BB channelのRTA配信 (居居)
しおりを挟む
BBchannel#52 「最初にして最高の後輩」最速獲得RTA
Now hacking…
Now hacking…
Now hacking…
OK! ♪Are you enjoying this♪
BB channel!!
視聴者のみなさーん、いつものように間抜け面を晒してますか?
今日もBBちゃんのWeTubeチャンネルを始めますね。
さて、今日からは最近流行のRTA実況をやっていきたいと思いますねー。
あ、画面の前の豚さんたちは分かっていると思いますがBBちゃんはゲームとかしないので実況に専念。
BBちゃんの為に頑張ってRTAを犬みたいに走るのはセンパイですよー。
今回プレイするゲームは一世を風靡したスポ根ゲーム「アイシールド21+1」で「最初にして最高の後輩」のトロフィーを目指すものとなりますね。
BBちゃんとしては汗臭い男たちの青春よりセンパイの無様な童貞っぷりをみたいので恋愛シミュレーション、例えば「やはり俺の恋愛シミュレーションは間違っている」で最カワヒロイン、いろはちゃん攻略RTAをやってもらいたかったんですよねー。
でもセンパイがどうしてもってお願いするので女神のように慈悲深いBBちゃんは妥協してあげました。
まずはこのゲームの説明ですが、センパイ!説明してください。
え?スポ根モノ?それは見れば分かってるのでもっと詳しく説明してくださいよー。
しょーがないですね。センパイは。代わりに私が説明すると、この「アイシールド21+1」は高校アメフト部で全国制覇を目指す漫画を元にしたスポーツチームを作るゲームです!
ゲームでは漫画の主人公が通っていた「泥門高校」だけじゃなくてライバル高校の「王城高校」や「神龍寺高校」はもちろん、序盤のかませである「恋ヶ浜高校」など漫画にでてきたほぼ全ての高校に入学してプレイする事が出来ます。
今回は王道ルートの泥門高校を選択してある条件を押さえた上で全国制覇することで手に入るトロフィー「最初にして最高の後輩」を最速で獲得することを目指しますね。
え?王道のルートは簡単すぎるって?私はセンパイが困難にぶつかって苦しむ姿が見たいのでそんな簡単には行かせませんよ。
それでは「はじめから」を押して計測スタート
はーい、なんか浅黒いおじさんが戦いがどうとか語るオープニングが始まりましたね。
はじめからにするとOPは飛ばせないんですよね。
高校スポーツで戦いだとか小悪魔系美少女のBBちゃんにはよく分からないですがセンパイは楽しそうに見てるのでヨシとしてあげます。
OPが終ると高校選択です。ここはさきほど言った通りに原作での主人公が通っていたそうな泥門高校です。
へーこれでデイモンって読むんですか。どろもんかと思ったらBBチャンネルにぴったしの名前ですね。
次はキャラメイク。ここが重要ですよ。RTA配信の全てがここにかかってると言っても過言ではありません。
ここで強いキャラを作れないと完走はできません。
でもキャラメイクを繰り返すのは配信的にもだれるのでセンパイの運を期待しましょう。センパイの運はすごいですよ!なぜならこんな美少女の私が後輩でいるのですから。
さてキャラメイクですが才能、経歴、願いの三つをダイスを回して決めます。
この出目の組み合わせで初期能力が決まり、スキルツリーも決定します。
ちなみに原作主人公は「小柄・パシリ・小市民」というどう見てもと主人公にはなれなさそうですねー。
でもこの組み合わせで最高のランニングバックとなって全国制覇を目指す事になるんですよ。
だから逆にぱっと見強そうなものもぽんこつになりがちという特徴や出目の数やマスクデータの多さでこのゲームが走者殺しとも言われる所以ですね。
私としてはセンパイが苦しめば満足なのでそこはメリットですね。
さーてガチャガチャ回していきますよ。ちなみに三個同時ロールです。
・「手先が器用」「一人っ子」「」 ・「演算」「将棋クラブ」「プロ」
・「大柄」「塾通い」「グローバル」 ・「俯瞰視点」「ぼっち」「くだらない社会からの解放」
・「短距離走」「人気者」「安定」 ・「耐久力」「DV」「自由」
うーん、よくわからないラインナップですね。
まあ、先駆者や攻略サイトからまとめたチャート表があるのでそれに見合った結果を待ちましょう。
ちなみに5回目にでた「短距離ランナー」はかなり良いみたいですね。
主人公とWランニングバッグは王道ペアでオススメらしく普通ならこれで終了しても良いみたいですね。
でも今回のトロフィー獲得条件的にはそれは無理なので無情のダイス続行です。
残念ですねーセンパイ、ぐぬぬっても無駄ですからどんどん回してください。
回転数が全てですよ。ガチャガチャとコントローラーを動かしてるセンパイを尻目に私は休憩です。
おっと、買ってきた林檎でも食べて待ちますか。
はいあーん、センパイ。無力の雛みたいに口を開けて私の施しを受け取ってくださいね。
このブランドのゴールデンアップルは中々美味しいですねー、センパイー早く進めましょうよ。
RTA実況ではにはがばがばプレイも人気らしいですよ?
無心で林檎を齧りながらセンパイはガチャガチャしてますから、視聴者の豚さんたちを飽きさせない為に豆知識を
この「アイシールド21+1」はどこの高校でもある条件をこなすと引き抜きされて帝黒学園編をプレイできるんですよ。
もちろん、その条件はヒ・ミ・ツ♡です。え、豆知識になってないって?BBちゃん知りませんーン。
とセンパイのクソザコラックを補う為に私が雑談で繋いでたら良いの引いたみたいですよ
「頑強」「バスケットボールのセンター」「従属」
これはチャート表にチェックしておいた中でもかなり良い奴ですね。
よくばりを言うと頑強じゃなくてウィンドスパンとかの方が腐りにくいみたいですけど、十分です。
さあ、それではゲームスタートです。結構ここで時間を使ってしまったので頑張らないと行けませんね。
泥門高校は原作をなぞってのストーリー展開なので最初のシーンは泥門高校の入学発表会場から始まりますね。
ここで主人公はアメフト部人達の毒牙にかかるわけですね。
ここでは特になにもしないでいれば主人公の次に電話番号を知られて勧誘攻撃にあうのでどんどん倍速で進めて行きます。
とやっていては「最初にして最高の後輩」のトロフィーを取る事が出来ません。
やるべき事は
① 勧誘してくる先輩達がどこから襲撃するかチェック。
② 主人公とその幼なじみが居る所をチェック。
③ 主人公以上の声でタイミングよく合格を喜ぶ。
これをする事で「最初にして最高の後輩」の条件である最初に泥門デビルバッツにはいる新入生になれます。
そう、このトロフィーが王道の原作ルートを追いながら難易度が高いと言われる所以はこのプレイヤーが最初に勧誘されることで主人公がアメフト部に入らなくなってしまう所らしいです。
ですが、センパイには光速の主人公無しで全国制覇を目指してもらう事は決定事項なので頑張ってもらいます。
ちなみにセンパイは試走で主人公が勧誘されてしまうミスを繰り返していました。(予想外の方向からヒルマコンビが来る×3、タイミングよく叫べない×4)
さて、①をチェックすると木の裏に二人かくれてる事が分かります。おデブさんがはみ出てて良く分かりますね。
そして②は分かりやすいのでその間に立ちます。これで最低でも自分より先に主人公が勧誘される事はありませんね。
あとはタイミングよく叫ぶだけ。
さあ、センパイここが正念場(序盤)ですよ。…きゃー、よくできましたねセンパイ♡無事、吉川亞蘭くんがヒルマさんたちに胴上げされてます。
とりあえずプロローグは終了したので今日はここまでー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーinsideーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小中とバスケットをしてきたがバスケットというスポーツには致命的な欠点があるのをオレは気付いた。
「バスケって試合中に全然監督が指示してくれない」
ってことにな。だからオレは高校ではバスケをやらない。
推薦やら特待生の誘いもきたがこんな欠点スポーツに高校生活を費やすなんてまっぴらごめんだ。
何か考えたり自分から動くなんてオレの柄じゃない。テキトーに生きて、誰か有能な人に使ってもらうのが一番だ。
地元の泥門高校は偏差値は低くて、定員割ってるから寝てても受かると有名な高校だから、オレのような奴にはぴったしみたいだ。
何よりたまに聞こえる幻聴もこの選択を賛同してくれる。子供の頃から聞こえる天の声に従っとけばまず失敗しない。
普通の奴ならそんなモノに従うなっていうだろうが、自分で考えるなんて大変な作業をしないですむなら全面的に従うに決まってる。
「うぉおおおおお!!!合格だぁ!!!」
だから、名前を書いたから受かってると分かっている合格発表でも言われた通り全力で叫ぶぜ。
きっとこれで全部上手く行く。さて、幻聴の言う通りにやったら帰って寝るかぁああ!?
「合格おめでとう!新入生!」
いきなり胴上げされた?自分を投げてる人を見るとどうやら在校生みたいだ。
そんなに後輩が入ってくれた事が嬉しいのか?てか、オレを上げてるこのデカい人すごいな。これでも中学時代はセンターでぶいぶい言わしていた長身のオレを投げるなんて。
「さあ、新入生クン。僕の携帯電話で親御さんに合格を伝えてはどうかね?」
「あ、ありがとうございます」
別に両親も気にしてないだろうけど、断るなんて面倒だからありがたくお借り仕様。
プルルルッガチャ「あ、かあさん。問題無く泥門受かってた。じゃ」
…あれ?手元に携帯が無いぞ?更に言うと先輩たちも居ないぞ?…まあ、いいか。帰ろ
「はい、セナ入学案内取って来たよ。」
「ありがとうまもり姉ちゃん。泥門にも優しい先輩がいっぱいいるんだね。あっちで胴上げしてる人達とか」
「胴上げ?…!セナ、あの人達には絶対に近づいちゃだめよ!」
「え、なんで?たしかにすごく大きな体格の人は少し怖いけど、もう一人の先輩とかは優しそうに見えるけど」
「違うの!あっちの大きな方の栗田くんは大丈夫なの。でも、もう一人のヒル魔くんは悪魔みたいな人で、一度目を付けられたら骨までしゃぶり尽くされちゃうの。わかった!?」
「わ、わかった。ぜ、ぜぜぜ絶対に近づかないよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーoutsideーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
配信中にセンパイと呼ばれていた少年が「アイシールド21+1」をセーブしてゲーム画面を閉じるとWeTubeでラスボス系後輩BBちゃんというキャラを演じてBBチャンネルを配信していた間桐桜もチャンネルを閉じた。
RTA配信が初の二人は、配信の時だけプレイするタイプのルールでプレイして配信することにしていた。
「アイシールド21+1」はかなりの大作で一気にクリアする事を目指す程ガチではないのだ。
「センパイ、もっとちゃっちゃとプレイできないんですかぁ?」
配信用の椅子から降りると桜はベッドに腰掛けるといそいそ別ゲーを始めるセンパイを煽りはじめる。
「高難易度プレイなんだから初期値が重要なのよ。」
人んちに勝手にパソコンやら周辺機具を持ち込んで配信している後輩を無視してセンパイはネット対戦を開始する。
「ぶー、可愛い後輩を無視して格ゲーするなんてセンパイ失格ですよ?使うキャラも変だし。」
センパイはボンテージ姿でブリッジしているキャラで敵をボコボコにしながらテキトーに返事をする。
「はいはい、桜ちゃんカワイイーカワイイー。」
「心がこもってません!これは明日は私の買い物に付き合ってもらわなければなりませんね。」
ベッドの上で転がりながら不平不満を述べるが自分勝手な後輩には慣れっこなセンパイはガンスルーでゲームをし続ける。
「センパーイ、本来ならセンパイみたいな休日ゲームするしか予定の無い人が私とデートできるなんて泣いて喜んで私に跪いてすがりつくべきなんですよ」
「えー明日は今日作ったキャラに似たステータスで練習しようと思ってたんだけど」
「シャラップセンパイ。桜ちゃんの命令は絶対です!明日は私と夏の水着を買いにいくのです。センパイのパイセンより魅力的なおニューの水着を買うのです」
イチャイチャ
RTAプレイもRTA風小説もチャート(プロット)が重要。(連載は)ないです
目次 感想へのリンク しおりを挟む