かりなぎINスカラビア (むっきゅ)
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かりなぎINスカラビア

 

ジャミル(魔法少女とやらがツンステッドワンダーランドの世界を行き来するようになり、ここスカラビアには御園かりんと言う魔法少女がよく来るようになったな…)

(カリムとも意気投合してるようだ。今の所は何もないが、注意深く観察しておくとしよう)

 

かりん「カリム先輩ー!今日もお邪魔しますなの〜!」

カリム「よく来たな!かりん!今日は何を見せてくれるんだ!」

かりん「ジャミル先輩もこんにちはなの〜!」

ジャミル「ああっ…よく来たね」

かりん「ふっふっふっ…今日は私の描いた漫画を読んでもらうの!」

カリム「かりん、漫画なんて描けるのか!すごいな!見せてくれよ〜」

かりん「慌てずとも見せるの〜生の感想が聞きたかったから、どうだったか後で教えて欲しいの」

「ジャミル先輩も良かったらどうぞなの」

ジャミル「ありがとう。読ませてもらうよ」

数分後〜

かりん「どうだった?」恐る恐る

カリム「独創的で面白かったぞ!かりんはよくこう言ったの描けるなぁ」

ジャミル「面白かったよ」

かりん「良かったなの…また良かったら続き持ってくるの!」

カリム「ああ!楽しみにしてるぜ!」

かりん「じゃあまた今度来るの〜!」

カリム「じゃあな〜かりん〜!」 

 

 

数日後〜

 

 

かりん「カリム先輩〜久々なの〜!」

カリム「良く来たなかりん!久々って言っても数日前にあったばかりだけどな。」

かりん「むぅ…数日会えないだけでも寂しかったの」小声

カリム「何か言ったか?かりん。」

かりん「ううん…何でもないの!」

カリム「今日は何をする?そう言えば、この前見せてくれた続きを持ってきたのか?」

かりん「ごめんなさいなの….この前言ってた漫画はまだできてないの…」「今日はカリム先輩とジャミル先輩に紹介したい人を連れてきたの!」

カリム「おお!人が増えればそれだけで楽しいからな!誰を連れて来てくれたんだ!」

かりん「私の先輩で、メイドさんもやってるなぎたんなの〜」

十七夜「紹介に預かった、和泉十七夜だ。呼びやすいように呼んでくれて構わない。」

カリム「よろしくな!十七夜!俺はカリム・アルアジームって言うんだ!カリムでいいぜ!」

ジャミル「ジャミル・バイパーだ。よろしく」

十七夜「ああ、2人ともよろしく」

かりん「今日はなぎたんも入れてできる遊びがしたいの〜」

カリム「そうだな〜うちにパーティ用のゲームはないし、そうだ!熱砂の国で流行ってるボードゲームのマンカラはどうだ!」「2人ずつでしかできないけど、楽しいぜ!」

かりん「聞いたこともないゲームなの…でも、面白そうだしやってみるの!」

カリム「ルールならジャミルが教えてくれるさ。俺じゃ上手く説明できないからさ」

ジャミル「いいか?マンカラって言うのはだな…」(何で俺が…)

かくかくしかじか説明中ー

かりん「大体分かったの!」

十七夜「ああ、おおよそ理解した」

カリム「じゃあ始めるか!」

総当たり戦で3回ずつ行い、誰が1番勝率高いか競います。

 

カリム 6勝(かりんに3勝、ジャミルに2勝、十七夜に1勝)

十七夜 6勝(カリムに2勝、かりんに2勝、ジャミルに2勝)

かりん 4勝(カリムに0勝、ジャミルに2勝、十七夜に1勝)

ジャミル 3勝(かりんに1勝、十七夜に1勝、カリムに1勝)

 

かりん「むわ〜みんな強すぎるの〜」

カリム「かりんもいい線行ってたぜ。何度か危ない所もあったしな!」「十七夜は強いな〜本当に今日初めてやったのか?」

十七夜「今日初めてだったが…中々、奥深いゲームだな」「バイパー、手加減しなかったか?」

ジャミル「そんな事ないよ。かりんも十七夜も飲み込みが早くて強かったよ。」

十七夜「そうか…」「むっ、もうこんな時間か…画伯、名残惜しいがそろそろお暇しないか?」

かりん「わわっ!もうこんな時間なの!夕飯に遅れたら怒られちゃうの〜」

カリム「だったら、うちで食べ行けばどうだ?ジャミルの飯はうまいぞ〜」

かりん「ジャミル先輩の料理が食べれるの!」

十七夜「初めて来たのにそこまで厄介になるのは申し訳ない。今日の所は帰るとしよう」「画伯も行くぞ」

かりん「う〜仕方ないの…今日の所は帰るの…」

カリム「別に遠慮しなくていいけどな。」

ジャミル「カリム、向こうには向こうの事情がある。あまり引き留めるのも申し訳ない。今日の所はここらでお開きにしないか?」

カリム「そうだな〜よし、また食べたくなったらいつでも言ってくれ!」

かりん「また来るの〜今度は漫画ちゃんと完成させてくるの〜」

十七夜「では失礼する」

 

 

数日後〜

 

 

 

かりん「お邪魔しますなの〜」

十七夜「待て、画伯。ああアジーム、今日も画伯をよろしく頼む」

カリム「おっかりんに十七夜じゃないか。よく来てくれたな。」

かりん「この前言っていた漫画の事だけど、どうしてもオチが思い付かなくて……カリム先輩になぎたんも一緒に考えて欲しいの…」

カリム「ああ、いいぜ。俺は何をすればいい?」

かりん「このお話の終わりに良さそうなアイデアが有れば、どんな些細な事でも言って欲しいの!」

カリム「そうだなぁ…こんなのはどうだ?」

かりん「斬新だけど、インパクトには欠けるの…」

カリム「うーん、漫画って難しいなぁ。かりんはよく描けるなぁ」

かりん「私は、漫画を読むのも好きだけど描くのも好きなの!ただ、うちの先輩にはいっつも下手だヨネって言われてるの…」

カリム「先輩って十七夜の事か?」

かりん「なぎたんとは違うの。また、今度連れてくるの〜」

十七夜「画伯、あまり根を詰めても良いアイデアは出てこないと思うのだが…力になれなくてすまない」

かりん「ううん、いいの。なぎたんにカリム先輩もありがとうなの!お家に帰ってから考えてみるの〜」

ジャミル「カリム、ここにいたのか。おっと、かりんに十七夜もいたのか。」

かりん「お邪魔してますなの、ジャミル先輩〜」

十七夜「バイパー、久しぶりだな」

カリム「そう言えば、かりん達って魔法少女で俺たちみたいに魔法が使えるんだよな?どんな魔法か見せてくれないか?」

かりん「いいの〜って言いたい所だけど、見てもあまり面白くないと思うの…」

カリム「なら、変身した姿を見せてくれよ!」

かりん「それなら問題ないの〜えぃ!これがマジカルかりんなのだ」

カリム「すごいな!一瞬で服が変わったぞ。どうなってるんだ。」

かりん「ふっふっふっ…細かい事は私も知らないのだ!」

ジャミル(魔法少女とは、こうして変身して初めて魔法少女になるのか…しかも、変身するまでは武器を隠していられる。さらに、詳しい魔法は分からないときた、厄介だな。)

カリム「十七夜も変身出来るのか?」

十七夜「ああ。あまり面白いものでもないが、見たいなら見せよう」

十七夜「ふぅ…こんなものか」

カリム「本当に2人とも一瞬で変身出来るんだな。その姿では何を出来るんだ。」

かりん「お見せするのだ。えぃ!カリム先輩、何か変わったと感じると思うのだ。」

カリム「もう終わったのか。ええっと…あっ俺のマジカルペンがなくなってる!」

かりん「私の魔法は手の平サイズの物なら相手から盗む事ができる魔法なのだ!じゃあ、これはお返しするのだ。」

カリム「すごいなぁ〜腰にしっかりと差してた筈なのに取られるまで気付かなかったよ。」

ジャミル(見えない所であの魔法を使われたら、こっちが魔法を発動する間もないじゃないか…これは、油断している時に先手を打つしかないな)

カリム「十七夜は何が出来るんだ」

十七夜「自分はそうだな…あまり人には使いたくないのだが、それでも良ければお見せしよう。」

カリム「害はないんだろ?なら、問題ないぜ。」

十七夜「そうか…ならアジーム、今日の夕飯を何が食べたいか心の中で考えてみてくれないか」

カリム(今日の夕飯か〜どうせならかりん達とも一緒に食べたいし、俺も一緒に作りたい。だとしたら、シチューがメインだといいな。後でジャミルにお願いしてみるか。)

十七夜「アジーム、君は今夜シチューが食べたいと考えているな。それも、みんなで作りたいか。」

カリム「すごいな十七夜!俺の考えている事が分かるのか。」

十七夜「ああ、この姿になると他人の心を読む事が出来る。ただ、人にとって心とはおいそれと踏み込んでいい場所じゃない。誰にだって知られたくないものがあるからな。この力を使う時は慎重に選んでいるよ。」

ジャミル(人の心が読めるのか。なら、能天気で裏表のないカリムはともかく、俺はこいつの前で本心もなるべく隠す必要がありそうだ。チッ、何にしてもとんでもないな魔法少女ってやつは…)

カリム「2人とも、いいものを見せてもらったよ。ありがとうな!お返しに俺の魔法も見せてやるよ。」

ジャミル「カリム、どうせならオアシスまで行かないか?その方がお前の魔法をより良く見せられるはずだ」

カリム「そうだなジャミル!よし!ならみんなでオアシスまで行進だ。」

 

 

オアシスまで行進中〜

 

 

カリム「着いたな!あの枯れかけているオアシスなんて良さそうだな。じゃあ2人とも、よく見てくれよ。それ!」

かりん「カリム先輩のマジカルペンから水がいっぱい出てきたの!」

十七夜「すごいな。オアシスにこれでもかと言うくらい水が溜まっていく」

カリム「へへん。すごいだろ。俺の魔法は少ない魔力でたくさんの水を出せるんだ!まあ、日常で使う事はそんなにないんだけどな。」

かりん「カリム先輩、隙ありなの!」

カリム「わっかりん、水を急にかけるなよ。へへっお返しだ!」

かりん「わっ、カリム先輩。まだまだお返しなの!水が冷たくで気持ちいいの〜」

ジャミル「おいカリム、あまり濡れると風邪を引くぞ。」

十七夜「画伯、程々にするんだぞ。」

かりん「分かってるの〜!なぎたんもこっち来るの〜」

カリム「大丈夫だって。ジャミルも来いよ。楽しいぞ!」

十七夜「自分は遠慮しておく。2人で楽しむといい。」

ジャミル「俺も遠慮しておくよ。」(意味もなく濡れるなんてまっぴらごめんだ!)

 

 

 

カリムとかりんはオアシスで水遊び。

ジャミルと十七夜は木陰で2人の見守り。

 

 

 

ジャミル「カリムには困ったものだな。」

十七夜「まあ、そう言ってやるな。先にやったのは画伯の方だ。」「アジームも優しいな。画伯に付き合ってくれて。」

ジャミル(2人きりになったが、どうにも話が出てこないな…)

十七夜「時にバイパー、お前はどうしてアジームの面倒を見ているんだ。」

ジャミル「ああ、俺の家系のバイパー家は古くからアジーム家に仕えていてね。俺が物心つく頃から、同じ代の子どもであるカリムに仕えるようになっていたよ。」「まあ、あのアジーム家に仕えられるなんて光栄に思っているよ。」

十七夜「アジーム家がどれほどものかは知らないが、本当にそうか?お前は何か本心をひた隠してるように見えるぞ。」

ジャミル「何を根拠に…俺は心からカリムを慕っているよ。そうでなければ、これまでずっと一緒になんていられなかった。」

十七夜「ふむ、本人の口からは聞けぬか…なら言い方を変えよう。お前はいつも上辺ではアルアジームを立てて、本心ではアルアジームの事を貶しているな。それこそ、一度や二度じゃなく何度も」

ジャミル「ッ、まさか十七夜、俺の心を読んだのか?」

十七夜「こうするつもりはなかったのだが、あまりに君の状態が不安定に見えてね。少しばかりお節介を焼かせてもらった所だ。」「もう一度、聞く。君は今の関係に満足しているのか。」

ジャミル「俺は…カリムに仕える身として…」(ダメだ、言葉が出てこない…見透かされているから何を言ってもいい返される。何か、何か上手い返しはないのか…)

十七夜「どうした、そんなに言いづらい事か。」

ジャミル(仕方ない…ここはユニーク魔法を使うしかないな。まだ俺の魔法は見せていないから、防ぎようがない筈だ!)

十七夜(むっ、微かに魔力反応を感じる)

十七夜「どんな、魔法か知らんが発動させる前に君を気絶させよう。」

ジャミル(反応が早すぎる!一瞬にして、こちらの首に武器を押し当てて来たぞ!)

十七夜「バイパー、自分は争いがしたいんじゃない。ただ、君の本心を聞かせてほしいんだ。」

ジャミル「ふぅ…降参だ。十七夜には勝てないよ…」「どこから話したものか。さっきも言ったが、俺は物心ついた時からカリムに仕えている。両親から口酸っぱく叩きこまれてね。どんな事でも『カリム様を立てろ。お前は常にサポートに徹しろ』ってね。」

十七夜「ふむ…」

ジャミル「勉強でも遊びでもそうだった。俺はカリムの上にいちゃいけない。何をするにしても、あいつにいつも気を配らないといけなかった。ただ、当の本人は何も気づかずにいるけどな…」

十七夜「やはり、マンカラの勝敗はわざとやっていたのだな」

ジャミル「あれぐらい簡単な物だ。初心者2人にカリムなんてどうにでも出来る。」「お前に分かるか?物心つく時から同じ歳の子供に気を遣って生きなくちゃならない。バイパー家に生まれた時から決められた人生だ。何も考えずに生きているあのバカを見るだけで腹立たしいよ。」

十七夜「バイパー、君はアジームが羨ましいのか?」

ジャミル「俺が?…あいつを…?ハッハッハッ十七夜は面白い事を言うな。そんな事生まれてこの方一度も思った事がないね」「立場や境遇が違えば、なんて考えた事はあったよ。」

十七夜「そうではない。お前はアジームの生き方そのものを羨ましく思ってるのではないのか?」

「アジームは良くも悪くも裏表がなく素直だ。何も考えていない訳ではないが、空回りする事も多いだろう。だが、アジームには不思議と人を引っ張っていける能力がある。」「特に、常に何かを気にしながら生きている誰かに比べたら、さぞ良い人生を送っているだろうな。」

ジャミル「クッ…知ったような口を聞くな…俺がどれだけ我慢していると思っている。みんなあいつに振り回されてるだけだ。その後始末はいつも俺の役割だ。副寮長である以上、気軽に本音だけで話せるような立場じゃないんだよ。言えるものなら言ってやりたいね。『俺はお前の召使いなんてまっぴらごめんだ。自分の失敗は自分でどうにかしろ。余計な仕事を増やしてくれるな。』」

十七夜「何だ…話せるじゃないか。」

ジャミル「えっ」

十七夜「バイパー、お前がアジームをどう想おうと、あちらはお前の事を友人であると信じて疑わないようだ。だったら、いっその事今みたいに本音をさらけ出して仕舞えばいい。あいつなら受け止めてくれるさ。それだけの許容量がアジームにはある。」

ジャミル「何を根拠に…」

十七夜「言葉にしなければ伝わらない事だってあるさ。例えば、自分がどれだけ本気なのかとかだな」

ジャミル「くっ…ふぅ…機会があれば話してみる。」

十七夜「溜め込み過ぎるなよ?いつ限界が来てもおかしくないような所にいるからな君は。」「さて、お節介はこれくらいにして、画伯たちの所に行こうじゃないか。」

ジャミル「いや、俺は別に…」

十七夜「そう言うな、こう言う時は一緒に遊んだ方が楽しいと画伯に教えてもらったよ。」

ジャミル(この学園に来て初めてかもしれないな…本音をさらけ出したのは)「分かった。行こう。」

十七夜「むっ、相変わらずその調子は変わらないんだな」

ジャミル「急に変えろと言う方が無理があるだろう。」

十七夜「それもそうか。君たちにはまだまだ時間があるからな、これから2人でゆっくり話していくといい」「画伯、私たちも混ぜてくれ。」

かりん「なぎたんにジャミル先輩!いらっしゃいなの!」「あっなぎたん、ジャミル先輩の手を握ってるの!」

十七夜「むっ…話し込んでるとどうにもバイパーが弟のように思えてきたからな。無意識のうちに手を引っ張っていたようだ。嫌だったか?」

ジャミル「嫌という訳じゃないが…」

カリム「どうしたんだ、ジャミル。顔を赤くして、風邪でも引いたか?

ジャミル「いや、何でもない。大丈夫だ。」

カリム「なら良かった!大勢いた方が楽しいもんな。」

かりん「ふふっなぎたんとジャミル先輩仲良しなの〜じゃあみんなで遊ぶの〜」

 

 

数時間後〜

 

 

ジャミル「カリム、日も落ち始めて来た。そろそろ寮に戻らないか?」

カリム「それもそうだな。かりん達今日は夕食食べていくか?」

かりん「折角だしご馳走になるの〜」

十七夜「自分もご相伴にあずかろう。」

カリム「なら言ってた通り、今日はみんなでシチューを作ろう!」「ジャミルに教えてもらいながらだけどな。」

ジャミル「カリム、変な事はしてくれるなよ…」

 

 

 

晩ご飯〜

 

 

かりん「ジャミル先輩のシチューすごく美味しいの!」

カリム「だろ?ジャミルの料理はどれもうまいんだ!良かったらもっと食ってくれ。」

十七夜「すまないがこれ以上胃に入りそうにない。」

かりん「もう入らないの〜」

カリム「それならデザートはどうだ?」

ジャミル「おいバ…カリム、相手は女性だ。お前と食べる量が同じだと思うな。」

カリム「それもそうか〜なら、また来た時にでも食べていってくれ!」

十七夜「ああ、ご馳走になった。おいしかったよ。」

かりん「おいしかったの〜」

 

 

食休み〜

 

 

十七夜「ではそろそろお暇しようか画伯。」

かりん「あっなぎたん。分かったの〜」

かりん「カリム先輩にジャミル先輩!また遊びに来るの〜」

カリム「ああ、いつでも待ってるぜ!」

ジャミル(当分来ないでくれ…)

十七夜「アジームにバイパー、これで失礼する」

「それとバイパー…」

ジャミル「ん?」

十七夜(頭撫で撫で)「次来る時はもう少し素直になるんだぞ?お姉さんとの約束だ。」(小声)

ジャミル「ッ…余計なお世話だ。何も、一つしか歳が変わらないだろう。」(小声)

カリム「ジャミルは十七夜とほんとに仲がいいな〜」

かりん「私もカリム先輩に頭撫でてもらいたいの」(小声)

カリム「ん?かりん、なんか言ったか?」

かりん「な、なんでもないの!」

十七夜「画伯、名残惜しいが帰るとしよう」

かりん「今度こそばいばいなの〜」

カリム「ああ、また来いよ〜」

 

 

かりんちゃん達帰宅後スカラビアにて

 

 

カリム「かりん達帰ったな〜ジャミル、俺たちも戻るか〜」

ジャミル「ああ、そうだな」

カリム「そう言えばジャミル、オアシスで十七夜と何話してたんだ?」「たまに怒ったような顔をしていたけど」

ジャミル「あ、ああ…なんでもない」

カリム「そうか?何か困ったことが有れば俺に言えよ?力になるからな!」

ジャミル「時が来れば話すよ」

カリム「ああ、いつでも待ってるぜ!」

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この前書いたやつとはまた別キャラのクロスオーバーを書いてみました!前のやつの中後編はどうしたかって?嫌だなぁ機会があれば書きますよ!多分


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