テイルズオブエクシリア2〜転生者が望んだ世界〜 (豆鉄砲X☆)
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神様の転生なんてテンプレだよね?

どうも!豆鉄砲です!何故か3つ目の小説を投稿してしまった……馬鹿だ、屑だ、死のう……


……最近リアルが忙しくて小説の投稿がトド凍ってるんですよ(トドゼルガじゃないよ?)
言い訳じゃないよ!?今年入社する会社の宿題やら、平針行って車の免許とらなあかんし(一回落ちたけど……)、友達から学校卒業したんだし遊ぼうぜ!とか言われたりと、色々ある訳ですよ……


それからエクシリア2やってたら
「何時見てもこのストーリーは泣ける……どうにかしてハッピーエンドにしたいものだが……そうだ!小説を書こう!」

などと馬鹿な考えに至ったわけですよ……取り敢えず、大精霊オリジンは殴りたい……


まぁ、そんなわけでよろしくお願いします♪


「えーと……ここはどこ?」

 

 

気付いたら私は真っ白な空間にいた

 

 

「スマン、儂のミスじゃ!」

 

 

目の前には立派な長い白髭のおじさんがいた

 

 

「貴方は?」

 

 

「儂は神じゃ」

 

 

「神って……神様?」

 

 

「うむ!」

 

 

一体どんな状況?確か私は車に跳ねられて……ってことはここは天国?

 

 

神「まぁ、そんなところじゃ!」

 

 

「わざわざ私を呼んだってことは私に用があるんだよね?」

 

 

神「察しがいいのぅ。実はそなたが死んだのは儂のミスなのじゃ」

 

 

「さっきも言ってたけどどういうこと?」

 

 

神「実は大切な資料を落としてしまってな?そのうちの一枚だけ運悪く破れてしまって、それが君のだったってことだよ」

 

 

神様……貴方何してるんですか……

 

 

神「だからお詫びに好きな世界に転生してあげるということじゃ!勿論特典はつけるぞ?」

 

 

何かテンプレな展開だけど……まぁいいや!転生するならあの世界だよね♪

 

 

「だったら『エクシリア2』の世界がいいな!」

 

 

あのゲームは好きだけどあまりにもルドガーがかわいそ過ぎるからどうにかしてあげたいんだよね……

 

 

神「わかった。では何かしらの特典をつけるが望みの者はあるかの?」

 

 

う〜ん……これといって考えてはいないんだけど……そうだ!

 

 

「私にも骸殻能力をつけてくれる?」

 

 

ストーリーが少し変わっちゃうかもだけど、私も憧れてたんだよね♪

 

 

神「お安いご用じゃ!他にはあるかの?」

 

 

「えーと……取り敢えず運動能力とかをうんとあげて欲しいのとエレンピオス人だけど精霊術を使えるようにして欲しいかな?」

 

 

神「それだけでいいのかい?よければもう少しくらい着けてやっても……」

 

「いや、これで充分ですよ」

 

 

流石にこれ以上チートにしたくないし、精霊術はなんか使ってみたかっただけだしね♪

 

 

神「了解。じゃあ早速送るが準備はいいかい?」

 

 

「その前に聞きたいんだけど、いつ頃に送るつもりなの?」

 

 

神「ルドガーがアスコルド行きの電車に乗った辺りじゃの」

 

 

「了解♪じゃあ神様お願いね♪」

 

 

神「任せなさい!」

 

 

さてと、全力でルドガー一味を助けよう!出来ればミラさんや兄さんも助けたいな……

 

 

目指せハッピーエンドだね♪

 

 

 

 

 

 

少しオリ主紹介を……

名前は次回

性別→女性

趣味→料理とゲーム

好きなもの→猫

嫌いなもの→虫、虫、兎に角虫

年齢→17

彼女は高校二年生であったが、下校時に突然車に跳ねられて死んでしまった。性格は明るくて誰にも気軽に接することが出来るが、ちょぴり天然?

大の猫好きで猫を見ると直ぐに撫でてしまう癖がある。しかし虫だけはどうしてもダメで、近くを横切ったりした瞬間全速力で逃げてしまう。

容姿は、青いセミロングの髪に茶色い大きな瞳。年齢の割には意外と幼く見える。(中学一年生くらい)

何故か自分の胸が小さいのを気にしていr……うわぁ !何をする、やめr(ピチューン




主はちっぱいが大好き!

……御免なさい、だからそんな冷たい目で見ないで!せめてドラえもんのような温かい目で……やっぱり良いです……


あっ、そう言えば少し前に名駅に車が突っ込んだ事件がありましたよね?あの日の2時頃に僕あそこ通ったんだよね?もう少し時間がずれてたら僕も転生者になってたかもね?(その方が嬉しいけど)

では次回までサラダバー♪


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憧れの冒険開始!

オッス!オラ豆鉄砲!連続投稿です!

他の小説を楽しみにしている方には申し訳ない……(いるか分かんないけど)


データが一度消し飛んだときは発狂したが(シール装備とか作ったり、絆装備及び魔装備のカンスト等)何とか復活させることが出来たのでこの小説を書き始めたんですよね


女主人公って何か新鮮で楽しくなってきちゃった。本当に申し訳ない!


俺の名はルドガー・ウィル・クルスニク。今日からこの駅にて料理人として働く……筈だったんだがな

 

 

「この子が君に妙な事をされたと言っているんだが……」

 

 

ルド「えぇ!?」

 

 

「ちょっと来てもらおうか?」

 

 

ルド「違う!あの子供が嘘をついたんだ!」

 

 

「待て!逃げる気か!」

 

 

「(ご・め・ん・ね)」

 

 

子供は口の動きだけで俺にそう言うと、早々と電車の中に入っていった。こうなったら!

 

 

ルド「くっ!」

 

 

俺は強引に駅員の手を振りほどいた

 

 

「ぐっ!?貴様!」

 

 

すると駅員の頬に当たってしまった

 

 

ルド「あっ……くっ……」

 

 

やってしまった……そう思った矢先だった

 

 

ドンッ

 

 

「なんだ!?」

 

 

近くにあった謎の荷物爆発し、人が数人現れた。そいつらは銃の様なものを撃ちまくると、そのまま列車の中に次々と乗り込んでいった

 

 

(くっ、今のうちに逃げなければ!ここは危険すぎる!)

 

 

早くこの場から立ち去ろうとした。しかし……

 

 

「きゃああああああぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「!?」

 

 

さっきの少女の声だ。まさかさっきの集団に教われてしまったのか?

 

 

「くっ!仕方がない!」

 

 

俺は何も考えずに列車の中へと乗り込んだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっと……」

 

 

ふぅ、ついたついた!ここは見た感じだとトリグラフ中央駅だね?

 

 

「ルドガーたちはどこかな〜?」

 

 

私がルドガーを探していると人が集まっているのが見えた

 

 

「あの集まりは……よし!」

 

 

多分ルドガーの不幸その1だろうと思い、そこに向かった

 

 

「ちょとすいませんね〜」

 

 

私は人だかりを掻き分けながら現場へと進んでいった

 

 

「あっ、やっぱりルドガー君の不幸その1だった」

 

 

予想は的中し、ルドガーはエルに痴漢扱いにされて捕まりそうになってた。相変わらず貧乏神でも着いてるんじゃないのと思うくらいだ

 

 

ドンッ

 

 

あれはアルクノアだね?ってことはここからルドガー君の不幸物語が始まるのか……

 

 

「あっ、私武器持ってなかった!?」

 

 

そうだー!私まだ武器持ってないじゃん!流石にこのままじゃ闘えないよー……

 

 

「どうしよう……」

 

 

そんなことを思っていると、少し離れたところに光っているものを見つけた

 

 

「あれは何だろう?」

 

 

気になって近づいてみたところ、一本の槍が置いてあった

 

 

「何でこんなところに槍が?でも取り敢えずこれで闘えるね♪」

 

 

闘えれば何でもいいやと思い、その槍を片手に列車の中へと入っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルド「っ!?」

 

 

列車に乗り込んだ瞬間乗客と思われし人たちの死体が転がっていた

 

 

ルド「これは……酷いな……」

 

 

思わず吐いてしまいそうな光景だった。そして少し歩くと……

 

 

「にゃ〜」

 

 

ルド「ルル!?どうしてここに!?」

 

 

飼い猫であるルルが先ほどの少女と一緒に隠れていた

 

 

「この時計は……」

 

 

少女の首には俺の兄さんが持っている時計と同じ物が掛けてあった。それを触ろうとした瞬間……

 

 

ルド「っ!?」

 

 

時計が消えた。何故かは分からないが薄い光を放って消えたのだ

 

 

「!?不味い!?」

 

 

気付いたら、先ほどの連中の仲間らしき人物がゆっくりと近付いてきた

 

 

(どうする!?相手はまだ気付いていないようだが……闘うか?それとも降伏するか?)

 

 

「誰だ!?」

 

 

(ばれた!?仕方がない……こうなったら!)

 

 

少しでも抵抗するか、と考えたとき、何者かが横を通り過ぎていった

 

 

「“瞬迅槍”!」

 

 

通り過ぎて過ぎていったのは女性のようで、一本の槍を素早く突き刺していた

 

 

「ぐっ!?」

 

 

もちろんそんなのに耐えられる筈もなく、その場に倒れた。どうやらこの子に助けられたようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ、何とか間に合ったみたいだね!

 

 

「そこの君、大丈夫?」

 

 

怪しまれるといけないから知らないふりしないとね?

 

 

ルド「あっ、うん。こっちは大丈夫だ。ありがとう」

 

 

エル「う……んっ?」

 

 

あっ、エルちゃん起きたみたいだね?

 

 

エル「ここは?」

 

 

ルド「列車の中だよ。お前はここで気絶してたんだ」

 

 

エル「ふーん。あっ!さっきの猫!」

 

 

「猫!?」

 

 

ルド「ど、どうした?」

 

 

ルル「にゃ〜」

 

 

「かわいい♪このちょっと出たお腹もいい〜!」

 

やっぱりルルはかわいい♪これ常識だよ!

 

 

ルド「あ、あの〜」

 

 

あ、いつもの癖が……

 

 

「ごめんね、ここは危ないから早く降りた方が……」

 

 

ルドガーを列車から降りさせようとしたら列車が駅を出発してしまった。これでルドガーの不幸な運命は不可避になっちゃた……

 

 

エル「お姉さんうしろー!」

 

 

「またきちゃた?」

 

 

倒そうと思い構えたが、突然アルクノアの人が倒れた

 

 

「あれ?」

 

 

っと、ジュードさん来たよ!エクシリア2の中でもかなり好きなキャラだから嬉しい!

 

 

ジュ「君はあの時の?」

 

 

「流石はDr.マティス。わが社の護衛にも見習わせたいよ」

 

 

あれはビズリーさん!怖そうな雰囲気を持ってるけど意外といい人なんだよね?

 

 

ジュ「貴方もご無事でしたか」

 

 

ビズ「そちらの少女も中々のものだ。お嬢さん、お名前は?」

 

「人に名前を訪ねるときは、まず自分から名乗るものだよ?」

 

 

ちょっとロイドさんの真似してみたかっただけだけど……

 

 

ビズ「はっはっは!こいつは失礼。私はビズリー・カルシ・バクー。クランスピア社の社長だよ」

 

 

「私は……」

 

 

前世の名前だと面白くないなぁ……なにか新しく名前つけよ!

 

 

「ルシエル!ルシエル・ティルス!」

 

 

ビズ「ルシエル君か。いい名だ。そちらの少年は?」

 

 

ルド「ルドガー。ルドガー・ウィル・クルスニクです」

 

ビズ「クルスニク……ユリウスの身内か?」

 

ジュ「ルドガー……クルスニク?」

 

 

ジュードが少し疑問に思っている。まぁ、一年前にあった危険な兵器と同じ名前だからね。世間に知られていないはずなので話さないけど……

 

 

「ルドガー様はユリウス室長の弟のようです。……母親は違うようですが」

 

 

ルド「ん?」

 

 

ビズリーさんの秘書であるヴェルさんが意味深な事を言うのに対し、ルドガーは疑問符を浮かべていた。そりゃそうだよね?未プレイな人もいるかもだから言わないけどね♪

 

 

ガタンッ

 

 

ん?何だろう?

 

 

ビズ「始めたな?アルクノア共」

 

 

ジュ「アルクノア!?」

 

 

ルド「なっ!?」

 

 

ああ……このままだと事故って全員病院送りだね?

 

 

ルシ「このままだと列車が事故っちゃうけど……どうするの?ルドガー君?」

 

 

ルド「……列車を止める!」

 

 

エル「できるの?ほんとに?どうやって?」

 

 

エルちゃんがルドガーの袖を引っ張りながら聞く

 

 

ジュ「先頭車両を抑えられれば……」

 

 

ビズ「出来るのであれば、相応の報酬を出そう」

 

 

報酬と言うより、悲劇しか与えられないけどね……

 

ジュ「僕も行くよ。……責任があるんだ」

 

 

ルド「うん」

 

 

ルシ「あっ!じゃあ私も行くよ!」

 

 

ルド「えっ?」

 

 

ジュ「ダメだよ!相手はテロリストなんだ!女の子を連れていくなんて……」

 

 

ルシ「むー!私は普通の女の子じゃないもん!」

 

 

ちょっと拗ねたように言う。ジュードならそう言うって思ってたけどね

 

 

ビズ「ふふふ、連れていってあげなさい。少なくとも、彼女は只の少女ではないよ」

 

 

さっすがビズリー社長!話がわかるー♪

 

ジュ「……仕方無いね」

 

 

渋々納得してくれたようだ。ふっふっふ、私には神様から貰ったチート能力があるから大丈夫なのだ!

 

 

ルシ「あはっ♪ありがとね♪えーと……」

 

 

ジュ「僕はジュード・マティス。宜しくね、ルドガー、ルシエルさん」

 

 

ルド「ああ!こちらこそよろしく」

 

 

ルシ「よろしく♪だけどルシエルでもいいんだけど、折角ならルシィって呼んで欲しいかな?」

 

 

ジュ「わかった、これからそうするよ。ルシィ」

 

 

ルシ「うむ!よろしい♪」

 

 

エル「この先に行くならこれ持ってって!」

 

 

ルド「ん?これは?」

 

 

エルちゃんがルドガー君に包んである何かを渡した。それは一組の双剣だった

 

 

エル「パパが使ってた剣!後で絶対返してよ?」

 

 

返しません。そして売ることも可能。……安いけど

 

 

ルド「わかった、ありがたく使わせてもらうよ」

 

 

ルドガー君はそう言い、剣を逆手で構えた。どうやらしっくりきたようだ

 

 

ジュ「じゃあ行こう!」

 

 

ルド「ああ!」

 

 

ルシ「オーケー!」

 

 

ここから本格的に始まるね!さぁて、しっかりとサポートしますか♪

 




オリ主の名前は“ルシエル・ティルス”に決まりました!何故かって?単純にルシィってニックネームにしたかったのと、テイルズを少し変えただけです。


…ネーミングセンスが無くてサーセン


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やっぱり違和感あるんだね

再び投稿やで!テンションが何故か高い!恐らく夜だからだ!


最近夜行性になりつつある。寝る時間が夜(?)の5時とか、ひどいときは8時とか(すでに夜じゃない)


そんな主ですが、よろしくおねがいいたします!


ルシ「“三散華”!」

 

 

素早い槍による三連突きを繰り出す。やっぱり技名を言いながら攻撃するのは気持ちいい!

 

 

ジュ「“魔人拳”!」

 

 

拳を振り上げ衝撃波を繰り出す。これはテイルズの基本技だね

 

 

ルド「“鳴時雨”!」

 

 

数回斬りつけたあと、回し蹴りで蹴り飛ばす。普通は一回で死ぬよ?

 

 

ルシ「大分進んできたね?」

 

 

ジュ「うん、この先が先頭車両だね」

 

 

ルド「何があるか分からないが、注意していこう」

 

 

ジュ「だったら僕が先に行くよ」

 

 

ルド「えっ?」

 

 

ジュ「大丈夫だよ、こうゆうのには馴れてるんだ。……本業は医学者なんだけど」

 

 

闘う医学者はいないと思うけどね?

 

 

ドンッ

 

 

ジュ「急ごう!」

 

 

ルシ「了解!」

 

 

ルド「ああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らは実に興味深い。特にあのルシエルと言う少女。ただ者ではないな

 

 

ヴェ「どうしますか?彼らを追いかけますか?」

 

 

ビズ「構わん。今は放置しておけ」

 

 

先ずは……器を量らねばならないからな

 

 

エル「あっ!?時計がない!?」

 

 

ビズ「お嬢さん、動くと危ないよ」

 

 

エル「危なくても大事なの!カナンの地に行くお守りなんだから!」

 

 

っ!?カナンの地だと?

 

 

ビズ「ふっ、面白いことになってきたじゃないか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺とルシィは、ジュードを先頭についていくことにした。そこで見たのは……

 

 

ルド「なっ!?兄さん!?」

 

 

ユリ「っ!?ルドガー……」

 

 

そこにいたのは、俺の唯一の兄であるユリウス・ウィル・クルスニクだった

 

 

ルド「兄さん……今のは?」

 

 

ユリ「……お前には関係ない」

 

 

ルド「兄さん……」

 

 

沈黙が続いた……そして、その沈黙を破ったのは

 

 

ビズ「いい弟を持ったな、ユリウス」

 

 

ビズリー社長だった

 

 

ユリ「……戯れは止めてください、社長」

 

 

ビズ「こんな優秀な弟がいたなんてな。余程大切に育ててきたんだな」

 

 

ユリ「っ!?当然だろっ!」

 

 

突然兄さんがビズリー社長に斬りかかったが、社長はなんなくそれをかわす

 

 

ビズ「いいのか?弟の前で」

 

 

ユリ「くっ!?」

 

 

兄さんは少し苦い顔をすると、バック中で距離をとり、懐にあった時計を前にかざした

 

 

エル「パパの時計……!?」

 

 

ユリ「なっ!?」

 

 

ビズ「ん!?」

 

 

少女の所に消えた筈の時計が現れた。気のせいか、兄さんとビズリー社長だけがその時計に反応した

 

 

ジュ「っ!?危ない!」

 

 

バンッ!!

 

アルクノア兵が現れて、少女とビズリー社長に向かって銃を発砲した

 

 

ルド「くっ!」

 

 

俺は少女を守った、社長の方はルシィが守ってくれたようだ

 

 

ビズ「……ほう?」

 

 

ルシ「大丈夫ですか?ビズリー社長」

 

 

ビズ「ああ、君のお陰でな」

 

 

アルクノア兵が数発銃を発砲してきた。ここは危険だと判断し、少女の手を引っ張って連れていこうとした

 

 

ルド「こっちだ!逃げるぞ!」

 

 

「我々は認めない!リーゼ・マクシアとの融和など!」

発砲した弾丸の一つが、兄さんの時計に当たり、弾かれたその時計は少女の時計と重なった

 

 

ルド「っ!?」

 

 

その瞬間、俺の中に何かが流れ込んで来るような感覚に襲われた

 

 

ルド「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

ルシ「…………」

 

 

気が付いたらさっきの兄さんの様な妙な姿になっていた。何がなんだか分からなくなり、いつの間にか持っていた変わった形状の槍を投合した

 

 

「ぐあぁ!」

 

 

その槍はアルクノア兵に当たり、俺たちは謎の違和感に呑み込まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシ「っとと」

 

 

どうやら凱殻にはなれたみたいだね?それにここが分史世界かぁ!やっぱり違和感はあるね。見た目は余り変わんないけど……

 

 

ジュ「今のは一体……」

 

 

エル「………」

 

 

エルちゃんが私の後ろに回り込んじゃった

 

 

ジュ「えっと……」

 

 

エル「エルはエル……。エル・メル・マータ」

 

 

ジュ「エル?心配ないよ」

 

エル「心配ある!その人も!時計も変になったし!」

 

 

ルド「………」

 

 

ルシ「大丈夫だよ、エル。ルドガーはこの猫ちゃんの飼い主なんだから!」

 

 

ルル「ナァ〜」

 

 

エル「……本当?」

 

 

ルシ「ほんとほんと♪猫ちゃんの飼い主に悪い人はいないよ!私を信じて!」

 

 

エル「……わかった、信じる!」

 

 

うん!エルちゃんにはやっぱり笑顔が似合うね♪後半はあんまり笑わないしね?

 

 

ジュ「さっきのあの力……精霊の力に似てたな……」

 

 

エル「セーレー?」

 

ルシ「こことは違う、別の世界にいる存在だよ」

 

 

ジュ「うん、僕たちの住んでいる世界には精霊がたくさんいるんだ」

 

 

エル「あんなに怖いのがたくさん!?」

 

 

ジュ「怖くないよ。精霊は僕たちの生活を支えてくれる、大切な存在なんだ」

 

 

ルシ「エルからすると、エルのパパみたいな存在かな?」

 

 

エル「パパみたいな?」

 

 

ルシ「うん。だから守らないといけないんだ、私たちの手で」

 

 

エル「うん、わかった!」

 

 

エルが納得してくれたようで良かった!

 

 

エル「また来た!」

 

 

一人のアルクノア兵がやって来たが、背後にいるものに倒された

 

「ヴェランド頭取!こっちです!」

 

 

「お見事、ノヴァ君。警備の者にも見習わせたいよ」

 

 

ジュ「この台詞……」

 

 

ルシ「さっきのビズリー社長の台詞に似てるね」

 

 

ルド「なっ!?ノヴァ!?」

 

 

ノヴ「ルドガー!?どうしてここに……」

 

 

ルド「お前こそどうして……」

 

 

エル「知り合い?」

 

 

ノヴ「同級生だよ♪」

 

 

っと、列車のスピードが早くなったね?

 

 

ジュ「状況はわかりますか?」

 

 

ノヴ「白い服の男が乗客を次々と殺していって……」

 

 

この時毎回思うんだけど、ルドガー君の同級生なら、ユリウスさんの事くらい知ってるのでは?と思うのだが、この分史ではしらないのかなぁ?

 

 

ルド「っ!?兄さんを探そう!」

 

 

ジュ「ユリウスさんなら何か知ってるかもしれないしね?」

 

 

出発しようとしたら、エルに呼び止められた

 

 

エル「私も行く!」

 

 

ジュ「ダメだよ、危ない!」

 

 

エル「エルはこの列車でカナンの地に行かなきゃダメなの!」

 

 

ジュ「カナンの地って、あの?」

 

 

エル「知ってるの!?何処にあるかも!?」

 

 

ジュ「古文書で読んだだけだからなぁ……」

 

 

エル「こもんじょかぁ……」

 

 

……この子、古文書が何かわかってるのかなぁ?

 

 

ルド「カナンの地ってなんだ?」

 

 

ジュ「ある神話に出てくる伝説の場所なんだけど……詳しいことは後で話すね?」

 

 

ルド「ああ、わかった」

 

 

ルシ「連れてってあげたら?危なくなったら私やルドガー君が助けるし♪ねぇ、ルドガー君!」

 

 

ルド「何故俺にふる!?」

 

 

ルシ「女の子を助けるのが男の子の役目でしょ?だったら文句言わない!」

 

 

ルド「はぁ……わかったよ。全く、笑顔と違って案外強気な性格なんだな」

 

 

ルシ「常に明るく強気に!それが私のモットー!」

 

 

エル「なんかかっこいい!」

 

 

ジュ「ルシィさんがそこまで言うなら……でも危なくなったら」

 

 

エル「逃げるのは得意!」

 

 

そう言いエルちゃんは椅子の後ろに隠れた。大丈夫そうだね!この子はかなり肝据わってるし♪

 

 

エル「ちゃんとエルを守ってよね?」

 

 

ルシ「りょーかい!」

 

 

ルド「はいはい……」

 

 

再び先頭車両を目指して出発!

 




技が今回少し出ましたね?少しずつ強い術技を覚えさせてくつもりです(因みにルシィちゃんは色んなテイルズをやっている設定なので色んな術技を使います)


槍にあう術技があれば活動報告等に書き込んで頂けると嬉しいです。主はテイルズに余り詳しい訳では有りません

プレイ済み
シンフォニア
ラタトスク
ジ・アビス
リバース
エクシリア
エクシリア2
デスティニー
デスティニー2


プレイ中
ヴェスペリア


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時歪の因子破壊!

今回はちょっと短めです。


私たちはアルクノア兵を倒しながら先へと進んだ

 

 

ルシ「エルちゃんはどこから来たの?」

 

 

エル「分かんない……トリグラフ行きって荷物の中にかくれたらいつの間にかここに……」

 

 

ルシ「そうだったんだ……大変だったね」

 

 

エル「大丈夫だよ!エルはつよいからね!」

 

 

えっへん!っと、エルちゃんは胸を張る

 

 

ジュ「エルって……迷子だよね?」

 

 

ルド「多分な。危なっかしくて放っておけないよ」

 

 

エル「……構ってなんて頼んでないですよーだ」

 

 

ルド「はっ?」

 

 

エル「何でもないですー!」

 

 

ルシ「ルドガー君……」

 

 

ルド「何その目!?俺が悪いの!?」

 

 

全く……子供の気持ちくらい察しようよ

 

 

ジュ「ははは……」

 

 

私たちがそんな会話をしていると、先頭車両までたどり着いた

 

 

ルド「兄さん!」

 

 

ユリ「……ルドガー」

 

 

ルド「何が起こっているのか教えてくれ!」

 

 

ユリ「……お前が知る必要はない」

 

 

ルド「どうして!?」

 

 

ユリ「必要ないと……言っただろう!」

 

 

突然ユリウスさんが私たちを蹴り飛ばそうとした。でも……

 

 

ルシ「危ない危ない……」

 

 

私が槍でユリウスさんを受け止めた

 

 

ユリ「……誰だお前は?」

 

 

ルシ「“今の”貴方には関係ないよ」

 

 

ユリ「……ほう?」

 

 

ルド「ルシィ!」

 

 

ルシ「私は大丈夫♪ルドガー君はさっきの力使える?」

 

 

ルド「えっ?わ、分からない」

 

 

ルシ「取り敢えず私はこの人の注意を引くからその隙に……」

 

 

ルドガー君とアイコンタクトをとると、ルドガー君は頷いてくれた

 

 

ユリ「ハァ!」

 

 

ルシ「おっと!急に危ないよ!」

 

 

ユリウスさんが斬りかかってきたので、私はバックステップで避けた

 

 

ユリ「…………」

 

 

ルシ「無言?ちょっとは会話しようよ!」

 

 

大体分かってたけど……

 

 

ジュ「僕も参戦するよ!」

 

 

ルシ「ありがと!ジュード君!」

 

 

ユリ「“鳴時雨”!」

 

 

やっぱり兄弟だね?同じ技使ってきたよ

 

 

ルシ「“瞬迅槍”!」

 

 

私は素早く槍を突き刺して後ろに回った

 

 

ユリ「うぐっ!?」

 

 

ジュ「“掌底破”!」

 

 

ユリウスさんが怯んだところに透かさずジュード君が力を込めた一撃を与える

 

 

ユリ「ぐぁ!?」

 

 

貯まらずユリウスさんは膝をついた

 

 

「なっ!?こ……これは」

 

 

ノヴ「酷い……」

 

 

さっきの二人がやって来た

 

 

「こいつ……うちの社員を!?おい!早く殺せ!」

 

 

ルド「兄さんを……殺す?俺には出来ない!」

 

 

ユリ「お前は……甘いな……だから!」

 

 

ユリウスさんは自分の剣を一本投げた

 

 

「ぐっ!」

 

 

ノヴ「あっ……」

 

 

後ろの二人に刺さり、ユリウスさんは直ぐ様もう一本の剣をルドガーに突き付ける

 

 

ユリ「……来るなと言ったんだ」

 

 

ルド「くっ!うおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

ルドガー君は骸殻を発動させて、ユリウスさんに槍を突き刺した

 

 

ユリ「うっ……グハッ!」

 

 

ユリウスさんは吐血し、体内からは歯車の用な物が出てきた

 

 

ルシ「(あれが時歪の因子……)」

 

 

ジュ「駄目だ!ブレーキが壊されて……!?」

 

 

暫くすると、時歪の因子(タイムファクター)が破壊された

 

 

『うあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

 

 

そして私たちは再び違和感に呑み込まれた……




掛け合い台詞みたいなの考えようかな?気が向いたら描いてみます


それと、基本はルシィちゃん視点で進みますのでご理解ください


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掛け合い台詞

早速思い付いた掛け合い台詞を作ってみました。と言っても、ルシィ×誰かのパターンばっかですけどね?


ポーズは自分で想像していただいて構いません


ルシィ×ルドガー×エル

ルシ「まぁ、こんなもんかな?」

 

エル「ルシィすごーい!」

 

ルシ「ふふぅん!スゴいでしょ♪」

 

エル「ルドガーも頑張ってよね!」

 

ルド「あ、ああ……」

 

 

 

 

ルシィ×ジュード

ジュ「呼吸もピッタリだったね!」

 

ルシ「当たり前だよ!背中は任せたよ!」

 

ジュ「ふふ、了解!」

 

 

 

ルシィ×分史ミラ

ルシ「流石の腕だね!」

 

ミラ「当然よ!私はマクスウェルなのよ?」

 

 

 

ルシィ×分史ミラ×エル

エル「ミラって胸大きいよね?邪魔じゃないの?」

 

ミラ「な、何言ってんのよ!?そんな訳ないでしょ!?」

 

ルシ「………チッ」

 

 

 

 

ルシィ×正史ミラ

ルシ「流石の腕だね!」

 

ミラ「ルシィも素晴らしい腕だったぞ?」

 

ルシ「あはっ♪それは光栄だね!」

 

 

 

 

ルシィ×アルヴィン

ルシ「アルヴィンって銃の使い方上手いね!」

 

アル「まぁね♪」

 

ルシ「でもミスって誤射とかしないでね?」

 

アル「信用ねぇな……」

 

 

 

 

ルシィ×エリーゼ

エリ「ハイタッチですよ!ルシィ!」

 

ルシ「うん!ハイタッチー!」

 

ティポ「僕たち仲良し3人組ー!」

 

 

 

 

ルシィ×レイア

レイ「ルシィ!あれやろ!」

 

ルシ「りょーかい!」

 

『今日もホントに……お疲レイアー!』

 

レイ「うーん!やっぱこれだねー!」

 

ルシ「息ピッタリー!」

 

 

 

 

ルシィ×ローエン

ルシ「やっぱりローエンの演奏は良いねぇ♪」

 

ロー「ルシィさんも中々の物でしたよ」

 

ルシ「ローエンにそう言われると嬉しいな♪」

 

 

 

 

ルシィ×ガイアス

ガイ「いい腕だな、ルシィ」

 

ルシ「王様にそう言われると嬉しいねぇ♪」

 

ガイ「いつか手合わせを願いたいものだな」

 

ルシ「……それは勘弁願いたいかな?」

 

 

 

 

ルシィ×ミュゼ

ルシ「ミュゼってやっぱり強いね♪」

 

ミュ「ミラのお姉ちゃんだもの!当然よ♪」

 

ルシ「でもあんまり似てないよね?」

 

ミュ「ルシィったら酷いわね〜」

 

 

ルシィ×エル

エル「ルシィって何でそんなに強いの?」

 

ルシ「色々あったんだよね〜♪」

エル「なになに!?教えてー!?」

 

ルシ「内緒だよー!」

 

エル「えー!」

 

 

 

 

 

骸殻勝利時1

ルシ「ふぅ、やっぱり骸殻は強いね!」

 

 

 

骸殻勝利時2

ルシ「これが私の骸殻の力だよ!」

 

 

 

 

 

ルシィ×ルドガー(骸殻)

ルシ「2人の骸殻があれば誰にも負けないよ!」

 

ルド「ああ!俺たちで運命を切り開こう!」

 

 

 

 

闘技場(ルシィのみ)

ルシ「私たちは最強タッグだね!」

 

 

 

 

辛勝時1

ルシ「はぁ…はぁ……流石にヤバかったかもね」

 

 

辛勝時2

ルシ「これ以上は……不味いかもね……」

 

 

楽勝時1

ルシ「まだまだ行けるよ!」

 

 

 

楽勝時2

ルシ「この調子でどんどん行こう!」

 

 

 

 

ルシィ×ルドガー(双剣)

ルシ「ルドガー君の動きって速いね♪」

 

ルド「ふっ、それほどでもない!」

 

ルシ「でもいつかミスしそうだけどね?」

 

ルド「…………」

 

 

 

ルシィ×ルドガー(双銃)

ルシ「ルドガー君器用だね!」

 

ルド「ふふん!(ドヤァ」

 

ルシ「アルヴィンみたいにミスしないでね?」

 

ルド「…………」

 

 

 

ルシィ×ルドガー(ハンマー)

ルシ「ルドガー君力持ちー!」

 

ルド「男として当然だな!」

 

ルシ「じゃあ危なくなったら助けてよ?」

 

ルド「お前の方が強いだろ!?」

 



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やっぱりこうなる運命なんだね

ってわけで、当然と言うようなルドガー君の運命が始まってしまいます。これは仕方ないよね?どうしようもないもん


ルド「っ!?……ここは?」

 

 

気が付いた時には知らない一室のソファーの上で寝ていた

 

 

「いやぁ〜、物騒だねぇ〜」

 

 

ルド「……あんたは?」

 

 

すぐそばにある丸椅子には派手な赤い服をきた男がニュースを見ながら呟いていた

 

 

「君たちの命の恩人。それだけ覚えてくれればO.K」

 

ルド「…………」

 

 

命の恩人?そう言えば俺たちは列車に乗ってて……

 

 

ルド「そうだ!?ルシィたちは!?」

 

 

ルシ「ここだよ?」

 

 

ルド「うわぁ!?」

 

突然隣のソファーからヒョコッと顔を出してきた

 

 

ルド「脅かすなよ……」

 

 

ルシ「ごめんごめん、そんなつもりじゃ無かったんだけどね?」

 

 

全く……ルシィは何を考えてるかわかんないな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルドガー君を驚かしちゃった。まぁいいや、これからルドガー君の不幸その2が始まるけどここまで来たなら避けられないね

 

 

ルド「?これは……兄さんの時計?」

 

 

エル「う……ん?」

 

 

あ、エルちゃん起きた

 

 

エル「あっ!?パパの時計!それ返してよー!」

 

 

ルド「これは兄さんのだ!」

 

 

エル「ちーがーうー!パパがエルにくれたのだってばー!」

 

 

あっ、ルドガー君が時計をポッケにしまった

 

 

エル「エルの時計とったー!どろぼー!どろぼー!どろぼー!!」

 

 

「お取り込み中のところ悪いけど、2人合わせて1500万ガルドね?」

 

 

ルド「なっ!?」

 

 

相変わらず酷い額だね

 

 

「治療費だよ、君たちの命の値段」

 

 

エル「エル……そんなお金持ってない……」

 

「……稼ぐ気さえあれば、いくらでも稼ぐ手段はあるんだよ。大人だろうが子供だろうが……ね?」

 

 

そう言って、変な服を着た男……リドウさんはエルちゃんをソファーに押し付けた。端から見たらただの変態か、幼児虐待だよね?

 

 

ノヴ「すみませーん……リドウさんはこちらに……」

 

 

リド「よく来てくれたMs.ノヴァ」

 

 

ノヴァさんが扉を開けて入ってきた

 

 

ノヴ「ってルドガー!?借金の催促って貴方なの!?」

 

 

ルド「ノヴァも無事だったんだな」

 

 

ノヴ「無事って……なんのこと?」

 

 

ルド「えっ?」

 

 

まぁ、何も知らないとそうだよね?

 

 

リド「まぁそれなりに大金だ。ゆっくり考えるといい」

 

 

ルシ「どうするの?ルドガー君」

 

 

ルド「……契約するよ」

 

 

それしか選択しないよね?

 

 

リド「O.K。賢明な判断だ」

 

 

ノヴ「……では、こちらの方にサインをしていただきます」

 

 

ノヴァさんは一枚の契約書を取り出して机の上に差し出した

 

 

ルド「……わかった」

 

 

流石に借金はどうしようもできないや。ごめんね

 

 

ジュ「ごめん、電話がきて少し長引いちゃって……って何やってるの!?」

 

 

今度はジュード君が入ってきた

 

 

リド「何って……お金が支払えないって言うからちょっとローンをね?」

 

 

ジュ「ローンって……っ!?こんな大金……」

 

 

ルシ「ごめんね?私もお金に関しては何も出来ないから……」

 

 

ジュ「……他にも方法があるはずだよ。他の方法を考えようよ」

 

 

リド「なら?君が肩代わりするかい?」

 

 

ジュ「っ!?」

 

 

リド「無理だよな〜?源霊匣の開発……上手くいってないんだもんな〜?」

 

ジュ「……ね?僕も手伝うから」

 

 

リド「あ〜、身内に泣きつくって手もあるな〜?例えば……兄貴にとか?」

 

 

ルド「っ!?」

 

 

ルドガー君は少し怖い顔をすると、契約書にサインした

 

 

ジュ「ルドガー……」

 

 

ルド「……これでいいか?」

 

 

ノヴ「……契約成立です。では借金の2000万ガルドをリドウ様の口座から差し引いて……」

 

 

ルド「なっ!?」

 

 

エル「増えてる!?」

 

 

リド「おっとごめん、君たち家族の分も忘れてた」

 

ルル「ナァ〜……」

 

 

ルルちゃんも大切な家族だけど、猫ちゃん一匹で500万は流石に酷いと思う

 

 

リド「また困ったことがあったら何時でも言ってくれ、格安で相談に乗るよ?」

 

 

そう言い残すと、リドウさんはその場を去っていった……

 

 

ノヴ「……元気出そ!借金をキチンと返すことが出来るようにするのが私の仕事だから!」

 

 

ルシ「私も困ったら助けてあげるね!」

 

 

ルド「ああ……ありがとう。ノヴァ、ルシィ……」

 

 

ジュ「これからどうするかを考えようか」

 

 

結局、ルドガー君は借金の運命からは逃れられないんだね……

 




そして結局この始末……


自分がルドガーの立場だったら死ぬかなんかかも……ゲームは面白いからいいけどね?

借金が出来たからってやめた人はいないだろうね?普通に神ゲーだから最後までやるべき!やったことない人もやるべき!


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借金はやっぱり辛いよね?

よし!新たに投稿出来たぞ!

ルシ「結構時間かかったね?」


まぁ、こっちもリアルが忙しいんですよ……


ルシ「その気持ちはわかるよ……」


同情してくれて嬉しいです


ルシ「ところで、何で私の武器は槍なの?」


……何となく……かな?


ルシ「なぜ疑問系……でも私にも骸殻能力があるんだったら槍はやめた方がいいんじゃ……ルドガー君と被るし……」


……それでは本編です!


ルシ「あっ、逃げた」


ジュ「ごめん……借金、何もしてあげられなくて……」

 

 

ルド「気にしなくていいよ、自分でも何とかやっていくから」

 

 

ルシ「これからどうする?」

 

 

エル「カナンの地!カナンの地に行って、パパを助けてってお願いしないと!」

 

カナンの地……行くと皆が不幸な結果になるんだよなぁ……

 

 

ルド「さっきも言っていたけどカナンの地って何だ?」

 

 

ジュ「カナンの地ってのは古くから伝わる伝説の場所で、どんな願いも一つだけ叶えてくれるって言われてるんだ」

 

 

ルド「そんな馬鹿な。所詮お伽噺だろ?」

 

 

エル「違うもん!ぜったいあるもん!」

 

 

ジュ「あながちお伽噺とは言えないと思う。最近では本当に実在するのではないかと言われるくらいになってるからね」

 

 

なんかエルちゃんがドヤ顔してる。君がドヤる場面じゃないような気がするけど……

 

 

ルド「そうなのか?まぁ、今は取り敢えず俺の家に帰るのがいいか?」

 

 

エル「………」

 

 

ジュ「……エルはどうする?」

 

 

エル「えっ?」

 

 

ルド「俺たちと一緒に来るか?」

 

 

エル「!?……でも時計返して貰ってない……」

 

ルド「……いずれ返すよ」

 

 

エル「……わかった」

 

 

ルシ「じゃあ、先ずはお金集めだね」

 

 

ルド「えっ?」

 

 

ルシ「あれ?知らない?借金作った人はGHSで監視されてて、移動手段が制限されるんだ。借金を返していく内に解除されていくから、慌てずゆっくり返していけばいいよ♪」

 

 

ルド「……マジか」

 

 

エル「大変だね、ルドガー……」

 

 

ジュ「……僕も手伝うよ」

 

 

ではクエストを受けに行きますか♪

 

 

 

 

ルシ「ここがクエスト受注場所だよ♪」

 

 

ルド「へぇ〜、どんな依頼があるんだ?」

 

 

ルシ「ちょっと待ってね?ねぇねぇ!」

 

 

「ん?依頼を探しているのかい?」

 

 

ルシ「うん!何かいいのないかなぁ?」

 

 

「そうだなぁ……今あるのはこれだけだね」

 

 

陸ガニ納品、エラールホース、エラールチュンチュンの討伐か……

 

 

ルシ「じゃぁ全部受ける!」

 

 

「いいのかい?わかった、受理しましたので依頼をよろしくお願いします」

 

 

ルシ「了解!」

 

 

これだけ受ければ一先ずの借金は大丈夫だね?

 

 

ルシ「受けてきたよ!」

 

 

ジュ「どんな依頼だった?」

 

 

ルシ「取り敢えずはこんなもんかな?」

 

 

エル「結構あるね?」

 

 

ルシ「分かれた方が効率いいから分担しようか?」

 

 

ジュ「そうだね。僕は数の多いエラールチュンチュンをやるから、ルドガーはエラールホース、ルシィは陸ガニをお願い」

 

 

ルド「わかった」

 

 

ルシ「任せて!」

 

 

ジュ「また後でね!」

 

 

ジュード君はそう言い残すと先にフィールドに出ていった

 

 

ルド「俺も行くか。気を付けろよ?ルシィ」

 

 

ルシ「大丈夫だよ!私はこう見えて丈夫だから!」

 

 

エル「早く行くよ!ルドガー!」

 

 

ルドガー君もエルちゃんを追いかけるようにフィールドに出ていった

 

 

ルシ「私もボチボチ行こうかな?」

 

 

私が外に出ようとしたとき、気になる話題が耳に入ってきた

 

 

「聞いた?エラール街道にでっかいサソリが出たんだって……」

 

 

「マジかよ!?しばらくは渡れそうもないな……」

 

 

でっかいサソリ?まさかもう出たの?原作より早いような気がするけど……ちょっと注意した方がいいかな?




ルシ「殆ど私ばかりだね?」

主人公だから仕方がない……ルドガーは原作じゃあまり喋らないから模写するのが難しいし……


ルシ「まぁ、キャラクターの台詞とか登場場所とかもずれたりしてるしね?」


僕も完璧に覚えてる訳じゃありませんよ……描いてる途中に「あっ!?タイミング間違えた!」とかよくありますし


ルシ「あるある……ってやつかな?兎に角、これからも頑張ってね?」


任せろ!


ルシ「他の作品が失踪気味になってるけど……」


…………


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初の依頼とギガントなモンスター!?

最新話を投稿!


ルシ「結局オリジナルの技を考えたね?」


……なんかテイルズキャラの技があまり分かんないから玉に奴等の技をパクる感じでいいかなと……


ルシ「ふ〜ん……まあいいや!それにしても、やっぱり原作とは少し違うんだね?本当はこの魔物ってもう少しあとだよね?」


まぁ、ルシィちゃんが転生したせいで少し狂った感じになっちゃたんですよね


ルシ「もしかしてそれって、今適当に考えた?」


…………


ルシ「図星!?あからさまに目を逸らすな!」


ではここで私は皆様に謝らなければなりません


ルシ「ど、どうしたの?突然……」


実は最初にルシィちゃんの設定を青髪の女の子って紹介しましたよね?


ルシ「うん」


やっぱりあれ……金髪の女の子に変えといて?


ルシ「……何故に今更?」


だって二次元の金髪女の子って最高に可愛いじゃん!勿論僕は青髪の子も大好きだけどね?


ルシ「……それってたんに、主が東方のルミアとかフンが好きなだけでしょ?」


ちゃんをつけろよ!デコスケ野郎!


ルシ「……それってたんに、主ちゃんが東方のルミアとかフンが好きなだけでしょ?」


その発想はなかった……


〜エラール街道〜

ルシ「うん!陸ガニはこれで大丈夫だね!」

 

 

後は納品して報酬を貰うだけだね♪

 

 

ルシ「……って簡単にはいかないか……」

 

 

帰ろうとしたら魔物達に囲まれていた

 

 

ルシ「ありゃ……皆ご機嫌ななめ?」

 

 

魔物達は気が立っているのか、何故か不機嫌みたいだ

 

 

ルシ「原因はあれだよね?」

 

 

大分奥だけど岩の影に大きなサソリの尻尾が見える。街の人が言ってたやつだね

 

 

ルシ「気を付けなきゃとは思っていたけど、まさかすぐに出会す何てね……」

 

 

兎に角、今は周りの魔物を何とかしないといけないかな?

 

 

ルシ「悪いけどそこを退いてくれないかな?」

 

 

『シャルルルルル!!』

 

 

あ〜……無理っぽいね。仕方がないけど強引に行くしかないみたい

 

 

ルシ「悪いけど私はこう見えて不器用だからね?手加減は出来ないよ?」

 

 

『シャアアアァァァ!!』

 

 

私が武器を構えると同時に魔物が威嚇をした

 

 

ルシ「“砕破槍”!」

 

 

槍を思いっきり上に振り上げ、地面を一直線に切り裂き亀裂を作る。その衝撃で魔物は吹っ飛んだ

 

 

ルシ「“円陣槍”!」

 

 

円を描くように回転し、周りの魔物を切り裂いた

 

 

ルシ「取り敢えずは片付いたね?後はあのサソリ……チェリーズパイクだけだ!」

 

 

あのデカイサソリの名前はチェリーズパイク。鋭利な爪や尻尾で攻撃してくるけど、注意して戦えば倒せないことはない

 

 

ルシ「確かこの辺りに……」

 

 

さっきはこの辺りにいたんだけどなぁ……ってまさか!?

 

 

『キシャアアアァァ!!』

 

 

ルシ「っ!?危ない危ない……」

 

 

地面に潜って姿を隠すなんてせこい事するねぇ……お前絶対忍者だろ……

 

 

『キシャアアアァァ!!』

 

 

チェリーズパイクが尻尾で攻撃してきた

 

 

ルシ「“飛天翔駆”!」

 

 

私は斜め後ろに跳び尻尾攻撃をかわしつつ槍を構え、対象目掛けて貫いた

 

 

ルシ「くっ……今ので倒れないか……流石はギガントモンスターだね」

 

 

『キシャ…シャアァァァ!!』

 

 

でもダメージはあるみたいだね。次で決めるよ!

 

 

ルシ「“裂炎刃”!」

 

 

槍に炎を纏わせ、素早く二回切り裂いた

 

 

『キ…シャアァ…』

 

 

ルシ「ふぅ……何とか片付いたね」

 

 

チェリーズパイクの事も含めて報告しておこうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ドヴォール〜

ジュ「あっ!ルシィが帰ってきたみたいだよ!」

 

 

もう皆帰ってきてたんだ。結構あっさり終わったのかな?

 

 

ルド「遅かったな?何やってたんだ?」

 

 

ルシ「ちょっと大きなサソリを倒してただけだよ」

 

 

エル「大きなサソリ!?いいなぁ!エルも見たかったぁ!」

 

 

ジュ「大丈夫だったの?」

 

 

ルシ「うん!ちゃんと陸ガニも採ってきたよ!」

 

 

ルド「後はルシィだけだ。早く納品してこい」

 

 

ルシ「りょーかーい!」

 

 

ついでにチェリーズパイクの方も忘れずに報告しないとね

 

 

ルシ「お兄さん!依頼品を納品しにきたよ!」

 

 

「お疲れ様!これが報酬だよ!」

 

 

ルシ「ありがとう!あとエラール街道のでっかいサソリも退治しておいたよ?」

 

 

「聞いてるよ。クランスピア社の情報網は甘くないからね?」

 

 

えっ?もう伝わってたの?流石はクランスピア社と言うべきか……

 

 

「はい。これはその分の報酬だよ」

 

 

ルシ「こんなに貰えるの?」

 

 

「ギガントモンスターはかなり強力だからね?それ相応の報酬は用意させてもらうよ」

 

 

太っ腹な会社だねぇ。でもこれだけあれば武器くらいは買えるかな?

 

 

「またギガントモンスターの依頼が出たら掲示板に貼っておくから、その時はお願いね?」

 

 

ルシ「任せて!」

 

 

さてと、ルドガー君達は驚くかなぁ?

 

 

ルシ「お待たせ!」

 

 

ルド「ああ……ってなんだその金!?」

 

 

ルシ「私がサソリを倒した分のお金だよ?ギガントモンスターを倒したら報酬を貰えるんだって!」

 

 

ジュ「なるほど。じゃあその分はルシィの分だね?」

 

 

ルシ「それなんだけど……これだけあるんだから皆武器を買い換えた方がいいんじゃない?これからは敵も強くなるだろうし、準備はするに越したことはないよ?」

 

 

ジュ「えっ?いいの?」

 

 

ルシ「うん!だから皆で分けあおう!」

 

 

エル「エルにもなにか買って!」

 

 

ルシ「勿論いいよ♪」

 

 

エル「わーい!」

 

 

ルド「じゃあ、一通り買い物を済ませたらトリグラフに向かうか。取り敢えず移動制限は解除されたしみたいだし」

 

 

ルシ「オッケー!」

 

 

こうして私たちは各々買い物をしたあと、トリグラフへと向かった




ルシ「チェリーズパイクあっさりやられすぎじゃない?」


いやぁ、モンスター一体にそんなに時間はかけられないでしょ?


ルシ「それにしても、二発でしかもノーダメだよ?これでいいの?」


安心しろ!主人公補正と言うやつだ!作者である僕がいいと言えばいいのだ!


ルシ「な、なんてやつだぁ……」


感想等があれば遠慮なくどうぞ!キャラ達に対する質問とかでも出してほしいネタでも何でも構いません!大体のネタなら分かります……タブンネ


ルシ「主は学校を卒業したからまた友達がいなくなって構ってほしいみたいだよ?ここだけの話、主は高校に入るまで友達がいなかったらしいよ?」


……余計なことは言わないでください


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旅の前兆

皆さんお久しぶりです!待たせてしまって申し訳無い!


ルシ「それは良いけど、何で遅れたの?」


今年から仕事が始まってリアルが忙しくn


ルシ「嘘だよね?顔に出てるよ?」


………はい


ルシ「で?本当は?」


……エクシリア2やってました


ルシ「相変わらずだね……。それで?何をしてたの?」


ひたすらアンノウンの初代と2代目の主人公&ヒロインと闘っていました……


ルシ「ああ、あれか……結果は?」


馴れれば簡単に勝てますよ。ザ・レッドマント着けてガードしてスタンさんの攻撃で回復しつつ、ミント→ルーティ→クレス→スタンの順で倒せば比較的楽に勝てます


ルシ「何でその順なの?ミントさんは分かるけど、ルーティさんよりクレスさんを先に潰した方が良くない?」


ルーティさんはタイダルウェーブが怖いです。仲間は全員動かないように設定していますが、あの術はトラウマ級なので……


ルシ「成る程……話がそれたけどそろそろ本編に行かない?これ前書きだよ?」


そうでしたね。では本編をどうぞ!


〜トリグラフ〜

エル「ふぅ……やっとトリグラフついたー!」

 

 

ルシ「やっぱり大きい街だねぇ!」

 

 

周りを見まわしてもビルばかりが建ち並んでいる。しかも黒匣(ジン)ばかりが使われているせいで精霊達は死に、マナがなくなり自然が全くと言っていいほどない

 

 

ジュ「あの一番大きなビルがクランスピア社だね?」

 

 

ルド「ああ。俺の兄さんも働いている所だ」

 

 

クランスピア社……通称クラン社。エレンピオスでは知らない人はいないとまで言われているほど大きな会社で、入社するのは非常に困難で、試験を無事乗り越えられ認められた者だけが入ることが出来る、いわばエリートである

 

 

ルシ(その裏では何を考えてるか分かったものじゃないけどね……)

 

 

ルド「俺の家はこっちだ」

 

 

私たちはルドガーに着いていき、いくつかあるアパートの内のひとつに辿り着いた

 

 

ルド「この部屋だよ」

 

 

着いたのは“302”と書かれた部屋だった

 

 

ジュ「ここがルドガーの家?」

 

 

ルド「ああ。居候だけどな……」

 

 

エル「エルそれ知ってる!イソーローってニートのことでしょ!」

 

 

ルド「うぐっ!?」

 

 

ルシ「ダメだよエルちゃん。ホントの事言っちゃあ」

 

 

ルド「ぐはぁ!?」

 

 

ジュ「……天然……なのかな?」

 

 

暫くルドガー君は落ち込んでいたが、すぐ立ち直り家の中へと案内してくれた

 

 

エル「ここがルドガーの家か……思ったより普通だね?」

 

 

ルド「……お前は一体俺に何を求めてるんだ?」

 

 

エル「う〜ん……愛と勇気?」

 

 

ルド「なんで!?」

 

 

エル「エルが見てたヒーローもののアニメのオープニングで、愛と勇気だけが友達って言ってたから」

 

 

ルド「知らねぇよ!って言うかヒーローなのに友達が愛と勇気だけって悲しすぎだろ!?」

 

 

なんか謎の漫才やってる。これには思わずジュード君も苦笑いしてるし……

 

っていうか、アパマってこの世界でもやってるの?

 

 

ルシ「取り敢えず落ち着いた所でご飯にしない?私お腹減っちゃって……」

 

 

ルド「そ、そうだな。じゃあ、準備するからちょっと待っててくれ」

 

 

ルシ「手伝おうか?」

 

 

ルド「いや、ルシィは客だからくつろいでていいよ。俺一人で大丈夫だから」

 

 

ルシ「そう?じゃあ、お言葉に甘えさせて貰おうかな?」

 

 

ルドガー君のご飯かぁ……一度食べてみたかったんだよねぇ♪

 

 

エル「あっ!エルトマト苦手!」

 

 

そう言えば、エルちゃんってトマト嫌いだったね?私も昔は嫌いだったなぁ……今は好きだけどね♪

 

 

ルド「好き嫌いするなよ。旨いぞ?」

 

 

エル「いいですよーだ!全く、どうして大人ってトマトが好きなんだろう」

 

 

子供はトマト嫌いな子が多いんだよねぇ……

聞いた話では、トマトは昔毒があると言われてて、その時の本能が残っているから食べたくないらしい。そう考えると人間って奥が深いね?

 

 

ルド「取り敢えずスープを作るから待っててくれ」

 

 

ジュ「分かったよ。悪いけどお願いね?」

 

 

ルド「大丈夫だ、問題ない」

 

 

……それはフラグだ

 

 

だが暫くしたらスープが完成した……フラグを壊された……だと?

 

 

ルド「お待たせ!俺の特製スープの完成だ!」

 

 

エル「なんかスゴーイ!」

 

 

ルシ「これは本格的だね」

 

 

実物を見るとやっぱり凄い。高級レストランのスープ見たいな見た目だ。中は少し透けていて、真ん中には葉っぱが浮かんでいて高級感溢れている

 

 

ジュ「いただきます」

 

 

エル「ん〜♪おいし〜♪」

ジュ「ルドガー!これプロ並だよ!」

 

 

ルド「ふふぅん!」

 

 

そうだろう!と言わんばかりのドヤ顔を決めるルドガー君。確かにこれは言葉に出せないほどの味だ。舌にとろけるように流れ込み、香ばしい香りと、独特のスパイスを同時に味わうことが出来る。

……私じゃとても真似出来ないね

 

 

ビズ「邪魔するよ?ルドガー君」

 

 

私たちがルドガー君のスープを味わっていたら、ビズリーさんが入ってきた。社長なんだからノックくらいしましょうよ……

 

 

ジュ「ビズリーさん!?貴方も無事だったんですね?」

ビズ「私は……な」

 

 

ルド「?」

 

 

「トウッ!」

 

 

ルド「グアッ!」

 

 

ビズリーさんが意味深なことを言うと、上から何者かが飛んできてルドガー君を蹴り飛ばした。それにしても相変わらずの登場の仕方だね

 

 

ジュ「君は!?」

 

 

「驚いてる暇が!……っあるようだな」

 

 

ジュ「イバル……」

 

 

イバルと呼ばれた人はジュード君に押さえつけられた。流石医学者(物理)

 

 

ビズ「はっはっは!面白いな、イバル君。これから君を雑務エージェントとして雇おう」

 

イバ「……ありがとうございます」

 

 

ルシ「それで本題は何ですか?」

 

 

正直私はルドガー君の特製スープを呑みたいのだけれど……

 

 

ビズ「おっと失礼。ではヴェル君」

 

 

ヴェ「はい。先ずはこちらをご覧ください」

 

 

そう言ってヴェルさんがTVをつけた。て言うか何でタイミング良くニュースがやってるの?

 

 

 

ニュースの内容は、自然工場アスコルドに追突した列車のテロ事件に関するものだった。ルドガー君お兄さん……ユリウス・ウィル・クルスニクが全国に指名手配され、ルドガー君も重要参考人として指名手配されたと言う内容だ。なんと言う不幸体質……

 

 

エル「エルもルドガーも関係ないってば!」

 

 

ビズ「身内が偶々同じ時間、同じ車両に乗り合わせていた…………これを信じろと?」

 

 

エル「信じてよー!」

 

 

普通の人は信じるわけないんだよねー……

 

 

ルシ「…………それを伝えるためだけに来たわけでは無いんですよね?」

 

 

ビズ「勿論用件は別にある。ルドガー君にユリウスを捕まえてほしい」

 

 

ルド「なっ!?」

 

 

ジュ「ユリウスさんは生きているんですか!?」

 

 

ビズ「奴はあのくらいで死ぬたまじゃない。もし捕まえるのであれば警察どもは私たちの手で抑えよう」

 

ルシ「選択の余地無し……だね?」

 

 

ルド「くっ……分かった。兄さんを捕まえる……」

 

 

ルドガー君はユリウスさんを捕まえる道を選んだ。兄弟で争わなければならないなんて複雑だね……

 

 

ビズ「迷いがないな。良い判断だ」

 

 

ジュ「ルドガー……」

 

 

エル「またお金ないとダメかも……」

 

 

ルド「そう……だな……」

 

 

ビズ「……結果を出さずに報酬を求める。ユリウスは君をそんな風に育てたのか?」

 

 

ルド「くっ!?」

 

 

ビズリーさんはそう言い残すと、足早にこの場から去っていった

 

 

ジュ「ルドガー……本当にこれで良かったの?」

 

 

ルド「……他に方法が無いから仕方無いさ」

 

 

ジュ「……………」

 

 

ルシ「私たちも力になるから、一緒に頑張ろう♪」

 

 

ルド「ああ、ありがとう」

 

 

 

こうして私たちの本当の冒険が始まった…………




てなわけで、これから冒険が本格的に開始される訳ですが……


ルシ「どうしたの?」


いや……最初に行く施設をマクスバードか研究所のどちらにしようか迷ってて……


ルシ「ふーん……だったら読者に聞いてみたら?いるか分かんないけど」


何気に酷い!でもそうした方が良いですかね?案外どちらでも良い人が多かったり……一応活動報告に書いておきますので気が向いた方はそちらの方にご記入ください。


……返答が帰って来なければ自分で考えますが……

ルシ「主って読者に頼ってばかりだよねぇ〜?」


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ヘリオボーグ研究所

久しぶりに新話投稿です♪


「2ヶ月……か」


うぐっ……それは誠に申し訳無い……


「このまま失踪は……しないよね?」


(笑顔が怖い)しませんよ!ええ、しませんとも!


「なら良いけど……もし約束破ったら……分かってるよね♪」


……イエスマム


「それで?行くところは結局ヘリオボーグになったんだね?タイトルに捻りが無いけど……」


スミマセン……思い付きませんでした……


「でも活動報告に投稿してくれた方もいたから良かったじゃん」


そうですね!みなたかさん、厨二病さん、誠に有り難うございます!


「じゃあ本編いこうか」


はい!ではどうぞ!














あっ、因みに今回から台本形式やめました


ユリウスさんを探す旅に出ようと決意した私たちは、一時的な借金を返し終え、現在移動制限が解除された場所へと向かっている。その場所は……

 

 

「ヘリオボーグ研究所ってどんな所なんだ?」

 

 

ヘリオボーグ研究所だ。ノヴァさんは研究所かマクスバードのどっちにするか聞いてきたんだけど、ルドガー君がヘリオボーグを解放して欲しいって言ったからこっちになった。

 

 

まぁ、どちらにせよ両方行くんだけどね?

 

 

「ヘリオボーグ研究所は僕が源霊匣(オリジン)を研究するために一緒に活動させて貰ってる場所なんだ」

 

 

「因みに少し前までは軍事関連や黒匣を研究する場所だったんだよ?」

 

 

「ルシィ物知りだねー!」

 

 

「まぁね♪」

 

 

攻略本からの知識だけどね? by.主

 

 

「っと、言ってるそばから着いたよ?」

 

 

あれがヘリオボーグか……。予想よりも大きいなぁ

 

 

「ん?何か騒がしくないか?」

 

 

「本当だ。何かあったのかな?」

 

 

「取り敢えず聞いてみようよ!」

 

 

 

私たちは近くの研究員に事情を聞いてみることにした

 

 

 

「か、関係者以外は入らないで!」

 

 

「何があったの?」

 

 

「あっ!ジュード博士!実は突然アルクノア達が攻めてきて……」

 

 

「アルクノア!?」

 

 

アルクノア……全く、いつになっても懲りないね

 

 

「駄目だ。俺一人だけじゃどうしようも……!?」

 

 

「なっ!?アルヴィン!」

 

 

「っと、コイツはまた良いタイミングで……」

 

 

「どうしたの?こんなところで」

 

 

「アルクノアが暴動を起こしてるって聞いてな。そっちの奴らは仲間か?」

 

 

「ああ、俺はルドガー・ウィル・クルスニク。よろしく」

 

 

「エルはエル!そしてこの子はルル!」

 

 

「ナァ〜」

 

 

「私はルシエル・ティルス!ヨロシクね♪」

 

 

「こっちこそ」

 

 

アルヴィンは私たちの紹介に対して軽く頷く

 

 

「ルドガー、これはアルクノアのテロだ。俺、元アルクノアなんだけど……信用してくれるのか?」

 

 

「!?……信用するよ」

 

 

ルドガー君は少し驚いた顔をしたが、直ぐに信頼の眼差しを向けた

 

 

「……成る程、ジュードの友達って感じだな」

 

 

「アルヴィンはジュードの友達じゃないの?」

 

「ん?……どうかな?」

 

 

前作では色々とあれだったからね……アルヴィンは……

 

 

「ふふ、友達だよ」

 

 

ジュード君が苦笑いしながら答える

 

 

 

「なんか信用出来なそう……」

 

 

「子供の目は誤魔化せないな……」

 

 

 

「大丈夫だよ!裏切ったら私が斬るから♪」

 

 

「あっ!それなら安心だね!」

 

 

「サラッと怖いこと言うなよ!」

 

 

今のアルヴィンなら大丈夫だと思うけどね?

 

 

「と、兎に角先へ進もう……」

 

 

 

 

ルドガー君が少し引き気味で言う。私たちはそれに頷くと奥へと進んだ

 

 

「けんきゅーじょって広いんだねー!」

 

 

エルちゃんが驚いたように言う

 

 

「驚くのは良いけどエルちゃんは下がっててね?」

 

 

「うん!分かった!」

 

 

「……すっかり囲まれたみたいだな」

 

 

「そうだね。早いところ片付けよう!」

 

 

ジュード君気合い入ってるね〜。じゃあ私も少し本気出そうかな!

 

 

「我々は屈しない!リーゼ・マクシアなんかに!」

 

 

ま〜だ拘ってるんだね〜。いい加減にしないと嫌われちゃうよ〜?

 

 

 

「お前達全員生かしては帰さないぞ!」

 

 

数で攻めれば勝てると思ってるのかな?

 

 

そう考えているとアルクノア兵の一人がマシンガンの様な物を連射してきた

 

 

「遅いっ!」

 

 

 

「何っ!?」

 

 

気が付いたときにはジュード君は兵士の後ろに回り込んだ。いつ見ても集中回避はチートだね?

 

 

「“連牙弾”!」

 

 

ジュード君は前進しつつ素早い5連撃を繰り出す

 

 

「ぐはっ!」

 

 

「“烈風拳”!」

 

 

続いて自身が回転し風を巻き起こして相手とともに上昇する

 

 

「おちろ!“鳳墜拳”!」

 

 

トドメとも言わんばかりに降り下ろした拳から炎の衝撃波を放った。キレイに決まったコンボだったね〜♪

 

 

「っ!?やはりリーゼ・マクシア人は化け物だ!こうなったら!」

 

 

ジュード君には敵わないと悟ったのか、私たちに銃口を向けてきた

 

 

「エレンピオスの裏切り者たちでも始末してやる!」

 

 

「って言ってるけどどうするよ?ルドガー君、ルシィ」

 

 

「うーん……取り敢えずは抵抗するかな?」

 

 

「だな。どうせ倒さないと先に進ませてもらえなさそうだしな」

 

 

「了解した!」

 

 

アルヴィンは私たちの意見に同意し、大剣と拳銃を取り出した

 

 

「我々をナメるな!」

 

 

激昂した兵士の数人がアルヴィン目掛けて走り出した

 

 

「よっしゃ!じゃあ一気に溜め込んで〜!」

 

 

アルヴィンは力を溜める素振りを見せる

 

 

「“チェイスキャノン”!」

 

 

少し飛び上がって闇の力を纏った銃弾を3発放つ。それは兵士達にあたりいとも簡単には倒れ込んだ

 

 

「シュートってね?」

 

 

アルヴィンは拳銃を軽く回しポーズを決める。キザなポーズを決めるあたりがやっぱりアルヴィンらしい

 

 

「“一迅”!」

 

 

ルドガー君は双剣を正面に突きだし敵を一刺しする

 

 

「“紅蓮翔舞”!」

 

 

もう一人の接近してきた敵に対して、サマーソルトで蹴り上げたあと、炎を纏った双剣で斬りつけた

 

 

「“轟臥衝”!」

 

 

落下する勢いを利用して下にいる兵士に向かい、剣を回転させながら地面に剣を突き立てる

 

 

「くっ!コイツら強いぞ!」

 

 

「まだだ!まだ女が残っている!」

 

 

あっ、仲間達の戦いを冷静に分析してる場合じゃなかった……

 

 

「って、いつの間にか囲まれてるし……」

 

 

「覚悟しろよ、女!」

 

 

ムカッ

 

 

「女って何よ!私にはルシエルって名前があるんだからね!」

 

 

「構うな!やれー!」

 

 

全く、人の話を聞かない人ばかりじゃん!

 

 

「そんな人たちには!」

 

 

私は回りから無謀にも突っ込んで来た人達の頭上へと飛び上がった

 

 

「お仕置きしてあげる!」

 

 

闇の力を右手に集中させる

 

 

「貫け!“デモンズランス”!」

 

 

出来上がった禍々しい槍を真下に投合して敵を一掃した

 

 

「ヨイショっと。こんなもんかな?」

 

 

私は一息ついた事に一安心し汗を拭う

 

 

「スゴいなルシィ……あんなこと出来るなんてな」

 

 

アルヴィンが私に称賛の声をあげる

 

 

「フフン、まぁね♪」

 

 

因みに今のはリオンさんの技であってナハティガルさんの鬼畜奥義じゃないからね?

 

 

 

「それにしても相手も容赦無く撃ってくれるよなぁ。こっちにももっと飛び道具が欲しいものだが……」

 

 

 

アルヴィンが不満の声をあげていると……

 

 

スタッ

 

 

「ふっ、良いところに来てしまったようだな!」

 

 

「イバル!」

 

 

「……相変わらず神出鬼没な巫さんだな」

 

 

「あっ!あの時の変な人だ!」

 

 

エルちゃん……変な人は可哀想だよ

 

 

「ご挨拶だな。早速新兵器を持ってきてやったと言うのに!」

 

 

イバルは2丁の拳銃を懐から取り出しクロスさせポーズを決める。しかし……

 

 

「っ!?あっぶねぇ……」

 

 

……何故か誤射された。これには堪らず皆呆れた顔をする

 

 

「……見ての通り危険な武器だ。使い方には充分に注意しろ」

 

 

「あ、ああ。分かった」

 

 

ルドガー君は苦笑いをしながら双銃を受け取る

 

 

「使い方は?」

 

 

「大丈夫だよ。大体分かる」

 

 

「そうか。なら俺の目的は達成したから帰らせて貰う!」

 

 

イバルはそう言い残すと颯爽と駆け抜け消えていった

 

 

「こうゆう時は速いんだね?」

 

 

「ははは……」

 

 

私が色んな意味で感心するとジュード君は少し苦笑いをした

 

 

「兎に角銃も手に入ったし、前に進もう」

 

 

ルドガー君はそう言うと、双銃を仕舞った。皆もルドガー君の言葉に頷くと奥を目指し進んでいった

 




ふぅ……久しぶりに描くと疲れるわ……


「今回はアルヴィン登場回と戦闘回だったね?」


はい。あまり慣れない戦闘シーンで分かりにくいところもあったと思いますが、アドバイス等があれば宜しくお願いします


「次回はエリーゼの登場回かな?」


はい!遂に皆大好きエリーゼちゃんの登場です!←ロリコンです



「……次はいつ頃出すの?」


エリーゼちゃんの登場回だから早めにあげるつもりです!(キリッ


「いや、そんなキリッとした表情で言われても……」



では皆の衆!次回にまた会いましょう!


「テンション高いなぁ……」


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