざわざ掘り出して来たのだがリゼヴィムにやられた時に手放してしまい紛失している。

 

所持品vol.2:刻刀(試作生命戦維切断機1号:黒刀)

断ち切りバサミの元になったいわば試作品である。

生命戦維を斬ると言うコンセプトは同じであるがこちらは2振りの刀である。

ついでに言うならばこれは通常の鋼を使用している為、硬化生命戦維製の断ち切りバサミや縛斬と違いいつ限界が来るかは分からない。

雄護のアルター以外での主力装備

尚、現在は……?




先に言わせて下さい。
この設定は最初から一応考えていました。
ただ入れるかどうか迷っていたんですけど、アルター能力全部使えたらチート…じゃん?
その為にリゼヴィムを強化しようと思い生命繊維とキルラキル設定をねじ込む事が確定になりました。
ただやはりここら辺の内容はネタバレなのでまだタグに「キルラキル」や「生命繊維」は追加出来ません。
誤字脱字や意見、感想待っております。
(分からなかった所がある場合は感想欄に書いていただくとその部分の説明を致します。)

最後に時間は掛かると思いますが原作21巻の内容まで書いて完走したいと考えてます。

なのでこんな作品ですけども、暇つぶし程度に見ていただければ幸いです。

4/8追加:無限の吸収能力について


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第2節 堕天校庭のエクスカリバー篇
Life 1 イキってるアホ(主に主人公)


エ〜クスッカ〜リーバァ〜編
入ります。(言い方はフリードの真似)
遅れてすまーん。
短くてすまーん。


どうしてこうなった!?

 

 

 

なんだ!?何故こんな事になってんだ!?

 

思い出そう…朝からそう朝から思い出そう

 

 

 

アザゼルが早朝から電話をかけてきた

「コカビエルが教会からエクスカリバー盗んでバックれた」

「は?」

「あと駒王町に逃げ込んだから捕まえといて」

「は??」

「じゃあよろしこ〜」

「あ?????」

 

と言って電話を切られたので学校には休みを伝えて朝から駒王町中を捜索したが見つけられず。

 

その前にオカルト研究部にこのこと報告しないといけないな。と思い旧校舎に直行したが何やら兵藤君と木場祐斗が2人組の黒タイツの女子と決闘みたいな事してる…?

 

よく見るとあれ協会の戦士かな?

いや協会の戦士だね………何で?

あ、兵藤君が洋服破壊して搭城さんに殴られた。

まぁいいや

 

僕は終わるのを見計らってから出て行った。

 

「やぁ兵藤君」

 

「り、龍導」

 

「ん?誰だ君は?」

 

僕が兵藤君に軽く挨拶したら青髪に緑のメッシュを入れた剣士が反応した。

 

「あぁ、お初にお目にかかる。『俺』の名前は龍導カズマ、そしてただの神器所有者だ」

 

…………?今おかしくなかったか?

 

「えっとそれであなた達は?」

 

「あぁ、龍導そいつらは」

 

「いや、いいさ赤龍帝自己紹介は自分でするよ」

 

「私の名は紫藤イリナ!!協会の戦士よ」

 

「私の名はゼノヴィア、イリナと同じく協会の戦士だ」

 

「はぁ〜?協会の戦士が何でまたエクスカリバーなんかを持ち出して?」

 

「分かるのかい?」

 

「そんな並の聖剣じゃ出せないような聖なる波動を纏った剣が2本もあるって事は多分エクスカリバー位だろうなぁって事位は」

 

嘘だけどな。昔グリゴリの資料で見たから覚えただけだ。

 

「なるほど」

 

「ねぇゼノヴィア〜もう自己紹介も終わったし行かない?」

 

「待て栗頭」

 

「栗あ…!?」

 

栗頭と言われショックを受けたのかその場で固まる協会戦士1号

 

「まだ何か?」

 

あ、青髪はお構い無しか

 

「理由を聞いてないぞ。何でそんな物騒な物をここに持ってきてるのかを」

 

「あぁ、そんなことか」

 

「それはね」

 

あ、栗頭が復活した

 

「『神の子を見張る者』って言う堕天使の組織のワッルーイ幹部のコカビエルって奴が協会からエクスカリバーを盗んだからよ」

 

「あぁ、それを奪還しコカビエルを倒す又は捕縛をする事が私たちの任務だ」

 

はぁ〜んなるほど協会も随分コカビエルさんを舐めてかかってるんだなこの程度の奴らをよこすなんて」

 

「それは私たちに対する挑発か?」

 

やば声に出てたか

 

「そうだと言ったら?」

 

「ここで粛清する(ぶった斬る)

 

そう言いながら2人がかりで斬りかかって来る

 

 

 

ホワンホワンホワーン回想終了!!

そして今に至ると…なるほど!!全面的に僕が悪いねこれは!!

 

そう考え事をしてる『俺』に向かって走り出す青髪と栗頭

 

「物騒だなおい!!大体、アンタら如きじゃコカビエルどころか『俺』にすら勝てねえよ!!」

 

「アーメン!!」

 

野郎頭ねぇのか!?

 

「フンッ!!」

 

「グボォァ」

 

「あ」

 

吹っ飛んだァァァァァァ綺麗に溝内に入ったァァァァ!!

あ、アルェェェェェ!?神器なしの純粋な拳で吹っ飛んだぞあの栗ィ!?

 

「す、すまん」

 

「い、いや忠告痛み入るよそれじゃ!!」

 

あ、ゼノヴィアって奴は力量の差がわかったのか素早く逃げ「い、イリナ〜」と言いもう1人を回収しに行った。

 

「り、龍導?」

 

あ、兵藤君が人じゃないものを見るような目でこちらを見てる!!ヤメロォ!!

 

「えっと報告遅れてすみません。先程の人達が言った通りコカビエルさんがエクスカリバー盗んでバックれました」

 

「はぁ、それで?」

 

リアス・グレモリーさんから同情の視線受けてる!!だからヤメロォ!!

 

「コカビエルの捕縛命令が出まして、くれぐれもこれがグリゴリ全体の意思じゃない事をお伝えしたく参りました」

 

そう言い僕はDO☆GE☆ZAをした。

顔面は地面にすりついて上を見れないが僕には分かる…哀れみの視線を向けられてる………グレモリー眷属全員(約1名を除き)から………………ヤメテェ!!




ご報告、前回の話の次に設定集を移動させました。

分かる人は分かるかもしれませんが主人公の龍導………口調の変化に一人称の変化……元の状態での目覚め欠けです。
まぁこの場で言いますけど今回の篇ではまだ大門雄護は覚醒したせんよ?

感想、誤字報告待ってマース。
(だいぶ前と前回に誤字報告送ってくださった御二方…ありがとう!!)



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Life 2 急ぐ捜索

うへへへへ
眠い!!
会社落ちるので4月は投稿できないかも
間違えた
4月から入社なので4月は投稿できないかも


前回のあらすじ

 

兵藤君の幼馴染を名乗る栗頭ツインテールにイラついたので腹パンしてしまった!!以上!!

 

何を言ってるのか分からんかもしれんが僕も分からん!!

 

「龍導はどこに向けて話しかけてるんだ…?」

 

「さぁ…?」

 

あ、兵藤君とアルジェントさんが訳の分からない物を見る目でコチラを見てるだからヤメロォヨォ!!

 

「な、何でもないよ。所で兵藤君ケガはないのかい?」

 

「え?」

 

「いや何かさっきのあの二人の感じだとまるで兵藤君と誰かが闘ったみたいな的な感じだったからね」

 

「いや闘ったのは確かに俺だけど」

 

『何でそんな事まで分かるんだ?』と言いたげな顔で首を傾げる兵藤君

 

「君の服が剣か何かに斬られたようなあとがあるからだよ」

 

「な、なるほど〜。あ、でもケガならさっきアーシアに治して貰ったから大丈夫だ!」

 

「そっかならいいや」

 

背伸びしながら来た道を戻るか。今日はもう少し探してそれでまだ見つからないなら明日も捜索だ。

 

「龍導もう帰んのか?」

 

んえ?

 

「いや?そうだけど?そもそもここに来た理由はコカビエルさんがエクスカリバーごとバックれた報告をしに来ただけだし」

 

「あら?他に言うことはあるんじゃないの?」

 

とグレモリーさん……何だかんだ言って前の糞鳥騒動以来から少しは態度が柔らかくなった気がする。

これも兵藤君と同棲してるお陰だろうか?だったら兵藤君様々だね。

 

「ないっすよ!多分さっきの2人組の剣士が言ってると思いますけど『堕天使に手を貸すなよ』って忠告をしてませんでした?だから今回は僕1人で何とかしなきゃなんないですよ…」

 

「1人ってあの2人は?」

 

「論外ですよ!!アンタらはまだコカビエルさんを警戒してるけどアイツらは死んでも倒すとか言ってましたね?でもぶっちゃけあの二人はさっきの通り相手との力量が分かってない………その分隙ができて殺されるでしょう…」

 

「そ、そんな!?何とかなんねぇのか!!龍導!!」

 

兵藤君が俺に急いで聞いてくる。

そっか確かさっきの栗ツインテールは兵藤君の幼馴染なんだっけ?

 

「兵藤君…今回アイツらが死にそうで手が出せそうなら最低限僕も助けるけど忘れないで欲しい…君の幼馴染は天界=協会側で君は悪魔で僕は一応曲がりなりにも堕天使側に席を置いてるんだそもそも今回は助けるギリはほぼないと言っていいレベルだ」

 

「でもアーシアの時は」

 

「アルジェントさんの時は状況が状況だったからだよ…レイナーレ?だったけ?あいつがアルジェントさんを1度殺害したって言うのもあったしちょっと酷い言い方しちゃうけどあの時既にアルジェントさんは協会を追放された後だったでしょ?だからあの時は助けられたんだ」

 

「そうか…」

 

一応の納得はしてくれたかな?…すまんけどあんな人を助けたくないって理由もあんだけどね…

 

「そう…ごめんなさいね…力になれなくて」

 

あ、こういう事件じゃないなら手を貸してくれるつもりだったんだ!?少しどころかだいぶ丸くなってた!?

 

「誰だおめー!?」

 

「聞こえてるわよ!?」

 

「ハハッ!!冗談はここまでにして捜索再開しますか!!」

 

走り出すと同時に左腕に巻いてる細長いリングに触れるそれと同時に背中から金属製の翼が出現する。それと同時に僕は空へと勢い良く飛び出した。

 

「なんだそれ〜!?」

 

と地上で聞こえたけどスルーだ。

ちなこれは『鋼輪メタリンウィング』って言う装置で、こないだの10日…?位だったか以上だったかは忘れたけど任務の時の報酬でアザゼルから貰ったもんだ!!相変わらずダセェ名前!!

このリングは腕に装着してる人がリングに触れることで作動し背中に金属製の翼を出現させ飛ぶことができるのだ!!(説明終わり!!)

 

そんなこんなで捜索を再開したがやはり見つけ出せず。

 

う〜ん黒歌さんに使い魔を借りるか?

あの黒子猫なら捜索できるよな?

 

取り敢えず本日はもう寝る……眠い

そんな事を考え帰宅しすぐ寝床に入った…

 

 

 

 

 

 

夕焼けの中…リビングに黒い…赤黒い液体がそこら中の床に広がり肉片が飛び散っている…

俺を『赫い瞳』で見下ろし『ケタケタ』と嘲笑う白銀の髪と髭を持つジジイが目の前に立っており、その腕がブレた瞬間右腕を激しい痛みが襲う。

 

なんでなんでこんな事にどうして…………どうして!?

 

どうすれば良かったんだよ!!

どうすれば…どうすれば………………

 

 

 

「悪夢かよ……最悪の目覚めだな…」

 

なんだアレ?コカビエルさんに対して今更恐怖してんのか?

 

「だとしても…だッ」

 

『俺』は負けられない…負ける訳にはいかないんだ…!!

 

「取り敢えず…飯食いますか」

 

あくびをしながらリビングに向かった

その後朝飯も食い終わり黒歌さんに相談タイム

 

 

「という訳でかくかくしかじかで」

 

「にゃ〜るほどそゆ事なら私が直接探してやるにゃ」

 

「え?」

 

「でもここからじゃじゃ無理だから私もついて行くにゃ〜」

 

「いやアカンでしょ!?」

 

「なんでにゃ!?」

 

「妹さんにバレたくないんでしょ!?」

 

するとスマホにL○NEのメールが来た

 

取り敢えず会話を一時中断しスマホのLIN○を開く

 

「あ〜」

 

LI○Eの画面を黒歌さんに見せた

 

「え〜とにゃににゃに?『今日、協会の2人組にエクスカリバーを破壊の手伝いの申し込みをしてみるから龍導も手伝ってくれないか? ちなみに参加者は俺と小猫ちゃんと生徒会の匙だ』ってにゃに!?」

 

「って事だから」

 

「まさかホントにその作戦に乗っかるつもりにゃ!?」

 

「昨日『兵藤』にも言ったけど『俺』の立場上無理とは言ったけどな黒歌さん。矛盾してるけど一応堕天使所属の戦士兼フリーの依頼ハンターだから問題は無い!!」

 

「………?で、でもそんな子供みたいな言い訳が通るわけ」(依頼ハンターってなんやねん)

 

「通すんだよ意地でも」(依頼ハンターじゃなくて何でも屋でした)

 

真剣な眼差しで黒歌さんを見る

 

「いざとなったらちゃんと助けを求めますからだからここでオーフィスと待ってて下さい」

 

そこから1、2分の沈黙の後

 

「…………勝手にしろにゃ!!」

 

「ありがとう!」

 

そっと黒歌さんに向けて感謝の意を示し家を出た。

集合場所のファミレスへ向かう…………………行くぞ!!自転車で!!(糞鳥事件で無茶したのでバイクは今グリゴリで修理中)




以下追加設定↓
龍導カズマ(17歳)
職業:グリゴリ総督『アザゼル』直属の部下/副業として何でも兼便利屋「りゅウ」
通り名:『バケモノ』/『無翼』

評価や感想や誤字報告してくれると非常に嬉しいです(特に誤字報告がとても助かってます)。

次回「Life 3 圧倒的な格の差」

でお送りします。


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Life 3 圧倒的な格の差

エイプリルフール以来の投稿です!!
遅れてすんません…仕事が忙しいんどす…助けて…タスケテ…
いやまぁこんな趣味全開の小説を待ってる人はおらんやろうけど一応の謝罪です。
後今回(いつもよりは)そこそこ長いよ!!そして毎度の如くまた駄文です!!サーセン!!


今回のあら寿司

フリー(の何でも屋)のフリして利害関係による同盟に乗っかろう。

 

 

という訳で駒王町まで自転車で来ました!!

…いつもバイクで来てたからちょっと疲れました。

 

えーと指定されてたファミレスは確かここら辺の筈…?

 

おっファミレス発見!

そしてその扉の前に突っ立てるのは木場君じゃーん

 

「おーい」

 

「?……龍導君かどうしたんだいこんな所で?」

 

「多分、君と同じ理由だよ…呼び出されたんだろ?兵藤君に」

 

「!!…なるほどね」

 

「まぁ立ち話してる場合でもないだろうし中入りましょうか?」

 

「それもそうだね」

 

そんな会話をしながらファミレスへ入った。

さて、兵藤君達は何処だ〜?あっいた!

 

「お〜い兵藤く〜ん」

 

「おっキタキタ」

 

と兵藤君は反応を返すがそれと同時に

 

「あぁーーー!!」

 

と僕の顔を見て叫ぶ栗(以下略)が

 

「アナタは!私にはr「はーい人が多いところでは大きな声出しちゃダメですよ〜?」むごご」

 

と何かを言い出す前に即座に口を塞いだ

こ、この人、今僕が口を塞がなかったら確実に

 

[アナタは!私に腹パンした人!!]

 

って店内で叫んでたよね!?ただでさえ常日頃から学園中の生徒(ほぼ)に可哀想な目で見られてるのに!!

ここでも特殊な目で見られとうないわーい!!

 

そんな栗や僕、そして兵藤君達を見回してから

 

「それで?僕達になんのようだい?」

 

と会話を切り出した木場君だった。

 

 

〜赤龍帝説明中〜

 

 

「なるほど……話は分かったよ」

 

「僕も大体は分かった」

 

「ただ、エクスカリバー使いに破壊承認されるのは遺憾だけどね」

 

「随分な言い様じゃないか先輩。君が『はぐれ』だったら、問答無用で切り捨ててるところだ」

 

なんなの?なんでこんな物騒なのこの人たち?Why?

特に木場君の殺意が一般ファミレス内で出していい量じゃねぇから!!

 

「おいおい!これから共同作戦なんだから仲良くしろとは言わないけどせめて2人ともいがみ合うのはよしてくれ!」

 

その言葉で青髪は「…それもそうだな」と言って落ち着いたようだった。

木場君も納得してはいないようだが喧嘩腰のようなものはやめてくれそうな感じだった。

すると栗が

 

「やはり『聖剣計画』のことで恨みを持っているのね?エクスカリバーと教会に」

 

それに対し木場君が目を更に細め「当然だよ」と即答した。

『聖剣計画』?一体なんの事だ?

 

その後も栗ナと木場君+αの『聖剣計画』についてちょっとした小競り合いがあったけどまぁそれは省略しよう。

 

その後の話で分かった事をまとめよう。

 

一つ、今回の計画の首謀者はコカビエルと『聖剣計画』の首謀者であった元協会の神父であり『皆殺しの大司教』とも呼ばれているバルパー・ガリレイとオマケのフリード

 

二つ、木場君はその『聖剣計画』の犠牲者にて被害者にして生き残りらしい(その為にエクスカリバーや聖剣に憎悪を抱いている)

 

三つ、何の目的かは知らないがコイツらは聖剣エクスカリバーが砕けた後に造られた現七本のエクスカリバーを集めて何かをしようとしているという事

 

三つ目に関しては論外じゃないか!!何だよ何かって!?

そもそもあの人…コカビエルさんがアザゼルに対して反旗を翻すのが分からない確かに戦闘は出来ないけどこんな事よっぽどストレスでも溜まってないと…………

 

『よーし!!でっかいロボットを作るぞぉぉ!!』

 

『じゃあな俺は休むわ!!』

 

あるわストレス…アザゼルがやっぱり悪いじゃないですか…

今回完全に上司の尻拭いじゃないですか?普通逆では?部下の尻拭いを上司がするのは分かる2000歩譲って同期の尻拭いするとかもまぁ分かる…が!!なんで僕がアザゼルの尻拭いしなきゃならんのぉぉぉぉ!?

 

決めた次の依頼は重要案件じゃない限り蹴ってやる!!

オーフィスとダラダラして学園生活も満喫するんだモーン!!

 

で、

話し合いが終わった後に匙元士郎がヤバい発言しだしたので協会戦士組の食事代をさっさと払って木場君と塔城さんを連れて早急にファミレスからでた。

匙元士郎の発言に続き兵藤君もヤバい発言した為に周りのお客さんが白い目で見てた。

うん、知ってた!そんな気がしてたから急いで出てきたんだもん!

そしてその光景を一部始終見てた塔城さんはただ一言…

 

「イッセー先輩と匙先輩…………最低です」

 

でしょうね!!

 

そんなこんなでエクスカリバー破壊団結成されました!!

 

 

それからというものエクスカリバーを所持しているフリードの標的が現在は神父ということで神父服で町を捜索するも見つからず。

 

初日から既に数日経過!!

放課後に僕、兵藤君、塔城さん、木場君、匙元士郎に協会戦士組で捜索するも手がかり無し!!収穫無し!!

 

ハッキリ言ってヤバし!

そんなこんなで今日も今日とて捜索するがまだ見つからない。

放課後から3時間は経過して現在時刻は19時を回っている。

捜索は3チームに別れてしていて、兵藤君、木場君、塔城さん、匙元士郎の「悪魔チーム」とゼノヴィア、栗ナの「協会戦士組」そして僕ひとりの「単独捜索」で捜索してる。

 

そして現在僕は『鋼輪(以下略)』で空中から認識阻害を発動しながら捜索…………してると「協会戦士組」発見

 

とりあえず地上に降りてっと

 

「コカビエルは見つかりましたか?」

 

「「誰(だ)!!」」

 

破壊剣向けられて草

 

「なんだ君か…気配も出さずに出てこないでくれ」

 

「全くだわ!!……とゆうかあなた今どこから現れたの?」

 

えぇ…?僕が悪いのぉ?

 

「この機械の翼を使って空から」

 

「なるほど」

 

と頷くゼノヴィア

 

「まぁそんなことはどうでもいいんですよ。それよりさっきの話の続きなんですが」

 

「いや、すまないがまだ見つかってない」

 

こちらも収穫なしかぁ…

 

「聖剣のオーラを何度も感じてはいるんだがそこに辿り着く前に毎回既に逃げられててね」

 

「そうなんですか」

 

聖剣のオーラか…………そもそも聖剣からオーラ出るんですね初めて知りました」

 

「おい、多分だがまた心の声が漏れ……………!?」

 

「ゼノヴィアどうし…!?これは!!」

 

「どうしました?」

 

いきなり向こう側を見て顔を険しくする協会組…!!

 

「まさか!!」

 

「あぁ!!正しく話しをすれば何とやらだ!!聖剣のオーラだ!!しかも何かと衝突しているような感じだ!!」

 

衝突相手として考えられるのは

 

「兵藤君達か!!」

 

「恐らくな!こうしちゃいられない、私達も行くぞ!!」

 

「わかったわ!!」

 

「分かりました!」

 

くっ!よりよって冷静さを欠く木場君がいる方に現れたか!!頼むから持ってくれよ

 

「『黄金に輝きし龍の宝腕(ゴルドクリティカル・ジュール)』脚部限定顕現!!」

 

脚に神器の黄金装甲を纏い宝玉が4つ装着される!!それにより身体能力が上がる感覚来る!!

 

「勝手に触れてすまないが!!急いでるので許してくれ!!」

 

「なっ!?」「えっ?……えっ!?」

 

その一言と同時に2人を両脇に抱えて加速する。

悪いけど驚きを聞いてる場合じゃないしね。

 

「で聖剣のオーラはどこら辺から出てるか詳しく分かりますか?」

 

「あ、あぁ!!向こうの広場の方から出ている」

 

『ForceBoostDrive』

 

その会話の後に一気に力を引き出す全力疾走じゃぁァァァ!!

すると広場に近ずいたからか剣と剣がぶつかる音や他の戦闘音も聞こえてくる!!

 

見えてきたあれか!!

見覚えのある金髪の男子が白髪の男と剣を交えてる…あれがフリード・セルゼンか?。

他にもジジイに兵藤君と塔城さんそして匙元士郎がいる。

 

「下ろしますよ!」

 

「わかっ「いやそのままフリードの方に投げてくれ!」えー!?」

 

「分かりました!!「ちょっ!!」」

 

そう返事し二人をフリードの方に向け投げた!

ゼノヴィアはそのまま兵藤君の横を通り過ぎフリードに斬り掛かって行く。

 

「逃がすか!!」

 

栗ナは転びそうになりながらもゼノヴィア後を追いかけて行った。

 

「おっとと…や、やっほ〜イッセー君助太刀に来たわ!!」

 

「イリナ!!」

 

栗ナの言葉に兵藤君が反応する

 

「何とか間に合ったね!」

 

「龍導!!そうか龍導が二人を連れてきてくれたんだな!!(超速理解)」

 

「あぁ」

 

せやでもうちょっと感謝してくれ!!

 

「あばよ!!協会と悪魔の連合とクソ!!」

 

カッ

と閃光弾を投げて逃げてく

馬鹿な事考えてる間に逃げやがったってかクソだと!?

 

「追うぞイリナ!!」

 

「分かったわゼノヴィア!!」

 

2人が頷きあい逃げたフリード達を追いかける

 

「絶対に逃がしはしないぞバルパー・ガリレイ!!」

 

と言い更にその後ろから木場君が2人を追いかけていく。

ここまで来たら僕も追いかけよう!!十中八九ジジイはともかくフリードはコカビエルさんの下に戻るだろ!!

 

「なら俺らも!」

 

と兵藤君が追いかけてこようとするが…

 

「いや兵藤君達は言い訳でも考えてた方がいいと思うよ!」

 

「言い訳?なんに対す「イッセー、これはどうゆう事?説明してもらうわよ?」ぶ、部長!?」

 

というわけで今のうちに木場君達を追いかける

バイなら

 

 

 

 

ハグれた!!今現在起こった事を言おう!!

 

「ハグれ…ッた!!」

 

バキッ!と殴っていた相手に溝内が決まり気絶した

 

出来事順

協会組ダッシュ教会

木場君ダッシュ

それらを追いかける僕

めっさ神器使いが出てきた

それらを倒している間にハグれる【現在】

 

「背中もらったァ!!」

 

「んな訳!!「ゴフッ!!」」

 

背中から襲いかかって来た神器使いを殴り飛ばす

 

クソッ!!これで2回目だ!!

 

「おい!」

 

と先程殴り飛ばした最後の1人の首を掴んで揺さぶった

 

「ヒィッ!」

 

「ヒィッじゃねぇサッサっとコカビエルさんの所に案内しろ」

 

「なんで俺が「いいから早くしろ!!また殴られたいんか!!」わ、分かりました!!」

 

!!ヤベェっっ!!もう頭痛が押し寄せてきた

 

早く行かないと…!

 

「オラッ!行くぞ!!」

 

「は、はい」

 

神器解除して鋼輪を起動し、そのまま戦闘員Aを抱えて上空へ上がる

 

「でどっちだ」

 

「た、確か向こうにある屋敷に居るって言ってました」

 

「向こうだな?」

 

と確認をとる

 

「は、はい白髪のクリスチャンがそう言っていたので間違いないと!」

 

白髪の…フリード・セルゼンか

 

そのまま一気に向こうの方に向かって行くと屋敷が見えてきた!

 

「あれか!」

 

「はい!あれです!!」

 

ヨシ

 

「3回目の神器発動…持てよ俺の体…持ってくれよ…!!!!」

 

「両腕顕現!!『黄金に輝きし龍の宝腕』」

 

その言葉と同時に両腕、そして肩まで覆う黄金の装甲が装着される

 

「行っけぇぇぇぇぇ!!」

 

「え、な、ナンデェェェェェェェェ!?」

 

屋敷の扉前に降り立つと同時に戦闘員Aを投げつけた!!

残念!!味方以外には生かす価値ねぇから!!

 

バゴォン!!!!

 

戦闘員Aは本気で投げたこともあり木の扉に豪快な音を立ててぶち当たるがそれでも勢いは止まらず木の扉を木っ端微塵にして更に向こうにいた複数人いた人影の1人に向かい飛んでいくが

 

「フン」

 

とまるで飛んできた虫に対して手で払い除けるかのような動作で地面に勢いよく叩きつけられた戦闘員A

 

当然そんな事が出来るのは現状で思い当たるのは1人しか居ない

戦闘員Aが叩きつけられた時の土煙が晴れてその姿が見える

 

「コカビエルさん…」

 

「ここはよく来たと言っておこうか『無翼』」

 

そこには僕がよくしる堕天使が立っていた

 

コカビエル

聖書に記されるレベル堕天使でアザゼルとシェムハザさんとのともである。だが行動方針自体はグリゴリでも数少ない武闘派の幹部とゆう事もありグリゴリの研究には興味がない模様…

そして僕に戦い方を教えてくれた…つまりは武術の師匠でもある。

 

「お前ように50人もの『龍の手』の神器使いを遣わせたのだがな……この様子だと意味をなさなかったようだが」

 

「なんで…!なんでこんな事を起こしたんですかコカビエルさん!!」

 

「カズマ…貴様なら俺が直接理由など教えなくとも分かるだろう?」

 

そうだこの人は確かにグリゴリの研究は興味がないから年がら年中修行しているような人だ。だが、だからと言ってグリゴリの幹部や部下達と中が悪い訳じゃない………むしろいいほうだ。

そしていくらアザゼルのバカ行動に対してストレスが溜まっていたとしてもこんな事は起こさないはずだ…

 

『誰がバカだ!!誰が!!』

 

…なんか抗議が聞こえたけど無視しよう。

だから考えられるのは

 

「三大勢力…天界、悪魔、堕天使の三つ巴で再び大戦並の戦争を起こすつもりなのかあんたは!?」

 

「ク、ク、ク、…よく分かっているじゃないか!!カズマ!!正解だ…100点をやろうか?」

 

そんなふざけた答えに対して即座にコカビエルさんに向けて拳を振りかざす…が、それをいとも容易く避けられる

 

「巫山戯るな!!そんな事して何になる!!また犠牲を出してそれで勝ったとしても!!勝利したとしても!!それでッ…何になる!!」

 

その言葉に対し今度はコカビエルさんが答える

 

「だからなんだ!!犠牲のない戦争など無い!!あの時二天龍さえ割り込んで来なければ!!堕天使が勝っていたのだ!!それを休戦するのはいい!!だがな!!その後なぁなぁで戦争を終わらせた事が気に食わないのだ!!だからもう一度三大勢力間での戦争を起こし堕天使が1番強いのだと世に!!世界に!!知らしめるのだ!!」

 

言い終わると俺に向けて光の剣を射出する

 

「クッ!!」

 

「それにお前に戦い方を教えたのは誰だと思っている!!そんな拳では俺にはとどかん!!!!」

 

「グァッ!!」

 

光の剣を使わず素手で僕の拳と撃ち合う……が!!吹き飛ばされたのは僕だった

更にその衝撃で神器も解除される

 

「ハァハァ…だったら…これなら…どうだァァァァ!!」

 

やってやる!!4回目だ!!!!

もっともっと!!強く!!早く!!なりやがれぇぇぇぇぇ!!!!

僕の全身を黄金の輝きが包む

 

「何!?」

 

「これが僕の疑似禁手化(ぎじバランスブレイカー)破弾の黄金(ゴールデン・ブレイカー)』だ」

 

暫くし輝きが晴れると更に形状が変化し、計8個の宝玉が各部に着いた黄金の装甲が両腕と両脚に装着された

 

『FullBoostDrive!!!!』

 

『俺』の意思に同調するかのように力が一気に高まる

 

「『俺』は堕天使組織総督『アザゼル』の直属の部下の『特例堕天使』としてアンタをここで止める!!!!」

 

「そのような付け焼刃で出来るものならやってみせろぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

 




中途半端な終わり方してすいません。
できるだけ次回を早く投稿するよう頑張るので許し亭。
木場やゼノヴィアや栗ナがどうなってるのかは次回分かるよ。
タイトルの格の差はコカビエルとカズマ(雄護)のスペックの差のことです。

感想…評価…貰えると嬉しいです!!………貰えんのかなぁ?
後、誤字修正を下さい…なにとぞなにとぞよろしくお願いします。

次回「Life4 覚悟の戦いと目覚めの兆し」

次回で多分エクスカリバー篇は終わると思いますので頑張って書きます!!


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Life 4 覚悟の戦い

タイトル分けて区切ることにしました。


いきなりだが先に前回の戦いの勝敗を語ろう

負けだ

それも完全敗北に近い。

あの後コカビエルさんの少しの本気に押されに押され結局フリードとバルパーの2度目の逃亡を許してしまうが木場君とゼノヴィアが再びそれを追いかけて行った……がここで予想外の出来事発生…

紫藤がコカビエルさんの流れ弾ならぬ流れ剣に当たってた

流石にそれは予想外だった。

その為、紫藤を庇いながらの戦闘になった。

当然『俺』の疑似禁手化は疑似でしかない身体能力を全て神器展開部の両腕と両脚だけに集中させるつまりは胴体部や顔面の防御力や身体能力がガク落ちする。

そんな中コカビエルさんが放ったのはほぼコカビエルさんの十八番に近い技である光剣の一斉掃射であった。

字面だけ見れば技名でもないしダサいと思うかもしれないがこれが全く侮れない。

数の暴力で攻められる為に防戦一方になるがそれと同時に弾く叩き割ると言う行為をするだけで僕の神器はどんどんボロボロになっていく。

それ程コカビエルさんの光剣は1本1本が強力であると言うことだ。そして光剣の一斉掃射が終わった…………と思ったら人1人分のサイズはあろう巨大な光の槍?矢?を投げつけられたことで同時にズタズタになっていた屋敷が遂に完全に損壊して崩れたのだ。

その隙に何とか逃げてきたけど……………………正直キツいの……だ…

やばい…意識が消えかかってる………………早く………兵藤君の所に行って知らせないと………………

 

『最後の手向けとしていい事を教えてやろう!!この後俺は貴様の友である赤龍帝の小僧を利用しそしてここ一体の領主のリアス・グレモリーをも利用して戦争を始める!!その場所にはお前達が通う学園で行う!!そうすればまた戦争が始まるのだ!!』

 

早く…………この事を伝えないと…………幾ら兵藤君達でも敵わない…………だから…………早……く…………………………

 

 

龍導sideout

 

 

 

 

 

イッセーside

 

「どこだ!!龍導ー!!木場!!ゼノヴィア!!イリナ!!」

 

俺、イッセーはアーシアと小猫ちゃんと一緒に龍導達を捜索していた。

だが、かれこれ5分探してるが一向に龍導達が見つからない

 

「………イッセー先輩…早く学校に行かないと戦いに間に合いません」

 

そう、先程コカビエル達が俺たちの前に現れて戦争をすると宣言しに来たのだ。しかも、俺たちの…駒王学園で始めると言って!!

けど…けど…

 

「けど木場とゼノヴィア以外…龍導とイリナを見つけないと!!」

 

木場とゼノヴィアは撤退したらしいのだ…だが、コカビエルの言うことが本当なら龍導は負傷したイリナを庇って戦い今は行方不明だそうだ…!!

コカビエルの言うことは信じたくない……だけど、だけど、もし本当なら龍導は俺がイリナ達を助けてやれないかなんて言ったから………だったら俺が、俺が探さねぇと!!

 

「それに二人ともそんな簡単に死ぬとは思えません…」

 

分かってる!!けど………!!

 

「イッセーさん!!あれ!!」

 

と唐突にアーシアが驚きの声をあげて指を指す。

その方向に居たのは

 

「龍導!!イリナ!!」

 

今まさに俺たちが探していた相手だった。

たが、当然と言っていい程無事とは言い難い姿をしていた。

龍導は大量に血を流していて、イリナも足に大きな傷をおっていた。

 

「アーシア!!」

 

「はい!!」

 

アーシアに声を掛けると即座に癒しのオーラを出して二人を回復していく

 

「酷い傷…!!イリナさんは足以外目立った外傷はそこまで無いですけど………龍導さんは…切り傷が沢山…」

 

イリナの傷はほぼ治ったが、問題は龍導だった制服はボロボロで所々が切れており、制服が切れた場所には必ずと言っていいほど大量の切傷があった…

アーシアの神器でも全身治すのには少し時間がかかるようだ…

 

「うっ………」

 

そうこうしていると龍導が目覚めた

 

「龍導!!分かるか!!俺だ!!イッセーだ!!」

 

「…兵…藤君?」

 

「あぁ兵藤一誠だ!!」

 

「…『コカビエル』は?」

 

余裕が出来たのか段々と流暢に話す龍導

 

「アイツ…学園で戦争を起こすみたいで先に学園に向かった…部長達もその後を追ってた…俺は許可取って小猫ちゃんとアーシアと俺の3人で2人を探してたんだ!!」

 

「そうか…………なぁ兵藤君」

 

「なんだ?」

 

「…『コカビエル』と戦うのかい?」

 

「当たり前だろ!!あいつは駒王学園どころか、この町も戦場にしようとしてんだ…そんな事絶対させっかよ!!」

 

「………兵藤君、悪いことは言わないやめとけ…死ぬぞ!!」

 

なっ!?

 

「何言ってんだよ!!」

 

「兵藤君がここに固執する理由はなんだい?松田君と元浜君?それとも君の両親かい?クラスメイトかい?それだけなら僕が逃がしてあげられるよ?」

 

「それだけじゃねぇ!!この町も守りたいんだよ!!だから俺は「だったら!!」!?」

 

いきなり龍導が大声を出した為俺や今まで黙ってた2人も思わずびっくりする

 

「だったら…覚悟を決めろ!!兵藤君…正直ビビってるだろ?」

 

あぁ…そうさ

 

「怖ぇーよ正直…!!でも俺たちがやらないt「だから、ビビってたら負ける!!今回は特に!!」!!だったらどうしろって言うんだよ!!」

 

言いたいことは分かるでもやっぱり

 

「だからいいものをやるよ」

 

へ?

 

「へ?」

 

「赤龍帝!!ドライグ!!聞いてんだろ出てこい!!」

 

な、何を

 

『なんだ…うるさいぞ…堕天使の小僧』

 

その声と共に俺の意志とは関係なく左腕の赤龍帝の篭手が起動し、宝玉が点滅しながらドライグが返事をした。

 

「兵藤が前に限定的に禁手化した代償で左腕が龍の腕になって以降なるたびに俺が龍の気を神器で吸収して外に放出してるのはお前も知っているだろう?」

 

『あぁ、それは知っている…だがそれがどうしたと言うのだ』

 

「あれな、嘘だ」

 

「『は?』」

 

「あ、ハモった面白ー」

 

「いや、そんな事どうでもいい!!そんな事より」

 

あれが嘘ならなんで俺は今腕の形が人型になってるんだ?

 

「ちょっと修正するが少しだけ嘘だ」

 

「じゃあ…?」

 

「本当のことって言うのはこれだ」

 

そう言って右腕先端の拳部分に装着されてる神器を俺に向けて来る。なんだ?

 

「ん」

 

「ん?」

 

「いいから早く左腕で僕、俺の右腕にグータッチしろ」

 

そう急かされ俺は龍導の右腕に左腕を「コツッ」と音をたててぶつける。

 

その瞬間に俺の中に大量に何かが流れ込んできた

まさか、これは!?

 

「多分、今お前が考えている通りだ兵藤」

 

「ってことはやっぱりこれって」

 

「あぁ、俺がお前から吸収していた龍の気だ」

 

『ククク、なるほどな最初からこういう自体を見越してたのか』

 

え?いやいやまさか龍導がそこまで

 

「あぁ」

 

えーーーー!?

 

「だって赤龍帝なのに兵藤は弱いからな」

 

「そ、そんな言い方ないだろ!?」

 

「でも怖さは無くなったろ?そして覚悟は決まってんだろ?」

 

あぁ…

 

「ありがとう!!龍導!!絶対にコカビエルに勝つ」

 

「あぁ、俺も家でお前らが勝つのを待ってる」

 

ん???

え?

 

「龍導も戦うんじゃ……?」

 

「いや、コイツを家に置いてこないと…それに体力も限界だし!!」

 

え、

 

「「「えぇーーーーー!?」」」

 

俺たちは勝てるんだろうか?

 




というわけで3巻やアニメ2期冒頭の朱乃さんがイッセーから龍の気を吸い出すシーンとか端折ってた理由はこれです(いや、まぁ特に書くとは言ってなかったけども)。

ところで純粋に疑問なんですけど主人公の雄護にヒロインっていると思いますか?今のところは予定は無いですけど…(そもそも恋愛描写書けないかもしれないし)

というわけで
次回 「Life 5 目覚めの兆し」
ごめんなさい、多分まだまだエクスカリバー篇続くと思う

誤字修正や感想をくれると嬉しいです。


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Life 5 目覚めの兆し

コイツまた終盤で目覚めてんな
とサブタイ書いてて思いました。
主人公の中の優先度レベル
アザゼル=イッセー=松田&元浜=黒歌=オーフィス>グレモリー眷属=グリゴリ組織>クラスメイト>ゼノヴィア&イリナ
とこんな感じです。
後前回の途中の時点で記憶は無いけど口調や人格はほぼ大門雄護に戻ってます。
駄文大量回避不可避。
怒涛の展開!!(多分)



「よっと……これでいいか」

 

あの後兵藤達と別れてすぐ紫藤を家で休みせようと思ったのだが…………多分この時間だと家に黒歌さんとオーフィスがいるんだよなぁ…

片や最上級悪魔に匹敵されると言われるSSランクのはぐれ悪魔。

また片や裏世界に現在進行形で蔓延る歴代最大最凶勢力とされるテロ組織の名目上の長(尚、まだ規模は拡大中)

会う瞬間何が起こるか目に浮かぶ絶対に斬り掛かるぞコイツ…この発言に魂を掛けてもいいと断言しよう!!

………………………ゼノヴィアは戦闘スタイルからして脳筋だがまだマシかもしれないと思えるレベルだけどコイツは……

 

チラッと紫藤の顔を見るが普通に寝てやがる.…

 

それに

家まで帰ってたら戦いに参戦できないしな

 

まぁいいや。

という訳で現在俺は貴様アザゼルがこの町で拠点として使用しているマンションの部屋を使わせてもらってる。

 

ここの隠れ家の方が断然隣町の自宅に戻るよりかは早いしな

 

え、部屋の使用許可?もらったよシェムハザさんに。

…………え?違う?アザゼルに?………………いやちょっと何言ってんのかわかんないです。

 

ってさっきから

 

「何1人でブツブツ独り言を言ってんだろ………」

 

もしかして俺は兵藤にアレだけ煽って戦いに行かせたのにビビってんのか……?

 

「…情けない………」

 

「でもこれは俺がやらなくちゃ行けない事だからな…」

 

最終確認!!戸締りよし!!紫藤…気絶確認!!

行くか!!

 

「っと最後に」

 

腕輪のバッテリーを入れ替える

付け替えながらアザゼルに腕輪を貰った時の会話を思い出す

 

『いいかカズマ覚えておけ。その腕輪は使用時間や飛行速度が早くなればなるほどバッテリー内の光力が減って腕輪に刺した時に表示されるメーターがゼロになると強制的に翼の展開が終了する。また、翼本体に強い衝撃があってもだ!』

 

『……欠陥品だらけじゃないですか』

 

『言うに事欠いて欠陥品扱いかよ…一応コイツは光力だけを動力にして動くんだからかなりの発明品なんだぞ?』

 

『へ〜そんなんですか〜』

 

『…興味無さそうな反応すんなよ。でだ、コイツはお前にやる』

 

『え?おっとと、いきなり投げんで下さいよ!!』

 

『悪ぃ悪ぃ!それとこれもだ!』

 

『この小さい四つの物体はなんですか?』

 

『そいつらは予備(サブ)バッテリーだ。今差し込んでる本体バッテリーから光力が無くなったら代わりに予備を2本差し込めば使える』

 

『なるほど…………なら、これは有難く頂いときます』

 

『おう!!』

 

 

ってなこと言ってたな

でも時間ないし

 

「全部刺すか

 

それと同時に先程抜いたバッテリーと残り2本の予備(サブ)を更に差し込む

 

「行くかぁ!!」

 

プルルル!!

今電話かよ…………えっとアザゼルからか…

 

 

 

アザゼルとの通話が終わる…この土壇場で随分嫌な希望だな…

だがこれなら時間を稼げはなんとかなるか…?

ここでグズグズしてても意味ないな

ヨシっ!

 

「ともかく」

 

腕輪を起動し背中からメタリンウィングの翼が展開され飛翔する

 

「目指すは駒王学園!!」

 

一気に背中を押し出されるように加速し飛行する

飛行しながら右腕を優しく撫でるようにさする

 

「俺は俺が何者なのかも知らねぇしお前がなんなのか知らねぇよ…………でもさ、けどさ、今は兵藤(ダチ)を守りたいんだよ」

 

「だから力を貸してくれよ相棒!!」

 

右拳のグローブを剥ぐ

 

「最初っから全力だァ!!本日2回目のォォォォォォォォォ!!!!」

 

息を大きく吸い込み一気に吐き出す

 

「『破弾の黄金』!!!!」

 

俺の言葉に答えてくれたのか鎧の代わりに体から黄金のオーラが溢れる

 

(すげぇ力だ!!これなら!!)

 

駒王学園が見えてくる

 

(あれは…………魔力による結界か?ここまで大規模で貼れるやつと言ったら)

 

携帯を取り出し急いで電話を掛ける

 

『龍導か!?今、忙しいんだよ!!用があるなら早めに言え!!』

 

BINGO!

 

「匙元士郎!!用というのは学園の結界維持か!!」

 

『あぁそうだよ!!だから用が「今から俺が突入するから結界壊されたくないなら10秒でいいから一旦結界解除するんだな」はァ!?』

 

(ヤバいなそろそろ着く)

 

『ちょっ!!か『話は聞きましたがそれは出来ません。貴方はそもそも堕天使側の人間。私達を騙すか「あっそ、じゃあ悪ぃけど強行突破させて貰う」な!?』ま、まさかやめてくれよりゅ』

 

ピッと途中で会長に変わってたし、匙が何か言っていたが構わん!!

更に加速してゆき

 

「突っ込むぜぇぇ!!一ッッ点ッ集中ゥゥゥ!!」

 

全身から溢れていた黄金のオーラが全て右腕に収束する

 

「行くぜ必殺!!破弾!!!!」

 

駒王学園の結界に向け右腕を突き出すと同時に結界がまるで耐えきらんと言わんばかりに『バリィィィィン!!』という音と共に弾け飛ぶ

 

「悪いな生徒会!!そして待たせたなお前ら!!」

 

「貴様ッ…!!」

 

「龍導!!」

 

「カズマ!!」「龍導さん!!」「カズマ先輩…!」「龍導くん!」「来たか!」

 

黒衣に身を包む男は男の出現に忌々しそうに睨み、赤い篭手の男とその仲間達も男の出現に安堵の表情とセリフを浮かばせるが

 

「………」

 

1人そうでもなさそうな方もいらっしゃいますけど

 

(ってそんなことよりこれは)

 

次に右腕に視線を移すといつもの龍の鱗のような装甲に四つの緑色の宝玉が嵌められているようなものじゃなく

全体的に細くスマートでありトゲトゲしい腕へとなり宝玉も拳の物の1つになっていて最大の特徴は拳と拳に嵌っていた宝玉が二回り程巨大化していてなんなら宝玉の色が兵藤の神器の様に深緑色へと完全に変化している。

 

(そう、名付けるなら)

 

「『破弾の黄金』刃弾形態」

 

「あの傷で…生きていたか……流石と言っておこうかカズマ!!」

 

俺の独り言を無視し、その言葉を放ちながら即座に光剣を飛ばしてくる……だが!!

 

「今はその程度なら問題ねぇ!!」

 

光剣を体を捻り避け更に

 

「グッ…………アァ!!」

 

光剣を両の手でキャッチし投げ返すその時に左の手が焼けるが、んな事はどうだっていい

 

「フン、どうやらただ右腕に力を収束しているだけではな「破弾!!」なっ!?貴様ッッ!!」

 

「戦闘中に悠長に話す奴が悪ぃよッ!!」

 

話が長くなりそうだから一気にコカピエルがいる所までジャンプして殴りつけるが防がれた

 

「それにな!!あんたの存在そのものが俺からしたら邪魔なんだよ!!だからここで大人しく俺達に倒されろォォォォォォォォォ!!」

 

「その程度ォォォォ!!」

 

追撃するも受け止められるチッ

 

「何ぼさっとしてんだ!!コイツを俺達全員でやるんだよ!!」

 

いつまでも動き出さない兵藤達に喝を入れるように言うと

 

「!!アナタに言われなくとも!!天雷よ!!」

 

「なっ!?」

 

姫島さんが俺の言葉に激昂して俺ごとコカピエルに向かって雷を放ちやがった

コチラに向かって来た雷を神器で弾いてコカピエルに向けるがそれをも光剣でいなす

 

「中々の威力だな、バラキエルの力を持つものよ」

 

(何?)

 

なぜそこでバラキエルさんの名前が出てくる?

確かに先程の雷は威力はまだまだとはいえバラキエルさんの雷光に似ていたがまさかッ!!

 

「アイツの名を出すな!!」

 

(あの反応からしてやっぱり)

 

「リアス・グレモリーよ、貴様も兄、サーゼクス・ルシファーと負けず劣らずゲテモノ好きのようだな!!最弱の赤龍帝、聖剣計画生き残りの魔剣使い、そして堕天使組織グリゴリの幹部、堕天使バラキエルの娘!!これ程のゲテモノをまぁ良く集めたもんだな!!」

 

「貴様ァァァァ」

 

(やはりバラキエルさんの娘さんだったか)

姫島さんは怒り叫びながら先程よりも強大な雷を放つが先程よりも冷静さ失っているためかすりもしない

 

「私の下僕、そして兄である我らが魔王への暴言は万死に値するわ!!」

 

そう言い放ちながら手の魔法陣から滅びの魔力を放つ

 

「フンッ」

 

コカビエルが今度は光の槍を出しそれでグレモリーさんが放った滅びの魔力を『バチィン!!』と振り払うだけで打ち消す

 

「ならば僕の聖魔剣と!!「私のデュランダルを受けてみろ!!」」

 

今度は木場とゼノヴィアがコカビエルに聖魔剣とデュランダルで斬り掛かる

 

「中々…だが!!お前はまだその力を使いこなせてすらいない!!」

 

「ガッ!」

 

その言葉と同時に地面に叩きつけられる木場

 

「そしてお前は前任のデュランダル使いより遥かにパワーが足りない!!」

 

「グハッ!」

 

木場より後方に投げ飛ばされるゼノヴィア

 

こりゃ時間稼ぎじゃなくてアイツを倒す方法を考えるしかないか…?

考えてても仕方ないから取り敢えず突撃だ!!

 

「搭城!!兵藤をコカビエルに向けて投げろ!!兵藤!!搭城、お前、俺の3人でアイツを殴るぞ!!」

 

「分かりました!」「お、おう!!」

 

2人の返事とともに一気に俺は空へ飛翔する

搭城は兵藤を抱えてグラウンドを思いっきり蹴ると同時に悪魔の翼で飛翔しその後兵藤をコカビエルに向けて投げつける

 

「ほう、今度はお前らか!」

 

コカビエルはそれを只只楽しそうにしてコチラを眺めている

 

「必殺!!破弾!!!!」

 

『Explosion』「うおぉぉぉぉおお!!」

 

「ヤァッ!!」

 

俺の破弾、兵藤の赤龍帝の篭手、搭城の拳が当たり煙が発生する

やったか!?

いや、煙だと!?

 

「今のは中々だったぞ…だが」

 

「くあっ」

 

と搭城の痛むような声が聞こえてくる

クソ!!

やはり煙が出てるのは搭城の拳が焼けてるから……って事は…

 

「だが如何せんスピードが足りてなかったなァ!」

 

俺達とコカビエルの間には光で作られたひし形の壁があり壁にヒビが入ってはいるが搭城だけが素手だった為力を出し切れず逆に手を焼かれていた

 

「ハァ!!」

 

「「「グ(ハァッ)!!」」」

 

先程の木場達同様に俺達もグラウンドに叩きつけられる

 

「小猫ちゃん!イッセーさん!龍導さん!待ってて下さい直ぐに傷を治します!!」

 

そう言い木場達の治療をいつの間にかして終わらせていたアルジェントがコチラに向かって走ってくる

 

「回復の力を持つ者か…」

 

とコカビエルは呟いた直後光の槍を…恐らく千は有るだろうものを一気に出現させる

 

「流石にこのお遊びも飽きてきたな…………というわけで回復役のそこのお前には今から死んでもらう」

 

「え?」

 

その言葉が言い終わるころにはアルジェントにむけて無数もあった光の槍は既に放たれ始めていた

 

 

カズマsideout

 

 

 

 

 

 

イッセーside

 

「アーシアァァァァアアアアア!!」

 

コカビエルはいきなり何か言い出したと同時に大量にあった光の槍アーシアに向けて投げた!!クソォッ!!ここからじゃ間に合わねぇ!!地面で寝てる場合じゃないんだよ!!起きろ!!じゃないとアーシア

 

「アーシア!!」「アーシアちゃん!!」

 

部長と朱乃さんが滅びの魔力と雷で光の槍を打ち消すがそれでも足りなく更に光の槍が降ってくる

 

「ヤメロォォォォォォ!!」

 

俺が叫ぶが当然、槍は止まるはずもなくそしてまもなく光の槍がアーシアに刺さる……筈だった

その直前にアーシアと光の槍の間に人影が挟まったのだ

そして無抵抗の人影に、アーシアに刺さる代わりに、『ドスッ』『ドスッ』『ドスッ』と刺さり『ドスドスドスドスドスドスドスドスドスッッ』と全ての槍が刺さり終わるとその人影は地面に倒れ落ちた

 

「龍導ォォ!!!!」「カズマ!!」「龍導くん!!」「龍導先輩!!」

 

アーシアを守ってくれたのは龍導だった

あの一瞬に、あの瞬間に一気に加速してアーシアと槍の間に入りアーシアを守ってくれたのだ

俺達は龍導の名前を呼んで直ぐに近くへ寄る

 

「なんで…なんで…こんな事…」

 

顔以外の体中全てに穴が開き中からドンドン血が流れ出ている

なんでそこまでしてアーシアの事を守ってくれんだよ?なんで…

だってお前からしたらアーシアは赤の他人だろ?

 

「なんでっ…て………お前の大切な奴なんだ…ろ…?アルジェ……ントは…?」

 

そんな?それだけの?理由で?ここまでッッ………!!

 

「直ぐに治します!!絶対に!龍導さんは死なせません!!」

 

目の前で起こった出来事のせいで茫然としていたアーシアもすぐに回復の光を龍導に向かって掛けるが1つ1つの傷の穴が大きすぎてアーシアの回復が間に合っていない

クソっ!!どうすれば!!どうすれば龍導を助けれる!?考えろ考えろ考えろ!!

 

『相棒』

 

こんな時になんだよ!!今お前に構ってる暇は

 

『堕天使の小僧を助ける方法なら一つだけあるぞ』

 

何!?

 

『この小僧から戦闘が始まる前から貰ったあの龍の気由来の力をアーシア・アルジェントに譲渡をすれば一時的にだが回復の力を著しく上昇してあるいは』

 

 

だったら!!『だが』

 

『だがな、そんな事をすればコカビエルに勝つ方法が無くなるぞ?それでもいいのか?』

 

そんな事は後から考えればいいんだよ!!

 

「アーシア!!今から俺の力をアーシアに譲渡するそれで!!」

 

「分かりました!!任せてください!!」

 

2つ返事でアーシアも了承してくれる

 

「いくぞ!ドライグ!!」

 

『いいだろう!』

 

俺の篭手が強制的に第二形態へとなる

 

『Dragon Explosion !!』

 

『Dragon Transfer !!』

 

その機械音と一緒に篭手の宝玉に赤いドラゴンの紋様が浮き出て体中から大量に力が溢れですかさずそれをアーシアに譲渡!!

 

「いきます!」

 

アーシアは再度回復の力を使う

すると先程とは比較にならない程の緑の癒しの輝きを龍導の全身を包み込む

輝きが終わると龍導の体中の傷が消えていた!

 

「やりました…イッセーさん!!」

 

「あぁ、ありがとう!ありがとうアーシア!」

 

「はい!」

 

と会話をしてると『キンッ!!』と打ち合うような音が聞こえてくる

音が出ている方を見るとゼノヴィアが再びコカビエルに斬り掛かっていた

 

「イッセーくん!戦いはまだ終わってない!だから今は龍導くんのことは一旦置いておいて」

 

あぁ!!

 

コカビエル(アイツ)をぶっ倒す!!」

 

再び俺達は駆け出しコカビエルに向かって行く!!

 

「なぜだ!なぜお前らはまだ向かってくる!!」

 

笑いながら斬りこみ俺達に質問を投げかけるコカビエル

 

「決まってんだろ!!お前を殴るためだ!!!!」

 

「私は主の為に戦うときめているのだ!!だからこそ主の邪魔となる貴様をここで斬る!」

 

「……………クハハハハハハハハ!!そうか!!そうだったなぁ!」

 

ゼノヴィアのその言葉を聞いた瞬間に笑いだした!!

なんだいきなり!?

 

「貴様らは知らないのだったな!!それに戦争ももう始まるのだから隠す必要も無いか!!神は昔の大戦で既に死んだよ!!」

 

え?

なんだ?アイツは何を言っているんだ!!

あまりの内容に俺を含めた全員がその場で動きが固まる

 

「主が……………いない?…………嘘だ!!私を、私を騙そうとしているのだろう!!そんな「逆に言うが俺がお前らにそんなチンケな嘘を着いて何の得があるというのだ?」……………」

 

「………主がもういないだなんて」

 

ゼノヴィアが反論しようとしたがコカビエルが言った言葉で黙り込みアーシアは先程以上に放心してしまっていた

 

「戦意喪失か…………まぁいい、なら最初はお前から終わらせようバラキエルの娘!!」

 

「クッ!雷よ!!」

 

一気に放たれた光の矢を全て雷で撃ち落とす朱乃さん

 

「ならばこれならどうだ!!」

 

が、すぐ近くまで迫っていたコカビエルが俺達より2回りはデカいであろう光の槍を打ち出し、朱乃さんに当たる……………………………ことはなかった

 

その前に輝く何かが光の槍を砕いたからだった

 

……………光り輝く右腕って

 

「龍導!!」

 

アイツもう目覚めたのか!?

いや、そんなことより

 

「なんだあれ…」

 

俺が知っている龍導の神器とは完全に別物だった

原型がなく光輝く何かがアイツの右腕に纏っていた

背中にはよく見ると右側(輝きすぎてボンヤリとしか姿が見えないが)にツル状の1本のプロペラかフィンの様な物が着いている

 

「ほう、目覚めてすぐにこの一撃を止めるか!!だったらこれでどうだ!!」

 

そう言うとコカビエルは翼で飛翔して先程龍導を瀕死に追い込んだ時のように無数の光の槍を繰り出す

がそれもすぐに背中のフィンを回転させて飛翔した龍導が全て砕いた

 

『僕達の…………この子の邪魔をしてくれるなコカビエル』

 

え?今、龍導の方から女の子の声がしたけど気のせいか???

 

「ほう?貴様…カズマではないな?………………まぁよかろう楽しけば関係ないわァ!!!!」

 

『だったら真っ正面から文字通り打ち砕いてあげよう』

 

今度は光の槍を両腕に1本ずつ装備したコカビエルが龍導に向かって

行く

 

「八ァァァァァァァアアアアア!!!!」

 

『シェルブリットバァーーースト!!』

 

更に龍導?の右腕では龍導?の叫びに呼応して輝きが一気に増す

そして遂にコカビエルの槍と龍導の拳がぶつかった瞬間上空の辺り一面を白い輝きが包む

 

輝きが収まって来るが

倒れてたのは龍導だ!!

 

「龍導大丈夫か!!」

 

『大丈夫だよ…それよりコカビエルは?』

 

その言葉に気づき辺りを見渡す俺達

そして

 

「クハハハハ、イイゾ!!だが、惜しいなまだこれくらいじゃ足りん!!」

 

な、!?

そこには笑いながら立っているコカビエルがいた!!

あの一撃でもダメなのか!?

 

『そうか…アレでもダメだったか』

 

「貴様!!先程のはいい一撃だったぞ!!………だからこそ手向けとして俺の最大級の一撃を『だったらこれで終わりだよ…』ガハッ!な、何が」

 

今まで見たことない光の収束しだしたコカビエルに対し龍導?が手を向けた次の瞬間、何処からともなく出現した黒い何かがコカビエルの体を貫いた!!

な、なんだ!?

唐突に体を貫かれたことにより倒れ込むコカビエル

そして、先程の貫いた物も砂埃を立て地面に刺さっていた

あれは………

 

「黒い…刀?」

 

そこにあったのは並列に赤いリングに縛られ地面に刺さっている1本本の黒い刀だった!

 

『流石にこれは予測できなかったでしょ?』

 

満身創痍の龍導?がそう言う

あれも龍導?がやったのか!?

 

「キ…キ……キサマァァァァァァアアアアアアア!!!!殺す!!殺してやる!!」

 

血を大量に流しながらも激昂しコチラに向かって来るコカビエル!!

 

「やらせるかよ!!」

 

『Explosion !!』

 

すぐそこまできていたコカビエルを俺が殴る………前に何かが横ギリコカビエル掴んで行った!!

 

「こ、今度は何なんだ!!」

 

上空を見るとそこには白い鎧に見に包んだ何者かがコカビエルの首を掴んでいた

というかあの鎧…アレ…なんか俺の『赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)』に似てないか?

するとドライグが

 

『当たり前だろ何せヤツは』

 

「あ、赤に引かれたか『白い龍(バニシング・ドラゴン)』!!!!」

 

「来るのが遅れてすまなかったな龍導カズマ」

 

「え?」

 

アイツ龍導の知り合いなのか!?

 

『遅すぎるわ!!お前のせいでコッチは死にかけたんだぞ!!』

 

「それは弱すぎる君が悪い………が先程の一撃は良かったな」

 

『うっさいわ!!』

 

け、ケンカしだした

 

「俺はこんな所で終わる「いや、ここで終わりだよ、アザゼルに俺もアイツもアンタの捕縛を命じられた時点でね…………今回アンタはやり過ぎたんだよ」うるさいだ、だま『Divide !!』グア!!「今のアンタはこれで十分だな」おのれアザゼルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

 

その言葉とともに地面に叩きつけられ、コカビエルが気絶した

白い鎧の男はコカビエルを拾い上げた

 

「それじゃあこの男は俺が責任を持って回収させて貰う……………ついでに送っててやろうか龍導カズマ」

 

「断わ………る…」

 

その言葉の時に男の声に戻ったがそれと同時に龍導が再び気絶した

その言葉を受けてアイツも立ち去ろうとするが

 

『無視か白いの』

 

ドライグが呼び止めた

 

『起きていたのか赤いの』

 

するとアイツの翼が点滅しそれに答えた

 

『折角出会ったがこの状況ではな』

 

『いいさ、いずれ私達は戦う運命なのだから。こういうこともあるだろう』

 

『しかし、白いの以前のような敵意が伝わってこないが?』

 

『それは赤いのもだろう?』

 

『お互い戦い以外にも興味があるか…』

 

『そういうことだ。また会おう、ドライグ』

 

『あぁ、じゃあなアルビオン』

 

そんな会話が終わりアイツも飛び立って行った

アイツは結局何者なんだ……

でも取り敢えず今はコカビエルとの戦いが終わったことに喜ぶ俺たちだった!!

 

 




取り敢えずエクスカリバー篇の戦闘は今回で終了となります。
………終盤の会話の内容は思い出しながら書いたのでかなり曖昧です申し訳ない“〇| ̄|_
今回龍導?が復帰後使用した輝いてる何かはシェルブリット第二形態です。
出現理由としては
倍になった龍の気をアーシアに譲渡

その力で治癒

治癒した時に流れてきた大量のオーラにより龍導の中の『龍導?』が目覚めて一時的にが表面化する

次回は未定、『龍導?』については次回書くかも
後、アンケートに答えてもらうと嬉しいです。
今のところヒロインにするとしたら黒歌ぐらいかな?
(朱乃さんは本来友人枠だからヒロインになる事は無いかも)


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第3節 三大会議のリンカーネーション篇
Life 1 俺は『僕』になり『ボク』と出会う


1章最終篇始まるよ!!
今回は短めです。
後、前回言った通り『龍導?』の一応の正体が分かります。
それではどうぞ!!


「う、うぅ〜ん………え?」

 

起きたら謎の黒い空間にいました……………なんで?

 

「お?やっと起きたかい?」

 

そして目の前には金髪ポニーテールで青い瞳の美少女が立っていた………………だから何で?

しかも駒王学園高等部の制服来てるし…………こんな娘あの学園に居たっけ?

 

「おはよう!!」

 

「おはようございます?」

 

というかホントに何処で彼女は誰なんだ!?

 

「えっと君は?ここは何処でなんで『僕』はこんな所に?」

 

と質問すると彼女はキョトンとした顔をしてるどうして?

 

「力をあの時に解放しすぎたかな?いや、でも第二を解放できるチャンスだったしコツを掴んどかないとなぁ〜あの力近々必要になるだろうし」

 

そしてなんかブツブツ言い出した小さすぎて何を言ってるのか分からないな?

 

「えっと…」

 

「おっと、まずボクの名前は識目(しきもく)(ゆい)改めてよろしく!!僕のことはそうだな〜………君の力の根源って事で!!えっとそしてここは君の精神的世界だよ」

 

「なるほど。ご、ご丁寧にどうも僕の名前は」

 

あれ?改めまして?

 

「君と僕ってここで1度あった事あったけ?というより僕ここに来たことない気が」

 

「そんな事ないよだって君とは昔からの付き合いだからね」

 

「昔からの…?」

 

「そう昔から……君が記憶喪失なるもっと昔からのね」

 

そう言いながらウィンクしてくる彼女

というか僕が記憶喪失になってアザゼルに拾われたのは確かアザゼルが言ってる通りなら推定6、7歳児だったはず

更に彼女が言ってる事が本当ならそれより昔からなら3歳や4、5歳の時?

いや、もしかして本当h

 

「というか君じゃなく結ってよんでよ昔みたいに」

 

と考え込んでいると彼女に話しかけられ考えを遮られる

 

「ご、ごめん…………あ…っと…結さ「結!!」………結?」

 

「うん!!なんだい?」

 

さん付けで呼ぼうとしてまた遮られたので呼び捨てで呼ぶと彼女は嬉しそうに反応してくれる

 

「精神的世界ってことは分かるけどどうして今になって結と会話出来るようになったんですか?」

 

「覚えてない?コカビエル倒した時の事?」

 

「え?誰がです?」

 

「君がコカビエルを倒した時の事」

 

コカビエルさんを………僕が…………??????????????

 

「ちょっと何を言ってるのか「正確には気絶してる時に僕が代わりに倒したんだけどね?」あ、そうなんですね」

 

結が倒してくれたのか〜…………いや、凄!?

 

「えっと記憶が曖昧なので教えてくれると嬉しいです…」

 

「いいよ!どこら辺から話せば良いかな?」

 

う〜ん

 

「その気絶した辺りから」

 

「OK!それでね…」

 

それからアルジェントさんを庇って僕が穴ぼこになり兵藤君が僕を助けようとして龍の気を増幅してアルジェントさんに譲渡しそれで治癒した際にその時にアルジェントさんから漏れ出てきた大量のオーラにより結が表面に出てきたことも

 

「なるほどです…………」

 

「あ、そろそろ君は起きるっぽいよ」

 

「え?」

 

「今、君がここにいるのは僕のせいでね………さっき話した通り力の行使の6回目を僕がしてしまったから今君の右腕は複雑骨折ならぬ粉砕骨折していたからお詫びとして僕が右腕の修復をしてたんだ」

 

「粉砕骨折……」

 

ちょっと見てみたい気がした

 

「だから外では多分2日位時間が経ってると思う…ご、ごめんよ」

 

「いや、いいよ僕の腕を治してくれてたんでしょ?だったらありがとう」

 

そう言いながら左腕を差し出す

 

「これからよろしく結」

 

「うん!!」

 

彼女も左腕を出し握手する

 

「と…アレ…なんか眠くなっ…………て来た…」

 

「その眠気が現実で目覚める合図だよ」

 

あ、と彼女は何か思い出したように声をあげた

 

「最後に、君は実力もかなりついた…だからそろそろ昔の記憶を取り戻すと思う」

 

「そうなんだ……ありがとう…覚えておく…それじゃ……あね」

 

「うん!!またねカズくん!!いや、」

 

ゆうくん

 

そう最後に聞こえた気がした

 




という事で遂に出せましたオリキャラの重要人物である識目結
彼女が今後龍導(大門雄護)が記憶を取り戻す際に必要になってきます!!
彼女が龍導の力の根源って言うのもありがち間違っては無いけど……
まぁそれは後々(って言いながらそのうち忘れてるかもしれない)



次回 「Life 2 ザフタイ未定」

感想や評価をくれると嬉しいです(誤字報告も嬉しいです!!)
前回誤字報告して下さった方もありがとうございます!!
では!


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Life 2 アレからの日々

前回のお話の訂正
識目結→織目結
ちなみに結の姿はある別作品のキャラの姿まんまで名前は反転だけどネタバレ読まずにわかる人っているんかな?


あの後、結にお別れを告げてから目覚めたがその時に気づいたことがある

なんと1週間以上経過していました

ま、マジかとは思ったが結さんに聞いてみたところ

『君が起きた状態で体の主導権を握ってる時は時間が現実世界と精神的世界は時間が同時進行するんだけどあの時は君を休ませるに体に張り付いてた精神(心)を精神的世界で癒してからあの間は僕も表面化出来なかったから正確な時間が分からなかったんだ』

と言っていたので『じゃあなんでその事を言わなかったの?』

と聞いてみたら

 

『ご』

 

『ご?』

 

『ゴメンね?久しぶりだからわ、忘れてたんだ』

 

と今にも泣きそうな感じで謝られた流石に怒ってる訳でもないに泣かれるのは精神的に来るのもあるので直ぐに謝るのもやめてもらった…………だって忘れてたならしょうがないしね(´・ω・`)?

 

まぁそれは良いんだけど、当然起きたがマトモに動けませんでした。

ハイ、そんな気がしてました………………

傷そのものや神器によるデメリットは治りきっているんだけど、いかんせん前回が激戦だったから体中には当たり前だけど疲労が溜まっている訳でそれから1度寝込んだらそら起き上がれるわけはなかった。

 

そして恒例になりつつある黒歌さんから説教から

『なんでこんなになるまで連絡しなかったの!!』や『死にかけるぐらいなら私を呼びなさいにゃ!!』等など言われたので

 

『そうしたら黒歌さんは塔城さんに会うでしょ?絶対に敵意を向けられるよ?僕はそれが嫌なんです……例え妹さんでもアナタが傷つけられるのは』

 

なんて言ってたら『…バカ!!』って言いながら僕の顔面に近くのクッションを投げつけた後部屋から出てってしまった…………泣きながら怒ってた………………今まで以上に心配かけたかも後で謝らないと…………

みんなに心配ばっかりだからまだまだ強くならないと………

とそんな事考えていてようやく気づいたけど僕の横にオーフィスがペタン座りしてた。

 

『オーフィスにも心配?させちゃった?ゴメンね?』

 

と言って頭を撫でてみるが心做しかジト目で見られてる気がした。

その後しばらくオーフィスの頭を撫でていたがやっぱり機嫌が悪いのかジト目でずっと見ていた

と遂に思ったら口を開いた

 

「我は知ってる。人間すぐ死ぬ」

 

「…うん」

 

「我にこんな風に話してくれるのカズマが初めて」

 

「うん」

 

「カズマがなんなのか分からないけど、こないだボロボロになって帰ってきた時に我固まった」

 

「そっか」

 

「だから多分死んで欲しくないんだと我は思う」

 

「………うん」

 

正直本当はここで「うん」とは言えなかった。

僕はグリゴリの戦士でそしてアザゼル直属の部下でもあるし、便利屋「りゅウ」では時々、裏側の仕事とやサーゼクス様からのはぐれ悪魔討伐などもある

そして何より、オーフィスやグレートレッドみたいな龍神でもない限り生物はいつか等しく死んでしまうのだ

だから「うん」とは言うつもりはなかったが何処か悲しそうに見えるオーフィスの顔を見たら「うん」と言っていた

そしてオーフィスの話は続く

 

「だからこれ持ってて」

 

「うん?」

 

と言われて手のひらサイズ……と言うには少し大きいの小瓶が渡された

小瓶の中には黒い蛇のような物が入ってる

 

「って前にも言ったけど僕はオーフィスの蛇は要らな「持ってて」いや、でも「持っとくの」………ハイ」

 

圧が強いので受け取っておく

 

「それを飲めば一時的にカズマなら魔王と同じくらいには戦える」

 

「なるほど〜」

 

その後も話は続いたし、オーフィスの機嫌は直った

黒歌さん?そんなの……………………動けるようになってからひたすら誠心誠意思いを込めて土下座して許して貰ったに決まってるじゃないデスカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから更に1週間経過して最初に目覚めた日から2週間以上経過した

あの後は電話越しに兵藤君からも心配されたグレモリーの皆からも心配されてたようだ

特に兵藤君と姫島さんとアルジェントさんにだ

 

兵藤君はわかる、友人だものというか心配するなら変態3人組は学校でスケベ行為に走らないでお願いだから………

アルジェントさんも分かる、あの時庇ったからだよねうんうん

…………………姫島さんは?なんなら前までは若干睨まれてたまであるでしょ?

それがなんで『あの時はありがとうございました』『その後は大丈夫でしたか?』なんて嬉しそうに話しかけてきたWhy…………って誰だお前!?

なんなんです!?グレモリー眷属は反省すると僕に優しくなる呪いでもかかってるの?怖っ!!コワイよ!!

なんでもコカビエルの攻撃から姫島さんを守ったらしいのだ

なるほど…………………なるほど!!僕にほの字なんだね!!

……なんて冗談を一瞬よぎったがそんな事を言ってみよう

多分血涙を流しながら俺に恨み言や怒りをぶつける兵藤君が容易に想像できるぞぉ!!

なので流石にそんなことは言わなかったが最後に姫島さんが

 

「後日話したい事があるので連絡するために私の電話番号を教えておきますわね」

 

と言う今回最大級の爆弾発言をした為即座に切ったが

結局先程の想像した光景なってるんだろうなぁ電話の向こう………

まぁ直ぐに姫島さんから直接電話のかけ直しがあったから一応電話番号の登録はしておいた

何なら近くにいた黒歌さんからジト目で見られた何で?

 

 

そんな事が色々あり久しぶり僕はグリゴリ本部に来ていたが……

うん!!居心地悪るいね!!

まぁ理由は何となく分かっているけど

 

「悪ぃなカズマ、今回のコカビエル件がグリゴリ内に漏れちまってな…まぁ分かると思うが大体の奴がコカビエルに何かしら罪を擦り付け本人を落とし込んだとか思ってる奴が多くてな」

 

「あぁやっぱりですか?」

 

「それで昇進、後は純粋にコカビエルを尊敬してたヤツらとかな」

 

「あぁ〜なるほど〜」

 

「まぁ昔から特例としてお前からすれば」

 

「そもそも白い目で見られた所でっていう話ですけどね」

 

「だろうな」

 

当たり前だ、種族が違う時点でまず全員が納得して仲良くなんてそうそうない

それは昔からわかってた事だし何なら周りが『無翼』や『化物』なんて言ってる時点でなぁ

 

「あ、それとここのトレーニング室使わせて貰いますね?」

 

「おう、いいぞ」

 

「じゃあそういう事で〜」

 

手をヒラヒラしながらアザゼルに別れを告げてトレーニング室に向かう

ちなみに今アザゼルのとこに来てたのは今回の事件の顛末の報告をする為である。

ヴァーリが簡潔にしてたのもあってすぐ終わったし

今日ここに来た目的は他にもあるそれは…

体を鍛え直すことである

ほぼ2週間も動かしてなかったから体がなまってるのだ

だから鍛え直す

まずは軽い運動をしてから訓練に入ろう

 

〜1時間30分位経過〜

 

軽い運動終了!!

腹筋と腕立て伏せ1000回を5セット終わらせた後のランニング

ちょっと汗かきすぎたから1回シャワーあびるか

それからシャワーを浴び30分程休憩した

いや、だってシャワーを浴びてから急激に運動するのは面倒いし

まぁいいや

右手に持っている刀に視線を落とす

 

『刻刀』

 

一振の刀に2本の刃が並列に並んでいて柄は赤いリングに2本の黒のラインが引かれた物がついてる

これはとある科学者が作り出した物で通常の鋼を使って作った物らしいのだがなんでも魔剣や聖剣にも匹敵する斬れ味らしい

結曰く

『君が昔使っていた刀』

らしい

それ以上を聞こうとしても話してくれなさそうなので聞かない事にした

だって無理に聞いて嫌な思いをさせたくないしね?

とまぁここまで考えといてなんだがこれは今回使いません

取り敢えずは神器の特訓だね

という訳で

 

「こい!!『黄金に輝きし龍の宝腕』」

 

シーン

とでもいうようなレベルの無音が続く

あ、あれ?

 

「お、おーい?出てこーい」

 

右腕をぺちぺち叩くが出てこない

あれぇ?出現手順が変わったとこ

 

「出てきて下さいお願いします!!」

 

「『黄金〜輝きし〜〜龍の〜宝腕〜』」

 

「へ〜んしんトォッ!!」

 

「はい変わったァ!!」

 

で、出てこないなんで?

思い出せ何か理由があるはず…………うん?

 

『力をあの時に解放しすぎたかな?いや、でも第二を解放できるチャンスだったしコツを掴んどかないとなぁ〜あの力近々必要になるだろうし』

 

『力をあの時に解放しすぎたかな?いや、でも第二を解放できるチャンスだったしコツを掴んどかないとなぁ〜あの力近々必要になるだろうし』

 

『力をあの時に解放しすぎたかな?いや、でも第二を解放できるチャンスだったしコツを掴んどかないとなぁ〜あの力近々必要になるだろうし』

 

『力をあの時に解放しすぎたかな?いや、でも第二を解放できるチャンスだったしコツを掴んどかないとなぁ〜あの力近々必要になるだろうし』

 

『力をあの時に解放しすぎたかな?いや、でも第二を解放できるチャンスだったしコツを掴んどかないとなぁ〜あの力近々必要になるだろうし』

 

な、なるほど納得!!しょうがないね

 

いや生身でもやれることあるでしょ

あ、ヴァーリ発見

 

「おい、ヴァーリ模擬戦しようぜ(#^ω^)」

 

なんでキレてるかって?

…そもそもコイツが時間通りに来てたら僕はあそこまでボロボロにはなってないだよなぁ(ブチ切れ)

 

「…ふ、たまには君の相手もしてあげてもいいだろう…但し君相手ならこれで十分だろ?」

 

なんて言いながら『白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)』を出しながら蹴りかかってきた

 

鎧なしとか舐めすぎだろ

流石に蹴りはかわすそして

 

「必殺!!激情スパイラル!!」

 

新必殺技(今作った)激情スパイラルは『俺』の感情を拳に乗せて腕を捻り殴る瞬間に回転させて殴る技だ

という訳で俺の怒りを受けろヴァーリ!!

 

「オリャアァ!!」

 

「ふん」

 

あ、避けられた

そのまま壁に直撃

ドゴン

 

「え?」「は?」

 

……………………直撃した瞬間に壁に大きな穴があきその直後に壁が粉々になった

………何で?

 

 

 




カズマ(雄護)は乙女心が分からない天然朴念仁
イッセーはレイナーレのせいで後天的朴念仁(原作DD10巻、アニメ4期参照)
ちなみにグリゴリのトレーニング室は簡単に壊れないように壁の強度はかなりあります
取り敢えずコカビエル戦前のカズマだと絶対に砕けないとは言っておきます

次回「Life 3 三大和平会議」

誤字報告や感想をくれると嬉しいです

怒りで一人称俺に戻ってんの草


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Life 3 三大勢力和平会談

激情のスパイラル
感情の高ぶりにより威力が変わる必殺技(多分)


前回までの荒寿司

龍導「やっべぇ」ヴァーリ(コイツ人間なのに生身で……)

今回のあらすす

三大トップの和平会談

 

 

「あ、今度駒王学園で三大勢力での和平を組む為の会談があるからお前も参加しろ」

 

唐突!!

 

「唐突!!そして初耳!!っていうかアンタはこの組織のトップなのに直属の部下に対してすら『報連相』ができないんですか!?」

 

「うっせぇ!もう決定時効だからじゃあな」

 

「逃げんなぁァァァァァァ!仕事してくれぇぇぇぇ!」

 

数日経過

 

やぁどうも龍導カズマです

という訳で今から三大トップの会談始まるよ!!

え?なんだって?授業参観やグレモリーのもう1人のビショップはどうなったかだって?

それはね

 

クソ雑回想ダイジェスト開始!!

 

授業参観〜ダイジェスト〜

「今日は英語で紙粘土!!(英語の担当教師)」

「「「「「「何でや!?(クラス一同)」」」」」」

「「兵藤がリアス・グレモリーさんの裸体のフィギュア作ってるぞ!!(松田&元浜君)」」

「何でや(僕)」

『で君は何を作ってるの?(結)』

「何故か夢で出てくる赤いハサミと刻刀(僕)」

『何でや(結)』

((((なんかアイツ1人でブツブツ言ってる…怖っ (クラス一同) ))))

「授業参観終わったし帰るか?(僕)」

 

ギャスパー遭遇編〜ダイジェスト〜

「よっ赤龍帝!(アザゼル)」

「ア、アザゼル!!(兵藤君)」

「「「「え!?(オカ研+α)」」」」

「お、そこのおま「ダリャァァァァァァ!!」ゴフッ!!(何か言ってたけど取り敢えずアザゼルを発見したので全力で蹴った図)」

「り、龍導?(兵藤君)」

「何!?テメェカズマ何しや「仕事をしろ」嫌だァァァァァ(アザゼルを引きずって連れ帰る図)」

 

回想ダイジェスト終了!!

 

と言うわけで寝ます

 

カズマsideout

 

 

 

 

アザゼルside

 

俺、アザゼルは現在リアス・グレモリーとその眷属たちによるこの間起こったコカビエルの事件についての報告をセラフォルー、サーゼクス、そしてミカエルに俺という4人で聞いていた

笑いしか出ないが………やらかしてくれたなコカビエル

 

「これで私達、リアス・グレモリーとその眷属悪魔達が関与した事件の報告を終わります」

 

と今しがたリアス・グレモリーの報告が終わった

 

「それじゃあアザゼル」

 

「あ?」

 

なんだ?

 

「君の横で寝てるカズマ君を起こしてくれないかな?」

 

「は………はぁーーー!?」

 

横に振り返るとそこには椅子に座って足を組み腕を組んで仰け反った状態で寝てるカズマがいた…………って

 

「何重要な会議中に寝てんだお前!!」

 

「グワッ…………いてててアレ?会議終わった感じですか?」

 

「終わってねぇし話が進まないのは寝てたお前が悪いからな!?」

 

「おい……アザゼルお前…お前…まさか俺が何でわざわざこんな時に寝てたか分からないとはいわせねぇよ???」

 

「あ?つっても心当たりなんて……………………あ」

 

ヤバい!!

 

「あるよなァ心当たり!!そりゃ確かに会議中に寝てる俺が悪いなァ!!でもな!!お前が毎回毎回毎回毎回毎回お前が仕事をサボって遊びに行ったり兵藤君呼び出してる間にさ!!俺がわざわざ学園生活と並行してお前の書類も片付けてる訳!!分かる!?深夜にわざわざナナシゴンとシェムハザさんと3人で書類整理確認やその他諸々とゆうか組織のボスが仕事をサボってんじゃねーよ!!この頭プリン!!(早口)」

 

「プ、プリン…頭プリン……クフフフ」

 

や、野郎ー!!

 

「笑ってんじゃねぇぞミカエル!!」

 

「すみませんねアザゼル…………ブブッ」

 

「笑うなーー!!」

 

そう叫んでいると後ろからカズマがやってきた

 

「取り敢えずアンタは1回頭冷やしてこい」

 

と言って窓を開けた……はぁ!?お、おいお前まさか!?

 

「冗談だよな?」

 

「じゃあな」

 

ポイッ

 

あ、アイツほんとにやりやがった組織のボスを窓から外に落としやがった!!

でもな

 

「考えが甘いぞカズマ!!俺は堕天使だから翼で飛べることを忘れて「ないっすよ」」

 

俺がいい終えようとし窓まで戻ってきた瞬間

 

「バイちゃ」

 

ロケランを打ちやがったァァァァァァ!!

っていうかそれわざわざ会議に持ち出したのこの為かよ!?

…………痛くねぇ…不発か?

と考えていると窓から頭だけを出したカズマが

 

「一応痛くないからわからんだろうが今アンタ一般人並だし翼も出せないから」

……………………………………

 

「はぁ!?なんだそりゃ!!」

 

「ナナゴンとシェムハザさんとの協力の元作成シマウマ」

 

「あいつらぁぁぁぁぁあ!!」

 

「じゃあの(´ ᴖ w ᴖ `)ノシ」

 

「クソガァァァァァ!!」

 

と言ってる途中でアイツ窓閉めやがった………

 

 




シェムハザさん:「アザゼル労働させよう会」の会長
ナナゴン:アザゼル代理書類整理筆頭のお方。その正体は主人公に2回ほどぶっ殺ポンポンされた為人格が崩壊して清楚になった元レイナーレ
主人公:アザゼルの直属の部下?一応苦労人

先月から書いてこの文字数…続きは帰ってから書きます…

追記:後から修正します


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Life 4 俺は『 』

【壊れた歯車は直り無理矢理噛み合い物語は動き出す】





ま、間に合った宣言通り7月以内に書き上げました
そしていつも通りの駄文仕様ですスマナイサン
あ、今回は結視点から始まるよ


前回のあらすじ 会議始まる アザゼル落ちる(物理)

今回のあらすじ ちょいと時間が飛ぶよん

 

 

一体何が起こったと言うのだろうか

僕こと識目結は目の前で起こったことに頭が追いつかない

ただ分かることを言えば吹っ飛ばされた

1度の反撃も許されずアイツに

 

あの後会議は順調に進んでいた………が突如時が止まった

話よれば禍の団がオカ研の部室に残してきてたグレモリーさんの所の眷属の神器を暴走させたらしい

そういうわけでグレモリーさんと兵藤くんがオカ研部室に残してきた眷属の救出、ヴァーリが外から入ってきている【禍の団(カオス・ブリゲード)】の対処、そしてカズくんが会議に乗り込んできた今回の黒幕であるカテレア・レヴィアタンの対処である

当然ながらカズくんもとい『ゆうくん』は本来の力の欠片しか今は使えてない状態

いくら鍛えても強くなっても結局の所は欠片分にしか力を引き出せてないわけで

旧とは言えど魔王種の血筋あるカテレアには勝てるはずもない

 

そう通常ならね

 

アザゼルから預かってたファーさんこと『堕天龍の閃光槍(ダウン・フォール・ドラゴン・スピア)』と同時にカズくんの偽神器を併用した疑似禁手化亜種である『堕天黄金龍の破鎧(ゴルドドラゴン・フォールダウン・クロス)』を発動

うん……長いね形態名………

そして相手側であるカテレアもその形態から発せられるオーラにあてられ流石にヤバいと思ったのだろう

やはりオーフィスの蛇を1本取り出し飲み込んだ

そこからは空中での戦闘を開始したが

当然ながらカテレアは魔王の種の血を引いているだけで魔王程の実力があるかと言われればそんな訳は無いはずだ

だってそうじゃないとそもそも現ルシファーさん達はあの場には立って居ないだろうから

つまりは魔王の型落ちであるカテレアごときではファーさんの力と混ぜこぜのシェルブリット擬きのカズくん併用した力に勝てるはずが無い

それを悟ってかは知らないが懐からもう1つ蛇が入った小瓶を使用………する前にカズくん一瞬でカテレアに接近し顔面を殴り飛ばして手放した小瓶を回収

流石ゆう……カズくん!!僕じゃなきゃ見逃しちゃうね!!

いやでも顔面はエグいよぉ……

それからヴァーリの裏切りもとい【禍の団】に加入したのを聞いてアザゼルの恩から怒り突撃するがたったの5発でのされ地面に叩きつけられると同時に偽神器の疑似禁手化も解除されてしまった

その後はヴァーリが兵藤くんの逆鱗に触れたことによってアザゼルの制御リングを代償として禁手化しその後ヴァーリが有利に回るも龍殺し…ドラゴンスレイヤーの剣であるアスカロンの力でヴァーリの鎧を破壊したんだ!!

それで一時的有利になるがそれでも足りなかった

だから兵藤くんは右腕に白龍皇の力を激痛をこらえて移植した

その時のカズくんの焦り方は尋常じゃなかったね…

それからなんやかんやあってアザゼルの煽りもありお胸のパワーでヴァーリを先程とは立場が逆転して兵藤くんが圧倒していた

そしてあと一撃で終わると言うところで

 

乱入者が現れた

 

僕はその顔を知っている

 

その瞳を知っている

 

その髪型を知っている

 

だが

 

だが

 

その笑い方は知らない

 

誰だアイツは

 

何故…ゆうくんと同じ顔をしている!!!!

 

『アヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ!!俺様の名前はロスト!!この会談をとあるお方の命令により壊しに来た!!』

 

だが驚くのはアイツの容姿だけではない

 

アイツが連れている配下のような奴らだ

 

黒いスーツの集団で全員がマッチョのような姿をしている

 

しかし

 

そいつらには頭が着いていなかった

 

色が違うだけだ

 

まて

 

待て待て待て待て待て待て待て待て!!

 

だとしてもなぜヤツらがこの世界にいる!?

 

この次元にいる!?

 

おかしいよね!?

 

だってこの世界には生命戦維はない筈でしょ!?

 

そんな事を考えている間にドンドン黒スーツの奴らが仲間を倒していく

 

どうやら黒スーツ一体一体がかなり強いのもあるがロストって奴が持っている右腕につけている腕輪によって学園にいるみんなの魔力と光力が使えなくなっているらしい

 

だがカズくんはそもそも光力も魔力もないから関係ない

 

だからこそ突撃したのに

 

『神器保有者?あれ何で神器が解除されてねぇんだ?』

 

『何?』

 

『俺様はなぁ!!神器の能力を無効化する力を持ってんだよ!!』

 

『なんだと…』

 

『いやでも生身で最強の俺様の拳と同じくらいなのに段々押されはじめてきてるつーことは弱くはなっていってるつーことだなぁ!!』

 

『グァァ!!』

 

『オラ死ねやぁ!!』

 

その言葉の後、吹っ飛ばされて気づいたら旧校舎方面の森林の中にいた

 

「う、うぁ…痛ってぇ………」

 

『あ、カズくん目が覚めたんだね!!良かったぁ』

 

「結………か…………今……俺はどうなってる……?」

 

『かなり深刻だよまず左眼がさっきの吹っ飛ばしの時の奴の手刀で完全に潰されてグチャグチャになってる』

 

「おぇ…マジかよ」

 

『それと右腕を見て』

 

「……………なんじゃ……こりゃ…」

 

『完全に力負けしたね神器ごと砕かて肉が少し剥げてるし骨もこの間程じゃないけど砕けてるし所々内側から突き破って出てきてるね』

 

「やばいな…」

 

『うんヤバい』

 

だから

 

『だから正直に言うとこれは逃亡した方がいい。逃げながら力をつけてじゃないと多分アイツは倒せない』

 

「…………うん」

 

『でもね僕は君自身であり相棒の織目結であり糸目結だ』

 

だから

 

『だからこそ君の意見を意志を尊重したい』

 

『君はどうしたい?』

 

「俺は…………………アザゼルを兵藤を姫島先輩を塔城をグレモリー眷属をついでにその他も助けたい」

 

『どうやって』

 

「正直1番使いたくなかったけど………これで」

 

といいながら見覚えのある小瓶を懐から取り出した

 

『オーフィスの蛇!!』

 

「そうこれをこうして」

 

と言ってキュポンと2本の小瓶とも蓋を開けて………って

 

『まさか!?』

 

「いただきます」

 

そういいオーフィスの蛇を2匹いっぺんに飲み込んだ

 

それと同時にカズくんが気を失った

 

結sideout

 

 

 

 

???side

 

何処だ…ここ………真っ暗で何も見えない

 

よぉ!!来たかようやっと

 

ん??誰かいるのかな?

 

あぁ!!俺は大門雄護だ!そして隣のコイツは

 

◼◼雄護だどうも短い間だがどうぞよろしく

 

えっと僕は

 

それは知ってるから言わなくてもいい

 

はぁ………

 

まぁ話はいい今は時間がないからな!!

 

そ、そうだった

 

だから本題に入るぞ

 

ついに遂に戻ります力の一部が

 

え?

 

つまり俺になるってことだよ

 

それってどういう……………いや思い出した!!

 

だろ?

 

俺は俺で貴方も俺でそいつも俺ってことです始まりは俺からでしたがそこからは封じて

 

俺になり更にそこから力が使えなくなって

 

僕…俺になったってことか

 

そういうことだ

 

オーフィスの力はこの身からすぐに消えたけどあの膨大なエネルギーのおかげで大門雄護()に戻れる!!

 

つうわけで行くぞ!!

 

はいはいお二人共行ってらっしゃい

 

とりあえず全力で奴を「ぶっ潰す」「打ち砕く」!!!!




中途半端な終わり方してサーセン
そして結視点から開始からのオリキャラ2人目&謎の頭部なし黒スーツ部隊
多分後から修正する……かも?
そして次回か次次回でこの篇終了&第1部も終了
下から見に解説です

疑似禁手化亜種『堕天黄金龍の破鎧』
見た目はD✕Dアニメ版2期に登場したアザゼルが使用をしていたファーブニル『堕天龍の鎧』と同じ見た目で違いをあげるとしたら主人公が堕天使じゃないので羽は生えてないし各箇所に埋まってる宝玉の色は紫じゃなくて緑なところぐらい?
大まかな強さとしては大体ギリ最上位悪魔レベルに入る位…?

という訳で次回「Life 5 大門」となっております
誤字があったら報告してくれると嬉しいです!!
ではまた次回


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Life 5 大門

【壊れた歯車は直り無理矢理噛み合い物語は動き出す】





※例の如く駄文注意


前回のあらすじ:やろうぶっ潰す!!

今回のあらすじ:ロスト視点から始まります、何なら視点が何回も変わるかも

 

 

そうかアイツか!!

あのお方が死んでもいいから連れてくるように言ったのは!!

名前は確か…………

 

「おい」

 

「あ?」

 

そこで堕天使の長のアザゼル………だったかに話し掛けられる

 

「テメェ…ロストだったか何しにここに来た」

 

「オッサン…聞いてなかったのか?すそれともド忘れか?」

 

「いや確かに聞いただが、お前のさっきの顔は何か思い出したって感じだったろ?違うか?」

 

「へぇ〜アンタ鋭いんだな!じゃあ特別に教えてやるよ!!」

 

「俺様は龍導カズマを連れてくるように言われたんだよ」

 

「何…?」

 

「いや、龍導カズマも偽名なんだっけ?確かだi」

 

と言いかけたところで森林の方から赤い紅い赫い閃光の螺旋柱が出現した

 

ロストsideout

 

 

 

アザゼルside

 

ロスト()が何か言いかけたところでオカ研の方向の森林から赤い螺旋状の光の柱が出現した

 

オカ研の方向………いや…まさか

 

【ありえない】

 

その言葉が心の中で何度も反復する

 

アイツはあんな事(致命傷程度)じゃ死なないのは知っている

 

頑丈なのも知っている

 

だが流石にあんな事だったとしても動けば死んでしまう可能性がある

 

だからこそないと思っていた

 

向こうから草を何かが踏み倒す音が聞こえてくる

 

そしてヨロヨロとした足取りで足音の主が姿を見せた

 

「おい…おい…マジかよ………」

 

そこに立っていたのは間違いなく龍導カズマの筈だ

 

だが

 

体の傷が赤い螺旋の渦が出現して消えると同時に次々と治っていく

 

あれはなんだ?本当に俺の知る龍導か?

 

「なんだぁ生きてたのかよ龍導カズマいや…大門雄護ォ!!」

 

「俺を…」

 

「あ?」

 

「俺をその名で呼ぶなァァァァァァァ!!!!」

 

その叫びと同時に刀が出現する

 

「テメェは俺の大切な奴らをキズつけた!!兵藤を姫島をアザゼルをキズつけやがったんだ!!」

 

そう叫び終わった後、空中に出現した刀を割り2振りの刀へと変わり刀のリングはカズマ改め雄護の左腕に巻きついたあと赤いグローブへと変わった

 

「『記憶の物語(マイメモリ・オブ・ストーリー)』『第2章【三重奏(トリオズ)】』『第3章【疾風迅雷(アジリティ)】』2章同時既動!!」

 

すると今度は章とか言い出したと思ったら雄護が3人になりやがった!!なんじゃそりゃ!?そして雷雲が出現し3人とも雷に打たれて俺でも見えないスピードで駆け出すそれと同時に2振りの刀をそれぞれ雄護に投げ本体はグローブに付いてる杭の様な何かを引き抜いてガントレットの形状に変形させた

 

「はぁ?あぁ!?なんだそりゃ!!」

 

奴も困惑してるじゃねーか!!

 

 

アザゼルsideout

 

 

 

 

雄護side

 

どす黒い感情が俺に力を与える

 

『俺』は知らないはずの力を何故か使えている

 

だがそんな事はどうでもいい

 

 

『なんだいゆうくん』

 

2人の俺に簡単なサポート頼む

 

『OKー!!』

 

あと

 

『うん?』

 

アイツをぶっ壊すぞ

 

『あぁ!!』

 

まずは黒スーツ軍団を蹴散らす

 

「オッラァァァァァァァ!!」

 

雄護(B)が刻刀振るう

 

その瞬間に黒スーツ達がまるで生地がズレたかのように斬れる

 

「フーーーン!!!」

 

今度は雄護(C)が一閃して兵藤達を拘束していた黒スーツを断ち切った

 

いくぞ結

 

『オウサァー!』

 

そしてそれらボロボロの黒スーツを赤核手甲でぇ!!!!

 

「ダッ!!ダダダダダダダダダラァラァラァ!!!!」

 

殴る!!千切る!!潰す!!

 

同時に倒した黒スーツが完全に消滅を確認するとそこから赤い糸が俺の赤核手甲に吸収される

 

「俺様を忘れてんじゃねぇぇぇよ!!」

 

ちっ!!邪魔だァ!!!!今はすっこんでろ偽モン!!

 

「追加既動『第1章【ORIGIN】』来い絶影!!」

 

「ゴァッ!?」

 

瞬間、絶影を呼び出し一気に飛び出してきた奴を押し出して行く

 

これで妨害の心配をしなくていい!!

 

『なんだい?』

 

残りの黒スーツは数は!

 

『えっと……ゆうくん(B)の方に6体、ゆうくん(C)の方が4体だよ!』

 

了解!!だったら一気に片付ける

 

「お前ら」

 

「なんだ!」「おう?」

 

「一掃するぞ!!」

 

「りょ」「ラジャ!!」

 

「行くぞ」

 

俺の合図と共に2人の俺が黒スーツ蹴り飛ばし1箇所に纏める

同時に赤核手甲の指先を鋭い引っ掻き爪の形状に変化させる

 

必殺!!!!

 

「「「ハァァァァァア!!」」」

 

戦維喪失

 

その言葉と共に残りの黒スーツは全て赤い糸に赤核手甲に吸収される

 

そして2人の俺も消える元に戻る

 

 

さて後は

 

「テメェだけだ!!」

 

「Prototypeの部隊を倒しただけで調子乗ってんじゃねぞ!!」

 

「あぁ!?そんな事知らねぇよ!!ゆったろ!!お前は徹底的に潰す!!!!」

 

その為に叫ぶ

 

「シェルブリットォォォォォォォォォォォォォォォォオ」

 

その言葉かつては憧れた人の力だった

 

だがもうそんな考え方はやめだ

 

俺が持ってるから俺の力なんだよ

 

だからコイツは俺の

 

「シェルブリット」

 

呟くようにいい右腕に視線を落とす

 

そこには幼少期に1番使っていた

 

信頼していた力の象徴があった

 

ただ

 

なんか黒いな?

 

『多分さっき使ったオーフィスの力の残滓…つまりは絞りカスだと思う』

 

なるほど

 

まぁいいか

 

「くらいやがれぇぇ!!」

 

「がァっな、何でこんないっ「しゅんで近くまでとでも言うのか?」へ、へめぇ」

 

一気に加速して奴の顔面を殴ると奴は忌々しそうな顔で俺を睨む

 

「だがなぁ生憎俺の方がブチ切れてんだよ!!!!!」

 

いくぜ龍導流!!

 

「必ッー殺!!【弾丸雨】ダラダラダラダラダララァラァラァラァラァ!!」

 

「やめ、ぐぅぅぁぁああああ!!!」

 

何度も何度も俺は奴に拳の雨を浴びせ、奴は悲鳴をあげる

だけどな

 

「これはお前がなぶった兵藤の分!!お前がビンタした姫島朱乃の分!!そしてアザゼルの分だァァァァァ」

 

「き、ぐ、ごぉッ!!」

 

お前に嬲られた仲間!!そして俺の方がもっと痛かったんだよ!!

 

「〆だ!!」

 

絶影の方に殴り飛ばしそれを絶影が上空に蹴り飛ばす

 

「絶影第2形態に移行」

 

『Quooooo』と鳴き声の様な再起動音と銀白色の光を放ちながら絶影は第2形態へと姿を変える

 

「アイツよりも上空へ!!」

 

絶影の背に乗り、目指すは奴の頭上に行く

 

そして頭上にいるのに気づいたのか奴は必死の形相で「く、くるなあぁぁぁぁぁぁ!」と悲鳴を上げながら無数の魔力弾を放つ

 

だがな

 

「知ったこっちゃねぇんだよ…………!!」

 

絶影を蹴り、シェルブリットの羽3枚を全て消費して加速、一気に奴の元へ向かう

 

「来るな!!俺様は俺様!!」

 

「うるせぇ!!死に晒せ!!」

 

激情のスパイラルブリッド

 

「グボラァァァァァァァァァァァァァァ」

 

そしてそのまま地面に奴ごと叩きつけた

 

 

 


 

雄護再覚醒回でした!!

次回は多分イッセーの視点(回想)から始まるかも

尚、下からは今回出てきたアルター能力の解説

 

第2章【三重奏】

雄護を3人に分けるアルター能力

実力も3分の1で指示出しは3人の内のどれかに居る本体の結からテレパシー的なあれで

多対1の時に使うアルター

 

第3章【迅雷疾風】

加速するアルター………では無いよ?

実際は雷と風を操るアルターでそれによる身体能力強化

某ラディカルさんとの違いでで言えばちょいスピードは遅めになるけどラディカルさんより負担はかなり少なめ

発動時のイメージは金色のガッシュのガッシュの第六の呪文ラウザルクから

アジリティは確か素早さとかって意味だった気が

 

感想!!下さい!!誤字報告下さい!!(大声)

評価はいいや!!(多分低評価)



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Life Final 決別

※しません

ついでに前話のあそこで『激情のスパイラル´』はなんか違う気がしたので『激情のスパイラルブリット』に技名を変更しておきました
技名長いの許して


俺、兵藤一誠は目の前の光景を見て呆然としていた

俺達はいきなり現れたロストと名乗る龍導と同じ顔した銀髪の男によりなすすべもなく拘束された

最初は俺が全力で殴りに行った…が拳が当たる直前で俺の禁手化が解除された

まだタイムリミットならあったはずなのに何で…………!!!!

それを見透かしたようにロストは言った

 

『俺様の体には神器を無効化する力が備わってんだよ!!』

 

そう言いながら拳が空ぶって倒れかけた俺の腹に強烈な蹴りが入れられる

その後ヴァーリもひたすら攻撃を仕掛けたがその度に全ての攻撃が技がかき消される

そして遂にはヴァーリさえも拘束されてしまった

がそこで朱乃さんが奴に近づいて言った

 

『貴方、ゆ、ゆうくんですわよね?な、なんで』

『ゆうくん…………?ハハッ!!誰だそりゃ!?言ったろ女!!俺様の名前はロストってなぁ!!!!』

 

そう言って顔面を平手打ちされ吹き飛ばされる朱乃さん

それを見て俺は怒りが湧き上がる

がそれを見て龍導も激昂し殴り掛かる

それでも当たらない……と思っていたが

5発10発と拳が当たる

そしてそれを警戒したのか

今までが遊びだったと思わせるかのように奴は龍導の体を何度も突き龍導の体からは血が大量に吹き出しそのままオカ研の方の深林に吹き飛ばされて行った

 

そしてそれから血だらけで戻ってきた龍導は自身の事を雄護と名乗り

先程とは打って変わって奴をロストを圧倒していた

 

あと一撃で終わるというところまでは行ってたと思う

だがそこで邪魔が現れた

 

『すみませんがロスト(こちら)は申し訳ありませんが回収させていただきます』

『誰だテメェ!!』

『私はオルトと申します。以後よろしくお願いします大門雄護様』

『ッ!!ザケンナァ!!!!』

 

オルトと名乗る相手に殴り掛かる雄護

だがその拳は奴に当たることな空振る

そしてそれと同時に奴らは居なくなった

 

『ッ!!クソがクソがクソ……クソがァァァァァァァァ!!』

 

その後叫ぶ雄護

結局俺達は呆然と見る事しか出来なかった

 

次の日、今日だ。

あんな事があった後でも当然学校はある

一部校舎が壊されている部分もあったがそれ等も全て修復されていた

 

そして教室につくと松田と元浜がこちらに駆け寄って来た

「おいイッセー!今日、龍導の奴と一緒に来たか!?」

 

「いや、来てねぇけど………もしかしてアイツまだ来てないのか?」

 

「そうなんだよ!!おかしくないか!?アイツは今まで一番最初に教室に来てるような奴なのに!!」

 

「でもゆ、龍導も遅刻する事ぐらいあるだろ…多分」

 

「いや、でもさ」

 

「兵藤の言う通りでしょ、アイツだって人間なんだし遅刻ぐらいするわよ」

 

「桐生…………だよな!!」

 

「おーい!!ホームルーム始めんぞー!!」

 

とそこで担任が入ってきた事によってみんなが急いで席に着く

…結局龍導の奴遅刻か?

 

とここまでは思っていた

 

だが担任の言葉で俺達は再び固まってしまう

 

「突然だが皆に朝から悲しいお知らせだ」

 

「「「「?」」」」

 

「今日限りでこのクラスの龍導カズマくんが居なくなります」

 

「……………は?」

 

気がつくと俺は口から言葉を零していた

 

居なくなる?誰が?龍導?雄護が?なんで?

 

「私も朝、校長や理事長から聞かされた事なので詳しい詳細は知りませんがどうやら彼自身が自分の意思で自主退学届けを出してきたそうです」

 

「いや、いやいやいや理由は!?」

 

「家庭の事情としか」

 

「…………!!」

 

「…!?」

 

誰かと誰かが言いあってるがもうその時点では俺の意識はそっちには向いていなかった

 

何でだ龍導…………分かんねぇよ…………

 

時間も過ぎていきもう放課後

学校も終わりアーシアとゼノヴィア共にオカ研の部室に向かう

 

「イッセーさん………その」

 

「イッセー…」

 

「あ、アーシアそれにゼノヴィア!大丈夫だって!!アイツの事だきっと何か事情があるんだろうし訳だっていつも通り」

 

「イッセー先輩!!」「イッセーくん!!」

 

そう話しながら部室につく………と同時に小猫ちゃんと木場が部室から出てきた!!

 

「2人とも慌ててどうしたんだよ」

 

「オカ研の部室のテーブルの上にコレが」

 

と小猫ちゃんが手に持っていた手紙を俺の方に差し出してきた

そこには

 

『我が友 兵藤一誠とその仲間達へ 雄護』

 

と書かれていた

 

『突然皆の前から居なくなる事をすまなく思う。だがこれから俺がしようとすることは間違いなくお前たちを今以上に危険な目に合わせると思う。だから皆の前から居なくなる事を許してくれ、理解してくれ…………とは言えない。けど今生の別れって訳ではないと思う。勿論、前らの見に危険が起こればすぐ駆けつける。だから一時的な決別………………いやお別れだ。じゃあな元気で 』

 

「なんだよそれ…」

 

「イッセーさん?」

 

俺が手紙を読み終えて思った一言だった

 

「俺は、俺たちは助けられてばかりで未だ何も借りを返せてねぇよ…!!アーシアを生き返らせてくれたのも、お前で部長の結婚式で追っ手が来ないように足止めしてくれたのも、コカビエルを倒したのも殆どお前だった!!」

 

いつの間にか目から大量の涙が零れ落ちていた

 

「俺とお前は………ダチだろ!!何で何も頼ってくれないんだ!!何で!!」

 

何も出来ないそして返せもしない俺に俺は嫌気がさした

 

 

 

イッセーsideout

 

 

 

 

 

 

 

雄護side

 

『本当にアレだけで良かったの?』

 

「ダァァァァ!!」

 

「グベッ」

 

何がだよ

敵を殴りながら俺は結の質問に答えた

 

『兵藤くんとの事だよ!!』

 

あぁなるほど

 

「フンっ!!」

 

「ドワッ」

 

更に殴る

良かったんだよ、アレで

 

『手紙だけでバイバイはいいと思ってるぅ?』

 

ウッザ!!

いい!!それに今、兵藤達の顔を見れば俺はこの復讐をやめてしまうかもしれない…踏みとどまるかもしれない……

それだけは絶対やだ

 

『そっかァ………君がいいなら良いさ』

 

オウ

 

「これで〆だ!!」

 

「ヒィィィィィ総員退散!!退散ーーー!!」

 

「逃げんな!!」

 

六弾一撃

 

「ヒッサァァァァツ!!」

 

セクス・オブ・ワン

 

「「「「「ギャァァァァァァァ!!」」」」」

 

「ふぅ……」

 

『終わったカンジ?』

 

あぁ終わったカンジ

これで渦の団(ヴォルテックス・バンチ)の九州支部は終わったな

 

ってかこいつらあのデカい箱を大事そうに運んでたけどなんだったんだ……

 

『さぁ?中身を調べてみたら』

 

それもそうだな

俺は両腕のシェルブリットを解除して箱に近づき蓋を開けた

………………………えぇ?

 

『あぁ…これは面倒事の予感』

 

………………だな

 

中には巫女服を着ていて金髪に狐の耳の様な物を生やした小学生位?の少女が寝息をたてていた

 

 

 

 

 

 

 

第1部覚醒の赤と緋

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、第2部始動




皆大好きお狐の巫女さん登場!!
そして次回より第2部始まります
最初の1章は多分オリジナルになると思います
下からは解説

セクス・オブ・ワン
六弾一撃技でシェルブリット両腕発動時に羽6枚を消費する事で発動可能ラディカルさんや前回初登場の疾風迅雷さんよりワンチャン技のでは早いかも!って思う位には早い

第1章【ORIGIN】
前回解説してないのでここに載せときます
雄護本人が覚えてる範囲でスクライド本編のアルター能力の完全コピーを使える(本物より少しだけ劣化している)

感想と誤字修正下さい!!(特に誤字修正)


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第2章 激情の化物 第1節 殲滅旅の狐姫篇
Life Ⅰ 狐少女との邂逅


第2部始まります!!
先に言っておきます!!
この章はほぼ戦闘なし!!


え〜とまずは自己紹介だっけか?

俺の名は……雄護だ

そして俺の中にいるのは織目結こと結

現在、リゼヴィム・リヴァン・ルシファーを殺す為に禍の団と似たような名前で暗躍している『渦の団』の日本支部を潰して回ってる。

なんでかって?…………なんでだっけ?

 

『いや、向こうから突っかかって来たから君が強くなる為に潰す的な事を言ってたじゃん』

 

そうでした、そんな理由でした

結果としてはまぁアルターの使い方ボチボチ思い出して来た感じ

ついでに現在、渦の団の九州支部は壊滅させたのだが………

面倒な事になった

九州支部組の奴らが運んでいた、でかい箱の中を調べると巫女服らしき物を来た金髪狐耳のおおよそ小学生と思われる少女が寝ていた

あ、狐のお面発見………じゃなくて!!

え?何?渦の団=ロリコン集団って認識でいいの?これ?

 

「ん、んん」

 

お、起きそう

 

「ん、あ?…………へ?」

 

巫女服狐耳少女視点

 

自分を攫ったと思われる者達がボドボド

 

目の前に自分を覗き込んでいる黒のグラサン掛けてる輩

 

「………………逃げるのじゃぁァァァァァ!!」

 

巫女服狐耳少女視点(予想)終了

 

「あっは!ですよねぇ…………」

 

そら少女視点から見たら明らかに俺は攫ったヤツらよりヤバい奴だもん

いやぁしょうがないよ…うん…しょうがない……

 

『自分で言いながら落ち込まないでよゆうくん…』

 

いや、だってこの俺としての記憶は完全に思い出したよ?うん、ただ同時にあっちのもう1人の◼◼()の記憶も少しだけ思い出しちゃったんだよ

バケモンじゃん

 

『せやなw』

 

軽いよ反応がよぉぉぉぉ!!

 

『というかいつまでもグズグズしてんなよゆうくん!!あの子がどっか行っちゃうぞ!!思い出しんたんだろ!!僕たちのモットーも!!』

 

困ってる奴は

 

『助ける』

 

特にガキは

 

『助ける』

 

何故なら

 

『子供は善にも悪にもなれるから』

 

ハァ…分かったよ結

 

『ならば良し!!だったらあの子のところにとっとと行け!!』

 

はーい

足に力を溜めてスタートダッシュの要領で……!!

パン!!

でスタッと華麗?に着地

 

「少女何かお困り?」

 

「不審者ァァ」

 

「アダッ!!」

 

顔面殴られました

なんなら「フー!!」って警戒しながら火の玉出てるんだけども?何それ?何これ?少女怖!

 

『いや、知らない男に話しかけられたらそうなるでしょ』

 

それもそうだな

というかこれはもしかしなくても

 

「テメェ!!ソイツを何処に連れてくつもりだァ!!」

 

「!!」

 

『ヤッコさん起きちゃったじゃん』

 

はやすぎないか?起きるの?

 

「バレる位なら!!」

 

起き上がってすぐに思考巡らせて魔力弾連射とかってか魔法使いかよ!!

しかもアイツ何処を狙っ……………少女の方か!!

 

「チィ!!」

 

「な、何を」

 

少女が言い終わる前に魔力弾と少女の間に割って入り魔力弾を食らう

イッツァ〜

 

「お、お主」

 

「少女怪我は?」

 

「な…い」

 

「ならよし!!俺の名前は雄護だ!!少女名前は?」

 

「九重…じゃなくて」

 

「よし九重じゃあここから動くなよ1歩も!」

 

「ちょ、待つのじゃ」

 

とりあえずアイツはぶっ潰す!!

魔力弾のせいで破けた服の怨み!!




戦闘は始まらない!!
壮大に始まらない!!
という訳で第2部1章はこんな感じで始まりました
8月が仕事が多くてね中々書けませんね…

いつも通り誤字報告か、感想貰えると嬉しいです

それではまた次回


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Life Ⅱ 何気ない契約

あと2話投稿してこの章は終わるよ(多分)
そもそもオリジナル章が難しい………
あと最近原作の読み返しが出来てないので口調が違ったりしてたらすいません(いまさら)


前回のあらすじ お互いの自己紹介、渦の団九州支部残党復活!!

今回の粗筋 顔面崩壊(九部残党)

 

「おい、二度とこんな真似すんなよ」

 

「はひ!!(はい!!)」

 

「次やったら…」

 

現在、九州支部残党(以下九部残党)をボコボコにして脅してます

分かるように言うと先程のセリフの後に無言でシェルブリットの第1状態で腕のカバーをガチャっとワザと目の前で開いてます

 

「ヒィぃぃぃぃずみまんせんもうじまぜんのでゆるひて!!」

 

「本当か?」

 

「ほ、本当です!!」

 

「なら以後悪さをしないこと…………あ、しても良いけど次突っかかって来たら命がないと思えよ(*^^*)?」

 

「はい!!」

 

反省…?もしたようだし?行くかー……あっ

 

「九重はアイツらに用ないのか?」

 

「いや、というよりあやつ大丈夫なのか?」

 

「(自業自得だから)大丈夫でしょ?」

 

「えぇ…?」

 

九重さん九重さん、その『うわぁドン引き』みたいな顔やめません?

なんか俺が悪いみたいじゃん

 

『実際必要以上にボコってるからゆうくんが悪い』

 

えぇ…?

 

「じゃあ九重?ちゃん?さん?様?殿?嬢?行きましょうか」

 

「何処にっ…て!!名前のあとをつけ過ぎじゃ!!そんな呼ばれ方するなら呼び捨てでいいのじゃ!!」

 

「そうか?じゃあ九重まずは朝の腹ごしらえと行こうか?」

 

ニヤッと笑い彼女に手を差し出す

 

 

 

 

現在ファミレス

実はアイツら発見してボコしたのは朝の五時だったりするのだが…………

 

めっちゃ食うやん…奢りって言った後からめっちゃ食いますやん九重ハン

今までドンだけ飯食えてないかがコレで分かるな!!(分からない)

そして飯食いながらも分かったのは

 

「つまり九重は家出したら何者かに背後から気絶させられ気がついたら」

 

「体が縮んでいた!!じゃないからの…」

 

「まぁ京都妖怪のお姫さんってのには驚いたがな」

 

さすがにそこまでは予想しきれなかったがよくよく考えてみるとまだ子供である九重の利用価値なんてアイツらからしたらパッと思いつくのは2つしかないしな

1つは九重が何かしらの強力な力とか異能を持っているから攫った可能性

これは洗脳すればどうとでもなるしな!!トーシロの俺だって似たような事出来るんだし!!悪の組織的な奴らが出来ない筈は無いよな!!(無茶振り)

2つ目は身代金目的の攫い

まぁ普通に考えれば今の話聞く感じこっちなんだよなぁ…

 

『ゆうくんそれでこの子どうするんだい?』

 

決まってる

 

「なぁ九重?」

 

「ぬ?」

 

「いや、返事する前にご飯飲み込んでからにしてくれ」

 

「飲み込んだのじゃ」

 

のじゃ!!

 

「フフッ、まぁいいで九重」

 

「なんじゃ雄護?」

 

「お前、俺と契約しないか?」

 

「『契約?』」

 

いや、なんで結が………めんどいし説明続けるか

 

『うぉい!!』

 

結が抗議の声をあげた気がするが気の所為だな

 

「で契約内容は【九重を京都の家まで五体満足で届けること】」

 

「五体満足?」

 

「頭、腕、胴体、足が全部無事な状態で」

 

「なるほど………………………お願いするのじゃ!!」

 

「おい、まだ報酬の内容言ってないぞ」

 

「報酬?」

 

「当たり前だろ?俺はタダ働きはしない……しない!!」

 

「何故2回…?そんな事より主が望む報酬とはなんじゃ?」

 

「俺の望みはたった一つ!……………お前から何かを貰う」

 

『ヘタレたね?ゆうくん?【京都妖怪のお姫さんならたんまり報酬貰えるだろうと思ったけど現状保護者がいない子にそんな契約させるのって詐欺師じゃね?】って思ってヘタレたね!!』

 

うるせぇ!!ダァッテロ!!

 

「それで契約するのしな「するのじゃ!!」だからもうちっと考えて結論出そうよ!?」

 

「いいやしっかり考えておるぞ報酬はこの面じゃ」

 

と言って頭に載せてた狐の面を見せてきた

 

「えぇ……「ダメなn」いやいいよ「良いのか!?」」

 

『ゆうくん?』

 

「だってそろそろこのサングラもボロボロになってきたしな」

 

「ひっ」

 

チラッとサングラずらすと怯えられた…………傷ついたわー

 

「まぁいいやじゃあこの契約書にサインして」

 

「名前を書くのじゃろ!!それぐらいなら私も分かるぞ!!」

 

なんだこの可愛い生物

はぁ〜さてさてどういうルートで京都まで行こうかな?




誤字修正とか後からするかも

次回「Life Ⅲ 激情噴火(げきじょうふんか)」

近い内に投稿します


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Life Ⅲ 激情噴火

激情噴火(げきじょうふんか)=ブチ切れましたわァ


前回のあらすそ 顔面崩壊(多数)、九重との契約

今回のあらすじ …………は?

 

 

九重と契約を結んではや1週間が経とうとしていた

そろそろ京都に着いてもいい頃なのだが………まぁ案の定というか

まだ辿り着けてはいない…理由は簡単!!

追っ手を潰しながら(文字通り)各支部も潰してるから(被害甚大)

正直かなり面倒臭いけどこれが1番早いと思います(ほんとぉ?)

実際追っ手が増える一方ならばもう各支部を潰すしか道は無いのだ

その甲斐あってか、アルターの感覚や使い方も思い出し大分身体に馴染んできた…………のだが…………

 

「うーん」

 

「雄護?」

 

『ゆうくん?』

 

シェルブリットだけがまともに発動できないのだ

大問題である

主に刀以外の近接戦闘方法は殴る蹴るなのにそれが1番向いてるアルターが発動時間が短すぎるのだ

1分持てばいい方で、10秒がシェルブリット第1形態の基本展開時間になってる

短ぇ!!

九重を見つけた時に使った技もシェルブリットが10秒しか持たないのでほぼ必殺技の様な使い方だ

原因としてはあの時1番オーフィスの残滓を吸収していたアルターだったからだろう

それにまだ第2形態にマトモに至れてない

1度だけコカビエル戦で大量のエネルギー?オーラ?を受けて復活した事によって朧気ではあるが至ってはいる

ってことはなんかドデカいエネルギーを吸収すればいけるか……?

まぁいいか

 

「雄護」

 

「ん?どうした?」

 

先程までの考えに一区切りつけた時にちょうど九重が話しかけてきた

 

「雄護は何故名字がないのじゃ?」

 

「!!いやそれは…」

 

唐突!!

 

「それとも名字を名乗りたくない理由でもあるのか?」

 

「………………そう…だな……まぁ九重にならいいか…………昔話をしよう」

 

「うむ?」

 

「昔、ある力を手に入れた少年がいたんだ。それは少年が憧れた人と同じ力だった」

 

「ある時、少年の友が暴漢に襲われそうになったことがあったんだ…その時に少年は力を使って友を…少女を守ってしまった」

 

「それで正義の味方にでもなったつもりなのか今度は悪魔に追われてる人を助けた」

 

「そしてその人達が悪魔たちに認識されなくなるようにもした」

 

「だから、そんな大きな力を考え無しに使うから」

 

「その力に興味を持った奴に両親を殺されていた」

 

「トレーニングをして家に帰ると悪魔によって夫妻が殺されてた」

 

「悪魔が言うには『俺の力』が気になったそうだ」

 

「そしてその間に暇つぶしでもするかのように夫妻は殺されてた」

 

「最初は家を間違えたかと思ったよ」

 

「だって家中が血で真っ赤に染まってたからな」

 

「そしてそれを見てその悪魔に叶わないと分かって少年は逃げ出した……そして少年は死んだよ」

 

「それが雄「確かに昔話するとは言ったが『俺の話』とは一言も言ってないぞ!!」おい!?」

 

まぁ今の俺はその時の俺じゃないから確実に『死んではいる』よな

もう既に龍導が混ざってるしなんなら本来の俺もちょっとずつだが混ざり始めてる

だから問題はない

ただ元の姿に戻っていくだけなのだから

 

「HAHAHA!!」

 

「私の!!心配を!!返せ!!」

 

ポカポカと九重に叩かれる

 

カワイイ

 

ふとその姿が漆黒の少女とダブる

 

そういやオーフィスは元気かなぁ〜

絶対怒ってるだろうなぁ〜

 

怒ってと言えば黒歌さんもだろうな

 

あとは多分グレモリーの奴らは心配してんだろうな

自分達がいつも大変な癖に

 

「なんだ九重は心配してくれてんのか?」

 

ちょっと笑いながら九重に言うと

 

「当たり前じゃろう!!だって私達は…………」

 

「私達は?」

 

「と」

 

「と?」

 

「と、と、と、」

 

「うん」

 

「…………友達じゃろう?」

 

『やったねゆうくん友達が増えたよ!……………ゆうくん?』

 

言葉を失った

友達…………友達かぁ……………

少なくともこの一週間近くの旅で九重は俺の事を友達だと思ってくれてたのか………

俺はどうだ?俺にとっての友達の定義ってなんだろう?

…………一緒にいるだけで楽しくて、心が安らぐ様な存在

じゃあ九重は?

…決まってる

 

「心配してくれて…そして友達だと思ってくれてありがとう…俺も九重の事を友達だと思ってる」

 

「じゃろ!?」

 

「じゃろw」

 

「笑うなー!!」

 

九重はカワイイなぁ

 

『うわぁ…』

 

おい、そこ小声で引いてんじゃねぇ!!

 

「はぁ、まぁいいやとりま九重」

 

「なんじゃ?」

 

「さっき解体した奴らで最後だからあとはまっすぐ京都に帰」

 

ズチャ

 

…………………………………………………………………あ?

 

なん…………………だ………………?

 

『しっかりしてゆうくん!!』

 

何が起こっ………た?

 

『気をしっかり保つんだゆうくん!!』

 

今どうなってる

このドスグロイ液体は何処から出てきてる

声が出ねぇ…右腕の感覚もねぇ…どころか色んな感覚がしなくなってきてやがる………………なんでだ…………?

 

『ゆうくん九重ちゃんが!!九重ちゃんが!!』

 

というか周りの一般人共(雑音)がうるせぇ

 

『九重ちゃんが攫われた!!』

 

は?………………あ?

今なんて言った?九重が攫われた?なんで?いやいや

 

ふざけんなよ

 

前々回は死なせて前回は怪我させた

そんなに何度もダチを傷つけさせてたまるかよ……………

ホントに……

 

フッザッッッケンジャネェェェェエエエエ!!

 

その時俺の中に学園を去る前にあった醜悪な赤く黒い力がこの身を駆け巡った

 

 

 

 




ボロボロの主人公好きです(クソ野郎)
でぇじょうぶ(謎の力とアルターで)傷は全部治っから
投稿者は朱乃さんより九重が好きかもしれない(最近思った)

次回!!「Life Ⅳ 誘拐犯死す!!(仮タイトル)」
デュエルスタンバイ!!

あ、感想や誤字報告くれると嬉しいです


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Life Ⅳ 神衣の力

駄文許して



前回のアライざらい 瀕死なんだなこれが( ͡° ͜ʖ ͡° )

今回のあらすすす 「笑わせんな!!」

 

急いで追跡する

なんだこれ?

傷が治ってやがる……なんでだ?

それに身体が今まで以上に軽く速く動ける!!

 

『これは………あの時の力だ!!』

 

あの時って言うと………

 

『オーフィスの力で記憶が戻った時に至った形態だよ!!』

 

なるほど

というか今まで見えてなかった左目も見えてやがる!!

しかもこの感じもしや

 

『うん!!まるで僕の視界がゆうくん共有されてる見たいだ!!』

 

すっげぇー!!(小並感)

言うなればこの状態は【神衣モード】!!

………ん?………まぁいいや!!

今は九重を攫った奴を蹴散らかす!!

 

『見えた!!』

 

アレは…ドラゴンかよ!!

というか認識改変してねぇから一般人にガッツリ見られてんじゃねぇかよ!!

チィッ!!結!!ここら辺で戦闘しても問題ない場所は!

 

『ちょいまち!!え〜とここはダメでアレもダメでこっちは………あった』

 

よし!!

結(の『絶対知覚』による)ナビ開始!!

 

『ここから6つ先の交差点を左に曲がって突き当たりにあるゴミ処理場の更に向こう側にある廃工場!!』

 

よくやった結!!………しかしどこにでもあるな廃工場!!

 

『そだね』

 

まぁ、それはそれとして

 

「『吹っ飛べ!!』」

 

「Groooo!?」

 

『おっとと…セーフ!!ゆうくん九重ちゃん無事だよ!!無傷!無傷!』

 

一気に黄色のドラゴンに追い付き頭を蹴り飛ばし、それと同時進行ドラゴンが手放した九重を回収した

怪我はないのか…良かった………

さて、もう一発!!

 

『くらえ!!』

 

廃工場内部に相手をシューーー!!超エキサイティング!!

………何考えてんだろ?……結

 

『うい』

 

更にもう一発!!ドロップ

 

『キーーーック!!………ヌェ!?』

 

結が驚きの声をあげる

それもその筈、何故なら今しがた放ったキックが(全能力中1割の力とは言え)片手で受け止められたからだ

とりま九重をアルター結界最大出力で守らねば

 

「テメェいい度胸じゃあねぇか!!!!」

 

(^ω^ ≡ ^ω^)おっおっおっ?

ドラゴンさんキレてる?『キレてるね!!』

ドラゴンさんブチギレ?『ブチギレだねぇ!!』

 

「何がオカシイんだよおい!!」

 

奴の拳がコチラに向かってくる!!

それを躱っあっぶねぇぇぇぇぇぇギリギリじゃんけ!!

忘れていたがアイツ普通に俺たちの5〜6倍の大きさの体格をしているのだ

 

「避けんじゃねぇ!!」

 

やだね!!

 

「なんか喋れや!!」

 

やだ…………は?

現在行進系で喋ってんだろ?

何言ってんだ?はっ倒すぞ!!

 

『ゆうくんゆうくん!』

 

なんだい?

 

『さっき復活してからまだ一言も口から発してないです』

 

ま?

 

『ま』

 

マジかぁ…

 

『それと』

 

ん?

 

『今更だけど刀はさっき何処かで落としちゃったしアルター能力もあと1回しか使えないよ』

 

……………………………はぁ!?!?

な、な、な、なんでぇやぁ!!

 

『だって体の1部を治したのに1回でしょ?』

『僕が【絶対知覚】を使ってその後【マッドスクリプト】を使っての認識阻害で2回で合計3回』

『そしてさっきのアルター結界で1回の合計4回』

『更に未だ成長途上のゆうくんじゃ』

 

5回が限界…いや正確には5回以上発動できても身体に(想像以上)の不可が掛かってまともに戦闘出来ないって事だろ?

 

『そうそう』

 

つまりステゴロで戦えと…………既に致命傷治したせいで疲れてるんだが?無茶では?

というか今もこんな会話をしてるが奴の火炎弾避けるので手一杯ぞ???

 

『そんなこと言ってもしょ、あ、待って……ハァッッックッショイ!!』

 

ビチャビチャビチャビチャ

 

ヒャァァァァァア!?背中がゾワッときたっ!!!!

何?クシャミ?というかなんで背中に!?結さん俺の背中に鼻か口でも着けてんの!?

 

『ヘヘッごめ…………』

 

え?どったの?ってかドラゴンの動きも止まったんだけど?

 

『ゆうくん』

 

またなんか起きました?今ならそう並大抵の事じゃ驚かんよ(フラグ)

 

『背中見て』

 

俺の?なんでま『いいから!!!』分かったよ

そう結へ返事をし、背中を見ると

 

羽、羽、羽、羽、というか翼

 

???????What?????

え、なにこれ?メタリンウィング?あれ?でもあれコカコッコーと戦った時に壊れなかったけ?というか翼多すぎて後ろがほぼ見えないんだが!?

 

『いや、これ堕天使の翼じゃない?』

 

ンなわけ(笑)

…………いや、有り得なくはないのか?

◼の記憶からして俺の本来の能力的には出来なくはない感じだな

だとしても要因はなんだ?

 

『考えても分からないなら後から考えよう!!』

 

せやな

というわけで喰らえダイブキック!!

 

「Groooooooo!!」

 

当たった時の悲鳴だけがドラゴンっぽいの草

 

「テメェ鴉か…通りで不意打ちがよく決まる」

 

といきなりドラゴンが起き上がりながら喋るが知った事か

というか奴の方が先に不意打ちしてこなかったか?

 

「そろそろ黙ってないで何とか言ったらどうだ?アァッ!!!」

 

スル〜

あっ!!

 

『どうしたの?』

 

いや堕天使の翼があるって事は堕天使の力が使えるので?

 

『そうだね?』

 

つまり光力もつかえるのでわ?

 

『そうかぁ?』

 

やってみよう

まず槍でもなんでもいいから光力で光力、光……………

 

 

『小さいね…』

 

確かに…

手のひらにはソフトボールより一回り大きいくらいの光球が出現した

これ使うならステゴロが早いわな

 

『ちょ、ゆうくん!!』

 

あ?ガッッッッッッッッッッ!?

…………次の瞬間工場の壁を突き破り、裏のゴミ山?みたいなところにまで殴られ一気に吹き飛ばされてた

クッソ油断した………

 

「驚かせやがって!たかが天使ごときがこの最強の龍であるこの俺!!!!ガルマ・アドラズヴィルに勝てるわきゃねぇだろ!!!!」

 

やばいフラフラする…ちょとこれは…

 

『早期決着せねば』

 

ホントにな…だから行くぜ?結!!

 

『オウサ!』

 

その場で足に力を込め全力で地面を蹴る

 

必殺

 

声と言えるかどうか怪しいものを発し一気に奴…ガルマに迫り両腕に先程の足と同様に力をただ込める全力で!!!

それと同時に両腕にシェルブリットを纏う!!

 

弾丸雨ぅぅぅぅぅう!!

 

一撃、二撃、三撃、四、五、六、七、八、九、十、十五、十八、

 

はぁぁぁぁぁぁあああああ!!

 

二十撃目を叩き込む!!

 

「Graaaaaaaaaaaaa!!」

 

叫ぶそれでもこれで

 

終わりだァァァァァ

 

激情のスパイラルブリット(六弾一撃Ver.)

 

ガルマの土手っ腹に両腕を突っ込む

シェルブリットも既に役目を終え解除されてしまった

ガルマは虫の息だがこっちもかなりやばい

 

「ヘヘッそんなもんかよ!!!」

 

そんな事なかったわ

なんなら火炎弾を口の中で準備し始めやがった…結

 

『うい?』

 

光力使うならステゴロが早いと言ったな?

 

『うん』

 

スマンありゃウソだった!!

光力を右拳に載せがガルマの顎に目掛けて拳を放つ

 

光弾

 

「グッアッ」

 

ドサッと音ともに

 

やっと倒れた〜『やっと倒れた〜』

やっとという程の時間は流れてはいないが致命傷から復帰した後の相手としては面倒くさすぎるのだなので俺と結の意見が被んのはしょうがなし

あっていうかやばい眠い

 

『ゆうくん!!やっとアレの解析終わったみたいだよ』

 

そうかじゃあ後は頼んだ

その前に…

九重に使ってたアルター結界をガルマに使って動きを念の為封じる

じゃあ頼んだおやすみ…結…………

 

『うん!!任せて!!おやすみゆうくん!』

 

その言葉を聞き届け俺は意識を失った

だが意識を手放す直前に一つだけ思い出したが

 

「さっきが初発動じゃなかったのね…」

 

神威モードを発動する()が居た

 

 




破弾
光弾
弾丸雨
弾系の技結構あるな…
次回で多分1章は終了して又その次から原作への介入だと思います
なお、今回の戦闘と同時刻に史上最低の至り方をした赤龍帝がいたらしいですよ…おま、おまえ!!

誤字修正や感想くれると嬉しいです(*^^*)

次回「LifeⅤ この旅のオチとこれから(仮タイ)」


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Life Ⅴ 旅の終了は契約と共に

殲滅旅のお狐姫ラストです
どうぞ




※駄文注意


前回のあらすじ おやすみ( ˇωˇ )

今回のあらすじ 契約だぁひゃぁぁぁぁぁあ!!

 

起きたら知らない天井でした

とりあえず上半身だけ身体を起こすとわぁ

布団の中のオイラの体が包帯だらけだァ!!(小並感)

特に両腕がぐるぐる巻きになってて痛てぇ

見た目的にはアレ、漫画とかにある手の先まで動かせないくらいに包帯が巻かれて元の腕の数倍に大きさになってるやつ

というかなんで布団の上で寝てんの?

結の事だからどっか適当な所に行くと思ったが……見た感じが完璧に和のお屋敷なのだ。

まぁいいかとりあえず誰か呼ぼうかな?

 

 

 

5時間経過( ¯꒳¯ )ᐝ

 

 

 

………………( ゚д゚)ハッ!二度寝してたやべっ

んお九重…って寝てんのかよおい!

まぁいいや起こすか

 

九重起きてくれ

 

………あぁ…やっぱりね…何となくそんな気はしていた

だからだろうな戦闘中自分でも喋ってないことに気づかないのは…いや、気づきたくなかったのか……

声が出ない

さっきの言葉も喋るだけでそうとうキツい

なるほどね…アルターで体を直すとこうなんのね…

多分喋ることはギリギリできるって事は声帯はあるんだろうな……

まぁ、これくらいの事で一々しょげてもしょうがない

でも殆ど声は聞こえないからと言って喋れないのも困る

………………………せや(ハート・トゥ・ハート)を応用すればいけるんちゃう?

思い立ったが吉日!!じゃあやってみっか!!

先ずは首に巻いてある包帯を首輪かチョーカーにでもアルターで変えてそこに夢の能力を植え付ける…

よっしゃできた( 'ω')و ̑

じゃあ早速九重に呼びかけてみるか〜…………イケるか?

 

《九重〜起きろー》

 

「ん?んん〜」

 

手応えあり…出力最大でイケるのか効果反転

通常(ハート・トゥ・ハーツ)は相手の意思を読み取るというものだが今回はその応用で俺の意思を相手に直接届けるといことだ

応用というか荒業だが行けたっぽいな

けどまだ起きないな…

 

《起きろ〜起きないとーえーとほっぺグリグリするぞー》

 

 

それほっぺグーリグーリグーリグーリ……起きねぇ

グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ

 

「痛いのじゃ!?」

 

《お、やっと起きたか》

 

多少九重のほっぺが赤くなってる気がするがスルーだ

 

《おはよう九重》

 

「………………」

 

ありゃ?放心してる?なん

 

「雄護ぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」

 

うぉっと抱きつかれたというか突進された

 

《ごめんな心配かけて》

 

「雄護、雄護、雄護ぉぉぉ」

 

《泣くな、泣くな、気持ちは分かるけども》

 

「わかってないじゃろ!?お主4日間も眠り続けたのじゃぞ!!」

 

《それは普通にスマン》

 

なるほどあの龍しばき倒してから4日間眠ってたのね

まぁ、怪我より単純に疲れが溜まってたんだろうな

 

《九重、ところでここは何処なんだ》

 

「?、私の家じゃ」

 

なるほど……ん?

 

《じゃあどうやってここに来たんだ?》

 

「覚えておらんのか?」

 

《ちょっと疲れてたせいかまだ記憶がハッキリしなくてな》

 

「あの後雄護が私を起こしていきなり『家の事思い出して今すぐ!!』って言ったから家の事考えてたらいきなり入口門の前まで来たのじゃ!!しかもその後雄護は急に倒れるからびっくりしたんじゃぞ!!」

 

《あぁ……スマン》

 

多分オーフィスの残留粒子?パゥワー?的なアレである

そもそも何故結があの時【絶対知覚】を使ってたかというとそれはオーフィスの残滓を解析して貰ってたからである

そしてその理由は転移術……所謂ワープやテレポーテーションを使える様にする為だが

話を聞く限り結果は成功のようだ

 

(だったら)

 

とりあえず九重の頭の上にある狐の面を手を使わずに手元に引き寄せる

 

「のじゃ!?」

 

《キッッッツィ!!》

 

キッッッツいが!?

集中力とか力とか色々持ってかれる感じだぁ!!

 

《とりあえずこれ貰っておくな?》

 

「な、なんじゃ今のは!?」

 

《超能力?的な?》

 

他に何も思いつかなかったしとりあえず誤魔化した

で、後は…………

 

《九重》

 

「ぬ?」

 

《俺の両腕の包帯をとりあえずとってくれないか?これ着いたまんまじゃ何も出来ないからな》

 

「で、でも雄護その腕は」

 

《何となく分かってるから…自惚れかもしれんがそう何度も俺の為に落ち込んでくれんな!》

 

「雄護…」

 

《それに九重は笑顔の方がカワイイしな》

 

「カワ、恥ずかしいからやめるのじゃ!!」

 

《へいへい》

 

そう何度も顔を曇らせてもらっても困るしな

それから両腕の包帯を徐々に九重が解いてく

そして完全に包帯が無くなる………

そこには無数の亀裂が入ってた

特に右腕が酷いが確かこれは…………アルター痕だ

九重が俺の腕の包帯をとるのを躊躇った時点で予想出来た

だからそんなにショックはないがチョイと腕が動かしにくいのが難点だな

それと

 

《九重実は1つ頼みがあるんだが》

 

「どうした?」

 

《えぇと実はな》

 

 

 

 

 

 

 

………………よしっとここでの用はこれで終わりかな

 

《じゃあそろそろ行くか》

 

「もう行くのか!?まだ起きてからそこまでたってないじゃろ!?」

 

《いやぁそれが俺三大勢力から特に堕天使の組織のグリゴリから指名手配されてるから》

 

「初耳じゃが!?」

 

《言ったら九重は心配するだろ?だからな………それに九重の親御さんには会ってないけどここまでの処置してくれてるんだからいい人だろ?それくらいは分かるさ》

 

「………だったら今度は私が雄護を守るのじゃ!!指名手配されてるならここに居ればよかろう!!お母様も私が説得するからだからだから…」

 

《………ありがとう九重嬉しいよ》

 

「!ならば!!」

 

《だけどそれは無理だ》

 

「なんで?なぜなのじゃ!!」

 

《俺には九重と同じくらい大事な友がいる………そいつらは危なっかしいからな…完全に守れるだけの力を今のうちにつけたいだからもう行かないと》

 

「大事な友……」

 

《あぁ、だからそんなに泣くな!!大丈夫!!お前やここの人達がピンチになったら必ず駆けつける!!ピンチになったらもうダメだって思う前に俺の名前を呼んでくれれば絶対に守り抜くから》

 

《それに今生の別れじゃないからなその内また来るさ》

 

「………………グスッ、約束、じゃぞ?」

 

《オウヨ!!だから俺からも最後に一つだけ頼み事だ》

 

「……なんじゃ?」

 

《その内…多分だが、三大勢力の使徒として髪がプリン色の堕天使の親玉か煩悩だらけの茶髪で俺の同い年の奴らが来ると思う!その時は話をしっかり聞いてくれ》

 

「その頼み承ったのじゃ」

 

《ありがとな》

 

最後に九能の頭をめいっぱい撫でる

 

《じゃ、またな》

 

「うむ!!またなじゃ!!雄護」

 

笑顔でコチラに手を振る九重を見ながら俺は京を旅立った




というわけでオリジナル章ここで終了です
次回からまた原作に戻ります
……………………ここで1つ補足をば
如何に雄護といえでもアルター能力をただ出力を最大に上げても効果を反転等という事は絶対出来ません
これは夢(ハート・トゥ・ハート)というアルター能力自体がかなり雄護自身と相性が良いからです
相性が良い理由?それはその内…………
ちなみに頻繁に使うシェルブリットとの相性は普通(にいいくらい?)です

誤字報告と感想下さい(小声)

それでは今回もお読みいただきありがとうございました
それではまた次回


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第2節 指名手配のレインフォックス篇
Life Ⅰ レインフォックス&ブラック


原作で言うところの6巻の『体育館裏のホーリー』
始まるよ!!





あっ、イッセー視点から始まるよ


「そういえばみんな」

 

「どうしました?部長」

 

それはある日の部活終了後の出来事だった

 

「帰りには気おつけておいてねここら辺…………ではなかったけれどどうよら良くないものがいるらしいわ」

 

「良くないもの……?」

 

部長の言葉にアーシアは小首を傾げる

というか良くないものって具体的には何なんだろう

 

「部長、その良くないものとは?」

 

木場が質問する

 

「良くないものと言うより『良くない輩』かしら?」

 

「なんでも魔王様……お兄様から聞いた話なのだけれどもここ数週間位の間に悪魔や魔法使い…………そして果てには『禍の団(カオス・ブリゲード)』を無闇矢鱈に倒してる輩がいるそうなのよ」

 

禍の団を!?いや、倒してくれるなら俺的には万々歳だけど悪魔と魔法使いも無闇矢鱈にね…………あれ?ひょっとしなくても俺達もヤバいのでは?

 

「外見は全身を包む黒いレインコートを身につけていて顔には狐のお面、右手には刀をもっているらいしわ」

 

「特に悪魔と魔法使いで倒された者のその殆どは賞金稼ぎや腕試しに襲いかかってるらしいのよ」

 

「幸いこちらから手を出さない限り襲いかかってくる事はないらしいから見つけても向こうからコチラにコンタクトを取ろうとしない限りは極力無視、戦闘になってもできる限りは逃亡してちょうだい」

 

「分かりました!!」

 

「特にゼノヴィア」

 

「わ、分かりました」

 

名指しで注意されるあたりアイツみんなから戦闘狂って思われてんだろ…それにしてもお面に刀…………まさかな……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうもー最近レインフォックスとかいうなんも捻りもない名称で指名手配されてる龍導雄護デーす

 

『そしてその相棒の織目結デーす』

 

2人合わせてー

 

『え?』

 

いやふざけてみただけ

 

『なんだよー( ˘ •ω• ˘ )』

 

いやーそれにしてもうん……………

【渦の団】支部ほぼ壊滅(*^^*)

 

『いや他人事みたいに言ってるけど君がやったじゃん』

 

しょうがないね支部長や構成員がなかなかに厄介だったからね?

兵藤達に手を出す前に潰しとかないと

 

『アザゼルやサーゼクスさんからしたら大迷惑だろうねぇ?』

 

しょ、しょうがないね(震え声)

さっきも言った通り一人一人の構成員が厄介だからそこらにポイする訳にもいかないしね

 

さてさてそれはそれとして

そろそろ兵藤達の試合があるから観ようぞい

 

『確か若手悪魔のNo.1を決めるレーティングゲームの試合だっけ?』

 

それそれ

 

《雄護先生の明日からできる簡単異界観戦方》

 

『長い長い』

 

まず手始めに【絶対知覚】を発動します

 

『うん?普通に無理だね?』

 

次に手短な機械のWiFiを付けたり消したりします

 

『スマホやパソコンでも可』

 

そしてWiFiのON/OFFを繰り返すことでネット回線そのものを感知します?

 

『下手すると1番重要な所で疑問形』

 

そこに不可解な回線を数本見つける事が出来ます

 

『もしかしなくても説明面倒くさくなってるでしょ?』

 

そうすればこの様に……………うん?

 

『どした?』

 

いや今悪魔側の試合中継ジャックしたんだけど見えない

 

『……つまり』

 

これは兵藤達がピンチ(いつものパターン)の可能性が高いね

 

『一応聞くけ《勿論行くぞ》ですよねぇ……』

 

兵藤達も助けられて尚且つ強い奴がいれば倒して実力もあげられる一石二鳥だろ!?

 

『そうだねー』

 

適当に流すなよ〜まぁいい

 

《【絶対知覚】出力最大で全開!!》

 

これで兵藤の位置を探る

 

兵藤君(目標)魔力オーラ発見!!対象を座標認識としてロック!!』

 

行くぜオーフィスワープ!!

 

 




この章が1番短ぇわ!!

↑のあとがき書いてからスポロボ30やってたら10月終わってるぅ…
本来この話10月末投稿予定でした(´・ω・`)

そして中途半端な終わり方ですまぬ
次回を早めに投稿するから許して

誤字報告してくれた方々ありがとうございます!!

誤字報告と感想もくれると嬉しいです!!(特に誤字報告)

それでは次回「Life Ⅱ 加速する危機」でお会いしましょう!!


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Life Ⅱ 加速する危機

ワープ(尚、成功確率)


オーフィスワープ!!

 

……………………………失敗クセェ!!何処だここぉ!?

 

『失敗?あれ〜?おかしいなぁ?』

 

座標超転移術

通称:オーフィスワープ

 

兵藤が読んでたドラグ・ソ……ソ、あっボール

ドラグ・ソボール*1の主人公が使ってた瞬間移動に近いというか多分まんまそれ

 

『そう。だから失敗するはず無いんだけどな〜?』

 

現在進行形で失敗したせいでなんかよう分からん敵を切り捨て御免祭りだが?

なんだ?羽の形状からしてコイツら悪魔か?

 

てかなんか俺以外にも戦ってね?あれは………

 

『ジジイがコカビエルよりでかいオーラ放ってる槍ブッパしてて草』

 

確かに誰なんだあの「ぬぅ?新手か!!」槍こっちに投げてきやがったぞあのクソジジイ!!??

 

《新手じゃない!!》

 

刻刀で瞬時にたたっ斬る…………無理だ硬ぇ!!

ならば弾く!!

 

ギンッという金属を勢いよくぶつけた様な音をたてたあと勢いは落ちなかったが軌道が逸れて俺の後ろに飛んでいく

 

「ほうやるな若造…ならばもう一度」

 

と言いながら今度は槍の巨大なオーラをコチラに向けて発射ッ!!

 

《アブソープションシールド》

 

読んで字のごとくオーラを盾で吸収ゥゥゥゥ!!よっしゃいけたァ!!

というか

 

《バカヤロウ!!危ねぇだろぉ!?》

 

「このワシの武器グングニールの一撃を受けて尚健在か面白い」

 

面白いじゃねぇ!…ったくこんなことしてる場合じゃねぇのに!!

 

《おいクソジジイ!!兵藤達は何処だ》

 

「………なんじゃ貴様奴らの仲間か」

 

それならホレっとジジイが指さした方には神殿?みたいなものが建ってる

 

あそこに行ったのか

 

だったらさっさと行くか…………さっきから嫌な予感がマシマシだからな

 

そう思い走り出した正にその瞬間に

 

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

 

強烈な振動が俺達の体を襲う

 

《なんだ!?いったい何が起きてるっていうんだ!!》

 

『ゆうくんアレ!!』

 

結が示した方を見るとそこには血の如く真っ赤に今にも燃え上がってしまいそうな極大のオーラを纏ってる奴がいた

 

《兵藤……!?》

 

それは俺がよく知る人物の筈だった…が明らかに様子がおかしい

 

『ゆうくん何か、何か言ってる』

 

《何かってなんだよ?》

 

『ここからじゃ声が拾えないけど……あの感じからして呪文?』

 

《いや、あれから強くなってたとしてもそもそもあいつは呪文を唱える様なタイプじゃ》

 

なんだ……呪文……赤龍帝の篭手………血のようなオーラ

 

《まさかっ!?》

 

そんな!!だとしたら尚更アイツはそんなもの発動しちゃ行けねぇだろ!?

 

《やめっ》

 

俺が言葉を言うより前に、先程の振動よりもさらに強く感情そのものである様な衝撃がコチラに来て俺達の体が吹き飛ばされかけた

 

先程の衝撃で土煙が立ち上りそれが消え、その中心には

 

「ギュラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!アァァシアァァァァァァァァァ!!!!」

 

禍々しく刺々しい赤き覇龍が存在していた

 

*1
原作D×Dに出てくるドラゴンボールの所謂パロディ




ハイスクールDxD全巻持ってるし、一通り読んだけどうろ覚えだからまた読み直さないと…

一日で書き上げたぞぉぉぉぉ

誤字報告下さい!!感想下さい!!(深夜テンション)

ではまた次回!!


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Life Ⅲ 衝突の赤と赫

投稿者「ここで主役に残念なお知らせです」
雄護《へ?》
投稿者「所謂つえーをやりたかった名残で兵藤の覇龍(中途半端暴走態)化のスペックが原作DDのヴァーリ覇龍化より上がってます」
雄護《なんでそんな事するの?(激怒)》
投稿者「頑張れ!!」
雄護《ザケンナ!!》


アレは

 

『あ、誰か極太レーザービームに打たれて吹き飛ばさ』

 

《アレはダメだろ!!》

 

『ふぇ?』

 

結が驚きの反応を示すが今はそれに構っていられない

 

《結、【絶対知覚】だ、それ使って原因を探してくれ》

 

絶対アソコまでなった理由何かある筈

さっき吹き飛ばされた奴?あんなのあったとしても理由その1だ

何か別に本命があるは

 

『雄くん!!』

 

《どうした?》

 

『アルジェントさんの気配がない!!』

 

クソッ!!それで覇龍化か!!

 

《結は引き続きアルジェントさんの気配を探し続けろ!!》

 

『雄くんは!?』

 

《俺は兵藤を殺してでも止める》

 

『分かった!!』

 

結にそう伝え俺は駆け出す

両腕にイメージしろ……!!

 

《銀色に輝け!!シェルブリットォォォォォォォオオオ!!!》

 

その言葉に続くように俺の両腕が一瞬輝き光が止むとそこには銀色のシェルブリットが装着されている

現状使える中で1番強い、シェルブリット更改

 

《兵藤を捕縛しろ列迅砲!!》

 

両手を握手をするように握り込み更に両肘から生えてる列迅を腕事グルグル巻にして1つのデカいロープイメージして兵藤の方に飛ばし

 

肆連線刈結(ヨンレンセンカラムスビ)!!》

 

「グラァァァァァァァァァァァア!!!!」

 

先端から4本の列迅に分離させて様々な角度から球のように兵藤覆い

さぁここから本命だ……だからもてよ俺の体?

 

《【NRハンマー】【グレートピンチクラッシャー】【アルター・エイリアス】3つ同時既動》

 

《グアゥ!!》

 

「ガァァァァアアアアアア!!」

 

発動し瞬間直ぐに俺の身体が地面に押し潰さそうになるそしてその間に兵藤を【NRハンマー】と【グレートピンチクラッシャー】でボコ殴りにする

俺自身は【アルター・エイリアス】によって圧力をかけるそれによって兵藤による吹っ飛ばされるのを封じさらに!!エイリアスによる自作自演とはいえピンチに陥る事によってグレピンのスペック大幅upだ!!

 

『そしてこの戦いの解説は僕、織目結でお送りします!!』

 

結!?ふざけてる…てかアルジェントの気配探しは!?

 

『アルジェントさんならほら』

 

と言葉の後に左目が開き結の視界とリンクする

そこにヴァーリと美候とアーサーそれに気絶しているアルジェントに駆け寄る(兵藤を除く)グレモリー眷族全員の姿が見えた

 

なるほどだったら結は兵藤の方に視線を合わせてくれ!その方が戦いやすい

 

『おk!!』

 

すると防戦一方の兵藤の姿が見える

これなら!!と思っていた事がありました…次の場面になるまでは

 

「ギッシャァァァァァアアアアアアアア!!!」

『Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!!!』

 

そんな奇声にも叫びとも聞こえる声と共に出た異様な機械音(ドライグの声)

その直後、【NRハンマー】が一撃でやられ二撃目で【グレートピンチクラッシャー】が砕かれた

 

《……待て、待て待て待て!!【NRハンマー】がやられるのは分かるが【グレートピンチクラッシャー】が砕かれるだと!?今のグレピンは出力最大でしかも俺自身にエイリアスで圧力をかけてるからさらにパワーが上がって現状最強のシェルブリット改の最大出力より力が上なんだぞ!?》

 

『………つまり?』

 

《マジモンのピンチだよ》

 

「グルォォォォオオオオオオオ!!」

 

『《な!?》』

 

極大火炎弾!?こないだ戦ったガマルの火炎弾よりでけぇ

というかこの距離から防御……!!

 

《俺を守れ【アルター・エイリアス】!!》

 

咄嗟に出た命令にエイリアスが前に出て防御体勢をとるが

エイリアスは極大火炎弾に吹っ飛ばされ崩れ落ちる

 

ハハッこれにどうやって立ち向かう?どうやれば勝てる?

こんなの……………………………

 

《……でもここで怯んだら…お前はやりなくないことをやってしまう筈》

 

『だったら』

 

《その前に俺がしっかり殺してやる》

 

列迅をアンカーの様に射出して兵藤の胸元に一気に近づき

赤い小さな羽を左右12枚再構成からのぉ〜

 

《即興!!12弾二撃!!両腕一撃!!必サァ~~~~ツ!!シェルブリットインパクト!!!!》

 

最大最凶の一撃が放たれた

 

 

 

 

 

《嘘だろ?》

 

ノーガードでヒビすら入ってない生体鎧のような赤い装甲

 

だが拳に当たった感触で何となくわかってた

直ぐに着地そして

 

《プランBへ移行!ひたすら攻撃を入れまくりの攻撃避けまくり……………やってやらぁ!!!!》

 

『了!解!!赤の羽12枚再装填!!』

 

《必殺のぉぉぉぉ!!シェルブリットインパクトォォォォォォォオオオオ!!》

 

「ヴゥゥワァァァァァァァァァァ!!!!」

 

『Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!』

 

なんだ!?今度はあのレーザービームか!?

いや口がさっきよりも更に明るく、というか炎が溢れ出して来てる

 

『Explosion!!!!』

 

さっきの火炎弾の……連射!?

流石に2発目は食らわないってか!!

だったらシェルブリットインパクトの噴射でこのまま方向転換して避けきって

 

『2発後ろに行ったよ!!』

 

朱乃ちゃんに方に行ってる!?やらせっかよ!!

 

《光力シールド!!》

 

2発続けて薄い円状の光力によって防げたがその直後に光力シールドが砕け散った

やっぱ当たったらひとたまりもないじゃないか!!

 

《次3回目!!至急装てe》

 

バキ!!バリバリバリ!!

 

言い切る前に左側から嫌な音がし同時に左腕からものすごい激痛が走った

 

《イッタイガァァァァァァ!?そんな事より考える事が多すぎる!!取り敢えず三弾目からは赤羽は右側に集中》

 

身体が動かない!!

…なんだ兵藤の目が光って、

それと同時に俺の全身を光が覆い尽くした

 


 

 

今回のQ&A

Q:何でここまでボロボロなの?

A:投稿者のせい禍の団の下っ端集団蹴散らした後に、ある人物を鍛えてたからだよ

 

Q:神衣モード使わないんか?

A:ある人物との特訓中に使用したからインターバル中で使用できないよ(尚、結との視界リンク(左目限定)はできる模様)

 

Q:最後のは?

A:ブチ切れて旧魔王派吹っ飛ばした時に使った(時止め+ロンギヌススマッシャー)はめ技、即死コンボ

 

Q:イッセーを殺す必要は?

A:(必要)無いです。

というかアルターの1日使用限界回数を超えてるから今の状態でイッセー死ぬとエタニティ+エタデボ(いつもの)蘇生出来ない可能性が高いし、そもそも使えない可能性も高い

 

 

 

 

 




シェルブリットインパクト
スクライドのカズマのシェルブリット第二形態で放つシェルブリットバーストに引けを取らないよ!!
ただしその分両腕を使わないといけないし厳密には第1.9形態だから両腕の負担はかなりヤバいよ!!(小並感)

肆連線刈結(ヨンレンセンカラムスビ)
列迅を四方八方、360°包囲し相手を球状に覆い尽くし縛りあげる。雄護《完全に当て字だ、すまない》

誤字報告や感想下さい(直球)(特に誤字報告)(*^^*)

次回『Life Ⅳ 目覚めし龍』

今月中に出来れば投稿してぇ


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Life Ⅳ 目覚めし龍

12月に2回投稿したいとか言ってしてない奴がいるらしい

……………すいません私です

更に申し訳ない
今回は多分過去一読みづらい&分かりづらいのでそれでもいい方はどうぞ


前回のあらすじ

《あっこれ死にm》(焼ける音)

 

 

僕、木場祐斗は目の前の戦いを目で追うことしか出来なかった

気づいたらアーシアさんが消えて旧魔王派のシャルバ・ベルゼブブ

が現れ

そして兵藤君が遂に覇龍化を目覚めさせてしまった。

その後まるでシャルバは子供のように覇龍へとなった兵藤君に一方的に倒された。

その直後に、ヴァーリ達が合流と共にアーシアさんも生きて助けられた事が判明した…が兵藤君が僕達の存在に気づいてしまった。

こちらに敵意を向け攻撃をする……前に僕達の割り込んだ人物がいた。

その人はボロボロでブカブカな黒いレインコートを着ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「またここなのね…」

 

見覚えのある暗い暗い場所

 

「よっ!」

 

「なんだあんたか」

 

そこには◼ 雄護(オレ)が立っていた

 

「何だとはなんだよ?」

 

「今忙しいんだよ…俺の中から見てるなら分かるだろ?気絶なんてしてる暇はないんだよ……もっともっともっと強い力が必要なんだよ!!」

 

「だったら朗報だな」

 

「グッ!!頭が」

 

激しい頭痛と共に頭に浮かび上がる記憶

そこには黒髪黒髪のマッシブな体型の男が楽しそうに何かの話をこちらにしてきてた

 

「ほら、見えたろ?アイツとの会話している記憶」

 

「これは…」

 

「お前は賭けに勝ったんだよ」

 

「今から使うその力のその領域は俺ですらまだ至れなかった」

 

「だからこそ、それ相応の地獄を見る覚悟はしとくんだな」

 

オレの言葉の後プツリと意識がまた途切れた

 

 

 

 

 

 

 

 

《ァ?ガァァィァィアィァァァァァァァィァァィァ!!!!!》

 

最近は痛みを感じることが殆ど無かったからこそ余計にこの言い様のない激痛が俺を蝕む

頭は冷静な筈なのに身体が痛みに耐えきれてなくココロからの叫びがでる

 

『しっかりしろ!!ゆうくん!!』

 

結の声が聞こえる

 

ダメだ

 

目覚めたばかりなのに

 

いし…き…が…………

 

 

『Divide!!Divide!!Divide!!Divide!!Divide!!Divide!!Divide!!Divide!!』

 

蒼い輝きが視界に入り体の中エネルギーがドンドン絞り取られていく

 

『ゆうくんだけじゃない…?まさか周りの皆からもエネルギーを吸ってるの?』

 

(あぁ…こりゃもうダメかもしんねぇ…………俺の負けか……結局俺はまた救えないのか………大切な………大切な…………)

 

消え掛けの意識の中、視線が捉えた赤き覇龍は涙を流して泣いてるように見えた

 

 

 

 

 

 

《うガァァァァァァァァァァァァ!!!!》

 

右腕を地面に思いっきり叩きつけた

ビキィ!!と地面が割れシェルブリットにも亀裂が走る

 

『ゆうくん!!』

 

《ハァハァ、、、叫べば強くなる訳じゃない………だが俺は強くありたいから叫ぶんだ悲鳴の叫びじゃなくて滾りの叫びとして!!》

 

『……何言ってるの??』

 

《気にすんな》

 

ただの根性入れ直しだから

さて…

 

《ここからは殺し合いじゃねぇ…俺とテメェのケンカだ!!腹ァくくれよ?》

 

大きく息を吸い改めて心の底から叫び上げる

 

《シェルブリットォォォォォォォォォォォォォォ!!!!》

 

右腕がシェルブリットが金色に輝きその金色は俺の両腕を包み込んでた

 

『Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!』

 

《こいつは》

 

『Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boooost!!!!!』

 

《この輝きは》

 

『Longinus』

 

《お前とオーフィス(アイツ)の輝きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!》

 

『Smasher!!!!!!!』

 

眩い輝きが俺の両腕から放射され兵藤のレーザーと当たる

 

《俺達に………足りないのわぁ!!》

 

『グルァァァァ!?』

 

《速さは勿論!!根性が足りねぇぇぇぇぇ!!!!》

 

輝きがレーザーに押し勝った

それと同時に両腕にまとわりついてた輝きが晴れ

赤い装甲に黒のラインが入ったガントレットが現れた

 

《【シェルブリット第三形態亜種ドラゴンプライド】って感じか?》

 

『オオォォォォォォオオ!!!!!』

 

また何かする前にあの胸にある砲門を潰さなきゃな

取り敢えず…

 

《真正面からぶっ潰す!!》

 

《シェル!!ブリットォォォォォォ!!》

 

今度は兵藤の口から火炎弾が大量に飛んでくる

それを両腕で弾きながら直進する

 

《オーバー》

 

《バーストォォォォォォォォオオオ!!!!》

 

 

『グッ!!オオオオオオオ!!』

 

暴力的なまでの赤い輝きが両腕から放たれそのまま

兵藤の胸に風穴を開けた

そして赤い龍の巨体のシルエットはドンドン縮んできて最後は元の兵藤に戻っていた

ただ元の姿と違う所があるとすれば兵藤の胸に大きな穴が開いたまま今も尚血を流し続けているところだろう

 

《俺もそろそろヤバいな……》

 

「貴様ァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

ダンッ!!と効果音が付いても良いくらいの勢いで右腕が切り飛ばされたね

というか

 

《邪魔しないでくれた前、聖剣士ゼノヴィア》

 

左腕で彼女の首を掴んで地面に押し付けてから言う

 

《というよりリアス・グレモリーや木場祐斗、塔城小猫は睨まれても困るね?ていうよりも怒ってるのか?尚のこと理解しづらいのだが?》

 

「目の前で下僕を!!家族を殺されて怒ら《じゃあ何で止めなかったの?》…………え?」

 

『んあ?結!?』

 

入れ替わってる!?え?何で結が表に回って俺が裏になってんだ!?

てかはえー入れ替わるとなんというか幽霊みたいな感覚だなぁ〜(呑気)

 

《兵藤君生き返らせるから手貸して》

 

「わかりました!」

 

説教?しながら説得しちゃったよ…流石結さん俺に出来ないことを平然とやってのける…これはもう呼び捨てにできないのでは?

 

(呼び捨て以外だと返事しないから)

 

アッハイ

 

ともかく体の主導権返しておくれー

 

『もう返したよ』

 

《よし…ヴァーリ・ルシファー、黒歌は居ないのか》

 

「居ないがそれが《いや、いないならそれでもいい》そうか」

 

さてと

 

《取り敢えずほい!来い【刻刀】!!》

 

《ここから急ぐぞ!!まずはアーシア・アルジェント!!兵藤一誠の胸以外の傷を君の神器を持って治すのだ》

 

「えっと何で胸は治してはいけないのですか?」

 

《取り敢えず治して説明はしながらする》

 

「わ、わかりました!!」

 

返事と共に兵藤の傷を治し始めたアルジェントさん

 

《あぁ〜因みにこの中に仙術使える人はいないよな》

 

多分塔城は使えるんだろうけど黙って

 

「使えます……少しですが」

 

塔城さんが挙手してこちらに近づいてくる

あら少しはトラウマ克服したのかな?

 

《なら話は早い塔城小猫、君は兵藤一誠の左腕つまりは【赤龍帝の篭手】に溜まった邪気を一瞬でいい取り除け》

 

「そ、そんな事」

 

《ホントに一瞬で良い一瞬と言っても0.0000001秒位だ》

 

「ホントに一瞬……なら出来ます」

 

《よし!タイミングは君に任せる》

 

「…………行きます!!ハッ!!」

 

《変身!!……………ッシャァオラァ!!!!》

 

塔城さんの掛け声と共に瞬時に神衣モードになり邪気がなくなった瞬間を狙い刻刀を兵藤の左腕に突き刺しお目当ての物を奪取する

 

《寝てないで起きやがれ!!赤き龍の帝王(ウェルシュ・ドラゴン)ドライグ!!》

 

『貴様どうやってこの俺を相棒から《そんな事はどうでもいい今はどうでもいいんだよドライグ》何?』

 

《アンタまだ覇龍化のツケを兵藤一誠にまわしてねぇだろ?………それを全部俺に寄越せ》

 

『…………そんなもの手に入れてどうする?ハッキリ言わなくても分かるだろ?それは常人じゃなくてもただの毒だ、デメリットでしかない』

 

《常人でなく人外だそれに中途半端とはいえど覇龍化したお前らを倒したのは俺だそれに毒なんて俺にとってはないような物だ…………後くれないのなら兵藤一誠は助けない》

 

『…………いいだろうくれてやる!!こんな所で相棒にくたばられても困るからな!!』

 

《そう来なくちゃな》

 

ま、どう応えようが兵藤は助けるんだが

すると左腕の赤龍帝の篭手から邪気:覇龍の気(9:1)が流れ込んでくるわぁ〜ほぼ邪気の構成だ〜(*^^*)

 

《よしじゃあさっさと治そうドライグ、君にも当然協力してもらうよ》

 

『良いだろう』『Dragon booster』

 

『Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!Boost!!』

 

《ブーステッドMAX更にエタニティデボーテ》

 

限界ギリギリまで力をため今度は地面の一部をエタニティデボーテ(エタニティエイト+エターナルデボーテの複合型アルター)の宝玉を再構成し兵藤の胸の風穴近くまで浮遊させる

 

《行くぜ!!必勝!!クリア・ブラスター!!!》

 

『Transfer』

 

ドライグの声がなると共にエタニティデボーテの宝玉を砕きその瞬間に宝玉を経由して放たれる深緑色の光線が兵藤の胸に当たる

そしてみるみる風穴の周りの肉が蠢き増大し完全に穴を穴を塞いだ

 

「嘘…」

 

徐々にそして完璧に治すアルジェントやフェニックスの涙の回復方法とはいささか違うためか驚くグレモリー一行+α

 

『そりゃ光線ブッパの回復方法なんてそうそう見ないでしょ』

 

それはそう

 

《じゃあ………あ、忘れてたコイツは返す》

 

綺麗に治った兵藤の左腕にもう1回刻刀刺しドライグを兵藤の中に戻す

 

《じゃあな兵藤一誠の左腕は君達で治せ》

 

「ま、待って」

 

朱乃姉…朱乃さんに呼び止められた

 

《何?》

 

「ゆうくん…ですよね?あの…………助けてくれありがとう」

 

《……………そう……兵藤は5分もせず目覚めると思う》

 

返事だけして俺はその場を立ち去った

 




(なお右手はしれっと回収したものとする)

能力系はまた番外の詳細その2にでも纏めます(最低限の1000文字行かなかった場合はおまけの話でも一緒に出します)


次回「詳細編か7巻かアンケートで」

感想や誤字報告して下さると嬉しいです(*^^*)




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番外編 現時点での主人公の詳細その2

取り敢えず投稿


龍導(りゅうどう)雄護(ゆうご)

年齢:17歳?

能力:アルター能力『記憶の物語(マイメモリ・オブ・ストーリー)』、◼◼◼◼

趣味:読書

好きな物:友人達

嫌いな物:それ等を奪う者、戦闘狂

憧れ:我を通す人

 

龍導カズマがオーフィスの力の欠片を代償として大門雄護の記憶を取り戻した状態

正確には龍導カズマでもなければ大門雄護でもなくその両方、つまり2つの精神が混ざりあって出来た精神なので大門雄護であり龍導カズマでもある(?)。

見た目は髪が黒髪になっており前髪の一部が赤いメッシュのようになっている。

ロストとの戦いで左眼が潰され中途半端な治り方の為ほぼ失明している。

その為いつも九重から貰った狐のお面をし黒いレインコートを着ている。

黒いレインコートはアルターで作っている為レインコートと言えども鎧のように硬く聖剣、魔剣の刃ですら簡単には切る事は出来ない。

現在はオーフィス、黒歌の二人と住んでいた家を出てある町で見つけた廃墟を拠点としている。

基本的には1人で行動することが多く襲ってくるものに対しての容赦はほぼほぼない。

実は下僕が1体いるのだが鍛える時以外はほぼ呼び出さない。

過去に大門夫妻を自分のせいで失ってしまってるので大切な物近くに置きたがらずその為に1人で行動することが多いと思われる。

体内に織目結と1番最初に形成された思われる精神(所謂もう1人の僕!!)の2つを宿している。

 

 

アルター能力『記憶の物語』について

1番最初の雄護と思われる精神を対象として形成されたアルター能力である。

元来の雄護が物語(小説、漫画、絵本、アニメ、等のサブカルチャー)を好んでいてその上で『アレに成りたい』『コレに憧れる』等と言った好奇心の2つが混ざり合い形成された為に能力はそれに準じた物となっている

 

第1部『ORIGIN』

 

アニメスクライド本編に出てくるアルター能力が全て使えると言う(イカレ)能力。

ただし相性なども普通にある

 

シェルブリット第1形態

基本的に発動するアルターであるシェルブリット

身体能力の小強化に加え拳による破壊力と攻撃力ざ飛躍的に上昇する。

使用時には右側の背に赤い3枚の翼を形成するが雄護自身の意思で複数同時に形成したり3枚使い切っても補充したりすることができる

基本出力はスクライドのカズマよりやっと少し超えた

相性:ちょっと良い

 

シェルブリット更改(さらにあらため)

シェルブリット改に使用するシェルブリットと絶影を使用頻度を増やし感覚を掴んだ事によって至ることが出来た形態

所謂『シェルブリット1.9形態』

シェルブリット改と形状の違いで言えばメインの色が橙色から銀色に変化している事と、両肩の背合わせて計6枚の赤い翼が最初から形成される点だろう

必殺技は両腕をくっつけて発射した列迅で相手を球状に360°包囲で拘束する『肆連線刈結(ヨンレンセンカラムスビ)

赤い翼を計12枚使い両腕で発動し殴る『必殺のシェルブリットインパクト』

ただし12枚もの翼を1回で消費しきり発動をする為両腕にかかる負担はかなりのものであり最悪の場合腕がちぎれる

しかしそのデメリットに似合うだけの価値はあり、唯一自力でスクライドカズマの第2形態シェルブリットのシェルブリットバースト差し迫る威力を誇る。

尚ちぎれた所で…

 

シェルブリット第3形態亜種『ドラゴンプライド』

覇龍化した赤龍帝の『ロンギヌス・スマッシャー』を利用してシェルブリットで向こう側への扉を強制的に開いた事によって実現した形態。

見た目はシェルブリット第3形態のメインカラーが橙色から紅蓮に変わり漆黒のラインが4本ずつ両腕のシェルブリットに刻まれて龍の鱗が付いたような見た目をしており、本人は気づいてなかったが頭から龍の角2本を生やしていた。

強さで言えば最終形態に近い第4形態という強いは強い

なのでその場限りの所謂『特殊限定形態』の筈だが…?

 

グレートピンチクラッシャー

覇龍化赤龍帝により1発KO

相性:普通

 

NRハンマー

以下同文

 

アルター・エイリアス

圧力をかけれるぞ!火球を防ぐ為に盾にしたらズタボロになったぞ

相性:普通

 

絶影

シェルブリットの部品扱いで最近殆ど出番無し

相性:割と良い

 

(ハート・トゥ・ハーツ)

相手の意思や思い…つまりは心を読み取ることができるアルター能力

相性抜群の為、能力の反転まで出来る

最近はその方法で首輪を作りそれを使い喋れるようにした

相性:最高

 

???

実はこれが戦闘系アルターで1番相性良かったりする

相性:最高

 

 

第2部『三重奏』

 

本体含め三体に分裂するアルター能力で、分裂時に本体からエネルギーが分けられるので強さはそれぞれ3分の1の強さとなっている。

連携、数で攻めたい時に使う。

 

 

第3部『疾風迅雷(アジリティ)

 

雷、風を操り操作する能力で、その応用で身体能力の強化も補えるまぁまぁの優れものアルター能力

 

 

◼◼◼◼

雄護の生命力の源。

いわゆる再生能力を持っており、致命傷とかでもない限りはどんな傷だろうが大体1〜2分で完治する。

そしてこれが雄護の体内にあるため悪魔、天使、堕天使や戦乙女、魔人、龍人などでも無いのに人やそれら人外以上の身体能力を身につけることができる

最大の特徴は上記2つの能力を最大限解放して戦う、『神衣モード』になれるところだ。

『神威モード』

先程も書いた再生能力、驚異的な身体能力を最大限まで高める形態

使用時に『変身』か呪文を唱え赤手甲のピンを引き抜く事で使用可能となる

使用時は髪色が真っ赤に染まりほのかに発光していて、両目は赤く輝き左眼は結の視界と繋がる。

 

 

 

 

 

織目結

 

誕生経緯不明、年齢不明、目的不明の三拍子が揃ってる現在下手しなくても怪しい奴

が雄護的には親しく話してくるし、害がないのは分かっていたので直ぐに受け入れた

見た目は金髪ポニーテールで両眼は赤いスレンダー美少女

雄護が気絶したり本人自信が譲った場合は結が体の主導権を得る

基本的な戦闘スタイルは剣1本で相手の急所に切り込んでく

 

 

 

 

 

 

 

 




取り敢えずはこの位かな…?

次回から7巻の内容入るよ!!


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第3節 黄昏戦争のモンスター
Life Ⅰ 我、赤い糸に染まりしもの


『それが最善でなくても最大の行動をする為に俺は動く』



『たとえそれが最愛の人達から憎まれる方法だとしても』


おっす!!俺の名前は兵藤一誠!!

みんなからは【イッセー】や【赤龍帝】最近だと【乳龍帝おっぱいドラゴン】なんて呼ばれてる!!

そして今、俺達は兵藤家の地下一階にある大広間に集まっているんだが…………

そこには俺達グレモリー眷属とイリナとアザゼル先生+会長率いる生徒会=シトリー眷属+バラキエルさん

そしてヴァーリ率いるヴァーリチームと……

 

『ふぁ〜』

 

欠伸をしている龍導(しんゆう)だった

 

 

話は先日まで遡る

俺達グレモリー眷属は北欧神話の主神であるオーディンのじーさんの護衛をしていてその時をわざと狙って来た来訪者がいた。

赤い狂気的な眼をした北欧神話の悪神ロキ

 

「アハハハハハハハハッいいぞ赤龍帝!!そらそら避けろ!避けろ!白龍皇!貴様にはこれをくれてやる!!」

 

「クソっ!」「クッ!!」

 

目の前を埋めつくす程の圧縮された光の様なエネルギーが何処までも俺を追いかけて来る

途中から参戦したヴァーリすらもまさかの防戦一方

 

他の皆もロキと同じ赤い眼をしたフェンリルに襲われ其方の対応に手一杯の様だった

 

そんな中ロキの上空にいきなり白いボディにマゼンタのラインが入ったバイクが現れ次の瞬間

 

『衝撃のファーーースト!!スピン!!』

 

そう言いながらバイクの前輪がロキの顔面に当たりそのまま皮膚を削り取っていく

それをバイクごと弾くロキ

 

『よォ………コレで何度目になるか知らんがいい加減ウザったいから決着をつけに来たぜロキィィ!!!』

 

「龍導雄護ぉぉぉぉおおおおおおお!!!!」

 

『うるせぇ!!』

 

バイクは瞬時に光の粒子になって気づいた時には既に右腕にまとわりつきそのまま見慣れた黄金の篭手に変わっている

 

「貴様は私の邪魔をしないと気がすまないのか!!」

 

『テメェが先に売ったケンカを俺が買ってるだけだろうが!!』

 

「ケンカ!!これをこの戦いを喧嘩と言うのか貴様は!!!!」

 

『それ以外になんて言うんだよ』

 

龍導は喋りながらも殴りかかっていく

 

「フ、フフフ…フハハハハハ!!ならばいいだろう」

 

『何を「仕切り直しだ」何?』

 

「仕切り直しだと言っているのだよ龍導雄護。赤龍帝に白龍皇それに貴様も居るのだコレは此方も本気でやらねばいかぬというものだろう?だから主神が三大勢力と和平を結ぶ日に私は神々の黄昏(ラグナロク)を行うそれを防げるものならやってみろ!!」

 

言うだけ言ってその場からロキが消えた

 

 

 

そして今現在その対策を練るために俺の家に皆集まっているのだが

皆の視線が約1名にのみ注がれている

 

『…何だよ?』

 

少し不機嫌に聞こえる声で応えたのは全身を覆う程デカくブカブカな真っ黒なレインコートに狐のお面を付けた人物

 

「いやこの時期にそれ暑いだろ?脱がねぇのか?」

 

アザゼル先生がそうやって龍導?に話しかける

というかコイツが龍導かどうか分からないんだよな仮面は付けてて外さないしレインコート来てるせいで見た目もあまり当てにならないそして声は同じ筈なのに何処か違和感を感じる

 

「それによ今回は共同戦線だだからこうやって作戦を考え対策を話し合い交流を深める必要があんだろ?」

 

『……俺は共同戦線に参加する気はサラサラない』

 

え?

 

「何?」

 

龍導?の言葉を聞いてアザゼル先生の顔が怖くなる

 

『だってそうだろう?この共同戦線に参加するメリットがないじゃないか』

 

「メリットって何だよ?」

 

『そこまで言わないと分からねぇ訳じゃないだろアザゼル?俺は足を引っ張るような弱い奴らとは手を組まないと言っている』

 

「「「!?」」」

 

『あえてもう一度言おう………雑魚はすっこんでろ』

 

「あまり調子に乗るなよ餓鬼、てめぇ1人でロキに勝てるとでも思ってんのか?」

 

龍導の物言いに怒気の混じった返答するアザゼル先生

というかブチ切れてるよな!?

 

『違うな思い上がってんじゃない実際にそうなんだよ』

 

「そんなに言うのならその強さ俺に見せてくれよ龍導雄護」

 

ヴァーリが立ち上がって龍導にそう言った

…………あれ?ここでヴァーリと龍導が戦ったらヤバくね?




アザゼルからしてみればヴァーリはある意味では手のかからない息子のようなものだけど雄護に関しては気をつけて見張ってないと不安になる存在

今回だいぶ短いです…すいませんm(_ _)m

次回「Life Ⅱ 最大の一撃必殺」

冒頭の意味深セリフは次回の雄護視点で分かると思うのでお楽しみに


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Life Ⅱ 最速最凶

ワクチン3回目のせいで副作用が辛い…


『ゆ〜う〜く〜〜ん???』

 

(何?何何?なんで結さん怒ってますのん?)

 

『いくら何でもさっきのは言い過ぎでしょ?』

 

さっき……あ〜

 

(雑魚?の事か?いや……でもあれ位言っとかないとこれから今回のロキ(あいつ)みたいな奴がわんさか出てくる可能性があるからな、おおよそ俺のモノと思われる記憶の通りなら既に本来の未来と少し違うからな)

 

だから

 

(『煽って憎まれる恨まれる』…それでアイツらが強くなり自衛出来るなら本望だよ)

 

『それは後々ゆうくんが辛いよ………僕は(俺がいいんだから良いんだよ、コレでこの話お終い)むぅ〜』

 

無理やり結との会話を切り上げるが声や態度からしても『不満しかないですよ〜』オーラが溢れ出ているのだが、まぁそこは無理にでも納得してもらう他ない

 

さて話は変わるが今俺達は校庭の方に行くために駒王学園内を歩いて移動している

まぁ駒王学園は駒王学園でも偽モンの方だけど

今歩いてこの空間そのものが本来の駒王学園出なくグレモリー達がフェニックス家の三男とレーティングゲームをした会場だ

え?何でこんな空間が残ってるかって?

決まってんだろ?サーゼク様が残しといたんだよ。

残しといた理由とかはまぁ……考えたくないなぁ〜

 

「ここら辺でいいだろう?」

 

とかくだらない事考えてるグラウンド中央に着いた

信じらんねぇなぁ…つい1ヶ月前位にここでコカビエルクソ野郎と殺し合いをしたんだよなぁ…最後に俺の力になったて考えればあのクソ野郎の事も少しはマシに思えるか

 

《あぁここら辺でやろうというかさっさとやろう結果は既に見えている》

 

「ほう…言うじゃないか」

 

《事実だろうが戦闘狂(クソが)

 

いい加減めんどくせぇ〜し今回でストーキング(指名手配)も終わらせたいしコレが1番手っ取り早いよなぁ

 

『アザゼル確認』

 

「はいはい、え〜と今回のヴァーリVS雄護の決闘のルール説明だ

その1殺すのは無しだ、その2戦闘範囲はこの空間範囲この空間外はアウト、ってな感じの2つの簡単なルールだ。そのルールを分かった上で絶対厳守する事を誓えるなら2人の決闘を認めよう」

 

「誓おう」

 

《誓う》

 

「分かった…準備が出来たら言えスタート合図ぐらいは出してやる」

 

『そうかい……あっアザゼル!!ホレッ!!』

 

「っとと危ねぇだろ!?いきなり刀身剥き出しの刀投げんな!!」

 

《それ壊れるの嫌だからアンタが持っててくれ》

 

「話を聞きやがれーー!!」

 

さてと(ガン無視)どのくらいの力でやろうかn

 

「もちろん全力だ」

 

能力なしで心読んでくるの軽くホラーなんだが

 

《いいだろう》

 

「我、目覚めるは」

 

《は?》

 

ガチじゃん思ってるよりガチじゃん

だったら俺も詠唱するわ(気合い入れ以外の意味なし)

 

『僕も詠唱手伝うよ〜(`・ω・´)!』

 

おっじゃあ頼んだ

 

「覇の理に全てを奪われし二天龍なり」

 

《我、異界より現れし化物なり》

 

「無限を妬み、夢幻を想う」

 

『悠久を生き、無限を目指す者』

 

「我、白き龍の覇道を極め」

 

《欲望を満たす為に獣へ堕ちる》

 

『「汝を無垢の極限へと誘おう!!」』

 

《『汝、我が偽りの白き最速に溺れろ』》

 

『Juggernaut Drive!!!!!!!!!』

 

《【記憶の物語(マイメモリ・オブ・ストーリー)】第1部【ORIGIN】第3章『ラディカル・グッドスピード』第4話『フォトン・ブリッツ』既動》

 

互いの詠唱が終わるとヴァーリは鎧の宝玉が青白い輝きを放ちはじめ徐々に鎧の形状と本人の体格の変化を繰り返しながら覇龍へと変身

俺は足場…つまりは自分が立っていところより後ろの殆どの地面を抉りアルター粒子へと変化させて虹色輝きで全身を包み込み最速の男(クーガー)の最終極地であるフォトン・ブリッツの鎧と能力を権限させる

 

「白い鎧………先程のバイクに使われていたガワに似ているな」

 

《能力は実際に殴り合えば分かるだろうよ……そういうテメェは初っ端から覇龍化か…言葉に偽りは無いようだな》

 

「あぁ悔しいが今の君にはコレで勝てるかどうかすらわからんからな…………それでも更に高みを目指す為に俺は全力で挑ませてもらう!!」

 

《いいだろう…アザゼル》

 

アザゼルにスタートするように目で催促する

それに対しアザゼルも此方とヴァーリを交互に見て頷く

 

「準備は出来たようだな…コレより龍導雄護対ヴァーリ・ルシファーの決闘を行う」

 

「始めッ!!」

 

 

 

 

 

イッセーside

 

ずっと俺は夢を見ているのかもしれない

 

俺達のピンチにヒーローの様に龍導が駆けつける?

 

俺達に対していくら弱いとは言えあそこまでまるで他人や嫌いな奴に言うような言葉

 

そして

決闘開始直後に微動だにせずいきなりヴァーリを吹き飛ばした

訳が分からなかったあのヴァーリが龍導に吹き飛ばされたのだ

気がついたら轟音と共にヴァーリの後ろにあった駒王学園の校舎が完全に崩壊していた

 

龍導がまだ俺たちといた時に龍導自信から聞いた話だが

本人曰く「ヴァーリとの間は天と地までとはいかないがだいぶ実力に開きがある…………兵藤君程ではないけど」

そう言っていた、だから

 

《やっぱ弱いなぁ》

 

そこにいる黒いレインコートをたなびかせる男が自身の友人にはとても見えなかった

 




前回から口が悪い主人公はわざとそうして煽ってるだけって事

そして遂に登場したラディカル・グッドスピードが実は相性がかなり良かったって話です。
なので唯一ではないですが最終形態にもなれますし最終形態に変化した時の負担が1番少ないです

3月はお休み無くて投稿するの難しかったので許して…
次回は今月か来月中には投稿したいなぁ(願望)

次回「Life 3 ウホッ!!男同士のむさい温泉回!!」
アザゼルと主人公の温泉回です


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Life Ⅲ ウホッ!!男同士のむさい温泉回!!

前回のあらすじ:兵藤(あいつマジで龍導………?)
今回のあらすじ:アザゼル「面白そうだし雄護から送られてきた地図の場所に行こう!!」


そろそろ指名手配されるのも面倒臭いし取り敢えずアザゼルと腹割って話そうと思い以前、九重に教えて貰っていた秘境温泉なるところで集まることにした

 

 

「いきなり地図を送ってきたらかと思ったら」

《何…最近の話を聞こうと思ってだどうせお前もタイミングを見計らって俺の話を聞くつもりだったんだろう?》

「間違ってないが………がっかりだぜ…まさか温泉とか」

《いや俺が風俗とかに行くとで思ったのか?情報漏洩防止だよ》

「なるほどね」

《アァッ熱湯がしみて気持ちーーー!!》

「うわぁ…」

《俺の反応に素で引こうとするな》

「いやじゃなくてお前、二、三週間だけの間で何があればそこまでになるんだよ…」

 

そう言いながら俺の体を見て心配の言葉ではなくドン引きの言葉をかけてくるアザゼル

 

《いや、待て普通に傷つくぞ》

 

がこの言葉もスルーし続けて聞いてくるアザゼル

 

「それも例のアルター能力とやらか?」

《まぁな…どんな力にも代償だったり条件だったりがいる…大なり小なり》

「でアルター能力の代償がその気持ち悪い程の亀裂か」

《若干の語弊があるけどまぁ概ねその通りだ》

 

両腕と両足に亀裂、即ちアルター痕が残っている

 

《アルター能力…確か正式名称は【精神感応性物質変換能力】って名前でなアルター能力のアルターは確か英語の変化や進化を意味する【ALTERATION】を略して【ALTER】だったかな?でアルター能力者はまぁ生物以外であれば……あー実際に見せた方が早いか。これでいいかこのタオル》

 

そう言いながら俺は頭の上に置いてたタオルを手に取りアザゼルに見せながら分解をし新しくナイフを作る。

更にそれを分解してタオルに戻した。

 

《こんな風に能力者の意思…つまりは精神に反応、影響して物質の分解、分解した物を自由に形を変えて形成し直すだから【精神感応性物質変換能力】つ〜んだよ》

 

「成程な」

《でアルター能力ってもザックリ分けて3種類ある》

「あ?今言ってた物質の再構成だけでも大分ヤバいがまだあんのか」

《あるんだなコレが》

 

アザゼルの前に指三本をたてる

 

《装着型と具現型、それにアクセス型だな》

《装着型は読んで字のごとく腕だったり足だったり体の1部に能力の着いたアーマーを装着する。次に具現型だがこれにはまぁ色々だ戦闘人形や武器や玉とかの道具だったりだな。そして最後にアクセス型だが、これが1番分かりづらいが単純にアクセス=物だったり人だったりだな》

「アクセス型だけ随分適当な説明だな」

 

まぁ俺自身がそもそも能力の関係上使えてるだけであってしっかりアルター能力そのものを理解出来てる訳では無いしな。

 

《あとはあ〜確かアルター能力の強さによってはサイズとか関係なく大量の物質を再構成に使ったりするとか位かな?》

《いやもう一つあるわ。さっき言ったアルター能力の種類である装着型、具現型、アクセス型なんだけど時たまにアルター能力者の力が強くなり進化する事があるけど大抵はそのどれもが最初は具現型だろうがアクセス型だろうが最終的には装着型になるんだよ》

「それは」

《直接戦闘する方がアルター能力者は早いからな》

「アルター能力者って脳筋って意味合いかよ…」

 

違います(虚言)

 

《アザゼルそのアルター能力者…面倒いから【アルター使い】な。で、アルター使いを脳筋の集まりみたいに言うな。ただ超能力で殴り合いしてるだけなんだよ》

「いや、脳筋だろ(でしょ)それは!!」

 

やめろぉ結までアザゼルと一緒に否定しないでくれよ!!

落ち込むぞぉ俺はァ!!

 

《ココまでがアルター能力についての解説だな。ココまでで何か質問あるかいアザゼルくぅん》

「その気持ち悪い喋り方やめろ」

《じゃあ止める。………話が脱線したな…アザゼルアンタが聞きたいのはこのアルター痕についてだろ》

「あぁ、そうだ」

《じゃ、話の続きだ。このアルター痕ってのは装着型のアルター使いにおこる現象だな。主に装着型はさっきも言ったが体の一部に装甲を展開し武装するアルターの事を言うんだが、まれに体の一部そのものを分解、再構成し武装する奴らがいる。そういう奴らが分解や再構成に失敗したりアルターを使いすぎるとその部分に亀裂が走る。それが【アルター痕】だよ》

「成程な。という事はお前のそれは…」

《使いすぎと言うよりは無茶苦茶な使い方をした報いだな》

 

説明が面倒臭いから俺は誤魔化した。

その後は最近あった出来事をアザゼルから聞いた。

へぇ一誠くん確り禁手化(バランス・ブレイク)ってのに成れたのね〜ほぁ〜だったら

 

《俺がやる事は決まったな》

 




激遅投稿

この稚拙な文章を待っていた人はいないでしょうが
とりあえず
すいませんでした

今回からセリフの間には空白を挟まないようにしました。
読みづらいようなら戻します。

次回「Life 4 激闘!!対【超ロキ】対策チーム修行伝!!」
次回もシェルブリットバースト!!(?)
(この二次創作?は深夜テンションで作られてます)



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Life Ⅳ 結成!!対【超ロキ】対策チーム

アルター能力万能説




『右からザコ、雑魚、マシ、まし、まし』

「あぁ!?喧嘩売ってんのかてめぇ!?」

「おい、匙落ち着けって!!」

『事実だろうが受け止めろ』

 

ギャーギャーうっせぇんだよ。と続けて言っておく。

俺がやる事とはソーナ・シトリーが率いる生徒会チーム、リアス・グレモリーチームそしてヴァーリ・ルシファー率いる禍の団白龍皇派の3チームを次のロキ襲撃日に向けて鍛え上げる事である。

正直無茶ぶりにも程があるがやるしかコイツらが生き残るすべがないからなしょうがなし、だ。

それで憎まれても結構。煽って強くなってくれるならそれで良し!!だ。

 

『てめぇらを今日からラグナロク迄の間に俺が鍛え上げる。目標は地で魔王クラスの力を身につける事だ!!最低でも最上級悪魔クラスだ!!文句ある奴は今すぐココから立ち去れ!!お情けで言ってやるがな!!先の俺のバイクアタックやヴァーリ1発KOを見て余裕こいてるなら先に言っとくぜ』

『この戦争(ケンカ)から外れろ』

「何言ってんだ」

 

んな風にイッセー君が聞いてくるが甘い甘いぞぉ

 

『蜂蜜より考えが甘い』

「何?」

『何故ならロキのあれは「本気では無いからだろう?」正解だヴァーリ・ルシファー』

「はぁ!?アレで本気じゃないとか嘘だろ!?」

『何回もあの状態の…通称《超ロキ》と戦ってる俺が保証してやる。奴のあの赤い状態は強化形態とかではなく強化通常形態って事だ』

「…強化通常形態と強化形態の違いが分かんねぇよ!!」

『はぁ!?それくらいフィーリングで分かれ!!(無茶ぶり)』

 

じゃあ分かりやすい例え…例え…あっ!!

 

『ほら仮面ライダーゴーストの闘魂ブーストとか仮面ライダークローズのグレートクローズ的な奴だよ』

「いやそもそもそれが分かんねぇよ…」

『いや仮面ライダーぐらい分か…る……だろ?』

 

あれ?俺今なんて言った?仮面ライダーって何だよ?

 

(結さんやい)

(無いね)

(まだ何も聞いてないよ…)

(この世界に仮面ライダーもその言葉も存在しないと思う)

(思う?)

(忘れたのかい?僕の記憶も不安定なのを)

(そうでした)

 

あれじゃあ…いや今はそんな事どーでもいい

 

『バカのお前にも分かりやすく言うならドラゴ・ソボールの極楽浄土編に出てきた界神の界神拳みたいなもんだ。違いがあるとするなら、あんな漫画の技と違ってロキのはデメリットなしで全力が出せるって所だろうな』

「それってつまり常に俺のブーストを掛けてるようなもんかよ!?」

『…そう言うことだよ。だろ?オーディンのジジイ。テメェならロキが元々赤髪じゃない事ぐらい知ってんだろ?』

「気づいておったか…」

『んな初歩に気づかないわけねぇだろテメェらが。日頃から合わないにしても北欧神話勢の方が本来のロキを知らねぇわけがねぇ』

「待て龍導言ってる意味が『つまりだ!!何の因果か知らねぇが北欧の悪神ロキは俺と同じ赤糸(せきと)を体内に取り込んだ不死者ってぇ訳だ』………は??」

「不死者ってあの不死者か!?」

 

アザゼルが俺の言葉にいの一番に食いついた

 

『あぁテメェらが今考えてる不死者であっている。特定の弱点はあってもそれ以外なら首を斬られようが心臓を潰されようが全身を焼き尽くされようが瞬時に傷が再生したり死んでも直ぐに息を吹き返したりする人間が記すような神話や御伽噺にあっても実物は殆どいない』

『その不死者であってるぜ?』

「その証拠は?」

『ちょっと待て』

 

そんじゃあ左手で右肩当たりを物凄く力を入れて掴んで

 

ミシッミシッメキッ

 

『ッぬぅん!!』

 

そのまま左腕を振り抜き右腕を胴から引き抜いた

 

ブチブチブチブチグチィヤァ

 

そんな音と共に肉片と血が弾け飛ぶ(アルター応用爆破)

 

「キャァァァァァ!!」

『落ち着け』

 

阿鼻叫喚である

 

『ほれ、ここからが本題だ』

 

直ぐに飛びっちった血と肉片が混ざり糸状となって方に着いてゆくまるで編み物でも編むかのごとく血と肉で出来た糸が絡み合いそして

 

『ほらな?治ったろ?』

「驚いたな、まさかマジモンの不死者とはな。」

『あぁだが、不死者だからこその明確な弱点がある。お決まりのな』

「その弱点ってのは?」

『【燃やすもの、火だったり炎なり】、【斬撃、ようは剣や爪又は切り裂く能力なり】だな、フェニックス家と比べると劣って見えるが俺達は精神が飲まれない限り勝手に再生する例え頭を潰されようがな。』

「なるほどな……いやだが思ったより弱点が多いのは嬉しい誤算か?」

『それがそうでも無い…』

「何?」

 

ため息をつきながら答える。

そして次の瞬間に放った言葉にみなが驚愕する。

 

『残念ながらロキにはそれらの攻撃は通用しない』

『その上奴は再生スピードは俺より僅かだが早い』

『その上でテメェらも俺も力をつけてロキをボコるしかねぇ』

 

「んな無茶苦茶な事出きっか!?」

 

反論は匙だけであった

いや、人間的一般人の感性としては正解なんだが

 

『やるしかねぇ』

『後は質問!?「あ」ねぇな!!「おい」』

『という訳で移動だ』

 

 

□▫□▫□

 

よっす!!俺、兵藤一誠!!

俺たちは今、龍導について行き広い訓練所のような所に来ていた

 

『今から俺とお前らグループに別れて手合わせしてもらう』

『昨日のうちにアザゼルの方からデータ表を貰ってる』

『グレモリー眷属組やシトリー眷属組はつい最近合宿があり、それを元に現在の戦闘能力をデータ表にしてもらったんたが…』

『正直よく分からん』

『だから修行をつけるにしてもお前ら雑魚どもの実力が分からなきゃどうしようもないって訳だ』

 

く、クソ何も言い返せねぇ

実際俺たちはヴァーリよりも弱いからな…

 

『とりあえずグレモリー眷属組、準備が出来次第掛かってこい、一撃でも良いの入れられるなら雑魚発言も取り消してやるぜ?』

 

 

…………俺達から!?




ダイジェスト!!
次回戦闘後から始まります。

龍導雄護
装備:黒いレインコート(アルター製)、狐のお面(九重から貰った)、刻刀(二刀一対の刀なのだが一刀は既に折れて残り一刀)、赤手甲(神威モードに変身する為に必要なグローブ。剣や鉤爪にもなる優れもの)
備考:神威モード
再生能力特化形態
再生スピードが生身の時と段違いである
身体能力も上がり元の10倍ぐらいは引き上げられる
(倍加率例:雄護版シェルブリット第1形態は身体能力強化は8倍である)

次回「Life 5 修行中(仮)」

誤字あったらすんません


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Life Ⅴ 修行開始

ゴールデンウィークから書いててこの出来ってマジか



俺、兵藤一誠!!

今、俺たちは反省会をやってる。

理由?龍導に8人がかりで負けたからだ…

 

《テメェら雑魚が相手ならこれで十分だ》

 

龍導がそう言い懐から取り出したのは小石だった

 

『貴方…まさか小石1つで《私達を相手にする気?ってか?》台詞を取らないでくれるかしら』

 

ぶ、部長ダメです龍導相手にキレていたら

 

《ま、流石にコレをこのまま使うことは無いさ》

 

小石を親指で龍導自身の上空へ弾き

そして

虹色の光となり消えていき、変わりに龍導の体が僅かに虹色の光っている

 

《身体能力を強化した。小石1個分だから微量にだがな》

《とっとと掛かってこい》

 

その後、部長の指示で俺達は動き

ゼノヴィア、木場、ギャスパーが龍導の動きと視界を牽制し

その合間合間に小猫ちゃんが突撃、俺がバランスブレイクし突撃、部長と朱乃さんが消滅と雷の力を最大まで溜めて放つ

ただ龍導からしたらそれら全て分かった上で引き止められていたわけで、結果として

 

《よーし大体分かった》

 

それだけ言い残し腰に下げていた刀を取り出し峰の部分でゼノヴィアと木場のデュランダルと聖魔剣を受け流してから投げ飛ばし

ギャスパーは龍導の周りを蝙蝠化して視線を防いでいた為、ギャスパー蝙蝠に龍導自身が閃光の弾(殺傷力0の)を目潰しして自身が着てたレインコートでギャスパー蝙蝠を包み込み縛り木場達と同じ投げ飛ばし、小猫ちゃんが突撃した所にタイミングを合わせて背負い投げの要領で龍導の後方に投げ飛ばされ、俺は…バランスブレイクした直後に加速して急接近したのに

 

《おせぇ》

 

とだけ言われ腹に一撃、たったの一撃で鎧が破壊し俺は気絶。そして部長や朱乃さんの方に投げ飛ばされ部長達はチャージの中断し、その隙に何処からか手錠を取り出して部長達を拘束後又も投げ飛ばし。

最後には戸惑っているアーシアに軽くチョップして

 

《しゅ〜りょ〜!!グレモリー眷属共の実力は大体分かった!!次、5分、10分のインターバルを挟んでからシトリー眷属共だ!!》

 

と言って現在に至る

 

「これならどうだァーー!!」

 

あ、匙が神器から出るヒモで龍導の右腕を拘束した。

?………はぁ!?簡単に捕まってるじゃねぇか!?

 

「これならテメェも動けないだろうが!!今です!!会長!!皆!!」

「匙…よくやりました!!」

《自身を囮とし更には敵を拘束し味方に次へのバトンを渡すなんて…感動的だな!!》

 

龍導が褒めた!?ってことはまさかこのままッ!?

 

《だが無意味だ》

 

あ、右腕を切り落として匙の顔面に投げつけた。

 

「ヴェ!?う、腕がっっ」

《拘束はいい線いっていたな匙元士郎。だけど俺のこの身は不死身…さっきと同じ欠損部位をくっ付けて再生する他にもこんな風にッとぉっ!!》

「なるほど切り飛ばしても切れた部分から再生するのですね…」

《Exactly!!ソーナ・シトリー正解だ。不死身にも種類はあるが俺の不死性は凡そ万能だ。だからこそこういう事も出来る》

 

先程匙の顔面に当たった龍導の右腕がひとりでに動きだしたと思ったら

シュルルル〜

 

「な、う、動けねぇ!!」

「匙!!」

《こういう風に糸に戻して敵を捕縛、拘束が出来るんだよ》

 

先程まで龍堂の右腕だったものが血塗れの糸となり匙をグルグル巻のミイラの様にして拘束していた。

そして案の定拘束した匙は急接近して捕まり投げ飛ばされる。

 

「か、会長避け「すみません匙!!」グボッ」

 

匙は避けられ壁に着弾した。

ミシッボキボキ‼︎

……今骨折れたみたいな落としたけど匙大丈夫か?

 

《折れても後で治してやるから心配すんな》

「後からか…よ…(ガクッ)」

「さ、匙ーーー!!」

 

匙元士郎ダウン

その後会長も呆気なくリタイア

 

《ふむ………よし決めたテメェらの特訓内容だ》

 

へ?特訓内容?あ、いや早くないか?決まんの

 

《『記憶の物語(マイメモリ・オブ・ストーリー)』『第2章三重奏(トリオズ)』既動》

 

すると龍導のレインコートが完全に無くなり隣から髪が金髪になった龍導が出てきた。

あれは確か前に龍導が分身する時に使ってた技か?

 

《まず剣士組、そうだ木場祐斗、ゼノヴィア、真羅椿姫、アーサー・ペンドラゴン、そしてそこの私も見たいな顔してる紫藤イリナ、貴様もだお前らはひたすらに斬り合え!死合え!その上でこの結に5人掛りで互角に斬り合えるようになれ!!ただしそれぞれ1時間は元のチームに戻り連携を磨け》

「よろしく」

「よろしくお願い致します」

「よろしく頼む」

「うん、よろしくね〜」

《次に兵藤一誠、ヴァーリ・ルシファー、お前らもひたすらにやり合え、死合え、兵藤一誠、ヴァーリ・ルシファーの戦い方を見て参考にしろ、ヴァーリ・ルシファー、兵藤一誠の発想力を見て戦い方を広げろ》

「わかった」

「お、応!!」

《次、黒歌、美猴そして塔城小猫、美猴そして塔城小猫は仙術を使って戦闘しろ黒歌は塔城小猫に仙術を叩き込め》

「はい!」

「え〜俺は黒歌の妹だけかよ〜」

「嫌ならしなくてもいいんですよお猿さん」

「あんだと〜やってやるよ!」

「ぶっ飛ばしてあげます」

《あとはリアス・グレモリー、姫島朱乃、ソーナ・シトリー、3名で魔法の必殺技を作れ。特にリアス・グレモリーとソーナ・シトリーの2名は指揮系統は問題ないが如何せん火力が足りてない。だから今回でそれを補う為の必殺技を作れ》

「気にしてる事を言うわね…わかったわ」

「ふふふ…分かりました」

「分かりました」

《で最後にソーナ・シトリー、真羅椿姫、匙元士郎の計3名以外のシトリー眷属は今回の戦いには参加しなくていい》

「な《なんだよそれとかは受け付けねぇから単純な話なんだよ残りのメンバーは下級悪魔の中なら確かに強いが今回の戦いでは如何せん火力が足りてない。分かりやすく言うならそもそも基準を満たしてないからダメだって話だよ。遊びじゃねぇんだよ戦争なんだよ殺し合いなんだよ。テメェらは仲間死んだ時無感情でいられるか?いられねぇだろ?そういうのはめんどくさいけど戦意や戦力に干渉してしまうようなのは極力排除してぇんだよわかんねぇのか?この戦争はおっぱいドラゴンや奇跡や偶然では勝てない緻密に練り込んだ作戦と研鑽によってしか勝てねぇんだよそれが神なんだよ!!!!》」

 

龍導の奴すげぇ一気に喋った上にネチネチ責めるように言いやがる!!

 

「…わかった」

《と忘れるところだった最後はテメェらだ匙元士郎、ギャスパー・ブラディ。テメェらは特訓じゃねぇ》

「……へ?」

《テメェらはこれからグリゴリに行ってもらう。ギャスパー・ヴラディは地獄ならぬ冥界の猛特訓》

「い、嫌ですぅ!!」

《匙元士郎》

「お、お、応!!」

《テメェは改造手術だ。テメェの神器にバラバラに封じられたヴリトラが目覚めようとしてる。だからグリゴリに行ってアザゼルが保管している他のヴリトラの神器をお前に移植する。そっから猛特訓だ》

「oh......」

「匙ぃぃぃぃ!!」

 

匙本日2度目の気絶であった




剣術の結
拳の雄護
って考えて下さい
ちなみに投稿者の考える単純な強さ(悪魔基準)なのですが
超ロキ(超越者?)>>>>>>>>(本気と書いてフルパワーと読む)龍導雄護=織目結(魔王級以上超越者未満)>>>ヴァーリ(魔王級の下)>バラキエル、アザゼル(最上級悪魔の上)>>ヴァーリ組(最上級悪魔の中)>>>>>>通常バランスブレイカーイッセー(最上級悪魔の下)>>リアス(上級悪魔の中)>>グレモリー眷属(上級悪魔の下から中級悪魔の上)、ソーナ(上級悪魔の下)、副会長(中級悪魔の上)>>匙(中級悪魔の中)>>シトリー眷属(中級悪魔の下)
のイメージで考えてます
次回は早めに投稿出来ればいいなぁ
次回は修行端折って超ロキ戦入るかも
次回!!LifeⅥ「Lesson5はこのためにッ!!(嘘)」


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